ダイヤモンドダイニングは3月27日、「アリスのファンタジーレストラン」7店舗目となる「銀幕の国のアリス」を愛知県名古屋市に初出店する。「アリスのファンタジーレストラン」は、ルイス・キャロル原作「不思議の国のアリス」をコンセプトにしたレストラン。店内では、「白うさぎ」や「チェシャ猫」、「いもむしおじさん」、「トランプ兵」、「ダム&ディー」など物語に登場するキャラクターをモチーフにした料理やカクテルが楽しめる。これまで「迷宮の国」(銀座)、「絵本の国」(新宿)、「古城の国」(池袋)などをテーマに展開してきたが、今回オープンする名古屋では「銀幕の国」がテーマ。店内エントランスを抜けると、きらびやかな銀幕の国が広がる。テーブル席、ソファー席のほか、個室も設置した。料理は、アリスの世界をイメージしたカジュアルフレンチ&イタリアンがベースの完全オリジナルメニュー。オードブルでは「薔薇のティーカップ 完熟トマトとモッツアレラのカプレーゼ」(880円)、サラダは「パーティへようこそ!アリスが歌うベーコンとトマトのサラダ」(980円)、温菜では「チェシャ猫のチーズオムレツ」(680円)などを用意する。メインディッシュでは「大慌てのうさぎさん あつあつジューシー鉄板ハンバーグ」(1,280円)が楽しめる。ピザは、「チェシャ猫のシッポピザ」を用意しており、「赤いシッポ (トマトとバジルのピザ マルゲリータ仕立て)」(950円)、「茶色いシッポ (照り焼きチキンと星形ポテトのピザ)」(1,000円)が楽しめる。デザートには「逆さ時計の濃厚クレームブリュレ」(680円)、「チェシャ猫のミックスベリーパルフェ」(780円)などを用意した。飲み物は、カクテルやワインを中心に、料理に合うお酒を豊富に取り揃える。「ハートの女王」や「トランプ兵」、「いもむしおじさん」「眠りネズミ」など、物語のキャラクターをモチーフにしたオリジナルカクテルは880円。フルーツをたっぷり使った、「アリスのパーティー自家製サングリア(ホワイト/レッド)」(各750円)も楽しめる。※価格はすべて税別
2015年03月16日ダイヤモンドダイニングは3月27日、愛知県名古屋市に「銀幕の国のアリス」をオープンする。同店は、同社が展開するレストラン業態「アリスのファンタジーレストラン」7店舗目となる飲食店。同業態はルイス・キャロル原作の小説『不思議の国のアリス』をコンセプトにしており、これまで東京都に5店舗、大阪府に1店舗を展開している。愛知県には今回が初出店となる。同店では、「DRINK ME」と書かれた小瓶の中の液体を飲み、体が小さくなったアリスと同じ目線の世界を楽しめるとのこと。提供する料理は、カジュアルフレンチ&イタリアンをベースに『不思議の国のアリス』をイメージしたオリジナルメニューとなっている。「チェシャ猫のチーズオムレツ」(680円)や「大慌てのうさぎさん あつあつジューシー鉄板ハンバーグ」(1,280円)などを用意している。飲み物には、カクテルやワインを中心に料理に合う酒を厳選。オリジナルカクテルとして、「ハートの女王」をイメージした「女王様の赤いバラ」(880円)や「トランプ兵」をイメージした「トランプ兵とポーカーゲーム」(880円)なども取りそろえる。同店の営業時間は、ランチタイム11:00~15:00、カフェタイム14:00~17:00、ディナータイム17:00~23:30。ラストオーダーは各営業時間の終了1時間前となる。休業日は入居施設に準ずるとのこと。※価格は全て税別
2015年03月14日ジュリアン・ムーアをオスカー主演女優賞に導いた『アリスのままで』を手がけた監督のひとり、リチャード・グラツァーが亡くなった。63歳だった。グラツァーは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っていた。その他の情報病状が悪化していく中でもグラツァー監督は、毎日現場に来て、同姓の配偶者で共同監督のウォッシュ・ウェストモアランドと共に演出をしていたという。作品は、若年性アルツハイマーと診断されたアリス(ムーア)の苦悩を描くものだけに、彼の存在は映画に深い影響を与えたとウェストモアランド監督は語っている。「現場にいる全員が、自分たちは何か特別なものを作っているのだと感じ、長い撮影時間を文句もいわずこなしてくれた」(ウェストモアランド監督)。グラツァー監督はニューヨーク生まれ。ウェストモアランド監督とは1995年に出会った。彼らが共同監督した最初の映画は、ゲイのポルノ業界を描く『The Fluffer(原題)』。『アリスのままで』6月27日(土)新宿ピカデリーほか全国公開文:猿渡由紀
2015年03月12日女優の蒼井優が2月20日(金)、声優として出演した『花とアリス殺人事件』の初日舞台挨拶に出席。実写映画『花とアリス』以来、約11年ぶりにアリスを演じ「私にとっては大切な2部作。どんな形であれ、またアリスを演じたい」と“続投”に意欲を燃やした。2004年に公開された実写映画『花とアリス』の前日譚を長編アニメーション化。東京・新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶には蒼井さんを始め、共演する鈴木杏、『花とアリス』生みの親であり、今回アニメ初挑戦となった岩井俊二監督が登壇した。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称:アリス/声:蒼井さん)が、花屋敷と呼ばれる隣家に暮らす不登校のクラスメイト・荒井花(通称:ハナ/声:鈴木さん)とともに、1年前に起こった「ユダが、4人のユダに殺された」奇妙な事件の真相を追う。ハナ役で声優を務めた鈴木さんは、「(アニメという)予期せぬ再会でしたが、改めて自分にとっての大切な存在だと気づかされた。やっぱりこの二人は、愛らしくて胸がつまる」と感無量の面持ちだった。一方、岩井監督は「まるで巣立つ娘を見届ける父親のような、複雑な気持ち」と苦労が絶えなかった初のアニメ演出にしみじみ。それでも、蒼井さんの「またアリスを演じたい」というコメントを受けて、「いつ卒業できるやら…。良くも悪くも引きずっている作品なので、まだ終わらないかも」と世界観のさらなる発展を示唆していた。また、プライベートでも親友同士だと言う蒼井さんと鈴木さんは、「この映画を見れば、自分の親友のありがたみや出会えた素晴らしさを感じることができるはず」(蒼井さん)、「友情って気づいたら生まれるもの。パワーあふれる10代が貴重な時間だと共感してもらえる」(鈴木さん)と本作のテーマである“友情”や“青春”について語っていた。『花とアリス殺人事件』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花とアリス殺人事件 2015年2月20日より全国にて公開(C) 花とアリス殺人事件製作委員会
2015年02月20日ジェイ・ビーが運営するレディスブランド「RANDA(ランダ)」は28日に、ディズニーのキャラクター「不思議の国のアリス」のシューズコレクションを発売する。○映画のワンシーンがシューズに!同コレクションは、今年で誕生150周年を迎える「不思議の国のアリス」を記念した商品。マカロンのヒールでポットから紅茶が勢いよく注がれるお茶会をイメージしたサンダルの他、チェシャ猫、トランプの国、花たちと歌うシーンなど映画を連想させるデザインとなる。ラインナップは全部で8型。そのうちの3型は11店舗限定で発売する。札幌ステラプレイス店、仙台PARCO店、新宿店、渋谷店、ラフォーレ原宿店、名古屋PARCO店、心斎橋店、NU茶屋町店、三宮センター街店、広島本通り店、福岡PARCO店からなる11店舗限定アイテムは、「Tea party sandals」、「Cheshire cat wedges」、「Singing flower wedges」で、いずれも1万2,900円(税別)となる。その他、全国のRANDAおよびWEBストアで販売するアイテムは、「Pointy toe flats」と「Espadrilles」が7,900円(税別)、「Tea cup peep toe sandals」と「Queen of hearts sandals」が8,900円(同)、「Playing card suits wedges」が1万900円(同)となる。購入特典として、限定のシューズバッグ、シューズボックスが付く。28日に全国同時発売。WEBストアでは同日の0時より販売を開始。なくなり次第終了となる。(C)Disney
2015年02月16日ブラッドリー・クーパーが、『Orphan X』に主演することになりそうだ。プロデューサーも兼任する予定で、現在、ワーナー・ブラザースが、クーパーのために映画化権の取得に動いている。クーパーは、『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス監督とプロダクションカンパニーを立ち上げようとしており、決定すれば、フィリップス監督もプロデューサーとして関わることになる。原作は来年2月に出版されるグレッグ・ハーウィッツの小説で、奴隷の世界についてのスリラーらしい。クーパーは、現在北米で大ヒット中の『アメリカン・スナイパー』でもプロデューサーと主演を兼任した。同作品は、作品部門、主演男優部門を含む6部門でオスカーにノミネートされている。文:猿渡由紀
2015年02月10日岩井俊二監督が初めて手がける長編アニメーション映画『花とアリス殺人事件』の新ポスターが公開になった。その他の画像本作は、岩井監督が花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)の日常、友情、そして恋に揺れる姿を瑞々しく描いた『花とアリス』の前日譚を描くもので、鈴木と蒼井が花とアリスの声を演じるほか、相田翔子、平泉成、キムラ緑子、木村多江、勝地涼、黒木華、鈴木蘭々らが声のキャストを務める。このほど公開されたポスターは、画像奥に見える中学校に転校してきたアリスと、不登校の花の姿を描いたもの。本作は、『009 RE:CYBORG』を手がけた石井朋彦が岩井監督と共同で企画とプロデュースを手がけ、『東のエデン』の片山由美子が色彩設計を、『言の葉の庭』の滝口比呂志が美術監督を担当するなど、豪華なスタッフが集結している。『花とアリス殺人事件』2月20日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
2015年01月16日ディズニーストアオリジナルのくまのぬいぐるみ「UniBEARsity(ユニベアシティ)」から、『ふしぎの国のアリス』の登場キャラクターをモチーフにしたアイテムが登場! ユニベアシティ4周年記念日となる2015年1月21日より発売される。【写真】左右の目の色が違う!マッドハッターモチーフの「ミントティー」累計販売数200万個を突破しているユニベアシティは、日本オリジナルのディズニーストア限定キャラクター。それぞれ、「シュー」がアリス、「スフレ」がチシャ猫、「マカロン」がヤングオイスター、「ミントティー」がマッドハッターをイメージしたぬいぐるみで、まるでスイーツのようなかわいらしいパステルカラーが特徴だ。「シュー」が体を小さくする食べかけのクッキーを持っているほか、「ミントティー」の目が左右で違う色をしているなど、細かな部分にもアリスの世界観が垣間見えるぬいぐるみになっている。アリスファンもユニベアシティファンも迷わずGETして!【商品詳細】※すべて税抜き価格アリス:「シュー」2500円チシャ猫:「スフレ」3200円ヤングオイスター:「マカロン」2500円マッドハッター:「ミントティー」3200円発売日:2015年1月21日発売先:ディズニーストア店舗、オンラインストア※オンライン店では発売日が異なります
2014年12月30日孤高のヒーロー、ジャック・バウアーが活躍する伝説のドラマ「24 -TWENTY FOUR-」が4年ぶりに復活!その日本上陸を記念し、ジャックの頼れる相棒にして良き理解者、クロエ・オブライエン役のメアリー=リン・ライスカブが来日しました。以前にも「24」のプロモーションで日本を訪れたことのあるメアリーの来日は7年ぶり。待望の新シリーズとなる「24 -TWENTY FOUR-リブ・アナザー・デイ」について語ってくれました。ファイナルシーズンと言われていたシーズン8で、ロシア外交官暗殺の濡れ衣を着せられたジャック。それによって逃亡中の身となっていたジャックが米国大統領暗殺計画の噂を聞きつけ、大統領が滞在するロンドンに姿を現すところから「リブ・アナザー・デイ」は始まります。再びテロに立ち向かうことになったジャックをサポートするのは、今やアメリカを離れ、ハッカー集団の一員としてロンドンに暮らすクロエ。ただし、その姿はハードなメイクにダークなファッションと、以前とはまるで別人のようで…。いったい、クロエに何が起きたのでしょうか。「新しいクロエを作るにあたり、スタッフが“このジャケットはどう?”“このパンツを履いてみない?”といった感じで私にもいろいろ聞いてくれたの。結果、とても過激な路線のクロエが出来上がった(笑)。クロエのアイラインが異様に濃いのも、私の希望だったと言えるわね。私もメイク担当者も、“もっとやっちゃいましょうよ!”と言い合っていたから。クロエの外見を通し、私たちは視聴者に“クロエに何があったの?”と思わせたかったの。あのメイクで、現在のクロエの哀しみやフラストレーションをすべて表現できたと思う。ただ、あまりにもインパクトの強いファッションだったから、私自身も影響を受けちゃって…。撮影後しばらくはクロエが好みそうな黒い服ばかり着ていたわ(笑)」。ちなみに、新クロエを目にしたジャックことキーファー・サザーランドの反応は、「大笑いしていたわ。カメラのないところで散々からかわれたのよ。アリス・クーパーかオジー・オズボーンみたいだ!ってね」だそう。そんなジャックとクロエの再会シーンは、「2人の関係の変化が分かる特別なシーンになった」とメアリーは言います。「すっかり変わってしまったクロエを見て、ジャックは戸惑うの。そんな彼に、クロエは今の気持ちをぶちまける。きっと昔だったら、クロエはジャックに自分の本心を明かさなかったんじゃないかしら。そういう意味でも、感慨深いシーンになったと思うわ」。では、そもそもクロエはなぜ新クロエと化したのでしょうか。それは、彼女の私生活に起きた悲劇が関係しているようです。「悲劇に見舞われて変わってしまったクロエを演じるのは、役者としての腕の見せ所だと思った。自分の中にあるダークな部分を探し、クロエに反映させたの。今のクロエはかつて持っていた無垢さやユーモアを失っている。私自身、以前の軽やかな彼女に戻ってほしいと願いながら演じたわ。でも、夫を持ち、母親になったという部分ではクロエの人生も私の人生も同じだから、私にも彼女の気持ちが痛いほど分かるの」。…と、何やら非常に気になるコメント!シーズン6のラストで妊娠が発覚し、シーズン7~8では夫と息子を持つ身だったクロエに何があったのでしょうか。しかも、「リブ・アナザー・デイ」ではクロエに新恋人が発覚!?インタビュー後半で、その真意に迫ります。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]
2014年12月29日アクセサリーブランド『Q-pot.』のディズニーライン『Disney Story Dreamed by Q-pot.』から、「ふしぎの国のアリス」をモチーフにした新作グッズが登場。2015年1月1日より発売される。【柄アップ】ダークで可愛いアリスの世界観が楽しめるポーチ「ふしぎの国のアリス」のちょっぴりダークでシュールな世界観を表現。アリスが次々と出会うチシャ猫やマッドハッター、白うさぎといったユニークなキャラクター達が隠れているなど、遊び心のあるデザインとなっている。ブラックにパープルの差し色が映えるカラーには、バラやパンジーもあしらわれるなど“大人カワイイ”雰囲気に。グッズは、リュックやポーチなど、豊富なラインナップで展開。お気に入りのアイテムを見つけてみて!【発売店舗・発売日】Q-pot. ONLINE SHOP:1月1日(木)※正午~Q-pot.東京スカイツリータウン・ソラマチ店:1月1日(木)Q-pot.銀座三越店:1月2日(金)Q-pot.ルミネ大宮店:1月2日(金)Q-pot.高島屋新宿店:1月2日(金)Q-pot.ルクア大阪店:1月2日(金)Q-pot.原宿本店:1月3日(土)
2014年12月23日蒼井優と鈴木杏を主演に岩井俊二が原作・脚本・監督を手がけた映画『花とアリス』の前日譚となる長編アニメーション『花とアリス 殺人事件』。このほど、蒼井さんが演じたアリスと鈴木さんが演じた花の“出会い”が描かれる本作から、特報映像が到着。およそ10年ぶりとなる、2人の声の共演がお披露目された。石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の、アリスこと有栖川徹子(声:蒼井優)は、1年前に起こった「ユダが、4人のユダに殺された」という奇妙な事件のうさわを耳にする。さらに、アリスの隣の家は “花屋敷”と呼ばれ、生徒たちから恐れられていることも判明。だが、その住人がユダについて何か知っていると教えられたアリスは、 “花屋敷”に潜入する。そこには、不登校のクラスメイト・荒井花(声:鈴木杏)が暮らしており…。『花とアリス』は、2004年、花とアリスという幼なじみのふたりの少女が、日常や友情、そして恋に揺れる様を描き、蒼井さんと鈴木さんがともにブレイクするきっかけとなった人気作。そして、岩井監督が再びメガホンを取り、脚本と音楽も担当して、『花とアリス』の前日譚となるふたりの出会いのエピソードを監督初の長編アニメーションとして製作したのが本作だ。特報映像では、主人公となる“史上最強の転校生”アリス役の蒼井さんと、“史上最強の引きこもり”花役の鈴木さんが声で共演を果たしており、アニメーションとなった“花とアリス”に新たな息吹を吹き込んでいる。また、『花とアリス』は当時、「キットカット」とのコラボレーションでも話題となったが、今回も「キットカット」とのコラボが実現。特設サイトでは、実写版のショートフィルムを皮切りにスペシャル映像が登場するという。『花とアリス 殺人事件』は2015年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』に出演中のスターダンサー、アダム・クーパーが11月10日(月) TOKYO FM 「LOVE CONNECTION」(11:30~13:00)に生出演することが決まった。出演は11:40頃から15分ほど。マシュー・ボーンの『白鳥の湖』で一躍、脚光を浴びた世界的ダンサーの生声を聞けるチャンスだ。ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』はミュージカル映画の名作『雨に唄えば』の舞台版。特に話題なのが原作映画でもおなじみ雨の名場面。映画ではジーン・ケリーがどしゃぶりの中、ハッピーに歌い踊ったシーンを、舞台版は12トンもの水を使って再現する。「ジーン・ケリーはもちろん、尊敬してるけど、いかに新しい役として作っていくかに注力した」開幕直前の会見で話していたアダム・クーパー。彼ならではの、華麗なステップ、そして魅力的な歌声にご注目を。公演は11月24日(月・休)まで東京・渋谷の東急シアターオーブにて。なお公式ブログでは公開舞台稽古に招待された高校生モニターによる熱い感想の数々を掲載中。ご興味の方は右記まで()。
2014年11月07日『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞「監督賞」に輝くクリント・イーストウッド監督が、ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、米軍史上最強といわれた狙撃手クリス・カイルの半生を描いた最新作『アメリカン・スナイパー』。このほど、早くも来年のアカデミー賞最有力候補との呼び声が上がる本作の日本公開日が、アカデミー賞授賞式前日に当たる2015年2月21日(土)に決定、特報映像も解禁された。本作はニューヨーク・タイムズ紙で13週に渡りベストセラー1位(18週間ランキング入り)を果たした、元・米海軍特殊部隊隊員クリス・カイルの自伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」(原書房)を映画化。カイル(ブラッドリー・クーパー)は自身の狙撃の腕前で多くの同胞を救い、“レジェンド”の異名を持つ人物だった。しかし、彼の腕前は敵も知るところとなり、やがてその首に賞金がかけられてしまう。一方で、カイルはイラクでの活動の中、遠い戦地にいながらも故郷に置いてきた家族の良き夫、良き父でありたいというジレンマを抱えていた。だが、2003年から2009年まで、4回もの過酷な遠征を経験している彼は、妻子の元へ戻っても戦争の傷を癒せずにいた…。“レジェンド”と讃えられたスナイパーを描いた本作の特報映像は、2分弱の短い中でも、カイルの苦悩、戦地での手に汗握る緊張感などが十分に伝わってくるもの。銃弾を装填する音から始まり、BGMもなく静かで緊迫した空気が溢れる映像は、戦場とは“生と死”が隣り合わせの世界だということを意味している。彼が故郷で感じた生きる喜びと証がフラッシュバックされるものの、自ら構える銃が標的にしているのは、爆弾のような物を抱え米軍に近づく戦地の子どもだ。果たして、カイルの銃弾は子どもに向けて放たれてしまったのか…。クリス・カイル役を演じるのは、『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』で2度オスカー・ノミネートされているブラッドリー・クーパー。実は本作のプロデューサーとして、映画化権を獲得したのも彼だ。今回厳密な食事制限に加え、カイルの同僚であるネイビー・シールズと共に過酷なトレーニングを行い、撮影に挑んだという。また、彼の妻役を、実生活でも1児の母となったシエナ・ミラーが務めている。アカデミー賞レースをにらみ、今年12月25日に北米で限定公開した後、2015年1月16日に全米公開が予定されているという本作。だが、早くも賞レースの大本命と言われることに対し、プロデューサーであり主演でもあるブラッドリーは、「僕には、クリス・カイルと彼の家族をきちんと描く義務があった。それは絶対的なことだ。彼の遺族がこの映画を気に入ってくれるか、彼と同じような体験をした人々が共感できるか、一般の観客が人間性というものに胸を動かされるかどうか。僕にとって大事なのはそれだけだ。彼の人生は評価されてしかるべきもの。僕らはこの映画でそれを実現できたらと思っているよ」と、実在の人物を正しく描き、見る者に伝えることが何よりも大切だと説く。こうしたブラッドリーの想いを、“人間の本当の姿”や“本当の正義”を訴えてきた名匠イーストウッド監督はどのようなドラマに仕上げているのか。日本公開も現地時間2015年2月22日に発表される第87回アカデミー賞授賞式の前日ということもあり、世界中の注目が集まる本作を、まずは特報映像からひと足先にご覧あれ。『アメリカン・スナイパー』は2015年2月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月07日2004年の映画『花とアリス』の前日譚となるエピソードが、岩井俊二監督初の長編アニメーション映画『花とアリス殺人事件』として2015年2月に公開されることが明らかになった。映画『花とアリス』(2004年)は、映画『Love Letter』(1995年)や『スワロウテイル』(1996年)の監督、東日本大震災復興プロジェクトチャリティーソング「花は咲く」の作詞などを手がける岩井俊二氏が原作・脚本・監督を務めた作品。もともと岩井監督がショートフィルムとして発表したもので、後に長編映画としても公開され、友情と恋に揺れる2人の少女、花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)の姿と日常を描いた。発表された『花とアリス殺人事件』では、前日譚となる2人の出会いのエピソードを中心に描かれるという。脚本と音楽も岩井監督が手がけ、主人公の花とアリスの声優には、『花とアリス』同様、アリス役を蒼井優、花役を鈴木杏が務める。また、公開されたポスタービジュアルでは、アニメーションとなった"花"と"アリス"の姿が見られる。物語は、石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称アリス)は、「ユダが、四人のユダに殺された」という噂を聞かされることから始まる。「花屋敷」と呼ばれる隣の家に住む「ハナ」ならユダについて詳しいはずだと教えられたアリスは、花屋敷へ潜入。そこで待ち構えていたのは、不登校のクラスメイト・荒井花(通称ハナ)で、2人の出会いが描かれていく。自身初の長編アニメーションとなる岩井監督は「作品を作り終えてもなお、あの二人は僕の中に居座り、十年の歳月が過ぎてもなお、平然とそこに居続け、気がついたら僕はこのアニメを作らせていた。二人がいつまで居座る気なのか、それはちょっと僕にもわからない」とコメントを寄せている。そして、蒼井は「アリスだったあの日から、早10年。声も大分、野太くなっていますが、がんばりました。眩い青春時代を2度もありがとうございます。またアリスになることが出来、心から嬉しかったです。作品の完成が楽しみでなりません」と作品への期待を伝え、そして、鈴木は「花とアリスに再会できて、とてもとてもうれしいです。十年経って三十歳近くなった(!)私たちが中学生の声になれているのか、、、ちょっと不安。でも観てくださる方が楽しんでくださればいいな、と思います」と語っている。アニメーション映画『花とアリス殺人事件』は、2015年2月公開予定。(C)花とアリス殺人事件製作委員会
2014年10月16日「オトナディズニー」の和食器シリーズ「ディズニーコレクション/ 日本生活」より、第3弾として「ふしぎの国のアリス」の美濃焼が発売される。「ディズニーキャラクターたちが日本中を旅したら、きっといいものを再発見できるはず」というコンセプトで誕生した「ディズニー/ 日本生活」。ミッキー、ミニーの九谷焼、プーさんの波佐見焼に続く今回は、1300年有余の歴史をもつ岐阜県美濃地方の東部で生産される焼物「美濃焼」の和食器に、「ふしぎの国のアリス」の世界感を表現した。ディズニーキャラクターとの旅をトータルでディレクションしたのは、日本のものづくりを「むりなく、たのしく」伝える姉妹ユニット「スタイル ワイツー(Style Y2)」。子供の頃から慣れ親しんだキャラクターと、古くから日本の生活に溶け込んでいる美濃焼のコラボレーションは、大人こそ楽しめるものに仕上がった。
2014年04月14日(画像は「アリスの棘」公式サイトより)試写会で白衣姿をお披露目4月11日(金)放送スタートの連続ドラマ「アリスの棘」(TBS系)の第一話完成披露試写会が4日開催され、自身初となる医師役で出演する上野樹里が白衣姿で登場し、ドラマのPRをした。ダークヒロイン役を務める上野(水野明日美)は、父を死に追いやった医師たちに復讐するために、ターゲットを追いつめていくというダークヒロイン役を務める。上野は、自身のドラマ内での演技について、「ラストまで理性的に感情を押し殺して進んでいく。そんな孤独な女性の心情を丁寧にブレずに演じさせていただいている」(まんたんウェブより)とコメントした。「アリスの棘」の出演オファーを受けた際、上野は、温かい世界観の映画「陽だまりの彼女」の撮影中で、ちょうどまったく違うシャープなジャンルに挑戦したいと思っていたことから引き受けたという。他には、中村蒼、藤原紀香、岩城滉一、國村隼、栗山千明、オダギリジョーらが豪華キャストが出演する。今から「アリスの棘」が楽しみである。【参考リンク】▼「アリスの棘」
2014年04月08日愛する人を失って心が壊れてしまった男女がダンスコンテストに挑むことで心を通わせていくハートフルムービー『世界にひとつのプレイブック』が22日に公開された。第85回アカデミー賞では8部門、さらに31年ぶりに全演技部門すべてにノミネートされており、キャストの演技力の高さと笑えるストーリー展開が高評価を得ている。今回、主演男優賞に初ノミネートとなったブラッドリー・クーパーに本作について話を聞いた。(c)YOSHIKO YODA■本作は製作総指揮もやられていますが、本作を製作、出演に至った経緯を教えてください。これは実は、シドニー・ポラックからラッセル監督に何年も前に来た企画だったんだ。マーク・ウォールバーグが主演予定だったが、スケジュールが合わず、ラッセル監督から「パット役をやらないか? 」と声をかけられた。その時すでにデ・ニーロ、ジェニファーは配役が決まっていたとか。僕は他作品が入っていたが、デ・ニーロの息子役で、ラッセル監督と仕事ができるなんて断る理由がない。監督とは密にやりとりをし、編集やマーケティングに至るまで関わったんで、製作総指揮として名を連ねることになったんだ。■デ・ニーロとは『リミットレス』に続いての共演となりますが、デ・ニーロとの共演について教えてください。最高の俳優としかいいようがない。リアルで演技ではない空間を作ってくれる。ラッセル監督に求められたのは、キャラクターを演じるのではなく、なりきること。彼の行動をまさに自分が体験するということだった。デ・ニーロはまさにそこにいて、いつも待っていてくれる環境を作ってくれていたんだ。■ジェニファー・ローレンスも若さを感じさせない迫力の演技でした。彼女との共演について教えてください。撮影時は21歳という若さだったけれど、彼女は10歳であり、40歳でもあるような素質を持っているんだ。また、これだったらうまくいくということが直感的にわかる鋭さを持っている。少女のような振る舞いをした次の瞬間は「カメラはあっちのほうがいいのでは? このセリフはこう変えたら? 」など言って、それが実際にうまく進むから、みんなを感心させた。自分のことを笑える余裕がある。シリアス尽くめというわけではないんだ。この感覚は人にも伝染するからやりやすかったよ。この映画のあとに、もう1本共演するけれど引っ張りダコの彼女から学ぶことは多いよ。■クライマックスのダンスシーンが素敵でした。ダンスレッスンはかなりされたのでしょうか? 撮影に入る前、数週間と撮影中も練習を重ねた。双極性障害に似たところがこのダンスもあって、3つの曲に変化するのが難しかった。でも練習によってジェニファーと一層、息が合うことができたのはよかったよ。■34歳でハングオーバーでブレイクされました。遅咲きともいえますが、将来への夢を抱く日本の若者にメッセージをお願いできますか? 自分はとても幸運に恵まれた。自分の仕事が本当に好きだし、ほかには得られない満足感が演技をしている時は感じられる。情熱を持って続ける鍵は、自分のやっていることを心から愛することだろう。愛せないのであれば、それはもしかしたら違うのかもしれない。やりたいことがあれば、ほかの人が違うのではないか? と意見しても耳を貸さないことも時には必要かもしれない。内側からやりたいことがあれば、それを追いかけていくべきだ。俳優は小さな小屋でやる演技も、本作のような大きな映画の演技も同じように満足感を得られなければならない。■作品の見所と、これから映画をみる日本の観客にメッセージをお願いします。僕も主人公パットから大きなことを学んだ。パットの経験・思考を体験することによって、ひょっとして持っているのかもしれない心の病への先入観がなくなり、それが共通して皆が持っている感情や状況であると理解した。この作品で「思いやりと共感すること」について学んだ。誰でも人生のトラウマにあう可能性がある。コメディだし、ドラマであってひとつのジャンルにとらわれない映画だ。最初はパットがどんな奴かわからないが、だんだんと彼や映画に惹きこまれていくんだ。スポーツカーに乗っているようなギアチェンジが激しい映画だが、笑って、泣いて楽しんでみてほしい。作品情報『世界にひとつのプレイブック』 公式サイト 監督・脚本:デビッド・O・ラッセル出演:ブラッドリー・クーパー/ジェニファー・ローレンス/ロバート・デ・ニーロ配給:ギャガ2月22日(金) TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国公開(C)2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.
2013年02月26日テイラー・スウィフトが、次の恋人としてブラッドリー・クーパーに目をつけていたようだ。新年早々ハリー・スタイルズと破局したテイラーだが、13日(現地時間)、ゴールデン・グローブ賞の直後に行われたアフターパーティーに出席した際、ジェニファー・ローレンスに『世界にひとつのプレイブック』の共演者であるブラッドリーと会うセッティングをお願いしたようだ。しかし、当のブラッドリーはテイラーに興味が全くなかったという。ある関係者はゴシップサイトの「RadarOnline.com」に「ブラッドリーはテイラーと付き合うことなんてこれっぽっちも考えていませんよ。まず第一に、テイラーはうわさが先に一人歩きするような女性ですからね。テイラーのようにとっかえひっかえ男を変えるようなデート魔の女性に対しては彼は慎重に行動するんです」と語った。さらに「ブラッドリーとしてはテイラーは若すぎると考えていて、彼は自分と同年代がいいと思っています。結婚を前提にした真剣な付き合いを欲しているので、16歳も下じゃダメなんです。まあ、彼のイメージからするとちょっと変な気もしますがね。その日、ジェニファーが彼のところに来て、テイラーが興味を持っていると話したんです。すると、ジェニファーとテイラーが友達同士であると知っているブラッドリーは、その話を丁重に断ったんです。テイラーは強気に攻めたつもりだったんですがね。まあでも、ブラッドリーからそっぽを向かれてしまった以上、彼女としてはこれからまた別の男を漁りにいくでしょうね」と明かしている。ハリーと破局後すぐに、レコーディングのためにスタジオ入りしていることを明かしていたテイラー。過去の恋愛を歌のテーマにすることで有名なテイラーの次の創作上のターゲットは、ハリーだとうわさされている。(text:cinemacafe.net)
2013年01月17日先日の第70回ゴールデン・グローブ賞にて、『世界にひとつのプレイブック』にて主演男優賞に初ノミネートされたブラッドリー・クーパーが、本作を引っ提げて、来年の1月下旬に来日することが明らかとなった。妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパット(ブラッドリー・クーパー)は、家も仕事も妻も、すべてを失ってしまい、いまは実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中の身だ。何とか妻とヨリを戻したいパットは、彼女の理想の夫になろうと努力するが、妻は接近禁止命令を解いてくれない。そんなとき近所に住むティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会う。愛らしい姿からは想像もつかない、過激な発言と突飛な行動を繰り出す彼女に、振り回されるパットだったが──。先述のゴールデン・グローブ賞でのノミネートを始め、本年度トロント国際映画祭、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 、サテライト・アワードなど世界各国の映画祭やアワードで高い評価を得て、現在注目度がグングン上昇中の『世界にひとつのプレイブック』。ブラッドリー自身は、これまで『ハングオーバー!!』シリーズでのイメージが先行していたが今回、本作で主演男優賞をいくつも受賞し、多くの映画ファンや業界人たちからすでに太鼓判を押されており、日本でもさらなる人気を集め始めているいま最もホットな俳優だ。来日は、2010年に公開された『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』以来、約2年5か月ぶり2度目となるブラッドリー。来日は1月下旬を予定しており、2013年1月13日(現地時間)にはゴールデン・グローブ賞の結果が発表され、さらにアカデミー賞を目前に控えるタイミングでの来日となるが、ブラッドリーの会心の笑顔が見られることを期待したい。『世界にひとつのプレイブック』は2月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES世界にひとつのプレイブック 2013年2月22日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.
2012年12月20日本年度のゴールデン・グローブ賞で主要4部門にノミネートされている映画『世界にひとつのプレイブック』が来年2月に日本公開される前に、主演のブラッドリー・クーパーがPRのために来年1月下旬に来日することが発表された。本作の主人公はクーパー演じるパット。彼は妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、職も家も失くしてしまう。そんな彼はある日、過激な発言と突飛な行動を繰り出す女性ティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会い、彼女に強引に誘われるカタチでダンスコンテストに出場することに。映画は奇妙な縁でタッグを組んだふたりが人生の再起に挑む姿を描いていく。主演のクーパーは、1975年生まれの米国人俳優。コメディ映画『ハングオーバー』で一気に注目を集め、米ピープル誌では“世界一セクシーな男”と称された。本作では主演だけでなく製作総指揮も担当し、すでにナショナル・ボード・オブ・レビューやインディアナ映画批評家協会賞など数々の映画賞で主演男優賞に輝いている。ちなみに本作の監督を務めたのは前作『ザ・ファイター』でクリスチャン・ベールとメリッサ・レオにオスカーをもたらしたデヴィット・O・ラッセルで、本作のクーパーの演技にも大きな注目が集まっている。クーパーの来日は『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』公開時以来、約2年5ヶ月ぶり2度目で、来年1月下旬に来日し、本作のイベントに登壇する予定だ。『世界にひとつのプレイブック』2月22日(金) TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
2012年12月20日全世界で10億ドルの大ヒットとなった『アリス・イン・ワンダーランド』の続編が作られることになった。1作目の脚本家リンダ・ウールヴァートン氏がすでに脚本を書き始めている。DVD情報2010年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』は、ティム・バートン監督による3Dファンタジー映画。批評家の評価はいまひとつだったが、北米だけで3億3400万ドル、全世界で10億ドルの大ヒットとなった。アリス役に抜擢されたミア・ワシコウスカは、この映画で大ブレイクを果たしている。ほかにジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターなどが出演。続編もバートンが監督するかどうかは今のところ明らかではない。だが、『ダーク・シャドウ』『フランケンウィニー』がアメリカで不振に終わったバートン監督は、今年、苦戦を強いられている状態。『アリス・イン・ワンダーランド』続編で確実なヒットをねらうこともありえる。ストーリーは不明だが、1作目がとくに原作に忠実ではなかったことから、『鏡の国のアリス』にそのまま基づく物語にはならないのではないかと見られている。
2012年12月11日アンバー・ハードとの交際がうわさされるジョニー・デップが、テネシー州ナッシュビルに新居を約1,610万ドルで購入した。6月にパートナーだったヴァネッサ・パラディと14年間の関係に終止符を打ったジョニー。破局公表の少し前から、『ラム・ダイアリー』で共演した23歳年下のアンバー・ハードとの仲がうわさになっていた。バイセクシャルのアンバーには当時、同性の恋人がいたが、ジョニーの破局とほぼ同時期に彼女も恋人と別れている。関係者はイギリスの大衆紙「The Sun」紙上で「家を購入するのは、ジョニーがどれだけアンバーを大切に思っているかを示すサインです」とコメント。「彼女の夢は牧場を持つことだったんです。彼女の出身地のテキサスで購入するつもりが、ナッシュヴィルの物件を見るなり、気に入ってしまったんです。ジョニーはハリウッドに住む気はないんです。それよりも良い人生を送りたいんです。アンバーが乗馬好きだし、ジョニーは作曲や演奏に打ち込んでいますから」と、彼らが田舎暮らしを望む理由も語っている。最近は「エアロスミス」やアリス・クーパーのライブに飛び入り出演したり、来年2月にリリース予定で海賊をテーマにしたアルバムを制作したり、と来年50歳になるジョニーは音楽活動に力を入れている。邸宅には部屋が19室あるというから、ミュージシャン仲間もひんぱんに訪問することになりそうだ。(text:Yuki Tominaga)© UPI/AFLO■関連作品:ラム・ダイアリー 2012年6月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.
2012年12月11日ブラッドリー・クーパーにとって、サラ・ジェシカ・パーカーとのキスは「至難の業」だったようだ。ドラマ版「セックス・アンド・ザ・シティ」でサラ扮する主人公キャリー・ブラッドショーとのキス・シーンがあったブラッドリーだが、サラとのキスにあたってタブーを言い渡されたため撮影はかなり困難を極めたという。ブラッドリーは「『セックス・アンド・ザ・シティ』の撮影中にマニュアル式のポルシェを運転するシーンがあって、とても緊張したよ。サラの頭がダッシュボードにぶつかる様なことになったらどうしようなんて考えてたね」と明かし、さらに「それからサラとのキスのシーンの前に撮影関係者が僕のところにやってきて、『SJPにディープキスはダメだ。舌を使うんじゃないぞ!』って言われたんだ。そのとき僕は『“SJP”って誰?』って感じだったよ。いざ車の前でサラとのキスシーンの撮影が始まったときには、なるべく自分の舌を前に出さないようにしようってことだけ考えていたね。あれは本当に至難の業だったよ。でも彼女は素晴らしかったよ(笑)」と話している。■関連作品:SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ [海外TVドラマ]
2012年11月26日『ハングオーバー!』シリーズで知られるラッドリー・クーパーが、亡くなった父からの影響で俳優になったと明かした。少年時代はかなり反抗的だったというブラッドリーだが、亡くなった父・チャールズさんの「知的で好奇心旺盛な」性格に影響を受け、俳優の道に入ったと米「Esquire」誌に語った。「僕は面白い家庭で育ったんだ。僕の父はアイルランド人で母はイタリア人だったんだ。裕福な家庭だったよ。何か浮ついた感じもあったね。それでもちゃんと育ててもらった。もちろん非行に走ったこともあったよ。僕が15歳のときには未成年の飲酒で逮捕されたんだ。母のグロリアにはいつも『電話だけはちゃんとしなさい!あなたがどこにいるか知っておきたいの』って言われてたよ。だから両親とはいつも良いコミュニケーションが取れていたんだ」と少年時代の思い出を明かす。「僕の父はひどく賢くて好奇心旺盛だったんだ。実家は映画館の向かい側にあったから、父はいつも映画の話をしてくれて、僕が物心ついたときにはその映画館に連れて行ってくれるようになったんだよ。父はトム・コートネイの大ファンだったね。トムの『長距離ランナーの孤独』(’64)は、父が初めて僕に見せてくれた作品の一つさ。それから『ドレッサー』(’83)や『火山のもとで』(’84)もね。父はアルバート・フィニーも大好きだったな」と幼少期をふり返る。37歳のブラッドリーは今年初めに、コンプレックスを抱えていたため29歳になるまでドラッグやアルコールに明け暮れていたものの、それが自分の人生を台無しにしてしまうことに気づき、以来きっぱりとドラッグも飲酒も止めたと語っていた。「僕はもう飲酒もドラッグも金輪際やらないよ。シラフの方が物事はうまく行くんだ。(飲酒やドラッグをしていた頃)自分の人生や住んでいたアパート、飼い犬たちを思っては『どうなっているんだ?』って思ったことを思い出すよ。僕は周りが僕の事をどう思うか、どうやってやって行こうか、どうやって1日1日を生き延びようかってことばかり心配していたんだ。僕はいつも部外者だって感じていたよ。ただ自分の考えの中にこもっていたんだ。そして僕は自分の可能性を生かし切れないと信じ込んでいて、その考えに怯えていたんだよ。それで『なんてことだ。僕は実際、自分の人生を台無しにすることになる。これじゃダメだ!』って思ったわけさ」。■関連作品:ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年11月19日ルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』をもとに現代人の自己発見の物語として編みなおし、今春ブロードウェイで話題を集めたミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』。その日本版が早くも11月、東京・青山劇場で上演される。『ジキルとハイド』『スカーレット・ピンパーネル』でもおなじみの作曲家フランク・ワイルドホーンの最新作で、日本版演出は丁寧な心理描写とリズム感のある構成で人気の鈴木裕美。カラフルなセットと衣裳の“ワンダーランド”で展開する、大人のストーリーが楽しめそうだ。仕事に家族にと悩みを抱える主人公のアリスには安蘭けい、不思議の国の傲慢な帽子屋には濱田めぐみが扮する。安蘭は宝塚歌劇団、濱田は劇団四季とそれぞれトップスターとして一時代を築いたふたり。退団後もそのずば抜けた実力で活躍する者同士なだけに、安蘭が「めぐちゃん(濱田)の歌唱力にずっと憧れていた」と言えば、濱田も「とうこさん(安蘭)のそばにいるだけで安心できる」と初共演ながらすっかり意気投合した様子。濱田が言う「昔も今も、自分の信じる道を選んできたところが似てる」との言葉通り、自然体でありながら強い意思で道を切り拓いてきたその姿が多くの女性ファンから共感を得ている両者だけに、今回はまさに期待の競演といったところ。「こんなに悪い役は初めて」と話す濱田は「帽子屋はアリスの悪いところをキャラクターにした存在なので、酷いことばかりアリスに言うんです。自己中心的!とか傲慢!とかバンバン言うし、“ひれ伏して溺れたいはず”という歌詞もあって、慌ててとうこさんに“嫌いにならないで!”ってメールを送りました」と笑う。悪女の魅力たっぷりに歌い上げるシーンは見ものだが、一方のアリスは、情緒不安定なウサギ(田代万里生)や訳知り顔の芋虫(JOY)、キザな猫エル・ガト(柿澤勇人)らに囲まれた等身大の女性として存在する。「私もこんなに自分に近い部分が多い役は初めてです。アリスが帽子屋に指摘される言葉の数々は、身に覚えがありすぎて……(笑)」と安蘭からは意外な発言も飛び出した。「じゃあ(役作りは)めっちゃ厳しくないですか?」と尋ねる濱田に、「めっちゃ厳しいと思う!」と安蘭が返して思わず笑い合うひと幕も。「でもアリスは、いろんなキャラクターたちと触れ合ううち、そんなネガティブなところも全て自分の成長には必要なんだと気づくんです。子どもはもちろん、大人の方が観たら、もっと深く楽しめるミュージカル」と安蘭。一見ファンタジーに思える世界観にショーアップされた歌とダンス、だがそこにリアルなストーリーが織り込まれるのは、さすがブロードウェイ流。最高のキャストを得た日本版、その初日を楽しみに待ちたい。公演は11月18日(日)から12月4日(火)まで東京・青山劇場にて、12月14日(金)から16日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットは発売中。なお、チケットぴあでは限定公演のみ観劇とディナー付きの「アリスレストラン付チケット」を発売する。
2012年10月18日ブラッドリー・クーパーとゾーイ・サルダナがヨリを戻したようだ。昨年映画『The Words』(原題)で共演したことをきっかけに交際を続けてきた2人は、今年3月に3か月間の交際に終止符を打っていたが、今月22日(現地時間)の未明にブラッドリーがゾーイのハリウッドにある自宅を後にする姿が目撃された。2人はその後も、ロサンゼルスにあるシネラマ・ドーム・シアターで宗教団体・サイエントロジーをテーマにした映画『The Master』(原題)を鑑賞して映画デートを楽しんでいる。ただ、破局当時にゾーイに近い関係者は「2人は絶対にヨリを戻すことはないでしょう。彼女とブラッドリーは全く真剣な関係じゃなかったんです」と語っていたが…。ゾーイは先日、2003年に亡くなった伝説的ジャズシンガーであるニーナ・シモンの伝記映画『Nina』(原題)の主役に抜擢されたものの、オンラインサイト「Change.org」上では、本作のシンシア・モート監督は別の「もっとニーナ・シモンに似た」女優を起用すべきだと、ゾーイの降板を検討中だと明かしている。ゾーイの降板を主張する人たちは、ゾーイの肌の色がニーナのものとはマッチしないと主張しているという。■関連作品:コロンビアーナ 2012年9月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION - GRIVE PRODUCTIONS
2012年09月25日ブラッドリー・クーパー主演作『Silver Linings Playbook』(原題)が第37回トロント国際映画祭で最高賞を受賞した。『ザ・ファイター』のデヴィッド・O・ラッセルがメガホンをとり、ブラッドリーとジェニファー・ローレンスが共演する同作は、最高賞にあたる「ピープルズ・チョイスアワード」を獲得した。過去には『スラムドッグ$ミリオネア』や『英国王のスピーチ』などが同賞に輝いている。マシュー・クイック原作の同名小説の映画化となる本作は、ブラッドリー扮するパットがノイローゼから回復して幸せを探そうと決意し、ジェニファー扮する女性・ティファニーに出会ったことで将来に希望を見出せるようになるというストーリーだ。ブラッドリーとジェニファーのほかに、ロバート・デ・ニーロやクリス・タッカーが出演している。『Silver Linings Playbook』は11月21日(現地時間)に全米公開予定だ。
2012年09月18日セクシーな魅力で人気を誇るブラッドリー・クーパーと、同じくセクシー女優として数々の俳優たちと浮名を流してきたスカーレット・ヨハンソンがデートを楽しんだようだ。2009年の『そんな彼なら捨てちゃえば?』で共演したブラッドリーとスカーレットだが、今月11日(現地時間)にカリフォルニアのベルエア・ホテル内にあるアカデミー賞でのパーティでも起用される有名シェフ、ウルフギャング・パックのレストランで、共にディナーに舌鼓を打ち、終始笑いが絶えず「お互いに夢中」だったようだ。ある関係者は「RadarOnline.com」に、「2人はとても打ち解けた感じで、お互いにゾッコンなのは明らかでしたね。スカーレットはその日、胸元の大きく開いたドレスを着て、完全に愛嬌を振りまいていました。ブラッドリーもスカーレットの美しさに魅了されていましたね。ブラッドリーのジョークに、スカーレットは微笑んでいました」と語っている。さらに「2人の相性は明らかで、夢中になっていた感じですね。ほんとにキュートでした!完全に“友達”以上といった様子で、お互いに惹かれ合っているのは傍目からも分かるほどでした」とも明かした。その場にいた複数の目撃者によれば、ブラッドリーが食事代を支払い、同ホテルのピアノバーに場を移してお酒を飲みながらその夜を楽しんだようだ。■関連作品:幸せへのキセキ 2012年6月8日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年06月20日“鬼才”という言葉とはかけ離れた柔和な笑顔を浮かべながら、こちらの質問に耳を傾ける。全世界で大ヒットした『アリス・イン・ワンダーランド』に続いて8回目となるジョニー・デップとのコンビで、ティム・バートンが“ポスト・ワンダーランド”の舞台として選んだのは1972年。「奇妙だけど愛すべきもの」と語る家族の物語である。まもなく公開となる『ダーク・シャドウ』に込めた監督の思いを聞いた。監督自身の家族観や理想が反映された、奇妙な家族の物語魔女の呪いでヴァンパイアになり、地中深くに埋められてしまった男が200年ぶりに復活し、時代の変化に戸惑いつつも没落した一族の再興のために悪戦苦闘する。オリジナルは1966年から71年にかけて放送されて異色の昼ドラマとして人気を誇った連続ドラマで、監督もジョニーも大ファンだったという。ジョニーがその版権を獲得し、監督に映画化の話を持ち込む形で本作の旅路は始まった。本作に限らず、『チャーリーとチョコレート工場』や『PLANET OF THE APES/猿の惑星』など、監督は既に映像化された作品をあえてリメイクという形で再映像化してきた。もちろんそこに、オリジナルにはないバートン流のユーモアや仕掛けが散りばめられるのだが、監督にとっては“リメイク”とはどういうことなのだろう?「僕としてはリメイクという風には考えてないかな。今回の作品で言うと、何よりオリジナルのドラマが持っているスピリットを捉えたかったんだ。その中でも描きたかったのは『家族』。ヴァンパイアやゴーストが出てくるというオリジナルの構造を残しつつ、なかなかうまく機能しない共同体としての家族の姿を映画にしたかったんだ」。そこには、幼少期から現在に至るまでの監督自身の家族観や理想といったものが反映されているという。「実は僕自身は子供の頃、決して仲の良い家庭で育ったわけではなくて、よその家庭を『あぁ、うらやましいな』という思いで見てたんだ。でも後々、我が家に限らず、どの家庭もおかしな部分をはらんでいるということに気づいたよ。それは富裕層や中流家庭、貧しい家庭といったあらゆる区別を超越して、全ての家庭にある。それこそが家族の“リアル”なんだと考えるようになったし、その点は映画に表れていると思うよ」。無名俳優だったジョニーとの出会い、20年以上にわたる「繋がり」ジョニー同様にバートン組の常連であり、本作にも出演しているヘレナ・ボナム=カーターが監督のプライベートでのパートナーであることは周知の事実。映画を観てのお楽しみだが劇中、ヘレナが演じる歪んだ精神科医は、なかなか凄まじい扱いを受けることになる。「家族こそが財産」(※劇中のコリンズ家の家訓)と謳いつつ、自らの最愛のパートナーへのこの仕打ち…。現場で監督はどのような思いで見ていたのか?「いや、もちろん奇妙な感じだったよ(笑)。そういうことができるから僕は映画が大好きなんだよ!ヘレナに限らずジョニーとも20年以上の付き合いだし、ミシェル(・ファイファー)とは約20年ぶり(※『バットマン リターンズ』以来)に一緒に仕事ができた。ある意味で、みんな“おかしな家族”といった気持ちになったよ」。ジョニーの名前が出たが、先述のように2人のコンビ作はこれが8作目。互いがどれだけ特別な存在であるかは言うまでもない。いまさらではあるが、二十数年前、当時はまだ無名の若手俳優だったジョニーと初めて出会ったときのことについて尋ねてみた。「よく覚えてるよ。『シザーハンズ』のキャスティングをしていて、コーヒーショップで待ち合わせて話をしたんだ。当時のジョニーはTV俳優だったから、僕はほとんど彼について知らなかったんだけど、2時間ほどそこで話をして彼こそが(『シザーハンズ』で)探していたキャラクターだって感じたよ。もちろん、その後こうして長い関係を築くことになるとまでは想像してなかったけど、すぐに気が合ったのは確かだし、互いの気持ちが繋がっているのを感じたよ」。これだけの長い付き合いの中で、映画の製作現場であれ、プライベートであれ言い争ったりケンカになったりすることは?と尋ねると「それが不思議と全くないんだよ」と微笑む。「例えば、撮影中に僕が『こう演じてほしい』と言って、彼は『こうやりたい』と言ったとする。そういう状況でも言い争うわけでもなく、『YESか、NOか?』という二者択一で揉めるわけでもなく、あくまで共同作業として互いに探り合いながら仕事を進めていくんだ。さっき、会ってすぐに気持ちが繋がったと言ったけど、まさにそういう部分で互いの気持ちや感覚的に意見が合致することが圧倒的に多いんだ」。「僕は好きなことを続けて前に進んで行くだけ」劇中、実在のミュージシャン、アリス・クーパーが本人役で登場するほか、「ムーディー・ブルース」に「T.ReX」、「カーペンターズ」など時代を彩った様々なミュージシャンたちの音楽が挿入歌として使われている。1972年という年についてジョニーは「いろんな意味で奇妙なものが流行していた年」と語っているが、監督もその意見に全面的に同意し、この時代を舞台にしたことについてこう説明する。「僕自身が70年代にティーンエイジャーとして成長して思春期を迎えて、社会というものが自分に合わないということを実感したんだ。200年前からやって来たバーナバス(ジョニー)にとってはモダンな時代だけど、音楽であれファッションであれデザインであれ、本当に奇妙な時代だと思う。音楽のジャンルで見ても、アリス・クーパーからカーペンターズまで様々で、ノベルティ扱いされたものもあれば陳腐なポップ以外の何物でもないものも多い。僕の立ち位置?個人的にはやっぱりアリス・クーパーが好きだったかな(笑)。でもそうした全てが時代のほんの一部だったってことは感じているよ」。奇妙な時代の奇妙な家族の物語。何よりこれを作った監督が、二十年以上にわたって、敬意と称賛を込めて「奇妙な映画監督」と言われ続けてきた。そんな評価を監督自身は笑って受け流す。「あまり鏡を見ないようにしているという感じかな。良い評価であれそうでないものであれ、周りが何を言ってるかは気にしないようにしてるし、僕は好きなことを続けて前に進んで行くだけ。自分を分析しようとも思わないよ。これからまた映像化してみたい題材?常にいろんな物語や童話、おとぎ話にインスパイアされてるよ。でも自分で書いてみたはいいけど実際には使い物にならなかったりすることもあるし、逆に何でもない発想からまとまっていくこともある。こればっかりは分かんないね(笑)」。(photo&text:Naoki Kurozu)■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:奇才ティム・バートンが佐藤健にサインのおねだり!次回作オファーも?美女たちに囲まれ、ジョニーもタジタジ…「夢中になりすぎて、ティムにさえ夢中に」クロエ・グレース・モレッツ、今度はゾンビ役に?ジョニー・デップ、初のヴァンパイア役は2人の子供たちにも好評!ジョニー・デップ、異例のファンサービス延長戦!イベント終了後に再びファンの元へ
2012年05月17日ジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウ』のLAプレミアがこのほど行われ、デップとバートン監督のほか、エヴァ・グリーン、ベラ・ヒースコート、ミシェル・ファイファー、ゲスト出演しているアリス・クーパーらが登場した。その他の写真『ダーク・シャドウ』は、1966年から71年までアメリカでテレビ放映された同名ドラマを基にした家族劇で英国から米国に移住するも魔女によってバンパイアにされ、2世紀に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家の姿を描くダークテイストのファンタジー。作品のイメージにあわせて赤ではなく“ブラックカーペット”が用意されたグローマンズ・チャイニーズ・シアターには、ファン約1500人が集結。大歓声に迎えられて登場したデップは「数年前、『スウィーニー・トッド』を撮ってた時に、ヴァンパイア映画をやってみようか、という監督とのちょっとした会話がきっかけで、これが実現したんだ」と振り返り、「彼が仕掛けることなら、僕はいつでものるよ!」と朋友バートン監督とのタッグ継続を力強く宣言した。また、黒いレースのドレスで登場したエヴァ・グリーンはデップとの共演について「彼はすごくリラックスしていて、謙虚で、とても仕事がしやすい人よ。そして、クールだわ」と語り、「この映画を楽しんでくれたらうれしいわ。ちょっと変わってるけど、楽しいわよ」と日本のファンにメッセージをおくった。ちなみにデップとバートン監督は今週末にPR来日が予定されている。オリジナルとなったドラマシリーズのファンだと公言しているふたりは、本作に対する想い入れが強いそうで、来日イベントや会見では、これまでのコンビ作以上に熱いコメントが飛び出すことが予想される。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年05月09日