それぞれに秘密を抱えたクーパー家の聖なる一夜を描く『クーパー家の晩餐会』。このほど、本作に登場する一家の愛犬ラグズの本編映像が解禁。ごちそう大好き、特技はつまみ食いというラグズの“秘密”が明らかとなった。1年に1度、クリスマスイブの夜に4世代11人の一族が集まるクーパー家。だが、彼らは笑顔の下にそれぞれの秘密を隠していた。シャーロット(ダイアン・キートン)は夫のサム(ジョン・グッドマン)との翌日離婚することを決めていた。娘のエレノア(オリヴィア・ワイルド)は空港で出会った青年ジョー(ジェイク・レイシー)に恋人役を演じてくれと頼み、息子のハンク(エド・ヘルムズ)は失業を隠し、妹のエマ(マリサ・トメイ)に至っては万引きで逮捕!?始まる前から波乱いっぱいの晩餐会が幕を開ける――。今回届いたのは、そんなイブの夜の晩餐会直前、シャーロットとサムのクーパー夫妻が、ご馳走の準備に追われている場面。そんな中、階段を下りながらキッチンへと近づく怪しい影…。クーパー夫妻が目を離した次の瞬間、マッシュポテトに食らいついたその影の正体は、なんと愛犬のラグズ!一心不乱にバクバクとマッシュポテトに食らいつくラグズを、必死に引き離すクーパー夫妻だったが、そのうちサムは爆笑。シャーロットは「何がおかしいの?」とそんな夫の態度におかんむりに!このラグズのつまみ食いによって、この後、クーパー一族が集まる晩餐会で“ある事件”が巻き起こるのだが…。この愛犬ラグズを好演したオーストラリアンシェパードのボルト君は、なんと日本の大阪生まれ。オーディションから今回の役を勝ち取った優秀な雄犬で、「彼は犬の世界のマーロン・ブランドよ。まるで人間のようだったの。背中にジッパーがついていて、それを外すと人間が出てくるんじゃないかと皆でうわさしていたわ!」とジェシー・ネルソン監督もその演技力を大絶賛していたほど。しかも、その声を務めるのは『恋するベイカリー』『ピンクパンサー』などで知られる大御所コメディ俳優、スティーヴ・マーティン。そんなラグズの魅力たっぷりの映像を、ここからチェックしてみて。『クーパー家の晩餐会』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日東京都・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は、「樹木」というモティーフを通して、印象派とその前後の時代に描かれたフランス風景画の変遷をたどる展覧会「フランスの風景樹をめぐる物語-コローからモネ、ピサロ、マティスまで-」を開催する。会期は4月16日~6月26日(月曜休館)。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで)。観覧料は一般1,200円、大学・高校生800円、65歳以上1,000円、中学生以下無料。同展は、ロマン派からバルビゾン派、印象派、新印象派、ポスト印象派、象徴派、フォーヴまで、フランス近代風景画が展開する過程において「樹木」というモティーフがどのような役割を果たしてきたのか、その変遷をたどるもの。パリ近郊にあるポントワーズ美術館(カミーユ・ピサロ美術館、タヴェ=ドラクール美術館)館長、クリストフ・デュヴィヴィエの監修のもと、フランスを中心に国内外の美術館、ならびに個人所蔵作品から、油彩を中心に、素描や版画など、自然や樹木に対する画家たちの想いが込められた作品約110点が展示される。同展は、自然に対する関心が次第に高まり風景画を描く画家が登場した、印象派以前のロマン派からバルビゾン派、レアリスムまでを紹介する「第1章」、刻々と変化する自然の形態を画面にとどめるため、屋外で作品を仕上げるようになった印象派と新印象派を紹介する「第2章」、色彩や形態など絵画を構成する要素を、自立したものとして表現しようとした印象派以降を紹介する「第3章」で構成されるとのこと。また、関連企画として、休館日に貸切の美術館で、ボランティアガイドと対話しながら楽しむ参加型の作品鑑賞会「ギャラリー★で★トーク・アート」が開催される。開催日時は6月13日14:00から2時間程度。参加費は1,000円(観覧料不要)、中学生以下無料。参加に際しては5月30日までに同美術館ホームページより申込が必要となる(申込多数の場合は抽選)。そのほか、同美術館学芸員が展示室で作品解説を行うギャラリートークが開催される。開催日時は4月22日17:30および4月23日13:30から、いずれも30分程度。参加費無料、申込不要。
2016年03月01日時という視点で世界を見つめる「時間をめぐる、めぐる時間の展覧会」が、3月5日から21日まで東京・世田谷の生活工房ギャラリーで開催される。140年ほど前まで、日本では月の満ち欠けにより月日の経過をたどり、太陽がのぼり沈む時の季節変化に応じて1日・1刻の長さを変化させていた。しかし今では24時間、365日の唯一絶対的な時計とカレンダーの中で生活を進めている。同展では、ひとりひとりの心と体、動植物ひとつひとつの命にながれる、測りようもない時間をとらえるものを展示する。第1部では、地球と天体の関係性から生まれる、様々な周期と律動をテーマにした展示を開催。天体の模型や、天体リズムに影響を受ける動植物の行動、律動グラフを公開し、星の律動に同調する生き物たちの活動を紹介する。第2部では、太陽と月を表す仮面や写真、太陽と月のはじまりの神話などを通じて原始的な時間間隔をかいま見る。また、世界の日時計や、壁画「時と人のこれまで」を見ることで現代までの時と人間の関係性を振り返る。その他、時間に関する広告ポスター、各国の暇つぶし道具、ヒンバ族の映像なども展示。均一化が進む時の表象や暇の力を考えさせる。第3部では、それぞれの土地に流れる時間として、各地の1日を捉えた記録映像や、世界の様々な時間が刻まれた円環構造物などを紹介。旅をすると誰もが感じる「ここでは違う時間が流れている」という感覚を味わうことができる内容となっている。その他、生活工房3階のギャラリーでは、採集された時を見る「時の採取箱」展を開催。ある形にあらわれたり、写真によってとらえられた時を見ていく。また、3月12日の14時から17時までは、北極に訪れた短い夏の中で絶壁に巣を作るウミガラス、ヒナを狙うホッキョクギツネ、海が凍る日を待ち続けるホッキョクグマなどを映した『氷の大融解』、『アラヨの歌』、『イヨマンテ -熊おくり』などの上映会を開催。その他、3月19日の13時30分から15時までは、アイヌの昔話や北欧神話などが語られるおはなし会「世界のはじまり、時のはじまり」が、3月20日の10時から12時30分まではワークショップ「日時計をつくろう」なども行われる。【イベント情報】「時間をめぐる、めぐる時間の展覧会」会場:生活工房ギャラリー・ワークショップAB住所:東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー3・4階会期:3月5日~3月21日時間:11:30~18:30会期中無休入場無料ヴィジュアルフォークロア
2016年02月28日『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』と『ドリフトスピリッツ』のコラボを記念した実車コラボカー発表会が2016年2月27日、渋谷モディイベントスペースにて行われ、コラボカーの除幕に島村卯月役の大橋彩香と渋谷凛役の福原綾香が駆けつけた。『アイドルマスター』から生まれたアイドル育成リズムゲーム『スターライトステージ』と、画面をタッチすることで迫力のドリフト体験ができるドリフトレースゲーム『ドリフトスピリッツ』は、2月23日~3月8日の期間でコラボを展開中。『ドリフトスピリッツ』では、アイドルたちをデザインした車やアバターが登場し、『スターライトステージ』ではルームアイテムとして『ドリフトスピリッツ』の車のミニチュアが実装されている。発表会には大橋彩香と福原綾香のほか、『ドリフトスピリッツ』の泉智久プロデューサーや『スターライトステージ』の坂上陽三総合プロデューサーが登場。『スターライトステージ』について、大橋はが「最初は(『シンデレラガールズ』の)今までの曲が中心だったんですが、最近はイベント曲や新曲も増えて、アイドルたちが輝くステージを見せていて、私自身も楽しんでいます!」と紹介すると、福原は「リズムゲームとしてはもちろん、自分の好きなアイドルが歌って踊っている姿が見られるのが醍醐味だと思います。ニュージェネやトライアド(どちらも渋谷凛が所属するユニット)を実際に組んだりしています」とコメント。お互いがゲームで組んでいるユニットのセンターは自分のキャラクターとのことで、大橋は「センターは私が演じる卯月ちゃんです。ここは譲れません」と語っていた。一方、『ドリフトスピリッツ』については、大橋が「HONDAの車に本田未央ちゃんが乗るいいコラボです。『ドリスピ』はレースゲームが苦手な私でも簡単にドリフトができます」と力説。福原は「かっこいい車のゲームのCMに私たちの声が入るのは不思議で、映像で見ると驚きと喜びがあります」と語っていた。発表会では、大橋と福原がコラボカーを除幕。ゲームと同じデザインのデレステ仕様「HONDA CR-Z デレステSP」の姿があらわになると、大興奮の大橋は身振り手振りを交えながら「360度全てがラッピングされていて! すごい! 乗りたいなと思いました!」と感激のコメント。福原は後部パーツの諸星きらりをなでながら「隅々まで丁寧に貼って頂いて、後ろのちょっとしたパーツにもきらりがいたりして、すごいです!」と語っていた。コラボカーは壇上で大橋と福原がサインを入れて「完成」。初体験の車へのサインに2人とも緊張とドキドキを隠せない様子だった。最後は坂上プロデューサーが「『シンデレラガールズ』でたくさんのコラボを展開している中、こうして今回はコラボカーを披露できて嬉しく思います。これからも様々な展開をしていきますので、『ドリスピ』も是非楽しんでもらえたらと思います」と発表会を締めくくった。
2016年02月27日プラスワンマーケティング(FREETEL)は、スペイン・バルセロナで開催中のモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2016」に、Androidスマートフォンの新製品「SAMURAI REI」を展示していた。MWCへの出展は2回目で、前回よりブースも拡大しており、欧州への進出を目指していく。同端末は、5.2インチフルHDディスプレイにAndroid 6.0(Marshmallow)を搭載したスマートフォン。アルミの背面、薄型のボディは質感は高めで、シンプルなデザインとなっている。スペックは、LTEに対応し、オクタコアプロセッサ、メモリ2GB、ストレージ32GB、カメラは背面が1,300万画素、前面が800万画素、無線LANはIEEE802.11a/b/g/n、2,800mAhのバッテリを備える。発売は日本が先行し、今年第2四半期にも投入する予定で、300ドル程度を想定しているという。バルセロナで開催されたMWC会場への出展ということで、欧州への展開を目指して取り組みを継続する。現時点では決まったものはないということだが、折りたたみ型で2画面の「MUSASHI」の注目度が高いそうで、今回のREIを含めて、欧州での販売に繋げていきたい考えだ。
2016年02月26日Imagination Technologiesは22日、スペイン・バルセロナで開催中のモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2016」(MWC 2016)に合わせ、エントリー向けの次世代GPU IP「PowerVR Series8XE」を発表した。「PowerVR Series8XE」は、低価格のスマートフォンやタブレット、4K対応テレビやセットトップボックス(STB)、ウェアラブルなどをターゲットとしたGPU IP。他社製品と比較して、実装面積あたりの性能が60~100%高く、同じフィルレートであれば、実装面積を45%削減できるとしている。また、グラフィックスAPIとして、Vulkan 1.0やOpenGL ES 3.2をサポートした。このほか、オプションでH.265のビデオストリーミングをハードウェアで行う「10-bit YUV」や、ロスレス画像圧縮技術「PVRIC3」に対応する。「PowerVR Series8XE」は、1クロックあたり2ピクセル処理可能な「GE8200」と4ピクセル処理可能な「GE8300」をそろえ、すでに一部の顧客に対してライセンスを開始している。
2016年02月23日日本カレーパン協会とイッツ・コミュニケーションズは3月6日、「カレーパン博覧会2016」を「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」(東京都世田谷区)で開催する。○世界最大級、100種以上のカレーパンが勢ぞろい同イベントは、100種類以上のカレーパンが一堂に集まる、世界最大規模のカレーパンの博覧会。スーパーマーケットやパン屋さんでの買い物をイメージし、おぼんを持って好きなカレーパンを選び、レジに行って買い物をするスタイルとなる。飲食スペースも設けており、その場での食べ比べも楽しめる。さらにステージなども用意し、カレーパン好きな人たちとのトークショーなどを企画しているという。また、今回のイベントのためのスペシャルカレーパンも登場する。「ネモ・ベーカリー&カフェ」(東京都・武蔵小山)は、博覧会をイメージしたオリジナルカレーパンを発売。「東京カレーパン本舗」(東京都・恵比寿)はいなば食品の「タイカレー」とコラボレーションし、「Boulangerie Shima」(東京都・三軒茶屋)はココナッツジャパンのココナッツオイルを使用したぜいたくなカレーパンを販売するとのこと。開催時間は、11時~19時(カレーパンが売り切れ次第終了)。参加費は無料で、カレーパンやそのほかの商品は有料となる。カレーパンは、1個税込200円~400円を予定している。
2016年02月22日1989年に公開され、ロングランヒットを記録した名作『バベットの晩餐会』のデジタル・リマスター版が4月9日(土)からYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開されることが決定した。その他の写真本作は19世紀後半のデンマークを舞台に、慎ましく生きる老姉妹に仕えているフランス人女性バベットが偶然に買った宝くじで大金を手に入れたことから、賞金を使って豪華なディナーをふるまう姿を描いた人間ドラマ。穏やかに過ぎていく時間、圧倒的な映像美、それぞれに過去を背負ったキャラクターたち、そして観客をクギづけにした鮮やかな調理シーン、テーブルに並ぶ料理の豪華さと美しさ……初公開時には多くの観客を魅了し、口コミで動員を拡大。リピーターも多く見られた傑作だ。世界的にも評価の高い作品で、1987年の米アカデミー賞では外国語映画賞を受賞している。今回の上映はデジタル・リマスター素材を使って行われるもので、あの美しい映像、深い人間ドラマ、魅力的な料理がズラリと並ぶ晩餐会を、再びスクリーンで堪能できる。『バベットの晩餐会 デジタル・リマスター版』4月9日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2016年02月15日「ディーアップマスカラ」シリーズの新CM発表会が2月15日(月)、都内で行われ、イメージモデルの押切もえ、そして特別ゲストとして釈由美子が登場。押切さんは「実は両思いでラブな人がいる」と明かし、取材陣を驚かせた。ディーアップマスカラCM第一弾では、「そこそこ美人」がディーアップマスカラを使用すると「結構美人」になるというコンセプトの元、押切さんがすっぴんを公開し話題を呼んだ。第二弾も第一弾に引き続き企画は放送作家の鈴木おさむさんが担当。「2年前にフラれたときは、泣いたらマスカラが落ちてしまったけれど、今は泣いても落ちない!」という内容に仕上がっている。「女優ではないのに、カメラが回ってから3秒で泣いてください、と言われた」と話す押切さんだったが、「好きな人にフラれたらどうしよう、と思って悲しいことをたくさん考えて泣きました。思い込みが激しいので泣くことができました」と、撮影現場での裏話を明かした。この日、昨年10月に一般男性と結婚し、先月第一子の妊娠を発表したばかりの釈さんと、「どうしたら幸せになれるのか」というテーマでトークを展開。「夫とは友人の紹介で出会い、今とっても幸せ。子供も5か月目に入り、胎動も感じています」と話す釈さんに対し、押切さんは「羨ましい」と、憧れの眼差しを向けた。しかし押切さんは「実は両思いでラブな人がいる」ことを明かし、「自分ではまだ黙っていようと思っていたんですが、黙っていると毎回『片思い』って記事に書かれるので、自分からマスコミの方たちに言わないといけないなと思って。昨日のバレンタインは楽しく過ごしました」と照れ笑い。「たっぷりマスカラを塗って、悲しい涙ではなくて、嬉し涙を流して、釈さんのように幸せを掴み取りたい」と語った。釈さんは、「結婚は現実になってくるので、駆け引きするのではなく、自分の素でいられる人だったらいいと思います」とアドバイスをしつつ、自身については、「子供はまだ性別はわからないけれど、どちらでも嬉しいです。大好きなお酒も飲みたいとは思わなくなりました。お酌はしてあげますけどね」と幸せそうな笑顔を見せた。(text:cinemacafe.net)
2016年02月15日コーエーテクモゲームスは11日、2月18日発売予定のPS4/PS3/PS Vita用ソフト『進撃の巨人』の完成発表会を、東京・品川グランドセントラルタワーにて開催した。本作は、漫画家・諫山創氏が手がけ、世界的な人気を獲得しているコミック作品『進撃の巨人』の世界観を原作としたタクティカルハンティングアクションゲーム。人類を食らう「巨人」に立ち向かう主人公・エレンたちの死闘を、新開発の物理レンダリングによる"物理トゥーンシェーダー"で描き出し、アニメの世界でキャラクターを操作しているような、スピード感溢れるゲームプレイが楽しめる。原作ストーリーを追体験するモードに加え、各キャラクターにスポットを当てたシナリオも多数用意。もちろん、キャラクターボイスにはアニメ本編と同じ豪華声優陣を起用する。発表会には、まずコーエーテクモゲームスの代表取締役社長・襟川陽一氏が登壇し、ソフト発売の喜びを述べ、続いてソニー・コンピュータエンタテインメント 取締役 SCEJAプレジデントの盛田厚氏が登場した。盛田氏は、PS4・PS Vitaが年末年始に好調な売れ行きだったことを報告し、本作『進撃の巨人』に関しては、SCEとしても大きなプロモーション活動を行っていくことを宣言した。その後、『進撃の巨人』のプロデューサー・鯉沼久史氏と、ディレクター・喜多村智行氏が登壇。鯉沼氏は、本作の企画は約3年前、ゲーム化の話を講談社に持ちかけたことからスタートし、その際、原作者・諫山創氏からは2点リクエストがあったというエピソードを披露。そのリクエストは「『無双』ではないアクションゲーム」「アクションゲームとして楽しめるもの」というものであったという。また、開発する上で「立体機動装置」の動きを再現するため、1年以上試行錯誤を重ね、昨年の「東京ゲームショウ」においてようやく糸口が見え始めたことを告白した。発表会では、諫山氏からの応援イラストとコメントも紹介。諫山氏からは「ゲーム『進撃の巨人』の発売、おめでとうございます。エレンやミカサ達の住む世界を、このゲームでぜひ体験してみてください。よろしくお願いします!」と本作品をアピールした。今後の展開としては、2月12日より公式サイトにおいて、ゲームの流れを教えてくれる「教えて! リヴァイ兵長」を公開するほか、2月25日より追加コスチュームや追加エピソードを収録した有料ダウンロードコンテンツの配信も明らかに。また、3月24日には、オンライン協力プレイが可能になる大型アップデートを無料で配信される予定で、さらに討伐した巨人を拠点となるキャンプ地に模型として飾れる遊び要素も盛り込まれるとのこと。そのほか、イベント後半には、お笑いコンビとろサーモン・村田秀亮、こりゃめでてーな・大江健次がスペシャルゲストとして登場し、実機によるゲームプレイが披露された。さらに、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」の映像が流れると、顔だけ南海キャンディーズ・しずちゃんこと山崎静代に切り替わり、本人が登場するサプライズ演出もあり、大いに盛り上がるイベントとなった。発表会終了後には、ゲームの試遊できる時間が設けられ、筆者も短い時間であったが「訓練モード」「実践モード」を体験できた。ゲーム開始当初、難しいとイメージしていた「立体機動装置」の操作だが、ゲーム開始数分でしっかり学び、スピード感溢れるプレイが楽しめた。PS4の場合、□ボタンで立体起動ワイヤーを射出し、上昇や前方に移動することが可能で、加えて×ボタンを押すと加速し、高速移動ができた。また、巨人の近くでR1ボタンを押すと、敵をロックオンした「戦闘状態」に。この状態で、□ボタンを押すと巨人の部位(頭や手足)にアンカーを射出、Lボタンでの旋回や、×ボタンでのブースト移動が可能となっている。そのほか、拠点では、レベルアップによるスキルの追加や、装備武器の開発・改造が行えるなど、やりこみ要素もあるようだ。あっという間にタイムアップが来てしまったので、詳しいゲーム内容はまたの機会にお伝えする。『進撃の巨人』は、2月18日に発売予定。価格はPS4/PS3のパッケージ版が8,424円(税込)、ダウンロード版が7,303円(税込)、PS Vitaパッケージ版が7,344円(税込)/ダウンロード版が6,480円(税込)。そのほか、ゲームソフトに加え、公式調査記録集やサントラを収録した「進撃の巨人 TREASURE BOX」を用意し、価格はPS4/PS3版が12,800円(税込)、PS Vita版が11,800円(税込)となる。(C)CAPCOM U.S.A., INC. 2016 ALL RIGHTS RESERVED.
2016年02月12日カプコンは11日、2月18日に発売が迫った『ストリートファイターV』の完成発表会を東京・六本木の「ニコファーレ」にて開催した。『ストリートファイターV』は、世界中で大きな大会が開かれるほどの高い人気を誇る格闘ゲーム最新作で、2008年に発売された『ストIV』以来、実に約7年ぶりのナンバリングタイトルとなる。本作では、キャラクターやバトルシステムなどがすべて刷新され、「Vスキル」や「Vリバーサル」といった新要素も追加されている。発表会には、まず司会進行役のお笑いコンビ「流れ星」の瀧上伸一郎とちゅうえいが登場。続いて、『ストリートファイターV』のプロデューサーの杉山晃一氏、アシスタントプロデューサーの綾野智章氏がステージに登壇し、新情報を発表した。今回の発表のポイントは、追加キャラクターに「アレックス」が登場すること。スクリーンにはコンセプトアートが初公開され、配信は3月を予定していることが明らかにされた。また、「アレックス」に加え、5人のキャラクターとアレンジコスチュームが配信と同時に使用可能となる「シーズンパス」も2月18日より配信決定。価格は3,000円(税込)となるが、6,000円相当のコンテンツが入手できるので、本作を遊び尽くすのであれば、こちらがお得といえる。ほかにも「ストーリーモード」で各キャラクターをクリアすると入手できるアレンジコスチュームのほか、CPU戦を続けて勝利するとカラーや称号が手に入る「サバイバルモード」、3月に配信予定の「チャレンジモード」(コンボなどのお題をクリアしていくモード)などを紹介。「サバイバルモード」では、EASY/NOMAL/HARD/HELLの難易度を用意し、EASYからHARDまでクリアすると、特殊カラーが、HELLをクリアすると称号「百戦錬磨」が入手できるという。発表会後半に行われた「ミス春麗決定戦」には、佐藤かよ、倉持由香、日野麻衣、昨年のコミケで話題となったザンギエフ(清水泰地氏)が参戦。対決は、ゲーム・ポージング・キック(ちゅうえいにキック)の3つの競技で争われたが、なぜかザンギエフの清水氏がダントツ優勝。ほかの参加者からは、笑い混じりの大ブーイングを受ける結果となった。その後、ももち選手やかずのこ選手らプロゲーマーによるチームバトルも行われた。ももち選手(ケン)と、かずのこ選手(ネカリ)による大将戦は、接戦となったが、わずかの差でかずのこ選手率いるチームが勝利。敗者となったももち選手には、清水氏の熱い抱擁(からのバックブリーカー)がプレゼントされ、大盛り上がりのまま発表会は終了した。『ストリートファイターV』は、2月18日に発売予定。価格は、PS4パッケージ版が7,990円(税別)、特典プロダクトコードを収録したHOT!パッケージ版が8,990円(税抜)、ダウンロード版が7,398円(税別)。そのほか、イーカプコン限定パッケージ版や、PS4本体とのコラボモデルなども用意する。(C)CAPCOM U.S.A., INC. 2016 ALL RIGHTS RESERVED.
2016年02月12日立川ブラインド工業は、染織作品の展示会「『タナツハタメラ』染織展~着物とタペストリーを中心とした染織作品~~」を開催することを発表した。会期は2月26日~3月3日 10:00~18:00(2月29日は休館、最終日は15:00まで)。会場は東京都・新橋のタチカワブラインド銀座スペース オッテ(タチカワブラインド銀座ショールーム地下1F)。入場無料。同展は、京都造形芸術大学 美術科 染織コースを通信教育で卒業した「タナツハタメラの会」のメンバー13名が、綴れ織、絣織、型染めなどの伝統的技法で制作した作品展。染織作品の着物・浴衣7点、タペストリー6点が展示される。2014年に開催した作品展「染織八人展」に続く、2回目の作品展となる。また、出展する「タナツハタメラの会」のメンバーは、京都造形芸術大学の染織コースを卒業した13名で構成される。年齢や出身はさまざまで作品の方向性も異なるが、それぞれの異なる環境の中で作品を作り続けていくことを、自らの人生の指針と考えながら活動しているということだ。なお、同会のメンバーは、大日方明美氏、金戸潤子氏、川畑恵美子氏、社本靖子氏、杉田伊津子氏、前田良子氏、松井高太郎氏、松島尋子氏、満田由美子氏、村田佳子氏、安江容子氏、横山倫子氏、渡部翔子氏。
2016年02月09日世界中で愛される人気作品『クレヨンしんちゃん』が、2016年4月で25周年を迎えることを記念して、初となる展覧会「クレヨンしんちゃん展」が、3月24日(木)~4月5日(火)の期間、東武百貨店池袋店にて開催される。原作者・臼井儀人氏の初公開の原画展示やアトリエ再現のほか、歴代映画の名シーン、キャラクターの名言集などを楽しめるコーナーに加え、小道具や衣装をそろえたフォトスポットコーナー、ゲームコーナーなど、"遊べる"エリアも充実。個性あふれるキャラクターたちが大活躍する作品の魅力を25年分、たっぷり体感することができる。■貴重な原画を公開! しんちゃんワールド体験コーナーも原作者・臼井儀人氏の貴重な原画を展示し、ネームから原稿が完成するまでを見ることができるコーナーは必見。また、しんのすけやシロと一緒に写真撮影ができたり、主婦の味方「みさえの手抜きレシピ」&理想の父親ひろしの「臭い靴下」再現など、しんちゃんならではの世界感を体験できるコーナーも。そして25周年を記念して親交の深い漫画家や、これまでに作品に関わってきた人たちからのお祝いメッセージも数多く展示される。「クレヨンしんちゃん展」は、2016年3月24日(木)~4月5日(火)の期間、東武百貨店池袋店にて開催。さらに、全国巡回も予定されているという。入場料など詳細については、「クレヨンしんちゃん25周年記念サイト」をチェックしてほしい。(C)臼井儀人/双葉社(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK
2016年02月08日今年1月に米国で開催された「International CES 2016」。世界最大級の家電関連展示会で、今年1年の家電業界を占うイベントとしても重要な展示会だが、今年のテーマの1つとしてIoTがあった。あらゆるデバイスがインターネットに接続して、相互に連携してサービスを実現するIoTの世界は、今年も業界で重要な潮流として位置づけられるだろう。さまざまなデバイスがインターネットにつながるとなると、問題になってくるのがセキュリティだ。トレンドマイクロのCEOであるエバ・チェン氏に、IoTのセキュリティの動向について話を聞いた。チェン氏は、「IoTは人々の生活の一部となる」と指摘し、そのことで生まれる懸念があると説明する。IoT自体は、電球や玄関のロック、ライトなど、小さなデバイスも多いが、「実際はミニコンピュータ」とチェン氏。通常のコンピュータにセキュリティリスクがあることは、すでに多くのユーザーが知っている。「同様のリスクがIoTにはある」とチェン氏。しかし、一般のユーザーはコンピュータと同じと考えておらず、リスクに気付いているとはいえない。重要なのは、IoTを使うことはコンピュータを使うことだとユーザーが気付くこと、そして、冷蔵庫や車、照明などを作るメーカーが、IoTに対応するために内部にコンピュータを導入していることに気付くことが必要だと話す。メーカーが開発においてセキュリティを気にすべきだとチェン氏。チェン氏は、現在IoTには「2つの主要なセキュリティの懸念がある」と指摘する。具体的に、1つ目がIoTデバイスが情報収集することによるプライバシーリスク。2つ目がリモートコントロールで、他人にIoTデバイスがコントロールされてしまう危険性だ。監視カメラがネット上からアクセスできてしまう問題が話題になったが、同様にIoTのビデオ機能がアクセスされ、家庭内の映像がいつでも見られてしまう、といった危険が考えられる。昨夏には、ジープ・チェロキーに遠隔操作の危険性があると指摘され、こうしたリスクが今後も出てくる危険性がある。PCのセキュリティ問題の場合、ソフトウェアをインストールすることで発生することが多い。OfficeやFlash、PDFが狙われることも多いが、これはこうしたソフトウェアに脆弱性があるからだ。ところが、IoTデバイスの場合、通常は新たにソフトウェアをインストールするようにはできていない。問題は、ベンダーが開発した、標準のソフトウェアに存在するわけだ。逆に言えば、ウイルス対策などのソフトウェアをインストールすることもできず、セキュリティ対策が難しいのが現状だ。それに対しては、ルーターのファイアウォールのように境界で防御するというソリューションなどが提案されている。トレンドマイクロは、「セキュリティAPIを提供する」(チェン氏)。これはIoTベンダーに対して提供されるもので、このAPIを使ってコードをチェックし、脆弱性を発見して「仮想パッチ」をリモートで提供する、といった機能が提供されるという。これは「第1層」のセキュリティ機能で、「第2層」の機能としてリモートアクセスのブロックを提供する。特に家庭のカメラのようなデバイスに対してのリモートアクセスは無線LANルーターなどのゲートウェイを経由してアクセスされるが、このゲートウェイに対してブロック機能を提供する。3つ目のソリューションとして、そのデバイスがゲートウェイ配下にないとき、つまりモバイル端末として外に持ち出された場合には、新たに開発されている「Yamato」でのセキュリティを提供する、という。チェン氏は、犬の首輪に付けたタグに通信機能を搭載した例を挙げる。犬が自宅内にいるときは家庭内のルーターと通信をしており、その通信が途切れると、「犬が家から出た」とアラートを出す。ここで本来は追跡できなくなるが、Yamatoがクラウド経由で追跡をして、「3ブロック先の家にいる」といったことを教えてくれるようになるとしている。トレンドマイクロは、こうした3つのセキュリティソリューションを提供することで、IoTのリスクに対処していきたい考え。ちなみにこうしたセキュリティソリューションは、現在のところ正式リリースされていないが、Yamatoは実証実験として一部機能が、愛媛県の公衆無線LANサービスにおけるセキュリティ機能として提供されているそうだ。2020年の東京五輪に向けて、今後も国内で公衆無線LANサービスが拡大することが考えられ、そうしたサービスにおけるセキュリティに貢献したい意向だ。実際、ロンドン五輪では「多くの公衆無線LANスポットが脆弱な状態だった」とチェン氏は言う。トレンドマイクロは、ソチ五輪の際にもセキュリティの実験を行っており、五輪のような大きなイベントでのセキュリティリスクを検討しているそうだ。東京五輪では、現在よりもさらにIoTデバイスがいたるところに使われるようになっている、とチェン氏は推測。トレンドマイクロはフェンシングの太田雄貴選手とスポンサー契約を結んでいるが、フェンシングは突きの判定を機械的に行っているが、これがネットワーク化して、ハッカーが攻撃を行って点数を操作する、といった危険性があり得る、とチェン氏は話す。あくまでこれは予測ではあるが、そうした問題も検討しなければならない。IoTデバイスの開発では、特にベンチャー企業のような小さい企業が多いため、セキュリティリスクへの考慮が十分でない企業もあるかもしれない。しかし、自動車のような大企業が作った通信機能にも脆弱性が存在することから、企業の大小ではなく、チェン氏は「セキュリティ教育が大事」と強調する。また、サービスと連携することから、ネットワークセキュリティというポイントをあげる。「IoTの脆弱性はPCの脆弱性とは異なる」とチェン氏。そうした点も踏まえて、同社はHPのTippingPoint部門を買収。IoTデバイスからの通信は、PCに比べてパケット自体は小さいが量が多く、全体では膨大になるため、そうしたIoTのトラフィックにも対応できる次世代IPSを提供していきたい考えだ。チェン氏は、IoT自体には医療や環境などの分野での期待をあげ、今後の発展を望んでおり、その点でもセキュリティの重要性を強調する。特に医療分野は、プライバシーの面でデータ保護が重要となる。IoTデバイスによってさまざまな健康情報が収集されるようになり、それがクラウド経由で収集されるようになると、そうしたデータをいかに保護するかという点を検討しなければならないと話す。IoTの今後の普及に対してチェン氏は、ユーザーに対してどういったメリットがあるのかを明確にする要がある、との認識を示しつつ、普及に向けてはセキュリティが必要になることを強調していた。
2016年02月08日芸術家の岡本太郎による展覧会「みんなのTARO2016」が、2月5日から21日まで東京・南青山のTOBICHI(2)で開催される。同展は岡本の代表作である「太陽の塔」と「明日の神話」でデザインされた「ほぼ日手帳」の発売を記念して開催されるもの。「太陽の塔」は1970年に大阪で開催された日本万博博覧会にて公開された巨大アート作品。「明日の神話」は縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画だ。同展では、岡本が「明日の神話」を作るときに最初に描いたという幅2メートルの木炭デッサンや、手帳やメモ類を一切持ち歩かなかった岡本のめずらしい手書きのメモ、パートナーであった岡本敏子のほぼ日手帳などが出展される。その他、漫画家のタナカカツキがデザインし、「コップのフチ子」の生みの親として知られる奇譚クラブが制作した「巨大・コップのフチの太陽の塔」や、タナカが描いた「太陽の塔」とTAROのことばに絵を添えた巨大パネルなども登場。TOBICHI(2)から歩いて5分ほどのところにある岡本太郎記念館に所蔵される様々なサイズの太陽の塔コレクションなども展示される。なお、会場で「「太陽の塔」、「明日の神話」がデザインされた手帳(カバーのみ2,592円、カバー&本体セット 4,400円)を購入すると、岡本太郎記念館が所有する非売品が手に入るガチャガチャを1点につき1回まわすことができる。また、期間中はTOBICHI(2)と岡本太郎記念館のスタンプラリーも開催。両会場でスタンプを押すと、特製ステッカーがプレゼントされる。【イベント情報】「みんなのTARO2016」会場:TOBICHI(2)住所:東京都港区南青山4-28-26会期:2月5日~2月21日時間:11:00~19:00休館日:2月9日、2月16日料金:無料
2016年02月07日多人数ネットワークプレイで展開されるカプコンの新作タイトル『ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち』のメディア発表会が、4日に開催された。本作は、シリーズ初のマルチプラットフォームを採用。PC端末からはもちろんスマートフォンからでもリアルタイム通信によるマルチプレイが可能となり、スキルを用いた本格的な戦闘システムなど、コンシューマー向けタイトルに引けを取らないボリュームで展開されるストーリーが楽しめる。メディア発表会ではオープニングイベントとして、『ブレス オブ ファイア』シリーズのヒロインである歴代ミーナを再現したコスプレによるファッションショーを開催。シリーズ第1作『ブレス オブ ファイア 竜の戦士』のミーナを火将ロシエル、第2作を御伽ねこむ、第3作をまゆふぁむ、第4作を坂元由奈、第5作を茶々助、そして最新作となる第6作のミーナを倉持由香がそれぞれ担当し、ランウェイに登場した。続いては、『ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち』のプロデューサーであるカプコンの杉浦一徳氏と、運営プロデューサーの清川一郎氏がステージで本作の魅力を紹介。なお、清川運営プロデューサーはリュウのコスプレでの登場となった。『ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち』は、「竜変身」や「釣り」などシリーズならではの要素を引き継ぎつつ、「スキルコネクト」「マルチプレイ」「古竜召喚」などの新要素を追加。最大100名の"ムラオサ"が集結できる「城下町」や10万文字にわたる長編ストーリーで紡がれる「竜の物語」など、7つの要素を中心に本作の特徴が解説された。なお、本作はAndroid/iOS/Windows環境にてサービスが提供されるが、誰でも参加可能なオープンβテスト「ムラオサ先発テスト」を2月19日~23日の期間にAndroid/Windowsで実施。2月24日の正式サービス開始時もプラットフォームはAndroid/Windowsのみで、iOS版は3月以降のリリースが予定されており、4月に大型アップデートが予定されているという。また、本作はクロスプラットフォーム展開が目玉となっており、パソコンとスマートフォンでのデータ共有が可能。通勤・通学時はスマートフォン、家ではパソコンといった、自身の環境に応じた使い分けが可能となっている。さらに、『ブレス オブ ファイア6』独自の課金モデルとして、ミッションクリア時の報酬に有料枠を追加する「ミッション追加報酬」を採用。ガチャによる売り上げ比重を下げ、「ミッション追加報酬」が全体の50%を占める想定になるという。発表会ではさらに、杉浦プロデューサーとDMM.comの取締役である片岸憲一氏によるトークセッションが行われ、「現在のDMMのゲーム事業戦略」「DMMが考えるプラットフォーム戦略」「DMMとしてブレスオブファイア6の展開を決めたポイント」などをテーマにトークを展開。『かんぱにガールズ』とのコラボなどが発表された。2月19日より「ムラオサ先発テスト」がスタートする『ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち』は現在事前登録を受付中。サービスの概要やシステムの詳細などは公式サイトをチェックしてほしい。(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年02月05日阪急阪神百貨店は1月27日~2月14日、「バレンタインチョコレート博覧会」を「阪急うめだ本店」(大阪府大阪市)で開催している。同イベントはバレンタインに合わせ、同館9階の「催場」「祝祭広場」「阪急うめだギャラリー」「アートステージ」、地下1階の「洋菓子売り場」、地下2階の「グロッサリー売り場」で、約200ブランド1,700種類のチョコレートを販売する国内最大級のイベント。阪急うめだギャラリーでは、チョコレートの原料であるカカオを身近に感じてもらいたいという思いから、500種類のタブレットチョコレートを集めた「カカオワールド」を展開。カカオにこだわっているブランドが多く出店しており、ベトナムの「マルゥ」やフランスの「エリタージュ」などが登場する。祝祭広場では、日本を代表するカカオの達人「5人のカカオティエ」によるスペシャルチョコレートを販売。小山進氏の「パティシエ エス コヤマ」、土屋公二氏の「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ」、三枝俊介氏の「ショコラティエ パレ ド オール」、八木克尚氏の「バニラビーンズ」、吉野慶一氏の「ダリケー」が集合した。また、4つのカフェでも特別企画としてチョコレートメニューを提供する。マルゥの世界初のカフェ「マルゥカフェ by カフェ ル パン」では「エクレア」(税込700円、各日30個限定)、カカオティエの土屋氏が手がけた「カカオストア by ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ × カフェ ル パン」では「トーストショコラ」(税込700円)など、同イベントのためのプレミアムメニューが用意されている。その他にも、アートステージでは「日本の銘菓撰」を担当するバイヤーが地方の特産品を使った限定品などを厳選した「ニッポンのチョコ」など、様々な企画を行っている。販売商品は全て各日数量限定となっている。
2016年02月05日経済産業省は3月3日に、ソーシャルメディア(SNS)を活用した事例報告会を開催する。同省では、企業が販売促進や商品企画などを行う際にSNSを活用した先進事例をかねてより調査していた。例えば、Twitterを活用した消費者とのインタラクティブな商品プロモーションや、Facebookで消費者と直接対話を行い、コンセプト決めから商品開発を行ったケースなどを紹介し、企業にこうした取り組みが広がることを目指す。事例紹介以外にも、パネルディスカッションや質疑応答を行う。開催日時は3月3日の14時~16時で、場所は経済産業省本館地下2階。定員は200名で受講料は無料となる。応募は同省Webサイトで応募できるが、先着順で24日17時まで。また、質疑応答用に質問や関心事項を募集しており、締め切りは19日17時まで。
2016年02月04日東京糸井重里事務所は、芸術家・岡本太郎氏の作品がプリントされた「ほぼ日手帳2016 spring」の発売を記念した展覧会「みんなのTARO2016」を開催する。会期は2月5日~2月21日 11:00~19:00(火曜休み)。会場は東京都・南青山のTOBICHI2。入場無料。同展は、芸術家・岡本太郎氏が1970年の大阪万博のために制作したモニュメントと「太陽の塔」と、同氏の最大の壁画作品である「明日の神話」がカバーに配された、「ほぼ日手帳2016 spring」の発売を記念して開催されるもの。岡本氏が「明日の神話」を作るときに最初に描いたという、幅2メートルの木炭デッサンをはじめ、1961年富士銀行発行の手帖に書いた直筆メモや、同氏の秘書でありパートナーであった岡本敏子氏のほぼ日手帳など、貴重な品々が公開される。さらn、マンガ家・タナカカツキ氏がデザインし、奇譚クラブが製作した巨大な「コップのフチの太陽の塔」や、タナカ氏が描いた「太陽の塔」とTAROのことばに絵を添えた巨大パネル、「オッス! トン子ちゃん」よりトン子ちゃんフィギュア(明日の神話 Ver.)、岡本太郎記念館にある各種サイズの太陽の塔コレクションなども展示されるということだ。また、会場では「太陽の塔(オリジナル)」と「明日の神話(オリジナル・カズン)」のほぼ日手帳が販売される。購入者には「岡本太郎記念館」が所有する、現在では入手できないアイテム(非売品)が当たる"ガチャガチャ"を、商品1点につき1回まわすことができるとのことだ。ほぼ日手帳の価格は、「太陽の塔(オリジナル)」が7,992円、「明日の神話」はオリジナルが4,752円、カズンが7,344円(いずれもカバー+本体セットの価格)なお、会場のTOBICHI2は「岡本太郎記念館」から徒歩5分ほどの場所にあり、会期中は2ヶ所をつなぐスタンプラリーが開催されるという。両方でスタンプを押すと、特製ステッカーが贈呈されるとのことだ。
2016年02月04日アカデミー賞7部門ノミネートの『オデッセイ』の特別試写会が2月2日(火)、米国大使公邸で開催。元宇宙飛行士の山崎直子、JAXA宇宙飛行士の野口聡一、NASA宇宙飛行士のクリス・キャシディ、マイケル・E・フォッサムが参加しての質疑応答も行われた。その他の写真リドリー・スコットがマット・デイモンを主演に迎え、無名作家がウェブサイトで発表し、大ベストセラーとなった小説を映画化。火星にひとりで取り残された宇宙飛行士の孤独なサバイバルを迫真の映像と緻密な人間描写で描いていく。米国大使館を代表して挨拶に立ったキャロライン・ケネディ駐日米国大使は、NASAとJAXAのパートナーシップと宇宙飛行士たちの勇気称えつつ、自身の父であるケネディ大統領がアポロ計画を推進した点に言及。「父が月面着陸を進めたのは、その計画が簡単だったからではなく困難だったから。火星にひとを送るというのは危険かつ偉大な冒険。ここにいる誰かがいずれそれを実現してくださるのを期待しています」と語った。学生たちからは、映画の内容にちなんだ宇宙飛行士としての活動や宇宙での生活について、また宇宙や地球の起源の謎についてまで様々な質問が飛ぶ。受験を控えた高校生から「困難やトラブルにぶち当たった時に大切なことは?」という問いに野口氏は、「大事なことは2つ。まず自分の能力を信じて冷静さを保つこと。焦ったり気持ちをダウンにして、できるはずのことができないのを避ける。2つ目は仲間と頑張ること。この映画は、主人公が秀でているように見えて、実はチームワークを描いてます。僕らの宇宙飛行もそうで、多くの仲間が支えてくれて乗り越えられるんです」と語った。この質問に限らず、野口氏も山崎氏も仲間の大切さ、チームワークの重要性をたびたび説く。山崎さんは自身のモチベーションを「メンバーの笑顔です。いい仕事をすれば笑顔で迎えてくれて、それが力になります」と語った。また宇宙から帰って大きく変化したことについて山崎氏は「風の匂い、緑や木々の匂いに心が動きました。自然があることを当然と思っていたけど、それは当たり前ではなく、いろんなバランスで成り立っていると感じ、感謝が大きくなりました」と明かした。また、宇宙飛行士だけでなく一般の人が宇宙に行けるようになる可能性についてキャシディ飛行士は「私たちが活動している時代は無理かもしれませんが、将来的にはそうなると思います。ライト兄弟も人類が国際宇宙ステーションで17年も過ごすとは思ってもいなかったでしょう」と語った。最後に野口さんは若き学生たちに「みなさんの未来が宇宙と共にあることを期待してます!」」とエールを送り、トークセッションは幕を閉じた。『オデッセイ』2月5日(金) TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー
2016年02月02日昨年11月に93歳で亡くなった漫画家の水木しげるのお別れの会が1月31日(日)に都内で開催され、妻・布枝さんをはじめ、大勢の関係者が参列した。このお別れ会は、水木さんの一番弟子を自任する作家の荒俣宏、作家デビュー前から水木さんと親交があり、水木さんの全集の監修も務める京極夏彦らが発起人となって開催。会場には「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマ曲や「ゲゲゲの女房」の主題歌で「いきものがかり」の「ありがとう」などゆかりの曲が流れ、正面には遺影と祭壇が置かれた。祭壇は京極さんのデザインによるもの。水木さんの短編「丸い輪の世界」をイメージした、あの世とこの世をつなぐ輪があるが京極さんは「輪が開いている時は先生は鬼太郎たちと笑いながらこちらを見ている」と説明。また、手前は故郷の鳥取県境港の海原を、左右は水木さんが愛してやまなかった南方のジャングルをイメージしており、鬼太郎でおなじみの妖怪ポストも設置されている。法名は「大満院釋導茂」。水木さんがよく来客に言っていた「どうも」という挨拶のようで、妻の布枝さんも気に入っているという。報道陣の取材に応じた妻の布枝さんは、何度も「自然体」という言葉で水木さんを表現。作品にかける情熱について「一生懸命、努力、努力で作品にかける意気込みはすごかった」と語った。水木さん自身は生前「100歳まで生きる」と言っていたそうで「私も100歳まで生きる人だと思ってました…」と少し寂しそうに語っていた。発起人代表の荒俣さんは、布枝さんの言葉にうなずき「本当に自然体の人でした。本人は『なにがお別れの会だ』と言ってるかもしれませんが(笑)」と語り、水木さんについて「何だかわからないけど、話をすると(相手を)幸せにする人でした」とその人柄を偲んだ。お別れの会では、京極さんが司会を務め、荒俣さんはユーモアたっぷりに水木さんとの思い出を明かしつつ、その略歴を紹介。参列者を代表して、水木さんとは貸本屋の時代から漫画家仲間として切磋琢磨してきたさいとうたかを、アニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」で鬼太郎の声を担当した声優の野沢雅子、学生時代から水木さんの作品の手伝いをしていた編集者の松田哲夫氏がお別れの言葉を述べた。野沢さんは「鬼太郎と出会えて、本当に本当に幸せでした。先生、ありがとうございました」と水木さんに感謝の思いを伝えた。お別れの会にはドラマ「ゲゲゲの女房」で水木夫妻を演じた松下奈緒、向井理、実写映画版『ゲゲゲの鬼太郎』主演のウエンツ瑛士ほか、浅野忠信、香川照之、中川翔子、さかなクンなど多数の著名人が足を運んだ。午後からの第二部では、一般のファンのための献花の時間もあり、朝早くから多くの人が会場前に列をなしていた。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日1716年に創業した中川政七商店が創業300周年を記念し、日本各地を巡回する「大日本市博覧会」が、東京ミッドタウンにて開催された「東京博覧会」よりスタートした。この試みについて中川政七商店代表取締役社長の中川淳氏は「普段から言っている『日本の工芸を元気にする』ということをより多くの人に知っていただく機会に。また、各産地で地元の工芸をよそものが行ってこれだけ素晴らしいとお伝えする場になれば」とコメント。全国5地域で「買える」「学べる」「体験できる」空間を期間限定でつくり、その土地のものづくりの魅力を再発見することで開催地域の賑わいの創出を狙っている。会場では、今回のコンセプトの一つである「温故知新」を表すものとして、同社のロゴをモチーフに、一刀彫に螺鈿細工の鞍など伝統的な技術を使って作られた「旧」の鹿と、相対するものとして旧の鹿を3Dスキャンしたものをベースにして作られた芸術家の名和晃平氏による「新」の鹿を展示。また、300周年にあたり、社史に代わるものとして作られた金屏風「工芸クロニクル」は必見だ。いわゆる資料型の社史を作っても読まれない、そして明治期に資料を一部焼失しておりそれほど分厚くはならないということから、工芸全体の歴史にフォーカス。石器時代から8つの時代を巡って、それぞれの時代の象徴的なものと象徴的な場所、そしてそのビジネスモデルで読み取れるものをイラスト入りの金屏風に仕立た。最後の時代には未来の産業観光モデルが加えられているが、産地と流通業者、使い手がより近接していくような形になるのではないかという予想が描かれており、これは実際に中川政七商店が奈良でいま実現しようとしていることだという。「工芸クロニクル」の監修には松岡正剛氏が所長を務める編集工学研究所、イラストは善養寺ススム氏が担当している。これらは今後の会場でも展示される。会場内では300周年記念商品も販売。2月17日より全国の中川政七商店で数量限定で販売される「日本工芸版モノポリー ZIPANGU」も先行で販売するなど、伝統工芸をベースにしながらも海外生まれのゲームと融合するという新しいアプローチも見せている。このほか、各会場では日替わりでトークイベントやワークショップも実施。東京でのトークイベントでは1月15日には元サッカー日本代表の中田英寿氏、1月16日はクリエイティブディレクターの水野学氏がゲストに登壇した。今後、「岩手博覧会」(5月3日~5日)、「長崎博覧会」(9月22日~25日)、「新潟博覧会」(10月6日~9日)、「奈良博覧会」(11月1日~6日)と巡回する予定となっている。
2016年01月31日東京都・京橋のLIXILギャラリーは、江戸時代の「薬草」に焦点を当てた展覧会「薬草の博物誌 森野旧薬園と江戸の植物図譜 展」を開催する。会期は3月3日~5月21日(水曜休館)。開場時間は10:00~18:00。入場無料。同展は、江戸時代から続く森野旧薬園と当時描かれた薬草を中心とした植物図譜を通して、幅広い本草学の世界とその魅力を紹介するもの。本草学は、私たちにも馴染み深い漢方薬の元になっているもので、江戸時代に発展した学問である。江戸後期には原料の一種である薬草は幕府により国産化政策がとられるほど貴重なものであったという。また、当時人々の関心も高く、多くの本草書や図譜が出版されたということだ。薬草から植物全般へと研究、興味の範囲が広がっていくのもこの時代で、そのころ薬草への造詣が深い人物として現れたのが森野初代藤助通貞(号:賽郭)であった。賽郭は、現存する日本最古の私設薬草園「森野旧薬園」を開設し、晩年には約千種の動植物の姿を、自然科学的な観察眼で色鮮やかに描いた「松山本草」を完成させた。この薬草園には今も薬草に関わる温故知新の知恵が息づいているということだ。同展では、「薬草」に焦点を当て、森野旧薬園を紹介するとともに、江戸の初期から本草学が近代植物学へ移行する時期までに描かれた主要な植物図譜の変遷が、約90点の実資料の他、写真、映像などで展観される。また、同展の開催に際し、LIXIL BOOKLET「薬草の博物誌 森野旧薬園と江戸の植物図譜」が発売された。価格は1,800円。購入など、詳細はLIXIL Webページより。
2016年01月27日●関西電力の子会社ケイ・オプティコムケイ・オプティコムは25日、事業戦略説明会を開催し、2016年以降の運営方針を明らかにした。マルチキャリアやMNP即時切り替えといった同社の特徴的なサービスはそのままに、他のMVNOとの差別化を図っていくとする同社の戦略はどのようなものだろうか。○ドコモMVNO開始からユーザー急増中ケイ・オプティコムは関西以外のユーザーにとってあまり馴染みがないかもしれないが、関西電力の100%子会社となる通信会社で、FTTHサービス「eo光ネット」や、携帯電話/スマートフォン向けのMVNOサービス「mineo」を展開している。両サービスとも顧客満足度調査で1位を獲得するなど、高クオリティのサービスを提供中だ。mineoは当時唯一のau回線を利用したMVNOサービスとして、2014年6月に1GB月額980円でサービスを開始し、2015年9月にはドコモ回線を利用したサービスを始めるとともに、パケットギフトや家族割、複数回線割りのほか、この説明会の直前にも10GBプランをスタートするなど、1年半でこまめにサービスの拡充と改善を重ねてきている。ドコモ回線を扱うようになってからはユーザーの増加ペースも急増しており、会員数は約19万人に達している。ユーザー数の増加に合わせてこまめにネットワークの増速やユーザー1人あたりの帯域割り当て増も進めており、これが高いユーザー満足度に繋がっているとした。MVNO市場全体を見ると、MVNOの認知度自体は約75%と高まっているのだが、実際利用を検討するユーザーは16%程度、契約に至るのは10%程度と、検討するまでの間に高いハードルがある。これをもっと具体的に検討する「自分ごと化」させるに至らすためにも、面倒、不安といった心理的ハードルを解消することが必要と分析した。また、現MVNOユーザーは携帯リテラシーの高い層であり、これからターゲットとして広めていかねばならないマジョリティ層の攻略ポイントとして知名度の高さが必要であり、広告やキャンペーン、店舗出店などで露出を高めていく必要を挙げていた。しかし、こうした露出アップにはMNOであるメガキャリア並みの広告展開など、体力勝負になる可能性が高い。こうしたなかで多くの中から選ばれるMVNOとしての特徴を出していくことが重要だとまとめた。●ユニークなコミュニティサービス「マイネ王」○コミュニティを中心としたMVNOへこうしたなか、mineoに特徴的なサービスとして、スタッフとユーザーのコミュニケーションサイトである「マイネ王」を紹介。ちょうど1年前にスタートしたサイトだが、ユーザー同士の率直な意見交換や、iPhone対応のAPNプロファイルテスト時にスタッフとユーザーが情報交換しあう場となるなど、建設的な方向で利用が進んでおり、mineoのさまざまなサービスや改善もユーザーの声から実現していると説明した。また、マイネ王のサービスとして、ユーザー同士が余剰パケットを共通の枠に貯蓄して、不足してきたら1GBを利用できる「フリータンク」や、「いいね」代わりに10MBのパケットを進呈する「チップ」といったサービスも紹介。これらが予想以上の好評を得ていることも明らかにした。mineoは、総務省のMVNO規制緩和第2弾などを受け、MVNOに求められる資質について、メガキャリアではできない新たな試みで世の中を便利で楽しく、面白くしていくことと定義。その実現に向けて、こうしたコミュニティの力を中心に、キャリアとユーザーがともに育てていくことがmineoのスタイルであり、それを「Fun with Fans!」というキャッチフレーズに表した。***MVNO各社は、従来の、サービスのクオリティや価格の安さといった評価軸だけでは価格競争による潰し合いになることから、新たな評価軸を設定してみせることが急務だが、mineoではそれを「楽しさ」という価値に見出してきている。いかにも関西系のサービスらしいフレーズだが、同時に楽しさを伝えることの難しさも抱えたことになる。mineoはサービス品質の高さに加え、「フリータンク」などの試みもユニークなだけに、もっと認知されてしかるべきサービスというのが筆者の認識だ。ユーザーと共にサービスを育てるという、いまどき珍しいコンセプトを掲げてくれた男気に免じて、Fun with Fans!のコンセプトが浸透することを祈りたい。
2016年01月26日1月25日(月)、「亀田の柿の種」の発売50周年を記念した記者発表会が都内で行われ、同ブランドのTVCMに3年連続で出演してイメージキャラクターを務めている女優の有村架純が登壇。現在主演を務めている連続ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で共演中の高畑充希、森川葵と女子会の予定があることを告白した。同イベントでは、「亀田の柿の種」のTVCMに3年続けて出演する有村さんを迎え、新CMの上映をはじめ、撮影秘話やシンボルキャラクターの「たねっち&ぴーなっち」、「亀田の柿の種の日」の発表や特注の「亀田の柿の種号」お披露目など盛りだくさんの内容に。リニューアルした「亀田の柿の種」を試食した有村さんは、「よりマイルドな味ですよね。香りや辛さを和らげているものが増えていますね」と感想をコメント。そして「亀田の柿の種」を使って2016年の目標を、漢字一文字の“放”と表現した有村さんは、「2015年がわたしにとって学びの一年だったと思っていて、そこで学んだことを放出させたいということで“放”にしました」と理由を説明した。また現在、主演ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」がフジテレビ系「月9」枠で放送中ということで、MCに芸能界の女子友たちと女子会をするかどうか聞かれた有村さんは、「いまドラマの現場で高畑充希と一緒ですが、私生活でも仲がいいので、森川葵ちゃんとも一緒にしたいですね。たこ焼きを一緒に食べたいという話をしているので、その時に柿の種も持って行って食べたいです」と女子会の予定があることを告白した。イベント終盤には、全国各地へ「亀田の柿の種」のおいしさを届けるために特別に制作した亀田の柿の種号に乗り込み、2ショット撮影も。昨年、待望の自動車運転免許を取得したという有村さんは、「ドライブは友だちと沖縄に行った時に、ちょっとだけ運転しました」と近況を報告。亀田の柿の種号のようなカラフルな車に乗りたいかについてMCに聞かれると、「車に詳しくないのでわからないのですが、街を走っているとわたしだなって、すぐわかると思います(笑)」と答えると、代表取締役社長COOの佐藤勇氏が、「いつでもウェルカムですよ。わたしが運転します(笑)!」と応え、会場の笑いを誘っていた。(text:cinemacafe.net)
2016年01月25日●障害は排除されるか日本通信は22日、東京都内で事業戦略発表会を開催し、同社の福田尚久社長が2015年12月16日に発表された総務省の「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」を受けて、同社のMVNO事業が今後目指す方向性について説明を行った。○タスクフォースの後押しで障害がなくなる福田社長は冒頭で、これまではMVNO事業者に対して9つの技術的制約が足かせになっていたと説明。これらの制約がタスクフォースの声明により排除されることが、MVNOにとっての規制緩和第2弾になるだろうとした。続いて、規制緩和による市場の変化について、同社の歴史を背景に説明。同社は2001年にMVNO事業を開始しているが、MNOであるキャリアとの接続料などで問題があった。これを解消したのが2007年の総務大臣裁定であり、これがMVNO規制緩和の第1弾であったとした。この総務大臣裁定によりMVNOの接続料金が低廉化し、いわゆる格安SIMの第1弾としてイオンからb-mobile SIMを発売した。これにより携帯事業者以外から携帯通信(SIM)を購入できることを広く浸透させた意義があったと説明。しかし、その後のMVNO市場を見るに、参入社は増えたものの、価格一辺倒の競争になってしまっている。MVNO SIMの認知度自体は上がったものの、携帯電話の契約数に占めるMVNOのシェアは未だ2%台と低迷しており、小さなパイをMVNO事業者が身を削りながら取り合っている状態になっている。そこで日本通信は、価格競争である格安SIM事業から、今後はサービスを中心とした多様化競争へと舵を切ることにした。だが、多様化競争への道には「接続料算定問題」と「技術的制約」という2つの障害があり、これが排除されなければMVNOのさらなる発展はない、というのが、タスクフォースの諮問会における同社の主張だったわけだ。今回、タスクフォースの声明により、こうした制約が排除される方針が定まり、日本通信としては従来のMVNOのモデル事業者としての役割を再定義し、新たに「モバイルソリューションイネーブラ」として、MVNOやシステムインテグレーター、メーカー、金融機関などがモバイルソリューションを実現するための黒子的存在として事業戦略を転換していくことを明らかにした。●独自SIMの開発を急ぐ○今後は独自SIMの発行が急務今後の展開について福田社長は、来るIoT時代において、「安全・安心なネットワーク」の提供という点で無線専用線が企業基盤・経済基盤として必須のインフラになることを強調。同社はこの分野について、米国での実績があることを挙げ、日本でも既存の固定専用線の10分の1程度で、いつでもどこでもアクセスできる安全なインフラとして提供できると自信を見せた。そして最後に、世界最高のモバイルインフラを持つ日本でMVNOへの規制が緩和されることで、自動車メーカーや家電メーカー、金融、医療分野での強力なプレーヤーを世界へ紹介していくための支えになりたいとまとめた。○ソフトバンク網を使ったMVNOも検討質疑応答では、今後の展開について、まずは独自のHLR/HSSを設置して、自社独自のSIMを発行することを最優先課題に挙げた。独自SIMの発行が可能になれば、ただのSIMだけでなくMIM(車載機などに搭載される固定タイプのSIM)やソフトウェアSIMといった形態も可能になる。実現する時期としては2016年度中ということだが、HLR/HSSを設置するのにはコストもかかるのである程度やむをえないところだろう。また自社SIMが使えるようになれば、アクセス網がキャリアなのかWi-Fiなのかを気にすることなく、どこからでもアクセスできる無線専用線の実現も可能になる。現在はデュアルSIMでドコモ網とソフトバンク網を切り替えているが、そういった手間もなくなるわけだ。ソフトバンク網を使ったMVNO事業についても言及。スマートフォン利用者の割合が高いソフトバンク向けSIMは、顧客企業からの引き合いも強く、すでにHLR/HSSの解放について協議を進めており、ソフトバンク向けの格安SIMの提供についても意欲を見せた。ただし、これはb-mobileブランドではなく、すべて他社への卸として行うという。なお、過去には月額980円程度の音声定額などの実現についても触れていたが、独自SIMや無線専用線が実現してから、段階を追って取り組んでいきたいとのことで、早くても2016年度内、実質は来年度からということになりそうだ。一方、同社が展開してきた「b-mobile」ブランドのMVNO事業は継続するものの、これは低価格なMVNOという見本の意味合いが強いショーケースであり、今後はMSEnablerとしての業態に中心をシフトしていくという。これまでも他MVNOに回線を卸していた日本通信だが、今後はこれを強化して、日本通信/b-mobileブランドを前に出さず、利益構造がしっかりしている法人向け回線に注力するという方向性になるわけだ。これからは日本通信/b-mobileという名前にユーザーが触れる機会は減るのかもしれないが、これもMVNOの多様化が進んできたひとつの証だとも言えるだろう。なお、同社はこの日、業績の下方修正も発表しており、11億円の黒字から15億円の赤字に転落している。これはMSP事業やSIM事業の下方修正だけでなく、何かと話題になったVAIO Phoneの在庫処分にかかる費用も重荷になっているようだ。MVNOの草分けとして日本のMVNO市場形成に大きな役割を担った同社だけに、ようやく得られた第2の規制緩和を生かして、安定した経営状態に戻してほしい。
2016年01月25日インテリア情報サイト「タブルーム(TABROOM)」が2月1日まで、貴重なインテリアを集めた販売会「リミテッド&アーカイブちょっと特別なインテリアコレクション」を伊勢丹新宿店本館5階のリビングデコールにて開催中。『タブルーム』は、300社を超えるインテリアメーカーやブランドの情報を掲載するインテリア情報サイト。今回開催される販売会では、名作家具の限定カラーや1点モノのスペシャル仕様品、数量限定の復刻品、保存用としてメーカー倉庫にストックされていたアーカイブ品など、他ではなかなか手に入らない貴重なアイテムを展開する。出品ブランドは、アルフレックス(Arflex)、ハーマンミラー(Herman Miller)、アルテック(artek)、ビトッシ(BITOSSI)、アーコール(ercol)、フロス(FLOS)、イノベーター(innovator)、マジス(MAGIS)、メイドバイセブン リユース(MADE BY SEVEN - REUSE-)、ミッドセンチュリーモダン(Mid-Century MODERN)、TOYO KITCHEN STYLE、マルニ木工、天童木工など。
2016年01月24日Cerevoは1月22日、クラウド型スマートマイク「listnr」を発売。同日、製品発表会を開催し、Cerevo 代表取締役の岩佐琢磨氏がlistnrの開発経緯などをプレゼンテーションした。listnrは、CES 2016に参考出品されたクラウド型スマートマイク。もともとは2015年1月にInterphenomが発表した製品で、クラウドファンディングサイトKickstarerにて資金提供を募っていた。目標の50,000ドルを上回る約63,000ドルを集めたが、2015年3月にKickstarterからプロジェクトの停止勧告を受け、開発を中断。その後、プロジェクトはUPQの代表取締役でCerevoのプロダクトマネージャーを務める中澤優子氏に引き取られ、Cerevoが製品開発を引き継ぐこととなった。listnrの機能を一言でまとめるなら「人間の声から感情を推察し、スマートフォンにアイコンで通知する」とするのが適当だろうか。listnrは集音用マイクとWi-Fi機能(IEEE 802.11b/g/n)を内蔵し、感知した声を音声解析エンジンに送信。解析結果をスマートフォンに通知する。解析する音声の対象としているのは、声は発するが「言語」までは達していない0~2歳の乳幼児だ。音声の解析エンジンには、パナソニックが提供するサーバー「xauris(ゾウリス)」を採用。listnrが内蔵マイクで感知した乳幼児の声を解析し、乳幼児の感情を「Laugh(笑う)」「Cry(泣く)」「Babble(喃語)」「Growl(叫ぶ)」の4種類にカテゴライズする。解析結果はスマートフォンにアイコンで通知し、乳幼児の感情を離れた場所にいても知ることができる。アプリの対応OSはAndroid 4.4以降。iOS版アプリは追って提供する予定だ。今後は開発者向けにAPIを公開し、xauris以外の音解析エンジンや音認識サーバーを認識エンジンとして設定できるようにする予定だ。たとえば、「ドンガラガッシャーン」といったモノが壊れる音を感知すると、スマートフォンにメッセージを送るように設定するなど、listnrとスマートフォンを組み合わせたサービスを独自に開発できる。解析結果は、スマートフォンだけでなくlistnr本体にも通知され、LEDライトに色で表示する。listnrは、子どもの監視を目的としたツールというよりも、家族との繋がりを実感できる"ゆるい"コミュニケーションツールとしての活用を目指し開発されている。「いまだ電気が通っていないものをスマホ連携・ネット連動で改革する」というコンセプトで製品開発を行ってきたCerevo。これまでに、スマートフォンと連携したスノーボード用バインディング「SNOW-1」、自走式のプロジェクター搭載ロボット「Tipron」、センサー内蔵のロードバイク「ORBITREC」などをリリースしている。岩佐氏は、プレゼンテーションの中で、販売店が「どこの棚に置いたらいいのやら……」と迷うような新しい製品を開発したいと話していた。Cerevoの今後の展開にも目が離せない。
2016年01月22日1月9日(土)より公開中のオリジナル劇場アニメ『ガラスの花と壊す世界』だが、制作スタッフ陣による生コメンタリー上映会とキャスト陣登壇の追加舞台挨拶が決定した。『ガラスの花と壊す世界』生コメンタリー上映会は、東京・新宿バルト9にて2016年1月29日(金)21:00回に実施される(終了は22:40頃の予定)。登壇者は石浜真史監督、音楽の横山克氏、加藤淳氏(A-1 Picturesアニメーションプロデューサー)、石原良一氏(ポニーキャニオン プロデューサー)が予定されている。チケットは通常料金で、新宿バルト9公式サイト【KINEZO EXPRESS(インターネット販売)】では1月23日(土)0:00より、劇場窓口では1月23日(土)の劇場オープン時間より販売開始となる(※劇場窓口はインターネット販売で残席がある場合のみ販売)。一方、追加舞台挨拶は、1月30日(土)と31日(日)に開催されるが、30日はキャスト3名(種田梨沙、佐倉綾音、茅野愛衣)による「大ヒット御礼舞台挨拶」、31日は花守ゆみりが登壇し、「キャストのサイン入りグッズが当たるプレゼント抽選会&大ヒット御礼舞台挨拶」が行われる。チケットは2,000円(税別)で、それぞれ専用のチケットが必要となる。購入方法や開催時間などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。なお、「キャストのサイン入りグッズが当たるプレゼント抽選会」のプレゼント内容は下記の通り(※プレゼント内容は予告なく変更になる場合がある)。花守ゆみり、種田梨沙、佐倉綾音、茅野愛衣サイン入り宣伝ポスター花守ゆみり、種田梨沙、佐倉綾音、茅野愛衣サイン入りアフレコ台本花守ゆみり、種田梨沙、佐倉綾音、茅野愛衣サイン入りキャラクター原案カントクイラスト使用特製きらきらクリアファイル花守ゆみりサイン入りキャラクター原案 カントク描き下ろし リモ Prototype ミニ色紙種田梨沙サイン入りキャラクター原案 カントク描き下ろし デュアル Prototype ミニ色紙佐倉綾音サイン入りキャラクター原案 カントク描き下ろし ドロシー Prototype ミニ色紙茅野愛衣サイン入りキャラクター原案 カントク描き下ろし スミレ Prototype ミニ色紙(C) Project D. backup
2016年01月21日アミューズは、アミューズミュージアムの監修による展覧会「BORO(ぼろ)の美学 - 野良着と現代ファッション」を開催する。会期は1月23日~4月10日(4月6日を除く毎週水曜および4月4日は休館。水曜が祝日の場合は翌日休館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。会場は兵庫県・神戸市 アイランドセンターの「神戸ファッション美術館」。入場料は一般:500円/小中高、65歳以上:250円。同展では、"布文化と浮世絵の美術館"「アミューズミュージアム」(東京都・浅草)が管理運用する約2万点の中から、国の重要有形民俗文化財である東北の野良着-タツケ、マエダレ、長着などに見られる襤褸やこぎん刺し、菱刺しなど約100点が紹介されるとともに、ボロの美を現代のファッションに取り入れたkeisuke kanda(神田恵介)、matohu(堀畑裕之、 関口真希子)、writtenafterwards(山縣良和)、MODECO(水野浩之)のデザイナー4組による作品が展示される。同展が開催される背景として、2013年ルイ・ヴィトン、2014年アルチュザラ、2015年コム デ ギャルソンが相次いで「日本のボロ」をテーマにしたコレクションを発表するなど、近年では「BORO」として世界のファッション界・アート界で通用する言葉になっているのに加え、日本の若手デザイナーもボロを独自の解釈で取り入れた作品を多く発表していることから、神戸ファッション美術館がアミューズミュージアムに展示品の貸出および展覧会の監修を依頼したという。また、公開初日の1月23日 14:00~15:00には、神戸ファッション美術館 展示室内において、アミューズミュージアム館長・辰巳清氏とMODECO代表・水野浩行氏によるギャラリートークが開催される。このほか、関連イベントとして、2月21日 14:00~15:30(13:30開場)には、「REALKYOTO」、「REALTOKYO」発行人兼編集長の小崎哲哉氏、アミューズミュージアム館長・辰巳清氏、writtenafterwardsデザイナー・山縣良和氏による講演会「田中忠三郎とBORO(ぼろ)、そのデザイン」が開催される。会場は神戸ファッション美術館5F オルビスホール。参加希望者は、神戸ファッション美術館のWebサイトに記載されている方法で申し込む。なお、「神戸ファッション美術館」は1997年に開館した日本初の公立ファッション美術館。世界各地から服飾学、民俗学の研究者やファッション関係者が来館している。一方の「アミューズミュージアム」は、2009年の開館以来、継ぎはぎのボロ布(江戸時代後期~昭和初期の日本の農民衣)のアート性に着目した展示を行っている。
2016年01月21日