●極寒の中、ハードな現場だった映画『ギャングース』肥谷圭介作画、鈴木大介原作・原案による同名漫画を実写化し、11月23日から全国公開される映画『ギャングース』。青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉真宙)・カズキ(加藤諒)・タケオ(渡辺大知)の3人が、犯罪者だけをターゲットにした”タタキ”(窃盗、強盗)稼業で後戻り不能な領域に踏み込んでいく様子を描く。長髪姿の高杉、モヒカンの加藤、金髪の渡辺と、それぞれ今までのイメージとはガラッと変わったビジュアルで、ハードな雰囲気を漂わせる3人。一見、不良作品のようにも思えるが、実は原作のストーリーを共同制作する鈴木は裏社会・貧困問題の取材に取り組むルポライターで、鈴木によるノンフィクション書籍『家のない少年たち』を原案としている。それゆえに、スリルのある展開だけでなく、犯罪へ向かわざるを得なかった少年たちの背景や、犯罪の実態が描かれているところも注目の作品となっている。『SR サイタマノラッパー』で知られる入江悠がメガホンを取った実写映画は、2月に行われた。郊外を中心に朝から晩まで、ハードな日々が続く同作。入江監督は入念にカット割りを確認するために、1カットに数時間かかることも珍しくないという。取材に伺った日は、世界的ギタリストのMIYAVI演じる安達が登場し、その迫力ある姿を3人が車の中から見守る……というシーンを撮影していた。ショッピングセンターの駐車場で行われた撮影は、一応の壁があるとは言っても寒風がどんどん入り込み、コンクリートがさらに冷えを増幅させるよう。そんな環境の中でも、迫力あるカットを追求し、何度も確認が行われる。緊張感のある現場だが、合間には仲よさそうに談笑するトリプル主演の3人の姿も。今回は、撮影中の3人に直撃し、話を聞くと、物語の芯や”家族”のような3人の姿が見えてきた。○原作に近づけたビジュアルに――今回、外見がかなり原作に近く、みなさん今までにないイメージとなっていると思いますが、いかがでしたか?高杉:エクステをつけてもらっています。僕も漫画を読ませていただいていたので、長い方が良いと思って伸ばしてはいたんですけど、ここまで伸びることはなかなかないですよね。作品については、「自分の知らない、こんな世界があるんだ」と衝撃的でした。いざ演じるとなると、全部伝えられたらいいなと思いました。アクションシーンも多くて、台本を読んだ時点でタタキのシーンのスピード感を想像できました。渡辺:最初にビジュアルを見た時は自分でも意外という気持ちはありました。でも、原作を読んでから、オファーをいただいた理由が少しわかったような気がして。この3人組は、それぞれの人生で深い傷を負っていて支えあっていて、不安や焦りから苛立つ瞬間とかに、穏やかに鎮められる唯一の存在がタケオだと思ったんです。それが腑に落ちてから、漫画のキャラクターをまんまやろうという気持ちではなく、意識しすぎず演じようと思えるようになりました。漫画を読んで、自分も大ファンになったんです。だから、一原作ファンとしても、タケオというキャラが生きてるように見えればいいなと思って演じています。タケオにとってはこの2人が支えだと思ってるので、2人がいてくれてよかったなあ、と思いながら。加藤:僕は、トリッキーだからこそ難しいなと思っています。男らしく演じるってこと自体、「できるのかな?」「難しいな」と思っていたんですけど、普段の現場にいるときは自分のことを「俺」と呼んだりと、なるべく普段の僕を消しつつも、自分らしさが残るように演じられたらと思っていたました。この2人とは初めての顔合わせからごはんに行って、仲良くなって。監督から「家族になって欲しい」と言われていたんですけど、撮影2日くらいにはもう、そのくらい良い関係性が築けていました(笑)。●"タタキ"のシーンが、生きることに直結している○こだわりのある強盗シーン――ハードなシーンが多いのかな? と思ったんですが、撮影の中で印象に残っているのは?渡辺:”タタキ”のシーンだね。加藤:大変だったね〜。渡辺:日常会話のように”タタキ”というワードを使ってるんですけど(笑)。要は強盗することというか、人から奪うことで。僕たちは詐欺グループや、人から盗んだ金を奪うのを生業にしている人からお金を奪っているので、そのシーンが多いんです。でも僕たちにとっては、タタキをすることが生きることに直結しているというか。だから大変なんだけど、金庫を盗んでいるシーンが、一番充実して、キラキラしてる(笑)。高杉:楽しいよね(笑)加藤:一致団結感がすごいし、出てくる道具にもスタッフさんのこだわりがあって、そういう点でも面白いし、タタキのシーンは見どころです。(カズキたちは)お金がないなりにプロ仕様だし。高杉:初日からタタキのシーンがあったから、仲良くなった。渡辺:1日しか撮ってないのに、一週間分くらい撮ったようだった(笑)高杉:密度が濃いですね。加藤:撮影休みを1日はさんだだけでも、すごく、久しぶりに会った感じになる(笑)。○必死に生きようとする姿を見て欲しい――改めて、作品の心に響いた部分や、好きなところはどういう点ですか?高杉:”生きる”作品だなとは思っているんですけど、伝わっていたらいいなというのがあるのが、たたきのシーンもそうですし、叩く前のシーンも、牛丼を食べているシーンもそうですけど、全部”生きたい”という気持ちからやっていることで、撮影に入ってから気づきました。何かをすることに対して、初めて生きてる実感ができた、彼らにとってそれは当たり前じゃないんだ、と思って撮影しています。スクリーンを通して、皆さんに伝わっていたらいいなと思います。加藤:お話をいただいたときに入江監督から「やってることは犯罪だけど、バックグラウンドがある」という言葉をいただいたので、そういうところを大事に演じられてきたと思います。やっていることは窃盗なんだけど、僕たちが演じている3人は過去に虐待をされていたこともあり、必死に生きようとしている点が、心に響きます。渡辺:進むべき道や先が見えないけど生きる姿に、胸をつかまれました。なんのために生きているのかわからなくても、自分自身に負けず必死でしがみついている人たちしか出てこない映画。今まで描かれてこなかった、社会でも陽の目を見ることがなかった部分でもあると思うので、この映画に出てくる人たちを見て、パワーを感じてもらえればいいなと思いますし、自分自身もパワーがもらえたら嬉しいです。――ちなみに、撮影中めっちゃ盛り上がった話題はどんな話題ですか?渡辺:本当にいろんな話をしています。「ポテト食いたい」とか(笑)。加藤:あとすごい、年上いじり!高杉:ヒカリちゃん役の子が12歳なんですけど、僕と10歳離れているという話になって、諒くんはもっと離れるな、と(笑)。加藤:僕は16歳離れているんですよ。僕が高校生の時に生まれてる子なんです。高杉:僕は、2人に敬語を使っていないんです。2人共年上だけど、タメ口で話させてもらっていて、距離感が近いんですよ。年上の共演者の方では、今までにないくらい距離が縮まっているのがすごく嬉しいんですけど、こういう話になると、急に”年上”になってくる。それがすごく面白いです(笑)。
2018年11月08日女優の山本舞香が25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。特別招待作品に選出された映画『ギャングース』(11月23日公開)で、キャバ嬢ユキを演じた山本。チェック柄のロングワンピースにジャケットをあわせたファッションで登場し、深いスリットから美脚を披露した。俳優の高杉真宙、加藤諒、渡辺大知がトリプル主演を務める同作は、『週刊モーニング』で連載されていた同名漫画を実写映画化。青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉)・カズキ(加藤)・タケオ(渡辺)の3人が、犯罪者だけをターゲットにした窃盗“タタキ”稼業で後戻り不能な領域に踏み込んでいくというストーリーだ。レッドカーペットには、山本のほか、加藤諒、渡辺大知、伊東蒼、菅原健、入江悠監督が登場。大階段では、加藤が山本をエスコート、また、ステージ降壇時には、菅原が山本をエスコートし、山本は照れ笑いを浮かべていた。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷などで開催。映画祭の顔となる「コンペティション部門」では、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出し、日本からは阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれた。左から菅原健、山本舞香、加藤諒、渡辺大知、伊東蒼、入江悠監督撮影:蔦野裕
2018年10月25日“脚本・宮藤官九郎×主演・遠藤憲一×豪華ゲスト”で贈るワンシチュエーションコメディドラマ「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」。この度、11月の放送に先駆けて、撮影裏を映したメイキング映像とクランクアップ直後の写真が到着した。本作には主演の遠藤さんのほかにも、すでに小栗旬(第1話)、仲里依紗・加藤諒(第2話)、高畑淳子(第3話)、野村周平(第4話)、水野美紀(第5話)、高嶋政伸(第6話)、桃井かおり(第7話)がゲストとして出演することが決定しており、各俳優のキャラクターに合わせて脚本が書き下ろされ、巧妙に仕掛けられた宮藤さんの“当て書き”による脚本を、1カット1発で撮影する。到着した映像では、そんな緊張感高まる撮影に挑む前の超豪華ゲストたちの姿を見ることができ、「死にそう」「緊張する」「出来るかわかんない」などと、ゲストたちが不安を口にする様子がとらえられている。また、遠藤さんと高畑さんの読み合わせと思われる場面も登場。遠藤さんも今回のような撮影は新鮮だったそうで、「こんなに出番前に読み合わせを一緒になって自主的にやった作品もほんどない」と本番前の様子を明かしている。さらにメイキングに併せて、クランクアップ直後の遠藤さんと宮藤さん、そして各話のゲストによるグループショットも初解禁された。メイキングとは対照的に、緊張の撮影から解放されホッとしたキャストの表情を見ることができる。「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」は11月12日より毎週月曜深夜0時~WOWOWプライムにて放送(全7話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2018年10月17日脚本・宮藤官九郎×主演・遠藤憲一で贈るWOWOWドラマ「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」に出演する豪華キャストがこのほど決定。宮藤脚本作品に初参加となる小栗旬、高畑淳子、野村周平、水野美紀、高嶋政伸、桃井かおり、さらに仲里依紗と加藤諒の参加も明らかになった。本作は、名バイプレイヤーの遠藤さんと人気脚本家・宮藤さんが、日本を代表する“名俳優たちの役作り”を勉強する前代未聞の企画。同じ物語の同じ役を、違う役者が演じたらどう変わるのか…?画期的ワンシチュエーションコメディドラマが誕生する。物語の舞台は、刑事・諸井情(遠藤さん)が連続殺人犯を追うサスペンスドラマの撮影現場。ドラマの撮影は滞りなく終わったと思いきや、トラブル発生で撮り直しに!?だが、共演者はすでに現場にいない――。急場でオファーするのは、たまたま現場の近くにいた名俳優たちで…。今回発表されたのは、遠藤さんと宮藤さんが“役作りを勉強させていただいた”8名の豪華ゲストたち。■第1話:小栗旬諸井の後輩かつ相棒の刑事役を演じる小栗さんは、「とにかく何があっても宮藤官九郎さんの脚本に参加してみたいと思っていて以前から『チャンスがあればお願いします』と言っていました。今回このような形で参加でき、しかもあてがきでキャラクターを作ってくれるということで興奮しました」と今回のオファーを喜び、「テイク1とテイク2のあまりの違いを楽しんでいただけたら」と本作の楽しみ方を説明。■第2話:仲里依紗&加藤諒殺人事件の目撃者となるのが、仲さんと加藤さん。仲さんは「加藤諒さんが面白すぎて、遠藤さんが笑いをこらえていて…私はそんなおふたりを前にして、更に笑いをこらえるのが大変でした」と撮影時のエピソードを明かし、加藤さんも「遠藤憲一さんは、僕の睨む顔が笑いのツボに入ってしまい、ずっと『ちょっと睨んでみて』と言っては笑っていらっしゃいました。もちろん、本番は笑わずにお芝居されていました(笑)。勉強になりました」とコメント。第2話の注目ポイントには、「それはもう加藤諒さんの『顔』です!!(笑)」(仲さん)、「仲里依紗さんのブッ飛びママと僕の顔芸、そして全てを受け止めてくださる遠藤憲一さんに注目してください」(加藤さん)と、2人とも加藤さんの“顔”と挙げている。■第3話:高畑淳子数々の難事件を解決したFBI捜査官役を演じる高畑さんは、「宮藤官九郎さん!遠藤憲一さん!やらない訳ないでしょー!!って。でも出来るかなーとは思いました」とオファー時はいろいろな思いがあったそう。しかし、「こんな捨て身の芝居ないでしょ~!生で、あやふやで、こんなライブ芝居、他では見られませんよ!」とココでしか見られないものがあるとアピールしている。■第4話:野村周平諸井の元相棒で殉職した刑事の息子役を演じるのは、今作が自身初のコメディー作品となる野村さん。以前から宮藤さんと仕事がしたかったと話す野村さんは、今回の出演を即決したそう。またアクションシーンも登場するそうで、「遠藤さんにチョークスリーパーもかけさせていただきました(笑)。本気でふざけてあの脚本のお芝居を演じるのは結構大変で、遠藤さんも僕も最初の本読みからお互い笑いをこらえるのが必死でした」と撮影の感想を語る。■第5話:水野美紀捜査に協力する諸井の元妻役を演じる水野さんは、「諸井に対してかなりひどいワードをぶつけるのですが、その時になんとも言えない表情でリアクションする遠藤さんの芝居が本当におもしろかったです」とふり返り、「一つの役を二人の役者が演じる。そこに宮藤さんならではの仕掛けがたくさん。見れば見るほどハマります」とコメントしている。■第6話:高嶋政伸FBIコンサルタントのサイキック捜査官役を演じる高嶋さんは、「最初頂いた時は『どっきり』かと思う程、摩訶不思議な台本」と脚本を読んだ感想を語り、役どころについては「イタコのようなサイキック捜査官」と説明し、「怪異現象が起こります。ぜひ、ご家族揃ってご覧ください」と呼びかけた。■第7話:桃井かおり被害者が運び込まれた病院の教授(女医)役を演じる桃井さんは、今回オファーを受けた理由について「遠藤さんには以前、何度もドラマで助けていただいておりますので、遠藤さんのお名前のあるドラマは断れません」と述べ、「以前にも増して、力が抜けて自由になられている様で頼もしい限り。本気でセリフ入れてこない勇気に驚き、入れる早さにも驚きました」と遠藤さんとの撮影の様子をふり返っている。なお、TAKE1を撮り直すことが発覚し、遠藤(本人役)が出演をオファーするシーンは毎回ゲスト俳優たちが“本人役”で登場。さらに、各話の最後には“勉強させていただいた”遠藤さんと宮藤さんがゲストを交え、撮影をふり返るアフタートークも収録される。ゲスト発表に加え、90秒の映像も到着。ゲストたちの熱演も少し覗ける映像を、ぜひこちらから確認してみて。「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」は11月12日より毎週月曜24時~WOWOWプライムにて放送(全7話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2018年09月26日キューブ若手俳優サポーターズクラブC.I.A.による初のライヴイベント「SUPER LIVE 2018」が12月28日(金)・29日(土)に開催される。メンバーの川原一馬、冨森ジャスティン、井阪郁巳に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「C.I.A.(Cube Infinity Artists)」とは、加藤諒や白洲迅らキューブに所属する“Infinity(無限)”な可能性を秘めた若手俳優たちのサポーターズクラブ。昨年12月のキックオフイベント以降、定期的にイベントを開催している。今回ライヴのプロデュースを手がけるのは川原。メンバーによるプロデュースはイベント第4弾にして初となる。川原は「今までは“ファンイベント”に近いカタチでしたが、今回はガッツリ“ライブ”です。メンバーの個性を最大限に生かせる、“作品”に近いような面白いことができたら」と構想を語りつつも「C.I.A.に関しては、出るメンバー全員が前のめりで『自分たちがつくっているんだ』という思いでいてほしい」と全員参加型。「終わったらみんな泣いちゃうくらいのものができたらいい。そのくらい必死にがんばることが僕らの成長にもなる」と熱い時間を目指す。発足から数か月経ち「後輩もアイデアを出すようになってきた」(川原)と変化がみられるC.I.A.。井阪が「一馬さんがいるから今アピールしておきたい!」と、長年やりたかったというあることを提案すると、川原や冨森も「いいね!」と盛り上がる。冨森からポンポン飛び出す自由すぎるアイデアは次々と川原に却下され爆笑となったが、井阪は「ぶっ飛んだ発想が勉強になります。僕らの世代は挑戦しないことが多いので」と風通しのいい環境に新鮮さと刺激を感じているそう。「C.I.A.は僕にとってはチャンスであり、学ぶことが多い場。リハで先輩方が『こうしたらいいんじゃないか』と進める姿を見て、いつかああなりたいと思いますし、本番中もトーク力、見せ方はまだまだ足りないと実感します。同時に、そんな先輩方のおかげで緊張しつつも安心して自由に挑戦できます」(井阪)。冨森は、夏のイベントでラップを披露したことを「変わったことやりたいなと思って言ってみたら、通っちゃって」と笑うが、「面白いと思ったことは普段からストックしています。いつかできるんじゃないかと思うから」と意欲的。「若いメンバーにも自己主張してほしいよね」と開けた空気をつくり、「僕らは個々の俳優の集まりであってグループじゃないから。個性がぶつかり合わないと面白くならない」と場を楽しむ。発足から1年という節目に行われる「SUPER LIVE 2018」は、12月28日(金)・29日(土)に東京・品川インターシティホールにて開催。初のオリジナルソング『お揃いの1日』は今回も披露予定。現在、チケットぴあにて先行抽選プレリザーブを実施中。受付は9月19日(水)午前11時まで。取材・文:中川實穂
2018年09月14日広瀬すず主演の映画『一度死んでみた』が、2020年3月20日(金)に全国公開。『一度死んでみた』は、父のことが死ぬほど嫌いな女子大生と、「少しだけ死ぬ薬」で死んで“おばけ”になってしまった父親を巡って巻き起こる騒動をコミカルに描いた親子の物語。次々に笑いとギャグの応酬が繰り広げられる怒涛のコメディ映画だ。主演・広瀬すず、父親(堤真一)に容赦なく毒を吐きまくる女子大生に野畑七瀬(広瀬すず)大学4年生で父・計(堤真一)とは二人暮らし。デスメタルバンド「魂ズ」所属。何かと干渉してくる父を毛嫌い。似顔絵を描いたサンドバッグを「クソオヤジ!」と日々殴り、「臭い!」と言っては計の顔面に消臭スプレーを吹きかける。テンション高く毒を吐きまくる。主人公の野畑七瀬役を演じるのは、コメディ初出演となる女優・広瀬すず。彼女が過去に演じたピュアでまっすぐな女性像からは想像もつかないハジけた毒吐きキャラに挑む。父親・計(堤真一)七瀬の父親・計。製薬会社を経営する生粋の理系、仕事に夢中過ぎて家庭は後回し。母親の死に際も立ち会わなかった。七瀬から「一度死んでくれ!」と毒づかれているのだが…計の会社で偶然出来上がった「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲んで本当に死んでしまう(仮死状態)。その背景には会社を乗っ取ろうとするライバル会社から企みがあり、真犯人をあぶりだすためのことでもあった。計を演じるのは抜群のコメディセンスも見せる堤真一。初共演となる広瀬と共に“最強に仲の悪い親子”を演じる。松岡(吉沢亮)計の会社の社員。存在感が薄いので“ゴースト”と呼ばれている。ライバル会社の陰謀もある中、七瀬(広瀬すず)とともに、計を生き返らせるため、また、計が巻き込まれてしまうある計画を阻止するため、七瀬と共に奔走するものの…事態は思わぬところに向っていく。デスメタルバンド「魂ズ」七瀬のが所属する「魂ズ」。売れないデスメタルバンドで解散の危機にある。ヘッドバンギングに「うるさいデス!しつこいデス!あれしろこれしろイラつくんデス!」父・計をへの想いがさく裂。「デス!デス!デス!デス!」と連呼する。七瀬のほかメンバーはギターの桃子(安藤ニコ)、ドラムの念持(スズキリクオ)、ベースのほのか(鈴木つく詩)のメンバーで活動。なお、音楽はヒャダインが手掛けた。主演の脇を固める豪華メンバーメインキャラクターを取り巻く個性豊かなキャラクターには、豪華キャストが勢ぞろい。火野(リリー・フランキー):計が仮死状態のときに現れた天国の案内人。渡部(小澤征悦):計の秘書として会社に勤める。野畑百合子(木村多江):計の妻。藤井さん(松田翔太):計の会社で「2日だけ死んじゃう薬」を生み出した研究員。そのほか妻夫木聡、佐藤健、池田エライザ、城田優、西野七瀬といった多彩な顔ぶれが揃い、作品に華を添える。au「三太郎」の浜崎慎治が監督『一度死んでみた』はソフトバンクの「ホワイト家族」シリーズや家庭教師のトライ「ハイジ」シリーズで知られるCMプランナー・澤本嘉光によるオリジナル脚本によるもので、監督はKDDI auの「三太郎」シリーズの浜崎慎治が担当する。『一度死んでみた』ストーリー大学4年生の野畑七瀬は、製薬会社の社長である父親の計(はかる)と二人暮らし。研究に没頭する仕事人間で母親の死に際も立ち会わず、何かと口うるさく干渉してくる計のことが大嫌いな七瀬は、「一度死んでくれ!」と日々毒づいている。ところがそんなある日、計が本当に「一度死んで」しまう。実は計の会社で偶然出来上がった「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲んだためだった。計の会社を乗っ取ろうとする計画が企てられていると知り、真犯人をあぶりだすための秘策だった。事情を知らず動揺する七瀬の前に、なんと計が”おばけ”となって現れる。計の会社の社員で、存在感が薄すぎるせいで”ゴースト”と呼ばれている松岡から、ライバル会社と通じるスパイ社員の陰謀、そして父の死の真相を聞かされた七瀬は、”おばけ”の計、”ゴースト”松岡とともに、その計画を阻止し、計を無事生き返らせようと乗り出すが、事態はさらに思いもよらぬ展開に...!?作品情報映画『一度死んでみた』公開時期:2020年3月20日(金)監督:浜崎慎治脚本:澤本嘉光出演:広瀬すず、吉沢亮堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、嶋田久作、木村多江、松田翔太、加藤諒、でんでん、柄本時生、前野朋哉、清水伸、西野七瀬、城田優、原日出子、真壁刀義、本間朋晃、佐藤健、池田エライザ、志尊淳、古田新太、大友康平、竹中直人、妻夫木聡音楽:ヒャダイン配給:松竹
2018年09月13日日曜ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」で共演中の俳優・間宮祥太朗と加藤諒が9月8日(土)今夜放送の日本テレビ系「嵐にしやがれ」にゲスト出演、たまご料理をかけて話題のデスマッチ企画に初参戦する。今回ゲストの間宮さんは、「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」や「水球ヤンキース」などの出演を経て、「ニーチェ先生」ではドラマ初主演、「早子先生、結婚するって本当ですか?」や『ライチ☆光クラブ』「お前はまだグンマを知らない」シリーズなどでその存在が広く知られるように。昨年夏の「僕たちがやりました」で演じた高校生役や『全員死刑』で見せた迫真の演技で俳優としての実力も高く評価され、今年に入ると「BG~身辺警護人~」、朝ドラ「半分、青い。」、映画『不能犯』と注目作への出演が続く間宮さん。10歳で「あっぱれさんま大先生」に出演、芸能界デビューすると映画『デトロイト・メタル・シティ』やドラマ「学校のカイダン」などでその突出した個性が注目され、大河ドラマ「真田丸」や映画『金メダル男』など注目作に立て続けに出演。舞台「パタリロ!」ではパタリロ役で主演するなど活躍中の加藤さん。今夜2人が話題のたまご料理をかけたデスマッチ企画に初参戦。「嵐」メンバーのボケ回答連発にタジタジになる間宮さんに注目だ。また今回は毎年恒例の「二宮in迷子センター」もオンエアされるほか、「出張隠れ家ARASHI」では「嵐」大野智とゆりやんレトリィバァがネットで大人気の先生と最新科学実験に挑戦する。「NEWS」加藤シゲアキ主演、間宮さん、加藤さんのほか、小関裕太、岡山天音、杉野遥亮、「東京B少年」佐藤龍我、ケンドーコバヤシ、梅沢富美男、小池栄子らも出演、建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、賞金1000億円を巡り、挑戦者たちによる「命」をかけた壮絶なサバイバルゲームが繰り広げられる「ゼロ 一獲千金ゲーム」もいよいよクライマックスへ。9月9日(日)放送の9話では標(佐藤さん)の危険過ぎる計画に驚愕するゼロが、標を止めるためにも決勝に進むべく「失われたリング」に挑むストーリーが展開する。「ゼロ 一獲千金ゲーム」は毎週日曜22:30~日本テレビ系で放送。「嵐にしやがれ」は9月8日(土)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年09月08日俳優の北村諒が26日、東京・池袋のアニメイト池袋本店でムック本『編集長・北村諒「Another Life」』(発売中 2,900円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。同書は、俳優が編集長となり、コンセプトや企画内容を考えて本の中で表現するムック本シリーズの第2弾。今回は『あんさんぶるスターズ!』や『刀剣乱舞』、『弱虫ペダル』といった人気漫画やゲームの舞台で2.5次元俳優として人気を呼んでいる北村諒が編集長に。タイトルにもなっている『Another Life』の通り、北村がもしも違う人生だったら? というテーマで7つの人生を写真などで表現している。この日の発売記念イベントは、編集長としてファンに名刺を渡すということで、スーツ姿で登場した北村。本の内容について「今、役者という人生を歩んでいますが、ファンの方に役者じゃない自分だったらどういう職業だったのか、どういう人生を送っていたのかということを詰め込んだ本になっています」と紹介し、お気に入りの写真を「レーサーの写真ですね。実際に鈴鹿サーキットで運転しました。刺激的でしたが、めちゃくちゃ怖かったですよ。レーサーのすごさを身をもって知ることができたので、すごくいい経験になりました」と満足げ。続けて「役者ではない人生を本の中でさせていただきました。役者になる前のことなど昔のことが書いてあるインタビューもありますので、北村諒を新たに知ることができると思います。隅々まで堪能していただければ」とアピールした。同書の中には芸姑の写真も収録されている。「性別が違ったものをやってみたくて芸姑さんを選びました。女性特有の職業を考えた時に、キャバクラよりは芸姑さんかなと(笑)」と芸姑を選んだ理由を説明し、実際にお座敷に通って芸姑の所作を学んだそうだが、「本当に所作が素晴らしくて、女将さんたちの所作は1日2日じゃ身につかないですね。すぐに出来るものではないと感じました」と反省の弁も。とは言うものの、芸姑の所作には感動を覚えたらしく、「首や手の角度、お客様に対して話しかけるポジションみたいなものが、自然に形として出来上がっていました。女性特有の所作だったり、美しさがすごく感じられたし、それを間近で見れてよかったですね」と刺激を受けた様子だった。
2018年08月27日二階堂ふみとGACKTをW主演に迎えた、魔夜峰央原作映画『翔んで埼玉』の公開日が、来年2月22日(金)に決定。併せてティザービジュアルと特報映像が到着した。二階堂さんが初の男性役、GACKTさんが高校生役を演じるという、まさかの配役に大きな注目が集まっている本作だが、今回公開された本編映像初解禁となる特報では、某洋画大作を彷彿とさせるスケール感のある映像からスタート。しかし、後半では埼玉県人をディスるセリフが続き、「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」というセリフまで飛び出す!そして注目なのが、映像ラストのシーン。同原作者の舞台・映画版「パタリロ!」にて主演を務めた個性派俳優・加藤諒が登場。ひどい扱いを受けながらも、東京で働くことを夢見る“埼玉県人役”として本作に出演していることが明らかに。また併せて公開されたティザービジュアルは、どこか神々しい絵画のようなデザインに。本作は埼玉をディスる描写が多いため、壇ノ浦百美(二階堂さん)と麻実麗(GACKTさん)が人口730万人の埼玉の皆様へ向け、「埼玉の皆様、映画化してゴメンなさい」と謝罪する、お詫びの気持ちを込めた一枚となっている。ほかの出演者やそのビジュアルがどのようになっているのか、今後の情報にも注目だ。『翔んで埼玉』は2019年2月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:翔んで埼玉 2019年2月22日より全国にて公開©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
2018年08月17日加藤ローサ(33)が7月31日にコミックシーモア新CM「We Loveコミック」発表会へ出席したと、各スポーツ紙が報じた。加藤が公の場に登場するのは約4年ぶり。「こどもも割と手から離れて来た。自分の時間もできてきた」との発言からも、ママライフの充実ぶりがうかがえる。加藤は11年6月にサッカー元日本代表の松井大輔(37)選手と電撃婚を発表。その直後、松井選手がフランス1部リーグ「ディジョン」に所属していたためにフランスへ。出産も現地で行っている。「加藤さんはフランス語がまったくできなかったそうで、出産は常に不安がつきまとっていたそうです。さらに初産は難産で、出産以降も松井選手の都合でいくつもの国を転々。慣れない環境での育児は、想像以上に堪えたようです。ただそうした波乱続きの生活だったからこそ、今では『怖いものなし!』のママになったそうです」(スポーツ紙記者)加藤は現在二児の母で、本格的な芸能活動はしていない。しかしInstagramのフォロワー数は55,000人以上。飾ることのないママライフを投稿し、共感を呼んでいる。「その愛らしさからほんわかとしたママぶりを想像しますが、加藤さんのお子さんは2人とも男の子。家庭では兄弟ケンカが絶えないようで、喉が枯れるまで叱りつけることもあるそうです。2人とも元気すぎるくらいで、加藤さんもノーメイクでいっしょに外を駆け回ることも。自分自身も『肝っ玉母ちゃん』と豪語しています」(前出・スポーツ紙記者)その経験を活かし、ママタレとしての活躍にも期待したい!
2018年08月01日「NEWS」加藤シゲアキが主演する7月期の新日曜ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」。この度、“ゲームの挑戦者”として、間宮祥太朗、小関裕太、加藤諒、岡山天音、杉野遥亮、ケンドーコバヤシらの出演が決定。それぞれキャスト陣からコメントも到着した。ドラマは、「カイジ」などでお馴染みの福本伸行による人気コミック「賭博覇王伝零」の実写化作品。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、賞金1000億円を巡り、挑戦者たちによる「命」をかけた壮絶なサバイバルゲームが繰り広げられる。■サバイバルゲームの参加者は…すでにその壮絶なサバイバルゲームの参加者、宇海零役を加藤さんが演じることが発表されているが、今回新たに、ゲームに参加する挑戦者役として、間宮祥太朗(末崎セイギ役)、小関裕太(氷川ユウキ役)、岡山天音(佐島ヒロシ役)、杉野遥亮(早乙女スナオ役)といま注目の若手イケメン俳優。また、『金メダル男』「僕たちがやりました」などCMやドラマにひっぱりだことなっている個性派俳優の加藤諒(真鍋チカラ役)。そしてお笑いタレントでドラマや吹き替えなどマルチに活躍するケンドーコバヤシ(末崎サクラ役)が決定。「セイギという役の人生を背負って、皆さんをハラハラドキドキさせたい」という間宮さんは、「セイギは自分の信念を持っている男で、零と、どう絡んでいくのかも見どころになると思います」とアピール。「クールで頭脳派」だと自身のキャラクターを説明する小関さんは、「視聴者の皆さんに、ドキドキしてもらえるようなドラマにできるよう頑張ります」と言い、岡山さんと杉野さんも「濃い共演者の方々に負けないように僕も頑張りたいですし、楽しんで撮影していきたいです」(岡山さん)、「“バカかわいい”を目指したいです(笑)」(杉野さん)とそれぞれ意気込み。また、加藤諒さんは「一週間の最後の楽しみになる作品となるように頑張っていきますので、ぜひご期待ください!」とメッセージを寄せ、「間宮君は、前々から他人とは思えなかったです。どこかで血がつながっていると思います(笑)」とジョークを飛ばすケンドーコバヤシさんも、「唯一、ちょっと一息つけるキャラクターではあるので、『癒し』の存在になれれば」と話している。■実力派が脇を固める!さらに、ゲームの主催者であり、総資産100兆円を超える在全グループの会長・在全無量役には梅沢富美男。「ヒーローものの『悪の総統』みたいな役を、ずっとやりたいと思っていた」と話す梅沢さんは、「やっときたか!という感じ」と待っていた役柄だと言い、「挑戦者たちを思う存分いじめ抜いて、視聴者に嫌われたら本望です」とコメント。また、彼の右腕でゲームの進行を担当する後藤峰子役には小池栄子。原作では後藤利根雄という男性が登場するが、本ドラマにおいては、性別が女性に変更されている。小池さんは「こういう役をいただいて、私も男性を転がす立場になったんだなと(笑)」語り、「ものすごく興奮するドラマになると思いますし、視聴者の方には思わず声を出してしまうくらい、ヒリヒリした気持ちで楽しんでいただけたらうれしい」とメッセージを寄せている。「ゼロ 一獲千金ゲーム」は7月15日より毎週日曜日22時~日本テレビ系にて放送(初回30分拡大)。※2話以降、22時30分~放送(cinemacafe.net)
2018年06月12日「NEWS」加藤シゲアキが主演する、7月スタートの新日曜ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」が先日クランクインを迎え、加藤さんが初日の感想を語った。本作は、「カイジ」「アカギ」などで知られる福本伸行の人気コミック「賭博覇王伝零」が原作。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、そこで挑戦者たちによる「命」をかけた壮絶なサバイバルゲームが繰り広げられる。加藤さんが演じるのは、そのサバイバルゲームに参加する宇海零。町の進学塾の非正規教員だが、その正体は現代社会の中で苦しむ弱者たちを救う「義賊」という裏社会のヒーロー。うだつのあがらない風貌に身を隠しながらも、自分が勝つことより他人が負けないことを選ぶ、ひとりの天才勝負師という役どころだ。今回迎えたクランクインでは、宇海零が勤務する進学塾のシーンから撮影がスタート。特進クラスという未来のエリートであるスーパー小学生相手に、数式の教鞭を取った加藤さん。「時をかける少女」など、先生役はこれまでもあったが、小学生の先生役は初めてとのこと。「命」をかけたサバイバルゲームがメインとなる今作だが、初日の撮影現場は終始和やかなムードに包まれていた。緊張感はあったものの、主演を務めた24時間テレビのドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」と同じスタッフが多かったため、「すごくリラックスして臨めた」と感想を語った加藤さん。また、これまでの先生役の経験から、「教壇からの“あの景色”もだんだん見慣れてきました(笑)」と言い、「小学生を教えたのは初めてだったと思いますが、みんなかわいらしく、初々しかったです。僕もこれくらいのときに、こういう生徒役をやっていたなと思い出して、懐かしく思うところもたくさんありました」とコメント。さらに、出演決定時は「自分にしかできないゼロを作り上げたい」と意気込んでいた加藤さん。「今日は、温和な表情の『表の顔』の撮影でしたが、今後、監督やスタッフの方々と話し合いながら、これから続く『裏の顔』も演じ分けていけたらと思っています。ここから、宇海零というキャラクターをどう魅力的にしていけるか、考えていければと思っています」と話している。「ゼロ 一獲千金ゲーム」は7月より毎週日曜日、日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月31日ヤクザや闇金、半グレ…、いまや裏社会をテーマに据えたアングラな世界を生きる男たちを描いたアウトロー映画は、邦画の1ジャンルとして定着している。古くは東映ヤクザ路線に代表される、荒っぽい生き様を扱った『仁義なき戦い』や『トラック野郎』などの系譜で、“悪いヤツほどカッコいい”「悪漢」主人公への憧れを抱いた方も多いかもしれない。そんなアウトロー映画が、特に今年はイケメン注目俳優を迎えて次々に公開される。そこで今回は、特に不良感度が高い次の3作品をピックアップ。昨今、“無菌映画”ばかりの日本映画界。この3作品で、ハードボイルドな闇の匂いを感じてみてはいかが?■大谷亮平、映画初主演!『ゼニガタ』5月26日(土)公開表向きは居酒屋経営者、しかし裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ。苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く物語。主演を務めるのは、本作が映画初主演の大谷亮平。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)で見せた優しいイメージや、今クールの注目ドラマ「ラブリラン」の“ワイルド甘々男子”から一転、表向きは居酒屋経営者、超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金業者役を熱演する。彼の元には、パンチ一発1万円で用心棒を請け負う元ボクサー、地方でくすぶるキャバクラ嬢や半グレ、ヤクザなど、銭の魔力に取り付かれたアウトローな連中たちがやってくる。債務者には、実力派女優が2人。ブランド狂いのキャバ嬢を同じく「ラブリラン」や『ヒメアノ~ル』の佐津川愛美、無計画な脱サラ農家を「警視庁・捜査一課長」『花宵道中』の安達祐実が演じる。そのほか、小林且弥、田中俊介、升毅、渋川清彦ら骨太アクターが作品を盛り立てる。返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命は!?■役所広司&松坂桃李&江口洋介ら共演『孤狼の血』5月12日(金)公開『孤狼の血』は、広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説×仁義なき戦い」と評された柚月裕子の同名小説を役所広司・主演で実写映画化。メガホンを取るのは、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督。そのほか、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介ら豪華キャストが脇を固め、東映のお家芸ともいえる悪漢ハードボイルド作品を、いまの日本に送り出す。昭和63年、広島の呉原では暴力団組織が街を牛耳り、新勢力である広島の巨大組織・五十子会系「加古村組」と地元の「尾谷組」がにらみ合っていた。ある日、加古村組の関連企業の社員が行方不明に。役所さん扮するベテラン刑事・大上章吾巡査部長は、そこに殺人事件の匂いをかぎ取り、捜査に乗り出すが…。■高杉真宙×加藤諒×渡辺大知『ギャングース』今秋公開未成年犯罪者への取材をもとに裏社会の実態を描いた、ルポライター・鈴木大介による同名人気コミックを実写映画化した『ギャングース』。「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」『虹色デイズ』の高杉真宙、実写化『パタリロ!』の加藤諒、『勝手にふるえてろ』の渡辺大知がトリプル主演を務め、『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』の入江悠監督がメガホンを取る。青春期のほとんどを少年院で過ごし、社会から見放されたサイケ、カズキ、タケオは裏稼業や悪徳業種の収益金を狙う「タタキ」(窃盗、強盗)稼業に手を染める。暴力団排除条例で締め付けが厳しくなった裏社会を、3人はどう生き残るのか?裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として知られている本作。旬の若手俳優たちが、これまでは演じたことのないキャラクターでどんな闇に染まっていくのか注目だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会ギャングース 2018年秋、全国にて公開ⓒ 肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年05月06日2.5次元ミュージカル(=2.5D)の認知度をさらに広める活動をする「2.5Dアンバサダー」の就任発表会が行われ、2018年度の2.5Dアンバサダーに決定した須賀健太と、一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会代表理事・松田誠が登壇した。【チケット情報はこちら】自身もハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」と2.5D作品に出演しながら、テレビや映画でも長年活躍し、幅広い層に親しまれる須賀は「“架け橋になれる”という部分で今回、起用していただけたのかなと思っています」と語り、松田も「須賀さんは長く芸能の第一戦で活躍されているし、テレビドラマや映画に出ている方が2.5D作品をやっている意味はすごくあると思っています」とコメント。須賀は「もともと2.5Dを知っている方にはより深く、知らない方には新しく、魅力を知っていただける1年間にしていきたいと思います!」と意気込みを述べた。この日お披露目された、白衣のビジュアルについては「僕が博士になって、一緒に2.5Dを研究していくコンセプト」と説明し、「このビジュアルが1年通して使われるということで、撮影の前日は緊張してました!」とエピソードも。そんな“2.5D博士”須賀が出演する2.5Dオフィシャル番組「What’s 2.5D?」(「GYAO!」にて無料配信)も配信決定。毎月25日「2.5Dの日」に配信されるといい、須賀がゲストの話を聞く『健太ラボ。』や、人気公演のキャストの素顔に迫る『すっぴんキャスト。』などのコーナーを予定しているという。初回収録を振り返り須賀は「ゲストからお話を聞くのは新鮮でした。特に鈴木拡樹さんは2.5Dで長く活躍されている方なので、話していて僕自身も有意義な時間でした」と感想を語り、松田も「トークを回すのがすごくうまいんですよ!番組を見てください、めちゃくちゃうまいです!」と絶賛した。番組で使われる「2.5Dとは?」のパネルに須賀が書いたのは、「夢の場所!!」。その心は「原作ファンを“夢の場所”に連れていくということに大きな意味があり、出演者としてはその“夢”の時間をどう過ごしていただけるかを日々試行錯誤しつくっていくのが2.5D作品だと思っています。それと今は若い役者にとっては2.5D作品に出ることも、ひとつの“夢”になっている。そのふたつの意味を込めて書きました」最後に須賀は「初代の加藤諒さんの想いを引き継ぎながら、さらに広く多くの方に2.5Dの魅力を知っていただけるように全身全霊全力で邁進していきたいと思います!」と挨拶し、発表会を後にした。直近の2.5D注目作品は、須賀も出演するハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“はじまりの巨人”(4月28日(土)から東京・日本青年館他全国五都市にて)、人気劇団ヨーロッパ企画と部活系《競技クイズ》コミックがコラボレーションした「ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE」(5月4日(金・祝)東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて)など。そのほか公演の詳細は下記関連リンクを参照。
2018年04月19日「モーニング」(講談社)で連載された人気漫画「ギャングース」が、高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)のトリプル主演で実写化。この度、新たにMIYAVI、金子ノブアキ、篠田麻里子、林遣都といった個性的な俳優陣が加わることが明らかとなった。■アウトローな役を演じるキャスト発表今回、追加キャストとして明らかとなったのは、MIYAVI、金子ノブアキ、篠田麻里子、林遣都、山本舞香、伊東蒼、斉藤祥太、斉藤慶太、般若、勝矢、といった超個性的なキャラクターたち。ヤクザ組織などに属さない“半グレ”系アウトローで構成される犯罪営利組織“六龍天”のトップに君臨する安達役を、世界的な活躍で知られるギタリストMIYAVIが演じ、暴力的で不気味さに満ちた役を熱演。さらに、詐欺組織の番頭として安達の下で複数の店舗を統括する加藤役を、アーティストの枠を超え俳優としても数々の作品に出演している金子ノブアキが演じる。劣悪な環境から拾ってくれた安達に従順ながらも、反抗心を併せ持つ複雑な役を見事に演じている。そして、加藤の部下であり恋人でもあるアゲハ役には、入江監督作品『ビジランテ』での熱演も記憶に新しい篠田麻里子。サイケ(高杉真宙)たちが頼りにしている情報屋の高田役をクールに演じるのは林遣都。サイケたちの味方になるキャバクラ嬢ユキ役を山本舞香、住む家のない少女ヒカリ役に伊東蒼、詐欺組織の用心棒的存在である海老名兄弟役には斉藤祥太&斉藤慶太、そして詐欺店舗店長の班目役に『ビジランテ』に続く入江監督作品の出演となる般若、安達への復讐に燃える川合役に勝矢と、多彩な俳優陣が豪華勢揃いとなっている。■映画オリジナルのキャラクターも登場!?サイケたちの窃盗団(高杉真宙、加藤諒、渡辺大知が演じる)と半グレ組織の頂点である六龍天との激突は、原作漫画の中でもファンに大きなインパクトを残した。この映画化では一部キャラクターの設定が再構築され、さらに、映画オリジナルのキャラクターも多数登場。原作の緊張感はそのままに、サイケたちそれぞれの決意とその泥臭い生きざまを鮮烈に描き出している。冒頭に毎回登場する<この漫画は実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立てて下さい>という注意書きの通り、裏社会の実態をリアルに描いた実写版『ギャングース』。闇が渦巻くブラックな世界観にどっぷりとハマってみてはいかがだろう?『ギャングース』は2018年秋より全国にて公開予定。(山本愛理)■関連作品:ギャングース 2018年秋、全国にて公開ⓒ 肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年04月11日芸能プロダクション「キューブ」所属若手俳優のサポーターズクラブ「C.I.A.」のファンイベント、C.I.A.presents「春のファン祭り」が3月26日(月)、代々木・山野ホールで開催された。C.I.A.とは“Cube Infinity Artists”の略で、“無限の可能性を持つアーティスト”という願いから名付けられた10代から20代の若手俳優からなる合同組織。今回のイベントには川原一馬、加藤諒、冨森ジャスティン、坂口涼太郎、金井成大、永田崇人、井阪郁巳、阿久津仁愛らメンバーが出演した。フロントステージとセンターステージが設けられた会場には、平日にも関わらず多くのファンが駆けつけた。オープニングは黒いタイトスーツに身を包んだキャストによるダンス。そこへ客席から現れた永田がセンターステージに飛び入り、ソロパートから片手バク転を決めると、客席からは大きな歓声が起こった。その後、加藤と坂口によるキレのあるシンクロダンスから、川原、井阪、阿久津をはじめとするメンバーのダンスへと続き、最後は全員でダンス。その端々からはファンを楽しませたいという想いが伝わってくる。それぞれの俳優活動で普段はスケジュールがバラバラのメンバーだが、この日に向けて練習を重ね、それぞれの持ち味が生かされた見事なダンスパフォーマンスを仕上げてきた。ダンスの途中にフォトタイムが設けられるというファンには嬉しいサービスも。出演者によるダンスのあとは、メンバーが4チームに分かれて勝敗を競う対抗ゲーム企画に。最初のゲームは、“借り物”ならぬ“借り人競争”。「ピンクのものを持っている人」「カバンにおにぎりかパンが入っている人」といったお題が出題され、C.I.A.メンバーが客席から該当するファンを探し出し、ふたり一緒にステージにあがって司会のU.K.(楠 雄二朗)がそれを判定していくというファン参加型企画だ。お題が出されると、客席からは沢山の手が挙がり、会場中を走り回るメンバーと協力的な客席で、会場内の距離は一気に縮まった。次に行われたジェスチャーゲームでは身振り、手振り、顔芸を駆使し、なかなか難しそうなお題にも即座に対応していくという俳優ならではの表現力をそれぞれが発揮。爆笑の渦に包まれてゲームは終了した。そのほかハイタッチ会など、ファンと近しい距離で交流できる企画も行われ、“無限の可能性を秘めている俳優たち”のさらなる可能性を感じられるイベントとなった。また、イベントでは今後の「C.I.A.」の活動として、8月20日(月)東京・CBGKシブゲキ!!での「夏のファン祭り(仮)」、12月29日(土)には東京・品川インターシティホールにて初のライブショーとなる「SUPER LIVE(仮)」が予定されていることも発表された。
2018年03月30日お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が9日、都内で行われたGYAO!オリジナル番組『ニュースな女子大生と加藤浩次』(3月27日より毎週火曜更新で配信)の合同取材会に、大学ミスコン出場者で構成されるユニット・キャンパスクイーンとともに出席した。同番組は、キャンパスクイーンが世の中の気になる情報をリサーチし、スタジオで加藤が評価を下だしていく情報バラエティー番組。この日、21名もの美女に囲まれて収録を行った感想を聞かれた加藤は「今度、娘が17(歳)になるから、娘と喋っているみたいですよね」と笑顔を見せ、「ビックリしたのが、みんなちゃんとしているなって思いました。僕らの時代はもっとダメなやつが多かったですよ(笑)。優秀な世代だと思います」と感心していた。しかし、物足りなかった部分もあったようで「もうちょっとバカなやつがいてほしかった(笑)」とコメントして笑いを誘い、「ここからは、本心はどう思っているのかというのを、僕が聞いていければなと思いますね。この番組を見たら『へー!』って、この世代の子ってそんなこと考えているんだって勉強できるような形にしていきたいですね。だから本音は必要だなと思います」と番組の未来を展望した。そんな加藤と共演した感想を聞かれると、慶応義塾大学4年の結城モエは「加藤さんは多岐に渡ってお仕事をされている方なので、博学というかいろんなことを深く知っていらっしゃって、私たち一人ひとりのプレゼンが中途半端だったり、生半可な感じで立ち向かっちゃうと、完全にやられるなと思いました」と語り、「もっと準備して、ディープなところの話を膨らませていって、そこを見て楽しんでもらえたらいいのかなって思いました」と目を輝かせた。さらに、今後どんな番組にしていきたいか聞かれると、慶応義塾大学4年の篠原かをりは「女子がいっぱい集まると、腹の探り合いから始まるなって思いました。みんな『友だちが…』ってしか言わないんですよ」と苦言を呈し、「その『私は違うけど友だちが…』っていう逃げをなくした、本気の殴り合いをしたいです。最終的にみんなが"ここでは話していいんだ"という空気を率先して作っていけたらいいかなって思います」と意気込むと、加藤から「わかってるねえ!」と絶賛された。また、番組のPRコメントを求められた加藤は「僕らの世代は『オールナイトフジ』などで女子大生ブームを経ていて、そのイメージが女子大生と思っていたんだけど、また違った女子大生に完全になっているなって思いました」と吐露し、「新たな時代の女子大生ブームがここから始まる可能性があるので、皆さんぜひご覧ください」とアピールした。
2018年03月23日主演の「Hey! Say! JUMP」山田涼介をはじめ、波瑠、小澤征悦がエリート3兄弟に扮し、家族にふりかかるトラブルのみを全力で解決する現在放送中のドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」。この度、先日ドラマの撮影が無事クランクアップを迎え、キャスト陣からのコメントが到着した。昨年12月に始まり、3か月強続いた本作撮影の最終日は、慣れ親しんだ北沢家のリビングセットで行われていた。秀作(山田さん)、知晶(波瑠さん)、博文(小澤さん)の北沢家の3兄弟と父・泰蔵(中村梅雀)、執事コンビ楠木松也(千葉雄大)と小岩井凛治(浅野和之)に加え、秀作の後輩の尾関光希(小瀧望)、恋人の池江里子(恒松祐里)、怪しいクリーニング屋の手毛綱美鎖夫(児嶋一哉)まで、主要キャストが勢ぞろいするシーンに。そしてついに、最後のカットが終わり「OK!」の声がかかると、主演の山田さんから波瑠さんほかキャストそれぞれに花束が手渡された。波瑠さんは「このおかしな家族の一員になれたのが今回すごく嬉しかったです。この家族の中で、頑張る秀作を間近で見守れて、幸せな3か月だったと思います」とふり返り、小澤さんも「今回、この作品に参加できて嬉しかったです。僕の役は北沢家の中の起爆剤のようなもので、演じる役者としてもとても勉強になりました。これを糧に今後とも頑張っていきたいと思っております」とコメント。ほかにも、「個性豊かなキャラクターたちの中で、自分は自分なりの個性を出せたのかな?と思いますが、また皆さんとご一緒できるようにさらに頑張りますので、よろしくお願いします!」(小瀧望)、「刺青が入っているということが分かってから、すごく悪い人なんじゃないかとか、実は黒幕なんじゃないかとか色々言われていたんですけど、かわいい感じで終ってすごく良かったです。この前髪にもやっと慣れてきた頃でお別れかと思うと、すごく寂しいです」(千葉雄大)。「私は最近、学生の役が多くて、同じ年頃の方と仕事をさせていただくことが多かったですけど、今回は、大人の先輩の俳優の方々とご一緒させていただいて沢山勉強になりました」(恒松祐里)、「(山田さんや小澤さんからの)楽屋でのいじりが多くて、そっちの方が大変でした」(児嶋一哉)、「(楠木役の千葉さんに)この変な家族に対して、僕ら執事2人はよく頑張りましたよね?私が演じた小岩井と楠木の2人合わせて、『メェ~ひつじ(名執事)』(笑)」(浅野和之)、「(『もみ消して冬』が終わるが)まだ、『春、夏、秋』が残っておりますね。一体、どうなりますでしょうか?」(中村梅雀)と、それぞれひとことずつ述べた。そして、プロデューサーから花束を渡され目を潤ませた山田さんは、「ここまで本格的なコメディドラマに挑戦するのが初めてだったので不安もありましたが、多彩なキャストの皆様に囲まれながらお芝居ができて、沢山吸収することがありました」とふり返り、「本当に、皆様に支えられて、この3か月を乗り切ることができました。色んな意味でこれだけハラハラドキドキする現場も無かったんじゃないでしょうか。この作品に出会えたことが今後の自分にとって大切な1ページになったと思います」とコメント。また、「僕のかわいい後輩である小瀧と、一緒に同じ作品に出るというなかなかない機会を作ってくれたことに感謝しております。ぜひ、またご一緒する機会がありましたら、2人ともかわいがっていただけたら幸いです」と続けた。今夜放送の最終回では、秀作と吉田邦夫(加藤諒)の入れ変わり生活は続き、北沢家では邦夫が幸運の使者のごとく、続けていいニュースが舞い込む。一方、秀作も些細なことで感謝を口にしてくれる吉田家で、パティシエになる将来も見据え、幸せをかみしめていた。2人はこのままでいようと意見が一致、泰蔵も戸籍を入れ替える準備を考え始める。納得できない尾関は秀作を説得するが、相手にされない。そんな中、またもや北沢家にもみ消しが必要な事件が起こる――。「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」最終回は3月17日(土)22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月17日魔夜峰央の人気ギャグマンガを原作にした舞台「パタリロ!」★スターダスト計画★が3月15日に開幕。それに先がけ初日会見と公開ゲネプロが行われ、会見には主演の加藤諒、青木玄徳、佐奈宏紀、脚本の池田テツヒロ、演出の小林顕作、そして魔夜峰央が登壇した。【チケット情報はこちら】舞台「パタリロ!」シリーズ第2弾となる本作。会見では、原作者である魔夜が「前作がとにかくむちゃくちゃ面白かったですから。今作それを上回ることは間違いない」と太鼓判を押す。今作で描かれる、原作でも人気の高いエピソードについて池田は「かなり泣けるお話ですし、原作を知らない方でも楽しんでもらえるはず」と自信をのぞかせた。初演に引き続きギャグマンガである原作の独特の世界観を見事に再現した小林は「1番稽古しているのは“間”。どうでもいいようなギャグばかり稽古してみんなを困らせています(笑)」とエピソードを披露した。初演から主人公・パタリロを演じ、魔夜にも「パタリロを演じられるのは諒くんしかいない」と言われた加藤は「いろんな人たちを巻き込んでいくお芝居を顕作さんから伝授していただきました。キャストも観客も巻き込むようなお芝居ができたら」、バンコラン役の青木は「2作目ということで少しのプレッシャーはあったのですが、稽古場でいつものメンツとさらに増えたキャストやスタッフの皆さんと、力を合わせて面白いものがつくれたと思います」、マライヒ役の佐奈は「今作はストーリーが動くのですが、そんなの全然どうでもいいっていうか、関係ないって感じで、僕はただただバンコランのためだけに生きようと思っています!」とそれぞれコメント。さらに会見後は、この秋の映画化が発表され、タマネギ部隊らと共ににぎやかにお祝いした。抜群のギャグセンスとダンス、歌でみせる耽美な世界はそのままに、今作はよりストーリー性の高い内容に。ロビー少尉(三津谷亮)がやさしく「♪Fly me to the Moon」と口ずさむシーンから始まる物語は、ときに切ないエピソードも描かれ、初めてみせるパタリロの姿も。それと同時にビョルン&アンドレセン(小林亮太)の強烈なキャラに、前作から一歩進んだバンコランとマライヒの関係性、タマネギ部隊11号(石田隼)がロビー少尉の前でみせるオフの一面、今回も大活躍の魔夜メンズ、突然挟まれる白泉社(原作の出版社)ネタ、そして本作ならではの楽曲&ダンスの数々と、ギャグとシリアスを高速移動するように展開し、あっという間にラストまで連れていかれる。このとにかく濃厚な時間をぜひ体感して!公演は、3月25日(日)まで東京・天王洲銀河劇場、3月30日(金)から4月1日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。(C)魔夜峰央/白泉社取材・文:中川實穂
2018年03月16日魔夜峰央の同名ギャグマンガの舞台化第2弾新作公演、舞台「パタリロ!」★スターダスト計画★が3月15日(木)に開幕する。その稽古場に潜入した。舞台「パタリロ!」★スターダスト計画★ チケット情報マリネラ王国国王のパタリロが巻き起こす騒動を描く本作。第2弾となる今回は、ビョルン&アンドレセン(小林亮太)やロビー少尉(三津谷亮)が登場する人気エピソードを基にしたストーリーとなる。キャストは、パタリロ役の加藤諒、バンコラン役の青木玄徳、マライヒ役の佐奈宏紀ら初演キャストに加え、小林亮太と三津谷亮、蒼木陣、富岡晃一郎が初参加。初演に続き脚本は池田テツヒロ、演出は小林顕作が務める。稽古場に入ると、パタリロとタマネギ部隊のかけ合いをつくっている最中だった。漫画のシーンが思い浮かぶコミカルな芝居に、演出の小林(顕作)はときに大笑いしながらも、台詞に合わせたポーズをつけたり、動きのリズムを整えたり、タイミングを調整したり…。細部にこそ徹底的に演出をつける姿が印象的だ。稽古は、シーンを通すたびに笑いが生まれる和やかで自由な雰囲気。中でも加藤の濃い芝居に小林(顕作)やキャストが吹き出し、小声でツッコむ姿がよく見られ、その空気もパタリロの愛らしくクレイジーなキャラをのびのびと育てているように感じた。また、初演で恋が始まったバンコランとマライヒは、今作では一歩進んだ関係に。力関係が若干変わった(!)新たなふたりが楽しめそうだ。稽古中、バンコランの歌&ダンスを見学しながらマライヒ役の佐奈が踊る様子にも、ふたりならではの関係性が感じられる。この空気感はそのまま舞台で堪能できるはず。初演でも好評だった音楽は、今作のための新曲もたっぷり。例えばビョルンの登場シーンなどは、自信過剰な美少年キャラ満載の歌&加藤をはじめとしたダンスが楽しい。楽曲により、原作を知らずともすぐにキャラクターが掴めるのも魅力だ。休憩中に三津谷が歌うと小林(亮太)と佐奈がハモり始める場面も見られた。美しいハーモニーが楽しめそう!全員同じビジュアルで登場するタマネギ部隊も、今作では一人ひとりのキャラが初演より濃厚に。「パタリロ!」で最もシリアスと言われるロビー少尉にまつわる物語にも大きく絡むので、その活躍にも期待してほしい。さらに、魔夜メンズ(魔夜峰央の世界観すべてを表現するスペシャルエキストラ)のスゴさも健在!あらゆるシーンで絶妙な存在感を放ち笑いを生んでいた。小林(顕作)は魔夜メンズの笑いに特に熱く指示を出していたので、そこもぜひ注目して。公演は3月15日(木)から25日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、3月30日(金)から4月1日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:中川實穂
2018年03月09日主演の山田涼介、共演の波瑠、小澤征悦が演じるエリート3兄弟が、家族にふりかかるトラブルのみを全力で解決する“どコメディ”ホームドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」。先ほど第8話が放送終了し、来週3月10日(土)放送の第9話の内容が一部明らかになり、個性派俳優の加藤諒が登場することが分かった。これまで紆余曲折がありながらも、結果として恋人を手に入れ、家族からの信頼も勝ち得たように見えた、山田さん演じる主人公・秀作。しかし第9話、最大の転機が訪れる!秀作を付け狙う謎の男(加藤諒)、その正体は吉田邦夫25歳。なんと、秀作と同じ日に同じ病院で生まれ、取り違えられた北沢家の本当の次男だというのだ!信じない秀作にDNA鑑定の証拠を見せる邦夫。3歳のときに発覚し、両家で話し合いの上そのままになったという。やがて吉田家からの提案で、秀作と邦夫はお試しで1週間入れ替わり、お互いの家で生活することになるが…というあらすじ。秀作と、秀作と取り違えられた男・邦夫、見た目はかなり対照的な2人だが、果たしてこの2人の入れ替わりは上手くいくのか?秀作は北沢家を捨ててしまうのか、はたまた捨てられるのか――?「僕たちがやりました」、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」などドラマやバラエティ番組に引っ張りだことなっている個性派俳優・加藤さんが本作で演じるのは、秀作と取り違えられた男・邦夫。今回のオファーに加藤さんは「最初、役柄を聞いて僕でいいんだろうか、と思いました。すごく重要な役ですし、山田さんと僕が取り違えられていたという設定は、ギャップがありすぎて(笑)」と最初は困惑したそう。もしも実際に山田さん・加藤さんにそれぞれ入れ替わるとしたら?という問いかけには、「やはり、スーパーアイドルっていうのには憧れがありますね。元々、僕自身ダンスがすごい好きで、Hey! Say! JUMPさんの振り付けも大好きなので、Hey! Say! JUMPさんのライブに出て、東京ドームに立ってみたいです」(加藤さん)、「あの天真爛漫な感じで人と接してみたいです。誰とでも打ち解けるのが早い印象があって、自分はあまりそういうところが得意ではないので…羨ましいです」(山田さん)とコメント。また、もし誰かと入れ替わるとしたら?“鳥”と答えた山田さんは、「自由に空を飛びたい」と言い、加藤さんは「自分の人生がすごく楽しいので、自分でいいかなと」と答えた。さらにお互いについて印象を明かした2人。山田さんは「役に真摯に取り組んでくださって、本当に真面目な方という印象」と評し、一方加藤さんは最近山田さんの主演映画を観たそうで、「とても情熱的な演技をされる方だなと思っていました。実際に共演してみて、僕よりも若い方なんですが、すごい頼れる方だなと感じました」と話している。「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月03日プロサッカー選手の三浦知良、中村憲剛、内田篤人、槙野智章、プロ野球選手の西川遥輝、山崎康晃、ボクシングチャンピオンの村田諒太が侍に扮するスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」のテレビCMシリーズ「#時代を変えろ」が、19日より順次全国で放送される。同シリーズの時代設定は約150年前。出演者は時代の風潮を描写した志士や商人、ペリー提督などに扮して登場し、新時代の幕開けを象徴する黒船来航を現代風に描いたような、時代を切り拓くストーリーとなっている。アスリート7人に加え、お笑いトリオのロバート、サッカー解説者のセルジオ越後氏も出演する。全3編で展開され、「Episode 1:黒船」編、「Episode 2:会談」編は、J1、J2、J3リーグの2018年シーズン開幕直前の19日より全国で放送開始。続くEpisode 3は、3月に公開される。撮影では、コンセプトである明治維新を表現するために、スタジオに天守閣と大広間を作成。セットの中には、サッカーボールや野球のミット、ボクシンググローブ、ダーツの的、乗馬のおもちゃといった「DAZN」で放映されるスポーツコンテンツをほのめかす装飾が散りばめられている。アスリートたちは侍姿に扮し、日本刀を使った動きに挑戦。最初は「殺陣」の動きに戸惑う姿を見せていたが、さすがはアスリート。殺陣師の講義をしっかり聞いてすぐに動きを習得していたという。CM撮影について、槙野は「最初はちょっと恥ずかしさもあったんですが、徐々に場の空気に呑まれて、まったく違う槙野の顔を見せてしまいました」とコメント。村田は「僕の中で小学校の時から観ている三浦知良さんとご一緒させていただいたことが光栄でした。嬉しいですし、みんなと日本のスポーツ界を盛り上げていけたらと思います」と三浦との共演を喜んだ。「Episode 1:黒船」編と「Episode 2:会談」編のストーリーと動画は以下の通り。■「Episode 1:黒船」編(15秒、30秒)城内で怪しげな商談をしている将軍のロバート秋山竜次と商人のロバート山本博。城外から拡声器の音がし、家臣のロバート馬場裕之が望遠鏡を覗くと、艦長のセルジオ越後率いる「DAZN」黒船が。すると突然、志士の三浦知良、槙野智章、内田篤人が続々と集まり、戸惑う将軍たち。■「Episode 2:会談」編(15秒、30秒)城内大広間で艦長と将軍が会談。艦長のセルジオ越後がスマホ片手に「DAZN」について話す。怒りだす将軍のロバート秋山、それに反論する志士たち。戸を開けると光が射し込み、朝日の光の強さに目をつぶす将軍。
2018年02月15日高杉真宙、加藤諒、「黒猫チェルシー」渡辺大知がトリプル主演を務める入江悠監督作『ギャングース』。肥谷圭介・鈴木大介の同名コミックを映画化する本作から、この度、3人の劇中ビジュアルが初公開された。社会に見放され最底辺の生き方をする少年たちの生き様を、原作に劣らずリアルに描く本作で高杉さん、加藤さん、渡辺さんの3人が挑んだのは、超個性的なキャラクターたち。クランクアップは2月下旬を予定しており、現在撮影中だという本作から到着したのは、3人の劇中ビジュアル。窃盗団の作戦立案担当で、ロン毛の直毛と鋭い眼光が印象的なサイケ役の高杉さんは、今回いままでにない“汚いロン毛”と“細眉”を披露。また、工具に関する秀でた見識を持ち、剃り込み×モヒカン頭の太っちょ眼鏡のカズキ役を演じる加藤さんは、人生初のモヒカンに挑戦。さらに、窃盗団の車両担当で極限状態になるとキャラクターが豹変する怪力巨人の坊主タケオ役の渡辺さんは、初の金髪ヘア、眉毛なしに。まさに漫画から抜け出してきたかのような変身ぶりだ。『ギャングース』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月14日俳優の高杉真宙、加藤諒、渡辺大知がトリプル主演を務める映画『ギャングース』(2018年秋公開)の劇中ビジュアルが14日、明らかになった。同作は肥谷圭介・鈴木大介による同名漫画を実写映画化。青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉)・カズキ(加藤)・タケオ(渡辺)の3人が、犯罪者だけをターゲットにした"タタキ#(窃盗、強盗)稼業で後戻り不能な領域に踏み込んでいく。原作でも個性的なビジュアルが特徴的な3人だが、実写映画でも忠実に再現。高杉は、今までにない長髪と細眉で窃盗団の作戦立案担当のサイケを演じた。また、工具に詳しいカズキ役の加藤は人生初のモヒカンに。窃盗団の車両担当で怪力巨人の坊主タケオ役の渡辺は金髪+眉毛なしというビジュアルで、クランクイン直前にそれぞれのキャラに変身した。クランクアップは2月下旬を予定している。
2018年02月14日映画『ギャングース』が、2018年11月23日(金)、全国の劇場で公開される。同名コミックを原作に、入江悠監督が実写化に挑む。裏社会の実態をリアルに描く『ギャングース』過去に「モーニング」掲載の人気コミックだった『ギャングース』。原作は、裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として知られており、ストーリー共同制作者・鈴木大介による未成年犯罪者への取材を題材にストーリーが描かれている。また、物語の冒頭には毎度"この漫画は実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立てて下さい"というブラックユーモア溢れる注意書きが記されている。物語の主人公となるのは、少年院で共に過ごしたサイケ・カズキ・タケオ。3人は、犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返す"タタキ"稼業を開始し、裏社会でもポジティブに生き抜いていく。男の友情を描いた青春エンターテインメントを送る。高杉真宙、加藤諒、渡辺大知のトリプル主演個性溢れるメインキャラクターには、3人の若手俳優が抜擢された。窃盗団の情報収集、作戦立案担当のサイケ役には『トリガール!』『虹色デイズ』など近年映画界からオファーの絶えない俳優・高杉真宙、犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返す"タタキ"稼業をしながら生き別れた妹を追い求めるカズキ役に『火花』出演の加藤諒、窃盗団の車両担当タケオ役は、『勝手にふるえてろ』で出演だけでなく、"黒猫チェルシー"として主題歌を担当した渡辺大知が演じる。MIYAVI、金子ノブアキ、篠田麻里子ら個性派キャスト主演の3人の脇を固めるのも、個性的な俳優ばかりだ。ヤクザ組織などに属さない“半グレ”系アウトローで構成される犯罪営利組織“六龍天”のトップに君臨する安達役を、世界的な活躍で知られるギタリストMIYAVI、詐欺組織の番頭として安達の下で複数の店舗を統括する加藤役に、アーティストの枠を超え俳優としても数々の作品に出演している金子ノブアキ、加藤の部下であり恋人でもあるアゲハ役を、入江監督作品『ビジランテ』での熱演も記憶に新しい篠田麻里子が演じる。その他にも、情報屋の高田役を林遣都、サイケたちの味方になるキャバクラ嬢ユキ役を山本舞香、詐欺組織の用心棒的存在である海老名兄弟役を斉藤祥太、斉藤慶太。そして詐欺店舗店長の班目役に『ビジランテ』に続く入江監督作品の出演となる般若、安達への復讐に燃える川合役に勝矢が起用されている。髪型や眉毛も忠実に再現また、各俳優は、それぞれの原作キャラクターを忠実に再現するため、ヘアスタイルをロン毛やモヒカン、金髪に変更し、合せて眉毛も薄く剃り上げた。原作ファンを裏切らない、ビジュアルに仕上がった。入江悠監督の描く『ギャングース』監督は、『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』やオリジナル作品として話題となった『ビジランテ』を手掛けた鬼才・入江悠。原作者・鈴木大介からの熱望に応えて制作が実現された『ギャングース』だが、監督自身も取材を繰り返し、4年もの月日を費やしたという。人間の心理を巧妙に描く入江悠手掛ける『ギャングース』は、原作以上のリアルな裏社会ストーリーが期待できそうだ。主題歌はThe Gangoose「CRYBABY」主題歌は、『ギャングース』の主題歌のために結成されたユニット“The Gangoose”が歌う「CRYBABY」。タケオ役の渡辺大知による作詞・作曲・プロデュース、メインボーカルによる書き下ろし楽曲で、サイケ役の高杉真宙とカズキ役の加藤諒もコーラスで参加している。また、“The Gangoose”の正体の全容は、追って明かされる。作品情報『ギャングース』公開日:2018年11月23日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー監督:入江悠原作:肥谷圭介・鈴木大介『ギャングース』(講談社モーニング KC 所載)出演:高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)、林遣都、伊東蒼、山本舞香、芦那すみれ、勝矢、般若、菅原健、斉藤祥太、斉藤慶太、金子ノブアキ、篠田麻里子、MIYAVI製作・配給:キノフィルムズ/木下グループ■ストーリー職ナシ。学ナシ。犯罪歴アリ。生まれたときから最底辺。親から虐待され、ろくに学校にも行けず、青春期を少年院で過ごしたサイケ・カズキ・タケオ。社会に見放された少年3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、悪(犯罪者)だけをターゲットにした“タタキ”(窃盗、強盗)稼業。3人は、裏稼業・悪徳業種の収益金を狙う窃盗団を結成する。暴力団排除の機運の中、日本の裏社会に存在するヒエラルキーにも転換期が訪れ、ヤクザ組織に属さない“半グレ”系アウトローで構成される犯罪営利組織“カンパニー”の支配権を侵す。3人は後戻り不能なキケンな領域に立っていたがー。
2018年01月22日「週刊モーニング」(講談社)にて連載された漫画「ギャングース」が、『SR サイタマノラッパー』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』の入江悠がメガホンを取り、このほど映画化されることが決定。高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(「黒猫チェルシー」)をトリプル主演に迎え、今秋公開される。■ストーリー職ナシ。学ナシ。犯罪歴アリ。生まれたときから最底辺。親から虐待され、ろくに学校にも行けず、青春期を少年院で過ごしたサイケ・カズキ・タケオ。社会に見放された少年3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、悪(犯罪者)だけをターゲットにした“タタキ”(窃盗、強盗)稼業。3人は、裏稼業・悪徳業種の収益金(アガリ)を狙う窃盗団を結成する。暴力団排除の機運の中、日本の裏社会に存在するヒエラルキーにも転換期が訪れ、ヤクザ組織に属さない“半グレ”系アウトローで構成される犯罪営利組織“カンパニー”の支配権を侵す。3人は後戻り不能なキケンな領域に立っていたが――。■原作は“超実証主義漫画”原作は昨年1月連載に幕を閉じたにもかかわらず、未だ熱狂的ファンを口コミで拡大しつづけている、漫画:肥谷圭介&ストーリー共同制作:鈴木大介、原案:「家のない少年たち」(著者:鈴木大介)による同名コミック。冒頭には、毎回<この漫画は実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立てて下さい>という注意書きが付され、ストーリー共同制作の気鋭のルポライター、鈴木氏による未成年の犯罪者への取材をもとに、裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として知られている。■高杉真宙&加藤諒&渡辺大知が暴れまくる!社会に見放され、最底辺の生き方をする少年たちの生き様を、原作に劣らずリアルに描いていく本作。窃盗団の情報収集、作戦立案担当のサイケ役を演じるのは、『トリガール!』『散歩する侵略者』など昨年は6本の映画に出演し、今年も『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』『虹色デイズ』と話題作の公開が控える高杉真宙。工具に関する秀でた見識を生かして“タタキ”をしながら、生き別れた妹を追い求めるカズキ役を連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、「僕たちがやりました」などに出演、個性的なキャラで人気を博す加藤諒。窃盗団の車両担当タケオ役を、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルで、映画『勝手にふるえてろ』に出演。また、舞台での座長公演や映画監督業など活躍のフィールドをさらに広げている渡辺大知が演じる。原作を読んだ高杉さんは、いまの日本でこの世界が存在するということに驚いたと言い、「家がなく保険証もない、頼れる人がいない中で生きていくことをどこか遠い世界のように思っていた自分に疑問を持ち、いまはどんな風に演技をしようかと悩んでいる状態です。ひたすら突き詰めてリアルに、とにかくリアルにしたいと思っています」と役作りに苦戦している様子。また、剃りこみ×モヒカン頭のキャラクターで新たな役柄に挑戦する加藤さんは、「原作者の鈴木大介さんにカズキたちのモデルになった方々のお話を伺ったときに、全く違う世界の住人だと思ってた人たちが、そうではなく、僕たちと同じ日常にいる方々なんだと強く感じました。この映画を観た方にもそう感じて頂けるように、物作りが大好きな愛すべきカズキという男に血を通わせ、しっかりと演じられるように頑張ります」と意気込み、原作・脚本に感動したと言う渡辺さんは、「彼らの愛や優しさが伝わるように、自分なりに精一杯楽しくやってやろうと思います」とコメントを寄せている。そして、映画化に際して原作者・鈴木氏から熱望されて今回メガホンを取る入江監督は、「最初に企画のお話を頂いてから、取材をし、脚本を書き、また取材をし、と繰り返しているうちに、4年の時間が流れていました。社会の底で必死に生きる彼らの姿は、一寸先は闇なのにどこかキラキラ輝いて眩しく、そういう意味でこれは私にとって至上のキラキラ映画です」と語っている。『ギャングース』は2018年秋、全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ギャングース 2018年秋、全国にて公開ⓒ 肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年01月19日舞台「パタリロ!」の第2弾新作公演、舞台「パタリロ!」★スターダスト計画★が来年春に上演される。マリネラ王国国王のパタリロが巻き起こす騒動を描いた魔夜峰央の同名ギャグマンガを舞台化した本作で、パタリロを演じる加藤諒、マライヒを演じる佐奈宏紀、バンコランを演じる青木玄徳に話を聞いた。舞台「パタリロ!」★スターダスト計画★ チケット情報2016年12月に上演された第1弾から続投の3人。新作について加藤が「初演でみんなで築き上げた『パタリロ!』の世界を、今作でさらに広げていきます。前回よりもストーリー性が強くなると思うので、その辺りも楽しみです」とキッチリ語れば、美少年マライヒ役の佐奈は「僕はまあ、マライヒの他に(登場人物に)美少年?が増えるらしいので。かかってこいよって感じですけど。絶対負けないので」と発言。それを聞いて青木が大笑いするなど、和やかさに初演のカンパニーの空気の良さが滲み出る。初演に続き脚本を池田テツヒロ、演出を小林顕作が手掛ける今作。ストーリーについて「ロビー少尉が出るってことはあの話でしょ?」(加藤)「うわー!泣いちゃうよ!」(佐奈)とキャストも期待大な様子。加藤は「タイトルになっている『スターダスト計画』とともに、ロビー少尉のエピソードは原作でもすごく人気がありますし、少しシリアスなお話で。その部分をしっかりみせるためにもギャグパートをもっと面白くして、ちゃんとギャップをみせられたら」と意気込む。そんな加藤の演じる主人公・パタリロを青木は「顕作さんは僕らメインキャラクターより周りのタマネギ部隊や魔夜メンズにいっぱい演出をつけるのですが、諒くんに限っては全然違って。弟子と師匠みたいな関係性で、自分の技をどんどん諒くんに注ぎ込む顕作さんを見て『すごいな』と思ったし、ちょっと羨ましい部分もありましたね」。初演で濃厚なバンコラン&マライヒ像を披露した佐奈は「マライヒって、バンコランとの出会いで性格や考え方も変わっていくキャラクターなんですけど、それと同じように(青木が)的確に僕を変えていってくれた」、青木も「佐奈くんのマライヒには感謝しかないです。役をつくるうえでバンコランはマライヒなしには存在しないと思いました」と振り返り、今作でも「バンコランは渡さない!」(佐奈)と熱い関係がみられそうだ。青木が「前作の千秋楽でパタリロにハプニングが起きてお客さんが腹がよじれるほど笑ってたんですけど、僕、あんなにお客さんが笑ってるのを舞台上から見たことがなかったから。あれをもう一回見たい」と話し、加藤も「代表作になるようにがんばりたい」と意気込む今作。公演は2018年3月15日(木)から25日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、3月30日(金)から4月1日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。取材・文:中川實穂
2017年12月27日ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太が「2017年第50回内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞」の殊勲賞に選出され20日、都内で行われた受賞式典に出席。式典前に囲み取材に応じ、『第68回NHK紅白歌合戦』のゲスト審査員に選出されたことについて「ただただ恐縮」と話した。村田は殊勲賞受賞に「非常に光栄に思っています」と喜びつつ、「こういった賞をもらうのにふさわしいかどうかわかっていない。大それたことになってるなと恐縮するような気持ちの方が大きい」と打ち明けた。そして、「いい年でした。世界チャンピオンにもなれましたし、いろんなことが経験できた。また来年につなげていきたい」と今年を振り返り、漢字一文字で「いろいろ変わったので『変』」と表現。来年に向けて「防衛戦があるので防衛戦をこなしてもっと大きな舞台に進めるような年にできたら」と意気込みを語った。この日は、紅白のゲスト審査員に決定したことが発表されたが、「ただただ恐縮ですけど、国民的イベントなので楽しませていただきながら、もし何かお手伝いできることがあれば」と心境を告白。楽しみにしていることを聞かれると、「安室(奈美恵)さんの出場が決まり、どんな形で出るのかすごい気になっています」「Superflyさんが大好きなので生で聴けるのが楽しみです」とうれしそうに話した。殊勲賞は村田のほか、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスのデニス・サファテ投手、レーシングドライバーの佐藤琢磨が受賞した。
2017年12月20日生瀬勝久や藤木直人、いきものがかりなどが所属する芸能プロダクション“キューブ”が、次代を担う若手俳優陣による新プロジェクトをスタート。そのお披露目イベント「キューブ若手俳優サポーターズクラブ発足記念!!『キックトークイベント』」が、12月17日、東京・CBGKシブゲキ!!にて開催された。この日、計3回行われたイベントのうち、2回目には映像作品を中心に活躍中の白洲迅、バラエティでもひっぱりだこの加藤諒のほか、木戸邑弥、冨森ジャスティン、金井成大、坂口涼太郎、永田崇人、井阪郁巳の8人が登場。ステージ上にメンバーがそろうと、まずは“キューブ若手俳優サポーターズクラブ”という長過ぎるクラブ名の短い愛称が発表された。その名も「C.I.A.」。するとメンバーからは「某国に怒られませんか?(笑)」とのツッコミが。だが「CUBE Infinity Artists」の略で、“キューブ所属のアーティストが無限の可能性を持ち続ける”との思いが込められていると明かされると、加藤は「僕たちに無限の可能性を感じてくれていることが幸せです!」と感慨深げに語った。続いてのコーナーは「伝えて!察して!C.I.A.ゲーム」。出題するメンバーがお題に沿ってひとり芝居をするのだが、せりふはひと言「好きだよ」のみ。ほかのメンバーは、それがいかなるシチュエーションで発せられた「好きだよ」なのかを当てるという、各々の演技力が試されるゲームだ。まずは金井、そして冨森がチャレンジするも、ほかのメンバーを巻き込んだり、「好きだよ」以外のせりふが飛び出すなど、それぞれやりたい放題。そのようすに気後れ気味だった観客だが、坂口が高い演技力、さらにダイナミックなダンスを披露すると、一気に称賛のため息に。永田は持ち前のかわいらしさを爆発させ、井阪のボケに木戸ら先輩がツッコむ。白洲は常にマイペースを保ち、加藤は戦場を舞台にした大熱演のあと、キレッキレのダンスを披露。すると会場は大きな拍手と笑い声に包まれた。イベント終盤には、C.I.A.の今後の予定が発表された。公式サイトが同日オープンしたほか、早くも次回イベントが2018年3月26日(月)、東京・山野ホールで開催されることが決定。また井阪郁巳とこの日欠席の阿久津仁愛によるイベントも、2018年3月24日(土)・25(日)に東京カルチャーカルチャーで行われる。それぞれキャラクターの異なる彼らだけに、今後もさまざまなかたちで多くのファンを楽しませてくれそうだ。取材・文:野上瑠美子
2017年12月18日香取慎吾と山崎弘也がMCを務める人気番組「おじゃMAP!!」。11月29日(水)放送の本番組は、ゲストに加藤浩次を迎え、「加藤浩次が香取慎吾とやりたいこと」を山崎さんがディレクターとなり、色々なことを仕込み、仕切ってロケしていく模様を放送する。香取さんと“ゆっくり飲みながら話がしたい”というリクエストに、加藤さん行きつけのスナックで“本音トーク”を展開。加藤さんは「あのときは本当にうれしかった」としみじみふり返る、香取さんにずっと伝えたかった“ある思い”を語り始める…。また今回、スペシャルゲストとして2002年放送のドラマ「人にやさしく」で共演した松岡充と須賀健太がサプライズ登場!当時の映像を見ながら、いまだから話せる思い出話が続出!4人同時の久々の再会に、ドラマの裏話やマル秘恋話が飛び出したり、ドラマ主題歌を全員で熱唱したりと、大盛り上がり。さらに加藤さんから、「あるモヤモヤしたことをスッキリさせたい」と発言が。それは、2014年の「27時間テレビ」で行った水上大相撲。そこで加藤さんと香取さんが対戦し、その結果、微妙なジャッジで加藤さんが勝利したため、モヤモヤした気持ちが3年間おさまらいのだとか。そこで今回、セットを再現して「水上大相撲」を開催。果たして結果は…?加藤浩次がゲストの「おじゃMAP!!」は11月29日(水)19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月27日