お笑い芸人の内村光良と出川哲朗が、9月5日より放送開始となったサントリースピリッツ「明日のレモンサワー」の新CMで、CM初共演を果たした。同CMは、サラリーマンによる、サラリーマンのためのミュージカルCM。"平成の無責任男"役の内村と、"レモンの妖精"役の出川さんが、“サラリーマンのワンダーランド”である東京新橋のSL広場を彷彿とさせるステージから、世のサラリーマン達に笑顔と元気を届ける“横丁ミュージカル”となっている。映画専門学校時代から仲良しの2人。内村はCM初共演に「いや、ほんともう不思議です(笑)。映画の専門学校で、初めて友達になったのがてっちゃんなんです、僕は」と話し、「ドッキリかな」と思ったと告白。出川も「そうそうそうそう。それもだし、やっぱ夢のようですね」と同調し、「専門学校の中でも一番初めに友達になって、その後、『劇団 SHA.LA.LA』って実際作るんですけど、そのメンバーで一番最初に誘ったのもチェンだし」と語った。そして出川は「長い間ずっとチェンはCMで売れてこういう感じだったけど、僕はほんと長い間、抱かれたくない男とかなんだかんだあって、CMはほとんど無い状況で」と続け、「そんな俺がこのチェンと一緒にやるっていうのは、ほんと涙が出そうな程、感慨深いですよね。リアルで言うと、本当に嬉しいですよね」と喜びを表現した。また、専門学校時代のエピソードも披露。内村が「新島に野郎ばっかりで行ったんですね。初日の海岸が素晴らしくて、私、ものすごいテンションあがっちゃって、波打ち際を何度も走ってる内に熱中症にかかってしまって、4泊5日全部民宿のおばさんに看病されるという事態になりました」と話すと、出川も「俺とか南原とかが見てて、どうしたんだろうチェン、なんかいつもとテンション違うなーって、すげー元気だなーとか言ってて、熱測ったら熱もあって」と振り返った。「だから俺たち何年も経った後にいつも新島の想い出話を、飲んでると必ずするんですけど、その想い出話の中にチェンは一切出てこないんですよね」と笑う出川。「でも、最後の日だけ、俺も海を見たいとか言って、そんでみんなで夕日を見に行って、そこで男7~8人で夕日を見ながら、頑張ろうぜ俺たち将来、みたいな感じで夢を語り合うみたいな。あのシーンは俺は忘れられないです」と感動秘話も明かした。
2017年09月05日NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第33話「嫌われ政次の一生」が8月20日に放送され、俳優の高橋一生が演じる小野政次が最期を迎えた。「2017年上半期ブレイク俳優1位」の称号を持つ高橋さん演じる政次の死に、ネット上には悲しみの声が溢れかえっている。本作は女性領主として戦国の世を生き抜いた井伊直虎の生涯を1年にわたり描いていくもので、直虎を柴咲コウが演じて主演。高橋さんのほか小林薫、柳楽優弥、橋本じゅん、阿部サダヲらが出演している。高橋さんが演じる政次は井伊家筆頭家老・小野政直の子、「鶴丸」として生まれ、直虎が「おとわ」という名だった頃からの幼なじみ。直虎の許嫁「亀之丞」とともに楽しく暮らしていた3人だったが、大人になって亀之丞=直親(三浦春馬)は12話で討たれ、その後ずっと直虎を守り続けてきた政次も今回の33話でとうとう亡くなってしまうという展開に。政次が33話で亡くなることは史実や予告編から多くの視聴者が察しており、放送前から高橋さんファンの視聴者の「あああ今日の直虎辛いよ」「直虎みるの緊張してきた…」などのツイートがタイムラインに投稿されていた。放送がはじまり近藤康用(橋本さん)の罠にかかり逃れた政次が妻のなつにひざまくらをしてもらうシーンでは、「こんなの泣いてまうやろ」「くしゃっとした笑顔、めちゃ高橋一生だった」「憑き物全部落ち倒したような政次の顔」など多くのコメントが。その後政次は牢に閉じ込められたの直虎を救うために自ら囚われの身となり。解放された直虎は龍雲丸(柳楽さん)に政次を救出するよう頼むが、政次はこれを拒否する。「あんたがいなくなったらあの人は誰を頼ったらいい?」と説得を試みる龍雲丸に対し「視聴者と直虎様の気持ちも代弁する龍雲丸」というツイートが。龍雲丸に「忌み嫌われ、井伊の仇となる。おそらく私はこのために生まれてきた」と告げ、自分が犠牲になるのが一番いい道だと話す政次の姿を見た視聴者からは「好きな人を守って守って政次の生き方最高じゃないか」と感動のコメントも。そして終盤、磔にされた政次に対し直虎が自ら手を下すことに。衝撃のラストには「直虎さんの覚悟がつらい」「私が送ってやらねば。はこの意味だったのか」「自己犠牲の愛の形」「究極の愛だ」など感動の声が続々ネットに溢れた。また「大河から高橋一生リタイア…つらい…」とすでに“政次ロス”に陥った視聴者のものと思われるコメントも。その後も現在に至るまで「ラスト10分ぐらい何も呟けなかった」「想像の遥か上を行く最期!!でも最高の終わらせ方だった」などの投稿がネットにアップされ続けている。今回の33話で政次が舞台から退場となったが、次週放送の34話では柳楽優弥演じる龍雲丸にも危機が訪れるよう。いよいよ後半に向けて大きく動き出すNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」はNHK総合で毎週日曜20時から、BSプレミアムで毎週日曜18時から、再放送はNHK総合で土曜13時5分から放送。(笠緒)
2017年08月20日美白の意識が高いイメージのある韓国。この度、インターネット通販サイト「Qoo10」は、Qoo10韓国に「韓国人の美白に関するアンケート」を行いました。この調査によると、韓国では、日焼けしている肌よりも白い肌の方が人気があり、人気の理由としては「メディアの影響がある」という回答がありました。また韓国人女性は、晴れの日はもちろんのこと、半数以上が年間を通じて日焼け対策をしているという事実が明らかに。男性も美容意識も高いイメージではありますが、実際に紫外線対策をしている人は少なく、25%以下との回答でした。男女ともに、紫外線対策の意識は日本に近い印象です。紫外線対策の方法としては、男女ともにUVカットクリームやプレストパウダータイプのものがポピュラーです。また、女性の中には、アウトドアの際にUVカット素材のアームカバーや、海やプールで長袖のラッシュガードを利用し紫外線を防いでいるとの回答がありました。そんな中、韓国でトレンドの兆しなのが、「サンスティック」と呼ばれる、直塗りスティックタイプのUVカット商品。日本で販売されているUVカット商品は、クリームタイプ、スプレータイプが主流となっていますが、韓国では、手を汚さず、場所を選ばず簡単に使用できるという理由から、スティックタイプのUVカット商品が相次いで発売となっています。その他、セルフタン二ングができる「ニベア サンタッチ」や、冷却効果で肌を引き締めつつ紫外線対策もできるファンデーション「スキンフード ポアフィットクッションボトル」などバラエティに富んだ商品が発売されています。■サンスティックの一例【AHC】Natural Shield Sun StickSPF50+ PA+++ 20gサンスティックの定番人気商品。透明で使いやすく、石鹸で簡単に落とせる。紫外線だけでなく、黄砂などのホコリからも肌を保護。300種類以上の自然由来成分配合。【ETUDE HOUSE】Sunprise Bye Sebum Sun StickSPF50+ PA+++ 12gUVカットに加え、皮脂コントロール、肌色のト―ンアップができる。肌の溶け込むテクスチャ―トピンクベージュのカラ―が明るい肌に。スティックで塗った後、手で伸ばすと馴染みがよい。【MISSHA】All-Around Safe Block All Over Sun StickSPF50+ PA+++ 22g日本でも人気の韓国コスメブランドMISSHAのサンスティック。軽い仕上がりで毎日気軽に使える。【The SAEM】Eco Earth Power Clear Sun Stick SPF50+ PA+++ 13gピュリパインツリーモリンガ成分が、外部の有害な要素から肌を保護。アボガド、ローズヒップ、カモミールなどのオイルを配合し、水分補給とリラックス効果による肌ストレスケアも。(お問い合わせ先)Qoo10TEL 050-5840-9100
2017年08月20日東京都江戸東京博物館で7月4日から開催中の『2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」特別展 戦国!井伊直虎から直政へ』。その開会前日に、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(毎週(日)後8・00 NHK総合ほか)で主人公・直虎を演じる柴咲コウが来場し、フォトセッションと質疑応答が行われた。「おんな城主 直虎」特別展 チケット情報井伊氏に代々伝わる『世継観音像』や井伊直親の『青葉の笛』など、井伊直虎や井伊氏にまつわる数少ない資料が出品される本展。展示を見学し、囲み取材に応じた柴崎は、「直虎さんの“花押”の実物を見たのは今日が初めてです。(直虎は)実在してたんだなと(改めて)感じました」と、直虎の花押が入った448年前の書状『井伊直虎関口氏経連署状』を見つめて感慨深そうな表情。印象に残ったものを問われると「個人的には刀がすごく好きなので、ついつい吸い寄せられてしまいます(笑)」とニッコリ。井伊直政の太刀『太刀 銘 来国光』や徳川家康所要の脇指『脇指 銘 備前国住長船勝光 宗光備中 於草壁作』をはじめ、数多く展示されている刀が気になったと話す。「直虎から直政へ」がテーマの本展。ドラマでこれから描かれる時代の物も展示されており、柴咲は「放送はまだ先ですが、いよいよ今週から直政役の菅田将暉くんとの撮影が始まります。彼とのお芝居の対峙をどうやっていこうかと思案しているところだったので、その良きヒントになったと思います」と話す。ドラマについては、「(直虎は)城主としては素人から始めているので、周りにいろんなことをうかがって。特に政次さんは、ライバルのようにやりとりしながら、実は支えてくれて。そこでいろんなヒントを得ながら、直虎さんオリジナルのやり方を編み出すようになったなと感じています。いよいよ20話から30話台へなっていくわけですが、(直虎に)もう少し知恵も出てきますし、機転も効いてきます」と直虎の変化を語る。これからの放送では「直虎さんは今までのおぼつかない政(まつりごと)のやり方では上手くいかない状態になってきて、それをどう治めていくかという展開になります。波乱も出てくるんですけれども、そこはなかなか説明がしにくくて…。とにかく見ていただきたいという思いでいっぱいです。特に30、31、32、33話は絶対、見てください!」と笑顔を見せた。特別展は、東京都江戸東京博物館で8月6日(日)まで、静岡県立美術館で8月14日(月)から10月12日(木)まで、滋賀・彦根城博物館で10月21日(土)から11月28日(火)まで開催。音声ガイドでは、ドラマで南渓和尚を演じる小林薫がナビゲーターを担当しているので、そちらもぜひ楽しんで!取材・文:中川實穗
2017年07月06日『2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」特別展 戦国!井伊直虎から直政へ』が、東京都江戸東京博物館で7月4日(火)から開催される。「おんな城主 直虎」特別展 戦国!井伊直虎から直政へ チケット情報現在放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(毎週(日)後8・00 NHK総合ほか)は、戦国時代を生き抜き、後の徳川四天王のひとりで彦根藩の藩祖・井伊直政を育てた遠州井伊谷のおんな城主・井伊直虎の生涯を描いた物語。柴咲コウが主人公・直虎を好演し、今後の展開も注目を集めている。本展は、その登場人物に関連した資料や文化財を通じ、主人公ゆかりの地の歴史や文化を紹介するというもの。井伊直虎や井伊氏にまつわる数少ない資料が展示される。注目は、井伊氏に代々伝わる【世継観音像】(戦国時代 16世紀 井伊谷 龍潭寺)。龍潭寺外では初めて展示されるもので、本展のための調査によって仏像の厨子の背面に「『次郎法師』が大藤寺に奉納した」と書かれていることが判明したという。ドラマでは第8回「赤ちゃんはまだか」(総合テレビ2月26日放送)で、南渓和尚が仏像を彫るシーンが放送された(※実際は南渓和尚が彫ったという記録は残っていない)。ほかにも、直虎の花押が入った唯一の書状【井伊直虎・関口氏経連署状】(浜松市指定文化財 /永禄11年(1568) 蜂前神社・浜松市博物館保管)。ドラマ第13回「城主はつらいよ」(総合テレビ4月2日放送)では、直虎が方久に土地を与えるシーンとして登場した(※ドラマは実際に直虎の花押が記された書状の内容とは異なる)。同じく第13回で登場した、「今川仮名目録」として有名な、今川家が領国内を統治するために定めた分国法【今川家式目】(戦国時代 明治大学博物館)(※直虎が今川家式目を受け取った記録は残されていない)。さらに、第6回「初恋の別れ道」(総合テレビ2月12日放送)に登場し、井伊直親が身を隠していた信濃から井伊谷へ戻る際に寺野の地で寄進したと伝えられている【青葉の笛】(浜松市指定文化財/戦国時代 寺野六所神社)も展示。「青葉の笛」は、460年の時を超え、神社外初公開となる。今回、初めて展示されるものもあり、直虎ファンはもちろん、歴史好きも楽しめる本展。東京、静岡、滋賀と巡回するのでぜひチェックして!『2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」特別展 戦国!井伊直虎から直政へ』は、東京都江戸東京博物館で7月4日(火)から8月6日(日)まで、静岡県立美術館で8月14日(月)から10月12日(木)まで、滋賀・彦根城博物館で10月21日(土)から11月28日(火)まで開催。取材・文:中川實穗
2017年06月26日「撮影が始まったころは、周りがみんな芸能人!みたいな感じがありましたが、ようやく慣れてきました。月1ペースで開いている『直虎会』を通して、みなさん気さくな方だとわかって(笑)」 そう語るのは、NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』で奥山六左衛門を演じている、田中美央(42)。初めての大河ドラマ出演は、オーディションで獲得した。 「殺陣の訓練などいろいろ準備しましたが六左衛門は、まだ一回も抜刀していない。この先もあるのかどうか(笑)。いつも汗をかいて、鈍くさくて。私をイメージして書いてくださったのかと思うほど、僕そのものです。純和風の顔なので、もっと時代劇のオファーがあると思っていましたが、今回がほぼ初めて。NHKに入った瞬間、ここまでくるのに20年かかったなあ、と感慨深かったですね。でも、スタジオパークの直虎展に行っても、誰も気づいてくれなくて(笑)」(田中・以下同) ナレーターとしても活躍する美声で、ミュージカル俳優を目指したことも。 「ミュージカルの勉強をする一方で、ふつうのお芝居も深めてみたいという思いはずっとあって。決定的だったのは、(大阪芸大)卒業間近に『アニー』の最終オーディションに落ちたことです。演技が全然ダメだったと聞かされたとき、歌や踊りをメインに考えていたけど、根幹になるものは、やはりお芝居なのだな、と痛感しました。今後目指すのは、名バイプレーヤーと言われる役者。『名前はわからないけど、この人、よく出てるね』という存在になれたらいいなぁと」
2017年06月11日内村光良が脚本・主演を務める舞台『東京2/3』が5月に幕を開ける。2007年の舞台『ハンブン東京』で、東京に出て人生の半分が過ぎた人々を描いてから10年。今度は人生の2/3が近づいた中年男たちを描く。それも、売れない役者たちの姿を映したコメディだ。業界の表も裏も知る男は、どんな悲喜こもごもを見せるのだろう。内村が語ってくれた。舞台『東京2/3』チケット情報これまでにも舞台や映画で数々の脚本を書いてきた内村だが、“業界モノ”を手がけるのはこれが初めて。「僕らが“監督コント”と呼んでいるものの集大成をやりたいなと思ったのが最初なんです。『よーいスタート』で演技を始めてNGを出すというのを何度も繰り返すコントなんですけど。それをやるんだったら、今まで書いたことのない業界モノで、ドラマや舞台の世界であくせくしている人たちの群像劇をやろうかなと思ったんですね」。そこで物語の中心に据えたのが、冴えない中年の3人の役者たち。「お笑いでもそうですけど、役者さんも、あきらめずに続けている人もいれば、途中で辞めて故郷に帰っていく人もいる。かと思えば、ここへ来て急にブレイクする遅咲きの人もいるじゃないですか。そうやって日の目を見ないところで頑張っている人たちの葛藤を描きたいなと」。映像をやりたいと思いながら地道に舞台を続けている男に長谷川朝晴、故郷に帰ろうと思っているところへ朝ドラに抜擢された男に池田鉄洋をキャスティング。「長谷川くんは訳のわからない不条理劇をやらされ、池田さんは朝ドラで緊張のあまり噛みまくりと、それぞれ悪戦苦闘するんですけど、それを面白おかしく描いていきたいなと思っています」。また、その男たちの周囲に、浦まゆ、森レイ子、八重樫琴美、真凛と、内村ならではの審美眼が光る個性的な女優を配置しているのも面白い。「女優さんたちも全員初めてご一緒する方。どういう化学反応が起きるのか楽しみです」。内村自身は遅めのブレイクをしかけている男を演じ、劇中劇でドラムに初挑戦するそうだ。「舞台は僕にとって自分を培う場なんです。自分に枷を与えて、新しいことを学んだり、何かを蓄えたり。それが今回はドラムなんですけど、いや、難しいですね。でも、習得できればスタジオミュージシャンとかができるかもしれないし(笑)。僕も52歳。動けるうちにいろいろやって種を撒いておきたいなと思ってるんです。そこからどんな芽が出てくるかわからないですから」。また、内村と長谷川と池田は1人2役を担い、ほかの重要な役で登場するという枷もある。「そのスイッチングも楽しんでもらえたら」と内村は軽やかに言う。枷を面白がれるのもやはり歳を重ねてきたからこそ。中年男たちの頑張りは、きっと全世代の希望になるはずだ。公演は5月10日(水)から14日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。取材・文:大内弓子
2017年04月27日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が8日、東京国際フォーラムで行われた映画『SING』(3月17日より全国公開)のジャパンプレミアに、斎藤司(トレンディエンジェル)、佐倉綾音とともに登壇した。約3,500人の観客が見つめる中、ステージに上がった内村は「ここはデカいね。大昔にこの舞台にポケットビスケッツというグループで立ったことがあります。あれから15年、まさか声優として戻ってくるとは思いませんでした」と感慨深げに語ると、斎藤も「私は今38歳なんですけど、16年くらい前にここのフォーラムに、就職活動の説明会に来たことがあって」と同会場での思い出を明かして笑いを誘い、「ルイヴィトンの説明会で後ろのほうに座っていたんですけど、16年後にハリウッドスターになっているとは思わなかったです」とニッコリ。内村から「違う、違う!」と突っ込まれていた。また、舞台あいさつ前に行われたレッドカーペットイベントで内村は「ハリウッド映画というのは資本がいっぱいありますね」と豪華なセットを見て吐露し、「初めてだったのでフワフワとした気持ちで歩いてきまして、ずっとこの感じを味わっていたいと思います」と夢見心地になっていた。また、同作の内容にかけて"これまでの人生でもっともどん底だったとき"という質問が飛ぶと、内村は「『お笑いスター誕生!!』でチャンピオンになって喜んだら番組が打ち切りになりまして、それから営業の日々が始まったんですけど、とある商店街のお店の前でビールケース1つの上に、私と(相方の)南原(清隆)が立ったときにどん底を感じました」と回顧し、「そのあとに路地裏に連れて行かれて、そこでビールケースの上に立って、子どもたちとじゃんけん大会をしたときに、"俺は消えるな"って思いました」と振り返った。同じ質問に、声優の佐倉は「10代後半のときに1ミリも声が出なくなったことがあって、声だけを武器にしていかないといけない職業なので、そのときは1番どん底だったかなと思います」と告白し、「結果、資格を取って潰しが利くようにしてなんとか乗り切り、1年2年かけてようやく声が戻ってきたので、この先も続けて行けたらなと思っております」と語った。同作は、映画『ミニオンズ』や、映画『ペット』などを手掛けた、ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントの黄金タックによる新作アニメーション映画。動物だけが暮らすどこか人間世界と似た世界を舞台に、取り壊し寸前の劇場の支配人バスター・ムーン(声:内村)が、かつての栄光を取り戻すために開催した世界最高の歌のオーディションに参加する動物たちの姿を描く。このほか、同ジャパンプレミアには大地真央、大橋卓弥(スキマスイッチ)、宮野真守、木村昴、重本ことり、河口恭吾、蔦谷好位置氏(日本版楽曲プロデュース)、マイク・ノブロック氏も登壇した。
2017年03月09日アニメーション映画『SING/シング』(3月17日公開)で、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良と女優の長澤まさみがカーリー・レイ・ジェプセンの大ヒット曲「コール・ミー・メイビー」を歌う本編映像が24日、公開された。ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・エンターテイメントが贈る本作は、ハリウッドスターが豪華共演を果たし歌声を披露することで注目を集めているミュージック・エンターテイメント。大切な劇場を立て直すために主人公のバスター・ムーン(コアラ)が"歌のオーディション"の開催を決意し、たくさんの動物たちが人生を変えるチャンスをつかむために集結する。現在全世界で続々と公開され、世界各国で初登場1位を獲得するなど大ヒットしている本作だが、全編吹替え版の制作が許されたのは日本のみ。その日本語吹替版では、内村光良(コアラのバスター・ムーン役)をはじめ、長澤まさみ(ヤマアラシのアッシュ役)、スキマスイッチ大橋卓弥(ゴリラのジョニー役)、トレンディエンジェル斎藤司(ブタのグンター役)、MISIA(ゾウのミーナ役)、大地真央(ヒツジのナナ・ヌードルマン役)らが声優を務める。このたび、主人公バスター・ムーンを演じる内村とパンクロック少女のアッシュを演じる長澤が、カーリー・レイ・ジェプセンの大ヒット曲「コール・ミー・メイビー」を歌う本編映像が公開。バスターが開催した歌のオーディションに合格したアッシュが、「コール・ミー・メイビー」に乗せて歌って踊ることを提案され、「こんな歌、歌う気はないから」と断るも、バスターに「君ならできるって!」と言われて嫌々ながらも歌って踊ってみせるというシーンで、その完成度の高さにバスターは「素晴らしいよ! 君は天才だ!」と興奮する。映像内で見事な歌声を披露している2人だが、内村は本シーンでのアフレコにあたり苦労したようで「女子の歌ですよ…本当に難しかったです。全国で流れると思うと、とっても恥ずかしいですが、なんとか編集の技術で補っていただきました(笑)」と振り返り、一方の長澤は、シャウトするシーンもあるロックシンガーを演じるにあたり「普段の自分よりは男らしく言葉を発することを意識しました。あまりシャウトするような歌を普段歌わないので、挑戦だったのですが、思いっきり演じてなんとか形になったかなと思います」と役作りについて明かした。また、内村は本作について「原石が光り輝く時、夢にむかって立ち上がる姿に共感し、ひとつになっていく素晴らしさを体感できる、胸が熱くなる映画です」とアピール。長澤も「たくさんの愛らしいキャラクターがとにかく一生懸命前に突き進んでいく姿を楽しんでもらえる作品になっていると思います」と太鼓判を押している。(C)Universal Studios.
2017年02月24日「和尚さんの腕におとなしく抱かれていてかわいい」「ちゃんとお芝居している感じが愛おしい」と、お茶の間をほっこりさせているのは、大河ドラマ『おんな城主直虎』(NHK総合・毎週日曜20時〜ほか)で、小林薫演じる南渓和尚が抱っこしている茶トラねこさん。 特に役名はないのだが、現場では“にゃんけい”と呼ばれ、親しまれている。そんな人気者に意外な事実が!実は“にゃんけい”はのんさん(1歳・日本ねこ)、りのさん(推定6歳・日本ねこ)という2匹のねこさんが演じているというのだ。 さっそく取材を進めると、見た目はそっくりの2匹だが、性別も性格も正反対のタレントねこさんであることが判明。男のコののんさんは人が大好きな甘えん坊で、本作がドラマデビューとなる新人ねこさん。女のコのりのさんは、やんちゃで遊び好き、毛づくろいも大好きなおしゃまさんで、『最後から二番目の恋』などのドラマにも出演しているベテランねこさんだったのだ。 「出演者たちが、ねこちゃんたちに触って癒されています。特にご自身もねこを飼われている柴咲コウさんがいちばんお世話をしてくれていますね。小林薫さんは、ねこちゃんたちのことを『共演者』と表現なさっています」(ドラマスタッフ) 収録現場では、同じようにかわいがられ、演者として認めてもらえている2匹。これからも南渓和尚が出演する限り、“にゃんけい”のかわいい姿も見られるのだそう。のんさんとりのさん、どちらが出演しているのかを見分けられるようになったら、あなたはもう立派なスターねこマニアなんだニャ!
2017年02月17日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が16日、都内で行われたアニメーション映画『SING/シング』(3月17日公開)の日本語吹替版 完成報告会見に出席。先日発表された「理想の上司」アンケート(明治安田生命調べ)で1位に輝いたことについて、「周りの方がすごく優秀な方が集まっているので」と話した。内村は「なんか恐縮です。理想の上司というわりには、今日も緊張して朝から下痢をしていて、慌てて正露丸をのんでいるという感じなんですけど」と笑いを誘い、「周りの方がすごく優秀な方が集まっているので、そう思われるんじゃないかな。今回も助けられている」と謙遜。理想のリーダー像について、「高倉健さんが好きなんで、黙って背中で教えるみたいな感じが好きですね」と明かした。ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・エンターテイメントが贈る本作は、ハリウッドスターが豪華共演を果たし歌声を披露することで注目を集めているミュージック・エンターテイメント。大切な劇場を立て直すために主人公のバスター・ムーン(コアラ)が"歌のオーディション"の開催を決意し、たくさんの動物たちが人生を変えるチャンスをつかむために集結する。内村は、主人公バスター・ムーン役でハリウッド映画の吹き替えに初挑戦。「初めてで、吹替えの日は毎日修行みたいで、本当に声優さんというのは違うなと実感しながら…でもすごく勉強になった時間でした」と振り返り、「私は、弱者が一致団結して喝采を浴びていく物語が好き。最後みんなが団結していくところは圧巻だと思います。ぜひご覧になっていただきたい」とアピールした。会見には、内村のほか、長澤まさみ、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守が出席した。
2017年02月16日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良、女優の長澤まさみらが16日、都内で行われたアニメーション映画『SING/シング』(3月17日公開)の日本語吹替版 完成報告会見に出席。内村が長澤の歌声を「すごいうまい」と絶賛した。ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・エンターテイメントが贈る同作は、ハリウッドスターが豪華共演を果たし歌声を披露することで注目を集めているミュージック・エンターテイメント。大切な劇場を立て直すために主人公のバスター・ムーン(コアラ)が"歌のオーディション"の開催を決意し、たくさんの動物たちが人生を変えるチャンスをつかむために集結する。長澤は、自分の歌声を信じオーディションを受けに来たロックミュージシャンのアッシュ(ヤマアラシ)役でハリウッド映画の声優に初挑戦。歌声も披露しているが、「すごくプレッシャーだった」と打ち明け、「思いっきり演じられればいいなと思って自分もパンクにロックにきめてみました」と話した。会見では、長澤が主人公バスター・ムーン役の内村と共にカーリー・レイ・ジェプセンの大ヒット曲「コール・ミー・メイ・ビー」を歌うシーンが紹介され、長澤は「恥ずかしいですね」と照れ笑い。内村も「恥ずかしい。これが全国の映画館で流れると思うと手に汗か…」と笑い、「まさみちゃんうまいですから。私は素人という感じ。(長澤が)泣きながら(同曲を)歌うところがあるんですけど、めちゃくちゃおもしろいです。すごいうまいです」と長澤の歌声を絶賛した。また、長澤は「発音の先生に厳しく指導してもらって、なかなかOKが出なくて…。ちゃんと言葉として聞き取れないとダメだというジャッジが厳しかった。あんまり思い出したくないくらい大変でした」とアフレコの苦労も告白。「声を伸ばすところは大きい声で歌わないといけなかったので大変でした。頑張って大きい声を出しました」と振り返り、「ちょうど舞台でミュージカルをやっていたりして、1年前くらいからボイストレーニングに通っていたのでよかったなと思いました」と笑った。会見には内村、長澤のほか、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守も出席した。
2017年02月16日内村光良が、2011年「東京オリンピック生まれの男」以来、6年ぶりに自ら書き下ろした作品「東京2/3」を上演。最近では、人気コント番組、NHK「LIFE!~人生に捧げるコント~」で“キャラクターもの”だけでなく、“深みのある日常スケッチ”を演じることの多い内村。ベテランにしてなおチャレンジし続ける表現者、内村光良がフルパワーで芝居をする姿を目の当たりに出来る。また、上演に向けて内村光良のコメントが到着。【内村光良コメント】3人の冴えない中年の役者とそれを取り巻く人々の物語。ドラマ撮影や舞台稽古等で必死にもがき戦うドタバタ模様をお楽しみ下さい。そして少しの中年の切なさも。内村が出演する他、長谷川朝晴、浦まゆ、森レイ子、八重樫琴美、真凛、原慎一、池田鉄洋ら豪華俳優陣が出演。本公演は5月10日(水)から5月14日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットの一般発売は4月1日(土)より。
2017年02月14日明治安田生命が調査した「理想の上司」ランキングが6日に発表され、男性ではお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良、女性では日本テレビの水卜麻美アナウンサーが、ともに初の1位となった。男性1位の内村は、前年の5位から上昇。バラエティ番組での司会で見せる温厚なキャラクターから「親しみやすい」点が支持された。2位には昨年内村と同位だったタモリ、3位にはジャーナリストの池上彰氏が入っている。ジャンル別にみると、俳優・歌手部門で、元SMAPのリーダー・中居正広が、前年1位の阿部寛を僅差でかわしてトップ。これまでも「親しみやすい」「実力がある」という点で支持を受けてきたが、昨年のSMAP解散を受け、あらためて長年リーダーとしてグループをけん引してきた「指導力」に注目が集まり、前年のランク圏外から大きく上昇した。女性1位の水卜アナは、前年のランク圏外から大幅アップし、7連覇中だった天海祐希を抜いての快挙。昼の情報番組『ヒルナンデス!』などで定着した「親しみやすい」「明るい」イメージから、男女問わず高い支持を獲得した。2位には惜しくも8連覇を逃した天海祐希が入ったが、俳優・歌手部門では2位以下に大きな差をつけてトップ。3位には、リオ五輪で活躍した吉田沙保里選手(前年13位)が入った。○2017年・明治安田生命「理想の上司」ランキング●男性1位:内村光良2位:タモリ3位:池上彰4位:原晋(青山学院大学駅伝監督)5位:所ジョージ6位:イチロー7位:関根勤、中居正広9位:城島茂、林修(予備校講師)●女性1位:水卜麻美2位:天海祐希3位:吉田沙保里4位:石田ゆり子5位:有働由美子6位:澤穂希7位:ローラ8位:いとうあさこ9位:真矢みき10位:大江麻理子・調査対象:今春就職を予定している新卒男女 および、会社員・公務員・会社経営者・自営業等の部下がいる社会人・調査エリア:全国・調査期間:2017年1月5日~11日・調査方法:インターネット調査・有効回答者数:学生1,109人 / 社会人735人
2017年02月06日2002年のメジャーデビューから今年で15周年となる森山直太朗。1月27日より、半年間に及ぶ「15thアニバーサリーツアー『絶対、大丈夫』」をスタートさせた。【チケット情報はこちら】15周年を記念した今回のツアーは埼玉・川口総合文化センターリリアを皮切りに、7月29日(土)東京・NHKホール公演まで、約半年間に渡り全国43会場で47公演開催。自己最多となる84,000人を動員予定。ライブでは昨年リリースされロングヒットを記録したオールタイムベストアルバム『大傑作撰』や、最新アルバム『嗚呼』収録曲など、この15年の歩みの中で生まれた名曲の数々を披露。森山直太朗の「これまで」、そして「これから」も垣間見える大充実の内容となっている。また、会場では15周年記念ブック「森山直太朗大百科」も販売された。こちらは、音楽シーンでも独自のポジションを獲得するに至った森山直太朗の魅力をさまざまなアングルから検証した読み応えたっぷりの一冊。ツアー各会場で購入すると通常の表紙とは別絵柄のアザーカバーが特典として付く。同ツアーの1月から4月までの前半分のチケットはすでに全会場完売。5月から7月までの後半分のチケットは発売中。■15周年記念ブック「森山直太朗大百科」出版:ぴあ株式会社価格:1,574円(消費税別)■森山直太朗 15thアニバーサリーツアー『絶対、大丈夫』※ツアー後半分日程5月12日(金)神戸国際会館 こくさいホール(兵庫県)5月14日(日)広島上野学園ホール(広島県)5月20日(土)サンポートホール高松大ホール (香川県)5月21日(日)西予市宇和文化会館 (愛媛県)5月26日(金)熊本県立劇場演劇ホール (熊本県)5月28日(日)宝山ホール (鹿児島県)6月3日(土)長野市芸術館メインホール (長野県)6月4日(日)新潟県民会館大ホール (新潟県)6月10日(土)名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県)6月11日(日)ひこね市文化プラザグランドホール(滋賀県)6月17日(土)相模女子大学グリーンホール大ホール(神奈川県)6月18日(日)茨城県立県民文化センター大ホール(茨城県)6月25日(日)ロームシアター京都メインホール(京都府)7月1日(土)東京エレクトロンホール宮城 大ホール(宮城県)7月2日(日)いわき芸術文化交流館アリオス大ホール (福島県)7月9日(日)沖縄コンベンションセンター劇場(沖縄県)7月15日(土)沼津市民文化センター大ホール(静岡県)7月17日(月・祝)高山市民文化会館大ホール(岐阜県)7月21日(金)なら100年会館大ホール (奈良県)7月28日(金)NHKホール(東京都)7月29日(土)NHKホール(東京都)
2017年01月30日内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」の1月19日(木)放送回に、女優・綾瀬はるかが出演することが決定した。今回本番組では、21日(土)より新シリーズ放送スタートする大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」と2週にわたってコラボすることが決定。綾瀬さんは3年前に本番組にゲスト出演した際と同じ、元歌舞伎役者・夏木京介(内村光良)のコントに参加。夏木京介は「精霊の守り人」に代役の俳優として急遽出演することになってしまった。主人公・バルサ役の綾瀬さんとアクションシーンで共演することになるが、しかし夏木が勝手にアクション演出を変えてしまい、バルサは困惑し…という内容だ。また、本番組のレギュラーメンバーとのトークでは、綾瀬さんが「最近爆笑したこ と」について仰天エピソードを披露。そのトークにスタジオは大盛り上がり!一体どんな仰天エピソードだったのか!?そしてその翌週26日(木)放送でも、綾瀬さんがコント出演。星野源の人気キャラクター「うそ太郎」と共演するという。内村座長に「綾瀬はるかの代表作になる!」と言わしめたという爆笑コント。ぜひドラマと一緒にご覧あれ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は1月19日(木)22時25分~NHK総合にて放送。大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」は1月21日より毎週土曜日21時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年01月12日1月8日(NHK総合 毎週日曜 20:00~ほか)からスタートするNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』は、戦国時代において女性でありながら「直虎」という男の名前を名乗り家督を継ぎ、厳しい戦国の世を生き抜いた井伊家の当主・井伊直虎の激動の人生を描いた作品である。己の知恵と勇気を駆使し、そして仲間たちと力を合わせて国を守り、発展への礎を築いた主人公・井伊直虎を演じる柴咲コウに話を聞いた。――まずは主役として起用された感想を聞かせて下さい。自分が大河ドラマの主演として出られるとは全く考えていなかったので、素晴らしい機会を与えられたなという気持ちでした。森下佳子さんの台本が面白くて、努力せずに言葉が入ってくる感じがありますし、自分と同じ年代であまり歴史モノに興味のない人にも受け入れてもらえるような予感がしています。――実際に撮影に入ってみていかがでしょう。最初の1週間くらいは猫かぶっているタイプなですけど、時間がたつにつれ素が出てきてます。やっぱり、ずっと気は張ってられないんですよね。本番にすべてを注ぎたいと思うので、そのほかの時間はリラックスするよう心掛けています。自分の役をまっとうするということが今一番やらなければいけないことなので、もう少し時間が経てば周りが見えてくるのではないかと思っています。――今回、演じられる直虎の魅力についてはどう思いますか?その場で沸いた直感だけで勝負しているのではなく、話しながら行動しながら考えている部分があって。そういった機転が利いているところが、その後、城主になるだけの人物なんだなと感じています。その根底にあるのは"思いやり"だと思うんです。自分がどう生きるか、どう潤うかというより、周りがどう潤って豊かになっていくか、という思いやり。そういうところがすごく魅力的ですね。――柴咲さん自身と直虎の共通点は。わりと多いと思います。まず考えないで一歩踏み出してしまうところとか。たとえば政次(高橋一生)のように虎視眈々というか、表情に表さずに物事をやり遂げていくとか、目標を立てて水面下で行動していくとかそういうタイプでは決してないですね。それに、国を守ろう、地域を守ろうとなったら第一に自分を犠牲にしてまでもみんなのために、みたいなところも気持ち的にはあるので、そこを直虎がどう乗り越えていくのか興味を持っているところです。――ひとつの役を長く演じていく上で、心がけたいことや大切にしたいことは?仕方ないと思いますが、撮影が続いていくと中だるみが生じたりするので、必ず本番前にそれをリセットして、毎回初心、毎回初めて物語を読んだ時の気持ちで役を体現していきたいです。とにかく中途半端でなく、毎回本気でセリフを話し、表情をつけていきたいですね。――信長や秀吉、家康などの武将たちが活躍する戦国ドラマとは違い、井伊家の視点で描かれることについてはどう思いますか。戦国時代において実際に大きな力を持っていたのは限られた人たちだったからこそ、そういう人たちの物語に憧れや魅力を感じると思うんです。でも、小さいからこそ芽生える辛さだったりとか、課題だったりとか、乗り越えていかなければいけない壁だとか、現代に生きる自分たちにも当てはまることがたくさんあると思います。直虎が女性として城主を務めていく中で、女性の社会進出が活性化されていると言われながらも実際には多様化していないという矛盾を抱えている今の社会においても、共感していただける部分は多いのかなと思います。――女性でありながら「直虎」という名前を名乗り、領主として生きた彼女の行動にはどのような思いが込められていると思いますか。ドラマの中でどのように描かれるのかまだ分かりませんが、(後の井伊直政の幼名である)虎松(菅田将暉)の「虎」なんですよね。自分と深い絆のある直親(三浦春馬)の子の名前から取っている、それがすべてを物語っていると思います。――と、いいますと?「彼の魂を宿して生きていく」という言葉がセリフにもあるんですけど、それは、形としては伴侶やパートナーとして生きられなかったけども、軽い意味でなく彼の魂を引き継いで自分が生きてつないでいくんだ、架け橋になっていくんだという意気込みというか宣言だと思うんです。――現代とは比べものにならないくらい男性社会だった戦国時代において、きっと並々ならぬ決意だったと思います。女性の幸せについて、家庭に入ることなのかなとかいろいろと考えると、そういったものをすべて取っ払って城主として生きていくことを決めた彼女の行動には、ものすごい覚悟を感じました。
2017年01月06日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が、MCを務めるフジテレビ系バラエティ特番『痛快TVスカッとジャパン 新春3時間半スペシャル』(1月2日18:30~22:00)で、自らショートドラマに出演。「本当においしい役をいただきました」と感想を語った。同番組は、身近にいる意地悪で自分勝手なムカッとする人たちを"スカッと"成敗した体験エピソードを、ショートドラマ化するバラエティ。内村は、感動作「パパは55歳」で、授業参観に来たパパ役を熱演する。スタジオ収録を終え、陣内智則は「内村さんにはもっと嫌われる役をしてほしかった! めちゃめちゃイイ役やん! ズルいですって」とうらやましがり、内村は「本当においしい役をいただきました。これで素晴らしい1年のスタートが切れると思います!」とご満悦の様子だ。今回は、全16作品のショートドラマを放送。笹野高史&津田寛治&藤井隆、久本雅美&柴田理恵、チャン・グンソク&三田寛子&北斗晶、小林幸子、片瀬那奈&山本裕典、坂上忍&佐藤栞里、木下ほうか&千賀健永(Kis-My-Ft2)、陣内智則&菜々緒、桂文枝&竜雷太、徳光和夫&福澤朗、岸優太(ジャニーズJr.)&上白石萌歌という豪華キャストが登場する。スタジオゲストは、陣内智則、いとうあさこ、キャイ~ン、小林幸子、佐々木健介、指原莉乃、佐藤栞里、柴田理恵、中島健人(Sexy Zone)、野村周平、久本雅美、平野ノラ、北斗晶、三田寛子。
2016年12月29日映画『金メダル男』の大ヒット御礼舞台挨拶が11月8日(火)に開催され、監督・主演の内村光良、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、さらに観客にはサプライズで、内村さんを学生時代から知る“盟友”出川哲朗も登壇し、熱いトークを繰り広げた。2011年に内村さんが一人芝居で上演した「東京オリンピック生まれの男」を自ら映画化。何事においても1等賞を目指す男の生涯を描いており、主人公の青年時代を知念さんが演じている。内村さんと知念さんは黒ジャケットにピンクのシャツとネクタイという同じカラーのコーディネートで登場!知念さんは公開後の周囲の反応について「めったに僕が出ている映画を観に行ってくれない、メンバーの高木(雄也)が観に行ってくれました!」と語り、さらに高木さんが劇中の知念さんの演技をまねていることを明かし、手応え(?)を口にした。そして、この日は観客には完全サプライズという形で“作品になじみの深い大物”という紹介で、ゲストが登場!司会者の大げさな紹介の仕方のせいで、主題歌を歌う桑田佳祐が来るのでは?と思った観客もいたかもしれないが、出てきたのは出川さん。「てゆうか、桑田さんが来るかのようなフリはやめてよ!」と不満そうな出川さんだったが、それでも通路から登場すると、次々と握手を求める人が集まり、本人も大物芸能人らしく(?)余裕の表情で「ありがとう!」と繰り返し、内村さんからは「マイクの握り方がスターですよ」と突っ込まれていた。出川さんと内村さんの出会いは専門学校時代までさかのぼり、出川さんはずっと内村さんのことをジャッキー・チェンから取った“チェン”という名で呼んでおり、この日も「チェンの映画ですから僕が来ないと!」とノリノリ。映画について「正直、ジェラ(=嫉妬)でした。こんなに笑えて温かくて、最後は明日に向かって上を向けるようなチェンらしい映画を撮れるんだと」と称賛を送る。出川さんが現れたことで、トークは時折、懐かしい昔の話題に。「無駄なことなど何もない」という映画のテーマについて、内村さんは学生時代の思い出として「明日、お笑いの授業があるというときに、南原(清隆)は女の子とゲームセンターに消えていった。僕は怒りに任せてネタを書いたんですが、それがデビュー作のきっかけになった」と明かす。出川さんはそんな内村さんに手作りの“金メダル”を授与。「出会って約30年。初めて会ったとき、僕は『この学校で劇団を作る』と言って、チェンは『映画を撮る』と言った。何言ってんだ?この白いヤツは…と思ったけど、それをやり遂げたし、憧れだった『サザンオールスターズ』の桑田さんが、チェンがずっとやりたかった映画の歌を歌ってくれてる。すごいと思います」と盟友を称えた。また、出川さんは知念さんについてプロモーションでのテレビ出演の様子に触れ「何に対しても、チェンに対してさえも興味持ってない、誰にも媚びないところが若い頃のチェンだと思った!」とその姿勢を絶賛。知念さんは「話はあまり聞いてなかったかもしれないけど、背中は見てました。内村さんのことは尊敬してます!」と釈明するも「話聞けよ!」と突っ込まれていた。それでも、知念さんは映画に触発されたのか、「最近、『1位になりたい』という気持ちが薄れてきてた。山田(涼介)がいるし…と思ってたけど、それじゃいけない。これからは僕が1位になります!」とメンバーの中でもトップを獲ることを宣言し、会場をわかせていた。『金メダル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月08日お笑い芸人・出川哲朗が8日、内村光良、知念侑李(Hey! Say! JUMP)の出演する映画『金メダル男』の大ヒット舞台挨拶にサプライズゲストとして登場した。同作は、内村が原作・脚本・監督を手掛けたオリジナル作品。2011年に内村が行った1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、あらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の波乱万丈な人生を描く。内村は主人公・泉一を、知念は若き日の泉一を演じる。サプライズで客席から登場した出川に、内村と知念も驚きの様子。知念は「スターでしたね」としみじみ感想を言うと、出川は「スターにスターと言われると……」と照れていた。内村とは学生時代からの付き合いになる出川は、映画にちなんで手作りの”金メダル”を持参した。「自分の夢をあきらめないでやり遂げたかっこいいで賞」と、”笑金”と書いた金メダルを贈呈した。専門学校時代に出会った2人の夢を振り返った出川は、「僕は劇団を作りたい、あなたは映画を作りたいと言って専門学校に来ました。まさかのそれをやり遂げる、それも1本じゃなくて3本も作って」と称賛。「その精神は本当にすごいと思います」と、内村の首に金メダルを首にかけた。また、知念には「監督のチェン(内村)に全く興味を見せず、媚も見せず、逆にすがすがしかったで賞」と言いながら、”踊金”と書かれたメダルを贈呈した。出川は、知念が映画の宣伝で出たバラエティ番組で、内村に全く興味を示していない姿を「28年前、お偉方がいる忘年会の端っこで少年ジャンプを読んでいたチェンそのもの」と評した。そして誰にも媚びないで「ジャニーズの中で踊りが一番うまいんだ」と譲らないところを褒め、金メダルを授けた。ジャッキー・チェンに似ていることから内村についた、“チェン”というあだ名を連発する出川に、内村は「何回チェンって言われたかわからない」と苦笑。内村は「学校の時から、あんまりチェン、チェンと言うもんだから、哲ちゃんのお母さんが僕のこと本当に中国人だと思ってた」と明かすと、出川も「『チェンくんはお正月、中国に帰らないの?』って言われてびっくりしましたからね」とエピソードを披露し、付き合いの長さを見せた。
2016年11月08日風景をミニチュアのように捉えた写真で人気の写真家・本城直季による写真集『東京』が、10月27日に刊行された。本城直季は、雑誌や広告など幅広い分野で活躍している写真家。デビュー作である写真集『small planet』で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞しており、その後、『Shinkirou』、『TREASURE BOX』、『京都 KYOTO』などの写真集を発表してきた。作品はメトロポリタン美術館や、ヒューストン美術館にも所蔵されている。今回発売される最新作の『東京』は、『small planet』から続く独特の手法を用い、クールな視点で“東京”を上空から捉えたもの。様々な建造物が地面を覆い、まるで基盤のように地平の彼方まで拡がる日本の首都・東京を、都市風景を撮り続けてきた本城ならではの視点で今、改めて見つめなおした。【書籍情報】『東京』著者:本城直季ブックデザイン:佐々木俊並製/64ページ/B4変型発刊:2016年10月27日価格:2,500円
2016年10月30日10月22日より全国にて公開されている『金メダル男』でW主演を務める内村光良と「Hey! Say! JUMP」知念侑李が、10月24日(月)今夜放送される日本テレビ系バラエティ「しゃべくり007」にゲストとして登場する。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」がMCを務める「しゃべくり007」。MC陣には収録が始まるまでゲストが誰なのか知らされていないため、ゲストが登場した際のMC陣のリアクションも見どころだ。今回ゲストで登場した内村さんと知念さん。今回は「実は○○にキレてます」ということで、温厚で大人しい性格が似ている2人の意外な一面発表、普段見ることができない内村さんと知念さんの“素顔”を解禁する。また「会いたい人007」では内村さんが10年来食べられずにいる蕎麦屋の店主、子どもに大人気のエビカニクスを踊るナゾの2人組ケロポンズや、知念さんがどうしても会いたいという世界的セレブ、ジャスティン・ビーバーにスタジオ出演オファー。果たして2人が会いたい人はスタジオに来てくれるのか!?放送をお楽しみに。内村さんが初の原作・脚本・監督・主演を務め、知念さんとW主演を務めることで話題の映画『金メダル男』は10月22日より全国にて公開中。2011年に上演された内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を映画化する本作。1964年生まれの主人公・秋田泉一が世の中のあらゆる一等賞獲得に奮闘し“金メダル男”になることを目指す姿をコミカルに描き出す。内村さんが成長した泉一を、知念さんが青年時代の泉一を“2人1役”で演じている。内村さん、知念さんはじめヒロインに木村多江、そのほかムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶に、大泉洋、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、ユースケ・サンタマリア、マキタスポーツらが出演。さらに上白石萌歌、大友花恋、清野菜名、山崎紘菜、森川葵(登場順)といった若手女優陣と豪華キャストが集結した。編集や劇中歌、劇伴の作詞・作曲まで携わり、こだわりぬいた携純度100%の“内村ワールド”が堪能できる作品に仕上がっている。「しゃべくり007」は10月24日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月24日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が、23日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(毎週日曜21:00~21:54)に出演。ダウンタウンの浜田雅功の優しさを明かすも、うっかり「心根がヤクザ」と発言する場面があった。内村は、MCの東野幸治から「関西芸人、関東芸人とかでやりづらいとかないですか?」と聞かれると、「ない」と即答。「『夢で逢えたら』(フジテレビ系)であのダウンタウンとやっていたから」と笑った。そして、ダウンタウンの最初の印象を聞かれると「優しかった」と答え、「浜ちゃんも心根はヤクザなんだけど…」と補足するとスタジオは爆笑。フットボールアワーの後藤輝基が「心根がヤクザは、もうヤクザでしょ!」とツッコむと、内村は手を回して"逆"とアピールし、東野が「言動はヤクザだけど、心根は優しい」と正しく整理した。また、後藤が「コント作っているときにもめることはあったんですか?」と聞くと、内村は「一切なかった」と明かし、「浜ちゃんがすべてボケを拾ってくれるから、安心してみんなボケられる」と振り返った。雨上がり決死隊の宮迫博之は、東野に対し「先輩として浜田さんは怖かった?」と質問。東野が「変な癖があって、人の耳たぶを触りたがる。で、途中で耳たぶが嫌いになって引っ張り出す。痛っ!ってなるけど、本人だけ笑ってる」とエピソードを話すと、内村は「やっぱり心根がヤクザ」と笑い、東野も「ほんまや、心根がヤクザや!」と盛り上がった。
2016年10月24日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が、23日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(毎週日曜21:00~21:54)に出演し、東野幸治に裏切られた過去を明かした。内村は、笑福亭鶴瓶が生放送中に失態を犯した際、東野から「内村さん、あの鶴瓶さんの件、どう思います?」と聞かれ、「師匠はすごい人なんだけど、憧れないな」と発言。すると数日後、鶴瓶が楽屋に突然現れ、「聞いたで! お前、俺のこと『憧れへん』って言うたらしいな。『脱いだやつとか嫌や』ってどういうことや!」と怒ったという。内村の言葉を聞いた東野が「聞いてくださいよー。ウッチャンが師匠のこと『憧れへん』って言うてましたよ」と告げ口したせいで面倒なことになり、内村は「もう他人を信用するのはやめよう」と本音を話さなくなったそう。内村は「東野に笑ってもらいたくて冗談半分で言ったのに、それをお前はすぐチクった。お前はチクるのが本当早い!」と訴えた。すると東野は「逆に、しゃべっちゃいけないことを言うてほしくないのよ。止まらないから。だれとだれが付き合っているとか…」と打ち明け、アンジャッシュの渡部建に「わかるやろ? 俺の性格」と質問。渡部が「最悪だと思います」とバッサリ斬ると、スタジオから爆笑が起こった。また内村は、東野が若いときに先輩でも関係なく絡みまくっている姿を見て、「すごいやつだな。俺も負けてられない」と刺激を受けたエピソードも披露。それ以降、内村は「たけし、コノヤロー!」などと、だれが相手でも思い切りぶつかるようになったという。
2016年10月24日内村光良が、原作・脚本・監督・主演を務めた映画『金メダル男』の初日舞台あいさつが10月22日、都内で行われ、内村をはじめ、ダブル主演のHey! Say! JUMPの知念侑李、共演する木村多江、ムロツヨシ、土屋太鳳、宮崎美子、平泉成が登壇した。『金メダル男』初日舞台あいさつ その他の写真内村にとって、『ピーナッツ』『ボクたちの交換日記』に続く監督3作目となる本作。2011年に上演された内村のひとり舞台『東京オリンピック生まれの男』を下敷きに、内村自身が監督、原作、脚本、主演の1人4役をこなし、世の中のありとあらゆる“一等賞”に挑み続ける不屈の主人公・秋田泉一の奮闘をおかしくも切なく描く。知念は泉一の青年時代を演じる。バラエティ番組での共演を通じて、長く親交が続く内村監督と知念は、本作で“2人1役”に挑んでおり、「誰に出演をお願いするか、探しあぐねていたし、おれの中でジャニーズという考えはなかった」(内村監督)。それでも「プロデューサーさんから『知念くんは?』と言われて、灯台下暗しだったなと。実際、親子みたいと言われたこともあったし、中学生から25歳までを演じきり、立派にいろんな表情を見せてくれた」と起用に大満足の様子。一方、知念も「顔や雰囲気が似ていて良かったです(笑)。おかげで主演を務めることができた」と喜びを示し、「監督のおかげですぐに現場になじむことができたし、伸び伸びと演じることができた。最後まで妥協しない姿、カッコ良かったです!」とリスペクト。「上からな言い方かもしれませんが、内村監督の頑張りこそが1番、金メダルです!」とたたえると、内村監督も「知念は小さな巨人。スクリーン映えするし、今後も俳優として頑張ってほしい」とエールをおくった。『金メダル男』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年10月22日内村光良が、原作・脚本・監督・主演の1人4役に挑んだ映画『金メダル男』の初日舞台挨拶が10月22日(土)、都内で行われ、内村さんをはじめ、「Hey! Say! JUMP」の知念侑李、木村多江、ムロツヨシ、土屋太鳳、宮崎美子、平泉成が出席した。2011年に上演された内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を基に、3度目のメガホンをとった青春エンターテインメント。1964年生まれの主人公・秋田泉一が、世の中のあらゆる一等賞獲得に奮闘し“金メダル男”になることを目指す。内村さんが成長した泉一を、知念さんが青年時代の泉一を“2人1役”で演じている。内村さんは「5年前のひとり舞台が、こうして映画になってやっと全国公開される」と感無量の面持ち。ダブル主演を務めた知念さんを「小さな巨人。スクリーン映えする存在感」と評し、「今後も映画出演が続くと思うので、俳優として頑張ってもらえれば」とその魅力に太鼓判を押した。そもそも、自身の青年役を演じるキャストに関しては「誰にお願いするか、探しあぐねていたし、おれの中では、ジャニーズというのは考えられなかった」のだとか。それでも「以前から親子みたいと言われていたし、灯台下暗しだった。見事に中学生から25歳までを演じきってくれて、いろんな表情を見せてくれた」と感謝を伝えた。一方の知念さんも「そう言ってもらえるとうれしいです。顔や雰囲気が似ていて良かった(笑)」と安どの表情。「監督のおかげで、すぐに現場になじむことができ、伸び伸びと演技することができました」とこちらも感謝の意を表し、「最後まで妥協しない姿が本当にカッコ良かったです。とても尊敬していますし、上からの言い方になりますが、内村監督の頑張りこそが1番、金メダルです!」とたたえていた。『金メダル男』は現在公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月22日●新しいことにチャレンジしたい「内村光良」を思い浮かべてみる。笑っている。仏様のような微笑みだ。『笑う犬』や『やるならやらねば!』を観ていた遠い記憶を手繰り寄せても、彼が身にまとう"優しさ"は変わらない。3作目の映画監督作となる『金メダル男』(10月22日公開)は、そんな彼の魅力を知るためには良い教材なのかもしれない。2011年に上演された内村の一人芝居『東京オリンピック生まれの男』(11年)が原案となった本作は、あらゆるジャンルで「一等賞」を目指す主人公・秋田泉一の物語。内村が成人時代、Hey!Say!JUMP・知念侑李が少年時代を二人一役で創り出す人物像は、「挫折の責任は、周りではなく常に自分」という凛々しさと潔さにあふれている。私にとっての優しい人・内村光良(52)は、一人芝居、映画、小説を通して、「競争で1位を目指す男」から一体何を伝えようとしたのか。今回のインタビューはその答えを探ることが目的だったが、根底にあった「負けの美学」こそ芸能界の荒波を生き抜いてきた原動力、そして「仏様のような微笑み」の下地になっていたと知る。○一度は暗礁に乗り上げた映画化――本作は、2011年上演の一人舞台『東京オリンピック生まれの男』(11年)が原案となっています。まずは、舞台化の経緯からお聞かせください。もともと舞台経験はありましたが、一人芝居をやったことがないので「やってみたい」と密かに思っていました。だから、挑戦してみようと。モノローグで、生まれてから現在に至るまでをすべて一人でやってみたら面白いかなと。さらに、「どんなことでも一等賞を取る」主人公だと、ピアノ、マット運動、ダンスなどいろいろな表現を舞台に次々と場面を転換ができる。そんな主人公、あまり聞いたことがありませんよね(笑)。――映画のキャラクターは、そこが起源になっていたんですね。そうですね。舞台の時から映像化は考えていました。「映画作ることができたらいいなぁ」程度でしたが、そんなことを考えながらまずは舞台に集中しました。――舞台は失敗が許されない緊張の空間。ましてや一人芝居は、経験豊富な役者さんでも逃げたくなるくらいのプレッシャーがあると聞きます。それでも、やりたかった。自分だったら直前に後悔しそうです。あははは(笑)。泉一じゃないですけど、僕も新しいことにチャレンジしてみたいなと。やったことがないことをやってみたいというのが、素直な気持ちです。劇団SHA・LA・LAなどで数人による舞台は経験していましたが、そういえば一人芝居はやったことがないなぁと思って。やったことがないことへのチャレンジです。――ずっとやりたかった一人芝居。経験してみていかがですか。「やりたかった」ではなく、「やってみたかった」です(笑)。1回!1回だけ!でも、最後はお客さんが立ち上がって拍手してくれて。達成感というか、やってよかったなと思いました。――映画でも泉一が拍手喝采を受けて高揚する場面がありますが、まさにそんな瞬間だったと。そうですね。芝居を終えても泉一を演じているような、そんな不思議な感覚でした。――その後、映画化の話はどのようなタイミングで舞い込んでくるのでしょうか。実は映画の第1稿を3年前くらいに書き上げていたんです。黙~って一人で書いていて。誰からも何も言われてもいないのに、勝手に(笑)。『ボクたちの交換日記』(13年)が公開された翌日、密かに書き上げていた第1稿をプロデューサーに渡したのがはじまりです。――どんな反応でした?それが……一端、お流れになってしまいました(笑)。――それほどまで映像化は難しかった。そうなんでしょうね。一人舞台の映像化はハードルが高かったのかもしれません。話の展開も目まぐるしいですからね。ただ……ある時にこの話が再浮上したんですよ。なぜそうなったのかは、分かりません(笑)。チャンスが巡ってきたわけですから、せっかくだから頑張ってみようと。まずは脚本をだいぶ書き直しました。――どのように書き直したんですか?もっと、みんなが「秋田泉一」を見るように。ひとり語りではなく、泉一の姿と人生を、お客さんが見ていくストーリーにしようと。ただ、サイドストーリーはこれまで通り一切ナシ。だから僕と知念くんは、ずっと出ずっぱりになってしまったんです(笑)。○バラエティ収録前のルーティーン――小説はどのタイミングで書き始めたのでしょうか?映画脚本が書き終わる頃にお話を頂きました。映画脚本が終わって小説を書き始めましたが、少しだけ被っている期間があったと思います。映像は表情や動き、周りの風景などを映し出し、舞台は舞台装置や照明などでさまざまな演出が可能となります。何よりも小説でしんどかったのは、それをすべて書かなければいけないこと。この時、どんな空気が流れていたのか? 春のにおいはどんな香りなのか? 小説はそれらすべての表現を求められます。●出川哲朗の"金メダル"「昔から変わらない」――レギュラー番組の収録などでもお忙しいと思いますが、作業はその合間に?そうですね。今思えば、よく書きましたね!――文庫本で259ページ。なかなかのボリュームです。ええ(笑)。最初書き上げたら、編集担当の方から「連載には足りない」と言われてしまって。最初の壁は、まさかの「増やす」作業だったんです(笑)。――映画のシーンをすぐに思い出すことができて、丁寧に描写されていると感じました。映画を撮りながら書いていったので、現場で感じたことをもとに小説を補うことができました。このシーンの情景を小説に書いてみようとか。そんな感じで互いに相乗効果がありました。泉一が不眠不休のダンスでフラフラになる場面は、撮影と並行していたのでうまく書けたんじゃないかなと思います。――作家さんや脚本家さんは、集中するために喫茶店やカフェなどの自宅外で作業をする人もいるみたいですが、内村さんは?自宅です。もう、やるしかない! と。だいたい昼からバラエティのお仕事がはじまるので、現場に向かう前に朝書く習慣でした。本当によく書けたなと思います(笑)。○一瞬の竹中直人に8テイク――映画には新人からベテランまで、個性豊かな役者がそろいました。どのような流れでキャスティングを?プロデューサーを通してお願いしました。舞台をやっている時から、「小学校の担任は大泉(洋)くん」「校長先生は竹中(直人)さん」みたいに浮かぶ方もいて。だから、お二人が実現したのはうれしかったですね。大泉くんと竹中さんは当て書きでした。あとはココリコの田中(直樹)も先生役にいいかなと思って、高校の担任役は田中を想定して書きました。今回出て下さったみなさんは、達者な方ばかり。こちらの意図を汲み取って下さるのが早かったので、どのシーンもすんなり撮り終えることができました。なので、役者さんで苦労した記憶はないんです。――竹中さんは、ほんの一瞬の登場でしたね(笑)。あれでもテイク8ぐらい(笑)。申し訳ないことをしたなぁと思います。実はその日がクランクインで。私もテンパっていたんでしょうね。たくさん撮っておかないと、心配だったんだと思います。やっぱり「一発OK」は本当に勇気がいります。竹中さんは千葉の奥の方まで来ていただいて。たった一言のために(笑)。ありがたかったです。――撮影が進んでいくにつれて、そのあたりが効率化していったのでしょうか?いえ。「笑い」の部分は撮り直すことが多かったですね。鶴瓶さんはテイク10くらい。ここも悪いことしたなと反省しています。知念くんに至っては、テイク10とかザラで……。芝居はテイク1か2でOKでも、「笑い」の部分だとそうもいかなくて。○映画作りとコント作りの違い――同じ映像作りでも、映画とコントでは違いがあるんですね。似ているところと、異なるところがありまして。何ていうのかなぁ……ちょっと表現が難しいんですけど、ちょっと「間」が違うような気が自分はしていて。テレビと映画の「間」。劇場のスクリーンから笑いを取るのと、テレビの至近距離で笑いを取るのはちょっと違うかなぁと。それを意識していたのもあってだいぶ撮り直しました。――コントでも撮り直すことは多いんですか。テイク1~2で終わりますね。コントは、その場の勢いを大事にしている感じです。映画はもうちょっと丁寧に構築していくという感じですね。――映画の公式サイトでは、「前監督作の『ボクたちの交換日記』の10倍疲れました(笑)」と本音も吐露されていましたが、そういう部分だったんですか?というよりも監督、脚本、主演とすべてを自分がやることへの疲労感(笑)。それに加えて、自分の本業にあたるコメディですから言い訳ができない。逃げ場がないから、称賛も批判もすべて自分に返ってきます。そういうプレッシャーに苦しめられています(笑)。○出川哲朗が愛される理由――この作品を見て、すぐに浮かんだのが出川哲朗さんの存在でした。「嫌いな男ランキング」「抱かれたくない男ランキング」で上位常連となりながら、最近では多くの方に愛される存在に。長年人生を共にしてこられた内村さんだからこそ知る、出川哲朗さんの魅力とは?うーん……(しばらく考え込む)。彼は非常にストレートですね。遠慮がない。言葉でも真芯を突いてくるんですね。それが時には、人によってはグサッと来てしまうかもしれないけど、真芯を突くことに対しての遠慮がない。そこが魅力でもあり、危ういところでもあると思うんですが(笑)。ストレートなところが、今、彼が受けている理由なのではないでしょうか。昔からずっと変わらない、彼の魅力です。――かつてプライベートで行った後楽園遊園地で、ジェットコースターに乗った時に「すみません! 一人降ります!」と叫んだ姿が面白くて、それがリアクション芸の起源になったと聞きました。そうです。乗せてみたら、すごく面白かったんですよね。この人は遊園地に行かせたら面白いんだということに気づきまして。それから、何度も何度も遊園地に行ってもらって、私はいつも補佐役で隣から見守っていました。見てて飽きないんですよね。どんな時でも彼は真芯を突いてきます。●娘の運動会で見た涙○なぜストイックに働くのか?――現在、8本のレギュラー番組に出演する多忙ぶり。その上、舞台、映画に加えて小説までも。なぜ、そこまで働くんですか?やっぱり、お笑いのお仕事が面白いからですね。お笑いの仕事であったり、もちろん映画は昔からやりたかったことですから。今回の映画でも作業的にきついことはありましたけど、やっぱり楽しさの方が勝つ。面白いからやる。バラエティも司会もコントもすべて同じです。――非常にシンプルですね。そうですね(笑)。好きだからやる。好んでやらせていただいています。――「隙あらば働く」という感じというか。もっとお休みが欲しいとか思うことはないんですか。「休みがほしい」とか口では言っていますが、実際に3カ月ぐらい仕事がなかったらきっと焦ってしまうと思います。役者さんタイプだったら大丈夫なんでしょうけど、ずっとレギュラー番組を中心にやってきましたので貧乏性なんでしょうね。少しでも空いてしまうと、怖いと思うタイプです。――今でも?はい、今でもそう思います。――ペースを緩めてみようとか。本数を徐々に減らそうとか。1本減らす云々よりも、バランスを考えます。多すぎてもダメだし、少なすぎてもダメ。多すぎると、力が分散してしまいます。だから、ある程度はバランスを心がけています。バランスというのは力や質、クオリティといった意味です。――今、現在のバランスは?ギリですね。ギリギリです。ギリ! (笑)。このギリな感じが丁度良いんでしょうね。○負けを知って強くなる――ゆとり教育を経て、最近では再び「競い合うこと」の意義が考え直されているような気がします。『金メダル男』にはそんな思いも込められていると感じたのですが。実は今日、娘の運動会を見てきたんです。三色チームに分かれての対抗戦で。負けた子たちは悔しくて泣いてるんですよね。リレーでバトンを落として失敗した子とか。でも、そういう挫折を味わうことは大切なことだと思います。負けを知ること。最近は平等意識が高くなっていると感じますが、やっぱり1位を目指して負けを知ることって重要なんじゃないかなって。負けても1位を目指していたら、また強くなれる。映画を観て、そんなところに共感してもらえたらなと思います。――私も学生の頃、運動会で負けると本当に悔しかった思い出があります。賞金がもらえるわけでもないのに、不思議ですよね。そうですよね。でも、それってとっても必要なことですし、大切なこと。泣いた記憶は子どもの成長にも繋がってくると思います。――芸能界で「負け」を感じる瞬間はどんな時なんですか?やっぱり、好きだった番組が終わる時。打ち切りになる時です。個人的な思いなので、番組名は明かせませんが、そういうことは何度も経験してきました。毎回すっごく悔しいですし、「いつか絶対に復活させてやる」と必ず思います。――最近は国民的バラエティ番組の『笑っていいとも!』、漫画では長寿連載の『こち亀』が幕を閉じました。多くの人が「終わり」を実感する出来事が続き、寂しさと同時に「始まりがあれば終わりがある」という現実も。ただ、そこはやっぱり「悔しい」と。そうですね。また姿、形を変えて、新しい番組を立ち上げていくことができればと思います。昔を懐かしんでばかりもいられないし、昔のまま復活することもほとんどありません。だからこそ姿、形を変えて実らせていきたいですね。○現在と未来の金メダル――そろそろお時間なので、最後にこの質問を。内村さんにとっての今の「金メダル」、そして未来の「金メダル」は?現在は何だろうなぁ……この映画が大ヒットしてほしい(笑)。お客さんに入ってもらわないと、困りますので(笑)。とにかく、たくさんの方に観に来てほしい。そして、たくさん笑ってほしい。僕が今、一番願っていることです。この前、完成披露試写会があって、初めて10代の子たちが観てくれた機会がありました。前半から笑ってくれていたので、ちょっとホッとしたというか(笑)。あの昭和の時代をどのように受け止めてくれるのか、心配だったんですけど割と純粋に最初から笑ってくれて。未来に向けて。やっぱり映画は作り続けていきたい。もちろんお笑いも。僕、欲張りですから(笑)。どちらを選べと言われても、選べません。お笑いは必ず続けていきます。もう32年やっていますからね。どんなカタチであれ、やっていくと思います。――ひょっとして、次作の第1稿を密かに書き上げているのでは……?ないです(笑)! ただ、面白い人を見かけたり、面白いエピソードがあれば、メモするようにしています。それがいつか物語に繋がっていけばなと。映画でとても重要な1シーンがあって、それは四谷三丁目で実際に見かけた人をメモしていたことがきっかけでした。物語に入れることができたので、今回もそんな箇条書きを続けています。そういう点が線になって繋がっていけば、やがては物語になるんだと思います。■プロフィール内村光良1964年7月22日生まれ。熊本県出身。1985年に横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)を卒業。同年、南原清隆とお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンとしてデビューした。1987年に同校出身の南原、出川哲朗、入江雅人らと共に「劇団SHA・LA・LA」を旗揚げ。映画監督作はこれまで2作あり、『ピーナッツ』(06年)では監督・脚本・主演、『ボクたちの交換日記』(13年)では監督・脚本を担当した。現在、地上波では『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)ほか計8本の番組で司会を務めている。(C)「金メダル男」製作委員会
2016年10月21日女優・木村多江が16日、都内小学校にて行われた、映画『金メダル男』(10月22日公開)公開直前起爆イベントに、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良、Hey! Say! JUMPの知念侑李とともに登場した。同作は、内村が原作・脚本・監督を手掛けたオリジナル作品。2011年に内村が行った1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、あらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の波乱万丈な人生を描く。内村は主人公・泉一を、知念は若き日の泉一を演じ、木村はヒロイン・亀谷頼子を演じる。何事にも金メダルを目指す作品にちなみ、3人は踏み台昇降の世界記録に挑戦。始まる前は「自信がない」と弱気の木村だったが、スタートすると髪を振り乱して本気で踏み台昇降に没頭し、隣の内村が驚くほどだった。1分間の運動が終わると、その場にへたり込み、胸を押さえて苦しそうな様子を見せ、酸素を吸入していた。終了後、「手足が震えています」という木村は60回とまずまずの記録。「もっとできないかと思ってたので、まあいいかな」と満足げな様子を見せた。65回だった内村は「(木村と)僅差じゃないですか。俺、全力で走って僅差じゃないですか!」と驚きの声を上げる。知念は92回と世界記録に迫る回数を見せ、木村は「世界まで後1歩!」、内村は「やっぱ22歳は違うな!」と称賛した。また、小学生から「頑張っても1位になれなかった時、どうやって気持ちを切り替えたらいいんですか?」と質問を受けた木村は「悔しい等気持ちが湧いた時は、次に頑張るチャンスだと思って頭を切り替える」と笑顔で回答。「次こそ頑張るぞと前向きに頑張って、また1番を目指そうとバネにします」と真摯に接していた。
2016年10月16日10月22日(土)より公開となる、内村光良と「Hey!Sey!JUMP」の知念侑李が二人一役でW主演する映画『金メダル男』。この度、本作の公開を記念して、映画と情報番組「ZIP!」の夢のコラボが実現することが分かった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す「金メダル男」への始まりに過ぎなかった――。内村さんが初の原作・脚本・監督・主演を務める映画『金メダル男』。本作は金メダルにとりつかれた“金メダル男”・秋田泉一の、何度失敗しても立ち上がり、とことん「一等賞」に挑み続ける、どこか切なくもおかしい人生を華やかに彩る抱腹絶倒<全力>エンタテインメント。W主演する内村さんと知念さんを始め、木村多江がヒロインとして登場するほか、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶らといった豪華キャストが話題を集めている。そして今回、本作の公開を記念して日本テレビ系にて放送中の朝の人気情報番組「ZIP!」との夢のコラボが決定!コラボ内容は、公開週となる10月17日(月)の週に、内村さんと知念さんが出演する撮りおろし特別コント映像を放送するというもの。そのコント映像は、放送作家・内村宏幸が脚本を、内村さんと知念さんがレギュラー出演する「スクール革命」の黒川高ディレクターが演出を担当。「スポーツテスト編1・2」「お祭り編」「予告を一人再現」「主演俳優VS監督」というタイトルで、授業でのスポーツテストで“反復横跳び”や“踏み台昇降”など、どんなに小さなことでも全力で一等賞を目指す泉一の“全力すぎる努力姿”が描かれる一方で、そんな学生時代に培った努力が、大人になった泉一に思わぬ場面で発揮されるシーンがコミカルに描かれる。「たとえ結果が出なくとも、努力はきっと、その先の人生で何らかの形で報われるもの」という大切なメッセージが込められているというコントは、映画撮影中の内村監督と主演の知念さんが演技論でぶつかり合う(?)ここでしか見られない貴重なコントも登場。朝から爆笑間違いなしの、“内村ワールド”全開なコラボ映像をぜひお楽しみに。『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日柴咲コウを主演に迎え、豪華キャスト共演で贈る来年1月放送予定の大河ドラマ「おんな城主 直虎」。本日10月7日(金)、浜松市にて本作のロケ取材会が行われ、井伊直虎役の柴咲さん始め、井伊直親役の三浦春馬、小野政次役の高橋一生、井伊直平役の前田吟が登場した。永禄8年、ついに次郎法師が「直虎」と名乗って城主の座についた。しかし家臣団は失望の色を隠せない。女に何ができるものか。「最後までやり通す覚悟があるか」とけん制する家臣たちの言葉に、生来の負けん気が頭をもたげる。 持ち前の機転と交渉力で今川に女が城主になることを認めさせた直虎は、続いて復興政策を進める。 戦乱で疲弊した村から年貢を取るには、安定した収入を生み出す産業が必要。一歩一歩自分の足で確かめ、自ら汗を流して働く直虎に、家臣たちの見る目が少しずつ変わっていく。一方直虎は、ひ弱な虎松を寺で教育しようとして虎松の母と激しく対立する。しかし直虎の思いが虎松の負けん気に火をつけ、虎松自ら寺にやって来る。家中の子どもたちと共に学び、その絆が将来彼を支えることに。 ところが今川氏の凋落は、遠江を新たな戦乱に巻き込んでいく。北から甲斐の武田信玄が、西から三河の徳川家康が井伊領を虎視眈々とねらう中、直虎は城主としての真価を問われる。この絶体絶命のピンチをどう生き延びるのか?井伊直虎一世一代の作戦が始まる――!今回収録されたのは、2017年2月19日(日)放送予定の第7回でのシーン。今川家による井伊家領地の初めての検地。直親(三浦春馬)は、直平(前田吟)の領地・川名の“隠し里”を検地帳に記載せず、隠し通すことに決める。もしもの時に井伊の民を守るため最後の砦としてとっておきたかったからだ。しかし、今川家の目付も担っている政次(高橋一生)には、隠していることが今川家にばれた時にその立場が危うくなることを心配して、その事実を伝える。一方、直親に頼まれ次郎(柴咲コウ)は、検地が円滑にいくよう検地役人について情報収集していた。そして、やってきた検地当日。検地役人が隠し里の入り口を見つけてしまい…という場面だ。先月9月6日のスタジオクランクイン後、衣装姿初お披露目の場となった今回。会見では、幼い頃から夏休みは静岡の知り合いの家過ごしていて、縁がある場所だという柴咲さんは「いまこうやって撮影して、土地の人と交流を持ったり、顔を見て応援していますって言われると、それが励みになって、1月から放送が始まるというのを再認識して、集中して撮影に臨もうという意欲が湧いてくる」と決意を新たにしたよう。直虎のいいなずけを演じる三浦さんは「この大自然を背負いながら、こうして芝居ができることを、本当にうれしく思っています。スタジオに入ってからも、こんな自然の中で育った直親、そののびのびとした芝居を、現場の中で届けられたら」とコメント。 井伊家筆頭家老役の高橋さんも「こんなところでお芝居をさせていただけるなんていうのはもう、本当に芝居のスイッチがとても入りやすい」「もうワクワクして、撮影がとても楽しい」と意欲的な姿勢をみせた。さらに、直虎の曽祖父役の前田さんは「今回は浜松での1年間だということで、僕はあの、前半だけですけど、若手の素晴らしい演技者と一緒にできることが本当にうれしくて、なるべく最後まで倒れないように頑張りたいと思います」と意気込んだ。「おんな城主 直虎」は2017年1月8日(日)よりNHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年10月07日