「サンディ・パウエル」について知りたいことや今話題の「サンディ・パウエル」についての記事をチェック! (1/2)
グレン・パウエルがJ・J・エイブラムスの次回監督作に出演する。タイトル未定のオリジナル作品で、脚本はエイブラムスが書き下ろした。ほかにジェナ・オルテガ、エマ・マッキーが出演する。製作、配給はワーナー・ブラザース。設定、ストーリーなどは明かされていない。エイブラムスが監督をするのは2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来。パウエルの最近作は今年公開された『ヒットマン』『ツイスターズ』。オルテガの最近作は、アメリカで大ヒットした『ビートルジュース ビートルジュース』。文=猿渡由紀
2024年11月20日9月13日(金) に公開される映画『ヒットマン』より、主演のグレン・パウエルとアドリア・アルホナのツーショットインタビューが公開された。本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、セクシーでスリリングなクライムコメディ。『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で脚光を浴びたグレン・パウエルがこの実話の存在を知り、リチャード・リンクレイター監督とパウエルが共同脚本を手がけた。パウエルが演じるのは、普段は冴えない大学教授でありながらおとり捜査で偽の殺し屋に扮し、“依頼人”たちを次々と逮捕へ導いていくゲイリー。『モービウス』でヒロイン役を演じ次世代のミューズとも言われ、プライベートではジェイソン・モモアとの交際が報じられるなど話題のアルホナは、夫の殺害を依頼するもゲイリー扮する偽の殺し屋ロンに惹かれ、恋に落ちる魅力的な女性マディソンを演じる。ふたりの初対面のエピソードについて「リック(リンクレイター監督)がアドリアに会ったらすっかり惚れ込んで、君も会ってくれというので僕も会うことになった。その時僕もアドリアも禁酒期間中だったんだけど、すぐに盛り上がっちゃって最初は水だけ飲んで、それから「テキーラ1杯だけ」から始まり、それが8杯になり……飲みながら4時間くらい話したね」とパウエルもリンクレイター監督もアルホナにゾッコンだった様子。対するアルホナも「4時間一緒にいて沈黙がなく、居心地のいい人だなと思った。そして、そこにリスペクトと信頼が生まれた」とパウエルを絶賛。リンクレイター監督の映画では、役者も一緒にストーリー、役、そして脚本を構築していくやり方が多いので、チームのように一体となって作っていくという。そして、リンクレイター作品初のベッドシーンに話が及ぶと「初めはグレンとリチャードがかなり気を使って私を不快にしないように話してくれていた。あまりに礼儀正しいので、『ふたりともただのセックスだよ、普通に話そうよ』と(話したの)」とアドリアからまさかの男気エピソードが飛び出すと、そこでも少し恥ずかしそうにパウエルは笑いながら「デリケートな話だから(笑)」と紳士的な振る舞いを見せる。アルホナはさらに「いや、これは映画のために私たちがやらなきゃいけないことだから。脚本を書いている最中なんだから、書かなきゃいけないでしょう」と畳み掛けたという。パウエルは、「僕は脚本も担当して、自分が演じることになるセックスシーンを自分で書いたんだから」とかなり大変な作業だったよう。さらに、ふたりは自分たちがセクシーだと思うもの、スクリーンではみたことがないようなものなどいろいろな写真を並べて、お互い選び、その時間がどう作られ、どうしたらその雰囲気に近づけるかを考え、お互いのイメージを擦り合わせていったという。アドリアはそういった映画作りについて「自分のセックスシーンに私自身が能動的に関われたから、自分が何をするのか、どんなことをしたいのか、私もシナリオを決める立場になれた。グレンもリックも一歩引いてくれて『あなたが決めることだ、あなた次第だ』と言ってくれた。こんなふうに自分のパワーを感じられたことはなかったし、もっとこういう機会が増えてほしいと思った」と熱弁した。このようにリンクレイター監督初のベッドシーンは、アルホナ主導で作られていった。セクシーな女性が多いと言われるプエルトリコ出身のアルホナとパウエルの共同作業で生み出された渾身のベッドシーンにも注目してほしい。『ヒットマン』グレン・パウエル×アドリア・アルホナ 2ショットインタビュー<作品情報>『ヒットマン』9月13日(金) 公開公式サイト: ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2024年09月06日映画『ヒットマン』より、グレン・パウエル扮する実在した“偽の殺し屋”ゲイリー・ジョンソンが、動画サイトで変装研究をするコミカルな本編映像と新画像が到着した。本作は、90年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、ちょっぴりセクシーでスリリングなクライム・コメディ。グレン・パウエルが演じているゲイリー・ジョンソンは、普段は冴えない大学教授でありながら、おとり捜査で偽の殺し屋に扮し、殺しの依頼をしてくる依頼人たちを次々と逮捕へ導いていく。今回公開された映像では、キャバクラのようなところで男がお店の子に「ちょっと手伝ってくれる男を探してる」とヤバい話を持ちかけると、お店の子は別室で「マジか知らないけどめっちゃ怪しい男」と言いながら警察に電話をするシーンからスタート。このような流れで、依頼人はほぼ警察にたどり着くという。すると、偽の殺し屋ゲイリーのところに警察から依頼が入る。オーダーが入ると、ゲイリーはその依頼人のキャラクターを分析し、どんな殺し屋を望んでいるかを炙り出し、それに沿った殺し屋になりきって登場する。そのためには、ゲイリー自身のスキルも必要。動画サイトでカツラの被り方、訛りの研究、もみあげの作り方、歯のヤニの付け方と、普段の自分とは違うキャラクターの服装の研究など、ノートを取りながら研究している様子が映し出される。このキャラクター作りに関しては、台本には書かれていたものの、ヘアメイク・衣装などは、メイク・衣装担当、グレン・パウエルで行われたそうで、監督自身も初めて見るのが撮影当日だったという。グレン・パウエルは「クレイジーなプロセスだった。人を殺したいと思う依頼人に対してゲイリーがどうペルソナを被るかは、彼らが何を見たいかによって変わる。そこから考えるんだ。ゲイリーと依頼人の間でつくっていく。私たちはギリギリまで脚本を練っていて、ヒットマンたちの人格は直前までリックには見せなかった。ヘアメイクのテストも見せなかった。だから毎回、私がヒットマン姿でバンから出ていくときはいつも楽しかった」とふり返る。監督のリチャード・リンクレイターも「私はグレンとタラ(メイク担当)を称賛したい。ちょっとやり過ぎたけど、とても楽しかった。たまには派手にやるのも楽しかったな」と話している。『ヒットマン』は9月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ヒットマン 2024年9月13日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2024年09月01日『トップガン マーヴェリック』『ツイスターズ』でブレイク中のグレン・パウエルが、「VOGUE」誌で愛犬ブリスケットとの出会いをふり返った。2023年、『ツイスターズ』の撮影で米オクラホマ州に滞在していた彼は、カフェでインスタグラムのフィードをスクロールしていたところ、偶然アニマルシェルターが投稿した犬の画像を目にする。小さくて白い子犬――それがブリスケットだった。当時、犬のパパになりたいと願っていたというグレン・パウエルは、「ブリスケットを何としても迎えたい」と思った。事前に、シェルター宛てに動画を送り、自分がいかに里親にふさわしいかをアピール。そして『ツイスターズ』の製作期間中にオクラホマ州からシェルターのあるロサンゼルスへと向かい、無事ブリスケットのパパになった。ブリスケットを溺愛するあまり、インスタグラムに「グレン・パウエルの息子」としてブリスケットのアカウントを作成。「とにかくすごくフレンドリー」だというブリスケットは、『ツイスターズ』のキャストのデイジー・エドガー=ジョーンズ、ブランドン・ペレア、デヴィッド・コレンスウェットらとも打ち解けた模様で、ブリスケットのインスタにはキャストにかわいがってもらっている画像が多数掲載されている。俳優という仕事柄、自宅を離れている期間が長いというグレン・パウエルだが、相棒を得てそんな時間もより楽しくなったという。「すべての冒険に彼と繰り出せるのはうれしいことだ」と「VOGUE」誌に語った。(賀来比呂美)■関連作品:ツイスターズ 2024年8月1日より全国にて公開© 2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.
2024年08月15日リチャード・リンクレイターが監督を務める映画『ヒットマン』が、2024年9⽉13⽇(⾦)に公開される。主演はグレン・パウエル。実在した“偽の殺し屋”を描くクライム・コメディ『ヒットマン』は、“偽の殺し屋”として1990年代に警察のおとり捜査に協⼒していた⼈物の実話を描くクライム・コメディ。ノワール、ロマンス、スリラー、アクション、コメディの要素を詰め込んだ、ちょっぴりセクシーでスリリングなストーリーが繰り広げられる。物語のベースとなっている実在した人物・ゲイリー・ジョンソンは、1990年頃から偽の殺し屋として警察に協力しはじめ、70人以上を逮捕に導いたスゴ腕の潜入捜査官。2001年に「テキサス・マンスリー」誌に掲載された記事によると、テキサスで2匹の猫と暮らし、地方検事局で働きながら講師として地元のコミュニティカレッジで心理学などを教えていたという。また、映画にも登場する依頼者のモチーフとなった数々のエピソードも、実際に語られているものだ。監督リチャード・リンクレイターと主演グレン・パウエルがタッグ監督を務めるのは、『ビフォア・サンライズ 恋⼈までの距離』をはじめとする「ビフォア」3部作や 『スクール・オブ・ロック』、『6歳のボクが、⼤⼈になるまで。』といった作品を世に送り出してきたリチャード・リンクレイター。主演は、『トップガン マーヴェリック』『ツイスターズ』のグレン・パウエル。ゲイリーにまつわる実話を知り、『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの⼿の中に』でもタッグを組んだリチャード・リンクレイターに1本の電話を掛けたことから、映画『ヒットマン』の制作がスタートし、グレン・パウエルとリチャード・リンクレイターが共同脚本を手掛けることとなった。劇中でグレン・パウエルは、多種多様なヒットマンに扮することに。⼈を殺したいと思う依頼⼈の要望に合わせる形でゲイリーがヒットマンのペルソナをかぶる、というプロセスを詳細に追求し、眉⽑や⻭並び、瞼、髪型といった顔の印象から、性格上の特徴、話し⽅、趣味・嗜好に至るまでそれぞれのヒットマンのキャラクターが作り込まれている。多彩に変化するゲイリーの“七変化”に注目だ。映画『ヒットマン』登場人物主人公・ゲイリー・ジョンソン…グレン・パウエル普段は⼼理学と哲学を教える冴えない⼤学教授。⼀⽅で、地元警察に技術スタッフとして協⼒していたが、ある日おとり捜査で殺し屋役となるはずだった警官の代理を務めることに。これにより様々な姿や⼈格に変⾝する才能を発揮。おとり捜査で“偽の殺し屋”に扮し、殺しの依頼をしてくる「依頼⼈」たちを次々と逮捕へ導いていく。しかし、マディソンからの依頼でモラルに反する領域に⾜を踏み⼊れてしまうことに。マディソン・マスターズ…アドリア・アルホナ⽀配的な夫との⽣活に傷つき、追い詰められた⼥性。夫の殺害を依頼するが、ゲイリー扮する偽の殺し屋“ロン”に惹かれ、恋に落ちる。ジャスパー…オースティン・アメリオおとり捜査で殺し屋役となるはずだったが、職務停止となってしまった警官。ゲイリーに代理をやってもらうことになり、「大事なのは、信じ込ませること。相手が望む殺し屋になれ」とアドバイスする。映画『ヒットマン』あらすじニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソンは、普段は大学教授だが、地元警察に協力する一面も持っており、おとり捜査で“偽の殺し屋”役を務めている。殺しの依頼人から有罪判決を勝ち取るための証拠を引き出し、次々と逮捕へ導いていく。ところが、支配的な夫の殺害を依頼してきたマディソンに対しては、「この⾦で家を出て新しい⼈⽣を⼿に⼊れろ」と逮捕するはずのところを⾒逃してしまう。そして2⼈の関係はリスクの連鎖を引き起こしていくこととなるのだった。【作品詳細】映画『ヒットマン』公開日:2024年9月13日(金)監督:リチャード・リンクレイター脚本:リチャード・リンクレイター、グレン・パウエル出演:グレン・パウエル、アドリア・アルホナ 、オースティン・アメリオ、レタ 、サンジャイ・ラオ原題:HIT MAN
2024年08月09日今最も注目のふたり、グレン・パウエルとジェナ・オルテガが新作映画で共演することになった。タイトル未定は未定、ジャンルや設定も明かされていない。監督、脚本はJ・J・エイブラムス。ワーナー・ブラザースが製作配給する。『トップガン マーヴェリック』でハングマンを演じたパウエルの最近作は、現在ヒット中の『ツイスターズ』。来月は『ヒットマン』が日本公開になる。Netflixの大ヒットシリーズ『ウェンズデー』で大ブレイクしたオルテガの次回作は、今月末開催のヴェネツィア映画祭でお披露目されるティム・バートンの『ビートルジュース ビートルジュース』。『ツイスターズ』公開中(C)2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.&AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.文=猿渡由紀
2024年08月06日いまハリウッドで最も多忙な俳優の1人、グレン・パウエルが実在の潜入捜査官を演じ、リチャード・リンクレイター監督と共同脚本もつとめた『ヒットマン』。この度、彼が演じた様々な殺し屋のビジュアルと、そのキャラクターができるまでをまとめたメイキング映像が解禁となった。本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされたクライム・コメディ。本作のモデルとなったゲイリー・ジョンソンは、地方検事局で働きながら地元のコミュニティカレッジで心理学などを教えていた講師。1990年ごろから偽の殺し屋として警察に協力しはじめ、70人以上を逮捕に導いたスゴ腕潜入捜査官。劇中でも様々な個性的なヒットマンに扮しているが、このキャラクター作りは主にグレン・パウエル自身、ヘアメイク担当のタラ・クーパー、そして衣装担当ジュリアナ・ホフパワーによる壮大な共同作業によって作られた。当初は20人ほどのキャラクターが作られたという。グレン・パウエルは、「クレイジーなプロセスだった。人を殺したいと思う依頼人に対してゲイリーがどうペルソナを被るかは、依頼人が何を求めているかによって変わる。依頼人が少年の場合、ヒットマンのキャラクターは屈強そうなSFから出てきたアクションヒーローのようにした。ヒットマンたちの人格は直前までリック(リンクレイター監督)には見せなかった」と話す。「ヘアメイクのテストも見せなかった。だから毎回、私がヒットマン姿で控え室から出て行くときはいつも楽しかった。色々なキャラクターを噛み砕き、カメレオンのようでなければならない。こういうキャラクターを演じるのはプレッシャーもあるけど、俳優にとっての夢でもある」とそのプロセスを明かした。さらに、映像では「ゲイリー・ジョンソンが使いうるレベルのリアルで違和感のない道具やテクニックを考える必要があった」とこだわりのポイントを語り、様々なキャラクターの特徴や、話し方、趣味・嗜好まで詳細なペルソナが準備された。たとえばグレンが演じた殺し屋の1人、ディーンというキャラクターは、赤毛にそばかす。眉毛がなくて、歯並びが整っていない。ソシオパスの連続殺人鬼で、悪夢のようなキャラクターという設定が作られた。眉毛や歯並び、瞼、髪型、など少しの変化で顔の印象がガラッと変わるもの。解禁された映像と写真を見ると、全てが同じ人とは思えないクオリティの高さとグレンの演技力に脱帽させられる。そして、その全ての作業が心から楽しんで遂行されたことが伺える映像となっている。リンクレイター監督は「私たちはゲイリーの変装に全力を注いだ。グレンとタラは少し楽しみすぎたかもしれないが、とても楽しかった。私はこの2人を称賛したい」と賛辞を送っている。『ヒットマン』は9月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ヒットマン 2024年9月13日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2024年08月02日グレン・パウエルが主演を務める映画『ヒットマン』が、9月13日(金) より公開される。今年だけでも、『恋するプリテンダー』『ツイスターズ』、そして本作と出演作が続々と日本公開され、“グレパ”という愛称でも呼ばれているグレン・パウエル。その芸歴は⻑く、14歳の時に『スパイキッズ 3-D:ゲームオーバー』で映画初出演を果たしている。ブレイクのきっかけは、トム・クルーズの大ヒットシリーズ『トップガン マーヴェリック』への出演だ。クルーズ演じるマーヴェリックから指導を受ける若きパイロット・ハングマン役で一躍その名を知られることとなった。スター街道を邁進中のパウエルは、今後の出演ラインナップも注目作が揃う。スティーブン・キングの小説『バトルランナー』を『ベイビー・ドライバー』『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!』のエドガー・ライト監督でリブートする『The Running Man(原題)』、1978年製作のコメディ映画『天国から来たチャンピオン』の再映画化、そしてJ・Jエイブラムス監督のオリジナルサスペンス『Acorns(原題)』。また、第3弾の製作が決定した『トップガン』の新作への出演もすでに発表されている。5月に公開された『恋するプリテンダー』に続き、8月1日(木) からは、『ツイスターズ』が公開。同作では竜巻を追いかける姿をSNSに投稿しているタフガイを演じている。そして、今年日本公開3作目となるのが、『6歳のボクが、大人になるまで。』『スクール・オブ・ロック』のリチャード・リンクレイター監督とタッグを組んだ映画『ヒットマン』だ。『ヒットマン』ビジュアル本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、セクシーでスリリングなクライムコメディ。パウエルがこの実話を知り、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』でも手を組んだリンクレイター監督へ1本の電話をかけたことからこの企画はスタートした。そこからリンクレイターとパウエルの共同脚本が始まった。本作でパウエルは、普段は冴えない大学教授でありながらおとり捜査で偽の殺し屋に扮し、殺しの依頼をしてくる「依頼人」たちを次々と逮捕へ導いていくゲイリーを好演。おとり捜査の過程で、ポスタービジュアルにもあるようにロン毛や七三分け、巻いた赤毛にミリタリーなバンダナ姿など、さまざまな扮装を見せてくれる。『トップガン マーヴェリック』や今年の作品で“グレパ”に着目したファンならより一層楽しめる作品になりそうだ。<作品情報>『ヒットマン』9月13日(金) 公開公式サイト: ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2024年07月26日『トップガン マーヴェリック』『恋するプリテンダー』など話題作出演が続くグレン・パウエル主演最新作で、リチャード・リンクレイター監督と共同脚本も手掛けた『ヒットマン』が9月13日(金)より公開。この度、主演のグレンとアドリア・アルホナによる「1分でわかるヒットマン」プレゼン動画と、場面写真12点が一挙解禁された。本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、スリリングなクライム・コメディ。現在、ハリウッドでトップスターの階段を急ピッチで駆け上がっているグレンがこの実話の存在を知り、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』でも組んだリンクレイター監督へ1本の電話をかけたことからこの企画はスタートした。解禁された場面写真では、大学で心理学と哲学を教える傍ら、地元警察の捜査官として偽の殺し屋業をするというゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)が素顔の姿で、大学で教鞭を取るショット。そして依頼人の1人であるマディソン(アドリア・アルホナ)とただならぬ関係になり、射撃場デートをする場面。そのほか依頼人たちと打ち合わせをする、様々な殺し屋に扮したゲイリー。警察仲間たちとの打ち合わせの様子、そしてマディソンとのクラブの外をラブラブで歩くシーンなどが解禁された。さらに本作『ヒットマン』を1分間でグレンとアドリアが解説する「1分でわかる『ヒットマン』」も解禁。グレンが「殺し屋のフリをして警察のおとり捜査に協力している心理学教授の話。彼は依頼者の理想の殺し屋になる完璧な方法を熟知していてターゲットは必ず引っかかる。そんな彼の前に、ある見込み客が現れ彼は恋に落ちてしまう」と完璧に、端的に説明。続いてアドリアが、「私が演じるアドリアは絶望のあまり殺人を考えてしまう女性。殺し屋ロンに扮したゲイリーに出会い、気持ちを通わせるけど、暴力的な夫が登場して事態はとてもややこしくなってしまう」と続ける。そこからはボーナスラウンドということで、2人が交互に『ヒットマン』を単語で表すというラリーに。最後に、「自分の目で確かめて!気にいると思うよ」と締め括られ、奇想天外なストーリーに期待値が上がる映像となっている。『ヒットマン』は9月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年07月18日リチャード・リンクレイターが監督を務め、グレン・パウエルが主演する『ヒットマン』(原題:HIT MAN)が、9月13日(金)より全国にて公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。ニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)。彼は大学で心理学と哲学を教える一方で、地元警察に技術スタッフとして協力していた。ある日、おとり捜査で殺し屋役となるはずの警官が職務停止となり、ゲイリーが急遽代わりを務めることに。これをきっかけに、殺しの依頼人を捕まえるために様々な姿や人格に変身する才能を発揮し、有罪判決を勝ち取るための証拠を引き出し、次々と逮捕へ導いていく。ところが、支配的な夫との生活に傷つき、追い詰められた女性・マディソン(アドリア・アルホナ)が、夫の殺害を依頼してきたことで、ゲイリーはモラルに反する領域に足を踏み入れてしまう。逮捕するはずの相手に対し「この金で家を出て新しい人生を手に入れろ」と見逃してしまう。そして2人の関係はリスクの連鎖を引き起こしていくことに…!本作は1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされたクライム・コメディ。実際のゲイリー・ジョンソン(1947ー2022)はテキサスで2匹の猫と暮らし、地方検事局で働きながら講師として地元のコミュニティカレッジで心理学などを教えていた。1990年頃から偽の殺し屋として警察に協力しはじめ70人以上を逮捕に導いたスゴ腕潜入捜査官で、「テキサス・マンスリー」誌の記事では劇中に登場する依頼者の基となった数々のエピソードが語られている。主演のグレン・パウエルがこの実話の存在を知り、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』でもタッグを組んだリチャード・リンクレイター監督へ電話をかけたことから企画がスタート。リンクレイターとグレンは共同脚本を始めた。そして、これまでコメディ、恋愛、青春など様々なジャンルの作品を撮り続けてきたリチャード・リンクレイターの集大成ともいうべき魅力がふんだんに詰まった作品を完成させた。本作は、2023年ヴェネチア国際映画祭でのプレミア上映をはじめ、サンダンス映画祭、トロント国際映画祭など数々の映画祭で上映され、米大手口コミサイトの「Rotten Tomatoes」でも、批評家のスコア98%(5/28時点)と好評を博した。グレン・パウエルが主人公のゲイリーを演じ、アドリア・アルホナが、夫の殺害を依頼するも、ゲイリー扮する偽の殺し屋ロンに惹かれ、恋に落ちる魅力的な女性マディソンを演じる。解禁されたポスターでは、グレン・パウエルが演じるゲイリーと、彼が扮する様々な殺し屋が勢ぞろいした中にヒロインのマディソンが興味深げに彼を見つめるコミカルなポスタービジュアルとなっている。併せて予告編も解禁。偽の殺し屋であるゲイリー・ジョンソンが日々様々なタイプの殺し屋に扮して依頼人を騙し、逮捕へと繋げるおとり捜査をする様子が描かれる。ゲイリーの仕事ぶりは優秀だった、彼女に会うまでは…。セクシーな殺し屋・ロンに扮していた際に夫殺しを依頼してきたゴージャスな依頼主・マディソン。この出会いがゲイリーの運命を狂わせ、たちまち2人は恋に落ち、ゲイリーは彼女を見逃してしまう。しかし、ある日マディソンの夫が何者かに殺害される。マディソンとの恋の行方も彼女と会っている時のロンと素のゲイリーの間で追い詰められていく。果たしてゲイリーが選ぶ本当の生きるべき姿とは?軽快なテンポで、ノワール、ロマンス、スリラー、アクション、コメディの要素が詰まったリンクレイターワールドの集大成ともいうべきエンターテインメント作品となっている。『ヒットマン』は9月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年06月27日全世界興行収入2億ドル超えの大ヒットラブコメ『恋するプリテンダー』。本作で金融マンのベンを演じたグレン・パウエルより、本作の見どころについて、そしてラブコメの名作『ベスト・フレンズ・ウェディング』に出演していたダーモット・マローニーとの共演、そしてロケ地のオーストラリアについて語った独占インタビュー&独占画像が到着した。真夏のリゾートウエディングで最悪の再会をしながらも、復縁を迫る元カレから逃げたいビー(シドニー・スウィーニー)と元カノの気を引いてヨリを戻したいベン(グレン・パウエル)はお互いの望みを叶えるために恋人のフリをするというまさかのフェイク・カップル契約を結ぶ。舞台がリゾートウエディングということもあり、水着で遊ぶシーンや、船上パーティーでの落水事故、そしてベッドシーンなど、ありとあらゆるシチュエーションで肉体美を披露するシーンが多かったグレン。「ラブコメなのでしばらくビールはお預けかなと思っていましたが、こんなに頻繁に裸になるとは思っていませんでした。自分のトレーラー(楽屋)にウエイトとレジスタンスバンドを置いてしょっちゅう汗だくで筋トレをしていました」とふり返る。本作は、ラブコメ界の巨匠ウィル・グラックが監督を務めているが、もう1人忘れてはならないラブコメ界の大御所がいる。それが日本でも大ヒットを記録した『ベスト・フレンズ・ウェディング』のダーモット・マローニーだ。キャスティングの細部にまで、監督とプロデューサーでもあるシドニー・スウィーニーなどスタッフのラブコメ愛が感じられるのが本作。ダーモットとの共演についてグレンは「ダーモットのことが大好きで何年も前からファンです。彼と一緒に『ベスト・フレンズ・ウェディング』をみたことは忘れられない思い出です」と語る。「私たちがキャストとしてこの作品を見た後、ダーモットがこう言いました『この仕事に真剣に取り組み、一瞬一瞬に真剣に向き合いましょう。ラブコメの素晴らしいところは、人々に愛を伝えることができることなのですから。それを軽んじてはいけません。映画の中で人々に愛を伝えられるのは最も美しいことです』と。彼自身と、彼のハートが本当に好きです」と、彼らのラブコメに対する真摯な気持ちが伺えるエピソードを披露した。そんな真摯なラブコメの大先輩の意思はグレンにもしっかり受け継がれており、「ロマコメに出演する時、ロマンティックな出来事が起きている間中、愛に関する考えが頭の中を渦巻きます。この作品は配信向けのラブコメではありません。2時間見て忘れてしまうようなラブコメではないのです。愛という普遍的な言語が息づく劇場用ラブコメであり、近年稀に見るスケールです。愛を求め、愛を応援するだけではなく、オペラハウスにヘリコプターで乗り付けたり、たくさんの動物や、たくさんのヌードが登場します」と見どころをアピールした。『恋するプリテンダー』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:恋するプリテンダー 2024年5月10日より全国にて公開
2024年05月12日『トップガン マーヴェリック』『恋するプリテンダー』のグレン・パウエルが主演、『ジュラシック・ワールド』の製作陣が贈る映画『ツイスターズ』から場面写真が解禁となった。オクラホマ州で地球が生んだ、最強モンスター巨大竜巻〈ツイスターズ〉が群れをなして発生。気象学の天才、竜巻チェイサーら、知識も性格もバラバラな寄せ集めチームが無謀ともいえる危険な“竜巻破壊計画”で立ち向っていく――。竜巻チェイサー・タイラーを演じるのが、青年期のブラッド・ピットの躍進を彷彿とさせ、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のグレン・パウエルだ。本作『ツイスターズ』でグレンが演じるタイラー・オーウェンズは、竜巻を追いかけ衝撃的な映像を届ける命知らずの竜巻チェイサー兼人気映像クリエイター。解禁となった場面写真では、サングラスをつけカウボーイハットをかぶったタイラーのカリスマ的存在感が溢れ出ている。また、いまにも強風で飛ばされそうな仲間を必死に掴む頼もしい姿が映し出された緊張感あふれる場面も解禁となり、劇中での活躍に期待が高まるばかり。映画『ダークナイト ライジング』『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』、宇宙飛行士を演じた『ドリーム』や、ドラマ「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」といった話題作に出演し、その度に人々の記憶に鮮烈なインパクトを与え続けてきた。そして、トム・クルーズ主演の世界的大ヒット作『トップガン マーヴェリック』の不遜なパイロット“ハングマン”役で大人気に。トム演じるマーヴェリックから飛行の指導と訓練を受け、ド迫力の空中戦で<戦闘機>との戦いに挑んだ。実際にパイロット免許も取得するほどの努力と役者魂を見せたグレンは、同作の続編でトムと再タッグを組むことも発表されている。グレン・パウエル Photo by Vivien Killilea/Getty Images for Paramount Picturesその煌めきはそのままに、ハングマンとは全く異なる役柄で世界中を魅了しているのが、全世界興収300億円超えで令和のラブコメ史上No.1の大ヒットを記録、アメリカで社会現象を巻き起こした映画『恋するプリテンダー』が公開中。あることをきっかけにフェイク・カップルを完璧に装おうとするベン役で、意地とプライドをかけたコミカルな<恋>との戦いに挑んでおり、その人気をさらに強固なものにしている。さらに、脚本も手掛けた主演アクションコメディ映画『Hit Man/ヒットマン』の配信も控えている。そしてこの夏、戦いを挑むのは直径2000m×時速500kmにも及ぶ群れをなして異常発生する史上最大級の最強モンスター巨大竜巻<ツイスターズ>。役の幅広さ、観るものを魅了する圧倒的スター性、演技力、身体能力、そして知性…向かうところ敵なしの活躍を魅せる“グレパ”ことグレン・パウエルから目が離せない。また、本作には彼以外にも、ハリウッドを牽引する新世代俳優たちが勢揃い。グレン演じるタイラーとともに巨大竜巻に挑むチームに気象学の天才ケイトを、『ザリガニの鳴くところ』の繊細な演技で大ブレイクしたデイジー・エドガー=ジョーンズが熱演。ケイトが信頼を寄せる学生時代からの友人ハビ役を『トランスフォーマー/ビースト覚醒』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』などハリウッド超大作のオファーが引きも切らないアンソニー・ラモスが演じるほか、ブライドン・ペレア(『NOPE/ノープ』)、来年、新スーパーマンを演じるデヴィッド・コレンスウェット(『Superman』)などの新世代俳優たちの共演に世界中が注目している。キャストのみならず、『ジュラシック・ワールド』製作陣、『レヴェナント:蘇えりし者』の脚本、映画『ミナリ』でアメリカ・アカデミー賞6部門のノミネートに輝いたリー・アイザック・チョン監督がタッグを組み、“恐竜”をも超える最強モンスター巨大竜巻をかつてない壮大なスケールで描く。『ツイスターズ』は8月1日(木)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.恋するプリテンダー 2024年5月10日より全国にて公開ツイスターズ 2024年8月1日より全国にて公開© 2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.
2024年05月10日グレン・パウエルとアンソニー・マッキーが実話にもとづく映画『Monsanto』で共演することになった。ローラ・ダーンも出演する。タイトルのモンサントは、化学製品の会社。同社が製造する除草剤を使用して健康被害を受けた男性(マッキー)が訴訟をするという物語。パウエルは男性の弁護士を、ダーンはモンサントに勤務する科学者を演じる。監督は『アラモ』『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコック。パウエルの最近作は、来週日本公開の『恋するプリテンダー』。今月は、リチャード・リンクレイター監督の主演作『Hit Man』もアメリカで配信開始になる(日本は後に劇場公開予定)。マッキーの次回作は、来年公開予定のマーベル映画『Captain America:Brave New World』。文=猿渡由紀
2024年05月09日『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で知られるグレン・パウエルが、リブート版『バトルランナー』に主演すると発表された。監督はエドガー・ライト。原作はスティーブン・キングがリチャード・バックマンの名前で書いたSF小説。重病の娘を救う金を得るために、生死を賭ける残酷なリアリティ番組に出演する男性を描く。1987年の映画には、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した。パウエルの最近作は、シドニー・スウィーニーと共演した恋愛コメディ『恋するプリテンダー』。日本公開は5月10日。また6月にはパウエルが主演とプロデューサーを兼任するリチャード・リンクレーター監督作『Hitman』がNetflixで配信開始される。文=猿渡由紀
2024年04月12日『トップガン マーヴェリック』でハングマン役を演じたグレン・パウエルが、同シリーズ第3弾について言及した。今月中旬、パラマウントで『トップガン』第3弾を企画中だと報じられて以来、グレンのもとにたくさんの人たちからメールが届いているという。グレンは「みんな私のことを、『何が起きているか知っているんじゃないか?』というように見てくるんです。まもなくものすごく楽しいことが発表されますよ…でも私には内緒にされていたんですけど」と近々正式発表があることをほのめかした。また、グレンは監督のジョセフ・コシンスキー、製作・主演のトム・クルーズ、製作のジェリー・ブラッカイマーと「よく話している」と語っており、「あることが起きつつあり、とてもおもしろそうなんだ。私はいつ戻れるのかわからないけれど、いつかきっとジェット機は待っていてくれると思います」とコメント。第2弾でルースター役を演じたマイルズ・テラーの続投も報じられている。前作から36年後の2022年に製作・公開された『トップガン マーヴェリック』。興行的に大成功しただけではなく、アカデミー賞で作品賞、脚色賞など計6部門の候補に挙がり、作品としても高い評価を得た。(賀来比呂美)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年01月23日『トップガン マーヴェリック』でハングマンを演じたグレン・パウエルが、スリラー映画に主演することになった。タイトルは『Huntington』。監督、脚本はジョン・パットン・フォード。1949年のイギリス映画『カインド・ハート』(日本劇場未公開)にインスピレーションを受けたストーリーで、パウエル演じる主人公は富豪の息子。自分が受け取れるはずの遺産を手にするためにどこまでもやる姿を描く、オリジナルよりもダークなトーンの映画になるらしい。製作はスタジオカナルとブループリント。A24が北米公開を手がける。パウエルが主演するロマンチックコメディ『Anybody But You』は、先月北米公開され、静かにヒットして、現在までに世界興収1億ドルを達成した。パウエルは今年、リチャード・リンクレーター監督の『Hit Man』と、ディザスター映画『ツイスター』の公開が控えている。文=猿渡由紀
2024年01月23日フランス系アメリカ人作家ゾーイ・パウエル(Zoë Powell)の日本初個展「Ethereal」が、2022年10月8日(土)より順次、東京のI’M OK 代官山・千駄ヶ谷・二子玉川にて開催される。ゾーイ・パウエルが日本初個展を開催ゾーイ・パウエルは、1994年シカゴに生まれた作家だ。陶芸と並行して生物学を学び、発生学や寄生虫学、植物学、形態学にも造詣が深いパウエルは、自ら採集した粘土や鉱物を素材に、有機的な造形の器を手がけている。作品のモチーフとなるのは、子宮や繭、種子のさやなど。脆弱な生命を包み込んで保護するための構造が有する象徴性や造形性に着目し、これらのモチーフを掛けあわせ、抽象化することで、彫刻のような器を生みだしている。日本では初となる単独展「Ethereal」では、洗練されつつも生命力が宿る、パウエルの作品の数々を紹介する。展覧会概要ゾーイ・パウエル「Ethereal」■I’M OK 代官山会期:2022年10月8日(土)〜10月16日(日)住所:東京都渋谷区猿楽町10-8 1F時間:11:00〜19:00■I’M OK 千駄ヶ谷会期:2022年10月22日(土)〜10月30日(日)住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-11-1時間:11:00〜19:30■I’M OK 二子玉川会期:2022年11月3日(木)〜11月13日(日)住所:東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川髙島屋S・C 南館 1F時間:11:00〜20:00※観覧料無料
2022年10月01日『キャロル』のプロデューサーが豪華英国俳優陣を迎えて贈る『帰らない日曜日』。その衣装を手掛けたのはアカデミー賞常連スタッフのサンディ・パウエル。その時代を反映した豪華絢爛な衣装を、以前組んだことのあるコリン・ファースとオリヴィア・コールマンが絶賛するインタビュー映像とメイキングカットが解禁となった。衣装を担当したサンディ・パウエルといえば、アカデミー賞を3度受賞し、『キャロル』や『シンデレラ』など数々の話題作の衣装デザインを手掛け、アカデミー賞史上最多の15回ノミネートという記録をもつ。本作のプロデューサーであるエリザベス・カールセンとスティーヴン・ウーリーとは長年の友人関係にあり、キャストからの信頼も厚い超一流スタッフである。その仕事ぶりは『女王陛下のお気に入り』でパウエルとコラボしたオリヴィアも「本当に天才」と絶賛するほど。「衣装のうち少なくとも2着は彼女の家にあった生地を使っています。私にはカーテンみたいに見えたのですが、彼女がアレンジしてピンで止めると、驚き!1920年代の衣装が出来上がったのです!」と、機転を利かせた職人技に驚きを隠せなかったという。また、コリンは昼食会のシーンで着用した緑色のウェストコートがお気に入りだそうで、「衣装は役を理解するのに非常に役に立ちます。プロジェクトの始めからサンディとよく話し合い、ニヴン氏というキャラクターの理解を深めました。彼女との会話のなかで、ニヴン氏は出版業者だというアイデアがでて、想像を膨らませました。彼女のように洞察力のある人と一緒に組むと、物事がよりクリアに見えてきます」と明かし、役作りの上で衣装が大きな役割をもたらしたと語っている。本作では、1920年代~1980年代に渡り、オデッサ・ヤング演じるメイドだったジェーンが小説家となって成功するまでの生涯を描いているが、どの年代のジェーンも赤を基調とした衣装を着用しているため、大ベテランであるグレンダ・ジャクソンが演じる後年の姿でも、ひと目で昔の彼女と同一人物だと観客に認識させることができる。豪華キャストと一流スタッフの才能が集結した愛の傑作には、観る者を魅了する煌びやかな衣装も必見だ。『帰らない日曜日』は新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年05月27日『Travels with my Aunt(原題)』『ナイル殺人事件(1978年)』『テス』の3作品でアカデミー賞を受賞したアンソニー・パウエルが、先週末に亡くなったことが分かった。85歳だった。衣装デザイナー組合が、Facebookで発表した。同組合はアンソニーを「イギリスの伝説的な衣装デザイナー」と称賛し追悼。新型コロナウイルスの影響で、大規模とはいえないものの小規模なお別れ会が2人の姪によって開かれるという。アンソニーは前述の3作品でアカデミー賞を獲得しただけでなく、『ポランスキーの パイレーツ』『フック』『102』の3作品でノミネートを受けたというオスカーの常連衣装デザイナーだった。ほかの映画作品は、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』『ナインスゲート』など。最後の映画作品は2006年の『ミス・ポター』だった。映画芸術科学アカデミーはツイッターで「アンソニーは、クルエラ・ド・ヴィルからインディ・ジョーンズ、成長したピーター・パンまで、私たちの大好きな映画キャラの象徴的なルックスを作り上げてくれました。本当に寂しくなります」と功績を称えた。舞台の衣装デザイナーとしてキャリアをスタートさせたアンソニーは、1963年には「The School for Scandal」でトニー賞の衣装デザイン賞を受賞。最近ではパリ・シャトレ座で上演された「マイ・フェア・レディ」(2013)、「雨に唄えば」(2015)の豪華な衣装を手掛けた。衣装デザイナー組合は、2000年にアンソニーに功労賞を授与していた。(Hiromi Kaku)
2021年04月21日1978年に公開された『グリース』でダニーを演じたジョン・トラボルタと、サンディを演じたオリヴィア・ニュートン=ジョンが、約40年ぶりにダニー&サンディの姿でイベントに出席した。2人が出席したのはフロリダ州で13日~15日まで3日間行われた「Meet’n’Greece」で、『グリース』の映画を観ながらみんなで歌を歌ったり、ジョン&オリヴィアに質問することができるという『グリース』ファンにはたまらないイベント。10月にジョンがインスタグラムでファンに参加を呼び掛けていた。オリヴィアはサンディに扮した自分とダニーに扮したジョンと手をつなぎ、イベントに参加する前に撮影した写真をインスタグラムで公開。「この衣装を着るのは映画を製作してから初めて。すごい楽しみ」とつづった。写真に写っているオリヴィアは、劇中でサンディが清純だったころに着ていた黄色のカーディガン&スカート、白のブラウスを着用。映画と同じように、イベントの途中で黒のライダースジャケット&レギンスに着替えてワイルドなサンディの姿も披露したという。2人は観客と「愛すれど悲し」、「いとしのサンディ」、「グリースト・ライトニン」を歌い、イベントは大いに盛り上がったようだ。(Hiromi Kaku)
2019年12月16日マーティン・スコセッシ監督の最新作となるNetflix映画『アイリッシュマン』が、11月27日(水)より全世界同時配信。第57回ニューヨーク映画祭のオープニング作品として初お披露目された本作では、スコセッシ監督が劇中衣装への思い入れも明らかになった。上映時間209分というスコセッシ監督渾身の超大作は、全米トラック運転組合のリーダー、ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)の失踪、殺人に関与した容疑をかけられた実在の凄腕ヒットマン、フランク・“The Irishman”・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)の半生を描いていく。言わずと知れたレジェンドで、本作でも第23回ハリウッド映画賞で助演男優賞を受賞したアル・パチーノは、意外にも初タッグとなるスコセッシ監督について「マーティンは、偉大な男であり、偉大な人間であり、共に分かち合い、共に働く、素晴らしい人です。バランス感覚に優れた疑う余地が無い監督で、彼の判断力は信頼でき、確信と自由を与えてくれます」と称賛を惜しまない。そんなスコセッシ監督と『ヒューゴの不思議な発明』『アビエイター』などで長年組んできたコスチュームデザイナーであるサンディ・パウエルは、「マーティンは、私がこれまで一緒に働いた中で最も視覚的な監督です。特に服が大好きで、服に興味があり、衣装選びのプロセスを理解しています」と、衣装において視覚的にも観客を楽しませるスコセッシ監督の手腕を絶賛する。さらに半世紀を描く本作では、「ロバート、アル、ジョー(・ペシ)は、数十年に渡る役を演じているので、膨大な数の衣装替えをしています。ロバートだけでも100回以上、衣装替えしました」と明かし、各年代に合わせて、撮影している1日の中でも何度も衣装を替えたという。また、スコセッシ監督の思い入れは衣装だけでなく、「マーティンは、ロケ撮影に非常にこだわりを持っています。ドキュドラマの撮影ではないことを彼は承知していますが、全て可能な限り本物を使いたいと考えていました」とロケーションマネージャーのキップ・マイヤーズは明かす。続けて「この映画は非常に大きな物語で、フラッシュバックの中にさらにフラッシュバックがあって、ストーリーは数十年に渡っています。結局、160近くの場所を見つける必要がありました。この映画は常に挑戦でしたね」と手ごわい仕事だったという。衣装やロケ撮影に加えて、プロダクションデザイナーのボブ・ショウは「マーティンは、真正性へのこだわりがあるため、空調の通気口に溜まったほこりにも層を作り、まるで何年もの間、そこで空気を吸い込んでいるかのようにするなど細部までこだわりました」と、プロダクションデザインについてもスコセッシ監督の希望に応えるため、細部まで努力を惜しまなかったことを明かしている。本作は、アカデミー賞3部門を受賞したNetflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』同様、今後の映画賞レースを席巻すると注目を集めている。Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』は11月27日(水)よりNetflixにて全世界同時配信開始。アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始
2019年11月25日アカデミー賞受賞のオリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズ、エマ・ストーンの競演で贈る『女王陛下のお気に入り』。そのブルーレイ&DVDリリースに先駆け、豪華女優陣に負けず劣らずの装いを披露しているニコラス・ホルトに注目した特別映像がシネマカフェに到着した。豪華絢爛の英国王室に渦巻く、女性たちの愛と嫉妬、裏切り、野心を描いた本作。ニコラスが演じたのは、病気がちで気まぐれなアン女王(オリヴィア)に代わって権力をふるうレディ・サラ(レイチェル)と対立するロバート・ハーリー。国内経済のためフランスとの戦争には反対しており、戦争推進派のレディ・サラの動向を探るべく、又従兄妹であるアビゲイル(エマ)を利用しようとする横柄で傲慢な政治家だ。3人の女性たちに絡むキャラクターであり、出番も多めだが、劇場公開時から「TLがニコラスホルトでざわざわしっぱなし」と話題を呼んでいたのは、やりすぎともいえるハーリーのいでたち。「なんだこの愛着しかわかないビジュアルは?合格」「また白塗りになってる!!!!似合うな!!!」「ばっちり化粧でキメてるニコラスホルトが可愛くて可愛くて」「ニコラスホルトの『男は美しくなくては』がキいてました」「それにしてもニコラスホルトが可愛いかった」などなど、SNS上にはニコラスも強烈な印象を放っていたという声が続々とアップ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』以来の白塗りメイクも注目を集めていた。白塗り+カツラ+ハイヒールのニコラス・ホルトは必見!今回の映像では、「18世紀の男性の装いは女性よりもはるかに派手だった」と語るヨルゴス・ランティモス監督や、本作の衣装デザインを担当しアカデミー賞にノミネートされたサンディ・パウエルほか、ニコラス本人らキャストたちもド派手な衣装やメイクについてコメント。188cmのニコラスが8センチヒールを履きこなし、白塗りメイクにカツラ、大げさなレースだらけの衣装を着けた姿を「最高だったわ」とエマが語れば、「まるでスーパーモデルよ」とレイチェル。「思わずとろけそうになった」と打ち明けている。『女王陛下のお気に入り』は5月24日(金)より2枚組ブルーレイ&DVDリリース、5月15日(水)より先行デジタル配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:女王陛下のお気に入り 2019年2月15日より全国にて公開(C)2018 Twentieth Century Fox
2019年05月10日いつの時代も女の子たちをワクワクさせてくれるディズニーの魔法。その秘密は芸術品という言葉がふさわしい、デザイナーや職人のこだわりが詰まったドレスにある。そこで、本日3月3日の「ひな祭り」に、憧れの“絢爛ドレス”が登場するディズニー・ライブアクション作品をピックアップ。■個性あふれる豪華なドレスが次々登場!『くるみ割り人形と秘密の王国』『くるみ割り人形と秘密の王国』に登場する主人公・クララ(マッケンジー・フォイ)は、好奇心旺盛な女の子。一方で、「女性は女性らしく」という昔ながらの風潮には違和感を抱き、理解者だった母を亡くしたことで自信も失っている。そんなクララが<秘密の王国>に足を踏み入れ、持ち前の個性を発揮し、自分らしさを取り戻す姿が印象的な本作。そんなクララの冒険と成長を後押しするのが、豪華なドレスの数々!冒頭のパーティ会場で着るパープルのドレスに始まり、“お菓子の国”のシュガー・プラムが用意してくれたビクトリア様式のドレスは、パールやゴールドをあしらったゴージャスな1着。また、オモチャの兵隊をイメージした衣装は、彼女の芯の強さを物語る。さらに、クライマックスで着用するドレスには、なんと2,500個のスワロフスキーが施され、クララの知性と美しさをより一層輝かせている。これらの衣装を担当したのは、アカデミー賞衣裳デザイン賞を2度受賞しているジェニー・ビーヴァン。■映画公開後、黄色いドレスが大流行!『美女と野獣』『美女と野獣』で印象的なのは主人公のベル(エマ・ワトソン)が、野獣とボールルームで踊るシーンで着用する黄色のドレス!映画が公開された後、セレブを中心に世界中で大流行したのも記憶に新しいところ。こだわりは「踊ったときに、最も美しく見える」こと。そのため、羽根のように軽いサテンのオーガンザを黄色く染めた生地(約55m)が使用されている。表面にプリントされた金の葉の飾り、そして2,160個のスワロフスキーにも注目。また、ベルを活動的なヒロインとして描くため、コルセットは使用していない点も大きなこだわり。■目にも鮮やかなブルーのドレスが初々しい!『シンデレラ』アカデミー賞衣装デザイン賞に3度輝く“常連”サンディ・パウエルが『シンデレラ』で手がけたのは、シンデレラ(リリー・ジェームズ)が身にまとう目にも鮮やかなブルーのドレス。その上品でエレガントなフォルムは、愛に目覚めるシンデレラの初々しさを表現。王子とのダンスや、深夜12時を前にあわてて階段を駆け下りるシーンで見られるドレスの“美しい動き”にも目を奪われる。また、『シンデレラ』になくてはならないのがガラスの靴!パウエルがオーストリアのスワロフスキー本社で技術者と一緒にデザインにあたり、約150時間を経てようやく完成に至った逸品。これまで数々のプリンセスを誕生させ、人々に愛と希望、夢と感動を与えてきたディズニー・ライブアクション作品。登場する主人公たちは、常にその時代を生きる女性の姿が投影されている。新たな生活が始まる春、ぜひディズニー作品から、すてきな女性への第一歩を踏み出してみては?『くるみ割り人形と秘密の王国』は3月6日(水)よりブルーレイ+DVDセット(4,000円+税)で発売、先行デジタル配信中。『美女と野獣』MovieNEX(4,000円+税)は発売中、デジタル配信中。『シンデレラ』MovieNEX(4,000円+税)は発売中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開© 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開© 2016 Disney. All Rights Reserved.くるみ割り人形と秘密の王国 2018年11月30日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年03月03日映画『女王陛下のお気に入り』が2019年2月15日(金)より全国ロードショー。監督はギリシャの鬼才・ヨルゴス・ランティモス、エマ・ストーン主演最新作となる。『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン主演最新作映画『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』で新境地を開いた女優エマ・ストーン。彼女の主演最新作となる映画『女王陛下のお気に入り』では、再び貴族の地位に返り咲くため必死に戦う、召使いの役を演じる。貴族へ返り咲くため戦う召使い役にエマ・ストーン演じるアビゲイルは、18世紀初頭フランスと戦争状態にあるイングランドの女王のもとに入った、新しい召使い。しかし、アビゲイルはただの召使いではなく、再び貴族の地位に登りつめたいと激しい野望を持つ人物だった。レイチェル・ワイズが女王の下で絶大な権力を振るう強者にそんなアビゲイルに惹かれたのが、レイチェル・ワイズ演じるレディ・サラ。レディ・サラは虚弱な女王・アンの幼馴染でありながら、病身で気まぐれな女王の世話をし絶大な権力を振るう強者。そんなレディ・サラと友情を育み、女王の近臣としてサラを手助けするアビゲイル。レディ・サラがサポートしてくれるものの、アビゲイルの行く手には数々の試練が待ち受けていた。共演はレイチェル・ワイズ&オリヴィア・コールマン共演はオスカー女優のレイチェル・ワイズ。ゴールデン・グローブ賞/エミー賞に輝く名女優オリヴィア・コールマンが女王役を担当する。また、実力派に加え、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィンといった、フレッシュな英国俳優たちの登場も作品の魅力の一つだ。監督は“ギリシャの鬼才”ヨルゴス・ランティモスメガホンをとるのは、『ロブスター』でカンヌ映画祭 審査員賞、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』でカンヌ映画祭 脚本賞を受賞した、ヨルゴス・ランティモス。今最も注目されるギリシャの鬼才と呼ばれる人物だ。ベネチア映画祭&ゴールデングローブ賞で快挙、オリヴィア・コールマンが主演女優賞受賞なお、映画『女王陛下のお気に入り』は、第75回ベネチア映画祭のコンペ部門で、FOXサーチライト配給作品として出品されワールドプレミアを実施。審査員大賞の“銀獅子賞”を受賞した他、オリヴィア・コールマンが“女優賞”を受賞し、W受賞となった。またアカデミー賞の前哨戦となる第76回ゴールデングローブ賞においては、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、女優賞(オリヴィア・コールマン:ミュージカル・コメディ部門)、助演女優賞(レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン)、脚本賞(デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ)の主要賞4部門5ノミネート。授賞式では、オリヴィア・コールマンが主演女優賞の受賞を果たした。アカデミー賞で最多10部門にノミネート新たに発表された第91回アカデミー賞においては、作品賞、監督賞(ヨルゴス・ランティモス)、主演女優賞(オリヴィア・コールマン)、助演女優賞(レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン)、脚本賞(デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ)、編集賞(ヨルゴス・モヴロブサリディス)、衣裳デザイン賞(サンディ・パウエル)、美術賞(フィオナ・クロムビー)、撮影賞(ロビー・ライアン)の9部門10ノミネートの快挙。ついにアカデミー賞も本格的になり、この賞レースから目が離せない。エマ・ストーンら着用の舞台衣装が六本木に第91回アカデミー賞で『女王陛下のお気に入り』『メリー・ポピンズ リターンズ』のWノミネート中の衣裳デザイナー、サンディ・パウエルの衣装展が、2月6日(水)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催。オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズが『女王陛下のお気に入り』の撮影で実際に着用した舞台衣装が展示される。ストーリー18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル ・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。【詳細】映画『女王陛下のお気に入り』公開時期:2019年2月15日(金)監督:ヨルゴス・ランティモスキャスト:エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、オリヴィア・コールマン、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画配給:20世紀フォックス映画原題:The Favourite
2018年07月29日人気女優エル・ファニングとNetflix『心のカルテ』のアレックス・シャープが、遠い星から来た美少女とパンク好きなのに内気な少年を演じ、二度とない恋に落ちる『パーティで女の子に話しかけるには』。本作で、“親友”ジョン・キャメロン・ミッチェル監督のために参加し、いまだかつてない強烈な役どころを演じているニコール・キッドマンのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。映画が製作されたイギリス・アメリカに先駆け、日本で世界初公開となる本作。1977年のロンドン郊外を舞台にした物語で、ニコールが演じるのは、この界隈のパンクシーンのボス的存在であるボディシーア。かつては「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」に勤めていたが、服の色でモメてクビになり、パンクロックバンド「セックス・ピストルズ」のジョニー・ロットンや「ラモーンズ」のディー・ディー・ラモーンらとも親交があったという役どころだ。映像では、舞台出演のためにロンドンに滞在していたところを親友でもあるミッチェル監督から出演のオファーを受けたと語るニコール。「もちろん!あなたのためなら何だってやるわ!」と出演を即決したことを明かす。これまであらゆる役どころを演じてきたニコールだが、ここまで本人のイメージとかけ離れたブッ飛んだキャラクターを演じるのは稀。ニコール自身、自分であれば、ほかの女優に当たっているであろうと語り、「ジョンの大胆なところが大好き」と監督の魅力を語る。また、アカデミー賞3度受賞を誇るサンディ・パウエルが衣装デザインをした、こだわりの70年代イギリスのパンク・ファッションも本作の見どころの1つだが、パウエルから衣装とヘアスタイルを提示され「どうしよう、これはすごい!って」と興奮したことを改めてふり返っている。そしてインタビューに続いて登場するのは、インパクト大の本編映像。ボディシーアがパンク小僧相手に“お下品”ワード連発、ものすごい剣幕で怒鳴り散らし、ビンタまで繰り出している。インタビューに答えるニコールの姿からはとても想像つかない強烈さだが、その女優魂には脱帽のひとこと!この場面のみならず、ニコールがこの役を心から楽しんで演じていることがスクリーンから伝わってくるかのよう。さらに、ニコールは主演のエルについて、「とてつもない才能の持ち主。10年後、20年後に女優としてどうなってるのか、見届けるのが待ちきれないわ」とべた褒め。2人は、2月公開のソフィア・コッポラ監督作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』でも共演しているが、初共演となった本作では、ボディシーアが遠い星からやってきた少女ザン(エル)のよき理解者として、“パンク”という生き方を教えていく重要なシーンでの共演もあるので、ぜひ注目してみて。公開初日には本作の全ての上映劇場で、先着で<オリジナルステッカー>をプレゼント(数量限定/なくなり次第終了)。劇中のエルの熱唱シーンをモチーフに、「セックス・ピストルズ」のシンボルカラーであるイエロー&ピンクの賑やかなデザインに、ザンが恋に落ちるパンク好きの少年エンに投げかける「DO MORE PUNK TO ME(もっとパンクして)」という出会いの言葉がプリントされた“パンク”なものとなっている。『パーティで女の子に話しかけるには』は12月1日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月30日映画『パーティで女の子に話しかけるには』が、2017年12月1日(金)、日本で公開される。名作『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェルが監督を担当。製作されたイギリスとアメリカでは2018年の公開が予定されており、日本が世界初公開となる。舞台はセックス・ピストルズが活躍した70年代ロンドン舞台はセックス・ピストルズ、ストラングラーズ、クラッシュなどが活躍し、パンクが爆発的な盛り上がりを見せていた77年のロンドン郊外。音楽、そしてファッションと”セディショナリーズ”と呼ばれる伝説的なショップを中心に、ヴィヴィアン・ウエストウッドやマルコム・マクラーレンが活躍していた時代だ。そんな中、パンクだが内気なエンは、遠い惑星からやってきた美しい少女ザンと出会う。エンはパンクやそのファッションに共感してくれるザンに魅かれていく。リミット48時間の恋を音楽やこだわりぬいたファッションなどとともに描いていく。『パーティで女の子に話しかけるには』キャスト少女ザンをエル・ファニング少女ザンを演じるのはエル・ファニング。最近では『20センチュリー・ウーマン』や『ネオン・デーモン』に出演。またソフィア・コッポラやウディ・アレンの新作も控える若手人気女優だ。少女ザンにとって初めて見る地球、初めて聞くパンクやそのファッション。エルは、パンクの知識がなく今のヴィヴィアン・ウエストウッドのファッションが当時のパンクだと思っていたそうだが、その勘違いが演技に役立ったと語っている。なぜならザンはパンクを全く知らないのだから…パンクにハマるエンをアレックス・シャープパンク高校生エンは、舞台「夜中に犬に起こった奇妙な事件」で2015年に史上最年少でトニー賞主演男優賞を受賞した実力派俳優アレックス・シャープが演じる。『パーティで女の子に話しかけるには』では、傷つきやすくも時に生意気な少年を美しく演じた。以前ヴィヴィヴァンの服を売っていたボディシーア役にニコール・キッドマンニコール・キッドマンが演じるボディシーアは、元ヴィヴィアン・ウエストウッドの元で働いていたという地元のパンク・クラブの風変わりなオーナー。若きパンクロッカーたちを仕切るボス的存在だ。衣装デザインはサンディ・パウエルもちろんファッションも注目ポイント。過去3作品で、アカデミー衣裳デザイン賞を受賞、最近では『シンデレラ』 、『キャロル』を手掛けたサンディ・パウエルが担当している。サンディは、意外にも当時ロンドン・パンク界に身を置いていたそうで、当時を再現するようにリアルな衣装を心掛けたという。コラボレーションアイテムが登場映画の公開に併せたコラボレーション企画がアパレルショップを中心に行われる。セレクトショップアメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)では、映画とのコラボレーションアイテムを発売。映画オリジナルのTシャツ、トートバック、ジャケットなどが店頭へ並ぶ。いずれも劇中でエンが描くキャラクターやアニメーションをプリントしたポップなデザインだ。さらに、映画の世界観をイメージして、トータルビューティーサロンukaではオリジナルネイルが登場、カフェ&クリエイティブ「サナギ」新宿店では、オリジナルドリンクが発売される。劇中に衣装を提供したヴィヴィアン・ウエストウッドは、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督の来日PR時にもトータルコーディネートを行った。『パーティで女の子に話しかけるには』あらすじパンクなのに内気な少年エンは、偶然もぐりこんだパーティで、反抗的な瞳が美しい少女ザンと出会う。大好きなセックス・ピストルズやパンク・ファッションの話に共感してくれるザンと、たちまち恋におちるエン。だが、ふたりに許された自由時間は48時間。彼女は遠い惑星へと帰らなければならないのだ。大人たちが決めたルールに反発したふたりは、危険で大胆な逃避行に出るのだが…。作品情報『パーティで女の子に話しかけるには』監督・脚本:ジョン・キャメロン・ミッチェル原作:ニール・ゲイマン「パーティで女の子に話しかけるには」衣装:サンディ・パウエル『キャロル』、『ベルベット・ゴールドマイン』出演:エル・ファニング、アレックス・シャープ、ニコール・キッドマン公開日:12月1日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次ロードショー(c)COLONY FILMS LIMITED 2016■コラボレーション商品情報・アメリカンラグ シー オリジナルグッズ販売販売店舗:アメリカンラグ シー店舗(新宿、ルクア大阪、名古屋、京都BAL、札幌ステラプレイス、オフィシャルオンライショップ)販売日:2017年12月1日(金)Tシャツ 3,500円+税 (色:ブラック、ホワイト/サイズ:S、M、L )※ユニセックストートバッグ 3,500円+税 (色:ホワイト、レオパード、ピンク)ヴィンテージリメイクMA-1ジャケット 80,000円 (色:カーキ/サイズ:M、L)※新宿フラッグス店では、映画をイメージしたディスプレイ展開。大阪、名古屋、京都、札幌店でも商品をコーナー展開。・トータルビューティーサロン「Cu by uka」映画をイメージしたオリジナルネイルデザイン2種類を展開。抽選で劇場鑑賞券を5組10名にプレゼント(施術した人または商品を購入した人限定)映画の半券提示で、先着15名に映画オリジナルグッズ&ukaシャンプー&ヘアートリートメントのサンプルをセットでプレゼント実施期間:2017年11月18日(土)~12月17日(日)実施店舗:Cu by uka二子玉川店Cu、 by uka梅田店、S.COEURCu×枚方T-SITE店・「サナギ」新宿店映画をイメージしたオリジナルドリンクを作成。販売期間:2017年12月1日(金)~12月29日(金)※販売期間は予告なく変更になる場合あり※11月25日(土)より、店内にて予告映像も上映。
2017年11月13日『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の原作・監督・脚本・主演を務めたジョン・キャメロン・ミッチェル待望の最新作『パーティで女の子に話しかけるには』。1977年のロンドン郊外が舞台となる本作で、内気な少年エン(アレックス・シャープ)と遠い惑星からやってきた美しい少女ザン(エル・ファニング)を結びつけるのは、“パンク”。今回、そのパンクファッションについて、3度のアカデミー賞に輝くサンディ・パウエルが見どころを語ってくれた。現在ではファッションアイコンとしてとらわれがちな“パンク”だが、70年代当時は「ムーブメントであった」と、本作で衣装デザインを務めるロンドン出身のサンディ・パウエルは言う。『恋におちたシェイクスピア』『アビエイター』『ヴィクトリア女王 世紀の愛』でアカデミー賞衣装デザイン賞に3度輝き、『ベルベット・ゴールドマイン』『キャロル』に『シンデレラ』など9度にわたって同賞にノミネート。サンディが“関わればアカデミー賞”といっても過言ではない、現代の映画界にはなくてはならない存在の1人だ。パンクに影響を受けた異端の映像作家デレク・ジャーマン監督の衣装デザインを手掛け、自身もロンドン・パンク界に身を置いていたサンディが本作で目指したのは、“リアルなパンク”。「観客が少しでも遠い惑星の存在を信じるためには、地球が現実的な世界でなくてはならないと思ったの。この映画のパンクは、いまの人が思い描く多色な髪の毛や大きなモヒカンではなく、もっと初期のころの制服を切り裂き、自分の持っているものを利用していたパンクよ。ファッションではなくムーブメントだったころの」とこだわりを語る。摩訶不思議なパーティにもぐりこんだエンが、遠い惑星からやってきたザンと初めて会うのは、彼女が属するコロニーの規律に嫌気がさし、身に着けていた服をハサミで切り裂き、まさに“パンク”しようとしていた瞬間だ。ザンが身に着けているラテックス製のワンピースは、いま見てもファッショナブルでキュート。ザンたち惑星の人々のビジュアルについてサンディは、「サブカルに見えつつ、魅力的な若者のグループである必要があった」と語り、エリザベス女王即位25周年の式典に、彼らが本物そっくりのユニオン・ジャックの雨用ポンチョを着てうまく溶け込もうと試みるのも、彼女ならではの天才的発想といえる。ちなみに、エル・ファニングはそのワンピースについて、「この衣装を着るには、2人に手伝ってもらう必要があったのよ。ローションを塗ってするっと簡単に着られるようにしたり…毎回おおごとだったわ」とふり返って笑う。また、ザンがひょんなことからステージに立ち、エンと一緒にライブを行う場面があるが、ザンのトップスは、プラスティックのごみ袋で編み上げられたユニークな衣装になっている(この衣装は、撮影中にライトの熱で何度も解けて大変だったとか)。普段では使わない素材を衣装に取り入れるという意味では、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のクライマックスのライブシーンにも繋がる。この場面でミッチェル監督自身が演じるヘドウィグが着ているのは、包装ビニールを体にグルグルに巻き付けた衣装で、ライブ中についに壊れてしまったヘドウィグは、それを自ら引き裂いてしまう。そして本作でも、このライブの終盤、ザンとエンの今後を左右する決定的な出来事が起こり、この場面にはミッチェル監督の思いが詰まっていると言えそう。さらに、エンと逃避行に出た後のザンのトレードマークとなるヴィンテージのコートは、シェフィールド(イギリス・イングランド中央部にある工業都市)の古着屋から調達したこだわりの1品。また、本作にはオスカー女優ニコール・キッドマンが、若きパンクロッカーたちを仕切るカリスマ的存在ボディシーア役で出演しているが、かつては「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」に勤めていたが、服の色でモメてクビになったという役どころだけあり、彼女の衣装もアナーキーを体現したようなぶっ飛んだものばかり。ニコールも、パウエルが自分のために考えたスタイルを見て興奮を隠せなかったという。そのほか、英国でパンクが爆発な広がりを見せていた、まさにその渦中にティーン時代を過ごしていたサンディならではの“リアルなパンク”。エンとザンの恋の行方とともに、魅力的なファッションもチェックしてみて。『パーティで女の子に話しかけるには』は12月1日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月12日名作『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル監督が手掛け、人気女優エル・ファニングが出演する『パーティで女の子に話しかけるには』。この度、映画が製作されたイギリス・アメリカに先駆け、新場面写真が一挙世界初公開された。1977年のロンドン郊外を舞台に描く本作では、音楽だけを救いに冴えない毎日を送っていた内気な少年エン(アレックス・シャープ)が、パーティで出会ったエル演じる美しい少女ザンと恋に落ちる…。解禁された場面写真では、恋する2人の思わずキュンとしてしまう2ショットがお披露目。また、黄色いワンピースを着たザンが、自らハサミを入れようとする“パンク”なシーンや、ニコール・キッドマン扮する、かつて「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」で働いていたという、若きパンクロッカーたちを仕切るボス的存在であるボディシーアの姿も!挑戦的なニコールのビジュアルは必見だ。また本作は、アカデミー衣装デザイン賞を何度も受賞しているサンディ・パウエルの手掛ける“パンク・ファッション”も見どころのひとつ。エンとザンはパンクファッションを自分流にカスタマイズできる缶バッチをたくさん身に着けており、中でも注目したいのが、劇中でエンが描く漫画のキャラクターで冴えない人々にパンクなスピリットを感染させていくという“ウイルス・ボーイ”の缶バッチ。今回、この劇中に登場する「オリジナル缶バッチセット」付きに劇場鑑賞券(ムビチケカード)が、9月23日(土)より発売決定。数に限りがあるので、欲しい方はお早目に劇場へ。『パーティで女の子に話しかけるには』は12月1日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年09月21日50年代のニューヨークを描いた映画『キャロル』。アカデミー賞に衣装デザインで3度も輝いたサンディ・パウエルが衣装を手掛けていることもあって、ファッション好きには堪らない作品となりそう。今回は映画の主人公キャロルとテレーズのヘアとリップにフィーチャー。当時のレトロでモダンなヘアスタイルから、現代風のアレンジメント、リップの色や塗り方などを動画で詳しくご紹介します。■短めバングがトレードマークのテレーズ。劇中で登場する“ヘアバンド”を主役にしたヘアスタイルと、太眉を引き立てるガーリーなリップ【STEP1】50年代のクラシックなヘアスタイル1. 髪全体にブローしてください。この時、艶を出し、面を整えることを意識しながら行うことが重要です。2. 耳が出るようにターバンを巻きます。その後、前髪をフワッと内巻きにしたら、両サイドも同じように内巻きにします。3. 前髪を内巻きにするのは、ターバンによってはペタッとなりやすくなるのを防ぐため。このヘアスタイルの鍵は、ふわっとした前髪。彼女のキュートさを一層際立たせます。4. 仕上げに用いる、つや出しのスプレーは、ファイバー入りのタイプを選ぶのがベスト。ヘアスタイルの美しさをキープしてくれます。【STEP2】ガーリーに仕上げるピンクベージュのリップピンクベージュのリップを唇の輪郭に沿ってつけます。ピンクベージュは、しっかりと描いた眉毛を引き立てる色。そんな主張しすぎない色に、テレースのようなピュアな心を表すかのようなマットな質感が素朴な内面を投影しています。【STEP3】50年代のヘアから、現代のナチュラルヘアにアレンジ1. ヘアバンドで耳をすっぽりと覆い隠します。2. くるんと内巻きにした前髪は横に流しましょう。3. 毛先にニュアンスを持たせることで、ヘアスタイルに動きを加えたら、完成です。【使用アイテム】保湿力のあるヌードメイキングクリーム「GARDEN ideal SERIES LALA」(2,000円)バングをしっかり作るヘアワックス「GARDEN ideal SERIES Tot」(1,800円)使用リップ「レトロ マット リキッド リップカラー レディ ビー グッド」(M・A・C / 3,600円) Text&Telop: 渡部玲
2016年03月15日50年代のニューヨークを描いた映画『キャロル』。アカデミー賞に衣装デザインで3度も輝いたサンディ・パウエルが衣装を手掛けていることもあって、ファッション好きには堪らない作品となりそう。今回は映画の主人公キャロルとテレーズのヘアとリップにフィーチャー。50年代ニューヨークののレトロでモダンなヘアスタイルから、現代風のアレンジと印象的な赤リップの色や塗り方などを動画で詳しく紹介します。■50年代のファッション誌から飛び出したような、クラシックでモダンなスタイルのキャロル。女性が憧れるような艶感のある雰囲気に仕上げるヘア&リップ【STEP1】50年代のクラシックなヘアスタイル1.下準備として、髪全体にカールをキープしやすくするヘアスプレーを行き渡らせます。2.毛束をとってヘアアイロンで巻き込み、ピンで固定させる。これを髪全体に繰り返し行います。ヘアアイロンは26mmがベストですが、一般的な32mmでもOK!3.ピンをつけたままの状態で、冷風を当てることでカールをしっかりと持続させ、固定することができます。多少、面倒でも端折ることなく行いましょう。4. 前髪をリバースしながら巻き、アイロンで形付けます。5. 全体のバランスを見ながら、落ちないようにピンを留めたら、ホールド力のあるスプレーで髪全体にスプレーしてください。この時、後ろの髪よりも両サイドの巻きがしっかりできていることを確認しながら行うのがポイントです。6. 留めていたピンを外せば、完成です。【STEP2】プロが教える、赤リップの塗り方をマスターチェリーレッドのような赤いリップをチップのまま、ラフに唇の上に乗せていきます。唇の輪郭をあまり意識せず、力を抜きながら彩色します。僅かな青みを感じさせるクラシックでモダンな印象の口もとが内に秘めた女性性を引き出すリップメイクです。【STEP3】50年代のヘアから、現代のボリュームあるナチュラルヘアにアレンジ1. 手で空気を入れるような感覚で、髪全体をほぐしていきます。2. 無造作に崩した髪に、手でつまむような要領でファイバーワックスを全体につけていきます。3. ポイントは、分け目。コントランストをはっきりとつけないように意識しながら、自然なニュアンスになるように仕上げてください。【使用アイテム】ツヤ感を出すブロー前のヘアオイル「GARDEN ideal SERIES Anica」(2,900円)毛先をなじますワックス「GARDEN ideal SERIES mia」(1,800円)使用リップ「レトロ マット リキッド リップカラー フィールズ ソー グランド」(M・A・C / 3,600円) Text&Telop: 渡部玲
2016年03月15日