昨年末初演を行なったジャニーズJr.「ふぉ~ゆ~」主演舞台「23階の笑い」。この度、急遽決定した4月27日(木)からの再公演に、入山法子が出演することが明らかになった。1953年、ニューヨークのとあるビルの23階の部屋。そこには人気バラエティ番組のホストを務めるコメディアンのマックス・プリンスと、彼のためにコントを書く、若き作家たちが集う場所であった。作家たちを大事にするマックスと、マックスを慕う作家たち。そんな彼らにつきつけられる、番組縮小という問題。マックスと仲間たちはどう立ち向かい、切り抜けることはできるのか――?昨年末初演から、わずか4か月という速さで早くも再演が決定した「23階の笑い」。本作品はニール・サイモンが若かりし頃に放送作家として実際に参加していた、アメリカのテレビ局NBCの90分バラエティ番組「ユア・ショウ・オブ・ショウズ」の舞台裏をモチーフにしたコメディー作品。50年代に活躍したコメディ俳優兼コメディ作家としてこの番組のメインホストを務めたシド・シーザーにフォーカスをあて、番組を担当する作家の部屋で次々と起こるドタバタ劇をコミカルに描いていく。主演には、舞台で着実に経験と実力を積んでいる「ふぉ~ゆ~」。そのほか、「シソンヌ」じろうと長谷川忍、立花瑠菜、なだぎ武が続投、演出は再び錦織一清が手掛ける。そして今回新たに加わることが決定したのは、現在放送中の「きみはペット」でスミレ役を演じている入山さん。本作で彼女が演じるのは、男顔負けの女性作家キャロル・ワイマン役だ。入山さんは、「再演ということで私だけアウェイという緊張感もありますが、あちこちにジョークが散りばめられた膨大な量の言葉が飛び交う世界に、心が弾んでおります」と心境を話し、「会話の隙間や余白にも見どころがたくさんあると思うので、私らしいキャロルを演じられればと思います」と意気込み。また「初めて外国人に身を貸します。公演初日までには自然に『オーマイガー』と言えるように、精一杯頑張りたいと思います(笑)」とコメントを寄せている。舞台「23階の笑い」は4月27日(木)~銀座8丁目・博品館劇場ほかにて上演。(cinemacafe.net)
2017年02月24日女優の入山法子(31)が、4月27日からの再演が決定した舞台『23階の笑い』に出演することが24日、分かった。ジャニーズJr.の4人組グループ・ふぉ~ゆ~が主演を務め、昨年末の初演が大好評を博した本作。ニール・サイモンがかつて放送作家として参加していた、アメリカのテレビ局NBCのバラエティ番組『ユア・ショウ・オブ・ショウズ』の舞台をモチーフに、番組を担当する作家の部屋で次々と起こるドタバタ劇を、錦織一清の演出でコミカルに描く。入山が演じるのは、女性作家のキャロル・ワイマン。「再演ということで私だけアウェイという緊張感もありますが」と正直な思いを吐露する一方、「あちこちにジョークが散りばめられた膨大な量の言葉が飛び交う世界に、心が弾んでおります」と女優としての高揚感も口にする。その上で、「会話の隙間や余白にも見どころがたくさんあると思うので、私らしいキャロルを演じられればと思います」とアピールし、「初めて外国人に身を貸します。公演初日までには自然に『オーマイガー』と言えるように、精一杯頑張りたいと思います(笑)」と意気込んでいる。東京公演(銀座・博品館劇場)は4月27日から5月7日まで、名古屋公演(青少年文化センターアートピアホール)は5月9日から11日まで、福岡公演(久留米シティプラザ ザ・グランドホール)は5月13・14日、大阪公演(サンケイホール ブリーゼ)は5月17日から19日。一般発売は3月25日午前10時から。ふぉ~ゆ~、入山のほか、お笑いコンビ・シソンヌのじろうと長谷川忍、立花瑠菜、なだぎ武らが出演する。
2017年02月24日サイモンとガーファンクルは1964年のアルバムデビューから1970年の活動停止の間、5枚のアルバムを発表した。その後も再結成を重ね2009年にも来日している。2017年の第二弾はサイモンとガーファンクル。なんと1,937名の方が回答してくれています。休みがちなこの連載も市民権を得られたようでうれしいね!さて、ミュージシャンの生年月日を紹介したのがウケたようなので、今回も同世代を並べてみる。ポール・サイモン 1941年10月13日アート・ガーファンクル 1941年11月5日ボブ・ディラン 1941年5月24日ジョン・レノン 1940年10月9日ポール・マッカートニー 1942年6月18日ジョーン・バエズ 1941年1月9日ドノヴァン 1946年5月10日ジョン・ロード(ディープ・パープル リーダー) 1941年6月9日 2012年7月16日没何となくゆかりのありそうな人を並べてみました。ボブ・ディランと同級生(もしかしたら1学年下?)というのは運命を感じますね。ドノヴァンを除くと当時のフォークシーンはアメリカ勢が圧倒的に強かった。最後のジョン・ロードは僕のゴリ押しです。2009年、東京ドームでのライブは僕も見に行った。彼らも68歳だったので「それほど多くの曲はやらないだろう」と舐めて掛かっていたらとんでもない誤解だった。3時間以上は優にあったと思う。それぞれのソロパートを1時間程度挟んだので休憩できたのだと思うけど、ガーファンクルの声なんてレコードと変わらず美しかった。そしてなによりも驚いたのが、熱烈なファンというわけではない僕がほとんどの曲を知っていたことだった。偉大なミュージシャンはそういうことなのだと思い知らされた。つべこべ言わず僕の選んだベスト11の順位を見てもらおう。今回は1,937名のうち「サイモンとガーファンクルが好き!」と答えてくれた665名!(これが過去最大級!)の方の答えを有効回答数としてアンケート結果とした。一挙にお見せしよう! これが僕の選んだS&Gのベスト11曲だ。順位をまずはみてもらいたい。どうよっ! やはり1位、2位はこの2曲だった。支持率もサウンド・オブ・サイレンス 89.9%、明日に架ける橋 87.3%と伯仲している。3位以下も日本においての知名度に則した順当な並び順と言ってもいい。でもみなさん、納得しないで欲しい。サウンド・オブ~は89.9%の人は好きと言っているが、10.1%は好きじゃないと言っているのだ! ナゼだ! サイモンとガーファンクルが好きな人だけの結果で1割のファンが好きじゃないと言っているのだ(しつこい?)。前回のジミヘンのアンケートでも、ジミヘン好きにパープル・ヘイズが好きと答えた人は86.5%に留まったのだ。13.5%もの人間がジミヘン好きにして、パープル・ヘイズ嫌いと言っている。不思議な現象だが、公正で厳正なアンケート結果であるのでしかたない。気を取り直して進めよう。○この曲 好き? サウンド・オブ・サイレンスこの曲、2バージョンあるのを知ってますか? ポール・サイモンのアコースティック1本のみのものがオリジナルで、エレキギター、ドラム、ベースが被さったものがあとから作られた。そのバンドアレンジバージョンが炸裂したのだ。1位にして89.9%の支持率、うなづけますね。○この曲 好き? コンドルは飛んで行く3位は86.7%の得票でこの曲。僕も小学4年製の時、このシングルを買った。初めて買った洋楽のレコードだったと思う。感慨深い。○この曲 好き? スカボロー・フェア4位は79.5%を獲得したスカボロー・フェア。コンドルは飛んでいくがインカ民謡で、この曲はイギリス民謡。フォークをアレンジするのがS&Gはとても上手かった。この曲、アコースティックギターが美しいし、とても複雑だね。上手く弾けるとカッコイイですよね。○この曲 好き? 冬の散歩道6位は71.1%で冬の散歩道。この曲自体は66年に発表されていて、ビートルズはラバー・ソウル、リボルバーまで進化を遂げ、ボブ・ディランもライク・ア・ローリング・ストーンを発表しロック色が強まっていた。S&Gのこの曲もビートとリフの強い曲でカバーではバングルスのバージョンもカッコイイ。○この曲 好き? 7時のニュース/きよしこの夜パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイムに収録されたこの曲は8位58.8%と低調に終った。僕自身はポール・サイモンの今までにはないコーラスの不思議なメロディに心惹かれるのだがみなさんはそうでもないようで残念……。○この曲 好き? 旧友68年発表のブックエンドに含まれたこの旧友、地味だが複雑なコードを多用したポール・サイモンの才能の偉大さを思い知らせてくれる。11曲中10位の55.1%の指示だがぜひ聞いておいてもらいたい名曲です。○この曲 好き? フランク・ロイド・ライトに捧げる歌メイキングの映像ののち、0:41あたりから11位48.7%と最下位になってしまったが、僕は断然この曲を1位に推薦したい! S&G実質最後のアルバム「明日に架ける橋」に収録されており、旧友と同様ポール・サイモンがフォークソングやポップスに収まらない器の大きさを見せた曲なのだ。うーん、いいですよね。いかがでしたか? ほとんどが聞いたことのある曲だったのではないでしょうか? 偉大なグループってそういうことですよね……。***さて今回は読者のコメントがヒジョーに熱いものが多いです。「懐かしくて涙が出てきしまいます。若い時に聞いていたあったかい光景が蘇りました」(愛知県54歳男性)PN.JUJU「久しぶりにS&Gの曲を聴きました。良き時代でした」(千葉県59歳男性)「映画やドラマの挿入歌で元彼がよく聞いていたので青春時代を思い出す。甘酸っぱい感じがします」(岡山県39歳女性)PN.おんつぁま「懐かしい~。学生時代によく聴きました。当時はサイモン&ガーファンクルとカーペンターズの熱烈なファンでした」(福島県58歳男性)「懐かしかったです。友達にカセットテープに入れてもらってスリ切れるまで聞きました。卒業はグッときます」(愛知県50歳女性)「サウンドオブサイレンスのタイトルが素敵だなぁと中学生の時に思ったのを思い出しました。あと、パセリセージローズマリーエンドタイムのおかげでハーブを覚えました(笑)」(福島県30歳女性)──みなさんの思い出、十分伝わりましたよ。「アメリカが1番、四月になれば彼女は、が2番目に好きです」(東京都53歳男性)──ああ、スミマセン、僕のベストにはどちらも入ってなかったのです。「片方、死んじゃいましたね」(三重県45歳男性)──キャーっ! 生きてますよ!! お元気ですよ! 誰と勘違いしたんだろう?今回のサイモンとガーファンクルを思い出してか、カーペンターズの対決リクエストが非常に多く、一時代を感じますね。次回のアンケートは未定ですが仕込んでおきますのでお楽しみに。あまり間が空かないようがんばります。調査時期: 2016年12月16日~12月18日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 1,937名(男性1,191名 女性746名)調査方法: インターネットログイン式アンケート
2017年02月10日窓の外に広がる東京の街並みを眺めつつ、「日本に来る飛行機の中で『シン・ゴジラ』を見たから、ちょっと複雑な気分」と笑うサイモン・ペッグ。映画愛に溢れていて、穏やかで、ユーモラス。そんな彼が来日を果たしたのは、『スター・トレック BEYOND』のプロモーションを行うためだ。このシリーズ最新作に、サイモンはキャストとしてだけでなく、脚本家としても関わった。彼が共同脚本家のダグ・ユング共々、生み出したストーリーはこうだ。カーク船長と宇宙船エンタープライズ号の面々は、ある任務のため未知の惑星へ。しかし、謎の敵から攻撃を受け、船は大破し、クルーも散り散りばらばらになってしまう。「僕自身、シリーズのファンだからエンタープライズ号大破案には激しく抵抗を感じたけど(笑)、そこには意味がちゃんとある。宇宙船の崩壊は、クルーをまとめていたものが失われることの象徴。そこから元に戻れるのかという、人間関係の試練が描かれていくんだ」と明かすサイモンだが、宇宙船大破の展開も興味深ければ、クルーが離れ離れになる際の組み合わせも面白い。意外な者同士がバディとなり、見知らぬ土地でサバイバルを繰り広げる。「最初に思いついた組み合わせは、スポックとボーンズ。性格も正反対で、ボーンズはカークの感情、スポックはカークの理性を表す存在でもある。そこで彼らからカークを取り払い、2人の間に何が生まれるのかを見てみたかった。一方、リーダーのカークと年若いチェコフの組み合わせでは、父と息子のような関係が楽しめる。そして、スールーとウフーラは過去2作で会話すらしていない印象だったから、新鮮で面白いと思ったんだ」。その頃、サイモン演じるスコッティは…と言うと、謎の女性戦士ジェイラに遭遇。敵か味方か分からない彼女にスコッティは翻弄されるが、「ジェイラはクールでイケてるんだ。スコッティはダサくてイケてないのにね」と、やや口惜しそう?「ジェイラから見たスコッティはオジさん。ただ、彼自身は古臭いんだけど、『スター・トレック』は未来が舞台だから話がちょっとおかしなことになってくるよね(笑)。とにかく、ジェイラはアイデアも豊富で、自立していて前向き。そんな女性とイケてない男性が出会うことにも面白さがある。スコッティは自分が正しく、すべてを知っていると思い込みがちだけど、時にそれは間違っているんだ」。さすがは“男と女”を分かっているサイモン?「僕自身はクールなんだけどね!いや、残念ながらそうでもないな…」とうなだれつつ豪快に笑うが、女性に理解ある(!)脚本家サイモン・ペッグであることと女性を分かっていない(?)スコッティの両立は、さぞ難しかったのではないだろうか。「僕の撮影があるときはダグに脚本家としての判断を任せ、それ以外のときは僕も脚本家として撮影に立ち会った。でも、言うほど簡単に切り替えができるはずもなく、自分の撮影シーンにも脚本家として意見を出したり、キャストが僕に脚本のことを聞きに来ることはあったよ。とは言え、自分の撮影シーンは休暇みたいな気持ちだった。キャスト仲間とくつろげるし、演じること自体が僕にとっては楽しみ以外の何物でもないから。もちろん、脚本家であることも楽しんでいるよ。次の『スター・トレック』の脚本にはスケジュールの都合もあって関われないけど、ダグとはまた一緒に何かを書きたいと思っている」。演じることが楽しい。物語を書くことが楽しい。俳優として、脚本家として、サイモンは常に映画作りを楽しんできた。彼に負けず劣らず、映画作りを楽しむ仲間たちと共に。「エドガー・ライトやニック・フロストは僕の大切な仲間。彼らと一緒に作った『ショーン・オブ・ザ・デッド』を見て、J.J.エイブラムスは『M:i:lll』に僕を誘ってくれたんだ。そして、J.J.と真の友となり、『スター・トレック』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演できたのだから、やはり出会いは大事だし、仲間の存在は大きいと思う」。それにしても、映画の中の彼からも常々感じていたことだが、サイモン・ペッグの声は非常にセクシーだ。こう指摘されることも多いのでは?と訊くと、「う~ん、ときどきね。…フハハハハ!」と照れ隠し。「自分ではずっと耳にし続けているものだから、もはやよく分からないし、むしろ嫌気もさしているけど…(笑)」と続ける。「映画の中の自分の声を聴いたり、録音したものを聴いたりするのは妙な気分。実際とはちょっと違うなって違和感を覚えるしね。子どもの頃、初めて自分の声を聴いたときも、妙な感じがしたな。でも、褒めていただいたのは素直に嬉しいです。ありがとう(笑)」。そんなサイモンが大事にする“声”とは?それは、「心からの声で語ること」だという。「脚本家としても、俳優としても、語る物語が心からのものであるよう僕は心掛けている。そこには、真実が伴っていなくてはならないと思うんだ」。「たとえそれが『スター・トレック』のようなファンタジーでもね。感情の真実や社会を反映した真実は、どんな物語にも必ず根づいているべきものだから」と、やはりいい声で言うサイモン。「いいSFはロボットや宇宙船よりも、人間について語っている」とも語る彼の真実が、『スター・トレック BEYOND』には根づいている。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)
2016年10月24日「ワン・ダイレクション」の育ての親サイモン・コーウェルが彼らの近況について「The Sun」紙に語った。数週間前にキャピトル・レコードとソロ契約を交わしたリアム・ペインについて「正直に言えばちょっと不愉快。だって、何年も一緒に仕事をしてきたアーティストがほかのレコード会社の元へ行っちゃうだなんて」とかわいがってきた愛弟子が切り開いた道を手放しで喜べない様子。「でもまぁ、これが音楽業界ってものさ。残念だけどね。ほかのメンバーはこういうことはしないと思うけど」。サイモンの目にはリアムの行動は不義理に映ったようだ。リアムより一足先に「1D」の所属先のコロンビア・レコードとソロ契約を結んだハリー・スタイルズについては、「みんなが願っていたことだからよかったよ」と嬉しそう。ナイル・ホーランはサイモンが所有するレコード会社Syco Musicとのソロ契約がささやかれているが、サイモンが言及することはなかった。残るルイ・トムリンソンについては、サイモンが製作総指揮を務めるオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に審査員として出演させ、「よい経験になったと思う。テレビ局ウケもプロデューサーウケも非常によかったから、ほかのテレビ番組からのオファーが来ても不思議じゃない」とテレビ向けのルイに太鼓判を押した。気になる「1D」の再結成については、「それぞれがソロで活躍するのは確実だろう。再結成は彼らの決断に任せるよ」とコメントした。(Hiromi Kaku)
2016年08月03日俳優のサイモン・ペッグ(46)は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』出演後、俳優業からの引退を検討したそうだ。『ミッション:インポッシブル』シリーズなどでも人気のサイモンは、『スター・ウォーズ』最新作にアンカー・プラット役で出演したことで長年の夢がかなったため、今後のキャリアについて考え直すことになったという。「あの後にはちょっと先が見えない状態に陥ったよ。それまでは見直す機会がなかったから、故郷のイギリスに戻った時には俳優を止めようと確信していたと思うね」「それで僕のエージェントに電話して、これはまさに本当の話なんだけど、『ちょっと休業して次に何をするか考えたい』って言ったんだよ」と当時を振り返る。次回作を検討するつもりもなかったというサイモンだが、スティーブン・スピルバーグ監督からSF大作『レディ・プレイヤー・ワン』への出演をオファーされたことで予定は大きく変わったそうで、「ちょっと大げさにしていたところもあるんだ。『この先半年は電話もかけて来ないでくれ。スティーブン・スピルバーグかなんか連絡してこない限りはね』って言ったんだけど、もちろんそれで僕にまた電話がかかってきたわけさ」「彼は僕の人生と映画への愛、そして仕事への愛に影響を与えた人物だからね」とオブザーバー誌に語った。(C)BANG Media International
2016年07月10日『スター・トレック』シリーズ、『ミッション:インポッシブル』シリーズなど、ハリウッドでも大活躍を見せるサイモン・ペッグ。彼が主演&製作総指揮を務め、業界人が選ぶ未映画化の優秀脚本「ブラックリスト2011」に選定された脚本を映画化した『マン・アップ!60億分の1のサイテーな恋のはじまり』が、7月、新宿シネマカリテにて開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」にて公開されることになった。34歳のナンシーは、長年彼氏もできず家族に心配かけてばかり。年を重ねるにつれて、理屈っぽくなり、可愛げがなくなっているのは自分でも分かっていた。そんな中、彼女は両親の結婚40周年パーティーに向かう途中で、ジャックというバツイチ男に声を掛けられる。待ち合わせの目印となる本を偶然持っていたことから、“ブラインドデート”の相手に間違われてしまったのだ。これも出会いのチャンスと思った彼女は、24歳の女子に成りすましデートをすることになるが、それは2人の運命を左右するクレイジーな1日の始まりだった…。アカデミー賞受賞の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』や、『スター・ウォーズ』のチューバッカ主演映画『Chewie』などとともに、ハリウッド優秀脚本「ブラックリスト」に挙げられた本作を、サイモンをはじめとする『宇宙人ポール』『ショーン・オブ・ザ・デッド』のスタッフが映画化した本作。本国イギリスでは初登場7位のスマッシュヒットとなり、以後も各国の映画祭で大爆笑&感動の嵐を巻き起こしている。サイモンが主人公の40歳バツイチ男を演じるほか、こじらせアラサーヒロインをリアルかつキュートに好演するのは、『ミリオンダラー・アーム』『ベガスの恋に勝つルール』のレイク・ベル。さらに、『カムバック!』や『007』シリーズのタナー役で知られる英国俳優ロリー・キニア、『ホビット』シリーズのバーリンことケン・ストットら豪華キャストが集結。彼氏いない歴4年、下ネタ大好きのこじらせ女子34歳と、元妻に未練タラタラ、夢を語るバツイチ男40歳。そんなイタイ2人のブラインドデートが巻き起こす大騒動の1日を、楽しみにしていて。『マン・アップ!60億分の1のサイテーな恋のはじまり』は7月16日(土)より新宿シネマカリテにて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月12日サイモン・ペッグが、右手を振るだけで何でも願いが叶うミラクルパワーを手に入れた超テキトー男を演じる<a href="">『ミラクル・ニール!』</a>。このほど、本作について、ペッグや共演のケイト・ベッキンセール、監督を務めた「モンティ・パイソン」テリー・ジョンズらが語る特別映像が解禁。本作が最後の出演作となったロビン・ウィリアムズの貴重なアフレコシーンも収められていることが分かった。『スター・トレック』最新作で出演・脚本を務め、いまやハリウッド俳優となったサイモン・ペッグを主演に、英国を代表する伝説的コメディ・グループ「モンティ・パイソン」、そしてロビン・ウィリアムズと、コメディ界のレジェンドたちが大集合した本作。右手を振るだけで何でも願いが叶う不思議な力を手に入れた男・ニールが、そのパワーで地球の危機を救う(!?)ハチャメチャなミラクルムービーだ。主人公・ニールのミラクルパワーで喋れるようになり、ともに地球の運命を託されることになる愛犬・デニスの声を担当しているのが、ロビン。ニールが「デニスとお喋りしたい!」と願い、おしゃべりできるようになった。だが、ハリウッドで“コメディの神様”と呼ばれていたロビンは、2014年8月11日(現地時間)にカルフォルニア州の自宅で亡くなり、その1か月ほど前にデニスの声のアフレコで参加した本作が、本当に最後の映画出演となってしまった。届いた映像では、「命令されるのって大好き」という台詞とともに身振り手振りでアフレコに取り組むロビンの姿が映し出される。ロビンの録音は3回行われたそうで、1回目はスカイプを通して録音を試みたが、タイムラグのため指示がうまく伝わらず、そのためジョーンズ監督が訪米し、ロビンと直接会って2回目の録音を実施。それらは問題なく終わったが、直後に「ロビンから電話がかかってきて、デニスが16歳の男の子っていう設定にしよう!」と提案があったそうで、「だから翌週の月曜日にスカイプで指示をしながら、ロビンに犬の声を演じてもらった。バッチリだったよ」と、監督は“奇跡”の3回目について明かしている。そんなロビンについて、監督は「いやはや、すごかったよ。ロビンと一緒に仕事をするのはほんとうに楽しかった」とふり返っている。録音ブースでのロビンはイマジネーションたっぷりで、役に入り込むために、演じるデニスの写真をいつも脚本台に置いていたという。本編では、ロビン特有の天真爛漫なキャラクターに思わず笑顔があふれつつも、エンドクレジットでは彼の喪失を思い、「ロビン、ありがとう」と呟かずにいられないだろう。また、映像内ではジョーンズ監督がキャストを紹介、サイモン、ヒロインのキャサリン役のケイト・ベッキンセール、ニールの同僚を演じるサンシーヴ・バスカー、校長役のエディ・イザード、キャサリンの元カレ役のロブ・リグルらが、それぞれ自分の演じた人物について語っている。サイモンが監督との仕事について、「テリーは僕の演技を見てクスクス笑ってくれるんだ。それが嬉しかった」と満足そうに話す姿も印象的な映像となっている。『ミラクル・ニール!』は4月2日(土)より渋谷シネクイントにて先行公開、4月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日サイモン・ペッグが主演を務めるコメディ映画『ミラクル・ニール!』が4月に公開になる。本作の監督を務めたのは、伝説のコメディグループ“モンティ・パイソン”のメンバーでもあるテリー・ジョーンズで、劇中ではパイソンズが再集結し、宇宙人の声を演じている。その他の画像本作は、宇宙人が地球を破壊するかどうかを判断するために、イギリスで愛犬と暮らす平凡な教師のニールに全知全能の力を与えたことからはじまるコメディ映画。何でもできる力を与えられた男は、その力をどう使うのか? 何も知らない彼の行動いかんでは地球は滅亡してしまう。劇中で宇宙人の声を演じた“モンティ・パイソン”のメンバーは、英国の伝説的なコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』や数々の映画作品をおくりだし、音楽など幅広いジャンルで活動。その足跡と考え方は全世界に広がり、多くの熱狂的なファン、フォロワーを生み出している。彼らの人気は現在も衰えることがなく、2014年にロンドンのO2アリーナで開催された再結成ライブのチケットは数秒で完売し、プラチナ・チケットになった。本作ではそんな“パイソンズ”が再集結。ジョーンズ監督は「ジョン・クリーズは議長のシャローン(赤いエイリアン)、マイケル・ペイリンは善人役のジャネット(緑の大きいエイリアン)、テリー・ギリアム演じるモーリーンはグロテスクな小さい宇宙人で、私演じるカイリーは科学に強いタイプだ(青いエイリアン)。エリックは学校を破壊するサルブリアス・ギャットという名の宇宙人を演じている。特にそれぞれの俳優を意識して書いたわけではないんだが、みんなうまくはまっていたと思う」と振り返る。ちなみに、彼らが映画に集結するのは、1983年の『モンティ・パイソン/人生狂騒曲』以来で、ジョーンズ監督は「本作は存命するパイソンズ全員が揃う恐らく最後の映画になるだろう」と語っている。『ミラクル・ニール!』4月2日(土)渋谷シネクイントにて先行公開4月9日(土)新宿バルト9ほか全国公開(C)2015 Anything Absolutely Ltd All Rights Reserved
2016年03月16日サイモン・ペッグ×モンティ・パイソン×ロビン・ウィリアムズという、コメディ界のレジェンドたちが“地球の危機を救う”『ミラクル・ニール!』。最近、かつてない猫ブームが盛り上がりを見せる中、“犬だってこんなにかわいいんだ”とばかりに、主人公ニールを演じるサイモンが愛犬デニスについて紹介する映像が解禁となった。地球滅亡を企むエイリアンたちに選ばれ、右手を振るだけで何でも願いが叶うミラクルパワーを手に入れた超テキトー男・ニール。そのパワーで喋れるようになった愛犬デニスとともに、地球の危機に立ち向かう!?英国の伝説的グループ「モンティ・パイソン」のメンバーが、監督(テリー・ジョーンズ)&声優で登場し、彼らの大ファンというサイモンと、故ロビンがまさかの犬の声役で最後の出演を果たした本作。今回の映像では、地球の運命を背負わされた教師ニールを演じるサイモンが、喋れるようになった“相棒”犬について紹介している。デニスを演じるのは、雑種犬のモジョ(mojo)、4歳の雄犬だ。捨て犬だったモジョが演技の訓練を始めて約2年半、本作で華々しくデビューを飾った、人間でいえばシンデレラ・ボーイ!?サイモンはモジョが大好きだと言い、犬の訓練士によると、モジョもサイモンをとても気に入っていて、2人の相性もいいとのお墨付き。サイモンは動物と演技するときの大変さをボヤいてはいるものの、モジョとじゃれつく姿や撮影の様子を見ていると、思わず微笑まずにはいられない。併せて解禁された、撮影舞台裏でのサイモンとモジョの2ショット写真では、トレーラーに2人仲良く腰掛け、“バディ感”がにじみ出ている。劇中で地球の運命を託されてしまったニールとデニス。予想を超える大活躍をするデニスことモジョの、その右手(右足?)にもぜひ注目してみてほしい。『ミラクル・ニール!』は4月2日(土)より渋谷シネクイントにて先行公開、4月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日サイモン・ペッグが主演し、テリー・ジョーンズが監督を務め、故ロビン・ウィリアムズとモンティ・パイソンのメンバーが声の出演を果たしたヒューマン・コメディ『ミラクル・ニール!』の特別映像が公開になった。その他の画像/特別映像が公開本作の主人公ニールは、愛犬・デニスとイギリスで暮らすごく平凡な教師。ある日、はるか銀河系の彼方で、地球滅亡を企むエイリアンたちによって、“銀河法”(どんな星も一度は存亡のチャンスを与えるべきと定められている銀河の法律)が発令され、ニールには何も知らされないまま“地球の運命”と“全知全能の力”を託されてしまう。特別映像は、ペッグがデニス役の雑種犬モジョについて語ったもの。ニールの“力”によってしゃべれるようになったデニスの声は、ロビン・ウィリアムズが演じている。ペッグは「モジョはかわいい犬でね…」とニコニコしながら話し出すも、撮影現場では、自分の演技は二の次で、モジョの演技が優先されることを嘆いているが、訓練士は、ペッグはモジョが大好きで、モジョも彼を気に入っていて相性がよく、いいコンビだったと明かしている。1歳半から演技の訓練を始め、これがデビュー作というモジョは、ペッグと息の合った掛け合いを見せており、その様子が垣間見られるシーンも登場する。「あなたの役に立たないと生きていけない」とご主人に忠実で愛嬌たっぷりのデニスと、知らぬ間に地球の運命を背負わされたニールはどうなってしまうのか? コメディ界のレジェンドたちを4本足で支えた立役者“モジョ”の名演技に注目だ。『ミラクル・ニール!』4月2日(土)渋谷シネクイントにて先行公開4月9日(土)新宿バルト9ほか全国公開
2016年02月23日主演にサイモン・ペッグ、声優として故ロビン・ウィリアムズを迎え、伝説の英国コメディグループ「モンティ・パイソン」が再集結という超豪華メンバーで贈る『ミラクル・ニール!』の公開が4月2日(土)に決定。併せて、爆笑シーン満載の特別予告映像が解禁された。はるか銀河系の先の先――。ひそかに地球を狙うエイリアンたちへの対抗策として選ばれたのは、超テキトーに選ばれたロンドンの教師・ニール(サイモン・ペッグ)だった。知らぬ間に地球の運命を背負わされ、全知全能の力を手に入れたニールは、そのパワーで愛犬のデニス(声の出演:ロビン・ウィリアムズ)とお喋りをしたり、死んだ人間をゾンビにして生き返らせたりとやりたい放題。果たして、ニールは地球の運命を変えられるのか?人類はこのまま週末を迎えてしまうのか!?超豪華コメディスターの奇跡の競演に、パイソンズファン、サイモン・ペッグファンが公開を待ち望んでいた本作。今回公開された特別映像では、サイモン演じるニールとロビン演じる愛犬・デニスのコミカルな掛け合いがお披露目。全知全能の力で自らに「すごい男にしろ!」と右手を振ったニールが、予想だにしない姿に変わる様など、爆笑必至のシーンが新たに盛り込まれた映像となっている。併せて公開された、一体どんなシチュエーションなのか見当もつかない(!?)インパクトの場面写真も、要チェックだ。コメディファンにはたまらないメンバーが揃ったミラクルムービーを、まずはこちらの映像から覗いてみて。『ミラクル・ニール!』は4月2日(土)より渋谷シネクイントにて先行公開、4月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』や『スター・トレック』シリーズから『宇宙人ポール』『しあわせはどこにある』などまで、幅広い役柄をこなすサイモン・ペッグが、まさかの“ミラクルパワー”を手に入れる英国発のコメディ『ミラクル・ニール』。このほど、ニールの愛犬デニスの声を務めたロビン・ウィリアムズの声も蘇る本作の予告編映像と、愉快なポスターが解禁となった。はるか、銀河系の先の先―。そこではエイリアンたちが地球滅亡を企んでいた。だが、銀河法でどんな星も一度は存亡のチャンスを与えるべきと定められているため、地球の運命は、超テキトーに選ばれたロンドンの教師・ニール(サイモン・ペッグ)に委ねられることに。知らぬ間に地球の運命を背負わされた彼が手に入れたのは、右手を振るだけで願いが叶う、全知全能の力!しかし、ニールがそのパワーですることといえば、愛犬のデニスとお喋りをしたり、死んだ人間をゾンビにして生き返らせたりとロクなことにしか使わない。果たして、ニールは地球の運命を変えることができるのか!?英国の伝説的グループ「モンティ・パイソン」のメンバーが、監督(テリー・ジョーンズ)、そして声優として参加し、彼らの大ファンでいまやハリウッドスターとなったペッグが熱望して主演、さらに故ロビン・ウィリアムズがまさかの愛犬デニスの声を務め、最後の映画出演を果たすという、コメディ界のレジェンドたちの奇跡の共演が実現した本作。このたび解禁された予告映像では、右手を振るだけで何でも願いが叶う不思議な力を授けられた中年男・ニールが登場!そんな全人類が憧れるミラクルパワーを手に入れた彼がまず願ったのは、なんと愛犬デニスと会話をすること。しかも、その犬デニスがとんでもないおしゃべりだったため、意中の彼女(ケイト・ベッキンセール)が訪ねてきても、大変な事態に。映像中には2014年に急逝したロビンの吹き込んだ声が、活き活きと蘇り、ペッグとの二度とは見られない奇跡の掛け合いとドタバタコンビぶりは必見だ。また、コメディ界の「ビートルズ」と崇められる「モンティ・パイソン」のテリー・ジョーンズが監督なだけに、地球を救うためや好きな女性を振り向かせるためにミラクルパワーを使っても、全然うまくいかないニールの様子は、笑いを誘うとともに皮肉もバッチリ。しかも、ニールを選抜したエイリアンたちの声を「モンティ・パイソン」の面々が演じているのも堪らない。サイモン・ペッグ×モンティ・パイソン×ロビン・ウィリアムズがそろったミラクルムービーを、まずはこちらの映像から楽しんでみて。『ミラクル・ニール!』は2016年4月、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月16日自身にとって2度めとなる舞台『とりあえず、お父さん』への出演が決まった本仮屋ユイカ。現代を代表する喜劇作家として、アメリカのニール・サイモンと並ぶイギリスのアラン・エイクボーンのヒット作に、藤原竜也、浅野ゆう子、柄本明という豪華キャストとともに挑む。久々の舞台に燃える女優としての思いを、率直に語った。舞台『とりあえず、お父さん』チケット情報「初舞台のとき、舞台に立っていて毎日幸せだったので、またあの感動を味わえるのかと思うとうれしくて」と、いちばんに再び舞台に立てる喜びを口にした本仮屋。初舞台を振り返って、「自分の肉体と思考と感情と直感をすべてフルに使って表現できて、それに対するお客さんのリアクションをまた自分の力にできるという、あの劇場でしか味わえない循環が最高だったんです」と語る。ましてや今回演じるのは、誰もが間違いなく笑えるエイクボーンの人気作。「どんな反応があるのか楽しみ。やりがいがあるなと思います!」。演じるのは、結婚を前提にグレッグ(藤原竜也)と交際しているジニィ。以前付き合っていた既婚の年上男性フィリップ(柄本明)とその妻シーラ(浅野ゆう子)をグレッグがジニィの両親と勘違いするところから、誤解が誤解を生む大いなる喜劇が始まる。「私だったら『それは誤解ですよ』と勘違いを正しそうなんですけど(笑)、ジニィは何とかごまかそうと、慌てたり、焦ったり、困ったりする。その姿がきっと笑えると思うんですね。だからこそ、既婚男性と付き合う奔放な女性だと思われるかもしれないですけど、『ジニィの気持ちわかる』と共感してもらえるように丁寧に演じたい」と早くも役に思いを寄せる。また、この作品が投げかけるものについても、「自分の見えてる世界だけが正しいと思い込んで勘違いの渦に巻き込まれていくジニィたちを見ると、その思い込みをなくしたら人生もう少し楽しくなるんじゃないかと思ってもらえると思うので。この舞台が明日からの活力になるとうれしい」と明快。「舞台をやると、その戯曲を通して作家さんが何を伝えたいのかっていうことを、全身全霊で探求し、表現し、伝えるのが女優の仕事だと改めて思い知らされます。そしてそこには人生の真理がいっぱい詰まっているんだと思ったら、演じることが尊いものに思えてくるので。しっかり伝えられる女優にならないと」。映像でもその演技力は知られている。が、本仮屋ユイカの底力は舞台でこそ放たれるのかもしれない。公演は12月3日(木)から23日(水・祝)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。その後全国を巡演。東京公演のチケット一般発売は10月17日(土)午前10時より。取材・文:大内弓子
2015年10月09日トム・クルーズが主演を務める『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の特別映像“トムのサイモン愛編”が公開になった。タイトルの通り、クルーズと本作でベンジーを演じたサイモン・ペッグが語り合うファン必見の映像だ。トム・クルーズが“サイモン・ペッグ愛”を語る映像『ミッション:インポッシブル』シリーズには、イーサン・ハント(クルーズ)をはじめ、様々な能力をもつエージェントが登場するが、ペッグ演じるベンジーは、エージェントではなく“IMFの職員”としてシリーズに登場した。しかし、その後にエージェントに転身。イーサンと絶妙な掛け合いを繰り広げて観客を笑わせたかと思えば、最後の最後に“頼りになるヤツ”として観客に強烈な印象を残す。それがベンジー・ダンだ。最新作でもベンジーはエージェントとして成長を遂げており、自分の意思でチームに参加し、ブラントやルーサーらと協力して、シリーズ最難のミッションに挑む。クルーズは『ショーン・オブ・ザ・デッド』を観てペッグのファンになったそうで、ペッグは「ベンジーがイーサンを尊敬しているんだ。僕が“トムだ!”と興奮するのと同じだよ」と笑う。また、映像には新作でのイーサンとベンジーの共演シーンが次々に登場。ハードなアクションの合間に繰り広げられるふたりの掛け合いは必見だ。現在ではベンジーは本シリーズに欠かすことのできないキャラクターとして多くのファンを獲得しており、劇中のイーサンにとっても欠かすことのできない仲間になっている。映像でクルーズはペッグに「僕らの関係は続いている。まだまだ終わらせないぞ!」と笑顔で宣言。それを聞いたペッグも満面の笑みを見せており、クルーズとペッグ、イーサンとベンジーのコンビはこれからもスクリーンに登場することになりそうだ。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』公開中
2015年09月19日中谷美紀は誇らしげに自らを「肉体労働者」と呼ぶ。作品に必要とされ、己の身体、表情、声色、全てを駆使して役柄を表現することへの喜びと愛おしさがそこにはあふれている。今年の1月に公開された『繕い裁つ人』もまた彼女にとって大切な愛おしい作品となった。洋裁店の頑固な女主人・市江を演じ、タイトル通り「繕い」「裁つ」という営みの中で多くの発見を手にした。仕事に誇りを持ち、凛と生きる市江の姿は、中谷さんが20年以上にわたって、女優として見せてきた姿とも重なる。つい先日、デビュー以来、在籍してきた事務所を離れ、個人事務所を設立したことが発表された。そして、年が明ければ“不惑”の40歳を迎える。女優として、そしてひとりの女性として、中谷美紀の目にはいま、何が映っているのか?じっくりと話を聞いた。もちろん、洋服を作ることと女優として作品に参加するということは決して同じではない。中谷さんが演じた市江は、お客さんの気持ちを汲みつつ、あくまでも自分一人を責任者として、頑固に己の守るべきものを貫こうとするが、映画作りは共演者やスタッフ、何より全てをジャッジする監督がいてこそ存在する。「理想はやはり、自らの主張を貫くことではなく、本当に尊敬できる作り手さんと出会い、その方の色に染まることだと思います。それには、まず信じられる作り手さんと出会わなくてはならないのですが、その意味で三島(有紀子)監督との出会いは私の財産だなと思います」。中谷さんの初主演映画『BeRLiN』(’95)で当時まだ10代だった中谷さんの姿に衝撃を受け、以来、三島監督は中谷さんとの仕事を熱望。本作の企画が通るとすぐに市江役に中谷さんをオファーしたという。今回、三島監督と出会い、一緒に仕事をする中で、新たに引き出されたと感じる部分は?「監督がとりわけ大切にされていた部分が、市江の“ほころび”を見せるということでした。一見、修道女のような真面目で融通の利かない人間ですが、実は仕事以外ではダメ人間で、家事もろくにできなかったり、おっちょこちょいな部分――実はパジャマ姿の時もよく見るとボタンを掛け違えてるんです(笑)。『こういう人間です』と提示されると、どうしてもステレオタイプにその一面ばかりを演じたくなるものですが、やはり誰でも多面性を持っている。そこをどう演じるかでその人間、物語の豊かさが変わってくるものだと思います。そういった意味で、三島監督からいろんなエッセンスをいただけたと思います」。市江のチャーミングな一面として、お気に入りの喫茶店でチーズケーキをホールごと平らげるというシーンが登場する。これは池辺葵の漫画原作にはない、三島監督によるアイディア。中谷さん自身、ここでの市江の姿に自らを重ね合わせ、大いに共感する。「私も一人で食事をする時間がとても好きなんです。普段、100人近くの方々と接しているので、たまに一人でいたくて、おそば屋さんで一人、心の赴くままに、3枚くらい平らげたりします(笑)。とても幸せな時間なので、市江の気持ちがよくわかりますね。カウンターだけのお店で気配を消して、他人の話をじっと盗み聞きしたりもしています(笑)。お嫁さんや奥さんの愚痴だったり、ずっと別居されていたらしい老夫婦が久しぶりに会って、お互いの誤解を懸命に解いていたり……そんな話にじっと聞き耳を立てています(笑)」。ちなみに、本作に関しては中谷さんの出演が決まり、撮影のためのスケジュールを空けたのち、一度は企画が暗礁に乗り上げ、その後もめどが立たないまま約1年も予定が延びてようやく撮影が行われた。そんな不安定な状況でも、本作に出たいと考えたのは「三島監督がぶれることがなかったから」だった。「1年の延期も闇雲にというのではなく、機が熟して万全の状況で作れるのを待とうということでした。そこでじっくりと考える時間も生まれたでしょうし、監督はロケ地もご自分で探されるんです。(洋裁店のロケに使用された)旧平賀邸もかなり苦労して見つけたそうです(※実際に決定したのは撮影開始直前!)。スタッフは『もうそろそろ妥協してくれないと』と思ったでしょうが(笑)、決して妥協しない。でも、そこにみんな付いていきたいと思いますし、だからこそいいものができるに違いないと思ってるんです」。本作に限らず、中谷さんが作品への出演を決める際に基準としているのは何より「人」だという。「やはり、人生の少なからぬ貴重な時間を作品、監督に捧げることになるので、まず何より、自分が心動かされた作品に携わられたスタッフとお仕事させていただければ、幸せだなと思います。自分のテリトリーの範囲というか、心地よい範囲で演じていれば安全ですし楽ですが、どのみち新しい作品を作るのであれば、新しい扉を開いてくださる方、思いも寄らなかった演出をしてくださる方と出会いたい。撮影が始まってしまえば、暑かったり寒かったり、痛かったり眠れなかったり…つらいことばかりなので(苦笑)、いずれにせよ苦労するなら、それが喜びに変わるような作品に出逢えればと思います」。来年で40歳となるが年齢を重ねることは「楽しいです。20代の頃から40代になるのに憧れていた」と明かす。「たまたま憧れの対象が、年齢を重ねた方が多かったんです。その会話に加わるには20代、30代でまだ切符をいただけてない気がしていて、40代になれば憧れる世界に少しは近づけるのではないかと期待しています。そうなるとまた、50代、60代にならないといただけないチケットも出てくるのかもしれませんが…(笑)」。“年の功”という言い方は失礼かもしれないが、年齢を重ねたことで、若い時以上に見えてくるものや分かってくることは?「自分の発する言葉にようやく説得力が出てくるのかな…?その分、責任も生じてくると思いますけれど。若い頃は、理想の方が高くて現実が追い付かなかったので、理想の自分、やりたい作品や到達したいプランがあるのですが、口では言っていても全然出来なかったんです。それでも理想はあるのでそれを掲げるんですが、海外の良質な作品見る度に、理想と現実のギャップが開いて苦しかったです。最近はそれが少しは縮まってきたように思います。身の程知ったのもあるのかもしれませんが…(笑)」。先に“肉体労働者”という言葉が出たが、ここ数年で「猟銃」(’11/原作:井上靖/演出:フランソワ・ジラール)、「ロスト・イン・ヨンカーズ」(’13/作:ニール・サイモン./演出:三谷幸喜)、「メアリー・ステュアート」(’15作:ダーチャ・マライーニ/演出:マックス・ウェブスター)と、まさに己の肉体を最大限に使っての表現を求められる舞台にも出演している。30代半ばで初舞台というのも意外な気もするが、出演を決めたのには心境の変化が?「市江と同じように、自分に限界を設けていたんです。『私には舞台は向いていない』と。舞台俳優さんはやはり身体能力に長けた方たちであり、そうでないといけないと思っていて、私は訳あって体も硬くプロの方のように自由に身体を使えないので…。でもそれでも演じていいのだと演出家の方(フランソワ・ジラール)が教え導いてくださったんです。そうして舞台に携わるにつれて、限界というのは他人が強要したわけでも、目の前に壁のように立ちはだかっていたわけでもなく、あくまで自分の心が勝手に設けていたのだと感じました」。女優という仕事は「10代、20代の頃はアルバイト感覚で『私にはもっと適職があるはず』『いつでも辞めてやる!』なんて思いつつ、やめるタイミングを逃してここまで来てしまった感覚。それがいまでもお仕事をいただけるなんて、ありがたいことです」と苦笑交じりに語る。「若い時は七転八倒していました(笑)。いまは…やはり、人の心ってわからないから面白いと思うし、心を探る作業は興味の尽きない試みだなと感じてます」。この先の展望は「日本の誇るべき文化を紹介したい」とも。「友人知人にものづくりをする方が多いのですが、手仕事をする方々の懸命に生きる姿は本当に素敵で、またその作品もため息が出るほど美しいです。将来的に伝統そのものが廃れたり、人口の減少とともに販路を見出すことが難しくなっていく中で、その存在を伝えるお手伝いをできればと思っています。これまで大きな会社の庇護を受け、ありがたい環境で仕事をさせていただいて、心から感謝していますが、この先は、豊かな表現力を培って、守るべきものを守り、伝えるべきことを伝えるだけの価値のある人間になりたいと思います」。出会いとつながりの中で、中谷美紀はより一層、美しさを増してゆく。ヘアメイク:下田英里スタイリスト:岡部美穂カメラマン:宅間國博(text:Naoki Kurozu/photo:宅間國博)■関連作品:繕い裁つ人 2015年1月31日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2015 池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
2015年09月04日ニール・サイモン作のブロードウェイ・ミュージカル『グッバイ・ガール』が8月、有楽町・東京国際フォーラム ホールCにて開幕する。1977年公開の同名映画をもとに作られ、日本では実に17年ぶりの上演となる本作は、子持ちのダンサーと売れない役者の恋物語を描いた大人のロマンチック・コメディだ。7月6日に行われた制作発表には、自ら「ニール・サイモンの大ファン」と称する演出のマキノノゾミを筆頭に、子持ちダンサーのポーラを演じる紫吹淳と、売れない役者エリオット役の岡田浩暉の主演ペア、アパートの管理人ミセス・クロスビー役の中尾ミエ、ポーラの娘ルーシー役(Wキャスト)の吉井乃歌と児玉萌々が登壇し、作品にかける意気込みを語った。ミュージカル『グッバイ・ガール』チケット情報「ポーラに一番共感できる点は、“男運がない”というところ(笑)。私の代表作になるんじゃないかなと思っています」(紫吹)。「エリオットは夢を追ってニューヨークに出てきた男。僕自身も地方出身で、音楽への思いを抱いて都会に出てきた、あの頃の気持ちを思い出します」(岡田)“変わり者”という設定のエリオットについて、自身との共通点を聞かれた岡田は「これは言いたい。俳優は皆、変わり者です!」ときっぱり。横から紫吹も「芸能界に属していることがもう変わり者ですよね」と調子を合わせるが、中尾は「私はミュージシャンなので、自分はノーマルだと思っています」とすまし顔。さらに「私は実際もアパートの管理人をしているので、私生活とリンクするんですよね」と語り、会場の笑いを誘った。ミュージカル演出に初挑戦するマキノは「俳優の皆さんには、『血中ガイジン・モードをあげて(笑)、ニューヨーカーになってね』とお願いしたい。日本人の感性では恥ずかしくてできないことだけど、それをやらないと成立しませんから。体全体、細胞からアメリカ人の思考で取り組んでほしい。(観客に)有楽町でブロードウェイを体験していただけるよう、しっかりとしたブロードウェイ・ミュージカルを作り上げたいと思います」と力強く宣言。制作発表の後には立ち稽古の一部が公開され、思いがけずアパートで同居するハメになったポーラとエリオット、その騒動の始まりを描くシーンが行われた。共同生活のルールについてお互いの主張をぶつけ合うナンバー『My Rules』を歌いながら、部屋中を駆け回ってにらみ合うふたり。どこか不器用だけれどチャーミング、そんな紫吹ポーラと岡田エリオットをいつしか応援したくなる、胸にしみ入るラブストーリーが期待できそうだ。「ラブシーンもありますので、存分に楽しませていただこうと思います(笑)。観終わった時には、『恋をもう一回やってみようかな』という気になるんじゃないかな」(岡田)。「そう。だから倦怠期のご夫婦とか、ちょっとうまくいってない恋人同士で観ていただけたら、寄りが戻るかも(笑)。恋をしたいな~と思っていただきたいですね」(紫吹)公演は8月7日(金)から23日(日)まで。なお、本日7日(火)26:10よりフジテレビにて原作映画『グッバイガール』が放送。取材・文上野紀子
2015年07月07日個性派俳優サイモン・ペッグが、人生に“幸せ”を感じられなくなってしまった主人公ヘクターを演じる主演作『しあわせはどこにある』。先日、異例ともいえる日本発「サイモン・ペッグだけど質問ある?」と題したQ&A企画をTwitter上で実施したところ、日本中のファンから9日間で200以上もの質問が集結。その中から選ばれた質問に対する、ペッグ本人からの回答が“証拠写真”とともに到着し、ファンだからこその自由で屈託のない質問にペッグ自身が熱く語る様子が明らかになった。本作は、盟友エドガー・ライト監督の作品から8月公開『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、2016年公開『スター・トレック』最新作の脚本&出演まで、多方面で活躍するペッグが、中国やチベット、アフリカ、アメリカを回り、“幸せ探し”をする精神科医へクターを演じる物語。彼の恋人クララを、『ゴーン・ガール』で本年度アカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされたロザムンド・パイクが演じている。今回、Twitterから寄せられた質問を集計の上、数の多かったものや特にユニークなものを厳選した11の質問を、本作権利元を通じてペッグ本人にメールで投げかけたところ、なんと多忙の身でありながら、わずか7時間後に回答が到着!本作にちなんだ“幸せ”に関する数々のエピソードや、大好きな日本について、“幸せ”味のポップコーン、さらに友人である超大物俳優へのコメントなど、日本の映画ファンの熱い想いを感じとったペッグから“熱量いっぱい”の回答が続々。また、ロンドンの自身のオフィスで撮影した“証拠写真”も送ってくれた。<サイモン・ペッグQ&A抜粋>Q.最近、幸せを感じたエピソードは何ですか?A.娘のティリーといるときにしあわせを感じるね。すごく笑わせてくれるし、ぼくを喜びで満たしてくれて、この世界で本当に大切なものとは何かを思い出させてくれるんだ。Q.撮影中に幸せだと感じたエピソードがあったら教えてください!A.『しあわせはどこにある』はとても幸せな撮影現場だったよ。僕は監督のピーター・チェルソムが大好きで、彼と一緒に素晴らしい時間を過ごしたんだ。いつも楽しんで、何でもエンジョイした。南アフリカで難しいシーンを撮っているときでさえね。この仕事をすることができて、とてもラッキーに感じているよ。幸福こそ、本当の成功のものさしだね。Q.ヘクター先生は幸せ探しで世界各国を旅行しますが、ペグさんが幸せ探しをするならここに行ってみたいというところはありますか?A.ケファロニアというギリシャの島があって、毎年そこに行くようにしているよ。そこには最高の友人たちがいて、一緒にいるとすごくリラックスできるし、幸せを感じるんだ。それから僕はスノーボードも好きで、毎冬アルプスに行くのが大好きだね。僕が熱望していることのひとつに、富士山でスノーボードをすることがある。富士山の雪はすばらしいと聞いているよ。Q.『ワールズ・エンド』で共演されていましたロザムンド・パイクさんと今回は恋人同士の役柄。お二人の共演を再び見ることができて嬉しいです。ペグさんにとってロザムンド・パイクさんはどんな女優さんですか?A.すばらしい女優で、素敵な人だと思う。彼女と一緒に仕事をするのは楽しいし、また共演したいと強く願っているよ。彼女はサイコー!Q.『しあわせはどこにある』を劇場で観る時に、どのフレーバーのポップコーンを食べるとしあわせになれますか?存在しないフレーバーでもいいのでお勧めを教えてください。A.しょっぱくて甘い味だね。本当の幸せとは、人生における甘さと苦さを理解することだから。人生が甘すぎると、退屈で不健康だし、苦すぎると不幸になってしまう。2つをミックスすると、多様性や奥行きがもたらされて、あらゆることに感謝できると思うよ。Q.もしトム・クルーズがペグさんの元に精神分析の診察を受けにきたとしたら、どんな診断を下しますか?A.ハハハ。トムはそんなんじゃないよ。彼はとても尊敬できる人だし、ぼくに診察なんて頼んでこないよ。トムとぼくは良い友だちだけど、みんなも神話の裏側にいる本当の彼に会えば、彼が自分の道で成功しようと努力する普通の人間だと気づくはずだよ。たまたま彼が選んだ「道」が、国際的な映画スターになることだっただけさ。Q.落ち込んでいる人、弱っている人に少しでもhappyになってもらえるような言葉があれば教えてペグさん!A.「エルボー(‘Elbow’)」だね。英語で腕の真ん中にある関節を表す言葉だよ。英語としてとても美しくて大好きなんだ。実はぼくは日本語の響きも本当に好きなんだ。日本映画を観るときは、英語吹き替え版ではなく、必ず字幕版で観る。『AKIRA』とか『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』なんかの映画はオリジナルの日本の声優バージョンの方がずっといいね。いずれも、映画さながら“幸せ”を分けてもらったような気持ちになれる答えばかり。なお、ここに挙げた質問以外にも、ペッグに投げかけた全ての質問と回答の全文は、本作公式サイトと公式SNSにて随時発表されていくという。『しあわせはどこにある』は6月13日(土)よりシネマライズ、新宿シネマカリテ、品川プリンスシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日映画『原宿デニール』の初日舞台あいさつが16日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、ダブル主演の武田梨奈とBEE SHUFFLE、タカハタ秀太監督らが登壇した。映画は、ジャパンポップカルチャーの発信地『原宿』で繰り広げられる、夢を抱いた若者たちのミックスカルチャー群像劇。「"くっだらねぇ"けどマジいい感じ!」というインパクトのあるキャッチコピーがついた物語だ。主演をつとめた武田は、「初めて映画に出演したのは9年くらい前。その映画のプロデューサーが、偶然にもこの『原宿デニール』も手掛けられていたんです。当時はエキストラのようなチョイ役だったんですけど、私のことを覚えてくださっていて。9年経って、今回は主演として出させていただいたので……」と言葉を詰まらせ、目にはうっすらと涙が。「この映画にも夢を追う若者たちが出てくるので、そんな姿を是非観ていただければ」と、自身のこれまでの歩みと映画のストーリーを重ね合わせながら話した。一方、同映画で初主演を果たしたBEE SHUFFLEには、映画の観客動員数が3万人に満たなければ、活動の拠点としている「原宿」を出入り禁止になるという過酷なミッションが課せられている。失敗した場合、武田も全身タイツで竹下通りを歩くという。注目の結末は、6月27日18時よりJOL原宿にて発表される。映画は、ユナイテッド・シネマ豊洲を皮切りに、6月6日よりユナイテッド・シネマ浦和、シネプレックス幕張ほかにて全国順次公開。
2015年05月17日黒柳徹子の海外コメディシリーズ第29弾となる作品が、5月に東京・EX THEATER ROPPONGIで上演される。このライフワークともいえる舞台について、黒柳に話を聞いた。舞台『ルーマーズ』チケット情報第29回となる公演に選ばれたのは、過去3度上演され、そのたびに爆笑を巻き起こしてきた「ルーマーズ~口から耳へ、耳から口へ~」。黒柳自身、「このお芝居は、とにかく笑いの数が多いのね。出ている私たちもお稽古中、『こんなふうにやったほうがいいのかな?』なんてみんなで笑いながらつくっていくんですよ」と笑顔で話す今作。ウワサ話に惑わされるセレブたちのドタバタを軽妙に描く、喜劇王ニール・サイモンの真骨頂だ。「ものすごい事件が起こるというのではなくて、何もないところから笑いが生まれるのがすごいわね。私が初めて演じたときからもう25年経っているけれど、まったく古びないんです」。いまは稽古に明け暮れる日々。「長いセリフは覚えているんですけど、案外短いものって忘れちゃうのね。あるシーンで『ねえ』といわないと次の人が出てこられないのに、そこを飛ばして自分勝手にやってしまうことがあるんです。『黒柳さん、そこはちゃんとやってください!』って言われます(笑)」1989年から続いているこの海外コメディシリーズ。1996年以降、ほとんどの作品で演出を務めた高橋昌也が昨年亡くなった。「高橋さんは、とにかく最後のクライマックスから幕が閉まるまでの演出がとっても上手なの。だから全幅の信頼を置いていました。彼が亡くなってしまってこの先どうしようかと思うこともあります。ただこれまでにたくさんの作品をやってきて、お客様も『もう一度あれを観たい!』と言ってくださったりするので、そういう愛着のあるお芝居がもういくつもあるのは心強いですよね」。黒柳といえば、ごくごくわずかの例外を除き、ここ数十年映像での芝居を封印してきた。「あるときから演技は舞台、テレビや映画には出ない、と決めてしまったの。でもそうねえ、『タイタニック』に100歳くらいのおばあさんが出てくるじゃない? 私が100歳になったときにそういう役があったら、映像でもお芝居してみたいなとは思いますね」。これまで3度上演している『幸せの背くらべ』という作品にも、92歳の主人公が登場する。「大阪の記者の方が、『黒柳さんが92歳になったとき、この役ができますか?』っておっしゃったんです。1幕ほとんどひとりでしゃべるような、ものすごくセリフの多い役なんですよね。ちょっとボケているのに、お金のことになると急にはっきりするの。それが本当に92歳のときにできたら面白いなあと思って、それを楽しみにしています」。公演は5月16日(土)から31日(日)まで東京・EX THEATER ROPPONGI、6月4日(木)から7日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。チケット発売中。取材・文/釣木文恵
2015年05月07日5月23日に日本公開を控えているニール・ブロムカンプ監督の最新映画『チャッピー』より、主人公の人工知能ロボット「チャッピー」がthreezeroによってアクションフィギュア化され、2015年10月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は29,074円(税別)。『チャッピー』は、難民エイリアンと人類の対峙を描いて全世界で大ヒットした『第9地区』(2010年)、未来の格差社会を鋭く描いた『エリジウム』(2013年)などで知られるニール監督の最新作。彼が新たに挑むのは、2016年のヨハネスブルグを舞台に成長するAIを搭載した人型ロボット「チャッピー」を主人公にした監督の原点的野心作で、チャッピーを演じるのは、『第9地区』『エリジウム』とニール・ブロムカンプ監督の盟友ともいえるシャールト・コプリー。そのほか、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーヴァー、デーヴ・パテルら、豪華俳優陣たちが名を連ねている。今回は香港で有名なオリジナル玩具クリエイターである王剣峰氏が創立した玩具ブランドthreezeroによってフィギュア化。1/6スケール、全高約30.5cmのフル可動フィギュアとなる。劇中の姿を忠実に再現したハイディテールな造形、リアルなウェザリングを含む緻密な塗装が施され、目および頭部右側面にはLED点灯ギミックを搭載。付属の差し替えパーツで目の表情も変更可能となっている。また、武器としてAKS-74Mライフルが付属。商品価格は29,074円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年6月17日21:00。商品の発売および発送は、2015年10月を予定している。TM & (C)MRC II Distribution Company L.P. and Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月14日迷える大人たちの物語をフランス人精神科医が綴り、日本でも翻訳されたベストセラーの映画化『しあわせはどこにある』から、主演のサイモン・ペッグとロザムンド・パイクが巻き起こす、ハートフルで素敵な日本版予告映像が到着した。精神科医ヘクター(サイモン・ペッグ)は美人でしっかり者の恋人・クララ(ロザムンド・パイク)と何不自由なく暮らしていた。ところが、毎日診察で患者の不幸な話を聞くにつれ、自分自身の"幸せ"について疑問を感じていく。クララの後押しもあり、彼はその答えを探す旅に出ることに。イギリスを出て、中国やチベット、アフリカからアメリカと、各地で集めた幸せへのヒントを記録していくヘクター。各地でハプニングに見舞われながらも、彼が辿り着いた答えとは…!?『マイ・フレンド・メモリー』『Shall We Dance?』といった、人間味溢れる作品を手がけたピーター・チェルソム監督が贈る、人間の本当の幸せについて考えたくなる本作。主演は『ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う』や『ミッション:インポッシブル』シリーズのサイモン・ペッグ。恋人のクララは、『ゴーン・ガール』でその衝撃的な演技が話題になったロザムンド・パイクだ。彼女を一躍スターダムに押し上げた同作の印象は強烈だったらしく、先日解禁となった日本版のポスタービジュアルには、「タイトルといい、ピンクなパイクといい、裏に何かあるのでは?と深読みしてしまう」「ハッピーな雰囲気でも疑ってしまう(笑)」と反響が続出。だが、公開された予告映像を見てみると、そんな印象は吹き飛んでしまう。“幸せ”を感じられなくなったヘクターが世界中を周り、これまでに体験したことない経験が彼を少しずつ変えていく要すが描かれていく。旅先で出会うのは、ステラン・スカルスガルド、トニ・コレット、ジャン・レノ、クリストファー・プラマーといった豪華で個性的な共演者たち。彼らとの出会いが、ペッグ演じるヘクターを幸せへと導いてくれるらしいのだが…?旅を続けながらも気づいた“きみにもどる旅”というメッセージが印象的な映像は、ハッピーでハートフル。彼らの旅をもっと見守っていたくなるものに仕上がっている。『しあわせはどこにある』は6月13日(土)よりシネマライズ、新宿シネマカリテ、品川プリンスシネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日ミュージカル『グッバイ・ガール』が今夏、紫吹淳と岡田浩暉のW主演で新たにお目見えする。コメディの名手ニール・サイモン作、リチャード・ドレイファス主演映画を原作としたブロードウェイ・ミュージカルである。今回の日本版は「日本一のニール・サイモン好き」と自負するマキノノゾミが初となるミュージカル演出を担い、上演台本の脚色にも着手。キャスト・スタッフともに実力派の布陣が構築する、大人のロマンチック・ラブコメディだ。ミュージカル『グッバイ・ガール』チケット情報稽古に先駆けて行われたポスター撮影では、主演のふたりが早くも雰囲気十分に、息の合った様子を見せてくれた。2011年の舞台『風と共に去りぬ』で共演した間柄に加え、ともに群馬県太田市出身。まるで幼馴染み同士のようなお互いへの深い信頼が、朗らかな対話から伝わってくる。「今回は気心の知れた岡田さんとご一緒なので、とても心強いです。岡田さんは見た目と同様にソフトで爽やかな人。いつまでも群馬の少年の心を持っているよう(笑)」(紫吹)。「紫吹さんはいつお会いしても優しくて、ふわ~っとした印象。でも決める時にはバチッ!と決めてくる。どんな役をされてもはずしませんね」(岡田)売れない役者エリオットと、ひとり娘を連れたダンサー・ポーラ。予期せぬ出会いをしたふたりが結ばれるまでのオシャレな恋物語を、この同郷のご両人が立ちあげると想像すると、早くも心和み、頬が緩む。「ついにこういう役がきたか、と(笑)。シングルマザーの役は初めて。結婚も、子供を産んだこともないですが、ポーラの役を通して経験ができて、少しでもオンナに磨きがかかったらいいな」とチャーミングに笑う紫吹に、岡田は「でも紫吹さんは落ち着いているじゃないですか。前回ご一緒した舞台でも母性を感じたし、芝居から豊かな個性が伝わってきた。すぐに母親の顔になっちゃうと思うよ」と太鼓判。岡田自身も「これをやりたいんだ、という情熱を持っている」エリオットに自らを重ね、「実感を持って演じられます」と強い意欲を見せた。マキノがふたりに当てて脚色する台本を心待ちにしているというふたり。役柄の中に素の魅力がのぞく、応援せずにはいられないカップルの誕生を期待したい。「大人だとか子供だとか、そんな定義を超えた恋愛がそこにある、しっかりとしたラブストーリーだと思います。2回観たくなるようなミュージカルにしたいですね」(岡田)。「私は3回観てもらいたい(笑)。子供の頃は今の自分の年齢を、もっと大人だと思ってた(笑)。だから子供のほうが冷静に大人を見ているのかも。そんな雰囲気をうまく出せたらいいですね」(紫吹)公演は8月7日(金)から23日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて。チケットの一般発売は4月25日(土)午前10時より。チケットぴあでは前から18列目までの良席先行をインターネット先行先着「プリセール」にて、4月11日(土)昼12時より受付。取材・文:上野紀子
2015年04月10日デヴィッド・フィンチャー監督の大ヒット作『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』のサイモン・ペッグとタッグを組む『しあわせはどこにある』。この度、本作からカラフルなポスタービジュアルが公開された。主人公、ヘクター(サイモン・ペッグ)は、ちょっぴりお茶目で変わった精神科医。しっかり者の恋人クララ(ロザムンド・パイク)と満たされた生活を送っていたはずなのにふいに人生に「幸せ」を感じられなくなっていた。日々の生活の中で一向に幸せにならない患者たちの事や、クララとの関係にも息詰まりを感じていた。ヘクターは考えた。果たして幸せはとは何なのか?自分には幸せは存在するのか?悩んだヘクターは、Googleでも決して教えてくれない答えを求め、旅に出る事を決意。中国、アフリカ、ロサンゼルスと世界中を巡る中、様々な人との出会いと別れ、これまでに体験した事のない経験が次第に彼を成長させていく。いつしか彼の心の中にも変化が訪れる。迷える大人たちのための物語をフランス人精神科医が執筆し、日本でも翻訳されベストセラーとなった「幸福はどこにあるー精神科医ヘクトールの旅」(NHK出版刊)を原作に、『Shall We Dance?』『マイ・フレンド・メモリー』のピーター・チェルソムが映画化した本作。主演のサイモンやロザムンドを始め、トニ・コレット(『リトル・ミス・サンシャイン』)、ステラン・スカルスガルド(『ニンフォマニアック』)、ジャン・レノ(『レオン』)、クリストファー・プラマー(『人生はビギナーズ』)ら実力派俳優が顔を揃えている。今回公開された日本版のポスターは、世界各地をめぐる主人公のキュートなお決まりファッションを大きく見せるとともに、彼が旅先でノートに書き記すイラストも散りばめられていてカラフルでポップなビジュアルとなっている。また、“ヘクター先生のハッピー・キャリーバッグ”付き、前売鑑賞券が4月上旬よりシネマライズ、新宿シネマカリテほか全国の劇場で発売されるとのことだ。『しあわせはどこにある』は6月13日(土)よりシネマライズ、新宿シネマカリテ、品川プリンスシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月03日米BOX OFFICE MOJOは3月6日~3月8日の全米週末興業成績を発表した。『第9地区』『エリジウム』のニール・ブロムカンプ監督最新作『チャッピー』が初登場首位。2016年のヨハネスブルグを舞台に、成長するAI(人工知能)を搭載したヒューマノイド“チャッピー”が主人公の物語。チャッピーの声とモーションキャプチャーを『第9地区』『エリジウム』にも出演しているシャールト・コプリーが担当し、チャッピーの開発者・ディオン役を『スラムドッグ$ミリオネア』のデーヴ・パテールが演じている。その他、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバーといった人気俳優も脇を固めている。ブロムカンプは『エイリアン』の続編を監督することが決まっており、今最も旬な映画監督の1人だ。3位『The Second Best Exotic Marigold Hotel(原題)』も今週初登場。2012年に公開された、ジョン・マッデン監督の『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』 の続編で、優雅なリゾート生活を求めてインドにやって来た熟年男女7人が、様々な経験と葛藤を経て、人生を模索する前作からのその後の姿を描いたコメディ・ドラマ。前作同様、ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ビル・ナイ、リチャード・ギア、デーヴ・パテールらが出演している。前週トップの『フォーカス』は2位にランクダウン。『Kingsman: The Secret Service(原題)』は2位から4位に、『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』は3位から5位へ転落するなど、以下のラインアップも順位を落とした。10位に初登場の『Unfinished Business(原題)』は、中小企業の社長と部下2人のヨーロッパ出張を舞台にした、『人生、ブラボー!』のケン・スコット監督によるコメディ。『僕が結婚を決めたワケ』のヴィンス・ヴォーン、『ネイバーズ』のデイヴ・フランコ、『パーフェクト・プラン』のトム・ウィルキンソンが3人のビジネスマンを演じている。
2015年03月09日デザイナーのニール・バレット(Neil Barrett)によってリブランディングされた「ブラックバレット(BLACKBARRETT)」。その初となる15SSシーズンよりプレ・メインコレクションが発表された。ニール・バレットの完全監修の元、プレスプリングコレクションにはイギリスのパブリックスクールをイメージしたアイテムがそろった。その最もわかりやすい特徴となるのが、名門校エトンの校庭をイメージした太いボーダー、カラーブロックなどのデザインモチーフ。更にチョークストライプやピンストライプなど、伝統的なパターンをカットソーに落とし込んでいる。またメインは、線とストライプのシンプルな美しさを追求。スカルに浮き出る幾何学模様、バスケットコート上の規則的な境界線など、現代アートに通じるグラフィックが機能的なスポーツウエアやテーラリングと調和している。一方で、木の年輪や枝の重なりによって生み出された不規則な線や円は、オーセンティックなメンズのシルエットに落とし込まれた。今シーズンよりニールが全作品の90%以上に渡ってディレクションを担当。メインブランドのフィッティングやパターンを取り入れながら、今後はデザインや素材、価格帯で彼のファンを魅了するようなアイテムが展開されることになりそうだ。
2015年03月04日TVシリーズ「ママと恋に落ちるまで」のニール・パトリック・ハリスが、次回のアカデミー賞授賞式の司会者に決定した。子役からキャリアをスタートさせ、映画やTV、舞台でも活躍し、これまでにトニー賞授賞式で4回、エミー賞授賞式で2回、司会を務めてきた経験を買われての起用で、オスカー受賞式プロデューサーのニール・ゼイダンは「ニールを司会者に迎えることができて、我々はとてもうれしく思っています」とコメントしている。ニール自身は「今年度のアカデミー賞授賞式の司会役を仰せつかり、本当に光栄でうれしく思っています。僕はオスカー受賞式のTV中継を見て育ちました。ジョニー・カーソン、ビリー・クリスタル、エレン・デジェネレスをはじめとする歴代の名司会者たちの後に続くことができて、バケットリストの夢が1つ叶いました」とコメント。ニールはインスタグラムなどSNSに動画も投稿。シリアスな表情で「やります」と言って電話を切ると、満面の笑みを浮かべて「ナイス!」と言う。次に、死ぬまでにやっておきたいことを列記した手書きの「バケットリスト」が映し出される。「トニー賞受賞」「TV番組に主演」「バンジー・ジャンプ」「子どもを持つ」「結婚する」など20項目がリストアップされ、最後の1つ以外はすべてチェック・マークがついている。最後の項目はもちろん「オスカー授賞式を司会する」。この項目をペンで丸く囲んで動画は終了。ニールは動画に「今日はすごい日だった…」とコメントを添えている。ここにチェックがつけられるのは来年2月22日(現地時間)、第87回アカデミー賞授賞式が行なわれた後になるだろう。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月17日第87回アカデミー賞のホストに、俳優のニール・パトリック・ハリスが決まった。オスカーのホストを務めるのは始めてだが、ハリスは過去にエミー賞のホストを2回、トニー賞のホストを4回務め、好評を得た大ベテラン。歌と踊りの才能が豊かな上、テレビの人気コメディ番組で一般の視聴者への知名度もある。その他の情報ハリスは「アカデミー賞のホストをお願いされたことに、光栄と興奮を感じています。僕はアカデミー賞を見て育ち、いつもホストの方々のすばらしさに感激していました。ジョニー・カーソン、ビリー・クリスタル、エレン・デジェネレスをはじめとする過去のホストに続くことができて、死ぬまでに実現させたかった夢のひとつがかなった気がします」とコメントしている。ハリスが出演したデビッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』がオスカー候補入りするのではと言われており、ハリスの感激はさらに大きくなる可能性がある。文:猿渡由紀
2014年10月16日ユナイテッド・シネマ豊洲をメイン館として、2015年の全国公開が予定されている映画『原宿デニール』の撮影が、2014年9月末より竹下通りを中心に原宿で行われる。最先端で斬新なカルチャーを発信し、国内だけでなく世界中から注目されている原宿を舞台に、夢を抱いた個性溢れる若者たちの人生が交錯する物語。学生、地方から出てきた人、海外からの観光客、そしてそこで働く人々……さまざな文化が混沌としている現在の原宿を、映画『ホテルビーナス』で独特の映像表現で大きな評価を得たタカハタ秀太氏が描出す。これまでにTVバラエティ『チョナンカン』(フジテレビ)、ドラマ『黒い十人の黒木瞳。』(NHK BSプレミアム)、『ミエリーノ柏木』(テレビ東京)など、幅広いジャンルを手がけてきたタカハタ秀太監督だが、本作ではオリジナル脚本も担当する。出演は、クレディ-セゾンCMで頭突きによる瓦割りを披露し、お茶の間に衝撃を与えた女優・武田梨奈と原宿発がけっぷちボーイズグループBEE SHUFFLEのダブル主演。BEE SHUFFLEは、映画初出演にして初主演のみならず、主題歌も担当する。そのほか、キングオブコメディの今野浩喜など個性派俳優が脇を固めるという。なお、DATV(CS)番組『シャッフルオーディション』でさまざまなミッションをクリアし、2014年2月にメジャーデビューをはたしたBEE SHUFFLEだが、本作品の出演にあたり、さらなるミッションとして、「観客動員数3万人を実現する事」が課せられる。果たして、数々の難関をクリアしてきたBEE SHUFFLEは今回もミッションをクリアできるのか? 映画本編同様、彼らのサイド・ミッション・ストーリーにも注目しておきたい。■映画『原宿デニール』概要【公開予定】2015年予定【撮影期間】2014年9月末~10月上旬【撮影場所】原宿・竹下通り/裏原宿ほか【出演者】武田梨奈、BEE SHUFFLE (ミンス、ジュノ、ジュン、シュウタ、ギュミン)ほか【公開劇場】ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国順次ロードショー【主題歌】BEE SHUFFLE(ユニバーサル ミュージック)
2014年09月28日2013年秋冬コレクション ニール・バレット のショウが、ヴィクトワール広場近くの会場にて行われた。今回のテーマはレディスとメンズの相乗効果の探究。メンズウエアのワードローブをレディスウエアの言語に解釈。新しいミニマリズムが最も重要なテーマ。余分なものがそぎ落とされることで現れた服本来が持つ純粋な要素によってモダニストの精神が表現されるという。二―ル・バレット本来のものづくりでは?と思われる内容がリリースに記されていた。ここ数シーズン、軽快でフェミニンな印象が加わったコレクション。今回もモダンで「秋冬シーズンならではの軽やかさ」が感じらる。カラーはベージュ、ミッドナイトブルー、黒、グレーと色数の絞られた中で素材とのコラボレーションで豊かであった。(ミルフィーユ)詳しいパリコレレポートは こちら 。
2013年03月06日