DJIは1月4日(米国時間)、開発者コンテスト「2016 DJI Developer Challenge」の開催と、iOSおよびAndroid向けの新たなバージョンのソフトウェア開発キット(SDK)を発表した。○2016 DJI Developer Challenge2016年度のコンテストは、フォード・モーターと国連開発計画と共同で開催する。優勝者には賞金10万ドルが贈呈される。今年の課題は、災害時の捜索と救助に関するミッションにフォーカスしたもの。参加者は、移動中の車両から自律的にドローンを離陸させ、生存者のいる場所のデータを収集し、災害地から車両まで情報を配信。再び、離陸した場所へ自動的に着陸することができるアプリケーションの構築が求められている。第2ラウンドに進めるのは15チームで、これらのチームには、DJIのフラッグシップSDK空撮プラットフォームのMatrice100とMatriceに装着するZenmuse X3カメラが提供される。各チームは、最終まで進捗レポートを報告する。決勝に進めるのは10チームで、最終審査では、参加者は独自のアプリケーションを使い、移動中のフォードのF-150ピックアップトラックからドローンを離陸させ、データの収集、配信、そして着陸までの捜索・救助プロセスをシミュレーションする。○DJI SDK 3.0 Suite2016年度のDJI Developer Challengeの開催に伴い、DJIは、iOSおよびAndroid向けの新たなソフトウェア開発キット(SDK)を発表した。Mobile SDK 3.0は、Phantom 3シリーズ、Inspire 1 Pro、Matrice 100、Zenmuse X3/X5カメラ、そしてOsmoなどDJIの最新空撮プラットフォームをサポートしている。また、Mobile SDK 3.0はカメラ、ジンバル、飛行状況システム、インテリジェント・フライト・ミッション、およびフライト・コントロール・データなどの搭載システムをさらに強固にコントロールするという。Mobile SDK 3.0は、2016年1月9日にリリースを予定している。
2016年01月06日国土交通省は12月25日、羽田空港の跡地第2ゾーンにおいて空港用地(行政財産)を事業者に貸し付け、宿泊施設や複合業務施設等を導入する形で事業者を公募することを発表した。第2ゾーンは国際線地区に隣接することを活かした交流ゾーンと位置づけ、2018年4月1日から2068年3月31日までの原則50年(一般定期借地権)貸し付ける。第2ゾーンの基本的な考え方としては、羽田の24時間国際拠点空港化に伴って求められる機能の早期実現を図る、国際線地区との補完的役割や一体的な土地利用、また、親水性や景観に配慮しつつ第1ゾーンや水際線との連続性を確保するとしている。事業者の選定は、国際旅客等のニーズに合った質の高いサービスを提供し首都圏の国際競争力の向上に資する、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け宿泊施設を確保する、貸付期間における整備・運営の実施体制に係る着実性などの点を評価する。内容評価の必須項目は、「宿泊施設および複合業務施設を導入すること」「施設計画において、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会までに少なくとも宿泊施設の一部を開業させる計画とすること」「国際線旅客ターミナルビルと第2ゾーンのアクセスとして空中歩廊の整備を行うこと」としている。なお複合業務施設に関しては、航空・空港関連、観光関連、国際交流関連など、国際線地区に隣接したエリアにふさわしい施設(貸会議室またはバンケットルーム等)と定義している。さらに内容評価の加点項目には、「訪日外客対応」「バリアフリー等ユニバーサルデザイン」「景観に配慮した動線計画」なども含まれている。これらの評価に価格(貸付料)評価をあわせ、内容評価点を50点、価格点を50点の計100点満点とし、最も高い評価者を落札者とする一般競争入札(総合評価落札方式)にて行う。対象地は国際線ターミナルに接した約4.3haで、2017年末には隣接する道路の供用を予定している。事業者選定までのスケジュールは、入札説明書の各種手続き(2016年1月15日まで)を経て、3月25日までに入札書と提案資料を提出、6月17日に落札者を決定、7月頃に基本協定の締結し、9月頃に事業協定・国有財産定期借地権設定契約書を締結する予定となっている。
2015年12月29日ワークポートは25日、「転職希望者のホンネ調査」の結果を発表した。対象は同社に来社した20~40代の男女316名。期間は12月14日~12月19日。○「大規模企業」派が3割、「小規模企業」派が7割転職希望者に対して、「自身が活躍できるのはどちらの規模の会社だと思うか」を聞いたところ、33%が「大規模企業」、67%が「小規模企業」となった。それぞれ理由を聞いたところ、大規模企業派では「コミュニケーション力が高い方だと思うので組織横断でのプロジェクトなどで力を発揮できると思う」「しっかりしたマニュアルができて、各種福利厚生、規定等がちゃんとできている」「生活の安定を重視しているため」などの声があがった。小規模企業派においては、「個々の裁量が大きく、行動力を活かすことができると思うため」「社員同士の顔が見渡せる会社が良いので」「企業にもよるが、トップとの距離が近い分、トップの意向に基づいてすぐに動けるので」などのコメントが寄せられた。
2015年12月28日ラックは12月24日、中高生のIT技術者を支援する「ITスーパーエンジニア・サポートプログラム"すごうで"」について、本2016年度の募集を開始した。選考により、最も優れた個人またはグループには、年間100万円相当の活動支援を実施する。2013年度にスタートした"すごうで"は、ITを活用して実現させたい夢がある「エンジニアの卵」を発掘し、そのチャレンジを資金と技術の両面から支援することで、多様化・高度化するIT社会において次世代を担う人材に成長してもらうことを狙ったもの。"すごうで"の応募の対象は、ITを活用した取り組みであれば内容は問わず、ソフトウェア開発からハードウェア開発、イベント企画などいかなる企画であってもよいとしている。応募資格は「(1)IT(システム構築技術、プログラミング技術、ハッキング技術、アルゴリズム、ITを活用した卓越したアイディアなど)を有する、応募時点で中学校、高等学校、中等教育学校、高等専門学校、特別支援学校に在学する人」「(1)に該当する人が過半数を占めるグループ(セキュリティ技術競技大会、プログラミング競技大会、ハッカソンの参加チームや、ソフトウェア共同開発者チームなど)」など。応募の中から最も優秀と認められる1件(個人またはグループ)を選定し、提出された活動計画に沿って、2016年4月1日から2017年1月31日までに、総額100万円相当を上限とする支援する。応募にあたっては、所定の応募申込書を、2016年2月29日(当日消印有効)までに、ラック「すごうで事務局」宛てに提出する必要がある。
2015年12月25日●中学時代はむしろ数学が苦手だった「数学者」と聞くと、オイラーやガウス、ラマヌジャンといった歴史上の天才数学者たちが頭に思い浮かび、「数学者たちの頭の中って、いったいどうなってるんだろう?」と、つい考えてしまう。凸幾何学およびポテンシャル論を専門とする数学者である宮崎大学 教育文化学部(2016年4月から教育学部に改組予定) 数学教育講座の坂田繁洋 講師にお話をうかがい、その実態に迫った。○「数学者」を志したきっかけ―「数学者」と聞くと、小さいころからすでに数学がものすごく得意だったのではというイメージがあります。中高時代、数学は好きでしたか?私はむしろ、中学1~2年生のころは苦手なほうでした。文章題が解けなかったんです。数学にハマったのは、それまで通っていた塾を変えて、新しい先生に教えてもらうようになってからですね。特に、三平方の定理がおもしろいと感じました。補助線の引き方を1本見つけられると一気に問題が解けるというところが、ある種のゲーム感覚というか。―大学では「数学科」で学ばれていたそうですが、多くの学科のなかから数学科に進学しようと思った理由を教えてください。もともと学校の先生になりたかったので、高校2年の文理選択の際には、教育学部に行くために文系に進もうと思っていたんです。そうしたら先生たちに「お前はどう考えても理系だろう」と言われてしまい(笑)、理学部や工学部でも教員免許が取れるとのことなので、理系に進みました。さらに、数学科に在籍しているという予備校のティーチングアシスタントの先生から、数学科では数学をたくさん勉強できるうえに、教員免許も取れるという話を聞いて「こんなにおいしい話はない!」と、数学科への進学を決意しました。―教員志望だった坂田先生が研究者の道へ進もうと思ったのは、いつ、どうしてですか?高校3年生のとき、予備校の先生から「πとeはそれぞれ無理数だけど、これらを足した“π+e”が有理数なのか無理数なのかということはいまだにわかっていない※。この問題を解けたら世界中に名前が知られることになる」と教わった際に、「こんなに素朴な問題がまだ残っていて、これを解くだけで賞賛されるなんて、数学の研究はすごい」と感じました。それと同時に、このまま学校の先生になったら高校数学までの世界のなかで考えなければならないと思い、とても窮屈な気持ちになりました。大学で数学を勉強して学者になれば、いくらでも新しいことを発見し続けられるというところに可能性を感じて、そのころから大学院の博士課程に進むことを考えるようになりました。※1+πと1-πはともに無理数だが、(1+π)+(1-π)=2は有理数。無理数+無理数は無理数とは限らない。○高校数学と大学数学の壁―高校数学と大学数学はまったく違うものだ、という話を聞いたことがあります。坂田先生は高校と大学の「壁」を感じることはありましたか?はい、大学1年生のゴールデンウイーク前にさっそくその壁にぶち当たりました。そもそも、大学生は授業に出なくてよいものだというイメージを抱いていたので(笑)、授業が始まったばかりのころはサボっていました。授業が本格化したころを見計らって出席しはじめたのですが、すでにちんぷんかんぷんでした。講義形式と演習形式の授業がありましたが、どちらも大学受験のときとは全然別の感覚で、巻き返しを図ろうと思ってもまったく身に付いてこないんです。課された演習問題に2日~3日かけても解けないことは日常茶飯事でした。そこで先生のところに「3日考えたのに解けなかったのでヒントをください」と相談に行ったのですが、「3日で解けないなら、3カ月あれば解けるんじゃない? 大学の数学とはそういうものだよ」と言われてしまった。高校までは限られた時間のなかで問題を解くという"処理能力"を問われていたけれど、大学は学問をやる場所なのでしっかり理解しなければならないということに気づきました。それからは、講義ノートを読み返したり、問題を解いたりと、休日はカフェや図書館にこもって1日10時間くらい勉強しましたね。こうして大学1年生前期の段階で一生懸命勉強したことで、数学に対する心構えと習慣が身に付きました。―数学に対する心構えと習慣とは、具体的にどういったものでしょうか?高校数学の場合、ひとつの問題に対して、5分~10分考えてわからなかったら解答をみて解法を覚えるというような勉強の仕方があると思います。私はそうでした。そうではなく、5分~10分考えてダメならいったん心を落ち着けてもう一度問題文を読んでみようとか、それでもダメなら明日またチャレンジしよう、といったように、気長にひとつの問題について考えることでしょうか。ちなみに「3カ月あれば解けるんじゃない?」と先生に言われた問題は、その後1週間ほど考えたら解けました。やはり、高校までの習慣がよくなかったと思います。数十分の制限時間内に問題を解くことが求められる高校数学では、少し計算が込み入ってくると自分の方針が不安になってきて、そこで手を止めてしまう。しかし、この問題では、面倒な計算でも、気長に計算して押し切ったら解けるのではないかと考えました。演習形式の授業のなかで、黒板の端から端まで使って説明することになりましたが、私の考えた解答で合っていました。○三角形の公園をいちばん明るく照らすには?―学部生のころにそうして数学の基礎知識を身につけていった後は、誰も解いたことのない問題、いわゆる論文になるような問題に挑むことになると思うのですが、それはいつごろでしたか?修士1年のときです。セミナーで、指導教官が仕入れてきた問題を後輩に紹介していたのですが、それを自分でも考えてみたんです。後輩は解く気がなかったし、先生も問題を出したことを忘れていたのですが(笑)、試行錯誤の跡を先生に見せた際に、これを修士論文のテーマにしようということになりました。―それはどういった問題だったのでしょうか?文部科学省の学習到達度調査(PISA)にあったものなのですが、三角形の公園に街灯を一本立てる際、どこに街灯を立てるのがよいかという問題です。PISAの解答は、「外心(外接円の中心)」だったのですが、それでは納得できず、公園をいちばん明るく照らす「灯心」という新しい中心を考えた研究者がいました。私は、三角形だけでなく、ほかの図形の場合も考えることにしました。数学者はまず、そもそも「灯心」というものはいつでも存在するのかどうかということを考えます。これは早々に解けたのですが、修士論文のメインの結果とするには弱かった。そこで「灯心」が存在する場合、果たしてそれはひとつだけだろうかということを考えました。灯心を2個以上もつ公園が存在することはわかっていたので、この考察には意味があります。その結果、公園が線対称でかつへこみがない(凸領域)ならば、灯心は公園の対称軸上にひとつだけ存在するということがわかりました。―修士論文のテーマは指導教官のアイディアがベースになっていると思うのですが、数学の研究では一般的に、どのようにして研究テーマを見つけるのでしょう。博士課程では、修士論文で用いた計算手法のアイディアを、ほかの"由緒正しい"数学の問題に流用できないか考えてみることにしました。大学1年生のときに使っていた微分積分学の教科書をなんとなく眺めていたときに、熱方程式の解が、修士論文で研究した関数に似ていることに気づいたのです。「これで由緒正しい偏微分方程式に新しいことが見出せた!」と思ったのですが、20年前にすでに同じことを考えていた研究者がいました。そこで私は、公園の問題と熱の問題が両方とも一度にわかる、普遍的な枠組みを作ろうと思ったのです。これが博士論文のテーマとなりました。しかし、これでもまだ人のやっていることの真似ごとをやっているような気がして、何か新しいブレイクスルーがほしいと悩んでいるところではあります。●数学なんて役に立つんですか?○「定理を思いつく」ってどういうこと?―「シャワーを浴びているときに定理を思いつく」という坂田先生のエピソードを聞きましたが、"定理を思いつく"というのは、いったいどういう状態なのでしょうか?「○ならば××」という形の証明の必要な主張を「定理」と呼びます。「定理を思いつく」というのは面白い仮定「○」と結論「××」のペアに気づくことを言います。この段階では正確には「問題を思いついた」と表現すべきでしょうが、証明できたことにして、先走って「定理を思いついた」と言ってしまうことがあります。もちろん、ちゃんと証明もできた後は「定理を思いついた」と堂々と言っています。一方、「○ならば××」という主張は先にあって、その証明をしようとするときに、計算の難しさなどの理由で、途中で行き詰まることがあります。その証明の困難を突破できたときは「定理が得られた」や「定理の証明を思いついた」という表現になりますね。どちらも、シャワーを浴びているときだけではなく、気晴らしにジムで運動をしているときや、テレビをみながらうとうとしているとき、散歩をしているときも経験したことがあります。机に一生懸命向かっているときは、頭が凝り固まっていてつまらないアイディアしかでてこないんですよ。―気晴らしだと思っていても、常に数学のことが頭のどこかにあるということなんでしょうね。「数学なんてやってなんの役に立つのか」と言われることがときどきあると思いますが、これについてはどのようにお考えですか?数学は科学の共通語ですから技術立国である日本の土台を支えています。しかし、数学を直接用いて自分の身のまわりの生活を豊かにしている人はほとんどいないという意味で、数学は役に立たないでしょう。少なくとも私は食事や掃除をするときに数学は使いません。数学を勉強して「あぁ、役立ってるなぁ!」と感じている人は理工系に限ってもごく少数の人たちだと思います。しかし、小中高で学ぶ算数や数学は、多くの人に対して、間接的に役に立っていると思います。数学では「仮定がこうならば結論はこう」と人に納得できるように説明しますが、人と話すときにはこういった習慣が大切です。感情のままに喋って最初と最後で言っていることが違うと、商談や家族会議などの大事なところで人間関係が崩れますよね(笑)。数学を真面目にやっておくと、「こういうことが目的で、現状はこうで、こうしていくと計画的に無理なく目標達成できる」といったように、論理的にものごとを考える習慣を身に付けることができます。これは世の中をまわしていくために人として必要な力だと思います。―なるほど、それは研究や学問の営み全般に言えそうな気もしますが、数学は特にその傾向が強いかもしれません。数学に取り組んでいて、いちばんうれしい瞬間はどんなときですか?世の中の誰も知りえなかったことを自分がいちばん先に発見した瞬間は最高ですね。修士論文の定理が得られたときの感動は忘れられません。教科書を読んでいて詰まったときによくよく考えてみて、理解できた瞬間のおもしろさというのもあります。―数学者としての今後の目標を教えてください。今は学生時代の指導教官が与えてくれたテーマを大きくしているという状況なので、今後はその指導教官に報告した際に驚いてもらえるような、誰も想像しえなかった結果を出したいです。「そんなことがなりたつのか」「よくそんな問題設定が思いついたね」と言われるような問題提起をしたい。そのために、頭を柔軟にして、常に新しい視点を入れていきたいです。また教育のほうですが、民間企業へ就職したい人や主婦になりたい人、どんな道に進むとしても、大学で学問をするということの幸せを味わってくれる学生を増やしていきたいと思っています。最近は、「こんなことは将来の役に立たない」とか「英語は役に立つからやっておけ」といったように効率を優先する風潮がありますが、私は損得を抜きにして、学問にどっぷり浸かることのおもしろさを伝えたい。おもしろくないのであれば、おもしろくないと言い切れるだけ、その学問に向き合ってみてください、と言いたい。そういう価値観があることを学生に紹介していきたいと思っています。
2015年12月25日マーケティング担当者が2015年に最も注目したキーワードはビッグデータであり、今後注目したいキーワードではIoTが最多だった。ジャストシステムが12月24日に発表した「マーケティングトレンドに関するアンケート調査」による。同調査は、同社のセルフ型アンケート・サービスである「Fastask(ファストアスク)」を使用して、事前のスクリーニング調査において「企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析(リサーチ)の職種に従事している」と回答した全国の20代~60代の男女200名を対象に12月18日から21日にかけて実施したもの。マーケティング関連のキーワードで2015年に注目したものを尋ねたところ、ビッグデータが19.0%で最多だった。以下、LINE(17.0%)、Instagram(12.5%)、定額制動画視聴サービス(12.5%)が続く。今後注目したいキーワードではIoTが21.0%と最多であり、以下Instagram(19.5%)、Web接客(19.5%)、ビッグデータ(19.5%)、動画広告(18.5%)の順だった。ビッグデータとInstagramは、2015年に引き続いて2016年もマーケティング担当者が注目するキーワードのようだと同社は見る。一日に最も接触している広告媒体を見ると、スマートフォンを除くインターネットが51.0%と過半数を占めるが、スマートフォンも22.5%で続いている。3番手はテレビで14.0%であり、新聞や雑誌、ラジオはいずれも1桁だった。直近の半年間でのSNS利用度を尋ねたところ、「毎日利用している」との回答が最も多かったのは40.5%のLINEであり、「時々利用している」を合わせると6割が利用している。Facebookを毎日利用しているとの回答は21.0%、Twitterは18.5%だった。コンテンツ・マーケティングに対する取組状況を尋ねると、「現在取り組んでいる」との回答が11.5%、「現在取り組んではいないが興味がある」が24.5%だった。
2015年12月25日IPA(独立行政法人情報処理推進機構)情報処理技術者試験センターは12月22日、「情報処理の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成27年12月22日閣議決定)」に基づき、経済産業省が所管する国家試験「情報処理技術者試験」の受験手数料が改定されたことを発表した。情報処理技術者試験は、情報処理技術者としての知識・技能が一定以上の水準であることを認定している国家試験。情報システムを構築・運用する技術者から、情報システムの利用者まで、ITに関わるすべての人を対象としている。昭和44年から平成27年度までの累計の応募者数は約1840万人、合格者数は約232万人。情報処理技術者試験の受験手数料は、平成9年度秋期試験から「5100円(税込)」とされていたが、経済産業省において、受験者数の動向などを踏まえ、今後も安定的に試験制度を運営する観点から受験手数料の額が見直され、「情報処理の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成27年12月22日閣議決定)」により、「5700円(税込)」に改定された。改定された受験手数料の適用時期は、iパス(ITパスポート試験)が平成28年(2016年)4月1日から、iパス以外の試験区分が平成28年度春期試験からとなっている。
2015年12月22日IPAは12月21日、長期休暇における情報セキュリティ対策を発表した。長期休暇は、システム管理者が長期間不在になりがちなため、ウイルス感染や不正アクセスなどの被害が発生した場合に、対処が遅れる可能性がある。また、SNSへの書き込み内容から思わぬ被害が発生し、関係者に対して被害が及ぶ可能性があるとして、IPAが対処指針を公開している。組織のシステム管理者向けには、長期休暇前の対策として「連絡体制の確認」と「不必要な電源のオフ」「IEポリシーの変更対応」の3点を実施するよう推奨している。連絡体制の確認は、不測の事態が発生した場合に備えて、委託先企業を含めた緊急連絡体制や、対応手順が明確になっているかなど、連絡体制を再確認するように呼びかけている。また、長期休暇中に使用しないサーバなどの機器は電源をオフにし、不必要なアクセスを防ぐ。一方、今回の正月休みでやるべき課題として注意したいいのが「Internet Explorer」のサポートポリシー変更対応だ。2016年1月12日(米国時間)を過ぎると、Internet Explorerのサポート対象が「各Windows OSで利用可能な最新版のみ」にポリシー変更される。対象となるシステムや端末台数によっては、検証等作業に時間を要すると考えられる。年末年始の長期休暇期間での作業実施も検討の上、期日までにバージョンアップ対応が完了するよう計画的に進める必要があるとしている。また、長期休暇明けには、「修正プログラムの適用」や「定義ファイルの更新」を行い、不審な通信がないかなどの、サーバなどにおける各種ログの確認が必要になると推奨している。
2015年12月22日富士通は、同社が開発した商品属性をタグとして自動で付与する技術(特許出願中)により、消費者のライフスタイルや嗜好を捉える消費者嗜好分析ソリューションを、12月21日より提供すると発表した。価格は個別見積もり。商品属性付与は、テキストマイニングの技術を応用して商品説明文などから有効な情報だけを抽出し、統計学的な手法を応用した当社独自のビッグデータ解析手法を組み合わせることで、商品に関する属性をタグとして自動的に付与するという。例えば食品では「手料理」「健康志向」といった商品の特長や訴求ポイントとなる商品属性をタグとして商品情報に付与して、購入した消費者の情報などと組み合わせて分析・可視化した分析レポーティングを提供する。さらに、企業が所有するデータに加え、SNSなどの外部データを組み合わせた分析も可能で、これにより、消費者のライフスタイルや嗜好について、より実態に沿ったきめ細かい情報が取得できるという。分析レポーティングは、専門知識を持つ同社のデータサイエンティストであるキュレーターが、同社のビッグデータ解析手法を活用し、商品の情報や購入した消費者の情報など、利用目的に合わせて必要な情報を組み合わせ、分析結果を可視化して提供する。また、本ソリューションはアンケート調査やパネル調査の代替手段として活用できるということで、同社が開発した消費者ごとの嗜好推定モデル(特許出願中)により、商品属性やこれまでに実施したアンケート結果、購買履歴などを組み合わせて分析することで、過去に購買履歴のある消費者の嗜好を推定し、その消費者が過去に参加しなかったアンケート調査における想定回答が作成できるという。
2015年12月22日子どもがいる家庭で家庭内暴力を行うことを指す「面前DV」。「家庭内DVは児童虐待につながる--子どもが受ける『面前DV』の深刻な被害とは」と題した前編では、対策に力を入れている大阪府茨木市を例にして、家庭内のDVが子どもに及ぼす影響や、被害者の支援策についてご紹介した。後編となる今回は、被害の早期発見のため必要なこと、加害者にならないための予防策について引き続き茨木市に聞いた。○"問題児"の背景に面前DVがあるかもしれない「面前DV」に関して、DV担当と児童虐待担当が連携して支援に取り組んでいる茨木市。問題解決のために大切なのは、できる限り早期に被害を把握し、適切な対応を行うことだという。担当者は「DV・児童虐待の双方の視点を常に意識した感度の高い相談を実施できるよう、支援者のスキルアップと支援者同士の連携を図っていく必要がある」と語った。また、民生委員などさまざまな機関に寄せられたSOSを見逃さず、支援に取り組みたいとしている。さらに求められているのが「子どもたちの観察」だ。DV家庭で育った子どもたちは「自分は愛されている」という経験が極めて少ないので、自尊心が低くなる傾向がある。その結果、暴力的になったり、落ち着きがなくなったり、過覚醒、解離、引きこもり、不登校など、一見非行や問題行動と見られてしまうような形で変化が表れてくることが多いとのこと。「『問題児』として捉えられていることも少なくなく、その背景にDVや児童虐待があるかもしれないということを、子どもに関わる人たちがアンテナを高く見ていけるかが重要になってくる」と話してくれた。○加害者にならないための教育を"幼児"から加えて茨木市では、"幼児"の段階から、DVや虐待の加害者にならないための取り組みを進めている。そのひとつとして導入しているのが、アメリカで開発された「セカンドステップ」と呼ばれる教育プログラムの実施だ。ぬいぐるみやカードを使って、ある状況に置かれた登場人物の気持ちを想像し、子どもたちに自由に発言・話し合いをしてもらうというもの。「怒りの感情を自覚し、自分でコントロールする力」「自分の気持ちを表現し、相手の気持ちに共感してお互いに理解し合い、思いやりのある関係を作る方法」などを学ぶことができる内容となっている。「小学校でキレやすい」「相手の表情を見て怒っているのかわからない」などの子どもについての相談が親から寄せられたことをきっかけに導入を決定。市内の公立保育所・幼稚園の5歳児を対象に週1回、計28回のコースを実施している。市では、「日々の保育の中で訓練を繰り返すことで、子どもたちがよりよい人間関係を作れるようになり、ひいては虐待やDVの加害者になることを防げるのではないか」と期待を寄せている。加えて注力しているのが、若年層に向けた「デートDV」の啓発だ。「デートDV予防啓発冊子」の配布や、「デートDV予防啓発ワークショップ」を開催し、中学生や高校生、大学生などを対象に、お互いを尊重し対等な関係を築くことについて考えてもらう機会にしているという。「恋人から暴力を受けることが"当たり前"だと思ってほしくない。自分を大事にして、もし被害にあったらSOSを出すことが大事だと伝えたい」と語った。暴力の連鎖につながりやすいという「面前DV」。将来にわたって被害が続いていくのを防ぐためにも、被害の早期発見と「加害者にならないための教育」という予防策が必要となるだろう。※写真と本文は関係ありません
2015年12月22日2015年10月9日(金)よりTOKYO MXほかにて放送されたTVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』。最終話の放送を終えた12月20日(日)、ライブイベント「Metamorphose(メタモルフォーゼ) 幻のファースト・ライブ」がTSUTAYA O-EASTにて開催された。出演したのは、オープニングテーマを歌唱した石田燿子、織田かおり、美郷あき、緒方恵美ら4人から成るユニット「Metamorphose」のほか、エンディングテーマ担当の「Dual Flare」、さらにキャスト陣から朝井彩加(成瀬澪役)、福原香織(成瀬万理亜役)、ブリドカット セーラ 恵美(野中柚希役)、野水伊織(野中胡桃役)の計10名。まずは新人声優の山田悠希と山田奈都美によって結成された「Dual Flare」の2人がオープニング・アクトとして登場。TVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』のエンディングテーマ「Temperature」を披露した後、人前で歌うのは初めてだという「あいのうた~believe~」「OWN WAY」の2曲を初々しくも精一杯歌いあげた。会場のテンションが高まった中、ステージが暗転して「Metamorphose」の4人が登場。ユニットとして担当していたTVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』オープニングテーマ「Over The Testament」を4人で力強く歌唱した。その後、12月16日に発売されたアルバム「Metamorphose1」より、それぞれが作詞とメインボーカルを担当した「体温」「Refrain」「プロローグ」「Beat the Wings!」の4曲を披露。メインボーカルを務める楽曲以外は、残りの3人でコーラスを担当する、という豪華すぎる歌のパフォーマンスに会場に訪れたファンたちは大盛り上がりとなった。続いて、アニメのメインキャストを務めていた朝井、福原、ブリドカット、野水の4人が登場するトークコーナーへ。アニメ最終話である第10話が生コメンタリーつきで上映されたほか、「新妹魔王の契約者」イベントでは恒例となっている「妹トーナメント」という最高の妹を目指すためのゲームコーナーを実施。「妹トーナメント」では野水が不動の1位として今回も勝利し、妹チャンピオンベルトが贈呈された。そして再び「Metamorphose」の4人によるライブコーナーへ。ここでは、それぞれが自身の持ち曲をソロで歌唱。トップバッターで登場した織田かおりは「本気の嘘」を、美郷あきは「DESIRE」、石田燿子は「ストライクウィッチーズ~わたしにできること~」、そして緒方恵美は自身がヒロイン・ワルキューレ役を務めたテレビアニメ『円盤皇女ワるきゅーレ』の挿入歌で岡崎律子と日向めぐみのツインボーカルユニット『メロキュア』の「Agape」を披露した。緒方が歌い上げた後、「Metamorphose」の残りの3人を呼び込み、再び4名が揃った中で「Over The Testament」を歌唱。さらにパワーアップしたパフォーマンスに、この日一番の一体感が生まれ、会場全体が歓声や拍手で応えた。そして最後に、登壇者全員が一言ずつコメントを述べ、イベントの幕を閉じた。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST製作委員会
2015年12月21日TVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』のオープニング・テーマ「Over The Testament」を歌う、石田燿子・織田かおり・美郷あき・緒方恵美によるユニット「Metamorphose」のライブイベント「Metamorphose(メタモルフォーゼ) 幻のファースト・ライブ」が2015年12月20日(日)に東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTにて開催される。そこで今回は、ライブを目前に控える「Metamorphose」のメンバーである緒方恵美からのコメントを紹介しよう。■緒方恵美からのコメント1年前からベースの企画は伺っていましたが、まさかこんなカタチで結実しようとは! レコーディング、そしてこんなに早く、ライブを開催するまでになろうとは! 怒濤の展開すぎて、私自身が、まさに『びっくりぽんや…』です(笑)。…が! やると決まったからにはハラを括り、みなさんに楽しんでもらえるようなステージにするべく、今の状態での、最善を尽くす所存です。『幻のファーストライブ』の証人になってください。O-EASTで待ってます!まさに歴史的なライブを予感させる「Metamorphose 幻のファースト・ライブ」だが、新たに当日券の発売が決定! 12月20日の15:00より会場1階のチケット窓口にて販売されるとのことなので、こちらもしっかりチェックしておきたい。○「Metamorphose 幻のファースト・ライブ」開催概要【開催日時】2015年12月20日(日) 16時開場/17時開演【会場】TSUTAYA O-EAST【出演】Metamorphose (石田燿子/織田かおり/美郷あき/緒方恵美)<オープニング・アクト>Dual Flare (TVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』エンディング・テーマ歌唱・山田奈都美・山田悠希<トークゲスト>・朝井彩加(成瀬澪役)・ブリドカット セーラ 恵美(野中柚希役)・福原香織(成瀬万理亜役)・野水伊織(野中胡桃役)※出演者は予告なく変更となる場合がある。【チケット】7,500円(税込/ドリンク別) ※入場時に別途ドリンク代500円が必要。※当日券は15:00より会場1階のチケット窓口にて販売される。そのほか詳細はイベント公式サイトをチェックしてほしい。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST」製作委員会
2015年12月18日『「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者・田代真一郎氏は、プロ通訳者として活躍する人物。とはいっても英語の素養があったわけではなく、もともとは自動車会社で働く普通のサラリーマンだったのだといいます。それどころか海外に住んだ経験もなく、初めて飛行機に乗ったのも30歳を過ぎてから。にもかかわらず、60歳で会社を定年退職してからすぐに受けたTOEICでは満点を獲得。いまでは同時通訳までこなし、クライアントやエージェントからリピートの仕事や指名も入るのだそうです。注目すべきは、著者が「仕事こそが、英語を身につける最高の機会だった」と明言している点。50歳になったころ、勤めていた会社が海外メーカーの傘下に入ったため、必要に迫られて英語を学んだことがよかったというわけです。だとすればそれは、多くのビジネスパーソンにも真似できるものなのではないでしょうか?そこで、すぐに活用できそうな「仕事を通じて英語を身につける4つの勉強法」を見てみましょう。■1:知識を最大限に増やす(活用する)意識すべきは、知識を最大限に増やし、それを活用すること。その際、大きなチャンスになるのは、意外なことに2020年の東京オリンピック・パラリンピックだといいます。今回のオリンピックの経済効果は、直接的なものだけでも数兆円にのぼるといわれています。また政府も成長戦略のひとつとして「観光立国」を標榜しており、2030年には訪日外国人旅行者の数を3,000万人以上にすることを目標に掲げています。だとすれば、英語がもっと必要になるわけです。そこで、まずは東京オリンピックについての知識を増やし、内容の理解を深めることに集中する。英語そのものの話とは関係なさそうですが、ここを充実させておくことが、のちのち役立つのだそうです。なぜならコミュニケーションに大切なのは中身で、手段としての英語は虹的なものだから。「なんでも話せる英語」ではなく、「オリンピックについてなら話せる英語」を目指すという考え方です。だからこそオリンピックに関心を持ち、インターネットを利用して知識の充実と内容の理解を図っていくべきだということです。■2:仕事の語彙は、単語帳をつくっておぼえる英語コミュニケーションにおいて、「語彙力」の果たす役割はとても大きいと著者はいいます。そこで大切なのは、みなさんそれぞれの仕事で使う単語を自分のものにしてしまうこと。そして、ここで意識しておくべきことがあるといいます。それは、「単語が役に立つのは、話すときだけとは限らない」ということ。単語を知っているということは、「読む」「書く」「聞く」「話す」のすべてにおいて強みとなるのだそうです。ちなみに、著者が実践しているという「単語力をつける5か条」は次のとおり。(1)単語は出会ったときがおぼえるとき。そのときの場面に関連付けると記憶に残りやすい(2)自分オリジナルの単語帳をつくる(3)単語は隙間時間でおぼえる。単語帳をクリアファイルに入れて、常に持ち歩く(4)クイックレスポンスが大事。自然に言葉が出るようになるまで鍛える(5)単語学習は継続。何度もしつこく繰り返す。忘れることを気にしない■3:「イメトラ」と「サイトラ」で、イメージを英語にする通訳者の学習方法に、「サイト・トランスレーション」(sight translation サイトラ)と呼ばれるものがあるそうです。書かれた原文(英語でも日本語でも)を目に入った単位ごとに頭からどんどん口頭で訳していくこと。対する「イメージ・トランスレーション」(image translationイメトラ)は著者の造語だそうですが、頭のなかにあるイメージを英語にしていく方法。相手にどう説明するか、めまぐるしく頭を働かせ、心のなかで、場合によっては小声で口に出し、話すことを練習するわけです。まずは単語を洗い出し、情報を集めたら、次はそれを英語でいえるように練習するのが有効。最初はサイトラ、慣れてきたらイメトラで行うのがいいそうです。■4:文法は、仕事のなかで試して磨く知識、語彙、イメトラ・サイトラと並び、もうひとつ欠かせない学習項目が「文法」。英語は通じさえすればいいので、文法は必要ないという考え方もあります。しかし基本的な文法知識がないと、「正しく」という部分があやしくなってしまうからだといいます。そうなると文法書を読むことが重要な意味を持つことになりますが、そこにはポイントがあるのだとか。つまり、あれこれといろんな文法書を読み漁るのではなく、よいと思ったものを、じっくりと腰を据えて読むべきだということ。同じ本を何度も読み返し、理解や記憶の深度を深めることが大切だという考え方です。おぼえては忘れ、理解しては忘れるーーそういうものだと達観して繰り返せば、必ず身につくと著者は断言しています。*本書内では、これらの勉強法についてさらに具体的に解説されています。著者自身の体験がベースになっているだけに、説得力も抜群。英語力を身につけたい人は、ぜひ手にとってみてください。(文/書評家・印南敦史)【参考】※田代真一郎(2015)『「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由』ディスカヴァー・トゥエンティワン
2015年12月18日2016年1月9日(土)より全国ロードショーとなる劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の入場者プレゼントとして、「プリズムチェンジ☆クリアファイル」「描き下ろしOver The Rainbow色紙風ミニカード」「名シーン フィルム風しおり」3種類の来場者特典の配布が決定。また、12月22日(火)には、ニコニコ生放送にてキャスト出演の特別番組が初めて放送されることもあわせて発表された。劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、2013年4月~2014年3月に放送されたTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』より誕生したボーイズユニット「Over The Rainbow」をフィーチャーした新作アニメ。「Over The Rainbow」は作中に登場するコウジ(cv. 柿原徹也)、ヒロ(cv. 前野智昭)、カヅキ(cv. 増田俊樹)の3人の男の子で結成された唯一のボーイズユニットで、本作では、寺島惇太や蒼井翔太らが演じる新キャラクターを加え、4年に一度開催されるプリズムショーの祭典「PRISM KING CUP」を舞台に、次世代のプリズムスタァを目指す個性豊かな男の子たちが、女の子をもっともトキめかせる"プリズムキング"を目指して様々な試練や困難に立ち向かっていくストーリーが展開される。第1週目(1月9日~)に配布される「プリズムチェンジ☆クリアファイル」は、表面が本邦初公開となる本編先行場面写真、そして裏面は、5枚綴りグループ前売鑑賞券「正装ver.」を入れると、キャラクターたちが白タキシード姿となる"着せ替えイラスト"が描かれており、一糸纏わぬ姿の「Over The Rainbow」とシン、ルヰの姿が衝撃的な前売券を、まさに「正装」である白タキシードを着こなす5人に着せ替えて楽しむことができる。2週目(1月16日~)に配布されるのはキャラクターデザイン・松浦麻衣氏による描き下ろしの美麗イラストを使用した、「描き下ろしOver The Rainbow色紙風ミニカード」。コウジ、ヒロ、カヅキが拳を突き上げているイラストが、3人の仲の良さをあらためて感じさせる。3週目(1月29日~)には、「名シーン フィルム風しおり」を配布。『KING OF PRISM』本編の名シーンをフィルムのように1コマずつ楽しめる、劇場版ならではの特典となっている。ランダムで全48種類用意される予定。また、12月22日(火)に、ニコニコ生放送にて『KING OF PRISM』の公開を記念した初の特別番組「劇場版『KING OF PRISM』公開直前! エーデルローズ第2次入学説明会」の放送も決定。新キャラである一条シン役の寺島惇太、『プリティーリズム・レインボーライブ』と『KING OF PRISM』の両方に登場し、物語の架け橋となるキャラクターである涼野ユウ役の内田雄馬、そして菱田正和監督が出演し、劇場版公開前に一足早く、『KING OF PRISM』の世界が紹介される。(C)T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会
2015年12月17日人気TVシリーズ「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリーの婚約者が13日(現地時間)、がんと闘病の末、34歳の若さで亡くなった。20世紀初頭のイギリスの貴族の館の生活を描いた人気シリーズで、舞台となるクローリー家の長女・メアリーを演じるミシェルの婚約者、ジョン・ディニーン氏はアイルランド出身でファイナンシャルPRの仕事をしていたが、がんの診断を受けた後は故郷に戻り、両親と過ごしていた。2人は2013年9月、ミシェルと「ダントン・アビー」で共演しているアイルランド出身のアレン・リーチ(トム・ブランソン役)の紹介で知り合い、今年2月に婚約した。ディニーン氏がアイルランドのコークにあるホスピスで息を引き取った際、ミシェルも最期を看取ったという。ミシェルの代理人は「(ディニーン氏の)家族は皆さんから受けた支援や優しさにとても感謝していますが、身内で喪に服すために、そっとしておいてほしいと願っています」とコメントを発表した。(text:Yuki Tominaga)
2015年12月16日SAPジャパンは12月15日、電力・ガス事業者のデジタル化を支援する組織として、新たに「ユーティリティ・デジタルトランスフォーメーション・オフィス」を同社の公益事業統括本部内に、同日付けで設立した。バイスプレジデント公共・公益・通信統括本部統括本部長の佐藤知成氏は、新組織を立ち上げた理由について、「当社は"デジタルトランスフォーメーション"という戦略を掲げているが、これを推進するにあたり、25のインダストリーに分けている。エネルギーが供給されて初めて、他の事業も成立する。したがって、それらの中でも、ユーティリティー事業はすべての事業につながる重要な事業だとして、ドイツの本社で最初にデジタルトランスフォーメーションを行う事業と決定した」と説明した。同社は昨年10月に公益事業本部を設立し、2016年予定の電力小売全面自由化や2017年予定の都市ガス小売自由化などを見据えた変革を支援してきたが、今回の新組織設立はこの取り組みをさらに発展・強化するものとなる。現在、新組織には5名在籍しており、1年以内に20名まで拡充する計画で、公益事業統括本部としては、60名体制でスタートしたところ、100名まで拡充する構えだ。「ユーティリティ・デジタルトランスフォーメーション・オフィス」の具体的な事業内容については、ユーティリティデジタルトランスフォーメーションオフィスシニアディレクターの田積まどか氏が説明を行った。田積氏は、「電力・ガス事業においては、2016年の電力小売自由化、2017年のガス小売自由化、2020年の電力発送電分離、2022年のガス導管分離といった改革が計画されているが、その先にはデジタルエネルギーネットワークへの移行が控えている。デジタルエネルギーネットワークでは、すべての参加者はデジタルで連携し、IoT(Internet of Things)を活用するわれわれは、顧客のデジタルエネルギーネットワークへの移行をサポートしたい」と、新組織の目標を語った。同社は、公益事業のデジタル化を実現するためのフレームワークとして「SAP Utilities Digital Transformation」を提供する。このフレームワークは、同社の次世代ビジネススイート「SAP S/4HANA」をコアとして、サプライヤー、顧客、従業員、設備のデジタルトランスフォーメーションを実現していく。新組織はこのフレームワークをもとに、IoT技術で集めたビッグデータを活用することで設備や装置の予知保全やピーク需要予測の精度向上を実現したり、また、デジタル化によりビジネスプロセスやビジネスモデルを再構築したりといった形で、ビジネスの変革を支援する。田積氏によると、これまで手組みのシステムを中心に利用してきた国内の電力会社だが、新料金のメニュー作成に手組みのシステムでは半年ほどかかっているなど、市場の変改についていってないことを実感しており、ビジネスにスピード感が必要であると考えているという。
2015年12月16日イーウェルは12月15日、福利厚生パッケージサービス「WELBOX」において、内定者を対象としたパッケージプラン「WELBOX for Freshers」を提供開始した。新プランは、「WELBOX」会員企業の内定者が利用できるパッケージサービス。従来のWELBOXとほぼ同等に、ステイ&リフレッシュメニューや、日常生活を支援するライフサポートメニューなど、1万件以上のメニューが利用できる。さらに、メニューを利用するとWELBOX専用ポイントプログラム「WELコイン」も付与され、獲得したWELコインは、入社後に引き継いで利用することができるという。サイト内には内定者向けの特設ページが設けられ、買い物や旅行などの割引、eラーニングコンテンツなど幅広いメニューより、内定から入社までの数カ月間を充実させる活用方法が提案される。同プラン導入による人事部門のメリットとして、内定者の帰属意識・モチベーションの向上や企業のイメージアップなどが見込まれている。また、入社前の同プランの活用例として、100コースのeラーニングによるスキルアップや、新生活に必要なグッズの購入などがあげられている。なお、同サービスは「WELBOX」導入企業であれば、入会金・年会費無料で内定者は利用できる。
2015年12月15日Microchip Technologyは12月14日、組み込みミドルウェアおよびオペレーティングシステム開発者に向けたMPLAB Harmonyエコシステムプログラムを発表した。MPLAB Harmonyは、同社およびサードパーティのミドルウェア、ドライバ、ライブラリ、リアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)のライセンシング、リセール、サポートを統合した包括的な32ビットマイクロコントローラ向けファームウェア開発フレームワーク。同社が無償で提供しているMPLAB Harmony ConfiguratorとMPLAB XC32コンパイラv1.40でサポートされており、これらのツールはすべて同社のMPLAB X統合開発環境(IDE)で動作し、いずれも無償でダウンロード可能。また、MPLAB HarmonyとPIC32をサポートする低コストの各種開発ボードも提供している。MPLAB Harmonyはすでに提供中であり、基本フレームワークは無償。今回発表されたMPLAB Harmonyエコシステムプログラムはこのフレームワークをもとにしたもので、同プログラムによるオープンかつ体系的な方法で、互換性認証の「Harmony Compatible」を取得することができる。ソフトウェアの開発にあたってこのエコシステムを活用することで、リスクと総コストを低減、開発期間を短縮、さらにPIC32 MPLAB Harmonyのユーザベースを活用することが可能となる。
2015年12月14日2015年10月よりTOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『新妹魔王の契約者BURST』だが、オープニングテーマ「Over The Testament」を歌唱している石田燿子・織田かおり・美郷あき・緒方恵美によるユニット"Metamorphose(メタモルフォーゼ)"のライブイベント「Metamorphose幻のファースト・ライブ」が12月20日(日)にTSUTAYA O-EASTにて開催される。そこで今回は、"Metamorphose"のメンバーである石田燿子・美郷あき、そしてオープニングアクトを務める"Dual Flare"の2人から寄せられたコメントを紹介しよう。■石田燿子Metamorphoseのファーストライブ、わたしも楽しみにしています!ちょっと意外なメンバーでしょ?(笑)どんなライブになるのか、ぜひみなさんの目で確かめにきてください!■美郷あき「Metamorphose」初お披露目、いよいよです。私自身も楽しみです。ぜひこの幻のライブを多くのみなさんと体感できたら嬉しいです。がんばります。当日みなさんに会えるのを心から楽しみにしています。■Dual FlareMetamorphoseさんの幻のファースト・ライブにDual Flareとしてオープニングアクトを務めさせていただくこととなり、とても光栄です…!まだまだ成長途中の私達、喜びとドキドキでいっぱいです。精一杯の思いと感謝を込めて、2人で力を合わせて良いステージを皆様にお届けしたいです!!――◎山田悠希あのO-EASTであの大先輩の皆様と同じステージに…全てが夢のような出来事で、すでに緊張しています。。素晴らしい一日に出来るよう練習頑張ります!!――◎山田奈都美12/20は忘れられない日となる…そう確信しております!とてもとても素敵な先輩方のオープニングアクトを務めさせていただくこととなりワクワクが止まりません!緊張していますが、精一杯楽しんで臨みたいです!○「Metamorphose幻のファースト・ライブ」開催概要【開催日時】2015年12月20日(日)16時開場/17時開演【会場】TSUTAYA O-EAST【出演】Metamorphose(石田燿子/織田かおり/美郷あき/緒方恵美)<オープニング・アクト>Dual Flare(TVアニメーション「新妹魔王の契約者BURST」エンディング・テーマ歌唱)・山田奈都美・山田悠希<トークゲスト>朝井彩加(成瀬澪役)ブリドカット セーラ 恵美(野中柚希役)福原香織(成瀬万理亜役)野水伊織(野中胡桃役)※出演者は予告なく変更となる場合がある。【チケット価格】1階スタンディング …… 7,000円(税込/ドリンク別)※入場時に別途ドリンク代500円が必要。チケットは現在発売中。詳細についてはイベント公式サイトをチェックしてほしい。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST」製作委員会
2015年12月12日オープンストリームは12月10日、訪日タイ人旅行者の増加を受け、訪日タイ人旅行者向け専用ネットワークサービスおよび専用スマートフォンアプリケーション「Edamame - Japanese restaurants guide(Edamame)」の開発を進めていることを明らかにした。Edamameでは、同社独自ノウハウで構築した在日タイ人ネットワークから得たデータにもとづいた形でのお勧め飲食店の紹介や、ユーザーの居る位置情報や嗜好を元に近くの店を自動表示することが可能だという。また、こうした飲食店情報や専用アプリについては、無料で提供する予定だという。言語は日本語、英語のほか、タイ語にも対応し、SNS連係機能も搭載するほか、お勧め飲食店情報やおすすめ紹介者について、アプリ使用者同士でのコミュニケーションも可能だとしている。なお、名称を「Edamame」としたことについて同社では、日本の料理文化関連の検索キーワード1位「SUSHI」につづいて関心の高いキーワードであったことから、としている。同サービスおよびアプリの提供開始は2016年1月下旬を予定しているという。
2015年12月11日トレンド総研が12月10日に発表した「『2016年トレンド予測』に関するレポート」によると、2016年に予定されているイベントなどのうち一般の生活者の関心が最も高いのはマイナンバー制度の開始だという。同レポートは、20代~60代の男女500人を対象に11月24日から26日にかけて実施した生活者への意識調査及び、食・健康・テクノロジーなど7分野における2016年のトレンドを同社が予測したもの。2016年に予定されているイベントやトピックスに対する生活者の関心を見ると、1位は236人が挙げた「マイナンバー制度スタート」であり、以下「リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピック」(162人)、「電力小売自由化」(153人)と続く。マイナンバー制度に関しては自身の個人情報に関わる問題のため生活者の関心が非常に高いようだと同社は見ており、「社会インフラへの影響がどれほど大きいか気になる」(51歳・男性)、「プライバシーの問題や詐欺など、いろいろな報道が気になる」(31歳・女性)といった声が挙がったとのこと。また、制度の導入にあたって、システムや管理代行サービスなどの関連市場にも関心が集まっているという。リオデジャネイロで開催予定の夏季オリンピック及びパラリンピックについては「東京オリンピックの前の開催地なので、いつも以上に関心がある」(61歳・女性)という人が多い様子とのこと。特に閉幕式は次期開催地である東京へバトンが渡されるタイミングということで、国内における五輪ムードもさらに高まりそうだと同社は見ている。3位の電力小売自由化に関しては、ガス事業やガソリンスタンド事業といった異業種を中心とする多くの企業が家庭用電力市場に新規参入することで、消費にも大きな影響を与えると予想されているとのことだ。併せて、2016年の消費意欲について尋ねたところ、最も多かった回答は「2015年と消費意欲は変わらない」で51%を占めた。以下、「(2015年よりも)消費意欲は下がると思う」(36%)、「(2015年よりも)消費意欲は上がると思う」(13%)と続いた。「消費意欲は変わらない」という回答者の声では、「収入がほとんど変わらないから」(25歳・男性)、「景気がいいのか悪いのか微妙なところだから」(45歳・男性)、「大都市では意欲が上がるかもしれないが、地方ではそう変わらないと思う」(60歳・女性)といった声が挙がっているとのこと。
2015年12月11日DJI Japanは9日、同社製品の飛行プラットフォームを正しく安全に使用できる操縦者を育成する企業向けプログラム「DJI CAMP」と、技能証明となる「DJI CAMP 技能資格証明」の提供開始を発表した。今後3年間で1万人の操縦者を育成する。2015年9月11日に公布された無人飛行機(UAV)に関して、航空法の一部を改正する法律が、12月10日より施行される。この法律は、ドローンなどの無人航空機の飛行を禁止する空域を設定するもので、航空機の航行の安全に影響を及ぼす地域や、人口が密集している地域などでの飛行を禁止するもの。同プログラムを実施することで、DJI製品を扱う操縦者のスキル向上に寄与するのみならず、マルチコプター(ドローン)ユーザーのすそ野を広げ、また日本のUAV産業の発展と安全な産業利用を推進することになるという。「DJI CAMP技能資格」は3種類用意され、「DJIマスター」は、100時間以上の飛行操縦経験があり、電波法、航空法などの高度な知識と、重要な業務場面での操縦経験、指導経験、安全運営の知識を有する操縦者。DJIマスターは、DJI JAPANより認定され、DJIインストラクターの教育、監督、技能資格証明を行える。「DJIインストラクター」は、DJIマスターの指導によるDJI CAMP(座学教育と実技指導)を受講した、30時間以上の飛行操縦経験がある操縦者。DJIスペシャリストの教育、監督、技能資格証明を行える。DJIインストラクター技能資格証明発行数には年間の上限がある。「DJIスペシャリスト」は、DJIインストラクターの指導によるDJI CAMP(座学教育と実技指導)を受講した、10時間以上の飛行操縦経験がある操縦者。DJIスペシャリストは、DJIインストラクターから教育、監督、技能資格証明を受け、実際の業務に従事する。第1期DJI CAMPは、2016年1月に実施し、DJIインストラクターを育成する。第1期DJI CAMPに参画する企業・団体は以下の通り。NECフィールディング、NSi真岡、クボタ、スカイシーカー、損害保険ジャパン日本興亜、大日本猟友会、東北エヌティエス、東洋テック、日本マイクロソフト、NTT東日本、双葉電子工業、プロドローン、ホープフィールド、毎日映画社、横浜企業経営支援財団、リード、リョーイン、WOWOW、DJI正規代理店各社。
2015年12月10日日経BP社は7日、雑誌『日経WOMAN』が主催する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2016」の表彰式を行い、受賞者7名を発表した。○「働く女性」のロールモデルとなる人材を表彰「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は1999年から毎年実施しており、今年で17回目を迎える。同イベントでは、組織の中に埋もれがちな個人の業績に光を当て、働く女性のロールモデルを掲示し、その年に活躍した女性達を通して時代の変化の矛先を捉えることを主旨としている。「メガヒットメーカー賞」を受賞したのは、文藝春秋『文學界』編集部の浅井茉莉子氏。お笑い芸人のピース 又吉直樹氏に小説の執筆を口説き、出版不況のなか240万部のヒットを創出したことが決め手となった。イベントでは、芥川賞受賞作品『火花』の著者であるお笑い芸人のピース又吉直樹氏からのビデオメッセージが上映された。又吉氏「なぜ僕が書かなければならないのかなという気持ちはあったんですが、それを丁寧にしっかりと伝えてくれて、僕の不安を取り除いてくれました。しっかり僕の話を聞いてくれますし、丁寧で真面目でとことん、やるという感じ。こんな人はなかなかいないというのはわかりますね。浅井さんに声を掛けていただいていなかったら『火花』を書いていなかったので、感謝しています」表彰された浅井氏は「小説家・小説にとって、編集者とは何かと考えると、その関わりは大きいことにも小さいことにも思います。又吉さんは私がお願いしなくてもいつか小説を書いたかと思いますし、それは素晴らしい作品になったかと思います。小説というのは、小説家が孤独で描くものなので、編集者ができることはわずかなことに過ぎません。多くの人の共通の話題として『火花』が上がることや色々な人と小説のお話ができるのは、喜び以外の何物でもありません。そこに関われたことはただただ幸運なことだと思っています」とコメントした。○大賞は「ふるさとチョイス」創立者に大賞に選ばれたのは、トラストバンク代表取締役社長の須永珠代氏。全国初のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を開設し、ふるさと納税ブームの牽引に貢献したとして高く評価された。サイト開設前は年間100億円未満だったふるさと納税の寄付額は、2015年度には1,000億円を達成する見込みだという。須永氏「3年8カ月ほど前にマンションの一室で起業しました。起業して2年間は小さな企業でした。その間に出会った、地域の人達と小さな成功事例をつくっていき、その方達と出会うたびに可能性を感じました。我々が全国セミナーを開始すると、そのセミナーで出会った人達は地元地域の資源を発掘し、ふるさと納税をPRし寄付を増やそうと努力していました。その情熱を持った職員や事業者たちが大きなうねりとなって、全国に広がっていくのをひしひしと感じていた2年間でした。意思あるお金は経済的効果を生むだけでなく、それ以外の情熱や行動を生み出すと思っています」このほか、多彩なキャリアを持つ5名が受賞された。■「ベストマーケット賞」カルビー マーケティング本部 フルグラ事業部 事業部長 藤原かおり氏「フルグラ」の売上を2年で年間約100億円に拡大させた。■「情熱経営者賞」石坂産業 代表取締役 石坂典子氏窮地の産廃処理会社を社員教育と環境に配慮した経営を行い、世界に注目される企業へと変革させた。■「未来をつくるサイエンティスト賞」理化学研究所 プロジェクトリーダー 髙橋政代氏世界初のiPS移植を目の難病患者に施した。■「次世代ものづくり賞」UPQ代表取締役の中澤優子氏女子1人で家電メーカーを立ち上げ17種類24製品を2カ月で開発した。■「チェンジメーカー賞」特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティの村木真紀氏年に100件以上の講演やコンサルティングを実施し、企業のLGBT施策に大きな影響を与えた。表彰式が終わると、同イベントの後援である内閣府の特命担当大臣・女性活躍推進大臣を務める加藤勝信大臣が登場。今回のイベントを振り返り「表彰された7名の方は、ビジネスのなかで先んじたリーダーシップの発揮や、消費者のニーズを掴んだヒット商品の創出、これからの時代の流れの先取りをしたキャリアアップなど、社会に素晴らしいインパクトを与えてくれたと思います。その足取りが、これから後に続く特に若い女性の方々にロールモデルを示して下さいました。新たな視点やこれまでの規制の流れを乗り越えて努力をすることで日本に活力をつくっていただいたように思います」とコメントした。
2015年12月10日商用ドローン大手・DJIの日本法人であるDJI Japanは12月9日、同社製品を正しくより安全に使用できる操縦者を育成する企業向けプログラム「DJI CAMP」と技能証明「DJI CAMP技能資格証明」の提供を開始し、今後3年間で1万名の操縦者を育成すると発表した。12月10日より施行される改正航空法では、ドローンなどの無人航空機(UAV)の飛行を禁止する空域が設定され、航空機の航行の安全に影響をおよぼす地域や、人口が密集している地域などでの飛行が禁止される。DJIはこうした環境下で日本のUAV産業が発展するためには正しい知識、正しい操縦方法、そして飛行モラルを習得している人材を育成することが重要であるとして同プログラムの実施を決定した。「DJI CAMP技能資格証明」には100時間以上の飛行操縦経験があり、電波法、航空法などの高度な知識と、重要な業務場面での操縦経験、指導経験、安全運営の知識を有する「DJIマスター」、DJIマスターの指導によるDJI CAMPを受講した、30時間以上の飛行操縦経験がある「DJI インストラクター」、DJIインストラクターの指導によるDJI CAMPを受講した、10時間以上の飛行操縦経験があ「DJIスペシャリスト」がある。2016年1月に実施する第1期キャンプはDJI インストラクターの育成を目的としており、NECフィールディングやクボタといった企業・団体が参画する予定。
2015年12月09日塩野義製薬はこのほど、がん患者や家族を対象にした「STOP! がんのつらさ」キャンペーンを開始した。同時に、患者・家族・医療従事者のコミュニケーションを活性化させるアプリ「つたえるアプリ」もリリースした。同キャンペーンでは、より多くの患者や家族に「がんのつらさを周囲に伝える大切さ」を知ってもらうために、YouTubeなどで啓発活動を行っていく。同時に、どんな時にでもがまんしてしまう「がまん侍」をキャラクターにしたサイトも公開。「がんのつらさとは」「つらさを伝える」「がんの痛みをとる治療」などのコンテンツや、海外クリエイターによるコンテスト受賞作品を閲覧できる。また、がん治療中の身体とこころに起こるつらさについて、患者が正しい知識を学び、医療従事者に適切につたえることをサポートするためのコミュニケーションツールアプリもリリースした。聖隷三方原病院の森田達也副院長が監修を務めている。アプリでは、毎日の「痛み」「だるさ」「眠気」などの症状の記録や「気になることのメモ」を登録でき、記録した症状とメモは、スマートフォン内でグラフや表で表示できる。グラフなどは印刷も可能なため、印刷したデータを診察時にもっていくことで医師に症状を伝えやすくなるという。アプリの価格は無料。
2015年12月08日ソフトバンクロボティクスはこのほど、ロボット「Pepper」の法人モデル「Pepper for Biz」向けロボアプリの開発者などを総合的に支援する「Pepperパートナープログラム」を開始した。同プログラムは、ロボアプリを開発する「ロボアプリパートナー」とロボットのユーザーエクスペリエンス(利用体験)をデザインする「デザインパートナー」、Pepper for Biz導入企業にコンサルティングを行う「コンサルティングパートナー」の3種類のパートナーを認定し、開発者などを多角的に支援するもの。ロボアプリパートナー向けに、テクニカルサポートやトレーニングツールなどの技術的な支援、ロボアプリの安全性を審査する仕組み、販売促進のための機会などを提供。Pepper for Biz向けロボアプリの開発から販売までを総合的にサポートしていく。Pepper for Biz専用「for Bizアプリストア(仮称)」を年明け以降にオープンし、ロボアプリパートナーが開発したアプリの中でも優れたものは、このストアを通して導入企業に販売できるようになる。また、各企業固有のニーズに特化したロボアプリを必要とする導入企業には、同社が認定した信頼できる開発者であるロボアプリパートナーを紹介してビジネス機会を創出。ロボアプリパートナーは、筆記と実技試験で認定する。現在200社以上の企業がエントリーし、60社以上が合格している。また、Pepperの購入者とロボアプリ開発者をつなぐマッチングサービス「ロボアプリLab(ラボ)」を2016年春以降に開始する。専用サイトに投稿したロボアプリの企画の中から、Pepper購入者からの人気が高いものを選んで新しいロボアプリを開発する仕組みで、一定の基準を満たしたロボアプリを一般販売モデル向けのPepperアプリストアに登録。開発者にライセンス料を支払う。さらに、認定基準を満たしたPepper開発体験スペースを「Pepperアトリエサテライト」として運営できる認定制度を12月より運用する。制度開始に先立ち8つのアトリエを開設する。Pepperのアトリエは、2014年9月にオープンした「アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBank」を含めて全国9拠点となった。なお、「デザインパートナー」「コンサルティングパートナー」のプログラムは、準備ができ次第の開始となる。
2015年12月08日●社員の給料を下げることができない年間30日の有給休暇をとるペルー。労働法が手厚すぎて正社員を増やすことが難しいと言われているが、解雇についてももちろん労働者に手厚い状況が用意されている。○給料は下がらず、70歳までクビにならない!?意外に思われるかもしれないが、ペルーの企業は終身雇用が基本だ。試用期間は3か月。この期間の解雇は自由で、問題がなければ4か月目から本採用となる。懲戒解雇や自主退職がない限り、法定定年の70歳まで働き続けることができる。企業が安定成長を続けているならともかく、企業側にとって相当な負担であることは否めない。加えて、ペルーでは社員の給料を下げることができない。賞与は本人の能力に関わらず年間2か月分の支給が義務付けられているし、有給休暇も確実に消化させる必要がある。また、20人以上の社員を抱える企業では、決算毎に税引前利益を従業員に配分する義務もある。配分率は業種ごとに決められており、製造業や漁業、電気通信業は10%、鉱業、商業、飲食業は8%、その他の業種は5%。「年収と同じくらいの配当金をもらったことがある」という人もいるから、羨ましさを通り越して開いた口がふさがらない。もちろん、企業ごとに定年を設定することもできる。しかしその場合、解雇は会社都合扱いとなり、企業は勤続1年につき給与1.5カ月分、最大で12カ月分の解雇手当を退職金とは別に支払わなければならない。定年を法定より早くし、社員の平均年齢を若く保つことで社内の活力を高めている企業もあるが、この場合定年を迎えた社員全員が解雇手当の支給対象となってしまう。その分人件費が利益を圧迫するため、利益率の低い企業では対応が難しい。●会社にコカインでもクビにならない○魔法の言葉「不当解雇!」日本では残念ながらお馴染みとなってしまったリストラも、ペルーではそれほど簡単ではない。会社側に「業績が思わしくないので」と退職を勧められても、その申し出を受け入れるかどうかの判断は労働者の手に委ねられているのだ。会社から解雇を告げられた社員には、「1. 解雇手当を受け取って辞める」「2. 不当解雇として労働雇用促進省に訴える」のどちらかを選ぶ権利がある。ただし、2を選択すればほとんどの場合労働者側が勝訴すると言われているため、事実上解雇は不可能と嘆く人事担当者は多い。もちろん、労働者側が1を選択すれば解雇は可能となるが、会社都合のため前述の解雇手当を支払う必要が生じる。「経営が厳しいから解雇手当はなし」などという会社側のエゴは許されず、不当解雇として訴えられ、賠償額を上乗せするハメになる。懲戒解雇はどうだろう。オフィスのトイレに私物を忘れた顧客がいて、すぐ探しに戻ったが忘れ物が無くなっていたという例。防犯カメラには、顧客が去った後トイレに入った社員Bがはっきりと映っており、顧客が戻るまでの間はB以外に誰も出入りしていなかった。それでもBは犯行を否定。このケースでは、現行犯ではないため、もしくは状況証拠しかなく犯人と断定できないために、懲戒解雇はできない。社員Cのコカイン所持が発覚した。しかし、ペルーでは成人であればコカインやマリファナの個人使用目的による所持が合法とされ、1度や2度では解雇することができない。「もちろん何度注意しても会社に持ってくるような常習犯は、さすがに懲戒解雇できますよ。正気を失って周囲に危害を加えたり、機密情報を外部に流してしまう可能性もありますからね」今回取材に応じてくれた現地企業の人事担当者は、ため息交じりにこう答えた。○転職は当たり前、流動的な労働市場一方、ペルーでも正社員を有期契約で採用することはできる。有期契約が適用可能な職種は限定されているが、試用期間は終身雇用の場合と同じく3か月で、1年契約のケースが多い。しかし、有期契約を毎年更新していくと、勤続6年目以降は自動的に生涯雇用に移行する。これを防ぐため、5年目までに雇用契約を打ち切る企業は少なくない。また、契約期間満了以前に解雇した場合、企業は残りの期間の給与を補償しなければならない。こうしてみると、有期契約社員は終身雇用の社員より損だと思うかもしれない。しかし、たとえ有期契約でも有給や病欠を始め、ほとんどの待遇は終身雇用と変わらない。労働者にとって転職に対するマイナスイメージはなく、好条件やスキルアップの機会があれば誰もがすぐに転職を考える。ペルーの労働市場は日本より遥かに流動的で、転職の数を見て人柄を疑われることはないのだ。労働者寄りといっても、ペルーの労働法だけが突出している訳ではない。フランスやスペインでも有給休暇は30日ある。とはいえ、懲戒解雇はさておき、労働者が不当解雇の声を上げればほぼ勝訴する現状では、厚遇の謗りを免れないだろう。現行法は投資や雇用促進を妨げるとして、外資系企業を中心にさまざまな意見や改善要請が出されているものの、今後も労働者の権利を守るという労働雇用促進省の姿勢は変わっていない。2015年4月、社員10人以上の企業における正社員増加率は、前年同月比でわずか1.1%だった。ペルーの正社員数はこれからもなかなか増えそうにない。
2015年12月07日こんにちは!ライターの城山ちょこです。今回、私が回答させて頂くご相談はこちら・・・。「人気者で高嶺の花ばかり好きになってしまいます。こういう子を意識させるのにすごい効くテクニックとかありますか?」という19歳学生からのものです。皆から好かれる人っているんですよね・・・。筆者の学生時代に入っていたサークルにも、女子の半分くらいを虜にしていたとんでもないアイドル男子がいましたよ!そういう人って一体、どういう女子にグッとくるのでしょう。考えていきましょう。■褒めるべきは外面より内面カッコイイ!オシャレ!イケメン!etc・・・。見ればすぐに分かるようなこと、人気者の彼はもう、聞き飽きるほど言われています。そんな表面的なことで彼の心は動きません。もっと内面、あなたしか知らないようなコアなことを褒めてみましょう。例えば、実はおばあちゃんっ子で、旅行の時はさりげなくいつもおばあちゃんのお土産を買っている優しさとか。遊んでそうに見えるけど、バイトに学業に人一倍、頑張っているひたむきさとか・・・。きっと、彼が本当に認めて欲しいところはそういうところですよ!■媚びない大好きな彼のよい所を素直に褒めることはいいことですが、好かれたいからと何でも持ち上げて媚びるのは、NGです。彼との間に上下関係が生まれてしまうため、都合の良い女と認識され、対等な恋人というポジションになれなくなってしまいます。恋愛は思い通りにならないから楽しいのです。何事も彼の言いなりになっていると、その恋の楽しさを彼に与えることは出来ませんよね。皆が思い通りになって退屈しているであろう、人気者の彼。ちょっとくらい振り回した方が、楽しんでもらえるのかもしれません。■ファンにならない「好き好き好きー!」と遠くから、見つめているだけでは彼の恋愛候補に入ることはできません。その他大勢のファン扱いされないように、好きならちゃんとコミュニケーションをとりましょう。人気者の彼を好きになると、同じく彼を好きな女子と仲良くなって同盟を組むパターンが結構見受けられますが、これもNG。「彼のここがいいよね~!」とか「今日の彼の服カッコイイ!」とか共通の趣味みたいな感じで盛り上がるなんて、もはやファンクラブの会員です。2人で仲良く彼の元にアプローチにきたって、彼だって選びにくくて仕方ありませんし、彼がどちらかを選んだ場合には十中八九、修羅場になってしまいます。ライバルを変に意識して、蹴落とすような真似をする必要はありませんが、本気なら個人プレーでアプローチしましょう。■共通の趣味を持つ彼の好きなことで自分も好きなこと。共通の趣味を持つとグッと距離は近くなります。話も盛り上がるし、一緒に出掛ける口実にもなるので、共通項を見つけておくといいでしょう。似た者同士だな、とか同じ価値観だなと思ってもらえればこっちのもの。彼だって、一緒に居て楽しい人、気の合う人と付き合いたいでしょうから、一気に恋人候補に入れると思いますよ!■おわりに人気者の彼。ハードルが高いように思うと思いますが、勝敗を左右するのはライバルの数ではありません。彼といかに良い関係を築くかがポイントです。彼の心をよく見て、まっすぐに向き合っていきましょう。(城山ちょこ/ライター)(ハウコレ編集部)(黒田真友香/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年12月06日配車サービスの米Uber Technologiesは12月2日(現地時間)、サードパーティの開発者が自身のiOSやAndroidアプリに「Uberの配車をリクエストするボタン」を付与するためのAPIとSDKを公開した。数行のコード追加でアプリに同機能を組み込める。これを「新規Uberユーザー」獲得のアフィリエイトプログラムと組み合わせることで、1ユーザー獲得につき5ドル、最大で5,000ドルを獲得できるチャンスが生まれる。基本的にはレストランや商店など、施設関連で住所表示やガイドを行うタイミングで、ここに「Ride there with Uber」のようなボタンを表示させることで、そのままUberの配車アプリへとユーザーを誘導する形となる。既存ユーザーであればUberアプリへと切り替わり、新規ユーザーであればUberアプリのダウンロードが促される。Uberにとってのメリットは、宣伝ならびに新規ユーザーの獲得だ。ただ、これだけではUberの宣伝でしかなく、開発者らのモチベーションとなるのがアフィリエイトプログラムの存在である。米国内の開発者ならびに、獲得できた新規ユーザーが米国内という条件こそあるものの、1ユーザー獲得ごとに5ドルで最大5,000ドルを獲得するチャンスとなる。最低250ドルからのキャッシュアウトが可能で、これは中小の開発者や、サービスや店舗ごとに細かくリリースされているスマートフォンアプリを集め、広く浅くUberのプロモーションを行っていくことが狙いだと考えられる。なお、Uber本体に関しては、走ってくるどの車がユーザー自身が配車リクエストしたものかを判別しにくいという問題があり、車のフロントガラスに据え付けたLEDランプの色でわかるよう、アプリ側から発色を制御できる仕組みも考案されていたりと、なかなか興味深い話もある。依然として都市によってサービスが法令で禁止されるケースが続くUberだが、技術開発とプロモーションは日々進化している。
2015年12月05日米Microsoftは12月4日(現地時間)、開発者カンファレンス「Build 2016」の開催を発表した。期間は2016年3月30日から4月1日、場所は米カリフォルニア州サンフランシスコのThe Moscone Center。Buildは、コンシューマ向けを中心に開発中のWindowsプラットフォーム製品や新テクノロジの情報を提供する開発者カンファレンスだ。今年春に開催したBuild 2015では、iOSアプリやAndroidアプリをWindowsアプリに移植するツール、Edgeブラウザ、スマートフォンをPC端末のように活用する「Continuum」、ARヘッドセット「HoloLens」などを披露した。DX(Developer Experience)担当のチーフエバンジェリストであるSteven Guggenheimer氏は、Build 2016を「Microsoftとテクノロジの未来を体験できる場」とアピールしている。4日時点で、BuildのWebサイトではメーリングリスト登録の受け付けが行われているのみ。参加申し込みの方法、料金、申し込み受付開始日時などは不明。Build 2015のチケットは発売からわずか45分で完売した。
2015年12月05日