●イオンモールの2店舗を皮切りに実証実験を開始5月1日、イオンモールでは音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を活用した実証実験を開始した。実証実験のプロジェクト名は「イオンモール×ヤマハ SoundUD化プロジェクト」。ヤマハが開発したシステムを、イオンモールの一部店舗から展開して行く取り組みだ。この実証実験について、イオンモール幕張新都心においてプレス向けの体験会が開催された。「おもてなしガイド」は、イオンモールのために開発されたアプリではない。ヤマハが、共通のアプリを各所で利用できることを目指して開発したもので、2014年10月より提供。「音のユニバーサルデザインサービスを受けられる社会」の実現を目的としている。「おもてなしガイド」は、利用者がアナウンスやナレーションなどの日本語音声が流れているところで、自身のスマートフォンやタブレットからアプリケーションを開くだけで、翻訳された音声や文字を受け取ることができるというもの。翻訳コンテンツは、各モバイル端末の言語設定にあわせて提供されるため、難しい設定を行うことなく必要とする言語で情報を受け取れる。翻訳コンテンツは、音声信号をトリガーにして、あらかじめ用意しておいた翻訳音声や文字を提供。この音声信号を、いつも流しているアナウンスや映像などに埋め込むことで、既存のコンテンツを活かした音声・文字ガイドの構築を行える。体験会に先立って、イオンモール マーケティング統括部 統括部長 檜山護氏は「訪日外国人への対応をイオングループをあげて強化中だ。バリアフリーについても施設の環境整備等強化している。ご来店いただいているさまざまなお客様の暮らしの未来をデザインすることにつながると考え、今回の実証実験のスタートに至った。よりモールで快適な時間を過ごしていただけるようにしたい」と語った。また、ヤマハ 執行役員 事業開発部 部長 小林和徳氏は、「このシステムは日常のアナウンスを何も変えずに日本語のわからない方や耳の不自由な方に情報が伝えられるのが特徴。今後もいろいろな企業の方々とともに、多くの環境、多くの条件のもとで、よりよく改良をかさねてよいものにしたい。今後も実証実験は多く計画している」と「おもてなしガイド」についてコメントした。●音声をトリガーに音波で情報を配信「おもてなしガイド」は音声をトリガーにして、伝達内容をユーザーの利用言語に合わせたテキストでスマートフォンに表示するアプリだ。日本語のわからない外国人に母国語で表示するだけでなく、聴覚障害者等の音声では十分な情報を得づらい人に日本語で表示する機能も持つ。大きな特徴は、情報の伝達にLTEやWi-Fiといった一般的な通信手段を採用していないことだ。ヤマハの技術によって音波で伝達するため、電波状況の悪い環境でも十分に利用できる。また、音声を翻訳しているわけではなく音をトリガーにしてアプリに情報を受け取らせているため、通常の日本語アナウンスだけで多言語向けの案内を行なうことが可能だ。「現在訪日観光客は中国本土からくる人よりもタイから来る人の方が増えているが、タイ語のアナウンスはあまり見かけない。しかしタイ語、フランス語と各国語のアナウンスを追加して行くと日本人にとってわかりづらくなってしまう」とガイド言語を増やす方式の問題を語ったのは、ヤマハ 事業開発部 プロデューサー 瀬戸優樹氏だ。音はトリガーになっているだけなので、店内アナウンスの終盤などでアプリに翻訳の指示を出しても、全文が確認可能だ。トリガーとしての音が十分アプリに聞き取れる必要はあるが、健常者が特別な注意をしなくとも内容が理解できる程度に聞こえていれば問題はないという。実際にイオンモール幕張新都心店の店内で、営業時間中に行なわれた体験会では、来客が行き交い、迷子の泣き声なども近くでしている中で行なわれた店内放送をトリガーにメッセージがスムーズに表示された。表示される言語はスマートフォンの言語設定にあわせられるため、ユーザーはいちいち選択せず自動的に母国語でのアナウンスが受けられる。外国人親子モニターによる「子供が迷子になった」というシーンを想定したデモンストレーションも行なわれた。こちらは通常のシステムを通した店内アナウンスではなく、リアルタイムに呼び出しを行なう形になるが、こちらでも問題なく翻訳結果が表示された。●イオモール以外でも同じアプリを利用してサービスを受けられる実証実験を展開「おもてなしガイド」は、採用する事業者が対応言語を決定する部分はあるが、アプリとしては何カ国語にも対応している。イオンモールの場合は幕張新都市心見せで日本語、英語、中国語の3カ国語に対応。成田店ではこれに韓国語とタイ語を加えた5カ国語対応となっている。汎用アプリであるため、幕張新都心店と成田店で同じアプリが使えるのはもちろん、今後実証実験に参加する交通機関などが増えてきた場合には同じアプリを各所で利用することができる。アナウンスはあらかじめ用意されたシステムからの音声出力の場合、ひもづくテキスト情報を用意しておき送付している。迷子放送などについてもテンプレート的な部分は事前準備をしたテキストを利用し、名前や特徴といった変化する部分についてのみ音波で追加送信するような形がとれるようだ。またスピーカーについてはヤマハ製のものである必要はなく、市役所等に備え付けの一般的なスピーカーからの出力でも利用可能だという。さらに音は人間に聞こえる必要もない。BGMをトリガーにして情報配信することもできるが、人には聞こえない音を使って場に合わせた情報を表示することも可能だという。日本人健常者に向けたアナウンス以上の音を流すことなく、必要な人には随時わかりやすいテキストでの情報提供が行なわれるということで、健常者にとっても情報が多すぎて目的のものがわかりづらくなるというようなデメリットがないのも特徴だ。同日から開始されるミラノ万博の日本館では同様の技術を専用アプリに組み込んだ形で利用されているほか、5月15日からは東急バスでもイオンモールと同じアプリを採用。今後はさまざまな企業や自治体と順次展開予定となっている。ゲストスピーカーとして登壇した経済産業省 商務情報政策局 情報通信機器課 広瀬健治氏は、「日本は高齢者や障害者にくわえ、子供、女性、訪日外国人などを含めたダイバーシティ社会の創出が求められている。そのために専用の機器を用意するのは非効率的だが、それはITによって解決されると考えている。SoundUD化プロジェクトはアナウンスが聞き取れない、意味が分からないといった問題を同時に解決してくれる。また、訪日観光客による買い物消費額は2兆円をこえ、いかに楽しくストレスフリーに買い物をしてもらうかという観点は大切。このような大型ショッピングモールで実証実験が行なわれるのはよいこと」と語った。
2015年05月08日休日ショッピングにおすすめなのがアウトレットモール。普段はちょっと手が届かないインポートブランドも、お得なアウトレット価格でゲットすることができます。 ブランドアイテムからセレクトショップ、ファッション雑貨まで、さまざまな品物がお得に揃うアウトレットモール。コツをおさえて、さらに賢くショッピングを楽しみましょう。■お目当てのお店を決めておくアウトレットモールは、広大な敷地にたくさんのお店が揃っているのが特徴です。200を超える店舗が並ぶアウトレットモールもあり、どのお店から回ろうか目移りしてしまいます。ウィンドウショッピングをしているだけでも楽しいのですが、それではすべてのお店を回りきる前に1日が終わってしまうことに。出かける前にはお目当てのお店をピックアップしておき、まずはそこに向かうようにしましょう。目的のものをゲットしてから、ゆっくりウィンドウショッピングを楽しんで。■ディスプレイの法則からお得商品をゲットショップの多くは、客の目に付きやすい店舗の入口付近にお買い得商品を並べています。それと同時に注目すべきなのが、店舗の一番奥。入口付近だけでなく奥にも、いちおし商品や格安商品が並べられていることが多いのです。これは、来店した人に店内をすべて見てもらえるようにするため。お得な商品を探すなら、入口付近だけを見てお店を移動するのではなく、一番奥の商品にも注目してみてくださいね。■取り置き&お直ししたい場合はどうする?買い物をするとき、「この商品を買うかどうか少し考えたい」「他のお店も見てから決めたい」と悩むこともありますよね。アウトレットモールでは、原則として取り置きNGとなっているお店が多いです。でも、当日中の短時間の取り置きなら、店員さんに直接頼めば対応してくれる場合も。どうしても購入の判断がつかない場合は、ダメもとで、「2時間だけお取り置きできませんか」というように時間を区切って相談してみては。また、アウトレットモールでは、各店舗での丈詰めなどのお直しは行っていません。購入する前には必ず試着を。そして、サイズ直しが必要な場合には、購入後に、別途モール内のリフォーム店にお願いすることになります。リフォーム店でのサイズ直しは待ち時間が長くかかることもあるので、他の店を回る前にサイズ直しを依頼しに行くようにしましょう。■直通バスを上手に利用する広大な敷地のアウトレットモールは、多くが都市部からやや離れた立地にあります。出かける際の交通手段は車を考える人が多いと思いますが、とくに休日などは人が集中し、周辺道路や駐車場が大渋滞、なんてことも。1日買い物をして疲れているのに、さらに渋滞でグッタリ…ということになってしまいます。そんなときは、各アウトレットモールのシャトルバスや直通バスを上手に活用しましょう。電車を使うなら、多くの場合、アウトレットモールの最寄駅からは無料のシャトルバスが運行されています。また、都内などの主要駅からは、アウトレットモールへの直通バスが出ていることも。バスなら買い物の荷物があっても楽に帰ってくることができますし、たとえ渋滞したとしても疲労度はぐんと低くなります。とくに休日にアウトレットモールに出かける際には、バス情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
2015年05月05日西友とディー・エヌ・エーが協働で運営する西友のネットスーパー「SEIYU ドットコム」は16日、KDDIが運営する「au ショッピングモール」に初の総合スーパーマーケットとして出店した。今回の出店により、auユーザーは「au ショッピングモール」を通して「SEIYU ドットコム」のサービスを利用することが可能となる。商品は、食品(生鮮食品・要冷品は除く)と日用品を中心に約2万品目を用意し、「SEIYU ドットコム」専用の配送センターから全国の利用者へ配達する。「SEIYU ドットコム」では、大容量商品はもちろん単品でも買うことができ、2,980円(税抜)以上の購入で配送料が無料となる。「au ショッピングモール」ならではの利用特典として、100円(税込)ごとに1ポイント以上のWALLETポイントを付与。auかんたん決済で支払った場合は、さらに100円(同)ごとに1ポイントのWALLETポイントを付与する。貯まったポイントは、1ポイント=1円として「au ショッピングモール」での買い物などに利用できる。西友では、今後も需要の伸長が見込まれる「SEIYU ドットコム」をビジネス成長の大きな軸と位置づけており、今回の「au ショッピングモール」への出店は事業拡大のために重要な施策のひとつと考えているという。今後は、さらなる顧客サービス強化を図ることにより、2015年度は「SEIYU ドットコム」の売上前年比40%増を目指すとしている。
2015年04月17日本連載では過去5回にわたり、モール出店に焦点を絞り、モールの選び方や効果的な集客方法、店舗の分析・改善方法など、売上げアップを図るための戦略を紹介してきました。それはひとえに、日本のEC市場では、各モールがユーザーをうまく囲い込んでいるため、成功するにはまず、モールを攻略する必要があるからです。では、独自ドメイン店となる本店は、どのように捉えればよいでしょうか。本連載の最終回となる今回は、本店の運営方法について、見ていくことにします。○オムニチャネルの台頭で、どうなる本店?最近のEC市場の大きなトレンドといえば「オムニチャネル」ではないでしょうか。セブン&アイ・ホールディングスをはじめ、日本の大手流通チェーンがオムニチャネルの仕組みを整え、本格的に展開し始めています。オムニチャネルにおける優位性は、「店舗在庫の共有化」と「店舗とネットにおける顧客情報の一元化」の2つでしょう。実店舗と本店(独自ドメイン店)、モール店舗などさまざまなチャネルの在庫を共有することで、有効的な在庫の活用を実現し、売上げの最大化を図ることができますし、店舗とネットにおける顧客情報の一元化では、ライフタイムバリュー(LTV)最大化の実現が可能です。この結果、ロングテールで考えると、顧客一人あたりの単価が上がるほか、企業は、顧客獲得コストをより多くかけた場合でも、売上増を見込めるようになります。しかし、オムニチャネル化しておらず、本店のみを運営している場合、これらの利点を活かすことはできません。加えて、小売系のナショナルクライアントなどは予算の額も大きいほか、本店の集客・売上向上に向け、費用対効果の高いSEO・SEMに莫大な資金を投入することが可能です。つまり、オムニチャネルの台頭により本店は、間違いなく厳しい戦いを強いられるということです。だからといって、本店を放棄することは、あまりに消極的な戦略だと私たちは考えます。○自社の強みを生かしたサイト構築が重要に本店の運営に取り組む際に忘れてはならないことは、「顧客がどこで商品を購入するかは、顧客に選択権がある」ということです。顧客が「この店で買いたい」と思えるショップ作りをすれば、十分、オムニチャネルに対抗することはできます。そこで大切になることは、自社の強みを活かしたサイト構築です。例えば、洋服を扱う実店舗を持ち、コーディネイトの提案を得意とするブランドがあるとします。このブランドが顧客に「この店で買いたい」と思ってもらうためには、どのデバイスにおいても本店にてコーディネイトの提案ができる仕組みを構築する――といった具合です。そのほかBtoBでは、本店でも見積もりや注文が可能になるとよいでしょう。このような取り組みを強化している企業の1つとして、青山商事があります。同社のブランドとなる「洋服の青山」では、実店舗でサイズを測り会員登録をしたあと、本店(独自ドメインECサイト)にてログインすると、自分のサイズの洋服がのみ表示することができます。このように、自社の強みを生かしたサイト構築は、制約が設けられているモールで行うことはできません。本店だからこそ、できる戦略なのです。○価格の安いASPから始めて様子を見るさて、本店を構築する際、多種多様な業者の中からどこを選べばいいのか、大きな悩みどころになるでしょう。カート業者は、導入価格が安くカスタマイズに制限がある「Aグループ」と、導入価格が中間程度で拡張性の高い「Bグループ」、導入価格が高くカスタマイズの自由度が高い「Cグループ」といった3つのグループに分けることができます。(パッケージが無く、ゼロから制作 : フルスクラッチするという選択肢もあります。)これから本店を構築するのであれば、まずはAグループで安く導入し、機能を一通り使ってみるとよいでしょう。その結果、機能内容に満足であればAグループで運営を継続し、やりたいことの実現に限界を感じた際は、BグループやCグループを選びます。いきなりBグループやCグループを使うと、「実はAグループで機能的には十分だった…!」ということも起こります。Aグループから導入を開始し、ステップを踏みながら、最適なカートを選んだほうが得策です。今後、工夫をせずに本店のみで運営をしていては、モール店舗やオムニチャネルに埋もれてしまう可能性が高いといえます。顧客に選んでもらうためには、自社の強みを活かした店づくりが、何よりも重要です。EC市場の規模はこの先もしばらく、伸びていくでしょう。成長に比例して競争が増えていく流れは続く見込みです。大きな方向性を持たずに、闇雲に始めてしまうことは、時間とお金の無駄遣いになりかねません。モール店舗と本店の両方をしっかりと運営するか、それとも、片方に注力するかをはっきりと決め、勝ち残る店舗を創っていきましょう。6回にわたり掲載してきました本連載は、今回にて終了となります。内容はいかがだったでしょうか?これまで、ビジネスとして初めてネット通販に携わる方向けに、最も基礎的な内容をお伝えしてきました。連載はこれで終わりますが、みなさんの今後には、店舗の成長に合わせ、戦略・戦術を考え実施し続けていく、長い長い物語が続きます。その物語のどこかで、迷ったり、行き詰まりして、この連載の先を読みたくなったときには、ご遠慮なくお声をお掛けください。あなた専用の第7回をご用意して、解決のお手伝いをさせていただきます。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7300社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年04月16日前回は、ユーザーの満足度を高め、売上アップを実現するために、モール店舗をしっかり構築することが重要であるとお話しました。そして、その取り組みとして、何よりも優先すべきは「商品の登録」と「レビュー数の獲得」の2つであるとお伝えしました。とはいえ、こうした取り組みを行っても、なかなか結果が伴わないこともあるでしょう。モール全体の売上が右肩上がりだった時代は、店舗をオープンすれば、どんどん売上が上がるケースも多く見られましたが、今は、そう簡単にはいかない時代になってきています。そこで、ぜひ実践したいのが、モール店舗の分析です。さまざまなデータの分析を通して、改善すべきポイントを見出していくのです。実際、私たちの会社にも、分析の相談が増えてきています。これは、モール店舗の分析が、売上アップのための重要戦略の一つになっていることを物語っています。○アクセス数の改善は集客元をチェックからモール店舗の分析は、まず、「店舗全体のアクセス数」と「転換率」「客単価」の3つについて、前年同期(季節商品でなければ対前月も)と比較することから始めます。本稿では、「店舗全体のアクセス数」と「転換率」の分析と改善方法について紹介します。「店舗全体のアクセス数」では、店舗全体の集客元(楽天市場では参照元)を前年同期比で見ていき、どの集客元が悪いのかを調べて、それぞれ改善していきます。一方、数字が伸びている集客元があれば、さらに伸ばすように努力します。具体的に見ていきましょう。まず「お気に入り」などからアクセスする「直接参照元」は、リピーターの数を示しています。数字が伸びている場合は、メールマガジンなどの効果が出ていることが予想されるため、さらなるブランディング化を図っていくことが大切になります。一方、数字が伸び悩んでいる場合は、メールマガジンの内容の改善などを図っていきます。○モール内検索は、広告出稿も視野になお、モール内検索については、上位30くらいのキーワードについて、前年同期比で一つひとつチェックしていきます。アクセス数が伸びているにも関わらず、全体の順位が下がっているキーワードは、モール内の検索エンジン対策を行い、順位が上がるように努力します。目指す順位は、1ページ目です。また、モール内の検索エンジン対策を頑張っても順位が上がらない場合は、広告の出稿も視野に入れます。楽天市場であれば「楽天サーチワード広告」になります。Yahoo! やGoogleなどの検索エンジンを経由したアクセス数が鈍化している場合は、通常の検索エンジン対策を実施します。○離脱率の高いページを改善し、転換率アップを続いて、「転換率」の改善策を見ていきましょう。転換率が悪い場合は、その原因として「ページの完成度の低さ」が考えられます。店舗内にて、「アクセス数が多い一方、離脱率が高いページ」を優先的に改善していくことが基本になります。この改善策は、PCとスマホで分けて行っていきます。まず、PCの場合は、商品ページの閲覧比率が高い傾向にあります。モールで買い物をするユーザーの多くは、各ショップのトップページからは入らず、楽天市場のトップページの検索窓に商品名を入れ、目当ての商品を探し、各店舗の商品ページにアクセスするためです。商品ページの離脱率が高いのは、商品ページに何かしらの問題があるということになります。ページの作り直しを含め、商品ページの改善を図る必要があります。カテゴリページの離脱率が高い場合は、大きなチャンスを逃している状態です。モールで、ユーザーがカテゴリページにたどり着くのは奇跡といえます。モールでは、広告や検索結果の多くがリンク先を商品ページとし、ユーザーは、これらを行ったり来たりしているためです。それだけに、カテゴリページに目を向けるユーザーは、購入意欲が高く、決して手離してはいけない存在です。掲載商品数を増やすなど、ユーザーの関心を高める取り組みを行う必要があります。一方、スマホの場合は、商品ページのほか、トップページの閲覧率が高まる傾向にあります。スマホは左メニューがないので、トップページに立ち戻ることが多いからです。そのためトップページの離脱率が高いのは、致命傷になります。トップページの強化を図ることが求められます。○PCとスマホの転換率の比較も重要ここまで、店舗全体のアクセス数と転換率の分析を通して、改善すべき点を見出していきましたが、ほかにも分析するポイントは多くあります。例えば、楽天市場では、各ジャンルの売上げトップ10をチェックすることができます。そこで一番売れているジャンルのトップ10の売上数を合算し、前年と比較することで、そのジャンルの人気の推移を確かめることができます。また、最近の時流として、PCとスマホのアクセス数と転換率の比較も欠かせません。スマホのアクセス数がPCよりも多いのにも関わらず、転換率がPCよりも低い場合は、スマホ向けサイトの作り方に問題があると考えられます。モール店舗の分析は今後、ますます、売上アップを実現するための大きなカギとなることは間違いありません。皆さんもぜひ、分析を通して改善ポイントを見出し、店舗を成長させていってください。○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7200社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年04月02日前回、モール店舗で売上を伸ばすためには、その時代に応じた「集客のための戦略」を立てることが大切であるとお話しました。そして、広告費用が高騰している現在ではローコストの集客がトレンドで、メルマガとモール内検索を攻略することが重要であるとお伝えしました。とはいえ、モール店舗がしっかり構築されていなければ、ユーザーの満足度は得られず、売上アップは望めません。そこで今回は、モール店舗を作る上で大切にすることについて紹介していきます。○モール店舗を作るときに大切な2つのことモール店舗の構築は、トップページや商品ページ、カテゴリページの制作や商品写真の撮影など、さまざまなステップを踏む必要があります。まずは、こうした基本的な工程を忠実に実行していきましょう。その際、すべてのクオリティをあげることが重要になります。なぜなら、競合店のサイトデザインの質が高まっているなか自社店舗の完成度が低ければ、他店に埋もれてしまいますし、写真の出来栄えが悪いと、ユーザーの購買意欲は高まらないからです。しかし、そうした取り組みだけでは、売上が伸びない時があります。実は、モール店舗を作る上で最優先すべき取り組みが2つあり、その実践が売上アップの大きなカギとなります。その取り組みとは、「商品の登録」と「レビュー数の獲得」の2つです。前者は「集客」、後者は「転換率」に直結するほか、両者とも一石二鳥以上の効果があります。○集客に直結する商品登録まずは「商品の登録」から見ていきましょう。この取り組みの中で一番重要なことは、とにかく商品の登録数を増やすということです。最初から「これは売れそう」「これは売れそうもない」と、自らの判断で商品をセレクトしてはいけません。何が売れるかはユーザーが決めることであって、店舗が決めることではないからです。商品の登録は「そんなものも?」というものまで、幅広く行っていきましょう。自社商品を扱うのであれば、倉庫に眠っているものも登録します。破棄しようと思っているものも、登録します。取引先があれば、そのデッドストック品にも目を向けます。こうして、商品数をとにかく増やすことにより確実に集客数が増えます。モールで買い物をするユーザーの多くは、モール内検索にて目当ての商品を探します。商品数をたくさん登録すると、検索対象ワード数が増えるため、集客数が増えるのです。これが1つ目の効果です。○商品登録は、3C分析を可能にする?!また、商品の登録数が多いと、それだけで売れる商品が見えてきます。ユーザーの欲する商品が浮かび上がることで、競合が取り扱わない商品が分かったり、あるいは自社の強みの商品が分かったりします。つまり、商品登録するだけで3C分析を行うことができるのです。これが2つめの効果です。そして3つめの効果は、マーケティングデータが取れる点です。ユーザーの買う商品と買わない商品が明らかになるため、買う商品についてはその商品で間違ってないことが分かり、一方買わない商品については、ユーザーはこういう商品は欲していないというマーケティングデータが取れるようになるのです。○レビューで得られる効果とは次いで、「レビュー数の獲得」を見ていきましょう。この取り組みも商品の登録数と同様に、数を増やすことが何よりも重要になります。レビュー数が多いことによる一番の効果は、転換率アップに直結するという点です。アメリカのNRFのセミナーで聞いたデータですが、20代を対象に行われた「商品を買う場合、何をチェックしたいか?」というアンケートにおいて、「商品を手に取ってみたい(50%)」という回答を押さえ、「レビューを見たい(70%)」との声が上位になったといいます。また、レビューには、書くことで店や商品のことが忘れにくくなるという効果や、友人や知り合いに口頭で説明しやすくなり、他人に紹介する機会も増えるという効果もあります。なぜならば、ユーザーはレビューを書くことで、商品の良さや気に入った点が整理できるほか、その店舗や商品についてポジティブに捉えるようになり、よい記憶として脳裏に残りやすくなるためだそうです。さらに、顧客満足度が上がるという効果もあります。レビューを書くことで、商品の良さを再認識したり、レビューを読んだほかのユーザーから「良い商品を紹介してくれてありがとう」と評価されたりといったことを通じて、より満足度が向上していく仕組みです。そして最後に、レビュー数が多いとモール内検索で上位表示されやすくなるという利点があります。「レビューが多い順」にてフィルターをかけ、検索することもできるので、レビュー数の多さはそのまま集客力アップに直結します。○レビュー集めは、店舗側の働きかけが大切最後に、レビューの効率的な集め方をお話しておきます。レビューは、店舗側から働きかけて書いてもらうことが重要になります。弊社の知見では、何もフォローしていないショップにおけるレビューの記入率は1~2%ですが、「レビューを書いてね!」などのフォローメールを送った場合では5~10%に伸びます。さらに、レビューキャンぺーンを行うと、男性で10~15%、女性では30~50%にまで伸びます。レビューキャンペーンは、ポイント付与のほか、送料無料や割引、クーポンなどが行われることが多いです。なお、Amazonでは、レビューキャンペーン等はできないため、Amazonが提供する「Amazon Vine先取りプログラム」を使用するのも戦略の一つとなります。同サービスは、トップレビュアーに商品を無償提供し、レビューを書いてもらうというものです。有料サービスとなりますが、新商品のアップ時や早くレビューをもらいたい時などうまく活用していくとよいでしょう。○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7200社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年03月19日前回の記事にて、どのモールに出店すべきかという判断は、企業の「人・モノ・金・情報」という4つの要素の有無を参考にするとよいとお話しました。今回は、出店を決めたモールで、どのように売上を伸ばしていけばよいか、その戦略の立て方を紹介します。○時代に合わせて登場した戦略、消えた戦略ポイントや配送関連のサービスなどにより、楽天市場やAmazonなどの各モールは、うまくユーザーを囲い込んでおり、活気に満ちあふれています。そのため、出店さえすれば売上が伸びると思いがちですが、そうとも言い切れません。特に競合他店が乱立している場合は、何もしなければ、ただ埋もれてしまうだけです。売上を伸ばすには、その時代に応じた、集客のための戦略を立てることが重要になります。ここで楽天市場を例に、集客の歴史を振り返ってみましょう。十数年前、楽天市場では、「懸賞企画」が集客の王道として人気を集めました。プレゼント企画を行い、そこでユーザー名簿(メールアドレス)を獲得し、彼らにメルマガを送り、売上を伸ばすという戦略です。次いで「オークション」という、1円でオークションをスタートさせ、たくさん応募してもらい、ユーザー名簿を獲得するという戦略が脚光を浴びました。そして、その次が「共同購入」でした。ショップ側がユーザー人数を決め、その人数に到達すると、安く買えるという企画で、その過程で、多くのユーザー名簿を獲得しました。この3つの集客方法は、ローコストで顧客名簿が集められるため、当初、ショップ側にとっては費用対効果が高い戦略でした。しかし次第に、取得できる名簿数が少なくなっていきました。というのも、ユーザーにとって懸賞企画やオークションは、商品が得られるかどうか不確かなものだったため、より確実な方法で商品の購入を求めていったためだと考えられます。こうして2015年現在、一人あたりのユーザー獲得コストは、どんどん上がってきています。一方で、全モールは、通常販売商品をいかに安く売るかがトレンドになりつつあり、ショップ側も広告費用をふんだんにはかけにくい状況です。思い切り広告費をかけられるのは、資本のある企業や商品の利益率の高い商材を持っている企業だけでしょう。このような背景により、各モールでは、いかにして無料・ローコストでユーザーを獲得するかが命題となっています。そして、この状況に対応できる集客戦略は「メルマガ」と「モール内検索」なのです。○決して侮れない、メルマガの力メルマガは、以前に比べればその効果は落ちていますが、メルマガ購読後の購入率は、全般的に高いことに変わりはないでしょう。その理由は、メルマガが、ユーザーとコミュニケーションが一番取りやすいツールだからです。一度承認さえ取っておけば、ユーザーのメールボックスに入り込めるメルマガの力を侮ってはいけません。また、アメリカでは今、メールマーケティングが見直されています。パーソナライゼーション(個別対応)が注目されるなか、メルマガについても、そのユーザーに適した内容が届く「個別配信」が始まっています。日本でも、個別配信を含め、ユーザーの購買意欲を高めるメルマガをいかに配信するかが、集客のカギを握っています。なお、Amazonは店舗ごとのメルマガ配信ができませんが、そのほかのモールは、すべてメルマガ配信をサービス化しています。楽天市場では、4月1日から1件につき0.75円の費用がかかるように改定されますが、それでもローコストであることは変わりありませんし、有料化により配信数が減ると予想されますので、逆に売上を伸ばすチャンスと考えると良いでしょう。売上が伸びないと感じた際には会員向けにイベント告知をするなど、即効性のあるツールとなるメルマガを有効活用しましょう。○モール内のSEO対策が重要 - その2つの理由一方、モール内検索は、ここ最近の集客戦略のトレンドといえます。モールで買い物をするユーザーの多くは、モールに出店する各ショップのトップページからは入らず、モールのトップページの検索窓に商品名を入れて、目当ての商品を探します。これがモール内検索です。これまでのユーザーは、その多くがモール内に掲載された広告を見て購入していましたが、現在は、ユーザー自らが商品を検索し、購買に至るケースが増えているのです。ここで重要になることが、モール内検索で上位表示を実現する「モール内のSEO対策」です。モール内のSEO対策は、GoogleのSEO対策よりもシンプルなため、やるべきことをすれば確実に順位が上がります。EC事業者はそのノウハウをつかんで、一人でも多くのユーザー獲得を目指す必要があります。また、モール内のSEO対策は、Googleにて検索しモールへ流入するユーザーを取り込むためにも有効です。検索エンジンにて、買い物を目的に商品を探すユーザー数は減っていますが、それでもゼロになったわけではありません。Googleの検索エンジンで「Tシャツ黒」などと検索すると、楽天市場のカテゴリや楽天サーチの検索結果ページ、Amazonのカテゴリが上位に表示されます。つまり、モール内のSEO対策をしていれば、Googleを経由するユーザーも取り込むことができるのです。冒頭でお話したように、売上を伸ばすためは、その時代に応じた集客戦略を立てることが重要です。そして2015年現在、その戦略の中心に位置づけられるの施策が「メルマガ」と「モール内検索」なのです。この2つを攻略して、売上アップを実現していきましょう。○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7200社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年03月06日お金ではなく、「愛」や「知恵」、「時間」などでショッピングができる、新しい形のオンラインセレクトショップ「WITHOUT MONEY SALE」が2月27日(金)オープンした。欲しいもの、買いたいものがあれば、お金で購入するのが当たり前の世の中で、グローバリゼーションの名のもとに、地域の産業も、価格競争に巻き込まれている。「本当にいいものやモノの、モノの正しい価値が、実はよく分からなくなっているのではないか」そんな風に考えてみたことはないだろうか?そんな市場に一石を投じたのが、お金以外の価値として「愛」「知恵」「時間」を挙げて、お買い物ができるオンラインショッピングサイト「WITHOUT MONEY SALE」だ。「ほんとうは、多くのモノには、お金では測りきれない、お金を超える価値があるはずだ。」誰もが心の奥底でうっすらと感じているこんな感覚を形にしようということから、この企画はスタートしている。企画を立ち上げたのは、社会をよくする数々のプロジェクトの発起人としても知られている電通の並河進氏だ。気になる商品の販売のやり方は、こんな感じだ。商品を買いたい人から、お金のかわりに、「愛」(たとえば、その商品への愛をこめた原稿用紙数枚)や「知恵」(たとえば、その商品をよりよくするためのアイデア)、「時間」(たとえば、商品をつくった人に弟子入りする)などをもらう形。商品を、お金では売らないことで、その商品に、購入者からお金以上の価値を感じてもらえることを目指しているという。なるほど、確かにモノを買うとき、モノの価値を値札の金額を基準にして考えてしまうところがあるのではないだろうか。でも、作り手側からすれば、心を込めて作っている商品に、値段以上の価値を感じてもらいたいというのが本音かもしれない。「WITHOUT MONEY SALE」のルールはこうだ。出品商品は毎回1つで販売個数も事前に決まっている。商品はお金ではなく、愛や 知恵、時間など、お金以外のものとの交換によってのみ手に入る。出品者は公募される。第一弾となる商品は、国産のオーガニックコスメ「アムリターラ」がプロデュースによる徳重紅梅園「鶯宿梅の幻の梅干し」。鶯宿梅は、平安時代に詠まれた「鶯宿梅」という有名な歌の題材になっていて、1200年の伝統を誇る古来品種の梅だという。その鶯宿梅を、有機の滋養に満ちた大地で無農薬栽培し、同じく無農薬の紫シソ、天日塩だけを原料に、先祖伝来の製法に従い、9年間樽の中でじっくり熟成させたのが、今回の梅干しだ。この梅干しを、購入する方法は「愛で買う」「知恵で買う」「時間で買う」の3種類。「愛で買う」なら、梅干しへの愛原稿用紙3枚。「知恵で買う」なら、梅干しを盛り上げるアイデア3つ(ただし、知恵を感じない場合、購入が不成立となる場合もありとのこと)。「時間で買う」なら、梅干しを深く理解する時間、2時間(宮崎県 徳重紅梅園の生産者徳重文子さんの梅への想いを聴き、梅干しづくりを学ぶ)となる。販売個数は、限定10個。限定数に達し次第、販売終了となる。さて、あなたは「愛」「知恵」「時間」どれで商品を買う? (販売数が限られているため、既に販売終了の場合があります)(text:Miwa Ogata)
2015年03月03日前回の記事にて日本のEC市場は今後しばらく、モールがけん引していくことになるとお話しました。また、各モールの現状について考察したのち、楽天市場とAmazonはできる限り出店すべきモールであるとお伝えしました。今回は、モールへ出店することを考えたとき、「どのモールを選択すればよいのか」ということを、もう一歩踏み込んで学んでいきましょう。○4つの軸がそろっていれば、全モールに出店せよ2015年2月時点で日本のモールは、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・DeNAショッピング・ポンパレモールの5つが主流です。この中でどのモールに出店すべきかといった判断は、企業の「人・モノ・金・情報」という4つの要素の有無を参考にするとよいでしょう。「人」とは、ECに関わるスタッフ数のことです。「モノ」とは商品の種類や品数を意味し、「金」はECに費やせる費用を指します。そして「情報」は、HTMLやバナー製作、受注・出荷など、運営スタッフのEC全般のスキルをいいます。これら4つをすべて十分に備える企業は、楽天市場やAmazonはもちろん、すべてのモールに出店すべきです。なぜならば、Amazonを除く各モールはポイント戦略に力を注いでおり、うまくユーザーを囲い込んでいるためです。楽天市場は「楽天スーパーポイント」、Yahoo!ショッピングは「Tポイント」、DeNAショッピングは「auWALLETポイント」、ポンパレモールは「リクルートポイント」といった具合です。○囲い込み戦略で、ユーザーはあまり重複していない私たちは、DeNAと楽天市場のユーザーが重複している割合を、せいぜい1~2割程度だと分析しています。つまり、DeNAショッピングのユーザーは、楽天市場では買い物せずに、DeNAショッピングにて購入することでポイントをためている可能性が高いということです。一方Amazonは、ポイント戦略よりも、お急ぎ便・日時指定が無料の「amazonプライム」を活用し、ユーザーの囲い込みに成功しています。また、各モールの売上目安は、楽天市場で月商1000万円のショップの場合、Yahoo!ショッピングとAmazonではそれぞれ200万円、DeNAショッピングとポンパレモールではそれぞれ100万円だと考えられます。したがって、各モールにて売上げを伸ばすことは可能でしょう。このように、ポイント戦略などによりモールごとユーザーのすみ分けがされているため、一部のモールに出店しないという選択肢は、わざわざ売上を逃すことだと言っても過言ではありません。○商品リストは簡単に横展開できるすべてのモールに出店すべき理由は、まだあります。モールに出店する際、多大な労力を必要とする作業として、商品紹介ページなど商品リストの作成があります。しかし、一度作成した商品リストは、極めて安易に別のモールに横展開することができます。したがって、商品リストを一つのモールでのみ使うということは、非常にもったいないことだと思います。また、複数のモールを運営する上では、受注管理や在庫管理が複雑になるといった懸念を抱くでしょう。しかし昨今は、一元管理ソフトウェアの種類が充実しており、導入できる資金さえあれば、この点で苦労することはありません。各モールへ出店する際の初期作業のみ乗り越えれば、ストレスなく運営できる外部環境が整いつつあります。「人・モノ・金・情報」といった4つの要素を満たす企業であれば、ぜひ、すべてのモールに出店することを視野に入れてください。○何か要素が不足しているなら…では、4つの要素のうち何かが不足している場合は、どうすればよいでしょうか。まず、商品の種類や数など「モノ」だけ不足している企業は、すべてのモールに出店すべきだと考えています。モノが少なく、モール内の競争に勝てないという理由から、出店に消極的な企業も多いのですが、その考えは間違いです。モノが少ないということは、EC特有の「ロングテール効果による集客」ができなくなるため、集客の方法が限定されます。そこで、一人でも多くの顧客を確保するために、可能な限り複数のモールに出店することが必要となります。また、読者の中には、商品(モノ)の内容によってモールの選び方が変わるのではないかとお考えになる人もいるのではないでしょうか。確かに一昔前まででしたら、オリジナル商品は楽天市場の独壇場であり、これらを扱うECは、楽天市場への出店だけで十分でした。しかし昨今は、楽天市場以外のモールであっても、売上を伸ばす土壌が整いつつあります。加えて、楽天市場は、ショップ・オブ・ザ・イヤーの上位を品番型の商品を扱う店舗が占めていることからも、オリジナル商品と品番型の商品の売上比率が変わらない状況になっています。したがって、商品(モノ)の内容は、出店するモールを選択する上で、最も重要なことではないと言えるでしょう。○情報不足ならAmazonへ、資金不足ならYahoo!ショッピングへでは「情報」が不足している企業は、どうしたらよいでしょうか。HTMLなどの知識がなく、受注・出荷といった運営スキルにも乏しいわけですから、それらをアウトソーシングできるAmazonが出店モールの第一候補となります。Amazonは、在庫保管・受注・梱包・配送業務を代行するサービス「フルフィルメント by Amazon(FBA)」を提供しており、企業は簡単に利用することができるためオススメです。また、資金(金)が不足している場合は、完全無料で運営できるYahoo!ショッピングが選択肢となります。さて、ここまで「人・モノ・金・情報」という4つの要素にて、出店するモールの選び方を紹介しましたが、最後に一つ「客層」という要素にも触れておきます。楽天市場は「30~40代女性」、Amazonは「所得の高い男性」など、各モールが得意とする客層があることは事実ですが、その敷居は徐々に狭まってきています。これにより、モールの客層をうのみにして、モールの取捨選択をする必要はないと断言できます。このようにして出店するモールを決定した後は、それぞれのモールで「売上を伸ばすための戦略を立てるステップ」に入ります。次回にご期待ください。○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7200社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年02月19日今、自宅にいながら、クリックひとつで何でも購入できる時代。暇があるとつい、ネットショッピングしてしまいませんか?最近では日本へ商品を発送してくれる海外のショッピングサイトも増え、世界中のアイテムを購入することができますよね。でも、どうせ買うなら、賢く買い物したいものです。そこで今回は、海外サイト『Harper’s BAZAAR』の情報を参考に、店舗で買うよりお金と時間の節約になるネットショッピングのテクニックをご紹介します。■1:安く買いたいならまずクーポンを調べよう海外の大きなショッピングサイト、例えば『H&M』や『TOPSHOP』などは、Googleで検索すると割引クーポンを見つけられることがあります。少しでもお得に買い物したい時は、クーポンがあるかまずは調べてみましょう。■2:大きめor小さめサイズがほしいなら『ZARA』を使おうもしあなたの服のサイズがすごく小さかったり、大きかったりする場合、『ZARA』のようなサイトがよいでしょう。『ZARA』は幅広いサイズ展開をしています。もし普通のショップで自分に合うサイズがない場合は、『ZARA』をチェックしてみては?■3:セール情報が知りたいならニュースレターを購読しようよく使うサイトがあるなら、そのニュースレターに申し込みましょう。頻繁にメールが送られてくるかもしれませんが、先にセール情報を知ることができますよ。■4:ブランドアイテムがほしいならオンラインセレクトストアを使おう過去のシーズンアイテムやビンテージアイテムを調達するには、オンラインセレクトストア『The Real Real』や『Bib + Tuck』がオススメです。『The RealReal』は日本でもサービスを開始し、セレブやスタイリストが購入したバッグや服などの未使用品・新品同様の美品をリーズナブルな価格で提供しています。また、例えば有名ブランドの過去シーズンのアイテムがほしい場合は、『eBay』や『Yoox』、『The Outnet』、『Bluefly』などのサイトをチェックしてみてください。■5:お得に買い物したいならファミリーセールサイトを使おう『GILT』や『Rue La La』のようなサイトは、会員制オンラインファミリーセールサイト。商品は10分間取り置きすることが可能なので、気になった商品はすぐにマイバッグへ!『GILT』は日本版サイトもあります。世界の有名ブランドが最大70%OFFで購入できますよ。■6:確実に安い物が欲しいなら『eBay』を使おうアメリカで誕生した世界最大のオークションサイト『eBay』は、とても巨大なマーケットプレイス。事前に検索ワードを登録しておけば、そのワードに該当するアイテムの出品があった際にアラートが送信される機能もあるので、欲しい物を確実に安い値段で手に入れられます。■7:移動中でも知りたいなら『Keep』を使おうショッピングアプリも上手に使ってみましょう。例えば、アメリカのショッピングサイト『Keep』のアプリでは、お気に入りアイテムが売り出されるときに通知してくれる機能があります。■8:売り切れアイテムがほしいなら『Shopbop』を使おう『Shopbop』のようなファッションサイトでは、アカウントを作成すると欲しい物リストにアイテムを登録できます。リストのアイテムは再入荷されたときに通知してくれるので、売り切れたアイテムでも手に入れやすいです。ちなみにこの『Shopbop』は、日本への発送も行っています。■9:再入荷通知に気付きにくいならメール機能を使おうまた、『Net-a-Porter』や『Matches Fashion』のようなオンラインショップでも、ほしいアイテムが再入荷されると、通知してくれます。こちらはメールで知らせてくれるサービスがあるので、とくに通知を見落としやすい人はオススメです。■10:海外の商品を安く買いたいなら海外サイトを使おう海外のショッピングサイトを利用すると、同じ商品なのに、日本で買うよりもとても安く買えることがありますよね。しかし海外のショッピングサイトを使うときには、関税や送料を考えなければいけません。とはいえ、大きなショッピングサイトの中には、送料などの手数料がすでに含まれているところもあります。『Shopbop』(100ドル以上の注文)や『ASOS』は海外への配送費用が無料なので、使ってみては?以上、10個のオンラインショッピングのテクニックを紹介しました。安いだけでなく、探す手間と時間がかなり短くなる使い方ばかりでしたね。ぜひ参考にしてみてください。(文/椎名恵麻)【参考】※Fashion Hacks: Online Shopping Edition-Harper’s BAZAAR Magazine
2015年02月15日ジャパンネット銀行は1月29日、ヤフー(以下Yahoo!JAPAN)の運営するインターネットショッピングモール「Yahoo!ショッピング」へ出店する事業者を対象とした事業性ローンを開始した。事業性ローン「JNBストアローン」は、出店数19万店以上にのぼる「Yahoo!ショッピング」を運営するYahoo!JAPANとの提携と、ジャパンネット銀行が2000年の営業開始より培った非対面取引での実績を活かした、法人・営業性個人(個人事業者)を対象とした融資サービス。「Yahoo!ショッピング」で販売する物品の仕入資金を使途目的とし、決算書は不要で、「Yahoo!ショッピング」での取引状況をもとに審査を行う。担保や保証人も不要だという。手続きはインターネットのみで完結する。eコマース市場が拡大するなか、インターネットでのビジネス展開に即したスピーディーな融資を行うことで、eコマース事業者ならびに市場の拡大を支援するという。今後もジャパンネット銀行は、顧客のニーズに合わせた利便性の高いサービスの提供に努めていくとしている。
2015年02月02日リサーチバンクは、同社のアンケート・調査結果レポートサイト「ライフメディア」において、「インターネットショッピングに関する調査(2015年)」を実施し、その結果を発表した。調査は、全国の10代~60代の男女を対象に、1月16日~21日の期間に実施したもので、有効回答は1200件となる。これによると、「85%の人が1年以内にインターネットショッピングを利用した」と回答。利用頻度では、「61%の人が月に1回以上利用する」という結果となった。○ネットでの買い物は、価格の安さがポイントか次に、1年以内にインターネットショッピングを利用した人を対象に、インターネットショッピングをする理由を尋ねたところ、「外出しなくても買い物ができる(59%)」や「価格が安い(53%)」との回答が多い結果に。ショッピングをするWebサイトを選ぶ条件としては、「信頼できること(73%)」や「価格が安いこと(69%)」「送料が無料・安いこと(62%)」という声が多数あがった。○「購入はパソコンから」が多数派同調査では、1年以内にインターネットショッピングを利用した人が使用したデバイスについても質問している。これによると、パソコンを所有すると答えた94%のうち、「90%がパソコンを利用してインターネットショッピングをした」経験があると回答。一方で、スマートフォンを所有するとした48%のうち、インターケットショッピングでの使用経験があると答えた割合は23%となった。また、スマートフォンを所有するが、インターネットショッピングの際は使用しないと回答した人を対象にその理由を尋ねたところ、「画面が見にくいから(68%)」や「パソコンで十分だから(44%)」「操作がしにくいから(40%)」「商品検索がしにくいから(34%)」という意見があがった。なお、パソコンとスマートフォンの両方を使用した経験がある人のうち53%は、今後のインターネットショッピングでは「パソコンの方が利用頻度が高いと思う」と回答している。
2015年01月30日ドリコムは12月16日、動画配信広告ネットワーク「poncan ビデオアド」が、ソフトバンクモバイルの「Tモール動画 for SoftBank」と連携を開始したと発表した。「poncan ビデオアド」は、ポイントサイト・モール等で提供されるリワード広告と、CM視聴を組み合わせた広告手法で、ポイントメディアを中心に広告を配信するネットワークを保有する。広告主は、同ネットワークに向けてリワード型の動画広告を出稿することができる。今回の連携により、広告主は、従来のポイントメディアのユーザーに加え、ソフトバンクモバイルユーザーへの動画広告のリーチが可能となる。一方、ソフトバンクモバイルユーザーは、「Tモール動画 for SoftBank」から動画広告を見るだけでTポイントを獲得することができ、獲得したTポイントは、携帯電話の新規購入・機種変更、毎月の利用料金への充当のほか、Tポイント提携先で1ポイントあたり1円として利用できる。
2014年12月17日ヤフーは20日、12月24日のクリスマスイブに「Yahoo!ショッピング」担当社員がサンタクロースになって家庭を訪問し、子どもにプレゼントを届ける「サンタにプレゼントを届けてもらおう」プロジェクトを実施すると発表した。同プロジェクトは、サンタクロースを通じて社会貢献活動を行っているNPO法人「チャリティーサンタ」によるサンタ研修を事前に受けた「Yahoo!ショッピング」担当社員100人が、サンタクロースとなって抽選で選ばれた150家庭を訪問するというもの。当日は家族と連携を図り、家庭に保管してあるクリスマスプレゼントを、子どもに気付かれないように玄関前などでサンタクロースが受け取る。その後、正式に家庭を訪問して子どもと対面し、プレゼントを渡すとともに、事前に家庭から聞いたエピソードを元にサンタクロースが直接語りかけるといった流れを予定しているという。実施日時は、2014年12月24日18:00~20:30頃。応募条件は、同12月10日~14日の期間に「Yahoo!ショッピング」でクリスマスプレゼントを購入し、東京都港区六本木より公共交通機関を利用して1時間以内に到着可能な地域の子どもがいる家庭。応募は同12月7日まで、「Yahoo!ショッピング」内特設ページにて受け付けている。
2014年11月21日ワイモバイル、ウィルコム沖縄、ヤフーの3社は13日、Y!mobileユーザーに提供する「パケットマイレージ」サービスに、ショッピングサイトでの購入ごとにマイルを獲得できる「ショッピングマイル」を追加した。パケットマイレージは、「Yahoo! JAPAN」アプリもしくはスマートフォン版「Yahoo! JAPAN」トップページへのログインで、契約プランに応じたマイルが1日に1回付与されるサービス。貯めたマイルは、翌月に使える無料データ通信量に替えることができる。このパケットマイレージのマイル獲得手段として、本日から新たに加わったのが「ショッピングマイル」。「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」「ヤフオク!」の各サイトで、1回の購入、1回の落札ごとに10マイルが付与される。ただし、獲得できるショッピングマイルは月間100マイルが上限となる。また、マイルを獲得するには、ワイモバイルの電話番号と連携済みのYahoo! JAPAN IDでログインした状態で、各サイトを利用する必要がある。なお、「LOHACO」では初回購入後に、ワイモバイルの簡単なアンケートに答えると80マイルが獲得できる。
2014年11月13日前回 に引き続き、後編でも彼とのショッピングデートで失敗しがちな女性の言動を4つ紹介していきましょう! ■1.結局何も買わないあれこれ何時間も悩んだ結果、結局何も買わなかったというのが、男性には理解しがたい点のようです。「じゃあ、最初から悩むな」と思う男性も少なくないようなので、気を付けておく必要がありますね。何も買わずにショッピングデートが終わったときは、「待たせてごめんね」などとフォローを入れることをお忘れなく。■2.安い物を大量買いしても無駄なのもばかり安さに惹かれて衝動買いをしてしまうときもあると思いますが、買ったのは良いものの結局無駄なものばかりだったという失敗は回避しておきたいところ。浪費癖があるというところを彼に知られてしまうきっかけになり、将来性を疑われてしまう恐れがありますよ。本当に必要なものなのかを考えて、無駄づかいをしないように心がけておきましょう。■3.目的もなくダラダラ歩く「ショッピングデートしよ」と言ったのに、目的地もなく、ただダラダラと歩くだけになってしまうと、男性はうんざりしてしまいます。女性はウインドウショッピングが好きな人が多いのですが、男性は目的を達成することだけに囚われている傾向があります。彼と買い物をするときは、何を買うか、どのお店に足を運ぶかをリストアップしておいて、「次はあのお店に行くね」と伝えておいた方が無難だと思います。■4.「どっちがいいかな?」の質問攻め「どれがいいと思う?」「どっちが似合う?」などと彼に質問することもあると思いますが、自分の中で結論が決まっているなら、あえて彼に聞く必要はありません。女性がこういう質問をする場合、大抵は自分の中で結論が出ているものです。もし、彼があなたが決めていたものと違うものの方が良いと言った場合、彼が選んだものを本当に選ぶ自信がないなら、聞かない方が良いでしょう。「聞いておきながら逆を選ぶなら最初から質問するな」と思われてしまい、嫌悪感を抱かれてしまうかも…。相談しながらショッピングを楽しむのも良いですが、信頼関係に傷を付けないように気を付けてくださいね。いかがでしたか? 無意識のうちに当てはまっている内容もあったかもしれません。次のショッピングデートでは、彼を幻滅させないように、楽しく過ごせる素敵なデートにしてくださいね!
2014年11月11日イオングループのコックスはこのほど、JR京都線・桂川駅直結のショッピングモール「イオンモール京都桂川」3階に、「ikka LOUNGE(イッカラウンジ)イオンモール京都桂川店」をオープンさせた。同店は、「ikka LOUNGE」業態として近畿地区への初出店となる。「ikka LOUNGE」は、カジュアルブランド・ikkaの10周年に際し誕生した新業態で、昨年12月に旗艦店となる1号店をイオンモール幕張新都心にオープンした。今年3月にはファッション通販サイト「ZOZOTOWN」にも出店し、今回の京都桂川店のオープンで5店舗目の出店となる。商品は、メンズ・レディス・服飾雑貨などで、特にメンズと雑貨の構成を高める。メンズのテーラードジャケットを軸としたビジネスカジュアルの提案とともに、オリジナル開発商品やセレクト商品など服飾雑貨を充実させるという。代表商品は、スポーツウェアブランド「COLMAR(コルマー)」の「ツィード柄ハーフダウンジャケット(レディス)」(7万4,520円/税込)、ニットウェアブランド「Bark(バーク)」のニットのチェスターコート「チェスターフィールドコート(メンズ)」(10万5,840円/税込)など。この他にも、欧州を中心としたセレクトブランドのアウターや服飾雑貨を数多く取りそろえる。また、ikkaは10月より、「THANKS!10th ANNIVERSARY」と題した記念YEARをスタートさせ、11月からは一部店舗で限定発売を予定している。それに先がけ、同店では10周年特別商品を先行発売する。同店の所在地はイオンモール京都桂川3階で、営業時間は9時~22時。
2014年10月20日米人女性のネットショッピング事情近年、日本でも流行りつつあるネットショッピング。オシャレ女子からもファッションアイテムの購入方法として注目されていますが、ネットショッピング先進国のアメリカでの利用実態が明らかになりました。10月14日、POPSUGARは、同社が運営するWEBサイト「ShopStyle」において、アメリカ人女性に対してファッションアイテムに関するネットショッピングの利用について尋ねたところ、週1回以上買い物をする人が77%いることがわかりました。自宅以外、「退屈しのぎ」が多数また、ネットショッピングをする場所については、ゆっくりと買い物ができる自宅に95%もの支持が集まる一方で、職場で47%、外出中に40%、と自宅以外で活用している人も多いことが判明。さらに、リアル店で買い物中に利用する人が38%を占めました。ネットショッピングを利用する理由は、休暇やイベント用など必要性に応じて購入している人が57%いるのに対し、「仕事中のリフレッシュ」や「退屈しのぎ」との回答率も高く、様々な用途で利用されていることがわかりました。同調査では、リアル店での購入中のネットショッピングや、仕事のリフレッシュのひとつとしての活用に着目しており、今後もこのような利用方法が増えるのではないかと予測しています。【参考】・POPSUGAR プレスリリース(Value Press!)・ShopStyle
2014年10月16日ショッピングモールを舞台にした地元高校生によるファッションショー「Paradigm Shift」が、このほど福岡県のイオンモール香椎浜店にて開催された。同ファッションショーを行ったのは、福岡県立香椎高校服飾デザイン科の生徒たち。同科では、1980年から校内向けの卒業制作として文化祭でファッションショーを実施してきたが、地域貢献に取り組むイオン九州が協力し、このたび福岡市東区にあるイオンモール香椎浜店を無償で会場として提供し、同イベントが実現した。当日は、通常の週末よりも多くの人が来店。予定していた席数もすぐに埋まり、ランウェイを囲むように立ち見の人垣ができ、2階のフロアまで見物客が溢れた。そして、様々な衣装を身にまとった生徒らが登場すると、歓声や拍手が起こり、会場が一体となって盛り上がった。出演した生徒からは「このように、校内だけでなくいろんなお客さんに見てもらえる機会をいただくことができ、本当にうれしい。1人でも多くの方に香椎高校のことを知ってもらい、“わたしでもデザイナーになれるかも”と思ってもらえたら」といった感想も。また、ファッションショーの舞台となったイオンモール香椎浜店の森山店長は「予想をはるかに超える数のお客様にお越しいただき、地元の方々に喜んでもらえてうれしい。このように、地域の方々が活躍する場、披露する場として、もっともっと力を入れて取り組みたい」と語った。なお、同高校のファッションショーは、今後も博多駅構内のイベントをはじめ、県内の様々なイベント会場にて披露する予定だ。
2014年10月10日ネットショッピングの失敗談について尋ねてみたところ、次から次へと出てくる出てくる…。ネットショッピング経験者で、お買い物に失敗したことのない人はいませんでした。「安物買いの銭失い」とならぬよう、ありがちな失敗例とその回避策について紹介します。■よくあるネットショッピングの失敗と回避策・ネットショッピングの失敗例 <ファッション編>「デザインがかわいくて安いお洋服を見つけて購入したら、届いたのは縫製も雑な、ぺらっぺらの素材でできたものだった。写真写りが良すぎる商品だった。」「仕事用にベージュのジャケットが欲しくて購入。実際に届いたのは、モニターで見るよりかなりくすんだベージュだった。ミルクティ色をイメージしていたのに、グレージュって感じ。」「いつものサイズで注文したのに、パンツの色によっては、パツパツ状態に。そのうち伸びてくるかと思って履き続けたけど、キツくて履きたくなくなった。今さら返品もできない。」やはり、お洋服の失敗談が一番多く挙げられました。サイズ、素材感、ライン、色味などは、実際に手に取ったり、試着したりしてみないとわからないものです。私はファッション系の商品撮影アルバイトをしていたことがあるのですが、そのお洋服の魅力を最大限に引き出すよう、数々の小細工をしていました。たとえば、ウエスト部分を絞って後ろを洗濯バサミで止め、ラインをより美しく見せたり、皺になりやすい素材のお洋服なら、シワが1本も写らないように整えてから撮影してみたり。アクセサリーも一番輝くようにライトの位置を調節していました。さらに、写真加工アプリを使って、明るさなどの最終仕上げをしていたのです。詐欺とは言いませんが、実物よりかなりよく見せている場合もあると心得たほうがいいでしょう。・失敗回避策 <ファッション編>ファッションのネットショッピングで失敗しないためには、やはり可能な限り実物を試着してから購入するがベストです。サンエーインターナショナルのSELESONICなら全商品5%オフ、ZOZOTOWNならポイント還元にTポイントまで付与と、ネットでの購入のほうがお得な場合が多いので、お店で確認してからネットで買いましょう。お店ですぐに買うよりも、時間をおくことで、本当に欲しいものしか買わなくなり、衝動買いを回避できる効果もあります。さらに海外ブランドなら、海外サイトで購入すると大幅に安く手に入れられることもあります。私は、日本では3万以上するデニムを、海外通販で、97ドルで購入することができました。25インチ以下の小さなサイズは、海外ではセールまで売れ残っていることも多いのです。・ネットショッピングの失敗例 <グルメ編>「ランキング上位のお取り寄せスイーツを期待して買ってみたが、普通すぎた。」「注文したお肉のボリュームが少なすぎて泣けた。」次に挙げられたのが、食べ物での失敗談です。以前、ひどすぎるおせち料理が話題になったこともありましたね。グラムや本数だけで、実際のボリュームをイメージするのはなかなか難しいものです。・失敗回避策 <グルメ編>口コミやランキングも、自分の好みとの誤差はどれぐらいなのか測ることはできませんので、食べ物のお買い物は、友人知人のリアルな口コミを重視するほうが安心です。どうしても購入したくなったら、一度に大量には買わず、なるべく小さいサイズでのお試し買いから始めましょう。■たまには外へあてもなく買い物へ出掛けようネットショッピングは、お手軽に欲しかったものを、家にいながら手に入れることができ、時間のないママには嬉しいサービスです。ただ、日用必需品やずっと愛用している信頼できるブランドのものなど、狭い範囲の情報から選ぶ商品に偏りがちになってしまいます。たまには、お子さまと一緒に実店舗へ、ウインドウショッピングへ出掛けてみませんか。胸が高鳴る素敵なモノとの出会いが待っているかもしれません。いつも夕暮れ時になるとぐずぐずしてしまう子どもも、新鮮な場所だと意外に落ち着いていたりしますよ。
2014年09月14日(画像はプレスリリースより)オズモールとKOBAKOのコラボによる、美しい脚&かかとを実現する企画!女性を対象としたウェブサイト【オズモール】はKOBAKOとコラボして、人気の高い「オズのビューティーサロンの予約」の企画を開始した。【オズモール】はスターツ出版株式会社によって運営されており、企画の期間は9月11日~10月15日までで、代官山のベルフルール代官山や表参道のQinowa、恵比寿エリアにあるQiroomなど、あわせて12店舗が予約可能となっているという。またKOBAKOはブラシや爪切りなど【美】を楽しめるアイテムを提供しているブランドだ。(詳細はオズモールのサイトまで)コラボ企画の内容は?企画内容について、料金は(ウェブ予約限定) 1時間で6300円となっている。そして夏の時期に継続してサンダルなどを履くことにより、角質がたまりガサついてしまったかかとを、“KOBAKO”アイテムによってケアし、コリやむくみを改善して美しい脚へと導いてくれる。参加者はオズモールがセレクトした、人気の高いリラクゼーションのサロンで『美脚マッサージ』のサービスを受けることができる。また【角質オフ】はスムーサーによって、つるっとした滑らかで美しいかかとを実現してくれる。その上、足の裏がサラッと気持ち良く感じられる【リフレッシュミスト】が1本ついてくるという。美しい脚やかかとの角質ケアを希望する読者は、このサービスを試してみては。【参考】・スターツ出版株式会社 プレスリリース (PR TIMES)・オズモール
2014年09月12日ディー・エヌ・エー(DeNA)は4月24日、総合ショッピングサイト「DeNAショッピング」内の「EVERY MART」をリニューアルオープンし、全商品の送料を無料にした。「EVERY MART」は、食品・飲料・日用品に特化したショッピングサイトとして2013年にオープン。現在は約10万品の商品を取り扱っている。同社は、利用者に対するアンケート調査やインタビューなどを通じて、送料が買い物の最大のハードルとなっていることがわかったとしている。また、出店店舗ごとに送料金額が異なっていたこともスムーズな買い物を妨げる要因になっていたことから、このほど、全商品の送料無料化に踏み切ったという。今回のリニューアルでは、送料無料化のほか、ネット通販をはじめて利用するような人でも、欲しい商品がすぐに見つけられるようにWebサイトの利便性に関する改善も行われている。
2014年04月25日お仕事体験テーマパーク「カンドゥー(Kandu)」が12月20日、イオンモール幕張新都心ファミリーモールにオープンする。日本第1号となる同店には、子供からシニア世代までが楽しめる35のベニュー(パビリオン)と、テーマパークとしては国内最大の530席のフルサービスレストランが併設されている。「キッザニア」を手掛けたルイス・ラレス・ゴエティがコンセプトクリエーターを務めた。施設内へは架空の発明家デューク・ジュリアン・サガモンドのラボをイメージしたという広間から、大きな鍵穴をくぐることで入場する。これは“別世界への入り口”を表現したもの。そして施設内は六つのエリアに分かれている。イタリアの街並を再現した「ラ・ピアッツァ」の中央には巨木がそびえ立ち、周りに「オランジーナ」や「JINS」のベニューが並んでいる。目玉は「オンワード樫山」協賛のファッションコーナー。衣装はすべて特別デザインのもので、気に入ったドレスを着用し、ファッションモデルとしてのトレーニングを行う。フランスの街並を再現した「フレンチ・クオーター」は真っ赤な建物が特徴的。味の素「クノール」や「毎日新聞」の他、デンタルや新生児看護のアクティビティーなど、メディカル系のベニューが並ぶ。魔法にかかった不思議な村という設定の「マジック・ビレッジ」では、千葉の住宅メーカー「新昭和」のベニューや、「ガリバー」協賛のボルダリングで遊ぶことが出来る。劇場と観客席が広がる「カンドゥー・シアター」では、台本を読みながらリハーサルを行い、俳優・女優になりきって劇を演じるという、表現力や演技力が育まれるアクティビティーも。50年代のアメリカをイメージした「アメリカン・ダイナー」には、「文化放送」のラジオ局や「ゼブラ」のアートアカデミーが。また、千葉県警協力のもと警察署と牢屋が再現され警察官になって街をパトロールするアクティビティーも用意。飛行機や宇宙をフィーチャーした「コズミック・ゾーン」では、「富士通」のロボットを展示しているラボラトリーや、「JAXA」の管制室のクルーになって、ロケット発射の瞬間を体験出来るというアクティビティーも。「日本航空」のベニューには、航空機誘導員用の大画面とフライトシュミレーターが設置されている。カンドゥージャパン代表取締役社長の越純一郎氏は「単なる娯楽施設ではなく、あくまでも教育施設として運営したい。嫌なことを無理矢理させるのではなく、楽しそうだから思わずやりたくなる“お仕事”を体験して欲しい」と語った。
2013年12月19日ペットとの快適な毎日をサポートする、日本最大級の「ペットモール」が誕生だ。24時間体制のホテルや病院を完備し、愛犬、愛猫のしつけやリハビリ、シニアペットの対応までをトータルで行う。「コト×モノ×サービス」をテーマにした総合ペットストア「ペコス(PECOS)」。2階建てメゾネットタイプの店舗は、中央に吹き抜けを配した開放的な空間。約2,000平方メートルの広々とした店内で、カスタマーのペットライフを満たす施設とサービスを用意。1階の「サービス&ソリューションフロア」では、ビューティーサロンとしつけ・トレーニングのコーナーを設置。ビューティーサロンではニーズに応えた最適なカットの提案を行い、飼い主により安心してもらえるようにカットの様子が見られる施設構造に。シニア犬から超大型犬まで、それぞれに合わせた設備で施術を行う。しつけ・トレーニングでは、プロトレーナーによるアンチエイジング脳トレーニングやドッグスポーツコースを受けられる。ペットの年代層またはライフスタイルに合わせたしつけも行う。またフロア外には広々としたドッグランを備えた。そして注目なのは、「イオン動物医療センター/イオン動物病院 夜間救急センター」と、ペットホテルの「ペットインロイヤル」。共に24時間体制で対応を行う。病院ではそれぞれの医療分野を得意とする獣医師をそろえ、専門分化治療をする。最新の医療機器、リハビリプールによるハイドロセラピーを備え、最新の動物医療を提供する。約100室を設けた本格的ペットホテルでは、お遊びやお散歩も含め専任のホテルスタッフが24時間体制で預かる。新たな試みとして、老犬・老猫に対応した本格的介護サービス、メディカルケアサービスも導入。2階「ライフスタイルショップ」では、バラエティーに富んだ品ぞろえの”ライフスタイル提案ペットストア”をオープン。新しいペットライフスタイル提案型店舗として、ナチュラル志向商品、本格デリカ&スイーツ、ペットモチーフ雑貨などを展開する。安心素材を使う”デリカ&スイーツ”コーナーではペット用のお惣菜やパン、お誕生日ケーキなどを扱う。店内にはイートインもあり、ペットと一緒に食事を楽しめる。またペットの健康を考えた食事を作る、クッキング教室も実施する。他にもペットを飼っていないが動物モチーフが好きというニーズに向けた、ペットファッション・雑貨専門店「ハーネスドッグ」もある。その他、ペットと一緒にカフェを楽しめるドトールコーヒーの新業態「ドトールコーヒーショップ」、ペットの写真館「ペット写真城スタジオワンワンアリス」、アクアリウムショップ「アクアリウムステージ21」が出店する。(1/5に戻る。)
2013年12月19日ファミリーモールのキーワードは「キッズを中心とした親子3世代」。お仕事体験テーマパーク、エンターテインメントミュージアムやメーカーのアンテナショップなど、家族で楽しめるコンテンツ約80店舗が勢ぞろいしている。1階の“ファミリーファッション&ライフスタイルフロア”には、「未来屋書店」の新業態、体験型キッズゾーン「みらいやのもり」がある。「めいさくえほんはくぶつかん」「こどもサイエンス」「こどもアトリエ」「こどもキッチン」と、子供の興味関心で四つに分類した”こどもハウス”からなるゾーンだ。「こどもセルフレジ」ではレジ体験のできるセルフレジを導入。おすすめの絵本やギフトを提案してくれるコンシェルジュが常駐し、ワークショップや体験イベントなどが毎週末開催される。またこのフロアにはダイソーのポップな雑貨ショップ「papipupePOKKE」や家族でメガネ選びを楽しめる、メガネブランド「ゾフ(Zoff)」の新業態「ゾフ・マルシェ(Zoff Marche)」もオープン。2階“キッズファッション&ライフスタイル”のフロアには、イオンの子供関連用品ゾーン「キッズ共和国」がイオン最大の広さで出店。ファッション、玩具、文具などが一同に集結。隣には12歳以下の子供を対象とした室内ゆうえんち「モーリーファンタジー」があり、キャラクターのララちゃんの塗り絵を専用モニターにかざすと、モニター上に3Dのララちゃんが登場して踊り出すという、最先端のゲーム機器を導入している。ベビー&キッズカジュアルゾーンでは、「ヒステリックミニ(HYSTERIC MINI)」「バービー/ジルスチュアートニューヨーク」など、専門店約20店舗をラインアップ。千葉県初出店となるセレクトショップ「リボンハッカキッズ(Ribbon hakka kids)」は、親子で楽しめるカフェ「カフェアール(Cafe R)」を併設。そして3階には、ファミリーモール最大の目玉となる、家族で楽しめるエンターテインメントスポットを集約。日本初上陸のお仕事体験テーマパーク「カンドゥー(Kandu)」は、警察、航空会社、銀行、ラジオ局など、約35種類のお仕事体験ができる「ベニュー」と家族みんなでゆっくり食事のできる約530席のレストランで構成され、親子3世代で楽しめるテーマパーク。東映特撮ヒーロー作品の体験型エンターテインメントミュージアム「東映ヒーローワールド」では、特撮ヒーローとなって体験できるアトラクションを設置。作品製作に使用した撮影用スーツや小道具が展示され、ヒーローをモチーフにしたフードが堪能できるカフェがある。子供はもちろん、特撮ファンの大人も楽しめる内容だ。また“オリジナルばかうけ”が作れる、栗山米菓による初の体験型アンテナショップ「ばかうけサーカス」も出店。約600もの客席を設けたフードコート「ごちそうパーク」では、丸亀製麺の新業態「マルコズキッチン(MARCO'S Kitchen)」など、初出店を含む8店舗が出店している。他にも広大な屋上公園「スカイパーク」には、ミニイベントができるステージ、噴水や水遊びのできるビーチがある。(4/5ではあらゆるスポーツ需要に応える「アクティブモール」を紹介。)
2013年12月18日イオンは12月20日、千葉市美浜区に旗艦店「イオンモール幕張新都心」をグランドオープンする。初ブランド・新業態92店舗、千葉市初出店92店舗を含む、360の専門店が集結。初年度来館者3,500万人を見込む。16日、オープンに先駆け内覧会が開かれた。「“夢中”が生まれる場所」をコンセプトに、ジャンルの垣根を超えた圧巻のスケールの次世代ショッピングモールが誕生する。19万2,000平方メートルの敷地内は、「グランドモール」「ペットモール」「アクティブモール」「ファミリーモール」の、4モールで構成。3から4階建ての建物は、それぞれ2階のデッキで接続されている。「グランドモール」では、“よく遊び、よく学ぶ”をキーワードに大人のライフスタイルを提案。1階の“大人のホビーゾーン”には、「代官山蔦屋書店」をモチーフにした千葉県初出店となる「蔦屋書店」が登場。書店の中には、大人の旅を提案する「JTBトラベルゲート」や、本と一緒にコーヒーを堪能できる「スターバックスコーヒー」を、ショップインショップ形式で併設している。また、オーディオメーカーの「ボーズ・ダイレクトストア」、音楽教室やスタジオを構えた「島村楽器」など、日常に潤いを与えてくれる専門ショップがそろう。“プレミアムファッションライフスタイルゾーン”には、高感度な大人のライフスタイルを提案する、国内外のファッションアパレルや雑貨、カフェなどを展開。「パティスリー銀座千疋屋」「トップショップ/トップマン(TOPSHOP/TOPMAN)」「アフタヌーンティー ティースタンド(Afternoon Tea TEA STAND)」「アフタヌーンティー・ホーム&リビング」などが千葉県初出店で登場。「センスオブプレイスバイアーバンリサーチ(SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH)」や「サマンサアンドシュエットギャラリー(Samantha&chouette gallery)」「ハルタ(HARUTA)」といった、大手アパレルブランドによる新業態ショップも多く出店。またジュンの新ブランド「ル ジュン(LE JUN)」は、カフェ「カフェドロペ ラメール(Cafe de Rope La mer)」を復活させ、併設する。「シュウ ウエムラ」、「キールズ」、コスメティックセレクトショップ「コスメーム」など、こだわりのビューティー&コスメショップも登場する。2階は「エイチアンドエム(H&M)」「モンキ(MONKI)」といった人気ファッションブランドや、日本初上陸となる北欧雑貨店「ソストレーネグレーネ(SφSTRENE GRENE)」など、国境を越えた上質を提案する北欧ブランドが多く出店。南国リゾートを漂わせる「ハワイアンゾーン」には、ハワイスタイルのカフェ「ホノルルコーヒー」ハワイアン雑貨「カヒコ」、ハワイアンジュエリー「ラウレア」がお目見え。(2/5ではグランドモールのグルメ、エンタメにフォーカス。)
2013年12月17日メガネブランド「ゾフ(Zoff)」の新業態「ゾフ・マルシェ(Zoff Marche)」が、12月20日開業のイオンモール幕張新都心内にオープンする。家族でメガネ選びを楽しめる空間を目指し、白を基調とした店内に市場をイメージしたテントやネオン管のサインを配し、楽しさや明るさを演出する。什器やポップは、子供も見やすいよう配慮。メガネ作りの工程を見られるガラス張りの加工場も設置。ゾフ・マルシェ限定で、ゾフのキッザニアパビリオンで人気の子供向けサングラス「ゾフ・ユーブイ・ファイター(Zoff UV FIGHTER)」(3パーツセット1,050円、単品パーツ420円)を販売。フロント、レンズ、テンプルで全320通り組み合わせられ、レンズはUV400対応。その他、親子おそろいで楽しめる「ディズニーコレクション(Disney Collection)」、軽くて丈夫な「ゾフ・スマート(Zoff SMART)」、高橋尚子監修の「ゾフ・ランニング・ウィズ・キュー(Zoff RUNNING With Q)」など、ライフスタイルに合わせて選べるアイテムがそろう。ゾフは、アイケアカンパニーとして子供時代から目を守ることの重要性や、メガネの楽しさを子供たちに知らせる活動を実施。2012年10月にキッザニアに出店し、ゾフの店員体験ができるアクティビティを提供している。
2013年12月13日※画像は、『エモクロマーケットプレイス』サイトより商品が到着して後悔した経験もこれでさよならネットショッピングも試着が出来る時代になった。株式会社エモクロ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森英之)が運営するファッションECサイト「EMOCLO 」が、2013年6月12日より試着をした後に購入が出来る『エモクロマーケットプレイス』としてリニューアルオープンした。ふと夜中にネットサーフィンをしていて、あまり考えずに買ってしまったものが思っていた感じと違った、なんてことがある人も多いだろう。そんな経験をしても、誰にも邪魔をされずに時間を選ばずに購入できるため、洋服をネットショッピングで購入してしまうのも事実だ。安心して、夜中のショッピングを楽しめるようにこの『エモクロマーケットプレイス』が、今までのファッションECサイトと違うのは、送料が無料なところ。試着のために取り寄せるのも、購入をせずに返送をするのにも顧客は送料がかからない。「返品可能」でも、送料がかかるから、とためらう必要はない。暑くなって、エアコンの温度が下がってきたから、ちょっとオフィスで使う上着が欲しいけど、買い物に行く時間がない、なんて時にも、手元に取り寄せて、今ある服とのコーディネートを考えてから購入することが出来る。通常のショッピングでも無理な「今ある服とコーディネートしてから購入」という新たな選択も出来るようになった。【参考リンク】▼『エモクロマーケットプレイス』元の記事を読む
2013年06月14日ペッパーフードサービスは1日、埼玉県・イオンモール春日部に、新業態「東京634バーグ(TOKYO MUSASHI BURG)イオンモール春日部店」を出店した。同店では、ハンバーグを提供すると共に、フードコートでは日本初となるサラダバーを併設した。サラダバーは1皿取り放題システム。常時8種類の野菜を、180円にて1皿盛り放題となる。メイン料理を注文しない場合は380円となる。主な商品としては、北海道産牛を主原料とし、オーストラリア産、ニュージーランド産牛をブレンドした「ビーフ100%肉塊ハンバーグ」(ライス付、850円)や、「和風おろしハンバーグ」(ライス付、780円)などハンバーグメニューを中心に、ステーキ、ペッパーライスの鉄皿料理をそろえる。また、ポテトフライなどサイドメニュー、パンケーキなどのデザートメニューもあり、女性、ヤングファミリー層を中心に、アピールしていくという。住所は、埼玉県春日部市下柳420-1 イオンモール春日部2Fフードコート内。営業時間は11時~23時で、年中無休。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月06日イオンは2013年3月5日(火)、埼玉県春日部市に新たなショッピングモール「イオンモール春日部」をグランドオープンする。イオンモール春日部は、”ツナグツナガルツナゲル”をキーワードに、賑わいとくつろぎのライフスタイルモールを提案し、核店舗となるイオン春日部店と、約180の専門店を展開する。ファッションゾーンでは「H&M」「ベルシュカ」などの海外ファストファッションをはじめ、都会的なファッションやトレンドなど様々なスタイルの専門店を幅広く導入。その他にもカジュアルウエアを提案する「ライトオン」、「ユニクロ」なども導入される。アミューズメントでは、10スクリーン、約1900席を備えたシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ春日部」が配置され、飲食では1階に宿場町”粕壁”をイメージしたデザインで、和洋中料理のレストラン、「スターバックスコーヒー」など11店舗からなるレストラン街を導入した。また2階には12店舗、約780席で構成するフードを配置し、クリニックや金融サービスなどライフサポート機能も充実させている。【商業施設概要】名称:イオンモール春日部所在地:埼玉県春日部市下柳420-1電話:イオンモール春日部048-718-3000(3月1日以降使用開始)イオン春日部店048-718-3900営業時間:専門店 9:00~22:00フードコート9:00~22:00レストラン10:00~23:00イオン春日部店1F7:00~23:00(1F医薬品・調剤薬局は営業時間が異なります。)(3月14日(木)までは9:00~23:00)イオン春日部店(2F/3F)9:00~22:00シネマコンプレックス9:00~24:00元の記事を読む
2013年02月18日