2017年9月27日(水)から12月18日(月)までの期間、六本木の国立新美術館で「国立新美術館開館 10 周年安藤忠雄展―挑戦―TADAO ANDO: A CONTINUING CHALLENGE」が開催されます。この展覧会では、安藤忠雄の半世紀近くに及ぶ壮大な創造的挑戦の軌跡が、5つのテーマに沿って紹介されています。設計のプロセスを伝えるスケッチ、ドローイング、模型に写真、映像といった、多彩な資料とともに安藤忠雄の世界を体感しましょう。水の教会1988年、北海道撮影:白鳥美雄安藤忠雄ってどんな人?1941年大阪生まれ。プロボクサーを経て独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立しました。同年より「都市ゲリラ」として建築設計活動をスタートして以来、常に既成概念を打ち破る大胆な作品を世に送り出してきました。以降、日本建築学会賞をはじめ、フランス芸術文化勲章、国際建築家連合 (UIA) ゴールドメダルなど数々の名誉ある賞を受賞。イエール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授を歴任し、97年から東京大学教授、現在、名誉教授として活動されています。注目の展示作品をご紹介!今回、注目を集めているのが、原寸大で空間再現される「光の教会」。安藤建築の特徴である、厳格な幾何学に沿って極限までそぎ落とされたような造形のシンプルさを体感できます。光の教会1989年、大阪府撮影:新建築社また、住宅建築では「限定された素材の使用、幾何学的構成の追及、自然との共生」といったテーマを感じられる安藤建築が100点以上紹介されています。線の美しさや空間の使い方に注目です。住吉の長屋1976年、大阪府撮影:新建築社商業施設の建築においては、「余白」を意識的に作り出す独創的なデザインがなされてきました。表参道ヒルズ2006年、東京都撮影:松岡満男そのほか、自然との融合を感じさせる建築物や、歴史的建築物の再生など、安藤氏が携わった数々の作品の軌跡を見られます。ぜひ安藤忠雄の世界を感じてください。ベネッセハウス オーバル1995年、香川県 直島撮影:藤原光政■イベント詳細名称:国立新美術館開館 10 周年安藤忠雄展―挑戦―TADAO ANDO: A CONTINUING CHALLENGE会期:2017年9月27日(水)~12月18日(月)休館日:毎週火曜日開館時間:午前10時~午後6時 金曜日は午後8時まで※入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館 企画展示室 1E+屋外展示場(東京・六本木)主催:国立新美術館、TBS、朝日新聞社共催:安藤忠雄建築展実行委員会出展作品:屋外展示/「光の教会」原寸モデル展示室内/スケッチ・ドローイング・建築模型・映像・写真などお問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年12月02日11月22日に、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の作品が展示される美術館「すみだ北斎美術館」がオープンした。北斎は1760年に現在の墨田区の北斎通り付近で生まれ、およそ90年の生涯のほとんどを墨田区内で過ごし、優れた作品を数多く残した。今回、美術館の開館にあわせ、記念展として「北斎の帰還-幻の絵巻と名品コレクション-」を開催。同展では、海外に流失し、100年あまり行方知れずとなっていたが、近年競売にかけられ、昨年墨田区が取得した長さ約7メートルの幻の絵巻「隅田川両岸景色図巻」を初公開。そのほか、代表作「冨嶽三十六景」など墨田区所蔵の数々の名品・優品のなかから、北斎の肉筆画、版画、摺物、版本などを前後期合わせて約120点を展示。■開館記念展「北斎の帰還-幻の絵巻と名品コレクション-」会期:11月22日(火)~2017年1月15日(日)【前期】11月22日(火)~12月18日(日)【後期】12月20日(火)~1月15日(日)※作品保護のため前後期で一部展示替えを行います。また、各期においても途中で一部展示替えを行います。休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)、年末年始11月28日(月)、12月5日(月)、12月12日(月)、12月19日(月)、12月26日(月)~1月1日(日・祝)、1月10日(火)開館時間:午前9時30分~午後5時30分(入館は閉館の30分前まで)
2016年11月22日2017年3月8日(水)~6月5日(月)の期間中、「ミュシャ展」が開催されます。会場は東京都港区の国立新美術館。アール・ヌーヴォーを代表する芸術家、アルフォンス・ミュシャの作品がかつてない規模で展示されます。注目は連作『スラヴ叙事詩』。20作すべてがチェコ国外で一度に公開されるのは世界初です。この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。アルフォンス・ミュシャとは?1860年に当時のオーストリア領モラヴィア(現在のチェコ東部)に生まれたアルフォンス・ミュシャは、グラフィックデザイナー、宝飾デザイナー、画家など幅広く活躍した芸術家です。アール・ヌーヴォーに華々しく現れ、1939年に没するまで多くの作品を制作しました。流麗で洗練された女性像を描いたほか、故郷のチェコやスラヴ民族を題材にした作品でも知られます。特に晩年の17年間を制作に費やした『スラヴ叙事詩』は、スラヴ民族のアイデンティティをテーマに、民族の栄光と歴史をめぐる壮大なスペクタクルを全20作にわたって描いた傑作です。●初日は講演会を開催ミュシャの生涯や作品の背景をより深く知るなら「ミュシャ展」初日、3月8日(水)の講演会に参加するのがおすすめです。今回の「チェコ展」の監修も行った美術評論家のヴラスタ・チハーコヴァー氏を迎え、講演会「ミュシャとムハ、アール・ヌーヴォーから《スラヴ叙事詩》への道」がおこなわれます。聴講無料、展覧会の半券で入場可能です。講演会「ミュシャとムハ、アール・ヌーヴォーから《スラヴ叙事詩》への道」講師:ヴラスタ・チハーコヴァー(美術評論家・「ミュシャ展」監修者)開催日時:2017年3月8日(水)14:00~15:30(13:30開場)会場:会場:国立新美術館3階講堂※定員は先着260名。内容や日時は都合により変更となる場合があります。「ミュシャ展」のポイントはここ!3つの見どころをチェック●圧巻!最大6m×8mサイズの超大作連作『スラヴ叙事詩』は「時間と空間を体験するかのような絵画」、「まるで演劇を見ているかのような作品」と称されます。その理由の1つが作品の大きさです。カンヴァスいっぱいに描かれた風景や人物に、鑑賞者は引き込まれずにいられません。大きなものでは6m×8mのサイズにもなります。ときに繊細でときに荒々しいタッチ、アール・ヌーヴォー時代には見られなかった写実的な描写など、1つひとつの表現に目を奪われるでしょう。●チェコ国外では世界初!全20作を一挙公開ミュシャが17年かけて制作した『スラヴ叙事詩』は全部で20作。チェコ国外で20作すべてが一度に公開されるのは、本展が世界ではじめてです。スラヴ民族の祖先を描いた「原故郷のスラヴ民族」を皮切りに作品を順に鑑賞すれば、スラヴ民族の歩みを追体験することができます。『スラヴ叙事詩』は、2012年5月にプラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿(見本市宮殿)で全作品が公開されるまで、ほとんど人目に触れることがありませんでした。20作が一挙に公開される、貴重な機会は見逃せません。●華麗にして妖艶!アール・ヌーヴォーの逸品も必見縦長の画面に描かれた女性像は、ほぼ等身大。茶色と黄金色を主とした柔らかな色調の衣をまとった、威厳ある姿です。神々しさすらただよう数々の女性像は、華麗にして妖艶。作品を通じて女性美の極致に触れることができます。本展ではミュシャを一躍時代の寵児に押し上げたアール・ヌーヴォーの舞台ポスターや商業ポスター、装飾パネルも公開されます。至宝と称えられたミュシャデザインの「蛇のブレスレットと指輪」も展示。『スラヴ叙事詩』に至るまでのミュシャを、100点あまりの展示でたどりましょう。本展の前売りチケットの販売期間は、2016年11月2日(水)~2017年3月7日(火)です(国立新美術館での販売は3月6日まで)。ミュシャの最高傑作を間近で堪能できるチャンスです。■イベント概要名称:国立新美術館開館10周年チェコ文化事業「ミュシャ展」開催期間:2017年3月8日(水)~6月5日(月)時間:10:00~18:00※毎週金曜日は20:00まで。入場は閉館の30分前まで。休館日:毎週火曜日 ※5月2日(火)は開館。会場:国立新美術館 企画展示室2F所在地:東京都港区六本木7-22-2料金:※中学生以下は無料【前売り券】大人1,400円、大学生1,000円、高校生600円【当日券】大人1,600円、大学生1,200円、高校生800円【チケット取り扱いサイト】展覧会公式チケットサイト:チケットぴあ(Pコード:767-931):ローソンチケット(Lコード:38800):セブンチケット(セブンコード:049-880):イープラス:公式サイト:
2016年11月20日最新IT技術を使った映像演出で話題のチームラボが期間限定で、ジュエリーショップ「ミキモト銀座2丁目本店」のショーウィンドウを演出しています。12月25日(金)までの特別な演出。銀座の散策途中に立ち寄ってみませんか。人が近づくと、輝く木が「光の珠(たま)」となって散らばっていくてインタラクティブ作品「Sparkling Dream Tree by teamLabが展示されており、冬の銀座の街で華やか光を放っています。この作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けているそうで、あらかじめ記録された映像を再生しているわけではないとのこと。つまり、目の前に現れる映像はその瞬間にしか見られないものなのです。12月25日(日)までの期間限定なので、銀座におでかけの際はぜひ立ち寄ってみては?■イベント詳細開催場所:ミキモト銀座2丁目本店(東京都中央区銀座2丁目4-12)開催期間:2016年11月11日(金)〜12月25日(日)展示時間:10:00~23:00展示詳細:
2016年11月19日箱根のポーラ美術館では現在、企画展「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線」が開催されています。期間は2017年3月3日(金)まで。19世紀末から20世紀へ、激しく変化していくパリに生きた3人の芸術家。それぞれのまなざしを通して、「時代の変貌」をさぐります。展覧会のみどころ20世紀初頭、パリの下町「モンパルナス」に住んでいたという共通項をもつアンリ・ルソー、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、ウジェーヌ・アジェの3人。彼らは華やかな市街地ではなく、郊外に視線をむけました。都市と素朴な自然が交わる境界線を描くことで感じた、新世紀の詩情を表現しています。また、3人それぞれが非常に型破りな芸術家であったというバックグラウンドにも注目したいところ。ルソーは税関吏として、フジタは職人として、そしてアジェは記録写真家として、いわゆるアカデミックな芸術とは異なるアプローチで独自の芸術を生み出しました。既存のものにとらわれない独創的な作風に垣間見える、それぞれの人間性も魅力的です。パリの境界線にみた時代の変貌かつて壁や防塁に囲まれていた城砦都市パリ。20世紀初頭には、都市の周縁に移民や貧困者が住み着き、パリの街が拡張されてゆきました。ルソー、フジタ、アジェらは特に都市中心部ではなく郊外に目を向け、パリの変貌する姿をそれぞれの作品を通じて描き出していきます。3人の作品と同時代の作家の作品も合わせて紹介しながら、都市の境界線に映し出される「時代の変貌」へ向けられた視線をたどります。彼らの作品の一部を見てみましょう。こちらはルソーの作品です。大きな橋が印象的ですね。こちらもルソーが描いた橋の絵。パリの象徴、エッフェル塔も描かれています。美しい空にふわりと飛行船が飛んでいます。林のようにみえるものの向こう側にはどんな風景が広がっているのでしょうか。見えない部分を想像するのも楽しいですね。 最後はアジェの写真。パリ中心部の様子です。人が多く行き交う活気ある町の一瞬をとらえています。この企画展では、同じ時代を捉えた写真と絵画をいっしょに展示しているのが特徴です。また、3人それぞれの視点でみた街がどんなものだったのか。比べてみるのもおもしろそうですね。芸術の秋、箱根でアートを感じてみてはいかがでしょうか。イベント詳細名称:ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線開催期間:2016年9月10日(土)~2017年3月3日(金)※会期中無休入館料:大人1,800円シニア割引(65歳以上)1,600円大学・高校生1,300円中学・小学生700円主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館作品点数:約130点会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285お問い合わせ:0460-84-2111開館時間:9:00~17:00公式サイト:
2016年11月19日東京都港区、パナソニック東京汐留ビルの4階にあるパナソニック 汐留ミュージアムで、2017年1月14日(土)~3月26日(日)まで「マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―」が開催されます。20世紀前半のフランスを代表する画家、アンリ・マティスとジョルジュ・ルオーの半世紀にわたるふたりの厚き友情と芸術の軌跡を、近年発見された往復書簡や作品を通して紹介します。アートファンの方は必見ですよ。芸術家2人の友情を解き明かす!「マティスとルオー展 」が開催フランス近代絵画の巨匠として輝かしい足跡を残したアンリ・マティスとジョルジュ・ルオー。2人の厚い友情に焦点を当てた特別展「マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―」が、2017年1月14日(土)からスタートします。全く異なる画風を確立したマティスとルオーでしたが、パリの美術学校で共に学び、生涯にわたって家族ぐるみの交流を続け、互いの創造活動を尊重し、支援し合いました。2人の友情は、マティスが亡くなる前年の1953年まで、断続的ながら実に約半世紀に渡って続いていたことが、近年発見された書簡より明らかになりました。本展では、2人や家族の手紙を紹介しながら、その時期の絵画作品を併せて展示。マティスの静物画《スヒーダムの瓶のある静物》をはじめとする貴重な初期の作品や、ルオーの重要な版画集『気晴らし』の油彩原画シリーズなど、油彩画、手紙、デッサン、版画、彫刻、絵付け陶磁器、タピスリーや、当時最高の技術と気概を持つ出版人との協働で生み出された美麗な挿絵本と、初来日作品を含む合計約140点を通して、偉大な2人の巨匠の友情の秘密に迫ります。展覧会の見どころをご紹介!豊かな美しさに満ちた堂々たる女性の姿を描いた、アンリ・マティス(1869-1954)の1939年の名作《ラ・フランス》と、印象的な赤い衣装をまとう、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の1943年の連作からの《赤と金の小姓》。フランスを代表する偉大な画家となった2人の輝かしい代表作は、第二次世界大戦中、しかもフランスの首都パリが陥落した危機の時代に描かれました。なぜ2人はこれらの絵を描かなければならなかったのか、また、これらの絵にいたるまでと、その後の更なる高みへの軌跡を、2人の間に交わされた手紙のやりとりを手がかりに、テーマによる章構成で展開します。●1.貴重な油彩画や直筆の手紙が初来日!パリのジョルジュ・ルオー財団から出品される、モロー教室時代のデッサン《〈学者たちの間の幼児イエス〉のための習作》(1894)や、救国の少女の姿でフランスを描いた油彩画《聖ジャンヌ・ダルク》「古い町外れ」(1951)をはじめとする、4点の絵画や3点のタピスリーなどのルオー作品のほか、マティスからルオーに宛てた直筆の手紙2点が初公開されます。 ●2.世界初の一挙公開が実現ルオーの『気晴らし』シリーズの油彩画全15点が、世界で初めて一挙に展示。このような全点展示はフランスでも未だ実現に至っていません。また、この作品を原画に制作された美麗な版画集も合わせて鑑賞できる貴重な機会となっています。●3.二人の知られざる友情と、絵に秘めた思いが明らかに約50年に及ぶ手紙のやり取りを手がかりに、2人の巨匠の家族ぐるみの友情の軌跡を辿っていきます。さらに、ナチスの侵攻を機に描かれた美しい絵画、マティスの《ラ・フランス》やルオーの『気晴らし』シリーズなどに、彼らが共に大切にしていた祖国への愛にも光を当てます。関連イベントも充実!会期中は「マティスとルオー展 」をより深く知り、楽しめる、様々なイベントが実施されます。●マティスとルオー展 記念講演会「マティスとルオーの手紙の発見」この手紙の発見者であり、「往復書簡集」の編者であるマンク氏が彼らの50年を語ります。2人の手紙のやり取りから、近年明らかになった意外な素顔も知ることができますよ。記念講演会「マティスとルオーの手紙の発見」詳細日時: 2017年1月14日(土)14:00~15:30(開場は13:30)会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール講師:ジャクリーヌ・マンク氏(パリ市立近代美術館学芸部長)※フランス語による講演、日本語同時通訳付き定員: 150名(要予約) 聴講費:無料(ただし本展の鑑覧券が必要)※未就学児は参加できません。受付開始日:11月1日(火)より(受付時間:8:00~22:00)申し込み方法 : 講演会はハローダイヤル03-5777-8600へ。電話で申し込んでください。●山田五郎アートトーク「マティスとルオー展を語る!」BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」などでもお馴染みの山田五郎氏が登場。本展を楽しく見るヒントが散りばめられた楽しいトークイベントです。山田五郎アートトーク「マティスとルオー展を語る!」詳細日時:2017年2月10日(金)14:00~15:00(開場は13:00)会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール講師:山田五郎氏(評論家)定員: 250名(要予約) 聴講費:無料(ただし本展の鑑覧券が必要)※未就学児は参加できません。受付開始日:12月5日(月)より(受付時間:8:00~22:00)申し込み方法 : 講演会はハローダイヤル03-5777-8600へ。電話で申し込んでください。●「ふみの日」プレゼント (各日先着50名)会期中の「ふみの日」にあたる、1月23(ふみ)日(月)、2月23 (ふみ)日(木)、3月23 (ふみ)日(木)に来館した方は、オリジナル絵はがきが貰えます。●ギャラリートーク担当学芸員によるギャラリートークも毎週開催されます。ギャラリートーク詳細開催日:2017年1月22日(日)、28日(土)/2月3日(金)、11日(土・祝)、17日(金)、26日(日)/3月3日(金)、10日(金)、16日(木)、21日(火)開催時間:いずれも14:00~(予約・参加費は不要ですが、本展の観覧券が必要です)※会場の混雑状況によってはスライドトークに変更になります。イベント詳細名称:マティスとルオー展― 手紙が明かす二人の秘密 ―会場:パナソニック 汐留ミュージアム住所:東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4F会期:2017年1月14日(土)~3月26日(日)開館時間:10:00~18:00休館日:2017年1月18日(水)、25日(水)、2月1日(水)、8日(水)、15日(水)入館料:一般:1,000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円、小学生以下:無料公式サイト:
2016年11月14日前回の企画展「Modern Beauty展」も大盛況のうちに終了した箱根ポーラ美術館。2016年度後半の企画展は、19世紀後半〜20世紀のパリが舞台。「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ − 境界線への視線」と題した本展覧会では、ルソー、フジタ、アジェの3人の芸術家を中心に取り上げています。彼らを「パリ」と「境界線」という共通点を紐解いてみましょう。「時代の大きな変化」に芸術家として生きていた彼らの作品は、現代を生き抜くヒントになるかもしれません。◆見どころ1芸術家が捉えつづけたパリ市周辺部の「境界線」19世紀中期から20世紀初頭にかけ、パリ市は周囲を壁に取り囲まれていたそう。その間、パリ市の人口増加に伴い貧富の差も拡大。煌びやかな中心部とは異なり貧困層が住むパリ市周辺部で作品を作り続けた人物が、今回の3人です。日曜画家として活動していたアンリ・ルソー、渡仏し戦前すっかり画会を代表する日本人と名声を手に入れたレオナール・フジタこと藤田嗣治、そして写真家として大器晩成となったウジェーヌ・アジェ。同じパリ市周辺部の「境界線」を題材にしていたにも関わらず、彼らの作品は三者三様でした。殊に、日本から渡仏したフジタにとっては日本人であるという来訪者としての自意識と、貧困者という街にとっての異物とを、重ね合わせていたと言われています。 ◆見どころ2紆余曲折の末にたどり着いた「写真」が絵画に与えた多大な影響3人の中で、学芸員の方も「有名でなかったからどう取り上げればいいか戸惑った」と苦笑いするほど知名度の低い写真家アジェ。演劇人を目指すものの一向に目が出ず写真に手を出したのが30代半ば、という苦労人でした。1898年(このときすでに41歳!)以降、19世紀のパリの姿を撮影することを使命として写真に打ち込み地位を確立していったそう。20kgするカメラを抱え、パリ郊外の建造物、公園、道路、店先、看板、室内、路上で働く人々を撮影していきました。そのうち彼の作品は美術館や公的機関、画家や室内装飾家、建築家などに買われていったのだとか。いつでもどこでも気軽にスマホで撮れるわけではなかった時代、仕事資料として重宝される商売も需要があったというわけです。晩年は、マン・レイに見い出されたことを機に、ジョルジョ・デ・キリコらのシュルリアリストたちに影響を与えていたというから驚きです。また、アジェの残している顧客リストには名を連ねていないものの、フジタの手記にはアジェが記録写真販売の訪問営業に来たという記録が残っているんだとか。こういった系譜を知っていくのも体系的に作品を見ることのできる企画展ならではですね。 また、レオナール・フジタは、昨年の東京国際映画祭 (TIFF) でオダギリジョー主演映画「FOUJITA」が放送されたことも記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。「アッツ島玉砕」に代表される通り、2度の世界大戦に人生を翻弄された挙句、フランスへ帰化した1人です(日本を去る時の名言と、土門拳が撮影した空港写真が最高にかっこいいのでぜひ見ていただきたい)。そういった経緯を鑑みると、半世紀以上が経過した今こうして邦美術館で彼を目にする機会が増えたことは、喜ぶべきことかもしれません。ちなみに、著作権が厳しいフジタの作品は今も数多くの作品が未だ「著作権有効」であるため。なのでこの記事に1枚もフジタの作品画像は掲載されていません。「小さな職人たち」シリーズをはじめ作品を見るためには現場で確かめるのみ!乳白色だけでないフジタの作品を、貴重な絵画・写真の数々をぜひご自身の目で確かめてみてはいかがでしょう?そのほかにも、企画展をモチーフに考案された限定のコース料理や19世紀末に使われていたピンホールカメラを作るワークショップなど、多角的に展示会を楽しめる催しが用意されているので要チェック。すぐには行けない!という方は、ポーラ美術館のInstagram(@polamuseumofart) のフォローもおすすめ。貴重な貯蔵品や企画展示の様子はもちろん、建造物としても有名な美術館の写真や「森の遊歩道」の季節の移り変わりもチェックすることができます。 「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ ー 境界線への視線」会 期 : 2016年9月10日(土)~ 2017年3月3日(金)※会期中無休主 催 : 公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館 特別協力 : 川崎市市民ミュージアム、東京国立近代美術館、横浜美術館 後 援 : フランス大使館、アンスティチュ・フランセ企画展HPポーラ美術館Address神奈川県 足柄下郡 箱根町 仙石原小塚山1285Tel0460-84-2111Open9:00-17:00(入館は16:30まで)無休(展示替えのための臨時休館あり)美術館HP Text. Midori Tokioka
2016年11月13日世界で最も著名なイギリス人デザイナーで知られ、ファッション業界でも知らぬ者はいない重鎮、ポール・スミス。デビュー以降、世界中のカルチャーに精通した彼から繰り広げられるクリエイションの数々は、現在に至るまで一向に枯渇する気配がありません。そんな彼のクリエイションの秘密をテーマにした展覧会が現在、京都近代美術館にて大好評開催中です。『ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH』は、2013年にロンドンのデザインミュージアムにて開催されました。その後ヨーロッパ各地を巡回し、この度満を持して日本へ上陸。全国3都市を巡る展覧会の最初の地・京都の京都近代美術館へ弾丸取材へ行ってまいりました!お気に入りのアート作品を壁一面に堪能できるサプールから「文化屋雑貨店」に至るまで、ありとあらゆる物事への興味関心が人一倍強いポール・スミス。自身のインスタグラムからも、好奇心の幅広さを伺うことができます。今回の展覧会の最初の章では、ポール氏自身がこれまで集めてきたアートワークの一部(おそらく一部ですが、一部かと疑いたくなるような膨大な展示数)を見ることができます。壁一面に飾られたアンディ・ウォーホルら著名なアーティストの作品、落書き、雑誌の切り抜き、熱烈なファンレター、過去のポール・スミスのキービジュアル広告などなど、その数とバラエティの多さに圧倒されてしまうでしょう。Paul Smithブランドのいちばんの立役者 "ポーリーン" というアモーレポール・スミスは実は元競輪選手。10代の時の大怪我を機に選手生命を絶たれてしまいますが、その後出会ったのがファッションでした。そのファッションの基礎を教えた女性こそ、のちのアモーレそして妻となる "ポーリーン" という一人の女性。当時ロンドンの芸術学校の学生だった彼女がいたからこそ、ポール氏はファッションデザイナーの道を歩み始めたのです。展覧会ではデザイナーとして走り出した当時のロンドンでの第一号店と、パリでの初コレクションの様子を再現しています。「彼女がいなければすべて実現できなかったでしょう。」だなんて、なんという幸せ者。千里の道もひとりのアモーレから?ポール氏も例外ではないんですね。ポール・スミスの仕事場を再現今回の展示では、これまで展覧会などでしか見ることのできなかった資料が数多く見られています。その一つがポール・スミスの部屋とポール・スミスブランドのオフィスの再現。前者はとにかく、物・物・物!初期iMacなんてなぜ置いてあるのか、わかりません……。溢れかえりそうなほどの物に囲まれていて、うっかり注意散漫になりそうですが、同時に、飄々と行き来するポール氏が目に浮かぶよう。そのほか、世界中のショップのショーウィンドウをおさめたコーナーがあったり、過去のコラボレーションが全て展示されていたり、ポール・スミスの総てを味わい尽くすことができます。また、会場でのオーディオ案内は、自身も英国留学経験があり、英国との親和性も高い俳優の松田翔太さんが務められています。ブランドの裏側を知ることは、すでにファンの人にとっては思い入れをより一層強くする機会であり、これまであまり関わりのなかった方にとっては洋服の裏に隠された想いを受け取るまたとない機会です。京都・東京・名古屋近辺のみなさまは是非、今夏ポール・スミス展へ。展示会は総て撮影OK!通常の展覧会ではまずあり得ない出血大サービスです。京都、東京会場では来場者全員に特別デザインのイヤホンが無料でプレゼントされるという嬉しい特典付き。(※名古屋会場は来場者先着1万名限り)ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH《 京都会場 》京都国立近代美術館(京都市左京区)2016年6月4日(土)~7月18日(月)《 東京会場 》上野の森美術館(東京都台東区)2016年7月27日(水)~8月23日(火) 《 名古屋会場 》松坂屋美術館(名古屋市中区)2016年9月11日(日)~10月16日(日) Text. Midori Tokioka
2016年11月13日9月17日(土)より汐留のパナソニック汐留ミュージアムで開催中の「モードとインテリアの20世紀展」。パナソニック社の社業に親和性のあるとされる「建築・住まい」「工芸・デザイン」の切り口でこれまで企画展をしてきたこの美術館にとって「ファッション」を取り扱うことは初めてのことだそう。ファッションデザイナー、森英恵の故郷・島根県立石見美術館所蔵の貴重なファッションを多数取り揃えた展覧会は小規模ながら非常に見応え十分です。特に今回は2つの点に注目して展覧会を見ていきましょう!時代毎に特徴のあるインテリアとファッションの変遷19世紀の「ベルエポック」の名残から戦後の「ミッドセンチュリー」と言われる1900年代〜1960年代のハイファッションとインテリアがまとめられている本展。章立ては年代毎に分かれており、それぞれの象徴的なインテリアとともに当時を彩った実物のハイファッションを鑑賞することができます。ポイントは写真を見てお分かりの通り、各年代のドレスたちの後ろの巨大パネル。激動の時代とされる20世紀において、ファッションの大きなキーワードとされているのが「簡素化」という言葉です。19世紀までコルセットできつく締め上げていた身体を解放し、華美な装飾が洗練されていったという傾向が今日に至ります。映画『タイタニック』のヒロイン、ローズを想像してもらうとイメージしやすいでしょうか。なかでも、1960年代の章で飾られていた下の写真は、かつて日比谷にあったエール・フランス航空の東京営業所のイラスト画。シャルロット・ペリアンというフランス人建築家による内装デザインです。この絵で描かれているイームズチェアは美術館内にもあるので、鑑賞中の一休みに座っていただけます。ぜひ探してみてくださいね。島根県立石見美術館所蔵の100点を超える貴重なファッションコレクションの数々森鴎外ゆかりの作品を重点的に所蔵している島根県立石見美術館ですが、森英恵氏の故郷ということもあり、ドレスなどの服飾資料をはじめファッション雑誌やファッション写真など所蔵品のバラエティは多岐に渡ります。それらが東京に来ているのは非常に貴重な機会!年代物のドレスの裾や襟ぐりなどのディテール、360度見れるからこそ実際にその細やかさを間近で見ることができます。百聞は一見に如かずと書くことが執筆者にとって怠慢だとしても、これらファッションの数々は実際に目にしていただくことには始まりません。せめてお写真だけでもお伝えせんとこちらに掲載していきたいと思います。下の写真は、戦後の1940年代後半〜1950年代に発表されたクリスチャン・ディオールやバレンシアガのオートクチュール。裾や襟ぐりの繊細さはもちろん、布を贅沢に使ったデザインはまるで戦後の開放感を表現しているようにも感じられ、ため息ものです。創刊まもない雑誌『ヴォーグ』も、クリスチャン・ディオールが1947年春夏コレクションにて発表した「ニュー・ルック」の特徴を色濃く反映しています。もちろん本展覧会のラストの部屋には森英恵氏の名を世界に轟かせた有名なドレスも展示されています。戦後、敗戦国であるが故に日本商品が米国デパートなどで蔑まれているという惨状を知った彼女らしい、ジャポニズム溢れる鮮やかな色彩には目を奪われてしまいます。今回、第2章の20-30年代の部屋のみ、特別に撮影可能となっています。1920年代といえば『華麗なるギャッツビー』の時代。アールデコに代表されるように豪華絢爛な時代、女性の内面美を表現したシャネルや、老舗メゾンのランバンなど、当時の衣装が贅沢に展示されている部屋となっていますので、ぜひ写真に収めてみてはいかがでしょう。今やすっかり「ライフスタイル」の言葉が浸透し、”着ること” を生活とリンクさせることが当たり前になりましたが、こうして100年に渡る変遷を辿るといつの時代も社会情勢にトレンドは大きく影響を受けてきたという一貫性が見えてくるかもしれません。だからこそ、ファッションの変遷を見つめること、そして現代における「何」がトレンドに影響しているのか?とアンテナを張り続けることが、今後のファッションの在り方を見据える手がかりになるかもしれません。「モードとインテリアの20世紀 ―ポワレからシャネル、サンローランまで―」会 期 : 2016年9月17日(土)~11月23日(水・祝)休館日 : 毎週水曜日 ※ただし11月23日は開館主 催 : パナソニック 汐留ミュージアム、毎日新聞社特別協力 : 島根県立石見美術館後 援 : フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、港区教育委員会協力 : TOKYO MXHP Text. Midori Tokioka
2016年11月13日夏にお台場で開催され連日長蛇の列で賑わった「DMM PLANETS art by teamLab」をプロデュースしたチームラボが次なるクリエイションのパートナーに選んだのは、南仏発の化粧品ブランド「ロクシタン」。確立されたロクシタンの世界観と発祥の地プロヴァンスを五感で感じられるインスタレーション「デジタル プロヴァンス(Digital Provence Powered by teamLab)」を一足早く体験してきました。最後にとっておきのキャンペーン告知もあるのでお見逃しなく! (左)チームラボ 猪子さん(右)ロクシタンジャパン西口社長今回、ロクシタン新宿店ヴォヤージュ・アン・プロヴァンス内で発表されたのはフレグランスウォール、フラワーテーブル、デジタル プロヴァンス シアターと名付けられた3つのデジタルアート。世界中から愛されるブランドと先鋭的アート集団がタッグを組んだ空間で、デジタル プロヴァンスの旅に出かけましょう。①フレグランスウォール(1階)店頭すぐに設置されているディスプレイにはいきなり仕掛けが隠れています。前に立つとプロヴァンスの植物が表示されると同時にその香りも噴霧され、フレーバーを体感することができます。これは自撮りスポット!②フラワーテーブル(1階)ロクシタンの商品をテーブルモニターに置くと、原材料の植物イメージが表示される仕組み。どの植物が使われているか一目でわかるので店頭スタッフとの会話もこれまで以上に弾みそうです。③デジタル プロヴァンス シアター(4階)4階にあるデジタル プロヴァンス シアターは、20〜30人ほど入る空間。中央に置かれた大型テーブルにロクシタン製品を置くことで、その製品のキーとなる植物のビジュアルがテーブルや空間全体に広がります。壁に映し出されたプロヴァンスの美しい風景で、デジタル プロヴァンスを堪能することができました。テーブルから製品を外すとそれぞれの草花が散り混じり合う美しい演出に思わず見入ってしまいます。ここは動画タイムに決まり!おまけ:10月16日までの限定スペシャルメニュー今回のオープン記念で発表されたのが「ラベンダーブリュレコーン」。ロクシタンカフェ人気No.1のクリームブリュレをラベンダー風味にアレンジした今作は、シアター内で食べ歩きができるようにとコーンに詰めた粋なデザインがなんともうれしい限り。税込み500円のワンコインデザートです。テイクアウト専用ですが、2Fのロクシタンカフェでお求めいただけます。また、9月16日〜10月16日の期間内にオーガニックジュースがもらえるキャンペーンも実施されます。方法はとっても簡単なのでぜひ投稿して店頭で味わってみてくださいね!キャンペーン概要はこちら。デジタルプロヴァンスで気に入ったお写真をハッシュタグ #デジタルプロヴァンス をつけてSNSに投稿店舗スタッフに投稿画面を提示すると、果実を絞ったストレート果汁、オーガニックシュガー、フランスの井戸水を使用したシンプルな原材料でつくられたオーガニックジュースをプレゼント!今回の新しい試みについてロクシタンジャパンの西口社長は「ロクシタングループ全体の16%もの売上を占める日本市場において、今回のようなイノベーションをし続ける重要だと感じている」と述べていたのが印象的でした。ただ商品を買うならECで済んでしまうこのご時世。店頭でのインタラクティブな体験を通してブランドの世界観や背景を知れば、今まで以上に製品も愛してしまうこと請け負いです。ということで、記事を読んでいただくよりも一度体験に行くことを強くお勧めします! 『DIGITAL PROVENCE Powered by teamLab』Address東京都新宿区新宿3-17-5 盛成堂ビルTel03-5312-6864Open11:00〜21:00(ショップ) 10:00〜23:00(カフェ)※4階は12:00〜21:00(最終入場〜20:20)HPText. Midori Tokioka
2016年11月13日「色んなへんてこなイラストを描いてみました。 いしいひろゆきがお届けする、題名のない展示その2です。」ーいしい ひろゆきパステルカラーでへんてこな空想世界を描き出すイラストレーターいしい ひろゆきの個展が11月12日(土)より自由が丘のKIAN ART GALLERYにて開催。いしいひろゆきは今年から本格的にイラストレーターの活動を始めたのにもかかわらず、すでに海外からも注目を集め雑誌やCDジャケットのデザインを手がける注目の若手イラストレーター。見ているとフワフワ肩の力が抜けていくような独特の世界観に酔いしれて。いしいひろゆきの絵は、彼の興味を全て投影したひとつの世界である。そこには私たちがまだ知らない、どこか遠いけれど近い世界が広がっている。言葉はなくとも、ストーリーが見え、柔らかな風が吹くのを感じ、そこにいるものたちが今にも動き出しそうな気配を示している。彼のクリエイションのゴールはイラストレーションではない。頭の中では、家具をデザインし、家をかたちづくり、町を構成し、いきものの仕組みをつくり、重力をも設計している。それらを現時点で一番手っ取り早くアウトプットできるのが、たまたま絵を描くことだったのである。オリジナルグッズの販売も今回の個展では紙に描いた作品に留まらず、彼の興味が赴くまま製作した様々なグッズが展示販売されます。タペストリーやクッション 、時計のフレームを用いた額装作品など50点近くが並ぶのはこの機会だけ。いしい ひろゆきプロフィールパレットクラブイラストコース17期卒。不思議な世界観の絵やへろへろでへんてこな絵を描く。2015年パレットクラブ卒業後、周りの人の好意で2016年春からイラストレーターとして本格的に活動を始める。SNSを通じ、It’s Nice Thatなど海外メディアに取り上げられ、国外からもイラストを依頼されるようになる。2017年3月にSUNNY BOY BOOOKS、7月にギャラリールモンドでの展示を予定。これまでの主な仕事は雑誌、CDジャケット、グッズデザイン、イベントフライヤーなど。( Instagram / WEB ) いしい ひろゆきの絵展 Ⅱ日程:2016年11月12日(土) 〜 23日(水)開場時間:12:00 - 18:00入場:無料会場:KIAN ART GALLERYデザインとアートの領域を行き来しながら活動しているクリエイターの紹介、または、デザインとアートのコラボレーションとなるような展示会を企画・開催するギャラリーです。HP / Instagram / Facebook / Twitter
2016年11月12日ディオール(Dior)から、ディオールのクリエイションを“色”という切り口でまとめたアートブック『アート オブ カラー(原題:Dior, The Art of Color)』が発売。同書籍の出版を記念したイベントが10月25日、ニューヨークで開催された。同書籍は、12色のキーシェードからインスピレーションを得て創り上げた著名なアーティストやクリエイター達の作品を華麗な写真を通して表現し、「カラー」への情熱を閉じ込めたアートブック。執筆者はジェリー・スタフォードで、アートディレクターはマーク・アソコリが担当した。ピーター・フィリップスやディオールで最初にアーティスティックイメージディレクターを務めたセルジュ・ルタンスらが、様々なカラーを通してクリエイティブの過程について語り、彼らの作品や言葉でディオール ビューティーの歴史を紐解く一冊となっている。10月25日にはニューヨークで、出版を祝したイベントが開催。会場には、ディオールのメイクアップクリエイティブ&イメージディレクターを務めるピーター・フィリップスや、アメリカのファッションブランドであるヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)の新エンジェルにも選ばれ、ディオールのメイクアップアンバサダーも務めるベラ・ハディッド、フォトグラファーのリチャード・バーブリッジを始めとする300人以上のゲストが集結し、色鮮やかな世界観を堪能した。【書籍情報】『アート オブ カラー』(原題:『Dior, The Art of Color』)出版社:リッツォーリ社発刊:2016年10月価格:アメリカ価格115ドル、日本での価格は書店により異なる動画引用元: (ディオールオフィシャルYoutube: )
2016年11月06日デジタルアート展「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」が、日本橋茅場町の「特設会場」で開催されます。期間は2017年1月28日(土)から5月21日(日)までです。世界で最も美しいと称される浮世絵をデジタルアート化した展覧会で、和の文化を堪能してみてはいかがでしょうか。デジタルアート展「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」が開催浮世絵は食、慣習、ファッション、風俗、恋愛、ゴシップなど江戸の生活や文化を色彩豊かに映し出した大衆メディアであり、江戸時代のありさまや時代背景を知る貴重な資料です。展覧会ではこの浮世絵に隠されたコード=「江戸の秘密」を浮き彫りにする事で、“江戸とは何だったか?”を紐解きます。ガイド役には江戸時代の旅行マニュアル「旅行用心集」の著者である八隅蘆菴(やすみ・ろあん)が登場し、ボイスキャストは歌舞伎俳優の六代目片岡愛之助さんが務めます。また、応援団として、ゆうたろうさんをはじめとする人気モデルと外国人が“スーパー浮世絵フレンズ”となり、若者と海外に向けて展覧会の魅力がSNSで発信されます。最新の映像技術で、江戸世界を観光しよう浮世絵を「見る」ではなく「没入する」をコンセプトに、浮世絵を最新の映像技術を駆使して動かし、巨大化し、さらに立体の空間デザインと組み合わせる事で、まるで艶やかな浮世絵の中に紛れ込んだような江戸世界が再現されます。また、一日で江戸を見てまわる観光形式のデジタル展となっている事も大きな特長です。「名所」「街並み」「エンタメ」「グルメ」「あやかし」「花街」などのゾーンに分かれたコンテンツに(予定)、それぞれに関連する浮世絵のデジタルアートを製作。来場者は「名所」をスタートして「街並み」や「エンタメ」を見学し、お昼には「グルメ」へといった観光感覚で江戸への理解を深めていく事ができます。各ゾーンの詳細や見所は随時発表されるので、いまから楽しみです。今回の展覧会で見る事ができる浮世絵は、ボストン美術館が所蔵する浮世絵を撮影し、デジタルデータ化したものです。なかでも門外不出の浮世絵コレクション「スポルディング・コレクション」は保存状態の良さから世界で最も美しい浮世絵と称されており、描かれた当時の色に近い世界を体感できます。見て食べる体験型デジタルアート展も同時開催!日本橋で和の文化を堪能本アート展は日本橋兜町を文化で活性化するプロジェクト「日本橋 兜町・茅場町アートプロジェクト」の一環として開催されます。開催会場では同じくデジタルアート展の「見て食べる体験型デジタルアート『食神さまの不思議なレストラン』展」が同時開催される予定で、世界屈指の金融街である日本橋 兜町・茅場町を和の文化をテーマにアートで盛り上げていきます。【開催概要】「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」開催日程:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)開催場所:日本橋茅場町「特設会場」入場料:<通常チケット>前売料金:大人(高校生以上):1,300円、子ども(3歳以上~中学生以下):800円販売期間:2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金)当日料金:大人(高校生以上):1,600円、子ども(3歳以上~中学生以下):1,000円販売期間:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)<「江戸の秘密展」×「食神さまの不思議なレストラン展」セット券>前売料金:2,900円販売期間:2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金)当日料金:3,400円販売期間:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)※セット券は「子ども」券種はございません。
2016年11月01日2017年1月28日(土)から5月21日(日)まで「見て食べる体験型デジタルアート『食神さまの不思議なレストラン』展」が、日本橋茅場町の「特設会場」で開催されます。「見て食べる体験型デジタルアート『食神さまの不思議なレストラン』展」ただ見るだけでなく「見る」「触る」「聞く」「嗅ぐ」「食べる」という五感で体感する新感覚の展覧会です。来場者は神秘的で不思議な世界を視覚、聴覚、嗅覚、触覚で感じられます。例えばそれは、稲から米へ、米から和食へと変化していく過程を光で表現した映像。普段目にできないマクロとミクロの世界を感じられます。さらに最後に辿り着くレストランでは中東久人氏(野草一味庵「美山荘」)、スペシャルゲストとして村田吉弘氏(京料理・懐石料理「菊乃井」)、ジョエル・ロブション氏(20世紀を代表する世界的フレンチシェフ)など、日本と世界の一流料理人監修による和食を実際に味わうことができます。世界屈指のデジタルアート集団が製作を担当デジタルアートの製作は、マドンナをはじめとする海外一流アーティストの演出やスペインのサグラダ・ファミリアのプロジェクション・マッピングなどを手掛けた世界屈指のデジタルアート集団「モーメント・ファクトリー社(カナダ)」が担当します。同社が日本の展覧会でデジタルアートを手掛けるのは今回が初めてで、四季と自然が育む米や食材をモチーフにしたプロジェクション・マッピングやシノグラフィー(光と音の舞台装置)により、日本人が知らなかったユニークでミステリアスな和食の世界を創り出し、世界中で愛される和食の魅力を再発見していきます。■開催概要イベント名:「見て食べる体験型デジタルアート『食神さまの不思議なレストラン』展」開催日程:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)開催場所:日本橋茅場町「特設会場」入場料:<通常チケット(“神様のおいなり”付)>前売料金:大人(高校生以上):1,800円、子ども(3歳以上~中学生以下):800円販売期間:2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金)当日料金:大人(高校生以上):2,000円、子ども(3歳以上~中学生以下):1,000円販売期間:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)<「江戸の秘密展」×「食神さまの不思議なレストラン展」セット券>前売料金:2,900円販売期間:2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金)当日料金:3,400円販売期間:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)※セット券は「子ども」券種はございません。■関連URLウェブサイト::::
2016年10月30日現在、六本木ヒルズ森タワー52階で「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実」が開催されています。フランスだけでなくウィーンの美術館からも、肖像画をはじめ貴重な美術品約200点を集め、その波乱の生涯を辿ります。いま注目の展覧会を、さっそくアソビュー編集部員が取材してきました!見どころをご紹介!はじめに、展覧会のみどころをご紹介します。1つめは、とにかく豪華なファッション。時代のファッションリーダーでもあったアントワネットの、斬新できらびやかな衣装にご注目ください。2つめは、室内空間の再現。実際に使われれた家具などで浴室や居室を再現しています。アントワネットがおくった日常生活をリアルに感じられますよ。3つめは、スウェーデン貴族 フェルセンとの暗号ラブレター。今年1月に解読されたばかりの、貴重な資料です。暗号で交わされた愛のメッセージは必見ですよ。200点の美術品でたどる、波乱の一生それではさっそく、展覧会の会場へ!会場内に入ると、高級感あふれる真紅の壁があらわれます。ぐっとマリー・アントワネットの世界に引き込まれます。●14歳で政略結婚。そして異国の王太子妃へ第一章では、オーストリア皇女からフランス王太子妃となるまでの少女時代の様子を肖像画でみていきます。こちらの絵は、教科書でも見たことのある「1755年の皇帝一家の肖像」。子沢山で知られたオーストリア大公マリア・テレジア夫妻と12人の子どもたちの様子が描かれています。真ん中のゆりかごにちょこんと座っているのが、末娘であるマリー・アントワネットです。こちらも有名な肖像画。フランスへの嫁入り直前と推測される絵です。チェンバロを弾く姿が優雅ですね。この後1770年4月、アントワネットは14歳でウィーンを離れ、フランスへ嫁ぎます。オーストリア・フランス間の和平強化のための、政略結婚でした。続く第2章では、華やかな王家の結婚を伝える美術品が登場します。この大きなテーブル飾りは、1770年5月におこなわれた結婚式の祝宴で使われたものです。トルコブルーの大理石やブロンズが光る、豪華な作りですね。若く美しいアントワネットの評判はたちまちフランス中に広がり、大勢の民衆がヴェルサイユ宮殿に押し寄せ、その結婚を祝ったと言われています。●フランス王妃 マリー・アントワネットの誕生1775年、ルイ15世が天然痘で逝去するとルイ16世が即位、アントワネットはフランス王妃となりました。写真の左が、夫でありフランス国王となった19歳のルイ16世です。右のアントワネットもこのときまだ18歳。ルイ16世の王としての初めての言葉は「神よ守り給え、このように若くして国を治める私たちを!」だったと言われています。パリの華やかなファッションに魅了されたアントワネットは、たちまちドレスや装飾品の虜となります。フランス貴族のファッションリーダーとして、ダチョウの羽をつかったアクセサリーや派手なデザインのドレス、高く結い上げた髪型など、次々とあたらしいファッションで注目を集めました。そんな王妃の散財ぶりに、国民からの不満は、じわじわと高まっていくのでした。●豪華な家具や装飾品へのこだわりが、国家財政をさらなる危機にヴェルサイユをはじめとする宮殿の装飾に執着したアントワネット。莫大なお金をつぎこみ、当時の流行にあった家具調度品を揃えていきました。当時フランスがアメリカ独立戦争に介入したことで国家財政が厳しくなっていたにもかかわらず、王妃の散財は加速するばかりだったといいます。寝台の上掛けには、国王ルイとマリー・アントワネットの頭文字であるLLMAが入っています。アントワネットがとくに好んだ花柄の壁布。これもゴージャスなデザインですね。●王妃のプチアパルトマンを再現した空間王妃の浴室と居室は、実際に使われた家具を用いて、再現されています。これは浴室。白いふわふわのドレスを着ているのがアントワネットです。お付きの方の服装もかわいい…!壁紙のデザインや、家具の配色にセンスを感じますね。浴槽の蛇口ですらブロンドで、こんなにゴージャス。すごい…。東京駅のプロジェクションマッピングなどを手がけるNAKEDによる、図書室の再現も必見です。設計図をもとに、バーチャルリアリティで再現しており、図書館のなかにいるような感覚を味わえます。窓から宮殿の庭に出ていったりする演出もあり、とってもリアルですよ。アントワネットが過ごしたとされる居室は、グリーンを貴重とした空間になっています。寝台や、ナイトテーブルなど、リアルな生活を感じることができます。写真中央、奥にある寝台の脚部には、アントワネットがこよなく愛したとされるエジプト女性の人物像が施されています。さらに奥に進むと、王妃が好んだ食器が展示されています。ズラリと並ぶセーヴル食器のなかには、日本風デザインのものも。このお皿は、伊万里焼から着想を得たものと考えられています。日本の食器を好んだ母、マリア・テレジアに贈ったものだそうです。お母さん想いなんですね。1774年に、王妃がルイ16世によって与えられた「プチ・トリアノン」の様子もうかがえます。形式ばった宮廷生活を嫌ったアントワネットは、この私的な離宮の敷地内に池や田舎風の離宮を作らせ、牧歌的な暮らしを夢みました。ふたりの子どもとともに描かれたマリーの顔は、おだやかなお母さんそのもの。派手な暮らしばかりが伝えられるアントワネットですが、実は子煩悩な母親でもあったそう。とくに息子であるルイ・シャルルのことは「愛のキャベツ」と呼んで溺愛したそうです。かたくるしい宮廷から抜け出してごく親しい友人を招き、オペラや舞踏会を開き、大胆なファッションを楽しんだようです。しかし楽しい時間もつかのま。いよいよ革命が始まります。●国民の不満が爆発。フランス革命、そして悲劇の結末へいよいよ悲劇のエンドロールへと向かいます。国民の不満爆発のきっかけとなった大スキャンダル「首飾り事件」が起こります。アントワネットは詐欺の被害者でありながら、国民の信頼を失う結果になってしまいました。この頃には、国王と王妃を批判する風刺画がよく描かれるようになりました。国王はヤギにたとえられ、アントワネットは虎の体にメドューサの顔で描かれています。双頭の怪物であり、互いに身動きがとれない状態をたとえています。ひどい食糧危機への不満が爆発し、ヴェルサイユへ向かう女性たちの絵も見られます。遊興庁の建物に招集された国民議会に、パンを要求したと言われています。そして、バスティーユ監獄が占領されます。王権の象徴であったこの建物はたちまち民衆に包囲され、監獄司令官のド・ローネの首は槍に突き刺された状態で街中を引きずり回されました。この事件が王権崩壊の引き金になったと言われています。この頃王妃がスウェーデン公フェルセンとかわした秘密の恋文が残されています。黒塗りになっている部分は、今年2016年1月になってはじめて解読され、ふたりが親密な仲にあったことが明らかになりました。女性らしいやわらかい文字で、情熱的な愛の言葉が書かれています。ヴェルサイユを追われ、チュイルリー宮殿で過ごしていた王家が襲われたのは、1792年8月10日のこと。多くの犠牲者をだしたこの事件により、いよいよ王政は終焉を迎えます。事件の3日後には、国王一家はタンプル塔に投獄されてしまいました。暗く、ずっしりとした雲が空を覆う様子が、一家の悲惨な結末を表しているようです。塔のなかでも、国王はのちのルイ17世となる王太子の教育に熱心だったといわれています。ゲームや数学、そして書き方の練習をしていた記録が残されています。王太子の習字帖には「国民に愛される、国民に愛される…」と書かれています。1792年12月以降、家族と引き離されていたルイ16世は、1793年1月21日に断頭台へのぼります。そして1793年10月16日、ついにアントワネットも死刑執行の日を迎えます。16日、死の直前となった午前4時に、義理の妹に書かれた遺書が残っています。紙にびっしりと、小さな文字で悲痛な思いがつづられています。タンプル塔で暮らしていた時の肌着が、そのまま残されています。この頃には下着の洗濯にも自由が許されず、10日に1回程度だったと言われています。死刑当日に履いていたとされる靴も展示されていました。あれほどファッションを愛し、豪華絢爛なドレスに身を包んで暮らした彼女が最期に身に付けたのは、白の質素なチュニックでした。群がる民衆たちの好奇と憎悪にみちた表情とは対照的に、さいごまで気品を失わず静かに死に向かう王妃の姿が印象的です。贅の限りをつくした華やかな宮廷生活から、時代の波にのまれ、監獄、そして断頭台へ。波乱にみちたひとりの女性の一生を、ぜひご覧ください。■イベント詳細名称ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実開催期間2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日)開催場所森アーツセンターギャラリー〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階開館時間10:00~20:00(ただし火曜日は17:00まで)※入館は閉館の30分前まで観覧料一般・・・当日1800円前売/団体1600円高校・大学生…当日1200円前売/団体1000円小・中学生…当日600円前売/団体400円※小学生未満は入館無料※団体料金は15名以上で適用。添乗員1名まで無料※障がい者手帳を持っている方と介助者(1名まで)は、当日観覧料が一般900円、高校・大学生600円、小・中学生300円お問い合わせ03-5777-8600公式HP
2016年10月30日一度目が合えば思わずキュンと胸が苦しくなってしまう。レトロでセクシーな女の子をシンプルなラインで描き出し、インスタグラムを中心に男女問わず人気を集めているイラストレーターのたなか みさき。現在は熊本を拠点に活動している彼女が、自由が丘 KIAN ART GALLERYで10月22日より個展 "たいいく" を開催。可愛くて、危なっかしくて、セクシーで、いじらしい。細い線で描かれる女の子たちは繊細でありながらも大胆に魅力を放ち、つい触れてしまいたくなるような柔らかさまで持つ。たなか みさき個展 “たいいく” では、“たいいく”をテーマに彼女が描くお茶目でどこか色っぽい女の子たちが紙の上で運動会を繰り広げます。あなたが一目惚れしてしまうのはいったいどんな女の子?本人による似顔絵ライブドローイング!個展で人気の企画、たなか みさき本人による来場者の似顔絵ライブドローイングは今回も開催。本展のテーマ “たいいく”にちなんで来場者の似顔絵を体操着で描くというスペシャルバージョンです。日程は10/28(金)29(土)30(日)の3日間、各日先着15名のみ。人気イラストレーターに似顔絵を描いてもらえるまたとない機会を逃したくない方は早めの来場がオススメです。※先着順で整理券を配布TシャツやマグカップなどのオリジナルグッズもKIAN GALLERY公式オンラインショップで販売中!たなか みさきプロフィール酒と涙とイラスト描きます。「たなかみさきは考えた。体について考えた。運動会をさせてみた。」ーたなか みさき / Instagram @misakinodonたなか みさき 個展 "たいいく"日程:2016年10月22日(土) 〜 30日(日)開場時間:平日 13:00 - 20:00 土日祝 12:00 - 19:00作家在廊予定日:10月27日(木) 〜 30日(日)入場:無料会場:KIAN ART GALLERYデザインとアートの領域を行き来しながら活動しているクリエイターの紹介、または、デザインとアートのコラボレーションとなるような展示会を企画・開催するギャラリーです。HP / Instagram / Facebook / Twitter
2016年10月29日2016年1月に亡くなったアーティスト、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の大回顧展「DAVID BOWIE is」が、2017年1月8日(日)から、東京・天王洲の「寺田倉庫G1ビル」で開催!2013年にイギリスからはじまった巡回展が、いよいよ日本にやってきます。「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」といわれる、デヴィッド・ボウイの50年にわたるクリエイティビティの軌跡をたどりましょう。「DAVID BOWIE is」の見どころミュージシャン、アーティストとして活躍し、ファッションなどアートや文化にも多大な影響を与えたデヴィッド・ボウイ。「DAVID BOWIE is」では、そんなデヴィッド・ボウイの多岐にわたる活動を300点以上の展示品、音、映像を駆使して紹介しています。●『スターマン』「ポップ・ミュージックの流れを変えた」といわれるパフォーマンスが、1972年にイギリスBBCの音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」でデヴィッド・ボウイが披露した『スターマン』。スターマンの衣装と「トップ・オブ・ザ・ポップス」の映像により、当時の衝撃を再体験することができます。●ファッションデヴィッド・ボウイは世界の一流デザイナーとコラボレーションして、斬新なファッションを生み出し続けました。山本寛斎、アレキサンダー・マックイーン、ジョルジオ・アルマーニ、エディ・スリマンらによる衣装展示は見逃せません。ミュージック・ビデオで見た、あの衣装が展示されているかも!?●JAPAN日本文化からインスピレーションを得、親日家としても知られていたデヴィッド・ボウイ。歌舞伎の化粧法や早変わりをライブ・パフォーマンスに取り入れていました。デヴィッド・ボウイを40年以上撮影してきた鋤田正義の写真、山本寛斎がデザインした漢字柄のマント、デヴィッド・ボウイが描いた三島由紀夫の肖像画など、日本とのつながりを感じる展示がおこなわれます。●音と映像で「音楽を展示」音と映像をフルに使ったマルチメディアにより、デヴィッド・ボウイの「音楽を展示」します。入場者1人ひとりにヘッドフォンが提供され、インタビュー音源を聞きながら展示を観賞。スクリーンでのライブ・パフォーマンス体験など、五感でデヴィッド・ボウイの世界へと没入することができますよ。日本だけのスペシャルコーナー!1983年に公開された映画「戦場のメリークリスマス」(監督・大島渚)の名場面が上映されます。さらに映画で共演した北野武氏、坂本龍一氏の撮り下ろしインタビュー映像も。「David Bowie Meets Japan」と題し、映画を通じてデヴィッド・ボウイの美学やクリエイティビティを感じられる構成になっています。また、会場では日本限定のグッズも販売される予定。貴重なグッズを手に入れましょう。大回顧展「DAVID BOWIE is」がスタートする2017年1月8日(日)は、存命ならばデヴィッド・ボウイ70歳の誕生日。比類なき表現者、デヴィッド・ボウイの世界にぜひ触れてください。チケットの先行発売は2016年10月3日(月)からはじまっています。亡くなったあとも人々をインスパイアし続けるデヴィッド・ボウイの大回顧展は、ファンならずとも必見です!■イベント概要名称:大回顧展「DAVID BOWIE is」開催期間:2017年1月8日(日)~4月9日(日)会場:寺田倉庫G1ビル所在地:東京都品川区東品川二丁目6番10号開館時間:10:00~20:00 (最終入場19:00)※金曜日のみ10:00~21:00 (最終入場20:00)休館日:毎週月曜日 ※1月9日、3月20日、3月27日、4月3日は開館前売り料金:一般2,200円 (当日券2,400円)、中高校生1,000円(当日券1,200円)、 ※小学生以下は入場無料。限定オリジナルグッズ付きチケット5,000円 (当日券は扱いなし)公式サイト:
2016年10月10日2016年10月18日(火)から10月23日(日)の期間中、「藝大アーツ イン 丸の内2016」が開催されます。舞台は東京・千代田区の丸ビルです。さまざまなジャンルのアートに触れ、芸術の秋を満喫しませんか。「藝大アーツ イン 丸の内2016」の見どころ今回で10回目を迎える「藝大アーツ イン 丸の内」のテーマは「INNOVATION(革新)」です。開催の目的は、次世代を担う新進気鋭のアーティストたちを支援し、丸の内で芸術を気軽に楽しむ機会を提供すること。初日10月18日(火)は12時からバグパイプと金管アンサンブルの演奏と、東京藝術大学学長・澤和樹氏による開催宣言、オープニングトーク、バイオリンコンサートで幕が開きます。「見て 聴いて 食べて」楽しめる体験型アートイベントです。ここで、主なコンテンツをチェックしましょう。●美術展示・リサイタル「三菱地所賞」受賞者による作品展示とリサイタルが行われます。三菱地所賞は東京藝術大学を卒業した、若く優秀なアーティストを支援するために設けられた賞です。今年は美術部門5名、音楽部門5名の計10名が三菱地所賞に選ばれました。開催場所:丸ビル1階マルキューブ、丸ビル7階丸ビルホール内容:美術部門は彫刻・工芸・デザイン作品 、音楽部門はピアノ、管打楽、弦楽、声楽※詳細は10月上旬に公式サイトにて発表予定です。●イノベーショントーク東京藝術大学で教鞭をとるアーティスト、OBと現役の藝大生とのトークショーが行われます。開催場所:丸ビル1階マルキューブ 特設ステージ開催日時:10月18日(火)17:30~18:30 ファッションデザイナー舘鼻則孝氏、三田村有純教授10月19日(水)15:30~16:30 箭内道彦准教授10月20日(木)16:00~17:00 隈研吾客員教授10月20日(木)19:30~20:30 平田オリザ特任教授10月23日(日)16:00~17:00 秋元康客員教授●巨大プロジェクション丸ビルにバベルの塔が出現します!巨大プロジェクションでは丸ビル3階回廊のガラス面をスクリーンに見立てて、バベルの塔をモチーフにした映像を投影。芸術と科学技術を融合させた、革新的な芸術表現を楽しみましょう。10月18日(火)は丸ビル1階マルキューブで、学生の生演奏とともに鑑賞できます。生演奏で指揮を務めるのは千住明特任教授です。開催場所:丸ビル3階回廊開催日時:10月18日(火) 19:30~20:00、10月19日(水) 20:00~20:30、10月20日(木) 18:30~19:00※混雑時には入場制限が実施されます。丸ビルに「GEIDAIカフェ」が登場「藝大アーツ イン 丸の内2016」の期間中は、丸ビル1階のカフェ「Marunouchi Cafe × WIRED CAFE」が「GEIDAIカフェ」に変わります。イベントのテーマカラー、群青色を取り入れたメニューを提供。腕を振るうのは「SUGALABO Inc.」の須賀洋介シェフです。フレンチの巨匠、ジョエル・ロブション氏の右腕として活躍していた須賀氏が、宮廻正明教授や千住明特任教授の芸術作品から受けたインスピレーションをもとにオリジナルメニューを生み出します。美味しいアートを体験してください。丸ビルがアートに染まる6日間、「藝大アーツ イン 丸の内2016」をお楽しみに!東京駅直結の丸ビルが会場だから、アクセスは抜群。ふらっと立ち寄れる気軽さもおすすめのポイントです。■イベント概要名称:藝大アーツ イン 丸の内2016開催期間:2016年10月18日(火)~10月23日(日)会場:丸ビル所在地:東京都千代田区丸の内2-4-1開催時間:11:00~21:00 ※最終日は20:00まで主催:三菱地所株式会社、東京藝術大学問い合わせ先:03-5218-5100 ※受付時間11:00~21:00公式サイト:
2016年10月06日10月になり、いよいよ本格的に秋の足音が聞こえてきましたね。アートにグルメにパーティーに…今週もイベントが盛り沢山です。東京で開催される、編集部のオススメのイベントをご紹介します。秋だって盛り上がりたい!お酒を片手に楽しめるイベント5選●お台場オクトーバーフェスト2016(シンボルプロムナード公園「セントラル広場」)「お台場オクトーバーフェスト2016」の季節がやってきました。本場ドイツのビールをたっぷり飲める、年内ラストのチャンスです。ドイツの民族音楽とともに、乾杯しましょう!●NEWoMan オクトーバーフェスト(JR新宿駅 新南改札前 「Suicaのペンギン広場」)新宿でもオクトーバーフェストが開催されています。ランチタイム限定の「屋台風ジャーマンホットドック」や「シュニッツェルサンド」など、気になるフードも盛り沢山。改札口前に位置しているため、迷うことなく辿り着けるのも魅力です。●オトナの酒ジカン(新宿野村ビル 1F 西側ロビースペース 公開空地)100種類ものお酒が楽しめる利き酒イベント「オトナの酒ジカン」が開催されます。中でも注目は、秋限定酒の「ひやおろし」。お酒にぴったりな絶品フードの販売や、極上のオトナ時間を演出する音楽ライブも行われます。●TAKUMI BAR with MASTER’S DREAM(INTERSECT BY LEXUS - TOKYO)サントリーの最高級ビールが300円で楽しめる、なんとも夢のようなバーが期間限定でオープンします。衣にマスターズドリームが使われたフィッシュアンドチップスなど、特別グルメも見逃せません。●GANTZ:AWAPA -転送先、泡パ。-(渋谷clubasia)泡にまみれて踊る「泡パ」と、フル3DCGアニメーション映画「GANTZ:O」のコラボレーションが実現しました。大量の泡に埋もれて、ダンスフロアで盛り上がっちゃいましょう!会場内は常夏ですが、タオルと着替えをお忘れなく。芸術の秋と食欲の秋…どちらも堪能できる、欲張りイベント5選●RIVERSIDE&TOKYO(浅草 隅田川テラス)東京・浅草の隅田川テラスで開催される「RIVERSIDE&TOKYO」では、畳敷きのテラス空間や飲食エリアが設置され、水辺の風を感じながら夕涼みが楽しめます。水の都・東京の魅力を発見してみてはいかがでしょう。●German Fest in Tokyo station(東京駅全体、および駅周辺施設)東京駅とドイツのフランクフルト中央駅が、姉妹駅締結1周年を迎えました。それを記念したイベントが「German Fest in Tokyo station」です。期間中は東京駅全体がドイツ一色に染まります。ドイツのグルメや多彩な催しを楽しみましょう!●ものづくりの街 創業祭(2k540 AKI-OKA ARTISAN)「2k540 AKI-OKA ARTISAN」は、JR秋葉原駅と御徒町駅間の高架下を利用して造られた、「ものづくり」がテーマの商業施設です。オープン5周年を記念したイベントでは、ものづくりとグルメを同時に楽しむことができます。●アークヒルズ 音楽週間 2016(アーク・カラヤン広場、サントリーホールほか)「アークヒルズ音楽週間2016」では、コンサートのライブビューイングや、親子で参加できる体験型コンサートなどイベントが盛り沢山です。お酒や食べ物を片手に、本場のオーケストラを聴きながらゆったりと過ごしてみるのも素敵ですね。●第28回北海道フェアin代々木~ザ・北海食道~(代々木公園B地区野外音楽堂前広場)北海道グルメが一堂に会する食いしん坊にはたまらないイベントが、代々木公園で開催されます。通常の半額以下で提供されるメニューもあり、お得感もバツグン。焼きたてアツアツの料理に舌鼓を打ちましょう。
2016年09月30日2017年1月17日(火)~3月12日(日)の期間中、東京・上野の東京国立博物館 平成館で特別展「春日大社 千年の至宝」展が開催されます。春日大社の古神宝の数々をはじめ、春日大社にまつわる美術作品などが一堂に会する、貴重な特別展をお見逃しなく!春日大社とは?創建は768年。奈良県奈良市にある神社です。全国に約3,000ある春日大社の総本山としても知られています。平安時代を中心に、春日大社には数々の宝物が伝えられました。1998年にはユネスコ世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録。本社 本殿の4棟は国宝でもあります。今回の特別展は、春日大社が20年に1度おこなう社殿の修繕や建て替え「式年造替」が2016年に20回目を迎えた節目に開催されます。かつてない規模の展示に注目が集まっています。●「春日大社 千年の至宝」展のここを要チェック!見どころは大きく分けて次の3つです。●平安の正倉院あまたの至宝を有していることから、春日大社は「平安の正倉院」と称されます。特別展では、その「千年の至宝」を余すところなく大公開。平安貴族の美意識がうかがえる古神宝、平安工芸の最高峰といえる品々をじっくり拝観しましょう。●祈願の造形春日大社には名だたる偉人たちから甲冑や刀剣が奉納され、国宝に指定されています。国宝の武具は間近で見ると迫力満点。偉人たちが込めた願いが伝わってくるような展示内容です。●神鹿の美術春日大社がある奈良公園といえば、鹿。「神様が鹿に乗って奈良の地へおいでになった」という伝説が残る春日大社にとって、鹿は大切な存在です。「神鹿(しんろく)」と呼ばれています。特別展では鹿にちなんだ美術作品を随所に展示しています。イキイキと愛らしい鹿の姿が、心を和ませてくれますよ。●展示の概要特別展は第1章から第6章に分かれています。各章の内容を大まかに紹介します。●第1章神鹿の杜鹿島立神影図 南北朝~室町時代・14~15世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:通期展示「武甕槌命(みかつちのみこと)が鹿に乗って春日の地に降り立った」という伝説をもとにした、春日大社の起源にまつわる展示です。歴史的資料や絵画作品を中心に、『鹿図屏風』(17世紀・江戸時代)など神鹿に関する美術も鑑賞できます。●第2章平安の正倉院金地螺鈿毛抜形太刀 平安時代・12世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:1月17日(火)~2月19日(日)『蒔絵箏』(12世紀・平安時代)、『金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)』(12世紀・平安時代)など、国宝がずらりと並びます。神々への調度品としてふさわしい、雅な古神宝は必見。「平安の正倉院」と呼ばれるにふさわしい、貴重な展示です。●第3章春日信仰をめぐる美的世界人々が春日大社に寄せる信仰を表した作品が展示されています。『春日宮曼荼羅』(13世紀・鎌倉時代)などの礼拝画、文殊菩薩騎獅像から神々への祈りが感じられるはず。●第4章奉納された武具赤糸威大鎧(竹虎雀飾) 鎌倉時代・13世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:2月14日(火)~3月12日(日)『赤糸威大鎧(竹虎雀飾)』(13世紀・鎌倉時代)をはじめ、国宝の武具がそろいます。豪華な甲冑、優美な刀剣に魅了されますよ。●第5章神々に捧げる芸能舞楽面 納曽利 平安時代・12世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:1月17日(火)~2月12日(日)いにしえの時代から現在にいたるまで、春日大社では多くの神事や祭事が受け継がれています。12月におこなわれる「若宮おん祭」は、国の重要無形民俗文化財。『舞楽面 納曽利』(12世紀・平安時代)をはじめ、祭事につきものの奉納舞楽、能にかかわる品々が展示されます。●第6章春日大社の式年造替獅子・狛犬 鎌倉時代・13世紀ほか 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:通期展示春日大社で20年に1度おこなわれる修繕や建て替え「式年造替」に関する資料や作品を展示。2016年の式年造替で役目を終え、神殿からおろされた『獅子・狛犬』(13世紀・鎌倉時代)を拝観しましょう。特別展「春日大社 千年の至宝」展は、はじめから終わりまで見どころの連続、充実の展示内容です。拝観すれば、春日大社を訪れたような神々しい気持ちになれそう。2017年の新春は上野の東京国立博物館 平成館へ「春日詣で」に出かけませんか?■イベント概要名称:特別展「春日大社 千年の至宝」会期:2017年1月17日(火)~3月12日(日)会場:東京国立博物館 平成館所在地:東京都台東区上野公園13−9拝観時間: 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円 ※中学生以下は無料電話番号:03-5777-8600公式サイト:
2016年09月15日アート・ビオトープ那須にある、ガラススタジオ&陶芸スタジオ「アート・ビオトープ那須」には、アート体験から本格的な創作活動までできるガラススタジオと陶芸スタジオを備えていて、初心者でも自分だけの作品にトライすることができます。(いずれも有料)陶芸スタジオでは、手びねりの陶芸作品を作ったり、コップやお茶碗への絵付け、ブローチやペンダントなどのパーツに釉薬をのせて焼く七宝焼の体験ができます。七宝焼の釉薬は、ガラスの粉と水を混ぜたもの。とてもきれいな色合いで、混ぜることもできます。釉薬をつけて、1時間後には焼き上がってきます。手作りグラスが翌日にはオリジナルのお土産にガラス工房には、約1,200℃の溶解炉と、ガラスを温めるのに使う約1,170℃のグローリーホールがあって熱気に包まれる。まずは作りたいガラス作品の形や色を見本の中から選びます。グラスを作ることに決定。しかし出来てみるまでどんな風になって出て来るのは分かりません。溶けたガラスに色付けして、ガラスを吹くこと数回。徐々にグラスの形になっていきます。板で押さえて底を作ったら、ガラスに小さな穴を開けて、吹きざおをトンと叩くとグラスが切り離されるので、後はゆっくり冷えるのを一晩待つばかり。翌朝、袋に入って手渡される作品に、もうワクワクドキドキです。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:アート・ビオトープ那須TEL・予約:0287-78-7833住所:栃木県那須郡那須町高久乙
2016年09月11日緑と清らかなせせらぎ、自然の中でアート体験JR那須塩原駅から無料送迎バスで30分ほど。緑深い那須高原、横沢エリアにある「アート・ビオトープ」は、自然の中でアートが息づく空間です。世界各地から招聘されたアーティストが長期滞在して創造に励むこともある宿泊施設は、余計なものはないシンプルさが快適。アート作品が置かれた中庭には、日陰を作るパラソルとチェア、時にはマルシェも開かれるアーティスティックな白い屋台があって、憩いの場になっています。「アート・ビオトープ」の宿泊は、ヘルシーな朝ごはん付き。煎ったナッツなどをミックスした自家製グラノーラ、地元で評判のベーカリーのパン、新鮮なオーガニックな地野菜など。気持ちよく朝のスタートがきれそう。隣接する二期俱楽部のNIKI CLUB&SPAが利用できるのも大きな魅力「アート・ビオトープ」には、アート体験から本格的な創作活動までできるガラススタジオと陶芸スタジオがあって、吹きガラス体験やとんぼ玉作り、絵付けや七宝焼を体験することができます。広大な二期の森の中を専任の「森のコンシェルジュ」に案内してもらっての散策、サイクリングのほかそば打ちなどのアクティビティも。そして、隣接のブティックリゾート「二期俱楽部」の東館、温泉があるNIKI CLUB&SPAを利用することが出来るのも嬉しい。素敵な高原の休日も楽しめます。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:アート・ビオトープ那須TEL・予約:0287-78-7833住所:栃木県那須郡那須町高久乙
2016年09月09日10月1日(土)~12月14日(水)の期間中、横浜美術館で企画展『BODY/PLAY/POLITICS』が開催されます。国内外の現代美術作家6名によるグループ展示で、「身体が生み出すさまざまなイメージ」をモチーフにした作品が登場予定です。出展するアーティストと作品概要参加アーティストは6名。「人間の身体、集団としての行動、歴史の中でつくりあげられた身体のイメージ」をモチーフにした作品は、詩的であったり、ユーモラスであったり。6名それぞれの視点で「身体」について考えられる展示です。アーティストと作品概要をまとめました。インカ・ショニバレMBE1962年イギリス生まれ。ナイジェリアで育ち、現在はロンドン在住。アフリカ現代美術を代表する作家として知られています。作品は大航海時代から現代にいたる、アフリカとヨーロッパの関係を表現。アフリカ風のろうけつ染めによる生地を素材に用います。イー・イラン1971年マレーシア生まれ。写真による作品が多く、綿密な歴史的・社会的検証に定評あり。今回の企画展には、映像インスタレーションを出品。「ポンティアナック」と呼ばれる、東南アジアの民間伝承に出てくる女性の幽霊がモチーフです。アピチャッポン・ウィーラセタクン1970年タイ生まれ。映画監督、脚本家として日本でも注目を集めています。日本初公開のビデオ・インスタレーションを披露する予定です。ウダム・チャン・グエン1971年ベトナム生まれ。彫刻、映像、ダンスパフォーマンスなど表現方法は多岐にわたります。今回出品するのは映像インスタレーション。オートバイを使い、身体をイメージした映像を作り上げています。石川竜一1984年沖縄生まれ。第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した、いま注目の写真家。沖縄や県外各地で撮影されたポートレートや風景の新シリーズを発表します。田村友一郎1977年富山生まれ。写真、映画、インスタレーション、パフォーマンスと縦横無尽に活躍する現代美術家。近代ボディビルディングの歴史を下敷きに、新作の映像インスタレーションを制作、発表します。●パートナープロジェクト「横浜ダンスコレクション2017」にも注目同じく『BODY/PLAY/POLITICS』をテーマに開催されるパートナープロジェクト、「横浜ダンスコレクション2017」も要チェックです。日本初演、アイサ・ホクソンの「HOST-fantasy and reality」は社会の主流とは違う環境にある身体がテーマ。演出家の多田淳之介は『BODY/PLAY/POLITICS』のテーマに沿った、新作ダンスを世界初披露します。ダンサーが肉体で表現する『BODY/PLAY/POLITICS』を鑑賞しましょう。企画展とあわせて鑑賞すれば、より深く味わえますよ。会期中はライブ・パフォーマンスや、ダンスのワークショップも開催予定。『BODY/PLAY/POLITICS』で芸術の秋を満喫しませんか?■イベント概要名称:『BODY/PLAY/POLITICS』会期:2016年10月1日(土)~12月14日(水)時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)※10月28日(金)は20:30分まで(入館は20:00まで)会場:横浜美術館所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号休館日:毎週木曜日、11月4日(金)※11月3日(木)は無料開館公式サイト:<横浜ダンスコレクション2017 『BODY/PLAY/POLITICS』>会期:2017年1月26日(木)~2月19日(日)会場:横浜赤レンガ倉庫1号館および屋外広場、横浜にぎわい座のげシャーレ、急な坂スタジオなど問合せ:横浜赤レンガ倉庫1号館電話番号:045-211-1515公式サイト:
2016年09月05日『ファンタジーアートの巨匠 内尾和正の世界展~人の心に棲む竜が語りかける譚歌~』が2016年9月22日(木)から25日(日)まで横浜赤レンガ倉庫にて開催されます。映画版『ファイナルファンタジー』やソーシャルゲーム『神撃のバハムート』など多数のイラストを手掛け、デジタルペインティングを用いて独自のファンタジー世界を描き出す内尾和正氏作品の展示会です。現実と夢がすり替わったかのような錯覚を覚える美しい作品の数々。ここでしか踏み込めない美しい世界に、ぜひこの機会に飛び込んでみましょう!内尾和正氏と展示会について内尾和正氏は日本や海外で高く評価を受けるイラストレーターです。その作品は一言でいえばファンタジック。例えば見たこともないような光輝く草花の生える森から、美しい中世の上空に幻想的な乗り物が飛んでいる作品もあります。ファンタジーアートと聞いてピンと来ない人も、心惹かれるものを感じたら勇気を出して飛び込んで下さい。そこにはただひたすら普段目にすることのできない美しい世界が広がっています。ロールプレイングゲームなどで氏の作品を見たことがある、という方もこの展示会は必見です。会場には全長3mを超えるような大型作品も展示されているため、普段目にするディスプレイとは比べ物にならない繊細なファンタジー世界と出会うことができます。展示作品数も約60点と見ごたえ抜群です。より深くファンタジーアートの世界に触れる!ライブペインティング&トークショー●ライブペインティング&トークショー今回の展示会ではライブペインティングとトークショーも開催されます。内尾和正氏の世界に心惹かれた方は、ぜひライブペインティングとトークショーにも参加して氏の世界の深淵を覗いてみてください。日時:9月25日(日)14:00~料金:無料●作家来場予定内尾和正氏の世界をもっとよく知りたいけれどライブペインティング&トークショーの時間は都合が合わない、という方はぜひ作家来場時間に合わせて会場に行ってみましょう。ライブペインティング&トークショーとは違った形で、内尾和正氏の世界に触れられるかもしれません。作家来場時間(予定)9月24日(土)13:00~9月25日(日)12:00~イベント詳細イベント名:『ファンタジーアートの巨匠 内尾和正の世界展~人の心に棲む竜が語りかける譚歌~』会期:2016年9月22日(木)~25日(日)時間:11:00~19:00 ※22日(木)は13:00開場、25日(日)は17:00閉場会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2階 スペースA・B 住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-1入場料:無料
2016年09月03日ドイツの写真家「トーマス・ルフ」の日本初の本格的回顧展が東京と石川で開催されます。期間は東京国立近代美術館が8月30日(火)~11月13日(日)まで、金沢21世紀美術館は12月10日(土)~2017年3月12日(日)までです。初期作品の「Interieurs(室内)」や「Porträts(ポートレート)」、最新作の「press++」など、18シリーズ・約125点の作品が一堂に会します。世界初公開となる作品も展示予定。現代の写真表現をリードするトーマス・ルフのユニークな世界観を存分に満喫できるまたとないチャンスです。トーマス・ルフ 《Porträt (P. Stadtbäumer)》 1988年©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016C-print 210×165cm写真家トーマス・ルフとは?トーマス・ルフは1958年生まれ、ドイツ出身の写真家です。アンゼルム・キーファーやゲルハルト・リヒターなどを輩出した名門デュッセルドルフ美術アカデミーに入学し、ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として、写真への新しいアプローチを展開してきました。初期に発表した高さ約2メートルにもなる巨大なポートレート作品で注目されて以降、建築や都市風景、ヌード、天体など様々なテーマの作品発表し、世界中の美術館やギャラリーで個展を開催。有名美術館がこぞってコレクションに加えるほど、現代の代表的な写真家の1人として知られています。近年は自身で撮影を行なわずに、インターネット上で収集した画像を再構築した作品シリーズを制作。その斬新な写真表現で、多くのアートファンの支持を集めています。トーマス・ルフ展の見どころをご紹介!トーマス・ルフ 《cassini 10》 2009年©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016C-print 98.5×108.5cm今回の展覧会はルフにとって日本初の本格的な回顧展です。初期作品である「Interieurs」や、さまざまな人物の顔写真を高さ2メートル以上の大判サイズに引き伸ばした話題作「Porträts」、少年時代から続く宇宙への関心を背景にした「cassini」や「ma.r.s.」、インターネット時代の視覚・情報空間を問う「nudes」や「jpeg」など、全18シリーズ・約125点が展示されます。トーマス・ルフ 《Substrat 31 III》 2007年©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016186×268cmC-printほかにも、日本の漫画やアニメから取り込んだ画像に、原形がわからなくなるまでデジタル加工を繰り返した「Substrate」、デジタル画像の特性に注目した「jpeg」なども登場。写真の既成概念そのものが覆ること間違いありません。トーマス・ルフ 《jpeg ny01》 2004年©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016256×188cmC-printまた、今回の展覧会では作品選択や展示構成にトーマス・ルフ自身も参加します。作家の全面的な協力を得て開催されるのもトーマス・ルフ展のポイントです。未発表の新作を含む世界観の全貌を楽しんでみてください。●最新作「press++」シリーズに注目!世界初公開となる作品も展示「press++」は、ある新聞社のプレス写真アーカイヴを入手したことから着想されたシリーズです。かつてのメディア空間で使用されていた紙焼写真と、それにともなう文字情報を素材に生まれました。今回の回顧展では、読売新聞社から提供されたプレス写真を使った世界初公開作品も発表予されます。同展は2016年12月10日(土)から2017年3月12日(日)まで、石川・金沢21世紀美術館にも巡回予定です。こちらの会場には、約160点の作品が展示が予定されています。「トーマス・ルフ展」詳細会場:東京国立近代美術館住所:東京都千代田区北の丸公園3-1アクセス:東京メトロ東西線竹橋駅1b出口から徒歩約3分会期:2016年8月30日(火)~11月13日(日)開催時間:10:00~17:00※毎週金曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※9月19日(月)、10月10日(月)は開館し、9月20日(火)、10月11日(火)は休館料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円、中学生以下無料東京国立近代美術館公式サイト:会場:金沢21世紀美術館住所:石川県金沢市広坂1-2-1アクセス:JR金沢駅バスターミナル東口7番乗り場から約20分、「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」下車、徒歩すぐ会期:2016年12月10日(土)~2017年3月12日(日)開催時間:10:00~18:00※毎週金・土曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※1月2日(月)、1月9日(月)は開館し、12月29日(木)~1月1日(日)、1月10日(火)は休館料金:一般1,000円、大学生800円、小中高生400円金沢21世紀美術館公式サイト:トーマス・ルフ展特設サイト:作品すべて© Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016
2016年08月29日スウェーデン出身のテキスタイル・切り絵作家のアグネータ・フロックの大規模展「北欧から届いたファンタジー 切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展」が開催されます。会場は東京都世田谷区の玉川髙島屋ショッピングセンターです。日程は2016年10月22日(土)から11月3日(木)までの13日間。北欧の深い精神性を受け継ぐアグネータの独創的なファンタジーな作品と暮らしの魅力に迫る、芸術の秋にぴったりのイベントです。テキスタイル、切り絵作家・アグネータ・フロックをご紹介アグネータ・フロックは、スウェーデン・イェテボリー生まれのテキスタイル作家。その作品はストックホルム国立美術館といった名だたる美術館に収蔵されており、世界的に名の知れたアーティストです。切り絵作家としても活動しており、北欧の自然や伝統的な物語に育まれた独創的でファンタジー溢れる切り絵の世界を表現し続けています。日本では2004年から2年間に渡り、NHK放送の「おしゃれ工房」に作品を連載。さらに2011年には、NHKBSプレミアムで「ハイビジョン特集アグネータと魔法の切り絵」が放送され、大きな反響を呼びました。展覧会のみどころ今回の展覧会は、テレビや雑誌で彼女を知り“生の作品を見てみたい”という反響の声の大きさから開催が決定しました。会場は秋の芸術イベントに力を入れている玉川髙島屋ショッピングセンターです。展示作品数は約120点。関東初の大規模展です。東京展では切り絵作品約100点を軸に、他会場で好評だったテキスタイル作品の展示がさらに充実した内容になります。ゴブラン織りやパッチワーク、刺繍などに加え、東京展特別出品のタペストリー作品「山の上で」も登場する予定です。展示会は主に3つのコーナーで構成され、切り絵やテキスタイルなどの色彩溢れる作品が展示されます。注目はストックホルム郊外にある、温もり溢れる自宅コーディネートの再現展示です。切り絵で彩られたアグネータ流コーディネートは要チェックですよ。また、切り絵モチーフのグッズや書籍、北欧雑貨などの販売やリトグラフなどオリジナル作品の展示即売も行われます。●アグネータ作品の魅力とは?アグネータ・フロックは幼少期、父親の仕事の関係でアフリカや東南アジアなど遠い異国の地での生活を体験しています。故郷スウェーデンでは目にしたことのない、原色に満ちた異国の文化に強く影響を受けました。そのため、スウェーデンの民話がモチーフのファンタジックな作品はもちろん、アフリカや東南アジアを連想させるようなエキゾチックで力強い作品も数多く制作しています。中には日本の万葉集をモチーフにした和歌の世界を表現した作品もあり、北欧スタイルの伝統の枠にとらわれない独自の表現様式や世界観で、多くの人を魅了してやみません。なお東京会場では、2016年10月22日(土)・24日(月)にアグネータ本人によるギャラリー・トークが開催される予定です。アグネータ・フロックをより深く知りたい方は、ぜひ足を運んでみてください。イベント詳細名称:北欧から届いたファンタジー 切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展会場:玉川髙島屋S・C 西館1F アレーナホール住所:東京都世田谷区玉川3-17-1アクセス:東急田園都市線・東急大井町線二子玉川駅西口から徒歩約2分開催期間:2016年10月22日(土)~11月3日(木)開場時間:10:00~20:00(最終日は18:00まで)※入場は閉場の30分前まで入場料:一般700円、高校生・中学生500円玉川髙島屋S・C公式サイト:
2016年08月29日神奈川県藤沢市にある新江ノ島水族館で、夜間スペシャルイベント「ナイトワンダーアクアリウム 2016 ~月光に漂う水族館~」が開催中です。3パートで構成されており、パート1の日程は2016年7月16日(土)から9月12日(月)まで。2016年9月13日(火)からはパート2がスタートします。魚たちと一緒に見るカラフルな夢の世界が描かれたデジタル映像コンテンツ「そして、あなたは魚になる」は必見です。より美しく、幻想的な空間が楽しめます。ロマンチックな雰囲気はデートにぴったりです。今年も「えのすい」で、ナイトワンダーアクアリウムが開催!ナイトワンダーアクアリウムは通称「えのすい」の愛称で多くの人に親しまれている新江ノ島水族館で、2014年からスタートした夜のスペシャルイベントです。音や光の競演でロマンティックなムードを演出する画期的な夜間展示で、毎年多くの観光客が訪れます。2016年のテーマは「月光に漂う水族館」。生きとし生けるものたちを優しく照らす月の光をキーワードに、魚たちとデジタルテクノロジー、照明、サウンドが融合した夜の海を体感できる神秘的な時空間が広がります。太古の海から未来へと繋がっていく尊く、美しい物語の世界を堪能してみませんか。9月13日(火)からパート2がスタート!新たなコンテンツが続々登場今年のナイトワンダーアクアリウムは7月16日(土)から9月12日(月)までのパート1、9月13日(火)~10月31日(月)までのパート2 、11月1日(火)~12月25日(日)までのパート3と、3つの期間で構成されています。季節とともに内容やコンテンツが変化していくのが特徴です。2016年9月13日(火)からスタートするパート2では、合計8つの新コンテンツがバージョンアップ・追加されます。注目は魚とデジタル映像の壮大な世界を体感できるメインコンテンツ「そして、あなたは魚になる」です。夜の海底で、まるで魚になって相模湾を泳いでいるかのような壮大で不思議な体験が楽しめます。さらに相模湾に回遊する3種類のウミガメが展示される「ウミガメの浜辺」には、満月の夜の神秘的な空間をデジタル映像紹介する新コンテンツがスタート。入場口を入ってすぐの階段にもウミガメが登場し、さらにファンタジックでスペクタクルな大空間が体感できます。オーシャンカフェ、オーシャンバーではオリジナルメニューを提供施設内にある「オーシャンカフェ」では、ナイトワンダーアクアリウム2016のオリジナルメニューが展開中です。おすすめは“光る”かき氷に星型のパイナップルやナタデココをちりばめ夜を表現したオリジナルプラッペ「ムーンライトフラッペ」。こちらにも立ち寄ってみてください。イベント詳細名称:ナイトワンダーアクアリウム2016 ~月光に漂う水族館~会場:新江ノ島水族館住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1 開催期間:【パート1】2016年7月16日(土)~9月12日(月)、【パート2】9月13日(火)~10月31日(月)、【パート3】11月1日(火)~12月25日(日)開催時間:17:00~20:00休催日:2016年10月15日(土)入場料:大人2,100円、高校生1,500円、小・中学生1,000円、幼児(3歳以上)600円特設サイト:
2016年08月28日戦国時代に全国の各地に残された歴史資料や美術工芸品を一堂に展示する「戦国時代展 -A Century of Dreams-」。坂本龍馬の手紙や新資料を展示する「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」、ふたつの展覧会がそれぞれ東京都江戸東京博物館で開催されることが決定した。「戦国時代展 -A Century of Dreams-」は織田信長、上杉謙信など、戦国時代に台頭した戦国武将にまつわる歴史資料や、狩野派絵師の作品など美術工芸品を展示。約100年に及ぶ歴史を紹介する。「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」では自由奔放な生き様や家族への愛情が伝わってくる龍馬の手紙を展示。そのほか、近年になって発見解明された書状や剣術免状、近江屋で暗殺された際に龍馬が敵刃を受けたとみなされる刀など、貴重な関連資料も展示される。「戦国時代展 -A Century of Dreams-」は11月23日(水・祝)から2017年1月29日(日)まで、東京都江戸東京博物館で開催。その後、京都、山形を周る。「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」は京都、長崎で開催されたのち、2017年4月29日(土・祝)から6月18日(日)まで東京都江戸東京博物館で開催。■「戦国時代展 -A Century of Dreams-」【東京会場】東京都江戸東京博物館(東京都)2016年11月23日(水)~2017年1月29日(日)【京都会場】京都府京都文化博物館(京都府)2017年2月25日(土)~4月16日(日)【山形会場】米沢市上杉博物館(山形県)2017年4月29日(土)~6月18日(日)■「特別展覧会 没後150年 坂本龍馬」【京都会場】京都国立博物館(京都府)2016年10月15日(土)~11月27日(日)【長崎会場】長崎歴史文化博物館(長崎県)2016年12月17日(土)~2017年2月5日(日)【東京会場】東京都江戸東京博物館(東京都)2017年4月29日(土)~6月18日(日)【静岡会場】静岡市美術館(静岡県)2017年7月1日(土)~8月27日(日)
2016年05月17日ウルトラマン放送開始50周年を記念して、3月19日(土)より「浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ」が枚数限定で発売されることが決定した。「浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ」は、今年放送開始50周年を迎えた日本を代表する特撮ヒーロー「ウルトラマン」と、日本を代表する伝統工芸である浮世絵とのコラボ作品。和紙は人間国宝9代岩野市兵衛氏による越前生漉奉書和紙を使用。江戸時代よりおよそ400年以上にわたり、その技術を継承してきた一流の職人達の手によって制作された。今回は、『ウルトラマン』のエピソードのひとつ、大阪城を背景にウルトラマンと古代怪獣ゴモラが戦う『怪獣殿下』と、バルタン星人、ケムール人、メトロン星人、エレキング、ピグモンなどウルトラシリーズの人気怪獣を描いた『怪獣百鬼夜行』の2作品が各200枚限定で販売される。今後浮世絵木版画は『ドラゴンボール』、『初音ミク』などの販売が予定されている。浮世絵木版画ウルトラマンシリーズは特設サイトにて販売。受付は3月19日(土)午前10時から5月31日(火)午後11時59分まで。■浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ怪獣殿下販売価格:48,600円(税込)販売数:初版200枚限定■浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ怪獣百鬼夜行販売価格:48,600円(税込)販売数:初版200枚限定
2016年03月16日ウルトラマン放送開始50周年を記念して、3月19日(土)より「浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ」が枚数限定で発売されることが決定した。「浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ」は、今年放送開始50周年を迎えた日本を代表する特撮ヒーロー「ウルトラマン」と、日本を代表する伝統工芸である浮世絵とのコラボ作品。和紙は人間国宝9代岩野市兵衛氏による越前生漉奉書和紙を使用。江戸時代よりおよそ400年以上にわたり、その技術を継承してきた一流の職人達の手によって制作された。今回は、『ウルトラマン』のエピソードのひとつ、大阪城を背景にウルトラマンと古代怪獣ゴモラが戦う『怪獣殿下』と、バルタン星人、ケムール人、メトロン星人、エレキング、ピグモンなどウルトラシリーズの人気怪獣を描いた『怪獣百鬼夜行』の2作品が各200枚限定で販売される。今後浮世絵木版画は『ドラゴンボール』、『初音ミク』などの販売が予定されている。浮世絵木版画ウルトラマンシリーズは特設サイトにて販売。受付は3月19日(土)午前10時から5月31日(火)午後11時59分まで。■浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ怪獣殿下販売価格:48,600円(税込)販売数:初版200枚限定■浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ怪獣百鬼夜行販売価格:48,600円(税込)販売数:初版200枚限定
2016年03月16日