中島知子、マンションのチェーンロックを自ら外す3日、洗脳騒動の渦中にあるオセロ・中島知子(40)が立ち退き命令が出ている自宅マンションから退去し、都内ホテルに滞在していることが明らかになった。写真はオセロの中島知子(左)と松嶋 尚美全国を飛び回り多忙な時間の中、芸能レポーターの井上公造は6日ぶりに自身のブログを更新し、中島の事に触れている。井上公造・語録「中島さんの心を動かしたのは両親の愛」井上の4日のブログにはやっと前進(・・・略)中島知子さんにやっと動きが出ましたご両親を中心に複数の関係者が協力してあの占い師と引き離すことができましたまだまだ時間はかかりますが大きな大きな前進です頑なになっていた中島さんの心を動かしたのはやはりご両親の愛でしたそして所属事務所社長の思いでした焦らず中島さんが笑顔になる日を待ちましょうと、次のステップに向かって大きく進展した中島にエールを送った。中島は今後カウンセリングを受ける予定で、中島と同居していた自称占い師の女性は未だマンションに籠城しているのでは?との見方が大きいという。元の記事を読む
2012年03月05日中島知子、夜逃げの可能性も芸能レポーターの井上公造がTV番組で霊能師との同居や家賃不払いで連日メディアを賑わしているタレント、中島知子の近況を語った。26日放送の読売TV「クギズケ」にゲスト出演した井上は、中島の住むマンションはインターホンは切られ、携帯も変更されていると言う。中島を大切に思う周囲の人たちが接触しようにもできない状態が続いている。多々の騒動は中島サイドからの発信中島の住むマンションには連日4,50人のマスコミ関係者が昼夜問わず張っているると言う。中島を何とか助けたいと思う関係者は、多くの情報を流し、騒動を大きくすることでマスコミが注目し、その力で見張ってもらう事で中島が姿を隠してしまわないように、また占い師を動きづらくするのが中島の関係者(事務所など)の思惑だと井上は話す。リサイクル会社に家具を売るTV「クギズケ」に同じく出演したグラマラス編集長の藤谷英志は、風水で良いと言われるピンクの二人掛けソファ6脚や八角形の鏡などがマンションから出され、リサイクル会社がトラック2台に乗せ引き取ったという。中島の住む部屋の価値が下落中島が家賃滞納で出ることになった俳優の本木雅弘所有の部屋は時価3億円だったが、今回の騒動で4割減の資産価値に落ちたと井上は明かす。また、同マンションには俳優の福山雅治やお笑いタレントの今田耕司も入居しており、連日の多くの取材陣に迷惑している可能性があるとも話している。多くの人を巻き込んだ今回の騒動は、どのように解決していくか、まだ先が見えていないようだ。元の記事を読む
2012年02月27日オセロ中島の占い師……なんと和田にも?2月19日に放送されたTBS系の「アッコにおまかせ!」が話題になっている。松竹芸能のお笑いコンビ・TKOが生出演し、同じ事務所の後輩であり、とても仲が良かったという噂の「オセロの中島」に戻って来欲しいとメッセージを伝えた。そこで、なんと驚いたことに中島があの「和田アキ子」にも例の占い師を会わせようとしていた事が明らかになったのだ。(写真:松竹芸能タレント一覧より参照)食事に誘った和田と中島の奇妙なやりとり同番組で、和田は昨年に中島の体調不良を心配して電話をし、食事に誘っていたことを明らかにした。和田の話によると、その際中島は、「友達連れて行っていいですか。一般人ですが親友なんです」と占い師の同席を求め、「一般人は気を使うから」と同席を断った和田に対し、「編集長をやってたんですけど、だめですか」としつこくせまり、結局会食は実現せずに終わったという。「ゴッドねぇちゃん」も骨抜きに?和田は「今思えばあの人が…」と当時を振り返っていたが、もし面会が実現していれば「ゴッドねぇちゃん」も骨抜きにされていたのだろうか?もし「ゴッドねぇちゃん」を支配下に置く事が出来ていたとすれば、その占い師の力は相当なものだと言えるだろう。いずれにせよアッコさんにはぜひその時会食を実現させ、しっかり「ご意見」をして中島の目を覚ませてあげてほしかったが、今となっては後の祭りである。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年02月20日世界最大級の自主映画コンペティション「PFFアワード2012」の公募が今年も2月1日(水)から開始される。その他の写真「PFFアワード」は、“新しい才能の発見と育成”、“映画の新しい環境づくり”をテーマに、1977年より続くPFF(ぴあフィルムフェスティバル)のメインプログラム。事務局には、毎年2か月という短い応募期間に、平均500本以上もの自主映画が寄せられる。PFFでは、通常の映像コンペに設けられる、年齢、プロアマ、上映時間などの一切の規制を排し、「過去1年以内に制作された未公開作品」であれば、どんな作品を応募しても受け付けられる。集められた作品は、「最低3人が必ず最初から最後まで1分1秒もらさず観る」というルールで審査。さらに一次通過作品を審査員全員で審査した後、7月に入選作品を決定。入選作品は、9月に東京国立近代美術館フィルムセンターで上映され、その後、全国を巡回する。事務局が海外の映画祭などにも積極的に作品を紹介するため、応募作品次第では応募作の海外上映の可能性もある。これまで、森田芳光、黒沢清、中島哲也、園子温、矢口史靖ら多彩な監督たちを発掘し紹介してきたPFFだけに、今年も多くの応募が予想される。「PFFアワード2012」応募締切:3月31日(土)当日消印有効※本年度よりフィルム作品以外の応募はDVDのみの受け付け応募に関する詳細は映画祭公式サイトに記載「第34回PFFぴあフィルムフェスティバル」2012年、東京国立近代美術館フィルムセンターほか全国で順次開催
2012年01月25日1位は、カラオケで盛り上がるあの曲!!2011年、日本の音楽シーンで一番注目を集めたのはAKB48だったと思います。CD不況と言われる中、リリースしたシングルがすべてミリオンセラーを達成するなど(2011年12月21日現在)、ものすごい記録を打ち立てました。そこで今回は、AKB48がメジャーデビューしてからリリースしたCDシングルの中で、一番好きな曲を男性276名にお聞きしました。1位になったのはカラオケでも定番のあの曲です!!>>女性編も見るQ.AKB48の一番好きな曲を教えてください(複数回答)※メジャーデビューしてからリリースしたCDシングルのみ1位『ヘビーローテーション』29.7%2位『会いたかった』25.7%3位『ポニーテールとシュシュ』9.8%4位『Everyday、カチューシャ』6.5%5位『フライングゲット』6.2%■『ヘビーローテーション』…・「一番ノリが良い曲だと思う。老若男女関係なく盛り上がれる」(26歳/そのほか/技術職)・「落ち込んでいるときに聞くと、元気が出る」(25歳/情報・IT/技術職)・「カラオケで一番盛り上がる曲」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・「PVもセクシーだけど、かわいいのが良かった」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「メロディーが印象的」(34歳/そのほか/営業職)■『会いたかった』……・「一番初めて聞いた心に残る曲」(22歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「カラオケで歌うと盛り上がれる」(26歳/そのほか/技術職)・「なんとなく耳に残って離れない」(25歳/金融・証券/営業職)■『ポニーテールとシュシュ』……・「夏のアップテンポな曲が好きなので。水着PVも良い」(30歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「夏っぽいし、メロディーラインが好き」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「元気が出る。PVの水着姿がかわいい」(31歳/ソフトウェア/技術職)■『Everyday、カチューシャ』……・「今年のAKBを象徴するような曲」(36歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「ダンスと水着がかわいい」(22歳/マスコミ・広告/営業職)・「メロディーが浮かんでくる」(23歳/医薬品・化粧品/技術職)■『フライングゲット』……・「耳に残るメロディー」(28歳/商社・卸/営業職)・「テンションが上がる歌」(23歳/食品・飲料/専門職)・「PVが凝っている」(27歳/学校・教育関連)総評1位は2010年8月にリリースされた『ヘビーローテーション』でした。2011年の忘年会、2012年の新年会で「歌った!」、「聴いた!」という人もきっと多いのではないでしょうか。キャッチーな歌詞と覚えやすいメロディーラインなので、一度聞くと口ずさみたくなりますよね。特にサビは振り付きで歌いたいですよね。2位にはメジャーデビューして最初のシングル『会いたかった』がランクイン。AKB48を代表する一曲なので、「彼女たちといえばこの曲」と思い浮かべる人も多いようです。サビを一度聴くと、忘れられないという声が多数寄せられました。3位は『ポニーテールとシュシュ』、4位は『Everyday、カチューシャ』がランクイン。どちらも夏らしいさわやかな楽曲で、水着のPVがカワイイという声が目立ちました!今や音楽はCDだけでなく、動画でも楽しむ時代。カワイイPV作りも、AKB48人気の秘密なのかもしれませんね。ちなみに『Everyday、カチューシャ』のPVの監督は、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行さんが務めました。これまでもAKB48は、岩井俊二さん、蜷川実花さん、中島哲也さん、是枝裕和さんなどの監督をPVに起用し注目を集めているようです。AKB48ファンでなくても、これらの監督の名前が挙がれば気になる人もいるのでは?CDと併せてPVもぜひチェックしてみてくださいね。調査時期:2011年11月9日~11月20日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性276名(その他と回答した95人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】実はAKB48で知らないこと【ランキング男性編】新メンバーとして加入したいアイドルグループ【マイナビニュース エンタメ】毎日更新の映画・芸能ニュースが盛りだくさん!完全版(画像などあり)を見る
2012年01月13日「オールナイトニッポン」で福山雅治、中島みゆきが夢の共演歌手の中島みゆき(59)が「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」に22日、ゲスト出演決定!!放送開始45周年を迎えた「オールナイトニッポン」だが中島は1979年から87年まで、月曜日深夜を担当。また、福山は92~94年は同じ月曜深夜を担当し、2000年から現在の時間帯に移り、時には下ネタをまじえた軽快なトークで人気パーソナリティーの仲間入りを果たした。福山が番組中に生歌をうたう「魂のリクエスト」のコーナーで、中島のヒット曲「時代」「糸」「化粧」などを披露。さらに2002年には、フジテレビ系「福山エンヂニヤリング」の企画で中島の応援ソング「ファイト!」をカバーし、2006年6月に発売の中島のトリビュート・アルバム「元気ですか」に収録されるなど二人の縁は深い。さらに、その後、一夜限りで復活した「中島みゆきのオールナイトニッポン」に福山がコメント出演した際に「実はみゆきさんとはお会いして、ちゃんとお話をさせていただいたことがないんです。僕の『ファイト!』のカバーはどうすかね?お会いできるんでしょうか?その日を楽しみにしています」と対面を熱望していた。サンスポ・コムより)福山の5年越しのラブコールが22日に実る「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」の22日放送で、中島が新曲「荒野より」を発売(26日)するタイミングで5年越しのラブ・コールの“夢”が実現する。当日は二人のトークを中心に、リスナーからのメールも募集する予定だ。歴代のオールナイトニッポンパーソナリティの中で、男性・女性のそれぞれ人気No.1に輝いた2人の競演が、どんなトークを交わすのか、待ち遠しく楽しみだ。「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」10月22日(土)、23:30~25:00 OA、放送局:ニッポン放送。また、1999年に放送されたシリーズドラマ「古畑任三郎」に福山が出演した作品が10月25日(金)フジテレビチャンネルα再放送枠14時から放送予定だ。元の記事を読む
2011年10月17日これまでも様々な作品や映画監督を輩出・紹介してきた「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が今年も20日(火)から開催され、602本の応募作から厳選された17作品が“PFFアワード”部門で上映される。その他の写真世界最大級の自主映画コンペティションとして海外からも注目を集める“PFFアワード”は、一般公募された作品を厳正に審査し、入選作品をPFFで一般上映。グランプリなど各賞が与えられるだけでなく、いずれかの賞を受賞した監督全員に次回作の製作を援助する“PFFスカラシップ”への挑戦権が与えられるなど、単に作品の優劣を決めるのではなく、“次世代の才能を発見してサポートする”ことに注力したコンペティションで、過去の入選者には『告白』の中島哲也監督、『冷たい熱帯魚』の園子温監督、『ハッピーフライト』の矢口史靖監督、『GANTZ』の佐藤信介監督、『神様のカルテ』の深川栄洋監督、『悪人』の李相日監督らが名を連ねている。本アワードの最大の特徴は、インディーズ映画の雄が多く参加する一方で、後に大ヒット作を手がける監督や、海外の映画祭で高評価を得る監督など、多彩な才能を輩出していることだ。本年度の入選作17作品も、ジャンル、タッチ、表現手段は多岐に渡っており、新たな映画表現や刺激をスクリーンで味わいたい観客にとってはたまらない催しとなる。第33回PFFぴあフィルムフェスティバル9月20日(火)~30日(金)、東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催京都、神戸、名古屋など順次開催予定。
2011年09月06日俳優の別所哲也が、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送される特別番組「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」(5月4日放送)に出演することになり、4月12日(火)、横浜にある「ブリリア ショートショート シアター(Brillia Short Shorts Theater)」にて収録を行った。同局では5月11日(現地)から開催される第64回カンヌ映画祭に合わせ、「カンヌ映画祭スペシャル2011」と題し、関連番組が特集放送される。別所さんが出演する「カンヌ映画祭を観る −受賞作品から知るその魅力−」は、過去の受賞作やトリビアなど映画祭をより楽しむための情報を届けるオリジナル番組。別所さん自らが“審査委員長”となり、過去にカンヌで受賞したすべての作品の中から、「俳優賞」、「音楽賞」、「賛否両論賞」、そして最高にあたるパルム・ドールならぬ「ヴェッショ(別所)ドール」を独断で(!?)で選定するというユニークな内容だ。収録が始まると、早速「Bonjour Comment allez-vous(ボンジュール コマンタレヴ)」(こんにちは。調子はいかが?の意)とフランス語の挨拶を決めた別所さんは、「これでカンヌに行く準備はバッチリ」とご機嫌。その後、次々と受賞結果を発表し、番組収録は順調に進んだが「うーん、『賛否両論賞』だけは言いにくい(笑)」と悪戦苦闘。それでも「今年は順調。去年はリテイクの嵐だった。こうやって、歴史が刻まれていくんですね」としみじみした様子だった。果たして、栄えあるヴェッショドールの行方は?気になる結果は番組でチェックされたし。このほかにも過去のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『ブリキの太鼓』や、本年の審査委員長を務めるロバート・デ・ニーロの主演作『グッドフェローズ』、木村佳乃と伊勢谷友介が共演した第61回オープニング作品『ブラインドネス』、同じく第61回の特別招待作品でイ・ビョンホンが主演した『グッド・バッド・ウィアード』なども放送予定。そして、5月22日(日)には、別所さんがナビゲーターを務める「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」が放送される。「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」は5月4日(水・祝)放送。「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」は5月22日(日)生放送。■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]
2011年04月13日今年で3回目を迎える、日本全国の独立系映画館スタッフの投票により、スクリーンで観てほしい映画作品を選出する「映画館大賞」の結果が発表され、松たか子主演の『告白』が1位を獲得した。観客に映画を送り届ける“最前線”である映画館で働くスタッフが選ぶ映画賞として、2年前に設立された映画館大賞。第3回となる今回は、2009年12月から2010年11月末日までの1年間に公開された作品を対象に、全国の130館の独立系の映画館スタッフが、1位に10点、2位に9点…10位に1点という形式で投票し、合計ポイントで順位を決定した。1位に輝いたのは、2009年本屋大賞に輝いた、湊かなえによるベストセラーを鬼才・中島哲也が映画化した『告白』。愛する娘を殺された女教師の復讐劇という、ダークな内容のドラマだったが口コミでの広がりを見せ、ヒットを記録した。書店員が選ぶ賞として2004年にスタートした「本屋大賞」こそが、映画館大賞、ビデオ屋さん大賞など世を席捲する「○○大賞」の元祖とも言うべき存在。その本屋大賞受賞作品が実写化され映画館大賞に!邦画が全体の1位に輝いたのは初めてのことである。また、3回目にして初めて、日本で最も権威ある「日本アカデミー賞」の最優秀作品賞受賞作と、映画館大賞作が重なる結果となった。2位には韓国映画『息もできない』がランクイン。ミニシアター系の小さな作品ながら、こちらも口コミで高い評価を集めたが、やはり独立系映画館のスタッフの間でもその評価は高し!ハリウッド大作を抑えて見事、2位に入った。3位には歴代最多興行収入を更新した『アバタ―』。以下、『トイ・ストーリー3』、『インセプション』と続く。邦画では6位に吉田修一原作の『悪人』、9位に三池崇史監督作『十三人の刺客』が入った。7位の『第9地区』は南アフリカを舞台にした作品で、8位の『オーケストラ!』はフランス映画、10位の『瞳の奥の秘密』はスペイン、アルゼンチン合作。過去2回と比べても、国際色豊かなベスト10となった。また、特別部門として設けられている、著名人が昨年最も印象深かった1作を選ぶ「あの人の1本」には映画監督の黒沢清と女優の夏木マリが参加。黒沢監督は、ベスト10でも7位に入った『第9地区』を、夏木さんは、日系人監督キャリー・ジョージ・フクナガによる『闇の列車、光の旅』を選んだ。昨年のアカデミー作品賞候補作の中でも、ひときわ異彩を放った『第9地区』について、黒沢監督は「難民のような宇宙人が地球に飛来、ゲットーを作って住み着き、人間はたいへん迷惑する…と事前に聞いていた内容は冒頭のほんの5分だった。ここから映画が始まり、見る間にまっとうな活劇としての体裁を整えていく。立派な映画だ。とりわけ宇宙人と人間とが協力して敵の基地に潜入するシーンは、ジョン・カーペンターかと見紛うばかりの感動で泣きそうになった」と絶賛。一方、中南米・ホンジュラスから“夢の国”アメリカを目指して旅をする移民たちの姿を描いた『闇の列車、光の旅』について夏木さんは「私はロードムービーの旅が好きだ。主人公と一緒に知らない世界を見る興奮。しかしながら2010年は過酷な旅を経験した。『闇の列車、光の旅』はこの年、私にとって一番の衝撃作だ。製作は人気俳優ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナ。監督がキャリー・ジョージ・フクナガ。この製作人たちは少女と少年に命がけの危険な旅をさせる。南米、ホンジュラスに住む少女サイラはよりよい生活を求め父とアメリカを目指すが、移民生活の過酷な現実の中で少年と出会い、ある事件をきっかけに2人は強くなっていく。監督は自ら不法移民と旅をしてリサーチしたという。いま、現実にこんな世界があるという事実。結末の感動はどんな旅より私は自由になれた」とのコメントを寄せてくれた。また、今年から新たに新設された「2010年を象徴する作品」という部門では、“3D元年”にふさわしく、『アバタ―』が最も多くの票を集めた。「映画館大賞 2011」の公式サイトでは、全ての投票結果のほか、「2010年 記憶に残った作品、劇場での出来事」と題して、全国の映画館スタッフから寄せられた観客とのエピソードや様々な思い出も紹介。順位と共に、こちらを読んでみると映画館に行く楽しみがさらに増すかも?映画館大賞 2011ベスト101位:『告白』2位:『息もできない』3位:『アバタ―』4位:『トイ・ストーリー3』5位:『インセプション』6位:『悪人』7位:『第9地区』8位:『オーケストラ!』9位:『十三人の刺客』10位:『瞳の奥の秘密』映画館大賞 2011公式サイト■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ息もできない 2011年1月22日よりシネマライズにて期間限定公開アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedトイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXARインセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会 十三人の刺客 2010年9月25日より全国東宝系にて公開© 2010「十三人の刺客」製作委員会第9地区 2010年4月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 District 9 Ltd All Rights Reserved.オーケストラ! 2010年4月17日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved瞳の奥の秘密 2010年8月14日よりTOHOネマズ シャンテにて公開© 2009 TORNASOL FILMS - HADDOCK FILMS - 100 BARES PRODUCCIONES - EL SECRETO DE SUS OJOS (AIE)闇の列車、光の旅 2010年6月19日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 Focus Features LLC. All Rights Reserved.■関連記事:岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗第5回アジア・フィルム・アワード開催。登壇者から日本の被災者にお見舞いのコメント全国のビデオショップ店員が選ぶ「ビデオ屋さん大賞」創設1位は『サマーウォーズ』ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、『バットマン』新作で悪役に挑戦テキサス州で開催のメディア見本市にE・ペイジらが出席。震災への義援金募集も実施
2011年04月05日第53回ブルーリボン賞の授賞式が2月15日(火)、都内で開催され主演男優賞の妻夫木聡、主演女優賞の寺島しのぶをはじめ、受賞者が一堂に会した。助演女優賞に輝いた木村佳乃が壇上で感極まって声を詰まらせる一幕も!例年、スポーツ新聞社7紙の映画担当記者で構成される「東京映画記者会」による日本国内で有数の歴史を持つ本映画賞。前年に主演男優賞&女優賞を受賞した2人が司会を務めることになっており、昨年『ディア ドクター』、『おっぱいバレー』でそれぞれ主演賞に輝いた笑福亭鶴瓶と綾瀬はるかの異色コンビが担当、絶妙なボケと突っ込みを見せつけた。なかなかVTRが始まらずに鶴瓶さんが「受賞者はこの方です」と数回繰り返したり、綾瀬さんが受賞者の妻夫木さんに「それではステージへどうぞ」と言ったときにはとっくに妻夫木さんはが壇上にいて「グダグダじゃないですか(笑)!」と突っ込まれたりと、ハプニング続きで会場は笑いに包まれた。作品賞から発表と授賞が行われるのが通例だが、主演男優賞の妻夫木さんと新人賞の生田斗真は現在、舞台公演中のため最初に登場。鶴瓶さんは『悪人』公開当時、映画を観てすぐに妻夫木さんに電話して感動を伝えたそうで、妻夫木さんは「鶴瓶さんからの電話は『飲みに行こう』だけなので、珍しかった」とふり返り、受賞については「嬉しいの一言です。初めて自分で『やりたい』とわがまま言って演じさせてもらい、印象深い作品です」と受賞を喜んだ。『人間失格』、『ハナミズキ』で新人賞に輝いた生田さんは、ジャニーズ事務所所属のタレントで初めてブルーリボン受賞の快挙。「賞は無縁だと思っていたので本当に感謝しています」と監督をはじめとするスタッフ、事務所関係者、ファンへの感謝を述べ「(ジャニーズの)ほかの人がやらなかったことを実践するという気持ちでいます!」とさらなる精進を誓った。助演男優賞を贈られた石橋蓮司は「役者稼業を半世紀以上やってきて初めて」のブルーリボン受賞。『今度は愛妻家』でオカマ役、『アウトレイジ』でやくざ役を好演したが「この歳で、もう真っ当な人間には戻れないな…と(苦笑)。異端の道を進む覚悟です!」と力強く語った。『告白』での過保護な母親役で新境地を開き、見事、助演女優賞を獲得した木村さんは涙をぬぐいつつ「映画に出たくてこの世界に入って…今日ほど嬉しい日はありません」と喜びを語った。鶴瓶さんから「かっこいいダンナさん(東山紀之)は何と?」と質問されると「喜んでくれました」と笑顔を見せた。主演女優賞は、先日授賞式が行われた毎日映画コンクールと同じく『CATERPILLARキャタピラー』の寺島さん。予算がないところから始まった作品であり、若松孝二監督からは当初から「寺島さんが映画祭で賞とって!」と脅迫(?)されていたそうだが、見事、ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞を獲得。だが、小規模作品とあって国内の映画賞の受賞は予想していなかったそうで「想像していなかったので嬉しい!」と笑顔で語っていた。生田さんと同じく新人賞に輝いた桜庭ななみは着物姿で登場。鶴瓶さんからは「普段はボーっとしてるけど、演技させるとすごい!歌はちょっと…」と紹介された桜庭さんは笑顔で『最後の忠臣蔵』の監督・杉田成道や共演の役所広司、『書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園−』で共演した成海璃子らの名前を挙げて感謝を口にした。監督賞は『川の底からこんにちは』の新鋭・石井裕也監督が受賞。監督は次回作撮影中で欠席となったが、本作主演の満島ひかりとの入籍に続いてブルーリボン受賞と絶好調!次回作も期待したいところ。そして、栄えある作品賞に輝いたのは松たか子主演で本屋大賞のベストセラーを映画化した『告白』。代表して来場した中島哲也監督は「現場でほとんど全員がインフルエンザにかかって、37人の子供たちのうち20人がいない日があったりして、普通の映画の倍くらい大変でした」と苦労を明かしつつも喜びに浸った。ちなみに、今週金曜日は日本アカデミー賞の授賞式も開催。本日の受賞者のほとんどが候補に入っているが、結果はいかに?第53回ブルーリボン賞受賞一覧作品賞:『告白』監督賞:石井裕也(『川の底からこんにちは』)主演男優賞:妻夫木聡(『悪人』)主演女優賞:寺島しのぶ(『CATERPILLARキャタピラー』)助演男優賞:石橋蓮司(『今度は愛妻家』、『アウトレイジ』)新人賞:生田斗真(『人間失格』、『ハナミズキ』)新人賞:桜庭ななみ(『最後の忠臣蔵』、『書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園−』)外国作品賞:『第9地区』■関連作品:第9地区 2010年4月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 District 9 Ltd All Rights Reserved.最後の忠臣蔵 2010年12月18日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「最後の忠臣蔵」製作委員会 書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園− 2010年5月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開© NTVハナミズキ 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010映画「ハナミズキ」製作委員会人間失格 2010年2月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会今度は愛妻家 2010年1月16日より全国にて公開©2010 映画「今度は愛妻家」製作委員会CATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会 川の底からこんにちは 2010年5月1日よりユーロスペースほか全国にて順次公開告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:毎日映画コンクール授賞式稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」毎日映画コンクールタキシードの稲垣吾郎に大歓声!三池監督は銀色ジャケットで登場2010年映画ファンが選ぶベストムービー洋画大作を抑えあの邦画がNo.1に輝く!日本アカデミー賞優秀作品を一挙上映!好きな作品を観られる鑑賞券を5組10名様プレゼント【シネマモード】2010年をふり返ってみれば…
2011年02月16日映画『告白』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月15日(火)、東京・有楽町の日劇PLEXで行われ、劇中に特別出演しているAKB48を代表して大島優子、北原里英、指原莉乃が中島哲也監督とともに舞台挨拶に立った。愛娘を「13歳の教え子2人に殺された」という女性教師の告白から始まる復讐を描いた人間ドラマで、AKB48は、女性教師から告発される男子生徒2人=犯人A、Bが殺害計画を密談中に流すTV番組で「RIVER」を歌って“出演”。同曲は同映画のサウンドトラックにも収録されている。“出演”の経緯を、中島監督は「13歳の子に取材をしたら、圧倒的にAKB48が人気だったので、使わせていただきました」と説明。大島さんは「歌とかダンスとかではなく、今度は劇中でお世話になりたいです」とキュートな笑顔で本格出演をおねだり。中島監督は「こちらこそ」と目尻を下げて“快諾”した。同作は今月5日(土)に公開され、それまで大ヒットを飛ばしていた『アリス・イン・ワンダー・ランド』や同じ週に公開の話題作『セックス・アンド・ザ・シティ2』などの強力なライバル作品を抑え、先週末までの週末興行ランキングでV2を達成。初日から10日間(14日現在)で観客動員70万人、興収9.6億円とスマッシュヒット中。大島さんから「人間のリアリティが出ている」、北原さんからは「1回でこの映画が分かっちゃいました。北原と相性が良かったみたい」などと大絶賛され、V2を祝って3人から花束を手渡されると、中島監督は「嬉しいです、ってあんまり言い過ぎるとヘンタイのじいさんだと思われそうですが、でも嬉しいです」とデレデレ。一方の大島さんらも、9日(水)に開票されたAKB48第2回選抜総選挙で大島さんが初の1位、北原さんが16位、指原さんが19位を獲得。今度は中島監督からお祝いの花束をお返しで手渡され、大島さんは「もっと頑張ろうと思いました!」、北原さんは「素晴らしい映画を観させてもらって、自分も夢に向かってもっと頑張ろうと思った」などと揃って発奮していた。『告白』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子トリプルサプライズに感極まり涙『告白』初日松たか子VS中島監督告白イベントで激論抗争勃発!?中島映画の“ミューズ”土屋アンナが豪快トーク「台詞覚えらんないの!」松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!
2010年06月15日松たか子が6月5日(土)、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇PLEX2で行われた主演映画『告白』の初日舞台挨拶で、観客の作品に対する好反応とサプライズのバースデイ祝いに、感極まって涙した。同作で松さんは、3歳の娘・愛美を殺した13歳の教え子2人に復讐を仕掛ける女教師・森口を熱演。衝撃的な内容に、公開前からインターネットのポータルサイトの映画コーナーなどで試写を観た人の賛否が分かれるなど物議を醸している。この日も上映後の舞台挨拶とあって観客に作品への賛否を問うアンケートを実施したところ、ほぼ全員が「よかった」を示す告白ミニボードを掲げる好反応。松さんは「ゾワッとしました。嬉しいです!」と驚きながら喜びの声を上げた。続いて配給元の東宝から、ハリウッドのメジャーを含む映画会社3社からリメイクのオファーが来たことが発表に。実現した際の、中島哲也監督が考える希望のキャスティングとその理由も発表され、松さんの役は「ニコール・キッドマン。ってことは松さんは日本のニコール・キッドマンってこと」の文字がスクリーンに映し出されると、松さんは思わず「誰にも言われないし、いま初めて言われましたし、何でこんな嘘つくんですか!」と猛抗議。中島監督は「こんな大々的に発表されると思わなくて、飲み屋で適当に答えたんですけど…」と頭を掻いた。ちなみに木村佳乃さん演じる犯人の少年2人のうちのひとり、の過保護過ぎる母親役にはサラ・ジェシカ・パーカー、岡田将生演じる森口の同僚の熱血体育教師にはダニエル・ラドクリフという希望だった。さらに今月10日に迎える33歳の誕生日を祝うバースデーケーキがサプライズで登場。木村さん、岡田さんから大きな花束を手渡され、会場からの「おめでとう!」の声を浴びた松さんは、「『告白』が完成してこの日が迎えられて本当に嬉しい。本当に大変な撮影だったので。松なんかどうでもいいって方もいらっしゃると思うんですけど(誕生日を)祝っていただいて恐縮しています。ホント、完成してよかった。みんなに感謝します」と涙声で話し、瞳を潤ませていた。東宝によると、同作が海外5か国(アメリカ、カナダ、スウェーデン、スペイン、韓国)7映画祭から正式招待されたこと、世界配給(アイルランド、台湾、香港)も決定。また、この日の14時時点での動員数が、最終興収23.6億円を記録した同監督作『パコと魔法の絵本』の対比109%を記録。「20億円越えは確実」と言い、同監督作品では過去最高のヒットを見込んでいる。『告白』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子VS中島監督告白イベントで激論抗争勃発!?中島映画の“ミューズ”土屋アンナが豪快トーク「台詞覚えらんないの!」松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?
2010年06月06日映画『告白』の特別課外授業イベントが6月3日(木)、東京・品川区の品川女子学院で行われ、主演の松たか子と中島哲也監督が復讐をテーマに対立意見をぶつけ合った。本作は、13歳の教え子2人に3歳のひとり娘・愛美を殺された女子教師・森口(松さん)の告白劇。同学院で不定期開催されている課外授業、よのなか科で“告白”が取り上げられ、最終回の第4回目に松さんらが招待されたもの。松さん演じる森口の復讐とされた行動の是非について、同学院の1年生25人と松さん、中島監督、よのなか科と懇意にしているという社会学者の宮台真司氏らが1時間強、討論を繰り広げた。松さんVS中島監督の構図が飛び出したのは、森口の行動が復讐となったか?ならないか?を問う場面。口火を切ったのは松さんで「復讐って何をもって復讐というのか分かりませんが」とまずは前置き。「何をしても愛美は戻らないと分かった上での行動で、何かを取り戻す行為ではないから、復讐と言ってもいいかな、と思いました」。同学院生2人が意見を述べた後、中島監督は挙手し、松さんの意見に反論。「算数みたいなことなら復讐と言えるかもしれないけど、悲しいかな、人間には心がある。やられたことをやり返した、って思える強い人間なら、復讐は成立すると思う。でも撮影で松さんの演じるあの顔を見ていて、森口は弱い人で、こんなことをする前よりも、もっといろいろなもの、思いものを抱えちゃった、さらに苦しくなっちゃった、と思った。それなのに松さんがあっち側(反対意見席)?って…」と苦笑い。すかさず今度は松さんが挙手し起立。「あのとき、演じていて少年って美しい、キレイと思ったんですけど…森口はさらに孤独になったとも思う。だから復讐にはならないって考えもあって…だから両方です」とキッパリ。潔い口調に同学院生と監督らから笑いが起きた。一方、宮台氏は“復讐にならない”派。「森口には2つの感情があった。1つは(復讐した教え子に対し)『苦しいでしょ?』、それから『ここからこの子は真人間になっていくかも、という希望と絶望。教え子に、何をしたのか分からせたかったんだと思う」と専門分野だけに理路整然と熱弁。松さんは真摯に聞き入り、メモを取っていた。“授業”を終え、松さんは「答えはひとつではないし、みんな嫌がりながらもマイクを持つと自分の意見をしっかりと述べていた。ヘビーなテーマですがメチャクチャ頭を使って頭のいい大人になってください」と25人にメッセージ。中島監督は「いろいろな意見を聞いて、鋭いな、僕は考えなかった、悔しいと思うことがずいぶんあった。この意見が正しい、ってことは絶対ないので、自信を持って貫いてください。今日ここに来られて本当に良かった」と感慨深げだった。『告白』は6月5日(土)より全国東宝系にて公開(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:中島映画の“ミューズ”土屋アンナが豪快トーク「台詞覚えらんないの!」松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年06月03日中島哲也監督の最新作『告白』を含む全4作を一挙上映する「中島哲也映画祭」が5月27日(木)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、同作の主演、松たか子を始め、土屋アンナ、中谷美紀、役所広司ら“中島組”キャスト陣8人が顔を揃えた。このイベントは同作の公開を直前に控えて企画されたもの。『下妻物語』に主演した深田恭子は、中島演出をふり返り「すごい怖かった。でも一番自分らしい役をやらせてもらった」。『嫌われ松子の一生』主演の中谷さんも「最初は監督のことが大っ嫌いで、現場が嫌で嫌でしょうがなかった。いま、泣くシーンで泣けないとき、中島監督の顔を思い出すと泣ける」。『パコと魔法の絵本』に主演したアヤカ・ウィルソンも「当時9歳だった私には怖かった。突然、目の前に高い跳び箱が現れたようだった」と揃って“恐怖体験”を吐露。唯一、『下妻物語』で深田さんとW主演するなど3本に出演してきた中島監督の“ミューズ”、土屋さんは「あたし、面白かったけどなー。『台本覚えろ』って言われ、『覚えない』って言って、その戦いでした」とあっけらかん。中島監督が「土屋さんは獣のような人。言っても無駄だから土屋待ち、土屋の気分待ちって…」と半笑いで話すと、土屋さんは「あたし、台詞覚えらんないの!」。「そういう生き方を貫けばいいと思います」の言葉にも、「がんばる!」と啖呵を切りまくるなど、2人で漫才のようなトークを展開。さらに、中島監督は「土屋さんに出会ったとき、すごい才能を見つけたと思った。なるべく僕の映画に出てもらいたいと思う、すごく興味のある女優さん」と土屋さんに惚れ惚れだった。一方、松さんは撮影をふり返り「初日の帰りに車を運転しながら『ヤバい、面白い。これはヤバいぞ、面白い』と思って帰ったのを、強烈に覚えています」と中島采配にハマった様子。『パコと魔法の絵本』出演の役所さんは「監督の毒舌は、監督がキョーレツな照れ屋さんだからだと思う」と温かい目を向けて分析。中島監督は締めの挨拶で「こんなワケわかんない映画祭に来てくださった観客のみなさんとキャストのみなさんに感謝します」と深々と頭を下げていた。『告白』は6月5日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年05月27日松たか子、木村佳乃、岡田将生らが5月19日(水)、都内ホテルで行われた映画『告白』(中島哲也監督)の完成報告会見に出席した。全国の書店員が一番売りたい本を選出する「本屋大賞」(2009年)受賞小説の映画化で、中学校教師・森口悠子(松さん)の「生徒に娘を殺された」という告白から始まり、関係者の告白が続き、事件の真相を浮き彫りにしていくサスペンス。本作のイベントでは、配給元の東宝の宣伝方針で毎回、出席者による“衝撃の告白コーナー”を設けており、4月に行われたトークショーに続いてこの日も、松さんを始め中島監督、原作者の湊かなえさんらが配られたボードに書く形で秘密をナマ告白。松さんは「出血2」と書き、「湊さんがこの小説を書いているときに鼻血を出したっていう話を聞いてましたが、私も教室のシーンの撮影中に鼻血が出ちゃったんです。でも、ちょこっとだからごまかしてごまかして」と明かし、共演陣らの笑いを誘った。岡田さんは「納豆」で、「1日1回必ず食べるほど好きですが、あまり言ったことがないので言っとこう、と思って」。湊さんは「衣装」で「今日は赤のボードに合わせて黒の洋服で来るようにと言われ、ちゃんとした服がないので買いに行きました。私、中島監督が大好きで、中島監督リスペクト、『下妻物語』リスペクト。なのでジャスコで買ってまいりました!」とジャスコネタ満載の同作の大ファンぶりを炸裂。共演陣、取材陣を大爆笑させた。ほかに、木村さんは「血糊。とある事情で劇中で浴びた、監督特製の血糊が落ちない落ちない。顔に半分つけて家に帰りました。赤鬼のようでした」。中島監督は「名犬。今回一番NGが少なかったのは犬のムクを演じた犬。『吠えろ』と言えばずっと吠えているし『切なく佇め』と言えば切なそうに佇む。犬ってすごい」と笑わせた。一方、中島監督は初タッグのキャスト3人に「よくこの作品に出てくれた。イメージダウンにしかならない。ちょっと利口ならこの仕事は受けない。CMの仕事が減ることはあっても増えることはないのに。好感度を気にしない女優たちに支えられた」と洒落の効いた言葉で労っていた。『告白』は6月5日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年05月19日辻仁成の同名小説を中山美穂主演で映画化した『サヨナライツカ』の主題歌を中島美嘉が担当することが決まり、中山さん、中島さんからそれぞれコメントが発表された。中山さんにとって12年ぶりの映画復帰作であり、『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督の手による本作。タイのバンコクでの出会いを皮切りに25年の時を超え、東京、ニューヨークと舞台を移しながら、燃えるような一瞬の恋が切なくも美しい永遠の愛へと昇華していくさまが描かれる。中山さんの相手役を務めるのは西島秀俊。大人のラブストーリーにふさわしい2人がどのようなやり取りを繰り広げるのか?楽しみなところ。中島さんが映画の主題歌を歌うのは『永遠の詩』以来2年ぶりのこと。今回の「ALWAYS」では、昨年TVドラマ「流星の絆」の挿入歌として話題を呼んだ「ORION」でも中島さんとタッグを組んだ百田留衣が作詞・作曲を担当。「キミが笑うだけで、明日が見える。例え過ちだとしてもかまわない。今はただ…」と、この映画の情景にぴったりの切ない愛が紡ぎ出される。中山さんは「忘れたことにしない、なかったことにしない、愛すること、愛したことに一生懸命向き合う沓子の切なさや、想いの深さが存分に込められていて『一瞬の恋が、一生の愛へと続いていく』という映画の世界観を、音楽という別の側面で表現していると思いました」と中島さんが歌い上げる世界観を絶賛。「この作品のテーマとも言える『愛されること、愛すること』の愛することは永遠でありつつも、いつまでも感じることだと思います」とこの主題歌と合わせて、映画に込められたメッセージを改めて強く感じた様子。中島さんも「切ないシーンにも合う楽曲に仕上がっていますので、ぜひ映画と共に音楽も楽しんでいただけたら嬉しいです」と喜びのコメントを寄せてくれた。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。「ALWAYS」も来春リリースを予定。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月07日