やせられないhitomiの最終手段歌手のhitomiが12月29日、産後のトレーニングとしてTRFの『EZ DO DANCERCIZE』を取り入れたとブログで報告した。2016年10月に、第3子となる息子を出産したhitomi。スレンダーなボディラインが魅力の彼女だが、甘いものへの欲求を断ち切ることができず、産後の体型がなかなか戻らないのだという。この運動量、真似できない!苦肉の策として、事務所の先輩でもあるTRFのダンスエクササイズを導入することを決意。音楽に合わせてのダンスはhitomiの得意ジャンルかと思いきや、「ヘトヘト~汗だくです、、、」(hitomiオフィシャルブログより引用)とバテバテの様子。しかしこの後さらに、「超過酷なエクササイズ」として大ブームとなった『ビリーズブートキャンプ』にもチャレンジするんだとか。甘いものと引き替えに、とんでもないボリュームの運動を取り入れているようだ。食事にもこだわりInstagramでは、野菜や和食が中心のヘルシーな献立をたびたび紹介しているhitomi。あのスレンダーボディは、ストイックで健康的な生活スタイルがあってこそ築かれていた。(画像はhitomi オフィシャルブログより)【参考】※hitomiオフィシャルブログ
2017年01月01日産後や育児中のママをサポートする団体やサロンが多く見られるようになった今、ママだけでなくパパも応援しよう!と活動しているママ団体がありました。子育てママ応援塾「ほっこり~の」。どんな様子なのかパパ講座に潜入取材!“ママを助けるため”のパパ講座ある日曜日、東京都北区十条の「ほっこり~の」店舗隣の自治会館で「パパのための料理講座」が開催されていました。パパのための料理講座といっても、自分が食べたいものを作る男の料理ではありません。妻や子どものために作る”お父さんの家庭料理”です。この日は6人のパパが参加。奥さんが勝手に申し込みをしていたというパパ、お子さんと一緒に料理を楽しみたいというパパ、リピーターさんの姿も。エプロンと三角巾がなんともかわいくて新鮮です。初対面のパパが2人1組になり、分担をして料理をしていきます。12月とういことでクリスマス向けメニュー、メインのロールキャベツにツリーサラダ、ロールケーキのデコレーションなど、子どもが喜びそうなものでした。講師は家庭科教師で現在育休中のママ。日頃「ほっこり~の」の利用者でもある彼女が、この日のために試作を重ねてレシピをまとめてくれたのだとか。このレシピに従って手順良く、話をしながら和気あいあいと料理を作るパパたち。微笑ましくて、見ている私もうれしい気持ちになりました。子育てママ応援塾がどうしてパパ向け講座を?一般的にパパ同士が集まり活動することが多いと思うのですが、どうしてママ団体がパパを応援するに至ったのか、代表の内海千津子さんに聞きました。「私が6年前にひとりでサロンを始めた頃は、実は男子禁制でやってました。というのも私を含め、夫の協力を得られず頼るところのない弱い立場のママを救いたかったから。孤立しているママたちの居場所を作りたかったからです」第1子出産後フルタイムワーカーとして働いていた内海さん、家庭と仕事のバランスを取るのが難しく体調を崩しあえなく退職、専業主婦になりました。その後第2子を出産するも、夫の協力が得られず孤立。子どもを連れて自分の居場所を探して転々と…寂しい思いをされてきたそうです。「協力的なパパの話をするママたちがキラキラ輝いて見えて、あの頃は苦しかったです」と当時を振り返りました。その後ひとりでサロンを開くべく活動開始、自分の貯金をくずして場所を借りてリノベーション。子育て支援サロン「ほっこり~の」を開業して今年で6年目に入りました。授乳・おむつ替えを無料でできて休憩もできる場所、ママたちが一瞬でも肩の荷を下ろしてほっこりしていってもらえる場所でありたい。その思いから「ほっこり~の」と名付けられたサロンでは、子ども連れOKのママ向けの講座を多数開催。年間のべ3000人のママたちが足を運ぶまでになりました。日々の講座でリフレッシュしたり自分を磨くママ、講師として活躍するママ、立ち寄ってスタッフとおしゃべりをしていくママ、ときには悩みを打ち明け涙を流していくママもいるそうです。(わらべうたベビーマッサージ後の絵本紹介のひとこま)そんなママの生の声と時代の流れから、「やはり一番近くにいるパートナーのサポートなしでは本当の意味でママを救えないと思った」と内海さんは言います。特に第1子の産後は右も左も分からない。どうして泣いているのか?おっぱいもあげてオムツ交換もしたのに…何をやっても上手くいかない、親になってこんなにつまずくとは想像もしていないものだから、かなりの行き詰まりを感じます。それに加え核家族化はどんどん進み、サポートしてくれる親や親族が近くにいない、転勤で友だち、知り合いのいない場所に引っ越してくるなど、育児は孤独を極め、知らず知らずのうちに追い詰められていくのだと言います。ママたちの「孤育」を防ぐためには、一番近くにいるパートナーのパパに理解してもらうこと、助けてもらうことがまず必要だと内海さん。ママの話を聞いてもらうだけでもいい、気持ちを少しでも共有してもらうこと、それには“夫婦のコミュニケーション”が不可欠。そのきっかけとなるよう、パパを応援する講座にも力を入れているのです。夫婦のコミュニケーションのきっかけにこれまで「パパ鍼灸師が教える!パパからママへママからパパへのマッサージ塾」「パパのためのベビーマッサージ講座」や「プロの男性声優さんによる、パパの読み聞かせ講座」、父親学級で有名な「渡邉大地さんの新刊トーク&サイン会」など、ユニークな講座が行われました。「パパ友が欲しい、ネットワークが欲しいと、パパもつながりを求めていることにも気付きました」。実際にやってみてパパからのニーズも見えてきたそうです。パパ向けの講座に一緒に参加したママからは、「夫が子どもをマッサージをする優しい横顔に癒されました」「改めて互いのことを感謝する貴重な機会になりました」という声も。このような積み重ねがパパの育児参加のスイッチを入れ、また夫婦関係の潤滑油となり、ひいてはママが救われることにつながると、熱く語ってくれました。最後に今回講座に参加したパパとママに感想を聞かせてもらいました。「意外と簡単にできました。なかなかおいしかったです」「機会があれば、家でも作ってみようかな」とパパはまんざらでもない様子。ママは「おいしい~!やればできることがわかったのであとは家での実践を期待するのみ!」と、家族でパパの料理を楽しんでいました。家族をつなぐ“食事”、パパの料理講座は家族の距離がぐっと縮まるとても良い講座だったようです。今後もどのようなパパ講座が開催されるのか注目していきたいと思います。<取材協力:子育てママ応援塾「ほっこり~の」><文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年12月25日もうすぐ年の瀬ですが、みなさんやり残したことはありませんか? そう、それは自分メンテナンス!家事に仕事に子育てにとフル稼働のママたちが、ついつい年末まで積み残してしまったお悩みを、肌・食・体のスペシャリストユニット「&Beauty」が解決します。■実は、悩んでいました…「乾燥肌」 ママリーダーズ 山川恵美さん(33歳) Q.産後に肌の乾燥が気になるようになりました。朝晩の洗顔後、スキンケアをしても潤っている感じがせず、いつもカサつきがち。なんだかシワも深くなった気がします。何か見直すべきでしょうか?ふだんのお手入れ【朝】ジェル→クリーム / 【夜】化粧水→(シートパック)→ジェル→クリーム■答えるのは、オーガニックエバンジェリストの東福由香理さん東福由香理 Yukari Tofukuオーガニックエバンジェリスト、美容家、一流セラピスト所属型サロン「Terme Felice(テルメ・フェリーチェ)」ブランドプロデューサー。エステサロンプロデュースやセラピストの育成も行っている。2015年より「&Beauty」のメンバーとして活動中。Terme Felice: blog: A.まずは、スキンケアを見直してみましょう。乾燥しがちな肌に最適なアイテムはオイルです。夜の洗顔後、オイルでのお手入れをプラスしてみましょう。■朝晩の洗顔、まちがっていませんか?山川さんだけでなく、30代になると誰でも肌の乾燥が気になってくるのではないでしょうか。最初に基本的なことですが、洗顔の見直しをしてみましょう。肌の乾燥は、季節やエアコンなど環境によるもののほかに、洗顔時のお湯の温度が熱すぎても起こります。寒いからと熱めのお湯で顔を洗っていませんか? そして、入浴時のシャワーの温度も冬は高く設定しがちです。体に当たるお湯が心地よくても洗顔には熱すぎることも。改めてチェックしてみてください。■ふだんのスキンケアにオイルケアをプラス次に、肌につけるスキンケアアイテムを見直してみましょう。山川さんがお使いのオールインワンなどのジェルタイプは水溶性のため、肌表面を潤しますが浸透しにくいものが多いのが弱点。乾燥した肌に水分を与えても、敏感に傾いた肌は水分保持能力が弱まっていて蒸発しやすい状態のため、肌の改善にはつながりません。私は植物が持つ力を最大限に生かしたオイルで肌本来が備える力と美しさを引き出していく美容法をおすすめしています。オイルは肌なじみもよく、角質層まで浸透することでシミやしわの原因に直接アプローチできるうえ、肌のバリア機能も高めてくれます。■1回1分で完了! オイルを使った東福流うるおいセルフケアオイルでのお手入れは、洗顔後、化粧水で肌を整えてから、オイル(2~3プッシュ分)を手に取って、両手で温めてから顔全体にのばします。忙しくても朝と晩の2回、このステップだけは行ってください。そして、以下の要領で顔から首、デコルテになじませましょう。さっと塗るだけなので、ほんの1分で完了です。1.両手で顔全体にのばし、なじませる。2.鼻の下に人差し指、顎に中指を置き、内側から外へと横に手を滑らせる(左右)。3.おでこと顎に手を置き、オイルを浸透させる。4.まぶたにも軽く指を置き、内側から外へと横に手を滑らせる。5.耳の下から首→肩→デコルテ、襟足→デコルテを2~3回繰り返す。■夜のお手入れ時には、手軽にできる3分間マッサージさらに夜のお手入れ時には、手軽にできるマッサージを加えましょう。こちらもかんたんステップで、1回たったの1~3分で完了なので、続けやすいと思います。皮膚をひっぱらないように手のひら全体で触れるのがポイント。早速、トライ!1.ほうれい線と迎香(げいこう・小鼻の脇のツボ)に人差し指と中指を置き、頬骨に沿って耳のあたりまで横にスライドさせる。2~3回繰り返す。2.目を閉じ、人差し指を目の下の骨に沿って目じりまで滑らせる。3.顔全体を上から横に3ラインに分け、下から順にマッサージ。A:あご→耳まで、指先をクルクルと回しながらマッサージ。こすりやすいので注意する。B:鼻の下→耳まで、同様にC:頬骨の上を同様に4.小鼻の脇を上向き(やや力を入れて)、下向き(力を入れない)に5.おでこ(眉間)を内→外に向かってクルクルとマッサージ。6.ほうれい線上を下から上に向かって。7.鼻の下に人差し指、顎に中指を置き、内側から外へと横に手を滑らせる(左右)。8.目の下のシワ(笑いジワ)に中指と薬指を置き、サッと外に向かって数回流す。注意:マッサージは血流の改善が目的です。力を入れ過ぎず、皮膚を引っ張らないように行うのがポイント。皮膚が赤くなるようなら強すぎるサイン。■オイルは自分の肌に合う良質なものを今回山川さんには「植物界ではイチオシの赤ちゃん肌になれるオイル」とサロンでも評判の、有機ヘンプオイルを使ったお手入れをおすすめしています。全ての肌タイプにおすすめできるオイルで、短期間の使用でトラブルの頻度が減ったというお客様の声も多いオイルです。肌の修復効果も高いのでエイジング対策にも向いています。さらに一年中、季節を問わずに使えますので、春夏はこれ1本でOK、乾燥する季節や肌が敏感に傾いてオイルだけではもの足りなさを感じるなら、さらにクリームを塗っても。オイルはべたつくのではないかという心配がありますが、良質なものを選べば、さらりとした使用感でべたつかず、朝起きた時に脂浮きすることもありません。アイクリーム要らずで過ごせるのもいいですね。次のページでは、実際にママリーダーズの山川さんに試していただきます!■うるつや素肌へ! 年末かけこみ美容はまだ間に合う!私はふだんから体を冷やさないように気をつけることも、肌のために重要だと考えています。カフェインを含む飲み物は控えめにし、飲むならお昼ごろまでに。ノンカフェインのルイボスティーなど温かい飲み物がおすすめです。食事の前にも温かい飲み物を。お味噌汁はいいですね。またお風呂はシャワーで済ませず、できるだけ入浴したいもの。お風呂につかってリラックスしながら体をマッサージして全身をいたわってあげましょう!そして、良質なオイルを1本は持っていて欲しいですね。オイルでのお手入れを続けることで肌の免疫力が高まり美しい素肌に。トラブルなど肌悩みも減っていきます。0歳児から使えるオイルもありますので、お子さんと一緒にお手入れする習慣をつけると無理なく続けられますよ。年末かけこみ美容は、まだ間に合います! ぜひ試してみてくださいね。■乾燥肌にお悩みのママリーダーズ山川恵美さんが実践!毎日続けることで、顔の細かい変化にも気づくように!ヘンプオイルを使ったのは初。ヘンプ独特の香りもとくに違和感なく、オイルなのにサラッとしていて伸びがいいながらも、すごく保湿力があることに驚きました。とくに今の時期は肌が乾燥していて、化粧水、美容ジェル、クリームを塗っても、数時間たつとあれ? っといった感じでした。でも今回ご紹介いただいたオイルは、塗ったあとすごく肌がモッチリして、マッサージをすると浸透してツヤ感が出る感じがすごくわかりました。ふだん怠りがちだった目の小じわ部分や、ほうれい線周りを、オイルを使いながらマッサージするのが楽しかったですし、シワも減った気が?! マッサージすることで、顔のコリやムクミが取れ血流も良くなった感じがしますし、毎日続けることで、顔の細かい変化にも気づくようになり、カサつきもだいぶ良くなりました。マッサージ後の化粧ノリをいかして、オイルのツヤ感を残したメークにも挑戦中。来年も使い続けたいと思います!次回は食編!「&Beauty」食担当のスペシャリストが登場します。お楽しみに!
2016年12月20日子どもの誕生は夫婦にとって幸せなことですが、それを機に夫婦の関係が変わってしまったという家庭も少なくありません。出産前と出産後では環境的にも精神的にもお互いに変化が訪れるからです。普通はしばらくすると落ち着いてくるものですが、中には夫婦の関係が完全に冷めきってしまう“産後クライシス”に陥るケースもあります。なぜそんなことが起こるのでしょうか。今回は、産後クライシスの原因の一つとも言われている“産後のガルガル期”についてお話ししていきます。●産後のガルガル期とは皆さんは“産後のガルガル期”という言葉を聞いたことがありますか?数年前から少しずつ使われることが多くなってきた言葉ですが、比較的最近生まれた言葉なので、聞いたことがないという人も少なくないと思います。産後のガルガル期とは、出産後にホルモンバランスの乱れや育児による心的負担などによって一時的に情緒不安定になる女性特有の症状ことを指します。正式な医学用語ではありませんが、動物が赤ちゃんを守るために気性が荒くなることに似ている ことから“ガルガル期”と名付けられたと言われています。ガルガル期の女性は周囲の人に対して攻撃的になることが多く、とくに自分の赤ちゃんに関わる機会のある義両親や親戚などに対してイライラしがちなようです。また、夫がイライラの対象になることもあります。基本的には産後1年程度でおさまるとされていますが、人によっては数年にわたる場合もあります。●産後のガルガル期を経験した人の体験談実際に産後のガルガル期を体験した人はどのような症状が出たのでしょうか。周囲のママにガルガル期の体験談について聞いてみました。『とにかく姑にイライラしてました。赤ちゃんを触られるのもイヤだし、おもちゃを買い与えられるのもイヤ。姑の一挙手一投足が気に入らない感じ 。産後数年経ってからは何とも思わなくなりましたが、当時はかなり毛嫌いしてましたね』(37歳女性/主婦)『私は特定の誰かというよりは、赤ちゃんに触ろうとする人全員を敵視している感じ でした。外から来て手を洗わずに赤ちゃんに触ろうとしてる親戚とか、夜泣きする赤ちゃんをあやす夫とか。とくに夫にはツラく当たっていたので、今は申し訳ない気持ちでいっぱいです』(31歳女性/販売)『自分が理不尽なことでイライラしているのは分かっていたけど、とにかく周囲に怒ってばっかだった。義両親にすらちょっと強めに言ってたな』(38歳女性/通信)ガルガル期は自分の赤ちゃんと接する機会のある人にイライラを抱きやすい傾向にあるようですね。とくに姑にイライラしていたというのは皆一致していた印象でした。●夫から見たガルガル期そんなママのガルガル期を、夫たちはどのように見ていたのでしょうか。『女性は産後にイライラしがちになるというのは事前に知っていたけど、実際に妻がガルガル期になったときは怖かったな〜。服を脱ぎっぱなしとか、手洗いうがいを忘れるとか、産前なら笑って許されていたようなことで毎日怒鳴られてたし、何をしてもイラつかれてた感じ 。どうしようもなかったのでひたすら耐えてました笑』(37歳男性/広告)『うちは私に対してはキツく当たらなかったのですが、私の母親にはイラついていましたね。二人とも険悪なムード で、「これが嫁姑戦争か」と非常に気まずい思いをした経験があります』(33歳男性/飲食)夫からみても、ガルガル期の妻からはそのイライラが伝わってきていたようです。●ガルガル期を夫婦で乗り越えるコツ産後のガルガル期は、本人の意思ではコントロールできない場合が多いです。そのため、ガルガル期を完全になくす方法はありませんが、夫婦で協力してなるべくイライラする場面を減らすことはできます。●(1)イライラしがちな人物は遠ざけるガルガル期のイライラは理屈ではなく、ほぼ感情的な問題なので、妻がイライラしがちな人物はなるべく遠ざけてあげることが大切です。たとえば、妻が姑を嫌悪しているときに、「うちの母親だって気を遣ってくれているんだよ」などというフォローは無意味 です。“理由は分からないけど、なんかイライラする”のです。そのため、妻がイライラを感じてしまうような人にはしばらく訪問を控えてもらうようにしましょう。ガルガル期の発言が原因で人間関係がこじれることもあり得るため、無理矢理仲良くさせようとするのは双方にとってデメリットとなります。●(2)“自分のことは自分でやる”を心がける産後の妻はただでさえ育児に追われて大変です。そんな状況で夫に服を脱ぎ散らかされたり、育児の邪魔をされたりするとイライラの矛先は夫に向いてしまいます。そのため、ガルガル期の間は夫も“自分のことは自分でやる”という意識を持って行動しましょう。なるべく妻のイライラを抑えてあげる のがガルガル期の夫の役割となります。----------いかがでしたか?ガルガル期に起こるイライラは、なかなか自分でコントロールできないものですが、夫婦で協力してなるべく減らすことはできます。産後のイライラは一時的なものですので、後の関係が変にこじれないようにいろいろ工夫するようにしましょう。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年12月07日夫婦喧嘩ってどれくらいしますか? 喧嘩してしまったあと謝るのは、夫婦だからこそなかなかむずかしいもの。あなたの家庭では、誰が謝ることが多いですか。みんなのアンケート結果を見てみましょう。意外にもお互い謝らない夫婦もたくさんいました。Q.夫婦喧嘩をした時、どちらが謝る?1.悪い方や原因がある方が謝る 34.0%2.たいてい夫側から謝る 19.6%3.たいてい妻側から謝る 10.2%4.お互い謝らない 27.7%3.その他 8.5%喧嘩をするということはやはり原因があるわけで、「悪い方や原因がある方が謝る」がもっとも多い34.0%という結果になりました。おどろいたのは「お互いに謝らない」が次に多かったこと。長い夫婦生活では喧嘩も生活の一部なのかもしれませんね。■お互いに謝りません喧嘩をしてもわざわざ謝ったりはしないで時が過ぎるのを待つ夫婦たち。中には娘が仲裁役として入ってくれることもあるそうです。心の中で反省していれば言葉は必要ないのかもしれません。「お互い謝らず、時間が過ぎるのを待ちます」(青森県 30代女性)「うちの旦那は何が気に入らないのか、突然機嫌が悪くなり口をきかなくなる。1週間くらいお互い口をきかない。時が過ぎるのを待つのみ」(神奈川県 40代女性)「お互い謝りません!旦那からも話しかけてこない限り私からは話しません。旦那もなかなか話しかけてこないです。それを見ている娘がいつも仲介してくれます。娘がいなかったらとっくに離婚していたかも。娘さまさまです」(三重県 40代女性)「うちは両方とも謝らないけど、そのあと声をかけてくれれば自然に仲直りします」(千葉県 40代女性)■絶対謝らないうちの夫&妻喧嘩しても絶対謝らないという人もいますよね。うちの夫、うちの妻がそうです! という人からの証言が集まりました。夫の場合は口下手のパターンが多く、妻の場合は強がりからきているようです。「旦那からごめんなんて言葉、聞いたことない!」(栃木県 30代女性)「おはよう、ただいま、ありがとうの言葉さえない旦那!当然ごめんねも言いません。喧嘩中は用事がある時はラインで会話。最高1ヶ月もしゃべらなかった」(千葉県 40代女性)「うちでは妻の権力に逆らえず、常に自分から謝りますね。そうなることがわかっていながら権力に逆らいたくなるんですね」(茨城県 40代女性)■喧嘩をしたことがない夫婦も結婚してから喧嘩をしたことがないという穏やかな夫婦もいました。他の人とは喧嘩するのに、夫とは喧嘩しないというのは、相性がいい証拠なのかもしれません。「結婚して7年になりますが、喧嘩をしたことがありません。キレやすい私が主人と喧嘩したことがないので、自分でも不思議です。特別ラブラブってわけでもないんですが」(千葉県 30代女性)「今まで25年間、喧嘩したことないです。穏やかな生活です」(神奈川県 40代女性)Q.夫婦喧嘩をした時、どちらが謝る?アンケート回答数:10815件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年12月07日こんにちは。こじらせ美容オタク家のともです。夫婦関係がうまくいかないのは“妻のせいだ””夫のせいだ“と思って、いつのまにか仮面夫婦に……という流れはよくある話。でも、円満な夫婦生活を送っている家庭が、必ずしも妻の家事育児が完璧だったり、夫がイクメンで高収入だったり、と誰もがうらやむような妻や旦那であるわけでもないのです。要は相手がどうのこうのよりも、自分の思考のせいで夫婦関係をより悪化させている 場合があるということ。他人は変えられないけれど、自分の思考は変えられます!そこで、夫婦仲がうまくいかなくなる思考をご紹介しながら、円満な夫婦生活を送っている家庭の思考法を伝授します。●(1)「専業主婦は家事を完璧にこなして当然だ」と思っている『仕事から帰ってきて、妻は家にいるのに夕飯は一品だけ、部屋はほこりが気になっていた。でも妻が病気になって子どもの面倒を一人で見たとき、その大変さがわかった。子どもからずっと目を離せないから家事とか掃除とかしている暇はない。部屋が汚いのも納得』(30代男性/会社員)専業主婦でずっと家にいるのに、仕事から帰ってきたら夕飯がしょぼい、部屋が汚い……。「一体ずっと何をやっていたんだ〜!」と怒るような夫は論外。もちろん、やっていたのは“子どもの相手”。最低限の家事掃除はやった方がいいですが、育児も家事も文句のつけようがないぐらい完璧になんて無理な話。それは夫も理解すべき。●(2)「男性は子どもができたら早く帰ってくるものだ」と思っている『飲み会って、私から見ると遊んでいるようにしか思えない。私は外出することさえままならないのにずるい』(30代女性/主婦)これもママが陥りがちな思考。夫は子どもが産まれたら、子どもかわいさに飲みの誘いも断って毎日早く帰ってきてくれるもの……。しかし、現実はそうではありません。子どもが産まれても飲み歩くパパに嫌気がさしているママも多いハズ。しかし男性にとって飲みとは仕事である場合も多く、接待や仕事の人間関係を円滑にするために付き合っていることだってあるのです。さすがに毎日毎日飲み歩くのは許せませんが、飲むのも仕事の一部だ、ということは理解してあげましょう。そしてたとえ仕事でなくとも男性は飲むことで仕事のストレスを発散していることもあります。あまりにそれを押さえつけてしまうと家庭にそのストレスを持ちこんできてしまい、早く帰ってきても余計にギクシャク、喧嘩ばかりということも。お互いの好きなことはある程度制限せず、その代わりにママもたまにはパパに子どもを見てもらって外出、とちょうどいいバランスで“お互いたまに羽を伸ばすことを許す ”という考え方でいたほうが自分にも完璧を求められず楽ですよ。これは絶対ダメ、と思わないさじ加減が大事。●(3)お互いが「自分の方が大変だ」と思っている『専業主婦が夢で、やっと家で子育てする生活になったけれど、毎日毎日イヤイヤ期の子どもと過ごすことにストレスが爆発寸前……。夫は自由に外に出られるし、外の生活の方が刺激もあって楽しそうに見えてくる』(20代女性/専業主婦)ママが「私は思い通りにならない子どもの世話をしているのに、きちんとやれば評価される仕事ばかりできる夫はいいわね」と思いながら過ごす。一方、パパは「仕事の人間関係の板挟み、顧客には文句を言われ、仕事量は一人でこなせる量ではない……。それに比べてママは1日かわいい子どもと一緒に家にいられていいよな」と思いながら過ごす。当然ですが、このような考え方で毎日を過ごす夫婦は、うまくいきません。大切なのは“お互いがお互いに感謝する気持ち”。どっちの置かれた状況がいいとかではなく、どっちの立場にも幸せもあり、ストレスもある。お互いの立場を理解しようとする姿勢 がないと夫婦関係以前に、すべての人間関係はうまくいかないのです。どっちが大変なのか?と人はない物ねだりをするクセがありますが、どっちも大変なものは大変なのです。夫は子育てもして当たり前ですが、当たり前だから感謝をしないということではありません。お互いの大変なところに、たまには言葉として「ありがとう」と感謝の気持ちを表しましょうね。最終的にはあまり相手に期待しないことがコツ。相手に対する期待が大きくなるほど失望感も大きくなります。やってもらえればラッキーぐらいの心持ちでいる方が、これから先も長い夫婦生活がストレスを溜めずに続けられるでしょう。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2016年11月30日産後ってささいなことで悩んだり、社会から取り残されている…などと感じがちですよね。出産前と違って、出産後は赤ちゃんに24時間つきっきり。2時間毎の授乳、睡眠不足、自由に出かけることもできない……。また、泣きやまず、トイレにすらゆっくり行けなかったり、片手で抱っこしながら、昨日と同じ食事をかきこんで食べるなど、赤ちゃん中心の生活は想像以上に大変です。普段どれだけ明るく元気な人でも同じ。私も初めての出産後は、毎日自分だけ子育てに追われて…と少し落ち込む時期がありました。今回は、産後うつや、気分の落ち込みで悩んでいるママの、お力になれたら良いなと思います。産後うつってなんでなるの?産後に入った頃から意味もなくイライラしてしまったり、子育てから始まる将来に不安を感じたり、産後2~3週間あたりからうつ病に近い症状があらわれることがあります。原因としては、出産した事でのホルモンバランスの乱れ。出産後、妊娠前の身体に戻ろうとするため、妊娠中に分泌が活発だった女性ホルモンが激減し、代わりに母乳を分泌するために必要な別のホルモンが分泌されるようになるので、ホルモンバランスは一気に乱れます。ホルモンバランスの乱れによって、感情のコントロールができなくなり、うつ病のような精神的な症状が現れやすくなるのです。また、出産後はどうしても赤ちゃん中心の生活になってしまうので、慣れるまでは自分の時間を作ることがなかなかできません。さらに、思い通りにいかないこともあって、悩んでしまうママが多いのです。2人目を出産したママは大丈夫というわけでもなく、逆に最初の子の育児と比べてしまい上手くいかないことで産後うつになってしまう事もあるそうですよ。産後うつかな?と思ったらチェックしてみて当てはまる項目が多いと、産後うつの可能性があるので、落ち着いてる時にまわりのお友達やご家族に相談してみてください。□ よくイライラする□ 気分が落ち込んで涙が出てくる□ 性欲や睡眠欲がなくなる□ 過食気味・拒食気味になる□ 子供はかわいいのにお世話を苦痛に感じる□ 何事も自分が悪いと考えてしまう□ 自分ばかり大変だとパートナーに怒りを感じる□ 先のことを考えて不安になる□ 他人との交流を面倒に感じる□ 頻繁に胃が痛くなる先輩ママたちは、こうして乗り越えた!私の場合は、 先輩ママに話を聞いてもらったり、仕事帰りのパパとのコミュニケーションの時間を大切にしていました。また、週末はママ業をお休みして、家事をパパにお願いすることもありました。子どもが夜寝る時間が増えてからは、日中の育児に疲れていても、夜は自分時間を大切に。子供が寝た後にハンドメイドアクセサリーを作ったり、顔パックやヨガ、セルフネイルなど自分磨きをして、自分の時間を楽しんでいました。友達ママに聞いたところ、産後の落ち込みの経験は誰にでもあるもの。先輩ママたちのリラックス・ストレス発散には、こんなエピソードが。SNSから離れてみる!FacebookやInstagramなどは、落ち込んでいる気分のときはよくない。人と比べてしまったり、「母親失格だ」と自分を責めたり…。SNSを思いきっておやすみしたら、自分のペースでの育児を楽しめるようになりました!授乳中はずーっとテレビ鑑賞授乳しながら、海外ドラマや映画三昧。テレビをみながら授乳したり、自分の好きなことをしながらお世話してリラックス。「目を見て、話しかけながら授乳しないと〜」なんて気にしているママも、こまかいことは気にしない!ゆったりとした気分で授乳するのが、ママにもベビーにもベストです!たまには、パパや両親に預けるママだって息抜きは必要。たまにはパパやおばあちゃん、おじいちゃんにみてもらって、1〜2時間お出かけするだけでも気分転換になります。不安な気持ちは、何でも話す!産後うつには波があるのですが、その不安な気持ちをパパに話したりしてみましょう。パパの理解と協力があるのとないのとでは、心の持ちようが全然違います。些細なことも、誰かに話せばスッキリするかもしれません。時間が解決してくれるから、大丈夫!子育ては、ほんとに日々状況が変化していくもの。夜眠れない日が永遠に続く…なんてことはありえないのです。ママとしても、育児にも慣れて生活リズムができてくると、気持ちに余裕が出てくるはず。一番の薬は、時間なのかもしれません。子供の成長とともに、自然と症状も改善される方が多いようなので、焦らず、一人で悩まず乗り越えていきたいですね。
2016年11月29日産後ケアセンターは、産後の身体をゆっくり休めながら、ママとちゃんがリラックスして過ごせるように工夫されています。今回は、産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアセンターって?産後ケアセンターは、出産後の育児支援を大きな目的として、ママと赤ちゃんが一緒に過ごせるように配慮されている宿泊型ケア施設です。基本的に全て個室となっており、リラックスした時間を過ごすことができるようになっており、パパや他のご家族も一緒に宿泊できるようになっています。産後ケアセンターでは、看護師や助産師が中心となってケアリストや心理士も在籍していて、24時間体制で産後のケアにあたってくれます。センターではさまざまなプログラムがあり、産後ママの回復を目的としたケアを行っています。例えば、骨盤ケアやヨガといった身体の歪みを調整するプログラムや、アロママッサージなどでリラックスしながら調子を整えることを目指す産後ケアがあります。産後ケアとはそもそも何なのか産後ケアと言われてもいまいちピンと来ない方もいらっしゃると思います。ここでは、ケア内容や目的、活動を紹介します。産後ケアシステムと継続ケア日本産後協会では、産後ケアシステムと呼ばれる独自のシステムがあります。これは、ケアの対象であるママを「母親」ではなく「ひとりの女性」として扱うことからスタートしています。産前と産後で、女性の心や身体には大きな負荷がかかると言われています。出産は女性にとって大きな人生の節目です。そんな不安定な時期だからこそ、寄り添って専門的な知識や経験を持って支えることでサポートするのが産後ケアシステムです。産後ケアリストとは産後ケアリストは、産後ケアセンターにおいてアドバイザーやサポーターといった立場からケアを行っている専門のケアリストです。産前産後のケアだけでなく、その後の子育てや育児に関する長期的なアドバイスも行います。実際に出産や育児をしたことがある方が資格を取得する場合が多く、経験を活かしてケアを行ってくれるため、産後ケアセンターにおいて欠かせない存在になっています。主に産後のママの身体の不調や育児に関する悩みなどの解決を行っていて、寝付きが悪い赤ちゃんや、育児生活に疲れて悩んでいる方のサポートも行っています。産後ケアセンターを利用するときに注意したいこと産後ケアセンターの利用を考えている方には、注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず産後ケアセンターは保険適用外になるということ。サポート内容や各センターによって金額が異なることが多いので、事前に近くのセンターをチェックしておきましょう。人気が高く、予約が必要なセンターも多いので、妊娠中から下調べをしておくと良いでしょう。また、産後ケアセンターは宿泊以外でも利用できる施設も多く、デイサービスのような形で、子育てに不安がある場合や気になることがあれば通って利用することもできます。産後ケアも病院で行っていることがありますが、こうしたケアがない場合に利用するとよいでしょう。産後ケアセンターで賢くケア&育児!今回は産後ケアセンターについてご紹介しました。出産の後の産褥期と呼ばれる時期に利用しているママが殆どで、初めてのお産で不安な場合や、育児に自信がなく、誰かに相談して頑張りたいと考えているママに人気です。核家族化や高齢出産が増えている日本では、こうしたサービスを行っている施設の需要が増え続けており、全国的に施設数が増加傾向にあります。ママ一人で無理をし過ぎずに、こうしたサービスを利用するのも手です。
2016年11月28日【ママからのご相談】産後なかなか元の体重に戻らないことが悩みです。産後3か月です。最近テレビで女優の杏さんが出産前と全く変わらない美しい体型でいるのを目にして、自分とのあまりの違いに愕然としてしまいました。杏さんに限らず、芸能人の方は産後1か月や2か月という信じられない時期に仕事に復帰されても、体型も表情も産後とは思えないほど美しいですね。もちろんそういう仕事柄なのでしょうが、一般人はとても落ち込みます。●A. 妊娠・出産を通して体重が増加するのは当たり前のことご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。産後まだ3か月とのことなので、赤ちゃんとの生活もまだまだ始まったばかりの大変な時期ではないかと推察いたします。24時間休みなく、授乳やおむつ替え、抱っこや寝かしつけに加えて家事までこなしていらっしゃる。産後はただでさえ自分の食事に気を配る余裕がないのに、体重が思うように落ちないことに悩んでいるのでは、心身の健康によくありません。そんなご相談者様に、“産後スレンダー神話”に異議を唱え始めている声があるという朗報をお届けしたいと思います。目次 妊娠・出産を通して体重が増加するのは当たり前のこと産前の体型に戻りたいという出産経験者は約70%一方で、産後ふくよかな姿でメディアに登場した関根麻里さん●産前の体型に戻りたいという出産経験者は約70%日本製紙株式会社が2012年に行ったアンケート調査で、出産経験者1,000人に対し、「最近芸能人が、エクササイズなどを通じて産前と変わらない容姿で産後も活躍していることをどのように思いますか?」という質問をしたところ、全体の69.7%が「憧れる」と回答したという結果が出ています。特に20歳から24歳にかけては77%という結果であり、年齢が若いほどこの傾向が強くなる と分かりました。また、「憧れている」と答えた人は出産後1年以内が80.1%と高く、出産からまもない女性ほど自分自身の産後ケアに関心があることがうかがえます。ご相談者様のように、テレビで出産前と変わらない美しさでお仕事をしている同年代の女性を憧れの眼差しで見ている方が世間にこれほど多いという事実、お分かりいただけたでしょうか。●一方で、産後ふくよかな姿でメディアに登場した関根麻里さんタレントの関根麻里さんは2015年11月に第1子を出産され、2016年11月に産後2度目となるイベント参加でメディアの前に登場したのです。そのときのふくよかな姿に、ネット上では『激太りにも程がある』『別人』など、容姿・体型に対して厳しい声が多く上がりました。関根さんにとっては本当に余計なお世話ですよね。芸能人でいることの大変さがうかがえます。こういう厳しい意見をお持ちなのは、産後すぐに芸能のお仕事に復帰しても元の美しい容姿が当たり前と考えている人々……名付けて“産後スレンダー信者 ”ではないでしょうか。でも、何だかおかしいと思いませんか?産後、いきなりシュッとした体型に戻ってこれまでと変わらずキラキラしているほうが、よっぽど不自然 なのではないかと思うのは筆者だけではないはずです。その証拠に、無神経なネット上の意見に対して多くの女性が負けじと反論し、そのことが話題になったそうです。その一部をご紹介すると、『ママはこれくらい(ふっくら)じゃないと』『だいぶ丸くなったけど赤ちゃんのお母さんならこれが普通』『(自分も)めまぐるしい日々で体型なんて、気にしてなかった』など。筆者も関根さんを見ていると、幸せな気分を分けていただいたようにほっとしました。明るく親しみやすいもともとのキャラクターにママらしさが加わって、魅力がさらに増したように感じます。もともと、妊娠・出産を通して体重が増加するのは当たり前のこと 。ポッチャリなどと揶揄されるべきではないのです。ご相談者様もまだ産後3か月ですから、これから徐々に標準体重に戻していくという時期にあります。厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』という資料にも以下のような記述がありますので参考にしてください。**********授乳期における食事摂取基準(中略)泌乳量は、分娩直後は少量であるが、出産後数日で増加し、3か月頃もっとも多くなる。留意点3.出産後の体重減少だけをめざすのではなく、母体の健康と乳児の発育に必要な母乳分泌を得られるような食生活をめざすことが望ましい。**********----------いかがでしたか?お子さんとママの健康に良い生活を送りながら、余裕ができたときに軽い運動から始めてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・産後ケアに関する意識調査 | 日本製紙株式会社(PDF)(’%E7%94%A3%E5%BE%8C%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%84%8F%E8%AD%98%E8%AA%BF%E6%9F%BB’)・『日本人の食事摂取基準』(2.妊婦・授乳婦) | 厚生労働省(PDF)(’%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81+%E7%94%A3%E5%BE%8C+%E4%BD%93%E9%87%8D’)●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/いちご姫(いちごショートくん)
2016年11月21日体型補正のガードルの着用は、体の歪みや緩みの改善につながります。しかし、どういった種類が良いのか、どれくらいの期間つけていれば良いのか、わからないことだらけで困惑するママも多いでしょう。今回は、ガードルについてご紹介します。産後ガードルってどんなもの?ガードルといえば主に体型補正用の下着として主に女性が着用するものですが、産後ガードルは産後の体型補正を目的としたものです。妊娠、出産を経て、骨盤は開いた状態になりますから、腰回りやお腹周りのたるみが気になってしまうことは誰にでもあります。身体の歪みや腰痛の改善にも繋がると考えられており、緩んでしまった筋肉や骨盤をしっかり元の位置に戻してあげることで、身体も楽になり、綺麗な体型で育児に専念できます。いつから付けたらいいの?出産直後の1ヶ月ほどは、一般的に産褥期間と呼ばれており、産後の身体をゆっくり回復させていく期間です。この時期の過ごし方は回復にも影響するので、安静に過ごすことが大事だと医学的に言われています。産褥期に産後ガードルをつけるのはNGです。産褥期には個人差がありますが、だいたい産後1〜2ヶ月位からの着用がおすすめです。ガードルの種類は?産後ガードルは大きく2種類に分けられ、ハードタイプとソフトタイプがあります。ハードタイプは補正力が強いことが特徴で、初めて付けると少しキツいと感じるかもしれません。そこで、ハードタイプの前に使用したいのがソフトタイプです。軽く補正してくれるソフトタイプのガードルは、産褥期の終わりがけから使用することができる場合もあります。様子を見ながら最初はソフトタイプを使用すると良いでしょう。ハードタイプのものはソフトタイプに慣れて、さらにしっかり補正したいと感じたときに使用することをおすすめします。また、素材にも注目しておきましょう。産後に着用するわけですから、デリケートな身体を労る気持ちを忘れないでください。寝るときもつけていいの?早く体型を戻したいと考える方なら、寝るときもずっとつけていたいと考えてしまうかもしれません。しかし、寝ているときも腰や骨盤を締め付けていると、血液循環が悪くなったり、お腹周りの窮屈さにストレスを感じてしまうこともあります。眠るときはリラックスできるようにガードルを外しておきましょう。今回は産後ガードルについて紹介しました。産後の体は非常にデリケートですので、自分の身体と相談しながら補正を行うようにしましょう。
2016年11月21日「一日中家にいて、可愛い赤ちゃんのお世話で楽しいはずなのに、産後の妻はいつもイライラしている。何を話しかけてもケンカになりやすく接しかたが難しい」と悩んでいませんか?男性からすると、産後の女性がどんな状態なのか、想像するのは難しいですよね。女性も夫に話したいことは沢山あるのですが、疲れ切って話す余裕もない毎日。また、話すことを躊躇われる内容もあります。今回は2児の母である筆者が、女性の独身時代と産後の体調&生活の変化を詳しく比較。一例ではありますが赤裸々に抽出してみました。体調とホルモン産後産後1ヶ月は悪露という血が流れ続け、お風呂に入れない。いきむのが怖かったり感覚が分からず便秘に。骨盤が元通りになるのは産後2ヶ月だが、それ以降も尿漏れや腰痛などのマイナートラブルを抱えやすい。産後に体調が変わり、頭痛持ちや喘息になる人もいる。また妊娠中に急増したホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」が産後は激減し、代わりに「プロラクチン」が増加。ホルモンの急激な変化に情緒不安定になる。産後は「防衛本能」も働くため、攻撃的になりやすくなる。仕事内容独身時代就業時間:始業時間と就業時間、休日や長期休暇がある。仕事相手:大人の中で、基本的に大人相手に仕事をする。仕事内容:自分で選んだ仕事をする。1日の流れや自分で立てた計画がほぼ決まっており、計画通り実行できることが多い。成果や報酬:目に見える成果があり、月給やボーナスという報酬を貰う。行き詰まったとき:上司に相談したり、周りの先輩をお手本にしたり、同僚と飲みに行って愚痴を言い合う。産後就業時間:24時間365日休みなし。夜間寝ていても起こされる。仕事相手:1人で、常識もマナーも理屈も言葉も全く通じない赤ちゃんを育てる。仕事内容:赤ちゃんのお世話と家事。主に「オムツ替え、寝かしつけ、食事の介助、こぼした味噌汁やおもちゃの片付け、お風呂」など。遊びは歌や絵本、砂遊びや動物の真似など、終始「0歳児の理解」に合わせ続ける。家事は後追いで泣かれたり、ウンチの取り替えや片付けなどイレギュラーな対応に追われながら。計画通りに行く日はほぼない。成果や報酬:目に見える成果・報酬は得られにくい。行き詰まったとき:日中ほぼ一人で育児をしているため、相談相手や愚痴を言える相手はいない。社会との繋がり独身時代常に自分の属する学校や会社があり、友人や同僚など人に囲まれての生活。社会的な自分の役割と居場所を確認できる。産後属するところが何もなく、平日大人と話すことはほとんどない。産前との変化が激しく、あまりの孤独に心のついていけない人が多い。児童館に出かけても、ママ友ができるのは積極的なママばかりになりがち。たまに会う程度なので、実際にママ友になるにはかなり時間がかかる。古い友人と会う機会も、子連れだと年に数回。会っても子どもの世話でバタバタしていて、落ち着いて話ができないことが多い。食事独身時代メニュー:仕事をしてるので、休日以外ほぼ自炊しない。朝はヨーグルトにフルーツ、コーヒーといった美容とラクを考えたメニュー。お昼は楽しみにしている1000円ランチ、夜は飲みに行くかお惣菜。外食:ランチにも飲みにも、よく行く。産後メニュー:1日3食、夫婦分+離乳食を手作り。健康や子どもも食べられるメニューを考える必要があるため、メインは和食。妊娠〜授乳中はカフェインを控え、禁酒。食事中:先に子どもに食べさせる。子どもは食べるペースがゆっくりなので、自分は後で冷めたものをかきこむか、キッチンで立ち喰い。子どもがこぼす納豆や味噌汁を片付けながらのため、食事は少々憂鬱。お金:いかに食費を切り詰めるかが大切。ランチに1000円なんて贅沢、という思考に。外食:平日は行かず、休日家族とファミレスなど。断乳しても気軽に飲みには行けず、オシャレなカフェは静かなため家族では行きにくい。休憩独身時代いつでも休みたいだけ休め、寝たいときに眠れ、気分転換にカフェに立ち寄れる。産後日中の休憩&睡眠時間がゼロのため寝不足で疲労が溜まっている。温かい飲み物は火傷が危ないので立ち飲み。お菓子は子どもに奪われないよう隠れてサッと食べる。好きな雑誌を読んだり、TVやDVD、スマホを見続けることはできない。カフェでのお茶は、夢のまた夢。トイレ独身時代いつでも行ける。産後家事と育児に追われて行く回数が減る。特に生後8ヶ月〜3歳くらいまでは、トイレに行くと子どもが泣き、目を離すと危なくトイレまでついてくるのでゆっくり用を足せない。お風呂独身時代一日で1番のリラックスタイム。半身浴で音楽を聴いたり、本を読んでゆっくり過ごしたり、お気に入りのシャンプーやボディソープでリフレッシュ。お風呂の後は美容のために、髪とお肌を入念なケア。この時間も楽しい。産後一日で1番疲れる時間。自分はサッと洗い、子どもをお風呂に入れる。お風呂を出た後自分はタオルだけ巻き、先に子どもの保湿→着替え。自分のケアや鏡を見る余裕はない。ケア用品も安いものに変更。睡眠独身時代好きなときに眠れ、寝たいだけ寝れる。楽しく飲んだ翌日の寝溜め幸せ。産後新生児期は夜間も1〜2時間ごと、その後も2〜3時間ごとの夜間授乳になるため、常に寝不足。それでも子どもは昼寝をするため、何故か朝5時に起きるときもあれば夜泣きもあり、寝不足に追い打ち。好きなときに寝たいだけ眠れるのは、子どもの目が離せる小学校以降。ファッション独身時代好きな服やアクセサリーを身につけ、オシャレができる。産後動きやすさ重視。スニーカーにズボン、両手を空けておくためリュックサック限定。ピアスやイヤリングは誤飲の危険などがありできない。アクセサリーはオモチャにされてしまうので止め、ネイルも剝げて危ないのでしない。外出独身時代場所:買い物、流行りのカフェやランチ、旅行など、休みがあれば好きなところへ好きなときに行ける。産後場所:公園、児童館、スーパーがお決まり。出かける前:出かけようとするとウンチをしていたり、お茶をこぼして服を濡らしたり、イヤイヤ期で外出したくないと泣かれたり…予定時刻に出かけるのが難しい。荷物:抱っこは重いし、ベビーカーは大きくて押すのが大変。周囲の目線:子どもが泣かないか、騒がないかにいつもビクビク。何をするにも迷惑にならないか迷いがち。外出の流れ:普通に歩けば15分のところが、子どもと歩くと1時間に。買い物に行けばアレコレ売り物を触るので、買いたいものは買えない。最短ルートで帰る。いかがでしょうか。ここに比較した内容も実は一部。これ以上に多くの変化が女性にはあります。いくら赤ちゃんが可愛いとはいえ、変化はストレスを生みますから、これだけの激変下ではどうしてもイライラしてしまうのです。筆者の経験としては、慣れない分1人目が1番精神的に不安定になりやすいです。一方で産後一年の経験は、後では取り戻せないとても貴重な時間だったとも。わからないことは「察する」と期待せず正直に話し合い、夫婦で乗り越えていってくださいね。ライター:宮野 茉莉子
2016年11月19日産後ママの多くが抱える悩みの一つに、お腹のたるみが挙げられます。女性はいつまでも美しくありたいもの!お腹のたるみはやはり気になるところだと思います。なぜ出産後のママのお腹にはたるみができてしまうのでしょうか?その原因とケアの方法などについてご紹介したいと思います。産後ママのお腹がたるんでしまう原因は?出産したママはお腹の皮が伸びてしまい、たるみができてしまいます。そのうち自然に元のお腹に戻るだろうと考えている方もいるかもしれませんが、注意が必要です。妊娠前のパンツやスカートを履けると思っていたのに、履けなくなっていることに気づいて愕然とするなんてことも!出産後にお腹がたるむ原因は2つあります。お腹のたるみの原因その1~皮膚のたるみ妊娠中のママのお腹は、赤ちゃんの成長に伴い、お腹の筋肉や皮膚が引っ張られて伸びてきます。しかし、お腹の中の赤ちゃんが生まれると、急激にしぼんでいきます。その結果、余ってしまった皮膚がたるんでしまうのです。お腹のたるみの原因その2~骨盤の開き出産によってママの骨盤は開いてしまいます。それだけでなく筋肉の量も少なくなってしまっているため、お腹周辺の内臓も妊娠前よりも下がってきてしまいます。骨盤が開きっぱなしの状態で、かつ筋肉の量も少ないので、身体は内臓を守るためにお腹のまわりに脂肪を蓄えようとします。その結果、たるんでしまうことになります。おすすめのケア方法は?引き締める方法についてですが、産後1ヵ月未満の時期は、まだストレッチなどは避けた方が良いため、骨盤矯正用のベルトやガートルを使うといいでしょう。ただし、過度にお腹を締め付けてしまうのは逆効果なので注意しましょう。産後1ヵ月を過ぎた頃から徐々に軽めのストレッチなどのエクササイズを取り入れます。お腹まわりやおへそに力を入れて凹ませて、30秒程その状態をキープした後に力を抜きます。その他にも、就寝前に腹式呼吸を意識しながらストレッチを行うのも効果的です。筋肉をつけると骨盤の位置も整ってきてお腹のたるみを引き締めることができるので、骨盤体操などもおすすめです。育児や家事の合間にたるみケア!いかがでしたか?産後のお腹のたるみは、キレイでいたいママにとっては気になるもの。ママ自身の健康状態と相談して、無理のない範囲でケアを続けることが大切です。育児や家事の合間にたるみケアをして、たるみのないお腹を目指しましょう!
2016年11月17日出産を終えたママは、精神的に不安定になってしまうことがあります。そんなママたちの悩みに答えてくれるのが産後ケアセンターです。今回は、産後のママをサポートしてくれる産後ケアセンターについての情報をご紹介します。産後ケアを行う産後ケアセンター産後ケアセンターは、出産後のママの育児支援を目的としており、ママと赤ちゃんが専門家のもとで指導や支援を受けながら一緒に過ごせる、宿泊型ケア施設のことを言います。主に生後4カ月までの赤ちゃんを育てているママが対象となっています。施設では看護師や助産師、臨床心理士や産後ケアリストと呼ばれる専門家が中心となって、24時間ママと赤ちゃんのケアにあたっています。まだ数はそれほど多くありませんが、自治体が取り組んでいる地域もあり、今後は増えてくることが予想されます。産後ケアセンターを利用するにはでは、実際に産後ケアセンターを利用するにはどうすればよいのでしょう。まずは施設のサービス内容や費用についてご紹介します。どんなサービスが受けられるの?施設によってもかわってきますが、主に母体へのケア、赤ちゃんへのケア、育児相談や授乳指導などの育児サポートなどになります。自治体が行っている施設はこれらが基本ですが、大学の付属施設や病院、助産院などが運営している民間の施設ではマッサージやヨガ、骨盤ケアなど、ママの体の回復を促すようなケア、また、ぐっすり眠れるように夜間は赤ちゃんのお世話を助産師が行ってくれるところもあります。費用はどのくらい?施設によって費用は異なりますが、一番安いのはやはり自治体が行っている施設でしょう。1日2食の日帰りですと2000円前後から、1泊2日になると5000円前後からという料金設定になっています。ですが、希望者も多いため、2回目以降の利用になると優先順位が低くなるのが現状のようです。一方、民間の施設ですと、日帰りで3万円前後から、1泊2日になると6万円前後からと割高になっています。自治体の施設を利用するよりも手続きはシンプルで、サービス内容も手厚いものとなっています。住んでいる地域によっては自治体から補助金が出る場合もありますので、確認してみると良いでしょう。出張型の産後ケアもあります出産後に自宅で育児のサポートをしてほしい、自宅で育児相談や母体の様子を見てほしい、というママには出張型の産後ケアも用意されています。料金は施設や内容によって異なりますが、ショートステイよりは安くなっていますので、比較的利用しやすいと言えるでしょう。産後はママにとって大事な時期出産を終えて、すぐに頑張ろうとするママも多いことでしょう。けれども、産後は体を充分に休ませなければいけない大事な期間でもあります。一人で抱え込まずに、無理をせずに産後ケアを利用してみてはいかがでしょうか。ライフスタイルや体調を考慮して、自分に合った施設を選びましょう。
2016年11月16日こんにちは、2児の育児に奮闘中の鈴木ハナコです。産後、赤ちゃんのお世話をしながらしみじみ感じるのは、自分時間がないということ。数年の我慢ではありますが、それでも毎日少しでいいからホッとする時間がほしい。育児に追われるママの共通の願いではないでしょうか。そんな自分時間を確保するために便利グッズを導入するなどいろいろな工夫の仕方がありますが、今回おすすめしたいのはズバリ断捨離!誰でも簡単に取り組むことができますし、お金もかかりません。最近では断捨離に成功して持たない暮らしをすることにより、余裕をもって日々の暮らしを送るママたちが注目されていますよね。今回は断捨離に成功したママたちへのインタビューを交えながら、断捨離するだけでなぜ自由な時間が手に入るのか を解明していきましょう。●なぜこんなに時間に追われているのかわからない仕事に育児に家事に、毎日本当に目まぐるしくてここ数日間何をしていたか記憶もないほど疲れ切る。家事を休んで体の余裕ができても、雑然とした家の中を見渡すと心の余裕は減ってしまう。そのせいで子どもたちに優しくできない気がする……これは誰もが経験のある状況ではないでしょうか。1日は24時間、これは誰もが同じ条件。限られた時間の中で仕事や家事、育児と、こなさなければならないタスクが多ければ多いほど、改めて1分1秒の使い方を見直す必要があるんです。『育児と家事に追われすぎて、本当に余裕がなくて。外注できるほど金銭的に裕福でもない、どうしようとなったときに、私が一番簡単に実践できたのが断捨離でした。どの服を着よう?どの器を使おう?収納はもういっぱいだけどどこにしまおう?ものを減らすと選択肢が少なくなるわけですから、悩む時間が減る んです。それぞれは一瞬の悩みですが、それらの連続がなくなることで本当に時間と心に余裕ができました』(1歳児と3歳児のママ)●毎日の家事は30%の力でできる程度に断捨離平日に行う家事も、自分の調子が悪いときでも可能なように30%程度の力で完了可能な程度に断捨離してみるのがベター。たとえば平日はフロアワイパーだけで掃除が完了するように床に置くものを減らす、服を減らしてハンガー収納にしてしまうなど、固定観念にとらわれず自分の生活を見直すことで断捨離できるものがたくさんあります。『雑然とした家の中にいるとなんだか落ち着かない、けれど働きながら家事を完ぺきにこなす要領のよさもなかったので、極端ですがものを減らしてしまうという結論にたどり着きました。下の子の育休中にかなり思い切って断捨離。もともとインテリア小物を飾ってほっこりするのが好きでしたが、それらにホコリがつくほど掃除が行き届かない、管理しきれない状態よりも、いっそ何もないほうが掃除もしやすく、すがすがしく過ごせています。断捨離はつらかったけど、自分が管理できるだけの量に減らしてコントロールが効いている 感じが心の余裕につながっている気がします』(2歳と5歳のママ)----------自分が手にしたものを捨てる断捨離には、抵抗のある人も多いかもれしません。しかし、仕事や育児に追われる自分を変えてみたいな、と思うならチャレンジしてみるといいかもしれません。【参考文献】・『しない家事』マキ・著・『少ない物ですっきり暮らす』やまぐちせいこ・著●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)
2016年10月30日こんにちは、佐原チハルです。“保活”と呼ばれる怒涛の日々を乗り越えた先、ママたちには“仕事”という日常が待っているはずでした。けれど仕事に復帰した直後のママたちの中には、こう感じた人たちも多かったはず。「ここまで大変だと思わなかった」「どうしよう、自分はこんなことでいいんだろうか」。今回は、“復職後に感じた不安・困難”について、ママたちの声を集めてみました。●(1)体力の圧倒的な不足を感じた『育児には体力がいるとは聞いていたし、覚悟してやっていたつもりだったけど、復職してからはシャレにならないしんどさだった 』(30代・1児のママ)妊娠前までスポーツをしていたという彼女は、体力には自信があったそう。けれど出産後、育児のハードさを知って驚いたそうです。復職したときは「これで少しは息がつけるかも」という気持ちもあったのだとか。『昼間は普通に仕事して、でも夜泣きがあるから夜だって眠れなくて、体力というか、生命力がゴリゴリ削られている ような感じ』夜泣きがなくなり、彼女も睡眠を取れるようになってからは、忙しいながらもやっと「大丈夫」と思えるペースで生活できるようになったそうです。●(2)仕事のペースがつかめない『早く復帰しなきゃ置いていかれる!って気持ちが強かったので、半年しないで育休を切り上げて復職したんです。でも、甘かった』(30代・1児のママ)育休中は「少しでも遅れをとらないように」と努力し、また職場からも定期的に連絡があったそうなのですが、復職直後は、ともかく焦りが強かったそう。『新人じゃないのに新人みたいな気分だった。職場の空気やペースに乗り切れないというか、私だけテンポがズレている みたいな』復帰してからの時間が経つにつれ、そうした“ズレ”を感じることは少なくなっていったそうですが、『あのころは自分も、きっと周りのみんなも大変だったと思う』とのことです。●(3)育児も仕事も中途半端なのではないか、という焦り『私なにやってるんだろうって、毎日のように思っていました』(20代・1児のママ)時短勤務で復帰した彼女は、時短だからといって成果を落とさないように……と、日々がんばっていたそうです。一方で、仕事に復帰したからといって、当然自分の子どものことを“犠牲”にもしたくない、と手を抜かないようにしていたとのこと。『でも、仕事は成果があげられるばかりじゃなかったし、子どもだっていつも予定通りに動いてくれるわけじゃないから、うまくいかないことだらけ で』仕事も育児もうまく回らず、どちらともが中途半端になっているようで、苦しかったそうです。『大事な仕事を控えてるときに、子どもが体調を崩したりして。そうすると、「なんでこんなときに!」っていう苛立ちと「もっと体調に気をつけてあげられたらよかったのに」っていう罪悪感とが湧いてくるんです』苛立ちと罪悪感とを同時に感じてしまうのは、とてもツラかったそうです。それを感じていること自体に対しても、また罪悪感を抱いてしまう……という、悪循環に陥ってしまうことも少なくないそう。『もうどうしようもなくなってしまって、結局は「どっちも“ちゃんと”したい」って考えるのを諦める ことにしました』諦める、というと、あまりよくない印象を持ってしまうことも少なくないかもしれません。けれど諦めることで、できることとできないこと・することとしないことの線引きを上手につけられるようになった、とのことです。----------今回お話をきかせていただいた皆さまには、共通している部分がありました。それは、「大丈夫、大抵は時間がちゃんと解決してくれるから! 」ということ。出口が見えない暗闇を進むというのは、気力も体力も大きく消耗することです。けれど、子どもはぐんぐんと成長していってしまいます。永遠はありません。出口は必ずあるのです。『“いまツラい”っていう状況は、どんなにツラくてもどうにかしていく以外に道はない。でも復職して子どもが保育園に通っているってことは、職場の人も、保育園の先生たちも頼ることができる。復職できて、味方も増えたということ』(30代・1児のママ)自分と夫だけでなく、周囲の人たちにも助けてもらいつつ子育てを乗り越えられるというのは、心強いことですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年10月19日【ママからのご相談】先日、妊娠が判明しました。いま住んでいるところには近くに産婦人科が2件あり、どちらでお産をするべきが迷っています。大きく違う点は、1件目は産後は基本的に母子同室で、大部屋の母子同室もある一方、2件目は完全に母子別室という点です。初めてのお産なので産後のことについて想像が全然できないので、迷っています。それぞれどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?●A. ママが母乳育児を頑張りたいという意向なら母子同室がおすすめご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。産後すぐの入院生活をどう過ごすかで、その後の母乳育児の確立 やママの体調の回復 が変わってきます。「母乳で赤ちゃんを育てたい!」というママの強い意志があるなら、筆者は産後すぐからの母子同室をおすすめします。しかしながら、母子同室にもメリット、デメリットがありますので、その両方をご紹介しますね。●母子同室のメリット●(1)母乳の立ち上がりが早い母乳の分泌を軌道に乗せるためには産後すぐから赤ちゃんに授乳することが必須条件といえます。特に夜間は授乳のゴールデンタイムですので、母乳で育てたい!というママはなるべく母子同室をするのがおすすめです。ユニセフやWHOも、母乳育児を成功させるために入院中の母子同室をする よう掲げています。●(2)入院中に赤ちゃんのお世話でわからないことを助産師さんに質問できる赤ちゃんの育児は実際にお世話してみないとわからないことがたくさんあります。助産師さんの生の回答は入院中にしか聞けないので、とても貴重な機会です。●(3)赤ちゃんと十分に触れ合うことができ、家族やお見舞いのお客さんも赤ちゃんに会える赤ちゃんと一緒に過ごす時間は本当に癒しであり、見れば見るほど愛着も湧きます。ママ以外の家族も入院中から赤ちゃんと触れ合うことができます。母子別室ですとママ以外は赤ちゃんに触れ合うことができない場合も多いので、これも大きなメリットですね。●母子同室のデメリット●(1)産後十分に休養が取れない壮絶なお産を終え、休むまもなく慣れない赤ちゃんのお世話で神経を使い、寝れない、座れない、食べられない生活を強いられる こと。これが最大のデメリットですね。特に産後1週間はどれだけ安静に過ごせたかでその後の体調がかなり違ってきます。赤ちゃんのお世話以外はできるだけ横になって過ごすようにしましょう。疲れきってしまったときのために、新生児室に預けられるシステムになっているか は、お産をする病院を決める際に要確認です。●(2)お見舞いに来てくれた人からの感染リスクお見舞いに来てくれた人から感染症がうつってしまうことがあります。赤ちゃんに会う前は必ず手を洗う、少しでも体調が良くないときはお見舞いを見送ってもらうなどお客さんには配慮してもらうようにしましょう。●母子同室をしたママの体験談『初めてのお産でしたが、産後すぐは少しゆっくりさせてもらい体調が良ければ次の日から母子同室というプランにしました。赤ちゃんに会えた喜びもつかの間、慣れない授乳やオムツ替え、抱っこに来客の対応、病院の指導などのスケジュールでいっぱいでなかなか体を休める時間がありませんでした。母乳も入院中はあまり出ずミルクを足していて、夜中に眠れず何度も助産師さんを呼んでアドバイスしてもらったり、数時間預けて眠ったりもしました。入院中に頑張ったからか、退院後は完母でいけましたが、退院してしまえばゆっくりする時間はほとんどないので、入院中くらい別室にして自分の時間を作っておくのも良い かな?と思いました』(20代/女の子のママ)『ひとり目は母子同室の大部屋でした。初めてのことなのでママ同士でお世話の情報交換ができて寂しい思いはせずに済みました。でも、夜中に泣いてしまうことや、自分がトイレに立ちたいときなどの物音は気を使いました。ふたり目は、上の子を一緒に入院させるため赤ちゃんとは別室でした。3時間ごとの授乳のときだけ授乳室まで行き授乳。授乳回数が少なかったからか、母乳が出始めるまで少し期間が必要でしたが、上の子もいたのでやはり体は楽でした』(30代/女の子2児のママ)『母乳推進の病院で、出産直後から母子同室でした。考えていたより大変なお産だったので、体が回復しないうちに赤ちゃんのお世話をしなくてはいけなくてとても不安でした。しかし、お産に時間がかかったので赤ちゃんも疲れていたからか、入院中は本当によく寝てくれて助かりました。かわいい赤ちゃんの寝顔で、出産の疲れも癒されました 』(30代/男の子のママ)●母子同室でつらいときは助産師さんを頼っていかがでしたか?大変なお産のあとは休養を十分にとることが何より大切ですが、同時に母乳育児のためには産後こそ積極的に赤ちゃんのお世話をして授乳することが要です。数時間預ける程度なら母乳の出は悪くなりませんし後から十分に取り戻せるので、母子同室で疲れきってしまったときは遠慮なく助産師さんに預かってもらうようにしましょう。初めて会う人に赤ちゃんのお世話を頼むのは頼みづらいことですが、休むことは悪いことではありません。無理のない程度に赤ちゃんのお世話を楽しみましょうね!●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年10月17日「母親は自分のやりたいことを我慢して『子どものため』を優先すべき」と思い実行するママは多い。一方でそれに異論を感じ、産後も自分の好きなことを優先するママもいる。自己犠牲と自分優先の狭間で過ごしながら最近思うのは、その中間が1番自分も納得行くということだった。初めての子育ては「自分優先」と「自己犠牲」筆者も1人目のときは、「自分のやりたいことは諦めたくない」と思っていた。独身時代から旅行が好きで、長男産後も京都、三重、小豆島、和歌山、奈良、大阪、広島…と様々な場所へ旅行した。仕事は生後9ヶ月から在宅で始め、2歳を過ぎてから預け始めた。それでも1人目のときは、「自己犠牲感」が強かった。自分のご飯を後回しにして息子に離乳食をあげたり、見たいTVは見なかったり…「自分のことは後回しの生活」だった。また子ども好きではあるが、赤ちゃんと遊ぶことには慣れなかった。よく児童館で子どもの遊びに付き合いながら作り笑いのママを見かけるが、私も同じ表情をしていたと思う。「自分も育児も優先する」子育てへガラッと変わったのが、2人目である。長男とは正反対のヤンチャだったため、まず車や公共機関に1時間も乗っていられない。仕事は相変わらず続けているが、旅行へはしばらく行けなそうだろう。その意味では「自己犠牲的」と言えそうだが、そう感じないのが2人目の特徴だ。それは生活全体が、ほどよく手が抜けて「自分も大切に」なってきたから。ご飯は自分も一緒にしっかり食べるし、自分へのご褒美スイーツもしっかり用意。少し泣くくらい「待っててね〜」と言いながら泣き顔も可愛いと思えるし、1日30分はTVも見ている。長男はもうすぐ6歳である程度手を離れたため、「子育てで大変な期間はほんの一時」とわかっているのもあるだろう。逆に、「今だけのこの時間を思いきり味わおう」と日々思うくらいだ。子どもと遊ぶのも楽しく、人前ではできないがイヌとネコの真似には自信がある。そして現在、3人目を妊娠中。今回はおそらく人生最後の妊娠、子育てになるため「人生で育児を1番最優先する」と決めた。人生80年の1年ぐらい育児に没頭することを選択した。常に問いたい、自分の納得基本的に私は、「自己犠牲」には異論を唱える。人間は自分が満たされなければ、たとえ我が子であっても、幸せにはできない。子どもを幸せにしたいなら、まずは母親が幸せになるべきである。また「自己犠牲」なんて言われたら、はっきり言って子どもが迷惑だとも思う。「自分のやりたいことができないのを、私のせいにしないでよ!」なんて思春期に言われかねないし、死ぬ時に「やりたいことができなくて可哀想な人生だった」なんて子どもに後悔させかねない。これは自分が母子家庭で育ったゆえに想像がつくのだろう。一方で、「自分優先」も私は自分の中でしっくりこない。世界にはいろんな育児スタイルがあり、育児を祖父母やベビーシッターに頼むのが普通、という文化もあるだろう。しかしこれは産後直感的、かつ本能的に感じていることだが、子どもと母親の絆は想像以上に深い。日本の母親神話に賛同する気は全くないが、動物的な勘で想像以上に母親の存在は重要であり、人一人育てる以上、一定期間はその子に時間をかける必要があるとも感じる。結局大切なのは、「納得いく子育てを自分はできているか?」と常に問うことだと思う。そのときには是非、「動物的な勘や直感、心の声」も大切にしてほしい。つい頭で仕事への焦りなど重視しがちだが、体の声も聞いてほしい。子育てはどうやっても失敗はつきものだが、母親の納得があれば子どもも納得するだろう。ライター:宮野 茉莉子
2016年10月14日ウーマンエキサイトのママ読者モデル「ママリーダーズ」のメンバーを紹介します。日々を振り返りながら語る、母として女性としての思いとは?■市来理恵さん市来理恵 Rie Ichiki出産後3ヶ月で現在の会社に入社し、コスメブランド「Pure Smile」のプレス担当に。各媒体へのリリースやニュースの紹介に携わっている。プライベートでは2008年に結婚、現在は娘二人と夫との4人暮らし。好きな街はみなとみらいや表参道。休日は午後早めにディナー作りを開始し、ゆっくりまったり過ごすのがお気に入り。生年月日 : 1981年9月28日子ども : 長女(2010.3)、次女(2018.3)居住地 : 神奈川県興味のあるジャンル: インテリア、美容、ファッション、ハンドメイド、旅行、アウトドアInstagram: @rriiiee928 Facebook: ■「仕事したい」思いが募り、産後3ヶ月で新しい会社へ出産後3ヶ月で新しい会社に就職した、という珍しい経緯を持つ市来さん。以前はアパレルの会社に勤めていたものの、結婚・出産前はアルバイト形態だったため、「仕事したい」という思いが長らく募っていたのだとか。そんな折に知人のツテで現在の会社からの誘いがあり、「やりたい!」と即答したそうです。とはいえ、まだ0歳児ということもあり、保育園からはしょっちゅう呼び出しがかかるし、創業間もない会社には他にママ社員がひとりもいない状況。当初は「気まずくて仕方なかった」そうですが、途中から「気にしていたら、どちらもうまくいかない!」と割り切るように。会社も「社員たちに長く働いて欲しい」と考えているとわかり、積極的にママならではの意見を出すように。結果、新たに子どものバースデー休暇制度ができるなど、市来さんの存在が社内環境整備のきっかけになっているそうです。■娘とボルダリングに夢中。習い事は「簡単にやめない」と約束職業柄、美容やファッションへの関心が強いという市来さん。最近では、仕事も家事もひと段落した時間に自分用の“アクセ作り”をすることが、ひそかなリラックスタイムになっているそうです。また週末は娘さんの習い事に付き添う形で、ボルダリングを楽しんでいるとか。実は市来さん、子どもの習い事に関しては信条があるそうです。子どもの本気度を試す意味でも、「飽きたらやめるはダメよ」「やるなら3年以上は続けてね」と約束できるものだけを許可しているとか。そう伝えると子どもは真剣に考え、「本当にやりたいか」を自問自答するといいます。一時期騒いでいたピアノ教室などは、最終的に「やっぱりやらない」と自分の意思で判断したそうです。■家事も子育ても「なるようになる」と思って無理をしない「なるようになる」がモットーで、「適当な性格なんです(笑)」と自称する市来さん。「疲れているから今日は外食にしよう」「洗濯物がたまっているけど、週末でいいや」などと、日々無理をしない姿勢で家事育児に取り組んでいるそうです。同じ境遇で悩んでいる友人ママの話を聞くなかで、「ずぼらな私の姿を見て、そういう感じでもいいんだな〜とリラックスしてもらえたら」と思うようになり、ママリーダーズへの参加を決めたのだといいます。アートマスクやパックなど、幅広い世代の女性に向けた商品のPRに携わる現在。「自分が企画したママ向けコスメで、いつかヒットを出したい」と、今後の夢も語ってくれました。旦那様や周囲の理解もあってこそですが、肩の力を抜いて仕事と家庭を充実させる市来さんのスタンスは、頑張りすぎて疲れがちな人にこそ、参考になるかもしれません。(撮影/根田拓也、取材・文/外山ゆひら) 【参加企画】
2016年10月01日慣れない育児を家族にサポートしてもらいながら、産後の体を回復させることができるなど、新米ママにとって心強い「里帰り出産」。その反面で、思わぬトラブルが起きるケースもあるようです。実際に里帰り出産によるトラブルを経験したママの声を元に、“里帰り出産”について考えてみましょう。■どうしてこうなるの…里帰り出産に多い「母親との関係悪化」友だちのように仲の良い親子だったのに、どうしてこんなことに…。里帰り出産でのトラブルのひとつが、実の母親とのもめごとです。娘の役に立ちたいという思いから、必要以上に自分の考え方を押しつけてしまう母親が多いようです。実際に、里帰り出産で母親と衝突した経験があるママの意見を聞いてみました。・赤ちゃんが泣き止まないと「ママは下手くそだねー」と言われて腹が立った(32歳)・授乳の時間が決まっているのに、子どもが泣くたびに「おっぱいをあげろ」としつこく言ってくる(33歳)・機嫌のいいときだけ抱いて、泣きだしたら押しつけてきた(30歳)・子どもが寝かけているのに抱いたり話しかけたりしてくる。母の声で子どもが起きたら、寝かしつけが下手だと言われた(32歳)なかでも、最も多かったのが「あなた(娘)のときはこうだったから、この子(孫)もきっとこうよ」と自分の経験を押しつけてくるパターン。自分の経験に絶対的な自信を持っているため、娘の行動にダメ出しをしてしまう母親が多いようです。育児を助けてもらうつもりが、母親との意見の食いちがいでけんかになったり、思わぬ言動の数々に失望したり不信感を抱いたりしてしまうのです。■あえて里帰り出産を選ばない女性たちの意見は?里帰り出産が当たり前だった世の中ですが、最近はあえて里帰り出産を選ばない女性も増えています。・最初に楽をしていると、自宅に帰ったときに大変と感じてしまいそうだから。(33歳)・パパ側のおじいちゃんおばあちゃんにも気兼ねなく会わせてあげたいので、出産後は自宅で過ごすことにしました。(33歳)・一番最初から夫婦二人で子育てをしたいから。(30歳)・里帰り中、パパが浮気しないか心配だから。(33歳)里帰りを終えれば、家事や育児はすべて自分が行わなければなりません。当たり前だった家族のサポートがなくなり、今度は子育て素人のパパとの生活がスタートします。夜間の授乳の際にすやすや寝ているパパを見てイライラしたり、モタモタするパパの態度に失望したり。気持ちが不安定になって精神的に追い詰められ、夫婦関係に影響をおよぼす可能性もあるかもしれません。それなら最初から自宅で過ごし、試行錯誤しながら夫婦二人で育児に奮闘する方法を選択するという人もいるようです。■選ぶのはママ自身! 生活スタイルに合わせてパパと相談をもちろん、里帰り出産には良いこともたくさんあります。臨月になればお腹の重さもピーク! 前駆陣痛がはじまったり、むくみがひどくなったりして体調に不安を抱える時期でもあります。実家に里帰りしていれば家事などを行う必要もなく、ゆっくりとお産を待てます。また、産後は夜間の頻回授乳や夜泣きで十分な睡眠がとれないことの多いもの。実家にいれば、少しの間家族に預かってもらって、自分の気持ちや体を休めることができます。家族のサポートを通して、改めて家族の大切さに気づき、親子の絆が深まることでしょう。そして母になった責任感を再確認するきっかけにもなります。里帰り出産をするかどうかを選ぶのはママ自身。誰に言われることもなく、自分自身がベストだと思う環境で育児をスタートさせることが大切と言えそうです。(マムズラボ)
2016年09月24日こんにちは。ママライターのamuです。先日、幼稚園児のママである友達が「夏休みは付き合いがなくてホッとする。人間関係に疲れた」と言っていました。私も、幼稚園・習い事・小学校とたくさんのママと出会いました。その中で、学んだことや先輩ママから聞いた処世術がたくさんあったので友達に伝えてみたところ、参考になったと言ってもらえたので書いてみたいと思います。目次(1)口は災いの元(2)あいさつと返事(3)適度な距離感(4)ボスキャラをヨイショ(5)意識しすぎない(6)お金の貸し借りはしない●(1)口は災いの元『とにかく余計なことは言わないほうがいい。学生のころのノリで、ぶっちゃけ話をしたほうが仲良くなれると思ってつい話したら、旦那さんやママ友にペラペラ話されて恥ずかしい思いをした』(30代ママ)『子育て論を語らない。違う価値観だと、子どものことだけに敵視される場合も』(30代ママ)『相手を下げる言動や自慢をしない』(40代ママ)『お子さんの身長(女の子にデカいなど)、体重のことなどは言わない』(30代ママ)悪口や噂話は絶対NG!近所に住むママ友だからこそ、誰とつながっているかわからないし、「○○が言ってた」と言われると、たとえ悪口でなくても口が軽い人というレッテルが貼られ 、ずっとついてまわります。悪口を聞いたときは同調せず、かといって否定もせずに流しましょう。バイオリニストの高嶋ちさ子さんは、人の悪口に同調するだけで「あいつも言ってた→あいつが言ってた→あいつなら言いそう→高嶋が言ってた」というふうに変わっていくのが怖いと言って、“はひふへほの相づち” で乗り切ったそうです。悪口には、「はぁ」「ひぇー」「ふんふん」「へぇ」「ほぉ」などの相づちで返すのがベストです。●(2)あいさつと返事『嫌われたくないなら、あまり関わらず、でもあいさつと返事だけは感じよくすること。深入りすると、毎日会う上に子どもがらみだから、絶対嫌だなって感じる瞬間は出てくる』(40代ママ)『遠くからでも気づいてくれて、手を振ってくれると好感度があがる』(30代ママ)『話しかけて、感じよく返事してくれると安心して会話がはずむ』(40代ママ)やっぱりあいさつは大事 ですよね。あいさつさえしておけば、暗い、協調性がない、変わっているなどのマイナスイメージを持たれることもありません。わが家のマンションは、住民同士あいさつするのが当たり前になっていますが、怖そうな雰囲気の人があいさつをしてくれると、おお!とうれしくなります。緊張するけど、声を出していきましょう!●(3)適度な距離感『もっと仲良くなりたいな、くらいが一番いい距離感』(30代ママ)『頑なにランチや茶話会などに行かないより、たまには顔を出したほうがいい』(30代ママ)『あまり壁を作るのもよくないから、ほどほどの会話をする』(40代ママ)新学期のランチや茶話会、せめて保護者会だけでも顔を出しておくといいかと思います。お節介や干渉しすぎは、はじめはよくてものちのちお互いにとって面倒になる のでNG!●(4)ボスキャラをヨイショ『長いものには巻かれろで、ボスキャラには嫌われないようにしておいたほうがいい。力関係は初めにしっかりと見極めて、子どものことを褒めておけば、なにかとかばってもらえる』(30代ママ)『全然顔を出さなかったからクラスの暗黙の了解事項がわからず、苦言を言われたときに、教えてくださってありがとうございましたと言い、わからないことがあったら聞く形にしたら、顔を出さなくても役員をしなくても許されるキャラになった』(30代ママ)『低姿勢で「教えてください」と頼る』(30代ママ)ボスキャラの人は面倒見がいいですよね。ただ、誘いを断り続けると微妙な感じになることもある ので、忙しくてたまにしか園に行けないママ向けかも。●(5)意識しすぎない『私だけ誘われない、聞いてないなど、私には○○してくれないという考えを一切捨てる』(40代ママ)『敵も味方も作らない。子どもがメインで自分はおまけ』(30代ママ)とにかく無理しないことです。ママ友は自然とできたらいいや、合う人がいたら付き合おう、一人でも大丈夫というスタンスで。長い付き合いになるので、無理に明るく振る舞うのは続けるのが大変 です。●(6)お金の貸し借りはしない『ママたちのトラブルとしてよく聞く』(30代ママ)年齢も世帯年収もバラバラのママ同士のランチでは、一円単位で割り勘するのがお約束 。きちんとしているからこそうまくいくし、借りたものを返さないと印象に残りやすいです。また、前からの友達と違って返金のお願いを言い出しにくいのもあり、気まずくなることもあるそうです。----------以上、いかがでしたでしょうか?いつも笑顔で感じよくしておけば、人間関係はうまくいくし、一人でいたからといって気にすることもありません。かたまっておしゃべりするママたちの輪には入りづらいし、噂話ばかりしているように思えますが、私の経験上、たわいもない話をしているだけだし、一人でサッと帰るママが付き合いが悪いと言われるのも聞いたことがありません。●ライター/amu(ママライター)●モデル/ゆみ、SAYA
2016年09月23日子育ては、退院した日から、暇なし!カットにも満足に行けませんよね。でも、いつでもキレイなママでいたい。忙しいママにお薦めのヘアスタイルをご紹介します。髪さえ洗えない日々……私が第一子を出産した時には、退院して2、3週間は、朝起きて、顔も洗わず、着替えもせず、授乳、オムツ替え、寝かしつけ、抱っこの繰り返しでした。ほとんど外出しないので、髪はずっとトップで結んだまま。赤ちゃんを毎日入浴させるので、かろうじて、自分もお風呂には毎日入りましたが。でも、2人目、3人目の出産後は、子ども全員入浴させると、自分が洗う時間もなく、子どもを全員寝かしつけてから、夜な夜な洗面所で洗髪することも、しばしば。こんな時期は、ロングからセミロングにしておきましょう。1日くらい洗髪できなくても、シニヨンや後ろでひとつで結んでしまえば、顔にかからず、比較的、気になりませんよね。その際には、前髪やサイドなどの顔まわりの髪を、ふんわりとゆるめに仕上げるのがポイント、カチューシャを使ったり、ポンパドールにするのもよいでしょう。顔まわりの髪がぴったりしていて、ボリュームがないと、老けて見えちゃいますので、ご注意!産後の抜け毛産後は、多くの方が抜け毛に悩まされます。個人差がありますが、産後すぐから半年くらいで抜け毛が増えるようです。髪の抜けが落ち着いても、今度は抜けた毛が生え始める時に、顔まわりに生え始めの短い髪の毛が集中し、ツンツンはみ出したようになって、だらしなく見えます。ロングからセミロングの方は、先に説明したように、顔まわりの髪を、ふんわりとゆるめに仕上げるのがポイントです。ふんわり感がツンツン毛もごまかしてくれます。ボブスタイルは、生え際や根元が自然に立ち上がるスタイルですので、ツンツン毛が隠れて目立たなくなります。ショートカットは、産後の忙しい時期は、お薦めしません。カットも頻繁にしてもらわなくてはならないし、抜け毛によるボリュームダウンで、貧相に見えてしまいます。産後の抜け毛、心配ですよね、でも、産後10か月から1年くらには元通りに。過度に心配せず、一時的なものと割り切って、その時期に出来るヘアスタイルを楽しんでください。
2016年09月21日長い妊娠期間を経て、我が子が生まれた瞬間…その喜びは他の何にも代えがたいもの。「新たな家族を迎えて幸せな家庭を築いていこう」そう決心するはず…ですが夫婦生活において夫が最も注意すべきは妻の産後という、このタイミングなのです。 産後、妻に避けられているように感じる?出産した後、妻が目を合わせてくれず、コミュニケーションも最低限のものしかできない。ましてや夜の営みなんて…そんなことを感じている旦那さんは多いのではないでしょうか。「産後クライシス」という言葉もあるように、出産後の亀裂から夫婦仲が悪化していき、離婚に至ってしまう…そんなケースも少なくありません。「子育てが忙しくストレスが溜まっているのだろう」程度に軽く考えてはいませんか?こうした妻の「産後うつ」の症状は、実は出産によるホルモンバランスの急激な変化が原因なのです。女性の体内で起きていること妊娠中の女性の体内では、プロゲステロン(乳腺を発達させる、子宮筋の働きを調整するなど)やエストロゲン(胎児の成長に合わせて子宮を大きくする、母乳の通り道である乳管を発達させるなど)などのホルモンが盛んに分泌されます。しかしこれらの女性ホルモンは、産後急激に分泌量が減少します。代わって活発に分泌され始めるのが、プロラクチンというホルモン。プロラクチンは母乳を生成する役割を持つ、とても重要なホルモンです。ひとつ注意が必要なのは、このプロラクチンがそのまま妻の体調不良に作用するというわけではなく、ホルモンバランスの変化が原因であるということ。ホルモンバランスの変化によってイライラしたり感情的になるなど、産後うつになりやすくなります。不足しているホルモンを補っていく、という方法を選ぶことが大切なのです。夫がするべきこと不足した女性ホルモンは、1. 大豆イソフラボン・ビタミンB6・ビタミンEを多めに摂取し、バランスのいい食事を取ること2. ウォーキングなどの軽い運動をする3. 気分転換ができる趣味をし、ストレスを解消するなどの方法で補うことができますので、妻の様子に不安を感じたらぜひ夫婦で実施してみてはいかがでしょうか。また産後の妻と共同生活を送る旦那さんがまず第一にすべきことは、こうした妻の変化に気付き、その変化の原因を正しく理解すること。その理解の上で、家事・育児のサポートをしたり、相談に乗ったりすることで妻との関係に良い影響を与えるはず。些細なことで喧嘩になったり、理不尽なことで文句を言われたりと、辛いことも多いでしょう。ですが、「ホルモンバランスの変化のせい」と割り切れば、大目に見ることができるかもしれません。子どもを育てる、ということはとても大変。こうした妻の変化に対応することも子育ての一環だと捉えることが、「産後クライシス」を乗り越える第一歩につながるはずです。ライター:メオトーク編集部
2016年09月17日子育て中のママを悩ませる「産後太り」問題。赤ちゃんのお世話で忙しく動き、授乳中で食事にも気を配っているはずなのに、全然体重が戻らない…という人は多いのではないでしょうか。実は、産後太りが解消しないのは、授乳中の姿勢が影響していることがあります。1日に何度も行う授乳の姿勢が悪いと、骨盤がゆがみ、お腹や下半身太りの原因になるのだとか。気づかないうちに体に負担をかけていないか、日頃の授乳姿勢をチェックしてみましょう。■授乳の姿勢が体に与える影響とは出産したその日からすぐにスタートする授乳。とくに授乳に慣れないうちは、つい一生懸命になってしまい無理な姿勢をとりがちです。また、自分では楽な姿勢だと思っていても、実は体に負担がかかっていて、骨盤の歪みや肩こり、腱鞘炎などを引き起こしてしまうことも。出産で大きく開いた骨盤は、産後数ヶ月をかけて元の位置に戻ります。1日に何度も行う授乳の姿勢が悪いと、ゆるんだ状態の骨盤が元に戻らず、ゆがみを引き起こしてしまうのです。骨盤がゆがむと、その周りの筋肉がかたくなり、血液やリンパの流れが悪くなってしまいます。新陳代謝も低下するため、脂肪の燃焼や老廃物の排出も滞ってしまうことに。産後太りの原因になるだけでなく、肩こりや腰痛、むくみなどの原因にもなるのです。 ■こんな姿勢はNG!日頃の授乳姿勢をチェックよく「授乳のときには赤ちゃんと目を合わせましょう」といわれます。でも、授乳のときに赤ちゃんの顔をのぞきこもうとして、つい背中が丸くなってはいませんか?前かがみの姿勢は、骨盤のゆがみのほか、胸と背中の筋肉のバランスが悪くなる原因にもなります。気づかないうちに猫背になっていないか、授乳のときには姿勢を意識するようにしましょう。床に座って授乳する場合は、正座から脚を外側にずらしておしりを床につける「ぺたんこ座り」や、両脚を片側にずらす「横座り」はNG。股関節がねじれて骨盤のゆがみを引き起こすほか、ぺたんこ座りはO脚になりやすいともいわれています。椅子やソファーに座るときは、浅く腰かけたり脚を組んだりしないように気をつけて。椅子に浅く座っていると、体のバランスをとるために背中が丸くなりがち。また、脚を組んで授乳していると、骨盤のゆがみに加え、腰痛や脚のむくみの原因にもなります。■骨盤のゆがみを防ぐ正しい授乳姿勢とは座るときには、骨盤の後ろ側に仙骨が座面に対してまっすぐ立つよう意識して、背筋をスッと伸ばします。実は背中を丸めるよりも伸ばした方が、赤ちゃんの顔や口元もよく見えます。赤ちゃんをのぞきこまずに視線を向けて、コミュニケーションをとるようにするとよいでしょう。椅子やソファなら深めに腰掛けるのがポイント。床に座る場合は、もっとも骨盤をゆがませないのは正座だといわれていますが、長時間になるとなかなかつらいものです。そんなときはあぐらをかいて、おしりの下にクッションなどを敷いてみてください。クッションを使うことで骨盤が後ろに倒れるのを防ぎ、腰の負担も軽くすることができます。人によっては数年間続く授乳期。骨盤のゆがみを正して産後太りを解消するためにも、日頃から正しい授乳姿勢を意識してみてくださいね。
2016年09月10日子どもは同い年でも、ママたちの年齢はバラバラ。ジェネレーションギャップを感じてしまい、なかなか若いママと良い関係を築けないという人も多いのでは。けれども子供同士は仲の良い友達関係を築いていると、ママ同士の仲は仲良くせざるを得ないケースも。どう付き合ったらよいのでしょうか。 ■良好な関係を築くにはどうしたらいい?若くして出産を経験したヤンママは「社会経験がない」「計画性がない」「若いときに遊んでいた」など、否定的な視線で見られがちです。しかし、あなたと同じように子育てに悩みを抱え子どもを育てていることに変わりはありません。ましてや、子どもの年齢が上だったり兄妹がすでにいる場合は「先輩ママ」にあたることもあるわけです。そして何より、わが子を愛する気持ちは同じ。ただ年齢が若いという理由で、後輩のように接せすることはせず、子育てを頑張っている仲間として接すれば良好な関係を築けるはずです。 ■あなたはヤンママからどう思われてる?30~40代で小さい子どもを育てているママは、学校を卒業後、ある程度キャリアを積んでから出産したことでしょう。年齢だけでなく、育ってきた環境が異なれば、仲良くなれないママがいても不思議ではありません。しかし「若い」というだけで偏見を持つのは良いのでしょうか。実際にヤンママたちにアラフォーママに対する意見を聞いたところ、次のような意見が聞かれました。 「児童館で初対面のママに露骨に避けられたのが悲しかった。何も悪いことをしていないのに…」(20歳・1歳児のママ) 「若いというだけで、保育園でも意見を聞いてもらえないことがある。同じ立場のはずなのに納得できない」(19歳・2歳児のママ) 「10代で子どもを産んだだけでバカにされるのがつらい。子どもはすごくおとなしいのに、私が若いだけで子どもまで問題児扱いされることがある」(22歳・4歳児のママ)ヤンママたちは年齢に関係なく、同じ子を持つママとして接したいと考えているようです。しかし、一方的に拒絶されてしまうので、自分たちも関わりを避けるようになってしまったといいます。■ママ歴に実年齢は関係ない!今回の取材で若いママたちと話してみると、非常にフレンドリーな人が多いと感じました。会話の中に若者らしい言葉が多く、テンションも高いので、同世代のママたちとの違いを感じたのは事実です。しかし、どのママも子育てに一生懸命でこちらの取材にも快く話しをしてくれました。年上のママたちが「ヤンママは攻撃的だと思うことがある」という意見をぶつけたところ、「いつも下に見られるので、相手になめられないようにしているのかもしれない」という意見も。 また、仲良しグループにヤンママがいるという38歳のママに話を聞いたところ、「たしかに見た目は派手だけど、とても仲間意識が強いので困ったときにはすぐに助けてくれた」とのこと。 お互いに同じママとして対等に接することができれば、これほど心強いママ友はいないかもしれませんね。ママ同士の付き合いでトラブルが起きた時は、相手を責めるだけではなく、自分自身の言動を振り返ってみてはいかがでしょうか。
2016年09月07日2人目の妊娠中や産後、「上の子が可愛くない」と思うことがありませんか? 他人には相談しにくいし、「ママだから2人とも平等に可愛がらないと」と自分を責めてしまう…しかし実は「上の子が可愛くない」と思うのはよくあることです。そう感じる原因はどこにあるのか、知っているだけで気持ちも変わるでしょう。今回は3つほど原因をご紹介します。1. 生物学的要素本能的なもの本能的に母親は「1番小さな赤ちゃんを守ろう」と本能が働くもの。そうでなければ何もできない赤ちゃんを守ることができませんよね。我が子が何人いても、本能的に生まれたての下の子を1番可愛く思うことは、ごく普通のことなのです。産後の攻撃性の波及産後、ホルモンバランスの関係で女性が攻撃的になるのはご存知でしょうか?第一子の産後、夫や義母にやたらイライラしてしまうのはよくあること。これが第二子以降になると、上の子にも波及しやすいのです。上の子もママに構ってほしくて赤ちゃん返りをしたり、わざと下の子をいじめたり。その姿を見ているとママは余計イライラしやすくなります。2. 「兄・姉らしさ」の押し付け私自身、上の子を可愛く思えなくて悩んだのが下の子の妊娠中でした。「お兄ちゃんになるんだからこれくらいできるようになってよ」と、無意識に上の子にお兄ちゃんを求めていたのが原因です。しかし上の子からすれば、好きで上に生まれたわけではありません。偶然最初に生まれただけなのに急に兄姉らしさを求められたり、急激な成長を求められては戸惑ってしまいます。基本的にきょうだいというものは、ママからの愛情を奪い合う競争相手。上の子が「本物の兄・姉」になるには、長い年月が必要です。ケンカをしつつも時に一緒に遊んだり、可愛く思ったり。本物の兄弟になる日まで、期待の押し付けはやめましょう。3. 疲れ×上の子のワガママ×孤育て新生児のお世話で睡眠不足&疲れていて心身ともに余裕がないのに、上の子はワガママを言うし、対応できるのは自分1人しかいない…この状況でイライラしない人はいないでしょう。2人目の産後は、里帰り期間を長くする、夫に頼る、ファミサポを頼むなど他人の協力が必要不可欠。またテレビやお惣菜など外部サービスも積極的に活用しましょう。イライラ解消の近道は「上の子との時間を増やす」こと上の子へのイライラは本能的に仕方ない部分もありますが、ママとしては2人とも可愛がりたいものですよね。少しでも解消する近道として、上の子との時間を増やすようにしましょう。ママとの時間が増えれば、上の子の「自分のことも構ってほしい」という気持ちからくるイヤイヤやワガママも多少は改善します。ママも幼い表情を見せる上の子を見て「この子もまだまだ小さかったのよね」と思い出し、「お兄(姉)ちゃんなんだから」という理想を押し付けてしまっていたことに気づくでしょう。意識的に上の子と2人の時間を作るようにしてみてくださいね。ライター:宮野 茉莉子
2016年08月31日こんにちは!台湾在住のママライターなかやまあぽろです。台湾と言えば足ツボマッサージが人気で、よくテレビ番組でも取り上げられたり、ガイドブックにも必ず載っていたりしますね。わたしも産後の腰痛や疲れなどの不調を整えるため、1年ほど足ツボマッサージに通っていました。さまざまな体の不調に効果が期待される“ツボ”は、実は足の裏だけではなく全身にあることをご存じでしょうか?たとえば、“母乳”に関するツボもいくつかあります。今回は、台湾で助産の研究をしている教授の研究結果を元に、母乳の分泌を促したり、乳腺炎の症状を和らげたりといった効果が期待できるツボをご紹介します。●冷やすよりも温めることから始めましょう母乳が出にくい体質で焦ったかと思えば、今度は赤ちゃんがうまく飲めず乳腺炎で胸がカチカチになり、激痛をこらえてマッサージをしたりなどと、出産直後のママたちは大小さまざまな“母乳トラブル”を抱え本当に大変です。特に乳腺炎になったときは熱を持って腫れあがり、夜も眠れないくらいの激痛に見舞われることも。そんなとき、胸を“冷やす”ことで対処している人が多いと思いますが、これから紹介するツボを刺激する際は、逆に温かいタオルなどで数分胸を温めておく とより効果を発揮します。●乳根穴〜母乳の出を促す効果の期待できるツボ〜『乳根穴(にゅうこんけつ) 』と言われるツボの位置は、左右の胸のトップから真下のアンダーバストの線上との交差点、第五肋骨の隙間にそれぞれあります。母乳の出が悪かったり、乳腺炎による母乳の詰まりを改善したりする効果が期待されるツボです。また台湾では断乳後のバストアップのために、このツボをマッサージする女性も多くいる とか。ぜひ試してみたいですね。●壇中穴〜乳腺炎の痛みに効果が期待できるツボ〜『壇中穴(だんちゅうけつ) 』は、左右の胸のトップを結んだ線の中心にあります。乳腺炎による胸の張りや、痛みを和らげる効果が期待されるとされています。台湾の助産研究の教授が行った、母乳分泌不良の女性60人を対象にしたツボマッサージの実験結果によると、約80%の女性の母乳分泌量が改善された という報告が出ました。●ツボマッサージをするときのコツ3つ(1)強く刺激しないことが肝心。初めは様子を見ながら力を加減して行う(2)ツボを押すときは、ゆっくりと息を吐きながら押す。(3)乳根穴と壇中穴は1回のマッサージにつき、それぞれ7回づつ押し、4~5サイクル続ける。初めての場合はサイクルを2回ほどにするなど、体調を見ながら調節することがポイント。----------今回ご紹介したツボは、自分でも簡単にマッサージできる位置にあるので、乳腺炎による痛みで眠れない夜や、赤ちゃんがお昼寝中のちょっとした時間に試してみるのもいいですね。よい効果が得られますように!【参考リンク】・經穴庫(500穴) | 醫砭()●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年08月28日産後ママにとって気になるのは、産後の“体形戻し”。体重は落ちたのに、妊娠前に履いていたズボンが入らない!?ということはありませんか?それはもしかすると骨盤のゆがみが関係しているかもしれません。最近は入院グッズの中に“骨盤ベルト”の指示がある産院もあるほど。私も出産前に骨盤ベルトを購入したのですが、帝王切開で出産したため傷の痛みもありすぐには付けることが出来ませんでした。産後しばらく経って、体形も気になるし傷口の痛みも減ってきたのでそろそろ……と思ってつけてみることに。でもなんだか正しく使えているのか不安。そこで、プロの力を借りることにしました。骨盤のゆがみは、放っておくと大変?!そこで、骨盤矯正を行っている整骨院へ。検査を受けたところ、私の骨盤は通常よりも20度もずれていました。でも出産後はみんなこのくらいずれているものですよ、とのこと。出産のため、色々な骨をつないでいるじん帯を緩めるホルモンが妊娠中から出続け、さらに出産によって骨盤が開き、育児による無理な姿勢がかさなりこのようなことが起きるそう。このゆがみを放っておくと、体形のくずれや腰痛などだけでなく更年期の症状も重くなってしまう可能性があるそうです……。産後の骨盤矯正は、思った以上に大切そうです。骨盤矯正ってどんなことをするの?産後のママケアにはマッサージや整体などもありますが、骨盤矯正を行っている整骨院は“柔道整復師”という国家資格を持っている先生が施術をしてくれます。専門的な知識を持った方に施術していただけるので、私も身体のメカニズムを理解しながら治療を進められました。私がはじめて受けたのは産後ケアコース。はじめに写真を撮ってゆがみを確認し、産後ママの身体に起こっていることを教えていただきながら治療方針を決めて行きます。その結果、①骨盤まわりを中心とした骨を元の位置に戻す②筋肉のバランスを整える③おなかと背中のインナーマッスルを鍛えるという3つのアプローチをすることに。骨盤を元に戻すだけでなく、腹筋背筋を鍛えることで正しい位置に矯正された骨盤をキープすることで、くびれができて体形維持ができるそうです。整骨院での骨盤矯正、メリット・デメリットは?《メリット》・プロの手で正しく骨盤矯正ができる・育児ででてくる腰の痛みなどにも事前に予防できる・体形のもどりがよくなる・更年期になったときに症状が軽くなる可能性がある・姿勢がよくなることによって抱っこなども楽になる《デメリット》・費用がかかる(料金設定は様々ですが、平均5〜6000円/回)・小さな赤ちゃんがいるなか、通わなければならない(週1〜2回を3ヶ月が目安)やっぱり一番のデメリットはお金がかかることと、赤ちゃんを預けて通うのが大変なこと。しかし、思い切って集中してケアをし早めに身体を整えていくことで育児が楽になれば結果的にはお得かもしれません!骨盤矯正をするベストなタイミングって?じん帯を緩めるホルモンのおかげで、産後1年は骨盤のゆがみが比較的戻りやすいと言われています。骨盤矯正は産後2ヶ月くらいからできるそうですが、体力も回復し悪露も落ち着いた頃がいいそうで、3ヶ月くらいから通われる方が多いそう。私は5ヶ月から始めましたが、まだまだ間に合うとのこと。産後の身体の状態や赤ちゃんの状態、さらに通うことが負担にならないタイミングを選ぶのがいいかと思います。子連れでも安心な整骨院が増えている!“結婚式を挙げるか挙げないかと同じくらい、産後の骨盤矯正をするかしないかを選ぶのは大切なこと”と先生は言っていました。私自身通ってみてよかったなと思うことは、産後の身体に最も負担がかかる時期に定期的に身体のメンテナンスをしてもらえることで身体的に育児が楽になったこと。毎回行く度に「腰痛はありますか?」など身体のこと聞いてくださり、安心。おかげで腰痛知らず!産後はネイルサロンや美容院などに行く時間がどうしても減ってしまいがちですが、、自分をケアする時間が心のゆとりにつながっていると思います。赤ちゃんをなかなか預けることが難しいママ向けにバウンサーを用意してくれたり、赤ちゃんを見てくれるスタッフがいる子連れ歓迎の整骨院も増えているそう!向き不向きもあるので一度話を聞きに行くのもおすすめです。人生の中で数回しかない出産は、大きく身体の変わるタイミング。慣れない育児に追われてしまいがちですが、これから長く続く子育てのためにも自分に合ったママケアを探してみてください♪
2016年08月25日【ママからのご相談】家族旅行で温泉へ行くことになりました。私の両親と弟家族も一緒です。弟は奥さんと2人の子ども、私も主人と2人の子どもを連れて行きます。子どもたちは普段なかなか会えないいとこたちと旅行に行くことを大変楽しみにしていて、 私も旅行自体は楽しみです。しかし、私は他人と一緒に温泉に入るのが憂鬱で仕方がないのです。昔から着替えやお風呂に入るところを他人に見られるのは嫌でした。今回は弟のお嫁さんと一緒ですし、子どももお風呂に入れなくてはいけない状況……。こんなことで憂鬱になってしまう自分が小さく思えて自己嫌悪です。●A. 他人にからだを見られるのが「居心地が悪い」というのは普通のことです。ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。家事に育児に毎日忙しいママたちにとって、旅行は食事の支度や後片付けから解放される唯一の息抜きになりますよね。ぜひ旅行を満喫してほしいなと思います。実は私もご相談者様と同じく、自分のからだを他人に見られてしまう状況が嫌で仕方がなく困っておりました。実際まわりを見渡すと皆さん本当に平然と隠さずにいて、タオル一枚巻いている方も少なく、妙に開放的な雰囲気 なのがまた居心地が悪いのです。こんなに気にしているのは自分だけなのではないだろうか?と思うとますます憂鬱になったものです。しかし、調べてみると意外にも自分と同じようにお風呂でからだを見られたくない人が多くいるということが分かったのです。2016年に『WooRis』が500名の女性に行ったアンケートにも、このような結果が出ていますのでご紹介します。●他人のからだをジロジロ見る行為はマナー違反このアンケートでは、対象となる女性の皆さんに「銭湯や温泉で周囲をイラっとさせる女性の行為は?」 という質問に答えていただき、その結果3位にランクインしていたのが、「他人のからだをジロジロ見る」……13.6%というものでした。世の中の女性の皆さんが、いかに温泉などで他人からからだを見られることに敏感になっているかということがよくわかると思います。私も自分のからだを見られることが嫌なので、極力近くに居合わせた女性のからだは直視しないように気をつけています。●産後のママは体型の変化が気になるママとしての意見ですが、出産後の体型の変化で私が最も気になったのは、お腹の周りの皮膚のたるみ でした。出産からの月日が浅ければお腹の周りは元に戻っていません。それを温泉で他人から見られるのはやはり嫌だなぁと思ってしまいました。また、私はこの10年間で3人の子どもに授乳をしてきました。戦いを終えたバストは今、とても悲しい姿になっていますから、上半身も気になります。子どもの手を引きながら上も下も隠すなんて、一体どうやったらいいのでしょうか?良い方法があるなら、私も知りたいくらいです。では、実際お子さんをお持ちのママたちは温泉に子どもと行くとき、他人のからだが気になるのかどうか、または自分のからだを見られてしまうことに関してどのような意見をお持ちか、リサーチしてみました。『温泉は大好きでしたが、子どもと一緒に入るとなるとゆっくりできない。今は体や髪を洗うための場所と割り切って過ごすので、他人の目は気になりません。さっと入って出るだけだし、広いお風呂で子どもを安全に入浴させるだけで精一杯。他人を気にしている余裕ナシ!です』(30代/2人の子を持つママ)『温泉で他人と一緒にお風呂に入ることが嫌いです。見るのも見られるのも嫌で仕方がないです。しかし、子どもを抱っこしていれば上半身も下半身もほどよく隠れることが分かり、今ではあまり気にならなくなりましたよ。プールで使うような巻きタオルを持参しているので、風呂上がりに子どもを着替えさせているあいだも自分が裸でいなくていいのでオススメです』(40代/5歳の女の子のママ)『毎年主人の家族と温泉に行くのですが、やはりちょっと抵抗がありますね。子どもはばぁばと一緒だと大喜びですが、私は義理の家族とはからだを見せ合いたくないかも。そのうち慣れるかと思いましたが、慣れませんね(笑)』(30代/2人の男の子のママ)----------いかがでしたか?ママ目線の話の中には、参考にできることもありそうです。また、「子どもを抱っこしているとママのからだは隠れて見られにくい」「子どもと一緒だと、お風呂はさっと済ませてしまうから気にならない」という意見は大変興味深いものでしたね。逆に、温泉などの公共浴場で自分のからだを隠すことなく、入浴することに全く抵抗のない方も多くいらっしゃるというのが事実です。タオル一枚巻かずにいられるのも、リラックスを求めて温泉に来ている方々にとっては当然の振る舞いのようにも思えますよね。日本人に馴染み深い温泉には各々の楽しみ方がありますから、いろいろな考え方を持っている方々との調和 もまた温泉ならではの楽しみと思えるといいですね。ご相談者さまの憂鬱なお気持ちが少しでも楽になって、楽しい旅行となりますように。●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年08月16日こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。先日、男友だちから「結婚を考えていた彼女と別れてしまった」と打ち明けられました。相手の女性もご年齢的にお若かったこともあり、独立したばかりの彼を支えきれなかったなど、お二人にしかわからない問題も色々とあったようです。もう少し冷静になって物事を見ることができていたら、歩み寄れたような気がするね…と、客観的な視点から話をしました。渦中にいるとなかなか難しいのですが、 “別人格の自分” で、 “渦中に巻き込まれている自分” を冷静に客観視することができるようになると、対応策がぽろっと見えてくることもあります。今回は、そんな「客観視する力」を身につける方法をご紹介します。■ 人はすぐに “すべてを変える” ことはできない前回の「ダンナのトリセツ」記事(第8回、第9回)では、奥さまであるみなさん、そしてご主人もお互いに変化をもたらすことで関係性が良くなる、というお話をしました。しかし、「その後はどうしたら良いの?」というご意見も聞こえてきそうですね。人はすぐに “すべてを変える” ことはできません。変わる以前の感覚にも安堵を覚え、そこに身を置きたくなる気持ちにもなります。だからこそ、過去において居心地良かった感覚と、新しい感覚との間において一喜一憂しながら、少しずつ魅力的な妻、母、そして女性であるための階段をのぼっていってみてください。 ■「客観視する力」は、どう育む?少しずつ努力していく中で、客観視する自分を育むために効果的なことは、“心身を委ねる”癖付けをするということです。自分のメンテナンスなどを自己処理だけで終らせていると、常に自分だけとの向き合いになり、戦闘態勢から逃れられません。心に緩みをもたらすことができなくなる傾向があるため、マッサージやエステなど他人に心身を委ねる意識を持ってみてはいかがでしょうか?私自身も定期的にパーソナルトレーニングやマッサージなどへ通っていますが、プロの手は違います。そして、他人に委ねる感覚を覚えると、本来の人間としてのぬくもりや優しさ、思いやりの気持ちが芽生えます。気持ちにゆとりが生まれることで、変わろうとしている自分、変わった自分を冷静に受け止め、自尊感情が芽生えるとともに、ご主人に対しても穏かな気持ちで向き合うことができるようになるものです。 ■意図的に “委ねワガママになる” 時間を設けるまた、普段がんばっている奥さまたちは、なかなかワガママがいえませんよね。お子さまのご飯の支度や勉強を一緒にしていたらあっという間に時間が経ち、そして、ご主人が帰って来てまたご飯の支度… そんな毎日の繰り返しの中で、ワガママなんて言っていたら大変!だからこそ、意図的に他人に “委ねる” 時間を作り、自由にワガママが言える習慣を定期的に設けることでメンテナンスのレベルもあがります。マッサージやエステを受けることは、家族のためでもあり、女性が心身ともに美しく健康であるためのアイテムであると感じます。「自分にご褒美♪」となると、敷居が高いので、「家族のため」「客観性や冷静な物事の考え方を身につけるため」だと少し言い訳をしながら、そういう時間を勇気を持って設けてみませんか? ・第8回 「ダンナ好みの妻になる」が意味すること ・第9回 「“ノンバーバルコミュニケーション” で、ダンナを変える ・連載『ダンナのトリセツ』
2016年08月10日こんにちは、ライターの佐原チハルです。『産後クライシス 』という言葉が一般的になるくらい、妊娠・出産やその後の育児にともなう夫婦間の溝は、大きなものとして認識されるようになってきました。少し前には、“陣痛の痛み・苦しみを夫に「大袈裟すぎる、うるさい」と言われた”という視聴者の悩みの声に、テリー伊藤氏が「(女性が)大袈裟だったんでしょう 」と発言する、ということもありましたね。スタジオの女性・産婦人科医には批判されたそうですが、こうした男性の残酷なほどの無理解 に対する悩みは、後を絶ちません。そこで今回は、「最低限、これくらいはわかれよ!」と感じた事柄について、妊娠中・妊娠経験のある女性に尋ねてみました。●(1)「陣痛は本当に怖い」「産むことがそもそも怖い」ということ『陣痛が怖いと言ったら、「みんな普通に産んでるんだから、怖がりすぎ」と言われた。絶対に陣痛を経験することがない立場のヤツは無責任に気楽なことが言えていい立場だな 、と思い、喧嘩になった。そのときも謝らせたし、立ち会い出産後も泣きながら謝られたので、許したけど』(20代・専業ママ)『テリー伊藤さんの件と似てるかも。私も3人目の出産のとき、陣痛も産むのも怖いと言ったら、「もう3人目なのに何言ってんの?」と笑われて、子どもの前なのに泣いちゃった』(30代・ワーキングマザー)『無痛の予定なので陣痛はひどくないだろうけど、そもそも産むこと自体が怖い。無事に産めるかどうか不安 。夫からはその不安を感じなくて、ますます不安になる……』(30代・会社員)●(2)「妊娠中にだらけて見えるのは、本当につらいから」ということ『「家事がつらいなんてワガママ」「妊娠は病気じゃない」「妊婦を理由に甘えてる」と、私が父にどやされたとき、夫がかばってくれなくて悲しくなった。妻の父親には、そりゃ言いにくいかもしれないけど……』(30代・ワーキングマザー)『妊娠後期は、家事にもいちいち時間がかかった。そのとき、「たかが家事に、なんでそんなに時間がかかってるの? 」と言われて喧嘩しました。「たかがって言うなら全部お前がやれ」って言ったら謝られたし、二人目の妊娠のときはそんなことは言われなかったけど、今でも忘れられないです』(30代・ワーキングマザー)●(3)「収集している情報量の違いはストレスになる」ということ『女だからって、妊娠・出産に詳しいわけじゃないし、育児のことを多く知っていたり、上手にできたりするわけじゃない。自分でたくさん調べて勉強しているだけ。そうしないではいられないだけなのに、「さすが詳しいね」って言われて、なんて返していいかわからなくなった』(20代・ワーキングマザー)『自分で調べるとか、育児書みたいなものを読むとか、夫は全然していなくて、その姿勢にイライラした。出産のことも子どものことも、全然考えてくれてないのかなって悲しくもなった。情報量に差がありすぎて、不安の共有もできなかった 』(30代・専業ママ)----------妊娠・出産は、“いつも通りではない”不調や不便が延々と続くもの。ケアが必要なのは、優しさではなく、当然のことです。また、たとえ何人目の子どもであろうと命がけであることにも、痛みや不安があることにも、変わりはありませんよね。「言葉で伝えてわかってもらう」ことには、残念ながら限界があります。だからこそ、わかってはもらえなくても、まずは想像してみてほしいですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年08月05日