今年、ハリウッドでブレイクを果たした俳優と言えば、おそらく真っ先に名が挙がるのがサム・ワーシントン。『ターミネーター4』での名演に続き、本日12月18日(金)に全米でついに公開を迎えた『アバター』に主演し、ハリウッドのスターの仲間入りを果たした。そんな、いま最も勢いのある“昇り龍”サムの来年の主演作に関する情報が…。日本では来年のGWに公開される『タイタンの戦い』でサムが演じるのは、ギリシャ神話の英雄・ペルセウス。本作で神や悪魔たちとの激しい戦いに身を投じるサムの最新映像が到着した。『ターミネーター4』、『アバター』と未来を舞台にした作品に出演してきた彼だが、本作では時代を大きく遡って神話の時代へ。神々の王・ゼウスの子として生まれながらも人間として育てられたペルセウスが、世界を破滅から救うべく、権力闘争に明け暮れる神々や忌むべき悪魔、恐るべき獣たちと戦い、自らの運命を切り開いていく姿を描く。ちょっぴりいかつい風貌もあいまって、無骨な肉体派という印象が強いサムだが、アクションと共にその演技力の高さに対する評価はピカイチ!『007/カジノ・ロワイヤル』におけるジェームズ・ボンド役を最後までダニエル・クレイグと争った経験を持ち、『ターミネーター4』では肉体の大半が機械でできており、物語の重要な鍵を握るマーカス・ライトを見事に演じきり、激賞をあびた。このほど発表されたゴールデン・グローブ賞において『アバター』が見事に作品賞へのノミネートを果たしたが、こちらも斬新な映像世界に加え、サムを始めとする確かな演技力を持った俳優陣によるドラマが評価されてこそ。本作でも葛藤を抱えつつ、戦いに身を投じるペルセウスの複雑な心情を体現している。本作が、サムが今後さらなるスターダムの高みへと駆け上がるきっかけとなるかも。脇を固める俳優陣も豪華のひと言!神々の王・ゼウスを演じるのはリーアム・ニーソン。リーアムと『シンドラーのリスト』で共演し、彼と共にその年のオスカーの主演&助演男優賞へのWノミネーションを果たしたレイフ・ファインズが、ペルセウスの前に立ちはだかる冥界の王・ハデスを演じる。そして、ペルセウスに運命を預けるヒロイン、アンドロメダをフランス出身のアレクサ・タヴァロス(『ディファイアンス』)が演じる。まずは、サム扮するペルセウスの雄姿をひと足早くチェック!『タイタンの戦い』は2010年GW、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。こちらの映像はMOVIE GALLERYおよび『タイタンの戦い』作品情報ページにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ターミネーター4 2009年6月6日、7日先行公開、6月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SONY PICTURES DIGITAL INC. ALL RIGHTS RESERVED.アバター 2009年12月23日(水・祝)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開タイタンの戦い 2010年GW、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:【どちらを観る?】2009年もあとわずか…年末年始オススメ映画レビュー第1弾『アバター』遂に完全版初披露!ジェームズ・キャメロン12年ぶり新作に手応えクリスチャン・ベイルのコメントも!『ターミネーター4』DVD発売記念特別映像が到着前代未聞の『アバター』TVスポット3部作を一挙大公開!『ターミネーター4』DVD発売記念 マックG監督の直筆サイン色紙を1名様にプレゼント
2009年12月18日師走の慌ただしいこの時期はなにかと外食が多くなる。おいしい料理を食べるのはもちろん幸せなことだけれど、外食が続くほど家でゆっくりと手料理を食べたくなったりもする。そこで、年末年始に公開される映画の中でまずオススメしたいのは『ジュリー&ジュリア』。主人公は料理家ジュリア・チャイルドと彼女の料理に魅了されたジュリー・パウエルという2人の女性。食べることが大好きなジュリアはパリでフランス料理に出会い、家庭のキッチンで誰でも作れるフランス料理を作れるレシピ本を作った実在の人物。そして、彼女のそのレシピ本が現代のニューヨークで生きるジュリーの生き方を変えるという人間ドラマだ。美味しそうなフランス料理はもちろん見どころ。でも、それ以上にジュリアとジュリー、2人の女性を陰ながら応援し続ける夫の存在も温かな気持ちにさせてくれる。愛する人、大切な人との食事がどれだけ幸せなことのなのか痛感するだろう。日本ではフランス料理というと、格式が高くとっつきにくい…と思われがち。けれど、この『ジュリー&ジュリア』を観れば、もっと親近感がわくはず!美味しい料理もいいけれど、もっと刺激的な世界を味わいたい!という人は『アバター』がオススメ。あの『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が構想14年、製作4年をかけたSF超大作で、3D映画としても注目を浴びている作品だ。今年は3Dアニメーションも数多く公開され“ハリウッド3D元年”と言われているが、その本命とされているのが『アバター』なのだ。キャメロン曰くこの作品を3D映画として製作した意図は、劇場で映画を観る人が年々減ってきている現在の状況に一石を投じるためなのだとか。いまはDVDやゲーム、インターネットの普及で自宅にいながら何でもできてしまう時代。けれど、本来映画の楽しみ方は、大きなスクリーンで大勢の人たちと同じ空間で楽しむことのはず。そんなイベント性を映画館に取り戻すことが彼の狙いだ。日本人にとってはあの青い皮膚のキャラクターはちょっぴり抵抗あるかもしれないが、惑星パンドラの美しさは一見の価値あり!また、恋人と、友人と、家族と、一緒に行く相手を選ばない万能選手でもある。最後に紹介するのは『かいじゅうたちのいるところ』。1963年に出版されて以来、世界中で愛され続けているベストセラー絵本を『マルコヴィッチの穴』などで知られるスパイク・ジョーンズ監督が実写映画化した作品。モーリス・センダック(原作)の世界観を一体どうやって映画にしているのか──原作ファンにはたまらなく魅力的な作品だ。また、驚くのは実写という点。主人公のマックスを生身の少年として見せるために、監督はかいじゅうたちを実際に作って撮影する方法を選んだ。現代の技術ならばかいじゅうをCGで描くことは可能、むしろCGで作って当たり前という時代であるのに、敢えて実写にこだわっているのが凄い。マックスがかいじゅうたちに触れて、寄り添って、抱きしめて…すべてがリアルに伝わってくるのは実写だからこそ。原作を読んで誰もが思い描いた世界観が期待以上の映像でスクリーンに映し出されることに感動!そして、マックスを演じる子役のマックス・レコーズの可愛さにも感動!(text:Rie Shintani)■関連作品:ジュリー&ジュリア 2009年12月12日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開アバター 2009年12月23日(水・祝)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開かいじゅうたちのいるところ 2010年1月15日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Entertainment Inc.■関連記事:サム・ワーシントン、今度は“英雄”ペルセウスに!来年公開の主演作の最新映像到着2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼントゴールデン・グローブ賞候補が発表 G・クルーニーと豪華キャスト『NINE』一騎打ち?こども店長、タキシードでレッドカーペットに!英語操り、ハリウッドへ向け準備万端?スパイク・ジョーンズ、かいじゅうにかじられ名誉の負傷?永作博美も駆けつける!
2009年12月18日アカデミー賞の行方を占う映画賞として毎年大きな注目を集めるゴールデン・グローブ賞。第67回を迎える同賞のノミネーションが15日(現地時間)、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルで発表された。最多5部門6ノミネーションとなったの作、ジョージ・クルーニー主演の『マイレージ、マイライフ』。ドラマ部門の最優秀作品賞、主演男優賞、助演女優賞(ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック)、最優秀監督賞(ジェイソン・ライトマン)、最優秀脚本賞にノミネート。次いで、ダニエル・デイ=ルイスとマリオン・コティヤールが共にミュージカル・コメディ部門の主演賞候補となった『NINEナイン』も最優秀作品賞、助演女優賞(ペネロペ・クルス)、最優秀歌曲賞の5部門でノミネートされた。今年はサンドラ・ブロック、マット・デイモンのようにドラマ部門とミュージカル・コメディ部門それぞれで、あるいはメリル・ストリープのようにミュージカル・コメディ部門で2作同時に、とダブル・ノミネートされている候補者が多いのも注目点だ。授賞式は、オスカー投票締め切り6日前の2010年1月17日(日)に開催される。映画部門各賞のノミネートは下記の通り。最優秀映画作品賞(ドラマ)『アバター』『ハート・ロッカー』『イングロリアス・バスターズ』『プレシャス』Precious: Based on the Novel ’Push’ by Sapphire(原題)『マイレージ、マイライフ』最優秀主演男優賞(ドラマ)ジェフ・ブリッジス『Crazy Heart』(原題)ジョージ・クルーニー『マイレージ、マイライフ』コリン・ファース『A Single Man』(原題)モーガン・フリーマン『インビクタス/負けざる者たち』トビー・マグワイア『Brothers』(原題)最優秀主演女優賞(ドラマ)エミリー・ブラント 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』サンドラ・ブロック『The Blind Side』(原題)ヘレン・ミレン『The Last Station』(原題)キャリー・マリガン『アン・エデュケーション』(原題)ガボレイ・シディビー 『プレシャス』最優秀監督賞キャサリン・ビグロー『ハート・ロッカー』ジェームズ・キャメロン『アバター』クリント・イーストウッド『インビクタス/負けざる者たち』ジェイソン・ライトマン『マイレージ、マイライフ』クエンティン・タランティーノ『イングロリアス・バスターズ』最優秀映画作品賞(ミュージカル・コメディ部門)『(500)日のサマー』『The Hangover』(原題)『恋するベーカリー』『ジュリー&ジュリア』『NINE』最優秀主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)マット・デイモン『インフォーマント!』ダニエル・デイ=ルイス『NINE』ロバート・ダウニー・Jr『シャーロック・ホームズ』ジョセフ・ゴードン=レヴィット『(500)日のサマー』マイケル・スタールバーグ『A Serious Man』(原題)最優秀主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)サンドラ・ブロック『あなたは私の婿になる』マリオン・コティヤール『NINE』ジュリア・ロバーツ『デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜』メリル・ストリープ『恋するベーカリー』メリル・ストリープ『ジュリー&ジュリア』最優秀助演男優賞マット・デイモン『インビクタス/負けざる者たち』ウディ・ハレルソン『THE MESSENGER』(原題)クリストファー・プラマー『The Last Station』(原題)スタンリー・トゥッチ『ラブリーボーン』クリストフ・ヴァルツ『イングロリアス・バスターズ』最優秀助演女優賞ペネロペ・クルス『NINE』ヴェラ・ファーミガ『マイレージ、マイライフ』アナ・ケンドリック『マイレージ、マイライフ』モニーク『プレシャス』ジュリアン・ムーア『A Single Man』(原題)最優秀外国語作品賞『BAARIA』(原題)イタリア『抱擁のかけら』スペイン『The Maid/La Nana』(原題)チリ『Prophet』(原題)フランス『The White Ribbon』(原題)最優秀脚本賞ニール・ブロムカンプ『第9地区』マーク・ボール『ハート・ロッカー』ナンシー・マイヤーズ『恋するベーカリー』ジェイソン・ライトマン、シェルダン・ターナー『マイレージ、マイライフ』クエンティン・タランティーノ『イングロリアス・バスターズ』最優秀アニメーション賞『くもりときどきミートボール』『コララインとボタンの魔女 3D』『Fantastic Mr. Fox』(原題)『プリンセスと魔法のキス』『カールじいさんの空飛ぶ家』最優秀作曲賞『カールじいさんの空飛ぶ家』『インフォーマント!』『アバター』『A Single Man』(原題)『かいじゅうたちのいるところ』最優秀歌曲賞『NINE』『Everybody’s Fine』(原題)『アバター』『Crazy Heart』(原題)『Brothers』(原題)■関連作品:第67回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]マイレージ、マイライフ 2010年3月20日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて公開© 2009 DW STUDIOS L.L.C and COLD SPRING PICTURES. All Rights Reserved.NINEナイン 2010年3月19日丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.ハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDジュリー&ジュリア 2009年12月12日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開恋するベーカリー 2010年2月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国©2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.(500)日のサマー 2010年1月9日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2009 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:第67回ゴールデン・グローブ賞テレビ部門では注目作「Glee」3部門ノミネートラブコメ=女子映画と侮るなかれ力関係の逆転に共感?『(500)日のサマー』ブランジェリーナ、友人プロデューサーを称えるパーティに揃って出席ブランジェリーナがモデルの刺激的な彫像が、オクラホマ州で公開にオスカー前哨戦のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でG・クルーニー新作が4冠
2009年12月16日一年の締めくくりとして様々なイベントが目白押しの師走。映画に関しても毎年この月には超大作・話題作がお祭りのごとく集中するので、どれを観ようか迷っている人も多いのではないでしょうか?そこで、20代の皆さんが今最も関心を抱いている作品を調査。強豪ひしめく中、最も多くのハートを射止めたのは……。>>女性編も見るQ:12月公開の観たい映画はどれですか?1位『のだめカンタービレ最終楽章前編』(12月19日)22%2位『宇宙戦艦ヤマト復活篇』(12月12日)15%3位『釣りバカ日誌20 ファイナル』(12月26日) 11%4位『カールじいさんの空飛ぶ家』(公開中)10%5位『ONE PIECE FILM Strong World』(12月12日) 9%■内容&タイトルに惹かれた派・『ONE PIECE FILM Strong World』(12月12日):「先着特典のコミック0巻が魅力的」(26歳/医薬品/研究開発)・『ヴィクトリア女王世紀の愛』(12月26日):「今の日本の政治家にないものが見れそう」(25歳/化学/研究開発)・『カールじいさんの空飛ぶ家』(公開中):「予告で泣いてしまった」(25歳/卸/総務)・『ずっとあなたを愛してる』(12月26日):「英国アカデミー賞外国語映画賞受賞のほか世界各地で絶賛されているから」(25歳/官公庁/その他[公安職])・『ずっとあなたを愛してる』(12月26日):「恋愛系のストーリーが好きなので」(29歳/通信/その他/管理部)・『のだめカンタービレ最終楽章前編』(12月19日):「大きな失敗はないと思う」(25歳/金融/営業)・『宇宙戦艦ヤマト復活篇』(12月12日):「原作をどこまで壊してくるかが見もの。評判は決してよくないが、批評するには観ておきたい」(29歳/団体/企画開発)・『カティンの森』(公開中):「歴史好きとしては外せない」(24歳/IT/SE)・『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』(12月12日):「今でも仮面ライダーが好きだから」(27歳/商社/財務)・『釣りバカ日誌20 ファイナル』(12月26日):「長く続いたシリーズのファイナルはどうしても見なければならない。観賞料が1,000円というのも魅力」(29歳/運輸/総務)・『誰がため』(12月19日):「デンマークでの反ナチス運動について描いた骨太の内容だから」(26歳/鉄鋼/マーケティング)■原作が好き!派・『ONE PIECE FILM Strong World』(12月12日):「週刊誌の原作も欠かさず読んでいるから」(24歳/建築/営業)・『のだめカンタービレ最終楽章前編』(12月19日):「マンガが大好きで、ドラマもとても面白かった。のだめと千秋がどのようにフィナーレを迎えるかが楽しみ」(24歳/商社/システム)・『宇宙戦艦ヤマト復活篇』(12月12日):「再放送やDVDで何度も観ているので、非常に興味深い」(25歳/人材派遣/その他[SE補佐やコンサルタント調査業務補佐など])・『映画レイトン教授と永遠の歌姫』(12月19日):「ゲームをどのように映画化するのか興味がある」(27歳/医薬品/研究開発)・『人間失格 ディレクターズカット版』(12月12日):「最近、太宰治の作品にハマっているから」(25歳/紙パルプ/営業)・『アフロサムライ:レザレクション』(12月12日):「シリーズの過去作が面白かったから」(27歳/コンサルティング/マーケティング)■スタッフ&キャストが好き!派・『アバター』(12月18日) :「ジェームズ・キャメロンの久々の仕事ぶりを見たい」(23歳/広告/営業)・『カールじいさんの空飛ぶ家』(公開中):「ピクサーの作品だから」(25歳/卸/営業)・『マラドーナ』(12月12日):「憧れの選手なので観たい」(23歳/その他/その他)完全版(画像などあり)を見る
2009年12月07日今年のクリスマス映画の目玉作品のひとつとして注目を集める『アバター』の、前代未聞の3部構成のTVCM映像が到着した!TVCMで1本90秒という長さも異例だが、それが3部作になっているというのもこれまでにない試み。先日の東京国際映画祭での本作の30分の特別フッテージ上映の反響の良さを受け、急遽、ジェームズ・キャメロン監督が、日本のファンに『アバター』の世界を堪能してもらうべく、現在製作中の映像からシーンを厳選、今回の90秒3部作CMが実現した。つまり、この映像が見られるのは世界中でも日本だけということになる。美しい惑星・パンドラを舞台に、物体を浮かせる力を持つ高価な鉱石を巡る地球人の思惑と星を守ろうとする先住民族・ナヴィ、そのはざまで揺れる地球からやって来た主人公のジェイクの姿を描いた本作。パート1は「Recruitment(旅立ち)」と名付けられ、車椅子の元海兵隊員ジェイクがこのプロジェクトへの参加を要請され、神秘の星・パンドラへと旅立つ姿が、パート2の「Discovery(発見)」では、パンドラに降り立ったジェイクが、先住民のナヴィや、未知の生物、文化に触れ、次第に彼らの生活に溶け込んでいく姿が映し出される。そしてパート3「Destiny(運命)」では、ジェイクはパンドラに生きるナヴィや生物たちの生活を脅かす任務に疑問を抱き、この星の運命を決する選択を強いられることに――。シネマカフェではでは、今回、この3部作のTVCMを一挙公開!『タイタニック』から12年、ジェームズ・キャメロンが創り上げた新しい“生命”、人類が挑む“アバター・プロジェクト”の全貌がまもなく明かされる!『アバター』は12月23日(水・祝)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。こちらの特別映像は「MOVIE GALLERY」および『アバター』作品情報ページにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『アバター』作品情報■関連作品:アバター 2009年12月23日(水・祝)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:『アバター』最新画像&特別映像が到着神秘の惑星パンドラの息を呑む美しさを見よ!『アバター』新画像解禁!謎に包まれた物語の概要をひと足早くご紹介ハリウッドの女性を讃える授賞式に、ケイティ・ホームズをはじめスター女優が勢揃い!【TIFFレポート】公開に間に合う?ドキドキ『アバター』キャスト陣が“説明”会見【TIFFレポート】『アバター』シガニー・ウィーバー、久々の来日に日本語で喜び
2009年11月18日先に開催された東京国際映画祭で、映画祭史上初となる完成前のフッテージ上映が行われたジェームズ・キャメロン最新作『アバター』。いまだ多くが謎に覆われたままの本作の最新画像数点が到着、物語の概要も少しずつ明らかに!12月18日(金)の公開に向けて、いまなお編集作業が続く本作。3時間半を超える大作とあって、本当に完成に間に合うのか?という声も聞こえてくるが…。物語の舞台となるのは、美しき惑星・パンドラ。この星で採掘される、物体を重力に逆らって浮遊させることができる鉱石を手に入れるために地球から軍と研究員が送り込まれる。だが、パンドラの環境は地球人にとってあまりに過酷で危険すぎるため、生身のまま現地に赴くことは出来ない。このため、現地の先住民と地球人の遺伝子によって作られた肉体に、ある装置を使って“意識”を送り込むことで、“アバター(=分身)”としてパンドラの地に入り込むという“アバター・プログラム”が進められる。主人公のジェイク(サム・ワーシントン)はこのプロジェクトのメンバーに選ばれる。彼自身は半身不随で車椅子での生活を送っているが、アバターとしてもう一度、歩く感覚を味わえると知り、この計画に参加する。このたび解禁された写真は、ジェイクが初めて先住民族“ナヴィ”の肉体に意識を送り込み、動き始めたときのもの。ナヴィの肉体を手に入れたジェイクはパンドラの森へ。そこでナヴィの美しい娘・ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と出会う。軍はジェイクにナヴィの住む村落への潜入を命じるが、ジェイクはネイティリを始めとするナヴィの人々との交流を深めるにつれて、徐々に地球軍ではなくナヴィの側に感情移入し始める。やがて、村を守ろうとするナヴィと鉱石を手に入れようとする地球軍は、武力衝突という最終局面を迎えることに。ネイティリと恋に落ち、ナヴィの側に気持ちが傾くジェイクだが、あくまで彼がパンドラの地に赴くことができるのは、研究所にある装置を使って意識を送り込むことによってのみ。避けることの出来ない戦いの中で苦悩するジェイクの決断は――?物語のゆくえも気になるところだが、3Dを始めとする最新の技術を駆使して展開される映像世界も本作の見どころ。特に、夜のとばりが下り、暗闇が訪れると同時に全ての生物が自然に発光するという、パンドラの森が映し出されるシーンは一見の価値あり!とはいえ、いまだ公開されたのは3時間半超のうちのたった26分の映像のみ。まだまだ見逃せないポイントが隠されているはず――。『アバター』は12月18日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:ハリウッドの女性を讃える授賞式に、ケイティ・ホームズをはじめスター女優が勢揃い!【TIFFレポート】公開に間に合う?ドキドキ『アバター』キャスト陣が“説明”会見【TIFFレポート】『アバター』シガニー・ウィーバー、久々の来日に日本語で喜び【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開アンジェリーナ・ジョリー、C・セロンに代わってスリラー作のヒロインに?
2009年11月02日昨夜、30分弱の完成前の特別映像が世界で初めて上映された『アバター』。一夜明けた10月18日(日)、サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバー、ゾーイ・サルダナという3人の来日キャスト陣とプロデューサーのジョン・ランドが出席して記者会見が開かれた。いまだ多くが謎に包まれた本作について、当事者たちが口を開いた。現在もジェームズ・キャメロン監督の指揮の下、完成に向けて製作が続けられている本作。プロデューサーに対し、12月18日(金)の劇場公開に間に合うのか?という質問が出たが、「現在、編集の最終段階にあります。もちろん間に合いますよ!早く世界中の方々に観てもらいたくて、ワクワクしています」と自信たっぷりの答えが返ってきた。シガニーは、本作についてキャメロン監督の言葉を引用し「彼自身『この映画を14歳のときに観たかった』と言ってたわ。それから、『SFとは人間であることがどういうことかを認識させるメディア』ともね。この映画は“経験させる”映画よ」と笑顔で語った。サムは、12年前の東京国際映画祭での上映を皮切りに、歴史的な大ヒットを記録した『タイタニック』を生み出した偉大な監督の作品への出演にプレッシャーは?という問いにも「ないよ」とあっさり。「自分は役者として言われた通りのことをやってるだけ。僕は、ジム(=キャメロン)が作った世界の一部であることに誇りを持ってるんだ。だからプレッシャーなんてないよ」と力強く語った。ゾーイは、撮影の様子について「監督が指をパチンパチンと鳴らすときは、何かに刺激を受けたっていうサインなの。それを見たら、彼のスイッチが『ON』になって、興奮しているんだな、このまま続ければいいんだなって認識していたわ」と明かしてくれた。本作で監督が新たに導入した技術として注目を集めているのが、従来のモーションキャプチャ(体にセンサーをつけて俳優が動き、それを映像として取り込む技術)以上にさらに細かい感情の動きまでも感知するという“エモーション・キャプチャ”という手法。この技術を使っての撮影についてサムもゾーイも「開放的な感覚を味わった」と証言。「自分と相手しかいない状況で、演技の本質に戻ることができたんだ。あるシーンでは、バンジーに乗ろうとしてゴムのチキンみたいになってたんだ。これで金がもらえるなんて、ほとんど犯罪だと思ったよ」(サム)、「子供が持っている無限の想像力で作っていくという感覚だったわ」(ゾーイ)。また、ジャングルという舞台設定を考慮して、実際の熱帯雨林でリハーサルが行われたそうだが、そのときの様子についてサムは「ほぼ裸の状態で、耳と尻尾をつけて走り回ったんだ。何も知らない人に『何をしてるのか?』って尋ねられて『ジェームズ・キャメロンの新作映画だよ』って説明したんだけど『堕ちたもんだね…』って言われてしまったよ(苦笑)」と明かし、会場は笑いに包まれた。公開までおよそ2か月。いったい、どのような映像世界が届けられるのか?完成が待たれる『アバター』は12月18日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:【TIFFレポート】『アバター』シガニー・ウィーバー、久々の来日に日本語で喜び【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開【TIFFレポート】宮沢りえ、山田孝之ら人気俳優、鳩山首相夫妻も来場映画祭開幕辻仁成が自らの思いを映した父の愛にホロリTIFFコンペ注目作!『ACACIA』平原綾香が初のデュエットで『オーシャンズ』テーマソングを公開収録!
2009年10月18日華やかに幕を開けた第22回東京国際映画祭(TIFF)。オープニング・イベント後には、『タイタニック』を手がけたジェームズ・キャメロンによる話題の最新3Dムービー、『アバター』のフッテージ特別上映会が開催され、グリーンカーペット・イベントに続いて鳩山由紀夫首相も出席。上映前には主演のサム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバーによる舞台挨拶も行われた。この日の上映は、完成作ではなく30分ほどの特別映像の上映となるが、完成前のフッテージ映像がTIFFで上映されるのは史上初めてのこと。12年前の1997年の東京国際映画祭で、これまた過去に例のない試みとして、本国アメリカよりも早いタイミングで、世界で初めてあの『タイタニック』が上映され、その後、歴史的な大ヒットを記録したとあって、今回の『アバター』上映会に対しても、本国の関係者たちも熱い視線を送っている模様。まず場内に3D映像で、現在、ロサンゼルスで本作の完成に向けて作業中で、今回は来日できなかったキャメロン監督のビデオメッセージが上映され、観客は3Dメガネを掛けてメッセージを受け取った。曰く「97年に『タイタニック』を上映したときの感動は忘れません!」。そして『アバター』については「冒険と魂の旅が待ち受けています!」と期待を煽った。続いて、キャスト陣が登場。ゾーイは覚えたての日本語で「ドウモ、アリガトウゴザイマス」とかわいく挨拶。サムは「オーストラリアなら、ひと言『グッダイ!』で決めるところですね(笑)。ご招待いただきありがとうございます」と笑顔で語った。そしてシガニーも日本語で「マタ、戻ッテ来レテ、Happyデス!」と挨拶。さらに、ここにはいないキャメロン監督について「ジェームズは、この素晴らしい物語を書き上げ、それを映像化するための技術までも作り上げました。この映画の全ての登場人物、生き物、植物のを彼が生み出したのです。この映画を作る過程でのジェームズは、日本語で言うところの“お菓子屋さんの中の子供”のようでした」と日本語を交えながら語り、惜しみない称賛を贈った。鳩山首相の目に、果たしてこの日の特別映像はどのように映ったのか、気になるところ…。珠玉のキャストと最新の映像を駆使し、現在も完成に向けた作業が進む『アバター』。公開は12月18日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:【TIFFレポート】公開に間に合う?ドキドキ『アバター』キャスト陣が“説明”会見【TIFFレポート】写真でチェック!グリーンカーペットのファッションを一挙公開【TIFFレポート】宮沢りえ、山田孝之ら人気俳優、鳩山首相夫妻も来場映画祭開幕辻仁成が自らの思いを映した父の愛にホロリTIFFコンペ注目作!『ACACIA』平原綾香が初のデュエットで『オーシャンズ』テーマソングを公開収録!
2009年10月18日今年で22回目を迎える東京国際映画祭が10月17日(土)、東京・六本木ヒルズで華やかに開幕した。約270本もの作品が上映される、アジア最大級の映画の祭典。そのオープニングにふさわしく、各上映作品のキャストや監督等、総勢300人以上のゲストが映画ファンの大歓声を浴びる中グリーンカーペットを歩き、開幕に華を添えた。ゲストの先頭をきったのは、特別招待作品『アバター』のキャスト&スタッフ。ジェームズ・キャメロンが手がける3D超大作として大注目の本作、映画祭では完成前のスペシャル・プレゼンテーションという貴重なイベントのために、『ターミネーター4』で人気急上昇のサム・ワーシントン、ヒロイン役のゾーイ・サルダナ、そして『エイリアン4』以来11年ぶりの来日となる名女優シガニー・ウィーバーらが来日してくれた。サムは沿道からのサインに応えるファンサービスも見せるなど、ハリウッド俳優陣の登場に会場は一気に盛り上がった。もちろん、日本人俳優も多数集結。『天使の恋』で共演する佐々木希と谷原章介、『僕の初恋をキミに捧ぐ』で切ない恋を演じる井上真央と、ドラマにCMにひっぱりだこの岡田将生、『大洗にも星はふるなり』の山田孝之、戸田恵梨香ら人気の若手俳優たちが登場するたびに大歓声があがった。特に、広末涼子、中谷美紀、木村多江の3人の美人女優を揃えた『ゼロの焦点』チームは全員グリーンのカーペットに映える真っ赤なドレスに身を包み、視線を集めた。対照的に男ばかりのキャスト10名が並んだ『風が強く吹いている』チームは、小出恵介、林遣都はじめ陸上部10人全員が劇中同様のジャージ姿で登場し、この日一番の黄色い声援を浴びていた。トリを飾ったのは、映画祭のオープニング作品、『オーシャンズ』の面々。ジャック・ペラン&ジャック・クルーゾー監督に加えて、本作のナレーションで出産後の初の本格映画復帰を果たした宮沢りえ、そしてテーマソングを歌う平原綾香と藤澤ノリマサが登場し、宮沢さんは「未知なる世界は本当に素晴らしい」と本作の魅力を語った。さらに、鳩山由紀夫内閣総理大臣と幸夫人も応援に駆けつけ、先日の米国訪問各地では何度も『おくりびと』が話題になったことにも触れながら、「映画は政治以上に人々意識を変える力を持っている」と会場に呼びかけた。第22回東京国際映画祭は10月25日(日)まで、六本木ヒルズにて開催される。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:辻仁成が自らの思いを映した父の愛にホロリTIFFコンペ注目作!『ACACIA』平原綾香が初のデュエットで『オーシャンズ』テーマソングを公開収録!矢沢永吉が東京国際映画祭で舞台挨拶に登壇!世界のYAZAWA何語る?開催までカウントダウン!東京国際映画祭オリジナル「マイ箸」5名様にプレゼント東京国際映画祭、今年の見どころは?コンペ出品作15本を選んだ男に直撃インタビュー
2009年10月17日アンジェリーナ・ジョリーが、シャーリーズ・セロンの降板を受けて新作スリラー『The Tourist』(原題)のヒロインを演じることになりそうだ。「The Hollywood Reporter」誌によると、『The Tourist』はシャーリーズが自身の主演作として長期間携わってきた企画だが、先週、バラット・ナルリ監督の降板劇があり、続いてシャーリーズも手を引くことになったという。『The Tourist』はソフィー・マルソー主演の2005年のフランス映画『アントニー・ジマー』のリメイクで、アンジーが演じるヒロインは、国際的犯罪者となった元恋人を追うインターポールの捜査官。ヨーロッパを舞台に、犯人をおびき出すためにアメリカ人旅行者の男性をオトリとして利用するというストーリーだ。一時、トム・クルーズが関心を示していたという旅行者の男性役には、『ターミネーター4』で脚光を浴び、12月公開のジェームズ・キャメロン監督の新作『アバター』に主演するサム・ワーシントンがキャスティングされている。(text:Yuki Tominaga)写真は先日、シリアのイラク難民の元を訪れた際のアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット。© Getty Images/AFLO■関連作品:アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:たった数分で圧倒される映像世界…年末最大の話題作『アバター』予告編が解禁!J・キャメロン最新作『アバター』画像がついに解禁!水槽に横たわる生物は何者?世界で最初の目撃者に!『アバター』特別3D映像上映イベントが全世界で同時開催
2009年10月13日『バニラ・スカイ』(’01)以来となるトム・クルーズ&キャメロン・ディアスの再共演で話題を呼んでいるアクション・コメディ『Wichita』(原題)がマサチューセッツ州・ボストンにてクランクイン。気になる撮影現場の写真がこのほど明らかに――。『M:i:III』以来のアクション作への出演となるトムが今回演じるのは、国家シークレット・エージェント。キャメロン演じる、ブラインド・デートで巡り合わせた女性と何かしらの陰謀に巻き込まれていくというもの。こちらの写真は、トムがキャメロンを半ば強引にたぐりよせ、2人の間が急接近するシーン。そして、世界の命運を握るほど重要な動力源となるバッテリーを守るため、危険な世界の旅が始まる。さらに、本作には『リトル・ミス・サンシャイン』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』での演技で脚光を浴びた若手注目俳優、ポール・ダノが、謎の科学者役として共演することも明らかに。監督は、『17歳のカルテ』や『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアカデミー賞女優賞をもたらした、ジェームズ・マンゴールド。トムとキャメロンのコラボレーションはもちろん、どんな作品に仕上げるのか、注目したいところだ。© Splash/AFLO■関連作品:私の中のあなた 2009年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© MMIX New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.■関連記事:カサヴェテス監督は来場せず…も一青窈は熱唱!香椎由宇は“家族愛”を語る台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出少子化問題もこの映画で解決?『私の中のあなた』“感涙”試写会で子作り宣言続々生まれ変わりたい女優は誰?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼントキャメロン・ディアスが母親を熱演『私の中のあなた』母娘試写会に30組60名様ご招待
2009年10月02日『タイタニック』で世界の度肝を抜いたジェームズ・キャメロン。彼が構想に14年、製作に4年の歳月を費やして生み出し、「映画の歴史を変える作品」とうわさされつつも、全てが謎に包まれたままになっていた『アバター』。そのメインビジュアルがこのたび、世界60か国で一斉に解禁となった。そこに映っているのは『ターミネーター4』で主演のクリスチャン・ベイルと並んで大絶賛された新星、サム・ワーシントン。さらに彼の視線の先、水槽の中に横たわっているとがった耳の生物(?)は一体何者なのか?現時点で明らかにされているストーリーは、息を呑むほど美しい、はるか彼方の“パンドラ”というなの星が舞台であること。そして、一人の男の様々な発見と思いがけない経験――“出会い”、“愛”――があり、やがて、男はひとつの文明を救うべく戦いの旅へと身を投じていく、ということ。水槽を見つめる、サム演じるこの男が主人公らしいが、水槽の中の存在が異人種なのか?敵なのか味方なのかすらも現時点では一切不明。さらなる情報の解禁が待たれるところだが…。「これまでの飛び出す映像ではなく、観客は映画の中に存在している感覚になる映像」とキャメロン監督は自信をのぞかせるが、果たしてその真意は?『アバター』は12月18日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:世界で最初の目撃者に!『アバター』特別3D映像上映イベントが全世界で同時開催
2009年08月21日『タイタニック』でアカデミー賞作品賞を始めとする11部門を制覇し、全世界で18億ドルを超える興行収入を稼ぎ、世界歴代No.1の記録を打ち立てた巨匠ジェームズ・キャメロン。彼の12年ぶりとなる監督作にして、構想14年、製作に4年を費やし、完成に向けた作業がいまだ進められている『アバター』の特別3D映像が8月21日(金)に全世界同時に上映されることが決まった。本作には、シガニー・ウィーバー(『エイリアン』シリーズ)、ゾーイ・サルダナ(『スター・トレック』)、サム・ワーシントン(『ターミネーター4』)らが出演していることが分かっている。だが、撮影は極秘裏に進められ、その詳細については、パフォーマンス・キャプチャーといった最新技術がふんだんに使用された3D作品ということ以外、これまでほとんど明らかにされてこなかった。先日、アメリカで開催されたコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」で一部映像の上映が行われたものの、全体のストーリーはいまだ謎に包まれたままである。3Dの常識を打ち破り、「映画の中にいるような感覚をもたらす」とうわさされる本作の一部映像が上映されるスペシャルイベントが、8月21日(金)に全世界同時に開催されるというのだ。このイベントは、去る7月23日に監督の緊急発表によって開催が明らかになったもので、監督自身が編集し直した15分間の3D映像が全世界の劇場で上映されるとのこと。日本では、TOHOシネマズの全国7劇場(六本木、川崎、横浜、名古屋、梅田、難波、久山)および新宿バルト9のみでの限定開催となり、各劇場の公式サイト上で応募を受け付けている。映画の根本が変わる瞬間に立ち会える――。『アバター』特別3D映像公開イベントは8月21日(金)開催。劇場公開は12月18日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて。スペシャルイベント応募先TOHOシネマズ公式サイト新宿バルト9公式サイト■関連作品:アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開
2009年08月12日『六月の蛇』や『ヴィタール』など各国の映画祭で高い評価を得て、国内外に熱狂的なファンを多く持つ鬼才、塚本晋也。その名を知らしめた世界的代表作『鉄男』が、誕生から20年のときを経て、21世紀版として生まれ変わった!そのタイトルは『TETSUO THE BULLET MAN』。極秘裏に製作・撮影が行われた本作が、7月23日(現地時間)、米カリフォルニア州サンディエゴにて開催中の世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」の会場にて“全世界同時”製作発表会見を行った。今年でコミコンが40周年とあって、同日にはジェームズ・キャメロン監督による新作3D映画『アバター』のフッテージ上映も行われ、テリー・ギリアム、ピーター・ジャクソンなどハリウッドの有名監督も多く来場。ほかにも宮崎駿やジョージ・ルーカスなど世界の名だたるクリエイターも集結。そんな中、行われた今回の会見には、全米中から熱狂的な≪TETSUO≫ファンが集結。開演1時間前には200名が並び、350名収容の会場がすぐに満席に。映画の内容がここで初めて明かされたほか、会場でしか見ることが出来ないフッテージ映像が上映され、会場は歓声に包まれた。現地入りした塚本監督がファンからサイン攻めにあう一幕も。本作の舞台は東京。幸せな生活から一変、最愛の息子を謎の男に殺された主人公・アンソニーは、復讐の念に駆られ、怒りに満ちたその体は“鋼鉄の銃器”と化していく――。『鉄男』とその続編『鉄男II/BODY HAMMER』では、製作、監督、脚本、撮影、編集全てを自ら行った塚本監督。その後、ハリウッドで今回の企画が立ち上がり、クエンティン・タランティーノなども製作に名乗りを上げたそうだが、前作同様、監督は一人で全てをこなす手段を選んだ。さらに、海外を視野に入れた全篇英語での撮影に挑んだが、「アメリカ映画としての≪TETSUO≫を模索し続け、やっともう少しで完成というところまで来ました。今回、その最初のお披露目がこのアメリカの、この賑やかなコミコンで行えるということを非常に嬉しく思います」とコメント。作品について「子供のときから親しんできた大好きなハリウッド映画の、ある種典型的なストーリーテリングの形を借りながら、自分の『鉄男』にあった毒のようなものを包み込んでいく作品。アメリカの方にも観ていただける映画を作ったので、何とか北米で早く公開したい」と興奮交じりにアピールした。決して続編ではない、全く新しい≪TETSUO≫として世界に発信していく『TETSUO THE BULLET MAN』。果たして、塚本監督の新たなる代表作となるのか?本作は今夏完成ののち、2010年全国公開予定。■関連作品:TETSUO THE BULLET MAN 2010年、全国にて公開
2009年07月24日キャメロン・ディアスがハリウッドの「ウォーク・オブ・フェーム」入りを果たし、星型のプレートを埋め込む記念式典が22日、エジプシャン・シアター前で開催された。オスカー・デ・ラ・レンタのリゾート・コレクションの白のドレスに赤いレザーベルト、赤いパンプスのキャメロンは満面の笑みを浮かべて、自らの星型プレートの前でポーズ。プレートについて、「人の足に踏まれるのもクールだわ。ここに来れば、俳優がスターなんかじゃないってことがはっきりわかるでしょう」とハリウッド・リポーター誌にコメントした。昨年4月に最愛の父親が肺炎のために急逝した。キャメロンはスピーチで今回の栄誉を「私のママとパパが分かち合った永遠の愛に捧げます」と語り、式典に出席した姉と姪たち、『バニラスカイ』で共演したトム・クルーズと妻のケイティ・ホームズ、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズで共演したルーシー・リューとマックG監督、『普通じゃない』のダニー・ボイル監督らが温かく見守った。父を亡くしたとき、キャメロンが撮影していた新作『マイ・シスターズ・キーパー』(原題)は今週末から全米公開される。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:マイ・シスターズ・キーパー (原題) 2010年、全国にて公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ブランジェリーナ、遂に結婚?キャメロンは笑顔の復帰
2009年06月24日