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阿川佐和子がMCを務めるテレビ朝日系『阿川佐和子の日曜マイチョイス新春SP きみまろと巡る冬の富士山絶景俳句旅』が5日、午後8時56分から放送される。同番組は、50代以上のアクティブシニアに向けて、人生100年時代の後半戦を豊かに楽しく生きるための“マイチョイス”を提案し、日本の元気なシニア層の豊かな人生を応援する番組。今回の新春SPでは阿川、ずん・飯尾和樹、升毅、白石美帆、東貴博というメンバーに、ゲストの綾小路きみまろを迎えて、富士山を舞台に冬に行きたい絶景スポット巡り&絶品グルメを堪能する俳句旅を行う。富士山、白糸の滝、モンサンフジ、御殿場高原 時之栖の絶景スポットの数々に、ほうとう、モツ煮、うなぎなど、新春らしいめでたい名所とグルメを俳句と共にその魅力を紹介。絶品グルメをかけた大人たちの本気の俳句対決は大盛り上がり。富士山での俳句旅を案内するのは、富士山に魅了され、河口湖に家を建てたという中高年のアイドル・綾小路きみまろ。きみまろがオススメする絶景スポットを巡りながら、「最下位は食べられない!」絶品グルメをかけて大人たちが本気の俳句対決を行う。訪れたのは富士山を望む河口湖畔から程近い、きみまろプロデュースの「きみまろ茶や」。広々とした敷地内には縁起の良さそうな黄金の布袋さんが。なんでも、アジア史上初の女子サッカーW杯優勝を成し遂げた「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督が、大会前に必勝祈願をしにきたという縁起のいい布袋さんなんだとか。阿川も布袋さんのお腹をなでてお参り。茶屋ではほっと一息、きみまろ農園で育てたハーブティーとおしるこを堪能する。そして1句目のご褒美となる絶品グルメは、きみまろ行きつけのお店「ほうとう不動」のほうとう、馬刺し、モツ煮。俳句の判定をするのは日本を代表する俳人・高浜虚子のひ孫、星野高士先生。辛口だけど愛情あふれる星野先生は、初対面の白石にさっそく手厳しい指摘が。きみまろが俳句の感想を述べると、星野先生が「本当に俳句の評をするのは初めてですか?」と、大絶賛。「きみまろのお喋りって五七五ですよね」と阿川も感心する。続いて一行が訪れた絶景スポットは国の名勝・天然記念物の「白糸の滝」。富士山の麓にあるフランス洋菓子店「モンサンフジ」の地元特産である落花生を使った絶品スイーツをかけて「白糸の滝」をテーマに俳句を考える。冬の季語と滝の情景に美しい俳句が次々と飛び出す展開に。さらに、添削なしの星野先生大絶賛の俳句も誕生する。さらに、一行は富士山のお膝元、御殿場で冬の時期にしか見られない絶景のイルミネーションスポット”時之栖”へ。日本最大級の噴水と光の大迫力なショーに「キレイ!」「虹が見える」と一同大感動。美しい絶景を見た後の最終対決は“うなぎ100選”にも選ばれる絶品うな重&黒毛和牛、うなぎの肝焼きなどと超豪華。阿川も「うなぎ!うなぎ!」とテンションが最高潮に。最終対決に気合が入る一同はバチバチな戦いに。「入る隙がない様な句です」と先生大絶賛の俳句も誕生する。
2025年01月05日俳句のための文具ブランド「句具」を運営する株式会社COMULA(岐阜県岐阜市、代表取締役:野口 大輔)は、ペン一本さえあれば今日から俳句を趣味にできてしまう、俳句のための文具5点をセットにした「俳句スターターキット」を、2024年11月26日より販売開始しました。俳句スターターキット販売ページ: 俳句や短歌などの短詩は、今若い世代からも注目を浴びつつある、“旧くて新しい”趣味のひとつ。かつては「高齢者の趣味」というイメージがありましたが、昨今はテレビ番組の人気や、若手の作家の活躍により、幅広く親しまれています。そんな俳句を、気軽に楽しむ道具を集めたのが、この「俳句スターターキット」。季語をまとめたミニ歳時記や俳句専用の縦書きノート、俳句のあそびかたをまとめたスタートガイドやポストカード、ステッカーがセットになっています。まずは俳句に触れる一歩目を小さく踏み出してみたい人にぴったりな5点セットで、ほかには類を見ない商品です。俳句を見て楽しむ(=読む)からスタートしたい人は、このキットさえあればOK。俳句をつくってみる(=詠む)にチャレンジする人はペン一本さえあれば、すぐに俳句を趣味にできてしまいます。単品合計では1,590円相当分の4点がセットになり、さらにこのセットでしか手に入らない入門リーフレット「俳句スタートガイド」がついて1,540円と、お得で気軽にはじめられる価格です。■俳句を書くために生まれた縦書きノート「作句ノート」縦に俳句を一句書いてちょうどいいサイズ感の、俳句専用縦書きノート。線と点によるガイドラインが上部に一本あるだけで縦の罫線はないため、自由な使い方ができます。俳句を等間隔に書きたいときは、ガイドラインに沿って書き下ろすことで1ページに7句きれいにおさまります。考えたことをあれこれ縦書きでメモしながら、自由に思考を膨らませて書くことができる、考える人のための縦書きノートです。持ち運びやすい軽さと文庫本ほどの小さめのサイズ感。さらりとペンが走りやすく書きやすい手帳用紙を採用しています。作句ノート■俳句のあそびかたをガイドする「俳句スタートガイド」、監修は俳人の神野紗希氏「どうやって俳句をはじめていいのかわからない」という人のための、ポケットサイズの「俳句スタートガイド」。書店の俳句コーナーへ行くと、実作に重きを置いた俳句入門書が大半で、はじめの一歩として「詠む」ことにばかり焦点が置かれがちな趣味ですが、実は俳句をつくる「詠む」と、俳句を鑑賞する「読む」はどちらも表裏一体で、それぞれに違った楽しみ方があります。「詠む」楽しみはもちろん、「読む」ためのコツをつかむだけで、小説や詩を読むように、“俳句の読書”が楽しめるようになります。そんな、俳句の「詠む」「読む」それぞれのあそびかたのコツをコンパクトにまとめたのが、この蛇腹スタイルのリーフレット「俳句スタートガイド」です。おもてに「詠む」、うらに「読む」についてガイドしています。どちらも俳人の神野紗希先生の監修です。俳句スタートガイド-詠む-俳句スタートガイド-読む-監修者コメント「俳句は「つくる」(=詠む)だけでなく、「鑑賞する・感じる」(=読む)ことも大きな楽しみです。俳句にはじめて触れる人にも理解しやすいよう、詠む・読むためのちょっとしたコツや考えかたについてまとめました。ぜひ気軽に、俳句と遊んでみてくださいね。」(神野紗希)プロフィール神野紗希俳人。1983年愛媛県松山市生まれ。高校時代に俳句甲子園をきっかけに俳句を始める。著書に『女の俳句』『もう泣かない電気毛布は裏切らない』、句集『すみれそよぐ』ほか。「現代俳句協会」常務理事。聖心女子大学講師。日本経済新聞俳壇選者。■はじめての一句づくりに便利な「五音の俳句歳時記」俳句を詠む&読むために知っておきたい「季語」。季語は、『俳句歳時記』という季語の辞典にたくさん収録されています。このスターターキットについてくるのは、手のひらサイズのミニ歳時記。春・夏・秋・冬・新年の5つの季節区分で、選りすぐりの季語をまとめた、句具編集のオリジナル「五音の俳句歳時記」。普通の歳時記と異なるのは、音数が“五音”の季語だけを厳選しているところ。いろいろな音数の季語がありますが、その中でも五音のものだけをピックアップしています。「俳句スタートガイド」の、俳句のつくりかたについて解説するページで示している「五音の季語と十二音のフレーズの取り合わせ」に挑戦する際に主に使用します。俳句づくりに役立てるのはもちろん、季語という新しい言葉に出会う楽しみ、季節の移りかわりをつかむきっかけとして、ただ眺めても楽しい季語集です。巻末にはちょっとした季語コラムも収録しています。五音の俳句歳時記■季語をたっぷりちりばめた「季寄ポストカード」俳句のための文具ブランド、句具のアイテムのなかでも人気のアイテム「季寄(きよせ)ポストカード」の5枚セットです。春夏秋冬に新年をプラスした5枚セットで、おもてには、それぞれの季節の山に関する季語をイメージしたイラストレーションと二十四節気を、裏にはその季節の季語をたくさんちりばめました。暑中見舞や年賀状などにもぴったりです。季寄ポストカード 5枚セット■よむよステッカー俳句を「詠む」こと、「読む」ことは表裏一体であることを、楽しいイラストで表現したステッカー。スマホやノートなど、いつも目につくところに貼って、新しい趣味ができたことを自分自身で喜びましょう!よむよステッカー■商品概要品名 :俳句スターターキット価格 :1,540円(税込)セット内容:作句ノート・凍雲(1冊)/季寄ポストカード(5枚セット)/五音の俳句歳時記(1部)/俳句スタートガイド(1部)/よむよステッカー(1枚)発売日 :2024年11月26日(火)■俳句のための文具ブランド「句具」とは「句と暮らす、道具。」をコンセプトに、俳句と共に暮らす毎日がより豊かになる道具を通して、俳句のある暮らしを提案しているブランドです。俳句をつくるための縦書きノート「作句ノート」と、大切な句を書き綴って読み返すための「選句ノート」、さらに、とっておきの句を飾る「装句カンバス」や、季語をちりばめた「季寄ポストカード」などを展開しています。これらの文具をきっかけに俳句を楽しむ暮らしを提案するほか、参加無料のWeb句会「句具句会」、年4回の俳句アンソロジー「句具ネプリ」の発行など、俳句を通したコミュニティづくりにも力を入れています。詳細URL: ■会社概要企業名 : 株式会社COMULA(英語表記:COMULA INC.)代表者 : 代表取締役 野口 大輔所在地 : 〒502-0933 岐阜県岐阜市日光町9-54設立 : 2013年事業内容: プロダクトデザイン/グラフィックデザイン/パッケージデザイン/ウェブデザイン/ブランディング/プロダクトマネージメント/ライティング/編集/PR資本金 : 1,000,000円(2024年11月時点)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年11月26日株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、応募作品数日本一の創作俳句コンテスト「第三十六回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の作品募集を、2024年11月3日(日・祝)より開始いたします。締切は 2025年2月28日(金) (当日消印/送信有効)です。今回で三十六回目を迎える「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」は、世界No.1の緑茶飲料ブランド※1「お~いお茶」を発売した1989(平成元)年に開始いたしました。第一回からの累計応募総数は、4,540万句を超え、応募作品数日本一の創作俳句コンテスト※2として皆様にご参加いただいております。新俳句大賞の特長は、季語や定型にこだわることなく、五・七・五のリズムにのせて自由な発想でのびのびと表現していただき、どなたでも気軽にご応募いただけるところです。審査は、俳句の第一人者に加え、写真、文学などの様々な分野の方々で行うため、俳句創作に慣れた俳句愛好家だけでなく、俳句初心者ならではの視点で日常のひとコマを詠んだ、瑞々しい作品も数多く選出されています。佳作特別賞以上の入賞者1,000名様には、入賞作品を掲載した特別な「お~いお茶」を副賞としてお贈りするほか、最高位の文部科学大臣賞1名様に賞金50万円、金子兜太賞1名様および各部門の大賞6名様に20万円を進呈いたします。なお、第三十六回では新たな取組みとして、学校に向けた「俳句の出張授業」の募集を行うほか、動画と俳句を組み合わせた作品をインスタグラムから応募できる「動画俳句の部」を新設し、12月1日(日)からの募集開始を予定しております。詳しくは、新俳句大賞ホームページをご確認ください。( )同ホームページでは、直近の第三十五回の受賞作品や最終審査員による作品選評も掲載しておりますので、第三十六回の募集情報と併せてご覧ください。第三十六回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞 募集〈第三十五回 文部科学大臣賞〉二億年の地層の春っぽい部分川崎 智美(かわさき ともみ)さん 38歳 福岡県〈第三十五回 金子兜太賞〉ランドセル暴れる文豪つめこんで菱木 あかね(ひしき あかね)さん 11歳 千葉県※年齢は応募当時<第三十六回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞 応募要項>※詳細は伊藤園新俳句大賞ホームページ( )をご参照下さい。■応募部門(6部門)「小学生の部(幼児含む)」「中学生の部」「高校生の部」「一般の部A(40歳未満)」「一般の部B(40歳以上)」「英語俳句の部」■募集要項(※動画俳句の部は除く)●応募期間2024年11月3日(日・祝)~2025年2月28日(金) 当日消印/送信有効●応募方法ハガキ、FAX(A4サイズ)、インターネットのいずれかの方法で、日本語、英語を合わせてお一人様6句までご応募いただけます。「応募部門と作品」「郵便番号」「住所」「氏名」「年齢」「電話番号」「Eメールアドレス」「句会・学校名・サークル名(所属している場合のみ)」を明記してご応募ください。※ハガキの場合は「応募部門と作品」のみを裏面に、その他を表面にご記入ください。●応募宛先ハガキ : 〒102-8553 東京都千代田区紀尾井町3-23「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」係TEL : 03-3264-4050(受付時間 10:00~18:00 ※土日祝日・年末年始を除く)FAX : 03-3263-5668ホームページ: ●賞(入賞1,000名様、入選4,000名様 合計5,000名様)入賞:日本語俳句より文部科学大臣賞1名様(賞金50万円と副賞)、金子兜太賞1名様(賞金20万円と副賞)、各部門より大賞1名様・計6名様(賞金20万円と副賞)、優秀賞44名様、審査員賞10名様、後援団体賞10名様、佳作特別賞928名様の合計1,000名様の作品を「お~いお茶」のパッケージに掲載いたします。入選(佳作):部門問わず4,000名様に、賞状を進呈いたします。●発表伊藤園ホームページなどにて上位入賞作品1,000句を2025年10月下旬に発表(予定)。また、応募者には審査結果を11月初旬頃に郵送またはメールにて通知いたします。なお、入賞作品1,000句を2026年春以降「お~いお茶」ブランドのパッケージに順次掲載いたします●審査員(50音順、敬称略)日本語俳句:浅井愼平(写真家)、安西篤(俳人)、いとうせいこう(作家・クリエイター)、金田一秀穂(日本語学者)、神野紗希(俳人)、夏井いつき(俳人)、堀田季何(俳人・文芸家)、宮部みゆき(作家)、英語俳句:アーサー・ビナード(詩人)、星野恒彦(俳人)最終審査員一覧■募集要項(動画俳句の部)●応募期間2024年12月1日(日)~2025年1月13日(月・祝) 当日送信有効●テーマ「あなたの“地元”」ご自身の地元にある自慢の風景や知ってもらいたいもの、面白いもの、応援したいものなどをテーマに、動画と俳句をかけ合わせてご応募ください。●応募方法・「Instagram」で「伊藤園公式Instagramアカウント( itoen.jp_official )」をフォロー・ご自身で撮影した動画と俳句(すべて未発表に限る)を「#動画俳句の部 #俳句作品」のハッシュタグ+「 @itoen.jp_official 」(伊藤園公式アカウント)のメンションをつけて投稿※1回の投稿につき1作品(動画に俳句を記載)のみ●応募資格・本コンテストの募集要項の全てに同意された個人の方・「Instagram」のアカウントをお持ちの方(18歳未満の場合は保護者の同意を得た上でご応募)※アカウントを非公開にしている方は、応募対象外となります。●賞優秀賞:5名様 デジタルギフト(えらべるPAY)3万円分と「お~いお茶 緑茶」600mlペットボトルを1ケース(24本入り)を進呈いたします。●発表伊藤園公式SNSや新俳句大賞ホームページにて、2025年2月中旬頃に発表(予定)。また、入賞者には入賞通知がダイレクトメッセージで届きます。●審査員(敬称略)いとうせいこう(作家・クリエイター)●注意事項伊藤園お~いお茶新俳句大賞ホームページ( )「動画俳句の部」応募規約をご参照のうえ、ご応募ください。第三十五回 応募推移第三十五回 部門別応募内訳(※1)ギネス世界記録認定。記録名:「最大の無糖緑茶飲料ブランド(最新年間売上)」。記録対象ブランド:「お~いお茶 ほうじ茶」を除く「お~いお茶」ブランド飲料製品。対象年度:2023年1月~12月。(※2)公募ガイド調べ(2024年10月14日)<参考>伊藤園お~いお茶新俳句大賞について■企画誕生の背景伊藤園が世界で初めて緑茶の缶飲料化に成功し、発売5年目にあたる1989(平成元)年は、松尾芭蕉の「奥の細道」300周年ということもあり、俳句が静かなブームを呼んでいました。また前年には俵万智氏の「サラダ記念日」の販売部数が260万部になり、カルチャーセンターでもこの頃から俳句、短歌の人気が高まり、伝統的な短詩形文学の世界に新たな関心が寄せられました。しかし、多くの方々は初心者ということもあって作品発表の機会がほとんどなく、発表したいという想いが強まっていました。そこで日本文化が育んだ緑茶を扱っている伊藤園が、伝統的な日本文化である俳句の一般愛好者に貢献できないか…ということで企画の検討が始まりました。缶入り煎茶初期のお~いお茶■企画のコンセプト自由なテーマで心の風景を五・七・五のリズムに乗せた「新俳句」俳句は、独自の細かい約束ごと(季語、定型など)が重んじられます。しかし、この約束ごとを満たさなくても素晴らしい句はたくさんあります。約束ごとにとらわれない表現は初心者が取り組みやすいと同時に、ベテランと同じ土俵で「表現力」を競い合うことが出来ます。こうして、創作上の制限をできるだけ省き、五・七・五のリズムで自由に表現する「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」が誕生しました。従来の俳句の作風にとらわれず、広く新しい視点で審査を行うために、俳句の第一人者に加え、写真、音楽、文学…といった様々な分野の方々に審査をお願いしております。■「お~いお茶」パッケージに受賞作品を掲載伊藤園の「お~いお茶」は、全国で多くの方々に愛飲されており、そのパッケージは、メディアとしても活用できます。1989(平成元)年に誕生した「お~いお茶」は、いつでもどこでもおいしい緑茶を飲んでいただこうと開発した、伊藤園の日本茶飲料ブランドであり、創作上の制限を設けない「新俳句」は「お~いお茶」にふさわしいものだと考えました。短文表現の発表の場として、自社製品のパッケージを開放することは現代にマッチした新しい文化活動であると考えております。■新俳句大賞の反響と貢献第一回は41,373句であった応募作品数は、直近の第三十五回では1,889,582万句となり、累計応募作品数は約4,550万句となりました。新俳句の大きな特徴の一つに、初めて俳句を創作した方からの応募が多いことが挙げられます。同時にベテラン俳人にとっても、新俳句大賞は、「俳句の新しい楽しみ方ができる場」として定着してまいりました。最近では、俳句を取り上げたテレビ番組が人気になるなど、これまで俳句との接点が少なかった中高生や、若い世代の俳句への関心が高まっているほか、教育現場でも日本文化の継承として俳句創作に関心が寄せられております。さらに、「お~いお茶」は、日本のみならず世界の方々に愛飲されております。新俳句大賞への海外からの応募は累計103カ国に及び、“HAIKU”としても注目されております。世界のティーカンパニーを目指す伊藤園は、海外において日本の伝統飲料・緑茶の発展と、同じく日本の伝統文化である俳句を通して日本文化を守り、広く社会につたえていきたいと考えております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年11月01日こんにちは。渋谷です。先日、長女みったんの授業参観に行きました。この月、2回くらい授業参観があった(多すぎるような…)。それはさておき見に行ったところ、「夏の季語を入れた俳句を作って発表する」回でした。ちょうどみったんが当てられました。言っても小学生が作る俳句。「早く夏休みになれ」とかそんなもんだろうと思っていたら…「ふうりんが だれもいないと ないている」え…!?なんか私が想像してた俳句とだいぶ方向性が違うな…!?ていうか、レベル高くないか…?と、ひとりで困惑していたら他の保護者の方々からも「え…、何…」「すご…」という困惑の声。俳句の説明をするみったん。他の子は夏祭りが楽しみだとかプールが楽しみだとか、小学生らしさ満載の俳句を発表している中、やや寂しさが漂う、まさかの風鈴視点で度肝を抜いていたのでした。母親が描いてるものより遥かにレベルが高かった…!その日の夜、みったんの俳句のことをおっとぅんに話すと、「娘の方がよっぽど作家性がある」と言われました。ワーーーーン! 反論の余地なし!!娘の成長を感じると同時に、娘に敗けた日でもありました。つらい…
2024年07月30日家族みんなで「特別じゃない日を特別にする方法」を見つけていくこの連載。今回は「自然の中で俳句を作ってみよう!」です。ここのところ屋内の活動が多かったので、外に出る活動にしてみました。家の近所の公園でもよかったのですが、せっかくなら広大な自然の中に行きたいと思い、前から気になっていた奈良県の曽爾(そに)高原に行ってきました!非日常的な場所で俳句チャレンジ!子どもたちの反応は…?曽爾高原近くで昼食を食べた後に、子ども達に改めて今日のチャレンジを説明します。「俳句ってなんだっけ?」という息子に、「五七五のリズムで文章を作るやつだよ」というと「あ、それ学校で習った!」とのこと。私自身も教えられるほどではないし、俳句のルールは細かく気にせず、自由に作った方が子ども達も楽しいだろうと思い、家族全員ノリで作ってみようという事になりました!笑奈良県の曽爾高原が最高過ぎる!子どもたちの俳句はいかに…?これが曽爾高原! 天気が良かったことも相まって、想像以上に景色も雰囲気も素敵なところでした!!風も気持ちよく、新緑がすっきりと映えて…奈良県の曽爾高原、最高だな。ここは特にすすきが有名なところなのですが、この青々した高原の方が私は好きだなと思いました。子ども達も夫も「すごいきれい!!」と大喜び。こんなに素敵なところなのに語彙力がないのでうまいコメントができないみんな…俳句作りはどうなることやら。高原を満喫した帰り道ついに家族の俳句を発表!高原で写真を撮ったり、ハイキングコースを歩いたり、素晴らしい時間を過ごしました。そして2時間後。帰りの車の中でみんなから回収した俳句の紙を読み上げて発表します。まずは私から。「空は青 四方は緑 ケロコロケロ」俳句の作法が良くわからないので、見えたまま聞こえたままを俳句にしました! 四方が山に囲まれた曽爾高原で上を見ると空は気持ち良い青色で、池からカエルの鳴き声がケロケロコロコロ聞こえてきたのが印象的でした。気持ち良い場所だったなぁ。続いて長男の俳句。「やまのぼり つかれるけれど たのしいね」もう説明がいらないくらい分かりやすい感想文! どんな気持ちで俳句を作ったのか聞いてみると、「山登りは疲れたけど、上まで登ってから下を眺めたらすごく綺麗で、カエルのいた池に太陽が反射してキラキラしていた。そんな景色を見たのがすごく楽しかった!」とのこと。最近の息子はゲームが大好きであまり外での活動は好きじゃないかもしれない…と思っていたのですが、ちゃんと楽しかったのか〜、良かった〜!!そして、俳句にしなかった部分をぜひ俳句にしてもらいたいような、それがまた長男ぽいような良い俳句だな、と思いました。お次は娘の俳句です。「ちょっとつかれたけど だいたいぜんぶた のつしかた」※実際の表記に合わせて書いてます“た のつしかた”って、なんてかわいいいの! 本人に詳しく聞いてみると「山登りは疲れたけど、上に行った時に涼しい風が吹いて楽しかった!」とのことでした。全然五七五じゃないし、“た のつしかた”だけど、それが小学1年生って感じでこの俳句は今の時期を切り取った記念になるなぁと思いました。高原のハイキングは日陰がない分、登りがきつく娘は大変そうでしたが、休みながら頑張って上まで登って偉かったね。続いては…。そして夫の俳句。「高原の 緑の野原 影作る」おお、今回の中で一番俳句っぽい!!夫曰く「流れる雲が高原に影を作っているのが印象的で、それを思い出しつつ夏井先生を脳内に召喚して添削してもらいつつ作った」とのこと。高原に雲の影が流れていく景色を私も見たんですが、本当に綺麗だったんですよ…! 言葉でも絵でも表現しきれないので写真も貼っておきます。これを俳句にするとしたらみなさんはどうしますか?そして最後は次男! まだ字が書けないので私が代筆しました。「にゃんにゃんかいて つぎはわんわんかいて いぬかいて」いや高原関係ないんかーい! しかも偶然若干俳句ぽいリズムになっていました。すごいな。次男のフリーダム俳句です。ちゃんとあとで犬の絵も描いてあげました。家族5人の俳句を見比べてわかったこと以上5人の俳句が揃いました。俳句の良し悪しはよくわからないので順位をつけたりはしていませんが、みんなそれぞれ視点が違っていて、同じ場所で同じ経験をしているのに面白いなあと思いました。子ども達も楽しかったようで、ニコニコしながら「ぼくの(わたしの)俳句はどう?」と何度も聞かれ、「それぞれの良さが出たいい俳句だね!」と話しました。おそらく、何もせずに曽爾高原に行くだけだったら「綺麗だね」「良い景色だね」「気持ちいいね」くらいで終わっていたと思うのですが、今回は俳句を作るというミッションがあったお陰でより深く周りを観察したり、自分が感じるものに注意を払えたような気がします。他の人の俳句を聞いて「そうだそうだ、そんてこともあった!」と思い出すことも多く、思い出の色が増えていくようで楽しかったです。息子や娘にとっても自分が見たもの、聞いたもの、感じたものを文章にする良い練習になるので、また他の場所に行った時もやってみたいな!後日、みんなが書いた俳句を机の上に置いておいたら、子ども達がそれを読み上げて「これはお父さんの俳句だね」「これ、ひらがな書くの難しかったんだよ」「疲れたけど風が気持ちよかったよね!」と俳句を起点にその時のことを思い出して話していました。その様子を見て、「そうか、俳句も写真やビデオと同じなんだ! 読めばいつでもその時の記憶や風景を思い出せる、記録になるのか!」と当たり前のことに気づかされました。この連載をしていて「特別じゃない日を特別にすること」をしていますが、それをどう記録に残すのかも大事だよなぁ」とよく感じます。どんなに楽しい日々も、何か記録に残しておかないと子ども達は忘れてしまいます。だから、できるだけ写真や動画に残しているのですが、「俳句を残しておく」というのもとても良い記録の残し方なのかもしれません。ちなみに今回のハイキングで長男は自然の中を歩くのにハマったようで、次の週にも祖父祖母と一緒に奈良の山にハイキングに行きました。新しい趣味が増えて良かったね。文・イラスト むぴー
2024年06月10日株式会社毎日放送は、4月28日(日)ひる0時54分から放送するMBSテレビ『俳句×SDGsの未来教室』(関西ローカル)を俳句に精通するコラムニスト・犬山紙子氏に放送前に見ていただき、その率直な感想をコラムとして公開いたしました。『俳句×SDGsの未来教室』は、『プレバト!!』でもおなじみの夏井先生と、SDGsに詳しい編集者・南麻理江氏が全国で実施している出張授業の様子をお届けし、「俳句」と「SDGs」の2つの視点で地球の未来を見つめる教養バラエティ番組です。夏井いつき(俳人) 南麻理江(編集者)【コラム内容】犬山紙子俳句を詠むようになって、季語を知るようになって、自然にはただそこにある姿だけでなく、その景色を一皮剥けば、膨大な人々の感情を内包しているのだなと思うようになった。この原稿を書いている今は4月で春、花の季節である。これまでも桜が咲く姿には多幸感のようなものを感じていたけれど、「桜蕊降る」という季語を知ってからは桜の花びらが散ったあと、しばらくした後に小さな蕊がこぼれるように降る時期があることを知り、その姿からは春がそろそろ終わる静かで儚い気持ちを感じ取るようになった。季語を通して、自分と自然がリンクし、自然が少しずつ自分ごとになってゆく感覚。散歩をするだけで、たくさんの感情に出会えることは、なんだかこの世に祝福されているような、くすぐったい喜びがある。曇りの憂鬱な気持ちも、花曇りであると思えば、その憂鬱は美しさを伴うようになる。こういったギフトのような感覚は夏井いつき先生に教えてもらった。夏井先生の俳句の授業が見られるということで、うきうきしながら「俳句×SDGsの未来教室」を見る。生徒たちが季語について、「手触り、匂い、目、音、連想、味」の六つの感覚をもとにグラフにしてゆく。白シャツがお題の時に「味」の値を高くした生徒は「汗でしょっぱいから」と答えている。白シャツを「味覚」で捉えたことがなかったけれど、これから白シャツを見ると「しょっぱい」と思うようになるんだろう。しかし、この番組は俳句や季語の授業だけでは終わらない。SDGsに詳しい南さんが、古来から愛されてきた日本の季語が、環境破壊や温暖化などの影響でその意味がずれてきてしまうことを解説してくれるのだ。例えば、温暖化の影響により桜がダラダラ咲いてしまうようになってしまうかもしれないというのだ。桜といえば散る姿の美しさが私たちの心を動かすのに。その姿に乗せた感情たちの行き場もなくなってしまう。けれどもただ脅すだけではない。「じゃあ、どうすれば良いのか」「どういう方法で回復しているのか」まで提示してくれる。ここがすごく大切なところだ。まずは、私たちに季語を通して季節や自然、身の回りのものを6感を使って味わい、知ることを教える。次に、その豊かさはこのまま行くと持続可能ではなくなってしまう現状を伝える。それをふまえた上で、その季語が使われている俳句を見せ、俳句の意味がぐっと変わってしまうことを考えさせる。しかし、私たちの行動でそれらを持続可能なものに戻すことができるというメッセージを伝える。とても丁寧に番組が構成されていると感じる。俳句の持つ力を信頼しているからこそ、この構成になるんだろう。私自身、SDGsに対して興味関心を持って本を読んだり、学んだりしていたけれど、これらの問題をどう自分ごととして捉えるか、という点にとても苦戦していた。だからこそ俳句という、自然環境が自分ごととなる文化を通してSDGsを知る、というその方法になるほど!と膝を打ったのだ。娘にも見せたいと思っている。自分の住む世界の美しさを、それを守りたいという気持ちが自分ごととして芽生えるように思うからだ。最後に、SDGsには「ジェンダー平等を実現しよう」という項目がある。多くのテレビ番組では、まだまだ「男性の先生が、無知という設定の女性に教える」という構図が多く見られ、そこに悪意がなくとも「偉いのは男性である」という刷り込みが発生してしまう。けれどもこの番組の先生は女性である。全ての先生が女性である必要はない。けれども、教える側の性別のバランスが是正されてゆくことも、ジェンダー平等を実現する中の一つのアクションであると私は思っている。そういった意味でも、この番組は本当によく考えられて作られていると感じるのだ。【番組概要】『俳句×SDGsの未来教室』2024年4月28日(日) ひる0:54~午後1:54【出演】夏井いつき(俳人)南麻理江(編集者)村山輝星(俳優)清水麻椰(MBSアナウンサー)【内容】MBSテレビ『プレバト!!』(木・よる7:00放送)の俳句査定でお馴染み、俳人・夏井いつき先生は、SDGsに詳しい編集者・南麻理江氏と、全国の高校で出張授業を行っている。身近な言葉を「俳句」と「SDGs」という2つのレンズから眺めると世の中が立体的に見えてくる!言葉に対するイメージが大きく変わる特別授業「未来教室」の斬新な内容とは!?授業の様子を視聴者と同じ目線で見届けるのは、『プレバト!!』の俳句査定で3回連続「才能アリ」を獲得している俳優・村山輝星と、『プレバト!!』でアシスタントを務める清水麻椰アナウンサー。夏井いつき先生と南麻理江氏が訪れたのは、兵庫県神戸市滝川第二高等学校1年1組。言葉のテーマは、回転寿司。寿司ネタは五感で感じるともっと美味しい!?近い将来、多くの魚が食べられなくなる!?高校生の言葉の感覚を研ぎ澄ますべく、夏井先生が用意したのは「味の感覚」「手触りの感覚」「匂いの感覚」「目の感覚」「音の感覚」「連想」の6項目が記載された六角形のグラフ。生徒たちは「鮪」という言葉から直感でそれぞれを5段階で数値化し、各々の六角形を描いていく。しかし、そこから俳人・夏井先生の講義を受けると…数値がみるみるうちに大きくなり、六角形が変わっていく。俳句の視点で五感が刺激され、言葉に対するイメージが変化したのだ。続いて、南氏の講義が始まり、さらにSDGsの観点が加わる…乱獲や温暖化の影響でマグロやサバが危機に瀕している現実を知り、生徒たちは「自分が見えているものだけじゃないんだなと思いました」「発想がいろいろ飛んでとても新鮮な体験でした」「新しい視点で物事を考えることができました」と授業を受けていく中で、言葉を深堀りしていく。村山輝星は「連想がスゴく増えた」、清水アナは「いかにうかうか生きてたのか…28歳の私は焦ってます」と、この授業に大満足。昨年の5月から行っている2人の全国出張授業は、生徒の97%が「おもしろかった」と答えている。北海道東川高等学校では、洋服という言葉をテーマに特別授業を行う。「白シャツ」という夏の季語を例に、生徒たちは六角形のグラフを描き、俳句の視点から…SDGsの観点から…様々な見方・考え方で、ものごとを捉える力を養っていく。言葉の探究をすることで、明日から違う世界を見る。そういう目を持つ人間が育っていくに違いない。新発見だらけの楽しく学べる教養バラエティだ。夏井いつき(俳人) 南麻理江(編集者)清水麻椰アナウンサー 村山輝星(俳優) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月26日10月12日(木)よる7:00から「プレバト!!秋の3時間スペシャル」(MBS/TBS系全国ネット)を放送します。今回の見どころは、俳句「金秋戦」決勝&「水彩画コンクール」に加え、新企画「大漁旗アート」が登場!実りの秋の3時間スペシャルとなっています。金秋戦決勝戦に挑む!【内容】3時間にわたってお送りする秋のスペシャルでは、秋の俳句頂上決戦「金秋戦」の決勝、「水彩画コンクール」、新企画「大漁旗アート」をお届けします。俳句の「金秋戦」では名人・特待生による俳句予選会から4名が出場するほか、前回の“春光戦”のシード獲得者と永世名人の計6名が無条件でシード参戦となります。予選を勝ち抜いた4名と、シード6名の計10名で秋のタイトル王をかけて争う頂上決戦。夏秋連覇を目指す梅沢富美男の結果は?そして夏井いつき先生をうならせ、秋の俳句王に輝くのは誰だ!?さらに、水彩画の名人・特待生が頂点を目指して激突する「秋の水彩画コンクール」には、名人10段の光宗薫と田中道子、8段の辻元舞とHG(レイザーラモン)ほか、実力者たちが参戦。実力伯仲の田中、辻元、光宗、HGが火花を散らす戦いの行方は!今回はどんな名作が生まれるのか!?「大漁旗アート」は、この秋初登場の新企画!人口減少や後継者不足に悩む静岡の漁港から、元気になれる大漁旗を作ってほしいとのオファーが。挑むのは毎回様々なジャンルで斬新なアイデアを繰り出す千原ジュニアや、スプレーアートで結果を残す山下リオ、さらに芸術センスに長けた俳優・小手伸也と小松利昌ら。プロの職人が感服する傑作が続出します。<出演者>MC:浜田雅功清水麻椰(MBSアナウンサー)◆俳句タイトル戦「金秋戦2023」(※50音順)犬山紙子梅沢富美男皆藤愛子春風亭昇吉千原ジュニア藤本敏史(FUJIWARA)村上健志(フルーツポンチ)森口瑤子森迫永依横尾渉(Kis-My-Ft2)<見届け人>千賀健永(Kis-My-Ft2)立川志らく中田喜子査定:夏井いつき(俳人)◆秋の水彩画コンクール(※50音順)HG(レイザーラモン)黒崎レイナこがけん田中道子辻元舞とよた真帆光宗薫査定:野村重存(画家)◆大漁旗アート(※50音順)オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)小手伸也小松利昌千原ジュニア山下リオ【スタッフ】製作著作 :MBS制作 :吉本興業制作協力 :ビーダッシュチーフプロデューサー:上野大介プロデューサー :合田忠弘帯川航(吉本興業)林敏博(ビーダッシュ)総合演出 :水野雅之【番組公式サイト】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月12日歯科材料メーカーの株式会社松風は、歯をテーマにした絵本が無料で読める歯の知育サイト「はいく」上で、歯の大切さを考えていただくことを目的に、歯に関する俳句・川柳の募集を実施いたしますので、お知らせいたします。受付期間は、2023年4月18日(火)から2023年7月20日(木)で、入賞作品は「はいく」の語呂に合わせて2023年8月19日(土)に発表いたします。なお、入賞者には図書カード、当社製品である薬用歯磨「メルサージュ ヒスケア」及び同サイト上で掲載している歯をテーマにしたWEB絵本(非売品)を製本して贈呈いたします。また、今回はご応募いただいた句の数に応じた金額分(1句につき10円分)のオーラルケアアイテムをあしなが育英会に寄付いたします。たくさんのご応募をお待ちしております。絵本を読んで親子で歯に対する知識を深めるサイト「はいく」は、子供と保護者が一緒に絵本を読み、親子で歯に対する知識を深めていただくことを目的に運営している歯の知育サイトです。最大の特長は無料で読める松風オリジナルの絵本で、歯科医師の監修のもと製作しています。歯に関するサイトが多く存在する中、知識の提供にとどまらず、楽しく学びながら、歯科治療・予防を身近に感じていただけるサイト作りを目指しています。■薬用歯磨「メルサージュ ヒスケア」とは知覚過敏に有効な成分の配合に加えて、むし歯や歯周病の予防、着色性の汚れもしっかりと除去できる歯みがき剤です。フッ素1,450ppm配合。■募集概要<募集内容>「歯」に関する俳句・川柳※自作で未発表の作品に限ります。※一人何作品でもご応募いただけます。※俳句・川柳のどちらでご応募いただいても審査に影響はございません。※入選作品の著作権はすべて株式会社松風に帰属します。<応募部門>(1)一般部門(2)歯科医療従事者部門<受付期間>2023年4月18日(火)~2023年7月20日(木)※当日消印有効<発表>2023年8月19日(土)に、「はいく」ホームページ等で発表します。<応募方法>◆WEBでの応募「はいく」ホームページ上のお申し込みフォームから必要項目をご記入のうえ、送信ください。◆郵送での応募、FAXでの応募は公式サイトをご確認ください。<賞品>◆最優秀賞(各部門1作品)図書カード10,000円分、薬用歯磨「メルサージュ ヒスケア」1本及び「はいく」に掲載している「WEB絵本」5冊(製本版)をプレゼントします。◆優秀賞(各部門3作品)図書カード1,000円分、薬用歯磨「メルサージュ ヒスケア」1本及び「はいく」に掲載している「WEB絵本」1冊(製本版)をプレゼントします。※賞品の対象となる絵本は次の5作品です。「ぶすっとちゃん」「トゥース・フェアリーはごきげんななめ」「ライオンぼうやとサバンナのまじょ」「なに、たべたの?!」「おばあちゃんのハミガッキー」<注意事項>応募者の方の個人情報は、入選作品の発表時に氏名又はペンネーム、都道府県名及び医院名を添えて公表するほか、賞品の発送、本件に関する諸連絡にのみ利用させていただきます。<企画に関するお問合せ先>株式会社松風 営業部営業企画課企画係TEL:075-561-1179(9:00~12:00、13:00~17:00 土日祝を除く)(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年04月27日五七五のリズムに季語を入れて、風景や心情を描く、俳句。素敵な俳句に出会った時の感動は、心にジーンとくるものです。有名な俳人の母校に通っていたという松本(@Franchise_Matsu)さん。小学校では、毎月俳句を詠んでいたそうです。そんな松本さんにとって、「ずっと忘れられない」という一句がこちら。麦ご飯 秋刀魚(サンマ)の味噌煮 きのこ汁小学校の時有名な俳人の母校だったから毎月俳句を詠んでたんだけど、お兄ちゃんが5年生の時に詠んだ「麦ご飯 秋刀魚の味噌煮 きのこ汁」がいつまでもアタシの中で煌めいててウケる— 松本 (@Franchise_Matsu) January 26, 2023 こちらの句は、松本さん自身の句ではなく、お兄さんが5年生の時に詠んだものだそう。一見、料理名を3つ並べただけですが、『サンマ』と『きのこ汁』という、秋の季語が2つも入っています。料理のおいしそうな匂いが漂ってきそうな句には、7万件もの『いいね』と、たくさんのコメントが寄せられました。・情景が浮かんできて、笑ってしまった。最強の秋の俳句だ。・神すぎる。これほど華麗な飯テロには、今まで遭遇したことがないかも。・余計な表現を持たず、単語だけで秋の温かい食卓を表現するとは…恐るべき才能。・季語が入っていて、食欲の秋を見事に表している。秀逸ではないだろうか。このほか、「表現豊かな一句を詠めるお兄さんは、きっとグルメなのかも…!」といったコメントも。しかし、松本さんによると、お兄さんは食にあまり興味がなく、「給食の献立表から引っ張ってきただけだった」といいます。おまけに、「サンマの味噌煮じゃなくて、塩焼きだった気もする」というあやふやさ。お兄さんにとっても『奇跡の一句』だった可能性はありますが、俳句の魅力と奥深さを感じるエピソードですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月01日2022年7月27日、『怪談話』を語ることで有名な、俳優の稲川淳二さんがTwitterを更新し、反響を呼んでいます。稲川さんによると、数年前に俳句協会からある驚きの事実を打ち明けられたといいます。その内容とは…。「稲川淳二さんが夏の季語になりました」3,4年前に、俳句協会から「稲川淳二さんが夏の季語になりました」— 稲川淳二 (@Junji_Inagawa) July 27, 2022 という、ご連絡をいただきまして、身に余る光栄でありますが、どうやら私も夏の風物詩になったようです。— 稲川淳二 (@Junji_Inagawa) July 27, 2022 今日あるのも、偏に、ファンの皆さんとスタッフ関係者の皆さんの御蔭ですね。 感謝の気持ちでいっぱいです。— 稲川淳二 (@Junji_Inagawa) July 27, 2022 なんと、『稲川淳二』が、夏の季節を表す季語になっていたとのこと!季語とは、俳句を詠むうえで、春夏秋冬、新年の5つの季節を表す言葉です。夏、テレビ番組のホラー特集などで稲川さんが独特の口調で語るのを見て、恐怖で汗が引っ込んだ人は少なくないでしょう。長年、さまざまな場で怖い話を披露してきた稲川さんには、すっかり夏の風物詩としてイメージが定着していたようです!投稿には「すごい!おめでとう」「さすがです。長年の功績ですね」など祝福の言葉が寄せられています。また、「熱帯夜稲川淳二で涼む夜」「リビングで 一人見る 稲川淳二」など、早速一句を読む人も続出し、盛り上がりを見せていました。自身が夏の季語になったことについて「身に余る光栄」と話し、ファンや関係者に感謝の気持ちを示した、稲川さん。これからも、こわ~い怪談を語り続け、日本の夏を涼しくしてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2022年07月29日『せとチャレ!STU48』瀬戸内の魅力を再発見!芸術さんぽで俳句バトル『せとチャレ!STU48』(広島ホームテレビ)今回の放送は、STU48信濃宙花&中村舞がお笑いコンビ・マテンロウの2人(アントニー・大トニー)と、「俳句を楽しむ!芸術さんぽin愛媛」にチャレンジしました。正岡子規の意外な一面⁉4人は俳句のお勉強をすべく、近代俳句の形式を確立した俳句の父・正岡子規について掘り下げます。まずは「子規記念博物館」をお散歩!そこで、予想のナナメ上を行く正岡子規の意外な一面も明らかに!絶品スイーツかけて挑戦俳句を学んだ後、俳句考察&俳句バトルを決行します。絶品の映えスイーツ獲得を目指して、いざ勝負!しかし、4人は珍回答を連発!?どんな俳句が出来上がったのか…お楽しみに♪■放送予定広島ホームテレビ(HOME)▸日時:2022年6月30日(木)深夜0時15分~番組公式サイト : ※他エリアの放送予定は番組ホームページをご覧ください。■出演者◇STU48(信濃宙花・中村舞)◇ゲスト/マテンロウ(アントニー・大トニー)■番組紹介STU48のメンバーが、瀬戸内を舞台に様々なチャレンジを行い世界に羽ばたくべく己を磨く挑戦バラエティです。過酷なチャレンジから、ゆる~いチャレンジまで、STU48が全力で挑みます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月28日『百代の俳句』書影株式会社みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)が編集した『絵本のタイトル』 を、ポエムピース株式会社(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)から、2021年10月22日に刊行いたします。詳細 URL: 内容紹介江戸〜平成の俳句400年の歴史から、131人の1310句を選りすぐり!!一生そばに置いておきたい、名俳句大全編者は、谷川俊太郎、金子みすゞ、松尾芭蕉、太宰治などを中国に翻訳紹介し、日本の詩のブームという大反響を巻き起こした、国内外で注目の国際派詩人・田原(ティエン・ユアン)。日本の外からの目で、あまたの俳句を読みなおして集大成。誰もが知る名句や、これまで気づかなかった隠れた名句の数々との、あらたな出会いが驚きと喜びに満ちた感動をもたらします。日本文化の粋を見直し、次なる一歩をいざなうひらめきの源泉。時空を超えた俳句の宇宙を凝縮した奇跡の一冊!俳句ブームのなか、17音に秘められた力を呼び起こす、注目の書です。「古池の蛙」から「コンビニのおでん」の世界まで語らずして語る奇跡の詩、俳句!画期的な水先案内の書——高野ムツオ (日本現代詩歌文学館館長)【掲載俳人(掲載順)】松永貞徳、西山宗因、北村季吟、井原西鶴、山口素堂、松尾芭蕉、池西言水、小西来山、上島鬼貫、榎本其角、斎部路通、向井去来、服部嵐雪、立花北枝、野沢凡兆、森川許六、内籐丈草、広瀬惟然、斯波園女、各務支考、横井也有、加賀千代女、炭太祇、諸九尼、与謝蕪村大島蓼太、高桑闌更、黒柳召波、三浦樗良、加藤暁台、加舎白雄、高井几董、夏目成美、松窓乙二、小林一茶、井上井月、内藤鳴雪、村上鬼城、正岡子規、夏目漱石、松瀬青々、河東碧梧桐、高浜虚子、臼田亜浪、渡辺水巴、前田普羅、飯田蛇笏、原石鼎、杉田久女、芥川龍之介、種田山頭火、荻原井泉水、尾崎放哉、富田木歩、芝不器男、永井荷風、富安風生、長谷川かな女、阿部みどり女、竹下しづの女、久保田万太郎、水原秋櫻子、山口青邨、高野素十、後藤夜半、川端茅舎、阿波野青畝、橋本多佳子、三橋鷹女、中村汀女、永田耕衣、西東三鬼、中村草田男、山口誓子、秋元不死男、日野草城、富澤赤黄男、星野立子、大野林火、加藤楸邨、松本たかし、篠原鳳作、安住敦、細見綾子、石川桂郎、高屋窓秋、能村登四郎、石田波郷、渡辺白泉、桂信子、野見山朱鳥、佐藤鬼房、鈴木六林男、沢木欣一、森澄雄、金子兜太、野澤節子、飯田龍太、三橋敏雄、飯島晴子、高柳重信、波多野爽波、林田紀音夫、藤田湘子、宇佐美魚目、川崎展宏、石牟礼道子、瀬戸内寂聴、岡本眸、阿部完市、黛執、鷹羽狩行、山上樹実雄、上田五千石、寺山修司、宇多喜代子、矢島渚男、池田澄子、高橋睦郎、坪内稔典、攝津幸彦、西村和子、高野ムツオ、正木ゆう子、長谷川櫂、夏石番矢、小澤實、田中裕明、小川軽舟、西村麒麟、神野紗希『百代の俳句』より出版社より俳句は、世界でもまれにみる短い詩型の文学ですが、いまや世界各国に広まり、各地の言語・文化のもとで独自の詠まれ方もしているようです。では国際的な視点から、俳句を読みなおし、あらたに浮かび上がる魅力にそって編みなおしてみたら?そんなスタンスから選りすぐられたのが本書です。これまでよく知られていた名句は当然ながら、知らなかった名句もたくさん!131人、1310句という名句の海に身をゆだねてみると、ハッとさせる句や、すぐにはとらえられない句など、時間を忘れて漂いながら夢中になっていることに驚きます。ぜひ読者の皆さんも本書をひもとき、 至福の時間を過ごされることを願っております。著者プロフィール田原(ティエン・ユアン)詩人・翻訳家1965年中国河南省生まれ。1991年来日留学。「谷川俊太郎論」で文学博士号取得。城西国際大学で教鞭を執る。日本の詩や小説を中国語に多数翻訳。とくに谷川俊太郎、金子みすゞ、松尾芭蕉、太宰治の翻訳紹介は大きな反響をもたらし、中国における日本の詩のブームを巻き起こした。上海文学賞、台湾と中国で翻訳賞など受賞。中国語と日本語で詩作を続ける一方、評論・研究にも携わり、とくに谷川俊太郎論は高く評価されている。日本語詩集『石の記憶』(第60回H氏賞=中国人として初の受賞)『田原詩集』『夢の蛇』。近著『詩人と母』(松崎義行と共著)、絵本『ねことおばあさん』(絵:くさなり)など。書籍概要書籍名 :百代の俳句 〜誰もが知る名句から誰も知らない名句まで著者 :田原(ティエン・ユアン)定価 :本体2200円(税込)体裁 :四六判/312ページ/ソフトカバーISBN:978-4-908827-72-3URL : 会社概要商号 : 株式会社みらいパブリッシング代表者 : 代表取締役松崎義行所在地 : 〒166-0003東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階設立 : 2014年5月事業内容 : 図書出版全般URL : 本件に関する報道関係のお問い合わせ先株式会社みらいパブリッシング担当:安達電話番号:03-5913-8611 Email: adachi@publishers.jp 関連書籍詩を読みたくなる日 : 雑草・他 (詩の時間シリーズ) : 時間の入り口 | みらいパブリッシング : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月13日テレビ番組の影響もあって、俳句人気が高まっています。今や全国で子どものための俳句大会が開かれるほど子ども俳人が増えているのです。俳句には、語彙力や表現力を向上させる学びの要素がたくさんあります。短い文の中に思いを込める難しさと面白さ、知れば知るほど奥深い俳句の世界は、子どもの素直な感性を生かすのにぴったりです。「俳諧は三尺の童にさせよ。初心の句こそたのもしけれ。(三冊子)」と、あの松尾芭蕉も子どもに俳句を詠ませることを勧めています。そんな俳句の魅力に迫ってみましょう。俳句の歴史室町時代末期に広まった連歌、俳諧。17世紀に松尾芭蕉の『おくのほそ道』で確立された「蕉風俳諧」が俳諧のその後の流れを大きく変えました。江戸時代末期には衰退していた俳諧でしたが、明治時代に正岡子規を中心に盛り上がった文学運動(俳句革新運動)により、俳諧は俳句へと発展したのです。正岡子規が創刊した文芸誌『ホトトギス』は現在の俳句界の礎を築いたと言われています。俳句の魅力次に俳句を詠むことの魅力を詳しく見てみましょう。■感受性が育まれる俳句には季語があります。季節を表す句を作るためには、まず観察が大事。ものを見て、そのものや季節を感じて、表現する、その細やかな心に感性が宿ります。眺めているうちに愛着が湧いたり、興味が湧いたり、日常にワクワクを発見することで、そこからさらに世界が広がっていくかも知れません。■豊かな言語感覚が身につく俳句は五七五の17音に想いの全てを込めなければなりませんので、無駄を無くし、言葉を選ぶ必要があります。自分の言いたいことにぴったりな言葉を探しながら様々な語彙や表現に出会うでしょう。その過程で言葉の美しさに気づき、豊かな言語感覚が身についてくるのです。■年齢は関係ない俳句は季語などのいくつかの“決まりごと”さえ知れば、誰でも作ることができます。特別な道具はいりませんし、場所も選びません。親子で一緒に楽しむことができるのも魅力ですね。ピクニックに行った公園や、好きな食べ物のことなど、同じお題で句を詠んで、お互いの句を楽しんでみましょう。■心の拠り所になる得る聖路加国際病院名誉院長・日野原重明さんとの俳句の文通で話題になった小林凛くん。彼は壮絶ないじめの苦難を、俳句を綴ることで乗り越えました。俳句に心情を吐き出すことでなんとか自分を保つことができたのです。“表現する”ことは子ども自身の心の拠り所になり得ますし、親がそれを見て、子どもが何を考え、どう感じているのかという心の機微に気づくことができるツールにもなるのです。小学生が俳句を作るときの3ステップ俳句といってもどう始めればいいのか、俳句を作る“コツ”もよくわかりませんよね。子どもが作る俳句の魅力はのびのびと自由なところ。決まりごとがあるといってもあまり難しく考えず、子どもらしい感性で作っていいのです。俳人の金子兜太氏は著書の中で「俳句は遊びの延長であってほしい」と話しています。また最近は俳句を小学校の授業で取り入れている学校もあるようです。実際に小学生に俳句の指導をされた前田正秀先生の例がとてもわかりやすいのでご紹介します。(1)七五調のリズムを味わう「古事記」「日本書紀」の時代から続く日本古来の叙情形式である五七調と七五調は昔から日本人には心地よいリズムなのです。まずそのリズム感に馴染むことが俳句への第一歩。そのためには俳句の音読が有効だそう。手拍子も合わせるなど楽しくリズムを取ってみましょう。江戸時代の3大俳人である、松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶、明治時代の正岡子規の名句を鑑賞することは、俳句を始める際とても役に立つでしょう。ぜひお子さまと一緒に手拍子を取りながら音読してみてください。(2)「自分だけの発見」を俳句に最初は17音に言葉をはめることに集中しますが、慣れてくると内容にもこだわろうとするようになるのだそう。そんな時アドバイスするとしたら、「自分だけの発見」にこだわること。見たものを写生するように言葉する、体験を具体的に、家族や友達を題材にするなど。まずは興味を持った身近な題材から始めてみましょう。(3)気持ちを書かずに気持ちを表す題材が見つかったら、次は表現方法でのコツです。子どもは素直に嬉しかったこと、悲しかったことをそのまま言葉にするかもしれません。しかし俳句では直接表現よりも間接的な言葉でその感情を表して読者に想像してもらう方がいい句となります。初げいこ心も竹刀もまっすぐに(引用元:金子兜太監修(2014),『子どもと楽しむ俳句教室』p102, 誠文堂新光社.)このように場面を詠むだけで清々しい心意気の心情が表せると素晴らしいですね。ポイントは、「気持ちを書かずに気持ちを表す」ですよ。(4)俳句を鑑賞し合う俳句を作った後はお互いの句を鑑賞し合いましょう。友達同士でも親子でも、自分が作った句が褒められれば嬉しいですし、次の励みにもなります。人が作った様々な句に触れれば俳句を見る目も育ちます。子どもの俳句番組に出演した教育評論家の尾木直樹氏は、俳句を作る過程で心が解放され、イキイキと変わっていく子ども達の表情に感動されています。大人のものに比べるとひねりはあまり効いていませんが、率直な表現が心にストレートに響くのです。まずは素直に一句、始めてみましょう!***今の俳句人気の立役者と言える俳人、夏井いつき先生もおっしゃっています。「センスや才能がなくても誰でも簡単にできる。自分が思ったことやしゃべったことを俳句にできるとおもしろくなってくる」。夏井先生の元には小学生からもたくさんのファンレターが届くそうです。俳句は子どもたちをも魅了してしまう証拠ですね。俳句を詠むことで、日本語の幅が広がり、表現豊かになります。国際化が進むいまだからこそ、日本語の美しさを再認識し、言葉を大切にできる人が増えることはとても大事なのではないかと思います。(参考)心揺さぶる算数の授業をめざして|総合的な学習の時間「俳句づくり」Woman excite|感性を磨く俳句づくりのコツ文春オンライン|尾木ママが語る俳句の魅力「思わぬ自分、思わぬ他者を発見できる」毎日新聞|子育て親子 秋晴れに 言葉紡ぐ目 閃閃とコトバンク|三冊子金子兜太監修(2014), 『子どもと楽しむ俳句教室』, 誠文堂新光社.
2018年11月17日7月は陰暦で「文月」。由来は、七夕に短冊に詩歌を書いて献じたり、この時期に書物を夜風に曝す風習があるからというのが定説になっていますが、7月は稲穂が膨らむ時期であることから「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくみずき)」、「穂見月(ほみづき)」から来ているという説もあります。「LIMIA歳時記」では、季語と、それにまつわるストーリーを月に1回ご紹介しています。意外にも、「涼し」は暑い夏の季語今年の夏は暑そうですね。私は風鈴やござ、団扇など、昔ながらの情緒ある知恵で夏を乗り切ろうと思っています。それにしても、暑い日々が続くと、ああ、早く涼しくならないかな、という気分にもなるはず。ところが、この「涼し」という言葉、実は夏の季語なのです。たとえば暑い昼下がりに、さあっと風が吹き抜けて、「あ、涼しい」と思うことがありますよね。ほかにも、たとえば直射日光の当たる道路から木陰に入ったときや、どこからともなく風鈴の音が聞こえてきたとき。打ち水をしたとき。かき氷の看板を見たとき。そういうときに感じる、「暑さの中の涼しさ」が、季語でいう「涼し」というわけなのです。古来、夏の暑い盛りに涼を求めることを「納涼」と言い、この言葉は平安時代には既に和歌に歌われていました。今でも「納涼花火大会」、「納涼船」などといいますよね。『源氏物語』によると、平安貴族は、池の面を吹く夕風のなかで、釣りをしたり、詩歌の会や音楽の会を催して暑さを忘れたそうです。優雅ですね。「涼し」には、実際に体に感じる涼しさ以外に、心持ちを表現する場合があります。「涼しい顔」「涼しい目」などといいますが、これはまさに英語でいう「cool」というニュアンスですね。明治から昭和にかけて活躍した小説家・泉鏡花の、江戸時代を舞台にした戯曲『天守物語』に出てくる亀姫が、富姫に向かって「お涼しい、お姉様(あねえさま)」というシーンがあります。これは「お姉様、カッコいい!」という意味のセリフです。この『天守物語』は短い戯曲なのですが、「涼しい」という言葉がそれぞれ違うニュアンスで3回出てきます。ご興味のある方は、原作や映画、舞台などで確かめてみてはいかがでしょうか。【今月の一句】髪少しつめて涼しく結ひにけり高橋淡路女●文如月サラ(きさらぎさら)エディター、俳人。(株)マガジンハウスで『anan』『Hanako』などの編集者を経て独立。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程にて女性のエンパワーメントについて研究中。EDIT THE WORLD●イラストアネタイヨシコYOSHIKO ANETAI▼「LIMIA歳時記」ほかの記事も読む♪▼【LIMIA歳時記】6月は「水無月」。雨降りの季節が訪れます【LIMIA歳時記】5月は「皐月」。新緑が明るく光り始めます【LIMIA歳時記】4月は「卯月」。たくさんの花が咲き始め、本格的な春を感じます【LIMIA歳時記】3月は「弥生」。空気がゆるんで、動物が動き始めます【LIMIA歳時記】2月は「如月」。春の訪れを喜びましょう【LIMIA歳時記】1月は「睦月」。美しい日々を紡いでいきましょう
2018年07月23日俳句の歳時記や季語、と聞くと私には関係ないわ、という方もいらっしゃるかもしれません。いえいえ、歳時記には、日本人が長い時間をかけて季節をあらわすために紡いできた素敵な言葉がたくさん。今月から季語とそれにまつわるストーリーを月に1回ご紹介していきます。「初暦」で、新しくやってくる毎日をワクワク楽しみに新年は、家の中もピカピカ。家族も久しぶりに揃って気持ちも改まり、おごそかな気持ちになるものです。そんな月にご紹介したい季語が「初暦(はつごよみ)。」新年になって初めて暦を使うこと、また、その暦そのものをさしてこう言います。昔は京都の大経師暦(だいきょうじごよみ)、伊勢神宮の神宮暦、静岡県伊豆の三嶋大社の三嶋暦などが有名で、大経師暦は宮中に献上されていました。暦といえばV6の岡田准一さんが主演した映画『天地明察』のことを思い出す人もいるかもしれませんね。暦を作るというのは、政治も揺るがす大事業だったのです。そんな暦ですが、今年はどんなものを使いますか?私は日めくりカレンダーが大好き。日めくりカレンダーには、選日(「一粒万倍日」などのように古くからその日がどういう日柄であるかということを示す)、六曜(「大安」「先勝」など)、二十四節気や年中行事、月齢などが示されて、毎日の情報が満載。なによりも朝からピリッとめくることで、1日が始まるんだ、というリズムにもなりますからね。好きなデザインのカレンダーやお気に入りのスケジュール帳を眺めていると、ワクワクしてきませんか?これからどんな日々が私を待っているのだろう。そんな気持ちになれる「初暦」を眺めながら、新年の抱負を考えてもいいかもしれませんね。【今月の一句】初暦知らぬ月日の美しく吉屋信子●如月サラ(きさらぎさら)エディター、俳人。(株)マガジンハウスで『anan』『Hanako』などの編集者を経て独立。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程にて女性のエンパワーメントについて研究中。EDIT THE WORLD●イラストアネタイヨシコinstagram:@anetai_net
2018年01月05日日々、成長していく子どもたち。少しずつ変わっていくのは、子どもだけではありません。母になったことで見えてくる風景、人のあたたかさ、人生の過酷さなど、さまざまな場面と感覚があります。歌人たちは母親になった「わたし」をどのように作品に投影しているのでしょうか。■かけがえのないこの一瞬が楽しい「マスクしたまま面接を受けし子が人は見た目じゃないよと言えり」俵万智(『短歌研究』2016年3月号)まだ幼いとばかりおもっていた子が、「人は見た目じゃないよ」と、まるで大人のような受け答えをしました。どう見ても外見は子どもなのに、中身はいったいどうなっているの。自分が知らないところで覚えてきた言葉をすました顔で話す子ども。たのもしく感じる反面、さみしくおもう気持ちの両方がうかがえます。「温めし牛乳を飲む子の頬ゆ仏陀の微笑(みせう)うかびては消ゆ」武下奈々子(『樹の女』)「頬ゆ」は「頬より」という意味です。作者はホットミルクを飲む子を見ながら、お釈迦様をおもいだしています。ういういしい母と子の姿は1枚の絵のようです。■いとしすぎるから心の奥で痛みを感じることも「幽門の閉じてしまいし子の身体われはからっぽになり抱いていたりき」江戸雪(『椿夜』)歌集『椿夜』によると、作者の子どもは生後1か月で幽門狭窄症の手術を受けたことがわかります。生まれたての子が背負う大きな病を、どのように受けとめたらよいのかわからなくなり、まるで自分の体内が空っぽになったように感じています。痛々しい作品です。「こわいのよ われに似る子が突然に空の奥処を指すことも」江戸雪(『椿夜』)子どもが自分に似ているのがこわい。素直で自然な心境を「空の奥処を指さすことも」という具体的な描写にたくしています。空の深い部分には、いったい何があるのでしょうか。平易なことばだけで構成されていますが、奥行きがありミステリアスな1首です。 ■子離れは自分自身を見つめるチャンス「いつよりか恥ずかしがらず髭を剃る息子がをりぬ五月の鏡」米川千嘉子(『あやはべる』)息子はもうすでに子どもではなく、大人の男性に近づきつつあるようです。堂々と髭をそっている姿は、母親にしてみると恥ずかしいようなこそばゆいような、独特の感覚をともなうものなのでしょう。しかし、「五月の鏡」とさわやかにうたい、変になまなましくならずに後味のよい作品になっています。「古代ガラスのあわいくすみが吸う光 母の時間の過ぎた青空」東直子(『歌壇』2015年12月号)現代のガラスとちがい、古代ガラスは透きとおっていません。淡くくすんでいることにより、反射する光が鋭くならず、まろやかに屈折します。育児から解放され、自分の時間が増えた日常を絶妙なことばで表現しました。「自分の歌集をまた熱心に読んでゐる 娘の気配がふとなくなれば」花山多佳子(『木立ダリア』)「歌つくるわれの背後に他人(ひと)の歌読みあげてゐる娘なりけり」花山多佳子(『胡瓜草』)この作者は、父・娘・自分自身の親子3代で歌人です。娘がいるときには短歌実作者ではなく、意識して母親の顔をしています。母と歌人のあいだを行ったり来たりする自意識を冷静に詠んでいるのが、この2首の見どころです。母になった「わたし」を見つけるのは甘酸っぱく、ちょっぴりせつない気持ちになります。けれども、それはさみしいのではなく、とても心地よい感覚なのかもしれませんね。
2016年06月04日俳句にあって短歌にはないもの。それは「季語」です。短歌は俳句のように季節を感じる言葉を入れなければならないというルールはありません。しかし、1首の中に春夏秋冬が入ると、くっきりとした情景がたちあがります。■短歌で感じる「春」「春に来て春に去り行くこの町の貯金通帳二冊が終わる」大田省三(『第10回 若山牧水青春短歌大賞入選作品集』)作者は「二冊」の「貯金通帳」という具体的な小道具を使い、町への愛着となごり惜しさを表現しました。さりげない言葉の奥の感情が刺激されます。「置時計よりも静かに父がいる春のみぞれのふるゆうまぐれ」藤島秀憲(『すずめ』)しんとした春の情景画のような作品。「置時計よりも静か」という描写で父親の存在感が深く胸に響きます。■「草花」のうた春といえば桜。桜の花を題材に詠ったことがないという歌人は、おそらくいないことでしょう。しかし、いっせいに草が芽吹き花がわらう春の花は、桜だけではありません。「エタノールの化学式書く先生の白衣に届く青葉のかげり」小島なお(『乱反射』)着眼点が非凡です。青葉のかげが映る白衣とは、ポエジーにみちています。春の教室特有の、空気のやわらかさや、あたたかさが伝わってきます。黒板に向かってC2H5OHと書く、教師をながめている一瞬がドラマになりました。「宇宙時間思えば一瞬にも満たずわたしの記憶にパンジーが咲く」小島なお(『サリンジャーは死んでしまった』)はるかな「宇宙時間」と「わたしの記憶」のコントラストがあざやかです。まだ若い作者は、自分が生きてきた時間をパンジーに重ね合わせました。冬から春にかけて庭にひろがるパンジーのかれんさと、作者の感性がオーバーラップするようです。「菜の花の黄(きい)溢れたりゆふぐれの素焼きの壺に処女のからだに」水原紫苑(『びあんか』)桜や梅はフォーマルな花。けれども、あぜみちや、バス停にひっそりと咲く菜の花はカジュアルなイメージがありませんか? ところが、かわいた素焼きの壷や、無機質な生娘のからだにあふれる「菜の花」は、幻想的で、美しい毒をはらんでいます。陽気なだけではない、ミステリアスな名歌だといえるでしょう。■春の「余韻」「ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は」穂村弘(『ジンケート』)冷蔵庫をあけると卵を置くための独特の空間があります。あのくぼみにひと粒ずつ涙が落ちていきます。ぬるくてしょっぱい涙も落ちてしまえば、もう誰のものなのかわかりません。「ほんとうにおれのもんかよ」と、つきはなしているのは自分自身なのか、それともまた別の誰かのことなのでしょうか。悲しい場面に悲劇的にならず、ちょっぴり投げやりにうたう技法は上級者ならではのテクニックです。「音楽になる一歩手前のまっさらな風だけが吹いてゆける市街」井辻朱美(『コリオリの風』)風は、やがて音楽にかわるのでしょうか。急激にあたたかくなる春は風が強い季節。まっさらな、洗いざらしの木綿のような風がかなでる名曲に耳をすませてください。歌人たちはうたいます。きびしい寒さにたえて芽吹く木々の生命力を。まぶしい青空を。光と風を。そして、永遠にもどらない現在という、その一瞬を。春を詠んだうた。春に読みたいうた。春は、ドラマがはじまる季節です。
2016年04月11日最近、小中学校でも俳句コンテストをやったり、テレビ番組で辛口先生が俳句を添削するコーナーが人気だったり、俳句の面白さが広く見直されてきているようです。俳句に年齢は関係ないので、子育て中のパパやママは、子どもと競って楽しむこともできます。親子で俳句づくりに挑戦してみたいという方に、俳句を始めるにあたって、知っておきたいことをまとめてみました。子どものことばを俳句にしてみよう松尾芭蕉は俳諧は、三尺の童にさせよ。初心の句こそたのもしけれ。出典:『三冊子』という言葉を残しました。小さな子どもに俳句を作らせることをすすめています。子どもに俳句作りなんて難しいかなと、普通は考えてしまうもの。筆者もこれまで俳句を日常的に作ってこなかったので、なんとなく身構えていましたが、やってみるとまず大人が楽しくてハマります。普段暮らしている中に面白いことを探すので、なにげない日常が生き生きと面白くみえてくるのが魅力です。子どもの俳句を読むと、会話の中では拾いきれない子どもたちの心の機微がにじみ出ていたり、小さな子どもでも大人が思っている以上によく見ているなと感心するような句がたくさんあったりして、大人も勉強になります。俳句は年齢に関係なく同じ土俵で戦えるので、親子で取り組むと刺激しあってより楽しめると思います。「雪にシロップかけたらかき氷になるかな」「あの雲、○○みたい」忙しいときは、適当にあいづちを打って受け流してしまいがちな子どものつぶやき。そんなつぶやきに耳を傾けながら、日常の中にある面白いことを一緒に探してみましょう。今さら聞けない俳句の超基本ルール俳句は、五・七・五の十七音で作る短い詩です。その中に、季節を表す季語を入れること。ルールはたったこれだけです。制約があって難しそう、と感じてしまうかもしれませんが、これさえ守れば、誰でも俳句が作れるともいえます。「あじさいは きれいなお花 たからもの」(小学2年生の作品)子どもは難しく考えないので、さらっと一句できてしまうことも。季語の表す季節はひとつひとつ決まっていますが、中にはイメージと異なるものもあります。たとえば、「西瓜(すいか)」は夏のイメージですが、俳句では秋の季語です。俳句の季節は旧暦で決まるので、「バレンタインデー」は春、「母の日」「カーネーション」は夏です。「シャボン玉」や「ぶらんこ」「風船」なども、ある季節の季語ですが、どの季節だと思いますか? 気になる方は調べてみてくださいね。ネット上でも季語を調べるサイトは数多くありますが、「歳時記」という、季語の辞典のようなもので季語の季節や使い方を確認することができます。小中学生向けに書かれている歳時記も多くあり、手元に置いておくと便利です。(参考)・『 大人も読みたい こども歳時記 』季語と歳時記の会・著/長谷川 櫂・監修(小学館)初心者が手っ取り早く俳句をよむには、基本的な型に当てはめると作りやすいようです。初心者でもすいすい作れる基本的な型って?夏井いつきさんの著書『 100年俳句計画—五七五だからおもしろい! 』(そうえん社)では、「取り合わせ」という技法の中で最も基本的な型である、「五音の季語+季語とは関係のない十二音」で俳句を作るやり方が紹介されています。「五音の季語」+ ○○○○○○○・○○○○○○○○○○○○・○○○○○ +「五音の季語」○の中に自分の創作した十二音文を当てはめれば、俳句の完成です。この十二音の中には、「自分の目で見て、耳できいて、肌でふれて」感じたことを言葉にします。内容は五音の季語とはまったく関係のないものが面白く、どの季語と組み合わせるかによって、印象が大きく変わってきます。たとえば、春の季語で五音のものは、春の空、春の暮れ、春来る、春の風、風光る、山笑う、桜草、桃の花、葱坊主、牡丹雪、などがありますが、これらと「洗濯ものの山高し」という十二音を組み合わせてみると、以下のような句ができます。「春の空 洗濯ものの山高し」「春の暮れ 洗濯ものの山高し」「春の風 洗濯ものの山高し」それぞれ印象が微妙に変わってきますよね。「春の暮れ」だと、疲れがにじんでいる感じですが、「春の空」だと、たくさんの洗濯ものを前に「よしやるぞ」と気合が入る感じでしょうか。「春の風」だと、より爽快感がアップしますよね。帰省して家族で集まったときに、お題を決めて制限時間内に俳句を作ってみるのも、ゲーム感覚で楽しめそうですね。歳時記を片手に、俳句の世界にハマってみませんか。(KANA)
2016年03月11日伊藤園は7月2日、「第二十五回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の入賞作品2,000句を発表した。昨年11月3日から今年2月末日まで募集し、過去最多の1,739,401句の応募があった。最終審査は、俳人の金子兜太さん、安西篤さん、黒田杏子さん、星野恒彦さん、女優の吉行和子さん、写真家の浅井愼平さん、スタジオジブリの鈴木敏夫さん、書家の紫舟さん、明治大学教授のフィリップD.ジトウィッツさんの、各分野の第一人者9人で行われた。○竹岡佐緒理さんが文部科学大臣賞最高位賞である文部科学大臣賞には、「プロポーズされそうなほど冬銀河(ふゆぎんが)」(竹岡佐緒理さん・27歳・愛知県岡崎市)が輝いた。この作品は、冬の空気が澄み切った満天の星の下、ロマンチックな場所でプロポーズされることに憧れていた竹岡さんの想いを詠んだ句。大賞(小学生の部(幼児含む))に「初夢で富士より高く跳んでいた」(大高華音さん・12歳・埼玉県南埼玉郡)、大賞(中学生の部)に「君と解く桜の下の方程式」(黄輔立さん・15歳・静岡県静岡市)、大賞(高校生の部)に「冬の夜自転車をこぐ僕深海魚」(小川哲也さん・18歳・東京都小平市)が選ばれた。さらに一般の部A(40歳未満)に「僕がいる僕らはいない夏怒涛」(高橋優木さん・19歳・神奈川県川崎市)、一般の部B(40歳以上)に「金婚を祝ぐ三月のオムライス」(塚越隆司さん・78歳・群馬県太田市)、英語俳句の部に「a ski slope footprints of foxes next to the skis(訳: スキーのスロープ/狐の足跡が/スキーの板とならんで)」(板橋桂子さん・14歳・東京都町田市)が入賞した。○受賞作品は「お~いお茶」のパッケージに受賞作品は本年8月中旬頃から順次、日本茶飲料「お~いお茶」シリーズのパッケージに掲載される。また、この他6つの部門の大賞6句、優秀賞44句と、審査員賞9句、後援団体賞11句、都道府県賞240句、佳作特別賞1,689句を含む、計2,000句も順次パッケージに載る。同賞は、1989年にスタートした日本最大規模の俳句創作の公募コンテスト。入賞作品を製品パッケージに掲載すること、季語や五・七・五の定型等にとらわれず自由な感性で俳句を詠むというコンセプトのユニークさが特徴で、今回で累計応募総数が2624万4,854句となった。
2014年07月02日歯科材料メーカーの松風は、歯をテーマにした絵本が無料で読める歯の知育サイト「はいく」上で、歯の大切さを考えてもらうことを目的に、歯に関する俳句・川柳を募集する。応募期間は、「はいく」の語呂に合わせて8月19日から10月31日まで。入賞作品は11月8日の「いい歯の日」に、同サイト上にて発表する。入賞者には、「はいく」に掲載されている「WEB絵本」が製本されプレゼントされる。詳細は同社サイトから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月14日バイク王 バイクライフ研究所は、8月19日の「バイクの日、俳句の日」にちなみ、オートバイライフの魅力をテーマにした俳句と川柳の募集企画「バイクで俳句・川柳グランプリ2012」を開催する。募集期間は7月21日まで。受賞句は8月19日に発表する。同グランプリは、オートバイライフの魅力をユーザー・ノンユーザー問わず幅広い層に伝えることを目的に2007年から実施。これまでの開催で、計11,000句を超える俳句・川柳の応募があった。今年の賞品は、ツーリングなどの外出先でも活躍するアイテムを念頭に、ポータブルテレビを始め、アウトドア用アイスクリームメーカー、ポータブルチェアを用意したほか、大賞(1名)・優秀賞(3名)の受賞者には、それぞ30,000円、10,000円の賞金が贈呈される。俳句・川柳の応募は、特設ウェブページより受け付け。受賞句は、全日本川柳協会常任幹事・いしがみ鉄氏の選句により決定し、ウェブページにて発表する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月11日財団法人 日本数学検定協会は、3月14日の数学の日(円周率にちなむ)に合わせ「第1回数学川柳&数学俳句コンクール」の大賞を発表した。これは作家の森村誠一氏を選考委員長に迎え、2月29日までに応募された18,924句(川柳:15,437句、俳句:3,487句)の中から選ばれたもの。大賞のほか、優秀賞、特別賞も発表された。「第1回数学川柳&数学俳句コンクール」は、「数」「算数」「数学」のイメージを詠み込んだ句のことで、数や算数・数学の楽しさを広めるという主旨のもと、今年第1回目が開催された。選考委員長は作家の森村誠一氏。その他の選考委員は、やすみりえ(川柳作家)、榎本好宏(俳人)、林家久蔵(落語家)、塚越孝(フジテレビアナウンサー)など。1月10日から2月29日までの期間に集まった作品は、総数18,924句(川柳:15,437句、俳句:3,487句)で小学生以下から90歳以上までと幅広い年齢層から応募があった。また、日本だけではなく、海外から応募されたものもあったという。【大賞】川柳御破算で願いましては次の恋(兵庫県 松下弘美さん)【大賞】俳句初雪や三角定規ほどの坂(千葉県 須賀毅さん)【優秀賞】川柳だしひいてわってかければ卵とじ(静岡県 笹原勝志さん)【優秀賞】川柳早口で言えば舌かむ七の段(石黒元規さん)【優秀賞】俳句分数を解いている間に雪がふる(愛媛県 近藤泰樹さん)【優秀賞】俳句大声で九九暗唱の菖蒲風呂(北海道 江田耕三さん)【特別賞森村誠一賞】俳句黙祷の一分長し不如帰(大阪府 木本康雄さん)【特別賞やすみりえ賞】川柳九九だけは老いた脳にもリズミカル(奈良県 植松悦子さん)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月15日