タイ・チェンマイに位置するラグジュアリー・リゾート「ダラデヴィ・チェンマイ」に2016年11月、イタリアン・トラットリア「アレグロ」がオープンする。 人気のラグジュアリー・リゾートに誕生©DHARA DHEVI CHANG MAI タイ北部の古都チェンマイに位置する「DHARA DHEVI CHANG MAI(ダラデヴィ・チェンマイ)」は、60エーカーの土地に佇む閑静なラグジュアリー・リゾート。王宮寺院を模した建物や北タイ特有のランナー風ヴィラ、コロニアル風邸宅をイメージしたゲストルームなどの特徴的な建築物は、周囲の風景と融和するようデザインされている。 ©DHARA DHEVI CHANG MAI 当リゾート10軒目として新たに誕生するダイニングは、イタリアン・レストラン「Allegro(アレグロ)」。薪のピザ釜やバーも備えたビストロスタイルのダイニングは、どの席からもオープンキッチンを臨むことができる開放的なレイアウト。ウッディなインテリアと調理グッズが店内を飾り、親しみやすい空間ながら洗練された雰囲気を漂わせる。 最高クラスのトラットリアで真のイタリアン・ダイニング体験©DHARA DHEVI CHANG MAI このダイニングを率いるのは、フランスやタイ国内で豊富な経験を積み、地元の素材や季節の食材を用いた伝統的なメニューを得意とする、シェフのダリオ・ブスネッリ氏。彼の生み出すクラシカルな料理の数々には、マティーニ、ジン、ベルモット等のイタリアン・アペリティフや豊富なイタリアン・ワインが花を添える。デリカテッセンにはテイクアウトも可能な加工肉製品やオリーブ、ピクルス、焼き立てのフォカッチャ、さらにスペシャルメニュー等を揃えている。 『心を込めて調理した美味しい料理を、居心地の良い場所で愛する人と食することこそ“真のダイニング体験”』と提唱するダリオ・ブスネッリ氏が率いるダイニングは、世界各国より訪れるカップルからファミリーまで、幅広いゲストを温かく迎える。 Allegro(アレグロ)・住所:51/4 Moo 1, Chiang Mai-Sankampaeng Road, T. Tasala, A. Muang, Chiang Mai 50000 Thailand・電話:(+66) 53 888 888・時間:11:30~22:30・HP:
2016年11月07日©TRIPPING!チェンマイから車で約1時間半。バンポク村にある巨大なツリーハウスのカフェが人気だ。 コーヒー豆や茶葉の産地であるバンポク村で観光業を盛り上げるためのプロジェクトの一貫として2014年に誕生したのが「The Giant Chiangmai(ザ・ジャイアント・チェンマイ)」だ。©TRIPPING!巨大なツリーハウスで、ゲストハウスとカフェを展開し、車でしかアクセスのできない秘境にも関わらず、連日多くの旅行者が訪れる人気の観光スポット。©TRIPPING!蒼々とした巨木を取り巻くように作られたカフェは、山々を望む絶景が魅力のひとつ。エントランスからは吊り橋で繋がっていて、スリル満点。ツリーハウスを目の前にすると大人でも思わずワクワクしてしまう。©TRIPPING!カフェでは、コーヒーや紅茶などのドリンクに加え、グリーンカレーなどのタイ料理をはじめ、パスタやローストポークなどの西洋料理もメニューに並ぶ。パネンカレー ©TRIPPING!エコツーリズムを前提に、村に繋がる道路や電話回線の開発、そして村のコーヒーを提供しプロモーションすることで農業コミュニティをサポートすること、さらに森林伐採や狩猟の禁止、森林火災の防止など自然保護活動の認知を向上させることを目的としてスタートしたザ・ジャイアンと・チェンマイ。©TRIPPING!大自然を目の前にして、のんびりとした時間を過ごせば、きっとエネルギーチャージができるはず。 尚、ゲストハウスには、合計5部屋の客室があり、朝食と夕食が付いてSmall Roomが2名で3,500THB/泊(約10,500円/泊)、Big Roomが2名で5,000THB/泊(約15,000円)※エクストラベッドは1200THB(約3,600円)で追加可能。 宿泊客は、ショートトレッキングとジップラインのアクティビティに無料で参加できる。 The Giant Chiangmai(ザ・ジャイアント・チェンマイ)・住所:The Giant Chiangmai, Bann Pok Village, T. Huaykaew, A.Mae On, Chiangmai・電話:(+66) 86 776 2946・時間:8:30~17:00 (月休)・HP:
2016年11月06日©Accorhotels「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。今回は、チェンマイの山岳地帯にロケーションする5つ星ブティックホテル「Veranda High Resort Chiangmai -MGallery by Sofitel(ヴェランダ ハイ リゾート チェンマイ - Mギャラリー by ソフィテル)」をご紹介。 タイ第二の都市チェンマイは、旧市街を中心に数えきれないほどの寺院が残る美しい古都。かつてランナー王朝として栄えた街には、現在も独自の文化「ランナー文化」が根付き、建築や仏像の様式、料理、工芸の分野などで旅行者を魅了し続けている。 さらに、チェンマイの大きな魅力のひとつが、雄大な自然。世界屈指のリゾート大国、タイでは、これまでリゾートと言えばビーチがフィーチャーされることが多かったが、昨今はマウンテンリゾートの注目度が上昇中。チェンマイは、周辺にタイ最高峰ドイ・インタノンをはじめとした峰々が重なり高級リゾートが点在する、まさに人気のマウンテンリゾート。そんなチェンマイ山岳地帯に位置するのが、今回ご紹介するヴェランダ ハイ リゾート チェンマイだ。 「禅」をコンセプトにした、心休まる極上リゾート©Accorhotels市街地を抜け、ステープ山麓を進むにつれて空気が変わっていくのを感じることができる。空港から20分ほどでヴェランダ ハイ リゾート チェンマイに到着。人が一人通れるほどの門をくぐると、そこには忙しない日常とは無縁の別世界が広がる。それもそのはず、ヴェランダ ハイ リゾート チェンマイのコンセプトは「禅」。一歩足を踏み入れたら、一瞬にして心休まる至福のリゾートステイの幕開けとなる。©Accorhotelsロビーを抜けると茶畑や棚田が広がり、周りの山々と調和した美しい光景に目を奪われる。リゾートから見える寺院「Baan pong(バーンポーン)」もランドスケープの一部のよう。photo:Hiromi Hashimuraタイ北部の伝統文化と、コンテンポラリーなスタイルのどちらも感じられるリゾートは、上質で洗練されたヴァカンスを叶えてくれる。 見事な眺望に癒されるモダンな客室ジャグジーパビリオン ©Accorhotels87ある客室は、7つのカテゴリーが用意され、どの部屋からも雄大な自然を望むことができる。モダンでナチュラルなデザインをベースに、赤×黒のエスニックなインテリアがアクセントになった客室は、日常の疲れを癒し快適な滞在を約束する。プールパビリオン photo:Hiromi Hashimuraバスタブが部屋の真ん中に配されたオープンプランの部屋に、バルコニーが付いた「ヴァレー・デラックス」は、リゾートの茶畑を一望する客室。ヴァレー・デラックス1階の客室からの眺め ©TRIPPING!ヴァレー・デラックス ©Accorhotels部屋で心行くまでのんびり過ごすなら、広々としたバルコニーにデイベッドとジャグジーが付いた「ジャグジーパビリオン」を選んで正解。小さな子供と一緒の家族にはプール付きの「プールパビリオン」もおすすめ。ジャグジーパビリオン photo:Hiromi Hashimuraプールパビリオン ©Accorhotelsその他にも2タイプのスイートルームに加え、プールヴィラもラインアップし、ゲストを迎える。 山々に抱かれる天空のプール©TRIPPING!メインレジデンスのルーフテラスに位置するのがリゾートの顔のひとつ「インフィニティプール」。雄大な山々に囲まれた天空のプールは圧巻。どこまでも続く峰々を目の前に、うたた寝をするのもこの上なく贅沢な時間。身も心も浄化されていくのを感じられるはず。 リゾートステイを充実させるダイニング2つのレストランと2つのバーでゲストをもてなすヴェランダ ハイ リゾート チェンマイ。The Higher Room ©Accorhotels見事な眺望を誇る「The Higher Room」は、朝食からディナータイムまでオープンしているオールデイダイニング。ヨーロッパ料理をメインに、多国籍料理が提供され、朝食時にはタイ料理も並ぶ。Rabiang Cha Restaurant photo:Hiromi Hashimura茶畑や棚田のあるガーデンに位置するタイ料理レストラン「Rabiang Cha Restaurant」では、タイ北部料理をベースにしたモダンキュイジーンを中心に、厳選した素材を使用し、丁寧に作られた料理の数々を楽しむことができる。Rabiang Cha Restaurant photo:Hiromi Hashimuraタイ北部特有の穀物貯蔵庫をモダンにアレンジした3棟の高床式建物は、レストランの個室。エアコン完備で10名まで入ることができる。Rabiang Cha Restaurant ©Accorhotels尚、タイ北部料理をもっと知りたい人は、リゾートが主催するクッキングクラスに参加してみるのもおすすめ。 蒼々と茂る緑に囲まれた自然派スパ滞在中に一度は足を運びたいのが、リゾートの東に位置するスパ「veranda spa」。タイハーブ香る3つのカップルルームは、それぞれにサウナ、バスタブ、スチームシャワー、トイレ、パウダールームを完備し、広々とした贅沢なつくりが印象的。photo:Hiromi Hashimura大きな窓からは、豊かに生い茂る森林を眺めることができ、トリートメントを受けながら、まるで森林浴をしているような気分に。シグネチャーメニューは、アロママッサージやスウェーディッシュマッサージ、タイ古式マッサージなど5つのマッサージを組み合わせた「veranda therapy(ヴェランダ・セラピー)」(90分 3,900THB=約11,700円)。使用するスパプロダクトは、全て自然由来なのも嬉しいポイント。 快適な滞在をサポートする施設の数々カラダを動かしてリフレッシュをするなら、ヨガクラスに参加したり、ジムでワークアウトするのはもちろん、レンタル自転車(200THB=約600円/時間)で森を散策するのも一興。photo:Hiromi Hashimura小さな子供と一緒の家族旅行で、大人だけの時間を楽しむなら、ベビーシッターが常駐するキッズクラブを利用したい。子供が喜ぶおもちゃや絵本が揃い、屋内外で開催されるキッズアクティビティも人気。子供がエンジョイしている間に大人はスパを楽しんだり、ショッピングツアーにでかけてみては。photo:Hiromi Hashimura尚、リゾートからは空港や市街地までのシャトルバスが運航しているので、コンシェルジュに相談して利用するのも一案。 生命力溢れる山々から英気を養う極上リゾートステイを、ヴェランダ ハイ リゾート チェンマイで思う存分楽しみたい。 Veranda High Resort Chiangmai -MGallery by Sofitel(ヴェランダ ハイ リゾート チェンマイ - Mギャラリー by ソフィテル・URL: http:// www.accorhotels.co.jp・住所:192 Moo2 Banpong Hangdong Chiangmai Thailand 50230・電話:(+66) 5 336 5007・宿泊費:HPを確認
2016年11月05日photo:PIXTA旅の目的は人それぞれだが、もし日々の疲れやストレスを浄化し癒される旅をご所望なら、タイ北部の古都「チェンマイ」を訪れてみるのはいかがだろうか。 中でも今回は、タイ最高峰の峰々が重なる山岳エリアで過ごす「浄化と癒しの旅」をご提案! 峰々に抱かれて心休まる時を……山岳地に位置するラグジュアリーリゾートに滞在©Accorhotelsかつてランナー王朝が隆盛を誇った古都チェンマイといえば、寺院巡りや旧市街地の散策が旅の定番。でも、チェンマイの大きな魅力として忘れてならないのが、街を取り囲む雄大な自然!常緑の木々が生い茂る豊かな山々は、いつの時代も人々の暮らしを見守り続けて来た。今回提案する「浄化と癒しの旅」の拠点にしたいのが、そんな山々に位置するラグジュアリーなマウンテンリゾート。©Accorhotels空港から市街地を抜け車で20分、ステープ山麓に位置する「ヴェランダ ハイ リゾート チェンマイ – Mギャラリー by ソフィテル」は、山々と調和した見事な景観が印象的な5つ星ブティックホテル。“禅”をコンセプトにしたリゾートに一歩足を踏み入れると、一瞬にして心休まる感覚に。©Accorhotelsタイ北部の伝統文化とモダンなスタイルが融合し洗練されたリゾートは、訪れた者の身も心も解放し、癒しをもたらしてくれる。 >>|詳しくはこちら|ヴェランダ ハイ リゾート チェンマイ コーヒーとお茶の産地へエコツーリズムに取り組む可愛い村を訪ねる©TRIPPING!近年、旅好きのタイ人の間でも話題なのが、トレッキングやサイクリング、村々へのホームステイによる文化体験といったエコツーリズム。そのエコツーリズムに村全体で取り組むのが、チェンマイ郊外にある「Mae Kampong(メーカンポン)村」だ。©TRIPPING!チェンマイ市街地から50km、車で1時間半ほどの山間にあるメーカンポン村は、オーガニックで育てられた茶葉とコーヒー豆の栽培が盛んな小さな村。村の至るところに自家焙煎のコーヒーやお茶が楽しめるカフェがあり、旅行者を迎える。©TRIPPING!澄んだ空気の中、穏やかな時間の流れる村を散策していると不思議と癒される。村の暮らしにさらに触れてみるなら、1泊から可能なホームステイを体験してみるのもおすすめ。 >>|詳しくはこちら|メーカンポン村 巨大なツリーハウス!?自然と一体になるカフェでご飯©TRIPPING!チェンマイ郊外には、大自然の中で食事やお茶が楽しめる“わざわざ車で訪れたいカフェ”が点在している。澄み切った空気の中、見渡す限りの原生林や谷川のせせらぎを眼下に望みながら、ゆっくりとした時間を過ごしたい。©TRIPPING!メーカンポン村から車で15分〜20分ほどのところにあるのが、多くの旅行者で賑わう「The Giant Chiangmai(ザ・ジャイアント・チェンマイ)」。巨木を取り囲むように作られたカフェレストランだ。子供の頃に夢見たような、大きなツリーハウスを目の前にすると、大人でも思わず気分が高まる。カフェに繋がる吊り橋はスリル満点。©TRIPPING!尚、ザ・ジャイアント・チェンマイには、ゲストハウスもありツリーハウスへの宿泊も可能。部屋から望む景色は、まさに絶景!>>|詳しくはこちら|ザ・ジャイアント・チェンマイ メーカンポン村に向かう途中にあるのが、タイ王室が運営するロイヤルプロジェクトの開発センターに併設するカフェ「Teen Tok Café(ティントー・カフェ)」。©TRIPPING!主に山岳地帯の農業支援を目的にタイ王室によって立ち上げられたロイヤルプロジェクトは、高品質の作物や製品を多く生産している。特にチェンマイの山岳地帯で生産されているのはコーヒー豆と茶葉。©TRIPPING!ティントー・カフェでは、蒼々とした森林や小川を望む絶好の場所で、ロイヤルプロジェクトのコーヒーや紅茶を楽しむことができる。 山頂に聳えるパワースポットチェンマイ大本山「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」へphoto:Hiromi Hashimura山岳エリアで最高のパワースポット言えば、チェンマイの大本山「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」。“チェンマイといえばドイ・ステープ”と言われるほど人気で有名な寺院。photo:Hiromi Hashimura高さ22メートルの仏塔は黄金に輝き、緻密な装飾も見事!蓮の花と線香を携えて周囲を3回歩き、祈りを捧げると願いが叶うと言われている。photo:Hiromi Hashimura標高1080mのステープ山頂に位置するため、チェンマイ市街地を一望する絶景も楽しむことができる。>>|詳しくはこちら|ワット・プラタート・ドイ・ステープ チェンマイまでのアクセスは!?タイ国際航空を利用してチェンマイを訪れる日本からチェンマイへは、バンコクで乗り継ぎ約10時間。羽田、成田、関西、中部、福岡、札幌の空港から、タイ国際航空の午前便でバンコクに向かい乗り継げば、夕飯の時間帯にチェンマイ入りが可能だ。※写真提供:タイ国際航空尚、バンコクのスワンナプーム国際空港は、非常に広いことで知られているが、国際線と国内線ともにタイ国際航空を利用すれば、「乗り継ぎ用入国審査」を通りスムーズに乗り継ぎが可能。預け入れ荷物のピックアップの必要もなく便利!※羽田空港10:35発、成田空港9:45発、関西空港11:00発、中部空港11:00発、福岡空港11:40発の便に搭乗した場合、バンコク17:20発のチェンマイ行き国内線に乗り継ぎ可能。チェンマイには18:30に到着。札幌空港からは、10:55発の便に搭乗し、バンコク18:40発のチェンマイ行き国内線に乗り継ぐと、20:00にチェンマイに到着。(2016年11月現在) タイの古都、チェンマイを取り囲む雄大な自然は、訪れる者の身も心も浄化させ、癒しを与えてくれる。忙しない日々の中で忘れかけていた大切なことに気付かせてくれるような、そんな旅に出てみるのはいかがだろうか。
2016年11月05日©TRIPPING!タイは、102ヵ所の国立公園と57ヵ所の自然保護区を擁する自然豊かな国。近年は、トレッキングやサイクリング、村々へのホームステイによる文化体験といったエコツーリズムも注目を集めている。 今回ご紹介するのは、数年前から旅好きなタイ人の間で話題となり、現在では国内外から多くの旅行者が訪れる、チェンマイ郊外の村「Mae Kampong(メーカンポン)村」。村が一丸となってエコツーリズムに取り組んでいる。©TRIPPING!チェンマイ市街地から50km、車で約1時間半ほどの山間にあるメーカンポン村は、海抜1,300mの場所に位置し、地の利を活かして茶栽培が盛んな村。©TRIPPING!最近では、コーヒー栽培をはじめる農家も増え、オーガニック栽培の茶葉やコーヒー豆は、タイ王室が運営する「ロイヤルプロジェクト」の商品として、生産されている。©TRIPPING!村には、自家焙煎のコーヒーや紅茶が楽しめる可愛らしいカフェが軒を列ね、村全体が絵本の世界に出て来そうな温かな雰囲気。©TRIPPING!©TRIPPING!オーガニック野菜を使った料理が楽しめるカフェやレストラン、タイ北部の伝統工芸品を扱う雑貨屋も旅行者で賑わう。©TRIPPING!©TRIPPING!現在でも、タイ北部特有の言語や民族衣装、伝統音楽などの文化に触れることができるメーンカンポン村。村で唯一の寺、Khantha Phreksa(カンタープラクサ)寺では、タイ北部特有の建築様式を見ることができる。©TRIPPING!©TRIPPING!豊かな森林に囲まれる村では地元のガイドによるトレッキングも人気。歩き進めると、滝や、石灰岩が積み重なってできた崖、ユニークな形をした巨岩に遭遇。森の中を空中散歩するジップラインも話題。©TRIPPING!更に、タイ北部の文化をディープに体験するなら、ホームステイをしてみてはいかがだろうか?現在、村にはホームステイを運営する民家が29軒あり、旅行者を迎えている。食事は家族と共にする場合が多く、まさに肌で村人の暮らしを体験することができる。軒先にあるベッドマークがホームステイの目印。尚、ホームステイの収入の一部は、村の環境維持や開発費用として割り当てるシステムをとり、サステイナブルな取り組みをしている。©TRIPPING!小さな村なので、1時間ほどあれば散策するには十分。食事の時間を合わせても、午前中にでかければ夕刻前にはチェンマイ市街地に戻ってくることが出来る。 澄み切った空気の中、静かな村を散策していると、日頃の疲れも不思議と癒される。もちろんアクティブ派は、トレッキングやジップラインにもチャレンジしてみて!©TRIPPING!
2016年10月31日写真:PIXTA海外旅行先として人気を誇る国、タイ。中でも首都バンコクは、海外旅行先ランキング上位の常連都市。プーケットなどのビーチリゾートも人気だ。でも、バンコクやビーチリゾートとはまた違ったタイを感じるなら第二の都市「チェンマイ」へ出かけてみてはいかがだろうか。タイ北部に位置する美しい古都は「北方のバラ」と称され、至る所に寺院が点在し、まるで街全体がパワースポットのよう。街を取り囲むのは緑豊かな山岳地帯で、象が暮らすエレファント・キャンプも複数ある。独自の文化が育まれて来たチェンマイには、訪れた者を魅了する、心ときめく感動体験が待っている。 1. 幻想的な光景に心ときめく!イーペンランナー祭りへ写真提供:タイ国政府観光庁古都らしく、一年を通して様々なお祭りが開催されるチェンマイ。中でも、一度は訪れてみたいお祭りとして名前があがるのが、チェンマイのロイクラトン「イーペン・サンサーイ」。毎年、陰暦12月(新暦10月〜11月頃)の満月の夜に開催される「ロイクラトン」は、農業の豊作を願い、罪や穢れを水に流して魂を浄化するという意味が込められたタイの伝統的なお祭り。期間中は、タイ全土で灯ろう流しの儀式が行われるが、チェンマイではコムローイと呼ばれる熱気球を一斉に空に飛ばす儀式「イーペン・サンサーイ」が有名。数えきれないほどのコムローイが、夜空に浮遊している様子は、まるで夢の中にいるかのような幻想的な光景。写真提供:タイ国政府観光庁2011年からは、外国人旅行者向けに、北部タイやランナーの伝統文化を紹介するための催しとして「イーペンランナー・インターナショナル」が開催されている。「イーペン・サンサーイ」とは別日に行われ規模も少し小さいものの、開催日が決まっているので予定が立てやすいのが魅力。「イーペンランナー・インターナショナル」への参加がパッケージになっているツアーもあるので事前にチェックしてみよう。(※イーペンランナー・インターナショナル2016は11月14日(月)に開催予定) 2. 美しい寺院に心ときめく!古都ならではの寺院めぐりへ13世紀にランナー王国の首都として栄えたチェンマイには、ランナー王朝が築いたものを含め120もの寺院が点在し、現在でもタイ仏教信仰の中心地だ。ご利益を願って寺院巡りをするのもチェンマイの旅の楽しみのひとつ。 旧市街の寺院巡り観光の中心地、旧市街で押さえておきたい寺院3つを紹介。観光や食事、買い物と合わせて訪れることができるアクセスの良さも魅力。・ワット・プラ・シン©ASEAN-Japan Centre「ワット・プラ・シン」はチェンマイ市内で最も大きく格式高い寺院。黄金の外壁が美しく、夜にはライトアップがされ、本堂は一段と荘厳な輝きを増す。>詳しくはこちら ・ワット・チェディルアン©ASEAN-Japan Centre旧市街のほぼ中央に位置する「ワット・チェディルアン」は、チェンマイで最も高い仏塔のある寺院。内部には巨大な仏像が安置され、また入り口付近に建つ本堂にもランナー様式の仏像が数多く祀られている。>詳しくはこちら ・ワット・チェン・マン©ASEAN-Japan Centre「ワット・チェン・マン」はチェンマイ最古の寺院。荘厳な本堂には2つの珍しい仏像、大理石の仏像と、水晶の像が納めされている。>詳しくはこちら 旧市街から足をのばして出かけたい寺院旧市街以外にも、多くの寺院が点在するチェンマイ。時間を見つけて出かけたい寺院3つをご紹介。 ・ワット・プラタート・ドイ・ステープ写真提供:H.I.S.“チェンマイと言えばドイ・ステープ”と言われるほどの、チェンマイの大本山「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」。チェンマイ市街から約15キロ西、標高1080mのステープ山頂に建つ寺院は、チェンマイきっての名所だ。>詳しくはこちら ・ワット・スアン・ドーク©ASEAN-Japan Centre「ワット・スアン・ドーク」は、スアン・ドーク(=花園)の名前に引けを取らない美しい寺院。境内には純白の仏塔がずらりと並び、夕暮れ時の姿は特に美しい。>詳しくはこちら ・ワットジェットヨード写真提供:タイ国政府観光庁インドの寺院をモデルに建てられたという「ワット・ジェット・ヨード」。壁に彫られた神々の彫刻が印象的で、これらもインドの仏美術の影響を受けたもの。>詳しくはこちら 3. 優しい眼差しに心ときめく!ゾウに会いにエレファント・キャンプへ写真提供:H.I.S.豊かな自然に恵まれたチェンマイ郊外には、エレファント・キャンプが複数あり、ゾウと触れ合うことができる。ゾウの背中に乗るエレファント・ライドは観光客に特に人気。渓谷に暮らすゾウの水浴びの様子を見学したり、様々な芸を見せてくれるショータイムも見逃せない。©ASEAN-Japan Centre ・メーサー・エレファント・キャンプ「メーサー・エレファント・キャンプ」はタイ北部で一番大きなエレファント・キャンプ。ゾウが繰り広げるパレードや演奏、ダンス、絵描きなどのショーが楽しめる。 ・メータマン・エレファント・キャンプ「メータマン・エレファント・キャンプ」では、ゾウのお世話が出来るボランティア体験も人気。半日コースから本格的な2泊3日コースの象使いトレーニングプログラムもある。 ・エレファント・ライフ・エクスペリエンス更にゾウとの距離を縮めるなら、一人に一頭のゾウと象使いがつき、象の生活を体験できるプログラムがある「エレファント・ライフ・エクスペリエンス」へ。他とは違うプライベート感ある体験が出来る。>詳しくはこちら 4. タイ北部料理に心ときめく!話題のレストランへタイ料理の中でも北部の料理は、比較的マイルドな料理が多いのが特徴。国境が近い地域のため、ミャンマーや中国雲南省の影響を受けた独自の食文化が育まれている。チェンマイを訪れたら、タイ北部料理は、マストで味わいたい。 タイ北部料理の代表格「カオソーイ」タイ北部を代表する麺料理「カオソーイ」。ココナッツミルクベースのカレースープに合わせるのはちぢれた卵麺ということもあり、カレーラーメンと言われることも。トッピングに揚げた麺が乗るのも特徴だ。チェンマイでは食堂や屋台でもおなじみのローカルフードではあるが、いま話題なのが、お洒落なレストランやカフェで提供される絶品カオソーイ。チェンマイには年に何度も訪れているタイグルメライターに聞いた、カオソーイの美味しいレストラン&カフェはこちら。 ・WOO café & gallery©NatJanG(TRIPPING!ライター)チェンマイのトレンドエリア、リバーサイドに佇む一軒が「WOO café & gallery」。店内にもテラスエリアにもグリーンが豊かに飾られていて、コージーな雰囲気満点。ここのカオソーイがタイ人の間でも大人気だ。「1日限定25食のカオソーイがオススメ! 辛すぎない濃厚なスープと、箸でつまめばホロホロにほぐれるチキンが相性抜群。併設のギャラリーでは、器や雑貨、服飾など選りすぐりの作家の作品を買う事ができます。」>詳しくはこちら ・Ginger & Kafe©NatJanG(TRIPPING!ライター)女性に大人気のチェンマイ発雑貨店「GINGER」が運営するカフェ「Ginger & Kafe」。ポップでカラフルなインテリアで統一されているものの、落ち着いた雰囲気を持ち合わせているところにセンスを感じる。様々な料理が提供されているが、タイグルメライターのイチオシはカオソーイ。「何度も足を運んでいるお店なのですが、カオソーイは安定の美味しさです。食事が終ったら買い物も楽しめるのも嬉しいですね。」-----------------Ginger & Kafe郷土料理がならぶ「カントーク」郷土料理が盛られた小皿が、丸いお膳(カントーク)にならんだ料理はその名も「カントーク料理」と言われ、北部の名物料理だ。辛いペーストや肉、野菜料理といった料理の数々に合わせるのは、北部の主食であるもち米「カオニャオ」。おかずの数々は、どれもカオニャオがすすむ一品ばかり。編集部のおすすめはこちら。 ・Huen Phen(ファン・ペン)©TRIPPING!チェンマイで人気の老舗タイ北部料理レストラン「ファンペン」。カントークセットには、ミャンマー風カレーや、サイウア(チェンマイソーセージ)、ケームプー(豚皮の唐揚げ)、ナムプリックヌン(チリペースト)、ナムプリックオーン(辛みそ)、などの小皿が並び、もち米とセットで提供される。辛味の強いカレーやペーストはもち米や生野菜との相性抜群。カントークセットはディナータイムのみ。連日混雑しているレストランのため、予約しておくと安心。-----------------Huen Phen住所:112 Rachamankha Rd, Chiang Mai 50200電話:(+66)053-814548 5. チェンマイを拠点に心ときめくショートトリップ!タイ北部の魅力をさらに感じるなら、チェンマイを拠点にショートトリップをしてみては。チェンマイと合わせて訪れたい旅先をご紹介。 ミャンマー、ラオスと国境を接するタイ最北の地「チェンライ」写真提供:H.I.S.チェンマイから180kmほど北上した場所に位置する街「チェンライ」。かつてタイ北部を統治したランナー王朝最初の都があったことから、今でもタイ北部独自の「ランナー文化」が根付き、ランナー建築の仏教寺院や美しい庭園が点在している。「ワット・プラケオ」は、バンコクのワット・プラケオにあるエメラルド仏が見つかった由緒ある寺院。また、近年注目を集めているのが、チェンライ出身の新進気鋭アーティストが自費で建設した寺院「ワット・ロンクン」。純白に輝く寺院は、仏教や神話をモチーフにしていて、まるで彫刻のような美しさを誇る。写真提供:H.I.S.寺院の他にも、タイとラオス、ミャンマーの3カ国の国境が接するポイント「ゴールデン・トライアングル」も人気の観光スポット。ゴールデン・トライアングルを一望する展望台からは、タイとラオスを隔てるメコン川と、タイとミャンマーを隔てるルアック川が合流する様子を捉えることができる。近年ではリバーサイドに高級リゾートもオープンしたり、古都チェンセーンやラオスのドーンサオ島にボートで訪れるツアーも人気。写真提供:タイ国政府観光庁山岳地帯には、少数民族の村もあり、素朴な暮らしを垣間みることができる。西部山岳地帯のメーサロンには茶畑が広がりお茶を楽しむことができることはもちろん、民族のルーツでもある中国雲南省の雲南料理も味わうことができる。 タイ北部の南端の世界遺産の街「スコータイ」©ASEAN-Japan Centreチェンマイから南へ約350km。タイのかつての首都スコータイは、13世紀にタイ発の独立王朝として繁栄し、いまのタイの礎を築いた都市。巨大なスコータイの遺跡群は、1991年に世界遺産に登録されている。©ASEAN-Japan Centreスコータイ歴史公園には、200件ほどの遺跡が現存し、城壁内のほぼ中央に位置するスコータイ最大の寺院「ワット・マハタート」は必見。更に、城壁の西南に位置する「ワット・スィー・チュム」には、スコータイを象徴する「アチャナ仏」が祀られている。スコータイ歴史公園は、総面積70㎢もあるため、公園内を巡回するトラムを利用するのも一案。また、レンタサイクルやレンタバイクを利用すれば、マイペースな見学も可能だ。遺跡めぐりの他にも、新市街の散策もスコータイでやりたいことのひとつ。夜になると沢山の屋台が軒を連ね、川沿いの通りではナイトバザールも開かれてにぎやかに。 「タイの古都・チェンマイ特集」の“後編”では、実際にチェンマイを訪れる際のおすすめのツアー情報をご紹介!チェンマイのロイクラトンに参加するツアーや、タイ北部を贅沢に楽しめるツアーなど、TRIPPING!編集部イチオシのプランをピックアップ! タイの古都・チェンマイ特集前編まるで街全体がパワースポット!心ときめくタイ北部「チェンマイ」後編魅惑の旅に出よう!タイ北部「チェンマイ」へ
2016年05月02日写真提供:タイ国政府観光庁豊かな自然が広がるチェンマイには、世界でも最大級の規模を誇るナイトサファリがある。 写真提供:タイ国政府観光庁チェンマイ市街から車で40分程にある「チェンマイ・ナイトサファリ」は2006年1月、ステープ・プイ国立公園内にオープンしたテ一マパーク。有名なシンガポールのナイトサファリの2倍もの敷地内には、自然のままにゾウ、ライオン、ジャガーなど約134種1400頭もの動物たちを間近で見ることが出来る。写真提供:タイ国政府観光庁開業当初は夜間のみの営業だったが、現在は昼間もオープン。一日を通して回れる1.2キロの徒歩コース「ジャガートレイルゾーン」、午後に出発するデイサファリ、そして夜はメインのナイトサファリを楽しむことが出来る。サファリは50人乗りのオープンエアのトラムに乗車し、ガイド(タイ語又は英語)とともに、草食動物がいる「サヴァンナサファリゾーン」と肉食動物のいる「プレデタープラウルゾーン」の2つのエリアを1時間半程で周遊。写真提供:タイ国政府観光庁 草食動物ゾーンでは人なつっこい動物たちがトラムの中まで首をつっこんでくることも!キリンやシマウマに直接餌をあげる体験には、子どもは興奮すること間違いない。写真提供:タイ国政府観光庁肉食動物ソーン中で一番の人気者は希少なホワイト・タイガー。夜の方が活発に動いていることが多く、間近で見る姿は迫力たっぷり。「チェンマイ・ナイトサファリ」ではホワイト・タイガーの赤ちゃんを抱っこして写真撮影が出来るフォト・コーナーや、タイ初のタイガー・ショーも人気だ。写真提供:タイ国政府観光庁他にも高さ12メートル幅20メートルの噴水と光のミュージカルショーは毎晩2回開催。キリンを観ながら食事し、餌やりが出来るレストラン「ジラフ」、華やかなキャバレーショーなどもあり、サファリ以外も楽しめる。アクセスは各社ツアーを利用、または車をチャーターするのが便利。チェンマイ市街から少し距離はあるが、動物好きや子連れファミリーは特に足を延ばす価値ありだ。写真提供:タイ国政府観光庁 チェンマイ・ナイトサファリ(Chiang Mai Night Safari)・住所:Hang Dong, Chiang Mai 50230・利用時間:11:00~22:00、無休・利用料金:デイサファリ/ナイトサファリ大人800バーツ、子ども400バーツジャガートレイルゾーン大人100バーツ、子ども50バーツ
2016年04月07日エルテックスは、外国人観光客の増加に伴い、新しいサービスが期待される「観光」向けとして、パッケージツアーを運営している事業者向けに、新たなO2Oソリューションのベータ版を発表した。「Beacon」を活用し、パッケージツアー客が気軽に参加できる、クイズ型の観光案内アプリを提案していくという。「その場でかんたん!クイズ参加アプリベータ版(仮称)」は、どこでも簡単にツアー客が同じクイズに一斉に参加でき、より楽しい観光体験ができるスマホアプリ。アプリをスマホに入れるだけでクイズに参加でき、外国語も対応。Beacon活用により事前登録やログイン不要で、ツアーコンダクターが現地で出題できる。アンケートやクーポン配信も可能で、提携店舗への送客にも寄与できるという。
2016年03月07日日本人の間でも人気の高いタイの麺料理・カオソーイはタイ北部の名物料理として有名ですが、実はチェンマイなど北部まで足を延ばさなくても、首都バンコクで美味しいカオソーイを楽しむことが出来るんです!今回はローカル・エリアにある人気店をご紹介します。カレースープとラーメンの融合=カオソーイカオソーイは元々ミャンマーからラオス北部へ伝わり、その後タイ北部に広がったという麺料理。ココナッツミルクをたっぷり使ったカレースープで食べる麺料理ということで、タイ版カレーうどん・カレーラーメンといった感じでしょうか。茹でた麺の上に揚げ麺が乗っており、一度に二種類の麺の食感を楽しむことができるのがカオソーイの特徴です。また、付け合わせにライム、高菜漬け、小玉ねぎが付いてきますので、お好みでトッピングして頂きます。カオソーイのカレースープ自体は薄めでマイルドなのですが、このトッピングを加えることで味に複雑さが増し、さらに美味しく頂くことができます。ローカル店で味わう本場の味今回ご紹介する「カオソーイ・チェンマイ」では牛・豚・鶏の3種類のカオソーイを楽しむことができます。通常のサイズで60B(約198円)、大盛りにすると80B(約263円)となっており、通常サイズでも結構なボリュームがあります。こちらのスープ、見た目に反してあっさり、程良い辛さだな、という第一印象を受けるのですが、食べ進めていくうちにしっかりとしたスープのコク、辛さを感じてきます。また、お肉もホロホロと柔らかな食感に煮込まれていて、とっても美味しいんです。バンコクで食べるカオソーイは味・量ともに上品な感じのものが多い気がするのですが、こちらのカオソーイはしっかり辛く、他とはちょっと違う感じ。お店はローカル・エリアにあり、観光客の方には一見入りづらい雰囲気かもしれません。しかしご安心を!タイ人で賑わっているお店ですが、日本人や欧米人の来店も多いということでスタッフの皆さんは意外と外国人慣れしており、とっても親切です。最寄駅のMRTクロントゥーイ駅、もしくはクイーン・シリキット・コンベンション・センター駅からタクシーを利用する必要がありますが、カオソーイを求めてわざわざ行く価値のあるお店だと思います。小さなお店なので、向かい側にあるこちらのビルを目印にしてくださいね。
2016年02月09日観光庁は1月26日、訪日外国人向け無料公衆Wi-Fi環境を紹介するWebサイトのバージョンアップを発表した。観光庁はこれまで、訪日外国人向けに無料の公衆Wi-Fiをわかりやすく提供する「Japan.Free Wi-Fi」の共通シンボルマークに関する取り組みを行っており、これに参加する施設情報の提供も同サイトで行っていた。今回のバージョンアップでは、これまで併記していた免税店情報と公衆無線LANの情報を分離して、無線LANの案内ページを単独に切り分けた。ほかに、業種別や都道府県別などの登録箇所数の"見える化"を行ったほか、検索結果表示が20件までだったものを、60件まで拡張した。なお、このバージョンアップにあわせて登録箇所数が昨年4月時点の約4万件から約12万件にまで拡大している。また、公衆Wi-Fiに関する便利情報、例えば訪日旅行社向けの無料公衆Wi-Fi接続アプリ・サービスの紹介も追加されている。一方で、Wi-Fi環境を提供する事業者側Webサイトでも、チェーン店のオーナーなど、複数の利用可能場所を登録したい事業者が申請するための一括登録機能が追加された。観光庁のWebサイトより事業者登録・ログインができる。同庁では今後も「Japan.Free Wi-Fi」の共通シンボルマークの推進を行い、登録箇所の拡充とマーク掲出を進めるとしている。
2016年01月26日インテージリサーチは12月24日、「モバイル空間統計」と「レコーディングリサーチ」を活用し、埼玉県川越市を対象に観光資源への来訪実態把握と観光資源の芽を見つけるための自主企画調査を実施し、その結果を公表した。同調査は2014年11月、川越市内の500mメッシュ×7エリアにて、川越市外の居住者かつ調査対象期間に調査地域に滞在した人を対象に行われたもの。自主企画による調査方法の有効性の検証を目的に実施された。なお、モバイル空間統計とは、NTTドコモの携帯電話ネットワークのしくみを使用し、6,600万台の運用データを基に作成される新たな人口統計情報。性別・年齢層別・居住地域別人口構成を、国内人口に加え、訪日外国人についても知ることができる。一方、レコーディングリサーチとは、従来の記憶型のアンケート調査とは異なり、スマートフォンを用いて継続記録形式で回答を得る手法。常に持ち歩いているスマートフォンから、知りたい瞬間のリアルな声を集めることで、生活者に近いデータから新たな発見を得ることが可能だ。○居住地により、川越市への滞在時間に差が同調査によると、モバイル空間統計からは、アンケート調査を実施せずとも年代別の滞在場所の差や居住地による流出入時間の差異を可視化できたという。川越市の中心部を観光エリア5つと駅前エリア2つに分け、調査対象期間に川越市外からの来訪者が川越市のどこに多く滞在しているかを年代別にみていくと、60・70代は各エリアで滞在人口が多く、さまざまな場所を周遊していることがうかがえる。一方、10・20代は、駅前エリアでの滞在人口が他年代より多く、周遊エリアが狭いことがわかる。また、川越市に比較的近い東京都からの来訪者は、9時から10時、11時となだらかに増加し、17時になってもピーク時と比較して約60%の人が滞在していることから、隣県である東京からの来訪者は、さまざまな時間帯で川越市を楽しんでいると推測できる。一方で、神奈川県からの来訪者は、10時に滞在者が増えたあと12時と14時にピークがあり、17時には滞在者が大きく減少。このことから、神奈川県からの来訪者は比較的短時間の滞在で集中して来訪している様子が見て取れる。このようにモバイル空間統計を活用することにより、ターゲットごとの動きの違いを可視化し、ターゲットに応じた来訪や周遊の増加施策のための戦略立案に役立てることができるのだという。さらに、レコーディングリサーチでは、観光名所以外のおすすめポイントを抽出できた。川越来訪時にリアルタイムでおすすめポイントを記録した数の集計結果から、20代では、他の年代と比較して、観光エリア以外でのおすすめポイントが挙がる傾向が見られた。このように、具体的なリアルタイム記録を活用することにより、観光資源の芽の発見に役立てることが可能。記録から、実際のおすすめポイントがさまざまな場所にまたがっていることが判明したほか、有名な観光名所以外のおすすめポイントの情報も得ることができた。
2015年12月25日シンガポールの「マーライオン」、コペンハーゲン(デンマーク)の「人魚姫像」、ブリュッセル(ベルギー)の「小便小僧」――といえば、世界3大ガッカリ観光地。でも“ガッカリ”なら日本だって負けていません。世界でもっとも影響力がある旅行雑誌のひとつとされているアメリカの『トラベル+レジャー』が、東京の7大ガッカリ観光地を発表しました。どんな場所が選ばれたのか、7位から、カウントダウン形式でご紹介しましょう。■7位:竹下通り「かつてはカウンターカルチャーの見本市のようだった竹下通りも、いまではすっかり廃れてしまった」というのが記者の意見。「いまでは、ストリートミュージシャンやコスプレイヤーの数より、コスプレイヤーを探す観光客のほうが多くなっている」と見えるそうです。■6位:監獄レストラン音楽が大きすぎたり、スタッフが叫んでいたりして、落ち着いて食事や会話ができません。フードにはワサビがたっぷり。「そんな思いをして刑務所の食事を体験するより、普通の居酒屋でのんびりしたほうがいい」とのこと。■5位:サンリオピューロランドキティちゃんは海外でも大人気。だから行ってみたいと考える海外からの観光客は多いようです。でも「入園料が高い」「キティちゃんは小さいからこそかわいいのに着ぐるみサイズだと怖い」などなど、記者はいいたい放題。一方、ジブリミュージアムについては「子どもも大人も楽しめる」と絶賛しています。■4位:メイドカフェ若い女の子が猫耳をつけたメイドのコスプレをして、ワッフルやオムレツにハートマークのデコレーションをしてくれるメイドカフェについても、「観光客とオタクの領域」とバッサリ。■3位:ディズニーランド東京ディズニーランドが千葉にあることは、海外からの観光客もよく知っているようです。そして、大部分の乗りものに乗るために長時間列に並ばなければならないことにうんざりしている様子。ファストパスを持っていても、どうせみんな持っているんだからあんまり意味ない……と感じているようですね。■2位:ゴールデン街新宿の有名な飲食店街が堂々のランクイン。時を超えた場末感やディープな体験を求めて足を運んだものの、「観光客ばかりで、しかもサービス料が高い」と、観光地化したゴールデン街にがっかりしている模様。ゴールデン街よりも、エビス横丁や吉祥寺のハーモニカ横丁を勧めています。■1位:東京スカイツリー映えある(?)1位に輝いたのは、東京スカイツリーでした。なにより入場料が高い。そして、前売りチケットを買う手続きが煩雑。なのに当日の待ち時間も長い。代わりに、無料で待機列もほとんどなく、遅くまで空いている東京都庁に行くことを勧めています。*東京在住の日本人からしたら意外なスポットも含まれていますが、おそらくこれらは、海外からの東京ツアーに組み込まれているのでしょう。世界の大都市のなかでも、特に交通機関が発達していて比較的安全な東京。見どころもたくさんありますから、楽しくて有意義な旅にしてもらえたらいいですね。(文/宮本ゆみ子)【参考】※The Seven Most Overrated Things to do in Tokyo-Travel + Leisure
2015年12月04日写真提供:タイ国政府観光庁タイでは珍しくインドの寺院をモデルに建てられたという「ワット・ジェット・ヨード」。“ジェット・ヨード”とは“7つの塔”という意味で、四角い基壇となる建物の上に、中央の高い仏塔を6つの低い仏塔が取り囲むような形になっているのが特徴的。周囲の壁に彫られた天上の神々の浮き彫りが有名で、これらもインドの仏美術の影響を受けたものだ。正式名称を「ワット・ポタラムマハヴィハーン」といい、緑豊かな境内には大きな菩薩の木が植えられていることから、地元では「ワット・ポータラーム」(菩薩の寺)とも呼ばれている。1456年、ランナー王朝第11代王のティロカラート(1442~1460年)が仏教の聖地とされているインド・ブッダガヤの「マハーボディ寺院(大苔提寺)」を参考につくらせたという伝え。完成後、ティロカラート王はインドそしてスリランカに次ぐ第8度の三経編纂会を執り行い、仏教の伝承に務めようとした。大きな仏塔には、王の遺骨が納められている。チェンマイ市内からソンテウ(ミニバス)で約20分。ワット・ジェット・ヨード(Wat Ched Yod)・住所:Chiang Mai-Lampang Super Highway, Chiang Mai・利用時間:8:00~17:00・拝観料:無料
2015年10月02日写真提供:チェンマイマラソン日本事務局微笑みの国タイの古都チェンマイで開催される「チェンマイマラソン」。歴史を感じる美しいコースを駆け抜けるこの大会は、2015年12月20日に開催予定。アットホームな雰囲気の大会で、スマイルランニングはいかが?「北方のバラ」チェンマイ写真提供:チェンマイマラソン日本事務局バンコクのスワンナプーム国際空港から飛行機で1時間強、タイ国際航空とバンコクエアウェイズが毎日合わせて10便以上、その他にもLCC各社が乗り入れる、タイ第二の都市チェンマイ。その美しい街並みから、別名「北方のバラ」と呼ばれるこの地は、13世紀末から栄えたその名も「ランナー王朝」の荘厳できらびやかな寺院を現在まで残している。様々な民族が交流する中で生まれ、育まれてきた「ランナー文化」を継承し、工芸や芸術的分野でも有名なチェンマイ。11月~1月の乾季は平均気温が25℃と、タイの中では比較的過ごしやすい気候から、避暑地としても人気が高い。一年で最も気持ちのいい季節が訪れる。コースは全部で4種類。初心者向けコースやキッズランも写真提供:チェンマイマラソン日本事務局チェンマイマラソンでは、フルマラソン、ハーフマラソンに加え、初心者向けの「10kmミニマラソン」や、子供向けの「3kmスマイル&キッズラン」の4コースが用意される。※7歳未満の参加者には大人の伴走が必須旧市街の東の玄関「ターペー門」をスタートし、歴史的な寺院やチェンマイ国際空港を通過、フルマラソンでは、ラーチャブルック公園まで足を伸ばし、再び旧市街へ。チェンマイの見どころがぎゅっと詰まった美しいコースを楽しもう。全体を通して高低差が±10m程度と、比較的緩やかなコースは、初心者にも嬉しいポイント。記念品として、ランニングシャツやTシャツなども用意され、完走者には全員フィニッシャーズメダルが贈られる。※記念品は大会エントリー時に申込み可エントリー方法をチェックチェンマイマラソンへの申し込み方法は以下2通り。・日本事務局への大会申込書の送付(一次締め切りは2015年10月19日(月)必着。)・インターネット申し込み(2015年11月16日(月)まで。)※詳しい申し込み方法はこちら>2014年は参加者5,500名のうち約半数が外国人だったそう。最高に気持ちのいい風を感じながら、歴史的な美しい街並みを走り抜けよう!
2015年10月01日“チェンマイといえばドイ・ステープ”と言われるほど、人気で有名な「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」。チェンマイ市街から約15キロ西、標高1080mのステープ山頂に建つ寺院は、チェンマイきっての名所。1383年に当時のクーナ王によって建立、中には仏舎利(仏陀の遺骨)が納められ、今も人々の篤い信仰を集めている。両側をナーガ(蛇神)に見守られた306段もの階段を登った先に、寺院の門は現れる。階段に自信の無い場合はケーブルカーを利用して。高さ22メートルの仏塔は黄金に輝き、緻密な装飾も見事!蓮の花と線香を携えて周囲を3回歩き、祈りを捧げる。テラスから市街を一望できる絶景が広がり、そのためだけでも訪れる価値有りだ。夕方はサンセット、ライトアップされたチェンマイの寺院や市街の夜景もまた美しい。チェンマイ市内中心部から車で約40分。ワット・プラタート・ドイ・ステープ(Wat Phra That Doi Suthep)・住所:Su Thep, Mueang Chiang Mai, Chiang Mai 50200・利用時間:8:00~18:00(ケーブルカーは5:30~19:30まで運行)・利用料金:30バーツ、ケーブルカー運行と拝観料込みで50バーツ©All photos to ASEAN-Japan Centre
2015年09月30日バリ島のウブドは、芸術家が集まることで知られる山間のエリアです。1年中、観光客の絶えないこの地域で、英語と日本語の堪能なデワ・グデ・クスマさんは、観光客相手のドライバーをしています。また同時に、故郷・タバナン県ププアンでコーヒー農園も営んでいます。妻、娘2人と住むウブド、そこから車で3時間さらに山に入った故郷を行き来する生活を20年近く続けています。■これまでのキャリアの経緯を教えてください。実家のタバナン県はコーヒーの産地で、私も小さい頃から家族と一緒に農園で働きました。現在は、3ヘクタール程度の土地に2800本のコーヒーを栽培しています。8月は収穫期なので、ウブドを2週間ほど留守にし、故郷に。村の人にも手伝ってもらい、コーヒーの実をとり、家に運んで乾かし、次の収穫のために草をとったり、木を剪定したりします。豆が売れる状態になったら、ここからが焙煎業者との駆け引きになります。コーヒーの価格は年によって変動します。その年の相場を探り、高く買ってくれる焙煎業者と契約しなければなりません。そのへんは長い経験で、いい取引ができるようになりました。ただ、うちはロブスタ種しかできないので、高品質のアラビカ種ほどの値はつきませんが。振り返れば、私は小学生のときから、自分で仕事をして学費を稼いできました。親にヤギを2頭買ってもらい35頭まで増やして村の人に売ったりもしていましたよ。そうして高校を卒業すると、母親に20万ルピア(約2,000円)をもたされ、自立するように言われました。ウブドではまずホテル勤務。ホテルの利用客に日本人が多かったことから、社長が「日本語を勉強しろ」と語学学校の学費を半分出してくました。その後、日本人の経営するホテルで働くことになり、ニーズの高かったドライバーに転身しました。もう18年になります。■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?コーヒー農園では年間5,000㎏の収穫があります。だいたい、収入は約4,000万ルピア(約40万円)です。ドライバーの収入はノーコメントです。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?農園の仕事は小さい頃からやっているので、好きとか嫌いとかではないのですが、やはり故郷に帰って働くのは楽しいです。ドライバーの仕事も問題はありません。バリの人間は、楽観的というか、なんでもあるがままを受け入れるので、特別に辛い、などと思ったりすることはありませんね。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?農園のほうは人手不足が深刻です。若者たちの田舎離れが進み、農園の後継者どころか、手伝ってくれる人も少ない状況です。そこで最近では、コーヒー農園体験ツアーを来年くらいから始めようかと思っています。収穫時にバリのコーヒー園に泊まり込み、田舎の生活を楽しみながら、収穫のお手伝いをしてもらいます。日本のみなさんもいかがですか?ドライバーの仕事のストレスはありません。といっても、他の国の人に話すと驚かれるようなことが、よくありますよ。たとえば、こんなことがありました。お客さんを昼食ビュッフェにお連れしたのですが、2時間経っても戻ってこない。レストランの人が私を気遣って、フルーツを袋いっぱいくれたんです。しばらくして、お客さんが戻ってきて、もらったフルーツを見るなり、「おいしそう! 食べてもいい?」と聞くので、あげたんです。私にとっては「まあ、いいか」という程度のことです。でも、そのお客さんがお礼に10万ルピア(約1,000円)と高額チップをくれて、「これだけあれば、あの何倍ものフルーツが買えるのに、面白いお客さんだね~」と仲間と笑ったものです。バリ人は「まあいいか」「それもしかたない」と、あまり腹を立てることがないんです。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?今日はローカルにも、観光客にも人気のあるレストランで鶏肉入りのナシゴレン(焼きめし)です。ちょっと量が少なかったな……。これで4万ルピア(約400円)です。■日本人のイメージは? あるいは、理解し難いところなどありますか?みんないい人(笑)。なんにでもきっちりしていますね。予約時間に必ず、来てくれるので助かります。先日インド人のお客さんに2時間待たされた挙句、キャンセルされたことがありましたから。翌日あらためて予約してくれたのですが、8時間の周遊コースがスムーズに進み、7時間で終わったら、料金からしっかり1時間分を差し引かれました。どうしたかって? 「まあしかたないか」です(笑)。■最近、気になる日本のニュースはありましたか?国会で議員たちが争っているニュースをテレビで見ました。なかなか激しかったですね。でも、インドネシアの国会はもっと荒れることもあって、机を投げ飛ばしたりもするんです。■休日の過ごし方を教えてください。友達と会うことが多いです。家族の相手はときどき。友達のうちに行って、コーヒーを飲みながら話をするのが、楽しい。あとは、趣味のバイクをいじること。今、4台もっていて、最近は昔風に改造するのが流行っているんですよ。■将来の仕事や生活の展望は?自分の家を持つこと、娘たちを大学までやることです。だから貯金。インドネシアは銀行の利子が高く、10%なんてこともあります。
2015年09月29日写真提供:ダラデヴィ・チェンマイ敷地内から一歩も出なくても、滞在しているだけで、地元のカルチャーや建築のエッセンスを感じることができるホテル。それが、チェンマイ東部の広大な敷地に広がる「ダラデヴィ・チェンマイ」。エキゾチックでスゴイ!となんとなく感じるだけではなく、少し意識して建物を見ると、チェンマイの歴史が見えて来ます。美しい壁画に見る、隣国ラオスとの歴史著者撮影ホテルのエントランスから入ると、ゲストがまずカメラを向けるのが、右手にある大きなファンクションルーム。赤く塗られた壁一面に、きらめくガラス素材で、背丈の倍ほどある植物が描かれています。これは、ラオスの古都ルアンパバーンにある寺、ワットシェントーンの本堂の裏側にあるモザイク画「生命の樹」から着想を得たもの。他の国のまねをしていると思うことなかれ。14世紀にラオスを統一したランサーン王国は、15世紀には北タイのランナー王朝と友好関係を発展させました。16世紀には、ランサーン王国の王子がランナー王朝の王ともなり、文化や建築、言葉も似ているそう。ちなみに、ランサーンとは千の象という意味、ランナーとは千の田という意味。馬車で巡る敷地内著者撮影60エーカー(約24万2千㎡)という広大な敷地に立つ『ダラデヴィ・チェンマイ』では、敷地内をゆっくり馬車で巡るのも、人気のアクティビティ。この馬車は、チェンマイから南へ車で1時半ほどのランパーン名物“花馬車”を思わせます。ランパーンは、かつて、チェンマイ付近から産出する木材を、バンコク方面へと川を使って運ぶために栄えた町。様々な文化に彩られた宿泊棟著者撮影宿泊棟は、大きくコロニアルスイートのコンパウンドと、ヴィラのコンパウンドに分かれていて、まるで、敷地内にいくつかの町や村があるような気分。コロニアル建築は、19世紀、英国人が材木輸出のためにチェンマイに滞在し、欧風の建物を建てたことに由来しているそう。中国のショップハウスの影響も見られます。ヴィラは、昔の民家をモデルにしたチーク作りのランナー様式。著者撮影ちなみに、ホテルの入口に川と橋があり、わざとデコボコの石畳が敷き詰められているのも、かつてのチェンマイの旧市街をイメージしているのだとか。まさに『ダラデヴィ・チェンマイ』は、ここだけで小さな王国のよう!ランナー建築の美しいギャラリー著者撮影セレクトされたお土産や雑貨を扱うギャラリーも、緑の中に佇むランナー建築。ゆるやかに曲線を描く屋根が、地面近くまで降りて来ている美しい建築デザインです。ランナー様式のお寺などにも、こうした建築がよく見受けられます。自転車や徒歩で、敷地内を散歩するゲストたちが、ついカメラを向けていた場所のひとつ。ダラデヴィ・チェンマイで必ず体験したいのが、スパ著者撮影極めつけは、スパ!「ザ・デヴァ・スパ&ホリスティックセンター」のメイン棟は、ミャンマーのマンダレー王宮がモデル。精緻な装飾的彫刻が施された建物は、なんとも見事で、つい見とれてしまいます。スパロビーは、天に向かって徐々に小さくなる7段の屋根を備えた華やかなミャンマー様式。ミャンマーの寺院でにらみを効かせているチンテ(獅子)も左右におわします。チェンマイは、16世紀ミャンマーの支配下にありました。25室ものトリートメントルームがあるスパでは、本格的なカウンセリングからのアーユルヴェーダトリートメントが超オススメ!ランナーの象徴「緑の田んぼ」千の田の王国、ランナーを象徴するように、敷地内のあちらこちらには、緑の田んぼが広がります。農家と契約して、実際に、米を採っているとか。田に建つ建物は、もちろん、田舎の農家スタイル。ローカルの建築をテーマにしているホテルは数多くあるけれど、ここ『ダラデヴィ・チェンマイ』では、北タイのさまざまな様式の建築が、エリアごとに展開されているのが興味深し。泊まって、敷地内をぐるりと巡って、建築散歩を楽しんでみませんか?(text : 坪田 三千代)大人の東南アジアご褒美旅~テーマとスタイルのある旅~その他の記事を読む>
2015年09月29日©ASEAN-Japan Centreランナー王朝時代の建築様式を持つ代表的な寺院のひとつで、チェンマイ最古の寺院「ワット・チェン・マン」。1296年、メンラーイ王によるチェンマイ創都の時に建てられた寺院で、かつては王の宮殿として利用されていた。©ASEAN-Japan Centre15頭の象が支える金色の仏塔が有名で、ぐるりと取り囲むその姿は間近で見ると迫力たっぷり。また荘厳な本堂には2つの珍しい仏像、大理石の仏像「プラ・シーラー・カオ」と、水晶の像「プラ・セータン・カマニイー」が納めされている。これらは大きさは小さいながら、タイの旧正月を祝う「ソンクラーン祭り」にも登場する貴重なもの。北タイ建築の典型である太いチーク材の柱、壁を彩る色鮮やかな壁画も見事だ。ワット・チェン・マン(Wat Chiang Man)・住所:Sri Phum Chiang Mai・利用時間:8:00~17:00(見学は基本的に日曜日のみ)
2015年09月29日©ASEAN-Japan Centre旧市街のほぼ中央に位置する「ワット・チェディルアン」は、“大きなチェディ(仏塔)”というその名の通り、チェンマイで最も大きな仏塔のある寺院。1391年、メンラーイ王朝第7代セーンムアンマー王(1383~1402年)が、亡くなった父を偲んで建立したと伝えられ、「ワット・プラシン」と並ぶ格式の高さを誇る。その大きさが特長的な仏塔は1411年に建てられたもので、創建当時で圧倒的な高さ86メートル!四角い形をした基壇の一辺も約60メートルというビッグサイズ。チェンマイ市の真ん中にそびえ立っていた。©ASEAN-Japan Centre当時の王は仏教の宇宙観に従って、“都の真ん中に須弥山(しゅみせん)に擬えた大きな仏塔を置き、それを囲うように8つの方向にもひとつずつ寺院を建立すると、王朝の繁栄がもたらされる”という伝えを信じていたとか。仏塔は1545年の大地震で上部30メートル程が崩れてしまい、1993年に文化庁が現在のものに修復。今でも半壊のままで、当時の大きさに想像を巡らせたい。内部には巨大な仏像が安置され、また入り口付近に建つ本堂にもランナー様式の仏像が数多く祀られている。境内には他にも様々な建物があり、年中観光客で賑わう。ワット・チェディルアン(Wat Chedi Luang)・住所:103 Pra Pokklao Rd, Tambon Prasing, Amphur Muang Chiang Mai 50200・利用時間:8:00~17:00・拝観料:無料
2015年09月22日旅先から手紙を出そう!旅先から大切な人にお手紙を書いてみてはどうでしょう?チェンマイに来たときにぜひ試していただきたいのは「木のはがき」。THE BOOKSMITH(ザ・ブックスミス)チェンマイのオシャレスポット「ニマンヘミン」にある、アート本やオシャレな洋書、タイの本などが多く取り揃えられた本屋さんで、木のはがきは購入でき、更に送ることもできます。アジア内だったら40THB(約130円程度)で送れるよう。ちなみに、チェンマイに来たら「コップンカップ(カァ)」ではなく「コップンジャーオ」です。チェンマイ方言をぜひ使ってみてください。凄い喜ばれますよ♪※日本円表記は、2015年9月20日の為替レートに準じます。
2015年09月22日©ASEAN-Japan Centre旧市街のスアンドーク門の入り口に位置する「ワット・プラシン」はチェンマイ市内で最も大きく格式高い寺院。ランナー王朝第5代パユ王(1336~1355年)が父の遺灰を納めるために建立され、「リーチェンプラ寺院」と呼ばれていたが、後に第7代王のセーンムアンマーがチェンライから黄金の「プラシン仏像」を迎え入れ、現在の名前で親しまれるようになった。©ASEAN-Japan Centreメインゲートを通り抜け最初に現れる大きな建物が本堂。前面に施された繊細な装飾が目を引く。「プラシン像」が祀られているのは、その奥のより小さな礼拝堂「ウィハーン・ラーイカム」内。こちらも黄金の外壁が美しいが、チェンマイの昔の暮らしを描いた内部の壁画は、タイ北部の伝統芸術の最高傑作とも言われている。尚、毎年タイの旧正月を祝う水掛け祭り「ソンクラーン」の際には、「プラシン像」と僧侶によるパレードが市内で行われる。©TRIPPING!夜にはライトアップがされ、本堂は一段と荘厳な輝きを増す。ワット・プラシン(Wat Phra Singh)・住所:Samlan Rd, Tambon Prasing, Amphur Muang Chiang Mai 50200・拝観料:無料
2015年09月19日©ASEAN-Japan Centre美しい古都「チェンマイ」バンコクから北へ約720キロ。タイ第2の都市で、“北方のバラ”とも称される美しい古都・チェンマイがある。1296年、ランナー王朝初代メンラーイ王により建設された新しい首都はタイ北部の言葉で“新しい街”と名づけられた。ビルマ、ラオス、アユタヤといった近隣諸国からの度重なる侵略により一時は荒廃。19世紀バンコクのチュラロンコーン大王が北部統治に乗り出し、見事蘇らせた。©TRIPPING!タイ北部独自の文化「ランナー文化」ここでは様々な民族が交流する中、建築や仏像の様式、言葉や料理、工芸の分野などで「ランナー文化」と呼ばれるタイ北部独自の文化・伝統が育まれてきた。現在でも工芸が盛んな街として知られ、“傘の村”ボー・サーンでは昔ながらの手作業で傘を制作。青や緑の地にガラスをまとったような透明感が特徴のセラドン焼きや、美しいシルク、銀製品などもチェンマイの特産品で、それぞれの制作工程が見学出来る工房めぐりも楽しい。最近ではタイ芸術の拠点ともなり、国内外のデザイナーたちがチェンマイに着目。伝統工芸をベースにしたセンスの良い雑貨や洋服を扱うおしゃれなお店も増えている。©TRIPPING!郊外に広がる大自然も魅力のひとつチェンマイの大きな魅力は雄大な自然。周辺はタイ最高峰ドイ・インタノンをはじめとした峰々が重なる山岳地帯。アウトドア派ならばバードウォッチングやトレッキングなどのエコツアーに参加してみたい。さらにチャレンジングなエレファント・ライドや筏下り、山岳民族の村に滞在し、その暮らしを体験出来るツアーもあり、欧米などからも多くの観光客が参加。日帰りから2泊3日ほどのツアーが人気だ。©ASEAN-Japan Centre一年を通して過ごしやすい気候また乾季(11月~1月)は平均気温が約25度、年間でも平均気温が約27度と過ごしやすいことから避暑地としても人気のチェンマイ。高級リゾートホテルも多数点在し、タイオリジナルハーブを使用したラグジュアリースパや、緑豊かなゴルフコースを目的に訪れるトラベラーも多い。伝統的なお祭りの数々にも注目チェンマイでは一年を通じて様々なお祭が行われているので、日程が合えば旅の思い出になるだろう。最も賑やかなのは、タイの旧正月を祝う水掛け祭り「ソンクラーン祭」(4月中旬)。11月の「ロイクラトン」は川の精霊に感謝して灯篭を流すお祭り。チェンマイでは灯篭のほかにも、天上の仏陀にそれぞれの願いを込め、コームローイという和紙でできた熱気球を夜空一面に飛ばす。無数の明かりが舞う光景は何とも幻想的!街中が色とりどりの花で彩られる「花祭り」(2月初旬)も、涼しい気候を利用して蘭やバラなどの花栽培が盛んなチェンマイならではのお祭りだ。©Tourism Authority of Thailandバンコクからのアクセスは飛行機、鉄道またはバス。飛行機ならば所要1時間10分。時間は少々かかるが、のんびり鉄道の旅も情緒たっぷり。フアランポーン駅から1日6本運行(所要12時間~15時間)、またバスも北バスターミナルより約40分間隔で運行している(所要約10時間)。
2015年09月15日ミャンマーに行ってみたい!さて、どうやって観光しようか、どうやって移動しようか……について、悩むかと思います。そこで!今回はいわゆる定番的な観光プランと、少しばかりの余談をしてみたいと思います。少しでもお役に立てれば幸いです。最大都市ヤンゴン日本からの直行便が毎日就航し、それ以外にも多くの国際線が就航している街ヤンゴン。ここが皆様の玄関口になると思います。ミャンマー最大の聖地、シュエダゴンパゴダや最大のマーケット、ボージョーアウンサンマーケットなどがあるこの街が国内旅行の起点にもなります。周辺にはゴールデンロックや世界遺産に登録されたピィなどがあります。シュエダゴンパゴダ2番目の都市であり、旧王都マンダレー日本でいうならば大阪や京都といったところでしょうか。ミャンマー2番目の規模を持ち、商業の都市としても有名です。ミャンマーが王国制度を持っていた頃はここが首都で、旧王宮があります。周辺には王都の衛星都市として様々役割を持った街が点在しています。夕暮れで紹介したアマラプラもここマンダレーの郊外にあります。アマラプラ、ウーベイン橋の夕日ミャンマーといえば…世界三大仏跡バガンここはもうあまり紹介もいらないかもしれません。広大な土地に広がる遺跡群。ミャンマーを訪れる方には必ず訪れて欲しいところです。夕暮れのバガン少数民族が集うインレー湖風光明媚なインレー湖には多くの少数民族が集まります。自然や田舎、少数民族といったキーワードに惹かれる方にはオススメの場所です。トレッキングのメッカでもあります。以前、インレー湖の筏(いかだ)祭りを紹介しましたね!水上生活を営むインター族以上、4箇所がミャンマーにおける旅行の定番観光地です。お休みの日数にもよりますが、ヤンゴン~マンダレー~バガン~インレー湖を訪れれば一通りミャンマーを抑えたと言えるでしょう。かなり日数に制限がある場合は、ヤンゴンとバガンの旅、もしくはヤンゴンとインレー湖の旅。ちょっと余裕があればヤンゴンとマンダレーとバガン。ヤンゴンとバガンとインレー湖という組み合わせも可能です。個人的には定番以外の場所でも素晴らしいところは沢山あるので、tripping!でどんどん紹介していきたいと思います。また次回以降では、ヤンゴンで何日間とればいいのか、バガンでは何日間、最低でも欲しい。といったより掘り下げた情報をお伝えしたいと思います。ミャンマー情報はこちらから>
2015年07月20日©TRIPPING!タイで雑貨を探すなら、ローカルマーケットが楽しい。バンコクやチェンマイなどの主要観光都市では、ウィークエンド・マーケットやナイトバザールなど多くのマーケットが催されている。中でも最も有名で規模の大きいバンコクの「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」は、約10万平方メートルの広大な敷地にファッションやアクセサリーから日用雑貨、古本、工芸品、家具まで様々なジャンルのお店がぎっしり軒を連ね、その数15,000軒以上!買い物好きにはたまらない巨大マーケットには毎週末20万~30万人訪れ、世界最大とも言われている。©TRIPPING!地元タイ人の間では通称「JJ」と呼ばれ、ウィークエンド・マーケットという名前の通り開催は週末のみ。元々は王宮前広場で開催されていたが、交通渋滞などを引き起こしたため、1982年から現在の場所にオープン。お土産探しだけでなく、ローカルの生活を垣間見ることが出来るのも楽しい。©TRIPPING!とにかく敷地が圧倒的に広く、まるで迷路のような狭い通路にお店がずらり。ウィンドウショッピングで気になるものを見つけても、後で戻れない…なんてこともよくあるので、暑いマーケット内を効率良く回るためにも、先ずはインフォメーションで配布されている無料のエリアマップを入手しよう。チャトゥチャックの公式サイトでもダウンロード可能なので、事前に回りたいセクションをチェックしておくと良い。©TRIPPING!チャトゥチャック内には全部で27のセクションがあり、扱っている物のジャンルごとに分かれている。セクション1には本や雑誌、セクション2~4は若手デザイナーが手掛けるファッション、セクション5~6はヴィンテージファッション、セクション7~9はアートを販売するお店が並ぶ。セクション10~24は多種多様な雑貨、そしてセクション25~27はテーブルや椅子、照明、インテリア雑貨等を扱う。グループで別行動する場合は、中央の時計台を待ち合わせ場所にするのが便利。ほとんどのお店はエアコンがないため熱気がこもり、かなり暑いのでこまめな水分補給は忘れずに。お買い物の後は、隣接するチャトゥチャック公園でのんびりサンセット鑑賞をするのもおすすめ。©TRIPPING!チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットChatuchak Weekend Market・住所:Kamphaengphet Rd, Chatuchak, Bangkok 10900・営業時間:8時頃から18時頃まで(店舗によって異なる)・アクセス:地下鉄(MRT)カンぺンペット駅徒歩1分、BTSモーチット駅徒歩約5分
2015年07月16日昭文社は7月16日に、全国の観光列車を紹介したガイドブック『にっぽん全国 観光列車に乗ろう』を全国の書店などで発売する。同誌ではレストラントレインをはじめ、人気キャラクターのアクティビティや様々な仕掛けが隠れているきっずトレイン、絶景をめぐるトロッコ列車、レトロ列車にSLなど全国86種類の列車を紹介する。さらに、乗車後に立ち寄れるスポットや本物の鉄道車両を自分の手で動かす運転体験、廃線跡を人力で走る鉄道体験スポットなど、鉄道旅が楽しめる情報も掲載。予約不要で乗車できる列車も紹介している。列車の運行スケジュールや予約方法も、列車ごとに異なる表記を統一して分かりやすく公開する。「もっと鉄たび」と題した番外編では、駅に焦点をあてた絶景が楽しめる全国の駅10選やクルーズトレイン「ななつ星in九州」のデザインで知られる水戸岡鋭治氏による観光列車も紹介。「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」といった、2015年春~2017年春に登場する7つの新車両も掲載する。価格は1,000円(税別)。また、同誌は発売を記念して、読者限定の無料旅行アプリ「まっぷるリンク」にてプレゼントキャンペーンを実施する。応募者の中から3人に「キヤノン コンパクトデジタルカメラ IXY640」が当たる。応募締切は9月30日まで。
2015年07月10日フィリピン政府観光省は7月7日、「失恋にフィリピンが効く。」キャンペーンを開始した。フィリピン政府観光省は、2015年を観光誘致強化の「フィリピン観光年」と位置付けており、フィリピンへの訪問者数の増加を目指し、日本においても独自の観光誘致キャンペーンを実施している。同キャンペーンは、「美しい海」や「おいしい料理」「エステ」「ショッピング」など、訪れる人を魅了する「フィリピンの癒しの力」を、一番癒しを必要としている「恋に敗れた"失恋女性"」に向けて伝える内容となっている。キャンペーンサイトでは、「フィリピンのチカラで失恋を乗り越えるリアルドキュメントムービー」を公開。実際に失恋したばかりの傷心女性だけを集めたオーディションで選ばれたのは、兵庫県出身の松ヶ瀬愛さん(26)。2カ月前に別れたばかりという彼女の旅の模様を、フィリピンのマニラ・ボラカイ島にて5日間に渡り撮影した。そのほかサイトでは、旅行者の視点でフィリピンの魅力を切り取った50のショートムービーで、「生のフィリピンの魅力」を伝える。さらに、4泊5日の"失恋に効く"スペシャルモデルコースも紹介。癒しを求める女性のために選ばれた、フィリピンのさまざまな観光スポットを見ることができる。
2015年07月07日観光庁は6月24日、訪日外国人旅行者の利便性向上に向け、物流面での取組強化を目指す「手ぶら観光」サービス拠点をわかりやすく明示するための、共通ロゴマークの申請受付を開始したと発表した。物流審議官部門および観光庁では、訪日外国人旅行者が鉄道などで大きな荷物を持ち運ぶ不便を解消するため、宅配サービスを活用し、荷物を空港・駅・商業施設などで一時預かったり、空港・駅・ホテルなどへ配送するなどの「手ぶら観光」を促進。今回、サービス拠点をわかりやすく明示するための共通ロゴマークの申請受付を開始した。また、観光庁は訪日外国人旅行者に対する「手ぶら観光」の認知度向上のため、7月中下旬頃に、共通ロゴマーク使用の承認と同時に、承認を受けたサービスを周知するためのホームページを開設する予定。さらにパンフレットを作成し、JNTO(日本政府観光局)、海外旅行代理店、宅配事業者、交通拠点等の協力を得ながらPRを推進していくという。共通ロゴマークの運用や申請の詳細については、こちらに掲載される使用要領および申請様式を参照のこと。
2015年06月25日「チェンマイのマーケットを制覇しよう」という事でチェンマイにある数々のマーケットをご紹介しようと思います。 (さらに…)3. オーガニックファーマーズマーケット毎週金曜日、12時から18時まで。旧市街の三人の王様像図書館の中庭にて開催。昨年12月から始まった一番新しいマーケットです。ほとんどのマーケットが郊外で開催される中、こちらはチェンマイの町のど真ん中。誰もが行きやすく注目度ナンバーワンです。畑直送のお野菜から焼きたてパン、ジャム、ペースト、チーズなど新鮮な食材が揃っています。他のマーケットと違って少しティストがインターナショナルな感じがします。お食事メニューはタイ料理のカオソーイやヤム以外に、ピタサンドやビーガンバーガーなど多彩です。ヨガマットを小脇に抱えたツーリストや子連れのファミリーなどでにぎわっています。 夕方からはライブ演奏があってとっても良い雰囲気。木陰に座って音楽を聴きながら、メロウなひと時を過ごしてみるのはいかがでしょう?私たちamritaチームもマクロビマフィンや玄米巻寿司などをもって参加していますよ。以上、チェンマイのファーマーズマーケット最新情報でした。この後のシリーズ(常設市場編、地元っ子編、週末マーケット編など)もどうぞお楽しみに!
2015年04月30日ソフトバンクテレコムは3月26日、同社の多言語対応観光クラウドサービス「Japan2Go!(ジャパン・トゥー・ゴー)」が、東京都のスマートフォン用観光アプリケーション「東京ロケたび(TOKYO LOCATION GUIDE)」のプラットフォームに採用されたと発表した。「Japan2Go!」は、観光事業に携わる自治体や団体、企業向けのサービスで、低コストで容易にご当地観光アプリケーションが開発できるクラウド型の情報発信プラットフォーム。同社が「沖縄観光情報システムモデル事業」で構築した多言語対応の観光情報配信プラットフォームおよびスマートフォンアプリケーション「Okinawa2Go!」をベースに、大幅に機能強化を行った。「東京ロケたび」は、ドラマやアニメなどの舞台となったロケ地を紹介することで、東京の魅力を国内外に発信し、観光客の誘客、ロケ受け入れ施設の増加などを推進する目的で製作された。JTBコーポレートセールスとつみきが東京都の事業として請け負っており、App StoreとGoogle Playでダウンロードできる。
2015年03月27日©Ping Nakara Hotel and Spa大都市バンコクの喧騒を離れて、飛行機で北へ向かうこと約1時間。「北方のバラ」とも称される美しい山間の古都、チェンマイにたどり着く。多くの寺院や遺跡が点在し、タイ北部独自のランナー文化が花開いた歴史を感じさせる街中には、古都ならではの趣あふれる個性的なブティックホテルがいくつも見つかる。緑に包まれながらのコージーなタイの休暇を満喫するなら、チェンマイを訪れることをおすすめしたい。今回の「MY HOTEL CHOICE」では、旧市街の東側に広がる新市街地エリアからおすすめのホテルをピックアップ。チェンマイ観光の中心地である旧市街へトゥクトゥクやソンテウで5分ほど、更にナイトバザールまでは徒歩圏内の距離にありながら、喧騒から離れてのんびりとくつろげるホテルをご紹介!1. Ping Nakara Boutique Hotel & Spaピン ナカラ ブティック ホテル & スパ©Ping Nakara Hotel and Spaチャン カランに佇む「ピン ナカラ ブティック ホテル」は、"過去の時代の暖かさと豪華さを連想させるランナーコロニアルホテル"をコンセプトにした高級ホテル。さながら裕福な商人の邸宅のような、上品でどこか懐かしさを感じさせる一軒だ。©Ping Nakara Hotel and Spa優美なシャンデリア、レリーフをしつらえたエントランスや柱、シックな色調でまとめられた特注の木製家具…、館内のあらゆるディテールが、ローカルのランナー文化と伝統的な建築スタイルを反映している。建物自体は2009年に完成した比較的新しいもので、19世紀に建てられたジンジャーブレッドの面影を残しつつ、コンテンポラリーで快適な滞在を約束してくれる。19室のみのこじんまりとした雰囲気と、細部まで行き届いた清潔感が心地よい。©Ping Nakara Hotel and Spa予約が必要だが、腕のいいレストランのシェフによる、ハーブやスパイスを巧みに使ったトラディッショナルなタイ料理は、舌の肥えた旅行者をも満足させる本格的な味わいだ。徒歩圏内にはPingリバーサイドガーデンもあるが、こちらでいただくアフタヌーンティーもまた格別。*宿泊料金:一泊(2名一室)THB 6,416~*部屋数:19室-----------------------------------住所:135/9 Charoenprathet Road,T. Changklan, A. Muang,Chiang Mai 50100, ThailandTEL:(+66) 5325-2999Email:info@pingnakara.com Shangri-La hotel CHIANG MAIシャングリ・ラホテルチェンマイ©Shangri-La hotel CHIANG MAI賑やかな街の中心部にそびえる「シャングリ・ラ ホテル チェンマイ」。バケーションからビジネスまであらゆる目的で訪れる世界中のトラベラーが、チェンマイでの滞在で望むものすべてを揃える5つ星のシティリゾートだ。©Shangri-La hotel CHIANG MAIコンテンポラリーなデザインとタイ北部の伝統的なランナー文化の建築様式を融合させた館内は、落ち着きとくつろぎに満ちた空間。ラグジュアリーなスイートルームには、上質なリネンで整えられたベッドにタイシルクの枕、レイドバックな長椅子、セラドン焼きのティーセット、手工芸品などを配し、チェンマイらしさにあふれる。充実したフィットネスセンターやスパ、グローバルキュイジーヌを楽しめるダイニングに、美しい庭園を望むラウンジバー、どこにいてもワールドクラスのホスピタリティが感じられるところはさすがの一言。©Shangri-La hotel CHIANG MAI雨季のチェンマイの午後といえば、激しいスコールが街を通ることがある。そんな時分には、部屋でくつろぎながら、雨を窓の外遠くにやり過ごすのもいいし、シャングリ・ラのスパブランド「CHIスパ」で、タイが世界に誇る伝統のタイマッサージを受けるのもおすすめだ。オールハンドによる優しい揺らしと体の芯にまで届くディープストロークで、澱のように溜まっていた疲れをすっかりデトックス。そして雨が上がったら、夜のチェンマイの街へ繰り出してみよう。*宿泊料金:一泊(2名一室)USD 125~*部屋数:281室-----------------------------------住所:89/8 Chang Klan Road, Muang, Chiang Mai, 50100, ThailandTEL:(+66) 53-253-888Email:slcm@shangri-la.com Le Méridien Chiang Maiルメリディアン・チェンマイ©Le Méridien Chiang Maiランナー王朝様式の伝統建築スタイルにヨーロッパモダンのスタイリッシュさを合わせた「ルメリディアン・チェンマイ」に滞在すれば、新旧の文化と伝統、安らぎと活気が交錯する、等身大のチェンマイを肌で感じることができるはず。©Le Méridien Chiang Maiホテルは、チェンマイの中心地に近接するチャンクラン通りに位置し、最新のレストランシーンや伝統的なタイのエンターテイメントに目の当たりにすることもできれば、有名なナイトバザールで掘り出し物のショッピングを楽しむこともできる。そのほか旧市街を取り囲む山中で滝を目指すトレッキングや、タイの最高峰ドイインタノンへの登山など、スピリチュアルな大自然に触れる各種アクティビティーへの参加もおすすめだ。©Le Méridien Chiang Maiホテルの中にも、極上の癒し体験が用意されている。伝統的なタイ式やスウェーデン式マッサージ、バスリチュアルに贅沢なフェイシャルスキンケアなど、さまざまなリクエストに応えてくれる「ザスパ」でのひとときや、遮るもののないドイステップ山を眺めながら、屋外プールで束の間の午睡に身をゆだねてみてはいかが。*宿泊料金:一泊(2名一室) THB 3,440~*部屋数:383室-----------------------------------住所:108 Chang Klan Road, Tambol Chang Klan, Amphur Muang · Chiang Mai, 50100 · ThailandTEL:(+66)53-253-666Email:lemeridien.chiangmai@lemeridien.com RarinJinda Wellness Spa & Resort Chiang Maiラ リンジンダ ウェルネス スパ リゾート チェンマイ©RarinJinda Wellness Spa & Resort Chiang Mai穏やかなチェンマイの昼下がりには、極楽へ導かれるスパマッサージをぜひ堪能したい。まどろみをさまよった後で、いつしか眠りに落ちていたとしても気にすることはない。それもまたチェンマイの愉しみ方のひとつなのだから。©RarinJinda Wellness Spa & Resort Chiang Maiピン川と雄大なドイステープ山の眺めを惜しみなく堪能させてくれる、エキゾチックなムードに包まれた一軒が「ラ リンジンダ ウェルネス スパ リゾート」。自慢のスパは、タイ有数のウェルネス スパの一つに数えられるクオリティを誇り、最新スパ技術を持つセラピストとリュクスなセラピールームをそなえたアーバンスパで、本場のタイ式マッサージや、インド発祥の伝統的なアーユルヴェーダによる極上のスパエクスペリエンスを提供。スパのみを利用しにやってくる客も多いが、ホテル滞在客は料金がディスカウントされるのでぜひ滞在中に訪れたい。スパを満喫して広々とした落ち着いたムードの客室へ戻ると、そこに流れる時はとてもスローだ。すべての部屋にそなわるプライベートバルコニーに出て、ゆっくりと手のひらからこぼれ落ちていくような静かな時を感じてみて。*宿泊料金:一泊(2名一室)11,147円~*部屋数: 35室-----------------------------------住所:1, 14 Chareonraj Rd., T. Wat Kate, A. Muang, Chiang Mai, 50100, ThailandTEL:(+66) 53-303-030 sala lanna Chiang Maiサラ ランナー チェンマイ©sala lanna Chiang Maiピン川沿いは、若者たちが夜通し賑わうナイトスポットが多いが、「サラ ランナー チェンマイ」は、そんな人気エリアの東岸沿いにありながら、静かで落ち着いた雰囲気のシックな隠れ家ホテル。©sala lanna Chiang Maiセンスのいいグレイッシュなトーンでまとめられたインテリアを配したゲストルームは、全16室。プライベートな時間を過ごすのにぴったりな安らぎ感を醸し出す。スタンダードからプールヴィラスイートまで5つのタイプのお部屋が用意されていて、どの部屋からもこのホテルならではのリバービューが楽しめる。©sala lanna Chiang Maiロマンティックなホテルのリバーサイドレストランでは、チェンマイ随一のイタリアンを提供している。本格パスタをはじめとする旬のイタリアンとワインとの極上のマリアージュを味わった後は、ピン川とその周囲をぐるりと見渡せるルーフトップのスカイバーへ。闇の中で青く幻想的に浮かび上がるモダンなプールサイドで、夜更けまでチェンマイの月明かりとともに美味しいカクテルを味わうのも一興。*宿泊料金:一泊(2名一室)THB 3,100~*部屋数: 15室-----------------------------------住所:49 charoenrat road, wat gate, mueang chiang mai, thailandTEL:+66 (0) 53 242 588Email: info@salalanna.com : Miwa Ogata)TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2015年03月26日