出産の前とあとで、ものごとの見方が変わったということはありませんか? 以前はわからなかった事情が初めてわかったとき、それまでの自分を反省する、なんて人も。今回は、私がママになって初めてわかった「子育てあるある」を3つご紹介します。 エア抱っこ? 自然に体が揺れる現象結婚前、すでに子どもを産んでいる友人と会ったときのこと。喫茶店のレジに並びながら、なぜか彼女が、ゆーらゆーらと揺れていました。私はそのとき、「頭の中で歌でも歌っているのかな?」と不思議に思っていました。 彼女いわく、子どもをあやすときに揺れる、そのクセが子どもを抱いていないときにも出てしまっていたそうなのです! 名づけて「エア抱っこ」。私自身も、特に1人目の「あやすことに必死になっていた時期」には、ずいぶんとエア抱っこしたものです。 SNS投稿が子どものこと子どものいる友人のSNSの投稿を見るたびに、「あ、またお子さんのことか~。友人自身は何してるのかな?」と思っていた独身時代。そんな私も今となっては、子どもにまつわることばかりSNSに投稿しています。 毎日、ほとんどの時間を一緒に過ごしている子どものことは、自分のことのように友人たちに知らせたくなるものなのかもしれませんね。子どものプライバシーを守ることだけは肝に銘じて、わが子自慢や家族のできごとを投稿しています。 食べてくれないと怒りたくなる子どものころ、「どうしておなかいっぱいなのに、食べ物を残すとお母さんは怒るの?」と不思議に思っていました。今ならわかります、母の気持ち! せっかく作ったごはんをいとも簡単に残されてしまう切なさと憤りが! 食事のたびに「ひと口しか食べていないのに、おなかいっぱいな訳ないでしょう!」と娘にまくし立てる私。母が見たら「それ見たことか」と笑われてしまいそうですね。昔の自分を思い出して、娘の気持ちに寄り添わなくてはと思う次第です。 子育てにまつわることは、体験してみないと実感できないものがたくさんあります。ママ同士で「わかるわかる!」とうなずき合って、毎日の育児の励みにしていけるといいですね。著者:里川まちこ一男一女の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はフィルム写真・旅行・手芸。とくに毛糸小物を作ることが毎年冬の恒例。
2019年05月27日みなさんはママ友というとどんなイメージですか? 私はドラマやワイドショーなどの影響で「怖いもの」だと思っていました。だけど、子育てするうちに幼稚園や小学校で実際にママ友ができると、みんないい人ばかりで…。■「ママ友=怖い」と思っていた陰口をたたかれたり、仲間はずれにされたりと…負のイメージが大でした。しかし…視界が悪い雨の中、掃除をして、さらに息子と娘に気を配るのは大変。しかも、娘は熱を出すとけいれんしやすい体質なので余計心配です。でも夫は仕事、近くに親類もおらず…「一緒に連れていくしかないか」と思っていた、そのとき■子育てで困ったら助け合えるママ友わが家の事情を知っているママ友さんから連絡が!本当にありがたかったです…! あのまま娘を連れていったら、ぐずったりして掃除がままならなかっただろうと思います。この他にも学校や幼稚園、遊び場の情報を交換しあっています。ママさんによって視点や考え方が違うのでとても勉強になります。私もこのママさんのように、ほかに困っているママさんがいたらお手伝いしてあげたいなと思います。
2019年05月24日仕事をしながら3人の子育てをしていますが、家事と育児と仕事の両立は答えの出ない永遠のテーマのようなもの。そんなわたしが自分なりに決めている、「これだけは守ろう!」と思っていることを3つご紹介します。 味噌汁は必ず作る仕事が忙しいときは、どうしてもお惣菜や冷凍食品に頼ってしまうこともしばしば……。たとえお惣菜や冷凍食品で済ませたとしても、味噌汁だけは必ず作るようにしています。 具材はその時々で違いますが、必ず3種類は入れています。そうすることで、子どもたちに必ず“母の味”を感じてもらうこともできるし、栄養面でもプラスになり、自分の罪悪感も軽減されます。 ながら掃除をする週に最低1回は必ず掃除の時間をつくっていますが、幼い子どもが数人いるとそれでは間に合わないほど汚れたり散らかったりします……。そのため、お風呂に入ったついでにちょっと床を掃除、ごはんを作るついでにちょっとシンクを掃除、と”ながら掃除”を心がけています。 掃除も片付けも溜めないことが肝心なので、散らかった物はその日のうちに必ず片付け、定期的に不用品は処分します。他にも、休みの日に子どもたちに「雑巾がけ競争だー!」と促し、掃除を手伝ってもらうこともあります。 休日はパソコンを開かない自宅で仕事をしているため、パソコンを開けばすぐに仕事ができる状況ですし、実際は休日も仕事が溜まっている場合もあります。しかし、子どもたちがいるとパソコンを開いても邪魔をされるか、もしくは子どもたちをほったらかしにするかのどちらかです。 いずれにせよお互いにストレスが溜まるのは当然の結果なので、どんなに仕事が溜まっていても休日の日中はパソコンは開きません。スマホでも仕事のやりとりはしません。子どもたちとの“今”の時間を大切にしようと心がけています。 その分、子どもたちが寝てから仕事をすることはあります。 仕事・育児・家事の両立のコツは?などとよく聞かれたり、話題になったりしますが、そんなものは存在しない!とわたしは思っています。あるとすれば、自分のなかでいかに折り合いをつけ、いかに子どもたちやパパにも納得してもらうか。今も試行錯誤しながらの毎日です。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月30日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。いよいよ新しい時代がもうすぐ始まりますね。ワクワク~!!故・小渕さんが平成の文字を掲げた瞬間をガッツリ覚えている昭和最終世代としては、平成だって始まった時には新しい時代だ!! と感じたはずなのですが、30年経ってみるとやはり古い…できれば令和時代には持って行きたくないと思う価値観がいろいろなジャンルで見られますね~。少子化が問題になっているのに…有効な対策が出てこない子育て問題については、特に昭和から平成に引きずってきた価値観が足枷になっているんじゃないかなぁ…と思います。そこで、今回は令和を生きるママのために…平成で終わりにしたいこと! そしてこれからの時代の子育てはこうありたい!という話を語ってもいいですか…いいですよね。言っときますけど長いですよ。思いがあふれすぎて…(いつもか…笑)今回「OPEN子育て」の企画のお話を聞いた時、昨年からずっと考えていた自分自身の思いとあまりに共通していて首がもげそうなほど激しく頷きました!!7年前、なにもかもが初めてだった長男の子育てをしていてワタシ自身がおちいった「ねばならない」地獄。そして苦しめられた「母親なんだから」の呪い。今となっては笑い話にできるようになったのがまだ幸いですが、あの頃の自分を思い返すと、24時間365日ずっと殺気立ってガチガチになっていた背中をそっと撫でて抱きしめてあげたいような、切ない気持ちになります。たぶん、育児ノイローゼになりかけていたんだろうなぁ…母乳じゃなきゃダメお母さんの抱っこじゃないとお母さんの手作りこそが愛情お母さんとの時間が足りないんじゃない?………今でも何かと語り継がれる母性神話。本当に?本当に全部お母さんじゃなきゃ、お母さん1人が夜なべして苦労して向き合わないと、子どもは幸せに育たないの?母親のくせにオシャレなんかして子ども預けて遊びに出かけるなんて母親失格保育園に預けるなんてかわいそう文句言うなら産むな………母親って、子育てと家事だけをして生きていく覚悟が無いとなれないの?父親と母親、2人で望んで生まれてきた子どもだけど、母親だけがその役割を担うの?実際、誰かに直接そんなことを言われたわけではないんです。ネットに溢れる子連れや母親への冷たい視線、バッシングを見かけては、自分が言われているような気になって不特定多数の世間が言う「良き母親」にならなくては、と自分で自分を追い込んでいただけ。現実の、少なくともワタシの周りに広がっていた世間は、決してそんなにヒドいものではなかったし、たくさんの優しく温かい手を広げてワタシの心がほぐれるのを待っていてくれました。でもね、自分自身がそうだったんですが、これからますます少子化が進む中、「こども」との接触があまり無いまま親になる人も今後増えていくと思います。赤ちゃんと触れ合ったこともなく、小さい子との遊び方も分からない…そんな中で情報だけは氾濫し、見えない敵に追い込まれていくママたちもきっと大勢いるでしょう。これから数年のうちに子育ての大変な時期を抜けるワタシは、新時代のそんなママたちを支え、孤育て(孤独な子育て)させない、社会で育てるお手伝いをしていきたいと思っています。母親だけではなく、父母2人の子。家事も育児も仕事も、どちらが偉いか、大変か、ではなく、適材適所で同等に負担するのが当たり前の世の中へ。もちろん、2人ともが苦手なことがあれば、便利家電を利用したり、罪悪感を持たずに気持ちよくアウトソーシングすることも、子育てをオープンにする選択肢の一つです。子育てや家事をラクにすることは、サボることではなく、苦手や無駄なことにかける時間をもっと有意義なことに使う、同じ時間の価値を上げることだともっと理解を広げたい。令和時代を、多様な家族のあり方、生き方を認めバランスの取れた優しい社会にしていくために今のワタシにできることは、子育て中に目にする機会の多いSNSや情報サイトでのこういった考えの発信だと思うので、コツコツ続けていきたいです。子育ての楽しさも大変さも、社会とシェアしていきませんか。それは思いを綴るSNSだけでなく、保育や家事のサービス利用やご近所さんとの支え合いのような、リアルな形も含めて。社会全体で子どもたちを育てることで、子どもたちはより多くの大人から愛情を受け見守ってもらいながら成長していけると思います。そしてそれは、親である自分や周りの大人たちにも言えることではないでしょうか?子育てを通して成長するだけでなく、家事や育児を時には家族以外の仲間にお願いすることでできた時間でリフレッシュしたり仕事でも成果を上げたり、勉強したり…子どもも親も周りの人々も、子育てに関わることで“共に育つ”。そんな明るい社会のサイクルが回っていく、より良き時代になりますように。\「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集!最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて賞金18万円を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。>>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年04月25日育児も仕事も楽しむママを紹介するシリーズ。今回は、2016年にニューヨークで人材育成会社『New York Career Academy』を起業し、留学支援、キャリア支援、国際研修支援、講演活動などを展開しているグローバルキャリアカウンセラーの大澤直美さんを取材。群馬県で生まれ、海外とは無縁の家庭に育ったにもかかわらず、独学で高い英語力(TOEIC満点)を身につけた努力家でもあります。直美さんにキャリア、子育ての信条、仕事との両立などについて話を聞きました。長女5歳、長男3歳のときに「今しかない」と会社を設立小学生の時に、原爆の写真集を目にしたり、戦争の話を聞いたりしたことがきっかけで、「社会をよくしたいと思った」という直美さん。高校卒業後は、国際平和のために国連で働くことを目標に、ニューヨークの大学に進学し、国連やNGO、NPOでインターンを経験。国連本部での内定もいただいたそうですが、「働き方が自分に合わないかもしれない」と感じ、コンサルティング会社に就職しました。日本企業や教育機関のアメリカ進出を手伝うプロジェクトに携わった縁で、その後、マイナビUSAの現地責任者に就任。グローバルキャリアカウンセラーとして全米150以上の大学をまわり、日本の就活の現状について講演をするなど活躍し、やりがいを感じていたそうです。2011年に長女を、2013年に長男を出産したのちも、子育てへの理解を示してもらえる恵まれた環境だったそうですが、組織の中でできることに限界を感じた直美さん。「キャリア支援の幅を広げ、母親業もより充実させるために、もっと自由になりたい」という気持ちが高まり、2016年に『New York Career Academy(NYCA)』を起業。その時、直美さんは32歳、子どもは5歳と3歳。「今アクセルを踏まないと、独立の機会を逃すかも」と思ったとか。そのうえ、独立1年目からさっそく小学校の役員を引き受けてしまい、ビジネスが軌道にのるまでは、睡眠時間を削る生活だったそう。それでも独立したからこその自由を感じられたそうです。子育て優先。でも、子育てを言い訳にはしない「子育ても仕事もとても好きなのですが、いま優先するのは子育て」と直美さん。「とはいえ、ビジネスに『子どもがいるから』という言い訳は通用しませんから、クライアントさんに迷惑をかけないように仕事量を調整したり、体調管理にも気を配っています」。直美さんは子どもの頃から、時間の使い方を工夫してきたそうで、高校生の時は、通学時間に英語を独学。進学したニューヨークの大学では、英語教授の推薦をうけ、アメリカの学生に英語ライティングの指導をしていたという驚きのエピソードも!「確かに、ムダな時間はあまり過ごしていないと思います。隙間時間には体幹トレーニングをしたり、SNSもタイミングを決めて活用するようにしています。リラックスする時は思い切りリラックス!それぞれの時間を全身で享受し、すベての時間に意味をもたせるようにしています」とのこと。参考にしたいですね!自分の人生をしっかりと歩める子にそんな直美さんはどんな子育てをしているのでしょうか。驚いたのが、お子さん達の習い事の多さ。「子どもたちが『やりたい』と思うことを大前提に、自分のコアになるものを極めつつ、興味があることはなるべく体験させたい」とのことで、長女はバレエを中心にピアノや水泳、書道、ガールスカウトなど、長男はテコンドーをコアに、バレエ、水泳など、アメリカ人のご主人と手分けして、送り迎えに励んでいるそうです。「その年齢でしか吸収できないことがあるので、習い事はたとえ借金をしてでもさせる価値があると思っています」と直美さん。また、直美さんご自身が、幼少期に母親と図書館に通っていたことから、同じように「世界観を広げてほしい」と、寝る前の読み聞かせは欠かさないそうです。バイリンガル育児を実践しているため、直美さんは日本語の本を担当、ご主人が英語の本を担当。本は、「愛や道徳、正義など人として大事にしてほしいことをメッセージとして伝えてくれるものを中心に選んでいる」とのこと。「子ども達の心の健康がとても大事だと思っているので、出張前は直筆の手紙を渡し、出張中は、毎日1分であっても、ビデオ通話で顔を見るようにしています。子どもには、愛されていることをなによりも実感してもらいたいです」。母としての愛があふれる直美さん。子どもには、どんな人に成長してほしいのでしょうか。「人は幸せになるために生まれてきたと思っています。私が考える幸せとは、お金や名声、人との比較ではなく自己実現。生きたい人生を生きられるよう、コミュニケーション力や情報収集力を養い、本当の意味で幸せな人生を送ってほしい」。いずれは2拠点生活で、故郷への恩返しがしたい夏休みには、子ども達を連れて実家のある群馬県に戻り、地元の保育園や小学校に通わせている直美さん。故郷・群馬への愛も深く、『ニューヨーク群馬県人会』の代表を務めるなど、故郷の活性化活動にも積極的です。「私を育ててくれたのは両親、学校の先生たち、そして群馬県の人々と自然です。子育てが一段落したら、2拠点生活にシフトし、もっともっと故郷への還元活動がしたい」と語ってくれました。最後に、日本のママにメッセージをもらいました。「日本のママは特に、自己犠牲というか、ひとりで抱えて頑張っている人も多いかもしれません。ぜひ、もっと”マイタイム(自分時間)”をもってみてはいかがでしょうか。マイタイムをもつための調整だけでも大変ですが、ママがリフレッシュできると、家庭や仕事にもよい影響が期待できて、全体的に上手くいくことが多いように思います。また、世間体や固定概念から抜け出せず、自分が本当に求めていないことにエネルギーを使ってしまっているママも多いようです。しっかり自分と向き合い、自分が本当は何をしたいのか、どんな子育てをしたいのか、見極めながらママとしての人生を謳歌していきましょう!」。New York Career Academy, Inc. ホームページ<文・写真:フリーランス記者鯰美紀>
2019年04月05日多くのママやパパは、わが子が「いじめっ子にならないように」そして、「友達からいじめられたりしないように」と心を配りながら子育てをしているのではないでしょうか。しかし、「いじめ」がゼロという環境はなかなか難しいという現実も。では、親ができることって何でしょう?実は、わが子をいじめられにくい体質に育てるコツがあるのです。今回は心理カウンセラーの筆者が、子どもに「いじめられにくい体質」をつくるための3つのコツを紹介します。1.「やってあげる」より「やり方を教える」大人から見て、小学校低学年くらいまでの子どもは、何かとできないことが多い存在です。トロトロとした子どもの行動をイライラしながら見つめたり、待つことができずについつい「やってあげちゃう」というママもいるのでは?しかし、実はこの「やってあげちゃう」こそがくせ者。子どもの代わりに親が手を出すと、子どもの心は自信を失ってしまうことが。こうした経験が積み重なると、自信のなさが言動に出て、いじめられやすくなることもあるのです。子どものできないことは、親がやってあげるのではなく、やり方を教え、ひとりでできるようにサポートすることで自信をつけさせてあげましょう。2.子どもの決断を尊重する大人から見ると、子どもは不要なものやダメそうなものをあえて選んでしまうように感じます。例えば、お祭りに行けば栄養もあってお腹にもたまるお好み焼きを食べずに、歯に悪そうな綿菓子をほしがったり、ささやかな景品しかない当りくじをやりたがったり…。でもそこで「そんなのダメよ、こっちにしなさい」と、親の良いと思う方向へ誘導するのではなく、子どもの決断をできる限り尊重してあげるのがおすすめです。自分の意見や決断をないがしろにされることに慣れた子どもは、友達に対しても必要な自己主張をすることができなくなります。友達から見ると、きちんと意見を言わない頼りないタイプに見えてしまい、知らず知らずのうちに友達からもないがしろにされてしまうケースが見られます。3.「得意」をひとつ伸ばしてあげる子どもたちの個性はさまざま。ある子はお絵かき、ある子は歌、ある子は運動、ある子は本を読むのが得意…それぞれ違うけれど、かならずどの子も、どこかに得意な分野をもっているものです。これを、本人が「得意だ」と認識できるかどうかはまわりの大人次第。自分で、これが得意なのだ!と感じ、自信につなげていけると、友達との付き合いの中でも、例えば「あの子はお絵かきが上手だから」と一目置かれ、いじめられにくい体質を作ることができます。どの分野でも、ひとつでいいので、子どもが自信をもてる分野を見つけてあげるのがおすすめです。上手にサポートして伸ばしてあげられれば、それは揺るぎない自信となって、友達づきあいに活かされていくでしょう。キーワードは「自信」!これまで見てきたように、いじめられにくい体質を作るのは子どもの自信です。自信がなく揺らぎの多い子は、自信をもって自己主張できるタイプの子に押されてしまいやすくなります。そして、結果的にグループの中で意見を尊重してもらえない役まわりになることも。こうすれば100%ということはありませんが、わが子にはある程度の自信、そして様々なことを自分で行えるだけの行動力を身につけさせるようにしましょう。それが自然といじめられにくい体質へと成長していくことにつながると思います。<文・写真:フリーランス記者あん茉莉安>
2019年03月26日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということで、「平成」の子育てとは「昭和」の子育てとどう変わったんだろう…?と考えてみました。SNSよ! ありがとう!そもそも働くママが増えたことや、都市部に人が集中している住環境と保育所問題…といろいろありますが、中でも個人的に注目したいのが「インターネット・SNSの普及」です。私も産後、検索履歴は「赤ちゃん 泣き止まない」「授乳 間隔」「離乳食 食べない」などのワードであふれ、周りの人間に尋ねるよりまずネットで調べるクセがついていました。夜中泣き止まない赤ちゃんを抱きながら、一人で調べ物をしていた記憶がよみがえります。深夜もtwitterなどのSNSでは同じような環境で育児に奮闘している母親の姿が見え、「お互いお疲れ様だね」と言い合うことができました。誰にも言えない愚痴もSNSになら吐き出すことができました。不安な夜を「みんな頑張ってる」と支えてくれたのはSNSやインターネットでの情報でした。さらにSNSを通じて知り合ったお母さんたちと実際に会って食事をしたり、趣味の話をしたり、交友関係もできました。子どもが1歳になるタイミングで東京に引っ越した私が寂しくなく新生活を楽しめたのもSNSのおかげです! 私は平成のインターネットとSNSのある育児しか体験していませんが、きっとこれらがなければもっともっとツラかったと思います。画面越しにたくさんの恩恵を受けたのは間違いありません。平成で終わりにしたいことその一方、インターネットやSNSでたくさんの情報を得られるようになったことで起きる問題もありました。それは、必要以上に他人と自分の育児を比較してしまうことです。例えば離乳食について悩んだとします。インターネットで検索をすると、色んな対処法や工夫などのノウハウを得られます。しかしそれが本当に「我が子にあてはまる情報」かはわかりません。ネットでこう書いていたからこうしてみたのに食べない…自分が悪いのだろうか、子どもがおかしいのだろうか…と、余計に悩んでしまうこともあります。またよその育児の様子が詳しく見えることで、あの子の子どもはあんなにたくさんご飯を食べるのに、と比べてしまうこともありました。私の場合、どんなに検索してもどんなによその食べる子ども羨ましく思っても、結局子どもが成長して自然と食べるようになるまでは離乳食の悩みは解決しませんでした。便利な反面、情報に振り回されることも多くあったように思います。これからは、情報の取捨選択が重要になってくる…と実感していて、そしてそれはとても難しい事でもあるとも思いました。画面越しにたくさんの恩恵を受けられるところも多いので、そこはしっかりと享受しつつ、情報に振り回されて不安になることのないようにしたいものです。そのためには自分自身と子どもの姿をよく見つめ、自分自身はどう思うのか、子どもはどのように成長しているのか、よく向き合う必要があると思います。画面の向こうの情報に一喜一憂するよりも一ヶ月前、一週間前、昨日より成長した子どもの姿に喜びを感じたほうが、より心穏やかに楽しく育児をしていけると改めて思いました!私自身、現在もスマートフォンを手放す日は一日もなく、毎日画面を眺める時間がとても多くなってしまっています。ふとネットのない環境の育児とはどんなものだろうと考えてみたところ、不便ではあるかもしれませんが、より子どもの事をよく見て触れ合い、その中でわが子に合う育児の方法を自分で考えるのではないかな、と思いました。新しい時代は、ますます便利にコンテンツや情報も充実していくと思いますが、情報に振り回されること、人と必要以上に比べるのは終わりにし、目の前の子どもや自分の気持ちと向き合う事を大切にしていきたいです。
2019年03月02日学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖。どれも同じように、働くママにとってはドキッとしてしまう言葉だと思います。できれば避けてもらいたいことではありますが、こればかりは仕方ありません。筆者が子育て真っ最中の働くママを含む数人で集まったときの話なのですが、みんなこの悩みに頭を抱えているようでした。働くママが子どもと家でどう過ごしているかをご紹介しましょう。■ 塾もダメ!ウイルス拡散を防ぐため外出はNG!YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)いざ学級閉鎖となると、当然ですがずっと家にいなければなりません。子どもにとってはまるで拷問です。しかし、そもそも家から出てはいけないと言われているのは、ウイルスの拡散を防ぐためなのです。ですから、遊びに出掛けたりするのはご法度。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)「うちは塾だけは行かせているのよ」というご家庭もあるようですが、本来これもNGです。さて、家から出ることができない、体力と暇を持て余す子どもとどう過ごすか、というのは親にとってはかなり大きな悩みの種となります。具体的に、何をさせて過ごしているかリサーチしてみました。ワークやドリルをやるタカス / PIXTA(ピクスタ)「いくら休みとはいえ休日ではないので、授業よりは少し時間を減らしてはいるものの、その日の授業でやる教科のワークやドリルをやらせています」(34歳/フルタイム)ゆっくり会話をするkou / PIXTA(ピクスタ)「うちは夫も私も仕事で忙しいので、普段は話し相手になってあげることがあまりできません。そのため、学級閉鎖のときくらいはと存分に親子でのコミュニケーションを取るようにしています」(35歳/パート)お菓子づくりプラナ / PIXTA(ピクスタ)「過去に数回、学級閉鎖や学年閉鎖がありましたが、一緒におやつを作ることが多かったですね。そこそこ時間がかかるので、暇を持て余さなくなります」(31歳/パート)■ 苦手教科の復習をするのもオススメ!あんみつ姫 / PIXTA(ピクスタ)元塾講師の立場からしてみると、苦手教科の克服に当てるのも良いのではないかと思います。子どもたちにとって、苦手教科に取り組むのには少し勇気が必要。だから楽しみにしている休日(土日祝日など)には、ほとんどの場合やりたがりません。しかし、本来であれば授業があった日が自宅待機になったということで、この日は比較的「やっぱり勉強しなきゃいけないかな?」という思考に持っていきやすいのです。集中的に苦手を潰していけば、今後の勉強が楽になります。苦手教科と向き合うにはきっかけが大切なので、これはむしろ良い機会なのではないかと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
2019年02月25日働くママは、朝から晩まで大忙し!それには、家族が協力して家事の分担を自主的に行うことで、キレイを保てる家をつくることが大切になってきます。ここでは、リンナイ株式会社が日本、韓国、アメリカ、ドイツ、スウェーデンの計5か国の25~39歳の働きながら育児をする女性計500名を対象に、「働くママの育児事情」に関する意識調査をした結果を解説。あわせて、家族で簡単にできる生活の中の導線を利用した家事分担方法について3つ紹介します。世間の働くママの多くが、仕事のほかに家事と育児の大部分を担っています。女性のライフワークバランスというのは、先進的な社会になった今だからこそ問題点や改善点が多く挙げられるのかもしれませんね。■ ワンオペ育児だと感じている日本の働くママは6割超え!先日、リンナイ株式会社が日本、韓国、アメリカ、ドイツ、スウェーデンの計5か国の25~39歳の働きながら育児をする女性計500名を対象に、「働くママの育児事情」に関する意識調査を実施したという記事がリリースされました。そこでは、ワンオペ育児だと感じている日本の働くママは6割を超えることが判明しました。プラナ / PIXTA(ピクスタ)また、育児の分担において日本は父親の分担度合が最下位でした。日本の働くママの負担は、想像以上のものだといえるのではないでしょうか。horiphoto / PIXTA(ピクスタ)■ 家族の協力は必須!働くママの家事を少しでも楽にする3つの方法!では、実際に働くママの家事の負担を楽にするのはどうしたらいいのか?ここでは3つの方法をご紹介します。1. プチ掃除セットを各所に置くkarin / PIXTA(ピクスタ)掃除は一気にしようと思うから大変なのです。簡単にできる範囲での掃除セットを各所に置いておけば、面倒くさくて大変な掃除の手間が省けます。掃除を遠ざけるのは「よくわからないし、面倒くさい」からという理由が圧倒的。また、家族全員が使いやすい掃除用具なら、気づいた人がサッと行うことができ、より快適に生活空間を維持することができるようになります。2. 個人のものは適材適所にoloktionov / PIXTA(ピクスタ)ヘアスプレー、ヘアゴム、シェーバー……家にあるアイテムというのは何かとごちゃつきやすいもの。ただ、個人で使っているものは、だいたい“使いたい場所”が決まっています。そのため身長や利き手、使用頻度などを考慮してものをセッティングしていくと、散らかりにくい収納ができあがります。ものが散らかるのは収納してあった場所に戻しにくく、結局、出しっ放しになってしまうことで散らかるという原理なのです。家族それぞれが自分で片付けをすることができるようになれば、主婦の仕事は格段に楽になります。3. マフラーやコートなどは玄関に収納し、明日の身支度は帰宅時にそれぞれで行うABC / PIXTA(ピクスタ)帽子や家の鍵、マフラーやコートなどは玄関に収納しておくことで、家族からの「〇〇がないんだけど、どこにある?」という質問を回避することができます。hilllander / PIXTA(ピクスタ)壁にフックなどを取り付けておけば収納力も上がり、ものを探す手間も省けます。■ 働くママには家族の動線やクセを見抜く“観察眼”も必要?家族全員にとっての使いやすさを追求すること。使う人の動線やクセを考えて、それぞれの“良い場所”を見つけることがポイントです。zon / PIXTA(ピクスタ)ベストな方法を見つけることができれば家事の時短化は可能ですし、結局は家事自体も楽になります。忙しい働くママが、少しでも自分のカラダを労わる時間ができますように!【参考】※リンナイ 【熱と暮らし通信】世界5カ国の「ワーキングママの育児事情」に関する意識調査
2019年02月22日こんにちは。5歳3歳の兄妹の母、グラハム子です。私の住んでいる地域は、もう寒さのピークは過ぎたかな〜という感じです。これからだんだんと春に向かっていくのでしょう。今回は最近、私が子育てで悩んだときに「この考え方は良いな、参考にしよう」と思ったエピソードを2つほど紹介します。■朝から子どもにイライラ…そんなときどうする?まず、ひとつ目。それは「子どもたちの朝の支度が遅くてイライラしちゃう」といったような内容を、ママ友とLINEしていたときの話。返ってきた返事は…こうでした。私は今まで自分のイライラの対処法として、お気に入りのコーヒーを飲むとか、趣味の柔軟体操をするとか、そういった「子どもとは関係ないのひとりの時間を作る」ことで心を落ち着けていました。これも自分にとって良い方法だと思っています。それに対して、この「鏡の前に子どもと一緒に立つ」という方法は、子どもの行動自体をストレスだと思わず、すべてを受け入れるということ。■子ども抱いた自分の姿を見て感じたことこれを実践したとき、子どもの小ささはもちろん、「こんな小さい子のしたことで、その都度イライラするなんて、自分はなんて器が小さいんだろう」と同時に自分の小ささもわかりました。とくにうちは子どもの歳が1歳半しか離れていないので、本当は上の子もまだ小さいはずなのに、お兄さん扱いしてしまう場面が多々あったことに気がつきました。この方法で1人ずつ抱っこして鏡に映ると、「下の子はこんなに小さい、でも上の子もこんなに小さい」と、2人それぞれがまだまだ幼いことを再確認できるのでありました。■「かっこ悪い」ストレートに子どもに伝わる言葉があるもう1つも、ママ友からご教示(ママ友は教えているつもりはないと思いますが…笑)いただいたものです。じつは以前、うちの子がこんなことを言ったのです。今思えば、われながら長ったるいし、意味不明な返しだったなあと思います。 何を言いたかったのかと言うと、子どもには他者と比べて優越感や劣等感を抱いたり、人や自分の価値を決めたりしないでほしいと言うことです。でもそれをどうやって子どもに伝えれば良いかわかりませんでした。そんなある日、ママ友と一緒にいたとき、こんな会話がありました。ママ友の言った「そういうこと言うの、かっこ悪い」。これはじつに的確で、子どもにもわかりやすくて、私の心にヒットしました。■「子育て論」を取捨選択するには子育てもいろいろなので、自分の心にヒットしたものだけ採用していけば良いと私は思っています。逆を言えば、どんなに影響力がある人が言った子育て論も、自分の心にヒットしなければただの世間話。世間話は「そういう考え方もあるんだな〜」くらいに、脳みその端に置いておけば良いのだと思います。本やネットからだけでなく、身近な人から教わることって、結構あるもんです。子どもが今5歳ということは、私自身も母親として5歳。まだまだ学ぶことばかり。人生って、意外とおばさんになってからの方が楽しいです。
2019年02月22日俳優で小説家の水嶋ヒロ(34)が1月24日にブログを更新。アメーバブログの新機能『こえのブログ』で投稿し、ファンから反響をよんでいる。この日にリリースされた「こえのブログ」とは、声で手軽にブログ投稿ができる新機能。「こえのブログ」は音声で再生することができ、また音声入力された内容は自動でテキストに変換。音声とともに投稿することもできるという。水嶋は『寝る前に声ブログ(初)』と題したブログを投稿。声だけでブログ書けるんだったらいいよねって思ってとりあえず、試してみてる」と話し、「何喋ろう」「間がいっぱいできちゃうけど」と困惑しつつも「そんなのもありっていうことで許してもらえたら」と呼びかけた。また「俺の声聞けてないなーみたいなそういう声もいっぱいもらってたりもする」と前置きし、「まあこういう機能があるとそこら辺もカバーできるから」「やってみた方がいいんじゃないかなっていうふうに思えました」と挑戦した理由を明かした。コメント欄には「生声久しぶり聞けたーうれしー」「ヒロくんの声聴けて懐かしくもありそーとぉ~癒されました」と喜びの声が寄せられていた。
2019年01月25日お笑い芸人・ANZEN漫才のみやぞん(33)が1月24日、アメーバブログで公式ブログを開設。音声と文字を投稿できる「こえのブログ」でブログを初投稿した。みやぞんは『自己紹介』と題し、エントリー。「皆さん初めましてANZEN漫才のみやぞんです。お笑い芸人をやっていて今年で33歳になります」と挨拶した。つづけて「今日からこの声のブログをはじめます。三日坊主いや4日坊主にならないように頑張りますので皆さんよろしくお願いします」と意気込んだ。音声では「みなっ、みなっ……」と開始からつまづいたり、最後は「切りまーす!」という声も録音されており、みやぞんワールド全開。ファンからは「今人間で一番の癒し」「楽しみにしてます!」「みやぞんの声が大好きなので毎日聴けるなら嬉しいな」と開設を喜ぶコメントが寄せられている。
2019年01月24日お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞん(33)が24日、アメブロにてブログを開設した。「自己紹介」と題して初めてブログを更新。同日、スマートフォンブラウザで先行リリースした声で手軽にブログ投稿ができるアメブロの新機能「こえのブログ」を使って投稿した。「みな、みな、皆さん初めましてこんにちは ANZEN漫才のみやぞんです お笑い芸人をやっていて今年で33歳になります」と元気よくあいさつ。続けて、「今日からこの声のブログをはじめます」と宣言し、「三日坊主いや4日坊主にならないように頑張りますので皆さん応援よろしくお願いしまーす」と決意を語った。ファンからは「結構早口だなー笑」「声を聞くだけでほっこり」「声を聞くだけで元気が出ます!」「ブログでもみやぞんさんのこえを聞けるの、嬉しいです~!」「みやぞん!!!待ってました!」「イッテQのロケ先での更新お待ちしてます」「本当に可愛くて大好き」「楽しみにしてるので三日坊主にならないことを願います」「めちゃめちゃ嬉しい」などとコメントが寄せられている。
2019年01月24日待ちに待っていた、わが子の誕生。会えるのを楽しみにしていたから子育ての準備も万端! …だったはずなのに、なぜか毎日泣きたくなる。つらくてつらくて仕方がない…。そんな自分に情けなくなって、さらに落ち込む…。赤ちゃんの誕生は誰だってうれしいものですよね。できることはやってあげたいし、惜しみない愛情を注いであげたいと思うのに、気持ちが追い付いていかない…。今回は、生まれたばかりの子どもを前に、ママが落ち込んだり悲しくなったりしてしまうのはどうしてなのか? 解消法も合わせてお話ししていきましょう。■無事に出産! うれしいはずなのに、毎日つらい…なぜ?待望のわが子誕生に明るく楽しい子育てライフが待っているかと思いきや、現実はとまどうことばかり。いろいろ試してみるけれど、一向に泣き止まないわが子を前にして涙がこぼれてくる。泣き声を聞くのがつらくて、耳をふさいでしまう。赤ちゃんと過ごす1日に無性に息苦しさを感じてしまう…。初めてのお子さんであればなおさら「わが子はきちんと発育している?」「何か問題はない?」など、不安になってしまうものです。例えば、子どもが少し吐いただけでも「大きな病気なのかもしれない」と心配になり、あわてて病院に駆け込む… といったことを、何度も繰り返してしまうママも少なくないでしょう。どうしたらいいか分からず、毎日不安を抱えた状態になってしまうのは「人の命を預かっている」といった重責感からかもしれません。自分以外の命を背負う初めての子育ては、想像以上のプレッシャーをママに与えているのではないでしょうか。■理由のわからない「気分の落ち込み」原因は…プレッシャーづくしな日々にさらされるのと同時に、ママの気分が落ち込みやすくなる原因の一つに、脳内の神経伝達物質「セロトニン」などの減少が関係しているといわれています。セロトニンは、太陽を浴びることで体のなかに分泌される物質。そのメカニズムはまだ解明されていない部分も多いのですが、「やるぞ!」という意欲や人の感情に関する情報の伝達に関係していたり、睡眠や覚醒、ホルモン分泌のリズムを調整するなどの役割があるといわれています。そのため、日照時間が短くなっていく秋から冬にかけては、脳内のセロトニンなどが減少し、今まで楽しめていたことが楽しめなくなったり、気分が落ち込むといった人が増えるとか。それを予防するため、朝早く起き、積極的に外で太陽の光を浴びると良いといわれています。ただ、子育て中のママは赤ちゃんの生活リズムに合わせているため、毎日朝早く外に出て、太陽の光をあびるというのもなかなか難しいですね。冬の寒い季節はなおさらです。さらに、赤ちゃんはまだママと会話ができず、大人同士のようなコミュニケーションをとるのは難しいでしょう。意思疎通のとれる相手と話す機会が少ない日々が続くと、ママはどんどん閉塞感がつのっていきます。そうした環境が重なり、「つらくて悲しい」「何をしていても落ち込む」といった感情を引き起こしているのかもしれません。■いざという時、頼りにならない「夫と実母」では、子育てで気分が落ち込んでしまう時には、どうしたら良いのでしょうか。日々の閉塞感、子育てのプレッシャーをやわらげるには、まずは意思疎通のできる相手をもみつけ会話をしましょう。まずは「大人と話す機会」を意識的につくるといった行動が大きな意味を持ちます。身近にいる大人、と聞いてすぐに思い浮かぶのは「夫」ではないでしょうか。気兼ねなく話せる存在ではありますが、夫の場合、仕事が忙しく頼りにならないこともあるでしょう。そうなると実母などが身近な存在ですが、相手によっては「そんなこと当たり前なんだからもっと我慢しなさい」「みんなやっていることなんだからワガママいわないの」と一蹴されて、会話にならないことも…。子育ての話題を出しても「気持ちを理解してもらえない」と一層さみしい気持ちになってしまい、かえって悪影響となることもあります。■落ち込んだら「近すぎない大人との二言、三言」大人同士の会話を楽しむには、かえって近すぎない相手のほうが良い場合があります。例えば、普段の暮らしのなかで、大人と会話をするのはどういったシチュエーションでしょうか。・宅急便の配達業者さんに「寒いのにご苦労様です、いつもありがとうございます」と感謝を伝える。・公園へ散歩に行ったついでに、子どもを遊ばせているママに「この公園、小さい子がたくさんいますよね」と話しかける。・週に何度か訪れるスーパーの店員さんに「すみません、○○が欲しいんですがありますか?」と聞いてみる。スーパーの店員さんに声をかけるのは会話とはいえないかもしれませんが、これも立派に「大人と言葉を交わす」行為に入ります。赤ちゃんを連れていると「かわいいわね」と声をかけられることはありませんか? そんな時は「6カ月になりました」などと会話をふくらませてみても良いと思います。世間話、天気の話、地域の話など、あたりさわりのない会話をするだけで十分です。赤ちゃんといると「相手が何を思っているのか分からない不安」が生じるもの。そんな時、二言、三言でも意思疎通のできる大人と話をすることで、育児への不安がスッと消えることがあります。ぜひ試してみてください。いつもより少し積極的になって大人との会話を楽しんでみれば、赤ちゃんと2人きりの世界に閉じ込められているような閉塞感はだんだんと消えていくのではないでしょうか。参考資料:・ 厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」 ・ 厚生労働省「こころの耳」 ・ 全国地域生活支援機構 ・ 日本生活習慣病予防協会
2019年01月10日1月1日、元SMAPの香取慎吾(41)がブログを開設し話題になっている。『SHINGO KATORI Official Blog 空想ファンテジー』と題されたブログには、香取の独創的なイラストとともに空想の物語が綴られている。一部で密かに注目されているのは、1月1日付のブログオープンに登場した「黒いうさぎ」の物語。心象風景を作品に投影するアーティストは多いが、この「黒いうさぎ」は繊細な香取慎吾そのものを表しているのではないかとも言われている。「黒いうさぎ」は、これが初登場ではない。2006年放送の「おしゃれイズム」にゲスト出演した際には、もともと自分の中に存在していたと話し「黒いうさぎ」をイラストで紹介。そのうち「黒いうさぎ」が部屋で見えるようになり、それを絵に描いたら見えなくなったと語った。この他にも「黒いうさぎ」は2007年、香取が司会を務めた「27時間テレビ」にも登場。「コンちゃんのなまか」(絵:香取慎吾となまか、文:野島伸司)という絵本で、白いうさぎ達に混じった「黒いうさぎ」が主役として描かれる。一匹だけ色の違う紺色うさぎのコンちゃんが「みんなと一緒がいい」と言って泣くシーンは印象的だ。コンちゃんは白うさぎ達の力を借りて、他の色になろうとするが叶わない。最後に大きな虹をみて「それぞれだからあんなにキレイ」と結ぶ。さらに2001年から2017年まで香取がMCを務めた「SmaSTATION!!」(テレビ朝日系)のフリーペーパー「SmaTIMES」でも、「黒いうさぎ」はお馴染みのキャラクターだった。中でも#640に掲載された4匹の黒いうさぎは、解散騒動のタイミングと相まって様々な憶測を呼んだ。個性的な世界観ゆえ好奇の目にさらされ、稀に「怖い」「理解できない」という声も聞かれるこの「黒いうさぎ」。だが、ブログを読んだファンからは《黒いうさぎ最強になって戻ってきた感黒うさは慎吾そのもの》《慎吾ちゃんの中にいる黒いうさぎは慎吾ちゃんの中にいる慎吾ちゃんなんだろうなぁ》《黒いうさぎからは辛く悲しい想いを想像していたけど、楽しそうに踊っているうさぎをみて救われたような気がした》《また黒ウサが見れてうれしい、慎吾ちゃんのファンタジーなお話も大好きです》と香取自身の投影であると認識しつつも好意的に受け止めている。「黒いうさぎ」を通じ香取とファンの間のより深い絆が芽生えているようだ。
2019年01月06日はじめまして、とまぱんと申します。1歳の娘を持つアラサー母です。インスタやブログでゆるい感じの育児漫画を描いています。みなさんは、自分の時間って持てていますか?育児中は、慌ただしさや寝不足で自分の時間が持てず、ついつい自分を置いてきぼりにしてしまいますよね。今回は、娘を初めてを夫に預けた時の話をしようと思います。久しぶりに自分の時間を過ごしてみて、あることを思い出しました。自分の時間を過ごしたことによって思い出したこと。「そうだ、私は夜に散歩をしたり、音楽を聴いたりするのが好きだったんだ」慣れない子育てでずっと緊張状態だった私は、好きなことをしようという発想がまるでありませんでした。そのため、自分の好きなことをすっかり忘れていた のです。昔は夫と、よく夜に家の周辺を散歩していましたが、産後は中々できません。イヤホンで音楽をゆっくり聴くのも暫くしていませんでした。子どもが産まれ、つくづく幸せだなぁと感じていますが、自分と向き合う時間も必要だな と思いました。ついつい子どもが主体になってしまいますが、たまには母親の自分から離れてみるのもオススメです!●ライター/とまぱん
2018年12月07日子どもの成長や、健康、離乳食のレシピ……特に出産や0歳児の子育てにおいて疑問や悩みはつきもの。そんな時、多くのママたちが活用しているツールの一つである”SNS”。「株式会社ベビーカレンダー」が実施した調査、「子育てにおけるSNS利用」によると、実に92.3%のママたちがSNSを利用している、と回答しています。子育て中のママたちは一体どのようにSNSと付き合っているのでしょうか。今回は「子育て中のママのSNS利用」についてのお話です。■ 子育てについての悩みはインスタで情報収集?まずは、子育て中のママたちが”妊娠・出産・0歳児の子育て”の疑問を解決するために活用している情報源から見ていきましょう。トップは、友人・知人の82.1%。しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)確かに、自分の母親に子育ての質問をしても、遠い過去の経験なので明確な答えは得られず……という経験が筆者にもあります。それより”現役世代”の方が活きた回答を得られるので、子育て中の友人や知人にまずは聞いてみるという回答がトップなのは納得ですね。そして興味深いことに、”医師、助産師、看護師などの専門家”よりも、”SNSに頼るママ”の割合が高いこと。専門家よりもSNSを活用する理由としては、やはりその手軽さでしょうか。緊急性はないけれど、次から次へと押し寄せてくる育児の悩み。Fine Graphics / PIXTA(ピクスタ)「こんなこと、わざわざお医者さんに聞くのは気が引ける……」育児と家事に追われるママたちにとって、病院へ出向くのは一苦労なんです。その点SNSは知りたい情報をすぐ検索することができ、そのスピード感は大きなメリット。今後もSNSは子育てにおいて更に重要なツールとなることが考えられます。■ SNSを活用するもデメリットを感じるママも存在知らない誰かの発信した情報や悩みを知れること「自分だけ悩んでいるんじゃないんだ」と子育て中の気持ちを軽くしてくれるSNS。naka / PIXTA(ピクスタ)”正しい答え”ばかりを求めているわけではなく、“生の声”を求めているママたちにとってSNSは想像以上に頼れる存在となっているよう。しかし、ママたちはSNSについて”よくない”と感じている面ももちろんあり。”情報量が多すぎて、正確な情報が分からない”という回答がトップにあるように、SNSはその情報量が裏目に出ることが珍しくありません。どの情報が正しいかわからず長時間SNSに没頭してしまい、子どもと過ごす時間が削られてしまうのであれば本末転倒ですよね。また他人と比較してしまうことを避けるのは難しく、逆に不安を大きくさせてしまうことも。更に、”繋がりたくない人から連絡がきてしまう”、”個人情報の漏えい””子どもの写真の無断転載””誹謗中傷を受けた”など、SNSを利用する人の多くが感じるデメリットをママたちも同様に感じています。freeangle / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか?市町村が実施している育児相談は、”日程を逃せば参加できず、来月に繰り越し”なんてことも珍しくはありません。「0歳児にとっての1か月間は濃く、月齢によってできること・できないことが大きく違ってくるのに、育児相談が気軽にできないなんて!」という経験が筆者にもあります。市町村や小児科の子育て支援への期待はいうまでもありませんが、SNSの持つスピード感や手軽さを武器に、専門家に直接相談できるなどリアルタイムで育児の悩みが解決できるサービスが今後整備されることを期待します。【参考】※約9割のママがSNSを利用する時代!「子育てにおけるSNS利用」に関する意識調査を実施SNSに惑わされるママ!約7割が正確な情報の判別がつかないと回答
2018年11月13日ライターの鯰美紀(なまずみき)です。夫の転勤に伴い、2018年8月からニューヨークで活動しています。先日、ニューヨークで、米国公認ライフコーチのブロディー愛子さんの「子育てと個性」のワークショップに参加しました。子どもの個性を大事にしたい。そう思うママは多いと思いますが、実際に「個性を伸ばす子育てをしている」と実感できている人は少ないのではないでしょうか。愛子さんは、「日本は個性を伸ばしにくい国」だと言います。愛子さんに、子どもの個性を伸ばすために必要な3つのことを聞きました。1.ママ自身が個性を取り戻そう「まずはママ自身が、自分の個性を取り戻し、自分を愛すること」と愛子さん。日本人は、世間の枠からはみ出ることを許されず、持って生まれた個性をそぎ落としながら育っていることが多いそうです。愛子さんに寄せられる相談でも、アメリカ人は「私はこれがしたいのに、実現できない」と訴える人が多いのに対して、日本人は「自分が何をしたいのかわからない」ということが多いといいます。そういう人が親になったとき、子どもの個性をどう伸ばせばいいのか、戸惑ってしまうそうです。「個性的な子育てを考える前に、ぜひ、自分自身と向き合い、自分の個性を取り戻してください。自分のことを一番よく知っているのは、誰でもない、あなた自身です」と愛子さん。子どもの個性を育てる第一歩は、親自身が、「自分とは何者であり、何が好きで、どんな子育てをしたいのかを」を明確にする必要があるということですね。2.自分の子育てに自信をもち、貫く勇気を持とう愛子さんは、日本の親が「みんなの迷惑になってはいけない」「子どもが人と違うと困る」というプレッシャーを感じながら子育てをしていることが気になるそうです。例えば、日本では、学校から親が呼び出され、子どもの行動に対して注意を受けることがあります。そんな時、とりあえず先生に謝り、「家でよく言い聞かせます」と言うのが一般的ではないでしょうか。これについて、愛子さんは「自分が言いたいことではなく、相手が聞きたいことを言ってしまう日本人らしいですね。でもね、それは自分の気持ちにウソをつくということですよ。学校や先生の方針に同意できなければ、『うちはこういう子育てをしています』『うちの子は大丈夫です』と言えるぐらいの強さを持ってほしいですね。だって、お子さんのことを一番理解して、信じてあげられるのは、親でしょう?」と言います。続けて、「子どもにおねだりされるままに、みんながゲームを持っているからとゲームを買ったりしていたら、お金がかかるばかりで、子どもの個性は伸びません。人と同じことをしていたら、人以上にはなれません」とも。「世間は勝手なことを言いますが、子どもの人生に責任をとってくれるわけではありません。個性を伸ばす子育てをしたいなら、『誰が何と言おうと、自分は子どもを信じ、自分流で子育てをする』と言い切る勇気と強さを持ってください」。3.子どもが歩く道を信じ、挑戦と失敗を見守ろう子どもが生まれると、つい、子どもの習い事、学校、職業から、老後の自分との関わり方まで、勝手な妄想でシナリオを作成してしまいがち。子どもがそのシナリオから外れると「失敗した」「裏切られた」と考えてしまいます。これについて、愛子さんは、「子どもを親の所有物だと思うのは大間違い」とバッサリ。「子育てに関して、親は愛情と恐れを持って、小さな選択を繰り返していきますが、恐れが強くなると、子どもの個性は伸びません。私たちは、転ぶ痛さを知っているので、ついつい、子どもが転ぶ前に手を出したり、道を示したりしがちですが、やり直しがきく若いうちに、やりたいことをやらせ、たくさん転ばせることで、子どもは学ぶのです。特に10代の反抗期は、親の価値観から卒業し、自分の生き方を模索するとき。親は戸惑ってしまいますが、信じてもらえている子は、“本当に悪いこと”はできませんから、安心して、思い切り反抗させてあげてください」。最後に愛子さんから、日本のママにメッセージをいただきました。「日本でも終身雇用制の社会は終わり、幸せの形も多様になりました。人生という広い海の中で、自分をわかっていないと、方向を見失い、溺れてしまうかもしれません。自分の個性をわかっている人は、どこの海にいても、自分が幸せだと感じる沖に泳ぎつくことができます。親ができることは、子どもの個性に応じたサバイバル能力を身につけてあげることではないでしょうか。世間に惑わされることなく、子どもを信じて、強い心で子育てをしてください」。愛子さんのお話を聞いて、親が自分自身を信じ、子どもを信じることで、子ども自身も、自分を信じて、人生を力強く歩いていけるのだと、改めて感じました。ブロディー愛子さん<文:フリーランス記者鯰美紀>
2018年11月08日仕事が忙しくて育児が手伝えないパパもたくさんいるでしょう。しかし子育てという仕事を毎日行っているママからすれば、少しはパパにも手伝ってほしいと思うことがあります。そんなときにどうしたら良いのか、その対処法をパピマミ編集部が紹介していきます。上手に自信を持たせてあげる本当は手伝いたいけれど、やり方がわからずに積極的に子育てへ参加できない パパもいます。毎日当たり前のようにおむつ替えをし、泣いたら抱っこであやし、お乳をあげてきたママからすれば「どうしてこれくらいのことができないの?」と思うかもしれません。しかしパパからすれば、小さくてか弱い我が子を抱っこするのも勇気がいりますし、自分の行動への肯定感も持ちづらいです。だからこそ毎日面倒を見ているママにすべてを任せがち になってしまいます。夫に子育てを手伝ってほしいと思っているママは、まず何を手伝ってほしいのか、そして何をどうすればよいのかということを丁寧に教えてあげましょう。不安そうであれば「私も一緒にやるから 」と言ってあげれば、パパも挑戦しやすくなるでしょう。すると育児にも自信がついて、徐々に積極的に動いてくれるようになります。休みの日だけお願いする夫婦で協力し合って子育てをする、と言っても毎日仕事をしているパパからすれば、疲れて帰ってきてからも育児を強いられるのは苦痛です。「休みなく毎日、育児をしている私はどうすればいいの?」と思うのが、ママの意見ではあります。しかしやはり社会に出て仕事をするのは、自宅とは違うストレスがある もの。そんなパパ側の意見も理解してあげましょう 。そのため、仕事の日は子育てをお願いするのではなく、休みの日だけお願いするなどの工夫が大事です。その日は母乳をあげることに専念し、あとのことは全部パパに任せるというようにすれば、ママも休む余裕ができますし、休日であれば仕事のことを気にしなくても良いのでパパも育児に参加しやすくなります。育児も仕事の1つと認識させるパパの中には、子育てを仕事と思っていない人 もいます。だからこそ「自分は仕事に出ているのだから、子育てくらいしろ」というように上から目線で考えてしまうのです。職場で忙しそうにしている人を見かけたら、手伝おうとするのが一般的です。にもかかわらず、自宅で忙しそうにしているママを見ても手伝おうとしないのは、仕事だと思っていない証拠。毎日子育てをして、家事もこなすのは働いているのと同じです。とくに小さい頃は夜泣きもしますし、おむつが濡れて夜中に何度も起きてしまいます。そのたびにママは起きてあやしたり、お乳をあげたりしているので、不眠不休の状態なのです。そんな事実をきちんと伝え、育児も仕事の1つなのだと理解してもらえるように話すこと が大切です。必ず言葉にして伝えようママの中には、忙しさを察して手伝ってほしいと思っている人もいるでしょう。しかしパパからすればそれに気づけない場合もありますし、ママに任せていた方が安心だと気を遣っている 場合も考えられます。このすれ違いから「全然育児を手伝ってくれない」というママの不安につながってしまいます。手伝ってほしいのであれば、自主的に動いてほしいと期待するばかりではなく、必ず言葉にして伝えましょう 。期待するだけで言葉にしないでいると、動かない夫に対して不満ばかりがたまってしまう可能性があります。何をしてほしいのかをはっきり伝えることで、パパも動きやすくなる でしょう。まとめまだまだ女性に子育ての負担がかかっているのも確かなので、上手に協力し合いながら夫婦で乗り越えていくことが大切です。ママは具体的にどんなことを手伝ってほしいのか、またどうやって役割分担をするのかなどを明確にし、夫にはっきり伝えるようにしましょう。
2018年11月06日子育て中の夫にストレスを感じるママは、どうやってストレスを発散させていけば良いのでしょうか?簡単にできるストレス発散法をパピマミ編集部が紹介します。友達に話して発散させよう!子育て中の夫に対するストレスは、同じ子育てをしている人にしか分かりません。仲の良い友達に打ち明けるのも良いのですが、子育て経験がない人が相手だと共感するのも難しく、一方的に愚痴を言うだけで終わってしまいます。そこで身近にいるママ友 に話を聞いてもらい、ストレスを発散させましょう。何に腹を立てているかを打ち明ければ、共感してもらえるかもしれません。同じママという立場だからこそ言える不満を吐きだせば、心がスッキリしますよ 。同じような悩みや不満を持ったことがあり、それを解決してきたというママであれば、効果的なアドバイス をしてくれる場合もあります。ストレスを心の中にためこむのではなく、まずは誰かに打ち明けてみるということを考えましょう。とにかく好きなものを食べる!子育てが忙しいと、満足な食事もできないママもたくさんいます。家事をやっている暇もなければ、寝不足でそれどころではないこともあるでしょう。しかし満足に食べていない状態だと、ストレスにもなってしまいます。まずは、心と体に栄養補給 をさせてあげるためにも、好きなものを好きなだけ食べましょう。お腹が満足感を得ることで、ストレスが軽減されていきましょう。甘い物やファーストフーなどを食べ過ぎてしまったのであれば、その後はしっかり野菜を食べたり水分補給をするなどして、体の調子を整えましょう 。「今は話したくない」というのもアリ!ストレスがたまった状態で無理に夫と話していると、余計にストレスが蓄積 してしまいます。ときには柔軟な対応ができず、冷たい態度をとってしまうでしょう。それが余計に夫婦仲を悪化させる原因にもなりかねないので、ストレスがたまっていて夫と話したくないというときには、その気持ちを素直に伝えてみるのも1つの手段 です。産後の女性はホルモンバランスの乱れや、慣れない育児に対するストレスから情緒不安定になりやすい傾向にあります。それを悪いと思うのではなく、仕方ないと受け止めることも大切です。だからこそ「ちょっと今は話したい気分じゃないからごめんね 」と一言言っておけば、夫も理解してくれるでしょう。1人の時間を作って心も体もリフレッシュさせる今抱えているストレスが子育てか、それとも夫に対するストレスか、それすらもわかっていないママもいるでしょう。それでは毎日がつらいだけで何の解決にもならない ので、1人の時間を作ってみましょう。夫や両親など預けられる人に子どもを預かってもらい、1人でご飯を食べたり、昼寝をしたりと好きなように過ごすのです。育児が始まってまともに眠れなかったというママからすれば、例え2~3時間であっても眠れば心も体もスッキリしますし、1人でゆっくり食事を楽しむのもリフレッシュになるでしょう。1人の時間を過ごしたあとは、気持ちが楽になっているでしょう 。まとめ子育て中はいろんなストレスに直面することとなります。忙しい日々を送る中でも、少しずつでもストレスを発散させていくことが大切です。産後は情緒不安定になりやすいということをあらかじめ夫には伝えておき、その後できるかぎりでストレス発散の時間作りに協力をしてもらいましょう。
2018年11月05日たらちね助産院院長、大坪三保子先生にお話を聞く連載。 第1回 は、乳児を育てているママたちには、小さなママ・コミュニティが大きな助けになるという話をうかがいました。第2回は、大坪先生が取材中に何度も口にされた「腑(ふ)に落ちる」子育てについて考えます。お話をうかがったのは…大坪三保子先生(たらちね助産院院長)久留米大学看護専門学校、熊本大学医療技術専門短期大学助産学科卒業。たらちね助産院院長、助産師・看護師。子育て支援グループamigo顧問。母と子のウェルネス研究会幹事。『はじめてのベビーマッサージ』(保健同人社)、『安産のための体と心をつくるHappyマタニティ・ヨガDVD付』『キレイで元気なママになるHappy産後ヨガDVD付』(共に高橋書店)など著書多数。 ・たらちね助産院 ■「自分はなにがしたい?」あふれる子育て情報の取捨選択──第2回はいろいろな子育て情報があふれているなかで、どうやって子育てをしたらいいかを中心におうかがいます。大坪三保子先生(以下大坪先生):人間は不安なことがあると、最悪の事態を考えがちです。不安なことや危険なことを調べるのはいいのですが、ネットで世界中から情報が入るので、深く掘りすぎてしまう傾向はあると思います。──不安を助長させる傾向があるということですね?大坪先生:センセーショナルではない平凡な情報はかき消されていきますよね。わりと極端な情報がいつまでも残る傾向はあると思います。例えば、「完全母乳」という言葉も、育児に「完全」や「不完全」があるわけではなく、学術的な調査研究の世界で、人工乳の期間を分けなくてはいけないので「母乳だけの期間(Excluseive breastfeeding)」というような使い方を最初はされていました。それが、言葉を短くした造語もできて、「私カンポじゃないんです」などと使われるようになりました。──「完全母乳」がもともと学術用語だったとは知りませんでした。大坪先生:その言葉が一人歩きをして、時にはお母さんたちが自分自身を責めてしまうこともあるようです。母乳で育てたい母親を支援する NPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本 では「使いません『完全母乳(完母)』という言葉~一人ひとりの子育てに寄り添って~」という声明を出しています。( 参照)──言葉の影響が時に大きいということですね。大坪先生:赤ちゃんは、お母さんが穏やかなやさしい気持ちでいてくれていることで、赤ちゃん自身もうれしいみたいです。赤ちゃん自身を見つめて微笑んでもらったり、やさしい言葉かけやなでてもらう時間や抱っこの時間が度々あったりすることで落ち着いていられます。そのためには、情報をなにかと比べたり責めたりすることではなく、気持ちを整理することに使うとよろしいのではないでしょうか。自分が腑に落ちているかモヤモヤしているのか、まずは感じることがその後につながるのではないでしょうか。知り得た情報を誰かと共有し気持ちを分かち合うことができれば、なお納得することに役立つのではないかと思います。──気持ちを受けとめてもらうのは、LINEなどのSNSを通してでもいいのですか?大坪先生:文字情報は、自分が読みたいように読む、切り取りたいように切り取る、という傾向があるので、そのことも含めて使用することが必要かもしれません。人間はコミュニケーションをとる時、相手のジェスチャーや顔色、目などのボディランゲージを見ながら会話を成り立たせているので、やはり誰かと直接話すことは大事じゃないかしらと思います。第1回目で話したような集まりを利用するのもいいし、家族に自分の気持ちを話すなども有用だと思います。──身近な存在である家族とコミュニケーションをとれればいいですね。大坪先生:仲が良かった夫婦でも産後に仲が悪くなったと話す方もいますが、「あなたがやらないからじゃない」など方法を言い合って責めてもつらいですね。相手の気持ちはどうなのかと注目するだけでも理解がすすむこともあるようです。■授乳や排せつの回数・量「大切なのは“記録より五感”」──育児アプリなどについてはどのように考えていらっしゃいますか?大坪先生:育児アプリ使用されている方が増えていますね。授乳の度に記録をずっとつけていらっしゃるかたもありますね。──授乳の回数や量、排せつなどの記録はつけた方がいいですか?大坪先生:お子さんが病気の場合や、医師や医療従事者から「しばらく情報共有したいので」と依頼されていたらその期間は必要です。そうではない場合は、記録よりはお母さんの感覚もとても大切だと思います。授乳の回数、時間よりは、母乳ならお母さんの飲み取られている感覚、ウンチのいつもの様子とかですね。回数や時間にとらわれていると、その事柄自体がよく見えていないことってありますよね。「どんなウンチでした?」と聞かれると答えられないとか…。──確かに、オムツなどよく見ないでさっさと交換していました。大坪先生:「紙オムツにしているおしっこ、どんな感じでした?」と聞くとみなさん「え?」って答えますよ。「おしっこは出ているようだけど、おむつは乾いていました」など、回数よりもぬれ心地とか、赤ちゃんの表情が大事な情報なんですね。だから、五感で感じてください、とよくお母さんにお話しています。──目で見る以外にどうすればいいのでしょうか?大坪先生:目でみるだけではなく、肌で感じてください。においも感じてください。赤ちゃんを五感で感じてくださいね。時々、「目の情報が多すぎるなと思ったら目を閉じてください」とお話しています。目を閉じて赤ちゃんのおなかに触れてみる、汚れたおむつのぬれ具合を触ってみるなどをしてみると、感覚がぐっと上がってきます。──手で触れる感覚が大事だと考えて、先生はベビーマッサージをすすめられているのですか?大坪先生:手の感覚は大事ですね。お母さんが体で感じることが大事だと思います。抱っこも縦抱きや横抱きしなければいけないわけではなく、赤ちゃんが穏やかで気持ちよさそうににこにこっとしてくれればいいのです。そういった赤ちゃんが心地いい抱き方って、お母さんが緊張をゆるめて手で感じないとなかなかできないですよね。──初めての育児だと、なにが正解かまるで分からない状態ですが、やはり自分の五感で培っていくしかないということですね? そうすると、情報としてはどんな情報を得ていけばいいのでしょうか?大坪先生:お母さん自身が穏やかでいれば、必要な情報が見えてきて、聞こえてくるのではないでしょうか? 極端な情報ばかり追いかけることもなくなるかと思います。──母親が穏やかな気持ちでいることが大事なんですね。大坪先生:自分の心と相談する。ゆっくり深呼吸してみてもいいかもしれません。そのために、誰かに気持ちを聞いてもらい、相談する。そして、自分が情報にとらわれ過ぎて赤ちゃんの表情が読めなくなったら、しばらくスマホやパソコンから離れてみるのも必要かもしれませんね。■「ハイハイしないけど大丈夫?」赤ちゃん自身の成長する力を信じる──それでもついつい「より良い発達・発育」を求めて情報検索をしてしまいがちです。大坪先生:赤ちゃんには「成長しよう」という欲求があります。今、NHKの番組『みんなで筋肉体操』が流行っているそうですが、そこで紹介されている体操は赤ちゃんの動きにそっくりなものも多いんです。スクワットが良い例ですね。つかまり立ちを始めた赤ちゃんってずっとスクワットみたいな動作をしていることがあるでしょう? 赤ちゃんの自然な欲求として、次の発達に結びつく動作を自発的にするんです。──赤ちゃん自身が自分になにが必要かを知っているということですか?大坪先生:ハイハイをしないお子さんもいるので、「ハイハイしないといけないですか?」と聞かれることもあります。でも、ハイハイしないで立てるようになり、歩く方法を自分で身につけていくお子さんもいます。子どもの発達は自分のやりやすいところからやるので、それを無理に妨げる必要はないと思います。──「ハイハイしなければいけない」などと情報に振り回され過ぎず、まずはわが子を穏やかに気持ちで見守るといいのですね。今日はありがとうございました。大坪先生が頻繁に使われている「腑(ふ)に落ちる」という言葉を辞書で調べると、腑とは、「1.はらわた。内臓。胃 2.心。心根。性根」をさし、腑に落ちるとは、「納得がいく、合点がいく」( 小学館 デジタル大辞泉 より)という意味を持っています。先生がこの言葉を使われているのは、頭だけではなく、肝の部分から自分で納得していくことが、忙しく情報の多い現代社会の子育てで大切なことと伝えるためだと感じました。最終回は、忙しいママでもできる1日5分のセルフケアについておうかがいします。
2018年11月02日仕事をしながらの子育ては大変です。しかし、子育ては一人で行うものではありません。旦那さんと一緒に取り組んでいくべきものです。どうすれば、旦那と一緒に子育てを進めて行けるのでしょうか。パピマミ編集部と、一緒に考えていきましょう。出産前からの教育が大切女性は、自分が子供を産むのもあり、母性も育まれていきますよね。しかし、男性は自分の体が変化することもなく、今までと同じ状態が続き、子どもが生まれた実感がないという意見も。子育てに積極的になりづらいのかもしれません。理解できれば協力できます から、出産前から父親としての教育を心がけましょう。妊娠中から自分の体の変化を旦那に伝えておくことも大切ですし、産婦人科や自治体の子育て教室などに二人で足を運ぶ ことも有効です。妊娠出産がカラダに及ぼす影響や、赤ちゃんのお世話の基本的ついては出産前から認知 させておくと、その後の協力も得やすくなります。お互いの仕事やスケジュールを把握するお互いが自立して輝いている夫婦には、相手のスケジュールを細かく把握していない ケースもあります。子どもがいない状態であれば、それでもやっていけます。しかし子供がいるとそうはいきません。思ってもいなかったトラブルが起きたときに連絡がつかなかったり、連絡不足で保育園への迎えなどができなくなっては、子育てがうまくいかないのです。相手の仕事について知っておくと、頼めることや難しいことも計画を立てやすくなります。旦那の仕事についても今以上に良く知るように し、自分の状況についても伝えていくことで、お互いがどのように子育てにかかわっていけるかを話し合いやすくなるのです。やるべきことは具体的に伝える子育ては、やるべきことがはっきりしているわけでなく、状況を見て必要なことを行っていくという能力が必要です。しかし、必要なことを感じ取れなければ、いくら協力する気持ちがあってもうまくいきません。そこで協力しないと責めてしまうことで、旦那と大きな溝が生まれてしまいがち 。具体的に何をしてほしいかを伝えてみましょう。ふだんの仕事であれば、そのように支持を受けてこなしていくはずですから、男性でも取り組みやすくなります。その積み重ねで自然に協力できるようになれば、働きながらの子育てもぐっと楽になっていくはずです 。ほめて伸ばすことも大切初めてのお子さんの場合、男性は特に何をしていいのかわからずに戸惑ってしまいがち 。仕事でつらい思いをしてきて、さらに家に帰って奥さんに責められるということになれば、子育てに向き合う気持ちが折れてしまいますよね。そうなれば、女性一人で仕事も家事も抱えていかなくてはならない状況 に追い込まれます。育児に前向きになってもらえるように、何かしてもらったらほめてみましょう。仕事でも成果が出ると嬉しく、さらに取り組んでいこうと思えますよね。同様に、子育ても達成感が得られれば前向きに取り組みやすくなるものです。成果が目に見えにくいからこそ、お互いに褒め合ってよい雰囲気 を作り出していきましょう。まとめ仕事をしながらの子育ては、肉体的にも精神的にも大きな負担です。夫婦でともに取り組んでいくことを心がけましょう。うまく協力が得られないときは、旦那への対応を少し変えて前向きに育児にかかわってもらえるようにしてみましょう。
2018年10月30日世の中では「子育て支援」がうたわれているけれど、まだまだ産後の子育てに四苦八苦しているママはたくさんいるのではないでしょうか。ベビーマッサージや産後ヨガの著作も多数ある、たらちね助産院院長の大坪三保子先生は、子育て中のママやパパと日々向き合って支えています。そんな大坪先生に、乳児を育てるママが少しでも快適に過ごすためのお話をうかがいました。お話をうかがったのは…大坪三保子先生(たらちね助産院院長)久留米大学看護専門学校、熊本大学医療技術専門短期大学助産学科卒業。たらちね助産院院長、助産師・看護師。子育て支援グループamigo顧問。母と子のウェルネス研究会幹事。『はじめてのベビーマッサージ』(保健同人社)、『安産のための体と心をつくるHappyマタニティ・ヨガDVD付』『キレイで元気なママになるHappy産後ヨガDVD付』(共に高橋書店)など著書多数。 ・たらちね助産院 ■ママの悩み「自分の時間がない」を解消する3つの“間”──乳児を育児中のママには5~10人程度の小さなママ・コミュニティに参加するのがおすすめとうかがいました。大坪三保子先生(以下:大坪先生):子育ての孤独感を癒すには、ピアサポートと呼ばれる、同じような課題に直面する人同士が互いに支えあうことが大切と言われています。さらに、少人数のグループであれば、相手の話が聞きやすく自分も話しやすいので、お互いの支え合う力が引き出されやすいようです。子育て支援では「時間、空間、仲間の三間(さんま)」が大切と言われるのですが、時間、空間を共有する仲間ができると、自分の気持ちを吐き出せたり、自分自身を見つめ直したりできます。子どもを生むと「自分が自分でなくなる」「自分の時間がない」とストレスに感じる方もあるようですが、同じように子育てに悩む母親の話や気持ちを聞いたり話したりするうちに、共感しあうことで穏やかな気持ちになれるようです。──ママ一人だとなかなか難しいということですか?大坪先生:一人でいてはダメということではないのですが、考えが広がりにくく、不安要素が強い時などは視野がそこに集中しがちです。例えば、赤ちゃんの泣き声って救急車のサイレンよりも心拍数を上げ、人をドキドキさせると言われていますが、赤ちゃんが泣いていると「なにかしてあげなくちゃ」と不安になりますよね。でも、それが誰か知り合いと一緒にいる時だったら、不安は薄まりませんか? むしろ、ずっと泣いていた赤ちゃんが泣き止んだら、その場にいる人がみんな「あーよかった」と共感し連帯感が生まれたりしますよね。──仲間といれば、赤ちゃんが泣いても、不安ではなく共感が生まれることがあるということですね。それでは具体的に、どのような場所に出かけたら、ママ・コミュニティに参加できるのでしょうか。大坪先生:やはり子育て中は地元の集まりがおすすめです。ご近所に知り合いができると、災害時の安心や防犯にもつながります。2回、3回と同じ人と会えば親しく感じることができるので、できれば同じところに2、3回以上通えればなおいいと思います。■ママの集まり「小さなコミュニティ“2つのメリット”」──小さなコミュニティがおすすめの理由はほかにもありますか?大坪先生:出産すると生活が大きく変わり、今まで経験したことのないことが次から次へと起こります。戸惑いや不安からネット情報収集に走ってしまいがちになる方も多いのではないでしょうか。そのようにとまどいながら日常生活を送っている中で、遠方への外出やたくさんの人とのかかわりは疲れないでしょうか。また、赤ちゃん自身もママとのコミュニケーションを高めているところなので、5~6人程度から多くても10人程度が集まる場所の方が疲れないと思います。行政も子育て支援に力を入れていて、そういった母親同士が集えて安心して話せる居場所作りをサポートしているところも増えてきています。子育て支援の窓口や保健センターで相談してみられると良いと思います。──同じような境遇のママ同士が集まることもメリットがありますか?大坪先生:ママ・コミュニティの場合は、赤ちゃんを育てている方たちが集まりますよね。みなさん赤ちゃんを通じて家族の健康や幸せを願う気持ちが高まっていらっしゃるので気持ちが分かり合え、励まし合って情報を共有されています。そのことが孤独感を癒し、子育てを続ける元気につながっていかれるようです。■人見知りママ「産後の今だからコミュニケーション力アップ」──人見知りのママは、どうすればいいのでしょうか? 初めてなにかに参加する時はハードルが高そうです。大坪先生:私が開催しているものでも、参加者の人数や年齢などの問い合わせがあります。年齢が高い方や、逆に若い方も気がひけることがあるようです。でも、参加前はいろいろ気にしていた方も、実際にいらっしゃると赤ちゃんを通してつながっていきますよ。──お互いの年齢が異なっても仲良くなれるんですね。大坪先生:お母さんになったら、みんなスタートは一緒だ、と思われるみたいですよ。そして、赤ちゃんが仲間を作ってくれます。「子はかすがい」と言いますが、お母さんが無理に話さなくても、赤ちゃんがほかのお母さんを見つめてくれたりすると、そこで会話が生まれます。──赤ちゃんがいることで場が和むのですね。大坪先生:赤ちゃんって笑顔を引き出すのが上手なので、こちらのリアクションに赤ちゃんが笑顔を返してくれるだけで、こちらも笑顔になります。場に安心感が生まれ、その場にいるみなさんも自然と笑顔になります。──さらに、産後のお母さんはホルモンのおかげでコミュニケーションが上手になると聞きました。大坪先生:オキシトシンというホルモンがあるんですけど、それが人の社会性に働きかける、と言われています。オキシトシンは、お産の時に子宮を収縮させたり、おっぱいを押し出す働きがありますが、子どもを抱っこしたりして触れ合うとオキシトシンの分泌スイッチが入りやすくなるそうです。産後は特にオキシトシンへの感受性が高まり、お母さんの社会性に働きかけるので、コミュニケーション力が高まるのではないでしょうか。──ホルモンがお母さんのコミュニケーションを助けてくれるんですね。それでもなにを話したらいいかと心配な場合はどうすればいいですか?大坪先生:「なにか話さなければ」と思う必要はありません。人の話を「ふんふん」って聞いていればいいんですよ。しかも、赤ちゃんは日々成長するので、話題には事欠かないですよね。一人ひとりの性格もいろいろですし、親の関わり方もいろいろで多様性もありますし。──ママ・コミュニティでは、いろいろな子育ての話も聞くことができるのですね。大坪先生:子育てしている方は自分の中に「理想の母親像」を持ち、「私がママじゃなかったら、この子はもっと幸せになれたのに」と自分で自分を責めがちになることもあるようです。当事者同士の集まりのいいところは、専門家が「こうした方がいい」と話すわけではないので、それぞれの子育てが責められたり評価されたりというような気持ちになりにくいようです。いろいろな人が自分の経験を話しても、その中で欲しい情報だけを持って帰ればいいので、「私はやっていない。できない」などと自分を責めなくてすみますよね。──ママ同士の話の中には「こうしなければいけない」というものはないということですね?大坪先生:そうです。生活ってそうですよね? お風呂ひとつとっても、髪の毛から洗う人もいれば、足から洗う人もいます。どれが正解というわけではなく、その人自身がやりやすく快適に過ごせていければ、スムーズでストレスも少なくてすみますよね。■「思っていたのとは違った…」合わない集まりに参加してしまったら?──とはいえ、自分が乳児を育てていた頃を振り返ると、すごくきちんとなにかやっている方がいると影響を受けた気がします。大坪先生:引っぱられますよね。そういう時に2人きりで「絶対あなたこうした方がいい」と言われると影響を受けるでしょう?だけど、3人以上いればグループ・ダイナミックス(集団における人の行動や思考の特性、集団力学)によって、それぞれが役割を担うみたいですよ。わーっと意見を押しつける人もいれば、それに対してえーっという人も出てきます。だからこそグループで話して、いろいろな意見を聞くのが大切だと思います。──合わない集まりに出てしまったら、どうすればいいですか?大坪先生:子どもをダシにするわけではないですけど、必要以上にふみこんでくる方がいたり、楽しめない集まりだとしたら、「この子がもう退屈しているみたいだから帰りますね」と言えばいいのではないでしょうか。自分が嫌だなと思ったら、つらいことを我慢する必要はありません。──無理につきあわず、さっと引いていいのですね。大坪先生:あとは、人を招いたりすることも苦手だったらしなくてもいいと思います。負担になるようなことは無理をしないでも大丈夫ではないでしょうか。──つきあい方も自分で調整すればいいのでしょうか?大坪先生:距離間は人それぞれなので、自分を守ることも必要だと思います。話していく中で話しやすい人を見つけられればいいですね。あとは、私が顧問をしている子育て支援グループamigoのように、子育て支援者が案内役を務めてくれる場所もいいかもしれません。なかなか自分に合った集まりがないと思ったら、自分で作るのもひとつの手です。必ずしも誰かにやってもらわなくても、自分たちでも作れます。乳児ママは、情報収集やガス抜きという意味でも、10人以下ぐらいのコンパクトなママ・コミュニティに無理のない範囲で参加することをおすすめする大坪先生。次回は、あふれる情報にまどわされない子育てについてうかがいたいと思います。
2018年10月29日子育ては、思い通りにならないことばかり。日々時間に追われる生活で、旦那さんにも手伝ってほしいと思ったことはありますよね。そこで今回パピマミ編集部が、旦那さんに子育てを手伝ってもらう方法をご紹介していきます。旦那さんが出来そうなことは何か考えてみるいきなり旦那が苦手そうなことや、やったことがないものをお願いすると、旦那も手伝いづらいですよね。まずは旦那が出来そうなこと から考てみましょう。例えばキレイ好きな旦那なら、部屋の片づけをお願いするなど、いろいろやり方はあります。部屋をキレイに片づけるのは、子どもが安全に過ごしていく上で重要です。一見、子育てに関係ないように思えても、きちんと子どもの成長につながっています。また、子どもの扱いに慣れている旦那さんなら、オムツを替えてもらったり、ミルクを飲ませてもらったりしましょう。もしまだやったことがないなら、旦那さん任せにしないで必ずやり方を教えてからお願いする ようにしましょう。そうすることで、お互いに安心して子育てすることができるはずです。お願いの仕方を工夫する子育ては夫婦二人でするものだと考えていると、なかなか手伝ってくれない旦那にイライラしてしまう方もいるのではないでしょうか。しかし、何も手伝ってくれない旦那に対して、最初から攻撃的な態度で話をすると、旦那も意固地になってどんどん子育てに参加してくれなくなります。それを避けるためには、手伝いをお願いするときの話し方やタイミングなどに気をつける 必要があります。例えば、あなたが子育てにイライラしてしまっているときに、感情のまま旦那に話しかけるのはやめましょう。自分の気持ちに余裕があって、優しく話せそうな時がベストなタイミングです。そして、大変だから手伝ってほしいというニュアンスではなく、「あなたしか出来ない 」という特別感を出してお願いすると効果的です。手伝ってくれたら思い切り褒めるついに旦那が子育ての手伝いをしてくれたら、まずは褒めてあげましょう 。「やっぱりあなたにお願いしてよかった」「やっぱり頼りになるのはあなたしかいない」など、旦那の自尊心が高まる言葉をかけるとより効果的です。ここは旦那さんの気持ちを優先させましょう。旦那は、自分の行動がこんなにも褒められ、頼りにされていることが分かったら、気持ちがよくなってこれからは積極的に育児に参加してくれるようになるかもしれません。また、手伝ってくれたことが少し間違っていたり、失敗してしまった場合も、あまり強く怒るのは控える ようにしましょう。文/パピマミ編集部
2018年10月25日子どもに不安を抱きながら子育てをしているママは多いです。とくに、1歳前後の男の子を持つママは、悩みが深くなりがち。ここではパピマミ編集部が、その悩みを解消できるように、対策方法をご紹介します。断乳について心配しているなら子どもが1歳前後になると、断乳のタイミングについて悩む傾向があります。もしも断乳について心配があるなら、一人で悩みを抱えないこと 。なぜなら、同じ悩みを抱えているママはたくさんいるからです。近くに先輩ママがいるなら、具体的に聞いてみましょう。1歳を過ぎてからやっと断乳したママも多いので、話を聞いていると気持ちが楽になります。また、断乳の方法が分からない時は、さまざまな情報を集めるのもコツ 。子どもの個性によって、最適な断乳の方法は違いますので、焦らずに見つけることが大事です。尚、断乳をしたばかりの頃は胸が腫れたり、痛んだりすることがありますので、十分にケアを行いましょう。歩き始める時期はそれぞれ違う1歳の誕生日を過ぎても歩かないと、発達が遅れているのか 悩みますよね。とくに、男の子を持つママは不安が大きくなります。男の子は、体を動かすことが大好きで活発な傾向があるからです。それに、同じ時期に生まれた子が先に歩いていると、焦燥感を抱きがちに 。けれど、発達の速度は子どもによって違いますから、心配しないで見守ることが重要です。子どもが歩き始める時期はそれぞれ違うので、ほかの子と比べないようにしましょう。なお、定期的に小児科や保健所で健康診断を受ける のを忘れずに。万が一、発達に遅れがあったら、すぐに指摘してもらえるからです。気になることがあるならば、何でも相談してみましょう。言葉の発達を気にするママは多い1歳近くになると、子どもはたくさんの言葉を覚えます。男の子は女の子よりも話すのが苦手と思われがちですが、他の子がおしゃべりをしているのを見て焦る ことは多々あります。1歳を過ぎても言葉を覚えるのが遅いように感じられたなら、具体的にメモを残しましょう 。一日に話した言葉を書き留めることによって、本当に発達が遅れているのかどうか判断できます。さらに、一か月後にメモを見直して検討しましょう。言葉が増えているなら心配することはありません。子どもによって成長の速度は異なりますので、冷静に判断することがポイントです。食べ物の好き嫌いは根気強く子育て中の悩みとして、食べ物の好き嫌いを挙げるママがいます。1歳を過ぎると、離乳食から普通の食事へと変わるため、毎日の食事に悩む ことはよくあります。子どもの食事を作るときも、トータルで栄養バランスが取れていることが重要です。魚が苦手なら、玉子や鶏肉など、匂いの少ない食材を使ってタンパク質を補うようにしましょう。また、1歳前後の子どもは生野菜が苦手な傾向があります。つぶしたジャガイモやカボチャなど食べやすい野菜にすれば、ビタミン不足に悩みません。さらに、子育て中はストレスを感じますので、市販品を上手に使いましょう。気持ちにゆとりを持ちなが ら、食事作りをすることがコツです。まとめ1歳の子育ては、ささいなことで悩んでしまう時期。もし悩みをずっと抱えたままの状態が続くなら、ママの心と体に深刻な影響を与えます。早めに情報を集めて対策練りましょう。周囲に相談したり、協力を求めたり、とくにママ友や先輩ママは頼りになります。小児科や保健所など専門的な機関も積極的に利用して、アドバイスを受けましょう。●文/パピマミ編集部
2018年10月19日子どもが生まれると、朝から晩まで子育てで手いっぱい!何か仕事をしたいのに、どうやって就職活動すればいいのか分からず、悩んでいませんか?仕事と家庭の両立を考えたり、そもそも忙しくて求人を探す時間すらとれないなど、ママならではの悩みも多いでしょう。そんなママにおすすめしたいのが『マザーズハローワーク』。今回は、堺マザーズハローワークの職員の方に話を聞きました。筆者のマザーズハローワークの利用体験とあわせて紹介します。『マザーズハローワーク』と一般の『ハローワーク』の違い『マザーズハローワーク』は一般のハローワークと違い、仕事と子育ての両立を目指す人専用。名前はマザーズハローワークですが、父子家庭などで子育てとの両立を考えているパパも利用できるとのことでした。ハローワークにある求人の中から仕事と家庭との両立を支援している求人をピックアップして紹介したり、マザーズハローワーク独自の託児付きセミナーなどを開催しているのが特徴です。一般のハローワークと同じように、求人検索パソコンが設置されています。業種や勤務先などの条件を入れて検索しますチャイルドスペースがあり、子どもが遊んでいる間に検索や相談ができる!『マザーズハローワーク』にはチャイルドスペースがあり、保育士が常駐しています。利用料金はかからず、事前予約も必要ありません。筆者も子どもを連れて堺マザーズハローワークを利用した際には、求人検索や相談窓口での相談に集中することができました。授乳室もあるので、授乳中のママでも安心です。堺マザーズハローワークの保育士さん。ぬいぐるみや手作りおもちゃなどを使って遊んでもらえます衛生的な授乳室。個室になっているので、落ち着いた空間で赤ちゃんに授乳できます求人検索だけなら他の就職サイトでもできますが、マザーズハローワークの最大のメリットは、相談窓口で担当職員による就職サポートを受けられること。就業時間や勤務地、待遇など各々のニーズからマッチする求人情報を紹介してもらうこともできます。相談窓口の様子。両サイド仕切られたブースになっているので、他の利用者を気にせず、相談できます職員の方によると、応募先の企業に確認してほしいことがあれば、ハローワークの職員から問い合わせることも可能とのこと。ママにとっては休みの融通が効くか、産育休が取りやすいか、ワーキングママに寛容な社風かといった点が気になりますが、自分で直接聞きにくい場合は助かりますね。筆者の場合は、ママという立場での求人はどういった点を重視すべきか、また保育所の仕組みなど、働くうえでの基本的な知識が乏しかったので、それらの事情を熟知した職員の方によるアドバイスはありがたいものでした。未就学児がいる筆者の家庭事情と企業の求人票を照らし合わせて、働きやすい企業かどうかのチェック、また懸念点なども指摘してもらえたので、自分ひとりで就職活動するよりも心強かったです。職員の方がママの立場をよく知ったうえでアドバイスしてくれることがマザーズハローワークならではの良さだと感じました。セミナー・両立支援面接会・職業訓練・心理カウンセリングなどの就職支援も!堺マザーズハローワークでは、就職支援の一環としてセミナー、面接会や職業訓練受講の相談も実施しています。セミナーの内容はワーキングママ同士の交流会やビジネスマナーなど、時期によってさまざま。筆者が魅力的だと思ったセミナーは『ビジネスメイクセミナー』でした。メイクアップアーティストを目指す美容学生がメイク術を教えてくれるというもので、職員の方も人気のセミナーだと言っていました。基本的に託児付きで、未就学児がいても参加しやすいのでうれしいですね。毎月1回実施されている両立支援面接会は、学校行事などによる休みの融通が利きやすい、産育休が取りやすいなど、仕事と家庭との両立を支援している会社が参加しています。参加者は当日、会社の担当者と面接を受けることができます。職業訓練はパソコン事務や医療事務、介護研修などの講座を数か月間受講し、スキルアップを図るというものです。マザーズハローワークでは訓練科目の案内と訓練受講の全般的な相談を行っています。「自分にどんな仕事ができるのか分からない」「そもそも働くべきなのか迷っている」など、就職について漠然とした悩みを抱えているママには、心理カウンセリングのメニューも。実践的なことから心理面まで、働きたいママを全面的にバックアップしてくれるのが、マザーズハローワークの魅力と言えるでしょう。託児付きの求人や仕事と家庭を両立しやすい求人をピックアップして紹介。ママが魅力的な求人を見つけやすい工夫がされていますマザーズハローワークを利用したことのあるママでも、魅力的なセミナー・職業訓練がたくさん開催されていることを知らない人が多いのでは?筆者自身、今回の取材をするまで詳しく知りませんでした。マザーズハローワークは全国にありますが、各所によって開催されているセミナーなどの内容が異なります。気になる人は近場のマザーズハローワークの情報を確認してくださいね。<取材協力:堺マザーズハローワーク><文:フリーランス記者奥 汐紀>
2018年10月19日おうちごはんに革命!簡単調理で本格的な料理が楽しめる♡〔Oisix(オイシックス)〕より、子育て中のママをサポートするミールキット《パパでも作れるKitOisix》が、2018年10月11日に販売開始されました。一児のパパとなった“芸能界のグルメ王”渡部建さんが監修した、2種類のおいしいメニューをご紹介します♪子育て中の忙しいママをパパがサポート!アンジャッシュ渡部建さん監修の《パパでも作れるKitOisix》。子供から目が離せずなかなか料理ができなかったり、自分の食事がおろそかになりがちなママのために、『料理初心者のパパでも簡単に本格的な料理を作ることができる』ことをテーマに発売されたミールキットです♪レシピは、《渡部建監修丸ごと天然小鯛の鯛めし(薬味付き)》と《渡部流蒸し鶏と切り株えのきの明太サラダ》の2種類。どちらも満足度高めのメニューになっていますよ!お店で食べるごはんみたい!《渡部建監修丸ごと天然小鯛の鯛めし(薬味付き)》《渡部建監修丸ごと天然小鯛の鯛めし(薬味付き)》:1,980円(税抜)3~4人前お子さんの成長にあわせて、お祝いごともいろいろありますよね♡そんなお祝いの席にもぴったりなのがこちら。《渡部建監修丸ごと天然小鯛の鯛めし(薬味付き)》のキットです!作り方は材料と一緒に同梱されて届くので、料理初心者さんでも安心です。こまごまとした材料を買いに行く手間が省けて、お店で頼むようなごはんをおうちでおいしく食べられるなんてステキですね♡下処理済みの鯛を使うので、魚の調理に自信がない方でも手軽にチャレンジできますよ。こんな感じで届きます!【キット内容の材料】・下処理済み!丸ごと天然小鯛……200g・国産ささがきごぼう……80g・薬味4種ねぎマドンナ……20g大葉……3枚使いきり粉さんしょう……1袋国産あおさ……1袋【各家庭で用意が必要な材料】・米……3合(450g)・塩……小さじ2/3+小さじ1/3・酒……大さじ2・水……適量【必要な調理器具】魚焼きグリル渡部建さんが実演♪この日は、渡部さん自ら調理に挑戦!できあがった料理は、実際にお子さんを連れたママさん3名に振る舞うことになっています♪レシピを紹介しつつ、丸ごと1匹の鯛を使った本格的な味わいの鯛めしを作っていきます。作り方はこちら!1.薬味を用意する米はといで、ざるにあげておく。ねぎマドンナは千切りにして、水にさらす。大葉は、千切りにする。2.鯛の下ごしらえをする解凍しておいた鯛の頭を左にして腹部分に3本の切り込みを入れ、塩小さじ2/3と酒大さじ2を両面に振って、15~20分置いておく。魚から出た水気は、ペーパーなどでしっかりと拭き取る。3.鯛を焼く魚焼きグリルで、2のタイを両面に焼き色が付くまで5~10分焼く。このとき、中まで火は通らなくてよいので、焼き目を付けて香ばしさを出す。4.鯛めしを炊く炊飯釜に1の米、八方だれ、白だし、塩小さじ1/3、水適量(3合目盛りが目安)を入れて、全体をさっと混ぜる。ささがきごぼうを広げ入れ、釜の中央に3のタイをのせ普通炊きで炊く。5.仕上げる炊き上がったらいったん鯛を取り出し、骨を取って身をほぐす。ほぐした身を炊飯釜に戻し入れ、上下を返しながら混ぜ、茶碗に盛る。1のネギの水気を切り、大葉、さんしょう、あおさと一緒に小皿などに添える。お好みの薬味をのせて、完成!ここまで約90分ほどでできあがります。魚に骨があるので、お子さんと食べる際にはとくに注意してあげてくださいね。片手で食べられる工夫も!できあがった鯛めしはそのまま食べてもよし、残ったごはんに薬味を加えておにぎりにしてもよし♪お子さんが小さいうちは、どうしても抱っこしながらのごはんになってしまうというママも多いかと思いますが、そんなときにも片手でサッと食べられるところがポイントです。鯛めしおにぎり♡いざ、試食♡この日は3組のママさんが試食。お子さんをあやしながらでも、片手で食べることができました。みなさん「とってもおいしい♡」と笑顔になっていましたよ♪「パパに作ってもらってとくにうれしいのは、朝昼晩ごはんのどれ?」という渡部さんの質問には、やはり晩ごはんという回答が多かったです。食べきれなかったごはんは翌日の朝や昼に回すことができる、というのもうれしいポイントなのだそう♪渡部さんも、パパの気持ちになってお子さんを抱っこしながら試食です!おいしさとお子さんのかわいさで、思わずチャーミングな表情に♪なんだかほっこりとするような、楽しいごはんのひとときになりました♡こんなレシピも♡あの明太マヨを使った《渡部流蒸し鶏と切り株えのきの明太サラダ》《渡部流蒸し鶏と切り株えのきの明太サラダ》:1,280円(税抜)渡部さん監修の〔Oisix〕商品といえば、発売からわずか7日間のうちに完売となった《何にでも合う!?明太マヨ》。LIMIAでも以前ご紹介しました♪期間限定販売!アンジャッシュ渡部建さん初監修の《何にでも合う!?明太マヨ》が本当においしい♡こちらは、その《何にでも合う!?明太マヨ》を使ったレシピです。野菜と鶏肉をたっぷりと味わえる、食べ応えバツグンのサラダはメイン料理としても◎。また、ドッグバンズにはさむことでサンドイッチにもなり、先ほどのおにぎりと同じように片手で食べることができますよ♪ちなみに《何にでも合う!?明太マヨ》は、2018年10月11日(木)から再々販売されています!《パパでも作れるKitOisix》とあわせて、試してみてはいかがでしょうか♡ボリューム感たっぷりのサンドイッチ&おにぎり♡まとめ〔Oisix〕より販売開始された、アンジャッシュ渡部建さん監修の《パパでも作れるKitOisix》をご紹介しました。おうちで簡単に本格的なメニューが作れるので、料理経験の少ないパパでも安心♪子育て中のママをサポートしてくれるミールキットです。片手で食べられるアレンジレシピも、目が離せないお子さんがいる家庭にはありがたいですよね。手軽でおいしい料理を、ぜひ家族で味わってみてください♡
2018年10月16日子育てをしているママには、子どものわがままに頭を悩ませる人も少なくありません。そこで今回パピマミ編集部が、子供のわがままについての解説と共に、上手に改善していく方法について詳しくご紹介していきます。わがままの性質を見極める一口に子供のわがままと言っても数多くのシチュエーションがありますが、このわがままには保護者に言えない本音が隠されている ケースも少なくありません。いつもわがままを言わない子供が言い出したときは、何かしらの理由が隠されていることが多いでしょう。しかし、保護者の中にはこうした子供が訴える本音に気付けない人もたくさんいるのが実情です。こういったシチュエーションの場合、いきなり叱るのではなく、しっかりと話を聞いてあげなくてはいけません 。わがままだからと切り捨てるのではなく、しっかりと子供の主張を聞いて隠された本音を見極めた上で適切に対応することがわがままの改善に繋がっていくのです。保護者間の考え方を統一する話し合いをする教育についての考えを統一は、わがままを治す上での重要なポイントになります。男性と女性では子どもの育て方に対する考え方が異なる ことも多く、例え夫婦であってもそれぞれ違う教育方針を持っているというケースは少なくありません。教育方針が異なれば当然子供がわがままを言った時の対応の仕方も別れてしまうので、怒られた子供はどっちが正しいのかわからずに困惑してしまいます。保護者が正しい道筋を作ってあげなくてはいつまで経っても子供のわがままは改善されません。こうした状態にならないためにも、事前に夫婦の間で子育てについての基本方針 をしっかりと話し合っておくことが大切になります。ママが諦めずに根気良く向き合う子供のわがままの治し方で必要不可欠なのが、初志貫徹を貫くこと です。子育てでしっかりとした教育方針を決めておくことは人間形成をする上でも重要なポイントになります。とはいえ、ママの中には子供に負けてしまって最初に決めた方針を曲げてしまったり、その時のシチュエーションでコロコロと態度を変えてしまう人も少なくありません。こうした一貫性のない対応は前述の説明でも挙げた子供の困惑に繋がります 。教育に一貫性をもたせるためにも、事前に子供が言うであろうわがままを想定して説明ができる準備をしておくことが大切になります。このときに、言葉の説明と共にどう対応すればいいのか考えておきましょう。叱るのと合わせて褒めることも忘れない子供のわがままを治す上で忘れてはいけないポイントの一つが褒めること。わがままに注意するばかりに意識を向けずに、良い行動に対してリアクションをしてあげましょう。叱られたという前提があるとはいえ、自分の意思でそれを成し遂げたことは子供にとって大きな達成感 です。その事実をママから何も言ってもらえなければ、子供はそれが正しいことだと理解することができません。褒めるのは叱るのと同じように子育てに欠かせない大事な行為の一つ なので、例えどんな些細なことであってもしっかりと褒めてあげることが重要です。これにより、わがままを我慢する大切さを理解できるようになります。まとめわがままは子供にとっての意思表現の一つで、感情のコントロールができないと起きてしまうと考えられています。感情のコントロールは成長に伴って改善が難しくなると言われているため、幼少期に子育てを通してしっかりと身に付けさせましょう。わがままの改善は一方的に押し付けるのではなく、間違っている点について理解できるように説明をして、できたら褒めるといったメリハリを付けることが大切になります。
2018年10月10日働き方改革や待機児童問題など、女性にとって働きやすいとは言えません。しかし、「働きにくいから、働かない」という選択肢を選べる女性は少ないのではないでしょうか。専業主婦のママやフルタイムで働いているママたちが知らない子育て世代のパート事情について、パピマミ編集部ご紹介します。子育てスタートで一変!このままで働ける?結婚しても働き続ける女性も増え、「寿退社」という言葉も聞かれる機会が少なくなりました。夫婦二人だけの生活は仕事の忙しさをお互いに感じながらも、自分たちの時間は自由に使え、家賃や光熱費などの費用は一人暮らしよりも負担が減って助かっている様です。しかし、妊娠して子育てが始まると生活は一変 します。今まで自由に使えていた時間はなくなり、子供中心の生活が始まります。授乳やおむつ替え、寝かしつけの繰り返しでママはへとへとになってしまい、日中家にいないパパはどうしていいかわからない日々 が続きます。そんな日々でも”職場復帰”の日は刻一刻と迫ってきます。女性たちは職場復帰に不安を感じ、「できることなら仕事にいきたくない。せめてパートに切り替えたい 」なんて考えるママさんの声も。パートに変わるとお給料ってどうなるの?職場復帰を機にパートへ切り替えたいのであれば、立ちはだかるのは「お金の壁 」と「保育園の壁 」です。まずは「お金の壁」について考えてみましょう。パート勤務の多くが時給制であり、フルタイムに比べ給料は安くなります。しかしメリットもあります。パート勤務に切り替えると、夫の扶養に入れるのです。一般的に年収130万未満の配偶者のみが夫の扶養に入り、健康保険や国民年金の保険料を払わなくてもよいというメリットが得られるのです。そのため、130万円を超えない様に仕事をセーブ する必要があります。パートでも保育園って入れるの?イマドキ保育園事情さて、子育て世代のパート勤務に立ちはだかるもうひとつの壁が「保育園の壁 」です。「パートでも保育園に入ることはできるの? 」という質問を聞きますが、答えはYESです。保育園の入所の条件として、昼間自宅から離れて働いていることや子供と離れていることなどがあげられます。パート勤務でもこの条件にはあてはまるため、保育園に入所できます。しかし、待機児童が多い自治体によってはパート勤務では保育園に入所できません。パート勤務だとフルタイムに比べ勤務時間が短いために、保育の必要性を示すポイントが低くなるからです。また保育料の問題もあります。3歳未満児の保育料は3歳以上児より高く設定されており、場合によっては給料のほとんどが保育料に消えてしまう ことも。パート勤務を選ぶ理由。今しかない「子供との時間」ここまでパート勤務のお金や保育園事情について紹介してきました。パート勤務の良し悪しが、ザックリとわかったでしょうか。パート勤務はデメリットが多いように感じますが、今しかない子育ての時間を確保できる とも言えます。パート勤務であれば、残業時間はありません。帰宅後に夕食準備や子供のお風呂入れ、寝かしつけをゆっくりと行え、子供と長時間過ごせるのです。パート勤務であれば、フルタイムでは難しい子供の習い事の送迎もできます。また、子供が小学校に入学すると授業参観やPTAなどで学校に出向くことが多くなります。その際にもパート勤務だと休みの調整がききやすいため、子供の成長した姿を見続けられる のです。まとめ専業主婦、パート勤務、フルタイム勤務、子育て世代のママにとって選択肢は様々。子どもが小さい、という理由でパートや専業主婦を選択したり、子供の手が離れていくうちに、自分の希望通りバリバリ働いたり、やり方は多様にあります。フルタイムで働くのも、子どもにとっては母親の一生懸命働く姿の良い手本となります。それぞれメリット、デメリットがあり、そこに悩むお母さんたちもたくさんいるでしょう。どんな選択をするにも情報収集をし、自分にとっての優先順位を考えて後悔しない選択をしたいものです。
2018年10月02日もう疲れた…慣れない子育てをしていると、自分の時間を確保できずにストレスをためてしまいがちですよね。しかしストレスをためすぎる、と些細な事でついカッとなります。子育てを続ける上で、適度に息抜きするコツを身につけるのは、お母さんにとっても、子どもにとっても大切。そんな悩めるママさんに、子育てをしながら息抜きする方法をパピマミ編集部がご紹介します。子供が寝たら一緒に寝る子供を育てるのが初めてであれば、生まれてから一歳までの乳児を育てる期間 が、一番大変に感じるかもしれません。乳児は自分では何もできませんから、親の補助が必要ですし、睡眠時間が安定するまでは小さい物音で起きたり、夜泣きをしたり、お母さんはまとまった睡眠時間を確保できない日々が続きます。慢性的な寝不足になれば体力面でも疲労が溜まりますし、精神面でもストレスが溜まって健全な子育てができなくなりますよね。家事も満足にできないので、子供が寝ている間に家事を済ませたいという気持ちも分かります。しかし子どもが寝たら、家事は後回しにして一緒に寝てしまいましょう 。家事は、ITの力を借りたり旦那さんに協力を求めたり、上手に甘えるクセを付けを身につければいいのです。子育てはお母さん一人でやるものではありません。周りの人を上手に巻き込むこともストレスを溜めずに子育てをする方法の一つです。大きな声を出したり、思い切り身体を動かす短時間で息抜きにオススメなのが、「大きな声を出す 」です。大きな声を出すことによって横隔膜が刺激され、自律神経を整える効果があると言われています。大きな声を出すと言えばカラオケにいくのが定番です。しかし小さな子供と一緒にカラオケに出かける時間は作りづらい…そこで有効な方法が、枕やクッションに顔をうずめて大きな声を出すという方法 です。顔をうずめれば大きな声を出しても周りには響かないので、思う存分大きな声を出して発散できます。子供が寝る前に大きな声で叫ぶと相乗効果でより息抜きできるでしょう。また、ダンスなどをして体を大きく動かすのも息抜きになります。ダンスなら子供が起きているときに出来ますし、親子のコミュニケーションを取ることも出来ます。朝食や昼食を外食で済ませる毎日の家事で大きなストレスになるのが食事 です。そこで、仕事をしている旦那さんには悪いですが、たまには子供と一緒に朝食やランチを外食で済ませてみましょう。家の食事とは違った雰囲気で、子供も喜びます。何より、料理の準備や片づけをしなくて済むというのが良い息抜きになる でしょう。調理や片づけの事を考えず、美味しい食事を食べていると、自然と子供との会話も弾むのではないでしょうか。出かけたついでに晩御飯の買い物も済ませてしまえば、あとはお家でゆっくり過ごすことができます。一定期間、子供から離れてみる富士山は遠くから見ると綺麗ですが、近くで見るとゴミだらけで粗が見えますよね。同じように、近くで子どもを見すぎると、粗ばかりに目が行きがちになります。「土曜日の午前中の3時間は子どもから離れてみる 」のようなルールを設けてみてはいかがでしょうか。子供から離れて過ごすことに罪悪感を感じるかもしれませんが、子どもが居ないからこそわかることがあります。子供と常に新鮮な気持ちで向き合うためには、自分の時間を確保するのも大切です。もしも旦那さんが子育てに積極的で、子どもを預けても問題ないのであれば子供の面倒を見てもらい、旦那さんの休日に一日外出すると良い息抜きになります。また、一日保育所などに子供を預け、旦那さんと久しぶりのデートを楽しむのも良いでしょう 。まとめマスメディアの影響で、子育て中の息抜きを躊躇するお母さんが多くいらっしゃいます。しかし子育ては周りの人が思っている以上に大変なもの。質の高い子育てをしたいのであれば、適度な息抜きは必須です。旦那さんやご両親の協力も上手に得ながら、ストレスを溜めないような子育てを心がけましょう。
2018年09月29日