『ツレがうつになりまして。』『半落ち』の佐々部清監督の最新作『東京難民』が、来年2月に公開される。格差社会に生きる若者の“リアル”な姿を描く本作で、『潔く柔くきよくやわく』の爽やかイケメン・中村蒼が、ごく普通の大学生からホームレスに転落してしまうという衝撃の姿を演じていることが明らかとなった。主人公・時枝修(中村蒼)は、気楽な毎日を送るどこにでもいる大学生だった。だが突然、父が借金を抱え失踪。大学を除籍され、家賃の支払いもできず、アパートから強制的に追い出された修は、ネットカフェに泊まりながら日払いのバイトで生活費を稼ぐ日々。ある日、騙されて入ったホストクラブで高額の料金を突きつけられ、その店で働くものの、業界の裏側を知ってしまい、ついにはホームレスにまで転落してしまう…。主人公を演じる中村さんは、本作で大学生、ビラ配り、治験バイト、ネットカフェ難民、ホスト、日雇い労働、ホームレスと、7つの役どころに挑戦!悲壮感たっぷりのネット難民を演じたかと思えば、ホスト役のシーンではプロのホストから指導を受けたという“シャンパンコール”も見事に披露している。最終的にホームレスとして空き缶や雑誌を拾い歩くなど、変貌する姿を見事に演じ分けた。また、爽やかな年下系のイメージが強い中村さんが、生活は苦しくなりながらも、徐々にたくましい顔つきに変わっていく姿は見逃せない。加えて注目すべきは、豪華な若手俳優陣。『渾身KON-SHIN』で主演を務めた「劇団EXILE」の青柳翔は、闇社会に落ちていく先輩ホスト役、『桐島、部活やめるってよ』『黒執事』で人気急上昇中の「CanCam」専属モデル・山本美月は、ホストにハマってソープに売られる役を演じた。さらに、東宝シンデレラガール出身の大塚千弘も、中村さん演じるホストに貢ぐ看護師役として体当たりのラブシーンに挑戦している。格差社会の歪みの中でもがく、若者たちのリアルな姿を真正面から暴く衝撃作。中村さんの七変化の姿を観ながら、現代社会の闇の淵を覗いてみては?『東京難民』は2014年2月22日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開。(松雪範子(cinema名義))
2013年12月24日(ニュースリリースより)健康やダイエットを気にする方の為の、カレー味のドレッシング日清オイリオグループ株式会社から「(日清ドレッシングダイエット)色々使えるカレー味」を2013年9月2日に全国で発売する。この商品は、健康やダイエットに役に立つローオイルタイプのドレッシング”日清ドレッシングダイエット”のシリーズの一つとして、今回新しいタイプの”カレー味”のドレッシングが追加発売される。定番のサラダだけではなく、お肉料理や野菜料理などに好みの量をかけて食べてもおいしい。パッケージは”ダイエット”などのロゴ文字がダイエット中の消費者に一目でわかりやすくて、良い印象を与えるデザインとなっている。カレー味の特徴と、スパイスの健康効果まろやかなカレー味で、いため物や野菜、またサラダ、肉など、色々なメニューとも相性が良い。スパイスが30種類もミックスされたドレッシングだ。”コレステロールがゼロ”なので、健康を気にする方や、ダイエット中の女性の方もヘルシーな食事を楽しむことができる。またドレッシングを料理にかける時、細い口なので好みの量を調節しやすい。また”ニュートンキャップ”を取り入れているので、あけやすく、ドレッシングの液だれを防いで清潔感を保てる仕組みになっている。カレーに含まれるスパイスは胃腸の活動を活発にしたり、体温を上げたりする作用を持つ。また新陳代謝を増加させる働きがあるので、ダイエット中の強い味方になってくれる。【参考リンク】▼日清オイリオグループ株式会社元の記事を読む
2013年07月29日作曲家・佐村河内守(さむらごうち・まもる)の新作「ピアノ・ソナタ第2番」の完成発表会が、6月13日に東京・銀座のヤマハホールで行われた。「佐村河内守 作曲 ピアノ・ソナタ第1番&第2番 世界初演ツアー」の公演情報1963年、被爆二世として広島に生まれ、4歳から母親によるピアノの英才教育を受けた佐村河内守。35歳のときに両耳の聴力を完全に失うも、絶対音感だけを頼りに作曲活動を続け、「交響曲第1番《HIROSHIMA》」を完成。NHKなどで紹介されたのを契機に大反響を集め、CDセールスはオリコン総合チャート2位、17万枚以上を記録している。今回発表の新作は、東日本大震災の被災地に捧げる鎮魂の曲。だが「自分のような人間が曲を書く資格があるのか」と葛藤を重ねたという。「3.11の後、様々な人が被災地を励まそうと行動されましたが、私は勇気がなくて何も出来ませんでした。その後、私の交響曲が、被災地で“希望のシンフォニー”と呼ばれていると聞いた時も、最初は『何かの作り話だろう』と信じられませんでした。でも、CDがどこよりも一番売れているのが仙台だと知ったとき、素直に涙がでて、背中を押してもらうことができた」と作曲を決意したことを述べた。震災で母親を失った石巻の少女と交流を続け、彼女のために「レクイエム」を作曲した佐村河内。今年3月に石巻の湊小学校で初演された模様が、NHKスペシャルで取り上げられた。その「レクイエム」をさらに拡大・昇華させたのが「ピアノ・ソナタ第2番」。約30分の長大なピアノ曲は、超絶技巧が駆使され、祈りと悲哀に満ちた壮大な作品となった。作曲は非常に難航を極める。少しでも死者の痛みを知りたいと熱望し、寒さも厳しい今年2月に宮城県女川町で6時間も野営を続けた。「疲れ果てて明け方を迎えたとき、大きな鉄の扉が開いたように感じました。亡くなった方々の魂に『曲を書けよ』と許してもらえた気がしたんです。それから音符が次々と降りてくるようになりました。普通のレクイエムは、生者が死者を悼むものですが、この曲は逆。震災で亡くなった方には、ぶつけようのない怒り、苦しみがある。その思いを生者に知ってもらうことで魂が救われる、そんな曲にしたかった」という。自身が広島出身で被爆二世でもあることから「3.11を風化させてはいけない」という思いも強い。「私が子どもの頃は、8月6日には原爆のことが大きく取り上げられていましたが、それも年々少なくなり、風化していく危機感をずっと感じています」と切実に語る。佐村河内守の新曲「ピアノ・ソナタ第2番」収録したCDは、日本コロムビアより10月に発売予定。併せて、世界初演ツアーの開催も決定。チケットの一般発売は7月6日(土)10時より開始。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行を受付中。
2013年06月17日日清シスコは28日、「セサミロンガー」「バターロンガー」を全国でリニューアル発売する。「ロンガーシリーズ」は、1974年の発売以来、”素材がおいしい”スティックビスケット商品として好評を得ているという。今回のリニューアルでは、パッケージに「SINCE 1974」と入れ、レトロ感のある親しみのあるパッケージに変更、素材の良さをアイコンで表現した。そして同シリーズの特徴である「素材のおいしさ」を高めるべく、素材の含有量をアップ。「セサミロンガー」はごまの含有量を増量。「バターロンガー」はバターの含有率を6.1%から6.4%に増やした。内容量は共に100g。希望小売価格はノープリントプライス。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月17日マルハニチロは2013年1月22日、北海道の佐幌高原牛(サホロこうげんぎゅう)の試食などができる、親子向けのイベント「おいしいしあわせ!のヒミツ体験教室」を開催する。同イベントでは、北海道の牧場(上田畜産、十勝北乃夢牧場、南新得牧場)で育った、黒毛和種とホルスタイン種を掛け合わせた交雑種「佐幌高原牛」を体験できる。適度な霜降りとうまみが凝縮された牛肉の部位食べ比べや、牛肉クイズなど、子どもも楽しめる内容となっている。また、牛肉の簡単料理レシピも公開する。開催は2013年1月22日の16時~17時。会場はマルハニチロ本社2階(東京都江東区豊洲)。定員は小学生以上の子どもと保護者12組24名で、先着順で受け付ける。参加は無料。応募はマルハニチロの体験教室事務局まで。詳細はおいしいしあわせ!のヒミツ体験教室で案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日日清食品は17日、「日清こがし屋 焦がし味噌仕立て」を全国で発売する。「日清こがし屋」は「香ばしいスープで食べるラーメン」をコンセプトにした同社の新ブランド。その第1弾である同商品は、焦がした味噌の香ばしさが食欲をそそる、同社比1.5倍となる麺重量90gの大盛りカップ麺。同社独自の技術を用いた太ストレート麺に、ガーリックとジンジャーを利かせた濃厚で香ばしいスープが絡む、食べ応えのある一杯となった。具材には、食感や味わいにアクセントを与えるタマネギ、キャベツのほか、チャーシューとニンジンを合わせた。焦がした味噌のザラツキ感がある香ばしいスープは、濃厚でありながらも最後の一滴まで飲み干したくなる商品に仕上がっているという。希望小売価格は190円(税別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日日清食品は17日、「日清のどん兵衛 年明けうどん」を全国で発売する。「日清のどん兵衛」は1976年の発売から発売36周年を迎えた、和風カップ麺のトップブランドとして支持されているロングセラー商品。「年明けうどん」は「年明けうどん普及委員会」が提唱する、元日から1月15日までに食べるうどん。白いうどんに赤い具材を添え、紅白のめでたい彩りが特徴となっている。うどんは太くて長いことから、長寿を祈る縁起物であり、年の初めに食べることで、その年の人々の幸せを願うものとされている。同商品は2009年の発売以来、年の初めを華やかに彩るバリエーションとして好評を得ているという。白いうどんと大粒の「梅干し」で紅白を演出し、さらに「よろこんぶ (よろこぶ)」の「とろろ昆布」、長寿を願う「寿かまぼこ」を盛り付けた。また、フタ裏に「どん兵衛七福神おみくじ」を付け、お正月に楽しみながら食べられる商品となっているとのこと。希望小売価格は170円(税別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日日清食品は12月10日、「冬味ラ王 鶏炊き白湯」を全国で新発売する。同商品は、「寒い冬の一杯」をコンセプトに開発した「日清ラ王」の冬季限定商品。小麦の香りと生麺のような食感が特徴の3層太ストレートノンフライ麺を使用し、丸鶏を炊き出した濃厚な鶏のうまみと甘みが味わえる鶏白湯スープとなっている。具材は蒸し鶏、白ネギ、メンマ、赤唐辛子。また、鍋料理の薬味などに使われる柚子胡椒が別添で付いており、途中で入れることで、味の変化が楽しめるという。内容量120g(麺75g)で、希望小売価格は237円(税別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日セブン&アイ・ホールディングスと日清食品はこのほど、「セブンゴールド 日清名店仕込みシリーズ」として、カップラーメン「すみれ 札幌濃厚味噌」「一風堂 赤丸新味 博多とんこつ」「山頭火 旭川とんこつ塩」の3商品を共同開発。13日に全国のセブン-イレブン、イトーヨーカドーなどセブン&アイグループ約1万5,000店にて発売する。「日清名店仕込みシリーズ」は、”有名ラーメン店のおいしさを家庭にいながらにして味わえる”をコンセプトにした商品。発売以来、12年以上好評を得てきたという。今回この商品が、セブン&アイグループの高級プライベートブランド(PB)「セブンゴールド」から発売される。同ブランドからは初のカップラーメン登場とのこと。3商品ともに、”さらなる店味の追求”をテーマとして、麺、スープ、具材を一新。麺は小麦粉を増量して製法を見直し、具材もボリュームアップするなど、細部にまでこだわり、店の味に近づけたという。価格は、各268円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日日清食品は6日、JR渋谷駅(東京・渋谷)に「日清ラ王 袋麺」がその場で食べられる店舗「日清ラ王 袋麺屋」を期間限定でオープンする。期間は未定。場所は山手線内回りホーム上(中央)。営業時間は10時~22時(ラストオーダー21時30分)。店舗は外観を赤色の広告シートでラッピングし、「日清ラ王」の世界観を表現しているという。面積は約17.6平方メートルで席数10席。同店では、「日清ラ王 醤油」「日清ラ王 味噌」(各250円)の2種類を提供。麺とスープに適したトッピング5種類を選び抜いたとのことで、醤油味はチャーシュー、煮玉子、ほうれん草、メンマ、輪切りねぎ、味噌味はチャーシュー、煮玉子、コーン、もやし、白髪ねぎが盛り付けられている。オープン前の発表会でさっそく日清ラ王 醤油をいただいてきた。キャッチコピーの”まるで、生めん。”の通り、とても袋麺とは思えないもちもちと弾力のあるつるつるの麺が味わえた。あっさりとしたスープに彩りのよいトッピングが見た目にも鮮やかで、これが250円で食べられるなら大満足だ。「日清ラ王袋麺は発売以来ご好評いただいているが、まだ知らない人、食べたことのない人もいらっしゃると思います。人通りの多い渋谷に構えたこの店舗をきっかけに商品を知っていただいて、ぜひご自宅でも召し上がっていただきたい」と同社。この店舗で提供される「日清ラ王 醤油 5食パック」「日清ラ王 味噌 5食パック」は、8月に関東甲信越・静岡地区で先行発売された。価格は1パック500円(税抜)。同商品は、これまでの袋麺にはなかった豊かな小麦の香り、麺のつるみやコシ、もっちりとした食感を実現したという。袋麺ならではの賞味期限6カ月という保存性の高さと調理の簡便性も兼ね備えているとのこと。なお、同商品は7月~8月に東京・汐留で「値段のないラーメン屋」としてブースをオープン。袋麺の「日清ラ王 醤油」であることを公表せずに提供し、「このラーメンにあなたなら一杯いくら払うか」と聞いたところ、体験者2,074人の平均価格は545円となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日日清食品は8月27日、「日清ラ王 醤油 5食パック」「日清ラ王 味噌 5食パック」を関東甲信越・静岡地区で先行発売する。価格は1パック500円(税抜)。カップ麺の”お湯かけ調理”で蓄積した同社の技術を”煮込み調理”の袋麺へ展開。「調理エネルギーの高い煮込み調理」と「3層太ストレートノンフライ麺」を組み合わせ、表面のつるみと中芯感のあるコシを表現し、「これまでの袋麺にはない、生麺しか味わえなかった麺質」を実現したという。賞味期限は6カ月と生麺より保存性が高く、また、麺を一旦茹でた後、その茹で汁を捨てるゆでこぼし調理が不要といった簡便性も兼ね備えているとのことだ。「日清ラ王 醤油」はノンフライの太ストレート麺を使い、香味野菜の香りが特徴のあっさりとして旨みのある醤油味スープとなっている。「日清ラ王 味噌」は醤油より太目のノンフライ太ちぢれ麺を使用。香味野菜の香りや炒めたキャベツ、ジンジャー、ガーリックの風味をきかせた味噌味スープに仕上げている。両商品の発売に先駆け、7月25日~8月7日の14日間、東京・汐留にて「値段のないラーメン屋」ブースをオープン。袋麺の「日清ラ王 醤油」であることを公表せずに提供し、「このラーメンにあなたなら一杯いくら払うか」と聞いたところ、体験者2,074人の平均価格は545円となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日日清食品は8月27日、「日清ラ王 醤油 5食パック」「日清ラ王 味噌 5食パック」を関東甲信越・静岡地区で先行発売する。価格は1パック500円(税抜)。カップ麺の”お湯かけ調理”で蓄積した同社の技術を”煮込み調理”の袋麺へ展開。「調理エネルギーの高い煮込み調理」と「3層太ストレートノンフライ麺」を組み合わせ、表面のつるみと中芯感のあるコシを表現し、「これまでの袋麺にはない、生麺しか味わえなかった麺質」を実現したという。賞味期限は6カ月と生麺より保存性が高く、また、麺を一旦茹でた後、その茹で汁を捨てるゆでこぼし調理が不要といった簡便性も兼ね備えているとのことだ。「日清ラ王 醤油」はノンフライの太ストレート麺を使い、香味野菜の香りが特徴のあっさりとして旨みのある醤油味スープとなっている。「日清ラ王 味噌」は醤油より太目のノンフライ太ちぢれ麺を使用。香味野菜の香りや炒めたキャベツ、ジンジャー、ガーリックの風味をきかせた味噌味スープに仕上げている。両商品の発売に先駆け、7月25日~8月7日の14日間、東京・汐留にて「値段のないラーメン屋」ブースをオープン。袋麺の「日清ラ王 醤油」であることを公表せずに提供し、「このラーメンにあなたなら一杯いくら払うか」と聞いたところ、体験者2,074人の平均価格は545円となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日日清食品は6月4日、「カップヌードルカレー」の味をごはんで再現した「日清カップヌードルごはん カレー」を発売する。内容量102gで250円(税抜)。同商品は、カップ麺の”ごはん化”第4弾。これまでに発売した「日清カップヌードルごはん」「日清カップヌードルごはん シーフード」「日清焼そばU.F.O. そばめし」に続く商品。一度炊き上げた米を高温高速の熱風で乾燥させたパフライスを具材と共に電子レンジで水から炊くことで、独特の風味や食感が楽しめるとのこと。おなじみのカレースープの味だけでなく、フライした麺の風味を取り入れ、具材に「カレー専用コロ・チャー」を使用するなど、カップヌードルカレーの味を忠実に再現しているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日日清食品は4月9日、「日清焼そばU.F.O.」のピリ辛トマト味「日清焼そばU.F.O.チリトマト味焼そば」を東北・関東・甲信越地区、静岡県限定で発売する。内容量114g(麺100g)で価格は170円(税抜)。トマトの酸味と甘味にスパイシーなチリスパイスが効いた味になっているという。同商品は、東北・関東圏の消費者に好まれる味を第一に考えた東日本限定商品の第1弾。2008年~2010年の総務省統計局の調査によると、1世帯当たりのトマトの消費量が多い都市の上位10都市の内、9都市が東日本、その内8都市が関東圏となっていたとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日日清食品は26日、「日清焼そば U.F.O.そばめし」を発売する。昨年、ヒット商品となった「カップヌードルごはん」「カップヌードルシーフード」に続く、カップ麺のごはん化第3弾。近畿地区では1月3日より先行販売されている。内容量は111gで、価格は250円(税抜)。同商品は、「日清焼そばU.F.O.」の麺を細かく刻んだものとご飯を合わせたもの。ご飯は一度炊き上げてから熱風で乾燥させ、パフィング加工したパフライスを使用。麺とともに電子レンジで水から炊くことで、一粒一粒が立ったコシのある食感が楽しめるという。日清焼そばU.F.O.の味を再現したそばめし専用のソースを付け、ローストした香り、ポークの旨みを楽しめるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日実話を基にした細川貂々のベストセラーエッセイを映画化した『ツレがうつになりまして。』が10月8日(土)に公開初日を迎え、主人公の夫婦を演じた宮崎あおいと堺雅人を始め、佐々部清監督、原作者の細川さんと望月昭ご夫妻が登壇し、舞台挨拶を行った。夫がうつ病になったことをきっかけに、これまでの自分たちを見つめなおし、成長していく夫婦の姿を優しく温かく描いた夫婦の物語。宮崎さんと堺さんはNHK大河ドラマ「篤姫」に続き2度目となる夫婦役で息の合った演技を見せているが、再共演での互いの印象について聞かれると、宮崎さんは「とにかく真面目ですよね。たくさん色々と調べられるし、うーん…」と一瞬口ごもり、堺さんに「終わり!?」とつっこまれる一幕も。改めて「すごく頭をよく使ってらっしゃいますし、そのときの感情も大事にできる方なので、役者として尊敬しています」と宮崎さんが語ると、堺さんも宮崎さんについて「どっしりとそこに立っている方。『篤姫』のときもそうだったのですが、日常に自分を戻してくれるような、揺らぎのない豊かな存在感で、100%信頼できる存在」と全幅の信頼を見せた。そんなおふたりの現場での様子を「いつも台本を持たずに本棚から本を出して読んだり、宮崎さんは編み物をしたりと、うちのおじいちゃんとおばあちゃんを見ているような、小津安二郎の作品に出てくる老夫婦のような居ずまいでした」と語る佐々部監督。当の二人も「ここまで来たら手を変え品を変え、ずっと夫婦を」(堺さん)、「いろんなバージョンで(笑)」(宮崎さん)と、“夫婦役”に居心地の良さを感じているようだった。原作者の細川さんと望月さん夫妻も今回撮影に参加したが、完成した映画について「とても温い空気の映画にしていただいて、ありがとうございました」(細川さん)、「こんな素敵なお二人に演じてもらえて、夢のような話です」(望月さん)と感謝を口にした。また、この日壇上にはもうひとり、重要な共演者であるグリーンイグアナの“イグ”も登場し、みんなの注目の的に。宮崎さんが「かっこいいんですよね。癒されます」と優しく撫でれば、堺さんも「心の中でいつも『ありがとうございます』と敬礼してました。尊敬する俳優です」とすっかり心酔した様子で、会場を沸かせた。4年越しでの映画化実現から遂に公開を迎えた本作。最後に、堺さんと宮崎さんそれぞれから「『どんな瞬間も自分を誇りに思う権利がある』という、俳優としてもとてもありがたい言葉を映画からいただきました。その姿一つ一つがみなさんの心に響けばこれ以上の幸せはありません」(堺さん)、「この作品をみなさんに愛していただけることを祈ってます」(宮崎さん)と心のこもったメッセージが贈られると、500人の観客から温かい拍手が送られた。『ツレがうつになりまして。』は全国にて公開中。■関連作品:ツレがうつになりまして。 2011年10月8日より公開© 2011「ツレがうつになりまして。」製作委員会■関連記事:宮崎あおい&堺雅人夫婦になれる喜び、「一緒にいることが当たり前」の関係『ツレうつ』原作・細川貂々が明かす、宮崎あおい&堺雅人への特別な思いとは?宮崎あおい、堺雅人と「とことん夫婦役を演じ続けるのも面白そう」堺雅人、17歳の設定は「ハードル高かった」あなたならどうする?『ツレがうつになりまして。』プレス&ポスターを5名様プレゼント
2011年10月09日宮崎あおいと堺雅人主演の映画『ツレがうつになりまして。』のダイジェスト映像が公開された。ダイジェスト動画本作は、細川貂々(ほそかわてんてん)のコミックエッセイを基に、突然、うつ病(心因性うつ病)を発症した生真面目なサラリーマンの夫・幹夫(堺)と、売れない漫画化のハル(宮崎)が共に生きていく姿を笑いを交えながらほのぼのと描いた作品。このほど公開までの期間限定で公開されたダイジェスト動画は、ツレがうつ病かもしれないと気づく場面に始まり、その後のふたりを物語の順に追いかけながら、夫婦をとり囲む人々の登場シーンや、ふたりに訪れる試練の場面がテンポよく編集されている。メガホンを執った佐々部清監督は、『陽はまた昇る』『半落ち』など深い人間描写に定評のある監督で、4年越しで本作を完成させた。佐々部監督は本作について「今、うつ病で苦しんでいる人やその周りで一緒に闘っている人たちはもちろん、多くの人にうつ病を知ってほしい。人はひとりで生きているんじゃないんだという、勇気を与えてくれる映画です」とメッセージをおくっている。『ツレがうつになりまして。』10月8日(土)公開
2011年10月03日「ぴあ映画生活」調査による8月27日公開の映画・満足度ランキングは、浅田次郎の同名小説を堺雅人主演で映画化した『日輪の遺産』がトップに輝いた。2位に夏川草介のベストセラー小説を映画化した『神様のカルテ』が、3位にイタリア映画界の名匠フェルザン・オズペテクによる人間ドラマ『あしたのパスタはアルデンテ』が入った。その他の写真1位の『日輪の遺産』は、終戦間際の東京を舞台に、帝国陸軍から密命を受けた将校と20人の少女たちの任務遂行と、日本復興への思いを描いた作品。出口調査では「戦後の日本を描いた映画で、今の日本の復興について考えさせられた」「佐々部清監督作品の中では、今まで以上に極太でどっしりとしていて胸に重く響いた」「日本人が忘れてはいけない“心”が描かれている」「少女から大人までさまざまな立場から戦争を描いているところがよい」「今の平和な日本のありがたみが伝わってきた」「“軍人”と“女学生”という立場の異なる者を描くことで、守りたかったものが“国”なのか“生きたいという気持ち”なのか、その違いを実感させられた」など、“戦争”や“日本の復興”などについて語る観客の姿が印象的だった。2位の『神様のカルテ』は、櫻井翔、宮崎あおい主演で、地方医療の厳しい現実とその中で成長していくひとりの医師の姿を描いたもの。アンケート調査では「悩む夫を側で支え、優しく声をかける妻を演じた宮崎あおいがよかった」「櫻井翔はさえない感じの青年を演じていて、TVで観る日ごろのイメージとのギャップがあってよかった」「穏やかでじんわりと心に響き染み入る作品だった」など、女性を中心に高い満足度を集めた。(本ランキングは、2011年8月27日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年08月29日浅田次郎のベストセラー小説を映画化した『日輪の遺産』が8月27日(土)、全国公開された。東京・角川シネマ新宿では主演の堺雅人をはじめ、共演した福士誠治、ユースケ・サンタマリア、森迫永依、メガホンをとった佐々部清監督が登壇し、初日舞台挨拶が行われた。堺さんは「僕自身、この作品を通してたくさんの抱えきれない遺産をいただいた気がします。物語が持つテーマや意味については、いまでも考え続ける日々」と感無量だ。一方、ユースケさんは「今日は300席の劇場に、なんと2,400人ものお客さんが来ていただいたそうで。続編ができるかは、みなさんの署名次第」と相変わらずの暴走トーク。しんみりムードの堺さんもすっかり心がかき乱された(!?)格好で、苦笑しきりだった。終戦を目前に控える中、マッカーサーから奪取した財宝200兆円を、戦後復興の礎とすべく隠匿することを命じられた日本軍の帝国陸軍の真柴少佐(堺さん)、小泉中尉(福士さん)、望月曹長(中村獅童)。そして何も知らずにその作戦に加担する少女20人(森迫さんら)の奮闘を描く。“遺産”にちなんで、登壇者は普段から大切にしているお宝を披露。堺さんはロケが行われた群馬県高崎市のだるまを、そして福士さんは佐々部監督からもらったというシャンパン、ユースケさんが劇中で使ったメガネ、森迫さんは小学生時代に友人からもらった寄せ書きを紹介した。シリアスな内容の本作だが、現場は和気あいあいだったとか。「スタッフさんが気を使ってくれて、女の子たちと僕らおっさんの待機場所を別々にしてくれたんですよ。僕らはもう本当にくだらない話ばっかりで…。ユースケさんの体調が悪いだとか(笑)」(堺さん)、「そうそう、下痢気味だとかね」(ユースケさん)。佐々部監督は本作を引っさげ、東日本大震災の被害が大きかった宮城県石巻市で試写会を行ったといい「この時期に、この映画を上映できたことが誇り。日本全体へのビタミン剤のようになれば。そしてご覧いただいた方々に、ちょっとでも東北への思いが芽生えてもらえると」と熱っぽく客席にアピールしていた。『日輪の遺産』は全国にて公開中。■関連作品:日輪の遺産 2011年8月27日より全国にて公開© 2011『日輪の遺産』製作委員会■関連記事:撮影現場の女子の人気No.1男優は中村獅童!失意の堺雅人「薄々感じてた」と苦笑堺雅人「こういう日本だからこそ心に響く」『日輪の遺産』に込められた思いを吐露復興のために命をかけた人々の熱き物語『日輪の遺産』試写会に10組20名様ご招待堺雅人、戦国の“剣聖”を演じ「鹿嶋が育てた祈りの剣を見てほしい」元ちとせ、3年ぶりのシングル堺雅人主演『日輪の遺産』のイメージソングに決定!
2011年08月29日宮崎あおいと堺雅人主演が『篤姫』以来の“夫婦役”を演じた映画『ツレがうつになりまして。』の予告編がこのほど公開された。『ツレがうつになりまして。』予告編本作は、細川貂々(ほそかわてんてん)のコミックエッセイを基に、突然、うつ病(心因性うつ病)を発症した生真面目なサラリーマンの夫・幹夫(堺)と、売れない漫画化のハル(宮崎)が共に生きていく姿を笑いを交えながらほのぼのと描いた作品。『陽はまた昇る』『半落ち』など確かな演出力と人物描写で定評のある佐々部清氏が監督を務めている。このほど公開された予告編では、結婚5年目の夫婦に突然訪れた“夫のうつ病発症”という変化を、時に笑い、怒り、泣きながらも乗り越えようとする夫婦の姿をテンポよく紹介。先日行われた会見で堺は「うつ病と言っても十人いれば十人のうつの症状があり、十組あれば十組の夫婦の形があるはず。これは“特別な夫婦の話”ではないんだというメッセージを伝えたい」と語っていたが、予告編に登場するふたりも、ごく平凡な夫婦として描写されており、どこにでもいる夫婦に訪れた“小さなつまずき”をどう解決してゆくのかに注目したい。『ツレがうつになりまして。』10月8日(土)公開
2011年08月19日映画『日輪の遺産』のジャパン・プレミアが終戦記念日の8月15日(月)、物語の舞台のモデルとなった東京・稲城市にほど近い、ワーナー・マイカル・シネマズ 新百合ヶ丘で開催。主演の堺雅人に共演の森迫永依、佐々部清監督、そして原作者の浅田次郎がレッドカーペットに登場し、舞台挨拶を行った。マッカーサーから奪取した財宝を、戦後復興の礎とすべく隠匿することを命じられた日本軍の少佐と何も知らずにその作戦に加担する無垢な少女たちの姿を描き出す本作。この財宝を隠す場所として選ばれたのが、武蔵小玉市の火薬工場だが、モデルとなったのが稲城市にある旧弾薬工場で米軍の保養地となっている場所。浅田さんが稲城市に在住していたころ、柵越しにこの地を見て、アイディアを思いついたという。堺さんは軍人役だが、従来のステレオタイプの軍人とはひと味違った、人間味あふれる役柄を作り上げた。これについて「どなたかが演じた軍人を形だけ真似るのでは面白くない。共演者のお芝居を受けながら、この作品だからこその軍人を演じました」とふり返る。女学生を演じた森迫さんは、同年代の女優との現場で「みんな仲が良くて、相談しながらの現場だった」と明かす。女子たちの間では、堺さんや中村獅童、福士誠治にユースケサンタマリアなど、共演の男優陣の中で「誰が好みか?」を話し合ったこともあったそう。森迫さんによると、一番人気は「無口でクールでカッコいい」という理由で獅童さん!これには、隣りの堺さんもがっくり。「現場で何となく、そうだろうと薄々感じてました。これを肴に今日、福士くんと電話で話します」と力のない笑みを浮かべていた。戦後に生まれながら、戦争をテーマにした作品を世に送り出している浅田さんだが、66回目の敗戦記念日を迎え「昭和30年代に僕が物心ついたころには、戦争の面影はなく、いまと変わらない感じで生活していました。そのわずかな期間で復興した日本人とは?と考えて、そういう時代に生まれた私が、次の世代に伝えていくというのは必要な仕事だろう、と思って書いています」と胸の内を明かした。監督は、つい先ごろ、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市を訪れ、50人ほどを無料で招待して本作の上映を行ったという。被災地を歩いたという監督。「この作品は5年ほどかけて作りましたが、いま、こうして送り届けられるということに意義があると思っています」と力強く語った・堺さんは「他人事ではなく、地続きで歴史を捉えなくてはいけない」という浅田さんの言葉を挙げ「8月15日が私たちにとって重要なように、3月11日も重要な日になるでしょう。一人一人に思いをはせることが必要なのでは」と呼びかけた。『日輪の遺産』は8月27日(土)より全国にて公開。■関連作品:日輪の遺産 2011年8月27日より全国にて公開© 2011『日輪の遺産』製作委員会■関連記事:堺雅人「こういう日本だからこそ心に響く」『日輪の遺産』に込められた思いを吐露復興のために命をかけた人々の熱き物語『日輪の遺産』試写会に10組20名様ご招待堺雅人、戦国の“剣聖”を演じ「鹿嶋が育てた祈りの剣を見てほしい」元ちとせ、3年ぶりのシングル堺雅人主演『日輪の遺産』のイメージソングに決定!堺雅人「見通しの悪いいま、できることをしたい」『日輪の遺産』会見で決意語る
2011年08月15日映画『日輪の遺産』完成披露試写会が8月8日(月)、都内で開催され、主演の堺雅人をはじめ、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、森迫永依、松本花奈、佐々部清監督が登壇。さらに、スペシャルゲストとして元ちとせが来場しイメージソング「永遠の調べ」を熱唱した。浅田次郎の人気小説を映画化した本作。終戦間近、かつて日本軍が奪取したマッカーサーの財宝を戦後の復興資金とするために極秘裏に隠匿するように命じられた陸軍少佐とその部下たち、何も知らずに任務を手伝う女学校の生徒たちがたどる数奇な運命を描く。まもなく、敗戦の8月15日を迎えるが、主人公の真柴について堺さんは「8月15日という、それまでのルールが崩れ、新しいルールが定まっていない見通しの悪い時代に、手探りしながら自分の考え方や生き方を作っていくという、懐の深い大人の魅力を持った人物だな、と思いながら演じていました」と語る。女学生を引率する教師役のユースケさんは「男というのは、人生の中で一度や二度、愛する者や自分の大事にしてるもののため、命をかける瞬間があるかもしれないので、僕たちはいいのですが、かわいい女の子たちが過酷な運命に巻き込まれていくというのが可哀想で可哀想で…。でも、現場の役者チーム、スタッフのみなさん、何より女の子たちのかわいい笑顔、純粋な笑顔に助けてもらいながらなんとかやり遂げました」と充実の表情で撮影を述懐。福士さんは、デビュー作『チルソクの夏』以来の佐々部監督との仕事となったが「ゼロの状態を知っている監督に自分の成長ぶりも見られるような緊張感があり、萎縮しつつ、胸を張って頑張りました」とふり返った。佐々部監督は「このドラマに出てくる少女たちの悲劇について、最初に決めたのは、『ひめゆりの塔』の悲劇を提示するような映画にはしたくないということです。日本人が、ちゃんと立ち上がる様をいまの我々がちゃんと受け止められるような映画にしたいと思って、それが浅田次郎先生の原作に込められた想いだと感じました」と映画に込めた思いを明かした。この日は、永迫さん、松本さん以外の女学生17名の女生徒役の少女たちも来場。ユースケさんの「みんな、出ておいで!」という声で壇上に勢揃い。撮影時のエピソードなどを思い思いに語ってくれた。さらに、本作のイメージソングを担当する元さんも応援に駆けつけ「永遠の調べ」を熱唱。「誰もが永遠の眠りに付く時に、贈ってもらいたい歌があるのではないかと思います。その歌があることで、残された人たちの中に誰もが生き続けていけるはずで、この映画の中の少女たちにそういう歌がぜひあって欲しいという想いを込めた」という元さんののびやかで力強い歌声に会場は酔いしれ、堺さんもずっと目を閉じて聞き入っていた様子だった。監督は、現在の日本の置かれた状況を、敗戦以来の有事と表現。映画について「いまこそ我々がまた頑張らないといけない、そのビタミン剤や栄養剤になる映画」と語り、堺さんも「この映画を撮影したのは去年の6月でした。そのときはまさか、公開時に日本がこういう状況になっているとは誰ひとり思っていなかった」と吐露。「こういう日本になって初めて、こういう日本だからこそ、みなさまの心に響く要素をこの映画はたくさん持っている、そういう作品ではないかと思います」と力強く語った。『日輪の遺産』は8月27日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:日輪の遺産 2011年8月27日より全国にて公開© 2011『日輪の遺産』製作委員会■関連記事:復興のために命をかけた人々の熱き物語『日輪の遺産』試写会に10組20名様ご招待堺雅人、戦国の“剣聖”を演じ「鹿嶋が育てた祈りの剣を見てほしい」元ちとせ、3年ぶりのシングル堺雅人主演『日輪の遺産』のイメージソングに決定!堺雅人「見通しの悪いいま、できることをしたい」『日輪の遺産』会見で決意語るあの堺雅人が丸坊主&軍服姿、鬼のような形相で…『日輪の遺産』特報が到着!
2011年08月09日浅田次郎のベストセラー小説を映画化した『日輪の遺産』の完成披露試写会が8日に都内で行なわれ、主演の堺雅人、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、森迫永依、松本花奈ら出演者と、佐々部清監督、本作のイメージソングを手がけた元ちとせが登場。本作で重要な役どころを務める17人の女生徒たちもかけつけた。その他の写真映画『日輪の遺産』は、終戦間近の日本を舞台に、帝国陸軍がマッカーサーから奪取した900億円(時価200兆円)の財宝を秘匿する密命を受けた軍人3人(堺、福士、中村獅童)と20人の少女たちの日本復興への想いを描く。堺は自身の役について「今までのルールがすべて崩れ、新しいルールが定まっていない見通しの悪い時代に、手探りで自分の考え方や生き方をその場でつくっていった懐の深い大人の魅力を持った人物」と語り、佐々部監督は「悲劇ではなく、日本人が立ち上がる姿を現代の我々が受け止めるような映画にする、それが浅田先生が原作に込められた思いだと思った」とコメント。監督から「現場で暴走しないか注意していました」とジョークを飛ばされたユースケは「最近はシリアスでクールな役が多いんです! 男っていうのは人生の中で一度や二度、愛する者や自分の大事な人のために命をかける瞬間がある」と熱く語るも、「こうやって一生懸命に応えても、フザけたよう取られてしまう。自分のパブリックイメージがうらめしい!」と嘆き、客席からは笑いが起こっていた。最後に佐々部監督は「おそらく昭和20年8月から66年経った今こそ、がんばらなきゃいけない日本にとって、栄養剤になる作品」と述べ、堺は「こういう日本だからこそ、みなさんの心に響いてくるような要素をたくさん持っている映画です」と語りかけた。『日輪の遺産』8月27日(土)角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
2011年08月09日映画『日輪の遺産』の完成報告会見が4月19日(火)、都内で行われ、主演の堺雅人をはじめ、福士誠治、八千草薫、佐々部清監督、そして原作者の浅田次郎が出席した。敗戦直前、現在の貨幣で約200兆円もの価値を持つ、マッカーサーから奪取した財宝を、敗戦後の祖国復興の資金とするために隠匿せよとの密命を受けた軍人たちと、その作戦に何も知らず動員された女学生たちがたどる運命を描いた本作。主人公の帝国軍人・真柴を演じた堺さんは「いまも自分の中で、この大きな物語を咀嚼しきれないままここにいます。それは物語の大きな力であり、また、戦争という出来事をどう捉え、咀嚼し、消化したのか――それをしきれなかった日本そのものの姿と言えるのかもしれません」と神妙な面持ちで語った。同じく軍人の小泉役の福士さんは「頭の良い軍人役ということでしたが、現場で感じたもの、女学生たちや真柴さんの顔を見て、いただいたもの、素直な気持ちを大事にさせていただきました」と述懐する。八千草さんは、戦争をくぐり抜け、現代を生きる久枝を演じているが、自身も体験した戦争を扱った作品ということで思い入れはひとしおの様子。「あの頃(終戦当時)の私たちは少女で『戦争は嫌だ、怖い』と思っていましたが、それでも『何かあったらちゃんとやらなきゃ』という気持ちを持ってました。それを思い出して…改めて戦争は嫌だという気持ちになりました」と語る。映画終盤の久枝のあるシーンに触れ「いま、思い出しても涙が出ます。芝居ではない思いで、テストのときから気持ちがいっぱいになってしまいました。私も当時、動員されて機械の部品を作ったり、軍服のボタンを付けたりしていました」と自身の体験と重ね合わせる八千草さん。さらに「もし、この財宝があればいま、被災されている方たちがどれだけ助かるか、とも思いました。津波の後のあの姿は、戦後の焼け野原と同じで…心に残っています」と悲痛な面持ちで語った。浅田さんは、18年前に刊行された本作の原作小説をはじめ、戦争をテーマにした作品をいくつも世に送り出しているが「戦争を知らない世代が戦争を描くのは僭越という気持ちもありますが、書かずにいたら文学として(戦争を)伝えていくことができない。叱られながらも書かなくちゃいけないという使命を持って書いています」と思いを明かす。本作が映画監督10作目となる佐々部監督は、原作で触れられる「国生みの伝説」に触れ「悲劇ではなく、未来に向かうという部分にスポットを当てています。新たに“国生み”が必要ないま、被災された方やみなさんを応援する作品になれば」と真摯に語った。最後に再びマイクを握った堺さんは「見通しの悪い時代に直面したときに『自分たちのやれることをちゃんとやる』ということが時代を動かし、その人たちの価値を決めることになるのだと思います。僕にとっては、“いま”というのは、これまでにないくらい見通しが悪い状況ですが、やれること、決断できることというのがあるはず。当たり前のことですが、いまの状態を受け止めて、やれることをやることが必要だと思います」と、劇中の真柴たちの行動になぞらえつつ、自らの決意を力強く語った。『日輪の遺産』は8月27日(土)より全国にて公開。■関連作品:日輪の遺産 2011年8月27日より全国にて公開© 2011『日輪の遺産』製作委員会■関連記事:あの堺雅人が丸坊主&軍服姿、鬼のような形相で…『日輪の遺産』特報が到着!堺雅人インタビュー「幕末の負け側ばかり演じてきて、勝手に三部作って呼んでます」浅田次郎原作『日輪の遺産』で堺雅人、獅童らが丸刈り、帝国陸軍軍人に
2011年04月19日1月26日(水)、宮崎あおいと堺雅人が撮影中の映画『ツレがうつになりまして。』の“撮影快調”記者会見に、佐々部清監督と共に出席し、撮影の様子や約3年ぶりの夫婦役(以前、NHK大河ドラマ「篤姫」にて共演)での再共演について語ってくれた。漫画家・細川貂々(ほそかわてんてん)が、うつ病を患った夫との闘病生活をイラストを交えてつづったエッセイを原作に、漫画家の妻とうつ病の夫が、深刻にならず、油断せず、世の中や人のせいにせず、という姿勢で淡々と幸せな生き方を模索していく姿を描く。宮崎さんは堺さんとの再共演について聞かれ「すごく楽しみにしていました。いい意味でぜんぜん変わってなくて、いつも『なんでだろう?』、『どうしてこれはこうなるんだろう?』ってずっと考えてる方なので、それを相変わらず眺めてます」と笑顔。一方の堺さんは「頼りにしています。(劇中、役柄の上で)不安にならなくてはいけないんですが、安心して不安になれます(笑)。3年前と変わらずおんぶにだっこです」とユーモアたっぷりに語った。現場の様子も和やかなようで、宮崎さんは「いい緊張感がありながら穏やかに撮影進んでいます。私は(役柄が)のんきなユルい女性なので、ユルくユルく、現場でもフラフラ、ニコニコ楽しくいます」と語った。堺さんによると、2人とも待ち時間は読書をしているそうで「片隅で役者2人が本を読んでいるという、よく分からない待機部屋になってます(笑)」と明かしてくれた。この日は、2人と佐々部監督に加え、大切な“共演者”であるグリーンイグアナの“イグ”も出席。「最高のパートナー。すごいタイミングで動いてくれる」(宮崎さん)、「助演男優賞モノ!」(堺さん)と絶賛が寄せられた。さらに「劇中の晴子(宮崎さん)と幹夫(堺さん)の夫婦像は、2人にとって理想の夫婦?」との質問が。堺さんは「僕は未婚ですので…かといって既婚の宮崎さんが『違います』って言われたら、それはそれでショックですが」と笑いつつ「うつ病というのは、治療、回復するというよりも、もうひとつ、違う生き方を2人で見つけていくというもの。手探りであり答えがないし、自分たちが『これだ』と言えばそれが答えになる。そういう意味で僕は彼女(宮崎さん)と一緒に毎シーン、毎シーン答えを探し続けているという感じ。彼女が『良い』といえば僕もいいし、僕が良いと思ったものは彼女に自信を持って言える。役者というフィルターを通してという意味ではこれ以上ない伴侶だと思います」とニッコリ。宮崎さんも「すごく素敵な夫婦だと思いますし、実際にお2人にお会いしてみてもそう思いました」とうなずき、「もし実際にパートナーがうつになったら?」という問いにも「貂々さんのように『大丈夫だよ』と言って寄り添ってあげられたらと思います」と語った。通勤ラッシュの電車のシーンの撮影では、実際にうつ病を抱えている方もエキストラで参加していたそう。「どんな人に観てほしいか?」という質問に対し、宮崎さんは、こんなエピソードを紹介。「(撮影中に)女性の方が途中で涙を流されていて、後で『大丈夫ですか?』と聞いたら『1年ぶりにこうやって電車に乗れた』とおっしゃっていた。そういう(うつ病を抱えた)方がたくさんいるということを実感したし、そういう方をサポートされている周囲の人も含めて、観られた後に『よし、やっていこう』と思っていただけたら」と思いを語った。一方の堺さんは「僕自身はこの映画を“普通の”物語だと思っています。うつを受け入れる――6割ぐらいの満足度でうまくやっていく、ということは実はすごくリアルな夫婦の形であったりするし、“足るを知る”ではないですが、右肩上がりの成長から上げ止まった先進国の経済も同じかもしれない。もちろん、うつというのは深刻で辛いけど、だからと言って『何が違うんだろう?』という思いでいまやっています。だから、(うつを抱えている人だけでなく)みんなに観てもらいたいです」と真摯な表情で語った。『ツレがうつになりまして。』は秋、全国にて公開。■関連作品:ツレがうつになりまして。 2011年秋、公開■関連記事:宮崎あおい×堺雅人の「篤姫」コンビが『ツレがうつになりまして。』で再び夫婦に!
2011年01月26日2008年に放送され、全話視聴率20%超えを記録したNHK大河ドラマ「篤姫」で夫婦役を演じた宮崎あおいと堺雅人が、今年の秋公開の映画『ツレがうつになりまして。』で2年半ぶりに夫婦役で共演を果たすことが明らかになった。原作は細川貂々(ほそかわてんてん)の実話を基に、イラストを交えて綴った同名エッセイ。タイトルの通り、パートナーのうつ病という一見、暗くなりがちなテーマを扱いつつも、深刻にならず、油断せず、世の中や人のせいにせず、という姿勢で淡々と“2人で生きていく”姿を描き出し、2006年の発売以来30万部を超えるベストセラーとなっている。2009年には藤原紀香、原田泰造(ネプチューン)という組み合わせでNHKで連続ドラマとして放送され、好評を博したが今回、『半落ち』、『夕凪の街 桜の国』の佐々部清監督の下、映画化されることに。宮崎さんが演じるのは漫画家の晴子。堺さん演じる夫の幹夫とは互いを「ツレ」、「ハルさん」と呼び合い仲睦まじく暮らしており、彼女はマイナス思考で怠け者ながらも、生真面目なサラリーマンの幹夫に温かく見守られながら好きな漫画を描いていた。ところがある日、幹夫がうつ病になり、満員電車にも乗れず、電話も取れない状態に。そんな彼の姿を見て、自分がいままでどれだけ幹夫に甘えていたかを実感した晴子は「がんばらなくていいよ、だらだらしてていいよ、寝てていいよ」と告げる。これまでと違い自分が彼を支えるという生活の中で幹夫への深い愛を再確認する晴子。そして彼女は一心不乱に本当に描きたい漫画を執筆し編集部へ持ち込む。それは、2人の日々を描いた漫画だった――。撮影は1月9日(日)にクランクイン。今回の発表に際し、宮崎さんと堺さんのクランクイン直前のコメントも到着。宮崎さんは「原作の画を真似て書いてみたりしながら、『ツレうつ。』の現場を想像して、ウキウキしています。堺さんとは約2年半ぶりにお芝居ができるので、そこからまた新しい何かが生まれることをとても楽しみにしています」とコメント。堺さんは「宮崎あおいさんとは久しぶりの共演で、しかもまた夫婦役。とても楽しみです。大河のときとはまた違った夫婦になるでしょうが、ご覧になった方々があたたかい気持ちになれるよう、がんばりたいと思います。『うつ病』については、僕はこれまでほとんど何の知識もありませんでした。たくさんの方が苦しんでいる病気の割りに、よく分かっていないことも多いということです。この作品をきっかけに、いろいろ勉強したいと思っています」と意気込みを語った。篤姫と13代将軍・徳川家定という間柄でお茶の間に温もりをもたらした2人が、今度は現代劇で笑いと感動を届ける!『ツレがうつになりまして。』は2011年秋、公開。■関連作品:ツレがうつになりまして。 2011年秋、全国にて公開
2011年01月11日浅田次郎の同名小説を映画化した『日輪の遺産』主演の堺雅人、共演の中村獅童、福士誠治、そして佐々部清監督が5月11日(火)、東映東京撮影所にて開かれた会見に出席した。原作は1993年に刊行。帝国陸軍がダグラス・マッカーサー(のちのGHQ最高司令官)から奪取した時価200兆円におよぶ財宝をめぐる、祖国を思う20名の少女たちと軍の密命を受けた将校たちの壮絶なドラマが、現代を生きる老人の回想という形で語られる。帝国陸軍の軍人を演じた堺さん、獅童さん、福士さんは、撮影中とあって揃って坊主頭に軍服姿で登場。軍上層部から秘密裡に、マッカーサーから奪取した900億円の財宝(現在の価値で200兆円)を移送、隠匿せよとの命を受ける陸軍少佐・真柴役の堺さんは「今日は男3人だけの撮影でしたが、ほかの撮影ではユースケ・サンタマリアさんと20人の女学生が加わって、毎日が新鮮で、演じていて楽しい現場です。戦争を描くにあたっては、分かったふりだけは避けたいと思いました。あと、型にはまった軍人にならないように気を付けています。映画で描かれる現場、その場にいて息吹のある演技をする、演技を楽しむ役者はそれしかできないと思います。初めてと言えば“居合の達人”という役柄で、40時間以上特訓してます」と撮影の様子について明かした。望月曹長役の獅童さんは「20人の女学生とのシーンで、彼女たちのたたずまいを見ていると心に響くものがあり、新鮮でした。もんぺを穿かせると、やはり日本人だ(笑)と思いましたし、時代を飛び越えるような瞬間にドキッとさせられました。戦争映画は作品を通じて何を感じていただけるか、ということだと思うので、一生懸命やっています」と思いを語った。同じく陸軍の中尉・小泉役の福士さんは「佐々部監督とは『チルソクの夏』以来7年ぶりにご一緒させていただきました。ずっと、もう一度ご一緒したいと思っていたので、役者としての喜びを感じながら演じています。英語を使うシーンがあるのですが特訓しながら準備しています」と今後の撮影に向けての意気込みを語った。これまでも『出口のない海』、『夕凪の街 桜の国』など戦争がもたらす悲劇や、その時代に生きた人間のドラマを描いてきた佐々部監督。「脚本を作り始めて4年目になり、いつ実現するのかという状況が続きました。助監督時代、最後の仕事が(浅田さん原作の)『鉄道員(ぽっぽや)』だったこともあり、自分の10作品目となる節目に、ファンである浅田次郎さんの作品を映画化できるということで感無量です。こうして素晴らしいキャストを迎え、周りの方々に感謝しながら、恥ずかしくない作品に仕上げたいと思っています」と決意を語った。ほかにユースケ・サンタマリア、八千草薫の出演も決まっている。祖国の明日のために命を懸けた将校たちと少女たちの思いは、戦後60年以上を経た現代を生きる日本人の心に何を問いかけるのか?『日輪の遺産』は2011年公開。■関連作品:日輪の遺産 2011年公開
2010年05月12日