エルミタージュ美術館の礎を築いた女帝エカテリーナ2世は、親しい友人と“小エルミタージュ”と呼ばれる小さなお茶会を開いたのだとか。そんな特別なひとときをイメージしたコラボデザートが、この春、六本木で味わえてしまいます。美味しいスイーツとドリンクをお供に、美術展の余韻を楽しみましょう♡エルミタージュ美術館アフタヌーンティー華やかなエルミタージュ美術館をイメージした、豪華なアフタヌーンティーセットです。タルトにケーキ、エクレア、フルーツサラダなど溢れんばかりの色彩は目にも舌にも嬉しい逸品。デザートの内容もその日によって内容が変化するのも楽しみのひとつです。1ドリンク付き。店舗:ILBrioイルブリオ提供時間:15:00〜16:00 LO(平日のみ)価格:2,980円 *要予約電話:03-5414-1033スポット情報スポット名:ILBrio住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウエストウォーク 5F電話番号:03-5414-1033まさに、イタリアの宝石♡二段構えのケーキスタンドに飾られたイタリアを代表するスイーツの数々は、まさに宝石そのもの! ドライフルーツやピスタチオの食感が楽しいズコットや濃厚でとろけるティラミス、リコッタチーズのカンノーリなど盛りだくさんのスイーツに、カラフルなベリーが添えられています。店舗は毛利公園に面しており、日中には春めいた風と新緑を感じながら優雅なひとときを。2ドリンク付き。店舗:毛利 サルヴァトーレ クオモ提供時間:15:00〜23:00 LO価格:1,820円 *1日限定10食。電話:03-5772-6675スポット情報スポット名:毛利 Salvatore Cuomo住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド B2F電話番号:03-5772-6675チェブラーシカのアフタヌーンティーセットロシアからの愛らしい贈り物“チェブラーシカ”のビスキュイに思わず微笑みがこぼれます。爽やかなオレンジムースと甘酸っぱい苺のスープが、春の暖かな陽気を彷彿させる爛漫なスイーツセットです。52階にある店内からの眺望は、オールドマスターの珠玉作品にも引けを劣らない美しさ。エルミタージュ美術館に思いを馳せながら至高の時間を胸に刻んで。1ドリンク付き、5月31日までの限定。店舗:ミュージアム カフェ&レストラン ザ サン&ザ ムーン提供期間:3月18日(土)〜5月31日(水)提供時間:13:00〜16:30 LO価格:2,700円電話:03-3470-0052スポット情報スポット名:ミュージアム カフェ&レストラン ザ サン&ザ ムーン住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F電話番号:予約専用050-3542-7164 お問い合わせ03-3470-0052取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:大エルミタージュ美術館展オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち催行期間:2017年03月18日 〜 2017年06月18日住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階森アーツセンターギャラリー電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年04月29日「大エルミタージュ美術館展」の特設ショップでは、本展開催を記念したオリジナルグッズを多数発売しています。他にも愛くるしいチェブラーシカのアイテムやロシアからの民芸品など盛りだくさん。展示を見終わってもまだまだ楽しみが続きます♡機能性抜群ダブルクリアファイル本展を代表する作品が両面にあしらわれたA4サイズのクリアファイル。両開きのダブルポケットタイプなので、収納力もたっぷりで機能性も抜群です。好きな作品をいつでも持ち歩いてしまいましょう。全2種 各648円(税込)思い出を限定フォルダーにチケットファイル本展の中でもカラフルな色彩が印象的な《鳥のコンサート》をはじめとした、4作品がチケットホルダーになりました。普段使いも良し、今日の思い出をお気に入りの一枚にしまうのも良し。全4種 432円(税込)期間限定 なりきりチェブラーシカぬいぐるみロシアの国民的キャラ“チェブラーシカ”が本展の目玉作品《羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像》になりきり大変身! チェブラーシカファン必見、会場限定のオリジナルぬいぐるみになりました。その愛くるしさに誰もがメロメロになってしまうこと間違いなし。いよいよ4月25日(火)発売スタート!! 2,700円(税込)取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:大エルミタージュ美術館展オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち催行期間:2017年03月18日 〜 2017年06月18日住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階森アーツセンターギャラリー電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年04月23日東京・上野にある東京都美術館で、2017年4月18日(火)~7月2日(日)まで、『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―』が開催されています。16世紀のネーデルランド絵画を代表するピーテル・ブリューゲルの最高傑作「バベルの塔」が24年ぶりに展示されるとあって大注目。さらに、奇想の画家ヒエロニムス・ボスの傑作2点も初来日します。「バベルの塔」展が東京都美術館で開催!「バベルの塔」が24年ぶりに来日『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―』が、東京・上野にある東京都美術館で開催されます。期間は、2017年4月18日(火)~7月2日(日)まで。今回の展示会の目玉は、16世紀ネーデルラント絵画の巨匠として名高いピーテル・ブリューゲルの代表作の1つと名高い「バベルの塔」。日本で展示されるのは24年ぶりとなります。また、ブリューゲルに影響を与えた奇想の画家、ヒエロニムス・ボスの貴重な油彩2点も初来日。そのほかにも、同時代の絵画や彫刻など約90点で、16世紀ネーデルラント絵画の魅惑の世界を紹介します。見どころ①ブリューゲルの最高傑作「バベルの塔」日本で展示されるのは実に24年ぶりとなる「バベルの塔」。本展では、なぜこの傑作が生まれたのか、そしてブリューゲルがどのようにしてこの傑作を描いたのかなど、様々な角度から「バベルの塔」を紐解いていきます。●ピーテル・ブリューゲル1世とは?ヨハネス・ウィーリクス 「ピーテル・ブリューゲル1世の肖像」(部分)1600年出版 エングレーヴィング Museum BVB, Rotterdam, the Netherlands16世紀のネーデルラント派を代表する画家・ピーテル・ブリューゲル。版画下絵作家として頭角を現し、後に油彩画の製作も手掛けました。人々の暮らしや民話、寓話を生き生きと描き、素朴さの中におかしみや批判的視点を織り込んだ作品で知られています。特に、油彩画は世界に40点ほどしかないため、希少価値が高く、日本での公開が最も難しい画家の1人とされています。●「バベルの塔」はここが凄い!「バベルの塔」鑑賞のポイントとして、まず挙げられるのが、その壮大な構図とスケール。他の画家による14〜15世紀の「バベルの塔」の作例が数階建ての塔を建設する人々を描くのに対し、ブリューゲルは地平線まで見渡すパノラマを背景に、巨大な塔を画面一杯に配置。卓越した想像力によって、かつて誰も思いつかなかった壮大なスケールで描くことに成功しました。また、米粒ほどの大きさで実に細かく描かれた人々にも注目してください。その数はおよそ1,400人と伝えられており、割れたレンガ屑の飛び散った様子や、作業員たちが休む飯場など、「実際の塔の建設に何が必要なのか」と、ブリューゲルが想像力をめぐらせて建設現場の細部を書き込んだことがわかります。その細部にもこだわる執拗な想像力と超絶技巧が、実際には存在しない塔にリアリティをもたらしています。●どうしてブリューゲルは「バベルの塔」を描けたのか?伝説の塔を前例にないかたちで描いたブリューゲルには、2つの重要な能力が備わっていると考えられています。ここでは、「バベルの塔」以外の作品からその能力をわかりやすく解説します。ます、1つ目の能力は、ブリューゲルを語る上では外せない、その鋭い観察眼と写実性。ブリューゲルは、農村で働く村人や祭りの様子なども積極的に描き、晩年は“農民のブリューゲル”とも称されました。その観察眼は鋭く、16世紀の人々の風俗が詳細に、且つ写実的に描かれています。「バベルの塔」で描かれた働く人のリアリティは、このような暮らしへの観察眼から生み出されたことがわかります。ピーテル・ブリューゲル1世、彫版:フランス・ハイス アントウェルペンのシント・ヨーリス門前のスケート滑り 1558年頃 エングレーヴィング Museum BVB, Rotterdam, the Netherlandsさらに、ブリューゲルは、以前のボスやパティニールらの伝統を受け継いだ、風景画の名手でもあることが知られています。主題を画面手前で展開させつつ、背景には、遥か遠くを見渡すような広大なパノラマ風景を描写。「バベルの塔」を含め、様々な作品で、遥か遠くを見渡すような壮大な光景を描く技術を発揮しています。見どころ②奇想の画家ヒエロニムス・ボスの傑作2点が初来日また、2016年で没後500年を迎え、ブリューゲルにも大きな影響を与えたと言われる奇想の画家、ヒエロニムス・ボス。現存するボスの絵画は25点ほどですが、今回そのうちの2点、「放浪者行商人」、「聖クリストフォロス」が初来日します。●ヒエロニムス・ボスとは?ヘンドリック・ホンディウス1世 「ヒエロニムス・ボスの肖像」(部分) 1610年 エングレーヴィング Museum BVB, Rotterdam, the Netherlandsヒエロニムス・ボスは、オランダの南部の街・スヘルト—ヘンボスで活動した画家です。ネーデルラント伝統の写実的な細密描写を生かしつつ、地獄の背景やそこの住み着く妖怪たちを想像力豊かに描いた宗教画で、強烈な個性を発揮。16世紀ネーデルラント画壇に一大旋風を巻き起こし、ネーデルランドを治めたブルゴーニュ公フィリップや、スペインのフェリペ2世らも熱心に作品を収集したと伝えられています。また同時代人たちやブリューゲルにも大きな影響を与え、模倣作品や画風を踏襲「ボス風」作品が数多く制作されました。現存作品は、ブリューゲルよりも少ない"約"25点。今もなお作者が議論されている作品もあるため、油彩画数については学説がわかれています。●人生の選択を描いた1枚「放浪者」「放浪者」は、行商の旅人を描いた油彩画。旅人が娼館の誘惑に後ろ髪を引かれる一場面を描いたこの作品は、それまで一般的だった宗教画とは異なる画題を選び、16世紀のネーデルラント画壇に一大旋風を巻き起こしました。誘惑し合う男女や小用を済ます男が子細に描かれており、世俗の営みに対するボスの関心が現れています。貧しい身なりの旅人は、娼館に立ち寄ったことを後悔しているのか、それともただ通り過ぎようとしているのか。全ての人間は人生において、常に選択を迫られているという暗示が込められた作品と考えられています。●成人の物語にちりばめられる奇想モチーフ「聖クリストフォロス」ヒエロニムス・ボス 「聖クリストフォロス」 1500年頃 油彩、板 Museum BVB, Rotterdam, the Netherlands (Koenigs Collection)キリストを背に乗せて川を渡ったという聖人、聖クリストフォロスの物語を描いた作品「聖クリストフォロス」。キリスト教の聖人伝をモチーフにしていながらも、猟師に吊された熊、廃虚にいるモンスターなど、ボスならではの謎めいたモチーフがちりばめられています。見どころ③「ボス・リバイバル」旋風ヒエロニムス・ボスに基づく 「聖アントニウスの誘惑」 1540年頃 油彩、板 Museum BVB, Rotterdam, the Netherlandsボスの死後もその作品の人気は衰えることはなく、数多くの作家が模倣作品を描きました。また、16世紀半ばには、ボスの画風をまねた版画や絵画が人気を博す「ボス・リバイバル」が巻き起こったと言われています。今回は、ボスの全作品の中でも、最も代表的な作品の1つ、「聖アントニウスの誘惑」のコピー作品が展示。作者不詳のこの作品は、ボスの死後約25年後に制作されたもので、最も忠実なコピーの1つとされています。ピーテル・ブリューゲル1世、彫版:ピーテル・ファン・デル・ヘイデン 「大きな魚は小さな魚を食う」 1557年 エングレーヴィング Museum BVB, Rotterdam, the Netherlandsさらに、ボスのモチーフを使用して制作されたブリューゲルの作品「大きな魚は小さな魚を食う」も登場します。ネーデルラントのことわざを版画化したこの作品には、足の生えた魚や空を飛ぶ魚などといったボスのモチーフが至るところに描かれています。さらに、版元によって「ヒエロニムス・ボスの構想による」と書き添えられており、死後40年以上たっても、ボス人気が衰えていなかったことがうかがえます。●奇妙なモンスターたちを探してみよう!ボスが描いたモンスターたちは、ヨーロッパで人気を集め、彼の死後も、ネーデルランドの芸術家たちが、こぞって取り上げるモチーフとなりました。そんなモンスターたちが会場にある「ボス風」版画作品の中に潜んでいます。現代的な感性にも通じる奇妙なモンスターたちをじっくりと鑑賞してみてください。イベント詳細名称:『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―』会場:東京都美術館 企画展示室住所:東京都台東区上野公園8-36会期:2017年4月18日(火)~7月2日(日)開室時間:9:30~17:30※金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)。休室日:月曜日※ただし5月1日(月)は開室。価格:一般 1,600(1,400)円、大学生・専門学校生 1,300(1,100)円、高校生 800(600)円、65歳以上 1,000(800)円※()内は前売券・20名以上の団体券。※前売券は2017年1月11日(水)~4月17日(月)で販売。※中学生以下は無料。※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者と付き添い(1名まで)は無料。※4月19日(水)、5月17日(水)、6月21日(水)はシルバーデーにより65歳以上無料。※毎月第3土・翌日曜日は家族ふれあいの日とし、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで)は一般当日料金の半額(いずれも証明できるもの提示)で入場できる。特設サイト:東京都美術館 公式サイト:。
2017年04月20日2017年4月20日(木)、銀座6丁目松坂屋跡地にGINZA SIX(ギンザシックス)がオープンします。銀座地区最大級となる地上13階、地下6階、総店舗数は241というスケールの大きさ。今回はひと足早くGINZA SIXを取材したasoview!編集部が、誰でも楽しめるGINZA SIXの注目ポイントをご紹介します!建築デザインは「のれんとひさし」銀座中央通りに面したGINZA SIXは、ひときわ大きく存在感を放っています。建築デザインを担当したのは建築家の谷口吉生。日本の伝統である「のれん」と「ひさし」をイメージしているそうです。将来、店舗や流行が変化した際も、のれんを掛け替えることで新しいイメージを演出できる、という意図もこめられています。銀座エリア最大の屋上庭園「GINZA SIXガーデン」銀座エリア最大の屋上庭園「GINZA SIXガーデン」は、「銀座の空に浮かぶ緑」「GINZA SKY GROVE」がテーマ。世界中から銀座へ訪れる人々に憩いや交流の場を提供します。この「憩いの広場」では、今後イベントもできるそう。随所に緑が配され、公園にいるようなくつろぎを味わえます。中央通りと逆側の三原通り側は回遊広場に。通路面はすべてガラス張りになっていて、銀座の街を一望できます。よく見るとスカイツリーが見えます!東京タワーはすぐ近くに見え、東京のシンボルである2つのツリーを同時に眺められます。感性を刺激するアートに注目GINZA SIXでは、アーティストやクリエイターとコラボし、感性を刺激するアートプログラムを展開していくとのこと。●中央吹き抜けアート・草間彌生施設中央の大きな吹き抜け空間は、森美術館が監修。オープニングを彩るのは、世界のアートシーンで活躍する草間彌生です。白地に赤いドットのかぼちゃは全部で14個。大・中・小の3種類の大きさがあります。期間限定で草間彌生のポップアップショップも展開中です。ドットが散りばめられたグッズがところ狭しと並んでいます。●リビングウォールアート対となる2つの東西吹き抜け空間には、チームラボ、パトリック・ブランの作品が展示されています。テーマは「大いなる循環」。●チームラボウルトラテクノロジスト集団・チームラボが担当する《Universe of Water Particles on the Living Wall(ユニバースオブウォーターパーティクルスオンザリビングウォール》と題されたインスタレーション作品は、音と映像が刻々と変化するもの。時間とともに様子を変える滝を描いています。ここにはもう1つのリビングウォールと同じ種類の植物が描かれています。●パトリック・ブラン植物学者兼アーティストのパトリック・ブランによる《Living Canyon(リビングキャニオン)》。土を使用しない垂直的平面アート作品です。太陽の光に照らされた崖の頂上から、影に覆われた深い谷底を表しています。デジタルの滝、本物の植物庭園、2つの表現はその時その瞬間にしか存在しません。常に新鮮な存在としてわたしたちの前にあらわれます。アートがテーマ!蔦屋書店6階の蔦屋書店のテーマは「アート」と「日本文化」。重さ約40キロというビッグブックのコーナーには、日本で唯一、50種類の大型本が揃います。圧倒的な存在感はもはや本というよりアートだと感じさせます。西洋美術、日本美術、写真などアート関連の書籍が大充実。その数約6万冊です。なんと日本刀のコーナーも。併設されたスターバックスには、世界のアートオークションのカタログやアートマガジンが置かれ、自由に読むことができます。店舗の奥にはさらに、STARBUCKS RESERVE® BARも。希少価値の高い豆をサイフォン抽出で飲めたり、アルコールの提供もあったりと、自由なスタイルで本とアートを楽しめます。編集部員個人的に、サイフォン抽出のコーヒーはぜひ飲んでほしいメニュー。雑味がなく、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい味わいです。提供される豆は時期によって変化するとのことです。プレミアムラウンジもチェック上顧客のための特別なラウンジが設けられているのも、GINZA SIXの特徴。5階の一角にある「LOUNGE SIX」は、アーティストとしても知られる杉本博司と、榊田倫之による「新素材研究所」の手によるものです。入り口はすでにアート作品のよう。中に入ると、コンシェルジュが受付をしてくれます。ラウンジ内はまるでホテルのロビーのようにゆったりとしたつくり。外の喧騒とは隔絶された空間です。ここではGINZA SIX内の飲食店とコラボレーションした特別なメニューを味わえるほか、イベントなども企画されているとのこと。今後の展開にも注目です。日本初上陸の店舗はこちら!手土産にもおすすめのスイーツはこちら!店舗概要名称:GINZA SIX(ギンザシックス)住所:東京都中央区銀座6-10-1オープン日:2017年4月20日(木)営業時間:ショップ・カフェ(地下2階~5階)10:30~20:30、レストラン(6階、13階)11:00~23:30問い合わせ:03-6891-3390(GINZA SIX総合インフォメーション・受付時間 10:30 ~20:30)※2017年4月20日より公式サイト:
2017年04月20日いにしえより日本人に愛されてきた猫。そんな猫を題材にしたアート作品およそ1,000点を集めた「福ねこat百段階段」展~和室で楽しむ ねこアート が、ホテル雅叙園東京※で開催されます。東京都の文化財にも指定されている歴史ある建物で、独創的な猫アートを楽しみませんか?展覧会の見どころ今回展示されるのは、独創性と技量豊かな9名のアーティストによる猫アート。絵画、立体、陶芸、人形、彫刻、写真の6つのジャンルの作品が、およそ1,000点集められています。なかでも見逃せないのは、日本で初めて猫を神仏像にした猫アーティストのもりわじん氏が手がける「誕生日猫」。1年365日とうるう年の福招き猫366匹に、誕生日を記した作品です。ご自分の誕生日の福招き猫を、ぜひ見つけてくださいね。また、会場である百段階段のなかでもっとも絢爛豪華な「漁樵の間」に展示されるのは、浮世絵師・歌川国芳の作品「猫飼好五十三疋」に描かれている53匹の猫を完全再現した小澤康麿氏の立体陶芸作品です。豪華な部屋のしつらえと、国芳の浮世絵から飛び出してきたような猫たちを堪能できます。ほかにも、着物や帯に日本画の手法で描かれた耽美的な猫、木彫や切り絵で表現された猫、躍動感溢れる写真など、猫づくしを楽しめる展覧会になっています。百段階段とは会場の「百段階段」はホテル雅叙園東京で唯一の木造建築で、けやきの階段廊下が99段あることからこの名があります。竣工は1935(昭和10)年で、2009(平成21)年3月に東京都の登録有形文化財に指定されました。その装飾の豪華さから「昭和の竜宮城」と呼ばれた雅叙園に今も残る唯一の木造建築である百段階段は、通常は非公開です。今回のような企画展は、この文化財を訪ねる絶好の機会でもあります。会期中は作品も建物の内部も撮影できるとのこと。猫アートがお好きな方も、昭和の名建築に興味がある方も、どうぞお見逃しなく!※2017年4月1日に施設名を目黒雅叙園からホテル雅叙園東京に変更しました。イベント詳細展覧会名:「福ねこat百段階段」展~和室で楽しむ ねこアート~開催期間:2017年4月26日(水)~5月14日(日)会期中無休開催時間:10:00~18:00(最終入館17:30)入場料:当日1,500円、前売1,200円、館内前売1,000円(前売・館内前売の販売は4月25日まで)、学生800円※要学生証呈示、小学生以下無料会場:ホテル雅叙園東京東京都指定有形文化財「百段階段」所在地:東京都目黒区下目黒1-8-1 お問合せ:03-5434-3140(10:00~18:00 イベント企画)主催:ホテル雅叙園東京
2017年04月20日ロシアの女帝エカテリーナ2世のコレクションが基礎となり、日々進化し続けるエルミタージュ美術館。16世紀〜18世紀にかけて芸術分野における巨匠やその作品群は“オールドマスター”と呼ばれ、今なお多くの人々を魅了し続けています。そんなオールドマスター傑作の数々が、この春六本木に大集結。珠玉のコレクションを、ぜひその目で確かめて。珠玉のオールドマスター作品が目の前に18世紀、女帝エカテリーナ2世が美術品収集をはじめたことをきっかけに生まれたエルミタージュ美術館。エントランスを入ってすぐのエカテリーナ2世の肖像は、まるで「どうぞ私のコレクションを見ていって」と彼女が出迎えているかのよう。16世紀ルネサンス時代のティツィアーノや、17世紀オランダ市民絵画を代表するレンブラント、18世紀フランスを象徴するロココ主義のヴァトー。名だたる巨匠の作品が集結した本展は、エルミタージュ美術館展の決定版となっています。趣向を凝らした展示方法にも注目して展示室内は章ごとに赤や緑、金色など章のイメージに合った色で分かれています。同時代の作品を地域別に分けた本展は、それぞれの国の当時の風潮や雰囲気を味わうのにもうってつけです。またエカテリーナ2世の在位中に取得された作品のキャプションには王冠マークがついており、彼女の趣味趣向などを空想するのも楽しそう。巨匠の作品だからと身構えず、自分ならではの楽しみ方を見つけられるのも本展の魅力のひとつです。取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:大エルミタージュ美術館展オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち催行期間:2017年03月18日 〜 2017年06月18日住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階森アーツセンターギャラリー電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年04月18日世界に先駆け日本で公開スタート! 大英自然史博物館選り抜きの展示品が集合日本が最初の開催地に選ばれた、大英自然史博物館初の巡回展です。同館に収蔵された8000万点以上の標本の中から、選りすぐりのコレクション約370点を展示します。日本初公開の動植物や化石、鉱物、自然史研究を支えた資料など、ユニークな展示品が勢ぞろいする、またとない貴重な機会です。動画コンテンツは必見! 心躍るミステリアスな展示が満載会場では多彩な動画コンテンツが用意されています。中でも、化石から復元された始祖鳥が大英自然史博物館内を動き回る映像は要チェックです。ほかにも、有名なダーウィンの「種の起源」直筆原稿や、英国に渡っていた日本の博物標本、持ち主のもとに戻ってくるといわれる「呪われたアメジスト」など、歴史とミステリーを感じる展示にワクワクが止まりません!世界的な学術標本と出合える、またとないチャンスです! お見逃しなく♪取材・文/五十嵐綾子イベント情報イベント名:国立科学博物館催行期間:2017年03月18日 〜 2017年06月11日住所:台東区上野公園7-20
2017年04月16日細部にまで宿る、東国を旅した画家の魂雪村周継は戦国時代に武将の子として生まれ、出家して画業に専心していました。茨城や福島、神奈川など現在の関東地方の各地を遍歴して活躍し、数多くの水墨画を残しています。大きな屏風から小さな掛軸まで、作品一つひとつの細部に雪村独自の世界観が表現されており、隅々まで目が離せません。大物絵師や知識人も魅了された奇想の世界伊藤若冲に始まり、最近ブームとなっている「奇想」画家。雪村はその元祖といわれ、破天荒でユニーク、大胆で繊細な世界観は、現代に至るまで数多くの画家や知識人を魅了しています。江戸時代の画家・尾形光琳は雪村に憧れて模写などに励み、「マネジメントの父」ピーター・F・ドラッカーも雪村の作品に魅せられ作品を所蔵しているんです。あなたも元祖「奇想」の虜になっちゃいましょう♪取材・文/五十嵐綾子イベント情報イベント名:特別展「雪村―奇想の誕生―」催行期間:2017年03月28日 〜 2017年05月21日住所:東京都台東区上野公園12-8電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年04月08日4月8日(土)、9日(日)の両日、六本木ヒルズ大屋根プラザに「FRISK NEO 英国風ラズベリーガーデン」が登場します!日本最大級のトリック3Dアート、「フリスク」の新フレーバーを体験しませんか?「FRISK NEO 英国風ラズベリーガーデン」の詳細をチェックしましょう。「FRISK NEO 英国風ラズベリーガーデン」とは?「FRISK NEO 英国風ラズベリーガーデン」は、「フリスク」の新フレーバー「フリスクネオ サワーラズベリー」発売を記念して期間限定開園します。日本最大級のトリック3Dアートで、16~17世紀の英国ラズベリーガーデンを再現。ラズベリーが16~17世紀ごろに英国で栽培され、世界中に広まっていったという由来にちなんだラズベリーガーデンです。その園内で「フリスクネオ サワーラズベリー」の試食もできますよ。●見どころはここ!面積130㎡の「FRISK NEO 英国風ラズベリーガーデン」は、2017年の日本最大級の巨大トリック3Dアート。まずは、その規模に注目してください。精巧なトリック3Dアートで東京のど真ん中、六本木に本物の英国風ラズベリーガーデンが登場したように錯覚するはず。そして参加者への「フリスクネオ サワーラズベリー」サンプリング(試供品)もおこなわれます。トリック3Dアートを楽しみつつ、新フレーバーを試してみましょう。英国風ラズベリーガーデンで食べれば、まるでラズベリーを摘んで味わった気分になれるかも!?●「フリスクネオ サワーラズベリー」もあわせてチェック!今回のイベントでサンプリングがおこなわれる「フリスクネオ サワーラズベリー」は、リフレッシュにピッタリ。甘酸っぱい美味しさ、ジューシーなフルーツフレーバーはラズベリーならではです。丸みを帯びた三角形の粒形は、口あたりがよくなめらかな食感を生み出します。1粒の重さが従来の「フリスク」の約5倍になり、より長く美味しさが続くのも、おすすめのポイント。黒が基調の高級感あふれるメタルケース、鮮やかな色彩で描かれたラズベリーのパッケージが目印です。4月8日(土)と4月9日(日)だけ、幻のように六本木ヒルズに現れる「FRISK NEO 英国風ラズベリーガーデン」をお見逃しなく。不思議で美味しい体験を楽しんでくださいね!開催概要「FRISK NEO 英国風ラズベリーガーデン」開催日時:2017年4月8日(土)11:00~19:00、4月9日(日)10:00~18:00※雨天決行会場:六本木ヒルズ 大屋根プラザ(東京都港区六本木6-10-1)URL:
2017年04月07日2016年4月から新潟駅と越後湯沢駅区間の運行をスタートした「現美新幹線」は、新進気鋭アーティスト8名の作品が展示され、移動中に芸術鑑賞ができるこれまでになかったスタイルの新幹線です。新潟を感じる! “世界最速”のアート空間上越新幹線の臨時列車として、土日祝日に運行する「現美新幹線」。車体の外装は写真家・映画監督の蜷川実花氏が新潟・長岡の花火を撮影した作品をもとにデザインしています。6両編成の車両ごとに、アーティストの作品を展示。指定席の11号車は、壁紙や絨毯を用いたインスタレーションを手掛ける松本尚氏が「五穀豊穣」「祝祭」「光」をコンセプトイメージしてデザイン。動物たちが隠れているグラフィックはインパクト大です!ステンレスの鏡からプラレールアートまで! ここにしかないアートに浸る12号車から16号車までの自由席は、窓側にソファが置かれ、ゆったり座りながらアートを観賞しながら過ごすことができます。新潟の雪景色や緑を映すステンレスの鏡で壁一面が埋め尽くされた立体作品、造花の花びらをつなげて空中をゆらゆらと揺れるオブジェ、新潟の里山の風景や暮らしを切り取った写真作品、新潟の風景をポップな映像で表現したアニメーションなど、新潟の魅力が伝わる作品が飾られています。カフェスペースでは、燕三条の人気店「ツバメコーヒー」が焙煎したコーヒーを提供。また、オリジナルスイーツは、菓子研究家・いがらしろみさん監修のもと、魚沼産コシヒカリの米粉を使ったバニラケーキなど、“新潟らしさ”を散りばめたスイーツを販売しています。移動しながらアートを鑑賞できる「現美新幹線」、非日常体験を満喫してみてくださいね♪取材・文/末吉陽子スポット情報スポット名:現美新幹線住所:上越新幹線「新潟駅」-「越後湯沢駅」電話番号:0570-04-8928 平日9:00~21:00 土曜・休日10:00~18:00
2017年04月07日周囲を森に囲まれた温泉宿「里山十帖」。築150年の古民家を改装したラグジュアリーな温泉宿です。2014年に「ものづくりデザイン賞」を受賞。“泊まる”以上の体験や発見を与えてくれる宿として注目されています。創造力と創造欲をかきたてる古民家ラウンジと現代アート里山十帖のエントランスに一歩足を踏み入れると、総欅・総漆塗りのラウンジがお出迎え。館内には、世界的なデザイナーたちが意匠をこらした家具が置かれ、上質な空間を演出します。ベルギー製の薪ストーブは、身体をほっこり暖めてくれます。いたるところにアート作品が飾られ、細部までクリエイティブな刺激に満ちた空間です。まさに究極の癒やし!東日本屈指の絶景「湯処天の川」里山十帖の露天風呂「湯処天の川」は、テレビや雑誌で絶景日本一の温泉に選ばれるほどの最高のロケーション。目の前には日本百名山の大自然が広がり、四季折々の美しさを感じることができます。晴れた日の夜に見ることができる満天の星空は圧巻!トロトロの温泉質は、江戸時代から「美肌の湯」として有名とのこと。大自然に包まれた至極の温泉宿で、身も心もほぐれるくつろぎのひとときを♪※お風呂に入る際のバスタオルなど、実際のお客様は着用のままではご入浴いただけません。取材・文/末吉陽子スポット情報スポット名:里山十帖住所:新潟県南魚沼市大沢1209-6電話番号:025-783-6777
2017年04月06日東京・港区の虎ノ門ヒルズで4月8日(土)と4月9日(日)の両日、「虎ノ門フラワーマート」が開催されます。過去最多のフラワーショップが出店するイベントへ遊びにいきませんか?春らしく、花と緑いっぱいのイベント内容をチェックしましょう。「虎ノ門フラワーマート」とは?花にまつわる催しが一堂に会するイベントが「虎ノ門フラワーマート」です。今回で3回目の開催で、回を重ねるたびに規模が大きくなっています。草花、フラワーモチーフの雑貨、ガーデニングの書籍などさまざまなショップが出店し、花に関するトークイベントもおこなわれます。都心にいながら花や自然に親しみ、パワーを感じられますよ。ショップが出店し、イベントがおこなわれるのが「コミュニティガーデン」。花を楽しむだけでなく、花好きやガーデニング好きの人たちと交流できるのも魅力です。イベントの見どころをピックアップ!●過去最多のフラワーショップが出店人気店から都内にオープンしたばかりの新店まで、過去最多のフラワーショップが出店します。個性豊かなショップをハシゴできる、めったにない機会を逃さないでくださいね。特に注目のフラワーショップは、恵比寿の通常は完全予約制の人気店「ŒUVRE(ウヴル)」、昨年オープンしたばかりの「VEIN(ヴェイン)」、数百品種を扱う高知のハーブ専門店「まるふく農園」など。フラワーショップめぐりの休憩は、手作りパンとコーヒーが美味しい「うぐいすと穀雨」に立ち寄るのがおすすめです。<全17店舗一覧>両日出店フラワーショップ:ŒUVRE(ウヴル)、サクラフローリスト、TOKIIRO(トキイロ)、はいいろオオカミ+花屋 西別府商店、Forager(フォレジャー)、まるふく農園、les mille feuilles de liberte(レ ミルフォイユ ドゥ リベルテ)飲食:うぐいすと穀雨4月8日(土)のみフラワーショップ: ikanika(イカニカ)、VEIN(ヴェイン)、cotito(コチト)、poppy seeds(ポピーシーズ)雑貨:piika(ピィカ)4月9日(日)のみフラワーショップ:duft(ドゥフト)、hanauta#(ハナウタ)飲食・雑貨:ANONYME(アノニム)、GOOD NEIGHBORS’ FINE FOODS(グッドネイバーズ ファインフーズ●「花にまつわる仕事と暮らし」がテーマのトークイベント約1時間のトークイベントは、「花にまつわる仕事と暮らし」がテーマ。フラワースタイリストの平井かずみさんと、人気フラワーショップŒUVRE(ウヴル)とForagerのフローリストお2人がトークを繰り広げます。あらゆる角度から花の魅力に迫り、花を仕事にした理由、花のある暮らしを楽しむコツを披露。定員は40名で、当日先着順で受け付けです。開催日時:4月8日(土)15:00~16:00会場:above(虎ノ門ヒルズ森タワー2F)定員:40名 ※当日先着順にて受付料金:1,000円 ※1ドリンク付登壇者:平井かずみ(フラワースタイリスト)ゲスト:田口一征(ŒUVRE / ウヴル代表)、上野智枝子(Forager / フォレジャー代表)虎ノ門ヒルズ周辺には桜が多く、開花状況によっては花見も楽しめるかも。4月8日(土)・9日(日)は、「虎ノ門フラワーマート」で春を満喫しましょう!開催概要虎ノ門フラワーマート開催日時:2017年4月8日(土)・4月9日(日)11:00~17:00会場:虎ノ門ヒルズ 2F アトリウム(東京都港区虎ノ門1−23−1)TEL: 03-6406-6665URL:
2017年04月05日東京夢の島マリーナにあるレストラン「Dimare(ディマーレ)」では2017年4月29日(土)、音楽とコミュニケーションを楽しむサンセットパーティー「Sunset The MARINA」が開催されます。都心から約30分という好立地でありながら、日常の喧噪を忘れられるビーチで、「穏やか」を感じる休日のひとときを過ごしてみませんか?Sunset The MARINAってどんなイベント?会場となるのは新木場にあるリゾートレストランDimareです。東京湾に浮かぶクルーザーと、高層ビルなどの都会的な景観を一度に楽しめる絶好のロケーションです。普段利用しているのはクルーザーを所有する人が中心ですが、様々な人達にも利用して欲しいという思いから「Sunset The MARINA」が開催されることになりました。今回は、コンセプトである「"穏やか"を感じる、心地よい休日模様」を実現するべく、主に30代以降の大人が心地よく楽しめる音楽とイベントが用意されています。キッズも楽しめるコンテンツももりだくさんなので、ぜひ家族で素敵な休日を過ごしましょう。また、快適さを追求するため参加者は250人という人数制限をもうけ、心地よい音楽を奏でるアーティストが厳選されています。参加者同士が交流しやすい工夫もされているので、多角的なコミュニケーションが楽しめそうです。●気になるコンテンツをご紹介!今回も国内外から注目アーティストが参加します。ギターやキーボードを操るマルチプレイヤー「IAN O'BRIEN」のDJプレイや、宮崎出身の音楽家「hou」の透明感ある歌声で癒されましょう。極上のサウンドスケープと幅広い音楽観で国内外から注目されている「Calm」の音楽演出でも、心地よい穏やかさを感じられそう。また空間演出にもこだわっており、フェスやライブハウス等で人気の「bd works」や「AKARiYA」のアートセッションも楽しめます。ボタニカルアーティストの「密林東京」が展開する緑あふれる空間にも期待できそうです。●ファミリー向けコンテンツも充実!会場には、子どもと一緒に楽しめるコンテンツもたくさん用意されています。ベビーヨガやドームインヨガでは、子どもと一緒にゆったりとした時間が過ごせそう。また、いまキッズに大人気のストライダーパークも登場!広いパークで思いっきりはしゃげそうですね。そのほか、クルージング体験やデザインキッズエリアもオープンしますよ。普段なかなかできない体験を家族みんなで楽しみましょう!おとなカップルはもちろん、ファミリーも楽しめるサンセットパーティで、大切な人と穏やかでリラクシングな時間を過ごしましょう。イベント詳細名称:Sunset The MARINA~FIKA~開催日:2017年4月29日(土)開催時間:OPEN 12:00 MUSICSTART 15:00 CLOSE 21:00料金:早割チケット2,500円(熱帯植物館共通チケット)※限定50枚前売り券3,500円※限定200枚前※前売り券完売の場合、当日券の販売はなし※小学生以下無料、ペット同伴可公式HP:
2017年04月02日2017年4月2日まで開催されている、開館記念展「すみだ北斎美術館を支えるコレクターピーター・モースと楢﨑宗重二大コレクション」では、北斎画のコレクターとして知られる二人のコレクションを大公開しています。北斎コレクター珠玉のアート作品を鑑賞できるのは今だけ!繊細なため徹底した管理が必要な浮世絵。その品質を保護する目的から、期間を区切って作品を展示。そのため、現在企画展で展示されている作品を次回いつ一般向けに展示されるかは不明なのだとか。現在開催されている企画展では、世界有数の北斎作品コレクターとして知られるピーター・モース氏と、浮世絵研究の第一人者である楢﨑宗重氏のコレクションの一部を展示。なかでも、モース氏の「富嶽三十六景武州玉川」は、多摩川の川面が波打っている様子を、絵の具を付けずに摺る「空摺り」によって、凹凸感を出す技法が見て取れるレアな作品です。北斎画だけじゃない! 見逃せない名画がズラリもう一人のコレクターは楢﨑宗重氏。長年の研究活動のなかで集められた浮世絵をはじめとする、多くの作品を美術館に一括して寄贈しました。資料は美術史的に大変価値のあるもの。とりわけ肖像画「三宅康直像」は、明治期に日本人として近代の洋画を研究した高橋由一が手掛けた、美術史的にも貴重な作品です。日本が誇るアーティストの名画を間近で鑑賞できる貴重な機会をお見逃しなく!取材・文/末吉陽子スポット情報スポット名:すみだ北斎美術館住所:東京都墨田区亀沢2-7-2電話番号:03-5777-8600
2017年03月26日府中市美術館1階のミュージアムショップでは「歌川国芳 21世紀の絵画力」でしか手に入らないグッズを取り扱っています。庶民でも手元に置けるアート、浮世絵。その良さを現代でも堪能しましょう!自分のお気に入りを見つけられる50種類ものポストカード国芳の浮世絵がポストカードに。親しみやすい猫がモチーフのものや、「きん魚づくしぼんぼん」などキャッチーでかわいい作品はもちろん、代表作多数取り揃えています。ポストカード70円。猫がかわいい!「相馬の古内裏」がA4クリアファイルに美術の教科書でこの絵を観た方も少なくないはず。「相馬の古内裏」、表には「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」が描かれたA4クリアファイル200円も! 種類は全部で2種類あり、もうひとつは袴を着た猫たちがマリを蹴っているデザイン。愛猫家にはたまりません。鑑賞後も展覧会図録でじっくり楽しめる国芳の絵画を家に帰ってからも思う存分楽しめる展覧会図録は2,808円。丁寧な説明書きといっしょに色鮮やかに作品を楽しむことができる図録は、国芳の魅力の決定版です! 開いてみると、江戸時代にタイムスリップした気持ちになりますよ。ご紹介した「歌川国芳 21世紀の絵画力」の限定グッズ以外にも、国芳の作品をモチーフとしたマスキングテープや切手など、女子の心をくすぐるグッズが豊富に揃っています。お気に入りの「国芳画」を見つけましょう!取材・文/鈴木美希イベント情報イベント名:歌川国芳 21世紀の絵画力催行期間:2017年03月11日 〜 2017年04月09日住所:東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)電話番号:03-5777-8600
2017年03月25日国立新美術館と森美術館では、2017年7月5日(水)から10月23日(月)まで、「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」が開催されます。 ASEAN(東南アジア諸国連合)設立50周年にあたる2017年、東南アジアの現代美術を紹介する、史上最大規模の展覧会です。今回の展覧会は、国立新美術館と森美術館の両館長が発案し、国際交流基金の賛同により実現したもの。3者が総力を挙げ、2年半にわたる現地調査を経てASEAN10カ国より85組(予定)のアーティストを選定、計約180点の作品を2館の会場に展示する、初の共同企画展となります。時代の潮流と変動を背景とした東南アジアにおける1980年代以降の現代アートの発展を9つの視点から掘り下げ、そのダイナミズムと多様性に迫りましょう。ASEAN(東南アジア諸国連合って何?インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス(50音順)東南アジア10か国から成るASEAN(東南アジア諸国連合)は1967年のバンコク宣言によって設立されました。原加盟国は、タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの5か国で、1984年にブルネイが加盟後、加盟国が順次増加し、現在は10か国で構成されています。2015年に共同体となったASEANは、過去10年間に高い経済成長をみせており、今後、世界の「開かれた成長センター」となる潜在力が世界各国から注目されています。※出典:外務省ホームページ(セクション構成と主な作品を、美術館ごとにご紹介!●国立新美術館 企画展示室2E国立新美術館の展示は5つのセクションにわかれています。地図からみるアジアの成り立ち、厳しい戦争下での芸術作品、そして日常の生活に至るまでを数々の作品でたどりましょう。●■うつろう世界イー・イラン《うつろう世界》(「偉人」シリーズより)2010年Courtesy: Silverlens Galleries, Makati, The Philippines世界のいかなる地域や時代においても、地図には政治的、経済的に多様な価値観や視点が織り込まれています。アーティストが描き出す地図は、単に地理的な特徴を記すのではなく、東南アジアの複雑な歴史と空間を表しています。このセクションでは、異なる視点から土地とその意味を見つめる複層的な地図、人々の移動を記録することで記憶を呼び起こす地図、理想的な社会を求めた想像上の地図などをとおして、東南アジアという空間を考えます。●■情熱と革命ホー・ルイ・アン《ソーラー:メルトダウン》2014年~Courtesy: Maezawa Hideto; TPAM Performing Arts Meeting in Yokohama, 2016東南アジア諸国の多くは、第二次世界大戦後の1940年代から80年代まで、植民地支配からの独立が続きました。その間、独立戦争、インドシナ戦争、ベトナム戦争、カンボジア内戦などが起こり、一方では芸術表現への抑圧や弾圧が続いた国も見られました。そうした環境のなかで、多くのアーティストは民主化や表現の自由、言論の自由に向けた活動を行ってきました。このセクションでは、こうした時代をリアルタイムで体験したアーティストの作品を中心に紹介します。●■アーカイブコウ・グワンハウ《シュ・ティエシェン――アーカイブから見る作家の100年》2014年撮影:Koh Nguang How近年、インターネットの発達によって、それまで発見や入手が困難だった情報へのアクセスが容易になり、それを起点にした調査研究をもとに、美術資料をアーカイブ化しようとする動きが見られます。東南アジアでも、各地で蓄積されてきた資料が公開されつつあり、その一方で、美術資料そのものを素材として作品化するアーティストも増えてきました。このセクションでは、そのうちシンガポールのザ・アーティスト・ビレッジ(TAV)の活動を総覧できるコウ・グワンハウの「シンガポール・アート・アーカイブ・プロジェクト」(2007年)をはじめ、いくつかの例を紹介します。●■さまざまなアイデンティティーアラヤー・ラートチャムルンスック《私たちが若かったころ》(「女性像」シリーズより)1990年所蔵:森美術館、東京脱植民地主義の時代に入り、独立や民主化が人々にもたらしたのは、新しい国家としてのアイデンティティー、民族としてのアイデンティティー、個人としてのアイデンティティーなど、自らを成り立たせているアイデンティティーとは何か、という問いでした。この複雑な問いは、冷戦構造が終焉を迎えた1989年以降、それまでのイデオロギーに替わる新しい価値の基軸を求める世界各地で共有されたものでもありました。この時期に制作された現代美術の作品には、さまざまなレベルでアイデンティティーを問うものが多く見られましたが、これは今日もなお複雑な課題として継承されています。●■日々の生活スラシー・クソンウォン《黄金の亡霊(現実に呼ばれて、私は目覚めた)》2014年パフォーマンス風景:台北ビエンナーレ20141990年代以降、多くのアーティストが毎日の暮らしや日常に目を向け始めました。国際的にもグローバル化や多文化主義が拡がり、世界各地それぞれの平凡な日常のなかに文化的、社会的、歴史的文脈を見出し作品化することが、新しい世代の表現として注目されたのです。そこでは、家族との思い出、毎日の食事や遊び、路上での多様な営みが、絵画、写真、映像、インスタレーションなどのメディアをとおして現代美術の文脈に持ち込まれました。同時期、世界各地で急速に拡張した国際展では、新しい世代のアーティストが注目され、東南アジアのアーティストも世界へ活躍の場をひろげていきました。●森美術館森美術館では4つのセクションから、急激な経済発展に隠された闇や多様に発展した宗教や文化、そしてアートを通して世代をこえた対話を試みます。●■発展とその影ジョンペット・クスウィダナント《言葉と動きの可能性》2013年所蔵:森美術館、東京総人口6億人を超えるASEANは、世界的にも今後の成長が期待されており、自由貿易によって生まれる巨大市場に海外資本も注目しています。成長率は国によって異なりますが、高度経済成長とそれに伴う開発は、都市部の景観を急速に変え、人々の生活にも劇的な変化を及ぼしています。その影で社会には格差が生まれ、伝統的な文化が喪失されることへの懸念もあります。アーティストは、しばしばそうした変化を批評的に見つめています。●■アートとは何か?なぜやるのか?公的な美術館など現代美術のための制度が発展途上にある東南アジアでは、創造活動の目的も現代美術を取り囲む制度内での成功に限定されていません。むしろ、若い世代のアーティストのなかには、環境問題や離散する地域社会などコミュニティーのさまざまな課題へ向けてアートに何ができるのかを問う姿勢が顕著に見られます。コミュニティーに介入し、一般の人たちの参加を求めるソーシャリー・エンゲイジド・アートの実践や、コレクティブ(集団)としての活動は、日本よりも色濃く見られる特徴のひとつと言えるでしょう。●■瞑想としてのメディアコラクリット・アルナーノンチャイ 《おかしな名前の人たちが集まった部屋の中で歴史で絵画を描く3》 2015年Courtesy: Carlos/Ishikawa,London; Clearing,Brussels/New York東南アジア諸国では多様な民族、言語、文化、宗教が共存しており、そこで継承されている年中行事や祭祀は、成長や開発が進む今日においても日々の暮らしに密接に関係し、現世だけでなく死後の世界や超自然界に向けられた関心などにも繋がっています。このセクションでは、古来の自然信仰から特定の宗教まで、より幅広い神秘的で崇高な世界を、伝統的な工芸のテクニックや思想をとおして作品化しているアーティストを紹介します。●■歴史との対話東南アジアの新しい世代のなかには、さまざまな政治的、経済的、社会的な変化を繰り返してきた地域の歴史、とりわけ戦争や抑圧の歴史を訪ね、記憶を継承しようとする動きが見られます。また、現代アートの発展に大きな貢献をしてきた先の世代のアーティストの実践を、現代に継承しようとする意識も見られます。このセクションでは、歴史の再訪や、世代を超えた対話をとおして、今日の社会や現代美術をより大きな歴史のなかに位置づけようとしている作品を紹介します。六本木エリアの2つの美術館での開催となる今回の展覧会。ぜひ足を運んで、東南アジアの今までとこれからをアートをとおして感じてみましょう。【イベント概要】名称:ASEAN設立50周年記念「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」会期 : 2017年7月5日(水)〜10月23日(月)会場 : 国立新美術館 企画展示室2E、森美術館主催 : 国立新美術館、森美術館、国際交流基金アジアセンター一般問い合わせ:ハローダイヤル 03-5777-8600展覧会HP:観覧料:【2館共通】(一般)当日1,800円、前売り1,600円(大学生)当日800円、前売り600円【単館】(一般)当日1,000円、団体800円(大学生)当日500円、団体300円※高校生及び18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)は無料。※障がい者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料。※学生は身分証等をご提示ください。※団体券は各館で販売(国立新美術館は20名以上、森美術館は15名以上で団体料金を適用)します。※前売券(2館共通のみ販売)は、展覧会ホームページでお求めください。(販売期間については、後日、展覧会ホームページにてお知らせします。)※サントリー美術館、森美術館、国立新美術館で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、相互割引「あとろ割」(200円引)が適用されます。※森美術館併設の展望台 東京シティビュー、屋上 スカイデッキ、森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。■各会場案内【国立新美術館 企画展示室2E】住所〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2開館時間10:00〜18:00(毎週金曜日・土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日毎週火曜日美術館ホームページアクセス東京メトロ千代田線 乃木坂駅青山霊園方面改札6出口(美術館直結)【森美術館】住所〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階開館時間10:00〜22:00(毎週火曜日は17:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日会期中無休美術館ホームページwww.mori.art.museumアクセス東京メトロ千代田線 六本木駅 1C出口徒歩0分(コンコースにて直結)
2017年03月23日江戸っ子から現代っ子まで広く愛される歌川国芳京王線府中駅からちゅうバス(多摩行き)に乗り、「府中市美術館」で下車すると、子供たちで賑わう府中の森公園の隅っこにひっそりと佇む建築物があります。その横に長く伸びる特徴的な建築が府中市美術館です。江戸時代末期の庶民の人気者、歌川国芳。当時の人気はさることながら、ここ近年、国芳ブームが到来しています!「なぜ今、国芳なのか?」その答えをおよそ240点の作品と共に探る展覧会は、歴史好きの女性の心をくすぐること間違い無し!会場は少し薄暗く目に優しい黄味がかったライティング。浮世絵の状態維持のために配慮されたものだそうです。浮かび上がるように照らされている作品の数々が、当時の笑いや愛嬌、にぎわいを臨場感たっぷりと伝えてくれます。猫好きにはたまらない!「国芳画の楽しみ」「19世紀の国芳」では猫が主役の作品が多く展示されています。国芳自身、大の愛猫家だったこともあり、自画像では懐に猫を抱き、絵を描いている作品もあるのだとか。近頃の猫ブームに負けず劣らず、猫愛が感じられる展示物は一見の価値ありです!第1章「19世紀の国芳」、第2章「21世紀の国芳」の2部構成。絵画の中に込められた力強い表情、豊かな発想、斬新なデザイン…枠にとらわれない自由な発想が込められた作品の魅力を存分に感じられます。取材・文/鈴木美希イベント情報イベント名:歌川国芳 21世紀の絵画力催行期間:2017年03月11日 〜 2017年04月09日住所:東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)電話番号:03-5777-8600
2017年03月22日「ミュシャ展」ミュージアムショップでは、本展を記念したオリジナルグッズの他にも、チェコで人気のキャラクター「クルテク」とのコラボグッズや、チェコの伝統工芸品など、盛りだくさんの商品を取り扱っています。展覧会の余韻に浸りつつ、胸を弾ませながらショップへ向かいましょう。企画・販売:NHKプロモーション高級感たっぷり! 金のしおり淵の金と銀の装飾が高級感あふれるブックマーカーです。ミュシャの絵ともマッチしており、普段の読書がより一層楽しみになりそう。豊富なデザインにどれにしようか目移りしてしまいそう。全10種 1,080円。思い出を特別なフォルダーにオリジナル・チケットファイル<スラヴ叙事詩>と<四つの花>、<四芸術>がチケットホルダーになりました。今後お出かけ予定のチケットを入れるのも、展覧会の思い出を収納するのにもぴったりです。値段もお手頃なので、思わず全種類集めたくなります。 全6種(スラヴ叙事詩3種、四つの花2種、四芸術1種) 各300円(税込)。何気なくミュシャをアピール メガネ拭きふとした瞬間もおしゃれにいたい、そんな願いを叶えてしまうのがこのメガネクロス。ちらりと取り出して、好きな絵画をアピールしちゃいましょう。メガネさんへのお土産としても喜ばれそうです。全4種 1,296円。取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業催行期間:2017年03月08日 〜 2017年06月05日住所:東京都港区六本木7-22-2電話番号:03-5777-8600
2017年03月22日3月25日(土)から3月29日(水)まで、「お花見フェアinサンシャインシティ」が開催されます!期間中は東京・池袋のサンシャインシティが花ざかり。花にまつわるさまざまな催しに参加して、春の訪れを実感しましょう。「お花見フェアinサンシャインシティ」とはサンシャインシティでは「サンシャンシティは花ざかり!2017」と題し、花と親しむイベントを多数おこなっています。「お花見フェアinサンシャインシティ」も、そのイベントの1つ。「お花見」「桜」をテーマに、見るだけでなく体験して楽しむ、参加型の催しが用意されています。子どもも大人も遊べる催しが盛りだくさん●インフィオラータで「花のじゅうたん」を制作3月25日(土)、アルパ1F噴水吹き抜け前広場で花を使ったアート“インフィオラータ”が実施されます。花を使い、桜をモチーフにした「花のじゅうたん」を制作しましょう。どなたでも参加できる、面白くてかんたんなアートです。完成した作品は「お花見フェアinサンシャインシティ」期間中、展示される予定。小学生以下の子どもには、インフィオラータ参加で「お菓子つかみ取り」の引換券が渡されます。開催日時:3月25日(土)11:00~、11:40~、12:20~※参加券配布は10:00から※作品は3月29日(水)まで展示されます。開催場所:アルパ1F噴水吹き抜け前広場定員:各回20名ずつ●お菓子つかみ取り小学生以下の子どものみチャレンジできる「お菓子のつかみ取り」です。インフォラータに参加してもらった引換券、アルパ館内で買い物をしたレシート、展望台または水族館の入場券半券、水族館年間パスポートのいずれかを提示してください。いっぱいに握りしめた手の中には、どんなお菓子が入っているでしょうか?子どもたち大喜びの催しです。開催日時:3月25日(土) ~3月29日(水)11:00~11:30、12:00~13:00、13:30~14:00、14:30~15:00、15:30~16:00開催場所:サンシャイン広場内(アルパ屋上)対象:小学生以下のこどものみ参加可能「インフォラータ制作に参加するともらえる引換券」「アルパ館内での買い物レシート」「展望台または水族館の入場半券」「水族館年間パスポート」いずれかの提示が必要です。※1人あたり1日1回のみ参加できます。お菓子がなくなり次第終了。●バルーンパフォーマンス3月25日(土)と26日(日)の両日、バルーンアーティストkaoriさんが登場。カラフルなバルーンを使い、バルーンパフォーマンスを披露します。まるで生き物のように形を変えるバルーンから目が離せません。開催日時:3月25日(土)14:00~14:30、15:00~15:303月26日(日)13:00~13:30、14:00~14:30、15:00~15:30開催場所:サンシャイン広場内(アルパ屋上)●お花見シートレンタルレジャーシートをレンタルして、好きな場所でお花見を満喫しましょう。会場内なら、どこでお花見をしてもOK!自分だけのお気に入りスポットを探してください。開催日時:3月25日(土)~3月29日(水) 11:00~16:00 ※返却は17:00まで開催場所:サンシャイン広場内(アルパ屋上)家族やカップル、友だち同士で盛り上がれる催しがそろっていますね。春の1日を桜づくし、お花見三昧で過ごしませんか?開催概要「お花見フェアinサンシャインシティ」開催期間:2017年3月25日(土)~3月29日(水)会場:サンシャインシティ アルパ 1F噴水吹抜前広場・屋上サンシャイン広場(東京都豊島区東池袋3-1)URL:
2017年03月19日不思議な光の世界に引き込まれそうな泊まれるアート「光の館」金沢21世紀美術館の「ブルー・プラネット・スカイ」など、光と空間を駆使した現代アートで知られるアーティスト、ジェームズ・タレルの作品「光の館」は、第1回「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(2000年)で生まれたもの。この実験的な作品は彼の作品世界を滞在生活の中で体験できる、世界にも例を見ないものであり、瞑想のためのゲストハウスとして構想されました。谷崎潤一郎の『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』から着想を得た、この作品は、伝統的な日本家屋における親密な光と、自らが制作してきた光の作品との融合を実現。和室の広間の可動式の天井の大きく開けられた四角い穴からは、遮るものひとつない青空を見ることができます。寝転がって、普段眺めることのない大きな空を見てみると、普段感じることのできない自然との一体感を得ることができます。地域の魅力を体感できる越後妻有里山現代美術館[キナーレ]「大地の芸術祭」の里の拠点施設とも言える美術館。「キナーレ」は、地元の方言で「来なされ(おいで)」という意味だとか。季節ごとの企画展は、もちろん常設展示も、ただ見るだけでなく五感で感じることのできる作品も多くあります。金沢21世紀美術館のプール作品で有名なレアンドロ・エルリッヒの「トンネル」は、越後妻有ならではのトンネルやかまぼこ型倉庫に着想を得た視覚トリックを使った作品。カールステン・ヘラーの「Rolling Cylinder, 2012」は、赤青白の螺旋模様が回転するトンネルを通り抜け、平衡感覚が揺さぶられる作品。動脈と静脈に由来しているとも言われるこの色合いは、まるで、遠くからの来場者との循環を暗喩しているかのよう。そのほかにも国内外で話題の現代美術作家の作品を多数展示。建物内には、日帰り温泉やミュージアムショップ、レストランもあって、1日いても飽きなさそう。「大地の芸術祭」会期中以外でも、越後妻有の土地の魅力と一緒に楽しめそうです。イベント情報イベント名:「大地の芸術祭」の里 越後妻有 2017 冬 SNOWART催行期間:2017年01月14日 〜 2017年03月12日住所:新潟県十日町市本町6電話番号:025-761-7767
2017年03月19日「東京 アート アンティーク 2017」が2017年4月14日(金)と15日(土)に東京の京橋・日本橋エリアで開催される。「東京 アート アンティーク」とは京橋・日本橋エリアは、終戦直後から約150の多岐にわたる専門店が集積する個性豊かなアート密集地。江戸・東京の歴史が息づくその街で、古美術品、骨董、書画、絵画、工芸など古今の芸術に触れられるアートイベントが「東京 アート アンティーク」だ。2日間の会期中は、各箇所で企画展、ギャラリートークなどが行われる。各箇所で開催されるさまざまな企画展エリア内、各箇所で行われる企画展はあらゆるジャンルが集う。また、期間外でも継続して開催されている展覧会も多い。自分が行きたいものは、事前にチェックをしていくことをお勧めする。丸善 日本橋店では、「新版画の美・没後60年―川瀬巴水木版画展」が開催される。郷愁の日本風景を描いた最後の浮世絵師・川瀬巴水の作品の中から厳選された30点余りの初期摺り版画と、在庫僅少となった平成の後摺り版画を展示即売する。また、京橋の翠波画廊では「ギィ・デサップ絵画展」を開催。“現代の印象派”と呼ばれ世界中で多くのファンを獲得している画家ギィ・デサップの情感あふれる風景画を展示する。「SM という猫」という印象的な名前の展覧会は京橋のGallery Seekで。アンディー・ウォーホールの名作「サムという名の猫」にちなんで、SMサイズの猫に限定した約20名の作家による猫作品展だ。そのほか、陶芸展では「樂歴代名碗展」や「モノクロ-ムの世界」など幅広い作品に出会うことが出来る。気軽に参加できるアートチャリティー入札会美術品のオークションや入札会というと、一般にはなかなか参加できないイメージがあるが、「東京 アート アンティーク」では、より来場者の楽しみ方を増やしたいという思いから気軽に参加できる入札会を企画。3月中旬より、ホームページで入札作品を閲覧、開催期間中にはさらに作品をじっくり吟味できる。ほしいものが決まったら、あとは入札用紙に落札希望金額を記入して入札箱へ投入し、落札結果を待つだけ。なお、落札金額の一部は慈善団体へ寄付される。周辺美術館の展覧会もあわせて行ってみよう小さな専門店や古美術だけでなく、この機会に美術館に合わせていってみてはいかがだろうか。現在、三井記念美術館では特別展創建1250年記念「奈良 西大寺展叡尊と一門の名宝」、三菱一号館美術館では「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」などが開催されている。【開催概要】「東京 アート アンティーク 2017」会期:2017年4月14日(金)・15日(土)営業時間:各店舗の営業時間に準ずる※入場・イベント参加費無料公式ホームページ:■オークションについて入札開始:2017年4月14日(金)※店舗により会期以前より入札を受け付ける場合あり。入札締切:2017年4月15日(土)※店舗により16 日(日)まで入札を受け付ける場合あり。・参加方法3月中旬より、ホームページで入札作品の写真を閲覧可能。※全ての作品が掲示されるわけではない。※ホームページからの入札は行っていない。東京アートアンティーク期間中に来店し、希望商品の入札用紙に落札希望金額を記入して入札箱へ投入。落札結果はイベント期間終了後、店舗より直接落札者の連絡先へ発表。寄付先例:社会福祉法人 東京都共同募金会、公益財団法人 日本生態系協会など
2017年03月18日アール・ヌーヴォーを代表する芸術家、アルフォンス・ミュシャ。豊かな色彩と花や植物の有機的なモチーフ、自由曲線を組み合わせた装飾性の高い絵画は誰でも一度は目にしたことがあるはずです。2017年3月8日から国立新美術館で開催となる「ミュシャ展」ではそんな彼の代表作はもちろん、今まで門外不出だった巨大絵画群<スラヴ叙事詩>もとうとうお披露目。今までミュシャが好きだった人も、初めてミュシャを見る人も、見逃すことなかれです!チェコ国外初公開! <スラヴ叙事詩>全20点 堂々来日柔らかな女性と装飾性の高いポスターを描き続けてきたミュシャ。晩年彼は故郷を想い、ミュシャ史上最大作を描き上げました。それが今回の目玉<スラヴ叙事詩>という全20点にも及ぶ作品群。近年までチェコ国内のみに限定公開されていた本シリーズが、チェコ国外で初めてそろって公開されます。およそ縦6メートル、横8メートルにも及ぶ大傑作には、彼の故郷チェコとそのルーツであるスラヴ民族への想いが込められています。アール・ヌーヴォーの作風とは異なった写実的な描写にも注目です!ミュシャといえばコレ! お馴染みの作品も多数美しいモチーフと柔らかく妖艶な女性たちが描かれる人気シリーズ<四つの花>(1897年)や<四芸術>(1898年)をはじめ、19世紀末を彩った作品も多数公開中です。ポスターの他にもミュシャの手がけた建築装飾、紙幣や切手、そしてスラヴへの想いが形となった<ヒヤシンス姫>(1911年)など、ミュシャの全貌が明らかに。まだ知らぬ”ミュシャ”を発見してみては?取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業催行期間:2017年03月08日 〜 2017年06月05日住所:東京都港区六本木7-22-2電話番号:03-5777-8600
2017年03月18日3月18日・19日・20日の3連休に東京で開催されている、おすすめの展覧会をご紹介します。明日からはじまる「大英自然史博物館展」や、早くも大人気の「ミュシャ展」など、気になる展覧会が盛りだくさん。早速詳細をチェックしてみましょう!これは大注目!いまイチオシの展覧会4選●大英自然史博物館展(国立科学博物館)大英自然史博物館外観©The Trustees of the Natural History Museum, London主要所蔵品の貸し出しを控えてきたイギリスの大英自然史博物館が、初めての世界巡回展を行います。8000万点の収蔵標本の中から、世界的にも貴重な「至宝」のコレクション約370点が大集結。歴史的な瞬間を、ぜひ目に焼き付けたいですね。●ミュシャ展(国立新美術館)六本木の国立新美術館で「ミュシャ展」がはじまりました。超大作《スラヴ抒事詩》の全20作が、チェコ国外では初めて公開されています。壁いっぱいに広がる巨大なスケールの作品数々は、圧倒的な大迫力!これは必見です。●大エルミタージュ展(森アーツセンターギャラリー)ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール《盗まれた接吻》 1780年代末©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18森アーツセンターギャラリーの「大エルミタージュ美術館展」も見逃せません。エカテリーナ2世が収集した美術品の数々は、どれもが優雅でうっとりしてしまうはず。魅惑的なアートの世界を堪能しましょう。●ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力(Bunkamura ザ・ミュージアム)河鍋暁斎 《三味線を弾く洋装の骸骨と、踊る妖怪》 明治14-22(1881-89)年 紙本淡彩イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師であり、日本画家でもある河鍋暁斎の展覧会が、Bunkamuraのザ・ミュージアムで開催されています。独特のユーモアを交えながら、圧倒的な画力によって描き上げられた作品の数々を堪能しましょう!その他にも気になる展覧会が盛りだくさん!12選をご紹介●もういちど、はじめましてスヌーピー。(スヌーピーミュージアム)貴重な原画約80点や日本初公開のスケッチを含む「史上最大のスヌーピー展」が、六本木のスヌーピーミュージアムで開催されています。会場でしか買えないオリジナルグッズも販売されるので、ぜひチェックしてみましょう。●まるっと小動物展(TODAYS GALLERY STUDIO)愛らしい小動物の姿にほっこりしそう!浅草橋のギャラリーの「まるっと小動物展」では、小動物の合同写真や物販が楽しめます。先着2,000名にはオリジナルポストカードがプレゼントされるそうなので、気になる人は行ってみては。●250万乙女のときめき回廊 at TOKYO SKYTREE(R)(東京スカイツリー(R))東京スカイツリーの天望回廊で、りぼんの世界観がぎゅっとつまった特別な展示が開催されています。天望回廊に向かう天望シャトルの中も、りぼんの世界一色に。「天使なんかじゃない」、「姫ちゃんのリボン」、「ママレード・ボーイ」など、人気作品の名シーンが再現されたスポットも外せません。●LOVE りぼん FUROKU 250万乙女集合! りぼんのふろく展(明治大学)250万人の乙女が夢中になった少女漫画『りぼん』の、ふろくが一挙に大集合。あの名作のふろく原画も展示されちゃいます。なつかしのふろくに、胸がキュンとしてしまいそうですね。●池田理代子-「ベルばら」とともに-(日本橋髙島屋)不朽の名作「ベルサイユのばら」の作者・池田理代子さんの作家生活50周年を記念し、半世紀の歩みと多彩な作品が紹介されます。展覧会限定のオフィシャルブックや紅茶専門店TEAPONDとのコラボ商品など、オリジナルグッズも盛りだくさん!ベルばらの世界観を思う存分味わいましょう。●江戸と北京 -18 世紀の都市と暮らし-(江戸東京博物館)『万寿盛典』(康煕六旬万寿盛典図)清時代・1717年(康煕56)中国・首都博物館蔵江戸東京博物館では、18世紀を中心とした江戸と北京のなりたちや生活、文化を展観し比較する展覧会が開催されています。江戸・北京の街並みを描いた絵巻の競演はとても見事。さらに絵巻に描かれるような当時の看板や商売の道具なども合わせて展示されており、当時の風景をより体感できるようになっています。●追悼水木しげるゲゲゲの人生展(松屋銀座)漫画家・水木しげるさんの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」。波乱の生涯を通して描き続けた作品と、独自の哲学からうまれた名言、インタビュー映像などが展示されています。名作の歴史を追いながら、水木さんの人生に思いをはせてみてはいかがでしょうか。●ティツィアーノとヴェネツィア派展(東京都美術館)ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《フローラ》 1515年頃、油彩、カンヴァス、79×63cm、フィレンツェ、ウフィツィ美術館© Gabinetto Fotografico del Polo Museale Regionali della Toscana日伊国交樹立150周年を記念した「ティツィアーノとヴェネツィア派展」が、東京都美術館で開催中です。イタリア屈指の美術館が所蔵する数々の素晴らしい絵画を通して、ヴェネツィア派の魅力を存分に堪能しましょう。●DAVID BOWIE is(寺田倉庫G1ビル)2016年1月に亡くなったアーティスト、デヴィッド・ボウイの大回顧展が、東京・天王洲で開催中です。音と映像をフルに使った展示は大迫力。「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」といわれる、デヴィッド・ボウイの50年にわたるクリエイティビティの軌跡をたどりましょう。●オルセーのナビ派展(三菱一号館美術館)モーリス・ドニ《ミューズたち》1893年油彩/カンヴァス© Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF19世紀末にパリで結成された若手芸術家のグループ・ナビ派の作品が一堂に会する貴重なチャンス。フランス・オルセー美術館が誇る膨大なナビ派のコレクションから、油彩約60点、素描約10点など合わせて約70点が来日します。19世紀の一大芸術運動であるナビ派の作品をじっくりと鑑賞できる機会なので、アートファンは必見です!●超・日本刀入門(静嘉堂文庫美術館)国宝 「手搔包永太刀」鎌倉時代(13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵【全期間展示】世田谷にある静嘉堂文庫美術館で開催中の展覧会「超・日本刀入門」。「手搔包永太刀」をはじめとする選りすぐりの名刀約30振から、日本刀の主な見どころ―姿・刃文・鍛え肌の鑑賞や、刀剣の歴史や産地、武将が所持した刀の逸話など、めくるめく刀剣の魅力を堪能しましょう。プロによるトークショーも開催されるので、刀ファンは必見です!●マティスとルオー展(パナソニック 汐留ミュージアム)アートファン必見の展示会「マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―」が、パナソニック 汐留ミュージアムで開催されています。20世紀前半のフランスを代表する画家、アンリ・マティスとジョルジュ・ルオーの半世紀にわたるふたりの厚き友情と芸術の軌跡が、近年発見された往復書簡や作品を通して紹介されています。お出かけスポット情報をチェックするならコチラ!カフェ・グルメ情報をチェックするならコチラ!
2017年03月17日上野の国立西洋美術館では2017年6月20日(火)〜9月24日(日)の期間中、アルチンボルド展が開催されます!世界各地から集めたアルチンボルドの油彩約10点のほか、素描などおよそ100点の出品作品により、ユーモラスでシュールな世界に迫ります。アルチンボルドの芸術を本格的に日本で紹介するのは今回がはじめてということで、注目度の高い展覧会です。ジュゼッペ・アルチンボルド《秋》 1572年 油彩/カンヴァス デンバー美術館蔵©Denver Art Museum Collection: Gift of John Hardy Jones, 2009.729Photo courtesy of the Denver Art Museumアルチンボルドってどんな人?ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけないかたちで組み合わせ、寓意的な肖像画を描くことで知られています。逆さにすると何がみえる?魅惑の絵画が集結アルチンボルドの絵画は、遊び心に富んだ仕掛けがたくさん。たとえばこちらの絵画、何に見えますか?お皿に盛られているのは子豚のよう。そしてフタをそっと開けているようにみえますが…。ジュゼッペ・アルチンボルド《コック/肉》 1570年頃 油彩/板 ストックホルム国立美術館蔵©Photo:Bodil Karlsson/Nationalmuseum画像を逆さにして見ると、こちらを向いてにやりと笑う人の顔が浮かび上がってきます!顔が生き物で表現されているという、なんともユーモラスでシュールな作品ですね。このように、一見しただけでは分からない、じわじわくるおもしろさがあるのがアルチンボルド絵画の特徴といえます。ジュゼッペ・アルチンボルド《庭師/野菜》1590年頃油彩/板クレモナ市立美術館蔵Sistema Museale della Città di Cremona - Museo Civico"Ala Ponzone"/ Museo Civico "Ala Ponzone" - Cremona, Italyこれらの逆さ絵はアルチンボルドがミラノに戻った後の作品ですが、彼は同じような絵をウィーン時代にも描いていたそう。肉や野菜の静物画として見た場合、これらはイタリアにおける最初の独立した静物画となります。イタリアの静物画の展開にも画期的な役割を担っていたといえそうですね。見どころをご紹介!ジュゼッペ・アルチンボルド《春》1563年油彩/板マドリード、王立サン・フェルナンド美術アカデミー美術館蔵© Museo de la Real Academia de Bellas Artes de San Fernando. Madrid今回の展覧会では、《春》《夏》《秋》《冬》が集結して展示され、四季と人間のうつろいを比較して見られる貴重な機会となります。4つの絵画はそれぞれの季節の植物によって上半身が構成され、年若い《春》から老人の《冬》まで、季節が各世代に対応しています。ジュゼッペ・アルチンボルド《夏》1572年油彩/カンヴァスデンバー美術館蔵©Denver Art Museum Collection: Funds from Helen Dill bequest, 1961.56Photo courtesy of the Denver Art Museum《春》には80種もの花々が描き込まれており、生命力があふれるような印象です。主に野菜や果物から構成される《夏》には、大航海時代を経てメキシコからもたらされたばかりのトウモロコシや、アフリカ、アラビア、インドが原産のナスなどの野菜が数多く登場します。ジュゼッペ・アルチンボルド《冬》1563年油彩/板ウィーン美術史美術館蔵©Kunsthistorisches Museum, Wien年代によって変わりゆく植物の構成や、人間の表情にも注目してみてくださいね。ジュゼッペ・アルチンボルド《自画像(紙の男)》1587年鉛筆、ペン/紙ジェノヴァ、ストラーダ・ヌオーヴァ美術館ロッソ宮蔵Genova, Musei di Strada Nuova - Palazzo Rossoまた、アルチンボルドは画業のかたわら、宮廷の祝祭行事の企画演出でも才能を発揮しました。今でいうアートディレクターとしてのセンスをうかがえる素描も展示されます。騎馬試合の企画など、当時のイベントがどのようなものだったかを知るのもおもしろそうですね。レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく《グロテスクな3つの頭部のカリカチュア》ペン、褐色インク/紙大英博物館蔵©The Trustees of the British Museumさらに、独特な世界感をもつアルチンボルド芸術の成り立ちの鍵となるレオナルド派の素描も公開されます。ユニークな芸術がどのように成立していったのか、美術品とともに辿りましょう。見れば見るほど引き込まれる、魅惑的なアルチンボルドの世界をぜひ一度体感してみてくださいね!■開催概要開催期間2017年6月20日(火)〜9月24日(日)会場国立西洋美術館〒110-0007 東京都台東区上野公園7−7アクセスJR上野駅下車(公園口)徒歩1分休館日月曜日、7月18日(火)※ただし、7月17日(月)、8月14日(月)、9月18日(月)は開館開催時間午前9時30分〜午後5時30分(金・土曜日は午後8時まで) ※入館は閉館の30分前まで料金【当日】一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円【前売り】一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円※前売券は2017年3月21日(火)〜6月19日(月)まで販売。国立西洋美術館では6月18日(日)まで販売※中学生以下は無料※団体は20名以上※心身に障がいのある方とその付き添い者1名は無料(入館の際に障がい者手帳を提示)お問合せ03-5777-8600(ハローダイヤル)公式HP
2017年03月15日倉庫のようなミュージアム「建築倉庫ミュージアム」倉庫が本来担っている「保存する」目的と今までにはなかった「鑑賞」の概念を組み合わせ、新しい鑑賞体験を提案する「建築倉庫ミュージアム」。建築家の細部へのこだわりや建築文化そのものを楽しむことのできる施設として、日本人のみでなく、海外観光客からも人気の高い施設として注目を集めています。著名建築家から新鋭建築家まで多様な模型を展示ミュージアムには、“浅草文化センター”や“スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店”などを手掛けた「隈 研吾」、東日本大震災の復興支援の一環として“コンテナ多層仮設住宅”を発表し、世間にその名を轟かせた「坂 茂」、次世代のライフスタイルを提案する施設として2011年にオープンした“代官山 T-SITE”の「クライン ダイサム アーキテクツ」などの著名な建築家の作品が並ぶほか、これからの活躍が期待されている新鋭の建築家の模型も数多く立ち並んでいます。普段建築にはなかなか触れることのない方にとっても、建築が好きな方にとっても、有名な作品から日常では目にすることのない珍しい建築模型に触れることができるので、それぞれの味わい方で楽しむことができます。建築模型に託した設計者の飽くなき探究心を体感する「芸術作品」と称され、世界から高い評価を受ける日本の建築模型。建築模型は模型としての機能のみならず、細やかな技法やこだわりによって人を惹きつける力を持ち合わせています。このミュージアムでは、その建築文化をより堪能するため、施設内の温度や湿度管理を徹底して行うことで、「保存」と「展示」の両方を実現し、建築模型の広がる可能性へ挑戦を続けています。取材・文/鈴木詩乃スポット情報スポット名:建築倉庫ミュージアム住所:東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫本社ビル1F電話番号:03-5769-2133
2017年03月10日民家でいただくご地元のごちそう「雪見御膳」ツアーで雪国体験「『大地の芸術祭』の里 越後妻有2017 冬 SNOWART」では、豪雪地帯・越後妻有の豊かな土地の魅力を感じるために、アートだけでなく地域集落のお母さんの手料理を楽しむ特別プログラム「SNOWARTと越冬のごちそう『雪見御膳』ツアー」を開催。クラウドファンディングサイト「Makuake」で「大地の芸術祭」がプロデュースした地元の銘酒「天神囃子」の酒蔵を見学し、日本酒の種類や製造工程について説明を受けました。昼食には、「さくら御飯」や「車麩と山菜の含煮」など新潟の食材を使ったできたての郷土料理と一緒に、「天神囃子 大地の芸術祭エディション」の「純米大吟醸原酒」「純米吟醸」「特別純米酒」がふるまわれ、地元の人たちとの交流は大盛況。まるで、ふるさとに帰ってきたかのような手厚いおもてなしに心が温まります。不思議な快適感! 木造の小学校校舎「三省ハウス」に宿泊「大地の芸術祭」の里では、アートと紐付いた様々な宿泊体験も魅力のひとつ。日本三大薬湯のひとつである松之山温泉近くの「三省ハウス」は、1958年に建てられた里山の木造校舎を改装したドミトリータイプの宿泊施設です。“小学校に泊まる”という、特別な高揚感は、大人になった今だからこそ楽しむことができるもの。かつて教室だった空間に並べられた、80床の清潔なベッド(5教室、各16床)は、居心地も良く懐かしい感覚も。集落のお母さんたちがつくる越後松之山の家庭料理が自慢です。雪道を歩いてアートを巡る! 「SNOWART TRAIL」「大地の芸術祭」の魅力は、歩いて巡ってアートを楽しむこと。豪雪の中でもそのスタイルは変わりません。まつだい「農舞台」では、雪道トレッキングでアートを巡るガイド付きツアーを開催。雪の中で対面する作品たちは、この冬のために構想された新作ばかり。雪玉を音符に見立てて参加者に楽譜の完成を促す、本間恵子氏の作品「雪を聴く」など、雪があって初めて意味をなすアート作品たちはこのトレッキングツアーでしか鑑賞できません。イベント情報イベント名:「大地の芸術祭」の里 越後妻有 2017 冬 SNOWART催行期間:2017年01月14日 〜 2017年03月12日住所:新潟県十日町市本町6電話番号:025-761-7767
2017年03月10日国立新美術館では、平成29年6月14日(水)〜9月4日(月)の期間中「国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展」が開催されます。20世紀を代表する彫刻家で、細長く引き伸ばされた人物像で知られるジャコメッティ。南フランスにあるマーグ財団美術館のコレクションを中心に、初期から晩年までの作品約135点が展示されます。マーグ財団美術館の中庭に立つジャコメッティArchives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)ジャコメッティってどんな人?スイスに生まれ、フランスで活躍したアルベルト・ジャコメッティ(1901〜1966 年)は、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家のひとりと言われています。アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、そして1920年代の終わりから参加したシュルレアリスム運動など、同時代の先鋭的な動きを吸収したジャコメッティは、身体を線のように長く引き伸ばしたまったく新しい独自の彫刻スタイルを確立しました。またジャコメッティは、日本人哲学者である矢内原伊作(1918〜1989年)と交流したことでも知られ、矢内原をモデルとした制作は、ジャコメッティに多大な刺激を与えました。見どころをご紹介!日本で開催されるジャコメッティ展としては11年ぶりの個展となる今回の展覧会。彫刻約50点、絵画約5点、素描と版画約80点と多くの作品が出品される展覧会の見どころをご紹介します。●ジャコメッティの代表的な彫刻が集結アルベルト・ジャコメッティ 《犬》 1951年 ブロンズ マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンスArchives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)ジャコメッティの彫刻には、豊かなヴァリエーションがあります。キュビスムやシュルレアリスムなどに影響を受けた第二次世界大戦前の試み、モデルを前にして制作された彫像、わずか数センチの小さな人物像や複数の人物を組み合わせた群像、そして、細長い人物像まで、あらゆる時代の代表作が一堂に会します。世界的な彫刻家の歩みを辿りましょう。●実現しなかったチェース・マンハッタン銀行のための大作3点アルベルト・ジャコメッティ 《歩く男Ⅰ》 1960年 ブロンズ マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンスArchives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)チェース・マンハッタン銀行からの依頼を受けて、ニューヨークの広場のために制作された3点の大作、《歩く男I》《女性立像II》《大きな頭部》がそろって出品されます。このプロジェクトは実現しませんでしたが、最晩年のジャコメッティの挑戦を、壮大なスケールによって体感できます。芸術によって人間の本質を追い求めた稀代のアーティスト、ジャコメッティの生涯にせまる展覧会となっています。ぜひ足を運んでみてくださいね!■開催概要タイトル : 国立新美術館開館10周年ジャコメッティ展会期 : 平成29年6月14日(水)〜9月4日(月)会場 : 国立新美術館 企画展示室 1E開館時間 : 10:00〜18:00 金曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで休館日 : 毎週火曜日料金【当日】一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円【前売り】一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円※前売券は4月1日(土)〜6月13日(火)までの販売。国立新美術館では6月12日(月)まで※中学生以下は無料※団体は20名以上※障害者手帳をご持参の方(付き添いの方1名含む)無料お問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)国立新美術館ホームページ展覧会ホームページ※画像写真の無断転載禁止
2017年03月09日一年のうち半分以上が雪に埋もれているという、世界有数の豪雪地・新潟県の越後妻有(新潟県十日町市、津南町)。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む、このエリアを舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。スノーリゾートならぬ「SNOWART(スノワート)」そんな「大地の芸術祭」の里が、今年から雪シーズンへの取り組みを本格化。広大な雪景色に溶け込んだアートが、越後妻有の魅力をさらに掘り起こします。会期は1/14〜3/12まで。メインとなる会場は、十日町市本町の越後妻有里山現代美術館[キナーレ]、十日町市上野甲の「光の館」、十日町市松之山の「森の学校」キョロロ、十日町市松代のまつだい「農舞台」。そして、3/4(土)には十日町市珠川の“あてま高原リゾート・ベルナティオ”で、今回で第4回目となる「越後妻有 雪花火/高橋匡太『Gift for Frozen Village 2017』—花火と光のアートで彩る、雪の夜、一瞬の光茫—」が開催されました。約2万9千個のLEDが彩る“光の花畑”と幻想的な雪花火豪雪地帯・越後妻有の長い冬の終わりを彩る雪花火。約1週間前から、作家や“こへび隊”と呼ばれるサポーターの人たちが、色とりどりに輝くLEDライトを雪原に植えて、“光の花畑”を出現させます。当日は、参加者ひとりひとりにもLEDの“光の種”が配られ、時間を追うごとに、よりいっそう輝きを増していく様子は、ロマンティックそのもの。打ち上げが始まると、その圧倒的な迫力に誰もが息をのみます。雪上花火としては世界最大の三尺玉が彩る夜空に、花火と雪原の“光の花畑”の鮮やかな光が交互に照らされ、これ以上ない美しいアートを奏でます。DJによる音楽パフォーマンスや地産の食材を使った屋台も会場に設置された磯辺行久の作品「豪雪ドーム」では、世界的に活躍しているDJたちによるパフォーマンスも。また、約20の店舗が出店する屋台エリアでは、妻有ポークを使用したカレーうどんや、地元野菜の入った豚汁、十日町さんのお餅が入ったお汁粉など、豊富な食材と温かいおもてなしが味わえました。イベント情報イベント名:「大地の芸術祭」の里 越後妻有 2017 冬 SNOWART催行期間:2017年01月14日 〜 2017年03月12日住所:新潟県十日町市本町6電話番号:025-761-7767
2017年03月07日激動の時代を生きた絵師・河鍋暁斎の作品を一挙に公開する展覧会「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力」。本展では展示作品をモチーフにした、会場限定のオリジナルグッズを販売。粋なアイテムをゲットして、美とユーモアにあふれた独特の世界観を展覧会後も楽しみましょう!扇いでも飾っても素敵な扇子展示作品がプリントされた全2種の「扇子(2,500円)」。扇いで使うだけでなく、和モダンなインテリアとしてお部屋に飾るのもおすすめです。マイスマホを暁斎色に染め上げよう「iPhoneケース3種(2,500円)」でスマホも暁斎ワールドに浸っちゃいましょう! 躍動感あふれる作品を持ち歩いてみませんか?展覧会の思い出をスマートに保管チケットの半券を大切に収納できる「チケットファイル(300円)」。チケットだけでなく、縦長の書類の整理にもお役立ちです。粋な枡で暁斎のような呑んべぇに!無類の酒好きとしても知られる暁斎にちなんだ全3種の「枡(1,000円)」。粋な枡を片手に飲めば、お酒もどんどん進んじゃいそうです。取材・文/五十嵐綾子イベント情報イベント名:ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力催行期間:2017年02月23日 〜 2017年04月16日住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1Bunkamura ザ・ミュージアム電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年03月07日2月23日(木)から4月16日(日)まで開催される美術展「ゴールドマン コレクションこれぞ暁斎! 世界が認めたその画力」。世界屈指の暁斎コレクターとして知られる画商イスラエル・ゴールドマン氏が所蔵する、普段国内では見られない貴重な作品が集結しています。「画鬼」と呼ばれた天才絵師の技巧が光る!幼い頃から絵を好み、浮世絵師・歌川国芳や駿河台狩野派に学んだ河鍋暁斎。師匠に「画鬼」と呼ばれたほど才能にあふれていた彼は、静謐さにあふれた仏画から笑いを誘う戯画まで、幅広いテーマを圧倒的な画力で描き上げました。緻密で繊細な作品から大胆なものまで描き分けた、稀代の超絶技巧を隅々までチェックしてみましょう。ユーモラスな世界観でぐっと親しみやすく♪暁斎の作品にはユーモアやウィットに富んだ表現が多く見られます。擬人化され、人間のように振る舞う動物たちや、本来のあり方がひっくり返ってしまったおかしな神様たちなど、思わず笑いが漏れてしまいそうな作品が勢揃いしています。日本美術に詳しくなくても、見ているだけで楽しくなれる親しみやすさが満点です。美しさと笑いに満ちた暁斎の世界観に没入しちゃいましょう!取材・文/五十嵐綾子イベント情報イベント名:ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力催行期間:2017年02月23日 〜 2017年04月16日住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1Bunkamura ザ・ミュージアム電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年03月04日