エレコムは19日、USBケーブル1本でPCと接続できるアンプ内蔵スピーカー「MS-P07U」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。6月上旬より発売し、価格は税込6,307円。USBケーブル1本でPCと接続するアンプ内蔵スピーカー。実用最大出力が2W+2Wと高く、直径50mmの丸形フルレンジドライバを搭載。フロントバスレフ方式により安定したサウンドと重低音を出力する。スピーカーの前面にはボリュームボタンを装備するほか、ヘッドホン端子も備える。アンプの電源も音声の入力もUSBケーブル1本で済み、設置時にケーブルが乱雑になるのを防げる。インピーダンスは4Ω、周波数特性は180Hz~20KHz、USBケーブル長は約120cm。本体サイズはW70×D83×H170mm、重量は約580g。
2015年05月19日オンキヨー&パイオニアは5月14日、パイオニアブランドのAVアンプ「VSA-1130」「VSA-830」を発表した。発売は5月下旬。希望小売価格は、VSA-1130が92,000円で、VSA-830が60,000円(いずれも税別)。VSA-1130は7.1ch、VSA-830は5.1chのAVアンプだ。定格出力は、VSA-1130が各ch100Wで、VSA-830が各ch95W(20Hz~20kHz、0.09%、8Ω負荷、1ch駆動時)。HDMI端子は、VSA-1130が7入力/2出力、VSA-830は6入力/1出力を装備。2系統あるVSA-1130のHDMI出力は、ゾーン出力にも利用できる。HDMI入力のうち1系統はMHL兼用だ。HDMI端子は4K映像信号の伝送に対応し、4K放送で採用されているコンテンツ保護技術HDCP 2.2にも対応した。HD映像を4K画質相当にアップスケールする「Super Resolution」も搭載している。HDMI以外の入出力は、同軸と光のデジタル音声入力を各1系統、アナログAV入力を各2系統、USB入力を1系統、LAN端子を1系統装備。VSA-1130のみアナログ音声入力1系統を装備している。プリアウト出力はモデルによって異なり、VSA-1130は2.2chで、VSA-830はサブウーファー用の0.2chのみ。VSA-1130では、フロントチャンネルを別のパワーアンプでドライブすることも可能だ。ネットワークは有線LANと無線LAN(Wi-Fi)に標準対応し、無線LANはIEEE802.11a/b/g/nに準拠。ネットワーク関連の機能として、DLNA 1.5とAirPlayに対応、インターネットラジオも利用できる。Bluetoothも備え、スマートフォンなどと接続して手軽に音楽を楽しめる。ネットワーク、USB、デジタル音声入力からの、ハイレゾ音源の再生もサポート。FLAC / WAV / AIFF / Apple lossless形式での、192kHz/24bitまでの再生が可能だ。全chに192kHz/24bit対応DACを搭載しており、ハイレゾのマルチチャンネルコンテンツ再生にも対応している。VSA-1130は、最新の多次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応。Dolby Atmosに適した再生環境を設定可能な、音場設定機能「MCACC Pro」も採用している。MCACC Proでは、これまでのMCACCの補正項目、周波数と音圧レベルに、残響特性(事案軸)やスピーカーシステムの位相特性などの要素を追加。Dolby Atmosの再生時にイネーブルドスピーカーを使う場合の補正にも対応している。本体サイズ/質量は、VSA-1130がW435×D363×H168mm/9.8kg、VSA-830がW435×D331.5×H168mm/8.7kg。
2015年05月14日Positive Gridは、iPadををギターアンプ&エフェクト・プロセッサーへと変えるアプリ「BIAS FX」を発売した。価格は価格は3,600円同アプリでは、新開発のアルゴリズムによる25種の高音質なエフェクト・ペダルをはじめ、高級アナログ機の音質を再現する5種のハイエンド・ラック・プロセッサー、12種のクラシック・アンプなどを搭載。また、チューナー&メトロノームも装備しており、それらすべてを直感的に操作できるユーザーインタフェースとなっているという。さらに、自身で制作したオリジナルトーンに加え、クラウドから他ユーザーのトーンや、アーティストによるシグネーチャー・ペダル・ボードのダウンロードも可能。デスクトップおよびモバイル・デバイス間でプリセットを同期にも対応する。なお、同社「BIAS Amp」とのフル・インテグレーションにより、カスタム・アンプも手軽に利用できる。
2015年05月14日パイオニアは5月8日、カロッツェリアブランドのカースピーカー「Cシリーズ」の「TS-C1720AII」と「TS-C1620AII」、パワーアンプ「GM-D1400II」を発表した。発売は5月下旬。希望小売価格はTS-C1720AIIとTS-C1620AIIが32,000円で、GM-D1400IIが16,000円(いずれも税別)。○TS-C1720AIIとTS-C1620AIITS-C1720AIIとTS-C1620AIIは、セパレートタイプのカスタムフィットスピーカー。TS-C1720AIIがφ17cm、TS-C1620AIIがφ16cmのウーファーを採用し、ツィーターは共通。いずれも2013年5月に発表された「TS-C1720A」「TS-C1620A」の後継モデルに当たる。中音域を、ウーファーではなく、指向性の優れたツィーターで再生することによって、周波数特性を改善した。明確な音像定位と歪みの低減を実現し、原音に忠実かつ明瞭な再生を行える。同日発表の「サイバーナビ」とのバイアンプ接続にも対応する。ウーファーの振動板には、剛性が高くて軽量な「2層構造アラミドファイバーコーン」を採用。微小信号にもすばやく反応し、広い帯域にわたって躍動感のあるサウンドを実現したとする。ツィーターはバランスドドーム型で、29mmの大口径ユニットを採用。振動板にはピュアアルミニウムを採用している。クロスオーバーを低く設定したことによって、周波数特性の乱れを低減し、中域の定位感を向上させた。再生周波数帯域はTS-C1720AIIが33Hz~46kHzで、TS-C1620AIIが38Hz~48kHz。出力音圧レベルはTS-C1720AIIが90dBで、TS-C1620AIIが89dBだ。定格入力はTS-C1720AIIが40Wで、TS-C1620AIIが30W。○GM-D1400IIGM-D1400IIは、2014年9月に発表された「GM-D1400」の後継モデル。搭載されているパワーアンプはClass Dタイプで、最大出力は100W×4ch。ブリッジャブルアンプのため、4チャンネルのなかから2チャンネル分をまとめることで2倍の出力にすることも可能だ。カットオフ周波数80Hzのローパスフィルターとハイパスフィルターも内蔵している。サイズはW181×D64×H38mm、質量は0.55kgだ。保護回路の強化。従来モデルでは大音量時に過電流を抑える過電流制御回路を搭載していたのに対して、新モデルでは消費電流制御回路PCS(Protection Control System)を採用し、保護回路の強化を図った。大音量時の過電流抑制だけでなく、長時間再生時の発熱からも回路を保護する。
2015年05月08日どこの職場にも、オリジナリティー溢れるルールはあるものですよね。それが、“誕生月はプチボーナス”なんて洒落たルールならいいけれど、中にはシャレにならないトンデモルールも!効率も人間関係も悪くなるようなルールに従わなくちゃいけないなんて意味不明だし、毎日が憂鬱になりますよね!そんなわけで今回は、職場で理解に苦しむ規則について調査。すると、なんと27%の人が「ある」と答えました。しかも、アンケートに寄せられた具体的な回答を見ていくと、かなりシビアで社会的な問題であることも発覚!その中身の一部を、以下からご紹介したいと思います。■まだまだ根強い女性蔑視のルール「理解に苦しむ職場の規則はありますか?」男性:19%女性:34%職場ルールに困惑しているのは圧倒的に女性の方が高い、という結果に。それは、日本はまだまだ男性中心の会社が多いことが原因でした。女性差別のルールに悩む社員が多いこと多いこと……。「育児明けの人には特別ルールがある」「うちの職場では、なぜか女性だけが清掃をしなければならない」「女性が管理職になれない暗黙のルールがある」「女性社員が日替わりでお茶を準備することになっている」「“女性は早く帰るように”と言われる。いつの時代だ。仕事が終わらないのだから、残業させろ」「パートから契約社員にするには、20代男子に限られている。これが女性蔑視だと思っている」どれも、男女差別の呆れた現実です。ある世代以上の日本人には、男女平等の意識がまだ昭和で止まっている人々がいるようですね……。■アナログ脳のぺーパレスが残念!また、デジタル時代で“ペーパレス”突入 のはずが、職場ルールで紙の使用を強要されるケースも……。「ペーパレスでエコやコスト削減を推進しているのに、メールの文章をわざわざ人数分コピーして回覧している。バカじゃないかと思う」「交通費精算を、紙と電子で二重に処理している」う~ん、こんな状況だと、アナログ脳の上司世代にとっては、ぺーパレスは“書くのが紙とペンじゃない”って意味なのかと疑ってしまいますよね。あ~面倒くさい!■差別から不倫まで闇ルールだらけ他にもまだまだ、呪いのような職場ルールがてんこ盛りでした!「飲み会全員参加になっている」「バレンタインとホワイトデーは会社全員参加」「ワイシャツの裾をパンツの中に入れないといけない謎ルールがある」一人が好きな人もいるのに、お祭り好きの「どうだ?楽しいだろ?」的なことを押しつけられるのはウザすぎですよね!「残業規制されている。でも、仕事は多いとかわけわからん……」「非合理的な仕事方法でも、前任者のやり方を踏襲しなければならない」「やることがなくても“帰っていい”と言われなければ終電まで帰れない」「役員によるパワハラ・セクハラ・職場での不倫関係が迷惑」「派遣は45分休憩、社員は50分休憩。5分の差がよくわからない」「40歳以上の人だけが夏休みが2週間取れるルール。それ以下は、なぜか1週間しか取れない」ちょっと理解できないを越えて、労働基準監督所に相談したいレベルかも。残業については困っている人も多いのでは?社会の風潮が強く影響して現場が置き去りの印象です。今回の調査で、えげつないルールが数多くあることが分かりました。職場ルールって入社するまで見えにくいものですが、入社したら、振り回され続けるか辞めるか。改革なんて並大抵ではありません。みなさん、転職する時はくれぐれも気をつけて。会社情報や面接に散らばるトンデモ職場ルールの匂いを、できる限り見抜いてくださいね!(文/茶柱ズバ子)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』調査期間:2014年3月27日(金)調査対象:全国30代の男女300名
2015年05月05日ミックスウェーブは4月28日、米ALO audioのポータブルヘッドホンアンプ「Rx / Nickel plating」の予約受付を開始した。85台限定のモデルで、発売は5月2日。価格はオープンで、推定市場価格は51,900円(税別)。Rx / Nickel platingは、アナログ入力専用のポータブルヘッドホンアンプだ。広いダイナミックレンジを確保するために、15Vというポータブル機器としては高い電源電圧を採用している。IEM(インイヤーモニター)に適した設計となっており、出力インピーダンスを0.5Ω以下に抑えた。ダンピングファクターを向上させ、雑みのないクリアなサウンドを実現する。周波数特性は20Hz~60kHzが±0.6dBで、20Hz~20kHzは±0.05dBだ。THD+Nは-0.002%以下(100Hz~50kHz)。ゲインは約-14/6dBだ。入出力端子としてφ3.5mmステレオミニジャック1系統ずつ装備している。筐体の素材はアルミニウムで、表面にはニッケルコーティングが施されている。サイズはW57×D17×H104mmで、質量は約113gだ。電源はリチウムポリマーバッテリー、約3時間でフル充電され、最大約10~13時間の連続再生が可能だ。
2015年04月28日Microchip Technologyは、高速データレートWi-Fi規格のIEEE 802.11acに対応した新しい5GHzパワーアンプモジュール(PAM)「SST11CP22」を発表した。同製品は、従来製品と同じ信頼性を提供しながら、従来製品より低いEVMと使いやすさ、低い高調波放射を実現したことで、IEEE 802.11acシステムの応用範囲の拡大と製造コスト低減を実現するもの。同製品はMCS9、80MHz帯域幅の変調を使った1.8%ダイナミックEVM(Error Vector Magnitude)で19dBmの線形出力を提供する。また、802.11a/nアプリケーション向けに3% EVMで20dBmの線形出力を提供し、802.11a通信で最大24dBmのスペクトラムマスクに適合し、20dBm出力時にRF高調波出力を-45dBm/MHz未満に抑えるため、システム基板に対するFCC規制への準拠が容易となっている。なお、4mm×4mmの小型20ピンQFNパッケージで提供する50Ω整合の同モジュールは、出力高調波阻止フィルタを内蔵し、外付け部品を4つしか必要としない。さらに、内蔵された線形出力検出器が温度と2対1出力不整合に対して正確に出力を制御する。同製品はサンプル出荷および量産出荷をすでに開始している。開発サポートについては、SST11CP22評価用ボード「SST11CP22-GN-K」を用いることで、すぐに設計を始めることができる。
2015年03月24日zionoteは3月6日、韓国のジヌンエレコム社が展開しているオーディオブランド「JAVS」のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「X-nano」を発売した。価格は22,800円(税込)。X-nanoは、ハイレゾ音源に対応したUSB DACを搭載するヘッドホンアンプ。DACチップにはシーラスロジック社のCS4398を採用しており、192kHz/24bitまでのPCMと、2.8/5,6MHzのDSDネイティブ再生に対応している。アンプにはMOS FETディスクリートアンプを搭載。FETは特性が合うように厳選したものを使用している。入力はmicroUSB×1。XMOS社のX-Coreマイクロプロセッサーを採用しており、同チップに統合されたUSBコントローラーを使用。asynchronous(非同期)モードでの伝送、ビットパーフェクト出力をサポートする。Windows環境ではTHESYCON製のドライバー、Mac環境ではOS付属のドライバーで動作する。また、サポート対象外ではあるがLunux環境でも動作する。出力はφ3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン端子×1とライン出力端子×1を装備する。DDCとしても利用可能で、ライン出力端子は丸型光デジタル端子と兼用。製品には丸型から角型への変換アダプターも付属している。インピーダンス16~600Ωのヘッドホンに対応。電源はUSBからのバスパワー。本体サイズはW60×D80×H25mmで、質量は約160gとなっている。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.6以上。
2015年03月06日ヒビノインターサウンドは2月27日、iBasso AudioブランドのUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「D Zero MK2」を発表した。発売は3月13日。価格はオープンで、推定市場価格は18,500円前後(税別)。D Zero MK2は、カードサイズ(W55×D101×H11mm)のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプ。2013年6月に発表した「D zero-SE」の後継モデルだ。従来モデルのD zero-SEは、DACチップにESSテクノロジー社の「ES9023」を使用した非ハイレゾモデルだったが、新モデルのD Zero MK2はDACチップにCirrus Logic社の「WM8740」をモノラルモードで2個使用。96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生に対応した。PCやMacからの再生だけでなく、付属のOn-The-Go(OTG)ケーブルを使用することで、Android端末からの再生も可能(Android 4.1以降でUSB Audioをサポートする機種)。iOSデバイスとも、Lightning-USBカメラアダプターやiPad Camera Connection Kitを使用することで、デジタル接続できる。出力は、φ3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン×1とライン出力×1(アナログ音声入力と兼用)を装備。ヘッドホン出力はインピーダンス8~300Ωのヘッドホンに対応しており、ゲイン切り替えスイッチも装備している。入力はUSBポートのほかに、φ3.5mmステレオミニジャックのアナログ音声入力端子を装備。電源は内蔵のリチウムポリマーバッテリーで、充電時間は約5時間。フル充電の場合、DAC使用時には約10時間、アンプのみの場合には約120時間の連続使用が可能だ。
2015年02月27日Cooler Master Technologyは24日、本体にアンプを内蔵した2.2chゲーミングヘッドセット「Sirus-C」を発表した。3月25日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別15,000円前後。ドライバーユニットはメイン44mm+サブウーファー40mmの2.2ch構成を採用する。本体にアンプを内蔵し、環境やゲームタイトルを問わず迫力のあるサウンドを実現するという。インタフェースとしてUSBのほか、3.5mmステレオミニプラグ、RCA端子を備え、PCのみならず家庭用ゲーム機でも利用できる。また、マイクのオン/オフ、ボリュームコントロール、接続先を切り替えられるコントロールボックスをインラインで搭載し、デバイスを切り替える際にケーブルの抜き差しを必要としない。マイクにはノイズキャンセリング機能を搭載。使わないときには邪魔にならないように折りたたむことができる。主な仕様は、ヘッドホンの周波数特性が20Hz~20kHz、インピーダンスが50Ω(44mm)/32Ω(40mm)、感度が118±3dB(44mm)/116±3dB(40mm)、マイクの周波数特性が100Hz~10kHz、指向性は無指向性、感度は-34±3dB。インタフェースはUSB、3.5mmステレオミニプラグ、RCA端子。本体サイズはW254.6×D215.1×H87mm、重量は600g。本来カラーはブラック。
2015年02月24日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は2月6日、「FiiO」ブランドのUSB DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「E17K」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は24,000円前後(税別)。E17Kは、USB DACを搭載したポータブルヘッドホンアンプ「E17」と「E07K」の後継モデル。スクロールホイールを新たに搭載し、メニュー操作をスムーズに行える。TREBLE/BASSをそれぞれ10段階でレベル調整可能だ。DACチップにはテキサス・インスツルメンツ社製のPCM5102、アンプにはOPA1642とLMH6643を採用。USB接続では96kHz/32bitまでのPCMファイル、2.8MHzまでのDSDファイルの再生に対応する。また、SPDIFでは最大192kHz/24bitまでの再生が可能だ。適合するヘッドホンのインピーダンスは16Ω~300Ω(推奨インピーダンスは16Ω~150Ω)。出力は、16Ω負荷時で160mW、32Ω負荷時で200mW、300Ω負荷時で60mWとなっている。入出力端子として同軸デジタル音声入力×1、microUSBポート×1、ヘッドホン出力×1、ライン入出力×1を装備する。内蔵バッテリーの容量は1,500mAhで、最大約15時間の連続駆動が可能だ。約3.5時間(5V/1Aで充電を行った場合)でフル充電される。本体サイズはW62.2×D12.8×H104.1mmで、質量は110g。
2015年02月06日ユキムは2月2日、「Carot One」ブランドから、USB DAC内蔵アンプ「ERNESTOLONE EX」とプリメインアンプ「SUPER ERNESTOLONE EX」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は、ERNESTOLONE EXが59,800円前後で、SUPER ERNESTOLONE EXが79,800円前後(いずれも税込)。Carot Oneは、コンパクトサイズのオーディオ機器を得意とするイタリアのブランド。このたび発売された2製品は、Carot Oneが日本専用モデルとして展開している「エクスクルーシブ・エディション」(以下EX)のモデルだ。2014年4月発表のヘッドホンアンプ兼プリアンプ「FABRIZIOLO EX」とプリメインアンプ「ERNESTOLO EX」、5月発表のパワーアンプ「DIEGOLD EX」に続いて、今回が第3弾のEX製品群になる。ベースとなっているのは、ERNESTOLONE EXが「ERNESTOLONE」で、SUPER ERNESTOLONE EXが「SUPER ERNESTOLONE」。EX両モデルでは、オペアンプをバーブラウン製の「OPA2604AP」に変更し、音の解像度と駆動力を高めている。また、プリアンプで使用されている真空管は6Vの6922管からスロバキアJJ製のECC802S管(12V)に変更された。EXモデルの登場により、ノーマルモデルの販売は終了となる。
2015年02月03日オヤイデ電気(小柳出電気商会)は1月9日、FiiOブランドより、ポータブルヘッドホンアンプ「E12A」を発表した。発売は1月16日。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税別)。E12Aは、ハイパワーヘッドホンアンプ「E12」をIEM(イン・イヤー・モニター)向けにチューンしたカスタマイズモデル。E12は、16Ω負荷時は600mW、32Ω負荷時は880mW、300Ω負荷時は160mWというハイパワーが特徴の製品だ。E12Aでは、オペアンプをテキサス・インスツルメンツ製の1611Aから、新日本無線のMUSES02に変更。また、チップレイアウトやフレーム材質などが変更されている。パワーは、16Ω負荷時が420mW、32Ω負荷時が400mW、300Ω負荷時が60mWとノーマルのE12よりも低下しているが、S/N比が115dB以上と、E12の110dB以上から向上。歪率は、E12の0.005%未満から0.003%未満へと向上した。入出力端子はE12と同様に、アナログのAUDIO INとヘッドホン出力のみ。適合インピーダンスは16~300Ω。バッテリーが強化されており、連続駆動時間は、E12の約12時間から約20時間に延ばされた。本体サイズはW65.5×D125×H14.5mmで、質量は166g。
2015年01月09日ラディウスは、24bit/96kHzのハイレゾ音源までサポートした、Android OS専用DAC搭載ヘッドホンアンプ「RK-LCH61」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は1万9,800円前後。同製品では、DAコンバーターにWolfson製DAC「WM8740」を、アンプにはTI製の「LMH6642」を採用。スマートフォンから出力したデジタル音源を美しく鮮やかな音に変換、電力消費を抑えつつ幅広いダイナミックレンジを再現可能となっている。また、デジタル部で発生したノイズがアナログ部に伝わりにくい独自の回路構成により、ノイズの少ないクリアなサウンドを実現。さらに、負電源を採用した出力オペアンプは、低音域を失わずヘッドホンを高品質かつパワフルに駆動可能にしているとのこと。接続機器からの給電に対応し、再生/一時停止/音量調整/曲送り/曲戻しなどが行えるリモコンも付属する。なお、同社より、RK-LCH61と組み合わせてハイレゾ再生を行えるAndroid専用ミュージックアプリケーション「Ne Player」も公開されている。
2015年01月08日ドスパラは26日、ヘッドホンやイヤホンの性能を引き出す「ミニヘッドホンアンプ」(DN-12356)を、同社運営の通販サイト「上海問屋」で発売した。価格は3,499円。コンパクトサイズのヘッドホンアンプ。スマートフォンなどのヘッドホン端子に直接挿すタイプ。プレーヤー側の出力不足による音のもの足りなさを補い、ヘッドホンやイヤホン本来の出力が得られる。本体には充電池を内蔵。約2時間の充電で12時間ほど駆動する。本体にボリュームは付いていないため、音量調整はプレーヤー側で行う。対応ヘッドホンのインピーダンスは16~150Ω。本体サイズはW45×D16×H11mm、重量は10g。
2014年12月26日NXP Semiconductorsは12月15日、スマートフォン用オーディオシステム向けに第3世代スマートアンプ「TFA9897」を発表した。同製品は、市場で普及しているスマートフォンにプレミアムクラスのオーディオ性能を実現する。また、8Ωマイクロスピーカ向けに最適化された、独自の最新アルゴリズムを採用している。そして、これまでのスマートアンプICと同様に、システム全体が1チップ化されており、CoolFlux DSP、電流検出機能内蔵の高効率クラスDアンプ、DC/DCコンバータが集積されている。このように、同製品はターンキー型ソリューションを提供し、すべてのプラットフォームと互換で、集積も容易である。さらに、シンプルな電流検出アンプとは異なり、レイテンシを最小に抑える保護機能を提供し、出力定格の高い他のアンプに対し、高い競争力を実現している。採用されている先進的な組み込みアルゴリズムについては、別途ライセンス契約は不要。また、設計の際に音質のカスタム化とともに、スマートフォンの性能の最適化法の選択を可能にする補助ツールも用意されている。加えて、デザインイン活動に対しては、同社の専門のフィールドアプリケーションチームが支援する。同チームは世界各地に配属され、ハードウェア、ソフトウェア、音響技術全般にわたって、世界をリードする専門知識を提供しているという。
2014年12月17日アユートは12月12日、オーストラリアのオーディオ機器メーカーBURSON AUDIO社のヘッドホンアンプ「Soloist SL」を、12月19日より発売すると発表した。価格はオープンで、同社の直販サイト「アキハバラe市場」での販売価格は64,900円(税込)。Soloist SLは、純A級の増幅回路を採用したヘッドホンアンプ。A級動作は高品位である反面、発熱が大きくなる。Soloist SLでは、2mm厚のアルミパネルで作られた筐体全体をヒートシンクとして使用することで、この発熱問題をクリア。定格出力2W×2というハイパワーを実現している(16Ω負荷時)。電源には25VAデザインのトランスを採用。ピーク時でも余裕を持った電力供給が可能だ。周波数特性は0Hz~50kHz(±1dB)でS/N比は96dB。全高調波歪率は0.03%未満だ(30Ω、1W出力時)。入力端子は、アナログ2系統(RCA)で、出力端子は6.3mmステレオ標準ジャック×1系統。推奨負荷インピーダンスは16~600Ωだ。また、新設計の「VOS(Variable Output Stage)機構」を採用しており、駆動力が要求される平面駆動型やハイインピーダンスヘッドホンも余裕を持ってドライブすることができる。本体サイズはW140×D210×H80mmで、質量は約1.6kg。
2014年12月12日●音の"源流"はReference 501シリーズにありティアックからポータブルアンプ第2弾「HA-P90SD」が発売される。今度はネイティブDSD再生に対応、しかも5.6MHz。そのうえプレーヤー機能を内蔵し、PCに頼らず再生できるポータブルオーディオ機としての要素も備えている。今回、開発途上版を試用する機会に恵まれたため、その音質と使い勝手を報告しよう。○HA-P90SDの音の"源流"HA-P90SDのレポートへ進む前に、2014年春に発売されたティアック初のポータブルアンプ「HA-P50」について簡単に説明しておきたい。HA-P50がどのような経緯で開発されたかを知ることは、HA-P90SDという製品の"持ち味"の理解につながるからだ。HA-P50は、同じ米Gibsonグループであるオンキヨーとの協業により開発された製品だ。基本的にはハードウェアおよびファームウェアの開発がティアック、iOS/Androidアプリの開発がオンキヨーにより進められ、ティアックからはHA-P50、オンキヨーからはDAC-HA200として発売された。いわば"兄弟機"だが、それぞれ異なるオペアンプを採用するなど音の性格は微妙に異なり、ティアックとオンキヨーそれぞれの音に対する考え方が見てとれる。そして、この開発スキームはHA-P90SDでも踏襲されているようだ。だから、HA-P90SDの音の"源流"はティアックの製品に求めることができる。A4サイズのハイコンポシステム「Reference 501シリーズ」がいわばリファレンスであり、その粋を昇華させた製品がHA-P90SDと言っていいだろう。実際、HA-P90SDにおいて、ヘッドホンアンプ部にプッシュプル回路とオペアンプをディスクリート構成(LR各チャンネルが完全に独立)に配置したことは「HA-501」に、DACにBurrBrown PCM1795を採用したことは「UD-501」に由来している。サイドパネルの質感などデザインもReference 501シリーズを彷彿とさせ、ティアックのアイデンティティを感じさせる。●DSDの生々しさをポータブルで○DSDの生々しさをポータブルでHA-P90SDという製品は、ポータブルアンプでありUSB-DACだが、単体で音源を再生できるポータブルオーディオでもある。高音質・ハイレゾ対応をうたうポータブルオーディオには、Astell&KernのAKシリーズやソニーのウォークマンなどがあり、すでに大きな製品カテゴリとして確立されているが、HA-P90SDはここに完全一致しない。軸足はあくまでポータブルアンプ/USB-DACに置きつつ、利便性を高めるために再生機能を付加したというスタンスの製品だからだ。実際、プレーヤーとしての機能はごくシンプル。アーティスト/アルバム別再生やプレイリスト、シャッフル再生には対応するが、表示はモノクロでアルバムアートワークを表示するようなUIの華やかさはない。レートを付けたり歌詞を表示したりする機能もない。片手で操作できるマルチウェイスイッチは使いやすいが、本機の売りではない。というのも、本分たる"音"が強い印象を残すからだ。リーズナブルな価格帯ながら高い描写力を持つ開放型ヘッドホン「AKG K612 PRO」と組み合わせ、内蔵プレーヤーでmicroSDカードの音源を試聴したところ、その臨場感に息を飲んだ。Mathias Landaeus Trioの「Opening」(5.6MHz DSD)は、とにかくドラムのスティックワークの緻密さが印象に残る。情報量が多く、微細な音まで忠実に再現されているからか、スタジオの残響音も生々しく聞こえる。PCM音源も好印象。ファームウェアが開発途上版ということもあってか、FLAC再生時には散発的にノイズが発生していたが、88.2kHz/24bitおよび96kHz/24bitのWAVはクリアな音を愉しめた。音の立ち上がり/立ち下りが鋭く、ハイハットやスネアのアタックも余分な間を置かず収束する。ベースなど低域寄りの音も制動よく、モタつかない。左右の分離感に優れ、定位も鋭い。これはUD-501などでノウハウが蓄積されたDAC「PCM1795」もさることながら、プッシュプル回路とオペアンプ(BurrBrown OPA1602)をディスクリート構成としたことの効果が大きそうだ。●PC接続での再生か、本体のみでの再生か○PC接続での再生か、本体のみでの再生かHA-P90SDには、PCと接続して使うUSB-DACとしての側面もある。アシンクロナスモードに対応しているため、PC側のクロックに依存せず内蔵の高精度なマスタークロックを使い再生できる。マスタークロックとして使用されるオーディオ用の高精度水晶発振器は、44.1kHz系と48kHz系の2基が搭載されており、再生する音源のサンプリング周波数系統に合わせることで、正確なDA変換およびジッター低減効果を期待できる。その音だが、DSD再生に関していえば本体のみで再生したときに軍配が挙がる。PC(Mac)側のプレーヤーソフトには「ティアック HR Audio Player」を使用したが、本体のみで再生したほうが音の輪郭や音場感が際立っていた。原因として考えられるのは、USBケーブルを経由しPCのノイズの影響を受けたか、PCとHA-P90SDどちらで再生(DSFデコード)を行ったかだが、伝送経路が最短となる本体のみの再生のほうに分がある。また、ここまで触れてこなかったが、HA-P90SDはスマートフォン対応に力を入れている。iOSデバイスとのLightning接続(Aポート使用)、またはAndroidデバイスとのOTGケーブル接続(micro Bポート使用)のどちらでも、DSD 2.8/5.6MHzのネイティブ再生およびPCM 192kHz/24bitの再生が可能なのだ。今回の試用機はファームウェア(v0.82)が完成版ではなかったため、スマートフォンを接続した再生は不安定だったが、スマートフォンのハイレゾ音源をケーブル直結で再生できることは、ユーザにとって大きな魅力となることだろう。テストした時点のファームウェアは若干安定性に欠けたが、それを除けばHA-P90SDというポータブルデバイスには十分以上の魅力がある。microSDカードにPC、スマートフォンと音源の保存場所を選ばないこと、そしてReference 501シリーズで培ったノウハウを惜しげもなく投入した音質面でのこだわり。コストパフォーマンスにも優れ、2015年話題のモデルとなることは確実だろう。
2014年12月12日サンコーは12月10日、モバイルバッテリーを内蔵したポータブルヘッドホンアンプ「モバイルバッテリーなハイパワーアンプ WOODSTOCK NX」(AMPPWB45)を発売した。同社の直販サイト「サンコーレアモノショップ」での販売価格は34,800円(税込)。AMPPWB45は、ポータブルヘッドホンアンプと容量5,000mAhのモバイルバッテリーを組み合わせた製品。ポータブルヘッドホンアンプには、OPA2134UAとLME49610TSを使用しており、最大出力は680mW×2(32Ω負荷時)。8~600Ωのヘッドホンを使用することができる。周波数特性は20Hz~20kHzで、歪は-99dB未満(THD+N)。入出力インタフェースは、3.5mmステレオミニジャックが、それぞれ1系統だ。内蔵バッテリーでの動作時間は約10時間(32Ω負荷、20mW×2)となっている。モバイルバッテリーとして使用する場合、5V/1Aの出力が可能で、iPhone 6なら約2.7回のフル充電を行うことができる。ポータブルヘッドホンアンプとして使用しながら、他機器の充電を行うことも可能だ。本体サイズはW68×D130×H25mmで、質量は239g。
2014年12月10日クリエイティブメディアは12月3日、USB DACアンプ「Sound Blaster X7」を発表した。12月中旬より、直販限定販売で発売する。同社のショッピングサイト「クリエイティブストア」での販売価格は46,000円(税別)。Sound Blaster X7は、USB DAC機能を搭載したオーディオアンプだ。DACチップにはバーブラウン製のPCM1794を採用しており、USBと光デジタル音声入力から、最大192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生が可能だ。パワーアンプはテキサス・インスツルメンツ製のTPA3116D2を使用したClass Dタイプで、最大出力は38W×2(4Ω、1kHz、THD 10%)。ヘッドホンアンプにはテキサス・インスツルメンツ製のTPA6120A2を採用。ヘッドホン出力は、6.3mmのステレオ標準ジャックと3.5mmステレオミニジャックの2系統を装備しており、どちらも600Ωまでのヘッドホンをドライブできる。Bluetoothにも対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続することも可能。NFC(近距離無線通信)も利用できる。Bluetoothのバージョンは4.1で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP。音声コーデックはSBC、AAC、aptX Low Latency、aptXを利用できる。USBホストポートも装備しており、スマートフォンやタブレットなどとデジタル接続することも可能だ。マルチコアオーディオプロセッサー「SB-Axx1」を搭載しており、音楽や映画など、ソースに合わせたサウンド設定を行うことができる。また、Dolby Digitalのでコード機能、5.1chのアナログオーディオ出力も備えている。サイズはW149×D145×H129mmで、質量は約865g。
2014年12月03日Texas Instruments(TI)は12月2日、DC結合アプリケーションに高いAC性能を提供し、システム性能を向上する2つの完全差動アンプ(FDA)「LMH3401」と「LMH5401」を発表した。LMH3401はゲインが16dBで、類似FDA製品と比較して、性能の向上と同時に、サイズと消費電力の各30%低減を可能にするほか、16dBゲイン時に7GHzの-3dB帯域幅、18,000V/μsのスルーレート、500MHz時に-77dBcの高調波歪み特性を提供する。一方のLMH5401は、6dB以上のゲインに設定可能で、12dBゲイン時に6.2GHzの-3dB帯域幅を提供するほか、17,500V/μsのスルーレート、200MHzで-90dBcの高調波歪み特性と-90dBcのIMD3特性などの性能を提供するという。なお、2製品ともに2.5mm角の14ピンQFNパッケージで供給され、1000個受注時の単価(参考価格)は、LMH3401が8.95ドル、LMH5401が7.95ドルとなっている。また、2製品の評価モジュールも、それぞれ単価(参考価格)149ドルで供給だという。
2014年12月02日エミライは11月26日、USB DAC/ヘッドホンアンプ「Aurender FLOW」を発表した。発売は2014年12月19日を予定しており、希望小売価格は169,000円(税別)。Aurender FLOWは、韓国のTVLogic社が展開するオーディオブランド「aurender」の製品。USB DAC/ヘッドホンアンプでありながら、mSATAスロットを装備しており、mSATAプラットフォームのSSD(別売)をストレージとして利用できる。対応するmSATA SSDの最大容量は1TB。Aurender FLOWにはプレーヤー機能は内蔵されていないため、ストレージに保存した音楽データを単独で再生することはできない。Aurender FLOW側のストレージは基本的に、音楽データを保存する領域として利用する。Aurender FLOWをPCやMacに接続した場合、USBオーディオデバイスと外付けストレージの両方として認識される。なお、iPhoneなどのiOSデバイスやAndroid端末からは、2つの機能を同時に利用することはできない。入力端子は、USB 3.0×1と光デジタル音声×1を装備する。Aurender FLOWが搭載するDACチップは、ESSテクノロジー社の「ES9018K2M」。USB接続の場合、最大で384kHz/32bitまでのPCMデータ、5.6MHzまでのDSDデータの再生に対応する。光デジタル音声端子で接続した場合には最大で192kHz/24bitまでの再生に対応している。出力端子は、6.35mmステレオジャック×1。出力は32Ω負荷時で570mW、600Ω負荷時で43Wとなっている(THD 0.1%)。本体サイズはW80×D28×H137mmで質量は450g。電源は内蔵バッテリーとUSBバスパワーが利用できる。バッテリーの容量は4,450mAhで、最長7時間の連続再生が可能だ。
2014年11月27日玄人志向は21日、基板とケースを組み立てて完成させるヘッドホンアンプキット「KURO-DAC-KIT」を発表した。11月下旬より発売する。店頭予想価格(税別)は10,000円前後。基板とケースからなるUSB DACヘッドホンアンプの組み立てキット。DACチップに「PCM2704」を搭載し、前面からデジタル(USB)とアナログ(AUX)の入力切替が行える。DC15Vで駆動し、オペアンプはソケット式となっているため、自分で用意した任意のオペアンプに交換可能だ。増設用として「N55321」が1個付属するほか、音楽用オペアンプ「MUSE8920」と「MUSE8820」も付属するので、オペアンプを追加購入しなくても音の違いを体験できる。音声出力インタフェースは、ヘッドホン出力(ステレオミニジャック)を搭載。出力レベルは12.6dBVで、最大出力は140mW、インピーダンスは0.16Ω。入力インタフェースはUSB 2.0ポート。対応周波数は16bit/48kHz。ライン入力時のレベルは-4.5dBV、インピーダンスは10kΩ。本体サイズはW104×D138×H34mm、重量は約280g。
2014年11月21日アユートは11月21日、GloveAudio製のDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「THE Glove A1」を発表した、発売は11月28日より順次。価格はオープンで、同社の直販サイトでの販売価格は64,800円(税込)。THE Glove A1は、アユートが販売しているAstell&Kernブランドのハイレゾオーディオプレーヤーの第一世代モデル「AK100」「AK100MKII」「AK120」「AK120TITAN」専用のポータブルヘッドホンアンプ。AK100とAK120ではサイズが異なるが、専用のブラケット画用意されており、それぞれのプレーヤーをしっかり固定することが可能だ。入力は光デジタルオーディオ端子で、第一世代のプレーヤーとデジタル接続できる。出力端子は、3.5mmステレオミニジャックのアンバランスに加えて、第二世代プレーヤーと同じ2.5mm4極ジャックのバランス出力を装備。さらに角型4ピン端子のバランス出力も備えている。DACチップはESSテクノロジー製の「ESS9018」を採用。192kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応している。周波数特性は20Hz~20kHzで、S/N比は114dB。THD+Nは0.001%(32Ω負荷時)となっている。出力は、アンバランスが180mWで、バランスが440mW。推奨ヘッドホンインピーダンスは16~600Ωだ。本体サイズはW68×D116×H32mmで、質量は約196g。
2014年11月21日ティアックは11月12日、独beyerdynamic社のヘッドホンアンプ「A2」を11月下旬より国内発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は180,000円前後(税別)。A2は、beyerdynamic社のヘッドホンのフラッグシップモデル「T1」をフルにドライブするために開発されたプレミアムヘッドホンアンプ。T1は、beyerdynamic社独自のテスラドライバーを採用するヘッドホン。テスラドライバーは、1テスラ(10,000ガウス)以上という強力な磁束密度により、高効率と高解像度を実現したドライバーだ。ティアックによると、T1の販売状況はかなり好調だというが、T1では独自のドライバーを使用されており、さらに600Ωというハイインピーダンス仕様となっている。そのため、ユーザーにどのヘッドホンアンプでドライブしてもらえば良いのかが、メーカーにとってひとつの課題となっていたという。A2は、その課題に対してのbeyerdynamic社の公式回答となる製品。テスラドライバーの本来のサウンドを引き出すための純正ヘッドホンアンプだ。アンプは、パーツを選りすぐったフルディスクリート構成。トロイダルトランスを使用した強力な電源も搭載している。周波数特性は1Hz~100kHz(-1dB)で、歪率は0.001%(170mW、250Ω負荷時)。S/N比は101dB以上で、チャンネルセパレーションは89dB以上だ。入力インタフェースはRCA×2系統。出力端子は、6.3mmステレオ標準ジャックのヘッドホン端子×2系統に、スルー出力用のRCA×1系統を装備する。適合するヘッドホンのインピーダンスは16~600Ω。定格出力は32Ω負荷時が150mW×2で、600Ω負荷時が100mW×2。なお、2系統あるヘッドホン出力で、同時に2本のハイインピーダンスヘッドホンをドライブすることも可能だ。本体サイズはW216×D235×H55mmで、質量は2.2kg。製品には、本体にマウント可能なヘッドホンスタンドも付属している。
2014年11月12日ティアックは12月上旬、ハイレゾ音源対応のポータブルヘッドホンアンプ兼プレーヤー「HA-P90SD」を発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は72,000円前後(税別)。HA-P90SDは、アナログ入力と光・同軸デジタル入力、USB接続に対応したポータブルヘッドホンアンプにプレーヤー機能をプラスした製品。「秋のヘッドフォン祭2014」で発表されていたが、今回12月上旬発売であることがアナウンスされた。オペアンプにはBurrBrown製のOPA1602 SoundPLUSを採用。低歪な再生を実現している。ヘッドホンは8~600Ωに対応しており、32Ω負荷時の出力は170mW×2(1kHz、歪率10%、JEITA)。使用しているDACチップはBurrBrown製のPCM1795で、192kHz/24bitまでのPCM音源のネイティブ再生に対応している。USB接続時にはDSD 5.6MHzのネイティブ再生も可能だ。USBポートは、Type AとMicro Bを装備。Type AポートはiPhone/iPadなどのアップル製デバイスやAndroidデバイスなどとの接続用で、これらのデバイスからもハイレゾ音源のネイティブ再生が可能だ。Micro B端子はPCとの接続用だ。Mac、Windows、Android端末、iPhoneなどそれぞれの環境でハイレゾ音源を再生できるアプリ「TEAC HR Audio Player」も用意されている。プレーヤーとして使用する場合、ストレージにはmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカードを用いる。使用可能なファイル形式は、WAV、MP3、AAC、WMA、FLAC、DSF、DFF(DSDIFF)。電源は内蔵リチウムイオン充電池で、容量は3,450mAh。フル充電の場合、ヘッドホンアンプとしては約7時間(デジタル接続時)の使用が、プレーヤーとしては約6時間の連続再生が可能だ。本体サイズはW69.9×D123×H21.5mmで、質量は280g。
2014年11月05日ドスパラは、ボリューム/マイクミュートを本体に搭載し、16bit/48kHzに対応したドライバ自動認識のUSB DACヘッドホンアンプ「DN-11477」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は4,999円。同製品は、16bit/48kHzに対応したドライバ自動認識のUSB DACヘッドホンアンプである。本体にVOLUME/BASS/TREBLEという3つのコントローラーのほか、マイク接続の際に利用できるマイクミュートボタンを搭載する。これらの調整ダイアルおよびボタンは手元に置いてコントロール可能となっているので、ボイスチャット等で使用できる。PCへの接続および給電は付属のUSBケーブルで行う。USB DACはCM108AH、オペアンプにはN5532を採用している。入力端子は、USBと3.5mmマイク入力端子。サンプリングレートは、16bitの44.1/48kHzに対応する。イコライザーコントロールは125Hz±10dB(Bass)/10kHz±10dB(Treble)。S/N比は80dB以上。ヘッドホンインピーダンスは32~300Ω。サイズはW185×H40×D65mmで、重量は約166g。本体のほか、前述のUSBケーブルなどが付属する。
2014年10月08日クリエイティブメディアは1日、最大24bit/192kHzハイレゾ対応の高音質USB DAC&ポータブルヘッドホンアンプ「Sound Blaster E5」を発表した。10月下旬から11月上旬に発売し、価格はオープン。クリエティブストアでの直販価格は22,800円(税別)。Sound Blaster E5は、DACにS/N比120dBのCirrus Logic CS4398、ADCにS/N比114dBのCirrus Logic CS5361、ヘッドホンアンプにはTexas Instruments TPA6120A2などを採用。PCやスマートフォンなどから、Sound Blaster E5を介して音を出力することで、高音質な音楽を楽しめる。ヘッドホンへの出力は同時に2つまで(最大600Ωのインピーダンスに対応)。本体には、標準ゲイン/高ゲイン切替スイッチを搭載し、手持ちのヘッドホンに合わせた出力を選べる。PC接続時は、オーディオプロセッサー「SB-Axx1」をバイパスしてDACへ直接出力できる「ダイレクトモード」を搭載。また、ポータブルヘッドホンアンプとしての単独動作時にも、音楽や映画、ゲームなど幅広いジャンルの音を美しく表現する「SBX Pro Studio」機能によって、幅広い高音質サウンドを体感できる。Bluetoothに対応しているため、iPhoneやiPad、Android端末とはワイヤレス接続が可能(NFCペアリングもサポート)。SBCコーデックに加えて、高音質なaptX、aptX Low Latency、ACCにも対応する。Windows、Mac、iOS、Androidの各OS向けの無料アプリケーション「Sound Blaster Central」を利用すれば、SBX Pro Studioを含むSound Blaster E5の細かい調整を、PCやスマートフォンから操作可能だ。本体には3つのマイクを内蔵。デバイスの向きに応じて自動的に1対のマイクを選択し、ステレオマイクとして動作する。Windows PC接続時には、マイク音声とPC内サウンドをミックスして録音する「再生リダイレクト」(ステレオミックス機能)に対応するほか、ASIOドライバーを使用した入出力も行える。インタフェースはUSB 2.0、Bluetooth 4.1。出力は最大24bit/192kHzステレオ。ライン入力は最大24bit/192kHzステレオ。マイク入力は最大24bit/96kHzモノラル。光デジタル入出力は最大24bit/96kHzステレオ。入出力端子はヘッドホン出力(3.5mmミニ)×2、ライン出力(3.5mmミニ)、光デジタル出力(丸型)、ライン入力(3.5mmミニ)、マイク入力(3.5mmミニ)、光デジタル入力(丸型)、USBポート(マイクロB)、USBホストポート(タイプA)。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6.8以降。本体サイズはW111×D70×H24mm、重量は約164g。通信距離は約10m(見通し距離)。
2014年10月02日パナソニックは9月29日、Technics(テクニクス)ブランドのステレオパワーアンプ「SE-R1」を発表した。発売は2015年2月で、希望小売価格は税別1,580,000円。受注生産方式をとる。同社は9月4日にTechnicsブランドの復活を表明しており、SE-R1はその第一弾となる製品のひとつ。Technicsの音響技術を結集したハイエンドオーディオシステム「リファレンスシステム R1シリーズ」に属するフラッグシップパワーアンプだ。SE-R1は、新開発の「JENO Digital Engine」を搭載。JENOは、Jitter Elimination and Noise-shaping Optimizationの頭文字をとった名称で、高精度なジッター削減回路とPWM変換回路によってニュアンス豊かな音を提供する。また、高速で超低ON抵抗の「GaN-FET Driver」によって、微小音から大音量までリニアリティに優れたサウンドを、周波数位相特性を平坦化するスピーカー負荷適応アルゴリズム「LAPC」によって、空間表現豊かな音を再現する。定格出力は150W+150W(8Ω)、300W+300W(4Ω)。アナログ入力端子はRCAアンバランス×1、XLRバランス×1。ネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」と接続するためのデジタル入力端子として新開発のTechnics Digital Link×1を装備している。サイズはW480×D564×H239mm、重量は約54kg。色はシルバーのみ。同社はリファレンスシステム R1シリーズに属する製品として、スピーカーシステム「SB-R1」、ネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」も同時に発表した。
2014年09月29日ドスパラは26日、真空管を採用した小型のヘッドホンアンプ「DN-11623」を、同社直営の「上海問屋」限定で発売した。価格は10,999円。「Electro Harmonix 6922EH」真空管を搭載した、コンパクトな据え置き型ヘッドホンアンプ。従来モデル「DN-84335」のマイナーチェンジとなり、真空管が「Philips 6922」から変更されるとともに、ボディカラーがゴールドになった。オペアンプは「TI NE5532」で、刺さるような高音や余剰な低音がないナチュラルなサウンドに仕上げた。真空管ならではの暖かみある音はそのままに、体感と艶のある音楽を楽しめるとしている。入力はステレオRCAとステレオミニジャック、出力はステレオミニジャック。入力インピーダンスは10kΩ、最大入力は+18dBV、再生周波数帯は25Hz~150000Hz(±3dB)、出力は300mW/ch(16Ω)および102mW/ch(300Ω)、最大増幅音量は20dB/ch。電源には付属のACアダプタを用いる。本体サイズはW67×D118×H79mm。
2014年09月28日