誕生日、出産、お引っ越し。大切な誰かの人生の節目を、愛情を込めた贈り物で祝いたい。モノ選びや贈り方のアイデアを、インテリアスタイリストの作原文子さんが紹介します。あなたが喜ぶ顔を見たい。その気持ちと一緒に贈ります。「喜びや感謝、愛情やいたわり。目には見えない“気持ち”を形にして伝えられるのが贈り物。誰かのことを思いながらモノを探す時間は楽しいし、それで相手が喜んでくれたらもっとうれしい」とインテリアスタイリストの作原文子さん。仕事で部屋やモノをスタイリングする際は、使う人の気持ちを想像するのがいつものスタイルだ。では記念日の贈り物を選ぶ時は何を大切にするのだろう。「両親や友人の誕生日、結婚や出産のお祝い、そしてクリスマスなど季節の行事。シチュエーションによって選び方は変わりますが、相手の気持ちや行動をちょっと後押しできたらいいな…ってよく思います。シンプルな花器を贈ったことで、その人の日常に“花を飾る”という楽しみが加わったら素敵ですし、両親に贈ったきれいな色の服が、若い人と話したり散歩に出かけたりするきっかけになったとしたら、心が弾みますよね」職人が手づくりしたキッチン道具や、時代を超えて愛される北欧の置物など、背景に物語があるものを選ぶことも多い。「モノだけというより、サプライズの気持ちをのせて贈りたいんです。例えば両親の結婚記念日に、自分ではなかなか選べないけどもらったらうれしい老舗の花バサミをひとつ……というように。それを機にモノの歴史を調べたり、夫婦の会話が広がったりしたらいいなって」もちろんラッピングも大切だ。キャンディや花をプラスする。包装紙代わりに再利用できるかわいいバッグを使う。自分らしい言葉でメッセージを添える。ひと手間かけたことで、相手が笑顔になったり驚いたりしてくれたなら、その幸せな瞬間は自分にとっても喜びになる。「モノ選びやラッピングのヒントは、家族が何気なく口にした“欲しいもの”や“好きな色”。あるいは“これ、あの友人に似合いそう”と感じたこと。そういうサインを心に留めておくだけで、気持ちが届く贈り物になる気がします」恋人、友人へここでは、恋人や友人への贈り物をご紹介します!「恋人なら自分も一緒に使えるものを。友人には相手の趣味を充実させるものや遊び心のあるものを。そんな視点で選びました」。ユーモアのわかる友人にキッチュなキャンドルを贈ったり、ガーデニングが趣味の相手なら海外の園芸ツールを詰め合わせたり。「1000円前後の、手頃で気の利いたものを知っておくと、パーティや仕事場などで何人かに贈りたい時、役立ちます」キッカーランド「缶入りのキット」「何人かに贈るなら、各種揃えて自由に選んでもらうのも楽しい。小さいし価格も手頃なので、いくつかストックしておくのもいいかも」。スニーカークリーニングキット¥1,540アイグラスリペアキット、ソーイングキット、トラベルネイルキット、エマージェンシーテックキット、各¥1,210(DETAIL inc TEL:03・5724・7012)「NICE」と一言。小さなカード 7×12cm 3枚入り¥440(パピエラボ TEL:03・5411・1696)TODAY’S SPECIAL「ガーデンセット」「水やりにも使える料理用霧吹きなどを選び、トレイに詰め合わせて」。スコップ¥1,045トレイ、W36×D16×H6.5cm¥1,980W40.5×D20.5×H7.5cm¥2,640ブリキハングφ11×H10.5cm¥605ハンドウォッシュ¥3,080ハンドクリーム¥2,640霧吹き¥5,060(トゥデイズスペシャル自由が丘 TEL:03・5729・7131)G.W.THINGS「キャンドル」リンカーンやマリアの胸像に、実物大のイースターエッグ。ユーモラスなキャンドルは箱も素敵。「花と一緒に詰めて箱のまま渡しても。最近気になっている新しいアイテムを見つけたから、とさりげない感じで贈りたい」。リンカーンH12cm¥3,960マリアH13cm¥4,070エッグ(2つで)¥1,100(G.W.THINGS)VOIRY「キャンプエプロン」ハンティングベスト風ポケットやタオルを掛けるループなど、古着の要素を取り入れた“かぶり”スタイルの屋外用エプロン。「男女問わずラフに使えるデザインなので、友達夫婦に贈るのにぴったり。ポケットにメッセージカードやグローブを忍ばせてプレゼントしても」。コットン製。各¥9,350(VOIRY STORE TEL:03・6451・0883)グローブ¥1,320(VOIRY STORE)ゆったりしたオールインワン。コーデュロイボイラースーツ¥46,200(yarmo/ザ テイストメイカーズ アンド コー TEL:03・5466・6656)その他はスタイリスト私物さくはら・ふみこインテリアスタイリスト。雑誌、広告やCM、ショップディスプレイなど幅広く活躍中。ユニセックスなテイストと、細部に込められたこだわり、上質でありながら心がときめくスタイリングが支持される。※『anan』2021年10月27日号より。写真・当山礼子スタイリスト・作原文子取材、文・輪湖雅江(by anan編集部)
2021年10月24日京都市中京区にある新風館 POP UP SPACE“SPOT”で11月3日(水)~8日(月)の6日間、日本画家・高橋文子氏の個展「鴨川の王」(後援・京都府)を開催します。本個展では、第39回上野の森美術館大賞展入選作品『3000万年の歩み』をはじめ、動物たちの強く生きる姿とその魅力がつまった日本画20点を展示します。一般社団法人ジャパンプロモーション(所在地:東京都渋谷区 代表理事:生島 儀尊)では、日本の芸術文化界の「今」を担う人々のグローバルな活動をサポートすることを目的とし、国内外のイベントや展覧会運営などを行っています。その一環として、高橋文子氏の個展「鴨川の王」をバックアップします。高橋文子個展『鴨川の王』高橋文子(たかはし・あやこ)氏は、東京都在住の日本画家。オオサンショウウオや古代ザメ、シーラカンスなど、地球上の動物たち、とりわけ水棲生物をモチーフにした作品を発表してきました。「鴨川の王」と題する本個展は、京都府の後援をうけ、オオサンショウウオが生息する鴨川からほど近い「新風館」で開催します。■京都市のランドマーク的存在「新風館」新風館( )の前身は大正15年(1926年)に完成した旧京都中央電話局。外観をそのままに2001年にオープン。設計は近代モダニズムの先駆者と呼ばれた吉田鉄郎氏。1983年には京都市指定・登録文化財一号に登録されています。2020年のリニューアルの際には建築家・隈研吾氏も一部監修。館内では地元FM局による公開録音やライブイベント、展示会が開催されるなど、街のランドマーク的な存在となっています。■開催概要企画展名:鴨川の王出展作家:高橋文子会期 :11月3日(水)~8日(月)の6日間時間 :午前11時~午後8時(最終日のみ午後6時まで)会場 :新風館 POP UP SPACE“SPOT”( )作品点数:『3000万年の歩み』をはじめ20点後援 :京都府※高橋文子氏の「高」の表記機種依存文字に該当するため、通常の「高」で代用しておりますが、「はしご高」が正式になります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月21日子どもの頃から自然や動物に興味を持ち、触れ合いながら育ってきた青柳文子さん。いつの間にか根付いたサステナブルなマインドは「みんなの小さな行動が大きなアクションになる」と、日々の生活に生かされていました。留学や旅をして学んだサステナブルな暮らし。SNSなどでサステナブルな情報を集めてメッセージを発信している青柳文子さん。今の考え方に至るまでのルーツを聞いてみた。「何か大きな転機があったというよりは、生きてきた中で環境問題に触れる機会がすごく多かったんです。小さい頃から動物好きで、絶滅危惧種の動物が1枚に1種類ずつ描かれた100枚のレターパッドがすごく可愛くて大事に使っていたんですが、1枚使うごとに、ああ、この動物が地球からいなくなっちゃうんだ…と悲しくなっていたのを覚えています。中学は大分の学校に通っていたんですが、教育方針が合わないと感じて、自ら北海道の農村留学を希望。1年間のファームステイは、早朝5時から羊や馬などの世話をしてから学校に行き、帰ってきたらまた掃除や餌やり、農作業などをして生活をするという結構厳しい毎日で。そこで、自分は今までどれだけ甘ったれた生活をしてきたんだろう、生きるということは自然や動物たち、地球との共存なんだと気づき、人生を一から学び直した気持ちになりました」大人になってからは、エコビレッジを訪ね歩いたりもしている。「熊本にある自給自足生活のコミュニティに宿泊した時に、家も食べ物も自分たちで作って生活するという小さな循環が成り立っていることに感動しました。そこで“パーマカルチャー”という言葉を知ったんですが、動物をこう飼育すると、動物の糞がこのルートで雨に流されて畑の肥料になって野菜が育つ…というような、持続可能な文化や生活、社会のシステムをデザインする人がいるということにも驚きました。でも『都市部で実践するのは難しい気がする』と話したら、東京でシティリペアの活動をしている共生革命家のソーヤー海さんという方の存在を教えてくれて。同時期にパーマカルチャーを都会で実践する“アーバン・パーマカルチャー”が行われているオレゴン州のポートランドにも足を運びました。街ごとDIYの精神が根付いているポートランドには、ヴィンテージ物の商いをしている人も多く、古着をセンスよく大事に着ながら生きている人たちがたくさんいて。旅を通して、日本にはないカルチャーを学ぶことができました」ゴミを減らすなど日々できることから。5年前に結婚し、その後、出産した青柳さん。子育てをする中でも疑問や気づきは多い。「家族が増えると一人暮らしの時よりもゴミの量が格段に増えたし、使用済みのおむつをいちいちポリ袋に入れて捨てなければならないことにも疑問を感じる毎日。日本人は清潔感を好むあまり、他人に気を使いすぎているルールが多く、ムダを生んでいる気がしています。生まれた環境の文化を当たり前として、疑問に思わないことにも違和感がある。そこで、できる範囲で生活を見直し始めようと思いました。たとえば消耗品は自然を汚さない成分やなるべく自然に還るものに。食器は生分解する固形洗剤とヘチマたわしで洗ったり、シャンプーなどもエコな成分を選んだり。ラップは繰り返し使えて有害物質の出ないみつろうラップに替え、汚れた皿を拭いたり鼻をかんだりするのには、古布を四角く切ったものを使います。これは北海道のファームステイで学んだ方法で、我が家はティッシュペーパーも一切使っていません。そこまでするのは自然や動物が大好きだから。地球から美しい自然や可愛い動物が絶滅してしまうのが悲しいんです」特にここ数年は東京に暮らしていても気候変動を肌で感じる、と嘆く。「ゴミが増えてCO2が大量に排出されることで環境破壊が進み、自然災害や森林火災が増えたり、東京では雪の日が減り春が来るのも早い。大丈夫かなって、本能的に不安になります。そんな中で影響を受けた本が『ゼロ・ウェイスト・ホーム』。ゴミを減らして環境に優しいシンプルな生活をするための実践的なアイデアが書かれているんですが、生活がシンプルになると、管理する時間が減って余裕が生まれるんですよね。そうすると誰かに何かをしたくなり、今度は相手からもお返しがきて、ハッピーさえも循環していくという考え方も素敵でした。私もゴミを減らしたことで、暮らしがレベルアップしていると感じています。最近は再生可能エネルギーの電力会社にパワーシフトもしました。小さなことでもみんなで少しずつ行動して大きなアクションに繋げることが、地球のためになると信じています」FUMIKO AOYAGI大分県出身。モデルや女優として幅広く活躍中。SDGsをテーマにしたイベント等に出演するなど、ライフスタイルにも注目が集まる。カーディガン¥46,200(muller of yoshiokubo TEL:03・6303・3048)ニットワンピース¥70,400レーストップ¥63,800ブラトップ¥13,200(以上PEIENpeienwang0824@gmail.com)4連リング¥33,000(sussus. susyuuu2000@hotmail.co.jp)※『anan』2021年4月7日号より。写真・大野隼男スタイリスト・大島 陸取材、文・若山あや(by anan編集部)
2021年04月02日環境に優しいグッドデザインを日常に。“大切に育てて、長く付き合えるもの”をテーマに、インテリアスタイリスト・作原文子さんが選んだ、サステナブルな雑貨をご紹介します!エコフレンドリーなテーラーメイドのトート。JETMINMINのトートバッグ「受注生産によりハンドクラフトでバッグを作っていて無駄がなく、一部はリペアも可能。また、デザイナーは地元・浜松生産の生地を使うなど、地域経済の活性化にも貢献しています。そんな彼らの考え方を応援したい」。左・障害者雇用を行う浜松の織物工場で作られたキャンバス生地を使用。BALLOOON!‐70 W71×H46cm¥29,000右・汎用工業用として流通しているビニールテント生地の端材を使用。FOLLOW‐58 W58×H35cm¥9,800(共にジェットミンミン TEL:053・488・0766)表情豊かな廃材の木片ピースに平和への願いを込めて。dessenceのフレームパズルのようにフレームを構成しているのは、使われなくなった木材のかけら。人種や国境を超えて助け合ってほしいというデザイナー・山本和豊さんの「平和」への想いを、多種多様な表情の「木片」が織りなす不思議なバランスで表現。「カラーコンビネーションが素敵で、同じものがない。アートや写真など中に飾るものも、インテリアのテイストも選ばないので、ギフトにすることも多いです」。piece×peaceフレームA3サイズ 外寸48.9×36.6cm¥12,000(デッセンス/シボネ)使いたくなるデザインも大切!パーム油フリーのクリーナー。ORGANIC CHOICEのクリーナー身の回りのいろんなものに使われ、その生産が熱帯林減少の原因の一つといわれるパーム油不使用のクリーニングアイテム。「パームオイルフリーの視点も素晴らしいし、パッケージデザインもおしゃれ。自然に選びたくなるし、インテリアとしてもかわいい。毎日使いたくなるアイテムです」。左から、マルチバンブーワイプ 100枚入り¥1,300マルチクリーナー 500ml¥1,000ディッシュウォッシングリキッド レモングラス&グリーンティー 500ml¥900(以上オーガニック チョイス/リビング・モティーフ TEL:03・3587・2784)インテリアに取り入れやすいシックなリサイクルPET素材。FORMGATANのラグマット2018年にスタートした、サステナブルな素材にこだわるスウェーデンブランドのプロダクト。こちらの手織りのミニマットは、リサイクルPETが用いられている。ニュアンスのある大きめのループも魅力で、その柔らかい肌ざわりはまるでウールラグのよう。「リサイクル素材は色がミックスされたカラフルなものが多いけれど、これはベーシックで大人っぽい色合い。インテリアにもなじみやすいはず。ベッドサイドやキッチンの足元に」。ラグ Loop 70×90cm¥14,000(フォームガタン/リビング・モティーフ)天然の材料や廃棄物を用いたマーモリウム素材に注目。Landscape Productsの置き時計亜麻仁油や石灰岩など人体や環境に優しい天然の材料を混ぜて作られる素材で、北欧の巨匠アルヴァ・アアルトなど多くのデザイナーもプロダクトに用いたリノリウム。その一種であり、チョコレートの製造時に残るカカオ豆を粉砕した殻を加えたマーモリウム材をケースに使用。「グラフィカルで温もりのあるケースの表情が、シンプルな文字盤を引き立て、男女問わず使えるデザイン。同素材シリーズのフックやミラーも素敵です」。デスククロック¥12,000(ランドスケープ プロダクツ/プレイマウンテン TEL:03・5775・6747)さくはら・ふみこ雑誌、カタログ、CM、ディスプレイなど幅広く活躍。様々なテイストをミックスした、独自のユニセックスなスタイリングは男女問わず支持される。※『anan』2020年4月8日号より。写真・大内香織取材、文・野尻和代(by anan編集部)
2020年04月06日自分の部屋に取り入れたい!人気インテリアスタイリストの作原文子さんが提案する、お部屋に今すぐ欲しい、好きなモノをご紹介。[アクメファニチャー]インセンスホルダーファニーな雑貨でちょっぴりユーモアをプラス。「趣味のグッズやオブジェなどの置きかたに迷ったら、棚の一角などに飾り場所を決めるのがおすすめです。お気に入りを集めたコーナーがあれば、見るたび嬉しい気分になるはず」。¥15,000(アクメファニチャー 自由が丘店)ペーパーウェイト「teasel」¥5,800(Playmountain)[イームズ]ストレージユニット数々の名作家具をデザインした、イームズの代表的なプロダクトのひとつ。「ソファのサイドテーブルとして、また、寝室でベッドサイドに置いてもフィットするサイズ感。多少値は張りますが、長く愛用できる逸品です」。¥116,000(ハーマンミラー ストア)窓際に置いたイソップのルームスプレー¥5,100クッションカバー¥13,000(共にシボネ青山)キャンドルをのせたウッドプレート¥10,000(Playmountain)[P.F.S.パーツセンター]蓋付きコンテナ蓋の耐荷量が100kgとかなり頑丈なので、ベンチとして腰かけても大丈夫。3サイズ展開。「洋服はもちろん、どんなものも収納できる便利なアイテム。シンプルなので、ステッカーで自分好みにアレンジするのもいいですね」。約60.5×39×37cm ¥3,540(P.F.S.パーツセンター)馬のオブジェ¥7,200(TITLESTEL:03・6434・0421)黒とオリーブのスタッキングコンテナ各¥2,800(FreshService/FreshService headquarters)コンテナに入れたブランケット¥26,000(loomer/alpha PR)洋書『ANDY WARHOL』¥6,520(ビブリオファイル)[アクタス]ベッドリネンベッドテキスタイルは、肌触りにこだわって。「ピローやクッションケースは、柔らかな中間色を組み合わせてグラデーションに。春に向けて、気分も明るくなります」。Quiet コンフォーターケース¥9,800ボックスシーツ¥8,800ブルーのピローケース2,900(アクタス)ベッドフレーム・オーク材、セミダブル¥30,463脚・床下12cmタイプ¥1,852ポケットコイルスプリングマットレス・セミダブル¥38,797(以上無印良品/無印良品 池袋西武TEL:03・3989・1171)ラグマット¥51,000(スローハウス天王洲店TEL:03・5495・9471)ベッドサイドに置いたトランク 参考商品(Playmountain)ベッドサイドのジェルデのライト¥33,000(パシフィックファニチャーサービス)ベッド左の壁に飾ったハンカチ¥1,600(デイリーボブTEL:03・6277・0919)生成りのクッションカバー¥6,200砂時計¥4,900(共にシボネ青山)コットン×リネンのブランケット¥26,000(loomer/alpha PR)ツールボックス¥1,690(P.F.S.パーツセンター)その他はスタイリスト私物作原文子日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。写真・白川青史スタイリスト・作原文子(by anan編集部)
2019年03月04日「オンラインで買えるアイテムを使って収納&整理するだけでなく、モノの並べ方やととのえ方も大切です」そう話すのはインテリアスタイリスト・作原文子さん。新しい“ととのえ術”を教えてもらいました。「ととのえ」のキホンは棚。気持ちよくモノを並べるには、大きなルールを2つ覚えておきたい。まずは「こまごましたものは透明な瓶やカゴにしまう」。モノが多い場合はこれだけでもだいぶすっきりするはずだ。もうひとつは「モノは対角線を意識して配置する」。同じ色/同じ形のものは、横並びや縦並びではなくジグザグになるように配置する。たとえば四角いトースターを棚の右端に置いたら、次の段の四角いカゴは左端に置き、さらに下の段では四角いラックを棚の右半分に寄せる…という具合。このルールによって棚の中にリズムが生まれ、見た目も美しくととのう。覚えておくと棚づくりが上手になる対角線ルール、ぜひ試してみて。ステンレスユニットシェルフ無印良品ネットストア使い勝手やスペースに合わせて棚の数やパーツのサイズを選べる組立式シェルフ。棚の前面だけでなく左右側面にもクリップやS字フックなどを掛けられるデザインが秀逸で、収納量もぐんと増える。キッチンで使うなら、背面に抜けのある仕様がおすすめ。家電を置く場合に熱がこもらない。写真は基本セット(W86×D41×H175.5cm)¥26,760+ステンレスワイヤー追加棚¥4,158ファクトリースツールL¥10,500(LYON/P.F.S.パーツセンター)ミルクパン SMALL¥3,500MOKA EXPRESS 9cup¥8,000(共にレイバー・アンド・ウエイト・トウキョウ/ビショップ)アルミラウンドトレイφ8cm各¥500φ10cm各¥700φ12cm各¥900プラスチックマーケットバッグ White Small¥1,000(以上PUEBCO)THOR ラウンドコンテナ“23L/Gray”¥3,000フタ¥600Water Jerrycan“10L”各¥5,800シェルフ3段目左手前から、キャセロールポーセリンハンドル“209/5”¥2,600“209/3”¥1,800ビーカーロウスポート“227/3”¥2,200“227/5”¥3,500“226/3”¥1,700“226/4”¥2,700メジャー“241/4”¥5,700(以上ディテール)チーズグレーター¥3,000Jean Dubost カトラリー カフェオレナイフ各¥2,000フォーク各¥1,400スプーン各¥1,400scan wood 穴あきスパチュラ¥1,000オリーブスパチュラ¥1,500FER A CHEVAL 下段左からライムスクールリムーバー¥1,800ディッシュソープ¥900(以上リビング・モティーフ)Luigi bormioli Lock-Eat カラフェ 1000ml¥1,500ハンディージャー2000ml各¥2,0001500ml各¥1,800(以上トゥデイズスペシャル)オーブントースター・縦型¥4,621しゃもじ置き付き炊飯器・3合¥9,06518-8ステンレスワイヤーバスケット2¥1,8434¥2,399(以上無印良品ネットストア)イエローのレジカゴ¥950白のレジカゴ¥1,200(niko and …)壁に飾ったティータオル“song”¥1,600(デイリーボブ)エプロン¥3,800KNOTBAG-S¥1,800ラバーグローブ¥1,200(以上VOIRY STORE)野菜を入れたボウル¥17,500キャニスターに入れた Scourer スポンジセット¥1,500ピクニックコンテナL¥7,500(以上HAY TOKYO TEL:03・6427・9173)イエローのバスケットに入れたナプキン各色¥2,900(リビング・モティーフTEL:03・3587・2784)ブレンドティー“FRIDAY NIGHT”¥3,600“MONDAY MORNING”¥3,200“EARL GREY”¥4,200(以上TEA TIME TAILOR/DRAWER inc. TEL:03・6805・0812)アムケトル(グリーン)¥6,000OMLETTE-PAN¥4,300GRATIN-DISH¥3,500L¥6,300ブラシ4本セット¥2,500ミルクポット¥3,800(以上レイバー・アンド・ウエイト・トウキョウ TEL:03・6804・6448)リューズガラスキャニスター¥4,800(スローハウス天王洲店 TEL:03・5495・9471)スパチュラ、白¥1,300ウッド各¥1,200(以上トゥデイズスペシャル自由が丘 TEL:03・5729・7131)マグネットクリップ¥136(P.F.S.パーツセンター TEL:03・3719・8935)ミトン各¥1,300(ディテール TEL:03・6804・6448)作原文子さん日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。スタイリスト・作原文子写真・馬場晶子、山口聡文・輪湖雅江ディレクション・柴田隆寛(by anan編集部)
2019年03月04日インテリアスタイリスト・作原文子さんが素敵なお部屋を作るためのインテリア選びのポイントを教えてくれました。お部屋にぜひ取り入れてみて。[MOLDING]折り畳みコンテナボックス仕切りのないシンプルなボックスは、生活感のある消耗品など、隠したいものの収納にも重宝。スタッキングもできるので縦に重ねてもOK。「ナチュラルなオリーブグリーンやサンドベージュは部屋になじみやすく、重すぎない万能カラーです」。各¥3,800(niko and … TOKYO)[P.F.S.パーツセンター]メタルシステム中板はフラットなタイプの他、小物に便利な引き出しが新登場。「洋服、書類や食器などをしまうなど自在に使えます。組み立てが簡単なのもいいところ」。引き出し、薄型22,600深型27,300この組み合わせのトータルで¥82,900(P.F.S.パーツセンター)クリップライト¥2,200グローブ¥1,500赤いロイヤルメールバッグ¥700フェローズペーパーボックス、3個セットで¥2,010MSRの赤いボトル¥3,000上段の黒いキャップのボトル¥4,200マグネットクリップ各¥136(以上P.F.S.パーツセンター)ツールボックス 参考商品(niko and … TOKYO)ヴィンテージクロスのトリベット¥1,000トートバッグ、L¥1,200S¥800(以上PUEBCO)スニーカーサイズの白いボックス、2個セットで¥900シェルフ横の蓋付きコンテナ¥4,500(共にDETAIL INC.)保存瓶¥3,500シェルフ手前の白いバケツ¥1,500(共にアクメファニチャー 自由が丘店)重ねたプレート、サラダ各¥5,000ディナー¥6,000重ねた色付きのタンブラー各¥4,000(以上Playmountain)瓶入りのブレンドティー¥3,600(TEA TIME TAILOR/alpha PR)[PUEBCO]ヴィンテージテントファブリックHOOKバスケット袋自体にS字フックが付いていて、ラックやクローゼットの中など場所を選ばずに取り入れられる。「服やソックスを入れたりと、使い勝手がいいアイテム。テントを再利用した厚手の布素材で、こなれた風合いが魅力です」。S¥2,600L¥3,600(PUEBCO)[Thor]ラウンドコンテナ業務用のタフな作りが頼もしい。収納用としてはもちろん、室内外のダストボックスとして使うのにもぴったり。「左の38Lサイズはとにかく大容量。蓋の上に物を置けるので、省スペースにもなります」。38L ¥3,700蓋¥1,00012L ¥1,900蓋¥600(DETAIL INC.)ラックに掛けたブラックのヴィンテージブルゾン¥12,800(ブツヨク ストアTEL:03・6447・2018)ガーメンツラック¥12,000重ねたツールボックス、大¥5,500小¥4,200(以上DETAIL INC.)ランドリーウォッシュバッグ、黒¥600グリーン¥900ハンガー各¥1,200(以上PUEBCO)ボックス上の重ねたタオル、上から「ヘザーワッフルM」¥1,500「コットンリネンワッフルL」¥3,500「ヘザーワッフルXL」¥5,000「ブレラXL」¥5,000スツール上のコットンリネンブランケット¥5,000(以上コンテックス タオルガーデン青山)壁に飾ったバンダナ¥6,800(アクメファニチャー 自由が丘店)ファクトリースツール¥9,000(P.F.S.パーツセンター)キャンバスのラウンドストレージ¥5,600(FreshService/FreshService headquarters)その他はスタイリスト私物作原文子日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。写真・白川青史スタイリスト・作原文子(by anan編集部)
2019年03月03日名作家具から、見た目も機能も優れた日用品まで、“欲しい”が詰まった部屋を探検!お部屋のスタイリングを手掛けたのはインテリアスタイリストの作原文子さんです。[NICOLLE]スツール人間工学に基づいた設計で、座った時の快適さと外でも使える強度が特徴。背もたれの付いた“ニコルチェア”もあり。「フランスでは、家庭でも使われていて、日常にデザインが息づいていることを感じます」。ニコルスツール(45cm) ¥30,000(FER TRAVAILTEL:03・5477・6730)[niko and …]スケートボードチェアスケートボードモチーフのチェアを、オブジェ感覚でプラス。写真のブラックの他、明るい木目のナチュラルとの2色展開。「軽いので、移動しやすいのも特徴です。遊び心のあるデザインが部屋のアクセントに」。¥6,800(niko and … TOKYOTEL:03・5778・3304)[ジャスパー・モリソン]コルク ファミリースツールコルクを用いたスツールで、他に2つの形が。スツールとしてだけでなく、サイドテーブルとしても使える。「温かみのある素材とユニークな形で、ほどよい存在感があります。低いテーブルにも合わせやすい」。¥46,000(VitraTEL:0120・924・725)[アクタス]ラグマットデンマークのメーカー・FABULAのラグ。ノルディック調デザインが、モダンに落とし込まれている。「黒いラインで、部屋が引き締まった印象に。黒い家具とも相性が良く、統一感が出ます」。ハラルド(140×200cm) ¥44,000※5月中旬発売(アクタスTEL:03・5269・3207)[マジス]シェルフドイツ生まれのデザイナー、コンスタンティン・グルチッチのシェルフ。支柱や棚板を組み合わせ可能。「本や雑誌を見せながら収納できる棚板もあります。軽やかで圧迫感がないのもいいところ」。「TYKE」支柱と棚板のセットで¥102,000(マジスジャパンTEL:03・3405・6050)[DAZOR]フロアライト置いたまま明かりの向きを調整できて、女性も使いやすいフロアライト。「写真は青みがかった“dove gray”というカラー。アイボリーがかった甘めの色みの“almond”も素敵です」。¥45,000(パシフィックファニチャーサービスTEL:03・3710・9865)[パシフィックファニチャーサービス]2シーターソファ3タイプある同社のソファのうち最も奥行きが深いタイプで、ゆったりと腰かけられる。「どんな部屋にも合うベーシックな形で、生地も選べます。多くの時間を過ごすソファこそ、上質なものを選んでみては」。¥240,000(パシフィックファニチャーサービス)ピート・ヘイン・イークの「SCRAPWOOD PILING コーヒーテーブル」¥500,000クッションカバー、ストライプ¥13,000オリーブ¥6,200シェルフ4段目のBE@RBRICKのアロマオーナメント¥7,800(以上シボネ青山TEL:03・3475・8017 )ブランケット「ラーナXXL」¥18,000(コンテックス タオルガーデン青山TEL:03・6712・5978)ランタン¥6,000(P.F.S.パーツセンターTEL:03・3719・8935)マーシャルのスピーカー「KILBURN」¥34,800(ネイビーズTEL:03・6434・1541)窓際に置いたカール・オーボックの人の形のオブジェ¥50,000コーヒーテーブル上とシェルフ4段目のstudio prepaのガラスボウル各¥28,000シェルフに掛けたパチンコ¥3,800瓶に入れたFREDERICS & MAEのアロー各¥15,000壁に付けたcommuneのライト¥60,000ヒースセラミックスの、マグカップ¥6,500プレート¥5,000BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK のコーヒーキャニスター¥2,800時計¥12,000(以上PlaymountainTEL:03・5775・6747)グローブ¥2,100(FreshService/FreshService headquartersTEL:03・5775・4755)窓際に立て掛けた写真集『LOST IN L.A.』¥7,650(ビブリオファイルTEL:03・3582・2707)メタルシェルフの上に置いたオリーブカラーのFuel Can Pro 10L¥3,280ウォータージェリーカン10L¥5,800(共にDETAIL INC. TEL:03・5724・7012)メタルシェルフ上に重ねたバケツ各¥1,600(アクメファニチャー 自由が丘店TEL:03・5731・9715)トートバッグ、S¥800L¥1,200(共にPUEBCOTEL:050・3452・6766)テーブル 参考カラー(BallisticsTEL:03・5766・5615)スクールチェア¥24,000(FER TRAVAIL)イームズチェア「DCM」¥110,000(ハーマンミラー ストアTEL:03・3201・1820)ボトル入りの紅茶¥4,200(TEA TIME TAILOR/alpha PRTEL:03・5413・3546)メタルシェルフ 薄型¥22,600深型¥27,300この組み合わせのトータルで¥82,900(P.F.S.パーツセンター)その他はスタイリスト私物協力・TITLES作原文子日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。写真・白川青史スタイリスト・作原文子(by anan編集部)
2019年03月03日暮らしを整えるに大事な収納。オンラインストアで購入できるアイテムを使い“しまわない収納”をインテリアスタイリストの作原文子さんが教えてくれました。見た目がきれいにととのっていれば、しまい込まない収納でもいいのでは?たとえば洋服やバッグなど毎日使うワードローブ。「洋服類を掛けるラック収納と、バッグやベッドリネンをしまうのに便利な箱収納。この2つを組み合わせれば、使いやすく見た目も楽しく、季節ごとの入れ替えもラクなととのえ方ができますよね。ラックは頑丈で動かせるもの、箱はスタッキングできるデザインを選ぶのがコツ。特に箱類は、持ち手が大きい、箱自体が軽いなど、重くても持ちやすい工夫があるものが便利です」そして、忘れてはいけないのが床に敷くラグ。1枚敷くだけでもコーナー感が生まれ、ここで洋服を選ぶ時間が少し楽しくなる。ラックディテール洋服だけでなくバッグなども掛けたいラックは、とにかく頑丈なものを選ぶのがいちばん。ガス管を使った骨太なハンガーラックは組み立て式。シンプルなデザインなので、下にコンテナやカゴを置くなど、季節や服の量に合わせてカスタマイズして。脚にはストッパー付きのしっかりしたキャスターが4つ。たくさん掛けてもグラつきがなく安定感抜群。ガーメンツラックS(W90×D50×H165cm)¥12,000マーケットトートバッグ36¥2,800ヴィンテージテントファブリックラウンドバッグ¥2,700ハンガー各¥1,200(以上PUEBCO)POOL ワンショルダートート ブルーグレー¥2,808(イデーショップ)KNOT BAG-M NATURAL-PKG¥2,000(VOIRY STORE)壁に貼ったギフトカード_LINE BLUE/GREEN¥367*税込み(デイリーボブ)スタッキングコンテナ各¥2,800コンテナに入れたエプロン¥14,000(共にFresh Service)タイハンガー¥450ブラスサークル¥1,300ブラスフックS各¥350M¥400L各¥450(以上fog linen work)BEAUTIFUL SHOES バレエシューズ¥39,000(GALLARY OF AUTHENTIC TEL:03・5808・7515)コルク ファミリー スツール¥46,000(VITRA TEL:0120・924・725)ラウンドトリップバスケット¥12,000(PUEBCO TEL:050・3452・6766)バスケット上の畳んだブランケット各¥26,000コンテナに入れたブランケット各¥19,000(以上loomer/alpha PR TEL:03・5413・3546)ストライプ柄のバスタオル リール(アイボリー)¥4,000(コンテックス タオルガーデン青山 TEL:03・6712・5978)ベージュのブルゾン¥38,000グレーストライプのシャツ¥25,000白のカットソー¥24,000グリーンのシャツ¥30,000イエローのコート¥65,000(以上アンユーズド/alpha PR)オリーブ色のシャツ¥19,000ストライプのシャツ¥19,000(共にblurhms/WONDERISM TEL:03・6805・3086)床に敷いたラグ¥40,000(Playmountain TEL:03・5775・6747)作原文子さん日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。スタイリスト・作原文子写真・馬場晶子、山口聡文・輪湖雅江ディレクション・柴田隆寛(by anan編集部)
2019年03月02日ネットで買える暮らしにいいものをインテリアスタイリストの作原文子さんと考えました。カラフルな小物やディスプレイ術でいろんなアイデアをちりばめ、インテリアをもっと楽しんでみませんか。「愛してやまない“偏愛モチーフ”のオブジェやアートを、照明の陰や本棚の隅っこなどにこっそり潜ませる。自分だけが知っている、目に入るたびに嬉しくなる、小さな喜びのいろどりです」そう語る作原さんの偏愛モチーフは、なんと“顔モノ”。「動物だと可愛くなりすぎるかなという時に、ちょっと変わった胸像のオブジェや人形があると、いい意味の違和感が生まれて、その場がぐっと愛おしくなります」また、植物だって偏愛アイテムになりうる。花器に生けるばかりでなく、貯金箱に挿したり洋書に挟んだり、鉢植えを靴の中に置いてみたり。ヘンテコな場所に飾るのはなんだか可愛い。いろどりのアイデアはいつも自由自在![ヴィガンタス・ヴァサイティス]フクロウの笛LTshopltshop.stores.jpバルト三国が誇る手仕事の国・リトアニアの陶器作家ヴィガンタス・ヴァサイティスによるフクロウの笛。リトアニアに伝わる伝統的な陶笛に、ユーモラスな表情と意匠を絵付けしたもの。足で蹴って回す昔ながらの蹴轆轤(けろくろ)を使い、一点ずつ丁寧に成型してつくるため、顔や模様はひとつずつ異なる。背面の吹き口に息を吹き込むとホーッと音が鳴る仕様。H約8cm ¥2,800~キャンドル¥3,800(niko and … TOKYO TEL:03・5778・3304)Joe Sayeghのプレート¥5,000(リビング・モティーフTEL:03・3587・2784)ブレスレット¥10,000(イデーショップ 自由が丘店TEL:03・5701・7555)洋書『KEEP CALM AND CAST ON』¥1,320(ビブリオファイルTEL:03・3582・2702)[カール・オーボック]Sculpture man with StickPlaymountainオーストリアのモダニズムに大きな影響を及ぼした彫刻家で画家でデザイナーのカール・オーボック。1926年に始まったオーボック工房では、今も金属工芸を中心とした作品がつくられている。ステッキを持った男性の彫像オブジェは真鍮製。バウハウスの造形をイメージさせるモダンな姿でありながら、愛嬌も感じられる佇まい。なぜか目が離せない。W10.5×H26cm ¥80,000ローレンス・ウェイナーのアート「Nürnberg1998」¥18,000(イデーショップ)エナメルシューズ¥34,000(House of Naive/LTshop)[&K amsterdam]オウムの陶製ジャグシボネwww.cibone.com動物をモチーフにしたリアルなキャンドルやオブジェで話題のアンドケーアムステルダムは、オランダのブランド。色鮮やかなオウムの陶製ジャグは、頭から飲み物を入れて口から注ぐというキッチュなデザインだ。シンプルな場所にポンと置いて目立たせるのもいいけれど、あえて同じくらいカラフルな小物や花と並べ、賑やかに飾るのが楽しい!W12×D18×H28cm ¥9,000ルイス・ポールセンのPanthella Mini¥52,920(リビング・モティーフミランダ・ジュライのアート¥14,157(イデーショップ)オブジェと貯金箱キッカーランド飛び出す絵本で注目されるNYのデザイナー、クリス・コリコットによるエリザベス女王のオブジェ。バッグに付けたソーラーパネルに光が当たると、ゆらゆらありがたいお手振りが見られる。写真は陛下が初めて着た乗馬服をデザインしたエクストリアン・エディション。アインシュタイン博士のシュールな彫像は陶器の貯金箱。オブジェ(H16.5cm) 2,500貯金箱(H18cm)¥1,900インテリアスタイリスト・作原文子さん日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。スタイリスト・作原文子写真・馬場晶子、山口聡文・輪湖雅江ディレクション・柴田隆寛(by anan編集部)
2019年03月01日「大好きなオブジェやアート、カラフルな色彩など、生活に直接必要なくても心を満たしてくれるものがあれば、もっと部屋を大切に思えるようになる」インテリアスタイリストの作原文子さんはこういいます。オンラインで買える愛すべき“いろどり”アイテムをご紹介。部屋をいろどる第一歩は壁を飾ること。デザインのいいハンカチやポストカードを手軽なアートと考えて、壁にペタペタ貼ってみる。「ポイントはグラフィックの要素を入れること。雑誌のコピーでも効果的です。ハンカチも紙も軽いのでマスキングテープで貼れば十分。壁も傷めないし、気分によって貼り替えてもいいですね」まず主役の位置を決め、少し離れた場所から確認しつつバランスよく余白を埋めていく。貼るもの同士の縦横ラインは揃えず、無造作なカッコよさを目指したい。「壁が完成したら次に飾ってほしいのが花。明るい色だけでなく、濃い紫やオレンジなど、ちょっと毒々しさのある色を加えると甘くなりすぎずにまとまります」ハンカチデイリーボブデイリーボブは、朝倉充展と朝倉洋美が2002年に設立したクリエイティブユニット「Bob Foundation」の日用品ブランド。壁に貼った大判ハンカチシリーズは、旅先で撮った写真にハンドライティングのメッセージやイラストを載せたもの。軽やかな素材と大胆なデザインのコントラストが新鮮。コットン100%にインクジェットプリント(45×45cm)各1,600[ゴードン・マッタ=クラーク]ポストカードパピエラボ世界中の紙と紙にまつわるプロダクトを扱うショップ、パピエラボによるカードセット。東京国立近代美術館で行われた、1970年代のNYで活躍した早世のアーティスト、ゴードン・マッタ=クラークの展覧会に合わせ、アートワークを抜粋してカードにしたもので、印刷は活版。11.8×16.6cmのカード4枚セット。GORDON MATTA-CLARK ART CARDS 900スノードーム¥9,000(Glas & Licht/リビング・モティーフ)花を生けたバケツ¥2,400(PUEBCO)LAMPADAIRE 1 LUMIERE¥78,000(イデーショップ)STRIPEPIPED CUSHION SQUARE“ CANOEING”¥6,800(The Tastemakers & Co.)青森ヒバ丸太スツール¥28,000(Cul de Sac)Ana Demanのマグカップ¥5,500(リビング・モティーフ)オーク材ベンチ・丸脚¥41,667(無印良品 池袋西武TEL:03・3989・1171)CAMPERIORのデイベッド¥78,000(スローハウス天王洲店TEL:03・5495・9471)右のクッションカバー¥2,800時計¥9,333(共にイデーショップ 自由が丘店TEL:03・5701・7555)ブランケットにしたタオル、スウェル¥6,000コットンウールブランケット¥8,000(共にコンテックス タオルガーデン青山TEL:03・6712・5978)作原文子日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。スタイリスト・作原文子写真・馬場晶子、山口聡文・輪湖雅江ディレクション・柴田隆寛(by anan編集部)
2019年03月01日インテリアスタイリスト・作原文子さんが名作アイテムを使った、部屋の新しい“ととのえ術”をご紹介します。「シンプルでコンパクトなのに、ひとつ取り入れるだけで空間を上質に変える。巨匠たちの名作にはそういう力がありますよね」そして20世紀の名作家具には、無駄な機能やデザインを削ぎ落としつつも多目的に使えるアイテムが多い。たとえばイームズのワイヤーテーブルは、サイドテーブルにもなるし積み重ねれば飾り棚として使うこともできる。ル・コルビュジエやマックス・ビルのスツールは、置き方も自由なうえに持ち運びもしやすい。「部屋を“整理する/ととのえる”というと無機質な方向に行きがちですが、多目的に使える名作を取り入れれば、すっきりと美しく、温かみもあるととのえ方ができるんじゃないかと思います」[チャールズ&レイ・イームズ]ワイヤーベーステーブル、ハングイットオールハーマンミラー ストアミッドセンチュリーモダンの巨匠、チャールズ&レイ・イームズ。夫妻がチャップリンを“茶の湯”でもてなすのに使った「ワイヤーベーステーブル」は、積み重ねることもできる。木製ボールとワイヤーを合わせたラック「ハングイットオール」は遊び心と実用性を備えた傑作。テーブル(W39.4×D33.7×H25.4cm)各¥33,000ラック(W50×D17×H38cm)¥40,000[ル・コルビュジエ]LC14 MAISON DU BRESILカッシーナ・イクスシー近代建築の巨匠、ル・コルビュジエによる、水平にも垂直にも使えるスツール。2面に設けた取っ手穴と、ダヴテールと呼ばれる細かい台形型のほぞ継ぎが特徴。1959年にパリのブラジル学生会館用につくられている。デザインには、ル・コルビュジエが人体の寸法との黄金比から考えた建造物の基準寸法「モデュロール」が採用された。オーク(W33×D25×H43cm)¥90,000[マックス・ビル]ウルムスツールメトロクス画家で彫刻家で建築家のマックス・ビルによる1954年の作。バウハウスの理念を受け継ぐ旧西ドイツの教育機関「ウルム造形大学」の学生のための道具で、スツールにもサイドテーブルにもマガジンラックにもなる優れモノ。横棒を持ち手にして持ち運ぶこともでき、スタッキングすれば収納棚に。金具を使わない指物技術でつくられている。W39×D29×H44cm ¥37,000マックス・ビル 額入りのアート¥45,500(イデーショップ)イームズ ハウスバード ウォールナット¥20,520*税込み(VITRA/SEMPRE)ラジカセ Mywayオレンジ¥15,000※今夏発売予定(デザインアンダーグラウンド)作原文子さん日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。スタイリスト・作原文子写真・馬場晶子、山口聡文・輪湖雅江ディレクション・柴田隆寛(by anan編集部)
2019年02月28日インテリアスタイリストの作原文子さんが“くつろぐ部屋”に置いておきたいオシャレで快適な家具とスツールをご紹介。アアルト、プルーヴェ、ウェグナーにヤコブセン。誰もが知っている巨匠の名作家具や小物もオンラインで買えるんです。長く愛されてきた名作は、上質な音楽のように日常に溶け込み、住む人を心地よく包んでくれるのが魅力。「私にとっての名作は、あくまでも日常的に楽しめて、どこに置いても自分らしい使い方ができるもの。上手な喩えじゃないかもしれませんが、“デュラレックスのグラス”みたいに、この先ずっと自分と生活を共にしていく可能性を感じさせてくれるものが、本当の名作だと思います」だからこそ、使えば使うほど味わいが増す素材であることや、コンパクトで使う場所を選ばないことも、私たちに合う名作の条件。[ハンス・J・ウェグナー]YチェアCH24カール・ハンセン&サン20世紀モダンデザインの不朽の名作。ハンス・J・ウェグナーが1949年にデザインし、今も熟練職人の手で一脚ずつ丁寧に製作されている。形のルーツは中国・明時代の椅子。軽やかで圧迫感のないフォルムは日本の空間にもなじみがよく、ペーパーコードの座面は極楽の座り心地。ビーチ材 オイル仕上げ ナチュラルペーパーコード(W55×D51×H76・SH45cm)¥95,000[アルヴァ・アアルト]ダイニングテーブルとスツールArtek/SEMPRE名作家具には時々、「限定モデル」なるものも登場する。モダニズム建築の巨匠アルヴァ・アアルトの代表作もしかり。「テーブル 80」は、フィンランドの自然をイメージした独立100周年記念カラー“ストーンホワイト×ペブル”。曲げ木の脚が特徴の「スツール 60」も天然木の端材を使った限定モデル。テーブル(W120×D60×H72cm)¥138,000スツール(φ35×H44 cm)¥19,800[アルネ・ヤコブセン]テーブルランプアクタスウォールクロックリビング・モティーフデンマークの建築家でデザイナーのアルネ・ヤコブセンは、空間を彩るプロダクトも数多く生み出した。シェードが上下に動く照明はロイヤルホテルのためのデザインで、ルイス・ポールセン社が製作。時計は駅(左)や市庁舎(右)で使われたもの。ヤコブセン流の機能的で美しいフォントも楽しめる。AJ テーブルランプ ¥98,000時計、左から、STATION ¥37,000ROMAN ¥34,000[ジャン・プルーヴェ]スタンダード チェアとタブレ ソルベイVitra/SEMPREフランスの建築家でエンジニアでもあったジャン・プルーヴェ。幅広三角形のスチールレッグが特徴的な「スタンダード チェア」は、合理的で無駄のない美しさで世界中にコレクターをもつ。オーク材のスツール「タブレ ソルベイ」はパリの大学のためのデザインで、抜群の安定感。チェア(W42×D49×H81.5・SH46.5cm) ¥83,160*税込みスツール(φ35×H45cm) ¥73,440*税込みラジカセ Myway グレー¥15,000※今夏発売予定(デザインアンダーグラウンド)洋書『A passion for Jean Prouve』¥32,960(ビブリオファイルTEL:03・3582・2707)カイ・ボイスンのモンキーオブジェS¥22,500mini¥9,000(共にカール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京TEL:03・5413・5421)作原文子日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。※『anan』2019年3月6日号より。スタイリスト・作原文子写真・馬場晶子、山口聡文・輪湖雅江ディレクション・柴田隆寛(by anan編集部)
2019年02月28日友人を招いて部屋でくつろぎたい。そんな時のもてなしの器はどうする?インテリアスタイリストの作原文子さんがネットで買える素敵な食器を教えてくれました。「もてなしの基本は“楽しませる”ことじゃないでしょうか。どうしたら喜んでもらえるか…を想像すれば自分も楽しい。柄プラス柄や、意外な色の組み合わせ、定番の白に頼りすぎないコーディネートなど、常識にとらわれない器使いに挑戦できるといいですね」そう話す作原さんが考えるもてなしの極意は、「ちょっと嬉しいサプライズ」。きれいな色の丸皿を一人一人のトレイとして使ったり、スプーンに小さい花をのせてみたり。「日本の染め付けなどブルー&ホワイトの陶器は何とでも合う。白い器に変わる新しい定番と言ってもいいかもしれません」ネットで買えるもてなしの器をご紹介。[丸直製陶所]カップ&ソーサー、豆皿、陶碗スローハウス/アクタス光にかざすと透き通るほど薄くて軽い!繊細だけれどとても丈夫で使いやすいテーブルウェアは、1900年ごろ岐阜県土岐市で開窯した丸直製陶所の代表作。ブルー&ホワイトのオリエンタルな絵柄は、和紙の模様を転写する“銅版転写”の技法によるもの。染付中碗皿(カップ&ソーサー)「菊鳥」「桜つばめ」各¥3,000豆皿「青波」¥1,400染付陶碗「刺子」¥1,400[ヒースセラミックス]カーキ色のプレートPlaymountain優しいフォルムとマットでくすんだ色合いが人気のヒースセラミックスは、1940年代にサンフランシスコで創設された陶器メーカー。今も当時の製法を守りハンドメイドで製作を続けている。「ヒースの色や質感は日本の器とも相性がいいから、スタイリングの際に1枚あると安心。頼りになるんです」。サラダプレートφ20.5cm ¥5,000ディナープレートφ27.5cm ¥6,000[竹俣勇壱]カトラリーBLOOM&BRANCHオーダージュエリーから食器まで手がける金沢の人気金工作家・竹俣勇壱。アンティーク風の仕上げを施したカトラリーシリーズ「ryo」は、日本に洋食器が輸入され始めたころの金型を使ったもの。しっかりした存在感と重量感で、もてなしのテーブルをキリッと引き締める。ステンレス製。spoon-a salad各¥2,800fork-a table¥3,500knife-a table ¥4,800spoon-a table ¥3,500[ラッセル・ライト]セラミックのプレートハーマンミラー ストアトレイ代わりにした黄色やグリーンのプレートは、1930~’50年代のアメリカを代表する工業デザイナー、ラッセル・ライトの名作テーブルウェア。壊れにくいセラミックで、カジュアルかつ色鮮やかな(しかも収納しやすい)食器をつくり、アメリカのモダンデザインに大きな影響を与えた。艶やかな質感も特徴。ディナープレートφ25cm ¥7,200サラダプレートφ20cm 各¥5,800作原文子日本のインテリアスタイリストの草分けだった岩立通子さんに師事。心地よく・楽しく・自分らしい空間をつくるスタイリングで、男女問わず根強いファンをもつ。『FIGARO Japon』『Casa BRUTUS』など雑誌のほか、ショップや企画展示会のディスプレイ、自身のプロジェクト「マウンテンモーニング」でも活躍。Vodaタンブラー各¥4,000(STUDIO PREPA/PlaymountainTEL:03・5775・6747)チャイナ ヴィンテージボウル¥29,000中央のチャイナ 豆皿¥9,000(共にQUICO TEL:03・5464・0912)プレースマット各¥5,000(リビング・モティーフTEL:03・3587・2784)※『anan』2019年3月6日号より。スタイリスト・作原文子写真・馬場晶子、山口聡文・輪湖雅江ディレクション・柴田隆寛(by anan編集部)
2019年02月27日ひとり暮らしを始める、引っ越しをする、いつもの部屋の雰囲気を少し変えたい。そんな気分に合うインテリアと小物を、スタイリストの作原文子さんが『niko and ...』のオンラインストアからピックアップ。写真・木寺紀雄 スタイリスト・作原文子 文・野尻和代、編集部洋服をコーディネートするように、インテリアも彩りと組み合わせを楽しもう!ミリタリー、ワーク、アウトドアなど、ボーイフレンドとも一緒に使える幅広いテイストで注目を集める『niko and …』。「アパレルも手がけているブランドなので、インテリアもファッションの延長上で、彩りや組み合わせを自由に楽しめる、色や遊び心のあるアイテムが充実しています」と作原さん。 「しかも、家具はコンパクトなサイズのものが多く、収納も折りたためたり、2ウェイだったり、ひとり暮らしにぴったりの気の利いたものが多い。値段が比較的お手頃なので、気分に合わせていろいろ冒険するのもおもしろいですよ」。コートハンガー水道管とパインの無垢材を組み合わせたコートハンガー。「黒パイプのあしらいがさりげなく、女性でも取り入れやすいデザインです」。バッグ、帽子などをさっと掛けられるコートハンガーは、部屋のちらかり防止にも役立ち、あると便利なアイテム。1万3000円( W32 ×D32×H178cm)3段シェルフコートハンガーと同じシリーズの3段シェルフ。「移動が楽なキャスター付きの棚は、壁付けはもちろん、部屋の間仕切りにしてもいい。 しゃれたコンテナやバスケットを使って見せる収納をしても映えます」。また、背面が開いているので、オーディオ機器などの配線もしやすい 。4万9000円(W120 × D40 × H106 cm)Information『niko and …』のアイテムをはじめ、オンラインストアで買える良品が勢揃いしたanan特別編集ムック『ネットで買える、インテリアと日用品』、好評発売中です! 定価787円(税別)。本書のanan電子版アプリは、紹介している全オンラインショップへのリンクを貼ったかたちでリリース! ワード検索やURL入力することなく、気になったブランドサイトや購入サイトにワンクリックで飛べて、とっても便利!気になるアイテムを手に取ることができる、『niko and … TOKYO』で開催中のフェア「#22 BRAND NEW LIFE!」もぜひチェックを! 『ネットで買える、インテリアと日用品』ムックでご紹介したアイテムをはじめ、〈ニコアンド ファニチャー&サプライ〉が選んだ、新生活に欲しいものがずらり勢ぞろい。リサイクルレザーを使ったMAKOOのエプロンやトートバッグ、沖縄・やんばるの森の木で作られたオリジナル雑貨、コーヒータイムが楽しくなるドリッパーやマグ、オリジナル家具やインテリアパーツ、観葉植物、さまざまな日用品……と、眺めているだけでワクワク! 春らんまん、新生活をスタートした方にも、いつもの暮らしをほんの少しリフレッシュしたい方にも、おすすめです! 「#22 BRAND NEW LIFE!」フェアは、5月6日まで開催中。フェア開催店『niko and … TOKYO』東京都渋谷区神宮前6-12-20 1F・2F作原文子さん インテリアスタイリスト。雑誌からムービー、カタログまで幅広く活躍する。多彩なテイストをミックスさせた空間づくりで人気。※『anan特別編集ムック ネットで買えるインテリアと日用品』より。
2018年04月20日基本はナチュラル。そこにさまざまな色や質感を重ねて、モダンな楽しさや“こなれ感”を出すのが今の気分!スタイリストの作原文子さんが、ナチュラルモダンなワンルームの部屋づくりのコツを教えてくれました。自然素材とモダンデザインが鍵。「木のあたたかみを生かしながら、好きなモノや心地いい色をいっぱい詰め込んだスタイルです」とスタイリスト・作原文子さん。白やベージュが主役のほっこり系ナチュラルも素敵ですが、今回のナチュラルはちょっと違う。主役はさまざまな色のテキスタイルやアート、あちこちに飾った花。「このスタイルの鍵はグラデーション。リビングではモダンな木の棚とヴィンテージ風の椅子を合わせ、ベッドにはさまざまな質感のリネンを重ね使いしました。照明や時計でデザイナーものを加えると、こなれた感じが出ますよ」ラインミーのペンダントライトオブジェのような照明が増えている昨今。目につきやすいペンダントを好きなデザインに変えれば、部屋の印象はぐっと楽しくなる。鳥かご型ランプガード“Cage”¥2,800電球¥4,800カラーソケットコード¥3,600ピート・ヘイン・イークのスクラップウッド・チェア椅子を1脚、ヴィンテージ風にするだけで、空間に深みが出る。オランダの人気デザイナー、ピート・ヘイン・イークが一点一点表情が異なるスクラップ材木で作ったチェア。¥85,000(W37×D39×H86・SH43cm)深澤直人の鳩時計「時計ひとつでも、ちょっと楽しくなるものを選ぶ。部屋で過ごす時間が好きになると思います」。人気デザイナー深澤直人の鳩時計。天然木の質感や木目を生かしたシンプルなデザインだが愛嬌がある。¥33,000ナイジェル・ピークのリトグラフアート「アートは難しく考えず、見ると嬉しくなるもの、くらいの感覚で取り入れて」。都市や風景を題材にした作品で人気のナイジェル・ピーク作。「TICKET」¥45,000*税込み(W41.4×D5×H52.9cm)パシフィックファニチャーのスタッキングブックケース1段でも重ねても並べても。トップとベースをプラスするなどライフスタイルによって変えていける本棚。オーク材。トップ&ベース各¥21,000本体S¥34,000(W80×D33×H28.5cm)本体L¥35,000(H38cm)作原文子さんインテリアスタイリスト。雑誌からムービー、カタログまで幅広く活躍する。多彩なテイストをミックスさせた空間づくりで人気。※『anan』2018年2月28日号より。写真・馬場晶子スタイリスト・作原文子文・輪湖雅江(by anan編集部)
2018年02月23日ネットで見つけたいいもので作る、ワンルームスタイリング術。快適なワンルームはどう作る?スタイリストの作原文子さんが、部屋づくりを提案!オンラインで購入できる家具を中心に、買うべきものとスタイリングのコツを紹介します。モダンな家具を基本に、布や棚でスタイルを作ります。テーブルにベッドにワードローブ。すべてが同じ空間にあるから、油断するとカオスになってしまう。そんなワンルームを、心地よく楽しくするにはどうしたらいい?スタイリストの作原文子さんが考えるコツはふたつ。「ひとつは、リビング・ベッド・キッチン・クローゼットというスペースをきちんと意識して、それぞれのメイン家具を決めること。この“基本の家具”はどんなものにもなじみやすくモダンで大きすぎないものがいいですね。もうひとつは、部屋全体のテイストを決めること。今回提案するのは、ミリタリーやアウトドアの楽しさを取り入れたワークスタイルと、居心地のよさを大切にしたナチュラルモダンスタイルです」どちらのスタイルも、雰囲気づくりの決め手は棚や椅子や、ベッドリネンなどのテキスタイル。「あとは、好みの色やアートを取り入れると、部屋に愛着がわくと思います。シンプルな服に好きな色のアクセサリーを加える感覚で、インテリアにも色を取り入れてほしい。アートも、美術品というより好きなポスターや動物の置物など自分を楽しませるもの…くらいの気分で。もっと気軽に色やアートを楽しめたら、限られた空間も、ぐっと心地よくなるはずです」基本の4アイテムはこちら。作原さんが選んだ「基本の家具」はこの4つ。食事にもPC作業にも使えるテーブル、下が広く空いたベッド、スチール製のキッチン棚、シンプルなラック。「アレンジしやすいモダンなデザインと、大きすぎないサイズ感。そして、部屋を狭く見せない形や収納力の高さなど、ひとり暮らしに必要な役割をきちんと果たすこと。そんな条件にかなうものを選びました。チープにならない素材感や飽きのこない色も大切です」無印良品の脚付きマットレスポケットコイル・シングル(スチールメッシュ 洗えるカバー)¥25,834脚/床下26cmタイプ、ナチュラル¥2,315(W98×D198×H52cm)足元にはボックスを置いて収納に。パシフィックファニチャーサービスのスクエアテーブル少し濃いめのチーク材は、飽きがこずコーディネートもしやすい。抜けのある細い脚は、部屋を広く見せる。先端のメタルがモダンな印象。¥60,000(W80×D80×H72cm)無印良品のスチールユニットシェルフ・スチール棚セット組み立て式。スチール製でフレームも細いので、S字フックを掛けたりしやすく、収納力もアップ。キッチン収納に。ワイド中・グレー¥11,019(W86×D41×H120cm)P.F.S.パーツセンターのガーメントラッククローゼットには、たくさんかけられて頑丈なラックを。下部分を有効に使える別売りのシェルフも便利。ラック¥21,000シェルフ¥10,000(W96×D46×H163.5cm)作原文子さんインテリアスタイリスト。雑誌からムービー、カタログまで幅広く活躍する。多彩なテイストをミックスさせた空間づくりで人気。※『anan』2018年2月28日号より。写真・馬場晶子スタイリスト・作原文子文・輪湖雅江(by anan編集部)
2018年02月22日「おとなの大映祭」が2017年6月24日(土)より、角川シネマ新宿他にて開催される。市川雷蔵、勝新太郎、船越英二、京マチ子、山本富士子、若尾文子、中村玉緒、渥美マリ他昭和を代表する映画俳優を数多く輩出した映画会社・大映株式会社。その設立75周年を記念した「おとなの大映祭」では「おとな」をテーマにした作品群がラインナップする。セレクションは、大映作品を彩った数多くの中から、女性が主人公の「女優主演」の作品に特化。日本の映画史を彩る女優達の艶やかで美しい姿を存分に楽しむことができる作品群に、旧映画への造詣の深さにかかわらず映画ファンなら惹きこまれてしまうだろう。今回の映画祭のほか、12月には「大映女優祭」、2018年春には「大映男優祭」も開催予定。大映作品を心ゆくまで堪能できる一年になりそうだ。【開催概要】「おとなの大映祭」公開日:2017年6月24日(土)~公開劇場:角川シネマ新宿ほか順次公開作品数:ラインナップ21本ラインナップ詳細:・若尾文子『卍』『十代の性典』『不倫』・江波杏子「女賭博師」シリーズ 5本・関根恵子(高橋惠子)「レモンセックス」路線作品3作・渥美マリ「軟体動物」シリーズ2作■谷崎潤一郎原作「痴人の愛」1949年度版:京マチ子×宇野重吉×森雅之1960年度版:叶順子×船越英二×田宮二郎1967年度版:安田(大楠)道代×小沢昭一×田村正和
2017年04月30日インテリアスタイリスト・作原文子が主宰するユニット、マウンテン モーニング(MOUNTAIN MORNING)のポップアップショップ「GLAMPING BLUE by MOUNTAIN MORNING」が3月30日より伊勢丹新宿店 5階=センターパーク/ザ・ステージ#5にオープンした。昨年12月に行われた同店でのポップアップ「マウンテン モーニング“ホワイト”」に続く今回のテーマは、瀬戸内海の“ブルー”をイメージした春のグランピングキャンプスタイル。家具、生活雑貨、写真、アート、瀬戸内メイドの商品を盛り込んだ優雅で楽しいキャンプスタイルを提案する。作原文子自らスタイリングしたポップアップスペースにずらっとそろえられたのは、BROWN’S Cafe&Beansのオリジナルブレンドコーヒー豆、Marshall Headphonesのスピーカー、GOOD NEIGHBORS' FINE FOODSの食料品などを始めとするキャンプのお供に最適なアイテム。その他、瀬戸内は香川の食器メーカーGOLD CRAFTのプライウッドプレート、祐天寺のヴィンテージショップVOIRY STOREのトートバッグやエプロン、リチャードジノリのテーブルウエア、HELLY HANSENの数量限定レインブルゾンとコート、STUSSY Livin’ GENERAL STOREのスタッキングマグ、“瀬戸内ブルー”のWHYTROPHYのロゼットなど、マウンテン モーニングのために生まれた別注アイテムも販売。また、昨年好評だったマルニ木工とコラボレーションしたHIROSHIMAアームチェア×PENDLETONの新宿伊勢丹エディションも再登場した。そして本ポップアップのポスターとフライヤーに使用されている海の写真は、写真家・森本菜穂子が穏やかな瀬戸内海を撮り下ろしたもの。スペース内では、森本菜穂子、山本哲也が“瀬戸内”を題材に撮り下ろした写真の展示と、ポストカードセットも販売をしている。「GLAMPING BLUE by MOUNTAIN MORNING」の期間は4月12日までなのでお早めに。
2016年04月03日TSUTAYA BOOKSの代官山店、六本木店、 福岡天神店、函館店、湘南店の5店舗で、ポップアップフェア「BOOKS & JOURNEY STUSSY Livin’ GENERAL STORE」が開催される。STUSSY Livin’ GENERAL STOREは、カリフォルニア発のアパレルブランド、ステューシー(STUSSY)が2011年にスタートしたライフスタイルレーベル。同フェアでは“旅”をテーマに掲げ、旅の起点となった本、旅にまつわる道具など、様々な本やモノを展示販売。5人のセレクターがそれぞれ、アパレルやシューズ、バッグからコーヒーカップなどの雑貨まで幅広いアイテムをセレクトした。そのうちのひとり、作原文子は『Vogue Nippon』や『Figaro japon』を始め、数多くの雑誌でスタイリングを手掛けるインテリアスタイリスト。様々なテイストをミックスした独自のスタリングは、性別に問わず定評がある。また、「Found MUJI」「INTERSECT BY LEXUSU」のウィンドウディスプレや、展示会の空間ディレクションを担当。10年より自身のプロジェクト「mountain morning」を始動し、ブランドやショップとコラボしたオリジナルアイテムの開発も行っている。一方、ルーカス・B.Bは96年にニーハイメディア・ジャパンを設立。その後、斬新な切り口が若者を中心に話題になったカルチャー誌『TOKION』を始め、キッズ誌やトラベルライフスタイル誌など様々な雑誌を手掛ける。更に、日本各地を自転車で巡る「ツール・ド・ニッポン」などの企画やプロデュースを行うなど、雑誌以外の分野でも活動を行っている。その他、祖父を撮り続けた写真集『Takuji』などを手掛ける若木信吾や、「ランドスケーププロダクツ」で数々のブランドディレクションを手掛けてきた中原慎一郎、日用品カタログ『& Premium』のエグゼクティブディレクターを務める柴田隆寛などがセレクトしたアイテムが会場に並ぶ。なお、開催期間は代官山店が4月24日から5月17日まで、六本木店が5月22日から6月14日まで、 福岡天神店が6月19日から7月20日まで、函館店が7月25日から8月16日まで、湘南店が8月21日から9月13日まで。
2015年05月02日青文字系ファッション誌を中心に幅広く活躍する人気モデルの青柳文子と三戸なつめが、2015年の手帳『日々』と『14ヶ月の住人たち』をそれぞれプロデュース。スケジュールを管理するだけではなく、ライフスタイルやファッションにも注目が集まる2人ならではの個性が色濃く反映されたコンテンツが充実している。価格は税別1500円で、11月1日からの発売。TSUTAYA限定版(同2000円)も登場する。<写真>表紙から雰囲気たっぷり!青柳&三戸プロデュースの手帳一覧青柳がデザインした『日々』は、毎日の“いいね”を書き記していくスタイルが特徴。女優としても活躍する彼女らしく、全国の映画館情報一覧が掲載されているほか、自分用に書きこめる日本全国地図、青柳自身のコメントが手描きされた「青柳文子地図」も必見。一方、三戸がプロデュースした『14ヶ月の住人たち』には、彼女が描く14人のキャラクターが登場。フリーページも充実しており、お絵かきをしたり、月ごとに目標を書いたりと、アイデア次第で使い方は無限大。三戸がよく足を運ぶという、大阪のなんば・アメリカ村エリア、東京の原宿・渋谷エリア、高円寺などのほか、地元である奈良のお店を紹介した「なつめMAP」も掲載されており、ファンにはたまらない1冊となっている。いつも手元に置いている手帳は、使い方で個性が現れるもの。思ったことを一言で残すもよし、おいしかったものを記録するのもよし、来年はこの手帳を活用して2人のように“自分らしい”オシャレを目指してみては?
2014年10月31日