LITALICO発特性検査とはLITALICO発達特性検査は、発達が気になるお子さまと保護者のための、オンライン完結の検査サービスです。お子さまの発達特性や困りごと、よく見られる姿やその背景要因、お子さまに合ったサポートの方向性などを知ることができます。※この検査は医学的診断を目的としたものではありません。この記事では、LITALICO発達特性検査について、その特徴や対象、検査で分かること、受検方法などを分かりやすく解説します。LITALICO発達特性検査の特徴LITALICO発達特性検査では、お子さまの特性を、7の大分類と18の小分類に分けて測定します。本検査をご利用いただくことで、お子さまがどのような困りごとがあり、なぜ困っているのかを多面的に理解することができます。Upload By LITALICO発達特性検査 編集部LITALICO発達特性検査では、家庭や園・学校などでの具体的な関わり方・サポートの仕方を提案します。Upload By LITALICO発達特性検査 編集部LITALICO発達特性検査の結果レポートは、受検後、Webブラウザ上ですぐに閲覧できるだけでなく、PDFデータで出力することができます。ダウンロードして印刷することで、園や学校、支援施設などとの相談や連携に活用いただけます。周囲との連携や相談によって、お子さまを取り巻く環境の調整にも役立てられます。Upload By LITALICO発達特性検査 編集部LITALICO発達特性検査の対象は?LITALICO発達特性検査は、発達が気になるお子さまと保護者の方が、お子さまの特性や困りごとの背景を理解し、よりよい接し方や支援方法を見つけることを目的にしています。・検査の回答者発達が気になるお子さまの保護者検査はお手持ちのスマートフォンやパソコンから、オンラインにて150問程度の質問に回答いただく形式です。※保護者以外の支援者の方や教師の方が直接回答することは想定して開発されていないため、お控えください・お子さまの対象年齢3歳~18歳※ 就学猶予、原級留置(留年)で高校入学、進級が遅れた場合などは、19歳も受検することが可能です。※重度の知的障害や身体障害の診断があるお子さま、発語がないお子さまの場合、回答しづらい検査設問があること、検査結果で活用しづらい内容が含まれることをご了承ください。・お子さまの特性や困りごとの傾向を知りたい・お子さまの発達や日常生活、学校での様子などで気になることや困りごとあるが、なぜ困っているか分からない・具体的にどうやって関わったり環境を調整したりすればよいか分からない・お子さまの特性や、本人に合った支援方法を園や学校に共有し、相談したい・医療機関やほかの検査を受け診断されなかったが、本人や家族としては特性や困りごとがあると感じていて、具体的な解決法のヒントを得たい・進学や進級などで環境が変わり、新しい環境での困りの状態や関わり方を知りたいなどLITALICO発達特性検査で分かることLITALICO発達特性検査では、回答後すぐにオンラインで検査結果レポートが提示されます。検査結果レポートはマイページに保存され、いつでも見られるほか、PDFでダウンロードもできます。LITALICO発達特性検査では、お子さまの特性や困りごとを7の大分類と18の小分類で把握できます。LITALICO発達特性検査の大分類・対人・社会性・学習・行動・情緒・感覚・運動・話し方※LITALICO発達特性検査では、言語発達に関する特性の困りごとは検査対象に含まれません。回答から該当する困りごとや特性の傾向・強さなどが、それぞれの分類ごとにグラフなどで提示されます。また、お子さまの特性と背景要因の解説のほか、実際にお子さまに接する際の例示や困りごとを軽減しやすくするサポートの方向性が、家庭と園・学校などの外部に分けて具体的に示されます。これらをまとめた検査結果レポートは、回答内容やお子さまの特性によっても異なりますが、PDFにした場合で40ページ以上の詳細な内容で示されます。LITALICO発達特性検査受検の流れLITALICO発達特性検査を受検するには発達ナビの無料会員アカウントが必要です。すでに発達ナビの会員である場合、受検するアカウントで発達ナビにログインした状態で発達特性検査のページにアクセスするか、発達特性検査ページから発達ナビにログインしてください。ご登録がまだお済みでない方は、以下から発達ナビの会員登録をしてください。LITALICO発達特性検査のページから、発達特性検査のチケットを購入します。チケットはオンラインで購入でき、検査価格は2,970円(税込・受検1回分の価格)です。お支払いはクレジットカードでできます。画面の指示に沿ってご購入ください。購入が完了すると、チケット購入が完了後、チケットを利用することで受検が開始できます。画面の指示に沿って、お子さまの情報、お子さまの様子についての150問程度の質問に回答してください。所要時間は回答者によって異なりますが、おおむね30分程度です。回答は途中で保存できるので、都合に合わせて中断することも可能です。回答後、結果はオンライン上で即時で分かります。検査結果レポートは保存され、いつでもマイページから見ることができます。また、マイページでは、複数回受けた場合の過去の結果や、別のきょうだいの検査をした場合の結果も同じアカウントで保存できます。検査結果レポートはPDFとしてダウンロードできます。プリントしてお子さまの「サポートブック」のような使い方や、園や学校、相談機関や医療機関の関係者との共有にご活用ください。共有方法については以下の記事でもご紹介しています。まとめUpload By LITALICO発達特性検査 編集部LITALIOCO発達特性検査は、発達が気になるお子さまと保護者の方のための、検査です。オンラインで完結できる検査で結果もすぐに分かるので、自宅などで好きな時間に気軽に受けられることも特徴の一つです。また特性や困りごとの強さや傾向だけでなく、具体的な支援方法や対応方法の例についても詳しくレポートが提示されるため、診断の有無にかかわらず、お子さまに合った環境調整やサポート方法を試しやすいでしょう。お子さまの特性を理解し、お子さまに合った対応方法を見つけるために、LITALICO発達特性検査の受検をご検討ください。【受検方法】:保護者さまがオンラインにて150問程度の質問に回答いただく形式です。【検査時間】:約30分(検査結果は回答完了後、すぐに確認いただけます)【検査価格】:2,970円(税込)※受検1回分の価格【対象年齢】:本検査の対象年齢は3歳~18歳です。※ 就学猶予、原級留置(留年)で高校入学、進級が遅れた場合などは、19歳も受検することが可能です。
2024年05月09日乳がん啓発推進を行う一般社団法人乳がん予防医学推進協会は、4歳~高校生を対象に「第5回乳がん検診へ行こう絵画コンクール」を開催します。取り組みやすいがん教育の一環として、乳がん啓発と親世代への普及を目的とした本コンクールの出展作品を、2024年7月1日より全国から広く募集します。がんと向き合う社会づくりを目指して■背景日本では女性の9人に1人が乳がんにかかっています。乳がんはあらゆる年代で発症しますが、近年は30歳後半から40歳代に急増しており、その年代は特に仕事や家事、子育てに忙しい年代です。乳がんは早期発見することで治癒できる可能性が高く、治療の選択の幅も広がることで10年生存率が高いがんですが、「乳がん」や「ブレスト・アウェアネス」に対しての認知度の低さや検診での早期発見の意義への理解度が低いことが課題となっています。■展開内容絵画コンクール事業を通じて3つの成果を目標にしています。(1) 乳がん検診への受診契機子どもの絵画から発するメッセージ、また当協会からの啓発資料配布や当日のレクリエーションを通じて、乳がん検診への知識理解を深め受診契機とする(2) 文部科学省の掲げるがん教育の推進子どものがん知識や興味関心の向上を促す。さらに自分の描いた絵画がだれかの命を救う可能性があるという社会貢献の経験を積むことで、自己肯定感を育てることを目指す。(3) 社会への波及企業は社内の健康管理体制を見直すきっかけに、自治体は乳がん検診受診率の向上に、個人は生活習慣を顧み、結果として地域全体の活性化を目指す。■募集概要名称: 「第5回乳がん検診へ行こう絵画コンクール」募集期間: 2024年7月1日(月)~9月30日(月)対象: 4歳~高校生賞: 神奈川県知事賞、各自治体後援賞、医療機関賞など50賞ほど応募方法: 白の八つ切りの画用紙(27cm×38cm)を郵送(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年05月09日乳がん啓発推進を行う一般社団法人乳がん予防医学推進協会(所在地:神奈川県横浜市中区、代表理事:野澤 亜樹・丸山 裕美)は、4歳~高校生を対象に「第5回 乳がん検診へ行こう絵画コンクール」を開催します。取り組みやすいがん教育の一環として、乳がん啓発と親世代への普及を目的とした本コンクールの出展作品を、2024年7月1日より全国から広く募集します。「第5回 乳がん検診へ行こう絵画コンクール」詳細 URL: 絵画コンクールの展示風景■背景日本では女性の9人に1人が乳がんにかかっています。乳がんはあらゆる年代で発症しますが、近年は30歳後半から40歳代に急増しており、その年代は特に仕事や家事、子育てに忙しい年代です。乳がんは早期発見することで治癒できる可能性が高く、治療の選択の幅も広がることで10年生存率が高いがんですが、「乳がん」や「ブレスト・アウェアネス」に対しての認知度の低さや検診での早期発見の意義への理解度が低いことが課題となっています。■展開内容絵画コンクール事業を通じて3つの成果を目標にしています。(1) 乳がん検診への受診契機子どもの絵画から発するメッセージ、また当協会からの啓発資料配布や当日のレクリエーションを通じて、乳がん検診への知識理解を深め受診契機とする(2) 文部科学省の掲げるがん教育の推進子どものがん知識や興味関心の向上を促す。さらに自分の描いた絵画がだれかの命を救う可能性があるという社会貢献の経験を積むことで、自己肯定感を育てることを目指す。(3) 社会への波及企業は社内の健康管理体制を見直すきっかけに、自治体は乳がん検診受診率の向上に、個人は生活習慣を顧み、結果として地域全体の活性化を目指す。集合写真授賞式の様子絵画コンクールの展示風景■募集概要名称 : 「第5回 乳がん検診へ行こう絵画コンクール」募集期間: 2024年7月1日(月)~9月30日(月)対象 : 4歳~高校生賞 : 神奈川県知事賞、各自治体後援賞、医療機関賞など50賞ほど応募方法: 白の八つ切りの画用紙(27cm×38cm)を郵送URL : 第5回 乳がん検診へ行こう絵画コンクール 募集ポスター第5回 乳がん検診へ行こう絵画コンクール 応募要項■今後の展開絵画コンクールの参加を通じて、親子・学校、その他大勢の方の乳がん検診への関心を高め、検診受診率の向上に取り組みます。乳がん啓発活動の一つのアクションとして、またがん教育の契機として、全国的にこの活動を広めていきたいです。■法人概要商号 : 一般社団法人乳がん予防医学推進協会代表者 : 代表理事 野澤 亜樹、丸山 裕美所在地 : 〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町 1-101-1 クロスゲート7F設立 : 2020年3月事業内容: 乳がん啓発推進(知識の普及・検診の普及などの各事業)資本金 : 100万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】一般社団法人乳がん予防医学推進協会 お客様相談窓口TEL : 045-900-1296お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月02日乳がん啓発推進を行う一般社団法人乳がん予防医学推進協会(所在地:神奈川県横浜市中区、代表理事:野澤 亜樹・丸山 裕美)は、乳がん罹患者を対象に、乳がん治療中の経済面・精神面での救済を目的とした助成事業である「MOTHER'S基金」を2024年4月1日に開設し、全国から広く募集しています。「MOTHER'S基金」詳細URL: MOTHER'S基金のロゴ■背景母として子供を支えながら、闘病生活をされているシングルマザーの方がいました。闘病中は治療費以外のお金も多くかかり、それは保険ではまかないきれないものでした。通院費や子どもの養育費、食費など、仕事もままならぬ中、多くの項目が自己負担であり、ついには治療をあきらめるという選択をしました。生前、彼女は「自分と同じ思いをする人を減らしたい」とおっしゃっていました。当協会はその想いを引き継ぎ、乳がん患者さんの闘病中のお力になるべく、「MOTHER'S 基金」を立ち上げました。■展開内容(1) 乳がんにかかる方は女性の9人に1人の時代乳がんの罹患者は年々右肩上がりで増え続け、社会的に進出している世代にとっては、経済面・社会面・精神面において大きな負担となっています。長い治療期間中には、治療費以外にも通院費・子どもの学費・ウィッグ代・薬に作用による気分の落ち込みなど思わぬことが起こり、想定外の出費が必要となることもあります。本事業は、社会的な支援制度ではカバーしきれない部分を助成し、年齢性別問わず、乳がん患者の負担軽減や心のケアを目的とします。(2) 助成金はわずかでも心の支えに。支援金の使用用途に指定はありません。ご自身の必要なものを購入したり、通院時のタクシー代や、気分転換の旅行などの資金にしていただき、思うように使ってリフレッシュ。申請は治療中の証明と、支援金に関する簡単なアンケートを後日提出していただきます。受給者の負担や制約もありません。■助成金受給者の募集概要支給対象者:乳がんで闘病中の方(男性も可)募集人数 :10名支給額 :1万円【応募条件】・助成後のアンケートにご協力いただける方(助成金の用途は自由)・治療計画書、主治医の診断書、診療明細書等、乳がんで治療中であることがわかるものの写真選考方法 応募者の中から、当協会のMOTHER'S基金委員会にて審査による選考を行います。【スケジュール】1. 応募締切 2024年12月31日(18時締切)2. 選考 2025年1月初旬3. 助成金決定報告・支給 2025年1月中旬4. 助成金使用等報告 2025年3月31日まで助成金受給者募集ポスター寄付のお願い■今後の展開順次、対象者の人数を拡大し、全国の乳がん患者へ届けられるように事業を展開していきます。ご支援いただいた企業や団体、個人には、受給者からの声をまとめたレポートを送付、またホームページに寄付者として掲載します。支援者と受給者の想いを結び、全国の乳がん患者を社会全体で支えていくことを目指します。■法人概要商号 : 一般社団法人乳がん予防医学推進協会代表者 : 代表理事 野澤 亜樹、丸山 裕美所在 : 〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町 1-101-1 クロスゲート7F設立 : 2020年3月事業内容: 乳がん啓発推進(知識の普及・検診の普及などの各事業)資本金 : 100万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】一般社団法人乳がん予防医学推進協会 お客様相談窓口TEL : 045-900-1296お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月30日■これまでのあらすじ大好きな兄が結婚すると聞いた主人公・祭。しかしその結婚相手が小学校の頃にいじめられていた同級生・ゆかりだと知って猛反対!しかしゆかりは妊娠しているため、幼馴染のサキに相談。するとゆかりには隠し子がいて、3人の彼氏がいることが判明。自分の子なら…と責任をとろうとする兄はゆかりを問い詰めます。3股のことは誤魔化そうとするも隠し子のことを認めたゆかりは、その子と4人で家族になりたいと言います。お腹の子が自分の子かどうか証明するためにDNA検査を受けて欲しいと伝えた兄の提案に渋々了承したゆかりでしたが、後になって検査はリスクがあるからと言って拒否してきたのです。■たとえ誰の子であったとしても命を犠牲にできるのか?■ゆかりがどうしても気になること■嫌な予感がした兄は…DNA検査を拒むゆかりに対して「産まれたら必ず検査をすること」「それまで入籍もしない」とハッキリ伝えた兄。不満気なゆかりですが、今はそんなことよりも誰が自分の過去や男性関係を言ったのかが気になっている様子。再び兄に「誰から聞いたの?」と質問しますが、豹変したゆかりを知っている兄から「言えない」と言われてしまいます。あっさり諦め、笑ってはいるものの明らかに様子がおかしいゆかり。不穏な空気に兄は嫌な予感がするのでした。次回に続く「兄の連れてきた婚約者は…」(全53話)は22時更新!
2024年04月28日お笑いタレントのだいたひかるが16日に自身のアメブロを更新。自身の乳がんが見つかった経緯を明かした。この日、だいたは「私のガンが見つかった経緯」というタイトルでブログを更新。「乳がんがみつかったのは、区からくる…無料の診察クーポン券で、乳がんと子宮頸がんの検査を…」とがん検査を受けたきっかけを明かした。続けて「行った方が良いんだろうなぁ!?位の気持ちで…毎年行っていた」と述べ「乳がんが分かった時も…嘘だと思うほど元気でビックリしました」とコメント。「でもそれ以降、区から送られてくる物は、慎重に読むようにしています」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月17日一般財団法人 明治安田健康開発財団(理事長:今泉 宏久)が運営する「明治安田新宿健診センター」(センター長:三森 教雄、所在地:渋谷区代々木、以下:当センター)では、2024年4月から、「睡眠検査」、「酸化ストレス検査」、「無痛MRI乳がん検査(ドゥイブス・サーチ)」などのオプション検査を導入します。■睡眠検査睡眠の不調が、生活習慣病やうつといった重大疾患と関係することも、近年の研究で明らかになっており、良質で十分な睡眠は、日々の活力や健康増進の根幹であります。睡眠の量と質を検査する「睡眠検査」は、昨今、テレビ・マスコミでも取り上げられている人気の検査です。検査方法:送付された脳波等の検査キットを、就寝時に装着し、自宅にて計測料金 :5日法…当センター価格 24,200円(税込)2日法…当センター価格 15,400円(税込)詳細はこちら「睡眠検査」詳細_二次元コード睡眠不調は病気と関係■酸化ストレス検査大気中の酸素は、外部からの様々な刺激を受け、活性酸素に変化します。活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能として働くが過剰な産生は、がん、心血管疾患ならびに生活習慣病など100以上の疾患の要因とされています。そのため生体内には、活性酸素の障害から生体を防御する抗酸化防御機構が備わっています。活性酸素の産生が抗酸化防御機構を上回ってバランスの崩れた状態を酸化ストレスと言いますが、血液検査により、酸化ストレス(d-ROMsテスト)と抗酸化力(BAPテスト)のバランスを測定する検査です。検査方法:健診時の採血による血液検査 <健診当日の受付時に検査追加を申込み可能です>料金 :当センター価格 9,900円(税込)■無痛MRI乳がん検査 <提携専門施設にて実施>マンモグラフィでは、痛みを伴いますが、無痛MRI乳がん検査「ドゥイブス・サーチ」では、ベッドにうつ伏せに寝て検査ができるため、痛みはありません。検査着を着たまま検査ができるため、乳房を人に見られたくない方、とくに若い方には最適な検査です。日本人では「デンスブレスト:高濃度乳房」の方の割合が多いとされていますが、「ドゥイブス・サーチ」では、マンモグラフィと違い、乳腺の濃度の影響をほとんど受けないため、検査精度が高い検査となります。検査方法:提携専門施設のMRI装置に、服を着たまま、うつ伏せに入って横になって行う検査料金 :当センター価格 22,000円(税込)無痛MRI乳がん検査■「明治安田新宿健診センター」施設概要明治安田新宿健診センター明治安田新宿健診センター見学ツアー動画明治安田新宿健診センター見学ツアー動画_二次元コード名称 :明治安田新宿健診センター (センター長:三森 教雄)所在地 :東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 12階アクセス:地下道(ワンデーストリート)出口O-1隣接 ※天候を気にせずお越しいただけます・新宿駅(新都心出口6)より徒歩約3分(京王新線・新宿線・大江戸線)・新宿駅(南口)より徒歩約8分(JR・小田急線・京王線)・都庁前駅(A2出口)より徒歩約6分(大江戸線)アクセス<予約・お問合せ先>電話予約: 0570-03-5489(平日9:00~16:00/土日祝休診日を除く)WEB予約 : ■団体概要一般財団法人 明治安田健康開発財団は、明治安田新宿健診センターと健康増進支援センターを運営しております。明治安田新宿健診センターは、「安心と信頼のかかりつけ人間ドック」として、1975年の創業以来60万人を超える方が受診されている歴史と実績のある健診センターです。健康増進支援センターでは、専門職のノウハウを活かした健康増進支援プログラムの開発・提供・普及活動による健康づくりのサポートを行っています。名称 : 一般財団法人 明治安田健康開発財団代表者 : 理事長 今泉 宏久所在地 : 東京都渋谷区代々木3-22-7設立 : 2016年12月1日基本財産 : 300万円事業内容 : 健康増進を目的とする健康診断の実施公衆衛生の向上に資する調査研究及び知見の普及啓発一般の健康増進に資する調査及び研究を実施している団体への支援健康保持・増進を推進する団体への支援その他この法人の目的を達成するために必要な事業公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月05日私は夫と2人の子どもと暮らすアラフォー主婦です。今までいくつか病気を経験しているため、定期検査や健康診断は欠かさず受けています。体調不良といえば、時々便秘になるくらい。いたって健康だと思っていたのに、健診結果に要精密検査の文字が。いい機会だと思い前向きな気持ちで受けた検査で、まさかあんなに大変な経験をするなんて……。健康について改めて考えるきっかけになったエピソードを紹介します。健康診断の便潜血検査に引っかかり再検査に毎年健康診断を受けていた私。35歳のとき、便潜血検査の結果が陽性となり、初めて消化器内科で大腸カメラによる精密検査「大腸内視鏡検査」を受けることになりました。ショックな気持ちを抱きつつ、予約をするため病院に電話。すると、「まだお若いですね。便潜血検査の際、便秘気味でしたか?」と聞かれました。受付の方が言うには、便秘の場合、排便時の出血で陽性になることもあるのだとか。普段から時々便秘になることがある私は、その話を聞いて「大きな病気ではなく、便秘のせいかも」と、少し安心しました。とはいえ、万が一のことがあるかもしれません。早期発見のためにも、この機会にしっかり診てもらおうと予約を取りました。大腸内視鏡検査は前処理からトラブル多発数日たって、いよいよ検査当日。大腸内視鏡検査は朝から夕方近くまでかかるとあらかじめ聞いていたので、待ち時間は本でも読んで過ごそうと安易に考えていました。病院に到着し、検査の前処理をおこなう部屋に案内されると、周りはご年配の方ばかり。同世代の人は1人もいません。「自分は場違いなのかな?」と少し気まずく思っているところで、前処理についての説明が始まりました。説明の内容は、大腸内視鏡検査をする前処理として、大腸を空っぽにするために、これから腸管洗浄液2リットルを数時間かけて服用するというものでした。また、内服後のトイレの回数は5~10回くらいが目安とも。説明後、内服を始めた私の体にすぐに異変が起きました。洗浄液がどうしても飲めないのです。最初は洗浄液の飲みにくい味のせいかと思っていたのですが、そのうち吐き気が止まらなくなり……。結局、病院側の判断で、別の錠剤を服用することになりました。吐き気が落ち着いてきたと思った矢先、またしてもトラブルが! トイレは多くて10回程度と聞いていたのに、私の場合、15回も足を運ぶことになりました。看護師さんや周りの方から「若いのにえらいね~頑張っているね~」と励まされ、ありがたいやら恥ずかしいやら……。内視鏡検査を始める前の段階で、私はもうフラフラでした。一筋縄ではいかない!内視鏡検査でも大騒ぎやっとのことで大腸の準備も整い、内視鏡検査が受けられる状態になった私。いよいよ検査本番です。ところが、なんとここでもすんなりとはいきません。内視鏡検査を始めてすぐ、痛みに近い違和感がおなかに走ります。検査をしている先生の様子もおかしく「うーん……これでどうだ?」と何やら苦戦している模様。次第に痛みに耐えられなくなり、私は「痛いです~!」と声をあげてしまいました。先生も「そうだよね~」と言いながら、それでもうまくいきません。痛みと気持ち悪さに耐えながら、あとどのくらいかかるのだろうと考えていたとき、突然先生に「ごめん!」と謝られました。なんと、これからカメラを変えて検査をやり直すと言うのです。先生の話によると、私の大腸は細い上に長く、加えて体格が小柄なことから、通常より小さなカメラでないと検査できないのだとか。こんなに大騒ぎになっている人は他におらず、どうして私だけと泣きそうな気持ちになりましたが、カメラを変えて検査再開です。しかし、カメラを変えたことでラクに検査が進むということもなく、病室には相変わらず苦しむ私と奮闘する先生、励ます看護師さんの声が響きました。大腸内視鏡検査の結果はやっとのことで検査が終了。結果は異常なしで、やはり便秘のせいで排便時に出血し、潜血検査が陽性になったのだろうとのことでした。先生には「こんなに苦労することはめったにないんだけどね。今回は結果も大丈夫だったし、お互いつらいから5年は内視鏡検査を受けなくていいよ」と冗談めかして言われましたが、苦笑するしかなかった私……。検査前は、悪いものが見つからないかと不安でいっぱいでした。しかし実際は、前処理や検査が壮絶すぎて、不安を感じている余裕は皆無。終了直後は、結果が異常なしだったことより、検査がやっと終わったことに安堵したほどです。帰宅する途中で、ようやく検査結果が異常なしだったことに喜びが湧いたのを覚えています。まとめ持病の定期検査や健康診断をきちんと受け、体のことには気を付けているつもりだった私。しかし、普段あまり気に留めていなかった便秘をきっかけに、まさか自分がこんなに大変な経験をするとは考えもしませんでした。もし、便秘ではなかったら、再検査になることも、内視鏡検査で大変な思いをすることもなかったでしょう。健康診断の際、もう再検査にはなりたくありません。たかが便秘と甘く考えず、すぐに改善に取り組もうと心に誓い、健康について改めて考える出来事となりました。5年後、もしまた内視鏡検査を受けることになったときは、待ち時間に本を読んでいる余裕などはないこと覚悟して臨みたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。イラスト/エェコ著者/結城 すみれ要領のいい夫とわが道をいく息子、ひょうきんな娘の4人家族。丁寧な暮らしに憧れるズボラ主婦です。数年ぶりに仕事を始め、てんやわんやな日々を送っている。
2024年03月26日乳がん検診の方法は、胸部超音波(エコー)検査とマンモグラフィー(乳腺・乳房専用のエックス線撮影)検査の2種類。マンモグラフィー検査は、乳房が圧迫されるため痛いとのうわさを聞いていました。30代は妊娠・出産時期と重なっていたこともあり、まだマンモグラフィー検査を受けなくてもいいかと思い、エコー検査で済ませてきました。しかし40歳の節目の年を迎え、ついにマンモグラフィー検査を受けてみた体験談を紹介します。「マンモ適齢期」になったと感じて決意私は、夫の会社の健康保険で配偶者が受けられる婦人科検診を毎年受けています。30代のうちは、近所に検診車が来てくれるので、乳がん検診はそこでエコー検査のみを受けていました。以前、エコー検査とマンモグラフィー検査のどちらが良いかをネットなどで調べた際に、「若いうちは乳腺が発達しているので、マンモグラフィー検査では乳腺の異常が見つかりづらい。エコー検査がおすすめ」と書いてあったからです。それに30代は、妊娠の可能性が常にありました。妊娠中や授乳中は、乳腺が発達するのでマンモグラフィー検査では結果がわかりづらいと聞いていたので、マンモグラフィー検査を受けても仕方ないと思っていました。30代最後の39歳。エコー検査にするかマンモグラフィー検査にするか、迷いました。しかし「痛いって聞くし、女性芸人さんがバラエティー番組でマンモグラフィー検査を体験していて、ものすごく痛そうだった……」という記憶がよぎり、結局、それまでと同じエコー検査を選択。そして40歳になり、2度の出産を経験して、もう妊娠の可能性も乳腺の発達もなさそうと判断し、ついにマンモグラフィー検査を受けることにしたのです。前半は痛くなかったけど後半は痛かった!検診車での婦人科検診ではマンモグラフィー検査は受けられないので、今年は健康診断専門の施設に行きました。行ってみると、マンモグラフィー検査はかなり大がかりな設備が必要だとわかりました。私は2方向からのマンモグラフィー検査をおこないました。撮影台の上に乳房を片方ずつ乗せ、透明な板で圧迫して乳房を薄く伸ばして撮影します。診療放射線技師は壁の向こうから操作しており、板がアームのように伸びてきて胸を挟む仕組みです。最初、横から胸を挟むときはやや強めにギュッと挟まれた感じでしたが「あれ? 痛くない」と拍子抜け。やっぱり個人差があるのかなと。ところが、検査後半の上下から挟む動きになった途端、「痛ぁああ! 胸をもぎ取られるみたい……!」と、激しい痛みを感じました。ギリギリと容赦なく、乳房を押しつぶしてきます。どうにか耐えることができたのは「その後の安心のためならここは我慢!」とポジティブに捉えていたからです。あとで改めてネットでマンモグラフィー検査について調べてみたところ、「エコー検査と比べると、しこりを作らないタイプの乳がんの発見に役立つ」とのことでした。後悔しないための健康診断を深く考えるきっかけに40代になり、「毎年健康診断を受けていて異常がなかったのに、ある日突然、病気が進行していた」という話を身近で聞くようになりました。また、私自身がフリーランスなので「自営業で定期的な健康診断を受けていなかった。そのため、いつの間にかちょっとした体調不良が大変なことになっていた」という話もよく聞きます。たとえ健康診断を受けていても病気の発生や進行の可能性はありますが、それでも、定期的に健康診断を受けることで早期発見の確率は格段に上がり、「ちゃんと受けていれば……」という後悔はしなくて済むと考えています。もし、胸部のエコー検査で見つかりづらい異常があっても、マンモグラフィー検査を加えることで二重のチェックになり、早期発見の可能性がさらに上がると思います。40代になった今、これまでより病気のリスクも上がってくるので自分の体を知るためにも、万が一のときに後悔しないためにもマンモグラフィー検査をしてよかったし、今後も継続していきたいと思います。検査結果は写真の通り「A」で問題なしでした。まとめ私は血縁者に乳がんの経験者がいないので、乳がん検診に関してこれまでそれほど重要視しておらず、「ラクなほうでいいや」と考えていました。しかし今回、マンモグラフィー検査には、エコー検査とは違うメリットがあることがわかりました。厚生労働省でも40歳以上の女性に対し、2年に1度、マンモグラフィーによる乳がん検診の受診をすすめているようです。私自身も今後もマンモグラフィー検査を受けたいと思っていますが、身体的負担(痛い……)や精神的負担(痛いのが怖い……)がすごいので、当面、「来年はエコー検査、再来年はマンモグラフィー検査」と交互に受診しようかなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/Spinof Design(40歳)グラフィックデザインを中心に、講師やライター業などをサービスの柱としている。美術大学を卒業後、デザイン制作会社や広告代理店、印刷所の勤務を経てフリーランスに。仕事と育児のほどほどの両立を心がけている。
2024年03月23日更年期になると多くの女性が体調を崩し、長期間、更年期障害に悩む人も少なくありません。そんなとき、頼りになるのがホルモン補充療法。しかし、この療法は乳がんの発症率を上げるとの説もあります。それは本当なのか、私たちはどうすれば良いのか、産婦人科医の沢岻美奈子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)2013年1月に女性スタッフだけで乳がん検診をおこなう沢岻美奈子 女性医療クリニック開院。2022年の1年間で神戸市乳がん検診を約2500件、地元企業様の会社検診や自己検診も含めると約3100件の乳がん検診を実施する。患者さんとのやりとりと通じて日常の診察で感じ考えることを、専門医目線で正しい医療情報としてInstagramに毎週投稿している。ホルモン補充療法(HRT)とは多くの女性は更年期(45~55歳ころの閉経を挟んだ約10年間)を迎えると、女性特有の症状が現れます。さまざまな症状の中で他の病気を伴わないものを「更年期症状」といい、その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。更年期障害の一番の原因は女性ホルモン、特に「エストロゲン」の減少です。ホルモン補充療法(HRT)は、このエストロゲンを補うことで、更年期障害を改善する治療法です。ただし、高血圧や糖尿病の人や肥満の人、家族に子宮体がん・乳がんを経験した人がいる場合には、病態が悪化する可能性があるため慎重な投与が必要です。過去に子宮体がんや乳がんを経験した人は、場合によっては受けられないことがあります。また、脳卒中や心筋梗塞、冠動脈疾患などの既往歴がある人、喫煙者、血液をサラサラにする薬を内服している人は、血栓症(血の塊が血管を閉塞して障害が生じる病気)を引き起こす可能性があるためホルモン補充療法を受けられません。乳がん細胞は女性ホルモンで増殖する!?厚生労働省が発表した「全国がん登録罹患数・率 報告 2019」によると、日本女性に一番多いがんが「乳がん」です。女性のがん罹患部位1位乳房2位大腸3位肺4位胃5位子宮日本女性の9人に1人が乳がんに罹患すると言われ、40代後半から増えて、60代が一番多いのが特徴です。乳がんのがん細胞の60~70%は、エストロゲンの影響を受けて増殖します。乳がん細胞が体の中で生存していく上で、エストロゲンなどの女性ホルモンが欠かせない存在となっているのです。そのため、エストロゲンを補うホルモン補充療法と乳がん発症リスクの関連が、長く懸念されてきました。乳がん発症リスクは、未経験者の半分以下実は、20年ほど前に海外で「ホルモン補充療法によって乳がんの発症が増加する」という報告がありました。当時、日本でも新聞などで大きく取り上げられたため、このフレーズが一般に広まったと言われています。しかしその後、その研究対象となった約1万6,000人の女性たちは、喫煙率や肥満率、高血圧率が高いなど、最初から乳がんなどのリスクが高い人ばかりだったことがわかりました。日本では2004~2005年に厚生労働省研究班が調査をおこない、ホルモン補充療法経験者が乳がんになる危険性は、ホルモン補充療法未経験者の半分以下だったという結果を公表しています。その後の研究でも、ホルモン補充療法が乳がんの発症に与える影響は、生活習慣病や夜勤の仕事などが与える影響と同程度、つまりとても小さいことがわかっています。乳がんのリスクよりも、つらい更年期障害の症状を改善するメリットのほうが大きいと考えられています。ホルモンの併用で子宮体がんリスクも心配なしホルモン補充療法には、主にエストロゲンだけを補う方法と、エストロゲンとプロゲステロンを併用して両方を補う方法があります。エストロゲンだけを半年以上使うと、子宮内膜が増殖して子宮体がんのリスクが高まることが知られています。そのため、子宮のある人には、内膜の増殖を防ぐ働きがあるプロゲステロンを併用します。併用により、子宮体がんのリスクはなくなります。手術で子宮を摘出した場合には、子宮がんの心配がないので、エストロゲンだけを補う方法で治療をおこないます。ホルモン補充療法後は毎年の乳がん検診が大切!ホルモン補充療法の有無にかかわらず、更年期世代は乳がんの発症が多い年ごろです。40歳以降は2年ごとの乳がん検診を受けることが大切です。見逃しを防ぐためにも、マンモグラフィーと超音波検査の併用がおすすめです。ホルモン補充療法を受けた後は、毎年乳がん検診を受けることで安全に療法を続けることができます。10年間検診を受けず、60歳で乳がんが発見された女性の話以下は沢岻美奈子先生が実際に診察した、ある女性のケースです。その女性は60歳のとき、沢岻先生の医院で初めて乳がん検診を受けました。すると、マンモグラフィーで左乳房にひきつれが見つかり、超音波検査でも13mmの腫瘍が確認され、乳がんであることがわかりました。沢岻先生が診断結果を伝えると女性は「ホルモン補充療法を10年くらい受けているんですけど大丈夫ですか?」と聞いたそうです。なんと、その女性は10年の間一度も乳がん検診をしていなかったのです。先生は「ホルモン治療を始めた50歳から定期的に検診を受けていたなら、もっと早く、乳がんが小さいうちに見つけられたはず。そう思うと、本当に残念でなりません」と言います。がんは早期発見・早期治療ができれば、それほど恐れることはありません。このような悲しいケースに陥らないためにも、定期的な検診を欠かさないことが大切です。まとめ乳がん検診は、地域の婦人科医院ではおこなっているところはほとんどありません。自治体や職場の定期検診のタイミングを逃さず、しっかり利用することが大切。個人的に検診を受けたいときには、全国の検診(健診)センター、乳腺クリニック、総合病院、大学病院、がんセンターなど、乳腺外科のある病院に連絡してみましょう。自分自身を守るために、定期的な検診を習慣にしたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/かきの木のりみ4つの編集プロダクションで紙媒体の編集をしつつWebの学校に通い、Webと紙両方の編集に携わるようになって約20年。スポーツは見るのもやるのも好きなのだけど、最近はすっかり見るほうに……。著者/監修/沢岻美奈子先生2013年1月に女性スタッフだけで乳がん検診をおこなう沢岻美奈子 女性医療クリニック開院。2022年の1年間で神戸市乳がん検診を約2500件、地元企業様の会社検診や自己検診も含めると約3100件の乳がん検診を実施する。患者さんとのやりとりと通じて日常の診察で感じ考えることを、専門医目線で正しい医療情報としてInstagramに毎週投稿している。
2024年03月22日40代後半の私。年を重ねるにつれ、健康への心配ごと、体に注意を払うことが増えてきました。「乳がんのリスクが上がる」ということもその1つ。しかし、そのリスクに対し「わが家は『がん家系』じゃないしね」と、すっかり油断していました。この話は、私が思いがけず乳がんになり、検診を通して「早期発見! 早期治療!」に運良くつながった体験談です。まじめに受けていた定期検診国の指針で「40歳以上の女性は2年に1回、マンモグラフィー検査による検診が適切」と定められていて、私の住む市町村でも40歳を迎える年になると「乳がん検診の案内」が届きます。その初診で医師は私の胸を見て「乳房(にゅうぼう)は、念のため、1年に1回の検診を受けたほうが良いですね」と診断され、それからは毎年決まった時期に、乳がん検診を受けてきました。苦手なマンモグラフィーの頻度が増えるのはすごく嫌でしたが、それでも毎年検診の時期になると「そろそろ予約を入れなくちゃ」と、かかりつけの乳腺クリニックの電話帳を開いていました。「コロナ禍でもがん検診を受けよう! 」と叫ばれた2021年。40代になり6度目の秋も、私は恒例の乳がん検診を受けていました。乳房専用のX線撮影装置、マンモグラフィー。2枚の板で乳房を挟まれ、ぺっちゃんこにされる強い痛み。技師さんにやさしく励ましてもらいながら、涙目になりつつ必死で耐えました(痛みの程度はさまざまで、まったく痛くないかたもいると聞きます)。あれ?今日はいつもと違う撮影が終わって「今年も乗り切った! これでまた1年、放免だー! !」と喜んでいた矢先。所見を聞くために診察室に入ると、先生が「気になる部分があるから、今日はそこを『細胞診』するね! 」と初めて聞く検査名を口にされました。「え? 何それ? ? 」とびっくりしている間に準備が整い、先生から「ちょっと痛いよ〜」と声をかけられ、注射器のようなもので乳房から細胞を取る処置がなされました。「ひー、めっちゃ痛い(泣)」「診断結果は1週間以上空けて、また来院してね」と案内され、その日はクリニックをあとにしました。そのころ、私の仕事は繁忙期に入っていました。緊急事態宣言明けの秋、一気に動きだした世の中。仕事に家事に育児にと、例年よりも「ハードだな! 」と感じる日々を、慌ただしくこなしていました。「この忙しい状況でまた通院……タスクが増えるの、困るな」「きっと検査結果は何ごともないに違いない」と信じ、気楽に考えていました。総合病院へ転院を勧められるそして迎えた再診の日。診察室に呼ばれ、先生から「次の段階『針生検』という精密検査が必要です。このクリニックでもできますが、もし、さらに検査が必要になったとき、機器がそろっている総合病院に行くことになります。この段階でそちらに移る紹介状を書きましょうか?」と伝えられました。今回で終わると思っていた通院。「次の段階へ? しかも大きな病院? ?」背筋に冷たいものがすぅっと走り、内心かなり動揺していましたが「早く決断しなくちゃ」と、紹介状を作成してもらうことにしました。先生に指示された看護師さんが「総合病院の乳腺科はすごく混んでいるから、すぐに初診の予約を取りましょうね」とその場で電話を入れてくださったのが心強く、そして温かく感じられ、印象的でした。私が紹介されたのは、さまざまながんの診断・治療にあたっている国指定のがん診療拠点病院。調べてみると乳腺科に力を入れていることがわかり、不安の中にも「頑張って行ってみよう」というポジティブな気持ちが生まれました。見つかってしまった…!左胸に乳がん総合病院に転院して1カ月がたち、私は診察室で、やさしい口調の穏やかな主治医の先生と向き合っていました。検査結果の画像データが映し出されたパソコンの画面を見ながら「詳しく調べていた左胸のここの部分、乳がんと診断されました」と、告知を受けました。先生が手書きの図解で丁寧に説明してくれるのを目で追いながら、頭の中では「告知をひとりで受けるって寂しいな……」「今ごろ夫が心配しているな……入院となったら負担をかけるな……」「仕事のスケジュールどうしよう。お休みをもらうしかないよね……」と考えをぐるぐると巡らせていました。最初は「がんになった自分」「周りに迷惑をかける自分」にショックを受けて落ち込んでいました。友人に報告すると「がんは残念だけど、見つかったことはよかった。がんになるのは仕方がない。検査して、見つけて、早く治療することだよ! 」と力強い言葉。「本当にその通りだ。もし乳がんが見つかっていなかったらと考えたほうがすごく怖い」と、ハッとしました。それからは「これでよかったんだ」と、入院、手術、治療に対し少しずつ肯定的な気持ちになり、前向きに進むことができました。私の入院は、年末年始をまたいだ12日間でした。手術は全切除(全摘出)術で、左乳房を喪失。この先数年間にわたる、ホルモン療法剤の服用開始。そこで生まれた不安や戸惑いは、そのつど納得がいくまで調べ、考え、一つひとつを乗り越えていきました。そして今、家族や友人、職場の人、医療スタッフさん、たくさんの方にサポートしてもらいながら、無事に日常生活を送っています。まとめ乳がんの発症ピークは、40〜50代の働きざかりの世代といわれているそうです。その乳がん患者さんとお話をする機会がありました。私と同じく働くママ、その上介護も加わった方、がん診断への恐怖心……受診をためらったさまざまな理由を聞きました。私はたまたま、がんの発生と検診のタイミングが合い、早期治療へつなげることができました。もし忙しさにかまけて検診に行っていなかったら……今とは違った状況になっていたかも知れません。全面的に協力してくれ、寄り添ってくれた夫。子どもながらに考え、励ましてくれた息子。家族とともに過ごせる時間に感謝し、これからも大切な人たちと一緒にいられるよう「体を大切にしていこう」と、思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。イラスト/サトウユカ著者/ショコカ(47歳)夫と小学1年生の男子の3人家族。産後の体形が戻らず、コロナ禍でさらに体重増加したのが悩み。日課は朝のラジオ体操とプロテイン飲料、夜は糖質ゼロのビール 。アラフィフの体とうまく付き合うため、仕事と家事のバランスを模索中。
2024年03月04日女優の秋野暢子が19日に自身のアメブロを更新。血液検査とレントゲン検査の結果を報告した。この日、秋野は「今日はMRIの検査です」と切り出し「先日の血液検査にレントゲンは問題なかったようです。一安心です」と検査の結果を報告。一方で「今日はまたまた検査!」と検査を受けることを明かし「12月に撮ったMRIにちょっと疑問な所が出ていたので、もう一度撮影です」と説明した。続けて「ドラマや、バラエティーの撮影よりこっちの撮影の方がドキドキしますね」と述べつつ「まぁ~、サバイバーあるあるだから、丁寧に検査しなくてはね」とコメント。「でわ、行ってきます」と自撮りショットを公開し、ブログを締めくくった。
2024年01月20日女優の細川直美が15日に自身のアメブロを更新。乳がんの定期検診のために病院を訪れたことを明かした。この日、細川は「今日は半年に一度の乳がんの定期検診に来ています」と定期検診のために病院を訪れたことを報告し「慌てて出て来たから髪が…」と自身の写真を公開。「最近、半年に一度の定期検診が2つある」と明かし「それだけで、病院ばかり行っている気分になります」とつづった。続けて「やはり心配を抱えているより安心出来る方が良い」といい「少し面倒でも通う事にしています」と説明。「今日も何事もなく終わりますように」と述べ「暖かくなって来ました 皆様引き続き良い午後をお過ごしください」と呼びかけ、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れ様でした」「検診は大切ですよね」「私も行きます」などのコメントが寄せられている。
2024年01月16日歌手の小柳ルミ子が11日に自身のアメブロを更新。レントゲン検査の結果を報告した。12月24日のブログで、小柳は「右の小指の第三関節の下が骨折していました」と告白し「人生4度目久し振りの骨折」とギプスをつけた自身の姿を公開。1月10日には「経過観察の結果です」と切り出し「結論から言いますと最悪の結果でした」とコメント。「折れた骨が又折れてて内側に倒れていました」と説明し「経過次第ではワイヤーを入れる手術を明日する事になります」と明かしていた。この日は「結論からご報告します」と述べ「ワイヤー手術はせずに済みました」と報告。「先生のもう一度折って正しい位置にはめるこの判断と処置が素晴らしかったのですね」とコメントし「一目瞭然ですよね 比較すると良く分かります」と処置前と後のレントゲン写真を公開。医師からも「良いですね!」と言われたことを明かした。続けて「正直手術を覚悟していました」と述べ「凄く嬉しかったと同時に心から先生と看護師さん達に感謝致しました」とコメント。「14日いよいよLIVEのリハーサルなので」と明かし「『15日に又いらして下さい』との事でした」と今後について報告し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「安心しました」「素晴らしい治療でしたね」「一日も早く回復されます様に」「お大事になさって下さい」などのコメントが寄せられている。
2024年01月12日タレントの北斗晶が10日に自身のアメブロを更新。乳がんの転移後に欠かさず検診に行っていることを明かした。この日、北斗は「みんな~検診行ってる!?」と問いかけ、自撮りショットを公開。「ちゃんと行ってね!!」と呼びかけ「検診にしっかりいけば病気が見つかっても早期で済む可能性が高いから」とつづった。続けて、自身については「乳がんから脇に転移してたからびびって、欠かさず検診に行ってます!!」と明かし「ビビることって大切よ~」とコメント。「今日から数回に負けて病院」(原文ママ)と説明し「なんどやってもドキドキです」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「日々の体調管理は大事ですね」「結果、何もない事を願っています」「体のメンテナンスは必要ですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月11日身近な乳がん。怖がらずに向き合おう。気になる乳がんの基本的な知識や、勘違いしがちなポイントを×クイズでチェック!教えてくれたのは、乳腺科医の島田菜穂子先生です。【問題1】しこりが見つかったら、ほぼ100%乳がんだ。答え…×がんではない可能性も大いにあります。まずは受診を。「しこり=乳がん」というイメージをもってしまいがちだが、むしろ、ほとんどの場合はがんではないのだとか。「そもそも腫瘍ではないケースが大半ですが、腫瘍だったとしても良性のことも。あるいは水が溜まっている膿疱というものの場合もよくあります。しこりがあると、怖くなってむしろ受診を避けてしまう人もいるのですが、乳がんじゃないことを確認するためにも受診することがいちばんの近道なのです。せっかく異変を見つけたのなら、その次の行動に移しましょう」【問題2】婦人科や皮膚科で乳がんが見つかることもある。答え…×おっぱいのことは、何をおいてもまず乳腺科に相談を。「乳腺科というものに馴染みがない人もいるかもしれません。でも、しこり、変色、痛みなど胸に何かしら気になるところがあるなら、まず最初に乳腺科を探して受診してください」受診した結果、たとえば皮膚の湿疹であれば、乳腺科の先生がちゃんと皮膚科を紹介してくれる。ほかの症状についても、内科、婦人科などしかるべきところにつないでくれるので、自分で勝手に判断する前に「おっぱいのことならひとまず乳腺科へ!」と覚えておけば安心。近くの病院を調べてみよう。【問題3】検診は毎年受けないといけない。答え…年齢や遺伝リスクによって検診の頻度も変わります。どの年代でも、乳がんになる可能性はある。だからといって、20代のうちから全員が検診を受ける必要はなく、一般的には40歳以降、毎年受けることが望ましいとされている。20~30代の検診の考え方は?「若い人の乳腺は発達していて、マンモグラフィでがんが写りにくい傾向があります。なので、30代前半くらいまでは、リスクが低い人なら超音波検査を勧められることが多いでしょう」人により胸の特徴やリスクが異なる点にも注意したい。年齢と関係なく乳腺が発達している高濃度乳房の人はマンモグラフィで写りにくいから超音波を勧められることもあるし、遺伝性乳がんのリスクがある人なら20代でもリスクに応じた画像検査を定期的に受けたほうがいい。「その後、検診をどのくらいの頻度で受けるかもリスクに応じて変わるので、医師のアドバイスを聞いてください。医師が勧める方法や頻度には、ちゃんと理由があります」【乳がん検診はどこで受けるの?】クリニック・自治体のがん検診・会社の健康診断が選択肢。症状や気になることがあれば、クリニックで任意型検診を受けるが、その場合の料金は自己負担となる。受診の際はマンモグラフィ検診施設・画像認定施設で、乳腺科の医師がいるところを選ぼう。例えば島田先生の「ピンクリボンブレストケアクリニック表参道」では、超音波、マンモグラフィ、視触診、セルフチェック指導のコースで1万8000円。検査当日に結果を聞くことができる。エコー(超音波)のみで後日結果が郵送されてくるコースなら4000円。一方、自治体(区市町村)が行うがん検診は40歳以降、2年に1回ペースで受けられる。料金の助成がある自治体も多いので、地元の保健所に問い合わせてみて。また、職場の健康診断でも、乳がん検診をオプションで追加できるところが増えている。健保によって年齢の要件などが違うので確認を。主な検診の流れ1. 問診もしあれば症状、胸の状態、家族歴、既往歴、生活スタイルなど、検査に先立って確認すべきことを問診票に記入し、医師と面談する。ちょっとしたことでも気になっていることは全部伝えるようにしよう。2. マンモグラフィX線で乳房の中を写す。0期のごく初期のがんも発見でき、石灰化(多くは良性だが、悪性の場合も)も見つけられるので有効な検査方法。乳腺が発達している若い人や高濃度乳房の人は、初期のがんをやや見つけにくい。3. エコー(超音波)石灰化は写らないものの、0期の乳がんを見つけられる。家族歴のない20~30代前半、妊娠の可能性がある人、高濃度乳房の人、体にあまり負担をかけたくない人などはマンモグラフィではなくエコーを優先する。4. 視触診乳腺科の専門医が胸を診て、触れて診察をする。医師は触診でがんかそうでないしこりかはある程度わかるので、画像と合わせて最終的な検診結果を伝えてくれる。自治体や会社の検診では視触診はないことが多い。【問題4】発見されたら、手術が必要だ。答え…がん細胞を取り除くのが「標準治療(※)」。乳がんの治療は、手術で胸の中のがんを取り除き、その後、放射線、抗がん剤、ホルモン療法などで全身へのアプローチと再発予防を続ける。0期のがんなら薬物療法は不要で治療の選択肢も広がるのだが、その場合でも患部のがん細胞を取り除くことが標準治療なので、手術はすることになる。「とはいえ、現在の治療では入院はたいてい3日程度です。長期入院をしたり、仕事を長くお休みしなければならないようなことは、手術の段階では心配いりません」※科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療を指す。【問題5】手術ではおっぱいは取らないといけない。答え…保険診療の範囲で再建も可能。乳房の手術には、温存(乳房部分切除)と全摘(乳房切除)の2パターンがあり、がんの大きさ、転移など状態によってその選択は異なる。全摘した場合の乳房再建は、今では保険診療内でできるので、左右の形が不揃いになる温存ではなく、あえて全摘を選んで再建するほうを希望する人もいるのだとか。「再建の技術も上がってきています。おっぱいを失ってしまうという恐怖心にとらわれすぎず、治療するうえでベストの方法を医師と相談しながら選ぶようにするといいでしょう」島田菜穂子先生「ピンクリボンブレストケアクリニック表参道」院長。筑波大学卒。渡米して研究し、帰国後はピンクリボン運動立ち上げに参加するなど、乳がん啓発活動も牽引。※『anan』2023年12月13日号より。イラスト・鈴木衣津子取材、文・黒澤 彩(by anan編集部)
2023年12月12日形やサイズも気になるけれど、何より大事にしたいのはおっぱいの健康。やっぱり気になる乳がんのこと、ちゃんと知っておきましょう。乳がん×クイズで基本的な知識や、勘違いしがちなポイントをチェック!教えてくれたのは、乳腺科医の島田菜穂子先生です。【問題1】かかりやすいのは40~50代だ。乳がんの年齢別罹患数(2019年、国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」)答え…60代以上の患者さんも増えています。5年ほど前までは、乳がん患者で多い年代といえば40~50代だった。ところが、今、私たちの親世代である60代以上の患者さんも増えているという。「全年齢層で増えているのですが、なかでも、ここ5年くらいで60代以上の人がかかることが増えてきました。欧米では以前から、年齢が上がるとともに罹患率も上がっていったのですが、日本人やアジア系の人は50代くらいに罹患率のピークがきて、それ以上の年代では徐々に下がっています。どうしてそこに違いがあるのか理由はわかっていませんけれど、近年は日本も欧米のようになりつつあるのかもしれません」だとすると、閉経後もずっと乳がんに気をつけていかなければならない。何歳になっても乳がん検診を受けることが常識になっていきそうだ。【問題2】男性でも乳がんになることがある。答え…かなり稀ですが、可能性はあり。女性の乳がんが9人に1人なのに対し、男性の乳がんは1000人に1人程度。乳がん全体の約1%といわれ、とても珍しいけれど実際にあることは知っておきたい。「男性が乳がんになることを知らない人も多いですよね。男性自身でも疑いもしない人がほとんどだと思いますが、男性にも乳腺がある以上、そこにがんができることもあるのです。たとえば、祖母や母など近親者が乳がんになったことがある場合は、男性でも遺伝性乳がんのリスクが上がります」【問題3】乳がんを予防する方法はない。答え…×ずばり、運動習慣が予防につながります!「運動習慣は、自分でできる唯一のリスク回避法といえます。乳がんと大腸がんについては、一定の運動量があればリスクが下がるというエビデンスが出ていますし、乳がんの再発予防にも効果的です」どのくらいの運動量かというと、1週間あたり、ジョギング程度の運動を1時間が目安。ジムなどで有酸素運動を20分×3回するだけでもいい。「実は、若い人の運動量の低下が問題になっています。できるだけ若いうちから運動習慣を身につけておくといいですね」【問題4】叔母さんが乳がんになったけど、自分には関係ないと思う。答え…×「遺伝性乳がん」のリスクが。早めの検診を。3親等以内の親族(母、祖母、おば等)が乳がんになった人は「遺伝性乳がん」のリスクが。「遺伝性というのは、乳がんに関してはもっとも大きいリスクです。しかも、遺伝性乳がんは20~30代など若くして発症しやすいのが特徴です」とくに(1)複数回乳がんになった場合、(2)左右両方の乳がんだった場合、(3)男性乳がんになった場合、(4)卵巣がんになった場合(遺伝性乳がんは卵巣がんのリスクも上げることがわかってきている)は、できるだけ若いうちから検診を受け始めたほうがいいという。「親族が発症した年齢マイナス10歳から検診を始めましょうというのがアメリカでのガイドライン。なので、その親族が何歳で乳がんになったかも聞きましょう。40歳未満だと自治体や会社の無料検診がないので、自分で乳腺科を受診して、必ず検診を受けてください」【問題5】セルフチェックでがんを発見できる。答え…毎日触れて、変化に気づくことが早期発見のポイント。乳がんは、体調の変化などがあらわれにくいので、乳房に変化がないか気づくことが早期発見のポイント。まだ検診を受けていない若いうちから自分の胸に触れてセルフチェックを習慣にしたい。島田先生は、お風呂上がりなどのルーティンで毎日触れるのがポイントだと話す。「病気を見つけるつもりのセルフチェックは怖いし億劫かもしれませんが、もっとシンプルに、いつもと違うところがないかどうかだけを気をつければいいんです。体を洗いながら素手で触れてみたり、お風呂上がりにボディクリームを塗りながらちょっと意識してみるだけでOK。月に1度ちゃんとやるとかではなく、とにかく毎日触れる。そうすれば、異常があったときに気づけます」ピンクリボン運動でも「ブレスト・アウェアネス」といって、「気づき」の大切さを伝えていく活動が重視されているという。日々のボディケアの一部として習慣にしてみよう。【お風呂で簡単セルフチェック】洗顔、シャンプーといった当たり前の習慣のひとつに、胸のセルフチェックを。あれ?と思うことがあったら、乳腺科を受診しよう。チェックポイントはここ!・クリクリと動くしこり・ゴツゴツして動かないしこり・痛み・分泌物(ミルク状、透明、赤色、褐色)・皮膚のへこみ、ひきつれ入浴時に乳房を触ってみるいちばん手軽で、続けられる方法はお風呂で体を洗うときに素手で触れること。ボディソープの泡で滑りもよくなるのでスムーズにセルフチェックできる。乳頭の周りを押して分泌物が出ないかチェック乳首から分泌物が出るときは、乳がんとは限らないけれど何かしらの異常のサイン。月に1度くらいの頻度で、痛くない程度に押してたしかめてみよう。鏡の前に立って乳房を見るお風呂上がりがおすすめ。腕を上げて頭の後ろで組み、乳房の形、左右の違いを見る。くぼみやひきつれ、乳首の変色がないかどうかも目視でチェック。“の”の字が基本乳房と左右反対側の手の指の腹を使って、乳首を中心に“の”の字を描きながら手を滑らせていくイメージ。乳房の外側、腋のあたりまでまんべんなく触っていく。島田菜穂子先生「ピンクリボンブレストケアクリニック表参道」院長。筑波大学卒。渡米して研究し、帰国後はピンクリボン運動立ち上げに参加するなど、乳がん啓発活動も牽引。※『anan』2023年12月13日号より。イラスト・鈴木衣津子取材、文・黒澤 彩(by anan編集部)
2023年12月12日乳がんと診断された私。受けた手術や治療内容のほかに、抗がん剤治療による副作用、術後のリンパ浮腫の発症についても紹介します。乳がんと診断されたのは30代半ば私が乳がんと診断されたのは、30代半ばです。左胸の乳首付近が硬くなっていたので、念のために近所の乳腺外科を受診しました。クリニックで受けた検査は、乳房超音波検査のエコーです。女医さんが私の胸を触って、触診もおこなってくれました。すると、その女医さんから針生検(組織の一部を採取し、調べる組織診の一種)を勧められたのです。何度も出向くのは面倒だったので、その日のうちに針生検を受けました。後日、結果を聞くためにクリニックを訪れてみたところ、女医さんから別の病院を受診して治療を受けたほうが良いと言われました。そのときは、はっきりと「がんです」とは言われませんでした。ただ、がん専門病院の紹介状を受け取った時点で、自分が乳がんだということを悟りました。がん専門病院でいきなり告知紹介状を持ってがん専門病院を訪れると、担当の男性医師から「乳がんですね。切除したほうがいいでしょう。その前に抗がん剤をやりましょう」と言われました。いきなり告知をされた上に、治療のスケジュールを説明されたので、動揺している暇もありませんでした。その後は、腫瘍内科の先生と相談して、術前抗がん剤治療を半年間受けることになりました。幸いなことに抗がん剤が効いたので、腫瘍が1cmほどに縮小しました。抗がん剤治療後は、左胸の全摘手術を受けました。これですべての治療が終わったと思ったら、なんと放射線治療も受けることになったのです。さらに、抗がん剤のハーセプチンと呼ばれる分子標的薬(病気の原因となっている特定の分子にだけ作用するように設計された治療薬)を1年間打つことになったので、金銭的な負担も大きいものに。さらに、それだけでは治療が終わりませんでした。ホルモン療法も受けることになったため、LH-RHアゴニスト製剤(卵巣を刺激する脳の下垂体の働きを抑えることで、エストロゲンの分泌を減らし、乳がん細胞の増殖を止める薬)を5年間を打ち、乳がんの増殖を抑える薬であるタモキシフェンという飲み薬を10年間飲み続けなくてはなりません。乳がん治療がこんなに長くかかるとは思いもしませんでした。髪の毛が抜けて味覚もおかしくなった術前抗がん剤治療中は、髪の毛が全部抜け落ちました。そのほかに感じた副作用は、味覚障害、むくみ、だるさ、便秘、吐き気などです。手術では左胸を全摘した際にリンパ節をすべて取ったので、術後に軽度のリンパ浮腫(がんの治療部位に近い皮膚の下に、リンパ管に回収されなかったリンパ液がたまってむくんだ状態のこと)を発症。乳がんは一生付き合い続けなければならない病気だと実感しました。まとめ乳がんと診断されてから、術前抗がん剤、左胸の全摘手術、放射線治療、分子標的薬などの治療を受けました。現在は、ホルモン療法中です。なんでこんなにたくさんの治療を受けなければならないのだろうと思ったこともありましたが、受けられる治療が多いのはそれだけ治療の選択肢が多いことと思い、今ではラッキーだと感じています。しばらくは病院通いが続きそうですが、寛解を目指して頑張るつもりです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/ 新見 正則先生(新見正則医院 院長)1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年、英国オックスフォード大学にて移植免疫学における医学博士号を取得。2002年より帝京大学医学部博士課程の指導教授を勤める。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。外科医、免疫学者、漢方医として活躍し、現在は世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」の啓蒙普及のためにがん、難病・難症の治療をおこなっている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』 『しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通』文/市古みかん著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月03日乳がんとは乳がんは乳房内にできる悪性の腫瘍です。「乳管」という母乳(乳汁)を運ぶ器官から発生する「乳管がん」が多いですが、母乳をつくる「小葉(しょうよう)」から発生する「小葉がん」もあります。乳がんは「非浸潤(ひしんじゅん)がん」と「浸潤(しんじゅん)がん」に分けられます。非浸潤がんは、がん細胞が発生した場所にとどまっていますが、浸潤がんになると、がん細胞が増殖して乳房の周りの組織に入りこみ、血管やリンパ管を通って全身に移行します。乳がんになりやすい人とは?日本では乳がんが増えており、2016年には9万人の女性が乳がんにかかったといわれています。乳がんによる死亡数も増加傾向にあり、2016年は約1万4千人となりました。乳がんは30歳代から増え始め、40歳代後半から50歳代前半でピークを迎えますが、どの年代でも発症する可能性はあります。乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが深くかかわっています。エストロゲンの分泌量が多い期間が長く続くほど、乳がんの発症リスクが高く、「初潮の年齢が早い」「妊娠や出産の経験がない」「閉経が遅い」という人は注意が必要です。また、遺伝的な要因もあるとされ、乳がんにかかった家族がいる人も発症のリスクが高まります。乳がんの症状とは?検診の流れは?乳がんの症状乳がんのおもな症状は乳房にできる「しこり」です。このほか、「ひきつれる」「乳房や乳首がえくぼのようにくぼむ」「湿疹」「ただれ」「乳頭の先から血の混じった分泌液がでる」といった症状もあります。乳がんのセルフチェック乳がんは自分で発見できる可能性が高いため、月に1回は乳房のセルフチェックをしましょう。乳房の表面を指4本でさわってしこりがないか確認したり、鏡の前に立って目で乳房の様子を観察したりします。生理前は乳房が張りやすいため、生理が始まって1週間後くらいに行います。乳がんの定期検診を受けよう乳がんは早期に発見できれば、ほとんどが治るといわれています。普段からセルフチェックをするだけでなく、2年に1回は定期検診を受けましょう。検診では、乳房を見てさわって診断する「視触診」、乳房に超音波をあてる「超音波検査(エコー)」、乳房専用のX線装置を使う「マンモグラフィ検査」が行われます。マンモグラフィ検査によって、乳腺内に石灰化(カルシウムの沈着)があるかどうかを確認できます。石灰化の原因にはさまざまなものがあり、石灰化が良性なものか、がん細胞によるものなのかを精密検査で調べることになります。乳がんの精密検査の内容は?マンモグラフィや超音波検査でがんが疑われる場合には、精密検査をします。乳がんが疑われる箇所に細い針を刺して細胞を採取する「細胞診」、やや太めの針で組織の一部を採る「組織診」などがあります。乳がんの診断乳がんは進行の程度によって病期(ステージ)が決められています。「しこりの大きさはどれくらいか」「周囲のリンパ節(せつ)に転移しているか」「乳房から離れた臓器に転移しているか」という要素を総合的に判断し、ステージ0からステージ4までに分類されます。ステージ0はがん細胞が乳管内にとどまっている極めて早期の「非浸潤がん」で、ステージ4は肺や脳、骨などの臓器に転移している状態です。乳がんの治療法乳がんは治療法がどんどん進歩しており、しこりの大きさが2cm以下でリンパ節への転移がないステージ1ならば、約90%の人が治るとされています。早期がんの場合には、乳房温存手術で乳房を部分的に残せる場合が多いようです。また、治療後に妊娠・出産をしても乳がんが再発しやすくなることはありませんし、赤ちゃんに何か異常がでる可能性が高くなるということもありません。乳がんの治療は手術、放射線治療、薬物療法の中から、患者の希望やステージにあった方法を選んで組み合わせて行います。手術乳がんの治療は手術でしこりを取り除くのが基本です。手術法は「乳房温存術」と「胸筋温存乳房切除術」に大きく分けられます。「乳房温存術」はしこりと乳房の一部分、リンパ節を切除します。乳房を残せるため、最近では手術の6割がこの方法で行われているようです。「胸筋温存乳房切除術」は胸の筋肉を残し、乳房とリンパ節を切除する方法で、「全摘」「乳房切除」とも呼ばれます。手術と同時に「センチネルリンパ節生検」という検査を行うことがあります。センチネルリンパ節とは、乳房からがん細胞が転移する際に、最初にたどりつくリンパ節のことです。検査でそこへの転移がないとわかれば、乳房周囲のリンパ節を切除する「リンパ節郭清(かくせい)」を行わず、リンパ節を残すことができます。乳がんの手術を行うと、「腕や肩を動かしにくくなる」「腕や手がむくむ」といった症状があらわれることがあります。「手術の傷あとをみるのがこわい」「乳房の形が変わってつらい」など、精神的なショックや苦痛を感じる女性も多いようです。手術で乳房が失われた場合、患者の脂肪・筋肉またはシリコンなどの人工物を使って新たに乳房を形成する「乳房再建術」を希望することもできます。放射線治療温存した乳房やリンパ節でがんが再発するのを防ぐため、その部分に放射線を照射して、がん細胞の増殖を抑えます。副作用として皮膚の炎症や食欲不振、肺炎のような症状がでることがあります。薬物療法薬物療法は、手術前にがんを小さくしたり、手術で取りきれなかったがん細胞の増殖を抑えたりするために行います。他の臓器への遠隔転移がある場合や再発した際には、延命や症状を緩和するのが目的です。「ホルモン療法」、抗がん剤を使う「化学療法」、がん細胞にピンポイントで作用する「分子標的治療」があり、がん細胞の特徴によって分類される「サブタイプ分類」をもとに、どの薬剤を使うか決めていきます。女性ホルモンのエストロゲンの影響で増殖が活発になるがん細胞に対しては、ホルモン療法でエストロゲンの働きや生成を妨げます。使われるホルモン剤はLH-RHアゴニスト製剤や抗エストロゲン薬で、副作用として更年期障害のような症状がでる場合があります。化学療法は、抗がん剤を使って全身にちらばっているがん細胞を死滅させたり、増殖を抑えたりする療法です。作用が異なるいくつかの抗がん剤を組み合わせると、がん細胞をより効果的に攻撃できます。抗がん剤は正常な細胞も傷つけてしまうため、白血球の減少による感染症、脱毛、吐き気などの強い副作用を伴います。分子標的治療は、がんの増殖にかかわっている特有の因子の働きを薬で阻害する治療法です。乳がんには、HER2(ハーツー)というタンパク質の働きを妨げる「トラスツズマブ」という抗がん剤が使われます。正常な細胞にはほとんど影響を与えないため、副作用は一般的に軽度ですが、発熱や悪寒があらわれることがあります。乳がんを治療しない選択はできる?乳がんの女性の多くは、たとえ部分的であっても自分の乳房が切り取られてしまうことや、抗がん剤の強い副作用などに心も身体も苦しみます。治療がうまくいったようにみえても、数年後に再発するのではないかと不安に感じながら暮らす人もいるでしょう。そんななか、最近では乳がんの治療をしない女性もいるそうです。乳がんを治療しないと決めた女性たち乳がんと診断されても、手術、放射線治療、薬物療法の3大治療を行わない「無治療」を選択した女性は少なからずおり、ネット上ではそうした女性のブログがいくつか公開されています。緩和ケアを受けて痛みをやわらげている人や代替療法を行っている人もいますが、無治療を数年間続けたのち3大治療を開始したというケースも多いようです。彼女たちが治療しない選択をした理由は「がんが悪いものだとは思えず、共存しようと思った」「抗がん剤に抵抗を感じた」「手術で乳房をなくしたくなかった」「延命するのが自然ではないと思った」など人によってさまざまです。乳がんを治療しないとどうなる?乳がんの無治療で有名な女性に吉野実香さんという方がいます。2009年にステージ3で余命2年と宣告された吉野さんは、「副作用に苦しんで、再発におびえるくらいならこのまま普通に生活して自分らしく最期を迎えたい」という思いから無治療を選択しました。彼女のブログは多くの人に読まれる人気ブログとなり、テレビにも出演するなど、彼女の生き方は大きな反響を呼びました。吉野さんは2017年6月現在、月に1回ホスピスに通い、モルヒネで痛みを抑えていると言います。がん細胞が皮膚から飛びだし、大量に出血するといった症状とも付き合いながら、自分で納得して選んだ生き方を貫いています。吉野さんのように、自分のライフスタイルを優先して無治療を選択することは不可能ではありませんが、がんの進行が早まるなどデメリットが多くあることは否めません。もしも治療しないと決めた場合は、がんの進行の程度を常に診てもらえて、悩みをすぐに相談できる主治医は見つけておくべきでしょう。乳がんと向き合う方法を考えようもしも自分が乳がんだとわかったら、どんな女性でも「今後どうなってしまうのだろう」と不安に感じるでしょう。治療の方法にも悩むかもしれませんが、決断を焦らないでくださいね。乳がんは比較的進行が遅いがんだといわれています。がんに関する情報をしっかりと収集し、主治医以外の医師の意見もセカンドオピニオンとして聞くなどし、自分が本当に納得できる方法を見つけましょう。現在のがん医療は、患者の生活の質(QOL)を維持・向上すること、つまり、がんに伴う心や身体の苦痛をやわらげ、その人らしく暮らせるようケアすることを重視しています。「抗がん剤は使いたくない」など特定の治療法を避ける人から無治療を選択する人まで、がんとの向き合い方は人によってさまざま。「自分は何を大切にしたいか」ということを考え、医師に伝えていってくださいね。ままのて限定!無料相談でプレゼントがもらえる万が一がんにかかってしまった場合、できるだけ治療に専念したいですよね。がん保険や医療保険のなかには、女性特有のがんに備えることができるものもありますよ。「保険見直しラボ」や「保険見直し本舗」では、がん保険をはじめとする保険選びの相談をすることができます。それぞれにメリットがあるので、どちらも利用してみて最終的に自分に合ったほうを継続しても良いですね。特選グルメギフトが選べる!保険見直しラボ「保険見直しラボ」は、自宅や勤務先、近所の喫茶店などどこでも来てくれるので、遠出できない妊婦さんや子どものいるママでも安心です。ままのてのキャンペーンページから無料相談予約をし、面談後にアンケートに回答すると、選べる特選グルメギフトが必ずもらえます。面談日程は最短10分で決まるので、気軽に申し込むことができますよ。・店舗来店不要。自宅や勤務先・近所の喫茶店などどこにでも来てもらえる。・平均業界歴12年以上のベテランコンサルタントに相談できる。・約30の保険会社から、一番お得な保険プランを比較検討できる。・何度相談しても無料なので、納得がいくまで検討することができる。ストローボトルがもらえる!保険見直し本舗「保険見直し本舗」では、手続きから加入後のアフターフォローまでしっかりサポート。今、キャンペーンページからの相談予約で子どもに嬉しい「SKIP HOPのストローボトル」がもらえます。無理な勧誘はなく、現在加入している保険がぴったりの場合は、継続をおすすめされることもありますよ。・取扱保険会社の数は業界No.1。たくさんの保険の中からぴったりのものを提案。・すべてのサービスを無料で利用でき、保険料も高くならないので安心。・多くの店舗にキッズスペース完備。自宅で相談も可能。
2023年10月04日認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動、所在地:大阪市鶴見区今津南2丁目6番3号、代表:田中 完児)は、休日の日曜日に「乳がん検診(マンモグラフィー検査など)」を受けられるよう、全国の医療機関と協力して、毎年10月第3日曜日に『J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)』を行っており、今年は2023年10月15日の日曜日に実施することをお知らせいたします。J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)は、子育て・介護・仕事・家事などで忙しく、平日に検診に行くことが難しい女性の皆様が、乳がん検診(マンモグラフィー検査など)を受診できる環境づくりへの取り組みです。2023年ポスター2023年サイト画像J.M.Sの詳細URL: J.POSHのURL : ■「J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)」実施の背景乳がん罹患者数は、女性がんのトップになり、亡くなる方の数は年々増加傾向にあります。その理由のひとつに、40歳以上の方の乳がん(特にマンモグラフィー)検診の受診率の低さがあると言われています。対象女性の乳がん検診(マンモグラフィー検査など)を受けない理由の中に「平日は忙しいから、休日でも検診が受けられればいいのに」という声が多いのです。そこで、認定NPO法人J.POSHでは、受診率アップには「検診を受けやすい環境づくり」が重要と考え、その取り組みとして毎年10月の第3日曜日に全国の医療施設で乳がん検診(マンモグラフィー検査など)ができる「J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)」を提唱し、多くの医療施設に参加いただいています。現時点(9月17日)の参加施設数は昨年を若干上回っております。新型コロナも5類感染症へと位置づけされましたが、受診率はまだ低迷しているようです。この機会に乳がん検診(マンモグラフィー検査など)を多くの方に受けていただければと思います。■実施概要実施日 : 2023年10月15日(日)参加施設一覧 : J.M.Sについて: 申込方法 : 上記URLから、お申込みをお願いいたします 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月22日30代までは、身長、体重と血液検査のみの健康診断を毎年欠かさず受診。40代最初の健康診断では一気に検査する項目が増え、基本の検査の他にエックス線検査や心電図なども受けました。その結果は、眼底検査が最低ランク……。そこには「視神経乳頭陥凹拡大」(ししんけいにゅうとうかんおうかくだい)という聞き慣れない文字が羅列されていて……。★関連記事:「私、失明しちゃうの!?」眼科検診で判明した結果にショック!【体験談】「視神経乳頭陥凹拡大」って何?健康診断の結果が郵送されてきた日のこと。開封前、私は不整脈と貧血持ちなので、どちらかは再検査があるだろうなと覚悟はありました。でも、思わぬ結果にがく然。眼底検査の結果が最低ランク。そして「要精密検査」の文字。その隣には「視神経乳頭陥凹拡大」という聞き慣れない文字。しかも両目。まったく自覚症状がない上に、聞いたことのない診断結果に頭がパニックになりました。とりあえず、視神経乳頭陥凹拡大とはどんなものなのかをネットで調べました。たどり着いたのは「日本人間ドック学会」のサイト。眼底検査でわかることが端的に表でまとめられており、その中に視神経乳頭陥凹拡大もありました。「緑内障を疑う重要な所見です」との1文で恐怖が増し、何も手につかなくなりました。目が見えなくなる恐怖と闘う夜私は以前、病院で医療事務スタッフとして勤務していたことがありました。そのときに緑内障の患者さんと接する機会があったので、緑内障がどんな症状かは調べなくてもすぐ理解できました。ゆっくりと視野が狭くなる病気で、完治はできず進行を抑えることしかできません。最初は1人で通院していたのに、1年後に付き添いが必要になっていた患者さんの姿を思い出し、ポロポロ涙が出てきました。私はもう症状が出ているのだろうか。何年後に目が見えなくなるのだろうか。40代最初の洗礼なのだろうか。目をつぶるのが怖くて、恐怖を感じながら眠りに就く日々でした。どんどん精神的に追い詰められ、眼科へ行く日を指折り数えながら過ごしていました。精密検査を受けるため眼科を即受診眼科受診の日は、緊張で朝から胸がいっぱいでした。受付時間より少し早めに眼科へ行きましたが、すでに大勢の人で埋め尽くされた院内。白内障の手術などもしている大きな病院なので、常に混んでいる印象はありました。しかし、診療時間前なのに私で受付80番。こんなにも目の病気で通院している人がいると思うだけで少し心が軽くなりました。そこから約3時間待って、検査や診察を受けました。検査結果は、視力や視野の検査は正常。眼圧検査では眼圧が少し高い数値でした。緑内障予備軍なので、1年ごとにしっかり検査をしていきましょうとのことでした。40代以上で10人に1人は視神経乳頭陥凹拡大で眼科に来るので珍しいことではなく、また「40代でも20人に1人は緑内障を発症する確率があります」との先生の話に安心と恐怖が入り混じった感情で帰路に就きました。まとめ40歳を過ぎると、更年期症状をはじめとする体の変化が現れてくることは有名ですが、目の異常も例外ではないなと思いました。近くの物が見えづらい、また暗い場所ではっきり見えないという加齢現象。そして今回のように、眼底検査で異常が見つかることも珍しくない年齢だということがわかりました。目が見えることのありがたさを痛感するとともに、スマホやパソコンなどで酷使している目をいたわってあげたいと心に誓った出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/マメ美著者/徳 衿唯(40歳)最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
2023年09月10日発達支援センター2回目の相談Upload By プクティ初めての発達支援センターへ相談に行った日から2ヶ月後、2回目の相談日がやってきました。この日もまた、臨床心理士の方が長男を見てくださっている間に、私たち夫婦は療育に通うまでの流れを説明してもらいました。通う療育のタイプによって異なる場合もあるようですが、私たちが住んでいる地区の発達支援センターの療育に通うには、まず先に「通所受給者証」を取得することが必要とのことでした。その日は療育開始までの流れを聞いた後、次回受ける知能検査の予約を取って帰りました。診断書の取得から受給者証の申請へUpload By プクティ受給者証取得には、基本的には医師の診断書の提出が必要でした(このあたりはお住まいの自治体によって異なる場合があります)。しかし、専門病院へ受診の予約をしたところ、初診の予約日が数ヶ月先になってしまったので、とりあえず、かかりつけの小児科で、支援が必要との意見書を出してもらい、すぐに受給者証の申請を出すことができました。初めての知能検査Upload By プクティ2回目の相談日から1ヶ月後、ついに知能検査を受ける日がやってきました。この日は私の都合が悪く、長男は夫が一人で連れて行ってくれました。発達支援センターに到着すると、長男は別室に案内され、夫は検査が終わるまで、長男が見えないところで待機することになりました。Upload By プクティ検査は臨床心理士の方と長男の一対一で行われたのですが、別室で待機していた夫のところに聞こえてくる声の様子だと、長男はなかなか集中できず、違う話ばかりして手こずっているようでした。そして約1時間ほどで検査が終了。検査結果は後日ということで、その日は終わりとなりました。気になる検査結果は…1ヶ月後、検査の結果ができたということで、今度は夫婦そろって再び発達支援センターへ行きました。そして気になる結果は……Upload By プクティ長男の実年齢4歳に対し精神年齢は2歳と、発達が2歳遅れという結果が出ました。臨床心理士さんからは、ボディイメージが弱く、手足を使っての行動が瞬時に取れないことや、人より物への興味のほうが強く、興味があることへの集中力はあるが、興味がないことへは集中できないことなどを指摘されました。IQに関しては、臨床心理士さん曰く「集中力の問題で実際より低めの数字が出ている」とのことで、また数ヶ月後、検査内容を忘れた頃に再度検査を受けることをすすめられました。執筆/プクティ(監修:初川先生より)療育を受けるためには(プクティさんの地域では)受給者証の取得と知能検査の受検が必要だったのですね。受給者証は福祉サービスを自費でなく受けるためには必要ですし、お子さんのアセスメントとして知能検査やそれに付随する行動観察などはあったほうが支援の精度があがりますね。さて、知能検査に関してですが、「そこまで発達の遅れはなさそう」とこれまで言われてきたこともあり、想定外の結果だったかもしれませんね。ただ、知能検査で大事なのは、数値もそうですが、そこに至るまでの行動面でのアセスメントも同じくらい大切です。注意集中の苦手さや、理解したことを行動で答えることの苦手さ、また、好きな話は上手にできるがゆえに遅れを感じさせない様子がありそうですが、聞かれたことに適切に答えるという面では苦手だったのかも……など、さまざまな特徴、つまり、得意不得意が見えてきそうな感じがしました。そうした数字に表れきらない面もとても大事な知見となります。再検査の提案もあったとのことですが、まずは、今回の結果からも、標準化され客観的な検査(今回は田中ビネー知能検査)に対して、長男くんがどう反応したのか。そこから得られるものがたくさんあるので、そこを活かして療育の内容の工夫や日常生活での支援がより長男くんにフィットしたものになってゆくといいなと思います。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2023年09月03日女性の乳房の疾患には、乳がん以外にもさまざまなものがあります。早めに気づいて対処したいですよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Rさんの場合……私の場合は、線維腺腫でした。25歳くらいのときに、左胸の上にしこりのようなものをみつけました。お風呂上りで体を拭いていたときに、偶然しこりに触れたように感じたので、触ってみるとしっかりと感じ取れました。大きさは1〜2cmくらいで痛みはありませんでした。どんな治療を受けましたか?乳がんを疑い、かかりつけの婦人科で受診しましたが、詳しいことはわからず大きな病院の乳腺外科を紹介されました。そこで触診、マンモグラフィー、CT検査、組織の採取などの精密検査を受けました。その結果、乳がんではなく線維腺腫という良性の腫瘍であることが判明。経過観察をしながら20年以上経ちますが、乳がんに変化することはありません。乳房にしこりを感じたら、まずは最寄りの乳腺外来のある病院で受診してみるとよいと思います。婦人科でもよいのですが検査できる項目に限界があるので、できればそこから大きな病院を紹介してもらうとよいでしょう。世の女性陣へ伝えたいことは?まず乳房にしこりを見つけたら、すぐに最寄りの乳腺外科か婦人科で受診してみてください。「しこり=乳がん」と思ってしまいがちですが、私のように良性の腫瘍である場合も少なくはありません。仮にがんだったとしても、早期発見ならば完治も望めます。どうか恐れずに速やかに受診してください。読者からの感想は『怖いです。妊娠出産、授乳なども経験しているので体に負担もかかっている自覚もあるので少しでも違和感があれば受診しようと思いました。』『私自身もしこり=乳がんと言う認識だったので、線維腺腫という病気を初めて知りました。』『しこりは全て悪性だと思っていました。ですが油断せず、違和感を感じたらすぐに受診しようと思います。』『定期的な診断をする習慣がないと、医者に行くということにハードルが高くなり、大事な初期の兆候を逃す可能性が高くなりますよね。心配しすぎるくらいがむしろちょうどいいと思う。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。違和感を覚えたら早めに受診をRさんがお風呂上がりに見つけたしこりは、線維線種だと判明したようです。事前にかかりつけ医を見つけておくと、いざというときに相談しやすいかもしれませんね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月31日2023年8月29日、音楽デュオ『バブルガム・ブラザーズ』のメンバーであり、ミュージシャンのブラザー・コーンさんがInstagramを更新。男性としては珍しい乳がんのステージ2と診断されたことを明かし、今後の予定と心境についてつづりました。『バブルガム・ブラザーズ』ブラザー・コーン、乳がんステージ2を公表今回の件を『人生第5の試練』と称した、ブラザー・コーンさん。左胸に謎のしこりがあり、病院を受診したところ、がんが発覚したといいます。乳がん患者は女性が大半ではあるものの、まれに男性も罹患することがあります。一般的に、男性の患者は乳がん全体のわずか1%なのだとか。ブラザー・コーンさんは、今回の件について正直な想いを明かしています。この度、私Bro.KORN(ブラザーコーン)は左胸にシコリが出来、病院で検査を受けたところ乳癌と診断されました。乳癌は男性では本当に珍しいらしく、自分でも寝耳に水でした。がしかし、この現実を真摯に受け止め、この乳癌の治療に専念する事にいたしました。この先ですが抗がん剤治療の副作用があまりにも酷い場合以外の仕事は体調次第で出来る限りやる方向でいきますのでよろしくお願いします。今年はバブルガムブラザーズの40周年ライヴ、そしてバースデーライヴ、レコーディング等々、スケジュールが詰まっておりますがとりあえず、治療〜完治を優先しようと思いますので、それまでファンの皆様、少々お時間を下さい。バブルガムブラザーズ40周年ライヴ、バースデーライヴ他を楽しみにしていた皆様、そしてライヴハウス様、イベンター様、スポンサー様、スタッフ様には、大変ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。現在のところ、乳癌の症状はステージ2で、早期発見出来たため、なんとか命には別状ないと主治医から告げられておりますのでご安心ください。本人は元気です。ただ、抗がん剤治療の副作用が予想以上に大きく、つらい治療に耐える日々が続いておりますので来年また元気なブラザーコーンの復帰まで応援よろしくお願いします。今年、68歳を11月に迎え、その後70歳を超えても、まだまだ歌える限りずーっと歌い続けたいと思っております。人生は死ぬまで試練だと思い、乗り越えてみせます。サンミナ、シクヨロbro.kornーより引用 この投稿をInstagramで見る 近藤信秋(@bro.korn)がシェアした投稿 部位に関わらず、がんの発覚には誰もが強いショックを受けるもの。また、抗がん剤による治療はさまざまな副作用があるため、心身ともに大きな負担がかかります。幸い、比較的早く発覚したため、速やかに抗がん剤治療を開始することができたブラザー・コーンさん。それでも、治療によってつらい日々を送っているといいます。大変な闘病生活を送る中、ブラザー・コーンさんは持ち前の明るい性格で「これからの人生がますます面白くなる前触れ。違う毒を楽しもう」とコメント。きっと、『バブルガム・ブラザーズ』のファンや、同じようにがんと闘っている人を元気付けるためでもあるのでしょう。ブラザー・コーンさんの発表に対し、ネットでは応援する声が相次いでいます。・コーンさん、無理せずゆっくりと休んでください。復活を待っています!・そうか、男性も乳がんになるんだよな…。ハッとさせられた。・前向きなコメントが本当にかっこいい!今後も応援しています。男性の乳がん罹患に対しても、多くの人から驚く声が上がった、今回の発表。女性よりも検査の機会が少ないため、男性の乳がんは早期発見が難しいともいわれています。少しでも違和感を覚えたら、できるだけ速やかに医療機関にかかりたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月29日胸にしこりを見つけたら「乳がんなのでは?」と気になってしまいますよね。実際にセルフチェックでがんが見つかることもあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Kさんの場合……私の場合は、乳がんでした。7年前、自宅で子どもと一緒に食事をしているときに、子どもの食べこぼしを拾おうと体を斜めにした際に、左の胸の上あたりにしこりを発見しました。消しゴムのような感触のしこりで、乳腺の張りとは違う感覚でした。どんな治療を受けましたか?抗がん剤治療で、腫瘍を小さくした後に部分切除をしました。知人の紹介で乳がんの検査をしている病院を選択。乳がん検診の予約がいっぱいで、検査までに日数がかかると言われましたが、しこりの自覚症状があることから、すぐに検査をしてもらえました。世の女性陣へ伝えたいことは?私の場合は遺伝性乳がんだったため、その後、違うタイプの乳がんになってしまいました。しかし、検診を受けていたため、2回目は腫瘍を小さいうちに発見できました。ぜひ、定期的に検診を受けてほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。胸のしこりに気づいたら早めに受診を左胸の上のしこりは、乳がんが原因だったというKさん。Kさんは抗がん剤と摘出手術で治療したようです。皆さんも、胸のしこりに気づいたら早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月24日36歳のときに乳がんの告知を受け、治療を続けている現在37歳のMegさん。YouTubeチャンネル「乳がんサバイバーMeg」で乳がんに関する情報を幅広く発信しています。Megさんは乳がんが判明する前、あまり自分のことを大切にしていなかったそう。病気になってからこれまでの生活を見直し、自分を労わることを考えるようになりました。今回は、Megさんが乳がんを発症してからやめた生活習慣をご紹介します。★関連記事:【387万回再生】乳がんサバイバーが語る! 見逃したくない乳がんの9個のサイン忙しい=充実ではない20代のころから、当たり前のように残業をしていたというMegさん。30代になっても終電近くまで働くこともあったそうです。また、帰りの時間が遅くなるため自分の時間だけではなく、同居している親とコミュニケーションを取る時間さえもありませんでした。そんな生活を続けていた最中、乳がんが判明。これまでは、忙しい=充実していると思っていましたが、Megさんはここで初めて体へ負担がかかっていたことに気付きます。体のために、まず仕事を定時で切り上げる習慣をつけました。そのおかげで、今では時間に余裕ができ、家族とゆっくり過ごすことができているそうです。また、お風呂へ携帯を持ち込んで長風呂することもやめたそうです。乳がんが判明する前のMegさんの入浴時間は1時間以上!お風呂場で携帯を見ながら、あれこれしているという状態になっていたため、リラックスするはずのお風呂の中でも常にせわしなくしていたようです。そのため、せっかくお風呂に入っても疲れは取れないままでした。乳がんと闘っている今は、お風呂に持ち込むのは水のみ。Megさんの場合、治療中に血行が良くなりすぎるとむくみやすいため、湯船に浸かる時間も10分に減りました。湯船に浸かっている間は深呼吸をしたり鼻歌を歌ったりと、リラックスすることを心がけているそうです。睡眠時間もしっかり確保!Megさんには、日ごろから常に携帯をいじってしまう習慣がありました。さらに、SNSで海外の人との交流もあったため、時差の関係で深夜0時を過ぎても携帯をいじる日々が続いていたのだとか。朝6時には起きなければいけないのに深夜3時まで携帯をいじることもあったそうです。今では携帯のスリープ機能を活用して、23時以降には携帯を使えないようにしています。そうすることで、きちんと睡眠時間を確保するようにしているのだとか。抗がん剤の治療を始めてからは体力が格段に落ち、疲れや眠気を感じる状態が続いていたというMegさん。症状が良くなったかと思っても、強い疲れや痺れなどが体に残り、常に気力と体力を奪われていたのだそうです。そんなときは何もできず、何も考えられず、ただ眠るしかなかったそう。ただ、そうしてしっかりと寝ることができていると、少し体調が良くなることもわかったのだとか。このことがきっかけで、人生で初めて睡眠を大切にしようと思ったそうです。適当ではなく丁寧にこれまでは、顔や体のスキンケアを適当にしており、自分にかける時間が少なかったというMegさん。しかし何も考えずにボーッと湯船に浸かっている時間は、例え10分間という短時間であったとしても、1日の疲れをリセットできると気付きました。そのため、体調が良い日はなるべく入浴剤を入れた湯船に浸かってリラックスしているそうです。また、左胸の手術痕を泡でやさしく洗ったり、ボディークリームを使ってゆっくりマッサージしたり、丁寧にケアするように。今では、自分に対して「適当」をやめて「丁寧」を心がけているのだとか。特にスキンケアには時間をかけるようになったのだそう。マッサージしながら胸のセルフチェックをし、手術痕を見ながら「よく頑張ったね」と自分で自分を褒めるようにしているのだそうです。まとめ乳がんサバイバーMegさんが、乳がん告知後にやめたことをご紹介しました。自分の心と体のケアは、健康に過ごすことにもつながります。自分のやりたいことや仕事も大切ですが、リラックスしたり休んだりする時間も同じように大切なのですね。Megさんは、他にもやめたい習慣がいくつかあるそう。時間をかけて自分と向き合い、より自分を大切にしていけるようになると良いですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★関連リンク:乳がんサバイバーMeg(外部リンク)画像提供・協力/Meg著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年06月21日女性の乳房の疾患には、乳がん以外にもさまざまなものがあります。早めに気づいて対処したいですよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Rさんの場合……私の場合は、線維腺腫でした。25歳くらいのときに、左胸の上のほうにしこりのようなものをみつけました。お風呂上りで体を拭いていたときに、偶然しこりに触れたように感じたので、触ってみるとしっかりと感じ取れました。大きさは1〜2cmくらいで痛みはありませんでした。どんな治療を受けましたか?乳がんを疑い、かかりつけの婦人科で受診しましたが、詳しいことはわからず大きな病院の乳腺外科を紹介されました。そこで触診、マンモグラフィー、CT検査、組織の採取などの精密検査を受けました。その結果、乳がんではなく線維腺腫という良性の腫瘍であることが判明。経過観察をしながら20年以上経ちますが、乳がんに変化することはありません。乳房にしこりを感じたら、まずは最寄りの乳腺外来のある病院で受診してみるのとよいと思います。婦人科でもよいのですが検査できる項目に限界があるので、できればそこから大きな病院を紹介してもらうとよいでしょう。世の女性陣へ伝えたいことは?まず乳房にしこりを見つけたら、すぐに最寄りの乳腺外科か婦人科で受診してみてください。「しこり=乳がん」と思ってしまいがちですが、私のように良性の腫瘍である場合も少なくはありません。仮にがんだったとしても、早期発見ならば完治も望めます。どうか恐れずに速やかに受診してください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたら早めに受診をお風呂上がりに見つけたしこりは、線維線種だと判明したRさん。Rさんは偶然しこりが見つかって婦人科で受診しましたが、皆さんも違和感を覚えたら早めに受診しましょう。事前にかかりつけ医を見つけておくと、いざというときに相談しやすいかもしれませんね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月15日子宮頚がんの検診は定期的に受けている方も多いでしょう。しかし、異常がないと次の検査を後まわしにしてしまうこともありますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Bさんの場合……子宮頚がんの前癌病変である軽度異形成を現在も経過観察中です。気づいたきっかけは、不妊治療中にクリニックで受けた子宮頚がん検診でした。それまで2年に一度のペースで受けていましたが、異常がなかったため安心して自己判断で3年受けていませんでした。久しぶりに受けた子宮頚がん検診の結果が陽性になってしまい、その後の精密検査で軽度異形成と判明しました。どんな治療を受けましたか?軽度異形成の段階では治療法がなく、自然治癒も見込める段階のため、基本的に3ヶ月ごとの経過観察となります。もし段階が進んで高度異形成となれば、レーザーで患部を焼く治療や、患部を円錐状に切り取る治療を選択することができます。経過観察ではコルポスコピーと呼ばれる、がん検診よりも踏み込んだ診察と、組織を切り取る検査を行うため、痛みを伴います。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮頚がんは症状が出る頃にはかなり進んでいると言われています。私も症状はないですが、癌になる細胞がある状態です。当初は不安でいっぱいでしたが、唯一防ぐことのできる癌とも言われているので、とにかく検診は年に一度は受けて欲しいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。症状がなくても子宮頚がんの検診へ3年ぶりに受けた子宮頚がん検診で、結果が陽性だったというBさん。Bさんは軽度異形成の段階だったため、経過観察を続けているようですね。皆さんも自覚症状がなくても、定期的に子宮頚がんの検診を受けてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月08日乳がんの早期発見のために日頃からセルフチェックを心がけている方もいるでしょう。違和感があると「何か疾患が隠れているのではないか」と不安になることもありますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Oさんの場合……私の場合は乳管内乳頭腫でした。20代半ば、お風呂上がりに体を拭いていたときに、胸にしこりのようなものがあることに気づきました。「乳がんだったらどうしよう」と思い、ネットで検索しながらしこりを探しましたが見つからなかったので、乳がんではないのかもと思い直しました。どんな治療を受けましたか?婦人科で診てもらい、やはりしこりがあるということで大学病院の乳腺外科を紹介されて行きました。細胞レベルの検査を何度かしましたが、腫瘍が悪性か良性か判断できなかったので、セカンドオピニオンで別の大きな病院へ。結局、手術をしてしこりを取りました。世の女性陣へ伝えたいことは?おかしいなと思ったらすぐ病院に行った方がいいです。定期検診も忘れずに。自分でマッサージをしながらしこりがないかチェックすることも大切です。結局良性でしたが、はっきりすると安心できるので、早めに取り除いてもいいと思います。傷も残りませんでした。(47歳/専業主婦)違和感を覚えたら婦人科へお風呂上りに胸のしこりに気づき、乳腺外科を受診したOさん。その結果、病院で手術を行い乳管内乳頭腫と判明しました。皆さんもお風呂上りのセルフチェックや定期的な検診で、早期発見につながるよう心がけてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月05日次男くんが中耳炎のため耳鼻科に通っていた、ある日。次男くんの検査の様子を見た長男くんは驚きの言葉を言い出しました。次男の中耳炎を治療するため、長男も連れて3人で耳鼻科に通っていたある日……。 長男の衝撃の事実 次男が耳の検査をしている様子を見て、 「なんで両耳するの? 時間の無駄じゃない?」と言い出す長男。 一瞬、「長男の冗談か?」と疑いましたが、とりあえず検査をしてもらうことに。 しかし、長男は聴力検査のボタンを押す様子はなく……。 ◇◇◇ 次男くんの付き添いで来ていた長男くんでしたが、思いもよらない事実が判明しました。いきなりの長男の発言に少しパニックになった忍者ママさん。 長男くんのいきなりの発言に戸惑った忍者ママさんですが、みなさんも子どもの発言で、事実なのかわからなくて焦った経験はありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター 忍者ママ
2023年06月01日