映画『エクソシスト 信じる者』の本編映像が公開された。史上最恐のホラー映画として知られる『エクソシスト』(1974年日本公開)。その誕生から50周年を迎えた2023年に公開される『エクソシスト 信じる者』では、悪魔に憑りつかれたふたりの少女が呼び覚ます新たな恐怖が描かれる。このたび公開されたのは、クリス・マクニール(エレン・バースティン)が悪魔に憑りつかれてしまった少女キャサリン(オリヴィア・オニール)と対面するシーン。ベッドの上で聖書を読みふけるキャサリンの顔にはすでに無垢な少女の面影はなく、悪魔にその身を支配され変わり果てた姿となっていた。そんなキャサリンに対し「私を覚えてる?久しぶりだこと」と彼女に憑りついた悪魔と面識がある様子で問いかけるクリスに、「リーガンを捜してるのか?」と不気味な笑みを見せるキャサリン。クリスは50年前に悪魔祓いを受けた実の娘・リーガンと現在は生き別れの状態であるが、そのことさえも見透かされているかのよう。さらに悪魔は少女の声とは思えないほど恐ろしい声で「そうだと言え!」と激昂したかと思えば、今度は「怖がらないで 力になるよ 居場所を教えてあげる お願いすればね」と、か弱いキャサリンの声に変化させて煽り立てる。そんな悪魔の揺さぶりにクリスが動じずにいると「リーガンに何が起きたか知りたくない?地獄で焼かれてる!」と更なる挑発をし、自身が憑りついているキャサリンの体をベッドに激しく打ち付ける。悪魔の横暴に自我をあらわにし、苦しむ様子を見せるキャサリンにクリスは「聖なる者たちの名において 愛する娘リーガンの名において命ずる この娘を解放せよ!」と悪魔祓いを試みるのであった……。悪魔憑きの恐ろしさが本映像でもはっきりと表現されているが、エレンは非常に難しい役を演じきったオリヴィア・オニールとリディア・ジュエット(もう1人の少女・アンジェラ)と共演していく中で彼女らに一種の共感を覚えたようで、「自分の内に潜む巨大な力に乗っ取られてしまうというのはとてつもない恐怖よ。部屋に侵入されて誘拐されるのも恐ろしいけど、何かに憑りつかれて自分を支配されてしまうなんて、それ以上に恐ろしいことはないわ」と50年前にも同じことを経験した彼女だからこそ説得力があるコメントを残している。映画『エクソシスト 信じる者』本編映像<作品情報>『エクソシスト 信じる者』12月1日(金) 公開公式サイト: Studios. All Rights Reserved.
2023年11月20日デヴィッド・ゴードン・グリーンが手掛ける新『エクソシスト』三部作の第1弾『The Exorcist: Believer』(原題)の予告編が公開された。「よい一日を。夕食までには帰ってくるんだよ」。ヴィクター(レスリー・オドム・Jr.)は娘のアンジェラを学校に送ると、そう声をかけた。アンジェラの友人のキャサリンとも挨拶を交わした。いつもと変わらない日に、事件は起きた。アンジェラとキャサリンが行方不明になったのだ。幸いにも3日後に発見された2人。アンジェラは自分たちは「ずっと森の中を歩いていた」と話し、姿を消していたのは「数時間」だと思っている。それから2人に不可解なことが立て続けに起こり、ヴィクターは途方に暮れていた。彼が助けを求めたのは、娘のリーガンが2人と同じように悪魔に憑りつかれた経験があるクリス・マクニール(エレン・バースティン)だった。『エクソシスト』シリーズでは1本目にしか出演していないエレンが、半世紀ぶりにクリス役を再演することに、映画ファンは喜んでおり、SNSに「予告編は怖くて期待できるね。でも何と言ってもエレン・バースティンの存在がプライスレス」「エレンが出演するのが本当にうれしい。彼女はロックスターだよ」などのコメントが寄せられている。(賀来比呂美)
2023年07月26日映画化もされたバーナード・スレイドの傑作戯曲『Same Time, Next Year』が、剣幸主演で開幕した。不倫から始まる男女の25年を描く二人芝居。剣の相手役は坂田聡と大沢健という、まったく持ち味の違う二人がダブルキャストで務める。演出は荻田浩一。坂田が出演した回のゲネプロをレポートする。舞台は1951年、北カリフォルニアの海辺のコテージ。大きなダブルベッドには、男と女がいる。偶然の出会いから一夜を過ごしてしまったらしいドリスとジョージだ。甘いピロートークが展開するかと思いきや、会話から次第に判明するのは、お互い所帯持ちであるということ。しかしジョージが抱く罪悪感が、自分には子どもが二人いると言っていたけれど実は三人なんだというようなことだったりと、不倫カップルのわりにどこか憎めない。お互いの家庭の悩みなども打ち明けなんとなく心を通わせ、年に一度、同じ場所で落ち合うことを約束する……。時はとんで1956年。ずいぶん洗練された大人の会話をするようになった二人。1961年、ドリスは8か月の妊娠中。1965年、1970年――年に一度しか会わない彼らは、登場するたびに外見も内面も変化していく。特に、ドリスの変貌はまぶしい。世間を知らず、学もなく、もしかしたら家庭内で抑圧されていたかもしれない女性が、大学に行き、事業を立ち上げるまでになる。ブロードウェイでドリスを演じたエレン・バースティンはトニー賞主演女優賞を受賞したが、日本版ドリス・剣も素晴らしい名演だ。時が経つごとに精神的に成長していくが、ドリスの芯の部分――朗らかさや優しさといったところがぶれずにあるため、外見がいくら変わろうと違和感がなく見ていられる。対する坂田のジョージは逆に、外見は少しずつ変化しながらも、時を経ても変わらない“男のどうしようもなさ”がずっと貫く。自由に羽ばたくドリスを受けの演技で包み込む、そんな坂田ジョージもまた、愛しい。さらに、ここにダンサーの橋本由希子と鈴木凌平が彩を加える。愛を象徴する概念のような存在かと思いきや、ドリスとジョージをいたずらっ子のような表情で見つめたり、小道具を出し入れしたりとシーンにも関与。愛の妖精、もしくはキューピッドのような存在?彼らの存在が作品を一段、洗練されたものに押し上げた。演出の荻田の手腕が光る。それぞれが年をとるごとに変化していくように、二人の愛情の質も、次第に変わっていく。1975年、最終的に行きつく場所は友情のような、同志愛のような、熟年夫婦のような……いや、愛をカテゴライズするのすら無粋かもしれない。コンプライアンスに厳しい昨今だが、不倫カップルの話なんて……と眉を顰めるなかれ。男女の性愛の先にあるその愛は人間臭く美しく、しっかりとした質感を持ってそこにある。この二人の愛が羨ましいとすら思える。ある意味、究極のファンタジーかもしれない。公演は5月23日(日)まで、東京・赤坂RED/THEATERにて。取材・文:平野祥恵
2021年05月14日エレン・デジェネレスがホストを務めるトーク番組「エレンの部屋」が、来年のシーズン19をもって終了することが明らかになった。すでにエレン本人が「ellentube」で自ら発表しており、木曜日(現地時間)放送の「エレンの部屋」でゲストのオプラ・ウィンフリーとともに詳しく語るとみられる。「エレンの部屋」といえば昨年「BuzzFeed News」によって劣悪な労働環境を暴露され、エレンが謝罪する騒動に発展したことが記憶に新しい。しかし、番組を終了するのはこの騒動が引き金となったわけではなく、エレンはシーズン16を終えた契約更新時に妻のポーシャ・デ・ロッシの希望もあり、「卒業しようかな」と考えていたと「The Hollywood Reporter」に語っている。兄のヴァンスに「視聴者は毎日この番組を楽しみにしている。純粋に楽しめる番組なんて、そうないよ」と説得され、エレンは新たに3年契約を結ぶことにしたが、その時点で「これが最後になる」と分かっていたという。理由は「クリエイティブな人間として、挑戦し続けたい」「新しいなにかに挑戦することが必要だから」。2003年にスタートし、これまでに4000以上のエピソードが放送された「エレンの部屋」。初回のゲストはジェニファー・アニストンだったが、番組の有終の美を飾る最後のゲストに注目が集まる。(Hiromi Kaku)
2021年05月13日アカデミー賞の前哨戦の一つ、放送映画批評家協会賞のノミネーションが発表された。Netflixの『Mank/マンク』が12ノミネーションを獲得しリード。『ミナリ』が10、『マ・レイニーのブラックボトム』が8、『この茫漠たる荒野で』 が7ノミネーションと続いている。製作スタジオ別では、Netflixが圧倒。作品賞の10作品のうち、『ザ・ファイブ・ブラッズ』『マ・レイニーのブラックボトム』『Mank/マンク』『シカゴ7裁判』のNetflix4作品が占めている。昨年亡くなったチャドウィック・ボーズマンは、主演男優賞&助演男優賞にノミネート。死後、2部門でノミネートを受けた俳優は、26年の放送映画批評家協会賞史上初めてだという。受賞作品や受賞者は、3月7日に発表される。作品賞『ザ・ファイブ・ブラッズ』『マ・レイニーのブラックボトム』『Mank/マンク』『ミナリ』『この茫漠たる荒野で』『ノマドランド』『あの夜、マイアミで』『Promising Young Woman』『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』監督賞リー・アイザック・チョン 『ミナリ』エメラルド・フェンネル 『Promising Young Woman』デヴィッド・フィンチャー『Mank/マンク』スパイク・リー 『ザ・ファイブ・ブラッズ』レジーナ・キング 『あの夜、マイアミで』アーロン・ソーキン 『シカゴ7裁判』クロエ・ジャオ 『ノマドランド』主演男優賞ベン・アフレック 『ザ・ウェイバック』リズ・アーメッド 『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』チャドウィック・ボーズマン 『マ・レイニーのブラックボトム』トム・ハンクス 『この茫漠たる荒野で』アンソニー・ホプキンス 『ファーザー』デルロイ・リンドー 『ザ・ファイブ・ブラッズ』ゲイリー・オールドマン 『Mank/マンク』スティーヴン・ユァン 『ミナリ』主演女優賞ヴィオラ・デイヴィス 『マ・レイニーのブラックボトム』アンドラ・デイ 『The United States vs. Billie Holiday』シドニー・フラニガン 『Never Rarely Sometimes Always』ヴァネッサ・カービー 『私というパズル』フランシス・マクドーマンド 『ノマドランド』キャリー・マリガン 『Promising Young Woman』ゼンデイヤ 『マルコム&マリー』助演男優賞チャドウィック・ボーズマン 『ザ・ファイブ・ブラッズ』サシャ・バロン・コーエン 『シカゴ7裁判』ダニエル・カルーヤ 『Judas and the Black Messiah』ビル・マーレイ 『オン・ザ・ロック』レスリー・オドム・Jr. 『あの夜、マイアミで』ポール・レイシー 『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』助演女優賞マリア・バカローヴァ 『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』エレン・バースティン 『私というパズル』グレン・クローズ 『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』オリヴィア・コールマン 『ファーザー』アマンダ・サイフリッド 『Mank/マンク』ユン・ヨジョン 『ミナリ』(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】Mank/マンク 2020年11月20日より一部劇場にて公開、2020年12月4日よりNetflix独占配信開始【Netflix映画】マ・レイニーのブラックボトム 2020年12月18日よりNetflixにて配信ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24【Netflix映画】この茫漠たる荒野で 2021年2月10日よりNetflixにて配信
2021年02月09日来年4月に開催予定のアカデミー賞授賞式は、コロナ禍にもかかわらずバーチャル(オンライン)開催ではなく、従来通りに対面での開催&放送を予定しているという。「Variety」誌が報じた。例年2月の終わりの日曜日または3月の初めの日曜日に開催されている同授賞式。来年に関しては新型コロナウイルスの影響で、通常よりやや先の4月25日に開催日を設定したことをすでに発表済み。主催者の映画芸術アカデミーは、来年の春までには映画館の営業が再開し、より多くの作品が賞レースに参加できるように願っているとのこと。しかし、たとえそれまでに映画館が再開していなくても、いつも通りに授賞式を開催することを想定しているという。最近、同アカデミーは会場で3400座席を有するドルビー・シアターを訪問し、複数の選択肢を模索したようだ。対面での授賞式が開催されるとすれば、何人の候補者が参加できるか、あるいは参加を希望するかは不明。主演・助演賞にノミネートされる可能性がありそうな俳優たちには、アンソニー・ホプキンス(82)、ソフィア・ローレン(86)、エレン・バースティン(87)、メリル・ストリープ(71)など高齢者がずらり。感染した際の危険は否めない。(Hiromi Kaku)
2020年12月03日2014年に同性愛者であると公表し、2018年にダンサーのエマ・ポートナーと結婚したエレン・ペイジ(『JUNO/ジュノ』)が、トランスジェンダーであることをSNSで明らかにした。「ハイ!友人のみんな。私はトランスジェンダーであることをみんなと共有したいです。私の代名詞はheかthey(彼か彼ら)で、名前はエリオットです」と長文メッセージで報告した。エリオットはついに本当の自分を認めて愛することができたと喜ぶ一方で、トランスジェンダーの人々が直面している問題についても言及。たとえば、トランスジェンダーに対する偏見やヘイトが広まっていること、「2020年だけで、少なくとも40人のトランスジェンダーが殺害された」ことなどを挙げた。「私はトランスジェンダーであり、クィアである自分のことが好き」と明言するエリオットは、「この世界をもっとよく変えるために、私にできることはなんでもやるつもりです」という決意を込めた一文でメッセージを締めくくっている。Netflixの大人気ドラマ「アンブレラ・アカデミー」で女性のヴァーニャ役を演じているエリオットに、Netflixは「私たちのスーパーヒーローを誇りに思います。シーズン3であなたに会えるのが待ちきれない!」とツイート。エリオットがシーズン3にもヴァーニャとして戻ってくることを明らかにした。「アンブレラ・アカデミー」の共演者のトム・ホッパー(ルーサー役)、ジャスティン・H・ミン(ベン役)、製作総指揮のスティーヴ・ブラックマンやマイリー・サイラス、アンナ・パキン、オリヴィア・マンらがエリオットに応援メッセージを送っている。(Hiromi Kaku)
2020年12月02日『進撃の巨人』のエレン、ミカサ、リヴァイをイメージした腕時計が2021年5月中旬より全国の百貨店および時計専門店にて販売される。『進撃の巨人』コラボウォッチが登場『進撃の巨人』は、別冊少年マガジンで連載されている諫山創の漫画作品。アニメ化だけでなく、実写映画化もされ、現在単行本累計発行部数は、8500万部を突破。2020年12月6日(日)からはNHK総合でTVアニメ「進撃の巨人 The Final Season」放送も決定している。今回は、キャラクターコンテンツとのコラボレーションに特化した新時計ブランド「ギャラック(GARRACK)」とのコラボレーションによって、3つのモデルが実現。物語の舞台となるパラディ島をモチーフとし、ダイヤルには、ウォール・マリア、ローゼ、シーナの3つの壁と巨人が活動を休止する夜の月を、日/曜日/月/月齢を示すムーンフェイズのクアトロカレンダーで表現した。エレン・ミカサ・リヴァイをイメージしたデザイン3型のモデルそれぞれに、エレン、ミカサ、リヴァイをイメージしたデザインを散りばめている。エレンモデルは、始めて海を見たシーンから着想を得たブルー、ミカサモデルは、彼女が大切にしているマフラーと同じレッド、リヴァイモデルは、調査兵団をイメージしたグリーンのカラーリングに。また、各キャラクターの誕生月を現すインデックス部分には、それぞれに“地下室の鍵”“マフラー”“ティーカップ”といったアイコンアイテムをあしらっている。“心臓を捧げよ!”の文字が刻印されたケースケースサイドには“心臓を捧げよ!(DEDICATE YOUR HEART)”の文字を刻印。自由の羽が施された専用ボックスには、調査兵団のジャケットカラーと、それぞれのキャラクターのイメージカラーの2つのベルトをセット。イージークリック方式なので、簡単に付け替え可能だ。【詳細】ギャラック『進撃の巨人』コラボレーションウォッチ発売時期:2021年5月中旬取り扱い:全国の百貨店および時計専門店※オンラインでは2020年11月16日(月)~12月14日(月)23:59まで受注受付。発送は2021年5月初旬を予定。■価格エレンモデル 16,500円(税込)ミカサモデル 17,600円(税込)リヴァイモデル 17,600(税込)©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
2020年11月20日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『エレンの日記』Elein Fleiss「私は恋に落ちるといつも、その人と何かをつくりたいという欲望にかられる」インディ・カルチャーの発火点となった仏ファッション誌『Purple』の創刊編集長エレン・フライスによる初の単著がついに刊行。ファッション・映画・文学への情熱、アーティストや作家たちとの交流、東京やブラジルなど世界各地への旅、友人・恋人との出会いと別れ、新しい個人誌『Hélène』『The Purple Journal』の立ち上げ――薄っぺらな流行や商業主義を拒否しながら、自らの感受性を信じ、常に美しさを追い求める孤高の編集者エレンが綴った、珠玉の日記エッセイ38篇。イントロダクションでは、訳者・林央子が1990年代~2000年代初頭の文化的背景とともにエレンの仕事の意義と今日性を紹介。また著者撮影の写真150点を収録(カラー16ページ)。2001年から2005年にかけてファッション誌『流行通信』で連載された「Elein’s Diary」の単行本化である。「本を開いたあとは、少し違う自分になったと感じていたい。私なのだけれど、今までとは違う私になって、世界を新しい目で眺めたいのだ」。エレン・フライスは、1968年フランス生まれ。1992年から2000年代初頭にかけて、インディペンデントな編集方針によるファッション・カルチャー誌『Purple』を刊行。その後も個人的な視点にもとづくジャーナリズム誌『HÉLÈNE』『The Purple Journal』を手掛ける。また、1994年の「L’Hiver de L’Amour」をはじめ世界各国の美術館で展覧会を企画。現在は、フランス南西部の町サン・タントナン・ノーブル・ヴァルで娘と暮らしながら、写真家としても活躍している。編著に『Les Chroniques Purple』(VACANT、2014年)。【書籍情報】『エレンの日記』写真:エレン・フライス出版社:アダチプレス言語:日本語ソフトカバー/214ページ/220×150mm発刊:2020年価格:2,400円■Shelfオフィシャルサイトで『エレンの日記』を購入する<目次>イントロダクション(林央子)/南部の春/リオ/シナリオ/私の四つのお気に入り/こんなにも違う/フレンチ・ラブ・ストーリー/ファッション撮影/ちょっと変わったクリスマス/ベルギーへ行った理由/フィフティーン・ラヴ/ニュースがいっぱい/アルメニアに行くまで/アルメニアへ行った理由/なぜ新聞を始めるのか/私とパリ/ニューヨークの九月/一〇年間、一〇の記憶/リタとリジーの訪問/バック・トゥ・ブラジル/新たな人生/東京の幸せ、長崎の悲しみ/即興/ブリュッセル、ボリス、等々/夏日記/ペトロポリスに行きたかった理由/ホテルの部屋から見た香港/ポーランド、『Purple』、等々/新生『Purple』のこと/マドリードへの旅/ファッションウィーク/四月三〇日、金曜日/台北での日々/クミコ/八月のパリ ロシア文学/ヴェネツィアの夢/ミラノ日記/『The Purple Journal』の印刷/ブダペストからベオグラードへ/最後のひとつ/あとがき
2020年03月14日エレン・デジェネレスが来年1月5日に開催される第77回ゴールデングローブ賞にて、キャロル・バーネット賞を受賞することが明らかになった。月曜日(現地時間)、ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が発表した。エレンもSNSで「新しい週の始まりに、最高のニュース。ありがとう、ハリウッド外国人映画記者協会」と報告している。HFPAの代表ロレンツォ・ソリアは「彼女の番組はシットコムからスタンダップコメディまで、お茶の間に欠かせないものとなっています。彼女はテレビ界のパイオニアで、その魅力と知性で25年近く視聴者を引き付けてきました。また、テレビ界での成功に加え自分のプラットフォームが持つ影響力を通し、献身的な慈善家として声を上げ、優しさや喜びを広めてきました」とエレンの功績を称え、授賞の理由とした。今年新設されたキャロル・バーネット賞は、テレビ界への貢献者に贈られるもので、今年はキャロル・バーネット本人が受賞した。エレンは二代目の受賞者となる。なお、来年のゴールデングローブ賞で、映画界での貢献者に贈られるセシル・B・デミル賞はトム・ハンクスが受賞者に決定している。(Hiromi Kaku)
2019年11月05日ヘアスタイリストのポール・ルブランが、先週水曜日に亡くなっていたことが明らかになった。享年73。家族が公表した。ポールは1984年の『アマデウス』で、メイクアップアーティストのディック・スミスとともにアカデミーメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞。その前年に作られた『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』が初めての大きな仕事の1つで、ジャバ・ザ・ハットに囚われていたときのレイア姫の印象的な三つ編みポニーテールを作り出した。1990年代は、『氷の微笑』、『硝子の塔』、『クイック&デッド』、『カジノ』でシャロン・ストーンをたびたび担当。2000年代は『レクイエム・フォー・ドリーム』、『ファウンテン 永遠につづく愛』でエレン・バースティンの担当をした。ほかにもスーザン・サランドン、トム・ハンクス、マイケル・ダグラスら大物俳優のヘアスタイリングを手掛けた。ポールは2007年、CBCのインタビューで『ノーカントリー』のハビエル・バルデム演じる殺し屋アントン・シガーの「おかっぱヘア」を作り上げたことを「誇りに思う」と話した。最後に手掛けた長編映画は『ブラック・スワン』。19日に家族と友人を招いて埋葬式が行われるという。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還 1983年7月2日公開
2019年10月08日神尾楓珠と池田エライザのW主演で贈る連続ドラマ「左ききのエレン」。この度、連ドラレギュラー初出演となるシンガーソングライター・石崎ひゅーい、吉村界人、久保田紗友ら豪華キャストの出演が明らかとなった。原作は、2016年3月からcakesにて連載がスタートし、cakesクリエイターコンテストで特選を受賞したかっぴーによる同名漫画。2017年10月からは「少年ジャンプ+」にてリメイク版が発売されている。自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見る朝倉光一(神尾楓珠)。一方、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの苦悩と孤独を抱える山岸エレン(池田エライザ)。高校時代に運命的に出会った2人はやがて、それぞれ大手広告代理店のデザイナー、N.Y.を活動拠点とする画家としての道を歩むことになるのだが…。凡才と天才、相対する2人の敗北や挫折を通して、その先に“本当の自分”を発見するまでをリアルに描き出す青春群像劇となっている。そんな本作に今回、歌手、モデル、俳優など様々な分野で才能を発揮する、まさにこの作品にぴったりの豪華キャスト陣が決定。朝倉光一が憧れる売れっ子クリエイターで広告代理店・目黒広告社の上司・神谷雄介役に、今作で連ドラレギュラー初出演となる石崎ひゅーい。抜群のセンスとデザイン力で若くして会社のエースとなる。コメント原作、面白くて一気読みしてしまいました。モノ作りに携わる人間として心に響く言葉が溢れていて、ハッとさせられました。神谷役はかなりできる男で、今までに僕が演じたことのない役柄なのでワクワクしているし挑戦だと思っています。光一の同級生で、山岸エレンの幼なじみ・加藤さゆり役は「花にけだもの~Second Season~」の中村ゆりか。計算高く、学生時代は恋人である光一との現実的な将来設計を常に考えていた。現在はエレンと共に働いている。コメント主人公が、仕事の働き方へのイメージに反し、仕事を始めてみると段々と自己主張ができなくなり、本当にこのまま人生を歩むのか、果たして勇気を持って行動に起こすのか。そんな彼の生き方について、深く考えさせられました。それぞれのキャラクターがどれも印象的で、映像として仕上がるのが本当に楽しみです。是非、皆さまにご覧いただけたら嬉しいです!光一の後輩で愛嬌のあるコピーライター・三橋由利奈役に「恋のツキ」の今泉佑唯。若くして才能があるコピーライターで、光一のことをやや下にみているという設定。コメント原作を読ませていただき、自分に"才能"がないと感じ、そんな現実と向き合いながらも何事にも一生懸命な主人公の姿に、胸が締め付けられました。私が演じる三橋由利奈は、論理的で要領が良く、主人公のことを心配して明るく励ましたりと、好感を持って頂けるキャラクターなので、私も現場では常に明るくいるよう心がけています。壁にぶつかって挫けそうな人や、夢を追いかけている人たちを勇気づける作品なので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです。光一の会社の先輩で営業部の流川俊役に、『Diner ダイナー』『太陽を掴め』の吉村界人。入社当時はコピーライターを目指していたが、ある事件をきっかけにクリエイティブの人たちを憎むようになる。コメントこの作品は人生の厳しさを語るものではなく、生きる中でこぼれ出た僅かな美しさを知ることができるものだと思います。地球上にいる誰かに刺さり、その心に1ミリでも共存できたら、とても意義があると思います。この作品に参加させて頂ける事に本当に感謝しています。営業部・流川(吉村さん)の部下・朱音優子役には「きみが心に棲みついた」の田中真琴。同期の光一のことを気にかけている。コメント私は朱音優子という役を頂きました。その優子のとあるセリフが自分自身に刺さったり、光一の天才じゃない自分に悩む姿がリアルで、自分と重なりました。台本を読み進めていく中で、読むだけでも自分があまりにも感情的になってる事に気付きました。そのくらい面白い作品です。一生懸命朱音優子を演じます。よろしくお願いします。そして園宮製薬の社長令嬢・園宮千晶役に、『サヨナラまでの30分』の久保田紗友。経験も浅いうちに若くして宣伝部長に就任し、目黒広告社との案件が責任者としての初めての仕事となる。コメント今回演じさせて頂く千晶は社長令嬢で、不器用で壁にぶつかりながらも一生懸命な子です。私自身も今まで挑戦したことのないような役柄で緊張する部分もありますが、楽しみながら演じたいと思います。圧倒的な集中力を武器に世界を席巻するカリスマファッションモデル・岸あかり役に『午前0時、キスしに来てよ』の八木アリサ。高校生の頃からファッションモデルとして活躍し、若い人達のカリスマ的な存在で、エレンとは違うタイプの桁違いの才能を持つ。コメント"魅せる"天才であるモデル 岸あかりを演じさせていただきます。私もあかりと同じくモデルのお仕事をさせていただいているのですが、私自身は天才ではありません。あかりは信念や人生観もくっきりとある魅力的なキャラクターなのでかなり気合を入れて演じて行かなければと思っています。原作は黒髪ボブヘアがトレードマークですが、ドラマ版では180度違った髪型で表現をさせてもらっています。ドラマ版の世界観もお楽しみに。一切の妥協を許さず、光一ら部下に厳しくあたる優秀なクリエイティブディレクター・柳一役には「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート」の丸山智己。実力はあるが人間性に難があり、内外問わず敵が多い。コメント何者でもない自分に焦り、失望し何者かになりたくてもがく光一の姿に、かつての自分を重ねては身につまされる思いで原作を読みました。とてもやりがいのある役で楽しんで演じつつ、関西人のキャラクターなので毎回苦戦しています笑。デザイン以外には興味が持てない柳の中に、チラッと見える人間性のようなものをどこかで感じていただけたら幸いです。「左ききのエレン」は10月20日より毎週日曜24時50分~MBSにて、10月22日より毎週火曜25時28分~TBSにて放送開始(MBS初回は10月20日25時15分~)。TBSの1話放送直後より、動画配信サービス「U-NEXT」にて独占見放題配信。(text:cinemacafe.net)
2019年09月20日神尾楓珠と池田エライザがW主演するドラマ「左ききのエレン」が、10月よりMBS/TBSドラマイズム枠にて放送されることが決定した。広告代理店に勤務するデザイナー・朝倉光一は、がむしゃらに努力し働くも、数多いるクリエイターの中に埋もれ、誰もが注目する存在にはなれないでいた。苛立ちとやりきれない思いを抱えた光一は、高校時代に出会った天才、山岸エレンとの思い出の場所を訪れ、ある事件のことを思い起こす。一方、“左きき(ザ・サウスポー)”と呼ばれ、ニューヨークでアーティストとして活動するエレン。ほかを圧倒する才能を持ちながらも、心の底から湧き上がる“描きたい”という衝動に駆られるものもなく、もがき苦しんでいた…。“何者か”になりたい凡才と不器用に生きる天才…それぞれの本気の先にあるものとは――。本作は、2016年から「cakes」にて連載がスタートし、cakesクリエイターコンテストで特選を受賞したかっぴーによる同名漫画の実写ドラマ化。また、2017年10月からは、「少年ジャンプ+」にてリメイク版が掲載され、いま話題沸騰中。自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見る朝倉光一と、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの苦悩と孤独を抱える山岸エレン。凡才と天才、相対する2人の敗北や挫折を通して、その先に「本当の自分」を発見するまでをリアルに描き出す青春群像劇だ。今回この朝倉光一役を、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」「都立水商!~令和~」など近年ドラマ出演が目立つ神尾楓珠。山岸エレン役を、モデルや女優、そして監督にも挑戦するなど幅広い方役が注目される池田エライザが演じる。本作で地上波初主演を務める神尾さんは、元々原作を知っていたそうで、「今回朝倉光一として演じられることを嬉しく感じています」と喜ぶ。また「この作品は『天才になれなかった全ての人へ』というキャッチコピーがありますが、僕自身もその中の一人なので、演じる上で皆さんに何かを届けると同時に自分としても何かを見出せるように向き合いたいと思います」とコメント。そして原作を「ずっと追って読んでいます」という池田さんは、「登場する人物たちの台詞に何度も刺激を受けました。ぼーっと鈍感に生きていると勿体無いなあ。と思わせてくれる作品です。私自身も左利きということもあり、勝手ながら親近感を感じている作品です。天才エレンの苦悩は計り知れませんが、しっかりと向き合います」と意気込みを語っている。「左ききのエレン」は10月よりMBS&TBSにて放送スタート。MBS:10月20日より毎週日曜日24時50分~(※初回25時15分~)TBS:10月22日より毎週火曜日25時28分~10月22日より毎週火曜日26時~U-NEXTにて独占配信(cinemacafe.net)
2019年09月08日映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1&PART2』から19年――。ハリーとその仲間たちがホグワーツ魔法魔術学校を去った後の世界を描いた最新作にして、舞台脚本の書籍化である「ハリー・ポッターと呪いの子」は、事実上のシリーズ最終巻とされている。この春から、その舞台がオーストラリアのメルボルンで上演されている。アジア・パシフィックで唯一の上演都市となったこの街で、ハリー・ポッターの世界を探した。舞台の上演都市として選ばれた理由2月、オーストラリアのメルボルンで、シリーズ最新作にして完結編とされる舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」がプレミアを迎えた。ロンドン、ニューヨーク、そしてメルボルン。第3番目の都市に選ばれた理由はどこにあったのだろう。もちろん、英語で制作された舞台ということで、英語圏であるということがひとつ。そして、アジア・パシフィック随一とも言われる豊かなシアター文化があったことも大きな理由のひとつだと制作陣は話している。ロンドンにはウエストエンド、ニューヨークにはブロードウェイという世界に名を轟かせる劇場街があるように、メルボルンにはイーストエンドがある。CBDと呼ばれる中心部の東側にあり、徒歩圏内に6つの伝統的な劇場が立ち並ぶ。2月は、ハリウッドの大女優エレン・バースティン出演の作品や、人気映画の舞台版「スクール・オブ・ロック」なども上演されていて、昼間から大いににぎわっていた。周辺の路地には地元住民が好む人気のレストランやカフェ、スイーツショップが潜んでいる。秘密のお店を教えてくれ、各店で試食試飲ができるヒドゥン・シークレット・ツアーズも開催されている、観光客にも人気の地域だ。このエリアでもひときわ華やかな歴史を持つ劇場が、「ハリー・ポッターと呪いの子」を上演しているプリンセス・シアター。“プリニー”の愛称でよばれる、ビクトリア州遺産に指定の建造物だ。1886年のオープン以来、ストレート・プレイ、オペラ、ミュージカル、そして映画など数々の名作が上映され、ローレンス・オリヴィエやヴィヴィアン・リーの出演、エリザベス女王の臨席を賜ったこともある由緒ある劇場なのだ。そんなシアターが、ハリー・ポッターらを迎えるために2年前から動き出した。昨年は、6か月かけてインテリアの改装を行い、コロニアル・イエローの壁、そしてカーペットまでもがホグワーツ&ハリー・ポッターをモチーフにしたものに姿を変えたのだ。劇場が持つ雰囲気はとても大事だと制作者のひとりは語る。プリンセス・シアターの存在が、メルボルンが第3の都市になった大きな理由のひとつでもあるというわけだ。物語の世界にリンクする街の雰囲気そしてやはり、この劇場を抱くメルボルンが持つムードというのも、決め手となった大きな理由なのだろう。先住民族アボリジニの文化と、1835年から始まった入植者たちの文化によって形づくられたメルボルン。特に、19世紀に起こったゴールドラッシュで急激に栄え、その頃に建てられたビクトリア朝時代の建築物が街の中心部や郊外にも残り、近代的な街並みと美しく融合している。街を歩いていると、ヨーロッパにいるのかと錯覚してしまう。そんな雰囲気にはハリー・ポッターの世界と通じるものがある。ユネスコ世界遺産に登録されている王立博覧会ビル(ロイヤル・エキシビションビルディング)は1880年にメルボルンで開催された万国博覧会のために建てられた。ビザンチン様式、ロマネスク様式、ルネッサンス様式の建築様式を複合しているのもユニークだが、驚くべきはいまも現役で稼働していて、イベントがあれば入館可能だ。遺産指定されている街のアイコン、フリンダースストリート駅は『魔女の宅配便』にもヒントを与えたとされていてジブリファンには有名だが、エドワード朝の建物だ。同じく遺産指定されている聖パトリック大聖堂はオーストラリア最大のゴシック建築。中に入ると、まるでホグワーツの世界に迷い込んだようだ。中でもおすすめは、“一度は行きたい”と称されているビクトリア州立図書館。1854年に設立されたオーストラリア最古にして、世界最初の無料ライブラリーだ。市民にとって知の泉のような場所だが、稀覯本、歴史的な文書など貴重なコレクションでも知られ、ギャラリーでは常時アートも展示されている。地元住民でなくても館内を見学できるのが嬉しい。見どころはラトローブ閲覧室。天井が高く、広々とした様子で、ここなら勉強がはかどりそうだ。壁の本棚にびっしりと書籍が収納されている様子も壮観なのだが、最上階のあるスペースだけ本棚が空になっている。実はここだけ、何度本を並べても、翌日には全ての本が下に落ちてしまっているのだという。そのため図書館側は、本を並べるのをやめてしまったといういわくつきの本棚なのだ。実は、「ハリー・ポッターと呪いの子」上演劇場であるプリンセス・シアターにも、こんな話が。1888年3月3日、オペラ「ファウスト」の主演だったフレデリック・ベイカーがクライマックスで奈落に消えた際、心臓発作を起こして帰らぬ人となる悲劇が起きた。にもかかわらず、それを知らずにいた共演者や観客たちは彼が終演後に舞台に現れ、お辞儀をしたと言い張ったという。その後、数年に渡り劇場は、舞台が初日を迎えるときは3列目の特等席を空席にし、彼に敬意を表した。現在も、フレデリックの目撃談は絶えない。いまは、嘆きのマートルと意気投合していることだろう。歴史とストーリーのある建造物と、ホージア・レーンなど有名なグラフィティ・アートの(『アメリ』など、映画にまつわるモチーフも多数)ある現代を象徴する裏道が隣接しているメルボルン。カンタス航空が成田からメルボルンまで毎日直行便を運航しているので、観劇のためはもちろん、ほかの都市への拠点としてもスムーズに移動できる。個性的な企画展にも定評のあるナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリアほか、世界有数のアート&カルチャーが体験できるこの街で、ハリー・ポッターの世界を探してみてはいかがだろう。協力:オーストラリア政府観光局/ビクトリア州政府観光局(text:June Makiguchi)■関連作品:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 2010年11月19日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Warner Bros. Ent.Harry Potter Publishing Rights © J.K.R.Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2019年04月05日世界的なファッションフォトグラファー、エレン・フォン・アンワース(Ellen Von Unwerth)の来日を記念し、東京・銀座 蔦屋書店にて10月31日にサイン会が開催される。ドイツ出身のエレン・フォン・アンワースは、ファッションモデルから転身し、フォトグラファーとしてキャリアをスタートして以降、数々のインターナショナルブランドのビジュアルを撮影。1990年代前半にゲス(Guess)の広告で注目を集め、シャネル(CHANEL)、ディオール(Dior)、ジミー チュウ(JIMMY CHOO)、ミュウミュウ(MIU MIU)、資生堂など、数多くのブランドの広告を手掛ける。また、『Vogue』や『The New York Times』などの表紙やエディトリアルの撮影も行なっている。エレンのセクシーで力強く、生き生きと輝く女性像は、世界を魅了している。今回、エレンの来日を記念したサイン会が、銀座 蔦屋書店にて開催される。銀座 蔦屋書店オンラインショップにて、対象書籍のいずれかを購入すると参加できる。予約方法の詳細は銀座 蔦屋書店の公式サイト()にて。女性フォトグラファーの第一人者として活躍するエレン・フォン・アンワースに、直接サインをもらえる貴重な機会をお見逃しなく。【イベント情報】ファッションフォトグラファー エレン・フォン・アンワース来日記念サイン会会期:10月31日会場:銀座 蔦屋書店住所:東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F時間:19:00~21:00
2018年10月25日2014年に同性愛者であることをカミングアウトしたエレン・ペイジ(30)が、パートナーのエマ・ポートナーさん(23)と結婚した。エレン本人がSNSで報告している。「この素晴らしい女性を妻と呼ぶことができるなんて信じられないわ」と大喜びのエレン。結婚指輪を薬指につけた2人の手をクローズアップした写真や、エマさんと顔を寄せ合う写真など、幸せいっぱいの新婚生活をファンにシェアした。エマさんもほぼ同じコメントと写真をSNSにアップし、「愛してる」と新妻にメッセージを送っている。「HollywoodLife.com」によれば、エマさんはエレンと同じくカナダ出身で、プロのダンサーだという。ジャスティン・ビーバーのMVの振付けを担当したこともあるそうだ。エレンとエマさんが交際を公にしたのは、エレンが主演した『フラットライナーズ』のプレミアにエマさんを同伴者として連れて出席した昨年9月。以来、2人のSNSには仲睦まじいツーショットがたびたび掲載され、ファンたちは2人の恋を応援していた。エレンのSNSには「プリティ・リトル・ライアーズ」のトロ―ヤン・ベリサリオや、『シン・シティ』シリーズのジェイミー・キングらセレブから祝福コメントが届いた。(Hiromi Kaku)
2018年01月05日アメリカをさまよう1匹の可愛いダックスフントと、その飼い主となる冴えない人々の姿をジュリー・デルピー、ダニー・デヴィート、エレン・バースティンらの名優たちで描く物語『トッド・ソロンズの子犬物語』。子犬はめちゃ可愛いのに、人間たちはダメダメ、タブー満載の予告編とポスタービジュアルが解禁となった。病弱な子どもとその家族(母親はジュリー・デルピー)に引き取られるダックスフント。無邪気に問題ばかり巻き起こし、たちまち多くの人々の手に渡ることになる。ダックスフントが出会うのは、崖っぷちに立たされた映画学校の講師兼脚本家(ダニー・デヴィート)、偏屈なおばあさん(エレン・バースティン)とその孫娘、そして心優しい獣医の助手ドーン・ウィーナー(グレタ・ガーウィグ)たち。彼らは皆、満たされておらず、何かを強く求めているのだが…。『ハピネス』『ストーリーテリング』など、ブラックユーモアたっぷりのインディペンデント作品で知られる鬼才トッド・ソロンズ監督の最新作となる本作。観る者に、爆笑と気まずい気分を提供してきた彼が今回手がけるのは、1匹の可愛いダックスフントの子犬と、その飼い主となる登場人物たちの容赦ないブラックな描写でおくる人間ドラマ。予告編映像からもわかるように、名だたる俳優陣が、いままで聞いたことのないブラックなセリフを発する強烈なキャラクターを演じるのも大きな見どころ。まずはじめに、ダックスフントと出会うのは病弱な男の子レミ。彼の母親を演じるのは、リチャード・リンクレイター監督『ビフォア』シリーズなどで知られるジュリー・デルピー。去勢されそうになる子犬をかばう息子を、ひどい作り話で説得しようとし、「火葬って何?」と聞かれると、「オーブンでサッと焼くのよ」と真顔で答える始末…。数々の映画で見せたキュートさは影を潜め、ちょっとおかしな母親を熱演する。次にダックスフントと出会うのは、心優しい獣医の助手ドーン・ウィーナー(グレタ・ガーウィグ)。子犬がきっかけで学生時代の憧れの男子(キーラン・カルキン)と再会し、小旅行に出ることになるが、実はその彼、危険なドラッグにはまっている様子…。さらに、その後ダックスフントと出会うのは、学生にバカにされている映画学校の講師兼売れない脚本家・シュメルツ(ダニー・デヴィート)。かつて映画を1本監督したことがあることだけが心の頼り、学生にもエージェントにもナメられている気の毒な男だ。そして、病におかされ、孫娘に小遣いをせびられるおばあさんを演じるのは、『アリスの恋』でアカデミー主演女優賞に輝き、『インターステラー』『アデライン、100年目の恋』など活躍を続ける大女優エレン・バースティン。ダックスフントに「がん」という名前をつけたり、孫娘に「昔ヌードモデルをしていた」話をわざわざしたりする、偏屈な老婆を演じているのも注目。予告編の最後には、爆弾を背負ったダックスフントと爆発物処理班の姿…。いったい、何がこれから起きるのか?未体験の笑い(?)が正月気分の日本を包み込むことになりそうだ。『トッド・ソロンズの子犬物語』は2017年1月14日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日アメリカで9月にシーズン13を迎える「グレイズ・アナトミー」に主人公のメレディス・グレイを演じているエレン・ポンピオ。その細身のスタイルから、常に「摂食障害では?」とメディアに書き立てられ、それによって自分に自信が持てなくなってしまっていたそうだ。そんな彼女がついに「People」誌で抗議の声を上げた。「私を摂食障害者として扱うメディアはとても無責任だっていつも思ってた。もし私に憧れている女性たちがいて、私みたいにならなきゃって思ったらどうするの?恐ろしい考えだわ…」とメディアを批判し、自分はあくまでも「生まれつきやせているだけで、摂食障害には一度もかかったことがない」と主張した。また、エレンにささやかれるもう1つのうわさ「ボトックス」についても「個人的に私はボトックスは打たない」とこちらも否定。「テレビで老けた自分を見るのは、この仕事のツライ部分の1つでもあるけど…」と前置きしながら、「20代30代の頃は見た目に執着するわよね。それって、知恵がないからよ。でも私は年を重ねて知恵がある。年を取るっていうのはある意味特権で、誰にでも与えられているわけではないってことを知っているもの。見た目の美しさを失ったって、健康で家族がそばにいてくれる方がよっぽど大事よ」と力説した。(Hiromi Kaku)
2016年07月28日エレン・デジェネレスは、映画『ファインディング・ニモ』でドリーの声を担当したことで、人生が救われたという。2003年の大人気映画『ファインディング・ニモ』の続編にあたる新作映画『ファインディング・ドリー』のプロモーションで英国に訪れたエレンは、11日に行われたロンドンの記者会見で「当時仕事のオファーがなくて、3年も仕事をしていなかったの。仕事の依頼がないことが怖かったわ。オリーブ園で働こうとしていたくらいよ! オファーをもらえたことが信じられなくて、しかもピクサーの映画の仕事で、最高だったわ」と話した。2003年に始まり2011年にはデイタイム・エミー賞を受賞した自身のトーク番組『エレンの部屋』の開始時にも有利に働いてくれたようで、「ニモの仕事が3年かかって、偶然にもトーク番組が開始するときに公開になったの。明らかに最高のタイミングだったわ。たくさんの意味で間違いなく私の人生を助けてくれたの」と続けた。アンドリュー・スタントン監督はドリーの役はエリーのために書いたといい、「彼女の声が頭から離れなかったんだ。がむしゃらに書いたさ、特定の俳優を思い浮かべて書いたのは初めてだったよ。それでエレンに電話して『やあ、アンドリューだよ、君のためにこの役を書いたんだ、もし君がやってくれないなら参っちゃうよ』って言ったんだ」と明らかにした。また、エレンはアンドリューが自身の仕事の苦境に気づいていなかったことが有り難いようで、「アンドリューがしたことも偶然という感じなの。私の状況に彼が気づいていたかわからないわ。彼は自分の世界に没頭するから、私に仕事がないことや求められていなかったことに気づかなかったのかも。みんなは『なんでエレンなんだ?』って言ったかもね」と語った。続編映画『ファインディング・ドリー』のアメリカでの興行成績は『ライオン・キング』の記録を超えそうだとフォーブスは報じている。(C)BANG Media International
2016年07月18日『アリスのままで』でアカデミー賞を受賞したジュリアン・ムーアが主演を務め、『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジと共演した『Freeheld』が、『ハンズ・オブ・ラヴ』とのタイトルで日本公開されることが決定、その特報映像が解禁となった。20年以上、刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だが、同性のパートナー同士では、それは法的に認められなかった。病と闘いながら、平等な権利と制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。本作は、2007年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した実話を基に映画化。愛するパートナーに遺族年金を遺すため、病と闘いながら、法に立ち向かっていく女性刑事を描く。主人公ローレルを演じるのは、世界三大国際映画祭全ての女優賞を制覇し、2015年には『アリスのままで』でついにアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーア。そのパートナー、ステイシー役を、本作の製作にも名を連ね、プライベートでも同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジが演じている。さらに、ローレルの同僚刑事で長年の相棒であるデイン役には『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家には『フォックスキャッチャー』のスティーブ・カレルが扮するなど、いずれもアカデミー賞ノミネート経験を持つアメリカ映画界屈指の演技派俳優陣が集結。今回解禁された特報では、マイリー・サイラスによる主題歌「ハンズ・オブ・ラヴ」に乗せて、ジュリアン演じるローレルとステイシーとの出会いから、病に冒されながらも、平等を求めて訴えるシーンが映し出されているほか、手を取り合って彼女を応援する同僚や、周辺の人々の姿が感動的に描かれている。50年代を舞台にした『キャロル』から半世紀の時を経て、愛する人のため、平等を求めて社会の壁に立ち向かった一人の女性の姿を、まずはこちらから確かめてみて。『ハンズ・オブ・ラヴ』は11月26日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日エレン・ペイジが、『フラットライナーズ』リメイク版に主演することがわかった。共演にはディエゴ・ルナの名前が挙がっている。監督は『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のニールス・アルデン・オプレヴ。プロデューサーには、オリジナルをプロデュースしたマイケル・ダグラスも名を連ねる。撮影は7月にスタートの予定。その他の情報心臓を停止させ、死後の世界を見ようとする医学生たちを主人公にしたSFスリラーで、1990年に公開されたオリジナルには同年、『プリティ・ウーマン』を大ヒットさせたばかりのジュリア・ロバーツが主演した。共演はキーファー・サザーランド、ケビン・ベーコン、ウィリアム・ボールドウィンら。音響効果編集部門でオスカーにノミネートされた。文:猿渡由紀
2016年03月02日ブレイク・ライブリーの出産後復帰作、第1作目となる『アデライン、100年目の恋』。いよいよ今週末10月17日(土)に公開を控えた本作は、ブレイク演じるヒロインが29歳のまま100年の年月を重ねていくラブファンタジー。このほど、その100年の時代を映し出したブレイクの着こなし術について、本作の衣装デザイナーが語るコメントとシック&ゴージャスな場面写真が一挙に到着した。『セレステ∞ジェシー』で注目されたリー・トランド・クリーガーが監督を務め、共演には『スター・ウォーズ』シリーズでおなじみのハリソン・フォード、オランダ出身の新鋭イケメン俳優ミキール・ハースマン、そしてオスカー女優のエレン・バースティンらが集結する本作。主人公は、ある出来事がきっかけで29歳の姿のまま歳を重ねることになってしまうアデライン。彼女は1920年代~現代に至るまで、時代ごとに見せるファッションは本作の魅力の1つとなっている。“現代のファッションであっても、1908年生まれのアデラインらしさが感じられるクラシカルでエレガントなスタイルにする“というのが、ブレイクをはじめ、クリーガー監督、『ムーラン・ルージュ』でアカデミー賞を受賞した衣装デザイナーのアンガス・ストラシーの共通認識だったという。アンガスは、「主人公について監督、ブレイクと話していたとき、ブレイクが『彼女は1世紀に渡って生きているんだから、センスの良い衣装が揃っているはず。それらを着こなすべきだわ。1920、30、40年代に着ていた服を現代になって着ない理由はないはずよ』と言うんだ。それから、私たちにとってとてもやりがいのある挑戦になったが、現代を生きる彼女のファッションの中にビンテージアイテムを取り入れることで、彼女のファッションを独特のものに仕上げることができたんだよ」と明かす。また、ブレイクについては、「彼女は物静かなおばあちゃんの雰囲気を持ち続けることにこだわった。見た目は違っても(彼女の身につける)ヴィンテージアイテムが“違う時代から来た”とさりげなく感じさせているんだ。彼女は着こなしが非常に上手で、見せ方が分かっていた」と続ける。「ブレイクはお気に入りの靴がいくつかあって、『この靴も良いし、こっちの靴も良い』と言ってはそのお気に入りのアイテムに戻っていくんだよ(笑)。あと、丈の長いタートルネックを沢山着ているけど、ブレイク自身の好みが反映されていると思う。それは彼女をとても良い老い方で見せられたし、見た目と中身の絶妙なバランスを表せたね!」と語った。抗うことのできない運命に流されながら生きてきた女性のラブファンタジーの中でも、存分に発揮されるファッションアイコンとしてのブレイクの洗練された着こなしをスクリーンでも楽しんでみて。『アデライン、100年目の恋』は10月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アデライン、100年目の恋 2015年10月17日より全国にて公開(C) 2015LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC, KIMMEL DISTRIBUTION,LLC AND LIONS GATE FILMS INC, ALL Rights Reserved
2015年10月14日タレントのローレン・マイコラス、ルー大柴が6日、都内で行われた、米映画『アデライン、100年目の恋』の公開直前イベントに出席した。17日から全国公開する本作は、ブレイク・ライヴラリー主演のラブファンタジー。ある出来事がきっかけで、29歳のまま年を取らなくなったアデラインは、100年の時を経て真実の愛に巡り合う――というストーリーで、ハリソン・フォード、エレン・バースティンらが出演している。プロ野球・読売ジャイアンツのマイルス・マイコラス選手の"美しすぎる妻"として話題のローレンは、ウェディングドレスで登場し、「自分が結婚した時を思い出します」とにっこり。続けて、「愛は長く続くものだと感じた。恋の勉強のために、男性にもオススメしたい」とアピールすると、ルーは、「ブレイクの赤いロングドレスがとてもセクシー。開いたマウスがふさがらなくなった。ハリソンの演技にもチキンスキンが立ちましたね」と"ルー語"でまくし立てて笑いを誘った。ローレンと腕組みをするなど終始ご機嫌のルーは、「とてもビューティフルなので非常にハッピー。ジャパンの中でナンバー1なんじゃないかな」とその美貌を称賛。結婚式以来だというドレス姿に、「夫にたくさん写真を撮ってねと言われました。家に帰ったら見せようと思います」と満足げなローレンは、「来年か再来年には、子どもを作りたいと思っています。温かい家庭を作りたいです。父親になった主人が子どもとキャッチボールをする姿を見たい」と幸せそうに話していた。
2015年10月06日TVシリーズ「ゴシップガール」で一躍人気女優の仲間入りを果たしたブレイク・ライブリーの出産後復帰作『アデライン、100年目の恋』。このたび本作の予告編に加え、待望のポスタービジュアルが解禁となった。現代のサンフランシスコ。市立の資料館で働き、老犬リースと暮らす29歳のジェニーは、ある日ホテルで行われた年越しパーティで、青年エリス・ジョーンズと出会い、惹かれあう。エリスの結婚記念日で彼の実家に招かれた二人。ジェニーとは初めて会うはずのエリスの父親は彼女を一目見るなり、驚愕の表情で「アデライン」と呼びかける。それは、彼が若い頃、心から愛した女性の名だった――。『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』シリーズでおなじみのハリウッドスター、ハリソン・フォードやオランダ人の新鋭ミキール・ハースマン、そしてオスカー女優エレン・バースティンが脇を固める本作。このたび解禁となった予告編では、ヴィンテージや新たにデザインされた衣装、そして「グッチ(GUCCI)」コレクションからも多数集められ、1900年代から現代までさまざまな時代を生きるアデラインのワードローブが垣間見える。ベルベットのドレスを着て優雅に登場するアデラインの姿はシックかつゴージャス!若々しい外見からは想像することのできない100年の英知を持ち成熟した聡明な女性を堂々と演じている。そして同時解禁となったポスターには、「永遠の秘密が、彼女にはあった。」の文字。あらがうことにできない運命に翻弄された彼女が100年のときを経て、見つけたものとは何だったのか?永遠に叶うことのない―愛する人と共に生きる幸せを求めたひとりの女性の現代のおとぎ話はどんな結末を迎えるのだろうか。公開を楽しみに待ちたい。『アデライン、100年目の恋』は10月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月29日「ゴシップガール」で知られるブレイク・ライブリーの最新主演作として、現在全米でも大ヒット中の『The Age of Adaline』(原題)が『アデライン、100年目の恋』として10月17日(土)より日本公開されることが決まった。舞台は、現代のサンフランシスコ。市立資料館で働き、老犬リースと暮らす29歳のジェニー(ブレイク・ライブリー)は、ホテルで行われた年越しパーティーで、エリス・ジョーンズ(ミキール・ハースマン)という青年と出会い、惹かれ合う。あるとき、エリスの両親の結婚記念日に、彼の実家に招かれたふたり。ジェニーと初めて会うはずのエリスの父親ウィリアム(ハリソン・フォード)は彼女をひと目見るなり、驚愕の面持ちで「アデライン」と呼びかける。彼女は、かつてウィリアムが心から愛した女性だった――。本作は、ある出来事がきっかけで“老化”が止まり、若く美しいまま“永遠の 29歳”を100年あまりも生き続けた孤独な女性が、真実の愛を見つけ出す大人のおとぎ話。ブレイクは、2014年末に夫ライアン・レイノルズとの間に第1子を出産。その自然体のライフスタイルも注目され、自身が手がけるライフスタイル・サイト「Preserve」の人気も上々、先日はウディ・アレンの新作でもヒロインを演じることが発表されたばかりと、公私ともに絶好調。本作では、産後も変わらぬ美しさで、不可思議な人生を生き続ける女性を好演しており、現在公開中の全米ではBOX OFFICEで初登場3位、3週目も3位をキープする大ヒットとなっている。監督は、『セレステ∞ジェシー』のリー・トランド・クリーガー。共演には、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも登場するハリウッドの大スター、ハリソン・フォードに、「ゲー ム・オブ・スローンズ」などに出演してきたオランダの新鋭ミキール・ハースマン。そして、『インターステラー』で涙を誘ったエレン・バースティンが、美しくも哀しい運命を背負ったアデラインの人生を支える重要人物を演じ、この不思議な物語にリアリティと重厚感を与えている。また、100年間を彩る珠玉の衣装には「GUCCI(グッチ)」を始め、ヴィンテージが盛りだくさん。ライブリーはその名を世界中に知らしめた大ヒット海外ドラマ「ゴシップガール」で一躍ファッショニスタとなったが、本作では、1900年代から現代まで、さまざまな時代のハイブランドドレスを着こなし、大人っぽいシックな装いで登場。産後も変わらぬ、艶やかさと華やかさでスクリーンを彩っている様子だ。『アデライン、100年目の恋』は10月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月13日ケイティ・ペリーがハーフタイムにド派手なパフォーマンスをしたり、CMに『ジュラシック・ワールド』最新TVスポットが流れたりと、全米が大きな盛り上がりを見せ、注目するアメフトの優勝決定戦スーパーボウル。先日公開されたケヴィン・コスナー主演作『ドラフト・デイ』も、アメフトチームの再建をかけたドラフト会議をテーマにし、評判を呼んでいる。このほど、本作からレアショット満載メイキング写真とメイキング動画が解禁となった。巧みな戦略とダイナミックなプレーが幾度となく繰り広げられ、市場規模約1兆円といわれる“世界一のスポーツ”アメリカンフットボール。本作は、NFL(ナショナルフットボールリーグ)の一大イベント“ドラフト会議”と、その裏の情報戦や駆け引き、ハッタリといった“究極の心理戦”を描き出していく、手に汗握るエンターテイメントだ。今回解禁となるのは、主人公の弱小アメフトチームのGMを熱演したケヴィンや、ケヴィンの母親役を演じた『インターステラー』のエレン・バースティン、チーム監督役の『アメイジング・スパイダーマン』のデニス・リアリー、ケヴィンの右腕となる『ダラス・バイヤーズクラブ』のジェニファー・ガーナ―、そして本作のメガホンを取ったアイヴァン・ライトマン監督らが登場する、貴重なメイキング写真&動画。中でも、ケヴィンとエレンが撮影合間に見せた笑顔写真と撮影合間の過ごし方には注目!映画本編でケヴィンは、全米が注目するドラフト会議で、有能選手獲得に奮闘するGMサニーを演じ、1ミリたりとも気を緩めない緊迫したムードを漂わせているが、メイキングでは打って変わって、アメフトのボール片手に脚本家の2人と楽しそうに会話。目じりがくしゃっとなるほどの満面の笑顔を見せ、まるで少年に返ったようにキャッチボールに興じる場面もある。そして、SF大作『インターステラ―』への出演も記憶に新しい大女優のエレンは、本作では折り合いの悪い息子サニーの取る行動に終始イライラ、口うるさく怒る母親役だったが、こちらもスタッフと談笑しながら優雅な微笑みを披露。笑顔から滲み出るエレガントな雰囲気は、さすがの貫禄といったところだ。豪華キャストの演技がぶつかり合う本編とは裏腹に、和やかな雰囲気でチームワークもばっちりなスタッフ&キャスト陣。そんな彼らが織りなす化学反応に、注目してみて。『ドラフト・デイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドラフト・デイ 2015年1月30日より全国にて公開(C) 2014 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2015年02月04日ジュリアン・ムーアとエレン・ペイジが主演を務めるレズビアン映画『Freeheld』(原題)の撮影が、ニューヨークのカトリック系高校に断られていたことを「US Weekly」が明らかにした。『Freeheld』はアカデミー賞の短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した同名のドキュメンタリーをもとにピーター・ソレット監督が制作した映画で、同性愛者の権利を求めるカップルの姿を描いた社会派ドラマだ。この映画のシーンの撮影のため、スタッフはカトリック系の高校に使用許可を取ろうとした。初めは学校側もこころよく同意したのだが、映画のテーマ(=同性愛)について知った途端に許可を取り消してしまったという。同映画のプロデューサーであるマイケル・シャンバーグ氏は「彼らの“ノー”という権利を尊重するよ」「だけど悲しい」と、やりきれない心中を吐露している。また同氏は「The Hollywood Reporter」に、その学校が過去にミュージック・ビデオやテレビCMの撮影に対しては許可を出していたとも語った。「(学校側は)内容を知ったから断ったんだ」「この映画は同性婚の話ではない、結婚をしようとする女性の話でもない。勇敢だった女性の尊厳を伝えるためのものだ。この映画のテーマは、フランシスコ法王が昨日、教会が同性愛者を受け入れるべきだと提案したもの(と同じ)だと思っている」。(※ローマ教皇であるフランシスコ法王は、今月13日にローマ・カトリック教会の同性愛者受け入れを提起した)同性愛者であることをすでに告白しているエレン・ペイジは学校側の拒絶に対し、Twitterを通して次のような明確な態度を打ち出している。「宗教を使って偏見が正当化されるのは悲しいことです。学校のLGBT(※)の生徒に私のサポートを送ります、(彼らが)受け入れられますように」(※LGBT…ゲイやレズビアンなどセクシャル・マイノリティーの人々の総称)『Freeheld』が映画の中のみならず、現実の撮影でも偏見と闘わなくてはならなかったという事実は多くの課題を提起している。様々なメッセージが含まれると予想される映画『Freeheld』は2015年に本国で公開予定だ。(text:cinemacafe.net)
2014年10月24日諫山創原作の人気漫画『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガーが巨人化した姿がプラモデル化され、2015年2月にコトブキヤより発売される。価格は4,968円(税込)。9月末に開催された「第54回全日本模型ホビーショー」では、彩色サンプルがお披露目され話題となっていた『エレン・イェーガー 巨人Ver.』は、フルアクションプラモデルとして立体化されたもの。劇中のイメージを見事に投影した肉体造形と、それを損なわない巧みな関節可動の融合により、独特なスタイル再現とプレイバリューを両立しているという。頭部を差し替えることにより「咆哮顔」と「通常顔」の両方が再現可能で、頭部はどちらもPVC製塗装組み立て済み仕様。体を組み立てるだけで劇中イメージに近い仕上がりとなる。さらに、頭の内部には「眼球可動ギミック」が搭載され、自由自在に視線変更することも可能。本体可動と合わせて、さまざまなポージングを楽しむことができる。商品価格は4,968円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年2月を予定している。(C)諫山創・講談社
2014年10月24日オスカー俳優となったマシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイが、地球滅亡のカウントダウンが迫る中、人類と愛する家族の未来を守るため史上最大のミッションに挑む、クリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』。常に超・秘密主義を貫き、未だその全貌を明かそうとしないのがノーラン監督だが、このほど、本作の内容に迫る最新映像と劇場用本ポスタービジュアルが解禁。「必ず、帰ってくる」と娘に誓う父親の愛と絆を描くストーリーが明らかとなり、ノーラン監督とマシューからもコメントが到着した。明日か、それとも10年後か…そう遠くない未来。世界的な食糧飢饉、劇的な環境変化によって、地球の寿命は尽きかけていた。人類の“移住の地”を探すという、生きて帰れるかも分からない重大な使命を担う旅に選ばれたのは、元エンジニアの男・クーパーと数少ないクルーのみ。彼らは居住可能な新たな惑星を探すため、前人未踏の未開の地へと旅立つ。それは人類の限界を超える、実現不可能にも思えるミッションだった――。壮大な宇宙空間を舞台に、人類の存亡を懸けた史上最大のミッションに挑む人間ドラマが、圧倒的スペクタクルと映像美によって描かれる本作。『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞「主演男優賞」を受賞したマシュー、『レ・ミゼラブル』で同「助演女優賞」を受賞したアンを筆頭に、アカデミー賞ノミネートのジェシカ・チャステイン、同じくケイシー・アフレック、さらにアカデミー賞受賞者のエレン・バースティン、マイケル・ケインといった大ベテランも集結し、エモーショナルなドラマを盛り上げている。今回到着した映像では、「君の娘さんの世代で世界は終る」と告げられた、マコノヒー演じる主人公・クーパーが、意を決して宇宙へ飛び立ち、辺り一面が白銀の氷の惑星、山のような波が迫る水の惑星など、人知を超えた星で冒険を繰り広げる様が描かれている。ノーラン監督は撮影にあたり、実際の極寒地でのロケを敢行し、実物大の宇宙船を制作。撮影の技術顧問に、国際宇宙ステーションへ5回飛行したこともある宇宙飛行士を招くなど、徹底的にリアルにこだわったという。「僕はCGの宇宙船はどうしても嫌だったんだ。わざわざロケ撮影をするなら、その景観に実際に置ける物を作らなきゃ」と監督はふり返る。主人公を演じたマシューは、「クリス(クリストファー・ノーラン)の映画には、常に壮大なスケール感がある。この映画は彼のこれまでのどの作品よりも野心的。それでいて、その壮大さに人間性と親密感が押しつぶされてはいないんだ。むしろ、この映画にはもっと人間の血が通っている。ここで描かれているのは、バットマンのような架空の存在ではなくて、実際の人間なんだからね(笑)」と、監督がこだわり続ける本作のテーマを賞賛。また、ノーラン監督は本作について「でも、僕にとってこれは、父親であることの意味を描いた作品でもある。僕の制作プロセスにおいて、そういうアイデアを最優先にしているからこそ、宇宙の要素を楽しむものだけでなく、ストーリーのある映画になっていると思う」と、“父・ノーラン”としての作品でもあることを公言する。ポスタービジュアルにも描かれた「必ず、帰ってくる」の言葉通り、宇宙を超えた父娘の約束は果たされるのか?まずはこの映像から、“自分の子どもの未来か、人類の未来か”、究極の選択に直面する主人公と共に想像を絶する映像を体験してみて。『インターステラー』は11月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月23日史上規模7,000億円といわれる“世界一”のスポーツ、アメリカンフットボール。このほど、ケヴィン・コスナーが弱小アメフトチームの再建を託された崖っぷちGM(ジェネラル・マネージャー)に扮する映画『ドラフト・デイ』が、2015年1月30日(金)に公開されることが決定。スポットライトを浴びるケヴィンをとらえたメインビジュアルが解禁となった。アメリカン・フットボールのプロリーグNFL(ナショナルフットボールリーグ)に所属するクリーブランド・ブラウンズのGM、サニー(ケヴィン・コスナー)。チームの運営と強化を一手に担う彼は、最近のふがいない成績に責任を感じ、今年こそは地元ファンの期待に応えたいと願っていた。だが、そのためには12時間後に迫ったドラフト会議で、超大物ルーキーを獲得することが必要不可欠。ところが、ライバル・チームのGMに苦しい事情を見透かされ、無謀なトレード話に応じてしまう。容赦ないプレッシャーの中で孤立し、キャリア最大の危機に見舞われたサニーは、人生のすべてを懸けた決断を“ドラフトの日”に委ねることに――。本作は、アメリカで最も愛されているスポーツリーグNFLの一大イベント“ドラフト・デイ”に挑む、全チームのGMたちによる駆け引き、ハッタリ、情報合戦を描く手に汗握る痛快エンターテイメント。国中が注目するドラフト会議に挑む主人公のGM・サニーを演じるのは、近年、主演作『ラストミッション』ほか、『マン・オブ・スティール』『エージェント:ライアン』と、出演作が立て続けに公開されているケヴィン・コスナー。彼を公私共に支える女性には『ダラス・バイヤーズクラブ』のジェニファー・ガーナ―、母親役にはオスカー女優のエレン・バースティンが扮し、監督を『ゴーストバスターズ』シリーズのアイヴァン・ライトマンが務める。また、ラジーヴ・ジョセフ、スコット・ロスマンによる脚本は、ハリウッドの業界人が優秀な脚本を選ぶ「ブラックリスト2012」でNo.1に輝いたもので、ストーリー展開の面白さは折り紙付き。到着したメインビジュアルには、アメリカンフットボールの試合映像を背景に、眩しいほどのスポットライトを浴びながら自信たっぷりの笑顔で片手を上げる、ケヴィン演じる主人公サニー・ウィーバーが写り、世界No.1スポーツのエンターテインメント性をもよく表している。限られた時間の中でベストの決断を下さなければならないプレッシャーと、最後まであきらめずライバルとの心理戦に挑む彼の姿は、世に働くすべての人たちに勇気と活力を与えるだろう。『ドラフト・デイ』は2015年1月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日