スイーツ好き必見のカフェ赤坂見附のカフェ「La table du primeur(ラ・ターブル・プリム)」が、ロースイーツの専門カフェとしてリニューアル。「お店だからでこそお召し上がりいただけるスイーツ」をコンセプトに、見た目にも味にもこだわったロースイーツメニューを取りそろえている。美容に欠かせない?流行のロースイーツとはロースイーツとは、ヴィーガン(完全菜食主義)のカテゴリーに含まれる、非加熱で作るスイーツのこと。48度以下の温度でのみ調理するため、ビタミンやミネラル・酵素を生きたまま摂ることができると言われている。良質の油分を含むオーガニックの生ナッツやココナッツオイル、チアシードやアサイーなどのスーパーフードを材料として用いるのも特徴だ。また、白砂糖・卵・乳製品を使用しないため、アレルギーがある人でも食べられる。話題のグルテンフリーでもあり、糖質制限をしている人でも安心でき、食べる人を選ばない。大人も満足なスイーツタイムメニューの数々は、都会にあるスタイリッシュな隠れ家的店舗で、健康的な料理・スイーツを提供したいというオーナーパティシエ Mii(立石 博美)が、契約農家から届く無農薬・無低農薬の厳選素材を使って毎日手作りする。こだわりの季節のフルーツをふんだんに使用したケーキをシャンパングラスの中に盛り付けた「シャンパングラスRawケーキ」(税抜930円)や、スーパーフードの非ローストカカオをたっぷり使用した濃厚なショコラケーキ「Rawガトーショコラ」(税抜830円)をはじめとしたカフェメニューの他、メイソンジャーや陶器に入ったおしゃれなテイクアウトメニューも用意されている。これだけこだわりのつまったロースイーツカフェなら、食欲の秋もヘルシーに満喫できそうだ。もう、おやつに罪悪感はいらない。(画像はプレスリリースより)【参考】・La table du primeurプレスリリース・La table du primeur
2015年09月20日ドッグカフェや猫カフェなど、動物に出会えるカフェは多数存在するが、昨今では爬虫類カフェやインコカフェなど、珍しい動物カフェも登場してきている。今回は、そうした珍しい動物カフェのひとつであるフクロウカフェ・「アキバフクロウ-AKIBA FUKUROU-」を訪れてみた。○いざ、入店!JR秋葉原駅の中央改札口を左へ出て徒歩2~3分。カフェに到着したので中に入ってみると……。まるでお姫様のお部屋のような空間が広がっていた。手の消毒を行い、店内で飲むドリンクを選ぶ。席に座ると、店内放送が始まった。くちばしや爪はメンテナンスしてるので安全とのこと。また、カメラを近づけすぎたり大きい声を出してはいけないなど、フクロウへの接し方についても説明が流れた。○小さなフクロウたちがいっぱい!店内では様々な種類のフクロウたちが羽を休めていた。種類が違えば当然容姿も異なる。模様どころか顔つき自体もかなり異なっていた。こちらのアキバフクロウは、なんと完全予約制。そのため、お店の中が混雑してフクロウと触れ合えない! といった心配もない。1時間の入替制で、価格は一人1,500円(税込み)だ。予約はメールで行うことができる。受付期間は予約希望日の3日前~20分前まで(例えば10日に予約を取りたい場合は、7日の0時から予約可能)。予約確定メールがお店から届いたら予約が完了。先着順で受け付けるとのことだ。ちなみに、アキバフクロウは食事を楽しむことをメインとするカフェではないため、様々な種類のコーヒーやケーキのメニューはなく、簡単なドリンクが用意されているのみとなる。あくまで、フクロウと直に楽しく触れ合うための空間というわけだ。○みんな仲良しこちらのフクロウたちは小さいころから細心の注意を払って一緒に育ってきたので、どの子も非常に仲が良い。この日は、二羽がかりで一生懸命体をツンツンされていた。○大きい子もいるさて、同店にいるフクロウたちはどの子も小柄だが、この子だけは別格。小柄な猫ほどもある大きさで、クリクリとしたオレンジ色の愛らしい目が特徴だ。なお、こちらのフクロウカフェでは、衛生面や安全面を考慮し、店内での放鳥はしていないとのこと。よく見てみると足にピンク色のリードがついていた。○腕に乗せることもできるお店のスタッフさんにお願いすれば、フクロウを腕に乗せるサービスを楽しむこともできる。素手で乗せることもでできるし、手袋をはめた上で乗せることもできる。ちなみに、フクロウの体調管理はスタッフが日々行っているため、フクロウたちへのエサやり体験サービスは実施していないとのこと。○写真撮影もOK!店内では、自由に写真撮影を行うことができる。ただし、フクロウたちが驚いてしまうため、フラッシュ撮影・AF補助光の使用は不可とのこと。また、他の動物カフェと同じように、同店でも年齢制限が設けられている。アキバフクロウでは、3才未満の子供の入場は不可で、小学生以下の場合は保護者の同伴が必要とのことだ。様々な種類のフクロウたちに出会える「アキバフクロウ」。人なれしている子たちばかりなので、初めての人でもゆったりと楽しむことができるカフェだ。秋葉原を訪れた際は、是非一度足を運んでみてはいかがだろうか。
2015年05月25日ベネリックは5月に、「ウルトラ怪獣シリコントレー(6怪獣)」を発売する。○ホームパーティーで話題沸騰確実!?同商品は、シリコントレーでウルトラ怪獣をかたどった氷やデザートなどが作れるもの。怪獣は、「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」に登場した人気の怪獣・宇宙人からセレクト。バルタン星人、ゴモラ、ダダ、メトロン星人、チブル星人、イカルス星人の6体となる。価格は1,200円(税別)。2014年に発売した「ウルトラマンシリコントレー6ヒーロー」(1,200円・税別)と合わせて、ホームパーティーの演出などで楽しむことができるとしている。 いずれも素材はシリコン樹脂。耐熱温度は230℃、耐冷温度は-20℃。個々の氷の長さは約5cmとなる。ウルトラマンのオフィシャルショップ「ウルトラマンワールドM78」および「SHOT M78」や、円谷プロ公式オンラインショップ 「ウルトラマンワールドМ78怪獣デパート」で販売する。(C)円谷プロ
2015年04月02日ネスレ日本株式会社(本社:神戸市、代表取締役兼CEO:高岡浩三)が運営する「カフェ ネスカフェ 原宿」が、2月28日に装いも新たにグランドオープンする。オープンにあたってのコンセプトは「五感で楽しむ体験型カフェ」。ネスカフェの新たな旗艦店として、味だけでなく、コーヒーを飲む時間そのものを楽しむ提案を行っていく。新店舗のこだわりにおけるベースである「五感」とは、「味わう」「聞く」「香る」「触れる」「見る」の5つ。これらの要素を通して、既存のカフェでは体験できない「ワクワク感」を得てもらうことを狙いとしている。昨今流行りのサードウェーブコーヒーは、豆や淹れ方へのこだわりも高い分、プロでなければおいしく淹れるのが難しい。ネスカフェのコーヒーマシンは手軽さが売りだ。グランドオープンに際してネスレ日本は、「ネスカフェのマシンを使えば誰もが簡単に、ボタンを押すだけでいつものコーヒーを楽しむことができる。計量の必要もなくメンテナンスも簡単なので、ここにきて気に入ったら、ぜひご自宅にも導入してほしい」とコメントしている。入店するとまず目に入るのが、店内中央に設置された「味わう」ための体験コーナーだ。こちらのコーナーには、「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」と「ネスカフェ ドルチェ グスト」の2種類のコーヒーマシンを用意。客は「1day マグ」(926円)を注文すると、滞在中、何度でも利用することができる。味と淹れ方の組み合わせのバリエーションは約20種類で、同コーナーに常備のココアやチョコレートを使ってラテアートを楽しむこともできる。加えて、体験コーナー脇に常駐する感情認識パーソナルロボットPepperが常駐。ネスカフェに関する情報をさまざまに発信するのみならず、一人ひとりに合ったコーヒーを選ぶ。居心地のいい時間にふさわしい、美味しい料理も提供する。鉄鍋のココット×5種、ジャーサラダ×2種、パテ×8種からそれぞれ好きなものをチョイスする「デリ プレート」(1,250円)には、店内で捏ねるところから手掛けているフォカッチャ3枚、ドリンクがついてくる。スイーツの注目株は、素材にこだわった「マグケーキ」(352円)。「モカチョコチップ&バナナのマグケーキ」「バニラ&塩キャラメルのマグケーキ」などの全5種は、いずれもコーヒーとの相性にもこだわった仕様だ。店内はテラス席、ソファ席、カウンター席の他、階段型にデザインされた一角では、自宅リビングのように寝そべって過ごすこともできる。そのうちテーブル席には、「ネスカフェ」の品質を身近に感じてもらいたいとの想いから、店内でその日焙煎したばかりのコーヒー生豆を設置。また、店内には6色のクッションが常備されているので、好きな色の一枚を好きな席に運んで利用することができる。こうした施作についてネスレ日本は、「これまでのカフェはいわば“3rd place”で喫茶を楽しむものだったが、新しいカフェネスカフェではお客が思い思いの“My place”を自ら作り出すことができるのがポイント」と語る。好きな味を選び、好きな席を選び、自宅での時間以上にくつろいでほしいとの想いから、店内のインテリアはシンプルにして、めいめいが空間を自分色に染め上げられるようにした。
2015年02月27日島村楽器はこのほど、ピアノやシンセサイザー型の氷やチョコレートが成型できるシリコントレー「Piano on the rock」を発売した。○キャンドルや石鹸も作れる同商品は、同社が昨夏に発売した、ギター型の氷やチョコレートを作れるシリコントレー「Guitar on the rock」に続く第二弾。クッキーやグミなどの菓子、キャンドル、石鹸、レジンキャストなどの製作例がSNSに投稿されるなど、注目を集めたという。成型できる形は、グランドピアノ型×2、アップライトピアノ型×2、シンセサイザー型×2の計6個。これらを1つのトレーでまとめて作ることができる。細かい造形を施し、鍵盤、譜面台、ボタンなど細かい部分を色分けして作れば、楽器の姿がよりリアルに表現できる。カラーバリエーションは青、桃、紫の3種類。耐熱温度は230℃、耐冷温度は-30℃で、電子レンジや冷凍庫での調理や作成も可能。価格は1,350円(税別)。
2015年02月08日「ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli )」が、ドバイに初めてのカフェ「カバリカフェ(Cavalli Caffe)」をオープンした。カフェは、高級ホテルジュメイラビーチレジデンスの反対側のビーチモールに位置。店内80席、テラス80席を設けている。ブランドらしく、黒を基調としたインテリアにゼブラやジラフプリントのチェアが引き立つコンテンポラリーな空間で最高級のイタリアンを提供。イタリアから輸入したチョコレート、プラリネ、カントゥチーニクッキー、ギフトボックスなどのスイーツも販売。ロベルト カヴァリは現在フィレンツェ、ミラノ、ベイルート、ニューデリー、イビサなどで飲食店を運営。今後、サウジアラビア、バーレーン、クウェート、トルコ、中国にカフェがオープン予定という。
2014年12月12日ベントレー・システムズ(ベントレー)とシーメンスPLMソフトウェア(シーメンス)は11月5日、ベントレーのBIMテクノロジーと、シーメンスの3Dデジタルファクトリーオートメーション向けTecnomatixに含まれているプロセス・シミュレーション・ツールを統合したと発表した。シーメンスのPLMソリューションを使用しているユーザーは、スキャンして取り込んだ点群ベースのモデルを活用することで、既存の工場の3Dデジタル・モデルをさまざま運用条件で拡張して操作できるようになるという。これによりユーザーは、デジタル・ファクトリーのモデリングに伴う時間とコストの削減や、製造ラインの完成時記録や運転記録としても使用可能な点群モデルを作成し、工場、製品、プロセスのライフサイクルを通した運用性能の改善などが期待できる。これまでにもベントレーの産業用BIMアプリケーションには、Parasolidソフトウェア、D-Cubedソフトウェア、JTデータ・フォーマットなど、シーメンスのPLMコンポーネントが採用されている。また、シーメンスは今後、ベントレーのVortexポイント・クラウド(点群)テクノロジーを自社の他のアプリケーションにも組み込むことができるようになるとのこと。
2014年11月07日猫カフェなんて、どこも同じようなものでしょ?なんて思っていたら大間違い。その地域ごとに、猫カフェにも独特の色や雰囲気があります。そして北海道には、とても北海道らしい猫カフェがたくさん。北海道に足を運んだ際には、こんな猫カフェにも足を向けてみてはいかがでしょうか?■「らぶねこ」17匹の可愛い猫たちがお出迎えしてくれる、札幌市の猫カフェ「らぶねこ」。自宅リビングのような落ち着いた空間で、のびのびまったりと猫と遊ぶことができます。猫スタッフのお食事タイムは12時と20時。猫のかわいいお食事タイムを写真におさめるなら、お昼と夜の来店がお勧めです。住所:札幌市中央区南2条西5丁目26-17第一北野家ビル5F最寄り駅:地下鉄大通駅・札幌猫カフェ【らぶねこ】■「きたねこ家(きたねこや)」アメリカンカールやノルウェージャンフォレスト、エジプシャンマウなど、個性的な猫ちゃんたちと遊べる「きたねこ家(きたねこや)」。こちらの猫カフェでは中国茶にも力を入れており、水蜜桃紅茶(桃の紅茶)、茉莉碧螺(緑茶ベースのジャスミン茶)、女乃香烏龍(ミルクの香りのウーロン茶)など、珍しい中国茶が楽しめます。住所:札幌市中央区南1条西9丁目梅澤ビル2階最寄り駅:地下鉄東西線、西11丁目駅・北海道札幌市の猫カフェ「きたねこ家(きたねこや)」■「ツキネコカフェ」「ツキネコカフェ」は札幌市の保護猫カフェです。パステルカラーでまとめられた、とてもかわいい雰囲気のお店で猫と遊ぶことができます。ドリンクメニューにはネコ税が含まれており、猫の医療費やエサ代に充当されるとか。保護猫活動にも力を入れて取り組まれています。猫と戯れつつ、猫のお役にも立てる猫カフェです。住所:札幌市中央区北6条西27丁目1-30最寄り駅:地下鉄東西線、西28丁目駅・ツキネコカフェ■「CatCafeWish」「CatCafeWish」は2階建ての保護猫カフェです。1階にはハンディのある猫ちゃんや、エイズキャリアを持つ猫ちゃんたちが、2階には元気な猫ちゃんたちが、のびのびまったりと過ごしています。保護猫活動への取り組みで有名な猫カフェで、新聞や雑誌でもよく取り上げられています。北海道らしい広々とした店内で、猫たちと戯れられます。住所:北海道帯広市東2条南2丁目5-8最寄り駅:帯広駅・CatCafeWish■「Mewkies(ミューキーズ)」茶トラや三毛、キジトラ、キジ白など、素朴さがたまらなくかわいい猫ちゃんたちと、遊べる猫カフェです。エルダーフラワー、アップル&ジンジャー、ラズベリー&ローズハーブティーの香りがいい3種オーガニックハーブドリンクと、焼きたてワッフルも楽しめます。住所:札幌市東区北8条東6丁目24最寄り駅:札幌駅、もしくは東豊線・東区役所前駅・Mewkies(ミューキーズ)北海道は広大な土地柄、猫カフェも敷地面積が広い所がたくさんあります。広々とした室内で、猫とドタバタ遊びまわれるかも?北海道へお立ち寄りの際には、ぜひ猫カフェにも足を運んでみてくださいね。(画像は本文と関係ありません)
2014年08月04日コトブキヤは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ」として、10月に「シリコンアイストレー使徒」3種、11月に「エヴァンゲリオンチョップスティック」2種を販売している。「シリコンアイストレー 使徒」は、使徒の形の氷やチョコレートなどが作れるトレーで、「第4の使徒」、「第5の使徒&第6の使徒」「第10の使徒」の3種。第4の使徒はで赤色のチョコやゼリーで作れば、劇中クライマックスシーンが再現できるという。第5の使徒&第6の使徒は組み合わせることで、立体的なチョコ・ゼリーが再現可能。シリコンアイストレー使徒は、価格1,050円。エヴァンゲリオンチョップスティックは、本体上部に「初号機」「Mark.06」が付いた箸。主人公「碇シンジ」が搭乗する「エヴァンゲリオン初号機」を模した箸は、腰から下は作中のキーアイテム「ロンギヌスの槍(やり)」をイメージしている。「渚カヲル」が搭乗する「エヴァンゲリオンMark.06」を模した箸は、腰から下はMark.06が持つ「槍」をイメージ。価格は各1,575円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日エンターテインメント事業を推進する「リンクアップ」のグループ会社「インフィニア」が運営する、秋葉原のメイドカフェ「@ほぉ~むカフェ(あっとほぉ~むカフェ)」は、ファッションデザイナー丸山敬太氏デザインの新衣装着用を、11月1日より全店舗で開始すると発表した。同衣装は、同店のイメージカラーである「優しいブラウンとピンク」をベースに、メイド服に感じるファンタジー感を、エプロンのフリルやリボン、自由にデコができるハート形のカチューシャなどに盛りこんでいる。また、シルエットにもこだわり「絶対領域」(ボトムスとソックスの間から微妙にのぞく素肌の部分)をキープしているという。デザインを手がけた丸山敬太氏は、パリコレなどで実績を持つファッションデザイナー。フラワーやドラゴンをモチーフにした刺しゅうなど、繊細な手仕事に定評がある。同社では、「一流ファッションデザイナーとのコラボによる『AKIHABARA』と『FASHION』の融合、そして新しいジャパンカルチャーの一端を見てほしい」と考えているとのこと。なお、2005年には同店のメイドから広がった「萌え」という言葉が、ユーキャン流行語大賞を受賞。2012年には、サイバーエージェント社が運営する仮想空間「アメーバピグ」への仮想店舗の出店、およびプロデュースアイテムの販売など、同店はメイドカフェの枠にとらわれない活動を展開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日新国立劇場2012/2013シーズンが、舞踊芸術監督デヴィッド・ビントレーの全幕バレエ『シルヴィア』で間もなく幕を開ける。ビントレーが招いた英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団からのゲストで日本でも人気のあるツァオ・チーと佐久間奈緒を含む、全キャストが参加して行われている通し稽古の様子を取材した。新国立劇場バレエ「シルヴィア」 チケット情報物語は現代、お互いを信じられない2組のカップルの姿を見かねた愛の神エロスによって、古代ローマ神話の世界に導かれ、大切な感情を呼び起こす温かい結末を迎える。この日は第3幕の大詰めの場面の稽古が行われていた。若いアミンタ(召使)が菅野英男、その恋人シルヴィア(家庭教師)に米沢唯、愛の神エロス(庭師)の八幡顕光と、オライオン(伯爵)の厚地康雄らが所狭しとリハーサルを行い、別日に出演するキャストたちも脇で同じ様に動きを確認していた。ビントレーは穏やかな口調ながら的確な指示で、自ら同じ動きを見せてダンサーたちに教えている。稽古の合間を縫い、菅野英男に話を訊いた。「もの凄く大変な舞台です!ロシアバレエはある程度自分のタイミングで踊らせてもらえますが、ビントレーの作品は音楽の中に細かい動きが詰まっていて、タイミングが遅れるという事が一切想定されていません」と話す。前回主役を務めた世界初演の『パゴダの王子』は、同じビントレー作品でも日本で制作された為、ある程度は自分たちのペースが保てたが、すでに完成している今回の作品では、動きをひとつずつ追っていく事の難しさを思い知ったという。ビントレーらしいコメディセンスが全編に散りばめられた本作。稽古場ではエロスが海賊に姿を変えて現れ、片方の木の足でバランスを取りながら回転するダンスも披露された。リハーサルの最後には、ツァオ・チーと、佐久間奈緒が稽古場中央に滑りだす。躍動感のある動きに加え、役者としての表情ができあがっており、ビントレーの信頼が厚いのにも納得させられた。ビントレーに見どころを尋ねると「たくさんありすぎて簡単には言えませんが、今までに類のない魅力的なダンスが溢れる作品です。グラン・パ・ド・ドゥのアクロバティックなリフトなど、観客の想像を超えた舞台をお見せします」と満面の笑顔で答えてくれた。ビントレーマジックと呼ばれる舞台の素晴らしさを、劇場でぜひ体験してほしい。公演は10月27日(土)から11月3日(土・祝)まで東京・新国立劇場オペラパレスにて上演。チケットは発売中。取材・文:舞踊ジャーナリスト高橋恭子
2012年10月25日ウェス・ベントレーが、エイブラハム・リンカーン大統領を描く新作『The Green Blade Rises』(原題)の出演契約を結んだ。「Deadline.com」の報道によれば、日本でも絶賛公開中の話題作『ハンガー・ゲーム』に出演しているウェスは今回、ブリット・マーリングと共にテレンス・マリックがプロデュースを手がける同新作への出演を決めたという。リンカーンが第16代米大統領になった初期時代を描く本作で、ウェスはリンカーンの幼少期の教師の1人を演じる見込みで、一方のブリットはリンカーンが9歳のときに亡くなった母親・ナンシー役でキャスティングされている。テレンスと『ニュー・ワールド』や『ツリー・オブ・ライフ』でタッグを組んできたA.J.エドワーズが本作で監督デビューを果たし、エドワーズはすでにジェイソン・クラークをリンカーンの父親トム・リンカーン役として獲得している。ウェスは今後も、同じくテレンスが手がける『Knight of Cups』(原題)、さらに伝説のポルノ女優であるリンダ・ラヴレースの伝記映画など待機作が目白押しだ。■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月03日新国立劇場2012/2013シーズンは、舞踊芸術監督デヴィッド・ビントレーの全幕バレエ『シルヴィア』で開幕する。ビントレーたっての希望で、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団、プリンシパルの佐久間奈緒がゲストダンサーとして、新国立劇場に初登場する。初演は1993年に発表され、タイトルロールのシルヴィアは日本で最も人気を誇るプリマバレリーナ吉田都が演じた。2009年に更なる改訂を重ねて上演されたが、このときシルヴィアを踊ったのが女優バレリーナとして定評のある佐久間だ。現在、海外で活躍する日本人ダンサーが集う『バレエ・アステラス』公演に出演するため来日中の佐久間に、作品の見どころを訊いた。新国立劇場バレエ「シルヴィア」チケット情報作曲は『コッペリア』で知られるレオ・ドリーブ。「全幕を通して曲がエキサイティングで、とてもゴージャスです」と楽曲の魅力を語る。全体的に穏やかな『コッペリア』に比べ、起伏の多い曲が並ぶ『シルヴィア』は、「踊りも見応えがあります」と目を輝かせる。オリジナルは19世紀にフランスで初演されたバレエ作品だが「デヴィッド(ビントレー)の改訂版では、新たに現代的なプロローグが加わり、バレエを初めてご覧になるお客様にもわかりやすい演出になっています」。物語は思いを寄せ合っているのにお互いの愛情が信じられない恋人たち(後のシルヴィアとアミンタ)と、長い結婚生活で情熱の冷めた夫婦を軸に展開する。庭師に姿を変えた愛の神エロスによって古代ローマ神話の世界に導かれ、そこからギリシャ神話に彩られた『シルヴィア』の物語が始まる。時空を超えた空間での経験を通し、大切な感情を探し当てたカップルたちは、現実の世界に戻りハッピーエンドを迎えるというロマンティック・コメディー。佐久間のパートナーは、映画『小さな村の小さなダンサー』で、スクリーンデビューを飾った、ツァオ・チー。佐久間と同様、カンパニーの未来を担うスターダンサーである。「2009年版はデヴィッドが私とチーに合った振付を考え、3人で試行錯誤を重ねながら、リハーサルをしました。その場にチーと立ち会えた事を、今でも幸せに思います」という言葉から、完成された作品への深い愛情が伺える。クライマックスのグラン・パ・ド・ドゥ(男女ふたりによる舞踊様式)は、「ふたりの技術を駆使した最高の見せ場となっています」とアピール。「デヴィッドは新国立劇場の芸術監督に就任以前から、いつか私たちをゲストに呼びたいと話していました。その夢がやっと実現します」と顔をほころばせた。公演は10月27日(土)から11月3日(土・祝)まで。チケットは7月21日(土)10時より一般発売開始。取材・文:舞踊ジャーナリスト高橋恭子
2012年07月20日メイドカフェならぬ“ギャルカフェ”10日、東京渋谷のセンター街にギャルカフェ「10sion」(テンション)がオープンした。ギャルの聖地ならではの渋谷に位置し、これまで“ギャル”でなければ立ち入りにくかった“ギャル文化”を楽しめる場として注目されている。秋葉原ならメイドさん、京都なら舞妓さんに会いに行く、といった感覚で、ギャル文化を体験してほしいそうだ。食事などを楽しみつつ、スタッフによる流行やおすすめスポットの情報提供が受けられる。「情報提供」といっても、そこはやはりギャルならではの流儀で、敬語は禁止でギャル語飛び交うアドバイス。普段通りのリアルなギャルの雰囲気をを体感できるようになっているそうだ。メニューもユニークメニューも“ギャル”を意識したユニークなもの。ショットグラスに少量のそばを入れたものを何杯も食べていく「ハチ公(わんこ)そば」や、オムライスに、メイク&カラーコンタクトでデカ目が完成した状態をケチャップで描く「デカメライス」、「ガングロイケ麺」なる焼そば、オリジナルカクテルの「日サロロック」など、その提供スタイルにも、ネーミングにもこだわったメニューが満載だ。スタッフとゲーム感覚で楽しみながらドリンクを味わえる「利きカクテル」などのメニューなどもあり、多彩な楽しみ方ができる。スタッフにあこがれるギャルはもちろん、一度体感してみたかったという方にもおすすめ。渋谷の新たな観光スポットにもなるかもしれない。スタッフに流行やメイクを指南してもらうのもありかも。ユニークなNewスポットとしてチェックを。元の記事を読む
2012年05月11日日常の癒しといえば”動物と触れ合うこと”を挙げる人も多いだろう。最近では猫カフェや犬カフェなど、動物と遊ぶことができるカフェも流行中だ。そんな中、今度は”うさぎカフェ”が秋葉原にオープンしたという。さっそく行ってみることにした。「キャンディフルーツ うさぎの館」に入ると、出迎えてくれたのは元気いっぱいのうさぎたちと、かわいい娘うさぎ。……娘うさぎ?そう、この「うさぎの館」はうさぎカフェであると同時に、秋葉原らしい萌え系の要素も持つお店でもあるのだ。普通の動物カフェでは動物と遊ぶのが主目的だが、このお店はそれに加えて娘うさぎ(人間のメイドさん)との会話も楽しむことができる。動物好きはもちろん、新しいタイプのメイドカフェとしての楽しみもあるというわけだ。メイド要素が入ってくると「それって動物カフェとしてはどうなんだ?体調管理とかちゃんとできるのか?」と不安になる方もいるかもしれないが、同店の店長である”くま館長”は動物看護師の資格を持つ、いわばうさぎのプロ。うさぎの体調管理や衛生面などについては心配無用である。さて、今回の取材で一緒に遊ぶことができたのは、ピーターラビットのモデルにもなったネザーランドドワーフと、垂れ耳がかわいいホーランドロップの2種3匹。とにかくみんな元気いっぱいで、ぴょこぴょこと走り回る姿がめちゃくちゃかわいい!小動物好きにはたまらないお店である。くま館長によると、うさぎは比較的人なつっこく、それでいてちょっと”俺様”なところもあるという、ちょうど犬と猫の間くらいの気性の動物なのだとか。鳴いたり吠えたりすることもなく、しっかりしつければトイレもきちんと覚える頭の良い動物でもある。昨年がうさぎ年だったこともあり、ペットとしての人気も高まってきているという。人なつっこいというのは確かにその通りのようで、近寄ってみるとうさぎの方から体をすり寄せてきた。なでてみると見た目通りモッフモフである。こ、これはたまらん……!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月05日デヴィッド・ビントレーが新制作する新国立劇場バレエ『パゴダの王子』が、8月31日、公演に先駆け同劇場にて制作発表会を行なった。芸術監督のビントレー、主役のさくら姫と王子、また、女王エピーヌに抜擢された豪華なキャスト陣が登壇。ビントレーを始めとした制作者は、作品の見どころを、ダンサーたちはそれぞれ役柄への意気込みを語った。チケット情報まずビントレーが「恩師であるニネット・ヴァロワ女史から、この作品を手掛けなさいと言われました」とそもそものきっかけを明かす。「当時はその気持ちにならず、胸のつかえのように引っ掛っていた作品に立ち戻っていくきっかけをくれたのは、ディヴェルティスマン(嬉遊曲)が大好きな日本の観客です。私は、西洋の文化を輸出する為ではなく、日本の歴史や文化を吸収して作品を創造しています。この作品の素晴らしいところは、英国と日本のコラボレーションであることなのです」と作品のポイントを熱弁。また、美術を手がけるレイ・スミスも、「感受性の強い時期に、初めて歌舞伎や文楽、能の舞台を観たのが、日本文化を知るきっかけとなりました。ビントレーから、鎖国の世界、未知の世界への旅、などテーマを提示され、日本の伝統的な衣裳が成功しているのか、実際に舞台を観て確かめてください」、照明の沢田祐二が「照明は振り付けや衣裳が出来あがってから、最後の仕事になります。全員のイメージを共有した、ファンタスティックで綺麗な舞台になると思います」とそれぞれアピールした。また、皇帝役で特別出演する能楽師・津村禮次郎は「能楽師としては引き受けることに不安がありましたが、日本的なテイストを作品に入れる事が抜擢の理由であり、ビントレーの言葉を聞き、何をすべきなのか明確になってきました」と出演の理由を話した。ダンサーたちも「世界を見渡しても、全幕を上演できるバレエ団は少ないので、たくさんの方に観て頂きたいです」(小野絢子)、「ビントレーの中にある、絵の中に色を塗っている気がします。体当たりで挑みます」(米沢唯)、「バレエと能のコラボが楽しみです。バレエ界の革命になると思います」(長田佳世)、「初演の舞台で踊らせてもらえて光栄です。少しでも王子に近づけるよう頑張ります」(福岡雄大)、「主役に抜擢された事に緊張しています。ビントレー特有の高度な技術や動きが要求されますが、どこまで頑張れるか挑戦します」(菅野英男)とそれぞれ意気込みを語った。本作は、ビントレーが歌川國芳の浮世絵から発想を得て、日本の御伽噺のようなバレエを完成させた。ビントレーが「物語は喪失から始まり、再生されていきますが、皇帝の魂が今の日本における状況に例えられると思います」と語ったように『パゴダの王子』は、震災から再生に向けて立ち上がった日本への大きなメッセージが込められている。公演は10月30日(日)から11月6日(日)まで新国立劇場オペラパレスにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋恭子
2011年09月01日