アカデミー賞主演男優賞受賞の俳優マシュー・マコノヒーが主演を務めるクリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』の公開を記念し、公開日の"11月22日"が「マシュー・マコノ日(ヒー)」として日本記念日協会によって認定されたことが10日、明らかになった。主演のマシュー・マコノヒーは、『ダラス・バイヤーズクラブ』でエイズ患者を演じ、第86回アカデミー賞にて主演男優賞を受賞。『インターステラー』では、人類の存亡を懸け、そして、愛する家族の未来を守るため、居住可能な新しい惑星を探すという、史上最大のミッションに挑む主人公を演じている。すでに本作でも高い評価を得ており、アカデミー賞連続受賞が期待されている。本作の日本公開を記念し、このたび、公開日の"11月22日"が「マシュー・マコノ日(ヒー)」として認定された。10月26日(LA現地時間)に、「マシュー・マコノ日」認定書がマシュー本人の元に届けられ、彼は日本語で「アリガトウ!」と大感激。「自分の名前で自分の日ができるのなんて、今まで一度もなかったよ。僕の誕生日は、ちょうど11月なんだよね。僕にとって初めての僕の日。とても光栄な事です」と終始興奮していたという。そして、「これから22日をどうしようか考えなくちゃね。なにか日本を表現できるものがいい。例えば着る洋服でこの日を祝うとか、日本に毎年電話をかけるとか。僕が何をしているか、どこにいるかを知らせるのもいいね。日本での僕の日にね」と、記念日を盛り上げる企画を自ら提案。まさかのマシューの提案を、配給元のワーナー・ブラザース映画は絶賛検討しているとのことだ。本作では、壮大な宇宙空間を舞台に、人類の存亡を懸けたミッションに挑む人間たちのドラマが描かれるだけでなく、マシュー演じる主人公と娘との愛と絆の物語が展開される。共演のアン・ハサウェイも、『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞助演女優賞を受賞しており、2人のアカデミー賞コンビの演技に、日本でも期待が高まる。(C)2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月11日マット・デイモンとポール・グリーングラス監督が『ボーン』シリーズに復帰する。9月ごろから噂は浮上していたが、先週金曜日にデイモン自身がコメントして明らかになったもの。撮影は来年の秋からはじまり、北米公開されるのは2016年であるとし、グリーングラスが監督してくれることが絶対条件だったとも語っている。その他の情報一方で、『ボーン・レガシー』に主演したジェレミー・レナーが続投するシリーズ最新作も現在準備中で、2016年7月の公開が予定されている。同じシリーズのこのふたつの企画を、ユニバーサル・ピクチャーズがどう整理するのかは明らかになっていない。デイモンは現在、リドリー・スコット監督のSF映画『The Martian(原題)』の撮影準備中。共演はジェシカ・チャステイン。文:猿渡由紀
2014年11月10日ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』に出演中のスターダンサー、アダム・クーパーが11月10日(月) TOKYO FM 「LOVE CONNECTION」(11:30~13:00)に生出演することが決まった。出演は11:40頃から15分ほど。マシュー・ボーンの『白鳥の湖』で一躍、脚光を浴びた世界的ダンサーの生声を聞けるチャンスだ。ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』はミュージカル映画の名作『雨に唄えば』の舞台版。特に話題なのが原作映画でもおなじみ雨の名場面。映画ではジーン・ケリーがどしゃぶりの中、ハッピーに歌い踊ったシーンを、舞台版は12トンもの水を使って再現する。「ジーン・ケリーはもちろん、尊敬してるけど、いかに新しい役として作っていくかに注力した」開幕直前の会見で話していたアダム・クーパー。彼ならではの、華麗なステップ、そして魅力的な歌声にご注目を。公演は11月24日(月・休)まで東京・渋谷の東急シアターオーブにて。なお公式ブログでは公開舞台稽古に招待された高校生モニターによる熱い感想の数々を掲載中。ご興味の方は右記まで()。
2014年11月07日『インセプション』『ダークナイト』などを手がける巨匠クリストファー・ノーラン監督が、オスカー俳優のマシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイを迎えて描く『インターステラー』。超・秘密主義を貫き、未だその全貌を明かそうとしないノーラン監督だが、このほど本作の最新映像30秒間とビジュアルが解禁された。現実に起こりうる、そう遠くない未来。世界的な食糧飢饉、劇的な環境変化によって、地球の寿命は尽きかけていた。生きて帰れるか分からない、重大な使命を担う壮大な旅に選ばれたのは、まだ幼い子どもを持つ元エンジニアの男・クーパー(マシュー・マコノヒー)と数少ないクルーのみ。彼らは、居住可能な新たな惑星を探すため、前人未到の未開の地へと旅立つ。それは人類の限界を超える不可能にも思える史上最大のミッション。果たして彼らは、自らの使命を全うし、愛する家族の元へと生還することが出来るのか…?今回、解禁されたビジュアルでは、父と娘の姿、未知の世界の入り口“ワームホール”、あたり一面が白銀の氷の惑星、山のような波が迫る水の惑星などが、人類の存亡を懸けたミッションに挑むマシューたちの姿と共に描かれている。公開された最新映像でも「必ず帰るよ」と娘に約束するマシューや、「あきらめない!」と力強く誓うアンが愛する家族の未来を守るため、命をかけて奮闘する様子が確認できる。また、日本時間11月6日(木)午前7時30分に豪華キャストによるライヴ会見が実施されることも決定。急遽開催が決まったというこのライブ会見には、元エンジニアのクーパー役のマシュー・マコノヒー、生物学者アメリア役のアン・ハサウェイ、科学者のジェシカ・チャステインの3名が出席する予定で、グループ間でお互いの顔を見ながらビデオ・チャットができる、Google Playのサービス「Google Hangout」内にて行われる。米ワシントンD.C.の歴史あるスミソニアン国立航空宇宙博物館にて、宇宙科学の専門家を交えながら約1時間かけてファンからのQ&Aに応えるという。その模様は全世界同時配信予定だ。『インターステラー』は11月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月05日人気ダンサー、アダム・クーパーが主演するミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』が明日、11月1日(土)から東京・渋谷の東急シアターオーブで開幕する。ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』チケット情報ミュージカル映画の名作『雨に唄えば』の舞台版。マシュー・ボーンの『白鳥の湖』で知られる世界的ダンサー、アダム・クーパーが主演する話題の作品だ。特に注目は、原作映画でもおなじみ雨の名場面。舞台では12トンもの水を使って迫力のシーンを演出。どしゃぶりの中、ジーン・ケリーがハッピーに歌い踊った名場面を、クーパーはどんな華麗なステップで再現させるか、興味は尽きない。公演は11月24日(月・休)まで。本公演では、カーテンコールを撮影OKというサービスも。ただし、撮影は携帯電話・スマートフォン・タブレットなど、写真撮影後そのままSNS拡散可能な機器に限定だが、終演後に見せるスターダンサーの素の表情を撮影するチャンスだ。
2014年10月31日名作ミュージカル映画の舞台版として誕生した『SINGIN’ IN THE RAIN 雨に唄えば』が日本に上陸する。2012年にウエストエンドに登場し、連日盛況のロングラン公演を成し遂げた大ヒット舞台。その成功の立役者が、映画で主人公ドンに扮した名優ジーン・ケリーの強き残像を、魅惑のステップで我がものに塗り替えたスーパーダンサー、アダム・クーパーだ。昨年6月のパレスシアター閉幕以来、今回の来日公演に限り特別にクーパーの演じるドンが復活する。「もしかしたら日本公演がドンを演じるラストかもしれない。マシュー・ボーンの『スワンレイク』を最後にやったのも日本だったしね」と、日本との縁を微笑みながら振り返る彼に、来日公演への思いを聞いた。ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』チケット情報「この作品をやるにあたり一番重要だったのは、ジーン・ケリーではなくアダム・クーパーのドンを見つけることでした。演技者として一番言われたくないのは「誰々ほどには良くないね」とか「やるだけ無駄じゃない?」といった言葉(笑)。そうした不安はあったけど、サイレントからトーキーへと移り変わるハリウッドの風景や小粋なラブストーリーを描いたストーリー自体に、ジーン・ケリーを越えた魅力がある。ケリーが表現した1950年代の演技スタイルではなく、今の僕のスタイルで伝える物語を…と考えて取り組みました」リスペクトを込めて映画全体から醸し出される匂いやフィーリングはそのままに、ドラマを膨らませる新たなシーンを挿入し、新ナンバーも2曲追加されている。「振付も、かつての時代のチャーミングな部分はキープしつつ、スピード感のアップした現代の踊りになっている」と自信のほどを語る。その振付で注目すべきは、ドンが名曲『SINGIN’ IN THE RAIN』を歌い踊るおなじみの雨のシーンだ。クーパーが軽やかなステップで蹴り上げた水を、前方の観客は歓声で受けとめることになる。「振付のアンドリュー・ライトはつねに俳優の意見を聞いてコラボレーションしていくスタイルなので、あのシーンに関しては僕が試してみせたステップがそのまま採用されています。客席に向けて雨を蹴るのはアンドリューの発想だけど、どこまでお客さんを濡らせるかは僕の踊り方次第(笑)。ただ重要なのは、ここはひとりの男性の喜びを表現したシーンだということ。単に楽しむのではなく、ドンの喜びを感じ取ってもらえるように演じています」観客とのやりとりを彼自身も「なかなかできないユニークな経験」と受けとめている。観客にとっても貴重な瞬間になることは間違いない。「たくさんの幸せを持ち帰っていただきたい。濡れる経験もね(笑)」公演は11月1日(土)から24日(月・祝)まで東京・東急シアターオーブにて。10月5日(日)昼12時30分から午後1時まで、BS-TBSにて特別番組「ロンドンで大ヒット!ミュージカル「雨に唄えば」舞台裏全部魅せます!」を放映。また、アダムと一緒に写真を撮ってTweetしよう!キャンペーン実施中。詳細はチケット受付ページよりご確認を。取材・文上野紀子
2014年10月03日太平洋戦争直後の日本で、マッカーサー元帥が命じた極秘調査とは―。日本の運命を決定づけた知られざる物語を、壮大なスケールで描いた歴史サスペンス超大作、『終戦のエンペラー』。その中で極秘調査を命じられる”フェラーズ准将”を演じる、人気海外ドラマシリーズ「LOST」の主演でお馴染のマシュー・フォックスにインタビューを行った。(c)KaoriSuzuki■本作に出演していかがでしたか。この映画に関われて、僕はとても誇りに感じている。ストーリーにとても感動したんだ。映画の中のラブストーリーにとても感動した。また、こういった歴史についてはほとんど知らなかった。新しい歴史を学ぶのは大好きだよ。僕は歴史のことはよく知らないと感じているし。だから、いつでもストーリーテリングと、過去に起きた事柄について何か学べる機会を組み合わせることが出来れば、それ以上のことはないと感じるんだ。■本作で演じられた役についてどう思われましたか?この作品に登場するフェラーズは、とても素晴らしい人だと思った。途方もなく難しい任務を任されたけど、それは非常に重要な政治選択をもたらすものでもあった。不可能とも思えるような任務だけでなく、フェラーズは愛する人を失った悲しみにも耐えなければならなかった。一生に一度の恋、そう思えるような人との出会い、そして別れ。それらは全て、1945年のフェラーズがとった行動や決断に、何らかの影響を与えることになる。彼の心の葛藤が痛いほど伝わってきたし、その姿に引きつけられたんだ。■マッカーサーと昭和天皇について、この役をやる前に知っていたことはありましたか?また、彼らに対する印象は変わりましたか?僕は昭和天皇についてはほとんど何も知らなかった。もちろん、マッカーサーについては知っていたよ。僕のマッカーサーのイメージは、この映画を作ったことで変わった。僕が持っていたマッカーサーのイメージは、ほとんどマッカーサーの写真のイメージそのままだった。あの当時アメリカによって下された決断は、アメリカにとって輝かしい瞬間だったと思う。とてもポジティブで正しい決断だったと思う。そして、決断は、日本人や日本の国のためのものだった。復讐したり、罰したりしようということではなくね。■マッカーサー元帥を演じるトミー・リー・ジョーンズさんとの共演はいかがでしたか?恐れ多くも、あのトミー・リー・ジョーンズだよ。素晴らしい経験をさせてもらったよ。本当にね。彼がマッカーサー元帥を演じると聞いた時は、“適役だ”と思った。彼以外にこの役にふさわしい人なんて頭に思い浮かばなかった。マッカーサー元帥を完璧に演じられる人は他にいない。(c)Fellers Film LLC 2012 ALL RIGHTS RESERVED経験豊富で輝かしい功績を持つ彼と一緒に仕事ができたことを、光栄に思っているよ。彼の情熱は、徹底した役作りからも感じられるし、すごく刺激を受けた。ベテラン俳優の情熱、仕事に対するプロ意識を目の当たりにすると、いつもたくさんの刺激を受ける。ジョーンズ氏との共演も、例外ではなかった。■初音映莉子さんとの共演はいかがでしたか?すごく楽しかったよ。撮影に入るかなり前の段階から、演じる相手との相性がすごく重要になると思っていたし、2人の愛には真実味と説得力を与えなればとも強く感じたよ。一緒に演じるシーンがとにかく多いからね。初顔合わせの瞬間から、ぎこちなさは感じなかったんだ。すぐ打ち解けたし、自然な感じで役に集中することが出来た。手応えを感じた撮影だったよ。作品にとって重要な部分でもある、2人の間の信頼や温かい愛情をうまく表現できたと思う。映莉子は素晴らしい共演者だよ。■なぜフェラーズとあやは一緒になれなかったのでしょう?日本人だった彼女には、何か義務のようなものがあったのでしょうか。(c)Fellers Film LLC 2012 ALL RIGHTS RESERVEDそれに関しては、映莉子(島田あや役・初音映莉子)に聞いたほうが良いと思うよ。フェラーズ自身も、その答えを見つけることはできなかったんじゃないかな。フェラーズには日本文化の知識があったし、理解を深めようともしていた。それは、天皇の処遇について彼がまとめた意見書からも伺える。でも、あやが取った行動については、どうかな…。フェラーズにとっては、頭では理解できても、心では理解したくない行動だったのかもしれない。胸の中では、色々な感情が入り混じっていたと思うよ。彼は日本人の心についての理解もあったし…。理由や状況はなんであれ、あやとの愛は不滅だとフェラーズは思っていた。僕はそう考えているよ。■日本の皆さんがこの映画を観て、どんな反応をすると思いますか?難しい質問だね。実のところ、そういうことはあまり考えないようにしているんだ。とにかく、撮影中は自分の役だけに集中している。映画を観た人たちが何を感じるのか、どんな反応を見せるのかは考えていない。これは、第二次世界大戦直後を舞台に伝えられる、美しいラブストーリーでありながら、歴史上重要な出来事についても描かれている。実ることのなかった愛。別れてしまった2人。そして、戦争も映画の大きなテーマの1つだ。この映画を観た人には、そんな時代に深い絆で結ばれた2人の愛に感動して欲しいと思う。歴史から学ばなければ、また同じことが繰り返されてしまう。二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、未来を創る僕たちの責任について、この映画を通じて考えて欲しいと思う。『終戦のエンペラー』2013年7月27日(土)全国ロードショー配給:松竹株式会社・ 公式サイト
2013年07月23日絶世の美青年ドリアン・グレイが、美貌の衰えを恐れるあまり悪事に手を染め、転落していくさまを描いたオスカー・ワイルドの小説『ドリアン・グレイの肖像』。その舞台化に、バレエ『白鳥の湖』の主人公を王子に置き換えて男性ダンサーが演じる“白鳥”との愛の行方を描いた大ヒット作『スワン・レイク』の振付・演出で知られるマシュー・ボーンが挑んだ。2008年の英国での初演から5年、男同士の過激なシーンから「R15」と噂されるその舞台が、いよいよ7月に幕を開ける。ボーンの主宰するカンパニー〈ニュー・アドベンチャーズ〉に所属し、本作でもタイトルロールを務めるリチャード・ウィンザーに話を聞いた。マシュー・ボーンの『ドリアン・グレイ』チケット情報本作では時代設定を19世紀から現代に置き換え、ドリアンの“美”を形に残そうとする友人のバジルも画家からカメラマンに、彼らを取り巻く環境は貴族のサロンからショービズの世界へと翻案されている。「今は誰もがセレブリティの行動や服装を追いかける、クレイジーな時代だよね。その他の美しい物もメディアを通して供給されるから、追いかけられている本人は人間的で大切な部分がだんだんわからなくなるところがある。原作に描かれているドリアンの焦燥感も、このように翻案されることで観客によりリアルに伝わるんじゃないかな」近年ではストレートプレイや映画にも出演しているウィンザー。自身もセレブリティ=ドリアンの気持ちが分かるのではと尋ねると、気さくな笑顔と共に「僕は違うよ」との答えが返ってきた。「道でファンに声を掛けられることもあるけれど、いつも自然体で応えているよ(笑)。外面を取り繕うより、知識と経験を積み重ねていくほうが僕は好きなんだ。だからドリアン役を演じるときも、役に入り込むというよりは彼を“アンチヒーロー”としてとらえるようにしている。ドリアンがどう考えているかより、周囲の人物たちの目には彼がどう映っているか、さらにはその様子を見て観客がどう感じるかということのほうが、この舞台では重要なんだ」今回の日本バージョンでは、メインの3役は日本と英国のそれぞれダブルキャスト。ウィンザーとのダブルキャストは、オーディションでドリアン役を勝ち取った新鋭・大貫勇輔だ。オーディション会場では、ウィンザー自ら振付を教えたという。「勇輔は最初から気合いがものすごく伝わってきた。彼のことを深く知るのはこれからだけど、稽古場で一緒にレッスンするのが楽しみだね。その他のメンバーも全員日本人だけど、国籍の違いなんてまったく気にならないよ。お客様には、ダークで美しい舞台と日英キャストのダンスの共演をぜひ観に来てと伝えてほしいね(笑)」公演は7月11日(木)から15日(月・祝)まで。チケット発売中。取材・文:佐藤さくら
2013年06月11日rag&boneラグ&ボーンの西日本初となるポップアップストアが、先日グランドオープンした阪急うめだ本店に登場。限定商品や2013春夏コレクションが展開される。期間は2012年12月12日(水)~12月18日(火)まで。今回のポップアップストアは、今季デビューとなるバッグラインの西日本先行販売や、阪急うめだ本店デニムなどの限定商品が登場。人気のブーツシリーズや、リゾート2013春夏コレクションが一同に集まる豪華なストア展開となる。西日本先行販売となるパイロットバッグは、空軍のパイロットがヘルメットを持ち運ぶために使用するヘルメットバッグからインスパイアを受けた個性的なアイテム。ブランドのシグニスチャーであるエレガンスと実用性を兼ねそろえている。阪急うめだ本店限定のパンツは、アメリカのセレブが多く愛用したことで日本でも注目を集めたスピリット・スキニーが登場。サイドに入ったパネルのコントラストが足を細くみせる効果を持ち、美脚効果を持つスキニーデニムが日本初上陸を果たした。また、12月15日(土)には西日本で初めて開催される「FASHION’S NIGHT OUT in OSAKA」に向けて、デザイナーのデヴィッド・ネビル、マーカス・ウェインライトの来日が決定。店頭で直接コーディネートのアドバイスを予定している。【PILOT BAG (西日本先行発売)】カラー:ブラック、モカ、ウォルナットサイズ:L33cm(w)x30.48cm(h)x5.5cm(d)S24cm(w)x20cm(h)x10cm(d)価格:L¥99,750 (直営店限定)S¥73,500 (西日本限定)【SPLIT SKINNY (阪急梅田店限定)】カラー:ブラック/ワイン、ホワイト/ブラックサイズ: 24、25、26、27価格: ¥23,100【rag&bone POP-UP STORE】期間:2012年12月12日(水)~12月18日(火場所:)阪急うめだ本店大阪市北区角田町8-7-3F D.EDIT内TEL:06-6361-‐1381rag&bone公式サイト:元の記事を読む
2012年11月22日ジャレッド・レトが俳優業に復帰するようだ。2009年以降スクリーンから遠ざかっていたジャレッドだが、ジャン=マルク・ヴァレ監督、マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー主演で贈る新作『The Dallas Buyer’s Club』(原題)の出演契約を結んだという。『レクイエム・フォー・ドリーム』『ファイト・クラブ』『パニック・ルーム』『ミスター・ノーバディ』などでの好演が光っていたジャレッドだが最近は俳優業を休止し、「サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ」での音楽活動に専念していた。そんなジャレッドの復帰作となる本作では、マシューが余命6か月と診断されたエイズ患者の電気技師役を演じ、延命のためにアメリカでは当時違法とされていた薬を輸入し始めるという実話を基にしたストーリーだ。ジャレッドは女装癖のあるエイズ患者で、主人公を助けるキャラクターを演じる見込みだ。■関連作品:ミスター・ノーバディ 2011年4月30日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2009 PAN-EUROPEENNE - MR NOBODY DEUTSCHLAND GmbH - 6515291CANADA INC - TOTO&CO FILMS - FRANCE 2 CINEMA - FRANCE 3 CINEMA
2012年11月08日女優の松雪泰子が米アクション映画『ボーン・レガシー』で日本語吹替え版のボイスキャストを務めた。これまで声優として、アニメ作品に出演した経験はあるが、ハリウッド実写作品での吹替えは今回が初めて。主人公である“最強の暗殺者”アーロン・クロスと行動を共にする女医のマルタを繊細かつ表情豊かに、声だけで演じきり、女優としての本領をいかんなく発揮した。「アフレコはとてもスムーズだった」(関係者談)という松雪の吹き替え映像と、松雪本人からのコメントが届いた。全世界で約1000億円を超える大ヒットを記録した人気シリーズの新章。極秘プログラムによって誕生したクロス(ジェレミー・レナー)が巨大な陰謀に巻き込まれる。劇中でマルタを演じるのは、第78回米アカデミー賞の助演女優賞を受賞したレイチェル・ワイズだ。「すでに完成された作品の中に、レイチェルさんのお芝居も存在しているので、その微妙な感情を声だけで表現するのが、今回の大きな挑戦でした。そういう意味では、これまでのアニメ作品とはまったく違いますね」と松雪。国家の最高機密に関わりながらも、純粋に研究に没頭する女性科学者という設定で、アーロンとの出会いを機に、自らも命の危機にさらされる。起伏の激しい展開とリンクし、戸惑い、疑い、怒り、覚悟といった具合にマルタの心情も大きく波打つ。「本当に感情の細かい表現が内側から放たれていて、どの瞬間にでも常にキャラクターの心情が揺れているんです」(松雪)。だからこそ、オスカー女優を“迎え撃つ”日本語吹き替え版には、女優・松雪の確かな演技力が求められ、松雪自身もその期待に十二分に応える熱演を披露した。8月には初来日を果たしたレナーと対面し「本当に素敵な方だった」と松雪。「出演作が続いたせいで『ボーン・レガシー』の撮影に入る際も、3週間しか準備の期間がなかったと聞いてすごく驚きましたね。それで、あれだけのハードなアクションをこなすのだから、さらに驚きです」とレナーの役者魂に同じ俳優として敬意を表す。レナーからは「こんなに美しい女性は声だけの出演じゃもったいない。それに彼女が相手ならボコボコにされたいよ」というコメントも寄せられており、「きっとすごく過酷だと思うんですけど、ぜひアクションにも挑戦したいですね」(松雪)と新たなチャレンジに意欲を見せている。『ボーン・レガシー』公開中取材・文:内田涼
2012年09月28日9月28日(金)全国公開となるアクション映画の金字塔<ボーン>シリーズ最新作『ボーン・レガシー』。本作で主人公アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)と共に命を狙われ、彼と運命を共にする女医マルタ役を演じたレイチェル・ワイズのインタビューが到着!●科学者を演じるのは楽しめましたか?あなたほどおきれいな科学者はほとんどいないとは思いますが私は女優であっていろんな役をやらせてもらうのが楽しいのです。私のキャラクターのマルタは、スーパー・ヒーローではありません。彼女はリアルな血の通う生身の人間です。かなりドレス・アップして口紅も塗っている科学者とも実際にお会いする機会がありましたけど、この映画のドラマが盛り上がってきた頃に、マルタがサッとドライヤーなんか出してもおかしいじゃないですか。あれが彼女のリアルな世界なんですし、自分の置かれた状況と格闘しないといけないわけですしね。●あなたのキャラクターは、映画の中でさまざまな感情の起伏を演じてますよね。あのような感情の位置にどうやって持っていくんですか?各シーンをただ演じればいいように全体を見渡す一貫したシーンを作っておけばうまくいった場合には、その状況、状況のリアリズムに身を任せられるんです。これは今本当に起こってることなんだと、自分に言い聞かせないといけないんですけどね。●暴れる役は楽しかったですか?命がけで戦うなんていう経験が今までにない人のリアルな体験をするというのが、私の役目でしたからね。マルタは日頃から研究所で試験管の作業をしてきたような人ですが、それがある日突然闘う術を知らないといけなくなるんです。決してスーパー・ヒーローじゃないんだし、命がけで戦う生身の人間です。●今回は『ボーン・レガシー』という作品です。あなたはどんな遺産を残したいですか?子供以外には何も考えられません。DVDに作品が残ると思いますから、それが遺産かもしれませんね。私が生涯をかけて出す二酸化炭素排出量はあまり多くないでしょうね。マニラの恵まれない人たちが住む地域で撮影をしたので、私は現地の子供たちの遊び場を作るファンドに協力しました。そこの人たちは自分たちでやるだけの資金が調達できず、苦しんでいたものですから。ほんとうは“ボーン・レガシー(ボーンの遺産)”というファンドの名前にしたかったんですけど、法的な理由でそれはできませんでした。あれもひとつの遺産じゃないかしら?作品情報『ボーン・レガシー』監督・脚本:トニー・ギルロイ製作:フランク・マーシャル、パトリック・クローリー、ジェフリー・M・ワイナー、ベン・スミス出演:ジェレミー・レナー、レイチェル・ワイズ、アルバート・フィニー、スコット・グレン配給:東宝東和(C)2012 Universal Studios. All Rights Reserved.9月28日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年09月28日映画ファンの多くが2000年代最高のアクション・ムービーと認める“ボーン”シリーズ。その待望の新章となる『ボーン・レガシー』の主演俳優ジェレミー・レナーが、自身が演じた新たな主人公アーロン・クロスについて語った。その他の写真「“ボーン”シリーズの大ファンなんだ。その理由は、僕が若い頃にはまった『フレンチ・コネクション』のような映画に似ていたから。僕は俳優として過度に様式化された映画よりも、キャラクターや世界観のリアリティが匂い立つような映画に身を置きたい。“ボーン”にそうした魅力を感じたからこそ、今回の主人公クロスを演じてみたかったんだ」クロスは細胞レベルで心身をアップグレードするCIAの暗殺者養成計画によって誕生した人間兵器。これまでマット・デイモンが演じたジェイソン・ボーンは記憶喪失者だったが、クロスはすべての現実を認識し、しかも自ら暗殺者に志願した人物だ。そこにクロスという人物の“複雑さ”があるという。「クロスは僕自身と同じように、自分の人生に目標を持ち、何かの一員になりたいと願っていた。しかし彼は信念と現実とのギャップに直面し、そこにドラマが生まれる。特に興味深いのは、クロスがターミネーターのようでありながら、とてもエモーショナルな人物だということ。それは暗殺者としての欠陥であり、僕にとっては役柄への入り口でもあったんだ」。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『アベンジャーズ』などのアクション大作への出演が相次いでいることに関しては、「もちろん、フィジカルな演技が好きだからやっている。運動神経もいいほうだしね」。本作でも激烈なバイク・チェイスなどのハードな見せ場を自らこなし、「生身の闘いのシーンでは、相手役のスタントマンが殴られる演技、倒れる演技をうまくやってくれるものなんだ。つまり自分が格好良く見えるかどうかは相手次第なんだけど、そうした技術面を学んでいくうちに自分自身もうまくなっていくのがわかる。そこに達成感があるんだ」とアクション演技の面白さを語った。そして“男の色気”に関する質問には、「自分に自信を持っている人ってクールに見えるものだよね。それにユーモアのセンスも大切だと思うよ」とコメント。ハリウッドの超売れっ子スターの“剛”の存在感の中に“柔”の一面も垣間見えた取材だった。『ボーン・レガシー』9月28日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年09月24日世界中で大ヒットを記録したマット・デイモン主演の『ボーン』シリーズ。その最新作にして、ジェレミー・レナーを主演に迎えて贈る新章『ボーン・レガシー』。本作の撮影でも最も過酷だったと言われる、極寒の地・カナダでのメイキング映像がシネマカフェに到着!前シリーズではマット演じるジェイソン・ボーンが国家主導で行なわれている極秘の「トレッドストーン計画」と、そのアップグレード版となる「ブラックブライアー計画」の謎が解き明かされていったが、本作はその裏で同時に進行していた新たな機密プログラムがテーマ。「アウトカム計画」と呼ばれるそのプログラムの“最高傑作”であるアーロン・クロス(ジェレミー)に国家の魔の手が忍び寄る…。今回届いたメイキングは、極寒のカナダで水温7度の氷河に上半身裸の状態で身を沈めるという、過酷というよりも危険(?)なシーンに挑むジェレミーの姿を捉えたもの。本作の監督を務めたトニー・ギルロイも「本当に危険だ。(水から出て)焚き火の場所まで歩く間にヒゲが凍っていたよ…」とふり返る。前シリーズのラストシーンはマット演じるジェイソンが水の中に沈んでいくシーンで終わっていたが、新章となる本作ではジェレミー扮するアーロンが水上に浮かび上がって来るこのシーンから始まり、前シリーズとの繋がりを暗に示しているようだ。実際の映像を見てみると、ヒゲだけでなく顔中の水分が凍っていることがうかがえるが、体当たりでこのシーンに挑戦したジェレミーは「どう準備すればいいのか分からなかった」と当時をふり返る。最後に「もう水には飛び込まないぞ!」と堅い決意(?)をを笑顔で語る。ハードなアクションが見どころの『ボーン』シリーズだが、スタントでもCGでもなくジェレミーの役者魂がそれを作り上げていることを証明してくれる映像となっている。まずは、彼の鍛え上げられた見事な肉体美も堪能できるこちらのメイキング映像をチェック!『ボーン・レガシー』は9月28日(金)より全国にて公開。※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年09月14日大ヒットアクションシリーズの最新作『ボーン・レガシー』の公開を前に、特別に製作された60秒CM映像が公開された。『ボーン・レガシー』60秒CM映像本作は、“ジェイソン・ボーン”とCIAとの死闘を描いた前3部作の裏で同時に進行していた物語という設定。暗殺者養成の極秘プログラム“トレッドストーン計画”により生みだされた最強の男アーロン・クロスが、自らを抹殺しようと襲いかかる凄腕の工作員たちから逃れるべく、激しい戦いを繰り広げる。アーロンを演じるのは『ハート・ロッカー』以降、出演作の相次ぐジェレミー・レナー。執拗に命を狙われながらも、決死の攻防を続ける男を体当たりで熱演している。この度解禁となった特別CMは、先日行われたサッカー2014年ブラジルワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4戦、日本VSイラクの放送内にて1度だけオンエアされたもので、この試合の為だけに特別に制作されたまさに幻の映像。オンエア後に大きな反響を呼び、急きょWEBでの公開が決定した。日本代表戦にちなみ、冒頭は「負けられない戦いがここにもあった」という印象的なキャッチフレーズからスタート。目をつぶった状態での銃撃シーンや、ハイスピードでバイクを乗りこなし、敵の猛攻に立ち向かう様子などが収められ、アーロンの超人的な能力が垣間見える内容となっている。また、機密情報漏洩を何としてでも阻止するため、アーロンを“抹消”しようとする陰謀が明かされ、「国家vs暗殺者」の壮絶な死闘の予感も。本シリーズならではのたたみかけるようなノンストップ・アクションで語られる、よりスケールを増したドラマに期待が高まる。まずは今回の特別CMから、その一端を確認していただきたい。『ボーン・レガシー』9月28日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー文:渡部あきこ
2012年09月13日『ボーン・アイデンティティ』に始まるマット・デイモン主演で世界的ヒットを記録した人気シリーズの最新版となる『ボーン・レガシー』。本作で新たに主演に迎えられたジェレミー・レナーが初の来日を果たし、8月2日(木)に都内で行われた舞台挨拶に登壇した。前シリーズではマット演じるジェイソン・ボーンが“造られた”国家レベルの極秘計画「トレッドストーン計画」と、そのアップグレード版となる「ブラックブライアー計画」の謎が解き明かされていったが、本作はその裏で同時に進行していた新たな機密プログラムがテーマ。「アウトカム計画」と呼ばれるそのプログラムの“最高傑作”であるアーロン・クロス(ジェレミー)に国家の魔の手が忍び寄る…。ジェレミーは、劇中の冷静沈着なキャラクターとは正反対に「コンバンハー!」と覚えたての日本語を叫びながらハイテンションで登場。カンニングペーパーを片手に自己紹介も日本語で行ない喝采を浴びた。昨夜、日本に着いたばかりでこの日もガッチリと取材が組まれているため「空港とホテルの部屋と自分のまぶたの裏側しか見てないよ…」とボヤくが、「今夜は夜の街に繰り出すつもり。できることなら日本の庭園を見たいし、カラオケにも行きたいね」と笑顔で語った。この日は特別ゲストとして、アーロンと行動を共にする女医で、レイチェル・ワイズが演じたマルタの日本後吹替え版ボイスキャストを務めた松雪泰子も登壇。松雪さんは「ハリウッド映画の舞台挨拶に出る機会はないので緊張してます」と語るも、“生”ジェレミーを目の前にし「とっても素敵でドキドキしてます。映画のクールなアーロンもいいですが、ご本人の方がもっと素敵です」とウットリ。ジェレミーも「松雪さんは美し過ぎるので、声だけじゃもったいないですね」とご機嫌だった。本作の見どころでもあり、ジェレミーにとって「もっともプレッシャーだった」というのが走りアリ、組手での戦いアリの激しいアクションシーン。ジェレミーは「幸運なことに『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、『Hansel and Gretel:Witch Hunters』(原題)、『アベンジャーズ』と前の3作がアクションだったのでその全てが準備となりました。『アベンジャーズ』の撮影からは3週間しか空いてなかったんですが、毎日戦うという奇妙な日々でしたね」とふり返る。松雪さんは「強いところも魅力ですが、精神的な強さもより魅力的です」と絶賛するが、もし続編のオファーが届いたらどんな役をやりたいか?という問いに「アクションが大好きなので激しいのをやってみたい!アーロンを狙う最強の刺客で」と“強い女”を希望。ジェレミーも「彼女にならボコボコにされてもいいです(笑)」と共演を受け入れ、客席は笑いに包まれた。『ボーン・レガシー』は9月28日(金)より全国にて公開。■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年08月02日マット・デイモンに代わり、新たに『ボーン』シリーズで主演を務めるジェレミー・レナー。最新作『ボーン・レガシー』のプロモーションで本日(8月2日)、初来日を果たす彼だが、役づくりのための厳しいワークアウトから解放されて大喜びだという。アメリカのTV番組「Access Hollywood」に出演したジェレミーは「もう3か月半、ジムに行ってない。すごく嬉しいよ」と語った。「午前4時に起きて、1日8時間もワークアウトしたり、格闘シーンの練習やストレッチに明け暮れるんだ。それが仕事だからね。つまり、仕事じゃないときはやらないんだ」。新シリーズでは前3部作と「同じ世界・同じ時系列で展開されていた別の物語」という設定。今回マットは出演していないが、ジェレミーは今後のシリーズで共演できることを望んでいる。「この映画の素晴らしいところは、どんな風にも話を展開することができることだ。マットと共演できたら最高だろうね」。(text:Yuki Tominaga)© ZUMA Press/AFLO■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.ボーン・レガシー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年08月02日全世界で約1000億円を超える大ヒットを記録したアクション映画『ボーン』シリーズの最新作『ボーン・レガシー』の公開を記念して、本作で主演を務めるジェレミー・レナーの来日が決定した。その他の写真本作でレナーが演じるのは、高度な遺伝子操作と人格改造で類まれな戦闘能力を身につけた暗殺者アーロン・クロス。自らの身体に仕組まれた秘密を追う中で、CIAの最高機密である巨大な陰謀に関わることとなった彼が、激しい苦悩の中、危険な戦いに身を投じていく。レナーといえば、『ハートロッカー』で、アメリカ軍の爆弾処理班のリーダーを演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた実力派。最近では、『ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル』でも凄まじいアクション能力を披露したり、間もなく公開される『アベンジャーズ』では弓矢の名手“ホークアイ”を演じている。今回満を持しての初来日となるレナーは、8月2日(木)に行われる完成披露試写会に登壇予定。いま、最も活躍が期待されている俳優のひとりなだけに、待望の来日でどのような素顔を見せてくれるのか期待が高まる。『ボーン・レガシー』は、最強の元暗殺者“ジェイソン・ボーン”とCIAの死闘を描き、『ボーン・アイデンティティー』、『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』と3部作にわたって製作されてきたシリーズの最新作。3部作で主演を務めたマット・デイモンによる極限まで臨場感を追求したアクションと、ノンストップで展開されるストーリーは、それ以降のアクション映画に多大な影響を与えたことでも知られている。本作はそのジェイソン・ボーンの死闘の裏で「同じ世界・同じ時系列で展開されていた別の物語」に焦点を当てるというもの。前3作で脚本を手がけたトニー・ギルロイが監督も務め、ジェイソン・ボーンを遥かに凌ぐ暗殺能力を身に着けたアーロン・クロスの危険な戦いが描かれる。『ボーン・レガシー』9月28日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー文:渡部あきこ
2012年07月24日マット・デイモンの代表作としても人気を集める、大ヒットアクション3部作『ボーン』シリーズの幕切れから5年。マット扮するジェイソン・ボーンの戦いの裏側で起こっていた“もうひとつの戦い”を描く注目作『ボーン・レガシー』がこの秋、日本で公開となる。このほど本作で主演を務める注目俳優ジェレミー・レナーが、満を持して初来日を果たすことが決定した!愛する者を奪われた最強の元暗殺者“ジェイソン・ボーン”とCIAの死闘を描いた『ボーン・アイデンティティー』(’02)、『ボーン・スプレマシー』(’04)、『ボーン・アルティメイタム』(’07)の3部作にわたり大ヒットを記録した同シリーズ。最終作でCIAがあらゆる手段をもって闇に葬ろうとした“真実”はボーンの手によって明らかになったはず…だったが、実はこの一連の事件の裏には、さらなる国家の陰謀が存在していた――。本作で高度な遺伝子操作と人格改造で、ジェイソン・ボーンを遥かに凌ぐ“最強の暗殺者”として誕生した主人公アーロン・クロスを演じる、いま最も旬な男・ジェレミー。2009年に公開となった『ハート・ロッカー』ではアカデミー主演男優賞にノミネートされ、『ザ・タウン』、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、『マイティ・ソー』と話題作への出演が相次ぐ実力派俳優のひとりだ。この夏最大の目玉大作『アベンジャーズ』でもホーク・アイ役で見事な弓裁きを見せている彼だが、本作でもまたずば抜けたアクション能力を見せつける。ジェレミーが来日するのは、意外にも今回が初めて。8月2日(木)に開催される本作の完成披露試写会に登壇する予定である。さらなる進化を遂げた『ボーン』シリーズを引っさげ来日を果たすジェレミーが熱い歓声と熱狂に迎えられることは間違いなさそうだ。『ボーン・レガシー』は9月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.ボーン・レガシー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Pictures
2012年07月24日マシュー・マコノヒーが第3子の父親になる。マシューはアメリカの独立記念日である4日(現地時間)、自身のツイッターでモデル兼デザイナーの妻カミラ・アルヴェスが2人にとっての第3子を妊娠したと発表した。「誕生日おめでとう、アメリカ。でももっと嬉しいニュースがあるんだ。カミラと僕は3番目の子供を授かったんだよ。神のご加護がありますように」。一方のカミラも、マシューが投稿するほんの20分前に同じメッセージをツイートしていた。2007年に交際をスタートさせ、既に長男・リーヴァイ(4歳)と長女・ヴィーダ(2歳)をもつマシューとカミラ夫妻は、ちょうど先月9日に、テキサス州オースティンの2人の自宅でごく親しい家族と友人だけを招いて結婚式を挙げた。挙式の際に将来の夢を尋ねられた2人は「People」誌に「現状を維持すること。そしてもっと子供を授かれればいいな」とコメントしていた。すっかり良きパパのイメージが定着したマシュー。俳優としてももちろん大活躍で、最新主演作『リンカーン弁護士』は7月14日(土)から日本で公開となる。■関連作品:リンカーン弁護士 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LCC And LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
2012年07月06日ジェレミー・レナーを新たな主人公に迎えて描くアクション大作『ボーン・レガシー』が9月から公開されるのを前に、約2分間のweb特別版予告編映像が公開され、“ボーン”シリーズで主演を務めてきたマット・デイモンも登場していることが明らかになった。『ボーン・レガシー』web特別版・予告動画『ボーン・レガシー』は、ジェイソン・ボーンを生み出した“トレッドストーン計画”(人格と肉体を改造し、最強の暗殺者にするCIAの極秘プログラム)によって作り出された、完璧な戦闘能力を持ったもうひとりの人物“ケネス・キットソン”=コード名アーロンを主人公にした物語。このほど公開された動画には、デイモン扮する“ジェイソン・ボーン”の写真と名前がニュースで取り上げられるシーンがあり、本作が前シリーズと同じ世界、同じ時系列で進行するストーリーであることが明らかになった。また、新キャストのエドワード・ノートンは、“プログラム”の抹殺指令を出す重要人物の役であることや、レイチェル・ワイズ演じるドクターは、“トレッドストーン計画”に関わった人物だということもわかる。さらに後半では、アーロンとドクターが逃走していく中での、息を呑むアクションシーンが次々に展開される。ボーンが起こした一連の事件を引き金に、完璧な戦闘能力を備えた“もう一人の最高傑作”アーロンもまた巨大な陰謀に巻き込まれ、生命の危機にさらされていく様が緊迫した映像の中で描かれており、期待の高まる予告編映像となっている。『ボーン・レガシー』9月TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年06月12日マシュー・マコノヒーが長年の恋人でブラジル人のモデル、カミラ・アルヴェスと9日(現地時間)にテキサス州・オースティンの自宅で挙式した。2人は6年前から交際していて、来月4歳になる息子と2歳の娘がいる。カミラは8日(現地時間)にビバリーヒルズで開催された「Step Up Women’s Network」のガラ・パーティでスピーチをする予定だったが、当日は会場に姿を見せず、ビデオでメッセージを寄せたことから、結婚式が間近に迫っていたことが明らかになった。式に招かれたのは家族やごく親しい友人の20数名だけ。お開きになった後は、招待客は敷地内にマシューが設置したテントで一泊したそうだ。プライバシーを守るため、現場で作業にあたったスタッフは秘密保持契約書にサインしなければならなかったという。昨年のクリスマスに婚約を発表したが、42歳のマシューは30歳の婚約者との関係について「ずっと前から結婚しているような気がする。一緒に住んでいるし、子供もいるからね。一緒に生活を築いてきたから、ずっと結婚生活を送ってきたと言える」と話していた。(text:Yuki Tominaga)© Abaca/アフロ■関連作品:The Paperboy (原題)
2012年06月11日マット・デイモンが主演し全世界で大ヒットを記録した、アクション映画『ボーン・アイデンティティー』『…スプレマシー』『…アルティメイタム』から成る“ボーン”シリーズ3部作。その裏側で同時進行していたもうひとつの戦いをジェレミー・レナー主演で描くシリーズ最新作『ボーン・レガシー』の日本公開が9月に決定し、日本版の特報動画とポスター画像が解禁された。日本版の特報動画『ボーン・レガシー』は、同シリーズのスタッフが再集結し、記憶を失った元暗殺者ジェイソン・ボーンとCIAの死闘を描いた前3部作と同じ世界・同じ時系列で進行する別の物語に焦点を当てた斬新な作品。ジェイソン・ボーンを生み出した“トレッドストーン計画”(人格と肉体を改造し最強の暗殺者にするCIAの極秘プログラム)によって作り出された、完璧な戦闘能力を持ったもうひとりの人物“ケネス・キットソン”を主人公に、前3部作では秘密のままだった最高機密が明らかになるという。このほど公開されたポスターには、新たなる主人公ケネス・キットソンを演じるジェレミー・レナーの姿が。『ハート・ロッカー』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』など、最近出演作が続くレナーだが、人気シリーズの主役をどのように引き継ぐのか注目が集まる。そして日本版特報の中では、シリーズから引き続いての出演となるジョアン・アレン(パメラ役)や、デヴィッド・ストラザーン(ヴォーゼン局長)といった重要人物のほか、新キャストとしてエドワード・ノートンらの姿も確認できる。臨場感を追求したアクション・シーンと予測不能なストーリーで観る者を魅了した“ボーン”シリーズの新たな幕開けとなる『ボーン・レガシー』は9月より全国公開される。『ボーン・レガシー』9月全国ロードショー
2012年04月17日マット・デイモンの代表作としても人気を集める、大ヒットアクション3部作『ボーン』シリーズ。同シリーズの終結から5年、3部作で繰り広げられた“ジェイソン・ボーン”の戦いの裏側で起こっていた“もうひとつの戦い”を描く注目作『ボーン・レガシー』のポスター・ビジュアルがこのほど公開となった。マット扮する愛する者を奪われた最強の元暗殺者“ジェイソン・ボーン”とCIAの死闘を描いた『ボーン・アイデンティティー』(’02)、『ボーン・スプレマシー』(’04)、『ボーン・アルティメイタム』(’07)の3部作にわたり大ヒットを記録した同シリーズ。最終作でCIAがあらゆる手段をもって闇に葬ろうとした“真実”はボーンの手によって明らかになったはず…だったのだが、実はこの一連の事件の裏には、さらなる国家の陰謀が存在していた――。最高の暗殺者を作り出すCIAの極秘プログラム「トレッドストーン計画」の“最高傑作”として生まれた“ジェイソン・ボーン”に続き、『ボーン・レガシー』の主人公となるのは完璧な戦闘能力を備えた“もうひとりの最高傑作”、ケネス・キットソン。ボーンが起こした一連の事件を引き金に巨大な陰謀へと巻き込まれていくのだが…。『ボーン』シリーズのスタッフが再結集し、前3部作と同じ世界・同じ時系列で展開されていた「別の物語」に焦点を当てた本作。ケネス・キットソン役には、『ハート・ロッカー』でアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たし、ホークアイ役で出演した『アベンジャーズ』の公開を控えるジェレミー・レナー。シリーズおなじみの人物も再登場するほか、極秘プログラムを陰で操るCIAの司令塔・バイヤー役のエドワード・ノートン(『ストーン』)、トレッドストーン計画に関わる博士・マルタ役のレイチェル・ワイズ(『ラブリーボーン』)ら新キャラクターが続々と登場する。今回公開となったポスターには、銃を握りこちらを見据えるケネス・キットソンの姿が。その表情からも極限の緊張感がひしひしと伝わってくるが、果たして本作で明らかとなる、もう一つの超極秘プログラムとは――?『ボーン・レガシー』は9月、全国にて公開。■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Pictures■関連記事:『ボーン』シリーズには“裏”の陰謀があった…『ボーン・レガシー』予告編到着!
2012年04月17日マット・デイモンの代表作としても人気を集める、大ヒットアクション3部作『ボーン』シリーズ。『ボーン・アルティメイタム』によって完結した同シリーズから5年、3部作で繰り広げられた“ジェイソン・ボーン”の戦いの裏で起こっていた“もうひとつの戦い”が、ジェレミー・レナーを主演に迎えて映画化!その注目作『ボーン・レガシー』(原題)の画像&予告編がこのほど解禁となった。マット扮する暗殺のスペシャリスト“ジェイソン・ボーン”が、自らの過去と決別するべくCIAの恐るべき陰謀にひとり立ち向かう姿を、スリルあふれるアクションと共に描き、『ボーン・アイデンティティー』(’02)、『ボーン・スプレマシー』(’04)、『ボーン・アルティメイタム』(’07)の3部作で全世界累計約1,000億円というメガヒットを飛ばした同シリーズ。最終作で、CIAがあらゆる手段をもって闇に葬ろうとした“真実”はボーンの手によって明らかになったはず…だったのだが、実はこの一連の事件の裏には、さらなる巨大な陰謀が企てられていた…。暗殺のスペシャリストを養成するCIAの極秘プログラム「トレッドストーン計画」の“最高傑作”として生まれた“ジェイソン・ボーン”に続いて、『ボーン・レガシー』の主人公となるのは完璧な戦闘能力を備えたもう一人の最高傑作、ケネス・キットソン。ボーンが起こした一連の事件を引き金に巨大な陰謀に巻き込まれ、生命の危機に晒されていく――。新たなる主人公、ケネス・キットソンを演じるのは、『ハート・ロッカー』でアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たし、大ヒット公開中の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では見事なアクションを披露する演技派、ジェレミー・レナー。どんなアクションを本作では見せてくれるのか、期待大だ。さらに、彼を囲む共演陣も豪華。エドワード・ノートン(『ファイト・クラブ』)にレイチェル・ワイズ(『ナイロビの蜂』)ほか、ジョアン・アレン、アルバート・フィニーら『ボーン』シリーズおなじみの顔ぶれも。そしてもちろん、メガホンを取るのは『ボーン』シリーズの生みの親であるトニー・ギルロイ。原作者ロバート・ラドラムの世界観をさらに広げていく。果たして本作で明らかとなる、知られざる壮大な計画とは…?まずは新たに到着した予告編映像をチェック!『ボーン・レガシー』(原題)は2012年、全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ボーン・レガシー (原題) 2012年、全国にて公開© 2012 Universal Pictures
2012年02月15日ジェレミー・レナー主演のアクション大作『ボーン・レガシー』(原題)の特報と新画像がこのほど公開され、映画ファンが待ちわびた“ボーン”シリーズ最新作の一部が披露された。『ボーン・レガシー』特報映像暗殺のスペシャリストを養成するCIAの極秘プロジェクト“トレッドストーン計画”によって誕生したジェイソン・ボーンを主人公にした三部作は、ダグ・リーマン監督、ポール・グリーングラス監督の斬新な演出と、マット・デイモンの華麗なアクションによってアクション映画の法則や定石を次々と更新し、緊迫感あふれる映像と物語を描き出した。そして、三部作完結後に描かれる本作は、“トレッドストーン計画”によって生み出されたもうひとりのエージェント、ケネス・キットソンの物語を描くという。主演を務めるのは『ハート・ロッカー』で注目を集め、『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』でもアクションを披露したジェレミー・レナー。他にもエドワード・ノートン、レイチェル・ワイズ、ジョアン・アレン、アルバート・フィニーらが出演。前三部作で脚本を手がけたトニー・ギルロイが本作では脚本だけでなく監督も務める。このほど公開された予告編では、主人公キットソンが“計画”に身を投じることを決意する場面で幕を開け、“ジェイソン・ボーンは氷山の一角にすぎない”というコピーが登場。その後は、その言葉を裏付けるように、極度に高い身体能力をもつキットソンが目にとまらぬ早さでターゲットを撃破していく場面が編集されている。前三部作は、映画ファンの間でも極めて評価の高いシリーズだけに本作に対する観客の期待も高いはずだが、予告編中には新主人公キットソンについて「これほどまでの能力は見たことがありません」と語る場面が登場しており、スタッフ、キャストが本作で“ジェイソン・ボーン超え”を目指していると考えて間違いなさそうだ。本作は2012年に全国公開される。『ボーン・レガシー』(原題)2012年公開
2012年02月15日マシュー・マコノヒーがクリスマス・イブに長年交際中の恋人でモデルのカミリア・アルヴェスにプロポーズ、婚約したことを自身のTwitterアカウントなどで公表した。マシューはTwitter上で「いま、カミリアに結婚してほしいとプロポーズした。メリー・クリスマス」とつぶやき、有名人とファンの交流が主軸のSNS「WhoSay」上ではクリスマス・ツリーの前でキスする2人のスナップ写真をアップした。カミリアはブラジル出身のモデルで29歳。13歳年上のマシューとは2007年から交際中で、2人の間にはすでに3歳の息子と来年1月に2歳になる娘がいる。常々、カミリアのことを一番大切な女性だと語り、2児をもうけながらも、ただの恋人同士という関係を保っていたマシューにも心境の変化が訪れたようだ。挙式予定などは不明だが、結婚に向けて一歩前進したことは間違いない。これまで通りの、幸せな家庭を築いてもらいたい。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO
2011年12月27日本年度アカデミー賞候補作の最後に残された傑作として先月末に劇場公開された『ウィンターズ・ボーン』。本作で、演技経験ゼロでありながら、主人公・リーの妹として大抜擢された生まれも育ちも南ミズリーの“地元っ子”、アシュリー・トンプソンちゃんの撮影風景を収めた貴重な映像がシネマカフェに到着した。本作で17歳の少女でありながら、苛酷過ぎる環境の中で、家族のためにひとり雄々しく村社会という“掟”に縛られた大人たちと闘う主人公・リーを演じているジェニファー・ローレンス。世界各国の映画祭で絶賛を浴びた彼女だが、本作で名演技をフィルムに焼きつけていた女優は彼女だけではない。そのあまりにも自然な演技と天真爛漫な笑顔で、ジェニファーとはまた違った意味で観る者のハートをわし掴みにしてしまう、妹役のアシュリーもまた隠れた名女優のひとり。劇中に登場するアシュリーの仕草、表情のどれをとっても「自然」という表現に尽きる。それもそのはず、実は彼女は本作の舞台となるミズーリ州南部のオザーク山脈に住む正真正銘の地元住民なのだ。さらに驚くべきは、劇中に登場するリーが懸命に守ろうとする家は、アシュリーが実際に住む家だそう。本作で、監督のデブラ・グラニックは物語の舞台を作るのではなく、実際の土地に作品を溶け込ませる演出の一環として、地元住民をキャストに起用するという方法をとっており、アシュリー以外にもこの土地の地元住民が数々出演しているのだ。今回届いた映像では、アシュリーが犬にエサを与えるシーンでデブラ監督が演出している様子が映し出されるのだが、その光景は何とも不思議。監督からの細かい指示はほとんどなく、そのシーンで歩くコースをアシュリーと一緒に歩くだけ。ほかにも、トランポリンで遊ぶシーンの撮影風景も収められているが、ただただ無邪気に可愛い笑顔を振りまきながら遊んでいるだけにしか見えず、その後に映し出されるあまりの“自然”な演技からも、まるでホームビデオを見ているかのような錯覚に陥る。その土地で生きてきた呼吸、仕草がそのまま収められた映像となっており、どんな苦境にあってもこの笑顔のためならと、17歳の少女を奮い立たせた最大の希望だったことがうかがい知れる。デブラ監督がこだわった“自然”というキーワードがここに――。劇場に足を運ぶ前に見れば、さらに感情移入できるはず?『ウィンターズ・ボーン』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開中。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ウィンターズ・ボーン 2011年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Winter’s Bone Productions LLC. All Rights Reserved.■関連記事:心も体も、お財布までも温まる『ウィンターズ・ボーン』キャンペーンが続々『ウィンターズ・ボーン』D・グラニック監督「“闘う人間”の力の源を描きたかった」アンダーグラウンドからオスカーへ隠れた名優ジョン・ホークスが語る「男」少女から大人の世界へ。映画人が「17歳」を愛するワケ、いま注目したい「17歳」オスカー候補最後の一作に秘められた希望『ウィンターズ・ボーン』が描く「現実」
2011年11月04日新星ジェニファー・ローレンスを一躍スターダムに押し上げた、本年度オスカーノミネート作『ウィンターズ・ボーン』がいよいよ10月29日(土)より日本にて公開を迎える。この公開を記念して、舞台となるアメリカの山間地帯から伝わる独特の“寒さ”にちなんだ、冬にぴったりの企画や商品が誕生した。アメリカ・ミズーリ州の山間地帯を舞台に、17歳にして一家の大黒柱として、愛する家族を守るため、ならず者だらけの村の人々を相手に父親探しの旅に出る少女・リーの“生きる”姿に迫っていく感動作。今回、展開されるキャンペーンの第一弾はこちら。本場アメリカ・シアトルでじっくりと煮込んで作られた人気スープ専門店「チャウダーズ」にて、公開初日の10月29日(土)より期間限定で、人気のスープセットを50円割引で提供するお得なキャンペーンを実施。さらに、期間中に対象セットを購入すると、『ウィンターズ・ボーン』の劇場鑑賞割引クーポン(200円引き)がもれなくもらえる。新宿三越アルコット店ほか都内4店舗で実施される。また、独創的なデザインで男女幅広い世代から人気を集める帽子専門店「CA4LA」では、劇中で主人公・リーが被っているニット帽をイメージした、可愛らしいオリジナルニット帽が発売に。デザインはホワイトとグレーの2パターン。これから冬のアイテムをと考えてる方は要チェック!こちらも10月29日(土)より映画公開中にて、原宿店を中心に22店舗にて展開予定。さらに、映画を観る前にまずは原作からという方や映画の世界観をじっくりと味わいたいという方にはこちらをオススメ。ミズーリ州出身の作家ダニエル・ウッドレル著作の原作(第8作)を、コーマック・マッカーシー(「すべての美しい馬」「ザ・ロード」)の名翻訳で知られる黒原敏行氏が翻訳した小説が全国の書店に並んでいるので、ぜひとも手に取ってみては?こちらのキャンペーンを記念して、映画情報サイト「シネマカフェ」では、ご応募いただいた方の中から「CA4LA」オリジナル帽子を2名様にプレゼント。詳細は、シネマカフェ『ウィンターズ・ボーン』特集ページをチェック!『ウィンターズ・ボーン』×「チャウダーズ」キャンペーン実施期間:10月29日(土)〜11月20日(日)実施店舗:新宿三越アルコット店、東京ミッドタウン店、汐留店、大手町店、ららぽーと豊洲店『ウィンターズ・ボーン』×「CA4LA」オリジナルニット帽子発売期間:10月29日(土)〜映画公開中実施店舗:22店舗原作本「ウィンターズ・ボーン」価格:2,310円(税込)発売元:AC Books全国書店にて発売中キャンペーン詳細:『ウィンターズ・ボーン』公式サイト※プレゼントご応募はシネマカフェ『ウィンターズ・ボーン』特集ページまで。特集『ウィンターズ・ボーン』■関連作品:ウィンターズ・ボーン 2011年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Winter’s Bone Productions LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『ウィンターズ・ボーン』D・グラニック監督「“闘う人間”の力の源を描きたかった」アンダーグラウンドからオスカーへ隠れた名優ジョン・ホークスが語る「男」少女から大人の世界へ。映画人が「17歳」を愛するワケ、いま注目したい「17歳」オスカー候補最後の一作に秘められた希望『ウィンターズ・ボーン』が描く「現実」【シネマモード】映画で覗いてみる、アメリカの「いま」
2011年10月25日今年のアカデミー賞候補作の中でも最後に残された傑作と名高い『ウィンターズ・ボーン』のポスター画像が解禁。家族を思う姉の愛が強く感じられるビジュアルに仕上がっている。失踪したどうしようもない父に代わって、弟や妹たちの面倒を見る17歳の少女・リー。逮捕された父が家を担保に借金をしていたことから、父を見つけないと家を没収されることに…。アメリカ社会に見捨てられたような寂しい山村から、少女は夢や希望ではなく現実、社会の闇を背負って冒険へと旅立つ――。サンダンス映画祭でグランプリと脚本賞の2冠に輝き、アカデミー賞では作品賞、主演女優賞(ジェニファー・ローレンス)、助演男優賞(ジョン・ホークス)、脚色賞にノミネート。特に、少女・リーの力強さ、瑞々しさを見事に体現した主演のジェニファー・ローレンスに対しては惜しみない絶賛の声が寄せられ、次世代のスター女優の誕生を強烈に印象づけた。これまで、彼女が幼い妹と弟の手を引き、うら寂しい道に佇む姿をとらえたビジュアルが公開されていたが、今回新たに完成したポスターでは、弟を抱きしめる彼女の姿が印象的だ。姉でありながら母親、いや、時に父親のように幼い弟と妹をその手で包み込むリー。愛を強く感じさせつつもそこに写し出される彼女の眼は、大人にならなくてはならなかった寂しさに満ちあふれている。アメリカ社会の片隅の闇をとらえた本作。非情な“掟”に縛られた村に風穴を開け、閉ざされた闇の世界に希望の光を差し込ませていく少女の旅は、我々に何を問いかけるのか――?『ウィンターズ・ボーン』は10月29日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。■関連作品:ウィンターズ・ボーン 2011年10月29日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Winter’s Bone Productions LLC. All Rights Reserved.■関連記事:弱冠20歳、J・ローレンスが放つ迫真の演技に注目『ウィンターズ・ボーン』予告編今年オスカー候補作最後の1本『ウィンターズ・ボーン』公開決定!
2011年08月31日