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妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、産後レスに……。彩は「なんで私のこと触らなくなったの? 私はしたいよ」と、勇気を出して、夫に切り出しますが、夫からの返答は、「……ごめん」。それから、夫婦間の会話はほとんどない状態が続いていました。ママ友の悠亜と美咲も、夫に対するわだかまりがありました。悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。それぞれが孤独感を持って生活していました。ある日、悠亜が元カレの会社のパーティーに参加すると聞いて、一緒に行くことにした彩と美咲。彩以外のふたりはパーティーを楽しんでいる様子でしたが、彩は、見知らぬ男女が楽しむ場に馴染むことができず、会場をひとりウロウロ……。「私、何してんだろ……」。そんな気持ちで帰宅しました。夫に「今日、何してたの?」と尋ねられたものの、「関係ないでしょ」と冷たい返事をしてしまった彩。夫に黙ってパーティーに出かけたため、「そのうち話さなきゃ」と思いつつ、産後レスの話し合いから夫婦の溝はますます深まり、切り出せずにいました。 後日、ランチへ出かけた彩と悠亜。そこで偶然、パーティーで話していた男性と親密そうに談笑している美咲を見かけます。驚きのあまり、開いた口がふさがらないふたりは……!? 男性との密会の真相は…!? 「ねぇ美咲さん! ごめんね、私たちこの間……その、見ちゃって……」 3人で集まった際、悠亜は率直に話を切り出しました。 「違います違います! 髪に触れていたのは、虫がついていて……」 「なーんだ、じゃあ不倫じゃなかったのか!」 心なしか残念そうな悠亜。 「実は……私、仕事復帰したくて」 お店で話していた男性とは、仕事の話をしていたそう。 「でもたしか、旦那さん反対なんじゃ……」「家にいてほしいってタイプだったよね」 美咲はもともと、バリバリ仕事をこなすキャリアウーマン。職場で出会った夫との結婚をきっかけに、夫の要望に応え、家庭に入っていたのです。 「うん、どうせ反対される。だから決まるまで何も言わないつもりです」 仕事復帰に向けた美咲の意志は固く、夫に黙って話を進めようとしていたのでした。 家事や育児に専念してほしい気持ちから、妻に専業主婦でいることを望んでいる夫。家庭によって考え方はさまざまですが、妻に仕事をしたい意志があるのならば、尊重してほしいところ。美咲が勇気を持って踏み出す一歩を応援したいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年09月15日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、やるせない気持ちでいました。 「夫との産後レス」に悩む彩ですが、ママ友の悠亜と美咲にも、夫に対するわだかまりがありました。悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。夫と話し合うこともできず、それぞれが孤独感を持って生活していました。そんな中、ついに「なんで私のこと触らなくなったの? 私はしたいよ」と、勇気を出して、夫に切り出した彩。しかし夫からは、「……ごめん」とひと言……。それから、夫婦間の会話はほとんどない状態が続いていました。ある日、悠亜から突然「今度、元カレと会う」と聞いた彩。「彼の会社のパーティーみたいなものがあって……」と話す悠亜に、「なんだか怪しい!」と感じつつも興味を持った彩は「自分も行く」と宣言しました。 一緒に参加した美咲と言い出しっぺの悠亜は、パーティーを楽しんでいる様子。しかし彩は、見知らぬ男女が楽しむ場に馴染むことができず、会場をひとりウロウロ……。「私、何してんだろ……」。そんな気持ちで帰宅しました。 夫に「今日、何してたの?」と尋ねられたものの、「関係ないでしょ」と冷たい返事をしてしまった彩。夫に黙ってパーティーに出かけたため、「そのうち話さなきゃ」と思っていましたが……。 ママ友が見知らぬ男性と…!? 悠亜と親子カフェに出かけた彩。 「美咲さん来られなくて残念だね」 そんな会話をしながら、お店へ向かう途中……。 「待って……あれ美咲さんじゃない?」 見知らぬ男性と談笑する美咲の姿がありました。 「間違いない……美咲さんだ……」 よく見ると、男性はパーティーのときに話していた人のよう。 男性は美咲さんの髪をやさしく触り、美咲さんは照れるように頬を赤らめていました。 その光景を見た彩と悠亜は、驚きのあまり、開いた口がふさがらないのでした。 ママ友と男性が密会してるとも取れるような現場を目撃してしまった彩。事情はわかりませんが、頬を赤らめ照れる美咲の様子から、不倫などよからぬことが頭をよぎります。 はたして美咲とその男性はどのような関係なのでしょうか。皆さんはもし、男性とふたりで会っているママ友を目撃したら、本人に直接聞いてみますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年09月14日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、やるせない気持ちでいました。 「夫との産後レス」に悩む彩ですが、ママ友の悠亜と美咲にも、夫に対するわだかまりがありました。悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。夫と話し合うこともできず、それぞれが孤独感を持って生活していました。そんな中、ついに「なんで私のこと触らなくなったの? 私はしたいよ」と、勇気を出して、夫に切り出した彩。しかし夫からは、「……ごめん」とひと言……。それから、夫婦間の会話はほとんどない状態が続いていました。ある日、悠亜から突然「今度、元カレと会う」と聞いた彩。「彼の会社のパーティーみたいなものがあって……」と話す悠亜に、「なんだか怪しい!」と感じつつも興味を持った彩は「自分も行く」と宣言しました。 そして「夫に説明しないと」と思いながらも、ぎくしゃくした関係から素直になれず、「用事がある」とだけ伝え、パーティーに出かけます。美咲も同じように、夫と気まずい空気の中、出てきたようでした。 しかし、きらびやかな雰囲気のパーティーを目の当たりにした3人は、「今日は楽しみましょう!」と気持ちを切り替え、張り切って参加し……。 怪しげなパーティーで… 男女がそれぞれ会話を楽しみ、活気あふれるパーティーで、ひとりその様子を眺めていた彩。 「なんか……あの2人いい感じだよね……?」 悠亜と美咲はパーティーに馴染み、楽しんでいる様子でした。 会場をひとりでウロウロとしていた彩は、参加者の女性がつけていたブローチが目に留まります。 「そういえば、こういうの好きだったなぁ〜」 子育てが始まり、気に留める余裕もなくなっていましたが、以前はアクセサリーが好きだったことを思い出す彩。 「私、何してるんだろ……」 帰宅後、夫から「今日、何してたの?」と尋ねられるも、産後レスについての話し合いにモヤモヤが続いていた彩は、「……関係ないでしょ」と冷たく接してしまいます。 そして、いつもひとりで気持ちを吐き出している浴室へ向かいました。 湯船に浸かりながら、空想の天使と会話する彩。 「夫に内緒にしておくつもり?」 パーティーへの参加を夫に黙っている彩は、天使からの問いに、「そのうち言うよ……」と力なく答えるのでした。 きらびやかなパーティー会場で、「そういえば、アクセサリー好きだったな」と物悲しい気持ちになる彩。子育て中は、自分の好きことは後回しになりがちですよね。日々、育児や家事、仕事に追われる毎日。彩のように、頭から消えていても、ふとしたときに思い出すなんてこともあるかもしれません。 皆さんは、落ち着いたら再開したいと思っている趣味や、娯楽などはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年09月13日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。育児や家事に疲れ果て、夫からは「お疲れさま」のひと言もなく、孤独を感じていた彩。気分転換に出かけた子育て支援センターで、子ども同士の月齢が近いママ・悠亜と美咲に出会います。それぞれ夫に対するわだかまりを話し合い、意気投合。しかし、本音をさらけだすことはできずにいました。彩は「夫とのセックスレス」、悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。 夫と話し合うこともできず、それぞれが孤独感を持って生活している中、彩は「なんで私のこと触らなくなったの?」と、夫に切り出しました。 「出産に立ち会って怖くなった。傷は大丈夫なのかとか考えちゃって……」と話す夫に、「もう大丈夫だよ! 私はしたいよ……」と勇気を出して伝えた彩。しかし夫からは、「……ごめん」とひと言……。溝が深まってしまったふたりは……。 夫に黙ってママ友と…!? しばらく夫と口を聞いていなかった彩。悠亜に話を聞いてもらっていると、悠亜から驚きの言葉が飛び出します。 「……実は私、今度元カレと会うんです」 「えっ!?」 驚く彩に、「もちろんふたりで会うわけじゃないですよ」と釈明する悠亜。 「彼の会社のパーティーみたいなものがあって、気分転換にいいかなって……」 彩は内心、「めちゃんこ怪しくない?」と疑っていましたが、「そのパーティー、私も行っちゃダメかな?」と口走ります。 帰宅後、いつものように空想の天使と会話する彩。 「なんであんなこと言ったのか……」 口を衝いて出てしまった言葉に、少なからず後悔しながらも、夫に話そうと声をかけました。 「あのさ……」 しかし、パーティー当日、夫に「用事がある」とだけ伝えて来た、彩の姿が。美咲は夫に正直に話したものの、すごく不機嫌にされたそう。 「でもまぁ……」 きらびやかな雰囲気のパーティー会場を見渡し、ほほ笑む3人。 「今日は楽しみましょう!」と、張り切って参加するのでした。 やましいことがなくとも、子どもを任せてパーティーに行くとなると、パートナーに言いづらい気持ちは、わかるような気がします。彩のように夫婦の関係が良好でない場合、なおさらそうなのではないでしょうか。 しかし、たまには息抜きも大切! せっかくパーティーに参加したのですから、3人には楽しんでほしいですね。皆さんは、遊びに行くことをパートナーに言いづらいと感じるときはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年09月12日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。育児や家事に疲れ果て、夫からは「お疲れさま」のひと言もなく、孤独を感じていた彩。気分転換に出かけた子育て支援センターで、子ども同士の月齢が近いママ・悠亜と美咲に出会いました。それぞれ夫に対するわだかまりを話し合い、意気投合した3人。しかし、本音をさらけだすことはできずにいました。 彩は「夫とのセックスレス」、悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。 夫と話し合うこともできず、それぞれが孤独感を持って生活している中、彩は……。 ついに、夫と話し合い…!? 夫・将生とのセックスレスに悩み、気持ちが晴れない彩。将生に「なんでずっと話さないの?」と尋ねられましたが、黙り込んでしまいます。 「言ってくれないとわからないよ」と詰め寄る将生にしびれを切らした彩は、「じゃあさ……」と切り出しました。 「なんで私のこと触らなくなったの……? 子どもが生まれてから1回も」 彩の問いかけに、動揺する将生。しばらく沈黙したあと、「出産に立ち会って怖くなった……」と話しました。 「なんか、もう傷は大丈夫なのかなとか考えちゃって……」 「もう大丈夫だよ! 私はしたいよ!」 正直な気持ちを伝えた彩は、「将生は……したくないの?」と思い切って尋ねました。 「……ごめん」 気まずそうに答えた将生に、彩は「もういい」とその場から去るのでした。 セックスレスについて話し合うことになったふたり。デリケートな話題ということもあり、彩は勇気を出して切り出したのではないでしょうか。皆さんはどんなことでも、夫婦で話し合うことが大切だと思いますか? それとも、話題によっては話し合う必要はないと考えますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月08日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。育児や家事に疲れ果て、夫からは「お疲れさま」のひと言もなく、孤独を感じていた彩。気分転換に出かけた子育て支援センターで、子ども同士の月齢が近いママ・悠亜と美咲に出会いました。3人でお茶をしていると、話が盛り上がり、それぞれの夫の話に。仕事を優先している3人の夫は、育児する妻をいたわったり、育児に参加することが少なく、夫に対する不満がたまっていました。「夫婦の関係性は、産む前に戻りたい」そんな話題になり、彩は、「子どもが生まれてから、そういうことが一切なくなった」と、心に引っかかっていた、セックレスのことを告白。 美咲も同じような状況でしたが、悠亜には上にもうひとり子どもがいることがわかりました。そして、「子どもが生まれてから、全部断ってて……」と話す美咲に、「私もそういうとき、あったよ〜」と共感する悠亜。 ふたりの会話に「そうだよね」と合わせていましたが、彩の場合、夫とのコミュニケーションを求めていたのは彩のほうでした。 「やっぱり普通はママが断るパターンだよね……」「本当のこと、言えなかったな……」 胸が締め付けられる思いで、とぼとぼと帰宅する彩。一方、悠亜と美咲は……。 悩みをひとり抱え込むママたち… 「帰りました〜」 お茶のあと、上の子の幼稚園へお迎えに行く悠亜。子どもと話しながらも、「まぁ、みんなそれぞれの悩みがあるよね……」と彩と美咲との会話を思い出していました。 「でもきっと……みんな今頃、パパも一緒に育児してるんだよね」 なかなか寝付けず、ぐずる子どもをあやしながら、思いを巡らせる悠亜。 「私……なんでこんなにひとりなんだろう」 日付も変わったころ、子どもを寝かしつけた悠亜は、ひとりうなだれていました。 一方、職場結婚した美咲は、仕事から帰った夫の話を聞いていました。楽しそうに職場での話をする夫に、「あのころは楽しかったな……」と夫と働いていたときのことを思い出します。 職場でキャリアを積んでいましたが、夫の要望に応え、結婚を機に家庭に入った彩。 「なんで私だけ……!」 美咲もやるせない気持ちで夜を過ごすのでした。 夫とのコミュニケーション不足に悩む彩ですが、悠亜と美咲にもそれぞれ悩みがありました。ワンオペに孤独を感じたり、家庭に入りキャリアがストップしてしまったことに憤ったり……。結婚や出産を機に生活が変わり、ひとり悩む女性は多いのかもしれません。 今回の場合、ひとりで解決するのは難しい問題ばかり。一番の味方であるはずのパートナーに悩みを相談し、わかり合えることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月07日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。そんな中、育児や家事に疲れ切っていた彩は、泣き続ける息子につい怒鳴ってしまいます。帰宅した将生に弱音をこぼすと、将生は彩をいたわる様子もなく、「俺も疲れたよ……」とひと言。将生の態度にモヤモヤが止まらず、逃げるようにお風呂に駆け込みます。「もう疲れた」と空想の天使に愚痴ってしまう彩。湯船に浸かり、落ち込んでいました。気分転換に子育て支援センターに行くと、子ども同士の月齢が近いママ・悠亜と美咲に出会いました。 3人でお茶をしていると、話が盛り上がり、それぞれの夫の話題に。仕事を優先している3人の夫は、育児する妻をいたわったり、育児に参加したりすることが少なく、夫に対する不満がたまっていました。 「夫婦の関係性は、産む前に戻りたい」そんな話をしていると……。 ママ友に本音を隠したワケは… 職場結婚の美咲。もともとバリバリ働いていたものの、夫の要望に答え、現在は仕事を辞め専業主婦なのだそう。 それぞれの夫との関係性について話していたとき、彩は心に引っかかっていた、セックスレスのことをこぼしました。 「変な話、子どもが生まれてから、そういうことが一切なくなって……」 「わかります! 一緒」 美咲も同じような状況でした。 「2人目なんてとてもじゃない……」と話していると、「うちは実は……上にお姉ちゃんがいます」と悠亜が告白。 その後、ふたりと別れた彩は、お茶をしている際の会話を思い出していました。 「子どもが生まれてから、全部断ってて……」「私もそういうとき、あったよ〜」 ふたりの会話に「そうだよね」と合わせていましたが、彩の場合、夫とのコミュニケーションを求めていたのは彩のほうでした。 「やっぱり普通はママが断るパターンだよね……」「本当のこと、言えなかったな……」 胸がキュッとなる彩。とぼとぼと帰宅するのでした。 夫とのコミュニケーション不足に悩んでいた彩。他のママは夫との触れ合いを拒否していたことから、「普通はそうだよね」と落ち込んでしまい、本音を話すことができませんでした。 産後、夫との性生活に悩むママは多いのではないでしょうか。一般的にはママが拒んでしまうイメージを持たれがちですが、彩のように“夫側が拒否する”という逆パターンの夫婦も多いのかもしれませんね。皆さんは、夫とのコミュニケーションについて、ママ友に本音を話せますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月06日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。そんな中、育児や家事に疲れ切っていた彩は、泣き続ける息子につい怒鳴ってしまいます。帰宅した将生に弱音をこぼすと、将生は彩をいたわる様子もなく、「俺も疲れたよ……」とひと言。将生の態度にモヤモヤが止まらず、逃げるようにお風呂に駆け込みます。「もう疲れた」と空想の天使に愚痴ってしまう彩。翌日、気分転換に子育て支援センターに行くことにしました。気分転換のはずが、支援センターでは息子を追いかけ回し、疲労困憊。彩がげっそりしていると、支援センターにいたママ・悠亜に声をかけられました。悠亜とは最寄りの駅が同じことがわかり、連絡先を交換することに。さっそく翌日、ふたりで支援センターに行くことになりました。 支援センターで絵本の読み聞かせが始まりましたが、泣き止まない子どもに困り果てているママに目を奪われるふたり。帰り際、先ほどのママが、まだ泣き続けている子どもをあやす様子を見かけ、悠亜は……。 ママ同士、共感の声に救われる 泣き止まない子どもに困り果てた様子のママに、思わず声をかけた悠亜。 「こんにちは! 今、何カ月ですか?」 そのママの子どもは9カ月。月齢が近いことがわかると安心したのか、「今日初めて参加したんですけど、ずっと泣いちゃってて……」と切り出すママ。 「全然普通ですよ! ママが大好きなんだもんね〜」 悠亜の言葉に、思わず涙ぐむママ。お茶に誘い、3人でゆっくり話すことになりました。 子どもの月齢が近いママ同士、共感できることが多く、話が盛り上がります。そして、それぞれの夫の話に。 仕事を優先し、育児をしているママに「お疲れさま」のひと言もない、激務で子どもと全然遊んでくれないなど、それぞれの状況を語り合う3人。 「子どもはかわいいけどね……」「子どもができる前といろいろ変わったなって思うよね……」「夫婦の関係性は産む前に戻りたいっていうか……」 3人とも、同じような理由で夫に対する不満がたまっているのでした。 子育て支援センターで困っているところ、「大丈夫ですよ」と声をかけられ涙ぐんだママ。「周りに迷惑をかけていたらどうしよう」「みんな楽しく遊んでるのに……」など、子どもが泣き続けていると、いろいろなことを考えてしまいますよね。そんなとき、人から気持ちに寄り添った言葉をかけられると、安堵して涙ぐんでしまう気持ちはよくわかります。 子育てをしていると、共感したり、時には愚痴を言い合ったりできる存在は貴重。今回のことをきっかけに、3人が互いに支え合えるような関係性を築いていけるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月05日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。そんな中、育児や家事に疲れ切っていた彩は、泣き続ける息子につい怒鳴ってしまいます。帰宅した将生に弱音をこぼすと、将生は彩を労る様子もなく、「俺も疲れたよ……」とひと言。将生の態度にモヤモヤが止まらず、逃げるようにお風呂に駆け込み、彩は空想の天使と会話を始めました。「もう疲れたの!」と愚痴をこぼしていると、「ワンオペの巣窟、行ってみたら?」と天使に勧められ、子育て支援センターに足を運ぶことにした彩。 しかし、支援センターでは、お友だちのおもちゃを取ってしまったり、行ってはいけないところに入ろうとしたりする息子を追いかけ回し、疲労困憊。げっそりしてしまった彩はが帰ろうとすると、支援センターにいたママ・悠亜に声をかけられました。 悠亜とは最寄りの駅が同じことがわかり、連絡先を交換した彩は……。 支援センターで困惑するママを見かけ… 初めて支援センターに行った日の夜、疲れ果てて湯船に浸かっていた彩。声をかけてくれたママ・悠亜のことを思い出していました。 すると悠亜からメッセージが入ります。 「明日、駅前の子育て支援センターに一緒に行きませんか?」 次の日、彩は悠亜と合流し、支援センターへ行くことに。 支援センターでは職員による絵本の読み聞かせが始まり、子どもたちは絵本に夢中。一方彩と悠亜は、近くに座るママに目を向けていました。 「はいはい、大丈夫だよ……大丈夫だからね……」 泣き止まない子どもを一生懸命あやすママ。 「ずっと泣いてる……!! 大変そう……!」 そんなことを考えていた彩。大変そうなママが気になりつつも、悠亜と支援センターを後にすることに。 出入り口で悠亜と話していると、先ほどのママを見つけます。 泣き続ける子どもに困り果てている様子のママ……。彩と悠亜は思わず顔を見合わせるのでした。 支援センターなど、子育てをするママが集まる施設で、子どもがぐずってしまい困り果てるママを見かけたことがある方、出先で泣き止まない子どもに手を焼いた経験がある方は、多いのではないでしょうか。 大変さがわかるからこそ、彩はそのママが気になってしょうがない様子でした。皆さんは、子どもが泣き続けて困っているママが近くにいた場合、どうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月04日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。そんな中でも子どもの世話は待ったなし。慣れない育児や家事にげっそりしていた妻は、泣きじゃくる息子が投げたおもちゃが顔に当たり、思わず怒鳴ってしまいました。 「うるさいって言ってるでしょ!!」 怒鳴り声にビクッと怯え、泣き出すわが子に、我に返った彩は「ごめんね、ママ怖かったよね」とわが子を抱きしめました。 そんなとき、仕事から帰った将生。彩が「今日、本当に大変だったの……。ごはんも全然食べないし、ずっと泣いてて……」と弱音をこぼすと、将生は、「そっか……俺も疲れたよ……」と言い、息子を抱き上げました。 将生の言葉に、モヤモヤが止まらない彩。思わずお風呂に逃げ込むと……。 わらにもすがる思いで駆け込んだ先で… 湯船に浸かりながら、ひとり落ち込んでいた彩。 「まぁたお風呂に入ってるの?」 空想の天使が彩に声をかけました。「ワンオペ風呂じゃゆっくりできないの! とにかくもう疲れたの」と愚痴をこぼすと、「じゃあさ、ワンオペママの巣窟、行ってみたら?」と提案されました。 勇気を出して、親が子どもを遊ばせるために集まる施設に出向いた彩。 しかし彩は、お友だちのおもちゃを取ってしまったり、行ってはいけないところに入ろうとしたりする息子を追いかけ回し、疲労困憊。 「めちゃくちゃ疲れた……誰とも話せなかった」 ぐったりしていると、息子がおもちゃを取ってしまったお友だちのママに、声をかけられました。 「電車で来てるんですか?」と聞かれ、最寄りの駅を答えると、同じ駅を利用していることが判明。 「連絡先交換しましょ!! 悠亜っていいます!」 悠亜の無邪気な笑顔に、彩は「かわいい……」と心の中でつぶやくのでした。 気分転換に子育て施設を訪れ、どっと疲れてしまった彩。「子どもを追いかけ回していたら、あっという間に時間が過ぎていた……」というのは、幼い子どもと外出する親にとって、“あるある”なのかもしれません。 最終的に彩は、声をかけられたママと連絡先を交換することになりました。皆さんは、子育て施設でママ友ができた経験はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月03日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め……。やっとの思いで授かったわが子。夫と共に喜びを分かち合い、人生で一番幸せな時間と感じる妊娠生活を経て、無事に子どもが生まれたものの……!? 待望のわが子との生活は… 妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間に授かったわが子に、人生で一番の幸せを感じていました。 無事、出産終え、初めての育児に追われる彩。一方の将生は、家族の未来を見据え、仕事に奔走していました。 お互い新しい環境に慣れない日々の中、コミュニケーション不足を感じていた彩。 「あんなにやさしかった夫が、私に触らなくなった」 そんな悩みはあるものの、わが子の対応に必死な毎日です。 余裕がない中で、泣きじゃくる息子が投げたおもちゃが顔に当たり、思わず怒鳴ってしまった彩。 「うるさいって言ってるでしょ!!」 怒鳴り声にビクッと怯え、泣き出すわが子に、我に返った彩は「ごめんね、ママ怖かったよね」とわが子を抱きしめました。 「あれ、どうしたの?」 仕事から帰った将生が不思議そうに、彩と子どもを眺めます。 「今日、本当に大変だったの……。ごはんも全然食べないし、ずっと泣いてて……」 すると将生は、「そっか……俺も疲れたよ……」とひと言。 将生の言葉に、モヤモヤが止まらない彩。「もういい……お風呂入ってくるから」とその場を去ります。 将生は彩が機嫌を損ねた理由がわからず、ぽかんとするのでした。 慣れない育児に疲弊し、思わず子どもに怒鳴ってしまった彩。幼い子どもを育てている親であれば、気持ちを理解できる出来事なのではないでしょうか。愛するわが子であっても、四六時中泣き声を聞いていると、ストレスがたまるのは当然です。さらに、夫婦関係がうまくいっていないなど、さまざまな要因が重なってイライラしてしまうこともありますよね。 泣き出してしまったわが子をすぐさま抱きしめた彩。皆さんはわが子への対応に後悔し、反省した経験はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月02日