こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。いま日本では英語教育の必要性が叫ばれています。幼稚園や保育園で英会話レッスンを取り入れることが増え、幼児期の習い事として英会話スクールに参加する例も少なくないようです。小学校や中学校ではネイティブによる英会話クラスも設置されています。それでも、日本における英会話力は決して十分な伸びを見せていません。なぜなのでしょうか?英語は言葉です。日本で生まれ育てば、平均して3歳くらいまでに日本語を話せるようになり、それが英語圏であれば英語を話せるようになります。そこに、特別な学習は必要ありません。この当たり前な前提をもとに、乳幼児への英語教育の効果と、家庭で親たちにできることについてまとめてみました。●乳幼児期は異文化への抵抗がない大人になってから外国語を学ぶことが非常に難しいとは誰もが知っていることです。でも、乳幼児にとっては日本語も外国語も土俵は同じ です。生活の中で自然に聞こえてくる言葉、それが日本語であれば日本語を、英語であれば英語を自然に学び取っていきます。大人にとっては異文化な英語も、乳幼児にとってはなんの抵抗も感じない一つの言葉に過ぎず、自然に受け入れることが可能なのです。●三つ子の魂百までこれは、幼いころに培われた性質が一生変わらないことを意味することわざですが、実は言語にも当てはめることができます。乳幼児期に培われた言語は、その後何らかの事情で使わなくなり忘れてしまったとしても、ゼロになることはなく、記憶の中に残っていく と考えられています。ある人は、日本でごく一般的な教育を受けて成人しましたが、海外旅行先で英語を耳にしているうちに、相手の英語がよく分かるようになり「発音がいいね」と言われたといいます。帰国後それを両親に話したところ、幼稚園で1年間ネイティブ教師の英会話授業を受けていたことが分かって納得したそうです。●ポイントは英語に触れる量英語を習得するために、乳幼児に“ガリ勉”をさせても大きな効果は期待できません。彼らに暗記や応用を求めるのは酷です。では、何が大切かというと、それは英語に触れる量 。英語圏で育つ、片親が英語を話すなどの環境でバイリンガルが育ちやすいのは当たり前の事実です。これは、英語に触れる量の多さが大きく影響を与えています。乳幼児の英語教育を成功させるポイントは一つ。英語に触れる量の多さにあると言っても過言ではないのです。●耳から入り、目で確認して口から出す英語圏の乳幼児が英語を学ぶ場所は主に家庭と幼稚園などの教育施設です。そこでは、英語で話しかけられ、英語の歌を唄い、英語のテレビや絵本を見て読んで過ごします。これを、日本での生活にどれだけ持ち込めるかがカギとなります。親がネイティブ英語スピーカーでなければ、英語で話しかけることは難しいでしょう。そこで、英語のアニメや簡単なゲームなど、聴覚と視覚に訴える材料 を使うのがおすすめ。絵本はCD付きを選び、絵を見ながら何度も繰り返して聞きましょう。親も一緒に学び取るつもりでつきあいます。これらに、1日1時間を費やすか、3時間を費やすか、その量の違いが効果の違いとなって現れてきます。●日本語がダメにならない?乳幼児期の英語教育は日本語力の低下につながるとして警鐘を鳴らす人もいます。海外生活で英語の幼稚園に通わせたから、国際結婚家庭で家族の共通語が英語だったから、そのために日本語が話せなくなってしまうことがあるともいいます。確かにそういった例もあります。ただその多くは英語の量が日本語の量と逆転した結果 起こっているのです。それだけ量が言語習得に影響を与える、その証拠ともいえそうです。日本で暮らし、通常日本語に囲まれていれば、日本語が話せなくなることはまずありません。24時間のうち3時間程度を英語に譲っても、それは変わりありません。●まとめとして子どもに英語を習得させたいと考える親は少なくありません。ただ、中学校以降の授業で学ぶ“英語”と“英会話”は別物です。乳幼児期の英語教育はあくまで英会話。英語の学力に直接結びつくとは限らないことも知っておきましょう。ただ、時代や世界が求めているのは“英会話”のほう 。それを学び取るには、どの年代よりも乳幼児期がもっともスムーズなのです。そして、家庭で英語に触れる時間の量を増やすことが、その効果をより大きくしてくれるのは、間違いなさそうです。【参考リンク】・子どもの英語教育を科学する第一回 | 小学校英語教育応援サイト(成美堂)()●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年10月29日現在公開中の「HiGH&LOW」プロジェクト映画第2弾『HiGH&LOW THE RED RAIN』。この度、10月19日(水)韓国にて本作のプレミア上映会が開催され、舞台挨拶にはTAKAHIROと登坂広臣が登壇した。今月8日(土)に公開を迎えた本作は、公開10日目にして50万人を動員、興行収入は6.5億円を突破。また、本作は海外にも進出し、先日は台湾にてインターナショナルプレミア上映も大成功を収めた。この日、会場には手作りのプラカードを手にもった観客で埋め尽くされ、TAKAHIROさん、登坂さんの名前が響きわたっていた。2人が姿を表すと、止まない歓声が!まずTAKAHIROさんが「こんばんは!お会いできてうれしいです。TAKAHIROです」と流暢な韓国語で挨拶し、続けて登坂さんも「みなさん、ごんばんは!臣です。映画、楽しんでください!」と韓国語を披露すると、拍手喝采となった。イベントでは、抽選で特別サプライズプレゼントが!くじ引き箱を持ったスタッフにTAKAHIROさんは「本当に韓国の方、肌がキレイですよね」と声をかけると、会場には「きゃー」という悲鳴が。そして、TAKAHIROさんが当選した女性観客に握手を求めたところ、さらなる悲鳴が上がっていた。そして、歓声冷めやらぬ観客に中でのフォトセッションを終えたところで、登坂さんは階段ではなく、高い舞台まで一気にジャンプ!またTAKAHIROさんもジャンプ!すると会場はまた湧き、興奮気味の観客にむけに現地のスタッフが席に座るよう声をかけ続けると、TAKAHIROさん韓国語で「座ってください」とコメントし、またさらに会場は盛り上がっていた。最後にTAKAHIROさんは「本当に短い時間だったんですが、みなさんと一緒に過ごせていい思い出になりました。これから、みなさん映画を観ていただくと思いますが、本当に心込めて撮った作品なので、最後の最後まで楽しんでいただければと思います」とこれから作品を観る観客に向けてメッセージ。登坂さんは「この映画を観ていただいて、今後の『EXILE TRIBE』だったり、基本、僕らは日本で活動しているんですが、いい音楽だったり、いい作品をつくれば、こういう国境を越えていろんな出会い、いろんな時間を共有できるということをこの作品を通して僕らも感じることができましたので、次は韓国でライブができるようにこれからも応援してくださると嬉しいです」と次なる目標も語り会場を沸かせていた。『HiGH&LOW THE RED RAIN』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月21日渡辺直美の初のワールドツアー「Naomi Watanabe WORLD TOUR」が、現地時間10月18日(火)、台北のOmni Nightclub Taipeiにてファイナルを迎えた。今回のワールドツアーは、渡辺さん4年ぶりの単独ライブ。10月2日(日)ニューヨークを皮切りに、ロサンゼルス、そしてラストに台北と3都市を周るというものだった。そして今回、ファイナルを迎える台北の会場に集まったのは、1,000名以上ものファンたち。中には現地タレントも多数来場していた。ビヨンセの看板ソングの「Ring The Alarm」から始まったライブは、「Crazy In Love」「Baby Boy」「Say My Name」「Get Me Bodied」と立て続けに5曲も披露。MCでは、中国語で「みなさんこんにちは」と挨拶して自己紹介。さらにファンと直接触れ合える企画として、NYのライブでも行われた「マシュマロキャッチ」も披露し、大盛り上がりのライブとなっていた。渡辺さん本人も楽しむことができ、本公演はワールドツアーの中で一番のパフォーマンスで大満足。終了間際には、中国語で「あいしてる」とファンに叫びアンコールも。また「自分も欠点がたくさんあるし、『完璧な人間はいない』と、ある先輩から教えてもらいました。自分の長所を見つけて努力して生かして行くことが大事」と台湾の若者たちにエール。台湾メディアも「最初から最後まで大盛り上がり」と絶賛するほど。ライブでは計4着の衣装を披露してぽっちゃりスタイルをアピール。来場者の中にも渡辺直美スタイルを真似するファンも多数見受けられた。公演終了後渡辺さんは「本当に楽しかった」と喜ぶも、「チューシェガオ(豚の血ともち米を蒸した物)キャッチ」に2度失敗したことを悔んでいた。さらに、ワールドツアーでは台湾が最も大切な公演だったと語る渡辺さん。19歳のとき、家族の反対があったにもかかわらず日本で芸人を目指し、この10年間家族にとても心配をかけて連絡もなかなか取れないこともあったという。しかし、今回の公演が会場満員になったことで「これで家族も安心できるでしょう」と笑いながら語っていた。また、男性との出会いについて質問されると「アメリカでは良い出会いがなかったが、台湾の男性にはかなり魅力を感じている。自分は身長が高くて爽やかなイケメンが好きなので、彼氏募集中」と回答。先日、空港での囲み取材で通訳を通して知り合った好感度高めな台湾男子も今回の公演を見に来ると話していたが、「2人で会う予定がありますか」という質問に対しては、「秘密」と照れながら答えていた。(cinemacafe.net)
2016年10月19日最近では、教育や発達のために、幼少期から何らかのスクールに通わせるママも多いようです。「ほかの子と違う習い事をさせたい」、「定番の英語やピアノはうちの子にはあわないかも…」という場合には、一風変わった習い事を検討してみてはいかがでしょうか。子どもの個性を伸ばし、将来にも役立つ習い事をピックアップしました。■英語の前に日本語? すべての基礎となる国語力を鍛えるにはグローバル化の動きにあわせて、幼児期から英語教育に力を入れる家庭は増えているようです。でも中には、「日本語で自分の気持ちが話せる力が育ってほしい」と、考えるママも多いのでは。そんな「英語よりまず日本語力を高めたい」という方針の家庭におすすめなのが、国語教室です。英語教室に比べると目立たない存在ではありますが、小学生向けはもちろん、幼児向けの教室もあります。幼児向け教室では、絵本やカルタを利用しながら楽しく教えてくれるところも多いので、小さな子も無理なく学べそう。すべての教科の基礎となる国語力は、習わせておいて損はないはずです。■子どもへの食育には、農業体験を!普段、土にふれる機会の少ない都会っ子には、農業体験スクールはいかがでしょう。田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫などを実際に体験することで、食べものや農業の大切さを自然に学ぶことができます。子ども向け農業体験は、民間の施設や農場のほか、地元のJA(農業協同組合)が開催するイベントも行われています。気軽に参加できる1日体験から、毎週末に農場に通って作業する本格的なコースまで、施設や運営団体によって内容もさまざまです。■個性を発揮! 珍しい楽器を弾けるだけで目立つ!「音楽がある生活」の中で幼少期から過ごし、音楽に親しむことはママにとっても憧れること。音楽系の習い事の定番といえばピアノですが、家に練習用のピアノを置くという問題であきらめていた方や個性を発揮させたいと思っていたママには、こんな楽器の教室はいかがでしょうか。たとえば、ウクレレやギター、三味線、アコーディオン、ドラムなど、これまでの親世代の習い事ではなかったちょっと珍しい楽器の教室。これらの楽器は弾けるだけでも注目されるので、将来、子どもの特技や強みになるかもしれません。■理系脳を育てる! 好奇心旺盛な子には科学教室「ママ、磁石はどうしてくっつくの?」「シャボン玉はなぜ丸くなるの?」などと、毎日質問攻めにされて困っているママ。「なぜなぜ?」で頭の中がいっぱいの子には、科学教室に通わせて、好奇心を思いきり満足させてあげましょう。顕微鏡やビーカーなどの装置・器具を使った本格的な科学実験が体験できるのが、科学教室の大きなメリット。小学生向けが中心ですが、親子で参加できる幼児向けの教室もあるようです。幼いうちから科学に親しんだ生活を送ると、理系脳が養われ、将来には理系に進みたいという子どもに育つかもしれません。子どもの習い事選びには、家庭の方針やママ・パパの希望のほかにも、本人の適性も重要。現代では種類も多岐にわたるので、ぜひ我が子にあった習い事を見つけてあげましょう。
2016年10月18日俳優・染谷将太が、東宝×角川がタッグを組み製作費に150億円を投じた日中合作超大作映画『空海-KU-KAI-』に出演することがこのほど明らかになった。完成は来年、日本での公開は2018年を予定している。7世紀、中国は唐代。平安時代にあった日本より遣唐使として送られた若き日の空海(沙門空海)は「密教のすべてを会得する」という決意にいた。あるきっかけで知り合った白楽天という詩人(のちの白居易)との交流を深めている中、唐の都は権力者が次々に死んでいく、という事件に見舞われていた。空海は、白楽天と共に一連の事件を探るのだが、やがて歴史が生み出した巨大な謎と対峙することとなる――。本作は、2011年から構想に5年の時間を費やした、日中共同製作映画としては史上最大のプロジェクト。原作は『エヴェレスト 神々の山嶺』『陰陽師』など、多数の著作が映像化されているベストセラー作家・夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(角川文庫/徳間文庫)。中国・唐の時代を舞台とした本作は、日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海が、詩人・白楽天と共に首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫るというもの。この壮大な物語には、スタッフ1,000人を動員し、史上最大のスケールで映像化。監督には、カンヌ映画祭パルム・ドール、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ほか数々の受賞を果たし、世界にその名を轟かせる巨匠・陳凱歌。主演には、日本代表として若き日の空海役に、ヴェネツィア映画祭の新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞、日本アカデミー賞各賞を受賞し、個性的な作品から『寄生獣』などのエンタメ大作の主演まで果たす、いま最も注目を集める俳優のひとり染谷さん。今回、満を持して海外初挑戦となる染谷さんは「なるべくしてなっている、いまはそう思えていますが、同時にこれは奇跡だとも感じています。監督の美しいアートワークの中でなんと空海として生きられる。こんな凄まじい人生経験はないことでしょう」と感慨深げ。また、現在撮影中だということで、「まるで激しい航海の後大唐で真相を探し求めたように自分も撮影に挑んでいます。もちろん全編中国語のセリフであったり、平たく言えば”大変”と言えることはありますが、不思議と空海を通して過ごしているとそれがとても解消されていくのです」と語り、「毒々しくも美しい愛と哀しみの大事件と感動を、熱々の状態で皆様に届けられるよう日々撮影していきますので楽しみにしていてください」とメッセージを寄せた。さらに、若き空海=沙門空海の相棒となる唐代の詩人・白楽天役には、中国にて好感度俳優第1位に選ばれる人気の黄軒がキャスティング。日中を代表する注目の若手俳優の共演とあって大きな話題を集めそう。原作者の夢枕獏氏は「ぼくが17年かけて書いた物語の舞台、映画のために造られた巨大な長安の街の中を歩いていたら、思わずほろほろと涙がこぼれてきた。このような奇跡がおこるとは。ぼく自身がぼくの物語の中を歩いているのである」と話し、自身映像化不可能と思っていたが、そうでないことをこのとき確信したと言う。また「陳凱歌という優れた監督と出会えたことは、ぼくにとって、というより、この物語にとって、最大の幸せであろう」とコメントした。なお、湖北省・襄陽市に唐の都を完全再現し、オール中国ロケで撮影される本作。すでにクランクインしている本作は、主演の染谷さんも丸刈りの僧侶姿で合流し、年内いっぱいの約5か月間の長期間の撮影に対し、気合い十分で望んでいるようだ。『空海-KU-KAI-』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月17日モデルで女優の佐々木希が11日、都内で行われた映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(11月3日公開)の完成披露舞台あいさつに、共演したSUPER JUNIORのイェソン、朝原雄三監督とともに出席した。韓国のアイドルグループ、SUPER JUNIORでリード・ヴォーカルを務めるイェソンが初主演を果たし、その相手役に佐々木希が起用された本作。沖縄出張中に会社が潰れたヨンウン(イェソン)が、韓国語をマスターしなければ会社をクビになってしまうシングルマザー・さくら(佐々木希)の先生となり、様々なアクシデントが起きながらも次第に距離が縮まっていく、というストーリーとなっている。佐々木は、胸元全開のセクシーワンピース姿で登場。初めての韓国語を「一番大きな挑戦でしたね。現場にも先生がいらしたし、現場に入る前まで準備をして覚えたんですが、現場に入ったら一番の先生(イェソン)がいらっしゃいました(笑)」と明かすと客席から黄色い声援が飛び、「そこは心強かったです。本当に教えていただきましてありがとうございました」とイェソンに感謝の言葉。そんな佐々木に対してイェソンは「佐々木さんは本当に(韓国語の)関心が高かったですよ。もっと勉強して韓国のドラマや映画に出られるようになればいいですよね」と話すと、佐々木は「その時も先生としてよろしくお願いします。一緒に共演できることを願っています」とラブコールを送っていた。また、演じたシングルマザー・さくらを温かく見守るヨンウンのような男性について佐々木は「素敵ですよね! 自分のことを思ってくれるのもうれしいんですけど、自分が大事にしている子どもも愛してくれるし、よく面倒もみてくれる。そういうところにさくらが惹かれたんじゃないかと思います」と分析した。本作は、今月行われる東京国際映画祭のほか、ハワイ国際映画祭やオーストラリア映画祭への出品も決定しており、佐々木は「テンポが良くて軽やかな映画になっていると思うので、日本の方はもちろん海外の方にも笑って泣いて元気になってもらいたいです」と笑顔を見せていた。映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は、11月3日より全国公開。
2016年10月12日「SUPER JUNIOR」のイェソン主演の映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』のプレミア上映会が10月11日(火)に開催。イェソン、共演の佐々木希、朝原雄三監督が揃って舞台挨拶に登壇した。沖縄を舞台に、言葉の壁を越えて展開するハプニング連続のラブコメディ。沖縄出張中に彼女にフラれ、仕事も失ったヨンウンはひょんなことから韓国語教師になる。そこで生徒として出会ったさくらは韓国語をマスターしないと仕事をクビになってしまう崖っぷちのシングルマザー。奮闘する彼女にヨンウン協力し、徐々に心惹かれていくが…。大歓声を浴びながら、客席通路を通って登壇したイェソンと佐々木さん。イェソンは劇中でも披露している日本語で「こんにちは!みなさん、元気ですか?」と挨拶し喝采を浴びる。映画ではヨンウンをコミカルに熱演しているが、イェソンは「実は、この撮影のためにあえて太って臨みました」と撮影時、4kgほど体重を増やしていたことを告白。「不細工なヨンウンはいかがでしたか(笑)?」とおどけたが、その後、撮影を終えると8kg痩せたそうで、会場からは驚きの声が上がっていた。佐々木さんは、韓国語での演技に挑戦したが「現場に一番の“先生”がいたので(笑)」とイェソンから直に韓国語の指導を受けたことを明かし「心強かったです!ありがとうございました」と感謝。会場からは「ヒュー!」と羨望交じりの声が上がったがイェソンはすぐに「みなさんの先生にもなりますよ」と返し、客席は笑いに包まれた。本作で、イェソンは主題歌も自ら書き下ろしているが、この「雨のち晴れの空の色」について「もともと、活動していなかった2年間の間に作りました。軍隊に入る前にみなさんと交わした約束を果たすために作った曲です。最初は哀しい曲でしたが、映画のような心温まる曲になったと思います。この曲にもたくさんの愛をお願いします」と呼びかけた。この日、壇上ではイェソンも佐々木さんも、日本語、韓国語を交えながらトークを展開!イェソンさんは、撮影から時間が経っても韓国語を忘れていない佐々木さんを称賛し「のちのち、韓国のドラマや映画に出演してくれたら」と期待を込めて語り、佐々木さんも「そのときはまた“先生”としてお願いします!共演できるのを楽しみにしています」と嬉しそうに語っていた。『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」は11月3日(木・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月11日かつてのフェンシングの名選手と子どもたちとの交流と絆を描き、第73回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネートされたフィンランド映画『こころに剣士を』(原題:THE FENCER)が12月24日(土)より公開される。このほど、その待望の予告編が解禁となった。舞台となるのは、1950年初め、バルト3国の1国、エストニア。第2次世界大戦中はドイツに、大戦末期はソ連に占領され、2つの国に翻弄された人々は鬱屈した生活を強いられていた。父親は兵士に取られ、母親は働きに出て、子どもたちは放っておかれ、誰もが下を向いてひっそりと暮らしていた。そんな日常に、まっすぐに相手と向き合い、必要とあれば立ち向かっていくフェンシングというスポーツが、元フェンシング選手のエンデル・ネリスによってもたらされる。ソ連の秘密警察に追われるエンデルは、小学校の教師として田舎町ハープサルにやってきた。やがてエンデルは課外授業としてフェンシングを教えることになるが、実は子どもが苦手。そんなエンデルを変えたのは、学ぶことの喜びにキラキラと輝く子どもたちの瞳だった。息の詰まる生活をしていた子どもたちはたちまちフェンシングに夢中になり、そこに希望が芽生え始める。なかでも、幼い妹たちの面倒を見るマルタと、祖父と2人暮らしのヤーンは、エンデルを父のように慕うようになる。あるとき、レニングラードで開かれる全国大会に出たいと、子どもたちにせがまれたエンデル。戻れば捕まることになるが、子どもたちの夢を叶えようと、彼は決意する――。エストニアを舞台に、戦争の犠牲になった元フェンシング戦士と子どもたちが希望を取り戻すまでを描く“実話から生まれた”本作。第73回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネートされた珠玉作は、昨年の京都ヒストリカ映画祭でも上映され話題を呼んでいた。監督を務めたのは、『ヤコブへの手紙』のクラウス・ハロ。フィンランドを代表する映画監督として高く評価されており、長編監督作全5本のうち、本作を含む4本がアカデミー賞外国語映画賞のフィンランド代表作品に選ばれている。2004年にはスウェーデンのアカデミー賞といわれる“イングマール・ベルイマン賞”を受賞。本国以外の監督としては初受賞の快挙を成し遂げ、巨匠ベルイマン監督本人からも称えられた。今回解禁となった予告編では、雪が降るエストニアを訪れた伝説のフェンシング選手エンデル・ネリスが、子どもたちの純粋なひたむきさによって心を開いていく様子が、繊細で透明感のある音楽と映像とともに映し出されていく。誰もが自由に生きられなかった時代に、次第に輝きを取り戻していく子どもたちの瞳にはハッとさせられ、秘密警察に追われるエンデル自身も、いつしか“剣士のこころ”を取り戻していく様が見て取れる。エンデルと子どもたちがフェンシングに託した思いとは…?感動の実話に期待が高まる予告映像となっている。『こころに剣士を』は12月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月11日学習障害の長男。努力ではカバーしきれない困難さを抱えた結果…出典 : 小5の長男は、ADHD、アスペルガー症候群、そして学習障害という診断を受けています。その中で、今彼を最も困らせているのが、「学習障害」です。上下斜視で2度の外科手術をしている長男ですが、視力は順調に育ちながらも、視機能や視覚認知面での遅れがありました。このため、●本の字を追って読むのが苦手●漢字や図形の形を把握して覚えるのが苦手●黒板の字を視写するのが苦手●先生の口頭の指示を覚えられない●繰り上がりなど複雑な計算が苦手こうした影響が、学習に現れています。医師の診断によると、「今は、彼が本来持っている理解力や思考力を十分に発揮できず、努力をしても定着が進まない状態です。そんな中で失敗経験が積み重なり、勉強自体に『苦手意識』『拒否感』が強まってしまったのでしょう。そのため学習場面で、パニックを起こしたりチック症状が出たりといった、二次障害が出ています。」ということでした。本来、好奇心が旺盛で好きなことなら熱心に知識を取り込み、あっという間に覚えるほど、学ぶことに対して前向きな長男。それが、読み書きという「方法が合わない」ことが原因で、学ぶこと自体が嫌になっているのです。この状況を前にし、親としては可哀想で仕方ありませんでした。タブレット学習が長男を変えた!出典 : そんなとき、通っている療育先や教育相談の先生から、「タブレットを使ってみてはどうか」と勧められました。長男に「こんなのあるけど、やってみない?」と聞いたところ、興味を示して「やってみたい!」とノリノリに。こうして、小3から通信教育のタブレット講座を始め、今ではその他のアプリも取り入れて続けています。なぜ、勉強嫌いの長男がそんなに続いているのか?お勧めの教材4つを紹介しながらお話したいと思います。出典 : こちらは、進研ゼミのタブレット教材です。国語・算数・理科・社会の4教科を、動画や音声で学習できるので、「読む」のが苦手だったり、説明を読んでイメージするのが苦手だったりする子もわかりやすいです。長男にとっては、とにかく「書かなくてもいい」のが良かったようです! 問題の答えの記入は、タッチペンを使った選択制なのです。また、間違えたら再チャレンジする仕組みになっていたり、わからないところがあったら説明や動画をもう一度見ることができたりするので、長男にとっては記憶力の強化にもなります。このシステムの面白いところは、学習をすすめるごとにご褒美(ポイントやゲーム)があるので、やる気につながるようです。「チャレンジタッチ」タブレットの仕様出典 : 長男が視覚認知・視機能の検査を受けた病院で、ビジョントレーニングとして勧められたのがこちらです。これはパソコンにダウンロードして使用するアプリケーションです。視覚認知機能5領域(注意・記憶・形状識別・空間認知・運動統合)のトレーニングができる、16種類のとてもわかりやすく楽しいゲームです。練習ステージをしてから本番に入る形だったり、前回までの記録に合わせて難易度を自動設定してくれたりと、子どものやる気を上手に引き出してくれます。また、保護者メニューでは5領域の力のバランスや、これまでの成績の変化をグラフやチャートで見ることができるので、子どもの成長状態がよくわかります。この記録をもとに、力を付けた方が良い領域のゲームを「今日のおすすめ」として自動表示してくれるので、子どもだけでもまんべんなく、力をつけていくことができると思います。視覚認知バランサー出典 : 苦手な「書く」を補うため、パソコン入力ができるようにと考え、ローマ字を負担なく覚えることができるアプリを探しました。こちらは、タブレット向けのアプリケーション。表示されたひらがな又はカタカナと同じローマ字を4択の中からタッチして選ぶ、学習アプリです。「道場」というだけに、剣道の試合のようにどんどん文字をヒットさせるのが、面白いみたいです。学校の「書いて覚える」学習では泣いて嫌がり、全くローマ字が覚えられなかった長男でしたが、このアプリはタッチするだけで覚えられるので、繰り返すうちに、少しずつですがローマ字が読めるようになってきています。剣道でおぼえるローマ字道場出典 : 漢字を書けなくてもいいから、読めるようになって欲しい。そんな気持ちで、楽しく「漢字の読み」が学習できるアプリを探しました。これもタブレット向け無料アプリです。子どもが大好きなRPGゲームの感覚で、海賊になって問題を解きながら、ステージをクリアしていく楽しみがあります。漢字の正しい読みを選択する問題、漢字の正しい形を選択する問題に回答することで、視覚的に漢字を覚えることができます。ステージを1つクリアする毎にカードやコインをもらえるのもやる気に繋がります。国語海賊〜2年生の漢字編〜その子に合った学習方法さえ見つかれば、子どもは伸びる出典 : 最近読んだ本に、こんなことが書いてありました。「勉強をその子ができる形にしてやることで、子どもは自然に力を伸ばすことができます。また、時期がくれば自然と力を伸ばすこともあります。だから、子どもを勉強に合わせるのではなく、勉強を子どもに合わせてやればよいのです。小学校に入学し、気を張って1日を過ごしてきた子どもに追い打ちをかけるのではなく、家に帰ったらほっこりさせてやりたい。だから、まずは『宿題なんかできなくても大丈夫』と考えてほしいのです。」「宿題をするのは当たり前のこと」と親子で考えていた頃は、確かに毎日が苦痛でした。私はカッとして声を上げ、長男は泣きながら宿題をしていました。でも今は、このタブレット学習を「この子の宿題」として学校に認めてもらい、やったことを記録して報告しています。自分から学習に取り組む今の姿は、以前の彼からは想像できないものでした。その子に合った学習方法を用意すれば、子どもは伸びることができる。そのことを、強く実感しています。(「宿題なんかこわくない発達障害児の学習支援」塚本章人・著かもがわ出版)
2016年10月03日我が家の2人の息子は、タイプが正反対!我が家には、ADHDで小1の長男、お調子者で年中の次男と2人の息子たちがいます。ADHDの長男の魅力は、何時間走っても大丈夫な有り余る体力!ズッコケエピソードには欠かせない記憶力の悪さ!好きなものにだけずば抜けて高くなる集中力!色んな部分が枠におさまりきらず、とにかくパワフルです。一方で次男は、適度に疲れつつもオールマイティになんでもこなします。兄が幼稚園で手こずっていた運動会や工作をスムーズに切り抜ける姿に、いちいち私は感動しています。そんな2人の息子たちの魅力が際立つ、ある出来事がありました。どこか呑気なADHDの兄。ある日、宿題をするよう声をかけると…Upload By ラム*カナ長男に宿題を促したときのことです。「はーい」というものの、テレビを見ながら返事をしたので、どうも信用できません(笑)ADHDの特性からか、ひとつのことに集中すると、他のことには目も耳も向かなくなるんです。その後、テレビは消したものの…やはり「あれ?今なんて言われたんだっけ?」「ぼく次に何すればいいんだっけ?」という状態に。お兄ちゃんが困っている…すかさず助けてくれたのは弟Upload By ラム*カナなんと次男は、何気ない母の声を聞き取り宿題を用意してくれたのです!しかも普段の様子から宿題事情を把握しているのか、毎日の宿題にある「音読」で使う国語の教科書を手渡してくれました。これには私もびっくり!ケンカもするけど、とにかくお互いが大好きな仲良し兄弟出典 : 普段から、よく遊びよくケンカする2人。感情的になりやすい長男に振り回されることも多々あり、次男は理不尽に泣かされたりもします(汗)でも、やっぱりお互いが大好きなんですよね。次男は、自分にはないパワフルさを持つお兄ちゃんのことをいつも尊敬のまなざしで見ていて、なんでもマネをして、マネしきれずケガをして…(笑)そして長男が落ち込んでいるときは一番オロオロしています。一方長男は、国語のノートに「おとうととあそぶことがいちばんたのしい」と書いてくるくらい弟が好きで、弟が叱られているときは、一生懸命フォローしています。まだまだ小さい子どもなのに、自然に助け合っていることが私はとても嬉しく、そして私の力にもなります。これからも、お互いの良いところは高め合い、苦手なところは補い合い…そういう兄弟になってくれたらいいな。そんなことを強く願う私なのでした。
2016年10月01日世界的な歌手になる夢を叶えた少年の奇跡の実話を描く『歌声にのった少年』。本作の主人公は、日本ではほとんど知名度のないムハンマド・アッサーフ。中東やヨーロッパでは絶大な人気を誇ってるが、一体彼はどのような人物なのだろうか。“スター歌手になって世界を変える”。それがムハンマド少年の夢だった。姉のヌールや友人たちとバンドを組み、「カイロのオペラハウスに出る」というとんでもない目標を立てる。そんな矢先、ヌールは重い病に倒れ亡くなってしまう。姉という希望をなくし、青年になっても失意の中にいたムハンマド。彼は周囲の励ましを受け、姉との約束を守るためガザの壁を超えてオーディション番組に出場することを決意する――。本作は、『パラダイス・ナウ』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞、ベルリン国際映画祭ヨーロピアンフィルム賞を受賞し、続く『オマールの壁』でも再びアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたハニ・アブ・アサド監督の最新作。全米の人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のエジプト版、「アラブ・アイドル」に出場し、見事2013年の“アラブ・アイドル”に輝いたムハンマドの実話を基にした本作。日本ではほとんど知名度は無いが、中東やヨーロッパでは絶大な人気を誇ってる。そんな彼はもともとガザ難民キャンプで育ち。自分の人生を切り開くため、「世界最大の野外監獄」と呼ばれることもあるガザ地区から命がけで飛び出し、オーディション番組に出場したことからこの世界へ足を踏み入れることとなる。初めてのガザ出身の出場者となった彼は、番組を勝ち進むごとにパレスチナの人々の期待を一身に背負う存在となっていき、そしてアラブ全域で120万人以上の視聴者が見守る中、見事“アラブ・アイドル”の座をつかんだ彼は、アラブで知らない人はいない真のスーパースターへとなった。その後の彼は、本人が「飛行機の中で暮しています」と言うほど、世界中でコンサートを行い、2014年にはMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで最優秀中東アクト賞を受賞するなど、ヨーロッパでの人気も絶大。今年4月には、ロンドンにあるヨーロッパ最大の文化施設バービカン・センターでコンサートが行われ、チケット発売後すぐに完売。満員の観客を大いに沸かせたという。それだけでなく、さらに彼は国連パレスチナ難民救済事業機関青年大使も務め、平和への活動にも力を注いでいるのだ。現在、ムハンマドのTwitterフォロワー数は約177万人、Instagramフォロワー数は約260万人とその数からも人気が伺える。ガザ難民キャンプから飛び出し、一躍世界的なスーパースターとなったムハンマド。そんな彼の半生をぜひ本作で知っていただきたい。『歌声にのった少年』は9月24日(土)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年09月21日来年2月26日(現地時間)に開催される第89回アカデミー賞に向けて、外国語映画賞部門の日本代表に『母と暮せば』が決定、出品されることになった。日本映画製作者連盟が6日に発表した。『母と暮せば』は終戦から3年後の長崎を舞台とした、山田洋次監督初のファンタジー映画。吉永さゆり演じる助産師の伸子の前に、二宮和也演じる原爆で亡くなった息子・浩二が、ひょっこり現れる…というストーリーで、日本では昨年12月に公開。多くの人の涙を誘った。日本の作品がアカデミー賞の外国語映画賞を受賞したのは2009年、滝田洋二郎監督の『おくりびと』が初めて。その後、2011年に中島哲也監督の『告白』がショートリスト入りしたものの、ノミネート及び受賞は逃している。各国が外国語映画賞への出品準備に取り組む中、スペインからは巨匠ペドロ・アルモドバル監督の『ジュリエッタ』が選ばれた。「The Hollywood Reporter」によれば、スペインからこの部門にアルモドバル監督作品が出品されるのは、これが6回目。そのうち1989年に『神経衰弱ぎりぎりの女たち』がノミネート、2000年に『オール・アバウト・マイ・マザー』が見事受賞、2007年に『ボルベール<帰郷>』がショートリスト入りを果たしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2016年09月08日仕事のポリシーは、「小さなことでも周りが困っていたら助ける」編集部:プログラマーとしてご活躍されている上杉さん。今回は、仕事という視点でお伺いしたいと思います。以前、「営業職ほどコミュニケーションやホスピタリティが重要じゃないから、対人関係は今そんなに困っていない」とおっしゃっていましたが…上杉:そうですね。もちろん、仕事をする上でコミュニケーションは大事だと感じていますが、プログラマーという職業も働く環境も僕に合っていると思います。編集部:働く上で心がけていることはありますか?上杉:僕の働く上でのポリシーは「どんな小さなことでもいいから、周囲の社員が困っていたら、助ける」なんです。困っている人がいたら、一番最初に気づいて助けてあげられる人でありたい。ネットがつながらないとか、プリントアウトができないとか、ほんの些細な事であっても。出典 : 編集部:それは、どうしてでしょうか。上杉:Facebookでインターンをしていたとき、優秀な上司がいつも言っていました。大企業では周囲の人を助けても対して変化は無いけれど、小さなチームでは周囲の人を助けると、会社も変わる。周囲の人が成功すればするほど、プロジェクトは進むし成果もだせる。ベンチャーだったら、会社が成功したらストックオプションという形で自分にも見返りがある。その上司はとても優秀で、彼は後に有名なIT企業の社長になったのですが、すごい人の行動原理ってシンプルなんだなと思ったんです。どんなに優秀な人も「当たり前のことを大切にしてる」と気づきました。編集部:なるほど。上杉:こう思えるまでは、自分の事でいっぱいいっぱいでしたから。プログラマーになってから、毎日の業務で「これ簡単だな」と思った事はありません。多分、だからこそ僕はこの仕事が好きなんだと思います。どう頑張っても「最高に綺麗な答え」というのは無く、どんなに優秀なプログラマーでも「プログラミングは簡単だ」と思うことは出来ない。この業界の「永遠に終わりがない感じ」が、ぼくは好きですね。子どもの世界を、まずは家族が知る。すると必要なものが見えてくるかもしれない。編集部:将来プログラマーになりたい、という子ども達も多い一方で、大人がそれをどうやって導いてあげたらいいのか難しいというお声も聞きますが…上杉:そうですねえ、もし僕に子どもがいて、その子が自分の子ども時代と似ていたらまず「本人が興味のあることを一緒に勉強する」と思います。かじる程度でも。と、いうのも、僕の弟はチェスでアメリカの全米高校チャンピオン、日本チャンピオン、そしてチェスオリンピックの日本代表になったのですが、弟がチェスをはじめてすぐ、ぼくら家族全員でチェスをはじめたんですよね。家族がちょっとでもその世界のことを知っていれば、子どもが言うことの信ぴょう性とか、どんな環境に置いてあげるのが良いのか、など考えやすいのだろうなと思います。編集部:なるほど。一方で「何にも興味がない、出来ることはあるけど別にやりたいことではない」という子ども達もいますが…上杉:そんなときは「人に会うこと」が大事だと思っています。学校がつまらないなら、学校で出会えない人達や、同い年で自分よりはるかに先に行っている人とか。今はインターネットがありますから、地域や国を超えて、刺激を取りに行くことは出来ると思います。ツイッターで「この人すごい」と思えるような人をフォローするだけでもいいと思いますよ。凸凹があることに悩んでいた自分から、今、子どもたちに伝えたいこと編集部:確かに、少し調べてみるだけでも色んな選択肢が見えてきそうですね。最後にお聞きしたいのですが、昔の上杉さんと同じような悩みを抱えている子どもたちと出会ったとしたら、どんなことを伝えたいですか。上杉:「好きなことをやったらいい」、と伝えます。その時は、ぜひアメリカも視野に入れてみてほしいですね。もし日本の教育システムが息苦しかったり、勉強が物足りなく感じるのであれば、アメリカには「飛び級」がありますよ。大学の同級生には15歳くらいの子もいました。高校が簡単すぎるから、と。「同世代との集団生活を経験しないのは、社会性の面で心配だ」という意見もありますけど、飛び級するような子は思考も大人びているので、そんな事ないのでは?という気もします。編集部:なるほど。上杉:「飛び級の逆」もいいですよね。僕は数学は飛び級して、国語は学年を戻してくれたら嬉しかったな。そしたら国語もしっかり理解できたのに(笑)編集部: たしかに、それ便利ですよね。でも、上杉さんみたいに凸凹が大きい人って、やっぱり魅力的だと思いますけどね。上杉: ほめても何も出てきませんよ(笑)【インタビュー完】
2016年08月31日アジアで活躍するマルチエンターテインメントグループ「SUPER JUNIOR」のリード・ヴォーカル、イェソンと、映画『カノン』やドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」への参戦でも話題の佐々木希が初共演で贈るロマンティック・ラブストーリー『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』。このほど、“俳優”イェソンの撮影現場でのメイキングカットがシネマカフェに到着した。恋人にフラれ、沖縄出張中に会社がツブれたヨンウン(イェソン)。韓国語をマスターしなければ、旅行会社をクビになるシングルマザーのさくら(佐々木希)。そんな2人が、韓国語学校で出会う。取引先のVIPが来日するまでに、さくらはヨンウンに個人レッスンを頼むことに。ヨンウンは幼い息子のために一生懸命なさくらに心を動かされ、とんでもない作戦を計画。さまざまなアクシデントで事態は思わぬほうに転ぶが、気が付けば2人の距離はぐっと縮まるが、互いの秘めた事情から、さらに大きなハプニングが2人を襲い…。佐々木さんとともにW主演を果たすイェソン。しかも、本作では日本での映画撮影に初挑戦!「初めての主演映画への出演、日本語でのお芝居に挑戦ということで、とてもプレッシャーを感じていたのですが、朝原(雄三)監督、佐々木さんはじめ、素晴らしいキャストの方々とお芝居をさせていただき、楽しんで撮影に臨むことができました」と語っている。今回解禁となった撮影現場でのメイキング画像では、朝原監督の話を真剣な表情で聞く姿や、さくらの息子役の男の子と仲良く出番を待つ姿、初主演映画で日本での撮影現場にも臆せず、積極的に参加している貴重な様子を確認できる。これまで『釣りバカ日誌』シリーズや『愛を積むひと』などを手掛けてきた朝原監督も、「イェソンのポテンシャルを感じる体全体を使った演技と、要所要所で見せる繊細な表情には、数多居る日本の若手イケメン俳優とはひと味違う魅力を感じた!」と大絶賛。本作では主題歌「雨のち晴れの空の色」も自身で担当し、日本初ソロシングルとして10月19日にリリースされるイェソン。自身初の日本ソロツアーを9月からスタートさせるなど活躍の場をさらに広げているが、アーティストとはまたひと味違う姿を、映画では目にすることができそうだ。『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月28日初めての夏休みの宿題!息子を待ちうけていたのは…出典 : 小学1年生の長男。今年は初めて“宿題のある夏休み”を経験しています。去年の夏休みまでは遊びほうける日々で、それは私にとっても気楽な毎日だったのですが、今年からは遊んでばかりはいられません!家には宿題のない年中の次男もいるため、駄々をこねることもあるかもしれないと構えていたのですが、息子は苦手な内容の宿題でも自ら放棄することは決してしませんでした。発達障害の「妥協を許さない」という特性が、『宿題は必ずするもの』というルールを破らない努力につながったのだと思います。そんな息子でも、夏休みの宿題にはやはり大苦戦していました。普段の学校生活で出される苦手な宿題は、ずばり「国語」です。文字を書くことがどうしても苦手で、一文字書くごとにどんどん息子の気力が失われていくのです(笑)。夏休みの宿題になると、その国語がさらにレベルアップして息子の前に立ちはだかりました。それは、絵日記や読書感想文。ただ文字を書くだけではなく、自分で文章を考え、さらにそれを文字にするという、息子にとっては超難題。苦手要素が何倍も詰まってしまいました…。いざ、絵日記にチャレンジ!Upload By ラム*カナ弟と公園で遊んだことを書くだけとはいえ、マスに収まるように、かつ何行も書く行為に悪戦苦闘だった息子。私も付きっきりで応援していたのですが…Upload By ラム*カナお気づきでしょうか。Upload By ラム*カナ集中力がきれて意識が飛んでしまったのか、無意識に「し」と「た」を混ぜて書いてしまいました(笑)つい笑ってしまったのですが、逆に言えばそれだけ苦手な分野を頑張って取り組んでいるということ。その点を認めてあげることは忘れずにいたいものです。もうすぐ夏休みが終わります。長男の頑張りももちろんですが、宿題タイムの間、静かに待ってくれていた次男と付きっきりで一緒に寄り添った私のことも褒めてあげたい夏休みなのでした(笑)
2016年08月27日興味の高低差があるとはいえ…ADHDの子どもにとって、苦手なことに取組むというのは、こんなにも体力を消耗させるものなのでしょうか?先日、息子の宿題に付き合ったときの話です。息子は、宿題の取り組み方が極端!好きな算数は私が見ていなくても、サササ~ッと終わらせるのですが、国語の日はそうもいきません。文字を書くことがとにかく苦手なので、国語のプリントをやるときは、テンションがダダ下がりなのです。さらにいうと、この小学校、国語の授業では「1年生のうちからハネ・はらい・バランスをきっちり書く!」という方針なので、どんなに頑張って書いた文字でも、基準に満たない字は容赦なくバツになるのです。個人的には下手でもなんでも、頑張って書いた時点で合格なのですが、息子のプリントに少しでも丸が増えるように!と、私は学校の基準に合わせて宿題を見ることにしました。Upload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナこんな感じで、2人ともすっかりプリントに気力を奪われ、宿題が終わると魂が抜けたようにグッタリします。「ようやく終わった~」と時計を見ると…Upload By ラム*カナすでに6時!あまりのしんどさに、時間感覚も麻痺するほどでした(笑)それでも、苦手な国語に頑張って取り組んだ息子!素晴らしい~!!!さて、夕飯どうしよう…
2016年08月06日世界中からの旅行者と出会えるカフェバー下町情緒溢れる街で、異国の友達との出会いを。「谷根千」と呼ばれる谷中・根津・千駄木界隈は、小ぢんまりとした純喫茶や古民家ランチカフェなど個性派が集います。チェーン店はほとんど見当たらない、古き良き東京の景観が残る絶好の街歩きスポットです。とりわけ足を運びたくなる店ばかりのこのエリアで、チェックしておきたいのが「HOTEL GRAPHY NEZUCAFE&LOUNGE」。ここは、ゲストハウスと併設されたカフェバー。世界中からの旅行者で賑わい、まるで地球が丸ごとこの場所に凝縮されたようです。ゲストハウスの宿泊者がこのカフェで朝食をいただくということもあって、オープン時間の7時からほとんど満席。お客さんの9割が外国人を占め、英語、ドイツ語、中国語、韓国語…とさまざまな言語が飛び交います。そんなお店で食事をしていたら、思わず日本にいることを忘れてしまいそう。異国の友人と一緒に下町の魅力を発見する朝に宿泊者は「今日はどこへ行こうか?」と話し合っていることが多いのだとか。そんな彼らにオススメスポットを紹介してあげましょう。日本人との交流を楽しみにしている旅行者はとても多いので、まずはこちらからコミュニケーションを図ってみて。きっと喜んでもらえるはずです。異国の地の相手と共にする朝のひと時。一杯のドリンクを飲み干して、新しい旅を始めてみませんか?さて、友人が出来たら、一緒にゆったりと下町の魅力を発見する朝も粋。お店ではなんと、自転車レンタルも用意。今日はふらり、谷根千を巡りましょう。取材・文/有江さとみ(ナナネール!)スポット情報スポット名:HOTEL GRAPHY NEZUCAFE&LOUNGE住所:東京都台東区池之端4-5-10電話番号:03-3828-7377
2016年06月09日