俳優の長谷川博己が主演を務める、TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』(毎週日曜後9:00)が、14日にスタートする。今回は、主要キャストの一人となる俳優の木村佳乃を紹介する。本作は「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、長谷川演じるアンチヒーローを通して、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかけ、スピーディーな展開で次々に常識が覆されていく。日常のほんの少しのきっかけ、たとえば「電車に一本乗り遅れてしまった」「朝忘れ物をして取りに帰った」。たったそれだけのことで、正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。まさにバタフライエフェクトのような、前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメントを届ける。木村佳乃は、東京地方検察庁の検察官を演じる。日曜劇場枠への出演は『理想の上司』(1997年)、『輪舞曲-ロンド-』(2006年)に続き今回が3作目で、実に18年ぶり。主演の長谷川とは本作が初共演となる。長谷川演じる“アンチ”な弁護士と、木村演じる検察官がどう対峙するのか注目だ。
2024年04月13日映像ではもちろんのこと、舞台でも深い印象を刻み続けている俳優・林遣都。倉持裕の書き下ろし新作『帰れない男〜慰留と斡旋の攻防〜』では、招かれた屋敷から帰れなくなり、次第に正気を失っていく男を演じる。そんな不可思議な物語と役に林を望んだ倉持は、林の初舞台を手掛け、彼を演劇に引き込んだ作・演出家。初舞台以来の倉持作品に、林もやはり特別な思いを抱く。この顔合わせだからこそ生まれるものが、必ずありそうだ。どれだけ変化しているか倉持さんに見てもらいたい──林さんが初舞台を踏まれたのは、今回の作・演出を手掛けられる倉持裕さんの『家族の基礎』(16年)でした。そのときの楽しさから演劇に惹かれていったとコメントされていますが、まず、当時どんな経験をされたのか教えてください。稽古で長い時間をかけてみんなでお芝居を作っていくという経験をしたことがなかったので、映像の現場では味わえないその日々が刺激的で新鮮でした。倉持さんをはじめ、舞台経験が豊富な共演者の方々から演劇というものに対する熱を感じて、こんなにお芝居を追求している人たちがいるんだと感動したのを覚えています。それは同時に、自分の力のなさを痛感した期間でもありました。──具体的に、例えば倉持さんから言われて覚えていることはありますか。立ち稽古が始まったときに倉持さんから名指しで言われたんです。「映像と同じようにやっていても何も伝わってこない」と。その言葉は鮮明に覚えていて、今に至るまでずっと、舞台をやるうえでの基盤になっていますし、自分のお芝居の幅の狭さに気づかされました。──稽古と本番を重ねる中で、幅が広がってきたという感覚はありましたか。あの作品のときはまったくなかったです(苦笑)。やろうと思ってもすぐにはできなかったので。でも、あの倉持さんの言葉がなければ、自分の中で何かが止まっていたかもしれないですし、その後も気づけないことがいっぱいあったと思うので。ああいう言葉をかけてくださったことで、自分が向上していくための武器のようになっていますね。──それから8年。その間、倉持さんとはどんな交流があったのでしょうか。観に行った劇場でお会いしたり、別々の作品をやっているときに稽古場が同じですれ違ったり、そのたびに必ず、「またいつかやろうね」とやさしい言葉をかけていただきました。ずっと舞台をやり続けて、自分がどれだけ変化しているかを倉持さんに見てもらいたいなという思いはずっとありました。──ついに、その機会が訪れたわけですね。いやもう本当にうれしいです!自分が大事にしてきたことを信じて──倉持さんが久しぶりの林さんと一緒につくりたいと思われたのは、『帰れない男』というタイトル通り、親切にした女性に招かれて来た屋敷から帰れなくなる、というちょっと不思議な物語。発表時に倉持さんは、「舞台に出現する不可解な世界は、たいてい主人公の精神から発生していて、すると自ずと、そんな風に世界を丸ごと構築してしまうような、強い精神力の持ち主に見える俳優が必要になってきます。そこで、それには林遣都がぴったりだと思いました。あの頑なな目。直進が似合う身体――。僕が彼に感じる魅力は、着実にキャリアを積み重ねてきたことで、より濃くなっている」というコメントを寄せられていました。あの倉持さんの言葉は本当にうれしかったです。いつからか僕がお芝居をするうえでとても大事に思うようになった部分を、見てくださっていたんだなと。僕は、役者が見たもの、想像したものを信じて魂を込めて演じていれば、同じものがお客さまにも見えて伝わるはずだというような、お芝居の可能性みたいなものを追求してやっているところがあるんです。不可解な世界が描かれる今回は、見えないものを想像して自分の中に落とし込んでいくことがより重要になると思うので、自分が大事にしてきたことを信じて、ぶつかっていきたいと思います。──その不思議な世界には、林さん演じる屋敷に招かれる男と、招いた若い女(藤間爽子)、女の年の離れた夫で屋敷の主人(山崎一)、連れ戻しに来る男の友人(柄本時生)といった人物が登場します。どんな人間模様が展開しそうでしょう。M&Oplaysプロデュース『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』キャスト:上段左から)藤間爽子、林遣都、柄本時生下段左から)新名基浩、山崎一、佐藤直子今回登場するどの役もみんな何を考えているかわからないんです(笑)。山崎一さんは、『友達』(21年)という舞台でご一緒して、あんなに何を考えているかわからない怖い目はないと思って憧れたので、今回も怖くてしょうがないだろうなと思いますし、ほかの初共演の方々とのお芝居も本当に楽しみです。恐らく、欲望や執着心、謙虚でいるつもりで実は人に対して優位に立っていたい気持ち──わかりやすく今風に言うとマウントを取りたがる感じ──とか、人には言えないけど自分にもあると認めざるを得ない恥ずかしい部分が、どの人物にも出てきて、人間ってこういう弱くて滑稽な生き物だよなとひしひし伝わってくると思います。──演劇を続けてきて、今、舞台はご自身にとってどんな場所になっていますか。お芝居をするうえで自分が変化したり向上したりしていることを、最も実感できる場なのかなと思います。やればやるほど、お芝居の新しいスキルみたいなものを身につけることができますし、これは一生続けなければいけないことだと思っています。そして、観る側としても、舞台は絶対になくてはならないものだと思っていて。それこそ倉持さんの作品も、登場人物や物語の細かい説明がなくても、演じる側と観る側の想像力でどんどん作品の世界が広がっていく。そういう共有ができるのは、何とも言えない魅力的な空間だと思うんです。とくに今の時代は、想像する力が失われて、ちゃんと物事や人の本質を見ることができなくなっているんじゃないかとも思うので。想像力が衰えないようにそこに刺激を与えられる舞台は、大切にしていかなければいけないなと思います。今も焼き付いて忘れられない大竹しのぶさんの姿──舞台に立つ役者として、改めて目指したい像みたいなものも出てきましたか。自分の中では、『フェードル』(21年)という舞台でご一緒した大竹しのぶさんに強く影響を受けているところがあります。稽古での取り組み方はもちろんのこと、舞台上で見せる表情や目の輝きやすべてから、その役として生きていることが伝わってきて、そこまで役に作品にお芝居に身を捧げられたら、お客さんも心動かされて当然だ、と思わされたんです。あの時の大竹さんの姿は今も焼き付いて忘れられなくて。舞台に限らず、映画でもドラマでもどのジャンルにおいても、お芝居をするうえではそれが常に目指すべきところだろうなと思っています。今回もそこに近づけるように、日常を忘れる勢いで、自分の全部を注ぎ込んで舞台に立ちたいと思います。取材・文:大内弓子撮影:石阪大輔<公演情報>M&Oplaysプロデュース『帰れない男~慰留と斡旋の攻防~』作・演出:倉持裕出演:林遣都、藤間爽子、柄本時生、新名基浩、佐藤直子、山崎一【東京公演】2024年4月13日(土)~5月6日(月・休)会場:本多劇場【愛知公演】2024年5月9日(木)会場:Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール【島根公演】2024年5月12日(日)会場:島根県民会館大ホール【富山公演】2024年5月15日(水)会場:富山県民会館ホール【大阪公演】5月18日(土)・19日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【仙台公演】2024年5月22日(水)会場:電力ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年04月03日AKB48・柏木由紀(32)の卒業コンサートが16日、神奈川・横浜のぴあアリーナMMにて開催。OGメンバーの高城亜樹と倉持明日香がサプライズ出演し、3人組ユニットのフレンチ・キスが再集結した。AKB48の最年長メンバーで、17年間在籍した柏木。卒業コンサートはソロ曲「火山灰」からスタートした。コンサート中盤、高城と倉持がサプライズ登場し、フレンチ・キスが再集結すると、会場は大盛り上がり。3人で「If」を披露した後、「フレンチ・キスで~す!」と挨拶した。柏木は「2015年ぶりにフレンチ・キスが復活しました! ここで再結成するしか。ここしかないと思って」と説明。そして、「カッコ悪い I love you!」も披露し、会場を盛り上げた。柏木由紀は1991年7月15日生まれ、鹿児島県鹿児島市出身。2006年、「第三期AKB48追加メンバーオーディション」に合格。翌年、AKB48劇場でのチームB 1st Stage「青春ガールズ」初日公演において、初代チームBの一員として公演デビューした。撮影:蔦野裕
2024年03月16日長谷川博己主演の日曜劇場「アンチヒーロー」に木村佳乃が出演することが分かった。ビジュアルとティザー映像が解禁された。長谷川博己がたとえ犯罪者である証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取る、殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチ”な弁護士を演じる本作。この度出演が決定した木村佳乃は、長谷川さん演じる弁護士と相対する、東京地検の検察官役を演じる。日本の刑事裁判の有罪率は99.9%と言われているが、その数字は、検察が起訴すれば裁判で結果が覆ることはほぼ無いことを意味する。木村さん演じる東京地方検察庁の検察官と、長谷川さん演じる主人公・犯罪者を無罪にする“アンチ”な弁護士は裁判でどのような戦いを繰り広げるのか?木村さんは、主演を務めた金曜ドラマ「恋する母たち」(2020年)をはじめTBSドラマに数多く出演、日曜劇場枠への出演は「理想の上司」(1997年)、「輪舞曲-ロンド-」(2006年)に続き今回が3作目で、実に18年ぶりとなる。また主演の長谷川さんとは本作が初共演。2人がどう対峙するのかにも注目だ。■コメント<木村佳乃>検察官役を演じるのは『アンチヒーロー』が初めてです。役をいただいてからクランクインまでの間、勉強のために裁判の傍聴に行かせていただきました。日本は法治国家なので罪を犯したら法で裁かれるというのは念頭にありながらも、実際に裁判を傍聴すると“どっちが正しいんだろう?”と揺れ動く場面が多々あり、裁くことは奥深く難しいことだと実感しました。ドラマの中で「人が人を裁くことの危うさ」というセリフが登場しますが、まさにその通りだなと思うと同時に、コンプライアンスなどセンシティブなこの時代に、これをドラマでやるというのは攻めているし、面白いと思いました。私が演じる検察官は、正義なのか?悪なのか?と視聴者の皆様に想像していただきながら観ていただけたらうれしいです。<プロデューサー・飯田和孝>弁護士が正義なのか、検察官が正義なのか? それともどちらも正義で、どちらも悪なのか? このドラマでは、非常に曖昧な「正義」というものを、自身の信念だけを頼りに扱っていく人物たちを生々しく描いていきます。画面を見ていると、木村さん演じる検察官は、凛としている中にも、何か鋭い刃のようなものを備えているように感じます。華やかさ、しなやかさ、柔らかさ、厳しさ、切なさ、豪快さ、木村さん演じる検察官を表現する言葉として一体どれが適切なのか、視聴者の皆さんと一緒に私も探していければと思っております。日曜劇場「アンチヒーロー」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月12日2月13日「SmartFLASH」が、3月5日に放送されるスペシャルドラマ『テレビ報道記者』(日本テレビ系)のロケに臨む木村佳乃(47)の近影を報じた。記事は、木村を“かなり痩せた様子”と指摘しており、確かに少しほっそりしたように見える。木村といえば、旧ジャニーズ事務所の性加害問題を受け、被害者への保証会社「SMILE-UP.」の新社長に就任した夫・東山紀之(57)を献身的に支えている姿がたびたび報じられてきた。「ちょうど被害者への補償対応が始まった昨年11月、『FLASH』が東山の自宅前に配備していたガードマンが“立ちション”をしていたとして、近隣住民とトラブルになっていることを報じました。このガードマンは木村さんが手配したといい、結果としては不名誉な形にはなってしまいましたが、家族を守ろうと必死な様子がうかがえます。また、当初は東山さんが新たに設立されるエージェント会社の社長も兼務する予定でした。その際木村さんは、社内に少しでも東山さんの味方が増えるようにと、芸能関係の広報で働いていた親友を新会社のスタッフとして推薦したそうです」(芸能関係者)事件への対応と事務所の立て直しに追われる東山をそばで見守っていた木村。一方、当事者である東山も事務所の問題に奔走してきた。■東山は「表に出たくない」と漏らすほどの憔悴ぶり…「騒動の前にも、たびたび社長就任がメディアで取りざたされてきた東山さんですが、そのたびに“90歳まで舞台に立ちたい”といい、社長就任を否定していました。しかし今回、の性加害報道を受け、年内でタレントを引退し社長に就任することを受諾したのです」(前出・芸能関係者)だが、経営者としての経験のない東山が、事務所社長による性加害という深刻な問題の収拾を図るのは簡単なことではなかった。1度目の謝罪会見では、ジャニーズ事務所の屋号を変更しないと発表し、世間から批判が殺到。さらに、2度目の記者会見では社名変更を発表したものの、指名NGの記者リストの存在が明らかになりまたも批判を呼ぶことに。中途半端な対応は許されない今回の事件。東山は夢を諦めただけでなく、重大なプレッシーを背負うことに。12月中旬、本誌は、最後の表舞台となったディナーショー前後での東山の憔悴ぶりを報じている。「東山さんは『表に出たくない』と周囲に漏らしていたそうです。目立つことはしたくないとディナーショーの会見を辞退したり、プレスリリース用の写真撮にも消極的だったそう」(前出・芸能関係者)新社長としての重荷は相当なものだったようだ。2024年に入り、東山が務める“補償業務”は少しずつではあるが進展を見せている。SMILE-UP.社は1月31日に「被害補償特設サイト」で、170人に対し補償金の支払いを済ませたと報告した。とはいえ、補償受付窓口への申告者数は948人に上るといい、今後もさらなる対応が求められることになる。夫婦でこの困難を乗り越えていけるかーー。
2024年02月14日松本清張ドラマスペシャル「ガラスの城」の放送が決定。主演は、松本清張作品に初挑戦の波瑠。木村佳乃も出演し、朝ドラ「あさが来た」以来、約8年ぶりに共演する。都心に颯爽とそびえ立つガラス張りの高層ビル。選りすぐりのエリートが集い、まさに壮麗なガラスの城ともいうべき華やかさを放つ大手商社の実態は、出世欲、名誉欲、支配欲、愛欲、承認欲求、自己顕示欲といった“複雑に絡み合った”欲望が渦巻く迷宮だった――。「ガラスの城」は、社員旅行中に起きた不穏な殺人事件を糸口に、一流企業にはびこる様々な欲望と犯罪の構図を鮮烈に描いた社会派ミステリー。今回は、舞台を大手商社に移した令和版としてスペシャルドラマ化。時代を超えてもなお色褪せない重厚なテーマはそのままに、令和ならではの企業体制や捜査方法、登場人物を加えながら、胸を貫く新たな刺激と見応えに満ちた「ガラスの城」を再構築する。国内有数の大手商社「實友商事」に勤めるエリート社員たちが、修善寺で社員旅行に興じる中、期せずして発生した殺人事件。部長が何者かに殺されるという驚愕の事件を機に、これまで徹底的に隠蔽されてきた社内の膿を露呈していくことに。闇深き本事件の独自捜査に乗り出すのは、波瑠さん演じる主人公・的場郁子。出世とは無縁の一般職として地道に働く的場だが、彼女にはとんでもない秘密が。やがて警察からもマークされてしまう。木村さんが演じるのは、出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子。社員旅行先で部長の社内不倫現場を目撃した直後、部長が殺される事件が発生したため、SNSの非公開ダイアリーで独自推理を展開。そして三上もまた、誰にも言えない秘密を抱えている役どころだ。事件の推理を始めたことで、想定外だった震撼の事件も誘発されてしまう。波瑠さんは「演じるうえで面白さを感じる半面、初日の撮影が終わった直後は開口一番『難しい!』と口走っちゃいました(笑)。今回の物語は前半が三上さん、後半は的場郁子…と、目線が変わるのですが、三上さん目線で映る的場郁子は何を考えているか分からず、怪しい女性なんです。でも、後半では表現される人間性がまた変わってくるので、実は今もまだ結構手探りなんですよ。さらに、周りに親しい人もいないという、ネガティブな部分もあるキャラクターを演じるのも久しぶり。実は、こういう不思議な役柄はキャラとして変に演じようと思えばいくらでもできるんですけど、今回はあくまで地に足をつけて演じたかったんです。そのバランスの落としどころが難しいなと思いました」と話す。木村さんは「表向きは仕事をバリバリやって生活も充実している、すごく強い女性ですが、実は“表には一切出せない自分だけの顔”もある。非常に複雑で、なんとも哀しい女性です。演じるうえではこの二面性をハッキリ表現したいなと思っております。実は今回、心の声を発するモノローグが多いんですけど、そこで彼女は周囲に対してすごく毒づくんですよ(笑)。そういった非常に人間らしい本音と建前も、魅力的に表現できたらいいなと思っております。演じ甲斐がある役で、撮影していてもすごく楽しいです!」とコメント。お互いについては「当時は方言のあるセリフを覚えるのにいっぱいいっぱいで、あまりお話もできなくて…。だから、今回またご一緒できてうれしいです! 佳乃さんは太陽みたいな方で、現場に入られると、空気がパーッと明るくなるんです」(波瑠さん)、「まさに的場さんそのものでした!絶対に気軽には話しかけられないような、どこかミステリアスで掴みどころのない不思議な雰囲気をまとわれていて…。あれほど華のある方なのに、完全に存在を消していらっしゃって、すごいなと思いました」(木村さん)と語っている。なお、「あさが来た」や大河ドラマ「青天を衝け」などを手掛け、2人とも親交の深い大森美香が脚本を担当。「未解決の女」「名前をなくした女神」の樹下直美がメガホンを取る。松本清張ドラマスペシャル「ガラスの城」は2024年新春、テレビ朝日にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年10月31日倉持裕と杉原邦生という注目の初タッグで、現代を舞台に特異な人間が存在する不思議な世界を描く青春ファンタジー『SHELL』。 キャストには石井杏奈、秋田汐梨ら若手から岡田義徳といったベテランまで個性豊かな俳優陣が集結した。公演まで1ヶ月を切ったタイミングで、キャスト・スタッフが一丸となって取り組む熱気溢れる稽古場の様子が公開された。この日行われたのは、冒頭から3場まで。 あることをきっかけに交錯する、学生たち、盲目の女性、娘との関係に悩む父という3つの軸に関する導入とOPのダンスシーンまでの流れだ。「流してみようかと思います」という言葉にキャスト陣から「やってみよう!」「いけるいける!」と明るい声が返り、和気あいあいとした雰囲気で稽古がスタートする。希穂役の石井は、クールな雰囲気を放ち、静かながら目を惹きつける存在感がある。咲斗との会話で見せる穏やかさ、未羽たちと言い争う時のどこか一線を引いているような佇まいが印象的だ。 未羽役の秋田は、ハキハキとした強気な態度で、短いシーンでも彼女の性格やクラスでの立ち位置を表現。高木と出会う場面では、これから何が起きるのかというワクワクを感じさせてくれる。また、SEや音楽が雰囲気を一瞬で変えるのが面白い。 「松田先生が突然学校に来なくなった」という事件についての生徒たちの話し合い、盲目の女性・長谷川と隣人の会話、高木と娘の気まずい空気など、ひりついたシーンに様々な音が臨場感や深みを与えていた。ここから3つの世界がどう交わり、ストーリーがどう展開していくのか期待が高まる。キャストの人数が多く、椅子を使った動きなどもあるため、安全に気を付けながらフォーメーションや移動時のタイミングを細かく確認・修正していく。OPのダンスにおいても作品のテーマや世界が伝わるように話し合いながら振りを変えたり、意図しない意味が生まれないように調整したりと、こだわりを持って進めていた。緊張感があり動きも激しいダンスのため、休憩に入るとキャスト陣からは安堵のため息や「疲れた!」という声も上がるが、すぐに各所で振り付けの練習や小物の設置場所についての確認が始まる。また、杉原の「移動するときもう少し忍者っぽくできないかな」という声を受けて各々がイメージする忍者走りを試したり、変更箇所について杉原に「すぐやって大丈夫?」と聞かれた秋田が「大丈夫じゃないです!」と素直に答え笑いが起きたりと、気軽にアイデアや意見を発信できる環境が見て取れる。クリエイター陣が丁寧に指示を出してブラッシュアップしていくと同時に、キャスト陣も主体的に動いて作品を練り上げている印象を受けた。稽古場取材会に合わせてオフィシャルコメントも到着した。演出杉原邦生若き俳優たちの溢れるエネルギーと瞬発力、少しだけ先輩な俳優たちの豊かな発想と安定感、そして、スタッフたちの惜しみない情熱と技術により稽古場は躍動し続け、日々がアッという間に過ぎていきます。さらに、次から次へと届く原口沙輔くんのオリジナリティ溢れる音楽によって新たな視点が加わり、これまでの演出作品にはない大きな手応えを感じています。初日までの残り約3週間、稽古場で試せることを試し尽くして、お客様に刺激的な時間をお届けしたいと思っています。ぜひ楽しみにしていてください!伊藤希穂役石井杏奈伊藤希穂役の石井杏奈です。10月からキャスト、スタッフの皆様と素敵な作品を作るべく稽古に取り組んでいます。物語を濃くするために照明や音楽と同様に、踊ったり触れ合ったり人間で魅せる表現が沢山あり、見応えのある舞台になっています。演出家の杉原さんや大人の役者さんたちもとても優しく、同世代の役者さんも多く笑顔の絶えない稽古場です。日常の中に非日常が存在する不思議な世界のお話ですが、もしかしたら現実でもそれぞれ見えている世界が違っていて自分の生活と重ねながら楽しめる舞台になっていると思います。みんなで作る物語が多くの方に届くことを願っています。沢木未羽役秋田汐梨具体的なセットや小道具などをあまり使わずに、人や音楽で空間を作り上げるという舞台になっています。私が今までに経験したことのない体の使い方をして空間を表現しなければならず、日々筋肉痛と闘いながらお稽古に励んでいます。私が演じる未羽は、学校を変えたいという強い正義感を持つ女の子です。高木が希穂に見えたことから、物語がジェットコースターのように進んでいくのですが、感じたままの感情を表現することを意識しつつ、広い会場で後方の方のお客様にも感情が伝わるようにはどうしたら良いのか、日々模索しています。観る人それぞれが各々の思う世界観を投影してもらえる様になっているので、その不思議な世界観を楽しみに見に来てくださると嬉しいです。高木憲一役岡田義徳台本を頂いた時、倉持さんの不思議な世界観を杉原さんがどう演出するのかワクワクしました。実際、今、稽古をしていますが、若い皆さんと沢山のディスカッションを重ねて一場、一場、丁寧に作っています。日々、成長をしているキャストを観ていると自分も色々と勉強をさせてもらいながら共に成長しているのを感じています。SHELLこの舞台を観てくださる方が、観終わった後、何かしらを感じ持って帰って頂けたらと思います。本作は11月11日(土)よりKAAT神奈川芸術劇場ホールにて開幕。新進気鋭のクリエイター陣と俳優たちが生み出すオリジナル作品に期待しよう。KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 『SHELL』作:倉持裕演出:杉原邦生音楽:原口沙輔出演: 石井杏奈 秋田汐梨石川雷蔵 水島麻理奈 成海花音 北川雅 上杉柚葉 キクチカンキ 香月彩里近藤頌利 笠島智 原扶貴子岡田義徳藍実成 秋山遊楽 植村理乃 小熊綸 木村和磨 古賀雄大 出口稚子 中沢凜之介 中嶋千歩 浜崎香帆スタッフ舞台美術:佐々木文美 照明:吉本有輝子 音響:稲住祐平 衣裳:丁瑩 ヘアメイク:国府田圭振付:北川結、仁科幸 演出助手:日置浩輔 舞台監督:藤田有紀彦 制作進行:ycoment会場: KAAT神奈川芸術劇場日程: 2023 年 11 月 11 日(土)~26 日(日)◇=S 席平日夜割開場は開演の 30 分前◎託児サービスあり 公演一週間前までに要予約・有料(マザーズ 0120-788-222)チケット料金(全席指定・税込):S 席:6,800 円 S 席平日夜割:6,500 円 A 席:4,800 円神奈川県⺠割引(在住・在勤/S 席のみ):6,000 円U24 チケット(24 歳以下):3,400 円 高校生以下割引:1,000 円 シルバー割引(満 65 歳以上):6,300 円※神奈川県⺠割引は、チケットかながわの電話・窓口にて 8 月 26 日より取り扱い(前売のみ、枚数限定、要 住所確認)※U24・高校生以下・シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEB にて、9 月 9 日より取り扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)※車椅子でご来場の方は、購入前にチケットかながわにお問い合わせください。※未就学児の入場はご遠慮ください。 ※営利目的の転売禁止。※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。チケット取り扱い:チケットかながわ 0570-015-415(10:00-18:00)窓口:KAAT神奈川芸術劇場 2 階(10:00-18:00)チケットぴあ [P コード:520-384]イープラス ローソンチケット [L コード:31365]お問合せ: チケットかながわ 0570-015-415(10:00-18:00) 公式サイト: 主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会ツアー[京都公演] 京都芸術劇場 春秋座 2023年12月9日(土)15時開演、10 日(日)13 時開演主催:京都芸術大学 舞台芸術研究センターお問合せ:京都芸術大学 舞台芸術研究センター 075-791-9207 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月19日KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『SHELL』が2023年11月11日(土)~26日(日)まで同劇場で上演される。脚本家の倉持裕と、演出家の杉原邦生という演劇シーンを牽引する二人の初タッグ作品として注目したい。倉持は「(同劇場芸術監督である)長塚(圭史)さんから『貌』というテーマを言われて。『家族のカタチ』といった観念的なものを示そうかとも思ったが、直接的に『顔を変えて生きている人間』を主人公にすることにした。ただ、変身を便利に使ってしまうとヒーローものになってしまうから、それが枷になっている話にしようと思い......」などと本作の着想を語る。本を託した杉原に対しては「本当に楽しみ。邦生くんの演出はオシャレだから。彼の演出で、舞台の空間に余白がいっぱいある美しい作品を観てきたので、観客の想像に委ねるところも多い本作にも合う気がする」。一方の杉原は「議論を重ねていく中で世界観がクリアになっていったが、『これはどうなるんだ?』という謎も増えていって。そういう不条理さも説明しすぎずに突っ走った方が、劇としては面白いのではないかということに落ち着いた。面白い本だなと思う反面、演出は難しそう」。倉持については「今回改めて新作を読むと、無駄がないことがすごいなと。つい演出家の“クセ”で、カットできそうな部分を探しながら読んでしまうが、必要な言葉だけが描き込まれている」と評した。石井杏奈や秋田汐梨らのキャストは「いい意味で色がなく、透明感がある」(杉原)。若手音楽家の原口沙輔も「無理なく等身大の感覚で音楽を作っている気がする。同時に外に開いていく意識も見えて、こういう音楽家が舞台音楽をやったら面白い化学変化が起きるのでは」(杉原)と期待される。観客に対して、倉持は「今回はプロットを組まずに、悩み苦しみながら書いた。その分、打ち合わせを重ねての改稿の時間は楽しかったし、どんどん良くなっていった。丁寧に作られた本という実感があり、ほかにはない芝居になるのでは」。杉原は「芸術は、普段出会えないものに出会える場。ちょっと不思議で不条理な世界観だが、今僕たちが抱えている社会の問題が見え隠れするし、共感できる部分もいっぱいあると思うので、楽しみに劇場に来てほしい」と語った。京都公演は12月9日(土)、10日(日)。取材・文:五月女菜穂
2023年10月13日この夏、フジテレビ系木曜劇場では、鈴木京香主演の「この素晴らしき世界」を放送することが決定。木村佳乃、沢村一樹、マキタスポーツが共演することも分かった。妙子は年上夫・陽一と息子のあきらと暮らす平凡な主婦。子育てとパートに追われながら、これといった趣味もなくただただ生きてきた。そんな中、妙子は日常生活の中で妙な視線を感じるように。それから2週間ほどたったある日、妙子の前に西條隼人と名乗る者が現れる。それは、女優・若菜絹代の事務所関係者だった。西條は、若菜が週刊誌のスキャンダルがきっかけで若菜が国外へ失踪してしまったことを伝え、その若菜の身代わりとしてスキャンダルの釈明会見に出席してほしいと妙子に頼む。というのも、妙子と若菜は顔だけでなく声までもがそっくり。後日、西條らの説得と高額報酬につられて会見に出席することになった妙子。会見当日、若菜が所属するプロダクションの社長・比嘉莉湖と、若菜の夫・水田夏雄と出会い、いよいよ本番を迎えるのだが――。本作は、鈴木さん演じるスーパーマーケットでパートとして働く平凡な生活を送る主婦・浜岡妙子が、ひょんなことから芸能界で活躍する大女優・若菜絹代になりすまし、二重生活を強いられてしまう、完全オリジナルのなりすましコメディ。前半は、平凡な主婦が家族に内緒で女優の替え玉を演じるドタバタ劇を描くコメディー、後半部分では、芸能界や一般社会の不正や矛盾に立ち向かっていく、社会派ドラマの様相を強めていく。また木村さんが、若菜が所属するプロダクションの社長・比嘉莉湖、沢村さんがどこかチャラついた雰囲気の若菜の夫・水田夏雄、マキタスポーツさんが家事には一切協力せず、妙子のことは女性としても妻としても無関心な夫・浜岡陽一を演じる。今回、「熱烈的中華飯店」以来、20年ぶりのフジテレビ連続ドラマ主演となる鈴木さんは、「時が過ぎてゆく早さに驚いています。おかげさまでこれまでもすてきなドラマにたくさん参加させていただきました。連続ドラマの現場でどれほどのいい時間を過ごさせていただいてきたのかと、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。今作は20年前といわず、35年前くらいの気持ちに戻って“この素晴らしきドラマ”を楽しみたいと思っています」と意気込む。木村さんは「今回は鈴木京香さんと2人のシーンがたくさんあり尊敬する先輩なので、とっても楽しみにしております!ストーリーはまさに、芸能界の裏側が描かれており、大変興味深く読みました。そしてなんと、初のバーバ役でとってもうれしいです!」と喜び、沢村さんは「出来上がった台本は、あっという間に読み終えてしまいました。コメディーでもあり、サスペンスでもあるので平野(眞)監督の演出が楽しみです。ネタバレにならない範囲でお答えすると…私の役は、かなり怪しいです」と意味深なコメントを寄せる。そして、マキタスポーツさんは「皆さんとじっくり共演したことはないので、どのシーンも楽しみにしています。特に鈴木京香さんとは夫婦役ということで一緒のシーンが多いので、どういった夫婦になるのか楽しみにしています」と心境を明かしている。主題歌は、小田和正による本作のために書き下ろされた新曲「what's your message?」が起用される。「この素晴らしき世界」は7月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年04月26日女優の木村佳乃と俳優の赤楚衛二が出演する、公文教育研究会(KUMON)の新CM「自信とやる気の法則」編、「幼児から楽しいの法則」編が、6日に同社の特設サイトで公開された。新CMでは、最近KUMONに通い始めた子どもを持つ母親・木村が、緊張と期待が入り混じった様子で子どもと一緒に教室へ行くと、KUMONのOBである赤楚が登場。赤楚の熱のこもった解説を受け、木村はKUMONの魅力に引き込まれていく。新CMは20日から全国放送が開始されるほか、あわせて赤楚が出演するWEB動画2編も公開される。■木村佳乃インタビュー――CM撮影を終えた感想をお聞かせください。今まではKUMONを習わせたいけど、どうかなとうかがっているようなCMだったのですが、今日は実際に子ども役の男の子と女の子と一緒に撮影ができて、2人ともとてもかわいくて賢くて楽しかったです。――赤楚衛二さんと共演した感想は?以前ドラマでもご一緒させていただいたことがございまして、とてもジェントルで礼儀正しい青年という印象がありました。今日も少しお話しさせていただいて、やっぱり優しい方で笑顔が何ともかわいい方で、きっと私のような世代の女性からは絶大なる人気があるのだろうなと実感しました。■赤楚衛二インタビュー――CM撮影を終えた感想をお聞かせください。とても楽しかったです。現場の空気もすごく温かくて柔らかくて優しくて、素敵なCMに出させていただけたなと思いました。――木村佳乃さんと共演していかがでしたか?木村さんは二度目ましてなんですけど、今回もパーッと現場を明るくしてくれるような方で、色々なことを話したんですけど、家具の話でしたり、教室に置いてあった人体の本があって、人体の話もしました。楽しい時間だったなと思います。――KUMONに通っていた当時の思い出を教えてください。当時は、友達と一緒に通っていたんですけど、どっちが早く計算が終わるかと勝負していました。勝ったり負けたりで、だいたい同じレベルだったので楽しかったですね。――通っていたKUMONのCMキャラクターに選ばれた心境は?本当に嬉しいですね。僕自身、KUMONは、通っていた時に、計算が早くなったり、国語が得意になったりとか、僕の中で自己肯定感が保てる場所でしたので。その経験が自分の中では大切だったなと思えていたこともあって、まさかこういう形でご一緒させていただけると思ってなかったので、本当に幸せです。――KUMONの経験は俳優業にどのように役立っていると思いますか?本を読み込む読解力は役に立ったなと思います。僕自身、外で遊ぶことが多くて、机に向かう習慣がなかなかなかったのですが、KUMONでは友達も一緒に勉強しているので、机に向かう習慣や、問題を解く粘り強さが身に付いたなと思います。
2023年04月06日Amazon オーディブルでは、村上春樹の長編小説「海辺のカフカ」のオーディオブック版を、女優・木村佳乃による朗読で10月5日(水)より上下巻を同時に配信した。少年の成長を描いた名作「海辺のカフカ」。「カセットテープで物語を聴くのが大好きでした」と幼少期をふり返った木村さんは、「聴いてくださる方が、村上さんの世界観を想像・空想しやすいよう、取り組んだつもりです」と今回の朗読について語っている。なお、村上さんの数々の名作を音声化するプロジェクトが進行中となっており、現在「ねじまき鳥クロニクル」を藤木直人、「職業としての小説家」を小澤征悦、「螢・納屋を焼く・その他の短編」を松山ケンイチ、「神の子どもたちはみな踊る」を仲野太賀、「東京奇譚集」をイッセー尾形が朗読したオーディオブックが配信中だ。(cinemacafe.net)
2022年10月05日本日からスタートした有村架純&中村倫也W主演ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」の第2話(7月22日放送)に、木村佳乃と宮野真守がゲスト出演することが分かった。本作は4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガル・石子(有村さん)と、司法試験予備試験と司法試験に一発合格した高卒の弁護士・羽男(中村さん)という“石羽コンビ”が、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む異色のリーガルエンターテインメント。このコンビの元には、毎回様々な依頼人がやって来るのだが、第2話では、木村さん演じる12歳の息子・孝多(小林優仁)と暮らすシングルマザーの相田瑛子が依頼人。息子が無断でゲームに課金してしまい、ゲーム運営会社に返金を要求したが応じてもらえず困っている…という内容だ。一方、人気声優であり、歌手や俳優としても活躍する宮野さんが演じるのは、「リック&ベンジャミン法律事務所」で羽男と同期だった弁護士・丹澤文彦。羽男は瑛子から依頼された案件で古巣を訪ねることになり、丹澤と再会。バチバチと火花を散らす2人に注目。「成人が18歳になったことも含めながら、ゲーム課金についての知識がスッと入る脚本で大変面白かった」と物語の印象を語った木村さんは、「撮影では倫也くんのキメ顔がいろいろあったりして、面白かったですね。倫也くんの役と架純ちゃんの役が全く違うタイプで、天才肌タイプと努力しているタイプの頭の良い2人のマッチングがすごく面白いです」とふり返る。宮野さんは「ドラマへの出演はとても緊張するのですが、オファーをいただけてとてもうれしかったです」と喜び、「難しい言い回しもありつつだったので、集中力を高めながら撮影に臨みました。皆様に楽しんでいただけたら幸いです」とコメントを寄せている。「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年07月15日■前回のあらすじ佳乃さんにイケメン彼氏ができた! 彼氏に夢中な佳乃さんは、ママ友たちと遊びにきた遊園地にも、彼氏を連れてきて…! >>1話目を見る 心配になった私たちは、後日、佳乃さんに話を聞いてみることにしました。次回に続く(全6話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ お花
2022年06月21日映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』緊急シンポジウムが13日、都内で行われ、玉木宏、木村佳乃、伊藤沙莉、満島真之介、こがけん、恐竜くんが登壇した。巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した大ヒット映画『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。累計5000億円以上の世界興行収入を記録している「ジュラシック」シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が7月29日に日本公開される。この日のイベントには、日本語吹替キャストより、前作から続投となる主人公オーウェン(クリス・プラット)役の玉木宏、クレア(ブライス・ダラス・ハワード)役の木村佳乃、フランクリン(ジャスティス・スミス)役の満島真之介、新キャラクター・ケイラ(ディワンダ・ワイズ)役の伊藤沙莉、さらに、『ジュラシック』シリーズのファン代表としてお笑い芸人のこがけんが登壇。また、恐竜研究家の恐竜も参加した。「人類と恐竜の共存」をテーマにトークを展開し、玉木は恐竜との共存について「難しいだろうなと思いますが、もしいたらというのを考えるとワクワクします。会いたい」とコメント。木村は「調教できたり、乗れたりしたり、馬みたいになれる可能性はあるんですかね?」と質問し、恐竜くんが「可能性ということでは十分あると思います」と答えた。また、同シリーズで恐竜と“共演”した感想を聞かれると、玉木は「かわいいときもあるし怖いときもあるし、ずっとワクワクしているような感じ。でも客観的にならないといけないので、ブレーキをかけながらやりました」と回答。木村は恐竜に興味津々の様子だったが、「歯が尖がっているのが怖くて。この歯に菌があると思う。噛まれたら膿んでしまうんじゃないかと思って、共演と共存はちょっと厳しい。まだ怖い。恐怖心があります」と打ち明け、「怖いと思っているの私だけですか?」と言うと、満島と伊藤も「怖いですよ」「私も怖かったです」と同調していた。そして、玉木は本作について「フィナーレにふさわしい素晴らしいアクション。アトラクションに乗っている感覚で見ていただけると思います。オーウェンのバイクチェイスのシーンが僕はすごく好きで、ハラハラドキドキするシーンに仕上がっていると思います」とアピール。木村も「約30年のシリーズのフィナーレを飾るにふさわしい豪華な恐竜と豪華なキャストが出演しています。ぜひ劇場で見ていただけたらなと思います」と呼びかけた。
2022年06月13日女優の伊藤沙莉が13日、都内で行われた映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』緊急シンポジウムに玉木宏、木村佳乃、満島真之介らとともに出席。「長い歴史のある作品のフィナーレに携わることができて本当に幸福に思っています」と、『ジュラシック』シリーズ参戦の喜びを語った。巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した大ヒット映画『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。累計5000億円以上の世界興行収入を記録している「ジュラシック」シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が7月29日に日本公開される。この日のイベントには、日本語吹替キャストより、前作から続投となる主人公オーウェン(クリス・プラット)役の玉木宏、クレア(ブライス・ダラス・ハワード)役の木村佳乃、フランクリン(ジャスティス・スミス)役の満島真之介、新キャラクター・ケイラ(ディワンダ・ワイズ)役の伊藤沙莉、さらに、『ジュラシック』シリーズのファン代表としてお笑い芸人のこがけんが登壇。また、恐竜研究家の恐竜も参加した。オーウェンやクレアたちと行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクター・ケイラの吹き替えを担当した伊藤は、「すごくうれしかったですし、本当に光栄でした。もちろん昔から知っている作品ですし、テーマパークで乗った経験があったので」と感激。「ケイラがすごくかっこいい方で、キーパーソンなので、そこの世界観や人物像を崩したくないなと。本国の女優さんがすごくかっこいい声をされていて、あちらもハスキーなんだけど質がちょっと違って、変に合わせようとするとおかしなしゃべり方に。どうかっこいいほうに持っていくか考えてやらせていただきました」と語った。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で伊藤と共演した木村は「『ひよっこ』で初めてご一緒して、声を聞いたとき本当にびっくりしたんです。すごくハスキーで。地声なんですって聞いて、かっこいいしすごく素敵だなと。いい声しているねって」とハスキーボイスを絶賛。本作での演技も「かっこいい」と称えた。イベントでは、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズを通して登場し、物語の重要なカギとなるヴェロキラプトルのブルーとその子供ベータの等身大親子スタチューが初お披露目された。
2022年06月13日大ヒットシリーズの最終章『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』にて、日本語吹き替え版キャストとして玉木宏と木村佳乃が続投決定。シリーズ史上最大の危機を最大級のスケールで描いた、圧巻の新予告映像も公開された。今作でも、クリス・プラット演じる主人公オーウェンの吹き替えを担当する玉木さんは「3作目もクリス・プラットさん演じるオーウェンを担当させていただける事、嬉しく思います」と喜び、「冒頭からスケール感に興奮しましたが、個人的にはオーウェンのバイクチェイスが、手に汗を握るスリリングな展開で好きなシーンです」とアピール。ブライス・ダラス・ハワード演じるヒロイン・クレアを吹き替える木村さんは「今見ても色褪せないジュラシック・パークから29年、予告をみただけでも迫力の更にスケールアップした作品を私も楽しみにしています」と公開へ期待を寄せた。また公開された予告編は、冒頭、オーウェンらが身を潜めていた小屋に、ブルーとブルーによく似た小さいラプトルが現れる。前作でオーウェンの元を離れてから、ブルーは子どもを生んでいたのだ。しかし、ブルーとの再会を果たした直後、子どもは何者かに襲われ攫われてしまい、オーウェンは連れ戻すことを約束をする。そして、前作で解き放たれた恐竜たちは、地球の至る場所に棲みつき、世界はまさにジュラシック・ワールド化、人々は恐怖と混乱の渦の中にいた。そんな世界でオーウェンが協力を仰いだのは、古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)、古植物学者のエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、数学者のイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)らレジェンド博士たち。逃げ場所が存在しない中、地球を支配するのはどちらなのか、それとも共存できるのか?ブルーとの約束を果たすことができるのか?公開がより待ち遠しくなる映像となっている。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年05月02日女優の木村佳乃が2日、都内で行われたディズニー&ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』配信直前イベントに出席した。3月11日よりディズニープラスにて独占配信される本作は、ときどきレッサーパンダになってしまう女の子・メイの物語。主人公・メイを愛するがあまり過保護になってしまう母親・ミンの日本版声優を務めた木村は、グリーンの衣装で登場。「ミンは緑の服を着ていたので、緑のお洋服を着てみました」と説明した。木村はオーディションで役をつかんだ。「何が何でも受かろうと思って。オーディションなんですけど『もう1回やらせてください!』って、何が何でも受かろうと思って必死にやりました」と振り返り、「受かったら娘が大喜びしまして鼻が高かったです。娘はディズニー&ピクサー大好きなので喜んでもらいました」とうれしそうに話した。イベントには、主人公・メイ役の日本版声優を務めた佐竹桃華、メイが通う中学校にいる“とあるキャラクター”を演じたもう中学生も登壇した。
2022年03月02日女優の木村佳乃、佐竹桃華、お笑い芸人のもう中学生が2日、都内で行われたディズニー&ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』配信直前イベントに出席した。3月11日よりディズニープラスにて独占配信される本作は、ときどきレッサーパンダになってしまう女の子・メイの物語。日本語吹き替え版で、メイ役を佐竹、メイを愛するがあまり過保護になってしまう母親・ミン役を木村、メイが通う中学校にいる“とあるキャラクター”をもう中学生が演じた。もう中学生は、佐竹と木村とは初対面。佐竹が「小学生の頃からもう中さんのネタを見させていただいていたのでうれしかったです。こんなにもスタイルがいい方なんだなってびっくりしました。背が高くて顔が小さくて」とスタイルを絶賛すると、もう中学生は「照れちゃう」と恥ずかしがった。木村も、もう中学生の印象について同じことを言おうと思っていたと言い、「ハンサムなんだろうなとは思っていましたけど、背が高くて顔も小さくて」と褒めまくり。もう中学生は「181センチ」と明かしつつ、再び「照れちゃう」と赤面していた。
2022年03月02日劇作家 / 演出家・倉持裕の舞台『お勢、断行』が5月11日(水)から世田谷パブリックシアターで上演される。この度、本作のビジュアルと公演概要が公開された。2017年の『お勢登場』に続く世田谷パブリックシアター×倉持裕のタッグで、2020年2~3 月に上演を予定していた『お勢、断行』。しかし開幕の2日前、新型コロナウイルス感染症の拡散防止のためツアー公演含め全公演をやむなく中止となった。『お勢登場』では、江戸川乱歩によるケレン味あふれた8本の短編を、卓越した構成力で見事舞台化し好評を得た倉持。今回は、極彩色に広がる乱歩の迷宮世界を踏襲しながらも、稀代の悪女・お勢という魅力的なキャラクターをモチーフに、善悪せめぎ合う全く新たな謀略の物語を立ち上げる。本公演独自の世界観を構築するにあたり、大きな要素となる音楽を担当するのは、椎名林檎を始め多くのミュージシャンの作品に参加し、多彩な活動を続ける斎藤ネコ。「大正末期から昭和初期の時代が持つ、狂騒的で混沌とした雰囲気を出してくださると思います」と、倉持も期待している様子だ。出演者にも魅力的なキャストが揃った。自らも悪事に染まりながら、企みを巡らす人間たちに正義の鉄槌を下さんとする主人公・お勢には、あどけない表情と凛とした佇まいの対照的な魅力が光る倉科カナ。倉持作品には本作が2度目の登場となる。第8回東宝シンデレラグランプリで、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』での柔らかな透明感と確かな演技力が印象的な福本莉子は、倉持とは本作が初顔合わせ。物語の中心となる謀略の被害者・資産家の娘で、おっとりとしたお嬢様らしい外見ながら、その奥に秘めた強い意志を感じさせる役どころを演じる。さらに、これまでも倉持作品に出演してきた江口のりこ、池谷のぶえ、堀井新太、粕谷吉洋、千葉雅子、大空ゆうひ、正名僕蔵、梶原善と、強力な布陣だ。目まぐるしく展開する人間模様の中、正義と悪の暴力について、時にユーモアを、時に背筋が凍るような恐ろしさを交えつつ、倉持独自の感性で紡がれる新たなストーリーのもと、個性豊かでチャーミングな俳優たちが、乱歩的迷宮を駆け巡る新作現代演劇に期待したい。■舞台情報『お勢、断行』2022年5月11日(水)~2022年5月24日(火)会場:世田谷パブリックシアターチケット料金:一般:S席(1階席・2階席)7,500円 A席(3階席)5,500円※ほか高校生以下、U24など各種割引あり※託児サービスあり※車椅子スペース取扱あり原案:江戸川乱歩作・演出:倉持裕音楽:斎藤ネコ出演:倉科カナ福本莉子江口のりこ池谷のぶえ堀井新太粕谷吉洋千葉雅子大空ゆうひ正名僕蔵梶原善ほか<兵庫公演>5月28日(土)12:00 / 17:00、5月29日(日)12:00会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール<愛知公演>6月4日(土)18:00、6月5日(日)13:00会場:春日井市民会館<長野公演>6月12日(日)13:00会場:まつもと市民芸術館 主ホール<福岡公演>6月16日(木)19:00会場:福岡市民会館 大ホール<島根公演>6月19日(日)14:00会場:島根県民会館 大ホール
2022年01月06日女優の木村佳乃が17日、東京・明治神宮外苑軟式球場で行われたAmazon Originalドラマ『No Activity/本日も異状なし』配信記念ドライブインシアターイベントに登壇。本作で共演した清野菜名のエピソードを明かした。本日17日よりAmazon Prime Videoで独占配信開始された本作は、出世を諦めたバツイチの万年ヒラ刑事・時田信吾(豊川悦司)と、元教習所の教官で人たらしな新米刑事・椎名遊(中村倫也)のバディが、麻薬捜査の張り込み中にやりたい放題ふざけまくり、騒動を巻き起こしていくコメディ。木村と清野は、時田と椎名に指令を送る無線連絡室の、マウントをとろうとするベテラン指令官・里見美里(木村)と純情派なのにキレると危険な新人指令官・大平阿漓羅(清野)を演じた。木村は、清野について「菜名ちゃんがセリフの途中で体を鍛えるというシーンがあって。リハーサルのときに、窓のさんみたいなところに指だけつかまって懸垂し始めたんですよ。そのとき、この子には絶対逆らうのやめようと思いました。びっくりしました。さすがだなと。女性でそれができる方、初めて見ました」と清野に驚いたエピソードを披露。「相当な身体能力ですよね。絶対にケンカはしちゃいけないと思いました」と笑いを交えながら清野のすごさを語った。イベントには、主演の豊川悦司をはじめ、中村倫也、岸谷五朗、岡山天音、岸井ゆきの、英勉監督、脚本を手掛けたシソンヌ・じろうも登壇した。
2021年12月17日新国立劇場の演劇『イロアセル』が11月11日に開幕。作・演出の倉持裕と出演の箱田暁史からコメント、及び舞台写真が到着した。小川絵梨子芸術監督が、その就任とともに打ち出した支柱の一つ、「演劇システムの実験と開拓」として、すべての出演者をオーディションで決定する「フルオーディション企画」。第1弾『かもめ』(演出・鈴木裕美)、第2弾『反応工程』(演出・千葉哲也)、第3弾『斬られの仙太』(演出・上村聡史)に続く、第4弾として上演されるのは、2011年10月に倉持裕が新国立劇場に書き下ろした『イロアセル』。演出に作者でもある倉持裕自身を迎え、20年10月より公募を開始、11月末から約3週間をかけて開催したオーディションを経て、10名の出演者が決定した。物語の舞台は海に浮かぶ、小さな島。その島民たちの言葉にはそれぞれ固有の色がついている。それは風に乗って島の空を漂い、いつ、どこで発言しても、誰の言葉なのかが島のどこにいても特定されてしまう。だから島民たちはウソをつかない。ウソをつけない。ある日丘の上に檻が設置され、島の外から囚人と看守がやって来る。島民は気づく。彼らの前で話す時だけは、自分たちの言葉から色がなくなることにーー。ネット上に溢れる匿名だからこそ話せる抑えてきた本音、匿名という隠れ蓑を利用した無責任な発言。『イロアセル』は2020年代のSNS社会を揶揄したような架空の島のおとぎ話となっており、ネット社会やコロナ禍において、対面を必要とせず、言葉だけに頼るコミュニケーションツールが発達・増加した現代に、日常における対話や発言の在り方を、今改めて問いかける。<コメント>■演出:倉持裕フルオーディションによるキャスティング、稽古、スタッフミーティング、いずれもじっくり時間をかけて当たりました。おかげでいつもより平常心でこの日を迎えることが出来た気がします。この作品は、SNS社会に対する批評がベースにはありますが、人間の業を描いた喜劇でもあります。そんなテーマやストーリーのことなど考えず、色とりどりの仕掛けを眺めているだけでも楽しめると思います。皆様、ぜひご覧ください。■出演:箱田暁史コメント第4回目のフルオーディション公演『イロアセル』がいよいよ開幕となりました。「囚人」とはいったい何なのか?「色」とは?ずっと考えています。私たちはいつも他人の目を気にし評価を気にしています。それは必要なことです。より良い社会とはみんながちょっとずつ我慢することできっと成り立っている。出さなかった声があるということです。じゃあその我慢した声、思いはなかったことになるのか?そんなことできるのかな?みたいなことをぐるぐる考えているんです。こういうことって一言で言い表せないから物語が、演劇が存在しているんだと思います。ぜひ劇場で、体感していただけたらなと思っています。【公演概要】令和3年度(第76回)文化庁芸術祭主催公演演劇『イロアセル』作・演出:倉持 裕芸術監督:小川絵梨子主催:文化庁芸術祭執行委員会 / 新国立劇場出演:伊藤正之東風万智子高木 稟永岡 佑永田 凜西ノ園達大箱田暁史福原稚菜山崎清介山下容莉枝会場:新国立劇場小劇場公演日程:2021年11月11日(木)~28日(日)<チケット発売中>料金(税込):A席7,700円 / B席3,300円公演詳細: チケットに関するお問い合わせ:新国立劇場ボックスオフィス:03-5352-9999(10:00~18:00)Webボックスオフィス:
2021年11月12日豊川悦司と中村倫也がバディを組む新感覚コメディ・刑事ドラマ「No Activity/本日も異状なし」に、木村佳乃、清野菜名、岸谷五朗、岡山天音、岸井ゆきのが出演することが分かった。本作は、オーストラリアで大ヒットしたコメディドラマ「No Activity」を、英勉が監督を務め、じろう(シソンヌ)が脚本を担当、日本版としてリメイク。出世を諦めた万年ヒラ刑事の時田信吾(豊川さん)と、人たらしな新米刑事・椎名遊(中村さん)のバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こす、ありえないような騒動を描いていく。木村さんが演じるのは、警視庁の無線連絡室で現場の時田と椎名たちに的確な指令を伝えるベテランオペレーター・里見美里。無線連絡室でも一目置かれる頼れる姉貴分だが、ちょっと人の話を聞くのが苦手な空気を読めない一面も。また、美里の部下で新人オペレーターの大平阿漓羅を清野さん。真面目で曲がったことが大嫌い、しかし自分の勘違いに気づかず突っ走ってしまうちょっと厄介な面も。4人の強烈な掛け合いにも注目だ。そして、麻薬取引に絡む犯人グループのひとり、前科7犯の要注意人物・諌山を岸谷さん。もうひとりの犯人、ちょっと不敵な笑みを浮かべる一条を岡山さんが演じる。一条は、これまで普通の生活を送ってきた青年で、初めての犯罪にも関わらずどこか飄々としており、自分と違う世界に住む諌山に興味津々なちょっと変わった人物。さらに岸井さんが、偶然、麻薬取引の情報を聞いてしまい、人質になってしまう茉莉役で出演。人質として捕まるも、逆にその状況にワクワクしてしまう、SNS依存症なキャラクターとなっている。そんな個性的なキャラクターたちが写る、ビジュアルと人物相関図も公開された。▼キャストコメント木村佳乃配信ドラマに出演することが初めてなので、お話をいただいた時はすごく嬉しかったです。見ればとにかく笑って楽しい気分になれる作品だと思います。Prime Video で皆様に明るい話題を届けたいと思います。清野菜名これまで経験したことのない役柄でしたので、とても楽しんで演じることができました。どの世代の方にも、また、どの国の方にも楽しんでいただけるコメディ作品です。たくさん笑って元気になっていただきたいです。岸谷五朗昔から一緒に作品作りをしてきたスタッフの方々がいらしたので、とても楽しいクリエイティブな現場でした。とても型破りで、でも実は人間味に溢れた作品になっておりますのでご期待下さい。岡山天音とても力の入った企画だったので、参加することができて光栄です。個性溢れるキャラクター同士が限られた空間で織りなす、とても濃い人間模様を堪能して下さい。岸井ゆきのストーリーも役柄もとてもユニークな企画だったので、参加することができて嬉しかったです。時田と椎名、里美と阿漓羅、そして犯人の諌山と一条と人質の3つのグループがどう絡んでいくのかを楽しみにしていて下さい。「No Activity/本日も異状なし」は12月17日(金)より Prime Videoにて独占配信開始。(cinemacafe.net)
2021年11月05日新国立劇場のフルオーディション企画として11月に上演される『イロアセル』の取材会が行われ、作・演出を務める倉持裕と新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子が出席。フルオーディション企画の意義、10年前に書き上げた本作がいまなお持つ“現代性”などについて語り合った。小川の芸術監督就任と共に始まったフルオーディション企画の第4弾となる本作。1835人の応募者から、数回の選考会の後、男性役6名、女性役4名が決まった。倉持自身、オファーが来る以前に新国立劇場にてフルオーディションで上演された『かもめ』を観て、「役を役者に寄せるのではなく、役者が役に寄っていく作り方をしているのを感じました。フラットに余計なことを考えず作品を観られて。普段、有名な役者の芝居を観ることが多いけど、(作品そのものではなく)役者を見ていたということに気づきました」と明かす。小川芸術監督は、まさに倉持が口にしたような“フラット”な空気を過去のフルオーディション企画作品の稽古場でも感じたようで、「気後れや遠慮といったものがなく、風通しがいいんですね。いいチーム感がすぐに立ち上がって、贅沢で豊かな創造性の高い現場を作れていることを体感しています」と手応えを口にする。役者の知名度に依ることなくキャスティングをするということは、集客という点では難しさを抱えることにもなるが、小川は「作品の良さで伸びていくことを信じています。作品で来ていただき、観てみたら面白かったと思っていただけるよう、フルオーディション企画を続けていくことが大事」と語り、倉持は「『フルオーディション=知名度のない役者のチャンス』となってもつまらない。結果的に誰もが知っている人になってもいいし、むしろそうなってくれたらいい。時間がずいぶんかかるし大変でしょうけど」と、この取り組みが、日本の演劇界におけるオーディションの概念そのものを変えることになればと期待を口にした。本作は、インターネット上の匿名の発言が抱える“特異性”がテーマだ。倉持が10年前に書き上げ、鵜山仁が演出を手掛けた作品を、今回は倉持自らの演出で上演する。10年前は東日本大震災が起きた年だったが、倉持は「10年経って読み返したら面白かったです。いまはコロナもあって匿名の言葉が塊になって一方向に進んでいくし、偏りもすごい。敵を見つけたら、そこを攻めていくという現象も激しくなっている。権力もその匿名の言葉の塊を利用するようになっていると肌で感じます。いま、これをやることで感じることがあるんじゃないかと思う」と語った。
2021年09月29日綾野剛が『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督と再タッグを組む新ドラマ「アバランチ」。この度、追加キャスト第1弾として、木村佳乃、福士蒼汰、高橋メアリージュン、田中要次の出演が発表された。本作は、綾野さん演じる主人公・羽生誠一が所属する謎に包まれた集団「アバランチ」の過激かつ痛快な活躍を描き、令和ニッポンで暮らす人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク・エンターテインメント。木村さんが演じるのは、警視庁特別犯罪対策企画室・室長の山守美智代。立派な肩書きとは裏腹に、実際には出世コースから外れ、名ばかりの窓際部署の管理職に左遷された元エリートだ。また、警察幹部の父を持つが、過去のある行動から左遷され、山守の部下として配属される西城英輔を福士さん。身体能力抜群、格闘術にも秀でている元自衛官・明石リナを高橋さん。そして田中さんが、区役所の「おもちゃの病院」で子ども向け玩具の修理を行う元所轄刑事の打本鉄治を演じる。なお、これらは“表の顔”。それぞれが持つ“裏の顔”、つまりアバランチとの関係については、未だ謎のまま。さらに、追加キャスト発表と併せて、ティザー映像も公開された。「アバランチ」ティザー映像「アバランチ」は10月18日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2021年09月14日倉持裕が2011年に新国立劇場に書き下ろし、鵜山仁が演出を務め話題を呼んだ『イロアセル』。匿名の言葉が持つ暴力性について寓話的に鋭く描き出した本作が10年の時を経て、SNS社会となった今、倉持自身の演出によって再び上演される。10年前、どのような思いでこの戯曲をしたためたのか? そしていま、本作を上演する意義とは? 倉持に話を聞いた。10年前、どんな物語を書くか鵜山と話をした際に、TVや新聞といった従来のマスメディアの凋落、インターネットの台頭が話題に上がったという。「(ネット空間で)蔓延している匿名の言葉が力を持ち始め、新聞など、名前を出して書く言葉のプロが匿名のアマチュアに負けてしまう状況になった。なぜみんな、そこまで言葉を書きたがるのか? そんな発想から、匿名の立場で大勢に向かってものを言う快楽を人々が手にする、その過程を書いてみようと思った」と本作の執筆の経緯を振り返る。ちょうど初稿を書き終えた直後に東日本大震災が発生。電話回線が遮断された状況で、生存確認などに力を発揮したのがTwitterだった。それまで若者を中心に、他愛もない“つぶやき”を行うものとされていたツールが世代を超えて社会に浸透していったが、一方で本作で展開される物語と同様、匿名性を持った言葉の暴力性はより強さを増している。「当時、問題だと感じていた部分は(この10年で)悪化してると思います。日本でも(ネットの中傷で)亡くなった方もいるわけで。(SNSの浸透で)より言葉に責任を持つようになるかと思いきや、逆に無責任なまま言葉の持つ怖さみたいなものが膨張している」と10年前に危惧した状況が、さらに悪化していると語る。10年前とはさらに異なる社会状況の中で本作のテーマが観客にどのように響くのか楽しみだ。今回、キャスティングはフルオーディション。1800名を超える応募から書類選考、一次・二次選考を経て10名を選んだ。「大変な作業でしたが、それだけの思いで選ばせていただいたので自信を持っています。以前からこういうやり方が理想的だなと思っていました。今回、もちろん、役者も見てもらいたいですが、スタッフもキャストもみんな、“作品”に向かって作っています。それは本来、当たり前の形なのですが、そういう芝居を披露できればと思っています」『イロアセル』は新国立劇場 小劇場11月11日~28日上演(11月7日プレビュー公演)。チケットは10月2日一般発売。
2021年09月03日今回ご紹介するのは、映画『ジャングル・クルーズ』。ディズニーランドの人気アトラクションから生まれた、スペクタクル・アドベンチャーです。日本版声優を務めた木村佳乃さんにお話をうかがいました。【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 88「絶対に続編が必要だと思っています」ウォルト・ディズニーによる最初のディズニーランドに、1955年のオープンと同時に作られた、ジャングルをボートで探検する、“ジャングルクルーズ”。この超人気アトラクションから史上空前のスペクタクル・アドベンチャーが誕生しました。物語の舞台は、ミステリアスなジャングル。抜群の行動力と探究心を兼ね備えた博士のリリーは、アマゾンに伝わる伝説、不老不死の花を求めて、危険に満ちたアマゾンへと旅に出ます。彼女が相棒に選んだのは、ジャングルを知り尽くしたクルーズ・ツアーの船長フランク。ところが、彼にも不老不死の花を探す理由が!さらに、その花を手に入れて、世界を支配しようと企むドイツ帝国の王子も登場し、不老不死の花をめぐる争奪戦は激しさを増していきます。日本版では、エミリー・ブラントが演じたリリーを木村佳乃さん、ドウェイン・ジョンソンが演じたフランク役をレジェンド声優小山力也さん、ジャック・ホワイトホールが演じたリリーの弟マクレガー役を斉藤慎二さん(ジャングルポケット)が担当しています。ーー本作に日本版声優として出演オファーをいただいたときのお気持ちを教えてください。木村さん大好きなディズニーランドのアトラクションから映画が誕生すると聞き、とても驚きました。それと同時に、自分が日本版声優として参加できることを嬉しく思いました。ーーディズニーランドがお好きなんですね。木村さん子どもの頃は両親と、学生時代は友達と、現在は自分の家族とディズニーランドを楽しんでいます。ーー木村さんの美貌と高身長でしたら、すぐにファンの方に気づかれませんか?木村さんいえいえ。ディズニーランドへはよく行きますが、気づかれませんよ。たまに「握手してください」と声を掛けられることがあるくらいです。ーー女性が憧れる勇敢なキャラクターのリリーは、木村さんのイメージにぴったりだと思いました。木村さんありがとうございます。個人的に、エミリー・ブラントは大好きな女優さんなんです。彼女の吹替をできることが嬉しかったです。ーーリリーの相棒を務めるフランクは、タフでダジャレ好きなナイズガイです。彼のような男性をどう思いますか?木村さんフランクを演じたドウェイン・ジョンソンのことも大好きなんです。彼はお芝居が上手で、かっこいい方ですよね。今回、ドウェインに会えるかもしれないと期待をしていたんですが、コロナ禍で、私がアメリカへ行くことも、ドウェインが来日することもできなくて。唯一の心残りは、ドウェイン・ジョンソンとの対面が叶わなかったことです。本当に会いたかったです。絶対に続編が必要だと思っています(笑)。ーー木村さんは、『ジュラシック・ワールド』シリーズや『カンフー・パンダ』シリーズでも日本版声優を担当されています。経験豊富な木村さんが、本作で心掛けたことは?木村さんエミリーの声と違和感がないように演じようと思いました。これまで声優を担当した作品の中で、一番セリフが多かったんです。しかもエミリーは早口でたくさん喋るので、一生懸命練習を重ねて、彼女の口の動きに合うように演じました。ーー最後に、本作の見どころをお願いいたします。木村さん自宅でも映画館の大きなスクリーンでも楽しめる超大作だと思います。ぜひ大切な方と一緒に観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話リリーは水泳が苦手な設定ですが、木村さんは水泳が得意。木村さんに苦手なものを聞いたところ、劇中にもたくさん登場する生き物の名前が!「蛇です。本作を3Dで観ると、さらに迫力がある映像を楽しめそうですが、目の前に蛇が飛び出して来たら、ちょっと怖いかもしれません(笑)」。Information映画『ジャングル・クルーズ』7月29日(木)より映画館、7月30日(金)よりディズニープラス プレミア アクセスにて公開※プレミア アクセスは、追加支払いが必要です。日本版(声の出演):木村佳乃、斉藤慎二(ジャングルポケット)ほか配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン©2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.写真・堤博之文・田嶋真理写真・堤博之 文・田嶋真理
2021年07月29日●家族で大好き!「ジャングルクルーズ」映画化に大興奮映画『ジャングル・クルーズ』で、日本版声優を担当した女優の木村佳乃。クルーズ船に乗り込んで大冒険に挑むヒロインのリリー役として、溌剌とした演技を披露している。女優として数々の映画、ドラマで唯一無二の存在感を発揮しつつ、バラエティ番組で見せる朗らかな素顔も話題を呼んでいる彼女。いつも新たな扉を開くのは「好奇心」だという木村が、本作の魅力や自身の原動力を明かした。本作は、ジャングルをボートで探検するディズニーランドの人気アトラクションから誕生したスペクタクル・アドベンチャー。観光客相手のクルーズ船の船長フランク(ドウェイン・ジョンソン)と、ワケありの女性博士リリー(エミリー・ブラント)は、アマゾンに眠る伝説“不老不死の花”を求めてジャングル深くへ。そこで秘宝を狙う追跡者と争奪戦を繰り広げ、衝撃の事実を知る。もともと「家族でディズニーランドに行くと、必ず『ジャングルクルーズ』のアトラクションに乗っています。娘たちも大好きなんですよ」とアトラクションのファンだったという木村は、「あの大好きなアトラクションから映画が誕生するのか! と驚きました」と大興奮。「個人的にも、どのような映画になっているのかとても楽しみでした」と瞳を輝かせる。演じたリリーは、ジャングルのすべてを知り尽くした船長のフランクと、超慎重派の弟・マクレガー(ジャック・ホワイトホール)と共にクルーズ船に乗り込み、スリル満点の冒険へと繰り出す女性だ。リリーとして本作の世界に飛び込んだ感想は?木村は「クルーズ船が滝の裏を通るシーンもあって。楽しかったですね」とアトラクションとのリンク度にもワクワクしたそうで、「ドキドキハラハラとする冒険物語でありながら、リリーとマクレガーとの姉弟愛があったり、リリーとフランクが少しずつ距離を縮めていく姿など、人間関係もとても深く描かれています。映像技術もすごいので、釘付けになって観ました」と本作の魅力に惚れ込んだという。これまでにも日本版声優を経験したことがある木村だが、今回は「セリフ量が膨大でした! リリーは早口でたくさん話をするので、今までやらせていただいた吹き替えの中でも、収録に一番時間がかかったと思います」とセリフ量とも格闘。「エミリー・ブラントさん演じるリリーのお芝居を何度も見て、日本語で忠実にそのニュアンスが出るように心がけました。苦労した点もありますが、雄叫びのシーンは、エミリーさんそっくりにできたんじゃないかな」と楽しそうに自信をのぞかせる。●「やらなくて後悔するよりも、やって後悔する方がいい」大胆不敵な行動力を持ったリリーは、明るく溌剌とした木村のイメージにもぴったりだ。木村は「そう思っていただけたらとてもうれしいです」と微笑みながら、「リリーは、絶対に諦めない女性。ものすごい根性とガッツを持っています。本作の舞台は1916年ですが、当時はまだ女性がズボンをはくのが珍しかったそうです。でもリリーは、人の目を気にせずに『私はズボンが好きだから、ズボンをはくわ』と自分を貫くことができる女性。時代の先を行っている女性ですよね。とてもステキだと思います」と演じた役柄に愛情を傾ける。さらに「リリーのように、考える前に走り出してしまうところは、私もあるかもしれません」とにっこり。次々と幅広い役柄にチャレンジし、バラエティ番組では体を張った企画にも立ち向かうなど、木村の前進力には驚かされるが、そのパワーの源を聞いてみると「好奇心で生きています」と打ち明ける。「小さな頃から好奇心が強い方で、年齢を重ねても、好奇心を持つことはいつも大事にしています。探究心があって、“知りたい”と思うことがあるってとてもいいことですよね。バラエティ番組も“出たいな”という気持ちで、そのまま飛び込んでみました。深く考えず、進んでしまうんですよね(笑)。同じ後悔ならば、やらなくて後悔するよりも、やって後悔する方がいいかなとも思っています。やらないで後悔すると、ずっとそれを引きずってしまうはず。人生は一度しかないし、チャンスが巡ってきたのならばやってみる。そういう姿勢を心がけています」と清々しく語る。夏にぴったりの映画となっている本作について、「大冒険を味わって、その世界に没頭して『楽しい!』という気分になれる映画。私自身、日本版声優という役割をいただいて、そういう映画に携われてすごく幸せです」としみじみ。コロナ禍において考えをめぐらせることも多かったそうで、「大変な時代に突入し、今は我慢の時期だと思いますが、そんな中、エンタテインメントを通して何ができるんだろうとずっと考えています。私自身、映画や舞台を観たり、音楽を聴いたりすることが大好き。誰かをリラックスさせたり、笑わせたりと、エンタテインメントが何かの力になれることがきっとあるはず。これからもいろいろな作品に全力で取り組んで、誰かの力になれたらとてもうれしいです」と心を込めていた。映画『ジャングル・クルーズ』は、7月29日より映画館で公開。7月30日にディズニープラス プレミア アクセス公開(プレミア アクセスは追加支払が必要)。■木村佳乃1976年4月10日、イギリス・ロンドン生まれ。東京都出身。1996年に『元気をあげる~救命救急医物語』(NHK)でドラマデビュー。映画デビュー作である『失楽園』(1997)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『蝉しぐれ』(2005)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞。近年の主な出演作は、ドラマ『後妻業』(2019)、『アライブ がん専門医のカルテ』、『恋する母たち』(2020)、映画『記憶にございません!』(2020)、『ファーストラヴ』、『騙し絵の牙』(2021)など。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)などバラエティ番組での活躍も注目されている。
2021年07月29日映画『ジャングル・クルーズ』の完成披露試写イベントが7月20日に開催され、日本版の声優を務めた木村佳乃とジャングルポケットの斉藤慎二が登壇した。本作は、ウォルト・ディズニーによる最初のディズニーランドに、1955年のオープンと同時に作られた、ジャングルをボートで探検する“ジャングルクルーズ”を映画化したスペクタクルアドベンチャー。ふたりが声を吹き込んだのは、アマゾンに眠る秘宝<不老不死の花>を求め、壮大な旅路に出る姉弟。これまで何度も東京ディズニーランドを訪れてきたという、ディズニー愛に溢れるふたりにとって、今回初めてディズニー映画の吹替を担当したことは感慨深いものだったそう。木村は「先日日本版を拝見して、本当に面白かった。アトラクションの<ジャングルクルーズ>にそっくりな場面も出てくるので、早く観てほしい!」と心境を露わに。斉藤もまた、「自分の声がスクリーンで出てくるのは不安だったけれど、実際観てみると感動の方が大きかった。2時間僕の声を堪能してほしい!」と本作の出航の瞬間を待ちきれない様子。自身が声を担当したリリーの魅力について「勇敢で聡明な女性。考えるより行動という姿がカッコよくて、臆病者の自分とは全然違う。同じ女性として憧れる存在」と語った木村は、声を担当する上で「リリーが早口なので声を合わせるのは苦労したけれど、あるモノから逃げて雄たけびを上げるシーンでは、声がかれるほど練習しました。エミリー(・ブラント)さんの声にそっくりに出来たと思うので、是非そのシーンに注目してほしい」と自信をみせた。一方、マクレガーの魅力を「弱い部分もたくさんあるけど、本質は強い人間。誰よりも姉のリリーを大切に思っている優しさがある」と語った斉藤もまた、「吹替を担当するのが初めてだったので、口に合わせることに集中すると感情が乗らなくなってしまう部分が難しかった」と苦労を明かした一方で、「演説シーンには自信がある。1対1ではなく大勢に向かって話す声量や強弱を意識して何度もやっていく中で、本当に納得できる形になった!」と力を込めて話した。改めて見どころを問われた木村は、「アトラクションに乗っているようなドキドキワクワク感を堪能できるところ」と話し、斉藤もまた、「実際にジャングルに降り立った感じで映画を楽しめる。是非ジャングルに行った気持ちで観てほしい」と笑顔で同調、映画さながらの息の合った様子をみせた。楽しいトークで会場内が熱気に包まれる中、本作の主演を務めたドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラントから映画公開を祝して、ふたりに向けてビデオレターがサプライズで届く。木村は、「“よしの”って意外と発音が難しくて、海外の方からはよく間違えられるのに、エミリーさんがはっきり“よしの”と言っていただけて嬉しい!」と喜びを露わに。斉藤もまた、「僕らが吹替やってるって知ってもらえているだけで感動。“しんじ”って発音も完璧。おふたりに僕のギャクをプレゼントしたい!」と興奮した面持ちで、お決まりの“はーい!”を披露し会場を沸かせた。興奮冷めやらぬ中、ふたりの元にはさらなるサプライズ演出が。6月に“ディズニー史上初”となる、東京ディズニーランドで実施された日本版声優の発表セレモニーでも応援に駆けつけてくれたミッキーマウス、ミニーマウスが登場。今回は、『ジャングル・クルーズ』にちなんだサファリルックで祝福しに来てくれたのだ。「まさか今日会えると思っていなかった!一緒に冒険に行きたい!」(木村)、「また会えて光栄!一緒に冒険に行こうか!映画館を抜け出して!」(斉藤)と、大好きなミッキーマウス、ミニーマウスとの夢の再共演を喜んだ。最後に、木村は「本当に本当にこのスペクタクル・アドベンチャーは楽しい映画なので、是非よろしくお願いします!」と、力強く作品をアピール。暖かなムードが会場内を包み込む中、舞台挨拶は幕を閉じた。『ジャングル・クルーズ』7月29日(木)映画館 & 7月30日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。
2021年07月20日女優の木村佳乃が20日、東京・豊洲で実施されたディズニー映画『ジャングル・クルーズ』の日本版完成披露試写会に斉藤慎二(ジャングルポケット)とともに登壇。本作のアフレコを振り返って「雄叫びはエミリー・ブラントさんを模倣できた」と自画自賛した。本作は、ディズニーランドの人気アトラクションから誕生したアトラクション・アドベンチャー。観光客相手のクルーズ船の船長フランク(ドウェイン・ジョンソン)と、ワケありの女性博士リリー(エミリー・ブラント)は、アマゾンに眠る秘宝・不老不死の花を求めてジャングル深くへ。そこで秘宝を狙う追跡者と争奪戦を繰り広げ、衝撃の事実を知る。木村はリリーを、斉藤はリリーの弟マクレガーの日本語吹き替えを担当した。木村は「今まで吹き替えをやった中で一番文量が多くて、一番早口でした。エミリー・ブラントさんの英語の口に合うように、うわ~! っと早口で、けっこう苦労しました。スタッフさんと何回も何回もチャレンジして作り上げました」とアフレコを回想。特に「雄叫びはエミリー・ブラントさんを模倣できたと自信がある。あれは、きっとエミリーさんが見ても『自分の声かな?』と思うくらいそっくりにできた。あの叫び声はクオリティー高かったですよね!?」と近く関係者に同意を求める一幕も。「とにかくあの叫び声は相当練習したんです! あれやり過ぎて声が枯れてきちゃった」と笑った。斉藤と一緒に収録しなかったという木村。いち早く本作を鑑賞したと明かして「斉藤さんのお声とは分からなかった。ぜんぜん今のお声と違いますよね。マクレガーって最初はちょっと弱気で臆病。その臆病なときのお声が普段とぜんぜん違った」と賞賛。それを聞いて斉藤は「そう言って聞いていただけたならすごい嬉しい」と喜び、「2時間自分の声を堪能できた。いい作品ができたのでは」とクールな笑みを浮かべていた。イベントには、ミッキーマウスとミニーマウスが登場。ドウェインとエミリーのコメント映像も上映された。映画『ジャングル・クルーズ』は、7月29日より映画館で公開。7月30日にディズニープラス プレミア アクセス公開(プレミア アクセスは追加支払が必要)。
2021年07月20日人気アトラクションから誕生した映画『ジャングル・クルーズ』が来月7月、映画館と「Disney+」にて公開。この度、本作の新たな日本版声優として、女優・木村佳乃と「ジャングルポケット」斉藤慎二が参加することが、東京ディズニーランドにて行われたイベントで明らかになった。東京ディズニーランドで声優発表セレモニーが行われるのは、今回が史上初。シンデレラ城前を会場にして行われ、今回、自身初の東京ディズニーランドでのイベント登壇となった木村さんが吹き替えるのは、アマゾンに伝わる不老不死の花を探す女性博士のリリー。船長フランクとミステリアスで危険に満ちたアマゾンのジャングルへ出発することになるキャラクター。イベントでは「お天気にも恵まれましたし、本当に今日は東京ディズニーランドでイベントができてとても幸せです。思いっきり楽しみたいです!」と喜んだ。そんな中、ミッキーマウスとミニーマウスがサプライズで祝福に駆け付け、夢の共演が実現。さらに、ドナルドダックが乗ったジャングルクルーズをイメージした巨大なフロートが現れ、リリーの弟マクレガー役に決定した斉藤さんが、マクレガー風の白いタキシード姿で登場。「マクレガーという役は常にスーツでビシッと決めている役なので、今日はしっかりと真っ白なスーツで登場させて頂きました。ジャングルに行く時、私にとってはこれが正装なので!他にもたくさんのスーツを用意しています!」と熱いコメントが飛び出し、木村さんからも思わず笑い声が溢れた。マクレガーは、旅の道中、リリーをサポートするコミカルなキャラクター。「天然で頼りない部分もあるんですが、誰よりもリリーのことを信頼しているんです。そういったマクレガーの優しい部分を出していきたいと思います!」と意気込む場面も。そして最後には、木村さんが「ミステリアスなジャングルを舞台にアマゾンに伝わる伝説<不老不死の花>を求める、スペクタクル・アドベンチャーです。アトラクションに乗っているような驚きと感動をぜひ体験してください!」と呼びかけ、斉藤さんも「この夏はぜひジャングルクルーズのアトラクション、そしてこの映画を満喫してほしいなと思います!」と作品をアピールした。さらに今回、リリー博士と船長フランクが、豪快に出航する最新予告編も到着。秘宝を求めジャングルの上流奥深くへ向かう彼らが、巨大なトラと対峙したり、滝へ急降下しそうになったりと、スリリングなシーンも確認することができる。『ジャングル・クルーズ』は7月29日(木)より映画館にて公開、30日(金)ディズニープラスプレミアアクセスにて配信。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(cinemacafe.net)■関連作品:ジャングル・クルーズ 2021年7月29日より全国にて公開、2021年7月30日よりディズニープラス プレミア アクセスにて配信© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年06月09日