アカデミー賞の行方を占う前哨戦の1つ、ハリウッド・フィルム・アワードが14日(現地時間)発表され、デヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『The Imitation Game』(原題)が主要部門受賞を分け合う結果となった。ベン・アフレックが失踪した妻の殺害容疑をかけられる夫を演じた『ゴーン・ガール』は作品賞、原作者で脚色も手がけたギリアン・フリンが脚本賞を受賞した。第二次世界大戦中、ドイツ軍の暗号解読に従事した数学者のアラン・チューリングを描く『The Imitation Game』はチューリングを演じたベネディクト・カンバーバッチが男優賞、チューリングの同僚で婚約者でもあったジョーン・クラークを演じたキーラ・ナイトレイが助演女優賞、ノルウェー出身のモルテン・ティルドゥムが監督賞に輝いた。候補者、プレゼンターともにハリウッドの一流スターがそろうアワードだが、ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めたジョニー・デップは、泥酔しているかのようにおぼつかない足取りで登場。ごく普通のマイクスタンドを前に「こんなヘンテコなマイク、見たことない」と言うと、体をふらつかせ、「何て書いてある?」などとつぶやきながらテレプロンプターを凝視しつつ、なんとか受賞作『Supermensch: The Legend of Shep Gordon』(原題)と同作の題材となった音楽業界のエージェント、シェップ・ゴードンの紹介文を最後まで読んだ。だが、途中で放送禁止用語を口走り、あわてて口に手をあててクスクス笑うなど、明らかにいつもと違う様子で、会場にはやや気まずい空気が流れた。ちなみに『Supermensch: The Legend of Shep Gordon』の監督は『オースティン・パワーズ』シリーズでおなじみのマイク・マイヤーズ。彼は受賞後のバックステージで、ジョニーの行動について「すごくロックンロールだった」と話していた。主な授賞結果は以下の通り作品賞:『ゴーン・ガール』ブロックバスター賞:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』男優賞:ベネディクト・カンバーバッチ(『The Imitation Game』原題)女優賞:ジュリアン・ムーア(『Still Alice』原題)助演男優賞:ロバート・デュヴァル(『ジャッジ裁かれる判事』)助演女優賞:キーラ・ナイトレイ(『The Imitation Game』原題)新人男優賞:エディ・レッドメイン(『The Theory of Everything』原題)新人女優賞:シャイリーン・ウッドリー(『きっと星のせいじゃない。』)監督賞:モルテン・ティルドゥム(『The Imitation Game』原題)新人監督賞:ジャン・マルク・ヴァレ(『Wild』原題)脚本賞:ジリアン・フリン(『ゴーン・ガール』)アンサンブル賞:『フォックスキャッチャー』キャリア功労賞:マイケル・キートンハリウッド新人賞:ジャック・オコンネル(『Unbroken』原題)ドキュメンタリー賞:『Supermensch: The Legend of Shep Gordon』(原題)(text:Yuki Tominaga)
2014年11月17日TVシリーズ「ハウス・オブ・カード」のロビン・ライトが、14歳下の俳優、ベン・フォスターとの婚約を解消した。48歳のロビンと34歳のベンは2011年に映画『ランパート 汚れた刑事』で共演し、翌12年2月から交際が始まった。昨年12月に婚約したが、今夏はロビンが「ハウス・オブ・カード」の撮影でボルチモアに、ベンが舞台「欲望という名の電車」出演のためにロンドンに滞在。離れて過ごしている期間に、ロビンが別れを決意したという。「Us Weekly」誌によると、多忙なスケジュールによるすれ違いと14歳という年齢差が障害になったようだ。関係者は、ロビンがベンの未熟な部分に我慢できなくなったのが原因だと話している。ロビンは20歳で俳優のディーン・ウィザスプーンと結婚したが2年で離婚、その後『ステート・オブ・グレース』で共演したショーン・ペンとの間に二児をもうけて結婚したが、2010年に離婚している。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月14日国会でカジノ法案が審議される昨今、アメリカで起こった不正事件をもとに“カジノの影”を描いたジャスティン・ティンバーレイクとベン・アフレック共演の『ランナーランナー』が11月21日(金)より公開される。カジノ専門家として活躍する国際カジノ研究所の所長・木曽崇氏は本作をどのように観たのだろうか?その他の写真映画は、年間300億ドルの収益を上げると言われている米オンラインカジノの世界を題材にしたスリリングなサスペンス。『リンカーン弁護士』のブラッド・ファーマン監督と、『オーシャンズ13』の脚本家ブライアン・コッペルマン&デヴィッド・レヴィーンがタッグを組み、オンラインカジノの詐欺行為に気づいた天才学生リッチー(ティンバーレイク)が、裏社会でカジノ王(アフレック)やFBIを敵に回し、自分の命を賭けた攻防を繰り広げる様が描かれる。タイトルの“ランナーランナー”とは、ポーカー用語で、危機的状況において、最後の2枚のカードで大逆転すること。物語は、プリンストン大学の天才学生リッチーが、得意とするオンラインカジノの不正に気付かず、全財産を失ってしまうところからはじまる。木曽氏は「劇中で見られたように海外にサーバーを設置しながら、日本に向かってサービス提供を行うようなオンラインカジノも沢山ありますが、サーバーが海外にあったとしても、日本からそれらサービスにアクセスする限りは国内法が適用されます」と説明し、「この点に関して『海外にサーバーがある場合は法で裁かれない』などとして勧誘を行う悪質なサイトも沢山存在します。リッチーのようなトラブルに巻き込まれないように皆さんには十分に気を付けて頂きたいと思います」と警告する。「現在、政府の下で進められているカジノ合法化の検討の中にはオンラインカジノの合法化は含まれていません。本作では、主人公リッチーを中心に、カジノにまつわる様々なトラブルがセンセーショナルな形で描かれてしまいましたが、このような“残念な事例”を反面教師としながら、日本でのカジノ合法化と統合型リゾート導入を正しい形で実現される日も近いことでしょう」と語っている。『ランナーランナー』11月21日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
2014年11月13日ベン・アフレックとアナ・ケンドリックが、スリラー映画『The Accountant(原題)』で共演することになりそうだ。アフレックの主演はすでに決定しており、ケンドリックは現在、出演交渉を進めている。その他の情報アフレックの役は、表向きはまじめな会計士ながら、陰ではやり手の殺し屋として活動する男。ケンドリックの役どころは明らかになっていない。ほかにJ・K・シモンズも出演交渉に入っているようだ。監督は『ジェーン・ゴット・ア・ガン(原題)』のギャビン・オコナーで、撮影は来年1月にスタートする。アフレックの最新作は現在北米で大ヒット上映中の『ゴーン・ガール』。現在は、『Batman v Superman:Dawn of Justice(原題)』を撮影中。『The Accountant』の撮影が終われば、自ら監督を務める『Live by Night(原題)』の撮影に入る予定。ケンドリックの次回作は、メリル・ストリープ、ジョニー・デップらと共演するミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』で、現在はアクションコメディ『Mr. Right(原題)』を撮影中。文:猿渡由紀
2014年11月13日『セブン』『ファイト・クラブ』、そして『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』と、世界中の映画ファンを唸らせてきた鬼才デヴィッド・フィンチャーが、ベン・アフレック&ロザムンド・パイクという実力派俳優を迎えて贈る最新作『ゴーン・ガール』。いち早く公開された全米では、フィンチャー監督としては過去最高のオープニング記録で、初登場第1位のヒットスタートを切り、さらに先日は、全米興行成績累計がこれまでの最高記録である『ベンジャミン・バトン数奇な人生』の1億2,750万ドルを抜き、フィンチャー監督の過去最高記録を樹立した。それほどまでに多くの人々の心をとらえた、ある夫婦を取り巻くサイコ・スリラーとなる本作から、このほど、本編映像の一部がシネマカフェに到着。この数年後の結婚記念日に失踪事件が起こるとは思えない、ロマンティックなふたりの出会いが描かれていることが分かった。ミズーリ州のとある田舎町で、誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。だが、結婚5周年を迎えたその日、エイミーが突然姿を消す。リビングには争った形跡があり、キッチンからは大量の血痕が…。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫・ニックへ疑いの目を向ける。やがて、この夫婦に全米中の注目が集まり、メディアも暴走。事件は思いもよらない展開を見せていく。“完璧な”妻・エイミーの身に、いったい何が起きたのか…。実はエイミーは、毎年、ニックへの結婚記念日のプレゼントに、自作の“宝探しゲーム”を行っていた。失踪した5回目の記念日も、この宝探しが手がかりにつながるカギとなっていくのだが、今回到着した映像でも、そんな謎解き好きのエイミーらしく、パーティで出会ったばかりのニックに、自身の職業を3択で出題しているシーンが描かれている。そのロマンティックな出会いの様子は、この後、ふたりが結婚することは予測できても、数年後に彼女が姿を消すことになるとは、誰もが夢にも思わないだろう。本作で、美しく聡明な妻・エイミーを演じたロザムンドは「この作品は、夫婦の関係というものを徹底的に解剖してみたのだと思うの。親密な関係にあるからこその素晴らしいところ、そして親密が故の裏切り…結婚というものを顕微鏡で見ているようだわ」と、意味深に語る。また、夫・ニックを演じたベンも、その意見に同意し、「原作の非常にダークな結婚への視点と、デヴィッドの結婚に対するダークな解釈に、可能な限り忠実に演じようと思ったんだ」と言葉を続けた。一方、フィンチャー監督は、全米中から疑いの目を向けられる夫を演じたベンに対して、「彼の起用に文句をつける人はひとりもいなかった」と明かす。そして、ロザムンドについても「自慢するようだが、私は俳優の本質をだいたい見抜くことができるのだが、ロザムンドの場合はそれができなかったんだ。だからこそ、どこか不透明な部分がエイミーにピッタリだと思ったんだ」と話している。鬼才監督も太鼓判を押すふたりの演技には、「ベン・アフレックとロザムンド・パイクは地獄から来たカップルとして素晴らしい」(ケネス・チューラン/「LA TIMES」)、「ベン・アフレックが順応性のある、共感を呼ぶ演技を披露」(マノーラ・ダージス/「NY TIMES」)、「ロザムンド・パイクが華やかに、悪意ある演技で強烈…何年にも渡って話題にされる、賞候補の実力を持ったとびきりの飛躍的な作品」(ピーター・トラヴァース/「ROLLING STONE」)と、各メディアも手放しで絶賛。早くもオスカーへの期待が高まっている。「あなたは、愛する伴侶のことをどれだけ知っていますか?」フィンチャー監督が描き出す、幸福な結婚生活の“裏”にある夫婦の不協和音の前章を、こちらの映像からも覗いてみて。『ゴーン・ガール』は12月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox
2014年11月11日ベントレー・システムズ(ベントレー)とシーメンスPLMソフトウェア(シーメンス)は11月5日、ベントレーのBIMテクノロジーと、シーメンスの3Dデジタルファクトリーオートメーション向けTecnomatixに含まれているプロセス・シミュレーション・ツールを統合したと発表した。シーメンスのPLMソリューションを使用しているユーザーは、スキャンして取り込んだ点群ベースのモデルを活用することで、既存の工場の3Dデジタル・モデルをさまざま運用条件で拡張して操作できるようになるという。これによりユーザーは、デジタル・ファクトリーのモデリングに伴う時間とコストの削減や、製造ラインの完成時記録や運転記録としても使用可能な点群モデルを作成し、工場、製品、プロセスのライフサイクルを通した運用性能の改善などが期待できる。これまでにもベントレーの産業用BIMアプリケーションには、Parasolidソフトウェア、D-Cubedソフトウェア、JTデータ・フォーマットなど、シーメンスのPLMコンポーネントが採用されている。また、シーメンスは今後、ベントレーのVortexポイント・クラウド(点群)テクノロジーを自社の他のアプリケーションにも組み込むことができるようになるとのこと。
2014年11月07日ベン・アフレックを主演に迎え、映画界随一の鬼才デヴィッド・フィンチャーが仕掛ける最新作『ゴーン・ガール』。全米で10月3日(現地時間)より公開され、フィンチャー監督作品において過去最高のオープニング記録で大ヒットスタートを切った本作から、彼“らしい”緊張感が充満する、本作を時系列に追った特別映像が解禁となった。物語のきっかけは、結婚5周年の記念日。誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)の夫婦の日常が破綻する。エイミーが、忽然と姿を消したのだ。部屋は荒らされ、キッチンには争った形跡が。また、血痕を拭いた跡も発見される。警察の捜査の手は、当然のごとくニックにも及ぶが…。フィンチャー監督の研ぎ澄まされた演出により、幸福な結婚生活を送っていたかに思えたある夫婦のイメージが、もろくも崩れ去り、彼らの不協和音がひしひしと伝わってくる本作。今回到着した映像では、60秒という短い時間の中で、エイミーが失踪してから3時間後、6時間後…と、畳み掛けるように時間軸の経過とともに、刻一刻と異様な雰囲気がじわりじわりと充満していく様が収められている。その中で描き出されるのは、次々に明らかになる不可解な事実。妻のことを何も知らないニックの隠された私生活がメディアによって暴かれ、窮地に立たされたニックは弁護士を雇い、無責任に拡散するSNSや彼を犯人と決め付ける世論への対応を図ろうとする。一方、エイミーが遺した物の中には、彼女が書き溜めていた日記からも新事実が暴かれる。「あなたは、愛する伴侶のことをどれだけ知っていますか?」という本作のメッセージが物語るように、不確かな結婚生活や社会生活を送っているように見える夫・ニックを演じたベンは、「ニックとの接点を見つけて役になりきった。彼はごく普通の男という設定だ。良い人になろうとしているが、うまくいくときもあれば、失敗することもある。だから、人から妻を殺したと考えられてしまうんだ」と、自身の演じた役柄について分析する。また、妻のエイミーを演じたロザムンド・パイクもまた「エイミーは、驚かせてくれるキャラクターよ。この映画で私が見せるものが、何か新しいものであることを望んでいるわ」と、含みを持たせながら本作について語る。先日開催されたニューヨーク映画祭のオープニングを飾ったプレミア上映では、異例の追加上映の措置が取られるなど、早くもアカデミー賞の有力候補と目されている本作。長い時間を共に過ごしてきたはずのパートナーの、知られざる秘密が次々と暴かれていく衝撃の展開を、あなたもここから目撃してみて。『ゴーン・ガール』は12月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日全米で大ヒットを記録しているデイヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』の最新映像が公開になった。様々な情報が交錯するストーリーを時系列に並べた作品の入門にピッタリの映像だ。『ゴーン・ガール』特別映像本作は、アメリカだけで600万冊を売り上げたギリアン・フリンの同名小説を、ベン・アフレック、ロザムンド・パイクらをキャストに迎えて映画化したもの。物語は、結婚5年目を迎え、誰もが幸福だと思っていた妻エイミーが突然、姿を消したことから始まる。夫ニックが妻の失踪を知った3時間後、彼は警察の取調べを受けるが、彼は妻の血液型すら答えることができない。6時間後、町では集会が開かれ、ニックは「心当たりも隠し事もありません」と宣言するが、24時間後に警察は彼らの家で犯人だと思われる人物が大量の血を拭いていたことを発見する。疑惑の目は次第にニックに集まり、警察は彼の自白を待ち、マスコミは彼を犯人に仕立て上げるべく報道をヒートアップさせる。それから36時間が経ち、4日が経ち……とエイミーが見つからないまま時間は過ぎていき、町の人々も警察もマスコミもニックを追いつめていくが、彼は無実を訴え続ける。そして映像の最後に警官のひとりが失踪したエイミーの日記の一部を読み上げる。「この男に本当に殺される」映像はニックとエイミーだけでなく様々な人物が登場する。町の人気者だったエイミーを知る者は多く、彼女に対して愛情や一方的な憎悪を抱いている人物がいたとしてもおかしくはない。またニックを追いつめていく警察とマスコミは“疑いのない証拠”を捜し求める一方で、イメージや印象を巧みに操作して彼を追いつめていく。本作では様々な人物と謎が入り組んだドラマが展開するが、映画は原作小説とは異なる結末が用意されているという。『ゴーン・ガール』12月12日(金)全国ロードショー
2014年10月15日デヴィッド・フィンチャー監督最新作『ゴーン・ガール』で主演を務めるベン・アフレックと、故マイケル・ジャクソンとのコラボレーション楽曲が話題となり、約7年ぶりの新アルバム「The 20/20 Experience」が全世界で600万枚を売り上げたジャスティン・ティンバーレイク。このタイムリーな2人が初共演を果たした『ランナーランナー』から、2人がお互いの印象を語るコメントがひと足早くシネマカフェに到着した。プリンストン大学に在学する天才学生リッチー(ジャスティン・ティンバーレイク)は、貴重な学費をオンライン・カジノのポーカーで“スッて”しまう。だが、ネットカジノのペテンに気づいた彼は、カジノサイトのオーナー(ベン・アフレック)のもとへ談判に乗り込んでいくが、そこで待ち構えていたのは、自分の命を賭けることになる一世一代の大博打だった…。カジノ王と天才学生が知的で大胆な駆け引きを繰り広げるスリリングな本作は、アメリカの大手オンラインポーカーサイト「アルティメットベット」で実際に起きた詐欺トラブルから着想を得て、レオナルド・ディカプリオが製作、『リンカーン弁護士』のブラッド・ファーマン監督により映画化。経営関係者の内部告発、さらにはFBIによる報道規制もうわさされた、まさに“映画のような”事件だ。そんな本作で、カジノ王、そしてFBIと命を賭けた勝負に挑む学生リッチーを演じたジャスティンは、「ベン(・アフレック)と共演するときはいつも緊張するけど、こうして共演者から刺激を受けて多くを学べるのは本当に光栄なこと」と、いまやハリウッドきっての実力派俳優にして、『アルゴ』でオスカーを手にした監督でもあるベンとの共演をふり返る。また、裏社会のカジノ王を演じたベンは、「彼(ジャスティン・ティンバーレイク)は常にリスクに挑み続け、人々の予想を裏切り続けている。そしてその全てにおいて結果として成功を手にしていると思う」と語り、最近、俳優活動や音楽活動のほかに、自身プロデュースのファッションブランドやレストラン経営などでも成功を収めているジャスティンに拍手を送っている。タイトルの『ランナーランナー』とは、ポーカー用語で「ラスト2枚のカードで大逆転する」という意味。秋の臨時国会で「カジノ法案」審議の最中に劇場公開を迎えることになる本作は、この2人の大逆転を賭けた騙し合いに目が離せなくなりそうだ。『ランナーランナー』は11月21日 (金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月14日アドビ システムズは6日、デヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』が、メジャーハリウッド長編作品として初めて、全編「Premiere Pro CC」で編集されたと発表した。編集を行ったのは、これまで2度のアカデミー賞を受賞した米国映画編集者協会(ACE)のカーク・バクスター氏。ポストプロダクション担当会社が、従来の「Final Cut Pro」からPremiere Pro CCに移行した理由は、Premiere Pro CCと「After Effects CC」との高い連携能力や、複数の編集およびVFX担当者が同時に作品の編集作業に携われる点にあったという。また、Premiere Pro CCでは6Kファイルを再生し、リアルタイムでのVFXレビューを行うことが可能。そこで、6K対応映画の制作スケジュールの中でPremiere Proを活用し、素早く効果的な編集作業が行えるように、ストレージシステムも設計されていた。なお、同作は、アメリカで600万冊以上を売り上げたベストセラー小説を映画化した作品で、幸福の絶頂にいるはずの夫婦をめぐるサイコロジカル・スリラー。夫のニックは監督作『アルゴ』でアカデミー賞作品賞を受賞したベン・アフレック、妻のエイミーは『アウトロー』の英国女優ロザムンド・パイクが演じている。
2014年10月06日米BOX OFFICE MOJOは10月3日~10月5日の全米週末興業成績を発表した。アメリカの推理小説家・ギリアン・フリンによる同名ベストセラー小説を原作としたミステリー映画『ゴーン・ガール』が初登場1位。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーが監督、ベン・アフレックが主役を務める。幸福な生活を送っていた夫婦の結婚5周年の記念日に妻が失踪、自宅から血痕が発見されたことにより夫に殺人容疑がかかる。それをきっかけに次々と夫婦の秘密が暴かれていくサイコスリラーだ。2位も初登場の『Annabelle(原題)』。1013年公開のホラー映画『死霊館』に登場した不気味な人形の“アナベル”を中心に描いたスピンオフ作で、人形が生まれた因縁が明らかになる前日譚だ。前週1位の『イコライザー』、同2位の『The Maze Runner(原題)』、同3位の『The Boxtrolls(原題)』はそれぞれ3位、5位、4位に順位を下げた。その他6位にも『Left Behind (2014)(原題)』が初登場。ニコラス・ケイジ主演、ヴィク・アームストロング監督による新作ファンタジー・ドラマで、ティム・ラヘイ、ジェリー・ジェンキンズ共著のベストセラー小説シリーズ『レフトビハインド』を再映画化。近未来を舞台に、「ヨハネの黙示録」の預言が実現していく終末世界を描く。
2014年10月06日『セブン』、『ドラゴン・タトゥーの女』など独創的な映像表現と力強いストーリーテリングで世界中の映画ファンを熱中させている映画界の鬼才デヴィッド・フィンチャー。その最新作となる『ゴーン・ガール』が、9月26日(現地時間)に行われたニューヨーク映画祭で、オープニング作品としてワールドプレミアを実施。主演のベン・アフレックを始めとした豪華キャスト陣が登場した。誰もが羨む結婚生活を送っていたニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。しかし結婚5周年の記念日に、エイミーが忽然と姿を消し、夫婦の日常が破綻する。リビングからは争った形跡、キッチンからはエイミーの大量の血痕が発見された。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、アリバイが不自然な夫・ニックに疑いの目を向け始める…。この日行われたレッド・カーペットイベントには、主演のベンを一目見ようと多くのファンが詰めかけ、ベンと妻役を演じたロザムンド、さらにニール・パトリック・ハリスらキャストが登場すると、会場のボルテージは最高潮に!その後、世界初お披露目となるプレミア上映はニューヨーク映画祭メイン会場であるリンカーンセンター内のAlice Tully Hallにて開催されたが、1,000人キャパの会場のチケットがあまりに早く売り切れてしまったため、同会場で2度の上映、また300人キャパの会場でも3回上映されるという異例の措置が取られた。主演のベンは、本作に参加して「この作品の魅力はデヴィッド(・フィンチャー監督)にある。リスペクトできる監督とでなければ、演技はしたくないと思った。監督の『カット』の一言で安心でき、演技を終えられる。彼はいつだって『これはこうするんだ』と言うけど、結局、役者が本当にやりたいと要求すればするほど実現する。それがすごくて、オレは心から尊敬できた」とフィンチャー監督の手腕を称えた。フィンチャー監督は、本作の映画化について「ストーリーが持っているパワーに驚いている。ギリアン(原作&脚本担当)が明らかにしてみせたのは、自分がどういう人物に見られたいかだけではなく、どういう人と一緒にいると思われたいかについても自己愛的な投影があるということだった」とコメント。今回の上映後、「『ゴーン・ガール』がNY映画祭開幕早々に閃光を放つ」(Reuters)、「『ゴーン・ガール』NY映画祭を開幕、さっそくオスカーへ直行」(DEADLINE)、「デヴィッド・フィンチャーが『ゴーン・ガール』でオスカーに爆弾投下」(HITFIX)など、多くのネットメディアが報じられ、少し気は早いものの“オスカー”の文字も見受けられた。かつて、2010年にも同映画祭のオープニング作品を飾ったフィンチャー監督の映画『ソーシャル・ネットワーク』が、アカデミー賞8部門にノミネートされ、「脚色賞」「作曲賞」「編集賞」を受賞したことからも、本年度の賞レースを賑わす作品のひとつとして大きな注目を集めているようだ。『ゴーン・ガール』は12月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月29日『ドラゴン・タトゥーの女』『ソーシャル・ネットワーク』のデイヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』のワールドプレミアが現地時間26日に行われた。プレミアはニューヨーク映画祭のオープニングも兼ねており、会場には主演のベン・アフレックをはじめ、ロザムンド・パイク、フィンチャー監督らが登場。チケットは即完売で、急きょ追加上映が3回行われるなど、大きな注目を集めた。その他の写真本作は、アメリカだけで600万冊を売り上げたギリアン・フリンの同名小説を映画化したもの。結婚5年目を迎え、誰もが幸福だと思っていた妻エイミーが突然、姿を消したことから、事件の容疑者として人々の注目を集めながら妻の捜索を続ける夫ニックの姿と、夫婦の間の秘密を描き出いていく。プレミアはリンカーンセンター内のAlice Tully Hallで行われ、1000席ほどの会場で2回の上映を予定していたが、チケットは即完売。さらに300席ほどの会場で追加上映が組まれたが、これらも完売した。会場に姿を見せたフィンチャー監督は「ストーリーが持っているパワーに驚いている。ギリアン(・フリン)が明らかにしてみせたのは、自分がどういう人物に見られたいかだけではなく、どういう人と一緒にいると思われたいかについても自己愛的な投影があるということだった」と語り、アフレックは「この作品の魅力はデヴィッド(・フィンチャー監督)にある。リスペクトできる監督とでなければ、演技はしたくないと思った。監督のカットの一言で安心でき、演技を終えられる。彼はいつだって『これはこうするんだ』と言うけど、結局、役者が本当にやりたいと要求すればするほど実現する。それがすごくて、俺は心から尊敬できた」とコメントした。上映後のレビューも好調で、「デヴィッド・フィンチャーが『ゴーン・ガール』でオスカーに爆弾投下」「『ゴーン・ガール』NY映画祭を開幕、さっそくオスカーへ直行」などの見出しがオンラインに登場している。『ゴーン・ガール』12月12日(金)全国ロードショー
2014年09月29日世界中のアーティストを撮り続けてきた写真家ベンジャミン・リーの個展「草間彌生『とこしえの愛の部屋』写真展―ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙―」が東京・表参道のジャイル(GYRE)内アートスペース、アイ・オブ・ジャイル(EYE OF GYRE)で開催される。8月1日から9月6日まで。リーはこの3年間、現代美術作家の草間彌生を追い続けており、展示作品には、パリ、香港、ニューヨーク、東京、長野など、世界各地で精力的に創作活動に取り組む草間の姿が収められている。リーはカナダ・トロントのライアーソン・ポリテウニカル・インスティテュートで写真を学び、1977年にロンドンに自身のスタジオを設立して以来、多方面で活躍。87年より日本に拠点を移し、安藤忠雄、磯崎新、三宅一生などを撮影。02年には写真集『オデッセイ』を出版した他、個展も開催した。03年以降は世界中を旅しながら写真を撮りつつ、写真展も開催。09年より雑誌『pen』にて、熊川哲也、蜷川幸雄など多くのアーティストやクリエーターを撮影した。10年、「写真家ベンジャミン・リーの見た彫刻家 佐藤忠良」を開催し、ムック本『草間彌生を知りたい』(12年)ではメインフォトグラファーを務めた。これまでに、英国デザインアート・ディレクション賞(80年と84年)、日経広告賞グランプリ(94年)、日本写真ビエンナーレ賞‘95(95年)など、多くの賞を受賞している。【イベント情報】草間彌生「とこしえの愛の部屋」写真展―ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙―会場:EYE OF GYRE住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1-3階会期:8月1日から9月6日時間:11:00から20:00入場無料
2014年06月18日“邦高洋低”と言われて久しい昨今の映画業界。そこへきて、2013年の年間興行収入ランキングはアニメ映画がTOP3を占めることになり、映画館の客層はひと昔前とはガラリと変わったと言えるかもしれない。「映画は好きだけど、最近、映画館へは行っていない」という人も多いのではないだろうか?そんな中、「映画館で観たかったあの映画を再びスクリーンで!」という思いから企画されたのが、上映企画「Back To The Theater」だ。このほど、2014年より本格始動となる本企画の豪華上映ラインナップが決定、2月7日(金)から公開の『スタンド・バイ・ミー』を皮切りに、あの頃誰もが観た名作が再びスクリーンで上映されることになった。「Back To The Theater」のコンセプトは、“あなたの街の、気軽な名画座”。映画館のデジタル化に伴い、上映が困難になっている作品のデジタル素材(DCP)を調達することで、映画館で観たくても観られなかった名画を毎月1本、スクリーンで上映する。2014年の第1弾となるのは、薬物の過剰摂取により23歳で夭逝した故リヴァー・フェニックス主演の『スタンド・バイ・ミー』(’86)。行方不明の少年の死体を見つけて“英雄”になるため、死体探しの旅に出た4人の少年たちのひと夏の成長を描く感動作だ。監督はロブ・ライナー、不良少年役で若き日のキーファー・サザーランドも出演している。1986年アカデミー賞で「脚色賞」に、ゴールデングローブ賞では「作品賞」「監督賞」にノミネートされた。そのほか、マット・デイモン&ベン・アフレックが出演・脚本を務め、アカデミー賞「脚本賞」を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング』(’97)、キュートなメグ・ライアンに出会える『恋人たちの予感』(’89)、ユアン・マクレガー主演×ダニー・ボイル監督の『トレインスポッティング』(’96)などのラインナップが予定されている。『スタンド・バイ・ミー』は2月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。「Back To The Theater」2月7日(金)~2月13日(木)Back To The Theater vol.06『スタンド・バイ・ミー』3月Back To The Theater vol.07『ザ・エージェント』4月Back To The Theater vol.08『グッド・ウィル・ハンティング』5月Back To The Theater vol.09『レオン』6月Back To The Theater vol.10『レインマン』9月Back To The Theater vol.11『恋人たちの予感』10月Back To The Theater vol.12『トレインスポッティング』11月Back To The Theater vol.13『ライフ・イズ・ビューティフル』12月Back To The Theater vol.14『ファーゴ』※7月、8月は特別上映企画を予定中(上原礼子(cinema名義))■関連作品:スタンド・バイ・ミー 1987年4月より公開(C) 1986 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2014年02月06日トム・クランシーの人気小説を映画化した“ジャック・ライアン”シリーズの“始まり”を描く『エージェント:ライアン』が2月15日(土)から全国公開される。これまで様々な俳優が演じてきたライアンは新作でどんな脅威に立ち向かうのか? シリーズ過去作も手がけたプロデューサー、メイス・ニューフェルドに国際電話で話を聞いた。その他の写真本シリーズはこれまで4作品が製作され、アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレックがライアンを演じてきたが、最新作では『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のクリス・パインがライアンを演じ、ウォール街で働く若いアナリストのライアンがCIAのエージェントに抜擢され、情報分析能力を武器に巨大な陰謀に立ち向かう姿を描く。ライアンは毎作、世界の危機に立ち向かうが決して“スーパーマン”ではない。しかし、ニューフェルドはそれこそが彼の魅力だという。「ジャック・ライアンは隣に住んでいてほしいような人だと思います。良い友達の要素を持っていて、とっても知的な人物です。もし隣に彼が住んでいて、もし自分の家が火事になってしまい2階から子供を投げたとしたら、彼は絶対キャッチしてくれる。そうゆう頼もしい人物だと思います」。本作ではそんなライアンをクリス・パインが演じている。新生した『スター・トレック』シリーズでも主演を務めているが、彼のキャスティングは「あっさり決まった」そうだ。「とっても魅力のある、若い、そしてキレイな青い目の俳優だと思いました。同時にものすごく素晴らしい俳優だったので脚本が完成する前に彼にオファーをして、契約したのです」。さらに劇中ではケヴィン・コスナー演じるハーパーがライアンを導く。「20年前にケヴィン・コスナーに『レッド・オクトーバーを追え!』でジャック・ライアンの役をオファーしたことがあるんです。その時は西部劇をやっているのでと断って来ましたが、とても正しい選択だったと思います。『ダンス・ウィズ・ウルブズ』で彼はアカデミー賞を取りましたからね。この映画のハーパーとライアンは先生と弟子の様な関係だと思います」。冷戦が続いていた時代に我々の前に姿を現したライアンはいくつかの作品に登場してきたが、本作では新世代のテロに立ち向かう。今度の敵は爆薬でも銃でもなく“情報”を使って世界に脅威を与えようとする。「情報の技術は飛躍的に進化していますから、本作で描かれる経済テロというものが全員理解でき、ライアンに共感できるんです。ここに描かれていることは、いろんな国で実際に起きている事態だと思います」。時代が変わり、政治情勢が変わり、演じる俳優が変わっても、繰り返しスクリーンに登場する“隣人でいてほしい男”ジャック・ライアン。本作はすでに世界13か国でNo.1ヒットを記録しており、改めてジャック・ライアンの人気の根強さが証明されている。『エージェント:ライアン』2月14日(金)先行公開・15日(土)全国公開
2014年01月28日「Superman vs. Batman」(原題)プロジェクトで、ヘンリー・カビル演じるスーパーマンと共演することになった新バットマンのベン・アフレックが、役柄について語った。監督としても大活躍のベンは米男性誌「Playboy」のインタビューに答え、自分はクリスチャン・ベイルの『ダークナイト ライジング』と競うつもりはないと明言している。「あまり詳しい事は話せないけれど、新バットマンは、クリスチャン・ベイルとクリストファー・ノーランが作り上げたものと競うのではなく、新しい解釈で描き出すものになるよ。それでもバットマンという定義からはずれてはいないんだ」と語っている。「新バットマンは、もっと年齢が高く、もっと思慮深いキャラクターに描かれることになる。というのはヘンリー・カビルのスーパーマンとの関係性においてそうなるんだ」ベンは続けて、「バットマン役をオファーされたとき、自分自身の中にバットマンを見出せなかったから、断ろうかと思っていたんだ」と明かし、米ワーナー・ブラザースが「どのようにバットマンを描こうとしているかを知れば、自分がしっくりくることが分かるといい、監督のザック・スナイダーがやろうとしていることを見てほしいと言ってきたんだ。その内容は素晴らしいものだった。とても“ユニーク”な描き方なんだけれど、それでもしっかりバットマン伝説を継承しているんだよ」と、ストーリーの内容とバットマンという人物へのアプローチの方向性に納得をしたようだ。ベンの起用については、ネット上で反発するファンも多く、ワーナー・ブラザースに対してキャスティング変更を求める署名運動まで起こった。その一方で、『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督や、かつてバットマンを演じた経験を持つバル・キルマーやアダム・ウェスト、親友マット・デイモンらが擁護に回るという騒ぎになっていた。それについてベンはこう分析している。「僕のキャリアの中で、後悔している作品は『デアデビル』なんだけれど、それに今でも苦しめられているよ。ストーリーもキャラクターも大好きだったにもかかわらず、酷評され、それがいつまでも汚点としてついて回る結果になってしまった。もしかしたら、それがバットマンをやろうと思ったモチベーションの一部かもしれないね」ベンとヘンリー・カビル主演の本作には、ワンダー・ウーマンも登場することが明らかになり、新しい解釈でのバットマン登場に華を添えることになった。全米公開は2015年7月17日が予定されている。(text:Mieko Nakaarai)
2013年12月05日俳優の森山未來が10月10日(木)、都内で行われた出演作『人類資金』のプレミア試写会にワイルドな“ヒゲ面”で登場。オスカー受賞作『アルゴ』で主演を務めたベン・アフレックを彷彿とさせる新たな魅力の開花に、ファンも熱視線を送っていた。映画は旧日本軍の秘密基金と言われる“M資金”を題材にした骨太エンターテインメント作品。プレミア試写会には森山さんを始め、主演の佐藤浩市、香取慎吾、石橋蓮司、寺島進、三浦誠己、岸部一徳、阪本順治監督、福井晴敏(原作者)が勢揃いした。日本映画界を代表する名優たちの集結に、香取さんは「そうそうたる先輩方の中で、とても緊張しながら、演じさせていただいた。未來くんだけ年下なので、先輩面していました(笑)」。森山さんも「こんな強者(つわもの)と肩を並べて、熱量がこもった作品に参加できたことを誇りに思います」と胸を張った。一方、“さすがの余裕”を見せつけたのが佐藤さん。本作に出演している観月ありさを引き合いに、「観月がいないと、こんなにむさ苦しいもんなんだ」と男だらけのステージに、苦笑いを浮かべて、客席の爆笑を誘っていた。主人公は金融ブローカーからM資金詐欺を繰り返して生きる男・真舟雄一(佐藤さん)。そんな彼の前に、“M”と名乗る謎の男とその腹心・石優樹(森山さん)が現れ、「10兆円あるM資金を一緒に盗み出して欲しい。報酬は50億円」と話を持ちかける…。2012年5月に邦画としては史上初めて、米ニューヨークの国連本部でロケを敢行し、森山さんの演説シーンを撮影。しかし、その時点では本作の製作に正式なゴーサインは出ていなかった。それでも同年秋から、国連の補修修理が始まってしまう関係で、ロケが“強行”されたのだとか。佐藤さんは「正直、行かないほうがいいとも思ったし、監督も『もし製作できないなら、国連っていう短編にする』って言っていましたよね(笑)」と裏話を暴露。阪本監督にとって、M資金という題材は30年来、構想を温めてきた念願の企画だけに「国連に行くことで、我々の本気度を示すことができ、映画製作の“資金”を集めることができました」と感慨しきりだった。『人類資金』は10月19日(土)より全国にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:人類資金 2013年10月19日より全国にて公開(C) 2013「人類資金」制作委員会
2013年10月10日スティーヴン・ソダーバーグ監督がメガホンを取り、マイケル・ダグラスとマット・デイモンが恋人同士を演じた話題の『Behind the Candelabra』(原題)が第66回カンヌ映画祭の「コンペティション」部門に選出され、マイケルとマットが5月21日(現地時間)に行われた公式上映の場で再会を果たした。本作は、派手なコスチューム・プレイで人気を博し、“世界が恋したピアニスト”の異名をとった異色のアメリカ人ピアニスト・リベラーチェの生涯を描くもの。マイケルが主人公のリベラーチェを、マットが彼のボーイフレンドであったスコット・ソーソンを演じている。マイケルは先だって行われた会見で、「私は、アメリカ人俳優の中で最もハンサムな一人とキスするというアイディアに決しておじけずかなかった(笑)」と明かし、さらには「それに、マットのキスは下手ではなかったしね。ラブシーンのリハーサルをしたとき、一番スリリングだったのは最初の数分で、私は彼がマットだということを忘れられたことだ。あのときは役に入り込んでいて、私たちはマットとマイク(マイケル)じゃなかったんだよ」とコメントしている。ベン・アフレックが「嫉妬で耐えられなかった」と憤りのコメントを残し話題を集めていたこともあり、自他共に認める濃厚なラブシーンに仕上がっていることは間違いなさそうだ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月22日ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー共演で1998年に公開されたSF超大作『アルマゲドン』。このほどマイケル・ベイ監督が、15年前の大ヒット超大作のできについて後悔しており、謝罪していたことが「The Miami Herald」紙の取材で明らかになった。地球への衝突コースを取る小惑星が発見され、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れない状況の中、唯一の解決策は小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するというもの。その任務に選ばれたのは14名の石油採掘スペシャリストたちの奮闘を描く本作。ロック・バンド「エアロスミス」の美しいバラード曲「I Don’t Want To Miss A Thing」と共に世界興行収入5億5,300万ドル(約553億円)を記録した大ヒット作である。それにもかかわらず、今回ベイ監督はこうコメントしている。「あの作品は、製作期間が16週間しかなかったんだ。超大作なのにもかかわらず、それは作品に対して失礼だと思っているんだよ。できることなら最後の3分の1の部分を撮り直ししたいとすら思っている。でも、映画会社が文字通り、私たちから映画を奪い取ってしまったんだ。視覚効果担当の責任者が神経衰弱に陥ってしまい、私が代わりを務めることにもなった。そこで、すぐさまジェームズ・キャメロンに電話をかけて、視覚効果を自分がやるとしたら、どういう風にやるかアドバイスをもらったよ。映画が大成功したのにホッとしたね」。この超タイトな製作スケジュールの原因は、惑星が地球に落ちてくるという同じテーマを持ったスティーヴン・スピルバーグ監督が製作総指揮を務めた『ディープ・インパクト』(’98)と競作のような形になってしまったためのようだ。しかしながら、ブルース・ウィリスが彼の娘の婚約者と人類を救うために自らを犠牲になるというエンディングでは、多くの観客の涙を誘い、ベイ監督作品の中でも代表作の1本となったことは間違いない。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月23日今年で結婚8年目を迎えるマット・デイモンと妻のルチアナ・バロッソが、2度目の結婚式を挙げたことが米エンタメ情報サイト「eonline.com」の取材で明らかになった。2人が2005年に挙げた結婚式は、ニューヨーク市庁舎で行われた質素なものだった上、当時ロバート・デ・ニーロと共演した映画『グッド・シェパード』の撮影の最中だったマットにはハネムーンの時間すらなく、撮影場所のロンドンに妻のルチアナを同行させるだけだったという。それがずっと気になっていたのか、マットは今年初めから2度目の結婚式を挙げることをインタビューで明かしており、それが4月13日(現地時間)、カリブ海に浮かぶ美しいセントルシア島で行われたと報じられた。今回の式は、セントルチア島のシュガー・ビーチ・リゾートを60万ドル(約5,400万円)で週末貸切使用とし、厳しいセキュリティー体制の中、夫妻とごく親しい約50名のゲストたちが列席したとのことだ。マットは薄いブラウンのスーツに革のサンダル、妻のルチアナは、セレブのためのクチュール専門のインド人デザイナー、ナイーム・カーンのクリーム色のドレスに身を包み、夕暮れのビーチを臨む会場で2度目の、そして恐らくは生涯の愛の誓いを交わしたという。2人にはルチアナの連れ子のアレクシアと2人の間に生まれたイザベラ、ジア、ステラと計4人の娘がいるが、全員、母親のドレスに合わせた明るいカラーのドレスに身を包み、両親を祝福したとのこと。列席したゲストたちは、マットの親友ベン・アフレック&ジェニファー・ガーナー夫妻、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ夫妻、チェルシー・クリントン、スタンリー・トゥッチ、エミリー・ブラントらも、みな新郎新婦に合わせてベージュやクリーム色のドレスに身を包み、ビーチはさながら白やクリーム色の花が咲いたようだったと、目撃した関係者は語っている。そして15分の式の後、カリビアン・スタイルの松明で飾られたレセプション会場でのパーティーが夜遅くまで続いたという。関係者はまた、こうも話している。「まったくハリウッドという感じではなかったですね。親しい人たちとのとても親密で楽しげでプライベートな式とパーティーでした。マットはずっとそういうことを望んでいて、ルチアナに日頃かけている苦労から彼女には何か特別なことをしてあげたいと思っていたんです」。マットは、『第9地区』のニール・ブロンカンプ監督が手がけ、ジョディ・フォスターと共演する『Elysium』(原題)の全米公開を今年8月に控えているほか、ジョージ・クルーニーが監督・出演し、ケイト・ブランシェットやジョン・グッドマン、ビル・マーレイなどの豪華キャストと共に出演した『The Monuments Men』(原題)の全米公開が今年12月に予定されている。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月15日ベン・アフレックが、親友のマット・デイモンが出演しているスティーヴン・ソダーバーグ監督の話題の新作TV映画『Behind the Candelabra』(原題)について、米エンタメ情報サイト「E! Online」の取材に答えて語った。この作品は、派手なコスチューム・プレイで人気を博し“世界が恋したピアニスト”の異名をとったアメリカのピアニストでエイタテイナーのリベラーチェの生涯を描くもので、彼のアシスタントで生涯の恋人スコット・ソーソンの回想録「My Life With Liberace」(原題)を基にしているもの。マイケル・ダグラスがリベラーチェを、マット・デイモンが恋人のスコット・ソーソンを演じている。親友の相手役を務めたマイケルについて聞かれたベンは「とてもジェラシーを感じたよ!とてもジェラシーを感じたんだ!」と2度繰り返して嫉妬の思いを告白し、さらにマットとマイケルのキスシーンの感想を求められると「頭にきたね。妬みが心の底から湧き上がってくるのを感じた。耐えられなかった」と答えている。マットはベンのことを常日頃から「ヘテロ(異性愛間)の生涯のソウルメイト」と語っているが、ベンに至っては「この作品を観てしまった以上、ヘテロの部分が自分でも分からなくなってしまった」とさえコメントしている。作品について尋ねられると「マットもマイケル・ダグラスもソダーバーグも素晴らしかった」と語り、作品は軽いタッチで楽しめると同時に、心に深い共感を呼ぶものに仕上がっていると絶賛した。マットは以前「Playboy」誌のインタビューに答えた際に、家族がいるという理由から、普段はヌードは断っているが、本作ではリベラーチェの恋人という役柄上、必然的に多くのヌードシーンを演じざるを得なかったことを告白。しかし「品よく仕上げられたよ。監督はソダーバーグだし、リベラーチェを演じているのはマイケル・ダグラスなんだから」とコメントしていた。さらに、マイケルとのキスシーンについて尋ねられると「マイケル・ダグラスにキスすることで、キャサリン(・ゼタ・ジョーンズ)とキスしているんだと思うことにしたんだ(笑)」と言っていたが、それでも親友・マットとマイケルのキスシーンを目にするのは、ベンにとって、かなりつらい体験だったようだ。本作は、5月26日(現地時間)にカナダのHBOでプレミアを行った後、それほかの国でも配給が行われる予定だ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月12日ベン・アフレックが将来、政治家に転身する可能性を示唆した。新作ポリティカル・スリラー『アルゴ』が2013年のオスカー候補の筆頭に挙がっており、俳優としても監督としても将来を嘱望されているベンだが、アメリカの政治システムに好感を持っていることから、将来的に米国議会の上院議員に立候補する可能性もあると今回ほのめかしている。米CBSの番組「フェイス・ザ・ネイション」の今月23日(現地時間)放映用として19日(現地時間)に収録したインタビューで、将来選挙に出馬するかどうか尋ねられたベンは「未定だよ。推測でものを答えるタイプじゃないんだ。でも、この国の政治プロセスに対しては好感と尊敬の念を抱いているよ。この番組に出演できたことも僕にとっては素晴らしいことだよ。だって、いままでずっと視聴者として見てきたからね。僕の政治に関する未来については推測で色々としゃべるのは止めておくよ」と答えている。ベンはこれまでも実際に、アフリカのコンゴ民主共和国が抱える問題に対する認識の向上を目的とした政治的キャンペーンや支援を行っており、2010年にはレイプや性的虐待で苦しむ女性や子どもたちを助けるためのチャリティー財団「イースタン・コンゴ・イニシアチブ」を自ら旗揚げしているほか、今年3月にはフェイスブックにアカウントを立ち上げて同国の問題に対する啓発活動を進展させていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年12月27日山奥の小屋に住み、仙人のような暮らしをしながら世界の人々を唸らせる作品を次々と発表している韓国が誇る奇才にして鬼才、キム・ギドク。最新作『ピエタ』が、本年度ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞、さらに12月16日(現地時間)に発表された第17回サテライト・アワードで外国語映画賞受賞に輝き、再び世界に一石を投じようとしている。債務者に重傷を負わせ、保険金で返済させるという異常な手段で借金を取り立てる男。孤独に生きる男の前に、幼い頃に男を捨てた母親だと名乗る女性が現れる。最初は疑念をもっていた男は、次第にその女性を受け入れるようになるが…。アメリカの賞レースのトップバッターでもあるオスカー前哨戦とも言えるサテライト・アワードでは監督賞にもスティーブン・スピルバーグ監督、ベン・アフレック監督と横並びでノミネートされ、なんと現在日本でも大ヒット中の『最強のふたり』に並び外国語映画賞(タイ)受賞。さらに韓国では大鐘賞と並んで2大映画賞と言われる青龍賞で最優秀作品賞を受賞し、その完成度の高さを全世界に知らしめた『ピエタ』。スタッフ25人、制作費1億ウォン(約760万円)、制作撮影日数10日で作り上げた本作だが、2013年度アカデミー賞で外国語映画賞韓国代表作品にも決定しており、すでに封切られている本国・韓国では観客動員数60万人を超える大ヒットを記録している。しかし!普通の映画監督ならば、諸手をあげて喜ぶこの記録に、本作が公開18日目にして観客動員数50万人を突破するや「至らぬところの多い『ピエタ』が今週末、観客動員数50万人を超えた。僕には50万人ではなく、500万人を超えたも同然だ」と語り、早期上映終了(公開第4週)を宣言。その理由を、メジャー系映画が映画館を独占している現状に抗議するためとして、その果てのない映画愛で世の中を驚かせた。この映画愛、そして徹底した非商業主義を貫くギドク監督の動向に注目しつつ、賞レースを見守りたい。『ピエタ』は2013年夏よりBunkamura ル・シネマにて公開。■関連作品:ピエタ 2013年夏よりBunkamura ル・シネマにて公開
2012年12月21日読者のみなさん!クリスマス、そして新年を迎えるのを心待ちにしていることでしょう。でも、さまざまな国や文化を超えて愛され、祝われるイベントはこれらだけではありません。賞レースのシーズンが始まったのです!12月13日(現地時間)、賞レースの始まりを告げるゴールデングローブ賞のノミネーションが発表となりました。正直に感想を述べるならば、『リンカーン』がゴールデングローブ賞のほとんどの賞を総なめにしたことに私はさほど驚きませんでした。スティーヴン・スピルバーグがノミネートされた監督賞を始め、最優秀男優賞(ダニエル・デイ=ルイス)、助演男優賞(トミー・リー・ジョーンズ)、助演女優賞(サリー・フィールド)、そして偉大なる作曲家ジョン・ウィリアムズ(『スター・ウォーズ』やほかの大ヒット作の楽曲も彼が作っています)も作曲賞にノミネートされています。そして、ジョン・ウィリアムズはなんと今回のノミネートを含めて、これまで24回もゴールデン・グローブ賞にノミネートされるという素晴らしい記録を持っているのです!彼のことを打ち負かせる人物と言えば、もちろん、27回のノミネート数を誇るメリル・ストリープのほかにいないでしょう(今回、彼女はトミー・リーとスティーブ・カレルと共演した『Hope Springs』でノミネートされています)。さて、ほかの今年の注目ノミネート作品に話を戻しましょう…『リンカーン』に続くのが、ベン・アフレック監督最新作『アルゴ』とクエンティン・タランティーノ監督作『ジャンゴ繋がれざる者』の5部門ノミネートです。そして、今回は少し驚きの結果もありました。その一つというのが11月に開催されたサンダンス映画祭でグランプリに輝き、映画評論家の間では一定の評価を得ている低予算映画『BEASTS of the Southern Wild』(原題)が全くノミネートされなかったこと。そしてもう一つの興味深い驚きだったのが、『砂漠でサーモン・フィッシング』が3部門にノミネートされたことです。いままで本作は“アワード・シーズン”を賑わせる話題には入ってきませんでした。しかしながら、今回3部門にノミネートされたのです。今後、本作に関する話題をもっと耳にすることになるでしょう!タイトルは少し変わっていますが、実際に良い映画なのです。そして、みなさんの意識は来年のアカデミー賞へとすでに向いていることでしょう。ゴールデン・グローブ賞の受賞者は、往々にしてオスカーでも同賞を手にすることになるのですから。ゴールデン・グローブ賞の授賞式は2013年1月13日(現地時間)に開催されます。そして今回、ホストを務めるのはハリウッドで最も成功した2人のユーモアあふれる女性…ティナ・フェイとエイミー・ポーラーです。待ちに待たれるアカデミー賞のノミネート作品はその2日後に発表となります。つまり、ここハリウッドではもうすでに賞レースは幕を開け、その戦いはヒートアップしているのです!それではみなさんがどうか最高のクリスマスと新年を迎えることができますように。そしてたくさんの愛と喜びと平和で満ちあふれますように!それではまた来年!© Tsuni/Gamma-USA/AFLO(text:Lisle Wilkerson)(原文:英語)Hi readers!!! I hope you are excited about the Christmas/New Year’s holiday!!! Not only is this the time of year loved and celebrated by so many different countries and cultures, but this is ALSO the start of Awards Season!!! On Dec. 13th, the nominations for the Golden Globes were announced, which of course is the kick off event of the season. And quite honestly, I was not at all surprised that LIncoln walked away with the most Golden Globe nominations, including Best Director for Steven Spielberg, Best Drama, as well as Best Actor (Daniel Day Lewis) and Supporting Actor (Tommy Lee Jones) and Supporting Actress (Sally Fields) And the incredible composer John Williams (who does all the scores for the Star Wars films, as well as many other big films) was also nominated for Best Original Score. In fact, with this new nomination, John Williams has now been nominated for an incredible 24 Golden Globes!!! The only other person to beat him is, OF COURSE, the incomparable Meryl Streep who has now been nominated for 27 Golden Globes!!! (she has just been nominated this time for her part in “Hope Springs”, a film that she stars in with Tommy Lee Jones and Steve Carrell.Ok, now back to the other big nominees this year...tied for second place is Ben Affleck’s latest directorial effort, “Argo” and Quentin Tarantino’s “Django Unchained”, which are up for five nominations each.Now, as always there were a few surprises this year.One of them is the shut out of the low-budget film“Beasts of the Southern Wild”, which won top honors at the Sundance Film Festival in January of this year, and has been a constant favorite among film critics.Another interesting surprise is the nomination of the film "Salmon Fishing in the Yemen", which was nominated for three Golden Globes!!Until now, this film really had been flying under the radar and wasn’t getting any kind of “awards season” buzz, but now with its three nominations, I guarantee you that you will be hearing a lot more of this film! Also, even though the title of the film is a BIT weird, it IS actually a very good film.Now this is most definitely a look into what we can expect when it comes time for the Academy Awards next year, because the Golden Globe acting winners usually go on to receive the same prizes at the Oscars.The Golden Globes will be taking place on January 13th, 2013, and will be hosted by two of Hollywood’s most successful funny ladies...Tina Fey and Amy Poeler.And then the Academy Award nominations will be announced two days later.So yes, things are definitely starting to heat up over here in Hollywood, everyone!!Well everyone, I hope you have a very wonderful Christmas and New Year’s holiday, and may it be filled with much love and joy and peace!!! See you again in the new year!!!■関連作品:リンカーン 2013年4月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年12月19日女優の吉永小百合が12月18日(火)、都内のホテルで開かれた「第37回報知映画賞」の表彰式に出席。『北のカナリアたち』での熱演が評価された吉永さんは、28年ぶりに同主演女優賞を獲得したが「みなさんから良い作品だという声をたくさんいただき、手応えもあった。もしかしたら、作品賞かなと期待していたので、私ひとりでいいのか…という思いがあります」と恐縮した様子。それでも『北のカナリアたち』、『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の2作品で助演男優賞を受賞した森山未來、お祝いに駆けつけた共演者の満島ひかり、撮影を手がけた木村大作氏とステージに居並び、『北のカナリアたち』がこの日の“主役”となった。「今年は決選投票で、僅差だったと伺っています」(吉永さん)という通り、大接戦となった作品賞を制したのは、内田けんじ監督の『鍵泥棒のメソッド』。内田監督の受賞を祝おうと、堺雅人、広末涼子、香川照之という豪華キャスト陣が駆けつけ表彰式を彩った。「終始ワハハと笑いながら、楽しく平和に撮影した。だから、逆にインタビューで答えることがなくて、インタビュアーさんを困らせちゃったほど」(堺さん)、「素っ裸のまま、銭湯ですっ転ぶ(笑)。そんなたった1秒のシーンを、丸一日かけて撮影したのが昨日のよう」(香川さん)。ちなみに、広末さんは体調不良で声が出ず、挨拶こそなかったが、その分男優2人が丁々発止のやりとりで盛り上げ役を買って出るなどチームワークは相変わらず。内田監督も「この映画は、とにかくキャストが良かった」と喜びの笑顔を見せていた。また、高倉健が約6年ぶりの出演作『あなたへ』で、第2回(1977年)以来の主演男優賞を受賞した。スケジュールの都合で表彰式は欠席となったが、「今回の受賞を励みに、これからも精進していきたい」とメッセージを寄せ、さらなる飛躍を誓うと、会場からは大きな拍手が沸き起こった。高倉さんの代理として、同作がなんと20本目のタッグとなる盟友・降旗康男監督が登壇し、「健さんを鉄に例えるのも何ですが(笑)、『鉄は熱いうちに打て』という言葉もあるように、とにかく早く次の作品を撮りたい」と次なる21本目に期待感。「ぜひ面白い企画で、健さんを誘い出してくれれば、友人として嬉しい」と映画関係者が集う会場でアピールしていた。<「第37回報知映画賞」受賞結果一覧>作品賞・邦画部門:『鍵泥棒のメソッド』(内田けんじ監督)作品賞・海外部門:『アルゴ』(ベン・アフレック監督)主演男優賞:高倉健(「『あなたへ』)主演女優賞:吉永小百合(『北のカナリアたち』)助演男優賞:森山未來(『ALWAYS 三丁目の夕日’64』『北のカナリアたち』)助演女優賞:安藤サクラ(『愛と誠』『その夜の侍』)監督賞:吉田大八監督(『桐島、部活やめるってよ』)新人賞:満島真之介(『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』)新人賞:能年玲奈(『カラスの親指』)■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年1月21日より全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会 北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開© 2012『北のカナリアたち』製作委員会愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち 2012年6月2日より全国にて公開カラスの親指 2012年11月23日より全国にて公開© 道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズアルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年12月18日今年10月より公開され、大ヒットを記録した『アルゴ』が第70回ゴールデン・グローブ賞において最優秀作品賞・ドラマ部門、監督賞、助演男優賞、脚本賞、音楽賞の5部門にノミネートされ、監督・主演を務めたベン・アフレックより、喜びのコメントが到着した。1979年11月4日、イラン革命が激化していたテヘランにて、アメリカ大使館占拠事件が発生。過激派により52人の人質となり、内6人が逃げ出すことに成功。しかし、敵だらけの町中に置き去りにされた彼ら6人にはさらなる危険が迫っていた。CIA救出作戦のエキスパート、トニー・メンデス(ベン・アフレック)は、命が狙われている彼らを無事に国外へと逃すため、“ニセの映画撮影”を装い前代未聞の作戦を立てるのだが――。ベンは監督賞の部門でノミネートを果たしたが、「『アルゴ』をゴールデングローブ賞5部門にノミネートしていただき、本当にありがとうございます。これはアメリカ、カナダ、イラン、そして世界中の英雄たちの勇気や熱意のおかげです。複数の言語を話す役をこなしてくれた120人の俳優たち、アメリカや海外の何千人ものエキストラたち、映画の製作に心血を注いでくれた何百人ものスタッフたち、そして本日ノミネートされたアラン・アーキン、クリス・テリオ、アレクサンドル・デプラ、全ての人たちに感謝の気持ちを贈ります!」と普段のクールなイメージから一転、喜びを爆発させた。さらに、助演男優賞でノミネートとなったアラン・アーキンからは、「とても光栄に思います。特にクリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、フィリップ・シーモア・ホフマン、そしてトミー・リー・ジョーンズといった、私が非常に尊敬している俳優たちと一緒にノミネートされたことにとても感激しています。また、この『アルゴ』でベン・アフレックが注目を集めたことに非常に興奮しています」と、1960年代から映画俳優として活躍する大御所とは思えない謙虚さでその胸の内を明かしてくれた。今回のゴールデン・グローブ賞5部門でのノミネートで人気が再燃することは間違いない!『アルゴ』ブルーレイ&DVDは早くも2013年3月13日(水)より発売。「アルゴブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)」発売日:2013年3月13日(水) ※同日、レンタル/オンデマンド配信開始価格:3,980円(税込)発売/販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューション© 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連作品:第70回ゴールデン・グローブ賞 [アワード] 2012年12月13日(現地時間)にノミネート発表、2013年1月13日に授賞式開催アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年12月14日2013年に向けた賞レースもいよいよ本番。映画界がにわかに活気づき始めるこの年末、ついにその華やかな戦いの火蓋が切って落とされた。12月13日(現地時間)、第70回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表されたのだ。毎年、激戦区となる最優秀作品賞・ドラマ部門では、日本でも口コミをきっかけに人気が爆発したベン・アフレックの監督・主演作『アルゴ』を始め、レオナルド・ディカプリオが極悪セレブを演じた『ジャンゴ繋がれざる者』、オスカー監督のアン・リーが手がけた美しき3D作品 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』、そして今回最多となる7部門でノミネートを果たしたダニエル・デイルイス主演の『リンカーン』、極めつけは2010年のアカデミー賞において『ハート・ロッカー』で6部門を制したキャスリン・ビグロー監督の最新作『ゼロ・ダ−ク・サーティ』の5作品がノミネートを果たした。最優秀作品賞で今年、例年以上に話題作が目白押しとなった「ミュージカル/コメディ」部門も注目したいところ。先日、ヒュー・ジャックマンらキャスト陣が来日を果たし、すでに話題沸騰中の『レ・ミゼラブル』に、ウェス・アンダーソンが豪華スターを迎えて描く少年と少女の恋物語『ムーンライズ・キングダム』、ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスという人気急上昇中の2人が共演を果たした『世界にひとつのプレイブック』、ユアン・マクレガーが感動の軌跡を生む『砂漠でサーモン・フィッシング』、すでに続編も決定している『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』と、まさに群雄割拠入り乱れ、ドラマ部門同様に激戦が予想されるノミネーション結果となった。ほかにも、主演男優賞や主演女優賞、『フランケンウィニー』や「AKB48」が全世界共通の挿入歌を務めたことで話題となった『シュガー・ラッシュ』がノミネートしているアニメーション部門などなど、今年も見ごたえあるレースとなりそうだ。果たして、2013年の栄えある名誉を手にするのは誰なのだろうか?第70回ゴールデン・グローブ賞の授賞式は2013年1月13日(現地時間)に開催。第70回ゴールデン・グローブ賞ノミネート一覧(主要部門)最優秀作品賞・ドラマ部門『アルゴ』『ジャンゴ繋がれざる者』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』『リンカーン』『ゼロ・ダ−ク・サーティ』最優秀作品賞・ミュージカル/コメディ部門『レ・ミゼラブル』『ムーンライズ・キングダム』『砂漠でサーモン・フィッシング』『世界にひとつのプレイブック』『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』最優秀主演男優賞・ドラマ部門ダニエル·デイ·ルイス(『リンカーン』)リチャード·ギア(『Arbitrage』)ジョン·ホークス( 『The Sessions』)ホアキン·フェニックス(『ザ・マスター』)デンゼル·ワシントン(『フライト』)最優秀主演男優賞・ミュージカル/コメディ部門ジャック·ブラック(『Bernie』)ブラッドリー·クーパー(『世界にひとつのプレイブック』)ヒュー·ジャックマン(『レ・ミゼラブル』)ユアン·マクレガー(『砂漠でサーモン・フィッシング』)ビル·マーレー(『Hyde Park on Hudson』)最優秀主演女優賞・ドラマ部門ジェシカ·チャステイン(『ゼロ・ダ−ク・サーティ』)マリオン·コティヤール(『君と歩く世界』)ヘレン·ミレン(『ヒッチコック』)ナオミ·ワッツ(『Lo imposible』)レイチェル·ワイズ(『The Deep Blue Sea』)最優秀主演女優賞・ミュージカル/コメディ部門エミリー·ブラント(『砂漠でサーモン・フィッシング』)ジュディ·デンチ(『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』)ジェニファー·ローレンス(『世界にひとつのプレイブック』)マギー·スミス(『Quartet』)メリル·ストリープ(『Hope Springs』)最優秀アニメーション賞『メリダとおそろしの森』『フランケンウィニー』『モンスター・ホテル』『Rise of the Guardians』『シュガー・ラッシュ』■関連作品:第70回ゴールデン・グローブ賞 [アワード] 2012年12月13日(現地時間)にノミネート発表、2013年1月13日に授賞式開催マリーゴールド・ホテルで会いましょう 2013年2月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.ムーンライズ・キングダム 2013年2月8日よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開© 2012 MOONRISE LLC. All Rights Reserved.砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.世界にひとつのプレイブック 2013年2月22日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 2013年1月25日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Foxゼロ・ダ−ク・サーティ 2013年2月15日より全国にて公開Jonathan Olley © 2012 CTMG. All rights reservedリンカーン 2013年4月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年12月14日ケイシー・アフレックが、迷宮入りした連続殺人を描く新作スリラー『Boston Strangler』(原題)で出演とプロデュースを兼務するようだ。チャック・マクレーンが脚本を担当する本作は、1960年代にボストンで1年半に渡って12人以上の女性が惨殺されたものの、現在まで犯人が特定されていないという実話を基にした作品だ。その後、アルバート・デサルヴォが逮捕され、犯人であることを自供するものの、アルバート以外の第三者が事件に関わっていた可能性があると考えられている。そんなケイシーが手掛ける『Boston Strangler』はワーナー・ブラザースが配給を、ラングレイ・パーク・プロダクションズのケヴィン・マコーミックが製作を担当する予定だ。
2012年12月10日早いものでもう年末。年が明ければ、映画界の一大イベントとも言えるアカデミー賞のノミネートが発表となり、2月には授賞式も開催される。まだまだ先のこと…と思うなかれ。本国アメリカでは5日(現地時間)、アカデミー賞前哨戦と言える「ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞」(以下、NBR)が発表された。今後の賞レースを占うこの賞で、今年最も湧かせたのはどの作品?今年のNBRで作品賞、監督賞、主演女優賞の最多3部門の受賞を果たしたのが、『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督作『ゼロ・ダーク・サーティ』だ。ビンラディン捜索から捕縛に至るまでの道のりを事実に基づき忠実に描くと共に、その追跡劇に関わった人々の苦悩を衝撃的かつ赤裸々に、そしてリアルに再現した本作。この作戦に加わったテロリストの追跡を専門に活動する若きCIA分析官・マヤをジェシカ・チャスティンが熱演。「N.Y.映画批評家協会賞」に続いての受賞とあって、続くゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞の大本命か!?そして今回、主演男優賞のほか脚色賞、作品トップ9選出を果たしたのがハリウッドでいま最も期待される2人、『ハングオーバー』シリーズで人気を博し、米「People」誌の「世界一セクシーな男」に輝いたブラッドリー・クーパーと『ウィンターズ・ボーン』で弱冠20歳にしてアカデミー賞にノミネートされ、『ハンガー・ゲーム』が全世界で大ヒットを記録したジェニファー・ローレンスの競演作『世界にひとつのプレイブック』。最愛の人を失くして心が壊れた男女が立ち直ろうとするシリアスな物語のはずが、観客席は笑顔&爆笑!常識を爽快に裏切る型破りの映画として早くも話題を集めている。さらに本作の脇を固めるのは名優ロバート・デ・ニーロ。続く賞レースでの本作のゆくえに目が離せない。ブルース・ウィリス×ジョセフ・ゴードンの新コンビ“レヴィット”の初競演で贈る、SFアクション・エンタテインメント『LOOPER/ルーパー』も大躍進!見事、脚本賞を受賞し、作品トップ9にも選出された本作だが、タイムトラベルSF映画が脚本賞を受賞するのは、極めて異例の快挙なんだとか。脚本を手がけたのは、『BRICKブリック』のライアン・ジョンソン監督。未来から転送される犯罪者を殺す職業“ルーパー”の男が、送られてきた30年後の自分と対峙し、誰も見たことがない“現代の自分VS未来の自分”の戦いを繰り広げるという斬新なプロットが評価されての受賞となった。さらに公開後の口コミとレビューでも高評価を得て、有名レビューサイト「Rotten Tomatoes」では、94点の高得点を記録するなど前例のない記録を着々と作り続けている。本年度アカデミー賞のダークホース的存在となるのか…?さらに、助演男優賞を『ジャンゴ繋がれざる者』のレオナルド・ディカプリオ、外国語映画賞をカンヌ映画祭でもパルム・ドールに輝いたヒャエル・ハネケ監督最新作『愛、アムール』、アニメーション賞をゲームの世界でヒーローになりたいと願う悪役たちの奮闘を描いた、ディズニー映画最新作『シュガー・ラッシュ』、ドキュメンタリー賞を『シュガーマン奇跡に愛された男 』、アンサンブル・キャスト賞を『レ・ミゼラブル』が受賞。映画界のもっとも栄えある賞、アカデミー賞をゴールに今後、次々と開催される映画賞レース。作品の明暗を分けるとも言える、この華やかな戦いのゆくえはどうなるのか?今年も大いに楽しませてくれることを期待したい。ナショナル・ボード・オブ・レヴュー受賞一覧作品賞:『ゼロ・ダーク・サーティ』外国語映画賞:『愛、アムール』ドキュメンタリー映画賞:『シュガーマン奇跡に愛された男 』アニメーション映画賞:『シュガー・ラッシュ』監督賞:キャスリン・ビグロー(『ゼロ・ダーク・サーティ』)新人監督賞:ベン・ザイトリン(『Beasts of the Southern Wild』)主演男優賞:ブラッドリー・クーパー(『世界にひとつのプレイブック』)主演女優賞:ジェシカ・チャスティン(『ゼロ・ダーク・サーティ』)助演男優賞:レオナルド・ディカプリオ(『ジャンゴ繋がれざる者』)助演女優賞:『Compliance』(原題)アンサンブル・キャスト賞:『レ・ミゼラブル』ブレイクスルー男優賞:トム・ホランド(『The Impossible』)ブレイクスルー女優賞:クヴェインゼイン・ワリス(『Beasts of the Southern Wild』)脚本賞:ライアン・ジョンソン(『世界にひとつのプレイブック』)特別映画製作業績賞:ベン・アフレック(『アルゴ』)スポットライト賞:ジョン・グッドマン(『アルゴ』、『FLIGHT』、『人生の特等席』、 『パラノーマン ブライス・ホローの謎』)■関連作品:ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開ゼロ・ダ−ク・サーティ 2013年2月15日より全国にて公開Jonathan Olley © 2012 CTMG. All rights reserved世界にひとつのプレイブック 2013年2月22日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.パラノーマン ブライス・ホローの謎 2013年3月29日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開2012,アメリカ,東宝東和人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC愛、アムール 2013年3月9日よりBunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館、シネ・リーブル梅田、伏見ミリオン座ほかにて公開© 2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinéma - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunkシュガーマン奇跡に愛された男 2013年3月16日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© Canfield Pictures / The Documentary Company 2012シュガー・ラッシュ 2013年3月、全国にて2D/3D公開
2012年12月07日