『ヴィジット』で“鬼才健在”を改めてアピールしたM・ナイト・シャマランと、『X-MEN』シリーズでも知られるジェームズ・マカヴォイがタッグを組み、全米ランキングで初登場No.1を獲得した話題のスリラー『スプリット』(原題:SPLIT)が、5月12日(金)より日本公開されることが決まった。女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)のバースデー・パーティーに招かれ、その帰り、クレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)と共に家まで車で送ってもらうことに。それが悲劇の始まりだった。見知らぬ男が車に乗り込んできて、3人は眠らされ、拉致される…。目覚めると、そこは殺風景な密室。ドアを開けて入ってきた男は神経質な雰囲気を漂わせていた。このままでは命が危ない!どうすれば逃げられるのか?3人が頭をひねっていた矢先、扉の向こうからその男と女性の声が聞こえる。「助けて!」と叫ぶ少女たち。姿を現したのは…女性の洋服を着て、女性のような口調で話す男だった。「大丈夫、彼はあなたたちに手を出したりしないわ」。絶句する少女たちに、今度は屈託なく「僕、9歳だよ」と男は話かけてきた。実は、彼は23もの人格を持つDID(解離性同一性障害)で精神医学を専門とする女医フレッチャーのセラピーを受けていたのだ。密室で3人の女子高生vs23人の人格の熾烈な攻防が繰り広げられる中、“24人目”の人格の存在が生まれようとしていた――。恐怖と緊張と興奮のスパイラルが五感を刺激する、シャマラン監督の真骨頂ともいえる密室スリラー。圧倒的な演技力で解離性同一性障害(DID:Dissociative Identity Disorder)の青年を演じ分けるのは、『X-MEN』シリーズのような大作から『つぐない』などの文芸作まで幅広いジャンルをこなせるジェームズ・マカヴォイ。シャマラン作品初出演となる彼は、万華鏡のようにキャラクターを変え、時にカリスマ性をも漂わせる。その圧巻の演技は映画史に名を刻むことにもなりそうだ。『セッション』も手がけたプロデューサーのジェイソン・ブラムをはじめ『ヴィジット』のスタッフが、シャマラン監督のもと再結集した本作は、『シックス・センス』『アンブレイカブル』『サイン』を放ったころの“キレ”が完全復活したといわれている。シャマラン史上、最も衝撃的なラストが待ち受けるという本作の続報を心待ちにしていて。『スプリット』は5月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月24日次々と実写化されるディズニーアニメの中で、特に期待が大きい『美女と野獣』。この映画でエマ・ワトソンがベル役を演じることになったのは、運命なのかもしれない。『美女と野獣』が実写化されると知る前、エマはリリー・ジェームズが演じた『シンデレラ』役をオファーされていたという。エマは出演を断ったが、しばらくすると『美女と野獣』実写化の知らせとともにベル役に声がかかり、「ベルというキャラクターが、シンデレラよりもずっと、私の心に響くものがあったのよね」と出演を承諾したと「Total Film」に語っている。日頃からフェミニストとして積極的な活動を行ってるエマは、ベルという強い心を持つ女性を演じることが、若い女性たちのお手本になると期待している。「ベルは、(どんな状況においても)好奇心が強く、思いやりがあって、偏見を持たないという性格のままでしょう。そういう女性をお手本として、はっきりと形にしたかったの」。このように明確な目的意識を持っていたエマ。最初に渡された脚本にはちょっとした不安があったため、ビル・コンドン監督と共同で脚本に肉付けすることができるのなら出演する、と条件を出したほどのこだわりぶり。実写版の『美女と野獣』は、エマの意見がしっかりと反映された自信作となったようだ。(Hiromi Kaku)
2017年01月18日映画『007』歴代ジェームズ・ボンドの等身大フィギュアが、バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)六本木店・銀座本店に登場。六本木店は、2017年1月21日(土)から25日(水)まで、その後銀座本店に移動し、1月27日(金)から30日(月)までディスプレイされる。今回登場するのは、映画『007』を飾った歴代のジェームズ・ボンド6人。ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナン、ダニエル・クレイグの6名は、アカデミー衣裳デザイン賞を受賞した衣裳デザイナーのリンディ・ヘミングがデザインしたディナースーツを纏う。彼らは、様々なポージングを披露。腕を組むもの、ピストルを上に向けた古典的なポーズをとるもの、ピストルは持たずゆったりと構えるもの。背景は、映画『007』のオープンニングシーンでおなじみのインパクト溢れる銃口になっている。等身大フィギュアは見て触れて、一緒に写真を撮って楽しむことができる。なお、歴代ジェームズ・ボンドの等身大フィギュアは、全て体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」が手掛けたもの。バーニーズ ニューヨークの先行展示後は、2017年2月1日(水)から5月14日(日)までの期間限定で、「マダム・タッソー東京」にて展示される。【イベント詳細】映画『007』歴代ジェームズ・ボンドの等身大フィギュア■バーニーズ ニューヨーク六本木店期間:2017年1月21日(土)~25日(水)住所:東京都港区六本木7-7-7営業時間:11:00~20:00■バーニーズ ニューヨーク銀座本店期間:2017年1月27日(金)~30日(月)住所:東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル営業時間:11:00~20:00※1月27日(金)18:00~20:30まで入場無料のオープニングパーティー開催。■マダム・タッソー東京期間:2017年2月1日(水)~5月14日(日)住所:東京都港区台場1−6−1 デックス東京ビーチ
2017年01月15日「バーバリー」がホリデーキャンペーン動画「The Tales of Thomas Burberry」を公開した。ショートムービー風の壮大な仕上がりに「もはや広告の域を越えている!」と話題になっている。監督はエイミー・ワインハウスのドキュメンタリー『AMY エイミー』を撮ったアシフ・カパディア、脚本は『ブリッジ・オブ・スパイ』のマット・チャーマンが担当。「バーバリー(Burberry)」の創業者トーマス・バーバリー役を『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でハックス将軍を演じたドーナル・グリーソン、トーマスの架空の初恋相手をシエナ・ミラー、実在のパイロット・ベティ・カービー=グリーンをモデルにした架空のパイロット役をリリー・ジェームズが演じている。実在のベティは1937年に「バーバリー(Burberry)」がスポンサーを務め、「バーバリー号」と命名された飛行機でイングランドとケープタウンの往復飛行に挑戦し新記録を打ち立てた人物。また、「バーバリー(Burberry)」の「ギャバジン」を身に着け南極探検に赴いたアーネスト・シャクルトン役に、『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』でヘミングウェイを演じたドミニク・ウェストがキャスティングされており、まさに映画並みの錚々たるキャストとスタッフが集結。動画には、「バーバリー(Burberry)」のアイコン的存在のトレンチコートに使われている撥水生地「ギャバジン」の開発過程や、「バーバリー(Burberry)」の歴史が描かれている。(Hiromi Kaku)
2016年11月02日ジェイミー・フォックスが、コメディ映画『All-Star Weekend』で監督デビューを果たす。脚本も自ら書き下ろし、主演も兼任する。その他の情報主人公は、レッカー車の運転手マリック(フォックス)とダニー(ジェレミー・ピヴェン)。バスケットボールの熱烈なファンのふたりは、NBAオールスターのチケットを手に入れる。試合に向かう途中、ふたりはミステリアスな美女(エヴァ・ロンゴリア)に遭遇。そして、思いもかけぬ展開から、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされることになる。フォックスの最近作はミュージカル『ANNIE/アニー』。次回作は、来年2月北米公開予定のスリラー『Sleepless』。共演はミシェル・モナハン、ガブリエル・ユニオン。来年3月にはアクションコメディ『Baby Driver』も控える。共演はリリー・ジェームズ、ケビン・スペイシー、アンセル・エルゴート、ジョン・ハム。文:猿渡由紀
2016年10月27日『007』シリーズの次回作向けては、過去4作でジェームズ・ボンド役を務めてきたダニエル・クレイグがいまだに最有力視されているようだ。次期ボンド役を巡ってさまざまな説が飛び交っているものの、2006年作『カジノ・ロワイヤル』以来主役を演じたダニエルの5作目への続投をバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンらプロデューサー陣が熱望していることを、シリーズの重役であるカラム・マクドゥーガルがBBCに明かした。次期ボンドに向けてはここ数カ月の間、エイダン・ターナーやイドリス・エルバ、トム・ヒドルストンらの名前が挙がっている。昨年にはダニエル本人が次回作続投について後ろ向きな発言をしていたことで、ボンド交代のうわさに拍車がかかっていた。そしてM役を演じた共演者のジュディ・デンチも「ダニエルは疲れ切っているんじゃないかしら」と発言し、ボンド役からの休みが必要であるという考えを明らかにしていた。また、前2作品を手がけたサム・メンデス監督もすでに新作には参加しない意向を表している。(C)BANG Media International
2016年10月04日不朽の名作「高慢と偏見」が謎のウイルスに“感染”する『高慢と偏見とゾンビ』。このほど、リリー・ジェームズをはじめとする美しい姉妹たちVS大量のゾンビの華麗な戦闘シーンが大公開!高慢な騎士ダーシーも思わずうっとりする美しさであることが分かった。18世紀イギリスの片田舎で、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴った恋愛小説の金字塔の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えたマッシュアップ小説「高慢と偏見とゾンビ」(ジェイン・オースティン&セス・グレアム=スミス)を完全映画化した本作。主人公のベネット家の次女エリザベスを、『シンデレラ』「ダウントン・アビー」のリリーが演じるほか、『ダーク・シャドウ』のベラ・ヒースコート、人気モデルのスキ・ウォーターハウスら注目女優たちが美しき5人姉妹に、『マレフィセント』のサム・ライリーが大富豪の高潔な騎士ダーシー、『ノア 約束の舟』のダグラス・ブースがその親友ビングリーを演じる。そんな本作から解禁となったのが、美人姉妹VSゾンビの華麗なる戦闘シーン。その夜、町の大きなお屋敷では舞踏会が行われており、ベネット家の5人の姉妹たちも運命の相手との出会いに期待し、その舞踏会に参加していた。しかし、会場でエリザベスは、騎士のダーシーが自分のことを「心が震えるほどの美人ではない」と話しているのを聞いてしまう。悔しさのあまり、思わず会場を飛び出して泣いていたエリザベス。そんなエリザベスの背中に話しかける聞き慣れた声…そこには、なんと亡くなったはずのフェザーストーン夫人が!エリザベスがあっけに取られ茫然と立ちすくんでいると間もなく、激しい銃声と共に夫人の頭は吹っ飛ぶ!いち早く危険を察知したゾンビハンター、ダーシーが救ってくれたのだ。やがて、舞踏会の会場から押し寄せてくる、逃げ惑う人々。しかし、エリザベスら姉妹たちは、その人の波に逆らい、ゾンビがうじゃうじゃいる舞踏会の会場へと突き進んでいく。それぞれ、どこからともなく武器を取り出し構えると、ためらいや情けなどなく、あれよあれよと言う間にゾンビをなぎ倒していく!日頃から東洋の武術を特訓していた姉妹たちの、その俊敏で可憐な剣さばきに、さっきまで「まあまあだな」とかぬかしていたダーシーも、「とても魅力的な女性だ。腕の筋肉が女らしい」と、うっとり魅入ってしまった様子。本作の見どころの1つ、姉妹たちの激しくも美しいゾンビとの戦闘シーンは、スクリーンでも必見だ。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日世界中の女の子の憧れアイコン『シンデレラ』を好演したリリー・ジェームズが、ゾンビと戦う最強レディを演じる『高慢と偏見とゾンビ』。リリーが演じる次女エリザベスをはじめ、本作に登場するベネット家の5人姉妹には、いま話題の旬なヤングセレブたちの姿も!そんな彼女たちの新場面写真が解禁となった。キーラ・ナイトレイ主演で『プライドと偏見』として映画化もされた恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」。本作は、18世紀イギリスの片田舎で、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴り、いまなお多くのファンに愛されているその舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えたベストセラー小説「高慢と偏見とゾンビ」を完全映画化。原作小説を気にいったアカデミー賞女優ナタリー・ポートマンが、プロデューサーとしても名を連ねている。主人公のベネット家の利発な次女エリザベスを演じるのは、ディズニー映画『シンデレラ』の主演に大抜擢され、英国貴族社会を描く人気TVドラマ「ダウントン・アビー」のローズ役でも知られるリリー・ジェームズ。彼女が演じるエリザベスをはじめ、本作に登場する姉妹たちは、母親が花婿候補に躍起になるところは同じでも、そろいもそろってゾンビ退治にいとまがない。まず、5姉妹の長女ジェインを演じるのは、ブロンドヘアとガラスのような澄んだ青い目にすいこまれそうなベラ・ヒースコート。ティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演映画『ダーク・シャドウ』で瞬く間に存在が知れ渡り、「可愛すぎ!のあの子は誰?」と評判になった。長女ジェインといえば、その淑やかな美貌で資産家・ビングリー(ダグラス・ブース)もたちまち夢中になってしまうモテる女子。親友ビングリーに先を越された感のダーシー(サム・ライリー)も思わず悔しがるほど。しかし、そのスレンダーな体のどこにパワーを秘めているのか、藪の中から突如襲いかかるゾンビを手持ちのライフルで次々なぎ倒す!また、四女キティを演じるのは、そのファッションや動向で常にゴシップサイトを騒がせているイギリスの人気モデル、スキ・ウォーターハウス。16歳からモデルを始めた彼女は、インスタグラムでは100万人のフォロワーを持ち、セレーナ・ゴメスやカーラ・デルヴィーニュ、ジョージア・メイ・ジャガーが親友。現在、女優業へのアプローチも目覚ましく、リリー・コリンズ×サム・クラフリンの『あと1センチの恋』やシャイリーン・ウッドリー主演『ダイバージェントNEO』などに出演し、その超スウィートなルックスとモードなセンスを生かして活躍中だ。今回演じるキティは、姉妹の中で長女ジェインに次ぐ美貌を有し、親しみやすい可憐な魅力の持ち主でもある。演じたスキは、小さいころから習っていた空手を生かして本作のオーディションに合格、アクションシーンでは青あざだらけになりながらも、「難しかったけれど楽しかった」と語っている。製作陣が目指した「史上最も美しいゾンビ映画」は、このキャスティングだからこそ実現したといえそうだ。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月25日恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」が、まさかのゾンビウィルスに“感染”してしまう『高慢と偏見とゾンビ』。本作から、知らず知らずのうちに大事な人がゾンビ化している…という“ゾンビ映画あるある”としても象徴的な本編映像が解禁となった。18世紀の片田舎で誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴った「高慢と偏見」の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換え、200万部越えのベストセラーとなった大ヒットマッシュアップ小説を完全映画化した本作。その原作が世間で話題となる少し前、プロデューサーとしても活躍するアカデミー賞女優ナタリー・ポートマンがすっかり惚れ込み、製作アリソン・シェアマーへ持ちかけたことで今回の映画化が実現。監督・脚本には、『セブンティーン・アゲイン』の気鋭バー・スティアーズが起用された。キャストには、英国文学の名作である原作の世界観を体現するべく、若手から重鎮まで多彩な英国俳優が集結。主人公のベネット家の次女エリザベスには、ディズニー映画『シンデレラ』や英国貴族社会を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」でも知られるリリー・ジェームズ。エリザベスとすれ違いながらも惹かれ合う大富豪で、ゾンビ退治の名手にして元祖“ツンデレ男子”、ダーシー役には『マレフィセント』のサム・ライリー。そのほか、リメイク版『ベン・ハー』のジャック・ヒューストン、『ダーク・シャドウ』のベラ・ヒースコート、『ノア約束の舟』のダグラス・ブース、英国長寿ドラマ「ドクター・フー」のマット・スミスなどがそろった。そんな中解禁となったのは、見るもおぞましい、ご令嬢ゾンビの禁断の“お食事”シーン!そこは、とある貴族のお屋敷。なにか異様な空気を察した家族の1人が、上の部屋にいるこの家の娘・アナベルの様子を伺いに向かう。恐る恐るそっと扉を開けると、そこには何かに脅える様子で物陰に隠れるメイドが…。そのメイドの視線の先には、うずくまっているアナベルの姿が!一見、何をしているかわからずに目を凝らして思わず呼びかけると、ゆっくりとあげられたのはアナベルの美しい顔…ではなく、半分腐敗し、溶け崩れた顔!なんと彼女はゾンビとなり、あわれな人間の死体を前に、無我夢中で“お食事”中だったのだ。気づいた時にはもう遅い…。知らぬ間に、身近にいる大切な人がゾンビとなり、次は自分自身がターゲットとして襲われる恐怖。動揺と愛着を拭いきれないまま、身を守る術はなく、ひたすら感染は続いていき…。いつもと変わらない日常が一変する、胸の鼓動が高鳴るハラハラドキドキの本編映像を、まずはこちらから目にしてみて。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月30日3年連続アカデミー賞ノミネートのブラッドリー・クーパーを主演に、日本でも今年6月に公開された『二ツ星の料理人』のBlu-ray&DVDが11月2日(水)より発売されることが決定。そしてブラッドリーがメッセージを贈る特別映像つき予告編も到着した。シェフとしては最高だが、人間的には欠点だらけの二ツ星の料理人アダム(ブラッドリー・クーパー)は、問題を起こしてパリから逃げ出す。死んだと噂されて3年、もう一度、料理人として再起をはかるため、ロンドン美食界の友人トニー(ダニエル・ブリュール)のレストランに乗り込む。「世界一のレストランにしてやる」と自分を雇う約束を取り付け、女性料理人のエレーヌ(シエナ・ミラー)、パリ時代の同僚ミシェル(オマール・シー)など最高のスタッフを集めていく。しかし、ブランクの間に、調理方法からレストランの内装まで、料理界のトレンドは劇的に変わっていた。さらに未解決のまま逃げ出した過去のトラブルが彼を襲う。そんななか、遂に客を装ったミシュランの調査員が店に現れるが――。『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』『アメリカン・スナイパー』で、3年連続オスカーノミネートを果たすという無敵の快進撃で、ハリウッドのトップに上りつめたブラッドリー。本作で演じるのは若くして手に入れた栄光から人生を見失い、ミシュランの三ツ星を獲得するために再び立ち上がるカリスマ・シェフ。傲慢で破天荒だが、時に弱さをさらけ出す愛すべき男を熱く演じるクーパーの新たな魅力が詰まった作品だ。いまや、パリよりも高級グルメの最前線として脚光を浴びるロンドンで撮影を敢行した本作。監修には、ミシュランの二ツ星シェフであるマーカス・ウェアリングを迎え、そして彼の師匠であり英国では知らない者はいないというカリスマシェフのゴードン・ラムゼイを、ブラッドリーが演技のモデルにしている。絵画のように美しい最先端料理と、渾身のひと皿ができるまでの激しいキッチンの舞台裏が存分に堪能できることだろう。また本作には、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラー、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のダニエル・ブリュール、『最強のふたり』のオマール・シー、『キル・ビル』シリーズのユマ・サーマン、『シンデレラ』のリリー・ジェームズら、大御所から旬な若手スターまで、豪華キャストが夢の競演を果たしている。若い時からレストランでのバイトを経験し、ドラマではシェフ役を演じたこともあるブラッドリー。再びシェフの役ができてとても嬉しいと話した彼は、「僕はイタリアの家系で、祖母が料理上手だったから教えてもらってたんだ。日本食も、いろんな巻き寿司や刺身などを作ったことがあって、ほかにシシトウを焼いたりもするよ。日本食は好きだからね。難しいけどシンプルに素材を活かしていると感じているよ!」と料理について語る。今回演じたアダムについては「若い頃から料理の才能はあったけど、無頓着だった。でもいまはシェフとして人生の再起を図っているんだ」言い、役作りとしては「アダムの状況や背景をしっかり理解するよう努めたよ。アダムの生き方や過去を知ることによって、表面的な理解ではなく心情まで考えられるんだ。アダムはナルシストじゃなくて、完璧を追求せずにはいられない性格なんだ。愛すべきキャラクターだよとコメントしている。『二ツ星の料理人』Blu-ray&DVDは11月2日(水)より発売。10月19日(水)よりデジタル配信開始。(cinemacafe.net)
2016年08月30日バーバリー(BURBERRY)のアイコンフレグランスシリーズ「マイバーバリー」より、情熱的な香りにアレンジした新作「マイバーバリー ブラック」が登場。2016年9月7日(水)に発売される。新作フレグランスは、ロンドンの庭園の夕暮れからインスパイアされ、 激しく降りつける雨の中でエレガントに薫る花々とブラックの「ヘリテージ・トレンチコート」を素肌にまとうような、センシュアルな感覚を表現した。トップノートでは太陽をいっぱいに浴びたジャスミンフラワーとピーチネクターが溶け合い、ローズがほのかに香る。続くハートノートには、キャンディードローズとピーチネクター、そしてベースノートにはアンバーパチュリが深みのある余韻をもたらし、香りをまとめあげる。ボトルのデザインには、トレンチコートのボタンをイメージしたダークホーンフィニッシュのキャップや、英国製ギャバジン生地を結んだブラックのリボンなど、ブランドを象徴するトレンチコートのディテールを取り入れた。また、ボトルには3文字までのイニシャルを入れることが可能となっている。ビジュアルには、英国人女優のリリー・ジェームズが起用され、マリオ・テスティーノが撮影を手掛けた。【詳細】マイバーバリー ブラック発売日:2016年9月7日(水)※8/23(火)公式サイトにて先行発売価格:90mL 14,500円+税、50mL 10,500円+税、30mL 7,500円+税取り扱い:バーバリー路面店(新宿店、 表参道店、 銀座マロニエ通り店、 心斎橋店)、銀座三越バーバリー、梅田阪急バーバリーの6店舗、及び銀座三越、西武池袋本店、阪急うめだ本店のバーバリー ビューティ ボックス【問い合わせ先】バーバリー・ジャパンTEL:0066-33-812819
2016年08月26日「ダウントン・アビー」で頭角を現し、『シンデレラ』に主演、そしてこの夏は「ロミオとジュリエット」の舞台で『シンデレラ』の王子役リチャード・マッデンと再共演し、高い評価を受けたリリー・ジェームズ。テレビ、映画、舞台と幅広く活躍する彼女が今回射止めたのは、「バーバリー(BURBERRY)」の新香水「My Burberry Black」のキャンペーンモデルだ。このうれしい知らせを聞いたリリーは「すごく衝撃的で興奮した」そうだ。「だって、バーバリーも香水も大好きなの」。リリーはそのとき演じているキャラクターによって、違う香水を使い分けているというほど香水マニアであり、まさに香水のイメージモデルにぴったり。「ET CANADA」のインタビューに応じたリリーは「この香水はフローラルでありながら、ダークで肉感的なアンバーの香りも持ち合わせていて、それが嵐を巻き起こす感じで魅惑的なの!」と「My Burberry Black」について解説している。CMでは「バーバリ(BURBERRY)」ーの象徴的アイテムの黒いトレンチコートをまとったリリーが肩脱ぎして美しい素肌の背中を披露。最後は大きな「My Burberry Black」のボトルの横に、胸を手で隠したトップレスのリリーが寄りかかるというセクシーな演出がなされている。撮影は有名写真家マリオ・テスティーノによって行われた。(Hiromi Kaku)
2016年08月23日名作恋愛小説の世界が、謎のウイルスに“感染”してしまう映画『高慢と偏見とゾンビ』。このほど、主演のリリー・ジェームズをはじめとする、ゾンビたちを華麗に成敗する美しき5人姉妹の、セクシー&デンジャラスな“お支度”写真がシネマカフェに到着した。18世紀イギリス。謎のウィルスが蔓延し、感染したものはゾンビとなって人々を襲っていた。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見ながら、得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送っている。そんなある日、屋敷の隣に大富豪の騎士ダーシー(サム・ライリー)が引っ越してくる。姉妹は狂喜乱舞するが、次女エリザベス(リリー・ジェームズ)だけは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。やがて、人類とゾンビの最終戦争が勃発!共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づきはじめ…。ジェイン・オースティンによる恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで、200万部越えの大ベストセラーとなった原作を映画化した本作。主人公のベネット家の次女エリザベスを演じるのは、ディズニー映画『シンデレラ』で世界中の老若男女を魅了、英国貴族と使用人たちの人生模様を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」のローズ役でも知られるリリー・ジェームズ。華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながら得意のカンフーを駆使し、ゾンビたちを華麗に倒していく。今回到着したのは、そんなエリザベスをはじめとする美しい5人姉妹の、ちょっぴりセクシー&デンジャラスな“お支度”場面写真。玉の輿を強く願う母の猛プッシュもあり、紳士で裕福なお相手との出会いを求め、当時の適齢期の男女にとっての一大イベント、舞踏会へ向かう身支度に励む姉妹たち。ランジェリー姿で一列に並び、互いのコルセットをしめ合い、せっせとお支度をするその様子は実にキュート。「高慢と偏見」の映画化『プライドと偏見』(’06)でもお馴染となっているシーンだ。しかし、本作でのお支度シーンは様子がちょっと違う。美しいドレスの下、そしてブーツの中に忍ばせているのは、“恥じらい”ではなく、闘うための武器の数々。だって、舞踏会で待っているのは運命の人だけでなく、紳士淑女を狙うゾンビたちもいるに違いないから!本家「高慢と偏見」ファンも納得のオマージュシーン満載ながら、マッシュアップ作品らしいデンジャラスなスパイスがピリリと効いているところも見どころの1つとなっている本作。舞踏会に足を踏み入れた5人姉妹に、いったいどんな展開が待っているのか?想像すればするほど、いまからドキドキが止まらない新写真となっている。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月16日6月27日から7月10日まで、今年も2週間にわたって開催されたテニスのウィンブルドン選手権。試合観戦を目的にセレブたちも来場するのは、もはや例年通り。その中には海外ドラマ界のスターも多く、「シャーロック/SHERLOCK」の新シーズンが待たれるベネディクト・カンバーバッチをはじめ、「ゲーム・オブ・スローンズ」からはソフィー・ターナー、メイジー・ウィリアムズ、アルフィー・アレン、チャールズ・ダンス、「ダウントン・アビー」からはマギー・スミス、リリー・ジェームズ、アレン・リーチ、「風の勇士 ポルダーク」のエイダン・ターナーなどの姿がありました。そんな中、注目したいのは、スーツにショルダーバッグでの来場姿が妙に初々しかったドミニク・クーパー。現在、彼は「ウォーキング・デッド」や「ブレイキング・バッド」の米ケーブル局AMCが新たに放った「プリーチャー」の主演俳優として人気を集めています。今年5月から全米放送が始まり、日本でもAmazonプライム・ビデオで配信中の「プリーチャー」は、ガース・エニス&スティーヴ・ディロンの同名コミックをドラマ化したもの。企画・製作総指揮にはセス・ローゲンと相棒のエヴァン・ゴールドバーグ、そして「ブレイキング・バッド」の脚本家サム・キャトリンが名を連ねています。主人公は、ドミニク・クーパー演じるテキサス州の牧師ジェシー・カスター。教会に来る人々の心を説教で動かすこともできない落ちこぼれ牧師のジェシーは、ある日謎の存在に憑依され、言葉で人を操る力を身につけます。そんな彼の前に、ファンキーな吸血鬼キャシディ(ジョセフ・ギルガン)やジェシーの悪党時代を知る元恋人のチューリップ(ルース・ネッガ)が登場。ジェシーは謎の力に翻弄されつつ、彼らや街の人々と運命を交錯させていきますが…。ジェシーに宿った力は何なのか?ジェシーと彼を取り巻く人々はどうなってしまうのか?そんな謎を追いながら、ダークでユーモラスに物語が展開。設定はファンタスティックですが、バイオレンス描写あり、スパイシー過ぎるジョークありの大人向けドラマになっています。なかでもやはり注目すべきはドミニク・クーパーの存在感で、力を身につけたことでダメ神父から良くも悪くも変化していくジェシーがとにかくカッコいいです。また、「『ビッグ・リボウスキ』は過大評価された映画だ!」と主張し、ジャスティン・ビーバーを密かに愛する吸血鬼キャシディとほんのりバディ状態にあるのが可笑しく、会話の1つ1つや登場人物たちの一挙一動にクスッとさせられるのもシリーズの魅力です。今オススメの新ドラマは?と聞かれたら、間違いなく真っ先に挙げたい「プリーチャー」。ハマリ役を得たドミニク・クーパーに痺れるもよし、セス・ローゲンの敏腕クリエイターぶりにひれ伏すもよし。ぜひ楽しんでいただきたいシリーズです。(text:Hikaru Watanabe)
2016年08月06日世界的ヒットを続けてきたシリーズの最新作として、X-MEN結成の秘話も明かされる『X-MEN:アポカリプス』。その公開を目前に控え、ジェームズ・マカヴォイが本作で“真のプロフェッサーX”になる一部始終を収めた特別映像が解禁となった。1983年、文明の誕生以前から“神”として君臨していたアポカリプス(オスカー・アイザック)が、数千年の眠りから目を覚ます。現在の人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)をはじめ4人のミュータント=“黙示録の四騎士”を率いることに。プロフェッサーXは不穏な動きを察知するが、彼の能力を狙ったアポカリプスに捕らわれてしまう。最古最強の神アポカリプスを止めるため、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)を中心にした若きミュータントたちは、かつてない戦いへと挑む――。今回到着したのは、“ジェームズがチャールズになる日”と題されたメイキング映像だ。ジェームズ・マカヴォイはシリーズ第4作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』からチャールズ・エグゼビアことプロフェッサーXを演じ、続く『X-MEN:フューチャー&パスト』では“元祖”のパトリック・スチュワートと共演して同じ役を分かち合った。“元祖”プロフェッサーXといえば、あのスキンヘッド!これまで“若きプロフェッサーX”ということで、長髪をなびかせながらの熱演だったマカヴォイは、今回ついに、身も心もプロフェッサーXを継承する。この映像が収められたのは、本作の撮影10日目。マカヴォイの記念すべき日を見届けたのは、監督ブライアン・シンガーとテレビ電話越しのパトリック・スチュワートだ。鏡の前に座ったマカヴォイは、バリカンを片手にハイテンション。マカヴォイ、監督、スタッフら、現場にいる全員が世紀の一瞬を見届けようとワクワクしている様子に、スチュワートの口からもなんと衝撃的な一言が!?彼はその後も茶目っ気いっぱいのエールを贈り続けながら、マカヴォイが自分に近づいていく様を見守った。映像の最後は、スキンヘッドになったマカヴォイが真のプロフェッサーXになったことを実感しつつ、カメラに向かって披露したドヤ顔で締めくくられている。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から連なる3部作の完結編にして、ついに自ら頭を丸めたマカヴォイの身も心も継承した“プロフェッサーX”の雄姿は必見といえそうだ。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日恋愛小説の金字塔にして、不朽の名作「高慢と偏見」が“感染”して現代に蘇る『高慢と偏見とゾンビ』。このほど、『シンデレラ』のリリー・ジェームズが演じるエリザベスをはじめ5人の姉妹たちが、華麗にゾンビの大群を成敗しながら恋に落ちる、予告編映像とポスタービジュアルが解禁となった。18世紀イギリスの片田舎。ベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見て毎日を送っていた。そんなある日、屋敷の隣に、大富豪の騎士ダーシーが引っ越してくる。狂喜乱舞する姉妹だったが、次女エリザベスは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。だが、やがて人類とゾンビの最終戦争が勃発、共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づきはじめ――。本作は、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴ったジェイン・オースティンの名作の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで話題を呼び、200万部越えのベストセラーとなったマッシュアップ小説を完全映画化。主人公のベネット家の次女、エリザベスを演じるのは、ディズニー『シンデレラ』に抜擢され、英国貴族社会を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」でもよく知られるリリー・ジェームズ。華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながらのカンフーを駆使し、ゾンビを倒していくスタイリッシュなアクションシーンは必見だ。また、エリザベスとすれ違いながらも惹かれあう大富豪の騎士ダーシー役には、『マレフィセント』のサム・ライリー。少女マンガの原点ともいえるツンデレ男子ぶりは、ゾンビだらけの世界でもエリザベスの乙女心を翻弄する。さらに、『ベン・ハー』リブート作に抜擢され、“ジェームズ・ボンド”候補としても注目度上昇中のジャック・ヒューストン、『ダーク・シャドウ』のベラ・ヒースコート、『ノア約束の舟』『ライオット・クラブ』のダグラス・ブース、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のマット・スミスら、豪華で多彩な英国俳優たちが集結する。解禁となった予告編映像では、絢爛豪華な衣装に身を包んだ中世・イギリスの紳士淑女たちが、真実の愛を求めてラブロマンスを繰り広げる不朽の名作の新たな映画化…かと思いきや、ヒロイン・エリザベスの背後に忍び寄る存在が!そこで『高慢と偏見』のタイトルがスライドし、まさかの“ゾンビ”が出現!“名作が感染”というユーモアあふれる斬新な予告編がスタートする。清々しいほどにゾンビを切って切って切り倒す、淑やか(?)で可憐な最強5人姉妹の本格アクションと、元祖ラブコメともいわれる胸キュンロマンスとのコラボレーションには要注目!本編への期待がますます高まる映像となっている。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日ジェイン・オースティンの名作に“ゾンビ”要素を足し、200万部を越えるベストセラーとなった人気小説を映画化する『高慢と偏見とゾンビ』が、9月30日(金)に公開されることが決まり、予告映像とポスタービジュアルが解禁になった。解禁された予告映像オースティンが1813年に発表した小説『高慢と偏見』は、18世紀イギリスの片田舎を舞台に、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴った物語で、恋愛小説の金字塔と称賛され、近年ではキーラ・ナイトレイが主演した『プライドと偏見』など、これまでに何度も映像化されきた。本作は、小説の舞台を謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで注目を集めたオースティンとセス・グレアム=スミスによる著書を映画化するもの。予告映像では、18世紀イギリスの片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹という設定はそのままだが、謎のウィルスが蔓延し、感染したものはゾンビとなって人々に襲いかかるという要素が加わり、得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送りながらも裕福な人との結婚を夢見ている姉妹たちの姿が登場する。主人公のベネット家の次女エリザベスを演じるのはリリー・ジェームズ(『シンデレラ』)。エリザベスとすれ違いながらも惹かれあう大富豪の騎士ダーシー役は、サム・ライリー(『マレフィセント』)。そのほかジャック・ヒューストン、ベラ・ヒースコート、ダグラス・ブース、マット・スミスら若手から重鎮まで多彩な英国俳優が集結。『セブンティーン・アゲイン』のバー・スティアーズが監督・脚本を手がけている。中世・イギリスの紳士淑女たちが真実の愛を求めるラブロマンスに“ゾンビ”が登場するとどのような化学反応が起こるのか? 公開が楽しみになる予告映像になっている。『高慢と偏見とゾンビ』9月30日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
2016年07月29日日本でも大ヒットした『シンデレラ』で一躍若手トップスターの仲間入りを果たしたリリー・ジェームズ。彼女が華麗な現代の“シンデレラ”から、まさかのゾンビハンターとなるベストセラー小説の映画化『高慢と偏見とゾンビ』が、9月に日本公開されることが決定した。舞台は、18世紀イギリス。謎のウィルスが蔓延、感染したものはゾンビとなって人々を襲っていた。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見ながら得意の“カンフー”でゾンビと戦う日々を送っている。そんなある日、屋敷の隣に、大富豪の騎士ダーシーが引っ越してきた。狂喜乱舞する姉妹だったが、次女エリザベスは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱く。だが、人類とゾンビの最終戦争が勃発し、共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づき始め――。2005年にはキーラ・ナイトレイ主演で映画化もされた、恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」。その舞台を謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで、200万部を越える大ベストセラーとなったマッシュアップ小説「高慢と偏見とゾンビ」(ジェイン・オースティン&セス・グレアム=スミス/二見書房刊)を、まさかの完全映画化。原作小説は、発売当初からセンセーションを巻き起こし「ニューヨークタイムズ紙」のベストセラーリスト入り。世間で話題となるそのちょっと前、プロデューサーとしても活躍する女優ナタリー・ポートマンから製作アリソン・シェアマーへかけられた1本の電話が、今回の映画化プロジェクトを始動させることとなった。監督・脚本には『セブンティーン・アゲイン』の気鋭バー・スティアーズ。キャストには、原作の世界観を体現するべく、若手から重鎮まで多彩な英国俳優が集結した。主人公のベネット家の次女、エリザベスを演じるのは、ディズニー映画『シンデレラ』に主演して世界中の老若男女を魅了、英国貴族社会を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」ローズ役でも知られるリリー・ジェームズ。本作では、華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながら得意のカンフーを駆使し、ゾンビを次々と倒していく!また、エリザベスとすれ違いながらも惹かれ合う大富豪の騎士ダーシー役には、『マレフィセント』のカラス“ディアヴァル”役のサム・ライリー。少女マンガにも通じる、ぶっきらぼうだけどどこか放っておけないツンデレ男子ぶりには、エリザベスの乙女心も翻弄されっぱなし。そのほか、リメイク版『ベン・ハー』に抜擢されたジャック・ヒューストン、『ダーク・シャドウ』のベラ・ヒースコート、『ノア 約束の舟』『ライオット・クラブ』のダグラス・ブース、『ターミネーター:新起動/ジェネシス』「ドクター・フー」のマット・スミスら、注目のキャストが揃う。エリザベスとダーシー、すれ違いながらも恋に落ちていく2人に待ちうけるのは、人類とゾンビの最終戦争!?ロマンス×ゾンビ×アクションの化学反応を、この秋、楽しみにしていて。『高慢と偏見とゾンビ』は9月よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月11日世界同時放送で始まった「ゲーム・オブ・スローンズ第六章:冬の狂風」が、ついに幕を閉じてしまいました。しかも、第七章が放送されるのは、まだまだ先のこと…。現在、“「ゲーム・オブ・スローンズ」ロス”に陥っている人も多いのではないかと思います。そんな心の穴を少しでも埋めるべく、前回に引き続き、“「ゲーム・オブ・スローンズ」的観劇旅行のススメ”をお送りしましょう。ジョン・スノウ役のキット・ハリントンが出演していた「ドクター・フォースタス」に続き、足を運んだのはロブ・スターク役リチャード・マッデンが出演する「ロミオ&ジュリエット」。「ロミオ&ジュリエット」はご存じの通りシェイクスピアの有名戯曲で、リチャードはロミオを演じています。しかも、ジュリエットを演じるのはリリー・ジェームズ、舞台の演出を手掛けているのはケネス・ブラナー。つまり、大ヒット映画『シンデレラ』の監督と主演コンビが再結集したのが、今回の「ロミオ&ジュリエット」なのです。リリーとリチャードの相性のよさはシンデレラと王子を演じた『シンデレラ』ですでに証明済みですが、ロミオとジュリエットになってもやはり息はぴったり。2人が恋に落ちる舞踏会のシーンをはじめ、愛の言葉を交わし合うバルコニーのシーンから胸を打つラストまで、その1つ1つが輝いていました。「ゲーム・オブ・スローンズ」ではスターク家の長男ロブ・スタークに扮し、父亡き後のスターク家を率いる存在として力強さと頼もしさを表現していたリチャード。そのロブの運命はロミオに負けないほど悲劇的で、先頃来日した妹役のメイジー・ウィリアムズも「ロブのラストシーンは本当に哀しかった!」とコメントしていました。演じるリチャードもロブのストーリー展開に合わせて第三章で番組を去っていますが、人気のキャラクターだっただけに彼の退場を嘆く声は多数。「ロミオ&ジュリエット」の会場内にも、「ゲーム・オブ・スローンズ」をきっかけにリチャードのファンになったという女性客の姿がありました。「リチャードのお芝居が観たくてスペインから来たの!」という20代の女性もいましたよ。ちなみに、このケネス・ブラナー版「ロミオ&ジュリエット」では、登場人物たちが現代の衣装を着用。リチャードのロミオもスーツ姿にサングラスをかけていたり、ジェームズ・ディーン風のジャケット姿だったりと、とてつもなく格好いいです。そのシンプルな装いとよく響く声、チャーミング過ぎる笑顔が、ロミオの情熱とマッチしていました。「ロミオ&ジュリエット」はギャリック劇場で8月13日まで上演中。次回は、シオン・グレイジョイことアルフィー・アレン出演の「ザ・スポイルズ」をレポートします。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ](C) 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2016年07月10日映画『二ツ星の料理人』お料理レッスンイベントが6月8日(水)に都内で行われ、モデルのダレノガレ明美、俳優の加藤諒が出席した。美食のパリを追い出されたワケありの二ツ星シェフが、新しいスタッフたちと世界一のレストランを目指して奮闘するさまを描いた美食エンターテイメント。孤高の天才シェフをブラッドリー・クーパー、その仲間をシエナ・ミラー、オマール・シー、ダニエル・ブリュールが演じるほか、アリシア・ヴィキャンデル、リリー・ジェームズなどいまを時めく実力派スターが顔をそろえる話題作。一足先に鑑賞したダレノガレさんは「頑張っている方はすごいなと思った」と感心すると、シェフが怒りで皿を割るなど意外にも激しい厨房シーンにも触れ「レストランはこういうことが行われているのかと面白くなりました」と吐露。タイプの男性は「(料理が)できる人は、言わなくても心の中で、『これもうちょっとコショウ振ったら美味しいのに』とか思われる(のがイヤだ)から、お料理ができない人」と言いつつ、「これを観たら(料理ができる男性も)いいなと思いました」と心変わりがあったことも打ち明けた。プロもうなる料理の腕を持つというダレノガレさんは、この日は食べることが大好きな加藤さんのために、料理学校ル・コルドン・ブルーのシェフに教わりながら、劇中に登場するバースデーケーキ作りに挑戦。「自炊は好きですけど、(ケーキは)最近は作る人がいないので作っていないですね。お友達の誕生日シーズンでもないので」と言いつつ、バタークリームでバラのデコレーションを上手くほどこすと、シェフから「今日は入学パンフレットを用意していたけど全然必要ないね」と褒められ、ご満悦の表情を見せた。その後、囲み取材が行われ、記者から「本当に料理を作る相手はいませんか?」と問われると、意味深な笑いを返すダレノガレさん。実は、明日発売の週刊誌で熱愛スクープが報じられるダレノガレさんは、それについて聞かれると「(相手は)一般の方で、2年前からの友達です」とあっさり説明。スクープ時は、夏の旅行の計画を練っていたそうで、友達5人くらいで出かけるのだという。結婚については「まだ若いので…」と言葉を濁すが、はじまった恋に心が弾んでいる様子はうかがい知れた。一方、自分が出演する以外の映画イベントに初登場の加藤さんは「ドキドキしてます。みんなこっち見てる。すご~い!!」とハイテンションで、試食の歳も「めっちゃ美味しい~」と得意のダンスで喜びを表現。こちらも初めてとなる囲み取材では「(W不倫が報じられた)ファンキー(加藤)さんについて聞かれるのかと思ったらまさかのこういう質問で、僕もどういうこと?って感じ」と苦笑いしつつ、ダレノガレさんの話を驚きながらもうれしそうに聞いていた。(text:cinemacafe.net)
2016年06月08日実写版のシンデレラ役などで知られる英女優のリリー・ジェームズがバーバリーのフレグランス「マイ・バーバリー」の広告塔に起用された。今夏のキャンペーンに登場することになったリリーは、このコラボについて「バーバリーのチームに正式に参加することになって興奮しています。英国人であることをとても誇りに思っていますから、これは大きな意味を持っています」と話す。リリーはソーシャルメディアでも、「マイ・バーバリーの新しい顔になったことを喜んで発表するわ。2016年8月にお披露目になるキャンペーンを楽しみにしていてね!」とこのニュースを発表した。リリーのキャンペーンは、ファッション写真家のマリオ・テスティーノが手掛ける広告ヴィジュアルのほかに、映像も公開されることになるという。ケイト・モスとカーラ・デルヴィーニュがモデルを務めてきた「マイ・バーバリー」の新キャンペーンの内容についてはあまり明かす気がない様子のリリーだが、「キャンペーンの一番最初の撮影はとても特別だったわ。あまり詳細を言いたくないけど、自分のまた違う面を見せられたのはとても楽しかったわ」と撮影の感想を語った。(C)BANG Media International
2016年04月21日ジェームズ・キャメロン監督は、新作『アバター』4作品を同時に製作していく予定だという。2009年作『アバター』でメガホンを取ったキャメロン監督が『ゴッドファーザー』3部作を同時に製作するようなものと表現する新作4部作は、第2弾が2018年クリスマスまでに公開予定となっており、その後3作は2020年、2022年、2023年に順次公開予定だ。そんな期待高まる新作4本を同時に撮影していくというキャメロン監督は、「一つ一つの作品がバラバラではなくて、一つの大きな作品なんだよ。一つのミニシリーズを撮影するようなそんな感じかな。だから僕たちはすべての作品を同時に撮影していくつもりなんだ。例えば月曜日には第4弾のあるシーンを撮影して、火曜日にはほかのものから別のシーンを撮影するみたいな感じさ」と語る。『タイタニック』、『エイリアン』シリーズ、『ターミネーター』シリーズなどを手掛けてきたキャメロン監督だが、同時に4本の作品を撮影するのはこれまでのキャリアの中でも最大の挑戦であるとフェイマス・モンスターズ・オブ・フィルムランド誌のインタビューに続けた。「8時間にわたるストーリーを制作しているわけだよ。頭の中で正確に今どのストーリーの部分に取り掛かっているのか整理しながら進めていくのはとても大きな挑戦になるだろうね。僕が経験した中でも一番難しい挑戦かもしれないね」と話す。さらに、「出演陣にとっても挑戦であることは間違いないだろうね。『違う、違う。この登場人物はまだ死んでないよ。君はまだ人生のこの段階にいるんだよ』みたいな感じだよ。これは一つの大きな物語なんだ。なんだか『ゴッドファーザー』の3作品を同時に作っているような気分だよ」と語った。(C)BANG Media International
2016年04月20日ブラッドリー・クーパーがアカデミー賞にノミネートされた<a href="">『アメリカン・スナイパー』</a>とは一転、ミシュラン“三ツ星”に挑む人生につまづいた天才シェフを演じる<a href="">『二ツ星の料理人』</a>。このほど、厨房の中で血気盛んにブチ切れたかと思えば、熱烈な愛の告白をする“ツンデレ”なシェフ姿を収めた予告編が解禁となった。3年前、パリの二ツ星レストランから姿を消した料理人アダム・ジョーンズは、一流の腕を持ちながらもある問題を抱え、すべてを失ってしまった。もう一度、料理人として再起をはかるため、ロンドン美食界の友人トニーのレストランに乗り込むアダム。やがて、女性料理人のエレーヌ、パリ時代の同僚ミシェルなど最高のスタッフを集め、満を持して新しくレストランをオープンするが、過去のトラブルの代償は、まだ解決していなかった…。“世界一セクシーな男”と評され世の女性を魅了する、三ツ星の“イケメン演技派俳優”ブラッドリーが、傲慢で破天荒、でも究極の美味を創りだすカリスマ天才シェフに扮し、話題を呼んでいる本作。解禁となった予告編映像では、パリを追い出されたワケありの二ツ星シェフ、アダムがロンドンにフレンチレストランをオープンさせ、新しい仲間たちと奮闘する姿が描かれる。主に舞台となるのは、美しい料理が生み出され、バトルのような激しい応酬が繰り広げられる厨房の中。ときには胸ぐらを掴み、怒鳴りつけ、皿を投げつける迫真の演技を見せるブラッドリーの一方、『アメリカン・スナイパー』でも夫婦役を演じたシエナ・ミラー扮する女性シェフ、エレーヌには「君が必要なんだ」と告白する、熱気ムンムンのラブロマンスも見逃せない。さらに、<a href="">『黄金のアデーレ 名画の帰還』</a>のダニエル・ブリュール、<a href="">『最強のふたり』</a>のオマール・シー、<a href="">『シンデレラ』</a>のリリー・ジェームズに、ユマ・サーマンやエマ・トンプソンといった大御所女優、そして<a href="">『リリーのすべて』</a>でアカデミー賞「助演女優賞」を受賞したアリシア・ヴィキャンデルと、夢の競演を果す豪華ハリウッドスターたちも姿を見せている。本作のジョン・ウェルズ監督は、厨房が「これほど危険な場所だと思わなかった」と言う。「キッチンの中は、連日40度の暑さで、キャストもスタッフも汗びっしょり。撮影には、毎回ミシュランクオリティの料理を作っていたので、シェフたちの腕は切り傷と火傷だらけだった。実際、キャストも軽傷だけど、怪我が絶えず、かなり痛そうだったね」と明かす。主演のブラッドリーも例に漏れず、名誉の負傷を負ったという。「ああ、カウンターごしに皿を投げつけるシーンで、手を切ってしまった。縫わずに済んでラッキーだったよ」。過去にスキャンダルを起こした主人公が、人としても“二ツ星”止まりの自分に気付き、仲間と絆を結ぶことで三ツ星への道を見出すまでを描いた本作。ブラッドリーが負傷もいとわず熱演で披露する、世界一セクシーで危険なシェフ姿をこちらからご覧あれ。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月28日『世界でひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル!』『アメリカン・スナイパー』と3年連続でアカデミー賞ノミネートされ、演技派としても地位を確立した“世界一セクシーな男”ブラッドリー・クーパーの待望の最新主演作『Burnt』が、邦題『二ツ星の料理人』として6月より日本公開されることが決定。オスカー女優となったアリシア・ヴィキャンデルや、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラーら豪華共演で、過去にワケありの元・二ツ星シェフを演じる。3年前、パリの二ツ星レストランから姿を消した人気シェフ、アダム・ジョーンズ(ブラッドリー・クーパー)。一流の腕を持ちながらも大きな問題を抱えたアダムは、トラブルを起こし、すべてを失った。もう一度、料理人として再起をはかるため、ロンドン美食界の友人トニー(ダニエル・ブリュール)のレストランに乗り込む。アダムは「世界一のレストランにしてやる」という約束を取り付け、女性料理人のエレーヌ(シエナ・ミラー)、パリ時代の同僚ミシェル(オマール・シー)など最高のスタッフを集めていく。満を持して、新しくレストランをオープンするアダムだったが、過去のトラブルの代償はまだ解決していなかった…。美食の街を追い出されたワケありの元二ツ星シェフが、ロンドンのフレンチレストランで、新たな仲間たちと世界一のレストランを目指して奮闘する、美食エンタテインメントとなる本作。本格派フランス料理の数々と、迫力の厨房ドラマも見どころだ。すべてを懸けて三ツ星に挑む、熱血シェフを演じるのは、実力派イケメン俳優ブラッドリー。主人公を支えるレストランの仲間には、『アメリカン・スナイパー』で妻役を演じていたシエナ・ミラー、『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュール、『最強のふたり』のオマール・シーなど、多彩なキャストが出演。さらに、ユマ・サーマンやエマ・トンプソンという大御所女優たちに加え、『リリーのすべて』でアカデミー賞「助演女優賞」を受賞したアリシア・ヴィキャンデル、ディズニー実写版『シンデレラ』のリリー・ジェームズといった新星女優たちも、夢の競演を果たしている。このスターたちをまとめ上げるのは、「ER 緊急救命室」「ザ・ホワイトハウス」など大ヒットTVシリーズを手掛け、メリル・ストリープとジュリア・ロバーツがそろってアカデミー賞にノミネートされた家族の群像劇『8月の家族たち』の監督ジョン・ウェルズ。料理の腕は最高、でも人生は“Burnt”(焦げちゃった・やけどしちゃった)天才シェフの再起を、ぜひ見守っていて。『二ツ星の料理人』は6月より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日俳優のダニエル・クレイグが、米新ドラマ『ピュリティ』出演のために、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役を降板したと伝えられている。10年近くに渡ってイギリスのスパイ・007を演じてきているダニエルだが、同ドラマへの出演に向けて契約を終了する方向だと見られているという。人気作家ジョナサン・フランゼンの小説のドラマ化となる同作は複数シーズンの放送が見込まれており、ダニエルがボンド役を演じる時間はなくなる模様だとザ・サン紙は報じている。しかしダニエルは、前作『007 スペクター』が昨年公開された際には、もうボンド役を演じるのはこりごりだと発言していたため、今回の話の流れは当然と言えば当然のこととも言えそうだ。当時ダニエルは、また『007』の主役を演じたいかという質問に対して「そんなのやるくらいならこのコップを割って手首を切ったほうがマシだね。今は全くやりたくないよ。今はこりごりなんだ。もう終わったから、今はとにかく前に進みたいんだよ」と答えていた。その一方で、2012年作『007 スカイフォール』で得たとされる1,070万ドル(約12億円)のギャラでボンド史上最高額の俳優となったとされているダニエルは、シリーズ出演の契約があと1本残っていると先日明かしていたところでもある。(C)BANG Media International
2016年02月16日2009年の大ヒット作『アバター』の続編の公開予定日が、2017年冬に決定した。ジェームズ・キャメロン監督が「クリスマス時期の12月17日公開を目標にしているよ。とにかく、これが今僕らがお知らせしたことだよ。まあその事実よりも僕らが3つの映画を完結させてそれを1年ごとに公開していくことの方が重要だね。僕はその3つの映画作品をメタ・ナラティブと呼ぶね。一つ一つの作品は単体なんだけど、3つで大きな一つの物語を作り上げているんだ」とモントリオール・ガゼットに明かした。さらに、キャメロン監督は撮影に向けての準備について「デザインの準備はほとんど終わったかな。これはとてつもなく大きなタスクだよ。約2年間かかるからね。登場するキャラクター、景色、パンドラの中にできた新しい世界の部分が終わったかな。脚本は現在も進行中だけど、もうほとんど終わっているね。技術的な面、ステージセットや基盤も完了。だからあと1年以内には撮影がスタートできる準備が整っているんだ」と続けた。(C)BANG Media International
2015年12月25日ジェームズ・キャメロンは、『アバター』続編の脚本を仕上げているところのようだ。2017年に公開予定となっている待望の同作で監督を務めるキャメロンは、2009年公開の大ヒット作の続編に向けて脚本とデザインにおける仕上げ段階にいることを明かしており、第1弾がまぐれのヒットでなかったことを証明しようと意気込んでいる様子だ。エンターテイメント・ウィークリー誌にキャメロンは「今は3冊の脚本にまた新たな角度を取り込んでいる過程なんだ。デザインの行程と並行してね」「デザインの過程はかなり出来上がってきているよ。1年半もデザインを手がけているからね。全キャラクターや舞台、生物とか全てがほぼ出来上がっているんだ」と話した。一方で、以前にはシガニー・ウィーバーが、自身のキャラクターは前作で重傷を負っていたにも関わらず「SFの世界では絶対に誰かが死ぬことはない」として続編にも登場することをほのめかしていた。「私はとにかくすごくクールなキャラクターを演じることが分かっているから、知っている範囲内で役作りに取り掛かっているわ。まだ撮影は始まっていないけど、始まったら1年半くらい地球から姿を消すことになるんじゃないかしら」とシガニーは話していた。(C)BANG Media International
2015年12月21日演じることに身を捧げた役者であっても、誰もが知る実在の人物を演じるのは恐ろしいことだという。ましてや、それが世紀のハリウッドスター、ジェームズ・ディーンであれば尚更だ。『ディーン、君がいた瞬間』でジェームズ・ディーン役のオファーを受けたデイン・デハーンも、「あまりに怖くて、断る理由がいくつも浮かんだ」と振り返る。だが、完成した映画には、ジェームズ・ディーンがいた。外見的な特徴や話し方だけでなく、そこにあったのは彼の心。一体、デインはどのようにしてジェームズ・ディーンの魂に近づいていったのだろうか。「なるべく多くの資料を読んだんだ。でも、そのどれにも違うことが書いてあったから、何が正しくて何が間違いかを取捨選択する必要があった。ある本には『彼はマルボロの煙草しか吸わなかった』と書いてあったけど、別の本には『キャメルしか吸わなかった』とある。また別の銘柄だと書いてある本もあったしね。だから、僕は『わかったぞ。要するに彼は煙草が好きだったんだな』って(笑)。彼が何をし、それが彼のどんな面を表していたのか。自分なりに分析し、彼の考えや気持ちを見つけ出すようにしていったんだ」。物語は単にジェームズ・ディーンの人生を追うのではなく、若手写真家デニス・ストックと彼の関係に焦点を当てている。どこか鬱屈を抱えたディーンに惹かれるストックと、自分を見失ったストックを翻弄するディーン。人生にもがく青年2人の青春物語にもなっているのが興味深い。「彼らの関係はとてもユニークだと思う。2人はそれぞれ違うタイプのアーティストだけれど、アーティストであることが共通点にもなっているんだ。ある意味、同じ道を歩んでいく2人の姿を追っていく映画だとも言えるよね」。ちなみに、映画の中のディーンは写真を撮られることに居心地の悪さを感じていたが、「僕も撮られるより撮る方が好きかな。最近はもっぱらiPhoneでね。僕にあってジェームズ・ディーンにないものもiPhoneだし(笑)」。お気に入りの1枚もあるそうだ。「ハネムーンで撮った1枚だね。妻が月を背に立っているのだけど、手でハートの形を作っているんだ。そのハートの中に月が写っていて、妻の姿はシルエットになっている。自分で言うのも何だけど、なかなかいい出来だと思うよ」。また、劇中にはジミーが本来の自分に戻れる場所として故郷が登場するが、「僕にとっては、今住んでいる自宅がそれにあたるかな」とのこと。実は、このインタビューも自宅のベッドの上からスカイプで応じてくれた。「こっちは朝の8時だけど、たっぷりと睡眠をとった後だし、リラックスしながらインタビューを受けているよ(笑)。撮影中はずっと家を離れることが多いから、やっぱり早く家に帰りたいなと思ってしまう。だからこそ、オフの時はなるべく家で過ごすようにしているんだ。世界中を飛び回る俳優の仕事は本当にエキサイティングだけど、家を離れなくちゃいけないのがね。ちょっと悩ましいかな」。世界中を飛び回る背景には、「様々なタイプの作品に出たい」という思いがある。尊敬する俳優は、アル・パチーノとフィリップ・シーモア・ホフマン。「作品ごとに異なるチャレンジをし、彼らのような役者になりたい」と力強く語る。「それが、僕にとってはすごく大事なことなんだ。今はSFアドベンチャーに関わっているところなんだけど、その前はホラー映画を撮影していたし、その前は17世紀のロマンス映画に出演した。その前は『ディーン、君がいた瞬間』だしね。そうやって、なるべくいろいろな作品に出会っていければいいなと思っている」。映画は「作るだけでなく、観るのも好き」だそうだ。「ものすごくささやかな映画か、あるいはものすごくスケールの大きい映画が好き。極端なんだ(笑)。映画館に行くのも大好きで、『ジュラシック・ワールド』や『ゼロ・グラビティ』みたいに映像のすごい作品はなるべく映画館で観るようにしている。その一方、ごくごく小規模な映画で俳優たちの演技をじっくり楽しむのも好きだよ」。そんな彼の目に、『ディーン、君がいた瞬間』はどう映ったのだろうか。「すごく誇りに思える作品になった。僕はどの作品に対しても、自分の捧げられる全てを捧げる。心も魂も全て捧げて、その後は、全てを捧げた自分を責めることだけはしないようにしているんだ。そういった意味でも、心から満足しているよ」。『クロニクル』から『アメイジング・スパイダーマン2』まで、デインは順調なキャリアを築いてきた。そして、今後も続々と出演作が待機する中、自宅でのリラックスした時間を楽しみ、映画を愛しながら、彼は地に足のついた姿勢で名声と向き合っている。「ジェームズ・ディーンは俳優として名声を得ることに対し、ある種のパラノイアに陥っていたところがあると思う。その点、僕は問題ないんじゃないかな。役者の仕事が大好きだし、今のレベルで仕事ができているのも嬉しい。酷いこともたくさんある世の中だから、毎日毎日をありがたく思っているんだ。確かに、一旦恐れを感じてしまうと、際限なく恐ろしくなってしまう。だから、なるべくそうならないように自分を保つことも大事だね」。(text:Hikaru Watanabe)
2015年12月17日ジェームズ ダイソン財団が主催する、国際エンジニアリングアワード「ジェームズ ダイソン アワード2015」。今年度、日本からは5作品が第一次審査にあたる国内選考でノミネートされ、国際審査に進出した。11月13日、最終選考の結果報告と、国内審査における受賞作品の表彰式が都内で開催された。ジェームズ ダイソン アワードは、2002年から開催されている、次世代のデザインエンジニアの支援・育成を目的に、毎年開催されているコンペティション。テーマは"日常の問題を解決するプロダクトの提案"で、今年も大学で工業デザインやプロダクトデザイン、エンジニアリングを専攻する学生、および4年以内の卒業生を対象に、2月5日から7月2日の間に作品を募集し、世界20カ国から710の作品が集まった。今年度国際最優秀賞を受賞したのは、カナダのウォータールー大学で電子機械工学を専攻する学生チームの「Voltera V-One」。スマートフォンをはじめ、生物医学装置に至るまでさまざまな電子機器に使用されている電子部品を固定して配線するためのプリント基板(PCB)を作製する3Dプリンターで、ノートPCサイズでありながら、ソフトで設計した回路図から数分程度でPCBのプロトタイプを作製できる。「特に学生や小規模事業者にとって電子機器のプロトタイプ製作が各段に容易で手軽なものになる」(ジェームズ・ダイソン氏)というのが主な受賞の理由だ。最終審査には参加20カ国からノミネートされた各5作品、合計100作品が進出するが、そのうち上位20作品の「TOP20」に今年度日本から選出されたのは2作品。慶応義塾大学院卒の山田泰之さんの「YaCHAIKA」と、宇井吉美さんをはじめとする千葉工業大学工学部の卒業生・在校生のグループによる「Lifilm」だ。一方で、国際最終審査と国内審査の結果は異なり、日本最優秀賞は名古屋市立大学大学院芸術工学研究科の本田光太朗さんと河内貴史さんの「LIGHT STRAP」が受賞。災害時に非常灯にもなるつり革で、利便性はもちろん、大規模災害時の人々の心理的不安を解消するという課題設定と、平常時の車内構造に組み込んだ上で使用時も手間なくそれを解消するという方法や、社会的影響力などが評価された。○非常時に"使える"つり革国内最優秀賞を受賞した「LIGHT STRAP」を開発した本田さんは、「応募した当初は、まだプロトタイプの完成度が高いと言えるものではなかった。それでも受賞できたのは問題解決の定義やコンセプトを評価していただいたからだと思う。一方で、市場に投入するという点については、これまでデザインエンジニアの勉強しかしていないので、今後の課題としていきたい」と語った。○快適なハイヒールを設計国内審査2位に選ばれたのは、全世界から選ばれる「TOP20」にも選出された「YaCHAIKA」。心地よい"ハイヒール"という従来の常識を覆す作品で、ヒール部分を2枚の湾曲した板バネと衝撃性の高いゴム板にすることで衝撃を吸収し、快適で安全な歩行を可能にするというものだ。慶応義塾大学院出身の山田泰之さんは、壇上で「研究者とエンジニアを両方やっていて痛感するのは、製品にすることが本当に難しいということ。コンセプトがよくていけると思っても、製品にする時に問題が出たりしてできないこともよくある話だが、ここからは1年ぐらいの間に製品にしていきたい」と語った。「YaCHAIKA」は来年秋にも今回の受賞作を製品化する予定だという。3位は九州大学芸術工学府卒業の瀧口真一さんの「BICHIKU Faucet」が受賞。災害発生時、蛇口に装着されたレバーを手押しポンプの要領で上下に動かすと、水道管内にたまった水をくみ出して備蓄水として活用できるという仕組みを発案した。その他、もうひとつの国際TOP20選出作品である人工知能(AI)を搭載した排せつ検知シート「Lifilm」は4位。5位には、名古屋大学工学部の学生3名と愛知工業大学の学生1名のチームによる、災害時の応急処置用の水や医療器具を少量の紫外線によって短時間で除菌できる「Fillap」が選ばれている。授賞式には、国内審査委員を務めるデザインエンジニアの田川欣哉氏と、フリージャーナリスト・コンサルタントの林信行氏が出席。それぞれ次のように今年度のアワードの振り返りと講評を語った。「昨年までは介護系やハンディキャップを改善するテーマのものが多かったが、今年は受賞5作品のうち2つが災害時における問題をどうやって緩和できるかということをデザインしたものであることが特徴的。応募作の完成度は世界的にも毎年上がってきていて、今年のグランプリはそのまま起業化できるほどのレベル。どうやって社会の中に入れていくかという視点で、その先のビジネスにもぜひつなげていってほしい」(田川氏)「受賞作に関しては本当にすばらしかったが、残念ながら受賞できなかった作品の中には、これはいったいなにを解決するのだろう?とか、個人的な趣味のものに無理やり課題をくっつけてしまったと思う作品も多かったのも今年の日本の応募作の特徴だった。これからの日本の教育で"課題の発見力"が必要だということを痛感した。中学ぐらいから現場でそういう取り組みをして、日本から社会の問題を解決していくような作品がもっと出てくることを期待したい」(林氏)
2015年11月24日ジェームズ・マカヴォイが、ヴィム・ヴェンダースの次回監督作『Submergence』に主演することがわかった。その他の情報原作は、2011年に出版された同名の小説。遠く離れた恋人たちが、生きるか死ぬかの状況に置かれる、ロマンチックスリラーだ。撮影は、来年3月にヨーロッパとアフリカで始まる。マカヴォイの次回公開作は、ダニエル・ラドクリフと共演する『Victor Frankenstein。』北米公開は今月25日。来年は『X-Men/ Apocalypse』が控える。ヴェンダースの最新作は、ドキュメンタリー映画『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』。現在撮影中の『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の続編では、プロデューサーを務めている。文:猿渡由紀
2015年11月04日