香取慎吾が主演を務め主題歌も担当する新感覚クライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」の3話が2月8日にオンエア。ホームレスを殺害した少年に香取さん演じる万丞が語りかける場面に感動の声が続々と上がっている。警視庁が試験的に新設したキーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)専門の対策室「警視庁指殺人対策室」=通称「指対(ゆびたい)」を舞台に、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼の刑事・万丞渉を香取さんが演じ、クセの強いメンバーと共に指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていく…という本作。香取さんのほか、指対メンバーである万丞の相棒・碓氷咲良に関水渚、特定が得意な菅沼凛々子にMEGUMI、指対室デジタル担当の四宮純一に清水尋也、温厚な人柄で指対室室長を務める越谷真二郎に勝村政信。万丞と対立する捜査一課の刑事・羽鳥賢三に山本耕史、万丞に“見殺し”にされたというかつての相棒・倉木セナもシム・ウンギョンといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は医者を父に持つ高校生の片山蓮(青木柚)が公園でホームレスを殺害。その1か月後、蓮の個人情報がネットに晒される。事実とは異なるひどい中傷も多く片山の父・遼太郎(戸田昌宏)は、「指殺人対策室」に最初に情報を晒した犯人を捕まえてほしいと依頼してくる。万丞と咲良は早速捜査にあたるが片山は学校で孤立していただけでなく、周囲を見下すような発言をして同級生からはいい印象を持たれていなかった。さらに本人に面会すると、ホームレスを殺害したことについて全く反省する素振りがなく、咲良は自分たちの仕事に疑問を抱き始める…というのが今回のストーリー。校内とネットカフェから個人情報を書き込んだ少年を摘発するが、その後も続くネットでの誹謗中傷。その犯人はカフェのフリーWi-Fiを使って投稿していた。防犯カメラに映った犯人の帽子を手掛かりに、万丞はカフェ周辺の防犯カメラを調べようと提案する。そして浮かび上がったのは、最初に学校に聞き込みに行った際に対応した教師で…という結末だった。誹謗中傷が止んでも自分の人生はもう終わったと開き直り、「たかがホームレス1人」と言い放つ片山に、被害者の名前を告げ、その53年の生い立ちを語り出す万丞。その姿に「万丞渉さんの語りに胸が熱くなりました」「万丞さんの涙が溢れ落ちそうな瞳に吸い込まれそうになった」「万丞さんは今までも事件と、というよりも、人と向き合って起きた悲劇を解決してきたんだろうな」「冷めているようで毎回じっくり体温上げて捜査してる。でも昔ながらの叩き上げ熱血炎とも少し違う」など、感動の声とともに万丞のこれまでの刑事人生に想いを馳せるようなコメントが多数投稿される。またラストでは田中要次が登場。田中さん演じる男性が万丞に渡した封筒のなかには“anonymous@dws.com”と書かれたカードが。このラストに「田中要次さん出るなんて言ってた?」と驚きの声が上がるとともに「気になる存在ですね。来週も楽しみ」「気になって寝れないよ」といった反応も多数上がっている。(笠緒)
2021年02月09日香取慎吾主演、SNSでの誹謗中傷をテーマにした新感覚クライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」の2話が2月1日にオンエア。香取さん演じる万丞がポロッと漏らした“手をつなぐ派”発言にネットがざわめいている。“匿名”を意味する言葉“アノニマス”をタイトルに冠する本作は、社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、警視庁が試験的に新設した「警視庁指殺人対策室」=通称「指対(ゆびたい)」を舞台にストーリーが展開する。第1話は世帯平均視聴率は7.3%を獲得(関東地区、ビデオリサーチ調べ)、月曜午後10時開始の同局ドラマ枠では歴代最高1位になり、さらにTwitterトレンド1位を記録。大きな注目を集めた。キャストは元捜査一課だがある事件をきっかけに第一線から外され、指対に異動となった万丞渉に香取さん。その万丞の相棒となる碓氷咲良に関水渚、指対のメンバー・菅沼凛々子にMEGUMI、同じく指対の四宮純一に清水尋也、指対室室長・越谷真二郎に勝村政信、万丞に対立する捜査一課の羽鳥賢三に山本耕史といった顔ぶれで、2話には芹沢亜里沙役で深川麻衣、日下部翔平役で田中俊介がゲスト出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。指対に亜里沙が相談に訪れる。ネットで炎上中の店員を土下座させる動画で、“土下座男”の隣にいる女性が亜里沙だというデマが拡散。顔写真や勤務先も晒されたことでひどい誹謗中傷を受けているという。動画が撮影された時刻彼女は勤務中で、動画を解析した結果、亜里沙は動画の女性と別人であることも判明するが、越谷が記者会見をしたことでネット炎上が加速。AV出演疑惑も浮上し、さらに亜里沙のカバンから誹謗中傷する怪文書が見つかる。追い詰められた亜里沙が被害届を取り下げたことで捜査の続行が不可能になる指対だが、納得できない咲良は捜査を続け、万丞は勤務先の会社への威力業務妨害、信用棄損罪なら親告罪ではないと捜査を続けることを提案。その後、翔平の母が2人を別れさせるため怪文書を仕込んだことがわかる…というのが今回のストーリー。所轄で土下座男と女性が映った監視カメラの画像に違和感を抱く咲良。カップルが腕を組んでいるように見えたその画像、実は男が女性を押さえつけていることを見抜く。その際、画像の違和感に気づかない万丞に咲良は「女性と腕組まないんですか?」と問いかける。「組まない」と答える万丞に、咲良は「手つなぐ派ですか?」とさらに質問。すると万丞は「うん」とうなづく…。思わず漏れた万丞の“手つなぎ派”発言に「さくらちゃん最強だな手を組む派か、手を繋ぐ派か聞くか」「恋人と手を繋いでいる万丈さんを想像すると…」「そこは思わず表情に釘付けになりました」などのコメントが相次ぐ。また配信されたばかりの香取さんによる主題歌「Anonymous」にも「主題歌めちゃめちゃカッコいい」「メロディと緩急がすごく素敵」「嬉しい想いがあふれて涙が止まらない」などの声が続々と寄せられている。(笠緒)
2021年02月02日香取慎吾主演、SNSでの誹謗中傷をテーマにした新感覚クライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」が1月25日から放送開始。香取さんの演技に「円熟味を増した」などの声が上がり、山本耕史、キャイ~ンらとの共演も大きな話題となっている。香取さんが5年ぶりに民放ドラマに出演、テレビ東京のドラマとしては実に33年ぶりの出演となる本作は、警視庁が試験的に新設したキーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)専門の対策室「警視庁指殺人対策室」=通称「指対(ゆびたい)」を舞台に、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼の刑事・万丞渉が、クセの強いメンバーと共に指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていく…という物語。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。香取さんが元捜査一課だがある事件をきっかけに第一線から外され、異動してきた万丞渉役で主演。関水渚が万丞の相棒となる碓氷咲良に、特定が得意な菅沼凛々子にMEGUMI、指対室デジタル担当の四宮純一に清水尋也、温厚な人柄で指対室室長を務める越谷真二郎に勝村政信。万丞に憎しみを抱く捜査一課の刑事・羽鳥賢三に山本耕史。また万丞に“見殺し”にされたというかつての相棒・倉木セナもシム・ウンギョンといったキャストが出演する。指対にネットが炎上して誹謗中傷を苦に自殺したモデルの真田梢(八木莉可子)の両親が指対を訪れる。匿名の人間たちの心ない言葉に娘は殺されたと涙ながらに訴える両親の姿に咲良は「絶対に犯人を逮捕してみせます!」と約束するが、炎上のきっかけとなったアカウントの持ち主・岩永伸介(山中崇)は中傷ではなく指導、アカウントも乗っ取りされたと主張するなど、捜査はなかなか進まない。そんななか梢の母が犯人ではないかとネットで情報が拡散、実家にYouTuberが押しかける。そこに万丞が現れる。精神的に追い詰められた梢の両親に万丞は、自らのせいで相棒を失った過去を告白する。その後岩永の裏アカウントを発見、画像に盗撮する姿が映り込んでいたことで岩永は逮捕。さらに梢が信頼していたモデル仲間の有希(中田青渚)が岩永に画像を提供していたことも判明する…というのが今回のストーリー。証拠を突きつけられても「指導」だと言い張る岩永に対し、「お前はこの指1本で1人の人間を殺した。その罪は一生消えない」と現実を突きつけ、梢が自殺するとは思わなかったと話す有希に「強い人間なんていない。人は誰でもこの指1本で傷ついてしまう。あなたが思ってる以上に人はもろいものなんだ」と語る。そんな万丞に「発する言葉が心にズンっと刺さる」「自分の罪を見つめさせようとする万丞の一言一言にグッときてしまいました」などの反応が続出。また万丞を演じ久々に民放ドラマ主演を務める香取さんに「円熟味を増した香取さんの凄みを感じずにはいられなかった」「香取慎吾が演じることによってもの凄く説得力が生まれる」などの声が。山本耕史、キャイ~ンのゲスト出演など香取さんの“盟友”たちの登場にも「香取慎吾と山本耕史の睨み合いは胸熱」「香取くんと山本さんが1画面で映ってるとこ何度も見直してはニヤけてる」「この2人を見るとやっぱり新選組が見たくなる」などの声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年01月26日「ゲーム・オブ・スローンズ」のユーロン・グレイジョイとして知られるピルー・アスベックが出演する、北欧のクライム・ミステリー「The Investigation」(原題)がAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて3月より独占日本初配信することが決定。予告映像とピルーからのコメント動画が到着した。本作は、2017年8月にスウェーデンの女性記者がデンマークの発明家を取材するため彼が自作した潜水艇に乗り込み、出港したまま行方不明となり、コペンハーゲン近海で切断遺体となって発見されるという事件をドラマ化。世界を震撼させた、このデンマーク史上最も残酷な”潜水艇事件”を、捜査を担当したベテラン捜査主任の視点で描いた。容疑者の名前すら一切出さず、殺人を立証するために捜査に関わったあらゆる者たちの努力や苦悩にスポットライトを当て、2020年北欧諸国で高い評価を得たクライム・ミステリー。いま注目のデンマーク人監督トビアス・リンホルムの最新作第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『ある戦争』(15)、主演のマッツ・ミケルセンがカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した『偽りなき者』(12)、第25回東京国際映画祭コンペティション部門上映『シージャック』(12)、Netflix人気シリーズ「マインドハンター」や「コペンハーゲン/首相の決断』など、数々のヒット作を手がけた新進気鋭の監督トビアス・リンホルムの最新作。本作の制作にあたり、被害者と遺族を尊重し被害者の両親の承諾を得ることを重んじたリンホルム監督は、 彼らの理解と協力を得て、捜査の過程を忠実に再現したという。北欧を代表する役者たちのアンサンブル捜査を指揮するコペンハーゲン警察のイェンス・ムュラー捜査主任を演じるのは、デンマークで数々のTVドラマに出演しリンホルム監督作品の常連でもあるベテラン俳優ソーレン・マリン。そして彼と対立する検察官を「ゲーム・オブ・スローンズ」や『ゴースト・イン・ザ・シェル』などで知られ、彼もまたリンホルム監督作品の多くに出演しているピルー・アスベック。そして被害者の母役を『スター・ウォーズ』シリーズでアナキン・スカイウォーカーの母を演じ、『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』にも出演したペルニラ・アウグスト、父役を『ソニア ナチスの女スパイ』『幸せなひとりぼっち』のロルフ・ラッスゴードというスウェーデンの名優たちが演じ、凍てつくコペンハーゲンの海を舞台に痛ましい殺人事件の捜査過程と遺族や捜査関係者の苦悩をリアルに描いている。デンマークの放送局TV2が2020年9月に放送した初回は74万8,000人(リニア放送)に視聴され、同局のプライムタイム平均を43%上回る最高記録をマーク。夜8時の時間帯シェア42%を集め、2020年デンマークで始まった新作クライムドラマの中で最高視聴率を獲得した。この度、予告映像とピルーからのコメント動画が本邦初公開。凄惨な事件に巻き込まれたスウェーデン女性記者に触れ「彼女のために力を尽くした影の英雄たちの姿を描いた作品」と語っている。「The Investigation」(原題)はAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて3月配信。(text:cinemacafe.net)
2021年01月24日SNSでの誹謗中傷をテーマにした新感覚クライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」が来年1月放送。この度、主演の香取慎吾に加え、レギュラーキャストとして関水渚、MEGUMI、清水尋也、勝村政信の出演が決定した。“匿名”を意味する言葉“アノニマス”。社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、主人公らクセの強い“指対”メンバーたちはどう立ち向かうのか。本作は、アノニマスと闘う人々を描く物語。今回出演が明らかになった4人が演じるのは、ワケあり捜査官・万丞渉(香取さん)が所属する、SNSトラブル専門の対策室「警視庁指殺人対策室」通称“指対”のメンバー。ここにいるのは、いずれも出世コースからはずれたクセモノたちばかりだ。「4分間のマリーゴールド」や「知らなくていいコト」への出演が記憶に新しい関水さんが演じるのは、万丞の相棒であり本作のヒロイン・碓氷咲良。捜査にとても前のめりで、相談者に感情移入しがちな面も。MEGUMIさんは、万丞も一目置くほど仕事がデキる、クールで勝気な“特定”が得意な鬼女、菅沼凛々子を演じる。また、『ソロモンの偽証』、『ちはやふる』シリーズなどに出演する清水さんは、インターネット知識に長けた優秀な巡査長、デジタル担当の四宮純一役。勝村さんは、万丞の上司となる指対室の室長・越谷真二郎役に決定。なお、12月14日(月)夜22時から放送の「共演NG」終了後の次作予告にて、「アノニマス」のSPOTが地上波初公開される。■キャストコメント関水渚以前からテレ東さんのドラマもバラエティも大好きで一視聴者として楽しませてもらっていたので、ついにテレ東さんの作品に出演させていただけると聞いてとっても嬉しかったです。そして、SNSを通して起きた事件を扱うということで今までにない新感覚のドラマになりそうだなと、ワクワクしています!まだ撮影前ですが、真っ直ぐで熱くなりやすくて、でもちょっぴり抜けてる咲楽の人間としての可愛らしさにとても惹かれています。咲楽の心の動きを思いっきりよく、繊細に丁寧に演じられたらと思っています。また、トップスターで、憧れの存在の香取さんと共演させていただくということは、今でも夢のようです。香取さん演じる万丞の大きな背中を追いかけて、全力で咲良を走り抜きたいと思います!SNS時代の今、本当に大切なことを改めて共有できるドラマだと思います。特にSNSを使ったことがある全ての方に、ドラマの中だけの話だと思わず、ぜひご覧いただきたいです。MEGUMI香取さんとドラマで共演させていただくのは、過去にSPドラマで一回共演させていただいて以来です。とてもご無沙汰しているんですが香取さんは幅広い世代にとってのスターであり多才な方。アートも映画も拝見させていただき、なんでもできる方という印象があるので、香取さんとがっつり濃厚な撮影ができるということは光栄で楽しみにしていました。今回演じる凛々子という役は私の中には全くない感覚なんですが、分からないことを突き詰めて、突き詰めて、突き詰めて、分かっていく快感を抱いているんだと思います。また、凛々子が“鬼女”をやっているのは、自分の生活環境の中で今の時代を強く生きていくためなのだろう思っています。SNSというこの時代だからこそ生まれた形で、今しか描け無いテーマだと思います。2020年はSNSがきっかけで起きた悲しい事件やニュースがたくさんあって、私自身もこのテーマについて考えていたのでこんなストレートにこのスピード感でこうしたドラマ作品を描いたのはすごいことだなと思いますし、意味のあることだなと思います。自覚がなくてもSNSに依存していたり、SNS上でつながっている人が多いなかでの人とのつながりだったり、気が付いていないけど人を傷つけていたり…。SNSとの付き合い方を自分に置き換えてこのテーマを考えていただいたらと思います。清水尋也四宮純一を演じます、清水尋也です。素晴らしいキャスト,スタッフの皆さんと共に、一つの作品へと臨める事を光栄に思います。香取さんをはじめ、大先輩方との共演は身の引き締まる思いです。この作品を通じて様々な事を学び吸収し、人として、役者としてまた一つ成長していきたいと思っています。"アノニマス"という作品に込められたメッセージや、四宮純一という人間を、芝居を通じて皆様にお届け出来るよう精一杯演じさせて頂きます。昨今、社会的に問題視されているSNS上での誹謗中傷。SNSと共に育ってきた世代の人間として、目の前の現実から目を背ける事なく、誠実に向き合っていきたいと思います。宜しくお願い致します。勝村政信撮影は本当に楽しみです。昔SMAP×SMAP で共演した時に上から泥の中に落ちるコントがあって、香取くんと二人きりになった時に香取くんから小声で「落として!落として!」っていわれて香取くんが泥んこになったことを思い出しました(笑)。俳優を始めた頃に東映の刑事ものなどは演じさせていただきましたが、その頃の刑事ものと最近の刑事ものは犯罪の種類が違うので、まるで別物になっていると感じます。昔は拳銃を打つシーンが多かったですが最近はネット犯罪や詐欺などの事件を扱うことが多くなりそういう役に対応をしないといけないんだなと思っています。昔の刑事ドラマのように勧善懲悪で犯人を叩きのめして最終的にみなさんの溜飲が下がる、スカッとする、というストーリーが多かったですが、今は犯人を捕まえても被害者の思いに焦点があたり釈然としないストーリーの作品も出てきた。今は現実がそうなっている。アノニマスの第1話でも被害者に焦点が当たる。ドラマの水準が上がり、市井にあってきた、夢物語ではなくリアリティを描くようになってきたと思っています。(ドラマを通じて伝えたいのは)「希望」です。亡くなった命は戻ってこないですが、これからすこしでも悲しい思いをする人たちが減っていくよう、僕らも頑張っていかないとと思っています。「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」は2021年1月、毎週月曜日22時~テレビ東京系にて放送予定、Paraviにて配信予定。(cinemacafe.net)
2020年12月12日吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和が豪華共演する大ヒットクライムサスペンスシリーズ待望の第3弾、「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」の放送がスタートした。<シーズン3>となる今作では、石川百合(吉田)率いる神奈川県警捜査一課チームの結束力はさらに高まり、闇に葬られた悲劇的な事件の真実が続々と明らかになり、今まで語られることがなかった<個々の物語>も展開していく。その放送を記念して、映画『サイレント・トーキョー』も公開中の波多野貴文監督にインタビュー。シリーズ史上最大のスケールとなった<シーズン3>について、そして本シリーズの魅力について語ってもらった。刑事たち5人がメインキャスト――いよいよシーズン3 の放送ですが、今の心境はいかがですか?まさにいよいよという感じですけど、コロナがあったのでものすごく長い期間携わっていた感じがしますね。2か月ほど中断しましたので。そのせいか、より愛おしい感じです。細かい仕掛けに気づいてくださるかなあというわくわくとどきどきも(笑)。冒頭のダーツのシーンも別の話に繋がってます(笑)。――今回、そういう小ネタや伏線は意図的に増やしたのでしょうか?そうですね。でも撮りながら工夫して増やした感じですね。シリーズが続いてるので、安心してできる仕掛けではあります。マンネリ化しないようにと。――その意味で、今回の演出で一番こだわったところはどこでしょうか?難しいですね(笑)。全部で10本で、僕は5本分ですけれど、過去の事件を掘り起こした際に、当時の社会環境とは適度な距離を保っている刑事たち5人がメインキャストなわけです。その入り込み具体と仕事として距離を取っている姿勢については、いつも気にかけています。もともとはサラリーマン刑事を目指していたので、事件バカになりすぎないようにしたかったんです。刑事であることが人生の全てではなく、普段の生活もありつつ捜査もしているところもあるはずで、しかも5人いれば5人の人生がある。そこはこだわったところです。あとは視聴者の方々の目線を大切にしていますね。こちらの独りよがりにならないことを心がけています。――そのニュアンスは、5人のみなさんとどう共有したのですか?何をもって正解かは本当に難しい作業なので、撮影の時のディスカッションでお話をするしかないんですよね。みなさんの心のひだの奥にあるものが表情に出て、それを上手く画におさめて伝えられればと思っていました。ただ、WOWOWさんのいいところは、視聴者のみなさんが観ようと思って観てくださっていますよね。なので、ただ流しているのではなく、しっかりと受け止めていただける視聴者の方々が多いので、彼らの表情やセリフの端々とうとうで、事件に対する距離感や、この想いは伝わるのではないかって、勝手に思ってはいます(笑)。――最終話まで、丁寧な演出がどう映像になっているのか楽しみです!いえいえ、監督ってね、何の技術もないんですよ(笑)。カメラマンは画を切れる、編集マンはカッティングできるし、プロデューサーはキャスティングできるし脚本も作れますが、監督はメイクもヘアセットも美術のデザインも演技もできない。何にもできないわけですよ。なので、みんなの持っているモノをよりよく引き出す事が自分の出来る事なんです。みんなにより気持ちよく仕事をしてもらうことを考えますよね。なので、現場ではなるべく笑顔でいる事につとめてます(笑)。初めての人も楽しめる、おすすめのポイントは?――今回シーズン3まで来ましたが、初めての人にはどうおすすめしますか?ありがちな説明でいいですか?(笑)。当時の自分を思い出しながら、あの時期にこんな事件があったのかもと楽しめる作品だと思います。過去の未解決事件を扱う作品なので、現代パートは最新のカメラで撮影していますが、過去は白黒フィルムということで当時の民生機を使って、その時代を回想させる撮影しています。それと当時流行った時代曲を使っているので、そういうところも特色だと思います。時代が異なるので同じキャラクターを別々の俳優さんが演じることが多くて、入れ替わるシーンもコールドケースならではのカットです。なにより豪華キャストが次から次へ出てきまし、謎解きも楽しめます。泣ける回もあればサスペンスが楽しめる回もあり、バラエティー豊かですよね。コールドケースはレギュラー5人がいながらも、各話の主人公は事件を起こした人や加害者、または被害者なんです。ですから、毎回違う話を観ているような面白さはあると思います。長く観ていただいている人には、5人の関係性が見えてきたり、それぞれ5人が抱えているものが何かあるということも見えてくる面白さもあると思いますので、初めての人もそうじゃない人も、ぜひ注目してください!「連続ドラマWコールドケース3 ~真実の扉~」12月5日(土)より、 WOWOWプライムにて放送スタート毎週土曜22時~全10話(第1話無料放送)(C) WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production(Text:cinemacafe.net/Photo:Maho Korogi)
2020年12月08日今年10周年で映像化が続く人気作家・中山七里のクライム・サスペンス小説・犬養隼人シリーズを綾野剛主演、北川景子共演で映画化した『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』。公開以降、2週連続実写映画NO.1のヒットとなっている本作から、これまで名前が伏せられていた柄本明、木村佳乃の出演が明らかになった。9月に最終回を迎えた「半沢直樹」で“ラスボス”と称された箕部幹事長を怪演した名優・柄本さんが演じるのはホームレスの男・寺町亘輝。そして、ドラマや映画と多方面で活躍する木村さんが演じるのは養鶏場で働く雛森めぐみ。犬養(綾野さん)&高千穂(北川さん)の警視庁捜査一課No.1コンビがドクター・デスの正体が掴めない中で、捜査線上に挙がったのが寺町と雛森の2人。出演情報と併せて解禁となった映像では、取り調べを受ける2人の怪演を捉えられている!犬養を挑発し不気味に泣き出す寺町に、自身の潔白を主張する雛森といずれも迫真の演技で観る者を圧倒する。その場にいるだけで観るものに緊迫感を与える柄本さんの存在感、歪な感情表現で不安を煽る木村さんの演技はまさに怪演と呼ぶに相応しく、百戦錬磨のベテランが本作を支えている。深川栄洋監督は「お二人とも本当か嘘かわからない演技をする人だという印象がありました」と柄本さん、木村さんの印象について語り、「二人とも共通することが、叩いてみないと分からない楽器です。僕に狙いがあって演出するのですが、狙った音がなるとは限らない。そういう役者だと感じています。もちろん僕はそういう楽器が大好きですけど」と絶賛のコメントを寄せている。雛森を演じた木村さんは、「私は、根っからのサスペンスホラー好きなので、雛森の様な役柄を頂くと戦慄が走ります!」と語りながらも嬉しそう。「今回は、メイクに随分助けられました!あるシーンで雛森は顔全体に染みをかき、眼を落ち窪ませて…そしてあるシーンでは、不気味な感じを出す為、黒目を大きくさせてます」とコメントしているように、演じるにあたってシーンによってメイクを使い分けたという徹底した役作りを見せている。『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・デスの遺産-BLACK FILE- 2020年11月13日より全国にて公開©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会
2020年11月27日世界的人気ドラマ「コールドケース」の日本版となるクライムサスペンス、連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」。この度、シーズン3の見どころを凝縮したキャスト編&ストーリー編のミニガイド映像と、1話から4話までの場面写真がWEBにて解禁された。江口洋介や緒形直人、戸田菜穂、井之脇海、有村架純、岩田剛典、松原智恵子、若林豪、仲村トオル、音尾琢真、松澤匠、織田梨沙、山口紗弥加、久保田紗友、赤楚衛二、黒木華、高杉真宙、駿河太郎、竹原ピストル、水野美紀、大地康雄、村田雄浩、富田靖子、北香那、神野三鈴ら、毎話を彩る豪華なゲスト陣も発表され、話題を呼んでいる本作。【キャスト編】は、主演の吉田羊をはじめ、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和の神奈川県警捜査一課のレギュラーキャストが各々口にする5人の絆の深化や、シーズン3の見どころを語るインタビューを交えながら、江口さんや有村さん、岩田さん、黒木さんなど豪華ゲストに迫る内容。初解禁の本編映像もたっぷりと使用。往年の銀幕スターを演じた有村さんの初めて見せる演技には要注目。そして第6話では三浦さん演じる本木が謹慎中で、代わりに光石さん演じる金子がチームの指揮を執るといった衝撃の展開も待ち受けることが判明。さらに第8話では立川がメインの回とだけあって、滝藤さんの熱演も光る。レギュラーキャストと豪華ゲスト陣の白熱の演技合戦も垣間見え、吉田さんは映像の最後にシーズン3は「すべてが“家族”に収束していく物語」と意味深な発言もしている。もう1本の【ストーリー編】では“銀幕のスター”、“中国残留孤児”、“DV”、“報復殺人”、“臓器移植”、“デートレイプ”、“拉致監禁”、“連続爆破事件”、“放火殺人”、“児童虐待”など時代の闇を映す事件の数々を、こちらも初出しの豪華ゲストの映像と共にたっぷりと紹介。さらにシーズン3では捜査一課メンバー個々の物語も明らかになることが伺える。これまで、全シリーズで撮影を務める山田康介撮影監督は、「映像にとことんこだわってきたドラマシリーズなので、更なる進化を目指し新しい表現を模索しました」とコメント。「アナモフィックレンズでの撮影、白黒35mmフィルム撮影など、その時代ならではの映像表現を完璧に再現しました。視聴者の皆様に、映像で時代を超えてもらえたら幸いです」と、本作の世界観を形づくる撮影について明かしている。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は12月5日より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全10話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年11月17日この秋も話題作が目白押しですが、そのなかのひとつと言えば、注目のクライム・サスペンス『ドクター・デスの遺産-BLACK FAILE-』。安楽死を手口とする連続殺人犯“ドクター・デス”と警視庁捜査一課No.1コンビが繰り広げる攻防戦が、スリリングに描かれています。そこで、本作に出演しているこちらの方にお話をうかがってきました。写真・北尾渉(岡田健史)俳優の岡田健史さん【映画、ときどき私】 vol. 342今年3月に公開された『弥生、三月-君を愛した30年-』でスクリーンデビューを果たしたばかりにもかかわらず、2020年の公開作品は本作を含めて5本(公開延期中の作品を含む)という岡田さん。ドラマでも主演を次々と務めており、“若手俳優の筆頭”として着実に存在感を強めています。今回は、劇中で新米刑事の沢田圭役を演じた岡田さんに、役者として刺激を受けた出来事やプライベートで癒される瞬間などについて語っていただきました。―原作にはないオリジナルキャラクターの刑事役でしたが、演じるうえで意識したことはありましたか?岡田さん世に出たのは、ドラマ『MIU404』のほうが先でしたが、僕としては刑事役を演じたのはこの作品が初めて。そういったこともあって、事前に刑事とはどういうもので、警察の組織はどういうふうに成り立っているのか、といったいろいろな知識を自分のなかに入れて準備をしました。ただ、撮影中はそういうことは一切考えず、大事にしたのは、綾野剛さんが演じる犬養刑事と北川景子さんが演じる高千穂刑事とどう絡むか。周りとの関係性を出すことに集中しました。あとは、説明台詞に耐えられるような対策と準備をして挑みました。―具体的に、どのようなことをされたのでしょうか?岡田さん説明台詞には、情報を伝える役割があるので、極力自分の感情を込めずに言う意識を持ちました。今回でいうと、被害者がどんな病気を患っていて、医者が何をしたのかということを伝えなければなりませんでした。ただ、できあがった作品を観て、自分のレベルの低さに落胆したというか、まだまだ下手くそだなと感じたのが正直な感想です。もちろん、そのときのベストは尽くしましたが……。とはいえ、自分がしなければいけないことも知ることができたので、それはしっかりと受け止めていきたいと思っています。自分を客観的に見ることを当たり前にしていきたい―この作品で学んだことが、次に刑事役を演じた『MIU404』で活かされたこともあったということでしょうか?岡田さんそうですね。先ほど話していた説明台詞の部分では成長できているというか、反映できていると思います。といっても、それはあくまでも僕のものさしでしか測れないので、「変わったの?」と思われることも多いかもしれません。ただ、それくらい繊細なことなので、いつか僕の努力が実を結べばいいなと。いまは僕の“粒子”が粗すぎるのでどうしても目についてしまうんですが、自分のダメなところを自分自身で見つけられたことと、現時点での自分の成長に気がつけていることは、うれしいことではあります。―ご自身のことを冷静に分析されているんですね。岡田さん自分を客観視できているかどうかは僕にはよくわからないですけど、「その歳で自分のことを俯瞰で見れていてすごいね」といったことはよく言われますね。自分としては無意識にしていることではありますが、これからもそれを当たり前にしていきたいと考えています。―そういった意識があるからこそ、作品ごとに進化されているように感じます。岡田さん実際、この作品に携わったことはほかの作品の“未来”にもつながっているので、本当にひとつひとつの仕事を一生懸命にこなすしかないんだなというのを痛感しています。そのいっぽうで、自分の芝居が下手だと思うことも僕は大切にしていきたいなと。そう思えなくなった時点で、僕はダメになってしまうというか、生き生きできなくなりそうなので、その感覚は持ち続けていきたいですね。反省点を見つけたら、あとは反復するのみ。作品に入る前は、家でとことん練習してからすべてのシーンに挑んでいますが、そうやって乗り越えていくしかないと思っています。いつか綾野剛さんのことを上回れるようになりたい―それでは、現場の様子についてもおうかがいしますが、主演の綾野剛さんから刺激を受けたことなどがあれば、教えてください。岡田さん本当に、初日から衝撃の連続でしたが、特に綾野さんの作品に対する愛がすごいと感じました。現場という第一線の場所でその姿を見ることができ、綾野さんのように愛する力が強い方と出会うことができてよかったと思っています。撮影は去年の夏でしたが、それ以降、僕の作品に対する考え方や取り組み方が変わったと思います。その経験が僕にとって、この作品を通して良い収穫だったと思います。―岡田さんから見た綾野さんの印象はいかがですか?岡田さん普段、僕はあまり他人に対して会う前から相手がどういう人なのかというのは想像しないほうですが、綾野さんに対しては、寡黙でクールなイメージを持っている人が多いんじゃないかなというのはありました。でも、全然そんなことはなくて、僕が言うのもおこがましいんですけど、綾野さんは子ども心のあるキュートな方なんですよ。何に対しても好奇心を持ち、つねに自分を探求されている方なので、そういう姿を見て、自分もこうありたいと思うのと同時に、それをいつか上回れるようになりたいと思いました。自分を鼓舞するためにプラスの言葉を口にしている―では、北川さんと共演されてみていかがでしたか?岡田さんいままでいろいろな現場を経験されて、そこで鍛錬を積み重ねてきた方だと思うので、そういった“歴史”を感じる瞬間はありました。現場では誰にも揺さぶられることなくつねに高千穂であり続けていましたし、誰よりも太く長い根っこを張った存在としていてくださったと思います。なので、いま振り返っても北川さんの印象というより、高千穂としての印象のほうが強く残っているかもしれないですね。毎日、お互いに役としてどうあるべきかということの繰り返しだったような気がしています。―今年は映画やドラマに立て続けに出演されていますが、20代に入ってから仕事への向き合い方に変化を感じることもありますか?岡田さんデビュー当時に比べると、より責任を感じるようにはなりました。ときにはそれがプレッシャーになってしまうこともあるんですが、そうするとネガティブになりがちなので、自分を鼓舞するために、少しでもプラスの言葉に置き換えて口に出すようにしています。ただ、21歳になってから、責任感が自分のなかに芽生えているのは確かに感じていることです。今年は触れ合うことの大切さを改めて感じた―岡田さんは、高校野球の監督からもらった「気づきの多さが勝敗を分ける」という言葉を大事にされているそうですが、ここ最近で得た新たな“気づき”といえば?岡田さん今年で言うと、やっぱり「触れ合うことの大切さ」ですね。これはみなさんも、感じているんじゃないでしょうか。特に、僕は意外とボディタッチをするタイプなので、握手やハグができなくなったことが実はすごくストレスです。そんなふうに人と触れることで、「この人は気を許してくれているな」とか「緊張しているんだな」とか、わりと人の心がわかるものですから。人にとって、触れることは五感のひとつでもあるので、それができないのは痛いことですよね。この状況になって、改めて人と触れ合うことがいかにパワーのあることだったかに気づかされました。―そうですね。ちなみに、忙しい毎日のなかで、癒しを感じる瞬間はいつですか?岡田さんこれも人と関わり合っているときですね。僕の考えを聞いてもらったり、相手の話を聞いたりすることで刺激をもらえるので。僕は人と交わることが根っから好きなので、それがいまは癒しになってますね。家にいるときは、つねに何かに追われているような気がしてあまり休まらないので、僕は周りの人たちに救われているんだと思います。目指しているのは、人の体にある鈴を鳴らせる役者―以前、「人の“鈴”を鳴らせる役者になりたい」とおっしゃっていたことがありますが、いま岡田さんの鈴を鳴らしているものがあれば教えてください。岡田さんまさにいまの季節ですね。というのも、僕は秋が大好きなんですよ。そういう意味では、毎年この時期は鈴が鳴ってますね(笑)。―秋が好きな理由は何ですか?岡田さん夏が嫌いなわけではないんですけど、気温が高いのは苦手で……。しかも、仕事の関係上、汗をかいてはいけないときがあったり、日焼けをしてはいけないときがあったりするので、そういう意味でも秋がいいなと。ただ、夏が終わるとさみしい気分にはなるので、この時期は寂しくなるような夢ばっかり見てしまうんですよね(笑)。―それでは最後に、今後ご自身が目指している理想像があれば、教えてください。岡田さん前と変わらずではありますが、「人の体にある鈴を鳴らせる役者になりたい」といまも思っています。人に「心はどこですか?」と聞くと多くの人が胸に手を当てるとは思うんですが、心も鈴も人によって場所は違うはずなので、体のどこにあるかも、大きさも数もわからない人の鈴を鳴らしていけたらいいなと。僕にとって「鈴を鳴らす」というのは「刺激する」という意味ですが、そんなふうにいつまでもみなさんの気持ちを揺さぶることができる役者になりたいです。インタビューを終えてみて……。まっすぐな眼差しで、真剣にひとつひとつの質問に答えてくださった岡田さん。その姿から、役者であることに対する思いをひしひしと感じました。これからも観客の“鈴”を鳴らし続けてくれる素敵な役者さんとして、どんな演技を見せてくれるのかを楽しみにしたいと思います!危険な錯覚に誰もが落ちる!“ドクター・デス”の名で呼ばれ、130人もの患者を安楽死させた実在のアメリカ人医師をモデルに描いた本作。思わず息を飲む展開に引き込まれるとともに、生きることや死ぬことについて、自分自身のモラルも問われるはず。あなたにとって、ドクター・デスは救世主?それとも猟奇犯ですか?写真・北尾渉(岡田健史)取材、文・志村昌美ストーリーある闇サイトに、「苦しむことなく殺してさしあげます」という告知を掲載し、依頼人を次々と安楽死させていた連続殺人犯ドクター・デス。その存在は、ある少年の通報がきっかけで明らかとなる。そこで、警視庁捜査一課の犬養と高千穂は、新米刑事の沢田たちととも、捜査を開始することに。ところが、被害者遺族たちの証言はいずれも犯人を擁護するものばかりだった。ドクター・デスとは一体何者なのか。そんななか、驚愕の事実にたどり着いた犬養と高千穂に、さらなる悲劇が降りかかろうとしていた……。目が離せない予告編はこちら!作品情報『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』11月13日(金)より全国公開配給:ワーナー・ブラザース映画© 2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会
2020年11月12日“どんでん返しの帝王”の異名を取る中山七里のクライム・サスペンス小説・犬養隼人シリーズ『ドクター・デスの遺産』の映画化作品『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』が、11月13日(金)に全国公開される。この度、本作の本編映像が一部公開された。主演を務めるのは、綾野剛。警視庁捜査一課の検挙率No.1を誇る敏腕刑事・犬養隼人を演じる。さらに北川景子が、綾野演じる犬養のバディである捜査一課の頭脳派No.1の冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香を演じる。また、人気上昇中の若手俳優・岡田健史が新米刑事・沢田を演じ、前野朋哉、青山美郷、石黒賢らが、犬養&高千穂と同じ警視庁敏腕捜査チームとして脇を固める。監督は、『神様のカルテ』「チェイス」など人間ドラマからサスペンスまで幅広い作品で手腕を発揮してきた深川栄洋。警視庁捜査一課No.1コンビと、安楽死を手口にする猟奇的な連続殺人犯“ドクター・デス”との息もつかせぬ攻防戦を、スリリングに描き出す。本作は破天荒な直感型の刑事・犬養と、常に冷静沈着な高千穂が、ドクター・デスという謎に包まれた連続殺人犯に翻弄されながらも真実に迫っていくという、バディ刑事ムービーだが、対照的な性格を持つふたりの絶妙なやり取りも大きな魅力のひとつだ。劇中で唯一、刑事の顔を忘れて語り合う姿を見せる居酒屋のシーンでは、犬養と高千穂のいきつけの居酒屋であり、先輩と後輩という垣根を超えたふたりを見ることができる。綾野は居酒屋のシーンについて「僕自身ももっと観たかったですね」と撮影を振り返り、北川も「普段のこの人たちはこういう人なんだって、刑事ではない犬養と高千穂の素が垣間見られるシーンです」と語るように、追いつめられていくシーンが多い本作の中で、唯一の癒しのシーンだったと語っている。本作のメガホンをとった深川監督も「綾野さんは猛禽類のような捕食者、北川さんは学者のような観察者、といったキャラクターの立たせ方を目指していました」と対照的なキャラクターを目指したと語っているが、「どちらも概念にとらわれ過ぎず、その場の共鳴を信じて振れ幅のある演出を心がけました」と語っており、その場の空気、そしてふたりの関係性を意識して演出を心がけたのだということが分かる。この度、そんなふたりの共鳴シーンともいえる、居酒屋での犬養と高千穂の絶妙なやり取りを映した本編映像が公開。犬養の「おっさんだな」の一言に不服そうにする高千穂の姿や、娘が高千穂にだけプレゼントをあげていたことに対し不満をあらわにする犬養の表情など、ふたりの素の表情を見ることができる。そして自分の焼き鳥を奪われたことによって子どものように駄々をこねる高千穂に振り回される犬養など、立場が逆転した構図が見て取れる。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』11月13日(金)全国公開
2020年10月22日綾野剛と北川景子がバディを組み、安楽死を手口にする猟奇的な連続殺人犯“ドクター・デス”に挑むクライム・サスペンス映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』。この度、居酒屋でのシーンを切り取った本編映像が公開された。破天荒な直感型の刑事・犬養(綾野さん)と常に冷静沈着な高千穂(北川さん)という、対照的な性格を持つ2人の絶妙なやり取りが魅力のひとつとなっている本作。劇中には、そんな2人が唯一刑事の顔を忘れて語り合う姿を見せる居酒屋のシーンが登場する。到着した映像では、犬養の「おっさんだな」の一言に高千穂が不服そうにしたり、今度は娘が高千穂にだけプレゼントをあげていたことに対し犬養が不満そうにしたり。また、焼き鳥を食べられて駄々をこねる一幕もあり、どこにでもいる普通の男女として描かれた。このシーンについて綾野さんは「居酒屋のシーン、僕自身ももっと観たかったですね」と撮影をふり返り、北川さんも「普段のこの人たちはこういう人なんだって、刑事ではない犬養と高千穂の素が垣間見られるシーンです」と、追い詰められていくシーンが多い本作の中で唯一の癒しのシーンだったと語る。深川栄洋監督は「綾野さんは猛禽類のような捕食者、北川さんは学者のような観察者、といったキャラクターの立たせ方を目指していました」とイメージを明かし、「どちらも概念に捉われ過ぎず、その場の共鳴を信じて振れ幅のある演出を心がけました」とその場の空気、2人の関係性を意識して演出を心がけたという。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は11月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・デスの遺産-BLACK FILE- 2020年11月13日より全国にて公開©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会
2020年10月22日ロバート・ダウニー・Jr.と「HBO」がタッグを組み、主演に「ジ・アメリカンズ」のマシュー・リスを迎えて贈るクライム・ノワールドラマ「ペリー・メイスン」。本日9月18日(金)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA&CLASSICS-」(以下「スターチャンネルEX」)にて配信が開始される本作から、登場人物を演じるキャストたちが解説するキャラクター解説動画が解禁となった。時は1930年代、ロサンゼルス(L.A.)中が注目する乳児誘拐殺人事件の調査を依頼された私立探偵ペリー・メイスン役を演じるマシューは「『ペリー・メイスン』は正義の物語だ」と言う。「ペリー・メイスンは過去にとてつもない不正義を目の当たりにした。それが彼の原動力。自分の正義に突き動かされるが、正義は単純じゃない」と解説。続いて事件の弁護を引き受けたベテラン弁護士EB・ジョナサン役ジョン・リスゴーや、彼の秘書デラ・ストリート役のジュリエット・ライランス、カリスマ的人気を誇る福音伝道師シスター・アリス役タチアナ・マズラニーが自身のキャラクターを紹介していく。L.A.の中でも貧困層の黒人住民の多い地域の担当に配属され、事件の捜査に巻き込まれる警察官ポール・ドレイク役クリス・チョークは「究極の腐敗に正義の裁きを望む人たちを、本作は描いている。絶対的真実を伝える物語」と本作で描かれるテーマにも触れた。本作は、『アベンジャーズ』の“アイアンマン”として知られるロバートと、妻スーザン・ダウニーの“チーム・ダウニー”が10年ほど温めていたプロジェクト。当初は映画化のうわさがあったものの、『L.A.コンフィデンシャル』でも描かれたように、検察や警察など市当局が腐敗していた1930年初頭のL.A.を舞台に、より様々な要素を深く描けるべく敢えてTVシリーズ化を決断。「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」をはじめ、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」から「ゲーム・オブ・スローンズ」まで、「HBO」を代表する大ヒット作を手掛けてきたクリエイターが集結した、当時のL.A.の街並みをリアルに再現した見応え溢れる映像も見逃せない。(text:cinemacafe.net)
2020年09月18日『シンデレラ』『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のリリー・ジェームズと、『君の名前で僕を呼んで』『ナイル殺人事件』のアーミー・ハマー共演で贈る心理サスペンス『レベッカ』が、10月21日(水)よりNetflixにて配信されることが決定。予告編が到着した。リゾート地・モンテカルロで運命的な出会いを果たし、恋に落ちた若い女性(リリー・ジェームズ)と、妻を亡くしたハンサムな男マキシム・ド・ウィンター(アーミー・ハマー)。やがて結婚を決めた彼女は、荒涼とした海岸沿いにある夫の豪華な大邸宅マンダレーに新妻として移り住むことに。新婚夫婦の夢のような時間は永遠に続くかと思いきや、亡くなったはずの優雅で洗練されたマキシムの前妻レベッカの影に苦しめられていき…。本作は、イギリス人作家ダフネ・デュ・モーリアが1938年に発表し、代表作となった小説を基に、新たな解釈で描く心理サスペンス。1940年には名匠アルフレッド・ヒッチコックがジョーン・フォンテインとローレンス・オリビエで映画化した。この度到着した予告編では、夫との甘いロマンスに酔いしれるリリー演じる新妻が、美しい大邸宅で、亡くなったはずの前妻レベッカの影に徐々に翻弄されていく様子が緊迫感たっぷりに映し出されていく。主人公には、レベッカを慕うあまり新妻に悪意を抱く家政婦ダンヴァース夫人(クリスティン・スコット・トーマス)の容赦ない洗礼が浴びせられる。さらには、香水や髪の毛など、亡き元妻レベッカの痕跡も至る所に残されていた。愛する夫にレベッカのことを尋ねてもはぐらかされるばかり、彼もまたレベッカの死に関して何か秘密を抱えている様子。果たして、彼の抱える恐るべき秘密とは?前妻の影に翻弄され次第に憔悴していく彼女の運命は…。併せて、熱い視線で夫を見つめる女と、彼女から視線を外しどこか別の場所に視線を移す男を写した、妖艶かつ不穏なキービジュアルも解禁されている。運命的な恋に落ちる女性を演じるのは、実写版『シンデレラ』で世界一有名なプリンセスを演じて日本でも脚光を浴び、人気ドラマ「ダウントン・アビー」でも知られるリリー・ジェームズ。その夫マキシムを演じるのは、『君の名前で僕を呼んで』や『ホテル・ムンバイ』、10月23日公開予定『ナイル殺人事件』にも出演する実力派アーミー・ハマー。さらに、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』などで幅広い役を演じてきたクリスティン・スコット・トーマスや、『マレフィセント』ではアンジェリーナ・ジョリー演じるマレフィセントに仕えるディアヴァル役で知られるサム・ライリーも参加。監督を務めるのは、トム・ヒドルストン主演でJ・G・バラードの近未来小説を見事に映画化した『ハイ・ライズ』や、ブリー・ラーソンはじめアーミー、サムら豪華キャストが出演した『フリー・ファイヤー』など、唯一無二の作品を世に送り出してきたベン・ウィートリー。衣装デザイナーは『ボヘミアン・ラプソディ』で英国アカデミー賞の衣装デザイン賞ノミネート歴を誇り、『インフェルノ』『ロケットマン』などの衣装も手掛けてきたジュリアン・デイ、プロダクションデザイナーは『アンナ・カレーニナ』『美女と野獣』など数々の名作のデザインを手掛けてきたサラ・グリーンウッドと、今年の賞レースでも注目を浴びそうな美しい劇中のファッションや造形も見逃せない。Netflix映画『レベッカ』は10月21日(水)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年09月09日ドラマ「ミセン-未生-」や映画『弁護人』で若手演技派の筆頭格となったイム・シワンの除隊後初主演作「他人は地獄だ」。本日9月2日よりDVD-BOXがリリースされることに合わせ、イム・シワンから日本のファンに向けたメッセージ映像が到着、さらにDVD特典映像として収録のインタビューが一部公開された。主人公のユン・ジョンウを演じるイム・シワンは、ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン主演で贈る現在製作中の航空パニック超大作映画『非常宣言』(原題)にも出演し、その確かな演技力でドラマ・映画問わず、存在感を遺憾なく発揮する実力派。兵役を終えて初の復帰作となった本作では、地方から上京してきた純朴な青年が、古びた考試院(コシウォン:元々は受験生の勉強部屋として利用されていた簡易宿泊施設)で不安と緊張に追いつめられ、徐々に自分を見失っていくという難しい役どころを見事に演じきった。今回到着した、日本のファンに向けたコメント映像に続くインタビュー映像には、本作への出演を決めた理由についてふり返るイム・シワン。「出演を決めるにあたって特に悩むことはなかった」と語る彼は、兵役中に後輩から“ドラマ化されるなら主人公に適役だ”と勧められたそう。さらに除隊後、偶然にも彼にオファーがあったそうで、縁を感じた彼は迷わず出演を決めたという。原作は、韓国の電子漫画サイト「NAVER WEBTOON」にて連載初期から衝撃的なストーリー展開で話題を集め、連載終了時には累計8億PV、日曜ウェブ漫画ランキング(※)39週連続1位、そして平均評価点10点満点中9.8点という前代未聞の大記録を打ち立てた大ヒットウェブ漫画(※ NAVER WEBTOONにて毎週日曜日に更新される作品の人気ランキング)。DVDに収録されるインタビュー映像には、そのほか彼自身がかつて考試院に住んでいた際の経験や、本作の愛着があるシーンについて、演じたジョンウとの相似点についてや、イ・ドンウクと共演しての感想などをふり返っている。「他人は地獄だ」はDVD発売中およびレンタル中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2020年09月02日吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らが共演するクライムサスペンスシリーズ「コールドケース3 ~真実の扉~」がついにクランクアップ。キャストのコメントとともに、クランクアップ直後の現場写真も公開された。ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で2003年から全7シーズンにわたり、アメリカ・CBSで放送され、全世界でも大ヒットを記録した「コールドケース 迷宮事件簿」。2016年、2018年と制作された日本版では、神奈川を舞台に、吉田さん演じる神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る主人公の女性刑事・石川百合役らの活躍を描いた。3作目となる今作では、神奈川県警捜査一課チームの結束力はさらに高まり、闇に葬られた悲しき事件の真実が次々と明らかになり、また、これまで語られることのなかった各キャラクターの物語も描かれる。そんな本作が先日、横浜のロケ地にてレギュラーキャストたちがクランクアップを迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大により、中断していた期間も含め約6か月にもおよんだ撮影。主演の吉田さんは「コロナという大変な時期でしたけれども、2か月の自粛期間を経て無事に撮り終えられたのはやっぱり“コールドケース”という作品がもつ底力だと思いましたし、コロナがあったことで逆にシーズン3で皆様との絆がより深まったなと感じております」と心境を明かし、「シーズン3が成熟できたのは本当に1人ひとりのプロ意識の賜物だと思っております。このチームとまた再会できるのを心から願っております。願わくばシーズン9とまでは言いませんので、シーズン4をやってファイナルで映画化できればいいなと思っております(笑)」とさらなる続編の制作を望んだ。百合を支える年下の相棒・高木信次郎を演じる永山さんは「本当に皆様の愛に救われてここまでやってこられた気がしています。それに先輩方の現場への愛や、振る舞いがすごく勉強になりましたし、とても身になったと思っています」と感謝を語り、チームのムードメーカー、立川大輔役の滝藤さんも「シーズン3でまた立川が人気出ちゃうなと(笑)。本当に皆様に助けられましたし、そしてまだまだこの立川という役をこのメンバーと一緒にやっていきたいと思っております」と続編に意欲を見せている。皆を支える金子徹役の光石さんもまた「こんなに俳優ファーストな現場もないと思っております。愛を感じております。また皆さんと4、5、6、7、8、9までいきましょう(笑)」と言い、“代理”本木秀俊役の三浦さんも「間違いなくこのシーズン3で、レギュラー5人のチームワークがすごく熟してきた、完熟してきた。そういう時に、これで最後だなんてそういう気持ちにはなれない。ぜひ次に進みたいと思っております」と語っており、本当に良い現場だったことが伺える。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は冬、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年08月24日吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和共演のクライムサスペンスシリーズ第3弾『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』の放送が2020年冬に決定した。この度、キャストのコメントが発表された。シーズン3となる今作では、吉田扮する石川百合が率いる神奈川県警捜査一課チームの結束力は更に高まり、闇に葬られた悲しき事件の真実が次々と明らかになる。さらに今作では、今まで語られることのなかった各キャラクターの物語にも注目だ。監督は『サイレント・トーキョー』の公開を控える波多野貴文監督を始め、『連続ドラマW 殺人分析班』シリーズの内片輝監督、『連続ドラマW ミラー・ツインズ Season2』の守下敏行監督、音楽も『メアリと魔女の花』の村松崇継が引き続き担当する。先日、横浜のロケ地にて吉田羊をはじめレギュラーキャストの面々が、新型コロナウイルスの感染拡大により中断していた期間も含めた、約6カ月にも及ぶ撮影を終え、クランクアップを迎えた。そんな吉田、永山、滝藤、光石、三浦から、クランクアップ直後の現場写真とコメントが到着した。コメント全文は、以下の通り。■吉田羊コメント本当に半年間ありがとうございました。コロナという大変な時期でしたけれども、2カ月の自粛期間を経て無事に撮り終えられたのはやっぱり“コールドケース”という作品がもつ底力だと思いましたし、コロナがあったことで逆にシーズン3で皆様との絆がより深まったなと感じております。またそれは自己満足ではなく、ゲストでいらっしゃった皆様が口を揃えて「本当に良いチームだね」と言って下さるのが何よりも嬉しい感想でした。シーズン3が成熟できたのは本当に一人ひとりのプロ意識の賜物だと思っております。このチームとまた再会できるのを心から願っております。願わくばシーズン9とまでは言いませんので、シーズン4をやってファイナルで映画化できればいいなと思っております(笑)。WOWOWさんよろしくお願いします。皆様とご一緒できたことを本当に感謝しております。そして皆様のことを本当に心から誇りに思います。本当にありがとうございました。■永山絢斗コメント新しく入ったスタッフの皆様含め、シーズン1から一緒にやってきた皆様、本当にありがとうございました。本当に皆様の愛に救われてここまでやってこられた気がしています。それに先輩方の現場への愛や、振る舞いがすごく勉強になりましたし、とても身になったと思っています。今回もただじゃ終わらない現場でしたけど(笑)、とっても楽しかったです。またシーズン4で、また続きでお会いできるように頑張りたいと思います。■滝藤賢一コメント本当にシーズン1、シーズン2の立川を超えられるのかということだけが不安でしたが、これはもうシーズン3でまた立川が人気出ちゃうなと(笑)。本当に皆様に助けられましたし、そしてまだまだこの立川という役をこのメンバーと一緒にやっていきたいと思っておりますので、シーズン4なのか映画化なのか分からないですけど、また皆様とお会いできるのを楽しみにしております。ありがとうございました。■光石研コメント皆様お疲れ様でした。1、2ときて3、本当に楽しかったです。本当に憎きコロナですけど、2か月半撮影が延びて、ずーっとテーブルにコールドケースの台本があって、なんか長く楽しめた分、嬉しかったです。そしてこんなに俳優ファーストな現場もないと思っております。愛を感じております。また皆様と4、5、6、7、8、9までいきましょう(笑)!それまで待っておりますので、僕も俳優としての体力をつけて準備しておきます。どうぞ皆様よろしくお願いします。本当にありがとうございました。■三浦友和コメント皆様お疲れ様でした。間違いなくこのシーズン3で、レギュラー5人のチームワークがすごく熟してきた、完熟してきた。そういう時に、これで最後だなんてそういう気持ちにはなれないので、とにかくこのスタッフあっての我々だと思っております。こんなに居心地の良い仕事場っていうのは滅多にありません。ですので、ぜひ次に進みたいと思っておりますので、これはメンバー全員の総意だよね?ということで皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。本当にありがとうございました。『連続ドラマWコールドケース3~真実の扉~』2020年冬放送
2020年08月24日「ミセン-未生-」「王は愛する」などの若き演技派イム・シワンの除隊後初主演作となったTVドラマ「他人は地獄だ」が、9月よりリリース、デジタル配信決定。併せて日本版アートワークと予告映像が解禁された。大学の先輩が起業した会社で働くため、地方から上京したジョンウは、町外れにある古びた考試院(コシウォン)に入居するが、住人たちは奇妙な人間ばかり。無遠慮な大家を筆頭に、奇妙な笑い方をする坊主頭の男や、独り言ばかりのタンクトップ姿の男など...その中で歯科医のムンジョだけが、ジョンウの気を許せる唯一の相手となる。しかし、職場でも上司との関係がうまくいかず、次第にストレスを溜め込んでいくジョンウ。やがて住人の失踪をきっかけに、ジョンウは考試院に潜む恐ろしい“悪”と対峙し、自らが“地獄”の真ん中にいることを悟る――。主人公のユン・ジョンウを演じるのは、「ミセン-未生-」の大ヒットで若手演技派の筆頭格となったイム・シワン。映画『弁護人』で共演したソン・ガンホをはじめ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン主演で贈る現在製作中の航空パニック超大作映画『非常宣言』(原題)にも出演しており、その確かな演技力で映画でもその存在感を遺憾なく発揮。そんな彼が兵役を終えて初の復帰作となった本作は、韓国のみならず日本からも大きな注目を集めた。地方から上京してきた純朴な青年が、古びた考試院(元々は受験生の勉強部屋として利用されていた簡易宿泊施設)で不安と緊張に追いつめられ、徐々に自分を見失っていく…という難役を見事に演じきった。また、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~」などの甘いロマンス作品でトップクラスの人気を誇るイ・ドンウクが、イム・シワンと初共演。彼はドラマ出演の一方、「Wanna One」や「IZ*ONE」を輩出した人気オーディション番組「PRODUCE X 101」では参加者たちを見守る“国民プロデューサー代表”として出演、K-POPファンからも絶大なる支持を集めているほか、第1話のゲストでコン・ユが出演し大きな話題を呼んだトークバラエティ「イ・ドンウクはトークがしたくて」のホストを務めるなど、バラエティでも活躍。本作では、考試院に住む物静かな歯科医役を演じ、ミステリアスな雰囲気を放つ!原作となった同名ウェブ漫画は、韓国の電子漫画サイトNAVER WEBTOONにて連載初期からその衝撃的なストーリー展開で話題を集め、本国で大きなブームとなった。その結果、連載終了時には累計8億PV、日曜ウェブ漫画ランキング(※)39週連続1位、そして平均評価点10点満点中9.8点という前代未聞の大記録を打ち立てた作品。実写化に際して、各キャラクターの再現性は原作ファンからも称賛を集め、ドラマで展開された原作を越える恐怖描写の数々は、オリジナル同様に中毒者を数多く生み出すことになった(※NAVER WEBTOONにて毎週日曜日に更新される人気作品ランキング)。また、本作は、映画制作陣とドラマ制作陣が集結し、ハイクオリティな作品を送り出すOCNの「ドラマチック・シネマ・プロジェクト」第2弾。第1弾のイ・ソジン主演「トラップ~最も残酷な愛~」は日本で大きな話題を呼び、異例となる劇場公開も実現した。待望の第2弾となる本作では、映画『死体が消えた夜』の監督イ・チャンヒが演出を担当。米アカデミー賞で作品賞ほか4部門を受賞し、日本でも興行収入45億円を突破する歴史的大ヒット中の『パラサイト 半地下の家族』で家政婦役を演じ、第56回大鐘賞映画祭助演女優賞ほか幾多もの映画賞を受賞したイ・ジョンウンが本作では考試院の大家を演じるほか、目が離せない実力派俳優も集結。まさに映画的な迫力とクオリティを備えた内容となっている。さらに、今回リリースされるセル版DVD-BOXには、イム・シワンの撮り下ろしインタビューやメイキング映像ほか豪華特典映像も収録される。「他人は地獄だ」は9月2日(水)よりDVD発売およびレンタル開始、デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2020年07月03日平日昼の映画番組「午後のロードショー」。6月25日(木)放送回はロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズら豪華キャストが共演しリュック・ベッソンが監督、マーティン・スコセッシが製作総指揮の『マラヴィータ』をオンエアする。素潜りに青春をかけるダイバーたちを描いた『グラン・ブルー』、ナタリー・ポートマンを世に送り出した『レオン』や最新作『ANNA/アナ』などの作品を監督し、プロデューサーとしても『TAXi』や『トランスポーター』『96時間』など数々のアクション作品を手掛けてきたリュック・ベッソン。本作もまた彼お得意のクライムアクションものだが、同時にコミカルな要素が加わったことでその個性が際立つ1作に仕上がっている。キャストには『ゴッドファーザー PARTII』『タクシードライバー』『レナードの朝』などで圧倒的な演技力をみせ、最近では『ジョーカー』や『アイリッシュマン』も話題のロバート・デ・ニーロ。『バットマン リターンズ』のキャットウーマンや『ヘアスプレー』をはじめ『アントマン&ワスプ』『マレフィセント2』などで80年代から一線で活躍を続けるミシェル・ファイファー。『逃亡者』や『メン・イン・ブラック』シリーズなどで知られ、日本では缶コーヒーのCMでもお馴染みのトミー・リー・ジョーンズら、名優たちが集った。また『タクシードライバー』『アイリッシュマン』らいくつもの作品でロバート・デ・ニーロとタッグを組み、監督としても『ギャング・オブ・ニューヨーク』『ディパーテッド』『沈黙 -サイレンス-』などを世に送り出してきたマーティン・スコセッシが製作総指揮として豪華なスタッフとキャストを束ねている。ニューヨークの元マフィア、ジョヴァンニ・マンゾーニ(ロバート・デ・ニーロ)は潜伏先で問題を起こしては引っ越してきた。今回FBIが用意した潜伏先はノルマンディ地方の田舎町。フレッド・ブレイクという新たな名前をもらい、ジョヴァンニは、妻マギー(ミシェル・ファイファー)、娘ベル(ディアナ・アグロン)、息子ウォレン(ジョン・ディレオ)そして愛犬マラヴィータと共に新生活を始める。ある日、映画の上映会に招かれ、FBIのお目付役であるスタンスフィールドを伴って上映会に参加したフレッドは、身元がバレる心配など忘れてマフィアの裏事情をぶちまけてしまい、フレッドの潜伏先を突き止めたマフィアの一団が一家に迫る…という物語。午後のロードショー『マラヴィータ』は6月25日(木)13時35分~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年06月25日テレビ東京の「サタ☆シネ」枠は“6月は女と罪のサスペンス”と題して作品をお届け。6月6日(土)深夜はクリント・イーストウッド主演の異色サスペンス作『白い肌の異常な夜』を放送する。『ダーティハリー』シリーズのヒットで世界的スターとなると、俳優だけでなく監督、プロデューサーとしての手腕も発揮。『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞作品賞、監督賞のダブル受賞を果たしたほか、日本から二宮和也、中村獅童らを起用した『硫黄島からの手紙』など、アクションから文芸作まで幅広く出演、監督、製作を手掛けてきたクリント・イーストウッド。アカデミー賞に輝いた『許されざる者』は彼が“盟友”ドン・シーゲルに捧げた作品でもあるが、2人は『マンハッタン無宿』でイーストウッドが主演、ドン・シーゲルがメガホンを取って以降『真昼の死闘』や『ダーティハリー』『アルカトラズからの脱出』といった作品を共に世に送りだしてきた。本作はそんな2人がコンビを組んだ一連の作品群のなかでも異彩を放つ傑作ゴシックスリラー。南北戦争末期、南部の森深くにマーサ校長(ジェラルディン・ペイジ)が農園内に開いた女学園があった。そこでは教師のエドウィナ(エリザベス・ハートマン)と12歳から17歳の生徒の少女6名、黒人奴隷のハリー(メエ・マーサー)が暮らしていた。ある日12歳のエミー(パメリン・ファーディン)が大ケガをした敵の北軍兵士マクバニー伍長(クリント・イーストウッド)を見つける。マクバニーを南軍に引き渡したらすぐ死んでしまうと思った彼女たちは、彼を治療してから引き渡すことに。女の園に迷い込んだ若い男の存在に色めき立つ学園。傷が回復し松葉づえで動けるようになったマクバニーだが、マーサ校長はかつて愛した兄に彼をダブらせ南軍への引き渡しを躊躇する。彼に初めての恋をするエドウィナ。彼に迫る生徒のキャロル(ジョー・アン・ハリス)、生き残るため自らも彼女らを誘惑するマクバニーだったが…というのが本作のストーリー。昨年公開された監督最新作『リチャード・ジュエル』では、1996年のアトランタで起こった爆破テロ事件をテーマにするなど、いまだ精力的に映画を作り続けるイーストウッドのキャリアのなかでも異色を放つ『白い肌の異常な夜』は、6月6日(土)27時15分~テレビ東京「サタ☆シネ」枠で放送。(笠緒)
2020年06月06日スティーヴン・キングの原作小説を、「ゲーム・オブ・スローンズ」の「HBO(R)」が初めてドラマ化したクライム・ホラー「アウトサイダー」。この度、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて独占配信中、「BS10 スターチャンネル」にて独占日本初放送中の本作第3話に初登場するシンシア・エリヴォのキャラクターについて特別映像が到着した。ベン・メンデルソーン、ジェイソン・ベイトマンら実力派キャストのほか、主演映画『ハリエット』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた期待の新星シンシア・エリヴォが出演する本作。今回到着したのは、シンシアが演じる私立探偵ホリー・ギブニーの人物像について、シンシア自身やキングをはじめとしたキャスト、スタッフが語るインタビュー映像。ジョージア州の小さな町で起きた11歳の少年の惨殺事件が物語の題材となっている本作では、単純に解決すると思われた事件が一転し、不可解な超常現象に巻き込まれていく。本作でベテラン刑事ラルフ(ベン・メンデルソーン)と共に事件の謎を解明していくことになるのが、シンシア演じる天才私立探偵ホリー・ギブニー。ホリーは同じくキング原作の「ミスター・メルセデス」にも登場するキャラクターであり、キングファンならその名に聞き覚えがあるだろう。シンシアは「初めて体験する役でした。とても知能が高く意思の疎通が特殊なのです。彼女の視野はこの状況を超越する広さで、この先に何が起きるか楽しみです」と、第六感で犯人を追跡する能力を持つホリーの役柄について語る。一方、原作者であるキングは、「ホリーは過去に描いてきた人物像の中で最も面白い役柄だ」とホリーのキャラクターを自身の過去作とも比較して興味深く語る。原作では内向的な性格で白人であるホリー。本作ではキャラクターの要素が変更されており、シンシアは「黒人ではまれな役です。ジェイソン(・ベイトマン)と電話で髪形や服装を話し合い容姿を作り上げました。彼女は常にボタンは上まで留めています」と風変りなキャラクターであるホリー役を、製作総指揮やエピソード監督も務めるジェイソンにも相談しながら細部にわたって作りあげていったという。ホリーは真犯人を見つけるために事件の背景を調べるが、主人公のラルフを演じるベンは「ホリーとラルフは性格が異なり、彼女は異質です」と語る。シンシアは「2人は信じるものが異なり、ホリーは初対面ではラルフを信用しません。果たして超常現象は存在する?」と2人の価値観の違いについて触れる。見えるものだけを信じるラルフと、見えないものの可能性を信じ始めるホリー。彼女の登場によって物語はどう展開していくのだろうか…?(text:cinemacafe.net)
2020年05月07日『バーフバリ』シリーズで日本でも知られる存在となったインドの人気俳優、プラバースが主演を務めたクライムアクション『サーホー』。この度、超過激なアクションシーンが収められた特別映像が公開された。架空の都市を舞台に、大規模窃盗事件の捜査に乗り出したひとりの捜査官の活躍を、ド派手なアクション満載で描いた本作。『バーフバリ』のS・S・ラージャマウリ監督の愛弟子だという注目の若手である、スジートが監督を務めている。公開された独占映像は、本作の大きな見どころのひとつである、前代未聞の崖ダイブシーンが収められているもの。『バーフバリ』において、シヴドゥの時は崖を登ってアヴァンティカに出会い、バーフバリの時は追い詰められた犯人を助けるためにロープ1本でダイブしたプラバースだが、今回は何もつけずに崖からダイブ。空中でパラシュートをつかみ取るという荒業をやってのけている。『サーホー』3月27日(金)新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
2020年03月24日映画『ルース・エドガー』が、2020年6月5日(金)に公開される。少年は“優等生”か、それとも“テロリスト”なのか『ルース・エドガー』は、誰からも称賛される少年の“知られざる真実”を巡って展開するサスペンスフルなヒューマンドラマ。主人公でアフリカ系黒人のルース・エドガーは、成績優秀なスポーツマンで、誰とでも分け隔てなく接するオープンな性格の持ち主。幼少期に、戦場へ駆り出された過酷なトラウマを見事克服し、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長した。ある日、同じアフリカ系の女性教師ウィルソンに危険な過激思想に染まっているのではという疑惑をかけられる。若きバラク・オバマの再来とも称されるルースは“完璧な優等生”か、それとも“恐ろしいテロリスト”なのか。謎めいたルースの内面に迫ることで、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をリアルに描きだす。ナオミ・ワッツら豪華キャスト陣本作には、アカデミー賞にノミネート歴のある実力派が勢揃い。主人公のルースを演じるのは、映画『WAVES/ウェイブス』でも主演を務め、次世代スターとして注目を集めるケルヴィン・ハリソン・Jr.。また、ルースを育てた白人の養父母を、ナオミ・ワッツとティム・ロスが演じる。さらに、ルースに疑念を持つ女性教師ウィルソンに、『シェイプ・オブ・ウォーター』で好演したオクタヴィア・スペンサーが抜擢された。あらすじアフリカ、エリトリア出身のルース・エドガーは文武両道に秀でた17歳の高校生。彼は幼少期に戦場へ駆り出された過酷なトラウマを克服し、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長した。そんなルースは、ある課題のレポートをきっかけに、同じアフリカ系の女性教師ウィルソンと対立し、順風満帆の日常が大きく揺らぎ出す。ルースが危険な過激思想に染まっているのではというウィルソンの疑惑は、ルースの養父母である白人夫婦エイミーとピーターの胸にも疑念を生じさせていく。そして、奇妙な事件がウィルソン教師の身に降りかかることに。はたしてルースは本当に“完璧な優等生”なのか、それとも世間を欺く“恐ろしいテロリスト”になり得るのだろうか…。【詳細】『ルース・エドガー』公開日:2020年6月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開監督・脚本:ジュリアス・オナー製作:ジュリアス・オナー出演: ナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペンサー、ケルヴィン・ハリソン・Jr、ティム・ロス配給:キノフィルムズ/東京テアトル
2020年03月14日吉田羊主演、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和が豪華共演する大ヒットクライムサスペンスシリーズ待望の第3弾となる連続ドラマW「コールドケース3~真実の扉~」の放送が、2020年冬に決定した。大ヒット海外ドラマの日本版「コールドケース」は、2003年から2010年まで7シーズンにわたりアメリカ・CBSで放送され高視聴率を記録。未解決の凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描き、世界中の人々に愛されたドラマシリーズで、本国アメリカでは全シーズンの平均視聴者数が1,000万人を超える大ヒット作。2016年、WOWOWがアメリカ国外としては世界初となる日本版、連続ドラマW「コールドケース ~真実の扉~」の制作・放送。オリジナル版ではフィラデルフィアだった舞台を、日本版では神奈川に移し、実力・人気を兼ね備えた女優・吉田羊が神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る主人公の女性刑事・石川百合役を好演。チームメンバーと共に、毎話異なる未解決事件の真相を解明していくハイクオリティ・クライムサスペンスとして注目を浴びた。そして2018年には連続ドラマW「コールドケース2~真実の扉~」として続編が放送され、WOWOWドラマ史上初となる全編8Kによる収録を敢行。さらにシーズン1、2共に全編4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)版も制作し、本作の醍醐味である過去と現在をつなぐ世界観を最新技術を駆使した圧倒的な映像美で表現することに成功した。吉田羊率いる捜査一課チームの結束力はさらに強まるシーズン3となる今作では、吉田さん扮する石川百合が率いる神奈川県警捜査一課チームの結束力はいっそう強まり、闇に葬られた悲しき事件の真実が次々と明らかに。また、これまで語られることのなかった個々の物語も描いていく。1990年11月にサービス放送を開始したWOWOWの開局30周年記念作品の1つとなる。監督は、佐藤浩市主演『サイレント・トーキョー』の公開を控える波多野貴文監督をはじめ、連続ドラマW「殺人分析班」シリーズの内片輝、連続ドラマW「ミラー・ツインズ」の守下敏行。音楽も『メアリと魔女の花』の村松崇継が引き続き担当する。そして今作でも新たな未解決事件の年代やテーマ、さらには未解決事件が起きた当時のヒット曲、そして日本版「コールドケース」だからこそ実現する超豪華ゲスト陣が各話を彩る。シーズン1では吉沢亮、仲里依紗、ユースケ・サンタマリア、中村倫也、村上虹郎、伊藤健太郎、眞島秀和、門脇麦、仲代達矢。シーズン2では橋爪功、宮藤官九郎、吉岡秀隆、佐藤浩市、田中圭、奥田瑛二、井上芳雄、飯豊まりえ、成海璃子、早乙女太一、松本穂香らが出演してきたが、シーズン3のゲスト陣にも期待がかかる。「石川百合という役は自分の一部みたいなもの」主演の吉田さんは「私にとってこの石川百合という役は自分の一部みたいなもので、百合のその後の人生をまた演じたいなと思っていたので、今はワクワクしかないです」とコメント、「馴染みの良さがシーズン2に続いてありました」とチームワークを強調する。さらに「今シーズンは攻めています」と語り、「途中ハラハラする展開もあるかと思いますが、この5人の“今”を見ていただけたら嬉しい」と視聴者に向けてメッセージを贈った。熱血漢の若手刑事・高木信次郎役の永山さんは、「(5人が揃うと)嬉しくて笑っちゃいました(笑)帰ってきた、という感覚が前回よりもあります」と言い、「『変わることもあるけど、変わらないこともある』そんな成長した信次郎を今回お見せしたいです」と意気込む。チームのムードメーカーである立川大輔役・滝藤さんもまた、「立川役は、私の俳優人生の中で1、2を争うカッコイイ役ですからね。誰も言ってくれないから自分で言っちゃいますけど」と喜びを語りつつ、「今、食事制限して身体を鍛えているので、シャワーシーンをやるならシーズン3しか考えられません。別にラブシーンでも私は構いません。……しかし、出来上がった台本にはそんなシーンは皆無でしたので、今回も立川ヌードはありません。残念でなりません……」と笑いを誘う。豊富な捜査経験を持つ金子徹役の光石さんは、「(現場は)全くもってお久しぶりな感じがしなくて。2年も開いていた感じが全くしない…もう日常になっています」と明かす。「シーズン3は、5人のよりパーソナルな“私”の部分がこれまでよりも掘り下げられている感じがします。全体的に人間味が増えて、それぞれのエピソードがありますが、特に(滝藤さん演じる)立川の“私”に迫る回」に注目だそう。そして、メンバーから“代理”と呼ばれる本木秀俊役の三浦さんも、「レギュラー陣が、無理なく自然に結束してて…でも馴れ合いの仲の良さでもない。5人がとっても良い感じの集まりになっているので。それがすごく反映すれば良いかなと思っていますし、反映するに違いないと思っています」と、シリーズで培ってきた“チーム力”に自信を覗かせている。連続ドラマW「コールドケース3~真実の扉~」は2020年冬、WOWOWプライムにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年02月28日チョウ・ユンファとアーロン・クォックという香港を代表する二大スターがW主演するクライムアクションサスペンス『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』。この度、本作の見どころの1つである偽札作りの工程シーンを集めた特別予告編が解禁となった。カリスマ性に溢れたミステリアスな“画家”(チョウ・ユンファ)。彼が率いるエキスパート揃いの偽札製造チームにスカウトされた“贋作の名人”レイ(アーロン・クォック)は、最新テクノロジーの進化をあざ笑うように数々の難題を攻略しながらも、犯罪の連鎖に巻き込まれていく…。今回、解禁となった特別予告は、「この作品で見逃せないのは、偽札作りの工程」とフェリックス・チョン監督がこだわった場面を特別編集したもの。贋札の名人レイを演じるアーロンの繊細なペンさばきや、インク・紙へのこだわりなど偽札作りの工程が再現されていく。そして、監督は「偽札だけでなく、絵画の贋作に関するエピソードも登場しますが、そのようなシーンを生み出すため、脚本作りにおいて、試行錯誤を繰り返しました。そして、この映画を観て、“何が本当で、何がウソかを見抜くことができるのか?”…ご自身の感覚を試していただければと思います」と語る。まさに香港映画の金字塔にして、チョウ・ユンファの代名詞ともいえる『男たちの挽歌』(’86)と同じく、偽札作りを通して対峙する男たちの運命。その結末は見逃せない。『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』は2月7日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(photo / text:Ayako Ishizu)■関連作品:プロジェクト・グーテンベルク 贋札王 2020年2月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2018 Bona Entertainment Company Limited
2020年02月02日サスペンス映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』が、2020年11月13日(金)に全国ロードショー。綾野剛×北川景子が刑事役を務める。「安楽死」を題材にするクライム・サスペンス小説が実写化!原作は、デビュー作『さよならドビュッシー』で、“このミステリーがすごい!大賞”を受賞した、中山七里のクライム・サスペンス小説『ドクター・デスの遺産』だ。2人の刑事が謎の連続不審死事件を追うストーリーのテーマは、「安楽死」。“どんでん返しの帝王”の異名を持つ中山ならではの、予測不可能な展開でも話題をさらった作品だ。<ストーリー>終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生。捜査に乗り出す犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者の存在に辿りつく。そんななか、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘・沙耶香が、ドクター・デスに安楽死の依頼をしてしまう──。“安楽死”という手口で、被害者を苦しませることなく安らかな死を処方するドクター・デスの目的と正体とは?犬養と高千穂はこの連続殺人犯にどう挑むのか!?驚きの結末が待つ、犯罪史に刻まれる禁断のクライム・サスペンス!綾野剛×北川景子が刑事役に!犬養隼人(綾野剛)主人公の警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人には、綾野剛が抜擢。『新宿スワン』『楽園』といった話題作に出演する綾野だが、本作では、犯人に心を惑わされつつも連続猟奇殺人犯に挑む。高千穂明日香(北川景子)犬養のバディである、冷静沈着な刑事・高千穂明日香役には、『ファーストラヴ』の公開を控える北川景子。部下でありながらも、綾野が演じる犬養を冷静に、ある時は呆れながら、ある時には乱暴に扱いながら見守る。沢田(岡田健史)綾野・北側演じる2人の刑事とともに捜査に加わる生真面目な若手刑事・沢田を演じるのは、ドラマ「中学聖日記」で一躍注目を集めた岡田健史。綾野演じる犬養の捜査方法に疑問を抱きつつも、北川演じる高千穂のフォローもあり、謎の連続殺人犯<ドクター・デス>を若さあふれる方法で追い詰めていく。さらに、前野朋哉、青山美郷、石黒賢ら実力派俳優陣も、警視庁敏腕捜査チームとして脇を固める。監督は『神様のカルテ』の深川栄洋なお監督を務めるのは、『神様のカルテ』「チェイス」など、人間ドラマからサスペンスまで幅広い作品を手掛けてきた深川栄洋。本作では、安楽死を手口とする連続殺人犯と刑事の、息もつかせぬ攻防戦をスリリングに描き出す。詳細映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』公開日:2020年11月13日(金)原作:中山七里『ドクター・デスの遺産』KADOKAWA/角川文庫、2017年監督:深川栄洋出演:綾野剛、北川景子、岡田健史、前野朋哉、青山美郷、石黒賢
2020年01月30日主演に綾野剛、北川景子を共演に迎え、中山七里のクライム・サスペンス小説「ドクター・デスの遺産」が実写映画化されることが決定。今回2人は、刑事役で初バディを組む。終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生。捜査に乗り出す犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者の存在に辿り着く。そんな中、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘・沙耶香が、ドクター・デスに安楽死の依頼をしてしまう――。主演の綾野さんが演じるのは、主人公で警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人。共演の北川さんが、犬養のバディである冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香を演じる。「禁断の題材にとうとう触れてしまった思いでなりません」と本作への出演を語った綾野さんは、「撮影中もこの作品の強度に耐えうる表現ができているのか?と自問自答の日々でした。しかし、そこで大きな支えとなり現場を包み込んでくれたのが初バディである北川景子さん。2度目の共演ですが、本当に頼もしく、常にブレない芯の強さと清らかさがあります。深川監督、各部署スタッフ、キャストと共に、新境地に立つ事ができました」と撮影をふり返っている。一方、「『お父さんが悪いお医者さんに殺された』という男の子からの通報をきっかけに、二人の捜査一課コンビが連続殺人犯を追いかけることとなります」と物語について明かした北川さんは、「綾野さんとは2度目の共演ですが、2人1組でずっと動く役は初めてです。綾野さんは常に役と向き合っておられる熱い方です。犬養が一つのことに集中した時に醸し出す殺気や、こうと決めたら一直線に突き進んでいく勢いは綾野さんなのか犬養さんなのか、分からないほどでした」と綾野さんを称賛。「私は部下でありながら、そんな綾野さん演じられる犬養を冷静に、時々呆れながら、時々乱暴に扱いながら見守る役です。手のひらで転がしていると言っても過言ではありません」と役柄について説明しつつ、「現場でも気がつけば綾野さんをずっと観察していました。綾野さんは思いつきでいろんなことをお芝居に取り入れたり、好奇心旺盛な子どものような一面があると今回初めて気がつきました。そんな綾野さんを後輩ながら微笑ましく見守ってきた夏でした」と撮影中、綾野さんの新たな一面を発見したようだ。今回監督を務めたのは、『洋菓子店コアンドル』『神様のカルテ』の深川栄洋。「心掛けたのは最後まで振り落とされないように舵を握り続けること。プロデューサーと目指したのはエンターテインメントとして、ある社会問題と向き合うこと。ともすれば深く入り込みすぎて、自分の立っている場所が分からなくなるような作品です」と本作への思いを明かし、「二人はいいコンビです。綾野さんは北川さんのことを、北川さんは綾野さんのことを僕に教えてくれました。二人は全く違う考え方を持った役者ですが、二人とも強烈な役者バカだと思います。もちろんそういう僕も映画バカですが……、子役オーディションに参加して子役の為に熱演していた綾野さんと、アクションで綾野さんに本気の蹴りを見舞う北川さんの熱を感じに劇場に来てください」と呼びかけている。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月27日映画『ハスラーズ』が、2020年2月7日(金)にTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。NYウォール街を震撼させた衝撃的な実話をもとに映画『ハスラーズ』は、2008年のリーマン・ショック後、困窮したニューヨークを舞台に、ウォール街を震撼させた驚愕の実話を描くクライム・エンターテインメント。米ニューヨーク・マガジンに掲載された、ジェシカ・プレスラーによる記事をもとに制作されたものだ。主人公はストリップクラブのダンサーたち主要キャラクターとなるのは、ストリップクラブで働く“事情アリ”のダンサーたち。物語は、幼少の頃に母に捨てられ、祖母に育てられたデスティニーが、年老いた祖母を養うため、ストリップクラブで働きだすことから始まる。そこでトップダンサーとして活躍するラモーナと出会ったデスティニーは、姉妹のように親しい関係となり、いつしか2人で大金を稼ぐように。リーマン・ショックを起こした金融マンへ復讐?!しかし2008年に突如訪れたリーマン・ショックによって、そんな彼女たちの贅沢な生活は一変。かつてない金融危機で、ストリップクラブで働くダンサーたちも大打撃を受ける。様々な事情で“お金が必要”な彼女たちに、ラモーナはとあることを提案。それは、金融危機を引き起こした張本人でありながら、豊かな生活を続けるウォール街の男たちから“金を騙し取る”という計画だったー。キャストジェニファー・ロペス×コンスタンス・ウーがW主演作品を彩るダンサーたちには、セクシーで魅力たっぷりのキャストが集結。映画プロデューサーも務めた“奇跡の50歳”ジェニファー・ロペスと、映画『クレイジー・リッチ!』で主演を務めたコンスタンス・ウーをW主演に迎えたほか、デビューアルバムで全米1位を獲得した女性ラッパーのカーディ・B、同じく人気アーティストのリゾが映画初出演。またジュリア・スタイル、キキ・パーマー、リリ・ラインハートら、話題作品に出演する人気女優らの豪華な顔ぶれが揃う。賞レースの行方は?なお映画『ハスラーズ』は、アメリカ本国公開時、映画『IT/イット THE END“それ”が見えたら、終わり。』を押さえ初日ランキング1位を獲得。映画賞レースにも予想を超える勢いでノミネートされており、アカデミー賞やゴールデングローブ賞も有力視されている。詳細映画『ハスラーズ』公開日:2020年2月7日(金)監督/脚本:ローリーン・スカファリア原案:ジェシカ・プレスラー(ニューヨーク・マガジン記事「The Hustlers at Scores」)出演:コンスタンス・ウー、ジェニファー・ロペス、ジュリア・スタイルズ、キキ・パーマー、リリ・ラインハート、リゾ、カーディ・B
2019年12月06日麻見和史の人気小説を映像化したクライムサスペンスシリーズ『殺人分析班』の第3弾『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』の完成披露試写会が11月14日、都内で行われ、シリーズ第1弾『石の繭』、第2弾『水晶の鼓動』に続いて主演を務める女優の木村文乃、共演する青木崇高と内片輝監督が舞台挨拶に立った。遺体の首に青い花が活けられる連続猟奇殺人事件が発生。警視庁捜査一課十一係・殺人分析班の如月塔子(木村)は、頼れる相棒の先輩刑事・鷹野(青木)の異動が数日後に迫る中、難解な事件の捜査に行き詰まる。約3年ぶりのシリーズ新章に、木村は「まさか帰ってこられるとは。このワクワクがご覧になる皆さんにも伝わればいいなと思う。待っていてくださったファンの皆さんのおかげで、ここに立つことができました」と感謝の意。シリーズを重ねる中で、演じる塔子がエース的な存在に成長しており「変わらない塔子と、少しシャンとしている塔子のメリハリを大切にした」と役作りを語り、「まるで実家に帰ってきたような感覚。共演する皆さんや監督とも、空気というかアイコンタクトでお芝居を作っていけるチーム感がある」。それだけに、クランクアップした心境を「ロスでした」と明かした。一方、青木は「エースの座を奪われた(笑)」と塔子の成長に目を細め、「俺だって、(十一係を)離れなくない」と本音も。役柄については「こんなカッコいい役、やったことない。男としてもほれぼれします。犯罪を許せないという、事件解決に向けた執念とプライドがカッコいいんです」と魅力を熱弁した。また、ドラマWならではの「グロテスクさも魅力」だといい、「現実にはあってはいけないことですが、目を背けたくなるほど、スタッフさんが緻密に作ってくださった」と話していた。スピンオフを合わせると、『殺人分析班』を4作手がける内片監督は「『水晶の鼓動』からは3年が経っていますから、僕らもファンの皆さんも、今まで通りでは納得しないという気持ちだったと思う」と語り、「もっと面白いものにしようという現場の気持ちを、キャストの頑張りがパワーアップしてくれた」と木村と青木に感謝を示した。取材・文・写真:内田 涼『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』11月17日(日)よりスタート(全6話/第1話無料放送)毎週日曜夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2019年11月14日木村文乃主演で、2015年『石の繭』、2016年『水晶の鼓動』として放送され大ヒットした、クライムサスペンスシリーズ『殺人分析班』の第3弾『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』が間もなくスタート。この度、本作のライブペインティングイベントが渋谷にて実施されることが決定した。今作では、遺体の首に青い花が活けられる連続猟奇殺人事件が発生。麻見和史による原作シリーズの中でも、最もミステリー要素が強く難解な事件が描かれる。キャストは主人公・如月塔子役の木村や、先輩刑事・鷹野秀昭役の青木崇高らお馴染みのメンバーが集結。今回、頼れる相棒の鷹野の異動が数日後に迫る中、難解な事件の捜査に行き詰まる塔子の不安と葛藤を木村がどう表現するのかに期待が高まる。監督を務めるのは、シリーズ全作の世界観を構築する内片輝で、脚本は濃厚な刑事ドラマを世に送り出してきた穴吹一朗が担当している。この度実施される野外ライブペインティングイベントは、渋谷スクランブル交差点の目の前で、本作のキーアイテムである“青い花”、“蝶”から着想を得た絵を巨大キャンバス(H210cm×W360)に描くもの。3回に分けてライブペインティングステージが実施され、第1、第2ステージで“蝶”、“青い花”をモチーフにした絵を、最後の第3ステージで“蝶の力学”のキービジュアルが完成する。また会場では、その場でSNS拡散に協力をすると“青い花”にまつわるプレゼントが貰えるキャンペーンも実施される。■ライブペインティングイベント詳細日程:11月4日(月・祝)時間:11:00〜20:00〈ライブペインティングステージ〉11:00~12:30第1ステージ13:00~14:30第2ステージ15:00~16:30第3ステージ場所:MAGNET by SHIBUYA109入り口横(〒150-0041 東京都渋谷区神南1-23-10)【関連リンク】 アーティスト:伊倉真理恵()『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』11月17日(日)よりスタート(全6話)第1話無料放送毎週日曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2019年11月01日FBIに裏切られた情報屋の脱出劇を描く緊迫のクライム・サスペンス『THE INFORMER 三秒間の死角』が11月29日(金)より公開。この度、本作に主演するスウェーデン出身のジョエル・キナマンの姿を存分に堪能できる場面写真&メイキング写真をシネマカフェが独占入手した。英国推理作家協会賞、スウェーデン最優秀犯罪小説賞というミステリー界の権威ある賞に輝いたベストセラー小説「三秒間の死角」を、『ジョン・ウィック』シリーズのプロデューサー、ベイジル・イヴァニクが映画化した本作。主演は、Netflix「ハウス・オブ・カード 野望の階段」「オルタード・カーボン」などの海外ドラマでも活躍、『ロボコップ』ではサイボーグ警官を演じて注目され、そしてジェームズ・ガン監督による『スーサイド・スクワッド』(The Suicide Squad)では“エリート軍人”リック・フラッグ役を続投することが決定しているジョエル・キナマン。本作では、麻薬組織に潜入するFBIの情報屋ピート役として、裏社会で生きるハードボイルドな男を好演。そんな、どこか危険な香りのする本作の緊迫した世界観をダイレクトに感じることのできる場面写真と、ジョエルの惚れ惚れするほど美しい肉体と大胆に彫られたタトゥーを目にすることのできるメイキング写真が到着。さらに、愛娘を演じる子役と戯れる様子をとらえたメイキング写真では、ほかの写真で見せる姿とのギャップも見逃せない。信頼できる人物はひとりもいない、度重なる裏切りにより絶体絶命に瀕してしまった男は、果たして、生きて危機を脱することができるのか?観る者を虜にする息もつかせぬストーリー展開で炸裂する、ジョエル・キナマンの魅力に注目だ。『THE INFORMER/三秒間の死角』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月27日