2016年に主演作『リリーのすべて』の演技が高い評価を受け、アカデミー主演男優賞にノミネートされたエディ・レッドメイン。同作で、エディは世界で初めて性適合手術を受けたトランスジェンダー女性の一人であり、実在した人物リリー・エルベを演じた。シスジェンダー(ジェンダー・アイデンティティと出生時に割り当てられた性が一致する人)でありヘテロセクシャルのエディが、トランスジェンダーのリリーを演じることは、当時から一部で批判が上がっていた。これに対して、エディは現在の心境を「サンデー・タイムズ」紙に次のように語っている。「いまだったら、あの役を引き受けることはしないでしょう。私はあの映画を、誠心誠意を尽くして作りましたが、間違いだったと感じています」。『リリーのすべて』が製作される前年、エディは『博士と彼女のセオリー』でアカデミー主演男優賞を受賞していた。それはエディが演技派の俳優であることを証明し、『リリーのすべて』のオファーがきた理由の多くを占めている。同作はその何年も前から映画化の企画が立ち上がっていたが、エディが主演に起用されるまで具体的な動きがなかった。そのため、エディの貢献は大きいという声もある。しかし、エディは「キャスティングにまつわるフラストレーションについて大きな議論になるのは、ほとんどの人が声を聞いてもらえる立場にないからです。平準化が必要です。そうでなければ、私たちはこの議論を続けることになるでしょう」と、より多様な声を聞き、彼らの物語を伝える必要性を説いた。(Hiromi Kaku)
2021年11月22日ディズニーランドのアトラクションをテーマにした映画『ホーンテッド・マンション』の監督が、ジャスティン・シミエンに決まった。シミエンはサンダンス映画祭で上映された『Dear White People』でブレイク。この映画は大ヒットし、Netflixでテレビドラマ化された。最近は『バッド・ヘアー』を監督している。ディズニーは以前から彼と組みたがっており、ほかの作品のためにミーティングをもったことがあるらしい。1969年にデビューしたアトラクション、ホーンテッド・マンションは、2003年にもエディ・マーフィ主演で映画化されたが、今作はまるで違うアプローチで挑むものになるとのことだ。プロデューサーは『アラジン』のダン・リンとジョナサン・アイリッヒ。公開予定日は未定。文=猿渡由紀
2021年04月23日2021年3月に、33年ぶりとなる続編が定額制動画配信サービス『Netflix』で公開され、話題を呼んだ映画『星の王子 ニューヨークへ行く』。主演のエディ・マーフィーの代表作といってもいい同作は、コメディ色こそ強いものの、ラブストーリー要素も多く、時代を超えて今なお愛されるラブコメ映画の金字塔です。往年の名作の33年ぶりとなる続編というだけでも話題性は十分ですが、視聴者の興味をもっともひいたのは、主演のエディ・マーフィーの現在の姿。「全然歳を取らないな」「本当に33年が経ったのか?」と話題を呼んだ、エディ・マーフィーの姿をご覧ください。エディ・マーフィー、むしろ若返ってる説まずは、1988年公開の『星の王子 ニューヨークへ行く』出演時のエディ・マーフィーがこちら。多くの人にとって見覚えがある姿でしょう。そしてこちらが2021年に公開された続編でのエディ・マーフィーです。凛々しさが増しているほか、輪郭が若干ふくっらした違いはあれど、とても33年の月日が経ったとは思えません…!そもそも、2021年で59歳のエディ・マーフィー。60歳を目前にしているとは思えない若々しさは多くの人に衝撃を与えました。・むしろ若返っていないか?・お肌がつるつる、きれいすぎる。・懐かしいなぁ、映画館で見た記憶があります!時の流れを感じさせないどころか、「若返っている」とまでいわしめた現在のエディ・マーフィー。これを機に、ほかのエディ・マーフィーの代表作である映画『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズなどを見返したくなりますね![文・構成/grape編集部]
2021年04月09日エディ・マーフィ主演のコメディ映画『星の王子ニューヨークへ行く 2』より、公式トレーラーとポスタービジュアルが到着。吹き替えキャストも明らかになった。本作は、緑豊かな王国ザムンダで新たに戴冠した国王アキーム(エディ・マーフィ)と彼の親友セミ(アセニオ・ホール)が、30年以上の時を経て、前作の舞台でもあるニューヨークのクイーンズとザムンダを舞台に全く新しい陽気な物語を繰り広げる。到着した公式トレーラーでは、お馴染みキャラクターに加え、新たなメンバーも登場し、ユーモアたっぷりのシーンを覗くことができる。また、本作の吹き替えには、エディ・マーフィといえばこの人、山寺宏一がアキーム王子などを担当するほか、アキーム王子の親友として1作目からお馴染みのセミ(アセニオ・ホール)などを高木渉、今作初登場となるイジー将軍(ウェズリー・スナイプス)を江原正士、息子のラヴェル(ジャーメイン・ファウラー)を武内駿輔。ほかにも、勝部演之、斉藤貴美子、乃村健次、永宝千晶、種市桃子、深見梨加、麦人、茶風林が参加している。そして本作の配信に向けて、シリーズ1作目となる『星の王子ニューヨークへ行く』が4月30日(金)までPrime Videoにて配信中だ。『星の王子ニューヨークへ行く 2』は3月5日(金)Amazon Prime Videoにて独占配信開始予定。(cinemacafe.net)
2021年02月05日俳優のエディ・レッドメインが、「ファンタスティック・ビースト」第3弾で真冬の屋外水泳シーンを撮影したそうだ。「ハリー・ポッター」の前日譚である同シリーズ最新作で引き続きニュート・スキャマンダー役を演じるエディは、氷のように冷たい水に浸かることになったという。バラエティの対談シリーズ『アクターズ・オン・アクターズ』に出演したエディは、ジェイミー・ドーナンに「イギリスのリーヴスデン・スタジオで夜の撮影を幾つかしたということぐらいしか言えないけど。夏に水中で撮影する予定だったやつをね」「しかしロックダウンがあったから、当然映画撮影も中断した。12月初旬に撮影が行われたんだ。突然イギリスの冬に外で泳いでいる自分がいたんだよ」と説明。ジェイミーに同新作の内容を聞かれたものの、エディはそれには沈黙を守り、「内容に関して言えること? あまりないね。夕飯を食べに来たら、言えるけど。でも、できない。守秘義務の契約書にサインしたからね」と話した。一方で昨年10月に日本公開された『シカゴ7裁判』にも主演しているエディは、アーロン・ソーキン監督の大ファンであることから、その話を受けるかどうか少し躊躇したことを明かした。「僕がアーロン・ソーキンのファンで、彼の作品に夢中気味なのは君も知っていると思う。だから脚本が到着した時、出来過ぎた話だと真に感じた瞬間だったよ。そして、それを読む前に『やります』て言ったようなものだ」「実は少しだけ躊躇した。誰かの作品が本当に好きだったら、それに招待してもらったなんて信じられないもんだ。だから恐怖感があった。もしこれが、出来の悪いやつだったらどうしよう? ってね」「以前にそういうことがあったんだ。悪い映画など決して作らない俳優達と仕事をしてきたけど、僕と共演したものだけがその例外だったことがね。でも(脚本は)、素晴らしいものだったよ。心を奪われた」(C)BANG Media International
2021年01月26日一時期ハリウッドで一緒に暮らし、いまも家族ぐるみの付き合いを続けている親友同士のエディ・レッドメインとジェイミー・ドーナンが、「Variety」誌の企画で対談した。互いの下積み時代についてたっぷり語った後、話題はエディの主演作『ファンタスティック・ビースト』に。2人は、エディが同作の主役ニュート・スキャマンダーの役に決まったという連絡を受けた時、一緒にイスタンブールに滞在しており、喜びを分かち合ったのだという。そんな“縁”もあって、ジェイミーは続編に興味津々。エディが現在撮影中の第3弾について、「どんなことが期待できる?」と尋ねた。するとエディは「なにも教えることはできない。(イギリスの)リーヴスデンで少し撮影を行ったこと以外は。夏に水の中で撮影するはずだったシーン」と切り出した。「でも、いまはロックダウンのせいで、映画製作もままならない。だから、11月の終わりだか12月の初めに撮影した。イギリスの真冬に、外で泳ぐことになってしまったんだ」と語り、苦労した様子をふり返った。続けて、エディは「内容についてなにを教えられるかって?本当にしゃべれることはほとんどないよ。うちにディナーを食べに来たら、教える。それ以外は無理だ。秘密保持契約にサインしてしまったから」と茶目っ気たっぷりに語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2021年01月25日80年代に大ヒットしたコメディ映画の傑作『星の王子ニューヨークへ行く』の続編『星の王子ニューヨークへ行く 2』の予告編トレーラーが公開された。本作は、緑豊かな王国ザムンダを舞台に、新たに戴冠したエディ・マーフィ演じる国王アキームと、彼の親友セミ(アーセニオ・ホール)が、アフリカから前作の舞台でもあるニューヨークのクイーンズを目指し、新しい陽気な冒険を繰り広げる物語。ジェームズ・アール・ジョーンズ演じる前国王のジャッフェ・ジョファー、クイーン・リサ(シャーリー・ヘッドリー)、クレオ・マクダウェル(ジョン・エイモス)、モーリス(ルーイ・アンダーソン)、前作にも登場した床屋の店員など、『星の王子ニューヨークへ行く』オリジナルキャストが出演している。来年の配信開始に先駆けて、今回到着した映像では、お馴染みキャストに加え、新キャストも登場。ゴージャスでユーモアたっぷりな映像となっている。主演を務めたエディは「一作目と同じくらい良い映画を作ることができた」と自信を見せ、「皆さんに観てもらうことで最も楽しみにしているのは、この映画の素晴らしさについてです。ウェズリー・スナイプス、トレイシー・モーガン、レスリー・ジョーンズ、ジャーメイン・ファウラー、キキ・レイン、そして私の娘のベラ・マーフィを含む優秀な新しいキャストメンバーがいます。彼らは皆とても面白くて、とにかくベストを尽くしました。本当に素晴らしい作品なので、それを皆さんに見てもらうことをとても楽しみにしています」とコメント。また「今がザムンダに戻るのにベストなタイミングだと思った」と語るエディ。「なぜなら、誰もが楽しめる素晴らしいコメディ作品が最近なかったと思っていたし、また、ザムンダはとても面白い場所で、今こそ世の中がその面白さを必要としていると感じたからです」と説明している。『星の王子ニューヨークへ行く 2』は2021年3月5日(金)Amazon Prime Videoにて独占配信開始予定。(cinemacafe.net)
2020年12月23日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は6月に公開され、さっそくソフト化された映画『ドクター・ドリトル』をご紹介します。■『ドクター・ドリトル』11月20日DVD発売。価格/ブルーレイ+DVD4,527円、4K UltraHD+ブルーレイ6,345円(ともに税別)。発売元/NBCユニバーサル・エンターテイメントドクター・ドリトルといえば、エディ・マーフィが医師のドリトルに扮し人気を博したシリーズですが、それから約20年。舞台やキャストが一新されての映画化です。気になるドリトル役は『アベンジャーズ』や『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr.です。物語の舞台は昔むかしのイギリス。動物と会話ができるドクター・ドリトルはちょっと変わり者。ある日ドリトルのもとに少年がやってくるのですが、病いに倒れた女王を救うために、少年、動物たちと一緒に伝説の島へ冒険に出ることになるのです。やはり見どころは動物たちや大海原のリアルなCGでしょう!壮大な自然を背景にした(これもほぼCGだと思います)臨場感ある映像は、映画館の大スクリーンで見たらもっと興奮しただろうなと少し悔やまれるほど。もちろん自宅で見てもその迫力は十分に伝わってきます。そして本作は、キャストの豪華さも話題に。エマ・トンプソン、ラミ・マレック、セレーナ・ゴメス……と今をときめくスターたちが出演!ではなく、動物たちの声で出演です。ぜいたくすぎます。人間と動物たちの友情、団結力を映像でばっちり見せてくれる、これぞエンタメ!な作品でした。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月30日1988年に公開され、全世界で興行収入2億8,800万ドルを超える大ヒットを記録したエディ・マーフィ主演の『星の王子ニューヨークへ行く』。そのおよそ30年ぶりの続編『Coming 2 America』(原題)が、2021年3月5日(金)よりAmazon Prime Videoにて240を超える国と地域で配信されることが決定した。『星の王子ニューヨークへ行く』は魅力的なキャラクターや異文化に触れたときの新鮮さなど、世界中の人が共感できる要素を含んだストーリーが長年にわたって親しまれ、興行的成功にとどまらず、世代を超えて多くの人に愛されているコメディ。本作は、緑豊かな王国ザムンダの国王として新たに戴冠したアキーム(エディ・マーフィ)と彼の親友セミ(アルセニオ・ホール)が、アフリカから前作の舞台でもあるニューヨークのクイーンズを目指し、まったく新しい陽気な冒険を繰り広げる物語。前国王のジャッフェ・ジョファー(ジェームズ・アール・ジョーンズ)やクイーン・リサ(シャリー・ヘッドリー)、クレオ・マクダウェル(ジョン・エイモス)、モーリス(ルーイ・アンダーソン)ほか、前作にも登場したファンにはおなじみの床屋の店員など、オリジナルキャストが再集結。さらに、ウェズリー・スナイプス、レスリー・ジョーンズ、トレイシー・モーガン、ジャーメイン・ファウラー、ベラ・マーフィー、ロティミ、キキ・レイン、ノムザモムバサ、シンガーのテヤナ・テイラーなど、魅力的なキャストも新たに加わる。Amazonスタジオの責任者であるジェニファー・サルケは、「前作『星の王子ニューヨークへ行く』は、最も愛され賞賛を浴びたコメディ映画のひとつで、当時社会現象にもなりました。エディ・マーフィのコメディアンとしての卓越した才能、優秀な映画製作者、脚本家、そして素晴らしいキャストのおかげで、この新たな冒険の始まりに興奮せざるを得ません。世界中の視聴者がこの陽気で楽しい映画に夢中になり、時代を超えて愛される作品になることは間違いないでしょう」とコメント。プロデューサーのケヴィン・ミッシャーも「30年間愛されてきたメンバーに再会し、今後何年も愛されるであろう新しいキャラクターと出会って、笑いに包まれるでしょう」と、いまの状況だからこそ楽しめることを強調する。本作は、『ルディ・レイ・ムーア』でもエディと組んだクレイグ・ブリュワーが監督を務め、エディ・マーフィ・プロダクションズとミッシャー・フィルムズが製作。脚本はケニヤ・バリス、バリー・W・ブラウスタイン、デビッド・シェフィールドが担当。Amazonスタジオがパラマウント・ピクチャーズより権利を取得した。『Coming 2 America』(原題)は2021年3月5日(金)よりAmazon Prime Videoにて配信開始予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月20日11月1日(現地時間)、米テキサス州グランドプレーリーの路上で、俳優のエディ・ハッセルが撃たれて亡くなった。4日、18歳のディジョン・アントンが容疑者として逮捕されたという。「People」誌などが報じた。1日の午前1時50分ごろ、エディは射殺される直前に交際相手のアンドレア・トレスターさんの自宅で過ごした後、アンドレアさんの車に向かった。そこで、複数回撃たれて絶命。事件のあった現場からはアンドレアさんの車がなくなっており、犯人が盗んで逃走したとみられ、捜査が行われていた。監視カメラの映像から、犯人はティーンエイジャーであることが判明し、目撃者の情報からアントンが逮捕された。現在、アントンは非行少年の収容所に勾留されており、保釈金は50万ドル(約5180万円)に設定されている。エディは2011年のアカデミー賞に作品賞など4部門でノミネートされた『キッズ・オールライト』や寺島しのぶ主演作『オー・ルーシー!』に出演していた。恋人のアンドレアさんは、インスタグラムのストーリーズで「このモンスターがエディの命を奪った。逮捕された」とメディアの記事を転載して容疑者の逮捕を報告している。(Hiromi Kaku)
2020年11月06日ティモシー・シャラメやゼンデイヤ、フローレンス・ピュー、ルーカス・ヘッジズら、いまハリウッドを席巻する【Z世代:ジェネレーションZ】の俳優たち。ティモシーはゼンデイヤと共演する『DUNE/デューン 砂の惑星』や豪華キャストが大集結するウェス・アンダーソンの『The French Dispatch』(原題)が2021年に公開を控え、フローレンス・ピューの活躍が楽しみな『ブラック・ウィドウ』は約1年の延期を経て2021年4月29日公開が決まったばかり。ルーカス・ヘッジズはミシェル・ファイファーと親子役を演じる『French Exit』(原題)の演技が絶賛されており、再び賞レースを賑わせることになるかもしれない。先行き不透明なコロナ禍ながら、彼らの輝きをスクリーンで目にすることは映画ファンにとって希望そのもの。今回は、そんな彼ら以外にも注目の待機作品が控える、いまからチェックしておきたいZ世代のネクストスター候補にフォーカスした。エマ・マッキー『ナイル殺人事件』で重要キャラクターに12月18日(金)全国にて公開ガル・ガドットにアーミー・ハマーらが豪華共演、ケネス・ブラナーの名探偵ポアロが帰ってくる『ナイル殺人事件』。ナイル川をめぐる豪華客船で大富豪の娘が殺害され、彼女の結婚を祝うために集まった乗客全員に疑いがかかる。本作でガル演じるリネットの親友ジャクリーンに大抜擢されたのが、Netflixのヒットシリーズ「セックス・エデュケーション」で一躍ブレイクしたエマ・マッキー(1996年生まれ)。また、『ブラックパンサー』のレティーシャ・ライト(1993年生まれ)も乗客のひとり、ロザリー役で出演している。マーゴット・ロビーに似ている!?カリスマ的な演技力やセクシーさが魅力「セックス・エデュケーション」で“マーゴット・ロビーに似ている”と話題となったエマ・マッキーは、まさにトリッキーな色気と悲哀を漂わせる演技力を持ち合わせる若き逸材。1989年のパリ博覧会を舞台にした『Eiffel』ほか、キリアン・マーフィー共演『The Winter Lake』、作家エミリー・ブロンテを演じる『Emily』、イングランド王チャールズ2世の寵姫ネル・グウィンを演じる「ワーキング・タイトル」製作作品など主演作が続々と決まっている(英題はいずれも原題)。チャーリー・プラマー『WORDS ON BATHROOM WALLS』に主演『荒野にて』のチャーリー・プラマー(1999年生まれ)が統合失調症を患う青年アダムを演じるヒューマン・ドラマ『WORDS ON BATHROOM WALLS』(8月21日全米公開)。同じ学校に通うマヤとの出会いをきっかけに自分を受け入れられるようになったアダムは、マヤとの恋や家族のサポートのもと料理人になる夢を目指して様々な困難と奮闘していく。EDMのDJデュオ「ザ・チェインスモーカーズ」が初めて映画音楽を監修したことでも話題で、オリジナル・サウンドトラックはすでに日本でもリリースされている。マヤ役を演じるのは、『WAVES/ウェイブス』でケルヴィン・ハリソン・Jrの妹を演じたテイラー・ラッセル(1994年生まれ)。ヴェネチア国際映画祭で新人賞を受賞した期待の新星『荒野にて』『ゲティ家の身代金』で注目を集め、Z世代の性的暴行を描いたA24×HBO『シェア~私に何が起こったか~』に出演。「ゴシップガール」製作陣による新作「Looking For Alaska」、「13の理由」キャサリン・ラングフォード(1996年生まれ)と共演するSFラブコメディ『Spontaneous』などの日本上陸も待たれ、Z世代の青春映画にも欠かせない存在となっている(英題はいずれも原題)。ノア・センティネオ、『Black Adam』でロック様と共演ドウェイン・ジョンソン主演のDC映画『Black Adam』(原題)はコロナの影響により2021年12月の全米公開から公開未定となってしまったが、ドウェイン演じるアンチヒーロー、ブラックアダムを中心に新たなDCのスーパーヒーローチームが結成されるという。そこに加わるのが、Netflix映画『好きだった君へのラブレター』や新『チャーリーズ・エンジェル』に出演したノア・センティネオ(1996年生まれ)だ。ブラックアダムの“親友”で、身体の耐久性を増強させたり、サイズを自在に変えたりできる能力を持つアトムスラッシャーを演じる。思わず笑みがこぼれるポジティブなエネルギーが魅力ラナ・コンドル(1997年生まれ)共演『好きだった君へのラブレター』シリーズや、『シエラ・バージェスはルーザー』『パーフェクト・デート』などで、すっかりNetflix青春映画の顔となったノア。ジャッキー・チェン監督&脚本の『Diary』、1987年の『マスターズ/超空の覇者』のリメイクなどが控えているが、ティモシーやルーカスらの憂い系とはまた異なる“陽”のエネルギーが溢れるキャラクターが人気となっている。マヤ・ホーク、ジア・コッポラ監督『Mainstream』出演フランシス・フォード・コッポラの孫で、ソフィア・コッポラの姪であるジア・コッポラ監督&脚本のコメディドラマ『Mainstream』が先日のヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、話題となった。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン3でブレイクしたマヤ・ホーク(1998年生まれ)はアンドリュー・ガーフィールドやジェイソン・シュワルツマン、ナット・ウルフらと同作で共演。Z年代にとっては空気のようなインターネット文化に切り込み、三角関係の男女が自らのアイデンティティーのために奮闘する。なお、ジア監督が「ユーフォリア/EUPHORIA」を見てオファーしたという『mid90s ミッドナインティーズ』『WAVES/ウェイブス』のアレクサ・デミー(1994年生まれ)も出演している。両親の魅力と多才ぶりを受け継ぐサラブレッドユマ・サーマンを母に、イーサン・ホークを父に持つマヤは「ストレンジャー・シングス」シーズン4でもロビン役を続投するほか、イタリア映画『人間の値打ち』 のリメイク『Human Capital』、チャーリー・プラマー共演『Please Baby Please』でも主要キャラクターに起用されている。俳優業のみならず、シンガーやモデルとしての才能も注目されているところだ(英題はいずれも原題)。キキ・レイン『Don’t Worry, Darling』オリヴィア・ワイルドの監督2作目、フローレンス・ピュー主演の『Don’t Worry, Darling』(原題)にはクリス・パイン、ハリー・スタイルズ、ジェンマ・チャンらとともにキキ・レイン(1991年生まれ)が名を連ねている。1950年代のカリフォルニア、砂漠地帯にある孤立した理想郷を舞台にした夫婦のサイコスリラーになるという本作。キキはスケジュールの都合で降板したダコタ・ジョンソンに代わって抜擢された。『オールド・ガード』で新境地に挑戦!『ビール・ストリートの恋人』のヒロイン役で注目を浴びると、Netflix映画『オールドガード』では一転、シャーリーズ・セロンを相手にアクションまで披露したキキ。エディ・マーフィ主演『星の王子 ニューヨークへ行く』の32年ぶりの続編『Coming 2 America』(原題)にも参加しており、次なる世代を担う黒人女優のひとりとなるはず。同作は劇場公開が断念され、12月18日よりAmazon Prime Videoで配信される予定となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2020年12月18日より全国にて公開
2020年10月16日12月半ばに北米公開が予定されている『星の王子ニューヨークへ行く』の続編『Coming 2 America』が、劇場を飛ばして配信に直行するかもしれない。現在、パラマウント・ピクチャーズが、アマゾンと交渉しているようだ。ただし、両社はノーコメントを通している。前作から32年を経て作られた『Coming 2 America』では、王位を継承することになったアーキム(エディ・マーフィ)が、自分が知らなかった自分の息子がアメリカにいると知り、またアメリカに戻ってくるという物語らしい。共演はレスリー・ジョーンズ、トレイシー・モーガン、ウェズリー・スナイプス、キキ・レインら。文=猿渡由紀
2020年10月14日PORTRAIT OF A DIRECTOR AND ACTRESSSUZANNE LINDONMONACO SEPTEMBER 2020 PHOTOGRAPHY AND STYLING BY@HEDISLIMANEセリーヌ(CELINE)のアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターであるエディ・スリマン(Hedi Slimane)が注目するアーティストやパフォーマーのポートレートを撮影する“PORTRAIT”プロジェクト。今回、その最新作として、映画監督で女優のスザンヌ・リンドン(Suzanne Lindon)のポートレートが公開された。PORTRAIT OF A DIRECTOR AND ACTRESSSUZANNE LINDONMONACO SEPTEMBER 2020 PHOTOGRAPHY AND STYLING BY@HEDISLIMANEPORTRAIT OF A DIRECTOR AND ACTRESSSUZANNE LINDONMONACO SEPTEMBER 2020 PHOTOGRAPHY AND STYLING BY@HEDISLIMANEスザンヌ・リンドンは、フランスの女優・歌手のサンドリーヌ・キベルラン(Sandrine Kiberlain)と、俳優のヴァンサン・ランドン(Vincent Lindon)の長女として誕生。最近では、映画監督として初の長編作品である「16プランタン(原題) / 16Printemps」が、第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションとして上映されたことでも話題に。>>その他のセリーヌの記事はこちらから
2020年10月06日『ソーシャル・ネットワーク』や『スティーブ・ジョブズ』などの脚本を手掛けたアーロン・ソーキンが脚本・監督、エディ・レッドメインやサシャ・バロン・コーエン、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットら豪華共演で贈る『シカゴ7裁判』(原題:The Trial of Chicago 7)から、最新予告編が本国で公開された。舞台となるのは、1968年、米イリノイ州シカゴで行われた民主党全国大会。平和裏に行われるはずだったベトナム戦争への抗議活動が警察および州兵を相手にした暴動事件に発展、主催者たちは暴動を扇動したとして起訴されてしまう…。この裁判で被告となった“シカゴ7”と呼ばれる7人を演じるのが、豪華キャストたち。エディ・レッドメインがトム・ヘイデン役を演じるほか、『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』などのサシャ・バロン・コーエンがアビー・ホフマン役。先日、エミー賞を受賞した「キング・オブ・メディア」のジェレミー・ストロングがジェリー・ルービン役、同じく「ウォッチメン」のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世がブラックパンサー党の活動家ボビー・シール役に。さらに、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、マーク・ライランス、マイケル・キートン、フランク・ランジェラらが出演する。『モリーズ・ゲーム』で初監督をつとめた名脚本家ソーキンが、再びメガホンを取った。本作は全米などの一部劇場にて現地時間9月25日(金)より順次公開。そのほか、日本を含む各国では10月16日(金)よりNetflixにて世界配信される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年09月24日ANNA FRANCESCA PHOTOGRAPHED BY @HEDISLIMANE IN SAINT-TROPEZ IN NOVEMBER 2019セリーヌ(CELINE)は、アーティスティック、クリエイティブ、 イメージ・ディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)が撮り下ろした2020年冬コレクション「WINTER 20 PART 1」のキャンペーンヴィジュアルを公開。ANNA FRANCESCA PHOTOGRAPHED BY @HEDISLIMANE IN SAINT-TROPEZ IN NOVEMBER 2019ANNA FRANCESCA PHOTOGRAPHED BY @HEDISLIMANE IN SAINT-TROPEZ IN NOVEMBER 2019ANNA FRANCESCA PHOTOGRAPHED BY @HEDISLIMANE IN SAINT-TROPEZ IN NOVEMBER 2019ANNA FRANCESCA PHOTOGRAPHED BY @HEDISLIMANE IN SAINT-TROPEZ IN NOVEMBER 2019この撮影は、2019年11月にフランス南部のサントロペにて行われた。ビジュアル内では、モデルのアンナ・ フランチェスカ(Anna Francesca)が、メゾンの「WINTER 20 PART 1」の代表的なアイテムである、ジャケットやマントを着用しており、これらのアイテムは、7月より、順次セリーヌストアでのローンチとなる。ANNA FRANCESCA PHOTOGRAPHED BY @HEDISLIMANE IN SAINT-TROPEZ IN NOVEMBER 2019ANNA FRANCESCA PHOTOGRAPHED BY @HEDISLIMANE IN SAINT-TROPEZ IN NOVEMBER 2019ANNA FRANCESCA PHOTOGRAPHED BY @HEDISLIMANE IN SAINT-TROPEZ IN NOVEMBER 2019ANNA FRANCESCA PHOTOGRAPHED BY @HEDISLIMANE IN SAINT-TROPEZ IN NOVEMBER 2019詳しくは、オフィシャルサイト(CELINE.COM)から。>>その他のセリーヌの記事はこちらから
2020年07月02日《text:SYO》毎回、オススメの配信作品をご紹介する本企画。今回はNetflixオリジナルドラマ「ジ・エディ」です。本作は、『セッション』『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督の最新作。彼がエピソード監督と、製作総指揮を務めています。自身もジャズに傾倒し、音楽家を目指していたこともあり、チャゼル監督の作品は「音楽」が重要なテーマ。「ジ・エディ」では、フランス・パリを舞台に、ジャズクラブを経営する男に降りかかる受難を描きます。かつてアメリカ・ニューヨークで名を馳せたジャズピアニスト。家族関係で癒えない傷を負った彼は、演奏家ではなく経営者として、パリで再出発を図ります。しかし、共同経営者がトラブルを起こし、借金取りに付きまとわれ、バンドメンバーとは衝突し、突然現れた娘とはうまく接することができず…。割とずっと、ただひたすらに、踏んだり蹴ったりな展開が続きます。ではなぜ、この作品をオススメするのか。それは、「挑戦的で新しい」から。そして、「ドラマでしかできない表現を追求している」からです。『ラ・ラ・ランド』は明るさや華やかさの中に、夢に生きる残酷さがありました。『セッション』は、音楽で生計を立てる難しさや、表現者の身勝手さや狂気を描いていました。そして「ジ・エディ」は、この2作品の特長を内包しつつも、さらに深く、「音楽家の業」とでもいうべきものを追求しています。独善的で他者に当たり散らす主人公は視聴者から好かれるタイプではないし、1つひとつのシーンも暗く、長い。だけれどそれこそが、製作陣が見せたかった「音楽家の真実」のように思います。2時間の映画では描けないスローテンポで作られた本作は、興行として成立させるために不可欠だったメリハリや共感できるキャラクターが、存在しない。それは裏返せば、よりむき出しの「作家性」に出会えるということでもあります。Netflixでは初となる16ミリフィルムで撮影された映像も、挑戦心の表れといえるでしょう。劇中の言語もフランスと英語が混在していますし、スタッフも、脚本は『ワンダー 君は太陽』のジャック・ソーン、撮影監督は『モーターサイクル・ダイアリーズ』のエリック・ゴーティエと多国籍。音楽の表現も、『セッション』や『ラ・ラ・ランド』からより深化した印象です。冒頭、素晴らしい演奏シーンで始まったと思えば「今日の演奏は最低だ」と視聴者の高揚感を叩き落とし、バンドの関係は終始ギスギス…。ただそれでも、どんな苦境にあっても、彼らは音楽から離れられない。印象的なのは、「葬(おく)る」ための演奏シーン。愛する人が亡くなったときも、絶望の中で楽器を手に取り、奏でるのです。好きとか嫌いとかいう次元を超えた、音楽との向き合い方――。デイミアン・チャゼルという作家の、新たな一面に出会える作品です。(text:SYO)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年05月22日Netflixで配信中のドラマ『ジ・エディ』は、パリのジャズクラブ「The Eddy」を舞台に繰り広げられる、イカしたギグとディープな人間ドラマ。小刻みにリズムをとる青年が製氷機からロックアイスを取り出して、戻った場所はジャズクラブ。バンドが演奏するステージやバーカウンター、客席、出入り口と流れるように店内を追うカメラはやがて、客席の奥から厳しい目でステージを見つめる黒人男性に向かう。男はクラブのオーナーのエリオットだ。ドラマには珍しい16ミリフィルムによるザラついた感じの映像がドキュメンタリー風味を醸し出す。手持ちカメラを使った臨場感あふれる、即興的な約5分間のオープニングを見るだけでも、既存のドラマとは一味違うという期待が高まる『ジ・エディ』。『ラ・ラ・ランド』で史上最年少のオスカー監督となったデイミアン・チャゼル監督が、自身のルーツでもあるジャズ愛と人生の半分を過ごしたパリ愛を前面に打ち出した音楽ドラマだ!主人公は、元有名ジャズ・ピアニストのエリオット。ある出来事がきっかけで演奏から遠のき、現在はパリで親友ファリドと共同でジャズクラブ「ジ・エディ」を経営中だ。明るく、人好きのするファリドがビジネスを仕切り、エリオットは出演者選択やハウスバンドの特訓といったクリエイティブを担当。しかしファリドがあることに手を出したことから、クラブ経営に暗雲が立ち込め、バンド仲間それぞれが抱える問題も噴出!?しかも最悪のタイミングで元妻と暮らしていた娘ジュリーがニューヨークから到着。仕事はもちろん、疎遠だった娘との関係修復まで加わって、エリオットの人生は想像もしなかった方向へ転がり始める。物語の舞台はパリだが、観光地とは無縁のベルヴィル界隈。住民にはアラブ系や中華系が多く、飛び交う言葉もフランス語だけではない。混沌とした地域だけに犯罪とも無縁ではなく、父娘ドラマとジャズ・バンドの成長ドラマにマフィアが絡む仕掛け。後半は特に、サスペンスフル要素が増え、見ていてハラハラする。主人公エリオットを演じるのは、『ムーンライト』で大人になったケヴィンを演じたアンドレ・ホランド。傷心を癒すはずのパリで様々な問題に直面しながら、仲間とクラブを守ろうと奔走する“パリのアメリカ人”を熱演。彼の娘ジュリーを演じるアマンドラ・ステンバーグは、思春期の少女らしい苦悩を体当たりで表現していて、一服の清涼剤となっている。エリオットと複雑な関係にある歌姫マヤ役で『COLD WAR あの歌、2つの心』のヨアンナ・クーリグが英語劇デビュー。ため息がもれるような歌声が耳に残る。また音楽担当者でもあるランディ・カーバーがピアニスト役で参加しているバンド・メンバーは、全員がプロのミュージシャン。劇中で流れるジャズが最高にクールで、演奏シーンでは思わず指を鳴らしたくなる。登場人物8人に焦点を当てる構成で、アラン・プール、ウーダ・ベニャミナ、ライラ・マラクシへと演出のバトンを繋ぐチャゼルは全体のトーンをきちんと掌握。立派なカルテット・リーダーが手掛けた、斬新な音楽ドラマをお見逃しなく!娘ジュリー(左)はクラリネットを演奏する設定だが、披露するのは父(右)のための歌でした。『ジ・エディ』パリのマルチカルチュラルなジャズクラブ「The Eddy」オーナーのエリオット(アンドレ・ホランド)をとりまくドラマが描かれる。時に軽快で時に物悲しいジャズサウンドにも注目。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が指揮をとる。Netflixにて配信中(全9話)。※『anan』2020年5月27日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2020年05月20日「アメリカン・ホラー・ストーリー」(以下、「アメホラ」)からスピンオフドラマが誕生か。「アメホラ」のクリエイター、ライアン・マーフィーが、インスタグラムで発表した。タイトルは“ストーリー”が複数の“ストーリーズ”となった「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」(原題)。サラ・ポールソン、エマ・ロバーツ、キャシー・ベイツら16人のキャストと行ったZoomコールのスクリーンショットも掲載した。Zoomコールでは、キャストと楽しい思い出をふり返ったり、「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」について語り合ったり、新型コロナウイルスの影響で制作に遅れが出ている本家「アメホラ」のシーズン10をいつ撮影するかなどについて話し合ったという。「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」は一話一話が独立した1時間のホラードラマシリーズとなり、「アメホラ」のキャストたちが出演する模様。と、ここまで「Deadline」などのメディアで具体的に報じられたものの、Zoomコールのスクリーンショットは「アメホラ」のファンサイトが作ったものだと発覚。キャシーやジェシカ・ラングの画像がほかのインタビュー映像から切り抜かれたものであることも判明し、実際のZoomコールは行われていないようだ。それに気づいたファンたちは、マーフィーの投稿に「ひどいジョーク」、「一瞬信じてしまった」と失望の声を寄せた。マーフィーは自身の投稿がジョークであるのかについて、まだ言及していないが、果たして真相は…?(Hiromi Kaku)■関連作品:アメリカン・ホラー・ストーリー [海外TVドラマ]© 2011-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2020年05月12日主演のロバート・ダウニー・Jr.に加え、エマ・トンプソン、ラミ・マレック、オクタヴィア・スペンサー、マリオン・コティヤール、レイフ・ファインズ、セレーナ・ゴメスなどがボイスキャストを務める『ドクター・ドリトル』。日本語吹替え版キャストも石田ゆり子、八嶋智人、「霜降り明星」ら人気キャストたちが決定し、藤原啓治、小野大輔、朴ロ美、中村悠一、斉藤壮馬、花澤香菜、沢城みゆきなど超豪華なプロ声優たちと共演する。自宅で過ごす時間が長いいまこそ、最新作『ドクター・ドリトル』を存分に楽しむための予習にオススメの過去の名作を大特集。キャスト繋がりのシリーズ作品のほか、キュートな動物たちに癒される作品、自宅にいながら冒険気分が味わえるような作品など、最新作の『ドクター・ドリトル』の鑑賞前にピッタリな映画をピックアップした。ダウニー・Jr.とトムホの絆に注目『アベンジャーズ/エンドゲーム』ほかMCU作品まずは、ロバート・ダウニー・Jr.が中心となって牽引した、アメコミキャラクターに基づくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)から。ダウニー・Jr.が主人公のトニー・スターク/アイアンマンを演じた『アイアンマン』(2008)からスタートし、その名を世界中に広め現在の人気を確立していった。その後も『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)など様々なヒーロー作品が登場し、クロスオーバー作品『アベンジャーズ』(2012)にて最強のヒーローたちが全員集結、その後も“アベンジャーズ”によるシリーズが展開されていくことに。同シリーズ第16作品目の『スパイダーマン:ホームカミング』では、トム・ホランドがピーター・パーカー/スパイダーマン役を務め、劇中ではトニーとピーターの師弟関係が描かれた。その後も『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』と共演した2人の絆は、役柄を超えてダウニー・Jr.とトムの間にも築き上げられていった。シリーズ終了後、ダウニー・Jr.が初めて出演を決めたのが『ドクター・ドリトル』のドリトル先生役であり、本作にはトムもドリトル先生に忠実な猟犬・ジップ役の声で再共演。この『アベンジャーズ』シリーズをきっかけに強い絆で結ばれた2人が、本作では種族の壁を越えてどのような掛け合いを見せてくれるのか、期待が高まる。また、日本語吹替え版では、アイアンマンの声も担当し、ダウニー・Jr.の声優でお馴染みの藤原さんがドリトル先生役、そしてクリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカの声を担当した中村さんが、ドリトル先生に助けてもらった過去を持つ冷え性のシロクマ・ヨシ役を演じており、声優キャストも『ドクター・ドリトル』で再共演!声優ファンたちも必見だ。冒険のワクワクを思い出す!『グーニーズ』(1985)おちこぼれの親友4人組が、伝説の海賊が隠した財宝を探す旅へ出る冒険映画の代表作品。海賊の伝説が残る海辺の田舎町・グーンドックを舞台に、主人公で喘息持ちのマイキーと、いつも口が災いの元になるマウス、食いしん坊でおっちょこちょいなチャンク、イジメっ子撃退を目的とした発明家のデータたち4人は、“まぬけ”な連中という意味と、”グーンドック(いも波止場)”の町の名をひっかけた悪ガキ軍団“グーニーズ”として楽しい毎日を過ごしていた。しかしマイキーの家は多額の借金をしており、明日までにお金を返さなければ立ち退かなくてはならないことに…。家を守るため、仲間が離れ離れにならないためにはお金が必要だと考えている中、マイキーと3人の少年たちは屋根裏部屋で伝説の海賊・“片目のウィリー”が遺した宝の地図を発見!ギャング一家に追われながらも、隠された財宝を探しに冒険に出発するが…。ハラハラドキドキがやまない展開に、夢中になること間違いなしの1作。『ドクター・ドリトル』をひと足先に鑑賞した方々からは、ドリトル先生とユニークな動物たちが伝説の果実を求めて大海原へと旅に出る様子に、『グーニーズ』を観たときのワクワクを思い出したとの声も。同じく子どもから大人まで楽しめる冒険映画の代表作である『グーニーズ』を観て、いち早く冒険気分を味わってみては?エディ・マーフィ主演の傑作『ドクター・ドリトル』(1998)もチェック1998年公開の『ドクター・ドリトル』は、ヒュー・ロフティング原作の児童文学作品「ドリトル先生」シリーズから、”動物と会話が出来る医師“ジョン・ドリトルという主人公の設定を借りた全く新しいコメディ映画。エディ・マーフィが演じる医師のジョン・ドリトルは妻と2人の娘と幸せに暮らし、自身が院長を務める病院が大病院と合併になる話が舞い込むなど極めて順風満帆な毎日を送っていた。そんなある日、ドリトルは1匹の野良犬を轢いてしまい、心配そうに様子を見に行くと、野良犬から「気をつけろ!マヌケ野郎!」と怒鳴る声が!この事故をきっかけに、ドリトルは動物と会話ができる能力を持っていたことを思い出し、周囲の動物たちの話す声が再び聞こえるように。その後、娘が飼っているモルモットや怪我をしたフクロウと会話を重ねながらも、その能力を受け入れられずにいたが、怪我を治療してもらったフクロウの口コミで集まってきた動物たちの治療を心に誓うドリトル先生だったが…。突如、動物の声が聞こえるようになるという夢のような世界を、エディのコミカルな演技と、多種多様な動物たちとの心温まるふれあいでユーモラスに描いたアニマルコメディの傑作。2020年版とは異なるコメディストーリーだが、最新作にも共通しているドリトルとキュートな動物たちとの掛け合いを楽しんでみて。家族で楽しめる壮大なアクション・アドベンチャー『ドクター・ドリトル』(近日公開)新たな『ドクター・ドリトル』は、エディ・マーフィ主演の1998年版と同様に100年間も愛され続けてきたヒュー・ロフティングの世界的ベストセラーに基づき、ロバート・ダウニー・Jr.が動物と会話ができる名医・ドリトル先生に。ドリトル先生は重い病に倒れたイギリス女王を救うため、助手のスタビンズ少年に加え、頑固なオウムのポリネシア、臆病で内気なゴリラのチーチー、うっかり者のアヒルのダブダブ、皮肉屋なダチョウのプリンプトン、シロクマなのに冷え性なヨシなど個性豊かな動物の仲間達と“エデンの樹”の果実を求め伝説の島へと冒険の旅に出航!物語もより小説版に沿い、老若男女誰もが楽しめるアクション・アドベンチャーとなっている。現在でも小学校の推薦図書などに選ばれる児童文学の名作に基づきながら、動物と会話ができる夢のようなストーリーとクオリティの高いCGで制作された壮観な映像は、きっと大人も子どものころのワクワクを思い出すことができるはず。『ドクター・ドリトル』は近日公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ドリトル(2020) 2020年、全国にて公開© 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2020年03月21日フェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが再びタッグを組み、空の大冒険へと旅立つ『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』。この度、“黄金コンビ”フェリシティ&エディが高度1万mの上空でまさかの大喧嘩となる白熱のシーンがシネマカフェに到着した。たった2人で気球に乗り、調査飛行に繰り出したアメリア(フェリシティ)とジェームズ(エディ)。突然の嵐など自然の驚異にさらされながらも、それまでの世界記録だった高度7千mを超える。しかし、気温マイナス18度の極寒の世界にも関わらず、ジェームズは計測器の持ち込みを重視し、必要な防寒着を持ってきていなかった。アメリアはすぐさまこれを危惧し、気球を下ろそうとするが、飛行調査を続行しようとするジェームズと、口論を超えた大喧嘩に発展し…。解禁された映像では、積み荷を降ろすか否かで取っ組み合いになる2人の姿が。ジェームズは高高度の世界で酸素が低下し、鼻血を出すほどの大ピンチに。その上、ジェームズがアメリアの夫の件に触れてしまい、彼女が思わずビンタ…。かつて『博士と彼女のセオリー』で仲睦まじい夫婦役を演じていた2人だからこそ演じられた、白熱した映像となっている。エディとフェリシティは同作での共演の後、再タッグを組む作品を探していたという。一方、製作陣としては、本編での多くのシーンで気球でアメリアとジェームズが2人っきりになるため、共演する2人の相性がいいことが重要な要素と考えていた。そこで白羽の矢が立ったのが『博士と彼女のセオリー』の黄金コンビで、本作の脚本を読んだ2人はすぐ契約に署名した。“黄金コンビ”は「お互いが満足する演技を見つけるまで続ける」フェリシティは撮影について、「エディと私は、まるでボクサーのようね。私たちは、一緒にリングに戻れてとてもうれしかったの。お互いを刺激して、常に色々なことを試し、お互いが満足する演技を見つけるまで続けるの。そんな慣れ親しんだ仕事の仕方の人とまた共演できて、素晴らしかったわ」と、共演について自信満々にふり返っている。映画本編では、そんな2人がさらなる窮地に立たされるも、協力し合い、知恵と勇気を持ち合って生還を果たそうとする、誰もが胸を熱くする展開が待ち受けている。『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月17日『ジョーカー』の最多11部門ノミネートに、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の快挙など、早くも大きな話題を振りまいている第92回アカデミー賞のノミネーション結果。とはいえ、前哨戦を席巻したルピタ・ニョンゴやジェニファー・ロペス、ゴールデン・グローブ賞受賞のタロン・エジャトンやオークワフィナなどの落選に、世界中の映画ファンからは“あの人が選ばれないなんて!”と残念がる声が噴出している。「なぜ?」…落胆するファンの声でTwitterのトレンド入り去る1月5日(現地時間)に行われた第77回ゴールデン・グローブ賞で、レオナルド・ディカプリオら強力な先輩俳優を抑え、見事ミュージカル/コメディ部門主演男優賞に輝いた『ロケットマン』のタロン。誰の脳裏にも、昨年同賞を受賞して大きく弾みを付け、ついにはアカデミー賞まで受賞した『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックの姿が蘇ったはず。しかも、タロンは自らエルトン・ジョンの楽曲を歌唱しているのだ。加えて、主演女優賞に『アス』のルピタ・ニョンゴ、『フェアウェル』のオークワフィナ、助演女優賞に『ハスラーズ』のジェニファー・ロペスなども選ばれなかった。いずれもファンに愛されているだけでなく、作品自体も大ヒットし、評価も高かったことから「なぜだ?」「ショック」「がっかり」と言及する人が続出、タロンやジェニファーらの名前が“ノミネートされていないのに”トレンド入りする事態となった。そんな中、『アンカット・ダイヤモンド』(1/31よりNetflix配信)で主演男優賞の有力候補といわれていたアダム・サンドラーは、自らTwitter上で「悪いニュース:アカデミーに愛されていない、いいニュース:スーツを着なくていい」と負け惜しみ(?)を言いつつ、「友人たち、特にママ(過去作で共演したキャシー・ベイツ)おめでとう」と祝福を贈っている。ノミネート発表のMCが指摘!今年も女性の監督賞候補なし『パラサイト』ポン・ジュノ監督の初ノミネートも注目を集めている監督賞は、『アイリッシュマン』マーティン・スコセッシや『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』クエンティン・タランティーノなど、今年も前年に続き、候補者が全員男性に。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』グレタ・ガーウィグ監督(脚色賞でノミネート)をはじめ、『フェアウェル』ルル・ワン監督、『ハスラーズ』ローリーン・スカファリア監督などがかすりもせずだったことに抵抗を見せたのが、ノミネーション発表のプレゼンターを務めていた海外ドラマ「インセキュア」のクリエイターで女優のイッサ・レイだ。『search/サーチ』のジョン・チョーと時に談笑しながら和やかに発表していた彼女だったが、監督賞候補の名前を呼び上げた後、「Congratulations to those men」(男性のみなさん、おめでとうございます)と、カメラに向かって真顔で言い放つひと幕があった。ちなみに、長編ドキュメンタリー部門では『娘は戦場で生まれた』など女性監督(共同監督含む)の作品が4作品選ばれている。そのうちの『アメリカン・ファクトリー』はオバマ元大統領夫妻が立ち上げた製作会社によるものだ。俳優賞は「#OscarsSoWhite」再びか…さらに、「#OscarsSoWhite」(白すぎるオスカー)が問題になって以降、アカデミー賞では女性や幅広い人種・世代の新会員を増やしてきたはずだったが、今回の俳優部門では主演女優賞の『ハリエット』シンシア・エリヴォ以外オール白人という結果に。『ルディ・レイ・ムーア』のエディ・マーフィはもちろん、『フェアウェル』の“おばあちゃん”チャオ・シューチェン、『パラサイト』の“半地下住人”ソン・ガンホらに期待する声もあったのだが…。これに対し、日本の映画ファンからも「そーいうとこだろ、アカデミー!」「パラサイト(主要部門に)入れたからいいだろ、みたいに感じる」と言った辛辣な声が続々。その一方、計24ノミネートを獲得したNetflixがディズニーやソニーなどメジャースタジオを抜いて製作者別でトップに立ったことは新しい動き。特に長編アニメーション映画賞で、『アナと雪の女王2』を抑えて『失くした体』『クロース』の2作品がノミネートされたことは大きなサプライズ。また、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』からは期待の新鋭フローレンス・ピューが助演女優賞にノミネートされ、『ブラック・ウィドウ』で彼女と共演し、単独主役に挑むスカーレット・ヨハンソンは史上12人目となる主演/助演でのWノミネートと勢いに乗っている女優陣もいる。何はともあれ、日本時間2月10日に行われる授賞式では、現代社会の問題に斬り込んだ『パラサイト』がどこまで受賞数を伸ばすのかが見どころとなることは間違いないだろう。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 2020年3月より全国にて公開ハリエット 2020年3月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2019Universal Pictures International, Focus Features LLC and Perfect Universe Investment Inc.
2020年01月14日ロバート・ダウニー・Jr.が動物と会話ができる名医を演じる『ドクター・ドリトル』のワールド・ プレミアが開催され、ドリトル先生役のロバート・ダウニー・Jr.をはじめ個性豊かな動物の仲間たちを演じたラミ・マレックやセレーナ・ゴメスら豪華ボイスキャスト陣、スティーヴン・ギャガン監督、ダウニー・Jr. の妻でプロデューサーのスーザン・ダウニー、音楽のダニー・エルフマンらが登場した。全米公開を1月17日に控えた現地時間1月11日(土)、カリフォルニア州ウェストウッドにある歴史的なランドマークシアターのリージェンシービレッジシアターにて盛大に開催されたワールドプレミア。会場には大勢のファンたちと、地元アメリカメディアを中心に、世界中から多くの報道陣が集結。動物たちが暮らす広大な自然をイメージしたグリーンカーペット と、ドリトル先生の動物の仲間たちの姿が大きく映し出されたバックパネルの装飾で、本作の世界観を具現化したようなプレミア会場に、ドリトル先生役のロバートと、ドリトル先生の助手・スタビンズ少年役のハリー・コレット、ドリトル先生の動物の仲間たちで弱虫なゴリラのチーチー役を演じたラミ・マレック、シロクマなのに寒いのが大嫌いなヨシを演じたジョン・シナ、おしゃべり好きなキリンのベッツイ役を演じたセレーナ・ゴメス、病に倒れた女王の娘レディ・ローズ役のカーメル・ラニアド、ドリトル先生の旅路を邪魔する敵側のドクター役のマイケル・シーンらが続々登場。グリーンカーペットに集まったファンたちの歓声を受け、ロバートは持ち前のスマイルとトークスキルで魅了し、セレーナはサインや記念撮影といったファンサービスにも対応するなど、会場はますますヒートアップ。さらにスマートフォン向けの写真アプリ「スナップチャット」では本作とのコラボ企画が配信されており、グリーンカーペット上にキリンやゴリラを召喚して本作の世界を画面に作り出したり、自分にピッタリのドリトルの仲間がランダムに選びだされるフィルターなどを、ロバートをはじめとするキャスト陣も夢中になって楽しんでいた。「いたずらっ子のようで冒険家なところが彼にぴったり」歴史的な『アベンジャーズ』シリーズを終えて以降、初の映画主演となるロバートは 、世界中から愛される『ドクター・ドリトル 』の出演を決意したことについて、「ヒュー・ロフティングの原作も昔読んでいたし、レックス・ハリソンや、エディ・マーフィの映画も良い。新たな挑戦には最適だと思ったんだ。子供とも一緒に観られるしね! 今日も一緒に連れてきたよ」と、本作についてコメント。おしどり夫婦として知られるプロデューサーのスーザンも「ドリトル先生は優しい心の持ち主だけど、いたずらっ子のようで冒険家なところが彼にぴったりね!」と、配役に太鼓判。続いて、セレーナはドリトル先生の物語が長く愛され続けている理由について、「豊かな想像力と動物への愛情だと思う。特に今の時代の世相を見ていると、動物を大切にする風潮がある。動物との絆を大切にする今の時代にこそ愛される作品よ。家族向けのすばらしい映画ね」と本作の魅力を語った。また、ギャガン監督は「脚本を書き始めた時からドリトル先生の声は、私の脳内でロバートの声だった。実際に配役できて夢のようだよ。今、最もユーモアのある演技ができる俳優だから、みんな大好きさ。早くロバートの名演を皆に楽しんでほしい!」と、ロバートがドリトル先生を演じる最新作に自信を覗かせた。その後、幅広い年齢層のファンたちが集まり、満員御礼となったプレミア上映の舞台挨拶にはギャガン監督とロバートが登壇、歓声や笑い声が終始響き渡る大盛況のワールド・ プレミアとなっていた。『ドクター・ドリトル』は3月20日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ドリトル(2020) 2020年3月20日より全国にて公開© 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2020年01月13日フェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインのコンビが19世紀を舞台に大空で気球飛行を繰り広げる『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』。エディは本作でも、『博士と彼女のセオリー』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズで演じてきたような“才能あふれる変わり者の学者”を熱演。その一端をとらえた本編映像がシネマカフェに到着した。その確かな演技力で『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞に輝き、世界中のファンを魅了し続ける若き名優エディ・レッドメイン。数々の話題作に出演してきた彼だが、特に彼の十八番として熱い支持を集めているのが、“才能あふれる変わり者の学者”役だ。『博士と彼女のセオリー』では、ユーモアを備えた天才科学者スティーブン・ホーキング博士を、世界的大ヒットを記録した『ファンタスティック・ビースト』シリーズでは、魔法動物を愛する内気で奥手な魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを好演、周囲からは変わり者扱いされながらも圧倒的才能と飽くなき探究心を持った役柄で観客を魅了してきた。そんなエディが、出演最新作となる本作でも新たな愛すべき学者役に。演じるのは、気象学者のジェームズ。科学の力を純粋に信じ研究に邁進するも、人とのコミュニケーションには不器用で、データに絶大な信頼を置く堅物な学者だ。19世紀ロンドン、天気予報が実現不可だと考えられていた時代に、彼は十分なデータを集めれば気象を予測して大勢の命を救えるとして、空を目指そうとする。劇中では、社会の常識のとらわれず生きる気球乗りのアメリア(フェリシティ)と空の旅に繰り出すことで、正反対な性格の2人ゆえの衝突もしばしば!?今回、そんな本作から、ジェームズがたったひとりでロンドン王立協会に立ち向かう白熱の議会シーンを公開!天気予報確立のために、気球での調査飛行の援助を訴えるジェームズだが、協会からは「天気の予想など占い師のすること」とバカにされてしまう。多くの命を救うために空を知ることの重要性を熱弁する勇姿はもちろんのこと、協会の面々にまともにとりあってもらえず、悔しさと無力さをにじませたジェームズの表情が非常に印象的なワンシーンとなっている。『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月31日黒人映画批評家サークル賞が発表された。作品賞を手にしたのは、『ルディ・レイ・ムーア』。今作ではエディ・マーフィが主演男優賞、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞を受賞。またアンサンブル部門も受賞している。主演女優賞は、『アス』のルピタ・ニョンゴ。助演男優賞は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のブラッド・ピット。外国語映画賞は『パラサイト 半地下の家族』。監督賞は、『ハリエット』のカシ・レモンズと『アイリッシュマン』のマーティン・スコセッシのタイだった。文=猿渡由紀
2019年12月20日フェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが気球乗りと気象学者をそれぞれ演じ、空の大冒険へと旅立つ『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』。この度、嵐が襲いかかり、過酷な冒険を予感させる特別映像とポスタービジュアルが到着した。今回到着した映像は、高度1,700mで2人を襲う“嵐のシーン”。積乱雲に入った途端に風が強くなり、アメリアは嵐の予感を察知して気球につかまり、「早く雨具を着て」と伝えるも、ジェームズは「数値は嵐と出てない」と意地を張る。そんな中、突如気球が急旋回し、2人は嵐に飲み込まれてしまう…。気球乗りとしての勘を頼りに行動する、自由な気球乗りのアメリアと、データだけを信じる堅物な気象学者ジェームズ。2人の対照的な性格が浮き彫りになっているシーンだ。併せて到着したポスタービジュアルは、嵐なんて一切感じさせない、雲の上を飛行するジェームズとアメリアの前に広がる、雄大な世界が美しく切り取られている。『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年12月19日ジーンズに赤いニットのセーターという装いで、悄然と歩いていたのは女優・中村玉緒(80)。本誌が彼女を目撃したのは、長男・鴈龍さん(享年55)の急逝が報じられた翌日の12月4日のこと。息子の墓参に向かおうとしているのだろうか、80歳のその背中はとても小さく見えた。全国紙の社会部記者は言う。「鴈さんが急性心不全で亡くなったのは11月1日。連絡がとれないことを心配した知人が自宅を訪れたところ、鴈さんの亡きがらを発見したのです。鴈さんは2カ月前から名古屋市で一人暮らしをしていたそうです。いわゆる“孤独死”で、警察は事件性はないとみています」鴈さんは昭和の大スター・勝新太郎さん(享年65)と人気女優の中村の間に生まれ“芸能界のサラブレッド”として注目されていたこともある。将来のハリウッドでの活躍も視野に入れ、インターナショナルスクールにも通っていたのだ。故・若山富三郎さんの長男で、鴈さんのいとこにあたる俳優の若山騎一郎(55)はこう語る。「日本公開前のエディ・マーフィ主演の映画『大逆転』のビデオを雄大(鴈さんの本名は奥村雄大)が、アメリカから取り寄せて、いっしょに見たことがありました。字幕がないから僕にはわからないところも多かったけれど、あいつは『このセリフはいい』なんて言っていて格好よかったですよ。叔父ちゃん(勝新太郎)が撮った映画『座頭市』で雄大はデビューしたのですが、うちの親父も彼の演技を褒めていたんです」父から英才教育を受けていた鴈さんだが、恵まれた俳優人生ではなかった。「デビュー作の『座頭市』で、撮影中に共演俳優に重傷を負わせ、その後、死亡させてしまうという事件が起きたのです。また’97年に、息子の行く末を心配しながら勝さんが65歳で逝去してしまいました」(舞台関係者)勝さん亡きあとは、母・中村が、息子を一人前の俳優にしようと尽力を続けた。「玉緒さんはバラエティ番組で大活躍していましたので、自分の人脈を生かし、バラエティ番組で共演したり、自分が出演する舞台のプロデューサーに頼み込んで、鴈さんにも役をもらってあげたりしていました。ただ、“父の名に恥じないような俳優になりたい”という気持ちが強すぎてプライドも高かったせいか、“使いやすい俳優”ではなかったのです。30代からは体重も100kgを超えるようになり、所属事務所の関係者からダイエットを命じられたこともありました」(前出・舞台関係者)若山が続ける。「ものすごく優しい男でナイーブでした。それに“あがり性”だから、なかなかセリフが出てこないこともあって……。人よりお酒を飲んでいたのは、優しすぎる性格のせいもあったと思います」だが鴈さんが50歳を超えたころ、中村は70代の半ばを迎えており、苦渋の決断を下さざるをえなくなっていた。中村の知人は言う。「鴈さんは’17年に2年ぶりに舞台に出演しましたが、その後は、これといった仕事もありませんでした。玉緒さんは悩んだようです。しかし『私が面倒をみている限り、あの子が独り立ちすることはないのでは』と考え、長女とも相談したうえで、経済的援助を打ち切ったのです。いわば“絶縁通告”ですが、母として鴈さんに一人前の俳優になってもらいたいという気持ちも強かったのです」それから2年ほどたったころに、もたらされたのが息子の悲報だったのだ。「玉緒さんにとっては、22年前の勝さんとの死別以来の大打撃だったと思います。玉緒さんがあれほど望んでいた“独り立ち”を目指して暮らしていた地で、一人きりで亡くなってしまったのですからね……」(前出・中村の知人)家族だけで鴈さんの葬儀が営まれたのは11月29日。くしくも勝さんの誕生日だった。鴈さんは、勝さんと同じ墓で眠っている。「雄大は『死んだら親父と同じ墓に入りたい』と、よく言っていました」(若山)本誌が東京都内の勝さんと鴈さんの墓を訪れると、数多くの花に囲まれ、鴈さんが父から教わって愛飲していたというテキーラ「クエルボ・エスペシャル」のボトル2本が手向けられていた。“一人前の俳優にしてあげられなくてごめんね”……、ボトルはそんな思いで中村が捧げたものに違いない。鴈さんは天国で、生涯尊敬し続けていたという父といっしょに、母からもらったテキーラを酌み交わしていることだろう――。
2019年12月12日ゴールデン・グローブのノミネーションが発表になった。最多ノミネーションを受けたのは、ノア・バームバックの『マリッジ・ストーリー』で、4部門。作品部門(ドラマ)の候補は、今作のほかに、『ジョーカー』『1917 命をかけた伝令』『アイリッシュマン』『2人のローマ教王』。作品部門(ミュージカルまたはコメディ)の候補は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ロケットマン』『ルディ・レイ・ムーア』『ジョジョ・ラビット』『ナイヴズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』。監督部門は、サム・メンデス(『1917 命をかけた伝令』)、ポン・ジュノ(『パラサイト 半地下の家族』)、クエンティン・タランティーノ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)、マーティン・スコセッシ(『アイリッシュマン』)、トッド・フィリップス(『ジョーカー』)。主演男優部門(ドラマ)は、クリスチャン・ベール(『フォードVSフェラーリ』)、アントニオ・バンデラス(『Pain and Glory』)、ジョナサン・プライス(『2人のローマ教王』)、アダム・ドライバー(『マリッジ・ストーリー』)、ホアキン・フェニックス(『ジョーカー』)。そして主演女優部門(ドラマ)は、レネー・ゼルウィガー(『ジュディ 虹の彼方に』)、スカーレット・ヨハンソン(『マリッジ・ストーリー』)、シャーリーズ・セロン(『スキャンダル』)、シアーシャ・ローナン(『Little Women』)、シンシア・エリヴォ(『Harriet』)。主演男優部門(ミュージカルまたはコメディ)は、タロン・エガートン(『ロケットマン』)、エディ・マーフィ(『ルディ・レイ・ムーア』)、レオナルド・ディカプリオ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)、ダニエル・クレイグ(『ナイヴズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』)、ローマン・グリフィン・デイヴィス(『ジョジョ・ラビット』)。さらに主演女優部門(ミュージカルまたはコメディ)は、オークワフィナ(『The Farewell』)、アナ・デ・アルマス(『ナイヴズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』)、エマ・トンプソン(『Late Night』)、ケイト・ブランシェット(『Where’d You Go, Bernadette?』)、ビーニー・フェルドスタイン(『Booksmart』)だった。受賞発表は1月5日。文=猿渡由紀Netflix映画『マリッジ・ストーリー』配信中
2019年12月10日放送映画批評家協会賞のノミネーションが発表になった。最多ノミネーションを受けたのは、マーティン・スコセッシの『アイリッシュマン』で、14部門。次に多かったのはクエンティン・タランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』だった。作品部門の候補は、この2作品のほかに、『ジョーカー』『1917 命をかけた伝令』『フォードVSフェラーリ』『ジョジョ・ラビット』『パラサイト半地下の家族』『マリッジ・ストーリー』『Uncut Gems』『Little Women』。監督部門は、このふたりのほか、サム・メンデス(『1917』)、ノア・バームバック(『マリッジ…』)、グレタ・ガーウィグ(『Little Women』)、ボン・ジュノ(『パラサイト』)、ジョシュ&ベニー・サフディ(『Uncut Gems』)。主演男優部門は、アントニオ・バンデラス(『Pain and Glory』)、ロバート・デ・ニーロ(『アイリッシュマン』)、レオナルド・ディカプリオ(『ワンス…』)、アダム・ドライバー(『マリッジ…』)、ホアキン・フェニックス(『ジョーカー』)、エディ・マーフィ(『ルディ・レイ・ムーア』)、アダム・サンドラー(『Uncut Gems』)。主演女優部門はレネ・ゼルウェガー(『ジュディ 虹の彼方に』)、スカーレット・ヨハンソン(『マリッジ…』)、シャーリーズ・セロン(『スキャンダル』)、ルピタ・ニョンゴ(『アス』)、シアーシャ・ローナン(『Little Women』)、シンシア・エリヴォ(『Harriet』)、オークワフィナ(『The Farewell』)。受賞発表は2020年1月12日。文=猿渡由紀Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』配信中
2019年12月09日2015年、アカデミー賞をはじめ賞レースを席巻した『博士と彼女のセオリー』の黄金コンビ、フェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが今度は空の大冒険へと旅立つ『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』。この度、2人が前人未到の空の世界へと向かう予告編と場面写真が解禁となった。フェリシティ扮する“自由な気球乗り”アメリアとエディ扮する“堅物の気象学者”ジェームズが、気球飛行による前人未到の高度世界記録(高度1万2千メートル)に挑む姿を描く本作。海外メディアでは、「『ゼロ・グラビティ』に続く劇場体感型アドベンチャー」など絶賛が相次いでいる中、解禁となった予告映像には、様々な想いを抱きながらも共に大空へ旅立つことを決意した2人に待ち受ける、未知なる衝撃体験が続々登場。嵐や寒さ、低酸素状態などの困難に2人が協力して立ち向かう姿に加え、雲の上にどこまでも広がる青空や、鳥よりも高い高度を飛ぶ蝶の群れとの出会いを映した幻想的なシーンも!まさに“劇場体感型アドベンチャー”といえる圧巻の映像だ。音楽を手掛けたのは、『ゼロ・グラビティ』で2014年にアカデミー賞作曲賞を受賞したスティーヴン・プライス。劇中に流れる美しくも力強い楽曲の数々は、壮大な未知の世界観に見事にマッチし、圧倒的な臨場感をさらに後押しする。併せて、劇中のアメリアとジェームズの姿を収めた場面写真も一挙解禁。大空を飛ぶ希望を感じながらも、夫を失った記憶から憂いを帯びた複雑な表情を見せるアメリアや、これから初飛行に出る不安を感じながら、凛々しい表情を見せるジェームズ。加えて、舞台となる19世紀ロンドンの雰囲気が映し出されたドレスアップした2人の姿も!空の上で繰り広げられるスペクタクルやドラマはもちろん、地上での2人の掛け合いやダンスシーンにも期待高まる場面写真となっている。主演のフェリシティは、演じるアメリア役について「彼女は、実にエネルギッシュな人よ。完全に自由な魂の持ち主だから、私は脚本を読んでアメリアを大好きになってしまって、演じていてとても楽しかったわ」とコメント。一方、ジェームズ役のエディも、「この脚本は、僕が今までに読んだどんな脚本とも全く違っていたんだ。直感的に、それが心を動かすものだと思った」と脚本を絶賛。互いに厚い信頼を寄せる“黄金コンビ”の『博士と彼女のセオリー』以来の共演に、SNSでも多くの映画ファンから期待の声が寄せられている。『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月06日映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』が、2020年1月17日(金)より全国公開。主演は、フェリシティ・ジョーンズ×エディ・レッドメイン。“気球”で人類の限界に挑んだ実話ベースのストーリー映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』は、1862年ヴィクトリア朝時代のロンドンを舞台に、気象実験のため、気球で前人未到の高度世界記録に挑んだ男女の知られざる実話をもとにしたストーリー。ジャンボジェット機が飛行する現在の基準高度を凌ぐ、1万2千メートルまで生身で達成した奇跡の生還実話を描く。あらすじストーリーは、“天候の研究が人類を救う”と頑なに信じる気象学者のジェームズが、優秀な気球操縦士のアメリアと出会うことから始まる。ジェームズの必死の依頼によって、アメリアの気球に同乗することになった2人なのだが、まるで性格は正反対。気球の上で対立ばかりを繰り返している毎日を送っていた。しかし共に飛行をしていく中で、次第に心を通わせていき、共に困難に挑む“バディ”へと関係を発展させていく。けれど気球の高度が上がるにつれて二人が直面したのは、自然の驚異。前人未 到の高みを目指す二人の前には、予想だにしない出来事が、待ち受けていたのだった―。主演にフェリシティ・ジョーンズ×エディ・レッドメインメインキャラクターに抜擢されたのは、『博士と彼女のセオリー』でも主演コンビを組んだフェリシティ・ジョーンズ×エディ・レッドメイン。フェリシティ・ジョーンズが<自由な気球乗り>アメリア役を、エディ・レッドメインは<堅物の気象学者>ジェームズ役をそれぞれ務める。手に汗握る“劇場体感型エンターテイメント”監督を務めたのは、トム・ハーパー。「実際に気球に乗っているような感覚になってもらえるように作った。」と彼が語る通り、本作は“劇場体感型エンターテイメント”ともいえる、“空の世界”を楽しめるのも見どころのひとつだ。フェリシティとエディが実際に気球で飛んでいる姿を映し出した雄大なシーンや、高度1万メートルに達した雲の上、気球操縦士のエピソードをもとに制作した、上空 4,000 メートルで蝶々が瞬く幻想的なシーンなど、高度なカメラワークを駆使した、迫力のシーンが映し出されている。詳細映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』公開日:2020年1月17日(金)監督:トム・ハーパー脚本:ジャック・ソーン音楽:スティーヴン・プライス出演:フェリシティ・ジョーンズ、エディ・レッドメイン、ヒメーシュ・パテル、トム・コートネイ配給:ギャガ<ストーリー>1862 年ロンドン。天気を予測することが出来ると唱えて荒唐無稽とバカにされ、実験の資金も集められずにいた気象学者のジェ ームズは、気球操縦士のアメリアに頼み込み、彼女の気球飛行に同乗することを許される。それはアメリアにとっても、夫を亡くし た悲しみから立ち直るための決意の飛行だった。美しくも神秘的な雲に魅せられ、突然現れた蝶の群れに驚嘆する二人。だが、前人未到の高度7000メートルを超えた後、想像を絶する自然の脅威が待ち受けていた。
2019年12月05日