4月1日の夜、都内にある焼肉店の前に1台のワンボックスカーが止まった。運転手にうながされて後部座席から出てきたのは、長澤まさみ(30)だった。実はこの日、ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の打ち上げが行われていたのだ。 長澤と東出昌大(30)と小日向文世(64)ら3人の信用詐欺師が日本中の悪徳大富豪たちと頭脳戦を繰り広げ、大金をだまし取る物語。9日に放送がスタートしたばかりだが、その痛快な内容が早くも話題になっている。 だが、打ち上げが行われていたのは放送開始より1週間以上も前だった。いったいなぜなのか。ドラマ関係者が次のように明かす。 「実はドラマスケジュールが前倒しになっていて、すでにすべての撮影が終了しているんです。クランクインは昨年11月で、3月26日にオールアップでした。だから放送開始日よりも先に打ち上げを行うという“異変”が起きたのです」 さらに、前倒しで撮影を終わらせなくてはならない理由がもう1つあった。じつはこのドラマ、すでに映画化が決定しているというのだ。 「映画の撮影はドラマ放送中の6月からで、来年の公開を予定。海外で撮影を行うことも決まっています。長澤さんにとって、主演ドラマの映画化は初めてのケース。彼女も『いまは女優として試されているときなので頑張りたいです!』と意気込んでいますね」(前出・ドラマ関係者) 長澤が月9の主演を務めるのは、じつに11年ぶり。さらに映画化も予定されていることで、プレッシャーも感じているはずだ。打ち上げでも、彼女の本音が垣間見える瞬間もあったという。 「長澤さんは打ち上げで『放送前に撮影が全部終わってホッとしています』と挨拶していました。今回の役どころは中国語や山形弁を喋ったり、変装した職業の専門用語を覚えたりする必要がありました。そのため通常の連ドラよりも、かなり大変だったのです」(ドラマスタッフ) そんな長澤を支えていたのが、ほかならぬ小日向と東出だった。ドラマの公式ツイッターでは2人の誕生日を祝う長澤の姿がアップされていた。そして2人も長澤がナーバスにならないよう、和気あいあいとした空気を作ってくれていたのだ。 「ムードメーカーはいつも小日向さん。いつも長澤さんがタジタジになるような質問をして、それを見ている東出さんが笑うという関係ができあがっていました。3人の仲の良さは、打ち上げでもそれは同じ。小日向さんが飲みすぎて、それを長澤さんが突っ込む。そんな2人を見て、東出さんが爆笑していました。結局、3人は4時間近くも喋りっぱなし。2次会のカラオケにも喜んで参加していましたよ」(前出・ドラマスタッフ) 宴の最後には、「あとは映画に向けてまた頑張ります!」と力強く宣言していたという長澤。早めの打ち上げは、映画に向けての“決起集会”でもあったようだ。
2018年04月11日女優の長澤まさみが出演するクボタの新テレビCM「壁がある。だから、行く。 イギリス・水環境」編(15秒、30秒)が、1日より全国で放送開始となった。クボタが水環境事業として取り組む「水処理」をテーマにした新CMは、とあるイギリスの劇場が舞台。食器洗いをしていた少年の頭の中に浮かんだ「僕が使った水はどこへ行くの?」という疑問をきっかけに、ストーリーテラー役の長澤の案内で、「イギリスの人々の使った水が、キレイになって海に還るまで」をひもといていくミュージカル調の劇となっている。劇中では、洗濯や掃除、トイレなどで使われた水を、風船や布といった小道具だけでなく、水そのものに扮したダンサーでも表現。物語が進むにつれて、使われた水がキレイな水となり、キレイな水が海に還ってきたことを喜ぶ人魚や、イギリスの人々の大団円でクライマックスを迎える。長澤をはじめ、登場人物たちが踊るチャーミングな振り付けにも注目。今回の振り付けは、CMやPV、コンサートなど、幅広いジャンルで活躍中の人気ユニット・振付稼業 air:manが手掛けた。
2018年03月01日女優の長澤まさみが、ビートたけしが審査委員長を務める「第27回東京スポーツ映画大賞」で主演女優賞を受賞し25日、都内ホテルで行われた授賞式に出席した。『散歩する侵略者』で受賞した長澤。たけしから「長澤さんは、はじめはアイドルっぽくなかった? 今は演技ばっかり言われて女優の演技を評価されているけど、最初のころはタレントみたいな感じだったよね」と変化を指摘されると、「そうですね。変わってきたなと思うところはある気がします」と話した。そして、「このたびは本当に素敵な賞をいただき光栄です。ありがとうございます」と感謝し、「まだまだはじめの頃と変わらないなと思う反面、やらなくちゃという思いでやってきているところがある。自信を持って私がやったんだと言えるようになる日がくるのかわかりませんけど、とにかく過去を振り返らず、前に進むことを続けていけたらなと思います」と力強く語った。「第27回東京スポーツ映画大賞」受賞者作品賞:『アウトレイジ 最終章』監督賞:北野武監督(『アウトレイジ 最終章』)主演男優賞:西田敏行、塩見三省(アウトレイジ 最終章』)主演女優賞:長澤まさみ(『散歩する侵略者』)助演男優賞:大杉漣、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、金田時男(『アウトレイジ 最終章』)助演女優賞:広瀬すず、斉藤由貴(『三度目の殺人』)新人賞:金田時男(『アウトレイジ 最終章』)外国作品賞:『ラ・ラ・ランド』「第18回ビートたけしのエンターテイメント賞」受賞者日本芸能大賞:明石家さんま、綾小路きみまろ、島田洋七日本芸能賞:ブルゾンちえみ、かまいたち、とろサーモン、ゆりやんレトリィバァ特別賞:葉加瀬太郎功労賞:小室哲哉、葛西紀明話題賞:元横綱日馬富士&貴ノ岩、豊田真由子元衆院議員、元SMAPの稲垣吾郎・香取慎吾、草なぎ剛
2018年02月26日女優の長澤まさみ、俳優の菅田将暉が15日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた第72回毎日映画コンクール表彰式に登場した。第72回毎日映画コンクールで主演女優賞を受賞した長澤まさみ同賞は毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。主演女優賞には、黒沢清監督と初タッグを組んだ『散歩する侵略者』の長澤まさみが選ばれた。同映画賞の受賞は、2016年の『海街diary』で助演女優賞以来となる長澤。この日は赤系のスーツ姿で登壇して「私に演じさせようと思った黒沢監督に感謝しております」と初タッグを組んだ黒沢清監督に感謝の言葉を述べ、「まだまだ自分自身、このような賞をいただけるような器の人間だとは到底思っていません。ですが、この賞をいただいたことでまだまだ頑張ろうと日々精進していきたいと思っています」と自身に言い聞かせた。これまで数多くのキャラクターを演じてきた長澤は、過去と比べて「昔よりは自由に演じられるようになったというか、そういうことに向き合えるようになったと思います」とコメント。また、授賞式の前には大林宣彦監督と久しぶりに会ったといい、「『自分自身どういう人柄なのか、芝居に映し出されるものだよ』というお言葉をいただきました。そういうものが少しずつ出てきたかなとは思いますが、まだまだだと思っています」と大林監督から刺激を受けた様子だった。主演男優賞は、『あゝ、荒野』の菅田将暉が受賞。「まさかこんな賞をいただくなんて想定外でした。見てくださった皆さん、本当にありがとうございます」と観客に感謝し、「年間何百本と公開され、ベテランの役者さんが出ている中、選んでいただいて身に余る光栄ですごくうれしいです」と喜んだ。『あゝ、荒野』の岸善幸監督との関係にも触れて、「岸監督とは、この映画の前の映画(『二重生活』)で出会い、その時は2~3日の撮影だったんですが、『この人だ!』と感じるものがあったんです。それを雑誌のインタビューで『ロミオとジュリエットのようで、岸さんはジュリエットです」と言ったら、岸さんも気に入ってくれたのか、メールをくれる度に『ジュリエットより』と。それが若干気持ち悪いので、やめていただきたいんですけど」と話して会場の笑いを誘っていた。■受賞一覧<作品部門>日本映画大賞:『花筐/HANAGATAMI』大林宣彦監督日本映画優秀賞:『あゝ、荒野』岸善幸監督外国映画ベストワン賞:『わたしは、ダニエル・ブレイク』ケン・ローチ監督<監督賞・脚本賞>監督賞:富田克也『バンコクナイツ』脚本賞:石井裕也『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』<俳優部門>男優主演賞:菅田将暉『あゝ、荒野』女優主演賞:長澤まさみ『散歩する侵略者』男優助演賞:役所広司『三度目の殺人』女優助演賞:田中麗奈『幼な子われらに生まれ』スポニチグランプリ新人賞:高杉真宙『散歩する侵略者』スポニチグランプリ新人賞:伊東蒼『島々清しゃ』田中絹代賞:水野久美<スタッフ部門>撮影賞:鎌苅洋一『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』美術賞:竹内公一『花筐/HANAGATAMI』音楽賞:Soi48(宇都木景一、高木紳介)・Young-Gほか『バンコクナイツ』録音賞:加藤大和、高須賀健吾『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』<ドキュメンタリー部門>ドキュメンタリー映画賞:『三里塚のイカロス』代島治彦監督<アニメーション部門>アニメーション映画賞:『こんぷれっくす×コンプレックス』ふくだみゆき監督大藤信郎賞:『夜明け告げるルーのうた』湯浅政明監督<TSUTAYA×Filmarks映画ファン賞>日本映画部門:『忍びの国』中村義洋監督外国映画部門:『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督<特別賞>佐藤忠男(映画評論家)
2018年02月16日女優・長澤まさみが、『映画ドラえもん』シリーズ第38作目となる最新作『映画ドラえもんのび太の宝島』にゲスト声優として参加することが決定。また、ドラえもん&のび太と一緒に写る写真があわせて到着した。今回長澤さんが声を担当するのは、大泉洋が声をあてる、のび太たちと対峙する海賊船の船長キャプテン・シルバーの妻で、2人の子どもを持つお母さんでもあるフィオナ。病弱ながらも、優しくたくましい彼女は、物語の鍵を握る大切な役どころだ。女優として数々の作品に出演しているのはもちろん、『コクリコ坂から』『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』『君の名は。』『SING/シング』など、声優としても評価が高い長澤さん。「子どもの頃からドラえもんが大好きで、祖母に買ってもらったひみつ道具の図鑑を毎日のように読み、まるで自分がドラえもんになったかのような気持ちで持ち歩いていました!」と「ドラえもん」が大好きだと語る長澤さん。「ずっと慣れ親しんできたドラえもんの世界に、まさか自分が参加できるとは思ってもいなかったので、本当に光栄です」と今回の出演を喜ぶ。今作については、「子どもが楽しめるのはもちろん、大人が観てもはっと気づかされるような物語で、楽しくも考えさせられる、いままでにない新しい映画ドラえもんになっている様に思います。世代を問わず楽しんでもらえたら嬉しいです!」とアピール。また演じたフィオナという役については、「科学者としてばりばり働きながらも優しく家族を包み込む、たくましいお母さん」と説明し、「フィオナを通して、『親が子を育て、子が親を育てる』ということが他人事では無いと感じられるような作品になっています。ドラえもんの魅力は、とにかくいつでも1番の味方でいてくれるところ。のび太くんは、放っておけないところが好きです(笑)」とコメントしている。『映画ドラえもんのび太の宝島』は3月3日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月13日映画『嘘を愛する女』(1月20日公開)の「新成人も集まれ! 嘘を愛する女性限定試写会」が14日に都内で行われ、長澤まさみ、高橋一生が登場した。同作は2015年に開催された『TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM2015』で、初代グランプリを勝ち取った中江和仁のオリジナル脚本による映画。業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(長澤)は、くも膜下出血で倒れた同棲中の恋人・小出桔平(高橋)の経歴が全て嘘だったことを知り、私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)を頼り正体を探っていく。高橋の印象を聞かれた長澤は「やっぱりすごいなあと。役作りをする上で、細部までこだわりがある」と明かす。「つけていた眼鏡から、ある匂いがして。近いシーンが多かったので、聞いたら『実は、眼鏡をちょっと古めかしくするために、コーヒーで色付けしてもらった』って」と振り返る。高橋は作中でつけていた眼鏡について「もともと金色で、キラキラしちゃってるんですよ。実はサングラスだったので、経年変化した感じを出したくて」と説明。「『もうちょっと鈍くしたいんですよね』と言ったら、美術さんがコーヒーを使ってくださった」と事情を語った。一方、高橋は長澤について「改めて、芯が強い女性だなと思いました。外側のパッケージングもしっかりした方なんですけど、行動や現場の居住まいで、改めて感じました」と称賛。長澤も照れたように笑顔を浮かべていた。
2018年01月14日女優の長澤まさみ(30)が来年4月期のフジテレビ系月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」で11年ぶり2度目の月9主演をつとめることになった。 同ドラマは「リーガルハイ」シリーズなどを手がけた脚本家の古沢良太氏(44)が手がけ、東出昌大(29)や小日向文世(63)らと共演。長澤は仲間とともに、欲にまみれた人間から大金をだましとる姿を描いた痛快コメディーだという。 「長澤の役どころは、ハニートラップを使いたがるが仲間に制止される天才&天然の詐欺師・ダー子。さまざまな業界に潜り込みコスプレも披露するというから、男性視聴者が期待するお色気シーンもありそうです」(フジテレビ関係者) 長澤の月9主演の前作は、山下智久(33)とW主演した「プロポーズ大作戦」。07年4月クールに放送され、全11話の平均視聴率は17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するヒット作となっていたが……。 「当時まだ月9は好調でしたが、今クールの篠原涼子主演の『民衆の敵』は5%台を記録するなど低迷しています。来年1月クールの芳根京子主演の『海月姫』からバトンを受けるのが長澤さんとあって、局内でも『救世主だ!』と大きな期待がかかっています。彼女自身も気合は十分で、スキャンダルで騒ぎになるのを恐れて『ドラマが終わるまでは“恋愛封印”!』と早くも宣言しているそうです」(映画業界関係者) 長澤は低迷する月9を救うことができるのだろうか?
2017年12月18日女優の長澤まさみ、中条あやみ、俳優の坂口健太郎、映画監督の河瀬直美が12日、都内で行われた「エル シネマ大賞2017」授賞式に出席した。「エル シネマ大賞2017」授賞式でベストアクトレス賞を受賞した長澤まさみファッション誌『ELLE(エル)』(ハースト婦人画報社)が、独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「エル シネマ大賞」。3回目を迎える今年は、グランプリのエル シネマ大賞に今年9月に公開されたアメリカ映画『ドリーム』が選ばれ、各部門賞にはエル ベストアクトレス賞に長澤まさみ、エル・ガール ライジングアクトレス賞に中条あやみ、エル メン賞に坂口健太郎、エル ベストディレクター賞に河瀬直美監督が受賞した。今年の日本映画界で輝かしい活躍をしたエル ベストアクトレス賞には、長澤まさみが選ばれた。黒沢清監督と初タッグを組んだ『散歩する侵略者』の話題に触れて「黒沢監督とはいつかお仕事が出来ればと思っていたんですが、まさかそんな日が来るとは思いませんでした。とても充実した撮影でしたね」と話し、同賞受賞に「本当にありがとうございます。自分が何をやっているのか分からなくなるというか、この仕事は孤独な作業だと思いますので、こうやって賞をいただけることは本当にうれしいことですし、賞をいただくことは良いことなんだなと思いました」と喜んだ。また、今年1年を「公開した作品や撮影した作品がいくつもあって、今年は映画漬けの1年だと思います」と振り返り、来る2018年は「視聴者の方が目にした時に『この人面白いな』とか『楽しい』と思ってもらえる作品を作ることができるように努力したいという思いが強いです。人の目に留まるようなことができれば自分らしいかなと思いますね」と抱負を語った。今年から新設された新人女優に贈るエル・ガール ライジングアクトレス賞には、中条あやみが受賞。今年は話題作『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』に出演したほか、『覆面系ノイズ』で主演も果たした。「今年は20歳になって、前に進んできたなと思いつつ、自分の力ではどうにも出来ないこともあり、色んな人の力をお借りして前に進ませてもらいました。沢山の方に支えられてここまで来れたので、これから恩返しができるように頑張りたいです」と感謝の言葉。来年の目標としては「暴れたいです(笑)」と力強く宣言するも、改めて「ちょっとずつ名前を覚えてもらえるような女優さんになりたいですね」と言葉を選び直す場面も。とはいえ、長澤から「どんどん今しか出来ないことを頑張って来年は暴れて欲しいですね」とエールを送られると、中条は「暴れます(笑)」と返答していた。
2017年12月13日俳優の山田孝之と長澤まさみが、映画『50回目のファーストキス』(2018年6月1日公開)に出演することが7日、わかった。同作はハワイのオアフ島を舞台に、ツアーガイドのバイトをしているプレイボーイの大輔(山田)は、事故の後遺症で新しい記憶が一晩でリセットされてしまう女性・瑠依(長澤)に恋をする。大輔は、毎日初対面の瑠依をあの手この手で口説き落とし、毎日ファーストキスを繰り返すことになる。『勇者ヨシヒコの冒険』『銀魂』の福田雄一監督が初めて王道ラブストーリーのメガホンを取る。原案は、熱狂的なファンをもつハリウッド映画『50回目のファースト・キス』(2004年)。オリジナル映画の舞台でもあるハワイでオールロケを敢行した。福田監督は「気心知れた山田くんと長澤まさみちゃんはまさにイメージ通りのキャストでした。ハワイでの撮影は丸々1カ月でしたが、あっという間でした」と撮影を振り返る。初のラブストーリーに挑戦することになった福田監督が、「あのザッカー兄弟のジェリーが『ゴースト』をやっているように、ギャグコメディばかりやってきたこのチームでラブストーリーやってるだけで新鮮で楽しくて仕方ないんです」と語る。「笑えますし、しっかりとラブストーリーとして仕上げました。幅広い世代のお客様に楽しんで頂けると思います。ちなみに僕、初めて撮影中、モニター観ながら泣きましたし、編集してまた泣きました」と明かした。○山田孝之コメント脚本を読む度に、こんなに笑って、こんなに泣いたのは初めてではないだろうか。ラブストーリーとして素晴らしく感動的で、コメディとして素晴らしく面白い。その素晴らしい脚本をキャスト、スタッフが心の底から愛していて、きっとその全てを映像に収めることができた。完成作を見たときも涙が止まらないことが想像できる。そして劇場を後にする際、我々は思うだろう。「福田雄一に泣かされたことが少し納得いかない」と。○長澤まさみ瑠依は、家族を大切にし、人に対しても優しく接する事ができる絵に描いたような大和撫子のような人ですが、一方でたくましさも持ち合わせるユーモアのある人です。福田監督には『銀魂』でお世話になりましたが、真面目にコメディがやれたら楽しそうだなと思っていたので、願ったり叶ったりでした。山田さんとは10年前に映画でご一緒させていただいてから共演する機会がほぼなかったので、再共演できる事がとても嬉しい気持ちでいっぱいでした。なんだか毎日良い作品ができるのではないかという気配を感じて、キャスト・スタッフ一丸となって撮影できたような気がしています。絶対に面白くなるであろう作品に出会えた事が嬉しく、撮影が終わって早くたくさんの人に見て欲しいという思いが募る一方です。(C)2018『50回目のファーストキス』製作委員会
2017年11月07日長澤まさみが出演する映画『散歩する侵略者』(公開中)の場面写真が14日、公開された。同作は劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台を映画化。長澤は、数日間行方不明になっていた夫が侵略者にのっとられて帰ってくるという事態に巻き込まれる主人公・加瀬鳴海を演じ、侵略者に乗っとられる夫を松田龍平、ジャーナリスト・桜井を長谷川博己が演じる。今回公開された場面写真は、長澤演じる鳴海が、侵略者に乗っ取られて帰って来た夫・真治に戸惑いながらも愛情深く接する、ツンデレっぷりがかわいいシーンを切り取ったもの。会社も辞め「地球を侵略しに来た」と語る真治は、人間の歩き方を忘れて棒立ちになるなど理解不能な言動をとり、鳴海を惑わせる。鳴海は真治を叩いて怒るなど感情をあらわにするシーンが多く、長澤も「撮影現場では常に怒っていて、へとへとになった」と明かす。しかし、物語が進むにつれ、鳴海は以前より穏やかで優しくなった真治に対し、段々と心を開いていき、草むらで転んだ真治を優しく介抱する場面では、深い愛情を見せた。
2017年09月14日「この間『キャバレー』をやったときに、松尾(スズキ)さんに『まさみちゃんは負けず嫌いだよね~、すごいよね~!』と言われて(笑)、『自分って負けず嫌いなんだ…』って初めて気づきました」と屈託のない笑顔で語るのは、長澤まさみ。いま、オファーが絶えない女優のひとりだ。彼女は自分のキャリアについて、「(演技は)絶対褒めるよりもダメな割合のほうが多い。根性だけでやってこられたのかな、と思うんです」と分析する。熱心に語る顔つきは、人気女優のそれというよりも、駆け出しの若手俳優が見せるような貪欲ささえたたえており、決して平たんな道のりであったはずがなく、実力でキャリアを積んできたことを伺わせてくれた。デビューは、数多くのスターを輩出した「東宝シンデレラ」オーディション、第5回のグランプリ。あどけなさと透明感が印象的な少女は、芸能界という荒波にもまれながら、みるみる美しく磨かれ、大人の女性へと変貌を果たしていった。長澤さんは、当時をこうふり返る。「大きい会社に入ったら安定しているというか、ひがまれるというか、ある意味すごくバカにされていると感じていたんです。自分が『ただ得をしている人間だ』と甘んじていたら、負けだと思っていました」。反骨精神がなせる業か、元々の才能は、じき開花した。社会現象となった行定勲監督の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』への出演では日本アカデミー賞助演女優賞を受賞し、ドラマに出れば軒並み高視聴率を更新するという、絶対的な主演女優へと進化していったのだ。「青春作品といえば、長澤まさみ」という時代を経て、20代中盤からは『モテキ』、『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』、『海街diary』、『銀魂』とジャンルも役柄もバラバラな作品で、生き生きとした姿を見せた。「監督に求められるとうれしいんです」と長澤さんが話す通り、フィルモグラフィーの幅の広さを見れば、女優としていかに充実し、挑戦を恐れていないかがよくわかる。「女優の仕事は、よくも悪くも自分と向き合うことなんです。昔は、自分に足りないものがわかっていても、受け入れたくても、見栄やプライドがあったからできなかった様に感じます。けれど、年齢を少しずつ重ねて大人になると、ダメなところや不得意な部分と向き合えるようになったと思います。向き合うことで、お芝居の成長があると気づいたんです。求められる人になれるかどうかは自分の頑張り次第だし、この世界はすごくはっきりしているじゃないですか?面白くなければ使われない。だから、努力し続けなければいけない。甘い世界ではないと思います。自分に高を括って待つ人間になっていたら、見えるものはないので」。与えられていた仕事のみを、甘んじて受け入れてきたわけではない。だからこそ、長澤さんの新作情報が解禁になれば、「今度はどんな表情が見られるのだろう?どんな役をやってくれるのだろう?」と、観客も自然と彼女のペースに乗せられてくる。そんな長澤さんが主演を務める最新作こそが、『散歩する侵略者』である。監督は“キヨシスト”と呼ばれる世界中に熱烈なファンを持つ黒沢清。最強の初タッグだ。脚本を読んで、出演を熱望したという長澤さんは、「黒沢監督の作品なんて…出演したい俳優は山ほどいると思います。私はもともと現実味のあるフィクションが好きなので、『散歩する侵略者』は、すごく好きなタイプの作風でした。人間の概念を奪って、知恵をつけて、侵略者が成長していく過程がすごく斬新で、のめり込んで台本を読みました」と、魅せられていた。『散歩する侵略者』は、人間を乗っ取った侵略者たちが、家族・仕事・所有・自分などの大切な概念を奪い、徐々に地球を侵略していくという物語。長澤さん演じる加瀬鳴海は、侵略者に乗っ取られた夫・真治(松田龍平)の異変に戸惑いながらも、イラつき、冷たく当たる。なぜなら、真治は鳴海に浮気の疑いをかけられて夫婦仲は最悪だったからだ。いきなり穏やかになった真治に最初は疑心を抱いていた鳴海だったが、接するうちに、優しさに心をときほぐされていき、また夫婦として歩み出そうと決意する。「台本をもらったときに、松田さんがやると聞いて、『ぴったりだなあ』と思っていました。松田さんって、何を考えているか、わからない雰囲気を持っていますよね。お芝居以上のものを持っている人じゃないと、深みが出せないと思うんです。それに、真治って、ドンくさくてかわいいんですよ(笑)。それがコメディっぽくて笑えるから、これまでの黒沢作品のイメージにないものになっています。不思議な作品ですよね」。確かに、黒沢作品特有のダークなルックが根底にありながらも、クスリと笑ってしまうようなコメディシーン、侵略者の概念にまつわるSF調の場面、激しいアクションと、およそ観たことのない世界観が広がる。さらに加えて、本作でのもうひとつの大きなテーマは「愛」だ。物語の終盤、鳴海と真治がホテルのベッドに横たわり、しっとりと言葉を交わすシーンがある。作品の肝とも言える大事な場面は、長澤さんが台本を読んだときから「すごく楽しみでした」としていた心に残るシーンだ。「この作品は大きな愛がメッセージだと思っています。台本を読んでいても涙が止まらなかった。グッとくるところだったし、皆がそのシーンをすごく大切にしていました」。劇中では、登場人物たちが侵略者たちに様々な概念を奪われていく。鑑賞していると、やはり我々も普段から概念に縛られているのだろうか…という気持ちに捉われてもくる。長澤さんは、言う。「私、サービス精神だけは旺盛なんです。『面白い』と思ってもらえるものを作る立場にいたいし、人を楽しませる時間を作りたい。いい意味で、女優は形を変えられる武器があるので、イメージなんて関係ないわけじゃないですか。それこそ『概念』なだけだと思うんです。ルールが多い世の中は生きづらいかもしれないけれど、忠実になる必要もないのかな?周りを変えようというより、自分が変わる考えのほうが楽しいって思うんですよね」。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年09月13日女優の長澤まさみが、18日より公開されたUNDER ARMOUR(アンダーアーマー)の新PVで、美ボディあらわなセクシーな姿でキレキレダンスを披露している。この動画は、銭湯でくつろいでいる長澤が突然キレキレの不思議なダンスを踊り始め、湯船に飛び込み、さらに踊り続けるという内容。長澤が銭湯の椅子に座り、扇風機の前で寛いでいる様子からスタートし、立ち上がって激しく踊り出すと、そのまま銭湯の番台らしきところに立ち、なおも踊り続ける。脱衣所では、ロッカーの上を四つん這いで移動。その後、すりガラス越しに、セクシーな仕草で着替えを始め、着替え後、そのまま踊りながら浴室へ移動する。キレキレの不思議なダンスを浴室でも踊り続け、ついに浴槽へダイブ。水中へ移動したカメラは、長澤が息を止めながら踊る姿を映し続ける。そして、浴室から飛び出ると、鬼気迫った表情に。最後は、シャワーを両手に大量の水を浴びながら動き続ける爽快な映像となり、「I WILL.」の言葉で終了する。今回、新PV撮影時のメイキング動画も公開され、振り付けを入念に確認する長澤の姿など、撮影の裏側も楽しめる。
2017年07月18日劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台を、長澤まさみ、松田龍平ら豪華キャストで映画化する『散歩する侵略者』。この度、本作のティザービジュアルが解禁された。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発していた。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は、取材中に一人ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」――。真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは――?本作は、『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞、国内外で常に注目を集める黒沢清監督が、サスペンス、アクション、そしてラブストーリーと、ひとつのジャンルには収まらない、新たなエンターテインメントに挑戦。本作で初共演にして夫婦役を演じる長澤さんと松田さんをはじめ、キャストにはジャーナリスト・桜井役の長谷川博己、謎の若者・天野役の高杉真宙らが出演する。このほど到着したティザービジュアルでは、「絶望がやってきた。愛する人の姿で」というコピーと共に、主人公・加瀬鳴海演じる長澤さんがうっすらと涙を浮かべ、「侵略者」に乗っ取られた夫・真治(松田龍平)は意味ありげに指を差し出し、ジャーナリスト・桜井(長谷川博己)は「何か」を見つめる意味深な一枚に。さらに、第2・第3の「侵略者」である天野(高杉真宙)と立花あきら(恒松祐里)の姿も写し出され、メインキャラクター5人が集結。また、裏面では散歩する鳴海と真治の背後で爆発が起こる衝撃的なビジュアル。「人類は知らない。滅亡はそこまで来ている。」というコピーと共に、真っ青な青空と対比するかのように、静かに進む「侵略」。穏やかな日常が“異変”に巻き込まれていく様子が描かれている。長澤さんは、「作品の中で描かれているようなことが、現実の世界でも起こっているかもしれないというドキドキを、ぜひ楽しんで頂けたら嬉しい」と見どころを語り、松田さんは「侵略者がやってくる、というシンプルでわかりやすい話なのに、いろんな視点で楽しむことができるのがこの作品の魅力」とアピール。また長谷川さんも、「一言では言えないジャンル、すごい映画になると思います」とコメントを寄せている。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月24日現在、世界中で大ヒット中のミュージック・エンターテインメント『SING/シング』。このほど、コアラの劇場支配人役を務める内村光良のもとに結集した、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)ら豪華吹き替えキャストの歌声が響き渡る吹き替え版特別予告が解禁となった。舞台は、動物だけが暮らす、どこか人間世界と似た世界――。取り壊し寸前の劇場支配人バスター・ムーンは、名劇場と呼ばれたころの栄光を取り戻すため、世界最高の歌を求めて一世一代のオーディションを開催することに。第74回ゴールデン・グローブ賞にてアニメーション作品賞、主題歌賞の2部門にノミネートされ、マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ジェニファー・ハドソンといった豪華スターが夢の共演を果たす本作。現在、世界興行収入567億2087万8049円(5億195万4673ドル、2月14日現在BOXOFFICEMOJO調べ※1ドル113円換算)を記録する大ヒットとなっている。今回、日本のみ特別に制作された吹替え版から待望の特別予告映像が解禁。内村さんが吹き替えを務めるコアラの主人公バスター・ムーンが主催した歌のオーディションに、街中の動物たちが集結する。ブタのグンターに扮した斎藤さんのビブラートが効いたレディー・ガガの「バッド・ロマンス」や、ヤマアラシのアッシュに扮した長澤さんの情熱のシャウト、ゴリラのジョニーに扮した大橋さんはサム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー」をしっとりと歌い上げている。また、ラッパー界からの参戦となるMC☆ニガリa.k.a赤い稲妻がウシのリチャードに扮し、見事なラップを刻む「クレイジー・タウン」の「バタフライ」など、超豪華キャストの歌声が次々に披露されていく。さらに、映像ではデヴィッド・ゲッタ feat. アッシャーの「ウィズアウト・ユー」に乗せ、バスターが語る「人生を変える絶好のチャンスだ!」「どん底に落ちるのも悪くない!もう行き先は一つしかない!上に、上がるだけ!!」という力強い言葉に背中を押された動物たちが奮闘する姿が続いていく。映画界・音楽界・お笑い界など、各界のスペシャリストたちが“人生を変える最高のステージ”をめざし、全身全霊で吹き込んだ渾身の歌声は、「もっと聞いていたい」と思わせるアツい情熱を感じさせるものとなっている。『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年03月01日アニメーション映画『SING/シング』(3月17日公開)で、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良と女優の長澤まさみがカーリー・レイ・ジェプセンの大ヒット曲「コール・ミー・メイビー」を歌う本編映像が24日、公開された。ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・エンターテイメントが贈る本作は、ハリウッドスターが豪華共演を果たし歌声を披露することで注目を集めているミュージック・エンターテイメント。大切な劇場を立て直すために主人公のバスター・ムーン(コアラ)が"歌のオーディション"の開催を決意し、たくさんの動物たちが人生を変えるチャンスをつかむために集結する。現在全世界で続々と公開され、世界各国で初登場1位を獲得するなど大ヒットしている本作だが、全編吹替え版の制作が許されたのは日本のみ。その日本語吹替版では、内村光良(コアラのバスター・ムーン役)をはじめ、長澤まさみ(ヤマアラシのアッシュ役)、スキマスイッチ大橋卓弥(ゴリラのジョニー役)、トレンディエンジェル斎藤司(ブタのグンター役)、MISIA(ゾウのミーナ役)、大地真央(ヒツジのナナ・ヌードルマン役)らが声優を務める。このたび、主人公バスター・ムーンを演じる内村とパンクロック少女のアッシュを演じる長澤が、カーリー・レイ・ジェプセンの大ヒット曲「コール・ミー・メイビー」を歌う本編映像が公開。バスターが開催した歌のオーディションに合格したアッシュが、「コール・ミー・メイビー」に乗せて歌って踊ることを提案され、「こんな歌、歌う気はないから」と断るも、バスターに「君ならできるって!」と言われて嫌々ながらも歌って踊ってみせるというシーンで、その完成度の高さにバスターは「素晴らしいよ! 君は天才だ!」と興奮する。映像内で見事な歌声を披露している2人だが、内村は本シーンでのアフレコにあたり苦労したようで「女子の歌ですよ…本当に難しかったです。全国で流れると思うと、とっても恥ずかしいですが、なんとか編集の技術で補っていただきました(笑)」と振り返り、一方の長澤は、シャウトするシーンもあるロックシンガーを演じるにあたり「普段の自分よりは男らしく言葉を発することを意識しました。あまりシャウトするような歌を普段歌わないので、挑戦だったのですが、思いっきり演じてなんとか形になったかなと思います」と役作りについて明かした。また、内村は本作について「原石が光り輝く時、夢にむかって立ち上がる姿に共感し、ひとつになっていく素晴らしさを体感できる、胸が熱くなる映画です」とアピール。長澤も「たくさんの愛らしいキャラクターがとにかく一生懸命前に突き進んでいく姿を楽しんでもらえる作品になっていると思います」と太鼓判を押している。(C)Universal Studios.
2017年02月24日女優・長澤まさみと俳優・高橋一生の出演するdTVの新CM「ふたりをつなぐ物語」編が、15日より放送される。CMでは、宇宙飛行士として宇宙ステーションに滞在する妻の長澤と、東京の街で働きながら妻の帰りを待つ夫の高橋が、チャットで会話をしながら同じ作品をdTVで観ることによって心を通わせる。長澤は宇宙ステーションのセットの中で、ワイヤー撮影に挑んだ。長澤は、「体をつられて無重力空間にいるという設定はとても大変でした。無重力に見えるように、体の動きを作らなければならなかったので、中々ハードな撮影でした」と苦笑。「ただ、衣装やセットも含めて、世界観が非常に作り込まれていたので、すんなり状況を受け入れて入り込むことができたかなと思います」と撮影を振り返った。8時間を超える撮影が終わると、「無事、地球に戻ってこれました」という一言で周囲を和ませた。一方、”地球で待つ夫”役の高橋は、長澤の3日前に極寒の中で早朝から交差点で撮影。さらに自宅の寝室、屋上、リビングと次々と場所を移して撮影を行った。長澤とは別々の撮影となったが、高橋は「奥さんが宇宙飛行士なので、宇宙に関する本や辞典だったりが部屋の中にたくさんあって、離れた場所で待つ寂しさを感じることができたと思います」とセットの作り込みに感心していた。
2017年02月15日女優の長澤まさみが、ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・エンターテイメントによる新作アニメーション映画『SING/シング』(3月17日公開)でハリウッド映画の声優に初挑戦していることがこのほど、明らかになった。このたび、主人公バスター・ムーン役の内村光良に続く第2弾吹替え版キャストが発表された。長澤は、自分の歌声を信じオーディションを受けに来たロックミュージシャンのヤマアラシのアッシュ役を担当。字幕版ではアカデミー賞受賞女優のスカーレット・ヨハンソンが歌う本作のオリジナルソング「セット・イット・オール・フリー」の歌唱アフレコにも挑戦している。長澤は「この映画は、世代を超えて名曲やヒットソングがたくさん盛り込まれているので、世代を超えて楽しめるところが魅力の一つです」と作品をアピール。「アッシュ自身が自分の殻を破って曲を作り上げるという内容になっているので、それに自分も気持ちが乗れたかなと思いました。たくさんのキャラクターの想いがつまっていて、そして一生懸命前に突き進んでいく姿を、たくさんの楽曲とともに笑いながら楽しんでもらえたらと思います」と話している。また、ダンスと歌の名手であるブタのグンターには、歌がうまいと話題の斎藤司(トレンディエンジェル)。ハリウッド映画の声優初挑戦の斎藤が、レディー・ガガの代表曲「バッド・ロマンス」などを歌い上げる。そして、隠れた才能を持ち、バラ―ドを歌ったら右に出るものはいないゴリラのジョニー役はスキマスイッチの大橋卓弥が務め、サム・スミスの名曲「ステイ・ウィズ・ミー」などの歌唱に挑戦。かつての栄光の時代に人気を博した歌姫のナナ役には、ハリウッドのアニメーション映画の声優初挑戦となる女優の大地真央が決定した。斎藤は「僕も生まれたときモーツァルトがかかってたんで、音(オト)なしでは生きられない、斎藤にぴったりの映画だと思いましたし、とにかく音に埋もれたいっていう方には、最高です」と作品を絶賛し、大橋は「音楽は必ず、みんなで楽しめる、そして共感できるものだと思います。曲数の多さが『SING/シング』に関してはすごいですし、しかも大ヒット曲ばかりなので、普通のお芝居もあり、音楽もあり、二方面で楽しめる作品だと思います」とコメント。大地は「元気をもらえて、忘れていたものを思い出させてくれる、そんなすてきな映画を、臨場感あふれる劇場で楽しんでいただきたい」と呼びかけている。そのほか、声優界から人気と実力を兼ね備えたキャストが集結し、山寺宏一は、ムーディボイスが強みのジャズミュージシャンで、とんでもないトラブルを引き寄せてしまうネズミのマイク役を担当。一大決心しオーディションを受け、本当の自分を見つけるきっかけとなる仲間たちと出会うブタのロジータ役の声は坂本真綾が演じる。そして田中真弓は、内村演じる劇場支配人バスター・ムーンの秘書ミス・クローリー役、宮野真守は、バスターの大親友でアドバイザーのような存在である羊のエディの声を演じ、水樹奈々は、アッシュと同じヤマアラシのベティ役として参加。谷山紀章は、長澤演じるアッシュの相方であるヤマアラシのランス役の声を演じるだけでなく、本作オリジナルソングを披露する。(C)Universal Studios.
2017年01月30日大人計画主宰・松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が、1月11日(水)に開幕。それに先駆け、前日に公開稽古と会見が行われ、松尾をはじめ、長澤まさみ、石丸幹二、小池徹平、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山菜津子が登壇した。ミュージカル『キャバレー』チケット情報本作は、1966年に初演されてから世界中で繰り返し上演されている傑作ミュージカル。日本でもさまざまな演出、さまざまなキャストで上演されているが、松尾演出の『キャバレー』は、2007年以来10年ぶりの再演。舞台は1929年、ナチス台頭前夜のベルリン。キャバレー「キット・カット・クラブ」は、毎夜毎夜、退廃的なショーと刹那的な恋の駆け引きが繰り広げられるバラ色の場所。そこで出会ったショーの花形・歌姫サリー(長澤)と、アメリカからやってきた駆け出しの作家・クリフ(小池)はたちまち恋に落ち、一緒に暮らし始める。個性的な人々との賑やかな毎日の中に、いつしかナチズムの足音が高く聞こえ始め――。公開稽古前の会見で松尾が「こういう会見で演出家が何を言ってもコメントとして使われることはない」と語り始めるとキャスト陣は大笑い。「長澤さんに言ってほしい言葉を言います。“松尾さんの独創的な演出により芸術的かつ娯楽性の高い素晴らしい作品になったと思います”」。それを聞いた長澤が「もう一回言ってもらっていいですか?」と松尾にお願いするなど和やかな雰囲気。その長澤は今作がミュージカル初挑戦だが「ここにいる先輩方に支えられて稽古も今日まで乗り切ってきました。初めてのことなんだけれどすごく楽しく稽古ができていたので、稽古場と同じ気持ちをお客さんに届けられたら」と笑顔を見せた。「キット・カット・クラブ」で妖しい魅力でお客を惹きつけるMC役を演じる石丸は「ご覧の通り普通の人間ではないですが(笑)。こういう役どころですので、日常にない世界に飛び込んで演じてみたいなと思っています」。長澤演じるサリーの恋人・クリフを演じる小池は「すごく空気のいい素敵なカンパニーに入れていただいたなという気持ちでいっぱいです。長澤さんとはべったりしたシーンやドキドキするシーンもあるので、ぜひ早く皆さんに観てほしいです!」。公開されたのは一幕。きらびやかで妖しくゴージャスな「キット・カット・クラブ」のショーでは長澤がセクシーな衣装で華やかなダンス&歌を披露。恋や欲望、情熱、そして喜びが描かれた一幕の終わりに迫るナチスの脅威。二幕で広がる世界はどうなるのか…期待したい。公演は1月22日(日)まで東京・EXシアター六本木にて、その後、横浜、大阪、仙台、愛知、福岡を巡演。撮影・取材・文:中川實穗
2017年01月12日お笑い芸人のバカリズムが、11月30日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ナカイの窓』(毎週水曜23:59~24:54)で、2014年の「R-1ぐらんぷり」王者・やまもとまさみにブチ切れる場面があった。今回、「チャンピオンなのにSP」と題し、各賞レースで優勝したのになぜかブレークできない芸人が集結。やまもとのほか、2010年の「M-1グランプリ」王者・笑い飯、2011年の「THE MANZAI」王者・パンクブーブー、2016年の「キングオブコント」王者・ライスが出演した。「つらかったこと」についてのトークで、やまもとは「優勝したら忙しくなるからバイトをキャンセルしてって事務所に言われたんですよ。それで電話したら怒られたんですよ」と話したところで、「面白くないですか?」と周囲の反応を確認。全員ぽかーんとした表情を見せ、バカリズムが「僕、彼知ってるんです。本番に弱いんです」とフォローした。やまもとは「次あるんです」と続けるも、再び「どう?」と心配そうに反応を伺い、中居は「お前、同級生よりしゃべれないわ。まったくおもしろくない」とバッサリ斬った。中居が「最近あった面白い話してよ」とチャンスを与えるも、うまく応えられず微妙な空気になり、やまもとは「なんでこんな仕立て上げられるんですか」と吐露。バカリズムも中居も「仕立て上げてないわ!」「すんげえ浅瀬で溺れてる」と反論した。ネタを披露する場面でも、「それでは…」と紹介される前にネタを始めてしまい、これには「ネタもできないじゃないか!」「ふざけんなよ!」とツッコミの嵐。ネタ終了後も「どうですか?」と反応を伺うと、バカリズムは「ネタでやるな! 1回だれかにガッツリ怒られろ!」とダメ出しした。中居が「前半があんな感じだったからネタも引っ張られちゃったんだ。本来は違うんだ?」と聞くと、「違います。陽気です」と陽気とは程遠いテンションで返し、ついにバカリズムが「お前殺すぞ! 俺がお世話になっている番組、むちゃくちゃにしやがって」とブチ切れ。さらに、売れない理由について「年々おもしろいことが浮かばなくなってくるんですよ」と告白すると、バカリズムは「やめちまえ!」と一喝。最終的に「もっとみなさん協力的かと思った」と人のせいにする始末で、バカリズムは「えっ…こっちのせい?」とあきれ果てていた。心理カウンセラーによる「今後大ブレイクする人」という判定では、今回は該当者なしと言う結果になり、「絶対お前のせい」とやまもとへの不満の声も上がった。そしてやまもとは「一番ブレイクの可能性が低い人」と診断され、「ここまですごいのを見たのは貴重な体験。まばたきの回数はひどいは、唇はなめるは、外界とのコミュニケーションを遮断する状態。こうやって人っておいこまれていって自我の機能が崩壊するんだなって」と言われていた。
2016年12月01日女優の長澤まさみが16日、東京・六本木ヒルズの大屋根プラザで行われた台湾観光局の新キャンペーン発表会に出席した。台湾観光局/台湾観光協会は、台湾への観光誘致プロモーションとして「Meet Colors!台湾」キャンペーンを展開。それに伴い、イメージキャラクターに長澤まさみを起用した新CMが12月に全国で放映され、台湾の様々なスポットをカラフルに訴求した内容となっている。全身黒づくしの衣装姿で登場した長澤は、台湾と縁があるといい、「台湾のドラマで撮影に行ったり映画の撮影でお邪魔したりしました。そこで一緒にに仕事をした方々とお友だちになり、今でも遊びに行ったりしています。何だか台湾とはご縁があるみたいですね」と明かした。台湾のイメージについては「景色や雰囲気もそうですし、人も同じように温かくて優しい人が多く、全部ひっくるめて温かくて優しいイメージしかないです」と好印象の様子。そんな台湾でロケを行ったというCMについては「最後にリーユエタン(日月潭)という湖が出てくるんですが、あそこは本当に幻想的でした。朝日が上がる時に撮影して、どんどん日が当たってくると色が変わっていくのを間近で見ました。本当に心地良かったし是非行って欲しい場所です」と振り返った。イベントの後半には長澤が台湾の願掛けにもチャレンジ。願掛け前に「台湾に行ってたくさんの人と出会えました。人との出会いは人生においてとても大事なことだと思うので、これからもたくさんの人と出会えればいいなという願いを込めたいと思います」と明かしながら、願掛けにチャレンジして一発で成功。「良かった~。本当に良かったです(笑)」とほっと胸をなでおろしていた。
2016年11月16日女優の長澤まさみが9日、東京・表参道の表参道ヒルズで行われた「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2016 with Panasonic Beauty クリスマスイルミネーション点灯式」に出席した。表参道ヒルズでは、11月9日から12月25日までの期間に、『OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2016 with Panasoni Beauty』と題したクリスマスイルミネーションを開催。10周年となる今年は本館の吹き抜け大階段に設置された高さ10メートルにも及ぶ大きなツリーにLED約30,000球が点灯するほか、参加型演出「Star Magic」では参加者がスタースティックを振るとツリーに特別なイルミネーションが灯るというものになっている。オープニングとなったこの日は点灯式が行われ、胸元全開のセクシーなドレス姿の長澤まさみが登場。「表参道はよく来ます。色々とサービスとか施設も環境がいいんですよね。散歩をしながらではないですが、敷地内をウロウロしていることもあります」と会場となった表参道ヒルズはプラベートでもよく訪れるという。その後、点灯式に臨み、鐘を鳴らすという大役を務めた長澤は「すごくビンテージな鐘だと聞いていました。歴史のある鐘を鳴らせて光栄に思います」と恐縮しきりだったが、「練習の成果は出たと思います(笑)」と満足げだった。クリスマスイルミネーションの点灯式ということで、クリスマスにまつわるエピソードとして「去年は仲の良い友だち14人ぐらい集まってクリスマス会を開きました。なかなか会えない友だちにも会えたりして楽しかったです。みんなで美味しいものを食べてゆっくりとした時を過ごしました」とコメント。今年の予定については「今年は多分舞台の稽古があるので、舞台のみなさんとクリスマスを楽しめたらいいなと思います」と話すも、「こういう綺麗なイルミネーションのあるところに行って楽しい夕食をしたいですね。一緒にいる人がどんな人か分かりませんが、そういう憧れはあります」と胸をときめかせていた。
2016年11月09日女優の長澤まさみが9月1日、都内で行われたアクセサリーブランド・フォリフォリのミューズ就任記者発表会に出席した。1982年にギリシャで誕生してから、世界24カ国で販売されて女性から絶大な人気を集めているファッションアクセサリーブランドのフォリフォリ。同ブランドのミューズに起用された長澤まさみが、胸元全開のセクシーなワンピース姿で登場し、自身が写った巨大なキービジュアルがお披露目された。同ブランドのミューズに就任したことに長澤は「以前にもお仕事させてもらいましたが、今回またフォリフォリさんから呼んでいただいてすごくうれしいです。フォリフォリさんのアクセサリーには思い入れがあるので」と満面の笑み。高さ5メートルにも及ぶ巨大なキービジュアルをみつめて「本当に迫力があって存在感がすごいですね。自分なんですけど、ちょっとビックリしました(笑)」と驚きながら、そのキービジュアルは香港で撮影されたことを明かしつつ「皆さんとても和気あいあいで、フォリフォリに対しての愛が溢れている現場でした。皆さんで意見を出し合いながら考えて作ったので、とても刺激的で楽しかったです」と満足げだった。同ブランドに思い入れがある点について問われた際は、「初めて母親からもらったジュエリーがフォリフォリさんの指輪でした。それがとても嬉しかったのを覚えていて、母もフォリフォリさんのお仕事をすることをすごく喜んでくれました。個人的にも縁があるんじゃないかと思っています」と関係者を喜ばせながら、「年齢問わず身に付けられるのがフォリフォリ。シンプル目が好きな人も派手なものが好きな人も楽しんでもらえますが、私はシンプルに一つでまとめて存在感を楽しみたいですね」と同ブランドの楽しみ方を明かしていた。
2016年09月01日松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が来年1月より上演。主演にミュージカル初挑戦となる長澤まさみが決定した。同作は、クリストファー・シャーウッドの小説『ベルリン物語』とジョン・ヴァン・ドゥルーンの戯曲『私はカメラ』を原作に、1966年、巨匠ハロルド・プリンスがミュージカル化。ヒトラー政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」のデカダンなショーと、歌姫サリーをはじめとする人々の恋物語を、絶妙な構成で描く。日本では1982年の初演以来、様々な演出、キャストで繰り返し上演されている。松尾演出の『キャバレー』は2007年、松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、星野源らの出演で上演。10年ぶりのリニューアル上演となる今回の公演は、歌姫サリーに長澤まさみ、キャバレー、キット・カット・クラブのMCに石丸幹二、サリーの恋のお相手クリフに小池徹平を迎え、新演出でお贈りする。出演決定に際し、長澤は「ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、またひとつ女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました。以前から松尾さんの舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです。経験豊かな共演者の皆さんにも助けをもらって素晴らしい公演になる事を期待して進んでいきたいです。不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです」とコメントを寄せている。ミュージカル『キャバレー』は2017年1月に東京・EX THEATER ROPPONGI、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場ホールで上演。2月より大阪、宮城、愛知、福岡を周る。
2016年08月08日『海街diary』での好演が記憶に新しい女優・長澤まさみをはじめ、若手注目株の上白石萌歌や山崎紘菜らを輩出したオーディション企画「東宝シンデレラオーデション」が、5年ぶり8回目に開催されることが決定!今回は“女優・モデル・アーティスト”と3つの才能を発掘することをコンセプトに、グランプリ賞金はシンデレラ史上最高額が用意されるという。1984年に東宝創立50周年記念イベントとして始まった「東宝シンデレラオーディション」。初代グランプリに沢口靖子が輝いて以降、第2回審査員特別賞を水野真紀、第4回グランプリを野波麻帆、審査員特別賞を田中美里、第5回グランプリを長澤さんがそれぞれ受賞。そして2011年の第7回では、グランプリに「幽かな彼女」や『脳漿炸裂ガール』出演で話題を呼ぶ上白石さんが選ばれ、さらに審査員特別賞には、ドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」『orange -オレンジ-』『MARS~ただ、君を愛してる~』と立て続けに話題作に出演し、着実にキャリアを積む山崎さんらが名を連ねている。5年ぶりの開催となった今回は、いままでよりもさらに多面的にメディアアプローチ出来る、マルチな才能を秘めた人材を発掘すべく、3方面での華々しい活躍の場が用意されるという。まず、グランプリ受賞者は、女優として2017年撮影予定の集英社原作の東宝製作映画で“スクリーンデビュー”!賞金は、東宝シンデレラ史上最高額の300万円、推薦者には別途100万円が与えられる。2つ目は、集英社賞として受賞者に、雑誌媒体へ登場出来る“雑誌デビュー”を確約。これは出版社・集英社とのコラボで実現する賞で、本オーディションの審査に編集スタッフが参加したり、集英社媒体で募集告知を行うという。そして3つ目は、東宝製作アニメ作品に主題歌アーティストとして参加できる“「アニソン」アーティストデビュー”だ。また、今回から、応募方法を公式サイトからのデジタル応募に一本化。東宝シンデレラ初の試みとして、書類審査を廃止し、全国10都市で行われる予選会にて「全員面接」を実施するという。これは「時間と労力は惜しまず、丁寧な審査を行い、輝けるガラスの靴にピッタリなシンデレラを探す」という東宝芸能の若手スタッフからのアイデアだそう。応募はパソコン・スマートフォンから誰でも気軽に参加できる仕様となっており、1人でも多くの応募者を募り、より多彩な“シンデレラ”発見の可能性を狙う東宝の意気込みが表れている。なお、既定の人数を超えた場合は、エントリー審査を実施予定。そして、募集告知のポスター・チラシには、長澤さんが登場。女優、モデル、アーティストと3つの違った才能を発掘するというコンセプトを表現するため、白・赤・黒のドレスを纏い、色・形の違うウィッグを着けた3タイプの長澤さんをコラージュしたデザインに。撮影は、全く同じ位置、同じポーズで、手の指先から足先までスーッと伸ばして寝ている長澤さんを真上から撮ったという。映像のみならず、ビジュアルシーンやミュージックシーンなど、さまざまなフィールドで活躍する新たな“東宝シンデレラ”誕生に、いまから注目したい。「第8回 東宝シンデレラオーディションIn collaboration with集英社」の応募期間は3月5日(土)から7月10日(日)まで。選考は、7月中旬から8月下旬にかけて予選会が実施され、通過者は10月に合宿審査に参加の上、最終決定会議を経て選ばれたファイナリストの中から、11月上旬にグランプリが決定する。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日第70回「毎日映画コンクール」のオープニングセレモニーと授賞式が16日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで行われ、各賞を受賞した綾瀬はるか、長澤まさみ、塚本晋也、加藤健一、野田洋次郎、藤野涼子、桃井かおりらが出席した。今年で70回目を迎える同賞は、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。一般客が見守る中、受賞者の一部がミューザ川崎内「光のブリッジ」を歩くオープニングセレモニーが行われた後、各賞の表彰式が行われた。是枝裕和監督の『海街diary』から、長女役の綾瀬はるかが主演女優賞、次女役の長澤まさみが助演女優賞を受賞。綾瀬は「チャキチャキしていて明快な役でしたので、優柔不断な私とは真逆で難しいと思いましたが、撮影が始まって新しい発見もありました」と振り返り、「改めて是枝監督をはじめ支えて下さったスタッフやキャストの皆さん、映画を見て下さったお客様に感謝しております」と受賞を喜んだ。この日も登壇した次女役の長澤に「現場で1番みんなをまとめてくれました」と感謝の言葉をかけ、長澤も「綾瀬さんと喧嘩するシーンが多かったんですけど、綾瀬さんが同じ場所で次女を受けてくれたからその関係性が出来たんじゃないかと思います」と応えた。その長澤は本作で自慢の美脚を披露するなどセクシーな次女を熱演しているが「監督からは『エロスの部分を担って欲しい』と言われたので、エロスを担当しました(笑)」と笑顔で振り返っていた。監督賞と主演男優賞には、『野火』の塚本晋也監督が受賞。まさかの主演男優賞に「監督賞より最初に主演男優賞を伺ったものですから、そこですか?という感じでした」と戸惑った様子で「絶句して、その夜は三國連太郎さんや緒形拳さんという歴代の受賞者を見てますます実感が湧きませんでしたね。本当にすみません…。老後の楽しみにさせてください」と観客を笑わせた。なお、監督賞と主演男優賞のダブル受賞は、1946年のスタート以来、70年という長い歴史の同賞でも塚本監督が初めてとなる。○第70回「毎日映画コンクール」受賞一覧作品部門日本映画大賞:『恋人たち』日本映画優秀賞:『岸辺の旅』外国映画ベストワン賞:『バードマン』監督賞・脚本賞監督賞:塚本晋也『野火』脚本賞:原田眞人『駆込み女と駆出し男』俳優部門男優主演賞:塚本晋也『野火』女優主演賞:綾瀬はるか『海街diary』男優助演賞:加藤健一『母と暮らせば』女優助演賞:長澤まさみ『海街diary』スポニチグランプリ新人賞:野田洋次郎『トイレのピエタ』スポニチグランプリ新人賞:藤野涼子『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』田中絹代賞:桃井かおりスタッフ部門撮影賞:藤澤順一『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』美術賞:原田哲男『日本のいちばん長い日』音楽賞:坂本龍一『母と暮らせば』録音賞:小川武『恋人たち』ドキュメンタリー部門ドキュメンタリー映画賞:『沖縄 うりずんの雨』アニメーション部門アニメーション映画賞:『百日紅~Miss HOKUSAI~』大藤信郎賞:『水準原点』TSUTAYA映画ファン賞TSUTAYA映画ファン賞(日本映画部門):『幕が上がる』TSUTAYA映画ファン賞(外国映画部門):『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』特別賞特別賞:橋本忍(脚本家)、櫛桁一則(「シネマリーン」支配人)
2016年02月17日第70回毎日映画コンクール表彰式が2月16日(火)に開催され、綾瀬はるかと長澤まさみが『海街diary』で女優主演賞、助演女優賞に輝き、そろってセクシーなドレス姿で壇上に立った。綾瀬さんと長澤さんは、第28回日刊スポーツ映画大賞でも、そろって主演女優賞、助演女優賞を受賞。日本アカデミー賞では夏帆も加えて優秀主演女優賞(綾瀬さん)、優秀助演女優賞(長澤さん、夏帆さん)に輝いており、最優秀賞への期待もかかる。長澤さんは、体のラインがくっきりと浮かび上がるセクシーな黒とグレーのドレスで登壇。受賞について「スタッフ、キャストのみなさんのおかげ」と感謝を口にした。4姉妹の次女を演じたが「実生活でも2人姉妹の次女なので気持ちが分かった」とも。綾瀬さん演じる長女とは劇中、何かと口論になるという関係だが「綾瀬さんはいつも柔らかく強く同じ場所にいて、次女を受け止めてくれたからできたんだと思います」と振り返った。是枝裕和監督は本作において長澤さんに「エロス担当」を任せていたと語っているが、長澤さんは「そうですね(笑)」とうなずき「タナトス(=死)とエロスでできているのが人間であり、次女にエロスを担ってほしいと言われ、担当しました!」と笑顔を見せた。続いて登壇した綾瀬さんは、左肩を露わにした黒のドレス。しっかり者の長女について「チャキチャキとして明快で、優柔不断でノロマの私と正反対で難しかったですが、演じる中で新しい自分に気づきました」と語る。次女を演じた長澤さんについては「現場でみんなをまとめてくれた」と明かし、三女を演じた夏帆さん、腹違いの四女を演じた広瀬すずさんを含め「みんなかわいらしくて、この3人だから演じやすかった」と振り返った。写真撮影では2人並んでトロフィーを手にして談笑するなど、仲の良い様子をうかがわせた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2016年02月16日主演に大泉洋、共演に有村架純や長澤まさみを迎えて贈る映画『アイアムアヒーロー』。この度「dTV」にて映画と連動で、長澤まさみを主演としたオリジナルドラマ「アイアムアヒーローはじまりの日」が配信されることが決定した。鈴木英雄(大泉さん)35歳。職業は漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の異形の姿だった。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。原因不明の感染によって理性を失い、人を襲う謎の生命体“ZQN(ゾキュン)”で街は溢れ、日本中はパニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美(有村さん)と元看護師・藪(長澤さん)と共に生き残りをかえた極限のサバイバルが始まる――。映画の原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の同名コミック。累計発行部数は500万部を超え、大人気作品となっている。また、今年10月にスペインで開催された第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭のコンペティション部門で観客賞と最優秀特殊効果賞を受賞するなど、早くも国内外で注目を集めている。そんな映画に続き、その世界を新たな視点で今回オリジナルドラマとして「dTV」にて映像化。未だ解き明かされていない“隠された謎(ZQN)の正体”に迫る内容となっている。そしてドラマの主演は、映画にて看護師・藪役を演じた長澤さん。役を演じるにあたって長澤さんは「漫画のファンでしたので、プレッシャーもありましたが、もうやるしかないなという気持ちで演じました」と語り、また「映画とはまた違ったテンションがあったのでとても面白いなと思いました。一つの作品が色んな角度から見られることはとても面白いなと思います」とドラマについてもコメントしている。ドラマは、原作でも根強い人気を誇るキャラクター・藪にフォーカスを当て、世界がパニックに陥る前夜、まだ誰も知らない“ZQN”の兆しに気づくまでの明かされていない看護師時代のエピソードを、原作者の花沢健吾監修のもと描いている。共演には、霧島れいか、浅香航太、山崎紘菜らが脇を固めている。さらに、監督を務めるのは『放送禁止』や『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』など、これまでも独自の手法で数多くのホラー・サスペンス作品を手掛けてきた長江俊和。主演の長澤さんについて監督は「非常に真面目な方という印象を受けました。長澤さんからも、色々とアイデアを出して貰い、撮影に取り組んでもらいました。時にはアドリブも飛び出したりして、作品に臨場感を与えてくれました」と現場での様子を語った。また「撮影現場には常に医療指導の方に来てもらい、長澤さんに細かい台詞回しや医療品の扱い方、ナースコールの受け答え方などを指導してもらいました。また長澤さんは、撮影の合間や休憩時間も入院患者役の子役の男の子と遊んだりしているのが、印象的でした」とリアルな等身大の看護師にこだわったとコメント。監督の手により、手持ちカメラや定点カメラの映像をつないだフェイクドキュメンタリーの手法を使った斬新な映像表現で、観る者をドラマの世界に引き込む臨場感溢れるリアルな描写を実現させた本作。長澤さんが描くドラマが一体どんな展開を見せるのか、ぜひ映画と併せて観たい一本だ。「アイアムアヒーローはじまりの日」は2016年4月、dTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2015年12月25日『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』でゲスト声優を務める長澤まさみ、堀ちえみ、博多華丸・大吉が11月15日(日)、都内スタジオでアフレコの模様を報道陣に公開した。社会現象にもなった大人気「妖怪ウォッチ」の劇場版第2弾。5つの物語が展開するが、中でも長澤さんは、ジバニャンが8年後の世界にタイムスリップした先で目撃する、かつて生きていた頃の飼い主で、大人になったエミちゃんを演じている。長澤さんはアフレコについて「やっぱり難しいと思う反面、声でキャラクターを表現するのは面白いです」と笑顔。ジバニャンと元飼い主のエミちゃんの関係性は、ファンの間でも語り継がれるエピソードであり、そのエミちゃんが大人になった時の声を演じるということで気合い十分のよう。堀さんは、そのエミちゃんをいつも叱ってばかりの職場の先輩を演じているが「長澤さんとのお仕事は10年ぶりくらいなんですが、叱ってばかりで申し訳ない気持ちです…」と苦笑い。一方、華丸さんと大吉さんは、この日、披露したやり取りが「全体の僕らのセリフのほぼ8割くらい」とのことで、ストーリーに深く関わる長澤さんと堀さんが羨ましそう…。映画にちなんで「芸能界のエンマ大王は?」と問われると、大吉さんは「2014年に『THE MANZAI』で優勝して、いろんな方に『よかったね』と言っていただけたんですが、おひとりだけ『お前らは違う』『博多弁を使ってやり方が汚い!』と言われたのが、武田鉄矢さん(笑)」と本作のもう一人のゲスト声優で、この日は欠席となった武田鉄矢さんの名を挙げる。「『海援隊があったからお前らがある』『お前たちはおれたちが作った線路を走っているだけ』と言われました(苦笑)」と同じく福岡出身の先輩である武田さんの不在をいいことにやり玉に挙げ、笑いを誘っていた。長澤さんはこの日、声がやや鼻声だったが、風邪や体調不良ではなく「NHKの大河ドラマ(『真田丸』)で、稲アレルギーで…(笑)」と現場のセットのワラなどによるアレルギーだと説明。「妖怪の仕業ですね」と笑っていた。さらに、ジバニャンを前に実は猫に関してもアレルギーであることを申し訳なさそうに告白!それでも猫は大好きだそうで「好きなのに触れないんです!昔、好き過ぎて水泳用のゴーグルとマスクをして触ったことがありました」と明かしていた。『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』は12月19日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月16日『世界の中心で、愛をさけぶ』『海街diary』など、数多くの映画、ドラマ、CMに出演する女優・長澤まさみが、10月7日(水)発売の「anan」1974号にて、「美人が食べているもの。」と題した特集に登場。表紙で、長澤さんの好物だという肉を頬張る姿を披露した。表紙を飾る長澤さんは、第5回「東宝シンデレラ」でグランプリを受賞し、その後2003年『ロボコン』で初主演にして第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。出世作とも言える『世界の中心で、愛をさけぶ』では第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞など数々の賞を受賞。『海街diary』で綾瀬はるからと美しい4姉妹を演じたことが記憶に新しい実力派女優だ。来年にはNHK大河ドラマ「真田丸」への出演や、中井貴一らとおもに初のキャスター役に挑戦する『グッドモーニングショー』の公開も決定している。今回の「美人が食べているもの。」特集では、美フードたちを日常生活に取り入れる方法を簡単に紐解き紹介。筋金入りの肉好きといわれる長澤さんは、本特集内で「美しさは肉・肉・肉食にあり」と題し、肉の塊を頬張る様子を撮影。表紙では、凛と美しくお肉を食べる長澤さんと、ピンク色の美しい肉がまるでアクセサリーのように長澤さんを引き立てるコラボが実現した。さらに、本誌では公開を目前に控えた『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』の特集を掲載。「守り抜く男。」と題し、主演の岡田准一をはじめ、福士蒼汰、田中圭、そして本作から新登場する松坂桃李らが登場している。「anan」1974号は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年10月08日28歳になり、最近ますます美しさに磨きがかかる長澤まさみさん。実は、その健康美の秘密は“肉食”にあるそうで…?食へのこだわりを語ってもらいました。* **「もともと体が冷えやすい体質で、20代前半の頃から白湯を飲んだり、漢方を服用したり、健康食品もいろいろと試してきました。あらゆる方法にチャレンジしながら最終的に気がついたのは、“カラダをつくるのは毎日の食事だ”ということ。特にここ1~2年は、体を鍛えはじめたこともあって、『筋肉をつけるためには何を食べればいいか』ということを第一に考えるように。そこで、良質なタンパク質をたくさん摂ること=“肉食”にたどり着いたんです」牛・豚・鶏はもちろん、馬や鹿、さらにクジラまで(!)。どんなお肉も好んで食べるそう。さすが自他ともに認める“肉食女子”。「筋トレをしている人の中には、『鶏のささみしか食べない』という方もいると思うんですけど、私はそこまでストイックになれないなと思って。体のためにもストレスを溜めないのがいちばんだと思うので、そこだけは自分に許してあげています。焼き肉もしょっちゅう行きますし、とにかく肉が好きすぎて…(笑)。唯一食べる量をセーブするとしたら、炭水化物だけですね。それに人間の体って、空腹になると筋肉が脂肪に変わりやすくなるらしいので、なるべくお腹がすかないようにすることにも気をつけています。“食べないダイエット“というのは、中学生以来していないかも。やっぱり食べ物でしっかり栄養を摂らないと、健康的な美しさは手に入れられないと思うので、むしろ私は”食トレ“派です。実際に、運動と肉食をはじめてからは体も健康的になりましたし、肌や髪のツヤも良くなった気がしています」その凛とした美しい佇まいは、“食べてキレイになれる”ことをまさに証明しているよう。そんな長澤さんには最近、ビッグな目標ができたんだとか。「ふふ。ボンドガールです(笑)。届かない目標じゃないと意味がないから、憧れはバカみたいに大きく。年齢を重ねてもなるべく同じ体型をキープできるように、食べることはこれからも大事にしていきたいですね」◇ながさわ・まさみ’87年6月3日生まれ。静岡県出身。NHK大河ドラマ『真田丸』に出演が決定。来年1月より放送スタート。映画『アイアムアヒーロー』『グッドモーニングショー』も来年公開予定。※『anan』2015年10月14日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス)、スタイリスト・上杉美雪(サード/服)、荻野玲子(雑貨)ヘア&メイク・河北裕介、文・瀬尾麻美調理・光山英明(肉山)
2015年10月07日