このところのソン・スンホンは、「脂が乗っている」…ように思うのは私だけでしょうか。2010年から『男たちの挽歌A BETTER TOMORROW』、『ゴースト もういちど抱きしめたい』、「男が愛する時」などコンスタントに映画やドラマに出演し、その姿を自在に変えてはファンの目を楽しませてくれています。そんな彼の最新主演映画が『情愛中毒』です。「ソン・スンホン、初の衝撃ベッドシーンに挑戦!」の謳い文句に、ファンの方はいまからドキマギではないでしょうか!?ストーリーを簡潔に説明しますと、ベトナム戦争から帰還したキム・ジンピョン(ソン・スンホン)が、引っ越してきた部下の妻ガフン(イム・ジヨン)と互いに惹かれあい、密愛を重ねる、いわゆる「不倫」です。エリート大佐として周りから羨望の目で見られる一方で、戦争の後遺症に悩まされている苦しみを誰にも打ち明けることができずにいるジンピョンの、どこか虚ろな、心ここにあらずの雰囲気をソン・スンホンが上手く演じています。韓国人らしい“モムチャン”姿が強い男性像を残しつつ、似会いすぎるサングラスに隠れたジンピョンの行き場のない心情に、こちらも心が揺れ動くのです。そんなジンピョンとガフンの、巷で話題になっている(!?)濃厚なラブシーン。2人とも結構頑張ったのではないでしょうか!!(上から目線でごめんなさい)。どちらもスッポンポンですし、ベッドで、ソファで、車中でと、バリエーションも多く、ソン・スンホンの、バックショットからの盛り上がった肩筋や、普段なら絶対に拝むことのできない尻と足の境目の“シワ”までがくっきり見えて、貴重なシーンとなっております。個人的にはソン・スンホンの「白いボクサーパンツ姿」が衝撃的すぎて、いまも目に焼き付き離れません。ガフンを演じたイム・ジヨンは本作で本格的に映画デビューした新人女優ですが、劇中ほとんど笑わず、いい意味での無表情さが同じ女性としてどこか不気味でありながら、不思議な魅力を感じます。個人的に、“脱ぎっぷり”が正々堂々していて好感を持っているジンピョンの妻役チョ・ヨジョン(『後宮の秘密』『春香秘伝The Servant』をチェック!)が本作では一切“露出なし”なのも面白い所です。そんな彼らの「密愛」の結末は、観る人によっては様々な感想を持たれるかもしれません。ラストのジンピョンがとった行動に、いまを生きる世の女性達は何を感じるか。タイトルがしめす“情愛中毒”に何を想うかを、是非スクリーンで堪能してみては?と思います。役を通して人生を学び、38歳の年を重ねたいまだからこそ演じたであろうソン・スンホン渾身の『情愛中毒』。俳優としても人としても「脂が乗った」彼の新境地は、これからも続く俳優道の、貴重な一歩であることに違いないでしょう。(text:Tomomi Kimura)
2014年11月21日日韓で絶大な人気を誇るソン・スンホンが初のベットシーンに挑戦し、話題を呼んでいる映画『情愛中毒』が、いよいよ今週末11月22日(土)より劇場公開となる。このほど、本作からソン・スンホン演じる将官が部下の妻との禁断の愛に溺れ堕ちる瞬間をとらえた衝撃の映像が、いち早くシネマカフェに到着した。ベトナム戦争の終盤、1969年。軍の教育隊長キム・ジンピョン大佐(ソン・スンホン)は、夫を将軍にさせようという野望を持った妻イ・スクチン(チョ・ヨジョン)と軍の官舎で暮らしていた。ある日、彼の部下としてキョン・ウジン大尉(オン・ジュワン)と彼の妻チョン・ガフン(イム・ジヨン)が引っ越してくる。やがて、ウジンの妻ガフンに激しく惹かれていくジンピョン。出会ってはいけなかったふたりの、誰にも言えない危険で破滅的なスキャンダルが始まる――。これまでの“純情男”のイメージを覆すソン・スンホンの大胆な肉体美シーンや、濃密なベットシーンで公開前から早くも話題になっている本作。その危なく妖しいスキャンダルは、映像に収められたこのキスシーンから幕を開ける。部下の妻と夫の上司、その許されない想いを抑え込むことに苦しんでいたソン・スンホン演じるキム・ジョンピョンと、部下の妻イム・ジヨン演じるチョン・ガフン。許されないと頭では分かってはいるからこそ、お互いに強く惹かれ合っていくふたり。雨降る森の中、ついに抑えていた気持ちが解き放たれ、理性を失って激しく求め合うこのキスシーンは、美しく、しかも情熱的だ。真っ直ぐでいつもヒロインを後ろから見守る役柄が多く、“純情男”の代名詞であったソン・スンホンは「僕に対する先入観を壊したかった」と本作に込めた思いを語る。「ただ、この作品は脱ぐだけの安っぽい映画ではないんです。観客がふたりの感情に共感して胸の痛みを感じてもらえたらいいですね」とコメントし、俳優としての覚悟を決めて演じたことを明かした。求めてはならない相手にただ純粋に夢中になる、ソン・スンホン演じるジンピョン。スキャンダラスなエロスだけではなく、ひとりの女性を狂おしいほど愛し、そのためにすべてを捧げる男の純真さとエロスの融合は、すべての女性ファンを虜にするはず。あなたが初めて見るソン・スンホンの姿を、こちらの映像から確かめてみて。『情愛中毒』は11月22日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:情愛中毒 2014年11月22日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C) 2014 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & IRON PACKAGE. All Rights Reserved.
2014年11月19日2013年、あの「冬のソナタ」の日本初放送から10年を記念して行われた“韓流10周年”「韓国ドラマ大賞」で、若手で台頭する「JYJ」ユチョン、チャン・グンソク、ヒョンビン、キム・スヒョンらとともに名が挙がった、ソン・スンホン、イ・ビョンホンを始めとする第1次韓流ブームの牽引者たち。そして2014年、昨今は韓流ブームの下火がささやかれているとはいえ、数多くの韓国映画の秀作が公開され、注目を集めている。次から次へと新たなスターが登場する中、かつてブームを牽引し“韓流四天王”や“韓流新四天王”と呼ばれた、彼らの“いま”を追った。まずは主演最新作『情愛中毒』が11月22日(土)に公開されるソン・スンホン。1995年、雑誌モデルとしてデビューし、翌年ドラマ「男女6人恋物語」でブレイク。ドラマ「秋の童話」(’00)が日本でも大ヒットとなり、韓流トップスターの仲間入りを果たした。2006年に日本で公式ファンクラブが設立されて以来、来日の度にファンが空港に押し寄せるなど、いまでも話題に事欠かないスターのひとりだ。『情愛中毒』では、部下の妻と恋に落ち、激しい情事にのめり込んでいく将校という、これまでの“純情男”のイメージを覆す大胆な役柄に挑戦。初挑戦となった濃厚なベッドシーンが話題を呼び、ソン・スンホンが表現したエロスと純真な愛情には多くの女性が虜となっている。また、ウォンビン主演『アジョシ』の監督最新作『泣く男』(現在公開中)に主演するのはチャン・ドンゴン。映画『敗者復活戦』(’97)デビューし、その年の青龍映画賞「新人俳優賞」を受賞。『NOWHERE ノーウェアー』(’99)で「助演男優賞」、『ブラザーフッド』(’04)ではついに「主演男優賞」を受賞し、名実ともに韓国のトップ俳優に。12年ぶりに出演したドラマ「紳士の品格」ではコミカルな演技も話題となった。だが、『アジョシ』を超える壮絶なアクション・ノアール『泣く男』では、自らの犯した罪に苦しみ、トラウマを抱え続ける孤独な殺し屋に。激しいガンアクションや格闘シーンとともに、鍛えられた肉体美を披露している。2004年にドラマ「天国の階段」で大ブレイクしたのが、クォン・サンウ。25歳で映画デビュー作となった『火山高』以降も数々の映画・ドラマに出演し、作品ごとに観る者を魅了。ジャッキー・チェンの『ライジング・ドラゴン』(’12)にも出演を果たし、「野王~愛と欲望の果て~」などを経て、次回作は「天国の階段」で共演したチェ・ジウと11年ぶりの共演を果たす「誘惑」(原題)や中国映画『敵とのハネムーン』に出演予定という。そして、いまやハリウッド俳優ともなったイ・ビョンホン。1991年に俳優デビューし、翌年、2年間に渡って放送された主演ドラマ「明日は愛」で大ブレイク。以後、さまざまな映画、ドラマに出演し、『G.Iジョー』(‘09)でハリウッド進出。抜群のカリスマ性を発揮した『王になった男』(’13)は日韓で大ヒットとなり、2015年公開『ターミネーター』のリブート版『Terminator: Genesis』(原題)にも出演するなど、いまや世界で活躍する実力派俳優となっている。数多くの作品で培った演技力と、年齢を重ねて熟成された人間性や色気が魅力となり、これからも幅広い活躍を見せるに違いない彼ら。常に新境地を模索し続ける姿に、今後も注目していて。『情愛中毒』は、11月22日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣く男 2014年10月18日より新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国にて公開(C) 2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
2014年10月22日ソン・スンホンが初の濃密ベットシーンに挑み、本国では『GODZILLA ゴジラ』や『トランセンデンス』などを抑えて大ヒットを記録した『情愛中毒』から、早くも予告編がシネマカフェに到着。禁断の情愛に身を投じていく韓流トップスターの、文字どおり体当たりの挑戦が解禁となった。ベトナム戦争が終盤に差し掛かった1969年、軍の教育隊長キム・ジンピョン(ソン・スンホン)と妻イ・スクチン(チョ・ヨジョン)が暮らす軍官舎に、キム・ジンピョンの部下として忠誠を誓うキョン・ウジン(オン・ジュワン)と彼の妻チョン・ガフン(イム・ジヨン)が引っ越してくる。出会ってすぐ、ジンピョンはガフンに激しく惹かれていき、彼女もまた彼を求めていく…。韓国で「青少年観覧不可(19禁)」の指定を受けた本作で、デビュー18年目にしてこれまでの“純情男”のイメージをくつがえす新たな姿を見せたソン・スンホン。大胆な露出シーンはもちろん、相手役の新星イム・ジヨンとの官能的なベッドシーンを見事に演じきり、大人のセクシーな魅力を炸裂させている。予告編では、ソン・スンホン演じる信頼厚いエリート軍人が、当時、最富裕層のたまり場だった軍官舎を舞台に、お互いに伴侶のある身ながらスキャンダラスで激しい情愛に身を落としていく様を覗き見ることができる。ひとりの女性の心も体も求め、破滅していく男の、抑えきれない情愛が映像からあふれ出てくるかのよう。クラシカルな軍服姿のスンホンのハマりっぷりも、要チェックだ。激しくも許されない“純愛”の果てに、どのような結末が待っているのか。あなたもこの予告編で破滅的で官能的な2人の情事を覗いてみて。『情愛中毒』は、11月22日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月05日韓流トップスターのソン・スンホンが初のベットシーンに挑戦し、韓国で大ヒットを記録した映画『人間中毒』が、日本で『情愛中毒』として、11月に公開されることが決定。これに併せ、日本版ポスター・ビジュアルが解禁となった。本作の舞台は、ベトナム戦争が終盤に差し掛かった1969年。主人公は、軍の教育隊長キム・ジンピョン(ソン・スンホン)と夫を将軍にさせようという野望を持った妻イ・スクチン(チョ・ヨジョン)。ある日、ジンピョンの部下として忠誠を誓うキョン・ウジン(オン・ジュワン)と彼の妻チョン・ガフン(イム・ジヨン)が引っ越してくる。ジンピョンはウジンの妻・ガフンに激しく惹かれ、次第に惹かれ合ってゆく。最上流階級の軍の官舎で、誰にも言えない危険で破滅的なスキャンダルが始まる…。真っ直ぐでいつもヒロインを後ろから見守る「純情男」の代名詞とも言われた“韓流新四天王”のスンホンが、デビュー18年目で初めて大胆な変身を遂げた本作。韓国では公開前から大きな話題を呼び、「青少年観覧不可(19禁)」ながら初週には『GODZILLA ゴジラ』やジョニー・デップ主演の『トランセンデンス』など大作を抑え、観客動員数1位の大ヒットスタートを記録した話題作だ。大胆な露出シーンに加え、相手役のジヨンとの濃密なベッドシーンまで演じきり、セクシーな魅力を全開のスンホン。また、韓国映画としては初めて1969年の最富裕層の軍官舎という時代的・空間的な舞台の完璧な再現や、クラシカルで品格のある制服、モダンなデザインのドレスなど、1960年代の趣を活かした美的な完成度も、映画のもう一つの見どころとなっている。映像はまだ未公開だが、まずはポスター・ビジュアルからその甘く背徳的な禁断の果実を味わってみて。『情愛中毒』は11月22日よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月29日(画像はチャン・ドンゴンオフィシャルサイトより)芸能人側が敗訴今年1月9日、チャン・ドンゴン、ソン・ヘギョなど韓国芸能人35人が彼らの写真を無断使用した美容整形外科を相手取り昨年1月に損害賠償を請求していたが芸能人側が敗訴した。(東方神起、少女時代、2PM、Wonder Girlsなどのグループも原告として参加)確実な規定が必要美容整形外科は、芸能人たちの写真を無断でブログに投稿しており、芸能人側は、パブリシティー権(著名人が名前や写真で消費者の関心を引き付けて生じた利益を独占できる権利)にあたるとして訴訟を裁判所に提訴していた。「パブリシティー権という新しい概念を認める必要性はあるが、必要性だけで法律的な根拠はなく、パブリシティー権を認めることは難しい」(Kstyleより)と確実な規定が必要という判断が下った。しかし、今後、規定ができる足がかりになったことは確かだ。【参考リンク】▼チャン・ドンゴンオフィシャルサイト
2014年01月29日チャン・グンソク、ソン・スンホン、パク・シフ、チャン・ドンゴン…数々の韓国人気俳優たちと共演し、彼らから「ソンセンニム(=先生)」と慕われている、韓国芸能界の大重鎮イ・スンジェ氏。御年77歳になったいまも尚、精力的にドラマに映画と大活躍していらっしゃるソンセンニムの最新主演映画『拝啓、愛しています』が12月22日(土)より公開されます。主要キャストの平均年齢が70歳の「おじいちゃん、おばあちゃん」が主役でありながら、人生の黄昏時に出会った愛する人を想う気持ちや、友情の温かさなど、“人生で大切なものは何か?”を問いかけた本作は、シネマカフェ読者にこそ見て欲しい作品間違いなしです。ほろっと涙した後、なぜか優しい微笑みが浮かんでしまう…そんな本作の魅力や“愛”についてを、イ・スンジェ先生がたっぷりと語ってくれました。恋愛相談(?)みたいなインタビュー。“愛”に迷う女子、必読です!『拝啓、愛しています』は人気漫画家カン・プルの原作により最初はミュージカル化され、その人気により映画化された作品。妻に先立たれ牛乳配達をしながら引退生活を送っているマンソクが、毎朝出会う身寄りのない女性・イップンと交流を深める中で、認知症の妻を献身的に介護するグンボンとも友情を交わしていく…というストーリー。「原作漫画は読んでなかったんですが、シナリオをもらったときにちょうど舞台公演中だったので観に行ったんです。 舞台よりむしろ映画向きの話で、映画の方がより多くのことを描き出すことができると確信しました。笑いあり、涙ありの力にあふれるシナリオを読んだ段階で、とても満足しました。ハードなバイオレンス作品が多い韓国映画界で、久々に人情に訴える温かい映画ができそうだと思いましたね」。イ・スンジェ氏が演じたマンソクは、典型的な韓国の頑固親父だが、イップンを不器用に構う姿や、喜ぶ姿はまるで恋を始めたばかりの少年のよう。とっても“かわいいおじいちゃん”ですよね?「マンソクは、いままで私が作り出したことのない新しいキャラクターではあったけど、とても共感できてなじみやすい役でした。しかしながら、韓国の映画やドラマではあまり描かれたことのない“恋する老人”の役だから、どう表現すべきかは悩みました。無愛想で口がキツく、自分の気持ちなんか素直に表現したこともないけど、心は誰よりも温かい典型的な韓国のおっさんが、年を取って独りになって、再び恋したときの感情は一体どんなものかを理解しようと努力しました。不器用だが情が厚いという点や、繊細さも気のきいたことの一つも言えない無愛想で大きなガキ大将のようでいて、人間くさい情があるあたり、マンソクの内面は私と似ていると思いましたね(笑)」。しかし、長年の俳優人生の中で“役との類似点は見つけない”というのがイ・スンジェ流演技論なんだとか。「私が演じるキャラクターが私とまったく似ていなくても、きちんと分析すればその人物に十分に同化できると思っています。演技するときは常に私という個人をいったん全部捨て、積極的にその役に寄り添うようにしているんです。そもそも俳優というのは、自身が持つ固定観念や既存のイメージに固執してはいけないのではないかと思っていて。自我を完全に破り捨てることができなければ、演じるキャラクターに肉薄できず、どこかに自分の地の部分が出てきてしまうから。たとえば、演じる者に“私はスターなのに”とか、“私が最高の俳優なのに”という意識があれば、どん底に落ちなければならないような役を演じているときにも、つい自分がスターであるという意識が邪魔をして、役柄になりきることはできないでしょう?俳優なら誰でもさまざまなイメージを作り出し、それを表現することに快感を得るはず。パターン化した広告のように、同じ演技を繰り返すことぐらいつまらないことはないですよ」。そんな新たに誕生したマンソクというキャラクターは、「大切な人を大切にしようとする素直な思い」や、「人を愛する気持ちはいくつになっても輝かしいものだ」ということを教えてくれます。現代の日本女性、そして韓国の女性たちも、キャリアを重ねて「結婚しない」と考える人が増えてきたり、恋愛をインスタントに考える人が少なくない昨今、スンジェ氏は女性たちにこう言います。「大人になれば誰もが1度は真剣な恋をすると思うけど、“真実の愛には条件などない”ことを忘れてはいけません。初めて誰かを好きになったときのことを思い出して観てください。果たしてそこには現実的な条件をつけたり、利害を計算したりすることなどあったでしょうか…。何もなくても、ただ会えば嬉しいし、楽しかったのが恋ではありませんでしたか?これこそが愛の純粋性だと思います。初めからステータスや経済力など、現実的な条件を考慮するのは愛でなく単なるビジネスです。私が思う愛とは“何も計算せず、見返りも求めずに、ひたすら与えるもの”。誰かのために、何の目的や意図もなしに自分の全てを捧げることこそ、純粋な愛だと信じています。そして、愛は生涯いつでも生まれる感情です。絶対に急がないでください。誰かを愛することを諦めることもしないでください。あなたの人生で経験した愛がどれくらい良いものであったかによって、あなたの人生が変わるということを信じてください」。そして最後に、本作の核心でもあり、スンジェ氏が人生の大先輩として“人生を豊かにするためにしておくべきこと”を私たちにアドバイスしてくれました。「人生で最も重要なのは愛です。言い換えると、この愛を通じて人間は育まれ、豊かになっていきます。特に女性の場合は初めて出会った男性がどんな人だったかにより、人生の座標が変わるものです。もちろん愛が成就しないこともあります。 しかし、たとえその愛にくじけたとしても、永遠に大事に思えるように人を愛してみてください。万が一、相手のために自分から身を引くようなことがあるのなら、それこそ最高の愛であり、永遠に記憶される愛でしょう。その愛が必ずしも異性間の愛である必要はありません。家族愛だったり、同僚愛ったり、すべての愛はあなたを豊かにするものです。 愛というのは誰でも経験する感情ですが、その愛を美しい愛として記憶するためには、打算があってはいけないのです。完全な愛を望むなら、与えることで終わらせましょう。たとえ相手が自分を愛さなくても愛し続けてください」。(text:Tomomi Kimura)■関連作品:拝啓、愛しています 2012年12月22日よりシネスイッチ銀座、シネマート新宿ほか全国にて公開© Next Entertainment World All rights reserved
2012年12月18日人気韓国ドラマ『マイ・プリンセス』のクリスマスコンサートが12月17日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催され、ドラマに出演したソン・スンホン、キム・テヒ、イ・ギグァンら出演者と、イ・ギグァンが所属する男性6人組グループ・BEASTが登場した。BEASTの公演チケット情報イベント冒頭、クリスマスの思い出を聞かれたソン・スンホンは、「子どもの頃、誰にもほしいものを言わずにひとりで願っていたのに、サンタさんがほしかった変身ロボットくれました。だから僕は今でもサンタクロースを信じています!」と力強くコメント。現在、放送中のドラマ『僕とスターの99日』(フジテレビ系/毎週日曜夜9時)に出演中のキム・テヒは、「いつも撮影でスタッフや共演者と一緒でした。今年もドラマの最終回が25日なので皆さんと一緒に打ち上げをすると思います」と語った。『マイ・プリンセス』は、キム・テヒ演じる普通の女子大生のイ・ソルが、ある日突然プリンセスになるというシンデレラストーリー。ソン・スンホンはソルの教育係の御曹司、ギグァンは宮廷料理人の見習いにそれぞれ扮している。撮影時の思い出を写真で振り返る「マイフォトプリンセス」のコーナーでは、ギグァンが女性用のパジャマを着て、ソルの身代わりになったときの写真がスクリーンに映し出されると、会場からは「かわいいー!」の声が飛び交った。すかさずソン・スンホンが「このあとギグァンが女性もののパジャマを集めているという噂が立ちました」と言うと、ギグァンも「はい、悪いクセが……冗談です(笑)」と返すなど、チームワークの良さを感じさせた。また、「クッキングタイム」のコーナーでは劇中で宮廷コック見習いを演じたギグァンが、アボガドとツナを使ったどんぶりを作って振る舞ったが、「昼の部では、人間の食べるものができあがらなかった」(ソン・スンホン)と恐る恐る試食。ソン・スンホンから食べさせてもらったキム・テヒが「う~ん……、とってもおいしいので、私だけ(食べるの)では申し訳ないですね」と、ソン・スンホンに食べさせてあげる一幕も。ふたりとも「おいしい……」と言いながらも、微妙な表情だった。BEASTが登場すると、黄色い声援を浴びながら、ドラマ主題歌『君のせいだよ』など全6曲を披露し、イベントに華を添えた。エンディングでは、それぞれがクリスマスソングを披露。ソン・スンホンは『ホワイトクリスマス』、キム・テヒはサンタカラーのミニ・ワンピースに着替え、『赤鼻のトナカイ』、BEASTは『ジングルベル』などを歌い、最後は出演者全員で『ホワイトクリスマス』を歌唱。ソン・スンホンが「みなさんは、僕のプリンセスです」とコメントし、イベントの幕を閉じた。
2011年12月20日日本でも人気のソン・スンホンが王子様に!韓国で話題沸騰のドラマ「マイ・プリンセス」のDVDがこの7月、本国での放送から4か月後という異例のスピードでリリースされる。ごく平凡な女子大生がある日突然プリンセスとなって宮廷に入るという、魅惑のプリンセス・ストーリーの最新映像が到着した。ビンボーだけど明るく元気な女子大生のソルは、再建された皇室における唯一の皇族継承者として、ある日突然、宮廷入りを迫られることに。しかも、そこでの彼女の教育係は、以前、ソルがバイト先で最悪の出会いを果たした外交官のヘヨンだった。国中の注目を集めるたったひとりの“プリンセス”である彼女の行く手には数々の困難が待ち受ける。ヘヨンとの間に徐々に恋心も芽生えるのだが…。韓国では最高視聴率21%を記録し、常に同時間帯の視聴率の上位をキープし続けた本作。「夏の香り」、「秋の童話」に、映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』とヒット作、話題作への出演が続くスンホンが、財閥御曹司にして外交官という完璧な王子様を魅力たっぷりに演じ、ファンを悩殺。「IRIS-アイリス-」(TBS)で注目を集めたキム・テヒが、本作ではドケチで快活な女子大生・ソルをキュートに演じ、王室を舞台に旋風を巻き起こす!スンホン×テヒという、いま最も高い人気を集める2人の競演に、韓国ドラマ史上最も豪華なカップルの誕生との声も。この2人に負けず劣らず共演陣も超豪華!日本デビューを果たしたばかりの要注目のK-POPグループ「BEAST」のイ・ギグァンが、宮廷の見習いコック役で出演しており、今回到着した映像にもその姿が。BEASTは本作のエンディング曲を担当しており、こちらも話題を呼びそうだ。また、ソルが当初、ほのかな想いを寄せているジョンウを演じるのは、本作が除隊後の初ドラマとなるリュ・スヨン。さらに、実力派女優パク・イェジンが、ユンジュ役で、ソルのライバルで野心的な悪女を熱演している。天蓋付きのベッドに数えきれないドレスなどなど、おとぎ話のような宮廷のセット、小道具にも注目!お姫様になりたい――女性なら誰もが憧れる夢のような設定で贈る究極のロマンスコメディ。ドリームカップルの恋の行方は…?「マイ・プリンセス 完全版 DVD-SET1」は7月6日(水)リリース。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYレンタル>vol.1〜47月6日(水)vol.5〜88月3日(水)<セル>「マイ・プリンセス 完全版 DVD-SET1」発売日:7月6日(水)「マイ・プリンセス 完全版 DVD-SET2」発売日:8月3日(水)価格:各15,750円(税込)販売・発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントDVD公式サイト:© 2011 Curtaincall Production Inc. & Storm S Company Co.,Ltd.■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会アイリス THE LAST 2011年1月8日よりTOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開© 2009 TAEWON ENTERTAINMENT. All Rights Reserved.■関連記事:天才子役の芦田愛菜、初の実写映画吹き替えで、相武紗季と涙の競演!超豪華!旅費&宿泊費込み『アイリス』ワールド・プレミア in 秋田に1組2名様をご招待日本でリメイクしてほしい映画1位は『プリティ・ウーマン』!和製ジュリアは…?松嶋菜々子、北の砲撃のさなか『ゴースト』を携え5年ぶりに訪韓!ビョンホン主演「アイリス」今度は映画化!韓国よりも早く日本で世界最速公開
2011年04月13日世界中を涙に包んだ90年代の名作『ゴースト/ニューヨークの幻』が韓国の人気俳優ソン・スンホンと松嶋菜々子を主演に迎え、“アジア版リメイク”『ゴースト もう一度抱きしめたい』としてつい先ごろ公開を迎えた。また、その少し前にはフランスのヌーヴェルヴァーグの傑作『死刑台のエレベーター』が吉瀬美智子と阿部寛が出演して新たに日本人の手で製作されるなど海外映画のリメイク作品が何かと話題になっている。「あの名作『○○』を日本で映画化するなら?」といったお題が、酒の席での冗談ではなく、いまや実際に十分に実現の可能性のあるテーマになっているのだ。ならばどの作品をリメイクするか、リサーチすべし!シネマカフェでは『ゴーストもういちど抱きしめたい』の公開に合わせて、特集ページ内で「あなたが日本でリメイクしてほしいハリウッド映画は?」というテーマでアンケートを実施した。その投票結果を大発表!2位にダブルスコア以上の大差をつけて見事1位に輝いたのは、図らずもオリジナル版『ゴースト』と同じ1990年に公開されて大ヒットを記録したロマンティック・コメディ『プリティ・ウーマン』。ジュリア・ロバーツ演じる主人公のコールガールが、リチャード・ギア扮する実業家との出会いをきっかけに見事に“変身”していくさまは、観る者の心を躍らせた。本作でブレイクを果たしたジュリアは当時20代前半で、リチャードは40代。ジュリアは20年の時を経て今年、主演作『食べて、祈って、恋をして』を引っ提げ念願の初来日を果たした。この20年の間、数々の出演作が公開されヒットを記録したが、いまなお『プリティ・ウーマン』は多くの人の心の中で別格の輝きを放っている。これを日本でリメイクするとなると、問題は誰が主人公の2人を演じるかということ…。一見、粗野な雰囲気を持ちつつ、徐々に洗練され、磨かれていく姿を表現できる女優、そしてあの感動のラスト、車から身を乗り出すシーンが似合う男優は誰だ!?続いて第2位には王道のラブストーリー、レオ&ケイトの悲恋が涙を誘った『タイタニック』がランクイン!映像技術に時代設定など、日本版の実現にはいくつも難関がありそうだが…。キャストに求められるのは、言うまでもなく(?)、船の先端で腕を広げて風を感じるあの名シーンが似合うこと。この条件をクリアできる2人は果たしているのか?第3位には、今年劇場版第2弾が公開され、キャスト陣の来日ともども大きな話題を呼んだ『セックス・アンド・ザ・シティ』。キャリー、シャーロット、ミランダ、サマンサの4人組を演じてみたいという女優さんは案外多いかも。キャリー役の女優には、役柄の上だけでないファッションリーダー的な要素が求められるところ。過激な描写でR指定となる可能性大。どうせなら衣裳スタッフも日本人で!4位にはトム・ハンクスとメグ・ライアンがメールを通じて知り合う男女を演じた『ユー・ガット・メール』が入った。公開当時(※1999年日本公開)とはインターネットやメールといったツールも大幅に変化。日本で作るならSNSのコミュニティを通じて知り合った男女が…ってすでにTVドラマなどでありそうな気も…。第5位の『ブリジット・ジョーンズの日記』も、日本で作るなら主人公を演じたい!と思う女優さんが多そうな魅力的な主人公が特徴の作品。ブリジット役も重要だが、男性陣キャストが成否を握ることになるかも。求む!和製ヒュー・グラント&コリン・ファース。しかし、こうして1位から5位まで見ると、意外にも?いや…当然と言うべきなのか、立場や境遇は違えど“恋”に奮闘する女性たちの姿が描かれる作品がズラリ。激しいアクションやSF大作は、日本でリメイクするのではなく本家ハリウッドにお任せし、逆に胸がキュンとするような傑作ラブストーリーをお気に入りの日本人キャスト、感情移入しやすい日本の設定で観てみたい、という人が多いのかも。さて、あなたが日本でリメイクしてほしいのは?ハリウッド作品だけでなく、韓流ドラマなどの日本版リメイクにも期待!あなたが日本でリメイクしてほしいハリウッド映画は?1位:『プリティ・ウーマン』2位:『タイタニック』3位:『セックス・アンド・ザ・シティ』4位:『ユー・ガット・メール』5位:『ブリジット・ジョーンズの日記』シネマカフェSweet「『ゴースト もういちど抱きしめたい』特集 時を超えて愛されるストーリー」■関連作品:食べて、祈って、恋をして 2010年9月17日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:松嶋菜々子、北の砲撃のさなか『ゴースト』を携え5年ぶりに訪韓!松嶋菜々子&スンホン『ゴースト』アジア5か国公開決定アジア版『ゴースト』に7割以上の観客「泣けた」アジア版ならではの場面がツボ?松嶋菜々子、ミッドタウンのクリスマスイルミネーションに「ストーリー性あって素敵」日本でリメイクしてほしい作品を投票!『ゴースト』パンフレット&雪肌精を2名様にプレゼント
2010年12月02日公開中の映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』が韓国でも公開されることになり、11月23日、韓国のソウル市内で主演の松嶋菜々子、ソン・スンホンが記者会見を行った。1990年に公開された『ゴースト/ニューヨークの幻』を、舞台を日本に移して“アジア版リメイク”として作り上げた本作。主人公のカップル役に松嶋さんとスンホンという日韓を代表する2人をキャスティングしており、今月13日(土)の日本公開に続き、韓国でも公開されることに。この日は、北朝鮮による砲撃で韓国全土が緊張状態に包まれていたが、会場にはスチールカメラ100台、ムービーカメラ50台、韓国の記者約300人が詰めかけた。5年ぶりの訪韓となった松嶋さんは「みなさん、こんにちは、松嶋菜々子です。応援よろしくお願いいたします」と韓国語で挨拶。スンホンさんも「オリジナルを知っている方は、当時のことを思い出しながら、また、知らない若い世代の方には新しい映画として、このアジア版ゴーストを楽しんでいただきたいです」とメッセージを送った。記者会見の後には、大谷太郎監督と共にVIP試写会に出席。来場ゲストの中にはソ・ジソブ、キム・テヒ、チ・ソンほか、日本でも人気のある韓流スターの姿も見られた。会場には約400人の観客がつめかけ、黄色い声援が飛び交い、大きな盛り上がりを見せていた。『ゴーストもういちど抱きしめたい』は全国にて公開中。■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:松嶋菜々子&スンホン『ゴースト』アジア5か国公開決定アジア版『ゴースト』に7割以上の観客「泣けた」アジア版ならではの場面がツボ?松嶋菜々子、ミッドタウンのクリスマスイルミネーションに「ストーリー性あって素敵」日本でリメイクしてほしい作品を投票!『ゴースト』パンフレット&雪肌精を2名様にプレゼント松嶋菜々子インタビュー「しばらくラブストーリーをやっていなかったので…」
2010年11月24日松嶋菜々子と韓国俳優ソン・スンホンがW主演する映画『ゴースト もういちどだきしめたい』がアジア計5か国で公開されることが11月13日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われた初日舞台挨拶で発表された。パトリック・スウェイジとデミ・ムーア出演で世界的ヒットを飛ばしたラブ・ファンタジー『ゴースト/ニューヨークの幻』の舞台を日本に置き換えたアジア版。韓国では今月25日から公開されるが、新たに台湾、タイ、シンガポール、香港での公開が決定した(時期は未定)。韓国では大手配給が会社CJエンタテインメントの配給で、邦画としては最大規模の約100スクリーンで公開され、初日はスンホンが舞台挨拶に立ち、松嶋さんは訪韓しない予定。これまで100スクリーン規模で公開された邦画は『デス・ノート』、『日本沈没』などがある。初監督を務めた大谷太郎監督は「松嶋さん、ソンさん2人のラブストーリーがアジアに広がることになり、すごく嬉しい、ありがとうございます」と素直に喜び、「あと運天さん(※劇中で樹木希林さんが演じる霊媒師)が広がるのも嬉しい」とキャスト陣と会場の笑いを誘った。挨拶では、松嶋さんが「(劇中で)ムーミンの絵を描いたら、いろんな人に『菜々ちゃんヘタ?』と言われるんですけど、あれは設定なので」と苦笑いで弁解。共演の鈴木砂羽は「松嶋さんのムーミンは結構うまいです」とかばっていた。一方、スンホンは、日本映画初出演の経緯を改めてふり返り「最初は言葉の壁がかなり心配でしたが、人が人と出会い、愛の体験を交わすのは言葉ではないと思いました。とてもいい経験ができていま、とても幸せ」とはにかんだ。満場の女性ファンの大声援に終始、笑顔で応え、退場時には突然、熱狂的な女性ファンから舞台上にプレゼントがポーンと投げ込まれて足元に落ちたが動じることなく拾い上げ、朗らかな笑みを浮かべていた。ほかに樹木希林、子役の芦田愛菜が出席した。映画『ゴーストもういちど抱きしめたい』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『ゴースト もういちど抱きしめたい』特集 時を超えて愛されるストーリー」■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:アジア版『ゴースト』に7割以上の観客「泣けた」アジア版ならではの場面がツボ?松嶋菜々子、ミッドタウンのクリスマスイルミネーションに「ストーリー性あって素敵」日本でリメイクしてほしい作品を投票!『ゴースト』パンフレット&雪肌精を2名様にプレゼント松嶋菜々子インタビュー「しばらくラブストーリーをやっていなかったので…」森三中・黒沢と“夫婦”役の松山ケンイチ小雪との結婚の質問には…
2010年11月13日1990年に日本でも公開された『ゴースト/ニューヨークの幻』を、松嶋菜々子、ソン・スンホンを主演に迎え、アジア版として生まれ変わらせた『ゴーストもういちど抱きしめたい』。オリジナル版公開当時、事故で命を失った主人公がゴーストとなって恋人を守ろうとする純愛ストーリーに多くの観客が涙し、一躍“泣ける”映画の定番に。今回のアジア版の物語の大筋はオリジナルと変わりないが、“ゴースト”になるのが男性ではなく、ヒロインの方という大胆な設定変更もなされている。シネマカフェでは先日、女性限定で独占試写会を開催し、上映後にアンケートを実施。そこには予想外の(?)評価、感想が…。来場した観客の中で、すでにオリジナル版を観たことがある人は全体のおよそ8割。さすが全世界でヒットしただけのことはあるが、そうなると当然のことながらストーリー展開はすでに承知ということになる。その上で、「今回の『ゴーストもういちど抱きしめたい』を観て泣けましたか?」と尋ねると実に75%以上の人が「泣けた」と回答。あらかじめ物語の内容を知っており、それが世界的な名作となるとリメイク版を観て涙するところまではいかないのでは?…と思いきや驚きの調査結果が!「誰かを愛することの大切さを感じました。大切な人ともう一度観たい」(30代・女性)、「純愛 切ない 良かった」(20代・女性)と純愛に対して感動の声が多数寄せられた。何としてでも想いを伝えようとする七海(松嶋さん)と、彼女を失った後も変わらず愛し続けるジュノ(スンホン)――相手を想い合う2人の一途な姿に共感したという人が多かったよう。「ストーリーをすでに知っているから泣けない」のではなく、よく知っている“鉄板”のラブストーリーだからこそ泣ける、と女性から強く支持されたと言えるのかも。先述の男女逆転の設定を含め、オリジナル版、アジア版の間で異なる部分もあるが、「ハリウッド版とは違う部分も違和感なく良かった」(女性・30代)、「オリジナルのままのリメイクではなく、ストーリーのアレンジがあって“リメイク作品”というよりも“新作”として楽しめた」(20代・女性)など、違いを肯定的に捉える声も多く寄せられた。オリジナル版の屈指の名シーンとして、ろくろのシーンを思い浮かべる人も少なくはないはず。アジア版にもこのシーンが描かれていることは、先日開催された完成披露試写会の場で明らかになっているが、どのようにアレンジされているのかなど、オリジナルと比較しつつも堪能できるのもリメイク作の醍醐味であると言える。ちなみに「泣けた」と回答した人に、特にどのシーンで泣けたかを聞いたところ、およそ6割の人が同一の“あるシーン”を挙げていた。そのシーンは実は、今回のアジア版のみで描かれているシーン。数々の“泣きポイント”がある中で、最も強く観る者の心を打ったシーンが今回の新作ならではの場面というのは興味深いところであり、本作の完成度の高さを示す一つの証と言えるかも。どのシーンかは劇場でチェック!映画『ゴーストもういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より全国にて公開。シネマカフェSweet「『ゴースト もういちど抱きしめたい』特集 時を超えて愛されるストーリー」■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:松嶋菜々子、ミッドタウンのクリスマスイルミネーションに「ストーリー性あって素敵」日本でリメイクしてほしい作品を投票!『ゴースト』パンフレット&雪肌精を2名様にプレゼント松嶋菜々子インタビュー「しばらくラブストーリーをやっていなかったので…」森三中・黒沢と“夫婦”役の松山ケンイチ小雪との結婚の質問には…平井堅が死んじゃう?新曲「アイシテル」映像は涙必至特注サイズの棺桶から熱唱
2010年11月12日松嶋菜々子と韓国の人気俳優ソン・スンホンがW主演する映画『ゴーストもういちど抱きしめたい』(大谷太郎監督)の完成披露試写会が10月12日(火)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われ、“ろくろ”の名シーンが初公開された。1990年に日本公開された故パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア主演の世界的ヒットラブファンタジーのアジア版で、事故で命を落とした日本人女性・七海(松嶋さん)がゴーストとなりながらも恋人の韓国人青年・ジュノ(スンホン)に寄り添い、ある危険から守ろうとする姿を描く物語。8月に行われた製作会見では、オリジナル版の中で有名な、スウェイジがデミを後ろから抱いてろくろを回すシーンの存在について松嶋さんが言葉を濁していたが、この日は「あります」と明言。会場からは歓声が起きた。大谷監督が「オリジナル版では付き合っていた2人がろくろを回していましたが、僕たちは付き合って初めてキスをするシーンにしたので、できるだけ初々しく、フッと近づくシーンにしました。最初に観る方は2人の表情に注目していただきたいですが、僕は松嶋さんが後ろから彼に抱かれて気持ちを持っていかれて、竹ヘラを持っている右手が宙に浮いた感じのところが好きです」と念入りにPR。観客の笑いを誘った。さらに、11月25日(木)からの韓国公開が決まったことも発表された。スクリーン数は調整中。スンホンは「少し前に聞いて、本当に嬉しく思っています。韓国の観客も期待してくれていると思います。監督や共演した俳優のみなさん、よければ韓国に来ていただければと思います」と初日挨拶のお誘い。松嶋さんは「相手役がソンさんと聞いたときから、あちらでも公開されるといいなと思っていました。向こうの劇場に行ってみるのもいいなと思っています」と訪韓に向けて前向きだった。ほかに共演の鈴木砂羽、橋本さとし、子役の芦田愛菜が出席。愛菜ちゃんはスンホンの印象を「かっこよくて優しかった」、松嶋さんについては「背が高くてキレイ」と素直に語り、スンホンさんから頭をナデナデ。劇中、韓国語の台詞がある鈴木さんは「スンホンさんに発音を教えてもらいました」と話し、スンホンの女性ファンから「いいなー」、「えーっ!?」などの声を浴びて苦笑いしていた。『ゴーストもういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:シネマカフェ創刊13周年記念!『ゴースト もういちど抱きしめたい』独占試写会に35組70名様ご招待ソン・スンホン来日ファンミーティングに1万人熱狂!松嶋菜々子からメッセージもキャスト、スタッフ来場!『ゴースト』完成披露試写会に10組20名様ご招待ソン・スンホン&松嶋菜々子キスシーンで「お腹が鳴ってしまった」
2010年10月12日『ゴースト もういちど抱きしめたい』に出演する韓流スター、ソン・スンホンが9月20日(月・祝)に横浜アリーナにて大規模なファンミーティング「Fanmeeting SH&Asto JAPAN」を行った。スンホンはイベントの前日の19日(日)に来日。羽田空港の国際線ターミナルには約500人のファンが詰めかけ、スンホンがロビーに姿を現すと、空港は一時パニックに!翌20日(月・祝)のファンミーティングにはおよそ1万人のファンが来場。スンホンは、まず「こんにちは、ソン・スンホンです。お会いできて嬉しいです」と流暢な日本語で挨拶し、会場は歓声に包まれた。その後、スンホンはファンへの感謝の手紙や歌、さらには『ゴースト もういちど抱きしめたい』の撮影にまつわるエピソードなどを映像を交えて披露。「『ゴースト』撮影中はたくさん泣いたし、思いっきり笑いました。この映画はオリジナルの『ゴースト』とはまた違う、新しい感動があると思います。完成がとても楽しみ。1日も早くみなさんにも観てほしいですね」と語った。日本語での撮影に最初は戸惑ったとのことだが「自分でも知らないうちに感情がこもっていき、自然と役に入り込めた。感情が伝わって気持ちが通じ合えば、言葉の違いなんて大した問題じゃないんだということに気づきました。そういう意味ではとても自信がつきましたし、この映画は僕にとって大きな意味のある作品になったと思います」と笑顔を見せた。会場では共演者の松嶋菜々子からの映像メッセージも映し出され、客席からは大きな歓声がわき上がった。また、イベントでは「後ろの方にいらっしゃるみなさんとも触れ合いたい」というスンホンたっての希望で、彼が客席を歩いて回るというサービスも!最後にスンホンは「全てはみなさんの愛のおかげだと思っています。いつも応援してくださるみなさんのおかげで、僕はこの場にいられるし、好きな演技をすることができていると思います。本当に、いつも『ありがとう』という言葉しか見つからないけど、みなさんの愛に応えていくために、良い作品をお届けできるように頑張ります」と誠実に語りかけ、再び会場は拍手と歓声に包まれた。『ゴースト もういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より全国にて公開。© SWAVE E&T■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:キャスト、スタッフ来場!『ゴースト』完成披露試写会に10組20名様ご招待ソン・スンホン&松嶋菜々子キスシーンで「お腹が鳴ってしまった」
2010年09月23日韓国屈指の演技派ソン・ガンホと、甘いマスクで日本でも高い人気を誇るカン・ドンウォンの共演作『義兄弟SECRET REUNION』の予告編がいち早くシネマカフェに到着した。ソウルで起きた謎の銃撃事件。責任を問われて組織をクビになった韓国情報員の男(ソン・ガンホ)と、潜入工作に失敗して北朝鮮から見捨てられた工作員(カン・ドンウォン)が、事件の6年後に偶然再会する。敵対関係にありつつも、“どこにも属することのできない”男2人は、徐々に心を通わせていく。だがそんな折、命を賭して臨まねばならぬ重大事件が発生!国家のために働き、国家に捨てられた男たちが出した答えは…。海軍哨戒艦「天空」撃沈事件を受けて、北朝鮮に向けた緊張が高まりを見せている韓国国内。南北共同宣言から10年、そして朝鮮戦争勃発から60年を迎える今年、イ・ビョンホン主演のドラマ「IRIS」に、ソ・ジソブ主演の「ロードナンバーワン」、そしてイ・ジェハン監督の『砲火の中へ』など、宿命的な南北の問題を題材にした作品が多く世に送り出されている。そんな中、北と南、それぞれの国家に翻弄された2人の男を描いた本作は550万人を動員し、今年の韓国国内の映画興行収入No.1をひた走っている。今回、到着した予告編では、当然のことながら南北間の緊張を内包しつつも、男たちのやり取りや表情は、人間としての温かみやおかしみを伝えてくれる。ゼロ年代を代表する演技派俳優として活躍するソン・ガンホに、韓流スターの枠を超えて圧倒的な存在感をスクリーンの中で放つカン・ドンウォン。この2人がただならぬ“熱さ”をスクリーンを通じて日本にも持ち込んでくる!『義兄弟SECRET REUNION』は10月30日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:義兄弟SECRET REUNION 2010年10月30日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED.
2010年09月11日世界的ヒットを飛ばしたハリウッドのラブファンタジーのアジア版『ゴースト もういちど抱きしめたい』の製作報告会見が8月3日(火)、東京・六本木のグランドハイアット東京で行われ、W主演の韓国人俳優、ソン・スンホンと女優、松嶋菜々子らが出席した。デミ・ムーアと故パトリック・スウェイジが出演したオリジナル版『ゴースト〜ニューヨークの幻』は、1990年に公開。死んでゴーストとなった男が愛する女性を守ろうとする純愛ストーリーがウケて、日本では観客動員400万人、興収58億円の大ヒットを記録。世界興収は5億ドル超と一大ブームを巻き起こした。リメイク版製作の経緯について、一瀬隆重プロデューサーは「4年前、ロスのパラマウント社に呼ばれて日本映画の面白い企画について聞かれ、とっさにアジア版『ゴースト』を思いついた」と説明した。日本版では、ニューヨークから東京に舞台を移し、松嶋さん演じるやり手の女社長・七海が命を落としてゴーストとなり、スンホンさん演じる最愛の恋人で、陶芸家を目指す韓国人青年・ジュノのそばにとどまるという、男女逆転の設定とされた。2人以外の主要キャストは、ウーピー・ゴールドバーグが演じた2人の間を取り持つ霊媒師を樹木希林、ほかに鈴木砂羽、宮川大輔、黒沢かずこ(森三中)ら。監督は日本テレビで数々のドラマを手掛けてきた大谷太郎氏が初メガホンを取った。松嶋さんとスンホンさんの2ショットはこの日が初お披露目。スンホンさんは「米国版を観て育った世代なので、このお話をいただいて本当に嬉しかった。出演を決めたのは松嶋さんの存在が大きく、ぜひ共演してみたいと思った」と日本映画初出演を即決。松嶋さんとの初共演について「優しく美しく、弱音を吐かずに一生懸命仕事をする方。本当に家族のように親切にしていただいた。最初に初めて出会うシーンを撮影したとき、本当に美しいと思ったので、美しいと感じる“演技”をしないでそのまま感じた通りにやった」と絶賛。「キスシーンに食事をしないで臨んだら、お腹が鳴ってしまい、申し訳なかったです」とイケメンらしからぬエピソードを明かし笑いを誘った。一方の松嶋さんも、「私も同じようにキスシーンのときにお腹が鳴ってしまって、聞こえたかな?って」と同じ“失敗談”を告白。「ひとつひとつ、大事なシーンが続くので、食事をしたいと思わなくて、休憩を取らず、このまま撮ってほしい、と思った1か月半でした」と充実した笑顔を見せた。スンホンさんについては「紳士で礼儀正しく品があって女性に優しい。芸術家の繊細な部分を体で表現できる方だと思った」。撮影中のエピソードを聞かれると、「1日1回はスンホンさんに韓国語で挨拶をするコミュニケーションをとってみた。またね、とか簡単なものですが。スンホンさんはいつも優しい笑顔を返して下さいました。でもちょっと苦笑いでした」と明かし、会場の笑いを誘っていた。『ゴースト もういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より公開
2010年08月03日日本でもヒットを記録した『ゴースト ニューヨークの幻』が舞台を移して新たに製作され、松嶋菜々子と韓流スター、ソン・スンホンが主演することが決まった。『ゴースト ニューヨークの幻』といえば、暴漢に襲われて命を落とした男性が、残された恋人にも危険が迫っていることを知り、この世にとどまって彼女を守る姿を描き、世界中を涙に包んだ感動作。ヒロインをデミ・ムーアが、死してなおこの世にとどまり、愛する恋人を守るために戦う男性を昨年この世を去ったパトリック・スウェイジが演じた。そのアジア版として新たに生まれ変わった『ゴースト』が、日韓のスターを主演に据えてついに始動。松嶋さんは「『ゴースト ニューヨークの幻』が公開された頃、私は10代でしたが、当時、ストーリーに入り込んで観ていたことを憶えています。印象深かったシーンは、悪いことをした人が影のゴーストに連れて行かれたり、あの、きれいな“メロディー”(テーマ曲『Unchained Melody』)に乗せたシーン。もし突然、自分が死んでしまって何か心残りがあったときには、ゴーストになってでも気持ちを伝えられたらいいのにと、自分のことに置き換えて考えたりもしていました」とオリジナル版への思い入れを明かし、「今回、ご縁があって、新たに製作される『ゴースト』に出演させていただくことになったのですが、原作に思い入れのある沢山の方々の期待を裏切らないよう、ソン・スンホンさんを始めとする、共演者、スタッフの方々と一緒に、アジア版『ゴースト』を大切に作り上げていきたいと思っています」と新たな『ゴースト』にかける熱意を語った。さらに、ドラマ「エデンの東」などで、日本でも人気を誇るソン・スンホンとの共演については「韓国での主演ドラマが日本でも放送されていたのを見ていました。とても魅力的な役者さんなので共演できる機会ができたことを嬉しく思いますし撮影を楽しみにしています」と喜びのコメントを寄せてくれた。スンホンも「個人的にも大好きだった映画なので、今回このようなご提案をいただき、シナリオを読んだ後、即座に出演を決めました」と明かし、「松嶋さんの相手役として私が選ばれるとは全く想像もしていませんでした。素敵な女優さんと共演する機会を得てとても嬉しく思っております。良い演技、良い作品を通してみなさまにご挨拶できるよう最善を尽くしたいと思います」と意気込みを語った。監督は日本テレビのディレクターとして数々のドラマの演出を手がけてきた大谷太郎。また、中田秀夫や清水崇の作品でプロデューサーとしてハリウッドでも注目を集める一瀬隆重が本作でもプロデューサーを務める。20年の歳月を経て、新たな『ゴースト』が再びアジアを涙にぬらす!映画の公開は今秋の予定。■関連作品:ゴースト 2010年秋、公開
2010年05月12日