新店はゲストとの距離が近いカウンタースタイルサステナビリティを考慮した結果、味わいも深まる銀座でも好評だったスペシャリテの意味新店はゲストとの距離が近いカウンタースタイル銀座4丁目の【ラルジャン】といえば、2020年12月にオープンし、「ミシュランガイド東京2022」から2年連続で一つ星を獲得したフレンチだ。元の立地は銀座4丁目交差点、日産のショールームが入るビルの7階。「和光」の時計塔が目の前にそびえたつ環境も話題を呼んでいた。時間があればシェフ仲間たちと視察旅行へ行くという加藤さんシェフの加藤順一さんは静岡県掛川市出身の41歳。実は学生時代の夢はお菓子屋さんだったが、「特に知識がないまま決めつけるのもなと、辻調(辻調理師専門学校)の全部をバランスよく学べる科に入ったんですけど、フランス料理に触れる機会が多くて気づいたら」と、その道を邁進していく。同校のフランス校を卒業後、和歌山の【オテル・ド・ヨシノ】やパリの三つ星【アストランス】で腕を磨き、2012年からはコペンハーゲンの【AOC】と【Marchal】で計2年ニュー・ノルディックを吸収。帰国後は御成門の【スブリム】のシェフに就任し、そこでもすぐにミシュラン一つ星を獲っていた。【ラルジャン】は銀座で確固たる人気を誇っていたが、物件の契約が終わったため移転。縁があって、虎ノ門駅から徒歩2分の「東京倶楽部ビルディング」の2階が新天地となる。「虎ノ門・霞ヶ関は、もともと飲食は少なかったけれど、ヒルズもできていま伸びているエリアなので、未来を見据えこちらに」と、ビジネス街のど真ん中にラグジュアリーなレストランを作った。火を使う料理は中の厨房で、それ意外は基本カウンター内で行う一度スケルトンにしてゼロから内装をデザイン。前店との大きな違いは、厨房を囲むL字型カウンターをメインとし、シェフの姿が見えること。「お客さんの近くでサービスできる店にしたかった」と、その形態へ変えた。シルバーを基調にした世界観は変わらず、鉱物を多くとり入れたデザインとなっている。カウンター頭上のライトは石を切ったシートを貼ったもので、その紋様を通した明かりが艶やかに灯る。また、大きな窓が並びその向こうに木々が見えるので、春以降は緑が気持ちよい。店の奥には個室を用意。4名までの個室だが広々とした空間で大きな窓もあるので解放感があるサステナビリティを考慮した結果、味わいも深まる料理は以前通り、旬の食材をフレンチと北欧のエッセンスで昇華させ、故郷・静岡の食材を東京に発信することにも力を入れている。そんなスタイルを保ちつつ、「より環境に配慮した料理にしたい」とも話す。「環境保護や資源保護もそうですし、関わっているすべての人が継続して商売をやれるように、自分にできることを考えています。例えば “はつ恋ぐりん”というデザートでは形がいびつで売り物にならない青りんごも使っています。見た目が悪くても味は変わりません。生産者のみなさんもジュースにしたり工夫されているけど、人手が足りないから半分以上は廃棄になってしまうそうで、そういうものをなんとか商品化できればと思っています」『高原コーチンのポトフ』では野菜の端材をガラと一緒に炊いてコンソメにするなど、食材を使いきることも意識。結果、野菜の甘みや滋味が出て、スープの味が深くなっている。根セロリの香りを生かすため、だし汁には穏やかなマグロ節を使用した『根セロリの藁焼き』『根セロリの藁焼き』も、余った根セロリをマカロンに流用するなど無駄がない。元は藁で包んだ丸ごとの根セロリをオーブンで5時間焼き、一番だしとサワークリームと合わせた一品。アイデアはデンマーク時代に遡る。枝に刺された根セロリの藁焼き。手を使って頬張るアクションも楽しい「デンマークでホームステイしていたのが暖炉のある家庭で、大きいダッチオーブンに洗っただけの野菜を切りもせずぎゅっと詰めて暖炉に入れていたんですよ。デンマークはドイツと隣接しているので食文化が似ていて、根菜と豚肉をよく食べる。ソーセージや豚の耳、ジャガイモ、ビーツ、根セロリ、にんじんを詰め、鍋の隙間に藁を入れて蓋をして、暖炉に入れていたんです。取り出して開けると、藁の凄くいい香りがして、特に根セロリと相性がよかったので、根セロリにフォーカスした料理を作ろうと思いました」最後、枝に刺して藁で炙るのは香りづけでもあるが、現地で原始的な鍋だったので食べた方もワイルドにしたとか。「デンマークではボルシチみたいな料理もよく出てきて、そういう時はバケツサイズのサワークリームが食卓にボンとあって、スプーンが刺さっていて好きなだけとる」なんて思い出も合わせ、サワークリームと一番だしのソースにディップして食べる。土や藁の香りを感じる根セロリは冬の森を連想させるが、それを東京のど真ん中のオフィス街で食べられるというのが面白い。銀座でも好評だったスペシャリテの意味加藤さんの料理は個人のストーリーが元になっていることが多いが、「フォアグラのテリーヌ 掛川茶仕立て」が最たるもの。銀座時代から続くそのスペシャリテは、加藤さんの履歴が形になったようなものだ。掛川の煎茶を纏った『フォアグラのテリーヌ 掛川茶仕立て』「スペシャリテを探っていた時、自分のアイデンティティとは何かを自問自答していたんです。僕の実家があるのはお茶が有名な静岡県・掛川で、家族もお茶をつくっているので、まずお茶を使おうと決まり、次に自分が経験してきたフランス料理を代表する食材、フォアグラを選びました。そして北欧料理からビジュアルのヒントを得て、北欧ではハーブを多用するのでお茶をハーブと捉え考えていきました。お茶自体は水分なので、油の塊のフォアグラとは相性がよくない。でも試行錯誤するうちに、フォアグラトーションにたどり着いたんです。一晩お酒でマリネしたフォアグラを、チキンブイヨンで10分ぐらい茹でることで油が抜けて、そのまま冷やし固めるとお茶の水分とのバランスがとれました」「フォアグラと甘みを重ねる料理は多いけど、苦みとの組み合わせはあまりなく挑戦しました」と加藤さん。カットすると通常のテリーヌの形状となる調和を強めるために、ラタフィアワインのジュレとピスタチオを添える。「自分には料理人として何があるのか?」の最初の答えが故郷であり、世界でひとつの掛川茶のテリーヌが完成した。『5種のミニャルディーズ』。マカロン以外の4つにも静岡の特産品を使用「移転してお客さんと近くなったことで、なぜこの組み合わせなのか?をより考えるようになりました。質問されることも多くなり、どこかで見たやり方や業者さんに勧められた産地では説得力がない。“僕の料理はこの産地のこの人のじゃなきゃ成り立たない”というしっかりした理由のある料理を作っていきたいです」他のスタッフにもそのストーリーをシェアして、接客に生かしてもらう。食材や調理の誇示ではなくアイデンティティを優先することで、感情に響く食体験を実現させる。「いまは、もっと自由にやろうと思っています。フレンチは“こうしなきゃ”というのが強いですし、特に銀座では守った方がいいと感じていたけれど、例えばコースの順番にしても和食ではまったく変わるし国によってもバラバラ。頭を柔らかくものごとを考えて表現していきたいと思っています」舞台を変えるごとに進化していく加藤さんの料理は、虎ノ門でさらにステージを上げそうだ。L’ARGENT【エリア】霞ヶ関【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】虎ノ門駅 徒歩1分
2024年01月10日クリスマスやイベントはいつもより少し豪華で華やかなメニューがあると喜ばれますね。そんな時にオススメなのが「赤ワイン煮込み」です。料理にワインを使うとコクがあって奥深い味わいの料理が完成します。また、赤ワインが少し残った時にも役立ちます。肉だけでなく、魚やフルーツなど様々な食材に使える調理法です。そこで今回は、リッチな気分が味わえるクリスマスにオススメの華やかな「赤ワイン煮」を13選ご紹介します。■赤ワイン煮込み【肉・魚10選】・フライパンひとつで!手羽元の赤ワイン煮手羽元と野菜を赤ワインとデミグラスソースで煮込みました。フライパン1つで豪華な煮込み料理が作れます。クリスマスやイベントで盛り上がること間違いなしの一品です。・豚肉のワイン煮豚もも肉を赤ワインで煮たコクのある一品です。最後にかける生クリームで一段と豪華で華やかに!美しく盛り付けてテーブルをおしゃれに演出してください。・鶏もも肉の赤ワイン煮込みチキンとゴボウや玉ネギ、エリンギなど冬の味覚が入った本格的な赤ワイン煮込みです。鶏肉の旨味と赤ワインのコクでリッチな気分が味わえます。・牛肉とキノコの赤ワイン煮牛肉とキノコがたっぷり入った、コク旨で濃厚なおもてなしにオススメな豪華な一皿です。赤ワインを用意して一緒に召し上がってください。・レバーのワイン煮赤ワインが効いた大人な味の一品。レバーは汚れを水で洗い流し、サッと湯通しして下処理を行います。アクを取りながら煮詰めていきましょう。・牛すね肉の赤ワイン煮煮込み時間が長いですが、実際の調理時間は15分。コトコト煮込んでいる間にサラダやチキンの準備ができますね。マッシュポテトを肉と煮汁に絡めて食べてください。赤ワインにピッタリの華やかで豪華な一品です。・ブリの赤ワイン照り煮赤ワイン煮込みは肉料理のイメージがありますが、ブリにも合います。赤ワイン、しょうゆ、バターで作る奥深い味わいの照り焼きソースが肉厚のぶりによく合います。・紫キャベツと厚切りベーコンの赤ワイン蒸し煮紫キャベツにベーコンの脂をふくませたおしゃれな赤ワイン煮です。紫キャベツはマリネやピクルス風にして食べることが多いですが、ワインで煮込むとおしゃれな副菜に。ソーセージの付け合わせやチキンのソテーの付け合わせにオススメです。・鶏もも肉と栗の赤ワイン蒸し煮鶏もも肉を漬け込んだ赤ワインを煮汁として使うので鶏の旨味がしっかり効いた食べ応えのある煮込みが完成します。赤ワイン煮込みの仕上げには刻んだパセリをかけると彩りが良くなりおしゃれ度がアップします。・スペアリブ煮込み ベビーリーフとクスクス添えクスクスと合わせたベビーリーフは、そのまま食べても、スペアリブのソースと絡めても美味しく食べられます。世界最小のパスタクスクスは茹でずに熱湯を注いでおくだけで食べられるのでワンプレートの時などに役立ちますよ。■赤ワイン煮込み【フルーツ3選】・イチジクの赤ワイン煮不老長寿のフルーツと言われるほど栄養価が高いイチジクを赤ワインで煮込みました。ハチミツの自然な甘さとシナモンが効いた食べやすいワイン煮は、ヨーグルトやアイスに添えても良いですね。カマンベールやクリームチーズとも相性が良いおつまみになる一品です。・赤ワイン煮リンゴゼリー赤ワインで煮たリンゴを使ったオシャレなデザートです。サクサクしたリンゴの食感とぷるんとしたゼリーは相性抜群。ミントを乗せておしゃれに演出してください。・プルーンの赤ワイン煮鉄分豊富なプルーンを赤ワインと砂糖、シナモンで煮込んだ一品はヨーグルトに添えたり、タルトやパウンドケーキに合わせても◎コク旨に仕上がる赤ワイン煮込み。華やかな席にもってこいの一品です。ワインが残った時にもオススメですよ。今回ご紹介した赤ワイン煮込み、クリスマスやイベントの時の参考にしてくださいね。
2023年12月21日株式会社ライフエキスパートは、ワインに必ず入っている亜硫酸を除去しワインを引き立てる、トップソムリエ推奨の亜硫酸除去フィルター『Wine Purifier』をmachi-yaで先行販売開始しました。先行販売は2023年12月31日(日)まで実施しております。注ぐだけでワインが蘇る。ワインに必ず入っている保存剤としての亜硫酸。やや苦み成分がワインの味わいを変えています。亜硫酸はワイン醸造には必要ですが、飲む際には、もう不要なのです。不要な亜硫酸だけを除去、ワインを引き立てます。【machi-yaにて先行予約販売開始】 亜硫酸はワイン本来の味を損なっています。【Wine Purifier】をワイングラスの上にセットし、ワインを注ぐだけで、ワインが蘇ります。【商品特徴】POINT 1:フィルターは化学的に「共有結合」の仕組みで遊離亜硫酸だけを選別、除去します。大事な味わい成分である、アントシアニン(色素:果皮・種子に含まれる)やタンニン(赤ワインに含まれるポリフェノール)、香り成分にはほとんど影響を与えません。新たに余計な化合物がワインに入る事もありません。POINT 2:エアレーター搭載。らせん状の溝がワインをまろやかにし、閉じていた香りを開きます。POINT 3:専用のデカンタとカラフェのセットを用意。POINT 4:BPAフリー、食品グレードの素材を用いた安全設計POINT 5:世界販売数3,000万枚、20万人以上が愛用【Wine Purifier】はワインの味や人の体に影響する不要な食品添加物・亜硫酸だけを取り除き、ワインの味を高めるワインフィルターです。風味豊かでまろやかな本来のワインをお楽しみいただけます。ワインを飲んだ後、人によっては頭痛や二日酔いが生じることがあります。これらの原因の一つとしてワイン中に含まれる亜硫酸やヒスタミンによるアレルギー反応が考えられます。アメリカの科学者・発明家のジェームズ・コルナッキ博士は叔母が亜硫酸に敏感でワインが飲めない事に気付き、この化学物質に困っている推定約300万人のアメリカ人のため、彼はこの画期的な製品を開発しました。【machi-yaにて先行予約販売開始】 ■POINT 1 ワインが生まれ変わる特許取得の独自フィルター【Wine Purifier】はグラスに置いてワインを注ぐだけで、ワインの亜硫酸を取り除く画期的なアイテム。化学的に「共有結合」の仕組みで、遊離亜硫酸だけを選別して除去。亜硫酸はワイン醸造の工程、葡萄破砕時・マロラクティック(MLF)時・ワイン瓶詰め前等、必要に応じて各工程で添加、必要なものですが、味わいを付加するものではありません。亜硫酸は、望まれない味わいを付与してしまっています。瓶を開けた後は、もう、亜硫酸は不要なのです。【Wine Purifier】で亜硫酸を取り除いても、ワイン本来の有用成分で反応性の遅いアントシアニン(色素:果皮・種子に含まれる)やタンニン(赤ワインに含まれるポリフェノール)、香り成分にはほとんど影響を与えません。大事な味わい成分をそのまま残し、新たに余計な化合物がワインに入る事もありません。フィルターの素材が「共有結合」の力で亜硫酸だけを除去します。実際に市販の白ワインと赤ワインを4本ずつ任意に選択し、【Wine Purifier】でろ過し、成分の減少率を平均化しグラフにした表を御覧ください。亜硫酸の減少率は~最大約80%!アントシアニンやタンニン他がほんの数%しか減少していないのに対し、亜硫酸の減少率は~最大約80%!画期的な発明は本国アメリカで特許を取得。またWIPO(世界知的所有権機関)にも特許申請を行い、現在日本やドイツ、オーストラリア、スペイン、シンガポール、南アフリカ共和国など世界116カ国で特許が認められています。日本で不純物の亜硫酸が少ないワインを味わえるのは、本プロジェクトの【Wine Purifier】だけです。■POINT 2 エアレーター搭載で注いだワインがまろやかに一般的なサイズであればほとんどのワイングラスに対応し、グラスの上に乗せてワインを注ぐだけで誰でも簡単に亜硫酸の除去が行えます。【Wine Purifier】はエアレーターを搭載し、亜硫酸を除去したワインがらせん状の溝を通る過程で空気に触れる時間が増え、ワインの苦味成分のタンニンの酸化を早めてまろやかにし、閉じていた香りを開きます。■POINT 3 ワインセットで更に美味しくセットで使うとワインの楽しみがさらに広がる専用のデカンタとカラフェのセットもご用意。豪華なデカンタは存在感も大きく、テーブル演出の一環として食卓を盛り上げてくれます。華やかでスタイリッシュなカラフェは、ワインの美しい色を楽しむこともでき、テーブル演出に最適です。端正で高級感のあるデカンタもカラフェも職人の手によるハンドメイド。昔ながらの熟練職人による吹きガラスの技法を用い、一点一点丁寧に仕上げています。■POINT 4 BPAフリー、食品グレードの素材を用いた安全設計FDA(アメリカ食品医薬品局)の基準に準拠して設計しているため、アクリルはBPAフリー(※)、シリコンゴムも食品グレードのものを使用。またカラフェやデカンタも有害な鉛を含まないガラスで製作しています。※ビスフェノールAの略。プラスチックの生産過程で使われる物質で、体内に取り込まれると悪影響が出るため欧米では使用が禁止されています。フィルターは個別包装された1回限りの使い捨て。本体は4つのパーツに分解して隅々まで洗浄できるため、雑菌の繁殖の心配もありません。いつでも清潔な状態でお使いいただけます。■POINT5 世界各種メディアが絶賛!3,000万枚の販売実績、世界20万人以上が愛用。【Wine Purifier】は米国の若き化学者で発明家のジェームズ・コルナッキ博士が開発。【Wine Purifier】のシステムを世に広げるため、2014年にシカゴで会社を設立。【Wine Purifier】が市場に出回ると、米国大手ケーブルニュースの“FOX Business”や歴史ある大手経済雑誌“Forbes”、“People”、“Fortune”などの各種メディアでも取り上げられ、亜硫酸を手軽に取り除く発明を絶賛しました。【トップソムリエの方々からコメント】■安齋絵蘭ソムリエ アカデミー・デュ・ヴァン元講師赤ワイン:総じて、フィルター使用後の方が美味しく飲めると感じた。価格がミドルゾーン、2,000円~5,000円の赤は、ずば抜けてフィルターの良さを感じる。バランスが良くなり、強い渋みが、シルキーでベルベットのようなタンニンに。安齋絵蘭ソムリエ■杉浦直樹ソムリエ フレンチレストラン「レヴェレンス」を2018年末まで運営白ワイン:毎日飲んでいるデイリーワインに使ってみたところ、飲み口が非常にスムーズで滑らかな印象になりました。ワインのクラスが2ランクくらい上がった感じです。杉浦直樹ソムリエ【machi-yaにて先行予約販売開始】 製造 :米国Ullo社総代理店:株式会社ライフエキスパート 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月20日心地のいい時間を過ごせる温かみのある雰囲気宮古島の魚と野菜の魅力を最大限に引き出すつくり手の個性があふれるナチュールワインをセレクト心地のいい時間を過ごせる温かみのある雰囲気地中海のイメージを彷彿とさせる白壁がさわやかな外観12年間ひたすら魚をさばき続けて独学で魚料理を追求したシェフの桑田さんが腕を振るう【Fish taverna sambo】。「宮古島でおいしい魚を食べるならここ」と、地元の住民や観光客から定評のある一軒です。魚の個性と味わいを活かした料理を、種類豊富なナチュールワインとともに味わうひとときを。洗練されつつも温かみのある空気感が居心地いいゆったりと落ち着いた店内には、5mの天然木を使った温かみのあるカウンター席とテーブル席の計20席があります。誰かとコースを楽しむのはもちろん、カウンター席で一人料理とワインを楽しむひとときも素敵。店内のところどころに、魚モチーフのアイテムがちりばめられているので、探してみて。宮古島の魚と野菜の魅力を最大限に引き出す旬の魚を中心に、地元の農園からも仕入れる野菜を使った『宮古島の魚介と島野菜のおまかせコース』がオススメ。スペシャリテは『カルパッチョの盛り合わせ』。自らが釣った魚や、知り合いの漁師から仕入れた魚を、その旨みを活かした一皿に仕上げます。その中でも、お店オススメのメニューを3品紹介します。『アクアパッツァ』神経締めにして、時間をかけて熟成させた旨みがたまらない旬の魚がダイレクトに楽しめるアクアパッツァ。写真は、クセのない白身が特徴の沖縄の高級魚、トガリエビスを使用。ふっくらと調理された柔らかな身をあらかた味わったあとは、残ったスープにパスタを投入して楽しめます。『カルパッチョの盛り合わせ』魚ごとに適した下処理を施した、素材の魅力をシンプルに味わえる一皿夜に電灯潜りをし、銛で突いて捕った新鮮な魚介を使います。その日ごとに内容が変わるのもお楽しみ。ベースは塩とオリーブオイルのみで味付けし、それぞれの魚と相性のいいトッピングを組み合わせています。『宮古農家さんの彩りトマト』まるでフルーツのようにみずみずしい完熟トマトもぎたての新鮮なトマトの彩りが鮮やか。プチぷよやアイコ、シュガープラムなど、大きさや色によって味わいが異なるトマトが食べ比べできます。バジルやディルといった香りのいいハーブを添えて、塩とオリーブオイルでシンプルに仕上げています。つくり手の個性があふれるナチュールワインをセレクト世界各国のワインが揃い、国産ワインも楽しめますイタリアやフランス、ギリシャ、ジョージアなどの産地を中心とした、ナチュールワインに出合えます。函館の「農楽」や宮崎の「香月ワインズ」など、交流のある国内のワイナリーの銘柄が揃うのも魅力。つくり手の個性が映えるものを中心にセレクト。宮古島の美しい海と魚をこよなく愛する料理人、桑田さんが肉料理は一切なしで、魚づくしのコースを提供する一軒。旬の魚と、地元で収穫した野菜でコースを組み立てます。料理との相性を相談しながらこだわりセレクトのワインもぜひ一緒にオーダーを。料理人プロフィール:桑田登さん1975年生まれ、岩手県出身。漁師である父親の背中を見て育ち、自らも同じ道を志すも父の反対にあい断念。心機一転、故郷を離れ宮古島へ。ダイビングのガイドをする傍ら、夜はイタリアンで働く生活の中で料理の楽しさに目覚める。「宮古島の魚のおいしさを伝えたい」との想いからひたすら魚をさばき続け、独学で腕を磨くこと12年。2011年に【Fish taverna sambo】を開く。Fish taverna sambo【エリア】宮古その他離島【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6600円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年12月07日「おしゃれだから」「映えるから」という理由でなんとなくワインを口にしてきた20代前半の頃の私。当時は味の違いもなにも分からなかったけれど、サステナブルを意識する時代になったことがきっかけで、ワインにはさまざまな世界との繋がりがあることを知りました。ワインの世界には、さまざまな人やモノ、コト、環境が大きく関わっています。一杯のワインには、ワイナリーや造り手、カルチャーなど数々の繋がりが詰まっていて、その繋がりは今後も“幸せ”であり続けなければいけません。今回は、そんな日本のワイン市場を創ってきたメルシャングループ直営のワインショップ「WINE & DOORS(ワイン・アンド・ドアーズ)」のオープン記念イベントに参加。ワインを通して繋がる世界への扉を開けて、豊かな時間を堪能してきました。■「ちょっと誰かに伝えたくなる」ようなワインショップメルシャン株式会社は、メルシャングループ直営のオンラインワインショップ「WINE & DOORS(ワイン・アンド・ドアーズ)」が2023年10月11日(水)にオープンしたことを記念して、スペシャルイベントを2023年11月29日(水)に開催しました。コンセプトは「ちょっと誰かに伝えたくなる」ような、ワインの世界に出会えるショップ。多様性と奥深さを持つワインそのもののおいしさはもちろん、世界中のワイナリーやレストランでの心に残る体験や、ブランドが持つ物語や造り手の想い、ワインを通して出会う新発見や喜びを届けています。■「文喫」とシャトー・メルシャンコラボ企画を開催今回参加したオープン記念イベントは一つの会場ではなく、5つの部屋が用意されているユニークな作りが特徴的でした。中でも私が興味を惹かれたのは、入場料を払って利用する本屋「文喫(ぶんきつ)」とシャトー・メルシャンとのコラボブース。内容はワインとそれに合わせて選んだ本を楽しむもので、部屋の中には3本のワインそれぞれを中心に5冊の本が散りばめられていました。ブースでは「文喫」六本木店の副店長・濱中諒太朗さんと、メルシャン株式会社の企画部・伊藤佳奈子さんが登壇。コラボレーションの経緯としては「ワインを通してもう少し違った角度で楽しいことを体験してほしい」という想いや「ワインを本から見たらどうなんだろう」という興味がきっかけだったと伊藤さんは話しました。また「文喫」としても、飲料と本で何かできないかと常々考えていて、「お客さまが求めるシーンや悩みを聞いて商品を提案する」という共通点がある本とワインなら、何かできることがあるのではないかと感じ、コラボレーションを引き受けることにしたんだそうです。今回選書した本はすべて、ワインと直接の関係が無いもの。どういうシーンで飲むのか、ではなく「ワインの要素」そのものから選書したため、ワインの味、色合い、香りなどのイメージに本のバックグラウンドがマッチするようになっているんだそうです。例えば「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ」と「銀河鉄道の夜」。一年に一度、川を隔てて育てられたぶどうをブレンドし、造られたといわれる「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ」は、天の川を旅する「銀河鉄道の夜」と通じて感じられます。またこのワインは風味の余韻が長く、表情もさまざま。「銀河鉄道の夜」のさまざまな景色を通じて旅をする場面ともリンクするのではないかと濱中さんは考えています。■武蔵野美術大学生が表現するライブアートも本イベントには、ワインとアートを掛け合わせたブースも実施。アート展示の他、武蔵野美術大学・視覚伝達デザイン学科の関百葉さんによるライブアートも行われ、この一画は神秘的な雰囲気に包まれていました。黙々と描くその姿に周囲は圧倒され、アートの完成を待ちわびながらも、関さんの頭の中は今どうなっているんだろう、イメージしているものはあったんだろうか、など聞きたいことが次々と浮かびました。■ワインは自分自身や時間、世界を豊かにする価値がある今回のイベントは、ワイン一つでこんなにも世界が広がるなんて……!と感激しまくりの一日でした。ワイナリーや造り手の想いはもちろんのこと、本やアート、音楽などの娯楽との繋がりもあるんだなぁと、ワインってすごいなぁと、奥深さを改めて感じました。今後もワインとワインを囲む物事すべてが持続可能で、幸せであるように願いながら、今日もお気に入りのワインを嗜もうと思います。(取材・文:michika)
2023年12月06日ご主人の直井一寛シェフは、あの【レストランCHANTI】出身。大阪あべの辻調理師研究所を卒業後、日本のイタリア料理界の草分け的存在でもある同店に入社。その後10年に及ぶ修業の中で、様々な経験を積むことができたとか。日本を代表する名店で腕を磨いた、実力派のベテランシェフ「当時の料理長は、やりたいことをやらせてくれたんです。そのおかげでいろいろな事を勉強できました。例えば仔牛のもも肉。最初は既に捌かれた状態で仕入れていたんですが、どうしても自分で解体したくて。脱骨しないで仕入れてもらうよう頼んだんです。そしたら、最終的には“半まる”で届くようになりました。」とは直井シェフ。直井シェフが独立の場所に選んだのはアカデミックな街、お茶の水その後、神谷町【ラ・ターナ・ディ・バッコ】のオープンニングから携わること13年。うち11年間シェフを務め、そろそろ独立しようかーと考えていた矢先、【アクアパッツァ】の日高良実シェフから、ちょっと手伝ってほしいとの依頼を受ける。折しも【アクアパッツァ】が広尾から青山へと移転するタイミングの時で、「一年のつもりが、結局5年間になりました。」と笑う直井シェフ、今回の独立は、まさに“満を持して”と呼ぶに相応しい。線路ぎわに立つ同店。窓際のテーブル席からは御茶ノ水駅を行き交う鉄道を間近で見ることができるそれにしても、【CHIANTI】と【アクアパッツァ】では料理の系統が全く異なる。直井シェフ曰く【CHIANTI】はアメリカ経由のイタリアン。イタリア料理というより、“キャンティ料理”と呼んだ方がいいかもしれませんね。」対する【アクアパッツァ】日高シェフは現地で修業。肌で感じてきた本場の料理を踏まえたうえで、日本の食材を用い、自らのテイストを加味。その料理は、郷土の味をより洗練させた、いわば東京イタリアンと呼ばれるスタイルだ。双方を経験し、日本人が日本で作るイタリア料理について深く考えさせられたという直井シェフ。日本の食材に目を向け、日本という地域性を生かしたイタリア料理を目指す「今は、東京はイタリアの21番目の州、そんな思いで料理を作っています。」と語るその料理は、シチリア伝統の味“アグロドルチェ”を南瓜に添えた一皿があるかと思えば、カマスの昆布〆のように和の手法を用いる一品もあり、実に融通無碍。その時々の食材に応じて、適切な調理を施す手腕もさすがだろう。丸皿に品よくレイアウトされているのは、手前左から時計回りに『昆布〆のカマス』、『里いもとレンコンのアンチョビマリネ』、『牛ハチノスのトマト煮込み』、『モッツァレラとイチジク』、『ハタのカルパッチョ』の5種コースは、デザートを含め全6品のディナー9,900円とランチ5,500円のみ。基本、夜は最初の一皿、野菜の一皿が出てパスタ、魚、肉、デザート、カフェという構成だが、少しずついろいろ食べたいという向きには、写真のようなアンティパスト5種の盛り合わせもOK。この一皿を見ても、トリッパ(牛ハチノス)の煮込みのようなスタンダードなイタリアの味から、魚介料理。更には里芋やレンコンといった和の野菜をアンチョビ風味のマリネにした一品等々、料理の振れ幅の広さがわかるというもの。バラエティ豊かなラインナップには、食も進むこと請け合いだ。今日のメインは山形牛。恵まれた環境の中で愛情たっぷりに育てられ、繊細な肉質が特徴こうしたゲストの要望にフレキシブルに対応できるのもベテランシェフなればこそ。技術力の鍛錬はもとより、様々なシチュエーションに臨機応変に対応してきたからこそのしなやかさであり、寛容さだろう。もちろん、直井シェフの温厚な性格のなせる技でもある。さて、前菜の盛り合わせを食べ終えたところで、パスタにいくもよし、もう少し何かつまみたいという時は、直井シェフに気軽にご相談を。ゲストの要望には、できうる限り応えてくれるはすだ。続いて魚料理が出た後にパスタが登場。手打ちから乾麺まで自在だが、初めてならば、ぜひ“大葉としらすのスパゲッティ”を試してみたい今や伝説の味となった“スパゲッティバジリコ”は、ご存知【CHIANTI】の名物パスタだが、直井シェフはこれをリメイク。乾燥バジルと大葉で作るキャンティスタイルを継承しつつ、釜揚げしらすをプラス。曰く「旨みが欲しいな、と思って。」とのこと。もとより、大葉としらすは、共にご飯のお供になるほど好相性。白飯ならぬパスタもピッタリ!シンプルながら、いや、シンプルだからこそ飽きのこない、ふと、また食べたくなるような、ノスタルジックなおいしさだ。メインは『山形牛サーロインの山ぶどうソース』肉は、山形の高橋畜産から仕入れているそうで、「他の黒毛和牛に比べて赤身の旨みが濃い」のが、その理由。猛暑の夏と冬の厳寒という寒暖差の激しさと澄んだ空気、そして清涼な水が、そのきめ細やかで旨みの濃い山形牛を作り上げていくのだそうだ。断面も美しいきめ細やかなサシと香り高い脂、そして赤身の濃い旨みが秀逸だ炭火で香ばしさを増したステーキは、歯がサクリと入るしっかりとした噛み応え。山ぶどうのコクのある酸味が脂感をさっぱりとさせてくれる。この後、デザート、食後の飲み物、小菓子が出てコースはフィニッシュ。ワインは様々な種類を取り揃えるが、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵方式で造られる「フランチャコルタ」(写真左端)がオススメちなみに、料理と合わせるなら、直井シェフ肝入りのフランチャコルタがおすすめ。フランチャコルタとは、北イタリアのロンバルディア州東部のフランチャコルタ地方で作られるスパークリングワインで、シャンパーニュと並ぶ上質な高級ワイン。【701】では、常時405種類を用意。グラス1,800円から楽しめる。701【エリア】御茶ノ水【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】6,000円 ~ 7,999円【ディナー平均予算】10,000円 ~ 14,999円
2023年11月27日冬は行事が多く、家族や友人と一緒にお酒を飲んで楽しむ機会が多くなりますよね。特に、クリスマスや年末は「普段よりも少しだけ、おしゃれなお酒を買って贅沢したい!」と、ワインの購入を考える人もいるでしょう。ちょっと特別な気分を味わえるワインですが、飲み切れなかった時の保存方法に困ったことはありませんか。もったいないと思いながら調理酒として使ったり、酸化して味が少し変わったワインを仕方なく飲んだりした経験がある人もいるかもしれません。本記事では、筆者が100円ショップ『ダイソー』で見つけた、ワインの保存に便利なアイテムを紹介!それは『何度でも使えるボトルキャップ』です。2個入りで、価格は税込み110円でした。使い方は簡単です。まず、『何度でも使えるボトルキャップ』をワインの瓶にセットします。そして、上のレバーを倒すだけで完了です。筆者が自宅にあった赤ワインで試したところ、数日後に飲んでも酸化は気にならず、おいしい味のままでした!商品の説明書きに『完全密封ではありません』と記載がありましたが、横に倒してみても漏れる様子は見られません。ただし、残量や置き場所などによっては漏れることがあるかもしれないので、立てて保存するのがよいでしょう。機能性抜群の『何度でも使えるボトルキャップ』は、本当におすすめのアイテムです。家にワインが余りがちな人は試してみてください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年11月21日手みやげにおすすめのナチュラルワインを、料理家、フード&ワインプロデューサーの平野由希子さんがセレクト!Natural Wineワインの知識がなくても楽しい!魅力的なエチケットもポイント。近年、ナチュラルワインの裾野が広がり、20~30代の世代は初めて飲んだワインがそうだった人も多いのでは。最近の大きなムーブメントは、オレンジワインが再注目されていること。白ワイン用のブドウで造った美しいオレンジ色のワインですが、このブームは今後も続くと思います。さまざまなジャンルの料理と合わせやすい点もナチュラルワインの魅力。1日で飲み切らずに、翌日や翌々日の味の変化を比べたり、つまみを替えて味わうのもおもしろい。難しく考えずに自由に飲むのがいい。好みの味に出合ったらその造り手を知ると楽しみが増えますよ。1、【Sylvain Martinez】ローザブリュ2020750ml¥4,400生き生きとした果実味ゆたかな、場が華やぐ淡く美しいロゼ。フランス・ロワール地方で造られ、職人肌の手造りワインとして人気が高い。「畑を馬で耕し、ぶどう以外の物質をまったく添加していない、微発泡のロゼです。じんわりとした旨みが感じられ、優美な華やかさがあります」。W2、【Johannes Zillinger】ヌーメン グリューナー ヴェルトリーナー750ml¥5,500自然な果実味たっぷりの料理と合わせやすいワイン。オーストリアのオーガニック栽培の先駆者を父にもつ、若手生産者によるもの。「軽やかなオレンジワイン。ビターな風味やエキゾティックスパイスの複雑な味で深みもあり」。オルヴォーTEL:03・5261・0243販売店舗はHP、電話で確認を。3、【Alessandro Viola】ノーテ・ディ・ロッソ750ml¥4,400おいしい肉料理とぜひ!しなやかな味わいの赤ワイン。イタリア・シチリア州の造り手。「シチリアの赤ワインから想像するパワフルな味わいとは対極にある、エレガントで体にしみこむような味わい。パートナーが描いたエチケットも素敵」。トレジャーフロムネイチャー販売店舗はHP参照。4、【Andre Rohrer】クレマン“シャ・ノワール”750ml¥4,730黒猫のデザインがキュート。ナチュラルワインビギナーにも。フランス・アルザス地方のワイナリーで、造り手は8代目。「シャ・ノワールとは、シャルドネとピノノワールからこの名に。シャンパーニュのようなきめ細かい泡立ちで、きれいなミネラルを味わえます」。ラヴニールTEL:03・6457・5982販売店舗は電話で確認を。平野由希子さん料理家、フード&ワインプロデューサー。料理教室「cuisine et vin」主宰。『ma cuisine おいしさの引き出し方』(誠文堂新光社)が12月12日に発売。※『anan』2023年11月22日号より。写真・兼下昌典スタイリスト・大谷優依取材、文・池田祐美子(by anan編集部)
2023年11月18日上質な空間ながら和やかな雰囲気が居心地抜群日本各地の食材をちりばめ和を追求した独自のフレンチグレードの高いワインもグラスで堪能できる上質な空間ながら和やかな雰囲気が居心地抜群訪れる度に親しみの増す、居心地のいいレストラン吉祥寺駅から徒歩15分の場所にある【レストランペティヤン】。腕を振るうのは、四季のある日本でしか表現できないフレンチのスタイルを追求する輿水シェフ。上質な雰囲気が漂う空間ながら、肩ひじ張らずに和やかなひとときを過ごせるのが魅力です。普段よりちょっとリッチなデートや、夫婦の記念日などで利用するのもオススメの一軒。ほどよい距離感の会話も心地いいカウンター席店内は洗練された雰囲気で5mの天然木を使用した温かみのあるカウンター席が印象的です。座席はカウンターとテーブル席の計12席を完備。一人で訪れて、カウンターでじっくりコース料理とワインを楽しむゲストの姿も。料理とワインについて、気軽に会話ができるのが醍醐味です。日本各地の食材をちりばめ和を追求した独自のフレンチ老舗のフレンチレストランで研鑽した料理人による、コース料理がランチ、ディナーともに満喫できます。器使いや、繊細な盛付けにも和のスピリットを感じる、この店ならではの料理に舌鼓を。その中でも、お店オススメのメニューを3品紹介します。『前菜』“素材よりも素材らしく”というコンセプトで仕立てた『前菜』全国各地から取り寄せる、旬の野菜や魚介を駆使した月替わりの『前菜』は、盛付けの美しさも魅力。素材のイメージを超える料理人の技術やセンスが感じられ、コース料理への期待が高まります。『炭火ロースト季節の肉料理』肉の旨みと炭の香りの融合にうっとりとさせられるメイン料理肉を炭火でローストした、盛付けも美しいメイン料理。炭火で火を入れることで、水分が抜けて凝縮された肉の旨みや、炭の香りが広がります。じっくりと噛みしめて味わうごとに、肉本来のおいしさが伝わる一皿。滋味深い味わいを、相性のいいワインと共に。『スープドポワソン』濃厚な旨みが印象的なスペシャリテ『スープドポワソン』唯一変わらずに作り続けているという一品。甲殻類、貝類、塩は使わずにスープを仕立てているので、甲殻類アレルギーの方でも楽しむことができます。ほかでは味わうことができないオリジナルレシピは、和の焼き物の器も素敵です。グレードの高いワインもグラスで堪能できる料理に合わせて選べるのがうれしいグラスワインこだわりの光るコース料理に合わせて選びたいのがワイン。グラスワインは銘柄を絞らず、ワインセラーから選べるのが贅沢。グレードの高いワインも、気軽なグラスでオーダーができます。フランスのブルゴーニュ地方のワインやシャンパーニュも豊富なので、相談しながらオーダーしてみては。フレンチをベースにしながらも、日本の四季をコース料理に投影するスタイルにお店の個性が感じられます。ご夫婦で切り盛りする和やかな空間に、ランチやディナーで訪れてみては。季節ごとの繊細な料理の数々と、グラスワインのペアリングで思い出に残る時間が過ごせそうです。料理人プロフィール:輿水烈旺(コシミズレオ)さん1994年、山梨県生まれ。二葉栄養専門学校卒業後、都内レストラン数店でフランス料理の修業を積む。さらに洋食店でパティシエを担当した後、吉祥寺の老舗フレンチレストランのシェフに就任する。お客様の顔を見ながら、一皿一皿に100%の力を注ぐ店をつくりたいという思いから、【レストランペティヤン】をオープン。レストランペティヤン【エリア】吉祥寺【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】吉祥寺駅 徒歩15分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年11月08日毎年11月の第三木曜日に解禁となる、秋の楽しみの1つ「ボジョレーヌーボー」。2023年の解禁日は11月16日(木)です。ボジョレーヌーボーは、収穫されたばかりの葡萄を発酵させて作ったワイン。フレッシュな爽やかさにフルーティーな香りが特徴、渋みが少ないから、フルーツやチーズと相性ぴったり。この記事では、ボジョレーヌーボーにぴったりの、イチジクや柿とチーズで作る簡単レシピをご紹介します。■「柿+チーズ」の簡単おつまみ 4選・柿モッツァレラ柿とモッツァレラを交互に並べてオリーブオイルをかけただけの簡単レシピ。柿の甘みとモッツァレラの優しい塩気がワインに合います。・柿のチーズ春巻き春巻きの皮に柿とクリームチーズを巻いて揚げました。サクッとした食感から溢れ出る柿の甘みとチーズの酸味が癖になる一品です。クリームチーズ以外にはゴルゴンゾーラやカマンベールが合いますよ。カロリーが気になる方は揚げずにトースタで焼いて召し上がれ。・柿のリコッタチーズ和えイタリア生まれのフレッシュで酸味があるリコッタチーズに柿を合わせた一品は、優しい甘みと酸味が軽い口当たりのボジョレーヌーボーによく合います。お好みでハチミツをかけてくださいね。・柿とゴルゴンゾーラサンド青カビタイプで芳醇な香りが印象的なゴルゴンゾーラチーズに甘い柿を合わせてサンドにしました。柿はしっかり完熟させたものが合います。干し柿を使っても◎。■「リンゴ+チーズ」の簡単おつまみ 5選・クリームリンゴシャキシャキ食感で甘いリンゴはそのまま食べるだけでなく、サラダやオードブル、スイーツなど色々出番がある果物です。軽い口当たりのボジョレーヌーボーには優しい塩気のチーズを絡めたクリームリンゴがオススメです。・アップルパイ春巻きシナモンとクリームチーズが後を引くアップルパイ風の春巻きです。シナモンはホットワインで使われているのでワインと相性抜群です。少し多めの油で揚げ焼きすると美味しく作れます。お子さんのおやつにも。・リンゴとブルーチーズのサラダリンゴの甘さとブルーチーズの塩気がよく合うサラダです。ハチミツを少し加えると塩気が引き立ちよりワインに合いますよ。・リンゴとクリームチーズのディップシャキシャキ食感を楽しみたい時は角切りに、ムース状はリンゴをすりおろしてよく混ぜて食感の違いを楽しんでくださいね。・リンゴとカマンベールのサラダ砂糖を入れた少し甘めのドレッシングで和えただけの簡単レシピ。リンゴの食感とカマンベールのしっとり食感が良く合います。リンゴは栄養価が高く美肌に効果的な果物です。意識して食べたいですね。■「イチジク+チーズ」の簡単おつまみ 4選・イチジクとブルーチーズのスティックオープンサンド一週間の仕事が終わり、今日は腰を据えて飲むぞというときは、腹持ちが良く簡単に作れるおつまみが良いですね。食パンに乗せて作るオープンサンドはそんな夜更けにピッタリです。イチジクは女性に不足しがちな鉄分が豊富です。ワインに合うので意識して食べたい果物です。・イチジクのおしゃれ和えカマンベール塩気とイチジクの甘みがワインに合う簡単な一品です。薄く切ったバケットに乗せると美味しいですよ。・イチジクとゴルゴンゾーラのタルティーヌイチジクのオープンサンド同様に腹持ちが良くワインが進むおつまみです。トースターで軽く焼くのでゴルゴンゾーラがいい塩梅でとろけます。ハチミツをかけて召し上がれ。・マスカルポーネの人気レシピ イチジクの前菜くせが少なく様々な料理に使えるマスカルポーネチーズは前菜におすすめです。イチジクは冷蔵庫でよく冷やすのが美味しくなるポイントです。ボジョレーヌーボー解禁に合わせて秋のフルーツとチーズで作る簡単おつまみでマリアージュを楽しんでくださいね。
2023年11月07日上野【Kotetsu】下北沢【グリルバル サンク下北沢】銀座【カルネヴィーノ銀座】広尾【WineBar綺羅星】新橋【みざん】上野【Kotetsu】隠れ家的な存在のワインバルで世界各地のワインに酔いしれる『ゴルゴンゾーラチーズの焼きチーズニョッキ』は、ニョッキのモチモチ食感やコクのある味わいがポイント上野駅から徒歩2分の【Kotetsu】は、女性1人でも通いやすいこぢんまりとした空間。ソムリエが選び抜いたワインと相性のいい、チーズを使った料理が楽しめます。例えば、『ゴルゴンゾーラチーズの焼きチーズニョッキ』なら濃厚な味わいが赤ワインとのペアリングがオススメ。豊富なアラカルトのほか、コース料理もおまかせ。ソムリエが選ぶ30種類以上のワインはリーズナブルな設定店主の温かいもてなしも、居心地のいい理由の一つ世界各地からセレクトしたワインから、ソムリエに相談して好みのものを紹介してもらうのも楽しいひととき。デートや女子会、歓送迎会にもぴったりの雰囲気です。8名様以上なら、早めの相談で貸切パーティーも可能。カウンター席でじっくりワインを味わったり、テーブル席で仲間と盛り上がったり。子ども連れもOKです。Kotetsu【エリア】上野【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3500円【アクセス】上野駅 徒歩2分下北沢【グリルバル サンク下北沢】眺めのいい空間でフランス産を中心としたワインと肉料理を堪能一番人気のメニューは、7、8種を楽しめる『前菜盛り合わせ』落ち着いた雰囲気の欧風オーブン料理&ワインバー【グリルバル サンク下北沢】。眺めのいい6Fに店を構えるこちらは、料理はすべて手作り、無添加・無化調なので、子ども連れのファミリーにもオススメです。アレンジ性の高い『バスク風オムレツ』や、狩猟時期には、『諫早鉄砲鴨のロティ』も登場するので、こだわりの料理とワインを堪能して。ワインは、200種ものラインナップを誇る眺めの良い窓からは夕日や夜景を望める広々としたカウンター席とテーブル席で、くつろぎながらフランスを中心に各国から集めたワインを堪能できます。メニューに記載されているグラスワイン12種類、ボトルワイン40種類のほかにも、豊富な銘柄を揃えているのでソムリエにぜひ相談を。デートや記念日にオススメの1軒です。グリルバル サンク下北沢【エリア】下北沢【ジャンル】バル【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】下北沢駅 徒歩3分銀座【カルネヴィーノ銀座】自然派ワインと絶妙に火入れした肉料理を目当てに訪れたい通年楽しめるジビエ料理『北海道産蝦夷鹿の内モモ肉のロースト鹿肉の定番ソースの赤ワインポルトソースと共に』銀座のランドマーク、GINZA SIXの裏手にあるイタリアン【カルネヴィーノ銀座】。フレンチも学んだシェフならではのイタリアンは、旬の無農薬野菜をはじめとした食材にもこだわります。また、火入れの技術に定評のある肉料理が楽しめるのも醍醐味。ボリュームのあるTボーンステーキのコースにも注目を。ここでしか出合えない一本に巡り合えるかもオープンキッチンから届く料理をくつろぎの空間で。カウンター席もあり自然派ワインを250種類以上も揃えるという充実した内容。本格的なイタリアンに合わせてソムリエが選んだグラスワインを、絵画が飾られた雰囲気のいい店内で味わうひとときは格別。ショッピングのあと、ランチやディナーに訪れて優雅な気分を味わってみては。カルネヴィーノ銀座【エリア】銀座【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】銀座駅 徒歩4分広尾【WineBar綺羅星】200種以上のワインと新鮮な食材のマリアージュを和モダンな空間で楽しむ『生牡蠣』は「日本牡蠣センター」から上質なものを選りすぐって仕入れ。好みで『蒸し牡蠣』にすることも広尾駅と六本木駅からアクセス可能な【WineBar綺羅星】は、ワイン好きにたまらない一軒。日本と海外のワインがそれぞれ100種類以上という充実のラインナップで、グラスワインだけでも30種類以上を満喫できます。朝採れの産直野菜や国産の厳選牡蠣など、こだわり食材を用いた料理に最適なワインを、熟練のソムリエが提案してくれます。産地やブドウの品種に合わせたグラスでサーブしてくれるダウンライトで落ち着く大人の空間シックな和モダンの店内はオシャレで、少人数の接待はもちろん大人のデートにもぴったり。カウンター席があるので、女性一人で訪れるケースも少なくないそう。足を伸ばせる半個室の小上がり席は4名テーブルが2卓。のれんを上げて10名での利用もOKです。一軒目にも二軒目にも使い勝手のいいワインバーで、ゆったりとした時間を過ごしてみては。WineBar綺羅星【エリア】西麻布【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】広尾駅 徒歩6分新橋【みざん】ソムリエが厳選したワインを肉が自慢の本格フレンチと共に看板メニューの『自家製シャルキュトリー盛り合わせ』。手間をかけたオードブルは、一品ずつにこだわりが詰まっていますソムリエが厳選したおよそ100種類のワインを気軽に楽しめる【みざん】。赤ワインソースで味わうステーキなど、ワインの進むお肉料理を中心とした本格派フレンチをワイン片手に味わえます。手仕事や下準備を意味するフレンチ用語の“mise en place(ミザンプラス)”が由来という店名通り、こだわりを散りばめた料理をカジュアルな空間で楽しめます。幅広いテイストのワインが並ぶので、その日の気分でソムリエに相談してみては新橋駅から徒歩4分。居心地のいい店内には、くつろげる堀りごたつタイプの個室も用意親しみやすさを感じる和テイストの内装が、日常使いしたくなる雰囲気。ソムリエが揃えたワインはおよそ100種類にも及び、フランスだけではなくイタリアやニューワールドも。予算も、リーズナブルなものから特別な日に最適な一本まであるので、ゲストのこだわりに応えてくれるのが頼もしい。みざん【エリア】新橋/汐留【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】新橋駅 徒歩4分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年11月07日恵比寿に誕生した、落ち着いた大人の雰囲気の隠れ家イタリアン手打ちパスタや旬の食材が活きる、シンプルかつ豪快な調理彩り鮮やかなコース料理はバースデーや記念日などにぴったり恵比寿に誕生した、落ち着いた大人の雰囲気の隠れ家イタリアン木の温もりを感じる広々としたカウンター席恵比寿といえば、洗練された大人の街。そんな人気エリアのランドマーク、恵比寿ガーデンプレイスから徒歩3分の半地下1階にある、隠れ家的なレストランです。店内に一歩入ると開放感溢れる贅沢な空間に包まれ、優しい木の温もりを感じられ優雅な気持ちになり、街の喧騒を忘れて、絶品の手打ちパスタや季節感溢れるイタリアン、さらにバラエティ豊かなワインを満喫できます。テーブル席の壁側は、ゆったりとしたソファー席シックな木製のテーブル席は、壁側の座席が座り心地のよいソファー席になっているので、ついつい長居してしまいます。カウンター席も広々としているので、食事も会話もゆったりと楽しめて、オープンキッチンのライブ感も味わえます。どちらも大人が落ち着ける空間。肩の力を抜いて、大切な人と楽しい時間を共有できます。手打ちパスタや旬の食材が活きる、シンプルかつ豪快な調理こちらで提供されるのは、手打ちパスタや炭火料理などをシンプルかつ豪快に調理した、素材のおいしさと季節感がたっぷりと味わえるイタリアの郷土料理です。産地直送の新鮮な果物と野菜、市場で目利きした鮮度抜群の魚介類など、旬の食材を厳選して仕入れ、最適な調理方法で提供しているため、アラカルトのメニューは毎日少しずつ替わります。さらに、自慢の手打ちパスタは毎日4~5種類も用意されているのも嬉しいところ。その中でも、お店オススメのメニューを3品ご紹介します。『濃厚ボロネーゼ パッパルデッレ』濃厚ソースともちもち食感のパスタが相性抜群『濃厚ボロネーゼ パッパルデッレ』イタリアのトスカーナ地方で愛されている平打ちのパスタ、パッパルデッレ。幅広いリボン状でソースがよく絡み、濃厚なボロネーゼと相性抜群です。手打ちならではのもちもちした食感も一度食べるとやみつきに。食材の旨みを存分に活かした絶品パスタはオーダー必須です。『黒毛和牛ランプの炭火焼き 季節野菜添え』上質な赤身肉の旨さが堪能できる『黒毛和牛ランプの炭火焼き 季節野菜添え』脂肪が少なく旨みが強い上質の赤身肉「ランプ」をシンプルかつ豪快に炭火で焼いた一品。【グラツィオーゾ】の真骨頂が味わえる一皿です。表面はこんがりと、切り口は美しいローズ色のレアで仕上げた焼き具合も絶妙。たっぷり添えられた旬の野菜のおいしさにも感動します。『自家製ラザニア』とってもクリーミー!熱々を味わいたい『自家製ラザニア』クリーミーで熱々の『自家製ラザニア』。濃厚なボロネーゼとクリーミーなベシャメルソースのバランスが絶妙です。アラカルトはもちろん、コース料理にも登場するシグニチャーメニューの一つなので、ぜひ味わってみてください。彩り鮮やかなコース料理はバースデーや記念日などにぴったり季節感溢れるコース料理の一例。記念日にはお祝いのメッセージプレート無料サービスもあり(要予約)一皿一皿丁寧に仕上げた彩り鮮やかなコース料理は、バースデーや記念日などのお祝いにもオススメ。要予約のディナー『おまかせコース』(約11品)と『土日祝ランチコース』(約7品)、どちらもお祝いのメッセージプレートは無料とのこと。夜のお出かけが難しい方も、ランチタイムなら気軽にちょっと贅沢なお祝いができますね。ワインはイタリア産を中心に70種類以上のラインナップグラスワイン10種類以上、ボトルワイン60種類以上を常備お店自慢のワインは、イタリア産を中心に70種類以上をラインナップ。料理や好みに合うワインを相談することもできます。いま注目のナチュラルワインやオレンジワインもあり、きっとお気に入りに出会えるはず。そんないま注目の恵比寿のトラットリア【グラツィオーゾ】に、ぜひ足を運んでみてください。料理人プロフィール:橋本祐一(ハシモトユウイチ)さん東京都出身。大学卒業後、ITコンサルやウェディングプランナーを経験。その後、イタリア現地や都内有名店でイタリア料理を学び独立。オーナーシェフとして2つのレストランを経営した後、2023年9月に【Grazioso(グラツィオーゾ)】をオープン。グラツィオーゾ【エリア】恵比寿【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩10分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年11月06日なんば【WINE BAR KALKOS】北新地【un-treize】なんば【Sakurai】淀屋橋【串揚げ・大阪料理 Cuisine d’Osaka Ryo】渡辺橋【鮨美寿志】なんば【WINE BAR KALKOS】フランスをメインにソムリエ厳選のワインを随時500本ストック『シェフとソムリエによるペアリング』はイタリアンをベースにしたコースメニューなんば駅から徒歩5分。風情のある法善寺横丁の一角にある【WINE BAR KALKOS】。ソムリエが厳選したワインを随時約500本ストック。料理とワイン、それぞれをよりおいしくさせるコース『シェフとソムリエによるペアリング』など、オススメのマリアージュを提案してくれるので、ワイン初心者でも安心です。ワイン好きを唸らせる古酒やグランヴァンなども常備オーセンティックバーならでは重厚感のある内装店内はオーセンティックバーならではのゴージャスな空間。カッシーナのテーブルを始め、ラギオールのソムリエナイフ、リーデルのワイングラス、クリストフルシルバーのカトラリーなど、ワインの充実ぶりに引けを取らない、ハイクオリティな時間を過ごさせてくれます。WINE BAR KALKOS【エリア】東心斎橋/心斎橋筋【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】なんば駅 徒歩5分北新地【un-treize】世界各国から厳選したワインと淡路島産食材のハーモニー見た目にも鮮やかな『季節野菜と旬魚介のテリーヌ』北新地駅から徒歩5分の場所に店を構える【un-treize】は、シニアソムリエが選んだ世界のワイン170種類以上をラインアップ。そのワインと合わせる食材は、淡路島産の海の幸や山の幸がメイン。素材そのものの味わいを活かしたメニューの数々とワインのペアリングをたっぷりと楽しむことができます。170種類500本を超えるワインからシニアソムリエがセレクトしてくれるカジュアルにワインを楽しめる1Fのカウンター店内は2フロアに分かれていて、1Fのセラーに隣接したカウンター席はカジュアルにワインを楽しむエリア。食事とともにじっくりとワインを味わうなら2Fのテーブル席へ。その日の気分や利用シーンに応じて、ぴったりのスペースを選ぶことができるのがうれしいところ。好みのスタイルで極上のワインを味わうことができます。un-treize【エリア】北新地【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】北新地駅 徒歩5分なんば【Sakurai】世界中から吟味したワインと伝統的なイタリアンで至福の時間を旬の食材を楽しめる『前菜盛り』はスターターにぴったりなんば駅から徒歩5分。【Sakurai】は、毎年イタリアを訪れるというシェフが現地で吸収したオーセンティックなイタリアンが楽しめるレストラン。ワインはイタリアをはじめ世界中から吟味。100種類を超えるラインアップから自慢のメニューにぴったりと合う1本がきっと見つかるはずです。グラスワインも常時20種類がスタンバイ少人数の食事会から大人数の貸し切りまで対応可能大阪を代表する繁華街、なんばにありながら、店内は静かにJAZZが流れる落ち着いた空間。4名用と6名用、2つの個室は、ドアを外すことで大部屋としても利用可能です。ライブ感たっぷりのカウンター席はデートにオススメ。ゆったりとくつろいでワインと食事を楽しむことができます。Sakurai【エリア】なんば【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8500円【アクセス】なんば駅 徒歩5分淀屋橋【串揚げ・大阪料理 Cuisine d’Osaka Ryo】大阪の食文化『串揚げ』とワインのマリアージュさっくりと軽い口当たりが特徴の『串揚げ』淀屋橋駅から徒歩8分。“大阪の食文化”をテーマにした【串揚げ・大阪料理 Cuisine d’Osaka Ryo】は、なにわの伝統野菜や泉州の魚介など、こだわり食材を使った料理が味わえるお店。中でもオススメは旬の素材を使った『串揚げ』。フランス産を始め、約200種類そろうワインとのマリアージュが楽しめます。世界各国から選りすぐりのワインが約200種類以上会食や接待などにオススメの個室は4名から利用可能ガラス張りのエントランスから店内へ入ると、お一人様でもグループでも楽しめるカジュアルな空間が広がっています。プライベートな食事会にぴったりな個室も完備。21時以降はワインとチーズのみの利用も可能になるなど、さまざまな使い方を提案しています。串揚げ・大阪料理 Cuisine d’Osaka Ryo【エリア】西天満【ジャンル】和食【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】淀屋橋駅 徒歩8分渡辺橋【鮨美寿志】関西で味わう江戸前鮨に厳選ワインをペアリング江戸前鮨とワインの、みごとなマリアージュを堪能できる渡辺橋駅から徒歩3分の場所にある【鮨美寿志】は、関西で江戸前鮨が味わえるお店。厳選した米、江戸前鮨ならではの赤酢を使った鮨は絶品。築地市場水産部売買参加者認可会社が運営しているだけに、魚介類の新鮮さも折り紙付き。また、鮨店には珍しいソムリエが常駐し、100種類以上のワインが揃っているのも大きな特徴です。ソムリエオススメのペアリングを教えてもらうことも可能個室にもカウンターがあるなど雰囲気抜群しっとりと落ち着いた和テイストのエントランスから店内へ。大きな白木のカウンターのほか、個室や半個室にもカウンターを2つ完備しています。高級感ある雰囲気の中いただく江戸前鮨と厳選したワインや日本酒とのマリアージュは、ここでしか味わえないものです。鮨美寿志【エリア】中之島【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】渡辺橋駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年10月31日おうちで楽しむ居酒屋メニュー「秋編」をお届けします。秋はボージョレーヌーボーの登場やハロウィンなどイベントが盛り沢山。そして味覚の秋と言われる季節です。この記事では、カボチャ・サツマイモ・キノコで手早く10分以内で作る大人も子どもも大満足な「おうち居酒屋レシピ」をご紹介します。■カボチャで作る!おうち居酒屋10分レシピ・イタリアンカボチャ調理時間5分!電子レンジで作れるカボチャのおつまみ。オリーブオイルとバジルチーズでイタリアンに大変身。ワインのお供やお子さんのおやつにもオススメです。・焼きカボチャのネギソースホクホク甘いカボチャにコチュジャンとお酢が入った中華風ネギソースがよく合います。このネギソースは豆腐や厚揚げにも合う万能ソース。紹興酒や白ワインに合いますよ。・カボチャとお豆のヨーグルトサラダさっぱりとしたヨーグルトの酸味がおいしいサラダです。冷凍カボチャを使って手間なく簡単。生のカボチャを使うならレンジでチンすればOK。デリ風でおしゃれな一品です。・カボチャのおかかマヨマヨネーズと鰹節が味に深みを出しています。辛子の量はお好みで調整してくださいね。・根菜チップス&レモン食物繊維が豊富な根菜類を揚げた栄養価の高いチップスは、お酒のお供やお子さんのおやつに最適です。レモン塩以外にリッチなトリュフ塩も合いますよ。お好みの塩で楽しんでくださいね。・レンジで時短カボチャとキノコのホクホクチーズ炒め かぼちゃをレンジを使って簡単時短でつくりましょう。カボチャとキノコとチーズの組み合わせは抜群!ホクホクトロ〜リ子どもも大好きな味に仕上がります。ボージョレーヌーボーに合わせると◎。■キノコで作る!おうち居酒屋10分レシピ・キノコのバルサミコマリネ冷凍保存が可能なキノコは旬の季節が買い時です。3種類のキノコを使ったワインにもよく合うマリネはチーズと合わせて前菜にオススメです。・キノコのポン酢和えレンジでチンで完成のキノコのポン酢和え。失敗なく作れる上に低カロリー。ついつい食べ過ぎてしまう晩酌のお供に最適です。熱燗に合う一品です。・キノコのペペロンチーノキノコとニンニクに加えたパセリの香りが贅沢な一品です。パンを添えてカナッペ風にしたりパスタに絡めたり色々楽しめます。白ワインのお供に。・ポン酢を使ったバターの無限キノコポン酢とバターは相性抜群。キノコは焼いてうま味を凝縮します。失敗なく作れて低カロリーなのでたくさん食べても罪悪感なしのおつまみです。■サツマイモで作る!おうち居酒屋10分レシピ・サツマイモチップスサツマイモをカリッと揚げてチップスに。黒コショウとチーズを効かせてワインに合うおつまみに。お子さんのおやつにも。・デリ風!サツマイモのポテトサラダサツマイモの甘みとベーコンの塩気がマッチしたデリ風のサラダです。マスタードがアクセント。さらに秋の味覚のリンゴや梨を加えればシャキシャキとした食感と甘みがプラスされ食べ応えがアップします。・サツマイモのみそバター炒めみそとバターがサツマイモの自然な甘さを引き出してくれます。お酒のおつまみ以外に、小腹が空いた時のおやつにも良いですね。サツマイモは食物繊維が豊富なので腸の働きを良くしてくれますよ。・サツマイモの焼肉タレ焼き焼いたサツマイモに焼き肉のタレをからめた、失敗知らずの一品です。片栗粉は入れ過ぎるとダマになるので注意!ビールやワイン、お酒を選ばず美味しく食べられます。・サツマイモと小倉のカナッペちょっと甘いものが食べたい時やおもてなしにオススメのカナッペは、マッシュしたサツマイモと小豆を混ぜた和の風味。クラッカーを添えて。。秋の味覚で作る10分レシピは、栄養価が高い上に腹持ちも良いので、お酒のおつまみだけでなく、お子さんのおやつに最適です。お好みのお酒と共に秋の夜長を楽しんでくださいね。
2023年10月27日八ヶ岳の自然と旬の味覚を堪能できる贅沢&充実のワインステイ。「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」の魅力を紹介します。星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳至極のワインステイを求めて、いざ小淵沢へ。駅からシャトルバスに乗り5分ほど八ヶ岳の自然の中を揺られると、あっという間にホテルに到着。入ってすぐ、まずその広さに驚く。随所にワインカラーを差し込んだ統一感あるロビーはまさに“リゾート”という雰囲気で、旅の高揚感が煽られる。ワインショップ〈八ヶ岳ワインハウス〉へ向かうと、24種類ものワインがズラリと並んだサーバーに心が躍る。グラスに注いでその場で楽しむのはもちろん、瓶に詰めて部屋へ持ち帰ることも可能。さらに、ここで購入したワインは施設内のレストランやプールにも無料で持ち込めるとのこと!どこにいても楽しめるとは、まさにワインステイの極致だ。“ワインリゾートとして、客室でもワインを感じて楽しんでもらいたい”との思いでデザインされたという客室は、統一感あるボルドーカラーが印象的。全室にステムレスのワイングラスが置かれていて、買ったものもすぐに楽しめる。ディナーは、メインダイニング〈OTTO SETTE〉でコースを堪能。八ヶ岳の旬の味覚を楽しめる料理には、ソムリエが約2000本の中から季節ごとに選んだワインをペアリング。山梨の地で育まれた素材同士のマリアージュを余すところなく堪能でき、最後まで身も心も酔いしれるステイに。木々との調和を感じる施設裏の様子。ワインスイートメゾネットの客室。24種のワインから好きなものをテイスティングできる〈八ヶ岳ワインハウス〉。25ml¥200~ワイン2種とおつまみを部屋にテイクアウトできる「VINO BOX」。¥2,800旬の食材とワインのマリアージュを体感。イタリア料理とワインのペアリングを堪能できるメインダイニング〈OTTO SETTE〉。大人1名¥12,100(要予約)。「川海老と焼き茄子のスパゲッティーニ」には、ピュアな果実味を感じる〈ピノ・ノワール2020〉を。八ヶ岳の旬の食材を味わえる「野菜畑」。「牛肉のロースト きのこのズッパ」。建築家マリオ・ベリーニが手がけたデザインは、シンプルな扉から中に入ると広がっていくという特徴が。星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳山梨県北杜市小淵沢町129‐1TEL:050・3134・8093(リゾナーレ予約センター)客室数/172室チェックイン15:00チェックアウト12:00料金/1泊¥24,000~(2名1室利用時1名あたり、朝食付き)ワインスイートメゾネット¥32,000~(2名1室利用時1名あたり、朝食付き)デラックス¥28,000~(2名1室利用時1名あたり、朝食付き)アクセス/JR小淵沢駅から車で約5分(無料送迎バスあり)※『anan』2023年10月25日号より。写真・小笠原真紀(by anan編集部)
2023年10月25日近年、国内外で評価を高めている日本のワイン。なかでも、雄大な甲府盆地を有する山梨県は、多くのワイナリーやぶどう畑が集まっている日本ワイン発祥の地。見て、触れて、味わって…ワインの美しさに酔いしれる大人な旅を。サントリー登美の丘ワイナリーぶどう作り・醸造・瓶詰めまで行うワイナリー。“日本育ち”のワインを体感できる。南アルプスや八ヶ岳など高い山々に囲まれ、恵まれた風土の中で広大なぶどう畑を有する「サントリー登美の丘ワイナリー」。JR甲府駅からタクシーで約30分…到着してまず体感するのは、富士山と眼下の甲府盆地を見渡せる〈富士見テラス〉からの景色だ。標高約400mということもあり、頬に感じる風はひやりと冷たい。テラス下には見学用のぶどう畑も広がっていて、ぶどうの樹を間近に感じながら散策するのも楽しい。〈富士見テラス〉すぐそばのワインショップでは、自園産ぶどうのワインをはじめ様々な日本ワインを販売。テイスティングカウンターでの有料試飲やプリペイドカードを購入しての試飲も可能で、サーバーからグラスに注ぎ、じっくりと味わうことができる。エチケットを見ながらどれにするかを選ぶのも、楽しみのひとつ。選んだワインは〈富士見テラス〉へ持っていき、景色とともに味わえるというのも嬉しい。ちなみに、ここでしか買えない限定ワインもあるので、ショップでは“ワイナリー限定”のマークも要チェック!さらにこの地のワインを深く感じたいなら、有料のツアーもおすすめ。四季折々のぶどう畑やワインが眠る熟成庫を見学できるツアーなど、好きなコースを選んで予約が可能。ぶどう畑の見学では、日本固有品種・甲州の畑を散策しながら原料のぶどうから育てるワインならではのこだわりを学ぶことができる。すべて手摘みで、約2か月かけて収穫するという広大なぶどう畑。「FROM FARM(すべては畑から)」の思いのもと、ひとつひとつが人の手でこまやかに育まれていると知り、この地で味わうワインにより一層の思い入れが生まれてくる。ぶどう作りについて学んだ後は、ワインの熟成庫へ。山をくりぬいて作られており、扉をくぐると広がる洞窟のような奥行きに大人でも心が躍る。熟成庫には約200のワイン樽が静かに眠っていた。ツアーを終えた後にショップを再訪すると、最初に来た時とはなんだか違う見え方になる気がする。1本のワインの背景にあるたくさんのこだわりと作り手の思いを感じながら手に取ったこのワインが、最高のご褒美になる。約150haの広大な土地で、11種類のぶどうを栽培。施設内にはテラスやベンチが設置してあり、美しい風景を眼前にワインを楽しめる。最も多く栽培されているぶどうが、この甲州。ほんのり渋みが残る大人の味わいの白ワインになるという。畑と熟成庫の見学&4種のワインテイスティングができる〈FROM FARM ワイナリーツアー〉(¥5,000)、熟成庫の見学と庫内でのテイスティングが楽しめる〈ワイン熟成庫ツアー〉(¥2,000)、畑の見学と畑の中でのテイスティングが楽しめる〈甲州ぶどう畑散策ツアー〉(¥1,000)が体験可能。(すべて要予約)サントリー登美の丘ワイナリー山梨県甲斐市大垈2786TEL:0551・28・731110:00~17:00(最終入場16:30)水曜、年末年始休(その他臨時休業あり)金・土・日・祝日はJR甲府駅より無料シャトルバスが運行※『anan』2023年10月25日号より。写真・小笠原真紀(by anan編集部)
2023年10月25日薬院【BISTRO PIC d’or】博多【charbon(シャルボン)】赤坂【フリトゥールズ・糀ナチュレ】西鉄久留米【ENISHIcafe】薬院大通【ビストロロベールエルイーズ】薬院【BISTRO PIC d’or】パリのビストロのような空間で美食とワインに酔いしれる赤ワインにブドウの果汁を加えたソースをあしらった『フォアグラのソテー』気軽においしいフランス料理を味わえる【BISTRO Pic d’or】。店名の由来は、フランス語で“黄金のキツツキ”。「お客様においしい料理を食べてもらえるように」という願いが込められているそう。老舗フランス料理店で修業した料理人による、『フォアグラのソテー』や、鴨肉入りの『パテドカンパーニュ』など、一品ごとに幸せな気分に浸れるはず。パリのビストロにいるかのような気分になれる。黄色い壁も素敵オシャレな空間にはふらりと立ち寄れるカウンター席もあり、肩肘張らずに過ごせるのが魅力です。フランス産をメインに用意するワインは、希望すれば料理とのペアリングも可能。ディナーには、2時間半ゆっくりと楽しめるコースもあるので、記念日などの特別なデートにもぴったり。BISTRO Pic d’or【エリア】平尾/清川【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】薬院駅 徒歩5分博多【charbon(シャルボン)】九州産の厳選素材を使用した料理の数々を隠れ家的なビストロで味わうその日オススメの前菜を13~15種楽しめる『前菜盛り合わせ』JR博多駅から徒歩10分歩くとビルの1Fにあるビストロ【charbon(シャルボン)】にたどり着きます。まずオーダーしたいのが、盛付けも美しい『前菜盛り合わせ』。さらにビストロの定番メニューや炭火焼きで仕上げる肉料理も見逃せません。そんなとっておきの料理に種類豊富なワインを合わせながら楽しんで。2022年にオープン。大人の雰囲気漂うオシャレなカウンター席に気分が上がります都会の喧騒を忘れて過ごせる、隠れ家のような存在。カウンター席のほか、テーブル席やテラス席があるので、いろいろなシーンで訪れるのにオススメ。ほどよい高級感とカジュアルな要素が心地よく、知っているだけで自慢したくなります。そんなセンス抜群の一軒を、ぜひ訪れて。charbon(シャルボン)【エリア】住吉【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】博多駅 徒歩10分赤坂【フリトゥールズ・糀ナチュレ】こだわり抜いたとんかつとフランス産ワインのマリアージュに酔いしれるふっくらジューシーな『宮崎・霧島産山麓豚のロースカツレツ』は、柑橘類のヘべスや、魚醤とハチミツに漬けた胡椒の実、ヒマラヤ岩塩のカレー塩で味の変化を楽しめる赤坂駅より徒歩10分の【フリトゥールズ・糀ナチュレ】。霧島産山麓豚の魅力をとことん引き出したとんかつが醍醐味。オーダー後に塩麹に一定時間漬けることや、160℃の米油で6割程で揚げ、じっくり火入れするなど細やかなこだわりが光ります。ソースはワインとマッチする2種類、「オリジナル」または「トリュフバター」からお好みで楽しめます。重厚なカウンター席と落ち着いた雰囲気のテーブル席の、合わせて15席を用意お店は閑静なエリアにあり、店内へと入ると大人の雰囲気が漂うシックな空間が広がります。グラスやカトラリー類にもこだわったセンス抜群の空間で、至福のひとときを。豊富なワインとの素敵なマリアージュを穏やかに楽しんでみてはいかがでしょう。フリトゥールズ・糀ナチュレ【エリア】警固【ジャンル】串揚げ・串カツ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】赤坂駅 徒歩10分西鉄久留米【ENISHIcafe】居心地のいいハイセンスなカフェでカジュアルフレンチを和の風味香るジャポネソースで味わう『牛肉のステーキ』気軽に立ち寄りやすい【ENISHIcafe】は、西鉄久留米駅から徒歩10分。ランチ、カフェ、ディナー使いができ、それぞれに素敵な過ごし方ができるのがポイント。夜に訪れて、ワイン片手に楽しみたいなら『前菜盛り合わせ』や『牛肉のステーキ』などがオススメです。オシャレな設えの店内は、居心地抜群季節の花やセンスの映える雑貨がちりばめられたデザイナーズ空間。オーナーの目利きによるお皿やマグカップ、カトラリーが料理を素敵に演出してくれます。4名からパーティースタイルのコースが利用でき、10~20名で貸し切りも可。飲み放題も相談できるので、集まりにも最適です。ENISHIcafe【エリア】久留米【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】西鉄久留米駅 徒歩10分薬院大通【ビストロロベールエルイーズ】薪窯でじっくりと焼き上げる塊肉とワインをオシャレな空間で味わう豪快な塊肉は、肩ロース中心の赤身肉。『ロベール名物!ステック&フリット1ポンド』フランスのビストロ文化を愛するオーナーが手がけた【ビストロロベールエルイーズ】。まるで現地のビストロのような空間で料理とワインを楽しむひとときは特別感たっぷり。名物の肉料理は、薪窯を使いゆっくりと火入れをするのでジューシーな仕上がりに。ソムリエが厳選する約250種類ものワインと共に、まったりとした時間を過ごせます。非日常な空間が素敵。大人のビストロデートに利用してみてはフレンチのメートル・ド・テルを目指して研鑽したという中津留氏が心地のいいサービスでもてなしてくれます。店舗奥のスペースは、8~12名の個室としての利用もOK。20~30名でお店を貸切ることもできるので、会食にもぴったり。思い出に残るディナーを、さまざまなシーンで活用してみては。ビストロロベールエルイーズ【エリア】平尾/清川【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】薬院大通駅 徒歩10分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年10月22日神戸の住宅街から東京・木場へ! 早くも注目を集めるワケとは関東と関西では、だしをとる水も、パスタを茹でる水も違う!?だし感のあるイタリア料理に合わせて、シェフ自らペアリング神戸の住宅街から東京・木場へ! 早くも注目を集めるワケとは東京メトロ東西線「木場駅」徒歩1分の【T.N(ティーエヌ)】東京は江東区木場。2023年5月のオープン当初よりコース料理のみ。ともすると強気なスタイルに見えますが、歴としたキャリアと人気を兼ね備えているのが、イタリア料理【T.N】です。ランチは8,800円、13,200円の2コース。ディナーは13,200円、22,000円の2コースのみ。すべて税込オーナーシェフの中野通さんは、神戸市西宮で語り継がれる【リストランテ・ペペ】(現・大阪北新地【イル ペペ】)の平井利男シェフのもとイタリア料理を基礎から学び、東京・代官山の名店【リストランテASO】での研鑽を経て、2015年に神戸で自身の店【T.N】を開店。西宮市内の住宅街にひっそりと構えるも常に人気イタリア料理店として名声を誇り、2023年5月に満を持して東京・木場へ移転、新生【T.N】が誕生しました。店内は、テーブル12席、個室4席の計16席「もともと17歳でアルバイトとして入った神戸市内のホテルで、洋食やフレンチをひと通りやらせてもらっていて、いつか街の洋食屋さんを開きたいと思っていたんですが、休みの日に同じ神戸市内の【リストランテ・ペペ】を訪れて、『こんなにおいしいお店があるんだ!』と衝撃を受け、イタリア料理の道を進むことになりました」1981年、徳島県生まれ。17歳から料理の道を志したオーナーシェフの中野 通(なかの とおる)さん初めはスタッフ募集はしていなかったものの、『いつかここで働きたい』という想いで根気よく通い、3年間【リストランテ・ペペ】平井シェフの元で腕を磨きます。シェフがプロデュースする別の店舗の料理長として活躍するなど、関西のイタリアン街道を猛進するなか、2008年に出版された『ミシュランガイド』初の東京版が、更なる飛躍のきっかけに。「イタリア料理で初めて二つ星を獲得したのが東京・代官山の【リストランテASO】で、とりあえず面接へ向かい、翌週にはキッチンに入っていましたね(笑)。当時はミシュランの影響もありましたし、毎日ランチとディナーは満席、さらに毎週末のように結婚式の披露宴などもあって、本当に鍛えられました」関東と関西では、だしをとる水も、パスタを茹でる水も違う!?【T.N】という店名には、「自身のアイデンティティを料理で表現したい」という想いから、イニシャルを冠したそうクラシックながら進取の気風に富んだ【ASO】のキッチンで3年半の武者修行を終え、神戸で独立準備を進める際、関東と関西の料理に大きな違いを感じたと言います。「水道水に関していうと、東京は硬水、関西は軟水という大きな違いがありますよね。だしをとる時は基本、軟水でとると旨みが出やすいため、東京でだしをとるときは軟水のミネラルウォーターを使用しますし、逆にパスタを茹でる際は硬水を使うことで茹で汁が濁らないなど、地域によってこだわる部分も変えていきました。もともと師匠として基本を教わった平井シェフは和の食材や和食のテクニックをイタリアンに応用する先駆者だったので、神戸で開業した【T.N】でも、昆布や鰹などのだしを多用することとなりました」東京で習得した最旬のテクニックをもって、関西で培っただし感のあるイタリア料理を展開していった中野さん。神戸【T.N】時代から、前菜の魚やパスタの海老は昆布締めに、アクアパッツァは鰹だしで……と、どこかに和の要素を取り入れることを意識していくうちに、“ほかのお店では食べられない”イタリア料理として人気店に。そんな神戸時代から人気のメニューを、東京で仕入れるようになった「プレミアムヤシオマス」で仕立てたメニューが、『プレミアムヤシオマスいくら蓮根』です。『プレミアムヤシオマスいくら蓮根』(13,200円以上のコースから)「神戸では、タスマニアサーモンなどを使用していたのですが、東京で初めて知った栃木県の『プレミアムヤシオマス』は、大型ニジマス・ヤシオマスの中でも、脂肪部分に融点の低いオレイン酸を多く含んでいて、肉質がとても柔らかいんです。生でも焼いてもおいしいので、両方を味わえるように、マリネした後に皮目を香ばしく焼いています。ソースはいくらを乳化させてレモンで調味しているので、義理の親子とでもいうんでしょうか(笑)、間違いなく合うと思います」「東京に移転して初めて卸してもらえた東北や関東の食材で、新たな料理に挑戦するのが楽しみ」と中野さん淡水で育つ魚は塩分がないため、海水で育つ魚と比べ、自ら脱水できないのも特徴。ハーブと塩を合わせたトレハ塩を振ってマリネすることで水分を抜きつつ、同時にトレハ塩に含まれるトレハロース(自然甘味料)の保水作用によって、しっとり感も増していきます。皮目はパリッと、身はまさに最上級のしっとり。脂はしつこさがなく、ほんのりとした甘みも感じます。こちらも東京に来てから採用したという江戸前ハーブや、バジルオイル、梅肉のタプナードで和えた蓮根が加わり、爽やかな余韻も心地よい一皿。お次も、神戸時代からお客様に人気の料理『ポルチーニペリゴール栗ニョッキ』。秋限定のスペシャリテ『ポルチーニペリゴール栗ニョッキ』。(13,200円のコースより)「フランス産のペリゴール栗の大きさに、ニョッキの大きさを合わせることで、より食感の違いを楽しめる仕組みになっています。一般的にパスタは麺と具材を一緒に食べるものですが、これに関しては“素材を味わう”ためのパスタ。全体にポルチーニソースが絡まるなか、栗とニョッキを交互に別々で食べていただくことで、ニョッキも一つの食材として楽しんでいただけると思います」黒胡椒の香りを移した牛乳ベースのきめ細かな泡が、口当たりを軽やかにするだけでなく、濃厚なポルチーニソースも飽きのこない味わいに。『尾崎牛クロケッタトリュフ』(22,000円のコースより)。この日は尾崎牛のイチボを使用さらに、【T.N】を語るうえで欠かせないのが、「尾崎牛」を使用した肉料理です。「尾崎牛は赤身がとてもおいしいので、赤身のモモ肉を中心に、ランプやシンタマなども登場します。長時間焼くと肉がパサパサするため、基本はオイルバスなどでギリギリの温度まで低温調理し、表面をサッと焼き固めるように炭火を用いて“強火の近火”で炙るくらいに仕上げるのがこだわりです。付け合わせは尾崎牛の筋部分を赤ワイン煮込みにし、コロッケに仕立てたものと、フランス産ブリーチーズのクリーム、トップに季節のトリュフを添えました。赤ワインソースはお好みで」宮崎県のブランド牛「尾崎牛」。世界で高い評価を受ける以前から中野さんは注目し、メイン料理に採用していたそう近火ゆえ短時間で炭の香りをまとい、肉肉しい香ばしさを漂わせるものの、芯まで柔らかくしっとりとしたレア。この香ばしさを純粋に味わってもらうため、肉に直接、胡椒をふらないというのも中野さんのこだわり。だし感のあるイタリア料理に合わせて、シェフ自らペアリング約60種類を揃えるワインリストから、ランチは5種で5,500円、ディナーは7種か9種で8,800円からと、比較的リーズナブルな価格帯で幅広いワインペアリングを楽しむことができる左から、イタリア・プーリア州からのプリミティーヴォを100%使用して仕込まれた、辛口のロゼ「aka」。赤サンゴを彷彿とさせる鮮やかな色合い。鶏のローストや、だしベースのソースを使った優しいテイストの肉料理にセット。中左は、フランス・ロワール地方の白「ドメーヌ デュ サルヴァ ドゥレイユ 2022シュベルニー」。シャルドネ16%、ソービニオンが84%で、ライチやアカシアの花、熟したレモンなどを感じるフレッシュでフルーティーな味わい。海老などの魚介系の料理や、ハーブを使用した料理に。中右は、イタリア・ピエモンテで造られる赤ワイン「ムンディ・バローロ 2018」。標高3000400mに植樹された樹齢約30年のぶどう「ネッビオーロ」100%で、トリュフ料理や、しっかりした炭火焼きステーキに合わせて、ソースのように流し込むのがおすすめ。右は、フランチャコルタの名手「サン クリストーフォロ」が造るスーパー辛口の泡。極上の喉越しが、魚介系やチーズを使用した前菜にピッタリ。季節によってはシャンパンも登場する。ステーキには、深い味わいの肉料理と相性の良い、「ムンディ・バローロ 2018」。ネッビオーロというぶどう品種100%で、土っぽい香りを持ち、トリュフの土っぽい香りと同調するためすこぶる相性が良いワインは、その日の料理の構成によって、中野さん自らペアリング。「だし感を生かしたイタリア料理に合うよう、泡から白・赤・オレンジ・ロゼ・デザートワインまで、旨みのあるものを中心に幅広くセレクトしています。僕の料理は、味を引き出すために塩をふるのではなく、フュメ・ド・ポワソン(フランス料理の魚介ソース)を作るときも昆布や鰹を使うなど、食材とだしから出る旨みの相乗効果で味を引き出すよう心がけているので、より日本人に馴染みやすい味わいになるのかもしれません」「旨みのあるイタリア料理」と評価するお客さまも多いという、関西で鍛えられただし感のある料理。東京で出合った新たな食材とともに、新境地へ挑む中野シェフにこれからも注目です。T.N ristorantino della strada【エリア】木場【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】木場駅 徒歩4分
2023年10月20日成長を感じるインテリア自然からインスパイアされる料理とデザート世界を旅するワインペアリング「変わった」ではなく、成長を感じるインテリア2023年6月、8年の歴史を刻んだ東麻布からアークヒルズ仙石山森タワー内に移転した【レストランローブ】。仙石山は都心ながらも緑豊かな環境にあり、自然からインスパイアされる料理、デザートを作る今橋英明シェフとパティシエ平瀬祥子さんがこの場所を選んだことに納得できます。開放的な空間は、東麻布の時のコンセプトをそのままに拡張したといった印象店内に入ると、泡をモチーフにした壁やクロスの色、ウエルカムオブジェをはじめとしたテーブルセッティング、そして舞台のようなアイランドキッチンが目に入ってきます。「お客様が“変わっちゃったね”と感じるリニューアルにはしたくありませんでした。前のお店の延長線上にありながら、成長を感じてもらえる空間作りを目指したんです。空間を広げ、個室を作り、スタッフも増やしてお客様の満足度を上げるための移転ですから」と今橋シェフ。メビウスの輪をモチーフにしたウエルカムオブジェや、壁にかかるアートは、実は3Dプリンターを使って制作されている「スタッフの充実で、僕や平瀬がすべての工程をやるというのではなく、それぞれにポジションを与えて責任を持ってやってもらうことができるようになり、若手をちゃんと育てることができる環境が整ってきました」と新店舗での意気込みを話す今橋シェフ。今橋シェフとパティシエでありマダムの役割も果たす平瀬さんの監督の元、総勢10人のスタッフたちがチーム一丸となってレストランを盛り上げている。その活気ある働きぶりを眺めるのも楽しい「サービスが手一杯なときは、シェフや私をはじめキッチンスタッフが料理を運ぶこともあり役割の境界線は曖昧にしています。チームとして働いていると、それぞれが自分で何をするべきか考え、行動できる人になっていくのではないかと思っています」(平瀬さん)「自分たちがやってきたことを押し付けるのではなく、教えるべきは“考え方”だと思っています。働きやすい環境でスタッフの生活を守りながら彼らが社会人、料理人、サービスマンとしての土台を作る場所でありたいですね」(今橋シェフ)「東麻布でお店を始めた時の気持ちと何も変わりはないのですが、より心地よい空間になったことでレストランの価値を高められることを嬉しく思っています」と話す平瀬さん。アイランドキッチンの奥にオーブンの熱の影響を受けないガラス張りのアトリエも併設。「溶けやすいデザートも万全の環境で準備をすることができるようになりました」と本当に嬉しそうです。客席に目を配り、ベストタイミング、ベストポーションで作りたてのデザートを提供する平瀬さん自然からインスパイアされる料理とデザート【レストランローブ】の料理は、自然や環境、季節の風景、生産者、そして料理人が積み上げてきた経験などいろいろなつながりから生まれるストーリー性を大事にしています。また今橋シェフは一時期、料理人をしながら農業にも従事していた経験を持ち、自然を敬愛し、生産者を思う気持ちは人一倍熱いようです。シェフが働いていた鎌倉の野菜農家・加藤宏一氏から届く多種多彩な野菜、ハーブをその野菜の特性に合わせた仕込み、料理で楽しませてくれるのです。なかでもスペシャリテの一つとして人気なのが土佐あかうしを使ったタルタルです。土佐あかうしは、実は今橋シェフの父親が高知出身ということもきっかけとなって牧場を訪ね、生育される環境や生産者のこだわりに惚れ込んだとのことです。『土佐あかうし 旨み』軽く炙った土佐あかうしのタルタルに昆布のゼリーシートをのせ、ビーツのピクルスや赤紫蘇、ゆかりなどをトッピング。16,500円からのコースの前菜海の見える斜面に放牧されている土佐あかうし。「眼下の海では牡蠣が漁れると聞いて、昆布のゼリーシートの下に、牡蠣のムースも忍ばせています。海と山、生き物の循環といったことも料理の発想のベースになっています」と今橋シェフ。お皿の上は、お肉の色のつながりでビーツ、赤紫蘇、たで、ゆかりを使った赤のコーディネートに。もちろん、香りや食感などもセレクトのポイントになっていますが、さまざまなつながりの連想で一つの物語がお皿の上に誕生するというわけです。『夏牡蠣 鎌倉野菜』。多彩な季節の野菜と牡蠣のムースで山と海を満喫。9,900円からのコースの前菜こちらは、夏のスペシャリテ。ズッキーニ、枝豆、モロヘイヤ、胡瓜、つるむらさきなどの夏野菜を生のまま、あるいは茹でたり、ソテーしたりとそれぞれにあった下拵えを施してからたっぷりのバジルを使ったピストゥのソースを絡め、すだちの酸も効かせて爽やかな味わいに仕立てています。その上に夏牡蠣のムースをのせ、昆布だしのゼリーでカバー。海の岩場を連想させるようなお皿を使うなど、料理とアートの一体感も今橋シェフならではのスタイルです。メイン料理となる小鳩のグリルは、仔鳩を木片や藁で軽く香りをつけながら炭火焼きにして、鳩の肝のソースで深みのある旨みをプラスしています。小鳩の下に敷いたのは骨のだしや炭のオイルスパイスなどを使って炊いた黒豆。フランスではレンズ豆で合わせるところを日本の食材を使うことで親しみやすい一皿に仕立てられているのです。『小鳩 有機黒豆』。さっぱりとした仔鳩を日本の黒豆と共に。25,300円のコースのメイン「フランスの文化と日本の文化が響き合い、新しい美味を生み出すことが【レストランローブ】のフィロソフィー」と話す今橋シェフの言葉は、お料理を食べることで理解することができます。コースのフィナーレを飾るデザートの前には、新しいテーブルクロスが重ねられ新たな舞台が用意されます。「今、この瞬間のおいしさを味わってもらうためにベストを尽くすことを心がけている」と話す平瀬さん。今橋シェフの料理の余韻に自然につながっていくよう、軽やかなテクスチャー、爽やかな味わい、そして美しい盛り付けで楽しませてくれます。また、季節はもちろん、その日の天候や気候、そしてゲストの食べている表情にも配慮して、臨機応変にデザートを変えることもあるそうです。晩夏から初秋のデザートとしてゲストを驚かせる平瀬さんのスペシャリテの一つがこちら。『茄子 カカオ』。芳ばしい焼き茄子がなんとアイスに!25,300円のコースのデザートやわらかなチョコレートのシフォン、ロースマリーの香りのクリーム、オレンジのマーマレード、そして茄子の葉っぱをイメージしたチュイルで茄子畑を表現しているそうです。現代アートのような盛り付けで瞬間の美も楽しませてくれる平瀬さんのデザート。柑橘風味の砂糖菓子、緑茶、ミント、ゆずを使ったアイス、わらび餅などで儚い口溶け軽やかな味わいです。『梨 柑橘』。柑橘の風味で食後感を軽やかに演出。9,900円からのコースのデザート平瀬さんは、2020年のゴ・エ・ミヨでベストパティシエ賞を受賞。’22年には金沢に【パティスリーローブ花鏡庵】を開きました。そのドキュメンタリーは人気TV番組『情熱大陸』でも特集され、話題に。レストランデザートだけでなく活躍の場を広げている注目のパティシエです。世界を旅するワインペアリング東麻布時代からワインの監修やサービスをしてきたベテランソムリエ石田博氏。ワインのセレクトはフランス・ブルゴーニュ地方のグランヴァンを用意しつつも、世界を視野に品質の高いワインをセレクトしています。料理を際立たせるペアリングでは、頭の中で世界旅行を楽しみつつ新たなおいしさに遭遇することができるのです。日本のワインならではの紫蘇のような香りを持つグレイスのロゼ、しっかりとしたミネラル感が特徴のギリシャワインなどワールドワイドなラインナップワインのセレクションやユニークなペアリングに加え、温度と香りにこだわるサービスも心がけているそうで、料理が出る少し前にグラスに注ぎ、その上に蓋をすることでグラス内に香りを充満させてからゲストの元へ運ぶようにしているとのこと。料理とワインの味わいはもちろん、香りマリアージュも瞬間の感動を楽しませてくれるのです。お話を伺ったアシスタントマネージャー/ソムリエの宮沢里香さん。石田氏は次世代へバトンを渡せるように若手の活躍を支援する縁の下の力持ち、というスタンスに隠れ家的だった東麻布から、ついに表舞台へと羽ばたく規模へと成長し、グランメゾンの風格をも備えた【レストラン ローブ】。公私共にパートナーを組む今橋シェフと平瀬さん、経験豊かなソムリエ石田博氏筆頭に、互いを高め合いながらチーム一丸となって進化を目指しています。2018年からミシュラン1つ星を獲得、ゴ・エ・ミヨでの評価も得ている【レストランローブ】。新たな場所でさらに成長をする姿に期待がますます高まる「レストランは長く続けてこそ、と思っています。私たちもお客様も心豊かに過ごせるお店になるようこれからも成長し続けたい」と真摯に話す今橋シェフと平瀬さん。レストランの在り方、役目などを深く掘り下げ「よりよいもの」を実現するために努力し続ける人柄にも感銘。その成長を感じられるよう通い続けたいレストランです。レストランローブ【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】六本木一丁目駅 徒歩5分
2023年10月16日ひょうたんの形をした「バターナッツカボチャ」。一般的なカボチャ(西洋カボチャ)と比べ糖質カロリー共に低いので軽やかに仕上がり、夏の終わりのデザートにピッタリ。私のお店では毎年バターナッツカボチャを冷製ポタージュにして出していますが、今年はさらにひとつメニューを増やし「カボチャプリン」も作りました。水分が多いカボチャなので焼き時間が長くかかりますが、その分風味が凝縮されてバターに似た滑らかさとナッツに似たコクが強く感じられます。お子さんが召し上がる場合はラム酒の代わりにバニラビーンズ(バニラエッセンス)を。秋のパーティーシーズンにもオススメのデザートです。・ペアリングに「トゥニーポート20年」をチョイス「ポートワイン」はポルトガルで作られる甘口の酒精強化ワイン。トゥニータイプは酸化熟成を経たもので、なかでも10年、20年、30年、40年と熟成年数が表記されたものやビンテージタイプなど木樽で長期熟成を経たタイプは、ドライフルーツやチョコレート、ナッツ、キャラメルなどの香りが感じられ、プリンによく合います。プリンの他にもチョコレートケーキやバニラアイス、シュトーレンなどドライフルーツたっぷりの焼き菓子、ブルーチーズにも。空気が秋めき、ワインもおつまみも濃厚で味わい深いものが美味しく感じられるようになりました。ポートは抜栓後に冷蔵庫で1~2ヶ月保存できるお酒。秋の夜長に少しずつ楽しんでみてはいかがでしょうか。■バターナッツカボチャプリン調理時間 1時間40分 +冷やす時間レシピ制作 保田美幸 料理家・ソムリエ 保田 美幸のコラム バックナンバーはこちら>>
2023年09月26日お酒のお供に欠かせないのがおつまみです。その中でどんなお酒とも満遍なく合う万能中の万能食材が「チーズ」です。スライスチーズやモッツアレラ、ゴルゴンゾーラなど様々な種類があるチーズに少しアレンジを加えるとお酒が進む気の利いたおつまみが完成します。そこで今回は、人気のアボカドやキャベツ、油揚げや厚揚げ、そして保存が効く缶詰とチーズで作る10分以内で完成のおつまみレシピを40選ご紹介!お好みのお酒と合わせてマリアージュを楽しんでください。■【ビールにあう】10分以内でできるチーズおつまみ8選・チーズ×黒胡椒「パリパリチーズ」スライスチーズをレンジでチンするとパリパリ食感のおつまみが完成します。とりあえず一杯!の時にパパッと作りたいレシピです。・チーズ×キムチ×アボカド「アボカドキムチーズ」栄養価が高いアボカドに発酵食品のキムチとチーズを合わせた簡単レシピ。キムチの辛さがチーズでまろやかになります。のりで巻いて食べても◎・チーズ×厚揚げ「厚揚げのチーズ焼き」食べ応えがある厚揚げにチーズを乗せて焼きました。5分でササっと作れるので覚えておくと便利な一品です。・チーズ×エビ×ワンタンの皮「エビワンタン揚げ」ビールのお供に欠かせないのが揚げ物です。プロセスチーズを使うので包むのも簡単です。エビのプリプリ食感ととろけるチーズの組み合わせは絶品です。揚げたてを召し上がれ。・チーズ×キムチ×海苔「マヨキムチーズ巻き」のりとチーズでキムチをくるっと巻いたフインガーフード。ビール片手にテレビを見ながら片手でパクッ。おうち居酒屋の醍醐味ですね。・チーズ×ハム×春巻きの皮「ハムとチーズの春巻き」ハムとチーズの鉄板のコンビを春巻きの皮で巻いて揚げました。コンビニ食材で手軽に作れるおつまみはビールのほかにワインにも合います。・チーズ×ちくわ×海苔「チーズちくわののり揚げ」ちくわにチーズを詰めて、のりを巻いて揚げました。居酒屋の定番メニューがおうちで手軽に味わえます。揚げたてのちくわとビールの相性はバツグンです!・チーズ×長芋「長芋のチーズソテー」長芋をこんがり焼いてチーズを乗せたおつまみに最適な一品です。火を通した長芋のホクホク食感とチーズの塩気がベストマッチ。■【ワインにあう】10分でできるチーズおつまみ11選・粉チーズ×カボチャ「イタリアンカボチャ」電子レンジで簡単に。オリーブ油とバジルとたっぷりの粉チーズでカボチャをイタリアン風に仕上げました。赤白、スパークリングどのワインにも合いますよ。・ゴルゴンゾーラ×イチジク「イチジクとゴルゴンゾーラのタルティーヌ」塩気が強いゴルゴンゾーラとハチミツの相性はピッタリ。季節の果物を使った前菜は赤ワインのお供に◎。おもてなしにもおすすめの一品です。・モッツアレラ×トマト「トマトとモッツァレラのカプレーゼ」フレッシュなモッツァレラチーズとトマトで作る定番のカプレーゼ。冷やした白ワインやスパークリングと相性抜群!糖質が低いのでダイエット中にもおすすめです。・カテージチーズ×キノコ「キノコのバルサミコマリネ」バルサミコ酢で炒めたキノコをフレッシュなカッテージチーズと合わせて味わう簡単おつまみレシピです。バケットやクラッカーに乗せて味わって下さい。温かくても冷やしても◎。・モッツアレラ×柿「柿モッツァレラ」モッツァレラはトマトだけでなくフルーツとの相性も良いんです。柿とモッツァレラを合わせたデザートのような前菜は、冷えた白ワインによく合います。白桃や梨、リンゴを合わせても良いですね。・チーズ×カリフラワー「カリフラワーのチーズ焼き」ホクホクしたカリフラワーにマヨネーズとチーズがからまって美味。やみつきになる味わいです。・カマンベール×生ハム「カマンベールチーズフライ」少し手間はかかりますが美味しいワインが手に入ったら是非作ってほしい絶品おつまみがこちらのカマンベールフライです。トマトソースやバジルソースを添えるとレストランのように仕上がります。・チーズ×餃子の皮×ミニトマト「おつまみピザ」餃子の皮をピザ生地に見立てた手軽なおつまみピザ。とろけたチーズと隠し味のアンチョビの風味がワインによく合います。トッピングやチーズの種類はお好みで色々楽しんで作って下さいね。・チーズ×ジャガイモ「王道ポテトサラダ」いつものポテトサラダにプロセスチーズとバジルを加えて爽やかにアレンジしました。スパークリングや白ワインのお供におすすめです。・ゴルゴンゾーラ×キノコ×ベーコン「キノコとブルーチーズのタルティーヌ」少し小腹が空いた時におすすめしたいタルティーヌは、焼き色のついた香ばしいキノコとブルーチーズがベストマッチの一品です。赤ワインにピッタリ!・モッツアレラ×カボチャ×ミートソース「カボチャとモッツアレラのミート焼き」カボチャとモッツァレラチーズをミートソースで和えてトースターで焼きました。アルミカップで作るので洗い物いらずで作れる嬉しい一品です。とろけたモッツァレラをからめながら食べて下さい。■【日本酒・焼酎にあう】10分以内でできるチーズおつまみ14選・クリームチーズ×鰹節「やっこチーズ」洋風なイメージがあるクリームチーズですが、しょうゆやかつおぶしなどの和風テイストと相性が良いんです。クリームチーズを豆腐に見立てた一品は一口サイズでお酒が進みます。・クリームチーズ×塩昆布「クリームチーズと昆布和えるだけ」塩昆布とクリームチーズを和えるだけ!1分で完成の万能レシピ。少しおくとジワジワ昆布の旨味がクリームチーズに絡みます。冷酒に合わせてチビチビ味わって下さい。・チーズ×シイタケ「焼きシイタケ」シイタケのうま味とチーズの塩気の相性抜群の一品は、大葉とユズコショウが隠し味。シンプルですがリッチな味わいです。・クリームチーズ×ネギ×鰹節「クリームチーズのおかか和え」クリームチーズはくっつきやすいのでよく冷やして切りましょう。一口大に切ったらあとは和えるだけ。お好みでジャコを加えても良いでしょう。クラッカーにも合いますよ。・モッツアレラ×海苔「電子レンジでとろーり!簡単モッツァレラのバターしょうゆ」とろりととろけるモッツァレラチーズにバターしょうゆをかけてのりで巻いた、おつまみにぴったりの一品です。電子レンジで加熱したチーズが柔らかくて絶品!・モッツアレラ×アボカド×鰹節「アボカドとモッツアレラの和風カプレーゼ」フレッシュなモッツァレラをねっとり濃厚なアボカドと合わせ和風なおつまみに仕上げました。カプレーゼの新しいレシピです。・モッツアレラ×セロリ「セロリのワサビ和え」セロリとモッツァレラチーズを、ワサビの効いたドレッシングで和えました。鼻にツンとくる辛さがたまりません。大吟醸や芋焼酎のロックに合わせたいさっぱりした一品です。・チーズ×ハンペン×海苔「ハンペンの磯辺チーズ焼き」溶けたチーズと香ばしいしょうゆがハンペンとよく合います。焼いた香ばしさが食欲をそそります。・クリームチーズ×明太子×ブロッコリー「クリームチーズの明太子和え」明太子とマヨネーズが入った定番の和え物に、クリームチーズを加えました。冷凍ブロッコリーを使えばさらに手早く作れます。・チーズ×枝豆×海苔「クルクルチーズのり巻き」お酒を飲むと口寂しくなりますね。そんな時にパパッと手軽に出来る一品を覚えておくと便利します。見た目もかわいく味も抜群。お酒が進みますよ。・チーズ×イワシ×梅肉「イワシ缶の梅シソ春巻き」イワシと大葉、梅を合わせた和風な春巻き。トロトロに溶けたチーズがたまりません。保存が効き栄養価が高いイワシ缶はストックしておくと便利です。イワシ缶の代わりにサバ缶でも美味しく作れます。・チーズ×ハンペン×ツナ「ハンペンのチーズはさみ焼き」スライスチーズとツナをハンペンではさんで焼きました。ふくよかで丸みのあるハンペンの甘さとチーズの塩気がいい塩梅。ツナ入りで食べ応えがありますね。・クリームチーズ×アボカド×鰹節「アボチーズ冷やっこ風」ねっとり濃厚なアボカドにクリームチーズを合わせたおしゃれな一品。味付けはレモンじょうゆでさっぱり!アボカドカップで見た目も良く贅沢な和風おつまみです。・チーズ×シイタケ「シイタケのチーズ焼き」10分で出来る簡単しいたけのチーズ焼き。とろりとしたチーズとしいたけの旨みにマスタードマヨネーズがピリッとしたアクセントになっています。こちらはカレー粉を振りスパイシーさもプラスします。酎ハイのお供に◎。■【ウイスキーにあう】10分以内でできるチーズおつまみ7選・カマンベール×ナッツ×ハチミツ「カマンベールのメープルナッツがけ」芳醇な香りが楽しめるウイスキーのお供にはナッツをたっぷり乗せたカマンベールのおつまみがおすすめです。ナッツとハチミツをカマンベールで絡めながら食べて下さい。・ゴルゴンゾーラ×ジャガイモ×生ハム「ゴルゴンゾーラのポテトサラダ」濃厚な味わいで深みがあるゴルゴンゾーラで作る大人な味わいのポテトサラダは、ウイスキーによく合います。炭酸で割ったハイボールにも◎。・クリームチーズ×アボカド「アボカドのクリームチーズ和え」濃厚なアボカドとクリームチーズをワサビしょうゆで和えたちょっぴり和風な一品は、ウイスキーの水割りにおすすめです。・粉チーズ×卵×パン粉「ゆで卵のチーズパン粉焼き」スライスしたゆで卵にパン粉と粉チーズをかけて、サクサクとした食感のおつまみに。粉チーズはたっぷりかけて下さいね。粉チーズの塩気が卵の旨味をあと押しします。・チーズ×ちくわ×ワサビ「ちくわチーズ」飲み始めて口寂しい時にパッと作れるちくわチーズ。ちくわに切り込みを入れて開いて作ります。お好みのサイズに切って下さい。・チーズ×エノキ×春巻の皮「エノキとチーズの春巻き」味付けや下ごしらえもいらない10分で完成の簡単春巻きです。細く巻いたとおしゃれに仕上がります。食べやすい一品です。・モッツアレラ×バゲット×アンチョビ「モッツアレラタルティーヌ」チーズたっぷりのバケットはスモーキーなウイスキーの香りを引き出す万能おつまみ。バケットは薄切りにするとカリッと食感で食べやすくなります。チーズを使った10分で作れる絶品おつまみ。思い立った時が食べたい時。冷蔵庫にあるもので、お好みのお酒と共にテーブルに並べておうち居酒屋を楽しんで下さいね。
2023年09月14日1973年に小諸ワイナリーを開設し、今年で50周年を迎えた「マンズワイン小諸ワイナリー」と、信州フレンチとワインを楽しむ「Restaurant溪」(所在地:長野県上田市鹿教湯温泉1387-2)が、信州産のワインと食をテーマに味わい、その魅力を深く知る日帰りツアーを初企画・開催します。50周年を迎えた千曲川ワインバレーの先駆け「マンズワイン小諸ワイナリー」いまから50年前の1973年、マンズワインが2つ目のワイナリーとして選んだのが、長野県小諸市でした。小諸ワイナリーで欧州系品種の栽培を始めたのは、1981年。この風土に根付き、樹齢を重ねたブドウの木から、プレミアムワインと呼ぶにふさわしいソラリスシリーズなどの銘柄が生み出されています。その味わいはさまざまなコンクールでも評価を得ています。最近では「ヴィナリ国際ワインコンクール2023」で「ソラリス千曲川信濃リースリング クリオ・エクストラクション2021」が最高得点を得た銘柄に与えられる「パルム・デ・ヴィナリ」を受賞、他2品もゴールド、シルバーを受賞。また「日本ワインコンクール2023」では2年連続で金賞数最多などの快挙を成し遂げています。G7長野県軽井沢外相会合でも白ワインが提供されるなど、マンズワイン小諸ワイナリーはますます世界からも注目を集めています。■料理、空間、サービス…すべてを信州産で極める「Restaurant溪」信州のおもてなしをテーマにした“信州フレンチ”とNAGANO WINEを提供するレストランです。プロデュースしているのは、マンズワイン小諸ワイナリーと同じ東信地域、上田市鹿教湯温泉にある斎藤ホテルです。創業400年を超える斎藤ホテルは、鹿教湯温泉にしかない景観と信州の新たな魅力を宿泊・レストラン事業を通じて提供する“溪-Kei-”ブランドを展開しています。レストラン事業で昨年新たにスタートしたRestaurant溪では、全10品からなる“信州フレンチ”のフルコースを提供。信州サーモンや真田丸地鶏、信州大王イワナ、信州黄金シャモ、地元の朝どれ野菜といった長野県内の豊かな食材を主役にしています。なかでも評判が高いのが、信州ジビエ研究を通じて仕入れる鹿肉です。徹底した衛生管理と適切な処理によって、臭みのない、やわらかくてジューシーな味わいに。盛り付ける器も県内の作家に依頼し、ひと皿ごとにストーリー性のある料理でおもてなしをします。建物や照明にも信州産の木材を活用し、五感で信州を体感できると評判です。■ツアーの見どころは、マンズワイン小諸ワイナリーの特別ツアー&メーカーズディナーそして2023年9月23日(土)には、マンズワイン小諸ワイナリーとRestaurant溪がタッグを組み、『信州の恵みが織りなすワインと食の旅』(日帰りツアー)を初開催します。当日はマンズワインのプレミアムワイン・ソラリスシリーズの故郷、小諸ワイナリーでテイスティング付きのワイナリー見学と、ディナー時のペアリングワインの1つが生まれる上田市東山地区の畑もご案内。そこから鹿教湯温泉にあるRestaurant溪に移動し、メーカーズディナーをお楽しみいただきます。ディナーではフランスの国家資格・ワイン醸造士とフランス・ボルドー大学の利き酒適正資格を持ち、ソラリスシリーズ立ち上げの中心人物が、ペアリングワインの説明をする特別なサービスも。希少な信州産食材を大胆にアレンジした信州フレンチとソラリスシリーズのワインを堪能できる内容になっています。東信地域の豊かな自然から生まれる、世界に羽ばたく最高品質のワインと食材を存分に味わい尽くす日帰りツアーに、ぜひご注目ください。■15名様限定 日帰りツアーマンズワイン小諸ワイナリー×Restaurant溪「信州の恵みが織りなすワインと食の旅」開催日時:2023年9月23日(土)12:30~20:30(予定)参加費:大人1名様 33,000円(税込)※Restaurant溪でのディナー終了後、隣接する斎藤ホテルで宿泊いただくことも可能です。お電話にてお問合せください。タイムスケジュール:9:40 斎藤ホテル出発―佐久平駅で軽食休憩―マンズワイン小諸ワイナリーでワイナリー見学(約30分)・ワインテイスティング会(約50分)―上田市東山地区ワイン葡萄畑見学(約10分)―Restaurant溪でメーカーズディナー。信州フレンチとマンズワイン「ソラリス」シリーズのペアリング(約3時間30分)―20:30 終了予定■店舗概要店舗名: Restaurant溪(レストラン ケイ)開店日: 2022年11月15日(火)所在地: 〒386-0323長野県上田市鹿教湯温泉1387-2アクセス: 上田駅、松本駅から車で約40分営業時間: 15:00~22:00(最終受付19:00)定休日: 火・水曜(祝日の場合は営業)席数: 34席URL : (画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年09月13日8月も終わりに近づいてきましたが、まだまだ暑さはおさまらない予感です。それに、今年の夏は例年に比べて湿気もすごすぎる気が……(私だけでしょうか?)。こんな時期は、クーラーの効いた部屋でキンキンに冷えたスパークリングワインを飲めば、スッキリ爽やかな気分になれるのに!ということで今回は、「Mercian Wines(メルシャン・ワインズ)」から発売された初のスパークリングワインをひと足先に体験!蒸し暑い時期だからこそ一段とおいしく感じるフレッシュな味わいや、ワイン造りへの追求など、新発売されるスパークリングワインの魅力を3つのポイントとともにたっぷりご紹介します。■新発売のスパークリングワインは3種類!メルシャン株式会社は、「Mercian Wines(メルシャン・ワインズ)」の初のスパークリングとして「メルシャン・ワインズ カンティアーモ スプマンテ(750ml)」ブリュット・ロゼの2種類を、2023年8月29日(火)より全国で発売します。また、同ブランド初のボトル缶ワインとして「メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック スパークリング 缶(白・280ml)」を2023年8月1日(火)より全国で発売しています。「Mercian Wines(メルシャン・ワインズ)」は、多くの日本人に、気軽に・自由にワインを楽しんでほしいという願いからつくられたワインブランド。日常をもっと楽しくする感動のおいしさを、品質の高いワインを造る世界の優れたワイナリーとともに提供しています。■新発売のスパークリングワイン、3つの魅力それでは早速「メルシャン・ワインズ カンティアーモ スプマンテ」を味わっていきます!おすすめポイントはたくさんありますが、今回は分かりやすく3つのポイントに絞って魅力をご紹介していきます。◇ポイント(1)日本人が求めるフレッシュでフルーティな味わいを実現今回新発売される3種のスパークリングワインは、日本人にとってのスパークリングワインのイメージとして多い“特別な場面で誰かと楽しむお酒”をもとに、フレッシュでフルーティな味わいに仕上がっているのが大きな特徴です。体験会で行われた試飲では、ブリュットは爽やかでキレのある味わい、ロゼはいちごを思わせるほのかな甘み、サニーサイド オーガニック スパークリングは軽やかな口当たりと、その日の気分に合わせてチョイスしやすい飲み心地を感じられました。スパークリングワインといえば食前酒の印象がある人も多いかもしれませんが、今回発売される3種は、どんな食事にも合う味わいもテーマのひとつになっています。なかでも「メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック スパークリング 缶」は、280mlと飲み切りやすいサイズがうれしいポイント。暑い時期でのピクニックやキャンプなどのアウトドアでも、冷えた状態のまま最後まで楽しめちゃいます。◇ポイント(2)サステナブルなワインづくりを追求サステナブルは、「Mercian Wines(メルシャン・ワインズ)」が大切にしている価値の一つ。「環境負荷軽減」「産地との共存」「人への負荷軽減」「情報の見える化」の4つの項目に挑戦し、サステナブルなワイン造りを追求しています。今回発売される3種のスパークリングワインも例外ではなく、サステナビリティに真摯に取り組む、品質の高いワイン造りをするワイナリーとともに、感動するおいしさに挑戦しています。「メルシャン・ワインズ カンティアーモスプマンテ」の共創パートナーである「カーサ・ヴィニコーラ・ボスコ・マレラ社」では、得た収益を設備や従業員に投資し、競争力を向上させることで、ぶどうとワインの文化を新しい世代へ引き継ぐ取り組みも行っています。◇ポイント(3)華やかなデザインがホームパーティにぴったり!スパークリングワインは、“パケ買い”する人も多いはず!今回発売される「メルシャン・ワインズ カンティアーモスプマンテ」は、ホームパーティにもぴったりな華やかなデザインに仕上がっているので、テーブルに置いておくだけで気分が上がること間違いなしです。ちなみに、「カンティアーモ」にはイタリア語で「一緒に歌いましょう!」という意味があるのだとか。乾杯がもたらす、歌うように楽しい時間を願って名づけられたそうで、この意味合いにもまた魅力を感じます……!■料理とのマリアージュが生み出す味わいも絶妙!今回参加した体験会では、料理とのマリアージュも行われました。前菜から始まり、メイン料理、デザートまでスパークリングワインとともに楽しむことができ、単体とはまた違った味わいも感じられました。肉、パスタ、デザートとそれぞれにぴったりの味わいを楽しみ、大満足。これからは「スパークリングワイン=食前酒」という思い込みを捨てて、いろいろ試してみたくなりました。今回は料理によってスパークリングワインの種類を変えてみましたが、本当に3種類のどれもがすべての料理にマッチする“いい意味で邪魔をしない味わい”でした。ゴクゴク飲み進めてしまいますが、アルコール度数は11%もあるので飲みすぎにはご注意を。■残りの夏は、スパークリングワインで乗り越えようひと口飲んだ瞬間から幸せな気持ちになれるスパークリングワインって、なんてコスパのいいお酒なんでしょう。改めて、スパークリングワインは日々の疲れや暑さを吹き飛ばすのに絶好のアイテムだということに気づかされた時間でした。スパークリングワインの人気が高まっている今、パーティーシーンにはもちろん、ちょっとしたギフトとしても喜ばれるはず!何でもない日や仕事帰りにサクッと買って、おうちでプチ贅沢しちゃうのも大いにアリですよ。(michika)
2023年08月25日残暑厳しい日が続きますが、夏野菜をまだまだ楽しめる季節ですね。スーパーでも様々な種類のナスを見かけるようになりました。なかでも白ナスは火を通すとトロリとして食べやすく、油で調理するとお肉並みの満足感。風味が淡白なので様々な食材や調味料に合い、料理好きにとっては魅力的な夏野菜です。今回は白ナスのミートソースをご紹介します。白ナスをミートソースで柔らかく煮た料理で、私のお店ではチーズをのせてグラタンにしています。事前に作って温めなおしたり、グラタンにして家族や友達と囲んでも喜ばれそう。軽やかな口当たりのワインをチョイスペアリングにカベルネフランを合わせました。今回選んだものはカジュアルな価格のもの。茎の香りと控えめなタンニンが感じられ、暑い夏に軽やかに飲める赤ワインです。イタリアワインのバルベーラや熟成期間が短いサンジョベーゼもおすすめ。■トロリとした柔らかさ 白ナスのミートソース調理時間 30分レシピ制作 保田美幸今年は残暑が厳しい予報なので、軽やか系の赤ワインを長く楽しめそうですね。 料理家・ソムリエ 保田 美幸のコラム バックナンバーはこちら>>
2023年08月25日イタリアの郷土料理「カポナータ」。ナスやズッキーニなどの夏野菜をトマトで煮込んだワインに合う一品です。保存が効きますし今の時期はたくさん作り置くと便利です。今回は、プロ直伝の絶品カポナータをご紹介!ラタトゥイユとの違いや、パスタやごはんと合わせた食べ方アレンジなど、たっぷり夏野菜を味わいましょう。■カポナータとラタトゥイユの違いとは?「カポナータ」はイタリア生まれ。「ラタトゥイユ」はフランス生まれの料理です。カポナータはオリーブオイルと塩の他に白ワインや砂糖を加えしっかりした味、一方ラタトゥイユは塩とオリーブオイルのみと味付けがシンプルです。また、カポナータは具材を一つずつ加えて炒めますが、ラタトゥイユは全ての具材を一緒に炒め煮をします。■絶品プロの味!【カポナータ基本のレシピ4選】炒めた野菜をトマトピューレで煮込みました。魚や肉の付け合わせやパスタに絡めても良し。夏野菜の旨味を存分に味わいましょう!・野菜たっぷりカポナータナスやズッキーニに赤や黄色のパプリカなどカラフルな野菜がたっぷり入ったカポナータ。ベーコンが入って食べ応えがあります。野菜の旨味が味わえる一品はパスタに乗せたり、バケットに乗せたりアレンジが色々楽しめます。・白ワインに合うカラフルカポナータナスとズッキーニの皮をむき、パプリカと一緒にカラフルなカポナータに仕上げました。お皿の縁の部分に細かく刻んだパプリカを飾るとレストランのようにおしゃれに演出できます。冷やしておくと出来立てよりもぐっと味がなじみます。・カラフル野菜の洋風煮トマト、ナス、セロリ、黄パプリカなどの彩り豊かな野菜を蒸し煮にしたカポナータ風の一品です。ベーコンの塩気と野菜の甘みが引き立ち合う洋風煮込みは白ワインのお供にオススメです。■ラタトゥイユの基本の作り方今回は「カポナータ」だけでなく「ラタトゥイユ」の作り方もご紹介します。後ほどご紹介するアレンジはどちらのレシピでもOKです。それぞれ作って食べ比べてみるのも楽しいですね。■パスタやグラタンなど【カポナータのアレンジ3選】・たっぷり夏野菜の冷製パスタ暑い日に食べたい冷製パスタ。野菜のソースをカポナータに置き換えて、作り置きがあればあっという間にメインディッシュが完成します。冷製パスタは糸のように細いカッペリーニがオススメ。茹で時間も短く手早く作れます。・夏野菜入りポテトグラタンマッシュポテトにラタトゥイユを乗せて焼くだけで、食べ応え満点のごちそうグラタンの完成です。レシピではラタトゥイユを使用していますがカポナータでも代用できます。作り置きがあれば包丁いらずで作れます。・野菜たっぷりトマトカレーこちらもつくり置きのカポナータで代用できる具沢山カレーです。カポナータとサラダチキンを使えば炒め時間も少なく10分で完成します。ヘルシーなトマトカレーは忙しい日の夜ごはんにオススメです。ナスやトマト、ズッキーニなどの夏野菜がたっぷり摂れるカポナータ。まとめて作って作り置きしておけばパスタやグラタンなどメインの料理も手早く作れます。今回ご紹介したイタリア生まれのカポナータ。是非作ってくださいね。
2023年08月17日JR北浦和駅より徒歩4分。住宅街の一角でナチュラルモダンな外装が目を引きます寺元さんが次の舞台に選んだのは、自身が幼少期を過ごした埼玉県の浦和区。寺元さんは、高校卒業後すぐホテルのダイニングで働き始めたのちに専門学校へ入学し、改めて料理を学んだあとに渡伊。北イタリアのピエモンテ州やリグーリア州の星付きレストランで経験を積みます。カウンター席が中心の店内でありながら、4人がけのテーブル席も設える帰国してから13年もの長い月日を過ごした【アロマフレスカ】では前菜からデザートまで各部門を経験し、最後の7年は要となるメインディッシュを担当。腕を見込まれ、市場での仕入れからお店のことを幅広く任されるなかで、料理だけでなく「お店をつくっている」感覚が、苦労はありながらもとても好きで楽しかったのだそう。ナチュラルモダンな店内もデザイナーは入れず寺元さん自身で家具などもセレクト。1からつくりあげる過程を楽しむ姿勢が垣間見えるそんな寺元さんが40歳を目前に独立。【CALAMARI(カラマーリ)】とはイタリア語で「イカ」の意味を持ち、一般的にはイカのフリットやパスタの名前として知られますが、日本語の「絡まり」と似た響きや語感のよさもあり店名に。食べに行くお店、というよりかは、仕事帰りにふらっと寄れたり、電車に乗らずに行ける地元に愛されるお店をつくりたかったと言います。「メインを担当していましたが、前菜やデザートをつくるのも好きだった」と寺元さんコース(5,000円)も用意していますが、基本はアラカルトが中心。1週間に1~2品ずつ変えているメニューは季節感があり、いつ訪れても新しい楽しみが待っています。「料理で大切にしているのは産地よりも“鮮度”です。産地を選んで遠くから運んでくる食材よりも、近くで採れた新鮮な食材が一番おいしいと思うので、その日仕入れた食材はその日のうちに使い切るようにしています。この小さいお店で一人でやっているからこそ出来ることかもしれませんね」『鮮魚のカルパッチョ夏野菜添え』1,700円ほとんどのお客さんが注文するほど人気があるというカルパッチョは、使う食材や味付けは変えながら通年で用意しています。今の時期はビネガーで締めたシマアジをメインに、グレープフルーツ、きゅうり、ミニトマト、カイワレ。イタリアのハーブソース「サルサヴェルデ」で仕立てています。ディルやイタリアンパセリの爽やかな印象が残るワインが進む一品。『冷たいトウモロコシのスープトリュフ風味』600円夏らしい前菜をもうひとつ。フレッシュで甘みの強いスープに焼いたパンチェッタが香ばしく、ちょうどいい塩味と上品なトリュフがアクセントになっています。ロゼワインに合わせるのがオススメ。『剣先イカのタリオリーニカラスミ添え』2,400円パスタはお店で手打ちしていて、ソースによってロング・ショート合わせて2~3種類用意しています。柔らかい剣先イカは甘みがありプリプリの食感が病みつきで、九条ネギとカラスミもたっぷり。「メニューはどれもおつまみみたいに楽しんでほしくて、味のインパクトとワインに合わせたときの相性を大切にしています」『和牛ロースト』5,200円最近メニューに入れたばかりだと言う和牛は、茨城県産でカイノミを使用。付け合わせには夏を感じさせる万願寺とうがらしを添えています。ポーションが大きめでたっぷり楽しめるのですが、不思議と重たさはなくペロりと食べてしまえます。「いろいろ楽しんでいただきたいので、軽く感じられるよう味付けを考えています。また、おひとりで来られるお客様も多いのでメニューは大体、半量でお出しすることもできます」『ココナッツのセミフレッドマンゴーとパッションフルーツのソース』700円デザートには毎月内容を変えながらセミフレッドを2種類用意。「単純に好きなんですよね」と寺元さん。これはココナッツをベースにドライパイナップルを合わせ、ソースにはフレッシュのパッションフルーツとマンゴーピューレ、レモンを使用し、ナッツの食感がアクセントになっています。ドリンクはワインを中心にビール、チューハイ、ノンアルコールも豊富に取りそろえるワインは産地を問わず、寺元さん自身が飲んでおいしいと思ったものをセレクト。「デザートワインやアイスワインを置いているお店って意外と少ないのですが、実はとてもおいしいんですよね」と、デザートと一緒に食後酒もぜひ楽しんでほしいのだそう。ランチ営業は金、土のみ。前日までの要予約で2,500円のコースを楽しめます名店仕込みの腕がなす、カジュアルながらも本格的なイタリア料理。地元の人にとっては北浦和で暮らす楽しみがひとつ増えると言っても過言ではないかもしれません。飾らず親しみやすいお人柄の寺元さんに会いにくるお客さんが多いのも頷ける、県外からも足を運びたいお店ができました。CALAMARI【エリア】浦和その他【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】2,000円 ~ 2,999円【ディナー平均予算】4,000円 ~ 4,999円
2023年08月16日革新、前進の魂を持つ「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」ビジョンへの共感がきっかけに華やかな1966本の「MCMLXVI コレクション」革新、前進の魂を持つ「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」アメリカ合衆国カリフォルニア州の美しいナパバレーに位置するワイナリー「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」。創業者であるロバート・モンダヴィ氏の魂を受け継ぎ、たゆまぬ革新、妥協なき品質へのこだわり、そして限りない情熱により世界中のワイン愛好家たちに愛されてきました。創業者であるロバート・モンダヴィ氏の魂を受け継ぐ、ナパバレーのワイナリー「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」そうした情熱を傾けていることの1つに、ワイナリーのあるナパバレーの地を盛り上げていきたい、という想いがあるそう。地域全体を底上げし、益々有名な地にしていくことを日々目指す様子は、常に前進していこうという「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」の心意気を見るようです。ビジョンへの共感がきっかけにさて、これまでの革新と芸術的品質へのこだわりを記念し、今回プレミアムボトルをつくるにあたり提携したのがフランス磁器芸術の巨匠「ベルナルド」。ベルナルドは、これまでもテーブルウェアをはじめとした様々なかたちでのコラボレーションを行いながら、国内外問わず多くの場所にフランスのライフスタイルを作りたいと、積極的に活動を行っているブランドです。「ロバート・モンダヴィ」×「ベルナルド」のコラボレーションが日本で初めてお披露目された、表参道の磁器ブランドのショップ「ベルナルド」店内の様子そのチャレンジ精神やイノベーティブといったお互いのビジョンに共感したことで、今回のコラボが実現することになったそう。ワインと磁器、互いの品質や制作工程などを尊重しながら、さらにその先にある「地域に根差して地域課題を解決することで、土地全体も有名にしていく」というビジョンが一致したと言います。日本でのお披露目会当日に集合した、ベルナルドジャパン社長のアーサー・ベルナルド氏、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーの醸造責任者カーティス・オガサワラ氏、メルシャン株式会社社長の長林道生氏、コンストレーションズ ブランズ アジア カントリー セールス マネージャー樋口彰一氏(順不同)こうした熱い想いを持ち続けるブランド「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」と「ベルナルド」によるワイナリーと磁器のマリアージュは、いわばカリフォルニアやフランスそしてお披露目パーティーの行われた日本……と、国をこえた地域としてのマリアージュにも。今回のコラボレーションは、そうした意味で無限の可能性を秘めていると制作に関わった当事者たちも語ります。華やかな1966本の「MCMLXVI コレクション」リモージュ磁器マグナムボトルの限定シリーズ「MCMLXVI コレクション」創立年である1966年にちなんだ、1966本の限定シリーズとなるこちらの「MCMLXVI コレクション」。その美しく精工にデザインされたリモージュ磁器のマグナムボトルは、まさに「美」という文字を彷彿させる機能性を併せ持った手作りの彫刻作品。50人の専門職人が約2週間をかけて制作したそうで、一目見ただけでも忘れられなくなる、貴重なアート作品としての圧倒的な存在感を放っています。
2023年08月08日東京から新幹線を利用して約1時間半、長年シャッター通りと化していた群馬県前橋市の地元商店街がアートとデザインの街へと変貌を遂げています。その象徴のひとつ、複数のギャラリーとレストラン、住居が一体となった複合施設「まえばしガレリア」の一角に【cépages(セパージュ)】がオープンしました。日本を代表する有名ギャラリーに囲まれた【cépages】建物自体も芸術性を感じさせる空間で料理とワインのマリアージュという“アート”を披露する大役を担ったのは、石橋和樹シェフと内藤大治朗シェフソムリエのふたり。同世代で元同僚、なぜか気が合って職場が離れても連絡を取り合い一緒に食事をしていたと言うだけあって息はピッタリ。このふたりが創り出すマリアージュに期待が持てます。石橋シェフに誘われて二つ返事で群馬へ転居したと話す内藤シェフソムリエ石橋シェフは調理師専門学校卒業後、日比谷の東京有数のグランメゾン【アピシウス】で8年修業したのちに日本のテロワールレストランの代表格、「ミシュランガイド東京」で三つ星を獲得している青山【レフェルヴェソンス】でセクションシェフを務めた伝統と革新、両方に通じる逸材です。学生時代のアルバイト先は浅草【オマージュ】。そこからフランス料理一筋の石橋シェフ12皿前後のおまかせコースは33,000円、ワインペアリング33,000円というなかなか強気な設定ですが、それだけ自信があるということ。群馬県産を中心とした国内の食材をフランス料理のテクニックと東京の感性を組み合わせた日本人だからできるフランス料理に昇華させ、群馬の食文化と共に発信します。ウェルカムシャンパンは常時2種類を用意していますはじめの皿はレモンのコンフィチュールやシブレットを中に忍ばせタルタル仕立てにしたアオリイカです。白い世界かと思いきやアオリイカの下で潜んでいたのは真っ黒の「HALキャビア」。塩分濃度を抑えた養殖のキャビアはアオリイカの優しいうまみに寄り添います。仕上げにコブミカンの葉で作ったオイルとライムを閉じ込めたオリーブオイルの泡の香りが芳しく、食欲をそそります。シャンパンとの相性も良く、次なる皿への期待度が高まります。アオリイカはねっとりとしていますが、細かく刻んでいるので泡とともに溶けてしまいます2皿目は前橋市民のソウルフード「焼きまんじゅう」をフランス料理にという型破りな発想から生まれたスペシャリテ。フォアグラにブリオッシュを合わせるフランス料理とイメージが重なったそう。館林の小麦を独自で配合した生地を焼きまんじゅうに見立て、その上にフォアグラのテリーヌをのせ、高知県のサトウキビの搾り汁を煮詰めたシロップ「ボカ」を塗りながら焼きあげました。カリっとサクッとした揚げ焼き風の生地にトロッとしたフォアグラ、独特な風味と優しい甘さを持つ「ボカ」との三位一体の未知なるおいしさが口中を刺激します。『ハンガリーフォアグラ焼きまんじゅう高知ボカ』スペシャリテに合わせたのは「シャトーディケム」の「ソーテルヌ」。2005年のヴィンテージは状態も良く独特の香りと甘さが最強マリアージュを完成させました上州地鶏のコンソメと卵で作った『フラン』の上に北海道噴火湾の「毛蟹」の餡をかけたひと皿。山椒オイルを回しかけ香りよく仕上げています。影の立役者は「針生姜」の食感と刺激。【レフェルヴェソンス】で作っていた山椒オイルや生姜を効かせた料理からインスピレーションを得たそう。この小さな器の中にたくさんの滋味が詰まっています。その場にいた全員が口にした瞬間「おいしい」と言った料理『フラン』とのペアリングはフランス・ブルゴーニュの辛口ワイン「David Butterfield CORTON GRAND CRU 2012」。薫香やミネラル感、凝縮した果実味が毛蟹と卵の深い味わいを引き立てます「群馬は海がないので養殖の技術が秀でています。水替え不要の循環システムを開発して、そこで養殖したヒラメは薬剤を使わないので安心安全、しかもおいしいんです」とシェフ。そのヒラメをムースにしてほうれん草を巻きフランス料理の定番、パイ包み焼きに。ソースは酸味とクリームのコクがある「ヴァン・ブラン」と「スープドポワソン」を煮詰めてガラムマサラを加え、スパイスのメリハリを効かせた「ヴァン・ルージュ」の2種類。フランス料理に欠かせないソースは後半になるにつれ濃厚になっていきます。そこでワインとのマリアージュが功を奏すると内藤氏メインには青森の「銀の鴨」を炭火でじんわりと内部まで火を通し、最後に藁で燻して香りをつけます。ぷっくりと弾ける寸前まで膨らんだ雄の鴨はほどよい歯ごたえとしみ出るうまみがあります。添えたのは上野村の麦味噌「十石味噌」と京都祇園の黒七味を牛のだしで煮詰めて黒ニンニクを効かせたソース。ひと口ではわからなくても食べ進めると鴨のきれいに澄んだ深い味わいが主張を始めます。地産地消の素晴らしさを体験できる鴨肉とソースのみというシンプルを極めた皿にはシェフの名店での経験が存分に活かされています。炭火でじっくりと火を入れていくと表面にうまみたっぷりのジュが溢れてきます700年の歴史ある越前刃物の代表格「佐治打刃物」のステーキナイフを使用。包丁のレジェンドと言われる佐治武士作のステーキナイフはスゥーッと肉に入り、力を入れずともスパッと繊維を切ってくれるさすがの代物メインの鴨にはどっしりとしながらもスルスルとした飲み心地の「Chateau Angelus 1er Grand Cru Classé 2004」を。ソースに使った味噌にマリアージュしたコクのあるメルロー主体のワインをセレクトこちらは日本料理のごとく「〆ごはん」が供されます。だからフランス料理には欠かせないはずのパンがありません。それはパンでお腹を膨らせて欲しくないという思いから。ゆえに使う米は極上品。群馬県川場村で日本百名山の武尊山から湧き出る天然水で育ったコシヒカリ「雪ほたか」をスペイン料理の雑炊「カルドッソ」を作る鍋で貝柱のだしと上州地鶏のコンソメとともに炊き込み、リゾットにしています。スペイン「Garcima社」製日本の「おじや」をイメージした「OJIYA」という名前の鉄製蓋付きの鍋でリゾットを作ります炊きあがる前に炭火で焼いたノドグロと木の芽をたっぷりのせて蓋を閉めて数分蒸らします。蓋を開けて全体を混ぜるとノドグロの脂を纏った米は艶々、見るからにおいしそう! 木の芽のいい香りに癒されながら口にするとしっとりと弾力のあるノドグロとうまみをたっぷり吸った米、そして生姜の辛味とノドグロの薫香が複雑に絡み合うのです。今まで何度となくリゾットは食してきたけれど、チーズやバターに頼らずここまで素材のうまみだけで勝負できるリゾットにはお目にかかったことがありません。さっぱりの奥に隠れていたコッテリが後から顔を出してきますオープン前の準備期間は食材探しに奔走した石橋シェフ。海がない群馬県は畜産物のレベルが非常に高く、特に鶏、卵、乳製品は国内トップレベルだと話します。たくさんの食材との出合いの中で初めて飲んだ高崎市の「栗本牛乳」の雑味のないピュアな味に衝撃を受け、どうしてもアイスクリームを作りたくなったそう。通常使われる乳化剤や安定剤は一切加えずに「栗本牛乳」、「与那国島の薪炊きの海塩」、「喜界島のきび砂糖」だけで作ります。食事のスピードに合わせて提供する1時間前にアイスクリームマシンをかけたできたてのアイスは史上最高とも言える極上のなめらかさと味わいを堪能できます。コースのプロローグとエピローグが白の世界だったのが印象的こちらに来てイチから創りあげることに魅力を感じたと話す石橋シェフ。温度感を最重要視するシェフの皿はすべてがミニマル。それゆえ、食材のよさとシェフの腕が問われるのです。日本人に馴染みのある和の要素を取り入れながらもしっかりとフランス料理に着地させている石橋シェフの感性と技術の高さは遠方からわざわざ足を運ぶ価値があります。その料理を完全に把握して魅力を十二分に伝える内藤氏のサービス力も素晴らしい。まもなく日本だけにとどまらず海外からも美食家たちが駆けつけるに違いない、そう思わせる店が誕生しました。メインのカウンターは6席、ダイニングは16席、21時からオープンするバーは12席という異なる3つの空間があり、シチュエーションにあった使い方ができるのも魅力ですcepages【エリア】前橋【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2023年08月08日梅雨が明け、本格的な夏到来。食欲がない日でも、サラサラと食べやすい冷や汁が美味しい季節になりました。冷や汁はサッパリとした味わいで食べやすく、夏に人気の一品です。そこで今回は、ゴマたっぷり 魚の切り身で作る冷や汁のレシピをご紹介します。ワインとのペアリングもおすすめです。・ポイントは魚の骨を出汁で煮た濃い出汁練りゴマとすりゴマを合わせた栄養たっぷりの冷や汁です。ポイントは、具がたっぷり入るので濃い出汁で作ること。市販の出汁を濃く調整しても作れますが、今回は魚の骨を出汁と煮た濃厚な出汁を作ります。魚の骨が少なかったり殆ど無い場合は煮干で代用してください。魚の切り身は鯛を使いました。スズキやサバ、サバや鮭など手に入るもので作れますが、アジやイワシ、タラなどは小骨を取り除くことが少し手間がかかることもご留意ください。魚もみそも焼くと香ばしさがたち、風味がよくなります。ご飯は麦ご飯や玄米でより栄養価を高めてもいいですし、素麺や冷麦もいいですね。・ペアリングは和食に合うオレンジワインをペアリングワインに、オレンジワインをおすすめします。ブドウの酸味が柑橘の代わりに料理をサッパリと引き締め、皮ごと浸漬して作られた複雑な風味が、複雑な出汁やみそによく合います。オレンジワインは和食にも良く合う料理。気軽に試してみてはいかがでしょうか?■ゴマたっぷり 魚の切り身で作る冷や汁調理時間 20分レシピ制作 保田美幸 料理家・ソムリエ 保田 美幸のコラム バックナンバーはこちら>>
2023年07月26日ミラノの話題店を東京で再開親しみある料理を驚きのある一皿に今飲むべきイタリアワインが豊富に揃うミラノで人気を博したネオ・オステリアを東京で再開オーナーシェフの松本良英氏が海外へ渡ったのは約30年前、1994年のこと。高校卒業後、東京のホテルでフレンチを学び、アラン・デュカスのレストランで働くことを目標にマルセイユ、リヨン、パリなどで修業を続けていました。しかし、旅行でイタリア・ミラノを訪れた折に「気軽でおいしい食事」に強く心を惹かれ、イタリア料理もやってみたいと老舗の星付きリストランテ【ジャンニーノ】に入りました。オーナーシェフの松本良英氏そこで運命的に出会ったのが、その後14年間一緒に働くことになるダヴィデ・オルダーニ氏です。オルダーニ氏は、ヌオーヴァ・クッチーナ・イタリアーナ(現代イタリア料理)の創始者であり、’86年にイタリア史上初のミシュラン三つ星を獲得したグアルティエロ・マルケージの門下生。しかもイタリア料理のみならず、現代フレンチの巨匠、アラン・デュカス、ピエール・エルメの元でも経験を積んだ見識と実力の高さから、招聘された【ジャンニーノ】に一つ星をもたらした人物です。人生の半分以上をイタリアで過ごした松本氏。料理だけでなく、立ち居振る舞いにもミラノの洗練を感じる人間関係を大切にしながら、経営も料理の発想も極めて斬新なアイデアを推進し革命を起こしていくオルダーニ氏。松本氏はその哲学、価値観に共感することが多く、最強のパートナーとしての信頼関係を築いていました。「いつかはフランス料理に戻りたい」とデュカスの店で働く確約ももらっていた松本氏でしたが、オルダーニ氏が独立する際に「僕を助けてくれないか?」とエグゼクティブシェフになることを頼まれたその一言で「このまま期限なしの修行を続け、イタリア料理人としての道を進もう」とフランス料理への思いを断ち切る決心をしたそうです。アラン・デュカス氏(写真左)に憧れながらもオルダーニ氏と「クッチーナ・ポップ」を共に追求することを決意した松本氏2003年にミラノの郊外でオルダーニ氏と松本氏が2人ではじめた【D’O】は、「おいしいものは、みんなのためにあるべき」という「クッチーナ・ポップ」がコンセプト。低価格&高品質を両立する革新的な店作りであっという間に人気店となり、1年足らずでミシュランの星を獲得。現在も数年先まで予約が取れないレストランとして知られています。松本氏がここで仕事をした10年の間に、オルダーニ氏のみならず右腕として数々の雑誌や新聞で紹介されました。グルメ雑誌だけでなくファッションやアート雑誌、新聞、経済誌などまで多岐ジャンルに渡る2016年、独立を果たしミラノで【Le Api Osteria】を開いた松本氏。そのコンセプトはやはりクッチーナ・ポップ。「リストランテではなく日常的に気楽に楽しめる、でも非日常が楽しめるようなネオ・オステリアを目指し、ミラノっ子に定番の郷土料理、サフランのリゾットやオッソブーコ(骨髄の煮込み)、カツレツなど親しみのあるメニューを味わいはもちろん見た目にもモダンに仕立てて提供していました」厨房入口に掛かるミラノ時代の思い出深い一枚には、松本シェフとマルケージ氏の姿もすぐさまミラノの人気店となった【Le Api Osteria】ですが、4年後、コロナの影響でロックダウン。松本氏はここでまた大きな決断を即座に下し、ミラノのお店は一旦売り払い、家族を置いて日本へ。飲食コンサルタントの仕事をする傍ら、一度生まれ育った東京で店をやってみようと、2022年10月に西麻布で【Le Api Osteria】を再開させたのです。「API」はイタリア語でミツバチの意味。「働き続けること、問題が起こっても悩まず動き続ければ問題は必ず解決する、という思いを店名に込めています」と松本氏厳選食材と丁寧な仕事で親しみのある料理を驚きの一皿に東京で再開した【LE API OSTERIA】もミラノと同じコンセプト。モノトーンで統一されたスタイリッシュな雰囲気に敷居を高く感じる人もいるかもしれませんが、メニューを開けば安心。前菜・パスタ・メイン・デザートを選べる5皿のプリフィクスコースで10,000円。一度経験すれば、食材や技術など料理のクオリティに対するコストパフォーマンスの高さに驚くこと間違いなしです。『ミラノっ子定番サフランリゾットと分解された仔牛の脛肉の煮込みグレモラータソースと一緒に』例えば、シェフのスペシャリテの一品、サフランのリゾットとオッソブーコの料理。リゾットを口に入れた途端に広がる爽やかなレモンの風味に驚かされます。そしてお米にはオッソブーコを作るときに仔牛の骨から取ったフォンに旨みが染み込み旨味も香りも豊か。リゾットにかかったオッソブーコのトロッとした旨みや食感は濃厚な印象もありながらも胃の中にスッキリ収まるエレガントな味わい。食材を厳選しているのはもちろん、下ごしらえの丁寧さ、鍋から目を離さず入念に作られているからこそ。一流料理人のなせる技です。『皮目をパリッと焼いたヨーロッパ産乳飲み仔豚のロースト甘さと軽い苦味のヴェルモットロッソのソースと合わせて』スペイン産の仔豚を一頭買いにして作るスペシャリテも、イタリアの郷土料理、豚の丸焼き「ポルケッタ」をエレガントに仕立てた一皿です。皮目はパリパリ、身はしっとり、皮の下のコラーゲンはとろり。ソースは季節により変えるそうです。『宮崎県産放し飼い黒岩赤土どり胸肉のタルタル仕立て イタリア産のキャビアとライ麦パンのクロッカンテ添え』おいしい驚きはデザートまで続きます。ガラスのクロッシェをかぶせ、まるで宝石箱のような演出でモンブランやパイが目の前に!「イタリア語でデザートのことを“ドルチェ”といいますが、宝石箱という意味ですから」と誰もが歓声を上げる演出に。『日本とイタリアの2種類の栗のペーストのモンテビアンコ(モンブラン) サクサクのメレンゲとマスカルポーネのムース マロングラッセとカダイフのアクセントとアングレーズのソース』そして、食べてもびっくり。風味濃厚、食感のアクセントも色々と考え抜かれています。しかも食後間は軽やか。実は松本氏のお父さんはパティシェで、3歳で既にアトリエに入り、ケーキ作りの手伝いを楽しんでいたと聞いてあまりの完成度の高さにも納得です。『ふくらませてキャラメリゼしたパイ生地、ホワイトチョコレートのムースを詰めて、いちごのタルタルとそのクーリーソース、いちごのソルベットと共に』ベテランソムリエ厳選、今飲むべきイタリアワインが豊富に揃う【Le Api Osteria】にはお楽しみがまだまだあります。マネージャー兼ソムリエを務める藤本智氏は、広尾【インカント】、代々木上原【イル・プレージョ】、池の上【ぺぺロッソ】など東京のイタリアンの中でもワイン評判も高い名店で経験を重ね、イタリアワイン好きにはかなり名の知れたベテランです。知識が豊かなだけでなく、ゲストの好みや予算なども考慮したワイン選びを安心して任せることができるので、どんな味わいのものを飲みたいのか気軽に相談できます。「1990年台02000年台前半の純粋に飲んでおいしい飲み頃のワインを揃えています」と話す藤本氏のセレクトが楽しみまた、グラスワインも10種類以上あり、料理に合わせて様々なイタリアワインに触れられる楽しみもあります。カウンター席もあるので、2軒目で前菜やパスタをつまみにワインを、あるいはワインだけをゆっくり味わうというバー使いもお薦めです。ウィットに富んだアート作品や、ミラノで松本氏が撮影したモノクロームの写真が店内をスタイリッシュに演出店名ミツバチ(Le Api)のように常に羽を広げて働き続け、技術と人間性を磨いてきた松本氏。何よりも大切にしているのは「出会った人とのつながりを大切にすること。裏切らないこと」と話します。ミラノの店でもそうだったように、「若手のスタッフを家族のように大切にし、お互いに共感し合いながら明確な目標を持てるよう育てていくことがこれからの自分の責務であり楽しみです」と、松本氏が歩んできた経験を基に料理技術以上に必要なことを伝え、働く人も食事に行く人も幸せになれる店作りをしています。若手スタッフと共に。中央、松本氏の右がイタリア愛に溢れるソムリエ・藤本智氏イタリアのレストランで食事をすると、料理愛、イタリア愛、レストラン愛、家族や人類愛……など多くの“アモーレ(愛)”で、おいしさ以上の豊かさに満たされ、「なんだか幸せ」と感じることが多いのですが、【Le Api Osteria】ではまさにそんな気分に。松本氏が東京に戻ったのは、改めてそういった食の本質を日本でもっと広めるためなのかもしれません。Le Api Osteria【エリア】西麻布【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20000円【アクセス】表参道駅 徒歩10分
2023年07月21日