「三男が学校で初めて泣いた日」について知りたいことや今話題の「三男が学校で初めて泣いた日」についての記事をチェック! (3/9)
子どもが小学生になると、入学式以降も、保護者会に面談、PTAに学校公開と学校訪問の頻度の高さに驚かされます。持ち物は保護者用のカード、スマホに筆記用具、携帯シューズ程度と少ないですが、紙の資料を配られることも多く、A4が入るサブバッグがあれば便利。よくあるサブバッグはフリルがエレガントすぎたり、光沢のある生地でフォーマル感が強すぎたり…など普段のコーディネートと合わせにくいものが多い印象。今回アグレアーブルから登場したキルティングバッグ。「こんなサブバッグが欲しかった!」と、小学生ママたちから熱い支持を得ています。▲品のあるデザインで学校行事にもノートPCやタブレットの持ち歩きにも使えるよう、クッション性のあるクッション素材でできています。ゴールドボタンを合わせた品のあるデザインは、保護者会などのシーンにもピッタリ。A4書類がすっぽり入るから、プリントや学校資料の持ち歩きに◎きれいめからカジュアル、どちらに合わせても垢抜け感があり、品よく持つことができるんです。ここからは実際に愛用しているアンジェのママスタッフ達の声をご紹介します。バイヤー田中「カジュアル以上、カッチリ未満の垢抜け感」学校公開、保護者会、個人面談、子どもの郊外学習のサポートなど、月に1~2回は小学校に行きます。地域柄か、スーツやジャケットを羽織る感じでもなく、かといって、ラフすぎる感じもなく、例えると「きれいめカジュアル」。▲カーキを愛用そんな学校訪問時に持ちやすい垢抜け感のあるサブバッグ。2学期の学校公開は、ストライプのワンピースにあわせました。キルティングバッグがコーディネートの小物としていいアクセントになってくれ、季節感の先取りにも。もう1つのお気に入りポイントが、バッグのサイズ感です。A4が入らないとクリアファイルにプリントを入れることができずクシャクシャに。大きすぎると、荷物が下にたまって取り出しにくい。そんなプチ悩みを解決してくれました。▲中に入れたもの。名札・携帯スリッパ・ボールペン・A4サイズのプリント。▲ポケットがついているので、校門の前で名札をサッと取れます。ママとして学校行くときはもちろん、普段は仕事で持ち歩くパソコンを入れたり、展示会の後の資料を入れたりと毎日活躍しています。スタッフ金山「保護者会など、最小限の荷物の持ち歩きに」学校訪問の度、持ち物は最低限入って、邪魔にならないサイズ感のバッグが欲しいと思っていました。そんなの時、このバッグに一目惚れ。▲ベージュを愛用A4ファイル、ペン、鍵、お財布、スマホ、マスク、携帯スリッパ、学校へ入るときの保護者カード。全部がおさまるサイズ感ながらも、マチの無いスリムなシルエット。保護者会は娘の席に座るので、大きいバッグは置く場所がないため嬉しいサイズ感です。内側には小さなポケットが1つ。ここに鍵と保護者のカードをIN。いつもカードを忘れたり、バッグの中で迷子になって慌ててしまうので、ちょうどいい位置にFITしました。キルティングはここ数年、流行のモチーフで好きなデザインの1つ。落ち着いたベージュのカラーも合わせやすくてお気に入り。軽さも嬉しいポイントです。また別の日は、子どもの忘れ物を届けに。学校で配布されたタブレットがちょうどおさまりました。もう届けに行きたくは無いけれど、また新たな使い勝手の良さを思わぬ発見できた出来事でした。編集長大西「中受の学校見学会のお共にベストなバッグです」現在小4の娘。塾の先生から、「高学年になると余裕がなくなるので、学校見学はなるべく早めに」と言われているので、春から積極的に中学校の学校説明会に参加しています。QRコードのみでペーパーレスという学校もありましたが、ほとんどの学校ではかなりの量の資料を頂きます。なのでA4ファイルが入るサブバッグはマスト。▲学校紹介や入試説明資料等、立派な冊子を数冊いただくことも珍しくありません行きはA4ファイルにプリントアウトした受付票をイン。帰りは頂いた資料を入れて帰ります。またどこにいくにも日傘は必需品。日傘を埋もれることなく入れられるのも便利です。153センチと低身長の私。大きめトートを持つと、カバンが主張するので、バッグは小さめ派。こちらは小さめトートとバランスよく2個持ちできるところもお気に入りです。色はネイビーっぽくも見えるチャコールをセレクト。どんなバッグと2個持ちしても相性◎。まだまだ続く学校見学に訪問、長く愛用予定です。A4書類やプリントをスマートにペーパーレスの時代でも学校行事には欠かせない紙の資料。スマートに持ち歩きをするために、サブバッグも時代にあわせてアップデートしてみてはいかがでしょうか。バッグが決まれば、ちょっとイレギュラーなお出かけ準備もスムーズになりそうです。 【ご紹介したアイテム】パソコンやタブレットなどの持ち歩きにちょうど良い、キルティング素材でクッション性のあるバッグです。サブバッグとしてPCや書類の持ち歩きに。⇒ パソコンも持ち歩ける キルティングバッグ PCバッグ サブバッグ A4対応/Agreable アグレアーブル アンジェ編集部気ままな暮らしのライフスタイルショップ。話題のグッズや限定イベント、暮らしに役立つ情報をお届けします。
2023年09月20日思春期の女の子が迎える、初めての生理。わからないことが多く、不安になってしまいますよね。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。中学生のときに初潮が来て……私は、中学生のときに初潮がきました。正直、びっくりしました。下着に違和感があり、体内から経血が出ているため嫌な感覚が……。初潮はあまり血が出ていなかったので、洋服などには漏れませんでした。ナプキンをしても、ずっと気持ち悪い感触ばかりが残っていました。(24歳/会社員)初めての生理で……初めて生理が来たのは、小学6年生のときです。気がついたタイミングは、学校の5分休みにトイレに行ったときでした。心のどこかで自分に生理が来るのはまだ先だと思っていたので、ナプキンなどの用意もしておらず、運の悪いことに次の授業は体育。当時はまだ生理の話を友達や先生にするのは恥ずかしいと思っていたため、誰にも相談せず、トイレットペーパーを詰めて体育に参加しました。次の授業があることに対する焦りと、トイレットペーパーの応急処置でどこまで耐えられるのかが分からず困惑しました。(18歳/学生)トラブルに備えて……初めての生理で、慣れない感覚に戸惑ったり、誰にも相談できなかったりすることもありますよね。このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切です。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月28日初めての生理、わからないことも多く不安ですよね。中には、学校で初潮を迎え困惑してしまったという方もいるでしょう。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。ナプキンの使い方がわからず……当時は痩せ型で初潮が来るのが遅く、またいきなり来たため動揺してしまいました。友達にナプキンを貰ったのですが、羽の使い方がわからず、羽の部分を無駄にしてしまいました。前もって使い方を把握しておくべきでした。(25歳/専業主婦)友達に伝えると……周りの友達は生理になるのが小学校高学年だったのに対し、私は中学生になってから初潮が来ました。しかも、中学校のトイレ休憩で気づき、その休憩中は何もできなくて次の授業を受けました。その間、「制服にまで染みてしまったらどうしよう」と不安な気持ちでいっぱいでした。次の休憩ですぐに、一番仲のいい子に「生理が来た。初めてなんだよね……」と伝えました。友達はナプキンを持っている子を探し、つけ方まで教えてくれました。優しい友達でよかったです。初めての生理がみんなより遅いのがバレてしまったのは、恥ずかしかったです。(32歳/派遣社員)トラブルに備えて……学校で初めての生理になり困惑してしまったというエピソード。このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切ですね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月25日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生も、教育課の支援教育部のマネージャーも、きれいごとばかりを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとします。そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れたため、冷静に話し合いを試みることに。しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」と無責任な発言を繰り返すばかりでした。ふくこさんが毅然と「大事なものを守るために、しかるべき手続きを踏む」と伝えたところ、「はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言い残して、Sさんの母は子どもを引きつれて立ち去ってしまい、根本的な解決には至りませんでした。 その後、ふくこさんの長男・ハルくんから「休みを挟んで平日も2〜3日、ケイを連れて、ばあちゃんちに行くのはどうかな?」と、ケイくんの心をケアするための新たな提案が。 実は、Sさん家族に泣かされてしまった数日後から、ケイくんは就寝中に突然何かを叫ぶようになり、夜驚症の症状に悩まされていたのです。弟思いなハルくんは、そんなケイくんを心配し、物理的に学校から距離を置くことを考えたのでした。 ハルくんの提案どおり、ケイくんと次男・ツトムくんを連れて、ふくこさんの実家に泊まりで遊びに行ったところ……。 数日間の穏やかな日々 ※「オンブズマン制度」:市民から寄せられた市政・区政に関する苦情について、公正かつ中立的な立場から簡易迅速に処理し、市民の権利利益の擁護を図る制度。 数日という短い間でしたが、のびのびと遊び、ふくこさんに思いっきり甘えられた子どもたち。ふくこさん自身も、元教師の母に話を聞いてもらったり、兄に相談したりすることができました。 「昔の自分なら、全部ひとりで背負い込んでしまっただろうけど、以前、悩み事があったときに『こういうときは、ひとりで背負い込むな』と兄に言われたことがあり、甘えさせてもらいました」と振り返るふくこさん。 Sさんの兄とのトラブルがあって以来、夜になるのが怖い日々が続いていましたが、ふくこさんの実家で過ごした1日目の夜以降、ケイくんが叫ぶことはなかったそうです。ふくこさんもケイくんも、ようやくゆっくり眠れて本当によかったですね。 今回のことを振り返り、「起こった事案を正確に記録しておくこと」が、どの機関に介入してもらうにしても重要だと学んだふくこさん。今も、自身の対応が正解だったのか悩むこともあるものの、ひとまず平和な毎日を取り戻しつつあるとのことです。 トラブルに巻き込まれないで生きていきたいものですが、人生は何が起こるかわかりません。ふくこさん一家のように、もしトラブルに巻き込まれてしまったとき、誰に相談すればいいのか、どう行動すればいいのかを事前に知っていると、気持ちに余裕を持つことができるでしょう。万が一に備えて、具体的な相談先や自治体の制度などを調べておくと安心ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月22日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。Sさん家族について情報収集をするうちに、Sさんの兄がふくこさん宅前の靴屋でアルバイトをしていたことがあり、品出しをしながら、ふくこさんの家の様子をうかがっていた可能性があることも判明。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生も、教育課の支援教育部のマネージャーも、きれいごとばかりを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れたため、冷静に話し合いを試みることに。しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」と無責任な発言を繰り返すばかり。 ふくこさんが毅然と「大事なものを守るために、しかるべき手続きを踏む」と伝えたところ、「はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言い残し、Sさんの母は子どもを引きつれて立ち去ってしまったのです。 その後、担任の先生は今回のことを謝罪してくださる一方、校長先生や教育課の支援教育部のマネージャーは「参りましたね……」と言うばかり。 ふくこさんは「ご経験が豊富な先生方には、どうか現場の先生を支えていただきたい」と正直な気持ちを伝え、学校を後にしたのでした。 この一件を、今まで相談にのってもらっていたママ友たちに話すと……。 「あなたが育てた『やさしさ』に…」 これまでいろいろと親身になってアドバイスしてくれたママ友・内田さんに、一連の流れを報告。 「内田さんには助けてもらってばっかりだ……」と落ち込むふくこさんでしたが、内田さんから「あなたが育てた『やさしさ』に、私たち親子はずっと救われていましたよ」と、これまで知らなかった過去の話を教えてもらったのです。 何か直接的なお礼ができていないと思っていても、愛情をかけて育てられた子どもたちから、たくさんのやさしさが伝わっていたのですね。 そして、内田さん親子を救った長男のハルくんから、ケイくんの心をケアする新たな提案が。Sさん家族に泣かされてしまった数日後から、ケイくんは就寝中に突然何かを叫ぶようになり、夜驚症の症状に悩まされていたのです。弟思いなハルくんは、そんなケイくんを心配し、物理的に学校から距離を置くことを考えたのでした。 SNSのコメント欄には、 「『あなたが育てたやさしさに』って素晴らしい言葉ですね! ふくこさんも、お子さんたちも、存在を認めてもらえた自信にもなるうれしい言葉ですね」 「子どもたちに捧げた愛情は巡り巡って、心の種になり花をもたらすのですね♪ ちゃんと見てくれている人はいるのですね!」 「きっと、常日頃の周りの方への言動が信頼に繋がって、周囲の方々も協力してくれたのだと思います」 など、子どもたちや周囲の人に捧げたやさしさが広がっているという感想が多数集まりました。 お礼は目に見えるものだけではありません。やさしさや気持ちなど、目に見えなくても大切なものに救われることもたくさんあります。私たちもやさしい気持ちを周囲に広められるような人になりたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月21日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。Sさん家族について情報収集をするうちに、Sさんの兄がふくこさん宅前の靴屋でアルバイトをしていたことがあり、品出しをしながら、ふくこさんの家の様子をうかがっていた可能性があることも判明。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生も、教育課の支援教育部のマネージャーも、きれいごとばかりを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れたため、冷静に話し合いを試みることに。しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」と、自分を守ることしか考えていない発言を繰り返すばかり。 ふくこさんが、「しかるべき手続きを踏んで、大事なものをなんとしても守らせていただきます」と真正面から伝えると、「はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言葉を残し、Sさんの母は子どもを引きつれて立ち去ってしまったのです。 その後、担任の先生は今回のことを謝罪してくださる一方、校長先生や教育課の支援教育部のマネージャーは「参りましたね……」と言うばかり。 厄介な親だと思われたとしても大事なケイくんを守るため、ふくこさんは「ご経験が豊富な先生方には、どうか現場の先生を支えていただきたい」と、正直な気持ちを先生方に伝え、ケイくんのもとへと向かったのでした。 「そうなってしまう分岐点」は意外と身近に 帰宅後、振り返ってみると「これでよかったのか」と思うことばかり。 ふくこさんは、その日学校で起きた出来事と、その場で考えていたこと、自身の対応で後悔したことなどをすべて夫に聞いてもらいました。 そんなふくこさんの気持ちを受け入れ、夫は「急なことだったのによく頑張ったよ」と認めてくれたのでした。 また、ふくこさんにも、子育てがつらく孤独だった時期があったからこそ、「夫が何ひとつ変わっていなかったら、私はどうなっていたんだろう……」という思いも頭をよぎります。 Sさんの母親のようになる「分岐点」は意外と近くに、そして誰にでもあるのかもしれないと思ったのでした。 圧倒的な孤独感の中で育児を続けるのは、とてもつらいこと。ふくこさん夫婦のように、本音を打ち明けることができ、協力して一緒に歩んでくれる人がいると、とても心強いですね。パートナーと支え合い、互いに歩み寄れる関係を維持するためには、ふくこさんが意識しているように「ありがとう」という気持ちを言葉にすることが大切なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月20日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。Sさん家族について情報収集をするうちに、Sさんの兄がふくこさん宅前の靴屋でアルバイトをしていたことがあり、品出しをしながら、ふくこさんの家の様子をうかがっていた可能性があることも判明。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生も、教育課の支援教育部のマネージャーも、きれいごとばかりを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れました。急にSさん親子と相対することになり驚くふくこさんでしたが、冷静になって話し合いを試みることに。 しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」「私は頼んでいない」「私は注意しました」と、自分を守ることしか考えていない発言を繰り返すばかり。 ふくこさんが、「しかるべき手続きを踏んで、大事なものをなんとしても守らせていただきます」と真正面から伝えると、「あー謝ればいいんでしょ。はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言葉を残し、Sさんの母は子どもを引きつれて立ち去ってしまったのです。 あまりの虚しさから流れる涙をそのままに、呆然と立ち尽くしてしまったふくこさんは……。 大事なものを守るため 担任の先生はふくこさんに改めて謝罪し、今後について「ケイくんがこれ以上、不安を感じることのないようにします」と約束してくれました。子どもからも、ママ友からも評判で、普段から一生懸命頑張ってくれている先生。そんな先生が見守ってくれるのは、心強いですね。 一方、校長先生や教育課の支援教育部のマネージャーは、「参りましたね……」と言うばかり。実際、Sさん親子と鉢合わせしたときにも、特にフォローをしてくれることはありませんでした。 たとえ立場が上の経験豊富な先生であったとしても、解決が難しかった今回のトラブル。大人同士で穏便に……ではなく、子どもたちのことを第一に考えてくれているかどうかが重要ですよね。 厄介な親だと思われたとしても、大事なケイくんを守るため、ふくこさんは今の正直な気持ちを先生方に伝えました。そして、またSさん親子が何かしたら、警察などの機関と連携を取ろうと強く心に誓ったのでした。 一番大切なのは、周囲との関係性ではなく自分自身や家族。どう思われるか……と周囲の目ばかりを気にするのではなく、ふくこさんのように自分にとって大切なものを守ることに注力したいものですね。ケイくんの心にも、ふくこさんにかけてもらった愛情は深く刻まれることでしょう。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月19日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。Sさん家族について情報収集をするうちに、Sさんの兄がふくこさん宅前の靴屋でアルバイトをしていたことがあり、品出しをしながら、ふくこさんの家の様子をうかがっていた可能性があることも判明。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、「ケイ君だけ……というわけにもいかないので」「Sさんのお兄さんも、きっと妹を思うやさしさから、行動を起こしてしまったと思うんです」と、きれいごとを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。 さらに、校長先生が呼んだという教育課の支援教育部のマネージャーからは「大人同士なんだから話し合いをして仲直りを」と言われ、校長先生と同様、穏便に済ませたい魂胆が見え見えなことに、ふくこさんはがっかりしてしまいます。 そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れました。 急にSさん親子と相対することになり驚くふくこさんでしたが、冷静になって話し合いを試みることに。 しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」「私は頼んでいない」「私は注意しました」と、自分を守ることしか考えていない発言を繰り返し……。 …あれ?何の涙? ふくこさんは、「しかるべき手続きを踏んで、大事なものをなんとしても守らせていただきます」と真正面から伝えました。 その言葉を聞いた途端、Sさん母は「あー謝ればいいんでしょ。はいはい、ウチが悪かったですっ! どーもすみませんでした!」と言葉を残し、子どもを引きつれて立ち去ってしまったのです。 あまりの虚しさから流れる涙をそのままに、呆然と立ち尽くしてしまうふくこさん。子どもを守るために必死で戦っているふくこさんと、自分を守ることしか考えていないSさん母。結局、話が通じないままに終わってしまいました。 映画やドラマのようにすっきりとした結末にはならず、虚しさが残る終わり方になりましたが、これが「現実」だとふくこさんは振り返ります。「自分だけで奔走したり学校だけに任せたりせず、学校以外の教育機関・議員・警察などの専門機関や信頼できるママ友に相談するなどして、決してひとりで抱え込まないようにしてほしいです」とメッセージを寄せてくれました。 社会には自分と考え方が異なる人が必ずいます。うまく距離を置いて過ごせる場合もありますが、今回のように、どうしても向き合わなければならないことも。 子ども同士の小さなトラブルから発展し、実際にこのような事態が起こり得るということを、ふくこさんは自身の経験を通して教えてくれました。 安全でなければいけない小学校で怖い思いをしてしまったケイくん。これからは心穏やかに小学校生活を送れることを願っています。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月18日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママ友に話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたことが判明。ふくこさんの夫がSさんの兄について靴屋の店長に尋ねると、「外で品出しをしながら、安田さんのお宅を見ていたのかも。警察に言ったほうがいい」と助言されました。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生はこの期に及んで、「ケイ君だけ……というわけにもいかないので」「Sさんのお兄さんも、きっと妹を思うやさしさから、行動を起こしてしまったと思うんです」と、Sさんの兄をフォローするような発言ばかり。きれいごとを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。 さらに、校長先生が呼んだという教育課の支援教育部のマネージャーからは「大人同士なんだから話し合いをして仲直りを」と言われ、校長先生と同様、穏便に済ませたい魂胆が見え見えなことに、ふくこさんはがっかりしてしまいます。 そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れました。あまりの衝撃に、ふくこさんの心臓は大きく鳴り響きますが、「親の私が怯んでどうする」と自分を鼓舞して……。 自分を守ることしか考えてない… 今後、ケイくんがまた被害に遭わないようにするためにも、あえて冷静に話し合いを試みようとしたふくこさん。 しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」「私は頼んでいない」「私は注意しました」と自分を守ることしか考えていない発言ばかり。保護者でありながら、Sさんの兄を見捨てるような発言を続けるのでした。 話し合いをしようとする相手が、自分の非をまったく認めずに、否定ばかりしてくる人だとしたら、校長先生たちの言うように穏便に解決することは難しいですよね。 経験豊富な先生方が隣にいたものの、「大丈夫ですよ!」「話し合いましょう!」と言うだけで、特にフォローをしてくれることはなかったようです。第三者として話し合いに参加するのであれば、両者がいる中で事実関係を確認したり、双方の言い分を冷静に取りまとめたりするなどしてほしいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月17日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママ友に話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたことが判明。ふくこさんの夫がSさんの兄について靴屋の店長に尋ねると、「外で品出しをしながら、安田さんのお宅を見ていたのかも。警察に言ったほうがいい」と助言されました。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたのでしたが、ケイくんだけが別の教室に行くことで他の生徒が騒ぎだしてしまったため、「教室の隔離はできなくなりました」と担任の先生に聞かされます。 ふくこさんは、先生の様子から上の立場の人に否定された可能性があると察し、校長先生に話を聞くことに。 校長先生はこの期に及んで、「ケイ君だけ……というわけにもいかないので」「Sさんのお兄さんも、きっと妹を思うやさしさから、行動を起こしてしまったと思うんです」と、Sさんの兄をフォローするような発言ばかり。そしてきれいごとを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。 怒りに震えるふくこさんを前に、明るい表情で「市に相談したところ、明日教育課の支援教育部のマネージャーが話を聞いてくださるそうです」と話す校長先生。 帰宅後、そのことを夫に伝えると……。 なんで今、この人たちが……! 案の定、教育課の支援教育部のマネージャーも「大人同士なんだから話し合いをして仲直りを」と穏便に済ませようとしてきました。警察にも相談した旨を伝えると「そんな大袈裟な……」と驚いている様子からも、今回の事態を重く見ていないことが伝わってきますね。 そうこうしているうちに、偶然なのか、Sさん親子が通りかかります!心臓の音が鳴り響く中、「これはあの日、あの子が泣きながら耐えた景色。親の私が怯んでどうする」と自分を鼓舞するふくこさん。 「時間にしたら10数秒ほどだったでしょうか。頭が混乱してどうしようと思ったけれど、『こちらは何もしていない』『あの子を守れるのは親の私だ』と強く思って深呼吸しました」と振り返ります。 ひとりで校長先生や教育課の人と話をするのも一大事なのに、Sさん親子にまで鉢合わせ。『あの子を守れるのは親の私だ』と強く思うことで、冷静さを取り戻したふくこさんは、真正面から相手と向き合います。まさに母は強し。 もし皆さんが同じような状況になった場合には、どのような行動をとりますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年08月16日犬を飼っている人にとって、近所の人たちが犬好きであることは、居心地よく暮らすために大事なことでしょう。隣人に愛犬をかわいがってもらえると、飼い主は嬉しいですよね。アメリカのノースカロライナ州に住むピギーちゃんは、優しい飼い主(piggiethepittie)さんとアパートで暮らしています。2022年からピギーちゃんには、ある日課ができました。隣人がドアの前に、ピギーちゃんのためにおやつを入れた瓶を置いてくれるようになったのです。ピギーちゃんは、そこでおやつをもらうのが毎日の楽しみになっていました。ところが2023年初め、飼い主さんはその隣人が引っ越したことを知ります。ドアの前にはおやつの瓶に加えて犬用のおもちゃが置いてあり、ドアには『思い出をありがとう』と書かれていました。飼い主さんはそのおやつの瓶を自分が引き取り、自宅のドアの前に置くことにします。ところがある日、おやつの瓶が盗まれてしまったのです。しかし、話はそこで終わりません。そのことを知った別の隣人が、新しいおやつの瓶をピギーちゃんのために用意してくれました!@piggiethepittie the sisterhood of the traveling treat jar continues #dogtok ♬ original sound - piggiethepittieさらにこの話には続きがあります。ピギーちゃんと飼い主さんも、このアパートから引っ越すことになりました。彼女たちのおやつの瓶は心優しい隣人に受け継がれ、今もアパートに置かれているそう。ピギーちゃんがいなくなった後も、ほかの犬たちがおやつの瓶を楽しんでいると思われます。ピギーちゃんと隣人たちとの心温まるストーリーには、感動の声が寄せられました。・まさか自分が犬のおやつの瓶を見て泣くとは思わなかった。・近所の90歳のおじいさんが我が家の前を通りかかると、いつも私の犬のために2枚のビスケットをポーチに置いていってくれる。それが彼の朝の楽しみになっているみたい。・いいアイディアだね。私ももうすぐ新居に引っ越すので、おやつの瓶を置いてみるよ。最初におやつの瓶を置いてくれた隣人は、ピギーちゃんの飼い主さんと直接の交流はなかったようです。ピギーちゃんの鳴き声などを聞いて、犬がいることを知り、ドアの前におやつを置いてくれたのでしょう。さまざまな人たちが住んでいるアパートでは、犬が苦手な人もいるかもしれません。そんな中で、ピギーちゃんは優しい隣人たちに恵まれていたのですね。ピギーちゃんの飼い主さんは新居でも、自らがこのおやつの瓶を置くつもりだとつづっています。人と人とのつながりが希薄になりがちな現代で、おやつの瓶によって生まれた交流は多くの人の心を温かくしたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年08月15日子育てに正解はないと実感したことは……?今回は、ねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』のワンシーンをお届けします。改善していたはずの体調が連休で……長女の様子を担任に相談したいもみさん。担任の細やかな配慮のおかげで長女は快方に向かっていたが、長期連休明けに再び……。前日から泣き止まず……病院に行ってみることに……医師の答えは……帰宅してから……この漫画に読者は『子供1人1人で自立のスピードは違うので、お母さんにはあまり焦らないで欲しいと思いました。自分だったらその子と向き合い、安心感を与える対応をすると思います。』『母子分離不安、初めて聞きました。なかなか本人の前では、相談しづらいですよね。ケガや病気じゃないし……。』『不安で下痢が止まらないようであれば、やはり無理に行かせることはないと思います。ただ、そうやって逃げることだけではなく、何が不安なのかをゆっくりと聞き、徐々に行けるようになれば良いと思います。』など、母側の不安に共感する声や、自分なりの対策を教えてくださる声が多く集まりました。母子分離不安と聞いて……医師から聞かされた『母子分離不安』という言葉が気になったいもみさん。この後のお話で「長女の様子に当てはまっているのか」を調べるために携帯で検索しますが、その内容で少しショックを受けることに……。もし我が子が「お母さんと離れたくない」と言い出したら……あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月06日子育てに正解はないと思ったことはありませんか……?今回は、ねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの『【#6】繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』を紹介します。【前回のあらすじ】環境の変化には幼稚園時代から敏感だった長女。さまざまな理由が重なり、不安がる長女への“最善策”を見いだせず……。本当は最初から……できることから始めよう……周りにどう思われようと……自分の決断を信じる……読者の感想……『泣きながら登校する姿を見てしまったら、胸が苦しくなり、なるべく寄り添ってあげたくなりますよね。娘さんが元気に登校する日が来るといいですね。』『子育てに正解は無いと、自分の子供に合った選択をする決意をしたお母さんが凄いと思いました。』『お母さんが娘さんの繊細さを理解し寄り添っているところを見て安心しました。今は娘さんの気持ちが落ち着くのを見守ってあげてほしいです。』『この漫画を読んだ印象は、如何に親身になって優しい気持ちで守ってあげられるかだと思いました。子育ては待つ事の大切さもあると感じました。』などお母さんの子育てに感心する声や子どもに寄り添う声が多数ありました。今の最善策……いもみさんは長女と一緒に登校することを決断しました。何が正解かわからない以上、状況に合わせて最善の選択肢を選ぶしかないですよね。あなただったら、子どもが学校に不安を感じていたらどのように対応しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月29日儀式…というほどの大袈裟なものではないのですが(笑)終業式の日に持ち帰ってくる成績表。わが家では毎回、夫にそれぞれが自分の成績表を両手で渡すことになっています。(夫も子供のころからずっとこうしてきたそうです)今回もいつものようにひとりひとり両手で手渡ししながら、それぞれの項目の話や振り返りをしたりしながら盛り上がっていました。ニヤ付きながら『期待したらアカンで!』と何度も念を押してくる三男。これは【期待したらアカンと言いながら実はめちゃくちゃ期待していいやつ!】なのでは??自らハードルをグイグイと上げてきた三男くんなのですが…何のひねりもなくまさに言葉通り!!あのニヤ付きはなんだったのか…(笑)あまりの言葉通りっぷりに大爆笑する夫と三男。その後、夏休み中に頑張るべきところの話もきっちりして終わりました。
2023年07月26日子育てに正解はないと実感したことはありますか……?今回は、ねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』よりワンシーンを紹介します。長女が学校に行けなかった理由は……一緒に登校するも再び腹痛を訴える長女。すると長女の胸の内を聞いたいもみさんは、“ある勘違い”をしていたことに気づき……。思い返してみると……まさか理由が自分だとは……話してくれるのを待とう……長女の本心を知る……この漫画に読者は『学校が嫌なわけではないというのもまた難しい問題だと思いました。環境が変わったことでの一時的なものならいいですが、繊細なところがあるようなので大変そうです。』『子供はとても繊細で、ちょっとの環境の変化で色んな体の異常が起こることがあります。小学1年ともなると環境がかガラッと変わり、母親と離れる時間も多くなります。一緒に登校までせずに、ずっと付いていくのではなくどんどん距離を開けていくほうが子供さんの成長になると私は思います。担任の先生に相談するのもいい手かもしれないです。』『私なら「今だけ」と考え、おおらかな気持ちで接してあげます。今、子供は私と離れる事が1番辛いからです。』など、敏感なお子さんに寄り添う声が多く集まりました。子どもの性格に合った向き合い方子どもの性格はそれぞれ。子どもの悩む気持ちをただただ受け止めてあげることも、親としてできる大事なことです。もし、自分の子が泣きながら学校に行ったら、あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月23日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングをすることに。ドリルなどの座学に加え、外に出かけておこなう学習も取り入れて工夫するマミヤさんでしたが、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目もボヤき続けるしぇーちゃんに、「ママはゲームや動画を見せるために不登校にしたんじゃない」と伝えるマミヤさん。再度しぇーちゃんと話し合い、ゲームやYouTubeとの付き合い方について共有しました。 そして不登校3日目。マミヤさんはしぇーちゃんの担任の先生と面談し、今後について話し合ったのですが……。 もう何度もお願いしているけれど… 「しぇーちゃんの意見をきちんと伝えなければ」と意気込んでいたマミヤさんは、先生方に給食のこと、イヤーマフのことなどを相談してみました。 しかし、給食に関しては全体への指導は特に変わっておらず、イヤーマフのについては前例がないとのことで会議を通してから……という先生方からの返答。 学校や先生方の事情も理解しているマミヤさんは、「結論として、娘が学校に合わないのだと思いました」とはっきりと先生方に伝えたのでした。 先生方への配慮もしつつ、自分の子どものために要望を伝えるのは難しいものです。より一人ひとりの子どもたちに寄り添った指導をしてもらえるよう、学校には臨機応変に対応してほしいところですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月04日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。毎日楽しく過ごしていましたが、学校が始まるまでのカウントダウンをし続け、夏休みの終わりが近づくと愚痴をこぼすように。そして2学期が始まった途端、「学校で体がおかしくなっちゃった」と言い始めて……!?夏休みが終わり、あっという間に2学期が始まりました。 心配していた行き渋りもなくスムーズに登校できていたのですが、ある日「体中が痛くて、なんか体がおかしくなっちゃったの!」と戸惑いながら帰ってきたしぇーちゃん。 マミヤさんが、何があったのか詳しく聞いてみると……。 これは今までとは違う… 「明日も学校で体中痛くなったらどうしよう……」と不安がるしぇーちゃんに、マミヤさんは「じゃあ、木曜日はお休みしようか」と、あえて翌々日の計画的休みを提案。これまで、お休みの日が約束されていたら、それ以外の日は学校へ行けていたのだそうです。 連絡帳にも詳細を書いて、しぇーちゃんにもすぐにお迎えに行けることを伝えて、ランチの約束もキャンセルして……。もし学校から電話があったとしても、すぐに対応できるように万全の態勢を整えていたマミヤさん。予感が的中し、しぇーちゃんは1時間目の終わりにお腹が痛くなって保健室にいると学校から連絡があったため、「これは今までと違う」と感じたマミヤさんは、急いで迎えに行ったのでした。 マミヤさんが応援してくれていたからこそ、しぇーちゃんは次の日も学校に行こうと思えたのかもしれません。何か不安なことがあったとき、家族がここまで寄り添ってサポ―トをしてくれていると思うと、とても心強いものですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年06月12日■前回のあらすじ小学校3年生の2学期のこと。遠足の前日に「怖い」と行きたくない気持ちを打ち明けるゆい。「友だちと一緒だし遠足は楽しいよ」と声を掛け、明日の朝になれば元気に登校するだろうと思っていたのだが…。■泣き出す長女に…■学校から催促の電話が!つらそうだから休ませる? でもそれは甘やかし? 出勤の時間も迫ってる。そんな中、学校からも電話が鳴り…。電話に出た私は、「すぐに行かせます」とゆいを学校に行かせるのですが…。次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月11日赤ちゃんが何を伝えたいのか分からず、頭を抱えるお母さんたちは多いはず。もどかしさのあまり、育児が辛くなってしまうこともあるかもしれません。スイスで子育てをする、ケイコモエナ・どすこい母さん(keikomoena)さんも、そんな経験をした1人。娘のゆあちゃんは赤ちゃんの頃、ずっと泣いているような女の子だったのだそう。当時は理由が分からず、「母として至らない点があるのではないか」と自分を責める日々で心身共に疲れていたようなのですが…。泣いてばかりいたゆあちゃんは、立派なおしゃべりさんに成長。その姿を眺めるうちに、ケイコモエナさんは「この子には伝えたいことがいっぱいあったんだな」ということに気付きました。さらには、昔を振り返って「自分ばかりを責めていた頃に戻って教えてあげたい」ともつぶやきます。投稿のコメント欄には、さまざまな声が寄せられていました。「素敵な見解。いわれてみればそうだ!」「我が家はまだ4カ月ですが、同じように感じられる日が来るのが楽しみ」「うちも謎泣きがよくあるのだけど、それなのかな」「娘もそうでした!おしゃべりだからベビー期は辛かったのかも笑」「子育ては楽しくて、しんどくて、幸せですよね」ちなみに、お兄ちゃんのイチくんは赤ちゃんの時も現在も、とても静かな子なのだとか。意外に人の性格は、赤ちゃんの頃から変わらないのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月06日子どもが小学生になるタイミングは、親子の心身に大きな変化が現れる時期でもあると言われています。もし子どもから登校前に不調を伝えられたら、あなたならどうしますか……?今回は人気クリエイターのねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの体験談をもとに描かれた漫画『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!長女が登校直前に……いもみさんの長女わっちさんは、小学校に入学した2週間後から、登校前に腹痛を訴えるようになりました。そこでいもみさんが一緒に登校してみるも、学校が見えた瞬間に『お母さんと離れたくない』と泣き出してしまい……?長女が帰宅……学年主任の先生の協力で、なんとか登校できた長女。その日の夜、帰宅した長女にいもみさんが話しかけると……?ここでクイズです!この後いもみさんは、長女の言葉に困惑してしまいます。さて、このとき長女が話した内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして長女は、学校にいる間ずっと“あること”を考えているようです……。長女の言葉とは……?正解は「お母さんのことばかり考えてる」母と離れることに不安を抱きながら登校していた長女の言葉に、驚きを隠せないいもみさん。その後彼女は小児科へ行くと、そこで長女が『母子分離不安』の症状に当てはまると知らされるのでした……。こんなときどうする?わが子の不調の理由が『お母さんと離れたくない』からだと知ったら、戸惑ってしまうのも無理ありませんよね……。その後のお話でいもみさんは、長女の症状が『母子分離不安』に当てはまると知らされます。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月03日皆さんは、育児で悩んでいることはありますか?今回は、自由奔放な息子たちのエピソードを漫画で紹介します。ヒーローが大好きな息子たちカッパを嫌がり…三男が泣き出す…なんでこうなるのー!子どもたちが団結すると、手に負えなくなることが多いですよね。自由奔放な息子たちに苦労するエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月31日アメリカに住むリンナイさんは自称『動物が大好き』な女性です。2022年、リンナイさんが仕事に行くと、職場の同僚が見知らぬ犬を連れていました。それはピットブルのミックス犬で、同僚が出勤途中に路上で見つけて保護したのだそう。動物病院での診察の結果、マイクロチップは装着されていませんでした。おそらく路上に捨てられた後で車に轢かれたと思われ、犬の心臓や肺動脈に寄生する寄生虫が起こす病気『フィラリア』が陽性でした。地元の動物保護施設は満員で、一般的に黒いピットブルのミックス犬は安楽死させられる可能性がもっとも高いとのこと。「この犬に生きるチャンスをあげたい」と思ったリンナイさんは、その犬を預かることに決めました。犬はベスちゃんと名付けられ、リンナイさんと彼女の夫からたっぷりの愛情を受けながら過ごしています。 この投稿をInstagramで見る The Great Attempt(@thegreatattemptvlog)がシェアした投稿 初めて自分用のベッドを見た犬が?ベスちゃんがリンナイさんの家にやってきてから数か月後、自宅に大きな箱が届きました。箱の中身は犬用のベッド。ペット用品を販売する会社『chewy』からベスちゃんへのプレゼントでした。初めての自分用のベッドを見た、ベスちゃんのリアクションがこちらです。 この投稿をInstagramで見る The Great Attempt(@thegreatattemptvlog)がシェアした投稿 ベッドを見たとたん、興奮のあまりしっぽをブンブン振り始めるベスちゃん。「あれ、私の?」というように夫の顔を見た後、開封したベッドに飛び乗りました!言葉はなくてもこの行動だけで、ベスちゃんが大喜びしているのが分かりますね。そんなベスちゃんの喜びは、動画を見ている人にも伝わったようです。・「やったー!」って喜んでますね。・ベッドに飛び乗った後も、ジャンプしているのがかわいい!・よかったね。見ていて嬉し涙が出そう。ちなみに、この動画ではベッドを裏向きに置いていたのだとか。後で視聴者のコメントで気付いて、表向きにきちんと置きなおしたそうです。柔らかいふかふかのベッドで眠るのが心地いいと感じるのは、人だけでなく犬も同じなのでしょう。何よりも、初めて自分専用のベッドをもらったベスちゃんの喜び方は、見ているだけで幸せな気持ちになりますね。きっとベスちゃんは毎晩、ベッドの上で楽しい夢を見ているかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月25日■前回のあらすじモリオは加害者ではあるけれど、もしかしたら家庭内では被害者からもしれないと話す教頭。モリオが被害を受ける不安があると思いながら両親に真実を話すわけにいかないとフミヤの母親に伝えるのでした。■事件が解決し、元気に学校に通うフミヤ■学校に着いた母親は…フミヤの忘れ物を届けに行った学校で教頭先生と顔を合わせたフミヤの母親。そこでどんな会話があるのでしょうか。いよいよ次回最終回です!次回に続く「僕は加害者で被害者です」(全71話)は17時更新!
2023年05月23日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママ友に話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたことが判明。ふくこさんの夫がSさんの兄について靴屋の店長に尋ねると、「外で品出しをしながら、安田さんのお宅を見ていたのかも。警察に言ったほうがいい」と助言されました。その日の午後、ふくこさんはケイくんを迎えに学校へ。学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたはずでしたが、ケイくんだけが別の教室に行くことで他の生徒が騒ぎだしてしまったため、「教室の隔離はできなくなりました」と担任の先生に聞かされます。ふくこさんは、先生の様子から「全体に許可できないものは個人に許可できない」「前例がない」などと上の立場の人に言われた可能性があると察し、校長先生に話を聞くことに。 校長先生はこの期に及んで、「ケイ君だけ……というわけにもいかないので」「Sさんのお兄さんも、きっと妹を思うやさしさから、行動を起こしてしまったと思うんです」と、Sさんの兄をフォローするような発言をしました。さらに、Sさんの母は学校からの電話にすら、なかなか出ない状況にもかかわらず、「今後も密に連絡を取り合い、話していくつもりでおります」など、きれいごとを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。 怒りに震えるふくこさんを前に、明るい表情で「市に相談したところ、教育課の支援教育部のマネージャーが話を聞いてくださるそうです」と話す校長先生。 このことを、頼もしいママ友の内田さんに相談してみると……。 誰が来ようが自信を持ってくださいね…! Sさんの兄がケイくんに接触してから4日。ふくこさんはケイくんのために奔走しています。 頼りになるママ友・内田さんは、なんと市議会議員にも相談し、教育関係の内部情報までゲットしてくれていました。「安田さんはケイくんのために人に会いに行って話をして、本当は何があったのか、どんな相手なのかを多角的に見た。だから誰が来ようが自信を持ってくださいね」 「困っている子どもを守れるのは、現場の教師と、誰よりも私たち親なのよ」 内田さんの言葉が、ふくこさんを勇気づけてくれたのでした。 SNSのコメント欄にも、 「議員さんの力は本当に大きくて、ちっとも動かなかったことがスッと変わるというのを私も経験しております。親として賢くあること、そして頼れるところのリサーチって本当大事だなって思いますね!」「やはり学校や役所を飛び越えて、政治家を動かすと何でも早いです。内田さん、相当行動力があって聡明な方なのでしょうね。そんな方が味方でいてくださったのは、とても心強かったですね」「子どもを守るために、親が周りとつながりを持って頑張らないと……と、自分に活を入れています」 など、周囲とのつながりの大切さが重要との声が集まりました。 子どもを守れるのは親。そう言い切ってくれる内田さんがそばにいてくれるのは、かなり心強く、勇気をもらえますね。 学校や教育センターだけでなく、周囲の人をうまく巻き込みながら、地域社会の安全を守る警察や、市民の代表である市議会などにも頼ることで、新たな道が開けることもあるのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年05月20日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママ友に話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたことが判明。ふくこさんの夫は早速、靴屋に行って店長さんにSさんの兄について尋ねると、「外で品出しをしながら、安田さんのお宅を見ていたのかも。警察に言ったほうがいいと思います」とのこと。一方ふくこさんが教育センターに電話で相談してみたところ、「できる限りSさんと息子さんは関わらないように。もし次に何かあったら、警察に連絡してください」と助言されました。その日の午後、ふくこさんはケイくんを迎えに学校へ向かいました。すると、担任の先生から「すみません。教室の隔離について、“できない”ということになりました」と聞かされます。 学校側へは、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしていたはずだったので、困惑するふくこさん。先生とケイくんとの間では「つらい気持ちになったときには手を挙げる」とサインを決めて実践したものの、他の生徒たちが「なんでケイくんだけ?」と騒ぎだしてしまったそうなのです。 ふくこさんは、先生の様子から「全体に許可できないものは個人に許可できない」「前例がない」などと上の立場の人に言われた可能性があると察し、校長先生に話を聞くことにしたのですが……。 学校側の対応に、怒りで震える… この期に及んで校長先生は、「ケイくんだけ……というわけにもいかないので」「Sさんのお兄さんも、きっと妹を思うやさしさから、行動を起こしてしまったと思うんです」と言い出しました。 さらに、Sさんの母は学校からの電話にすら、なかなか出ない状況にもかかわらず、「今後も密に連絡を取り合い、話していくつもりでおります」など、きれいごとを並べて、今回のことを鎮めようとする校長先生。 怒りに震えるふくこさんを前に、校長先生は明るい表情で「市に相談したところ、教育課の支援教育部のマネージャーが話を聞いてくださるそうです」と話します。実際に被害に遭っており、切羽詰まった状況のふくこさんとの温度差を感じますね。ふくこさんは、「私は、恐らくその市の方が間に入ってくださっても、話し合いなどできないと思っています。申し訳ないけれど、これまでいろいろ調べさせてもらった結果、お話できる人たちではないと感じています」と、はっきりと伝えたそうです。 SNSのコメント欄にも、「校長先生、何もわかってない。現場を目にしている担任の先生のほうが、まだわかっている感じがする」 「生徒間でトラブルが起きたとき、個々に対応するのは当たり前のことなのに……。みんな行きたがるなら、理由をちゃんと説明して諭すのが先生の役目だと思います」「皆さんと同じく、怒りでプルプルします! 校長先生の言っていることや考えが理解できません」 と、学校側の対応に疑問を持つ人の声が多数。 今回の場合、ふくこさんが学校や教育センターに相談しても、なかなか具体的な解決策が見えてきませんでした。ましてや相談相手との間で温度差があれば、被害者の心はさらに傷ついてしまいかねません。 トラブルが発生した際、現場の関係者の中には、とにかく物事を穏便に済ませたいと思ってしまう人もいることでしょう。しかし、特に人間関係のトラブルにおいては、誤解のないように事実を明らかにした上で、きちんと問題点を洗い出し、適切な対応策を考えることが大切ではないでしょうか。 学校側が傷ついたケイくんに寄り添い、親身になって問題解決のために協力してくれることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年05月19日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママ友に話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたことが判明。ふくこさんの夫は早速、靴屋に行って店長さんにSさんの兄について尋ねると、「外で品出しをしながら、安田さんのお宅を見ていたのかも。警察に言ったほうがいいと思います」と忠告されました。一方そのころ、ふくこさんは教育センターに電話で相談してみることに。ふくこさんが教育センターの相談員にこれまでの事情を説明し、ケイくんに夜驚の症状があるということを伝えると、カウンセリングをすすめられました。 また、「できる限りSさんと息子さんは関わらないように。もし次に何かあったら、警察に連絡してください」との助言をされ……。 ど、どうして教室の隔離ができない…? 学校側へは、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしていたはずなのに、教室の隔離はできなかったとのこと。 担任の先生とケイくんの間では「つらい気持ちになったときには手を挙げる」とサインを決めて実践したものの、他の生徒が騒ぎだしてしまったのです。 ふくこさんは、先生の様子から「全体に許可できないものは個人に許可できない」「前例がない」などと上の立場の人に言われた可能性があると察し、校長先生に話を聞くことにしました。 「なぜ被害を受けたケイのほうが教室を追われなければならない?」 「加害者側は教室に居られるのに……」 不本意な気持ちを抱えながらも、先生に冷静に対応するふくこさん。すべてはケイくんのことを守るためでした。 親の目が届かない、学校という閉鎖的な空間での出来事。時には先生の目すら届かない場面もあることでしょう。子どもがつらい気持ちになった瞬間に助けてあげることができないのは、親としてもどかしい気持ちになってしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年05月18日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママたちに話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたこと、乳幼児だったころのSさんのお世話はすべて、当時11歳のSさんの兄がしていたことが分かりました。ふくこさんの夫は早速、靴屋に行ってSさんの兄について店長さんに尋ねました。すると、つい先日辞めていたこと、外で品出しばかりしていた=安田家を観察していたかもしれないということが発覚。一方そのころ、ふくこさんは教育センターに電話で相談してみることに。これまでの事情を説明して、ケイくんに夜驚の症状があるということを伝えると、カウンセリングをすすめられました。 しかし、ふくこさんは 「どうして被害を受けた側だけがカウンセリングをすすめられるのか」 「カウンセリングが本当に必要なのは、S家の人たちではないのか」 と、相談員の方の提案に違和感を覚えるのでした。 認知が歪んでいる可能性があります 特に海外では、問題を起こした側がカウンセリングを受けるという例があるものの、実際には受ける意思がない人にカウンセリングを受けさせることは難しいとのこと。 相談員の方は、「できる限りSさんと息子さんは関わらないように」と忠告してくれました。さらに、「もし次に何かあったら、警察に連絡してください」と、Sさんの兄がアルバイトをしていた靴屋の店長さんと同じく、警察に相談することをすすめるのでした。 この他にも、ふくこさんは、S家について児童相談所に話したほうがいいのかどうか質問をしたところ、過去のネグレクト等に関しては児相でも対応が難しいとの返答だったそう。 SさんもSさんの兄も、ネグレクトをされていたり、ヤングケアラーであったりりした当時に、周囲から適切な保護を受けられていれば、ひょっとしたら認知の歪みが起きていなかったかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年05月17日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママたちに話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたこと、乳幼児だったころのSさんのお世話はすべて、当時11歳のSさんの兄がしていたことが分かりました。Sさんの兄がケイくんの様子を監視するために靴屋でバイトをしていたとしたら……。不安でいっぱいになったふくこさんが夫に報告すると、夫はすぐに靴屋を見てくると言って出かけていきました。夫は靴屋の店長さんに話を聞くことができましが、Sさんの兄はすでにバイトを辞めていることが判明。 「外で品出しばかりしていたのですが、安田さんの家を見ていたのかもしれません」と言う店長さん。また、「警察に言ったほうがいい」と忠告した上で、もしまたSさんの兄や母が店に訪れることがあれば、教えてくれるとのことでした。 一方ふくこさんは、ある場所に電話しようと考えていました……。 どうしていつも被害を受けた側だけが… ふくこさんは、教育センターに電話相談することに。これまでの事情を説明して、ケイくんに夜驚の症状があるということを伝えると、カウンセリングをすすめられました。 しかし、ふくこさんは、「どうして被害を受けた側だけがカウンセリングをすすめられるのか」 「カウンセリングが本当に必要なのは、S家の人たちではないのか」 と心がざわついてしまうのでした。 SNSのコメント欄には、 「その通りだと思います。被害にあった側がカウンセリングを受ける流れに、私も違和感ありです!」 「被害側の心のケアはもちろん大切ですが、元を絶たないと、また別の人が被害に遭うかもしれないのに……」 「問題を抱えているのは加害者なのに、なぜ被害者だけがいろいろしなくちゃいけないのでしょうね」 など、ふくこさんの違和感に賛同する人の声が集まりました。 傷ついた被害者の心のケアはもちろん必要ですが、根本的な解決のためには、加害者側の心の闇に目を向けることが重要なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年05月16日事前に学校や家族から体のことを教えられたとしても、初めて生理になったときは不安になったり上手く対応できないこともありますよね。初めて生理になった時、みなさんはどうでしたか?そこで今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気tiktokより、オリジナル漫画「みんなの初潮はどうだった?」をご紹介します。初めての生理に不安になり……この投稿をInstagramで見るMOREDOOR|カラダの悩み / 性教育 / LGBTQ+ ...(@moredoor_official)がシェアした投稿この漫画に読者からは……『早い年齢から生理がきてしまうと驚いてしまうのも無理ない』『大人のケアが大事なのは変わらない』『最初は不安だから、こういう風になんでも大きな心で受け入れてくれる人がいてくれるだけで安心する』など実にさまざまな意見をいただきました。また、多くの方が「自分も親のサポートに助けられた」とコメントを挙げられていました。早めに伝えてあげること……今回のように本人が生理についてなんとなく知っていても、初めて来てしまったときにどうして良いかわからないという方も多いかもしれません。いつ生理が来てもパニックにならないよう、小さな頃から性教育と合わせて生理用品の準備をしておくのもいいですね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)■作画:まきうちまきえ
2023年05月15日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで、誤解が生じていたのです。その事実を担任の先生がSさんのお母さんに説明したものの、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさんの兄と顔見知りだと言う、ケイくんの習い事で知り合ったママ友・泉さんに事情を話したところ、Sさんの兄が「時々他人をナメた態度をとること」「ふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたこと」を教えてくれました。さらに、Sさんの母とつながりのあるPTAの葉山さんにも話を聞くと、乳幼児だったころのSさんのお世話はすべて、当時11歳のSさんの兄がしていたという複雑な家庭環境が見えてきたのです。もし、Sさんの兄が自宅のすぐ前の靴屋でアルバイトをしていた理由が、ケイくんの様子を監視するためだったとしたら、恐怖でしかありません。ふくこさんは不安でいっぱいになります。 アルバイトの件を夫に伝えると、今から靴屋に行ってくると言い出して……!? 「安心しないほうがいいと思いますよ」 夫は靴屋の店長さんに話を聞くことができましが、Sさんの兄はすでにバイトを辞めていました。店長さんいわく、「外で品出しばかりしていたのですが、安田さんの家を見ていたのかもしれません」とのこと。続けて、「警察に言ったほうがいい」と忠告してくれました。 一番大切なのは、子どもの安全。ふくこさんは、「このとき初めて、『警察』を意識しました」と振り返ります。Sさんの兄を直接知っている店長さんの証言や忠告によって、Sさんの兄がケイくんを監視していた可能性も、現実味を帯びてきました。 警察への連絡は勇気がいるものですが、時と場合によっては、大げさと思ったり、ちゅうちょしたりせずに動いたほうがいいのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年05月15日