サッカーをするにも、社会で生きていくにもコミュニケーション能力は必要不可欠です。一方で、コミュニケーション能力って何? と思っている人もいるでしょう。この記事では、コミュニケーション能力の概要から高めるためのポイントまで解説します。子どものコミュニケーション能力が低い、鍛えるにはどうすればいいのか知りたい、といった方はぜひ参考にしてください。コミュニケーション能力とはコミュニケーション能力とは、相手の話を聞いて、自分の意思をしっかり伝えることができる、つまり意思疎通ができる、ということだと考えてください。コミュニケーション能力が高い人と聞くと「誰とでも話ができる人」「話すのが上手な人」といった外向的なイメージを抱く人もいるでしょう。しかし、必ずしも外向的であることがコミュニケーション能力の高さと一致するわけではありません。コミュニケーションは、自分だけでなく相手がいて成立するものです。そのため、いくら外向的であっても、自分のことばかりを一方的に話す人、相手の事情や考えを考慮しない人は、コミュニケーション能力が高いとはいえません。コミュニケーション能力はあらゆる場面で欠かせないサッカーはもちろん、社会で生きていくうえでもコミュニケーション能力は欠かせません。例えば、サッカーにおいてはプレーをする際にお互いの意図やタイミングなどをコミュニケーションを通してすり合わせる必要があります。ここで自分の意見ばかり伝えてしまう、自己PRばかりする、相手の話をちゃんと聞かないといったことが起こると、思ったようなプレーはできないでしょう。また、学校や職場などで社会生活を送るうえでは、お互いのことを理解したうえで自分の考えを伝えるといったことが日常的に発生します。このように、コミュニケーション能力が必要となる場面は非常に多いといえます。そのため、普段の生活の中からコミュニケーション能力を向上させる取り組みは必要不可欠です。昨今は子どものコミュニケーション能力の向上が難しい時代日本では少子化が進んでいることもあり一人っ子も多く、身近な話し相手となる兄弟や姉妹がいないため、コミュニケーションの機会が少なくなっているケースもあります。また、両親が共働きで家庭内でコミュニケーション時間が短くなっている子どももいます。さらに、現在の子どもたちは、インターネットやSNS、スマートフォンなどが当たり前の時代に生まれているため、お互いの顔を見ながらコミュニケーションをとることを苦手に感じている子も少なくないでしょう。このように昨今の日本は、子どものコミュニケーション能力を向上させるうえでは、難しい状況だといえます。コミュニケーション能力を向上させるには先述の通り、子どもの中にはコミュニケーションを取る機会が減っているケースも少なくありません。一方で、日常生活のちょっとした場面でコミュニケーション能力を養うことは可能です。例えば、親子で会話をする際、親から適宜子どもに対して問いかけをしてみてください。問いかけへの反応は、話を聞いていなければできません。また、YesかNoで答えられる問いかけをするのではなく、具体的な意見を求めるような問いかけをすれば、自分で考えるシチュエーションが生まれます。親が一方的に言いたいことを言うのではなく、子どもとの双方向のコミュニケーションを取ることによって、能力の向上が期待できるでしょう。まとめ今回は、コミュニケーション能力の概要や能力を向上させるポイントなどについて解説しました。コミュニケーション能力とは外交的であることではなく、相手の話をちゃんと聞き、自分の意思を伝えるスキルのことです。昨今はコミュニケーションを取る機会が減っているケースもありますが、ちょっとしたことで家庭内でも養えるため、ぜひコミュニケーション能力の向上に取り組んでみてください。
2021年08月25日サッカーの試合を面白くする要素の1つとも言えるのがオフサイドですが、そのオフサイドを誘発するための戦術がオフサイドトラップです。この記事では、オフサイドトラップの概要から失敗例、さらにはオフサイドトラップの注意点などについて解説します。ぜひ参考にしてください。オフサイドトラップとはオフサイドトラップとは、守備側の選手が攻撃側の選手を意図的にオフサイドポジションへと誘導しオフサイドを誘発させる戦術のことです。うまくオフサイドが取れば有利に試合を進めることも可能ですが、失敗すると相手に大きなチャンスを与えてしまうためオフサイドのルールをしっかりと理解すること、そして選手同士で意思を統一することが欠かせません。日本代表がワールドカップでみせたオフサイドトラップオフサイドトラップはクラブや代表などさまざまなチームで行われていますが、日本代表もロシアワールドカップのグループリーグセネガル戦で行っています。この時は、自陣ゴール付近でのフリーキックで、相手がボールを蹴ろうとした瞬間、ディフェンスラインが一気にラインを上げて相手選手をオフサイドポジションへと追いやりオフサイドにしました。ラインの上げ方が非常に綺麗で海外の反応の中には「史上最高のオフサイドトラップ」としている人もいたほどです。オフサイドトラップの失敗例オフサイドトラップは、相手がボールを蹴ろうとしているときにディフェンスラインを一気に上げることで行えます。しかし、中には失敗してしまうケースも少なくありません。例えば、ラインを上げるタイミングを少しでも間違えるとオフサイドは取れません。具体的には相手が蹴るよりも早くラインを挙げてしまう、もしくは相手がボールを蹴ってからラインをあげてしまうといった形です。また、選手の動きが統一されていないことでも失敗することがあります。こちらは、一部の選手のラインを上げるタイミングが間違っている、そもそもラインを上げていないといった形です。そのほかにも、ラインを上げるタイミングはあっていても、ラインが一直線になっておらずデコボコな状態であるためオフサイドが取れないといったケースもあります。このように、オフサイドトラップはちょっとしたことでも失敗につながるため、行う際は細心の注意を払わなければなりません。オフサイドトラップを仕掛ける際の注意オフサイドトラップは、ハイリスクハイリターンであることを覚えておかなければなりません。例えば、オフサイドトラップを失敗してしまうと、相手はフリーの状態でボールを受けられるため、大きなピンチを招くことになります。そのため、オフサイドトラップを仕掛ける際は、絶対に成功させるつもりで行わなければなりません。一か八かで仕掛けることは避けてください。オフサイドトラップのポイントオフサイドトラップを仕掛ける場合、ディフェンスラインを一直線に揃えることが大切です。サッカーはボールや人が動くたびに細かいポジション修正を行うため、ラインを揃えることは簡単ではありません。ディフェンスラインの選手は常にお互いの状況を確認し、声を掛け合いつつラインを揃えるようにしましょう。また、試合でいきなりラインを揃えることは不可能に近いため、普段の練習から密にコミュニケーションを取り合い、お互いのポジショニングやタイミング等を確認することも大切です。オフサイドトラップは相手がボールを蹴る瞬間の動きが成否を左右するため、ボール保持者の状況を常に確認することも忘れないでください。まとめ今回は、オフサイドトラップの概要から失敗例、行う際のポイントなどについて解説しました。オフサイドトラップは成功すれば、相手の攻撃を未然に防げますが、失敗するとピンチを招きます。そのため、ディフェンスラインの選手が連携を深めたうえで行うことが必須です。オフサイドトラップを仕掛けたい場合は、このポイントを忘れないようにしましょう。
2021年08月24日サッカーを始めたばかりの人の中には、オフサイドがいまいちわからない人も多いのではないでしょうか。この記事では、オフサイドとはなんなのか、その概要について解説します。オフサイドを理解することでプレーの向上につなげられるほか、試合観戦もより楽しいものとなるはずです。ぜひ参考にしてください。オフサイドとはオフサイドは、簡単にいうと攻撃側のチームの待ち伏せ行為を禁止するためのルールです。詳しくは後述しますが、待ち伏せができないことによって、相手のディフェンスラインとの駆け引きが生まれ、サッカーをより面白いものにしていると考えられます。オフサイドの条件オフサイドは、味方選手がパスを出す際に、オフサイドポジションにいる選手がパスを受けるもしくはパスを受けようとした時にとられます。オフサイドポジションとは、相手陣内でなおかつボールより前の、相手チームの後方から2番目の位置にいる選手よりも相手ゴールに近いエリアのことです。簡単にいうと、相手陣内でパスを受けようとする際に自分の目の前に相手選手が一人しかいないとオフサイドポジションにいることになり、オフサイドを取られてしまいます。なお、選手の頭や胴体、足の一部でもオフサイドポジションにあればオフサイドを取られます。そのため、試合においては数センチ単位で攻撃側の選手とディフェンの選手との間で駆け引きが行われています。オフサイドポジションにいる=オフサイドではないオフサイドに関して注意しなければならないのが、オフサイドポジションにいるだけでオフサイドをとられるわけではないことです。味方選手がパスを出す瞬間にオフサイドポジションにいてもそのボールに関与しない・相手選手の邪魔をしなければオフサイドとはみなされません。また、ゴールキック・コーナーキック・スローインでボールを受ける場合、オフサイドは取られません。オフサイドの再開方法オフサイドを取られた時は、相手チームの間接フリーキックから再開されます。間接フリーキックとは、キックしたボールが直接ゴールに入っても得点とはならないフリーキックのことです。間接フリーキックの後キッカー以外の選手が一度ボール触れていれば得点が認められます。ちなみに、間接フリーキックの際は主審が片手を上げます。オフサイドのルールが改正される?サッカーでは毎年ルールの見直しや改正が行われていますが、オフサイドに関しては2022年の夏からルール改正が行われると言われています。現行のオフサイドは頭や胴体、足などが一部でもオフサイドポジションにあればオフサイドであると判定されます。しかし改正後は、体の一部が相手選手と同じラインにあればオフサイドと判定されません。例えば、体のほとんどの部分が現行のオフサイドポジションにあったとしても、足や頭が相手選手と同じ位置もしくは相手選手よりも後方にあればオフサイドにはなりません。ここまで読んで「あまり大きな差ではないのでは? 」と思う人もいるかもしれませんが、このルール改正が実現すると、これまでよりも半歩〜1歩ほどポジションを前に取ることができます。1歩の違いはサッカーにおいては大きな違いであり、ゴールにつながる可能性が高まると考えられます。またディフェンダーはオフサイドが取りにくくなるため、より守備的になるかもしれません。つまり、この改正はサッカーの試合全体にも大きく影響する可能性があるということです。まとめ今回は、オフサイドの概要から具体的な条件、さらにはルール改正などについて解説しました。攻撃側の待ち伏せ行為を禁止するオフサイドがあることによって、攻守の駆け引きが行われており、この駆け引きの存在がサッカーをより面白いものにしているといっても過言ではありません。ぜひ、今回の内容を参考にオフサイドのルールを覚えてください。
2021年08月23日サッカーを始めとしたスポーツをしていると「スポーツマンシップにのっとり」という言葉を耳にすることがあります。このスポーツマンシップとはなんなのでしょうか。この記事では、スポーツマンシップの意味や役割について解説します。スポーツマンシップとは?スポーツマンシップとは、スポーツ選手が身につけておくべきとされる競技精神のことです。英語では「Sportsmanship」と表記されます。スポーツマンシップの具体的な例としては、全力を尽くすことや公明正大であること、競技の対戦相手や審判、味方などへの敬意と尊敬を忘れないことなどが挙げられます。これらの点を踏まえると、スポーツマンシップはいいゲーム、いい試合を作るための考え方ともいえるでしょう。ただ試合に勝利すればいいのではなく、お互いが試合を終えたときに嫌な気持ちにならないように取り組むことが求められます。サッカーでも欠かせないスポーツマンシップスポーツマンシップを忘れてはいけないのは、サッカーも同じです。サッカーの場合、相手選手や審判、スタッフ、サポーター、さらにはルールなどリスペクトしなければならない人やものはたくさんあります。他の競技同様、サッカーもスポーツマンシップを重視している競技の1つだといえるでしょう。実際に、サッカーの試合中にスポーツマンシップが垣間見える場面は少なくありません。例えば、接触プレー直後に選手が倒れ込んだとき、プレーが続いていてもボールを外に蹴りだすことはよくあります。また、ボールを外に蹴り出したことに対する感謝を示すために、プレー再開後は相手にボールを返し、お互いに拍手を送る点はサッカーの大きな特徴だといえるでしょう。また、相手選手が足をつった時、足を伸ばすサポートをするシーンもよく見られます。このように、サッカーの試合においては、日常的にスポーツマンシップを見かけることができるでしょう。スポーツマンシップは感動のための道具ではないスポーツマンシップが垣間見えるシーンは、見ている人の感動にもつながるものですが、スポーツマンシップは人々を感動させるためにあるものではありません。先ほども説明しているように、相手選手や味方、審判、スタッフなどへの尊敬を示し、いいゲームを作ることがスポーツマンシップの考え方だといえます。その結果として感動を引き起こすことはあるかもしれませんが、感動させたいために、形だけのスポーツマンシップを示すことは本質ではありません。スポーツマンシップを忘れないようにすることは大切ですが、履き違えないように注意する必要があります。社会においても役立つスポーツマンシップ「スポーツ」という言葉がついていますが、スポーツマンシップの考え方は競技だけでなく学校や会社、家庭など社会生活を送るうえでも欠かせないものです。友人や知人など、自分自身と関わる人をリスペクトすること、困っている人、傷ついている人を助けること、より良い社会を作ろうとすることは、スポーツマンシップに共通するものだといえます。逆にいうと、サッカーを始めとしたスポーツを通してスポーツマンシップを身につけることは、社会で生きていく際のスキルを身につけることだと解釈できるでしょう。まとめ今回は、スポーツマンシップの概要について解説しました。スポーツマンシップという言葉を耳にする機会はよくありますが、実際にどういうもので、どのような役割があるのか理解していない人は少なくないでしょう。スポーツマンシップを発揮するうえでは、相手選手や仲間、審判、ルールなどへの尊敬の念を持ちいいゲームを作るように勤めることが大切です。まずはこの視点を持ち、普段の練習や試合に臨んでみてください。
2021年08月18日サッカーをしていて「くさびのパスを入れろ! 」という言葉を耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか。この記事ではサッカーにおけるくさびとはなんなのかその概要を解説します。また、くさびのパスを入れることでどのような効果があるのか、という点についても取り上げているため参考にしてください。くさびとはくさびとは、ものをつなぎとめて固定する際に使用する道具のことです。漢字だと「楔」と書書かれます。そして、サッカーにおけるくさびとは、フォワードをはじめとした前線の選手に出す縦パスのことです。「くさびのパスを入れる」といった言い方をされることが多く、くさびのパスを入れることによって攻撃の起点を作ることができるほか、相手の守備陣形を崩すことも可能です。実際にくさびという言葉は知らなくても、自然とくさびのパスを出しているケースも少なくないでしょう。少年サッカーではくさびが少ない?プロをはじめとした大人や高校生などの試合では、くさびのパスがフォワードの選手に入ることはよくあります。一方で少年サッカー、特に年齢の低い子どもたちのサッカーの試合でくさびのパスを見かけることはあまり多くありません。これは、相手のマークがついた状態の味方にパスをだすという選択肢を持っていないことが多いためです。くさびのパスを受ける場合、どうしても相手が密集しているエリアにパスをすることになるため、子どもたちの場合そこを避けてしまいます。くさびのパスだけが相手を切り崩すための手段ではありませんが、選択肢として持てていれば、より多彩な攻撃ができるようになるでしょう。くさびを受ける選手に求められるスキルいくら良いくさびのパスが入っても、くさびを受ける選手のスキルが不十分だと簡単にボールを奪われてしまうでしょう。そのためくさびのパスを受ける場合、相手に体をぶつけられてもボールを奪われないキープ力が必要です。また、相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらボールをコントロールしなければならないため、正確なトラップができることも重要となります。さらに、ボールを受けた後の展開の攻撃につなげるためにも、広い視野を確保する必要もあります。このように、くさびのパスは通常のパスを受けるよりも難易度はグッと高くなると言えるでしょう。くさびのパスを入れる効果ここでは、くさびのパスを入れることでどういった効果が得られるのか具体的に解説します。なぜわざわざ相手が近くにいるエリアにパスを出すのかわからないといった人は参考にしてください。相手ディフェンスの陣形を崩せるディフェンスをする場合、選手はボールが動くとポジションを細かく修正する必要があるため、くさびのパスを入れることで、相手ディフェンダーの陣形を崩すことが可能です。特に、くさびのパスは自陣の深い位置に入ることが多く、相手もしっかりと寄せてきます。この時、パスを受ける前に周囲の状況をチェックしておけば、ディフェンダーが動いたことでどこにスペースができているか、フリーになっている味方がいるかといったことがわかります。そこを使えば守備網を突破できる可能性が高まるでしょう。攻撃の起点になるくさびのパスを入れることで攻撃の起点となります。例えば、先述の通りパスが入ることで相手守備陣のポジショニングも変わってくるため、それに伴いできたスペースを積極的に活用することで、相手陣内へと侵入することが可能です。また、くさびのパスを攻撃のスイッチにする、とチーム内で決めておけば縦パスが入った瞬間に猛攻を仕掛けることもできるでしょう。まとめ今回は、くさびとはなんなのかその概要について解説しました。サッカーにおけるくさびは、前線の選手へ出す縦パスのことであり、くさびが入ることによって相手の陣形を崩すことができます。一方で、くさびのパスの受け手は相手のプレッシャーを受けつつも正確にボールをコントロールし次につなげなければならないため、高い技術や視野が求められます。今回の内容を参考に、試合でもくさびのパスを活用してみてください。
2021年08月17日感情に左右されがちで、ものごとを複雑に考える傾向にあるのが、文系脳。データや数字をもとにシンプルに考える傾向にあるのが、理系脳。この考え方に基づき、12星座の性格を、「文系脳」「理系脳」どちらになるのかを占ってみました。■ おひつじ座(3/21~4/19)……情緒的な文系脳おひつじ座は、何かしらの法則にのっとってものごとを考えるのではなく、高いテンションと勢いで、考える前に行動してしまうような性格です。情緒的という意味で、文系脳と言えるでしょう。人を説得したりものごとを訴えたりするのが得意です。■ おうし座(4/20~5/20)……しっかり者理系脳面倒なことでも、コツコツと取り組んでいるうちに、いつの間にか自分のモノにしている……というおうし座。自分である程度の目標に向かってのスケジュールを組んで、しかもスケジュールを崩さずに遂行できるしっかり者理系脳タイプです。■ ふたご座(5/21~6/21)……計算バッチリの理系脳ものごとに取り組む際、その理由や背景を理解し、取り組んだあとに起こることも予測できてしまう、好奇心旺で聡明なふたご座。目的が明確でリターンが大きいことほど、その聡明さは発揮されるでしょう。計算バッチリの理系脳タイプです。■ かに座(6/22~7/22)……優しすぎる文系脳かに座は文系脳タイプです。きっちりと計算して行動するには、いろいろ割り切らないといけません。心優しいかに座はそれが得意ではなく、相手の事情をどうしても汲んでしまいます。相手のためになることを考えすぎてしまう傾向があるのです。■ しし座(7/23~8/22)……感情優先の文系脳やりたいことを、全身全霊をかけてやるのがしし座です。客観的に見て、やっても無駄なことであろうが、関係ありません。でも、途中でやりたくなくなったらやめてしまいます。結果は自分の感情に左右されることになるため、文系脳タイプと言えるでしょう。■ おとめ座(8/23~9/22)……隠れ文系脳完璧を目指して、人知れずがんばるのがおとめ座。几帳面な性格で、たとえば家計簿などもキッチリ帳尻を合わせて、見た目もきれいに仕上げます。理系脳に見えますが、きちんとした人に見られたいから理系っぽくふるまうという、隠れ文系脳です。■ てんびん座(9/23~10/23)……ソフトな理系脳やれば相応の結果が出ることをよく知っていて、さらに、そんなにがんばらなくても相応の結果を出せるのが、頭のいいてんびん座です。数字やデータだけを重視して行動するのではなく、人の気持ちも汲むことができます。ソフトな理系脳タイプと言えるでしょう。■ さそり座(10/24~11/21)……意外と理系脳さそり座は、とくにのめり込んだ恋愛においては情が深いことで有名ですが、ほかのシーンでは効率よくサクサク動くタイプです。マジメにひとつのことを成し遂げるパワーもあり、社会的に成功する傾向が強いでしょう。意外と理系脳タイプなのです。■ いて座(11/22~12/21)……じつは文系脳いて座はシンプルにものごとを考えますが、自分の気持ちが優先されがちで、しかも熱しやすく冷めやすいタイプ。広く浅く、興味の範囲は尽きません。竹を割ったような性格なので理系っぽく見えますが、じつは感情ありきの文系脳と言えるでしょう。■ やぎ座(12/22~1/19)……まごうことなき理系脳超リアリストなやぎ座。まごうことなき理系脳です。費用対効果はどうなのか無駄はないか、が日常生活のポイント。休養やサボりも必要項目に入っているので、ギスギスしすぎることもありません。やぎ座と一緒にいれば、さまざまな心配がぐっと減るでしょう。■ みずがめ座(1/20~2/18)……だんだん文系脳にみずがめ座は、筋道を立てて論理的にものごとを考える気質です。もとは理系脳なのですが、決まった結論になるのがイヤで、わざと複雑に考えてみてオリジナルな結論を出すことも多いでしょう。成長するにつれ、文系脳タイプになるようです。■ うお座(2/19~3/20)……第六感優位の文系脳うお座は、第六感が優れている星座です。目には見えない何かを、感受性豊かに取り入れ、日常生活に活かします。ほかの人には説明できない感性は、文系脳に分類されるでしょう。「数字とかデータだけじゃないでしょ!」が口癖かもしれません。■ あなたの周りの人はどう?文系脳と理系脳は、きっぱりと分かれるわけではありません。その人のなかにそういう傾向がある、という感じです。でも、「こーゆー人だよね」とイメージしやすいのも事実……。ぜひ、周りの人を占ってみてください。(芦田イングリット/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年07月19日サッカー選手としての成長に欠かせないアイテムと言えるのが、サッカーノートです。本田圭佑選手や中村俊輔選手といった一流選手から、ジュニア年代の選手まで年齢を問わず、多くの選手が日々の練習や試合で感じたことやプレーの振り返りをノートに記し、自身の成長に繋げています。ただ、サカイクの読者であるジュニア年代はサッカーを始めたばかりで、何を書いて良いのか、どう活用すべきか分からないという声も少なくありません。今回は、「しつもんメンタルトレーニング」の藤代圭一さんが監修したサカイクオリジナルのサッカーノートを流通経済大学付属柏高校の育成組織である「クラブ・ドラゴンズ柏U-12」の選手たちに使ってもらい、稲垣雄也監督にサッカーノートの活用方法などをお聞きしました。子どもたちが書いた紙面も紹介しますのでぜひご覧ください。(取材・文:森田将義)実際にサカイクサッカーノートを書いてくれている選手の一人、駒﨑君(提供:クラブ・ドラゴンズ柏U-12)自分で考えてサッカーする力をつけるのに最適なサッカーノート>>■考える力をつけるには、サッカーノートが最適稲垣監督がこれまで携わってきた流通経済大学付属柏高校では、目標設定や日々の振り返りをサッカーノートに記す決まりがありました。1日1ページを書くのがマストであるため、全員が何を書くか考えると共に、練習や試合の中で多くのことを気付こうとする習慣が生まれていたといいます。「どのカテゴリーにも共通すると思うのですが、今の子どもたちは考える力が足りません。書くことによって日々を振り返ったり、次にどんなプレーをしようか悩んだり、考える時間を作るのがサッカーノートの狙い。大人も含め、物事を振り返るために字にして残すのも大事なことだと思います」。「ジュニア年代で自立するきっかけを掴むことが絶対に大事ですが、物事を自分で決められない選手が多い。それは自分で考える力が足りていないからだと思います」と稲垣監督が続ける通り、考える力はサッカーに重要な決断力と密接に関係しています。■「判断して」「考えて」だけでは抽象的すぎて分からない!最初は基準を作ること総体千葉県大会の優勝報告に訪れた流経柏高校の選手と記念撮影するクラブ・ドラゴンズ柏U-12の選手たち(提供:クラブ・ドラゴンズ柏U-12)クラブ・ドラゴンズ柏U-12を指導する際、稲垣監督は試合会場に着くと、「先に行われている試合の前半が終わったら、ミーティングをするよ。それまでに準備してね」とだけ伝えます。ただ、ウォーミングアップが始まってから、トイレへと駆け込む選手がいるなど始めた当初は上手く行かない場面が目立っていたそうです。「これが本当に強いチームの選手がやる行動なの?」と選手に声を掛け、選手自らが逆算して良い準備ができるよう促すことで、少しずつ変化が見られるようになりました。「締め付けすぎないようさじ加減が大事。選手の自主性を育みたいからといって、『判断して』、『考えて』と声を掛けるだけでは抽象的すぎて分からない。選手が気付くためのヒントを与えたり、最初は基準を作ってあげないといけません」■U-12世代でもサッカーノートが書けない選手も少なくないクラブ・ドラゴンズ柏U-12では選手の自主性を重んじるため、書くことを強制せず、各自が感じたことを忘れないようメモする程度に留めてきました。それでも、サッカーと真剣に向き合う選手が多いため、自らの意思でサッカーノートを書き、練習後に提出する選手が多かったと言います。書くことを強制していないため、練習の振り返りだけでなく、日記に近いものまで内容は様々。1ページに全てを使い切る子がいれば、何を書いて良いか分からないため、1行2行で終わる選手、1日だけでは書くことが足りないため、3,4日分を1ページにまとめて稲垣監督に見てもらう選手もいたそうです。自分で考えてサッカーする力をつけるのに最適なサッカーノート>>■毎日、10分質問に答えるだけで頭の中が整理できる選手たちが実際に書いたノート(提供:クラブ・ドラゴンズ柏U-12)クラブ・ドラゴンズ柏U-12の選手が今春から使用するサカイクサッカーノートは、ノートに書かれたガイドと質問に毎日10分程度答えていくだけで、頭の中を整理でき、目標設定や振り返りが簡単にできるのが特徴です。稲垣監督は「子どもにも答えやすい項目が用意されていたり、低学年など考える力がまだ足りない選手には分かりやすい。具体的に自分自身を振り返るきっかけになった」と口にします。普通のサッカーノートよりも具体的な内容を書きやすいため、保護者からも「書く意欲が沸いていた」との声が聞かれたそうです。サッカーの指導と同じで、「今何が起きた?」とアバウトな質問をするのではなく、「今こういう現象が起きたけど、それに対してどう思う?」とより具体的な問いかけをした方が、選手に分かりやすいのと同じと言えるでしょう。サカイクサッカーノートに用意された質問を自らが考え、無地のノートにも自らの言葉をたくさん書けるのが考える力を身につけるための理想かもしれません。■サッカーノートデビューに最適ただ、サッカーノートを始めたばかりの選手は考える力が身についておらず、何を書いてよいか分からない選手がほとんど。実際、サカイクサッカーノートだとスラスラ書ける選手でも、無地のサッカーノートに戻ると文量が少なくなる選手がいたといいます。そうした選手に対し、「併用して書いてみよう」と声をかけている稲垣監督のように使い方次第では、より有効的に使えるのが魅力かもしれません。稲垣監督が「サッカーノートを書き始めた選手に導入として使い始めるには、とても使い勝手が良い」と話すようにデビューに最適なサカイクサッカーノートを皆さんもぜひ使ってみてください。サッカーノートデビューに最適なサッカーノートとは>>
2021年07月08日8人制サッカーが全日本少年サッカー大会(現:全日本U-12サッカー選手権大会)に導入され、今年で10年になる。日々、子どもたちの指導にあたる指導者は、8人制のメリットやジュニアサッカーの変遷について、どのように感じているのだろうか?全日本少年サッカー大会で優勝経験のある、センアーノ神戸の大木宏之監督に、COACH UNITED ACADEMYユーザーからの質問に答えてもらった。(取材・文:鈴木智之)ジュニアサッカーの専門指導者を育成「8人制サッカー指導者資格」はこちら>>■主導権を握ってサッカーをするチームが増えてきたQ:11人制から8人制に移行し、現状をどう見ていますか?11人制のときは50m×80mの中に22人の選手が入り乱れていて、いま思うとかなりごちゃごちゃしていましたよね。ゴールキーパーがボールを持っても、人がいるところを省いて、ロングキックを蹴るチームがほとんどでした。ディフェンスラインではボールをつなぐリスクを負わず、大きく前に蹴って、球際のしのぎ合いをがんばるチームが、試合に勝ちやすかった印象があります。最後はドリブル勝負みたいなところがあって、相手の人数が多い中で1人、2人と剥がせる力を持った選手がいると、得点になるという。それが8人制になり、選手一人あたりのプレースペースが増えた結果、選手の判断を大事にして、主導権を握ってサッカーをするチームが増えてきたと感じます。Q:8人制になったことで、指導に変化は生まれましたか?かつてはドリブルなどの技術を中心に教えていましたが、8人制になったことで、ドリブルでの個の突破部分も大切にしながらオフ・ザ・ボールの動きも重視するようになりました。相手チームがボールを保持して攻めてくる中で、どう守備をすればいいかなどのトレーニングも増えました。ほかには、どのポジションの選手であっても、攻撃も守備も求めるようになりましたね。8人制の場合、守備の選手がゴール前に攻め上がることも、攻撃の選手が自陣ゴール前で守備をすることもあります。その影響からか、攻守にいろんなことができる選手が増えてきた印象があります。■オフ・ザ・ボールの動きの指導についてQ:COACH UNITED ACADEMYユーザーから、「攻撃面のオフ・ザ・ボールの動きを、どう指導すればいいでしょうか?」という質問が多くありました。アドバイスをいただけますか。私の場合、低学年と高学年に分けて考えています。小学2、3年生であれば、2対2などを通じて「まずは、自分のことをマークしている相手を、どうすれば攻略できるかを考えよう」と言います。自分のマーカーを見て、その選手を外すことを考えさせるのです。具体的には「マーカーから隠れるポジションをとること」を指導していきます。相手の背後に隠れることや、相手の動き、目線を見て、ボール保持者に近づいてパスを受けた方がいいのか、相手の背後のスペースで受けた方がいいのかなど、マーカーに対して駆け引きをするようにアドバイスをします。低学年の場合、最初は手でボールを投げるところから始めてもいいので、相手を見てプレーすることを意識させます。Q:5、6年生になると、どのように指導が変化していくのでしょうか?味方がどこにいて、相手がどこにいて、ゴールがどこにあるのかといった空間認知の部分や、ゴールまでの道筋を2つ、3つ持ちながら、チームメイトの動きを意識する部分に働きかけていきます。そのためには、オフ・ザ・ボールのポジショニングが大切です。練習中は、ゲームの中でフリーズをすることもあります。子どもたちの考えを否定せず、できるだけアイデアを聞いてあげて、その中で「こういうやりかたもあるよ」と提案をしながら、ゴールへの道筋を複数持てるようにしていきます。●センアーノ神戸のオフ・ザ・ボールのトレーニングはこちら>>■サッカーで大切なのは相手を観察することQ:守備の指導では、「プレスのかけ方」と「カバーリング」について難しさを感じている指導者が多くいました。この2点において、注意すべきことはなんでしょうか?低学年の場合は、ボール保持者に対して積極的にチャレンジさせます。当然、失敗することもあります。相手の方が技術的に上であったり、スピードがある場合、何も考えずに向かって行くとかわされるので、フリーズを入れながら「相手に抜かれちゃったけど、どうしてだろう?」などの問いかけを通じて、子どもたちに考えさせます。サッカーで大切なのは相手を観察することなので、相手の様子を見て、どのぐらいの距離で守るのかなどを、体験しながら身につけていきます。自分がマークしている選手が、いま何を考えてるのかを想像しながら距離を詰めることや、相手と駆け引きをすることにもアプローチします。Q:高学年には、どのような指導をしますか?高学年になると、相手を誘導して、味方同士で挟み込んで奪うといったように、グループでの守備を意識させます。ピッチのどこで相手がボールを保持しているのか、点差はどうなのかなど、状況によって守備の仕方が変わってくるので、試合の流れを見ながら守備をすることの大切さも教えています。そして、選手の判断で「ボールを奪いに行ける!」と思うのであれば、積極的にトライさせます。そのかわり「抜かれたら、必死に戻るんだ!!」と言います(笑)。■指導者が学びチャレンジし続けることが大事Q:8人制サッカーについて、大木監督はポジティブにとらえていますか?圧倒的にポジティブに受け止めています。2年前にヨーロッパに行かせてもらって、スペインの7人制、ドイツの5人制を経験しました。同世代の子たちと試合をしたところ、彼らの方が戦術眼に優れていました。少人数の中でプレーの原理原則、攻守の関わりなどを身につけているのだと思います。私が小学生年代で重視してるのが、サッカー脳を鍛えることです。プレーの原理原則をベースに、クリエイティブな発想を具現化できる技術を持たせてあげたい。それがあれば、8人制から11人制に変わっても、困ることはないはずです。8人制サッカーの指導者資格ができましたけど、育成に携わる人たちが、同じ方向性のもとに指導ができることは、大きな発展だと思います。A代表やU-24代表を見ても、日本にも賢い選手が増えてきました。今後も、我々指導者がそこにチャレンジしていくことが、日本サッカーの将来につながっていくのではないかと思っています。ジュニアサッカーの専門指導者を育成「8人制サッカー指導者資格」はこちら>>●センアーノ神戸のオフ・ザ・ボールのトレーニングはこちら>>
2021年07月02日感情に左右されがちで、ものごとを複雑に考える傾向なのが、文系脳。データや数字をもとにシンプルに考える傾向なのが、理系脳。そこで今回は12星座別に、「文系脳」「理系脳」どちらになるのかを占ってみました。前編に引き続き、後編のみなさん。一緒に見ていきましょう。■ てんびん座(9/23~10/23)……ソフトな理系脳やれば相応の結果が出ることをよく知っていて、さらに、そんなにがんばらなくても相応の結果を出せるのが、頭のいいてんびん座。数字やデータだけを重視して行動するのではなく、人の気持ちも汲むことができるかも。ソフトな理系脳タイプと言えます。■ さそり座(10/24~11/21)……意外と理系脳さそり座は、とくにのめり込んだ恋愛においては情が深いことで有名ですが、ほかのシーンでは効率よくサクサク動くタイプ。マジメにひとつのことを成し遂げるパワーもあり、社会的に成功する傾向が強いと言えます。意外と理系脳タイプなのでしょう。■ いて座(11/22~12/21)……じつは文系脳いて座はシンプルにものごとを考えますが、自分の気持ちが優先されがちで、しかも熱しやすく冷めやすいタイプです。広く浅く、興味の範囲は尽かないかもしれません。竹を割ったような性格なので理系っぽく見えますが、じつは感情ありきの文系脳だと言えます。■ やぎ座(12/22~1/19)……まごうことなき理系脳超リアリストなやぎ座。まごうことなき理系脳だと言えます。費用対効果はどうなのか無駄はないか、が日常生活のポイント。休養やサボりも必要項目に入っているので、ギスギスしすぎることもないでしょう。やぎ座と一緒にいれば、さまざまな心配がぐっと減るはずです。■ みずがめ座(1/20~2/18)……だんだん文系脳にみずがめ座は、筋道を立てて論理的にものごとを考える気質。もとは理系脳なのですが、決まった結論になるのがイヤで、わざと複雑に考えてみてオリジナルな結論を出すことも多いと言えます。成長するにつれ、文系脳タイプになっていくこともあるようです。■ うお座(2/19~3/20)……第六感優位の文系脳うお座は、第六感が優れている星座。目には見えない何かを感受性豊かに取り入れ、日常生活に活かすようです。ほかの人には説明できない感性は、文系脳に分類されるでしょう。「数字とかデータだけじゃないでしょ!」が口癖の場合があります。■ 周りの人を占ってみて文系脳と理系脳は、きっぱりとは分かれないでしょう。その人のなかにどちらかの傾向がある、という感じかもしれません。でも、「こーゆー人だよね」とイメージしやすいのも事実です。周りの人も、ぜひ占ってみましょう。(芦田イングリット/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月29日2021年4月末、日本サッカー協会(JFA)より「育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)」が発表されました。昨今、ヘディングによる脳震盪などの影響が報じられていますが、日本サッカー協会から、それに対応する提案が出された形になります。ジュニアから中学生までの育成年代において、ヘディングとどう向きあえばいいのでしょうか?前回の記事では「ヘディングが危険だからといって禁止するのではなく、体に害のない形で取り組もう」というJFAの趣旨や、幼児から小学4年生までの具体的な練習方法を紹介しました。今回は小学5、6年生、中学生のヘディングへの取り組みについて、中山雅雄 JFA技術委員会普及部会長、谷諭 JFA医学委員の会見をもとに解説していきます。(構成・文:鈴木智之)高学年、中学生年代になるとヘディングの機会も増えてくる。体に負担なく正しく身につける方法とは<<前編:年代別ヘディング習得のためのガイドライン【幼児~4年生編】■日本サッカー協会が設定したヘディングの指導内容JFAとしてのヘディングに関する指導内容は以下のようにまとめられています。技術・額でボールに触れる・軽量ボール(風船、新聞ボールを含む)を使って額でボールを扱う(弾く、受ける)・額を使ってボールをコントロール(トラップ、パス、方向を変えるなど)・上体を利用してヘディングでボールを遠くへ飛ばす・身体の軸を安定させてボールを強く、遠くへ飛ばすコーディネーション・空間認知・空間を移動するボールへの身体の適応・グレーディング感覚(力の出力コントロール)・空中や着地の際の身体バランス・走から跳への連続的な身体操作・ヘディングでのジャンプのタイミング・他人との空中での競り合いフィジカル・全身を使って「押す」「登る」「引っ張る」「抱える」などの運動経験・体幹の安定・頭を支える首回りの強化引用:JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)これらを踏まえて、小学5、6年生では、次のようなトレーニングを推奨しています。■年代ごとのJFAが推奨する課題例(練習メニュー)●小学5、6年生の練習メニュー例・テニスボールを使ってキャッチボール、フライボールをキャッチ4 号球+ボールネット・自分でゆらして額に当てる(10 回程度)・高さを変えてジャンプヘディング(10 回程度)・4号球を使って額でキャッチ・バウンドさせて額に当てる・バウンドさせてヘディング引用:JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)JFAの指針:引き続き、空中にあるボールを手でプレーすることを中心に、二人で同時にジャンプしたり、空中のボールを手で取り合うといった運動をおこなう。徐々に 4 号球を使ったヘディングを導入するが、頭部への負荷(衝撃と頻度/量)を考慮して実施する。「ヘディングはやりすぎてもいけないし、少なすぎてもいけないと思っています。指導者の方は、子どもたちの様子を見ながら、適切な回数、量を決めていっていただければと思います」(中山雅雄 JFA技術委員会普及部会長)中学生になると5号球に移行するので、ヘディングに頭や首にかかる負荷は大きくなります。また、筋力がついてくるので、競り合いの強度も大きくなると考えられます。「首や頭を固定していない状態での頭部への衝撃や衝突、地面への落下は注意が必要です。ヘディングの競り合いで、相手と接触して落下し、地面に頭を打つことで、脳震盪になるケースもあります」(谷諭 JFA医学委員)正しいヘディングフォームの習得、競り合い時の身体の使い方は、ケガ予防の観点からも身につけておくべきものと言えるでしょう。そのためのJFAの指針としては、以下になります。・軽量ボールや4 号球を使って、正しいヘディング技術習得ための反復を、頭部への負荷を考慮して実施する・相手との正当な競り合いができるようなトレーニングも積極的に導入する・体幹の安定、首回りの強化といった基礎体力強化も導入する。●中学生の練習メニュー例・テニスボールキャッチボール、フライをジャンプしてキャッチ・軽量ボールを自分で投げ上げて、ジャンプして最高到達点でキャッチ・(4 号球)相手の投げたボールをジャンプして最高到達点でキャッチ・ヘディングでリフティング10 回くらい・首のアイソメトリック(ストレッチ)前後左右・コアトレーニングフロントブリッジ、サイドブリッジ、バックブリッジ10 秒くらい・(5号球)相手が下から投げたボールをヘディング10 回くらい・(4 号球)相手が下から投げたボールをジャンプヘディング10 回くらい引用:JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)JFAの指針:軽量ボールや 4 号球を使って正しいヘディング技術習得ための反復を頭部への負荷を考慮して実施する。相手との正当な競り合いができるようなトレーニングも積極的に導入する。体幹(胴回り)の安定、首回りの強化といった基礎体力強化も導入する。ここでのポイントは、4号球、5号球とボールが重くなるに従い、回数を制限することです。頭や首に強い負荷をかけないように、指導者がコントロールすることが求められます。ヘディングは頭や額に当てる技術、体の使い方、ジャンプするタイミング、競り合い時の腕の使い方など、複合的な運動、知覚要素が必要なプレーです。これらをジュニア年代から、体に負担がないトレーニングで身につけていくことが、将来的なプレーの向上につながるのではないでしょうか。軽いボールやペンデルボール(吊り下げられたボール)を使う、回数を制限する、フォームの習得に力を入れるなど、工夫次第で様々なトレーニングが考えられます。ヘディングに対する正しい知識、やり方を、コーチを含む大人が正しく理解することが、子どもたちを安全に、成長に導くための方法と言えるでしょう。
2021年06月25日「だいたい40歳を境に老化現象として動脈硬化が進んでしまい、脳の血流が悪くなってしまします。脳の血流が悪くなると脳の働きも悪くなり、そうなると脳に疲労がたまってしまいます。その状態が続くと、物忘れなど認知症の初期症状を引き起こしてしまうことがあります」こう話すのは、多くの認知症患者を診てきた脳神経外科医の竹内東太郎先生。「脳の血流が減ってしまうと、脳の神経細胞のエネルギーとなる酸素やブドウ糖の供給が滞り、エネルギー不足となった脳は働きが鈍くなります。それが、脳が疲れているという状態です。疲労が蓄積すると認知症の初期症状である物忘れや頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、不眠などがサインとなって現れてきます。それを放置しておくと、本格的な認知症に進んでしまう危険があります」そこで竹内先生が考案したのが、自宅で簡単にできるトレーニング「OK指体操」だ。この体操は「音楽(“O”NGAKU)に合わせて健康(“K”ENKOU)になろう」という竹内先生の考えから先生自身が考案したもので、手足の指を動かすだけで脳の血流が増えるというものだ。今回は「手のパッパ運動」をはじめとする4つの手を使ったトレーニングを紹介。脳の疲れをためないためにも、生活に取り入れてみたい。■手のニギニギ運動【1】両手の手のひらを前方に向けて指をそろえる。【2】親指だけ伸ばしたまま、親指以外の4本の指を曲げたり伸ばしたりする。曲げて伸ばすのを1回として、両手同時に8回繰り返す。■手のパッパ運動【1】両手の手のひらを前方に向けて指をそろえる。指同士の側面がしっかりつくように。【2】5本の指を閉じたり開いたりする。閉じて開くのを1回として、両手同時に8回繰り返す。■手のキラキラ運動【1】両手の手のひらを前方に向けて指を軽く開く。【2】肩と腕の力を抜き、手の甲を外側に向けて回転させる。また戻す。回転させて戻すのを1回として、両手同時に8回繰り返す。■手のグッパー運動【1】両手をグーの形にして胸元に引きつける。【2】手のひらを正面にパッと開きながら、腕を前方に突き出す。指をひらくときは、折り曲げた指をしっかり伸ばす。突き出して戻すのを1回として、両手同時に4回繰り返す。音楽に合わせて手足の指を動かすことで、聴力と記憶をつかさどる側頭葉と、思考・判断をつかさどる前頭葉の反応が活発になり、脳の半分以上の領域が活性化するという。竹内先生が行っているリハビリでは童謡の『ふじの山』に合わせて体操しているが、自分の好きな音楽に合わせて楽しみながらやってみるのもいいだろう。
2021年06月24日文系脳は、感情に左右されがちで、ものごとを複雑に考えると言われています。理系脳は、データや数字をもとにシンプルに考える傾向があるのだとか。この考え方に基づき、12星座の性格を、「文系脳」「理系脳」どちらになるのかを占ってみました。前編のみなさん、一緒に見ていきましょう。■ おひつじ座(3/21~4/19)……情緒的な文系脳おひつじ座は、何かしらの法則にのっとってものごとを考えるのではなく、高いテンションと勢いで、考える前に行動してしまうような性格。情緒的という意味で、文系脳と言えるでしょう。人を説得したりものごとを訴えたりするのが得意だと言えます。■ おうし座(4/20~5/20)……しっかり者理系脳面倒なことでも、コツコツと取り組んでいるうちに、いつの間にか自分のモノにしている……というおうし座。自分である程度の目標に向かってのスケジュールを組んで、しかもスケジュールを崩さずに遂行できるしっかり者理系脳タイプでしょう。■ ふたご座(5/21~6/21)……計算バッチリの理系脳ものごとに取り組む際、その理由や背景を理解し、取り組んだあとに起こることも予測できてしまう、好奇心旺で聡明なふたご座。目的が明確でリターンが大きいことほど、その聡明さは発揮されるはず。計算バッチリの理系脳タイプだと言えます。■ かに座(6/22~7/22)……優しすぎる文系脳かに座は文系脳タイプ。きっちりと計算して行動するには、いろいろ割り切らないといけません。心優しいかに座はそれが得意ではなく、相手の事情をどうしても汲む傾向にあります。相手のためになることを考えすぎてしまうのでしょう。■ しし座(7/23~8/22)……感情優先の文系脳やりたいことを、全身全霊をかけてやるのがしし座。客観的に見てやっても無駄なことであろうが、関係ないようです。でも途中でやりたくなくなったら、やめてしまうんだとか。結果は自分の感情に左右されることになるため、文系脳タイプと言えます。■ おとめ座(8/23~9/22)……隠れ文系脳完璧を目指して、人知れずがんばるのがおとめ座。几帳面な性格で、たとえば家計簿などもキッチリ帳尻を合わせて、見た目もきれいに仕上げるでしょう。理系脳に見えますが、きちんとした人に見られたいから理系っぽくふるまうという、隠れ文系脳かもしれません。■ きっぱり分かれるわけじゃない文系脳と理系脳は、きっぱりと分かれるわけではないのです。その人のなかにそういう傾向がある、という感じでしょうか。でも、「こーゆー人だよね」とイメージしやすいのも事実かもしれません。ぜひ、周りの人を占ってみてくださいね。(芦田イングリット/占い師)(愛カツ編集部)●星座別・性格診断…あなたは「男性脳」?「女性脳」?presented by愛カツ ()
2021年06月22日「じつは私って男っぽい……?」と思ったこと、ありませんか。もしかしたら、脳が男性寄りなのかもしれません!12星座別に、男性寄りの考え方をする「男性脳」なのか、女性寄りの考え方をする「女性脳」なのかを、占ってみました。■ おひつじ座(3/21~4/19)……THE男性脳おひつじ座のあなたは、男性脳80%・女性脳20%のTHE男性脳タイプ。何ごとにも熱意を持って取り組み、自らチャンスをつかみにいくところがあります。集団のなかでは持ちまえの直感力や決断力を活かしみんなをまとめて牽引する、頼もしいリーダー向きな星座です。■ おうし座(4/20~5/20)……THE女性脳おうし座のあなたは、男性脳25%・女性脳75%のTHE女性脳タイプ。責任感が強く、マイペースを守り仕事にはげみます。持久力も持ち合わせているので、根気のいることもそつなくこなすでしょう。どちらかというと消極的で、細やかなサポート役が向いています。ときに奉仕の度がすぎて、犠牲的なことをしてしまいがちですが、自分でうまく調整して乗りこえられます。■ ふたご座(5/21~6/21)……THE男性脳ふたご座のあなたは、男性脳90%・女性脳10%のTHE男性脳タイプ。こだわりはあまりなく、スピード重視なところが。ケアレスミスをしがちですが、機転を利かせて自分のミスは自分でカバーします。小さなことにとらわれずに、どんどん先に進んでいくでしょう。有能ですが淡白で、実力主義なところが男っぽい印象をあたえるのです。■ かに座(6/22~7/22)……THE女性脳かに座のあなたは、男性脳10%・女性脳90%のTHE女性脳タイプ。環境適応力や吸収力に優れていて、どんなことにもやりがいを見つけられるところが。日常の小さな幸せを感じる力があり、家庭的なことにも向いています。また母性本能あふれる一面も。■ しし座(7/23~8/22)……THE男性脳しし座のあなたは、男性脳70%・女性脳30%のTHE男性脳タイプ。大胆で目立つことを好むところがあり、面倒見がよく決断力もあるので、年下からとても慕われます。ですが恋愛面ではチヤホヤされたく、「女」として注目されたいという女性的な部分もありそう。■ おとめ座(8/23~9/22)……THE女性脳おとめ座のあなたは、男性脳25%・女性脳75%のTHE女性脳タイプ。ルーティンワークにも退屈をおぼえることなく、決められた時間内で決められたことを確実にこなせる、女性脳ならではのマルチタスクスキルを持っています。恋愛に関しては「花も恥じらう乙女」です。■ てんびん座(9/23~10/23)……やや男性脳てんびん座のあなたは、男性脳52%・女性脳48%のやや男性脳寄りなタイプ。協調性が高い女性脳的な部分も多いのですが、無駄なことを切り捨てるクールで男性脳的な部分が、それを少し上まわっています。そのため、感情に溺れることなくバランスが取れるのです。■ さそり座(10/24~11/21)……THE女性脳さそり座のあなたは、男性脳15%・女性脳85%のTHE女性脳タイプ。さそり座は、ひとつのことをとことん深めることに喜びを感じるところがあります。その対象は、恋愛であることも多いでしょう。仕事や趣味では男性脳が働きますが、恋愛では女性脳がフル回転。のめり込みすぎて、嫉妬に苦しめられることも。■ いて座(11/22~12/21)……THE男性脳いて座のあなたは、男性脳90%・女性脳10%のTHE男性脳タイプ。自己主張が強く、いつでも心はフリーダム。少年のような精神で、組織のなかでは浮いた存在になりがちでしょう。しかし、そんなことで悩むつもりは毛頭なく、スキあらば世界に飛びだしていこうとする一面も。■ やぎ座(12/22~1/19)……やや女性脳やぎ座のあなたは、男性脳40%・女性脳60%のやや女性脳寄りなタイプ。ひとつひとつのことを丁寧に進める慎重派で、失敗が少ないでしょう。丁寧さとしっかり者な部分が、まさに女性脳的。ですが、じつは強い野心をも秘めています。仕事に生きがちな面などは、男性的な部分も持ち合わせているでしょう。■ みずがめ座(1/20~2/18)……THE男性脳みずがめ座のあなたは、男性脳70%・女性脳30%のTHE男性脳タイプ。ルールに縛られるのが嫌いで、自由に行動できる環境を好むところがあります。仕事を心のよりどころにする人も多く、仕事には精神的な満足を求めるでしょう。協調性はありますが、ひとりが好きという男性脳的な一面もあります。■ うお座(2/19~3/20)……THE女性脳うお座のあなたは、男性脳5%・女性脳95%のTHE女性脳タイプ。人の感情やものごとの機微をつかむことが上手で、感性豊かな女性脳を持っています。芸術や美容、カウンセリングやヒーリングに興味津々で、趣味や仕事にしがちです。また受け身で流されやすい恋愛をすることも。■ あなたは、どちらでしたか?男性脳と女性脳は、実際の性別に関係なく、さまざまなシーンで活躍できる能力です。星は、それぞれの良さを活かせる場所で輝けるように能力を配剤しているのです。自分のタイプを、ぜひチェックしてみてください。(明石実夕/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月21日2021年4月末、日本サッカー協会(JFA)より「育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)」が発表されました。昨今、ヘディングによる脳震盪などの影響が報じられていますが、日本サッカー協会から、それに対応する提案が出された形になります。ジュニアから中学生までの育成年代において、ヘディングとどう向きあえばいいのでしょうか?JFAのガイドラインを、中山雅雄 JFA技術委員会普及部会長の会見をもとに、解説していきます。前編では幼児から小学4年生までのガイドラインをお伝えしますので、その年代のお子さんを持つ保護者、指導者の方たちはぜひご覧ください。(構成・文:鈴木智之)幼児や小学校低学年など小さい子たちのヘディング、全面的に禁止するのではなく正しく身につけるために日本サッカー協会が発表したガイドラインの内容とは■ヘディングは禁止した方がいいのか?最初に、ヘディングに対するリスクとして、次の項目が挙げられます。・ボールの衝撃が脳機能に与える影響・脳振盪・ヘディングの競り合いでの相手との接触による頭部、顔面への衝撃・ジャンプヘッド後の地面への頭部の強打ただ単純にヘディング動作において頭にボールが当たる衝撃だけが問題なのではなく、きちんと転べないなど昨今の子どもたちの運動体験が少なくなっていることも影響している背景があるようです。様々な運動経験をする機会が減り、幼少のころから特定の競技に専門的に取り組む子も多いので、その競技で使う動き以外の身体の使い方が下手になっていることもあり、相手との距離が測れずぶつかったり、きちんと受け身が取れないなどの課題があると中山JFA技術委員会普及部会長。これらを踏まえた上で、JFAのガイドラインは「危ないからヘディングを禁止するのではなく、正しく恐れ、適切な方法でヘディングの習得をめざそう」という流れになっています。■低学年ぐらいまではヘディングの場面はほとんどない中山 JFA技術委員会普及部会長は言います。「子どもが頭からボールに向かっていく意欲があるのであれば、そこは認めてあげた上で、リスクがあることを大人が理解して、見守ってあげてほしいと思います」幼児から小学校低学年のプレー環境では、試合中にボールが高く上がり、ヘディングで対応する場面はそれほど多くはありません。しかし、将来的にヘディングに適応するために、少年期にトライしておくことは大切なことです。空間把握や距離感などを身につけておくことが準備になります。そこでJFAが推奨しているのが、軽量のボールやそれに準ずるものを使って「額でボールをとらえる」「空中から落下するボールをキャッチする」といった方法です。以下、JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)より抜粋して紹介します。■年代ごとのJFAが推奨する課題例(練習メニュー)●幼児期の練習メニュー例・風船を自分で投げ上げて、落とさないようにキャッチ・落ちてきた風船を体のいろいろなところに当ててみる・風船が地面に落ちないように、手や足などに連続して当ててみる(風船つきの要領)・新聞ボールを上に投げてみる、できればキャッチ・軽量ボールを額に乗せてみる、おうちの人などと額ではさんでみる引用:JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)JFAの指針:この年代では、額でボール触る経験、空中のボールを手で操作する(キャッチなど)ハンド・アイ・コーディネーションを高めることが大切。風船や新聞ボールなどの軽量のボールを額に当ててみたり、額にボールを乗せてみたりといった課題は、子どもの興味を引くものであり、空間把握や距離感の向上のためにも欠かせない要素。●小学1、2年生の練習メニュー例・風船を使って、落とさないようにキャッチ、額に当てる・軽量ボールを自分で上に投げてアンダーハンドでキャッチ、頭の上でキャッチ・軽量ゴムボール+ボールネット額に当てる練習・自分でゆらして額に当てる(10回程度)・人にゆらしてもらう(10回程度)・連続して当てる(10回程度)※軽量ゴムボールとは、100 円均一ショップ等で購入可能なボール(パールボール、カラーボール)のこと。引用:JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)JFAの指針:風船や新聞ボール、軽量ボールなどを使用して空間を移動するボールに身体を合わせる運動の経験を多く する。トレーニングというよりも遊び感覚での実施が望ましい。その中に徐々に額でボールに触れる機会を作る。「幼児期や小学校低学年において、空中にあるボールを額や手でとらえる感覚を経験するのは大切なことです。風船や軽いボールなどを使うことで、子どもたちの体に負担がない形で取り組むことができると思います」(中山 JFA技術委員会普及部会長)ヘディングをするためには、落下地点に素早く入るための「空間認知力」が必要です。風船や軽いボールを使って、体への負担がない形で取り組むのは、とても良いアイデアです。「幼児や小学生年代では、ヘディングに必要なコーディネーションを高めることが大切だと考えられています。中学生、高校生と、ある程度年齢が上がったときに、空中のボールを正確にとらえられるように、(動きや空間認知力を)積み重ねていってほしい。それはガイドラインの中で、指導者のみなさんに向けて発信したいことのひとつです」(中山 JFA技術委員会普及部会長)●小学3、4年生の練習メニュー例・100 円均一ショップ等で購入できるボールを使ってキャッチボール、フライボールをキャッチ・軽量ボール(バレーボール等)+ボールネットヘディング練習・自分でゆらして額に当てる (10 回程度)・高さ変えてジャンプヘディング (10 回程度)・軽量ボールを額部分でキャッチ・バウンドさせて額に当てる・バウンドさせてヘディングしてみる引用:JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)JFAの指針:キャッチボールなどの空間のボールを主に手でプレーする運動経験を十分に行うことが大切。また、軽量ボールなどを使用して正しいヘディング技術の習得の導入をおこなう。「ボールをインパクトの瞬間まで見ること」「額でボールをインパクトする」といった基本的な技術を理解させる。ただし、4 号球でのヘディングの反復はおこなわない。また、相手と競り合うためのコーディネーションを高める必要がある。2 人で同時にジャンプしたり、 空中のボールを手で取り合うといった運動を取り入れていく。5 人制などのスモールサイドゲームを中心にすることを推奨する。小学3、4年生になると、ヘディング技術の習得にアプローチしていきます。4号球などの重いボールではなく、軽量ボールを使い、「頭のどこに当てるのか」「体をどのように使うのか」などを学んでいきます。■子どもたちの発育発達状態に合わせて取り組む「ガイドラインを作る上で、学年で区切りましたが、子どもたちの発育発達に合わせて、適切なボールを使ったり、課題を与えるなどして、順を追って取り組んでいただけたらと思います」(中山 JFA技術委員会普及部会長)ヘディングをただ禁止するのではなく、体に害のない方法で習得をめざす。それがジュニア年代のヘディングに対して、重要な姿勢だと言えるでしょう。次回の記事では、小学校5、6年生、中学生のガイドラインを紹介します。
2021年06月17日●サッカーに感謝「自信をつけさせてもらった」サッカー経験者で、サッカー好きとして知られているお笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之(49)。18年半にわたってテレビ朝日系『やべっちF.C. ~日本サッカー応援宣言~』でMCを務め、現在は動画配信サービス・DAZNで配信中の『FOOTBALL PROGRAM やべっちスタジアム』でサッカーの魅力を発信している。また、女子サッカーを舞台にした『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』(6月11日公開)で声優に初挑戦。サッカー経験が仕事につながっているが、自身の人格も「サッカーで作られた」と矢部は言う。人間関係においても、サッカー部の仲間とは深い絆で結ばれているようで、相方の岡村隆史も高校のサッカー部の1個上の先輩だ。高校卒業後に吉本の養成所NSCに入学し、お笑いの道へと進んだ2人。高校時代に培った絆が根底にあるからこそ、コンビとして30年以上も続いていると矢部は考えている。また、矢部は中盤、岡村はフォワードというポジションがコンビの関係性に直結。「アシストが好き」という矢部は、「相方に振ってドカンとウケたら心の中でガッツポーズしてます」と笑った。――『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』は、子供の頃から男子に交じってサッカーを続けてきた主人公・恩田希(ノンちゃん)が、男子サッカー部のなかで苦闘する姿を描いた物語です。本作を見て、ご自身のサッカー部時代を思い出しましたか?思い出しましたね。僕はそのまま、ノンちゃんなんです。フィジカルが弱くて選抜メンバーから落とされたりしましたが、ボール扱いは自信があって顧問に褒めてもらったり。一つ一つのエピソードが当てはまる。ただ、大きな違いは、僕はただ腐っていったという……。――高校までサッカーをやり抜き、全然腐ってないと思うのですが。高2の夏前に大阪選抜のトレセンに行き、自信がありましたが、180cmくらいの人に当たられてこけたんです。監督から「矢部は線が細い。体を大きくしよう」と言われ、180cmのディフェンスの人が選抜に入り、そこで僕の中では腐りました。でも、選手権の予選が残っていたので、そこを最後にすることに。そして、4回戦で当時全国常連校だった北陽高校と当たって5-0で負けて、燃え尽きました。――全力で取り組まれていたサッカー部時代に人間としても大きく成長されたと思うのですが、当時の経験が今のご自身の軸になっているなと感じる部分はありますか?めちゃめちゃあります。僕はサッカーで作られたと思っています。――具体的に、何を得たと感じていますか?いいことも悪いこともありましたが、自信をつけさせてもらいました。小3のときに少林寺拳法を習っていたのですが、1時間前に体育館に入って同級生とボールを蹴るのが楽しくて。そうしたらある日、先生に「そんなにボール蹴りたかったらサッカー部に入れ!」と言われ、部活は5年生からでしたが、サッカー部の顧問が「ええよ」と言ってくれて、公式戦も3年生なのに5年生登録で出してもらって。その入り口が自信になり、中学でも先生から「うまい」と言われ、自信がつきました。――その自信が、生きていく上での自信にもつながっていったのでしょうか。そうですね。学校における自分のポジションがあると思いますが、芸能界においても同じようなポジションにいるなと思える。なんとなく目立っていたグループにいたし、サッカーでちやほやされたし、高校は一番いいポジションの副キャプテンをやりましたし。キャプテンは責任が大きくて嫌だったので断って(笑)。また、強運もあるなと感じています。学校のそのポジションにいられたのも運、この世界に入れたことも、先輩方や番組スタッフ、マネージャーとの出会いも運だと思います。――今後、何があっても、いいポジションにいられる自信と運があるということですね。そうです。この先もなんとかなるだろうというか、変わらない自分でいられると思っています。●養成所で出会っていたら「どこかでコンビ別れを…」――濃密な時間をともにした部活の仲間との絆は一生モノだと思いますが、人間関係に関しても、サッカー部時代に得られたものは大きいと感じていますか?それはあると思います。高校時代のサッカー部の連中は、今でもたまに会います。そして、毎年同じ話をしている。「あのときお前のあれで点を入れられたな」とか、試合の失点の話をいまだに (笑)。でもそれはサッカーをやってないとできなかったことだなと。立ち位置も変わらずキャプテンは今でも偉そうで(笑)。しゃべっていることや関係性がまったく変わらない。濃密な3年間だったんだなと思います。――岡村さんとも、コンビという形で関係が続いています。結成から30年経ちましたが、出会ってからだと33年。相方は1個上なので高校で一緒に過ごしたのは2年間ですが、今でも一緒にいるというのは特別ですね。――昨年5月にニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』が復活した際、岡村さんの失言騒動をきっかけに密に連絡を取り合うようになったと明かされていましたが、今も密に連絡を取り合っていますか?今はまた戻りましたけど、普通にしゃべるかな。それまで普通のことをしゃべれず、コンビってこんなもんやろと思っていましたが、今は普通にしゃべります。――サッカー部時代に培った関係性が根底にあるから、ピンチも乗り越えられるのかなと思ったのですが、いかがでしょうか?そうですね。養成所で知り合って組んでいたら、どこかでコンビ別れしてるんちゃうかなと思います。この世界に入る前からの知り合いで、腐れ縁。高校で相方と出会ってなかったら僕は吉本に入ってないですし、人生が大きく変わりました。相方に断られていたら、ほかの子を誘っていたかというと、そんなことないので。――岡村さんだから組みたいと思われたんですね。サッカー部の同級生で一番仲良かったセコチンに「なんで俺、誘ってくれへんかってん。なんで岡村さんやねん」って泣かれて、「面白いのは岡村さん。セコチンは仲いい友達や」と。自分の中で線を引いていたんですよね。面白いのはこの人って。相方と出会ってなかったら絶対に養成所、そして吉本に入ってないですし、相方も吉本に入ってない。真面目で、国家公務員になるって言ってましたから(笑)●サッカーでのポジションがコンビの関係性に直結――コンビの関係性に関して、サッカー部時代に培ったものが生きているなと感じている部分はありますか?僕はずっと中盤をやっていたので、アシストが好きなんです。周りを見るというのは、今カメラ前でもやっていることだなと。相方はフォワードで、それがよかったと思っています。――当時の関係性が今にもつながっているんですね。そうですね。僕がガチガチのセンターフォワードやったら、このスタイルではないと思います。何とか笑いを取りにいこうとして、相方とかぶってしまう。――高校時代、矢部さんのアシストで岡村さんがゴール決めたことはありましたか?相方がレギュラーではなかったので少なかったと思いますが、僕がAチームとして出場したあとにBチームの試合に出ることもあったので、何点かあったと思います。――アシストした選手はガッツポーズしないことが多いと思いますが、矢部さんもそういうタイプですか?そうですね。そこでガッツポーズもドヤ顔もしないのがかっこいいというのが僕の中にあって、相方やゲストに振ってドカンと受けたら心の中でガッツポーズしてます(笑)――矢部さんのいるチームが強いと思われるのがうれしい?そうですね(笑)。あいつが回してるんやと思われているくらいが一番気持ちいい。恥ずかしさもあるんです。パスを出してフォワードが喜んでいるのを見ずに自陣に帰っていく……「この俺の後ろ姿を見ろ!」って(笑)。フォワードに抱きつかれたら、あんまりしてくれるなって。そんなかっこつけ方が好きです。●サッカーの仕事に喜び岡村も「やりたい」――サッカーに関わるお仕事をずっとされてきて、『さよなら私のクラマー』では声優としてサッカーに関わることに。原作には登場しない、矢部さんのために用意された“矢部先生”を演じられていますが、オファーを受けたときの心境を教えてください。「え、何したらええの?」ってマネージャーに言いました。番組内の企画で声優をやったことはありましたが、難しいという記憶しかなくて。「矢部先生という本人のシーンを付け足します」と言われ、ありがたいなあと思いましたし、サッカーが好きなのでやらせていただくことにしました。――完成した映画を見てどう感じましたか?うまいことやってくれたと思いました。いらないっちゃいらないけど、本編ともつながっていて。この作品にいっちょかみさせていただいて、ありがたい。これはもう、めいっぱい宣伝しないといけないなと思いました(笑)――作品全体の感想もお聞かせください。自分と勝手に重ね合わせながら、あっという間に終わって面白かったです。また、今の時代を象徴しているのかなというのも感じました。女子だからあかんのかという、大きな問題のメッセージもあると思いました。――本作を見てサッカーに興味を持つ人もいると思います。その手伝いができるというのは、うれしいですか?この作品をきっかけにサッカーをやってくれたら、そんなうれしいことはないですね。女子のサッカー経験者も増えていますし。長男がスクールに行っていますが、女の子4、5人いて、アンダー10、アンダー12と、残っている女の子ほどうまいです。で、髪型は澤穂希さん。すごい影響力だなと思います。――サッカーのお仕事はコンビではなく矢部さんお一人で担当されているイメージが強いですが、2人でサッカーの仕事をやりたいという思いはありますか?相方はずっとやりたいと言ってます。『やべっちF.C.』を1人でやったことを根に持ってますから(笑)。ピンで話が来たから自然な流れでこうなったんですけどね。でも、お話をいただけるのであれば、ぜひコンビでやらせていただきたいです!■矢部浩之1971年10月23日生まれ、大阪府吹田市出身。1990年に高校サッカー部の先輩・岡村隆史を誘い、ナインティナインを結成。NSC卒業後、1991年に吉本の若手コンビ6組で構成されるユニット「吉本印天然素材」に加わり東京進出。『新しい波』『とぶくすり』『めちゃ2イケてるッ!』『ナインティナインのオールナイトニッポン』など数々の番組で人気を博す。個人としても活躍しており、現在は『アウト×デラックス』や『FOOTBALLPROGRAM やべっちスタジアム』などに出演している。
2021年06月11日「もしかして、私って男っぽい考え方なのかな?」と思ったこと、ありませんか。もしかしたら、脳が男性寄りなのかもしれません!12星座別に、男性寄りの考え方をする「男性脳」なのか、女性寄りの考え方をする「女性脳」なのかを、占ってみました。前編に引き続き、後編のご紹介です。あなたは、どちらでしょうか?■ てんびん座(9/23~10/23)……やや男性脳てんびん座のあなたは、男性脳52%・女性脳48%のやや男性脳寄りなタイプ。協調性が高い女性脳的な部分も多いのですが、無駄なことを切り捨てるクールで男性脳的な部分が、それを少し上まわっています。そのため、感情に溺れることなくバランスが取れるのです。■ さそり座(10/24~11/21)……THE女性脳さそり座のあなたは、男性脳15%・女性脳85%のTHE女性脳タイプ。さそり座は、ひとつのことをとことん深めることに喜びを感じるところがあります。その対象は、恋愛であることも多いでしょう。仕事や趣味では男性脳が働きますが、恋愛では女性脳がフル回転。のめり込みすぎて、嫉妬に苦しめられることも。■ いて座(11/22~12/21)……THE男性脳いて座のあなたは、男性脳90%・女性脳10%のTHE男性脳タイプ。自己主張が強く、いつでも心はフリーダム。少年のような精神で、組織のなかでは浮いた存在になりがちでしょう。しかし、そんなことで悩むつもりは毛頭なく、スキあらば世界に飛びだしていこうとする一面も。■ やぎ座(12/22~1/19)……やや女性脳やぎ座のあなたは、男性脳40%・女性脳60%のやや女性脳寄りなタイプ。ひとつひとつのことを丁寧に進める慎重派で、失敗が少ないでしょう。丁寧さとしっかり者な部分が、まさに女性脳的。ですが、じつは強い野心をも秘めています。仕事に生きがちな面などは、男性的な部分も持ち合わせているでしょう。■ みずがめ座(1/20~2/18)……THE男性脳みずがめ座のあなたは、男性脳70%・女性脳30%のTHE男性脳タイプ。ルールに縛られるのが嫌いで、自由に行動できる環境を好むところがあります。仕事を心のよりどころにする人も多く、仕事には精神的な満足を求めるでしょう。協調性はありますが、ひとりが好きという男性脳的な一面もあります。■ うお座(2/19~3/20)……THE女性脳うお座のあなたは、男性脳5%・女性脳95%のTHE女性脳タイプ。人の感情やものごとの機微をつかむことが上手で、感性豊かな女性脳を持っています。芸術や美容、カウンセリングやヒーリングに興味津々で、趣味や仕事にしがちです。また受け身で流されやすい恋愛をすることも。■ あなたは、どちらでしたか?男性脳と女性脳は、実際の性別に関係なく、さまざまなシーンで特徴として現れます。そして、きっと日常生活で活躍してくれるはず。星は、それぞれの良さを活かせる場所で輝けるように能力を配剤しているのです。自分のタイプを、ぜひ覚えておいてくださいね。(明石実夕/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月07日仕事でも、プライベートでも。なんだか女性よりも男性との方が意見が合うなあ……なんて感じたことは、ありませんか?もしかしたら、脳が男性寄りなのかもしれません!12星座別に、男性寄りの考え方をする「男性脳」なのか、女性寄りの考え方をする「女性脳」なのかを、占ってみました。今回は、前編のご紹介です。■ おひつじ座(3/21~4/19)……THE男性脳おひつじ座のあなたは、男性脳80%・女性脳20%のTHE男性脳タイプ。何ごとにも熱意を持って取り組み、自らチャンスをつかみにいくところがあります。集団のなかでは持ちまえの直感力や決断力を活かしみんなをまとめて牽引する、頼もしいリーダー向きな星座です。■ おうし座(4/20~5/20)……THE女性脳おうし座のあなたは、男性脳25%・女性脳75%のTHE女性脳タイプ。責任感が強く、マイペースを守り仕事にはげみます。持久力も持ち合わせているので、根気のいることもそつなくこなすでしょう。どちらかというと消極的で、細やかなサポート役が向いています。ときに奉仕の度がすぎて、犠牲的なことをしてしまいがちですが、自分でうまく調整して乗りこえられます。■ ふたご座(5/21~6/21)……THE男性脳ふたご座のあなたは、男性脳90%・女性脳10%のTHE男性脳タイプ。こだわりはあまりなく、スピード重視なところが。ケアレスミスをしがちですが、機転を利かせて自分のミスは自分でカバーします。小さなことにとらわれずに、どんどん先に進んでいくでしょう。有能ですが淡白で、実力主義なところが男っぽい印象をあたえるのです。■ かに座(6/22~7/22)……THE女性脳かに座のあなたは、男性脳10%・女性脳90%のTHE女性脳タイプ。環境適応力や吸収力に優れていて、どんなことにもやりがいを見つけられるところが。日常の小さな幸せを感じる力があり、家庭的なことにも向いています。また母性本能あふれる一面も。■ しし座(7/23~8/22)……THE男性脳しし座のあなたは、男性脳70%・女性脳30%のTHE男性脳タイプ。大胆で目立つことを好むところがあり、面倒見がよく決断力もあるので、年下からとても慕われます。ですが恋愛面ではチヤホヤされたく、「女」として注目されたいという女性的な部分もありそう。■ おとめ座(8/23~9/22)……THE女性脳おとめ座のあなたは、男性脳25%・女性脳75%のTHE女性脳タイプ。ルーティンワークにも退屈をおぼえることなく、決められた時間内で決められたことを確実にこなせる、女性脳ならではのマルチタスクスキルを持っています。恋愛に関しては「花も恥じらう乙女」です。■ 能力を発揮して!男性脳と女性脳は、実際の性別に関係なく、さまざまなシーンで活躍させられるはず!星は、それぞれの良さを活かせる場所で輝けるように能力を配剤しているのです。事前に自分のタイプを知っておくことで、きっと日常に活かせるでしょう。(明石実夕/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月06日サッカーをする上で気をつけたいのが「ケガ」です。サッカーをするお子さんの場合、足首や股関節、ハムストリングス(太ももの裏側)などを痛めることが多いので、適切なウォーミングアップが必要です。とはいえ「どんなウォーミングアップをすればいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回はFC市川ガナーズの上村聡フィジカルトレーナーと安藤克敏アドバイザー・ドクターに協力していただき、すぐにできるウォーミングアップのメニューを紹介します。ケガ予防のために、公園などでサッカーをする時の習慣にしてみてください。(取材・文:鈴木智之)股関節周りのストレッチはケガ予防だけでなく、プレーの柔軟性にも繋がります体が硬い初心者にもおすすめ股関節の可動域を広めるストレッチ専用クッション>>まずはサッカー動作の基本となる、股関節のストレッチから。可動域を広げることで、プレーに柔軟性が出るとともに、ケガ予防につながります。最近のお子さんは、しゃがみ込む動作、姿勢をすることが減っているので、股関節が固くなっているケースも多いのではないでしょうか。繰り返して行い、可動域を向上させましょう!1)股関節の前側と後ろ側のストレッチ■上村トレーナーによる解説右足を前に伸ばし、左ひざを地面に着いた状態で行います。その状態でボールを体の中心に置き、左足の股関節を伸ばしながら、右足が膝よりも伸びるようにします。その状態でボールを手で転がし、足の周りをぐるぐるさせて、股関節を前後に伸び縮みさせます。このとき、太ももの裏側や股関節のつけ根が伸びていることを感じながら行うのがポイントです。前足がピンと伸びた状態でボールを動かすと、太ももの後ろ側(ハムストリングス)のストレッチになります。さらにその状態で前足(右足)の側をボールが通っていると、股関節のつけ根、左足の太ももの前側が伸びます。この形で10回繰り返し、右足を前にした状態の次は左足を前に変えて、10回行います。■安藤ドクターによる解説これは大腿四頭筋(太ももの前側)とハムストリングスにフォーカスしたトレーニングです。大腿四頭筋の一部とハムストリングスの一部は、骨盤に付着しています。そのため、これらを突然動かすと、筋肉の急な収縮が起こります。その結果、筋肉が骨盤に付着している部分の一部が引き剥かれてしまい、裂離骨折を起こすことがあります。このストレッチは、裂離骨折の予防になると言えるでしょう。また、オスグットシュラッター病(通称:オスグット)も、ひざの曲げ伸ばしで発症・増悪するので、このような動きをウォーミングアップで行うことは、オスグッドの発症や悪化を抑える効果もあると推測します。2)股関節の可動域を向上させるウォーミングアップ■上村トレーナーによる解説相撲の四股のような形で股関節を開き、腰を落とします。その状態でボールを手で転がし、両足とお尻の下を、8の字を描くように動かしていきます。このとき、ひざが内側に入らないように、股関節をしっかりと開きましょう。右回りで出来たら、次は左回りでボールを動かし、両方同じ時間やってみてください。■安藤ドクターによる解説このストレッチは内転筋群を使用しています。内転筋群はインサイドキックで使用する筋肉なので、事前に動かしておくことで、筋肉内の血流が増え、温まることで過伸展にも対応しやすくなり、肉離れの予防になります。また、可動域が広がることで、筋肉や腱などの負担も減るので、ケガにつながりにくくなると言えます。今回の記事では、すぐにできて遊びの要素もあるウォーミングアップのメニュー(ストレッチ)を上村トレーナーに教えてもらいました。ボールを使って行うストレッチなので、楽しみながらできるのではないでしょうか。ゲーム感覚で、ぜひ練習や遊びの前にやってみてください。公園などで遊んでいると「ウォーミングアップなんてめんどくさい」「早くボールを蹴りたい」という気持ちが勝ってしまい、大切なストレッチが疎かになってしまいがちです。しかし、「5分でいいので体のためにウォーミングアップに時間を取りましょう」と安藤ドクターは言っています。「やる気にならない時は、保護者の方が『足首をまわそう』『屈伸をしてみよう』と声をかけてあげてください。1分、2分の手間を惜しんでケガをしてしまうと、結果的に2週間、ひどいと数ヶ月、サッカーができなくなってしまいますからね」ウォーミングアップをすることは、ケガ予防だけでなく、パフォーマンスアップの効果も期待できるそうです。安藤ドクターは言います。「ウォーミングアップをすると、血液が足先まで流れて、酸素が行き渡ります。その結果、筋肉の動きが良くなるので、プレーの向上に影響があると考えられます」ケガ予防とパフォーマンスアップのためにもウォーミングアップを取り入れて、より良いプレーを目指しましょう!安藤克敏(あんどう・かつとし)FC市川ガナーズアドバイザー ドクター藤枝東高校出身。愛知医科大学医学部を卒業後、東京大学医学部附属病院、大分大学医学部附属病院などを経て、アドバイザードクターに就任。名古屋グランパスエイトU-15出身で、日本クラブユースサッカー選手権大会全国大会、高円宮杯全日本ユースサッカー選手権全国大会の出場経験があり、藤枝東高校時代は第86回全国高校サッカー選手権大会全国大会で準優勝した経歴を持つ。上村聡(かみむら・さとし)FC市川ガナーズフィジカル・アスレティックトレーナー中央大学 法学部 法律学科卒業後、日本鍼灸理療専門学校に進みアスレティックトレーナー学科を卒業。芝学園 中等部 サッカー部 コンディショニングコーチ、FC町田ゼルビア アスレティックトレーナー、専修大学ラグビー部 コンディショニングトレーナーなどを経て現職に。保有資格は日本体育協会公認 アスレティックトレーナー、鍼灸あん摩マッサージ師、ライフキネティック公認パーソナルトレーナーなど
2021年06月03日小学生のサッカーでは、早熟によって同学年の選手よりも身長が高いケースが少なくありません。この記事では、サッカーにおける早熟とはどのような意味なのか解説します。また、早熟選手の伸び悩みが発生する原因についても取り上げているため、参考にしてみてください。早熟とは早熟とは、身体的・精神的な成長が他の人よりも早いことを意味する言葉です。スポーツにおいては、特に身体的な成長の早さを表す言葉として使用されています。ちなみに、早熟の対義語は晩熟であり、時間が経過してから成長する人のことを意味します。早熟の影響が特に現れやすい少年サッカー大人になると、体の成長は止まっているため、早熟や晩熟といったことを機にする必要はありません。しかし、体が日々成長している小学生年代のサッカーにおいては、その違いが顕著に現れます。子どもの場合、同じ年齢でも身体が成長するスピードに違いがあるため、同学年でもかなりの体格差があるケースが珍しくありません。また、高学年になると第二次性徴期を迎え、一気に背が伸びる子もいます。そのため、中には数十センチ単位の違いが見られるケースもあるでしょう。サッカーは身体能力の高さ、フィジカル的な強さがプレーに影響するスポーツであるため、成長が早い子ども、つまり早熟の子は活躍しやすい状況となります。早熟な子どもが伸び悩む理由早熟の子どもの中には、選手として伸び悩むケースが少なくありません。これは、体格差を活かしたプレーができる間は活躍できるものの、周囲の子どもたちも成長し、体格差がなくなってきた時に思ったようなプレーができなくなってしまうためです。ここでは、なぜ早熟の子どもが伸び悩むのか具体的な原因について解説します。技術を十分に磨かない早熟な子が伸び悩む理由の1つとして考えられるのが、パスやトラップ、ドリブルといった基本技術を磨かないことです。体格差があると、多少トラップミスをしても身体を入れるなどしてボールをキープできてしまいます。また、ドリブルも身体的な優位性を生かしてスピードで勝負すれば簡単には追いつかれないため、細かいフェイントや切り返し、緩急をつけるといったことをしなくても突破できるでしょう。一方で、小学生の中学年から高学年は技術が身につきやすい時期だとされています。この時に基本技術の向上を疎かにしてしまうと、後々体格差がなくなった時に伸び悩んでしまいます。判断力を磨かないサッカーは常に判断することが求められるスポーツです。味方や相手の状況などを踏まえて最適なプレーを選択することが選手には求められます。しかし体格差があれば、多少判断が遅かったり、間違っていたりしてもフィジカルを駆使してカバーできるため、選手は自分の判断が遅かった・間違っていたといったことに気づきにくくなります。そのため、技術と同じように、体格差が縮まってきた時に伸び悩むことになります。子どもの成長には個人差があることを理解しておく少年サッカーに取り組むお子さんをお持ちの保護者は、子どもの成長には個人があるということを認識しましょう。サッカーでは早熟タイプ、晩熟タイプと呼ばれることがあるように、早い段階から成長する子どももいれば、後になってから急速に成長する子どももいます。小学生のうちから身体が成長している子どもであれば、技術や判断力の向上を忘れないこと、逆に身体の小さい子どもであれば、徐々に差はなくなっていくと認識することを覚えておきましょう。まとめ今回は、サッカーにおける早熟について、その概要から早熟の選手が伸び悩む理由などについて解説しました。身体の成長は個人差があるため、当初は体格差を活かしたプレーができていたとしても、ゆくゆくはできなくなります。そのため、しっかりと技術や判断力を磨くことが大切です。
2021年05月18日サッカーをする場合、利き足は非常に重要です。この記事では、サッカー選手と利き足の関係性について解説します。また、利き足のみの利用による弊害や利き足の調べ方についても取り上げているため、参考にしてみてください。サッカー選手と利き足の関係サッカーは足を主に使って行うスポーツです。実際に試合の中でパスやトラップ、シュートを打つ時に利き足を主に使用する人は少なくないでしょう。そういった意味で利き足はサッカーをするうえでの土台となる足だといえます。一方で、左利きだから、右利きだから、といった理由で選手としての優劣が決まることはありません。ただ、一般的に右利きよりも左利きの方が少ないとされているため、ポジションによっては左利きの選手の方がポジション争いのライバルが少なくなる可能性はあります。しかし、利き足が選手としての将来を大きく左右するといったことはないため安心してください。軸足とは利き足について考える場合、合わせて軸足についてもどのようなものか理解しておくことが大切です。軸足とは、ボールを蹴る際にボールに触れない足を指します。例えば右足でボールを蹴るのであれば、左足が軸足となります。軸足は身体を支える役割があり、ボールを蹴る際にバランスを崩すことなくキックができるのは軸足のおかげだといえるでしょう。プレーをするうえでは、軸足を置く位置や軸足の柔軟性なども重要になってきます。利き足のみに頼るプレーは弱点になる練習や試合などで自分の利き足ばかりを使ってプレーする選手は少なくないでしょう。確かに利き足であれば、非利き足と比べると自分の思うようにボールを扱いやすいため、安定したプレーができます。しかし、いざ試合で利き足しか使わないとなると、相手ディフェンダーが次のプレーを予測しやすくなるでしょう。また、トラップやパスも常に利き足で行うとなると、スムーズに次のプレーに移行できなくなり、攻撃のスピードを落とすことにもなりかねません。このような点から、利き足のみを頼ったプレーは避けるべきだといえます。両足をバランスよく使えるようになることが大切先述の通り、利き足に頼ったプレーは弱点となる可能性があります。そのため、練習を通して利き足だけでなく非利き足もしっかりと使えるようにしておくことが大切です。ちなみに、プロの世界でプレーする選手たちは、当たり前のように非利き足も使用します。例えば、世界トッププレーヤーであるメッシ選手は左利きの選手であり、ドリブルやシュートでも左足を使うシーンが目立ちます。しかし、だからといって右足が苦手といったことはなく、右足でシュートを決めるシーンも少なくありません。同じように、ネイマール選手は右利きの選手ですが、左足も利き足と同じレベルで使用できます。さらに、日本代表の久保建英選手は左利きですが、スペインリーグでは右足で得点を決めたことがあります。そして、珍しいのがフランス代表のデンベレ選手です。デンベレ選手は左利きですが、シュートを打つ際は右のほうがいいとも発言しており、高いレベルで両足を操っていることが伺えます。このように、選手として高いレベルを目指すのであれば、両足を満遍なく使えるようになることは必要不可欠だといえるでしょう。利き足の調べ方これからサッカーを始めようとしている選手の中には、利き足がどちらかわからない、という人もいるでしょう。利き足を把握する場合、以下のようにさまざまな診断方法があります。ボールを蹴りやすいと感じる足後ろから押されたときに先に出る足階段を上る際に先に出る足あぐらをかく際に外側にある足など簡単にできる方法なので、一度試してみるといいでしょう。まとめ今回は、サッカー選手と利き足の関係について解説しました。利き足はプレーをする際に主に使用することになる足です。一方で、利き足ばかりに頼ったプレーは弱点にもなりかねません。そのため、両足をバランスよく使えるように、普段の練習から鍛えておくようにしましょう。
2021年05月17日サッカーの試合を見ていて「ポゼッションサッカー」や「ポゼッション」といった言葉を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。この記事では、ポゼッション・ポゼッションサッカーとはなんなのかその概要について解説します。また、どのような技術が求めれられるのか、具体的なポイントについても解説しているため参考にしてみてください。ポゼッションとはポゼッション(Possession)とは、「所有」「所持」といった意味を持つ英語です。サッカーにおいては、ボールを所有・所持している状態、つまりボールをキープしている状態のことをポゼッションと呼びます。そしてポゼッションサッカーは、ポゼッションを志向した戦術の1つです。ポゼッションサッカーに取り組むチームはショートパスを中心にボールをキープしながら相手の陣形を崩していきゴールへと迫ります。ちなみに、ポゼッションサッカーに対抗する戦術には、守備の陣形をしっかりと作り、ボールを奪ったら一気に攻撃を仕掛けるカウンターサッカーがあります。ポゼッションをしていれば失点することはないポゼッションの特徴は、自チームがボールをキープしている限り相手に得点を奪われることはないという点にあります。このように聞くと「おお!ポゼッションっていいな」と思うかもしれません。しかし、ボールをキープし続けるには正確なパスやトラップ、素早いサポートなど高い技術が必要不可欠です。また、ポゼッション率が高いからといって、必ずしも試合に勝てるというわけでもありません。試合のほとんどの時間でボールをキープしていたものの、相手の強固な守備に苦しみ、試合終盤のカウンターから失点し敗戦となる可能性も十分にあり得ます。ポゼッションを志向するチームは少なくありませんが、ポゼッションサッカーが万能というわけではないことも覚えておきましょう。ポゼッションを実践する際に求められる技術ここでは、実際にポゼッションをする際にどのような技術が求められるのか、そのポイントについて解説します。11人制であっても8人制であっても変わらないポイントであるため、参考にしてみてください。正確なパスとトラップポゼッションサッカーは、ショートパスを中心に相手守備陣を崩していくため、正確なパスができるかどうかは非常に重要です。少しでもパスがずれると相手にボールを奪われカウンターを受ける可能性があるほか、攻撃の遅れが生まれ、相手の守備陣が整ってしまうかもしれません。また、パスと同じように正確なトラップも必要不可欠です。パスもトラップもサッカーにおける基本技術の1つですが、この基本をピッチ上の11人、8人が高いレベルでできなければ、ポゼッションサッカーは難しいものとなるでしょう。そういった意味で、パスやトラップの技術を磨くことはポゼッションにおける練習方法の1つとなります。ポジショニングポゼッションサッカーでは、選手間でショートパスを何度もつなぎながら相手ゴールへと迫っていきます。そのため、ボール保持者の周囲には味方がパスコースを作っている状況でなければいけません。パスコースを作るにはポジショニングを意識する必要があります。例えば、相手選手に隠れてしまい味方がパスを出せないのであれば、ポジションを少しずらさなければいけないでしょう。味方がパスを出しやすいのはどこか考えながらポジション取りをしてみてください。ポゼッションは手段の1つポゼッションをしていると、ボールをキープすることが目的となってしまうことがありますが、これでは本末転倒です。サッカーの1番の目的はゴールを奪うことであり、ゴールを奪うための手段としてポゼッションを利用します。そのため、手段と目的を混同させないように気をつけなければいけません。まとめ今回は、サッカーのポゼッションについてその概要や求められる技術について解説しました。ポゼッションはショートパスを中心にパスをつなぎながら相手守備陣を崩していく戦術です。実践するにパスやトラップが正確にできなければいけないため、普段の練習から意識して取り組むようにしましょう。
2021年05月14日お子さんが所属しているチームの選手たちを見ると、ほとんどが右利きではないでしょうか。サッカーにおける左利きの選手は決して多くはありません。この記事では、左利きの選手の持つ特徴や左利きの名選手などについて解説します。また、左利きを矯正するべきなのかという点についても取り上げているため参考にしてみてください。サッカーにおける左利きは特別な存在?サッカーにおいて、左利きの人は「レフティ」と呼ばれますが、右利きの人は「ライティ」と呼ばれることはありません。また、野球でも左利きの投手は「サウスポー」と呼ばれていますが、右利きの呼び方はありません。右利きよりも左利きが優れているわけでも、サッカー選手としての機能が異なるわけでもありませんが、左利きは特別な存在として扱われていることがうかがえます。左利きの選手が持つ特徴お子さんが所属しているチームを見渡すと、ほとんどが右利きで左利きの選手はごくわずか、というケースが多いのではないかと思います。一般的に左利きは少なく、左利きの割合は10人に1人といわれることもあるほどです。そのため、左利きの選手はチーム内で重宝されやすいという特徴があります。例えば、左サイドハーフや左サイドバックなどは、攻撃の際に左足でクロスが挙げられるため、左利きの選手がいればチームにより多くのチャンスを作ることができるでしょう。中には左サイドにあえて右利きの選手を配置し、サイドのドリブルから中に切り込んで右足でシュートする、といったケースもあります。しかし、左サイドに左利きを配置するケースが多いため、左利きであることでポジション争いのライバルが減る可能性は大いにあるでしょう。ただし、左利き=レギュラー確実といったことはありません。左利きという特性を活かすためにも、普段の練習にしっかりと取り組み、判断と技術を高めることが重要です。左利きの名選手といえば?右利きに比べると左利きの選手は多くありませんが、サッカー界において活躍する選手の中には左利きの選手も少なくありません。例えば、日本人であれば本田圭佑選手や中村俊輔選手、名波浩氏などが挙げられます。本田選手が南アフリカワールドカップで決めたフリーキックや中村俊輔選手が欧州チャンピオンズリーグのマンチェスターユナイテッド戦で決めたフリーキックは左足から放たれたものであり、記憶に残っている方もいるのではないでしょう。また、ドリブラーとしてもストライカーとしても世界トッププレーヤーであるメッシ選手も左利きです。このように、トップレベルを見渡してみると、左利きは決して珍しいものではない、と考えられます。左利きはジュニア年代のうちに矯正するべき?日本では「文字は右手で書くもの」という価値観が古くから存在しており、元々は左利きであったものの、幼い頃に右利きに矯正されることが少なくありませんでした。そのような背景もあり、左利きの選手の保護者の中には「小学生のうちに右利きに矯正した方がいいのでは?」と考える人もいるでしょう。しかし、左利きを無理に矯正する必要はありません。先述の通り、サッカーにおける左利きの数は多くはないため、チーム内で重宝される可能性があります。また、矯正するとなると、本人に大きなストレスがかかる点にも注意しなければいけません。利き足を矯正するよりも、むしろ両足が同じレベルで使用できるように練習することが選手にとっては大切だといえるでしょう。まとめ今回は、左利きの選手についてその特徴から左利きの名選手、さらには利き足を矯正するべきなのか、といった点について解説しました。左利きの選手は数が多くないため、左利きであることが自身の特徴となります。また、無理に矯正するのではなく、両足を高いレベルで扱えるように練習することが大切です。
2021年05月13日ジュニアユースのチームを探していると「セレクション」という言葉を耳にする機会が多くなります。この記事ではサッカーチームのセレクションについてその概要を解説します。また、トレセンのセレクションとの違いについても取り上げているため、ジュニアユースのチームを探している方は参考にしてみてください。セレクションとはセレクション(selection)とは、「選出」「選択」「選抜」といった意味を持つ英語です。サッカーにおいては、チームに所属するメンバーの選出やトレセンメンバーの選出などを行う際の試験のことを指して使用されます。セレクションは大きく分けて2種類セレクションは大きく分けて以下の2種類に分けることができます。チームに入るためのセレクショントレセンに参加するためのセレクションここでは、それぞれのセレクションの概要について解説します。チームに入るためのセレクションジュニアユースやユースなどのチームの中には、セレクションを行い、チームに入団できる選手を選考するケースが少なくありません。選考を突破した選手は、合格後そのチームに所属して日々のトレーニングや公式戦などに参加することになります。ジュニアユースやユースのチームはたくさん存在しますが、中でも強豪街クラブやJリーグの育成組織は多くの選手がセレクションに集まります。そのため、難易度は高く、合格率も非常に低くなるでしょう。チームに入るためのセレクションの場合、チーム内でどのような選手を獲得したいのか、具体的なイメージを持っているケースもあります。そのため、高いスキルを備えている選手であっても、チームのニーズと合致していなかったため不合格になることも珍しくありません。また、ジュニアユースのチームの場合、ジュニアユースとユースの6年間をかけて育成することもできるため、セレクションの時点ではイマイチの選手でも伸び代に期待して合格とすることもあります。トレセンに参加するためのセレクション地区や市、都道府県など、トレセンに参加する選手を選ぶためにセレクションを実施するケースもあります。トレセンはチームではないため、将来的な伸び代やチームのニーズを考慮した選考ではなく、セレクション時点でのスキルを参考に選考されるケースが少なくありません。そのため、トレセン参加者の所属チームを見ると、その地域の上位チームの選手が多いといったケースもよくあります。セレクションを受けるメリットセレクションを受ける場合、合格を目指すのはもちろんですが、合格できなかったとしても参加することによって多くのメリットが享受できます。例えば、セレクションに参加する選手はサッカーに本気で取り組んでいる選手が多いため、高いレベルや緊張感のある雰囲気を経験することができるでしょう。また、自分の実力を測る機会にもなります。もしセレクション時点で差があったとしても、何ができて何ができないのかがわかるため、さらなる成長のきっかけになるかもしれません。セレクションを受ける際の注意点チームに入るためのセレクションの場合、合格できるかどうかは、チームの状況によります。前述の通り、チームのニーズや方針などに沿って選考されるため、合格した選手の方が優れているわけでも、不合格の選手が下手なわけでもありません。あくまでも、そのチームのニーズや状況と合致していなかったというだけです。Aというチームに入れなかった選手がBというチームに入り活躍する可能性は大いにあります。セレクションの合否に一喜一憂することのないように注意してください。まとめ今回は、セレクションについて、その概要からセレクションの種類、セレクションを受けるメリットや注意点などについて解説しました。チームに入るためのセレクションはチームの事情が選考にも影響するため、不合格=サッカーが下手・サッカー選手になれない、といったわけではありません。縁がなかったと捉え、気にし過ぎないようにしましょう。
2021年05月12日サッカーをしている小学生の中には「オフザボールの動きが大切!」と、聞いたことのある子も多いのではないでしょうか。一方で「オフザボールってなに?」という疑問を持っている子もいるでしょう。この記事では、オフザボールについてその概要から行う際のポイント、具体的な動きなどについて解説します。オフザボールの役割について知りたい、具体的な動きを練習の中でやってみたい、といった選手は参考にしてみてください。オフザボールとはオフザボールとは、サッカーやフットサルの試合中にボールを持っていない状態のことです。大人の試合なら90分、少年サッカーなら40分の中で1人の選手がボールに触れる時間はほんのわずかです。時間にすると2分程度とも言われています。つまり、試合中のほとんどの時間はオフザボールの状態となります。当然ですが、ボールを持っていないからといって試合に関与していないわけではありません。むしろ、オフザボールの状態は、自分がボールを受けるための準備をする重要な時間となります。例えば、ボールを受けやすいポジションをとる、味方がプレーするためのスペースを作る動きをすることができるでしょう。オフザボールの動きは決して目立つものではありませんが、試合結果を大きく左右するといっても過言ではありません。これは、11人制でも8人制でも同じことです。オフザボールの際に意識することここでは、オフザボールの際にどのようなことを意識すればいいのか、具体的なポイントについて解説します。ぜひトレーニングの時から意識してみてください。体の向きオフザボールの際は、自分にボールが来たらスムーズに次のプレーに移行できるように、体の向きを意識することが重要です。例えばボールを受ける際に、相手ゴール対して背中を向けている状態だとボールを受けた後に前を向く手間が発生します。一方で体を半身にし、ボールと相手の状況が確認しやすい状況を作っておけば、ワンタッチで前を向くことができるでしょう。サッカーはゴールを奪うことが1番の目的であるため、相手のゴールに向かえるような姿勢を意識してください。ディフェンスラインとの駆け引きフォワードの選手は、オフザボールの際にディフェンスラインとの駆け引きをすることが重要です。例えば、オフザボールの際に相手ディフェンダーの視界から消えるような動きができれば、フリーになるためチャンスにつながる可能性があります。また、自分が動くことでディフェンスラインの乱れを誘発することもできるでしょう。このような動きが上手い選手としてあげられるのが川崎フロンターレ所属の小林悠選手です。トップ選手のプレーを見ることも立派な練習メニューの1つであるため、ぜひ試合動画をチェックしてみてください。オフザボールの具体的な動きオフザボールの動きといっても、その種類はさまざまです。代表的なものには以下のような動きが挙げられます。オーバーラップ:ボール保持者の外側を後ろから追い越す動きインナーラップ:ボール保持者の内側から追い越す動きパス&ゴー:自身がパスを出した後、そのまま動き続ける(例:ワンツーパス)ダイアゴナルラン:斜めに走る動き3人目の動き:ボール保持者が別の見方にパスを出そうとする際に、その次のプレーを予測して動き出すことプルアウェイ:ゴールから遠ざかるように動くことで相手のマークを引き剥がすこれらの動きを状況に応じて適切に行うことが重要です。そのため、普段の練習や練習試合の時から意識して取り組んでみてください。まとめ今回は、オフザボールの動きについてその概要から意識するべきポイント、さらには具体的な動きについて解説しました。オフザボールの動きは試合や練習を通して実際にやってみることが大切です。本などでも学ぶことはできますが、基本を学んだらあとは実際にピッチ上で試してみてください。
2021年05月10日たいして体を動かしていないのに、なんだか疲れる。最近、疲れが取れにくい…その原因は“脳の疲れ”にあるかもしれません。脳が疲れないように心がけつつ、すでに疲れてしまっている人は、朝昼夜のTipsで回復を。ここでは、内科医・工藤孝文さんが“昼のTips”を教えてくれました。疲れを回復する“昼のTips”日中は、仕事などで気を張る場面が多く、自ずと交感神経優位に。夜の副交感神経への切り替えをスムーズにするためにも、より集中力を高めるTipなどで交感神経優位に保つのが。また、適度なリフレッシュやセロトニンの分泌も昼間に行おう。昼食1、ランチは低GI値フードで気分スッキリ!血糖値が上がりやすい朝に引き続き、昼食後、眠くなりやすい人はランチも低GI食がベター。「白米やパンなどといったGI値の高いものをたくさん食べると、血糖値が急激に上がり、脳に十分な血液が行き渡らなくなるため、眠くなってしまいます。午後もシャキッと仕事をするなら、GI値の低い食べ物の代表格、蕎麦がおすすめ。パスタや大豆食品も、血糖値の急上昇を抑えます」2、スマホは触らず“マインドフルネスイーティング”日中は交感神経優位にするのが大切とはいえ、お昼くらいは脳を休ませてあげたいところ。「スマホやPCは、交感神経を優位にする最たるツール。脳を休ませるために、食事中はこれらをオフ。“マインドフルネスイーティング”にトライしてみて。食べ物の一つひとつの食感やにおい、食道を通る感覚などに意識を集中させることで、副交感神経が優位になり、リラックスモードに」リフレッシュ3、左手歯磨きで右脳を活性化。昼食後にも、疲労から脱するひと工夫を。「それは左手で歯磨きをすること。とくに脳が疲れて思考が堂々巡りになっている時に有効で、左手を動かすと右脳が活性化。考えがクリアになり、アイデアや打開策が見つかりやすくなります。左手を繊細に動かす動作なら何でもOKですが、右利きの人が左手でお箸を使ったり、文字を書いたりするのは難しいと思うので、歯磨きがおすすめ」4、マスクの下でニコッと口角上げ!黙々と作業をしている時に実践したいのがコレ。「口角を上げて笑顔を作ると、たとえ単調な仕事中でも、脳が『楽しい』と勘違いしてセロトニンや、多幸感をもたらす脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌されます。多幸感をおぼえると、腸内環境が整い、免疫力が上がるというメリットも。マスクをしていれば一人でニコニコしていても周りに悟られないので、気兼ねなくできるはず」5、デスクまわりは青色で集中力UP。セロトニンの分泌には色の効果も活用して。「色は人間の思考や心理、行動に多大な影響を及ぼしていて、青色はセロトニンの分泌を促す色とされています。また、セロトニンが分泌されることで集中力がアップするので、文房具などデスクまわりには青色のものを置いておきたいところ。さらに青色は食欲を抑制するため、おやつの食べすぎ防止にも一役買ってくれるのです」6、背筋伸ばしでストレス撃退。デスクワーク中、できれば1時間に1回は立ち上がってやるようにしたいのが、背筋伸ばし。「これは顔を上向きにして胸を張っている姿勢を指します。すると背中や腰、お尻などにある、重力に抗う筋肉『抗重力筋』が活躍。それにより脳内にたくさんのセロトニンが分泌されて、ストレスを感じにくい状態が作り出せるのです。PC作業による前かがみ姿勢の改善も期待できます」疲労回復7、15時以降の水分補給はレモン水にチェンジ!「レモンに含まれるクエン酸には疲労回復作用があります。疲れている時は1日レモン約2個分のクエン酸(2700mg)を摂ると回復へ。レモン水にして複数回に分けて飲むと取り入れやすいかと」ただし、飲む時間には注意が必要。「レモンには日に当たるとシミが生成される成分が含まれるため、朝からレモン水を飲んで外出するのは心配。15時以降に飲むようにしましょう」工藤孝文さん内科医。福岡県みやま市の「工藤内科」で診療を行う。糖尿病、ダイエット治療、漢方治療を専門とし、女性を対象に疲労回復の診察も行う。著書は『疲れない大百科 ‐女性専門の疲労外来ドクターが教える‐』(ワニブックス)など50冊以上。メディア出演も多数。※『anan』2021年5月5日-12日合併号より。イラスト・山口 歩取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年05月02日この春からお子さんのサッカー活動に携わる方、中にはお父さんコーチとしてかかわる方たちも少なくないのではないでしょうか。子どもたちにサッカーを教えるお父さんコーチへ、まず最初に伝えたいこととして、前回「サッカーを教えることよりも、大切にしなければならないこと」という記事を書きました。主役はあくまで子どもたち、コーチや保護者は、子どもの成長を急がず、目先の勝利に熱くなりすぎず、見守ることが大切です、という内容です。今回は、子どもがサッカーを表現できるようになるにはどうすればよいか、というテーマでお伝えできればと思います。(構成・文:KEI IMAI)サッカーを「教える」「鍛える」より大事なこととは?(写真は少年サッカーのイメージ)<<前編:子どもたちにサッカーを「教える」ことよりも、大切にしなければならないこと池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>■サッカーを表現できるようになるってどういうこと?私たち日本人は、感情を表に出すことが苦手です。あるサッカースクールでは、ゴールを決めたら喜ぶ練習をするそうです。なぜなら、子どもたちがゴールを決めても喜びの感情を表現できないからだそうです。空気を読む、察する、暗黙の了解......、これらは日本人の特性だと思います。また、出る杭は打たれると言いますが、やはり同調圧力の影響も強いと思います。空気が読めたり、察することができるのは、ポジティブなことでもあります。相手の心情を慮るというのは、海外の人はなかなかできないことです。学校でも、社会に出ても、私たち日本人は感情を表に出す機会が少ないという特徴があります。周りに合わせるのは得意だけど、自分を主張することが苦手なんです。サッカーは表現力が大切です。表現するには、意思が必要です。主張する為には、自信が必要です。自分の感情に忠実である必要があります。5年前、東京で行われた14歳以下の国際ユース大会を取材に行きました。アルゼンチンの名門、ボカジュニアーズやブラジルのコリンチャンスと、日本のチームを見比べて、気がついたことがありました。サッカーの技術、テクニックや強さが違うのではなく、一人ひとりが自分を表現する力が圧倒的に違ったんです。ピッチで強烈な意思を持って、感情剥き出しで、主張し、激しくプレーするアルゼンチンやブラジルの子どもたちを見て衝撃を受けました。サッカーを表現するとはこういうことかと。ボール扱いが上手い子は、日本にもたくさんいます。でも、意思を持ってプレーできる子は多くないんです。それは、南米や欧州の子どもたちの試合を目の当たりにして感じたことです。■子どもたちを制御し過ぎず、表現させること日本という治安の良い国が成り立っているのは、他人に迷惑をかけないように、教育されてきたからに他なりません。みんな一緒にルールを守る為に厳しく教育されます。それは素晴らしいことであると同時に、個人の表現が犠牲になっているとも思います。逆に南米は、傾向として一人ひとりの意思が尊重される教育です。自分を表現する力はすごいけれど、その分ルールを守る力が弱かったりします。総じて治安が悪いのもその教育、国民性ならではだと思います。バランスが取れれば、日本もすごいポテンシャルがあると思います。日本の教育は、子どもに表現させるというよりも、制御しようとします。子どもの意思を育むことよりも、言われたことを正確に実行する能力を育む傾向があります。しかし、サッカーは自分を表現することが大切なスポーツです。自ら意思を持って、判断し、プレーするものなのです。大切なのは制御することよりも、表現させること。自分がどうしたいか、どんなプレーをしたいのか、その意思を育むのがコーチの役目です。大人は、もう少し子どもたちの感情を表現させてあげることができれば良いのかなと思います。ピッチでも、もう少し感情を出すことを許容して良いとも思います。サッカーを教える、鍛えるという発想ではなく、まずは、サッカーを好きにさせること。そして、上手くなりたいという気持ちを育むこと。表現する力を育むこと。表現力を磨くことが大切だと思います。■サッカーは生きる力を育む好奇心を大切にし、自分の意思でプレーするのがサッカーです。人生も同じです。自分はなにをやりたいのか、どう生きるのかを決めるのは自分しかいません。サッカーは生きる力を育みます。サッカーの本質を伝えることで、生きる力を育むことができます。しかし、教え込もう、鍛え上げようと、考え方を誤ってしまうと、子どもにサッカーの本質は伝わりません。日本という素晴らしい国が成り立っている前提を踏まえて、子どもたちがもう少し表現できるように、私たちは見守っていかなければなりません。子どもたちが持つポテンシャルを解放できるように、引き出せるようにアプローチしていきましょう。KEI IMAI桐蔭横浜大学サッカー部時代に風間八宏氏にサッカーの本質を学んだ後、育成年代(主にジュニア)の指導に5年ほど携わる。その後半年間、中南米をサッカーしながら旅をし帰国。ブログ「大人になってから学ぶサッカーの本質とは」を運営し、サッカー育成年代の取材、指導者や現役選手にインタビューをしサッカーの本質を伝える活動をしている。筆者Facebookアカウント>>筆者Twitterアカウント>>池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>
2021年04月30日サッカーをしている小学生お子さんをお持ちの保護者の中には、中学生になったらどこのチームでプレーするのか気になっている方も多いのではないでしょうか。サッカーにおける中学生年代のことをジュニアユースと言います。この記事では、ジュニアユースの概要について解説します。進路を検討している方はぜひ参考にしてみてください。ジュニアユースとはジュニアユースとは、サッカーにおける中学生年代を意味する言葉です。一般的には中学生年代の中でもクラブチームのことを指して使用されています。クラブチームというとJリーグの育成組織のイメージがあるかもしれませんが、いわゆる街クラブもジュニアユースに含まれます。また中学校の部活動もジュニアユース年代であるため、同じ括りとして扱われます。クラブチームと中学校の部活動は異なるジュニアユースの場合、主なサッカー環境としては中学校とクラブチームの2つがあります。どちらも練習を行い、公式戦を戦うことに変わりはありませんが、両者は所属する組織が異なり、参加する大会にも違いがあります。また、部活動は学校単位のチームとなりますが、クラブチームはチーム単位での活動となり、様々な中学校に所属する選手たちが集まります。クラブチームはセレクションが行われるジュニアユースのチームの中でも、クラブチームの場合、セレクションに合格しなければチームに入団できないケースもあります。チームによって異なりますが、夏から秋にかけて小学6年生向けのセレクションを実施するのが一般的です。特にJリーグの育成組織や強豪街クラブとなると多くの選手たちがセレクションを受験します。ちなみに、チームによってはセレクションなしで入団できるケースや、セレクションの前に練習会などを実施しているケースもあるため、各チームのホームページなどを確認してみるといいでしょう。ジュニアユース年代のチームのメリット・デメリットクラブチームでも部活動でもサッカーはできますが、それぞれにメリット・デメリットが存在します。ここでは両者のメリット・デメリットについて解説します。クラブチームのメリット・デメリットクラブチームは、サッカーを行うためのチームであるため、試合数や練習時間が多いほか、チームによっては毎回人工芝のグラウンドで練習できるケースもあります。また、専門の指導者がいるため、サッカーに取り組みやすい点もメリットだと言えます。一方で、練習は夜に行われるのが一般的であるため、勉強時間の確保が難しくなる点はデメリットだといえるでしょう。部活動のメリット・デメリット部活動の場合、活動は学校内で完結するため、人間関係を築きやすい点が大きなメリットです。また、中学校の試験期間中は基本的に練習や試合はないため勉強に集中できる点も特徴だと言えます。一方で、学校によっては部員数が少なく十分な練習メニューをこなせない可能性があるほか、公立中学の場合異動により指導者が変わるケースも珍しくありません。ジュニアユースの大会ジュニアユース年代には、主に以下のような全国大会があります。日本クラブユースサッカー選手権(U-15)(クラブチームの全国大会)全国中学校サッカー大会(部活動の全国大会)高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会(クラブチームも部活動も参加可能)また、各地域では年間を通してリーグ戦も行われています。例えば東京の場合、「Tリーグ」と呼ばれるリーグ戦があり、部活動のチームもクラブチームも参加しています。また、Tリーグの上位リーグには関東地域の強豪が集まる関東リーグも存在します。まとめ今回は、ジュニアユースの概要からクラブチームと部活動のメリット・デメリット、さらには主な大会などについて解説しました。ジュニアユース年代のチームを探す場合、部活かクラブを選ぶことになります。それぞれにメリット・デメリットがあり大会も用意されているため、お子さんの希望を踏まえたうえで検討してみてください。
2021年04月30日この春からお子さんのサッカー活動に携わる方、中にはお父さんコーチとしてかかわる方たちも少なくないのではないでしょうか。子どもたちにサッカーを教えるパパさんへ、伝えておきたいことがあります。サッカーは好きだけど、プレーした経験がなくて教え方がわからない、サッカー経験者だけど、指導経験はない、あるいはサッカーを指導してきたけれど、なかなか上手くいかない。そんなパパさんたちはきっと、「サッカーをしっかりと教えなきゃいけない」と思っているでしょう。今回は、サッカーを教えることよりも大切にしなければならないことをお伝えしたいと思います。(構成・文:KEI IMAI)ジュニア年代で大事なことは、サッカーを「教える」ことではなく......(写真は少年サッカーのイメージ)池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>私は、小学2年生の頃からサッカーを始め、高学年になる頃にはすっかりサッカーに魅了され、プロを目指すようになりました。大学時代は、川崎フロンターレや名古屋グランパスで監督経験を勤めた風間八宏氏の元でプレーする経験をさせていただきました。しかし、大怪我によって半年ほどプレーできなくなってしまいました。手術後、リハビリをしながらジュニアのサッカーチームでコーチのバイトをすることになりました。そこで見たジュニア世代のサッカー環境に衝撃を受けました。■コーチの顔色を伺いながらサッカーする子どもたちジュニアサッカーの現場では、サッカーを始めたばかりの子どもたちを、サッカーゲームの選手を操作するかのように指示し、コントロールし続ける指導者の姿がありました。サッカーが楽しくて始めたはずなのに、子どもたちの多くはベンチにいるコーチの顔色を伺いながらプレーしているのです。「なんでシュート撃たないの!」「クリアしろ!」「○○にパスしろ!」「もっと左にポジションを取れ!」「つぶせ!」「ちゃんとやれよ!」「......」子どもたちは怒られないようにビクビクしながらサッカーしてました。そんな光景に私は衝撃を受けました。子どもたちに怒鳴り散らすコーチの多さに、それが当たり前になってしまっているジュニアサッカーの現場に......。■子どもたちにサッカーを教えるよりも大切なことジュニア年代の指導でとりわけ大切なことは、サッカーを好きになってもらうことです。コーチの存在によって、子どもたちがサッカーに夢中になることです。サッカーが楽しいと思えなければ、自ら上手くなろうという気持ちは芽生えません。コーチはサッカーを好きにさせ、上手くなりたいという気持ちを育むことが大切です。コーチングとは、主体性を育み、自ら気が付き、自発的な行動を促す指導法です。サッカーの育成年代の現場で行われているのは、コーチングよりもティーチングです。ティーチングとは、知っている人が知らない人に教える、できる人ができない人に教える指導法です。サッカーというスポーツは、ピッチに出た選手が、目まぐるしく局面が変化する中で、自らプレーを判断していかなければなりません。つまり、コーチングによって自発的にプレーできるようになる必要があるのです。子どもを厳しく指導して、鍛え上げるという発想は、子どもの主体性、自発性を奪うリスクがあることを理解する必要があります。ひどい場合にはサッカーが嫌いになって辞めてしまう子もいます。強いチームを作って実績をつくるという大人のエゴを子どもに押し付けてはいけません。子どもが上手くなりたい!強くなりたい!という心を育むこと、そして適切なタイミングでコーチングをすることが大切なのです。決して、大人が成長を焦ってはいけません。先回りして教えて、子ども自ら気づくチャンスを奪ってはいけません。時間がかかっても、子どもが自ら気がつくことことが、とてもとても大切なのです。■私の子どもの頃のコーチたちが教えてくれたこと私がサッカーをはじめた時、幸運なことに素晴らしいコーチたちに巡り合えました。今思い返しても、一番最初に彼らと出会っていなかったら私はサッカーを辞めてしまっていたかもしれません。彼らは、とにかく子どもたちと一緒にサッカーで遊んでくれたのです。私たちにサッカーの楽しさを伝えてくれました。ああしろ、こうしろなどと言われた記憶はなく、ひたすら一緒にボールを蹴って遊んだ記憶しかありません。リフティングの技、ドリブルで相手を騙す方法を、遊びの中でちょっとづつ教えてくれました。ある日の練習では、マラドーナやプラティニのビデオを見せてくれて、そのままグラウンドでマラドーナのボールタッチを練習したり、プラティニのドリブルを練習しました。後にも先にもあんなに楽しい練習をしたことはありませんでした。コーチたちは、遊びの中で上手くなる術を教えてくれたのです。彼らのおかげで、私たちは時間があればみんなでサッカーをして日が暮れるまで遊びました。私は小学生時代、コーチにサッカーを教わったことはありませんでした。ただし、サッカーの楽しさを伝えてもらいました。そのおかげで、サッカーが上手くなりたい。プロになりたいという気持ちが生まれ、プロサッカー選手になることはできませんでしたが、今日までサッカーを楽しむことができています。ぜひみなさんも、子どもたちにサッカーの魅力を伝えてください。KEI IMAI桐蔭横浜大学サッカー部時代に風間八宏氏にサッカーの本質を学んだ後、育成年代(主にジュニア)の指導に5年ほど携わる。その後半年間、中南米をサッカーしながら旅をし帰国。ブログ「大人になってから学ぶサッカーの本質とは」を運営し、サッカー育成年代の取材、指導者や現役選手にインタビューをしサッカーの本質を伝える活動をしている。筆者Facebookアカウント>>筆者Twitterアカウント>>池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>風間八宏
2021年04月26日サッカーをしていると「アジリティが重要だ」「アジリティを鍛えよう」といった言葉を聞くことがありますが、中にはアジリティがどのようなものかわからない人もいるでしょう。この記事では、アジリティとはなんなのか、その意味について解説し、なぜアジリティが必要なのか、そしてどのようなトレーニングをすればいいのか解説します。アジリティトレーニングに使用できるおすすめの道具も取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください。アジリティとはアジリティとは、日本語で言う敏捷性のことです。敏捷性というと足の速さなどをイメージするかもしれませんが、サッカーにおけるアジリティは単なる速さのことを指しているわけではありません。具体的には、スピードや加減速、さらには方向転換の速さなどのことを指しています。アジリティの必要性アジリティはサッカーにおいて必要不可欠な要素であり、アジリティがあれば攻守両面において役立ちます。先ほども説明しているように、アジリティは加減速や方向転換の速さなどのことを指しており、サッカーにおいてこれらの能力が役立つ場面は少なくありません。例えば、相手を抜き去るドリブルをするためには、緩急をつけたドリブルが効果的です。またトラップの際に素早く切り返し相手の逆を取れれば大きなチャンスにつながるでしょう。そのほかにも、ボールを持った相手に対応するには、自由自在に加減速や方向転換ができることが欠かせません。このようにアジリティを鍛えることで、サッカーでは様々な場面で活躍できます。アジリティは小さいころから育てるアジリティ能力は小さいころから育てることが大切です。特に幼児期は神経機能が発達する時期で、体の動かし方や力加減のコントロールなど運動を調整する能力が向上する時期であるためです。筋トレは体ができあがっていない子どもには適していないとされていますが、アジリティはそういったことはないため、ぜひトレーニングしてみてください。アジリティを鍛えるトレーニングここでは、アジリティトレーニングの具体的な内容について解説します。簡単にできるトレーニングもあるためぜひ参考にしてみてください。鬼ごっこ鬼ごっこは、一見するとただの遊びに思えるかもしれませんが、鬼から逃げるために加減速や方向転換を行う必要があるなど、アジリティトレーニングにぴったりです。また、子どもたちにとっても馴染みのあるものであるため、細かいルール説明がなくてもすぐにできる点も大きな特徴です。練習の際のウォーミングアップなどにも適しています。ラダートレーニングラダーとは、はしごの形をしたトレーニング用具であり、サッカーをはじめとして様々なスポーツで使用されています。ラダー上で、いろいろなステップワークを踏むことで、足の動きやさばきが早くなり、アジリティの向上にもつながります。ラダーはスポーツショップなどで購入できるため、個人で購入しておけば、自主練習の際などにも活用できるでしょう。中でも「タニラダー」は、4マス構造となっており、持ち運びや設置が簡単に行えます。また、実践に近い形でのステップワークが踏めるようになっているため、アジリティトレーニングにもぴったりです。ぜひ利用を検討してみてください。まとめ今回は、アジリティについてその意味から必要性、さらには具体的なトレーニング方法などについて解説しました。サッカースキルの向上というと、どうしてもボールテクニックなどに注目してしまいがちですが、アジリティは攻守両面において欠かせない重要な要素です。鬼ごっこやラダーなど普段の練習を通して鍛えられるものであるため、ぜひアジリティの向上に取り組んでみてください。
2021年04月14日この春からお子さんがサッカーを始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。サッカーを通して身に着けてほしいものは何ですか?運動能力をアップさせることだけでなく、心も成長させてくれるサッカー。サッカーを通じて子どもがどう変わっていくか。前回に引き続き、シンキングサッカースクールのコーチたちに聞きました。サッカーをすることで身につくは自分で考える力、チャレンジする精神、それ以外にも社会に出るまでに身に着けたいスキルがたくさんあります。ぜひご覧ください。(取材・文:前田陽子)サッカーで身につくこととは(写真は少年サッカーのイメージ)<<前編:サッカーを通じて「自分で考えて動く力」が身につく理由とは?■チャレンジする力がつく親御さんが子どもに求めることのひとつにチャレンジ精神があります。菊池コーチは「サッカーはミスが多いスポーツで、ミスが起こるのはチャレンジをしているから。そして、ひとつひとつのミスにその都度落ち込んでいては練習や試合は進まないので、すぐに気持ちを立て直して次のチャレンジをする必要があります。チャレンジを続けることで得られる成功体験が次のチャレンジにつながります」とサッカーは常にチャレンジの連続であることを教えてくれました。プレイをすることは=たくさんのチャレンジをすること。そして成功をして、褒められる・認められるという経験をすると、授業などでも手を上げて発言ができる子になれるはずです。■周囲に気配りができるようになるまた、サッカーはボールのあるところ以上に、ボールを持っていない人の動きが重要です。自分がボールを持っている選手の守備をしているなら、その選手に注目しながら、反対側にいる相手選手とチームメイトの動きも考えなければなりません。彼らが何を考えどんな動きをしようとしているのかを想像することがいいプレイにつながります。「ピッチ上で日々、チームメイトや相手選手が何をしようとしているのか、何をしたいのかを考えるようになると、ビッチの外でもお友だちの思いを想像することができるようになります。それによってどう声をかけよう、どう動いてあげようという気配りが生まれます」と柏瀬コーチが子どもたちの変化を明かしてくれました。■負けず嫌いになって集中力も高まる近頃の学校生活では平等が基本で勝ち負けのシチュエーションは多くありません。けれどスポーツには勝ち負けがあり、勝ちたい、負けたくないという気持ちが自然と芽生えてきます。「大人の世界には順位があります。子どものころからサッカーを通じて勝ち負けを経験することは、いずれ必ずためになります。また、勝つためや上達のためには目標を立てる必要があります。目標に向かって何かを取り組むときの子どもの集中力や爆発力には本当にすごいもの。普通ではちょっと無理だろうと思えるほどの力が発揮されます」と菊池コーチ。普段家庭では見せない顔を、ピッチ上では見せてくれることをコーチたちは知っています。■自分の意見が言え、話の折り合いをつける力がつくまた、チームスポーツでは、自分の気持ちや意見を伝える必要があります。話し合いができるようになるには、自分に自信がつくことが必要。チャレンジをして、成功体験を積むと自分を表現できるようになります。プレイ中には、引っ張ったり、押したりという小さなトラブルもよく起きます。点を取り合うスポーツなので、理不尽と感じる場面もないとは言えません。ピッチ上にはコーチも監督もいないので、そこを話し合うのも子どもたちです。さまざまなシチュエーションを経験することで、話し合いができるようになり、折り合いの付け方がわかるようになります。サッカーはチームメイトとの話し合いを通じて、考えて意見を言う力が付きます(写真は少年サッカーのイメージ)■学校外の友達ができるスクールなどに入ることの利点として、学校とは違うコミュニティのお友だちができることもひとつです。「多少、学校でイヤなことがあってもスクールに行くことで気分転換ができたり、悩みの相談ができたりします。居心地がいいことばかりではないかもしれませんが、いろいろな価値観、いろいろな立場の人と知り合えるのは、社会に出る前の経験としてとても素晴らしいことだと思います」と菊池コーチ。■自分の意見が言え、話の折り合いをつける力がつくさらに、スポーツにはルールがあり、守ることが大原則。ルールの大切さが理解できるようになると、生活面でもルールが守れるようになります。また、あいさつをする機会も増え、自然とあいさつも出来るようになります。「子どもたちは大好きなサッカーをするために時間をどのように使うのがいいのかを考えて、実行していますね。スクールでは練習前に宿題をする子もたくさんいます。高学年になるころには、どう1日を過ごすと快適なのかを考えて、時間をコントロールする子も多いです」と菊池コーチがスクール生の様子を教えてくれました。サッカーにはプレイを通じて子どもが成長できる要素がたくさんあります。そのベースは子どもたちがサッカーを楽しむこと。そのためにコーチたちも日々切磋琢磨しています。スクール生の親御さんからは「子どもたちの扱いがとてもうまくて安心して通わせられます」という嬉しいご意見もたくさんいただいています。そんなコーチたちの元でサッカーをはじめてみませんか?考える力が身につくサッカースクール「シシンキングサッカースクール」の詳細はこちら
2021年04月09日