北川景子主演のWOWOWの医療ミステリードラマ「ヒポクラテスの誓い」の完成披露試写会が9月27日(火)に開催され、北川さんに共演の柴田恭兵、尾上松也が第1話上映後の舞台挨拶に登壇した。「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山七里の法医学ミステリーをWOWOWのドラマ初出演となる北川さんを主演に迎えて実写化。内科医研修医から法医学教室に移った真琴が生きている患者からすでに亡くなった患者に向き合い、成長していくさまを描くとともに、病院に隠された“闇”が暴かれていく。北川さん、柴田さんは役衣装の白衣で、刑事役の松也さんはスーツ姿で登壇!北川さんは本作への参加で「念願の白衣。柴田さんとの共演!」という願いが叶ったと満面の笑み。撮影中は「いっぱいいっぱいで、初めて尽くしで現場では追い詰められていた」と苦笑交じりにふり返るが「撮影が終わって完成した5話を一気に見て『こんな素敵な作品に仕上がっているのか!』とやっと達成感を味わいました」と充実した表情を見せる。尾上さんは、法医学教室に出入りする刑事・古手川を演じたが、初めての刑事役のオファーに「どんなアクションがあるのか!」と期待したというが「ほぼなかった…(苦笑)」とちょっぴり残念そうに語り笑いを誘っていた。また、柴田さん演じる法医学教室の教授・光崎の解剖シーンも大きな見どころだが、柴田さんは「ご遺体と向き合い、セリフのやり取りをしているような不思議な感じがした」と述懐。かなり忠実に再現されたセットで、北川さんは「リアルな内蔵の標本とかが展示されていて…」と苦笑する。柴田さんはこの点について「ホルマリン漬けの内臓などがあり、撮影が終わるまで焼肉は無理だなぁと思ってたら、ある日の昼ご飯で『北川さんからの差し入れです!』と焼肉・すき焼き弁当をいただきまして…(笑)。気づいたらペロッと食べてました!なので、ショッキングなシーンが出てきても大丈夫です。家族で安心して楽しめます」と見事に作品の見どころに絡めてアピールしていた。WOWOW連続ドラマW「ヒポクラテスの誓い」は10月2日(日)より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右の長女でタレントの岡田結実とカリスマ恋愛コラムニストで作家のLiLyが9月27日(火)、都内にて開催された映画『世界一キライなあなたに』の公開記念トークイベントに出演。岡田さんが、LiLyさんのアドバイスに感激した。同作は、自分らしく生きていくことを教えてくれる、感動のラブストーリー。26歳にして失業中、将来の展望が全く見えない女主人公のルーは、超ハンサムな大富豪ウィルに出会う。しかし、ウィルは不慮の事故で生きる希望を失っていた…。トークでは恋愛観が話題にあがり、16歳の岡田さんは「私が頑張っているときに一緒に刺激し合える人と恋愛してみたいなと思いました。自分の“よきライバル”という人と」と思いを告白。34歳で母親であるLiLyさんは、岡田さんの言葉にうなずき「年齢に関係なく、明日にでも誰かを愛するかもしれません」と岡田さんに優しく声を掛けた。続けて、「でも、そうしたら大人は『かわいい!』とか、『若いね!淡いね!青春だね!』とか言うと思うのですが、そういうのに惑わされなくてよくて。案外、大人の方が人を愛することを忘れていたりします」と語った。さらにLiLyさんは、「ピュアなときほど人を愛せるから、『青春』とか、『かわいい』とか、『淡い』とか言う大人に騙されずに、『本気で愛してる!』みたいなのは明日からでもできると、それを伝えたかったです」と、岡田さんにエールを送り、その言葉を聞いた岡田さんは「すごく泣きそう!有難い言葉を頂いたので」と目を潤ませていた。そんな岡田さんが、自身にとって恋とはどんな存在かを発表する企画があった。岡田さんは「恥ずかしいなあ!」と悲鳴をあげながらも、「恋とは人生を豊かにする調味料の一つである」と回答。すると、LiLyさんは、「実際、恋ってやばいから」とキッパリ。「仕事を頑張って、向上心にあふれて、そういったすべてが飲み込まれるような恋をして、それで仕事が手に付かなくて、どんどんレギュラーとかが減って行って…となるかもしれません」と岡田さんに語り聞かせ、「それが、いい女優になる秘訣だよ!」と付け加えた。LiLyさんの話を半ば目を丸くしながら聞いていた岡田さんは、「恋をしている友だちを見ると『かわいいな』と思うのです。だから恋をすることは大事なのだなと、フワフワ思いながら生きています」と、独特の言葉遣いで心境を語っていた。映画『世界一キライなあなたに』は、10月1日(土)より、新宿バルト9ほか全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年09月27日唐沢寿明と窪田正孝が共演する刑事バディドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」が映画化され、2017年ゴールデンウィークに公開されることが決定した。9月27日(火)、都内で行われた同作の第1話完成披露イベントで、唐沢さん本人の口から発表された。日本テレビと動画配信サイト「Hulu」が共同制作し、昨年6月の地上波SPドラマ、その直後からスタートした6週連続の配信も好評を博した「THE LAST COP/ラストコップ」。この10月からは土曜新ドラマとして再始動するが、映画化というさらなるビッグプロジェクトの進展に、唐沢さんは「本当にやるのかなって、不安でいっぱいです。僕の周りでは(見ていると)連絡もこないし、本当に支持されているんですかね?」と思わず本音。一方、窪田さんは「まだどんなお話になるかわからないので、楽しみですね」と期待感。「アクションや笑いはもちろん、涙やラブもある。とりあえず、犯人逮捕という刑事としての仕事はしたいです!」と意気込みを見せた。映画のタイトルなどは今後発表される予定だ。30年間の昏睡状態から目覚めた時代遅れの刑事・京極浩介(唐沢さん)と、イマドキの草食系若手刑事・望月亮太(窪田さん)がバディとして難事件に立ち向かう。10月から始まる地上波ドラマについて、唐沢さんは「窪田くんがかなりパワーアップしていて、僕の言うことを聞きません!亮太は崩壊します(笑)」とデコボココンビの“異変”を明かし、窪田さんは「この1年で一体何があったのか…。草食系だった亮太が、京極化していて、だいぶタメ口になっている」とアピールした。イベントには唐沢さん、窪田さんに加えて、佐々木希(鈴木結衣役)、黒川智花(柏木サオリ役)、和久井映見(鈴木加奈子役)、10月期ドラマから参戦する新キャストの竹内涼真(若山省吾役)、藤木直人(松浦聡役)が出席。京極が現役だった80年代にちなみ、登壇者は女性アイドル風、チェッカーズ風、シブカジ、ハマトラスタイル、マイケル・J・フォックス風など思い思いの80’sファッションに身を包み、イベントを満喫していた。日テレ×Hulu共同製作ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」は10月8日(土)21時~日本テレビにて放送スタート(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日秋が深まる東京ディズニーランドでは、秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催中。今年はディズニーの仲間たちとおばけやスケルトンが、ポップスやロック、ジャズ、ラテンなど、さまざまなジャンルの音楽パフォーマンスを披露する、最高に楽しい音楽フェスティバルでハロウィーンを盛り上げているけれど、その“フェスティバルを楽しみながら”いただける、とってもお手軽なスペシャルなメニューも大人気だ。そのメニューとはズバリ!「ボイラールーム・バイツ」という東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにあるショップで販売中の「3色肉まん」(1個 ¥500)。このミッキーシェイプの状態で売っている肉まんで、ハロウィーン時期限定のスペシャルなメニュー。味はソルト・甜面醤・スパイシーの3種類で、どの部分がどの味かは食べてのお楽しみ! 難破船のボイラー室で作る肉まんは、肌寒くなってくる秋口にもピッタリの商品だ。この「ボイラールーム・バイツ」は、アドベンチャーランドを探険していて、一際目立っている船のお店。多くの旅人が訪れる人気店で、普段はグランドメニューの「ミッキーマウスまん、ミニーマウスまん」などが大人気。「スパークリングタピオカドリンク(レモン)」「スパークリングタピオカドリンク(レモン)」(1個 ¥310)なども季節を問わず人気商品で、パークで遊び倒した午後など、ちょっと休憩を取りたい時に最適のショップだ。「3色肉まん」(1個 ¥500)は「ディズニー・ハロウィーン」最終日10月31日(月)まで。食べ歩きメニュー片手に“ハロウィーン・ミュージックフェスティバル”を満喫して!■「3色肉まん(ソルト・甜面醤・スパイシー)」 (1個 ¥500)※当メニュー販売期間中、グランドメニュー「ミッキーマウスまん、ミニーマウスまん」の販売はありません販売期間:9月1日~10月31日販売店舗:ボイラールーム・バイツ※上記のメニューやグッズは、デザイン・価格の変更や、品切れとなる場合がございます。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日俳優の玉木宏が27日(火)、東京・湾岸署の一日署長としてフジテレビ系主演ドラマ「キャリア~掟破りの警察署長~」を共演の瀧本美織、高嶋政宏とPRした。ドラマは、キャリアの警察署長・遠山金志郎(玉木さん)が、平成版遠山の金さんとして市井の事件を解決していく様を描くオリジナルストーリー。この日、全国地域安全運動事前対策会議の場に一日警察署長として登場した玉木さんは「これまで色々な方々が一日署長を務める報道を見てきましたが、いよいよ自分にもこの日が来たかと。この制服を着させてもらうのを楽しみにしてきました」と大役に満面の笑み。“一日警察署長”と書かれたタスキを渡されると「本当に身が引き締まる思い」とし「犯罪は僕らの身近で起こりうるもの。自分も一市民として協力して防犯に努めたい。4年後にはオリンピックが開催されるので外国人にとっても、日本人にとっても安心した街づくりが出来たら」と呼びかけた。また警察の思い出エピソードを聞かれると「職務質問は本当によくある」と驚きの事実を明かしながら「いい年齢なのに顔にヒゲを生やしたり髪の毛が長かったりするので怪しく見られるのかもしれない」と理由を分析。一方の瀧本さんは「ATMでおろした10万円をそのまま置いて出てしまったことがある。それを何時間後かに気付いてその街に戻って警察に行ったらあった。優しい方が届けてくれた」とふり返り「感動しました」と感謝していた。「キャリア~掟破りの警察署長~」は、10月9日(日)21時~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日ネット映像配信サービスNetflixのオリジナル作品で、マーベルコミック原作のヒーロードラマ「ルーク・ケイジ」の配信開始を前に9月26日(月)、ブラックマヨネーズの小杉竜一、なだぎ武ら吉本興業のマーベル大好き芸人が集結!熱いトークを繰り広げた。同じくNetflix配信のマーベル作品「ジェシカ・ジョーンズ」にも登場する、人体改造によって超人的なパワーと銃弾をも跳ね返す鋼の肉体を持ったルーク・ケイジを主人公にした本作。ニューヨークのハーレムを舞台に、苦悩しつつも悪に立ち向かうルーク・ケイジの活躍を描き出す。この日は、吉本のマーベル大好き芸人として、なだぎ武、竹若元博(バッファロー吾郎)、川谷修士(2丁拳銃)、玉城泰拙(セブンbyセブン)、おもしろ佐藤(御茶ノ水男子)が登場!さらに、知識は浅いながらもマーベル“愛”は誰にも負けないと自負するブラマヨの小杉さんも加わり、本作の魅力について語り合った。小杉さん、なだぎさんら登壇陣は全員、ルーク・ケイジ同様に弾丸で穴の開いたTシャツ姿で登場!小杉さんは「遠くから見たらよもぎ大福にしか見えない(苦笑)!」と自虐気味に語り笑いを誘う。佐藤さんと玉城さんに至っては、スキンヘッドのかつら(?)にサングラス、メイクまでルークを真似て登場。それぞれ、いかにマーベル好きかを自己紹介の段階で挟み込んでアピールしており、なだぎさんは「パスタの次に好き!」という意味不明ながらも熱い思いをアピールする。川谷さんは本作について「マフィア映画のクールさが出ている」と画面に漂う独特の空気管に触れ、さらに鋼の肉体を持つルークだが、セクシーシーンでは「乳首は弱い!」と意外な弱点(?)まで指摘する。竹若さんも負けじと、本作だけでなくNetflix配信の一連のマーベル作品を例に「街がしっかりと描かれているのが特徴。ハーレムの街、人、文化がしっかりと描かれる」と評論家顔負けの分析を展開!また、ルーク・ケイジが「ヒーローになりたくないヒーロー」である点も本作の大きな特徴だが、なだぎさんは「静かに暮らしたいのに能力を持ってしまった男」と評し、佐藤さんも「そこに葛藤がある」とうなずく。小杉さんは、自身の頭髪の薄さを例に「気持ちはわかります。僕も、薄くなりたくてなったわけじゃないのに、人に出会うたびにいじられて、そのたびに反応を返さないといけない…」と存在するだけで“ネタ”となってしまう苦悩を告白し、ルーク・ケイジに理解を示す。一方で小杉さんは「でもルーク・ケイジはモテるんですよ!」と指摘。第1話でも描かれるセクシーシーンに触れ「あのキスは真似しようと思ったね!」と興奮気味に語り、なだぎさんも「激しいんだけど、ガッついてない!」とそのキステクに称賛を送っていた。Netflixオリジナル「Marvel ルーク・ケイジ」は9月30日(金)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日あの壮絶な死闘から10年を経て、再び繰り広げられる新たな戦いを描く『デスノート Light up the NEW world』において、メインキャストを務める東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の3人が劇中でほぼ唯一、顔を揃える極めて重要な“激突”のシーンの撮影の様子が到着した。正当な続編として製作された本作は原作にもある“6冊ルール”――地上に存在することができるデスノートは最大6冊――を適用。ノートをめぐり、“デスノートオタク”の捜査官・三島創(東出昌大)が率いる対策本部、そこに加わったLのDNAを継ぐ後継者・竜崎(池松壮亮)、キラを信奉するテロリストの紫苑(菅田将暉)の頭脳戦が展開する。劇中、協力関係にある三島と竜崎はもちろん、三島と紫苑、竜崎と紫苑がそれぞれ顔を合わせるシーンはあるが、この三人が揃う“三すくみ”の状態は稀有。この日は、東京・日活調布撮影所に設置された巨大セットで撮影が行われた。ちなみにこのセットだが、外観として神戸の廃墟として知られる摩耶観光ホテルを使用している。大きな窓からは光が差し込んでおりダークな美しさが漂うシーンに仕上がっている。このシーンは、本作においても「最重要シーンの一つ」とのことだが、どういった状況で何が行われているのか?詳細に関してはいまだ明かされてはいない。ただ、頭脳戦を中心にした本作においては稀な銃撃戦を含んだシーンとなっており、解禁となった写真でも竜崎は銃を手にしており、三島、紫苑も銃撃から身をひそめるような様子がうかがえる。こちらのシーンには死神リュークとSAT(特殊急襲部隊)も参加しており、薄暗く、緊迫した空気の中、爆音を響かせて撮影が進められていった。東出さんは、前作からの対決の構図である“天才対天才”の戦いに触れつつ「僕ら3人の人間関係が複雑に絡み合った天才同士の三つ巴の戦いになっています。池松くん、菅田くんと共演できたからこそ救われたこともあるし、物語に厚みが出ていると思います」と三つ巴ならではの面白さへの自信を口にする。Lの後継者として竜崎の容貌からパーソナリティまで個性的なキャラクターを確立した池松さんも「三島が東出さんじゃなかったら、こうなっていなかったかもしれない」と“パートナー”への信頼を口にする。3人の中で、最もキャラクターや行動が読めない存在ともいえる紫苑を演じている菅田さんは「紫苑はキラを崇拝しているサイバーテロリストという入口から入りまして、個人的には原作に出てくるLの2人の後継者=メロとニアからイメージを抽出したところがあります。原作の夜神月とLの戦いから繋がる後半の物語も僕は大好きで、そこに登場するメロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感をちょっと足したイメージです」と説明。この三つ巴が向かう先は?生き残るのは誰なのか?ノートはどのように使われ、最後はどこにたどり着くのか――?いまをときめく3人の若手俳優が織りなす美しくも壮絶な戦いに注目だ。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日モデルで女優の中条あやみがバラエティ番組「アナザースカイ」5代目女性MCに抜擢され、26日(月)、同じくMCの今田耕司と囲み取材を行った。中条さんは初回収録の自己採点が「80点」と高得点であったことを嬉しそうに報告。今田さんは中条さんのフレッシュな魅力に終始デレデレだった。本番組は、ゲストが海外にある第2の故郷“アナザースカイ”を訪れ、その魅力を紹介するもの。瀧本美織からバトンを受け取り、キャリア初の司会業を務めることになった中条さんは、オファーを受けた当初をふり返り、「嬉しいと同時に頑張らなといけないと思いました」と述懐。「いまでも緊張や不安はありますけど、今田さんと一緒に頑張って、旅を通して生きる場所が広がるワクワクやドキドキといった感動を伝えたい」と初々しい笑顔で決意を表した。そんな中条さんは、ゲストの宮根誠司が韓国・ソウルを紹介する初回収録(10月7日放送)について、「良すぎると思うけど80点くらい。すごい楽しかったので」と伝えると、「『関西人はお金が好き』なんて余計なことを言ってしまいました…」と反省の弁も。というのも、中条さんは大阪出身のため、大阪生活が長く関西人と言っても過言ではない宮根さんの“フリ”にも関西人特有の旺盛なサービス精神で応えていたため、ついつい口が滑ったとか。しかし、それすらも中条さんのフレッシュな魅力。今田さんは、2人の実家が二駅しか離れていないことを明かしながら、中条さんの印象を「東京生まれの格好良いモデルというより、家の近所の可愛らしい娘さん」と語ると、「いままでの女性MCの中で距離感が一番近い」としみじみ。また、「標準語の顔をしているので関西弁は違和感があると思う」と関西弁で話すことをためらう中条さんに、「ギャップやで。要所要所に語尾で(関西弁を)出したらモテルで~」と悪い笑顔で勧めると、「せっかくバラエティーに出てもらっているから、女優でもモデルでもない一面を出したい」と先輩らしく頼もしい一面ものぞかせて、中条さんの背中を後押した。始めたばかりのMCについては「決して上手ではないけど、いましか出せない等身大の感じを出して、緊張しつつ楽しんで」とアドバイスを送ると、スタッフが出すカンペに対応できなかったことも「カンペを知らないフレッシュさ!」とご満悦で、頬を緩めっぱなしだった。「アナザースカイ」は毎週金曜23時より日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日映画『何者』の主演・佐藤健と原作者の朝井リョウが、9月26日(月)に開催された学生限定試写会に登壇。サプライズゲストとして、メイクアップアーティストのIKKOも来場し、その場で学生たちから募ったお悩みに答えた。朝井さんの直木賞受賞作を佐藤さんをはじめ、菅田将暉、有村架純、二階堂ふみといった旬のキャストを迎え実写化。就職活動の中で嫉妬や葛藤を味わいながら、自分が何者であるかを知ることになる若者たちの姿を描き出す。佐藤さんと朝井さんは、実は本作に携わる以前からの友人。朝井さんは映画化が決まった後、主演が佐藤さんになってかなり驚いたそう。「映画になると決まったくらいの頃、食事をして『もしオファーが来たら?』と話をしたんですけど、この作品は、決して主演が得をする映画でもないのに佐藤さんは『ちょっとね…』とか言ってたんですよ(笑)」とふり返る。佐藤さんは「僕もオファーが来たとき、驚きました」と述懐。「難しい役で『やりたい!』というタイプの役じゃないし、キャスティングの段階でいろんな荒波を越えて、ここしか行くところがないと僕のところに来たのかな…と(笑)」と自身のところにこの役がたどりつくまでに思いを馳せつつ、ある種の運命を感じて受けたよう。その上で朝井さんは、佐藤さんによる主人公の拓人について「観客を共感させないといけないので、すごくカッコいい人だとだめだよな…と思ってたらカッコいい人になっちゃった(笑)。でも、普段、というかいまも佐藤さんからは“妖気”のようなものが出てますけど、それを撮影では削ぎ落として、自然と観客が乗ろうと思うような舟になっていてくれました」と佐藤さんの就活生への変身ぶりを絶賛する。この日は、会場の学生から直接、お悩みを募ったが、佐藤さん、朝井さんに加え、IKKOさんという力強い味方も加わる!IKKOさんは人を雇い、使う側の経験もあり、映画について「経営者の立場で見ても納得できた。特に健さんの目で語る演技がグイグイ来ました!」と称賛を送る。就活を控え、自己PRが苦手だというある学生の言葉に、佐藤さんは「僕も就活未経験者ですが、自己PRのシーンはリアルに『やれ』と言われたらできないと思った」と深く頷く。朝井さんは、現在では専業作家として活動するが、就活、就職経験があり、そのときの体験をもとに「コミュニケーション能力って文章力です。主語と述語がねじれている人が多いけど、本をいっぱい読んで文章力を身に着けて」と作家ならではのアドバイス。IKKOさんは、自身がキャビンアテンダントに憧れ、JALの採用試験を受けたつもりでその場で自己PRを披露し喝采を浴びた。また、「友達と話していても、聞き役に回ることが多いけど盛り上げ役になるには?」という学生の悩みに、佐藤さんはまたも「僕も舞台挨拶ですら完全に聞き役です!」と同調。もはや、学生と同じ目線で朝井さん、IKKOさんにアドバイスを求めるが、朝井さんは「聞き役であることが周りに浸透してるなら、無理に盛り上げ役に回らなくていい」とアドバイス。IKKOさんは「私も実は場を盛り上げるのは苦手だった」と告白し「社会人になると、どうやったら相手が喜んでくれるかを考えるのが大事で、そこに徹するのも必要」と相手に臨機応変に合わせることの重要性を説いていた。また、大学で打ち込めることがないという女子学生に佐藤さんは「ダンスをやったらいい!」とアドバイス。理由を問われると「ダンスができる女性が僕の好み(笑)」と明かし、会場の笑いを誘っていた。『何者』は10月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月26日舞台も客席も生きる喜びに染まる至福の人生賛歌、劇団四季ミュージカル「壁抜け男」の公開舞台稽古が、9月26日(月)に自由劇場にて実施。開幕を直前に控え、本番同様に緊張感溢れた稽古で全体の最終チェックが入念に行われた。「壁抜け男」は、フランス作家マルセル・エイメの短編小説を基にした小粋なラブストーリー。舞台は、20世紀中ごろのパリ・モンマルトル。一人の平凡な男が、ある日突然、壁を通り抜ける能力を手に入れたことから始まる数々の出来事が、コメディタッチに、そしてフランス的エスプリを効かせて綴られる。作曲は、「シェルブールの雨傘」でミュージカル映画を変革させた巨匠ミシェル・ルグラン。また、舞台装置もいかにもフランス的で、簡素ながら、洗練された雰囲気を醸し出している。四季での初演は1999年。以来、総公演回数は513回を数え、四季ミュージカルの中でも再演リクエストの高い作品のひとつとなっている。今回、本作の東京公演が、9月27日(火)から11月13日(日)まで上演。こちらに先駆け、自由劇場にて公開舞台稽古が実施。本番同様に緊張感溢れた稽古が進行され、舞台全体の最終チェックが入念に行われた。本舞台で、ある日突然、壁を抜ける力を身につけたデュティユル役を演じる飯田洋輔は、「“人生は素晴らしい”というメッセージが溢れた作品の感動を、お客様の心へお届けできるよう努めたいと思います」と意気込みを寄せた。ミュージカル「壁抜け男」東京公演は、9月27日(火)より自由劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年09月26日今年で29回目を迎えるアジア最大級の国際映画祭「東京国際映画祭(TIFF)」のラインナップ発表会見が9月26日(月)に開催。コンペティション部門出品の『アズミ・ハルコは行方不明』の蒼井優、『雪女』の青木崇高らが出席した。10月25日(火)から11月3日(木・祝)の日程で開催される同映画祭。メインのコンペティション部門には今年は98の国と地域から1,500本を超える応募があり、その中から16本が本選に選出された。日本からは『アズミ・ハルコは行方不明』と『雪女』の2作品がノミネート。『アズミ・ハルコは行方不明』は山内マリコの人気小説を原作に、消息不明になるも、なぜかその顔写真がグラフィティアートのモチーフとなり地方都市に拡散されたヒロインとその周囲の人々の姿を通じて現代日本の女性像を描き出していく。松居大悟監督は「(行方不明になって)存在が消えるのに、どんどんその存在が大きくなっていくというところが映画的だと思った」と原作小説について語る。蒼井さんにとっては『百万円と苦虫女』以来の映画単独主演となるが「主演だけど行方不明なのか…。これは楽かもと正直、思った」と冗談めかしつつ、物語について「女性だから分かる、女性のひどさ、たくましさ、情けなさを多くの女性に『イタタタ…』と思いつつ、観ていただける作品。ここにいらっしゃる女性の皆さんも、すねに傷があるかと思いますが(笑)、その傷を愛おしく思えるんじゃないかと思います」と共感を交えて熱く語っていた。コンペ作品ということで、蒼井さんは主演女優賞を競う身でもあり、行方不明のヒロイン役で、2014年の宮沢りえ(『紙の月』)以来の日本人女優の栄冠にも期待がかかる。コンペティション部門出品に関して、誰より監督が熱望していたそうで、蒼井さんは、このコンペを見越して別の国際映画祭への招待を断ったという経緯も明かし、無事、選出されて「ホッとしてます」と安堵の表情。松居監督は「すごく嬉しいです。この映画を作ったときから、地方都市の鬱屈した気持ちみたいなものが拡散していく話ということで、東京を舞台に戦えたらと思ってました。居酒屋で(選出の報を)聞いたんですが、嬉しくて泣いてしまいました。そのときはまだ『言ってはダメ』と言われてて、席に戻ったら『なんで泣いてんの?』『いいんだよ、バカヤロー』というやり取りもあり…(笑)」とユーモアも交えて喜びを口にした。一方、『雪女』は小泉八雲の古典的怪奇小説を新たな解釈で杉野希妃監督が映画化。青木さんは「小泉八雲という、もともと海外の方が外から見て、日本の風土を取り込んだ作品をベースに、日本人監督が映画化し、それを世界に発信できるということに感慨を感じます」と国際映画祭の場で多くの人の目に触れることの意義を口にした。コンペ以外でも「アジアの未来」部門、「日本映画スプラッシュ」部門、「Japan Now」部門、「ユース」部門など部門ごとに様々な作品が上映される。中でも今年、岩井俊二監督と細田守監督の作品が特集上映されることになっており、この日は細田監督も登壇。「細田守の世界」と題された特集上映では、初期作品から「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と村上隆のコラボレーションによるアニメーション、六本木ヒルズの落成を記念した作品から近年の『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』などが上映される。さらに上映に加えて、是枝裕和監督やアニメーション監督の堤大介、東京国立博物館の平常展調整室長の松嶋雅人氏らとのトークセッションも予定されており、国内外の注目を集めそうだ。細田監督は「まとまった形での上映は初めてですが光栄です」と喜びを語ったオープニングで『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』のメリル・ストリープ、ヒュー・グラントが来日しオープニングのカーペットを歩くほか、歌舞伎座でのスペシャルナイトでは尾上菊之助の舞踊『鷺娘』の上演、古館伊知郎を弁士に迎えての『血煙高田の馬場』の生演奏付き上演、国際交流基金アジアセンターとのコラボにより、行定勲監督らアジアの3監督を迎え、オムニバス作品として製作されたアジア三面鏡2016による『リフレクションズ』など今年も盛りだくさんの9日間となりそうだ。「第29回東京国際映画祭」は10月25日(火)より開幕。(text:cinemacafe.net)
2016年09月26日「第64回サン・セバスティアン国際映画祭」にて、邦画で唯一選出されたコンペティション部門出品作『怒り』。この度、主演の渡辺謙、李相日監督が招待を受け、9月23日(現地時間)にプレミア上映が行われた。国内外数々の映画賞を受賞し大ヒットした『悪人』から6年。その製作チームで新たに挑戦した意欲作が『怒り』だ。豪華キャスト陣が出演していることでも話題の本作だが、今月17日(土)全国324スクリーンにて公開され、公開から6日間の時点では、観客動員数43万人、興行収入は5億6千万円を記録するヒットスタートを切っている。このほど、渡辺さんらが参加した「サン・セバスティアン国際映画祭」は、ヨーロッパにおいてカンヌ、ベルリン、ヴェネチアに次いで重要な映画祭とされている、スペイン最大の国際映画祭。毎年多くの映画監督や著名人が登場し、今年もまたリチャード・ギア、ジェニファー・コネリー、イーサン・ホーク、ユアン・マクレガー、ジョセフ・ゴードン=レヴィットなど、数多くのハリウッドスターが訪れた。今回の公式上映にあわせて、スペイン入りした渡辺さんと李監督は、上映に先駆けサン・セバスティアンの名所であるウルグル山を訪問。上映を前にして渡辺さんは、「サン・セバスティアンの人たちは、何か日本人と合う気がします。食べ物もすごく近い感じがするし、文化的な感じや伝統の感じも、日本人が親しみやすい環境がある気がするので、おそらく心情の部分をもっと深いところで受け止めてもらえるのではないかな」と期待を膨らませているよう。そして、「Kursaal Congress Centre(クルサールコングレスセンター)」で行われた公式会見に参加。渡辺さんは「こんにちはドノスティア!(ドノスティア:サン・セバスティアン通称名)」とバスク語で挨拶し、続けて「ここサン・セバスチャン映画祭にこの映画を持って来られて、大変うれしく、誇りに思っております。人生と同じく複雑でなやましい作品ですが必ず心のどこかに響く作品だと思っています。みなさんにどんな風に受け止めてもらえるかとても興味があります。エスケリックアスコ!(どうもありがとう!)」と流暢なスペイン語でコメント。李監督は「自分が本気で誰かに理解してほしいことをなかなか伝えることが出来ないもどかしさであったり、人はすぐ自分と何かが違うということで排除してしまうところがあるので、映画を観た人が、作品の中のキャラクターたちが本気で抱えている問題が、自分のように感じられるにはどうしたら良いか、悲しみの奥の根っこには何があるのかを観ている人に感じ取ってもらいたいと思って表現を選んでいます」と思いを語った。その後行われた上映には、映画祭最大級のキャパシティを誇る劇場を埋め尽くす1,800人もの観客が来場。場内満席の大盛況の中上映された。本編上映後は、観客総立ちの拍手喝采!さらに劇場ロビーでも映画を鑑賞した観客による盛大なお見送りを受けた渡辺さんと李監督。「見送られながら階段を降りて振り返ったときに、監督と僕とで映画にかかわったスタッフ・キャストの熱い想いを背負って拍手を受けている気持ちがすごくしました。ものすごい力で我々の思いを受け止められ、胸を打ちました」(渡辺さん)、「トロント国際映画祭の上映以上に、お客様は映画を集中して観ていました。冒頭のあいさつの頃は、お客様がざわざわしていたのですが、映画開始のワンカットめから水を打ったように静かでした」(李監督)と語り、見送りでは「観た直後の人たちの気持ちというか、何かを僕らに返そうとする気持ちにやられました」と感動しきりの様子だった。『怒り』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年09月26日「仮面ライダーゴースト」に出演中で「MEN’S NON-NO」のモデルとしても活躍する山本涼介がファースト写真集「MOMENT」(東京ニュース通信社刊)をリリース。9月25日(日)に記念イベントが開催された。写真集の撮影は2泊3日でグアムにて行われ、山本さんは水着姿、セクシーな肉体も披露!リラックスした姿や寝起きの表情、お酒を飲んでほろ酔いの様子やスーツで大人っぽい色香を振りまいたカットまで多彩な表情を見せている。“瞬間”を意味する「MOMENT」というタイトルについて「21歳の瞬間はいましかない。グアムの自然の中で、21歳の僕が感じたこと表現したことが詰め込まれています」と説明。『仮面ライダー』で共演している西銘駿が8月にファースト写真集を刊行したが「西銘くんの若さやエネルギッシュさと同じ土俵で戦っても、10代のパワーには負けます(苦笑)。最近は年を取ったなと感じるので…(笑)。21歳の僕にしか出せない個性を詰め込みました!」と対抗意識も!?セクシーなカットに関しては「こんなに脱ぐつもりは最初はなかったんですが、カメラマンさんが乗せるのが上手で、気づいたら裸になってました(笑)」とグラビアアイドルのような(?)コメント。収録されているインタビューでは生い立ちからここまでの軌跡を赤裸々に語っているが、中でも気になるのは「恋愛への興味が薄すぎる」という言葉。ファンにとっては嬉しいやら寂しいやら…?「そうなんですよね…(笑)。なかなか、仕事が楽し過ぎて、そっちまで頭が回らないんです」と語り、好みのタイプについて問われると「感覚というか、しゃべってて話が合ったり服の趣味が合ったりという人がいいですね」と照れくさそうに明かしてくれた。「山本涼介ファースト写真集 MOMENT」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月25日ドラマスペシャル湊かなえサスペンス「望郷」の製作発表会見が9月24日(土)、テレビ東京にて開催され、出演の広末涼子、伊藤淳史、原作者の湊かなえが登壇。湊さんが広末さんたちの撮影を見学して感化されたエピソードを語った。本作は、瀬戸内海に浮かぶとある島で生まれ育った人々の切なくも愛おしい人間模様を描いた湊さんの連作ミステリー短編集「望郷」の中から、「みかんの花」、「海の星」、「雲の糸」の3篇をオムニバス化したサスペンス。「みかんの花」の主演を広末さんが、「海の星」の主演を伊藤さんが、「雲の糸」の主演を濱田岳が務める。水野美紀、倍賞美津子、若村麻由美、椎名桔平、内山理名、麻生祐未ら豪華共演者が脇を固める。本作の撮影は、瀬戸内海に浮かぶ因島(いんのしま・広島県)で行われた。因島は湊さんが生まれ育った場所でもあり、湊さんは広末さんが出演する「みかんの花」の撮影現場を見学に行ったエピソードをふり返った。湊さんは、ロケ現場となった場所をよく知っていることを紹介したうえで、「ロケを見させてもらっているうちに、だんだんと、『いい所でしょ!』と自慢したくなってくるような気分になりました」と心境を打ち明けた。続けて、「それは、演じて下さっている広末さんや、水野さんや、役者のみなさんが“そこの人”という空気を醸し出されていたからだと思います」と言い、「本当に因島っていい所なのだなと、自分の地元のはずなのに、演技を見せてもらって再発見させてもらいました」と撮影を見学した感想を言葉にした。湊さんの話を聞いた広末さんは、「よかったです。ありがとうございます」と感慨深そうにコメント。「そういう発見の仕方って、なかなかないですよね。確かに、私も地元で撮影が行われるとなると不思議な感覚になります。けど、自分が撮影の真ん中にいると気が付かないものですね」と、撮影を見学することも、自身が被写体として撮影に参加することもある女優ならではの視点で感心していた。完成した作品を観たという伊藤さんは、自身が演じる浜崎洋平の少年期を担当した加藤清史郎の名前を出して、「8割くらいは加藤君の力でなっている作品になっていました」と笑いを誘い、会見を盛り上げた。そんな伊藤さんが役者としての習慣を紹介する一幕があった。伊藤さんは「セリフを覚えるのは逆にうるさい場所とかです。カフェとか」といい、「ほかの雑音が聞こえているときに『その雑音に負けずにがんばるぞ』というタイプです」と明かした。伊藤さんの言葉に感心した様子の広末さんは、思わず、「カフェとかで隣の会話とか聞いちゃいませんか?」と質問。伊藤さんは「聞いちゃうのですよ」とするも、「それにも負けず、『セリフを憶えるぞ』という思いで行くと結構、憶えるのです」と体験を交えて言葉にしていた。ドラマスペシャル「望郷」は9月28日(水) 21時よりテレビ東京にて放送。(竹内みちまろ)
2016年09月24日映画『3月のライオン』で主人公のプロ棋士を演じた神木隆之介が9月24日(土)に開催された「第5回 J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」の表彰式に出席。サプライズで日本将棋連盟会長の谷川浩二九段から、アマチュア初段を授与された。「ハチミツとクローバー」で知られる羽海野チカの大人気漫画を前後編二部作で実写化。若くしてプロ棋士となった桐山零が、様々な出会いや対局を経て成長していくさまを描く。「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」は今年で5回目を迎える将棋大会で約1,300名の小中学生が参加。全国7会場の戦いを勝ち抜いた棋士たちが集う全国大会としてチャンピオンが決定する。優勝者の駒音が映画本編での桐山の子ども時代の対局の駒音として使用されることになり、神木さんはそのプレゼンターとして登壇した。神木さんは、優勝した伊藤誠悟くん、準優勝の宮越雅大くんに「対局、おつかれさまでした」と頭を下げ、映画を通じて「たくさんの方に将棋に触れていただければと思います」と挨拶した。続いて、神木さんから優勝者の伊藤くんに“駒音”の権利の授与が行なわれる予定だったが、ここで神木さんへの完全サプライズで、谷川会長から神木さんにアマ初段が授与されることが発表された。当の神木さんは、事態が呑み込めず「え?おれですか?」という言葉を連発!谷川会長は、映画のための指導についた若い棋士が神木さんの実力を高く評価していることを明かし、さらに「手つきも素晴らしく、若い頃から芸能界で活躍されているだけあって、集中力も素晴らしい。これからも将棋を続けていただきたい」と語り、アマ初段免状を授与した。神木さんは、あまりのことに、喜び以上に驚きが勝っているようだったが「ありがたいです。これからも勉強していきたい」と語っていたが、谷川会長や司会者、周囲から「神木初段」と呼ばれるたびに恐縮した様子で照れ笑いを浮かべていた。『3月のライオン』前編は2017年3月18日(土)、後編は4月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月24日9月23日(金)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの冬期イベント「ユニバーサル・クールジャパン2017」の第2弾として大阪城で実施するスペクタクル・ライブショー「戦国・ザ・リアル at 大坂城」の記者発表セレモニーが開催され、大河ドラマ「真田丸」に出演中の草刈正雄(真田昌幸役)、山本耕史(石田三成役)がスペシャルゲストとして出席した。この「戦国・ザ・リアル at 大坂城」は、大阪城に映し出す大迫力のプロジェクション・マッピングをはじめ、本格的なライブ・ショー、豪華絢爛なパイロ(演出用花火)で織りなすスペクタクル・ライブショーのこと。メインとなるスペクタクル・ライブショーでは、華やかで壮麗な演出と大迫力の特殊効果が楽しめ、大きな感動と興奮を体験できるという。草刈さんは、「発表にビックリしました。僕もこのようなイベントを考えていたんですよ。企画された方はすごくいいところに目をつけたと思います。世界からも魅力的なコンテンツである戦国をテーマとした壮大なライブ・スペクタクルショーが行われることは本当に素晴らしい。世界中の方がワクワクドキドキすることを、非常に楽しみにしています」とコメント。また、山本さんも、「日本が誇るものはいろいろあるけど、日本の“美”は、こういうイベントにあると思います。日本が誇る“美”を、本当に目の前で繰り広げられるリアルなスペクタクル・ショーとして世界に広めることができる機会にワクワクしています。老若男女問わず、お子さんも外国の方たちも多くの方に見ていただきたい」と話した。同イベントでは、西の丸庭園で壮大な大阪城を背景に、戦国時代の楽市・楽座の装いのリアルな夜店が軒を連ねたエリアも登場するという。まるで戦国時代にタイムスリップしたかのようなスケールとクオリティーの戦国エンターテイメント体験に期待を。「戦国・ザ・リアル at 大坂城」は、12月16日(金)~2017年3月12日(日)の期間で開催する。■「戦国・ザ・リアル at 大坂城」概要開催場所:大阪城 西の丸庭園開催日程:2016年12月16日(金)~2017年3月12日(日)※詳細&最新情報は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式サイトでご確認ください。写真提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年09月24日11月に日本でも公開される映画『ガール・オン・ザ・トレイン』。この度、9月20日(現地時間)に原作の舞台となったロンドンにて、本作のワールドプレミアイベントが行われ、エミリー・ブラント、ルーク・エヴァンス、ヘイリー・ベネットら豪華キャスト陣が登場した。愛する夫と離婚し、傷心の日々を送るレイチェル。落ち込む彼女の唯一の慰めは、通勤電車の窓から見える“理想の夫婦”だった。幸せそうな2人は、かつてレイチェルが夫のトムと暮していた家の近くに住んでいた。トムはいまその家で、妻のアナと生まれたばかりの娘と新しい人生を始めている。ある朝、レイチェルはいつもの車窓から衝撃的な場面を目撃する。それは、“理想の妻”の不倫現場だった。翌日、レイチェルは夫婦の様子が気になり、確認するべく駅を降りる。しかし、彼らの家へ向かったところから記憶がなくなり、気が付けば自分の部屋で大けがをして倒れていた。まもなく“理想の妻”は、死体で発見される。なぜか周囲から疑惑の目を向けられるレイチェル。どうやら、あの日の“空白の時間”に原因があるらしい。レイチェルが記憶を取り戻そうとすると、関わる人々の思いがけない秘密が明かされていく──。本作は、NYタイムズベストセラーにて、21週No.1&77週ランクイン、サンデー・タイムズ・ベストセラー(UK)にて30週No.1&66週連続ランクインの驚異の記録を打ち立て、45か国で空前のベストセラーとなったミステリー小説「The Girl On The Train」を基に映画化。この日会場となったのは、原作の舞台となったロンドンにあるレスター・スクウェア。そこには、レッドカーペットのほかに本作をイメージした“線路カーペット”が敷かれるなど、まさに『ガール・オン・ザ・トレイン』一色!そんな中、目撃者でありながら疑惑の目を向けられる主人公レイチェル役を熱演したエミリー、本作のキーパーソンである“理想の妻”メガン役のヘイリー、消えた“理想の妻”の夫スコット役のルーク、レイチェルの元夫と不倫の果てに結婚する女性アナ役のレベッカ・ファーガソン、そして監督を務めたテイト・テイラー、著者であるポーラ・ホーキンズといった超豪華スタッフ・キャスト陣が華やかなドレスやスーツを身に纏い登場。すると、たちまち会場は黄色い歓声に包まれ、キャストらは集まったファンたちへサインをしたり、セルフィーを撮影したりとファンサービスを行い、プレミアを楽しんでいた様子。「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の鮮やかな花の刺繍がちりばめられた華やかなドレスに身を包み登場したエミリーは、愛する夫と離婚し傷心の日々を送るレイチェル役を演じるにあたって「大きなチャレンジだった」と語り、「レイチェルはとても辛い状況に置かれているけれど、彼女の考えや行動を測ることは誰にもできないわ。人それぞれに社会とのつながり方があるから」とコメント。ルークはすでに完成した本作を2回も観たそうで、「女優陣が素晴らしかった。この映画の一部になれてよかったよ」と話し、「去年の12月に撮影をしたんだけれど、まるで昨日のことのように感じるよ。非常に型破りなミステリーで、物語を女性がリードしていくんだ。ストーリーがとても複雑で、スタンリー・キューブリックの映画のようで大好きさ」と語った。さらにヘイリーは「メガンは悲劇的なキャラクター。いま、多くの観客に見られているから彼女と同じく私も悲劇的な状況よ(笑)」と周囲の笑いを誘いながら、「パンチを受けたようだった。すごくエモーショナルで、すべての要素がミステリアスなのよ」と興奮気味に本作をアピールしていた。『ガール・オン・ザ・トレイン』は11月18日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月23日映画『真田十勇士』の初日舞台挨拶が9月22日(木・祝)都内にて開催され、主演の中村勘九郎、共演の松坂桃李、大島優子、大竹しのぶ、堤幸彦監督ら総勢15名が豪華登壇。大島さんと、大竹さんが、登壇者の中から“推しメン”を選んだ。同作は、天下の名将と名高い真田幸村が実は“腰抜け”だっという大胆な発想のもと、圧倒的なスケールと切れ味鋭いアクションで送るエンターテインメント。主演の中村さんが猿飛佐助役を、松坂さんが霧隠才蔵役を、大島さんが女忍者の火垂役を、大竹さんが淀殿役を担当。映画と舞台が同時期に公開&上演されるという画期的な試みもなされる。いよいよ公開日を迎えた本作。オールスターキャストと堤監督の15名が、赤い甲冑に身を包んだ真田家の家来たちを引き連れて、会場に姿を現した。当日は多くの報道陣が駆け付け、ステージに上がった松坂さんは、あまりのカメラのフラッシュの多さに「まぶしい!」と思わず悲鳴をあげていた。イベントでは、作品内容にちなんで、大竹さんと大島さんの女性キャスト2名が、イケメンそろいの登壇者の中から、“秘めたる想い”を寄せる相手を選ぶ企画が行われた。最初にマイクを持った大竹さんは、迷わず、真田幸村の息子・大助役を演じた15歳の望月歩を選択。望月さんの腕を取って、望月さんをメインステージ中央付近までエスコートした大竹さんは、「撮影のとき、もっと小さかったもん。いつの間にかこんなに大きくなっていて、凄いなと思います」と、望月さんの成長ぶりに目を見張っていた。大竹さんは続けて、望月さんに「どんな役者さんになりますか?」とインタビューを敢行。望月さんが「頑張ります!」と初々しく意気込みを語ると、会場から「かわいい!」の歓声があがっていた。続いて“推しメン”を発表することになった大島さんは、一同を見渡して、「どうしたらいいの?」と困り果てた様子。登壇者全員を一歩、ステージの前に出して、大島さん自身はその後ろを、右へ、左へとさ迷い始めた。なおも決めかねていた大島さんは、ついには、「監督、誰がいいのですか?」と堤監督のもとに駆け寄り、堤監督にアドバイスを求めた。そんなやり取りがあった末に、大島さんが選んだ“推しメン”は、なんと、大竹さん。大島さんは「撮影でご一緒できてすごく幸せな時間でした」と満面の笑みを浮かべ、「目の前で寝ている大竹さんの寝顔をずっと観察している時間が楽しかったです」とにっこり。大竹さんは「そんな褒め方があるんだ(笑)」と驚いていたが、「ありがとうございます」と大島さんの“推しメン”に選ばれ、歓喜した。一方、男性陣を代表する形でマイクを持った松坂さんは、「我々はドキドキしっ放しでした」とこぼし、会場を盛り上げた。イベントには、中村さん、松坂さん、大島さん、大竹さん、望月さん、堤監督の他、永山絢斗、加藤雅也、加藤和樹、青木健、荒井敦史、駿河太郎、高橋光臣、石垣佑磨、村井良大が出席した。映画『真田十勇士』は、全国にて公開中。(竹内みちまろ)
2016年09月22日俳優の山田孝之が9月22日(木・祝)、都内で行われた主演作『闇金ウシジマくん Part3』の初日舞台挨拶に登壇。総勢13名が出席するとあって、「おはようございます。今日は人数が多くて時間がないので、早口でしゃべろうと思います」と“超高速”挨拶を披露した。舞台挨拶には山田さんをはじめ、共演する綾野剛、本郷奏多、白石麻衣、筧美和子、最上もが、山田裕貴、浜野謙太、藤森慎吾、高橋メアリージュン、崎本大海、やべきょうすけ、山口雅俊監督がズラリ勢ぞろい。映画にちなみ、「もし、無一文になったらどうする?」のお題が出されると、山田さんは「バイトします。何でもしますよ」と即答し、「家賃や光熱費…、携帯電話(の料金)とか、生きているだけでお金がかかるもの」としみじみ語った。ただ、フリップを使用したトークは盛り上がりがイマイチで、綾野さんは「そもそも、こういう感じ…、間違っている」と安易な企画に苦言。やべさんが「もうやめとけ。昨日の時点でみんな気づいていたこと」とフォローを入れ、山口監督は「だから、最初に全員に挨拶させたほうがいいって言ったのに」と苦笑いを浮かべていた。それでも最後に綾野さんは、「ちょっと真面目に話します」と表情を引き締め、「次でファイナルですが、毎回新しいキャストの皆さんが集めってくださり、ウシジマくんを支えてくださったからこそ、無事にファイナルを迎えられたと思います。孝之はこういうこと言わないので、僕が代わりにお礼を申し上げます」と6年間のシリーズを支えたキャストとファンに感謝を述べていた。真鍋昌平氏の人気コミックを原作に、非合法な金利で金を貸し付けるアウトローの金融屋「カウカウファイナンス」社長・ウシジマ(山田さん)と、彼にすがり金と欲望に翻ろうされる人間の転落を描く本シリーズは、2010年のテレビドラマを皮切りに、2012年の劇場版第1弾公開、2014年のシーズン2放送を経て、今年、シーズン3放送&劇場版2作の連続公開で幕を閉じる。『闇金ウシジマくん Part3』は公開中。『闇金ウシジマくん ファイナル』は10月22日(土)より公開される。(text:cinemacafe.net)
2016年09月22日「HiGH&LOW」プロジェクト待望の映画第2弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』のレッドカーペットセレモニー&完成披露舞台挨拶が9月21日(水)、都内にて行われ、出演するTAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工が、ファンの歓声の中練り歩いた。斎藤さんは、「誰もが、この2人に挟まれたいであろう場所に、長男で立っております!いい匂い」と観客をあおり、拍手喝さいを受けていた。『HiGH&LOW THE RED RAIN』は、同シリーズで謎めいた兄弟として登場していた雨宮兄弟を中心にした物語。ヴェールに包まれていた雨宮3兄弟の過去や、行方知れずとなっていた長男(斎藤)との意外な関係が、ドラマティックに紐解かれていく。ドラマシリーズより、「3兄弟の一番上は誰?」とネット上でも話題になっていた長男役で、満を持しての斎藤さんとなった。舞台挨拶に登場したプロデューサーのHIROさんも、「この2人の長男なので、相当格好よくて存在感のある方ということで、斎藤さんにお願いしました」と、配役に太鼓判を押す。そんな斎藤さん、首を横に振りながら、「いまの話の流れのプレッシャーに押しつぶされそうです(笑)。長男って誰なんだ、もっと強いんだな、って自分で勝手にキャスティングしてて、そっち側なんですよ」と、自身も「HiGH&LOW」シリーズの一視聴者だったことを告白。だが、「大丈夫かなという思いもありますが、名前を出してくださった方たちに恩返しをしたいと、すぐに切り替わりました」と、作品の出来栄えに自信をのぞかせた。すっかり仲良くなった3人には雨宮兄弟のグループLINEもあるそうで、場内からは「入れて」「いいなあ!」という黄色い声が上がった。本作では海外ロケも刊行され、大規模なアクションシーンも見どころのひとつ。TAKAHIROさんは、「とにかく暑くて。1日撮影やって2~3キロ体重落ちるくらい汗をかきました」と、その過酷な様子を話した。そんな中でもお茶目心で、オフショットで全裸カットを撮ろうとしていたという。結局そのカットは直前でとりやめとなったそうだが、TAKAHIROさんは「(HIROさんに)怒られるのが怖かった…。しかも、そのとき登坂がシリアスなシーンを撮っててすごく集中してて。全裸をやったらいよいよ嫌われるぞと思って…」と胸の内を語る。すかさず、登坂さんが「打ち上げとかで思い出用に全裸で作ろうという話があると聞いて。その瞬間、巻き込まれたらどうしようって」と恐怖の色を浮かべ、TAKAHIROさんに「さっさとバスに乗り込んじゃったよね」と突っ込まれていた。『HiGH&LOW THE RED RAIN』は10月8日(土)より全国ロードショー。(cinamacafe.net)
2016年09月21日ドラマスペシャル「巨悪は眠らせない特捜検事の逆襲」の制作発表会見が9月21日(水)、テレビ東京にて開催され、主演の玉木宏、共演の仲代達矢、相武紗季、原作の真山仁が登壇。出演者たちが、共演者たちとの“対決シーン”の撮影をふり返った。同作は、真山さんの長編小説「売国」を原作とする社会派ドラマ。東京地検特捜部に抜擢された気鋭の検事・冨永真一(玉木)が、「永田町のドン」と呼ばれる大物政治家・橘洋平(仲代)をあげることを命じられる。真山作品が民放でドラマ化されるのは初という。NHK連続テレビ小説「あさが来た」以降、民放ドラマ初主演となる玉木さんは、作品に臨む際はどこが作品の“骨”になるのかを考えることを習慣としていることを告げ、「この作品では仲代さんとの対峙シーンが“骨”になる部分だと思いました」と明かした。「変化球を投げずに、シンプルに、ストレートに自分の思いのたけを伝え、セリフの中にも迷いが見えたり、人間らしさを詰め込むことができたら、それは見応えがあるものになるのではないかと思っていました」と、御年83歳の大先輩である仲代さんとの初共演にも、作品作りに集中して臨んだ様子をうかがわせた。完成した作品をすでに観たという仲代さんは、「ほとほと玉木さんに感心しました。というのは、まっすぐな役というのは大変、役者にとって難しいものです」と自らの経験も紹介しながら、玉木さんが難役に挑戦したことを指摘。「それを玉木さんは見事に演じられて」と絶賛した。「私はすべて“受け”で、玉木さんのすばらしい突っ込みを受けさせて頂きました。どうもありがとうございました」と最後は感謝の言葉を口にした。仲代さんが話す間、両手を膝の上に置いて神妙な面持ちで耳を傾けていた玉木さんは、仲代さんの言葉に、ひたすら恐縮していた。また、仲代さんは、相武さんとの“対決”にも言及。相武さんは、幼い頃からの夢を叶えて宇宙航空センターの研究者となった八反田遥を演じている。仲代さんは、「彼女もそうですね。すごい勢いで私に迫ってくるのです。何も言えずに、ただただ後ずさりながら(笑)対決とは言えないよな(笑)本当に、ありがとうございました」と、相武さんに詰め寄られるという“対決シーン”を笑顔でふり返った。仲代さんの言葉を受け、マイクを持った相武さんは、同作の撮影現場で仲代さんに初めて会い、あいさつをしたという。そのまま“対決”シーンの撮影に入り、「怖れ多いやら、何やらで、私はいっぱいいっぱいでした」と当日の様子を言葉にした。続けて相武さんは、「役柄にも集中しなければいけなかったのですが、それ以上に周りのスタッフさんが緊張していました。『仲代達矢さんにこんなに怒って…、緊張するでしょうね』と、朝から色々な方に言われて(笑)もう、言わないでほしかったです(笑)会う方、会う方が、『今日は仲代さんと一緒のシーンですね』とか(笑)」と、笑い話として回顧。相武さんは、「仲代さんを目の前にしてお芝居をするのはすごく光栄なことでした。私は、ただただぶつかっていけばよいという、本当に“若造丸出し”でぶつかればよい役柄だったので、気持よくメッセージを伝えさせて頂きました」と、仲代さんとの共演を果たした心境を語った。ドラマスペシャル「巨悪は眠らせない特捜検事の逆襲」(テレビ東京系)は、10月5日(水)夜9時から放送。(竹内みちまろ)
2016年09月21日子どもたちが夏休みまっただ中の8月4日、世田谷線松原駅すぐにある「せたがやこども食堂 みっと」でこども食堂が開かれました。こども食堂は、普段は一人で食事をしている子どもたちを集めて、“みんなで”食事ができるような場と食事を提供する活動です。以前紹介したNTTドコモの出前ポータルサイト「dデリバリー」が協力しているとのことで、伺ってきました。世田谷のこども食堂で夏休み特別ランチパーティーがはじまる!東急電鉄世田谷線松原駅から徒歩1分。のどかな街並みの一角にある小さなレンタルスペースで「せたがやこども食堂みっと」は開かれています。毎月2回、15時から20時まで子どもたちが自由に集まり、みんなで食事。子どもは無料、大人も300円でスタッフによる手作りの家庭料理を食べることができるそうです。今回は夏休み期間に特別開催した「おまけのみっと」を開催。いつもより早い12時にオープンし、dデリバリーで注文したピザやフライドチキン、ポテトなどのパーティーメニューを用意していました。カラフルなピザやポテトは子どもたちにも人気のメニュー。「夏休みだけど集まるかな〜?」とみんなで話していると、子どもたちが一人二人とだんだん集まってきました! アットホームな雰囲気のスペースは気づけば満員。食事を通じて縮まる距離。飛び入りも大歓迎のオープンなスペースこの日やってきたのは、常連の男の子数人のほかに、「今日が初めて」という子どもが6人。ニューフェイスを迎えて賑やかなこども食堂になりました。お母さんと一緒に来た幼い兄妹もこども食堂は今日が初めて。近所に住んでいて通りかかるたびに気になっていたそうです。温かい食事を食べてもらいたいとの思いで数回に分けてデリバリーされてきたパーティーメニューはあっという間にみんなのお腹の中へ。ピザやポテトはやはり子どもたちに人気のメニューのよう。普段、小学生たちと関わる機会のないメオトーク編集部メンバーも、子どもたちと一緒にdデリバリーのランチを堪能させてもらいました。みんなで食べるごはんはおいしい!各皿に好きなピザやポテトを載せるビュッフェスタイルニューフェイスが多かったこともあり、最初はスタッフもこどもたちもちょっと緊張した面持ちでしたが、一緒に食卓を囲んでいるうちにあっという間に打ち解けた空気に。楽しい食事の時間は心の距離も縮めるようです。ある小学4年生の男の子はこの日が初めてでした。夏休み中、お母さんは働いているので、一人でお昼ごはんを食べることが多いそう。でも、「やっぱり1人で食べるのは寂しい」とこの日、一人で来てくれたそうです。幼い弟たちのことや通っている塾のことなど、たくさんお話してくれました。なかなか大人に悩みを相談できないという子どもたちも多いようですが、親でも先生でもないこども食堂のスタッフには食事を通じて心を開いて話せるのかもしれません。子どもたちから話を聞いていると、それぞれの家庭の事情が見えてくることもよくあるそうです。パーティーはまだ終わらない! スペシャルなお楽しみ企画も食事のあとにもお楽しみ。この日はなんと、シルバニアファミリーや野球盤など長く愛されるおもちゃを製造・販売しているエポック社がおもちゃを提供してくれました!懐かしい野球盤やシルバニアファミリーの人形に大人も一緒になって大盛り上がりしました。一緒に食事をした後ということもあり、こども同士も打ち解けて一緒に遊んでいました。ひたすらボタンを押すだけというシンプルなゲームに大人も子どもも熱中。初めて見る子も多い野球盤。世代を超えて男同士で盛り上がっていました。不安定なアイスクリームタワーにみんなで一喜一憂。ママ世代には懐かしいシルバニアファミリーも。こどもたちもNTTドコモの社員さん、みっとスタッフ、学生ボランティアの方々など多くの大人とおもちゃで遊べて満足そうでした。イベントの終了時間になると名残惜しそうにとどまりたがるこどもの姿も。地域のこどもを”ゆるく”見守るこども食堂の役割とは「今日はいつもと違った企画でこどもたちが大人と一緒に楽しめてよかったです」と語るのは みっと代表の村上由美さん。開設した当初、みっとが運営されているのは世田谷の中でも行政支援対象家庭が比較的少ないとされている地域だったため、「子ども食堂になんて誰も来ない」と言われたそうです。しかし、近隣の小学校や中学校にちらしを配布して呼びかけると、少しづつ食べに来るこどもが増加。村上さんの暮らしている地域にもいろいろな事情で、ご飯を一人で食べている子どもが多くいることがわかり、こども食堂をやろうと決めたそうです。「助けを必要とする人たちはこういう活動、場所があることを知らないケースが多いんです。でも、こども食堂に行ったこどもから『楽しかった』という感想が親に伝わると、さらに保護者間で情報が広まって、次回はお友達を連れてきてくれることもあるんですよ。そんな風に広がっていって、本当にこども食堂を必要とする家庭にも情報が届けばいいなと思っています」(村上さん)こどもたちがいつまでも帰りたがらず何度も来るのは、きっと彼らにとってここが居心地のいい居場所だから。でも、この場所が心の拠り所になっているのは、むしろ親御さんたちのほうかも……と村上さんは言います。「月2回でも家庭料理を食べさせてくれる場所があれば、働いているお母さんたちは助かるように思います。遅くまで仕事をしている家庭では、お腹を空かせた子どもを夜遅くまで待たせるのも可哀想だし、かといって帰宅してから食事の準備をするのも大変という葛藤がありますからね」せたがやこども食堂 みっと代表 村上由美さん今後は食事を提供するだけはなく、周囲の大人との付き合いかたや将来について、子どもたちが考える場にしていきたいという思いもあるそうです。「ただ空腹を満たす場所ではなくて、こういう場だからこそ顔が見える“ゆるい”つながりを広げていけると思っています。たとえば、色々な職業に就いている大人の話を聞かせてもらえば、早くから自分たちの可能性や将来をイメージできる機会になるかもしれない。なにか辛いことがあったときにたまたま大人から聞いた話が心の支えになるかもしれない。そんな風に“子ども目線”を大切にしながら彼らにとって良い種を蒔いていける場所にしたいですね」今回はdデリバリーを運営するNTTドコモの社員さんが子どもと一緒になってゲームで盛り上がったり、メオトーク編集メンバーも食事をしながら仕事についてこどもたちから質問されたりする光景も見られました。こども食堂と聞けばどうしても貧しい家庭、孤食というキーワードが思い浮かんでしまいます。ですが、今回のイベントでは大人と子どもが食事の時間を通じて交流できる場として、こども食堂が多くの可能性を秘めていることを感じることができました。ライター所感:数年後には自分の子どもが小学生になりますが、今までどおり仕事を続けていけるのか漠然とした不安があります。地域全体でこどもを見守る、こども食堂のような取り組みがもっと日本中に広まるといいなと思いました。今回のイベントのチラシ。可愛いイラストが親しみやすい雰囲気関連記事:dデリバリーで、大切な人に”あったかい食事の時間”を贈ろう>dデリバリーでは今月からシルバニアが当たるキャンペーンを開催!>世田谷こども食堂みっとBLOG>世田谷こども食堂みっとFacebookページライター:柏木 真由子
2016年09月20日女優の宮沢りえが9月20日(火)、都内で行われた主演作『湯を沸かすほどの熱い愛』の完成披露試写会に出席。初共演した松坂桃李を「瞳の奥に底がなくて、吸い込まれそう」と評し、「まだまだ知りたい。今後もよろしくお願いします」と再タッグを熱望した。死期の迫った母親・双葉(宮沢さん)が、決意を胸に「絶対にやっておくべきこと」を実行に移す姿を通して、残される家族の愛と絆を見つめ直すヒューマンドラマ。本作が商業映画デビューとなる中野量太監督(『チチを撮りに』)がオリジナル脚本を執筆。10月6日(現地時間)より開催される韓国・第21回釜山国際映画祭の「A window of Asian Cinema(アジア映画の窓)」部門への正式出品が決定している。宮沢さんは「ふとしたすばらしいタイミングで、衝撃的に素敵な脚本が届いた。ずっと心に余韻が残り、参加しなかったら絶対後悔すると思った」と中野監督のシナリオを絶賛。宮沢さんと中野監督は、同じ歳だといい「同年代の映画人が頑張っている姿は励みになります。その分、バシバシと言わせてもらうときもありました」。一方、中野監督は「宮沢さんから『脚本もいい、芝居もいい。これで面白い映画ができなければ、燃やすからね』と言われた(笑)。でも自信はあります」と胸を張った。また、旅先で双葉と出会うヒッチハイカーを演じた松坂さんは「見終わった後、自分の人生に残る作品だなと思いました。こういう気持ちは初めてで、自分でもびっくりしている」と語った。完成披露試写会には共演の杉咲花、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼が同席した。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月20日オダギリジョー、蒼井優、松田翔太ら、いま注目の実力派俳優たちが集結した、『海炭市叙景』(熊切和嘉監督)、『そこのみにて光輝く』(呉美保監督)に続く故・佐藤泰志原作の函館三部作最終章『オーバー・フェンス』。先日9月17日(土)に初日を迎え、舞台挨拶が行われたが、なんと主演のオダギリさんがキューバでの撮影のために不在。代わりにオダギリさんの等身大パネルが登場し、キューバから届いたメッセージを松田さんが代読、会場に爆笑を巻き起こした。この日の初日舞台挨拶には、蒼井さんと松田さん、北村有起哉、満島真之介、松澤匠、山下敦弘監督が登場。まずは、満島さんが「オダギリさんが今日来られないので、みんなでパネルをだそうぜって翔太さんが提案して」と等身大パネルを持って現れ、ほかのキャストも笑いながら登壇した。オダギリさんとのラブシーンや鳥の求愛ダンスなど、印象的なシーンを数々演じた蒼井さんは、無事に初日を迎えたことに、「(この映画が)この世界に誕生する日を楽しみにしすぎていました」と喜びのコメント。また、松田さんは「この作品に参加できて本当に心がいっぱいです。撮影中、実は、代島という役を演じるのに何かモヤモヤしていました。でも映画を観たら、すごくポジティブになっていて、本当に好きな映画になりました。嬉しい限りです」と語り、満島さんも「初日嬉しいです!僕はデビュー作がテアトル新宿で公開され、舞台挨拶もここでした。その作品以来の初日舞台挨拶で嬉しいです!」と感慨深げ。蒼井さん、松田さんはそろって31歳の誕生日を迎えたばかり。30代のスタートとして節目となる作品になったのでは、と聞かれた蒼井さんは、「“何が好きで何があまり好きではないかを教えてくれた作品”になりました。私はこの映画と同じくらいの規模の映画からキャリアがスタートしましたが、改めて、小さな幸せのお話が好きなんだなと思いました。オダギリジョーさんの主演としての立ち位置を拝見していたら、もし次に主演をやらせていただく機会があれば、こんな距離感でやりたい、と思いました」と真摯にコメント。松田さんは、「監督も、オダギリさんや蒼井さんも、いつかお仕事したいと思っていた人たちでした。たまたま、代島という役柄を演じることが、腑に落ちない時があったけど、楽しい撮影の中で、“この立ち位置で正解なんだな”と思ったことがありました。代島は、接着剤みたいな存在で、代島がいないとまとまらない。そう思えてから熱が入ってきました。こんな気持ちになれて、俳優として成長できてるのかなと思わせてくれた映画でした」と、言葉を強めてふり返った。そして、満島さんがマイクを差し出す中、松田さんが「すべりそうになっても僕のせいじゃないですよ(笑)」と前置きしながら、オダギリさんからのメッセージを代読。「公開初日に主演がいないというのは聞いたことがない、まさに前代未聞の状況で、謝ることしか出来ませんが…この事態をもしも良く捉えようとするならば…ある意味マンネリ化していた初日舞台挨拶の在り方に新たな光を射したのかもしれませんね……」とオダギリさんらしい観点で(?)お詫びのコメント。さらに、函館ロケの思い出として、「朝市に行ったときのこと。カニの味噌汁を頼んだらサービスで付いて来たのがシンプルな味噌汁で、なぜか味噌汁がふたつになったことも、いまとなっては大感謝です。いままさにキューバで体重を10kg落としゲリラ戦を撮影している最中なので、余計にふたつの味噌汁なんて大大感謝です。あ~味噌汁の味」との言葉に爆笑が起こっていた。オール函館での撮影には、満島さんも「みんなでお酒を飲んで語り合いましたし、そのおかげで先輩方とも仲良くなれました。蒼井さんなんて一緒のシーンは全くなかったのに、密度濃く一緒にいました」と明かし、「先ほどお味噌汁のお話もありましたが、僕も海鮮丼を思い出したり、撮影以外のことを思い出します。参加できて良かった。おごっていただいてありがとうございます」と思い出を語った。最後に、山下監督は「このスタッフ・キャストでこのタイミングで作ることができて、良かったです。大事な作品になりました、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』の両監督にも感謝ですし、佐藤泰志さんの原作にも感謝です。いまそれを実感していました。僕にとって特別な映画だし、力のある作品になったと思います」と手応えを覗かせる。本作は、先日発表された第21回釜山国際映画祭をはじめ、台湾Shine Film Festival、香港アジア映画祭、サンディエゴアジア映画祭、ハワイ国際映画祭、第2回上海日本映画展など、続々と映画祭への参加が決まっている。『オーバー・フェンス』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月20日ファンタジー・アドベンチャー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の公開記念舞台挨拶が9月19日(月)、都内にて行われ、日本語版吹き替えを務めた本田望結とともに、日本のBFG(ビッグ・フレンドリー・芸人)として「麒麟」の川島明と田村裕も登壇した。本作は、『E.T.』などで知られる巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が、ディズニーと初めてタッグを組んだ作品。子どもたちに夢を届ける巨人BFGと、孤児院で育った少女ソフィーとの心の交流を描いた感動の物語。本田さんは天才子役として名を馳せながら、フィギュアスケーターの選手としても活躍している。日本語吹き替え版を務めたことに際して、「声優をずっとやりたくて、ディズニーの作品も出たかったので、二度も夢がかなって幸せです」と瞳をうるませた。公開して間もないが、すでに本田さんのもとには鑑賞後の声が届いているそうで、「フィギュアスケートのお友達も『観たよ』と言ってくれて、すごくうれしかったです。あと、同じリンクの織田信成選手も観てくれて、うれしかったです」と、はずんだ声。プロモーションで全国を行脚した本田さんをねぎらいに、イベント中盤では『BFG』風の衣装をまとった「麒麟」の2人がサプライズでケーキを持って登場。高い身長で巨人の衣装を着こなす2人を、本田さんが「そっくり」と褒めると、川島さんが「結構な完成度なんですよ」と自画自賛した。そして、ケーキを愛でた後は、全員が「BFG川柳」を披露することに。登場時からへっぴり腰の田村さんだったが、「びっくりした、2日続けて、ギックリ腰」と川柳を詠み、一昨日からぎっくり腰で、立っているのもやっとだと明かした。心配そうに見つめる本田さんが「お大事に」と声をかけると、田村さんも「ありがとう、もうすぐ治りそうだよ」と笑顔に。本田さんの川柳は、当日の敬老の日にかけた内容で、「(お)ばあちゃん、2人でみてね、(お)じいちゃんと」と、なんとも愛くるしいものだった。「麒麟」の2人も毒を抜かれた様子で、「かわいいなあ~」と目じりが下がりっぱなしだった。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2016年09月19日杏が初主演を務めた映画『オケ老人!』の完成披露試写会が9月19日(月)、ニッショーホールにて行われ、出演する杏、笹野高史、黒島結菜、坂口健太郎ら総勢8名が登壇した。なお、杏さんが公のイベントに登場するのは出産後初となったが、変わらぬスリムな姿とあふれる幸せオーラをまとっていた。『オケ老人!』は平均年齢、おそらく世界最高齢のアマチュア・オーケストラに間違えて入団し、指揮をとることになった主人公・小山千鶴(杏さん)が奮闘する姿を描く痛快ストーリー。老若男女問わず、世代を超えてぶつかり合い、刺激し合い、人生を謳歌する姿から元気をもらえる作品に仕上がっている。5月16日に双子の女児を出産した杏さんは、「新しい発見の毎日で、久しぶりに今日来て、そういえばこういう世界にいたなあって。ずっと家の中にいたので、皆さんに会えてうれしいです」と、やや緊張の面持ちを見せた。作品については、「老人という言い方をしちゃうとあれなんですけど(笑)、皆さんが誰よりも元気だから、負けないようにと逆に元気をもらった現場でした」とまとめると、隣にいた小松政夫が「上手だねえ」と誉めそやした。杏さんとの共演シーンが多かった笹野さんは、すっかり打ち解けた様子。笹野さんは、「杏お母さんと朝ご挨拶しました。双子をどうやって抱いてるのと聞いたら、一人が膝で一人を抱えてるって!」と感心しきり。さらに、「杏さんはお父さんがすごい人ですからね。お父さんと一緒に仕事をしている気持ちで、とても緊張しました」と、父親の渡辺謙さんを引き合いに出し、チャーミングにおどけた。千鶴が想いを寄せるも、その気持ちに気付いていないという罪でピュアな男・坂下を演じたのは、坂口さん。「何となく演じていても、先が読めないんです。天然なのかわからない男の子なんですけど、プロデューサーから『坂口くんにすごい合っているキャラクターだよ』と言われて、そんなに似てるかなと思いながら…」と、自身は天然ではないと話し出すと、笹野さんが身を乗り出してニヤニヤ。「本人、地でやってるんだなって(思った)」と坂口さんに声をかけると、坂口さんは「地も出しつつ、やらせていただきました」とタジタジになりながら話を合わせていた。完成披露試写会には、そのほか、石倉三郎、藤田弓子、細川徹監督も出席した。『オケ老人!』は11月11日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年09月19日福山雅治の最新主演映画『SCOOP!』の完成披露試写会が9月18日(日)に開催され、福山さんをはじめ、二階堂ふみ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキー、大根仁監督が揃って舞台挨拶に登壇した。『バクマン。』『モテキ』の大根監督と福山さんのタッグで、福山さんが中年パパラッチを演じることでも話題の本作。“日本一撮られない男”とのコピーが映画の宣伝にも使われている福山さんだが、狙われる側からスクープを狙う側への華麗なる(?)転身について「(撮る側に)興味がありました。(写真週刊誌のパパラッチが)どういう撮り方、追いかけ方をしているのか? 僕は、(記者に)ついてこられても、こちらから話しかけたりしたことはないんですが、人によっては『おつかれさま』と声をかけたり、お茶を出したりする人もいるらしいですね。(スクープ獲得の裏側が)どうなってるのか?と思ってました」と明かす。ちなみに福山さんが演じた中年パパラッチ・都城静は「セリフのほとんどが下ネタ(笑)」とのことで、演じながらだんだん、下ネタに毒されてきたそうで、共演の吉田さん曰く「アドリブも全部、下ネタだった(笑)」という。福山さんは「やっているうちに楽しくなって、最後は(吉田さんに)体をこすりつけて…(笑)」と迫真の(?)下ネタについて明かし、会場は笑いに包まれた。衣裳合わせで静の服が決定して以降、ずっと役の衣裳で過ごしていたそうだが、加えてひげも生やしていたこともあって、周囲からは福山雅治だと認識されないことが多かったそう。リリーさんはある日の撮影後に、福山さんと食事、買い物に行ったそうだが「福山くんが『スカイツリーに行ってみたい』と頑なに少年のような目で言うんですよ。いくらなんでも目立つだろうと思ったけど、誰も気づかない!そのあとで、オープンテラスで飲んでても、全然気づかれないんですよ」と証言。その後、さらに街中のスポーツ店に買い物に立ち寄ったそうだが、福山さんは「老夫婦でやっているお店で話しかけられたんですが『さすがにこの距離だと分かるんだな』と思ったら『お兄ちゃん、男までだね。俳優さんでもやったら?』と言われました(笑)」と明かし、これには会場からも驚きの声が上がっていた。『SCOOP!』は10月1日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月18日“岡山の奇跡”として売り出し中の女優の桜井日奈子が9月18日(日)、渋谷警察署の一日署長に就任!秋の交通安全運動に合わせて交通事故防止を訴えた。就任イベントは渋谷駅前のハチ公広場で行われたが、あいにくの空模様にもかかわらず、開始前から多くのファンが会場に詰めかけた。制服姿で「1日警察署長」と書かれたたたすきをかけて登場した桜井さん。「今日はお集まりいただいてありがとうございます!交通ルールを守って、事故のない渋谷の街にしましょう!」と呼びかけた。最近では歩行者、そして自動車の運転手でもスマホを見ながら歩行・運転している人が増えており、大きな問題となっているが、桜井さんは、横断歩道を渡る際、運転手との“アイコンタクト”をすることが大事との指摘を受け「なるほど」とうなずき「みなさん、ながらスマホは絶対にやめましょう!」と注意を喚起した。10月から始まる連ドラ「THE LAST COP/ラストコップ」では、まさに交通課の警察官を演じており「ドラマの中でも交通ルールを守るように呼び掛けていきたいです!」と力強く語っていた。イベント後、報道陣の取材に応じた桜井さんは、これだけのファンが集まったことに喜びと安堵をにじませる。ブレイクの実感を問われると「いやいや(笑)」と謙遜。もしも、悪い人を見かけたら?という質問に「『ダメだよ!』と更生の道に進ませたいです!」と“署長”としての使命感に燃えていた。(text:cinemacafe.net)
2016年09月18日映画『怒り』が9月17日(土)に公開を迎え、主演の渡辺謙をはじめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡、そして李相日監督が初回上映後の舞台挨拶に臨んだ。吉田修一の小説を原作に、ある夫婦惨殺事件の逃亡犯の疑いのある3人の男たちとその周囲の人間たちのドラマが東京、千葉、沖縄を舞台に展開する。この日の舞台挨拶は、映画を観終えたばかりの観客からの質問に登壇陣が答えるというQ&A方式で進行。公開初日の舞台挨拶での観客の質問に答えるというのは異例とも言える。宮崎さんは、渡辺さんが演じる漁港で働く洋平のひとり娘の愛子を演じており、松山さん演じる流れ者の田代と恋に落ちる。2人との共演の感想を尋ねられ「松山くんは、10年ほど前にご一緒したんですが、そのときは線の細い少年の役だったこともあり、年下の男の人だと思っていたんです。実は年上で、おしゃべりが好きで、思ったことを全て口に出す気持ちのいい方で、助けていただきました」と語る。また渡辺さんについてはトーク中も劇中同様に渡辺さんを「お父ちゃん」と呼び「いま、すごく寂しいんです。映画が公開され、明日から“お父ちゃん”とはもう会えなくなっちゃうのかと思うと…。私は現場で一人でいることが多いんですけど、お父ちゃんは『ここに座りなさい』と居場所を作ってくれて。『お父ちゃんについていけば大丈夫!』と安心して臨めたし、こうして一度でも娘を演じることができて、幸せでした」と語り、途中で感極まったか、言葉を詰まらせる一幕も!渡辺さんは、宮崎さんがこれまでの作品では見せたことのない姿、表情を見せていることに触れ「彼女の“覚悟”は感じていたし、見届けたいと思ってました」と称え「また連絡くださいね!」と“愛娘”に優しく微笑んだ。松山さんは「昔、ある女優さんと話してて『いままで一番変人だと思った役者は誰か?』という話になり、その女優さんはあおいちゃんの名を挙げたんです。意味が分からなかったけど、今回共演してよく分かりました!」と独特の言葉で宮崎さんを称えた。また、妻夫木さんには映画の中に登場する「大切なものが多すぎる」という言葉にちなんで「妻夫木さんが大切にしていること考えはありますか?」という質問が飛んだが、妻夫木さんは「人ですかね…。家族、友達、、仕事仲間。人と人の絆がないといいものは生まれない。感情と感情がぶつかり合う時間を大切にしたい」と語った。これに対し、映画の中で恋人役を演じた綾野さんが「愛というものに対してテーマを持っている人だと思います」と妻夫木さんを分析。妻夫木さんは「大河ドラマ(『天地人』/直江兼次役)で“愛”って(鎧かぶとに)付けてたからね(笑)」と冗談めかし、照れくさそうに笑みを浮かべていた。最後に映画の公開を祝って登壇陣と観客で鏡開きを敢行!渡辺さんに急きょ、指名された妻夫木さんの音頭で乾杯し、作品の船出を祝福した。『怒り』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月17日佐藤健がデビュー10周年を記念して写真集&DVDブック「X(ten)」を発売。こちらの未収録カットやデビュー10年間の秘蔵写真の展示会が丸ビル、新丸ビルの2会場で9月17日(土)に開幕し、オープン前に佐藤さんが報道陣の取材に応じた。写真集は佐藤さんが「いつか、死ぬ前に行きたい場所No.1」と常々語っていたというボリビアのウユニ湖で撮影。こちらの写真集に収めきれなかったカットを新丸ビルにて「reflect」というタイトルで展示するのに加え、お隣の丸ビルでは「recollect」というタイトルで、デビューから10年間の秘蔵写真が展示されている。念願かなって訪れたウユニ湖の風景、その壮大さに佐藤さんは強く心打たれたよう。お気に入りのカットとして、水面に空が映し出されている中を佇んでいる1枚を指し「壮大なんです。本当にこの写真のままの光景で、感動しました」と興奮した口ぶりで語る。よほど気に入ったのか「結婚式をここでやったら素敵だと思います!」と提案! すかさず報道陣からは「予定は?」などと質問が飛んだが、佐藤さんは落ち着いた口調で「予定はないです(笑)。いつになるかわかんないし、ちょっと先の話になるかと…。30代のうちにできたらいいですけどね」と矛先をかわす。事務所の先輩の福山雅治が、昨年の結婚に続き、先日、妻の吹石一恵が第一子を妊娠中であることを発表したが、佐藤さんはここしばらく、福山さんと直接、顔を合わせる機会がなかったと明かし、その上で福山さんがどんなパパになるかについて「あまり変わらなさそうですけど…さすがの福山さんもパパらしく変わるのか…(笑)?そういう姿を見せなさそうですけどね」と思いを巡らせていた。改めて、デビュー10周年について「実感がない。もう10年か? という感じ」と語る佐藤さん。「支えてくださる方がいるから続けてこられた」と周囲やファンへの感謝を口にするが、これからの10年については「あまり未来のビジョンを考えるタイプじゃない。目の前の、今すべきことに全力を尽くしたい」と静かに語っていた。佐藤健 デビュー10周年記念写真展“reflect”は新丸の内ビルディング3F「アトリウム」にて、“recollect”は丸の内ビルディング3F「マルキューブ回廊」にて9月23日(金)まで開催(入場無料)。(text:cinemacafe.net)
2016年09月17日