登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。最高のモテ期が到来!編集後記大好きなママの取り合いは、きょうだいがいる家庭ではよくある光景かもしれません。つぶみさんのお家でも、第一子・ほにゅくんと、第二子・ねむちゃんがママのお膝の上を取り合うことがあるようです。ふたりからモテモテのつぶみさんは「モテ期最高!」と癒やされた様子。ママ冥利につきます。最後のコマのようにきょうだいゲンカに発展してしまうと仲裁が大変かもしれませんが、ママのことが大好きな証拠です。それぞれを大事にしている気持ちを言葉やスキンシップで伝えると良いかもしれませんね。今しかない子どもたちとの貴重な時間を大切にしていきたいと、改めて感じさせてもらえるエピソードをありがとうございました!ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2021年09月29日働く女性が増え、産前産後休業や育児休業をとる女性も多くいます。私もその1人でしたが、育児と仕事の両立には家事や育児を手伝ってくれる存在が必要なのだと心底思いました。そんな私の体験談を紹介します。復職して大変だった時期1人目の妊娠・出産を経て育児休業をとっていた私は、子どもが1歳3カ月のときに保育所へ預けて職場復帰しました。子どもの体調不良で急に休むことを想定して、専任の事務から引き継ぎのいらない現場作業へ部署を替えてもらい、働く時間も短縮しての復帰。当然ながら給料も半人前です。一番大変だったのは、家事をこなすことでした。仕事で疲れていても大急ぎで子どもをお迎えに行き、家につけば息つく間もなく夕食づくりです。 家事も育児も全部ひとり保育所に行けば、砂場遊びやお絵かきで汚れた洗濯物が毎日何着も出ます。帰り時間や天気を考えて室内に洗濯を干す作業も、乾いた洗濯物をたたむ作業も夜遅くになりました。 私の要領が悪いせいもありますが、お皿洗いや保育園の持ち物準備、連絡帳の記入なども子どもを寝かしつけたあとにやらなければならず、毎日が寝不足で目がまわるような状態。ようやく家事が終わったころにはホッとして、自然と涙が出てくることがよくありました。 私は離職の道を選んだ家の近くに住む両親に頼ることができる、パパの帰りが早くて家事や育児の分担ができるなど無理なく働けるならよかったのですが、わが家はそうでなかったうえに、2人目ができたときを想像すると「こんな生活では無理がありすぎる……」と感じました。そして、復職から2年で離職し、保育園をやめて幼稚園に変更しました。ただ、保育園での集団生活は子どもの成長にもつながり、何より本人が楽しそうだったので保育園に通わせたこと自体は今も後悔していません。 復職する前は、周りの友人たちがやっていることだから自分にもできるものだと漠然と思っていました。家庭の状況によっては働くことが難しい場合もある、それぞれの家庭にあった選択をすることが大切だと感じました。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2021年09月01日イラストレーターであり、チアダンスの講師でもあるサトウユカさんによる連載マンガ「44歳チアリーダー!」の第6話。今回は育児と家事、仕事でストレスがたまっている日々を救ってくれたチアダンスについて。楽しい時間を持つことで機嫌の良いお母さんでいられたそうです。―――――――――――――――――――――――――――――――――――44歳チアリーダー第6話チアダンスを習い出した30歳のころ、4歳と2歳の男子2人の母業とイラストレーター業をしていました。朝から夜中まで育児に家事に仕事にフル稼働!朝子どもたちのお弁当を作り、自転車で幼稚園に送り、家に戻った9:30〜お迎えに行く13:30まで洗濯とイラストの仕事、そしてお迎え後は夕方まで子どもたちを公園で遊ばせて、帰宅して夕食、お風呂、絵本を読んで寝かせるのが21時ごろ。そして、寝落ちしないよう必死で起きてまた夜中まで仕事をする……という日々を送っていました。……と、当時を思い出して書いていますが、われながらよくやったものだ!!と思います。私は23歳、26歳で出産したので周りの友だちよりも早めに子育てが始まりました。今では子どもたちは17歳、19歳となり手がかからなくなりましたが、まだ小さい子を育てている友だちを見ていると、本当にお母さんって忙しくて大変だと思います。イライラをリセットしてくれたチアダンス子どもはかわいいけれどイライラすることもいっぱい。幼稚園生活では子ども同士のトラブルがあったり、イラストの締め切りが迫っているときは公園で遊ばせている傍らベンチでイラストを描いたり、夫婦間のトラブルがあったり。ストレスがいっぱいでした。でも、いろいろなことにイライラしていても、チアダンスのレッスンに行くとあら不思議!ストレッチして体をほぐしたり踊ったり笑ったり、あとは「母」じゃない「ユカ」の状態でのチア仲間との会話で、すっかりイライラは消えて心がリセットされ、帰ると家族にやさしくできるんです。そんなチアの時間は本当に大事でした。たった90分でこんなに心も体もスッキリ明るくなるってすごい!と思っていました。私にとってはチアダンスだったけれど、ストレスを一瞬でも忘れられる、心から楽しい時間を持つというのはとても大事だなと思います。週に1度のレッスンに行く時間を死守するために、家事も仕事も頑張ることができましたし!チアダンスのおかげで機嫌の良いお母さんでいられたあのころ、チアダンスをやっていなかったら……。ストレスためまくりで家族には八つ当たり、食べることでストレス発散してどんどん太り、いやいや家事をして眉間にシワが寄ってどんどんブスになり……ああ考えるだけでも恐ろしい!良いときにチアダンスと出会えて本当によかった!子どもも、お母さんがイライラしているより楽しそうにしていていたほうが良いですよね♪ 公園で柔軟体操をしたり家でポンポンを振っていたり、ちょっと変なお母さんだったかもしれないけど、機嫌の良いお母さんでいられたのはチアダンスのおかげでした。チアダンス講師として教える側になった今は、来てくださった生徒さんにとっても「ストレスを忘れる楽しい時間」になると良いなと思いながらレッスンしています。
2021年06月16日家事も育児もほぼ1人でこなさなければならない『ワンオペ育児』。実家や義実家といった頼る場所が近くになく、夫婦2人で家事育児仕事をする場合、パートナーのどちらかに育児と家事の負担がかかり過ぎてしまいます。また離婚や死別、単身赴任などさまざまな理由から1人で子どもを育てている人も、すべての負担や責任が自分にのしかかってしまいます。そんなワンオペ育児のしんどさに対するTwitter上の呟きが、共感を得ています。つ ひ つ 育ら と ら 児い り い をん で ん すだ 育 じ るよ 児 ゃ のな を な があ す く る て の が— Yuri (Egga)®︎/ 4歳息子の父⛅ (@yetweet0116) March 19, 2021 「育児をするのがつらいんじゃなくてひとりで育児をするのがつらいんだよなぁ」この言葉、ワンオペ育児経験者の方なら誰もが共感できるのではないでしょうか。これはYuri (Egga)®︎/ 4歳息子の父(@yetweet0116)さんのひと言。Yuri (Egga)®︎さんは、4歳のひとり息子のパパで、仕事復帰している妻との3人暮らしです。普段から息子くんとの日々をTwitterでアップしており、特に週末はYuri (Egga)®︎さんが息子くんの面倒を見ているとのこと。この呟きは、Yuri (Egga)®︎さんが週末に息子くんと買い物に出かけた際に思った言葉だそう。ちょっぴり疲れているんだろうな。今日はふたりで約束していた買い物に行ったけど、家族揃って買い物に来ている人たちが楽しそうでキラキラして見えてしまって、そそくさと帰ってきてしまった。でも息子のためには笑顔でいなきゃー。— Yuri (Egga)®︎/ 4歳息子の父⛅ (@yetweet0116) March 20, 2021 買い物は息子くんと約束していたものですが、「家族揃って買い物に来ている人たちが楽しそうでキラキラして見えてしまって、そそくさと帰ってきてしまった」といいます。子どもと一緒の買い物って本当に大変です。たくさんの荷物を1人で持ち、駆けまわる我が子を追いかけ、ほかの人とぶつからないように配慮。お菓子やおもちゃ売り場ではぐずられ、目的の買い物を終えた頃にはぐったりしてしまいます。「自分1人ではなく、この場に妻(夫)がいれば。もっとほかに人手があれば……」そう思ったことがあるパパさん、ママさんは多いのではないでしょうか。きっとYuri (Egga)®︎さんも買い物に来ている家族連れを見て、ひとり育児の状況に気持ちが参ってしまったのかもしれません。このつぶやきには、共感の声が続々と寄せられています。・それはありますね……。人とやれば解決策も出てきたり選択肢も増えたりしますし。・今全く同じことを思っていたので、通りすがりに勝手にフォローさせていただきコメントまでしてしまいました。同じ境遇の方がいるって少し救われる……。土日はいつもそれを思うので憂鬱になっちゃいます。・気持ちが分かりすぎて、コメントします!「ひとりで育児する」って過酷ですよね。子育ての環境は家庭によってさまざまですが、誰か1人だけに負担が集中するのではなく、一緒に支え合いながら育児ができるといいですね。命を育てる子育ては、個人の頑張りだけでは乗り越えていけない壁があります。だからこそ働き方や預け先など、子育て世代を取り巻く労働環境や社会環境がもっと改善されることが望まれています。[文・構成/grape編集部]
2021年04月09日仕事をしながら3人の子育てをしていますが、家事と育児と仕事の両立は答えの出ない永遠のテーマのようなもの。そんな私が自分なりに決めている、「これだけは守ろう!」と思っていることを3つご紹介します。 味噌汁は必ず作る仕事が忙しいときは、どうしてもお惣菜や冷凍食品に頼ってしまうこともしばしば……。たとえお惣菜や冷凍食品で済ませたとしても、味噌汁だけは必ず作るようにしています。 具材はその時々で違いますが、必ず3種類は入れています。そうすることで、子どもたちに必ず“母の味”を感じてもらうこともできるし、栄養面でもプラスになり、自分の罪悪感も軽減されます。 ながら掃除をする週に最低1回は必ず掃除の時間をつくっていますが、幼い子どもが数人いるとそれでは間に合わないほど汚れたり散らかったりします……。 そのため、お風呂に入ったついでにちょっと床を掃除、ごはんを作るついでにちょっとシンクを掃除と、“ながら掃除”を心がけています。 掃除も片付けもためないことが肝心なので、散らかった物はその日のうちに必ず片付け、定期的に不用品は処分します。他にも、休みの日に子どもたちに「雑巾がけ競争だー!」と促し、掃除を手伝ってもらうこともあります。 休日はパソコンを開かない自宅で仕事をしているため、パソコンを開けばすぐに仕事ができる状況ですし、実際は休日も仕事がたまっている場合もあります。しかし、子どもたちがいるとパソコンを開いても邪魔をされるか、もしくは子どもたちをほったらかしにするかのどちらかです。 いずれにせよお互いにストレスが溜まるのは当然の結果なので、どんなに仕事がたまっていても休日の日中はパソコンは開きません。スマホでも仕事のやりとりはしません。子どもたちとの“今”の時間を大切にしようと心がけています。その分、子どもたちが寝てから仕事をすることはあります。 仕事・育児・家事の両立のコツは?などとよく聞かれたり、話題になったりしますが、そんなものは存在しない!と私は思っています。あるとすれば、自分のなかでいかに折り合いをつけ、いかに子どもたちやパパにも納得してもらうか。今も試行錯誤しながらの毎日です。 監修/助産師REIKOイラスト/manami.koiso 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2021年04月05日■前回のあらすじ産後すぐに実家で過ごすことになったうずら。しかし母の暴言に耐えかね娘とともに自宅に帰ることを決めるのでした。■夫のひと言に反論できない…しばらくすると旦那のちゃぼが…。今思い出してもイラっとするひと言です。当時はまだ本心をちゃぼに伝えられずにいたので、自分の責任でもありますが…。産後誰にも頼れない方も多いかと思いますが、産んだばかりの女性の身体がどれだけズタボロなのか旦那さんにはきちんと理解してもらうのがやはり大切なのだと思います。当時の私は言いたいことを全て飲み込み、たった一人で家事育児を背負っていくことになるのでした。■出すぎるくらいによく出る母乳が…喪服に母乳がしみてしまうほど、当時母乳の出がよかった私。しかしとある出来事をきっかけに母乳は止まり、最悪な事態に直面することになるのでした。次回に続く!本記事はあくまで筆者の体験談で、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 産後の話 この連載の全話を見る >> 親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK! この連載の全話を見る >>
2021年01月29日働く女性が増え、産前産後休業や育児休業をとる女性も多くいます。私もその1人でしたが、育児と仕事の両立には家事や育児を手伝ってくれる存在が必要なのだと心底思いました。そんな私の体験談を紹介します。 復職して大変だった時期1人目の妊娠・出産を経て育児休業をとっていた私は、子どもが1歳3カ月のときに保育所へ預けて職場復帰しました。子どもの体調不良で急に休むことを想定して、専任の事務から引き継ぎのいらない現場作業へ部署を替えてもらい、働く時間も短縮しての復帰。当然ながら給料も半人前です。一番大変だったのは、家事をこなすことでした。仕事で疲れていても大急ぎで子どもをお迎えに行き、家につけば息つく間もなく夕食づくりです。 家事も育児も全部ひとり保育所に行けば、砂場遊びやお絵かきで汚れた洗濯物が毎日何着も出ます。帰り時間や天気を考えて室内に洗濯を干す作業も、乾いた洗濯物をたたむ作業も夜遅くになりました。 私の要領が悪いせいもありますが、お皿洗いや保育園の持ち物準備、連絡帳の記入なども子どもを寝かしつけたあとにやらなければならず、毎日が寝不足で目がまわるような状態。ようやく家事が終わったころにはホッとして、自然と涙が出てくることがよくありました。 私は離職の道を選んだ家の近くに住む両親に頼ることができる、パパの帰りが早くて家事や育児の分担ができるなど無理なく働けるならよかったのですが、わが家はそうでなかったうえに、2人目ができたときを想像すると「こんな生活では無理がありすぎる……」と感じました。そして、復職から2年で離職し、保育園をやめて幼稚園に変更しました。ただ、保育園での集団生活は子どもの成長にもつながり、何より本人が楽しそうだったので保育園に通わせたこと自体は今も後悔していません。 復職する前は、周りの友人たちがやっていることだから自分にもできるものだと漠然と思っていました。家庭の状況によっては働くことが難しい場合もある、それぞれの家庭にあった選択をすることが大切だと感じました。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2020年09月13日1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第15回は、仕事と家事、育児の両立に悩みがちな共働き家庭のママのエピソード3つをご紹介します。1.「何ごともホドホドにやる」ママ【ママライフばんざい!】vol. 15お子さんがいる家庭のママは、専業主婦の方もいれば、兼業主婦の方もいて、いろいろな環境のご夫婦がいらっしゃいますよね。そのなかでも、今回は「共働き家庭」のママにスポットを当て、どのようにうまく家庭をまわしているのか、実際にお聞きした声を3つお届けします。出産する前からバリバリと働いていたAさんは、産休はしっかり休んでいたものの、育休もそこそこに仕事復帰して共働きしているママです。そんなAさんは、当初、仕事と育児の両立が思いのほか大変だったそうですが、ある時期から考え方を変えたと言います。それは、「何ごともホドホドにやる」ということ。ただでさえ初めての育児で必死になりがちなところ、しばらくしていなかった仕事に復帰することも重なって、最初の頃はかなりてんてこまいになっていたそう。ですが、何でも頑張ろうとしてしまうAさんの疲弊していく姿をそばで見ていたご主人が、「無理をしないで」と心配するようになったのだとか。そのうち、「ひとりでなんでもやりきるのは無理だと悟った」と言うAさんは、たとえば毎日やっていた洗濯の回数を減らしたり、家の掃除をするのもできるときにできることをするという方向に切り替えたりしました。すると、忙しいのは相変わらずとはいえ、「ちょっと気持ちがラクになった」のだそうです。初めてのことだらけだと、知らない間に肩に力が入りがちですが、そんなときこそ“ホドホド”にできるといいですよね。2.「持ちつ持たれつ精神を忘れない」ママ小学生のお子さんと、保育園に通うお子さんのふたりのママであるBさん。上のお子さんが小さいときは、仕事と家庭の両立をすることに悩んだことも多かったそうですが、そのおかげで「鍛えられた」と言います。以前は、「子どもを保育園に預けてまで働くなんて……」と、お子さんを保育園や学童保育に預けることに罪悪感があったのだとか。そんな状況で働いているなかで、Bさんは、理解のある職場に助けられたと思うことが何度かあったそうで、「自分だけが大変だと思いがちだった」と振り返ります。子どもが怪我をした、体調不良になったなど、家庭の事情で急に休むこともあったBさん。その状況は世の中の共働きママが経験したことのあるものとはいえ、理解のある職場かそうでないかという環境によって、仕事を続けるか続けないかという決断に至るママもたくさんいます。そんななか、Bさんは周囲にフォローしてくれる人が多いことで「世の中はやっぱり持ちつ持たれつ」と実感し、その後両立に慣れてきてからは周りのサポートなどをすすんで行い、より仕事をがんばろうと思うようになったのだとか。Bさんのように、育児と家事と仕事の両立に悩むママもたくさんいるかと思いますが、周りの人たちのおかげだという気持ちを忘れずに、そのときにできる精一杯のことができるといいですよね。3.「どんどんサポートを取り入れる」ママもともとアクティブで、趣味の知り合いも多いというCさんは、結婚してからも夫婦でスポーツを楽しんだり、仲間とバーベキューに行ったりするなどして過ごしていました。お子さんができてからはあまり外出する機会は少なくなったそうですが、ママ友も多いCさんは、いろいろな情報を交換することもあるそうです。ご主人も忙しく、ほぼ育児と家事をひとりでこなさないといけないワンオペ状態だったCさんですが、ママ友などからの情報もあって、「どんどんサポートを取り入れてなんとかなっている」と言います。ご主人も多忙のため、利用できるサービスは使っていいと言っているのだとか。Cさんもご主人も忙しく、なかなか家の掃除にまで手がまわらないようなときは、ママ友から聞いた情報を活用し、家の掃除をしてくれるプロに頼むこともあったそうです。ご飯を作るのが難しいときも、食材や加工食品を配達してくれるサービスに頼むなどして、なんとか家事と育児と仕事を乗り切りました。共働きのママも、専業主婦のママも、大変なときはいろいろと工夫をしながら、乗り越えていけるといいですよね。いつかママになる人も、いままさに育児中の人も、すてきなママライフを送ってください。©LightFieldStudios/Gettyimages©SDI Productions/Gettyimages©andresr/Gettyimages
2020年05月24日4月から仕事復帰をし、そろそろ家事や育児との両立に疲れはじめたママも多いのではないでしょうか。新しい赤ちゃんがいる生活というだけでも大変な中、新型コロナウイルス関連でコロナ疲れも重なり、自分が思っている以上に心身共に疲れている方も多いと思います。仕事復帰から約1カ月ほど経った今、疲れを増大させないためにやってはいけないことをまとめました。 1. 気負いすぎない復帰したばかりのときは目の前のことをとにかくこなすことが大変で、生活の流れを掴むことに集中していた方も、復帰から1カ月ほど経つと改めて自分のできていないことに目がいきやすくなります。しかし、子育て、家事、仕事、これらを全てこなすのはとても大変なことです。そもそも一つを完璧にやるきることでさえ難しい中、一日だけではなく毎日のように完璧にやり遂げることは、ほとんど不可能と言っても過言ではありません。完璧にやらなくては、と考えるのはやめましょう。そして、子育てでも、家事でも、仕事でも、自分が思っていた通りにできなかったとしても、自分を責めるのはやめましょう。 2. 職場・他者に期待しすぎない産後の大変な状況について考慮してくれる恵まれた職場の場合もあれば、復帰したのだから仕事は仕事としてやってくださいというビジネスライクな職場もあるでしょう。また、気遣われるのが重荷になるという方もいれば、産後だから気遣ってほしいと思う方もいるでしょう。いずれにしても、お互いにどう考えるかについては当事者が決めることで本人にしかわかりません。余裕がないときほど、他人が自分をわかってくれないことに対して悲しい気持ちを抱いてしまいがちです。他者が考えることに思いを巡らすのは避け、自分が今しなければならないこと、できることに集中するようにしましょう。 3. 無理をしない育児、家事、仕事どれも大事かと思います。けれど体を壊してしまっては元も子もありません。今は完璧にこなせなくてもOKという気持ちで、最低限やらなければいけなことができたら自分をほめてあげてください。 真面目でがんばり屋なママほど最低限のハードルを高くしがちです。1人で考えてしまうとハードルが高くなってしまう場合や、こんなに下げて大丈夫かしら? と心配になる場合は、ここまですればとりあえずOKというラインを、夫などと共有するといいでしょう。 がんばらなくていいと言われてもがんばらずにはいられない状況だとも思います。ただ、自分で自分を追い込んでしまっているなと感じたら、一息ついてみてください。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年04月29日産後の育児には本当に不安がいっぱいでした。私たち夫婦はお互い芸人をしていて仕事もあり、2人で協力して育児をしていくことが必須だと感じていました。だから友人がよく言っている「旦那が育児をしてくれない」「独身時代と何も変わってない」というような状況にだけはするまいと、スタートからいっしょに育児をしていこうと思っていました。きちんと役割を決めておいた方が良いのではとも思っていたのですが、仕事やら何やらでバタバタしているうちに出産し、そのままジェットコースターのように怒涛の育児が始まってしまいました。結果的に、役割を決めることはありませんでした。それもあって、「夜泣きも私しか起きないんだろうな…男の人は赤ちゃんの泣き声聞こえないって言うし…」と想像していたのですが、旦那は夜も息子の泣き声に敏感に反応してくれていました。母乳がメインの育児だったため、結果的に私は常に授乳し、それ以外のことは旦那にお任せという感じになりました。今では私以上にオムツを替えるのが手際よく、本当によく育児をしている旦那。役割を決めなかったことが意外に私たちにはうまくハマりました。もし役割をきっちり決めていたら、相手がその役割をやっていなかったときにイライラしてしまっていたかもしれません。もちろん、それなりにモメることはありましたが、今相手がこういう状況だから、自分はこうしておこうなど、自分の頭で何をしたら良いのかその都度考えることができたため、お互い能動的な育児になったことがとてもよかったです。
2020年04月08日ウーマンエキサイトの読者の皆さんこんにちは! 6歳、4歳、2歳の三兄弟のオカンあざみです。昔は仕事人間だったオトンも三人のパパになり、いまでは家事も育児もできるスーパーオトンへと成長しました。しかし、そんなオトン。たま~に「オイオイ…ちょっとちがうんだよ」とツッコミたくなる行動をとる「トンデモ育児」もしたりするのです。三人の子どもを寝かしつけしていると、玄関のほうからドアが開く音が聞こえてきた。どうやらオトンが仕事から帰ってきたようだ。オトンの帰宅に気づいた子どもたちは■大喜びしてしまう大喜びして寝室から出ようとする。だけどオカンにとっては、寝かしつけの最中にウロウロされて寝るのが遅くなるのはイヤだ。もうすでに30分は寝室にこもってるっていうのに、パパと遊んで興奮してしまうと振出しに戻るだけでなく全然寝なくるから困るんだよね…そう思っていたら■ヒグマのマネをして寝かしつけに参戦オトンが玄関の方からヒグマの鳴き声をマネして、子どもたちが寝室から出てこないようにと協力してくれた。ナイスオトン!昔だったら、寝かしつけの苦労なんて何も考えずに子どもと一緒に遊んで、興奮させるだけさせて尻ぬぐいは全部私がするハメになっていたのに…。(おっと、昔の恨みつらみが思わずでちゃった)だけど、いまのオトンは違う。本当は仕事から帰ってきて子どもの顔を見たいだろうに…。寝かしつけの大変さも理解してくれたからこそ協力してくれるようになった。…そうなんだけど ■ずーっとヒグマの鳴き声をマネしているいつまでヒグマやるん? (怒)帰ってきてから、ずーっとヒグマの鳴き声マネしてるんだけど。逆に子どもたちが、怖がりすぎて寝ないからそろそろやめてくれないかな?もしかしてヒグマのマネが楽しくなってきちゃったとか?(本来の目的を見失っている)そんなこんなで家事と育児に協力的になったオトンなのだけど、「こういうところがオトンらしいなぁ」と思うオカンなのであった。
2020年03月30日春からの仕事復帰を予定しているママで、お子さんが保育園に行く場合、母乳を続けるか、断乳するか悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 今回はそんなママに向けて、仕事復帰後の母乳育児のヒントになることをお話しします。 仕事復帰後の母乳育児をどうするか決めるポイントまずは、母乳育児をどうするか決めるときにポイントとなることを、赤ちゃんの成長や状況、ママの体調や状況に分けていくつか紹介します。 赤ちゃんの成長や状況によるポイント・月齢(年齢)・離乳食の進み具合・食べる量・体重や発達→1歳未満であれば、離乳食が食べられていても栄養の観点から母乳や育児用ミルクの液体栄養は大切です。完母の方は育児用ミルクへ替えていくこともあります。・母乳分泌量・授乳回数(特に日中)→母乳量が多い場合や日中の授乳回数が多い場合は、仕事中に搾乳しないと胸が張ってつらいことがあります。・授乳状況→母乳で寝かしつけをしている場合、他の方法(抱っこやトントンするなど)への移行ができるかという課題もあります。・保育園の搾乳対応の有無→搾母乳に対応していない園もあるようです。その場合は、保育園にいる間は育児用ミルクになることもあります。 ママの体調や状況によるポイント・乳房トラブルの有無→乳腺炎を繰り返している場合、トラブル発生時に体調不良で欠勤することも。・夜間授乳の回数→夜間の睡眠が十分にとれないと、翌日の仕事に影響が出ることがあります。・勤務時間(往復の通勤時間も含めて)→授乳できない時間が長い場合、勤務中の1〜2回の搾乳が必要になることも。・搾乳できる場所や時間が確保できるか→昼休みにトイレや更衣室で搾乳される方が多いようです。・ママの気持ち→これが一番大事です。母乳を続けたいか、やめていきたいか、ママの気持ちもポイントになります。 仕事復帰後も母乳を続けるメリット・デメリット次に母乳を続けるメリットとデメリットについてお伝えします。こちらも赤ちゃんから見たメリット・デメリットと、ママから見たメリット・デメリットに分けてみました。 赤ちゃんから見たメリット・感染症にかかりづらくなり、重症化を予防できる・寝かしつけがしやすい・ママとのスキンシップ、癒しになる 赤ちゃんから見たデメリット・特になし ママから見たメリット・母乳の免疫で、感染症にかかりづらくなったり、重症化を防ぐ・子どもが休むことが少なくなり、ママの欠勤も少なくなる・子どもとのスキンシップ、癒しになる・母乳育児を長期的に継続することにより、乳がん・卵巣がん・子宮体がんの発生を抑える(長期的効果) ママから見たデメリット・乳腺炎になることもあり、体調不良で欠勤する可能性がある・夜間の授乳のために睡眠が不足することもある・休憩時間が搾乳の時間にとられる 仕事復帰後も母乳を続ける場合の準備や心構えは?1歳未満や保育園にいる時間帯に授乳している場合は、日中1〜2回の搾乳が必要になることも。搾乳場所・搾乳を保存するための冷凍庫の確認、搾乳時間の確保をしましょう。【準備するもの】手搾乳(タオル、カップ)、搾乳機(手動・電動)※保存する場合は母乳パック、持ち運び時に溶けないように保冷剤・保冷バック 【スケジュール例】※生後10カ月9:00〜16:00までのお仕事の場合 6:00 ・・・・・・起床/準備 7:00 ・・・・・・朝食/授乳 8:00 ・・・・・・登園/出社 9:00 ・・・・・・就業開始12:00 ・・・・・・昼食/搾乳16:00 ・・・・・・就業終了/退社17:00 ・・・・・・お迎え/帰宅、授乳、夕食、お風呂20:00 ・・・・・・授乳/寝かしつけ、夜間覚醒時授乳仕事復帰に向けて断乳する場合の準備や心構えは?断乳する日を決めて、お子さんに事前にお話をしましょう。断乳ケアは慣らし保育前から余裕をもって始めておきましょう。セルフケアでもできますが、搾乳に自信がない人や不安があれば、お近くの母乳外来を探して、断乳ケアを受けるようにしましょう。春は断乳ケアが集中することがあるので、余裕のあるうちに相談しましょう。 仕事復帰後の母乳育児については、みなさん悩むところです。WHOでは、生後6カ月までは母乳で育てて、その後、補完食(離乳食)を適切にとりながら2歳まで母乳を続けることを推奨しています。また、その後も子どもが欲する期間は母乳をあげることも推奨しています。しかし、ママという立場からひととき離れて仕事に集中したい、体力勝負で睡眠も万全で挑みたいという気持ちもあると思います。それぞれの家族や仕事、ママの想いにも合わせて、家族で話し合って決めていけると良いかと思います。監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」
2020年02月27日働く女性が増え、産前産後休業や育児休業をとる女性も多くいます。私もその1人でしたが、育児と仕事の両立には家事や育児を手伝ってくれる存在が必要なのだと心底思いました。そんな私の体験談を紹介します。 復職して大変だった時期1人目の妊娠・出産を経て育児休業をとっていた私は、子どもが1歳3カ月のときに保育所へ預けて職場復帰しました。子どもの体調不良で急に休むことを想定して、専任の事務から引き継ぎのいらない現場作業へ部署を替えてもらい、働く時間も短縮しての復帰。当然ながら給料も半人前です。一番大変だったのは、家事をこなすことでした。仕事で疲れていても大急ぎで子どもをお迎えに行き、家につけば息つく間もなく夕食づくりです。 家事も育児も全部ひとり保育所に行けば、砂場遊びやお絵かきで汚れた洗濯物が毎日何着も出ます。帰り時間や天気を考えて室内に洗濯を干す作業も、乾いた洗濯物をたたむ作業も夜遅くになりました。 私の要領が悪いせいもありますが、お皿洗いや保育園の持ち物準備、連絡帳の記入なども子どもを寝かしつけたあとにやらなければならず、毎日が寝不足で目がまわるような状態。ようやく家事が終わったころにはホッとして、自然と涙が出てくることがよくありました。 私は離職の道を選んだ家の近くに住む両親に頼ることができる、パパの帰りが早くて家事や育児の分担ができるなど、無理なく働けるならよかったのですが、わが家はそうでなかったうえに、2人目ができたときを想像すると「こんな生活では無理がありすぎる……」と感じました。そして、復職から2年で離職し、保育園をやめて幼稚園に変更しました。ただ、保育園での集団生活は子どもの成長にもつながり、何より本人が楽しそうだったので保育園に通わせたこと自体は今も後悔していません。 復職する前は、周りの友人たちがやっていることだから自分にもできるものだと漠然と思っていました。家庭の状況によっては働くことが難しい場合もある、それぞれの家庭にあった選択をすることが大切だと感じました。著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2019年08月29日育児と仕事の両立は、口で言うよりもずっと大変なこと。そのためワーママたちの気持ちは常に張りっぱなしではないでしょうか?「自分の育児は本当に大丈夫?まわりとズレていたりしない?」と、不安でいっぱいになったり、体も心も疲れてしまうのは当然。ここでは、仕事と育児を両立するためにワーママがやっている5つのことをご紹介。「気を抜けるところは気を抜いて、気をつける部分には気をつける」このバランスが取れれば、少しは負担が減るのではないでしょうか。自分以外のワーママたちが気をつけていることを参考に、一度自分でも実践できることから始めて少しでもその負担を軽くしてみましょう。■ 1.子どもとの時間は量より質でkou / PIXTA(ピクスタ)「積極的に子どもの話を聞くようにしています」(34歳/フルタイム)一緒に過ごせる時間に限りがあるからこそ、量よりも質が大切だと考えるワーママは多いようです。■ 2.To Doリストを作るhide / PIXTA(ピクスタ)「常に時間が足りないので、絶対にやるべきことはなにかの優先順位をつける作業を行うようにしています」(31歳/フルタイム)ムダな動きが減れば、それだけ負担が減ります。たしかにリストを作成するためには追加で時間がかかりますが、それでもこちらのほうが効率的に動けるので時短になるのでしょう。「あ!あれをやるのを忘れてた」なんていう失敗がなくなるのもストレスレスな点といえるかもしれませんね。■ 3.家族に協力を依頼するFast&Slow / PIXTA(ピクスタ)「全ての家事を自分ひとりでまわそうとしてもムリ。意地を張ってもけっきょく家族にも迷惑がかかったりするので、それなら最初から家族に協力を頼みます」(36歳/フルタイム)家族は支え合って生活をするものです。家事は妻であり母が担う仕事だなんていう考えかたはもう古いんですよね。■ 4.自分のことを大切にするしげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)「疲れたら息抜きをすることも大切だし、あらゆるハードルを下げることも大切」(39歳/フルタイム)ワーママが考える自分の優先順位は、決まって一番最後。なにかとおろそかにしがちな自分の心を、後回しにしすぎるのは疲労の原因となってしまうのではないでしょうか。■ 5.シーンによってスイッチを切り替えるMaksim Kostenko / PIXTA(ピクスタ)疲れてくると、スイッチの切り替えがなかなかうまくいかなくなります。時間の切り替えが下手だと、ただでさえ時間が足りないのに、ますます時間が足りなくなってしまいます。子どもと過ごす、夫と過ごす、仕事をする。その時間は、それぞれのことに集中し、それ以外のことはしっかりと忘れること。スイッチの切り替えが大切なのではないでしょうか。
2019年06月11日私は息子が1歳3カ月のときに職場復帰し、ワーママとして約2年間働きました。仕事は客室乗務員。土日祝日を含む不規則勤務で忙しく、保育園のお迎えに間に合わない日が月に3、4日ありました。そんなときに助けてもらったファミリーサポート(通称ファミサポ)の利用体験をお伝えします。 素敵な援助会員さんとの出会い職場復帰の2カ月前に地域のファミリーサポートセンターへ登録しに行きました。最初は他人に息子を預けることが心配でしたが、職員さんは私の不安がなくなるまでサービスに関して丁寧に説明してくれました。 納得したうえで登録を終え、私のスケジュールに合う援助会員さんを探してくれることになりました。1週間ほどで見つかり、サービス開始前に援助会員さんのお宅で事前打ち合わせ。職員さんも同伴だったので、和やかな雰囲気で登録手続きができました。 私が受けた温かいサポート私がお世話になった援助会員さんは高校生のお子さんがいて、自宅で仕事をしながら空いている時間でサポート活動をしている方です。月に4回程度、20時に保育園へお迎えに行ってもらい、その後援助会員さんのお宅で1〜2時間預かってもらうことになりました。 真冬の寒い日も台風の日も保育園まで歩いてお迎えに行ってくださり、いつも笑顔で息子をかわいがってくれてうれしかったです。体調不良による突然のキャンセルや急な連絡にも嫌な顔せず応じてくれるやさしい方だったので、安心して息子を預けることができました。 やさしい声かけに思わず涙……親となり仕事を続けることができてうれしい反面、息子を長時間預けることに罪悪感がありました。それでも前向きに仕事を続けられたのは、援助会員さんのやさしい言葉があったからです。 「いつも頑張っていますね!」「今日〇〇くんたくさん笑っていましたよ!」と、さりげない気づかいの言葉に何度涙をこらえたことか……。2年間私たち家族を温かくサポートしてくれて、本当に感謝しきれないほどです。 現在は第2子の育休中でファミサポは利用していませんが、息子はよく「また〇〇さんと遊びたいな」と言っています。親と離れて寂しいはずの時間が、楽しい思い出になっているようです。民間のベビーシッターや病児保育などさまざまなサービスを利用しましたが、1番安心して預けられたのはファミリーサポートでした。素敵な出会いに感謝しています。著者:貫井ゆか一男一女の母。妊娠・出産・育児に関する記事の執筆を中心にライターとして活動中。
2019年05月04日私は自宅でパソコン作業していますが、そのときに映画やアニメドラマなどを流すことが多いです。その日は映画を流していたのですが…気がつくと、次男がうしろからパソコン画面を見ていた!そんなに気に入ったんなら、居間のテレビで一緒に見よう~となりました。映画を子どもと一緒に見れるのは楽しい時間です。しかし映画は2時間。中盤あたりでそろそろお風呂の時間になってしまいました。まだ見たい! という次男に「明日一緒に見ようね」と約束して、その日はおしまい。翌日…。昨日の映画が気になる…。でも一緒に見るって約束したし、次男が帰ってくるまでは、まだまだ何時間もあるわけだし…でも見たい…ええ、見ちゃいました!!!でも安心してください。その夜…見てないという設定で、次男と一緒に(私だけ2度目の)映画を楽しみました~。
2019年05月04日いつの時代も、仕事や子育てには喜びがある反面、悩みの種であることも事実。そんななか、夫婦のすれ違いや育児の問題などをリアルに描いているのが注目作『パパは奮闘中!』です。本作では、ある日突然、妻が家出してしまい、残された子どもと仕事に悪戦苦闘する父親の姿が描かれています。そこで、こちらの方に作品への思いなどをお話いただきました。それは……。写真・角戸菜摘(ロマン・デュリス)主演を務めたロマン・デュリスさん!【映画、ときどき私】 vol. 226『タイピスト!』や『ゲティ家の身代金』など、世界的に活躍するフランスの人気俳優であるデュリスさん。本作では、苦悩する父親を見事に演じ切り、各国で高い評価を受けています。久しぶりの来日となった今回は、撮影秘話から意外な素顔までを語ってくれました。―これまでデュリスさんの出演作は日本でも数多く公開されていますが、来日は実に14年ぶり。ご自身のキャリアにおいて、この期間でどのような変化があったとお感じですか?デュリスさんこの14年間は印象に残るような映画やテレビシリーズがいろいろあったし、この作品も含めて僕としてはすごく満足しているよ。だから、少しずつ進化していると感じているんだ。それに、フランス映画のいいところは、いろいろなスタイルがあって、多様性のあるところ。だから、幅広い作品に出られることはすごく幸せなことだと思っているよ。―本作では俳優陣のすばらしい演技が際立っているように感じましたが、なんとセリフなしで撮影するという方法が取られているそうですね。そういった現場を初めて経験されてみて、いかがでしたか?デュリスさんセリフが決まっていない状態で演技をすることは、全身全霊を捧げなければいけないし、飛び込まなければできない部分もあった。しかもそれだけでなく、自分のなかからアイディアを出したり、いろんなことをクリエイティブしたりしなければいけないから、高い集中力が求められていたんだ。でも、それは僕だけでなく、ほかの俳優たちもみんな水に飛び込むようなリスクを犯していたよ。あとは、次にどんなセリフが出てくるかわからないから、要求されていたのは、いつも以上に耳を傾けること。だから、これまで台本通りにやってきたのは、古典的な方法であると思ったし、そういう意味でも今回はまったく違う現場だと感じたよ。自分とは違うタイプを演じるのが心地いい―セリフがないとは思えないほど、子どもたちとの自然なやりとりが印象的でしたが、子役も含めてアドリブだったのでしょうか?デュリスさんそうだよ。ただ、監督からはセリフではなくて、状況についての説明が書かれたものが渡されてはいたけどね。子どもたちから自発的にいいものを出してくれるときもあったけど、そうではなかった場合は、監督が子役のところに行って、なんとなくヒントを与えることもあったかな。いずれにしても、子どもたちはセリフを丸暗記しなくてよかったから、そのおかげでとても自然に演じることができたと思うよ。―デュリスさんの佇まいには生活感が漂っていて、まるで実在の人物かのようなリアルさがありました。役作りで意識したこと教えてください。デュリスさん僕は普段の自分とは違う人物を演じることに、心地よさを感じるんタイプなんだ。今回この役をどういう風に作り上げていったかというと、監督と話し合いをしたのはもちろんだけど、実際に工場を見学して彼らがどういう話し方や動きをしているかも観察したよ。オリヴィエの人物設定としては、見た目をまったく気にしない自然体な人。あとは、シフトが大変で寝ていないから、疲れた感じを出すことは意識したかな。―本作では、親子関係だけでなく、仕事の人間関係にも重点が置かれていて、人と人がわかり合えない部分も描かれています。そのことに関しては、どのように感じましたか?デュリスさんまさにそれがこの作品のテーマのひとつでもあるんだけど、オリヴィエには時間がないから周りにいる人たち一人一人の話を聞いてあげる余裕がないんだ。言ってみれば、オリヴィエは竜巻のなかに巻き込まれてしまっているような状態。工場では仲間を支援しようと一生懸命がんばるんだけど、そのせいで自分にとってより大切で、愛する家族に時間が割くことができなくなっているんだよね。これは興味深い設定だと思うよ。つまり、「自分はこういう生活をしたい」という願望とずれてしまっているんだ。もし時間的な余裕があれば、彼も他人に耳を傾けてケアできる人物ではあるはずなんだけどね。人間を非人間化する社会を告発している―オリヴィエは、職場ではリーダーとしてうまく振る舞えるのに、家庭のことは妻に任せっきりというタイプ。日本の男性にも多いため、女性は不満が募って突然家出する妻の気持ちがよくわかると思いますが、原因についてはどうお考えになりましたか?デュリスさんオリヴィエがこうなってしまった大きな原因は、やっぱり仕事。特に、ああいった工場で働く人たちというのは、企業の収益を上げることばかりを強要されているので、大変なシフトをこなしていかないといけないんだ。つまり、彼らは企業論理のなかで生きている人たちということになるよね。僕自身も工場の労働者のドキュメンタリーを見たり、本を読んだりしたけれど、利益追求型の企業ではこれがリアリティなんだというのはリサーチしたときに感じたよ。そんな風に、人間を非人間化するような状況をこの映画では告発しているとも言えるんじゃないかな。そういった環境で働いている雇用者は締め付けられていて、まったく家庭を顧みる時間を持つことができないのが現状。生活の快適さが欠けているからああいう状況に陥ってしまったわけで、だからこそ僕はオリヴィエを擁護したい気持ちもあるんだ。―確かに、この問題は彼だけでなく、働き方についても考えさせられます。ちなみに、劇中では妻をはじめ、母親や妹、同僚の女性など、オリヴィエはあらゆる女性たちと向き合うこととなりましたが、デュリスさんが女性と接するときに意識していることはありますか?デュリスさん特に何もないよ!というのも、実は僕は男性といるよりも、女性といるときのほうがより自分らしくいられるんだ(笑)。なぜなら男性といると、あれを言っちゃいけないとか、これをしちゃいけないとか、お互いに気を遣って付き合うようなところがあるんだけど、女性との場合はすごく素直に自分自身をさらけ出せるんだよね。理由はわからないけど、これは小さい時からそうなんだ。人生は最大限楽しんで生きるもの―女性とのほうが楽とは意外ですね。それでは最後に、日本の女性たちに向けてメッセージをお願いします!デュリスさん特にアドバイスはないけど、人生を思う存分楽しんで欲しいということは伝えたいね。やっぱり人生は最大限に生きなきゃ!これはいつも僕が思っていることでもあるんだ。あと、どうして14年間も日本に来なかったのかわからないけど、僕は日本が大好きで、京都や地方に行くのも夢だから、また近いうちに戻ってくるつもりでいるよ。最後に、みんなにたくさんのキスを送っておくね(笑)!インタビューを終えてみて……。長年、数々の作品で見てきたデュリスさんが目の前にいるだけで大興奮でしたが、ユーモアも色気もある素敵な佇まいに、終始くぎ付けになりました。今度は14年もあけずに来てくれると約束してくれたので、次回作とともに次の来日を楽しみにしたいところです。家族が出した“答え”に胸を打たれる!人と人がともに人生を歩むことの難しさや大切さを感じさせる本作。夫婦、親子、兄弟、友人、同僚といった人生に欠かせない人間関係や仕事への向き合い方について、一度立ち止まって考えてみるきっかけにしてみては?ストーリーオンライン販売の倉庫でリーダーとして多忙な日々を送るオリヴィエ。妻と幼い2人の子どもたちと幸せに暮らしていると疑わなかった。ところがある日、妻が突然家出してしまう。家事も育児もすべて妻に任せていたオリヴィエは、その日から慣れない子育てと仕事に追われるようになる。そして、妻がなぜ家を出てしまったのかわからないままのオリヴィエの前に、次々と問題が立ちはだかることに……。心に響く予告編はこちら!作品情報『パパは奮闘中!』4月27日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開配給:セテラ・インターナショナル©2018 Iota Production / LFP – Les Films Pelléas / RTBF / Auvergne-Rhöne-Alpes Cinéma
2019年04月25日「子どもがほしい」と思ったきっかけは人それぞれだと思いますが、私の場合あまりいい動機ではありませんでした。ちょうど妊娠が発覚したのが30歳目前に迫った頃。■30歳手前、仕事は大好きだったけど…私の働いていた広告系の会社は社長も含め6人という少人数で、その中で私が社員の中で勤務年数が一番長かったんです(と言っても8年)。今は「30歳でバリバリ働く」のは当たり前の時代だけど、やっぱり仕事をしているといろいろなことを言われるわけです。たとえば、取引先との打ち合わせでは…仕事は大好きだったし、いつまでも続けたいとは思っていたけど、「古株」だの「ベテラン」だの言われるのがすごくイヤでした。職業柄なのか、周りの人も30過ぎると辞めたり独立していく人が多く、気が付けば自分より年下の人のほうが多くなっていました。さらにそんなモヤモヤしているときに、こんなことが…■「このままでいいの?」焦って悩んで…妊娠発覚!?歳が近く、いろいろ話し相手になってくれていた同業者の友人が「東京でもっと腕を磨く」と言い出し、それが私の目にはものすごくキラキラして見えました。それとともにますます自分がひとりぼっちになったような気がしてすごく寂しかったです。何度考えても答えは出てこない。友人のように東京で自分の腕を試す度胸もないし、かと言って辞める勇気もなければ辞めたって何も変わらない…。ちょうどそのころ愛読していたブログが育児日記だったこともあり、子育ての憧れもふくらんでいました。「ああ…これで、仕事が辞められる理由ができた…自分も次に進めるんだ」って思ったんです。ヒドイですよね。■まさかの双子? 頭が真っ白のプチパニックその後産科を受診し、正式に妊娠したことを告げられました。そして、2回目の検査のとき…まさかの双子!そのときは、何がなんだかわからなくて頭が真っ白になりました。「双子って…あの双子…?」みたいな言葉しか出てこないんですね。■不安顔の私に看護師さんがかけてくれた言葉は…涙腺崩壊!ちょっとここからは頭の中が真っ白で記憶があやふやなのですが、別室にて双子妊娠について看護師さんから説明を受けたんです(ほとんど覚えてないのですが)。私が不安そうな顔をしていたので励ましてくれたんだと思うんですけど、「双子」という奇跡を前にして妊娠を理由に「仕事が辞められる」だなんだと思っていた自分に腹が立ち、次に「ごめんなさい」という気持ちに変わり…とにかくこみあげてくる涙をこらえるのに必死でした。こんな私のところに来てくれてありがとう…しかも2人も…。■診察帰りにすぐ報告! 社長もプチパニック…(笑)会社への報告は安定期に入ってから…とかも言いますが、双子妊娠はリスクも大きいし、通院する大きな病院は土曜日診察をやっていなかったので、平日に遅刻や早退をさせてもらうためにもすぐ連絡しました。私の場合、このあとすぐつわりも始まったので早めに報告してよかったです。「この人なら大丈夫」と思って来てくれたかどうかはわからないけど、今はいつか娘たちに「お母さんの元にうまれてきてよかった」と思ってもらえるような母になりたいと思っています。
2019年04月18日私は幼稚園で委員会の役員をしているのですが、ある日、住みよい町を作るために、市長と話し合いをするというイベントに出席することになりました。しかし、人前で発言するのが苦手な私は、このイベントがとても憂鬱(ゆううつ)…。市政のこととか全然わからないし、何より、市長なんてすごい人と一体何を話せばいいのか…。頭の回転も遅く、ぶっつけ本番では何も言えなさそうだったので、事前にどういうことを話すかを考えようと思いました。…が、全然出てこない!普段から物事を深く考えず、不満があっても、「ま、いっか」と過ごすことが多い私にとって、何かについて深く議論するということはとても難しいことでした。■夫の口からスラスラ改善案が…白紙の紙を前に、書くことがなく固まっていた私を見て夫が、「どうしたん?」というので、「前言ってた、市長と話し合いをするイベント、もう来週やからさ…」とため息交じりで返答しました。夫はただ「大変やな~」と同情してくれるだけだと思っていたのですが…それぞれが、違ったフィールドで大変な思いをしてがんばっているんだなぁと思いました。だけど、普段は自分の大変さばかりに目が行って、はたから見ると自由きままに生きているような夫に対してずっと被害者意識をもっていました。「『仕事だから』って言えばなんでも許されると思って…」とよく思っていました。でも、その「仕事」って本当に大変なんですよね。子どもが生まれてからは会社員として働いたことがなかったので、長らく「仕事」の大変さを忘れていました。■夫と妻、どちらも一生懸命がんばっているまじめに仕事をして、タスクをこなすのはあたり前。常に上を求められる。目標値より大きく成長すると評価はされるものの、次の期には成長したところからさらに成長することを求められる。ずっと全力で走り続けなければいけない「仕事人」に比べると、私の仕事はたしかにある程度自分のペースで進められるという点は気楽だと考えられる面もあるかなと思います。しかし、家事だけであれば、場合によっては次の日に持ち越しができるけれど、子育ては365日24時間体制で自分のことはすべて投げても子どもを優先しなければいけないし、子どもの人生を一緒に作っているんだという大きなプレッシャーもあります。また、イラストを描くという私の仕事は、基本的に子育てで寝不足だろうが多少体調が悪かろうが、一度引き受けたら期日までにはきちんと仕上げて納品する必要があります。それに対して夫は、子どもが生まれてからもずっと身軽だし、生活もあまり変わらないという点ではすごくうらやましい。別に、どっちが大変とかそういうことを言いたいのではなくて、「みんな大変」だなぁと。それぞれ役割は違うし、各々の苦労があるけれど、それぞれが一生懸命がんばっているんだから、「私ばっかり大変」とか言いたくなったときは、一息おいて相手の大変さも考えないとなと、あらためて思った出来事でした。
2019年03月08日ママたちの間でもよく話題になる「ワンオペ育児」。夫は仕事が忙しく不在がち、両親も遠方にいて頼れない。育児も家事も仕事も全部ひとりで抱え込んでいっぱいいっぱいになってしまう……。何を隠そう私もそのひとりでした。そんな私の経験から、ワンオペ育児を乗り切るコツを皆さんに紹介したいと思います。 「疲れたら家事を休んでもいい」と思う私にとって、一番悩ましいのが毎日の食事作りだったのですが、ワンオペ育児が始まったころは、毎日食事を作ることに必死で、子どもとの食事を楽しむ余裕もありませんでした。金曜日の夜にくたくたになりながらキッチンに立ち、せっかく作ったのに食べてくれない子どもにイライラしたこともあります。なんとなく「子どもには手作りのごはんを食べさせなくちゃ」という思い込みがあり、それが結局は自分を苦しめていました。 でも、ただでさえ毎日いっぱいいっぱいのワンオペ育児、家事にまで完璧を求めなくてもいいと思い始めました。疲れているときはスーパーで出来合いのお惣菜を買ってもいいし、ファミレスなどで外食をしてもいい。どうしても手作りにこだわるなら、野菜などの食材がカット済みの料理キットを活用してもいいなと思考が変わっていきました。「疲れたら手抜きをしてもOK」くらいの心構えでいるのが、ワンオペ育児に苦しまないコツの1つだと思います。 ワンオペ育児において重要なのは、ママが頑張りすぎないことだと痛感。家電など使えるものは使って、たまには手も抜いて、いつでも子どもと笑顔で向き合っていられるようにしていきたいです。 監修/助産師REIKOイラストレーター/星田つまみ著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2019年01月17日仕事が忙しくて育児が手伝えないパパもたくさんいるでしょう。しかし子育てという仕事を毎日行っているママからすれば、少しはパパにも手伝ってほしいと思うことがあります。そんなときにどうしたら良いのか、その対処法をパピマミ編集部が紹介していきます。上手に自信を持たせてあげる本当は手伝いたいけれど、やり方がわからずに積極的に子育てへ参加できない パパもいます。毎日当たり前のようにおむつ替えをし、泣いたら抱っこであやし、お乳をあげてきたママからすれば「どうしてこれくらいのことができないの?」と思うかもしれません。しかしパパからすれば、小さくてか弱い我が子を抱っこするのも勇気がいりますし、自分の行動への肯定感も持ちづらいです。だからこそ毎日面倒を見ているママにすべてを任せがち になってしまいます。夫に子育てを手伝ってほしいと思っているママは、まず何を手伝ってほしいのか、そして何をどうすればよいのかということを丁寧に教えてあげましょう。不安そうであれば「私も一緒にやるから 」と言ってあげれば、パパも挑戦しやすくなるでしょう。すると育児にも自信がついて、徐々に積極的に動いてくれるようになります。休みの日だけお願いする夫婦で協力し合って子育てをする、と言っても毎日仕事をしているパパからすれば、疲れて帰ってきてからも育児を強いられるのは苦痛です。「休みなく毎日、育児をしている私はどうすればいいの?」と思うのが、ママの意見ではあります。しかしやはり社会に出て仕事をするのは、自宅とは違うストレスがある もの。そんなパパ側の意見も理解してあげましょう 。そのため、仕事の日は子育てをお願いするのではなく、休みの日だけお願いするなどの工夫が大事です。その日は母乳をあげることに専念し、あとのことは全部パパに任せるというようにすれば、ママも休む余裕ができますし、休日であれば仕事のことを気にしなくても良いのでパパも育児に参加しやすくなります。育児も仕事の1つと認識させるパパの中には、子育てを仕事と思っていない人 もいます。だからこそ「自分は仕事に出ているのだから、子育てくらいしろ」というように上から目線で考えてしまうのです。職場で忙しそうにしている人を見かけたら、手伝おうとするのが一般的です。にもかかわらず、自宅で忙しそうにしているママを見ても手伝おうとしないのは、仕事だと思っていない証拠。毎日子育てをして、家事もこなすのは働いているのと同じです。とくに小さい頃は夜泣きもしますし、おむつが濡れて夜中に何度も起きてしまいます。そのたびにママは起きてあやしたり、お乳をあげたりしているので、不眠不休の状態なのです。そんな事実をきちんと伝え、育児も仕事の1つなのだと理解してもらえるように話すこと が大切です。必ず言葉にして伝えようママの中には、忙しさを察して手伝ってほしいと思っている人もいるでしょう。しかしパパからすればそれに気づけない場合もありますし、ママに任せていた方が安心だと気を遣っている 場合も考えられます。このすれ違いから「全然育児を手伝ってくれない」というママの不安につながってしまいます。手伝ってほしいのであれば、自主的に動いてほしいと期待するばかりではなく、必ず言葉にして伝えましょう 。期待するだけで言葉にしないでいると、動かない夫に対して不満ばかりがたまってしまう可能性があります。何をしてほしいのかをはっきり伝えることで、パパも動きやすくなる でしょう。まとめまだまだ女性に子育ての負担がかかっているのも確かなので、上手に協力し合いながら夫婦で乗り越えていくことが大切です。ママは具体的にどんなことを手伝ってほしいのか、またどうやって役割分担をするのかなどを明確にし、夫にはっきり伝えるようにしましょう。
2018年11月06日育児をしていると、旦那さんに感謝する機会が増えますよね。もちろんイライラもありますが、家族のために仕事や子育てをがんばってくれているのも事実です。今回パピマミ編集部では、そんな旦那さんの良いところを紹介します。育児中の旦那とのスキンシップ「育児が始まってから親になった 」なんて話をよく聞きます。ざっくり言ってしまえば、夫婦ではなく親になってしまった。その結果、夫婦の時間は減っていき、溝が深まってしまう。そんな寂しさを解消するための方法 をご紹介します。●家で楽しめるスモールデート!育児の大変さに比例して、外出する機会も減っていく。そんなときは、家の中でデートしてしまいましょう 。「それじゃデートじゃない!」と思われるかもしれません。しかし「お家デート 」が一般化されているように、家でも思いっきりデートは楽しめます。その方法が「子育て中も旦那くんとの時間を。おうちで味わえる小さなデートプラン」で紹介されています。ぜひ、参考にしてみてください。●旦那さんにデートを断られる理由が切ない!街を歩いているとたくさんのカップルがいますよね。「夫婦水入らずの時間がほしい」育児をしていると、そんな想いが頭をよぎります。そんなときに読んでほしいのが、こちらの記事。夫婦関係を大事にしたいな 、と思わせてくれます。「夫婦2人でデートがしたいのに…旦那さんにデートを断られる理由とは?」●夫婦仲良く家事を分担する方法育児を一人でやるのは大変です。だからこそ旦那さんのお手伝いが必要不可欠 。しかし旦那さんが家事を手伝ってくれないこと、ありますよね。そんな悩みを抱えているのであれば、「共働きでも大丈夫!旦那さんと仲良く家事分担する方法」を読んでみてください。旦那さんに上手に家事を手伝ってもらう方法 が書かれています。育児に対する旦那の本音とは妻の育児中の本音はよく聞きますが、夫の本音は聞きませんよね。ここでは、そんな夫の本音を掘り下げていきます。●子どもと真剣に向き合っているからこその本音子どもがかわいすぎて、目に入れても痛くない方もいらっしゃいますよね。しかしそんな愛する我が子にも、イラっとしてしまう自分もいるはず。どんな人でも、すべてを受け入れるのは難しいですから。「子どもにこんな感情を抱くなんて 」そんな想いを感じている夫は、ぜひこの記事を読んでみてください。肩の荷がおりる はずです。「イヤイヤ期に…。やさしい旦那の思わぬ本音が聞けた瞬間 」●結婚しないとわからない夫の本音とは大人になるとわかることがあるように、結婚するとわかることも数限りなくあります。その「わかること 」の最も大きな1つが、子どもを育てること 、ではないでしょうか。子どもが生まれても、全く愛情が湧かず、「このままで大丈夫なのかな? 」と不安を抱いている夫に、ぜひこちらの記事を読んでほしいです。考え方は、いくらでも変わっていきます。「結婚にも子供にも興味がなかった…自由を愛する旦那の本音」まさにイクメン!すばらしい旦那エピソードこんな夫はイヤだ…と愚痴をこぼす妻の陰に隠れていますが、「うちの夫はこんなに素晴らしいよ!」と言える妻もたくさんいらっしゃいます。ここでは、そんな妻の意見を聞いていきましょう。●夫の自慢ポイントを見つけよう!結婚した相手の悪口を言うのは、側から見ていて気持ち良くないですよね。自分が選んだ相手の悪口を言うくらいなら、相手の自慢できる部分を探したほうが健全 です。どこが魅力的だろう?と考え込んでしまうのであれば、ぜひこちらの記事を読んでみてください。妻が夫の何を見ているか 、よくわかるはずです。「魅力を再発見! 妻が語る旦那の自慢ポイント5選 」●台湾の夫の魅力とは?塩ラーメンしか食べた経験のない人が作るラーメンは、あまり美味しいと言えないですよね。いろんな味を知っている人の方が、美味しいラーメンを作れます。なぜなら、複数の視点でラーメンを作れるから です。それと同じように、日本人以外の男性の育児事情を知る のも大切だと思いませんか?ぜひ、台湾の夫の様子を観察してみてください。「夫が皆イクメン!? 台湾に嫁いだママたちのリアルな子育て事情6選」まとめ育児は妻と夫が、一緒に行うもの。良い点も悪い点も見つかるでしょう。もちろん、悪い点にも目を向ける必要がありますが、できる限り良い点を見て生活していきたいですよね。旦那さんとのスキンシップや旦那さんの魅力の見つけ方など、ぜひ参考にしてみてください。●文/パピマミ編集部
2018年10月12日ママにとって、家族を養うことも、生活する場所を綺麗に保つことも、子どもの成長を見守ることも、どれも大切にしたいものですよね。でも、家事・育児と仕事を両立するのはとても大変。そんなママを応援するべく、3つのコツと両立するための考えかたを挙げてみました。家事・育児と仕事を両立させるコツ生活の仕方を変えるまずは、今の生活の中で「できていること」「できていないこと」をしっかり把握しましょう。仕事のある日と休日の一日の過ごしかたを書き出してみると、改善できるところが見つかるかもしれません。効率的にこなすすきま時間を使っての掃除や休日のまとめ家事などで、仕事のある日の家事を少しでも減らしてみましょう。家事を効率的にこなし、家事にかける時間を減らすことでママの気持ちにもゆとりができるはず。夫に協力してもらう家事や育児に関して、パパにもできることはたくさんあります。夕食の片付けや子どもの歯磨きやお風呂など、手伝ってほしいことを伝えてみましょう。 育児が苦手というパパには、ママが育児に集中できるように家事を手伝う「間接育児」をすすめてみましょう。平日と休日のタイムスケジュールを書き出し、何に時間がかかっているかを把握すると、改善できる項目が見えてくるはず。家計簿をつけるのと同様、まずは知ることが大切です。そこからすきま時間にできる家事やパパにお願いできる部分など、変えられる点を見つけて改善していきましょう。積極的にパパにもお願いして、どんどん試してみてくださいね。 家事・育児と仕事を両立させる考えかた家事について仕事と子育てはどちらもおろそかにはしたくないもの。家事も全力で……といきたいところですが、全て頑張っていると疲れてしまいますよね。手を抜いて「頑張りすぎない」ことが両立のカギです。例えば、乾いた洗濯物をたたんでクローゼットにしまうところはパパに協力してもらう、仕事に行っている間に自動の掃除機で部屋を掃除する……など、家電や家族に頼ることも「頑張りすぎない」には必要なこと。トイレに入ったついでにトイレ掃除をしたり、目についたときにフローリングシートでささっと掃除したりと、平日は「すきま家事」で済ませて、休日はちょっと頑張るという方法もあります。買い物時間の短縮にはネットスーパーや宅配も役立ちますし、休日のまとめ買いで、おかずの作り置きをするとご飯の準備が短時間で済みます。家事はたくさんありますが、全てを完璧にやるのは難しいですし、何より疲れたママの顔を見て喜ぶ子どもはいないでしょう。抜けるところは手を抜いて、家族に助けてもらいながらこなすことが、両立のコツではないでしょうか。育児について育児をスムーズにするために必要なのは、やはり人手。積極的に、パパも育児に巻き込んでいきましょう。お風呂の時間はパパにお願いしてみたり、手が離せない間の抱っこやおむつ替えをしてもらうだけで、ママの負担は減ってパパは子どもとのスキンシップの時間が増えます。子どもが大きくなってきたら、着替えやタオルをたたむなど、できることが増えていきます。ママだけのワンオペ育児ではなく、家族として育っていくことが育児を両立させるためには必要ではないでしょうか。育児がどうしても苦手というパパには、ママが育児に専念できるように家事のサポートをする「間接育児」もあります。夕食後の後片付けや洗濯ものをたたむなど、意外とできることは多いはず。できることからはじめていきましょう。仕事について仕事といっても、職種や勤務時間は様々です。夫婦でフルタイム勤務していたら、休日があっても家事・育児との両立は難しいということも多いでしょう。子どもが小さいうちだけ、夫婦のどちらかがパートタイムや短時間勤務制度を利用する、働く部署をかえてもらう、思い切って転職するなど、仕事を調整することも選択肢のひとつです。仕事を変えるのは難しいことですが、両立のための解決策を見つけるために、考えかたとして持っておいても良いと思います。 地域の制度も積極的に活用しよう2015年度の「子ども・子育て支援新制度」によって、幼稚園、保育園、認定こども園の施設以外に、地域型保育事業が公的給付の対象とされました。地域型保育事業とは、保育園よりも少人数で待機児童の多い0~2歳の子どもを対象に保育する事業のことです。例えば東京都大田区では、保護者が就労のため昼間、家庭での保育が困難な場合に保護者に代わって保育する、保育ママ制度を取り入れています。育児経験や保育経験のある保育士、教員、看護師、助産師、保健師などいずれかの資格を持っていて、市が認定した健康なかたが、保育ママとして従事しています。利用は、大田区に住んでいることや、保護者が月に48時間以上の就労があることなど、いくつかの条件に当てはまる場合に可能。午前8時から午後5時までのなかで8時間保育を基本としていて、月額は23,000円。残業などで利用時間が時間外に及ぶ際は、時間外料金が発生します。地域によって内容や条件は変わりますが、働くママにとって助かる制度であることに違いはありません。こういった事業や制度が住んでいる地域にあるか、利用できるかなど、ぜひ調べてみてくださいね。 家事・育児と仕事の両立は「夫婦で」女性は家で、男性は外で頑張るという考えは、時代とともに変化してきています。家族にとって家事・育児と仕事の両立は、どちらか1人が背負って成り立つものではありません。普段とは少し違う行動をするだけでも、視点や意識は変わってきます。夫婦で協力して家事・育児と仕事の両立を目指すことで、お互いを尊重して支えあっていける家族になれるのではないでしょうか。 参考:大田区保育ママ
2018年08月23日仕事と家事、育児の両立を目指した結果、疲れや精神的負担から、うつ病になってしまう危険があります。常に気分が落ち込んだ状態になったり、何もしたくなくなってしまったり。うつ病の症状やなりやすい性格のタイプなどを調べて見ました。「自分はならない」と思っていても、いつの間にかうつになってしまっているかも。ぜひセルフチェックの参考にしてみてください。女性のうつ病が増加中WHOは、世界的にうつ病の疾患者数は3億2200万人ほどおり、人口の4%に及ぶとの調査結果を発表しています。日本には予備軍も含め506万人の疾患者がいるとされています。男女の比率では女性のほうに多く見られ、疾患者の若年化も進んでいるそうです。育児と仕事に追われうつ病に……Yahoo知恵袋や発言小町にも育児と仕事の両立に悩みうつ状態になってしまったという相談が多く挙げられています。疲労や無力感、孤独感、努力が報われない、旦那の協力を得られないなど内容は様々。うつになってしまった自分を責めているかたも見られます。うつ病の症状うつ病には本格的に疾患する前に気分の状況などの兆候があります。以下の症状が続くようならうつの可能性を疑いましょう。気分が常に沈む物事に興味が湧かない疲れやすい、元気が出ない食欲が出ない人に会いたくない朝に具合が悪くなるうつ病になりやすい性格うつ病、うつになりやすい状態としてMSDの「うつ病、うつ状態」には以下のように記されています。生真面目で仕事熱心責任感が強く、完璧主義者社交的で明るく活発的な面と、寂しがり屋の面の両面をもつMSDうつ病、うつ状態より引用何事も完璧に、仕事と家事も両立させようと思っているママは、自分を追い込みすぎないように注意が必要ですね。 うつ病になるきっかけうつ病になる主なきっかけについてもMSD「うつ病になる主なきっかけ」に以下のように記されています。・妊娠、出産、月経・家庭内葛藤・近親者の病気、死・精神的打撃・身体疾患MSDうつ病、うつ状態より引用出産や家庭内の葛藤がやはり理由に含まれています。 育児と仕事の両立を阻むストレス多くのママが以下のようなストレスに晒されているのではないでしょうか。仕事のストレス本来であれば短時間勤務で切り上げたくても、社内や部署の仕事量や人手不足からなかなか認めてもらえず、多くの業務を担当しなければならない……そんな常に追い込まれた状況はストレスでしょう。職場のストレス結婚や出産に対して周囲から理解が得られない、産休や育休から復帰したら周囲の対応がガラッと変わっていたなど職場環境、人間関係もストレスの要因になるでしょう。育児のストレス仕事にも追われ限られた時間の中で育児を行おうとしても子どもが言うことを聞いてくれない、旦那のサポートを受けられないワンオペ育児になっているなどの負担やイライラが募りストレスに。家事のストレス旦那、子どもになるべく栄養を考えた手作りのものを食べさせたい思いから食事を頑張って作っても感想がなかったり、労いの言葉もかけられない。後片付けも手伝ってもらえない。掃除も洗濯も全部自分がやっていて、終わりが見えない。など家事から感じるストレスも大きいのではないでしょうか 「うつ病かも?」と思ったら専門医へストレスを感じる理由やうつになりやすい性格、状態などに多くあてはまるママは注意が必要です。また今、うつの症状に当てはまっているようでしたらすぐに専門医に相談しましょう。自分一人でストレスを溜め込まずに家族、旦那と話す時間を作るなど、少しでもストレスを緩和できるようにしてくださいね。参考:地域におけるうつ対策検討会報告書MSDうつ病、うつ状態とは
2018年08月19日多くの働くママが悩むのが、「仕事と家事・育児の両立」ではないでしょうか。時間的な厳しさもあり、心身ともに負担が大きいため、ストレスを溜めやすく、体を壊してしまうこともあるでしょう。仕事と家事・育児を両立するために、どのようなことができるのか、考えてみました。会社を辞めるべきか……働くママの悩みインターネット上では、こんな悩みが多く見られます。仕事と家事・育児の両立に疲れてしまった夫が家事・育児に協力的でない家事を全て一人でこなさなければならないのが辛い仕事を辞めたいけれど、生活が苦しくなるから辞められない育児と仕事との両立は難しく、疲れも溜まっていきがち。疲労から体調を崩したり、うつになってしまうこともあるようです。また、相談する相手がいなかったり、自分の両親のようにいざというとき子どもを任せられる人がいないことも、深刻な悩みに繋がるようです。 仕事と家事・育児を両立するためにできること多くの働くママが悩みを抱えながら取り組む育児と仕事の両立。心身ともに疲れきってしまわないように、どのような対策を取ればいいのか考えてみました。夫に協力してもらう家事と育児を両立するために必要不可欠なのが、やはり夫の協力でしょう。家事の分担や育児のサポートなど、夫婦で半分こ……とまでは行かなくても、夫が協力する割合が少しでも多くなることで、妻の負担はかなり軽減するはず。掃除や洗濯、子どもの送迎など、夫にもできるものを分担し、夫婦で話し合って協力しあえる体制を作りたいですね。ストレス解消法を見つけるただでさえ時間がない中で難しいとは思いますが、少しでもストレスを解消できる趣味や時間を確保し、発散しながら心身のバランスを整えることも必要です。ヨガやストレッチなど、自宅でも簡単にできる軽い運動は自律神経を整え、リラックスする効果が期待できます。本やネットなどで調べて、取り入れてみてはいかがでしょうか。家事・育児の負担を減らす全てをきちんとやろうとすると、心身ともに追い込まれてしまいます。そうならないためには、多少の手抜きも必要。全自動洗濯機や食洗機、乾燥機などを使って、できるところから楽にしていきましょう。惣菜や冷凍食品を夕飯に取り入れたり、休みの日に1週間分の夕飯の下ごしらえや作り置きをしておき、毎日の家事負担を減らすのも良いでしょう。育児や教育に対しても、夫婦間で価値観や意見の相違があると難しいかもしれませんが、思い切って夫に任せてしまうことも時には必要なのではないでしょうか。時短勤務をするできれば仕事の内容や役割の調整もしたいところ。厚生労働省のアンケート調査によると、仕事と家事の両立のために適切だと思う勤務時間は「5〜6時間」という回答があります。通常の勤務より1割程度時短するだけでも、仕事と家事との両立がしやすくなるそう。収入などの問題もありますが、フルタイムで働いているかたは一度検討してみても良いかもしれません。転職を検討する勤務時間と同じく、負担になるのが通勤時間。自宅から会社までが遠い場合は、近隣の職場に転職することで1日の中で有効に使える時間も変わります。勤務時間、通勤時間、やりがいや内容など全てが理想的な職場を見つけるのは難しいと思いますが、自分の優先順位と照らし合わせながら、良い職場を探してみてはいかがでしょうか。育児と仕事が両立しやすい職種は?求人サイトanによると、仕事と家事を両立しやすい仕事のランキングは以下のとおりだそう。1位レストラン・カフェ(ホール・キッチン)2位軽作業・製造スタッフ3位一般事務・受付レストランや軽作業といった仕事はシフト制を導入しているところが多いため、短時間勤務ができたり、代わりの人員を見つけるなどすれば子どもの都合で休みを取るといったこともしやすいのかもしれません。 まとめ仕事と家事、育児の両立は働くママたちの共通の課題。これを解決するには自分で全てやろうとするのではなく、夫婦での協力や多少の手抜きなども必要です。自分に甘くする心の余裕も持ちながら、無理をせず、自分を追い込まないように取り組んでいきたいですね。 参考:Yahoo!知恵袋厚生労働省両立支援に係る諸問題に関する総合的調査研究an 子育てと両立できたシゴト総合ランキング
2018年08月17日こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。育児と仕事を両立させるのに、日々全力を尽くしているママ達がたくさんいます。今回は、3兄弟を育児中の働くママにお話しを伺い、その中で見えてきた両立させるためのポイント と協力要請をするときの言葉かけ に焦点をあててみました。体験談:35歳、3人男子のパートタイムママの場合他県から引っ越してきたYさんは、「育児と仕事で日々大変で死にそうだ 」が口癖の女性でした。公務員のご主人と子ども達の5人家族で官舎に住んでいます。子どもは3人とも元気盛りの男の子です。(小6・小1・幼稚園児)今では育児と仕事の両立をし、好きなヨガのインストラクター資格を取ることができました。しかも、口癖もなくなり、毎日幸せそうです。Yさんのある平日のタイムスケジュールです。5:00起床:洗濯機を回し、コーヒーを沸かしながら早朝ヨガ5:45シャワーを浴びて着替え6:00朝食準備とお弁当作り6:30家族を起こし、みんなで朝食7:10夫出勤(ゴミ出しを依頼)7:20小学生組が登校(朝食の後片付け・洗濯物を干す・三男の着替え・メイクなど)8:00三男と共に出勤8:10幼稚園に送り届ける8:20出社15:00退社(迎え前に買い出し)15:40三男と次男(学童)お迎え15:50帰宅(洗濯物取り込みから片付けと買ってきた物を片付けて夕食準備)16:30長男学校から帰宅(入浴時間までにお風呂掃除を子ども達にお手伝いさせる)18:30子ども達が入浴19:30夫帰宅・家族で夕食21:30子ども達就寝(ここまでの間に夕食片付けとお弁当準備・入浴)22:00夫と自分の自由時間(予定を確認するなど)23:00頃就寝すごく時間びっしりに思えますよね。「コーヒーを飲んだり、雑誌を見たりという時間は十分に取れています。 」とのことでした。育児と仕事を両立させるコツ育児と仕事を両立させるためは、「無理をしない 」ことが大切です。頑張りすぎてしまうママなどは、一生懸命になりすぎてしまう傾向にあり、ママ自身が疲れてしまいます。これでは、うまくいかなくなってしまうでしょう。無理をしないことを前提に、育児と仕事を両立させるためのコツを4つ紹介します。●育児と仕事を両立させるための4つのコツ・子供に手のかからない時間帯に行動朝や子どもが寝てからなど動ける時間を活用・子育て支援活用ファミリーサポートやベビーシッターなどの自治体にあるサービスを活用・育児予定と仕事予定は一目でわかるようにする家族みんなが一目でわかるようにカレンダーなどに書き込んでおく・ママ自身の楽しみを見つけるリフレッシュ時間は、短くても毎日持てるように先に確保女性は、機転が利き行動もできるので、マルチタスクに向いています 。だから、家事育児に仕事と重なってもこなせるのです。しかし、1人で行うには限度があります。それを解消するために、協力とリフレッシュが必要不可欠 です。家族に協力要請するための言葉のかけ方育児や仕事の両立には、夫や親、義親など家族の助けが必要です。しかし、すべてにおいて協力を得られない場合もあるでしょう。なるべくイエスの返事と、協力してもらうためには、言葉のかけ方を変えたり足したりしてみるという方法があります。育児の協力をしてもらいたいとき、「ちょっと手伝ってよ。 」や「おむつくらい替えて 」なんていう言い方になっていませんか?これだと、ちょっとしたケンカやイライラの蓄積になります。言葉のかけ方を変えて回避しましょう。以下が例です。・「○○だけお願いしてもかな?」限定することで手伝いやすくなる・「あなたの時間を使って申し訳ないんだけど、○○頼めるかな?」最初に謝っておくと相手が断りづらくなる・「こんなことあなたにしか頼めないの。お願い。」頼られると断りづらくなるし、相手も悪い気はしない気持ち良く一緒に育児ができるように、言わなくても協力してもらうために、労いの言葉を必ずかけるようにすることをおすすめします。「ありがとう」 や「助かったわ」 などの労いの言葉と共に、笑顔を付けるとなお良いでしょう。----------社会に出て働くという素晴らしいことをしているママ達。育児と仕事を両立させるのは大変です。だから、ママ自身が無理をせずできるようにコツと言葉かけを試してみましょう。きっと大変さの中にも充実感を覚えることができるようになると思います。【参考書籍】伝え方が9割著:佐々木圭一●ライター/桜井涼●モデル/大上留依
2018年07月26日育児が一段落し、「さあ、また仕事を始めよう!」と思っても、思うように仕事が決まらない……。ブランクからの復帰は、とんとん拍子にいくことばかりではありませんよね。そんなときに試してみたい、5つのことを紹介します。仕事が決まらないのは、競争率の高い仕事にばかり応募しているからかも?もしくは、自己PRに改善の余地があるのかも?などなど、ちょっとしたコツを押さえることで、すぐに解決するかもしれません。ぜひチェックを!1. 希望する勤務条件(時間、日数、土日勤務など)を広げる主婦向けの求人(おもにパートタイム)で一番人気の時間といえば、平日の10~16時、子どもが学校や幼稚園に行っている間の時間帯です。当然ながらその求人は「激戦区」となりますが、仕事がなかなか決まらない人は、人気の時間ばかりを狙っていませんか?基本的にこの時間は「人気の時間帯で、ほかの応募者も集まりやすいもの」と心得て。どれだけ応募があっても企業が採用できる人数には限りがあるため、どうしても「経験者」や「スキルが高そうな人」が採用されがちです。可能であれば、18時まで勤務OK、土日勤務OK、など条件を広げてみれば、競争率がそれほど高くない、魅力的な求人に出会えるかも。また、派遣社員や契約社員にこだわって仕事を探している場合、なかなか決まらないときは「まずはパート勤務から始めてみる」ことも選択肢のひとつ。「優秀な人は社員として登用する」という求人もありますので、それを狙うのもいいですね。2. 仕事を探す求人媒体を変えてみるいい求人になかなか出会えないなら、求人を探す媒体を変えてみるのもおすすめ。求人雑誌、求人サイト、地域の求人広告など、その媒体によって掲載されている仕事は異なるからです。また、チェックしておきたいのは「主婦向け」や「ママ向け」をうたった求人情報サイトや人材紹介サービス。これらは主婦・ママであることが前提で求人情報を掲載しているため、効率よく条件の合う職場に出会いやすいのです。3. 自己PRや職歴は「相手に役立つもの」にフォーカス自己PRって何を書いていいかわからない……そんな方は、「自分は何ができるのか、なにをアピールすべきなのか」ばかりを考えていませんか?なかなか自己PRがしっくりこない場合は、自分にフォーカスするよりは、相手(募集企業)について知ることから始めてみて。たとえば工場勤務スタッフの募集なら、どんな人を採用したいでしょうか?工場などでの細かい作業の連続なら、几帳面で集中力をもって働ける人がいいですよね。また、接客業なら、第一印象で「感じのいい人」は魅力です。PC作業メインの仕事なら、PC操作スキルや要領よく仕事をこなせる力、営業アシスタントなら、気が利く人……。そんな風に、仕事によって求められる力は異なります。自己PRとは自分の長所を並べるものではなく、相手の求めている要件に合わせて、自分は「どんな部分で役に立てるのか」を伝えるものです。自分にはどんな経歴があって、どんな性格で、何が相手の役に立つのか、ささいなことでも相手の視点に立ってみてくださいね。その視点で自己PRを見直すと、変わってくる人も多いはずですよ。4. 面接では、その企業で働くイメージを意識する百聞は一見にしかずといいますが、初対面で人事担当者に「そこで働いているイメージ」を持ってもらえると、採用には有利。面接の服装としては、「そこで実際に働くときの服装から、一段階きっちりめ」を心がけるのが無難。たとえば、オフィスカジュアルでOKの事務職であれば、面接時は上品なワンピースやスーツ、カジュアルでOKでのスーパー勤務なら、ちょっときれいめのカジュアル……といったさじ加減です。また、いずれの職種も社会人としての清潔感は重要!きちんと爪を切り、場合によっては髪をすっきりまとめておくとベターです。大ぶりのピアスやキラキラのアクセサリーは普段づかいとしては良いですが、面接には不向き。いま一度、面接でマイナスのイメージを持たれるような装いをしていないか、チェックしてみてください。5. 応募する数を増やしてみる最後におすすめしたいのは「応募数を増やす」こと。特にパート勤務の場合、あまりたくさんの応募をせずに仕事を決めてしまう方が多いという傾向にありますが、パート勤務であっても、仕事探しの段階では、興味のある仕事に複数応募して選考を受けてみてもいいのです。やみくもに応募するのはおすすめしませんが、応募数を増やせば、それだけ通過する確率が上がるのは事実。併願しながら選考を同時に進めていくと、面接の受け答えなども慣れてきますよ。もちろん決まり次第、きちんと辞退の連絡を入れるなどの配慮は必要ですので、そこはきちんと押さえておきましょう。以上、なかなか仕事が決まらないときに試してみたいことを5つご紹介しました。「仕事探しは恋愛に似ている」とは、よく言われること。有能な人ばかりが仕事が決まるわけではなく、条件、持っている雰囲気、その企業の文化など、さまざまな要素がマッチングして決まるものです。仕事が決まらないということは、まだぴったりの相手に出会えていないだけ。求める条件やアピール方法を微調整して、よりよい就職活動を目指しましょう!
2018年06月18日単身赴任で夫がそばにいない、家事・育児・仕事をすべてひとりでこなしている…。一度は、「ワンオペ育児」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?そもそも、「ワンオペ育児」とはどういう状態のことを指すのか、「ワンオペ育児」になりやすい夫婦の傾向など、これまでママテナでは、さまざまな側面から「ワンオペ育児」というものを掘り下げてきました。そこで今回は、なかでも反響のあった「ワンオペ育児」関連記事を6つピックアップ。「ワンオペ育児」と聞いて心当たりがあるなら、ぜひ読んでみてください。その1●「ワンオペ育児」が増えている理由は?そもそも「ワンオペ」とは、「ワンオペレーション」のこと。もともとは、飲食店などの店舗をひとりでまわしている状態などを指して使われていた言葉です。「男性の育児参加時間は増えている」というデータもありながら、「ワンオペ育児」が増えている理由は?どうやら「共働き」が関係していそうです。▼続きはこちら▼その2●「ワンオペ育児」にならないための3つのコツ夫の単身赴任や病気などの特別な事情で、ママがひとりで育児をしなければいけないことを「ワンオペ育児」といいますが、夫婦共働きであることが理由になることもあるそう。共働きでも、「ワンオペ育児」にならないようにするコツはないもの?心理カウンセラーの霜丘麻依さんが、3つのコツを伝授!▼続きはこちら▼その3●夫婦で「ワンオペ育児」のつらさを共有する方法おもに、母親が育児や家事を一手に引き受けざるを得ない状況を意味する「ワンオペ育児」。問題のひとつに挙げられているのが、「パートナーにつらさを理解してもらえないこと」だそう。「どうせわかってもらえない」と諦めるのは、早合点。夫婦で「ワンオペ育児」のつらさを共有するための2つのポイントを紹介します。▼続きはこちら▼その4●完璧主義なママは危険!?「パラレル家事」で「ワンオペ」を回避完璧主義なママほど、夫や子どもに頼らず、ひとりで何でもしようとする傾向があるといいますが、それでは「ワンオペ家事」や「ワンオペ育児」になりかねません。もし、ママが病気になったら…?そんな状況を作らないためには、「パラレル家事」がおすすめとのこと。「パラレル家事」の特徴をまとめています。▼続きはこちら▼その5●専業主婦とワーママでは「ワンオペ育児」のつらさが違う?おもに、ママが家事や育児、そして仕事をひとりでこなす状況のことを「ワンオペ」と言いますが、専業主婦と働くママでは、そのつらさが異なるそう。それぞれの「つらさ」について、解説しています。▼続きはこちら▼その6●「ワンオペ育児」になりがちな夫婦の性格「ワンオペ育児」になってしまう原因はさまざま考えられますが、“イクメン”の理想と現実のギャップもそのひとつなのだとか。また、夫婦の性格も影響しているケースも…。「ワンオペ育児」になりがちなママ・パパの性格は?▼続きはこちら▼
2018年05月26日育児の悩みはつきないもの。育児といえばママの悩みが取りざたされることが多いのですが、パパだって悩んでいます。大きな悩みが育児と仕事の両立。残業が多く帰宅が遅いため育児に時間を割けない……というのはもちろん、残業が少ないパパにも悩みはあるようです。今回はそんな「パパの育児に関する悩み」に焦点を当ててみました。 1. パパの育児は何時間?ママの希望とのズレ株式会社ドゥ・ハウスの調査によると、パパの平日の育児時間は以下のとおりでした。1時間未満(36.8%)全く関わらない・関われない(34.8%)1~2時間程度(19.5%)もっとも多いのは「1時間未満」、次いで「全く関わらない・関われない」とあまり育児に時間を割けないパパ。仕事で残業して帰宅したら子どもはすでに寝ている……というパパも少なくないのかもしれません。子どもと関わる時間の多いママにとっては、仕方ないと思いつつも「もう少し子どもの相手をしてほしい」と思ってしまいますよね。ママは何時に帰ってきてほしいと思ってる?実際に周りのママに「パパに何時に帰ってきて欲しいか」聞いてみると、以下の結果となりました。()内は第一子の学年です。20時までには帰ってほしい(小3)定時+1時間まで(年少)19時まで(3歳)定時(1歳)だいたい定時~20時までには帰ってほしいと考えているようです。また、子どもの年齢が低いほど、帰宅時間も早くなっています。ただ、周りのパパに聞いてみたところ「周りが残業していたら帰れない」「残業しないと休日出勤になる」「定時に帰ったら収入が減る」などの意見がありました。やはり多くのママが望む定時~20時に帰ることは難しいようです。育児を手伝ってほしいから早く帰ってほしいママの気持ちと、仕事に専念したいから早く帰れないパパの気持ち。そういった考えのミスマッチが、夫婦間のトラブルに発展するのかもしれません。 2. 残業の量で異なるパパの悩み同株式会社ドゥ・ハウス調査で「現在の家事・育児の悩み」について聞いたところ、全体で多かったのは「子どもとの時間がもてないこと(16.7%)」、「子どものパパ同士で何を話していいかわからない(11.4%)」でした。また、残業が少ない・多いパパで悩みの内容も異なるようです。残業が少ないパパの育児の悩み残業20時頃までのパパの悩みは、「家事・育児で自分の時間がもてないこと(16.5%)」、「子育ての考えかたについて配偶者とズレがある、意見が合わない(16.5%)」が多くなりました。他のパパよりも時間が取れるからこそ、育児のことでママと揉めたりしてしまうんですね。また、「子どもとの時間がもてないこと」に悩むパパが多いのに対して、仕事が終わったら育児が待っている……という、「自分の時間がもてない」現状に、疲れやストレスがたまってしまうようです。その結果、最近話題の仕事が終わっても家に帰らない「フラリーマン」の問題にもつながっているのかもしれません。「自分の時間がないこと」に悩むのはママだけではなく、イクメンパパもだということですね。残業が多いパパの育児の悩み一方で「残業20時以降までのパパ」の悩みは、「子どもとの時間がもてないこと」が約3割を占めています。育児に関する悩みではなく、そもそも「育児に参加できないこと」が悩みというのは、なんとも悲しいことですよね。さらに、「子どもが『ママのほうがいい』ということ」が他のパパよりも高い結果に。育児に参加できず、子どもにもなかなか懐かれないという、負のスパイラルに陥っているのだと考えられます。このままずっと子どもと関われないと、長期的に見て「子どものことがわからない」となってしまうおそれがあります。 3. パパは家事育児を楽しんでる?さらに同調査で「家事・育児を楽しんでいるか」と尋ねたところ、小学校低学年の子どもがいる層では「楽しんでいる」と「まあ楽しんでいる」の合計は、家事が58.9%で育児は82.9%となったそうです。仕事の終業時間で見てみると以下のとおりに。家事を楽しんでいる(全体:58.9%)時短~概ね定時あがり:66.9%残業20時ごろまで:55.3%残業20時以降まで:47.4%育児を楽しんでいる(全体:82.9%)時短~概ね定時あがり:86.1%残業20時ごろまで:82.4%残業20時以降まで:77.2%家事や育児に関わる時間が多いパパほど、「楽しい」と答えている人が多いことがわかりますね。仕事後の家事や育児は大変ではあるものの、その分だけ気づきや発見、触れていないと見えてこない楽しさがあるのかもしれません。それに、パパが早く帰ってきてくれることでママの負担が減って夫婦仲が良くなり、子どもがパパに懐くことで家族仲も良くなっているのではないでしょうか。仕事や職場の人間関係の兼ね合いで、なかなか早く帰ることが難しいかもしれませんが、たまには家族を優先した行動ができると良いですね。 やはりどうしても就業時間が長くなってしまうパパですが、ママと子どもはパパの帰りを楽しみに待っています。なるべく早く帰れる日を作るようにして、ママの助けになってあげてくださいね。長期的に子どもとの関係を良くするためにも、パパの存在は不可欠です。しかし、早く帰れるにも関わらずフラフラ寄り道をしてしまう「フラリーマン」もいるのが現状。ママはなるべくパパが帰ってきやすい家庭づくりを意識するようにしてください。パパとママ両方に息抜きの時間も必要です。家事・育児・仕事・休憩のバランスをうまくとってくださいね。参考:小学校低学年以下の子どもがいるパパが休日育児に関わる時間は「3~4時間」が主
2018年03月26日女性の働き方が変わっている現代、結婚してからや子供を産んでからも仕事を続けたい女性が増えていると思います。そんな女性の働き方、子育てとの両立について今求められている環境はどういったものなんでしょうか?女性の美を応援する企業「株式会社ミルボン」で子育てと両立しながら働く社員さんにインタビューしました。anan読者のリアルな声と共にお伝えします。約70%の女性が出産後も仕事を続けたいと希望20~30代のanan読者に聞きました。「子供を産んでからも仕事を続けたいと思いますか?」という問いに約70%もの人が「はい」と回答。多くの女性が仕事をずっと続けたいという結果になりました。そうです。今の時代は女性も男性と同様にキャリアをつんだり、社会に出て働き続けたいという人が多いんです。でも子育てとの両立は難しそう? そのためにはどうすればいいの? という不安や疑問も多いのではないのでしょうか。そんな疑問と共に実際に仕事と子育てを両立、会社の制度までも変えた「ミルボン」の女性社員にインタビューしてきました。女性の美を応援する会社「ミルボン」「ミルボン」は美容室で使用されているカラー材やトリートメント材、写真のようなシャンプーなどを開発、生産しており、実は知らないところでお世話になっている女性も多いかと思います。男性社員が多いこの会社ですが、女性の美を応援している会社だからこそ女性に優しい会社になろうと、現在仕事と子育ての両立を応援する両立支援を試行錯誤しながら進めているそうです。実際に子育てと仕事を両立する2人の女性今回インタビューしたのは、株式会社ミルボンのFP本部大阪支店フィールドパーソンサブマネージャーの松井さん(左)と開発本部中央研究所ヘアケアチームマネージャーの谷川さん(右)です。松井さんは現在小学校3年生の男の子のママ。1年の育児休暇を取得後、復帰しました。入社当時は夜遅くまで残業し、働くのが当たり前の営業社員としてバリバリ仕事をこなしていました。「産休など絶対に取れない!」といった状況だったそうですが、「一生働きたい」「子育てもしたい」という強い思いもあり、仕事と育児を両立するために次のようなことに取り組みました。それは、専門性を高めて、自分の存在をアピールすること。「会社にいなくてはならない人材になろう」と思い、ヘアーカラーの勉強をはじめたそうです。そのかいあって、前例のなかった育児休暇を無事取得することができ、仕事と子育てを両立するパイオニア的な存在となりました。現在は美容師さん向けにヘアカラーのセミナー講師などで企業に貢献し、ミルボンで大活躍しています。谷川さんは現在4歳の男の子のママ。ミルボンの研究員&研究所マネージャーでは、初めての産休・育休取得者です。製品開発という、代理がきかないこの部署は大変忙しく、たいていの女性社員は結婚・出産を機にやめていったそう。でも、谷川さんはその流れに乗りたくない、なんとか産休・育休を取得しようと「自分は出産後も働き続けたい」と周囲に意思表示することを心がけました。そのように事前に公言していたおかげで、実際に取得するときは上司や会社へスムーズに伝達できたといいます。2人のようなパイオニア社員によってかわった制度・自身の工夫2人のような社員の働きかけでどのように会社は変化していったのでしょうか?時間給が取得できるようになったミルボンでは、お休みを取る時に半休など区切られた時間でしか取れなかったそうで、子供の発熱などですぐに有休がなくなってしまうことも不満の1つでした。二人のようなパイオニア社員の声により短時間制度・時間単位で取得できる家族看護介護休暇が導入されました。これにより時間給が取れるようになったそうです。anan読者からも「子供が第一なので有休がすぐになくなってしまう」という声もありました。時間休が取れるのは働くママにとっても大切ですね。短時間勤務スタイル生みだし、時には身内の手を借りる松井さんは自分にあった働き方をみつけるため、人事に掛け合い、短時間勤務(1日6時間勤務)という制度を作ったそうです。それは先にもお伝えした通りに専門性をつけるなどの準備をしていたからだといいます。また、会社での制度ではないものの、ご自身の制度としておばあさまに子どもを月の三分の一から半分ほど預けることで残業ができるようなシステムを構築。その代わり、ちゃんとアルバイト料金としてお金を払っていて、頼みやすい環境を作っているそうです。時には周りを巻き込む制度を自分で作ってしまうのも手ですね!会社と話し合える場を作った「研究開発と育児をしながら仕事しているのはすごい!」と言われるほど、研究職での復帰はなかなか難しいところ、マネージャーという職についたのも、谷川さんにとって女性の働く環境作りのひとつの改革、モデルになるためといいます。もちろん会社の理解もあってなので、ミルボンでは休職・復職前面談の実施などでお互いが仕事を続けるうえでの前向きな話し合いの機会も設けるようになりました。そこで自分の希望も伝えもしっかり話し合い、サポートもあったので、これならできると思って、マネージャー職を受けたそうです。女性に必要な制度はまだ改革途中アンケート結果でもお二人からも、正直、会社の制度にはまだ満足がいってないという結果です。実際に両立されているお二人が現在、ミルボンに希望するのは在宅勤務の制度。産む前は便利かな?と思っていた託児所ですが、家や会社から遠いところにあると、思いのほか送迎に時間が取られるといいます。そこで、例えば1日中デスクワークの日などを在宅勤務にすれば、送迎時間を仕事に費やすことができるので、ぜひともこの制度を導入してほしいとのことです。常に時間に追われているワーママにとっては、1分1秒でも時間を有意義に使いたいですよね。読者へのアドバイス「まずはやってみる・やり方を考える」anan読者からは、「自分の収入があるので子供にいろんな経験もさせてあげられる」「仕事の間だけでも一人の時間ができるのでリフレッシュできる」(29歳・事務職)などの声があり、仕事と育児の両立は大変ながらも、得ているものもたくさんあるようです。最後に、お二人から学んだ両立のコツをまとめてみました。いずれ子供を産みたいと思う、働いている女性のみなさんへ3年くらい前から結婚・出産できる環境・技術を整えるなど「まずは準備をすることが大切」と言います。例えば松井さんのように専門性をつけることや谷川さんのように「私は産休・育休をとって働き続けたいんだ」という意志表示をしておくことで制度を利用しやすくなったり足りないことへの不満も人事に言いやすくなったりするそうです。また実際に取得している人の話を聞くことも勉強になるとのことです。将来、子供を産みたいと思う学生のみなさんへ今、就職活動での質問の中でも「私は将来的には子供を産んでも仕事を続けたいと思っています。この会社ではその状況はどうですか?」という質問をする学生も多いそうです。もし、いずれ子供を産みたいと思っているのなら、企業説明会などの時に聞いてしまうのも手かもしれません。もちろん、ダイレクトに聞くのはちょっと……と思われる方は既に産休・育休を取得している女性が多い会社への就職活動を中心に行うのがいいのではないでしょうか。現在、子育てと仕事を頑張っているママのみなさんへいざとなったらお休みを取れるように他社とのアポイントをひとりではなく誰かと一緒にしておいたり、緊急時に対応してもらえるように準備・効率的に業務ができるようにやり方を改めて考えるのもひとつの手。女性のためにも会社にとっても、両立できる事例があるというのが大事だと思うので、まずは会社と話し合ってやってみることも大切です。そして一番大事なことは多忙だからこそ、やれないことに対して仕方がないと思い、完璧を求めないこと、自分を許すことも大切だと言います。理想のキャリアウーマン・母・妻ということを忘れて、もちろん他のできる社員と比べることもなく自分のペースをしっかり掴むことで自分が楽になるそうです。女性が働き続ける時代へ実際に両立しているお二人だからこそのお話を聞くことができて、未来におけるビジョンや準備の大切さ、実際にトライしてみることが重要なんだと思いました。これからどんどん女性が社会にでる時代。子育てと仕事の両立はまだまだ課題がたくさんですが、お二人のように自分の働き方をみつけていきたいものですね。
2017年09月13日