NTTドコモは、携帯電話の契約数が2月10日に7,000万契約を突破したと発表した。ドコモでは、1979年に携帯電話のサービスを開始。その後、1997年に1,000万契約、2005年に5,000万契約を超え、この度7,000万契約に到達した。同社は、2013年に取り扱いを開始したiPhoneをはじめとする端末ラインナップの充実、2台目需要としてのタブレット端末の拡大、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」が好調であることを契約数増加の要因として挙げている。そのほか、法人向けのIoTビジネスに関連するモジュールの販売、光通信サービス「ドコモ光」なども増加に貢献したという。
2016年02月15日NTTドコモは、発売中のAndroidスマートフォンおよびタブレット計20機種に対し、Android 6.0へのアップデートを予定していると発表した。開始時期や更新方法については、同社ホームページで順次アナウンスする。Android 6.0では、アプリの使用中にホームボタンを長押しすると、起動中のアプリで表示されている内容からユーザーにあった情報を提案する「Now on Tap」や、端末を使用していない際の消費電力を減らす機能などが追加されている。ドコモのアップデート対象となる機種は以下の通り。AQUOS ZETA SH-03GAQUOS ZETA SH-01HAQUOS Compact SH-02HARROWS NX F-04Garrows Fit F-01Harrows NX F-02HGALAXY S5 SC-04FGALAXY Note Edge SC-01GGALAXY S5 ACTIVE SC-02GGALAXY Tab S 8.4 SC-03GGalaxy S6 edge SC-04GGalaxy S6 SC-05GXperiaTM Z3 SO-01GXperiaTM Z3 Compact SO-02GXperiaTM Z4 SO-03GXperiaTM A4 SO-04GXperiaTM Z4 Tablet SO-05GXperiaTM Z5 SO-01HXperiaTM Z5 Compact SO-02HXperiaTM Z5 Premium SO-03H「Xperia Z2 SO-03F」や「Xperia A2 SO-04F」などが含まれていないが、同社は「バージョンアップするための諸条件を総合的に判断した結果、上記の機種のみを対象とした」と説明している。
2016年02月10日NTTドコモは、同社提供の有料コンテンツサービス「スゴ得コンテンツ」において、絵本が読み放題となる「絵本ナビプレミアム for スゴ得」を2日より提供する。「スゴ得コンテンツ」の利用料金は月額380円(税別)。「絵本ナビプレミアム for スゴ得」は、絵本ナビが「スゴ得コンテンツ」向けに提供する絵本の読み放題サービス。電子書籍だけでなく、絵本をもとにした動画「絵本ムービー」(3月上旬配信予定)や、児童書に関するニュースやコラムも閲覧できる。サービス開始時の読み放題作品は、「バムとケロのにちようび」(作: 島田ゆか/文溪堂)や、「いろいろ バス」(作: ツペラ ツペラ/大日本図書)など55作品。毎月20から50作品が追加されていく。「絵本ムービー」は、「はらぺこあおむし」(作: エリック・カール、訳: もりひさし/偕成社)、「わたしのワンピース」(作: 西巻茅子/こぐま社)など30作品。こちらは、毎月3から5作品が追加されるという。対応機種は、Android 2.3以降、iOS 5.0以降を搭載したドコモのスマートフォン、タブレット。
2016年02月01日NTTドコモは1日、同社提供の「dヒッツ」において、アイドルグループ「嵐」のニューシングル「復活LOVE」(30秒バージョン)の独占配信を開始した。嵐の楽曲が定額制音楽配信サービスで公開されるのは初めてのことだという。1日より「dヒッツ」で配信される「復活LOVE」は30秒バージョンだが、同楽曲のCD発売後(2月中を予定)はフルバージョンも公開される。また、“別れ・旅立ち”をテーマにした9曲を合わせ全10曲構成の「嵐“復活LOVE”スペシャルプログラム-別れ・旅立ち編-」も配信する。いずれも4月30日までの期間限定となる。「dヒッツ」は、ドコモユーザー以外も利用可能な定額制音楽配信サービス。料金プランは、フルサービスが利用できる月額500円のコースと、プレイリスト機能「myヒッツ」が使えないなど一部機能が制限される月額300円のコースが用意されている。初回申し込みからの31日間は無料で利用可能。嵐“復活LOVE”スペシャルプログラム-別れ・旅立ち編- : 収録曲1.復活LOVE2.マイガール3.Beautiful days4.アオゾラペダル5.台風ジェネレーション-Typhoon Generation-6.冬のニオイ7.忘れられない8.リフレイン9.ひとりじゃないさ10.君が笑えるように
2016年02月01日NTTドコモの代表取締役社長である加藤薫氏は29日、電力小売自由化に伴うNTTドコモの方針について言及した。同日、NTTドコモは2015年度 第3四半期決算発表会を開催。登壇した加藤薫社長は、決算発表会の最後に行われた質疑応答で、記者団から「電力の小売り自由化が始まるが、ドコモの検討状況は?」との質問に、「単なるセット割引きではなく、エネルギー各社と連携することで新たな付加価値を提供できるサービスとは何かを、一生懸命考えている」と回答。具体例のひとつとして、中部電力、関西電力、東京ガスなどとdポイントで連携することを考えているという。続けて「さぁ、これから家のなかのサービスをどう刷新していけるだろうか、と考えているところ。電力小売自由化に際しては、様々な業態の方々が色んなサービス、料金を出しておられる。それらをよく見ながら、ドコモが提供する付加価値サービスをしっかりと考えていきたい」と電力事業への参入に対する現状を報告した。
2016年01月29日NTTドコモは、25歳以下のユーザー向けキャンペーン「ドコモの学割」において、28日から特典内容を拡充すると発表した。これにより、当該ユーザーだけでなくその家族も最大12カ月間、基本使用料(税別)が毎月800円値引きされる。「ドコモの学割」は、25歳以下のユーザーを対象に、新規契約(MNP含む)または機種変更で対象機種を購入し、指定の料金プランを契約すると特典が受けられるキャンペーン。特典は、データ量が付与されるものと、基本使用料が値引きされるものの2つが用意されている。提供開始時は、25歳以下のユーザーのみを対象に最大12カ月間、毎月の基本使用料から800円を値引くとしていたが、その家族も値引きを受けられるようになった。なお、データ量付与の特典を家族が受けることはできない。家族が特典を受けるには、MNPを含む新規契約で対象機種を購入し指定の料金プランを契約すること、「ドコモの学割」が適用されるユーザーと同一のシェアグループに加入していることが条件となる。指定プランは、基本プランが「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」、「カケホーダイライトプラン」のいずれか。パケットパックが「シェアパック15(標準)」、「シェアパック20(大容量)」、「シェアパック30(大容量)」のいずれか。対象機種については、ドコモホームページを参照いただきたい。「ドコモの学割」自体は、21日から提供開始しているが、21日から27日までに適用条件を満たしていた家族も今回の拡充による特典が受けられる。受付期間は5月31日まで。
2016年01月28日NTTドコモは、Androidタブレット「ドコモ タブレット dtab Compact d-02H」(Huawei製)を20日に発売する。端末価格は税込み49,896円。「月々サポート」などの割引きサービス適用時の実質負担額は0円。「ドコモ タブレット dtab Compact d-02H」は、8インチサイズのAndroidタブレット。端末に触れずに、手を動かすだけでスクロールや音量調節できる「ジェスチャー操作」機能に対応している。主な仕様は以下の通り。OS: Android 5.1CPU: Hisilicon Kirin 930(2.0GHz、クアッドコア+1.5GHz、クアッドコア)内蔵メモリ: 2GBストレージ: 16GB外部ストレージ: microSDXC(128GB)サイズ: W215×H124×D7.9mm重量: 約345gディスプレイ: 8インチTFT液晶ディスプレイ解像度: 1,200×1,920ピクセルメインカメラ: 800万画素サブカメラ: 200万画素バッテリー容量: 4,650mAh連続待受時間: 約740時間(LTE)/約930時間(3G)受信時最大/送信時最大: 150Mbps/50MbpsLTE: 2GHz/1.7GHz/800MHz3G: 2GHz/800MHz/新800MHzWi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/acBluetooth: 4.0カラーバリエーション: Silver
2016年01月15日NTTドコモは14日、25歳以下のユーザー向けキャンペーン「ドコモの学割」を21日より提供すると発表した。提供中の「U25応援割」と組み合わせることで、最大36カ月間6GBのデータ量が毎月付与される。「ドコモの学割」は、25歳以下のユーザーを対象に、新規契約(MNP含む)または機種変更で対象機種を購入し、指定の料金プランを契約すると特典が受けられるキャンペーン。特典は、最大36カ月間5GBのデータ量が毎月付与されるものと、最大12カ月間800円が毎月の基本使用料から割引かれるものの2つが用意されている。これに、現在提供中の「U25応援割」を組み合わせると、毎月6GB(最大36カ月間)のデータ量付与、毎月1,300円(最大12カ月間)の基本使用料の割引きが受けられる。適用対象の料金プランは、基本プランが「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)、カケホーダイライトプランのいずれか。パケットパックが「データMパック(標準)」、「データLパック(大容量)」、「シェアパック15(標準)」、「シェアパック20(大容量)」、「シェアパック30(大容量)」のいずれか。対象機種は、別途ホームページでアナウンスするとのこと。受付期間は、21日から5月31日まで。なお、特別な申し込みは必要なく、適用条件を満たせば自動的に適用される。
2016年01月14日NTTドコモは7日、子ども向けのスマートウォッチ「ドコッチ 01」(Huawei Technologies製)向けに最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新することで、まれにアラームが鳴動しない不具合が修正される。新しいソフトウェアには、時計画面から「メニュー/OKキー」、「せってい」、「詳細設定」、「暗証番号入力」、「その他」、「ソフトウェア更新」、「更新実行」の順にタップし、案内にしたがって操作することで更新可能。更新時間は約3分。今回のアップデートでは、アラームに関する不具合修正のほか、「連絡先登録外受信拒否」機能の初期値がONに変更される。
2016年01月07日2016年の年頭にあたり、NTTドコモ 代表取締役社長 加藤 薫氏は、以下の年頭所感を発表した。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。振り返りますと、昨年は競争ステージを「サービスによる付加価値競争のステージ」へ変えていくため、邁進した1年でした。まずサービスでは、3月に「ドコモ光」の提供を開始し、簡単・おトク・便利をキーワードに、屋内で最大1Gbpsの高速通信をワンストップで提供するとともに、主に屋外でご利用いただくスマートフォンや携帯電話と合わせて、おトクにご利用いただけるような環境を整えました。「ドコモ光」は昨年12月21日に契約数が100万を超えて、順調に推移しております。また、4月にはパートナー企業の皆様との協創により、新たな価値を創造する「+d」の取り組みを発表しました。小売、医療・健康、教育・学習、農業、IoTなど様々な分野における取り組みを加速させております。さらに、12月から、日本最大級のポイントサービスである「dポイント」を開始いたしました。これまで主にドコモのサービスを中心にご利用いただいていたポイントが、街のお店やネットのお買い物などで、貯めたり、ご利用いただけるようになりました。また、「DCMXカード」も「dカード」に名称を変えるとともに、よりポイントが貯まりやすくいたしました。 今後も「通信」、「dカード(決済)」、「dポイント」の3つを三位一体で拡大してまいります。dマーケットも着実に成長を続けており、約1400万のお客様にご利用いただいております。5月に「dグルメ」を追加し、60万を超えるお客様にお楽しみいただいている他、「dマガジン」については1年3ヶ月で250万契約を超えるなどご好評いただいております。その他「すきじかん」や「ギフトコ」などの多様なサービスも展開してまいりました。ネットワークでは、昨年10月から、「PREMIUM 4G」で国内最速となる受信時最大300Mbpsを実現し、東名阪のドコモラウンジ等では337.5Mbpsの通信を可能とするなど、お客様に快適に通信いただける環境を整えるとともに、エリアの「広さ」「速さ」および「快適さ」をさらに実感いただけるよう取り組みました。お客様満足度では、国際的な満足度調査の専門機関である株式会社J.D.パワー アジア・パシフィックのお客様満足度調査で満足度No.1を受賞しました。今後もより多くのお客様からご愛顧いただけるよう、より一層努力してまいります。今年は、昨年に引き続き、競争ステージを変えるため、様々な取り組みを行ってまいります。当社は、一昨年6月に新料金プランを導入し、あわせて過度なキャッシュバック等の販売方法の是正にも取り組んでまいりました。これからも行き過ぎた販売方法について、さらに段階的に見直しを図るとともに、料金についてもお客様の多様なニーズにお応えできるよう、順次見直しを図ってまいります。「ドコモ光」では、お客様の生活をより便利で楽しくするため、サービスを充実させていきます。また「+d」の取り組みについては、「オープン&コラボレーション」でさらに強力に推進します。パートナー企業の皆様とともに、IoT、社会的な課題の解決、地方創生、2020といったテーマに沿って新たな価値の協創に取り組んでまいります。さらにネットワークでは、お客様に「最高の快適さ」をお届けするため、10月には「PREMIUM 4G」で受信時最大370Mbpsを提供する予定です。第5世代移動通信方式の実証実験や標準化の活動においても、2020年度以降を見据え、世界中のパートナーと協力しながら積極的に取り組みを進めてまいります。また、中期目標を着実に達成するため、昨年に引き続き一層の事業の効率化を図り、経営体質を更に強化してまいります。ドコモは、企業の基本使命である「お客様サービスの向上」と「企業の持続的発展」の両面から、今年も取り組んでまいります。
2016年01月04日NTTドコモは、Androidスマートフォン「ARROWS NX F-05F」(富士通製)に向けてAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。OSアップデートにより、ロック画面にアプリの最新通知が表示されるようになる。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 5.0となり、通知やランチャーなど各種UIが変更されるほか、設定メニュー内の検索なども可能となる。また、富士通独自のホームアプリ「NX!ホーム」を使用中にショートカット作成アプリによるショートカットが正しく動作しない事象の改善も含まれている。アップデートは、「設定」「端末情報」「Androidバージョンアップ」と進み、案内に従って操作することで行える。更新時間はWi-Fi、Xi/FOMA接続時で約67分。更新後のビルド番号は、「V12R27A」。
2015年12月22日NTTドコモは、同社提供の光ブロードバンドサービス「ドコモ光」の契約数が21日に100万件を突破したと発表した。今年3月1日の提供開始から約9カ月半での達成となる。「ドコモ光」は、最大1Gbpsの高速通信を使い放題で利用できる光ブロードバンドサービス。回線のみの提供でISP(インターネットサービスプロバイダ)との契約が別途必要になる「ドコモ光 単独型」と、ドコモが提携するISPのインターネット接続サービスをセットで利用できる「ISP料金一体型」より選択できる。携帯電話回線とセットで契約することで、月々の利用料金を割引く「ドコモ光パック」も用意されている。
2015年12月21日NTTドコモとドコモ・バイクシェアは、東京都および千代田区、中央区、港区、江東区と協力し、提供している自転車のシェアリング事業において、2016年2月1日より4区をまたいだ相互利用の実証実験を開始する。実証実験では、4区の自転車サイクルポートを共用(相互利用)することで、1,100台以上の自転車を利用することができる。すでに千代田区、中央区、港区、江東区で提供中のサービスに会員登録をしているユーザーであれば、特別な手続きなく4区すべてのサイクルポートで借り出し・返却が可能となる。料金プラン(税別)は、1回30分まで利用できる「1回会員」が150円、1回30分までだが、何回でも利用できる「月額会員」が月額2,000円、1回あたりの利用時間制限がない「1日パス」が日額1,500円となっている。実証実験の実施期間は、2016年2月1日から4月30日まで。
2015年12月15日女性の心と身体をサポート2015年12月3日、ドコモ・ヘルスケア株式会社(以下、ドコモ)は妊娠中の女性のためのアプリ「カラダのキモチ baby」のサービス提供開始を発表。同社は2013年からアプリ「カラダのキモチ」を提供している。このアプリは女性の心や身体をサポートするためのもの。このアプリ利用者が妊娠した後もサポートできるよう「カラダのキモチ baby」が開発され、今回提供開始に至った。それだけでなく、「カラダのキモチ」において妊娠を希望する女性に向けた「妊娠希望モード」も追加される。検索するほど混乱する人間は誰しも初めて直面する事態には不安を感じることが多い。同社が行った妊婦への調査によると、大多数の妊婦は初めて妊娠した時に大きな不安を感じていることがわかった。特に妊娠初期には少しでも多くの情報を知るためにネット検索を繰り返す傾向にある。しかし、残念ながらインターネット上に溢れている情報は全てが正しいわけではない。検索をすればするほど混乱に陥ってしまうケースはかなり多いのだ。そして、このような状況を打破すべくドコモが立ち上がった。「カラダのキモチ baby」で提供する情報は産婦人科医師を始め様々な分野の専門家が監修。赤ちゃんの成長や妊娠中の母親に現れる症状の解説および解消法はもちろん、出産準備に関する制度や準備しておいたほうがいいものへのアドバイスが受けられるところが心強い。また、「カラダのキモチ」の「妊娠希望モード」は妊活中の女性の心と身体をサポート。栄養素や食事に関するアドバイスだけでなく、パートナーへ排卵日の伝え方など心のサポート体制も万全だ。(画像はニュースリリースより)【参考】・ドコモ・ヘルスケア株式会社ニュースリリース
2015年12月08日NTTドコモは、4.7インチAndroidスマートフォン「AQUOS Compact SH-02H」(シャープ製)を2015-2016冬春モデルとして4日に発売する。端末価格(税込み)は79,704円。月々サポート適用時の実質負担額は、新規契約/機種変更/MNPともに34,344円。「AQUOS Compact SH-02H」は、シャープの最新フラグシップモデル「AQUOS ZETA SH-01H」(5.3インチ)よりも一回り小さい4.7インチのAndroidスマートフォン。幅約66mmのコンパクトサイズだが、ヘキサコアCPUや従来モデルよりも2倍の速度(120Hz)で駆動する「ハイスピードIGZO」、人工知能「エモパー」の最新バージョン、1,310万画素のメインカメラなど、「AQUOS ZETA SH-01H」と同等の機能を搭載している。デザイン面では、三辺狭額縁「EDGEST」のほか、背面と側面のパーツカラーが異なるバイカラーデザインを採用。パッケージには専用アクセサリーとして背面パネルの着せ替え用シート「ニュアンスシート」が2種類付属する。
2015年12月02日●端末間をLTEでつなぐ11月26日と27日、NTTドコモは横須賀のドコモ R&Dセンターにおいて、最新の技術動向を展示するプライベートショー「DOCOMO R&D Open House 2015」を開催した。5G関連の展示については別記事で紹介したが、そのほかにも商品化の有無を問わず、さまざまなドコモによる新技術が展示されていた。ここでは展示内容の中から、筆者が気になった面白い技術について紹介していこう。○LTEによる端末間直接通信通常、LTEでの通信は基地局と端末を介して行うわけだが、これを端末間で行おうというもの。はじめは、PHSのトランシーバーモードのようなものを想像したのだが、そういった使い方のほか、端末同士の協調までは基地局を介して行い、データ通信だけを端末間で行うようにできるとのこと。これにより、たとえば屋外で対戦型ゲームのマッチングをしたり、特定の基地局の範囲内にある端末の情報をチェックして、その割合から最適な広告を表示する(たとえばサラリーマンが多いから髭剃りのCMを流すなど)といった使い方が想定されているという。同様の技術としては無線LANを使った「Wi-Fi Direct」などがあるが、LTEなので到達する距離が非常に長い点などが優位だという。展示されていたのはクアルコムのモデムのファームウェアを書き換えて機能が使えるようにしたものだということで、技術的にはいつ搭載されてもおかしくないところまできているようだ。あとは走査の際のパケット消費をユーザーがどこまで許容するかなど、気になる点もあるが、技術的には面白そうだ。●実用性の高い技術もたくさん○SNS翻訳で世界中に口コミ情報をNTTメディアインテリジェンス研究所が開発した「崩れ日本語正規化技術」を使い、崩れた日本語もかなり正確にニュアンスを含めて翻訳できるというシステム。東京オリンピックを前に、日本語SNSに流れている日本語の情報を外国人にも利用しやすくしようという試みで、来年中のサービス開始を目指しているとのこと。ドコモはこのほかにも翻訳サービスをいくつか展示しており、外国人とのコミュニケーションを円滑化するという意味では有効なツールになり得るだろう。○WiGigは来年登場?「ミリ波非接触高速転送システム」として展示されていたのが、60GHzのミリ波を使い、SUICAなどのように一瞬タッチ(実際には非接触なので触らなくてもいい)すれば動画などの大きなコンテンツも瞬時に転送できる機能。ここまで書いてお気付きの方もいらっしゃると思うが、これはWi-Fiアライアンスが策定したIEEE802.11adこと「WiGig」そのものだ。実際のところ、QualcomのSnapdragon 810は内部的にすでにWiGig対応しているそうで、来年のハイエンド端末はWiGig対応してくる可能性が非常に高い。300MBクラスの動画が2~3秒で転送できるそうなので、かなり実用性は高そうだ。○VoLTEにBGMや効果音がつけられるVoLTEでは「EVS」という高音質な音声コーデックを使っているが、これを単に音声通話の品質を高めるためだけでなく、通話にBGMや効果音を付けてみたら?という発想で開発中。実際に試してみたが、仲のいい友人となら、LINEのスタンプのような感覚で色々な突っ込み系効果音を鳴らしてみたくなる。BGMと効果音を同時に使えたらさらに面白いことになりそうだ。○スマホをエージェントにして電動車イスのトレーニング今年のグッドデザイン大賞にも選ばれた電動車イス「WHILL Model A」にスマートフォンを取り付け、インタラクティブなトレーニングシステムにしてしまおうという仕掛け。人員コストの削減に加え、走行ログなどから上達に合わせたトレーニングの提案が行えるというもの。シニア世代の生活に寄り添うパーソナルエージェントを目指しているとのことで、大変楽しみ。横須賀市の「ソレイユの丘公園」で実証実験を行っているそうなので、行かれる方はWHILLの乗り心地も含めて体験してみてはいかがだろうか。●いい意味でドコモらしくないアイディア○最もドコモらしくない?「イノベーションチャレンジ」最後に、社内の有志で開発され、ハッカソンなどに出展されるなどした、業務とは関係ない個人的なプロジェクトが「イノベーションチャレンジ」としてまとめて展示されていた。個人的にはこのコーナー、ドコモという大企業のイメージからかけ離れた自由な発想と熱意に溢れていて、非常に居心地がよかった。細かい説明はキャプションに譲るので、写真を中心にご覧いただきたい。***1日ではちょっと回りきれないほどの展示物があり、ここでは紹介しきれなかった技術発表も多数あった。プライベートショーにしておくのはもったいないと思ったほどで、ドコモという企業への印象がかなり変わった1日でもあった。それにしてもユニークな技術が多数、商品化もされないままになっているのは少々もったいない。ぜひ、周辺機器メーカーなどにも開示する機会を設けてもらいたいと思った。
2015年12月01日NTTドコモは1日、歩きスマホによる事故防止とマナー向上の取り組みの一環として、動画「歩きスマホ参勤交代 / Samurai Smartphone Parade」をYouTubeのNTTドコモ公式チャンネル内で公開した。「歩きスマホ参勤交代 / Samurai Smartphone Parade」は、舞台を江戸時代に侍の参勤交代をモチーフにした歩きスマホに対する注意を促す動画。「大名は籠のなかでスマホに夢中で外の様子を気にかけない」「武士はスマホに夢中で周りの様子を気にかけない」というユニークな設定になっており、武士たちは人にぶつかったり、池に落ちたり、転んだりしてしまう。動画のクライマックスシーンでは、いつの時代でも、前を向いて歩くことが大切であると呼びかけ、「皆の者、おもてをあげよ」というメッセージで締めくくっている。
2015年12月01日●dポイントで注目したいキャリアフリーNTTドコモが12月1日から新たに提供開始したポイントプログラムの「dポイント」。従来からある「ドコモポイント」をリニューアルしたサービスとなるが、注目したいのは、ドコモ契約者ではなくとも、手軽に利用できるキャリアフリーになったことだ。顧客の"囲い込み"を目的としたようにも見えるポイントプログラムだが、dポイントの仕組みとキャリアフリーの意味を考えると、ドコモの別の顔が見えてくる。新サービス「dポイント」の特徴は、ローソンやマクドナルドなどのパートナーと手を組み、「ポイントをためる」「ポイントを使う」範囲を広げたことにある。ドコモではもともと、「競争から協創へ」という方針のもと、従来の顧客獲得競争から外部の企業とのコラボレーションを通じた戦略に転換しており、ポイントプログラムの外部連携を行うdポイントもその方針の一環となるものだ。そのdポイントで注目すべきは、キャリアフリーなこと。dポイントカードを作れば、自分が契約する携帯電話会社がどこでも、dポイントをため、dポイントを使うことができる。サービス開始当初は、ポイント還元率の高い各種キャンペーンが展開され、注目のポイントプログラムとなりそうだ。○かつての狙いは"囲い込み"では、"協創"により、ドコモのポイントプログラムのビジネスモデルは、どう変わるのか。まずは旧ドコモポイントの位置づけについて考えたい。旧ドコモポイントは、顧客の囲い込みを重視した戦略として機能していた。ポイントプログラムを活用して、ドコモとの契約、サービスを継続利用してもらう。これによって、他のキャリアへの流出を防ぐ効果が見込めたわけだ。実際、旧ドコモポイントは、「ポイントをためる」「ポイントを使う」のいずれをとっても、ドコモのサービスを中心とした色彩が濃かった。ドコモのサービスの利用でポイントがたまり、ドコモの機種代金、修理への充当が行えるなど、ざっくりと言えば、ドコモユーザーのためのポイントプログラムだった。仮にドコモがポイント費用を負担してでも、メリットがあるものとなっていた。dポイントでも、旧ドコモポイントの利用者にとって、ポイントの利用先が増えるメリットがあり、一定の囲い込み効果を発揮するが、キャリアフリーになることで、不可解な点も見えてくる。それは、キャリアフリーになった場合、ドコモがポイント費用を負担するのは割にあわなくなることだ。もちろん、ポイントを目当てに、新たなユーザーの獲得の可能性はある。しかし、面倒なMNP(ナンバーポータビリティ)を利用しようとしたり、ドコモのサービスを活用しようとしたりする人がどれだけいるか、という疑問は当然残る。それでもキャリアフリーにするのは、ほかに収益の見込みが立っているからだ。●dポイントで何を狙うか○dポイントの狙いその1:ポイントの販売まずはポイントの販売による収益。ポイントの販売は、全日本空輸のマイレージサービスやCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)のTポイントなど、一部のポイント・マイル提供元が行っているビジネスモデルだ。たとえば、1ポイント1円で使えるポイントがあるとして、そのポイントにわずかな利益を乗せて企業に販売。それによる収益を上げる。ドコモではdポイント加盟店に対して「ポイント発行手数料(仮称)」として、ポイント進呈量に対して、一定の利用率を掛けた手数料を加盟店から徴収する。この手数料がドコモにとっての利益になる。この利用率は、加盟店により異なり、dポイントの利用者数が増えれば増えるほど、ドコモにとって有利な料率を設定できる可能性があるという。つまり、キャリアフリーにして、dポイントの利用者を増やせば、収益アップが見込めるわけだ。○dポイントの狙いその2:購買データの活用二つ目が購買履歴だ。dポイントクラブ規約には、ポイント提供対象サービスの注文内容、利用金額などについてドコモが利用できるとしている。その情報を特定の利用目的、つまり、商品、サービスの案内やサービスの利用実態分析などに活用するとある。ドコモでは、個人情報を特定しない形で、ある一定のエリアの購買情報や利用者の居住エリア、性別などの情報を分析し、アプリケーションやメールなどを活用して、加盟店の商品の品揃えや販促施策などのマーケティングに利用することを検討している。ここでも、キャリアフリーにし、利用者を多くすることで、送客人数を増やすことが可能になる。○dポイントは巨大ビジネスに旧ドコモポイントの保有者は5400万人。この数値はTポイントの利用者数(約5600万人)に匹敵する数値だ。楽天スーパーポイントが約1億人、Pontaが約7200万人と上には上がいるが、ローソン、マクドナルドなどの外部の企業と手を組むことで、ドコモポイント経済圏が新たに誕生するといっても過言ではない。そして、ドコモは旧ドコモポイントの顧客基盤を活かし、新たなdポイントでキャリアフリー化をすすめることで、活用できる情報を増やし、マーケティング能力をパワーアップさせることができる。キャリアフリーに焦点をあて、ビジネスモデルを探ることで、巨大マーケティング企業ドコモの姿が見えてくる。
2015年12月01日NTTドコモは30日、スマートフォンやタブレット上に書いた文字を翻訳できるアプリ「てがき翻訳」を公開した。Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。対応OSはAndroid 4.3から5.1。「てがき翻訳」は、タブレットやスマートフォンに書いた文章を翻訳するアプリ。タブレット版では、イラスト描画や写真の挿入が可能となっている。対応言語は英語/中国語(北京)/中国語(台湾)/韓国語/フランス語/スペイン語。それぞれ日本語との間で相互に翻訳が行える。利用にあたり申し込みは不要で、ドコモユーザー以外も利用できる。
2015年11月30日●東京オリンピックをターゲットに11月26日と27日、NTTドコモは横須賀のドコモR&Dセンタにおいて、最新の技術動向を展示する「DOCOMO R&D Open House 2015」を開催した。このなかで、次世代移動通信規格「5G」に関する展示も研究棟を丸ごと1つ使って行われていたので、5Gに向けた先端技術の研究開発成果の動向について紹介しよう。○2020年開始を目標に開発が進む「5G」1980年代に車載電話としてスタートした移動体通信の技術は、世代が新しくなるにつれ、概ね10年毎に高速・大容量を実現してきた。次世代通信の「5G」については2020年代をターゲットとして開発が進んでいる。2020年といえば東京オリンピックが開催される予定であり、自動車の自動運転の解禁など、社会インフラもこの年を目処に大きく変革しようとしている。こうした技術を支えるインフラである移動体通信もまた、ここをターゲットに新しい世代になるのは自然な流れだ。ドコモは次世代通信規格「5G」を、高速化・大容量化といった進化はもちろんだが、「あらゆるものが無線で接続されるスマートライフを実現する」ものとして5Gを規定しており、ドコモ自身のさまざまな技術やサービスも、こうしたスマートライフの実現に向けて開発が進められている。●5Gを支える要素技術その1・2○5Gを支える要素技術その1・2ここまで5G、5Gと連呼してきたが、実はまだ3GにおけるCDMAや4GにおけるLTEといったような、「5G」に特徴的な通信技術規格は具体的に存在していない。これまでドコモが折りに触れて紹介してきた、非常に高い周波数帯の「ミリ波」の利用や、特定端末に電波を集中させる「ビームフォーミング」、数十から数百ものアンテナを使った「マッシブMIMO」、高度化C-RANで行われているようなマイクロセルの活用、TDD方式の利用、信号波形の最適化などの技術もすべて、5Gを構成する技術要素にすぎない。今回の展示では、実際にドコモが共同開発している13社との実験結果が展示されていた。その中から代表的な技術として、Wi-Fiの世界でも高速化の用語として登場してきた「マッシブ-MIMO」「ミリ波」「ビームフォーミング」、それに近々策定される規格として「LTE-LAA」について取り上げてみよう。超高密度分散アンテナ技術高いトラフィックが発生するエリアに小型の基地局(分散アンテナユニット)を密に配置し、エリア内の容量を増加させる技術。干渉の影響を緩和するため、アンテナ同士の協調制御や柔軟な構成に対する最適化がポイントとなる。3GHz~6GHzでの適用を想定している。アンテナの制御によっては特定の場所だけ通信品質をよくしたり、通信品質のいい場所を動的に移動させ変化させるダイナミック仮装セル制御も検討されているとのことだった。超多素子アンテナ技術「マッシブ-MIMO」現在は1つの基地局につきアンテナが最大で8本程度だが、これを数十以上束ねて運用するのがマッシブ-MIMO。ユーザーだけでなくIoTでも5Gを使う時代になれば、現在よりも数倍以上の容量が必要になるが、これに対応するための技術だ。マッシブ-MIMOに非線形プリコーディングを適用することで、さらに周波数利用の高効率化を達成。来年から日本での実証実験も開始するとのこと。このほか、NECが5GHz帯を使ったマッシブ-MIMOの実験を行っている。●5Gを支える要素技術その3・4○5Gを支える要素技術その3・4ミリ波を使った高速通信従来の通信よりも高い周波数帯域を活用するのも5Gでのキーポイントとなる。周波数が高いとそのぶん遠くに飛ばないなどの特徴もあるが、競合が少なくまとめて広い帯域を利用できるというメリットもある。ノキアと共同で、70GHzという高周波数帯のミリ波を使って同時に8つの4Kストリーミング伝送をデモしていたほか、三菱電機と共同で、44GHz帯を使用し、仮想ながら768素子という大規模なマッシブ-MIMO構成と、16ビーム多重とビーム間干渉抑圧(プリコーディング)を併用して大容量伝送の検証を行っていた。さらに、スウェーデンのエリクソンと共同で、15GHz帯(実験では14.9GHz帯を使用)での超広帯域伝送(730MHz幅)の実験を実施。10Gbps以上のスループットを実現していた。アンライセンス周波数帯を用いたLTE通信(LAA)免許の必要なLTEなどの周波数帯に対し、BluetoothやWi-Fiで使用する2.4GHz帯や5GHz帯は国際的に免許不要で利用できる「アンライセンス周波数帯」をLTE通信に活用(LTEとWi-Fiのアグリゲーション)しようというもの。LTE LAA(Licence Assisted Access)や、LTE-Uともいう。米クアルコムやエリクソンなどが提唱しており、3GPPもRelease 13で規格化を検討中で、2016年3月にも規格化される見込み。ただし、同周波数帯を利用する無線LAN機器の承認団体であるWi-Fiアライアンスは5GHz帯の利用を反対しているほか、自身も11axなどの規格を提案しており、すんなり決まるかどうかは未知数だ。***順調に行けば光回線なみの速度を期待できる5Gだが、まだまだ超えねばならない技術的なハードルは多いようだった。2010年のLTE導入時は、思ったよりも速度が出ずにがっかりした記憶があるのだが、5Gではサービスインが東京オリンピックと重なることから、最初からある程度のパフォーマンスも期待されることになる。ドコモにはがんばって実験を進め、安定した5Gの実装に貢献してもらいたい。
2015年11月28日NTTドコモ(ドコモ)は11月25日、IoT(Internet of Things)の普及をめざし、スマートフォンのアプリとBluetooth Low Energy(BLE)対応のデバイスを連携させるためのプラットフォーム「Linking(リンキング)」を開発したことを発表した。同プラットフォームは、複数のアプリと複数のデバイスの連携情報を一元的に管理し、アプリとデバイスを相互に連携できるもの。Linking対応サービスアプリとLinking対応デバイスを自由に組み合わせることで、さまざまな使い方が可能となっており、たとえばLinking対応デバイスを持ちものにつけておくことで、Linking対応デバイスとスマートフォンが離れた場合に、Linking対応デバイスから忘れ物防止情報を受信して、顧客のスマートフォンに通知するといった使い方が考えられる。また、スマートフォンのLinking対応サービスアプリが雨天情報を受信した際に、傘の近くに置いてあるLinking対応デバイスが光や音などで通知することで、スマートフォンの画面を見なくても、雨天情報に気付くことができるようになる。さらに、アプリやデバイスの開発者が、Linking対応サービスアプリやLinking対応デバイスを開発するためのAPIを、Linkingポータルサイトで同日から公開している。ドコモは「iコンシェル」をはじめとするサービスアプリとLinking対応デバイスが連携するためのLinkingアプリを2016年1月から提供予定。また、同社が立ち上げた「Project Linking」には、パートナー企業が参画している。
2015年11月27日NTTドコモは11月25日、IoT(Internet of Things)の普及を目指し、スマートフォンのアプリとBluetooth Low Energy(BLE)対応のデバイスを連携させるためのプラットフォーム「Linking(リンキング)」を開発したと発表した。「Linking」は、複数のアプリと複数のデバイスの連携情報を一元的に管理し、アプリとデバイスを相互に簡単に連携させる。同プラットフォームを利用することで、Linkingに対応したサービスアプリとLinkingに対応したデバイスを自由に組み合わせて使うことができる。具体的には、Linkingに対応したデバイスをカバンなどに着けておくことで、Linkingに対応したデバイスとスマートフォンが離れた場合に、Linkingに対応したデバイスから忘れ物防止情報を受信すると、ユーザーのスマートフォンに通知させることができる。同社は同日、アプリやデバイスの開発者がLinkingに対応したサービスアプリやLinkingに対応したデバイスを開発するためのAPIをLinkingポータルサイトで公開した。APIは無償で利用可能。あわせて、同社はサービスアプリとLinkingに対応したデバイスが連携するためのLinkingアプリを2016年1月から提供する予定。同アプリは無償で利用でき、対応予定のサービスアプリは「iコンシェル」「iチャネル」「ドコモメール」「スケジュール&メモ」。対応デバイスは、Braveridgeから「Tomoru」が2016年1月にリリースされる予定。
2015年11月26日NTTドコモは25日、スマートフォンアプリとBluetooth Low Energy対応のデバイスを連携させるためのプラットフォーム「Linking」を発表した。提供時期は2016年1月で、利用料は無料。対応機種はAndroid 4.4以降、iOS 9.0以降を搭載したスマートフォン・タブレット。「Linking」は、複数アプリやデバイスの情報を一元的に管理し、連携させるプラットフォーム。ユーザーは、「Linking」対応アプリと対応デバイスを自由に組み合わせて使うことが可能になる。例えば、カバンに付けた対応デバイスとスマートフォンが離れた場合に、デバイスからスマートフォンへ忘れ物情報の通知を送ったり、対応アプリが雨天情報を受信した際に、傘の近くにあるデバイスが光や音で通知し、ユーザーがスマートフォンの画面を見ることなく天気情報に気がつくような使い方が想定されている。ドコモでは、対応アプリやデバイスを開発するためのAPIを25日開始の「Linking」ポータルサイトで公開するほか、通知サービス「iコンシェル」や「iチャネル」に対応したアプリを来年1月にリリースする。
2015年11月25日NTTドコモは25日、Androidスマートフォン「ARROWS NX F-02G」(富士通製)に向けてAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。OSアップデートにより、ホーム画面のUIデザインが変更されるほか、ロック画面にアプリの最新通知が表示されるようになる。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 4.4から5.0となり、通知やランチャーなど各種UIが変更されるほか、設定メニュー内の検索なども可能となる。また、富士通独自のホームアプリ「NX!ホーム」を使用中にショートカット作成アプリによるショートカットが正しく動作しない事象の改善も含まれている。アップデートは、「設定」「端末情報」「Androidバージョンアップ」と進み、案内に従って操作することで行える。更新時間はWi-Fi、Xi/FOMA接続時で約52分。更新後のビルド番号は、「V08R23A」。
2015年11月25日NTTドコモは19日、Androidスマートフォン「AQUOS ZETA SH-01G」と「AQUOS ZETA SH-04F」(いずれもシャープ製)に向けてAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。OSアップデートにより、インカメラ利用時にも人物の顔を検出できるようになるほか、ロック画面にアプリの最新通知が表示されるようになる。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 4.4から5.0となり、カメラUIが刷新され、インカメラでも人物の顔を検出可能になる。通知のUIも変更。着信通知がポップアップになるほか、ロック画面を解除しなくても、最新の通知を確認できる。そのほか、設定メニュー内の検索機能、日本語入力ソフトウェア「S-Shoin」に対応する。アップデートには、不具合修正も含まれており、Android標準メールアプリで、添付されたデータが取得できない事象が改善される。アップデートは、「設定」「端末情報」「Androidバージョンアップ」と進み、案内に従って操作することで可能。更新時間はWi-Fi、Xi/FOMA接続時で約57分。更新後のビルド番号は、「AQUOS ZETA SH-01G」が「02.00.02」「AQUOS ZETA SH-04F」が「02.00.01」。
2015年11月19日NTTドコモは19日、Androidスマートフォン「Xperia Z5 SO-01H」、「Xperia Z5 Compact SO-02H」(ともにソニーモバイルコミュニケーションズ製)向けに最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新することで、ホーム画面に設定したウィジェットの一部、もしくは全体が表示されない不具合が修正される。新しいソフトウェアには、ホーム画面から「アプリボタン」、「設定」、「端末情報」、「ソフトウェアアップデート」の順にタップし、案内にしたがって操作することで更新可能。更新時間は、FOMA/Xi/Wi-Fi接続時で「Xperia Z5 SO-01H」が約8分、「Xperia Z5 Compact SO-02H」が約9分。更新後のビルド番号は、両機種とも「32.0.B.0.426」。ホーム画面で「アプリボタン」、「設定」、「端末情報」、「ビルド番号」とタップすることで確認できる。
2015年11月19日NTTドコモは26日、Androidスマートフォン「AQUOS ZETA SH-01H」(シャープ製)向けに最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新することで、電源起動時に「AQUOS」画面が表示されたままフリーズしてしまう不具合が改善する。新しいソフトウェアには、ホーム画面から「メニューキー」、「設定」、「端末情報」、「ソフトウェア更新」の順にタップし、案内にしたがって操作することで更新できる。更新時間は、FOMA/Xi/Wi-Fi接続時で約7分。更新後のビルド番号は「01.00.04」。ホーム画面で「メニューキー」、「設定」、「端末情報」、「ビルド番号」とタップすることで確認できる。「AQUOS ZETA SH-01H」は10月29日に発売された、ドコモの2015-2016冬春モデルのスマートフォン。受信時最大300Mbpsの高速通信に対応していることが特徴となっている。
2015年11月18日NTTドコモは11月11日、ソーシャルギフトサービス「ギフトコ」を発表した。12月1日から提供開始する。同サービスは、メールやLINEなどを通じて、ギフトを贈れるもので、受け取った人はコンビニエンスストアや飲食店でギフトを受け取れる。Webまたはスマートフォン向けアプリ「ギフトコ」から贈りたい商品を選び、メールやLINEで相手へ送信すると、贈られた側にはURLが届く。URLにアクセスするとギフトチケットを取得でき、コンビニエンスストアなど店舗でチケットを提示するとギフトに引き換えられるという仕組みだ。相手の住所がわからない場合でもギフトを贈れる。贈る側は「dアカウント」(12月1日から「docomo ID」が「dアカウント」へ名称変更)を持っている必要があるが、贈られる側には必要ない。2016年2月以降にパソコンからもギフトを贈れるようにするという。支払いは決済サービス「dケータイ払いプラス」に対応しており、ギフト購入金額100円(税込)につき、1ポイントの「dポイント」が貯まる。貯まったdポイントでギフトコからギフトを贈ることも可能だ。dケータイ払いプラスは、ドコモの回線を保有していなくてもdアカウントに登録することで利用できる。12月1日から利用可能なブランドはローソン、スターバックス、クリスピー・クリーム・ドーナツ、タワーレコード、ラフィネ、マリオンクレープ。提供開始日以降に追加予定なブランドはサブウェイ。取り扱いブランドは順次拡大していく。ギフトコの提供開始を記念したキャンペーンも実施する。「友達に無料でローソンプレミアムロールケーキを贈ろう」キャンペーンは、先着10万名が無料でローソンのプレミアムロールケーキをギフトとして贈れるというもの。1人1回限りで、なくなり次第終了する。「ギフトコで『dポイント3倍』キャンペーン」は、2015年12月1日から2016年1月31日までの期間中にギフトコを利用した人にもれなく、通常より3倍のdポイントを付与するというもの。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年11月13日NTTドコモは11日、日本マクドナルドとの業務提携を発表した。これにより、12月1日から提供するドコモのポイントサービス「dポイント」がマクドナルドで利用できるようになる。12月1日よりドコモが提供するポイントカード「dポイントカード」をマクドナルドで会計の際に提示することで、支払額の1%(100円で1ポイント)がdポイントとして付与される。12月1日から12月31日までは、貯まるポイントが3倍(100円で3ポイント)となる「マクドナルドでdポイント3倍キャンペーン」も実施する。ドコモのクレジットサービスである「dカード」や「DCMXカード」を利用して決済を行った場合には、提示ポイントに加え決済ポイントが1%(100円で1ポイント)付与される。11月12日から2016年3月31日までの期間、貯まるポイントが2倍となる「dカード(iD)ご利用でポイント2倍!キャンペーン」を展開する。なお、同キャンペーンが適用されるには「dカード」や「DCMXカード」からiD決済を行う必要があるが、通常の決済ポイントはiD以外のVISA、MasterCardによる決済でも付与される。加えて、iD決済時には、利用料金の引き落とし時に、マクドナルドでの支払い代金のうち3%が請求額から割引かれる(来年3月31日まで)。対象となるマクドナルド店舗は、提示ポイントが都内約100店舗、決済ポイントが全国約3,000店舗となっている。「dポイント」は、同社が現在展開している「ドコモポイント」をリニューアルしたポイントサービス。ドコモの利用料金の支払や実店舗での買い物の際などに1ポイント1円として充当できる。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年11月13日NTTドコモは11月11日、ポイントサービスの「ドコモポイント」をリニューアルして「dポイント」を12月1日から提供すると発表した。ドコモプレミアクラブは「dポイントクラブ」に、クレジットカードサービスのDCMXは「dカード」に名称を変更するとともにサービスを刷新。ローソン、マクドナルド、日本航空(JAL)との提携によって加盟店での買い物でポイントが貯まるようにするなど、ポイントの貯めやすさを重視したという。ドコモの加藤薫社長は「日本一ワクワクするポイントを皆様へお届けしたい」とアピールする。○ドコモ契約者以外も利用可能にこれまでの「ドコモポイント」は、携帯電話の利用料金に応じてポイントが貯まり、端末やアクセサリの購入時にポイントを充当できるものだ。ドコモ回線の利用者限定で、毎月の携帯利用料金からしかポイントが付与されなかったほか、ポイントが利用できるシーンも限られていた。それに対して新たな「dポイント」は、ドコモ回線の契約者でなくてもdアカウントに登録すれば誰でもポイントが貯められる。従来通り携帯利用料金に応じてポイントが付与されるほか、ローソンやマクドナルドといった加盟店での買い物でもポイントが貯まるようになった。「dポイントカード」はドコモショップやローソンなどで無償配布され、それを支払い時にレジに出すことでポイントが加算される。加盟店としてローソン、マクドナルド、JALが参加し、全国約11,100店で利用可能。基本的には100円に付き1ポイントが貯まり、1ポイント1円で買い物に利用できる。また、毎月の携帯利用料金の支払いにポイントを充当することも可能だ。○GOLDカードで携帯料金を支払えば11%のポイント還元またこれまでの「ドコモケータイ払い」を拡充して、今回新たに「dケータイ払いプラス」を提供。提携ショッピングサイトの買い物をするとポイントが貯まり、dカードで支払うとさらにポイントがプラスされる。また、dカードでの支払いであれば、ドコモユーザー以外も利用できる。
2015年11月12日