独自ルートで上質な素材をコスパ抜群に提供吟味した鮮魚と地元野菜の極上ハーモニー銘酒八海山をはじめ、ワインやシャンパンを豊富に揃える独自ルートで上質な素材をコスパ抜群に提供信頼を置く卸売業者から仕入れる、地元産のキノコや野菜JR五日町駅から約3km。喧騒から離れた静かなエリアに【龍寿し】はあります。提供されるネタは、マイタケが大トロを覆い隠す握りや、生キクラゲがのったネギトロ巻などオリジナリティ豊か。【龍寿し】では、新鮮な魚介はもちろん、地元のキノコや山菜も主役級のネタになります。人気のおまかせコースは、つまみ5皿とにぎり13貫ほどに、全国の旬魚、新潟・南魚沼産の旬の幸を盛り込んだ充実の内容。それでいて価格は14,300円(税込)と、コストパフォーマンスは抜群です。落ち着いたカウンター席、奥にはくつろげる個室を備える2021年7月にリニューアルオープンした店は、店主 佐藤正幸氏の丁寧な仕事が眺められるコの字型のカウンター席に。土壁と木製カウンターが和の風情を醸し出す、シックな空間です。奥には個室があり、接待や宴会、グループの観光客などにも利用されています。吟味した鮮魚と地元野菜の極上ハーモニー北海道・利尻や兵庫・淡路島の由良から届く、フレッシュなウニ【龍寿し】の強みはなんといっても、町寿司だった時代に築いた、市場を通さない仕入れルート。町寿司の時代には、兵庫・淡路島のタイや明石のアナゴを使った上寿司を、2,000円の破格値で販売していたのだとか。今もそのルートを活かし、ウニは北海道・利尻や兵庫・淡路島の由良、トロは時期によって青森からと、季節ごとに極上のものを仕入れています。ここからはその中でも、お店オススメのおまかせコース14,300円から、3つのメニューをご紹介します。『黒舞茸と大トロの握り』大トロの脂とマイタケの香りにワインが進む『黒舞茸と大トロの握り』この日は青森から直送された大トロに、ソテーした南魚沼の黒マイタケを添えて。大トロの上質な脂が口いっぱいに広がり、鼻に抜ける黒マイタケの芳香が満足感を高めます。ライトボディの赤ワインに合わせたい握りです。『西バイ貝とキュウリの佃煮の握り』醤油の甘辛さが、ツブ貝の旨みを引き出す『西バイ貝とキュウリの佃煮の握り』新潟県糸魚川市能生で上がった西バイ貝は、コリコリとした食感が持ち味。淡白な身の味わいと、自家製のキュウリの佃煮は相性抜群の組み合わせ。キリッとした醤油の味わいも、西バイ貝の滋味を引き出す名脇役に。『マグロの赤身 ツルムラサキと花山椒を添えて』ツルムラサキの苦味が赤身の旨みを押し上げる『マグロの赤身 ツルムラサキと花山椒を添えて』この日の赤身には、地元で収穫したツルムラサキが色鮮やかに添えられていました。ねっとりとマグロに絡む食感がたまりません。また醤油には、こちらも南魚沼産の花山椒を加えており、華やかなアクセントを添えてくれます。銘酒八海山をはじめ、ワインやシャンパンを豊富に揃えるフランス・レーマン社のワイングラスで楽しむ、地元の日本酒日本酒は地元【八海醸造】の「八海山」を、大吟醸を中心に複数ラインナップ。その香りがいっそう花開く、フランス・レーマン社のワイングラスで提供しています。ワインやシャンパンも、フランス産や新潟産まで幅広く揃っているので、お好みで寿司とのマリアージュを楽しんでみては。料理人プロフィール:佐藤正幸(サトウマサユキ)さん1969年、新潟県生まれ。高校卒業後に上京して都内、その後は新潟県長岡市の町寿司で修業を積む。28歳で【龍寿し】を継ぎ、「世界一コスパのいい上寿司」の提供を目指して、市場を通さない魚介の仕入れルートを構築。2021年7月のリニューアルを機に、【龍寿し】を高級感あふれるカウンター寿司店へ。南魚沼の山菜や野菜を使った寿司で、全国の食通から注目を集める。龍寿し【エリア】湯沢/奥只見【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】13500円【ディナー平均予算】13500円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2022年03月14日女優の山田杏奈が主演を務める映画『ひらいて』が、TELASAで3月1日に配信される。昨年10月の劇場公開から6カ月、DVD化やレンタル、配信サービスなどすべてに先立ち、TELASAでの先行見放題配信が決定した。TELASAでは配信を記念し、出演者のサイングッズや劇中で実際に使用された小道具のプレゼントキャンペーンを実施する。同作は芥川賞作家・綿矢りさの小説の実写化作。恐れを知らない女子高生・木村愛(山田)は同じクラスの男子・たとえ(作間龍斗)に片思いしていたが、彼が糖尿病の持病を抱える少女・美雪(芋生悠)と交際していることを知ったことから、絡み合った三角関係が始まる。熱い恋心が勢いあまり、意中の彼の恋人にまで向けられる、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描く。手掛けるのは、『また一緒に寝ようね』で、ぴあフィルムフェスティバル2016映画ファン賞・審査員特別賞を受賞、オムニバス映画『21世紀の女の子』でも注目を集めた首藤凜監督。首藤監督にとって「この映画を撮るために監督になった」というほど思い入れのある作品となっている。■山田杏奈 コメントTELASAにて配信が開始されるということで、これから初めて見る方に愛という人物がどう受け入れられるのかわくわくしています。一筋縄ではいかない3人の歪な関係を存分に楽しんで頂けると嬉しいです。そしてもう劇場で見ていただいた方たちもどうぞ何度も見ていただけたら。ヒリヒリした感覚をもう一度味わってお気に入りのシーンを見つけてみてください!■首藤凜監督 コメント17歳の冬に出会った、綿矢りささんの『ひらいて』。この小説を読んで知った、いつか自分も誰かに受け入れられるだろうという予感が、今日まで生きてこられた理由の一つです。欲望のままに恋をする主人公を好きになったり、嫌いになったりしながら、大切に映した季節を楽しんでいただければ、とても嬉しいです。
2022年02月25日俳優の佐野勇斗が、2022年3月6日に『佐野勇斗カレンダー2022.4-2023.3』(SDP 2,530円/卓上ケース入 A5)を発売することが決定し、表紙のほか、収録カットと特典イメージが公開された。所属するダンス&ボーカルグループ・M!LKが11月24日にメジャーデビューを果たし、2022年には映画『嘘喰い』の公開を控えるなど、幅広い分野で活躍中の佐野。5作目となる同カレンダーは、月ごとに季節感のある様々なシチュエーションで撮影し、2月のバレンタイン、8月の浴衣デートなど恋人とのアルバムに収められた思い出写真のような距離感のカットが多数収録されている。今回公開されたのは、年越しそばを食べながらこちらに視線を向けている12月カット。年末年始を一緒にゆっくり過ごしているかのような1枚になっている。また、ライダースを羽織ってクールな表情で視線を送るカットを通常版表紙、自然光の中で傘を差した姿が印象的なカットをイベント限定版表紙に採用。ライダースのほかにもボーダーTシャツやニット、スウェットスタイルなど様々なスタイリングを着こなす姿も見どころだ。あわせて公開された特典イメージには、まっすぐにこちらを見つめているカット、夏らしく浴衣を着用したカットや、扇風機で遊んでいるカットを使用。STARDUST SHOPPERSもしくは楽天ブックス、HMV・Loppiで購入すると、ポストカードが手に入る。コメントは以下の通り。■佐野勇斗佐野勇斗カレンダー2022.4-2023.3の発売が決定致しました!! 今年もスタッフさんと一緒に、色々なシチュエーションを考えさせて頂きました。テーマは、「佐野勇斗と一年付き合ってみた」でございます。もし、佐野が彼氏だったらこんな風に一緒に過ごすんだなぁ~と、妄想を膨らませていただければ幸いです(笑)。ぜひ、ゲットして下さい!
2021年12月27日元宝塚歌劇団月組トップスター龍真咲が2月、新感覚のクラシックコンサート『チェロ&ピアノ&ヴォーカル はるかそよかの音楽に恋して meets 龍真咲』を大阪で開催する。龍の本格的な舞台復帰は1年9カ月ぶり。「あ、歌いたい。今だ!」と直感したのが、今回初共演するチェロ奏者の姉・林はるか、ピアノ奏者で作曲家の妹・林そよかの演奏を9月のコンサートで耳にした時だったという。林姉妹と合同取材に応じた龍が、公演への意気込みを語った。チェロ&ピアノ&ヴォーカル「はるかそよかの音楽に恋して meets 龍真咲」~クラシックから宝塚歌劇ナンバーまで~ チケット情報「この2年間はいろんなことがあったと思うんですけど、少なからず自分の中にも積み重ねたストレスがあったのかなと。林姉妹の演奏を聴いて、自然と涙が溢れ出ました」。解放感と共に自然と歌への情熱が沸き上がった。「チェロとピアノという楽器の声と素敵な“三重唱”を奏でられたら」と、宝塚時代のナンバーなど珠玉のポップス5曲での共演をリクエスト。その後は、姉妹のクラシック演奏とヴォーカル入りのポップス演奏の2部構成で、とんとん拍子に企画が進んだ。龍との思わぬ巡り合わせに「未だに信じられません」と口を揃える林姉妹。とりわけ妹そよかは、宝塚歌劇の音楽を手掛けることが夢で10代の頃から作曲を始めた熱心な宝塚ファン。「宝塚が大好きで今日まで生きてきました。本当に光栄です」と喜びもひとしお。「それぞれの良さが奏でられたらいいなと、第1部では有名なクラシック曲をチェロとピアノのアレンジで。第2部ではシンプルな編成ですが、龍さんの素晴らしい歌声を壮大なオーケストラのように奏でることができたらいいな」と、新編曲に腕を振るう。そよかは他に、その場で観客のお題に応えるピアノ即興演奏コーナーも担当する。姉はるかは、合間のトークコーナーで趣味の鉄道音楽を披露するユニークな試みも。「例えば大阪環状線の新今宮駅ではドヴォルザーク作曲『新世界』が流れていたり。身近な鉄道音楽から、いろんな奏法や音色が出せるチェロの魅力も知っていただけたらと思っています。ちなみにドヴォルザークも鉄道ファンとして有名です」と、当日も思わぬプチ情報が得られそうだ。今年で宝塚の初舞台から20周年。この節目を「今後継続していく自分へのエール」と捉える龍に、表現者としてやってみたいことを問うと「作詞」との返答が。「宝塚の卒業コンサートで挑戦した時は日記みたいにしか書けなくて、センスがないことが発覚したんですけど(笑)。でも今は手作りのオリジナル曲もほしいなと思うので、20年の節目にちょっと書いてみようかな」。ファンには、2月のコンサートを皮切りに「今後はもう少しみなさまに近寄ってコミュニケーションできる場をいろいろと設けていきたいと思っています」とメッセージを送った。公演は2月19日(土)14:00からサンケイホールブリーゼにて。チケットは12月18日(土)一般発売。取材・文:石橋法子
2021年12月16日元宝塚歌劇団月組トップスターの龍真咲が25日、大阪市内で行われた会見に出席し、来年2月19日に開催される『はるかそよかの音楽に恋してmeets龍真咲』(大阪・サンケイホールブリーゼ)で約2年ぶりにコンサートに出演することを発表した。同公演は、大阪出身のチェリスト・林はるか、ピアニストで作曲家の林そよか姉妹によるクラシックコンサート。龍はスペシャル・ヴォーカルゲストとして出演し、姉妹の生演奏とのコラボで宝塚歌劇のナンバーなど5曲を披露する。19年5月に行ったライブツアーを最後に舞台から遠ざかっていた龍。今年5月にはモナコにも拠点を置き、日本と行き来する生活を送る中、9月に林姉妹のコンサートを鑑賞。2人の生演奏に「心が解き放たれて自然に涙が出た」と感銘を受け、「“いつかまた歌いたいな”という思いが自分の中にふつふつと沸いてきた」ことから、今回の出演が実現したという。龍は「歌いたい!という素直な気持ちを大事にできるのが今なのかなと思いました」と心境を説明。「お客さんも舞台に上にいる私たちも、心躍るような気持ちになれる新しい形のクラシックコンサートになれば」と抱負を語った。会見には、林姉妹も出席。姉のはるかが「龍さんとコンサートができるなんて、いまだに信じられない気持ち」と驚きを明かせば、宝塚ファンという妹のそよかは「私が作曲家を目指したきっかけは中学のときに観た宝塚歌劇。9月のコンサートのときも龍さんが観てくださっていると聞いて、客席を見られないほど緊張して(笑)」とトップスターとのコラボに感激しきり。ピアノとチェロ、ボーカルというシンプルな構成だが「それぞれの楽器のよさと龍さんの歌声を壮大なオーケストラのように響かせたい」(そよか)と意気込んだ。2001年に宝塚歌劇団で初舞台を踏んでから、今年で20周年を迎えた龍。「退団するときに“作詞をやってみませんか?”とお話をいただいたことがありましたが、書いてみると歌詞というよりまるで絵の描いていない絵日記(笑)。才能がないなと思いましたが、20周年の節目に書いてみようかな。手作りの自分のオリジナル曲を作ってみたい」と、今後の活動に意欲を見せていた。
2021年11月25日意中の人宛の手紙を盗んで恋人を突き止め、何も知らないフリをして体の関係を結ぶ――芥川賞作家・綿矢りさ氏による同名小説の実写化映画『ひらいて』(全国劇場で公開中)の主人公・愛の暴走する恋心は、やがてエキセントリックな三角関係に発展していく。演じた山田杏奈が「嫌いだが、愛さずにいられなかった」と話していた愛が見せる葛藤、熱量、衝動はどこか切なく「愛が分からないからこそ目が離せない」「愛に感情移入して苦しい」と大きな反響を呼んでいる。もしそんな愛が、そばにいたら、恋愛相談をされたら……山田と、愛が恋心を抱く同じクラスの男子・西村たとえ役の作間龍斗、たとえの恋人で糖尿病の持病を抱える新藤美雪役の芋生悠の3人が、過激な主人公・愛を語った。――公式YouTubeでは、恋愛の黒歴史エピソードを集めた「ここでひらいて! 恋愛黒歴史企画」動画(山田、芋生、首藤凜監督、綿矢氏が参加)や、「恋愛相談企画」動画(作間が参加)が公開されていますが、もし皆さんが主人公の愛から「好きな人の彼女と関係を持ってしまった。でもどうしても好きな人を手に入れたい」という相談を受けたらどんなアドバイスを送りますか。芋生:すごい相談だ(笑)。作間:「自分が愛と友達だとしたら」ということですよね。どれくらい仲のいい友達なんだろう。山田:でも、もし愛から相談されるとしたら……。芋生:相当近い関係だよね。作間:信頼されてるんだろうな。どうしようか(笑)。一同:えー! どうしよう!(笑)。芋生:違う学校であれば「いいじゃん、頑張っちゃいなよ」と軽い気持ちでアドバイスできるかもしれないけど、同じクラスだったらそうは言えない。山田:でも、愛には何を言っても無駄なんじゃないかな。芋生:愛ちゃんは止められないよね(笑)。ただ、一通り終わって戻って来たら「私がいるよ、大丈夫だよ」って言ってあげたい。作間:僕も止められないと思うけど……「大きなことにはならないでね」って声をかけるかな。――皆さんの中で改めて「愛は誰にも止められない人間」という共通認識があることを確認できました(笑)。そんな愛は相手に嫌なことを言ってしまうときもあるし、対峙した相手が嫌なことを思わず言わされてしまうようなキャラクター。実はなかなか存在しない、すごく貴重な人でもあると思います。もしそばにいたら、仲良くなりたいと思いますか。作間:僕は、愛が女性でも男性でも離れたいですね。一同:(笑)。作間:苦手というか、恐ろしい。恋愛対象でも友達だとしてもやっぱり怖いので避けたいです。山田:私もそばにいたらちょっと(笑)。隣の隣のクラスで「ヤバい子がいるらしい」と噂を聞くくらいの距離感がベストです。人としてすごく面白いとは思いますけど、自分の生活には入って来ないでほしいかな。芋生:私は結構愛ちゃんが好きなんです。カッコつけている人よりも、純粋でいいと思う。痛々しいところもありますが、だからこそそばにいてあげたい。愛ちゃんは「好き」という気持ちが猪突猛進なだけで、誰かをいじめたりしないですし、意味もなく嫌なことを言わない人だと思っています。――そんな愛とたとえが鋭い台詞をぶつけ合うシーンも印象的ですが、皆さんには「言うつもりじゃなかったのに、キツいことを言ってしまった」という経験はありますか。作間:僕は日頃から面倒なことにならないように気をつけて言葉を発しているつもりなので、おそらくありません。ただ、自分の気づかないところで無意識に出ているキツい言葉はあるかもしれないので、そう思うと怖いですね。山田:私もモメごとが起こらないように生きているので、弟とよくケンカをしていた幼い頃にはあったかもしれませんが、最近は記憶にある限りではないと思います。口にしたことでこの後何かが起こったら面倒だなと考えてしまうので、何かネガティブな感情が生まれたとしても言わないようにしています。芋生:私も言わないです。そもそも嫌って思う人がまわりにいない……。山田&作間:すごい!芋生:察知して、関わるのをシュッと避けてしまうんですよね(笑)。――『ひらいて』は演じている皆さんのパワーが伝わってくるような作品で、10代、20代前半の若い頃にこんな作品に出会うというのは、演じる側にとっても見る側にとって大きな経験になるのではないかと思います。改めて作品への思いや、見て下さる方へのメッセージをお願いします。芋生:撮影の最中も、終わってからも、身にしみて「映画っていいな」と感じました。苦しい場面もたくさんあったけど、監督もキャストもスタッフさんも皆すごく楽しんでいた現場。コロナ禍でストレスがたまっている中だったので、映画を作れる場所があることが幸せでした。完成した作品を見ると、自分なりには、綿矢さんが『ひらいて』に込めたものをすくい上げられて、ちゃんと人に伝えられるものになってのではないかと思えました。愛ちゃんみたいに迷っている人、まわりが見えなくなっている人にとっては、この映画を見ることで自分のことを肯定できるし、人に優しくなれるんじゃないかなと思います。山田:『ひらいて』は見た人によって全く違った感想が生まれるような作品。好き嫌いも分かれるんじゃないでしょうか。そこがすごく面白いところなんです。私は愛が分からないとずっと思っていたのですが、こうして作品を振り返っていると「似ている部分があるからこそ、分からない部分もあるのかな」と解釈が変わったりして。見た人にとって、愛に限らず好きになれないキャラクターもいるかもしれません。でも「このキャラクター嫌だけど、何で嫌なんだろう」と考えさせられることで、自分でも気付いていない内面的な部分の琴線に触れる作品だと思うので、そこを楽しんでもらえたら。色んな人のもとで、色んな感情が生まれたらうれしいです。作間:女の子の友情にフォーカスしていますが、男性にも共感できるところのある作品です。僕は撮影当時現役高校生で、この作品に関わっていなかったら、学生生活がするっと終わってしまっていたと思います。この作品のおかげで、学生時代の大切さに気づくことができました。■山田杏奈2001年1月8日生まれ。埼玉県出身。2011年に開催された「ちゃおガール☆2011オーディション」でグランプリを受賞しデビュー。『ミスミソウ』(18年)で映画初主演を果たし、その後『小さな恋のうた』(19年)で、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。その他、ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(W主演/20年)、『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(21年)、映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』(W主演/20年)などに出演。21年は『樹海村』(W主演)『名も無き世界のエンドロール』『哀愁しんでれら』に出演し、公開待機作に『彼女が好きなものは』(21年12月公開予定)などがある。■作間龍斗2002年9月30日生まれ、神奈川県出身。2013年2月にジャニーズ事務所に入所し、2018年2月に現在所属するジャニーズJr.内のユニット・HiHi Jetsに加入する。2019年7月に『恋の病と野郎組』でドラマ初出演を果たし、2020年12月にラジオドラマ『オートリバース』に出演。2021年4月には『DIVE!!』でグループのメンバー、井上瑞稀、高橋優斗(高ははしごだか)とともにトリプル主演を務めた。■芋生悠1997年12月18日生まれ、熊本県出身。2014年にジュノン・ガールズ・コンテストでファイナリストに選ばれ、芸能界入り。2015年から女優として活動し、若手演技派として注目されている。主な出演映画に『左様なら』『37セカンズ』『#ハンド全力』『ソワレ』『HOKUSAI』、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』など。公開待機作に『牛首村(公開日未定)』がある。(C)綿矢りさ・新潮社/『ひらいて』製作委員会、配給:ショウゲート
2021年11月06日映画『ひらいて』(10月22日公開)の公開記念舞台挨拶が23日に都内で行われ、山田杏奈、作間龍斗、芋生悠、首藤凜監督が登場した。同作は芥川賞作家・綿矢りさの小説の実写化作。恐れを知らない女子高生・木村愛(山田)は同じクラスの男子・たとえ(作間龍斗)に片思いしていたが、彼が糖尿病の持病を抱える陰気な少女・美雪(芋生悠)と交際していることを知ったことから、絡み合った三角関係が始まる。熱い恋心が勢いあまり、意中の彼の恋人にまで向けられる、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描く。撮影中ずっと山田の姿を見ていたという芋生は「3回目の共演なのです信頼関係があって、2人で向き合っている時間にも本当に嘘がなくて、『苦しさとかも全部ぶつけていいよ』という思いでした。それで本当に全力でぶつけてくれるから嬉しかったし、幸せでした」と明かす。また作間は「かっこいいの一言でしたね」と絶賛し、「渡り廊下から窓を開けて校舎に侵入するシーンなども見学させていただいたんですけど、なかなか危ないことしてるなあと。本当に3階の部分で、マットとか敷いてあったものの、よくやるな、やっぱプロだなって」と感心した様子。山田は「恥ずかしい」と照れるが、さらに監督も「お会いした時からまなざしがとっても印象的な方だと思ってたんですが、現場に入って迷いが出てくるうちに、強い反面、揺れたりするところが魅力的だなと思って。あとやっぱり1つ1つのことにとても集中されるので、自転車を乗るなら自転車に乗るとか、ゴミ箱を投げるなら投げるとか、反射神経が独特。立体になった愛ちゃんが動いてるとすごく感じて、嬉しかったですね」と語った。山田は「自分のことに必死になっちゃってたので、なんかこんなに言っていただけるなんて」と照れながらも感謝。また「昨日公開になって、もう、すごくエゴサしてるんですよ。めちゃめちゃ『ひらいて』とか検索してます。その感想も読んで、こんなに多くの人に届いちゃってるのかと、怖いような気持ちもありつつ、一人ひとりにどうでしたか? と聞いて回りたいような思い入れのある作品になっていて。これからもっともっとたくさんの人に届いて、いろんな人のところで、それぞれの感想が生まれるのが楽しみですし、戦った記録みたいな、生み出したものを感じていただけたら、すごく幸せなことだと思います」と観客に語りかけた。
2021年10月23日いつの時代も、人を駆り立てるものといえば、誰かを想う気持ち。思い通りにいかないことばかりであるがゆえに、予測不可能なことが起きるものですが、今回ご紹介するのは、ゆがんだ三角関係を描いた傑作恋愛小説を映画化した珠玉の1本です。『ひらいて』【映画、ときどき私】 vol. 422高校3年生の木村愛は、成績もよくてかわいい人気者で、学校でも目立つ存在。そんな愛が密かに片想いをしているのが、同じクラスの西村たとえだった。にぎやかな教室のなかでいつも静かにひっそりと過ごし、どことなく謎めいた姿に愛は恋心を募らせていく。ところがある日、愛はたとえに“秘密の恋人”がいることを知ってしまう。そして、その相手が病気がちで目立たない同級生の新藤美雪であるとわかったとき、愛は言いようのない悔しさを味わうのだった。爆発しそうな想いは、「好きな人の好きな人を奪えばいい」という想像しないカタチで愛を突き動かすことに……。2012年に発表されて以来、若い女性たちから絶大な支持を得ている綿矢りさの同名小説をもとにした本作。今回は、原作から多大な影響を受けているというこちらの方にお話をうかがってきました。首藤凜監督次世代を担う若手の気鋭監督として注目を集めているのは、現在26歳の首藤監督。「初めて小説を読んだときから、この映画を撮るために生きてきた」と語るほど並々ならぬ思いを込めた本作の魅力や現場の様子などについて、語っていただきました。―最初に原作を読んだのは17歳のときということですが、どのあたりに心をつかまれたのかお聞かせください。監督「好きな人に好かれることが恋愛である」という価値観のなかで生きていたので、人間関係の高次元な形を新しく知り、感銘を受けました。思春期真っ盛りということもありましたが、「今後、自分の人生にもそういうことが起こるかもしれない」という予感とともに惹かれていった感覚です。実際、その数年後には、自分の好きな人の好きな人を観察していた時期もありましたね(笑)。―まさにご自身の人生ともリンクしていたんですね。愛というキャラクターに関しては人によって意見が分かれると思いますが、監督はいかがでしたか?監督私は愛にすごく共鳴していたので、読んでいる人はみんなそうだと思っていたんです。でも、脚本を書き始めてしばらくしたときに、実は愛に共感する人は少ないらしいと知って驚きました。私にとっては本当に大切な小説だったこともあり、他人と語り合うことを避けていたので、わからなかったんです。その後、男性のプロデューサーと話をしていくなかでもいろいろな気づきがあったので、それまで愛の感情に寄せていたものを少し俯瞰した目線から書くように軌道修正していきました。―それによって、監督自身の作品に対する見方も変わっていったのでしょうか。監督そうですね。あれだけ共感していた愛をイタいと感じることもありました。愛は勉強もできるし、かわいいし、友達もいて人気者なので、一見何が不満なのかわからない。でも、実は他者に人に自分を受け入れてもらうことを知らない女の子なんだと思います。描くうえでは、そういったところも前提にしました。自分にしか映画にできないと思っていた―監督自身はこの作品と出会ったことで、どういった影響を受けていると感じていますか?監督若い頃は衝動的に自分を傷つけてしまいそうなところがありましたが、この作品によってそういう思いが抑制されていたので、私は救われていたんだろうなと。間違いなく、自分が生きてこられた理由のひとつだと感じています。―その後、原作者の綿矢さんに直接手紙を書かれたそうですね。どのようなことを書かれたのか教えてください。監督4、5年ほど前のことなので記憶が定かではないですが、根拠もなく、「とにかくこの作品が大好きです。これを映画にできるのは私しかいません」といったことを伝えたと思います。―それほどストレートな思いをぶつけた綿矢さんに、完成した作品を観てもらうのはかなり緊張されたのではないかなと。監督そうですね。ただ、最初の試写で初めてお会いしたとき、「おもしろかった」と言っていただけたのですごくホッとしたのを覚えています。賛否ある映画だとは思いますが、綿矢さんにだけは気に入っていただきたかったので。事前に脚本を読んでいただいた段階で、「これは心と身体の話になっていますね」と言っていただいたのですが、そこは私が映画にするうえですごく意識していた部分で。それだけに、理解してくださっているんだとわかったときはうれしかったです。―「自分にしか映画にできない」と話す監督が、自分だから描けたと思うシーンを挙げるとすれば?監督こんなことを自分で言うのは非常に恐縮ですが、愛と美雪が初めて関係を持つシーンはよかったんじゃないかなと。なぜか襲ってしまう人と、なぜかそれを受け入れてしまう人という不思議な関係を映し出せたと思います。自分が見たかったシーンを作れたと感じている―とても繊細なシーンなので、撮影するうえでは難しさもあったのではないかと。愛役の山田杏奈さんと美雪役の芋生悠さんにはどういった演出をされたのか教えてください。監督撮影の最終日に撮ったこともあって、すでにおふたりの関係性もできていましたし、そもそもこういったシーンに対して迷いがあるような方々ではないですからね。私からは動きを指示しただけで、表情などはすべて委ねました。結果的に、私自身が見たかったシーンにできたと思っています。―今回、愛に山田さんを選んだ決め手はどのあたりでしょうか。監督山田さんは自覚的な部分と、そこからはみ出した意識の外の部分、両方が面白い方なので、それが愛にも反映されたらいいかなと。そういうところがこの役を演じてもらううえでは、すごく魅力的でしたね。―愛を演じるうえでつらさもあったようですが、「女優としてひとつ転機になった」ともおっしゃっています。現場で見た山田さんの女優としてのすごさとは?監督脚本を読んだ山田さんは最初に「私は愛のことがよくわかりません」とおっしゃっていたんですが、そのあと公式のコメントを見たら「愛のことが嫌いです」と……。そこまで思っていたとは知らなかったので、あとから聞いたときは驚きましたね。山田さんのなかで、愛に対する「わからない」という気持ちがどんどん大きくなっていっていましたが、撮影の途中からはそのわからなさを受け入れてくださったように感じました。例えば、愛がたとえの家に行くシーンでのこと。「たとえの父親をじっと見ている」というト書きがあり、私のなかではにらみつけているイメージだったんですが、山田さんは何とも言えない複雑な表情を浮かべていたんです。おそらく“わけがわからない時間”というのを自分のなかで作り、それを表現していたんだと思いますが、あのときに見せた山田さんの顔は、ただただすごかったです。演出を超えたレベルで役を演じてくれていた―また、たとえを演じたHiHi Jetsの作間龍斗さんは、演技経験が少ないとは思えないほど佇まいが非常に印象的でした。監督役に入り込むタイプなのか、現場でもずっとたとえくんとしていてくれました。自分の撮影が終わっていても、自ら見学したいと申し出てくださることもあり、うしろのほうで存在感を消して見ていたこともあったほどです。すごいなと感じたのは、「ここはたとえには見せたくない」と思うシーンでは、何も言わなくても帰って行ったこと。直感的にわかってくださっているんだと思いました。素がたとえに近いのか、それとも作ってくださっていたのかわかりませんが、演出でどうにかなるレベルを超えていたので、その様子を見ることができてうれしかったです。ただ、取材でお会いすると、アイドルの作間さんになっていて、現場のときとは別人みたいなのでうまく話せなくなってしまうことがあるくらい(笑)。改めて現場では、自然な雰囲気でたとえとしていてくださったんだと感じました。―芋生さんも難しい役どころである美雪を見事に演じていらっしゃっていましたが、役作りに関してはどういったやりとりをされましたか?監督好きな人の好きな人という役柄なので、頭のなかでつい自分の憧れる女の子にしてしまいがちで最初は悩んでいたんです。でも、今回は衣装から小物にいたるまで、打ち合わせの段階から芋生さんと相談することができたおかげで、いまの美雪を一緒に作り上げることができたと思っています。いろいろな思いを受け入れながら観てほしい―本作では、登場人物たちがひらいていく姿が描かれていますが、監督にとって自分がひらく瞬間といえば?監督やっぱり自分が作ったものを人に見せる瞬間は、裸になるのと同じような感覚なので、それが私にとっては“ひらいた瞬間”と言えるのかなと。別に成長とかできるわけではないんですが。自分のなかでひらくと言われたら、そういうイメージかもしれないです。―この映画を撮るために映画監督になったということなので、作品が完成したいま、次なるモチベーションは何になるのでしょうか?監督それについては、自分でもどうしようかなと思っているところなんです(笑)。現場に入ったときに「自分には引き出しが足りないな」と感じることがあるので、それを増やすためにもいろいろ挑戦したいですね。あとは、今回の作品にも通じるところですが、女性が女性を想う気持ちはもう少し追求してみたいかなと。年の差のある女性同士や少し年齢が上の女性同士といったテーマについて考えてみたいなと思っているところです。―本作を楽しみにしている観客に向けてメッセージをお願いします。監督人の痛くて恥ずかしいところや嫌な部分もたくさん出てくる作品なので、賛否両論あるかもしれません。複雑な感情になりながらも、観ていただけたらうれしいです。愛憎入り混じった関係に心が揺れる!人の数だけカタチが存在するのがおもしろさであり、わからないからこそどこまでも追い求めてしまいたくなるのが恋愛。心をひらいて全力でぶつかり合う不器用な彼女たちの姿には、胸の奥にしまい込んだ感情さえも刺激されてしまうはずです。取材、文・志村昌美引き込まれる予告編はこちら!作品情報『ひらいて』10月22日(金) 全国ロードショー配給:ショウゲート©綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会
2021年10月21日山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠らフレッシュなキャストが出演する、綿矢りさ原作の映画『ひらいて』。この度、山田さんと芋生さん演じる少女たちを写し出す場面写真がシネマカフェに到着した。場面写真では、優等生で人気者の愛(山田さん)が、美雪(芋生さん)の部屋のベッドで横になり、美雪がそれに優しく寄り添っている。クラスメイトであるたとえに思いを寄せる愛と、たとえの恋人である美雪。しかし美雪は、愛の真意を知らない。着々とその距離を詰めていく2人は、ある日美雪の家へ。次第に美雪は、その愛らしい魅力を振りまく愛に心を許していく。愛おしそうに愛を見つめる美雪の気持ちの正体、2人の歪な関係が向かう先が気になる写真となっている。『ひらいて』は10月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ひらいて 2021年10月22日より全国にて公開(C) 綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会
2021年10月19日映画『ひらいて』(10月22日公開)の完成披露試写会が4日に都内で行われ、山田杏奈、作間龍斗、芋生悠、首藤凜監督、綿矢りさが登場した。同作は芥川賞作家・綿矢りさの小説の実写化作。恐れを知らない女子高生・木村愛(山田)は同じクラスの男子・たとえ(作間龍斗)に片思いしていたが、彼が糖尿病の持病を抱える陰気な少女・美雪(芋生悠)と交際していることを知ったことから、絡み合った三角関係が始まる。熱い恋心が勢いあまり、意中の彼の恋人にまで向けられる、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描く。主人公の愛について、山田は「これから観ていただいたら分かると思うんですけど、かなり突拍子もない行動をとる子だったので、最初に読んだ時『どうしよう、愛、わからないかもしれない』と思って、監督にもずっと『わからないです』と素直に言いながら。でも根本にある高校生の暴力的な感情とか、そういうのは誰しも共通するものだと思うので、そういう所は大事にしながら精いっぱいやらせていただきました」と回顧。そして愛と美雪に愛される、たとえ役を演じた作間は「見るからに周りに女性が多いっていう撮影で。映画出演が今回初めてだったので、そこが僕の中では大きく、どうやっていこうかなという所から、撮影入ってからも周りの方々に沢山教えや刺激をいただいて今日まで辿り着きました。女の子が中心の映画ではあるんですけど、男である僕でも共感できる所があったりして、男性の方でも楽しめる内容になっているなとすごく思ったので、皆さん何かしら感じ取ってモヤモヤしながら帰ると思うんですけど、それを楽しんで帰っていただければ」と振り返った。今回、山田・芋生と共演すると聞いて作間はまずWEBで検索したといい「お二人とも活躍されている方々なので、撮影の時は『うわっやべっ』という感じで圧倒されていましたね」と明かすが、それに対して山田と芋生は「そんなことなく、堂々としていましたよ! 撮影がない時も現場を見ていましたよね。撮影はいつも和やかで楽しかったです」とフォローする。撮影当時と今では作間の印象が全然違うことも指摘され、作間が「監督にも人見知り発動されちゃって」と苦笑すると、首藤監督もそのあまりの変わりように「撮影終わってから全然うまく話せなくて」と吐露し、作間は「『知らない人来ちゃった』って言われるんですよ、毎回」とこぼしていた。さらに監督は「愛ちゃん役の杏奈ちゃんとはずっと静かな戦いをしていたような感じで、愛が分からないっていう所と、でも分かりながら演じたいという葛藤をすごくして下さったと思っていて、どんどん表情が画面の中で変わっていくので、それを体験していただけたら。作間君は現場中はずっとたとえ君だったので親密に話せたんですけど、もう今はジャニーズのカッコいい人の立ち姿で…。でも内面の美しい部分が映っているので、心洗われるような気持ちです」と2人について語る。キャスト陣の演技について、綿矢は「特に愛は、自分が想い入れを持って書いた登場人物で、先に考えるより行動するっていうのがすごく強い目力で演じられていて、心奪われる場面が多いなと感じました」と絶賛。山田も「安心しました。やっぱり原作者の方からの感想というのは緊張しますけど、最初の試写の後に綿矢さんとご挨拶させていただいて、その時にも『愛、おもしろかったです』とおっしゃって下さったのですごく嬉しかったです」と笑顔を見せた。
2021年10月04日俳優の磯村勇斗が11日、オンライン配信イベント「磯村勇斗ファンイベント 2021 Fourth Wave -ISO RADIO DX-」を行った。磯村の29歳の誕生日に行われたこのイベントは、ファンクラブで配信している「ISO RADIO」の特別版として開催され、ファンからのメールやハガキも2,000通以上集まったという。ラジオらしく投稿コーナーも盛りだくさんで、合間には磯村による特別パロディCMが流れるなど、遊び心もたっぷりの内容に。この日は、磯村が「スカルプD オーガニック」メインキャラクターに就任したことも発表された。順調にイベントを進める磯村だが、グッズを紹介する「ISO RADIO SHOPPING」のコーナーにさしかかると、不審な人物が壁の飾り付けをしており、驚いたようにのぞき込む。「ちょ、すいません、誰ですか?」と話しかけると、劇団EXILEの鈴木伸之が登場。「聞いてないのよ、なんでいるの!?」と驚く磯村に、鈴木は「今日、ちょっと装飾として呼んでいただいて……」とボケを飛ばし、そのまま一緒に配信を行っていくこととなった。磯村は「渡されている台本は1人で全部進行するものだったのに、いたのよ。『今回、誰も来ないよ』と言われてたのに、来てるのよ。嬉しさと驚きがある。びっくりしちゃった」と語り、鈴木が「嬉しすぎて、今日なんとスペシャルで、ノーメイクで来てます!」と明かすと、「やだこれ貴重〜! 見れないよ、ノブのすっぴんなんて」となぜかIKKOのモノマネでテンションもアップ。鈴木は「嬉しいですよ。勇斗とは『東京リベンジャーズ』『今日から俺は!!』、その前をたどるとNHKのドラマでも一緒だったし、縁も深いですし」と2人のつながりにしみじみとしていた。ファンから川柳を募集するコーナーでは、鈴木も「ラスト20 最後の日まで 楽しもう」と磯村に向けた一句を披露し、「あっという間でしたね、20代。気付いたら終わっちゃうし、どんどん早くなると言いますから、最後の日まで楽しもうぜ」とメッセージを贈る。磯村は「まずはそのスタートとして楽しんでるから、30歳を迎える時も『いい29歳だったな』と言えそうな気がしますね」と喜んだ。また、テレビ東京のドラマ『サ道 2021』で共演する原田泰造からは「磯村くん、いっそん、磯村くん! 誕生日おめでとうございます。なんだよ、今日俺そっち行きたかったよ」とお祝いのビデオメッセージが届き、これにも磯村は「びっくりしましたね、原田さんありがとうございます。嬉しいです」と感謝。さらにイベントを締めようとしていた磯村が電話を渡されると「もしもーし、北村です」と、北村匠海とつながる。磯村は驚きながらも「ソウルがつながってるから、匠海とは」と喜び、北村は「いっそんもまた年をとって、初めて出会った時よりも、どんどんいぶし銀な役者になっていってる。輝いてるんだけど、いぶし銀に光ってる。誇らしいです。役者としてもゲーム仲間としても友人としても信頼してるし、このままかっこいいイケオジになってってください」とメッセージ。そのまま電気が暗くなると、退場したはずの鈴木が歌いながらケーキを持って再登場し、「また来たよ!」という磯村に、手書きの「高級お食事券 有効期限2023.9.11」をプレゼントしていた。ファンクラブ会員に向けたイベントの第2部では、ファンとの生電話などのコーナーも。ラジオの合間に挟まるシュールなCM(風映像)についても「何か作っていいよという話をいただきまして、挑戦させてもらえた」と明かす。「タケモトピアノ」風のラジオCMについては、「タケモトピアノのCMが大好きで、未だに変わらないじゃないですか。現代で4Kがあるのにずっとアナログだし、あの精神を大事にしたいというこだわりを感じる。インパクトもあるしメロディーもいい」と元のCMを絶賛していた。最後に磯村は「なかなか人と会うこともできなくて、本来であれば直接ファンの皆さんと会う予定だったんですが、それもできなくて。離れていても楽しめることはあるんだ、つながることもできるんだなというのをラジオを通して感じました。いろいろなサプライズもあって、僕はすごく楽しい2時間半でした」と振り返る。この1年について「ドラマも映画も出させていただいて。『恋する母たち』は、地上波でお尻出したらもう怖いものないですよね。『珈琲いかがでしょう』では(中村)倫也さんにも今でも良くしていただいて、一緒にゲームしたりして、良い出会いがありました。映画『ヤクザと家族 The Family』は藤井(道人)さんと綾野(剛)さんに出会えたことが俳優人生にとってすごく重要だったかなあと思っています。それ程、愛にあふれた作品。『サウナーーーズ』もまだまだ続いていくでしょう。乞うご期待。大河も初めて出させてもらいましたし、色々ありましたね」と様々な作品について語った磯村。「今年もよりみなさんに良い作品を届けられるよう、俳優・磯村勇斗として頑張っていくとともに、CMみたいな変な映像も作っていくと思いますのでおまけとして楽しんでいただけたらと思います」と抱負を表した。
2021年09月12日山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠が共演、綿矢りさの原作を新進女性監督・首藤凜により映画化する『ひらいて』。この度、“たとえ”役を演じる作間さんの新場面写真が解禁となった。解禁された写真からは、授業中、先生に指名され教科書の内容を音読するたとえの様子が捉えられている。成績優秀で東京の大学を目指しているたとえだが、にぎやかな教室の中でもなるべく存在感を消し、いつも静かにひっそりと過ごしている。目立たないが、どこか謎めいた雰囲気を醸し出すたとえに、山田さん演じる主人公・愛は日が経つごとに恋心を募らせ、「私だけが見つけた」たとえの魅力にハマっていく。しかしある日、彼に“秘密の恋人”がいることを知るのだ。そんな、どこか謎めいた雰囲気を醸し出すたとえに作間さんを抜擢した理由について、CMで見た彼の穏やかで静かな佇まいに、ほかでは見ない異質な雰囲気を感じたからだと首藤監督は語る。しかしながら、「初めて会った時、すごく綺麗な男の子が来て困惑しました」と監督。「でもどこか“心ここにあらず”みたいな感じが良く、私の中で出会ったことがないくらい魂が綺麗な人だなとも思いました。最初は“綺麗な子が来ちゃった”と心配しましたが、現場に来たらもう完全にたとえそのものでした」と、作間さんとの初対面についてふり返った。アイドルとして活躍する作間さんが本作で見せる、朴訥でミステリアスな部分は期待が高まる。『ひらいて』は10月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひらいて 2021年10月22日より全国にて公開(C) 綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会
2021年09月07日舞台『少年たち 君にこの歌を』の公開ゲネプロが4日に東京・新橋演舞場で行われ、 HiHi Jets(高橋優斗 ※高ははしごだか、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩崎大昇 ※崎はたつさき、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)が取材に応じた。1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、様々なアレンジを加えながら上演されている同作。これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manなど若手ジャニーズが主演を務めている。少年刑務所を舞台に、“青”と“赤”2つの房に収監された少年達が互いの房に住む相手をライバル視し日々喧嘩に明け暮れる中、自由を求めて刑務所からの脱獄を決意する。休憩なしの約2時間で上演された同作は全員が登場する新曲「Over Again」から始まり、歌・ダンス・ラップバトルなども盛り込みながら物語を展開。HiHi Jets、美 少年に加え、少年忍者(稲葉通陽、鈴木悠仁、川崎星輝 ※崎はたつさき、長瀬結星)も登場した。ショータイムではそれぞれのグループの楽曲に加え、光るサングラスをつけたメンバーが太鼓を叩き、上から水が落ちてくる「Crash Beat」のパフォーマンスが約8分にわたって繰り広げられた。少年刑務所の入浴シーンでは、伝統だという「桶ダンス」が披露され、高橋は「(取材陣の)シャッター音がすごかったですね。カシャカシャカシャカシャって。伝統って怖いなと思いました」、作間は「僕が『左手〜右手〜ゴシゴシ〜』と仕切っていたんですけど、シャッター音が気持ち良かったです。やっぱり見えてないかヒヤヒヤしてますね、あのシーンは」と注目を感じていた様子。浮所は「あんな姿で立つ日が来るなんて、全員思ってなかったんじゃないかな。新鮮でしたね」、岩崎は「あの格好で袖とかを歩くと、怖いものがなくなるんです。『全裸でもいけんじゃね?』って」と感想を述べた。高橋は「桶ダンスはA.B.C-ZさんとKis-My-Ft2さんが上演された頃からあるというのを聞きました。昨日河合(郁人)くんにちょうどお会いしまして、『会見なのでアドバイスください』と聞いたら、エビキス(A.B.C-Z・Kis-My-Ft2)が初めて上演する時に、1番最初に決まったのが桶ダンスなんだって」と裏話を仕入れてきたようで、メンバーも驚く。高橋は「ジャニー(喜多川)さんがめっちゃこだわってたらしいよ。『桶ダンスだけは絶対やるんだよ!』って、照明とかも人一倍こだわってたと。(河合が)『世代をまたいで桶ダンスが受け継がれてるのは、冗談なしにすごく嬉しい』と言ってて、僕たちも全力でやって、後輩に桶ダンスをやらせたいなと思います」と語った。「もしジャニーさんが今回の桶ダンスを見たら何と言うか」という質問には、猪狩が「気分屋の方ですから、今見たら『何やってんだ』と怒る可能性もある」と予想しつつ、「でも、喜んでるんじゃないですか。『だって、ジャニーさんが始めたんでしょ』と言ったら、『ああそうでした』となると思うので、届ける気持ちで」と決意を新たにした。同シーンでは「キュンキュンさせる一言」といった日替わりのアドリブシーンもあり、この日は作間と浮所が担当。浮所は「稽古が1番きつい。僕らとスタッフさんしかいないから、空気が重たかったですよね」と苦笑し、那須は「作ちゃん(作間)が僕を指名した時があって、『那須、おもしろいことやってくれ!』と」と無茶ぶりに抗議すると、作間は「全然、何も出てこなくて。頭をフル回転させて、1番緊張するシーンです」と明かす。また、猪狩が「僕たちのテーマでもあるんですけど、桶ダンスはどのくらいのキャラを重視してるのか。ゲネプロの段階でキャラクターが崩れてる! こいつがひどくて、誰よりも桶ダンスで声出してる。その直前のシーンまで優斗と殴り合ってるんですよ!?」と岩崎の役作りについて指摘すると、岩崎は「めちゃくちゃ桶ダンスが大好きって言う設定! 毎日練習してるけど、3日に1回しかみんなと合わせられないから、思いが爆発しちゃって(という設定)」と言い訳していた。演出の滝沢秀明からの言葉について聞かれると、「ありすぎて……」としばし考え込んでしまうメンバー達。高橋は「最後に『Crash Beat』という演目があって、水が落ちて光で太鼓のシーンなんですけど、『あれができなきゃ芝居させないから』と言われました」と明かし、猪狩は「滝沢さんのCrash Beatにかける思いがすごすぎて。俺らが『芝居やったほうがいいんじゃないかな』という感じでも、『まずはCrash Beat、これやってからいくから!』って、熱量がすごかった。Crash Beatの指導の時は毎回いたんじゃないかな」と振り返る。さらに「なかなか11人のスケジュールが合わなくて、振付師の方々が入ってくださってるリハ映像を見てたら、端から滝沢さんがノリノリで出てきた」(那須)、「しかもめちゃくちゃニコニコしてた」(橋本)と、続々と滝沢情報も。高橋は「滝沢さんがずっと稽古に立ち会って演出してくださるという経験が初めて。お芝居のシーンでも、任すところは任せていただくんですけど、『ここのシーンはこういうことを伝えたいんだ』という意図を説明してくださったり、密度の濃い時間を過ごさせていただいた。今まで感じたことのない新しい経験で、毎日勉強させていただいてます」と感謝した。演出家・滝沢秀明について、那須は「怖いのかなと思ってたんですけど全然そんなことなくて、『ここ、もうちょっと声出したらいいんじゃない?』と提案する感じで優しかったです」と表す。一方で高橋は「ただ、『Crash Beatできなきゃ芝居やらないから』と言った時の目はガチでした」、猪狩は「眉毛がキッとしてました」とたたみかけた。そんな滝沢について、レポーターが「水が落ちてくる演出、好きですよね」と指摘すると、メンバー達は「怒られる!」「聞いてますからね!」と騒ぎに。しかし高橋は「来たな、と思いました。水が来たときは『あ、これは滝沢さんの演出だ』と思いながら」と認め、「やってみるとすごいしっくりくるよね。僕たちでは思いつかない発想なので。Crash Beatが最初に決まってました」と暴露。猪狩は「ジャニーさんで言う『桶ダンス』みたいなものです」、高橋は「これから伝統にしていく勢いで」と宣言していた。
2021年09月05日舞台『少年たち 君にこの歌を』の公開ゲネプロが4日に東京・新橋演舞場で行われ、 HiHi Jets(高橋優斗 ※高ははしごだか、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩崎大昇 ※崎はたつさき、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)が取材に応じた。1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、様々なアレンジを加えながら上演されている同作。これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manなど若手ジャニーズが主演を務めている。少年刑務所を舞台に、“青”と“赤”2つの房に収監された少年達が互いの房に住む相手をライバル視し日々喧嘩に明け暮れる中、自由を求めて刑務所からの脱獄を決意する。2グループが初の主演ということで、高橋は「お客様にこう届けたいという意思はもちろんあるんですけど、どういう思いをお届けできるのか、不安もありながら、すごくワクワクしてます。このご時世で公演をさせていただけることにも、すごく感謝しながら行っていきたいなと思います」と思いを表す。岩崎は「発表がものすごく早くてまだ先の話かなと思ってたんですけど、あっという間に初日まで来てしまって、実は今、通したのが初めてなんです」と暴露し、メンバーから「やめろよ!」「それ秘密だろ!」「忙しかったからね」と総ツッコミを受ける。ツッコミの勢いに思わず「嘘です」と言う岩崎だが、高橋が「もう間に合わないよ。みんな、ペン、超動いてるもん」と指摘し、「グループ別でやったり、誰がいない状況で通したりはあったんですが、芝居もショータイムも全員でやったのは初めてでした。特別な体験でした」とゲネプロを振り返った。新橋演舞場という会場については、「『滝沢歌舞伎』でお世話になってはいたんですけど、いざ自分たちが座長という立場でここにいさせてもらうと、また違った景色で身が引き締まる思いです。緊張してます。責任感も変わってきますし、喜んでもらえるように精一杯頑張りたいと思っております」(井上)、「『滝沢歌舞伎 ZERO』の見学で客席から観ていたので、いざこうやって立ってみると改めてきれいだなあと思います。すごく雰囲気がある」(那須)と感慨も。浮所は「ジャニーズ事務所に入るオーディションをした日に、ジャニー(喜多川)さんが『今日、滝沢歌舞伎のゲネプロがあるから観に行きなさいよ』と言ってくださって、1列目の真ん中で観たんです。滝沢くんにそのお話をしたら覚えてると言ってて、そんなステージに立てていることがすごく感動的で嬉しいです」と明かした。同作に主演するグループは歴代CDデビューを果たしていることから、デビューへの思いについて聞かれると、高橋は「ジャニーズJr.で活動させていただく中で、一つの大きな目標でもあるので、常に貪欲に追いかけていたいなと思いますし、こうやって歴史ある舞台を引き継がせていただいたことも、やりとげた後は自信にもつながると思う」と語る。さらに高橋は「(デビューは)意識しながらですけど、それだけじゃなく『少年たち』を全力で成功させて、ファンの皆様からまた『応援したいよね』と思っていただけるような姿でいたい」ときれいにまとめるが、岩崎は「会見でも言ったんですけど、劇場入りして『あ、これはデビューだあ』と思って」とニヤリ。「せめて(舞台が)成功してからね!」(猪狩)、「そんな常に意識してるの!?」(高橋)とツッコまれ、岩崎は「ジンクスがあるからこそ、僕たちもちゃんとのっかって……のっかるというか、名を連ねていきたいです」と決意を示す。舞台の「手応えは?」と聞かれ、「デビューのですか?」と聞き返すなど、前のめりな岩崎の様子に、高橋は「2組ともしたいです、それは!」と苦笑。「したいですけど、別に新橋演舞場入ったからOKとは限らないと、少なくともHiHi Jetsはちゃんと意識してます!」(猪狩)、「美 少年も岩崎大昇以外は意識してる」(高橋)と続けられ、岩崎は「俺だけなの!?」と驚きつつも「よろしくお願いします」と頭を下げていた。
2021年09月05日山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠で、芥川賞作家・綿矢りさが高校生の思いつめた恋心、暴走する想いを描き、人間の根源的な愛を問う小説を映画化した『ひらいて』。主人公・木村愛を演じた山田さんについて、メガホンをとった新進気鋭の女性監督・首藤凜が語った。この度、山田さんの新場面写真も解禁。夜の学校に忍び込んだ“愛”が、机の中からたとえ(作間さん)が大事そうに読んでいた手紙を探している様子が捉えられている。さらに、“愛”が手紙を勝手に持ち出し、読んでいる場面も。果たして、その手紙にはたとえのどんな秘密が隠されていたのか――。そんな主人公・木村愛を演じた山田さんについて、“愛”の狂暴な恋心や行動、言葉を理解できないまま撮影に臨んでいる様子だったと首藤監督は語る。さらに、「監督が作りたいものをきっちり演じるということをこれまでやってこられたんだと思います。だからこそ“なんでこの子はここでこういうセリフを言うのか”というのを腑に落としたいタイプだと思うけど、愛がそうは動いてくれないので、分からないまま演じることとなった。私もあえて“分からないまま演じてほしい”と伝えましたが、それは彼女にとって苦しいことだったと思います」と、山田さんとの撮影についてふり返る。だが、そんな山田さんは理解できない苦しさを感じながら、“愛”というどこか歪んでいながらも、魅力的かつ不可解な主人公を見事に演じきった。役者にも“理解できない”と言わしめるその狂気と儚さを秘めた“愛”の、恋の暴走は注目を集めそうだ。『ひらいて』は10月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひらいて 2021年10月22日より全国にて公開(C) 綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会
2021年08月30日俳優・生田斗真が新作歌舞伎に挑戦する姿を追うNetflixドキュメンタリー映画『生田斗真ドキュメンタリー ~挑む~(仮)』が、2022年春にNetflixにて配信されることが決定した。1997年に連続テレビ小説『あぐり』で俳優デビュー以降、数々のドラマ、映画、舞台で唯一無二の役を演じ、2011年には初の主演映画『人間失格』と『ハナミズキ』でブルーリボン賞新人賞を受賞、その演技力が認められ、2019年には大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演、2020年には向田邦子賞受賞作『俺の話は長い』で東京ドラマアウォード2020 主演男優賞に輝くなど着実にキャリアを重ねてきた生田斗真。そして2021年、生田が新たに挑戦するのは「新作歌舞伎」。生田の高校の同級生であり、親友の歌舞伎俳優の尾上松也が、2009年より主宰する歌舞伎自主公演シリーズの最終公演『「挑む」Vol.10 ~完~』に特別出演する。11才からジャニーズJr.として芸能活動を開始、アイドルとしてのスタートを経た後、俳優の道を極めてきた生田。そして、歌舞伎役者として5才で初舞台、歌舞伎のみならずドラマやミュージカルなどで幅広く活躍する松也。高校時代「いつか二人で同じ舞台に立つ」と約束したふたりが、2021年8月ついに新作歌舞伎で初共演、20年来の約束を果たす。生田はなぜ今、新作歌舞伎に“挑む”のか。そして毎回新たなチャレンジが行われてきた歌舞伎自主公演「挑む」シリーズ最終公演で松也が抱く覚悟とは。生田と松也、エンタメの世界で全く違う道程を辿った二人が歌舞伎役者として “挑む”舞台に立つ時、果たしてどのような化学反応が生まれるのか。本公演の地は演劇の街・下北沢の中心的存在である本多劇場、演目は新作歌舞伎「赤胴鈴之助」(あかどうすずのすけ)。松也の父である故・六代目尾上松助が子役時代の昭和30年代、同名漫画を原作としたテレビドラマ版の主役を務めた、松也にとって所縁の作品だ。64年前、テレビが録画ではなく生放送時代のドラマであり、父が演じた赤胴鈴之助を見ることが出来ないものの、松也にとっては亡き父を偲ぶ、思い入れ深い作品だ。この新作歌舞伎「赤胴鈴之助」で生田は、松也演じる赤胴鈴之助の兄弟弟子でライバルの竜巻雷之進(たつまきらいのしん)を演じる。Netflixでの配信が決定した本作は、初のかつら合わせをした日から公演を終えるまでの生田斗真の約2カ月半に完全密着。生田が初めての世界に飛び込む戸惑いや、懸命に稽古に向かう真摯な姿を描き出す。また生田と松也のインタビューでは、悲願でもあった舞台での共演を実現するに至った二十年来の友情を掘り下げる。さらに、人生の大半をエンタメの世界で生きてきた二人の軌跡を辿る。また、Netflixでは本ドキュメンタリーの配信に合わせ、8月13日に初日を迎えた新作歌舞伎公演の映像化作品の全世界配信も決定。映像は「劇団☆新感線」の舞台映像などで、映像×演劇の新たなエンターテインメントの世界を築き上げた「ゲキ×シネ」チームが手掛ける。生田は、現在も絶賛撮影進行中の本ドキュメンタリーと新作歌舞伎公演の映像化作品について「高校時代、教室の隅で松也くんと交わした約束が、時を経てこんなにも大きなプロジェクトになるなんて、あの頃の僕達に教えてあげても信じてもらえないだろうな」と盟友松也と過ごした日々を振り返る。松也は「一筋縄ではいかなかった公演ですが、我々二人と共演者、そしてスタッフの熱い思いを裏から表まで堪能していただけましたら幸いです」と、大舞台への抱負を語る。■生田斗真 コメント私、生田斗真のドキュメンタリー映画が制作され、Netflixにて世界190以上の国で同時配信される事になりました。そして、さらに『挑む』の舞台本編映像もNetflixで配信が決定しました。なんでしょう。。Netflixアザッス!プレミアム会員になってて良かったっス!『いつか一緒に舞台やろう』高校時代、教室の隅で松也くんと交わした約束が、時を経てこんなにも大きなプロジェクトになるなんて、あの頃の僕達に教えてあげても信じてもらえないだろうな。■尾上松也 コメントこの度、私が主宰しております歌舞伎自主公演「挑むVol.10 ~完~」がNetflixにて配信していただける事になりました。また、客演していただきました生田斗真さんの公演までの道のりを追ったドキュメンタリーも配信される事となり、この様な嬉しい事はございません。斗真さんとは中学時代から現在に至るまで、全てを共有してきた数少ない友人です。その盟友と学生時代から共に語り合っていたのが、歌舞伎作品でいつか一緒に舞台に立ちたいと言う夢でした。それが何十年越しに叶い、皆様にご覧いただけることはこの上ない喜びです。一筋縄ではいかなかった公演ですが、我々二人と共演者、そしてスタッフの熱い思いを裏から表まで堪能していただけましたら幸いです
2021年08月14日山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠が出演し、芥川賞作家・綿矢りさの同名原作を新進気鋭の若手監督・首藤凜が映画化する『ひらいて』。この度、予告映像とポスタービジュアルが解禁、また、主題歌を大森靖子が担当していることが明らかになった。公開された予告映像は、自分の中で膨らんでいく恋心を悟られないよう、さりげなくたとえ(作間さん)に接近し、自然と距離を詰めようとする愛(山田さん)の様子から始まる。自分以外の誰もが気づいていないだろう彼のさりげない魅力に惹かれている愛の視線は、日々たとえに向けられていた。そんなある日、彼には秘密の恋人“美雪”(芋生さん)がいることを知る。ずっと想いを寄せていたたとえに予想外の恋人がいたことを知った愛は、その関心を彼女にも向け、校内での交流に留まらず休日も美雪を遊びに誘うのだった。愛の真意を知る由もない美雪はどんどん愛のペースに引っ張られるが、ゆっくり時間をかけて愛情をあたためてきたたとえと美雪の絆は強く、愛が入り込む余地はない。振り向いてくれないたとえ、的外れな主張をしてくる美雪に苛立ち、愛の欲望は想像し得ない方向に暴走していく。予告映像には、たとえの父を力強く殴る愛や、夜の教室で静かに愛に近づくたとえの姿が映し出される。それぞれの心が揺れ動く複雑な三角関係、愛の狂気的な恋心の行き着く果てとは――。また、予告映像には、大森さんが本作のために書き下ろした楽曲「ひらいて」が使用されている。大森さんは「恋がしたいという最悪な感情が、暴発する自分の中の何かを誰かにぶつけてみたいという感情が、世に蔓延る恋愛感情と呼んでいいものなのだろうか?」と問いかける。「相手も、性別も、自分と他者の境界すら必要なかったり、逆に自分以外の全てが気持ち悪かったり、その全てをひらいて足掻く瞬間は、どんなに無様で、一般的に"失恋"や"修羅場"などと呼ばれる事象であったとして、美しいものだから。恋がしたい、恋がしたい、恋がしたい、最悪。アンバランスにバランスをとってその季節を生き抜いてきたことを映画を見て思い出し、楽曲にしました。編曲はsugarbeans。映画のためだけに、せーので録音しました」と楽曲の制作について語っている。さらに、解禁されたポスタービジュアルでは、愛、たとえ、美雪がありえないカタチで交錯していく恋の物語を予感させるビジュアルとなっている。『ひらいて』は10月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひらいて 2021年10月、全国にて公開予定
2021年07月28日女優の山田杏奈が主演を務める映画『ひらいて』(10月22日公開)の予告&ポスタービジュアル&主題歌が28日、公開された。同作は芥川賞作家・綿矢りさの小説の実写化作。恐れを知らない女子高生・木村愛(山田)は同じクラスの男子・たとえ(作間龍斗)に片思いしていたが、彼が糖尿病の持病を抱える陰気な少女・美雪(芋生悠)と交際していることを知ったことから、絡み合った三角関係が始まる。熱い恋心が勢いあまり、意中の彼の恋人にまで向けられる、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描く。開された予告映像は、自分の中で膨らんでいく恋心を悟られないよう、さりげなくたとえに接近し、自然と距離を詰めようとする愛の様子から始まる。自分以外の誰もが気づいていないだろう彼のさりげない魅力に惹かれている愛の視線は日々たとえに向けられていた。そんなある日、彼には秘密の恋人“美雪”がいることを知る。ずっと想いを寄せていたたとえに予想外の恋人がいたことを知った愛は、その関心を彼女にも向け、校内での交流に留まらず休日も美雪を遊びに誘う。愛の真意を知る由もない美雪はどんどん愛のペースに引っ張られるが、ゆっくり時間をかけて愛情をあたためてきたたとえと美雪の絆は強く、愛が入り込む余地はなかった。振り向いてくれないたとえ、的外れな主張をしてくる美雪に苛立ち、愛の欲望は想像し得ない方向に暴走していく。映像には、たとえの父を力強く殴る愛や、夜の教室で静かに愛に近づくたとえの姿が映し出される。予告解禁に伴い、本作の主題歌を大森靖子が担当していることも明らかに。予告映像には、大森が本作のために書き下ろした楽曲「ひらいて」が使用されている。大森は「恋がしたいという最悪な感情が、暴発する自分の中の何かを誰かにぶつけてみたいという感情が、世に蔓延る恋愛感情と呼んでいいものなのだろうか? 相手も、性別も、自分と他者の境界すら必要なかったり、逆に自分以外の全てが気持ち悪かったり、その全てをひらいて足掻く瞬間は、どんなに無様で、一般的に"失恋"や"修羅場"などと呼ばれる事象であったとして、美しいものだから。恋がしたい、恋がしたい、恋がしたい、最悪。アンバランスにバランスをとってその季節を生き抜いてきたことを映画を見て思い出し、楽曲にしました。編曲はsugarbeans。映画のためだけに、せーので録音しました」と楽曲の制作について語っている。また、ポスタービジュアルは、 愛、たとえ、美雪がありえないカタチで交錯していく恋の物語を予感させるものとなっている。
2021年07月28日舞台『少年たち 君にこの歌を』の製作発表記者会見が15日に都内で行われ、 HiHi Jets(高橋優斗 ※高ははしごだか、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩崎大昇 ※崎はたつさき、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)、山根成之(松竹 専務取締役)が登場した。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、様々なアレンジを加えながら上演されている。これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manなどこれまでに若手ジャニーズが出演。少年刑務所を舞台に、“青”と“赤”2つの房に収監された少年達が互いの房に住む相手をライバル視し日々喧嘩に明け暮れる中、自由を求めて刑務所からの脱獄を決意する。同作について、高橋は「僕たちも今までも何度も、特にSixTONESさん、Snow Manさんの『少年たち』は毎年観に行かせていただいて、ジャニーさんも戦争のシーンのことを熱く語っていたといった思い出がある」と振り返る。「『お兄さんたちがやっている舞台』といったイメージがあったので、いよいよ僕たちがメインを張って立たせていただけるのが決まって、素直に嬉しかったです」と心境を吐露した。両グループは2019年に上映された『映画 少年たち』にも出演し、那須は「映画の中のショータイム的なシーンの出演だったので、衣装がすごく豪華だった。普段着られないような先輩のかっこいいキラキラな衣装で、みんな興奮してました。『これ松本(潤)くんの衣装だ!』『これ……(堂本)光一くんや~!』」と、楽しい思い出を明かす。映画版では「映画と実演」として、上映後に日替わりでキャストがパフォーマンスをするという試みも行われ、高橋は「僕たちHiHi Jetsの日もあったんですけど、めちゃめちゃ盛り上がったんですよ。ジャニーさんがめっちゃ喜んで、5人で焼き肉おごってもらいました」というエピソードも。「(ジャニーさんが)『なんでもいいよ! なんでもいいから食いなよ!』って、めちゃめちゃ高い焼き肉屋さんに行ったんです。『ああ、行きな行きな行きな』と言ってたのに、その後領収書見せたらちょっと怒られました」と、モノマネを交えながら説明した高橋は、「値段を出すのは生々しいですけど、りんご1個を1万円だとすると10個ぐらいですかね」とまったく伏せていない喩えで暴露。「よく食べましたね」と驚く美 少年たちに、高橋は「好感度とか気にしないんで!」と豪語していた。「ジャニーさんに誓いたいことは?」という質問が飛ぶと、高橋は「(『少年たち』は)ジャニーさんが愛していた舞台というのは間違いなんですけど、ジャニーさんがもう1つ大事にしていたのは、これからの時代に舞台を自分たちで考えて作っていくということ。今までジャニーさんの思いを聞かせていただいていたので、その思いがどうやったら伝わるのか、『自分たちなりにもがいて、ショービジネスとしてちゃんと成立させるように頑張るよ』と誓いたいですね」と答える。岩崎は「『少年たち』って、1番歴史のある、ジャニーさんの中でも最初の方の舞台だと思うんですけれども、それがこう時代を超えて今までできているのが本当に嬉しい。だからこそ守らなければいけない舞台でもあるので、絶やさないように」と決意を新たに。浮所は「ジャニーさんの『子供は大人になれるけど、大人は絶対に子供に戻れない』という言葉にある通り、僕らは成長して大人になりますが、今1番少年に近い年齢の僕たちが演じることによって、より少年らしさが描かれるんじゃないかな。今のうちに『少年たち』に関われたことが嬉しい、光栄だなと、改めてジャニーさんにお礼を言いたい」と語った。
2021年07月16日舞台『少年たち 君にこの歌を』の製作発表記者会見が15日に都内で行われ、 HiHi Jets(高橋優斗 ※高ははしごだか、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩崎大昇 ※崎はたつさき、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)、山根成之(松竹 専務取締役)が登場した。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、様々なアレンジを加えながら上演されている。これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manなどこれまでに若手ジャニーズが出演。少年刑務所を舞台に、“青”と“赤”2つの房に収監された少年達が互いの房に住む相手をライバル視し日々喧嘩に明け暮れる中、自由を求めて刑務所からの脱獄を決意する。なぜか冒頭から美 少年の岩崎が「新しい『少年たち』を僕たちHiHi Jetsと……あ、失礼しました! 僕たち美 少年とHiHi Jetsで、僕たちのカラーで僕たちの関係性だからできる楽しい『少年たち』を、みなさんにお届けてきたらなと思います」と自分たちのグループ名を間違えて、会場には笑いが起こる。続く佐藤もつられたのか「おはようございます! 僕たちHiHi Jets……じゃなかった、間違えました」と同じ間違いで、メンバーから「緊張してます!?」とツッコミも。佐藤は「HiHi Jetsと僕たち美 少年は5年以上一緒にいるので、いい作品ができると思います。そして、ポスターもすごくかっこよく写ってるので、見てください」とアピールした。これまでタッグを組むことも多かったという2グループだが、藤井は「HiHi Jetsさんが先輩なのでちょっと敬語だったりするんですけど、舞台ならではの対等なシーンがあって、いつもとは違った関係性を見せられるんじゃないかな」と期待する。那須が「僕は橋本くんを『橋本!』と呼び捨てにするシーンがあるので、ちょっと嬉しいです」と告白すると、佐藤も「俺も瑞稀くんに瑞稀!』って」とのっかり、井上が「台本を開いて最初の方に、龍我から『お前の顔、むかつくんだよ!』って、びっくりしましたね」と明かす。高橋が「本番だけだと不安だから、プライベートでもやっとく?」と提案すると、佐藤は「さすがにできないですよ」と拒否するものの、その場で試してみることに。「まじか……」と動揺しながら「おい瑞稀、お前の顔むかつくんだよ!」と言い放った佐藤は、即「ほんとごめんなさいほんとに! そんなこと思ってません!」と土下座。高橋は「もしかしたら滝沢さんの演出でなくなるかもしれない」とその場をおさめていた。一方、セリフを浴びせられた井上は「俺、そのあと(台本上)何も言わないんですよ。傷ついてるかもしれないですよね」と苦笑。橋本は那須から呼び捨てにされ「嬉しいです。なんなら下の名前で呼んでほしい。僕も下の名前で呼ぼうと思ったんですけど、ゆうと(雄登)なので、こっちのゆうと(優斗)とかぶる。悔しいんですよ、那須としか呼べないので」と、下の名前で呼びたがっていた。最後にそれぞれのグループがメッセージを言うこととなり、高橋は「ジャニーさんの伝統的な舞台を僕たちHiHi Jets、美 少年で、改めて引き継がせていただくことがすごく嬉しいです。初めての舞台主演ということで、お互い責任感を持って走り続けたいなと思っています。ぜひよろしくお願いします」と締める。続いて「美 少年も」と話を振られた岩崎は「はい!」と誰よりも大きな声で返事し、「この舞台『少年たち』に立たせていただけることを、ものすごく光栄に思います。新しいことがいっぱいで、キャストも新しいですし、新橋演舞場でというのも新しくて。また僕たちでしか作れない新しいカラーの『少年たち』を皆さんに全力で伝えられるように作り上げていきたいと思いますので、本当に応援のほど、よろしくお願い致したい!」と武士のような結びに。動揺したのか「皆さんのご協力をいただいて、あっ! 皆さんのご協力と応援と声援が、僕たちの力となりますので、ぜひよろ援……よろしくお願いします!」とめちゃくちゃになりながらも、周囲から微笑ましく見守られていた。
2021年07月16日舞台『少年たち 君にこの歌を』の製作発表記者会見が15日に都内で行われ、 HiHi Jets(高橋優斗 ※高ははしごだか、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩崎大昇 ※崎はたつさき、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)、山根成之(松竹 専務取締役)が登場した。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、様々なアレンジを加えながら上演されている。これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manなどこれまでに若手ジャニーズが出演。少年刑務所を舞台に、“青”と“赤”2つの房に収監された少年達が互いの房に住む相手をライバル視し日々喧嘩に明け暮れる中、自由を求めて刑務所からの脱獄を決意する。松竹 山根専務は「ジャニーさんが長年育まれた伝説の舞台。滝沢(秀明)さんの新たな演出により、また新しい伝説、素晴らしい舞台ができることを我々は確信しております」と太鼓判。高橋は「ちょっと(出演者が)いかついイメージがあったので、できるのかなという不安もあったんですけど、僕たちは僕たちなりの『少年たち』を作っていこうという話になりました」と、舞台が決まった時のことを振り返る。台本はまだ仮のものだというが、高橋は「『こいつ、これやるんだ』みたいなのがけっこう出てくる。岩崎大昇と僕は読み合わせしたんですけど、関係性的には面白かった」と明かし、「言い切れはしないんですけど、作間は詐欺師の役です」と発表。しかし作間は「違う違う違う違う、詐欺師じゃない、窃盗犯」と訂正し、浮所が「詐欺師の役は僕です。詐欺師の役で名乗り出るのも恥ずかしいんですけど、僕はオレオレ詐欺で捕まりました」とそれぞれの役の罪名で自己紹介していた。演出の滝沢について聞かれると、猪狩は「会見の15分前ほどに滝沢さんと初めて『少年たち』について話をして、質問があるかと聞かれたので『メンタリティのアドバイスを下さい』と言ったところ、『君たちの解釈、そして(滝沢)自身の解釈で新しい少年たちを一緒に作っていこう』とおっしゃっていた」と説明し、「僕ら11人、そして滝沢さんの12人で一緒に考えながら、新しい『少年たち』を模索して作っていけたら」と意気込む。「先輩達も行ってきた伝説のシーンは?」と聞かれると、高橋が「桶ダンス! そこについてですか? 発表させていただきます。現段階では、あります。Hi美、桶ダンス、やります」と、ほぼ裸の状態で桶を持って踊るという"桶ダンス"の実施を宣言。しかし「自信のない方」という振りに手を挙げた藤井は「一応、モザイク的な板があるじゃないですか。俺、みんなの身長に追いつかない。俺だけ板の中に隠れたらどうしようという不安もあるので、ちょっと低めにしてもらえればと思います」と要望を出す。逆に自信のあるメンバーとしては、金指が「この中だと1番下なので、かわいらしい桶ダンスも見せられるかなと思います」と意欲を表す。さらに立ち上がった橋本は「私、橋本涼は男らしい桶ダンスを見せたいと思います。今から頑張って体鍛えます」とアピールした。また、これまで同作に出演してきた先輩達のデビュー率が高いという点について触れられると、高橋は「やっぱり僕たちジャニーズJr.、目指しているところがデビューというのは間違いないですし、そこに対して僕たちもライバル関係ですけど、お互いのグループで切磋琢磨しながら、『次は自分たちが行くぞ』という気持ち」と語る。「だから1個1個のものに対して貪欲に挑んで、まず皆さんにたくさん応援していただけるように自分たちの戦いに挑んでいきたいと思っています」と意見を表明。一方、岩崎は「 やっぱり先輩方のデビュー率を見ると、今回(主演に)決まったということは、僕たちもデビューが決まったという……」と強気で、周囲からは「早いわ!」とツッコミが入る。岩崎は改めて「デビューにつながるような功績を残していけたらいいなと思います」と希望を見せた。
2021年07月16日映画『ハニーレモンソーダ』(7月9日公開)のしゅわきゅん・スパークナイト(・はハート)が8日に都内で行われ、ラウール(Snow Man)、吉川愛、堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美、神徳幸治監督が登場した。同作は村田真優による大ヒット作の実写映画。中学時代「石」と呼ばれていじめられていた自分を変えるため、自由な高校に入学した石森羽花(吉川愛)は、その高校を選んだ理由であるレモン色の髪をした三浦界(ラウール)に出会う。2人の距離はどんどん縮まっていくが、実は界には誰も知らない秘密があった。同作のキャッチコピーが「あなたに出会い、世界が変わる」であることから、「○○に出会って自分が変わった」という出来事について聞かれたキャスト陣。胸キュン青春映画のイベントだが、ウルトラマン好きで知られる濱田は「ウルトラマンですかね」と、ブレない姿勢を見せる。濱田は「4年前にここ(丸の内ピカデリー)で初めてウルトラマンの役としてお客様の前に立つ機会をいただいて、またここに『戻ってきた』という気持ちが勝手にあります」としみじみ。「そこから色々お仕事をいただいたり。もともと好きだったのもあって、すごく色々なことをさせていただいています。最初に出会ったのは2〜3歳の頃、車でDVDを観てたのが始まりなんですけど、そこから自分が役者になる、役者を続けようと思えるきっかけにもなったし、出会って全てが変わったと思います」と語り、周囲も「いい話」と感心していた。
2021年07月08日「Snow Man」ラウールが映画単独初主演を務めた『ハニーレモンソーダ』より、ラウールさんが演じる三浦界の親友、友哉(濱田龍臣)と悟(坂東龍汰)の場面写真がシネマカフェに到着した。レモン色の髪がトレードマークの学校の人気者である界。彼の良き理解者で親友の高嶺友哉と瀬戸悟は、クラスメイト。そこに、羽花(吉川愛)と界の元カノ・芹奈(堀田真由)、悟の幼なじみのあゆみ(岡本夏美)が加わり、6人でいつメンとなるのだ。今回到着した場面写真に写る大人びた性格の友哉は、界だけでなく、いつメンみんなのことをよく分かっており、羽花や芹奈の相談相手になることも。自分の本心に気づけていない界に対して、さりげなく助言をする場面もあり、界と羽花の恋を後押しするキーパーソンのひとり。また、独り言のような話し方をするところが特徴的でもある。対して明るく天真爛漫な性格の悟は、みんなの盛り上げ役。恋愛に関して疎いようで、幼なじみのあゆみが片想いをしていることにも全く気がついていない。また、何かを隠して羽花らに冷たい態度を取る界を気遣い、悟ならではの行動をとる、界や羽花らを見守る存在だ。場面写真では、海辺にいる友哉と屋上にいる悟のそれぞれのカットに加え、屋上での2人のワンシーンも切り取られている。羽花との関係に悩んでいる界に、さりげなく助言をする友哉に対して、助言の意味がイマイチ分からない鈍感な悟。2人のキャラクター性が感じられる場面となっている。そして本編では、そんな男子3人の高校生らしい掛け合いも必見だ。『ハニーレモンソーダ』は7月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハニーレモンソーダ 2021年7月9日より全国にて公開(c) 2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会(c)村田真優/集英社
2021年06月09日ディズニー・アニメーション映画『ラーヤと龍の王国』が「Disney+」にて見放題配信がスタートすることが分かった。『ベイマックス』や『くまのプーさん』を手掛けたドン・ホールと、『ブラインドスポッティング』のカルロス・ロペス・エストラーダがタッグを組んで挑んだ本作は、邪悪な魔物によって“信じあう心”を失った龍の王国をめぐる、壮大なスペクタクル・ファンタジー。Rotten Tomatoesでは95%と最高レベルの評価を得、日本でも映画レビューサービスFilmarksで4.1の高評価を獲得した話題作だ。新しい仲間との出会いによって、一歩ずつ踏み出していくディズニー新ヒロイン・ラーヤの吹き替えには、いま注目の女優・吉川愛が抜擢。ほかにも、高乃麗、伊藤静、森川智之とベテラン声優が参加している。『ラーヤと龍の王国』は6月4日(金)よりDisney+にて配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:ラーヤと龍の王国 2021年3月5日より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開© 2020 Disney. All Rights Reserved.
2021年05月30日芥川賞作家・綿矢りさの原作小説を、山田杏奈・作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)・芋生悠らをキャストに迎え映画化する『ひらいて』から、特報映像とティザービジュアルが解禁となった。今回解禁された特報映像では、主人公・木村愛(山田杏奈)が1年生の時からずっと好きだった片思いの相手・西村たとえ(作間龍斗)に近づいて行く様子が捉えられている。授業中、彼の背中に熱い視線を送ったり、ノートや教科書の中にある“たとえ”の文字を指でなぞってしまうほどたとえへの気持ちが加速していく愛。しかしそんな愛はある日、彼に秘密の恋人・新藤美雪(芋生悠)がいることを知る。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた愛の恋心は暴走し始め、彼の恋人である美雪にまで近づき2人の関係を壊そうと企む。次第に2人との距離を縮めていく愛だったが、その関係は衝撃の展開へ。最後には、愛をそっと抱き寄せるたとえの姿も。「私のものになってくれないなら、嫌いでいい」と訴える愛の片思いの行方に目が離せない映像となっている。また、併せて解禁されたティザービジュアルでは、愛、たとえ、美雪それぞれが誰かを見つめるような哀愁漂う表情を浮かべている。そして「“たとえ”が好き―。」「でも、彼には『秘密の恋人』がいた―。」「壊したい。だから、彼の恋人に近づいた―。」と愛の中で変わりゆく心情を表すコピーが添えられ、複雑に絡み合う三角関係を予感させるビジュアルに仕上がっている。『ひらいて』は10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひらいて 2021年10月、全国にて公開予定
2021年05月24日ディズニー・アニメーション映画『ラーヤと龍の王国』のMovieNEXが、5月21日(金)にリリース。これに先駆けて、MovieNEXに収録されるボーナス・コンテンツから、リモートワークでの声優たちの収録風景やスタッフのインタビューが公開された。ディズニー・アニメーション初の試みとなった、リモートワークでの声優たちの収録風景が覗ける本映像。まず、スタッフが「自宅でアフレコをすることに、役者たちは重圧を感じていたにちがいない」「“クローゼットで名演を頼む”なんてかなり無茶を言ったと思う」とその収録について語る場面から始まる。ヒロイン・ラーヤの声を担当したケリー・マリー・トランは「秘密基地で録音するようだった」とふり返るとともに、その“秘密基地”の内部を紹介。また、シスー役のオークワフィナは、自宅リビングに防音テントを作り、収録に臨む様子が映し出され、彼女のペットの猫の登場でリテイクとなったのがとても面白かったというエピソードも明かされている。ほかにもMovieNEXには、幻の「未公開シーン」、「ラーヤ・トリビア!」などの豪華ボーナスコンテンツが多数収録されている。『ラーヤと龍の王国』MovieNEXは5月21日(金)リリース、デジタル配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:ラーヤと龍の王国 2021年3月5日より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開© 2020 Disney. All Rights Reserved.
2021年05月13日女優の山田杏奈が主演を務める映画『ひらいて』(2021年秋公開)の追加キャストが19日、明らかになった。同作は芥川賞作家・綿矢りさの小説の実写化作。恐れを知らない女子高生・木村愛(山田)は同じクラスの男子・たとえに片思いしていたが、彼が糖尿病の持病を抱える陰気な少女・美雪と交際していることを知ったことから、絡み合った三角関係が始まる。熱い恋心が勢いあまり、意中の彼の恋人にまで向けられる、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描く。この度明らかになったのは、主人公の女子高生・木村愛役の山田杏奈と共に、熾烈な三角関係を描く主要キャスト2人、そして物語を彩る豪華キャストたち。愛が恋するクラスに馴染めない少年・西村たとえ役を、ジャニーズJr.内グループHiHi Jetsメンバーの作間龍斗が演じる。映画初出演ながらも深みのある演技を披露し、透き通るような存在感は、まさに愛が必死に求める静けさと堅実さを兼ね備えたたとえそのものとなっている。愛の同級生であり、たとえの秘密の恋人・新藤美雪役には『ソワレ』(外山文治監督/2020)で主演を務め、5月公開を控えた『HOKUSAI』(橋本一監督/2021)に出演し活躍の場を広げる注目の新進女優、芋生悠が抜擢された。穏やかで純粋無垢な、決して目立つことのない美雪。愛とは正反対の儚く守りたくなるような魅力をまとった少女を、持ち前の表現力で演じきる。また、愛の担任・岡野屋を山本浩司、国語教諭・藤谷を河井青葉、養護教諭の守屋を木下あかりが演じ、愛の母・木村頼子役の板谷由夏は愛の歪んだ感情に気付かない盲目な母親を表現。美雪の母親・新藤泉役の田中美佐子は優しさに溢れた美雪を愛情を込めて育てる母親を、たとえの父・西村崇役の萩原聖人は、たとえが抱える家庭問題の原因となる抑圧的で暴力的な父親のヒステリックな姿を渾身の演技で体現する。○作間龍斗 コメント西村たとえ役を演じさせていただきました、HiHi Jetsの作間龍斗です。この映画への出演のお話をいただいたとき、率直に驚きました。そして同時に、この役を演じ切ることが出来るのか、不安でした。しかし、素敵なキャストの皆さん、暖かいスタッフの皆さんに支えていただいたおかげで、撮影を乗り越えることが出来ました。僕は、『ひらいて』という作品が大好きです。学生時代特有の、自分が日に日に変わっていくような感覚。自分の人生ではありえないような話なのに、どこか共感できる。これがたとえを演じていてとても快感でした。皆さんにこの作品を観てもらう事が楽しみです。○芋生悠 コメント新藤美雪役の芋生悠です。長く続く夜から覚めたような日々でした。あの苦しみに揺らぐ姿を抱きしめることが定めだったような気がしています。あなたを、彼女を、私はこれからも愛しています。監督キャストスタッフ全ての総力を結集して届けられたらと思います。待っていてください。
2021年04月19日山田杏奈主演で、芥川賞作家・綿矢りさの原作小説を映画化する『ひらいて』に「ジャニーズJr.」内グループ「HiHi Jets」メンバーの作間龍斗、『HOKUSAI』『ソワレ』で注目を集める芋生悠が出演決定。山田さんと“三角関係”を演じる。今回解禁となったのは、主人公の女子高生・木村愛役の山田さんと共に熾烈な三角関係を描く主要キャスト2人と、物語を彩る豪華キャストたち。愛が恋するクラスに馴染めない少年・西村たとえ役を演じるのは、人気急上昇中の「ジャニーズJr.」内グループ「HiHi Jets」メンバーで、ドラマ「DIVE!!」でトリプル主演の1人を務める作間龍斗。本作で映画初出演、透き通るような存在感は、まさに愛が必死に求める静けさと堅実さを兼ね備えた“たとえ”そのもの。そして、愛の同級生であり、たとえの秘密の恋人・新藤美雪役には、『ソワレ』の主演を務め、5月公開を控えた『HOKUSAI』に出演し活躍の場を広げる注目の新進女優、芋生悠が抜擢。穏やかで純粋無垢な、決して目立つことのない美雪。愛とは正反対の儚い魅力をまとった少女を、持ち前の表現力で演じきる。愛の担任・岡野屋役を演じるのは数々のドラマ・映画に出演してきた山本浩司。国語教諭・藤谷役には女優として映画祭での受賞経験もあるベテラン女優の河井青葉。養護教諭の守屋役には『あゝ、荒野』でヒロインを演じ新人賞を受賞した木下あかり。愛の母・木村頼子役として、女優としての表現力もさることながら、MCやパーソナリティ、自身が立ち上げたファッションブランド「SINME」のディレクターを務め、マルチに活躍する板谷由夏。愛の歪んだ感情に気付かない盲目な母親を安定の演技力で表現する。一方、美雪の母・新藤泉役を演じるのは演技の世界で幅広く、長く活躍し続ける実力派女優の田中美佐子。優しさに溢れた美雪を愛情を込めて育てる母親を見事に演じた。そして、たとえの父・西村崇役には多くの映画賞にも輝く俳優界の実力者・萩原聖人。たとえが抱える家庭問題の原因となる抑圧的で暴力的な父親のヒステリックな姿を渾身の演技を披露する。作間龍斗&芋生悠コメント到着▽たとえ役:作間龍斗西村たとえ役を演じさせていただきました、「HiHi Jets」の作間龍斗です。この映画への出演のお話をいただいたとき、率直に驚きました。そして同時に、この役を演じ切ることが出来るのか、不安でした。しかし、素敵なキャストの皆さん、暖かいスタッフの皆さんに支えていただいたおかげで、撮影を乗り越えることが出来ました。僕は、「ひらいて」という作品が大好きです。学生時代特有の、自分が日に日に変わっていくような感覚。自分の人生ではありえないような話なのに、どこか共感できる。これがたとえを演じていてとても快感でした。皆さんにこの作品を観てもらう事が楽しみです。▽美雪役:芋生悠新藤美雪役の芋生悠です。長く続く夜から覚めたような日々でした。あの苦しみに揺らぐ姿を抱きしめることが定めだったような気がしています。あなたを、彼女を、私はこれからも愛しています。監督キャストスタッフ全ての総力を結集して届けられたらと思います。待っていてください。『ひらいて』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひらいて 2021年秋、全国にて公開予定
2021年04月19日山田杏奈主演の映画『ひらいて』がこの秋に全国公開される。この度は本作の主要キャストとしてジャニーズJr.内グループ・HiHi Jetsの作間龍斗と芋生悠の出演、そして脇を固める豪華共演陣が発表となった。女性から圧倒的な支持を得る芥川賞作家・綿矢りさが、高校生による禁断の三角関係を描き、人間の根源的な愛を問いかけた小説『ひらいて』が弱冠26歳・新進気鋭の若手監督・首藤凜による脚本・監督で映画化。物語は恐れを知らない女子高生の熱い恋心が勢いのあまり、意中の彼の恋人にまで向けられる。エキセントリックでありながらも切実な純愛を描き、いかなる恋愛映画も及ばなかった境地に行き着く、青春映画の系譜を飛び越えた作品だ。主人公の女子高生・木村愛を演じるのは山田杏奈。彼女と熾烈な三角関係を描くクラスに馴染めない少年・西村たとえ役を演じるのが作間である。映画初出演ながらも深みのある演技を披露。透き通るような存在感は、まさに愛が必死に求める静けさと堅実さを兼ね備えた、たとえそのもの。愛の同級生であり、たとえの秘密の恋人・新藤美雪役には『ソワレ』(外山文治監督 / 2020年)で主演を務め、本年5月に公開を控えた『HOKUSAI』(橋本一監督 / 2021年)に出演する新進女優・芋生悠が抜擢された。穏やかで純粋無垢、決して目立つことのない美雪を持ち前の表現力で演じる。また愛の担任・岡野屋役を演じるのは数々のドラマ・映画に出演してきた山本浩司、国語教諭・藤谷役には女優として映画祭での受賞経験もある河井青葉。養護教諭の守屋役には『あゝ、荒野』(岸善幸監督 / 2017年)で新人賞を獲得した木下あかり。そして愛の母・木村頼子役として女優だけでなくMCやパーソナリティ、ファッションブランド「SINME」のディレクターをも務める板谷由夏。美雪の母・新藤泉役を演じるのは演技の世界で幅広く活躍し続ける田中美佐子。たとえの父・西村崇役には多くの映画賞にも輝く俳優界の実力者・萩原聖人が演じる。主演の山田杏奈、そして作間と芋生が全身全霊で表現する、いびつな三角関係に期待だ。引き続き続報に期待したい。たとえ役:作間龍斗・コメント西村たとえ役を演じさせていただきました、HiHi Jetsの作間龍斗です。この映画への出演のお話をいただいたとき、率直に驚きました。そして同時に、この役を演じ切ることが出来るのか、不安でした。しかし、素敵なキャストの皆さん、暖かいスタッフの皆さんに支えていただいたおかげで、撮影を乗り越えることが出来ました。僕は『ひらいて』という作品が大好きです。学生時代特有の、自分が日に日に変わっていくような感覚。自分の人生ではありえないような話なのに、どこか共感できる。これがたとえを演じていてとても快感でした。皆さんにこの作品を観てもらう事が楽しみです。美雪役:芋生悠・コメント新藤美雪役の芋生悠です。長く続く夜から覚めたような日々でした。あの苦しみに揺らぐ姿を抱きしめることが定めだったような気がしています。あなたを、彼女を、私はこれからも愛しています。監督・キャスト・スタッフ全ての総力を結集して届けられたらと思います。待っていてください。『ひらいて』2021年秋全国公開
2021年04月19日HiHi Jetsの井上瑞稀(20)、高橋優斗(21)、作間龍斗(18)の3人がドラマホリック!『DIVE!!』(テレビ東京ほか・毎週水曜深夜0時〜)で初のトリプル主演!飛込競技でオリンピックを目指す高校生を演じるということで、4カ月間もの厳しいトレーニングを積んだそう。その甲斐あって、水着姿は思わずうっとりしてしまうほどの肉体美。そんな3人にトレーニングの裏話や「推し筋肉」について聞いてきました!ーー撮影にあたって肉体改造やトレーニングを積んだそうですが、やっぱり大変でしたか?高橋「はい。コーチがとても厳しく指導してくださったので(笑)」井上「僕はもともと泳げないし、さらに高所恐怖症なので、最初は絶望してました(笑)」高橋「でも、日々の達成感がモチベーションになってましたね。飛び込む前ってすごく怖いんですけど、成功するとみんなが拍手してくれて、それがほんとにうれしいんですよ」ーー厳しいトレーニングを通して改めて気付いた、ほかのメンバーのすごいところを教えてください!井上「優斗は泳ぎが得意だから、いろいろ的確なアドバイスもしてくれるし、僕がいちばん苦手な頭からの飛び込みも上手なんですよ」作間「あと、足の甲を伸ばす柔軟もすごいよね。マットでつま先立ちするのもいちばん最初に成功してたし!」高橋「作間はとにかく『すごいな』の一言だよ(笑)。『飛びたくない』って隠れてたのに、しぶしぶ出てきたと思ったらすごい高いジャンプを成功させてみせたりとか」井上「筋トレも、かなりの重量を早い段階から上げてて、トレーナーさんに『センスある』って言われてたよ(笑)」作間「僕は、瑞稀くんのメンタル管理がすごいと思う!」高橋「たしかに、水も高いところも苦手なのに、ちゃんと向き合ってるのがすごいよね」作間「それに『今日頑張ったらこれをする』って決めて、自分でモチベーションを上げるのがうまいなって」高橋「でもそれ、実はほとんど毎回クレープ食べることだよね(笑)」井上「そう!トレーニングのあと、近くの屋台でクレープを食べるのがいちばんのモチベーション(笑)」ーー最後に、みんなの“推し筋肉”を教えて!高橋「コーチに飛び込みは姿勢も大切だと聞いて、ふだんからお尻に力を入れて立つことを意識していました。今はそれが当たり前です(笑)。後ろから見た立ち姿にも注目してほしい!」作間「正面から見たとき、脇腹の上あたりにでっぱりがあるんですよ。それが背筋なんですけど、自分の体に初めてできた部分なので、筋トレの成果が出たんだなってうれしかったです」井上「胸板はかなり厚みが増したと思います!鍛えてるときも、持ち上げられる重量が明確に上がっていったので。自分でもだいぶ変わったなって。ガタイも少しよくなったはず!」「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月17日