公開初日を迎えた映画『花戦さ』の舞台あいさつが3日、東京・丸の内TOEIで行われ、野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、篠原哲雄監督が出席した。この日は、豊臣秀吉に立ち向かう主人公の花僧、初代・池坊専好を演じた野村萬斎をはじめとするキャスト陣と篠原監督が勢揃い。主演の野村は「本当に今日という日を迎えられて嬉しいです。じっくり観ていただきたい映画で、1つ1つのシーンも見どころだと思いますが、何度も観ていただけたらと思います」とあいさつ。その野村扮する専好と秀吉(市川猿之助)、織田信長(中井貴一)、千利休(佐藤浩市)、前田利家(佐々木蔵之介)が共演した冒頭のシーンについて野村は「ロイヤルストレートフラッシュという噂もありますけど(笑)」と笑わせつつ、「もちろん撮影中は緊迫感がありましたけど、みんな仲良くというか、大勢人が出るシーンは時間が掛かるので、和気あいあいとやりました。みんながわりと京都弁に慣れようと京都弁を話している時に無理やり参入しようか戸惑っていました」と振り返り、初めて織田信長を演じた中井は「このメンバーだから1日で終わったんでしょう。異種格闘技戦みたいな感じで頑張りました」とジャンルが違えど芸達者な5人の力で乗り切ったことを賞賛していた。日本の伝統文化において同じ心を通じ合わせた天才花僧の専好と天下の茶人・千利休を演じた野村と佐藤。MCから「演じて分かり合えたことは?」という質問に佐藤は「この人(野村)の前で文化芸能は語れないでしょう」と恐れ多い様子だったが、「改めてというよりも野村萬斎を間近で見られる面白さはすごく楽しめましたね。お客さんになれました」と刺激を受けた様子で、野村も「2度目の共演で、けったいな役が多いので受け止めていただける方がいるってことは幸せなことだと思います」と佐藤に感謝しきりだった。野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐藤浩市といった狂言、歌舞伎、日本映画界を代表する俳優陣が共演を果たした本作。暴君と化した豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政から町衆を守るため、真っ向から秀吉に挑んだ花僧、初代・池坊専好(野村萬斎)の大勝負を描く。
2017年06月04日野村萬斎、市川猿之助、佐藤浩市らジャンルを超えた豪華キャストが集結し話題の『花戦さ』が6月3日(土)に公開。萬斎さん、猿之助さん、佐藤さんに、佐々木蔵之介、中井貴一、森川葵、山内圭哉、和田正人、吉田栄作、篠原哲雄監督が舞台挨拶に登壇した。萬斎さんが華道の池坊専好、佐藤さんが千利休、猿之助さんが秀吉を演じ、天下人に“花”をつかってケンカを売る花僧の姿を痛快に描き出す。この豪華キャストの登場に客席からは割れんばかりの拍手が!映画では冒頭、信長(中井さん)が登場する岐阜城でのシーンで、萬斎さん、猿之助さん、佐藤さん、佐々木さん、中井さんらが一堂に会したが、萬斎さんは「“ロイヤルストレートフラッシュ”といううわさもありますが」と楽しそうに述懐。猿之助さんは「(現場に生けられている)花が素晴らしく、インパクトがありました!これをスタジオに生けるのかと」と興奮した面持ちでふり返る。佐々木さんは、その猿之助さんから「ふすまの開け方を教わりました」と明かすが「映画で見たら、猿之助さんは耳の穴かっぽじってて、所作も何もなかった(笑)」と語り、会場は笑いに包まれる。和田さんからは、茶の湯の祖・千利休を演じる佐藤さんが現場で役衣装のまま「コーヒーを飲んでた(笑)」という暴露があり、佐々木さんも「しかも紙コップで(笑)」と指摘。佐藤さんは「茶碗でコーヒー飲んでるほうが変でしょ」と苦笑交じりに語っていた。ちなみにこの岐阜城のシーンはおよそ80カットを1日で撮り切ったそうで、ここが唯一の出演シーンだった中井さんは「このメンバーだからこそ。異種格闘技戦みたいに、みんないろんなところから来て、頑張りました」と満足そうに語っていた。また、刃ではなく花で敵を討とうとする本作にちなんで、壁にぶつかったり、挫折したときの自分なりの対処法を尋ねると、萬斎さんは「昔は爆音でエレキギターを弾いてました」と明かし、会場は驚きに包まれていた。『花戦さ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年06月03日「花僧(僧侶)の役ですのできちんとした芝居をするためにも頭を丸刈りにしました。狂言の舞台に立つときはなるべく頭巾や烏帽子をかぶる役にしたのですが、困ったのはテレビの仕事のとき。頭巾で出るわけにはいかないのでカツラをかぶりました(笑)」 そう語るのは、狂言師の野村萬斎(51)。戦国時代、京の都に実在した、花を生けることで世の平穏を祈る「池坊」と呼ばれる僧侶たち。野村は映画『花戦さ』(6月3日全国公開)で、天才的華道家として知られる、初代・池坊専好を演じた。時の権力者・豊臣秀吉と対峙し、花をもって戦った1人の花僧が主人公の時代劇エンタテインメントだ。 共演陣も、市川猿之助(豊臣秀吉)、中井貴一(織田信長)、佐々木蔵之介(前田利家)、佐藤浩市(千利休)と超豪華キャスト。 「中井貴一さんとは『陰陽師II』でご一緒しましたし、佐藤浩市さんとはもう3度目になります。前回『のぼうの城』で僕は“でくのぼう”を演じ、今回は“いけのぼう”(笑)、あうんの呼吸でやらせていただきました。市川猿之助さん、佐々木蔵之介さんは初めてお手合わせしましたが、いろいろな個性の方たちと出会えるのは楽しいですね。映像の世界の方たちとご一緒すると大船に乗った気持ちになりますし」 常に第一線で活躍する狂言師の目から見て、華道は狂言に通じるものがあるのだろうか。 「華道、茶道、日本画や狂言は禅の思想を受けた文化なんです。すべてを埋め尽くさず、どこかに余白の美を残している。余白というのは自分を映し出す鏡だと思います。見た方が、その余白を埋める。人が作った作品をいったん自分の中に入れて完成させる。それは狂言も同じで、シンプルすぎて一見とっつきにくいかもしれませんが、ご覧になった方が好きなように解釈してくださればいいんです」 映画の見所、そして今後やりたい映画はどんなものなのか。 「まずは笑えて、途中から泣ける。奥行きのある作品だと思います。最後はぐわわわわーと笑い、そして涙する。そんなふうにご覧いただければうれしいですね。今後やりたい映画ですか?『007』のように女性にモテるスナイパー役なんてやってみたいですねぇ(笑)」
2017年06月02日今週末に公開を控えた映画『花戦さ』に主演する能楽師で俳優の野村萬斎が、5月29日(月)今夜放送の日本テレビ系バラエティ「しゃべくり007」に出演。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」らとトークや企画を繰り広げる。狂言の世界だけでなく映画、テレビなどで幅広い活躍を見せる野村さん。大河ドラマ「花の乱」の細川勝元役や映画『陰陽師』シリーズでの安倍晴明役、最近では『のぼうの城』での成田長親(のぼう)役などが印象深いなか、昨年公開された『シン・ゴジラ』ではゴジラのモーションアクターを担当。同作のゴジラの独特の動きやポーズを生み出したことも大きな話題となった。そんな野村さんが今回トークで狂言の型を紹介する。「月を見る」「笑い方」などからトークが広がり、狂言風に「タクシーを止める」など狂言の型を使った様々な表現を見せる野村さんに注目だ。また企画は「狂言か?真実か?野村萬斎のウワサ007」ということで野村さんにまつわる数々のウワサの真相に迫っていく。「女優に会いたいからドラマに出る」というウワサは果たして真実なのか!?また今回は野村さんのほか、話題の芸人・みやぞんもゲストで登場。「イッテQ!」で見せる驚異的な身体能力が話題のみやぞんの様々な特殊能力が紹介される。野村さんの主演最新作となる映画『花戦さ』は、豊臣秀吉の圧政に立ち向かった実在の花僧“池坊専好”の姿を描いた作品。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連る花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく、命ある花の美しさだった――。野村さんが信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下統一の茶の湯者・千利休とも親交があった京都の花僧・池坊専好を演じるほか、専好と対立することになる天下人・豊臣秀吉役に市川猿之助、茶人・千利休役に佐藤浩市、織田信長役に中井貴一、前田利家役に佐々木蔵之介、吉右衛門役に高橋克実、れん役に森川葵、そのほか山内圭哉、和田正人、吉田栄作らが出演。また竹下景子が専好の良き相談相手として頼りにする尼・浄椿尼役を演じる。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。「しゃべくり007」は5月29日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年05月29日6月3日公開の映画『花戦さ』の公開直前会見が29日、都内で行われ、野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、高橋克実、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、篠原哲雄監督が出席した。野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐藤浩市といった狂言、歌舞伎、日本映画界を代表する俳優陣が共演を果たした本作。暴君と化した豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政から町衆を守るため、真っ向から秀吉に挑んだ花僧、初代・池坊専好(野村萬斎)の大勝負を描く。市川とは本作で初共演となった野村は「僕とのシーンも素晴らしいんですけど、浩市(千利休)さんを踏んづけたりと憎々しさが本当に楽しくて、素晴らしい秀吉でした。こんな嫌な奴がこんなにチャーミングに見えて、本当に素晴らしいと思いました」と絶賛し、当の市川は「大先輩の佐藤さんの頭を踏んづけるのが本当に嫌でしたが、役だから仕方ないですよね。だから心の中で『ごめんなさい』と言いながらやっていました」と佐藤を気にかける場面も。その市川から足で踏まれた佐藤は「僕らみたいなのは、熱がかからないと(芝居が)出来ないので、猿之助くんに『もっと踏んで! もっと踏んで!』とお願いをさせていただきました。違う意味に取られますが」と笑わせ、佐藤と長い付き合いのある中井は「佐藤さんがMだというのは長い付き合いの中で何となく分かっていましたよ」とコメントして会場の笑いを誘った。ヒロインの森川は、野村扮する専好に助けられた娘・れん役。「みなさんそれぞれの個性を持たれた素敵な俳優さん。私がその中に紛れていて不思議な感覚です」と話しながら「作品をやっていても、同じ年齡の人とやることが多いので、こうして同じ作品に出させていただいて本当に幸せです」と大先輩の演技に刺激を受けた様子。とはいえ、「皆さんそれぞれ素敵なので、もし選べと言われても絶対に選べないです(笑)」と言及を避け、登壇した男性陣を安堵させた。映画『花戦さ』は、6月3日より全国公開。
2017年05月29日狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが競演する痛快エンターテインメント『花戦さ』の完成報告会見が5月29日(月)、都内で行われ、主演の野村萬斎(池坊専好役)、市川猿之助(豊臣秀吉役)、佐藤浩市(千利休役)ら豪華キャスト勢が出席した。実在した京都の花僧・池坊専好の奇想天外な半生を描く本作。天下人にして、暴君である秀吉に、「刃」ではなく「花」で戦いを挑んだ男の秘策とは?萬斎さんは「非常に濃い時間を体現し、人生の半分を生きたような濃密な映画になっております。ずいぶん面白おかしく演じさせてもらい、演技の楽しさを知る機会になりました」と『のぼうの城』以来となる時代劇映画をふり返った。秀吉が鬼気迫る怒りの表情で、千利休の頭を踏みつけている衝撃的なシーンも話題になっており、萬斎さんは「憎々しさがすばらしい。こんなにイヤな奴なのに、チャーミングに見える」と猿之助さんの“暴君ぶり”を絶賛。当の猿之助さんは「浩市さんの頭を踏んづけるなんて、本当にイヤでした。なんて役なんだろうって…。でも役だから、しょうがないので(笑)『ごめんなさーい』の気持ちで」と苦しい胸中を告白した。ところが頭を踏まれた佐藤さんは、「萬斎さんや猿之助さんは、型がある伝統芸能で生きた方々だから、エアー(力を入れない)なんですよ」と語り、「僕は路傍の石みたいな俳優なんで、力を入れてもらわないと感情が入らなくて…。だから、『もっと踏んで、もっと踏んで!』と思った。違う意味にとられちゃうけど(笑)」と知られざる願望(?)を明かし、会場の笑いを誘っていた。会見には中井貴一(織田信長役)、佐々木蔵之介(前田利家役)、高橋克実(吉右衛門役)、山内圭哉(専伯役)、和田正人(専武役)、森川葵(れん役)、吉田栄作(石田三成役)、篠原哲雄監督が出席した。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年05月29日野村萬斎、市川猿之助、中井貴一ら「狂言×歌舞伎×日本映画界」のトップが競演する映画『花戦さ』。この度、来月6月3日(土)に公開を控えた本作から、豪華俳優陣が顔を揃え、演技合戦を繰り広げたシーンのメイキング映像が到着した。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中、町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連る花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく、命ある花の美しさだった――。本作は、信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下統一の茶の湯者・千利休とも親交があった、池坊専好という実在した京都の花僧の物語。そんな池坊専好役を務めるのは、狂言師・萬斎さん。ほかにも、専好と対立することになる天下人・秀吉役を猿之助さん、茶人・千利休役を佐藤浩市、信長役を中井さん、前田利家役を佐々木蔵之介、吉右衛門役を高橋克実、れん役を森川葵が演じ、戦国時代、時の天下人である秀吉に専好が単身立ち向かう姿を痛快に描いていく。そしてこのほど公開されたメイキング映像では、まず織田信長に所望され、池坊専好が自ら花を披露するシーンの撮影現場に入る猿之助さんらが映し出される。巨大な松のいけばな「大砂物・昇り龍の松」を吟味する信長に対峙する専好、庭先に豊臣秀吉、千利休、前田利家が控えており、その緊迫したシーンを中心に映像が構成されている。東映京都撮影所に組まれた岐阜城の大広間セットで繰り広げられた芝居は、名優たちの共演といった生易しいものではなく、ジャンルを越えて表現者たちがぶつかり合う、演技の熱量はすさまじい。「さすがは上様でございますな。お見事でございます」と笑う若かりし秀吉や、「何故、このような松を?」という信長の問いかけに天真爛漫に「て、て、天に向かって、その、グワワワーっと…」と答える専好さながらに、セリフをシャドーアクティングと称して練習する萬斎さん。また、「武人たる者、茶と花を、人の心を大事にせよ」と武人道を説く信長が、「猿!」と秀吉に呼びかけるも印象的。さらにほかにも、権力者となった秀吉と利休が茶室で激しくも静かに繰り広げた「合戦」と呼ぶにふさわしい、のちの悲劇を暗示させるシーンなども織り込まれている。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年05月23日野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市という、狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが競演する痛快エンターテインメント『花戦さ』。このほど、萬斎さん演じる花僧・池坊専好が“戦さ”を挑むことになる、太閤・秀吉の横暴ぶりが明らかになる劇中画像が公開された。本作は、織田信長、豊臣秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下一の茶の湯者・千利休とも親交があった、実在した京都の花僧・池坊専好の物語。戦国時代、信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は秀吉へ引き継がれ、戦乱の世が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。天下人・秀吉に対し、単身立ち向かう専好の姿を、本作では痛快に描き出す。このほど届いた画像は、暴君・秀吉(市川猿之助)が鬼気迫る怒りの表情で、千利休(佐藤浩市)の頭を踏みつけている衝撃的なもの。場所は、悪評高い黄金の茶室。金色の袴に金色の足袋という秀吉の驕りを象徴するような姿で、足元には秀吉が好まない黒楽茶碗も確認できる。実は、“色”も本作を語る上で重要な要素となる。秀吉と利休の断絶の真相については諸説あるが、果たして、本作ではどのように描かれているのか…?ただただ、ひれ伏すしかない利休を踏みつける秀吉の横暴ぶりが、やがて池坊専好を一世一代の“戦さ”へと突き進ませることを予感させる1枚だ。専好は、かつて天下統一を目指す信長(中井貴一)の前で花をいけたが、思わぬ失態がもとで信長の怒りを買ってしまった。軽妙な機転で彼を救ったのは、ほかならぬ秀吉だ。そんな出会いから十数年。秀吉の治世のもと戦乱は収まり、専好と利休は無二の友として、それぞれの道を高め合った。だが、天下人となった秀吉の驕りは嵩じ、やがて利休を自害に追い込むこととなる。歌舞伎界代表の猿之助さんと、映画界代表の佐藤さんとの火花散る遠慮なしの演技バトルには注目だ。友のため、民のために、「花をもって世を正そうぞ」と専好が手にしたのは、「刃」ではなく「花」。彼が太閤・秀吉に仕掛けた一世一代の戦さは、果たしてどんなものだったのだろうか?『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年05月12日野村萬斎をはじめ市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市ら狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが共演を果たす『花戦さ』。この度、6月の公開に先立ち、3月27日(月)に“いけばな発祥の地”京都・六角堂にてイベントが開催され、池坊専好役の萬斎さん、天才絵師・れん役の森川葵、千利休役の佐藤さんが登場した。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく命ある花の美しさだった――。本作は、京都・六角堂の花僧、初代・池坊専好が、時の権力者である豊臣秀吉に刃ではなく、花をもって挑んだ痛快エンターテインメント映画。イベント当日は、映画の舞台となった京都・六角堂にて、萬斎さん、森川さん、佐藤さんが「映画完成奉告」及び 「ヒット祈願」として僧侶が読経する中、オクロレウカを献華。また、朝6時から詰めかけた一般観覧約600名に感謝を込めて、“紅白餅”やコスモスや朝顔などの“幸せの花の種”のプレゼントも。萬斎さんは、「六角堂は、人々に愛されているお堂だと改めて今日感じました。身の引き締まる思いです。池坊555年の歴史の重みを感じながらも、この映画が池坊の発展に寄与できたらという思いで演じました」と挨拶し、六角堂を訪れるのは2度目だと言う佐藤さんは、「先日、中に入って色々な花の歴史を興味深く聞かせていただきました。そういったものが全て映画の中にフィードバックされていると思います」と映画をアピール。また森川さんは撮影をふり返り、「時間があったので京都の街を歩いてみました。ドーナツや豆乳ソフトクリームを食べに行ったり、京都を満喫させていただきました」と思い出を語り、「花が実際に生きて、支えてくれているということ。お花を通して、心が優しく、豊かな気持ちになっていくのをこの撮影の中で感じました」と“花”の力についてコメントした。さらに千利休を演じた佐藤さんは、「ちなみに茶をたてるシーンでは、手元しか映っていませんが、私が全部やっていますのでぜひ劇場で確認してください」と呼びかけ、萬斎さんは「皆と一緒に楽しく笑いあうシーンはエンターテインメント。秀吉の悪政が及んでくると悲劇的になり、専好たちがそれをまた跳ね返していく。笑って泣けて、最後は両方一緒になるというような映画になるかと思います」と語った。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年03月28日池坊専好役の野村萬斎をはじめ、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市ら「狂言×歌舞伎×日本映画界」のトップが集結する映画『花戦さ』。この度、本作の本予告とポスタービジュアルが解禁され、前売り鑑賞券も4月1日(土)より販売されることも決定した。16世紀後半、織田信長が本能寺で倒れたのち、天下人の座は豊臣秀吉へ引き継がれ、戦乱の時代が終わりを告げようとしていた。だが、秀吉の圧政は次第に人々を苦しめていく。そんな中町衆の先頭に立ち、秀吉に真っ向から戦いを挑んだ僧がいた。その名を池坊専好。華道池坊の歴史に名を連ねる花僧たちの中、ひときわ名手の誉れ高い専好が、天下人に対して武器としたのは、刃ではなく命ある花の美しさだった――。本作は、信長、秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下統一の茶の湯者・千利休とも親交があった、池坊専好という実在した京都の花僧の物語。花を生けることで戦乱に生きる人々の心を救う花僧・池坊専好役に萬斎さん、専好と対立することになる天下人・秀吉役に猿之助さん、茶人・千利休役を佐藤さん、信長役を中井さん、前田利家役を佐々木さん、吉右衛門役を高橋克実、れん役を森川葵が扮し、戦国時代、時の天下人である秀吉に、専好が単身立ち向かう姿を痛快に描いていく。このほど公開された予告編では、時の権力者・秀吉の離宮を自害へと追いやることになる鬼気迫る怒りの表情や、信長の君主として凛とした佇まい、利家の専好に対する穏やかな表情、そして利休の包容力溢れる人柄が一目で分かる映像に。また、豪華メンバーが一同に会することになる映画冒頭、岐阜城の大広間のシーンで、10人がかりで14日間かけて作り上げた、松を昇り龍に見立てた幅4m55cm巨大な松のいけばなも登場。信長をして「見事なり」と言わしめ、専好の花の名手たる所以を一目で伝える迫力。しかし一転、「利休の話をするな」と怒り、驕り高ぶる秀吉も映し出され、「仏なんか どこにおるんや?」と涙する専好が「花をもって世を正そうぞ」と思いを込め、一世一代の「戦さ」へ突き進む姿が描かれている。さらに同時に解禁されたポスタービジュアルでは、「秀吉ギャフン」というコピーとともに、菖蒲の花を手に一世一代の大勝負に挑む専好をはじめ、生き生きした表情の登場人物たちが集結する、華やかな一枚となっている。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年03月17日「GANTZ」の原作者・奥浩哉の大ヒットコミックを、映画『GANTZ』の佐藤信介監督ほか制作スタッフが再集結し、実写化する映画『いぬやしき』。この度、豪華メインキャストが決定。主人公を、16年ぶりの映画主演となる木梨憲武が務め、対決する役には自身初の悪役となる佐藤健が配役。3月上旬にクランクインしており、2018年に公開される。主人公は家庭では信頼も威厳もない、会社でも出世もない、冴えない初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎。謎の事故に巻き込まれた犬屋敷は目が覚めると、見た目は変わらないまま、身体の中が未知の機械で出来たサイボーグになっていた。犬屋敷はその身体で手に入れた能力を活かし、人助けに自分の存在意義を見出すようになる。一方、犬屋敷と同じ能力を持った高校生・獅子神皓は、悪事に手を染めていき、やがて自分に敵対する総ての人間を殲滅するため動き出す。獅子神によって危機的状況に陥ってしまった日本を救うべく、仕事でもプライベートでもうだつの上がらない史上最弱の心優しきヒーロー犬屋敷が立ち上がる!原作は、カルト的人気を誇るSFアクション漫画「GANTZ」の奥氏が、「GANTZ」のエッセンスを取り込みながらも、リアルな日常と現実には有り得ない非日常が交錯する新たな世界観で描いた漫画「いぬやしき」。既刊8巻で200万部を突破する大ヒットコミックの映像化に、『GANTZ』のメガホンをとった佐藤監督が挑む。本作ではこれまで以上の緻密なCGを作り上げるべく、撮影前にキャストと海外に赴き、世界に数台しかない機器を使用して全身スキャニングを実施。最新の技術を駆使し、万全の態勢で撮影に臨んでいるという。そして、主人公・犬屋敷壱郎役には、2002年公開の『竜馬の妻とその夫と愛人』以来、映画主演は実に16年ぶりとなる木梨さんが決定。実年齢より老けて見える犬屋敷役を演じるに当たり、特殊メイクを施して「おじいちゃんヒーロー」役に挑む。今回のオファーについて「『いぬやしき』というタイトルを聞いて、どんな作品なのか全然分からなかったですが、『パパ、「いぬやしき」やるの?やったほうがいいよ!』という原作ファンの僕の子どもたちからの後押しもあり、『やります!』と意気込んでやらせていただくことになりました」と経緯を明かし、「家族や日本を救うために超人的な能力を使って戦う、という面白くてやりがいのある役なので、演じさせていただくことはすごく光栄です」と楽しみにしているよう。また共演する佐藤さんとはクランクイン前に話したそうで、「『なんてしっかりした役者なんだ!』と思いました。まさに俳優という感じで、やはり若手のエースですね!彼との戦いのシーンも楽しみです」とコメント。「役者・中井貴一さんに『いぬやしき』をやると伝えたところ、『木梨くん、犬の映画やるの?』と言われました。その悔しさをバネに気合いを入れて頑張っています。ワンワン」と意気込みを綴った。一方、犬屋敷壱郎と同じ能力を持ち、人間を殲滅しようとしていく大量殺人鬼・獅子神皓役を演じるのは、『るろうに剣心』、『世界から猫が消えたなら』、『何者』など、話題作に次々と出演する佐藤さん。自身初の“悪役”を演じる。「実年齢とはかけ離れた役ですし、僕が演じてもいいのかという葛藤もありました。しかし、ここまでスケールが大きく、心惹かれるキャラクターを前に、俳優としてこの役を演じたいという気持ちを抑えることができませんでした。お受けしたからには、これまでの役者人生で培ってきたすべてを注ぐ」と意気込みを見せた。さらに、獅子神の幼馴染みであり、犬屋敷と組んで獅子神を止めようとする安堂直行役を本郷奏多、獅子神に好意を抱き、彼に寄り添う女子高生・渡辺しおん役を二階堂ふみ、父を疎ましく思う犬屋敷麻理役を三吉彩花、犬屋敷壱郎の息子・犬屋敷剛史役を福崎那由他、犬屋敷壱郎の妻・万理江役を濱田マリ、獅子神の母・優子役を斉藤由貴、そして獅子神の起こした事件を追う、映画オリジナルキャラクター・萩原刑事を伊勢谷友介ら、個性豊かな実力派俳優陣が脇を固める。原作者・奥氏は「実写化には素直にワクワクしてます!」と話し、「木梨憲武さんと佐藤健さんの犬屋敷さんと獅子神は漫画では出せない味が加味され、また原作とは違った魅力の作品になることを期待してしまいます!脚本も原作の良さは勿論 邦画のスケールを超えている画面が想像され、とても完成が待ち遠しいです」と期待を寄せた。『いぬやしき』は2018年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月17日野村萬斎に市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市という、狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが競演する痛快エンターテインメント『花戦さ』。このほど、この豪華な面々が、実在の花僧・池坊専好や、千利休、戦国武将などに扮する場面写真が一挙に解禁となった。花僧・池坊専好は、天下統一を目指す織田信長の前で花をいけ、居合わせた千利休らの心をつかむが、思わぬ失態が信長の怒りを買い、あわや打ち首に…。そのとき、軽妙な機転で彼を救ったのは、豊臣秀吉だった。そんな出会いから十数年。秀吉の治世のもと戦乱は収まり、専好と利休は無二の友として互いの道を高め合った。だが天下人となった秀吉の驕りは嵩じ、利休を自害に追い込み、専好を慕う町衆の命までもが次々と奪われていく。ついに、専好は立ち上がった。手にしたのは、「刃(やいば)」ではなく「花」。池坊専好が太閤秀吉に仕掛けた一世一代の「戦さ」とは――?本作は、織田信長、豊臣秀吉といった戦国武将と関わりを持ち、天下一の茶の湯者・千利休とも親交があった実在の京都の花僧・池坊専好を主人公にした物語。戦国時代、時の天下人である秀吉に、専好が単身立ち向かう姿を痛快に描き出す。あの秀吉を「ギャフン!」と言わせた“けったいな”男・池坊専好に扮するのは、唯一無二の狂言師・萬斎さん。専好の親友となる千利休には、先日、第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した佐藤さん。今回到着した場面写真では、萬斎さん演じる専好が真剣な表情で花を生けるシーンや、豊臣秀吉(市川猿之助)にひれ伏す千利休の姿、利休と穏やかにほほえむ専好の友情が感じられる姿が…。そして、織田信長(中井貴一)、前田利家(佐々木蔵之介)、さらに、専好と幼馴染の町衆・吉右衛門(高橋克実)が並ぶコミカルな姿や、何やら楽しげに手ぶりをしている専好と対照的に困り顔の弟弟子・専武(和田正人)も見られ、それぞれの表情から彼らの人間関係が読み取れるものとなっている。戦国の世に、刃ではなく「花」を手にした摩訶不思議な男・専好。その奇想天外な戦いに、期待は膨らむばかりだ。『花戦さ』は6月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花戦さ 2017年6月3日より全国にて公開(C) 2017「花戦さ」製作委員会
2017年03月07日2016年の大ヒット作『ペット』、そしてまもなく公開を迎える『SING/シング』のイルミネーション・エンターテインメントが贈る『怪盗グルー』シリーズ最新作のタイトルが、『怪盗グルーのミニオン大脱走』に決定!7月21日(金)より日本公開されることになった。『怪盗グルー』シリーズは、バナナが大好きな黄色いやつら、ミニオンを筆頭に人気を集め、前作の『怪盗グルーのミニオン危機一発』は全世界興行収入がアニメーション作品史上第6位(3月2日付け boxoffice mojo調べ)を記録し、日本でも吹き替えキャストに笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一ら迎えて大きな話題を呼び、25億円の大ヒット。また、ミニオンたちが怪盗グルーと出会うまでに何をしていたのかが明らかになった『ミニオンズ』では、日本で興行収入50億円を超える特大ヒットに。いまやミニオンは、全世界で絶大な人気を誇るキャラクターとなった。待望の『怪盗グルー』シリーズ最新作となる本作では、グルー(声:スティーヴ・カレル)はもちろん、家族になったアグネス・イディス・マーゴの3姉妹とルーシー(クリステン・ウィグ)の前に、新たな最強のライバル怪盗が登場!その名も、怪盗バルタザール・ブラッド(トレイ・パーカー)。なにやら80年代風なスタイルが印象的な、バルダザールの狙いとはいったい何なのか? そして、グルーの最強(?)の相棒ミニオンたちは本作ではどんな大騒動を巻き起こすのか?今回決定したタイトルが指す「ミニオン大脱走」の意味とは…?シリーズ史上最大のスケールで繰り広げられる、笑いと興奮と感動の物語がいよいよ始動。『SING/シング』とともに上映されるという本作の特別映像にも注目してみて。『怪盗グルーのミニオン大脱走』は7月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月03日『美女と野獣』の野獣、『オペラ座の怪人』のラウルなど、劇団四季で主要な役を多く務めてきた中井智彦。2015年に退団後は、歌謡曲や映画音楽のスタンダードナンバーを集めたカバーアルバム『私の歌を聴いてくれ』や、中原中也の詩に自ら曲をつけたCD付きBOOK『詩人・中原中也の世界~在りし日の歌~』を発表するなど、独自の音楽活動も開始した。そんな中井が、ミュージカルの曲ばかりで綴るコンサート『I Live Musical!』を開催する。「Love」ではなく、あえて「Live」とした理由など、本作に込めた想いを聞いた。中井智彦のコンサート チケット情報気になる曲目は、『Beauty And The Beast/愛せぬならば』(美女と野獣)、『All I Ask of You』(オペラ座の怪人)、『Maria』(ウェストサイド物語)など、まさに王道の曲も予定。ラインナップは、役の性別を問わずに選んだと中井は言う。「“なんでこっちを見てくれないの”と焦れたり、たとえば『レ・ミゼラブル』の『夢やぶれて』のように悲しみに暮れたりする気持ちは、男女を超えた共通のもの。自分だったらどう演じ、どう表現するかということに挑戦してみたかった」と話す。また、タイトルに「Live」という単語を用いた理由については、「子どもの頃から歌が好きで、バンドをやったり、東京芸術大学で学んだりしたのですが、心を一番動かされたのが、大学1年生の時に出合ったミュージカルの曲でした。今年は東宝の『レ・ミゼラブル』で初舞台を踏んでから10年。僕はミュージカルに生かされてきたし、一緒に生きてきたとも感じているので、改めてミュージカルの曲に立ち向かいたいという気持ちを込めました」と語った。現在33歳。中井は「実は恥ずかしがりで“中井智彦”として愛を表現するのは苦手なタイプ。でも劇中で、役としてだったら存分に感情をぶつけられるんです」と打ち明ける。「好きなのも、カンツォーネよりドイツリート。ひとりの男が愛して、破れて、結局死んじゃう、みたいな」と笑うが、そんな中井だからこそ、役に没入したときのエネルギーは目を見張るものがあるのだろう。「昭和の歌謡曲も大好きで、ミュージカルと共通するのは、歌詞はシンプルなのに物語にリアリティがあるということ。尾崎紀世彦さんや山口百恵さんの曲なんて、いま聴いても震えますよね」と熱っぽく話す。歌という“物語”を紡ぐ覚悟は決まっている。「これからも、時代を超えた名曲を歌っていけたら」と、最後は笑顔で締めくくってくれた。公演は4月8日(土)東京・ヤマハエレクトーンシティ渋谷にて。チケットの一般発売は2月25日(土)午前10時より。取材・文佐藤さくら
2017年02月24日今夏、日本でも公開されることが決定している、ミニオンを生み出した『怪盗グルー』シリーズの最新作。この度、映画『SING/シング』の本編前に、本作の特別映像が上映決定されることが明らかになった。『ペット』や『SING/シング』を生み出したイルミネーション・エンターテインメントが贈る『怪盗グルー』シリーズ。前作の2013年公開の『怪盗グルーのミニオン危機一発』は、日本語吹き替えキャストに笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一を迎えたことでも注目を集め、全世界興行収入もアニメーション作品史上第7位を記録し、日本でも25億円と大ヒット。また、ミニオンたちが怪盗グルーと出会うまでに何をしていたのかが明らかになった『ミニオンズ』では、日本で興行収入50億円を超えるなど、ミニオンは全世界で絶大な人気を誇るキャラクターへとなった。そんな待望のシリーズ最新作では、グルーはもちろん家族になったアグネス・イディス・マーゴの3姉妹、そしてルーシーの前に新たな最強のライバル、怪盗バルタザール・ブラッドが登場。彼の狙いとは一体?そして、グルーの最強(?)の相棒ミニオンたちはどんな大騒動を巻き起こすのか、いまから公開が待ち遠しい。そして今回、本作の公開を前に、ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈る3月17日(金)公開の『SING/シング』の本編前に、本作の特別映像が上映されることが決定。気になる内容は、ミニオンたちに『SING/シング』の魅力を説明するグルーだが、そんなミニオンたちの反応は…?といった映像だという。タイトルや詳しい内容はまだ明かされていない本作だが、しかし今回の映像からは最新作のあらゆるヒントが隠されているかも!?本作の公開前に期待高まること間違いなしの本映像。ミニオンファンも必見のこの映像をぜひ劇場で確かめてみては?『怪盗グルー』シリーズ最新作(仮)は夏、全国にて公開予定。『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年02月10日日本映画界を代表する2人、中井貴一と佐々木蔵之介がW主演で、来年公開予定の映画『嘘八百』に出演することが決定した。舞台は大阪・堺。骨董の世界に身を置きながらも、冴えない仕事をしている古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)。偶然出会ったふたりの前に現れたのは、“幻の利休の茶器”だった!?一発逆転を狙って、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込み、壮大な狐と狸の化かし合いが始まる――。本作は、『百円の恋』で日本映画界に新風を吹かせた監督・武正晴と脚本・足立紳のタッグに、連続テレビ小説「つばさ」「てっぱん」などの脚本でも知られる今井雅子が加わり、オリジナル脚本で大人に向けた極上のコメディを描く。今回、主演の2人が演じるのは、中井さんが古物商の則夫役、佐々木さんが陶芸家の佐輔役。いまや日本映画界を牽引する存在として欠かせない2人は、6月に公開となる『花戦さ』でも共演しているものの、今回のような本格的な共演は今回が初めて。また、2人とも武監督作品への出演も初となる。本作で中井さんは古物商役を演じるということで、役作りに関しては「古美術関連の書籍を読んだりしています」と話し、「良い意味でも悪い意味でもロマンに包まれた商売だと感じているので、演じるのがとても楽しみです」と期待を語る。また佐々木さんは「大阪人の『おまえ、ホンマ!?嘘つけぇ!』は完全に褒め言葉です。『浪華の八百八橋』と言いますが、200橋くらいです。大阪では大きく盛った方が勝ちです。結果、オモロかったら良いんです。大阪の堺を舞台に、武監督と中井さんと利休さんと嘘っぱち×100倍の映画、お楽しみに!」とメッセージを寄せた。オファーについて武監督は、「作るにあたって、バカバカしいところもありながらホロッとくるような非常に難しいジャンルの“喜劇”に挑戦したいと考えていたので、そこには素晴らしい俳優さんが必要でした。ストーリーを考えていく中で、関東から来る男と関西の男の話にしようとイメージが固まった頃には、中井さんと佐々木さんしかいないと感じ、オファーさせていただきました」と2人しか考えられないと語る。また「昨今“嘘”という言葉がネガティブで殺伐としたイメージに受け取られる世の中になってしまっていますが、先人たちの作ってくれたこの『嘘八百』という言葉は、嘘の中にも楽しさやおおらかさがあるものだったと思っています。僕は映画作りも『嘘八百』だと思っていますし、その『嘘八百』は楽しいものであって、自分の映画作りの根本はそこにあると考えています」と独自の理論を述べ、「『嘘八百だったけど、なんて楽しい世の中なんだ!』と感じてくれる作品にできたらいいなと思います」と意気みを語った。『嘘八百』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月07日アニメーション映画『怪盗グルー』シリーズ最新作が、2017年夏に日本公開されることが決定し、第1弾予告映像が16日、公開された。前作の『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013)は、ミニオンを筆頭に愛くるしいキャラクターが縦横無尽にスクリーンを飛び出すアトラクション感抜群の3Dとストーリー、そして、日本語吹き替えキャストに笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一を迎えたことで大きな話題に。全世界興行収入もアニメーション作品史上第7位を記録し、日本でも25億円と大ヒットとなった。また、ミニオンたちが怪盗グルーと出会うまでに何をしていたのかが明らかになった『ミニオンズ』(2015)では、日本で興行収入50億円を超えた。シリーズ最新作では、グルーのほか、家族になったアグネス・イディス・マーゴの3姉妹、そしてルーシーの前に新たな最強のライバル・怪盗バルタザール・ブラッドが登場する。第1弾予告映像の中では、時代遅れの肩パッド入りのファッションに身を包み、マイケル・ジャクソンの「Bad」に合わせてマイケルさながらのムーンウォークを披露したり、チューインガムやルービックキューブを使って攻撃をしかけるなど、80年代風なスタイルで軽快に動き回るバルダザールの姿が確認できる。バルダザールの狙いは一体何なのか、そして、グルーの相棒ミニオンたちは今作ではどんな大騒動を巻き起こすのか、期待が高まる。(C)2017 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2016年12月16日あのキュートな“黄色いヤツら”ミニオンを生み出した『怪盗グルー』シリーズの最新作が、2017年夏に全国公開(全米公開は6月30日)されることが決定。グルーたちの前に新たなライバルが登場する予告映像が、早くも解禁となった。『怪盗グルー』シリーズといえば、『ペット』『SING/シング』などで知られるイルミネーション・エンターテインメントが贈る大人気シリーズ。前作の『怪盗グルーのミニオン危機一発』は、ミニオンを筆頭に愛くるしいキャラクターが縦横無尽にスクリーンを飛び出すユニバーサル・スタジオらしいアトラクション感抜群の3Dと完成度の高いストーリー、そして日本語吹替えキャストに笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一を迎えたことでも大きな話題に。全世界興行収入はアニメーション作品史上第7位($970,761,885 ※Boxoffice mojo調べ)を記録し、日本でも25億円と大ヒット。また、ミニオンたちがグルーと出会うまでに何をしていたのかが明らかになった『ミニオンズ』は日本だけで興行収入50億円を超え、全世界で絶大な人気を誇るキャラクターへと成長した。そんなシリーズ最新作では、怪盗グルーはもちろん、家族になったアグネス、イディス、マーゴの3姉妹、そしてルーシーの前に、新たな最強のライバルが登場する模様。その名も、怪盗バルタザール・ブラッド!本国版でグルーの声を務めるのはもちろんスティーヴ・カレル、ルーシーにはクリステン・ウィグが続投、バルタザール・ブラッドの声は「サウスパーク」のクリエイターとして知られるトレイ・パーカーが務めている。今回解禁された第1弾予告映像の中では、プリンスを思わせるような肩パッド入りの紫色ファッションに身を包み、マイケル・ジャクソンの「Bad」に合わせ、ムーンウォークをはじめ軽快に動き回るバルダザールの姿が!チューインガムやルービックキューブを使って攻撃をしかけるうえ、ヘアスタイルと口ひげも含め、なぜかすべてが80年代風なスタイル。彼の狙いとは一体何なのか!?そして、グルーの最強(?)の相棒ミニオンたちは、今回はどんな大騒動を巻き起こすのか!? シリーズ史上最大のスケールで繰り広げられるという、笑いと興奮の物語に出会うのがいまからも待ち遠しい。『怪盗グルー』シリーズ最新作(仮)は2017年夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日オムニバス・コメディ映画『幸福のアリバイ~Picture~』の公開初日舞台挨拶が18日(金)都内で行われ、陣内孝則監督をはじめ、出演者の中井貴一、柳葉敏郎、大地康雄、山崎樹範、浅利陽介、木南晴夏、入山法子、渡辺大、佐藤二朗が出席。今月11日に女優の吉井怜と結婚した山崎さんは、客席からの祝福の声に「ありがとうございます!」とはにかみつつ「先週11日に入籍しました! 怜ちゃん大好きだよ!」と大声でノロケていた。無名時代に山崎とドラマで共演した佐藤は当時をふり返り「そうそうたるメンバーがいる中での顔合わせの時に『頑張ります!』とヤマシゲが言った挨拶をふと思い出しました。そしていま、そうそうたるメンバーがいるこの舞台に2人して立てていることが感慨深い」とシミジミ。「この僕の挨拶はヤマシゲへのご祝儀代わりです」と粋に祝福した。また陣内監督は、山崎さんのほか浅利さんも結婚したこともあり「完成披露試写会で映画を観て結婚が決まった観客の方が6人くらいいるそうです。中にはポルシェが当たった人も…。それくらい観たら幸せになる縁起のいい映画」とうそぶきつつ“幸せ”に便乗アピールだった。一方『見合い』と『結婚』で山崎さんと共演した木南さんは「山崎さんは、演じたダメな男のキャラクターについて“そのままの僕”と言っていたので、映画そのもので山崎さんの新婚生活を覗いているようになっているはず。」と新婚をイジり「素晴らし“ダメンズ”ぶりで、目を見るとイライラした。山崎さんはイライラさせるのがお上手」と幸せに水を差す場面も。本作は、俳優として活躍する陣内さんが、映画『スマイル 聖夜の奇跡』以来約9年ぶりにメガホンを取ったオムニバス・コメディ作。人生における数々の節目を舞台に、日常の悲喜こもごもを“写真”というキーワードを通して5つのエピソードで描く。脚本は、映画『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平氏が務めた。映画『幸福のアリバイ~Picture~』は現在公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幸福のアリバイ~Picture~ 2016年11月18日より全国にて公開(C) 2016「幸福のアリバイ~Picture~」製作委員会
2016年11月18日福山雅治主演の『SCOOP!』、中井貴一主演の『グッドモーニングショー』、ジョージ・クルーニー×ジョディ・フォスター監督の『マネーモンスター』、ケイト・ブランシェット×ロバート・レッドフォード競演の『ニュースの真相』など、今年は報道の裏側やスクープの獲得、情報の信頼性、メディアの信念など、ジャーナリズムにかかわる作品が相次ぐ中、韓国からは、誤ったスクープを報道した記者×スクープの拡大を企む報道局×真実を暴こうとする刑事の三つ巴を描いたサスペンス・スリラー『造られた殺人』が11月19日(土)より日本公開される。このほど、本作で主演を務めたキュートな実力派チョ・ジョンソクが“独占スクープ”したメイキング映像が解禁となった。離婚と解雇の危機に直面していた記者ホ・ムヒョクは偶然耳にした情報提供から、連続殺人事件に関する一世一代のスクープをつかむ。しかし、自分が入手した連続殺人犯の自筆メモが、実は小説「良辰(リャンチェン)殺人記」の一節であることを知ったムヒョクは、世間を驚かせたスクープが前代未聞の大きな過ちであったことを悟る。自らの誤報という緊急事態に巻き込まれ不安な日々を送る一方、スクープが誤報であることを知らない報道局の上司に後続報道を迫られ、さらに連続殺人事件の捜査を続けてきた刑事からも疑われる羽目に。その後、事件の真実を知っているという目撃者まで現れ、事態はますます混乱の中へ。そして、ムヒョクの誤報どおりの殺人事件が発生してしまう…。今回、解禁となった映像はチョ・ジョンソク演じる主人公ムヒョク記者が「独占スクープ」と伝えるメッセージからはじまり、豪華キャスト陣やメガホンをとった女性監督ノ・ドクのインタビュー模様、そして撮影風景がふんだんに収められている。報道局トップのペク局長役を演じるのはベテラン女優イ・ミスク、ムヒョクの妻スジン役には3年ぶりにスクリーンに復帰したイ・ハナ、映画界で縦横無尽に活躍するペ・ソンウがムヒョクに疑いの目を向ける刑事オ班長に扮している。チョ・ジョンソクといえば、映画『建築学概論』で注目され、『観相師』『王の涙ーイ・サンの決断ー』、ドラマ「ああ、私の幽霊さま」「キング~two hearts」などで人気者に。本作では、誤った情報提供をスクープとして報道したことで窮地に陥る記者のムヒョクを熱演しており、「どんどん追い込まれていくムヒョクの心理を想像すると、パニックになりそう。ムヒョクの焦りは他人事とは思えなかったです」と撮影をふり返っている。そんな熱演ぶりには、共演者や監督も「ムヒョクを演じられるのはほかにいないでしょう」、「変貌自在な演技にはまいりましたね」と絶賛!さらに本作の見どころについてチョ・ジョンソクは「演出もスタイリッシュですごくカッコいいです。斬新という言葉がぴったりです」と本作をアピール。監督も「ユーモアと緊張感を楽しんでください」とメッセージを寄せている。『造られた殺人』は11月19日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:造られた殺人 2016年11月19日より全国にて公開(C) 2015 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2016年11月14日「気品と知性と色気がある」「優しくて面白い」「またお会いしたい」と、会う人を皆ファンにしてしまうと噂の、中井貴一さん。役者としての凄さは誰もが知っているけれど、素の顔はいったいどんな感じ?中井さんの魅力について、共演者やスタッフにこっそり教えていただきました!■「おしゃれで作法も素敵、一瞬で恋しました」(ドラマプロデューサー・浅野澄美さん)初めてお会いした時、深々とお辞儀をされて「中井です」と挨拶された瞬間に、すっかり恋に落ちてしまった私です(笑)。『最後から二番目の恋』では、生真面目で誠実、ユーモアと包容力に溢れる三枚目の男、という長倉和平を演じられるのは貴一さんしかいない!と最初から決めていました。どんな役もまるでその人物がその街で生きているかのようなリアリティを出せるし、何でもないようなセリフも、貴一さんが口にすると名言になったりする。運動神経がよくて料理、歌、絵手紙まで何でも上手だし、イタリア製のスーツから上下グレーのジャージまで着こなしてしまう。さらに、話題が豊富で話が面白く、しかも聞き上手で…ってその魅力は書ききれません。■「青年のような顔も持つ、“THE大人の男”」(女優・長澤まさみさん)現在公開中の映画『グッドモーニングショー』で、初めてお会いした中井さん。身のこなしがスマートでありながら、誰にでも気配りを忘れないジェントルな方で、想像通りの“THE大人の男”でした。一方で芝居には貪欲で、時には、良い意味で青年のような生きのよさがあるところも、魅力的。いつでも笑顔で余裕を持っていて、どんなシーンでも融通が利くというか、決してひとりよがりな芝居をされないところは、とても勉強になります。年齢の壁がなく、おなじ土俵に立ったからには、若手からベテランの方まで同等に接してくれる、俳優のお手本のような方です。どんな役者とも向き合えるあたりも、先輩としての覚悟を感じて頼りになります。■「気配り上手で背中に目があるみたい!」(スタイリスト・白石絵理子さん)現場に私服で入られる時にいつも驚くのは、ハイブランドの服とファストファッションなどを絶妙にコーディネートされていること。ハイもローもすべてをフラットに判断できる知識とセンスをお持ちなので、常にこちらは試されているようです(笑)。モノの本質をきちんと見極められるところは、さすがです。すべてにおいて器用で、お世話になったスタッフには、よく直筆のお礼状を書いて渡していると聞いています。コンビニのシュークリームから政見放送にまで詳しく、何に対しても目が肥えていて、しかもアシスタントにまで「お昼食べなよ」と声をかけたり、気配りをしてくれます。背中に目があるみたい!といつも驚かされます。■「中井さんのこと、本当の父だと思っています」(俳優・神木隆之介さん)ドラマ『風のガーデン』での共演が決まり、中井さんにお会いする前は、もし怖い方だったらどうしよう…とも考えていました。でも、いざお会いすると本当に優しくて、僕を息子のように思って接してくださいました。それからは僕も本当の親子みたいな気持ちでお付き合いさせていただいています。僕が20歳になった時「人生での大きなお祝い事は、成人式と還暦だと思うから、きちんと祝いたい」とおっしゃって、お祝いをしていただきました。また、基礎から教えていただいた、テニスのコーチでもあるんです。壁を作らずに、周りにいる人たちを常に笑顔で気にかけている姿を見ると、本当に憧れます。どうしたら父さんみたいな紳士になれますか?◇なかい・きいち1961年生まれ。大学在学中に俳優活動を始める。代表作は映画『ビルマの竪琴』や大河ドラマ『武田信玄』ほか。『最後から二番目の恋』も話題に。2017年は織田信長役をつとめる映画『花戦さ』が公開予定。ジャケット¥105,000(タリアトーレ/ビームスF 新宿 TEL:03・5368・7305)シャツ¥34,000チーフ¥9,000(共にルイジ ボレッリ/ビームスF 新宿)パンツ¥35,000(PT01/ビームスF 新宿)ネクタイ¥18,000(ルイジ ボレッリ/バインド ピーアール TEL:03・6416・0441)時計¥3,150,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03・3255・8109)シューズ¥270,000(ジョン ロブ/株式会社ジョン ロブ ジャパン TEL:03・6267・6010)眼鏡、リングは本人私物◇浅野澄美さんドラマプロデューサー。(株)フジクリエイティブコーポレーション所属。これまでに中井さんが主演をつとめた『風のガーデン』『最後から二番目の恋』『きんぴか』の3作品を担当。◇長澤まさみさん女優。1987年6月3日生まれ。代表作は映画『モテキ』『海街diary』ほか。公開中の『グッドモーニングショー』では、アナウンサー役をつとめ、中井さんと共演。◇白石絵理子さんスタイリスト。主に雑誌やCMに出られる時の中井貴一さんの衣装を担当しているファッション・スタイリスト。2004年から中井さんと仕事をしていて、今年で12年目。◇神木隆之介さん俳優。1993年5月19日生まれ。2017年は映画『3月のライオン』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など出演作がぞくぞくと公開予定。※『anan』2016年11月16日号より。写真・中野敬久スタイリスト・白石絵理子ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・若山あや
2016年11月11日スタジオに入ると、まずはスタッフに「よろしくお願いします」とにこやかに挨拶をしてくれた中井貴一さん。そして、こちらが衣装を選びかねている時は「一度全部着てみましょうか?」と、提案してくれる軽やかさ。俳優デビューから36年、ずっと第一線で活躍してきた理由は、こういうところにもあるのではないだろうか。「役者を続けていられるのは、運がよかったんですよ。あとは親父のおかげです。親父は僕が2歳半の時に亡くなりましたが、僕に俳優のバトンを渡してくれたんです。(父に)受け渡されたものが8なら、自分の実力はたぶん2くらい。ずっとそう思って生きてきて、今の自分があるという感じ(笑)」それがリアルな実感なのだそう。1983年、名作ドラマ『ふぞろいの林檎たち』の大ヒットでその名を全国に知らしめると、次々に人気ドラマや大作映画に出演。25歳の時、大河ドラマで武田信玄の主演を張り、実力派俳優の地位を早くも不動にした中井さん。「僕は、これまでの大河ドラマ史上で一番怒られた主役だったと思う。子役時代がほとんどなくて、青年期も大人も僕が演じたから全50回に出演したんですけど、若くてまだ何も知らないし、監督も厳しくて、毎日すごいストレスで。でもね、ダメ出しをされて隅っこで落ち込んでいると、照明さんがやってきてボソッと『よかったよ』と言ってくれたりするんです。救われましたね。そういう大人たちが陰で僕を支えてくれて、神輿の上に抱え上げてくれた。がむしゃらにやって怒られて、周りの手を借りながらも何とか乗り越えたからこそ、いい経験になったんだと思います。気がつけば、当時支えてくれた大人たちの年齢を超えていました。でも僕が大人になれたかというと、まだなりきれてないような気がする(笑)」昔はグレゴリー・ペックを見て、日常から気負わずおしゃれを楽しんでいる、そんな大人になりたいと憧れていたという中井さん。「大人の定義って、あるようでないのかもしれないし、実際のところ僕にはまだわからない。年齢を重ねてこなせる役が広がるとか、それなりにおしゃれを楽しめるようになった気がするのは、ただの経験値にすぎないんですよね」最近は、楽しい作品に出演することも多い。公開中の映画『グッドモーニングショー』ではキャスターの澄田真吾を演じている。まさにベテランなのにトホホな男だ。「コメディこそ、間が大事。反射神経を鍛えて、常に気を使って芝居しないと面白くならないんです。クスクスと笑えるユーモアは、僕の人生におけるテーマのひとつ。人間、必ずどこかで悩むんだから、それなら笑って過ごしたいと思うんですよね。僕が演じる澄田は、次々起こるハプニングに動揺して逃げ腰になる。その一方で、女性に対してカッコつけようとしたりしてる。そんな人間らしさが見えるから、笑えるし愛着が湧きます。だって僕らの若い頃は、女性を助手席に乗せるために車の免許を取ったもんです。不良だって、好きな子に『髪型ダサい』って言われただけで、あんなにポリシーを持っていたリーゼントをやめたりする時代でした。男なんて、女性から『カッコいいね』って言われたいから背伸びもするし、頑張れるんです(笑)。そういう意味では、大人の男は女性が作ると言っても、過言ではないのでしょうね」◇なかい・きいち1961年生まれ。大学在学中に俳優活動を始める。代表作は映画『ビルマの竪琴』や大河ドラマ『武田信玄』ほか。『最後から二番目の恋』も話題に。2017年は織田信長役をつとめる映画『花戦さ』が公開予定。ジャケット¥105,000(タリアトーレ/ビームスF 新宿 TEL:03・5368・7305)シャツ¥34,000チーフ¥9,000(共にルイジ ボレッリ/ビームスF 新宿)パンツ¥35,000(PT01/ビームスF 新宿)ネクタイ¥18,000(ルイジ ボレッリ/バインド ピーアール TEL:03・6416・0441)時計¥3,150,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03・3255・8109)シューズ¥270,000(ジョン ロブ/株式会社ジョン ロブ ジャパン TEL:03・6267・6010)眼鏡、リングは本人私物※『anan』2016年11月16日号より。写真・中野敬久スタイリスト・白石絵理子ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・若山あや
2016年11月10日さまざまなキャラクターを自在に演じ切り、数々の映画賞に輝く阿部寛さん。男らしい佇まいや深みのあるオーラには年々磨きがかかっていくよう。お芝居に対する最近のスタンスや、現場でのあり方、そして目指すところについて直撃しました!今や日本映画界に欠かせない存在である阿部寛さん。重厚な人間ドラマで観客の脳裏に複雑な思いを抱かせてくれたかと思えば、コミカル演技で爆笑させてくれたり、エキセントリックな山男役で異彩を放ったり。どんなキャラクターも自由自在に演じてみせる阿部さんが新作『疾風ロンド』で演じるのは、上司の命令で危険な生物兵器を捜し回る羽目になる研究員・栗林和幸だ。雪深い山林で右往左往し、ジタバタとあがく前半は、かなり残念な感じが漂う男である。「栗林という男は、自分は会社組織の一部だと思い込み、きっとオタク的に研究に打ち込んできたんでしょうね。そして妻亡き今、思春期の息子にどう接していいかわからなくて、父親としても自信を失っているわけです」かなり厳しい分析だが、演じることに決めた以上は、阿部さんも栗林になんらかの魅力を感じたに違いない。それは何なのか?「基本、ダメな男ですよ(笑)。上司の命令に従って、危険な生物兵器を隠蔽しようとするわけだから。ただ、彼が隠そうとしている弱さを通して垣間見える人間くささが魅力かもしれない。演じるときに栗林の弱さが面白いと思いました。ダメな部分が露呈してもしたたかさで乗り切れる女性と違って、男性はボロを出し切っちゃうから」ダメさとは無縁に思える阿部さんだが、クイズ形式になっているバラエティ番組で司会者に突っ込まれてグダグダになったことがあるそう。クールな阿部さんが見せた意外な隙に視聴者はグッときたはず。ところで、本作出演の最大の理由が、「『サラリーマンNEO』の大ファンで、吉田(照幸)監督と組むのを切望していたから」というのにもちょっと驚く。「NEOを作る人ですからね、いい意味でクレイジーです(笑)。鬼才の吉田監督が東野圭吾さんのベストセラー小説をどう撮るかにすごく興味があった。出演作品を選ぶ理由はその時どきによって違います。監督の情熱に打たれて決めるときもあるし、同じ傾向の作品が続くのを避けたいと思うときもあるし。次は脚本で選ぼうかな」本作には、雪山での栗林の捜し物を手伝うスキー場パトロール隊員役とスノーボードクロス選手役で、大倉忠義さんと大島優子さんが出演。若手役者との共演も阿部さんには新鮮な体験なのだそう。「芝居はどんどん変わるものだし、若い役者にはその世代の芝居がある。大倉君や大島さんはアイドルの世界で一線を走ってきた人たちで、僕とは違う経験をしている。当然ながら、感性も違うわけで、刺激も受けます」若い役者さんと共演する際に、何か心がけていることはあるのだろうか。「若手と組むときは特に、演技プランがかなり違っていることを予想して撮影に臨みます。相手に合わせて柔軟に演技を変えるには、演技を固めていかないほうがいいと思うんです。自身の演技プランに固執して現場でゆずろうとしない役者もいるけど、芝居は相手あってのものだから、全てを自分に合わせろというのはリスペクトがなさすぎると思うんですよね」数々の映画賞に輝き、実力はお墨付きの阿部さんでも、「現場ではみんな対等。同じです」ときっぱり。映画やドラマの制作に関わる人全員が等しく努力するのが当たり前、という考え方なのだ。撮影中はさまざまなアイデアを自ら監督に提案することがあるそう。「役者と作品に対していちばん近いところにいて、ジャッジしてくれるのが監督です。だから下手に遠慮されると、ものを作る上ではプラスにならない。でも僕らの年代になると監督や周りの人から意見してもらえなくなるんですよ。だから、いろいろなことを言ってもらえる状況を自分で作ったほうがいいと思うんです。現場ではいつも自分から『どうですか?』って相談するようにしています」称賛や評価に驕ることなく、いい作品を作り続けたいという阿部さんの情熱が言葉の端々から伝わる。ぶれのない阿部さんの姿勢はやはり、実力のある先輩俳優の背中を見てきた証だろう。「若い頃に素晴らしい俳優だと感銘を受けたのは、大滝秀治さんです。あんなに演技に情熱を傾けて作品を作る俳優さんがいるのか、と感動しました。今はやはり勢いのある役者に目が行きますね。でもその人が勢いを失ったら、別の勢いのある役者に目移りします。とはいえ、佐藤浩市さんと中井貴一さんはずっと気になっている役者さんです。説得力のある、素晴らしい演技を見せてもらうと素直に感動するし、すごく気になる。僕にとっては必要な二人です」阿部さんが気になるお二人はanan“大人の男”特集の常連だ。阿部さんが考えるかっこいい大人の男の定義が気になる。「ポリシーを持つことは大切です。仕事でもいいし、生き方でもいいし、きちっとしたこだわりや情熱を持って生きる人ってすごくかっこいいと思います。年を取ると、一種のあきらめが生まれがちじゃないですか?一線から自ら退いてしまったり、手を抜いてしまったり。そうなったときに踏みとどまって、背筋を伸ばして立ってる男って素敵です。先日、仲代達矢さんが20ページ分くらいの長ゼリフを2回もこなされるのを目の当たりにして、感動しました。記憶力がピークの若い役者でも覚えるのが大変な量ですよ。無名塾の代表である仲代さんの、役者として一歩も引かないぞという気概が伝わってきました」そう話す阿部さん自身が役者として心がけていることは?「見てくれる人が楽しんでくれる、感動してくれる作品を作ることですね。もの作りに純粋に向き合える人間でありたいです。そうなると妥協しなきゃいけないことを妥協しない、という大人げないこともあります。でも自分たちが作るものに対する愛情があるから妙に物わかりよくはなりたくないんです。すごく疲れることですが、いいものを作ることへの努力を今後とも惜しまないで続けたい。それが僕のこだわりです」◇あべ・ひろし1964年生まれ。二枚目半を演じたドラマ『TRICK』でブレイクし、ローマ人になりきった映画『テルマエ・ロマエ』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。最新作『疾風ロンド』は11/26から全国公開。◇コート¥450,000ニット¥220,000パンツ¥185,000シューズ¥150,000(以上ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパンTEL:0120・60・1966)※『anan』2016年11月16日号より。写真・みなもと(さんずいに首)忠之スタイリスト・土屋詩童ヘア&メイク・AZUMAインタビュー、文・山縣みどり
2016年11月10日読者の求める、素敵な「大人の男」を体現するのは誰?今年も大アンケートを実施しました。日本を代表する、カッコよく、そして色っぽい俳優40名がずらりラインナップされました。下は35歳から上は65歳までと、昨年よりも幅広い年齢層の方々がラインナップ。「年の差恋愛に抵抗がなく、むしろ自分よりも遥か年上の男性を好む女性は増えています。これは、同世代にはない、経験値を積んだことで生まれる頼りがいや優しさに惹かれるからでしょう」(マーケティングライターの牛窪恵さん)たしかに、40人の面々を見ていると、俳優としてはもちろん、男としてのキャリアを重ねたからこその自信や、艶っぽさを携えているのが特徴。また、容姿のカッコよさに加え、話しやすさなどのコミュニケーションをとりやすい雰囲気も、大人の男性が支持される理由のひとつ。「素敵な大人の男性は、必要以上に大人ぶるのではなく、同じ目線に立って、でも時々こちらが分からないことがあるときに教えてくれるようなイメージ。また、仕事のスタンスや優しさなど、今の大人世代の男性から学べることもたくさんあると思います」(歌人、小説家の加藤千恵さん)上手な距離感をとることができ、会話をしているとユーモアがある。でも、悩みを相談したら親身になってアドバイスをくれて頼りになり、ときおり、持ち前の色っぽさでドキドキさせてくれる。そんな“この人と飲んだら楽しそう…”と思わせる人こそが、今年愛される大人の男の条件のよう。さあ、あなたは誰と飲みに行きたいですか?■読者が選んだ2016年の“大人の男”40人(※年齢は2016年11月9日時点)<30代>高橋一生さん(35歳)、井上芳雄さん(37歳)、平山浩行さん(39歳)、長谷川博己さん(39歳)<40代>滝藤賢一さん(40歳)、オダギリジョーさん(40歳)、反町隆史さん(42歳)、小林賢太郎さん(43歳)、大泉 洋さん(43歳)、大森南朋さん(44歳)、西島秀俊さん(45歳)、竹野内 豊さん(45歳)、北村一輝さん(47歳)、岡本健一さん(47歳)、田辺誠一さん(47歳)、渡部篤郎さん(48歳)、大沢たかおさん(48歳)、佐々木蔵之介さん(48歳)、江口洋介さん(48歳)、織田裕二さん(48歳)<50代>田中哲司さん(50歳)、古田新太さん(50歳)、豊原功補さん(51歳)、仲村トオルさん(51歳)、津田寛治さん(51歳)、高橋克典さん(51歳)、椎名桔平さん(52歳)、堤 真一さん(52歳)、阿部 寛さん(52歳)、松重 豊さん(53歳)、豊川悦司さん(54歳)、光石 研さん(55歳)、中井貴一さん(55歳)、遠藤憲一さん(55歳)、佐藤浩市さん(55歳)、時任三郎さん(58歳)<60代>役所広司さん(60歳)、草刈正雄さん(64歳)、水谷 豊さん(64歳)、小林 薫さん(65歳)※『anan』2016年11月16日号より。
2016年11月09日笑って泣ける感動のヒューマンコメディ『幸福のアリバイ~Picture~』の完成披露試写会が10月26日(水)、都内にて行われ、出演する柳葉敏郎、山崎樹範、浅利陽介らとともにメガホンをとった陣内孝則監督が登壇した。おしゃべりの上手い陣内監督らしく、「もし、映画を観てつまらないと感じた方は、お友達に『君の名は。』みたいな映画だったよ!と言ってもらえれば」とロングランヒットのタイトルを引き合いに出し、集まった観客を爆笑させていた。『幸福のアリバイ~Picture~』は、誕生、見合い・結婚、成人、葬式など人生の節目に起こる5つの出来事がオムニバスで描かれる。エピソード「誕生」では、出産を控えた娘を見舞いにやってきた父(柳葉さん)と婿(浅利さん)との関係が描かれる。オーディションで選ばれたという柾木玲弥は終始緊張気味で、たどたどしく挨拶を終えた。すると陣内監督が、「12年前、『ROCKERS』を撮ったときもオーディションで玉木宏と玉山鉄二を選んだんです。おそらく次、柾木がくると思う。CMとかいっぱいきたときは、300万くらい俺のところ持ってきて」と空気を和ませると、すかさず山崎さんが「それ皆に言いますよね(笑)」と突っ込んだ。むきになった陣内監督は、「皆、俺を踏み台にしてのしあがっていくんだよ。そこら辺はアフターケアをして」と柾木さんに告げると、柾木さんも緊張の糸がほどけたような笑顔を見せた。この日、撮影のため会場に来ることができなかったという出演の中井貴一からは、サプライズでビデオメッセージが届いた。神妙な面持ちで作品について話した中井さんだったが、最後は「面白かったら俳優のおかげで、面白くなかったら陣内さんのせいです」と話をしめた。陣内監督は、「当然です。私も大体俳優側に立ったときにそう思いますもん。監督がタコだからクソみたいな映画になったんだって…あ、クソみたいな映画に出たことはないですけど(笑)」と慌てて訂正し、最後まで会場を盛り上げていた。そのほか、完成披露試写会には木南晴夏、入山法子、渡辺大、佐藤二朗が出席した。『幸福のアリバイ~Picture~』は11月18日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:幸福のアリバイ~Picture~ 2016年11月18日より全国にて公開(C) 2016「幸福のアリバイ~Picture~」製作委員会
2016年10月26日モデルで女優の知花くららと俳優の白洲迅が25日、東京・台場のホテルグランドニッコー東京で開催中の海外番組見本市「JAPAN CONTENTS SHOWCASE」のイベントに登場し、出演中のフジテレビ系ドラマ『キャリア~掟破りの警察署長~』(毎週日曜21:00~21:54)を、海外に向けてPRした。同ドラマは、『Offbeat Chief Police』の英語タイトルで、すでに香港や東南アジア各国で配信されているが、今回、日本最大級の番組見本市に来場する海外バイヤーに向け、ドラマの魅力をさらに知ってもらうべく、このイベントを開催。主演の玉木宏によるビデオメッセージに続いて登場した、ヨガ講師・加納理香役を演じる知花くららは「このドラマが海外との懸け橋になることを願っています」、若手刑事・松本秀樹役を演じる白洲迅は「刑事ドラマの括りながら、構えることなく視聴できる爽快な内容。日本のみならず世界に幅広くみていただきたい」と期待を込めた。語学堪能の知花は終始、流暢な英語で受け応えし、「このドラマの役作りのためにヨガレッスンを始めましたが、今ではすっかり朝のルーティンワークになっています」と、初の連続ドラマ出演を楽しんでいる様子。一方の白洲は、現場の様子について聞かれると、「玉木さんが、差し入れのチョコレートの中にドングリをこっそり包むというイタズラを仕掛けると、柳沢慎吾さんが数ある中から見事それを引き当てたんです。その場にいるみんなで思わず笑ってしまいました」とユーモアなエピソードを交えながら話し、会場の笑いを誘った。また、いずれも初共演となる玉木の印象について、知花は「とてもハンサムな方でありながら、おちゃめな部分もあり、そのギャップがあるのも彼の魅力だと思います」とコメント。白洲は「男が見ても男らしさがある。勉強になります」とほれぼれしていた。27日まで開催されている同見本市の会場には「クールジャパン」のショーケースとして日本の番組が一堂にそろう。東京国際映画祭のサテライトイベントとして位置づけられており、この5年間ほどは政府肝いりのコンテンツ海外展開が進められていることから、参加者も急速に拡大し、去年の総入場者数は24,000人に上った。フジテレビは今回のイベントで、『キャリア~掟破りの警察署長~』のほか、『Chef~三ツ星の給食~』(毎週木曜22:00~22:54)の主演・天海祐希から、会場に向けたビデオメッセージも上映。さらに、系列局制作の吉田羊主演『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(関西テレビ)や、田辺誠一主演『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』(東海テレビ)なども紹介した。また、杏主演の月9『デート~恋とはどんなものかしら~』の中国版や、小泉今日子&中井貴一『最後から二番目の恋』の韓国版など、積極的に仕掛けているドラマのリメイク展開などについても説明が行われた。
2016年10月26日旅とグルメをテーマに毎回各地にロケに繰り出すバラエティ「火曜サプライズ」の10月25日(火)今夜放送回に映画『デスノート Light up the NEW world』に出演している東出昌大と池松壮亮の2人が登場。亀有での“アポなし旅”が繰り広げられる。本番組といえば出演者自らロケをするお店に撮影交渉をする「アポなしグルメ旅」が有名だが、今回、東出さんと池松さんの2人はMCのウエンツ瑛士と共に、先日連載が終了した人気コミック「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台にもなっている東京の葛飾区にある亀有の街へロケに繰り出す。しかし街の人から聞いたお店はなんと2時間半待ちの行列。断念して再び聞き込みを開始すると、なんと東出さんが若い頃にお世話になった人物と奇跡の再会。そしてお酒が進んだ3人は本音トークへ。東出さんが杏との結婚生活、生まれたばかりの双子のことなどプライベートについても語る。見どころ満載の亀有“アポなし旅”をお楽しみに。また先日のスペシャルで放送された佐藤健と有村架純の赤羽旅の後編と、中井貴一と柳沢慎吾の鎌倉旅の続き、高畑充希行きつけの中華街の名店なども紹介されるので、こちらもお見逃しなく。今回ゲストで登場した東出さんと池松さんが出演する映画『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大人気コミックを藤原竜也、松山ケンイチらで実写化した映画『デスノート』から10年を経て“正統な続編”として製作された本作。ストーリーは完全新作となり、前シリーズでの月とLの死闘から10年を経た2016年、死神が再びデスノートをばらまき世界中は混乱に陥る。この未曽有の状況に立ち向かう捜査官・三島(東出昌大)、Lの正統な後継者として捜査に協力する竜崎(池松壮亮)、彼らを翻弄する狂気の男でキラの復活を目論むテロリスト・紫苑(菅田将暉)らの戦いが展開する。東出さん、池松さん、菅田さんという“最旬”若手俳優が共演するほか、弥海砂に戸田恵梨香、死神・リュークの声を中村獅童が続投するほか、新たなデスノートの所有者として川栄李奈、船越英一郎らが共演。安室奈美恵の「Dear Diary」が主題歌として起用されている。東出さんと池松さんの“亀有旅”を放送する「火曜サプライズ」は、10月25日(火)19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2016年10月25日主演・中井貴一×君塚良一監督(「踊る大捜査線」シリーズ)のタッグで贈る、現在公開中の映画『グッドモーニングショー』。この度、10月20日に大阪・TOHOシネマズなんばにて本作の舞台挨拶が行われ、中井さんが登壇した。ワイドショーを舞台にした本作は、落ち目のキャスターが陥る、災難だらけの1日を追った抱腹絶倒のオリジナルコメディ。このキャスターが、女子アナから交際関係をバラすと迫られ、プロデューサーからは番組の打ち切りが告げられ、さらには、立てこもり事件に巻き込まれ、犯人と直接交渉するハメになる、“人生サイアクの日”を描く。主人公のキャスター澄田真吾役の中井さんほか、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、松重豊、時任三郎など豪華俳優陣が登場する。8月に行われた完成披露試写会では、中井さんが澄田真吾としてMCに初挑戦し、流石の司会ぶりと爆笑の舞台挨拶で話題に。カナダで開催された「第40回モントリオール世界映画祭」では、本作がワールド・コンペティション部門に正式出品され、現地の映画ファンも爆笑の渦に巻き込み、さらに公開直前には、中井さんと時任さんが女子アナの卵たち100人にグッドなアドバイスを行うイベントを実施し、大変な盛り上がりをみせた。また、先日の初日舞台挨拶では、登壇者がくじ引きで一番“ツイてない”人を決め、見事(?)中井さんが「ハズレ」を引き、本作で使用された重さ50kgの防爆スーツを再び着るハメになり会場を沸かせた。そして今回は、中井さんが本作を引っさげ、笑いの本場大阪に登場!中井さんは「大人の方に楽しんで頂ける映画を、と思ってみんなで撮影をしました。このような映画がヒットしてくれると、大人向けの映画がどんどん作れるので、ぜひ皆さん、お誘いあわせの上ご覧ください」と挨拶。本作はコメディということで、「コメディの方が難しいです。秒単位で攻めていかないと面白くならないので…」と話し、参加したモントリオール世界映画祭については「世界に通用するのはやっぱり“大阪”だと思いました。モントリオールのお客さんは声を出して、ものすごく笑うんですよ。東京だと、みなさん、あまり声を出して笑わない。大阪では、舞台の公演をやっても、本当に笑ってくれる。つまらなかったらつらい当たり方をされるんですが、おもろかったら、みんな、わーって立って喜んでくれて、本当にありがたい」とコメント。また舞台挨拶中、大阪のファン代表として大阪のご当地アイドル(?)「オバチャーン」のメンバーが花束を持って登場。「オバチャーン」は、「大阪のおばちゃんパワーで世界を元気に」することを目的に結成された“絡んでくるアイドル”だそう。中井さんを歓迎するため、「オバチャーン」でも特に精鋭の「仏セブン」を含む10人が集結し、ヒョウ柄の衣装に身を包んだおばちゃんらは、非常に近い距離で中井さんに絡んでいく!「えらい男前やなあ。一つだけ聞かせて。中井さん、その役は『ミヤネ屋』の宮根さんを意識してはると違います?」とオバチャーンレッド・舟井栄子が詰め寄ると、「宮根さん?まったく意識してないです(笑)」と否定した中井さん。続けてオバチャーンブルー・宇口久子が「長澤まさみみたいな若い人に言い寄られても、アンタ、あんまちょっかい出したらアカンよ。女は怖いから」と言うと「勉強になります」と中井さんは受け止めた。そして花束贈呈では、「声がすてきやね」とオバチャーンイエロー・有田けい子。中井さんは「こんなに汗かく花束は、初めてです」とコメントし、MCから感想を求められると「感想?こんなにうれしいことはないです(汗)え?感想?しんどいわ…」とおばちゃんパワーにタジタジの様子だった。『グッドモーニングショー』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月21日アイドルグループ・TOKIOの松岡昌宏が、19日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)で、メンバーの長瀬智也がゴルフコースデビューしたときのエピソードを明かした。ゲストの中井貴一が、何をしたときに大人になったと感じるかTOKIOのメンバーに質問し、自身について「ゴルフ場に行ったときに大人になったと思った」と話したところからゴルフの話題に。国分太一も「大人だなと思いました。ジャケット着用とか襟がついてなきゃダメとか細かいルールがあるんだなと思って」と同調した。すると松岡が、「そこにアロハシャツと短パンでヘッドホンやりながら『チーッス!』って入ってきたのコイツですから」と、長瀬のコースデビュー時の様子を暴露。山口達也が「何歳のとき?」と聞くと、長瀬は「意外に7年前くらいだよね」と笑った。松岡は「さすがメンバーだなと思ったのは、長瀬コース出るの初めてって言ってたな、絶対そんな格好で来る気がすると思って、俺ちゃんと2着持っていった」と告白。中井が「大人!」と松岡を称賛すると、長瀬は「俺、クソガキ!」と笑いを誘った。松岡はまた、「襟ついてるよ! 襟ついてるよ!」「アロハシャツだから」とそのときの長瀬との爆笑やりとりも明かした。ツイッター上では、「松岡くん、初めてゴルフする長瀬くんのために、何も言わず服2着持ってくとかカッコ良すぎ」「松岡くん最高にアニキ涙」「松岡氏の2着用意って!優しい上に気が利きすぎ」「松岡さんの優しさ気遣いすごい」「松兄かっけえ」と松岡の神対応を称える声があがった。
2016年10月20日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也(37)が、19日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)で、同い年であるKinKi Kidsの堂本光一(37)の頑張っている姿が「活力になる」と話した。ジャニーズJr.時代から光一と仲が良く、テレビでも一緒に遊んだエピソードをよく話している長瀬。今回、ゲストの中井貴一に対して「ライバルは誰?」と質問し、その際に自身のライバル的存在として光一の名前を挙げた。長瀬は「僕でいったら、同じ会社でKinKi Kidsの堂本光一が同い年。まったくキャラクターも違うんですけど、彼がテレビで頑張っている姿を見ると自分も頑張んなきゃなって活力になる」と打ち明けた。この発言に、ツイッター上では「本当に素敵な関係」「良い友情だなぁ」「長瀬くん、光一くんと親友でありライバルな関係だなんて、何て素敵なんでしょ」「長瀬くんにとって光一さんは親友でもありライバル枠にも名前があるのかあ……男同士でそれはどう考えても最高の賛辞……」などと感動の声があがった。中井は、年齢もデビューもほぼ同時期という佐藤浩市の名前を挙げ、「浩市さんと一緒に芝居をすると触発される。彼がいい仕事をしていると俺も頑張んなきゃいけないと思える」と答えた。さらに、「役者は年齢って関係ない。最近は20代の俳優さんはライバルと思うようにしている」と告白。最近は、映画『グッドモーニングショー』で共演した濱田岳に刺激を受けたそうで、「想像していた芝居を超えてくる。ワクワクさせてくれる」と語った。
2016年10月20日