●CGに近いGACKT&確かな演技力の二階堂ふみ1982年に発表された未完の作品ながら、2015年に復刊され、"埼玉dis"漫画として突如ブームとなった『翔んで埼玉』がまさかの実写映画化となり、現在全国で公開されている。埼玉県人が東京都民からひどい迫害を受けている世界を舞台に、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県人だった……。22日に公開されると、週末興行収入ランキングで1位を記録。さらに埼玉での興行収入が記録的数字となったことで、ますます注目されている。同作を生み出したのは、『パタリロ!』『ラシャーヌ!』などで知られる漫画家・魔夜峰央。耽美な絵柄で破壊的なギャグを繰り出し、45年間現役で漫画を描き続ける同氏だが、この作品のヒットには「意味がわからない」と首をひねっているという。今回は「埼玉だから許された」という同作について、話を聞いた。○新しい作品だったら、成立しない可能性も――『翔んで埼玉』が、原作のヒットからまさかの映画化ということで、話を聞いた時の心境を教えてください。おかげさまで本がヒットした後に、まずはアニメの話があったんですよ。アニメの方が現実的だなと思っていましたが、いつの間にか「無理だろう」と思っていた実写映画の方が完成してしまいました。だって、この作品をどう実写化するのか……「正気ですか? 誰が責任を取るんだ」「私は知りませんよ」という感じでした(笑)。――映画化に関して、内容には何かご意見などされたんですか?全くタッチしていませんし、「好きにやってください」と言わざるを得なかったです。何も考えてなかったですから(笑)。最初に武内監督とプロデューサーが会いに来てくれて、「どうやら本気らしい」と思ったんですが、キャストにまず「GACKT」という名前が出てきて、びっくりしました。その場にいた人は全員のけぞったけど、次の瞬間にはうなずいてたわけですよ。よく考えてみたらこういう巨大な虚構作品の主役を張るからには、本人が相当なキャラクターでないと太刀打ちできません。GACKTさん自身、異世界の存在みたいなところがありますし、生きてる人間よりCGに近いし、試写を見せていただいて、最初に飛行機から降りてきた時に「これだ」と思いました。百美役の二階堂さんはコスチュームから何からそっくりで、ここまで似せる必要があるのか、と思ったくらいによくできてました。原作ではほとんどお人形さんみたいな扱いだったところにキャラクターを肉付けして、人間にしてくれた。監督は、二階堂ふみの演技力を最初から買ってたらしいので、さすがだなと思います。――『翔んで埼玉』という作品は、なぜ30数年ぶりに受け入れられたのでしょうか?私にとっては全く謎で、理解できません(笑)。――私自身も埼玉出身なので、すごく笑えるところが多かったです。埼玉の人は、逆に遠慮なく笑えると思います。他の県の人たちは、遠慮するんですって。本当に笑っていいのかな、差別にならないのかな? と。それはもう、遠慮しないで笑って欲しいですよね。――県民ならでは、というネタも多かったと思いますが、元埼玉県民としては、映画版はどのようにご覧になったんですか?「元埼玉県民」って、初めて言われましたね(笑)。私はまだ埼玉に住んでいたとしても、もっといじめて欲しかったかもしれない。やっぱり監督も千葉出身だから、遠慮したのか、最後の方はかなり気を使って、埼玉を持ち上げてましたね。逆に終盤は監督が千葉のことを放りっぱなしだったので、千葉の人の反応が怖いです(笑)。他のどの都道府県でも成り立たなかった作品だと思います。埼玉県民だけが鷹揚なんですよ。――たしかに、故郷ではあるけど、埼玉という名前がなくなってもいいや、くらいのゆるい感覚ですね。結局、そこに行き着くんですよね。郷土愛があるとかないとかじゃなくて、「たまたまここに住んでる」みたいな感覚だから、きっと許されるんですね。これが京都だったらと思うと、想像しただけで怖いです。ただ、それも30数年前の作品だから、許されたのだと思います。これが新しい作品だったら、出版されることもなかっただろうし、まして映画化なんて。ある程度時効になっているから許せるということで、現実化しているんじゃないかな。それをとやかくいう人も、今のところはいないですし。まあ、言いたいことがあって、やりたいことがあるならやればいいし、反対意見があるなら堂々と言えばいい。なんとなく「いけないんじゃないか」で終わらせていたら、始まらないとは思います。●ギリギリを超えない感覚で攻める――この作品は先生が埼玉に住んでいた頃に書かれて、埼玉から引っ越した時に「ただのディスになるから」と辞められたんですよね。そこの感覚もすごいな、と思ったんですが。実際、自虐ネタなんですよね。自分がよそに出たら自虐じゃなくなるから、そこはちょっと。まあ、続きも考えていなかったですし(笑)。――でも改めて、この面白さってどこにあるんだろう、と思いながらも映画を観ました。人間には、誰にでも差別意識はあるし、ごくつまらないことでも人と比べたがるし、比べられてしまう。それを逆手にとって笑い飛ばそう、というのがこの作品なんです。だから遠慮なく笑ってもらいたいし、この冗談が否定される世界だったら、その方が怖いでしょう。――差別意識をおちょくる、みたいなところが。冗談は、ある程度まではきつければきついほど面白いんですよ。それを超えるとダメなんですけど、『パタリロ!』も、結構ギリギリのところまでやるタイプですから。――そういう感覚は、どこで培われたんですか?生まれつきですね(笑)。反射神経で、勝手に出てくる。そう考えると、やっぱり今回はもうちょっとやっても良かったかなと思います。大抵の埼玉県民からは、物足りなかったという話を聞きます(笑)。――改めて、映画の中で印象的だったシーンをぜひ教えてください。面白かったですよ。監督と感性が似ているんだなと思いました。印象的だったのは、埼玉と千葉のカードバトルと、群馬県の空を飛ぶプテラノドン。私だったら、UFOを飛ばすかもしれないですね(笑)。○実は家族で映画に出演――映画の冒頭には先生も出演されていたんですが、ご家族と聞いて驚きました。マシュー・ボーンの『白鳥の湖』のパロディのような雰囲気で……。監督は、なんとなくその雰囲気を出したそうです(笑)。「この作品はフィクションです」というナレーションが必要で、私がやることになり、気がついたらああいう風になっていました。周りの男性ダンサーについては、プロデューサーがあちこち電話したら、所沢のNBAバレエ団が埼玉つながりで引き受けてくれました。息子以外の方はみなさん、トッププリンシパルやプリンシパルだったんですよ。自分よりはるかにえらい方達が、センターに出してくださるので、息子が恐縮していました。――ご家族で出演されて、思い出にもなりましたか?それは、そうでしたね。でもバレエの発表会など、4人が同時に出る舞台はしょっちゅうやっているんです。初発表会の時は、人生で一番緊張して3日間は頭の奥がぎゅっとなっていたんですが、だんだん数を重ねて、今年1月の会では一番楽しくやれました。奥さんがシンデレラで、私が意地悪なお姉さん役でした(笑)。――それはぜひ観てみたいです。最後に、映画を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。とにかく楽しい作品ですから、もう何も考えずに見ていただきたい。「ここで笑ってはいけないんじゃないか」とか、そういうことは一切気にしないで、ただただ、おかしかったら、遠慮なしに笑っていただければ嬉しいです。■魔夜峰央1953年3月4日生まれ。73年に『デラックスマーガレット』(集英社)でデビュー。78年、『花とゆめ』(白泉社)にて代表作『パタリロ!』の連載を開始。『パタリロ西遊記!』などのスピンオフ作品を生む大ヒット作となり、82年にはCX系列でテレビアニメ化もされる。現在、『マンガPark』(白泉社)にて『パタリロ!』を連載中。また、『まんがライフ』(竹書房)では年に1回、『眠らないイヴ』を掲載している。15年に本作の原作にあたる「翔んで埼玉」(82)がネット発で話題となり、約30年ぶりに宝島社から復刊された。
2019年02月27日『インターステラー』で共演したアン・ハサウェイとマシュー・マコノヒーが再共演したNetflixオリジナル映画『セレニティー:平穏の海』が、3月8日(金)より「Netflix」にて配信スタート。この度、本作の緊迫感溢れるキービジュアルと予告編が到着した。『レ・ミゼラブル』『プラダを着た悪魔』『オーシャンズ8』のアンと、『ダラス・バイヤーズクラブ』『ダークタワー』のマシュー、2人のオスカー俳優が共演する本作は、アカデミー賞ノミネート歴を持つ『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』のスティーブン・ナイトが監督・脚本を務めた、静寂の中で徐々に緊迫感を高めていく大人のサスペンス映画。また、共演には名女優ダイアン・レインやジャイモン・フンスー、ジェイソン・クラークなど豪華なキャスティングだ。本編配信に先駆けて到着した予告編では、マシュー演じる主人公ベイカーの元に、アン演じる美しい元妻カレンが突然現れ、「夫をサメの餌にして欲しい」と衝撃の一言が飛び出すシーンが映し出される。冒頭でもあるように、島では隠し事ができないようだが、この依頼はベイカーから平常心を奪っていき、映像が進むにつれ、島の人々はまるでベイカーが知らない秘密を知っているかのような描写も…。謎が謎を呼ぶスリリングな展開を予感させる映像となっている。特に注目は、アンのセクシーで妖艶な姿。現夫の暴力的な支配から逃れようとする妻の顔と、何か大きな秘密を隠していそうな危険な雰囲気、この両方が見え隠れしている。そんなカレンを演じたアンは、「彼女は結婚生活で、自分自身の人生が奈落の底に落ちていく様子を目の当たりにしてきたの」「大きな幸せを望んでいるわけじゃないわ。ただ昔のように心が落ち着く安定した生活を取り戻したいだけなのよ」とキャラクターについて語り、「私がカレンというキャラクターに惹かれたのは、表面的にはとても優しく大人しそうなのに、実は内面に闘志を秘めている女性だからなの」と感じた魅力を明かしている。Netflixオリジナル映画『セレニティー:平穏の海』は3月8日(金)よりNetflixにて配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年02月26日ラグ&ボーン(rag & bone)の2019-20年秋冬メンズコレクションルック。
2019年02月16日ラグ&ボーン(rag & bone)の2019-20年秋冬ウィメンズコレクションルック。
2019年02月16日モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)は、新たにリチャード・クイン(Richard Quinn)とマシュー・ウィリアムズ 1017 アリックス 9SM(Matthew Williams of 1017 ALYX 9SM)らを迎えた2019-20年秋冬コレクションを発表した。モンクレール ジーニアスとは、モンクレールが世界から有名クリエイターを迎え、各クリエイターが1つのコレクションを発表してゆくプロジェクト。これまで、海外からヴァレンティノ(VALENTINO)のピエールパオロ・ピッチョーリ、シモーネ ロシャ(SIMONE ROCHA)のシモーン・ロシャ、パーム・エンジェルス(Palm Angels)のフランチェスコ・ラガッツィ、クレイグ グリーン(CRAIG GREEN)のクレイグ・グリーンらが参加していた。新たに加わるクリエイターは2人。リチャード・クインは、第1回「英国デザイン・クイーンエリザベスIIアワード」の初代受賞者。ロンドンを拠点とする気鋭の若手デザイナーだ。そしてもうひとりは、アリクス改め「1017 アリックス 9SM」のデザイナーを務めるマシュー・ウィリアムズ。彼は現在、自身のブランドのみならず、キム・ジョーンズが手掛ける新生ディオール(DIOR)のバックルデザインも手掛けている。また、彼らに加えて、「モンクレール 1952」を、ヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)とセルジオ・ザンボン(Sergio Zambon)が新たに手掛ける。なお、前シーズン参加していたノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)の二宮啓は同プロジェクトから離れた。ミラノ・ファッション・ウィークで初披露モンクレール ジーニアスの2019-20年秋冬コレクションは、ミラノ・ファッション・ウィーク1日目の2019年2月20日(水)に、プレゼンテーション形式で発表。ミラノ中央駅沿いの高架下にある倉庫のような空間の中で、9つのコレクションがそれぞれのブースを設ける形で新作を披露した。藤原ヒロシによる「ピカチュウ」柄ダウン3シーズン目となる「7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ」では、 “メトロポリタンクロスオーバー”をテーマに、ヴィンテージやミリタリー、テクニカルなど様々な要素を融合したピースを展開。注目すべきは、ポケットモンスターのキャラクター・ピカチュウを総柄で表現したフード付きダウンジャケット。当初より人気を集めている、バックスタイルに大胆なレタリングを配したダウンジャケットなども豊富に揃える。ピッチョーリの"ダウン"ドレスはボリューミーに進化2018年秋冬コレクションでロングドレス風のダウンが登場し話題を集めた「 1 モンクレール ピエールパオロ・ピッチョーリ」は、美しくプリーツが連なるボリューミーなドレスを発表。テーマは“クチュールとカルチャーの結合”だ。バックスタイルのリボンやトレーンまで表現されており、ダウンとは思えぬほどドレッシーなフォルムが目を惹いた。シモーン・ロシャは“自然におけるユニフォーム”を追及「4 モンクレール シモーン・ロシャ」は、“自然におけるユニフォーム”というテーマを探求。得意とするロマンチックなシェイプからイメージを膨らませ、テントやブランケットをインスピレーション源としたボリューミーなシルエットをケープとして提案したり、イギリスの伝統的な刺繍をアウトドアなアイテムに採用したりした。新クリエーターによるコレクションマシュー・ウィリアムはインダストリアルなムードで「6 モンクレール 1017 アリックス 9SM」は、“モダンな機能性と快適さ”をキーワードに、1017 アリックス 9SMのシグネチャーやテクニックを、モンクレールの機能性や着心地の良さを掛け合わせた、都会的でインダストリアルなピースを展開。アイコニックなバックル付きベルトや寝袋など、存在感溢れる小物類も用意される。リチャード・クインはとびきりプレイフルに「0 モンクレール リチャード・クイン」は“プリントの可能性”をテーマに掲げ、フラワー、レオパード、ゼブラ、レインボーといったプリントアイテムを披露。レオパード×ハイビスカス、ゼブラ×レインボーなど異なる柄をミックスさせるアプローチや、1950年代や60年代風のシルエットも特徴だ。マーガレットの花に見立てたモンクレールのロゴパッチも配し、プレイフルなムードに仕上げている。ビジュアルにウィル・スミスを起用なおモンクレール ジーニアスは2019-20年秋冬コレクションの新キャンペーンビジュアル“GENIUS IS BORN CRAZY”に、映画『アラジン』への出演でも注目を集めているウィル・スミス(Will Smith)を起用。ウィル・スミスにとって、ファッションキャンペーンに出演するのは今回が初めてとなる。
2019年02月04日ナイキラボ(NIKELAB)とマシュー・M・ウィリアムズとのコラボレーション第2弾となるコレクションが登場。ウェアなどが、2019年2月7日(木)より、NIKELAB MA5、ドーバー ストリート マーケット ギンザなどで販売される。マシュー・M・ウィリアムズは、ファッションブランド・アリクス(ALYX)の創設者であり、キム・ジョーンズによるディオール(Dior) 2019年夏メンズコレクションにて“CD”ロゴを配したベルトを手掛けたことでも注目を集めるデザイナー。2回目となるナイキとのコラボレーションでは、"体温分布図"から着想したカモフラージュ柄を制作。このオリジナルパターンを取り入れた、高い保温性を持つポーラーテックフリースや、2 IN 1 パンツ、ベスト、取り外しのできるフード、アンダーウェアなどを展開する。これらのピースはタイヤをひっくり返したり、サンドバッグを引いて坂を登ったり、障害物のコースを駆け抜けたりするような体全体を使うアウトドアトレーニングを想定して作成。たとえばトップスは、肩の上の部分をレイヤーでカバーすることにより、雨天時のランニングでも濡れるのを避けるような工夫が施されている。全てのウェアは多目的に使えるよう考えられており、アウトドアトレーニングだけでなく、ジムのレッスンなど様々なフィットネスにも対応可能だ。【詳細】NIKELAB × マシュー・M・ウィリアムズ 第2弾発売日:2019年2月7日(木)販売店舗:NIKELAB MA5、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、その他一部の販売店、NIKE.COM/NIKELAB ※予定アイテム例:・NRG テイルウィンド キャップ バラクラバ 2.0 9,720円(税込)・NRG Fe ウィメンズ ジャケット フーディー 59,400円(税込)【問い合わせ先】NIKE カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
2019年01月24日ラグ&ボーン(rag & bone)の2019年プレフォールメンズコレクションルック。
2019年01月03日ラグ&ボーン(rag & bone)の2019年プレフォールウィメンズコレクションルック。
2018年12月30日ラグ&ボーン カフェ(rag & bone coffee)のアイテムを集めた期間限定ストアが伊勢丹新宿店にオープン。期間は2018年11月14日(水)から11月20日(火)まで。ラグ&ボーン カフェは、2018年3月、ラグ&ボーン 表参道店の地下にオープンしたコーヒーショップ。アメリカの人気コーヒーショップ「ヴァーヴ コーヒー ロースターズ(VERVE COFFEE ROASTERS)」とのコラボレーションプロジェクトで、コーヒーやアメリカンワッフルに加え、オリジナルグッズも販売している。期間限定ショップでは、普段ラグ&ボーン カフェでしか購入できないオリジナルグッズを限定のデザインで展開。人気アーティスト・verdyによるロゴを配したTシャツやマグカップ、トートバッグを揃える。さらに、ラグ&ボーンのメンズ、ウィメンズラインから登場したTシャツ「Tokyo Love Story」のデザインが、スウェットシャツとパーカーに落とし込まれた限定バージョンもラインナップ。気になる人は、是非期間内に足を運んでみて。【詳細】ラグ&ボーンカフェ 期間限定ストア期間:2018年11月14日(水)~11月20日(火)場所:伊勢丹新宿店本館3階 リ・スタイル/ラグ&ボーン住所: 東京都新宿区新宿3-14-1TEL:03-3352-1111(大代表)価格:・Tokyo Love Storyスウェットシャツ 16,000円+税、フーディ 20,000円+税・ラグ&ボーンカフェ オリジナルアイテムTシャツ 6,300円+税、ロングスリーブTシャツ 7,300円+税、タンブラー 2,200円+税、マグ 2,300円+税、トートバッグ 4,000円+税
2018年11月11日『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞を獲得し、演技派俳優としてのポジションを確立しているマシュー・マコノヒーが、過去に『タイタニック』のジャック役のオーディションを受けていたことを明らかにした。「The Hollywood Reporter」誌のポッドキャスト「Awards Chatter」で語っている。「オーディションに行ったんだ。あの役が欲しかった。(ローズ役の)ケイト・ウィンスレットとのオーディションで、すごくうまくいったよ。自信満々で帰ったくらい。でも役はもらえなかった。オファーが来なかったんだ」とふり返っている。その後、レオナルド・ディカプリオがジャック役を手にし、大ブレイクしたのは言うまでもない。このオーディションの件は、昨年ケイトもスティーヴン・コルベアのトーク番組で語っていた。「公の場で言ったことはなかったんだけど、マシューとオーディションを受けたのよ。素晴らしい経験だったわ。でも、“ジャックとローズ、レオとケイト”みたいな関係は生まれなかったの」と。『タイタニック』以降、レオとケイトは親友関係を築き、たまにツーショットを披露してはファンを喜ばせている。(Hiromi Kaku)
2018年11月07日様々な振付家がバレエ化している『シンデレラ』。だが、男性による白鳥・黒鳥によるあのメガヒット作『白鳥の湖』を生んだ振付家マシュー・ボーンによる『シンデレラ』はひと味違う。物語の舞台は第二次世界大戦下のロンドン。ナチス・ドイツがイギリスに対して行った大規模な空襲、「ロンドン大空襲」の中、シンデレラと英国空軍のパイロットの恋が進行するのだ。【チケット情報はこちら】「『シンデレラ』は、1995年に初演した私の『白鳥の湖』の後に振り付けた最初の作品。1997年に初演され、2010年に改訂して今に至るのですが、パーソナルな家族の繋がりを描いている点や、戦時中という設定を、私自身、とても気に入っています」と、マシュー・ボーンは語る。「この作品は、戦時中に家族をロンドンに集めていた私の祖父母に捧げたものです。大空襲を生き延びた私の両親は、あの頃の話をするのが好きでした。当時の興奮、恐怖、そして、友情……。みんな亡くなってしまいましたが、この作品には、私の家族だけでなく、戦時中に犠牲となった全ての人々、そして戦時中に愛を見つけ、あるいは失なった人々の精神が息づいていると思います」ボーンと美術・衣裳のレズ・ブラザーストンはこの作品に、自身の持つ映画愛を込めたという。バレエでしばしばグロテスクに描かれるシンデレラの継母も、このプロダクションでは映画女優並みに華麗でファッショナブルだ。「レズは細かく時代考証を行い、1940年代の日常着と映画スターの衣裳を織り交ぜました。そもそも人の醜さとは、外面ではなく内面から表れるもの。我々が描く継母や義理の姉妹や兄弟は皆、利己的で思いやりがないですが、彼らには変わる力があるのだし、きっとそうなることでしょう!」ボーンもブラザーストンもロンドン出身だけあって、舞台は真に迫る美しさ。シンデレラは、怪我をして彼女の家に避難してきたパイロットと恋に落ち、エンジェルの導きによって舞踏会で再会するのだが、その舞踏会が開かれるのは実在のナイトクラブ、カフェ・ド・パリ。この他、ロンドンの街路やテムズ川など、ロンドンの様々な名所が描かれる。ラストでは、パディントン駅を舞台に、シンデレラ・ストーリーが一回性のものではなく繰り返されるものであることを示す演出も。「私は、この物語が戦時下で繰り広げられたたくさんのエピソードや関係性の一つに過ぎないことを表すために、舞台を鉄道駅に設定しました。エンジェルはここで、夢に近づくために少しだけ助けが必要な孤独な魂の持ち主を、再び探し始めるのです」世界的な振付家が特別な思いを注いだ『シンデレラ』をお見逃しなく。公演は10月3日(水)から14日(日)まで、 東京・東急シアターオーブにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋彩子MATTHEW BOURNE’S CINDERELLA. Andrew Monaghan ’Harry’, Ashley Shaw ’Cinderella’ and The Company. Photo by Johan Persson
2018年09月28日バレエ界の鬼才マシュー・ボーンが演出・振付を務めた「Mattew Bourne’s Cinderella」(原題)が、『マシュー・ボーン IN CINEMA/シンデレラ』の邦題で公開されることが決定。ボーンのバレエを撮影した作品を劇場で観ることができる。■“英国バレエ界の奇才”マシュー・ボーンとは?マシュー・ボーンはローレンス・オリヴィエ賞を5回受賞、トニー賞の優秀振付賞と最優秀ミュージカル演出賞の両方を受賞した唯一のイギリス人。これまで、日本でも話題となった白鳥役を全員男性が演じた「白鳥の湖」をはじめ、「眠れる森の美女」や「くるみ割り人形」のように、童話という古典作品をユニークな手法を用いて演出してきた。■新作は“新解釈”の「シンデレラ」マシュー・ボーンが今回手掛けたのは、世界で最も古い童話の一つ「シンデレラ」。世界中に様々なバリエーションが派生した名作の舞台を、第二次世界大戦下のロンドンに変え、大胆にアレンジ!第二次世界大戦の真っ只中、シンデレラと1人の若いイギリス空軍のパイロットが出会い、瞬く間に2人は恋に落ちていった。ときを同じくして、ドイツ・ナチス軍による大空襲により、ロンドンが恐怖で脅かされ、運命によって結ばれたはずの2人は引き裂かれる…という物語。■戦争×童話の世界観がマッチしたビジュアル劇場公開に併せて公開されたビジュアルは、戦争を連想させる暗い街並みとロマンティックな宮殿が同時に描かれた背景が印象的。そんな中に眩いドレスをまとったシンデレラと、イギリス空軍のパイロットが抱き合う姿は、戦争と童話という世界観のギャップを見事になくし、いままでにない異色の世界観を表現している。マシュー・ボーンがトニー賞最優秀衣装デザイン賞を受賞したレズ・ブラザーストンとのバレエ界最強タッグで挑んだ本作は、セルゲイ・プロコフィエフの名曲の魅力が活かされ、斬新かつスリリングで刺激的なラブストーリーに仕上がっている。『マシュー・ボーン IN CINEMA/シンデレラ』は11月3日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月26日ナイキラボ(NIKELAB)とマシュー・M・ウィリアムズがコレクションを発表。7月12日に発売される。マシュー・M・ウィリアムズは、現在イタリアに拠点を置く、アメリカ人デザイナーであり、ファッションブランド・アリクス(ALYX)の設立者でもある。独自の美的感覚と実用性のバランスをとることで知られている。ウィリアムズはデータを基とする目的重視のデザインに人間らしさを加えた、トレーニングシャツ、パンツ、アクセサリーなどからなるメンズ・ウィメンズ向けコレクションをナイキとともに制作した。今回のコレクションは、去年発表した未来を見据えてデザインされた「A.A.E. 1.0 コレクション」のTシャツの要素を活用している。コンピュータデザイン技術を用いて、体温上昇により汗をかく部分や、動きを示すアトラスマップデータを構造的なパターンへ転換し、Tシャツの新たな製造方法の参考とした。ナイキのアパレルデザイン担当で副社長でもあるカート・パーカーは、「データの可視化ができれば、これまでとは異なる問題解決方法を考えられるようになる」と説明。例えば、高度な体温調節や生態力学にこだわることで、従来のガーメントのパターン創りを見直すことにつながる。そしてウィリアムズは、「コンピュータによるデザインやデータから新たなデザインの未来が生まれることは間違いない。今までとは異なる物の見方やこれまでできなかったことも可能になり、これを元に新しい視点からデザインができるようになる」と言う。データは新しい機会をもたらす一方で、それだけではデザインはできない、ということを2人とも確信している。そこに、ウィリアムズの言う“有機的な感覚” を加える余地がある。ウィリアムズは今回のコレクションで、ウィメンズのミッドレイヤータンクの布端を切りっぱなしにするなど、精密なコンピュータデザインにあえて不完全さを取り入れる手法などから、その考えがうかがえる。ウィリアムズが厳選してデザインしたアクセサリーが、このコレクションの汎用性を高めている。パーカーは次のように話している。「最先端のナイキのデザインを、世界に向けて現実的に応用してくれることが、ウィリアムズと一緒に働くことの楽しみです。トレーニングコレクションは、ジムだけで使われるもので はないため、異なる場面に対応する機能性を備えている必要があります。たとえば、ポケットや、取り外したり様々なことに応用できたりする要素も必要です。 マシューは、タオルも必要であるとコレクションに含めました。」また、ウィリアムズのナイキ ソックスのデザインは遊び心たっぷりに仕上げられ、定番アイテムを新たなものに仕上げる彼のデザインを最もよく象徴するものになっている。「ダブルソックスは、それ自体が幅広く使われ親しみやすくて大好きです が、少し手を加えることで、慣れ親しんだ中にも新しい感覚が生まれます。」と、ウィリアムズは話す。NIKELABとマシュー・M・ウィリアムズのカプセルコレクションは、7月12日からNIKE.COM/NIKELAB、NIKELAB MA5、DSM GINZA、その他一部の販売店で発売予定。
2018年06月20日傘を手に、風に乗ってやってきた美人で、厳しいけれどユーモアがあって、時おり魔法も使うメリー・ポピンズ。バラバラになった家族の元へ子守としてやってきたメリーが活躍する『メリー・ポピンズ』は、ディズニー映画でお馴染みの人も多いはず。その名作が、ディズニーと、『レ・ミゼラブル』を手がけたキャメロン・マッキントッシュという、ミュージカル界きってのヒットメーカーの手によりミュージカルに。「チム・チム・チェリー」に代表される耳に残る名曲の数々に、ファンタジックでありながら大人の心にも刺さるストーリー。そして、古典バレエの傑作『白鳥の湖』を斬新にリプロダクトし、世界中を熱狂させたマシュー・ボーンが振付を担当。そんな話題性抜群のこのプロダクションは、’04年のロンドン初演から大評判に。’06年にはブロードウェイに上陸して約7年にわたるロングランを成功させている。その大ヒット作が、今回初の日本上陸!メリー役は、『ウィキッド』や『アイーダ』などの大作ミュージカルに主演してきた濱田めぐみさんと、近年ミュージカルにも活躍の場を広げた歌手の平原綾香さんがWキャストで演じる。***平原:私、子供の頃に“メリー・ポピンズごっこ”をしていたことがあるんですよ。傘をさしてちょっとした段差から飛び降りたりして。でも今回、出演することになって、彼女の職業もどんな人かも全然わかってなかったんだって思いました(笑)。濱田:名前は知っていても物語が繋がらないという人、きっと多いんじゃないかな。私が最初に映画を観たのは中学生くらいの頃。当時、勉強のためにミュージカル映画をいっぱい観ていたんですけれど、当時はそこまでハマるということもなくて…。平原:いま、大人になったからこそわかるし、泣ける部分がいっぱいある作品なのかもしれません。濱田:ドラマが単純じゃないので、登場人物たちのドラマやセリフが、自分自身の内面というか人生の中に刺さってくることが多いんです。平原:誰しも子供だった時代があるから、バンクス家の子供たち…ジェーンとマイケルの気持ちがわかる。でも、大人になっていろんな経験をしてきて、彼らの親…ジョージとウィニフレッドのもどかしさや悲しみもわかる。それぞれが葛藤しながら人生を生きているのがわかるんです。そんな彼らに対してメリーが、お説教するのではなく、さらりと大切なことを言うのもいいですよね。濱田:稽古場で自分の体を通してメリーの言葉を発してみると、大人たちと喋っている時にギクシャク感をすごく感じるんです。子供たちと喋っている時は感じないのに、ジョージやウィニフレッドは、メリーと対峙している時に警戒するというか緊張しているんです。それはたぶん、彼女がすべてを見透かしているから。その上で真実を突きつけてくるので、自分の心に嘘をついている人たちは目を見て話せないんだと思います。そんなメリーとして共演の方々とセリフをやり取りしていると、その役柄の先にある役者さん自身の心の奥にしまってあった子供の部分…純粋な部分に触れる瞬間もあって。演じていて、本当に不思議な役だなと。平原:演じる側も、歌の時もダンスの時も、そこに真実の心があるかどうか、つねに問われている気がします。「メリーはこういうものだ」と型にはめてしまった瞬間に、すぐに演出家に指摘されてしまうんです。濱田:言葉にできない部分を要求されるんですよね。今回は演出家が外国の方でしょ。言葉では微妙なニュアンスが伝わりづらいからこそ、真意をキャッチしようと嗅覚を研ぎ澄ましてやり取りするから、深い部分で通じ合えている気がして。平原:ただ、クリエイティブチームの要求が細かい(笑)。小指の動かし方にも決まり事が多くて大変です。濱田:演出家がセリフの語尾に書かれてる「~ね」や「~なの」のニュアンスの違いまで、逐一翻訳の方に確認してるくらい。この曲のこのタイミングで振り向きたいけれど日本語ではおかしくないか、とか。平原:それだけ繊細なものを大切にしている作品なんだと思います。濱田:たぶん、一度観たらやみつきになるんじゃないかな。見どころだらけの盛りだくさんな作品ですから。はまだ・めぐみ(写真・右)劇団四季在籍時から大作ミュージカルでヒロインを演じ人気を博す。近作に『メンフィス』『デスノート THE MUSICAL』『王家の紋章』『フランケンシュタイン』など。ひらはら・あやか(写真・左)2003年に『Jupiter』でデビュー、同曲で日本レコード大賞新人賞を受賞。’14年『ラブ・ネバー・ダイ』でミュージカル初出演を果たし、今作が3作目となる。厳格な銀行家のジョージと妻のウィニフレッドは、子守は人に任せっきりにしていた。家族がバラバラになったバンクス家に、空から子守役としてメリー・ポピンズがやってくる。3月25日(日)~5月7日(月)※3月24日(土)まではプレビュー公演渋谷・東急シアターオーブ出演/濱田めぐみ・平原綾香、大貫勇輔・柿澤勇人(共にWキャスト)ほかS席1万3500円A席9500円B席4000円*全て税込み(プレビュー公演は別料金)ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949大阪公演あり。マシュー・ボーンの振付は美しくてドラマティック。(C)Disney/CML※『anan』2018年3月28日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年03月24日ジュリー・アンドリュース主演で1964年、世界的大ヒットを記録したディズニー映画として知られる『メリー・ポピンズ』。2004年には、パメラ・トラバースの原作小説をもとに、ディズニーと『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』などのサー・キャメロン・マッキントッシュがプロデュースし、ディズニー映画版の楽曲も使用、マシュー・ボーンが振付けを担当しミュージカル化された。このミュージカル『メリー・ポピンズ』が2018年3月に、日本初演を迎える。このビッグタイトルを日本に持ってくるには、まず海外のカンパニーから信頼されなければならない。多くの作品を手掛ける芸能事務所・ホリプロの堀義貴社長に、今回の経緯やホリプロがビジネスで大切にしていることについて話を聞いた。○プロデューサーから白羽の矢――『メリー・ポピンズ』を日本で上演するきっかけはあったのでしょうか?2004年にロンドンのプリンス・エドワード劇場に観に行きました。昨年は『ビリー・エリオット』を上演しましたが、実は観劇したのは『メリー・ポピンズ』が先でした。マシュー・ボーンと会食もしたのですが、セットは大掛かりですし、日本ではの上演は難しいと考えていました。しばらく経ったら、10年以上付き合いのある、マシュー・ボーンの作品を手掛けている英国のプロデューサーから「『メリー・ポピンズ』に興味があるか?」と聞かれました。――向こうから白羽の矢が立ったんですね。海外公演用にダウンサイジングするとはいえ、通常の1カ月公演ではとても採算のとれるものではないので、2ヶ月借りられることができるかどうかあちこちの劇場に当たりました。どこの劇場も改装をしなければいけないという困難があったのですが、シアターオーブさんから良いお返事がありまして、これならできるかもしれない……というところから、実現まで6〜7年経ちました(笑)。それでも今から3〜4年前にオーディションが始まったのに、全然決まらないんですよ。やはりプロデューサーのキャメロン・マッキントッシュが最終的に決めるので、次々オーディションをやってもなかなかおめがねに叶う人がいない。それで、こんなに時間が経っちゃいました。○日本は担当者がコロコロ変わる――そうやって環境を整えていったのは、やはり「これを日本でやったら面白いぞ」と思われたからですか?僕らは子供の時に観ている作品で、楽曲も物語も素晴らしいし、観た人が必ずディズニーマジックにかけられるんです。さらにディズニー作品も、キャメロン・マッキントッシュも、一緒に仕事することはないだろうなと思っていたら、まとめて叶うことになった。これはマシュー・ボーンのプロデューサーと十数年やってきたからこそ、チャンスが巡ってきたのだと思います。海外とのやりとりとは、単発単発でやってもあまり意味がないんです。長い期間と、互いに顔見知りという関係があるからこそ、チャンスがあります。――単発ではいけないのはなぜですか?海外だと、会社が変わったとしてもプレイヤーは同じことが多いんです。ずっと同じ人がやらないと、シンジケーションはできないですよね。互いのことがよくわかっていて、ビジネスで成功したり、損したりということを知っているので、信頼関係ができるのだと思います。日本ではテレビ局でも、何年か経つと担当者が全員変わってしまって、また一から関係を始めることが多いので、すごく難しいと思いますよ。自由なイメージのあるアメリカですが、実際はよそ者に厳しいので、担当者が変わってしまってはなかなか良い話は来ません。日本の演劇を下に見ている人もいっぱいいるし、実際に観て初めて質の高さにびっくりされることは多いですね。でも向こうもどこにビジネスの話をするべきか、という情報は知っているから「ちゃんとやってる」ということを認めてもらってから、やっと話が来るようになるんです。○ホリプロが大切にしていること――堀社長は「『メリー・ポピンズ』は大人が見て子供の気持ちを思い出せる」と魅力と語っていましたが、ホリプロさんの社員の方にも子供の気持ちを持っていて欲しいと思われているんですか?採用のページにも書いてありますが、うちは「ちゃんと笑えてちゃんと泣ける人」しか採用しません。中途半端な人は、お客さんに伝え方を忘れてしまいます。子供だましを、バカにしてはいけないし、「くだらない」と言い始めると、本当にくだらなくなってしまいます。子供が楽しいと思うものって、実際に楽しいんですよ。大人より子供の方が全然残酷だし、下ネタ大好き。でもその分、理屈じゃなく感じているところが大きいのだと思います。それがないと、この仕事はできないと思うんです。僕らは「すごいんですよ」というのを伝えないといけないから。「ほどほどに良いですよ」と言われても、観る気はしないですよね(笑)。こちらが100%喜んでいる方が伝わりますから。――ホリプロさんが手がけられる作品にも他にない、すごいものをという気持ちは強いのでしょうか?ビジネス上ではもちろん堅実な路線をとることもありますが、やっぱりどこかで「見たことのないもの」「あえて世の中の逆を行く」ということは考えますね。『デスノート THE MUSICAL』も『パレード』も台本を読んでいて、もう死にたくなってくるような作品です。でも、このくらいやらないと、お客様には伝わらないだろう、という気持ちはあります。幸いにしてホリプロミュージカルは「もっと夢のあることをやってくれ」と言われることは少ないので、これからもジャンルにとらわれずに作品を生み出していけたらと思っています。(C)Disney/CML
2018年03月20日ライカカメラからラグ&ボーン(rag & bone)の創設者兼オーナーのマーカス・ウェインライトがデザインしたの特別限定デジタルカメラ「ライカ M モノクローム(Typ 246)‘Stealth Edition’」が数量限定で登場。2018年3月下旬よりライカストアおよびライカブティックにて発売される。ラグ&ボーンはアメリカのファッションブランド。ジーンズからスタートし、現在はパターン・カッティング・縫製のクオリティの高いウェアをメンズ・ウィメンズ共に提案している。マーカス・ウェインライトは、ブランドの立ち上げメンバー。そんなマーカスがデザインするのは、既存のライカカメラ製品とは一味異なる個性の強い一品だ。モデルとなったのは、「ライカ M モノクローム」。モノクローム撮影専用レンジファインダー式デジタルカメラとして、その優れた描写力により発売以来高い人気を博しているモデルだ。今回はカメラ本体およびレンズの表面を可能な限り黒くカラーリング。耐傷性にも優れたブラックのマット仕上げで控えめにし、さらに外装にも真っ黒なフルグレインの牛革を選びオールブラックで統一した。カメラに個性を宿すのは発光する蓄光塗料。ブラック一色のカメラは、本来目立たないはずだが、暗闇に持っていくと一部分をピカっと光る。その独創的なデザインは、洗練されており大胆。もちろん機能面は、低ノイズ性能と明るいファインダー、低振動のシャッターなど、従来の「ライカ M モノクローム」と全く変わらない充実のラインナップとなっている。【アイテム詳細】ライカカメラ「ライカ M モノクローム(Typ 246)‘Stealth Edition’」2,000,000円+税発売時期:2018年3月下旬<世界125セット限定>取扱店舗:ライカストアおよびライカブティック【問い合わせ先】ライカサポートセンターTEL:0120-03-5508
2018年03月16日ジュリー・アンドリュース主演で1964年、世界的大ヒットを記録したディズニー映画として知られる『メリー・ポピンズ』。2004年には、パメラ・トラバースの原作小説をもとに、ディズニーと『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』などのサー・キャメロン・マッキントッシュがプロデュース、ディズニー映画版の楽曲も使用し、マシュー・ボーンが振付けを担当しミュージカル化された。このミュージカル『メリー・ポピンズ』が2018年3月に、日本初演を迎える。「チム・チム・チェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」など、誰もが口ずさめる名曲に彩られ、バンクス家にやってくるナニー(子守)の"メリー・ポピンズ"が一家に影響を与えていく物語は、濱田めぐみ、平原綾香、大貫勇輔、柿澤勇人といった現在のミュージカル界を引っ張る俳優陣によって届けられる。この作品の魅力はどこにあるのか、ホリプロ・堀義貴社長に話を聞いた。○ホリプロではなかなかないハッピーな作品――堀社長がロンドンで『メリー・ポピンズ』を観たときにどのような魅力を感じたんですか?観た後に、つい歌を口ずさんでしまうんですよね。僕は子供の頃に映画を観ていましたし、観たことがない人でも、曲はどこかで聞いたことがあると思うんです。劇場を出た後に、軽くステップを踏みながら鼻歌を歌いたくたくなって、魔法にかかってしまう作品なんです。ホリプロでこんなハッピーハッピーな作品、なかなかないですからね! 『デスノート THE MUSICAL』のように大体死ぬか、周りから総攻撃されるかですから(笑)。『ピーター・パン』以来のハッピー感ですよ。ウォルト・ディズニーの「人はみんな始めは子供だった」という言葉がありますけど、ディズニーランドに行くといい年齢でもあの"耳"をつけたくなるのは、あの世界にガラッと自分を変えられるからですよね。劇場って、どこか頑なでスノッブな雰囲気もあると思うのですが、この作品は大人が見て「自分が子供だった」ということを再認識すると思います。自分が会社と家の往復だったことに気がつかされるでしょうし、世界の色彩が見えてくると思いますよ。子供目線でも、大人目線で観ることができて、誰が観ても面白いものになっているはずです。――映画を見直して、改めて「こんな話だったのか」と思わせられました。深い話なんですよね。ファミリーで観に来たら、子供が楽しくてきゃあきゃあ言ってる横で、親の方が感動して泣いている、ということは起きると思いますよ。○キャストがなかなか決まらない苦労――今回の公演にたどり着くのに大変だったのはどのような点だったのですか?……キャストオーディションの結論が出ない(笑)。劇場はおさえてしまっているし、今更「やれない」と言えないですし、発表も遅くなりました。いざ稽古に進めばプロばかりですから心配していないんですけど、大変だったのはキャメロン・マッキントッシュの求めるキャストがなかなか決まらない。それに尽きます。――バート役の柿澤勇人さんも不安になりながらオーディションに臨んでいたとおっしゃってました。逆に言うと、「"もう中学生"さんをミュージカルに」なんて発想は、僕らにはありませんでしたから(笑)。異分子ですよね。また日本の感覚ですと、だいたいWキャストは似た雰囲気の人を選ぶものですが、そういう発想がなく、全く違う2人を選ぶんです。――でも、そこまでの時間をかけて選ばれたキャストには、大満足ということですよね。それは間違いないはずです。歌と踊りに関して、特にタップダンスに関しての要求はものすごく高いものでした。ダンサーとして活躍する大貫(勇輔)も今までタップをそんなにやっていたわけじゃないので、ずいぶん前から練習をしていました。――演出面よりも、キャストオーディションの方が大変でしたか?フライングは『ピーターパン』で30年以上やっていますので、自信があります。でもキャストがいないとどうしようもないので、そこが大変でしたね。――ぜひこのシーンに注目して欲しいというところを教えてください。やはり、群舞です。泣けるバラードや、歌いあげる曲も魅力かもしれないけど、ミュージカルの醍醐味といえば、全員が一糸乱れずバチっと決まるところ。群舞のシーンは、観終わった後に本当に幸せな気分になります。普通のミュージカルでもすごいのに、ディズニーの作品はフィニッシュが決まった時の心地良さが格別なんです。ディズニーランドのパレードの最後も気持ちいいじゃないですか。――ディズニーランドに行くような気持ちで観に行けるんですね。あまりミュージカルになじみのないという方にもわかりやすいし、大人が観ると深いし、子供は楽しめるし、どっぷり世界に浸かっていただけると思います。『レ・ミゼラブル』のキャメロン・マッキントッシュが何十年もミュージカルにしたがっていた作品で、天才振付師のマシュー・ボーンが振り付けを行っていて、大変な作品なんです。ディズニー、マッキントッシュ、マシュー・ボーンと、作り手のアベンジャーズのようなこの作品を楽しんでいただければと思います。○ミュージカル『メリー・ポピンズ』出演:濱田めぐみ・平原綾香/大貫勇輔・柿澤勇人/駒田一・山路和弘/木村花代・三森千愛/島田歌穂・鈴木ほのか ほか東京公演:東急シアターオーブ3月25日〜5月7日 ※プレビュー公演:3月18日〜24日大阪公演:梅田芸術劇場メインホール5月19日〜6月5日(C)Disney/CML
2018年03月13日2018年2月24日(土)に東京・Bunkamura オーチャードホールで開催されるマシュー・モリソンの日本初ソロコンサートに、ゲストとしてシンガーソングライター・俳優の中川晃教の出演が決定した。【チケット情報はこちら】出演に際し、中川は「ミュージカルの本場で活躍するマシュー・モリソンさんをコンサートで、それも生で観られることは、私たちにとって本当に素晴らしいチャンスだと思います。日本でも感動の大旋風を巻き起こしたばかりの「ファインディング・ネバーランド」や「ヘアスプレー」などのオリジナルキャストの歌の表現を、コンサートの醍醐味でもある音楽で、全身で感じられる夢の時間です。僕は今回、ゲストとしてお話をいただきましたが、とても光栄なことだと思っています」とコメントを寄せている。『glee/グリー』のほか、ブロードウェイミュージカル『ヘアスプレー』『ファインディング・ネバーランド』のオリジナルキャストとしても知られるマシュー・モリソン。今回の来日公演は16時、19時の2回に分けて行われ、それぞれセットリストが異なるのが特徴。16時の公演は「ブロードウェイ/アメリカンソングブック バージョン」と題し、ジャズで有名な『It Don’t Mean a Thing(スウィングしなけりゃ意味がない)』などの楽曲を披露。19時からの公演は、「ブロードウェイ/ポップヒッツ バージョン」と題し、ザ・ビートルズの名曲『LET IT BE』と『HEY JUDE』をマッシュアップした楽曲など、ヒット曲満載のセットリストを披露する。同公演では一般席に加え、VIP席を販売。VIP席にはマシューによる挨拶、写真撮影、直筆サイン入りフォトグラフなどの特典が付く。チケットの一般発売は12月9日(土)午前10時より。 なお、一般発売に先がけて、現在チケットぴあではプレイガイド最速で、先行抽選プレリザーブを実施中。受付は11月30日(木)午前11時まで。■「マシュー・モリソン in コンサート」日程:2018年2月24日(土)【1】ブロードウェイ/アメリカンソングブック バージョン開場15:30 / 開演16:00【2】ブロードウェイ/ポップヒッツ バージョン開場19:00 / 開演19:30※開場は開演時間の30分前会場:オーチャードホール(東京都)演奏:ブラッド・エリス(Music director、Piano) / 下野ヒトシ(Bass) / 宮崎隆睦(Sax) from Teatro Raffinato料金:VIP席 18,000円 / 一般席10,800円(全席指定・税込)
2017年11月24日アメリカのテレビドラマ『glee/グリー』のウィル・シュースター先生役などで知られる、ブロードウェイスターのマシュー・モリソンが、2018年2月24日(土)に東京・Bunkamura オーチャードホールで日本初ソロコンサートを開催する。【チケット情報はこちら】『glee/グリー』のほか、ブロードウェイミュージカル『ヘアスプレー』『ファインディング・ネバーランド』のオリジナルキャストとしても知られるマシュー・モリソン。公演では出演したミュージカルより『SINGIN’ IN THE RAIN(雨に唄えば)』やメドレー、『glee/グリー』より『Sway』などを披露。さらに16時、19時それぞれの公演でセットリストが変化。16時の公演は「ブロードウェイ/アメリカンソングブック バージョン」と題し、ジャズで有名な『It Don’t Mean a Thing(スウィングしなけりゃ意味がない)』などの楽曲を披露。19時からの公演は、「ブロードウェイ/ポップヒッツ バージョン」と題し、ザ・ビートルズの名曲『LET IT BE』と『HEY JUDE』をマッシュアップした楽曲など、ヒット曲満載のセットリストを披露する。同公演では一般席に加え、VIP席を販売。VIP席にはマシューによる挨拶、写真撮影、直筆サイン入りフォトグラフなどの特典が付く。チケットの一般発売は12月9日(土)午前10時より。■「マシュー・モリソン in コンサート」日程:2018年2月24日(土)【1】ブロードウェイ/アメリカンソングブック バージョン開場15:30 / 開演16:00【2】ブロードウェイ/ポップヒッツ バージョン開場19:00 / 開演19:30※開場は開演時間の30分前会場:オーチャードホール(東京都)演奏:ブラッド・エリス(Music director、Piano) / 下野ヒトシ(Bass) / 宮崎隆睦(Sax) from Teatro Raffinato料金:VIP席 18,000円 / 一般席10,800円(全席指定・税込)
2017年11月20日ラグ&ボーン(rag & bone)から、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開を記念したコラボレーションラインが誕生。2017年12月2日(土)からラグ&ボーン表参道店、ギンザ シックスにて発売される。展開されるのはニット、スウェット、ボンバージャケットなど、ラグ&ボーンのアイコニックなアイテムに、対照的な配色とさりげないディティールを取り入れたメンズ&ウィメンズウェア。フォースの二面性や、銀河帝国と反乱同盟軍、またはレジスタンスとファースト・オーダーを描いた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を表現した。ウィメンズからは、背面に反乱同盟軍のロゴがさりげなくデザインされたニット、レースアップデザインを取り入れたパンツやアウター、さらに異素材を組み合わせたショートブーツなどがラインナップする。またメンズからは、戦闘機のシルエットを描いたTシャツや、銀河帝国や反乱同盟軍のロゴをシュータンの裏にあしらったハイカットスニーカーを展開。デザイナーのマーカス・ウェインライトは「現代版ジェダイの着る服」とコメントしている。さらにウェアやシューズだけでなく、シリーズを通してお馴染みの数字「1138」が刻印されたウォレットやポーチといったアクセサリーも。ファン必見のコラボレーションとなりそうだ。【詳細】ラグ&ボーン×スター・ウォーズ発売日:2017年12月2日(土)価格帯:18,000〜94,000円取り扱い:ラグ&ボーン 表参道店、ギンザ シックス
2017年11月11日マシュー・マコノヒーが主演を務める最新作『ゴールド/金塊の行方』。『ダラス・バイヤーズクラブ』で驚異の激ヤセ姿を披露し、オスカーを獲得したマコノヒーが、ハゲ頭にメタボ腹の実在の人物を演じる本作から、金鉱を掘り当てたことにブリーフ姿で大はしゃぎする本編映像が解禁となった。1990年代、通称「Bre-X事件」と呼ばれ、アメリカ経済に大混乱をもたらした一大詐欺事件を基に、マコノヒーが“逆”肉体改造を経て主演&製作、『シリアナ』『トラフィック』のスティーヴン・ギャガン監督とのタッグで映画化した本作。このたび届いた映像では、インドネシアの奥地でついに金鉱を掘り当てた男たちが、喜びのあまり抱き合い、飛び跳ね、大はしゃぎ!マコノヒーはハゲ頭にメタボ腹、履き古したブリーフからはお尻の形も透けてあらわになっている。ケニー(マコノヒー)は、なけなしの財産すべてを地質学者マイク(エドガー・ラミレス)に懸け、共にインドネシアのジャングルへやってきたが、マラリアに感染してしまい、死の淵をさまよっていた。資金ももう底をつきかけ、心身ともに疲弊しきったところに、マイクがもったいぶりながら「当てた」と告げる。まさに、夢を追い続けた2人が勝利を手にした瞬間だ。ブリーフ姿でだるだるとしたメタボ腹やお尻を揺らしながら喜び、抱き合うケニーとマイク。このニュースは全米メディアで連日報じられ、彼を一躍スターへと押し上げた。だが、成功を掴んだ途端に人々は群がり、さまざま陰謀が見え隠れ、やがては巧妙に仕組まれた大事件へと巻き込まれていく…。170億ドルもの金塊が一瞬で消えてしまうという衝撃の詐欺事件を基に描いた、男たちのクライム・サスペンス。その中でも、人生が一気に変わった瞬間に喜びを全身で表現するマコノヒー演じるケニーの、(見るからに)泥臭く、人間らしい一面をとらえた映像となっている。『ゴールド/金塊の行方』は6月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴールド/金塊の行方 2017年6月1日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
2017年05月25日『SING/シング』のキュートなコアラの声でもお馴染みのオスカー俳優マシュー・マコノヒーが、『ダラス・バイヤーズクラブ』の激ヤセ姿とは一転、ハゲ頭にメタボ腹の“肉体改造”で実在の人物に挑む『ゴールド/金塊の行方』。このほど、170億ドルの金塊が一晩で消えてしまった衝撃の実話の予告編が解禁となった。舞台は1990年代。通称“Bre-X事件”と呼ばれ、アメリカ、カナダをはじめ経済に大混乱をもたらした事件をもとに映画化。マシューが驚異の肉体改造を経て主演&製作を務めた渾身作で、『シリアナ』『トラフィック』のスティーヴン・ギャガンが監督を務めている。マシューが披露した“ハゲ頭&メタボ腹”の衝撃も冷めやらぬ中、このたび、待望の予告編が解禁。破産寸前から一転、インドネシアの山奥で金塊を掘り当てた男としてアメリカ中に名をとどろかせ、ついに幸運を掴んだはずだったケニー・ウェルス。彼の会社はV字回復し、ウォール街の巨大投資銀行から、全世界の金山を牛耳ってきた黄金王までがケニーの成功を賞賛し、メディアも彼を一躍スターへと押し上げた。そんななか、報じられたのは衝撃のニュース。170億ドルの金塊が一夜にして消えてしまった!?会社の株価は大暴落。メディアや株主からの追求は激しさを増し、ついにFBIの捜査が始まる――。ジャングルの密林を汗まみれで這いつくばり、パンツ姿で金脈発見に歓喜し、一度は見下された投資家たちと渡り合い、FBIと対峙する主人公ケニーを、マシューは熱演!欲にまみれた人間が群がる熱波に翻弄され、怒り、もがく姿が印象的だ。ともに金鉱を掘り当てた仲間であるマイク(エドガー・ラミレス)や愛する恋人ケイ(ブライス・ダラス・ハワード)ですらも信じられなくなったケニーが、誰も予期せぬ巧妙に仕組まれた大事件へと巻き込まれていく様子は、最後まで目を離せない。また、『アントマン』のコーリー・ストール、『キングコング:髑髏島の巨神』のトビー・ケベルらの脇役陣も日を引く。アメリカ経済に大混乱をもたらした衝撃の一大詐欺事件。スリリングな展開と、すべてが逆転するという“ラスト10秒”に期待膨らむ予告編を、まずはこちらか確かめてみて。『ゴールド/金塊の行方』は6月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月14日マシュー・マコノヒーの主演最新作「GOLD」(原題)が、『ゴールド/金塊の行方』の邦題で6月1日(木)より日本公開されることが決定。さらに今回の発表に合わせて、主人公に扮したマシューが写る、ポスタービジュアルが到着した。インドネシアの山奥で過去最大と呼ばれる巨大金脈を発見し、一攫千金の夢を成し遂げた探鉱者、ケニー・ウェルス。倒産寸前だった彼の会社はV字回復。ウォール街の巨大投資銀行から、全世界の金山を牛耳ってきた黄金王までがケニーの成功を賞賛し、それを連日報じる全米のメディアは、彼を一躍スターへと押し上げた。そんな中報じられたのは、衝撃のニュースだった。170億ドルの金塊が一夜にして消えた――。「オレは何も知らない!」ケニーの主張も空しく、会社の株価は大暴落。混乱の中、メディアや株主からの追求は激しさを増し、そして遂にFBIの捜査が始まった!騙したのは、誰だ…!?本作は、1990年代に通称「Bre-X事件」と呼ばれた、アメリカ・カナダをはじめアメリカ経済に大混乱をもたらした事件を基に映画化。主演&製作を『ダラス・バイヤーズクラブ』のオスカー俳優マシューが、『トラフィック』『シリアナ』のスティーヴン・ギャガンが監督を務めている。また主題歌は、ロックの殿堂入りを果たし 、“パンクのゴッドファーザー”ことイギー・ポップが書き下ろし。そんな主題歌「GOLD」は、本年度ゴールデン・グローブ賞主題歌賞にノミネートされている。主演のマシューが演じるのは、金鉱採掘者である主人公のケニー。そして、ストイックな役作りで知られるマシューは、この役に挑むにあたり、なんとハゲ頭に乱れた歯並び、さらに驚異のメタボ腹という姿に肉体改造!同時に解禁されたポスタービジュアルでもその様子は伺え、役作りの徹底ぶりと卓越した演技力は、本作でも健在のようだ。そして、ケニーの相棒で地質学者のマイク役には、『X-ミッション』『ガール・オン・ザ・トレイン』のエドガー・ラミレス、ケニーの恋人ケイ役には『ジュラシック・ワールド』『ピートと秘密の友達』のブライス・ダラス・ハワードが脇を固めている。『ゴールド/金塊の行方』は6月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月11日マット・デイモンが約10年ぶりにシリーズに“帰ってきた”『ジェイソン・ボーン』。このほど、本作のブルーレイ&DVDリリースを記念して、マットからのメッセージがシネマカフェに到着。劇中で見せるキャラとは違う、“子煩悩パパ”の一面を見せている。記憶を失い、愛する者を奪われた孤高の暗殺者=ジェイソン・ボーン。かつてない臨場感と極限のリアリティで、世界中の観客を熱狂させたアクション映画の金字塔シリーズの最新作が、ついにブルーレイ&DVDでリリース。シリーズ5作目となる本作は、主演のマットとポール・グリーングラス監督の最強タッグが復活。アテネ、ロンドン、ベルリン、ラスベガスと世界中の都市を舞台に、激しい銃撃、息詰まる心理戦、『ワイルド・スピード』ばりのド派手なカーチェイスなど、ハイテンションなシーンが連続、格段に進化した新たなジェイソン・ボーンの世界がダイナミックに展開する。今回ブルーレイ&DVDリリースを目前に控え、マットからのメッセージ映像がお披露目。「ブルーレイ・DVDで鑑賞する際のポイントは?」との質問に、「ブルーレイはすばらしいよね。好きなときに自宅で映画を観られるからね」と彼自身も自宅での映画鑑賞を楽しんでいることを明かし、本作のおススメの鑑賞の仕方として「シリーズをイッキ観してほしい。全作をね」と力説。さらに、「僕は自宅で見るときも映画館の気分を味わいたい。子どもたちが映画を一時停止して、ほかのことをしたりすると注意していたよ。『いまは映画を観る時間だ。この2時間は映画に集中しろ』とね」と明かし、子どもたちとの微笑ましいエピソードを披露。孤高の暗殺者ボーンのイメージとはまるで違う、“子煩悩パパ”の一面を垣間見せた。ほかにも、ブルーレイやDVDでもう一度チェックしてもらいたいシーンについては、「カーチェイスのシーンはよく出来ている。いままでで一番の規模だ」と自信をのぞかせるマット。そして日本のファンに向け、「是非この作品を楽しんでほしい。シリーズファンのための作品だ。アクションも感動も満載さ。気にいってもらえたら嬉しいよ」とメッセージを送っている。『ジェイソン・ボーン』は3月8日(水)よりブルーレイ&DVDリリース。(text:cinemacafe.net)
2017年02月26日アダム・クーパー主演のミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~』が、3年ぶりに再び日本にやってくる。名優ジーン・ケリーの同名映画を原作に、2012年にロンドン・リバイバルとして登場した人気ミュージカルだ。本作で「ジーン・ケリーを超えた」と評されるほどの絶賛を受けたクーパーが、前回2014年の来日公演に引き続き、今回も主人公ドン・ロックウッドに扮して魅惑のステップを披露する。ミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~』チケット情報「再演が実現して本当に幸せに感じていますね。ドン・ロックウッドのようなキャラクターはめったに出会えない役なので」ハリウッド映画がサイレントからトーキーへ移ろうとする時代を背景に、人気スター俳優ドンと駆け出し女優キャシーの恋、映画業界の舞台裏を爽快に描いたストーリー。とびきり艶やかで、コミカルで、ロマンチックなダンスシーンが全編を駆け巡る、観る者を必ずや笑顔にする作品だ。マシュー・ボーンの『スワンレイク』の成功で日本でも多くのファンを持つクーパーが、前回同様に来日公演に限って復活。つまり、アダム・クーパーの『SINGIN’ IN THE RAIN』は日本でしか見られないプレミア・ステージなのだ。「お客様には、ドンというキャラクターの“旅”を感じていただけたらと思っています。彼は映画スターとして周囲から過度に評価され、自分はベストだと思い込んでいた人間です。しかしキャシーとの出会いによって謙虚さを学び、人生の新たな側面を見るようになり、彼女のキャリアを支えたいと考えるようになります。ドンの人間らしさ、そして脆さも表現していきたい。キャシーが彼の無防備な姿を見ることで、観客の皆さんも好感を持って応援したくなる……私が演じるドンはそんな人物です」一番の見どころは映画でもおなじみの名シーン、雨の中をドンが歌い踊るタイトルナンバーだ。12トンもの雨が降り注ぐステージで、クーパーが客席に向けて豪快に水を蹴り上げると、熱い歓声が沸き起こる。「ドンの恋に落ちた喜びを最大限に表しているナンバーなので、私自身が楽しむこと、その瞬間を生きることを心がけています。あとは、転ばないように気をつけることかな(笑)」前回の来日時には「これが最後かも」と言っていたが、今回は「これが最後じゃないといいな。そんな希望を持っています」。スーパーダンサーが自信の笑みで再挑戦する当たり役、その生の感動を雨の飛沫とともにぜひ受けとめたい。「絶対に忘れられない、魔法のような体験を皆様にお届けしたい。必ず人生に対して肯定的になれる、そう信じられる作品です」なお、好評につき追加公演(4月23日(日)17:30の回)が決定。また、2月19日(日)14時半からBS-TBSにて『大ヒットミュージカル!「雨に唄えば」の魅力舞台裏徹底レポート』を、3月4日(土)15時半からTBSにて『天海祐希が嫉妬した 12トンの雨が降る!?ミュージカル「雨に唄えば」公開直前SP』をそれぞれ放送予定。チケット発売中。取材・文上野紀子
2017年02月17日全米や世界での大ヒットを受け、早くも続編製作が決定している『SING/シング』。このほど、アカデミー賞俳優マシュー・マコノヒーが声を務めた、常に前向きで楽天家なオンボロ劇場の支配人バスター・ムーン(コアラ)にフィーチャーした特別映像がシネマカフェに到着。バスターの魅力について語るマシューのコメントや、マイクの前で腕を振るい、まるでバスターがそこにいるかのようにアフレコする姿が収められている。本作は、マシューをはじめ、 リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エドガートン、トリー・ケリーといった豪華スターが夢の共演を果たし、歌声を披露することでも話題のミュージック・エンターテインメント。日本語吹き替え版にも、マシュー演じるバスター・ムーンを内村光良が演じるほか、贅沢なキャスト陣が集結している。今回到着したのは、常に前向きで楽天家、動物たちの歌のオーディションを思いつく倒産寸前のオンボロ劇場の支配人バスター・ムーン(コアラ)にフィーチャーした特別映像。マシューが吹き替えを務めるコアラのバスター・ムーンは、幼いころからの夢を実現させ劇場支配人となったものの、その劇場が経営不振で閉館の危機に…。しかし、いつでも前向きで、ショーへの情熱を人一倍持ち合わせているというキャラクターとなっている。マシューは「バスターは楽観的思考の劇場支配人だ。“君なら出来る”とみんなの背中を押す」と、持ち前の明るい性格で夢に向かって挑戦する仲間たちを元気に引っ張るバスターについて説明。さらに、「最後には劇場の存続ではなく、友情や歌への愛が全てになる」と物語を通してバスター自身も成長することを明かしている。マイクの前で腕を振るい、時には天に指を差すなど、バスターになりきってアフレコする姿も確認できる本映像。「観ているうちに、登場するキャラクターが動物に思えなくなってくる。なんだか僕らと同じ問題を抱えた人間であるかのように思えてくるんだ」とマシュー。「展開が早くて、あっと言う間に引き込まれてしまうよ」とも語り、役づくりに本作の見事な世界観もひと役買ったことを示している。本作の監督を務めたガース・ジェニングスは、バスターのキャスティングにあたり、壮大なSFドラマ『インターステラー』やオスカー受賞作『ダラス・バイヤーズクラブ』から、バカげた青春コメディー『バッド・チューニング』まで、幅広い役を演じてきているマシューの存在をすぐさま思い浮かべたという。「マシューは、自分のキャラクターを生かすためには、バスターの楽観主義が伝染的なほど強くなければならないことをすぐに悟ったんだ。大いに親しみやすく、大いに共感できるバスターを見事に作り上げる術を持っていたよ」と、そのキャスティングは大成功だったと絶賛のコメントを寄せている。『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年02月17日ラグ&ボーン(rag & bone)が元来のファッションキャンペーンを超越した新しいメンズプロジェクトをスタートする。同プロジェクトでは、様々な芸術分野のバックグラウンドを持った多岐にわたる男性キャストを起用し、そのキャストにまつわる場所で写真とビデオを撮影。撮影ではそれぞれのアーティストが各々のテイストに合った衣装を着用し、店頭にイメージで着用したコレクションが並ぶタイミングと同時に、年間を通して新しいイメージがリリースされるという仕組みになっている。フォトグラファーにはアンドレアス・ラズロ・コンラートを起用している。今回起用された9人キャストのうち、トップバッターを務めるのは、俳優兼映画監督のジョン・タトゥーロ(John Turturro)。撮影はタトゥーロの地元であるブルックリンで行われた。その他、ミュージシャンのマウロ・レフォスコ(Mauro Refosco)、ホーナー・タイタス(Honor Titus)、ウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)、ジョーイ・ワロンカー(Joey Waronker)、フォトグラファーのデヴィッド・フリン(David Flinn)、俳優兼映画監督のハーヴェイ・カイテル(Harvey Keitel)、ダンサー兼コレオグラファーのミハイル・バリシニコフ(Mikhail Baryshnikov)、俳優のマーク・ハミル(Mark Hamill)が同プロジェクトに参加している。
2017年01月09日ラグ&ボーン(rag & bone)が17年ハイサマー/プレフォールコレクションを発表した。「ニュー・アメリカーナ」をテーマに、レトロなバケーションスタイルにブリティッシュテイラーリングの要素を少し取り入れたスタイルは、1970年代のノスタルジックなサマータイムを彷彿とさせるコレクションとなっている。
2016年12月26日『ハリー・ポッター』シリーズでネビル・ロングボトムを演じていたときからは想像も付かないほどのシャープさとイケメンぶりが評判のマシュー・ルイス。今月2日から4日に行われた「東京コミコン」で彼にとっての2度目の来日を果たし、サイン会や撮影会を開催して日本のファンを喜ばせてくれたマシューにおめでたいニュースが! 「TMZ.com」によると、マシューは11月にガールフレンドのアンジェラ・ジョーンズにプロポーズし、晴れて婚約したという。今月来日した際にはすでに婚約していて幸せいっぱいだったということだ。確かに、先月13日に2人で出席した「ATPワールドツアー・ファイナル」のイベントでは、アンジェラさんの左手薬指にダイヤの指輪が輝いていた。アンジェラさんはフロリダ州のユニバーサル・スタジオでイベントプランナーをしており、今年1月に同スタジオで行われた『ハリー・ポッター』のイベントにマシューが出演したことが出会いのきっかけだそうだ。『ハリポタ』卒業後、『世界一キライなあなたに』やマーゴット・ロビー主演のスリラー映画『Terminal』(原題)に出演するなど俳優業も恋愛も順調なマシュー。これからの活躍にも期待できるに違いない。(Hiromi Kaku)
2016年12月12日アカデミー賞受賞俳優のマシュー・マコノヒーが、アメリカ史が封印してきた南北戦争下の実在のヒーローを演じる『ニュートン・ナイト/自由の旗をかかげた男』が、2017年2月4日(土)より日本公開される。このほど、その本予告が解禁なった。時は1863年、南北戦争で2つに引き裂かれたアメリカで、ニュートン・ナイトは甥の遺体を家族に届けようと南部軍を脱走する。故郷で仲間の農民たちから農作物を奪う軍と衝突したニュートンは、追われる身となって湿原に身を隠す。そこで出会った逃亡奴隷たちと友情を築いたニュートンは、黒人と白人が一つになった前代未聞の反乱軍を結成し、自由のために立ち上がるが――。アカデミー賞作品賞にノミネートされた『シービスケット』や、『ハンガー・ゲーム』、女性版『オーシャンズ』を手がけるゲイリー・ロス監督が、歴史の中に封印されたニュートン・ナイトの伝説を伝えることを映画人としての使命と決意し、10年の歳月をかけてリサーチを行い製作した渾身作。150年前、激化する南北戦争のさなか、南部において貧しい白人と逃亡した黒人奴隷で軍を率いた実在の“ヒーロー”を描き出す。このたび解禁された本予告では、「金持ちが始めた戦争を、貧乏人が戦っている」と、不平等な南北戦争に疑問を持ったニュートンが、500人の奴隷と農民たちを率いて、100万人の南部軍に反旗を翻す姿が描かれる。それにより混乱を見せていく家族や軍の様子なども伺えるが、『ダラス・バイヤーズクラブ』でその年のアカデミー賞ほか各賞を総なめにしたマコノヒーが体現するニュートンの、カリスマ性を持ったリーダー像も浮き彫りとなっている。また、『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』『奇跡のシンフォニー』のケリー・ラッセル、ウィル・スミス主演『コンカッション』や『ベル~ある伯爵令嬢の恋~』(劇場未公開)のググ・ンバータ=ロー、さらにTVシリーズ「ハウス・オブ・カード野望の階段」「Marvel ルーク・ケイジ」で人気を獲得、『Moonlight』(原題)により本年度映画賞レースで早くも高い評価を得ているマハーシャラ・アリといった共演陣にも注目。“真の自由”を求め、出身地であるミシシッピ州ジョーンズ郡に、肌の色に関係なく誰もが平等な“自由州”を設立したニュートン・ナイト。アメリカだけでなく世界各国で、いまこの瞬間もさまざまな形で起こっている人種問題にまつわる争いを照らす、比類なき英雄の実話を、まずはこちらから目撃してみて。『ニュートン・ナイト/自由の旗をかかげた男』は2017年2月4日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月06日