フェンディ(FENDI)は、メゾンを象徴するファーのクラフツマンシップをフィーチャーした「フェンディ クラフ(FENDI CraFF)」展を東京・表参道にある「バツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)」にて開催する。期間は、2019年4月4日(木)から17日(水)まで。「フェンディ クラフ」は、2018年10月にフェンディが本拠を置く「イタリア文明宮」で開催されたもので、イタリア国外では今回が初の開催となる。ローマの自社アトリエから熟練職人たちが来日し、唯一無二の作品をその場で作り、大胆なクリエーションを披露する。壁一面にグラフィティアートが飾られた会場で、ファーの熟練職人たちが、廃棄された材料を利用し、グラフィティアート作品からインスピレーションを得た1点もののファータブレットを制作する貴重な実演展示を行う。また、現代のストリートアート界で世界的に活躍する日本人アーティストAIKO(アイコ)による、“ローマの恋人たち”と“ストリートのエネルギー”をテーマにした巨大アート作品を展示するほか、来場者自身のポートレイトがファーグラフィティで表現される体験型デジタルコンテンツも用意する。ラグジュアリーブランドで唯一自社にファーアトリエを擁するフェンディが見せる、かつてない真のクラフツマンシップの実演。この機会に是非足を運びたい。【詳細】フェンディ クラフ期間:2019年4月4日(木)~17日(水) 11:00~20:00場所:BA-TSU ART GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5入場料:無料【問い合わせ先】フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2019年03月28日東京・南青山にあるギャラリー、ヴォイドプラス(void+)で、冨井大裕の個展「線を借りる」が開催中。冨井大裕 線のためのポートレイト(近藤恵介)、2018 、アクリル板、 ドローイング:近藤恵介展示風景:「卓上の絵画・春」MA2ギャラリー、2018 撮影:柳場大 ©Motohiro Tomii、Courtesy of Yumiko Chiba Associates彫刻の新たな可能性を探り続ける冨井大裕。これまでに、付箋や色鉛筆、スポンジ、ゴミ箱、脚立、画鋲、プラスチックコンテナなど、身の回りにある既製品を用いて作品作りを行い、従来の物の用途や意味を取っ払い、新たな魅力や存在に焦点を当てて全く別のものに昇華させるという、あらゆる彫刻の形を提示してきた。ある時は、作品を作った後に必ず冨井が残している指示書を、指示書のみで展示し観客自身がその指示に従い彫刻作品となるプロセスを踏む作品など、そのものに対する何気ない行為や態度そのものが作品として成立をするか、また芸術作品となるにはどのような要素が必要かを模索している。そんな冨井が新たに考察した「線を借りる」という本展には、タイトル通り、他人の作品から“線”を借りた作品が展示されている。借りられた作品は、タクタク(tac:tac)の一着のコートと、そのパターンの線。室内にあるのは、デザイナー島瀬敬章のパターンから起こした服と、そのパターンの線を元に作られたアクリルの彫刻作品。そしてその服を試着する観客と、それを写す鏡、映り込む背景、その全てのもの・こと・場・時などが彫刻としての可能性が顕在化される。【開催情報】冨井大裕「線を借りる」会期:11月30日〜2019年1月25日会場:void+住所:東京都港区南青山3-16-14 1階時間:14:00〜19:00定休日:日、月、祝日(※12月23日は開廊)冬季休廊:12月25日〜2019年1月7日
2019年01月03日フォトグラファー・牧野吉宏の写真展が、東京・中目黒にあるアドレス アポイントメント ギャラリー(artless appointment gallery)にて、10月15日まで開催。Dune Portraiture牧野吉宏は、ロサンゼルスを拠点に、アーティストや作家のドキュメンタリーポートレイト、モダンな感性が引き立つインテリア・エクステリアの撮影を得意とするフォトグラファー。アートやデザイン、建築にも造詣が深く、その知見を活かしアートブックや雑誌エディトリアル、イベントプロデュースまで手掛ける。近年では、インド・ブラジル・ペルー・ノルウェーなど、さまざまな国や地域に渡り、アートおよびデザインの視点による建築物やラウンドスケープを撮影やギャラリーワークを積極的に行っている。同展では、牧野が旅で訪れたニューメキシコ州にて撮影した白い砂丘の新作「Dune Portraiture」を展示。美しい白の世界と自然がつくる造形美、そして生命の尊さを感じさせる作品だ。【イベント情報】Dune Portraiture by Yoshihiro Makino会期:9月20日〜10月15日会場:アドレス アポイントメント ギャラリー(artless appointment gallery)住所:東京都目黒区上目黒2-45-12
2018年09月27日欅坂46の中でも、キレのあるダンス、媚びないパフォーマンスで人気の、土生瑞穂さんと小林由依さんの二人が考える“ハンサム”とは。――お二人はお互いのどんなところがハンサムだと思いますか?小林:土生ちゃんはもう長身でスタイル抜群で見た目がハンサム!土生:全然そんなことないよ!でも背が高いから、確かに撮影の時はかっこいい衣装が多いかも。小林:「風に吹かれても」の男装もすっごく似合ってた。土生:ハンサムなスタイルはすごく好きで、最近は私服もパンツばっかり。欅坂46の楽曲は結構かっこいいものが多いから、“かわいい”よりは“かっこいい”って思われたいなって。だから曲中で自由に踊っていいよって言われているところは、鏡を見ながら“どうしたらかっこよくなるかな”って日々研究したり、猫背になりやすいのでなるべく胸をはっていられるように気をつけてるよ。小林:私も欅坂46のかっこいい曲が好き。オーディションの時は、アイドルらしいフリフリのワンピースを着ていったけど(笑)。土生:ゆいぽんは見た目はかわいらしいのに、中身はすごく落ち着いていて、ダンスもキレッキレみたいなギャップがハンサム!陰でたくさん努力してるのに、その汗を見せようとしないところも本当にかっこいいなって。小林:そんなことないよ~。ただ、もともと喋るのも得意じゃないから、とにかく自分にできることをしっかりやらなくちゃなって。自分ではそんなに努力してるとも思ってないし、もっともっと頑張らないとなって思ってるよ。土生:本当に年下とは思えないほどしっかりしてるよね。だからかな?ゆいぽんと一緒にいると安心感がある。ライブ中もゆいぽんと目が合うと、すごく落ち着くの。「よし!」みたいな(笑)。小林:わかる、わかる(笑)。私も土生ちゃんと目が合うと大丈夫だなって思うし、ライブ中も土生ちゃんと手が合わさる振りの時とかなんかホッとするもん。土生:二人であれこれ話さなくてもいいというか、なんかお互いに伝わってる感じ、するよね?(笑)小林:うん(笑)。――続いて、お二人が思うハンサムな女性、男性の条件とは?小林:女性の場合は、仕事ができるのに心はすごく優しくて同性の後輩から慕われているような人。土生:誰に対しても常に笑顔で話しかけられるようなフラットな人はかっこいいよね。小林:男性の場合はレディファーストが自然にできる余裕のある人。土生:スーツが似合う人も“ハンサム”っていうイメージがあるな。――では、欅坂46のメンバーの中で一番ハンサムだと思う人は?土生:それは、織田奈那!小林:そうだね!土生:織田奈那はしっかり自分を持っている人。悩んでいる姿を見たことがなくて、いつも相談に乗ってくれるよね。誰に対しても分け隔てなく接して、メンバー全員としっかりコミュニケーションをとるから常に輪の中心にいる。すごく尊敬しているし、私も織田奈那みたいになりたいってよく思う。小林:織田奈那はメンバー全員の彼氏みたいな感じだもんね(笑)。誰かが何かをする時、「織田奈那ついてきて~」って言うと、必ずついていってあげてるし。土生:確かに(笑)。しかも唯一、下の名前で呼んでくるよね。私はみんなに“土生ちゃん”って呼ばれてるのに、織田奈那だけは私のこと“みづ”って。小林:そうそう(笑)。私も織田奈那には“由依”って呼ばれてる。土生:本当、男前だよね!こばやし・ゆい1999年10月23日生まれ、埼玉県出身。女性ファッション誌『with』専属モデル。欅坂46の7thシングル『アンビバレント』に収録されている土生瑞穂とのユニット・線香姉妹としての楽曲「302号室」も好評。ニット¥40,000(ピンコ/ピンコ ジャパン)レザースカート¥40,000(セルフ・ポートレイト/ミッドウエストTEL:03・3463・6589)はぶ・みづほ1997年7月7日生まれ、東京都出身。女性ファッション誌『JJ』専属モデルとして活躍するほか、MBSラジオ『ちょこっとやってまーす!』(毎週土曜24時~)のレギュラーパーソナリティも務めている。スカート¥22,000(ロザリームーン/ロザリー)Tシャツはスタイリスト私物※『anan』2018年9月19日号より。写真・須江隆治スタイリスト・柾木愛乃ヘア&メイク・犬木 愛(小林さん)北原 果(土生さん)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年09月15日メガネブランドのゾフ(Zoff)が、アンディ・ウォーホルからインスパイアされたコラボレーションシリーズ「IʼM ANDY WARHOL」全9型47種を、9月14日よりゾフ店舗、オンラインストアなどで発売する。アンディ・ウォーホルは、誰もが知っている人物やシンボルを素材にした作品を発表し、その後のポップアートの隆盛を牽引した。そのウォーホルのアート界に残したイノベーションと功績に対するリスペクトと、季節やファッション、気分に合わせて気軽に楽しめるファッションアイテムになってほしいというゾフのアイウェアに対する想いから、アンディ・ウォーホル美術財団とのパートナーシップによるコラボレーションプロジェクトが実現した。アンディ・ウォーホルの数々の名言の中の1つ、“In the future everybody will be world famous for fifteen minutes(誰もが15分間有名人になれる。いずれそんな時代が来るだろう)”という言葉が、今回のコレクションテーマ。これには、ゾフのブランドテーマである「EYE am a HERO」の意味が込められており、「誰もが主役になれる」アイウェアとして、「IʼM ANDY WARHOL」シリーズが誕生した。本シリーズには、ウォーホルのシグネチャーと共に、このメッセージがプリントされている。また鋲のデザインには、ダブルクウォーテーションマーク(“”)がアイコンとして落とし込まれた。本シリーズは、「シルバー ファクトリー(Silver Factory)」(9,000〜1万2,000円)4型16種類、「シルク スクリーン(Silk Screen)」(7,500円)2型16種類、「セルフ・ポートレイト(Self-Portrait)」(7,000円)3型15種類、3つのライン全9型47種類の個性溢れるプロダクトがラインアップ。ウォーホルの人物、作品、背景、歴史、スタイル、思想などが、様々な形でデザインとして表現されている。メガネはすべて標準レンズ代込み。オリジナルケースとメガネ拭きも付属する。「シルバーファクトリー」と「セルフ・ポートレイト」が9月14日、「シルクスクリーン」が9月28日に、アウトレット店舗を除くゾフ店舗、ゾフオンラインストア、ゾフ楽天市場店、ZOZOTOWNなどで発売を開始。本シリーズ購入者に限り、先着でオリジナルコラボショッパーのプレゼントも実施。ショッパーの柄は選択不可、デザインは店舗により異なる。
2018年09月06日東京オペラシティ アートギャラリーでは、イサム・ノグチ没後30年を記念した回顧展「イサム・ノグチ ─彫刻から身体・庭へ─」展を、7月14日から9月24日まで開催する。イサム・ノグチのポートレイト©The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] - JASPAR. Photo by Jack Mitchell.イサム・ノグチは、詩人・野口米次郎とアメリカ人の母親のもとに生まれ、世界文化を横断しながら生き、彫刻を始め舞台美術や家具、照明器具「あかり」のデザイン、陶芸、庭、ランドスケープ・デザインまで、幅広い巨人的な制作を行った。同展では、ノグチの作品と身体性への問いを軸に、海外・国内の80余点で活動の全容を紹介する。ノグチが抽象彫刻の分野にあっても常に「身体」を意識し続けたことや、そうした意識が、子供のための遊具デザインやランドスケープといった人間をとりまく環境へ向かい、ノグチ自身がいう「空間の彫刻」=庭園への情熱に拡大していったことに着目。ノグチの領域横断的な活動の拡がりにも様々な角度から光を当て、歴史や伝統と向き合い、生活や社会を含めたノグチの総合的ビジョンを明らかにする。イサム・ノグチ《北京ドローイング(横たわる男)》 1930年 インク、紙 イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)蔵 ©The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] - JASPAR. Photo by Kevin Noble.構成は全4章。「第1章 身体との対話」では、身体性への問いかけがノグチの制作において重要であったことを、彫刻やドローイング、舞台美術など、主に初期の作品を通して紹介する。若き日に北京で描いた毛筆による身体ドローイング「北京ドローイング」は、国内初の試みとして8点の作品を一堂に展示する。ノグチは、戦後の1950年に来日して以降、日本の暮らしや伝統、歴史や社会と向き合いながら、建築家の谷口吉郎、陶芸家の北大路魯山人ら多くの芸術家たちと交流し、新たな制作に取り組んだ。そして彫刻のみならず、家具や照明のデザイン、建築インテリア、庭園などジャンルを超えた多彩な活動に結実。「第2章 日本との再会」では、ノグチが日本との再会を果たした1950年代の活動から、社会や生活の中に彫刻として機能する作品を生み出そうとしたノグチの総合的なビジョンを紹介する。イサム・ノグチ《あかり》デザイン 1953年〜 紙、竹、金属 香川県立ミュージアム蔵「第3章 空間の彫刻─庭へ」では、最晩年に至るまで長く手掛けられた庭や公園、ランドスケープなど、大地を素材とする「彫刻」作品を紹介。ノグチの地球環境的規模の作品の構想はごく早くから始まっていたが、1960年代以降、多くのプロジェクトを実現させた。ノグチの庭の仕事は「彫刻」を「大地」に結びつける試みであり、同時にそれは、重力によって大地に縛りつけられた人間の「身体」と向き合うことでもあった。日本庭園にみる静寂な佇まいに人々の憩う空間を創出した《チェイス・マンハッタン銀行プラザのための沈床園》など、大地と地形を読む、地球環境的規模で考えられた作品を模型、資料、撮り下ろし動画で立体的に紹介する。「第4章 自然との交感─石の彫刻」では、ノグチの後半生を代表する、大理石よりも硬い玄武岩、花崗岩などによる峻厳な石の彫刻を紹介。シンプルなフォルムを基本に、ときに自然のままの石の表情をたたえた作品群は、従来の彫刻の概念を超えている。石はノグチにとって、たんに自分の求める形を実現するための素材ではなく、地球の悠久の歴史や自然の摂理を語る根源的な物質だった。そこに、大地に刻まれた「時間」に人を誘う深い魅力を感じとり、石の彫刻は庭の仕事と両輪となって、人間の心と身体を改めて大地にしっかりと結びつけ、空間や時間へと広げて思索する、大らかで豊かな作品世界を実現させた。イサム・ノグチ《アーケイック》1981年 玄武岩 香川県立ミュージアム蔵©The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] - JASPAR. Photo by Akira Takahashi.関連イベントとして、開催記念トーク「コラボレーターが語るノグチの制作の現場と“未来への贈り物”」を開催。石彫家の和泉正敏、建築家のショージ・サダオ、聞き手に同展監修者の新見隆を迎えて、7月14日の13時から新宿パークタワーホールにて行われる。事前申し込みはリビングデザインセンターOZONE ホームページ()受付フォームより、定員200名、一般参加費は1,000円。世界市民として生きたノグチの制作に焦点をあてる、国内12年振りとなる本格的な回顧展にぜひ足を運んでみては。【展覧会情報】イサム・ノグチ ─彫刻から身体・庭へ─会期:7月14日〜9月24日会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:11:00〜19:00、金・土曜日11:00〜20:00(入場は閉館30分前まで)料金:一般1,400円(1,200円) 大学生・高校生1,000円(800円) 中学生以下無料 ※同時開催「収蔵品展063 うつろうかたちー寺田コレクションの抽象」、「project N 72 木村彩子」の入場料を含む。( )内は15名以上の団体料金、閉館の1時間前より半額、65歳以上半額、障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料、割引の併用および入場料の払い戻し不可休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月5日
2018年07月11日スキンケアブランドのSK-IIは、女性が本来持つすっぴん素肌の美しさを大胆かつありのままに表現する「#すっぴん素肌プロジェクト」を6名のアンバサダーらと共に6月8日に開始。時代を象徴する写真を撮り続ける、世界で名高いフォトグラファー集団のマグナム・フォトとタッグを組み、最後にすっぴん素肌を魅せたのは、女優・松岡茉優。この撮影に向けて、SK-IIのフェイシャル トリートメント エッセンスとともに挑んだ軌跡を収めた動画を7月6日に公開しました。SK-IIのプロジェクトに初めて参加した彼女にとって、肌へのメークを施すことのない状態で撮影に挑むことは、女優人生の中で初めての経験。撮影に挑むことへの不安を抱えていた彼女の撮影を担当したのは、時代を象徴する写真を撮り続ける、世界で名高いフォトグラファー集団、マグナム・フォトの精鋭クリストファー・アンダーソンと、アレッサンドラ・サンギィネッティ。彼らによって、大胆かつありのままの松岡茉優の素肌美が写し出されています。今回公開した動画の中では、ありのままの素肌美だけでなく、初めてのすっぴん素肌での撮影に向けて感じていた不安や、フェイシャル トリートメント エッセンスでケアを続けたからこそ得られた撮影に挑む自信など、自然体で飾らないさまざまな表情をお楽しみいただけます。■松岡茉優の言葉初めてすっぴん素肌でのぞんだポートレイト撮影、その経験を通して感じた想いを松岡茉優は次のように語りました。Q.肌へのメークなしのすっぴん素肌で撮影ということを初めて知らされた時は、どう思われましたか。役者のお仕事では、次は警察官、次はお医者さんと、その上結構いろんなことがあって、ちょっとのことでは驚かない耐性はついていたと思っていたのですが、まさかここまで本当にすっぴんになるとは思っていなかったので、正直かなり驚きました。今でもドキドキしています。Q.松岡さんにとって肌へのメークをせず、すっぴん素肌で撮影に臨むことはどのような意味がありますか。固定概念を捨てるということなのかなって思いました。今まですっぴんで撮影をしたこともなかったですし、こうじゃないといけない、この角度が苦手などありましたが、その縛りを捨ててみようと思わせてくれましたし、もっと楽に考えたらいいことあるかなって気持ちにもなれました。Q.撮影に向けてどのような準備をされましたか?また、SK-IIのフェイシャル トリートメント エッセンスでケアをされたことは、松岡さんにとってどのような意味がありましたか。撮影の後やプライベートのときにすっぴんになると、まるでメークをしてる感じのようなツヤ感のある素肌だなって思えるんです。きっと肌のキメが整うことでつるっとするし、そのことがツヤをもたらしてくれているんだろうと感じています。どちらかというと私の肌は乾燥しがちなのですが、フェイシャル トリートメント エッセンスで毎日丁寧にお手入れをすることが、自信をもたらしてくれたと思います。(お問い合わせ先)SK-IITEL 012-002-1325
2018年07月07日国内外から54ギャラリーが参加する現代美術のホテル型アートフェア「ART OSAKA 2018」が、7月7日と8日の2日間、ホテルグランヴィア大阪26階にて開催。KOKI ARTS, ART OSAKA 2017 展示の様子 photo by Mayuko Uno本イベントは、現代美術に特化したアートフェアとして日本で最大規模であり、一番長く支持されてきた定評あるアートフェア。今回が16回目の開催となり、参加ギャラリーは、関西から21、関西以外から26、台湾から3、韓国から4の計54ギャラリーがラインアップ。この内、初出展は4ギャラリー、展示ブース数は68部屋に上る。タビー《出世街道》キャンバスにステンシル、スプレーペイント 2018 / ギャラリーかわまつ新たな試みとして設けられた、35歳以下の若手注目作家を個展形式で紹介する新企画「U-35セクション」では、2ギャラリーが参加。東京のギャラリーかわまつでは、ウィーン発の覆面アーティスト、タビーの日本初個展を開催し、『JAPAN EDITION』と名付けられた日の丸のキャンバスワークスを紹介する。愛知のGALLERY IDFでは、動物をモチーフにし、 画面の中で刺繍や油彩など様々なマチエールを用いて幻想的な作品を制作する佐藤香菜を紹介する。二艘木洋行《梨》インクジェットプリント、ペン、スプレー、マーカー、紙 2013 / TALION GALLERY今年初参加のギャラリーの内、東京のTALION GALLERYでは、 お絵描き掲示板のペイントツールで描いたデジタル作品など、美術館でも“現代絵画”の枠組みで取り上げられてきた二艘木洋行を「Exhibition PLUS」にて個展で紹介。東京のPOETIC SCAPEでは、90年代より男性ヌードをメインとした作品を発表してきた野村佐紀子が、坂口安吾の小説をテーマにした「Ango」シリーズを出品、大阪府内の障がいのあるアーティストの作品を紹介しているカペイシャスも出展する。海外からは、台湾のDer-Horng Art Galleryが、空想上の都市風景を緻密な描写で描き、2015年「Tokyo Midtown Award」でグランプリを受賞した、田島大介を紹介する。岡本光博《ドザえもん》ミクストメディア(FRPにウレタン塗装) 2017 / eitoeiko実力派中堅から若手作家の出展が多いのも、ART OSAKAの特徴。60年代生まれでは、社会問題や著作権問題を扱い、メディアでも大きな注目を集めている岡本光博や、キャンバスを一つのスペースと見立て、行為の反復・痕跡によって新たな空間を生み出しながら、絵画の存在を問う独自の手法で制作する横溝美由紀。80年代生まれでは、2015年に木村伊兵衛写真賞を受賞、日産アートアワードでも2017年ファイナリストに選ばれ、ポートレイトを通じて多様な文化を浮かび上がらせる石川竜一、シェル美術賞やトーキョーワンダーウォールで度々入選し、実在への問いかけと自身の経験を織り交ぜながらアノニマスな人物像を描く新藤杏子、漫画の線画表現をバックグラウンドに、流動的かつ緻密なイメージをブルーブラックボールペンで描き出す高橋つばさ、2012年度咲くやこの花賞を受賞し、劇画調の巨大な戦争絵画を描き、国内有数の美術館に出展し注目を集めてきた後藤靖香など。同時代に共存する多種多様でありながら唯一無二の芸術表現を凝縮して楽しむことが出来る。新藤杏子《1930 - kiwi fruts》水彩、アクリル、インク、紙 2018 / YUKI-SIS会期初日の7月7日には、14時から15時半まで、ホテルグランヴィア大阪 20階クリスタルルームにて、トークイベント「再考:80年代のアートシーン」を開催。大阪・国立国際美術館で今秋11月から開催される「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」展の担当キュレーターである安來正博が、ART OSAKA実行委員であり加藤義夫芸術計画室の加藤義夫を聞き手に、80年代美術の魅力を語る。なお、定員40名、先着順の事前予約制にて、info@artosaka.jpまで、名前、人数(2名まで)、当日連絡可能な電話番号を明記の上、申し込み。会期中には、来場者の投票による「ベストプレゼンテーションアワード」も実施。年に1度の夏のアートの祭典を通じて、現代美術の世界にコミットする楽しさを味わってみては。【展覧会情報】ART OSAKA 2018会期:7月7日・8日会場:ホテルグランヴィア大阪 26階(ワンフロア貸切)住所:大阪府大阪市北区梅田3丁目1-1時間:7月7日 11:00〜20:00、7月8日 11:00〜19:00(入場は終了1時間前まで)料金:1day pass 1,500円 小学生以下無料(保護者の同伴が必要)
2018年05月11日▶この3人の記事はこちら:スマホを持っていない“ミレニアル太鼓研修生”がバチを振るう理由 VOL.1▶この3人の記事はこちら:スマホを持っていない“ミレニアル太鼓研修生”がバチを振るう理由 VOL.2▶この3人の記事はこちら:スマホを持っていない“ミレニアル太鼓研修生”がバチを振るう理由 VOL.3Lui Arakiwebsite鼓童展覧展「青い太鼓」鼓童展覧展「青い太鼓」が中目黒にて開催されます!写真家 荒木塁が、実際に佐渡に足を運んで、研修生の姿を撮影した20点の写真と、9本の動画が展示されます。日時:5/8〜5/13 11:00~18:30場所:W+K+ Gallery153-0051 東京都目黒区上目黒1-5-8Google Map:太鼓芸能集団鼓童の研修生。彼らの音には観客もいなければスポットライトを浴びることもない。あるのは己の体だけ。しかし、自分を信じて叩き続ける彼らの太鼓はあまりにも虚しく美しい。これは覚悟を決めた何者でもない者たちによる等身大のポートレイト。「青い太鼓」
2018年05月04日AIによる自動運転の実用化、ブロックチェーンやIoTによるデジタル革命……。近未来に起こるであろうこれらの技術革命が芽吹きつつある昨今は、まさに時代の転換期だと言える。そんな時代の変わり目に、スマホを捨て、都会から離れ、日本で野生のトキが唯一羽ばたく、新潟県の佐渡島に移り住んだ9人の若者がいる。彼らは、これまで世界50カ国で6,000回以上の公演を行ってきた、太鼓芸能集団「鼓童(こどう)」の研修生。島の南東にある研修所で共同生活を送る彼らは、毎日5時に起き、稽古に明け暮れ、22時には床につく。身の回りの雑事はすべて自分たちで行う。世間の動向を知る情報源は新聞のみ。このような生活を2年続けて、鼓童の正式なメンバーになれるのはたった数人。大半は夢破れて島を去るこのシビアな世界で、彼らは今日も、一心不乱にバチを振るう。今回、Be inspired!は佐渡島での取材を敢行し、彼らの“青い声”――若さゆえの大望、先の見えない道を行く不安、親元を離れたことによる自立心の芽生え――を聞いてきた。そしてそれらを、3つの記事に分けて紹介する。第3弾は、石井 彰馬(いしい しょうま)、 新山 萌(にいやま もえ)、定成 啓(さだなり けい)の3人。▶︎『“スマホを捨てた若者”が、太鼓に夢を懸ける理由 VOL.1』はこちら▶︎『“スマホを捨てた若者”が、太鼓に夢を懸ける理由 VOL.2』はこちら石井 彰馬 Syoma Ishii 19歳ー太鼓を始めたのはいつですか?3歳です。幼稚園児から上は60歳ぐらいの方がいるチームに入って、そこで高校卒業までやってました。数あるプロの太鼓集団から鼓童を選んだのは、中学生の時に見た公演の衝撃からです。太鼓ってこんなに格好良く叩けるんだ、俺も鼓童の舞台に立ちたいと思いました。小学生の時からちょくちょく鼓童の公演は観に行っていて、以前はそこまで惹かれていなかったんですけど。ー何か心境の変化があったんでしょうか?そういえば、その頃はちょうどバスケで挫折を経験していたときでした。小学生の時から太鼓と並行してバスケを始めたんですが、その理由は、当時の俺が太鼓をダサいと思っていたからです。友達は太鼓をよく知らないし、馬鹿にもされました。だからバスケで見返してやろうと思って、太鼓はそっちのけでバスケばかりの毎日でした。それでそこそこいいところまでいって。でも、地域の選抜チームに入ったあとに、身長が小さいという理由で外されてしまって…。ーそこで挫折を味わったと。そうです。ーそんな時に鼓童の公演を観て、なぜ再び太鼓への情熱を取り戻したんでしょうか。結局バスケは格好よく見られたいという、自分本意のモチベーションが大きかったんです。結果的に身長も伸びたので、バスケを続けようと思ったらできたんですけど、なぜかあまり真剣になれなくて。太鼓を叩くときは、公演を見てくれる方に、何かエネルギーを与えたいという気持ちが根底にありました。太鼓は自分のためじゃなく、誰かのためにというモチベーションが先にあったんです。その違いは大きかったと思います。ーその「誰かのために」と思うようになったきっかけはありますか?これまでたくさんの人に支えられてきたからかもしれません。中学生の時に足の指を骨折したんですが、それがかなり酷くて、まともに歩けなかったんです。ちゃんと治さないと歩けなくなるかもしれないってレベルでした。だから母が毎日学校や病院に送り迎えしてくれていたんですが、当時はその苦労も分からずに、「早く来いよー」なんて文句を言ったりしてて。ー後から気づいたんですね。実はあの時すごく助けてもらっていたんだなと。そうですね。振り返るとあの時は母の他にも、いろんな人にお世話になりました。母がいないときはおばあちゃんがご飯を作りに来てくれたり、歩けないからって友達が家まで遊びに来てくれたり。そういうみんなの助けがあったから、今ここに居られるんです。だから俺も、人のために何かしたいと思うようになったんだと思います。そのための太鼓なんです。ーじゃあ鼓童の舞台に立った自分の姿を見せることが、一つの恩返しになりますね。はい。ここに来るまでずっとお世話になっていたチームや先生、友達、家族に、いつか鼓童の舞台に立った姿を見せられたらと思います。定成 啓 Kei Sadanari 19歳ー太鼓を始めたのはいつですか?小学生の時ですね。おじいちゃんが太鼓のチームに作っていたので、最初はしょうがなくって感じで。それで高校生まで続けて、こっちに来ました。ー最初はやらされている感覚だったと?はい、もう大嫌いでしたから。ーいつから自分ごとになったんですか?小学校の高学年になると、チームの友達といるのが楽しくなってきて。メンバーも変わっていったんですけど、年上もいれば年下もいて、幅が広いんですね。ある程度年齢が上がると子どもたちに教えたりとか。ー年齢を問わずできる競技だから、世代を超えて人とつながれるんですね。そうですね。その中で気の合う仲間ができて、それが楽しくて、ずっとやってきた感じです。ープロになろうと思ったのはいつですか?高校生の時です。他のチームも考えたんですが、やっぱり歴史があって王道を行くのが鼓童なので。鼓童を知ったのは、小学生の時にイベントで共演させていただいた時です。ー研修所は特殊な生活環境だと思いますが、約1年過ごしてみてどうですか?高校の時は朝と夜が逆転したような生活で出席もギリギリだったので、たぶんここにいなかったらダラけてたと思います。適当に大学行って、適当に遊んで。そういう生活は楽ではあるんですけどね。だからみんなに変わったと言われました。体型とか生活リズムとか。あとほんの少しだけ心が広くなったかなと思います。昔はすぐに頭にきていたんですが、それを抑えられるようになって。研修所ではムカつくことも多いんですよ。9人で共同生活してたらいろいろ言い合いますから。ープライベートな時間がないのがきついですね。そうなんです。昔は一人が嫌いで、すぐに外に遊びに行ってたんですけどね。ーこういう閉鎖的な生活と、友達の進学や就職で広がっていっている生活と比べてどう思いますか?こっちに来ると決めてから人の倍以上は地元で遊んだので。まあ学生の遊びなんてたかが知れているんですけど。ー友達は今は遊んでいるんでしょうか。そうですね。遊んでるやつもいれば、一人で上京して仕事を頑張ってるやつとかもいて。人それぞれですね。ー友達に何か太鼓で表現したいことはありますか?一緒に頑張ろうよって伝えられたらいいですね。給料が低いとか、休みが少ないとか言ってるやつも多いんですけど、それに対して直接何か言うと説教がましくなっちゃうし、自分が言える立場でもないので。誰だって不満はあるし、きついこともあるだろうけど、だから何かを成し遂げられるんだって。いつか鼓童の舞台に立って、背中というか、姿勢でそういうことを示せたらと思います。鼓童展覧展「青い太鼓」鼓童展覧展「青い太鼓」が中目黒にて開催されます!写真家 荒木塁が、実際に佐渡に足を運んで、研修生の姿を撮影した20点の写真と、9本の動画が展示されます。日時:5/8〜5/13 11:00~18:30場所:W+K+ Gallery153-0051 東京都目黒区上目黒1-5-8Google Map:太鼓芸能集団鼓童の研修生。彼らの音には観客もいなければスポットライトを浴びることもない。あるのは己の体だけ。しかし、自分を信じて叩き続ける彼らの太鼓はあまりにも虚しく美しい。これは覚悟を決めた何者でもない者たちによる等身大のポートレイト。「青い太鼓」
2018年05月04日AIによる自動運転の実用化、ブロックチェーンやIoTによるデジタル革命……。近未来に起こるであろうこれらの技術革命が芽吹きつつある昨今は、まさに時代の転換期だと言える。そんな時代の変わり目に、スマホを捨て、都会から離れ、日本で野生のトキが唯一羽ばたく、新潟県の佐渡島に移り住んだ9人の若者がいる。彼らは、これまで世界50カ国で6,000回以上の公演を行ってきた、太鼓芸能集団「鼓童(こどう)」の研修生。島の南東にある研修所で共同生活を送る彼らは、毎日5時に起き、稽古に明け暮れ、22時には床につく。身の回りの雑事はすべて自分たちで行う。世間の動向を知る情報源は新聞のみ。このような生活を2年続けて、鼓童の正式なメンバーになれるのはたった数人。大半は夢破れて島を去るこのシビアな世界で、彼らは今日も、一心不乱にバチを振るう。今回、Be inspired!は佐渡島での取材を敢行し、彼らの“青い声”――若さゆえの大望、先の見えない道を行く不安、親元を離れたことによる自立心の芽生え――を聞いてきた。そしてそれらを、3つの記事に分けて紹介する。第2弾は、中谷 憧(なかたに しょう)、小室 利樹(こむろ りき) 、廣木 優一(ひろき ゆういち)の3人。▶︎『“スマホを捨てた若者”が、太鼓に夢を懸ける理由 VOL.1』はこちら中谷 憧 Shou Nakatani 19歳ー研修所に来て約1年が経ったと思います。今の心境はいかがですか?太鼓に集中できるこの環境はとてもありがたいです。まあでも、就職や進学した友達を羨ましく感じる時もありますね。ーそういう感情も本音ですよね。はい。ただ、今はやるべきことに集中できています。ーそれはよかったです。でも、入所当初にはホームシックになったと聞きました。大丈夫でしたか?もう辛くて太鼓の音が聞きたくないぐらい追い込まれましたね……。休憩時間なんて、誰かが練習している音が聞こえないように耳を塞いでうずくまってました。「太鼓で生きていく」ということを真剣に考えられていなかったんだと思います。ーかなり辛い状況だったと思います。どう持ち直したんですか?入所して3〜4カ月経つと、研修所の生活にも慣れてきて、だんだん落ち着くことができました。「太鼓で生きていきたい」という気持ちも改めて、自分の中に強く感じることができました。なんで研修所に来たのかを思い出すことができたんです。ー「太鼓で生きていく」「心を伝え続ける」という目標のために研修所に来たんですよね。「心を伝え続ける」というのは、具体的にはどういうことになるんですか?太鼓奏者とは別に、唄い手にもなりたいと思っているんですが、ここでいう唄は、昔から現代に伝わっている民謡や子守唄のことで、この唄の歌詞が僕の言う心です。民謡や子守唄って、昔から伝わる知恵が歌詞になっていることが多いので、現代にも通ずるところがあるんです。だから唄の歌詞を通して、日本人が大切にしてきた心を伝えていきたいと思っています。ーなるほど。あとは目標に向かって進むだけですね?はい。まあ、今ちょうどホームシックなんですけど(笑)。ーあ、そうなんですか(笑)。急にきました。周りもたまにそういう話をしているんですが、僕は割と定期的に来るのかもしれないです。ー家族に会いたいという気持ちが?そうですね。ーメンバーになれるか分からないし、不安にもなりますよね。はい。将来が分からないこの生活への不安はあります。きついこともありますし。苦しい時は本当に苦しいんです。研修所での生活って自分の弱さがすごく見えるんですよ。だから落ち込むこともあります。でも、諦めません。同期のメンバーもみんなそうだと思います。ーメンバーに選ばれる自信はありますか?いや、ないです。メンバーの方々は技術はもちろん人間的にも尊敬できる人たちです。僕はまだまだ学ばないといけないことがたくさんあります。でも、ここに来て、家族や友人のありがたみも分かりましたから、みんなのためにも頑張りたいです。ーお世話になっている方々に、感謝の気持ちを伝えたいということですか?はい。みんなは僕の支えなんです。今まで一緒に頑張ってきた友達。相談に乗ってくれる家族。みんなすごく優しくて、応援してくれます。僕が頑張れるのは、応援してくれるみんなのおかげです。いつか、鼓童のメンバーとして舞台に立った自分の姿をみんなに見せて、今までの感謝を伝えたいんです。廣木 優一 Yuichi Hiroki 19歳ー中学卒業後に太鼓の世界に入ろうとして、親に止められたと聞きました。そうです。中学生の時から太鼓を仕事にしたいと思っていたんです。何か他の仕事をしながら太鼓を叩いている自分の姿が想像できなくて。地元から出てみたいとも思ってたので、だったらもう中学卒業後でいいじゃんって。ー大胆ですね。これはさすがに親から止められたので、ひとまず高校に行って、そのあとどこかで修行しようと考えました。それで高校2年生の時に、鼓童の演奏を初めて生で見たんですけど、その時の衝撃がもう……一目惚れでしたね。今まで考えていた太鼓の概念を覆されたというか。ー鼓童と他のチームでは何が違ったんですか?他のチームの演奏は引き込まれるように感じるんですが、鼓童の演奏は押し寄せてくるように感じるんです。鼓童の世界観が観客席を包み込むみたいな。あえて言葉にするとそんな感じです。とにかく衝撃でした。だから修行するなら鼓童だって決めて、ここに来ました。ー実際に修行してみてどうですか?中学生の頃からほぼ毎日叩いていたので、太鼓が生活の一部なのは変わらないんですけど、周りに誘惑がないのは良いですね。集中しやすいから自分の弱みや強みが分かってきて、改善点や伸ばしていけばいいところが見えてきたんです。ー外から情報が入ってこない分、自分と向き合う時間が増えますからね。そうですね。練習中きつい時に「まだ頑張れるだろ?」って自分と対話したり、一人になれるところに行ってひたすら考えたり。そうすると自分の限界がどこにあるのかが分かってきました。後は夢の実現のために、一般の方がもっと太鼓に触れる機会を増やさないといけないなあとか、そんなことも考えたりしますね。ー「太鼓という楽器を誇りに思ってもらいたい」。これがその夢ですよね。“誇りに思ってほしい”というのは誰に対してですか?以前サッカーと太鼓を両立していた時期があったんですね。まあサッカーは友人の付き合いだったんですけど、なぜかスタメンに選ばれていて。でも僕にとっては太鼓がメインだから、試合や練習に行けないこともあって。そしたらまあ陰口されたり、ちょっとしたミスですごい怒鳴られたりとか。その流れで太鼓のことまでバカにされるんですね。それが悔しくて。ー悔しい? ムカつくではなく?言い方が悪いですが、序列があるとすれば低いんだなと思って。ーそういうことですか。だから太鼓をバカにしてきた人たちに、その存在を認めさせたいんです。自分の国の楽器が、人を感動させることができるすごい楽器なんだということを知ってほしいんです。そして、そんな太鼓のことを誇りに思ってもらえるようにしたいんです。そのためにも今が頑張り時です。落ち込むこともあるんですけど、ネガティブな感情に負けないように、しっかりやっていこうと思います。鼓童展覧展「青い太鼓」鼓童展覧展「青い太鼓」が中目黒にて開催されます!写真家 荒木塁が、実際に佐渡に足を運んで、研修生の姿を撮影した20点の写真と、9本の動画が展示されます。日時:5/8〜5/13 11:00~18:30場所:W+K+ Gallery153-0051 東京都目黒区上目黒1-5-8Google Map:太鼓芸能集団鼓童の研修生。彼らの音には観客もいなければスポットライトを浴びることもない。あるのは己の体だけ。しかし、自分を信じて叩き続ける彼らの太鼓はあまりにも虚しく美しい。これは覚悟を決めた何者でもない者たちによる等身大のポートレイト。「青い太鼓」
2018年05月04日AIによる自動運転の実用化、ブロックチェーンやIoTによるデジタル革命……。近未来に起こるであろうこれらの技術革命が芽吹きつつある昨今は、まさに時代の転換期だと言える。そんな時代の変わり目に、スマホを捨て、都会から離れ、日本で野生のトキが唯一羽ばたく、新潟県の佐渡島に移り住んだ9人の若者がいる。彼らは、これまで世界50カ国で6,000回以上の公演を行ってきた、太鼓芸能集団「鼓童(こどう)」の研修生。毎日5時に起き、稽古に明け暮れ、22時には床につく。身の回りの雑事はすべて自分たちで行う。世間の動向を知る情報源は新聞のみ。このような生活を2年続けて、鼓童の正式なメンバーになれるのはたった数人。大半は夢破れて島を去るこのシビアな世界で、彼らは今日も、一心不乱にバチを振るう。今回、Be inspired!は佐渡島での取材を敢行し、彼らの“青い声”――若さゆえの大望、先の見えない道を行く不安、親元を離れたことによる自立心の芽生え――を聞いてきた。そしてそれらを、3つの記事に分けて紹介する。第1弾は、前濱 純(まえはま すなお)、加藤 雄大(かとう たけひろ) 、崔 永根(ちぇ よんぐん)の3人。前濱 純 Sunao Maehama 19歳ー小さな頃からずっと続けてきた太鼓に懸けて、鼓童の研修所に来たと聞きました。大学への進学と迷ったようですが、結果的に鼓童を選んだのはなぜですか?最初は進学を考えていたんです。だって“花のキャンパスライフ”なんて言うじゃないですか(笑)。でも、あるイベントで鼓童の演奏を初めて生で聴いた時に衝撃を受けて。ー衝撃?「すごい、私にはあんな演奏できない!」って。ーなるほど。悔しかったんです。差を感じて。それで進学か鼓童かで悩んでいた時に、お母さんから「大学卒業後でも鼓童には入れるけど、あなたが一番好きな太鼓の世界で生きていきたいなら、体力的に余裕のある今の方が良いんじゃない?」って言われて……。ー鼓童を選んだんですね。はい。それに、もっと太鼓を世界に広めたいんです。ーそれはなぜですか?一度メキシコに行って、あるイベントで太鼓を叩いたことがあるんです。そしたら現地の人に、「“Japanese Drum”なら分かるけど、“WADAIKO”じゃ分からない!」って言われたんですよ。鼓童は毎年世界を回って、いろんなところで太鼓を叩いているんですけど、まだまだ知られていないんだなって。だから私、「WADAIKO」を世界の共通言語にしたいんです。こんなに素晴らしい楽器があるんだよってことを知ってほしいんです。ーではまず鼓童のメンバーにならないといけませんね。はい。それもオールマイティーな奏者になりたいんです。ーどういうことですか?太鼓だからといって……やっぱり男の人には負けたくないです。男性的な、力強い音も叩きたい。でも反面、女性にしか出せない音、女性らしい音も魅せられるような、そんなオールマイティな奏者になりたいと思っています。ーそう思うのはなぜでしょう。欲張りなんでしょうね。一つに絞れないというか。研修所に来る前は、男性に負けないようにって、大きな、力強い音を叩こうとしていたんです。でも研修所に来てからは、女性にしか出せない音もあるということを知りました。私もそんな音を出せるようになりたいなあとも思います。でも、女性だからって、女性らしく叩くだけがすべてじゃない。そういう欲もしっかり自分の中に残っていて。ー枠に収められたくない?10の選択肢があったとしたら、そこに100の選択肢を見出したい(笑)。ーなるほど(笑)。現状に満足しないんですね。そうですね。「女性は女性らしく」ではなくて、「女性だけど〇〇」っていう。そういうところを目指したいんです。崔永根 Choi Yeonggeun 23歳ー日本の大学に進学した時は、太鼓のことを全く知らなかったんですよね?はい。最初は漫画家になりたくて、日本の大学に進学しました。ーその夢が太鼓に関わることに変わったのはなぜですか?まず日本のことを知ろうと思って、大学のサークルの体験会を回っていたんです。そこで太鼓のサークルに出会って。他にも色々と回ったんですけど、そこが一番居心地がよかったんです。それからどんどんのめり込んでいって、いつしか太鼓で生きていきたいって思うようになりました。ーそしてついに鼓童の研修生になったと。込み入ったことを聞きますが、この決断に親はどういう反応をしましたか?そもそも日本に行くこともすごく反対されました。ーどうやって説得したんでしょうか。うちの両親は公務員だから、安定した職業に就いてほしかったみたいで、漫画家になるために日本へ、なんて考えられなかったんです。ただお母さんは応援してくれました。美術の勉強ができるように手配してくれたりして。心配はしつつ、やりたいことをやらせてあげようって。ーお父さんは?特に反対されました。「とりあえず成人するまでは俺の言うことを聞け」と。でもちゃんと勉強して、大学に受かったから、お父さんも「結果を出したんなら頑張ってこい」と送り出してくれました。その時はまだ全面的に賛成していたわけではないんですが。ーじゃあ今は応援してくれているんですか?卒業前に帰国した時に、お酒を飲みながら話したんですね。そしたら「こんなに成長してくれて、親として誇らしい。日本に行かせてよかった」と言ってくれたんです。その時に鼓童に入りたいと言ったら、「頑張ってみろ」と言ってくれました。お母さんは「いつかは帰ってきて」と。ーそうですよね。なかなか連絡も取れないですから。はい。ただ、実は僕、韓国が大嫌いだったんです。ーその理由は?何にしても雑なところや、今はそうでもなくなってきているんですが、男性は女性に奢らなければいけないとか、徴兵とか……。だから大学生まで大嫌いだったんです。友達や家族以外の韓国人は嫌い。そんな感じでした。ー今は違うと?はい。きっかけは韓国のとある詩人です。日本と韓国がまだ戦争をしていた時に、その詩人は日本に留学していたんですが、「なぜ祖国が独立のために戦っているのに、自分は勉強のために日本に来ているのだろう」と、彼は自己嫌悪に陥ったらしいんですね。彼の詩にはこの時の思いが込められたものがたくさんあります。この人のことを知った時に、自分の過去を否定するべきではないのかなと思ったんです。自分が生まれて育った場所を否定してしまうことは、自分のアイデンティティを否定してしまうことだと気付いたんです。ーなるほど。愛国心が芽生えたんですね。はい。そして竹島問題について考えてみたんです。この問題はお互いに言い分があるし、歴史的な文献もたくさんあるけれど、いがみ合うだけではなく、もっといい解決の仕方があるんじゃないかと思って。ーその手助けをするのが夢なんですよね。そうです。世界ツアーで韓国に行って、自分が日本人の中に混じって、堂々と演奏をする姿を見せたらいいじゃないかと思ったんです。日本は韓国人を受け入れて、伝統文化を共有してくれるんだという証明になればいいじゃないかと。日本と韓国は分かり合えるんだって。単純な話ではないですが、そういうことができれば、少しずつでも、いい影響が与えられるんじゃないかと思うんです。鼓童展覧展「青い太鼓」鼓童展覧展「青い太鼓」が中目黒にて開催されます!写真家 荒木塁が、実際に佐渡に足を運んで、研修生の姿を撮影した20点の写真と、9本の動画が展示されます。日時:5/8〜5/13 11:00~18:30場所:W+K+ Gallery153-0051 東京都目黒区上目黒1-5-8Google Map:太鼓芸能集団鼓童の研修生。彼らの音には観客もいなければスポットライトを浴びることもない。あるのは己の体だけ。しかし、自分を信じて叩き続ける彼らの太鼓はあまりにも虚しく美しい。これは覚悟を決めた何者でもない者たちによる等身大のポートレイト。「青い太鼓」
2018年05月04日表参道ヒルズでは、ビューティーイベント「OMOTESANDO HILLS BEAUTY MONTH」を開催。会期は、2018年4月19日(木)から5月20日(日)まで。「OMOTESANDO HILLS BEAUTY MONTH」のテーマは"美"。期間中、表参道ヒルズ内の店舗では、ビューティーアイテムの提案やヘルシーなメニューの提供、そして限定レッスンの開催など、個々の"美"に磨きをかける内容を用意している。コスメ&スキンケアグッズも充実ビューティーアイテムを取り扱う店舗は約8店舗。中でも注目は、ファッションデザイナー・ヤズブキー(Yazbukey)とのコラボレ—ションコレクションを限定販売するシュウ ウエムラ(shu uemura)。パッケージに遊び心溢れるリップモチーフを描いた「ルージュ アンリミテッド シュプリーム マット」は、16色を揃えたマット質感のリップ。期間中、メイクアップアーティストによる、メイクサービスのイベントも限定開催する。自分へのご褒美、大切な人へのギフトにもまた母の日を視野に入れた限定ギフトを揃えているのも嬉しいポイント。クレ・ド・ポー ボーテ(clé de peau Beauté)からは、ベーシックスキンケアやファンデーションなどをセットした「ル・セラム n/クレームコントゥール デジューn 限定キット」、タンからはジャスミンとダマスクローズの香りのバスアイテムに、花の装飾を飾った「スプリング プレシャス ギフト」が販売される。身体の内側から磨きをかける"美メニュー"レストランやカフェ店舗では、身体の内側からデトックスするヘルシーなメニューを用意。コスメキッチン アダプテーションのメニュー「サーモンと日向夏のカルパッチョ 有機亜麻仁油とハニーホワイト バルサミコの美ネグレット」には、抗酸化成分のたっぷり入ったサーモンをメインに。ザクロや生花を飾って、華やかなプレートに仕上げている。ゴールデンブラウンからは、ベジタリアンバーガーが登場。豆腐とゴボウのパティとアボガドを挟んだ「豆腐とゴボウのベジバーガー」は、ヘルシーかつボリューム満点のメニュー。味付けは、特製テリヤキソースとソイマヨネーズで仕上げた。食事の後に楽しみたいデザートも、拘りの素材を使用した充実のラインナップを揃える。中でも注目は、色鮮やかな見た目も美しい、蔭山樓の「フルーツカクテル杏仁豆腐」。美肌効果を期待できる南杏から作った杏仁豆腐と、ビタミンたっぷりの6種類のフルーツは、フレッシュカクテルと合わせることで、さっぱりとした味わいに仕上げている。美女写真に刺繍を施した、清川あさみの展覧会また4月27日(金)から5月6日(日)までは、アーティスト 清川あさみの個展「ADASTRIA 美女採集」by ASAMI KIYOKAWAを開催。「美女採集」とは、社会で活躍する「輝きを放つ女性」を撮影し、その人の内面や本質的な部分を動植物の持つ習性に見立て、ポートレイトに刺繍を施すアートワーク。15周年を迎える今回の展覧会では、コムアイ(水曜日のカンパネラ)や菅原小春、ゆりやんレトリィバァらを迎えて、清川あさみワールドを広げていく。また会場では、イラストレーター たなかみさきとコラボレートしたTシャツやトートバッグを発売。たなかみさきの描いたイラストに、清川あさみが刺繍を加えた、ファンにはたまらないアイテムとなっている。その他にも、テーブルフラワーアレンジや、美容カクテル作りなど、様々なレッスンも開催。興味のある分野を選んで、"自分磨き"を楽しんでみてはいかが。【詳細】「OMOTESANDO HILLS BEAUTY MONTH」会期:2018年4月19日(木)から5月20日(日)場所:表参道ヒルズ住所: 東京都渋谷区神宮前4-12-10■ビューティーアイテムショップ・シュウ ウエムラ(西館 1F)ルージュ アンリミテッド シュプリーム マット 各3,456 円・クレ・ド・ポー ボーテ(本館 1F)ル・セラム n/クレームコントゥール デジューn 限定キット 27,000円・タン(本館 B2F)スプリング プレシャス ギフト 3,780円■カフェ・レストラン・コスメキッチン アダプテーション(本館B2F)サーモンと日向夏のカルパッチョ 有機亜麻仁油とハニーホワイト バルサミコの美ネグレット 1,383円・ゴールデンブラウン(本館 3F)豆腐とゴボウのベジバーガー 1,750円・蔭山樓(本館 3F)フルーツカクテル杏仁豆腐 756円■清川あさみ個展「ADASTRIA 美女採集」by ASAMI KIYOKAWA会期:4月27日(金)~5月6日(日)11:00~21:00 ※4月30日(月)、5月6日(日)は20:00まで会場:本館 B3F スペース オーほか入場料:無料■Yazbukey×shu uemura mattitude collection 発売記念イベント日時:4月20日(金)13:00~19:00、4月21日(土)12:00~17:00 ※最終入場は閉場の60分前。混雑時には入場制限する場合有り。会場:本館 B3F スペース オー入場料:無料■各種レッスン・「ティーテーブルフラワーアレンジ」日時:4月25日(水)、5月9日(水)16:00~(90分程度)実施店舗: ディリジェンスパーラー(本館 B1F)会場: コスメキッチン アダプテーション(本館 B2F)参加費:6,500円(支払いは当日現金のみ、スイーツ・ドリンク込み)※定員は各日5名申し込み方法:03-6434-7826(ディリジェンスパーラー店舗)にTEL ※前日までに要連絡・「イケメンマイスターと作る お肌が喜ぶ自分だけのオリジナル美容カクテル」日時:4月29日(日)、5月20日(日)14:00~15:00実施店舗:リファ ブティック(本館 B2F)参加費:無料 ※定員は各日15名申し込み方法:03-6438-9351(リファ ブティック)にTEL、または店頭で受付 ※前日までに要連絡
2018年04月15日ヴーヴ・クリコとは?1772年、フィリップ・クリコにより、家名である「クリコ」を冠したシャンパーニュ・メゾンが設立されました。その後、息子であるフランソワがビジネスに加わりますが、1805年未亡人となった妻のバルブ・ニコル・クリコ・ポンサルダンが、27歳で家業を継ぎ、近代における初の女性実業家のひとリとなりました。そして、1810年には寡婦の意を込めた「ヴーヴ」を用いて、「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」と改名します。以来、2世紀以上も変わることなく最高級という信念を貫き、大胆でエレガントなシャンパーニュブランドであり続けています。そんな常に最先端の感覚をまといながらも、真のラグジュアリーブランドとして、人々を魅了してやまないそのスタイルは、シャンパーニュ地方においてラ・グランダム(偉大なる女性)と呼ばれるマダム・クリコの信念によって導かれています。 ローズラベルアニバーサリー! 1818年、大胆さと革新的な感性を持つマダム・クリコによって、初のブレンド法を用いたロゼ シャンパーニュとして誕生した「ローズラベル」。それまではエルダーベリーの実を使って色付けする着色方が主流でしたが、色、味、そしてアロマが重要と考えていたマダム・クリコは、赤ワインにブレンドすることで、エレガントで高品質なロゼ シャンパンを誕生させたのです。今年、ヴーヴ・クリコのロゼ シャンパンが誕生して200年を迎えます!赤胴色の色彩から立ち上るレッドフルーツの魅惑的な煌きを放っている「ローズラベル」は、ヴーヴ・クリコの数あるシャンパーニュの中でも、マダム・クリコの独創的で大胆なアイディアを象徴しています。 色彩からインスピレーションされたパッケージデザイン 伊勢丹新宿店 本館1階 = ザ・ステージにて期間限定オープンする「ヴーヴ・クリコ ローズラベル 200th アニバーサリーショップ」では、アーティストが色と色を混ぜ合わせて新たな色彩を生み出すように、シャンパーニュに赤ワインをブレンドすることで視覚を楽しませたマダム・クリコに習い、ブランドにとって大切な要素である「色」から着想を得て、“驚きと新鮮さのある彩り豊かな人生を”という色鮮やかな『colorama(カララマ)』をコンセプトです。そこでは、遊び心溢れるヴーヴ・クリコのスペシャルデザインパッケージ、「ローズラベル ペイントチューブ」を販売します!「ローズラベル ペイントチューブ」のデザインパッケージは、ポップな絵の具のチューブを模り、手にした瞬間から思わず驚きと嬉しさ、楽しさが溢れるユニークな商品です。麗らかなシーズンに向けて、ピクニックなど外で楽しめるよう、保冷機能もついています。 期間中の嬉しい特典! 「ヴーヴ・クリコ ローズラベル 200th アニバーサリーショップ」では、「ローズラベル ペイントチューブ」をご購入したお客様には、嬉しい特典がついてくるのでチェックしてみてください。会期中200名様にはここでしか手に入らないヴーヴ・クリコ オリジナルトートバッグを用意。さらには、4月11日(水)・13日(金)14日(土)・15日(日)には各日限定10名様に、イラストレーター オカダミカさんが描く『世界で一つだけの特製ポートレイト』ギフトも。ヴーヴ・クリコの織りなす革新的で大胆な世界を、是非ご堪能ください。 ========================================= < 伊勢丹新宿店 販売商品概要 >■商品名:ヴーヴ・クリコ ローズラベル ペイントチューブ■希望小売価格:8,500 円(税別)/ 9,180円(税込)■店頭発売開始日:2018年4月11日(水)■取扱い:伊勢丹新宿店■仕様:ヴーヴ・クリコ ローズラベル 750mL、メタル製(外装)、約2時間の保冷機能 ========================================= < ヴーヴ・クリコ ローズラベル 200th アニバーサリーショップ 概要 >■期間:2018年4月11日(水)~4月17日(火)■会場:伊勢丹新宿店本館1階 = ザ・ステージ■特設サイト:www.veuveclicquot.com/ja-jp/ROSE200th-anniversary■特別イベント:1.ヴーヴ・クリコ トートバッグ ギフティング開催期間中にヴーヴ・クリコ ローズ ラベル ペイントチューブを1本以上ご購入の方、先着200名様へプレゼント。2.ヴーヴ・クリコ ポートレートギフト開催期間中の各日、ヴーヴ・クリコ ローズ ラベル ペイントチューブを2本以上ご購入の方、各日先着10名様にイラストレーター・オカダミカさんが描くオリジナルポートレートを制作・プレゼント。開催日:4月11日(水)・13日(金)14日(土)・15日(日)
2018年04月11日ロモグラフィーより、インスタントカメラ「ロモインスタント スクエア(Lomo’Instant Square)」が登場。ロモグラフィーは、フィルムカメラにこだわる歴史ある世界的カメラブランド。スナップ写真のためのカメラが代表的で、根強いアナログ写真ファンから支持を集める。新しく登場する「ロモインスタント スクエア」は、富士フイルム インスタックス スクエア(Fujifilm Instax Square)フィルムを使用し、縦横1:1のスクエア写真を楽しむことができるインスタントカメラだ。オート撮影モードや多重露光機能、セルフタイマーなど多彩な機能を搭載しており、アナログの風合いそのままにクリエイティブな写真を撮影することができる。さらにアクセサリーのインスタント ミニ バック(Instant Mini Back)を装着すれば、スクエア写真だけでなく、縦長の富士フイルム インスタックス ミニ(Fujifilm Instax Mini)フィルムでも撮影することが可能に。デザインはレトロな折りたたみ式で、カラーはブラック、ホワイト、レッドブラウンの3色を展開する。なおロモグラフィー直営店「Lomography+」では発売記念キャンペーンとして、「ロモインスタント スクエア」の購入者に 富士フイルム インスタックス スクエア フィルム1パックをプレゼント。また1人1枚限定で、実機を使った試写体験をすることができる。【詳細】ロモインスタント スクエア発売日:2018年1月22日(月)取扱店舗:ロモグラフィー直営店「Lomography+」、公式オンラインストア住所:東京都千代田区外神田6丁目11-14 アーツ千代田 3331 1F-102)TEL:03-5817-8597時間:12:00~19:00 ※定休日は月、火、及び施設休館日。価格:・ブラック、ホワイト 21,980円(カメラ単体)、26,980円(Comboパッケージ)・レッドブラウン 24,980円(カメラ単体パッケージ)、28,980円(Comboパッケージ)※Comboパッケージには、Instant Mini Back、Splitzer、セルフポートレイト・ガラス アタッチメントレンズが付属※価格は全て税込
2018年01月27日ビジュアルコミニケーション事業を展開する株式会社アマナが、日本のアートフォトをリードする若手写真家の支援と育成を目指し、2013年より本展覧会を企画。第5回目となる今年は、昨年に続きアムステルダム、パリ、東京の3都市で本展を開催し、各地の写真フェスティバルなどとも連携、「ポストトゥルース時代のポートレイト」とテーマを掲げ、現代の写真表現の先端を追求します。今年は、IMA メディアプロジェクトが選出した計6名が参加。自身のアイデンティティと現代社会と対峙する菅野恒平、アノニマスなポートレイトを通して環境と人との関係性を考察する矢島陽介、写真の持つ真実性を映像によって問いかける白井晴幸の3名は、LUMIX GH5を用いた撮り下ろし作品を発表します。さらに上田順平、平澤賢治、山谷佑介も加わり、現代におけるポートレイトを作家の眼差しを通して探っていきます。それぞれの個性が立ち現れる実験的なインスタレーションによって、写真の可能性はさらに拡張されるでしょう。日本の若手作家6名が、写真とは何かを問いかける、挑戦的かつ瑞々しい写真表現の展示会となりました。平澤賢治 サーモグラフィーカメラを用い、国内外で幅広い活躍をしている平澤賢治。本展で展示する「PLAY FACE」は、被写体の心や魂を、動きや変化のプロセスをサーモグラフィーカメラで写し出すことによって表現しています。また「FIGURE」は同じくサーモグラフィーカメラを使用しながらも、その温度数値をそのまま画面に用い、対照的な画面作りによって普遍性や不変性を追求しています。(c)Kenji HirasawaJo Phipps, London, 2017菅野恒平自身のアイデンティティと現代社会との対峙をテーマに制作しています。本展では作家個人を構成するデモ、スカートを履いた男性のポートレイト、福島という3つの要素をテーマに、撮り下ろした作品を発表。ごく個人的な感情を純化していくことで、普遍的なイメージへと昇華しています。(c)Kohey KannoA male in a skirt2017白井晴幸 映像と写真を駆使し、現実と非現実、実在と不実在の境を巧妙に表現する白井晴幸の「invisible man」は、かつて実在し、絶滅してしまった部族をモデルに、造形された部族との遭遇を記録しています。演劇を専攻していた作者ならではの、綿密な舞台設定によるユーモアと創意に富んだ作品です。(c)Haruyuki Shiraiinvisible man2017上田 順平「Picture of my life」は、両親の相次ぐ自死という悲劇的な経験から生まれています。画家であった上田の父が残した絵画、家族アルバムなどの写真と、上田自身が撮影した写真を組み合わせることで、それらの作品群は愛や死に向き合うプロセスそのものになっています。この作品を元に手製で制作し、発売後1カ月で完売となった作品集の普及版が、7月にイタリアの出版社CEIBAから刊行されました。(c)Junpei UedaFather’s Paint Second sonFrom “Picture of My Life2017矢島 陽介「anonymous work」シリーズは、後ろ姿の人物像というモチーフを使い、背景のプリントは天地が正しいとは限らず、また人物のポーズにも意味はありません。どこかチグハグで奥行きのない空間を生み出すことによって、かねてよりテーマにしている、環境と人の関係性に横たわるズレや違和感を表現しています。その作品の世界観には、郊外の生活が孕む疎外感と匿名性が漂います。 (c)Yosuke Yajimaanonymous works2017山谷佑介 山谷はこの数年で父親になってから家の周りで過ごす時間が長くなったと自覚し、東京郊外の住宅地を赤外線カメラによって撮影するようになりました。ぼんやりと白く浮かび上がる、無機質なコンクリートで覆われた建物、細々とのびる草木。深夜の住宅街に漂う、自己と他者との圧倒的な隔たりの中で、「見ること」と「見られること」がより強く意識され、山谷が新しいリアリティに直面して感じた混乱や現実感の喪失が描き出されています。(c)Yusuke YamataniInto the Light #0052017「LUMIX MEETS BEYOND2020」展示会概要期間:2017年10月5日(木)~15日(日)時間:11:00-19:00(初日は17:00閉廊)会場:IMA Gallery〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1Fお問合せ:TEL.03-3740-0303(IMA gallery)出展作家: 平澤賢治 / 菅野恒平 / 白井晴幸 / 上田順平 / 矢島陽介 / 山谷佑介主 催: 株式会社アマナ /IMA メディアプロジェクト特別協賛: パナソニック株式会社入場料: 無料
2017年10月04日イギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃の第1子、ジョージ王子が22日(現地時間)に4歳の誕生日を迎えた。ジョージ王子は2013年7月22日16時24分(現地時間)、ロンドンのパディントンにあるセント・メアリー病院で誕生。体重は8ポンド6オンス(約3,800グラム)だった。母子ともに健康で、誕生翌日の23日(現地時間)には退院するキャサリン妃に抱かれて、病院前に集まった市民や報道陣に初お目見え。白いおくるみから覗く小さな両手の動きがお手ふりのようにも見えて、早くもイギリス王室の一員としての役割を果たしていた?!同年10月23日(現地時間)にロンドンのセントジェームズ宮殿にある礼拝堂で洗礼式が行われた。これまでのイギリス王室の通例にとらわれず、ウィリアム王子の母・ダイアナ元皇太子妃がパリでの交通事故で亡くなった後、葬儀まで遺体が安置されていた礼拝堂で敢行。出席者はわずか22人。従来、王室関係者のみが務めてきた洗礼の証人である立会人としてウィリアム王子夫妻は学生時代の親友や幼なじみを招き、伝統にとらわれすぎないスタイルも話題になった。2014年4月に、生後8か月で両親とニュージーランドに。初の公式外遊に赴いたジョージ王子は好奇心旺盛で、同じ年頃の乳児と一緒に遊ぶ時も活発な表情を見せていた。続いて訪問したオーストラリア・シドニーのタロンガ動物園では、珍獣ビルビーとの対面に大興奮。ガラス越しに食い入るように見つめた。その後、キャサリン妃からビルビーのぬいぐるみを手渡されると、一瞬興味を示すも、すぐ放り投げてしまったのはご愛嬌。ロンドンでは自然史博物館で開催のチョウの展覧会にも連れて行ったり、ウィリアム王子夫妻はジョージを積極的に自然に触れさせる方針の様子。ウィリアム王子が毎年参加するポロのチャリティ試合観戦では芝生をハイハイしたり、ボールを遊ぼうと動き回り、デニム姿のキャサリン妃が元気すぎる王子の後を笑顔で追いかけていた。クリスマスにはケンジントン宮殿の中庭で撮影した公式ポートレイトが公開された。白いシャツに衛兵の模様が編みこまれた紺のニットのベストに白いシャツ。半ズボンにソックス、革靴という王室の男の子定番のコーディネート。王子の着る服は常に注目の的で、このとき着用のキャス・キッドソンのベストはすぐに完売になったそう。■2015年5月2日(現地時間)に妹シャーロット王女誕生。ウィリアム王子に抱っこされてキャサリン妃と妹の待つ病院を訪問した。パパは白いシャツにブルーのセーター、ジョージ王子は白いシャツにブルーのカーディガンで軽くペアルック風な装いで、パパが集まった報道陣や市民に手を振るのを見ると、自らも手を振ってみせた。お兄ちゃんになり、王室の一員としての自覚もいよいよ本格的になった様子。数週間後には妹を抱っこする2ショット公表されたが、撮影はアンとキャサリン妃! 生まれて間もない妹をそっと抱える右手を、そのシャーロット王女が軽くつかんでいて、王子はちょっとはにかみながら、とっても嬉しそう。この表情やアングルが、かつてウィリアム王子が弟ヘンリー王子の誕生後まもなく撮った2ショットによく似ていたことも話題になった。Kensington Palaceさん(@kensingtonroyal)がシェアした投稿 - 2015 6月 6 2:05午後 PDT6月13日(現地時間)に曽祖母であるエリザベス女王が89歳を迎えた誕生日式典「トゥルーピング・ザ・カラー(Trooping the Colour)」に初めて出席。軍服姿の父に抱かれた王子は水色のロンパース姿だったが、実はこの装いはかつてウィリアム王子がトゥルーピング・ザ・カラーに初出席したときに着ていたもの。大切に保管してあったようで、伝統が父から息子へ受け継がれたことが反響を呼んだ。■2016年1月(現地時間)からはノーフォーク州のウェストエーカー・モンテッソーリー幼稚園に通い始める。青のコートに水色のリュックを背負って、子どもたちが遊ぶ様子を描いた園の壁画を背にしたキャサリン妃撮影の登園ショットも公開された。3月には初めての家族旅行で、フレンチ・アルプスへ。それまでの旅行は両親の公務への同行だったので、完全なるホリデーはこれが初めて。アルプスの自然に囲まれて、楽しい時間を過ごされたに違いない。4月にはケンジントン宮殿を訪問したオバマ大統領をパジャマにガウン姿でお迎え。しゃがんで王子と視線の高さを同じにした大統領の顔を見つめ、少々緊張の面持ちで握手。もちろんこのガウンも即完売になった。同じ頃、曽祖母・エリザベス女王と祖父のチャールズ皇太子、ウィリアム王子と4世代の君主が勢ぞろいしたポートレイトが公開に。女王の90歳のお誕生日を祝う記念切手のために撮影されたが、椅子に座った大人3人と並んでも立ってもまだ小さなジョージ王子は、積み重ねたブロックの上に立って撮影。ちょっとした冒険が楽しかったらしく、いつもに増して満面の笑みだった。The Royal Mail celebrates #Queenat90 with a specially commissioned Stamp Sheet, featuring four generations of the Royal Family. #Repost @the_british_monarchyKensington Palaceさん(@kensingtonroyal)がシェアした投稿 - 2016 4月 19 11:26午後 PDT3歳の誕生日には、ケンジントン宮殿が王子のプライベート・ショットを公開。ロンドン郊外にあるノーフォーク州の自宅で撮影したもので、「ウィリアム&キャサリン」と彫られたブランコに立ち乗りする姿や愛犬にアイスクリームを食べさせようとする写真も。のびのびと育っている様子が伝わり、微笑ましい。The Duke and Duchess of Cambridge are delighted to share four new photographs of Prince George to mark his third birthday. Photographer Matt Porteous said: "I really enjoyed the opportunity to take these photographs of Prince George. It was a very relaxed and enjoyable atmosphere. I'm honoured that they have decided to share these images with the public to mark his third birthday."Kensington Palaceさん(@kensingtonroyal)がシェアした投稿 - 2016 7月 22 1:31午前 PDT9月には家族でカナダを公式外遊。背も伸びて、少年らしさも出てきた王子だが、時差のせいもあってか、到着時は少し眠たそう。手を振って歓迎に応えたものの、カナダのジャスティン・トルドー首相がハイファイブの仕草をしても、きょとんとしたまま、という瞬間もあった。■2017年5月20日(現地時間)にはキャサリン妃の妹、ピッパ・ミドルトンの結婚式に出席。ページボーイのお役目を仰せつかり、他の子どもたちと一緒にお揃いの衣装で白い花びらを撒いていたが、ママに叱られて泣き顔になっていた瞬間が。Daily Mailなどイギリスの大衆紙によると、ちょっといたずら心を起こして、花嫁のドレスのトレーンを踏んでいたのが原因だったとか。そして7月17日、4歳の誕生日を目前に家族でポーランドとドイツを公式訪問。ワルシャワの空港に降り立った飛行機の窓から、シャーロット王女と歓迎の様子をチェックしていた。タラップを降りるときは、なぜかちょっと浮かない表情。機内にとどまりたい様子を見せたが、ウィリアム王子がしっかりと手をつないで何か言い聞かせると、しっかりとした足取りでレッド・カーペットを歩いた。次の訪問地、ベルリンに到着時はさらに眠たそうで目をこすりながらの登場。ロイヤル・ファミリーの一員と言っても、まだまだ幼い男の子。自然な振る舞いに「愛らしい」「癒される」という声が上がっている。9月からはロンドン南部のバタシー地区にあるプリスクール「トーマス・ロンドン・デイスクール」に通う予定。すくすく健やかな成長をお祈りしたい。(text:Yuki Tominaga)
2017年07月22日時間にして15,000年、距離は南北4,000キロ、標高差は4,500メートルに及ぶアンデス文明。この巨大で複雑な文明の全体像は、ほとんど知られていません。この地域の文化の魅力と個性を紹介してきた「TBSアンデス・プロジェクト」の集大成ともいえる展覧会が、10月21日(土)より国立科学博物館にて開催されます。アンデス・プロジェクトの集大成アンデス文明は、南米大陸太平洋岸の南北4000キロ、標高差4500メートルに及ぶ広大な地域に展開し、16世紀のインカ帝国滅亡によって終わりを告げた巨大文明です。この地域では15000年のあいだ、ナスカやモチェ、ティワナクなど多種多様な文化が盛衰を繰りかえしてきました。これらの文化の魅力と個性を紹介してきたのが、「TBSアンデス・プロジェクト」。1994年に開催された「黄金の都シカン発掘展」を皮切りに、2012年の「インカ帝国展―マチュピチュ『発見』100年」まで、開催された展覧会は5回、動員数は実に400万人以上という一大プロジェクトです。その集大成ともいえるのが、今回の「古代アンデス文明展」です。いくつもの文化が連なり、影響を与えあうなかで育まれた神話や儀礼、神殿やピラミッドを作りあげた技術、厳しくも多彩な自然環境に適応した生活様式などが、およそ200点の貴重な資料によって明らかにされます。●7つの展示構成今回の展覧会は、アンデス文明の全容を時系列的に俯瞰するように構成されています。順にご紹介しましょう。●序章 アンデスへの人類到達(紀元前13000年~前3000年頃)アンデス特有の環境に、いつ、どのようにして人類は到達したのか?アンデスに人が定住するまでの長く複雑な過程をたどりつつ、アンデス地域のさまざまな環境を紹介するコーナーです。●第1章 アンデスの神殿と宗教の始まりカラル文化(紀元前3000年頃~前2000年頃)ペルーの首都リマの北200キロほどの、砂漠地帯にあるカラル遺跡。定住生活が始まった痕跡が発見されたカラル遺跡は、本当にアンデス文明の起源なのでしょうか?アンデスでいつ、どのような神殿が建造されたのか、どのような宗教だったのかを紹介します。●第2章 複雑な社会の始まりチャビン文化(紀元前1300年~前500年頃)《差し込み用の突起付きの石の頭》 チャビン文化(紀元前1300年頃から前500年頃)ペルー文化省・国立チャビン博物館所蔵《首の切断をした人身御供を描いた鐙型注口土器》 チャビン文化(紀元前1300年頃から前500年頃)ペルー文化省・国立チャビン博物館所蔵石造りの壮大な建造物で知られる古代アンデス文明の片鱗が垣間見えるチャビン文化。この頃、地域ごとに独特の宗教観が芽生え、社会の統一が始まりました。このコーナーでは、広範囲に影響を及ぼしたチャビン文化の宗教観や社会構造を紹介します。●第3章 さまざまな地方文化の始まりナスカ文化(紀元前200年頃~紀元650年頃)モチェ文化(紀元200年頃~750/800年頃)《リャマが描かれた土器》 ナスカ文化(紀元前200年頃から紀元650年頃)ディダクティコアントニーニ博物館所蔵《黄金製の神像》 モチェ文化(紀元200年頃から750/800年頃)ペルー文化省・国立博物館所蔵同時代に異なる地域で花開いたふたつの文化を紹介します。文字が発明されなかったアンデス文明では、土器の意匠が意思疎通のツールとなったと言われています。モチェ文化では、人々は土器を通して「神々、「死者」、「自然」、「人間」の4つの世界観を共有していました。また地上絵で知られるナスカ文化では、社会構造が変化するほどの急激な環境変化が起こったことがわかっています。●第4章 地域を超えた政治システムの始まり ティワナク文化(紀元500年頃~1100年頃)ワリ文化(紀元650年頃~1000年頃)シカン文化(紀元800年頃~1375年頃)《リャマをかたどった土器》 ワリ文化(紀元650年頃から1000年頃)ペルー文化省・国立考古学人類学歴史学博物館所蔵《複雑な意匠の上衣(チュニック)》 ワリ文化(紀元650年頃から1000年頃)ペルー文化省・国立考古学人類学歴史学博物館所蔵《金の合金製のシカン神の仮面》 シカン文化(紀元800年頃から1375年頃)ペルー文化省・国立シカン博物館所蔵《金の胸飾り(一部)》 シカン文化(紀元800年頃から1375年頃)ペルー文化省・国立ブリューニング考古学博物館所蔵高度な石造建築技術を持つティワナク文化、インカ道を築きはじめたワリ文化、高い金属加工技術を持ち黄金の装飾品を生みだしたシカン文化という、インカ帝国の礎となった重要な文化を紹介します。●第5章 最後の帝国-チム-王国とインカ帝国チムー王国(紀元1100年頃~1470年頃)インカ帝国(紀元15世紀早期~1572年頃)アンデス文明の最後を飾った二大勢力、チムー王国とインカ帝国の覇権争いと、アンデス地域に南北4000キロに及ぶ大帝国を築きながら、わずか168名のスペイン人に滅ぼされたインカ帝国の実像を紹介します。●第6章 身体から見たアンデス文明《チリバヤ文化のミイラとその副葬品(男性幼児)》 チリバヤ文化(紀元900年頃から1440年頃)ペルー文化省・ミイラ研究所・チリバヤ博物館所蔵古代アンデス文明には、旧大陸には見られないミイラの文化が育ちました。インカの王は死後ミイラとなり、家臣にかしずかれながら生活したのです。にわかには理解できない風習ですが、その起源や発展の様子を眺めると、人間の本質が見えてきます。ここでは、身体にほどこされた様々な加工を概観し、アンデスの死生観を考えます。●アンデス文明をめぐる10の謎砂漠が広がる海岸地帯から人が住める限界の高地までという多様な環境下で、アンデスの人々は独自の文化を築いていきました。この展覧会では、アンデスに人類が到達した先史時代からスペイン人によるインカ帝国制服までの15000年間に生まれた9の文化の盛衰を一望し、アンデス文明に共通する普遍的な性格、そして各文化に固有の特徴を考察、その本質を描きだします。●謎1 中南米原産の野菜が世界の料理を変えた?16世紀以前、朝鮮料理は辛くなく、イタリア料理にトマトは使われていませんでした。ジャガイモは荒れた土地、寒冷な土地でも容易に育つため、ドイツをはじめ北ヨーロッパでは準主食のような扱いになりました。●謎2 アンデス文明はなぜ「石の文明」と言われるのか?アンデス文明は、山と海の文化に大別されます。海岸地帯では日干しレンガが使われますが、山の文化では石造りの巨大建造物が目立ちます。チャピン、ティワナク、ワリなど、インカ以前の山の文化から「石の文明」の本質を探ります。●謎3 地上絵は何のために描かれたのか?地上絵が描かれた目的は、解けない謎とされてきました。しかし近年、「地上絵=水の儀礼の祭祀場」が、有力な仮説となっています。降水量が極端に少ないペルー南海岸。水を得ることは人々にとって死活問題でした。●謎4 車輪の謎 土器の謎アンデス文明には、運搬用の車輪も陶芸の「ろくろ」のような仕組みも存在しませんでした。ろくろのないアンデスでは手びねり型を使って土器を制作したため、独創的な象形壺が生まれました。リアルな人物の顔を象った壺は、ポートレイトの一種として使用された例かもしれません。●謎5 インカ帝国を準備したワリ文化?日本ではあまり知られてこなかったワリ文化。アンデネスと呼ばれる巨大段々畑、カパックニャンと呼ばれる道路網などを使い、インカ帝国のモデルになっただろうワリ文化の特徴を、詳しく紹介します。●謎6 黄金文化を生みだしたアンデス文明《金の胸飾り(一部)》 シカン文化(紀元800年頃から1375年頃)ペルー文化省・国立ブリューニング考古学博物館所蔵永遠の生命の象徴として重んじられた黄金。アンデスの黄金加工技術には、目を見張るものがあります。スペイン人はそんなアンデスの黄金の美術品を略奪し、鋳つぶして本国に持ち帰ったのでした。●謎7 貨幣も市場もない文明?スペインの植民地になるまで、アンデスには貨幣や市場がありませんでした。そんな市場がない社会で、人々は必要なものを得るために工夫を凝らし、大規模な自給自足経済を営んでいました。●謎8 文字のない文化のなか、人々はどのように情報を記録したのか?《キープ》 インカ帝国(起源15世紀早期から1572年)ペルー文化省・ミイラ研究所・レイメバンバ博物館所蔵インカの記録技術でもっとも洗練されているのは、紐に結び目をつくるキープという方法でした。インカ王室の書記官は、キープの記録と読み取りを覚えるためにクスコの学校で3年間の訓練を受けたのだとか。キープは現在でも完全に解読されておらず、謎を残したままです。●謎9 アンデスの人々は「世界」をどのようにとらえていたのか?多彩な芸術作品を遺したモチェ文化の土器を見ると、人々は「人間」、「自然」、「死者」、「神々」という4つの世界を認識していたと考えられます。モチェの人々は死者と密接な交流を持っていたようで、死生観が垣間見える多数の土器を遺しています。●謎10 ミイラはなぜ作られたのか?《チリバヤ文化のミイラとその副葬品(女性幼児)》 チリバヤ文化(紀元900年頃から1440年頃)ペルー文化省・ミイラ研究所・チリバヤ博物館所蔵アンデスの海岸地帯では、エジプトより早い時期からミイラの加工がおこなわれていました。ミイラとなった人々は、ある文化ではコミュニティの一員として扱われ、別の文化では先祖崇拝の対象となりました。加工の方法にもバリエーションがあり、ミイラづくりの伝統にさまざまな要素が加わって発展したことがわかっています。●TBSアンデス・プロジェクト最終章1994年開催の「黄金の都シカン発掘展」から23年。集大成となる今回の展示会では、アンデス文明を代表する9の文化を一望することができます。未だ解明されていない謎も多い巨大な文明をめぐる、遙かなる時空の旅に出発しましょう!展覧会概要展覧会名:古代アンデス文明展会期:2017年10月21日(土)~2018年2月18日(日)会場;国立科学博物館所在地:東京都台東区上野公園7-20観覧料:一般・大学生 1,600円(1,400円)、小・中・高校生 600円(500円)、金曜土曜限定ペア得ナイト券(17時~20時) 2,000円※お得な早割ペア得チケット2,500円7月31日(月)まで発売中公式サイト:
2017年06月28日「TOKYO ART BOOK FAIR」が、2017年10月5日(木)から10月8日(日)まで、東京・品川の寺田倉庫で開催される。アジア最大のアートブックフェア「TOKYO ART BOOK FAIR」。今回から、東京の新たなアート地区として注目を集める天王洲アイルに開催地を移し、メイン会場の寺田倉庫、同地区に位置するギャラリーやショップなど、約350組が出展。過去、最大規模のスケールでエリア全体をアートで盛り上げてゆく。また、毎年、ひとつの国や地域に焦点を当て出版文化を紹介する特別企画「Guest Country」では、世界のアートブックシーンの中でも最も大きな地殻変動が起こっているアジアをフィーチャー。中国、韓国、台湾、シンガポールの気鋭の出版社、自費出版を精力的に行うアーティストなどによるアートブックを一堂に集め、アジアにおける出版文化の最前線を紹介する。6つのギャラリーが入居する「寺田アートコンプレックス(TERRADA ART COMPLEX)」、写真に特化した新ギャラリー「IMAギャラリー」、ライフスタイルストア「 スローハウス(SLOW HOUSE)」、建築模型工房「Architecture Model Workshop」などでイベントを開催。LUMIX MEETS BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #52017年10月5日に天王洲アイルにオープンする「IMA gallery」(住所:東京都品川区東品川2-2-43)。オープニングとなる展覧会は「ポストトゥルース時代のポートレイト」とテーマを掲げ、6人の若手日本人写真家によるグループ展「BEYOND 2020」だ。参加する6人は菅野恒平、矢島陽介、白井晴幸、上田順平、平澤賢治、山谷佑介。MilK JAPON BOOK STORE at SLOW HOUSEライフスタイルストア「SLOW HOUSE」では、キッズ雑誌『MilK JAPON』で連載中の絵本ページが拡張し、ブックストアとして登場。子供の想像力を刺激してくれそうな、国内外のグラフィック&アート、絵本、ギフトにぴったりなハロウィーン&クリスマスの絵本などを厳選して提案。会場では、ぬり絵のワークショップも。Architecture Book ShopTABFメイン会場の1階の建築模型工房「Architecture Model Workshop」では、ブックフェア会期中の特別企画として、建築関係のアートブックが並ぶブックショップがオープンする。開催概要「TOKYO ART BOOK FAIR」開催期間:2017年10月5日(木)〜10月8日(日)メイン会場:寺田倉庫(東京都品川区東品川 2-6-10)■プレビュー・オープニングレセプション日時:2017年10月5日(木)15:00〜21:00入場料:1,000円■一般会期:・2017年10月6日(金)12:00〜20:00・2017年10月7日(土)12:00〜20:00・2017年10月8日(日)11:00〜19:00入場料:無料
2017年06月16日ブランドクリエイターである吉川康雄がプロデュースする「キッカ(CHICCA)」が、2017年夏のコレクションを2017年5月10日 (水)より新発売。「CHICCA」が提案する2017年夏のテーマは、“サマーヴィヴィッド”。果実の赤、花のピンク、そして海のブルー。バカンスを思わせる鮮やかな色と、深みのある影のコントラストが、艶めく肌をフレッシュに彩る。ヘルシーな女性らしさで、ひときわ輝く夏が楽しめそう。CHICCA FLAWLESS GLOW FLUSH BLUSH・CHICCA FLAWLESS GLOW FLUSH BLUSH POWDER■キッカ フローレスグロウ フラッシュブラッシュ新色全1色3,000円(税抜)/ケース2,000円(税抜)■キッカ フローレスグロウ フラッシュブラッシュ パウダー新色全1色3,000円(税抜) /ケース2,000円(税抜)素肌に溶け込んで、“体温”を演出するより薄膜になったクリームチーク&パウダーチーク。キッカでは、チークはベースメイクの一部。ファンデーションで仕上げた艶肌に、生命感をプラスする、まさに“体温チーク”ともいうべきアイテム。薄膜の仕上がりで素肌になじみ、クリアな発色で透明感のある肌に。時間がたってもくすみにくく、美しい艶と色が続くのも嬉しい。<カラーバリエーション>03サニーキッス:鮮やかなフレッシュオレンジCHICCA MYSTIC POWDER EYE SHADOW■キッカ ミスティック パウダーアイシャドウ限定色全2種5,500円(税抜)EX35 ブルーホール(限定色)上品にきらめく、ニュアンスブルーのセット。ほんのり暖かみのあるベージュオレンジのハイライトに、海のようなブルーグラデーションの締め色で、華やかな目元に。EX36フューシャアイランド(限定色)ソフトなきらめくピンクボルドーのセット。セクシーで女性らしいピンクベージュのハイライトにピンクとボルドーのシェードカラーで、センシュアルな目元に。上品な艶と透明感のある発色で、瞳を美しく魅せる“顔映えニュアンス”アイシャドウ。透明感と艶を与えてまぶたの皮膚になりきるライトカラーと、自然な印影をつくる無彩色ニュアンスのシェードカラーのセット。付属のブラシを左右に動かす「ワイパー塗り」をするだけで誰でも美しいグラデーションがつくれる。※左:ライトカラー、右:シェードカラー。CHICCA LIQUID POT LINER■キッカ リキッドポットライナー限定色全1色3,500円(税抜)美しい艶と、セクシーなきらめき。目元の印象を引き締めるリキッドタイプのアイライナー。<カラーバリエーション>EX05ブルーフラッシュ赤と青のラメがリッチにきらめく、深みのあるブルーブラック。CHICCA MESMERIC LIP STICK■キッカ メスメリック リップスティック新色全1色3,800円(税抜)鮮やかな色彩と、透明感のある2/5発色で、印象的な唇に魅せるリップスティック。<カラーバリエーション>34ワイルドキャットウォーク女性らしい仕上がりの、フルーティな青みピンク。CHICCA MESMERIC GLOSS ON■キッカ メスメリック グロスオン新色全1色2,800円(税抜)軽やかに色づき、美しく艶めく。ふっくらと女性らしい唇を演出するリップグロス。<カラーバリエーション>18シュリンプカクテル赤と青のラメがきらめく、ジューシーなレッドオレンジ。CHICCA MESMERIC LIP LINE STICK■キッカ メスメリック リップラインスティック新色全1色2,800円(税抜)薄膜仕上げで、色と形を自然に補整。まるで、生まれつき美しい唇だったかのように魅せる、“擬似唇”メイク。<カラーバリエーション>09ポメグラネートザクロのような鮮やかな、女性らしいピンクレッド。CHICCAブランドクリエイター「吉川康雄」プロフィール美容師としてキャリアをスタートさせ、1983年にメイクアップアーティストとして本格的に活動を開始。『流行通信』、『ハイファッション』などのファッション誌、ANA、SONY、PARCOなどの大手企業広告制作に参加。1995年に渡米。渡米半年後、『VOGUE』の撮影に当日の朝、急遽代役として呼ばれ、その後のキャリアを決定づけるファッションエディター、フォトグラファーと出会う。現在は、ニューヨークを拠点に、各国『VOGUE』などのカバー撮影、ファッション撮影はもちろん、広告、コレクション、セレブリティのポートレイトなど、世界のトップメイクアップアーティストとして活躍中。著書に「生まれつき美人に見せる」(ダイヤモンド社)、「褒められて嬉しくなるキレイの引き出し方」(宝島社)。
2017年05月11日東京・品川の「原美術館」では、3月26日(日)に、パリの有名パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」、子どもたちの豊かで美しい未来を育むプロジェクトを手がける「Polar Inc.」が、1日限定イベント「“Paques” 復活祭 2017あなたのうさぎはどこ?~アートを見てチョコレートを探そう~」を開催する。本イベントは、美術館のギャラリーガイドや伝統行事のイベントを通して、「芸術や文化が日常にある生活」をより身近に感じてもらうことを目的とした、子ども対象の体験型イベント。パック(復活祭。英語ではイースター)は、キリスト教の最大お祭りとも言われ、十字架にかけられたイエス・キリストの復活を祝う記念日だ。日本でも最近、その文化が知られるようになり、巷のスイーツショップでは、卵やウサギ、あひるの形をしたお菓子が店頭に並ぶ光景が見られる。「ピエール・エルメ・パリ」と「原美術館」、「Polar Inc.」は、パックの伝統を紹介し、子どもたちにも知ってもらいたいという思いから、毎春、この伝統行事を原美術館の庭で開催している。参加者はバスケットを片手に、庭に隠されたイースターエッグやバニーを探すゲームを体験し、ホールでは復活祭の歴史や、それにちなんだチョコレートの説明や展示、「ピエール・エルメ・パリ」のフランス人パティシエによるチョコレートのデモンストレーションを見ることができる。さらに今年は、セルフポートレイトをテーマにしたアートワークショップも開催。イベントは、同日の13時~、15時~の2回開催となり、定員は20名(3歳~12歳以下の子ども、大人同伴可)。参加費は無料(子ども1名、大人1名分の入館料は無料)。3月7日(火)より「ピエール・エルメ・パリ」のオフィシャルサイトより申し込みを受け付け中。(text:cinemacafe.net)
2017年03月10日菜々緒から学ぶ、スポーツとの向き合い方スポーツ×ファッションをコンセプトにした新感覚の女性誌『HB ハミングバーズ(HBHumming Birds)』の最新号が、2月27日(月)に発売された。「Start Up Your Own Sport!~春なんだから、あなたなりのスポーツ始めてみない?~」をテーマに掲げた同号は、表紙にモデルで女優の菜々緒を迎えた。その圧倒的に完成されたスタイルで、女性たちから羨望と憧れの目を向けられている菜々緒。そんな彼女が、スポーツとの向き合い方や理想とする美しいカラダについて語っている。スポーツウエアをコーディネートに取り入れた「アスレジャースタイル」のポートレイトも必見だ。形から入るあなたにも、もっと頑張りたいあなたにも同号では、春からスポーツを始めてみようと考えているビギナーに贈るQ&Aや、「新しいスポーツにも挑戦したい!」と考えている頑張り屋さんへのアドバイス、ファッショナブルなアイテム情報まで、あらゆるスポーツ女子が参考にできる情報がぎっしり。読んでいるだけで、モチベーションが上がっていく1冊となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社メディアボーイプレスリリース
2017年02月26日年に1度のアートと映像の祭典「恵比寿映像祭」が、2月26日まで恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館にて開催中だ。第9回となる今回は“マルチプルな未来”を総合テーマに、複製技術を伴う映像の特性と、その発達とともに、個人や社会にもたらされている変化が指し示すものについて、国内外から様々なジャンルの作品やゲストを招き、展示、上映、ライブパフォーマンス、シンポジウム、レクチャーなどを通じて考察していく。メイン会場となるのは、2016年9月にリニューアルしたばかりの東京都写真美術館。イントロダクションとして迎えるのは、ポップスターや女優など様々な肖像に自らが扮した数多の作品で知られる森村泰昌がアンディ・ウォーホルに捧げるために制作した「銃を持つ私/ウォーホルに捧げる」や、澤田知子がおびただしい数のセルフポートレイト写真を用い東アジアの女性たちの微細な差異を考察した「FACIAL SIGNATURE」、気鋭の映像作家レイ・レイが父親の所持していた1988年の書籍『外国の装丁集』をもとにしたアニメーション「本の上の本」、ロバート・ノース&アントワネット・デ・ヨングが、20余年にわたる取材を通じて辿った国際的なヘロインの流通経路と、その道筋上に広がる社会の現実を描き出したインスタレーション「ポピーアフガン・ヘロインをたどって」などといった同館の展示作品。また、リニューアルに伴い大型スクリーンが設置された同館2階ロビーでは、ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノの映像作品「そこはそこにない」を展示。この映像は、1920年代半ばにソ連で普及した政治的プロパガンダ演劇運動「青いブラウス」に触発されて制作されたもの。現代のニュースメディア上のイメージからポーズや所作を抜き出し、複数の女性たちの身体を介し振付された動作やジェスチャー、作曲家ダニエル・ヤナシュによるライブ音響とともに再提示されている。その他、東京都写真美術館周辺会場でも様々な展示や映画の上映が行われている。伊東建築塾 恵比寿スタジオ(東京都渋谷区恵比寿3-32-12)では、ル・コルビュジエの建築作品の一つとして2016年に世界遺産に登録された「クルチェット邸」が舞台となった映画『ル・コルビュジエの家』の上映、G/P gallery(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 2F)では、日本では3年振りとなる写真家、小山泰介の個展「Generated X」、NADiff Gallery(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T B1F)では、写真家と批評家が2010年に発足し活動を行ってきた「写真分離派」の活動を総括する書籍刊行記念展「写真分離派展 vol.4(仮)」、AL(東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F)では、「あいちトリエンナーレ2016」にも参加した国際的に活躍するアーティストの三田村光土里と、ロンドンを拠点に活動する映像・造形作家の尾角典子による2人展「The Reading――三田村光土里尾角典子」、YEBISU GARDEN CINEMA(東京都渋谷区恵比寿4-20-2 恵比寿ガーデンプレイス内)では、グザヴィエ・ドラン監督最新作『たかが世界の終わり』を上映する。【イベント情報】「第9回 恵比寿映像祭」会場:東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連帯各所他住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス会期:17年2月10日~26日時間:10:00~20:00(最終日は18:00まで)休館日:月曜日入場無料《特権》1990(監督:イヴォンヌ・レイナー)より
2017年02月16日「アディクション(ADDICTION)」が、2017年スプリングコレクションより、新作ネイルポリッシュ全6種を限定発売中。絵画の中のスモーキーなニュアンスのパステルトーンを、 指先に溶け込むような色で表現した、春霞みのように繊細でシアーなネイルカラーコレクション。淡くやさしい色でありながら、どこかクールな印象を抱くスモーキーパステルカラーは、アディクションならでは。Flower Evolution(フラワー エボリューション)自由気ままでセンセーショナルな「ナイトネイビー」White Engage(ホワイト エンゲージ)儚くてあやうげな「クラウディホワイト」Favorite Little Dress(フェイバリット リトル ドレス)少女の頃の記憶を呼び覚ます「ピンクコーラル」Flower Portrait(フラワー ポートレイト)野に咲く花々のような「スモーキーパステルピンク」Crown Imperial(クラウン インペリアル)まるで皇帝の王冠を彷彿とさせる「ロイヤルイエロー」Calendula(カレンデュラ)カレンデュラの花のような「スモーキーオレンジ」【製品概要】アディクションネイルポリッシュカラー:限定6色価格:各1,800円(税抜)【問い合わせ先】ADDICTION BEAUTYTEL:0120-586-683
2017年01月25日ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)が、2017年春夏コレクションのキャンペーンビジュアルを発表した。フォトグラファーのマート・アラス&マーカス・ピゴットにより撮影されたビジュアルは、火星に降り立った若い男女を描いたイメージと、寄りで撮影されたエレガントな女性のポートレイト、2枚のイメージが共鳴し、引き立て合っている。ムービーでは、砂漠と部屋という2つの場所で起こるシーンが交互につなぎ合わされ、ジバンシィの持つ二面性を表現した。モデルたちが手にするのは、新作の「ホライゾン」バッグやクロスボディバッグなど。光を反射して輝きを放つミラー素材のアクセサリーや、カラーミラーをあしらった洋服も、印象的なイメージを作り出している。【問い合わせ先】ジバンシィ表参道店TEL:03-3404-0360
2017年01月22日ディオール オム(DIOR HOMME)が、2017年サマーコレクションの広告キャンペーンを公開した。フランス パリのストリートとスタジオでウィリー・ヴァンデルペールにより撮影された同広告キャンペーンでは、ダイナミックなエネルギーを放つ新世代のインスピレーション溢れる4人の表現者たちにディオール オムのビジョンが投影された。オリヴィエ・リッツォのスタイリングが光るポートフォリオ仕立てのキャンペーンの中で、4人のインターナショナルな表現者たちが個性溢れる表情を見せている。アメリカのラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)は、自身が過去のキャンペーンで見せた骨太なエレガンスを破壊するかのごとく、日本人アーティストの亀井徹によるダークなフローラルパッチワークを纏ってパリのストリートに立つ。音楽史において全く異なる世界への扉を開く存在と言えるボーイ・ジョージは、エッジを裁ち落としたハーネスのテーラリングに彼自身が有するブランドの帽子を合わせた。ドラマ「MR.ROBOT」で知られるアメリカ俳優のラミ・マレックは、アイレットあるいはレースアップが施されたアウターウエアを着用し、スタジオにてポートレイトを撮影。モデルのエルネスト・クリムコは、2017年サマーコレクションのランウェイショーの舞台装飾である「ファン フェア(移動遊園地)」と直接的にリンクしている。なお、同広告キャンペーンの公開に伴い、ディオール オムの公式Instagramアカウント()が開設された。
2017年01月20日インスタントフィルムカメラ「ロモインスタント ムラーノ エディション(Lomo’Instant Murano Edition)」を紹介する。カラフルな家々や美しいベネチアングラスが有名なイタリアの島・ムラーノをイメージした「ロモインスタント ムラーノ エディション」。美しい景色を眺めながらゴンドラに乗って旅をする気持ちを表現した、遊び心満載のフィルムカメラだ。赤、黄、緑、青やグレーを使ったカラフルでポップなデザインはもちろん、機能性も兼ね備える。オート、フラッシュ ON/OFF の3つの撮影モードや、長時間露光や多重露光など実験的な撮影を可能にする機能も搭載。レッド、ブルー、パープル、イエローのフラッシュ用カラーフィルターが付いており、より鮮やかにインスタント写真を楽しみたい人におすすめだ。レンズ付きパッケージには標準搭載のレンズの他に、魚眼レンズ、ポートレイトレンズ、クローズアップレンズの3種のレンズが付属されている。可能性が広がるインスタントカメラを是非手に取ってみてはいかがだろうか。【詳細】ロモインスタント ムラーノ エディション価格:カメラ単体パッケージ 13,600円、3種類のレンズ付きパッケージ 18,600円※価格は全て税込み。販売店舗:Lomography+直営店、オンラインストア住所:東京都千代田区外神田6丁目11-14 アーツ千代田 3331 1F-102営業時間:12:00〜19:00定休日:月曜、火曜、施設休館日
2017年01月15日アディクション(ADDICTION)の2017年春コレクションが、2016年1月6日(金)より発売される。今シーズンは「Flower Evolution」をテーマに秋コレクション・冬コレクション同様、再び北欧を巡る。スウェーデンの画家、ヒルマ・アフ・クリントが描く壮大な美しい絵画にインスパイアされたカラー使いに注目したい。さらに両者のコラボレーションによる限定コンパクトも登場する。絵画を彷彿するアイシャドウ「アディクションザ アイシャドウ」からは、パステルピンクやアマリリスオレンジ、パステルブルー、ミステリアスなライラックなど、春らしいパステルカラー10色が展開される。中でも注目は、今季の着想源となったヒルマ・アフ・クリントの絵画を彷彿させる“フローラルモザイク”柄のアイカラー。柔らかなピンクとネイビーが混ざった「フラワー エボリューション」やブルーベースに幻想的なピンクをミックスした「ライク ア ドリーム」、そして紫・ブルー・ピンクの花々をブーケにまとめたような「フラワー ポートレイト」など、溢れる色彩が表現された。質感はマットな仕上がりと繊細なパールを配合したもの2種類で登場。レッドやゴールドパール入りリップスティックひと塗りでふっくらとした口元を叶える「アディクションリップスティック ピュア」。60〜70年代のフロスト感を表現したカラーは、レッドパール入りのピンクコーラル、繊細な輝きのパールピンク、そしてアンニュイな雰囲気が漂う、ゴールドパール入りのドールオレンジ。スモーキーパステルのネイルカラー絵画に見られるスモーキーなニュアンスのパステルトーンを、指先に溶け込むような色で表現した「アディクションネイルポリッシュ」。ピンクコーラルやくすんだパステルピンク、儚げなクラウディホワイトなど全6色が登場。春霞みのように繊細でシアー、淡くやさしい色なのに、どこかクールな色味が魅惑的な指先に仕上げてくれる。絵画がモチーフになった限定コンパクトアディクション×ヒルマ・アフ・クリントの限定コンパクトは、縦3m・横2mもある壮大な絵画がそのままデザインされた。ザ アイシャドウ2個を含むアディクション製品を店頭及び公式オンラインストアにて、合計9,600円+税以上購入した人にプレゼントされる特別アイテムとなっている。【詳細】ADDICTION FLOWER EVOLUTION SPRING 2017発売日:2016年1月6日(金)価格:・アディクションザ アイシャドウ 限定10色 各2,000円+税<限定品>・アディクションリップスティック ピュア 限定3色 各2,800円+税<限定品>・アディクションネイルポリッシュ 限定6色 各1,800円+税<限定品>・アディクションブラッシュ 限定3色 各2,800円+税<限定品>・ADDICTION × HILMA AF KLINT 限定コンパクト※ザ アイシャドウ2個を含むアディクション製品を店頭及び公式オンラインストアにて、合計9,600円+税以上購入した人にプレゼント。「Flower Evolution」または「Flower Portrait」のどちらかを選べる。※なくなり次第終了。【問い合わせ先】アディクション ビューティーTEL:0120ー586ー683
2017年01月07日本質にこだわる男性のための情報誌「GQ JAPAN」が、その年“最も輝いた男性”を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR」。2016年の受賞には菅田将暉、渡辺謙をはじめ、指揮者の小澤征爾、ミュージシャンの吉川晃司、「リオオリンピック」メダリスト選手ら多彩な面々が揃ったが、この度「GQ JAPAN」1月号表紙にて、受賞者らが一堂に会す豪華ビジュアルが公開された。「GQ MEN OF THE YEAR」は、生き方、仕事、スタイルにおいて、「GQ JAPAN」読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈られる賞。アメリカで1994年にスタートして以来、イギリス、ドイツ、インド、中国、韓国など世界14か国(2015年実績)で展開するインターナショナルなアワードだ。第11回目を数える今年の「GQ MEN OF THE YEAR 2016」では、「Set The Pace=時代を先駆ける男たち」に注目し、各界から旬な男性たちが選出された。『何者』『デスノート Light up the NEW world』『溺れるナイフ』と今年も数々の映画・ドラマで活躍した若手俳優筆頭・菅田さん。『追憶の森』『怒り』の渡辺さん。2016年2月に世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞」にて自身が指揮したラヴェル「こどもと魔法」がクラシック部門最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞した小澤さん。アーティストとしても俳優としても活躍する吉川さん。2015年年末開催のM-1グランプリで優勝して以降、2016年はテレビで見ない日はないほど売れっ子となったお笑い芸人「トレンディエンジェル」。そして、この夏行われた「リオオリンピック」にて活躍した、柔道男子金メダリストのベイカー茉秋選手や、陸上男子400メートルリレー日本代表の飯塚翔太選手、桐生祥秀選手、ケンブリッジ飛鳥選手、山縣亮太選手らスポーツ選手が並ぶ。そして、11月24日(木)発売の「GQ JAPAN」1月号にて、「GQ MEN OF THE YEAR」受賞者7組11人のインタビューがポートレイトとともに掲載決定。また、豪華ラインナップが揃う贅沢なビジュアルが表紙に登場。2016年を華麗に彩った男性たちとともに、今年をふり返ってみては。「GQ JAPAN」1月号は11月24日(木)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日写真家の石橋英之による個展「Presage / Connotations」が、9月24日まで東京・六本木のイマ コンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)にて開催されている。フランス北部にあるリールを拠点に活動する石橋英之は、ファウンドフォトを使ったコラージュやアプロプリエーションの手法を用いた作品で知られる写真家。13年に東京・神田にあるBTギャラリーで個展「Presage/予兆」を開催し、15年には同作の写真集『Presage』を刊行。同年にフランス・マルセイユでも個展「Presage」を開催し、オランダ・アムステルダムで新作「Connotations」を発表し、高い評価を得ている。「Presage」は、蚤の市で購入した古写真やポストカードの断片を精巧に繋ぎ合わせ、コラージュによってひとつのイメージを作り上げた作品。一見すると複数のイメージで構成されていることが分からない程に手を加えることで、一枚の絵としての完成度が高まっている。また、制作の過程で入ったホコリなどの異物はあえてそのまま残すことで作品に奥行きが与えられている。新作の「Connotations」は、「Presage」で用いた“イメージの盗用”と“再構築”というアプローチをさらに発展させたシリーズ。石橋英之の友人であるアメリカ人女流詩人が自身の恋愛経験を綴った極私的な詩に喚起されたポートレイトとなっており、インターネットのハッシュタグ検索で抽出した無数のイメージを用いてコラージュすることで架空の男性を具象化させている。そこに、典型的なファッション広告のようなイメージをも加えることで個人の私的な経験を超え、より社会に対して開かれたイメージへと昇華させた。この試みは、文学と写真の融合のみならず、現代社会における写真と集団的記憶の関係を問いかけている。今回の個展では、ふたつのシリーズのもととなった写真のオリジナルコラージュも同時公開し、その制作の軌跡を辿る。【イベント情報】「Presage / Connotations」会場:イマ コンセプトストア住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階会期:7月29日~9月24日時間:11:00~19:00入場無料休館日:日月曜日、祝日
2016年08月30日