保健師さんと面談中にもかかわらず、SNSのことを考え始めてしまい、我に返ったM美さん。「あ、すみません! 何ですか?」と焦って保健師さんに聞き返すと……「大丈夫?」と心配してくれた保健師さん。しかし、怪しまれたと感じたM美さんは必死で誤魔化しました。さらに保健師さんから娘ちゃんの発語状況について聞かれると、「動画配信サイトの名前を言えるようになった」と言うM美さん。保健師さんから「動画もいいですが、おもちゃでも遊んであげて」と言われると……!? 保健師さんがあるものを取り出し… 「はぁ……そですね」生返事をするM美さん。 「子育てに関して何か悩みがあれば……私の連絡先なんですけど、いつでもご連絡ください。ご相談に乗りますので」保健師さんが名刺を渡してくれました。 「いいんですか!? ありがとうございます!」先ほどの態度とは打って変わって、保健師さんに感謝するM美さん。 「はい、市では子育て世帯を応援しておりますので」そう言って送り出してくれる保健師さんに改めてお礼を述べ、M美さんは健診会場を出るのですが……? 親身になって心配してくれた保健師さんから、名刺をもらったM美さん。パパの仕事が忙しかったり、実家や義実家が遠方で近くに頼れる人がいなかったりすると、ワンオペ育児で疲弊してしまいます。そんなとき、住んでいる地域で子育てのサポートがあるとありがたいですね。皆さんは子育てで困りごとが出たとき、誰に相談しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年06月16日特別支援教室のガイドラインが変更に出典 : 東京都では、平成28年度から小学校、平成30年度から中学校の特別支援教室の導入を進めてきました。この導入期に合わせて「特別支援教室の導入ガイドライン」が作成され、ガイドラインに沿って各校で特別支援教室の導入が進められました。そして、令和3年4月に東京都の全ての区市町村立小中学校において特別支援教室の導入が完了しました。それに伴い、令和3年3月に「特別支援教室の運営ガイドライン」が作成されました。このガイドラインには、あらたに指導期間の考え方や指導目標の設定の仕方などが記載されました。東京都教育委員会|「特別支援教室の運営ガイドライン」を作成しました「特別支援教室の運営ガイドライン」は、導入時のガイドラインとどのような点が変わったのでしょうか。東京都教育委員会の教育庁都立学校教育部特別支援教育企画調整担当の方にお話を伺いました。新ガイドラインでは、指導期間や指導目標について明確に。そのねらいとは?出典 : 発達ナビ編集部(以下――)特別支援教室の導入時のガイドラインと、最新の 「特別支援教室の運営ガイドライン」の違いはなんでしょうか?東京都教育委員会:特別支援教室の運営に必要なことだけではなく、特別支援教室での指導以外の場面での役割の重要性など、これまでの導入ガイドラインの内容をさらに充実させています。特に、指導期間の考え方、指導目標の設定(読み書きチェックリストの活用、連携型個別指導計画の作成)の仕方、指導による達成状況の確認、指導目標を達成した後の在籍学級での支援などについても記載を充実するなど、発達障害のある児童・生徒への支援について総合的に記載しています。ーーガイドラインが発表されたことにより、支援者や保護者からどのような声がありましたか。東京都教育委員会:保護者の方や学校の先生方から、指導期間の考え方について教えてほしいといった声などが寄せられました。発達障害のある児童・生徒は、学校生活での多くの時間を通常学級で過ごしています。こうしたことからも、特別支援教室での学びを通じて、学習上や生活上の困難さを低減し、学校生活を有意義に過ごしてほしいと考えています。そのため、一定の指導期間の中で、どの程度、指導目標を達成できたのかを確実に評価すること、その上で、引き続き指導の継続が必要なのか、それとも指導を終了し、通常学級の中での配慮や工夫をしていくことが良いのかなどをしっかりと判断して実践していくことが重要だと考えています。指導期間は、一つの区切り。大切なのは、子どもの困りに着目すること出典 : ーーガイドラインの中の「原則の指導期間 は1年間とする」「延長する場合、再設定する指導期間は最長1年間とする」という指導期間について具体的に教えて下さい。それ以降は在籍できないということなのでしょうか?東京都教育委員会:そのような声が保護者の方や先生方からもありました。期間をはっきり記載したのは、「基本的に1年間しか在籍できません、最長2年間までしか在籍できません」ということではありません。1年、2年というのはあくまでも一つの区切りなので、期間を設けた上で「本当にその子が困っていることは何なのか」「指導法は合っていたのか」などを確認しよう、2年間の指導に対し、指導目標の達成まで至らなかった場合は、改めて適切な支援の在り方から考え直そう、ということです。そこでやはり特別支援教室での指導が必要であれば、再度在籍することもできます。また、特別支援教室を退室したお子さんが、やはり指導が必要だとなれば、改めて特別支援教室で指導を受けることも可能です。ーーありがとうございます。指導期間の考え方についてよく分かりました。最後に子どもたちへのメッセージをお願いします。東京都教育委員会:発達障害による困難さで、さまざまなつまずきを感じているかもしれません。また、うまくいかないなどの経験から自信をなくしてしまうこともあるかもしれません。特別支援教室は、みなさんのスキルを向上するための教室です。発達障害による困難さを少しでも低減することができるよう、先生方が寄り添ってくれます。先生方を信じて頑張ってくださることを願っています。取材協力:東京都教育委員会教育庁都立学校教育部特別支援教育企画調整担当
2022年06月14日選手の約7割は指導者の理論を欲していない では、どう伝える?株式会社カンゼンは、現在、Jリーグ大分トリニータでヘッドコーチを務める歴戦の指導者岩瀬健氏による『サッカー指導者は伝え方で決まる机上は緻密に、現場は柔軟に』を6月7日より発売いたします。『サッカー指導者は伝え方で決まる机上は緻密に、現場は柔軟に』書影内容紹介選手の約7割は指導者の理論を欲していないでは、どう伝える?歴戦のプロ指導者が明かす「ザ・現場」のリアルな手引き書プロサッカー指導者の岩瀬健氏はトップチームからスクールまで様々なカテゴリーのサッカー選手を指導してきました。サッカー指導者は、ピッチ外における「指導者の理論(ロジック)」とピッチ内における「選手の感覚(フィーリング)」に隔たりがあることを自覚しなければならない、と彼は言います。つまり、机上では緻密な理論を持つことは当然として、現場ではその理論を柔軟に伝えなければ選手は躍動してくれない――。トップチーム監督デビューとなった大宮アルディージャでの経験も踏まえながら、試合、戦術、分析、練習、育成、選手など、シチュエーションごとの最良の伝え方をサッカーライターの清水英斗氏とともに考察していきます。サンプルページ第1章ロジックは緻密に、伝え方はポップに第3章ゲーム分析と伝え方第4章練習設計の考え方対談指導者の「伝え方」を考察する岩瀬 健( 大分トリニータヘッドコーチ)×戸田和幸( 元日本代表・解説者・指導者)目次目次①目次②序章「伝える」とは何か?お互いが次に進むために/監督のキャリアに関わるターニングポイント/指導者としていかに「伝える」か1章ロジックは緻密に、伝え方はポップにロジックでは選手に伝わらない/伝えるのは指導者だが伝わる方法は相手によって決まる/ロジックを好む選手との接し方/コーチは選択肢を増やし、監督は決断をする/ズバッと変えられる勇気はあるか?/監督が仲介人を付けるケースが増えている2章サッカーの戦術とは何か?戦術が「窮屈ではない」若い選手が増えつつある/攻撃における3つのキーワード/「スペース」は必ずある、「良いタイミング」は相当な幅がある3章ゲーム分析と伝え方練習設計は敵陣、自陣に分けて考えると落とし込みやすい/相手を分析する上で攻守において目を留めるポイント/試合の「結果」を受けて伝える時に必ず注意すべきこと4章練習設計の考え方指導者は練習のメリットとデメリットを把握したい/前の試合の修正課題を指摘する際に留意すべきこと/次の試合の想定・準備には「余白」を残しておくべき?/「プレービジョンの浸透・増幅」を意識し、無機質な練習になるのを避ける/選手と信頼関係があればどんな練習でもあり5章育成に携わる者としてこれから「変わるもの」「変わらないもの」を想像する/サッカーは3つの要素を奪い合うスポーツ/選手にとって小学6年生という1年間は一生に一度しかない/指導者が「やりたいこと」と「できること」に差が生まれるワケ/依存より自立すること、大人になってから伝わること/「生」で衝撃を受けることが指導の熱量につながる6章個人、グループ、チームの関係性チームと個人の成長のバランスをどう考えるか/指導のメソッドがあるメリットとデメリット対談指導者の「伝え方」を考察する岩瀬健( 大分トリニータヘッドコーチ)×戸田和幸( 元日本代表・解説者・指導者)おわりに書誌情報タイトル:サッカー指導者は伝え方で決まる机上は緻密に、現場は柔軟に著者:岩瀬健構成:清水英斗定価:1,870円(本体1,700円+税)判型:四六判総頁数:208PISBNコード:978-4-86255-644-8発売日:2022年6月7日amazon : Rakutenブックス : 商品情報 : プロフィール岩瀬健(いわせ・けん)1975年7月8日生まれ、千葉県出身。習志野高校から1994年に浦和レッドダイヤモンズに加入。98年シーズン途中に大宮アルディージャへ移籍し、5シーズンプレーしたのち指導者の道へ。浦和のユースコーチなどを経て13年から柏レイソルの育成組織で指導。U-15コーチ、U-15監督、アカデミーダイレクターを歴任し、17年からトップチームのヘッドコーチに昇格。18年のリーグ戦残り2試合を監督として指揮。19年はアカデミーヘッドオブコーチ、2020年は大分トリニータのヘッドコーチ、21年は大宮の監督に就任するも、同年5月に成績不振を理由に解任。22年から再び大分のヘッドコーチを務めている。清水英斗(しみず・ひでと)1979年12月1日生まれ、岐阜県出身。プレーヤー目線で試合の深みを切り取るサッカーライター。著書に『サッカー観戦力 プロでも見落とすワンランク上の視点』(東邦出版)、『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』(中公新書クラレ)、『サッカー好きほど知らない戦術の常識』(小社)など。【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン営業部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月03日津田助産院(所在地:大阪府岸和田市下野町2丁目、代表:助産師 津田 育久子)が女性産婦人科医師と有志の助産師と、「町の保健室」開設に向けて、クラウドファンディングを5月31日23時59分まで行います。CAMPFIRE・クラウドファンディングサイト クラウドファンディング中■背景コロナ禍において、病院の本来の機能が停止している状況でした。多くの方が病院へ行きたい、相談したいと感じたのではないでしょうか。そのような背景から、医師と助産師が岸和田市にて「町の保健室」の開設に挑んでいます。ますは、助産院の横の閉院された産婦人科医院を改修(耐震)しなければなりません。改修費を含む開業費に3,000万円がかかります。そのうちの1,000万円をクラウドファンディングで調達したいと考えております。■特徴*妊婦健診を出張で行い、妊婦の貴重な時間を大切にします。多くの産婦人科は少子化と医師の減少に伴い閉院、もしくは病院から撤退しています。妊産婦は1つの集約化された病院やクリニックでの出産となるので、妊婦健診に2時間弱もかかっています。訪問で妊婦健診を行うことで、妊産婦の貴重な時間を無駄にしません。昔の産婆がやっていたことです。*思春期外来で子ども達の心と体の変化の悩みに耳を傾けます。多くの妊産婦が来院する病院やクリニックに思春期の子ども達が来院できるのでしょうか。思春期特有の心と体の変化に伴い発生する月経困難症などは、医療の力をかりて、マイナートラブルが落ち着くことがあります。厚生労働省は「思春期の子どもに医療を受けやすくする配慮をするように」と通達しましたが、配慮されていないのが現状です。*ジェンダー外来を開設します。多くのLGBTQ当事者の方が「医療は配慮がないので受診したくない」と感じています。日本でもジェンダー外来は少なく感じます。私達はレインボーカフェin岸和田でLGBTQ支援・普及活動をしています。2回/月コミュニティを開き、全国のレインボーパレードに参加しています。LGBTQの問題は医療だけではなく社会の問題と考えていますので、現にジェンダー外来をしている医師と協働でジェンダー外来を開設します。*不登校の子どもの居場所づくり・子ども食堂・近隣の小学校の保健室に座り、子ども達の声に耳を傾けます。コロナ禍では子ども達の周りには多くのSNS問題がありました。コロナ禍が落ち着いたら、やはり対面で子ども達の表情を見ながら、子ども達の声に耳を傾けなければならないと考えています。*女性医師のライフワークバランスを考えます。産婦人科医師は時間外の業務が多く医師の中でも懸念されています。助産師ができる仕事が医師のウェイトに傾いていたのではないでしょうか。■リターンについて5,000円コース:株式会社フラワー 災害備蓄用・長期保存可能のグルテンフリー米粉クッキー1缶をお届けします。離乳食としてもお使いいただけます。 10,000円コース:LGBTQ支援団体・レインボーカフェin岸和田協賛、レインボーカフェin岸和田 ロゴ入りTシャツを1枚50,000円コース:助産師の30分間マッサージ1回券100,000円コース:ラジオに1回出演券300,000円コース:助産師が「地域の助産師の活動~町の保健室から~」を1時間オンライン講演■プロジェクト概要プロジェクト名: 医師と助産師が挑戦・2022年岸和田に「町のかかりつけ保健室」を開設します。期間 : 2022年4月27日(水)15:00~5月31日(火)23:59URL : ■津田助産院代表者 :院長:助産師 津田 育久子所在地 :〒596-0041 大阪府岸和田市下野町2-2-1設立 :2019年4月事業内容:助産業務(分娩、母子ケア) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月13日サッカーの指導者の悩みで一番よく聞かれるのが「保護者対応」。最近ではインターネットの記事や動画で情報を得る方も多くなり、サッカーの経験がない親御さんも指導者に「ネットにはこんな指導が良いと書いてあった」「うちの子は●●が得意なので■■選手のようなポジションが合っていると思います」など注文を付けてくる方もいるそうで、頭を悩ませている指導者たちも少なくないようです。サカイクでは指導者たちのリアルな悩みを聞くために、オンライン座談会を実施しました。そこで聞いた現場の声をお届けします。写真は少年サッカーのイメージ子どもが心からサッカーを楽しむために大事にしてほしい親の心得「サカイク10か条」>>■上手い子の親たちが選手起用に意見してくる3、4年生を指導するAコーチのチームでは、学年の担当コーチに対して保護者から練習方法や選手起用について口を出されることが多いのが悩みだそう。チームの結果より自分の子が活躍したかどうかを重視し、勝ちを求めるために試合のメンバーについても「あの子たちと組ませてください」「あの子は外してください」など意見されることも多く、その対応に困っているとのこと。子どもたち同士はうまい下手に関わらず仲良く練習しており、指導者としても小学生年代は楽しむことを一番に、サッカーを嫌いにならないように全員を試合に出したりしているのに、親たちの方が勝利にこだわっており、その結果チームに不満が生じアレコレ言ってくる現実があることに悩んでいると教えてくれました。■わが子のポジションを指定してくるチームを指導して22年のベテラン指導者Bさんも、近年保護者の要求が変わってきたと感じている方の一人です。海外のリーグも気軽に視聴できる環境が整ったり、インターネットの普及もあり情報があふれた最近では、子どもの得意なプレーに照らし合わせて、例えば「うちの子はドリブルが得意なのでメッシ選手のようになれるでしょうか」のように、親から見てプレースタイルが似ていると思う有名選手のようになれるか聞いてくる保護者や、「うちの子はボールコントロールが得意なのでMFが適正だと思います(MFにしてください)」など、わが子のポジションを指定してくる保護者が増えているのだそう。また、試合では「ボールを持ったらドリブルしろ」など直接プレーを指導する保護者や、チームへの要望ではなく自分の子だけに親がやってほしいプレースタイルを指示する方もいるなど「チームスポーツをしているはずなのにまるで個人競技のようになっている」と教えてくれました。わが子の試合よりも、サッカー動画を見ることが多い保護者もいるそうで、動画で切り出されたプレーを見ていることで、サッカーの流れの中でのプレーより一瞬の技術にばかり注目して、それをわが子に求める方も増えつつあることを嘆いていました。■個人偏重は指導者にも原因が?低学年を担当するCコーチは、保護者のサッカーの個人偏重には、サッカーというスポーツの理解によるものではないかと言います。パスが通った、ゴールが決まったなど、結果が見えやすい、分かりやすい部分ばかり評価されることで、サッカー経験のない保護者の方々は結果ばかりに注目してしまう。これはチームとしてのやり方にも問題があると感じる、とCコーチは言います。そこでCコーチは、結果につながる一つ前のプロセスもしっかり褒めるなど、保護者に「いいプレーとは何なのか」を理解してもらうように心がけているのだとか。また、いわゆる「お父さんコーチ」として関わる保護者コーチもいるそうで、最初は子どもがサッカーを楽しめばそれでいいと思っていたお父さんコーチが、公式戦などが始まる年代になると「勝たせたい」という思いから勝利重視に変わってしまうことがあることが残念だと教えてくれました。保護者の方が勝ちたい思いが強くて、いつの間にかレギュラーメンバーを固定してしまったりするのだそう。そして、それまでは全員で楽しめればいいと思っていた保護者の方も「勝たせるメンバー選考」に賛同してしまうことが多いのだとか。チームとしては、小学生年代は楽しませることを重視し、中学以降もサッカーを続けてもらいたいので出場時間を平等にするなどの工夫をしていることをいかに理解してもらうか、という部分で苦心していると教えてくれました。■サッカー経験者の保護者が勝利を求めてくる同じく低学年を指導するDコーチも、チームとしてはサッカーを楽しいものと思ってもらいたいという方針で指導育成に当たっているのに、保護者の中でも学生時代にサッカー部だった方(主に父親)が勝利を求めてくることに歯がゆさを感じているのだと言います。試合に勝つためにはこんな風にした方が良いのではないか、といった練習内容や戦術についての提案に留まらず、「あの子たちを出すなんて負けに行くつもりですか?」など、出場メンバーについてほかの保護者がいる前でも心ないことを仰ることに心を痛めているとのこと。もちろん、チームとしての方針があるので全員出す理由を伝えはするものの、そういった保護者の方はなかなか納得してくれず、日々悩んでいるとそのつらい心の内を明かしてくれました。■指導者はアップデートしているのに......学生スポーツのニュースというと、どうしても旧態依然とした厳しい指導や暴力暴言での被害にまつわる記事が多いので、そのようなスパルタ指導者が多いと思う方も多いのかもしれません。ですが、近年サッカーの指導者は、ライセンス更新のタイミングや、様々な「子どもを伸ばす指導」の発信により、かつての指導と同じではいけないと常に情報をアップデートしている方がたくさんいます。逆に親御さんは、学生時代にサッカーを経験していてもそこからいったん離れ、わが子がサッカーをするようになってから再び関わる際に、自分の現役時代と同じ感じで関わってしまうことが多いので、このような指導者と保護者の感覚に乖離が生まれてしまうこともあるようです。今回お伝えしたのはほんの一部ですが、指導者のみなさんが様々な事情で保護者の方への対応に苦慮していることがうかがえました。子どもにいい指導を受けさせたい、と思う親御さんは多いでしょう。しかし、子ども以外の理由で指導者になりたい人が減ってしまったら、いい環境・いい指導者のもとに置くこともできなくなるのです。サカイク10か条では、保護者の心得として「サッカーのことはコーチに任せよう」としていますが、それは「親は一切口を出すな」ということではありません。よくわからないことや疑問に思うことは質問して話し合ったり、子どもたちのために何が一番いいのかを判断して一緒にサポートするということを大事にして、親御さんもわが子のサッカーを思いきり楽しんでください。子どもが心からサッカーを楽しむために大事にしてほしい親の心得「サカイク10か条」>>
2022年04月19日高校生のころ。私はそんなに生理痛がつらいほうではなかったのですが、生理中のある日、体がとてもだるく、早退も考え保健室に行くことに。「生理痛もあってつらい」と保健室の先生に打ち明けたとき、思いがけないことを言われて……。 生理がラクだった高校生のころ高校生のころ、生理痛がひどい友人たちが「生理痛だから帰る」と早退していくのを見て、生理痛がそれほどなかった私は「大変だなぁ」という気持ちでいつも見ていました。 今では、生理になると頭痛やめまい、腹痛など、いろいろな症状に悩まされることがある私ですが、高校生のころは、経血の量は多いものの、生理での不快な症状はほとんどありませんでした。 めずらしく生理がつらいあるとき、風邪気味だったせいもあるのか、いつになく生理がつらいときがありました。体がだるく、重い感じが……。 家に帰って寝たい……と、早退を考え保健室へ。体がだるいことを伝えると、まず熱を測るように保健室の先生に言われました。しかし熱はなく、「どうする?」と先生。 「熱がないなら、教室に戻る?」とも言われましたが、体はだるく、気持ちとしては早退したい。そこで私は、生理痛であることを伝えたら納得してもらえるかもと思い、「生理痛もあるので早退したい」と伝えました。 保健室の先生から思いがけない返事がすると、先生から「生理痛くらいで帰るの?」という、思いがけない返答が返ってきたのです。 友人が生理痛で何度か早退していることを知っていたので、「帰っていいよ」と言われると思っていた私はびっくりしました。「おなかを温めて様子をみたら大丈夫なんじゃない?」と、先生は生理痛で早退することをあまり良く思っていないようでした。 しかし、とにかく体のだるさがつらく、授業を受けられる体調ではなかったので「帰りたいです」と言って、結局早退することに。 まとめあのときなぜ先生が引き止めるようなことを言ったのか、よくわからないままでした。保健室の先生は女性で生理痛についてもわかっていると思うし、仕事柄、知識もあるはずです。 私が日頃から早退ばかりしているなら「ズル?」と思われてもしかたありませんが、そんなこともなく……。理由はわかりませんでしたが、私のなかでは先生の言った「生理くらい」という言葉は引っかかるものとなりました。 そのため、大人になった今は、「生理くらいで」という言葉は使わないようにしたいですし、「生理痛でつらい」と言う人に寄り添えたらと思うようになりました。 著者/うみのるな作画/まっふ監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2022年03月29日大人気マンガシリーズ、今回は永遠の厄年2人組(@eiennoyakudosi)さんの投稿をご紹介!「SNSの罠で不登校になった話」第7話です。なんと自粛明けに学校に登校するとA梨さんがお兄さんに付きまとわれてると噂になっていた…!生徒指導室出典:instagram間違いないよね?出典:instagram一方的出典:instagram勘違いだろ!!出典:instagram生徒指導室に呼ばれたお兄さん。不自然にメッセージを消されお兄さんが送ったものだけが残っている証拠を突き付けられました。生徒指導の教師から罵倒され怖くなったお兄さんは無理矢理認めてしまいました…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@eiennoyakudosi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月10日著者は保健師・看護師・ダイエット講師面倒くさがりの人でもすぐに作ることができるダイエットレシピを掲載する新刊『ずぼら瞬食ダイエット』が発売された。著者は保健師で看護師、ダイエット講師、一般社団法人Belle Life Style協会代表理事の松田リエ氏で、新刊には「-12キロのカリスマ保健師が考案!」という副題がつけられている。A5判、128ページ、出版社は小学館。定価は1430円(税込)である。瞬食習慣・瞬食レシピで自然にやせていくダイエットで最も重要になるのが食事だ。ダイエットでは食事の量を減らすことが常識である。今でこそダイエット講師の肩書きを持つ松田氏ではあるが、かつてはやせるためにサプリメントや、高額なエステに頼りきりで、リバウンドしてしまっていた。そんな松田氏は看護師から予防医療の保健師に転職し、メタボリックシンドロームなどの人に指導を行ううちに「食べてやせる」という考え方に気付くことになる。新刊では、すぐ身につくやせる食習慣として「瞬食習慣」を提案。著者のもとを訪れる相談者に料理が苦手な人が多いことを踏まえ、ずぼらな人でもすぐに作れて、すぐに食べられ、すぐにやせ体質になるメソッドを掲載。時短、ほったらかしの「瞬食レシピ」を紹介する。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ずぼら瞬食ダイエット - 小学館
2022年02月16日看護師でありシングルマザーでもある、まゆんさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は新人指導中のお話です。緊張している新人社員に指導していると「見ないで欲しいです!」と言われてしまい……。★前回:「あんたがわがままやったんやろ?」冗談付きの患者さんから衝撃のひと言 #看護師でシングルマザーな私の話 1こんにちは。自閉症スペクトラムの息子を持つ、シングルマザーのまゆんです。看護師は患者さんの生命を預かるお仕事。当然ミスがあってはいけませんから、厳しく指導することもあります。頭ごなしに怒るなんてことはありませんが、このときばかりは怒ってしまいそうになりました。そこで頭によぎったのは息子のこと。太郎がどんな職種に就くのかはわかりませんが、ミスをして指導されることもあるでしょう。そのとき彼にそれを乗り越えられるだけの力があるのか……指導者と母の心が交差して心配になってしまいました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「正直なめてた…」保健所の指示のもと、PCR検査を受けに行ったら… #新型コロナ奮闘記 #五十路日和 36★関連記事:「ついに始まる…」乳がん告知から約1カ月後、術前抗がん剤がスタート #40歳独身で乳がんになりました 11★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/まゆん(41歳)自閉症スペクトラムの息子をもつシングルマザー。看護師として日々働いている。Instagram:@mayun4311
2022年02月06日■前回のあらすじ突然かかってきた電話は、市の担当保健師・花村からだった。憔悴しきった明日香から「親失格」という言葉を聞いた花村は、明日香宅への訪問を提案する。花村はそこに夫も同席させたいようで…。 >>1話目を見る 保健師さんが訪れた理由は、子どもではなく私のためだった…!? 保健師さんの意外な言葉に、私も夫も驚いて言葉を失いました。次回に続く(全6話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ももんがももか/イラスト・ 1日1鶏(いちにちいちにわとり)
2022年01月24日テクノブレーン株式会社は、法人向け健康経営・保健指導サービス「健康習慣プラスサポート」を2021年9月より開始、この度、より手軽に参加者が生活習慣改善に取り組めるよう従来のプログラムをアレンジしたライトプランを2022年1月より新たに展開いたします。「健康」へのハードルを下げた、日常の延長線でできる食事と姿勢の改善により自発的な健康行動の意識付けを行い、将来的な特定保健指導への新規流入防止、メタボリックシンドローム予防に努めます。(1)健康習慣プラスサポートURL: 【若年層向け保健指導の必要性】これまで40歳以上の特定健診データは、事業者から保険者にわたり必要な方に特定保健指導が実施されておりました。2022年1月より、40歳未満の健康診断結果も事業者から保険者へ提供される法的仕組みが設けられ、より効率的な保健指導や健康施策の実施が期待されております。また、特定保健指導の対象者の8割以上が20歳時の頃よりも体重が約10kg増加していることや成人期に体重が増加した群では生活習慣病の有病率が高いことが明らかになっております。これらのことから、特定保健指導対象外である40歳未満への健康施策は重要視されており、若年期からの健康意識の喚起や生活習慣指導により、成人期の体重増加を予防することが、将来的な生活習慣病予防や医療費の適正化につながることが期待できます。(2)若年層向け健康習慣プラスサポート【健康習慣プラスサポートとは】健康習慣プラスサポートとは、LINE、Zoomを用いた完全オンラインでの若年層向け保健指導サービスです。初回面談では、実際の食事写真やヒアリング内容から、参加者の健康習慣向上に向けた行動目標を設定しオリジナルプログラムを作成します。プログラム期間には、LINEで食事写真を送るだけで管理栄養士からのアドバイスが受けられる食事改善サポートと、自身の全身写真を送るだけでパーソナルトレーナーからの姿勢改善サポートを実施。特に姿勢改善サポートは標準的な保健指導にはないプログラムであり、多くの健康保険組合様よりご好評をいただいております。この度、健康習慣プラスサポートは、ベーシックプランとライトプランの2種類をご用意。ベーシックプランは初回面談後、積極的なコミュニケーションによる健康習慣の定着を目的とした、フルサポートのプログラムです。今回リリースするライトプランは初回面談後、LINEでの健康相談に加え、参加者個人に最適化した情報発信を中心とした健康への動機付けを目的としたプログラムです。(3)健康習慣プラスサポートの特徴【3枚の写真から生活習慣の改善!ライトプラン】(4)ライトプランの流れベーシックプランとの大きな違いは姿勢改善サポ―ト。ベーシックプランでは6枚の全身写真が必要でしたが、ライトプランでは写真3枚だけで姿勢チェックが可能です。自身では確認が難しいからだ姿勢の歪み、正しい基本姿勢に近づくよう日常生活で気を付けるポイントをプログラムで押さえていただきます。(5)姿勢チェック【手頃な価格での提供】健康習慣プラスサポートは、“パーソナルながらも低価格”であることも魅力の一つ。特にライトプランでは従来のベーシックプランよりも安価にプログラムの実施が可能です。(6)比較表参加者様はプログラムを受けていただくことで◆初回面談や食事改善サポートによる、現在の生活習慣の現状把握◆いつでも可能な健康相談、定期的なコンテンツ配信や中間評価による健康への興味関心・意識付け◆姿勢チェックにより日々の姿勢を意識することでの肩こり腰痛予防などが期待できます。※一括プランの他に分割プランあり。詳しくはお問い合わせください。テクノブレーン株式会社「健康習慣プラスサポート」は、“パーソナル”を重視した管理栄養士によるオンライン マンツーマンサポートで、効果的な健康経営を実現します。■grlowパーソナルジム 会社概要姿勢改善・加圧を得意としたパーソナルジム。年間約2000セッションを指導しており、姿勢改善・リハビリ・ボディメイクなどあらゆるパターンの対応が可能名称 : grlowパーソナルジム代表 : 助川 友樹・古山 佑所在地 : 〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町5-6 武田ビルB1Fホームページ: ■テクノブレーン株式会社 会社概要名称 : テクノブレーン株式会社代表取締役社長 : 北川 太所在地 : 〒141-0022東京都品川区東五反田1丁目13-12 いちご五反田ビル5階会社ホームページ: CBHホームページ : CBH Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月19日■ 前回のあらすじ 音声言語が遅れているとしても、今の娘なりの「ことば」を認めてあげたい…。1歳半検診でいろいろな気持ちを打ち明けながら、思わず涙が止まらなくなって…。周囲からの言葉というものに時として不安を感じてしまいますよね。お医者さんや保健師さんに相談したことは、自分では良かったと思っています。私を含め、素人判断はよくないなと思いますし「プロに相談しました」って言えば大抵納得してくれますしね。加えて「もし娘が何か持ってるとしてもそれが娘なのだし、親としてできることをやっていく」…とどっしり構えていたい。そんな流れを経て、娘も2歳を過ぎたころから音声言語を話すようになりました。それを受けての「よかったね」という言葉に対しては、複雑な感情を抱きましたが…。「もともとおしゃべりだっだよ」と、堂々と返せる自分にホッとしたというか…、ただの自己満足かもしれませんが、この満足感をもつことで、自信をもって娘と向き合えるのではないかと、そんな気がしました。今もう一度思い返してみてもあのかわいいサインは、やっぱり娘の「言葉」だったんだなと思っています。ここまでお読みいただきありがとうございました!
2022年01月06日ほけんし株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:井谷 衣里)は、オンライン健康相談「くらうど保健室」を2021年9月1日にリニューアル販売しました。女性【くらうど保健室とは】くらうど保健室は、従業員の元気を支える「オンライン健康相談」サービスです。【保健師とは】保健師助産師看護師法において、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいいます。保健師は、社会情勢と共に実施する内容も変化してきている側面があり、大正12年関東大震災被災者に対する済生会の巡回看護から保健師活動は始まりました。民間での仕事が増えることで、保健師としての新たな就職先を作っていくことに、当社の存在意義は極めて大きく、その発展が望まれます。同時に開業する保健師が増えることでも職能の継続発展を押し示すことに繋がっていくと考えられます。【開発の背景】疾病就業という「健康の問題を抱えつつも仕事(業務)を行っている状態」の割合は、就業者全体の6割以上というデータもあり、これをプレゼンティーズムと言われ、近年職場では大きな問題となっています。医療機関を受診するまでにはないため、気軽に相談できるツールが世間的にも必要になってきている背景があります。【今後の展望】新卒での保健師としての就職率は全体の2%程度であり、98%近くが看護師として医療機関などで就職しているのが現状です。養成所主体の教育から高等教育および教育ルートの統一化などの機運もあり、大学教育が増えた半面、就職先の受け皿としての行政(保健所など)が統合し、人員の削減がなされたため、教育上での実習場が少ないだけでなく、保健師としての就職先が極めて少ないことも長年指摘されています。当社が企画している「くらうど保健室」は、2012年にサービス提供を開始して以来、対面式の面談の補完サービスとして、企業からの依頼で一部稼働していました。今後はサービスとともに保健師の社会的認知の向上にも努めて参ります。【代表プロフィール】ほけんし株式会社代表取締役。富士銀行、ブリヂストンなど大手企業の健康管理センターに従事。離職率98%から2.4%にまで激減させるなど保健師活動の神髄を見いだす。2006年、保健事業専門の「ほけんし株式会社」を設立。代表取締役就任。医療保険者加入者数十万人の自治体等からの生活習慣病セミナー、メンタルヘルスセミナー、講演会の依頼も多数。医療現場、大手企業から地域生活まで幅広い保健師活動の経験をもち、保健指導は2万人に及ぶ。【製品概要】名称 : くらうど保健室発売日 : 2021年9月1日価格 : 3,600円(税別)から販売場所: くらうど保健室URL 特徴 : ◆オンライン健康相談◆オンラインでの健診結果に基づく保健指導◆オンラインでのストレスチェックフォロー面談製品に関するお問い合わせ先TEL:03-6802-8793【会社概要】社名 : ほけんし株式会社代表 : 代表取締役 井谷 衣里本社所在地: 東京都台東区上野3-18-13 パークリーガル上野6FURL : 設立年 : 2006年10月資本金 : 10,000,000円従業員数 : 11人(パートアルバイト含む)事業内容 : 保健事業(保健指導・特定保健指導・重症化予防・保健室運営 他)教育事業(医療的ケア教員講習会、喀痰吸引等研修 他) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月09日新型コロナウイルスの影響で外出を控える人が増え、健康維持のために自宅で運動するようになった人もいることでしょう。ウクライナに住むある家族も、自宅でトレーニングができるように運動器具などをそろえたといいます。この家族は、全員がスポーツ好きなのだそう。その中にはスコティッシュフォールドのロッキーも含まれます。ロッキーは、家族の誰かがトレーニングを始めると、積極的に参加してくるのだとか。しかし、ロッキー自身が運動をするのではありません。では、ロッキーはどのようにしてトレーニングに加わっているのでしょうか。その様子がこちらです。「いいぞ、その調子だ。もっと頭を床に近付けるニャ!」ロッキーは厳しいトレーナーだった!腕立て伏せをする飼い主さんの頭を触って、指導しているように見えるロッキー。この動画を見た人たちは大笑いし、たくさんのコメントが寄せられています。・かわいすぎて笑った!この猫に励まされたら、やる気が出そう。・最高のパーソナルトレーナーだ!・ロックダウン中にこのトレーナーがいたら、俺は絶対に太らないだろう。飼い主さんいわく、ロッキーは動画のように、トレーニングをしている人の動きをコントロールしようとするのだそう。していることはまさに、パーソナルトレーナーのようです。家にこんなにかわいいトレーナーがいたら、モチベーションが上がって、毎日しっかり運動を続けられそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年09月01日特定保健指導サービスやオンラインダイエットサービス「CBH(Create Better Health)ダイエットプログラム」を行うテクノブレーン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北川 太)は、企業や健康保険組合に向け、特定保健指導対象外である従業員・被保険者への健康経営サービス「健康習慣プラスサポート」を2021年9月より開始します。“パーソナル”を重視した管理栄養士によるオンライン マンツーマンサポートで、リモートワーク下でも効果的な健康経営を実現します。リスクが少ない内の対策が求められる今、姿勢改善・食事改善を組み合わせた当社オリジナルプログラムで生活習慣病予防、健康増進を図ります。HP: 健康習慣プラスサポート【健康習慣プラスサポートの開発背景】テクノブレーンでは2012年より、管理栄養士約15名による特定保健指導サービスを展開しており、現在、当社社員による特定保健指導実施数は年間約2万名となります。また、2020年12月より完全オンライン制の個人向けダイエット事業「CBHダイエットプログラム」を開始しました。特に姿勢改善と食事改善を組み合わせた「姿勢コンディショニングコース」は大変好評で、ぽっこりお腹改善やヒップアップ、体重の減少等、お客様の理想に近づくためのパーソナルサポートをしてまいりました。これらの保健指導やダイエット指導の現場で培った経験・知識を活かし、特定保健指導に準拠しながらも、より“パーソナル”を重視した健康経営サービス「健康習慣プラスサポート(以下、当サービス)」を設計するに至りました。【当サービスの特徴・ベネフィット】当サービスの概要は以下の通りです。(1) 管理栄養士による個別性重視の初回面談(2) パーソナルトレーナーによる姿勢改善サポート(3) 管理栄養士による3か月間のパーソナル生活習慣サポート当サービスは、対象を働く人全員としておりますが、特に特定保健指導対象外にあたる39歳以下の比較的若い世代に注目しております。特定保健指導の対象者の8割以上が20歳時の頃よりも体重が約10kg増加していること、また成人期に体重が増加した群ではウエスト周囲長が大きく、高血圧やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の有病率が高いことが明らかになっております。そしてこの成人期の体重増加は、喫煙率や朝食欠食、日常での活動量が少ないこと等生活習慣と関連しております。そのため、特定保健指導対象外となる「39歳以下の若年層」への生活習慣指導により、成人期の体重増加を予防することが、将来的な生活習慣病予防や医療費の適正化につながる可能性があります。20代~30代からしっかりと健康施策を戦略的に推し進めることが、企業にとっての将来的な医療費の削減、離職率・定着率の改善、人材採用力の強化として重要と言えます。若年層対策必要性【健康習慣プラスサポートの魅力】◆完全オンラインで専門家からのパーソナルな支援プログラムはZoomやLINEなどを用い完全オンラインです。利用者が主体的に取り組み、プログラム終了後も継続できることを重視した支援を心がけ、健康習慣の構築を目指します。食事指導例利用者の目標、生活環境、意識はそれぞれ異なります。3か月間のサポートの中で、「オリジナルプログラム」の作成や「個人に最適化したコンテンツ」の提供など、パーソナルな支援を行い、目標達成へと導きます。当サービスにより、体重や体脂肪率の変化、健康意識の向上、行動変容などが期待でき、生活習慣病予防、健康の維持向上につながります。◆プログラムの流れプログラム概要◆食事改善と姿勢改善を組み合わせたオリジナルプログラム管理栄養士によるマンツーマンの食事改善サポートに加え、grlowパーソナルジムによる姿勢改善サポートを組み合わせたプログラムです。姿勢改善シート例利用者の6枚の写真とからだのお悩みをもとに、現在の姿勢の観点からお悩みの原因と改善策をまとめた姿勢評価シートをお渡しします。姿勢の歪み改善のためのトレーニング動画もご用意しております。食事改善では、健康増進効果やダイエット、姿勢改善では、多くのビジネスパーソンが悩む肩こり・眼精疲労の改善、基礎代謝向上、見た目の印象アップなどの効果が期待できます。動画例: ストレッチ例◆低コストでスタート可能人員がいない、あまり手間や予算をかけられなくても安心です。予算を伺ったうえでプランをご提案いたします。また、定期的に体重や生活習慣アンケートの結果などをレポート化します。3か月間のなかで、従業員の健康習慣を構築し、企業の健康経営を支援します。健康でいきいきと働く従業員を多く増やし、将来的な生活習慣病予防、医療費削減を目指しております。■grlowパーソナルジム 会社概要姿勢改善・加圧を得意としたパーソナルジム。年間約2,000セッションを指導しており、姿勢改善・リハビリ・ボディメイクなどあらゆるパターンの対応が可能。名称 : grlowパーソナルジム代表 : 助川 友樹・古山 佑所在地 : 〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町5-6 武田ビルB1Fホームページ: ■テクノブレーン株式会社 会社概要名称 : テクノブレーン株式会社代表取締役社長 : 北川 太所在地 : 〒141-0022東京都品川区東五反田1丁目13-12 いちご五反田ビル5階会社ホームページ: CBHホームページ : CBH Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年08月31日8人制サッカーが全日本少年サッカー大会(現:全日本U-12サッカー選手権大会)に導入され、今年で10年になる。日々、子どもたちの指導にあたる指導者は、8人制のメリットやジュニアサッカーの変遷について、どのように感じているのだろうか?全日本少年サッカー大会で優勝経験のある、センアーノ神戸の大木宏之監督に、COACH UNITED ACADEMYユーザーからの質問に答えてもらった。(取材・文:鈴木智之)ジュニアサッカーの専門指導者を育成「8人制サッカー指導者資格」はこちら>>■主導権を握ってサッカーをするチームが増えてきたQ:11人制から8人制に移行し、現状をどう見ていますか?11人制のときは50m×80mの中に22人の選手が入り乱れていて、いま思うとかなりごちゃごちゃしていましたよね。ゴールキーパーがボールを持っても、人がいるところを省いて、ロングキックを蹴るチームがほとんどでした。ディフェンスラインではボールをつなぐリスクを負わず、大きく前に蹴って、球際のしのぎ合いをがんばるチームが、試合に勝ちやすかった印象があります。最後はドリブル勝負みたいなところがあって、相手の人数が多い中で1人、2人と剥がせる力を持った選手がいると、得点になるという。それが8人制になり、選手一人あたりのプレースペースが増えた結果、選手の判断を大事にして、主導権を握ってサッカーをするチームが増えてきたと感じます。Q:8人制になったことで、指導に変化は生まれましたか?かつてはドリブルなどの技術を中心に教えていましたが、8人制になったことで、ドリブルでの個の突破部分も大切にしながらオフ・ザ・ボールの動きも重視するようになりました。相手チームがボールを保持して攻めてくる中で、どう守備をすればいいかなどのトレーニングも増えました。ほかには、どのポジションの選手であっても、攻撃も守備も求めるようになりましたね。8人制の場合、守備の選手がゴール前に攻め上がることも、攻撃の選手が自陣ゴール前で守備をすることもあります。その影響からか、攻守にいろんなことができる選手が増えてきた印象があります。■オフ・ザ・ボールの動きの指導についてQ:COACH UNITED ACADEMYユーザーから、「攻撃面のオフ・ザ・ボールの動きを、どう指導すればいいでしょうか?」という質問が多くありました。アドバイスをいただけますか。私の場合、低学年と高学年に分けて考えています。小学2、3年生であれば、2対2などを通じて「まずは、自分のことをマークしている相手を、どうすれば攻略できるかを考えよう」と言います。自分のマーカーを見て、その選手を外すことを考えさせるのです。具体的には「マーカーから隠れるポジションをとること」を指導していきます。相手の背後に隠れることや、相手の動き、目線を見て、ボール保持者に近づいてパスを受けた方がいいのか、相手の背後のスペースで受けた方がいいのかなど、マーカーに対して駆け引きをするようにアドバイスをします。低学年の場合、最初は手でボールを投げるところから始めてもいいので、相手を見てプレーすることを意識させます。Q:5、6年生になると、どのように指導が変化していくのでしょうか?味方がどこにいて、相手がどこにいて、ゴールがどこにあるのかといった空間認知の部分や、ゴールまでの道筋を2つ、3つ持ちながら、チームメイトの動きを意識する部分に働きかけていきます。そのためには、オフ・ザ・ボールのポジショニングが大切です。練習中は、ゲームの中でフリーズをすることもあります。子どもたちの考えを否定せず、できるだけアイデアを聞いてあげて、その中で「こういうやりかたもあるよ」と提案をしながら、ゴールへの道筋を複数持てるようにしていきます。●センアーノ神戸のオフ・ザ・ボールのトレーニングはこちら>>■サッカーで大切なのは相手を観察することQ:守備の指導では、「プレスのかけ方」と「カバーリング」について難しさを感じている指導者が多くいました。この2点において、注意すべきことはなんでしょうか?低学年の場合は、ボール保持者に対して積極的にチャレンジさせます。当然、失敗することもあります。相手の方が技術的に上であったり、スピードがある場合、何も考えずに向かって行くとかわされるので、フリーズを入れながら「相手に抜かれちゃったけど、どうしてだろう?」などの問いかけを通じて、子どもたちに考えさせます。サッカーで大切なのは相手を観察することなので、相手の様子を見て、どのぐらいの距離で守るのかなどを、体験しながら身につけていきます。自分がマークしている選手が、いま何を考えてるのかを想像しながら距離を詰めることや、相手と駆け引きをすることにもアプローチします。Q:高学年には、どのような指導をしますか?高学年になると、相手を誘導して、味方同士で挟み込んで奪うといったように、グループでの守備を意識させます。ピッチのどこで相手がボールを保持しているのか、点差はどうなのかなど、状況によって守備の仕方が変わってくるので、試合の流れを見ながら守備をすることの大切さも教えています。そして、選手の判断で「ボールを奪いに行ける!」と思うのであれば、積極的にトライさせます。そのかわり「抜かれたら、必死に戻るんだ!!」と言います(笑)。■指導者が学びチャレンジし続けることが大事Q:8人制サッカーについて、大木監督はポジティブにとらえていますか?圧倒的にポジティブに受け止めています。2年前にヨーロッパに行かせてもらって、スペインの7人制、ドイツの5人制を経験しました。同世代の子たちと試合をしたところ、彼らの方が戦術眼に優れていました。少人数の中でプレーの原理原則、攻守の関わりなどを身につけているのだと思います。私が小学生年代で重視してるのが、サッカー脳を鍛えることです。プレーの原理原則をベースに、クリエイティブな発想を具現化できる技術を持たせてあげたい。それがあれば、8人制から11人制に変わっても、困ることはないはずです。8人制サッカーの指導者資格ができましたけど、育成に携わる人たちが、同じ方向性のもとに指導ができることは、大きな発展だと思います。A代表やU-24代表を見ても、日本にも賢い選手が増えてきました。今後も、我々指導者がそこにチャレンジしていくことが、日本サッカーの将来につながっていくのではないかと思っています。ジュニアサッカーの専門指導者を育成「8人制サッカー指導者資格」はこちら>>●センアーノ神戸のオフ・ザ・ボールのトレーニングはこちら>>
2021年07月02日職場での人間関係に悩んだことがある人は少なくありません。いじわるな先輩や上司に『指導』という名目で理不尽な態度を取られ、つらい想いをしてしまうケースも。こうした上下関係を利用したパワーハラスメントは、近年問題視されています。『職場のおつぼね様』川田大智(@daichi_kwd)さんがTwitterに投稿した創作漫画『職場のおつぼね様』をご覧ください。先輩からのいじめを受けて転職をした1人の女性が、新たな職場で出会ったのは…。〈〈〈【職場のおつぼね様】〉〉〉 #仕事探しはスタンバイ pic.twitter.com/IJpQpsudgp — 川田大智 (@daichi_kwd) June 11, 2021 女性の指導係になったのは、本物のお局さま…!『お局さま』というと、気に入らない相手に対して、きついいい方をしたり、意地悪をしたりといったよくない印象があります。しかし、漫画に登場するお局さまは、悪しき習慣を否定し、後輩を励ましてくれる素敵な先輩でした。読者からは「最高の先輩」などの声が寄せられています。・お局さまが超絶かっこいいです!継承すべき伝統と悪習の違いが分かっている。・「そなたの仕事をなされ」って、最高の先輩ですね。こんな人に出会えたら人生が変わると思います。・まさか正真正銘のお局さまが登場するとは…。インパクトが強くて笑っちゃいました!尊敬できるお局さまの下、女性は今度こそ充実した社会人ライフを送ることができるでしょう。漫画に多くの人が、クスッとさせられました。[文・構成/grape編集部]
2021年06月25日「スカートはヒザ丈にすること」「髪色は黒のみ」「男女ともに髪が肩につく長さは禁止」など、学校によっては厳しい規則が定められていることも。校則は風紀の乱れを取り締まるためのもの。しかし、行きすぎた校則は成長途中の若者に悪影響を与えるとして、問題視され始めています。『厳しすぎる生徒指導』漫画家の川田大智(@daichi_kwd)さんが描いたのは、新米教師が主人公の創作漫画。主任の鬼瓦先生は、厳しい生徒指導を行うことで有名です。鬼瓦先生が女子生徒の髪にハサミを入れるのを目にし、新米教師は胸を痛めますが…。〈〈〈【厳しすぎる生徒指導】〉〉〉 #仕事探しはスタンバイ pic.twitter.com/ds6b1SHQV9 — 川田大智 (@daichi_kwd) May 14, 2021 女子生徒のだらしなく伸びた前髪を、散髪用のハサミで見事にイメチェンさせた鬼瓦先生。強面な外見の持ち主の彼ですが、繊細な手つきで生徒たちのヘアスタイルをよりよいものにしてあげたのです!鬼瓦先生の凄まじいギャップに、漫画を読んだ多くの人が一瞬で心を奪われてしまいました。・こんなにも素晴らしい頭髪検査なら、喜んで受けます!・最高にかっこいい先生…。鬼瓦先生のような大人になりたい。・自分の学校は校則が『拘束』になってたなあ。こんな先生がいればよかった。「自分の学校にもこんな先生がいたらいいのに」という言葉が数多く寄せられた、今回の作品。きっと鬼瓦先生は伝説の教師として、たくさんの生徒の未来を明るくしていくことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2021年05月15日私は中学生のころ、ある件がきっかけで「生理=恥ずかしいこと」「生理だということは周りに知られてはならないこと」という認識を持つようになりました。私が中学生のころに経験した出来事についてお話しします。 放課後に呼び出された女子生徒中学1年生の秋ごろのことでした。帰りのホームルームが終わる直前、担任の教師が女子生徒たちに向かって「女子はホームルームが終わったら、体育館へ行くように」と伝えたのです。それだけではなく、男子生徒たちに向かって「体育館に近づかないように」と告げました。 怒られるようなことをした覚えはありません。クラスメイト全員が疑問符を浮かべたまま解散。男子生徒は部活へ行く者と帰る者に分かれ、女子生徒は荷物を持って体育館へ移動しました。 女性教師による生理指導私が到着したころはすでに数十人集まっており、1年生の女子のみが集められていました。教師の指示で、女子生徒はクラス毎に整列し、ほかの生徒や教師の到着を待つこと、数分……。 全員が集合したあと、私は教師を含め、この場にいる全員が女性であることに気が付いたのです。「何の話をするのだろう」「長引くのは嫌だな」と呑気に考え事をしていると、教師の1人が未使用のナプキンを取り出しました。 生理指導は1時間以上教師によると、先日1年生のクラスが並ぶ階の女子トイレにあるサニタリーボックスに捨てられていた使用済ナプキンが小さくまとめられていないままだったとのこと。そのナプキンは経血が丸見えの状態だったため、指導が必要だということになったのでしょう。指導のなかでは、「経血が見えてしまうのは恥ずかしいこと」「隠さなければいけない」と聞かされ続けました。 その後、1人ひとりに未使用のナプキンが配られ、開封し小さくまとめる練習が始まりました。きれいにできない子やできたけれど粘着力が甘く開いてしまった子は教師から指導が入り、まとめ直す練習に入るのです。じょうずにできた子から帰されましたが、できなかった子はなんと長時間練習をさせられたようでした。 しかし、この指導で私に印象に残ったのは、経血が丸見えにならないように生理用品のまとめられるようになることではありませんでした。指導にあった言葉から、「生理は恥ずかしいことなんだ、隠さなければいけないものなんだ」ということが胸に刻まれてしまったのです。 その後しばらくは、生理=恥ずかしいものという考えが私の心に根付いてしまっていました。今思えば、あの指導で教師たちが伝えたかったのは、「生理のマナー」だったのだと理解できます。しかし、あの指導方法で、私の心に残ったことは、残念ながらそのことではありませんでした。生理についての大切な指導も、伝え方次第では違ったものになってしまうのだなと残念に思う出来事でした。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------著者/佐藤里桜
2021年04月28日猫から前脚で叩かれる『猫パンチ』。猫を飼っていない人でも、猫パンチというワードを聞いたことがある人もいるほど、知られています。パンチをするのは、猫の狩猟本能の1つ。猫ならば習わずとも、本能で猫パンチを繰り出すことができるようです。しかし、保護猫のクウちゃんは、『猫パンチ講座』を開いて講習をしていたのだとか。飼い主さん(@kunyan_kainyan)が撮った写真がこちらです。「猫パンチは、脇を『ギュッ!』と縮めてから…」「『パッ!』と出す」猫パンチは脇をギュッ!と縮めて〜パッ!と出す pic.twitter.com/wU0HJ9jN6U — クウとカイ (@kunyan_kainyan) April 13, 2021 ボクシングジムのコーチのように気合の入った顔で、猫パンチ講習を行うクウちゃん。一緒に暮らしている猫のカイちゃんも、クウちゃんに猫パンチを夜な夜な教わっていたのかもしれません。投稿は反響が上がり、さまざまな声が寄せられていました。・漫画『あしたのジョー』ならぬ『あしたのネコ』ですかね。・面白すぎる!パンチの時に爪も出すんですね。・熱血指導をされていますね。とても人間味がある猫ちゃん!指導に熱が入るクウちゃん。これからの猫パンチは、より強烈なものになっているかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年04月15日■前回のあらすじ夫は仕事に復帰、息子は幼稚園に入園しました。ようやく落ち着きを取り戻した我が家。娘の1歳半健診の日、あの保健師さんに再会しました。鏡の私は疲れ顔だったけれど、何か満たされたような顔でもありました。今回のことで私は「気にかけてくれる人がいる」ということが支えになりました。保健師さんには感謝してもしきれません。私も誰かに寄り添える人になって恩返ししていけたらいいなと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました! 【同じテーマの連載はこちら】 我が子を触れない母の話 この連載の全話を見る >> 産後の話 この連載の全話を見る >> 親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK! この連載の全話を見る >>
2021年02月19日■前回のあらすじ3歳児健診の日。息子は1年半前は想像できなかった、成長した姿を見せてくれたのでした。かけてもらった言葉自体はどの親御さんにも言っていたのかもしれないけれど、私にとって心にしみるものでした。次回へ続く 【同じテーマの連載はこちら】 我が子を触れない母の話 この連載の全話を見る >> 産後の話 この連載の全話を見る >> 親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK! この連載の全話を見る >>
2021年02月17日20年以上に渡ってスペインで指導者として現場に立ち、アトレティコ・マドリードやビジャレアルのアカデミーなどで活動してきた、佐伯夕利子さん。なかでも2014年にビジャレアルのアカデミーが実行した「育成改革」には、指導者人生を揺るがすほどの影響を受けたと言います。インタビュー第3回では、佐伯さん自身の変化について、話をうかがいました。(取材・文鈴木智之)ビジャレアルが行った育成改革改革のおかげで、これまで選手をジャッジして来たことに気付いたと佐伯さんは語ります(写真はサッカー少年のイメージ)<<第2回:そのコーチングは「指導者が考える正解」では?ビジャレアルが将来を見据えて行った指導者改革■「これまで選手をジャッジし続けてきた」と気づいた――ビジャレアルの育成改革では指導風景を撮影し、映像をもとに指導者間でディスカッションしたとおっしゃっていましたが、佐伯さん自身フィードバックを受けて、どのような変化があったのでしょうか?まず、選手に対するアプローチの仕方が、ガラリと変わりました。なかでも強く感じたのが「私はこれまで、選手をジャッジし続けてきたんだ」ということです。たとえば、「この選手は良い選手」「この選手はそうでもない」というのもジャッジです。誰しも指導者にはお気に入りの選手がいて、どんな状態でもピッチにいてほしい。説明のつかない信頼感を寄せている選手がいます。その子に対するジャッジは、文句なしに「良い選手」です。でもいま振り返ると、それは思い込みだったのではないだろうかと。もしかすると、良い選手であるという先入観のもと、ラベリングをしていたのかもしれません。――ご自身の考えを、客観的に見られるようになったのですね。他に変わったのが、口から出る言葉です。人間は無意識のうちに、習慣化した言葉を使っています。指導中にも、頻繁に口をついて出ます。ビジャレアルの育成改革ではメソッド部門のメンタルコーチたちが、私の近くに影のように寄り添い、練習中にカメラを回し、メモをとりながら「佐伯コーチは練習中、何を言っているのか?」を記録しました。そして、私の口から出てくる言葉を全部「仕分け」してくれるんです。ポジティブな言葉とネガティブな言葉を分け、選手に対してポジティブなフィードバックが多かったのか、ネガティブなフィードバックが多かったのかに分けます。■言葉を可視化したことで、選手が自分の言葉をどう感じるかに気付けた――どんな言葉をかけているか、可視化されるわけですね。そうなんです。たとえば、90分の練習でA君に18回、B君に8回、C君に2回、声をかけたとします。「この数字を見て、佐伯コーチは何を感じますか?」と質問をされます。そこで私は「A君に18回も声をかけている。すごく執着しているな」とわかるわけです。次に、A君にかけたポジティブな言葉とネガティブな言葉を仕分けされた表を見せられます。すると、18回のうち15回がネガティブで、3回がポジティブなワードを使っていたことがわかりました。――A君に対して、ネガティブに執着していたわけですね。そこで私は自分の考えを正当化するんです。「でも、あの子には、これまで何度も注意しているんですよ。それなのに、状況を見ないでボールを受けてしまって、それから何をしようかを考えるから、ボールを奪われることが多くて。何度言っても改善されないんです」というように。指導者というのは自分を正当化させたら天下一品で、いくらでも言葉が出てきます。でも、はたして本当にそうなんだろうか? というところを、メソッド部のコーチが掘り下げてくれるんです。一つひとつ踏み込んで、「この言葉は、A君に対してどのように伝わってったと思う?」「このように言われたら、A君はどのように思ったと思う?」と、あえて指摘せず、質問を投げかけることで私自身にその答えを出させるのです。それを繰り返すことによって、「こんな言葉を使ってしまった」「こんな言い方をしてしまった」「A君は、いまどう思っただろう?」という意識が芽生えるようになりました。自分の指導を俯瞰できるようになったというと、おおげさに聞こえるかもしれませんが、いままでそんなことは思ったことがなかったので、一番の成長だと思います。――すごいアプローチですね。例えば同じシチュエーションで同じミスをした時に「また?」と指導者が言ったとします。その「また?」が、言われた選手に与えるインパクトは、どのようなものがあるだろうか?「また?」と言われた次のアクションで、結局あなたが望むプレーをA君はできた?と聞かれるわけです。同じミスをしたときに、指導者に「また?」と言われたら、次から身体が縮こまってしまい、より良いアクションは起こせないですよね。メソッド部門の人たちはそのような対話を通じて、私を変えてくれました。■スペインでは勘違い指導者の居場所がなくなりつつある――キャリアのある指導者を変えるのは、大変なことだと思います。変える方も、変わる方も。私だけでなく、スペイン国内の大多数の指導者は、多くの勘違いのもとに指導をしてきたのだと思います。幸運なことに、私はそれに気がつくことができました。さらに申し上げると、スペイン国内では指導者のプロファイルが変わってきていると感じています。これまではパフォーマンス系の指導者、例えば吠えるタイプの指導者やミスをした選手がいたら、ピッチサイドで地面にペットボトルを投げつけてみたり、審判に食ってかかったりするような指導者が多くいました。審判にプレッシャーをかけることイコール、チームへのプラスになるという変な信仰があったり。まだまだそのような指導者は少なくありませんが、流れが変わってきて、徐々にそういった指導者の居場所がなくなってきていると感じています。■知識があっても現代のやり方に合わない指導者は求められていない――そのような指導者はかつては「熱心な指導者」と言われていましたが、世の中が変わってきた中で、求められる指導者像も変化してきたのでしょうか?そう思います。先日、スペインの有名なスポーツダイレクターと話をしたのですが、同じことをおっしゃっていました。「○○監督はフットボールの知識があって、4-3-3について語らせたら、自分がいままで出会ってきた中でナンバーワンだ。だけどスポーツダイレクターの立場から考えると、彼を監督して招聘するのはありえない。なぜならもうそういう時代じゃないし、彼のやり方は求められていないんだよね」と言っていました。選手とのコミュニケーション方法やチームの作り方、自分の知識の伝え方など、時代とともに求められるやり方も変わってきているのだと思います。――オールドスタイルの指導者の居場所がなくなってきているのですね。はい。スペインで言うと、1980年代、90年代の指導スタイルから、進化していない人達の居場所がなくなってきているように感じます。そういう人達は、海外に居場所を求めています。なぜならばアフリカやアジアなどは、ヨーロッパと比べて人権への意識が低い地域もあるので、そのような指導がまだ認められるからです。もちろん、アフリカやアジアで仕事をしている指導者全員がそうだと言っているのではありません。そこは誤解なさらないようにしてほしいです。中には実力が認められて、海を渡った指導者もいます。でも、そうでない人がいるのも事実です。■過去にもてはやされた手法をなぞることがイケてると勘違いしていた――日本のスポーツ界にも、指導者のパワハラは根強く残っています。ハラスメント系の指導者というのが、一昔前はイケている指導者だった時期がありましたよね。「あの監督は情熱がある」といったように、色々な言葉で正当化されてきたんです。私もそう思っていた時期もありました。例えば、「メンバーリストは相手のチームよりも後に出せ」とか、色々なことを教えられました。でも時代は変わり、指導者がメンバーリストをいつ出すかに気を取られている間に、そのエネルギーを選手に向けて、選手のことを考える時間に当てたほうがよっぽど良いですよね。――そう思います。試合前というのは、選手が試合に向けてどのような気持ちでいるか。それに指導者は寄り添っていなければいけないはずなのに、つまらない信仰のようなものを、私達はたくさん作り上げてきてしまいました。それをなぞることが、イケている指導者だと勘違いし、そのような指導者をスペインのサッカー界は大量生産してしまったのです。しかし現在、先進的なクラブは、そのようなプロファイルの指導者は求めていません。ビジャレアルが2014年に改革しようとしたのは、まさにその部分で、それが遅かったのか、早かったのかはわかりませんが、私に多くの影響を与えてくれました。■ひどい指導者たちを批判するだけでは何も変わらない。指導環境改善のためにできること――過去の誤った振る舞いに気がついたとき、どのように感じたのでしょうか?私はメソッド部門のコーチに「いままでの自分はひどい指導者だったんだと、恥ずかしく思う」と言いました。すると、「いいんだよ。キミに非があるわけではないんだから。キミは、そのやり方しか知らなかっただけなんだ。それが正しいと思っていただけなんだ」と。さらに、こう言われました。「キミがやってきたことと、違ったアプローチがあることも知ってほしい。こういうやり方もあるんだと知ることで、指導者として豊かになれるはず。指導者をそのように育ててきた、スペインのスポーツ文化にも責任はある。人間は知っていることしか見えない。キミたちはひとつのやり方しか教わってきていないから、見えるものも見えなくなっているんだ。知ることによって、見えるものも変わるはずだから、『知る』を増やそう」と。――深い言葉ですね。日本のスポーツ界には未だにハラスメントがあり、子どものスポーツに対して、ひどい指導をしている人も多いと聞きます。でもそこで、「ここにひどい指導者がいる」「あそこにもいるぞ」と批判を繰り返すだけでは、何も変わりません。なぜならばそのような指導者達は、言い訳でなく、他のやり方を知らないんです。そして、いままではそのやり方で試合に勝ったり、大会に優勝したりと、機能してきてしまったのです。なので、その部分に対する『学びくずし』と言うか、そこに取り組むためのきっかけや、サポートする人がいない限り、指導者は変わることができない。私の経験上、そう思います。(第4回に続く)<<第2回を読む佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)1973 年10月6日生まれ/イラン生まれ92 年にスペインに移住し、93 年から指導者の道を歩み始める。レアル・マドリードのスクールをはじめ、スペイン男子3 部リーグ、アトレティコ・マドリッド女子チームなどで監督経験を積む。08 年からビジャレアルに在籍し、男子U19のコーチ、レディースの監督、女子部統括責任者などを歴任。18 年に公益社団法人日本プロサッカーリーグの特任理事(非常勤)に選任され、2020年3月からJリーグ常勤理事。
2021年02月16日■前回のあらすじ他の子を噛んだり押したり叩いたりする息子に疲れ切っていた私。1歳半健診のその日も私は憂鬱な気持ちで臨んだのです。今となってはそれしか言えないよなぁと納得できますが、保健師さんの言葉は当時の私には響きませんでした。むしろ愛情不足を指摘されたように感じて、さらに孤独な気持ちになったのです。次回へ続く 【同じテーマの連載はこちら】 我が子を触れない母の話 この連載の全話を見る >> 産後の話 この連載の全話を見る >> 親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK! この連載の全話を見る >>
2021年02月12日30年近くに渡ってスペインで活動し、サッカー指導の現場で奮闘してきた佐伯夕利子さん。スペインの指導ライセンスレベル3(日本のS級に相当)を取得し、アトレティコ・マドリードの女子チームやビジャレアルのアカデミーで指導を行ってきました。2020年よりJリーグの常勤理事となり、現在は日本を拠点に活動(11/30-2/1まで一時帰国中)しています。選手の育成について多くの知見を持つ佐伯さんに「子どもたちを伸ばすために、指導者が変わらなければいけない理由」をテーマにインタビューを行いました。第2回はビジャレアルが行った育成改革の内容に迫っていきます。(取材・文鈴木智之)ビジャレアルが行った育成改革改革の第一歩は、指導者が自分を知ることから始まったそう(写真はサッカー少年のイメージ)<<第1回:1人ひとりの個性を見て個別最適化がチーム強化に。スペインの名門ビジャレアルが育成改革に取り組んだキッカケ■育成はすぐに結果が出るものではない。「今」だけ見ていて良いのか――サカイクでは、「子どもを変えるには、大人が変わらなければいけない」というメッセージを打ち出しています。ビジャレアルの育成改革は、まさに大人(指導者)が変わることで、子どもたちの変革をうながしたそうですが、どのような取り組みをしたのでしょうか?それまでの私達はサッカークラブの指導者なので、普段からサッカーの話ばかりをしていました。どんなシステムがいいのか、サイドバックの選手に求める要素は...といった形です。あるとき、ビジャレアルの育成改革を推進したコーチに「そんな話を何十年もしてきて、これから先の何十年も続けていくのか?」と言われたときに、はっとしたのです。指導者として、それはあまりにも貧しいのではないか。そうではなくて、もっと広い視野で選手を育てるべきなのではないかと。ご存知のとおり、育成はすぐに結果が出るものではありません。目の前にいる選手が8年後、10年後にこうなっていてほしいという理想像に向かって、進んでいかなくてはなりません。8年後、10年後に、今いるコーチが引き続き、ビジャレアルにいるとは限りませんが、選手たちの将来にとってプラスになるのであれば、より良いアプローチを模索するべきだということで、まずは指導者に対して様々な取り組みが行われました。■選手には「自分で考える」を求めていたのに、指導者が具体的に指示しすぎていた――どのようなことが行われたのでしょうか?改革の第一歩は、指導者が自分を知ることから始まりました。「理想の選手を育成するにあたって、それに適した指導を、私達指導者が行っているか」に目を向けました。ビジャレアルアカデミーが掲げる理想の選手像は、自ら積極的に考えて、判断して実行できる選手であり、試合中、変わっていく状況に対して適応できる能力を備えた選手です。そう言っている割には、攻撃パターンを3つぐらい作って、それをただ繰り返すドリルのようなトレーニングをさせていたり、「自分で考えてプレーしよう」と言いながら、指導者が「右に蹴れ、左に蹴れ、いまのは違うだろ」と言い続けていました。――多くの指導者にとって、耳の痛い話ですね。ビジャレアルアカデミーでは、私達指導者がどのような振る舞いをしているのか、それを自分たちの目で確かめるところから始めました。具体的には、アクションカメラの「Go Pro」をつけて指導の現場に立ち、いつもどおりトレーニングをします。「Go Pro」は自分の目線と同じなので、選手の反応が撮影されています。その映像を見ると、多くの発見がありました。練習前後に選手を集めて、指導者がトレーニングについての話をするのですが、いつもうなずいて聞いているように見えたA君が、実は聞いている素振りをしているだけだったり、聞いていなさそうに見えたB君が、話を理解しようとしていたりと、指導者が持つ印象と映像に映っている事実が異なっていました。その理由は、指導者が選手にするラベリングにあります。指導者のレッテルや主観が、事実を違うように映していたのです。――映像で見るからこそ、多くの情報を客観的に得ることができるわけですね。もう一つはハンディカムで指導者自身を映し、トレーニング中や試合中にどのような指示出し、振る舞いをしているかを、コーチングスタッフ全員でチェックし、ディスカッションをする場を設けました。これは週に1回、2時間の学びの場なのですが、自分の指導の様子がみんなの前で映し出され、選手とどのようなコミュニケーションをとっているか、どのような言葉を使っているかなどにフォーカスし、ディベートをしました。■そのコーチングは指導者が考える「正解」では?――そこでは、どのようなディスカションがなされるのでしょうか?映像には試合の様子は映っておらず、指導者の姿だけが収められています。そこで試合中、私が選手のあるプレーに対して「いまのはパスじゃなくて、ロングキックでしょ!」と言ったとします。すると進行役が映像を止めて、「いまのコミュニケーションについて、他の指導者はどう思う?」と意見を聞いていきます。そうやって、指導者の振る舞いを一つひとつ検証していくのです。――指導者からするとハードな学びの場ですね。はい。たとえば他のコーチから「この前のスタッフミーティングで、『自主的に物事を考えられる選手になってほしい』という話をしたよね。でも『ロングキックでしょ!』というコーチングは指導者であるあなたが考える正解であって、パスをした選手の判断や選択肢を否定することになっている。結局、あなたが言うとおりのプレーをしないと、ネガティブなフィードバックをされる。つまり、ダメな選手と評価されるわけだ。それは私達の目指す方向性ではないし、言っている事とやっている事が違うよね」といったフィードバックを受けます。それを1年間繰り返しました。■20年の指導歴で初めて自分が成長できる機会だった――指導者のみなさんは、そのフィードバックをすんなりと受け入れることができたのでしょうか?大人になると、誰しも自分をさらけ出すのは嫌ですよね。自分の指導の様子を撮影されて、みんなの前でフィードバックを受けるのは居心地が悪く、怒りや恥ずかしさなど、いろいろな感情が混ざり合います。私達にとっては、すごく難しい時間であり空間でしたが、その経験をしたことで、「使用前、使用後」と呼べるような変化がありました。中にはふてくされて、自分の殻に閉じこもってしまった人もいて、学びという面では残念なことではありますが、そこまで踏み込んで、指導者を改革しようとしてくれたビジャレアルというクラブは勇気があるなと感じました。――佐伯さんご自身は、それらの取り組みによる変化をどのように感じたのでしょうか?ビジャレアルの育成改革がスタートしたのが、2014年です。私はそれまで、20年ほど指導者をしていましたが、これまでの20年間、何をしていたのだろうと思うぐらい、使用前と使用後の変化を感じました。「選手を育成する」ということについて、間違えてとらえていたのだと気がつくことができたのです。時間が経てば経つほどその想いが強くなり、自分の中で整理できなかった思考が、緩やかなスピードではありますが固まってきました。それまで、選手に対するアプローチに違和感を覚えたことはありませんでした。自分のやっていることに間違いはないと思っていましたし、周りから疑問を投げかけられることもありませんでした。つまり20年以上の指導歴で、自分が成長する機会は一度もなかったのです。(第3回に続く)<<第1回を読む佐伯夕利子(さえき・ゆりこ)1973 年10月6日生まれ/イラン生まれ92 年にスペインに移住し、93 年から指導者の道を歩み始める。レアル・マドリードのスクールをはじめ、スペイン男子3 部リーグ、アトレティコ・マドリッド女子チームなどで監督経験を積む。08 年からビジャレアルに在籍し、男子U19のコーチ、レディースの監督、女子部統括責任者などを歴任。18 年に公益社団法人日本プロサッカーリーグの特任理事(非常勤)に選任され、2020年3月からJリーグ常勤理事。
2021年02月09日2020年11月29日、タレントの武井壮さんはTwitterを投稿。その内容が反響を呼んでいます。武井さんは、スポーツ競技の指導者が、試合に負けた選手に『しがちな対応』について、苦言を呈しました。試合に負けた罰に『グランド10周走ってこい』なんてのは指導じゃねえ。。試合に負けたら各選手に必要な能力を分析して、それを獲得するのに必要で有効なトレーニングや技術練習を与えて、栄養補給の知識を与えて、休養時のデータを取らせて、体を育てつつ技術を上げ、自分は戦術を学ぶもんじゃないか?— 武井壮 (@sosotakei) November 28, 2020 部活動などで試合に負けた際、指導者が選手に「グラウンドを10周走らせる」といった行為はよく聞かれます。武井さんはこれを批判し、指導者がすべきなのは「分析と戦術を学ぶこと」だと話しました。ネット上では、投稿に賛同する声が相次いでいます。・正論に拍手。いまだに根性論がまかり通っている。息子の部活顧問にアナウンスしたいくらいです。・罰を受けるべきは指導者です。そもそも『負けた罰』という意味がよく分かりませんね。・本当にその通り。負けたら指導者の力不足。勝利は選手の頑張りです。・負けると罰が待っているとなると、「罰を受けないために失敗しちゃいけない」と思ってスポーツを楽しめなくなる。負けた選手を責めるのでなく、次の時のためにしっかり対策をすることの大切さを述べた武井さん。スポーツだけでなく、さまざまな分野でいえることかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日「『病院に搬送はできません。施設内で看取ってください』札幌市の保健所から、そう言われて、遺体を入れる納体袋だけが施設に届いたそうです。そもそも、老人保健施設に、十分な医療設備はありません。コロナの重症者にできることといえば、酸素吸入を行うか、解熱剤投与や点滴をするくらい。私たちは、入所者さんたちが亡くなっていくのを、ただ看取るしかできませんでした……」そう話すのは、看護師の金澤絵里さん(43)。これまで金澤さんは、看護師の経験を生かして、アフリカや中東、東南アジアなどで医療支援に携わってきた。日本では、離島や僻地の診療所で働いた経験も持つ“スーパー看護師”なのだ。そんな金澤さんが、コロナ禍で駆けつけたのが札幌の老人保健施設、茨戸アカシアハイツだった。「アカシアハイツでは今年4月、最終的には92人もの新型コロナの集団感染が起きて、看護師が一人もいなくなってしまうという緊急事態に陥ったんです。私は、札幌のNPOに所属しており、それ以外に看護師のボランティアネットワークのメーリングリストに登録していたので、何か緊急事態が起こると、それらの団体から支援を必要としている被災地の情報が流れてきます」アカシアハイツで看護師が必要だという緊急メールが金澤さんの元に送られてきたのは今年5月3日だった。「自分が感染するリスクもある。悩みました。札幌市に問い合わせたら、個人防護具は十分確保している、と。それなら自分を感染から守り最後まで全うできると思って行くことを決めたんです」5月8日、金澤さんは施設に雇用される形で、アカシアハイツに入った。そこは、一人で何人もの高齢者を看取らねばならないほど壮絶な現場だった。「防護服を着てアカシアハイツに入ったら、1階には、陰性の方が約40人。2階には、陽性の方が約50人いました。私が到着した時点では、急きょ支援に入った看護師が4人と、介護士や事務の方を含めて、スタッフはわずか15人ほどだったと思います。この人数で約100人の入所者をケアするほかなかったんです」元々、看護師と介護士合わせて約45人のスタッフがいたが、新型コロナに感染したり、辞めてしまったりして激減していたという。4月下旬から5月にかけて、ちょうど北海道は、感染者がピークに達していた時期だった。リスクの高い高齢者は真っ先に入院させるべきだが、ベッドの空きもなく、施設で見ることを余儀なくされていた。「初日にすぐ、お一人看取ることになりました。その方は酸素吸入をしていたんですが、容体が悪くなる一方だったので、急いで点滴の準備をしていたんです。そしたら、みるみるうちに悪くなって……。重症者だけでも入院させてほしい、と職員たちは市にかけ合っていたと聞いています。しかし、なかなか状況は変わりませんでした」数日の間、なすすべもなく入所者を看取る日が続いた。「感染のリスクがあるので、ご家族は施設内で看取ることもできません。そのなかで自分なりに精いっぱい業務に当たりましたが、見ず知らずの看護師の私に看取られて亡くなるのかと思うと、入所者さんが気の毒で。“入所者さんたちは見捨てられたんだ……”と心を痛める介護士さんの言葉も聞かれ、悔しさと申し訳なさから、介護士さんと泣きながら看取ったこともあります」5月16日、札幌市がようやく対策本部を設置。重症者を病院に搬送できるようになり、施設も徐々に落ち着きを取り戻していった。少しずつスタッフも戻ってきたので、金澤さんは6月下旬にアカシアハイツでの任務を終えた。札幌市は7月3日、アカシアハイツでの集団感染は終息したと宣言。しかし、合計92人の感染者を出し、17人の高齢者が犠牲になるという痛ましい結果となった。医療先進国の日本で、入院できずに目の前で次々と失われていく命。「結局、私一人で5人の入所者さんを看取りました。今でも、入院もさせてもらえず亡くなった人たちのことを思うと、胸が締めつけられるようで……。国や自治体が、もう少し早く感染症への備えをしていたら、救える命もあったはず。二度と同じ過ちを繰り返さないためには、こうして体験をお話しして、多くの人に知ってもらうことも大事だと思っています」(撮影:田山達之)「女性自身」2020年11月3日号 掲載
2020年10月26日ピラティス第二世代ティーチャーが直接指導全国に約100店舗ヨガ・ピラティスの専門スタジオ「zen place」を運営するZEN PLACEが、2020年10月17日(土)からオンラインワークショップ、『プレ・ピラティス・テクニーク』を開催します。講師にはピラティス第二世代指導者、デボラ・レッスンを迎え、全3回の開催予定です。デボラ・レッスンはピラティス創始者のジョセフ・ピラティスの直弟子であるキャローラ・ストラウス・トリアからピラティスメソッドの指導法を学んだ正当な指導者です。アメリカからの生配信を受講同ワークショップでは、ピラティスの基本となる基礎概念についてデボラ・レッスンがアメリカ・ニューヨークからオンライン配信を行います。スケジュールは初日が2020年10月17日(土)8:00から09:30で、3週に渡り土曜の朝に開催されます。受講者であれば当日の出欠に関わらず、ワークショップの録画を翌週の火曜日23:59まで視聴可能です。受講料は1回のみ7,000円(税込み)、3回セットで18,500円(税込み)です。(画像はプレスリリースより)【参考】※zen place academy『プレ・ピラティス・テクニーク』
2020年10月16日■前回のあらすじ育児の相談を誰にもできず不安に押しつぶされそうになり、幸せそうな人を見るたびに羨ましく妬ましく思ってしまう日々が続きました。■保健師さんの訪問保健師さん自身が過去に産後うつになってしまったという話を聞いて辛いのは自分だけじゃなかったんだ…と、気持ちがスッと楽になりました。■少しずつ気持ちに余裕が出てきた!趣味も楽しめるように少しずつ弱音を吐けるようになったり、母乳育児のプレッシャーから解放されてやっと少し肩の力が抜けました。人と話して笑ったり、趣味の時間を持てたことで少しずつ不安も解消されていきました。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 湯本もゆのオドオド手探り育児 この連載の全話を見る >>
2020年09月26日いくら歳を重ねても逃れることはできない、人間関係のトラブル。学校や会社、家族での関係をこじらせると、ストレスの原因になります。中でも大人の悩みで多いのは、職場の人間関係でしょう。いくら好きな仕事をしていても、人格に問題がある人と一緒だと疲れてしまうものです。横柄な研修医に、指導医がスカッとする対応!病棟で看護師として働いている、ぱれちに(paretiny)さんが描いたのは、ある病院で起こったエピソード。その病院には、やたらと態度が大きい研修医の男性がいたといいます。横暴な言動をする研修医に対し、周囲の人たちはストレスを感じていました。看護師を見下しているのか、研修医は人を不快にさせる発言を連発。これらの暴言はパワーハラスメント(通称:パワハラ)といえます。しかしある日、指導医は彼のミスをズバリと指摘!「態度がデカいわりに」という言葉を聞くに、指導医は彼の看護師に対する横柄な態度をしっかりと見ていたのでしょう。同僚の前で恥をかいたためか、自分の態度の悪さを反省したのか、その日から研修医は態度を改めたそうです。・スカッとした!叱るんじゃなくて、ちゃんと指摘する指導医さん、かっこいい!・どこにでもいるんですね、こういう態度がデカいのに仕事ができない人。・あるあるですね…。頭がよくても人間性が悪いともったいないですよね。悪い部分を指摘してくれる人がいるのは、ある意味幸せなこと。この研修医は、早いうちに気付くことができてよかったのではないでしょうか。彼が今回の出来事を受け、しっかりと改心することを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年09月26日