ベッドフォード(BED J.W. FORD)の2017年春夏コレクションが、2016年10月21日(金)、東京・渋谷ヒカリエで発表された。ブランド創設以来、初めてのランウェイとなる今回、デザイナーの山岸慎平と高坂圭輔がどんなワードローブを展開するのか、会場が期待に包まれる。音楽を担当したのは、日本のバンド「yahyel(ヤイエル)」。デザイナーの憂鬱な気分を反映したような、内臓を動かす音楽が、空間に響き渡る。彼らのフィーリングは、テキスタイルの表情や洋服のシルエットにも顕出。肩や袖などがきっちりと作られている一方で、パンツやコートの裾はアシンメトリーにカットされ、揺らぎを感じさせるデザインだ。ジャケットやコートを多用しながらも、重々しさはあまり感じさせない。シャツを作るように作ったというこれらのアイテムが、スタイリングに統一感をもたらしている。テーマの“BATTLE DRESS JACKET”が色濃く出ているのは、カラーパレットだろう。ネイビーやキャメル、ブラックといった色は、どこか軍服を連想させる色合いだ。それぞれの要素が、輝きを放つ中、コレクションとしての“筋”を通しているのは、スタイリングの興味深さだ。ブラックのロングコートの下には、オレンジのストライプの大判スカーフをインナーのようにあしらい、丈に立体感を創出。同系色でありながら、素材の違うアイテムを上・下に配置し、歩いた時の動きの違いを楽しませてくれるものもあった。流行のシルエットなどには一切左右されず、自分が「カッコイイ」と思ったものだけを作ることに徹したという今シーズンのベッドフォード。これを機に、今後もランウェイでの発表をしていくという日本のブランドから目が離せない。
2016年10月24日ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル(Vivienne Westwood Red Label)から、クリスマスシーズンに向けた限定コレクションが登場。ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル 全店と、ヴィヴィアン・ウエストウッドの限定店で2016年11月18日(金)より発売する。プレゼントに最適な限定コレクションは、ニットのカーディガンとプルオーバー、Tシャツ、クラッチバッグ、ベルトの5つのアイテムが揃い、それぞれ限定ギフトボックスが付属する。採用された柄は、ヴィヴィアン・ウエストウッドの過去のコレクションで登場したアーカイブである「ウォレスプリント」をアレンジしたアートワーク。ブラックとゴールドのクラシカルな模様で、特別感満載の仕上がりとなっている。なお、渋谷西武店ではブラック×レインボープリントの限定カラーを使用したクラッチバッグも販売される予定だ。【詳細】Vivienne Westwood Red Label 限定カプセルコレクション発売日:2016年11月18日(金)取り扱い店舗:ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル 全店、ヴィヴィアン・ウエストウッド 盛岡店・渋谷西武店・岩田屋店・熊本鶴屋店※渋谷西武店ではクラッチバッグ限定カラー(ブラック×レインボープリント)を発売予定。価格:Tシャツ 15,000円+税ベルト 18,000円+税クラッチバッグ 35,000円+税ニットプルオーバー 22,000円+税ニットカーディガン 25,000円+税【問い合わせ先】ヴィヴィアン・ウエストウッド インフォメーションTEL:03-5791-0058
2016年10月22日ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル(Vivienne Westwood Red Label)から11月18日、初のカプセルコレクションが発売される。同コレクションでは、ヴィヴィアン・ウエストウッドのアーカイブコレクションで登場した“ウォレスプリント”にアレンジを加えた特別なアートワークをすべてのアイテムに使用。ニットカーディガン(2万5,000円)、ニットプルオーバー(2万2,000円)、Tシャツ(1万5,000円)、クラッチバッグ(3万5,000円)、ベルト(1万8,000円)の5アイテムを、それぞれ限定のギフトボックス付きで販売する。取り扱いは、ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル全店及び、ヴィヴィアン・ウエストウッド盛岡店、渋谷西武店、岩田屋店、熊本鶴屋店。なお、渋谷西武店ではクラッチバッグの限定カラーとして、ブラック×レインボープリントが登場する。
2016年10月21日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の撮影中にハリソン・フォード(74)が骨折した事故について、製作会社のフードルズ・プロダクションズに160万ドル(約2億円)の罰金が科せられた。イギリスのパインウッドスタジオで行われていた撮影にハン・ソロ役として参加していたハリソンは、宇宙船ミレニアム・ファルコン号の扉の不具合で足を骨折していた。フードルズ・プロダクションズは7月、安全注意義務を怠った2件において罪を認めており、今回は裁判所から巨額の罰金の支払いを命じられた。同社の安全衛生部代表のティム・ギャロウェイ氏は、「この件は、予測し防ぐことのできたことであり、さらに深刻なけがや死を招く可能性もありました。あの扉があのような威力とスピードの状態であれば、扉が閉まる際にフォード氏もしくは他の誰かの頭が挟まり、容易に死者を出す可能性もあったでしょう。小道具スタッフが緊急停止ボタンを押した瞬時の対応のみが、フォード氏が床にさらに押し付けられるのを防いだといっても過言ではありません」と声明を出している。ハリソンは以前、この事故について「今は製作費も技術もあるから、ものすごいスピードで閉まるようなものすごい水圧式のドアを作ったんだよ。それで誰かが『うわぁ、これなんだろう?』なんて言ってたらドアが下がって来て、右に振り返ろうとしていた僕の左の尻に当たったのさ。それで左足が飛び上がって、足首が外れて僕が床に倒れ込んだところでミレニアム・ファルコンの入り口の台のところに足が当たって、左足の両方の骨を折ってしまったってわけさ」と説明していた。(C)BANG Media International
2016年10月14日ディオールオム(Dior Homme)がハリウッド俳優のロバート・パティンソン(ROBERT PATTINSON)を起用した17年スプリングコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。白と黒の写真がフィルム・ノワールの雰囲気を彷彿させる同キャンペーンビジュアルの撮影を手掛けたのは、ファッションデザイナーのカール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)。バイカージャケットやタキシード、クラシックスーツやスズランが刺繍されたジャケットを纏うロバート・パティンソンが夜の路地に佇む様子が撮影された。ロバート・パティンソンは、「パリの並外れた華やかさに、いつも圧倒されます。人並みが引いた夜の路地や脇道には息をのむ美しさがあります。影が生むコントラストが、まるで映画の1フレームの様にみせるのです」とコメントしている。
2016年10月08日俳優の三浦春馬と小池徹平が、ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』来日版の初日レッドカーペットイベントに登場した。同作は、2005年公開のイギリス映画を2013年にミュージカル化した作品。トニー賞最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、オリジナル楽曲賞など6部門を受賞した。経営不振の靴工場の息子・チャーリーが、ドラァグクイーン・ローラのアドバイスを受け、工場を立て直していく。三浦と小池は、8月から9月まで行われた日本人キャスト版をW主演で好演。連日当日券に人が並ぶほどの人気を博した。レッドカーペットに登場した2人はボードにサインを書き込み、三浦は「本当に楽しみにしてました! 僕たちが先陣を切って楽しんできたいと思います! 今日はよろしくお願いします」とガッツポーズを見せた。また、三浦&小池の次に現れたはるな愛は「もうキンキーブーツ大好き~! みなさん絶対に見逃せないよね~」と自身の持ちフレーズに合わせてアピール。他、岸谷五朗&森雪之丞、日米子供役チーム、玉置成実ら日本人版キャスト、石田ニコル&八木アリサ&立花恵理、新日本プロレス本間朋晃&道標明(田口隆祐)、新宿二丁目のドラァグクイーンチームが登場した。ブロードウェイ・ミュージカル 『キンキーブーツ』<来日版>東京公演は東急シアターオーブで10月5日~30日、大阪公演はオリックス劇場で11月2日~6日。
2016年10月05日メイクアップアーティストとして活躍するkanaさんが提案する今年のA/Wメイクは、今季トレンドのピンクレッドブラウンのアイカラーとハネラインの組み合わせ。ちょっと深みのあるカラーメイクで大人の色気を演出できます。メイクのコツ・ポイントベースの仕上げにパウダーを薄くのせて透明感を出す。秋冬メイクで目の印象を強くするので、眉はアーチ型に作ってキツくない印象に。今季トレンドのピンクレッドブラウンのクリームシャドウを、指でぽんぽんと叩きながらキワから二重幅にかけてのせる。クリームシャドウよりも1トーン明るい同色系のアイカラーを重ねてグラデーションに。細めのブラシを使って下瞼全体にものせて統一感を出す。目尻をハネ上げてキャットアイに。ピンクベージュのチークを丸く入れてやわらかさを出す。赤みのあるブラウンベージュリップを唇全体に塗る。その上にパール感のあるベージュリップを中央のみに重ねて立体感を出す。このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2016年10月01日レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)の2017年春夏コレクションが発表された。今シーズンの“レッド ヴァレンティノ ガール”たちを見ていると、思いっきりオシャレをしてどこか旅に出たい気持ちに駆られる。マキシ丈のワンピースにビーチサンダル、ウエストがレースアップのショートパンツにラフな羽織りといったリラクシングなスタイルで、瞬く間に気分はリゾートへ。そこで目にするのは、輝く太陽と青い海。エアリーなチュールドレスやコート、プリーツスカートなど、それぞれを組み合わせたワンルックでひとつの風景が感じられる。技巧的な刺繍やパッチワークが加わって、それらは幻想的風景からリアルな表現となる。また、実用的なデニムはグラデーションを施すことでファンタジックに転換。それぞれのコーディネートのなかに、理想と現実が入り混じる。シャツやドレスを彩るフラミンゴ、フラワーモチーフは、南国をひと目で思い起こさせるモチーフであり、リゾート気分をさらに盛り上げてくれる。そんな“カラフル”と対比させたのは軽やかなホワイト。刺繍とカッティングによって奥深い色へと豹変したホワイトは、夏の太陽を反射して輝くかのような存在感を放ち、コレクションにインパクトを与える。これらは全て、常に変化を楽しむ“レッド ヴァレンティノ ガール”による、フレッシュなサマータイムの表現。陽気で楽しく、気ままで創造性に満ち溢れた時間。そんな現実からかけ離れがちな世界さえも、「今と現実の物語」をテーマに掲げる彼女たちは、ファッションを通してより身近なものへと変えてくれる。彼女たちの自由な発想は、今までもそうであったように今後も私たちを楽しませてくれることだろう。
2016年09月26日徹底した役作りに定評があるジャレッド・レトが、アンディ・ウォーホルの伝記映画に主演することが決定した。タイトルはシンプルに『Warhol』(原題)だという。「The Hollywood Reporter」が伝えた。ジャレッドは、アカデミー賞の作品賞にノミネートされた『ソーシャル・ネットワーク』や『マネーボール』を制作したマイケル・デ・ルカと共にプロデューサーも務める。脚本は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でアカデミー脚本賞を受賞したテレンス・ウィンターが担当。ジャレッドとマイケルが共同で映画化権を獲得した、ヴィクター・ボクリス著のウォーホルの伝記「Warhol:The Biography」をもとに描く。キャンベルのスープ缶やコカ・コーラのボトルなどのポップアートで有名なウォーホルは、1987年に58歳でこの世を去った。銀髪のウィッグがトレードマーク。画家であり芸術家、映画制作やロックバンドのプロデュースなど、マルチな才能を誇ったウォーホル。58年の人生で、大抵の人は経験することのない、「全男性抹殺団」のメンバーに狙撃され重体に陥るという衝撃的な事件に巻き込まれたことも…。カメレオン俳優のジャレッドにとって、短くも濃い一生を送ったウォーホルはまさにハマり役。『ソーシャル・ネットワーク』、『キャプテン・フィリップス』、『マネーボール』のように、実話をもとに映画化するのが得意なマイケルと共に制作することから、“本物”のウォーホルが見られること間違いない。(Hiromi Kaku)
2016年09月21日ディズニー映画最新作『ピートと秘密の友達』が12月23日に公開されることが決定し、ポスタービジュアルと予告編が14日、公開された。本作は、幻のディズニー・ファンタジーを映像テクノロジーでよみがえらせたファンタジー・アドベンチャー。迷子の少年ピートと、深い森に隠れ住む不思議な生き物エリオットとの奇跡の友情を描く感動作だ。主人公ピート役を務めるのは、スタッフが世界中を探し回り、何万人という子供たちの中から選ばれたオークス・フェグリー。好奇心旺盛で友達を最も大切にする純真無垢(むく)な少年を演じる。ピートとエリオットを見守る俳優陣として、『ジュラシック・ワールド』(15)で話題を集めたブライス・ダラス・ハワード、『明日に向って撃て!』(69)のロバート・レッドフォードが出演。『ロード・オブ・ザ・リング』(01)でアカデミー賞視覚効果賞を受けたWETAデジタルが、視覚効果を担当する。予告編は、ピートとグレース(ブライス)が森で最初に出会う場面からスタート。深い森で人と関わることなく6年間暮らしてきたピートだが、彼には誰にも言えない秘密の友達・エリオットがいた。ピートにとって、エリオットは家族同然の存在。時には兄弟のように寄り添い、時にはエリオットがペットのようにピートに甘え愛くるしい表情を見せる。ピートがエリオットと交わした約束は、名前をつけてあげること、不思議な力を隠すこと、絶対に守りぬくことの3つ。森の中での2人きりの生活は毎日がわくわくする冒険の連続で、そんな夢のような日々はずっと続くと思われたが、グレースとの出会いがきっかけとなり、伝説でしかなかったはずのエリオットの存在が人間たちに知られてしまう。(C)2016 Disney
2016年09月14日幻のディズニー・ファンタジーを、現代の映像テクノロジーで甦らせたファンタジー・アドベンチャー『ピートと秘密の友達』(原題:Pete’s Dragon)。現在、全米で大ヒット中の本作が12月23日(金・祝)より日本公開されることが決定、予告編映像とポスタービジュアルが解禁となった。本作は、森で暮らしていた迷子の少年ピートと、深い森に隠れ住む不思議な生き物エリオットとの奇跡の友情を描く物語。ピートが彼と友達になるために交わしたのは、3つの約束。(1)名前をつけてあげること。(2)不思議な力を隠すこと。そして(3)絶対に守り抜くこと――。今回解禁となった予告編では、少年ピートとグレースという女性が森で出会うところから始まる。6年間、人と関わることなく深い森で暮らしてきたピート。実は彼には、誰にも言えない秘密の友達“エリオット”がいた。ピートにとってエリオットは家族同然の存在。時には兄弟のように寄り添い、時にはエリオットがペットのようにピートに甘え、愛くるしい表情を見せる。そんな、森の中での2人きりの生活は、毎日がわくわくする冒険の連続。この夢のような日々はずっと続くと思っていたが、グレースとの出会いがきっかけで、伝説でしかなかったはずのエリオットの存在が人間たちに知られてしまうことに。彼らに待ち受ける大きな試練…。ピートとエリオットは再び幸せに暮らすことができるのか?主人公の少年ピートを演じるのは、スタッフが世界中を探し回り、何万人という数の子どもたちの中から選ばれたシンデレラボーイ、オークス・フェグリー。好奇心旺盛で、“秘密の友達”を大切にする純真無垢な少年を見事に演じ、豊かな表情で観客を釘づけにする。そして、ピートとエリオットを見守るグレース役には、世界的ヒット作『ジュラシック・ワールド』で大活躍を見せたブライス・ダラス・ハワード、さらに伝説的な名優ロバート・レッドフォードに、『スター・トレック』シリーズのカール・アーバン、『サウスポー』で涙を誘う名演を見せた子役オオーナ・ローレンスら夢の共演が実現。また、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でアカデミー賞視覚効果賞に輝いたWETAデジタルが視覚効果を担当し、その“魔法の力”で不可思議な現代のおとぎ話を作り上げている。数多くの名作を誕生させてきたディズニーが“友情と絆”の原点に立ち返り、完成させたファンタジー。ピートとエリオットの深い絆は、この冬一番の心温まるプレゼントとなりそうだ。『ピートと秘密の友達』は12月23日(金・祝)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月14日レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)2016-17年秋冬コレクションより、新作ウェア&アクセサリーをピックアップして紹介する。今季のレッド ヴァレンティノガールは、荒れ狂う海を越え、北の凍った大地へ旅に出た。自分の洋服に行く先々のタッチを採り入れ、冒険心をマスキュリンなムードにのせている。マーメイドデニムスカート旅先でのイマジネーションを膨らませて生まれたマーメイドデニムスカートには、神秘的な海の女神と彼女を囲む魚たちが描かれている。カジュアルの代名詞・デニムも、品の良い刺繍を添えれば、フェミニンなルックへとアップデート。刺繍入りコートまた、今季のアウターはいつもよりオーバーサイズになって登場。ウールコートのバックスタイルには、様々なカラーで表現された「LOVE」「HEART」などポップな刺繍をあしらった。異国情緒あふれるフラワーモチーフを飾ったロングコートも店頭に並ぶ。クラッチバッグバッグラインからは、ピンクのクラッチバッグ(ストラップ付き)が誕生。中央に配置した「DREAMS」のロゴ横には、星型スタッズもあしらってロックな雰囲気を纏わせた。サンダルまた、ソックスやタイツと合わせたサンダルコーディネートも今季のムード。たっぷりの星型スタッズでデコレーションされた、ストラップ部分がポイントで、スタッズバッグとの相性は抜群だ。アイテム詳細レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)2016-17年秋冬コレクション発売時期:2016年8月末より順次発売【問い合わせ先】ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2016年09月11日トム・フォードは、本物の映画監督だ。監督2作目『Nocturnal Animals』の、トロントでのプレスおよび業界向け試写上映後、会場に沸いた大拍手が、それを証明した。その他の情報監督デビュー作『シングルマン』から7年を経ての新作。夫との関係がぎくしゃくしているスーザン(エイミー・アダムス)のもとに、長年、音信がなかった最初の夫トニー(ジェイク・ギレンホール)から、彼が書き終えたばかりという小説の原稿が届く。最初のページには「スーザンへ」と書かれてあり、タイトルも、彼女と彼が過ごした時期のことにちなんだものだ。しかし、内容は、ライターとしての成功を目指していた当時の彼が書いていたのとは似ても似つかない、残酷なものだった。取り憑かれたように読み進めるうちに、スーザンの心は、不安に包まれていく。同時に、昔、自分が彼に対して取った行動への罪悪感にも責め立てられるのだった。映画は、小説のストーリーと行き来しつつ展開。ギレンホールは、トニーと、小説の中の主人公の、ひとり二役を演じる。小説の部分は、スーザンを不安に陥れるというのが十分納得できる、緊張感に満ちたものだ。その結果、映画全体もスリルたっぷりになっているが、奥にあるのは、人間の心理についての物語なのだ。スーザンがアート業界の仕事をしているという設定のため、映画の冒頭のほうではユニークで目を引く映像が登場するが、『シングルマン』もそうだったように、ファッションデザイナーが作る映画にしては、ビジュアルへのこだわりをうるさく前面に押し出してはこない。アートなんて実はどうでもいいものだ、などという、やや自虐的なせりふなどに、さりげないユーモアも見られる。ほかと違い、さらに自分の1作目とも違う新作を生み出してみせたフォードの、今後の映画監督としてのキャリアが、ますます楽しみになった。取材・文・写真:猿渡由紀
2016年09月10日トム フォード(TOMFORD)がメンズ・ウィメンズの2016年秋冬コレクションを、日本時間の2016年9月8日(木)10:15にアメリカ・ニューヨークで発表。ショーの模様は、ファッションプレスでもライブストリーミング配信する。同ブランドは、今シーズンからウィメンズとメンズを統合して発表。また、発表と同時にウェアをオンライン及び店舗で購入できるシステムを導入した。前回の2016年春夏ウィメンズコレクションではブラックをベースに、オレンジやイエロー、パープルなど鮮やかな色合いを挿した、ボディコンシャスなミニワンピースやドレスなどを提案。それぞれ、スパンコールやラメを採用し、グラマラスな存在感溢れるウェアを展開した。また、2016年春夏メンズコレクションは、アンディ・ウォーホールのファクトリースタジオに見られるようなアート、音楽、映画などをドッキングさせたミックススタイルを表現。スーツ・カジュアルウェア・イブニングウェアを展開した。【詳細】トム フォード 2016年秋冬コレクション日時:日本時間 2016年9月8日(木)10:15現地時間 2016年9月7日(水)21:15
2016年09月10日トム フォード(TOM FORD)は、初の形式として2016秋冬コレクションを商品のデリバリーと同時期に発表する。それに伴い、ニューヨーク時間の9月7日19時から、メンズ及びウィメンズコレクションのプレゼンテーションを開催。翌8日には、全世界のトム フォードブティックでメインコレクションを発売する。同コレクションのプレゼンテーションでは、デザイナーのトム・フォードと付き合いの深いセレブリティーを中心に招いて行われる。日本では、ニューヨークと同時刻にあたる9月8日の午前に、阪急うめだ本店と松坂屋名古屋店、東京ミッドタウンのイセタンサローネ1階特設スペースにて16年秋冬コレクションのプレゼンテーションの模様がライブ配信され、同時にメンズ、ウィメンズのコレクションアイテムが展示・販売される。また、同日各店ではトム フォードスタイルのケータリングも堪能することができる。なお、イセタンサローネでは、9月8日から13日まで限定での展示となっている。(8日のみ10時開店)
2016年09月02日「ロバート」の秋山竜次が、さまざまなクリエイターに扮してインタビューを受けていく「クリエイターズ・ファイル」が、DVD付きで書籍化することが決定した。秋山さんが本シリーズで演じるのは、個性豊かであくの強い様々なクリエイターたち。秋山さんがコントなどでも見せる「こんな人居る!」と感じさせる妙なリアルさと、どこかハチャメチャな言動のキャラクター。こだわりを強く持ち独特の雰囲気を醸し出す“クリエイター”という枠が秋山さんにドハマリし、Youtubeでアップされた本シリーズの動画は累計960万回(2016年8月時点)を超えている。今回掲載されるのは、シリーズ1本目の「ジェネラルCGクリエイター:磯貝KENTA」から、最新作「トータル・脳ガズム・トレーナー:パール川辺」の全15本のインタビューとDVDには映像が納められ、本書籍限定で「(株)コンプリートアースOPS:ジェネラルリーダー・川端司」という新しいクリエイターのインタビューが映像と共に登場する。また、DVDにはシリーズ6回目で登場した「トータル・ファッション・アドバイザー:YOKO FUCHIGAMI」による新作が発表されるとか。さらには、DVDのナレーションや本書籍の帯文章に至るまで、秋山さんによるキャラクターのものと、秋山さんワールド全開の1冊となっている。「クリエイターズ・ファイル Vol.01」は9月20日(火)発売。(text:cinemacafe.net)
2016年09月01日トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)の「ランウェイ カラー AW16 コレクション」より、リップライナーとリップスティックが一つになったアイテム「リップ コントゥール デュオ 」が2016年9月16日(金)に発売される。スリムなパッケージの片方が唇の輪郭を整えるリップシェイパー、もう片方の部分にはリップスティックが隠れている。同じ色合いの発色をしてくれるので、今までのようにラインとスティックのカラーを合わせる必要がなく機能性抜群。リップシェイパーは、ゴールドの煌きが加わって肌なじみが良い処方。スティックはクリーミーなテクスチャーでつややかな仕上がりを実現する。カラーは全8色に加えて、限定色1色が登場する。【アイテム詳細】ランウェイ カラー AW16 コレクション発売日:2016年9月16日(金)・リップ コントゥール デュオ 全9色 限定1色 各6,000円+税<新製品>【問い合わせ先】トム フォード ビューティTEL:03-5251-3541
2016年08月25日女優の広末涼子、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が22日、都内で行われたサントリーのノンアルコールチューハイ『のんある気分』新CM発表会に出席した。サントリーは、『のんある気分』をリニューアル発売。それに伴い、イメージキャラクターに起用した広末涼子と秋山竜次が出演している新CM「今日の気分」編が23日から全国で放映される。池の畔で釣りを楽しむ広末が同商品を取り出して喉を潤し、池の神様として秋山が登場するという、コミカルな内容となっている。発表会では、秋山が演じるクリエイティブ・ディレクターの"近松マサヲミ"がCMを手掛けたとして、演出の感想を求められた広末は「現場でも迫力のある演出をされ、それと同時に繊細な演出をされる方でした」と振り返りながら、「近松さんは秋山さんが大好きでいらっしゃるみたいで、『広末さんのところを切ろうか』と仰っていましたね。明日からオンエアされるCMはあんまり映ってないかもしれません」と撮影を振り返り、「『広末さんの事務所サイドには隠していたい』とも仰っていました」と苦笑い。また、同商品について「すっきり爽やかな気分にさせられます。アルコールが飲めない時でもお酒の味わいが楽しめますし、しかも種類がいっぱいあって選択肢が多いです」と絶賛し、下戸だという秋山も「僕は元々お酒を飲めませんが、これはお酒の味がするし、夜に書斎で面白いことを考える時はいいですよ。ノンアルの方がいいネタが浮かびそうですね」とすっかり気に入った様子だった。"新しい選択"をテーマにした同CMにちなみ、「最近プライベートでした新しい選択は?」という質問に広末は「私は意外と新しいことを始めないんです。飲み物も決めた物をずっと飲んだり生活スタイルも変わらないので」としつつ「でも最近変わったことがあって、ロバート秋山ファンを始めました。最近は寝る前に秋山さんの『願い』という歌を枕元で聴いています。笑いって日々の中で大切ですよ。癒やされています」と話していた。
2016年08月23日『ブレードランナー』の続編に、ジャレッド・レトが新たにキャスティングされたと「The Wrap」などのメディアが伝えている。今月アメリカで公開され記録的なヒットを飛ばしてる『スーサイド・スクワッド』にジョーカー役で出演しているジャレッド。2014年に出演した『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー助演男優賞とゴールデングローブ助演男優賞を受賞。絶好調なキャリアを築いている。若い頃はキャメロン・ディアスと婚約、スカーレット・ヨハンソンやパリス・ヒルトンとの交際などイケメンすぎる容姿ゆえ、恋愛関係の話題でメディアをにぎわせたジャレッドだが、当時から役作りに余念がない俳優として注目を浴びていた。『ダラス・バイヤーズクラブ』ではトランスジェンダーを演じるために全身脱毛したり、過酷な減量に成功。『ブレードランナー』の続編でどんな役を演じるのか現時点では不明だが、ジャレッドのどんな役作りが見られるのだろうか?タイトルもストーリーもまだ明かされていない本作ではあるが、キャスティングは順調なようで、一作目でリック・デッカードを演じたハリソン・フォードが続投、オスカーノミネート経験を持つライアン・ゴズリング、ゴールデングローブ賞受賞者のロビン・ライトら実力派俳優の出演が決定している。『ブレードランナー』続編は2017年10月6日にアメリカで公開予定。(Hiromi Kaku)
2016年08月19日トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)から、新作フレグランス「トム フォード オーキッド ソレイユ オード パルファム スプレィ」が、2016年8月19日(金)より発売される。ブラック オーキッドの謎めいた魅力に取り憑かれたトム フォードは、新たに「煌めき」を与えた。インスピレーションとなったのは、トム フォードのデザインするドレスを纏ったトム フォード ウーマンたち。そんな彼女たちの艶やかな素肌の匂いをボトルに閉じ込めたかのような官能的な香りが完成した。はじまりはフローラル ノートから。チューベローズの花びら、ブラック オーキッドが香り立ち、華やかなビガラード(ダイダイ)と温かみのあるピンク ペッパーと共に、濃厚な香りを作り出していく。つづくミドル ノートは、過激なまでにエレガントなフローラルな三重奏。クリーミィで官能的なブラック オーキッドに、トップ ノートから継続する奔放なチューベローズ、さらに野性味あふれるクローブを効かせたスパイダー リリー(ヒガンバナ)とリリーのコンビが重なり合い、全体に活力を与えていく。時間が経つにつれ顔を出すのは、トップ ノートで秘かに身を隠していたムスク。そこにカシスとアンバーが溶け合うことで、ベース ノートのバニラ、チェスナット クリーム、パチュリ、ベチバーが温かみを添えてくれる。【アイテム詳細】トム フォード オーキッド ソレイユ オード パルファム スプレィ発売日:2016年8月19日(金)価格」:30ml 10,000円+税、50ml 14,000円+税【問い合わせ先】トム フォード ビューティTEL:03-5251-3541
2016年08月19日ロバート・ダウニー・Jr.が、プレミアムケーブルチャンネルHBOで、ドラマシリーズを製作しようとしているようだ。主演も兼任する。HBOが大成功させた『True Detective』の企画、製作、脚本を担当したニック・ピゾラットも関わるようだ。その他の情報内容は明らかになっていないが、ダウニー・Jr.が長い間、リブートを企画していた50年代のテレビシリーズ『ペリー・メイスン』が元になるのではないかと言われている。もともとダウニー・Jr.は、映画としてリブートを計画していたが、HBOでテレビシリーズとして製作することにしたのではないかと思われる。ダウニー・Jr.は、2000年から2001年にかけて、『アリー my Love』にゲスト出演をしたが、テレビドラマに主演するのは、これが初めてとなる。ダウニー・Jr.の最新作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。次回作は、現在撮影中の『スパイダーマン:ホームカミング』。文:猿渡由紀
2016年08月16日米BOX OFFICE MOJOは8月12日~8月14日の全米週末興業成績を発表した。2週連続で『スーサイド・スクワッド』がトップを堅守。公開3日間で1億3,510万5,000ドルの興収を稼いだ前週末からさらに記録を伸ばし、累計興収2億2,287万4,728ドルと2億ドルの大台も突破した。2位は初登場の『Sausage Party(原題)』。スーパーで売られている食品たちを主人公とした3DCGアニメで、キッチンに運ばれた後の残酷な運命から逃れるために脱出を図るというストーリー。『機関車トーマス』のグレッグ・ティアナンと『シュレック2』『モンスターVSエイリアン』のコンラッド・バーノンという2人の人気アニメ監督が指揮を執り、声優陣には脚本家としても参加するセス・ローゲンやジェームズ・フランコらが名を連ねている。3位の『Pete’s Dragon(原題)』も初登場。1977年公開の実写版ディズニー映画『ピートとドラゴン』のリメイク版で、『セインツ -約束の果て-』(2013年)のデヴィッド・ロウリー監督が最新のVFXにより3D映画化。孤児の少年ピートと、その唯一の友達であるエリオットというドラゴンの友情を描く。ピート役は『あなたを見送る7日間』のオークス・フェグリーが務める他、『ジュラシック・ワールド』のブライス・ダラス・ハワード、『ハンガー・ゲーム』のウェス・ベントリー、ロバート・レッドフォードらが出演している。前週2位の『ジェイソン・ボーン』は4位に転落、以下の5位『Bad Moms(原題)』、6位『ペット』、7位『スター・トレック BEYON』もそれぞれ2ランクずつ順位を下げている。その他8位『Florence Foster Jenkins(原題)』が初登場。実在する伝説的な"音痴の"オペラ歌手・フローレンス・フォスター・ジェンキンスを描いた伝記物語で、主人公をメリル・ストリープ、マネージャーを務めた夫役をヒュー・グラントが演じている。
2016年08月15日オリンピック開催中のリオデジャネイロをエディ・レッドメイン夫妻が訪問、ビーチバレーなどの競技を観戦した。エディはスイスの高級時計メーカー「オメガ(OMEGA)」のブランド・アンバサダーを務めていて、同社が6日(現地時間)に現地で開催した「オメガ・ハウス」のオープニング・パーティに出席。その後、妻のハンナさんと一緒にオリンピックの試合観戦にも出かけ、ビーチバレーのアメリカ対チュニジア戦、競泳を観戦した。エディは白のTシャツにネイビーの短パンにキャップというラフなスタイルで、一般観客の中にとけ込んでいた。ハンナさんは6月に第1子の女の子、アイリス・メアリーちゃんを出産したばかり。愛娘の誕生後、夫妻が公の場に姿を見せたのは今回が初めてだった。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月09日大好きなロバート・レッドフォードが出ているから――という理由で観た『ロング・トレイル!』ですが、とんでもなく“旅”ごころをくすぐる映画でした。セミリタイアに近い生活を送っていたノンフィクション紀行作家のビル・ブライソン(ロバート・レッドフォード)と旧友スティーヴン・カッツ(ニック・ノルティ)が、人生の刺激を求めてロングトレイルの旅に出るお話です。歩く旅ものといえば、リース・ウィザースプーン主演の『わたしに会うまでの1600キロ』や、エミール・ハーシュ主演の『イントゥ・ザ・ワイルド』もそうですが、この『ロング・トレイル!』の旅人は老境のど真ん中の2人。人生の挫折から立ち直りたくて…とか、人生の意味を見出したくて…とか、若者の旅の目的と異なる。それも面白さのひとつです。ビルの場合は、もう一度“冒険”してみたいというワクワク感に近い。退屈な日々だなぁと思っていたある日、家の近くを散歩していたらアパラチアン・トレイルを見つけて、旅に出たくなってしまったのです。妻が心配するので1人旅はあきらめて旅の友を探すものの、なにせ“いいお年”なので3500キロを歩く体力と気力のある友人は簡単には見つからず…。連絡を取ってきたのは40年前にケンカ別れをしたままのトラブルメーカー、カッツひとり。性格も生き方も正反対の2人が一緒に旅をする、というのだから面白くないわけがない!もう、珍道中です。若くない2人だからこそ醸し出せるユーモア、人生を知っているからこそ心に染みるセリフ。そして教えてもらったのは、ベストを尽くせばそれでいい――ということ。ロングといかなくてもショートトレイルの旅に出たくなる、元気をもらえる映画です。(text:Rie Shintani)
2016年08月05日8月5日(金)より公開されるケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォードが共演する映画『ニュースの真相』の本編映像の一部が解禁になった。本作は全米ネットワークのCBSで起こった実話を基に、真実を追う報道関係者の姿を描いたドラマで、クライマックスともいえる重要なシーンが映し出されている。『ニュースの真相』/本編映像が解禁映画は、ジョージ・W・ブッシュ米大統領が再選を目指していた2004年に、CBSの看板番組イブニング・ニュースで、メインキャスターのダン・ラザーが、ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑を裏付けるスクープを放送し、全米にセンセーションを巻き起こした報道の真相を描いていく。本作は、CBSニュースのプロデューサー、メアリー・メイプスの自伝『大統領の疑惑』が原作で、ドラマはすべて実名で再現されており、プロデューサーのメアリーをブランシェットが演じ、伝説のキャスターと呼ばれるダン・ラザーをレッドフォードが演じている。(※ダン・ラザーは世界で最も有名な伝説的ジャーナリストのひとり。1981年に『CBSイブニング・ニュース』平日版の3代目アンカーマン兼編集責任者に就任し24年間務めた。)イブニング・ニュース渾身のスクープだったはずの大統領の兵役逃れ疑惑は、報道の翌日、保守系のブロガーから“偽造”だと糾弾されたことで一転。メアリーやダンら番組スタッフをはじめCBSは猛烈な批判の矢面に立たされる。同業他社の批判報道も大きくなり、ついに上層部は内部調査委員会を設置する。このほど公開になった本編映像の一部は、そんな中で不祥事の責任を取る形で番組を降板することになったダンが、そのことを視聴者に告げるシーンだ。彼が真摯に語る言葉の中には、報道に対する信念があり、そして「真実を報道することでリスクを冒すジャーナリストたち…」と、窮地に立たされているメアリーや番組スタッフへ向けた思いが込められている。本作は、たとえ困難な状況に追いやられても、自らの仕事に誇りと信念を持ち、仲間への忠誠も失わない“勇気”あるプロフェッショナルたちの姿を赤裸々に描いた人間ドラマになっている。『ニュースの真相』8月5日(金)TOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次ロードショー(C)2015 FEA Productions, Ltd. All Rights Reserved.
2016年08月03日俳優のハリソン・フォード(74)は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の撮影中に起きた事故で命を落としていた可能性があったという。ハン・ソロ役で登場した同作の撮影にロンドンのパインウッド・スタジオで臨んでいた際、宇宙船ミレニアム・ファルコンのドアの落下により足を骨折する重傷を負っていた。この件に関する現場の安全基準に関する裁判で、フードルズ・プロダクション社は英ミルトンキーンズの治安判事裁判所に2件の健康と安全法に反していたとして2件の罪で罪状を認めた。アンドリュー・マーシャル検察官は、もし緊急停止ボタンの作動が間に合わなければ、そのドアで「死人が出る可能性があった」と指摘した。一方でハリソン本人は以前、その事故について「今は製作費も技術もあるから、ものすごいスピードで閉まるようなものすごい水圧式のドアを作ったんだよ。それで誰かが『うわぁ、これなんだろう?』なんて言ってたらドアが下がって来て、右に振り返ろうとしていた僕の左の尻に当たったのさ。それで左足が飛び上がって、足首が外れて僕が床に倒れ込んだところでミレニアム・ファルコンの入り口の台のところに足が当たって、左足の両方の骨を折ってしまったってわけさ」と説明していた。(C)BANG Media International
2016年08月01日今年から国民の祝日に制定された8月11日の「山の日」。この日を前に、厳しくも壮大な山の魅力をスクリーンで体感できる、実話ベースの映画『ヒマラヤ~地上8000メートルの絆~』と『ロング・トレイル!』が7月30日(土)より同時公開される。まずは、ユーモアたっぷりの旅行エッセーで知られるビル・ブライソンの「A Walk in the Woods」を、ロバート・レッドフォード主演・製作で映画化した『ロング・トレイル!』。紀行作家ビル(レッドフォード)は、長年暮らした英国から故郷の米国へ戻り、セミリタイアに近い生活を送っていた。平穏な生活に物足りなさを感じていた彼はふと、家の近くを通る北米有数の自然歩道「アバランチアン・トレイル」3500kmの踏破を思いつく。妻(エマ・トンプソン)を安心させるため、旅の相棒を募る中、唯一現れたのは破天荒な旧友カッツ(ニック・ニルティ)だった。期待と不安を胸に出発した2人の前に、大自然の驚異と体力の衰えという現実が立ちはだかる…。シニア2人の息ぴったりのコミカルな掛け合いと、予期せぬハプニング連続が織りなす波乱の山の旅は、思いがけない“心の旅”に。道に迷った大人のための、人生応援ムービーとなっている。続いて、韓国の国民的俳優ファン・ジョンミンを主演に、伝説の登山家と仲間たちの軌跡を描いた大ヒット作『ヒマラヤ~地上8000メートルの絆~』。登山家オム・ホンギル(ファン・ジョンミン)は引退後、ヒマラヤ4座を共に登頂した最愛の後輩ムテク(チョンウ)が悪天候のため、下山中に遭難死したことを知る。そこは人間が存在できない“デスゾーン”エベレスト地上8,750mの地。誰もが遺体回収を諦める中、ホンギルは数々の偉業を成し遂げたかつての仲間たちを集め、“ヒューマン遠征隊”を結成。エベレスト山頂付近の氷壁に眠る仲間のため、山岳史上最も危険で挑戦を選択する。“必ず迎えに行く”友との最後の約束を果たすために――。減圧トレーニング、岩壁、氷壁の登攀まで登山家さながらの撮影準備訓練を行い、臨場感あふれるリアルな映像を作り上げるため、ヒマラヤ、モンブランでの危険な撮影に臨んだという俳優たちの熱演には要注目。この2作はいずれも、山々の荘厳な美しさ、登山やトレイルの楽しさが伝わってくるのはもちろんのこと、大自然の厳しさと脅威がリアルに描かれている。「山の日」を前に、映画館で“山を体感”してみては?『ロング・トレイル!』は7月30日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。『ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~』は7月30日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日エディ・レッドメインが『The Last Days of Night』に主演することがわかった。監督は『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のモルテン・ティルドゥム。脚本は『イミテーション・ゲーム』でティルドゥムと組んだグラハム・ムーア。その他の情報今作も『イミテーション・ゲーム』同様、天才の素顔を描くものになるようだ。19世紀末のアメリカで、電気の技術を実現するにあたりトーマス・エジソンは、最後のライバルであるジョージ・ウェスティングハウスを訴訟した。ウェスティングハウスは、弁護士としてコロンビアのロースクールを出たばかりの26歳のポール・クラバスを雇う。レッドメインが演じるのは、この若手弁護士だ。撮影は来年1月スタート予定。公開は2017年秋を狙っている。レッドメインの次回作は、デヴィッド・イェーツ監督の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。ティルドゥムの次回作は、ジェニファー・ローレンス、クリス・プラット共演の『Passengers』。北米公開は今年12月。文:猿渡由紀
2016年07月26日アディダス(adidas)の最新テクノロジーを結集したランニングシューズ「ウルトラブースト アンケージド」に、初のカラークッションを搭載した限定モデル「ウルトラブースト アンケージド リミテッド CL(UltraBOOST Uncaged Ltd CL)」が登場。2016年7月27日(水)より発売される。「ウルトラブースト アンケージド リミテッド CL」は従来ホワイトのみだった「BOOST フォーム」のクッション素材を、レッド・ブラックのカラー素材で表現。優れた衝撃吸収性と反発力に加え、より高いデザイン性をもたらした。機能面は、これまでの「ウルトラブースト」シリーズに見られる、フィット感と快適な履き心地を実現したアッパーや、クッション性のあるアウトソールに加えて、今回のために設計された「トルションシステム」が特徴だ。アウトソールの中足部に搭載されたくぼみが、着地の安定感とコントロール性能を高め、より滑らかな重心移動を実現してくれる。さらに、アキレス腱の自由な動きをサポートする「エクスターナルヒールカウンター」も新たに搭載されている。【詳細】ウルトラブースト アンケージド リミテッド CL発売日:2016年7月27日(水)価格:20,990円+税サイズ:22.0〜31.0cmカラー:・スカーレット×ソーラーレッド×コアブラック・コアブラック × ソリッドグレー × ゴールドメット取り扱い:アディダス ブランドコアストア 渋谷(Web抽選応募)、アディダス オンラインショップ、 BILLYʼS ENT SHIBUYA、mita sneakers、UNDEFEATED TOKYO【問い合わせ先】アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033 (営業時間 月〜金 9:30〜18:00)
2016年07月25日レザー小物ブランド「エド ロバート ジャドソン(ED ROBERT JUDSON)」の新ライン「エド ロバート ジャドソン ベータ(ED ROBERT JUDSON β)」の企画展「β LABO」が、東京・神宮前のグラフペーパーで開催される。会期は2016年7月23日(土)から31日(日)まで。「エド ロバート ジャドソン ベータ」は、メインラインと一線を画し、実験的なアプローチを行うβ版として発信するニューライン。企画展では、“機能や素材の研究所”として、全く新しい切り口のアイテムを披露する。ハンドルやベルトの付け根にバネを採用し、肩への衝撃を吸収するサスペンションシステムを採用したバッグが登場。レザーバッグが先行発売となるほか、グラフペーパー別注カラーのネイビーも販売される。また、空間演出や店舗植栽など多岐に渡る分野で活躍を見せる「UI PRODUCT」とのコラボレートにより演出される、プラントスタンドなどの実験的なアイテムも展示、予約販売。バッグだけでなく、あらゆるアイテムに注目し企画展を楽しんでみて。【概要】β LABO会期:2016年7月23日(土)〜31日(日)会場:グラフペーパー住所:東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション1A/2DTEL:03-6418-9402アイテム:・トートバッグ S 69,000円+税、M 82,000円+税・バックパック 79,000円+税・ショルダーバッグ 82,000円+税
2016年07月23日