’17年10月、米国ハリウッドの大物映画プロデューサー・ワインスタイン氏によるセクハラ疑惑が報じられたのを受け、女優のアリッサ・ミラノが、同様の被害を受けたことの女性たちに向けて、「#MeToo(私も)」を合言葉に名乗りを上げるようツイッターで呼びかけた。 これに応え、有名スターたちだけでなく一般人も続々と行動を起こし、やがて世界的なムーブメントになった。 日本にも瞬時に波及。「#MeToo」運動をきっかけに、政界、教育界、スポーツ界から元NHKの看板アナウンサーの事件まで、押さえ込まれていたセクハラ告発が噴出。長らくセクハラ後進国に甘んじていた社会が、「絶対にNO」と認識を変えた。 「セクハラで泣き寝入りするケースが多いのは、写真をばらまかれるなど二次被害があるからです。パワハラがらみも非常に多い。『仕事をくれるんじゃないか』は逆に言えば『仕事を失うんじゃないか』という恐れにつながる。それで私のようなカウンセラーに相談に来られるわけです」 そう話すのは、男女問題研究家の山崎世美子さん。先日は、女子中学生の母親が相談に訪れたという。 「娘がSNSで社会人男性と知り合い、ラブホテルに連れ込まれて、最悪のことは避けられたが、写真を撮られ『誰かに言ったら、写真をばらまくぞ』と脅された。警察に行ったが、3,000円を受け取っていたため『事件としては扱えない』と。私は、そういう男はロリコン趣味だと踏んで、ウチ(山崎探偵事務所)の女性スタッフを囮にして接触させて、逮捕にこぎつけました」 そこで、こうした事件を未然に防ぐ方法、また反撃する方法を山崎さんが教えてくれた。 【1】食事の約束をしても2人きりにならない 「誰かを連れていくのが最善策。『◯◯先生と食事に行くと言ったら、大ファンで行きたいというんで、連れてきちゃいました』と、友達を連れていっちゃえばいい。障壁が多い女性はターゲットから外されるという水際作戦です」(山崎さん・以下同) 【2】お酒を勧められても「飲めない」ことにする 「『体質に合わない』『目上の人の前では飲まないと親に教わった』などを理由に。飲酒しなければ、味覚もしっかりしたままなので、ソフトドリンクに何か混ぜられれば、すぐに気付けます。飲めないのを無理やり飲ませようとする相手はおかしいし、女性が飲んでいなかったことは、のちのち『その気もなかった』ことの証明にも」 【3】写真はあからさまに拒否せず“顔をそむけて”意思表示 「『一緒に撮ろう』と言われたら顔をそむけて『NO』の意思を証拠として残しましょう。笑顔も必要ありません」 【4】“ややこしい”彼氏や友人の存在をほのめかす 「権力で人が動くと知っている相手には“力”で対応。『私の彼は弁護士なんです』『週刊誌の記者と仲よしで』といった“面倒なことになるかも”と思わせるプロフィールの男性を、会話に登場させてください。そこで相手の態度がガックシとなったら魂胆もわかろうというもの。彼、親、きょうだいの順がお勧めです」 【5】危険を感じたらSNSにすぐさまアップし記録 「食事中に、あやしいと感じたら『SNS映えするので、アップしちゃいました』と先手を打って経緯がわかる写真で記録を残します」 それでも万が一、被害に遭ってしまったときはーー。 【6】場所など状況がわかる写真を撮っておく 「セクハラ訴訟は微妙な境界線の事案なのでその“背景”を撮影しておいてください。風呂、トイレ、脱いだ服など」 【7】SNSによる誘導尋問やリマインドメールで相手を特定 「悔しいかもしれませんが、相手からのメールなどの連絡には、証拠保全の意味もあり、対応を続けてください。『先日は、ごちそうになりました。こないだは、どういうお気持ちだったんですか。もしかして私に好意を持ってくださっているんでしょうか』などと振ると、男は次に期待して、ほぼ間違いなく『好きに決まっているじゃないか!』と返事が来ます。これで加害者を明白にできます」 【8】再会時に内ポケットに録音機器を忍ばせておく 「泣いたり騒いだりは警戒されるもと。カウンセラーに相談してから反撃に出ましょう。男性と会う場合は、録音は相手に告げて行う場合と、黙ったまま行う場合とがありますが、ジャケットに小型録音機を忍ばせておいてください。ここで加害者の名前と行為を言葉にさせるのです」 この8つのスキルを身につけて、セクハラを回避し、いざというときには闘おう!
2018年02月19日ファッション業界で活躍する25人の写真家のセクハラ行動が暴露された。「ボストン・グローブ」紙が伝えている。同紙は綿密な取材により、ボストンに蔓延していたカトリック教会の神父による児童への性的虐待を暴き、2015年に『スポットライト 世紀のスクープ』として映画化されたことがある日刊新聞。今回、セクハラ加害者として摘発された中でも目を引くのはパトリック・ドゥマルシェリエだ。現在74歳、フランス出身のパトリックはファッション業界で数々の功績を残してきた。『プラダを着た悪魔』ではメリル・ストリープとアン・ハサウェイ演じるミランダとアンディのセリフの中に登場し、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではサラ・J・パーカー演じるキャリーを撮影する『VOGUE』誌の写真家としてカメオ出演も果たした。また、故ダイアナ妃自らのリクエストにより、1989年から亡くなるまでの間ダイアナ妃の写真家として活躍したことでも名前を馳せた。王室がイギリス人以外の写真家を起用したのはパトリックが初めてだった。そんな有名写真家のパトリックが、少なくとも7人の女性からセクハラ被害を訴えられている。1人は元アシスタントの女性で、パトリックの“要望”に応えなければクビにすると脅されていたという。中にはモデルもおり、ほかのモデルの胸をつかむことや自分の性器を無理やり触れさせるなど、嫌がることを強要してきたと言われている。これらの話に対し、パトリック本人は完全に否定している。(Hiromi Kaku)
2018年02月19日’17年10月、米国ハリウッドの大物映画プロデューサー・ワインスタイン氏によるセクハラ疑惑が報じられたのを受け、女優のアリッサ・ミラノが、同様の被害を受けたことの女性たちに向けて、「#MeToo(私も)」を合言葉に名乗りを上げるようツイッターで呼びかけた。 これに応え、有名スターたちだけでなく一般人も続々と行動を起こし、やがて世界的なムーブメントになった。 日本にも瞬時に波及。「#MeToo」運動をきっかけに、政界、教育界、スポーツ界から元NHKの看板アナウンサーの事件まで、押さえ込まれていたセクハラ告発が噴出。長らくセクハラ後進国に甘んじていた社会が、「絶対にNO」と認識を変えた。 「性暴力被害に遭った女性は、忌まわしい記憶と直面するのもストレスなのです。それに目を背けてきたのに、カウンセリングで『ひどい犯罪ですね』『暴力ですね』と言われると、一気にトラウマ化することもあります。ですから私は『よく思い出してくれました』や『お仕事の頑張りがすごいですね』という言葉で、まずは安心させることから始めます」 こう語るのは、精神科医の香山リカさん。性暴力被害に遭った場合、心のケアがまずは大事。とくに避けなければいけないのが自己嫌悪に陥ることだと香山さんは言う。 「“私はレイプされた女”と自分自身に間違ったレッテルを貼ってしまう方も多いのです。ときには医師としてではなく、『姉の立場として考えれば』と慎重に語りかけ、『あなたの存在のすばらしさは変わらない』ことを強調。自分が傷ついた人間ではないということを彼女が理解して、それが警察に訴えるという動きに変わっていければいい」(香山さん) その後は自治体にある性被害支援の女性センターや、知人の女性弁護士を紹介することもあるそう。 「NPOでは警察の取調べに付き添ってくれるスタッフもいますが、警察の担当者が理解ある人ばかりとは限りません。『女性のスタッフを準備してください』と依頼してもいいでしょう」 性暴力事件が起きると、被害者の家族もまた心を傷つけられる。 「『まさか自分の家族が』と認めたくないとの思いもあるでしょう。でも最後まで味方でいられる存在は家族だけ。まずは『私たちがいるから』という安心感を与えられるように接してください。『体は大丈夫だった?』『ケガはない?』など基本的なことから気遣うといいでしょう」 災害時のケアのように、食事や寒さなど身の回りのことから声をかけてあげるほうが、特別な意識をさせないですむ場合もあるという。 「また被害者の家族は、怒りや恨みから、逮捕や裁判とあらゆる手段で“被害の回復”を考えると思いますが、最初に考えてほしいのは被害に遭った本人の回復です」 そして心配されるのが、話を聞く前から「被害者に落度があるんじゃないか」と思いたがる人が周囲にいることだろう。 「性被害の対処法は、世代によっても考え方が違うことが多いので、これを機会に、一度家族全員で確認し合っておくとよいと思います。とくにこの新年度から社会に出る方がいるご家族には、それをお勧めしたい」
2018年02月19日’17年10月、米国ハリウッドの大物映画プロデューサー・ワインスタイン氏によるセクハラ疑惑が報じられたのを受け、女優のアリッサ・ミラノが、同様の被害を受けたことの女性たちに向けて、「#MeToo(私も)」を合言葉に名乗りを上げるようツイッターで呼びかけた。 これに応え、有名スターたちだけでなく一般人も続々と行動を起こし、やがて世界的なムーブメントになった。 日本にも瞬時に波及。「#MeToo」運動をきっかけに、政界、教育界、スポーツ界から元NHKの看板アナウンサーの事件まで、押さえ込まれていたセクハラ告発が噴出。長らくセクハラ後進国に甘んじていた社会が、「絶対にNO」と認識を変えた。 「厚労省HPにもあるように何より『セクハラは犯罪』なのです。毅然とした態度で対処しましょう」 こう話すのは、弁護士の打越さく良さん。では、セクハラ被害に遭ったとき、どう対処すればいいのか。打越さんが解説してくれた。 「勤務中や仕事に関する範囲内でセクハラ被害に遭った場合は、記録やメモを取っておくべきです。自分の手帳でかまわないので、日付や細かいシチュエーションを書いたうえで『◯◯をされた』と具体的な記載を心がけてください」(打越さん・以下同) また上司と部下、対クライアントなど、NOと言えない立場だからこそおとしめられる。もとから支配されていて断わりにくいという図式は、裁判になっても考慮されるそう。 「『嫌だ』と言ったのに、され続けている場合も、完全なセクハラです。声を上げにくい関係性だからこそ起こりやすいのがセクハラですが、できればそのつど、相手に対して、『それはセクハラです』とはっきり言っておいたほうがいいでしょう」 会社側が「酔った席での与太話を本気にするなよ」というように、のらりくらりの姿勢のこともある。しかし、「酔った席での軽口」といった言い逃れで見過ごされることを許してはいけない。 「会社に相談しても、会社側も相手の肩を持つ、つまりグルだという場合には、各自治体の労働局に相談を。それでもらちが明かない場合は労働弁護団のホームページにも窓口があり、必要な場合は代理人にもなってくれます」 ただし法廷までいっても、日本では、慰謝料もアメリカの懲罰的な高額に比べて高くはなく「裁判をしてまで」となってしまいがち。かといって我慢していればすむという問題ではなく“被害が繰り返される”危険もある。 「また、実際に性暴力を受けて妊娠などの恐れがある場合には、すみやかに産婦人科に行くべきです。被害届を提出するために警察にも相談を。ワンストップ支援センターは現在、全国41自治体にあり、相談しやすいと思います」
2018年02月18日’17年10月、米国ハリウッドの大物映画プロデューサー・ワインスタイン氏によるセクハラ疑惑が報じられたのを受け、女優のアリッサ・ミラノが、同様の被害を受けたことの女性たちに向けて、「#MeToo(私も)」を合言葉に名乗りを上げるようツイッターで呼びかけた。 これに応え、有名スターたちだけでなく一般人も続々と行動を起こし、やがて世界的なムーブメントになった。 日本にも瞬時に波及。「#MeToo」運動をきっかけに、政界、教育界、スポーツ界から元NHKの看板アナウンサーの事件まで、押さえ込まれていたセクハラ告発が噴出。長らくセクハラ後進国に甘んじていた社会が、「絶対にNO」と認識を変えた。 「ネットの時代が来たことで、テレビをはじめ、旧メディア側は『世論』を知ることになりました。視聴者や読者にどう伝わっているかが、ネットの反響という形で直に見られるようになったのです。悪気なく作った番組でも配慮に欠ければ批判される。価値観が多様化した時代に合わせた変化球が求められています」 こう話すのは、元アナウンサーで現在はエッセイストとして活躍する小島慶子さん。マスコミに携わる小島さんが、テレビ業界のセクハラ事情を明かしてくれた。 「大手放送局のアナウンサーは、いわば会社の“箱入り娘”。守られた立場でもあったので、私は性行為を強いられた経験はありません。ただ、『出演者の男性からセクハラされています』と、会社に訴え出た女性アナウンサーもいました」(小島さん・以下同) それを機に社内のセクハラ通報窓口の開設や実態調査が行われたが、残念ながら“そこまで”で、当の男性出演者には触れずじまいだったという。 「少しずつ変わってきてはいますが、まだテレビ業界には、セクハラに限らず『耐えてなんぼ』のような空気があります。セクハラやパワハラ行為を愛情表現や破天荒な才能の証しと考えたり、そうした上司や先輩などからの“いじり”に対して、面白い返しや愛嬌のある反応をすることが、デキる業界人だと評価されます」 ハラスメントをなくすには、知識を広めることと、対話の場を増やすことが必要だと小島さんは言う。 「『悪気がない』ことこそが問題。『細かいこと言うなよ』とか『目くじら立てるな』ですませてしまう人が困る。『#MeToo』は反男性運動ではなく、暴力に泣き寝入りするしかない社会を変えようという動きです。ハラスメントにNOと言えない社会は暴力の連鎖を生み、その最も弱いところから上がってきたのが『#MeToo』の声。だから夫や息子、男性たちもこの運動に関わってほしい。たとえば『#HeForShe』で『MeToo』の声を上げた女性をサポートする=『セクハラを見たら止める』という価値観のシェアです」 米国では、トランプ大統領に対する「ウィメンズ・マーチ」に始まり「#MeTooキャンペーン」「タイムズ・アップキャンペーン」へと広がっていき、運動を一過性でないものにしている。 「私はいま日本のメディアの最前線にいる女性たちの“危機感”に期待しています。彼女たちは長くセクハラやパワハラの渦中にいました。だからこそ後悔している。『自分たちが黙ってきたことが、セクハラを助長してきたのかもしれない』と。彼女たちの尽力で『#MeToo』がニュースになり、次のアクションへの模索も始まっています」 先日、テレビの収録でこんな場面があったという。ある熟年の男性出演者が、ミニスカート姿の若い女性タレントにこう言った。 男性「お前そんなスカートはいてくるなよ、見ちゃうだろ」女性「それセクハラですよ」男性「俺はそのセクハラって騒ぐのが気に入らないんだよ」女性「いいえ、そういう言い方は『女は好きな服を着るな』と言っているのと同じですよ」 「編集でカットされたのが残念ですが、若い世代の意識はちゃんと変化しています。みんなが自分の半径2メートルから『もうそんなのやめにしよう』を始めれば、世の中は変わります。男性も女性も、一緒にハラスメントにNOを」
2018年02月18日’17年10月、米国ハリウッドの大物映画プロデューサー・ワインスタイン氏によるセクハラ疑惑が報じられたのを受け、女優のアリッサ・ミラノが、同様の被害を受けたことの女性たちに向けて、「#MeToo(私も)」を合言葉に名乗りを上げるようツイッターで呼びかけた。 これに応え、有名スターたちだけでなく一般人も続々と行動を起こし、やがて世界的なムーブメントになった。 日本にも瞬時に波及。「#MeToo」運動をきっかけに、政界、教育界、スポーツ界から元NHKの看板アナウンサーの事件まで、押さえ込まれていたセクハラ告発が噴出。長らくセクハラ後進国に甘んじていた社会が、「絶対にNO」と認識を変えた。 「日本では、性暴力被害に遭っても、被害者が警察に相談したり、裁判で加害者を訴えたりということは、とても少ないのが現状です。加害者側が、職場の上司や取引先、師弟といった上下関係を利用したケースが多いので、訴えることで報復を受けたり、職を失ったりすることを怖れて、我慢せざるをえないことがあるからです」 そう語るのは、弁護士の太田啓子さん。太田さんはセクハラ裁判における「日本の司法」に限界を感じている。 「勇気を出して警察に相談しても、性犯罪の捜査の過程で「どこをどう触られたのか」「そのとき、どのような体勢だったのか」など詳細に説明させられ、精神的に耐えられなくなってしまうことも。そのうえ、刑事事件として起訴するには、被害者の体内から、加害者の体液や、デートレイプドラッグなどが検出されるという客観的証拠が必要です。これを得るためには、被害を受けてすぐ警察に行かなければ証拠が採取できず、結局、証拠不十分で起訴に至らないことも多いのです」(太田さん・以下同) 起訴されたまれな事例では、元柔道金メダリストの内柴正人氏が、当時18歳だった部員に酒を飲ませてレイプに及び、準強制性交等罪(旧・準強姦罪)に問われた事件。 「この裁判では、同じ柔道部員が、内柴氏が酩酊状態の被害女性を背負って帰るところを目撃していたことなどから立証され、有罪になりました。性犯罪被害に遭ったらどうすべきか、という情報がもっと広く共有されることが、被害者を救う第一歩です」 刑事裁判に訴えられない場合は、損害賠償を求めて民事裁判を起こすが、ここで問題になるのが、性交の際の“合意の有無”。 「加害者側からは、『確かに性的関係はあったが、彼女も合意していたのだから違法ではない』という反論が、よく出ます。それまでの人間関係がどのようなものだったのか、性的関係の強要はなかったのか等について、いろいろな証拠から判断されることになります」 被害者と加害者が面識のある人間関係の場合、事件があった後も、いつもどおりにふるまわざるをえないこともある。 「うっかり、被害者側が『先日はありがとうございました』などとお礼のメールやLINEを送ってしまい、『性被害を受けた直後の被害者が、加害者に対してこんなことを言うはずはない』などと加害を否定する証拠として利用されることもあります。今後は、『すぐに抗議できなかったとしても不思議ではない』という認識を社会的に広げ、裁判官にも理解を求めていくことが重要です」
2018年02月17日’17年10月、米国ハリウッドの大物映画プロデューサー・ワインスタイン氏によるセクハラ疑惑が報じられたのを受け、女優のアリッサ・ミラノが、同様の被害を受けたことの女性たちに向けて、「#MeToo(私も)」を合言葉に名乗りを上げるようツイッターで呼びかけた。 これに応え、有名スターたちだけでなく一般人も続々と行動を起こし、やがて世界的なムーブメントになった。 日本にも瞬時に波及。「#MeToo」運動をきっかけに、政界、教育界、スポーツ界から元NHKの看板アナウンサーの事件まで、押さえ込まれていたセクハラ告発が噴出。長らくセクハラ後進国に甘んじていた社会が、「絶対にNO」と認識を変えた。 「昨年10月の『Black Box』の出版を機に、アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』はじめイギリスのBBCやフランスなど海外メディアからの取材が殺到しました。『#MeToo』運動のうねりのなかで、各国の女性が声を上げ始めていますが、やはりアジア圏からの実名での声はまだ少ないからでしょう」 こう話すのは、元TBSテレビ報道局ワシントン支局長の山口敬之氏からのレイプ被害を記者会見で訴えたジャーナリストの伊藤詩織さん。著書『Black Box』(文藝春秋)も出版され、“顔の見える”被害者の訴えに社会的関心が集まっている。 「運動の発祥の地のアメリカは当然として、私が驚いたのはスウェーデンの反響のすさまじさ。人口はそれほど多くないのに、インタビューが掲載されたとたん、多くのメッセージが私の元に届きました。激励に加えて、同じサバイバーの方からの『勇気をもらった』という声も多かった。わざわざスウェーデンから日本の性犯罪救済センターに寄付を送ってくれた方もいました」(伊藤さん・以下同) 伊藤さんがインタビューのなかで、「日本では性暴力救済センターやスタッフの数が足りていない」と話しているのを読んでくれての行動だった。 「私は、自分が性被害に遭って以来、海外の性犯罪被害のサポート体制を取材し続けています。特に、イギリスのサポートの厚さには驚かされることの連続でした。現地の警察では、日本と違って、性犯罪専門のトレーニングを受けた捜査員がいます。しかも、ほとんど女性だから話しやすい。人形を相手に、被害状況を再現させられるなどの、セカンドレイプに当たるようなことは決して行われません。イギリスでは、被害者が事件の状況を説明するのは最低限少なくし、大体3回にするように努力しているそうです」 1度目は罪名を決めるために概要を、2度目は捜査のためにビデオカメラの前で、そして3度目が法廷だ。 「また、性犯罪救済センターなども、おもに寄付などで運営されてきた日本とは違い、政府が資金を出しています。ここでは被害届を出すかどうか決めていない段階でも、捜査員が匿名で話を聞いてくれます。そのうえで、どんなサポートを受けられるのかアドバイスをもらえます」 一度、話ができたことでとハードルが下がるのか、その後、被害届を出す人は約7割にも上るという。 「性被害を受けたあとのPTSDは私も体験していて、加害者と同じ背格好の男性を見ると体が震えたり、彼が働くオフィスの近くに行くことも怖くて、仕事に支障をきたしたりすることもありました」 イギリスでは、そうした性犯罪を受けたあとの精神的なケア、いち早く社会に復帰できるようにサポートしてくれる体制が整っているそう。 「大学のキャンパス内でレイプされたある女子学生は、大学に通えなくなり、単位を落としたんですが、スタッフが代わりに大学側に説明して、再度テストを受けられるようになりました。また、大学から紹介を受けて入居したアパートも追い出されそうになりましたが、それも交渉してくれたそうです」
2018年02月17日’17年10月、米国ハリウッドの大物映画プロデューサー・ワインスタイン氏によるセクハラ疑惑が報じられたのを受け、女優のアリッサ・ミラノが、同様の被害を受けたことの女性たちに向けて、「#MeToo(私も)」を合言葉に名乗りを上げるようツイッターで呼びかけた。 これに応え、有名スターたちだけでなく一般人も続々と行動を起こし、やがて世界的なムーブメントになった。 日本にも瞬時に波及。「#MeToo」運動をきっかけに、政界、教育界、スポーツ界から元NHKの看板アナウンサーの事件まで、押さえ込まれていたセクハラ告発が噴出。長らくセクハラ後進国に甘んじていた社会が、「絶対にNO」と認識を変えた。 「私は、日本でまだ『セクハラ』という言葉が誕生する以前の『性的嫌がらせ』と呼ばれていた時代から、この問題に深く関わってきました。最初は、’89年のセクハラ裁判の第1号となった福岡セクハラ訴訟でした」 そう語るのは、大阪大学人間科学研究科教授の牟田和恵さん。“セクハラ”誕生から30年。意識改革はどこまで進んだのか。牟田さんに話を聞いた。 「その後もおよそ30年の間、少しずつ社会状況は変わりつつあるとはいっても、まだまだ被害を口にできず、自分を責め続け、我慢している人が多い現実を思えば、現在もセクハラを取り巻く状況は課題が山積みのままです。そんなとき「#MeToo」の世界的な波及によりセクハラへの意識が高まり、女性たちが『悪いのは自分じゃないんだ』と自覚し、声を上げ始めたことはうれしい驚きでした」(牟田さん・以下同) 世界経済フォーラムが毎年発表するジェンダー・ギャップ指数では、日本は’13年には136カ国中105位、’16年も144カ国中111位と、先進国でも順位が低いままだ。 「これらの解決策としては、社会にもっと決定権を持つ女性が増えることが重要だと思います。最も期待するのは女性議員ですが、それは企業の管理職でも、メディアでも同じことが言えるでしょう」 今後は、女性の権利はもちろんだが、LGBTや高齢化社会のなかでのお年寄りなど、弱い立場の尊厳や権利が守られる社会にしていかなければならない、と牟田さん。 「セクハラに対する第1の防衛法は、ふだんから“シミュレーション”をしておくことでしょう。ただし、現実問題として、最初から思うようにサポートしてもらえるとは限りません。大事なのは、あきらめないこと。世の中は確実に変わりつつあります」 ’99年施行の男女雇用機会均等法改正法で、企業はセクハラの防止に配慮することが定められた。 「その後、セクハラ防止規定や相談窓口が設けられています。また、会社外にもセクハラ問題に詳しい弁護士が大勢います」 同時に、日本中に性犯罪・性暴力の被害者に対して総合的な支援を行うワンストップセンターが開設されたという動きもある。 「必ず、あなたをいろんなかたちで助け、支えてくれる人はいますから、あきらめないで声を出し続けてほしい。いちばん避けるべきは、我慢してしまうことです。その場ではトラブルを回避できたようでも、その後も被害が繰り返されると、自分を損なう気持ちが澱のようにたまっていくのです」 それに打ち勝つためにも、常に情報を集めておくことが大切だと牟田さんは言う。 「ニュースをチェックしたり関連本を読んでもいい、セクハラ問題に関心をもって情報を集め、もしものときに駆け込める場所や相談できる人を想定して、準備しておくことです。そうしてシミュレーションすることこそが、自分をセクハラから守ることになります。ふだんから『自分を大切にして生活する』ことを考えてください」
2018年02月17日クロアチアに実在する、「別れ」がテーマの博物館「別れの博物館(Museum of Broken Relationships)」が日本初上陸。3月31日から4月14日まで、「あなたとわたしのお別れ展」をアーツ千代田3331にて開催する。現地(クロアチア)の博物館の様子「別れの博物館」は、愛する人との何らかの関係が終わりを迎えた時、その時間を思い出すようなアイテムとそれにまつわる話を一般の方から募り展示している博物館。4年間恋愛関係にあった元カップルが、共に過ごした大事な時間を心の奥底にしまい込まず、「思い出の品物とお話」を展示してみてはどうだろう、と考え、2006年小さなコンテナからスタートした。“別れの経験を共有する”というコンセプトに世界中から共感の輪が広がり、これまでに世界29ヶ国、45都市を巡回している。名物お土産「悪い思い出を消す消しゴム」“失恋”にまつわる品物が多く、日本では「失恋博物館」と紹介されてきた本展。人間が直面するすべての“別れ”を展示するため、日本初開催となる今回は「別れの博物館」とし、失恋に関するものはもちろん、友人や家族などの別れに関わるものが続々と集まっている。日本での展示数は約80点で、40点はこれまで世界中から収集したもの、残りの半分は日本から収集したものを展示。博物館の名物お土産「悪い思い出を消す消しゴム」も販売予定となっている。【展覧会情報】「別れの博物館」あなたとわたしのお別れ展会期:3月31日〜4月14日会場:アーツ千代田 3331 メインギャラリー住所:東京都千代田区外神田6丁目 11-14料金:一般1,300 円 大学生1,000円 中高生500円 小学生以下無料
2018年02月13日“独立の洗礼”で片付けていいものか。 世界的に今、セクハラ被害への見方が変わりつつあります。ハリウッドセレブたちがこぞって抗議の声をあげ、日本でも「#MeToo」というセクハラ告発運動が盛んに行われています。 そんななか“麿サマ”の愛称でおなじみの元NHKアナウンサーの登坂淳一さん(46)にも疑惑が。「週刊文春」により同僚へのセクハラが告発され、キャスター就任が決まっていた番組も降板することを発表しました。 セクハラはあくまでも“疑惑”ということでしたが、これをキッカケに過去の噂が多数報告される始末。大々的にテレビで報じられることはありませんが、登坂さんはある意味社会的に“抹殺”されようとしています。 就任後にスクープが発覚し、番組内定辞退が決まる。この流れは、経歴詐称疑惑が浮上したタレントのショーン・マクアードル川上さん(49・以降、ショーンKさん)と同じ。そのためさまざまな比較をされていますが、実際は同じとはいえません。 ショーンKさんはもともと異業種からの大抜擢でしたが、登坂さんはNHKアナウンサーとしての確固たる実績と実力が評価されて抜擢されました。また事前に見抜けなかったテレビ局側の甘さを指摘する声もありますが、セクハラ被害は目に見える証拠が残りにくいもの。改めてセクハラ問題の扱いについて、難しさも感じます。 登坂さんは独立後の大きなチャンスを失ったことになりますが、セクハライメージのついた彼は今後どうやって活躍の場を作っていけばよいのでしょう。 実はそのチャンスが、すでに目の前まで迫っています。そう、平昌オリンピックです!実は登坂さんの趣味の1つはカーリング。豊富な知識とアナウンス力、そして熱い熱量をオリンピック中継で伝えられれば……。もう一度実力が認識され、風向きも変わってくると思います。 今やネットを駆使すれば、個人でなんでも発信可能な時代。お膳立てされた舞台はないものの、実力を示す技術とチャンスはあまた用意されているのです。 セクハラは当然ながら、許されない問題です。ただ登坂さんを擁護するわけではありませんが、あくまでも“疑惑”の段階なのに、社会的に“抹殺”してしまうのは少し悲しい気もします。 それと同時に、不倫報道に匹敵する世間の強烈な熱量も感じます。日本人はもともと誠実で潔癖な人を好む傾向がありますが、現実問題としてはどんな人にも“そうじゃない部分”があります。 登坂さんは上品なイメージが先行していますが、地方局時代はおちゃめでユーモアあふれる姿がファンを喜ばせていたそうです。 アナウンサーとしてキャリアに傷はついてしまいましたが、もしその傷が謝罪してすむ程度なら……。そのときは彼のつまずきを許し、独立という大きな決断をもう一度応援する“正しく”優しい日本でありたい。 この一件は世界のトレンドをふまえたうえで、日本人として今いちど考えていくべき問題だと思うのです。
2018年02月06日アンソニー・ラップから「未成年の頃にセクハラ被害を受けた」と暴露され、主演ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」を解雇されたケヴィン・スペイシーが、今度は人種差別主義者であることも指摘されている。「私はケヴィンの大ファンだったのですが、いまじゃ大っ嫌いですね」と「Daily Mail」紙に語るアール・ブルーさん。2012年、彼が経営する警備会社は「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の撮影現場の警備担当として製作会社に雇われた。彼を含む黒人警備スタッフのグループがキャストたちのトレーラーを監視していたところ、アールさんはケヴィンが自分の個人的なセキュリティースタッフに「俺のトレーラーをニガー(※黒人に対する差別擁護)なんかに見ててほしくない」と言っているのを聞いてしまったという。これを受けてアールさんは撮影マネージャーに抗議したものの、「お偉方だから。あれが彼なんだよ。ぼくらは彼をとにかくハッピーでいさせなきゃならないんだ」と取り合ってもらえなかったそうだ。また、アールさんとチームを組んでいたほかの黒人スタッフもケヴィンが「握手を拒否した」と語っている。結局、製作会社はアールさんの警備会社の仕事ぶりに「満足している」と言いながら、シーズン1以降契約を更新してくれなかったとのことだ。(Hiromi Kaku)
2018年01月16日ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門で主演男優賞に輝いたジェームズ・フランコが、5人の女性からセクハラ行為を告発された。ジェームズはゴールデングローブ賞授賞式で、ハリウッドの多くの女優たちが支持しているセクハラ撲滅運動「Time’s Up」のピンバッチを身につけていた1人であった。このピンバッチをつけていたことがセクハラ被害者たちの感情を逆なでし、告発に至ったようだ。「The Los Angeles Times」によると、5人のうち4人はジェームズが経営し教鞭をとる演劇学校の学生だというのだから驚きである。ジェームズが監督した『The Long Home』(原題)に出演したサラ・タイサー=カプランは、フルヌードでの出演は承諾していたものの、セックスシーンでジェームズにプラスティックの前張りを取られたと憤っている。2016年にジェームズと交際していたヴァイオレット・パレイは、ツイッターに車の中でオーラルセックスを強要されたこと、ジェームズがヴァイオレットの友人で17歳の少女をホテルに呼び出そうとしたことを激白。ジェームズはもちろん全否定しており、「ねえ聞いてよ。ぼくはいままでの人生で、自分の行いすべてに責任を持ってきたし誇りに思ってる」と言い、「ツイッターに書かれてることは正しくない。でも、ぼくは何かを告白する人や声を上げることについては完全に支持するよ。だって、長い間声を上げられなかったんだからね」と語った。(Hiromi Kaku)
2018年01月12日俳優のマイケル・ダグラス(73)が、32年前の元職員にセクハラ行為をはたらいたとする疑惑が浮上する可能性があると知り、事前にその疑惑を否定した。マイケル・ダグラス(C)BANG Media Internationalマイケルはその女性を触ったり、友人たちと下品な会話をしたり、脅迫したなどという件についてコメントを求められたことを受け、公になる前に自ら否定コメントを出すことが必要だと感じたという。マイケルはデッドラインにこう語った。「その女性からは、まず始めに、僕が彼女に対して、ではなく彼女の前で下品な言葉を使ったと言われた」「2番目に僕が彼女の前でしていた電話の最中、そのプライベートな会話で友人に対していやらしい発言をしていたと」「結局、その女性は仕事ぶりが理由で解雇したんだけど、3番目として彼女は僕がこの業界では2度と仕事がもらえないようにすると自分を脅したと言ってる」「そして4番目、僕が彼女の前で自慰行為を行ったと」マイケルはその女性の前でひどい言葉を使用したことを謝罪したものの、脅迫したことや、自慰行為を行ったことなどないと断言した。「どこから始めればいいかも分からないよ。これは完全な虚偽で、全く持って事実無根だ」ザ・ハリウッド・レポーターからこの件について連絡を受けたというマイケルは「とても心が痛いね。僕は父(ーク)の長年の歴史などは言うまでもなく、この業界での自分の評判に誇りを持っている」「下品な言葉を使った点については認めるよ。でも彼女の前で自慰行為をしただって? そんなの去年に初めて聞いたような話さ。80年代に使われたような表現ではないね。だからおかしいと思った。それでなぜ、こんなことをしようとする人がいるのか考えたよ」「一番辛いことと言えば、こんなことを妻や子供たちと共有しなくちゃいけないことさ。うちの子供たちはすごく落ち込んでいる。僕がセクハラ人間だというニュースが出るんじゃないかと心配しながら学校に通わなければいけないんだから」と話した。妻キャサリン・ゼタ=ジョーンズとの間に2人と前妻の間に1人の計3人の子供を持つマイケルは、今回自らの潔白を宣言すると共に、セクハラ抗議運動である「#MeToo」を支援すると続けた。(C)BANG Media International
2018年01月11日ハーヴェイ・ワインスタインの長年に渡るセクハラが明るみになってから、女優たちによるセクハラ事件の暴露が後を絶たないハリウッド。ワインスタインのみならず、次から次へと著名な俳優たちの蛮行も明らかになってきた。「People」誌によれば、1月7日(現地時間)に開催されるゴールデングローブ賞授賞式では、エマ・ストーンやメリル・ストリープら女優たちが、ハリウッドに蔓延しているセクハラへの抗議として全身黒ずくめで出席するという。彼女たちに賛同しているドウェイン・ジョンソンらも同様の服装で出席する。ドウェイン、アーミー・ハマー、トム・ヒドルストンのようなハリウッドのトップ俳優を担当しているスタイリストのイラリア・ウルビナーティがインスタグラムで明かした。「みんな私に聞いてくるのよ…。ええ、ゴールデングローブ賞では、男性陣が女性陣と団結して立ち上がり、黒ずくめの服装で女性軽視に対する抗議を行うわ。少なくとも、私のクライアントの男性たちはね」。華やかなファッションが見どころの1つである授賞式だが、ファッションによるこの抗議は、ゴールデングローブ賞だけでなく賞シーズンを通して続くかもしれないとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年12月25日30代にもなると、いまお付き合いをしている彼との結婚を考えることもありますよね。そして、できることなら別れたくないとも。別れることになりはしないかと不安になる夜もあるでしょうが、ふたりの別れを予期することができれば、別れる前に対策を打つことができます。そこで、別れを予期する方法を3つご紹介しますので、ぜひお役立てください。もっとも別れやすい季節は3月ある調査によると、カップルがもっとも別れやすいのは3月だそう。3月は転職や転勤の時期と重なるため、別れるには絶好のタイミングなのです。ふたりの間に別れの種になりそうなことがあるのなら、3月までに処理しておくといいでしょう。女性側に友人の予言は当たりやすい74組のカップルを対象にした実験では、カップル自身や共通の友人と比べて、女性側の友人がもっともカップルの別れを予期できたそう。カップル自身は自分たちのことを冷静に見れません。また、彼に相談内容が伝わる可能性があるため共通の友人には情報が入りにくいです。そのため、カップル自身と共通の友人は別れを予期することが難しくなります。しかし、女性側の友人は、当事者ではないので客観的にカップルのことを見れます。さらに、彼に相談内容が伝わる可能性は低いためたくさんの情報が入ります。そのため、女性側の友人は別れを予期しやすいのです。自分たちは別れると思うか、あるいはどんな理由で別れそうか、友人に聞いてみてください。そのうえで対策を講じるといいでしょう。最後に・・「わたしのこと好き?」とは聞かないこと!彼に愛されているのか不安で、つい「わたしのこと好き?」と聞きたくなる女性は多いと思います。気持ちはわかりますが、「わたしのこと好き?」と聞くと、別れやすくなる可能性があるので、聞きたくなってもグッとこらえましょう。ある実験で、なぜいまの恋人と付き合っているのかを考えると、破局しやすくなることがわかっています。ですので、「なぜオレはコイツと付き合ってるんだろう?」と考えさせるような質問は避けたほうが無難です。これらの方法を使って、別れることになる前に対策をしてみてください。別れを避けることができるかもしれません。
2017年12月25日BIGLOBEはこのほど、「セクハラに関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は11月18日~24日、全国の20代~50代の社会人男女800人を対象にインターネットで実施したもの。セクハラをされたことがあるか尋ねたところ、女性の39.0%が「ある」と回答した。男性も8.5%が「ある」と回答している。このうち、20代および30代男性でセクハラされたことがある人は、どちらも1割以上になり、現代のセクハラは若い男性にも拡大していることがわかった。セクハラをされたことがあると回答した人に、誰からセクハラをされたか聞くと、82.6%が「上司・先輩」と回答した。2位は「取引先・お客様」(27.9%)となっている。セクハラをされたことがある20代に限定すると「友人」からのセクハラ経験が15.9%と、他の年代より高かった。20代は「上司・先輩」(70.5%)のほか、「同僚」(29.5%)も多かった。セクハラをされたことがあると回答した人に、どのような場面でセクハラをされたか聞くと、「食事・飲み会」(53.2%)が多く、次いで「通常業務時」(48.4%)、「会社行事の飲み会(新・忘年会、歓迎会など)」(42.6%)となった。セクハラをされたことのある20代女性では、「食事や飲み会」(65.6%)、「残業時」(18.8%)が全体よりも高かった。特に「食事や飲み会」は、全体の結果よりも10ポイント以上も高くなっている。
2017年12月06日ハリウッド大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ問題が露見してから、問題の火の手は収まるどころか悪化しておりハリウッドのエンタメ業界はパニック状態となっている。■ケヴィン・スペイシー事件のあとには…ワインスタイン事件以来、セクハラ問題がまるで異常乾燥注意報時の火災がごとく映画業界の至る所で火の手をあげて俳優やセレブ監督にも飛び火しており、人気海外ドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」などで日本でもお馴染みの俳優ケヴィン・スペイシーが30年前、26歳のときに14歳の俳優アンディー・ラップに対して性的行為を試みようとしたというニュースはアメリカ内外でも大変な話題となった。今週に入り、映画『テッド』のガールフレンドを演じたジェシカ・バースが2012年に当時のマネージャーでハリウッドの大物であるデヴィッド・ギルロッドから性的暴行を受け、ロス市警に届けたもののその後ギルロッドから脅迫され恐ろしくなり、訴訟を取り下げざる得なかった、と大手業界サイトの「the Wrap」に暴露してこれも大変な騒ぎとなった。とにかく連日のように、新しい有名人の名前が「セクハラ事件」という見出しの横に並ぶ、とんでもない状況のハリウッド。セレブ監督のブレット・ラトナーも6人の女性からセクハラで槍玉に挙げられている。ブレット・ラトナーといえば、アクションコメディー映画『ラッシュ・アワー』シリーズ(ジャッキー・チェン&クリス・タッカー主演)で一躍人気監督となり、近年では自ら設立したプロダクション・スタジオより大ヒット作『ワンダーウーマン』や『X-MEN: ファイナル ディシジョン』などを産出してノリに乗っていたハリウッドの大物である。ラトナーは、問題発覚後に里親的存在だったワーナー・ブラザーズ映画から縁を切られている。■ハリウッドで崇拝されているアノ俳優まで!?今回のセクハラ問題で周囲を一番ショックに陥れたのが、今年で御年80歳の大御所名優ダスティン・ホフマンである。『卒業』や『トッツィー』などの名作をはじめ、メリル・ストリープと共演した『クレイマー、クレイマー』と、トム・クルーズ共演の『レインマン』ではアカデミー賞主演男優賞受賞歴もある、あのダスティン・ホフマンである!時をさかのぼること32年前。ダスティン・ホフマンが1985年に手がけていた芝居のプロジェクトで、当時17歳だったインターンのアンナ・グラハム・ハンターさんにセクハラをしたのだという。このショッキングなニュースに周囲が愕然とするなか、どうやらダスティンの“素行の悪さ”は、それに始まったことではないということが明るみに出はじめた。1979年に『クレイマー、クレイマー』でダスティンと共演したメリル・ストリープは、撮影前に初めてダスティンと対面したときに、なんと胸を触られて非常に不快な思いで撮影に臨んだというのである。この打ち明け話はメリルのインタビュー記事として当時のタイム誌に掲載されており、これがいまになって浮上し、ダスティンにとっては非常に不利な話題となっている。■セクハラ問題の波紋セクハラ問題は、関わった俳優や監督たちのキャリアを崩壊に追い込むばかりでなく、その周囲にもひどい打撃を与えている。増え続けるスキャンダルに伴い、暮れのホリデーシーズン公開予定作品が目まぐるしく変更されているのがその一例だ。たとえば、TWC(ザ・ワインスタイン・カンパニーの略)の手がけたホラー映画『ポラロイド』(原題)は、かなりのヒットが見込まれていたものの、セクハラ事件が露見したことで、ほとぼりが冷める来春ころへの延期が決定している。被害を被っているのは劇場側だけではない。一連のセクハラ問題は、アカデミー賞を筆頭とする映画賞レースへの影響も必至とみられている。前出のケヴィン・スペイシーは、Netflixより「ハウス・オブ・カード野望の階段」の打ち切りを命じられただけでなくアカデミー賞シーズンに向けてノミネート必至とされていた新作スリラー映画『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド/All The Money In The World』(原題)が受賞作戦のPRから外されることが決定している。この映画は『エイリアン』シリーズのリドリー・スコット監督作品で、ケヴィン・スペイシーの共演者にはミシェル・ウィリアムズとマーク・ウォールバーグも参加している話題作だったのに、ケヴィンが昔に犯した軽率な過ちのせいでとんだ迷惑を被っていしまった形だ。■ハリウッド・メンタリティとその対策「お金があってパワフルならばどんな振る舞いをしてもいい」という暗黙の了解がまかり通っていたハリウッド。…というよりは、どこの業界でもパワーを持っている者が下のものを足蹴にしたり酷い扱いをしたりということは往々にある。その頂点にあるのがセクハラだ。映画業界にセクハラが横行している理由に、「何が何でも俳優になりたい」という若者が溢れているという事実がある。だが、いくら相手がどんなにデスパレートでも、分別のある人間であればセクハラに及ぶなどということはない。長いことハリウッドにいて学んだことがある。自分の心の声はうそをつかない。少しでも妙な気配を相手から感じ取ったら、自分の心がザワつき出したらその場から素早く身を引くことが肝心だ。どんな業界に居ようが、上に立つ相手が自分の価値観や信条に反するようなことを提案したり押しつけたりして来たら、相手が誰であろうが「NO」と言って、毅然とした態度でその場を離れる勇気を持つことが大切なのだ。(text:Akemi K. Tosto)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2017年11月10日今年3月、『プリズン・ブレイク』シーズン5の上映会に登場したロバート・ネッパー(写真:Richard Shotwell/Invision/AP/アフロ) ハーヴェイ・ワインスタインに関する報道に端を発したセクハラ告発の連鎖が止まらない。ケヴィン・スペイシーやスティーヴン・セガールら大物俳優の名が次々と挙げられる中、日本でも人気のあの人にも疑惑が持ち上がった。『プリズン・ブレイク』のセオドア・“ティーバッグ”・バッグウェル役で知られるロバート・ネッパー(58)だ。 衣装デザイナーのスーザン・バートラムは1991年、映画『Gas Food Lodging』の撮影クルーとして働いていた。ニューメキシコ州での撮影中、ネッパーのトレーラーに衣装を運んだ際に事件は起こった。The Hollywood Reporterにバートラムが語ったところによると、入室するやネッパーはすぐさま立ち上がり、彼女の股の部分を思い切りつかんできたという。ネッパーはそのまま壁に彼女を押し付けて、「あんたをめちゃくちゃにしてやろうか」とささやいた。「すぐにもがいて彼の腕を振りほどき、トレーラーから飛び出しました。外に出ると、あまりの恐怖に膝から崩れ落ちてしまいました」とバートラムは当時の記憶を掘り起こした。 ネッパーはこの告発を受け、Instagramに反論メッセージを掲載。 「ここ数週間にわたり、女性たちが経験した痛みと、彼女たちが前に進むために見せた勇気について妻と私は語り合ってきました。私はある女性から暴力について誤った告発をされ、非常にショックを受けています。言われているのは私ではありません。今回のことで私を支え、元気づけてくれた人々に心からの感謝を送ります」
2017年11月10日『プラネット・テラー in グラインドハウス』のローズ・マッゴーワン(写真:Everett Collection/アフロ) 長年ハリウッドを牛耳っていたハーヴェイ・ワインスタインのセクハラスキャンダルが露見してからひと月以上。未だに彼の悪行を告発する声が後を絶たない。その手口は共通しており、駆け出しの新人女優を「打ち合わせ」と称してホテルの部屋に呼び出し、マッサージを強要。合意を装って性的関係を結び、いくばくかの口止め料と映画出演と引き替えに沈黙を強いるという非常に卑怯なものだった。 セクハラの域を超え、レイプされてしまった女優も既に何人か名乗り出ている。そのうちの1人、ローズ・マッゴーワンが9月に「レイプについて黙っていれば100万ドル(約1億千万円)支払う」という申し出を受けていたことをTIMES紙に明かした。 マッゴーワンは『プラネット・テラー in グラインドハウス』(2007)で、ゾンビに食いちぎられた太腿の下に義足代わりにマシンガンを装着して戦うセクシーダンサーを演じ、世界的に知名度を上げた。しかし、彼女がこの役を獲得した裏には、ワインスタインによる“買収”があった。ワインスタインにレイプされるも、映画出演と10万ドル(約,1100万円)の和解金を差し出され、黙らざるを得なかったのだ。 TIMESによると、今年9月に記事が出ることを知ったワインスタインは、弁護士経由でマッゴーワンに連絡を取り、100万ドルと引き替えにレイプの事実を隠し通すよう依頼したという。 「あいつをじわじわ苦しめてやりたくて、600万ドルじゃないと応じない、と返答したけど、その後に『もううんざり。あんたのお金なんか欲しくない』って言ってやったの」。 『プラネット・テラー in グラインドハウス』では、マッゴーワン演じるダンサーが自らをレイプした男を惨殺するシーンがある。この作品を監督したロバート・ロドリゲスは、当時マッゴーワンと交際しており、このシーンをワインスタインへの意趣返しとして撮影したと先週Variety誌に語っている。
2017年10月30日大人になればなるほど、付き合っていた彼との別れは心に深い傷を残しますよね。それが結婚を視野にいれた相手ともなるとなおさらです。受け止めるにも立ち直るにも時間がかかるようになり、すぐに「次の恋にいくぞ!」という気合いが入れづらくなるものです。しかし、恋愛は人の心を豊かにする素晴らしいもの。「もう恋なんてしたくない…」なんて思うのはもったいない!今回は、結婚を目前にまさかの別れを経験した後、次の恋愛に前向きになるための方法についてご紹介します。終わった恋を「終わったもの」としっかり認めること長く付き合った相手であればあるほど、恋の終わりを受け入れがたいものです。「もしかしたら、またフラッと戻ってくるかも」なんて期待をすることがあるかもしれません。しかし、1度終わりを告げた恋は、戻ってきたとしてもよほどの縁がない限りゴールには繋がらないし、かつての絆ほど強くはありません。1度終わった恋はしっかりと受け止めましょう。別れた事実を受け止めると、「もしかして」という気持ちがなくなり、次への恋へのステップが踏み出しやすくなります。自分の時間を楽しむこれまではいつも「彼ありき」の時間を過ごしていたというあなた。これからは、彼のために空けていた時間をあなた自身のために使ってみましょう。これまでは「彼がイヤがるから」「彼に誤解されたくないから」と避けていた異性の友達を交えた飲み会や遊び、趣味の集まりなどに積極的に参加するといいでしょう。そうすることによって新しい恋のチャンスが広がったり、あなた自身の新しい発見があって成長できたりします。恋の終わりはとてもつらいものですよね。それが結婚目前だったとなるとダメージは計り知れないものだと思います。しかし、いつまでも終わった恋にすがっていると前に進めません。新しい恋をするにも、別れた彼に再び振り向いてもらうにしても、1度自分をリセットする必要があります。今はツラくても、とにかく前を向くことが大切なのです。
2017年10月25日30年間にわたる多数の女性へのセクハラ疑惑が告発されたプロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン(65)が、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)から追放された。アカデミー賞を主催する同団体が、ワインスタインを除名することを声明で発表した。「理事会は早急にワインスタインをアカデミーから除名することに決定しました。単に彼のような、同僚からの尊敬に値しない人物を追放しただけでなく、我々の業界での性的暴力や職場でのハラスメントに対し、見て見ぬふりをしたり、恥ずべき加担行為を働いたりする時代は終わったというメッセージでもあります」「ここで問題となっているのは、我々の社会において許されることのない深い問題です。理事会は今後も、全てのアカデミー会員が例示することが期待される、倫理的な行動規範を確立するため努力を続けていきます」スティーブン・スピルバーグやトム・ハンクス、ウーピー・ゴールドバーグらを含む理事会の幹部らが今回の追放を決定したと報じられている。同団体においては、理事会は3分の2の投票によって会員を正当な理由として除名できる決まりとなっており、今回の件に関しては「3分の2を優に超える」投票を得たという。アカデミー追放に先立っては、ワインスタインの弟ボブが、ワインスタイン・カンパニーの株主持ち分をワインスタインが失う可能性があると明かしていた。また、ワインスタインはフランスの名誉であるレジオンドヌール勲章をはく奪されることが発表された。エマニュエル・マクロン仏大統領は、2012年にニコラ・サルコジ元大統領によってワインスタインに授与されていたその栄誉をはく奪することに向けて動き出したことを、広報担当を通じて発表していた。(C)BANG Media International
2017年10月16日*画像はイメージです:企業ではセクハラなど会社に重大な損失を与える行為をした、犯罪をした社員に対し、懲戒処分を前提とした「自宅待機命令」を出すことがあります。会社は当該社員を自宅で待機させた上で、事実関係の調査や処遇の考慮などを行うことが一般的。懲戒処分相当の行為をしたことが事実であることが確認できた場合は、相応の処分が下されることになります。 ■賃金はもらいたいところ……労働者側としては懲戒処分相当の行為をしてしまった場合は、会社の決定に従わざるを得ません。「クビ」といわれて辞めさせられることもあるでしょう。しかし、自宅待機命令については、会社が「来るな」と言っているわけですから、労働者側としては、待機中の賃金を支払ってもらいたいところ。会社側としてはもちろん、支払いたくはありません。セクハラなどの重大行為で懲戒処分を検討している社員に対して自宅待機命令を出した際、企業は賃金を支払う必要があるのか。社員は賃金をもらうことができるのか。法律事務所あすかの冨本和男弁護士にお伺いしました。 ■自宅待機命令期間中賃金はもらえる?「セクハラが事実で懲戒処分が相当であれば、自宅待機中の賃金は貰えないのが普通です。懲戒処分とは、企業が秩序を維持するために従業員の規律違反・秩序違反に対して行う制裁のことです。セクハラは企業秩序を乱す職場規律違反と考えられますから、就業規則で「職場規律違反」を懲戒事由、「出勤停止」を懲戒の手段の一つと定めていたのであれば、セクハラを理由として自宅待機命令を下すことができます。この場合、セクハラを行った従業員は、会社から自宅待機を命じられたことで労務を提供できないわけですが、職場規律に違反し自業自得ですのでその間の賃金請求はできない、働いていない以上もらえない、ということになります。ただし、懲戒処分は相当なものでなければならず、懲戒事由と比較して不相当に重い処分は無効ですので、セクハラの内容からして不当に長い自宅待機の場合、相当な自宅待機期間を超える期間の分の賃金は請求できると考えます」(冨本弁護士)従業員の犯した行為や就業規則などが、考慮ポイントになるようです。素人には判断のつきにくい事案ですので、弁護士に相談するのがベストかもしれませんね。 *取材協力弁護士:冨本和男(法律事務所あすか。企業法務、債務整理、刑事弁護を主に扱っている。親身かつ熱意にあふれた刑事弁護活動がモットー。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*Graphs / PIXTA(ピクスタ)
2017年09月14日歌手のテイラー・スウィフトが、元ラジオDJのデヴィッド・ミューラーに対してのセクハラ裁判に勝訴した。この訴えは、2013年6月コロラド州デンバーのペプシ・センターにおける「レッド・ツアー」のライブ前にテイラーがデヴィッドにセクハラを受けたというものだったが、今回テイラーは損害賠償たった1ドル(約110円)の「名誉」の裁判に勝訴し、その額をこのような性的暴行の被害者のための基金に寄付するという。テイラーの声明には「判事ウィリアム・J・マルティネス氏及び慎重な判断を下してくださった陪審員の方々、そして私の弁護団に感謝を述べたいです。彼らは、私や性的暴行によって沈黙をさせられてきた被害者の方々のために戦ってくれました。そして、この4年に及ぶ苦しい試練と2年続いた裁判の間サポートしてくれた全ての人々に感謝します」「このような裁判には多大な費用がかかり、これを賄うことができる自分自身というものを自覚しています。私の望みはこのような性的暴行の被害者の声に手をさしのべることで、近い将来には彼らをサポートしているいくつかの団体に寄付を行いたいと思っています」とつづられている。一方のミューラーは、テイラーがデンバーのラジオ局KYGO-FMにこの暴行を告げたことで自身の「夢の仕事」を失ったとしてテイラー本人を300万ドル(約3億3000万円)の損害賠償を求め提訴していたが、テイラーにこの象徴的な1ドルの逆提訴をされていた。さらにミューラーは、テイラーの母アンドレア・スウィフトと彼女のラジオ関係者も提訴していたが、1週間にわたる公判の後1日もかからずに陪審員から棄却された。今月11日には裁判所において、テイラーの元ボディーガードも暴行が行われた現場を目撃したとし、「私は見たんです。ミューラー氏がテイラーに腕を回した時、手がスカートの方にのびました。テイラーは飛び上がって、スカートを下げ、女性がいる場所へ逃げていました」と証言していた。最近テイラー自身もこの事件が「卑劣でぞっとする」とし、「彼は私のお尻を触り続けたので遠くに逃げたのです。掴まれたのです。とても長い時間でした」と告白していた。(C)BANG Media International
2017年08月16日テイラー・スウィフトがラジオDJのデヴィッド・ミューラー氏からセクハラを受けていたとことは「確定的」だとテイラー側の弁護士が主張している。テイラーは2013年、自身の公演におけるステージ裏での写真撮影の際、ミューラー氏からお尻を掴まれたとしてコロラド州デンバーの裁判所で申し立てを行っているところだ。それに対し、2015年9月にミューラー氏は、テイラーの訴えにより年収15万ドル(約1600万円)とされるデンバーのラジオ局「KYGO-FM」での仕事を失ったとして、テイラー本人を提訴していたが、その1カ月後にはテイラーは対抗訴訟の構えでこのペプシ・センターでの暴行に対し逆提訴をしていた。そして今月8日にテイラーは出廷し、陪審員らに対し2013年6月2日に起こった暴行現場の写真を提出したとのことだ。写真にはテイラー、ミューラー氏、そしてミューラー氏の当時の恋人シャノン・メルヒャーがポーズを取っている。しかし問題のミューラー氏の右手がテイラーの後ろに隠れて写っていないとのことで、ミューラー氏の弁護士は「ミューラー氏はスウィフト氏のスカートの中に手を入れてはいません。スカートが乱れていないではないですか」「ミューラー氏はテイラー氏に不適切に触れたということに対し全面否定をしています」と主張し、このような不当な訴えは侮辱的で、間違っているため容認できないとしている。今回の冒頭陳述においてミューラー氏は自身の名誉を晴らし、失った収入のために訴えを起こしたことを述べているが、一方のテイラー側の弁護士、ダグラス・ボルドリッジ氏は「この写真に何か問題がありますか? 女性が暴行され、通報し、それに対して訴えられたのです」「これは不適切に触ったというものではなく暴行です」と8人の陪審員に語り掛けた。母アンドレアと共に出廷したテイラーだが、この訴訟はたった1ドルの賠償を求める「名誉のため」の裁判だという。(C)BANG Media International
2017年08月12日〜別れ上手が恋上手?〜多くの人が、好きな人との別れを経験したことがあるでしょう。情熱が冷めての別れ、生き別れ、死に別れ、いずれにせよ別れは辛いもの。しかし、理性でよく分析し考え上手に別れてこそ、次の幸せに繋がるというものです。嫌な人との上手な別れ方とは、自分の方からことごとに嫌な女を演じ、相手から嫌われるよう仕向けることです。確かに、一度は愛した相手から嫌われることは辛く、嫌な思い出になるかもしれない。しかし、自分が相手を捨てるのではなく、あなたが捨てられる。それは恨まれて、付きまとわれ事件にならないで済む相手を想う上手な別れかたで、相手はあなたをさっぱり忘れられます。で、あなた自身はというと、精神的に大人になり、次はもっと確かな恋ができるでしょう。上手な別れ方ができる女は、上手な恋もできるのです。
2017年06月22日「恋愛がめんどくさい」と言う女子の話を聞いていると、「だって、別れたあと、心が痛いし」と言います。恋愛がめんどくさい理由は、もっと他にもあるはずですが、この「別れたあとの自分の心の痛みの処理」を思えば、恋愛って、めんどくさいものですよね。でも、その痛い心が、あなたをいい女に格上げしてくれます。■■心が痛まない別れは、別れとは言わない心が痛む別れがあるということは、心が痛まない別れがあるということなのかもしれません。心が痛まない別れって、たとえば、3ヵ月もつきあわずして別れたとか、そういうことでしょうか。3ヵ月とつきあわず、さほど相手に思い入れがないと、別れに際して、あまり心が痛まないのかもしれないですね。でも、そういう人は言います。「わたしのなにが良くないから3ヵ月と交際が続かなかったのか、今でも考えている」と。つまり、交際期間が長かろうと短かろうと、おそらくみなさん、大なり小なり、別れに際して、(人知れずではあっても)痛みを感じているのだろうと思います。そう仮定したうえで、ではなぜ心が痛むことが、あなたを磨いてくれるのか、ということについて、以下にお話します。■■人には本来、善人も悪人もないからこと恋愛に関する別れって、どっちが良くなかったのか、という答えが明確にないから、自分が磨かれます。たとえば彼の浮気が原因で別れた場合、「悪いのは彼です、以上おわり」と思える人って、案外少ないと思います。「わたしのなにがまずかったから、彼は浮気したんだろう」とか、「わたしがあのときこうしていたら、彼は浮気せずに済んだのかな」とか、そういう答えが出ないことを、あるていどの時期までずっと考え続けませんか?そして、その問いには答えなんて、ないですよね?***テレビドラマや映画は、善人と悪人がはっきり分かれています。そういうわかりやすいキャラ設定のほうが、見ていて理解しやすいし、最後に感動しやすいから、そうなっています。でも生身の人間がやる恋愛って、ほぼ答えがないものです。そして別れてしまえば、彼に答えを聞くことができない。答えを聞けたとしても、聞いた答えのそばからまた新しい疑問が湧いてきて、ずっとなにかが心に引っかかり続けるでしょう。そういうのって、ハッキリ言ってしんどいことです。すべてのことが白か黒か、ハッキリなって「はい、おしまい」となったほうが、おそらく誰にとっても心が楽です。でも、そういう答えのない問いを、あるていどの期間ずっと思い続けることでしか、人の心って育たないのです。つまり、答えのない問いを考えることが、自分を磨くということになるのです。それはきっと、人には本来、善人も悪人もないからです。ひとりの人の心のなかに、いいところもあればエグイところもある、それを別れは素直にそっくりそのまま表に出してくるのです。心が痛む別れはあなたに、善悪両方の自分を見つめさせるから、あなたは成長し磨かれるのです。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年04月27日大好きな彼に振られてしまったとき、あなたならどうしますか?復縁したい気持ちがあるのなら、別れ方には最新の注意を払いましょう。別れ方のパターン別にその対処法は変わってきますから、それぞれこんな方法で対応することが大切です。この4つのパターンをマスターしておけば彼と再びヨリを戻せるかも?■1.別れ話があった場合・・・一度はきっぱりと別れるどんなに彼を手放したくなくても、別れを切り出されたなら一度はきっぱりと別れましょう。別れがあまりにもショックで相手にすがりたい気持ちもあるかと思いますが、そこはぐっとこらえてください。彼が別れを切り出したのは、少なからず彼の中で大きな覚悟をした結果です。まずはその彼の気持ちを尊重してひとりにしてあげましょう。戻るにふさわしい関係であれば、あなたのおおらかさに感謝して彼はあなたのもとへ帰ってくるはずですよ。■2.自然消滅の場合・・・期間を空けてから連絡する自然消滅の場合、お互いへの気持ちがなくなったというわけではなく、恋愛以外のことに気をとられてしまっているだけであることが多いもの。お互いに落ち着くタイミングがあれば、ふと恋愛気分が盛り返すこともあるでしょう。ですから、何か恋愛以外の事情が落ち着くまで少し待ってみることが大切です。彼からひょんなきっかけで連絡がくるかもしれません。■3.ケンカ別れの場合・・・期間を空けずに謝るケンカの勢いにまかせて「別れる!」と口走ってしまうことってありますよね。そのまま関係を修復するタイミングを失って別れてしまった場合も、必ずしもお互いの愛情が冷めたというわけではありません。ですから、距離を置いたことで本当に気持ちが冷え切ってしまう前に、素直な気持ちで謝ってみましょう。彼ももしかしたら謝るきっかけを逃していただけかもしれませんから、思い切って謝ることが解決につながることもありますよ。■4.彼の浮気が原因の別れ・・・定期的に連絡をとる彼が浮気相手の女性とふたりでいることを選んでしまった・・・。別れのパターンとしては何とも悲しくて最悪な結果でしょう。それでもまだ彼と復縁したい気持ちがあるのなら、彼と定期的に連絡を取り続けることが大切です。いくらあなたへの愛が冷めてしまったとはいえ、一度は深く結ばれた仲。あなたの献身的な連絡があれば、彼は愛を思い出して戻ってきてくれるかもしれません。そのためにも、感情的になって一切の連絡先を削除するなんてことは止めましょう。ただし、連絡のし過ぎには注意。■一度離れるという選択も考えて復縁したい気持ちが前面にでてしまい、関係を続けたいという思いからすがってしまうこともあるかと思いますが、しつこい行動は復縁には逆効果。彼とよりを戻したいなら、一度しっかり距離をおきましょう。(seico/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月30日大好きな彼と出来る限り一緒にいたい…けれど同棲はちょっと…と、いう場合”半同棲”を選ぶカップルも多いのではないでしょうか?この”半同棲”、実は別れに繋がってしまう可能性が高いんです!もしかしたら同棲より危険かもしれない、半同棲が別れに繋がるワケをご紹介してみましょう。浮気現場にバッタリ…彼の部屋で浮気相手と鉢合わせ!なんて修羅場が発生しやすいのが半同棲です。半同棲状態では“一人暮らし”という認識が強く油断してしまうのがその原因。完全に同棲していれば”2人暮らし”になる為、浮気相手を連れ込むことはそうそうありません。驚かそうとアポなしで訪問したり、彼がいない間に掃除をしてあげたり…良かれと思ってしたことで見たくなかった現実に遭遇してしまうことがあり得るんです。どちらの家で会うかお互いが一人暮らしの半同棲の場合、どちらの家で会うかで揉めてしまうこともあります。自分が会いに行ってばかり…また、逆に自分の家で会ってばかりという場合も要注意。会うのがどちらかの家に偏ることで、会いに行く労力、そして交通費や自宅の光熱費などの金銭的な負担もどちらかに偏ってしまいます。両者が納得していれば問題ないのですが…どちらかが不満に感じている場合、別れに繋がってしまうこともあるんです。生活環境の違い半同棲は、結局は一人暮らしの延長です。自分の家は自分の、相手の家は相手の、それぞれが1番生活しやすい環境を作っています。その生活環境があまりにも自分と違う場合、半同棲を続けることどころか、お付き合いを続けることすら難しくなってしまうことがあるのです。部屋の清潔度合いや生活レベルなど、生活環境の違う相手の部屋で過ごすことは“価値観の違い”を身をもって体験するということ。価値観の違いを目の当たりにし、同棲や結婚への自信が無くなってしまう可能性があるのです。いかがでしょうか?半同棲をするなら思い切って同棲してしまうのも手かもしれませんね!
2016年12月27日若い頃の恋の特徴は、「別れ」という言葉を気軽に口にするところにあります。彼とちょっとケンカしただけで「もう別れる」と言うとか・・・・・・。オトナの恋、というか、若くても恋愛がうまい人たちは、軽々しく「別れ」なんて言葉を口にしません。だから彼との別れの危機をうまく乗り越えていきます。今回は、別れという言葉が出たら恋は終わる、ということについて、一緒に見ていこうと思います。■■意識したとおりの人生になります別れという言葉を口にする、というのは「別れを意識している」ということです。そして一般的に人は「自分が意識したとおりのことに遭遇する」ものです。たとえば、どうしても会いたくない人のことばかりを意識していると、道でばったりその人に会ってしまった・・・・・・こういうことが起こります。大学時代、留年を意識しすぎたあまり、ホントに留年した人もいるでしょう。仕事をするようになって、仕事で失敗することばかりを心配しすぎたあまり、ホントに失敗しちゃった人もいるでしょう。人は、自分が意識したとおりの人生を歩むのです。***だから恋愛がうまい人は、彼と別れそうに思えても、あえてふつうに暮らします。別れそうになっている事実を前にして、「どうすれば別れを回避できるのか」とは考えていません。なぜなら「どうすれば別れを回避できるのか」という考えにはすでに、別れという言葉が含まれているから。だから、そういうことすら考えないで、ただただふつうに彼と接するのです。■■500グラムの愛をくださいおそらく誰でも「言葉は大切に使いましょう」と、誰かから一度は言われたことがあると思います。このごろは言霊という言葉をあまり聞かなくなりましたが、それでも学校などで「言葉には言霊といって、魂が宿っています」と教わった人もいるでしょう。じつにそのとおりで、とくに恋愛の大事な場面では、その言霊がかなりの力を持つことになります。恋愛とは「目に見えないこと」だからです。恋も愛も、目に見えないし、手に取ることもできないですよね。彼に対して「わたしはあなたの愛が500グラムほしいです」なんてこと、言わないですよね。目に見えないことを長く大切にしようと思えば・・・・・・つまり彼に対する愛を長く大切にしようと思えば、目に見えないものを大切にするしかありません。彼の状況もあなたの状況も、日々少しずつ変化しています。それは目で見てわかるはずです。たとえば彼が残業する日が増えたというのは「見ればわかる、聞けばわかる」ことです。対して彼の愛とか、あなたの彼に対する思いというのは、目に見えません。そういうものを、目に見えるものよりも大事に扱うから、恋は長続きするのです。***とくに若いと、彼のルックスとか、彼の名刺に書いてある肩書きとか、学歴とか、そういう目に見えることに気持ちがいきがちだろうと思います。若いというのは、そういうことなので、それはそれで恥ずかしいことでもなんでもありません。でも今以上に、豊かな恋愛を楽しもうと思うのであれば、目に見えないものを大事にしたほうがいいです。つまり、別れという言葉を軽々しく口にしたら恋は終わるし、そうしなければ(ただそうしないだけで)、恋は長持ちするのです。言葉って、こうやって文字にすれば見えますが、口にしたら、口にしたそばから消えていきますよね。つまり音楽とおなじなのです。楽譜に書かれた音符は目に見えるけれど、奏でた音は、奏でたそばから消えていきますよね。消えていきますが、言葉に乗せられた思いは、目に見えないものの、あなたの胸に、彼の心に、この世に、ずっと留まっているのです。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年11月29日喧嘩した勢いで、つい別れてしまった・・・。女性の方が感情的と言われますが、結論を急ぐ男性の方がカッとなってしまう場面は多くあります。では、喧嘩別れした後の男性心理とはどんなものなのでしょうか?後悔するけど、「ヨリを戻したい」とは言えない男性の場合、喧嘩別れした直後は頭に血がのぼっているので、「せいせいした」など自分を正当化することが多いです。ですが、時間が経って冷静になってくると、「別れてしまった」という現実に直面します。ひどいことを言ってしまった、別れたくなかったと思っても、自分から言い出した手前「ヨリを戻したい」とはプライドが邪魔して口にできません。相手を傷つけてしまった、自分はひどい男だという罪悪感を抱えるのが男性特有の心理です。諦めきれずに引きずってしまうまた、きちんとした考えがあって別れた場合と違い、その場の勢いで終わってしまったので、未練を抱えたままということも十分あります。女性の場合は、ある程度の期間落ち込むとまた前向きに次の恋を探し始めることができますが、男性はなかなか気持ちの切り替えができません。相手を傷つけてしまった自分、恋愛が上手くいかなかったダメな自分という痛みは、男性の自信を奪います。別れた元カノへの未練を抱えたまま長く苦しむのも、男性ならではと言えます。もし喧嘩別れした彼と復縁したいと思ったら男性は、別れた元カノを思ってめそめそする姿を人前にさらすことを嫌がります。感情を友人と共有することで発散する女性と違い、自分の内に溜め込んでしまうんですね。そうやって強がることで、プライドを保とうとします。なので、もし別れた元カレと復縁したいと願うなら、こちらから歩み寄る姿勢を見せることが大切です。あなたを受け入れるよ、という気持ちが伝われば、彼の方も気持ちがほどけてきます。喧嘩別れした状態というのは完全にふたりの気持ちが切れていないことが多いので、諦めずにまずは接触する機会を増やしてみることから始めると良いでしょう。
2016年11月22日