ブラッド・ピット(52)がアンジェリーナ・ジョリー(41)の離婚に対する態度に激怒しているようだ。19日に2人の2年間の結婚生活に別れを告げるべくアンジェリーナが離婚申請をしたが、ブラッドは自身の子育てに対する考え方を言いふらし、子供たちに有害な状況を引き起こす可能性を生み出したアンジェリーナの行動に憤慨していると言われている。TMZによれば、この離婚についてブラッドは「アンジェリーナは解き放たれた地獄だ」と表現していたそうで、マッドクス(15)、パックス(12)、ザハラ(11)、シャイロ(10)、ノックスとヴィヴィアン(8)という6人の子供たちに悪影響が出ないように「大人らしく」振る舞うようアンジェリーナに訴えているという。ブラッドは、ハリウッド・ヒルズの自宅外にパパラッチが押し寄せていることで家族の身の安全を懸念しており、ロサンゼルス警察がその地域を定期的にパトロールしているようだ。ブラッドは破局についてアンジェリーナと頻繁に話し合いをしていたものの、離婚申請については当日に知ったというが、アンジェリーナは1週間前に起こったという何らかの出来事が決め手となって離婚を決意したと言われている。ある関係者は「最終的に離婚を決めたのは1週間前です。ある出来事がきっかけでアンジェリーナが行動に移したのです」と話している。(C)BANG Media International
2016年09月21日『イングロリアス・バスターズ』や『オーケストラ!』、さらにアンジェリーナ・ジョリー主演・監督作『白い帽子の女』にも出演するフランスの女優メラニー・ロランが共同監督を務め、セザール賞ベストドキュメンタリー賞にも輝いた『TOMORROW パーマネントライフを探して』(原題:Demain)が、12月に日本公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真がシネマカフェにて解禁となった。2012年。21人の科学者たちが権威ある学術雑誌「ネイチャー」に、現在のライフスタイルをこのまま続ければ、人類は滅亡するという論文を発表し、世界に衝撃が走った…。映像作家としても豊かな才能に恵まれ、エコロジストとしても知られる女優のメラニー・ロランはその衝撃の事実を知り、未来の子どもたちのために、活動家・ジャーナリストである友人のシリル・ディオンとともに、未来を幸せに暮らすためのライフスタイルを求めて世界へと旅に出る――。「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野に渡り、パーマカルチャー(パーマネント:永続性+農業:アグリカルチャー)、トランジション・タウン(持続可能な社会をつくる市民運動)、ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ運動)など、世界中の新しい取り組みを行っているパイオニアたちが続々と登場する本作。人類滅亡を招く“悪”を告発するのではなく、人類が滅亡しないための方法を見つけるというスーパーポジティブな精神に基づいた、男女、年代、国境を超えた興味を喚起する、ワクワクの“提案型ドキュメンタリー”だ。手描きの図解やイラストも楽しく、旅で出会った自然の美しさ、そこに生きる人々のひたむきな表情や無邪気な子どもたちの笑顔が印象的。フランスで公開されるや熱狂的な口コミが広がり、観客動員数110万人を突破する大ヒットに。さらに、フランスで最も権威のあるセザール賞ベストドキュメンタリー賞にも輝いた。メガホンをとったのは、女優として活動する一方、2008年には短編映画『De moins en moins』(原題)で監督デビューし、第61回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に出品。続く『呼吸 ー友情と破壊』(’14)が、第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間部門で特別上映されるなど、演出力が評価されているメラニー・ロラン。この度解禁されたポスタービジュアルには、メラニーが地球にやさしい新たなライフスタイルを求めて世界を旅する中で出会った、「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野を切り取った印象的な写真が散りばめられている。人にも地球にも優しいライフスタイルを求める、決して未来を諦めない前向きなメッセージを伝えるビジュアルで、これまでの環境系ドキュメンタリー映画とはまた一線を画す仕上がりとなっている。『TOMORROW パーマネントライフを探して』は12月、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日アンジェリーナ・ジョリー(41)がブラッド・ピット(52)との離婚を申請した。アンジェリーナは19日、和解できない不和を理由に2年間の結婚生活に終止符を打つべく離婚届を提出したと言われている。TMZによれば、アンジェリーナは6人の子供たちの身体的親権を求めながらも、ブラッドに面会権を与えるよう裁判官に依頼しているようだ。同サイトによれば、アンジェリーナがブラッドの子供の育て方にひどく不満を持っていたことが離婚の原因となっているため、共同親権としながらも身体的共同親権は求めていないのだという。また、アンジェリーナは配偶者手当を求めてはいないようだ。先日アンバー・ハードとの離婚の際にジョニー・デップの弁護を務めていたローラ・ワッサー氏がアンジェリーナの代理人を務めており、離婚申請書には2人の破局の日付は2016年9月15日と記載されている。2人は10年間の交際期間を経て2014年に挙式していた。出会いのきっかけとなった『Mr.&Mrs. スミス』での共演以来初めて昨年公開のアンジェリーナ監督作『バイ・ザ・シー』で共演した2人だが、挙式後わずか数週間でけんかの絶えない夫婦を演じるのは私生活において「危険」なことだったと以前にアンジェリーナは明かしていた。「あれは私たちなりの自分たちへの試練だったの。これを乗り切れられれば、さらに力強く幸せになれると分かっていたから。そして私たちは実際にやってのけたの」「私たちは常に自分たちに挑戦を課すのが好きなのよ。カップルとしての自分たちにとってちょっと危険なことであったとしてもね」「またやりたいとは思わないけどね」2人は結婚前、ブラッドはジェニファー・アニストンと、アンジェリーナはビリー・ボブ・ソーントンとジョニー・リー・ミラーとのそれぞれ結婚歴がある。(C)BANG Media International
2016年09月21日アンジェリーナ・ジョリーがブラッド・ピットとの離婚を申請した。アンジェリーナが19日(現地時間)、提出した書類によると、離婚の理由は「和解し難い相違」で、養子と実子6人の養育権を求めている。ブラッドと共同養育権は求めず、彼には法的親権のみを渡したいと考えているらしい。「この決断は家族の健康のために下されました。彼女はコメントを出しません。家族のプライバシーを尊重していただけるよう、希望しています」とアンジェリーナの弁護士、ロバート・オファー氏が声明を発表した。夫妻に近い関係者によると、アンジェリーナはブラッドの子育てに不満があり、離婚を決意したという。ゴシップサイト「TMZ.com」では、ブラッドが大麻やアルコールを摂取し、怒りを制御できない状態になることから、アンジェリーナは子どもたちに危険が及ぶようになったと感じていると報じた。映画『Mr.&Mrs.スミス』の共演をきっかけに2004年から交際し、養子3人と実子3人の6人の子どもを育ててきたアンジェリーナとブラッドは2014年8月に結婚した。離婚申請書類には、夫妻が別れた日は2016年9月15日と記録されている。アンジェリーナ側の弁護士のローラ・ワッサー氏は、彼女がビリー・ボブ・ソーントンと離婚した際も担当。アンバー・ハードとの離婚でジョニー・デップの弁護も担当した。夫妻は7月にウエストハリウッドのカフェで、実子である双子のノックスとヴィヴィアンの8歳の誕生日を祝って4人で食事していたが、その後は夫妻の目撃情報はない。奇しくも、日本ではアンジェリーナが脚本と監督を務め、ブラッドとダブル主演した『白い帽子の女』が9月24日(土)から公開予定だ。(text:Yuki Tominaga)
2016年09月21日2016年の芸能界は、まさに“不倫ラッシュ”。ワイドショーやネットニュースは不倫の話題で持ち切り。結婚がいかに難しいものなのかを、目の当たりにした人も多いのでは?パートナーとうまくいっていないと感じたときには、2人で見知らぬ土地へ旅行に出かけてみるのも一つの解決策。この秋、海外旅行をきっかけに、冷めきった関係を解消する(?)夫婦の映画が2本続けて公開される。まず、元MI6(英国秘密情報部) という経歴を持ち、『裏切りのサーカス』などの原作者として知られるスパイ小説の大家ジョン・ル・カレの大人気小説を、ユアン・マクレガー主演で映画化した『われらが背きし者』。国家を揺るがす大事件を背景に、友情、裏切、復讐、愛が複雑に絡み合う人間ドラマをスリリングかつエモーショナルに描き出した、緊迫のスパイ・エンタテインメントだ。平凡な大学教授の夫ペリーと、敏腕弁護士として活躍する妻ゲイル。夫には、家庭内格差の虚しさから若い女性と浮気した過去があった。夫婦がもう一度やり直そうと訪れたモロッコでの休暇中、偶然知り合ったロシア・マフィアのディマと名乗る男から、組織のマネーロンダリング(資金洗浄)の情報が入ったUSB をMI6に渡して欲しいと懇願される。突然の依頼に戸惑う2人だったが、ディマと家族の命が狙われていると知り、仕方なく引き受けることになるが…。人気と実力を備えた英国を代表する俳優ユアンと、『007 スペクター』のナオミ・ハリスが事件に巻き込まれていく夫婦役に。「彼の家族が心配だ」「利用されるだけ」と意見が食い違う2人の行く末に目が離せない。また、『Mr. & Mrs. スミス』以来、10年ぶりの夫婦共演作となったアンジェリーナ・ジョリー・ピットとブラッド・ピットによる『白い帽子の女』もまもなく公開に。アンジェリーナが監督・脚本・製作を務めている。1970年代、南仏。アメリカ人の小説家ローランドとその妻ヴァネッサが、ヴァカンスに訪れる。だが、ローランドはカフェに入り浸り、妻はほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしている。2人は人生にもたらされた思いがけない不幸に向き合うことができず、その心は冷え切り、離れてしまっていた。ある日、ヴァネッサは部屋の壁にある小さな穴を好奇心から覗いてみる。壁の向こうには、新婚の若いカップルが泊まっていたーー。アンジェリーナが手がけたのは、夫婦の間に起きた悲しみに対処できず、女性として抱える苛立ちや不安、そして夫婦の再生を見つめたオリジナルストーリー。長年一緒にいた2人でも、ひとたび海外の見知らぬ地へ入れば、お互いの新たな一面を発見できるのかもしれない。『われらが背きし者』は10月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『白い帽子の女』は9月24日(土)よりシネスイッチ銀座、渋谷シネパレスほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月18日実際の夫婦が2人だけの愛のカタチを綴る、アンジェリーナ・ジョリー・ピット監督作品『白い帽子の女』。このほど、9月24日(土)に迫った日本公開を前に、主演・監督・脚本・製作を務めたアンジェリーナのインタビュー映像第1弾がシネマカフェに到着した。南フランスの浜辺にあるリゾート・ホテルを訪れた夫婦。夫・ローランドは村の小さなカフェに入り浸り、妻・ヴァネッサはほとんどの時間をホテルの部屋でひとり過ごしていた。ある日、隣の部屋に若い新婚カップル(メルヴィル・プポー&メラニー・ロラン)がやってくる。ヴァネッサは、自分たちとは対照的な輝かしい2人を嫉妬と好奇のまなざしで見つめるが…。2014年夏、ハネムーンでマルタ島を訪れたアンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピット夫妻が、2人の出会いとなった『Mr.&Mrs.スミス』以来、10年ぶりに夫婦役を演じて作り上げた本作。届いたインタビュー映像では、脚本ができるまでの背景について、監督業について、アンジーが真摯に語っている。本作のストーリーは、ブラッドとの結婚生活を反映したものではもちろんないそうで、「ある日、私は母のことを考えていたの。まず彼女を失った悲しみのこと。そして母が満足した人生を送れなかったことを。がんと闘病して亡くなったことや、彼女の人生そのものにもね。子どもがいたのは救いね。子どもがいなかったら彼女の人生はどうなっていたのかしら。人生に何か意味を見出せていたのか」と話し始める。「登場人物を通じて、自身の考えも探りたかった。そして自分の人生と正面から向き合いたかったの」と、アンジー。「ブラッドには何年も前に脚本を見せたわ。彼は気に入ってくれていた。まともな映画としてではなく、私の変な趣味としてね。内容についてさまざまな議論をしたわ」と言う。実在の人物を描いた歴史大作『不屈の男アンブロークン』を撮り終えたばかりだった彼女は、次は「小規模な作品を監督して自分の限界が知りたかった。常軌を逸した内容だから周りにこう言われたわ。『だからこそやるべき』と。でも実際、ブラッドと共演して現場で過ごす時間を考えると、悩む部分があった。“私は単身で映画を監督するのか否か”“共演しないほうがいいのか”とかね」と、葛藤した胸の内をふり返って語る。また、自身が演じたヴァネッサというキャラクターについては、「私たちは彼女のことを“壊れた人形”だとよく言っていたわ。もともとはすてきな女性だったのよ。いまはとても孤独で深い悲しみにとらわれているのよ。そこから脱出する方法も分かっていないのよ」と言う。「彼女は昔ダンスを踊っていた芸術家なの。でも加齢で体がついてこなくなりダンスを諦めることになった、それがダンサーの宿命よ。年齢を重ねると母親になったりするけれど、ヴァネッサはそういう役割も担っていない。でも最後に気付くの。自分はローランドの妻であり、彼は同じ苦しみを抱えていると」と説明するアンジー。若い夫婦に羨望のまなざしを向ける、中年に差しかかった夫婦の悲しみ・苦しみとは…?アンジーが母を想って書いた物語に期待が募るばかりだ。『白い帽子の女』は9月24日(土)よりシネスイッチ銀座、渋谷シネパレスほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月18日日中はまだまだ暑いけれど、朝晩はめっきり涼しくなってきましたね。なんとなく人恋しい秋の夜長、もの寂しさを吹き飛ばすためにも恋愛映画を鑑賞してみてはいかがでしょうか?この時季観るなら、笑って泣けるラブコメディ?それとも、どっぷり浸れる濃密なラブストーリー?20~40代の男女にアンケートを取ってみました。とにかくキュンキュンしたい派・「『世界の中心で、愛をさけぶ』『恋空』が観たい。どちらも悲恋というか、結末が切ない恋愛系です。秋の少しもの悲しい雰囲気にちょうどよくリンクしそうだし、作中に冬も出てくるため季節も合いそう」(20代・女性)一世を風靡した『セカチュー』と10代の女子に圧倒的な支持を受けた『恋空』。なんともいえず懐かしいですね。・「『君に読む物語』です。最後泣けます」(30代・女性)・「久々に『恋人たちの予感』。好きなんです」(40代・女性)切なく、そして微笑ましいエンディングを迎える『君に読む物語』、11年にわたる愛と友情の軌跡を描いた『恋人たちの予感』…いずれも涙なしには観られない作品です。ひとしきり泣いて、心のデトックスをするのにいいかも。あの名作に浸りたい派・「『ゴースト』です。子どものころからTVで観てきましたが、何度観ても面白いです。特にウーピー・ゴールドバーグ演じるインチキ霊媒師がいい味出してます」(30代・女性)陶芸家であるヒロインが亡き恋人の存在を感じつつ、ろくろを回すシーンが忘れられない!という人も多いのでは?・「『ロミオとジュリエット』です。今観ても楽しめそう」(30代・女性)不朽の名作『ロミオとジュリエット』!オリヴィア・ハッセーがジュリエットを演じた1968年の作品とレオナルド・ディカプリオが主演した1996年の『ロミオ+ジュリエット』、みなさんはどちらがお好みでしょうか?・「『ラブ・アクチュアリー』。 さまざまな愛の形が見れる、心温まる映画」(20代・男性)クリスマスが近づくと、つい観たくなるこの作品。年齢も職種もバラバラな19人の男女が織りなす恋愛模様を描いたハートウォーミングなラブストーリーに釘づけ!笑ってスッキリしたい派・「『ブリジットジョーンズの日記』。甘ったるい恋愛映画には興味がないが,これなら面白いので見られる」(30代・女性)世界中の女性の心をつかんだこの作品。なんと今年10月にシリーズ第3作が公開されるそうです。アラフォーになったブリジットを映画館で拝む前に、DVDで1~2作めをおさらいしておきたいところですね。・「『プリティ・ウーマン』。大好きな映画だから」(30代・女性)ジュリア・ロバーツの出世作にして、これまた女性の圧倒的な支持を得た大ヒット作。現代版のシンデレラストーリーにうっとりした女性も少なくないでしょう。観れば自然と恋する気持ちを高められそう。・「『Mr.&Mrs.スミス』です。何回観ても楽しいので。スカッとして次の日も頑張れる」(30代・男性)ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーはこちらの作品がきっかけでお付き合いを始め、結婚したとか。アクション満載、クールなのに笑えるこちらの作品、確かにスカッとしたいときには最高です。ちょっとコアな作品が好き?派・「暗いですが『死んでもいい』。名作です」(30代・女性)大竹しのぶと永瀬正敏による、不倫を題材とした映画。ある日を境に二人の人生の歯車が狂い出し…深まる秋をつつ、大人のラブストーリーにドキドキしてみては。・「『パーフェクト・センス』。パンデミックが主題だけど、それに翻弄されながらも愛し合う男女が描かれていて、いろいろ考えさせられる作品」(30代・女性)人類存亡の危機が迫る中、巡り合った男女の恋の行方を描く恋愛ドラマです。これぞ究極の吊り橋効果?「愛とは何か」を改めて考えさせられるかも。やっぱり?『タイタニック』派・「タイタニックです。この時期はどうしても見たくなります」(20代・男性)・「ベタですが『タイタニック』ですかね。当時パンフレットじゃ飽き足らず、ポスターまで持っていました」(30代・女性)・「『タイタニック』。秋の夜長に、一人で浸りたいです」(40代・女性)想像以上に人気だったのがこの作品。この頃のレオ様は本当に美しかったですよね。コメントを読んでいたら、もう一度観たくなってきました。終わりにみなさんは秋になると、どんな映画を観たくなりますか?もし「特にないな」という場合は、上記のコメントを参考にお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。ぜひおいしい飲み物を用意し、映画の世界に浸って恋する気持ちを盛り上げてくださいね。ライタープロフィールKawauso紙媒体とWeb媒体を行ったり来たり。お酒、本、映画、旅をこよなく愛する独女。次に行きたい所はチリとペルー。あとブータン。
2016年09月10日2002年の誕生以来、映画界に革命を起こした『ボーン』シリーズ待望の最新作『ジェイソン・ボーン』。先日のマット・デイモンの9年ぶりとなる来日の興奮も冷めやらぬなか、本作でCIAエージェント、ヘザー・リー役を演じたアリシア・ヴィキャンデルの初来日が緊急決定した!ジェイソン・ボーンが消息を絶ってから何年もの歳月が経過したある日、彼の元同僚ニッキーはボーンを見つけ、彼にある事実を告げる。それはCIAが世界中の情報を監視し、技術開発やテロ活動までも裏で操作する脅威的なプログラムが始動したというもの。ボーンは再び姿を現し、彼の追跡を任されたCIAエージェントのリーは、彼が“最も求めているもの”を提供すれば、再びCIA側に取り込めるのではないかと考え始める。しかし、“最も危険な兵器”であるボーンは、追跡者すら想像できない、ある目的を持って動いていた…。全世界が熱望したポール・グリーングラス監督とマットの最強タッグが実現した本作。マットや、シリーズでおなじみのニッキー役のジュリア・スタイルズほか、新たにトミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセルらが参戦し、期待を集めている。去る8月18日(木)にはマットが9年ぶりに来日。雨のなか、日本のファンたちと触れ合い、くまモンと日米の“人気モン”同士の対面も実現して盛り上がりを見せた。そして今回、緊急初来日が決定したアリシアといえば、いま世界で最も注目を集める新星女優。エディ・レッドメイン主演&トム・フーパー監督作『リリーのすべて』で、愛する人が女性になりたいと願う、その全てを受け入れ、献身的に支えたゲルダ役を熱演。その切ない演技が話題を呼び、第88回アカデミー賞助演女優賞に初ノミネートされ、見事、オスカーを獲得。同視覚効果賞を受賞した『エクス・マキナ』の美しすぎるA.I.も話題を呼び、2018年に公開予定のリブート版『トゥームレイダー』では、かつてアンジェリーナ・ジョリーが演じたララ・クロフト役に抜擢。さらに、その飾らない魅力と美しさで「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の広告モデルを務めている。本作では、ボーンを追うキャリア志向の若きCIAエージェントを好演。これまで『ボーン』3部作を何度も鑑賞しており、大ファンだと明かすアリシアは、出演が決まった際、「私がジェイソン・ボーンの映画に出ているなんて!」と大はしゃぎで喜んだとか。そんな念願の出演作を引っさげ、初来日を果たすアリシアは、9月末に本作のプロモーションイベントに参加する予定だ。『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月08日俳優のマット・デイモンが主演する『ボーン』シリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』(10月7日公開)でヒロインを演じる女優のアリシア・ヴィキャンデルが、9月末に初来日することが6日、明らかになった。アリシアは、3月に日本でも公開されたエディ・レッドメイン主演のトム・フーパー監督作『リリーのすべて』で、女性になりたいと願う夫のすべてを受け入れ献身的に支えた妻・ゲルダを熱演。切ない演技が話題となり、第88回アカデミー賞でオスカー初ノミネート、ベテラン女優陣を前に、最優秀助演女優賞に選ばれ、オスカー初受賞を果たした。『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)や、『エクス・マキナ』(15)といった映画に次々と出演しているアリシア。2018年公開予定となっているリブート版の『トゥームレイダー』では、かつてアンジェリーナ・ジョリーが演じたララ・クロフト役に抜てきされており、ルイ・ヴィトンの広告モデルも務めるなど、精力的な活躍が目立っている。本作には、ジェイソン・ボーン(マット)を追うキャリア志向の若きCIAエージェント、ヘザー・リーを好演。これまで何度も鑑賞しているほどシリーズの大ファンと明かすアリシアは、出演が決まった際「私がジェイソン・ボーンの映画に出ているなんて!」と大はしゃぎで喜んだそうだ。そんな念願の出演作を引っさげ、9月末に都内で行われるプロモーションイベントに参加する予定となっている。8月18日には主演のマットも、9年ぶりに来日済み。レッドカーペットイベントでは「ファンのために作った作品」と熱い思いも語り、大きな盛り上がりを見せた。(C)Universal Pictures
2016年09月08日整形手術を受ける人が参考にするセレブのパーツランキングが整形外科医のジュリアン・デ・シルヴァ氏によって発表された。ウェストロンドンでクリニックを営むベテラン医師のシルヴァ氏によると、クライアントから最も多くの“注文”を受けるのが、「数学的にほぼ完璧」なキャサリン妃の鼻だという。ランキングは以下の通り。1位…キャサリン妃の鼻2位…キーラ・ナイトレイの目3位…ジェニファー・ロペスの眉毛4位…ペネロペ・クルスの唇5位…アンジェリーナ・ジョリーの頬6位…リース・ウィザースプーンの肌7位…マイリー・サイラスの額8位…セレーナ・ゴメスの顎9位…シェールの輪郭ランクインした9人の9つのパーツを組み合わせれば、万人が「最もなりたい顔」になるはず…。そんなわけでシルヴァ氏が「最もなりたい顔」を再現。その合成写真が、名前がランクインしていないニーナ・ドブレフにそっくりだとある俳優が指摘した。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」でマット役を演じ、ニーナと共演したザック・ローリグがこの写真を掲載して「俺の知ってるニーナみたいじゃん」とツイート。それに対し、ファンが「私もニーナ本人の写真かと思った」、「写真の90パーセントが彼女のそのもの」と反応。同ドラマの古いポスターの写真を加工したのが明らかだという結果に。ランクインしていないのに勝手に写真を使われ、「最もなりたい顔」に仕立てられたニーナの心境は複雑かも…。(Hiromi Kaku)
2016年09月06日ビリー・ボブ・ソーントンが、アンバー・ハードとの不倫疑惑について否定した。現在、ジョニー・デップとの離婚騒動が泥沼化しているアンバーだが、ジョニー側は、アンバーが昨年撮影した映画『London Fields』(原題)で共演したビリー・ボブと不倫関係にあったのではないかと疑っている。ジョニーは昨年3月、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作の撮影で滞在していたオーストラリアで右手を負傷したが、これはビリー・ボブとの仲についてアンバーと口論になり、その場にあったとボトルや窓ガラスを割った際に負った怪我だとアンバーは主張している。ゴシップサイト「TMZ」によると、ジョニーは右手指の一部を切り落としたが、構わずにその指をダークブルーの絵の具に浸して、鏡に「ビリー・ボブ」「尻軽アンバー」などと書きなぐったという。アンバーは法廷に提出した書類中で、ジョニーが当時泥酔していて、ドラッグ(エクスタシー)を服用していたと証言している。この報道を受けて、ビリー・ボブは「TMZ」の取材に応じ、不倫疑惑について「事実無根」と語った。ビリー・ボブは撮影現場以外でアンバーと行動を共にしたのは、キャストみんなで食事をした一度だけで、セットでもほとんど一緒にいなかったという。ジョニーとは1995年に『デッドマン』で共演しているが、このときも同じセットにいながらジョニーと会話することはなかったそうだ。ビリー・ボブは『狂っちゃいないぜ』(’99)でアンジェリーナ・ジョリーと共演し、ローラ・ダーンとの婚約を解消してアンジェリーナと2000年に結婚し、世間を騒がせたことがある。アンジェリーナとは2003年に離婚、その後、長年交際し、一児をもうけた特殊メイクアップ・アーティストのコニー・アングランドと2014年10月に結婚している。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月17日ドリームワークス・アニメーションが製作する大ヒットシリーズの第3弾『カンフー・パンダ3』。今年1月に全米で公開されたばかりの本作が、日本では劇場未公開ながら、Netflixにて独占配信されることになった。カンフー・マスターとして、平和の谷を守るジャイアントパンダのポー。そんな彼の前にある日、生き別れとなった実の父が現れ、ポーは夢にまで見たパンダ村を訪れることに。しかし、幸せなときもつかの間、カンフー・マスターたちを倒して中国全土を征服するため、魔界から舞い戻った雄牛のカイが平和の谷を襲撃。次はパンダ村に襲いかかろうとしていた。ポーはカイを迎え撃つため、自らが師匠となり、村のパンダたちにカンフー指導を始めるが…。本作は、『マダガスカル』シリーズ、『シュレック』シリーズなどを生み出してきたドリームワークス・アニメーションの製作で、伝説のカンフー・マスター、ジャイアントパンダのポーの冒険を描くアクション・コメディ・アニメーション。第3弾となる最新作では、生き別れた実の父と再会し、パンダ村を訪れたポーが、新たな強敵を倒すために“カンフー・パンダ軍団”の指揮を執る“師匠”へと成長を遂げる様子を、例によってユーモアたっぷりに描き出す。全米では1月29日に劇場公開され、初登場1位を記録。中国ではアニメ―ション映画として歴代興行収入No.1(公開当時)を記録したほか、全世界5億ドル超えの大ヒットに。『カンフー・パンダ』(6億3300万ドル)、『カンフー・パンダ2』(6億6570万ドル)に続き、シリーズ3作の全世界累計興行収入は18億ドル超えを果たしている。日本でも、『カンフー・パンダ3』の公開を待ち望むファンの声が上がっていたが、ついにNetflixで日本上陸することになった。本作といえば、豪華な声優陣でもお馴染み。主人公のポーを『スクール・オブ・ロック』『ホリディ』のジャック・ブラックが演じるほか、『レインマン』『クレイマー、クレイマー』などで知られるアカデミー賞俳優ダスティン・ホフマンがシーフー老師、アンジェリーナ・ジョリーがマスター・タイガー、ジャッキー・チェンがマスター・モンキー、ルーシー・リューがマスター・ヘビ、セス・ローゲンがマスター・カマキリを続投。さらに今回、新キャストとして、人気ドラマ「ブレイキング・バッド」シリーズ、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』のブライアン・クランストンが息子を探すジャイアントパンダのリー役を演じるほか、『セッション』のJ・K.シモンズが強敵の雄牛・カイ役、そしてケイト・ハドソンがヒロインのパンダ・メイメイ役として加わり、ポーの成長譚を盛り上げる。なお、Netflixでは『カンフー・パンダ』『カンフー・パンダ2』のほか、『カンフー・パンダ:秘密コレクション』『カンフー・パンダ ホリデイ』『カンフー・パンダ 秘密の巻物』も配信中。関連作もまとめて鑑賞することができる。『カンフー・パンダ3』は8月19日(金)よりNetflixにて日本独占配信スタート。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カンフー・パンダ 2008年7月26日より全国にて公開(C) 2008 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.
2016年08月13日オトコには弱いけどゴーストにはめっぽう強い理系女子(リケジョ)な4人がゴーストバスターズとして幽霊退治に奮闘するワクワク・アトラクション・エンタテインメント『ゴーストバスターズ』。本作は女性版としてリブートされ、アメリカで公開されるや大ヒットを飛ばしているが、中でも心霊学者のアビーを演じるメリッサ・マッカーシーに注目が集まっているという。ニューヨーク、コロンビア大学教授としての招来を約束される直前に、超常現象を研究していた過去がバレ大学をクビになったエリン(クリステン・ウィグ)、そしてエリンとともに研究を始め、彼女が別の道を選んだ後もひたすら研究に没頭してきたアビー(メリッサ・マッカーシー)と、現在のアビーの研究パートナーで奇抜な発明家でもあるホルツマン(ケイト・マッキノン)の3人の学者が、ゴーストに悩まされているニューヨーカーのために、幽霊退治会社を起ち上げた!そこに地下鉄でゴーストに遭遇したNY歴史オタクのパティ(レスリー・ジョーンズ)と、受付としてマッチョでイケメン、だけどIQは限りなく低い(?)ケヴィン(クリス・ヘムズワース)が加わる。そんなとき、いままで眠っていたゴーストたちが、ゴースト増強装置によってパワーアップし街に溢れ出した!ついに現れた巨大最強ラスボスとの対決に絶体絶命のバスターズたち。タイムズスクエアのど真ん中でプロトンパック“ゴースト捕獲装置”をぶっ放し、彼女たちは果たしてニューヨークをゴーストから救えるのか――!?メリッサは『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど女優として活躍する一方、コメディアンや脚本家などマルチな才能を発揮し大人気。さらにメリッサの人気はすさまじく、フォーブス誌が発表する「世界で最も稼いだ女優」ランキング(2015年)では、アン・ハサウェイやアンジェリーナ・ジョリーを抑え第3位に選出。まさに引っ張りだことなっている。そんな彼女が本作でが演じるのは、心霊学者のアビー。アビーは昔から幽霊は絶対にいると信じ、ずっとゴーストの研究を続けている人物だ。このほど到着したのは、メリッサ演じるアビーがゴーストに宣戦布告(!?)する彼女の魅力が詰まった特別映像。まず、映像はアビーについてメリッサが「強い信念がある。ゴーストの研究に生涯を捧げてきた。バカにされても気にしない」とリーダーらしく正義感溢れるキャラクターだと語っているところから始まる。そんなメリッサだが、本作では数々のアクションシーンに挑戦。ゴーストバスターズはニューヨークに現れた“巨大ラスボス”のローワンと戦うことになるのだが、ローワンは超巨大でめちゃくちゃ強いゴースト。しかしアビーは怖がるどころか「特別サービスしてあげるわ」とプロトンビームをぶっ放し、「まだまだあるわよ!」と謎のジェスチャーで宣戦布告! アビーを始め、超強気な女子バスターズたちが、一体どんなアクションを見せてくれるのか? と期待が高まる映像となっている。また、メリッサは本作で繰り広げられる数々のアクションシーンを、できる限りスタントを使わずに自分で演じたかったそう。例えば、女子バスターズたちがゴーストを倒すためライブ会場に行くシーンでは、人生初のステージダイブに挑戦。プロトンパックを背負い、ステージからお客さんに向かって勢いよくダイブするのだが、メリッサは「初体験だったけどめちゃくちゃ楽しかった。ステージの端まで走って行ってお客さんのなかに飛び込むのよ。最初のテイクではためらったけど、一度やったら安心して身を任せられたわ。最高だった」と興奮しまくり。そして「スタントをやるのは大好きなの! 私を投げ飛ばしてと頼みこんだくらい」と話しており、かなりの女優魂も見せつけている。さらに、『ゴーストバスターズ』前2作の監督で本作ではプロデューサーを務めたアイヴァン・ライトマンは「メリッサがなぜいま一番成功しているコメディアンなのかというと、彼女の演技はごく普通の人っぽさがあるからだ。彼女はめちゃくちゃ面白いし、リアルな演技だからこそ共感できる。観客はそんなメリッサが大好きなんだ」と大絶賛。人を惹きつける魅力があるメリッサ。本映像からも分かるように、本作でもその魅力は全開となっている。『ゴーストバスターズ』は8月11日(木・祝)~14日(日)先行公開。8月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月06日先日、激しくぶつかり合う夫婦の姿や泣き崩れる姿などが収められた本予告映像が解禁となり、話題を呼んだアンジェリーナ・ジョリー・ピット主演&監督作品『白い帽子の女』。このほど、アンジェリーナと、10年ぶりの共演を果たした夫ブラッド・ピットを映し出した本ポスタービジュアルが解禁となった。1970年代、アメリカ人小説家ローランドとその妻ヴァネッサは、南フランスの浜辺にあるリゾート・ホテルを訪れる。ローランドは村の小さなカフェに入り浸り、妻はほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしていた。2人の人生にもたらされた思いがけない不幸に向き合うことができず、夫婦の間には埋められない距離ができていたのだ。ある日、隣の部屋に若いフランス人カップルがハネムーンでやってくる。ヴァネッサは、自分たちと対照的な輝かしい2人を嫉妬と好奇心のまなざしで見つめるがーー。アンジェリーナとブラッドが、交際のきっかけとなった『Mr. & Mrs. スミス』以来、10年ぶりに夫婦役で共演することでも話題の本作。アカデミー賞女優であり、人道支援活動などで世界中から注目されているアンジェリーナが、自ら出演、監督、脚本、製作の1人4役を務め、悲しみをたたえた女性の苛立ちや不安を赤裸々にさらけ出したオリジナルストーリーを作り上げた。また、ブラッドもアンジェリーナの映画制作を公私にわたりサポート。もろく壊れてしまいそうな妻に翻弄されながらも、優しく受け入れる小説家の夫を熱演している。彼らと対照的な若い夫婦を演じるのは、『イングロリアス・バスターズ』『ミモザの島に消えた母』のメラニー・ロラン、『わたしはロランス』のメルヴィル・プポー。さらに、セザール賞の常連である『預言者』のニエル・アレストリュプ、『コックと泥棒、その妻と愛人』のリシャール・ボーランジェと豪華な個性派俳優たちが脇を固め、物語に深みを持たせている。今回、解禁となった本ポスターは、舞台となっているクラシカルなリゾートホテルの様子と、夫婦のものらしき2組の帽子とともに、もの思いにふける様子のアンジェリーナと、何かを悩んでいるかのようなブラッドの表情が印象的。だが、その視線は交差することなく、愛していても、わかりあえない男と女を映し出しているかのよう。「どれだけ愛に傷ついても、愛でしか癒やせない傷がある」とのキャッチコピーも、物語の行く末に含みを持たせるものとなっている。『白い帽子の女』は9月24日(土)よりシネスイッチ銀座、渋谷シネパレスほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月17日シルヴェスター・スタローンが、『エクスペンダブルズ』の女性版スピオフ作となる『エクスペンダベルズ』の製作を進めているようだ。女性を主役とした同人気シリーズ作の製作を過去2年間に渡って計画していたスタローンだが、ついにゴーサインが出たようで、『エクスペンダブルズ』第4弾の撮影の前に取り掛かる予定だとみられている。『エクスペンダブルズ』前3作にトール・ロード役で出演している元合格闘家のランディ・クートゥアは、スタローンがスピンオフ製作のためにシリーズ第4弾の製作を遅らせるつもりだとして、「『エクスペンダベルズ』の話がここ2年間ぐらい出ているのは知っているよ。『エクスペンダブルズ4』用に使う脚本があって、今年の秋にも撮影をスタートするって聞いていたんだけど、『エクスペンダベルズ』の予定が入ったからその話が延期になるかもって言われているよ」とニューヨーク・デイリー・ニュースに話した。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』で元海兵隊員のジョン・スマイリー役を演じたケラン・ルッツは以前、『エクスペンダベルズ』の理想の主役はアンジェリーナ・ジョリーだとBANGショービズに語っていたことがあった。「アンジェリーナ・ジョリーにやってもらいたいね。あとはケイト・ブランシェットとかキャメロン・ディアス、ジェシカ・ビールとか...いろいろな可能性があるよね」一方でスタローンは、伝説のロッキー・バルボア役を再演した2015年公開の『クリード チャンプを継ぐ男』の続編にも取り掛かっているところだとみられている。(C)BANG Media International
2016年07月13日『サラの鍵』原作者タチアナ・ド・ロネのベストセラー小説を映画化し、先日の「フランス映画祭2016」でも上映された『ミモザの島に消えた母』が、7月23日(土)より公開される。本作に出演するメラニー・ロランは、本作のようなヒューマンドラマはもちろん、アクション映画や戦争映画などまで幅広い作品で活躍し、あのクエンティン・タランティーノをも魅了したフランスの実力派女優だ。「ミモザの島」と呼ばれる風光明媚な避暑地で、謎の溺死を遂げた美しい母。それから30年、いまだ母への喪失感から抜け出せないアントワン(ローラン・ラフィット)は、真相を突き止めようとするが、なぜか家族は“母の死”について頑なに口を閉ざす。再びミモザの島を訪れたアントワンは、自分が知らなかった母のもう一つの顔、そして母の死の背景に渦巻く禁断の真実に辿り着くのだったが――。本作で兄アントワンを見守り、ときに母の真実の手がかりへと導く妹アガット役を演じるメラニー・ロラン。監督のフランソワ・ファヴラは、当初からアガット役に彼女をイメージしながら脚本を書き、「演技が生き生きしているところや、ユーモア、すべてを物語る視線、決定的な場面で激しい感情が放たれるところが素晴らしい」と大絶賛を寄せている。“生まれたときから、一緒に生活している人に裏切られていた”という状況の中で傷つき、打ちのめされながらも、家族の秘密と過去の呪縛に戦いを挑む複雑な心情は、確かに彼女にしか演じられない難しい役どころといえそうだ。メラニーは、声優の父、ダンス講師の母という芸術的な環境に育ち、2006年の『マイ・ファミリー/遠い絆』でセザール賞若手女優賞を受賞。その後、タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ』(’09)で、家族を殺されナチス将校(クリストフ・ヴァルツ)に復讐する若き映画館主を好演し、一躍国際的に脚光を集めた。11年のカンヌ国際映画祭の開会式と閉会式ではホスト役を務めており、『オーケストラ!』『黄色い星の子供たち』『人生はビギナーズ』『グランド・イリュージョン』など代表作は枚挙にいとまがないほど。9月公開のブラッド&アンジェリーナ・ジョリー・ピット夫妻の『白い帽子の女』にも出演している。また、彼女は女優業だけにとどまらず、2008年には短編映画『De moins en moins』(原題)で監督デビューも果たし、第61回カンヌ国際映画祭の短編コンペティション部門に出品。「自己愛の強い倒錯者について語りたかった」という意欲作『呼吸 ー友情と破壊』(’14)は、第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間部門で特別上映されるなど、女性らしいみずみずしい演出が高く評価されている。さらに、エコロジストとしての経験をもとに共同監督したドキュメンタリー『Demain』(原題)では、自給自足のオーガニック・フード、新たなエネルギー源や教育システムの模索など、大きなテーマを章立ててわかりやすく解説し、知的センスが光る話題作として注目を集めた。美貌と演技力と共に、実に多彩な才能を見せるメラニー。本作でもひと際目を引くに違いない。『ミモザの島に消えた母』は7月23日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月09日ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー・ピット夫妻が、『Mr.&Mrs. スミス』以来、10年ぶりの共演を果たした『白い帽子の女』。このほど、本作の初日が9月24日(土)に決定し、待望の予告編映像が解禁となった。1970年代、アメリカ人小説家ローランドとその妻ヴァネッサは、ヴァカンスに南フランスのリゾート・ホテルを訪れる。ローランドは執筆と称しては村の小さなカフェに入り浸り、妻はほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしていた。ある日、隣の部屋に、若いカップルがハネムーンでやってくる。ヴァネッサは自分たちと対照的な輝きを放つ2人を、嫉妬と好奇のまなざしで見つめるが…。これまで、監督として『最愛の大地』『不屈の男アンブロークン』を手がけてきたアンジェリーナが自ら脚本を執筆し、メガホンをとった本作。2014年夏、ハネムーンとしてマルタ島を訪れたブラッド&アンジェリーナ夫妻が、10年ぶりとなる夫婦役での共演で撮りあげたことでも話題を呼んでいる。このたび、解禁となった本予告では、深い孤独を抱えていまにも壊れてしまいそうなアンジェリーナが演じる妻・ヴァネッサに、「幸せになれるのに」「君は拒んでいる」とブラッド演じる夫・ローランドが言い放ち、苦悩を見せながら寄り添う姿が描かれている。アンジェリーナが泣き崩れ、ときには夫を足げにする様子からも、夫婦が抱える悲しみの大きさを伺わせている。本作について、アンジェリーナは「なにかを失い、すれ違ってしまった夫婦が、粘り強い愛によって自分たちを取り戻し、お互いを受け入れるまでを描く物語です」と語る。実際の夫婦が劇中では複雑な状況にある夫婦を演じるという、困難な挑戦をした2人。悲しみに直面しながらも、ともに乗り越えていく様を繊細に紡ぎ、南仏の美しい風景だけではない、「夫婦」の形の奥深さを感じることのできる作品となっている。『白い帽子の女』は9月24日(土)よりシネスイッチ銀座、渋谷シネパレスほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月08日2014年に公開され大ヒットを記録したアンジェリーナ・ジョリー主演作『マレフィセント』が、7月8日(金)今夜放送の「金曜ロードSHOW!」に登場。今回が地上波初放送となる。本作はディズニー・クラシック・アニメーションの金字塔として世界中で愛され続けてきた「眠れる森の美女」を、ヒロイン・オーロラ姫ではなく彼女に“永遠の眠り”の呪いをかけた邪悪な妖精・マレフィセントの視点から描いた作品。『トゥームレイダー』や『ウォンテッド』、『チェンジリング』『ツーリスト』など数多くのヒット作を持つアンジェリーナが演じるマレフィセントの完成度の高さは公開当時評判を呼び、彼女の新たな代表作のひとつになった。またブラッド・ピットの間に生まれた愛娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットが幼少期のオーロラ姫役で出演、その“親子共演”にも注目が集まった。妖精の国・ムーアで育った可憐な妖精・マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)は、敵対している人間の国の青年・ステファン(シャールト・コプリー)と恋に落ちるが、野心にあふれたステファンの心はいつしかマレフィセントから離れていく。その後人間と妖精の戦いが再燃、人間の国の王は「マレフィセントを殺した者を娘と結婚させる」というおふれをだす。それを知ったステファンは久しぶりにマレフィセントのもとを訪ね、彼女を騙しトレードマークである大きな翼を奪い去る。ステファンは「マレフィセントを殺した証拠」として王に翼を渡し計画通り王座を手に入れる。ステファンの裏切りを知ったマレフィセントは絶望し、悲しみと憎しみから豹変。そしてステファンと王妃の間に美しい姫・オーロラが誕生すると、復讐に駆られたマレフィセントはオーロラに「16歳の誕生日に糸車の針で指を刺して永遠の眠りにつき、真実の愛のキスだけがその眠りを覚ますことができる」という“呪い”をかける。呪いを恐れた王の命により、オーロラ姫は妖精たちの手により森の奥でひそかに育てられるが…というストーリー。日本語版ではオーロラ姫の少女時代を演じるエル・ファニングの吹き替えを上戸彩が担当しているほか、福田彩乃がノットグラス、フィリットル、シスルウィットという3人の妖精役をひとりで演じ分けたことも話題となった。金曜ロードSHOW!『マレフィセント』は7月8日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月08日●「若い人が乳がんになると進行が速い」のは本当なのか「2人に1人が生涯でがんになる」といわれる現代。中でも、日本人女性の12人に1人が発症するという「乳がん」は、どの女性でもかかるリスクがある病気と言えるだろう。あなたのそばにも、周りに公表せずに闘病をしている人や、仕事の合間を縫って通院治療をしている人、そして、がんになった家族のサポートを懸命にしている人がいるかもしれない。今回は、胸部・乳腺外科の法村尚子医師に、乳がんの検診方法や治療について、誤解しがちな点を中心にお聞きした。乳がんについて臆測で語らないためにも、正しい知識をおさえておこう。――乳がんの検診方法について教えてください。日本では乳がんが年々増加し、女性のがんの第1位になっています。現在、40歳以上の女性を対象に集団検診としてマンモグラフィーによる乳がん検診が行われています。しかし、一部の乳がんではマンモグラフィーで写し出せない場合があることも知られており、マンモグラフィー検診を受けていれば万全ということではありません。特に、閉経前の乳腺が発達している人では、マンモグラフィーのみで乳がんを見つけるのが難しいことがあります。その場合、乳腺が発達していても対応できる超音波検査も追加したほうがいいときもあります。ただし、超音波検査は小さな石灰化像を呈するようなタイプの乳がんを見つけにくいという弱点もあり、超音波検査のみでもまた万全ではありません。――「若い人は進行が速い」というのは本当なのでしょうか?結論から述べると、「がんを発症した年齢によって、進行具合に違いが出る」ということはありません。一般的に、乳がんは進行速度が緩やかといわれていますが、その速度は乳がんのタイプによっても違います。大まかには、ホルモンの受容体と「HER2」というタンパク質の受容体の有無によってタイプを分けます。乳がんの多くは遺伝に関係なく罹患しますが、5~10%は遺伝性であるといわれています。ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが告白して日本でも話題になったので、聞いたことがある人も多いかと思います。若い人が乳がんになった場合、この遺伝性であることも多く、特にBRCA1という遺伝子が関わっている乳がんは、予後が悪いといわれている「トリプルネガティブ」というタイプであることが多いため、この場合は進行が速いこともあります。ただし若くして乳がんになっても、予後の良いタイプであった場合は進行は緩やかです。他の側面として、40歳未満の女性に対する検診体制が確立されていないため、見つかったときには進行してしまっていることも少なくありません。また、若い人の乳房は乳腺が発達していて乳房の張りが強く、触診でもしこりがわかりづらいことや、まだ若いため、"乳がんになるなんて思ってもいない"という若年層の乳がんに対する意識の低さなども、発見の遅れに関係しているのかもしれません。さらに、若い人はがんになること自体がまれですので、身近に若くしてがんで亡くなった人がいると印象に残りやすいことも考えられます。――「トリプルネガティブ」について詳しく教えてください。ホルモン受容体も、HER2タンパク質の受容体もないタイプの乳がんのことを「トリプルネガティブ」と言います。乳がんのタイプの中でも予後不良といわれています。ホルモン受容体を持つタイプに適するホルモン療法や、HER2受容体を持つタイプに適する抗HER2療法が使えないため、トリプルネガティブ乳がんは他のタイプの乳がんと比べて治療法の選択肢が少なく、抗がん剤治療が主になります。しかし最近では、他のタイプより抗がん薬がよく効くともいわれています。●抗がん剤の適応とストレスの影響、家族のサポートのあり方とは――抗がん剤の効果はどのくらいの期間ではかるものですか? 適応がないケースもあるのでしょうか?約3カ月を目安に効果を見ます。適応がないケースは基本的にありませんが、乳がんのタイプによって効果のある治療が異なるため、それぞれに適した薬物療法(抗がん剤治療、その他ホルモン療法、抗HER2療法など)を選ぶ必要があります。――一般的な進行乳がんの治療では、抗がん剤で腫瘍を小さくしてから手術する場合もありますか?しこりが大きいがんや、皮膚に浸潤している場合など、そのままでは手術が難しい進行乳がんの場合には、手術の前に抗がん剤治療を行う場合があります。診断時にしこりが大きいために乳房温存手術が難しい場合でも、手術の前に抗がん剤治療を行うことでしこりを小さくできれば、乳房温存手術ができる可能性も高くなります。ただし近年は、検診率が上がるにつれ、進行がんで見つかるケースが少なくなり、それとともに手術の前に抗がん剤治療を行うことも減ってきています。――乳がんの発症や再発にストレスは影響しますか?ストレスが乳がんの発症リスクや再発リスクを高めるということはありません。しかし乳がん患者さんの中には、ストレスを感じながら生活をされている人も多いと思います。特に、若い年齢で乳がんになった患者さんは、同世代で病気になっている人も少なく、孤立感を味わっている人も多いことでしょう。――周りの家族はどのようにサポートをしていけばいいのでしょうか?周りのご家族は、"何かしてあげなくてはいけない"という気持ちでいっぱいになりますよね。そして、患者さん本人に何もさせないくらい、何でもしてあげようと必死になっている人を見かけます。高いサプリメントや「がんに効く」といわれるあらゆるものを必死で探して勧める人もいます。お気持ちはわかりますが、それは患者さんにとっては、病人ということを思い知らされているようでつらいときもあります。思いやりは持ちつつも普段どおりに接してあげてください。つらそうなときには、話を聞いて共感してあげてください。そばにいるだけでいいのです。――ありがとうございました。※写真と本文は関係ありません○取材協力: 法村尚子(ノリムラ・ショウコ)胸部・乳腺外科2005年香川大学医学部医学科卒。現在、高松赤十字病院胸部・乳腺外科副部長。乳腺外科を中心に女性が安心して受けられる医療を提供。また、En女医会に所属し、ボランティア活動や各種メディアにて医療情報を発信している。資格乳腺専門医、外科専門医、がん治療認定医等En女医会とは150人以上の女性医師(医科・歯科)が参加している会。さまざまな形でボランティア活動を行うことによって、女性の意識の向上と社会貢献の実現を目指している。会員が持つ医療知識や経験を活かして商品開発を行い、利益の一部を社会貢献に使用。また、健康や美容についてより良い情報を発信し、医療分野での啓発活動を積極的に行う。En女医会HPはこちら。
2016年06月30日ギネス世界記録を持つ大人気ゲームが完全映画化され、46の国と地域でオープニング成績第1位を記録する世界的ヒットとなっている『ウォークラフト』。7月1日(金)の日本公開に先駆け、本作の魅力あふれる主人公、“オーク”のデュロタンに迫る特別映像が解禁となった。『ロード・オブ・ザ・リング』から15年――。ブリザード・エンターテイメントによるギネス認定ゲームを、故デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズ監督が、ファンタジーの歴史に名を刻む新たな1作として映画化した本作。剣と魔法の世界“アゼロス”を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなど、数多の種族が、国や一族、そして愛する者を守るために生死をかけた決断を迫られる壮大な物語が、最新映像技術による圧倒的なクオリティで描かれていく。6月21日時点で、46の国と地域でオープニング興収第1位を記録、全世界興収は3億7841万ドル(約395億円)を突破し、ゲーム原作映画としてはこれまで全世界興収No.1だった『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』の3億3636万ドル(約351億円)を抜いて、史上1位の座に。さらに、シリーズで最も興行成績を上げている『バイオハザードIV アフターライフ』の2億9622万ドル(約309億円)、アンジェリーナ・ジョリーの出世作『トゥームレイダー』の2億7470万ドル(約286億円)を、インターナショナルの公開日から3週間ほどで抜き去るという、歴史的快挙を成し遂げている(BOX OFFICE MOJO調べ)。そんな本作は、キャラクターが単純な善と悪に二分されがちだった、これまでのファンタジー映画と一線を画し、対立する人間とオーク両方のドラマを描いているのが特徴的。オーク側の主人公は、フロストウルフ氏族という一族の長であり、愛する妻と子を持つデュロタン(トビー・ケベル)。邪悪な魔力に魅了されるほかのオークとは違い、家族と一族を一番に想いオークとしての誇りを忘れない勇敢な男。故郷の星ドラグナーの荒廃によって、オークたちは人間の住む星“アゼロス”への移住を始めるが、このデュロタンの決断と行動が、人間とオークのみならず、アゼロスに住む全ての種族の運命を大きく変えることになる。今回解禁となった特別映像は、そんなオークのリーダーである、まさに“漢(オトコ)”なデュロタンの魅力を映し出したもの。ムキムキな肉体美はもちろんのこと、対立する人間との争いでも「女子どもには手を出さない」と戦士としての流儀を貫く誇りの高さや、幼き子をあやす良きパパとしての一面、種族の長としてのリーダーシップ、種族を救うため敵対する人間と手を組む決断力など、“漢”らしい魅力がつまった映像となっている。人間とオーク両方の物語を描いた本作において、いかにオークに感情移入してもらうかが大きな課題だったというダンカン・ジョーンズ監督。そこで、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も手掛けた名門スタジオ「ILM(インダストリアル・ライト&マジック)」の最新フェイシャル・キャプチャーを導入し、瞬きから口角の微妙な動き、瞳の揺らぎにいたるまで、オークのさまざまな表情を表現することに成功。見た目はイカつくても、繊細な感情の揺れ動きを観る者に伝えている。また、本作には“漢”デュロタンのほかにも、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)を彷彿とさせる(?)正統派騎士ローサー(トラヴィス・フィメル)や、ちょっと頼りない魔法使い見習いのカドガー(ベン・シュネッツァー)、冷静沈着な全知全能の魔法使いメディヴ(ベン・フォスター)、国民を守るため自ら軍の先頭に立つレイン王(ドミニク・クーパー)など、イイ男がたくさん!そんな彼らが命を懸けて繰り広げる壮大な物語を、スクリーンで目撃してみて。『ウォークラフト』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月29日『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフにより、全く新しいアクション・エンターテイメント大作として生まれ変わる『ターザン:REBORN』。先日、俳優・桐谷健太が主人公のターザンの日本語吹き替え版を担当することが明かされたが、この度、現地時間6月27日(火)に開催されたL.Aプレミアにて桐谷さんも登場。海外メディアや名優たちも“日本のターザン”に大注目を集めていた。すべてを手に入れた英国貴族、そして美しき妻と裕福な暮らし送る男・ジョン。彼の別の名は“ターザン”。 産まれて間もなく国の反乱に巻き込まれ、コンゴのジャングルで動物たちに育てられたのだった。スマートにしてワイルド、そのアンバランスな魅力を備え持つターザンは、英国政府でも一目置かれる存在だった。ある日、政府の命により、外交の為妻・ジェーンとともに故郷へ戻る。しかしそれはターザンに仕向けられた罠だった。故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまう。愛する妻と故郷を救うため、持てるものを投げうちジャングルに戻ること決意するターザン。果たしてターザンは、己の野生を呼び覚まし、すべてを取り戻すことができるのか――?この日会場となったのは、世界最大の映画の祭典・米アカデミー賞授賞式の会場としても有名な歴史あるドルビー・シアター。本作をイメージしたジャングルの装飾が大規模に施され、ブラウンカーペットが敷き詰められた会場に集まった海外メディアは、テレビ50台、スチール200媒体。そして、およそ3,000人のファンが会場を埋め尽くすほど押し寄せ、まさに世界的な注目度の高さが伺えた。今回が海外初のプレミアデビューとなった桐谷さんは、ターザンを意識したグリーンのベルベット地のジャケットを着こなし登場。そして、ターザンポーズなど堂々としたパフォーマンスを披露すると、全世界のカメラマンは桐谷さんに一斉に注目! さらに、桐谷さんのパフォーマンスに驚いたのは、プレミアに招待されていたアンジェリーナ・ジョリーの父親であり、『ミッション:インポッシブル』などに出演する世界的名優ジョン・ヴォイト。ジョンは日本のクルーに「彼は誰だ?」と聞く場面もあった。そしてブラウンカーペット上では、ついに“日本のターザン”桐谷さんと“世界のターザン”アレクサンダー・スカルスガルドが対面し、日米ターザン夢の共演が実現! アレクサンダーと桐谷さんは、今回の滞在が初対面だが、プレミア前日のプレス取材ですっかり意気投合していた2人は、「いつか桐谷さんと共演してみたいか?」と問われると、アレクサンダーは「僕らは“ターザン2”を一緒にやるんだ。スウェーデンのターザンと日本のターザンが一緒にね!」と笑顔でコメント。また、先日の来日を満喫したアレクサンダーは、日本のファンに向けて「僕を迎えてくれて本当にありがとう! 僕の生涯で最高の旅のひとつだったよ」と語り、もしも今度来日する際には「銭湯めぐりを一緒にしよう」と桐谷さんの趣味の銭湯に誘う場面も。そして、映画ついては「僕のキャリアで最も長期間かつ最もハードな撮影になった。その一方で、得られるものも最も大きかった。自分がこの世界の一部であれるなんて信じられなかったよ」とふり返り、最後には肩を組み、日本語で「観てね!」と息ぴったりの様子だった。さらにこの日は、アレクサンダーに加え、ヒロインを務める今ハリウッドで最も旬な女優マーゴット・ロビー、ターザンの相棒役を務めるハリウッドきっての名優サミュエル・L・ジャクソン、ターザン罠にはめる官使役の名優クリストフ・ヴァルツ、監督のデイビッド・イェーツら、豪華メンバーが集結! 興奮冷めやらぬ中、桐谷さんは「本当に華やかだし熱気がすごい。ハリウッドスターのアレクサンダーも気さく。貴重な体験ができて楽しかった」と充実した表情で語り、海外進出に関しては英語への取り組みの意欲も出た模様で、「今度は日本映画を海外の人に見てほしい」とコメント。また「皆さんのイメージや想像を覆す、すべてが新しいターザンになっています」「ぜひ楽しみにしていてほしいです!」と熱くアピールし締めくくった。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(cinemacafe.net)
2016年06月29日映画『ターザン:REBORN』(7月30日公開)のL.Aプレミアが現地時間27日、米ロサンゼルスで行われ、日本語吹き替え版で主人公ターザンの声優を務めた俳優の桐谷健太が登場。海外プレミアデビューを果たした。会場となったドルビー・シアターには、本作をイメージしたジャングルの装飾が施され、敷き詰められたブラウンカーペットの周囲にはテレビカメラ50台、スチールカメラ200媒体。そして、約3,000人のファンが会場を埋め尽くした。桐谷は、ターザンを意識したグリーンのベルベット地のジャケットを身にまとって登場。ターザンポーズなど堂々としたパフォーマンスでカメラマンの注目を浴び、アンジェリーナ・ジョリーの父親にして名優ジョン・ヴォイトが日本のクルーに「彼は誰だ?」と聞く場面もあった。そして、"日本のターザン"桐谷健太と"世界のターザン"主演のアレクサンダー・スカルスガルドが対面し、"日米ターザン"の共演が実現。2人は今回のL.A滞在が初対面ながら前日の取材で意気投合し、アレクサンダーは桐谷を「ケンタ」と親しげに呼び、「(彼が)ジャパニーズ・ターザンだ!」とお墨付き。「いつか桐谷と共演してみたいか?」と問われると、「僕らは『ターザン2』を一緒にやるんだ。スウェーデンのターザン(※アレクサンダーはスウェーデン出身)と日本のターザンが一緒にね!」と笑顔で話した。また、先日来日したアレクサンダーは、日本のファンに向けて「僕を迎えてくれて本当にありがとう! 僕の生涯で最高の旅のひとつだったよ」と語り、もしも今度来日する際には「(桐谷の趣味の)銭湯めぐりを一緒にしよう」と桐谷を誘う一幕も。映画ついては「僕のキャリアで最も長期間かつ最もハードな撮影になった。その一方で、得られるものも最も大きかった。自分がこの世界の一部であれるなんて信じられなかったよ」と振り返り、最後には2ショットで肩を組み、日本語で「観てね!」と息の合った様子を見せた。アレクサンダーに加え、ヒロインを務める女優マーゴット・ロビー、ターザンの相棒役を務める名優サミュエル・L・ジャクソン、ターザンを罠にはめる官使役の名優クリストフ・ヴァルツ、そしてデイビッド・イェーツ監督らが勢ぞろい。桐谷と初対面したサミュエル・L・ジャクソンは、桐谷の筋肉を触って「いいね!」と日本のターザンに太鼓判を押し、デイビッド・イェーツ監督も「彼はターザンの声に、すごい気高さと優雅さと重厚さをもたらしてくれた。みんなが観たいターザンになったよ、ありがとう!」と絶賛した。桐谷は「本当に華やかだし熱気がすごい。ハリウッドスターのアレクサンダーも気さく。貴重な体験ができて楽しかった」と充実した表情を見せ、海外進出に関しては英語への取り組みの意欲も出た模様で、「今度は日本映画を海外の人に見てほしい」とコメント。最後に「皆さんのイメージや想像を覆す、全てが新しいターザンになっています。この暑い夏にぴったりの、キンキンに冷えた爽快感満載のスタイリッシュ・アクション大作なので、ぜひ楽しみにしていてほしいです!」と熱くPRした。(C)2016 Edgar Rice Burroughs, Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2016年06月29日アンジェリーナ・ジョリーが20日(現地時間)、ワシントンDCのアメリカ国務省を訪問、ケリー国務長官と記者会見した。6月20日は国連が定める「世界難民の日」。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の特使を務めるアンジェリーナは、現在起きている難民の危機的状況について、ケリー国務長官と語り合った。グレーのスーツで会見に臨んだアンジェリーナは「6,500万人もの人々が紛争によって、退去を余儀なくさせられています。私たちは戦争が起きている世界と直面し、無視したり、背を向けたりすることはできません。そんな行動は世間知らずで無責任、そして危険です」と報道陣に語りかけた。アンジェリーナは「私たちが直面している選択肢は、とてもはっきりしています。このまま、難民と不安が増えていくのを静観するのか、ほかの国々と力を合わせて新たなアプローチを見つけるのか、です。支援や再定住だけではなく、問題の解決と安定、帰還についてのアプローチです」と訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2016年06月22日主演エディ・レッドメイン、監督トム・フーパーという『レ・ミゼラブル』の2人がタッグを組み、世界初の性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語を映画化した『リリーのすべて』。本作待望のブルーレイ&DVDリリースが、9月7日(水)に決定した。風景画家のアイナー・ヴェイナーは肖像画家の妻・ゲルダと結婚し、デンマークで充実の日々を送っていたが、ある日、妻に頼まれて女性モデルの代役をしたことを機に、自分の内側に潜む“女性性”に気づく。それがどういうことなのかもわからないまま、“リリー”という女性として過ごす時期が増え、心と身体が一致しない状態に苦悩するアイナー。一方のゲルダは、夫の変化に戸惑いながらも、いつしか“リリー”こそアイナーの本質であると理解していく――。『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞を獲得したエディが、フーパー監督との再タッグで挑んだのは、まだトランスジェンダーという言葉や概念が確立していなかったであろう1920年代を舞台に贈る、鮮烈なラブストーリー。時代の空気感を表現した、華やかなファッションやインテリアなど衣装や美術も必見だ。エディは、主人公・リリーの何がほかの人との違いを生んだのかについて、「元来あった資質」「ゲルダの存在」「夫婦ともに先進的な思考を持ったアーティスト」「時代的な背景」などのさまざまな可能性を推測し、役作りをしたという。俳優魂を全身全霊つぎ込み、トランスジェンダーの女性という難役を繊細に体現したエディは、2年連続でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、再び世界中から絶大な評価を浴びた。今後、主演待機作には、ハリー・ポッター新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が控えている。また、リリーの理解者・ゲルダを好演したアリシアは、本作で見事アカデミー賞助演女優賞を受賞。「世界で最も美しい顔100人」に選ばれるほどの美貌のみならず、演技派女優としても世界的に認知され、アカデミー賞視覚効果賞受賞の『エクス・マキナ』、ヒロイン役に抜擢された『ジェイソン・ボーン』、そしてアンジェリーナ・ジョリーの当たり役を引き継ぐ『トゥームレイダー』リブート版など、話題作への出演が続き、いまもっとも勢いのある女優となった。ほかにも、本作には個性的な演技派が勢ぞろい。初めて“リリー”として出かけた彼女を見初めるヘンリクには、『007』シリーズQ役でおなじみのベン・ウィショー。夫妻の友人でバレエダンサーのウラには、『マジック・マイク XXL』のアンバー・ハード。アイナーの幼なじみでゲルダのよき相談役となる画商のハンスは、『君と歩く世界』のマティアス・スーナールツが演じている。『アバウト・タイム 愛おしい時間について』『博士と彼女のセオリー』『ラブ・アクチュアリー』など、恋愛映画のヒット作&名作を数々送り出してきたワーキング・タイトルが届ける、“本当の自分らしく”生きることを求めた恋愛映画に、もう一度、心震わせてみて。『リリーのすべて』は9月7日(水)よりブルーレイ&DVDリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年06月19日女優のアンジェリーナ・ジョリー(41)の子供たちは、7カ国語を学んでいるそうだ。英BBCラジオ4の『ウーマンズ・アワー』に出演したアンジェリーナは、マドックス(14)、パックス(12)、ザハラ(11)、シャイロ(10)、ヴィヴィアン(7)、ノックス(7)の6人の子供たちが、自身や夫ブラッド・ピットが携わる映画業界への興味よりも、多言語を話すようになることに夢中だと明かした。「子供たちに何の言語を学びたいかって聞いたの。シャイロはカンボジアのクメール語を学んでいて、パックスはベトナム語、マドックスはドイツ語とロシア語を選んで、ザハラはフランス語を話すのよ。ヴィヴィアンはアラブ語をほんとに学びたいって思ってて、ノックスは手話を習っているの」「自分の子供たちが自らの人間性を示すまでは、彼らがどんな人間なのかということはわからないものだと思うのよ。彼らはただなるべき人になっていくのよ。子どもたちは他の文化についてとても興味を持っているの」15年前に国連の親善大使に任命され、現在は国連難民高等弁務事務所の特使であるアンジェリーナは先日にも子供たちについて触れており、難民問題に取り組む自身の活動について興味を持っている子供たちを誇りに思っていると話していた。「子供たちに参加するように押し付けたことは1回もないわ。こういうことって、それぞれの人が自発的に決めるべきだと思うの。正直で本物のつながりであるべきなのよ」(C)BANG Media International
2016年06月18日アンジェリーナ・ジョリーが『オリエント急行殺人事件』リメイク版への出演を検討しているようだ。どの役かはわかっておらず、まだ話し合いは早期の段階らしい。監督はケネス・ブラナー。ブラナーはエルキュール・ポワロ役で主演も兼任する。その他の情報原作は、アガサ・クリスティによる1934年の推理小説。ベルギー人の刑事ポワロは、車内で起こった殺人事件の犯人を突き止めるため、車掌と、乗客のうち12人に事情を聴く。1974年のオリジナル版では、アルバート・フィニーがポワロを演じた。監督はシドニー・ルメット。6部門でオスカーにノミネートされ、イングリッド・バーグマンが助演女優賞を獲得している。ジョリーの最新作は、昨年秋北米公開された『白い帽子の女』。監督、脚本、主演を兼任し、ブラッド・ピットが夫役で共演した。また『カンフー・パンダ3』に声の出演もしている。文:猿渡由紀
2016年06月13日ジョディ・フォスターが監督を務めるリアルタイム・サスペンスに、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツという豪華キャストが集結した『マネーモンスター』。本作で、全米高視聴率の人気番組を突然占拠する謎の男カイルを演じた、ジャック・オコンネルの特別映像が到着。生放送番組をジャックしながら、実はちょっぴり“ダメ男”というキャラクターを好演した彼の魅力に迫った。本作は、司会者リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)の軽快なトークと財テク情報で高視聴率を稼ぐ、TV番組「マネーモンスター」の生放送中に起きた衝撃の事件を描く緊迫のリアルタイム・サスペンス。製作も兼任して主演したジョージと、敏腕番組ディレクター、パティ役のジュリアが、『オーシャンズ12』(05)以来、実に11年ぶりの共演を果たしていることでも話題だ。そんな中、番組をジャックする謎の男カイルを演じたのは、アンジェリーナ・ジョリー監督作『不屈の男アンブロークン』にも抜擢された25歳の英国俳優ジャック・オコンネル。今回解禁となる映像では、ゲイツが番組で指南したとおりに、母親の遺産をまるごと投資してしまい、文字どおり全財産を失ってしまうカイル役を好演した彼にフィーチャーしている。まさにダメ男なキャラのカイル。その一方で、自分が行動することで「ほかにも大損した人が大勢いるはず。真実を明らかにする」という、強い信念をもっている部分が映し出されていく。ただのダメ男ではなく、なんだか憎めない魅力を発揮しているのは、ジャック・オコンネルの演技力の成せるところ。そんな彼の演技を、フォスター監督は「才能あふれる俳優」と絶賛、共演者のジョージも「確かに危険だが、救いの手を差し伸べたくなる男だ」と語るキャラクターを見事体現した彼には、製作陣も太鼓判を押している。ジョニー・デップやヒュー・グラントも、かつて魅力的なダメ男を演じたことで高い評価を得てきた。この世代きっての演技派ジャック・オコンネルが演じる、ダメ男・カイルにもぜひ注目してみて。『マネーモンスター』は6月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月08日女優のアンジェリーナ・ジョリー(40)は、毎日のように難民たちのため尽力しているのだという。15年前に国連の親善大使に任命され、現在は国連難民高等弁務事務所の特使であるアンジェリーナは、さまざまな会議やディベートに出席するだけでなく、その裏でもさまざまな活動を行っているようだ。アンジェリーナは「ほとんど毎日のある部分で、国際的な問題に尽力しているの。同僚とニュース、その要因、どのように言及される必要があるか、今携わっている問題の今後について話したり、現地訪問やスピーチの準備なんかでね」「興味深く、私とは反対の視点を持っている人たちに会おうと試みるのよ。そうすることで、私は学べるからね」と話す。また、夫ブラッド・ピットとの間に6人の子供を持つアンジェリーナは、子供たちが難民に関わる仕事をしている自身に興味を持ってくれていることに誇りを持っており、長男のマドックス君(14)の出身国カンボジアのポル・ポト派の政権下を描いたアンジェリーナの監督作『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー』の制作には、マドックス君も参加してくれたようだ。アンジェリーナは、英版ハロー!誌に「マドックスがこの映画を作るきっかけになったの。マドックスは脚本から編集まですべての過程に彼は携わったのよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年06月05日ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー夫妻がスペインのマヨルカ島の豪邸を購入したようだ。夫妻は、ブラッドの新作『Allied』(原題)の撮影で滞在した同地をすっかり気に入り、イタリアの不動産王のアレッサンドロ・プロト氏に物件探しを依頼したという。広い庭園とスウィミングプールがあり、ベッドルーム8室という豪邸で、価格は265万ポンドだという。プロト氏は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の主人公、クリスチャン・グレイのモデルは自分だと主張していることで知られ、マーティン・スコセッシ監督が彼のサクセス・ストーリーを映画化する企画も一時あった。レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド出演の話もあったが、スコセッシが依頼を撤回、ロナウドが高額の違約金を受け取ったという説が昨年10月に流れ、ロナウドが否定。プロト氏はそれを受けて、「私の人生についての映画に彼は必要ない」「彼が自分に価値がないと感じたなら気の毒に思う」などと発言していた。プロト氏はマヨルカの地元紙に「ブラッドは新作映画の撮影後、バレアリック諸島が大好きになり、私にマヨルカで家を探すようにリクエストしました」と語った。しかしながら、プロト氏は昨年7月、アメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏とギリシャの島を共同購入すると報道されたものの、バフェット氏がこれを「でっち上げだ」と否定した経緯もあるので、今回の豪邸購入についても本人たちのコメントが出るまで真偽は不明だ。ロバート・ゼメキス監督がメガホンをとる『Allied』(原題)は今年2月からロンドンで撮影が始まり、5月からはスペインで撮影中。ブラッドは第二次世界大戦時代の二重スパイを演じる。(text:Yuki Tominaga)
2016年06月02日アンジェリーナ・ジョリー・ピット監督&主演最新作にして、『Mr. & Mrs. スミス』以来、10年ぶりにブラッド・ピットと夫婦役で共演する『白い帽子の女』。このほど、南仏のリゾート地を舞台に繰り広げられる、ビターで官能的な本作の特報映像が解禁、夫婦役を演じた2人からコメントが到着した。1970年代、アメリカ人小説家ローランド(ブラッド・ピット)と、その妻ヴァネッサ(アンジェリーナ・ジョリー・ピット)はヴァカンスに、南フランスのリゾート・ホテルを訪れる。ローランドは執筆と称しては村の小さなカフェに入り浸り、妻はほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしていた。ある日、隣の部屋に、若いカップル(メルヴィル・プポー&メラニー・ロラン)がハネムーンでやってくる。ヴァネッサは自分たちと対照的な輝きを放つ2人を、嫉妬と好奇のまなざしで見つめるが…。2014年夏にひっそりと結婚式をあげた後、ハネムーンとしてマルタ島を訪れたアンジェリーナが、ひとりの女性として抱える想いを赤裸々にさらけ出し、オリジナルストーリーを自ら書き上げた本作。アンジェリーナとブラッドが夫婦役を演じるのは、10年ぶり。共演には、『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン、『わたしはロランス』のメルヴィル・プポー、ベテランのニエル・アレストリュプとリシャール・ボーランジェなど豪華俳優たちが集っている。今回解禁された特報では、風光明媚な南フランスの避暑地を舞台に、お互いの心を求めてさすらう男と女の表情が次々と映し出されていく。映像の最後、床に崩れ落ちているかのような妻には見向きもせず、部屋を出ていく夫の冷淡とも思える行動は、何を意味しているのか…。アンジェリーナが綴る、大人の愛のかたちを期待させている映像となっている。アンジェリーナは、本作について「私たちには10年の歴史があります。自分の夫への親しい感情の全てを使って挑戦し、お互いを刺激して良いものを作り上げる。素晴らしい経験でした」と、ふり返ってコメント。また、ブラッドも「この映画は、これまで僕が引き受けた中で、最も挑戦的な作品といえるだろう」と、夫婦共演は大きな“チャレンジ”だったことに触れている。『白い帽子の女』は9月、シネスイッチ銀座、渋谷シネパレスほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日