先日、アカデミー賞2部門を受賞した陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に大冒険を描くディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。この度、本作にはメキシコの伝統工芸品“アレブリヘ”からインスパイアされたキャラクターたちがたくさん登場していることが分かった。主人公の少年ミゲルが迷い込んだ死者の国は、ミゲルのご先祖ガイコツたちが楽しく暮らしているほか、独創的な姿をした“アレブリヘ”という不思議な動物たちも住んでいる。大きすぎる耳を持つキツネのような動物や、羽が生えた恐竜のような生物、角が生えたトラみたいな動物など、同じデザインは一匹として存在しない。さらに彼らには不思議な特殊能力があり、芸術家フリーダ・カーロのアレブリヘの猿は、自由に体の色を変え火を吹くことができる。そして特に活躍を見せるのが、雄ヒツジの角、トカゲのような尻尾に鷲の翼と爪、さらに頭と腕はトラという不思議な姿のペピータ。“亡くなった人の魂を死者の国に導く存在”として登場する重要なキャラクターで、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダに忠実に仕えている勇敢な性格だ。メキシコの伝統工芸品の一種であるこのアレブリヘ。リー・アンクリッチ監督がリサーチのためにメキシコに訪れた際に取り入れたいと思ったそう。キャラクター制作に携わったアロンソ・マルチネスは「アレブリヘはペドロ・リナレスという人物が、熱にうなされたときに見た夢がきっかけだった。彼は夢の中で森の中にいて、翼を持ったロバとか鳥の頭を持った鷲とか、不思議な動物と出会ったんだ。その動物たちが『アレブリヘ!アレブリヘ!』と唱え始めたそうで、目が覚めた彼はその動物たちを紙張子で作り、いまではメキシコの最も有名な民芸品の一つになったんだ」と誕生した歴史を明かしている。またアレブリヘは宗教や神話に出てくる動物ではないため、色々なアーティストたちが自分なりの独創的な個性を取り入れ、ピクサーも世界に一つだけの独特なキャラクターを誕生させた。さらに、エイドリアン・モリーナ共同監督が来日した際、「日本の凧の博物館に興味があるよ。日本の博物館や美術館を見て回りたい。もしかしたら次のアイデアが思いつくかもしれないね」と明かしており、凧やこけし、赤べこなど、日本の伝統工芸品がピクサーのキャラクターになる日がもしかしたら来るのかもしれない。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月10日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続く、新たなる3部作の第2作目『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が、4月18日(水)に先行デジタル配信開始、25日(水)にMovieNEXでの発売が決定した。昨年12月に公開された本作は、日本では5週連続興収No.1を記録し、全世界興収は13億ドルを超え『アナと雪の女王』を上回る世界興収歴代9位、2017年公開作品では全世界No.1となった。今回本作は先行デジタル配信開始後、MovieNEX、本シリーズ初の4K UHD MovieNEX、そしてファン垂涎の4K UHD MovieNEX プレミアムBOX(数量限定)が登場。またMovieNEXには映画本編を収録したブルーレイとDVD、そして2時間40分にも及ぶボーナス映像を収録したブルーレイ特典ディスクと3枚のディスクに加え、いつでもどこでもスマホなどで映画本編を繰り返し観ることができるデジタルコピーが付き、さらに特別映像やダウンロード・コンテンツをMovieNEXワールド(専用サイト)で体験することができる。なお初回限定版は、SWブラック・パッケージ仕様で、“光”と“闇”のアウターケース付きだ。発売決定とあわせて、MovieNEX予告編映像も公開。本作は、あの“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーの登場や、“新世代”レイとカイロ・レンの<超絶>フォース対決、R2-D2などのドロイドたちに新キャラクターのポーグなど見どころ満載。予告編では、そんなキャラクターの魅力が凝縮されている。さらに注目は、最強のジェダイ・マスター、ヨーダの降臨!劇場では多くのファンが歓喜したほど。そのほかレイア姫のホログラムなど、ファン必見の映像となっている。なお3月9日(日本時間)、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルに、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム2,630番目の星が授与される。エル・キャピタン・シアター前にて行われる記念のセレモニーでは、ゲストスピーカーにシリーズ生みの親であるジョージ・ルーカス、そしてハン・ソロ役として共演したハリソン・フォードも祝福のために駆けつける。<『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』リリース情報>■MovieNEX4月25日(水)発売MovieNEX(4,200円+税)4K UHD MovieNEX(8,000円+税)4K UHD MovieNEX プレミアムBOX(15,000円+税※数量限定)※ブルーレイ・DVDレンタルも同日開始■先行デジタル配信4月18日(水)開始(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017年12月15日より全国にて公開ⓒ 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2018年03月09日第90回アカデミー賞で長編アニメ賞、歌曲賞の2冠に輝いたディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』のジャパンプレミアが3月8日(木)、東京・台東区の上野恩賜公園野外ステージで行われた。プレミアには日本語版キャストを務めた石橋陽彩くん(主人公ミゲル役)、藤木直人(へクター役)、橋本さとし(デラクルス役)、松雪泰子(イメルダ役)、横山だいすけ(お父さん役)が出席。さらに日本版エンドソングを担当し、初タッグを組んだシシド・カフカと「東京スカパラダイスオーケストラ」が駆けつけ、アカデミー賞に輝いた主題歌「リメンバー・ミー」を初めて生披露した。■寒さを吹き飛ばす、情熱のパフォーマンス!同曲は『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を生み出したロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻による新たな名曲。日本版は「東京スカパラダイスオーケストラ」がアレンジした楽しく陽気なリズムとメロディ、そしてシシドさんの透き通るような歌声が一体となり、一度聴いたら忘れられない仕上がりとなっている。当日は、季節外れの寒さに見舞われたが、両者の情熱的なパフォーマンスで会場は大盛り上がり。演奏を終えたバリトンサックスの谷中敦も「すっごく良かったよね!」と熱っぽく語り、2月に行ったメキシコツアーについて「現地の皆さんと話をしたが、メキシコが舞台になったこの作品は、胸が熱くなるエピソードが満載だと言っていた。そういう作品が世界で公開されることを喜んでいたし、本国の人たちが誇りに思える映画っていいなと思いました」と語っていた。■スカパラ茂木「もう出会えない友だちのことを…」音楽を愛しながら、“家族の掟”によって音楽を聞くことも、演奏することも禁じられている少年ミゲルは、ひょんなことから死者の国に迷い込み、そこで出会った陽気なガイコツのヘクターと冒険の旅へ。やがて、先祖にまつわる秘密を知り、重大な決断を迫られる…。劇中で声優も務めているドラムの茂木欣一は「家族の絆を教えてくれるし、もう出会えない友だちのことを考えたり…。生と死が真逆ではなく、つながっているように感じられて、前向きになれる」としみじみ。シシドさんは「心が温まる物語詰まっている。音楽って、改めてすてきなものだと感じました」と話していた。『リメンバー・ミー』は3月16日(金)より全国にて公開。短編『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時上映される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月08日アカデミー賞授賞式が開催された4日(現地時間)、アリアナ・グランデがマドンナ主催のアフターパーティーに出席した。アリアナが公に姿を現すのは実に半年ぶり。最後のイベントは9月にシャーロッツヴィルで行われた慈善コンサートだった。今年に入ってからアリアナのSNSはほとんど更新されておらず、先月21日にはブリット・アワードで「追悼ライブ」に出演する予定ではあったものの、間際になって「体調不良」で突然キャンセル。急遽、リアム・ギャラガーが引き継ぎ、穴を埋めるというハプニングも。現在のアリアナはとても元気そうで、パーティーにはマック・ミラーを伴い、プラチナブロンドのヘアに黒のフェザーをあしらったドレスという出で立ちでやってきた。マックとの交際は順調なようで、マックを含む友人たちとの記念写真では身体をぴったり寄せ合いポーズを撮っている。このパーティーがきっかけで、今後アリアナのメディアへの露出が増えると期待したいところ。アリアナは昨年12月に4枚目のアルバム制作に取り組んでいることを明かし、パーティーの前日には内輪での試聴会の様子をインスタグラムのストーリーに投稿していた。発売日は発表されていないが、近いうちにアリアナが伝えてくれるだろう。(Hiromi Kaku)
2018年03月06日日本時間3月5日(月)に発表された第90回アカデミー賞にて長編アニメーション賞・歌曲賞の2部門受賞を果たした『リメンバー・ミー』。この度、歌曲賞を受賞した楽曲「リメンバー・ミー」が流れる、吹き替え版本編シーンが解禁された。『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」の作曲家ロペス夫妻が生んだディズニーの新たな名曲「リメンバー・ミー」。劇中では様々なキャラクターによってこの楽曲が歌われているが、今回到着したのは、元劇団☆新感線の橋本さとしが日本版声優を務める伝説の歌手エルネスト・デラクルスが歌う本編シーン。主人公ミゲルが暮らすメキシコの大スターデラクルスは、知らない人はいない偉大なミュージシャンとして語り継がれている人物。映像では、デラクルスが大きなコンサートホールで「リメンバー・ミー」を歌うと、お客さん全員が聞き惚れてその歌声に魅了されてしまう様子が映し出されている。デラクルスの大ヒット曲「リメンバー・ミー」は、一度聴いたら頭から離れなくなるメロディと“家族を忘れない”という誰もが共感できる歌詞で、ミゲルも一番お気に入りの曲。リー・アンクリッチ監督はロペス夫妻に、歌詞や音階が同じでも明るく楽しく感じられるものと、人々を感動させるもの、2つの意味で成立する曲を依頼。作詞を担当した妻クリステン・アンダーソン=ロペスは「いつか2人の娘と別れを告げるときにも、娘と心でつながり続けていたいという想いから『リメンバー・ミー』を書いたわ」と明かしている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月06日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、最優秀アニメ映画賞をディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』が受賞。■陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、大冒険を繰り広げる!『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督らスタッフが贈る、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。作品のバックグラウンドとなった本国メキシコでは歴代興収1位に輝き、アニメ界のアカデミー賞とされる第45回アニー賞では候補になった作品賞、監督賞、音楽賞など11部門を受賞する勢いをみせた。今回第90回アカデミー賞では、長編アニメーション賞と主題歌賞にノミネート。見事、長編アニメーション賞での受賞となった。日本語吹き替え版では松雪泰子、藤木直人、渡辺直美、そして主人公を石橋陽彩くんが演じている。■『リメンバー・ミー』とは?カラフルな死者の国に迷い込んだ、ミュージシャンを夢見る少年ミゲル。唯一の頼りは、家族が恋しいガイコツのヘクター。日の出を過ぎたら永遠に家族と会えなくなる、絶体絶命のふたり──彼らと家族をつなぐ鍵は、ミゲルが大好きな名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。『リメンバー・ミー』は3月16日(金)より全国にて公開。短編『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時上映される。■受賞者コメント壇上にあがった監督らは、「アカデミーに感謝します。『リメンバー・ミー』は芸術が世界を変えることを証明できるとと思います。愛を持って伝えたい、家族へ」とそれぞれに、家族への感謝、そしてスタッフへの愛を伝えた。リー・アンクリッチは「メキシコの皆さんに感謝します。本作はあなたたちの素晴らしい文化・伝統がなければ作ることはできなかった。そして、この作品で全て子どもたちへの映画を作ろうとした。また抑圧された人たちを取り上げられる作品がつくりたかった」と本作に込めた想いを明かした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月05日大ヒット映画『アナと雪の女王』の続編『Frozen 2』(原題)に、LGBTQのファンから「続編ではエルサに女性と恋してほしい」というリクエストの声が上がっている。前作『アナと雪の女王』の公開時には、同作が「同性愛をテーマとしている」、映画と同じく大ヒットした主題歌の「Let It Go」が「同性愛をカミングアウトする歌である」と分析するファンも多かった。その結果、2016年にツイッターで「#GiveElsaAGirlfriend」(エルサにガールフレンドを)というハッシュタグがトレンド入りしたこともある。続編でクリス・バックとともに監督を務めるジェニファー・リーは、ファンのこういった声に対し、「Huffington Post」に「みんなが私たちの映画について話したり、考えてくれるのはすごくうれしい。クリエイティブな対話よね。エルサはそれだけ素晴らしいキャラクターで、たくさんの人に語り掛けているってことだわ」とまずはファンに感謝した。エルサが女性を恋する可能性については、「何度も話し合いを重ねてるし、とても慎重に進めているわ」と否定せず、そのアイデアにオープンであることを明かした。脚本も担当しているジェニファーは、「(執筆中に)エルサが彼女の人生において、どこにいて、何をしているかというのを毎日私に話しかけてくるの。(エルサによって続編は)どんな風に進んでいくのかしらね」と語った。(Hiromi Kaku)
2018年02月28日ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのロバート・A・アイガーは、数十億ユーロを投じてディズニーランド・パリの大規模拡張計画があることを発表した。この発表によると開園25周年にわくディズニーランド・パリのウォルト・ディズニー・スタジオ・パークの変容が含まれ、マーベル、『アナと雪の女王』、『スター・ウォーズ』の3つの新しいエリアが、新たなアトラクションやライブ・エンターテインメント体験とともに誕生していくという。今回の新発表には拡張の詳細こそないものの、初期段階のコンセプトアートを見る限りでは、カリフォルニアとフロリダに誕生予定の『スター・ウォーズ』がテーマの「Star Wars Galaxy’s Edge」、香港に誕生予定で東京の初期の構想にもあった『アナと雪の女王』エリアの存在が視認可能で、1992年のパーク開園以来、ディズニーランド・パリでもっとも大規模な拡張計画であることがわかる。もともと今年2月上旬にアイガー氏がディズニーランド・パリにマーベルの要素が加わることを発表し、「D23 Expo Japan 2018」にてアイアンマンとアベンジャーズをテーマにした新アトラクションが誕生することが発表されていたが、その上をいく大規模開発の計画が明らかとなり、ファンの間では騒然となっている。また、アイガー氏は、「わたしたちはディズニーランド・パリの将来について、非常に興奮していて、長期的な成功に投資し続けています。このリゾートはすでにヨーロッパの主要な観光地となっており、わたしたちが今日発表した変革的な展開は、ゲストの体験価値を高めるでしょう」とコメント。なお、この新しい開発は同リゾートの25周年記念の施策の成功を受けてのもので、2021年以降、複数年にわたって開発が段階的に進行するという。ちなみに同リゾートでは「Disney FanDaze」などキャラクターを推す傾向が強まっており、3つの新エリア完成すれば同リゾートならではのキャラクター展開もあるかもしれない。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショーの内容など異なる場合もあり得ます。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2018年02月28日昨年5月22日、アリアナ・グランデがイギリス・マンチェスターで行ったコンサートで爆破テロがあり、多数の死傷者が出た。心を痛めたアリアナは慈善コンサートを開き、チケットの収益を寄付するなどして被害者やその家族をサポート。21日(現地時間)にロンドンで開催したブリット・アワードでも追悼ライブを行う予定でいたが、土壇場でのキャンセルが発表された。ブリット・アワード当日、責任者が「BBC」に「アリアナが今夜の追悼ライブを行う予定だったのは確かです。しかし残念ながらドクターストップにより、ロンドンまで来ることができませんでした。体調がよくないようです。詳しくは言えませんが今夜、(アリアナのステージの代わりに)ほかのイベントがあります」と発表したという。その夜、ブリット・アワードでアリアナから大役を引き継いだのはリアム・ギャラガーだった。リアムは昨年6月にアリアナ主催の慈善コンサート「One Love Manchester」に出演したアーティストの1人でもある。オアシスのヒット曲「Live Forever」を熱唱し、テロの犠牲者たちを悼んだ。「People」誌によれば、観客の1人が「リアムは観客を総立ちにさせました。みんなで歌ったんです。イギリス人なら誰でも知っていて、愛されている曲ですからね。すごく感動的でした」と語ったという。(Hiromi Kaku)
2018年02月22日ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』の来日記者会見が2月21日(水)、都内で行われ、リー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督、日本語声優を務める石橋陽彩くん、藤木直人、松雪泰子が出席した。■アカデミー賞大本命!世界中が共感する理由は?アニメ界のオスカーと称される第45回アニー賞で、作品賞、監督賞、音楽賞など11部門に輝いた本作。3月5日(日本時間)に発表される第90回アカデミー賞では、長編アニメ賞の大本命に目されている。主人公のミゲルが、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、大冒険を繰り広げる本作。先祖や家族への愛を描き、世界中が共感する内容について、アンクリッチ監督は「美しくシンプルな物語を意識したから、まさか世界中で大きな反響が巻き起こるとは想像もしていなかった」と驚きの様子。それでも「大切な人を忘れないことの尊さを描いているから、文化や世代を超えて、心に残る作品になれば」と期待を寄せた。モリーナ共同監督も「先祖への思いは普遍的で、誰の心にも訴えかけるものがあるはず」とアピールした。■『トイ・ストーリー3』監督が亡き父に捧げる感動作音楽を愛しながら、“家族の掟”によって音楽を聞くことも、演奏することも禁じられている少年ミゲルは、ひょんなことから死者の国に迷い込み、そこで出会った陽気なガイコツのヘクターと冒険の旅へ。やがて、先祖にまつわる秘密を知り、重大な決断を迫られる…。実は本作の製作中、アンクリッチ監督の父親は闘病中だったのだとか。「ちょうどアメリカでの公開が始まった頃、本当は劇場に足を運んでほしかったが、体力的に難しかった。それで、父親にはパソコンを使って本編を見てもらったんだ。自分の息子が、すばらしい作品に関わっていることを、とても誇らしく思ってくれたよ。その数日後に、父はこの世を去ったんだ…。人生における忘れられない出来事だよ」(アンクリッチ監督)。■藤木直人が太鼓判!“奇跡の歌声”陽彩くんは「金メダル」会見では主人公ミゲル役の陽彩くんがボーカル、そして陽気なガイコツのヘクターを演じる藤木さんがギターを担当し、アカデミー賞の歌曲賞候補に挙がる主題歌「リメンバー・ミー」が生披露。その情感あふれるパフォーマンスに、アンクリッチ監督&モリーナ共同監督、そして松雪さんも感動しきり。演奏を終えると、陽彩くんは「すごく緊張しましたが、あこがれの藤木さんと初めて一緒に歌えてうれしかった」と安堵の表情。藤木さんは「ここ最近で一番緊張しました。もう、指がプルプルしちゃって(笑)。でも陽彩くんは堂々としていますよね。歌声は金メダルですよ!」と若い才能を絶賛していた。『リメンバー・ミー』は3月16日(金)より全国にて公開。短編『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時上映される。(text:cinemacafe.net)
2018年02月21日女子アナといえば、私たちはいつも清楚で知的で明るく可憐な女性をイメージします。しかし最近は水卜麻美アナ(30・日本テレビ)を始め、庶民派と呼ばれる“親近感を押し出したタイプのアナウンサー”が増えるようになりました。 そこへ来て、最近“金沢の暴れ馬”と呼ばれる地方局のアナウンサー・馬場ももこアナ(26・テレビ金沢)が話題になっています。 彼女はもともと佐渡テレビジョンに所属していましたが、2015年にアナウンサーとしてテレビ金沢に入社。天真爛漫なキャラで人気者となり、今年に入ってから系列である日本テレビのバラエティ番組に出演し続けています。その女子アナらしからぬ下品で明るくノリの良いトークに、同業の女子アナたちからは「共演したくない」と、笑いとともになじられるほどです。 庶民派や私生活の切り売り、そしてフリーアナの大量出現と変革期にある女子アナ界隈。それに加えて下ネタも恋愛トークもなんでもOKというアナが出現したことで、女子アナという存在は今後どうなっていくのでしょう。■そもそも馬場ももこアナ台頭は女芸人のブームと同じ キャラの濃さは申し分ない馬場アナ。彼女が地上波番組出演の際、筆者は女子アナ界の変化が女芸人の変化と重なって感じられました。 もともと女性芸人というのはブスやデブ、モテないなど女性としてのコンプレックスを全面に押し出すもの。それに加えてカラダを張って笑いを取っていくスタイルが一般的でした。 しかし近年はブルゾンちえみさん(27)や平野ノラさん(39)、尼神インターの誠子さん(29)など“女芸人だけど可愛い”という新しい流れができています。 ブルゾンちえみさんなどは芸風とはいえ“イイ女”を演じており、女性ファンが多いのも新しい時代を感じさせますね。 彼女たちの従来の定番(ブス・デブ・モテない)とは真逆をいきつつ、笑いを取っていくというギャップで攻めるスタイル。これは馬場ももこアナも、同じことをしているように思えるのです。 本来清楚で知的なイメージの女子アナだけど、可愛さそのままに下ネタも恋愛トークもなんでもOKというギャップの掛け合わせで魅せる。図式としては、同じといえます。 ■女子アナという存在は、今後どうなっていくのか もともと庶民派の土壌を作ったのは水卜アナや有働由美子アナ(48・NHKテレビ)でした。そして馬場アナのような芸人やタレントに食い込む女子アナに需要があることがわかった今、女子アナというブランドはどうなっていくのでしょう。 すでにタレントがアナウンサー、芸人がコメンテーターなど役割の垣根がなくなっていきています。女子アナも今後は、タレントや芸人としての役割をより求められるのは間違いないでしょう。その中で馬場アナのようなぶっちゃけアナが、他にも台頭する可能性もあります。 でも女子アナがよりタレント化するなら、そろそろ「芸人の女子アナウンサー」が出てきてもおかしくありません。 すでに男性であれば、くりぃむしちゅーの上田晋也さん(47)やピースの又吉直樹さん(37)もキャスターとして活躍しています。 ちなみ元アナウンサーで女芸人という人はピン芸人の小林アナ(サンミュージック)などが存在しますが、女芸人からのアナウンサーは思い当たりません。 インテリ女芸人やブルゾンちえみさんのような美声の女芸人が増える今、アナウンサーという知的で聡明で希少な価値も実は大きく揺らいでいるといえるのです。
2018年02月20日女優の神田沙也加が、中条あやみ主演の映画『3D彼女 リアルガール』(2018年秋公開)に声優として出演することが13日、わかった。同作は那波マオによる少女漫画を映画化。派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉(中条)が、アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する"つっつん"こと筒井光(佐野勇斗)に告白したことから、「美女とオタク」のラブストーリーが始まる。神田が演じるのは、筒井が愛してやまないオリジナルのアニメキャラクター『魔法少女 えぞみち』のえぞみち。「~~べさ」という北海道弁を彷彿とさせる語尾が特徴的な魔法少女で、筒井の部屋にはえぞみちのフィギュアやポスターがずらりと飾られている。『アナと雪の女王』など数々の人気作品で声優を務めてきた神田だが、実写映画で劇中アニメキャラクターの声を演じるという異色の試みとなる。また、二次元にしか興味が無い息子の将来を心配し見守る筒井の家族に、竹内力(父)&濱田マリ(母)&荒木飛羽(弟)が決定。物語の重要な鍵を握る色葉の主治医・間淵慎吾役として、三浦貴大が出演する。○神田沙也加コメントオファーを頂いて、すごく嬉しかったです。実際に原作も読ませて頂きましたが、『実写にしたらすごく新しい試みなんじゃないかな』と思って、アフレコをすごく楽しみにしています。えぞみちも可愛くて、ファンになりました! まず、ツインテールという時点で、私の中でかなりポイントが高いです!監督からお手紙を頂いたのですが、最後に「えぞみちに会えるのを楽しみにしています」と書いてくださっていて。そんな風にお手紙を頂くとか、熱意を受け取るというのもあまり多いことでは無いので、すごく嬉しかったです。えぞみちとして、色葉とつっつんの恋路をからかいつつ見守れたら良いなと思います。
2018年02月13日松雪泰子、藤木直人、渡辺直美らが日本版声優を務めることで話題のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。この度、新たに意外な俳優やタレントそしてベテラン声優たちが本作に参加していることが明らかになった。■声優界からチョー、立木文彦らが参加!まず声優界からは、大人気作「ONE PIECE」の“ガイコツ”キャラクター・ブルック役でお馴染み、チョーがなんとガイコツ役(事務官)を演じるほか、ジョン・ラッツェンバーガーの吹き替えを多く担当し、ピクサー作品の常連声優である立木文彦が、本作でも字幕版でジョンが演じた歯列矯正医のフアン・ハノキョーセー役を。また、主人公ミゲルのお母さん役に「機動戦士ガンダム00」の恒松あゆみ、ミゲルのひいおじいちゃん(パパ・フリオ)役に、クリント・イーストウッドやアラン・テュディックの吹き替えを多く担当する多田野曜平、ミゲルが大好きな映画の中に登場する修道女役を「マクロスΔ」「アイカツ!」の安野希世乃と、実力派たちが脇を固める。■大方斐紗子、鈴木拡樹ら俳優やタレントもまた、連続テレビ小説「あまちゃん」「ひよっこ」などに出演する女優・大方斐紗子が、ミゲルのひいおばあちゃん(ママ・ココ)役を。死者の国のガイコツの住人たちには、「弱虫ペダル」「刀剣乱舞」シリーズなどに出演し2.5次元ミュージカル俳優として大注目の鈴木拡樹、情報番組「news every.」に出演するフリーアナウンサー・寺田ちひろ、イケメンハーフモデルのカイミが、それぞれ特徴をもったガイコツのキャラクターで登場する。■シシド・カフカ、スカパラ茂木ら音楽界からも参戦!本作は音楽が重要な鍵を握っており、ミゲルがいたるところでミュージシャンと遭遇するのだが、それらの声優を担当した面々の中には、本物のミュージシャンやアイドル、DJが。まず、ミゲルが生者の国のマリアッチ広場で出会う女性ミュージシャン役に抜擢されたのは、「SKE48」の高柳明音。男性ミュージシャン役には、ラジオDJとして活躍する大抜卓人。そして、ミゲルが死者の国で出場する歌のコンテストのライバル役である“ロス・チャチャラコス”のメンバーに、本作の日本版エンドソングを担当している「シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ」からシシド・カフカと、「東京スカパラダイスオーケストラ」のドラマー・茂木欣一が挑戦している。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月12日11日(日)、舞浜で開催中のディズニー最大のファンイベント「D23 Expo Japan 2018」の「ウォルト・ディズニー・スタジオ新作映画ラインナップ」内にて「ディズニー・アニメーション・スタジオ」の最新情報の数々が公開され、『アナと雪の女王/家族の思い出』特別映像が上映された。お披露目された特別映像は本編のオープニングの一部で、アレンデールで初めてクリスマスパーティーを企画して準備しているアナ、エルサ、オラフたちが登場。本作はディズニー/ピクサー映画最新作『リメンバー・ミー』の同時上映で、日本では3月16日(金)全国ロードショーとなる。また、先日邦題が決定した『シュガー・ラッシュ:オンライン』のプレゼンテーションでは、昨年夏、本国アメリカで開催した「D23」でも話題になった歴代のディズニープリンセスが大集結しているシーンを上映。ある理由で同じ部屋にいるディズニープリンセスたちがライバル心をむき出しに本音トークを繰り広げるシーンでは日本でも笑いが起こり、とりわけ“メリダのくだり”では本国と同様、大きな反響が起こっていた。(C) Disney(text:cinemacafe.net)■関連作品:シュガー・ラッシュ 2013年3月23日より全国にて2D/3D公開(C) 2013 Disney. All Rights Reserved.
2018年02月11日インスタの女王としても知られるお笑い芸人の渡辺直美が、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』の日本語吹き替え声優に抜擢。実在したメキシコの芸術家フリーダ・カーロ役で、ディズニー/ピクサー声優に初挑戦することが分かった。今回渡辺さんが演じるのは、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルが死者の国で出会う情熱的な芸術家フリーダ・カーロ。フリーダ・カーロ(1907~1954)は実在のアーティストで、メキシコの紙幣にも描かれるほど国を代表する芸術家だ。本作でフリーダは、創作に夢中になるとほかのことが見えなくなってしまう、情熱的な芸術家として登場する。「ディズニー/ピクサー作品を全部観ているので、すごく嬉しかったです!」と出演決定への喜びを語った渡辺さん。“家族のつながり”を描く本作のテーマに共感したと言う彼女は、「芸人になりたいというのはずっと子どもの頃からの夢でした。でもすごく反対されました。売れる人は一握りなんだから、お前はなれないと最初からすごく否定されて。悔しい気持ちもあり、頑張って親に良い所を見せたいとか、親戚に喜んでもらいたいと思ってやってこられたので、むしろ反対された方が自分のためには良かったのかなと思います。いまは家族も応援してくれていて、家族に自分の頑張っている姿や夢を叶えている姿を見せられて、本当に良かったなと思いました」とエピソードを明かす。フリーダについては、「女性でフリーダに憧れている方は多いですよね。携帯の待ち受けにしていたり、グッズもたくさん出ていたり。いま、メキシコの可愛い色合いがとても流行っているので、いまのこの時代に作品がすごくぴったりだと思いました」と話し、「フリーダの服装が可愛かったので、そういう感じのファッションが2018年夏に増えそう!」と予想した。さらに今回、フリーダの登場シーンの映像も到着。アトリエに迷い込んでしまったミゲルとフリーダが出会うこのシーン。ミゲルと愛犬ダンテを見つけるとものすごい勢いでまくしたて、ダンテを見て興奮したり、アレブリヘというカラフルな動物の説明を始めたり、芸術に情熱を燃やすかなり独特なキャラクターを熱演。実は彼女は、やがてミゲルの協力者となる重要なキャラクターでもあるのだという。一体どのようにかかわってくるのだろうか?『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月07日日本時間3月5日に発表される第90回アカデミー賞にて、作品賞をはじめ最多13部門にノミネートされている『シェイプ・オブ・ウォーター』。本作で主演を務め、2度目のアカデミー賞ノミネートを果たしたのが英国女優のサリー・ホーキンス。今年は、彼女の出演映画が3作も連続公開される。1976年生まれ、イギリス・ロンドン出身のサリー・ホーキンスは、98年にヴィヴィアン・リーやケネス・ブラナーら錚々たる俳優たちを輩出した王立演劇学校(RADA)を卒業後、舞台女優として活躍。『人生は、時々晴れ』(’02)で映画デビューすると、2008年に主演した『ハッピー・ゴー・ラッキー』でゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門主演女優賞を受賞し、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)を獲得した。パク・チャヌク監督『お嬢さん』の原作としても知られるサラ・ウォーターズの小説のTVドラマ化「荊の城」(’05)にも主演、13年には『ブルージャスミン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされており、演技派女優としての評価は抜群。超大作『GODZILLA ゴジラ』(’14)にも出演した。そんなサリーは、今年最も注目を集めている女優の1人だ。冒険物語のさし絵画家・ブラウン夫人『パディントン2』公開中2014年に本国イギリスで公開されるや、『アナと雪の女王』のオープニング記録を破った『パディントン』。ペルーのジャングルから憧れのロンドンへやって来た紳士なクマがブラウン家の人々と出会い、慣れない都会暮らしで次々とハプニングを起こしながらも、家族の一員となっていく様子を描いた。その続編となる『パディントン2』では、前作同様、ブラウン夫人を演じる。役どころ<ブラウン夫人>冒険物語のさし絵画家。最近は水泳にハマっていて、フランスまでドーバー海峡を泳いで渡る練習中。大らかな性格で想像力豊か、好奇心旺盛。“クマ人生最大のピンチ”を迎えるパディントンを助けるため、家族の先頭に立って奔走する。サリー・ホーキンスのここに注目!駅で途方に暮れていたパディントンをあたたかく迎え入れ、誰よりも早く家族として受け入れたブラウン夫人の寛容さや優しさは、サリー自身が醸し出す穏やかな雰囲気にぴったり。パディントンやブラウン家族のことを「本当の家族のように愛している」と語る彼女の純粋で誠実な一面が、今作を家族愛に満ちたハートフルな作品に昇華させている。パディントンの声を務めるベン・ウィショーは、RADAの後輩にあたる。アマゾンから来た“彼”に心奪われる孤独な女性『シェイプ・オブ・ウォーター』3月1日(木)全国公開『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督が贈る、切なくも官能的で愛おしいファンタジー・ロマンス。サリーは、ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合(SAG)賞などに多数ノミネートされ、第71回英国アカデミー(BAFTA)賞、第90回アカデミー賞にもノミネートされている。役どころ<イライザ>政府の極秘研究所に清掃員として勤めるイライザは、秘かに運び込まれたアマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”と出会う。子どもの頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”の奇妙で、どこか魅惑的な姿に心を奪われ、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。サリー・ホーキンスのここに注目!子どもの頃のトラウマで声を失い、孤独だったイライザが愛する者を守るため、強くたくましく変わっていく姿を体現したサリー・ホーキンスの渾身の演技は必見!溢れんばかりの感情を、言葉を発することなく全存在をかけて表現し、切なくも愛おしい、誰も観たことのないラブストーリーへといざなってくれる。夫の愛に支えられたカナダの画家に『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』3月3日(土)全国公開カナダの美しい四季と動物たちの素朴で愛らしい絵を、色鮮やかに描き続けた画家のモード・ルイスと、不器用ながらもモードを献身的にサポートした夫のエベレットを描いた実話『しあわせの絵の具愛を描く人モード・ルイス』。はじめは孤独だった2人が運命的な出会いを経て、夫婦の絆と慎ましくも確かな美しい色にあふれた幸せな日々を手に入れていく。ベルリン国際映画祭をはじめ世界の名だたる映画祭で上映され、観客賞ほか多くの賞を受賞。「荊の城」でも組んだアシュリング・ウォルシュ監督との再タッグ。役どころ<モード・ルイス>カナダ・ノバスコシア州出身のフォーク・アート画家。若年性関節リウマチを患い、生涯にわたって手足が不自由で体も小さかった。カナダの美しい風景、動物、草花をモチーフに、明るい色彩とシンプルなタッチで温かみと幸福感のある絵を描いた。サリー・ホーキンスのここに注目!絵本作家の両親を持ち、自身もイラストレーター志望だったサリーは、モードの役作りのために素朴派画家の絵画クラスに数か月間通ったという。子どもの頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモードと、孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット(イーサン・ホーク)とのはみ出し者同士の同居生活で、不器用でありながらも前向きに生きる姿を熱演!多くの大人の共感を集めること間違いなし。(text:cinemacafe.net)
2018年01月28日東京ディズニーリゾートは、開園35周年を記念して「ハピエストセレブレーション!」を2019年3月25日(月)まで開催する。祝35周年 東京ディズニーリゾートのセレブレーション1983年4月15日に東京ディズニーランドが開園して以来、東京ディズニーシーやディズニーホテルなどの施設を次々とオープンし、東京ディズニーリゾートとして進化を続けてきた。2018年に迎える35周年のテーマは「ハピエストセレブレーション!」。新しいエンターテイメントやアトラクション、サプライズな体験によって"最高にハッピー"な1年となる。アニバーサリーイベントのオープニングを飾るのは、東京ディズニーランドにて行われる新しい昼のパレード「ドリーミング・アップ!」。ディズニーの仲間たちがイマジネーションにあふれた様々な夢の世界へとゲストを誘う華やかなパレードだ。さらに開園当初から愛され続けた「イッツ・ア・スモールワールド」が、アトラクションオープン後初めての大幅リニューアル。『アナと雪の女王』、『ふしぎの国のアリス』、『シンデレラ』などディズニー映画に登場するキャラクター約40体を加えてこれまで以上に"幸せな船旅"を楽しむことができる。35周年を祝った約35cmのロングソーセージドッグ&ミッキーパンパーク内には、アニバーサリーを記念したフードが登場。35周年にかけて約35センチのソーセージを挟んだ「ロングソーセージドッグ」が展開。インパクト抜群のメニューは、フレンチフライポテト、ドリンクとセットになって東京ディズニーランド「リフレッシュメントコーナー」にて提供される。また、食べるのもったいないほど可愛らしい「ミッキーパン」もラインナップ。耳の部分には35周年のロゴマークがあしらわれている。アトラクションの待ち時間に味わいたい、食べ歩きメニューにも注目。焼肉と卵を包んだ「ラップサンド」、大葉で巻いたソーセージを酢飯と油揚げで包んだ「いなりソーセージドッグ」と趣向をこらしたメニューが登場する。グランドフィナーレに向けた35周年特別グッズ2019年3月25日(月)に迎えるグランドフィナーレに向け、35周年イベントの要素を詰め込んだグッズが、2019年1月7日(月)より、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーにて発売される。35周年スペシャルメニューの「ミッキーパン」をモチーフにしたクッションや、コットンキャンディー風味のスペシャルチュロスを象ったボールペン、パークチケットのデザインを落とし込んだメモなど、特別感のあるグッズが勢揃いする。グランドオープン、10周年、25周年、35周年と、それぞれのアニバーサリーイヤーのミッキーマウスを4個セットにしたキーチェーンセットは、家族や友達と分けて使っても楽しい。東京ディズニーシーでは水上でお祝い一方東京ディズニーシーでは、35周年限定の水上グリーティング「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー」が実施される。華やかなコスチュームに身を包んだミッキーマウスたちとダッフィー&フレンズは、装飾が施された船に乗って登場。ショーでは35周年のテーマソングが流れ、ゲストとディズニーの仲間たちが一体となって東京ディズニーリゾート35周年を祝う。他にも、シンデレラ城に映し出される映像に、色鮮やかな噴水や光の演出などを組み合わせた豪華なナイトタイムスペクタキュラー「セレブレート!東京ディズニーランド」や、順次実施される新ショー、園内随所に施される35周年記念デコレーション、スペシャルグッズなど、東京ディズニーリゾート史上最大の祭典となる予定だ。ディズニーホテルも特別仕様 - ルームキーから客室までまた、各ディズニーホテルでは、東京ディズニーリゾート35周年を記念して、限定デザインを取り入れた客室やアメニティを用意。2018年4月10日(火)より順次提供する。「東京ディズニーリゾート35周年 ハピエストセレブレーション!」開催期間中、各ディズニーホテルからは、異なる限定デザインのアメニティを宿泊者に提供。ホテル毎に様々なカラーパッケージのアメニティを揃えたり、ディズニーホテルのひとつ、ホテルミラコスタは、ミッキーの耳のモチーフのキャップをバスアイテムのボトルに採用するなど、細部にまで拘りを光らせる。東京ディズニーランドホテル - 35周年限定デザインの客室登場東京ディズニーランドホテルの客室には、東京ディズニーリゾート35周年限定の華やかなデコレーションを施した。ベッドやソファにはもちろん、壁紙やランプなど至るところにまで、35周年のコスチュームを纏ったディズニーの仲間たちが描かれ、ゲストを歓迎してくれる。限定デザインの名前入りルームキーそんな夢に溢れた客室に入るルームキーも、もちろん35周年限定の特別仕様。宿泊する期間や客室カテゴリによっても異なるデザインを散りばめた。さらに、キュートなミッキーやミニーが描かれたカードの下部には、宿泊日と氏名の印字が施される。世界でたった1枚のルームキーを、素敵な思い出と共に持ち帰って。東京ディズニーホテル宿泊者対象の限定アイテムもなお、東京ディズニーホテルに宿泊するゲストを対象に、東京ディズニーリゾート35周年限定のオリジナルルームアイテムセットが、限定2,000セットで販売される。35周年を祝うディズニーキャラクターが描かれたアイテムで、自分の部屋をとびきりハッピーな雰囲気に仕上げてみてはいかが。【詳細】「東京ディズニーリゾート35周年 ハピエストセレブレーション!」開催期間:2018年4月15日(日)~2019年3月25日(月)開催場所:東京ディズニーリゾート住所:千葉県浦安市舞浜1-1■東京ディズニーランド新パレード「ドリーミング・アップ!」開催期間:2018年4月15日(日)~公演場所:パレードルート公演時間:約45分(1日1回~2回/日中)■東京ディズニーランド「イッツ・ア・スモールワールド」リニューアルオープン日:2018年4月15日(日)~■東京ディズニーランド記念デコレーション「セレブレーションストリート」実施期間:2018年4月15日(日)~2019年3月25日(月)実施場所:ワールドバザール内メインストリート■東京ディズニーシー水上グリーティング「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー」開催期間:2018年4月15日(日)~2019年3月25日(月)公演場所:メディテレーニアンハーバー公演時間:約12分(1日1~3回)■東京ディズニーランド「セレブレート!東京ディズニーランド」開催期間:2018年7月10日(火)~公演場所:シンデレラ城(キャッスル・フォアコートおよびプラザ)公演時間:約15分(1日1~2回/夜)【問い合わせ先】東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターTEL:0570-00-8632(9:00~19:00)■ディズニーホテル情報・35周年限定デザインのルームアメニティー期間:2018年4月10日(火)~2019年3月25日(月)対象ホテル:ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテル、 東京ディズニーセレブレーションホテル・35周年限定デザインのルームキー期間:2018年4月10日(火)~2019年3月25日(月)対象ホテル:東京ディズニーランドホテル・東京リゾート35周年限定"ハピエストセレブレーション!"デコレーションの客室期間:2018年4月10日(火)~2018年7月7日(土)対象ホテル:東京ディズニーランドホテル予約日:2018年2月1日(木)~料金:1室 46,800円~※価格は、販売開始時の最も安い設定の日のもので、販売開始価格は日によって異なる。客室料金は、予約状況に応じて変動。※1日20室限定。・東京リゾート35周年限定"ハピエストセレブレーション!"オリジナルルームアイテムセット期間:2018年4月10日(火)~2018年7月31日(火)予約日:2018年2月1日(木)~対象ホテル:東京ディズニーランドホテル料金:1セット 7,830円 ※1日の販売数に限り有り。※限定2000セット【宿泊の予約】東京ディズニーリゾート総合予約センター0570‐05‐1118(9:00~18:00)※一部の PHS・IP 電話・国際電話をご利用の方は 045-330-5711
2018年01月21日本年度アカデミー賞の最有力候補作品であり、“ピクサー史上最高傑作”との呼び声高いディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。先日発表された藤木直人と松雪泰子に続き、この度、「おかあさんといっしょ」で11代目うたのおにいさんを務めた“だいすけおにいさん”こと横山だいすけが、本作で日本語版吹き替えを担当することが決定した。“うたのおにいさん”として日本全国の子どもから大人まで、広く親しまれ、「日経トレンディ」が2018年ブレイク間違いなしと予測する「2018年の顔」に選ばれた横山さん。そんな彼が劇場公開映画で声優初挑戦となる今作で声をあてるのは、主人公ミゲルの夢に理解を示しながらも、“靴職人”として代々続く家族の伝統を受け継いでもらいたいと願っているミゲルのお父さん。小さい頃からディズニー作品が大好きだったと言う横山さんは、「決まってから楽しみでしょうがなかったです!」と喜び、今回の挑戦については「自分ではない誰かを演じるにあたり、“間”が違うといいますか…。“どう話せばいいんだろう”、“どうすればパパのようになれるのだろう”、とすごく悩んだり、非常に勉強になりました。それが自分の引き出しになって、これから色々な歌や演技をする中でどんどん活きて来るのではないかと思ったので、本当にいい経験をさせていただいたなと思います」とコメント。また映画のテーマである“家族”については、「僕の“家族とのつながり”は、まさにうたのお兄さんになるときの家族の応援がやはり一番大きかったです。音楽を学んでいたとき、僕には妹と弟がいるのですが、応援してくれましたし、親も『自分の好きなことを頑張っていきなさい』と応援してくれたので、家族が応援してくれた分、僕も頑張ろうと思えました」と家族のエピソードを明かし、「この作品を知って、音楽を通して繋がる家族の姿というのをすごく感じました。僕もうたのおにいさんとして、まさに映画の中で大切にしているもの、音楽を通して家族が繋がるということを大切にしてきました。そんな僕がとてもお勧めできる作品です!家族みんなで観に行って貰えたら嬉しいなと思います」とメッセージを寄せている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月18日16日(夜)、閉園後の東京ディズニーランドにて、一年に一度だけパークを貸し切って、上司が日頃の感謝の気持ちを込めてキャストをおもてなしする特別なイベント、「サンクスデー」が開催され、東京ディズニーリゾートにかかわる対象キャスト約24,000人のうち、約1万6,000人が“ゲスト”として来園! キャストの笑顔とハピネスがあふれる時間となった。この「サンクスデー」とは、上司である役員や社員がキャストになり、ゲストである準社員(キャスト)を温かく出迎え、日頃の感謝を伝える恒例イベントのこと。昨年は開園15周年記念イベント「東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”」を開催中の東京ディズニーシーにて実施したが、今年は東京ディズニーランドを貸し切って開催。福利厚生の意味合いもあるものの、キャストにとっても、改めてゲストとしてパークを訪れることでゲストの気持ちを考え、初心へ戻る貴重な機会として毎年実施している。同日20時頃、パークが再オープンすると、上司の皆さんがズラリと並び、ハイタッチやウェルカムボードでキャストを温かく出迎えた。20時45分頃の「サンクスデーセレモニー」には、株式会社オリエンタルランド代表取締役会長(兼)CEOの加賀見俊夫氏をはじめ、代表取締役社長(兼)COOの上西京一郎氏、現東京ディズニーリゾート・アンバサダーの福本望氏が登場してキャストの皆さんの日頃の職務をねぎらい、同セレモニー終了後はディズニー映画『アナと雪の女王』をモチーフとしたキャッスルプロジェクション、「フローズン・フォーエバー」を公演。例年に比べ寒波も緩やかな中、多くのキャストがショーを満喫した。同パーク内では、過去に東京ディズニーランドで公演した大人気ショーの曲が流れ、「サンクスデー」オリジナルのアメや特製タオルなどの記念品の配布、キャラクターとのグリーティングなどが行なわれたほか、ショーベースのステージをそのまま撮影スポットにした「スペシャルフォトロケーション」で記念撮影も行われるなど、普段とはまた一味違ったパークの表情が広がって、大勢のキャストの笑顔でいっぱいの特別な一夜となっていた。※取材時の状況で記事化しています。すべての情報は予告なく変更になる場合があります。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2018年01月17日藤木直人と松雪泰子が、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く、ディズニー/ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』の日本版声優として参加することが明らかになった。■藤木直人、主人公の相棒“ガイコツ”役!藤木さんが声をあてるのは、主人公のミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険するガイコツのヘクター。日の出までに元の世界へ帰らないと、永遠に家族に忘れられてしまうという最大のピンチに立たされたミゲルに、手を差し伸べる重要なキャラクターだ。またお調子者で陽気なヘクターだが、実は彼にも家族に会いたいという切なる思いがあり、ミゲルに“ある願い”を託したいと考えている。アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に」今回ディズニー/ピクサー声優初挑戦となる藤木さんは、「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、とても嬉しい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。本作について「色々な年代の人が楽しめて、心に染み入る話なんじゃないかな。子どもが見ても楽しんでもらえると思いますし、それぞれの世代で感じる部分があって、いろんな見方ができる作品だと思いました」と話し、自身の子どもと一緒に観たいという藤木さん。“家族”がテーマの本作ということで、アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に貼ってやってました」と明かした。■松雪泰子が演じるのは、主人公のひいひいおばあちゃん一方、松雪さんが演じるのは、音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から家族に音楽を禁じた、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダ。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽が大好きなことを知り、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。楽曲に要注目! 「聴いているだけで胸を打たれました」藤木さん同様、ディズニー/ピクサー声優初挑戦となった松雪さんは、本作について「なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。例えるなら子どものころにおもちゃ箱を開けてキラキラした宝石がたくさん詰まっているものを見て嬉しかった感覚と同じような、カラフルな色彩が全編を通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。「家族とはいつもつながっている感覚があります」と語る松雪さんは、「一番の味方でいてくれる存在です。親の世代、そのまた親の世代がどんな思いで子どもたちを育ててきたのかということを、自分が子育てをするとより強く感じたりすることがあります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって、いま自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と思いを明かしている。■藤木さん&松雪さんは歌唱シーンも!ディズニー担当者は、「藤木さんは映画やドラマ、音楽活動など幅広く活躍しており、ヘクターの陽気さと孤独を併せ持つ難しい演技、家族を想う優しさの表現と、歌唱もお任せできると思いました」、「イメルダは家族を愛していて、芯の強さを持った女性。情熱的な歌唱シーンもあります。松雪さんは映画、ドラマ、またミュージカルを含む舞台経験も豊富なことから、イメルダの強さ、厳しさの中にある家族への愛情を表現していただくことができる、また歌もお任せできると思いオファーしました」と2人の起用理由を語っており、歌唱シーンもあると明かしている。さらに、ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには、「劇団☆新感線」出身の俳優・橋本さとしに決定。ミゲルが好きな名曲「リメンバー・ミー」を生前に遺した伝説の国民的ミュージシャンを演じる。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月12日ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)と同時上映される22分の新作『アナと雪の女王/家族の思い出』から、アナとエルサが初めて一緒に歌う新曲「When We’re Together」を披露する本編シーンが22日、公開された。『アナと雪の女王/家族の思い出』は、長く閉ざされていたお城の門が再び開かれてから、初めてアナとエルサが一緒に迎えるクリスマスが描かれる。姉妹はアレンデール王国の人たちをパーティに招くが、人々はそれぞれの家族に受け継がれたクリスマスを過ごすため、早々に帰ってしまう。自分たちのクリスマスを祝う“家族の伝統”を知らないことに気付いたアナとエルサだったが、どんな形でも“家族と一緒に過ごすことが一番大切”だと知る姉妹の気持ちを表現したのが、この新曲「When We’re Together」だ。今まで同じ曲をそれぞれのパートに分けてデュエットすることはあっても、2人が同じ歌詞とメロディを一緒に歌うのは、意外にもこの曲が初めて。これまでになかった姉妹の美しい歌声が重なり響く楽曲となっている。さらに、これまで「レット・イット・ゴー~ありのままで~」や「生まれてはじめて」など、アナとエルサは自分の気持ちを歌う曲が多かったが、新曲「When We’reTogether」はお互いが“家族”を思いやる気持ちが込められている。本編シーンではアナとエルサが手をつないで「どんなに遠くても 私は旅立つわ あなたがいるなら どこへでも行く」と一緒に歌い、エルサは「一緒にいられるなら そこが私の大切な場所」とアナを思う気持ちを歌っている。長い間離れ離れでクリスマスを一緒に過ごしたことがなかったアナとエルサだからこそ、一緒にクリスマスを過ごす喜びにあふれた幸せなシーンとなっている。本作に登場する4つの新曲のうちの1つである同楽曲について、ケヴィン・ディーターズ監督は「本作のテーマをとてもよく語っているんだ。重要なのは家族が一緒にいることだ、ということを繰り返しているんだよ」と説明。また、作曲家ケイト・アンダーソンは「アナとエルサのためにデュエットを書くのは素晴らしい経験だったわ。彼女たちが一緒に歌うのを聞くことで、誰もが本当にハッピーになると思う。アナとエルサが歌うシーンは、歌に楽しさや快活さ、元気一杯な感じを持たせたかったの。それからエルサが歌う時には、感情がこもっているようにしたかった。私たちは、彼女たちの歌に美しいハーモニーがあるようにしたかったのよ」と語っている。(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved. (C)2017 Disney. All Rights Reserved.
2017年12月22日ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』と同時上映される、22分の新作『アナと雪の女王/家族の思い出』。この度、ファン待望の最新作から、アナとエルサが一緒に歌う新曲の本編シーン初公開された。『リメンバー・ミー』は、カラフルで美しい“死者の国”を舞台にした大冒険を描く物語。一方、『アナと雪の女王/家族の思い出』は、長く閉ざされていたお城の門が再び開かれてから、初めてアナとエルサが一緒に迎えるクリスマスが描かれ、両作共に“家族の絆”というテーマが共通している。今回到着した映像は、アナとエルサが初めて一緒に歌う新曲「When We’re Together」を披露する本編シーン。姉妹はアレンデール王国の人たちをパーティに招くが、人々はそれぞれの家族に受け継がれたクリスマスを過ごすため、早々に帰ってしまう…。自分たちのクリスマスを祝う“家族の伝統”を知らないことに気付いた2人だったが、どんな形でも“家族と一緒に過ごすことが一番大切”だと気付いた姉妹の気持ちを表現したのが、この「When We’re Together」。これまで、同じ曲をそれぞれのパートに分けてデュエットすることはあっても、2人が同じ歌詞とメロディを一緒に歌うのは今回が初めて。本編シーンではアナとエルサが手をつないで歌う姿が映し出され、長い間離れ離れでクリスマスを一緒に過ごしたことがなかったアナとエルサだからこそ、一緒にクリスマスを過ごす喜びに溢れた幸せなシーンだ。4つの新曲のうちの1つである「When We’re Together」。ケヴィン・ディーターズ監督は、「本作のテーマをとてもよく語っているんだ。重要なのは家族が一緒にいることだ、ということを繰り返しているんだよ」とアナとエルサの家族の絆を表現した歌だと明かし、作曲家ケイト・アンダーソンは「彼女たちが一緒に歌うのを聞くことで、誰もが本当にハッピーになると思う。アナとエルサが歌うシーンは、歌に楽しさや快活さ、元気一杯な感じを持たせたかったの。それからエルサが歌うときには感情がこもっているようにしたかった。私たちは、彼女たちの歌に美しいハーモニーがあるようにしたかったのよ」と楽曲に込めた思いを語っている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は2018年3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月22日もう一度君に会いたい――。最愛の飼い主にまた会いたくて、50年間に3度も生まれ変わりを果たした犬を主人公に贈る『僕のワンダフル・ライフ』のブルーレイ&DVDが、3月7日(水)にリリース、同時レンタルスタートすることが決定。あわせて予告編も到着した。原作は、W・ブルース・キャメロンが愛犬を亡くした恋人のために書いたベストセラー小説。それを『ギルバート・グレイプ』『サイダーハウス・ルール』『HACHI 約束の犬』の名匠ラッセ・ハルストレム、『スタンド・バイ・ミー』編集のロバート・レイトンらが集結し、『E.T.』以来数多くの名作を送り出したアンブリン・エンターテイメント製作のもと映画化。観客に高い満足を与え、口コミ人気で劇場大ヒット。同ジャンルの映画としては異例の興収約10億円を記録した。全く異なる4つの“犬生”を生きる主人公・ベイリーの声を、『アナと雪の女王』オラフ役などを演じたジョシュ・ギャッド。ベイリーの“最愛の人”、自分の命を救ってくれた少年イーサンを新人のK・Jアパ、成人したイーサンをデニス・クエイドが演じているほか、イーサンの初恋の人・ハンナをブリット・ロバートソン、大人になったハンナをペギー・リプトンが好演。さらに本作の日本語吹き替え版では、ベイリーを高木渉、大人のイーサンを大塚明夫、10代のイーサンを梅原裕一郎、10代のハンナを花澤香菜と、ベテランから若手まで人気の声優陣が担当した。今回リリースが決定したブルーレイ+DVDセットには、本編のほか映像特典も収録。未公開シーンやNGシーン集などが収められている。『僕のワンダフル・ライフ』ブルーレイ&DVDは2018年3月7日(水)リリース、同日レンタル開始。(cinemacafe.net)
2017年12月21日現在は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を上映中の「TOHOシネマズ 日劇」が、2018年2月4日(日)をもって閉館することに合わせ、日本と世界の映画史を飾った作品を選りすぐり、「さよなら日劇ラストショウ」と題した特別上映イベントが開催されることになった。TOHOシネマズ株式会社の運営する「TOHOシネマズ 日劇」は、1933年に「日本劇場」としてオープンし、1981年2月に閉館。その後、有楽町センタービルの開業とともに、1984年「日本劇場」「日劇東宝」「日劇プラザ」の3館の劇場として再オープンして以来、2009年に「TOHOシネマズ日劇」と館名を変えながら85年間の長きにわたり、日本屈指の劇場として親しまれてきた。そして今回、「さよなら日劇ラストショウ」の開催が決定。過去に“日劇”で上映した作品のうち、すでに日本での上映権が消失している作品や、上映素材自体が存在していない作品が多く、すべてを網羅することは叶わなかったものの、現在も続くヒットシリーズの原点となる作品を中心に、新旧の名作を上映する。主な上映作品は、『ゴジラ』(1954)、『七人の侍』『世界の中心で、愛をさけぶ』『シン・ゴジラ』『トップガン』『タイタニック』『アバター3D』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』『アナと雪の女王』『君の名は。』『もののけ姫』など。なお、《トイ・ストーリーナイト》《バック・トゥ・ザ・フューチャーナイト》《メカゴジラナイト》として、シリーズ一挙上映のオールナイトイベントも行う。“日劇”にたくさんの想い出がある人も、近年通い始めたという人も、由緒ある映画館のラストを記憶に留める9日間となりそう。上映スケジュールは、2018年1月16日(火)にTOHOシネマズ 日劇のホームページにて掲出される。「さよなら日劇ラストショウ」は2018年1月27日(土)~2月4日(日)まで開催(閉館日:2月4日)。新劇場「TOHOシネマズ 日比谷」は2018年3月29日(木)開業予定。(text:cinemacafe.net)
2017年12月20日アニー賞最多13部門ノミネートのほか、数々の賞を立て続けに受賞しオスカー大本命の作品となっている、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く『リメンバー・ミー』。『アナと雪の女王』の最新作が同時上映されることでも話題となっている本作だが、この度、シシド・カフカが歌う日本版エンドソングが挿入された日本版予告編が公開された。到着した予告編では、主人公のミゲルが“死者の国”に迷い込み、ガイコツのヘクターと出会うシーンが描かれる。日の出までに帰らないと、“永遠に家族に忘れられてしまう”という最大のピンチに陥ってしまったミゲル。「最後に一目だけでも家族に会いたい…」という切なる思いを持つヘクターと共に、2人は無事にそれぞれの“家族”に再会することはできるのか…?本作で全ての謎を解く重要な鍵を握る楽曲「リメンバー・ミー」は、時を越えて家族をつなぐ奇跡の歌であり、主人公のミゲルが大好きな曲。そんな日本版エンドソング「リメンバー・ミー」を担当するのは、「シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ」。「東京スカパラダイスオーケストラ」の演奏に乗せて、シシドさんが力強く歌い上げるこの楽曲。予告編でもシシドさんの心に響く美しい歌声が披露されている。「優しく見守り包み込む。また抱きしめるまで。リメンバー・ミー」という歌詞の通り、“たとえ離れていても、忘れない。家族はいつも繋がっている”というメッセージが込められている本楽曲。『トイ・ストーリー3』も手がけたリー・アンクリッチ監督は、「本当に素晴らしく、人の心を掴んで離さない歌なんだ。楽曲『リメンバー・ミー』が劇中でどのように展開されるのかを見てもらえれば、みんなが大好きになると思うよ」と自信たっぷりに語っている。また主人公ミゲルの日本語吹き替えには、13歳にして歌とダンスの才能を開花させている石橋陽彩(いしばしひいろ)に決定。「『sing! sing! sing!』世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦」のジュニア部門でグランプリを獲得したほか、「カラオケ★バトル」U-18などの数々のテレビ番組に出演し、人々の心を感動させる“奇跡の歌声”と絶賛されている石橋さん。「ミゲル役に選んでいただきとても嬉しいです。僕もミゲルと同じように歌うことが大好きなので、大好きな曲『リメンバー・ミー』をたくさんの人に聞いてもらえるように頑張りたいです」と意気込みを語っている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は2018年3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月13日ヘアコームブランド「ラブクロム(LOVE CHROME)」から、「ディズニー キャラクターズ ヘアコーム コレクション」が登場。ラブクロムの「美髪ヘアコーム」ラブクロムは、日本の匠の技術により誕生した革新的な「美髪ヘアコーム」を展開するブランド。各ヘアコームには最新の自動車工業技術を活用しており、滑らかな特殊表面加工を行うことで、従来の素材でネックとなっていた表面摩擦を軽減し、静電気を抑えてくれる。また微細な表面空洞を埋める事で、衛生的な使用を実現。通常のブラッシングと比べ最大70%以上ダメージを軽減し、毎日のコーミングでキューティクルをひきしめ、髪のツヤを守り健康的な髪を保つ。『美女と野獣』や『アナと雪の女王』の特別デザイン今回のコレクションからは、ディズニー作品『美女と野獣』『塔の上のラプンツェル』『アナと雪の女王』などの世界観を表現した特別コームが登場。コームのパッケージには、それぞれのキャラクターのシルエットが描かれており、コームには作品を彷彿させるフレーズと、煌めくスワロフスキー・クリスタルが施されている。毎日の髪のお手入れに取り入れてみてはいかが。【詳細】ディズニー キャラクターズ ヘアコーム コレクション店頭で発売中アイテム例:・ラブクロム ディズニー コレクション 美女と野獣・ラブクロム ディズニー コレクション 塔の上のラプンツェル・ラブクロム ディズニー コレクション アナと雪の女王・ラブクロム ディズニー コレクション ミッキー&ミニー価格:5,000+税 ※渋谷ヒカリエ先行販売価格 4,800円+税【問い合わせ先】ワイシー・プライマリーTEL:03-3703-7336(C)DISNEY
2017年12月10日"雪の結晶"を表現した色鉛筆「雪色鉛筆」が、トリナス(TRINUS)より登場。2017年12月中旬に発売予定。鉛筆を削ると花びらのように削りかすが散っていく「花色鉛筆」に、新シリーズがお目見え。「雪色鉛筆」は、削ると"雪の結晶"のように繊細な削りかすが現れる色鉛筆。鉛筆の断面にも可愛らしい雪の結晶が象られている。白・銀・金のカラーラインナップは、空から舞い落ちる雪の煌めきを表現。軸部分に細かな粒子を混ぜ込むことで、キラキラと光を放つ削りかすは、まるで本物の雪の結晶を見ているかのよう。「雪色鉛筆」に併せて、雪の結晶があしらわれたパッケージは、冬のギフトにもおすすめだ。【詳細】「雪色鉛筆」発売日:2017年12月中旬取扱店舗:・京都岡崎 蔦屋書店住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都 パークプラザ1階TEL:075-754-0008・コーチャンフォー各店舗TEL:011-817-2000(コーチャンフォーミュンヘン大橋店ステーショナリーコーナー)・公式オンラインストア商品情報:雪色鉛筆 1,200円+税白、銀、金の3色+鉛筆削り付(3本で1セット)※市販の鉛筆削りも可、ただし太軸用のもの。※削りかすをつなげるためには、少し押し込みながら削る。【問い合わせ】TEL:03-5244-5796
2017年12月09日新海誠監督(44)の大ヒットアニメ映画「君の名は。」の地上波初放送がついに決定した。来年1月3日21時からで、テレビ朝日で放送されるという。 16年8月に公開され、250億円超の興行収入を記録する社会現象になった同作。 新海監督は「地上波のゴールデンタイムに自分の作った映画を観ていただけるなんて、これまで想像したことがありませんでした」と喜びを隠せないようす。だがいっぽうでは不安もあるようで、「皆さんがこの作品をどんなふうに観てくださるのか、少し緊張も感じます」ともコメントしている。 待ちに待った地上波降臨。Twitterでは放送権を獲得したテレビ朝日に賞賛の声が上がっている。テレ朝は、11月にも映画「シン・ゴジラ」を地上波初放送。余計な演出をせず、ほぼノーカット放送したことで映画ファンから高く評価されていた。それだけに今回の放送にも大きな期待が寄せられているようだ。 ≪テレ朝無双だな≫≪君の名はの放送権もテレ朝が取ったのか シンゴジラに続きすげーな≫≪テレ朝とかいう君の名はとシン・ゴジラの両方を放送する神≫≪「シン・ゴジラ」の地上波放送で余計な演出を排除したことで評価が高かったテレ朝。ということで安心して見られそう≫ いっぽう、不安の声も上がっている。今年3月にはフジテレビが映画「アナと雪の女王」を地上波で初放送。だがエンディングの際に「みんなで歌おう!Let’s sing together! Let it go!」という企画を流したことで、“余韻が台無し”“余計なことするな”などの声が殺到した。そのため”アナ雪事件の再来”を恐れる人も。 ≪フジテレビのアナ雪でも怒りの声が挙がったけどテレ朝もやらかすのか、楽しみで仕方ない≫ 映画の人気が高かっただけに、厳しい目を持ったファンも多い同作。テレビ朝日は「シン・ゴジラ」に続き、今回も“良編集”との評価を得ることができるのか。
2017年12月07日『トイ・ストーリー3』の監督が描くカラフルな“死者の国”の冒険物語、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』が2018年3月公開。この度、日本版エンドソングを「シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ」が担当することが決定。シシド・カフカと「東京スカパラダイスオーケストラ」は、今回が初めてのタッグとなり、ディズニー/ピクサーの音楽に初挑戦する。本作の重要な鍵となるのは、主人公・ミゲルの大好きな曲「リメンバー・ミー」。この「リメンバー・ミー」の作曲を手掛けたのは、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を生み出したロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。そして今回、この日本版エンドソング「リメンバー・ミー」を、2組のアーティストが初タッグを組み挑戦!力強いドラムボーカルパフォーマンスで一躍有名となったシシドさんと、日本を代表するインストゥルメンタルバンドの「東京スカパラダイスオーケストラ」。本作はメキシコの“死者の日”にインスパイアされて製作されたことから、メキシコ生まれのシシドさんと、中南米でのツアーも精力的に行ない話題となっている「東京スカパラダイスオーケストラ」に白羽の矢が立ったのだ。劇中で主人公ミゲルが憧れる歌手デラクルスが歌う、ミゲルが大好きな曲「リメンバー・ミー」。「東京スカパラダイスオーケストラ」がアレンジした楽しく陽気なリズムとメロディ、そしてシシドさんの透き通るような歌声が一体となった本楽曲は、一度聴いたら忘れられない仕上がりとなっている。シシドさんは、「信じられなかった。人生何が起きるか分からないですね!」と今回のオファーについて話し、初タッグについては「一緒に楽曲アレンジメントできると聞いて、これは絶対に面白くなる!と思いました。この作品との出会いも含めて運命的なチームだなと思いました。とにかく早くみなさんに聞いていただきたいです」とコメント。またミゲルの家は代々音楽を禁じられているという設定の本作。シシドさんは、「私もドラムを反対されていました。女の子なんだから、足開いて座って!なんて言われたり。4年間親を口説き落としたという過去があるので音楽に対しての強い想いとか共感するものがありました」と共通点も明かした。一方、「東京スカパラダイスオーケストラ」ドラムの茂木欣一は「ディズニー/ピクサー作品は『トイ・ストーリー』から大好きで、それからずっと見ていたのでものすごく興奮しました!本当に光栄です!」と喜び、ギターの加藤隆志は「この曲で出会えたのはすごく運命的!南米とスカパラのかかわりもあるし、カフカちゃんの(メキシコ)生まれも」とコメント。さらに、バリトンサックスの谷中敦は今回のアレンジについて、「スカパラらしさをもって、スカパラならではのアレンジにしようと、目いっぱいスカパラの気持ちで演奏させてもらいました。レコーディングもすごく楽しかった!」とふり返っている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は2018年3月16日(金)より全国にて公開。「リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック/ V.A.」は2018年3月14日(水)よりリリース。(cinemacafe.net)
2017年12月05日マーベル・スタジオを代表するヒーローたちが大集結する『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』直前に公開される最新作『ブラックパンサー』。本日11月29日は、本作で主人公となる若き国王ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じるチャドウィック・ボーズマンの41歳の誕生日!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でヒーローデビューを飾った彼は、ハリウッドで今後の活躍が最も注目されている俳優の1人だ。1976年生まれのチャドウィック。ワシントンDCのハワード大を卒業し、英国の名門ブリティッシュ・アメリカン・ドラマ・アカデミーでも演技を学んだ実力派。LAで「Law&Order」や「ER」などTVシリーズのゲスト出演を得るまでは、5年間ハーレムで演劇を教えていたこともあったという。そんな“チャド”が、まず大きな注目を集めたのはハリソン・ウォードと共演を果たした『42~世界を変えた男~』(’13)。アメリカ野球界に歴史を刻んだ実在の黒人初メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを熱演し、人種差別に苦しみながらもただ直向に野球に取り組む彼の姿は野球ファンのみならず、観る者の涙を誘った。さらに「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーが製作にかかわった『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』(’14)では、伝説のソウルミュージシャン、ジェームス・ブラウン役を務めた。ファンクの帝王といわれ、破天荒ながらも、そのカリスマ性で全世界の音楽界に影響を与えたといわれる伝説の人物を演じ切ったチャドウィック。この作品ではダンスや歌、ジェームス・ブラウンの十八番であるシャウトなど圧倒的なライブパフォーマンスも披露し、高い評価を得た。これまで、偉大な功績を築いてきた偉人たちを見事に演じてきたチャドウィックだが、先日アメリカで公開された『マーシャル/Marshall』(’17/原題)でも、アフリカ系アメリカ人で初めて米最高裁判所判事となったサーグッド・マーシャルを演じた。共演は、『アナと雪の女王』のオラフの声や『美女と野獣』のル・フウ役で知られ、日本での公開が迫る『オリエント急行殺人事件』にも出演するジョシュ・ギャッド。彼が演じるユダヤ系法律家とともに、人種差別に立ち向かっていく役どころで、同作は映画賞レースでも注目を集めそうだ。そしてチャドウィックが今回演じる『ブラックパンサー』は、彼のキャリアの中でも間違いなく大きな出来事になるだろう。演じるのは、ある時は超文明国ワカンダを統治する国王ティ・チャラ。またある時は、キャプテン・アメリカの持つ盾と同じ材質(ヴィブラニウム)からなるスタイリッシュな漆黒のスーツを身にまとい、鋭い爪と優れた戦闘能力で戦うヒーロー・ブラックパンサーだ。数々の偉業をなしとげ、人々に希望を与えてきた偉人を幾度も演じてきたチャドウィックは、ティ・チャラ/ブラックパンサーとしてまさに打ってつけの俳優といえる。『シビル・ウォー』で初登場を果たすと、国王とヒーローという2面性を持ち、しなやかな身のこなしで信念を持って戦う姿に多くの観客が目を奪われた。単独作品の公開が待ち望まれていたキャラクターだけに、本作への期待値も計り知れない。もちろん『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも出演する。2018年は、日本でも彼の活躍に注目が集まりそうだ。『ブラックパンサー』は2018年3月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月29日