御殿場高原ビールは3月25日、期間限定の「桜ビール」の販売を開始する。御殿場高原ビールは、1995年6月に静岡県御殿場市に誕生したクラフトビールメーカー。新鮮でおいしいビールを提供したいという理念のもと、富士山から流れる伏流水と厳選した素材を使用し、年間400キロリットル以上のビールを生産している。今回発売する「桜ビール」は、御殿場高原ビールの創業時に在籍し、クラフトビール造りの基礎を築き上げたドイツ人醸造士が、敷地内に咲く河津桜からひらめいて醸造したビール。赤みを帯びた色合いと、下面発酵のすっきりとした味わいながらも華やかな香りが特徴となっている。価格は4本入り2,160円(税込)。御殿場高原ビール内売店またはオンラインショップで、4月19日(予定)までの期間限定で販売する。なお同商品は、同施設内の地ビールレストラン「グランテーブル」、 バイキングレストラン「麦畑」でも飲むこともできる。
2015年03月02日GMOクラウドは、同社の提供するレンタルサーバーサービス「iCLUSTA+< アイクラスタプラス」の新規申込ユーザーを対象にドメイン費用相当額が無料になるキャンペーンを2月18日より開始した。このキャンペーンでは、申し込み時にキャンペーンコードを入力することで、一般ドメイン名(.com/.net/.org/.biz/.info)の初年度ドメイン料金相当額「1,800円」を初回支払額から割引くもの。キャンペーン期間は2015年2月18日から2月27日18時まで。「iCLUSTA+ アイクラスタプラス」の新規申し込みユーザーが対象で、新規でドメインを取得する場合だけでなく、ドメイン取得済みで他社サービスから移転する場合もキャンペーンの対象となる。「iCLUSTA+ アイクラスタプラス」は、サーバーのクラスタ構成による安定稼働やマルチドメイン、最大600GBのディスク容量などを特徴とするビジネス向けレンタルサーバー。料金は月額934円(税別)から提供される。
2015年02月19日富士通は2月18日、グループ国内外で稼働中のすべての社内システム計約640システム(サーバ数:約1万3000台)を、次世代クラウド基盤に移行することを決定したと発表した。移行は、2015年2月より順次実施し、今後5年間で完了する予定。全社内システムをクラウドに移行する理由については、既存システムのモダナイゼーションと効率化を実現するとともに、自社の実践をリファレンスとして顧客への提案に生かすためとしている。同社で稼働している約640のシステムの内訳は、日本が約450システム(サーバ数:約8000台)、海外約190システム(サーバ数:約5000台)で、CRM/販売支援システム、SCM/ECMシステム、人事・経理などのコーポレート系システム、全社の情報共有やコミュニケーションを支えるグローバルコミュニケーション基盤などの共通システムに分類される。移行の第1弾として、コーポレート系の2システムより移行が開始される。全社内システムの移行が次世代クラウド基盤へ完了すると、TCOを5年間で約350億円削減できる見込みだという。今回、システムの移行先となる次世代クラウド基盤は、同社が開発を進めているOpenStackベースの新たなクラウドサービス基盤。社内システムを移行するとともに、一部の顧客と実証を行いながら継続的に機能開発を行い、2015年度中に顧客への提供が開始される予定。
2015年02月19日日本オラクルは2月16日、最新の高帯域フラッシュ・テクノロジー「NVM Express」を実装し、「Oracle Database」の高速化を実現するx86サーバの新製品「Oracle Server X5-2」と「Oracle Server X5-2L」 を提供開始した。両製品は、最大18コアのインテル Xeon プロセッサE5-2600 v3と24個のメモリ・スロットを搭載しており、前世代の機種と比べ、コア数・メモリ容量いずれも50%、メモリ帯域幅も33%増加している。また、いずれの製品も最大4個のホットスワップ可能なフラッシュ・ドライブが「NVMe」に対応しており、従来のフラッシュ・テクノロジーと比べて帯域を2.5倍以上拡張することで、データ処理の遅延を減らし、パフォーマンスを向上するという。「Sun Server X5-2」は、最大ストレージ容量が9.6TBのディスクまたは3.2TBのフラッシュで、筐体形状が1ユニット、奥行き737ミリメートル。最小構成価格は1プロセッサ搭載時で66万4672円となっている(税別)。「Sun Server X5-2L」は、最大ストレージ容量が50.4TBのディスクまたは9.6TBのフラッシュで、筐体形状が2ユニット、奥行き737ミリメートル。最小構成価格は1プロセッサ搭載時で75万8367円となっている(税別)。
2015年02月16日GMOクラウドは、「GMOクラウド」の専用サーバおよびクラウドサービスにおいて、 パラレルスのサーバ管理ツール「Parallels(パラレルス) Plesk(プレスク) 12」(以下、Plesk 12)の3つのエディションに対応し、 1月28日より提供開始したと発表した。「Parallels Plesk」は、 GUIにより直感的にサーバを管理することができるサーバ管理ツール。 顧客のWebサイトを運営するサーバ管理者に導入されており、 導入実績は世界130カ国、 5万社以上に上るという。そこでGMOクラウドは顧客が手軽にサーバ管理ができるよう、「Plesk 12」の対応を開始した。「Plesk 12」は、 「GMOクラウド Altus Basicシリーズ」、「GMOクラウド 専用サーバー」「マイティーサーバー」の3サービスで、月額350円(税別)から提供する。「Plesk 12」では、 WordPressの管理機能の「WordPress Toolkit」を搭載し、該当サーバへのWordPressのインストール/更新/削除はもちろん、 WordPressプラグインやテーマのインストール/更新/削除/アクティブ化といった作業も、 コントロールパネルで一元管理できる。 また、WordPressの脆弱性を突いた第三者からの攻撃を未然に防ぐため、 管理対象サーバのWordPressについてセキュリティが不十分な設定を検知した場合、 コントロールパネル上で知らせ、 ワンクリックでセキュリティ改善の設定が行える。そのほか、管理するサーバと、 運営しているWebサイトの両方を保護するセキュリティ機能が搭載されており、 すべてのエディションで利用できる。プランには、Web Admin Edition、Web Pro Edition、Web Host Editionがあり、月額料金は350円、800円、1,500円/5,000円(いずれも税別)。
2015年01月28日日本HPは1月27日、ミッションクリティカルな環境向けに最適化された新しい無停止サーバ「HP Integrity NonStop X」を発表した。新サーバはx86アーキテクチャやInfiniBandなど業界標準テクノロジーを全面的に採用することでミッションクリティカルシステムに対応。また同社は、同時にミッションクリティカル用途向け「HP Integrity サーバー」のポートフォリオを拡充し、2Uタイプ1ソケットのラックマウント型サーバ「HP Integrity rx2800 i4 1-socket」を発表した。「HP Integrity rx2800 i4 1-socket」は最大8コアのIntel Itaniumプロセッサー9500ファミリーを搭載し、2Uのコンパクトな筐体ながら、HP-UXに対応するエントリーモデルのサーバとなる。1-socketモデルは、Oracle Databaseとの相性が良いHP-UX 11i v3を利用した小規模データベースシステムの構築・リプレースに最適となっている。最小構成価格(税別)は「HP Integrity NonStop X」が6,061万9,900円~、「HP Integrity rx2800 i4 1-socket」が161万8,000円。
2015年01月27日サードウェーブテクノロジーズは21日、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズの搭載に対応したラックマウントサーバ「RS5122-4NH」を発表した。2Uラックスペースに最大4ノードを搭載できる。即日販売を開始し、4ノード搭載時の価格は税別1,289,000円から。通常の1Uラックマウントサーバの半分のスペースで、同等コア数の環境を構築可能できるため、限られたラックスペースを有効に活用できるという。電源は4ノードで冗長化電源を採用する。1ノード当たりの主な仕様は、CPUがintel Xeon E5-2620 v3(2GHz / 6コア / 12スレッド)、チップセットがIntel C602、メモリがDDR4 ECC Registerd 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、ディスプレイアダプタがIntegrated 2D Video Controller、電源は1600W 80PLUS Platinum×2。インタフェースは、GigabitEthernet×2(Intel i350)、拡張スロットがPCI Express 3.0x16×1、USB 2.0×2、D-sub×1、Management LAN×1。本体サイズはD438×D771×H86.9mm。
2015年01月21日新菱冷熱工業は1月20日、データセンターにおけるサーバー室の温度・気流の状態をCFD技術で自動表示する「空間ビジュアライズシステム」を開発したと発表した。同システムは、自社開発のCFD(数値流体シミュレーション)解析技術を用いて、サーバー室の温度・気流を自動で「見える化」するもの。サーバーと空調機の運転状況を基にしてCFD解析を行い、サーバー室の温度・気流の状態を一定間隔で自動的に算出する「CFD自動実行機能」により、サーバー室全体に多数の温度センサーを設置せずに温度・風速の変化を継続的に把握することができる。さらに、見える化したデータは自動的に蓄積される「自動レポート化機能」により、サーバー室の問題点が明らかにし、環境改善や将来のサーバー更新工事に活用することも可能だ。新菱冷熱工業は、同システムを活用し、これまでデータセンター内サーバーの温度管理や入れ替え、追加、レイアウト変更時の温度・気流管理に課題を抱えている顧客に対し、積極的に提案営業を行っていく。
2015年01月21日GMOクラウドは1月14日、クラウド型ファイルサーバ「ファイル執事 byGMO」を同日より提供開始したと発表した。「ファイル執事 byGMO」は、セキュアな接続を実現する「リモートアクセスVPN機能」や、ファイル復元機能を標準搭載し、導入から運用、監視までの作業を顧客に代わって行う、専任のシステム担当者を持たない中小企業に最適なサービスとして提供される。「500GB」「1000GB」「2000GB」の3プランが用意され、標準機能のほかにオプションでストレージ容量のカスタマイズにも対応している。「Active Directory」の連携に対応しているので、社内ファイルサーバと併用した一元管理も可能なほか、パソコンのローカルフォルダへアクセスする感覚で簡単にファイルの保存・編集などの操作を行える。また、アクセス権の設定もOS標準の操作で設定できる。標準搭載している「ボリュームシャドウコピー機能」では、ファイルサーバ上のファイルやフォルダの変更履歴を定期的に記録。そのため、誤操作でファイルを削除してしまった場合でも、一定時で保存されたファイルを復元することができる。価格は初期費用が6万8,040円、月額費用が2万1,860円(500GBプラン)~、2万9,960円(1000GBプラン)~、4万6,160円(2000GBプラン)~。ユーザー数は20ユーザーで、追加オプションもある。また同社は、「ファイル執事 byGMO」のサービス開始に伴い、導入支援セミナーをセルリアンタワー(東京都渋谷)で2015年2月3日に開催する。参加費用は無料。詳細・申し込みはこちらから。
2015年01月15日アスクは13日、ZOTAC製グラフィックスカードの新モデルとして、GPUにNVIDIA GeForce GTX 980を搭載したサーバ向けモデルド「ZOTAC GeForce GTX 980 Server Edition」を発表した。1月下旬の発売を予定し、価格はオープン。「ZOTAC GeForce GTX 980 Server Edition」は、リファレンススペックでは6ピン×2の補助電源コネクタを8ピン×1としたほか、コネクタの位置を側面から前面に移動した。また、ベースクロックを1,126MHzから1,140MHzへ、ブーストクロックを1,216MHzから1,241MHzにオーバークロックし、それに伴いTDPも165Wから178Wに増加している。主な仕様は、ベースクロックが1,140MHz、ブーストクロックが1,241MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 4GB、メモリスピードは7,010MHz、TDPは178W、補助電源は8ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×3。本体サイズはW266.7×D111.15×H35.3mm。
2015年01月13日ネットアシストは1月13日より、24時間サーバの監視を無料で行うSaaS型サーバモニタリングサービス「SavaMoni.」の提供を開始したと発表した。今回提供を開始した「SavaMoni.」は、24時間365日体制の監視を無料で代行するサービスで、これまで監視体制の構築・運用が難しかった事業者様も導入することが可能だという。このサービスは、事業者様の代わりにサーバーやネットワークの監視を24時間自動で行うもので、サーバの稼動状況やアラート履歴がオンライン画面で管理でき、異常が検知された際に、自動的に電子メールや自動音声電話(有料オプション)で通知を行う。1アカウントで5台のサーバ監視が可能で、Web上でIPアドレスやドメインといった項目を入力することで、サービスを利用できる。また、サーバ単位で稼動状況をオンライン上で確認でき、アラート設定が可能となっており、事業者毎の監視体制のカスタマイズにも対応する。
2015年01月13日Yahoo! Japanは1月8日、「SHA-2のSSLサーバ証明書への移行について - Yahoo! JAPAN Tech Blog」において、2015年中にSHA-1サーバ証明書をSHA-2サーバ証明書へ随時切り替えていくと伝えた。切り替えのタイミングはサービスごとに任意に実施するという。ハッシュ関数であるSHA-1はすでに安全ではないと見られており、堅牢なセキュリティが要求される分野ではSHA-1の利用は推奨されていない。CA/Browser Forumでは1月16日以降はSHA-1証明書の発行を実施すべきではないという指針を示しており、関連するベンダーやプロジェクトでは似たようなタイムラインでSHA-1サポートの廃止へ向けた取り組みを進めている。SHA-1しかサポートしていないソフトウェア、例えばすでにセキュリティサポートが終了したオペレーティングシステムを使っている場合などは、サーバ証明書の移行が進むと対象サイトにアクセスできなくなることが予想される。なお、古い携帯電話などの組み込み機器も同様の結果になると思われる。
2015年01月09日トレンドマイクロは12月24日、企業のIT管理者を対象にしたインターネット調査「企業におけるサーバー脆弱性対策に関する実態調査 2014」を実施し、その結果を発表した。今回の調査は、企業が運用している業務用サーバーに対する脆弱性対策の実態や課題について2014年12月に調査したもの。企業のサーバー運用に関わるIT管理者515名から回答を得られた。調査では、脆弱性のあるサーバーにおいて、メーカーよりその脆弱性に対する更新プログラムが提供された際に、必ず更新プログラムを適用しているか質問した。回答では、「更新プログラムを適用できていないサーバーもある」との回答が27.0%を占め、「全てのサーバーに対して更新プログラムを適用していない」が8.5%、「対応できているのか把握できていない」が4.2%となった。「脆弱性が確認された全サーバーに対して更新プログラムを適用している」のは50.3%のみで、約半数が脆弱性の確認されたサーバーに対する更新プログラムの対応が十分にできていない状況が明らかになった。また、メーカより提供されるサーバーの脆弱性に対する更新プログラムの適用において、「時間がかかる」という課題を感じているとの回答者が全体の69.9%となった。時間がかかる理由としては、「計画的にサーバーを停止させる必要があるため(31.5%)」が最も多く、続いて「検証期間に時間がかかるため(29.3%)」「作業スケジュールを確保するのが困難なため(27.2%)」「サーバー毎に脆弱性を確認し、必要な更新プログラムを確認し準備するまでに時間と手間がかかるため(20.8%)」、「リソース不足のため(17.9%)」などの回答が挙がった。スケジュールやリソース確保といった人的要因のほか、更新プログラムの事前準備や適用中のサーバーの停止など更新プログラムの運用面で多くの企業が課題を抱えていることが浮き彫りにとなった。「全てのサーバーに対して更新プログラムを適用している」または「更新プログラムを適用できていないサーバーもある」の回答者を対象に、サーバーの脆弱性に対する更新プログラム適用の作業プロセスにおいて、その間に何か脆弱性対策として補完した対策を実施しているかを質問した。その結果、40%程度が「特に何もしていない」「分からない」と回答であった。更新プログラム適用まで時間を要するという課題を抱える一方で、その脆弱性をついたサイバー攻撃に対するセキュリティリスクについても十分な対策がなされていないことがわかった。さらに、サーバーOSの更新プログラムの適用の遅れ、もしくは未適用が原因で、業務用サーバーが外部から攻撃などを受けたことがあるかの質問に対して、15.1%が「経験あり」と回答。実際に外部からの攻撃を受けた経験を持つ回答者が一定数存在することがわかった。
2014年12月25日日本HPは12月25日、x86サーバ「HP ProLiant サーバー Generation 9(以下、HP ProLiant サーバー Gen9)」において、コスト重視のワークロード向けエントリーシリーズとして「HP ProLiant 10シリーズ」のラックマウント型製品2機種を含む計6機種を発表した。同日より出荷が開始される。新たに発表されたのは、HP ProLiant DL60 Gen9、HP ProLiant DL80 Gen9、HP ProLiant DL120 Gen9、HP ProLiant ML150 Gen9、HP ProLiant XL740f Gen9、HP ProLiant XL750f Gen9の6機種。今回、新たに発表された「HP ProLiant DL60 Gen9」と「HP ProLiant DL80 Gen9」の「10シリーズ」は、クラウド、ソーシャルサービスのITインフラストラクチャのワークロード分野に対するエントリー製品。HP ProLiant DL60 Gen9は、仮想化・クラウド環境ワークロード向けに最適化された1Uラックマウントサーバ。HP ProLiant DL80 Gen9は、ファイルサーバーやHadoopなどの大規模データを扱うワークロード向けに最適化されたコストパフォーマンスに優れた2Uラックマウントサーバ。いずれも最大12コアのIntel Xeon E5-2600 v3プロセッサーを2基搭載、メモリは8個のDIMM スロットに最大256GBのDDR4メモリを搭載できる。ストレージは12Gb/s SAS に対応し、処理性能の向上を実現している。また、ASHRAE環境基準A3に適用、最大40度の環境を保証する。HP ProLiant DL60 Gen9の価格は21万7,000円(税別)~。HP ProLiant DL80 Gen9の価格は28万2,000円(税別)~。HP ProLiant DL120 Gen9は、1Uラックマウント型の1ソケットサーバで、NonSQLのデータベースサーバや中位の仮想化環境ワークロード向けに最適化された製品。最大12コアのIntel Xeon E5-2600 v3プロセッサーを1基搭載でき、メモリは8個のDIMM スロットに最大256GBのDDR4メモリを搭載できる。ストレージは12Gb/s SAS に対応し、処理性能の向上を実現している。また、ASHRAE環境基準A3に適用、最大40度の環境を保証する。価格は25万7,000円(税別)~。HP ProLiant ML150 Gen9は、コストパフォーマンスに優れた2ソケットタワー型サーバで、高負荷ワークロードに最適化。25dBAでオフィス環境に適した静音設計を実現した。最大12コアのIntel Xeon E5-2600 v3プロセッサーを2基搭載、メモリは16個のDIMM スロットに最大256GBのDDR4メモリを搭載できる。16台の2.5型ドライブおよび8台の3.5型ドライブの搭載可能で、1Gb2ポートのネットワークアダプターを標準搭載、6PCIe拡張スロットを装備する。ストレージは12Gb/s SAS に対応し、価格は26万円(税別)~。HP ProLiant XL740f Gen9とHP ProLiant XL750f Gen9は、高度な演算処理能力と画期的な水冷設計を組み合わせた超低消費電力のスーパーコンピュータである「HP Apollo 8000 System」用のモジュラー型サーバトレイ。HP ProLiant XL740f Gen9は、HPCやサービスプロバイダーなど高密度実装を求めるワークロードに、HP ProLiant XL750f Gen9はHPCにおけるさらに高度な科学技術計算のワークロードに最適な製品。また同社は、HPサーバ、HP StoreServe 3PARを含むプラットフォームを単一のコンソールから管理できる統合管理ソフトウェア「HP OneView 」の最新バージョン「HP OneView1.20」をリリースした。HP OneView1.20は、サポート対象機種の拡大や、Virtual Connectマイグレーションツールの提供、レポーティング機能、ダッシュボードカスタマイズ機能、アラートの自動転送機能などの拡張を行っている。
2014年12月25日神奈川県厚木市の地ビールメーカー、サンクトガーレンは2015年1月9日に、バレンタイン向けのチョコレート風味ビール、通称"チョコビール"を4種の味で一斉発売する。同社の"チョコビール"は、チョコレートを使った甘いビールではなく、ビールの材料のみで造ったビターなカカオのような風味のビールだという。○ビターチョコやコーヒーを思わせるほろ苦さを最大限に引き出した"チョコビール"通常ビールに使う麦芽(ベース麦芽)は約85度で焙煎し、きつね色をしているが、同ビールに使う麦芽は約160度の高温で焙煎している。ベース麦芽が焦げる寸前の状態で、色はダークな茶色。かじるとほろ苦いビターチョコのような風味がすることから"チョコレート麦芽"と呼ばれている。チョコレート麦芽がもたらすダークな色や、カカオのような香ばしい香り、ビターチョコやコーヒーを思わせるほろ苦さを最大限に引き出したのが同社の"チョコビール"とのこと。「インペリアルチョコレートスタウト」は、2006年より毎年バレンタインシーズンに限定販売している"チョコビール"の代名詞といえる商品で、累計販売本数は20万本を超える。通常の黒ビールの2.5倍以上の原料を使用しているにも関わらず、1回の仕込みで通常ビールの半分程度しか量ができない、超特濃ビール。泡はシェイクのように固く真っ黒で、フルボディの赤ワインに負けない飲み応えがあるという。アルコールが9%あり、ワインのように2年間熟成が可能。容量330mlで、価格は648円(税込)。「スモークドチョコレートスタウト」は、チョコレート麦芽とともに、ブナの木で燻煙したスモーク麦芽を使用。カカオを思わせる香ばしい風味と、スモーキーな風味が複雑に絡み合うという。アルコール6.5%。容量330mlで、価格は540円(税込)。「オレンジチョコレートスタウト」は、マーマレードに使われる "橙(だいだい)"というオレンジを皮ごと細かく刻み、ジャムをつくるように長時間煮込んで風味を凝縮。それをビールの基になる麦汁(ばくじゅう/ノンアルコールの麦ジュース)に合わせて発酵させた。オレンジピールにチョコレートをコーティングしたお菓子"オランジェ"のような味わいのビールだという。アルコール6.5%。容量330mlで、価格は540円(税込)。なお、日本の酒税法では果実がビールの原料と認められていないため、同商品は発泡酒表記となる。「スイートバニラスタウト」は、エスプレッソのように濃厚な黒ビールにバニラの香りを溶け込ませている。飲み口は甘くまったりで、後口はバニラチョコのような仕上がりだという。エッセンスなどの人工物は一切添加せず、一流パティシエも使用する パプアニューギニア産のAグレードバニラを使用している。アルコール6.5%。容量330mlで、価格は463円(税込)。日本の酒税法ではスパイスがビールの原料と認められていないため、同商品は発泡酒表記となる。同商品のみ唯一通年で販売。1月9日にバレンタインラベルで本数限定で発売する。サンクトガーレン直営オンラインショップでは現在、"チョコビール"4種セットの先行予約を受け付けている。また、日本橋タカシマヤ、新宿タカシマヤ、玉川タカシマヤ、横浜タカシマヤ、柏タカシマヤ、大阪タカシマヤ、京都タカシマヤ、東京駅構内「LE COLLIER MARUNOUCHI(ル コリエ 丸の内)」ほか、全国のサンクトガーレン取扱店の店頭でも購入可能となる。さらに、2015年1月9日~18日、東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京2015」のサンクトガーレンブースで4種のチョコビールのボトル販売と、樽生での販売を実施。1杯500円~の販売のほか、4種類一気に楽しめる"飲み比べセット"(1,000円)も用意する。
2014年12月19日●好調なサーバ、ストレージ、ネットワークのビジネスPCメーカーとしてスタートしたDellは現在、エンタープライズベンダーに転身する戦略を進めている。最大の転機となったのは1年前の株式非公開化だろう。それから1年、創業者Michael Dell氏の指揮の下でDellはストレージなどの主要市場でシェアを伸ばした。今回、アジア太平洋・日本地区でエンタープライズソリューション事業部を統括するバイスプレジデントのPeter Marrs氏にエンタープライズ市場とDellの戦略について話を聞いた。--この1年、Dellのアジア太平洋・日本地区のエンタープライズ事業はどのように推移したのか。--Marrs氏: 非公開企業なので数字は公開できないが、2桁成長を遂げることができた。営業への投資、チャネルへの投資、そして戦略へのフォーカスが実を結んだ一年だったと言える。サーバはシェアトップを維持し、ストレージも内部と外部のテラバイト総出荷ベースで首位だ。ストレージ全体では第3四半期に2桁成長を実現しており、今四半期も2桁成長を維持できると見込んでいる。なかでも、iSCSIは連続で1位を達成しており、IDCの調査では第3四半期に前四半期比で成長したのは当社のみだ。ネットワーク分野も2桁で成長しており、シェアは7位から5位に上げた。ストレージ分野は変革期にあり、ソフトウェア定義の方向に進んでいる。今後、ストレージはサーバに組み込まれていくだろう。そうなると、当社はサーバ事業で成長を続けているので、サーバ1台当たりの売上増を図ることができる。注目すべき製品としては、「Dell Storage SC4020」を紹介したい。これはミッドレンジ向けのファイバーチャネルストレージ製品で、ストレージ分野の成長を加速する製品となった。当初はアジア市場のニーズに合わせて開発した製品だったが、現在はグローバルで展開している。われわれには素晴らしい製品と製品ロードマップ、戦略があり、優秀なチームがある。今後も市場の見通しはよいが、唯一の懸念材料を挙げるなら為替レートの変動だ。--Hewlett-Packard(HP)の分社化、IBMによるx86サーバ事業部の売却などがあった2014年はエンタープライズ分野にとって変動の一年だったが、どう見ているか?--Marrs氏: われわれにとってチャンスが増えた1年だったと思っている。IBMはずいぶん前にPC事業から撤退し、今回x86サーバ事業を切り離した。この戦略がIBMにとって正しいかどうかはわからないが、Dellからするとチャンスとなる。IBMは一流ブランドだが、チャネルパートナーから見るとUNIXベースのサーバ、ストレージなどしか持たず、インフラストラクチャを構成できるフルの製品ラインがそろっていない。AIX環境は日本では金融分野を中心に利用されており、シェアは安定しているが、世界的に見ると縮小傾向にある。現在はAIXを利用している業務も将来は標準ベースに移行するだろう。これはDellにとって商機となる。HPは分社化によりパートナーは2社とやりとりをしなければならなくなる。これに対し、われわれはエンド・ツー・エンドでポートフォリオを持っているため、ワンストップショップとしてお付き合いいただける。11月に開催したイベント「Dell World 2014」では、1億2500万ドルを投じてチャネルパートナーを支援するプログラムを展開することを発表した。われわれはITのモダナイズ(モダン化)というトレンドを支援し、さらに加速していく。われわれはレガシーなシステムを持っていないので、これが可能だ。●加速するコンバージド・インフラへの製品投下--Dell Worldでは最新のコンバージド・インフラ「Dell PowerEdge FX2」を発表し、日本でもローンチしたが、コンバージドインフラのニーズはどのぐらいあるのか?--Marrs氏: 実際のところ、コンバージド・インフラを検討している顧客は多い。「PowerEdge FX2」はデータセンターはもちろん、リモートサイトにも適した製品だ。コンバージド・インフラ市場が加速している要因としては、サーバ、ストレージ、ネットワークが統合されており、ケーブル配線から設定、実装などが大幅に簡素化される点に企業が魅力を感じていることにあるようだ。必要な機器を個別に用意して設定しなくても、きちんと動く。これは現場で作業している担当者にとって、劇的な業務の簡素化となる。顧客、パートナーはリファンレンス・アーキテクチャを求めており、コンバージド・インフラやアプライアンスはこのニーズにフィットするものだ。われわれはコンバージド・インフラに対し、さまざまな製品を投入していく。例えば、VMwareの「EVO:Rail」については7種類のソフトウェアライセンスを統合し、チューニングされた形で提供する。インフラはVMwareのvCenterから管理でき、日本では2015年前半に提供を予定している。このほかにも、Microsoftの「Hyper-V」アプライアンスもローンチする計画で、ソフトウェア定義型アプローチをとるNutanixともコンバージド・インフラで提携している。Nexenta、Clouderaなどとも同じような協業を行っている。--Dell Worldでは「Dell Cloud Marketplace」も発表した。日本での展開予定は?--Marrs氏: Dell Cloud Marketplaceは顧客とクラウド開発者に向けたサービスで、簡単にパブリッククラウドを利用できるツールを提供する。まだベータ版であり、米国向けのサービスとしてAmazon Web Services、Google Cloud Platform、Joyent、Dockerなど、米国企業を意識した事業者と提携している。このまま日本で提供することは考えにくく、内容や提供時期などはこれから決定していく。--なぜ、Dellがクラウドサービスのマーケットプレイスを提供するのか?--Marrs氏: それは、企業にとってパブリッククラウドが現実のものになっているという現状を受けてのことだ。日本や中国ではまだそれほどでもないが、米国では企業のパブリッククラウドの利用が増えている。Dellのソリューションはプライベートとパブリックの両方のクラウドで利用されている。われわれのサービスにおいて差別化となるのは「Boomi」だ。これは2010年に買収したクラウド統合・管理技術で、パブリッククラウドとプライベートクラウドの両方を管理できる。顧客はどの程度パブリッククラウドを利用すべきかを明確に決めていないところも多く、柔軟に管理できるツールを必要としている。--数年前からエンタープライズベンダーを目指して取り組んでいるが、"PCメーカー"から"エンタープライズベンダー"としての認識はどのぐらい広がっていると考えているか?2015年は何を最優先事項とするのか?--Marrs氏: エンタープライズベンダーとしては、まだやることは多い。だが、"当社が変わった"という認識は着実に広がっていると実感している。先日、約500社を集めたイベントでは、Microsoft、Intel、Cloudera、VMwareなどのパートナーがわれわれのソリューションのデモを行い、盛況に終わった。日本市場は保守的な部分もあるが、Dellは日本市場で成功したい。そのためにはチャネルの拡大が不可欠であり、この分野に継続して投資を行い、力を注ぐ。顧客やパートナーとの継続的な対話、それにわれわれ自身が戦略を実行することが重要であり、製品や機能として届けていく。2015年はサーバのシェアをさらに拡大し、iSCSIにおけるトップの地位も維持する。ソフトウェア定義の分野はDellの強みとも重なるので、2015年も強化していく。ソフトウェア分野ではクラウド、インフラ管理、ビックデータ分析などがキーワードとなる。ビックデータ分析については、これらを通じて、日本の顧客から信頼できるアドバイザー、ソリューションプロバイダーとして見ていただけるようになると信じている。
2014年12月17日サードウェーブテクノロジーズはこのほど、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズに対応した1Uラックマウントサーバ「RS5122-SDF」を発売した。1wayモデルの価格は税別314,000円から。奥行きが短いショートデプスのシャーシを採用したサーバ。ラックのサイズに制限がある場所や荷重制限の厳しい環境に適しているという。1wayモデルの標準構成は、CPUがIntel Xeon E5-2620 v3(2.4GHz/6コア)、チップセットがIntel C612、メモリがDDR4 ECC Registerd 8GB(4GB×2)、ストレージが160GB SSD、ディスプレイアダプタがAspeed AST2400、光学ドライブがなし、電源が500W 80PLUS Platinum。本構成での価格は税別314,000円から。2wayモデルは、上記からCPUをIntel Xeon E5-2620 v3(2.4GHz/6コア)×2、メモリをDDR4 ECC Registerd 16GB(4GB×4)、ストレージを160GB SSD×2に変更し、価格は税別455,000円から。インタフェースは共通で、フロント部分にUSB 3.0×2、D-sub×1、Gigabit Ethernet×2(Intel I210AT)、Management LAN×1、PS/2×1。本体サイズがW444×D383×H44mm。
2014年12月16日日本ヒューレット・パッカード(HP)は12月9日、ミッションクリティカル環境のワークロードに最適化したサーバ新製品「HP Integrity Superdome X」の提供を開始した。インテルXeonプロセッサE7 v2ファミリーを最大16CPU/240コア搭載可能で、メモリは最大16ソケット12TBまでサポートする。さまざまなRAS機能により、信頼性を一般的なx86サーバの20倍にまで高めた。最小構成価格(税別)は2,397万1000円から。HP Integrity Superdome Xは、"ワークロード特化型"を掲げるHPサーバ製品のなかでも、汎用Linuxが稼働するミッションクリティカル環境向けに提供するサーバプラットフォーム製品。同社ではミッションクリティカル環境を持続的成長が求められる既存のミッションクリティカル環境と、企業の成長のための原動力となる新しいミッションクリティカル環境の2つに分けて製品を展開する。前者の領域で展開するのがHP UX、HP NonStop、OpenVMSといった製品で、後者で展開するのが、今回のIntegrity Superdome Xとなる。HPサーバー事業統括本部 事業統括本部長の手島主税氏は、新しいミッションクリティカル環境について「ビッグデータ/HPC、公共/社会インフラ、異業種間融合/連携、メールやコラボレーションなど、企業の新たな成長のエンジンとなる世界であり、今後、ミッションクリティカル性が高まっていくと考えている。こうした環境を支えるプラットフォームには3つの要素が必要だ。それは、大量のデータ処理、解析を行うための『異次元の性能』、可用性を追求するための『圧倒的な信頼性』、さまざまなワークロードとアプリケーションを稼働させるための『オープン性』だ」とし、新製品がこれら特徴を備えた新しいプラットフォームであることを強調した。続いて、米HPでミッションクリティカルサーバ事業の責任者である、エンタープライズサーバービジネス バイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャ リック・ルイス(Ric Lewis)氏が登壇。HP Integrity Superdome Xの狙いと特徴を解説した。ルイス氏は、新製品の特徴のうちパフォーマンスについて、「ビジネストランザクションに耐える画期的なパフォーマンスを実現した。eコマース処理でのJavaのベンチマーク(SPECjbb 2013)ではProLiant DL580 Gen8と比較して4倍の性能差があった」と説明。また、信頼性については「エラー予測やフォールトトレラントなどの新しい機能により、一般的なx86サーバと比較して20倍の信頼性を実現した。ダウンタイムは60%削減できる」とした。さらに、汎用LinuxとOSSを稼働できるオープン性を持ちながら、競合のUNIX環境と比較して32%のTCO削減ができるなど、投資の保護と経済性を高める製品に仕上げたと強調した。発表会には、ハードウェアを共同開発したNECのITプラットフォーム事業部長、西村知泰氏が参加し、NEC/HP開発協業の取り組みを説明した。NECでは、1995年にHP UX領域で協業を開始し、以降、HP社製サーバのOEM、ハードウェア/OSの共同開発、NEC社製サーバの開発など、広範囲な協業関係を構築してきた。2013年7月には、HP-UXサーバだけでなく、Linuxサーバを対象としたエンタープライズサーバの製品技術、製品開発に関する包括的な協業関係に拡大。今回の製品発表は、その協業の成果だとした。「20年におよぶ両社の協業経験と実績を生かし、密なチームワークによって開発することができた。業界最高レベルの高拡張性Xeonプラットフォームとなっている。NECでは、2014年度第四半期にNEC社製品として出荷を開始する。適用分野としてはビッグデータ活用、大規模システム統合化仮想化基盤、科学技術計算を想定している」(西村氏)製品の機能詳細については、HPサーバー事業統括本部 HPサーバー製品統括本部 エンタープライズサーバー製品ビジネス開発部 部長の中井大士氏が解説した。パフォーマンスについては、4ソケットのHP ProLiant DL580 Gen8、8ソケットのHP Superdome X、16ソケットのSuperdome XをSPECjbb2013の測定したところ、ソケット数が倍になるとパフォーマンスが2.3倍、ソケット数が4倍でパフォーマンスが4.4倍と、"リニア以上"に向上するとの結果を示した。大規模データ分析でも、Superdome Xの240コアで、他社の640コアのサーバと同等の性能を実現しており、コアあたりの性能は約5倍に達すると説明した。信頼性については、障害検知から障害の封じ込め、原因自動分析、自動切り離し、自動リカバリなど、HPがミッションクリティカルな領域で蓄積してきた技術とノウハウを適用した。具体的には、HP Superdome 2 HP-UXで提供してきたような、メモリ保護機能「Double Device Data Correction」、OSと連携したメモリの障害復旧「HP Memory Quarantine」、OSと連携したコアの障害復旧「HP Advanced Error Recovery」、I/Oエラーの封じ込め「PCI Live Error Recovery」、物理パーティション「nPars」、セルフヒーリング・ファブリック、クロックの二重化(動的切り替え&ホットプラグ)、故障箇所(CPU、メモリ、ブレード)の自動切り離し、ファームウェアによる自己診断機能「Analysis Engine」などを提供する。国内展開としては、「ビッグデータ、HPC、基幹システムの3つのワークロードを中心として、新しいミッションクリティカルワークロードに向けて、パートナー、アプリケーション、ミドルウェア情報、検証情報などをWebや媒体などで紹介し、協業でのビジネスを推進する。オープンならではの柔軟性を生かし、新しいソリューション開発とパートナーエコシステムを拡大させる」とのこと。「HP プロアクティブケア アドバンスト」「HP データセンターケア」などのサポートサービスも提供する。
2014年12月10日ファーウェイ・ジャパンは、Intel Xeon E5-2600 v3プロセッサを搭載した2Uハイエンド・ラックマウントサーバ 「HUAWEI FusionServer RH2288 V3」およびPCIe SSDカード「ES3000 V2」の販売を開始した。「HUAWEI FusionServer RH2288 V3」は、Intel Xeon E5-2600 v3を2基まで搭載でき(最大36コア)、DDR4メモリを768ギガバイト(GB)まで拡張できるほか、最大64テラバイト(TB)の内蔵ストレージと最大8基の拡張用PCIe 3.0スロットを備えている。また、同日から販売を開始するPCIe SSDカード「ES3000 V2」を最大2枚まで搭載可能。一方、ES3000 V2 は、I/O性能が要求されるシステム向けのI/Oアクセラレータ・ソリューション。ロープロファイル版の600GB/1.6TB モデルと、フルハイト版の1.2TB/2.4TB/3.2TB モデルの合計 5種類のラインナップを用意している。PCI Express 2.0 x8インタフェースでサーバとダイレクトに接続し、読み込み速度最大3GB/s、書き込み速度最大2.1GB/sの高い帯域性能を実現。RAID 5アルゴリズムにより、NAND型フラッシュメモリチップの障害発生時に不良チップの切り離しとパリティによるデータの復旧を実施する。
2014年12月05日子育て中はとにかく忙しいもの。あと1時間、いえ10分でいいから時間が欲しい! と思うことはありませんか。私は先月出産し、母乳育児の真っ最中。子育てと仕事を両立させるために、時短の工夫をあれこれしています。■子どもができると欲しくなるのが、お掃除ロボットと安全な水その中でお掃除時間を短くし、床をキレイにするためにお掃除ロボットがほしいなぁと考えていました。子どもがハイハイし始めたりした時に、床はキレイにしておきたいですもんね。とはいえ、お掃除ロボットは価格が高いし、ちゃんとキレイに掃除できるのか不安で購入を迷っていました。もうひとつ欲しいのがウォーターサーバーです。水は母乳や食事を通して子どもの口に入るものですから、おいしくて安全な水を飲みたいと思うようになりました。でも、我が家は狭くて、置くスペースがないのが悩み。ところが、ふたつの家電を一緒にし、省スペースを実現した「お掃除ロボット一体型ウォーターサーバー」がコスモウォーターから発売されているのを発見! スリムタイプで、これなら我が家にも置けそうです。でもねぇ、お高いんじゃないの? と思ったら、飲んだお水の代金のみで利用できます。それ以外の費用はかかりません(※)。お掃除ロボットの、メーカー希望小売価格は29,800円。それが無料だなんて、本当でしょうか? 何かマイナス点はないの? 実際に試してみました。(※)月2本以上の天然水宅配配送を利用の場合■水が変わると、毎日の「幸せ度」が変わるまず驚いたのが、お水のおいしさ。これまでは、水道水の味が苦手で、麦茶をつくっていました。ところがウォーターサーバーの天然水はおいしいので、そのままゴクゴク飲みたくなります。天然水は4種類あり、好みの採水地とテイストを選べるそう。何よりも嬉しいのは、レバーを押すだけで、すぐに熱いお湯が出てくることです。寒くなってきた近ごろは、温かいたんぽぽ茶やノンカフェインコーヒーを飲むことが多いのですが、お湯が沸く前に子どもが泣いてガスを止めたり、飲もうとしたときにはお湯が冷めていたり、なんてことがなくなりました。もちろんポットのように毎日水を入れ換えることも、カルキ取りも不要。これは想像以上に便利です!ちなみにこのウォーターサーバーは嬉しい節電タイプ。お水を使用するたび縮んでいくワンウェイボトルに加え、ウォーターサーバー内に取り込む空気をきれいにするクリーンエアシステムで衛生的に保たれています。チャイルドロック機能までついていて、子育てママのことをよく考えて作られたウォーターサーバーだなと思いました。■感動! 外出から帰ったら部屋がキレイになっていたお掃除ロボットの性能はどうでしょうか。無料だから期待しちゃいけない、と思っていたのですが、使ってみてビックリ! 床のゴミをどんどん吸い込んでくれます。気になる部屋の隅も、回転ブラシでちゃんとキレイに。帰宅した主人は「足の裏の感触が違う。ザラザラ感がなくて気持ちいい」と喜んでくれました。うちってそんなに汚かったのね……ごめんなさい。 私がとくに嬉しかったのは、掃除しにくいソファやベッドの下をキレイにしてくれること。タイマーをセットしておくと、散歩に出かけている間に掃除をしておいてくれるのもいいですね。掃除が終わると、自動でウォーターサーバー下の充電器に戻るので、何もしなくてOK! 外出から帰ったらキレイになっているなんて、魔法のような幸せです。■家事にかけていた時間が、優雅な自分時間にこの「お掃除ロボット一体型ウォーターサーバー」のおかげで、●麦茶を作る、麦茶ポットを洗う●やかんに水をため、お湯を沸かす●床を掃除する●ソファやベッド下を掃除するなどの時間が節約できました。トータルで1日約30分、年間で約180時間!こうしてできた余裕時間を、子どもと接する時間に充てたり、自分の息抜きタイムにあてています。たんぽぽ茶を飲みながら読書したり、好きな音楽を聴きながらストレッチしたり。子育てで忙しい毎日でも、心にゆとりを持った明るいママでいるために「お掃除ロボット一体型ウォーターサーバー」はオススメですよ。■今回試した商品はこちら コスモウォーター:お掃除ロボット一体型ウォーターサーバー
2014年12月01日IDC Japanは11月27日、国内企業の異機種混在環境の実態と課題の調査結果を発表した。これによると、異機種混在環境の企業(x86サーバ、RISC&IA64サーバ、メインフレームやビジネスサーバが混在する環境でシステムを構築している企業)は43.3%だった。従業員規模が大きくなるほど、x86サーバ、UNIXサーバ、メインフレームやビジネスサーバのすべてを導入している企業の比率が高くなり、特に、従業員規模2,500人以上の企業では3割以上の企業が該当するという。こうした状況について、同社は「異機種混在環境の企業ではITスタッフに対する既存システムの運用管理負荷が高くなるが、インテグレーテッドシステムの導入がITスタッフの負荷軽減に効果を発揮する」と指摘している。サーバーグループマネージャーの福冨里志氏は、こうした状況を踏まえ、「ITベンダーは自社顧客ベースにおける異機種混在状況を網羅的に把握し、導入状況に応じて分類すべき。そのうえで、分類に応じて、パターン化した戦略・戦術を強化すべきである。その際、ユーザー企業のIT部門のスキルセットをどこに向かわせるかといった点が、顧客とWin-Winの関係を維持する上で重要になる」とコメントしている。
2014年11月28日ディアイティは11月26日、クライアントPCの操作ログを監査証跡として取得するソリューション「Log Audit Tracker」に、サーバーの証跡を取得する「Log Audit Tracker Server Edition」を追加した「Log Audit Tracker 監査ソリューション」を2015年1月1日より販売開始すると発表した。「Log Audit Tracker 監査ソリューション」は、クライアント端末の管理を行う「Log Audit Tracker Client Edition」、ファイルサーバーへのアクセスの証跡やActive Directoryの変更証跡を取得する「Log Audit Tracker Server Edition」、取得した情報を一元管理する「Log Audit Tracker Client Edition」の3つが基本パッケージとして構成されている。Log Audit Tracker Server Editionは、複数のクライアント端末がファイルサーバーにアクセスする環境でも、すべてのアクセス証跡を取得する。対応サーバーは、Windows Server、Linux(Samba)、Enterprise NASのEMC VNXシリーズ、VNXeシリーズなど。また、Active Directoryのユーザー変更、ポリシー変更の証跡も取得できる。Report Managerでは、収集されたさまざまな情報をグラフィカルに表示することができ「いつ」「誰が」「何に対して」「何をしたか」を容易に追跡できる。価格は、初年度ライセンスが36万円となっており、別売りでサポート権を用意する。ディアイティは、一般企業、公共公益団体、自治体、官公庁、教育機関などを中心に、1年間で1万ライセンスの販売を目指す。
2014年11月27日アスクはこのほど、Synology製の5ベイNASサーバ「DiskStation DS1515+」と拡張ユニット「DX1215」を発表した。11月下旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は「DiskStation DS1515+」が税別150,000円前後、「DX1215」が税別250,000円前後。○DiskStation DS1515+「DiskStation DS1515+」は、2.5/3.5インチベイを5基備えた中小規模ビジネスに適したNASサーバ。4コアのIntel Atom C2538に加え、AES-NIハードウェア暗号化エンジンを搭載し、暗号化したデータでも高速なファイル転送を実現する。また、ネットワークプロトコルを多数サポートすることで、OSが異なるプラットフォームでも効率的なファイル共有を可能とするほか、Hyper-V、Citrixなどの仮想化環境においてもシームレスなソリューションを提供するとしている。フェールオーバーとLink Aggregationに対応したGigabit Ethernetを4基搭載する。Link Aggregation有効時のWindows環境でRAID 5構成をした場合、平均読取り速度は450.77MB/s、平均書き込み速度は396.50MB/s。ブラウザベースの独自管理ツール「Disk Station Manager」や、iOS / Android向けの専用アプリも用意。RAIDはRAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 / BASIC / JBODが設定できる。最大40台までのIPカメラ接続にも対応。対応解像度 / フレームレートは、H.264の場合2,591×1,944ドット / 200fps、2,048×1,536ドット / 250fps、1,920×1,080ドット / 480fps、1,280×800ドット / 1,200fps。MJPGでは2,591×1,944ドット / 60fps、2,048×1,536ドット / 100fps、1,920×1,080ドット / 150fps、1,280×800ドット / 300fpsとなる。主な仕様は、CPUがIntel Atom C2538(2.4GHz)、メモリがDDR3 2GB(最大6GBまで対応)、インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×4、USB 3.0×4、USB 2.0×、eSATA×2、最大ユーザアカウント数は2,048、最大同時接続数は512。本体サイズはW248×D233×H157mm、重量は約4.17kg。○DX1215「DX1215」はSynology製NAS「DiskStation DS3612xs」「DiskStation DS3611xs」「DiskStation DS2413+」に対応した拡張ユニット。12基のドライブベイを搭載し、NASの容量が足りなくなった場合など、手軽にドライブを拡張できる。インタフェースはInfiniBand×1。本体サイズはW300×D340×H270mm、重量は約9.02kg。
2014年11月25日アプリックスIPホールディングスは11月18日、ウォーターサーバー用の「お知らせビーコン」を開発したと発表した。ウォーターサーバーのボトル交換タイミングを常に把握し、ボトル補充が必要になったタイミングで、スマートフォンから簡単に補充発注が可能となる。ウォーターサーバー利用者は、ボトルの補充発注がうまく管理できずに不足・余剰などの課題を抱えており、提供企業側にとっては販売機会の損失になっているという。このビーコンにより、利用者が必要なタイミングで簡単にボトルを補充発注でき、配送日の指定や変更が可能となるだけではなく、提供企業側にとっても顧客満足度の向上による追加受注の拡大、解約リスクの軽減、受注作業効率の向上、利用者の水利用頻度・傾向などが把握できる。これは、家庭用品向けの継続的な補充発注ソリューションとして提供する。また、家庭用品だけでなく、オフィスや工場向け製品など、国内外のメーカーとともに「お知らせビーコン」を搭載したさまざまな製品の開発を進めていくという。
2014年11月19日サイレックス・テクノロジーは11月17日、USBデバイスサーバのバリューモデル「DS-510」を発表した。同製品は、2つのUSBポートを持つギガビットEthernet対応のUSBデバイスサーバで、現行モデル「SX-DS-4000U2」と同等の機能をさらに低価格で実現した製品である。USBデバイスサーバは、ネットワークインタフェースを持たないUSB機器をネットワーク経由で仮想的に接続することで、USB機器の共有利用や遠隔利用を可能にするものである。今回、同社では、プリンタ、MFP、スキャナ、業務用端末などの高い実績を持つUSB機器との接続のみならず、新たな利用環境への対応も視野に入れることで、1500万ユーザー以上に利用されているUSB Virtual Link Technologyの普及をさらに促進させることを目指しているという。例えば、金融機関において、シンクライアント環境下でUSB機器を利用するというニーズが近年増加している。Citrixの「XenDesktop」や「XenApp」、VMWareの「ESX Server」などを利用したバーチャル環境でUSB機器を使う場合、クライアントデバイスに接続してサーバのリダイレクトソフトを使用するか、もしくはサーバルーム内でバーチャルサーバに直接接続する必要がある。しかし、イメージスキャナ、インカム、現金出金機、カードリーダなどリダイレクトソフトでうまく動作しないUSB機器が数多く存在しているのが実情である。こういった状況に対し、USBデバイスサーバを利用すれば、さまざまなUSB機器をネットワーク経由で仮想的にバーチャルサーバに接続できるため、リダイレクトソフトとの互換性問題は解消され、サーバルーム内にUSB機器を設置する必要もなくなるという。また、同社では、同製品で使われているハードウェアプラットフォームやソフトウェア資産を利用した、業務用USB機器に対する組み込みビジネスも積極的に展開していく。USB機器メーカーが製品をネットワーク対応する場合、USB機器のドライバやアプリケーションソフトを新たにネットワーク対応用に開発する必要がある。しかし、ニッチな用途に使われるUSB機器や、間近にせまった入札案件に対応する場合など、そうした開発費用や期間を許容できないケースが数多く見受けられる。同製品に使われているハードウェアプラットフォームとソフトウェア資産を使えば、既存のドライバやアプリケーションをそのままに対象のUSB機器をネットワーク化することができる。この他、金融機関やKIOSK端末など、強固な通信セキュリティへの対応が求められる利用シーンにおいては、SSLなどの暗号機能を搭載するといったカスタマイズにも対応するとしている。なお、価格は9400円(税抜き)。11月19日より発売する。また、アプリケーションとUSB仮想接続を連携させるためのクライアント用SDK(Windows版)は、無償で同社のWebサイトからダウンロードできる。
2014年11月18日サイレックス・テクノロジーは17日、Gigabitイーサネット対応のUSBデバイスサーバ「DS-510」を発表した。19日に発売開始し、価格は税別9,400円。USB 2.0ポート2基を備えたGigabit対応のUSBデバイスサーバ。DHCPサーバがネットワーク環境にあれば、ネットワークインタフェースを持たないUSB機器に接続するだけで、USB機器の共有利用や遠隔利用が可能となる。主な機能として、データのリアルタイム転送が必要なWebカメラなどに対応したアイソクロナス転送モード、同社Wegbサイトで提供する「SX Virtual Link」と組み合わせ自動でプリンタとの接続・印刷・切断を行う自動プリンタ接続機能などを備える。本体サイズはW100×D100×H25.5mm、重量は96g。対応OSはWindows XP / 2000 / Server 2008 / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X(Power PC:10.3~10.5、Intel:10.4.4~10.9)。
2014年11月17日データライブは、「IT投資の最適化」提案の一環として、サーバ用リフレッシュバッテリーの販売を開始した。同社によれば、中古サーバ業界では初の試みだという。同社では「EOSL保守サービス」を展開する上でバッテリー交換を依頼されるケースが多く、バッテリー寿命問題に対し、同社ならではの視点で解決ができないものかと検討を続けてきた結果、同社の考え方に共感したパートナーからの協力により、リフレッシュバッテリーの販売が可能となったという。 まずは、取扱量の多いHP・DELL製品対応のリフレッシュバッテリーから販売を開始する。リフレッシュバッテリーは、劣化しにくく継続利用が可能な「ケース」や「回路基板」はそのまま利用し、消耗劣化するセル部分のみ交換を行うもの。新品に比較してリーズナブルな価格で提供できる。販売窓口は、同社オンラインショッピングサイトReuseServer.netとなっている。
2014年11月10日アイ・オー・データは、Windows Server 2003 サポート終了に伴うファイルサーバー入れ替えセミナー「効率的な投資による失敗しないファイルサーバー入れ替え術」を11月5日の札幌を皮切りに、仙台(11月2日)/東京・秋葉原(11月19日)/名古屋(11月26日)/大阪(12月3日)/金沢(12月5日)/博多(12月17日)/広島(12月18日)と全国8カ所において開催。同社のネットワークハードディスク(NAS)「LAN DISK Z」を使った効率的なファイルサーバーの入れ替え方法を紹介していく。2015年の7月には、Windows Server 2003のサポートが終了する。OSのサポートが終了すると随時更新されていた修正プログラムが提供されなくなり、脆弱性が放置された状態で利用することになる。金銭や情報を狙った攻撃や多くのマルウェアがこの脆弱性を狙っており、サポート終了前に対策を立てることが求められる。9月に日経BPコンサルティングが実施したアンケート「Windows Server 2003 サポート終了への対応状況調査」では、Windows Server 2003を利用している回答者の1/3にあたる33.8%がリプレース作業の完了がサポート終了までに間に合わないとしており、4割の企業がサポート終了の直前である2015年4月から7月と回答している。リプレースが遅れているおもな理由としては、「移行作業に必要な投資を行えないから、予算がないから」が35.5%、「Windows Server 2003 の台数が多い」(24.1%)、「移行作業に手間取っている」(19.9%)などが挙げられている。また、調査では、6割強が対応の遅れが大きなリスクを呼ぶことを認識しているという結果も示している。アイ・オー・データは、このようなWindows Server 2003サポート終了に伴う状況を鑑み、「効率的な投資による失敗しないファイルサーバー入れ替え術」を開催。ファイルサーバー機能に特化した同社NAS「LAN DISK Z」を使った効率的な移行方法を全国8カ所で紹介する。「LAN DISK Z」は、NAS専用HDD「WD Red」や定期的にNASの状態を管理、承認できる「NarSuS」機能を搭載するほか、ハードディスクが万一故障した場合に、最大100万円までデータ復旧サービスを無償で利用ができる「価格シミュレーションとデータ復旧サービス特約」も展開しており、ハードウェア、ソフトウェア、サービスの3つの安心を提供している。なお、今回のセミナーでは日本マイクロソフトのセッションも予定されており、「Windows Server 2003サポート終了後も使い続ける危険性、Windows Storage Server 2012 R2導入のメリット」が解説される。企業向けサーバーOSのサポート終了では、情報漏えいをはじめとした被害の大きさも懸念されるため、早めの対策が求められる。
2014年11月07日日本ヒューレット・パッカードは11月6日、ワークロード特化型サーバ「HP Moonshot System」の新たなカートリッジ4機種を発表した。今回のポートフォリオ拡充により、求められるワークロードごとに最適なリソースを迅速かつ適材適所に提供する「Compute(コンピュート)」戦略をさらに推進する。今回発表されたのは、「HP ProLiant m350サーバーカートリッジ(Webホスティング向け )」「HP ProLiant m710サーバーカートリッジ( ビデオトランスコーディングおよびアプリケーション配信向け)」「HP ProLiant m400サーバーカートリッジ(ハイパフォーマンス・コンピューティング向け)」「HP ProLiant m800サーバーカートリッジ( ビッグデータのリアルタイムアナリティクス向け)」の4機種。新製品は、従来のインフラでは解決できない、エンドユーザーが快適に利用できるシステムと、ビジネスイノベーションを加速できるComputeリソースを迅速かつ柔軟に提供し、さらに運用コストも削減しなければならないという課題を解決する。「HP ProLiant m350」は、サービスプロバイダー向けに開発されたCPU「Intel Atom C2730」を4ノード分搭載する高密度サーバーカートリッジで、4.3Uのシャーシに180サーバ/1440コアという、「HP Moonshot System」において最も高密度で多くのCPUコアを搭載可能。Intel Atomプロセッサ搭載のHP Moonshotサーバ向け専用製品として、従来よりも低価格なRed Hat Enterprise Linuxのサブスクリプションが販売開始される。価格は1603万3000円から(税別)。「HP ProLiant m710」は、同サーバ向けにカスタマイズされたIntel Xeon E3-1284L v3プロセッサを搭載し、Intel Iris Pro Graphics P5200 GPUを内蔵している。検証・実証済みのVantrixの「Vantrix Media Platform」やHarmonicの「Harmonic VOSソリューション」と組み合わせて利用することで、従来の業界平均と比べコストパフォーマンスが20倍高いビデオトランスコーディング能力を提供する。価格は1046万4000円から(税別)。「HP ProLiant m400」はApplied Micro Circuits CorporationのX-Gene Server on a ChipとCanonical Ubuntuを搭載し、従来のラックサーバに比べ、総所有コストを最大35%削減するという。価格は1104万9000円から(税別)。「HP ProLiant m800」は、パターン分析など、大量で複雑なデータのリアルタイム処理用に最適化されたサーバカートリッジ。KeyStoneアーキテクチャベースの66AK2Hx SOCを搭載しているほか、ARM Cortex-A15クアッドコアと統合DSP、Canonical、HP 2D Torus Mesh FabricとSerial Rapid I/Oの組み合わせを特徴とし、従来比3倍の帯域幅を持ち、90%低いレイテンシーのデータスループットを実現するという。価格は1534万3000円から(税別)。
2014年11月06日サイオステクノロジーは、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズと共同で、SQL Serverとフラッシュ・ストレージを用いた低コスト・高速・高可用性サーバの構築に関するセミナーを11月14日に開催する。セミナーでは、「フラッシュ・ストレージの動向とioMemory製品」「Haswellプロセッサ搭載のSystem x製品の最新情報と、フラッシュ・ストレージの実機による効果」「フラッシュ・ストレージを使用した高速データベースサーバの可用性を向上する方法」について講演が行われる。具体的には、「IBM System x3650」+「 ioDriveによる高速データベースサーバ」のHAクラスターシステムを、「Windows Server フェールオーバー クラスタリング」+「DataKeeper」によって、非共有ディスク構成の高速HAクラスターシステムとして構築する方法が紹介される。加えて、Windows 2012からサポートされたSQL Server Always On可用性グループ機能を用いたクラスターシステムとの性能比較を行った実測データに関する解説も行われる。概要は以下のとおり。開催日時: 2014年11月14日(金)14:30-17:20(受付開始 14:00)開催場所:レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 秋葉原本社セミナールーム定員:35名受講対象:System xを取り扱っているビジネス・パートナーのエンジニア申し込みはWebサイトから行うことができ、参加者はサイオスの 「LifeKeeper/DataKeeper 有償テクニカルトレーニング」(5万円相当)を無償で受講可能なクーポンがもらえる。
2014年11月06日