●リファレンス機「HD 800」の後釜登場ゼンハイザー・ジャパンは10月24日、開放型ヘッドホンのフラッグシップモデル「HD 800」とヘッドホンアンプ「HDVD 800」の次世代バージョンを、東京・中野サンプラザで開催中の「秋のヘッドフォン祭 2015」にて参考出品した。○開放型のリファレンス機「HD 800S」ゼンハイザーの「HD 800」といえば、2009年の発売以来揺るぎない地位を獲得している開放型ヘッドホンのリファレンス的存在。最近でこそ「MOMENTUM」や「HD 630VB」といった密閉型モデルも展開しているが、開放型こそがゼンハイザーの真骨頂でありアイデンティティと言っていい。そんなフラッグシップモデルの次世代バージョンが、今回公開された「HD 800S」だ。同じモデルナンバーは800に「S」が添えられていることから、iPhoneにおける「Sモデル」の扱いをつい連想してしまうが、さにあらず。折しも来日していたプロダクトマネージャーのAxel Grell氏に話を訊くと、モデル名に追加された「S」には2つの意味があるという。「ひとつはSymmetricの「S」であり、バランス接続の改良を意味する。もうひとつはドイツを代表するスポーツカー、ポルシェ 911カレラSの「S」だ」。その言葉には、HD 800のひとつの特徴であるバランス接続に磨きをかけ、スピーディかつスポーティーなイメージを与えようとする意図が伺える。設計上の変更点には、アブソーバーの追加が挙げられる。各周波数帯域のレスポンスをフラットに保てるようになり、結果としてアコースティックな音質向上効果を得られたという。カラーリングはHD 800のシルバーからブラックに変更されているが、ドライバーやハウジングデザインには手を加えていないとのこと。ケーブル素材にも変更はないという。後述するヘッドホンアンプ「HDVD 800改」とバランス接続して試聴したところ、HD 800譲りのワイドな音場感がさらに広がり、さらに一音一音の粒立ちがくっきりとした印象だ。HD 800の特徴である解像感の高さはそのまま、連なる音がぼやけることもなく、静謐な空間に楽器の存在が浮かぶかのよう。基本的にはHD 800のキャラクターを引き継いでいるが、ウェイト調整したスポーツ選手のごとき"体のキレ"が感じられる。「バランス接続を意識してチューニングした」(Axel Grell氏)という開発コンセプトは、素直に頷けるところだ。気になる価格だが、HD 800より若干高めになることが見込まれる。発売は「2015年内、できれば12月上旬の発売を目指している」(Axel Grell氏)とのことで、ヘッドホン愛好者には格好のクリスマスプレゼントとなりそうだ。●DSD 5.6MHz対応に進化する「HDVD 800改」○DSD 5.6MHz対応に進化する「HDVD 800改」ゼンハイザーの「HDVD 800」は、192kHz/24bit対応のUSB DACを内蔵する同社初のヘッドホンアンプ。USB以外にもAES/EBUとS/PDIF、同軸という計4系統のデジタル入力、XLRバランスとRCAアンバランスのアナログ入力を装備、計6系統の入力をサポートする。ヘッドホン出力はバランス駆動(XLR)2系統とシングルエンド2系統の計4系統だ。デジタル入力を省いた兄弟機「HDVA 600」ともども左右対称のバランス回路設計であるなど、開発時点で同社が理想としたヘッドホンシステムを具現化した製品といえる。今回参考出品された「HDVD 800改」(モデル名はまったく未定のため仮にこう呼ぶ)は、デジタル回路を大幅に刷新。DACチップにBurr-brown 7094を搭載することにより、DSD 5.6MHzのネイティブ再生をサポートした。ただし、アナログ部分の設計は変更されておらず、「DSD再生に対応すべく、DACの変更およびDAC周辺の設計見直しとPLLの改良を行った」(Axel Grell氏)とのことで、ディスクリート構成など音に対するのアプローチは大きく変わらないようだ。見たところ、ボディカラーはブラックに変更されているが(HDVD 800はシルバー)、前面・背面ともコネクタの数に変更はない。筐体デザイン・サイズとも変更点は確認できず、前面に刻印されたモデル名も「HDVD 800」のままだ。入力信号がPCMかDSDかを識別するためのLEDも見当たらない。「まだ最終仕様ではなく、音質面でのチューニングを含め細部はこれから詰める」(Axel Grell氏)とのことで、あくまで試作品段階と理解したい。前述したとおり「HD 800S」とバランス接続のうえ試聴したが、音の印象はほぼそのままHDVD 800だ。デモ環境の都合で試聴した曲はPCM(FLAC)のみということもあるが、DACの変更を含めヘッドホンアンプとしての個性を打ち出すアコースティックなチューニングの段階には至っていないらしい。発売時期をたずねると、「2016年中には発売したい」(Axel Grell氏)との回答を得たが、HDVD 800が発表から発売まで約1年待たされたことを思い返すと、予定は未定と考えていたほうが精神衛生上いいかもしれない。秋のヘッドフォン祭はフジヤエ―ビックが主催しているポータブルオーディオイベント。10月25日まで開催される。
2015年10月24日シュア・ジャパンは10月22日、96KHz/24bitのハイレゾ音源再生に対応したポータブルアンプ「SHA900」を発表した。発売は11月中旬の予定で、価格はオープン。推定市場価格は税別120,000円前後。SHA900は、同日発表されたコンデンサー型イヤホンシステム「KSE1500」のポータブルアンプ部を独立させた製品。DACチップにシーラスロジックのCS4272を搭載しており、96KHz/24bitのハイレゾ音源再生に対応する。本体前面のモニターは有機EL方式。4バンドのパラメトリック・イコライザー機能を搭載している。Micro-B型のUSB端子を底面に備えており、iOSデバイスとはLightning接続、AndroidデバイスとはOTG接続、PCやMacとはUSB接続が可能だ。LightningケーブルとOTGケーブルが標準で付属する。3.5mm端子からのアナログ入力にも対応している。S/N比は107dB。-60dB~+17dBのゲイン調整が可能だ。ヘッドホンインピーダンスは6Ω~600Ωに対応する。バッテリー駆動時間はデジタル接続時で最大7時間、アナログバイパスモードで最大10時間。きょう体素材はアルマイトで質量は182g。サイズはW59×H111×D21mm。同日、都内で製品発表会が開催されており、マイナビニュースでは追ってそのレポート記事を掲載する。
2015年10月22日フォステクスは10月13日、ハイレゾ対応のUSB DACを搭載したパーソナルアンプ「PC200USB-HR」を発表した。発売は10月中旬で、希望小売価格は17,800円(税別)。PC200USB-HRは、USB-DACを内蔵したパーソナルアンプ。2014年に発売された現行モデル「PC-200USB」は48kHz/16bit音源に対応しているが、今回発表されたPC200USB-HRは、96kHz/24bit音源を再生できる。また、PC-200USBでは出力5W×2のアナログアンプを搭載していたところを、PC200USB-HRでは15W×2のデジタルアンプに変更。ボリュームには大型のステンレス削り出しシルバーノブを使用している。インタフェースは、ワンタッチ式のスピーカー端子、ヘッドホン出力、DC入力、USBポートを装備。周波数特性は20Hz~40kHzで、適合スピーカーインピーダンスは4~8Ωだ。ヘッドホンの適合インピーダンスは32Ω以上で、最大出力は15mW×2(32Ω負荷時)となっている。ケースは堅牢な金属製で、本体サイズはW95×D86×H52mm。質量は約363gだ。製品には、専用ACアダプター、USBケーブル、スピーカーケーブル(長さ1.5m×2)が付属する。
2015年10月13日「5秒ルール」はご存知ですよね?地域によっては「3秒ルール」「10秒ルール」といわれることもありますが、「食べものを床に落としてからその秒数以内に拾えば食べてもOK」というルールです。すぐに拾えば、汚れやばい菌が食べものに付着する時間がないので、食べても支障がないと聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。しかし、そんな5秒ルールには科学的根拠がないことが判明しました。■実は「5秒ルール」はアメリカの料理番組が由来だった5秒ルールの由来については諸説あります。そのひとつが、アメリカの料理家であるジュリア・チャイルド氏の料理番組が起源だという説。番組の視聴者たちのなかには、チャイルド氏が「誰も見てなければわからないわ」といいながら床に落としたラムを拾ったのを見たという人がいます。実際には、床ではなくコンロの上に落としたポテトパンケーキを拾ってフライパンに戻したのですが、だんだんと話が変わっていき、「すぐ拾えば大丈夫」というイメージが広まっていったようなのです。それが日本でも知られたルールになっているのですから、驚きですね。■アメリカでは7割の女性が「5秒ルール」を信じている2003年の調査では、男性では56%、女性では70%が5秒ルールに親しんでいると回答しています。床に食べものを落としてしまった場合、男性よりも女性の方が拾って食べる割合が大きいそうです。では、床に落ちたものは本当に食べても大丈夫なのでしょうか?■「5秒ルール」について最初に調査したのは女子高生!5秒ルールについての最初の研究報告を行ったのは、イリノイ大学で研究生をしていた女子高生、ジリアン・クラークさんでした。クラークさんと彼女の仲間たちは、床のタイルの上にバクテリアを植菌し、その後のタイルの上にグミベアーやクッキーを置きました。置く時間を変えて、細菌が食べものに移る時間を調べたところ、5秒以内に菌が食べものに付着することがわかったそうです。しかし、どれくらいの細菌が食べものについていたのかについては報告していないため、有害な量であるかどうかはわかりませんでした。■拾うまでの時間で菌の数は変わらないことが明らかに2007年、クレムゾン大学のポール・ダーソン研究室は、この5秒ルールについての調査を行いました。調査の目的は、食べものが床に落ちてから拾うまでの時間が、本当に食べ物についたバクテリアの数に関係があるのかということを調べること。床にサルモネラ菌を植菌してから食べものを床に置いてみて、置いた時間によって食べものに移る菌の数が変わるかどうか調査したのです。その結果わかったのは、床に落ちていた時間が短くても、つく細菌の数は変わらないということ。つまり、落としてから5秒で拾おうが1分経ってから拾おうが、つく細菌の数は変わらないということ。5秒ルールは嘘だったのです。■食べものにつく細菌の数は床のきれいさと材質で差が床に食べものを落としたとき、食べても大丈夫かどうかは床がきれいかどうかで判断しましょう。汚い床に落としたら、どんなに急いで拾っても菌がついています。そして、もうひとつ大切なのは床の材質です。カーペットに落とした場合は、菌が食べ物に移る割合は1%ですが、タイルに落としたら48%、木材に落としたら70%の移行率となります。菌のなかには、ほんの少しの量でも有害で、体内に入ったら病気になってしまうものもあります。しかし、私たちは普段から菌に囲まれており、手洗いをした手や洗った食器にも菌は残っており、咳やくしゃみからも菌は運ばれています。床に落とした食べものについた菌だけで病気になることはないかもしれませんが、少量でも菌がついているということは覚えておきましょう。食べようとしていたものを落としてしまったら、つい拾って食べてしまいたくなってしまうかもしれません。でも、5秒ルールは嘘だということを思い出して、落ちた床の菌を食べたくないときは、潔く諦めましょう。(文/スケルトンワークス)【参考】※Is the “Five Second Rule” Real? A Food Scientist Explains.-NEW REPUBLIC
2015年09月25日IK Multimediaは、Mac/PC用のギター/ベース・アンプ & エフェクト・モデリング・ソフトウェア「AmpliTube 4」を発表した。国内販売価格はオープンプライスで、市場想定価格は2万1,600円前後。2015年10月発売予定。同製品は、Mac/PC用のギター/ベース・アンプ & エフェクト・モデリング・ソフトウェア。80年代の名機をモデルにしたBrit 8000、90年代の名機をモデルにしたBrit 9000、60年代の隠れた名機をモデルにしたRed Pig、1897年にリリースされたブランド25周年記念アンプをモデルにしたBrit Silver、真空管プリアンプ搭載機をモデルにしたBrit Valve Preなど、5つのブリティッシュ・アンプ・モデルが追加された。また、それぞれのアンプに対応したキャビネット・モデル4x12” Brit 8000、 4x12” Brit 9000、4x12” Red Pig、 4x12” Brit Silver、4x12” Brit 30も用意されている。さらに、キャビネット選択後に交換可能な29種類のスピーカー・ユニット、3D空間で2本のマイクを自由に配置し、DIシグナルとミックスできる3D Cab Room、エレクトリック・ギターの音をアコースティック・ギターの音に変換するAcoustic Simulator、1/100セント単位のピッチ検知精度と視認性の高さを両立したチューナー「UltraTuner」なども装備する。なお、スタンドアローン版には、8トラック・レコーダーと波形編集可能なDAW機能、4つのループを重ねてプレイ可能なLooper機能も搭載されている。
2015年09月17日オンキヨー&パイオニアは9月10日、パイオニアブランドのAVアンプ「SC-LX89」「SC-LX79」「SC-LX59」を発表した。発売は10月中旬で、希望小売価格は、SC-LX89が395,000円、SC-LX79が295,000円、SC-LX59が210,000円(いずれも税別)。SC-LX89とSC-LX79は2014年8月に発売された「SC-LX88」と「SC-LX78」の後継モデル。SC-LX59は、2014年7月に発売された「SC-LX58」の後継モデルだ。SC-LX89、SC-LX79、SC-LX59は、マルチチャンネル同時ハイパワー出力が可能なClass D「ダイレクト エナジーHDアンプ」を内蔵。同時駆動出力はSC-LX89が810W、SC-LX79は770W、SC-LX59は720Wとなっている。DACにはESSの「ES9016S」を2基搭載する。Dolby Atmosを利用できるほか、今後のファームウェアアップデートでDTS:Xをサポート予定。Dolby AtmosとDTS:Xの7.1.4デコードが可能で、パワーアンプ2chを接続することで多彩なスピーカーシステムに対応する。自動音場補正技術「MCACC Pro」を採用。周波数と音圧レベル、さらに時間軸の要素を加えた補正を行う。低域と高域のズレやチャンネル間の位相をそろえる「フルバンド・フェイズコントロール」、ソースに由来する低域のずれを補正する「オートフェイズコントロールプラス」、2本のサブウーファーを接続した環境で低域表現を向上させる「デュアルサブウーファーEQ」も利用可能だ。HDMI端子は8入力/3出力を装備。HDRコンテンツや4K/60p、4:4:4、24bit映像信号の伝送に対応するほか、BT.2020、HDCP 2.2など、最新の規格にも対応している。このほか、HD画質のコンテンツを4Kへアップスケールする「Super Resolution」を搭載している。ハイレゾ音源の再生にも対応。192kHz/24bitまでのFLAC / WAV / AIFF / Apple losslessに加えて、DSD 5.6MHzを再生可能だ。WAVとFLACは、マルチチャンネルコンテンツにも対応している。このほか、従来モデルではオプションとなっていたWi-Fi機能(IEEE802.11/b/g/n/a)を標準搭載し、Bluetoothも利用できる。
2015年09月10日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは8月26日、ポータブルヘッドホンアンプ/SDプレーヤー「DAC-HA300」を発表した。発売は9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は70,000円前後(税別)。DAC-HA300は、USB DAC搭載ヘッドホンアンプとポータブルプレーヤー機能を統合したハイレゾ対応製品。microSD/SDHC/SDXC対応のカードスロットを備え、1台でハイレゾ音源の再生が可能だ(内蔵メモリは非搭載)。2014年7月にオンキヨー初のポータブルヘッドホンアンプとしてリリースした「DAC-HA200」の上位モデルとなる。DACチップには、テキサス・インスツルメンツ社のバーブラウン「PCM1795」を採用。DSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源をネイティブ再生できる。ただし、FLACは96kHz/24bitまで。オペアンプには新日本無線の「MUSES8920」を採用している。また、iOS/Android用アプリ「HF Player」にも対応。DAC-HA300とiPhoneやiPad、Android端末をデジタル接続すると、HF Playerのフル機能を使用できる。
2015年08月27日ノースフラットジャパンは8月20日、FX-AUDIO-ブランドのハイレゾ対応USB DAC/ヘッドホンアンプ「DAC-X5J」を発表した。発売は8月下旬を予定しており、希望小売価格は税込4,980円(電源別売)。DAC-X5Jは、USB端子と角型の光デジタル端子、同軸デジタル端子の3系統入力に対応。DACチップにはシーラスロジックの「CS4344」を搭載しており、角型光デジタル端子と同軸デジタル端子からの入力においては192kHz/24bitのハイレゾ音源再生が可能だ。USB端子からの入力においてはUSBレシーバーチップのVIA VT1630の制限により、96kHz/24bitまでの対応となる。ボディ素材はアルミで、前面は削り出しのパネルとなっている。サイズはW75×H30×D100mm。出力インタフェースは3.5mmステレオ端子とRCA端子を備えている。電源は別売りとなっており、DC12V・容量500mA以上を推奨している。
2015年08月20日ミックスウェーブは7月28日、米ALO audioのUSB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Continental Dual Mono」を発表した。発売は7月29日で、本日より予約受付を開始する。価格はオープンで、推定市場価格は195,000円(税別)。Continental Dual Monoは、真空管とトランジスタを併用したハイブリッドタイプのポータブルアンプ。USB DACチップにWolfsonのフラッグシップ「WM8741A」を組み合わせており、PCM 192kHz/24bit、DSD 2.8MHzのハイレゾ音源再生にも対応する。使用している真空管はフィリップス製の6111。LR独立デザインを採用し、クロストークの発生を抑えている。回路設計には、バッテリー駆動型真空管アンプを数多く開発してきた米Red Wine AudioのVinnie氏が関わっている。電源にはパナソニック製のリチウムイオンバッテリー「18650」を直列で3セル使用。スイッチングノイズが発生しないリニア方式電源レギュレーターを採用したほか、各回路の内部電圧を独立させることで、歪みを抑えている。入力端子はmicroUSB×1、φ3.5mmステレオミニジャック×1、φ2.5mm4極端子(Astell&Kern互換)×1。出力端子はφ3.5mmステレオミニジャック×2に、φ2.5mm4極端子(AstelL&Kern互換)×1を装備する。バッテリーによる連続駆動時間は、アンバランス出力使用時で約7時間、DACまたはバランス出力使用時で約5.5時間。本体サイズはW82×D127×H25mmmで、質量は約412g。カラーは、ブラックとシルバーの2色を用意している。
2015年07月28日Texas Instruments(TI)は、低ドリフトのシャント抵抗を集積し、広い温度範囲に渡って高精度の計測を提供する電流センス・アンプ「INA250」を発表した。同製品は、+2mΩのシャント抵抗と、オフセット電流12.5mA、オフセット温度ドリフト250μA/℃、ゲイン・ドリフト30ppm/℃の双方向のゼロ・ドリフト電流センス・アンプを集積。ローサイド(低電圧側)とハイサイド(高電圧側)の両方に実装でき、-40℃~+125℃の温度範囲で0.75%(最大値)の誤差を提供する。また、シャント抵抗を集積したことで、コストを最大76%削減、基板実装面積を最大66%縮小することが可能だという。なお、同製品はすでに5mm×6.4mmのTSSOPパッケージで提供を開始しており、1000個受注時の単価(参考価格)は1.40ドルとしている。また、目的の電流範囲に対応してフルスケール出力電圧を最適化できる、3種類のゲイン・オプションの製品は2015年第4四半期に提供を開始する予定だという。
2015年07月10日ローランドは、多くのギタリストにサウンドを支持されているギター・アンプ"ジャズ・コーラス"の40周年を機に、出力40Wのコンパクトモデル「JC-40」を発表した。発売時期は2015年秋。価格はオープンプライス。同製品は、ギター・アンプという製品ジャンルにおいて独自の地位を築き、世界中の多くのライブハウスやレコーディング/リハーサル・スタジオで使用されている「ジャズ・コーラス」特有の「JCクリーン・トーン」と、独特の広がり感のある「空間合成コーラス」はそのままに、従来よりも大幅に小型化を実現。また、ジャズ・コーラスの伝統でもある堅固なつくりも継承しており、ボディーの外周に鋲を打ちつけ、コーナーにはプロテクターを施している。本体には、ステレオ・アンプに加えて、ステレオ入力も装備。接続したエフェクターより出力されたステレオ音声信号を1台で再生することができる。
2015年07月10日クリエイティブメディアは、Sound Blasterシリーズのウルトラハイエンドモデルとして好評発売中のUSB DAC & マルチ接続のオーディオアンプ「Sound Blaster X7」の性能を向上し、パールホワイトカラーを採用した特別仕様モデル「Sound Blaster X7 Limited Edition」を、6月下旬から限定発売すると発表した。販売店舗は同社クリエイティブストア(同社ホームページ内、楽天市場店、Creative Store Amazonマーケットプレイス)。価格はオープンプライスで、同社オンラインストア価格は税別5万5,000円。同製品は、新たに144W(24V, 6A)の高出力電源アダプターを採用。また、スピーカー出力は、高出力、高効率のTexas Instruments Class D アンプTPA3116D2の搭載により、Sound Blaster X7の最大76W(38W+38W/4Ω接続時)から、最大100W(50W+50W/4Ω接続時)へと向上した。 さらに、ヘッドホン出力インピーダンスはSound Blaster X7の2.2Ωから1Ωとなり、高インピーダンスのヘッドホンだけでなく、感度の高い低インピーダンスのインイヤーモニターなどでもオーディオをさらに高品質で楽しめる。なお、標準ゲイン/高ゲインの切り替えも可能だ。同製品購入時に、3ピンプラグから2ピンプラグ(アース線付き)への変換アダプターがプレゼントされる、発売記念キャンペーンも実施されるとのこと。進呈される変換アダプターはプレゼント品のため、保証の対象外ということだ。
2015年07月06日ミックスウェーブは7月1日、米Cypher Labsのポータブル真空管アンプ「AlgoRhythm Trio」を国内向けに発表した。発売は7月2日で、希望小売価格は83,500円(税別)。AlgoRhythm Trioは、仏Thomson(現Thales)のサブミニチュア管「6111」を使用したポータブル真空管ヘッドホンアンプ。アナログ入力専用機で、入力端子、出力端子ともφ3.5mmステレオミニジャックを1系統装備する。周波数特性は30Hz~100kHz(±1dB)で、出力は32Ω負荷時が220mw、50Ω負荷時が140mW、300Ω負荷時が80mW、600Ω負荷時が40mWとなっている。Hight/Lowの2段階のゲイン調節も可能だ。充電はUSB経由で行い、約4時間でフル充電される。効率95%の電源回路を採用しており、真空管を使用したポータブルアンプでありながら、約8時間の連続動作が可能だ。本体サイズはW118×D69×H24mmで、質量は約243g。充電用MicroUSBケーブル、ステレオミニケーブル、ACアダプター、キャリングケースなどが付属する。
2015年07月01日クリエイティブメディアは6月23日、USB DAC内蔵オーディオアンプ「Sound Blaster X7」のハイパワー出力モデル「Sound Blaster X7 Limited Edition」(以下、X7 LTD)を発表した。6月下旬より、同社の直販サイトで限定販売する。「クリエイティブストア」での販売価格は55,000円(税別)。X7 LTDは、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応したオーディオアンプ「Sound Blaster X7」の電源を強化したモデル。144W(24V/6A)のACアダプター電源を採用し、最大出力はSound Blaster X7の38W×2(4Ω、1kHz、THD 10%)から、50W×2(4Ω、1kHz、THD 10%)に向上した。スピーカー用のアンプとは別に、ヘッドホン用のアンプも用意。Sound Blaster X7のヘッドホン出力インピーダンスは2.2Ωだったが、X7 LTDでは1Ωに低下し、低インピーダンスなヘッドホンやイヤホンの性能をより引き出すことが可能となった。6.3mmステレオ標準ジャックと3.5mmステレオミニジャックなどでの接続に加えて、Bluetoothによる接続にも対応する。また、NFC(近距離無線通信)も利用できる。Bluetoothのバージョンは4.1で、Bluetooth接続時の対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP。音声コーデックはSBC、AAC、aptX Low Latency、aptXを利用できる。インターフェースはUSB 2.0。サイズはW130×D150×H147mmで、質量は約865g。また、Sound Blaster X7の最大出力を50W×2に向上させるアダプター「Sound Blaster X7 Power Adapter Upgrade Kit(AV-SBX7PA)」も6月下旬より発売予定。価格はオープンで、クリエイティブストアでの販売価格は12,800円(税別)。
2015年06月23日センチュリーは18日、リテイル事業の一つ「白箱.com」から、DSD音源とハイレゾ音源に対応したヘッドホンアンプ搭載のUSB DACとして、Speed Dragon社SYBASONICシリーズのUSB DAC「UAU19A」と「D31A」を発売した。税込価格はUAU19Aが19,980円、D31Aが17,980円。UAU19AとD31Aがサポートするハイレゾ音源は、UAU19Aが最大384MHz/24bit、D31Aが最大192MHz/24bitとなり、両モデルともDSD音源のネイティブ再生が可能だ(2.8MHz/5MHz、1bit)。製品には、DSD音源やハイレゾ音源を再生できるメディアプレーヤーソフト「JRiver Media Center」のフルバージョンが付属。また、ASIO/WASAPI、DSDデータをPCMデータに擬似化して転送するDoP(DSD over PCM)にも対応している。音声出力のインタフェースは、アナログライン出力と光デジタル出力(3.5mmミニジャック)だ。ヘッドホンアンプも搭載し、本体の前面に6.3mmフォンジャックと3.5mmステレオミニジャックを備える。S/N比は112dB、インピーダンスは16~600Ω。UAU19Aは、DAC部に「CirrusLogic CS4392」、コントローラ部に「SaviAudio SA9227」、オペアンプに「Texas Instruments LM4562NA」というICチップを採用している。本体サイズはW67×D78×H28mm、重量は約170g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8.5以降。一方のD31Aが搭載するICチップは、DAC部が「CirrusLogic CS4392」、コントローラ部が「VIA VT1736」、オペアンプが「NJM4580」だ。本体サイズはW38.5×D116×H49mm、重量は約160g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.8.5以降。
2015年06月18日ラディウスは6月12日、Lightning接続が可能なiOSデバイス専用のヘッドホンアンプ「AL-LCH91W」を発表した。発売は6月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税別)。AL-LCH91WはiOS端末専用のDAC内蔵ヘッドホンアンプ。iPhoneやiPadのLightningコネクタに接続して使用する。DACチップはWolfson製の「WM8740」を採用しており、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応している。アンプはテキサス・インスツルメンツ社製の「LMH6611」を採用。周波数特性は20Hz~20kHz(0dB~0.5dB)、20kHz~45kHz(0dB~1dB)だ。S/N比は100dB以上で、最大出力は90mW×2(16Ω負荷時)となっている。出力端子は、φ3.5mmステレオミニジャック×1。本体の側面に、再生/一時停止/音量調節/曲送り/曲戻しのためのボタンを配置している。バッテリーを内蔵しており、約6時間30分の連続再生が可能だ。iOSデバイスのLightningポートから電源を採ることはない。
2015年06月12日ミックスウェーブは6月11日、米ALO audioのポータブルヘッドホンアンプ「Rx / Black」を発売すると発表した。発売は6月18日。価格はオープンで、推定市場価格は48,500円前後だ(税別)。Rx / Blackは、4月に台数限定モデルとして発表された「Rx / Nickel plating」のブラックカラーモデル。Rx / Nickel platingは85台の限定生産モデルだったが、Rx / Blackは継続販売される。Rx / Blackは、カラー以外の機能や性能についてはRx / Nickel platingと同一。広いダイナミックレンジを確保するために、15Vというポータブル機器としては高い電源電圧を採用している。IEM(インイヤーモニター)に適した設計となっており、出力インピーダンスを0.5Ω以下に抑えた。ダンピングファクターを向上させ、雑みのないクリアなサウンドを実現する。周波数特性は20Hz~60kHzが±0.6dBで、20Hz~20kHzは±0.05dBだ。THD+Nは-0.002%以下(100Hz~50kHz)。ゲインは約-14/6dBだ。入出力端子としてφ3.5mmステレオミニジャック1系統ずつ装備している。ミックスウェーブによれば、Nickel platingは発売後すぐに完売したという。これを受けて、今回のRx / Blackをレギュラーモデルとして発売することを決定した。
2015年06月11日ティアックは6月10日、デュアルモノーラルUSB DAC/ヘッドホンアンプ「UD-503」を正式に発表した。発売は6月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は150,000円前後(税別)。UD-503は、A4サイズの据え置き型USB DAC/ヘッドホンアンプ。DACチップに、旭化成エレクトロニクスの「VERITA AK4490」を2基使用しており、PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzの音源をダイレクトに処理することが可能だ。クロックは44.1kHz系と48kHz系をそれぞれ内蔵し、ジッターの影響を抑制している。10MHzの外部クロックも使用可能だ。アップコンバート機能も搭載。8倍までのPCMのアップコンバートに加えて、44.1kHz系では11.2MHzまで、48kHz系では12.2MHzまでのDSDフォーマットへのアップコンバートも可能だ。電源部からDAC部、アナログ出力段まで、左右のチャンネルが独立した「デュアルモノーラル構造」を採用し、左右チャンネルの干渉を抑えている。バランス出力の場合は、DA変換から出力段までディファレンシャルで信号処理が行われる。アナログ出力段には電流伝送強化型出力バッファー回路「TEAC-HCLD」を片チャンネルあたり2回路採用している。アナログ出力段は、ライン出力とヘッドホン出力で共用だ。バランス接続タイプのヘッドホンを使用する場合には、それぞれのTEAC-HCLDが、ホットとコールドで使用されるが、アンバランス接続のヘッドホンを使用する場合には、パラレルで動作させることで、パワフルなドライブを実現する。また、オペアンプにより仮想GNDを作る「アクティブ・グラウンド起動」も利用可能だ。ボリュームコントロールにはギャングエラーの発生しない電子ボリュームを採用。調整範囲は-95dB~+24dBで、ステップは全域で0.5dBだ。入力端子は同軸デジタル入力用のRCAピンジャック×1、同軸デジタル入力と光ミニデジタルと兼用のφ3.5mmステレオミニジャック×1、角形光デジタル端子×1、USB Type B×1、アナログ音声入力用のRCA端子×1系統を装備する。アナログ音声出力はXLR 3-32×1系統、RCA×1系統を装備。ヘッドホン出力はφ6.3mmステレオ標準ジャック×2を装備し、アンバランス×2系統、バランス×1系統のどちらでも使用可能だ。バランス接続時の出力は700mW×2(32Ω負荷、歪率1%)で、アンバランス接続時の出力は500mW×2(32Ω負荷、歪率1%)。本体サイズはW290×D248.7×H84.5mmで、質量は4.2kg。なお、ティアックは、5月の「春のヘッドフォン祭2015」にてUD503を参考出展し、プレリリースとして発表会を行ったが、その際には発売時期や価格などを明らかにしていなかった。
2015年06月10日ソニーは6月10日、AVアンプ「STR-DN1060」を発表した。発売は7月21日で、希望小売価格は72,000円(税別)。STR-DN1060は、4K放送やハイレゾ音源の7.1ch/5.1ch出力に対応したAVアンプだ。HDMI端子は6入力/2出力を装備。このうち、1入力/1出力がHDCP 2.2に対応しており、4K放送チューナーとの接続に使用できる。従来画質の映像を4K相当にアップスケールする機能も用意している。また、フロントとリアに1系統ずつMHL 3.0兼用のHDMI端子を備え、スマートフォンからの4Kコンテンツ伝送にも対応している。ハイレゾ音源再生は、192kHz/24bitまでのFLAC/WAV/AIFF/ALACと5.6MHzまでのDSDに対応。WAVファイルでは7.1ch、FLAC/ALAC/DSD 2.8MHzでは5.1ch音源の再生も可能だ。MP3形式などの非ハイレゾ音源を192kHz/24bit相当の解像度にアップスケールする「DSEE HX」も搭載している。アンプの定格出力は各チャンネルとも165W(6Ω)。サラウンドバックチャンネルをフロントチャンネルに割り当てて、バイアンプ駆動とすることもできる。サラウンドバック用のアンプや2系統あるHDMI出力を利用したゾーン出力も可能だ。ネットワークは有線LANとWi-Fi、Bluetoothに対応。DLNA 1.5やAirPlay、Google castによる音楽サービスを利用できる。Bluetooth接続においては、ソニー独自の高音質音声コーデック「LDAC」もサポートする。HDMI以外の入出力端子は、コンポーネント映像端子が1入力/1出力、コンポジット映像端子が2入力/1出力、光デジタル音声入力が2系統、同軸デジタル音声入力が1系統、ライン入力が4系統、USB Type Aポートが1系統となっている。オーディオフォーマットはDolby TrueHDやDTS HDマスターオーディオなどのロスレスフォーマットに対応するが、Dolby AtmosやDTS:Xには非対応だ。
2015年06月10日会社にはルールが必要です。でも、もしそのルールが従業員にとって不利益なものだったら?日本では、安い賃金で長時間働かせたり、厳しいノルマやサービス残業をしたり、悪しきルールを持つ会社がブラック企業と呼ばれ、深刻な社会問題になっています。今月15日には、厚生労働省がこうした企業を行政指導の段階で公表すると発表し、話題になりました。そんなブラック企業問題、アメリカにも存在しているようです。今回はアメリカの一般大衆紙『USA TODAY』を参考に、アメリカ国内で問題視される企業5社の悪しきルールについて見てみましょう。日本とはちょっと感覚が違うところもあり、興味深い内容ですよ。■1:ディズニー社「ひげは6.35ミリまで」最初に名前が挙がったのは意外にも、ウォルト・ディズニー社。その理由は、1950年代にカリフォルニア州に最初のディズニーランドをオープンさせた時から2012年まで、ひげが厳禁だったから。現在でも、入社したその日から4分の1インチ(6.35ミリ)以内に保たなければならないそう。とはいえ、日本では髪型や身だしなみのルールがある会社は少なくないですし、そんなにブラックには感じないですよね。このディズニー社のランクインは、ファッションが自己表現の一部であるアメリカならではの反応なのかもしれません。■2:UBS「43ページある服装ルールブックの内容遵守」2つ目も、ファッションに関連するルール。スイスに本拠を置く国際銀行UBSのアメリカ法人では、服装や化粧など身だしなみのルールだけで43ページに及ぶ冊子が作られているのです!ルールを全て覚えるまで時間がかかりそうですよね……。しかし同行では、「服装をきちんとすることは、個人の魅力を高めるし、お客様の信用にもつながるし、よいことづくめ」としています。ちなみに、ファッションブランド『アバクロンビー&フィッチ』にも厳格なファッションルールが。男性はジーンズの履きこなし方、女性はシャツの襟やスカートのひだの数など、スタイルを細かく規定しています。ここまで徹底されると、確かにちょっと窮屈かも……。■3:ノードストローム「返品はレシートなしでもOK」次は、ワシントン州シアトルに本店のある、大型チェーンデパート『ノードストローム』のルールです。このデパートがランクインした原因は“返品ルール”。驚くべきことに、返品を受け付ける際に、購入時のレシート提示を求めないのです!そのおかげで、返品受付時に消費者との間でトラブルになることはほとんどありません。しかし『USA TODAY』は、これを「悪しきルール」と断じています。店側が消費者にだまされる原因になっているというのです。中には、あくどい返品希望をする消費者もいそうですよね。実際、こうした詐欺行為によるアメリカ全土での損失は、昨年1年間だけで110億円。この損失が会社の利益を圧迫し、そのしわ寄せが従業員の給料削減を招いているとなれば、“悪しきルール”と言えるでしょう。■4:ISS「金属探知機を通る25分間は無給」4つ目は、人材派遣会社インテグリティ・スタッフィング・ソリューションズ(ISS)のルールです。この会社は、インターネット通販大手『アマゾン・ドット・コム』管連の倉庫で働くスタッフの採用・管理を代行しています。ISSの倉庫では、商品の盗難防止のため業務の終わりにスタッフ全員に金属探知器を通るよう義務付けています。毎日通るときに25分程度を要しますが、この時間には賃金が発生していないのです!それで、この件は裁判に発展したものの、「金属探知器のプロセスは直接の業務ではないので企業側は賃金を払う必要がない」という企業側に立った結論に落ち着きました。■5:ABC「週末に休むと給料4万円以上カット」最後は、アリゾナ州のレストラン『エイミーズ・ベイキング・カンパニー(ABC)』ルールです。このレストランは、従業員ととんでもない契約を交わしていたことが発覚、注目を浴びました。契約の内容は、「週末や休日も強制的に働かせること。それができなければ、給料から週250ドル(約47,500円)をカットすること」など。さらに、お皿を割ったり料理を焦がしたりした場合も“本人の不注意”として、さらに給料をカットしていたのです!これは確かにブラック企業ですよね!すぐに辞めたくなりそうです……。会社のルールは、従業員が働きやすい環境のためにあるべきもの。社会の目も“悪しきルール”には厳しくなってきています。みなさんの職場には、納得できないルールはありませんか?少しでも「おかしい」と思ったら、声に出すことも大事です。時には自分の職場のルールを再点検してみることも、もっと働きやすい職場を作るために有効かもしれません。(文/よりみちこ)【参考】※5 of the worst company policies of all time-USA TODAY
2015年05月25日サロンコスメ通販サイト「サロンコスメ」は、ドクターズコスメブランド「アンプルール」より新しい3つのシリーズを販売開始した。5月21日より販売開始となったのは、美白、エイジングケア、ヘアケアのシリーズ。「サロンコスメ」は人気サロン化粧品の通販サイト。クリニックやエステ美容サロン・スパなどで取り扱われている、プロが勧める高品質はコスメを格安販売中だ。アンプルール(AMPLEUR)ドクターズコスメブランド「アンプルール(AMPLEUR)」は皮膚の専門家が開発した化粧品。皮膚科学に基づき開発されており、贅沢な使い心地、ドラマチックな効果などを追求したもの。アンプルールシリーズ「ラグジュアリーホワイト シリーズ」は美白に特化したもの。「新安定型ハイドロキノン」を世界で初めて化粧品に配合している。「ラグジュアリー・デ・エイジ シリーズ」はエイジングケアシリーズ。再生医療の現場で活用されている「GF(成長因子)」と「植物肝細胞」の2つの成分を配合したものだ。「プレミアムフィトシリーズ」はヘアケア商品。「先進の毛髪科学」と「植物療法」を融合させたオーガニックサイエンス・ヘアケアを実現した。根元からしっかり立ち上がる「大人のためのヘアケア」を目指している。(画像はプレスリリースより)【参考】・最先端ドクターズコスメ「アンプルール」・美白、エイジング、ヘアケアシリーズを販売開始
2015年05月23日エレコムは19日、USBケーブル1本でPCと接続できるアンプ内蔵スピーカー「MS-P07U」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。6月上旬より発売し、価格は税込6,307円。USBケーブル1本でPCと接続するアンプ内蔵スピーカー。実用最大出力が2W+2Wと高く、直径50mmの丸形フルレンジドライバを搭載。フロントバスレフ方式により安定したサウンドと重低音を出力する。スピーカーの前面にはボリュームボタンを装備するほか、ヘッドホン端子も備える。アンプの電源も音声の入力もUSBケーブル1本で済み、設置時にケーブルが乱雑になるのを防げる。インピーダンスは4Ω、周波数特性は180Hz~20KHz、USBケーブル長は約120cm。本体サイズはW70×D83×H170mm、重量は約580g。
2015年05月19日オンキヨー&パイオニアは5月14日、パイオニアブランドのAVアンプ「VSA-1130」「VSA-830」を発表した。発売は5月下旬。希望小売価格は、VSA-1130が92,000円で、VSA-830が60,000円(いずれも税別)。VSA-1130は7.1ch、VSA-830は5.1chのAVアンプだ。定格出力は、VSA-1130が各ch100Wで、VSA-830が各ch95W(20Hz~20kHz、0.09%、8Ω負荷、1ch駆動時)。HDMI端子は、VSA-1130が7入力/2出力、VSA-830は6入力/1出力を装備。2系統あるVSA-1130のHDMI出力は、ゾーン出力にも利用できる。HDMI入力のうち1系統はMHL兼用だ。HDMI端子は4K映像信号の伝送に対応し、4K放送で採用されているコンテンツ保護技術HDCP 2.2にも対応した。HD映像を4K画質相当にアップスケールする「Super Resolution」も搭載している。HDMI以外の入出力は、同軸と光のデジタル音声入力を各1系統、アナログAV入力を各2系統、USB入力を1系統、LAN端子を1系統装備。VSA-1130のみアナログ音声入力1系統を装備している。プリアウト出力はモデルによって異なり、VSA-1130は2.2chで、VSA-830はサブウーファー用の0.2chのみ。VSA-1130では、フロントチャンネルを別のパワーアンプでドライブすることも可能だ。ネットワークは有線LANと無線LAN(Wi-Fi)に標準対応し、無線LANはIEEE802.11a/b/g/nに準拠。ネットワーク関連の機能として、DLNA 1.5とAirPlayに対応、インターネットラジオも利用できる。Bluetoothも備え、スマートフォンなどと接続して手軽に音楽を楽しめる。ネットワーク、USB、デジタル音声入力からの、ハイレゾ音源の再生もサポート。FLAC / WAV / AIFF / Apple lossless形式での、192kHz/24bitまでの再生が可能だ。全chに192kHz/24bit対応DACを搭載しており、ハイレゾのマルチチャンネルコンテンツ再生にも対応している。VSA-1130は、最新の多次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応。Dolby Atmosに適した再生環境を設定可能な、音場設定機能「MCACC Pro」も採用している。MCACC Proでは、これまでのMCACCの補正項目、周波数と音圧レベルに、残響特性(事案軸)やスピーカーシステムの位相特性などの要素を追加。Dolby Atmosの再生時にイネーブルドスピーカーを使う場合の補正にも対応している。本体サイズ/質量は、VSA-1130がW435×D363×H168mm/9.8kg、VSA-830がW435×D331.5×H168mm/8.7kg。
2015年05月14日Positive Gridは、iPadををギターアンプ&エフェクト・プロセッサーへと変えるアプリ「BIAS FX」を発売した。価格は価格は3,600円同アプリでは、新開発のアルゴリズムによる25種の高音質なエフェクト・ペダルをはじめ、高級アナログ機の音質を再現する5種のハイエンド・ラック・プロセッサー、12種のクラシック・アンプなどを搭載。また、チューナー&メトロノームも装備しており、それらすべてを直感的に操作できるユーザーインタフェースとなっているという。さらに、自身で制作したオリジナルトーンに加え、クラウドから他ユーザーのトーンや、アーティストによるシグネーチャー・ペダル・ボードのダウンロードも可能。デスクトップおよびモバイル・デバイス間でプリセットを同期にも対応する。なお、同社「BIAS Amp」とのフル・インテグレーションにより、カスタム・アンプも手軽に利用できる。
2015年05月14日パイオニアは5月8日、カロッツェリアブランドのカースピーカー「Cシリーズ」の「TS-C1720AII」と「TS-C1620AII」、パワーアンプ「GM-D1400II」を発表した。発売は5月下旬。希望小売価格はTS-C1720AIIとTS-C1620AIIが32,000円で、GM-D1400IIが16,000円(いずれも税別)。○TS-C1720AIIとTS-C1620AIITS-C1720AIIとTS-C1620AIIは、セパレートタイプのカスタムフィットスピーカー。TS-C1720AIIがφ17cm、TS-C1620AIIがφ16cmのウーファーを採用し、ツィーターは共通。いずれも2013年5月に発表された「TS-C1720A」「TS-C1620A」の後継モデルに当たる。中音域を、ウーファーではなく、指向性の優れたツィーターで再生することによって、周波数特性を改善した。明確な音像定位と歪みの低減を実現し、原音に忠実かつ明瞭な再生を行える。同日発表の「サイバーナビ」とのバイアンプ接続にも対応する。ウーファーの振動板には、剛性が高くて軽量な「2層構造アラミドファイバーコーン」を採用。微小信号にもすばやく反応し、広い帯域にわたって躍動感のあるサウンドを実現したとする。ツィーターはバランスドドーム型で、29mmの大口径ユニットを採用。振動板にはピュアアルミニウムを採用している。クロスオーバーを低く設定したことによって、周波数特性の乱れを低減し、中域の定位感を向上させた。再生周波数帯域はTS-C1720AIIが33Hz~46kHzで、TS-C1620AIIが38Hz~48kHz。出力音圧レベルはTS-C1720AIIが90dBで、TS-C1620AIIが89dBだ。定格入力はTS-C1720AIIが40Wで、TS-C1620AIIが30W。○GM-D1400IIGM-D1400IIは、2014年9月に発表された「GM-D1400」の後継モデル。搭載されているパワーアンプはClass Dタイプで、最大出力は100W×4ch。ブリッジャブルアンプのため、4チャンネルのなかから2チャンネル分をまとめることで2倍の出力にすることも可能だ。カットオフ周波数80Hzのローパスフィルターとハイパスフィルターも内蔵している。サイズはW181×D64×H38mm、質量は0.55kgだ。保護回路の強化。従来モデルでは大音量時に過電流を抑える過電流制御回路を搭載していたのに対して、新モデルでは消費電流制御回路PCS(Protection Control System)を採用し、保護回路の強化を図った。大音量時の過電流抑制だけでなく、長時間再生時の発熱からも回路を保護する。
2015年05月08日どこの職場にも、オリジナリティー溢れるルールはあるものですよね。それが、“誕生月はプチボーナス”なんて洒落たルールならいいけれど、中にはシャレにならないトンデモルールも!効率も人間関係も悪くなるようなルールに従わなくちゃいけないなんて意味不明だし、毎日が憂鬱になりますよね!そんなわけで今回は、職場で理解に苦しむ規則について調査。すると、なんと27%の人が「ある」と答えました。しかも、アンケートに寄せられた具体的な回答を見ていくと、かなりシビアで社会的な問題であることも発覚!その中身の一部を、以下からご紹介したいと思います。■まだまだ根強い女性蔑視のルール「理解に苦しむ職場の規則はありますか?」男性:19%女性:34%職場ルールに困惑しているのは圧倒的に女性の方が高い、という結果に。それは、日本はまだまだ男性中心の会社が多いことが原因でした。女性差別のルールに悩む社員が多いこと多いこと……。「育児明けの人には特別ルールがある」「うちの職場では、なぜか女性だけが清掃をしなければならない」「女性が管理職になれない暗黙のルールがある」「女性社員が日替わりでお茶を準備することになっている」「“女性は早く帰るように”と言われる。いつの時代だ。仕事が終わらないのだから、残業させろ」「パートから契約社員にするには、20代男子に限られている。これが女性蔑視だと思っている」どれも、男女差別の呆れた現実です。ある世代以上の日本人には、男女平等の意識がまだ昭和で止まっている人々がいるようですね……。■アナログ脳のぺーパレスが残念!また、デジタル時代で“ペーパレス”突入 のはずが、職場ルールで紙の使用を強要されるケースも……。「ペーパレスでエコやコスト削減を推進しているのに、メールの文章をわざわざ人数分コピーして回覧している。バカじゃないかと思う」「交通費精算を、紙と電子で二重に処理している」う~ん、こんな状況だと、アナログ脳の上司世代にとっては、ぺーパレスは“書くのが紙とペンじゃない”って意味なのかと疑ってしまいますよね。あ~面倒くさい!■差別から不倫まで闇ルールだらけ他にもまだまだ、呪いのような職場ルールがてんこ盛りでした!「飲み会全員参加になっている」「バレンタインとホワイトデーは会社全員参加」「ワイシャツの裾をパンツの中に入れないといけない謎ルールがある」一人が好きな人もいるのに、お祭り好きの「どうだ?楽しいだろ?」的なことを押しつけられるのはウザすぎですよね!「残業規制されている。でも、仕事は多いとかわけわからん……」「非合理的な仕事方法でも、前任者のやり方を踏襲しなければならない」「やることがなくても“帰っていい”と言われなければ終電まで帰れない」「役員によるパワハラ・セクハラ・職場での不倫関係が迷惑」「派遣は45分休憩、社員は50分休憩。5分の差がよくわからない」「40歳以上の人だけが夏休みが2週間取れるルール。それ以下は、なぜか1週間しか取れない」ちょっと理解できないを越えて、労働基準監督所に相談したいレベルかも。残業については困っている人も多いのでは?社会の風潮が強く影響して現場が置き去りの印象です。今回の調査で、えげつないルールが数多くあることが分かりました。職場ルールって入社するまで見えにくいものですが、入社したら、振り回され続けるか辞めるか。改革なんて並大抵ではありません。みなさん、転職する時はくれぐれも気をつけて。会社情報や面接に散らばるトンデモ職場ルールの匂いを、できる限り見抜いてくださいね!(文/茶柱ズバ子)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』調査期間:2014年3月27日(金)調査対象:全国30代の男女300名
2015年05月05日ミックスウェーブは4月28日、米ALO audioのポータブルヘッドホンアンプ「Rx / Nickel plating」の予約受付を開始した。85台限定のモデルで、発売は5月2日。価格はオープンで、推定市場価格は51,900円(税別)。Rx / Nickel platingは、アナログ入力専用のポータブルヘッドホンアンプだ。広いダイナミックレンジを確保するために、15Vというポータブル機器としては高い電源電圧を採用している。IEM(インイヤーモニター)に適した設計となっており、出力インピーダンスを0.5Ω以下に抑えた。ダンピングファクターを向上させ、雑みのないクリアなサウンドを実現する。周波数特性は20Hz~60kHzが±0.6dBで、20Hz~20kHzは±0.05dBだ。THD+Nは-0.002%以下(100Hz~50kHz)。ゲインは約-14/6dBだ。入出力端子としてφ3.5mmステレオミニジャック1系統ずつ装備している。筐体の素材はアルミニウムで、表面にはニッケルコーティングが施されている。サイズはW57×D17×H104mmで、質量は約113gだ。電源はリチウムポリマーバッテリー、約3時間でフル充電され、最大約10~13時間の連続再生が可能だ。
2015年04月28日Microchip Technologyは、高速データレートWi-Fi規格のIEEE 802.11acに対応した新しい5GHzパワーアンプモジュール(PAM)「SST11CP22」を発表した。同製品は、従来製品と同じ信頼性を提供しながら、従来製品より低いEVMと使いやすさ、低い高調波放射を実現したことで、IEEE 802.11acシステムの応用範囲の拡大と製造コスト低減を実現するもの。同製品はMCS9、80MHz帯域幅の変調を使った1.8%ダイナミックEVM(Error Vector Magnitude)で19dBmの線形出力を提供する。また、802.11a/nアプリケーション向けに3% EVMで20dBmの線形出力を提供し、802.11a通信で最大24dBmのスペクトラムマスクに適合し、20dBm出力時にRF高調波出力を-45dBm/MHz未満に抑えるため、システム基板に対するFCC規制への準拠が容易となっている。なお、4mm×4mmの小型20ピンQFNパッケージで提供する50Ω整合の同モジュールは、出力高調波阻止フィルタを内蔵し、外付け部品を4つしか必要としない。さらに、内蔵された線形出力検出器が温度と2対1出力不整合に対して正確に出力を制御する。同製品はサンプル出荷および量産出荷をすでに開始している。開発サポートについては、SST11CP22評価用ボード「SST11CP22-GN-K」を用いることで、すぐに設計を始めることができる。
2015年03月24日zionoteは3月6日、韓国のジヌンエレコム社が展開しているオーディオブランド「JAVS」のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「X-nano」を発売した。価格は22,800円(税込)。X-nanoは、ハイレゾ音源に対応したUSB DACを搭載するヘッドホンアンプ。DACチップにはシーラスロジック社のCS4398を採用しており、192kHz/24bitまでのPCMと、2.8/5,6MHzのDSDネイティブ再生に対応している。アンプにはMOS FETディスクリートアンプを搭載。FETは特性が合うように厳選したものを使用している。入力はmicroUSB×1。XMOS社のX-Coreマイクロプロセッサーを採用しており、同チップに統合されたUSBコントローラーを使用。asynchronous(非同期)モードでの伝送、ビットパーフェクト出力をサポートする。Windows環境ではTHESYCON製のドライバー、Mac環境ではOS付属のドライバーで動作する。また、サポート対象外ではあるがLunux環境でも動作する。出力はφ3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン端子×1とライン出力端子×1を装備する。DDCとしても利用可能で、ライン出力端子は丸型光デジタル端子と兼用。製品には丸型から角型への変換アダプターも付属している。インピーダンス16~600Ωのヘッドホンに対応。電源はUSBからのバスパワー。本体サイズはW60×D80×H25mmで、質量は約160gとなっている。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.6以上。
2015年03月06日ヒビノインターサウンドは2月27日、iBasso AudioブランドのUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「D Zero MK2」を発表した。発売は3月13日。価格はオープンで、推定市場価格は18,500円前後(税別)。D Zero MK2は、カードサイズ(W55×D101×H11mm)のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ。2013年6月に発表した「D zero-SE」の後継モデルだ。従来モデルのD zero-SEは、DACチップにESSテクノロジー社の「ES9023」を使用した非ハイレゾモデルだったが、新モデルのD Zero MK2はDACチップにCirrus Logic社の「WM8740」をモノラルモードで2個使用。96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生に対応した。PCやMacからの再生だけでなく、付属のOn-The-Go(OTG)ケーブルを使用することで、Android端末からの再生も可能(Android 4.1以降でUSB Audioをサポートする機種)。iOSデバイスとも、Lightning-USBカメラアダプターやiPad Camera Connection Kitを使用することで、デジタル接続できる。出力は、φ3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン×1とライン出力×1(アナログ音声入力と兼用)を装備。ヘッドホン出力はインピーダンス8~300Ωのヘッドホンに対応しており、ゲイン切り替えスイッチも装備している。入力はUSBポートのほかに、φ3.5mmステレオミニジャックのアナログ音声入力端子を装備。電源は内蔵のリチウムポリマーバッテリーで、充電時間は約5時間。フル充電の場合、DAC使用時には約10時間、アンプのみの場合には約120時間の連続使用が可能だ。
2015年02月27日