日本映画界に大論争を巻き起こした、中島哲也監督の最新作にして『告白』以上の問題作となる『渇き。』が、ついにブルーレイ&DVD化されることが決定した。本作は、その激しい描写から映像化は不可能といわれた、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」を、中島監督自身の読後感を基に脚色し、独自のポップな世界観を交えて映画化したものだ。主人公となるのは、元刑事のロクデナシ親父・藤島昭和(役所広司)。そんな彼にある日、離婚した元妻(黒沢あすか)から連絡が入る。成績優秀、容姿端麗で学園のカリスマといわれた女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したという。自分のせいで全てを失った藤島は、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。だが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られる、“知らない加奈子像” に戸惑う藤島。娘の正体を知れば知るほど、藤島の激情は果てしない暴走を始めるのだった…。6月に全国公開されるや、その衝撃的な内容から各方面に賛否両論を巻き起こした本作。先日、米テキサス州オースティンで開催されたファンタスティック映画祭のFantastic Features部門(ファンタジー作品を主に上映する部門)において、見事「最優秀脚本賞」を受賞したことでも話題となった。『蜩ノ記』の公開も控える名優・役所広司に、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、國村隼、中谷美紀と、日本映画界を代表する豪華俳優陣がアクの強すぎる登場人物をそれぞれ熱演する中、オーディションで「その姿を見た瞬間、確信した!」と中島監督に大抜擢された小松さんが、イノセントな妖しさと危うさが同居する加奈子役を見事に演じ切っている。プレミアム・エディションの特典には、新鋭・山戸結希監督が、小松さんの素顔に迫ったスペシャル・メイキング、役所さんと中島監督が“藤島”の人物像や『渇き。』にかけた思いについて語った映像、原作者の深町さんのインタビューなど、1時間30分を超える貴重映像を収録。また、サントラには「でんぱ組.inc」の「でんでんぱっしょん」を始め、菅野よう子が本作のために作曲したスペシャル楽曲、 さらにエンディング曲のディーン・マーティンによる「Everybody Loves Somebody」など、20曲以上が収録される。本作は、釜山国際映画祭(10月2日~10月11日)のミッドナイト・パッション部門、中島作品としては初となるBFIロンドン映画祭(10月8日~10月19日)デア部門など、今後、そのほかの海外映画祭にも引き続き出品される予定だ。『渇き。』ブルーレイ&DVDは12月19日(金)より発売、11月19日 (水)よりTSUTAYAにてレンタル先行リリース。[期間限定]デジタルコピー付き※ダウンロード可能期間:12月19日~2015年6月30日まで■Blu-rayプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:5,800円(税抜)■DVDプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:4,800円(税抜)セル 発売・販売元:ギャガレンタル 発売元:ギャガ販売元:TSUTAYA(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年10月03日先週末公開を迎えた、『嫌われ松子の一生』や『告白』と次々の傑作を生み出してきた、中島哲也監督の最新作『渇き。』。このほど主演の役所広司を始め、妻夫木聡、オダギリジョーら豪華な大人キャストたちが演じた、それぞれのキャラクター映像が到着した。本作は、成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子が失踪し、元刑事のロクデナシ親父に離婚した元妻から連絡が入ることから物語は始まる。自らのせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られるのは、“知らなかった加奈子”の本性、踏み入れるほどに見失う娘の正体だった…。今回、到着したキャラクター映像は6種。役所広司が演じる、失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島。妻夫木聡がニヤニヤと不気味な軽薄な男、藤島の大宮北署刑事での元後輩・浅井。オダギリジョー演じる、狂気を孕んだ男・大宮北署刑事の愛川。『嫌われ松子の一生』で主演を務めた中谷美紀演じる、加奈子の中学時代の担任教師・東。黒沢あすかが演じる、藤島の元妻で、加奈子の母親・桐子。そして國村隼演じる、加奈子が通う神経科医・辻村医師。◆失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島(役所広司)元刑事のロクデナシ親父・藤島を演じるのは、役所広司。消えた“家族”を異様な執念で追い求め、やがて狂気を一身に宿していく、観客の共感をいっさい許さない日本映画史上屈指の最低にして最狂な男の姿は、凄まじい迫力!今回の映像では「うるせー!クソ野郎!」と暴言吐き、血まみれで狂っている姿が切り取られている。まさに”狂犬“!◆大宮北署刑事。藤島の元後輩・浅井(妻夫木聡)藤島の元後輩で大宮北署刑事・浅井に扮するのは、妻夫木聡。ある事件を追っていくうちに浅井も加奈子にたどり着くことに。今回の映像では、「先輩」と言いながらも軽薄な態度をとり、「頭…壊れてません?」と言いながら、あざ笑う様が映し出され、今までの見たことのない妻夫木が見られそうだ!◆大宮北署刑事・愛川(オダギリジョー)浅井と同じ大宮北署刑事で、愛妻家の愛川役には、オダギリジョーが扮する。今回公開された映像には、藤島との銃撃戦シーンが映し出される。役所もオダギリも血まみれの銃撃戦は何が原因で起こったのか?加奈子はどう関わっているのか?高笑いするオダジョーの姿は狂っているとしか思えない!こんなオダジョー見たことない!◆加奈子の中学時代の担任教師・東(中谷美紀)娘が失踪した藤島が加奈子のことを捜索するために、中谷美紀演じる中学時代の担任教師・東に会いに行く。「偽善」と書かれた文字が意味することとは?◆藤島の元妻、加奈子の母親・桐子(黒沢あすか)藤島の元妻で、加奈子の母親役を演じたのは、黒沢あすか。「死んでよ、あんたなんか」と心の底から夫・藤島を恨むも、娘が失踪して夫に頼ることしかできず、本当は娘のことを何も知らなかったことに気付き、茫然とするその様は、哀愁が漂う。◆加奈子が通う神経科医・辻村医師(國村隼)加奈子が通う神経科医・辻村医師に扮するは、個性的なキャラターを演じることが多い國村隼。「家庭には少々、問題あったようですが」と語り、加奈子がなぜバケモノになってしまったのかを知る重要な手掛かりをにぎっていそうだ。血走った眼に、ニヤケ顔、悲痛な嘆き…それぞれの欲望を抱き、ダークな雰囲気を漂わせる大人たち。過去にはクリーンな役柄も演じたこともあるこの6人だが、そんなこれまでの演技は幻だったのでは…そう思わせるほどのアクの強さに注目してみて。『渇き。』はTOHOシネマズ、六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年07月04日鬼才・中島哲也監督の最新作『渇き。』の完成披露試写会6月9日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。主演の役所広司を始め、共演の小松菜奈、清水尋也、橋本愛、國村隼、オダギリジョー、中谷美紀、中島哲也監督が舞台挨拶に勢揃いした。原作は、第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家・深町秋生氏の推理小説「果てしなき渇き」。酒飲みのロクデナシな父親・藤島(役所さん)が、謎の失踪を遂げた才色兼備の娘・加奈子(小松さん)を見つけ出そうと独自の調査に乗り出すが、やがて知られざる娘の正体が浮かび上がってくる。キャスト陣は、それぞれ演じた役柄を表した漢字2文字のパネルの前に立った。役所さんは「狂犬」の文字をまじまじと見つめ、「宣伝部、なかなか良い名前付けるね(笑)。クランクインする前にこの言葉をいただいていたら、もう少し良いお芝居できたかな?初めてこういうキャラクターを演じさせてもらって、非常にチャレンジだったけれど良い経験になった」とご満悦。一方、「畜生」と書かれたパネルに首をかしげたオダギリさんは、「この言葉、声に出していいのかな……」と戸惑い気味だった。中島監督に大抜擢され、本作で銀幕デビューを果たした小松さんは、「天使?」とクエスチョンマークの付いた謎の役どころで「天使か悪魔かって言われると悪魔かもしれないけど、天使の部分もあったり、人を惹きつける不思議な魅力を持った役」と捉えていた。操り人形の意を持つ「傀儡(くぐつ)」という言葉通り、加奈子に翻弄される気弱な少年を演じた清水さん。この日15歳の誕生日を迎え、R15+指定の本作も鑑賞できる年になったが、「友だちにも観てほしいけれど、観ない方がいいよ、とも思う(笑)。観る直前に『覚悟はできたか?』と確認は取るかな…」とあまりの衝撃作に圧倒されていた。壮絶な現場だったことで知られる『嫌われ松子の一生』以来、約9年ぶりに中島監督作品に戻ってきた中谷さんは、「中島監督から『今日は悪口は言わないように』と言われている(笑)」と口裏合わせを暴露しながら、「思い返すと監督に助けられたことばかり。今回も雪山に放り出されたシーンで100テイクはいくかなと覚悟していたけれど、1~2テイクで終わった。優しいところもある」と頬をゆるめていた。小松さんも、「中島監督は噂では怖いと聞いていたけれど、私を緊張させないように気をつかってくれていた。優しいクマさんみたいな方ですね」と意外にもほんわかとした印象に驚き。すると、前作『告白』に続いて中島組に参戦した橋本さんも「クマのイメージ。現場も気持ちいい」と“鬼”監督と思われがちな中島監督の誤解を解き、中島監督もほっと安堵の表情を浮かべていた。『渇き。』は6月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年06月10日映画『そこのみにて光輝く』の試写会が4月10日(木)、原作者の佐藤泰志の母校・國學院大学で開催され、主演の綾野剛、呉美保監督が舞台挨拶に登壇。本作がモントリオール世界映画祭の「コンペティション部門」に出品されることも発表された。映画化された「海炭市叙景」など北海道・函館を舞台にした作品を発表し、芥川賞の候補に挙がるも、41歳で自ら命を絶った作家・佐藤泰志の唯一の長編小説を映画化。函館の短い夏を背景に、過酷な日常を生きる女性を一途に愛する男の姿を描く。学生で埋まった会場に金髪の綾野さんが姿を見せると、割れんばかりの歓声に包まれた。綾野さんは大学への来訪を「場違い」と苦笑しつつ、「学業に専念されているところに来るのは恐縮でしたが、佐藤さんのことを知っていただくきっかけに微力ながらなればと思いお邪魔しました」と語った。箱根駅伝の大ファンとして知られる綾野さんだけあって、近年、たびたび箱根駅伝の本選に出場している同大学への訪問は心躍るものがあったよう。壇上に立てられた大学のロゴ入りの看板を見やり「よく選手がこれの前でインタビューとか受けてますよね。これを見てドキドキしてました」と語り、会場は笑いに包まれた。佐藤さんが自らを投影したと思われる主人公の達夫を呉監督と話しながら作り上げていったという綾野さん。「佐藤さんは本当はこうやって生きたかったのではないか?こうやって家族を思い、人を愛したかったのでは?というのを達夫から感じた」とも。演じる上では「この作品の(小さな)規模を逆手にとったアプローチ、メジャー作品やドラマでは許されないこともできた」と語り、「ノーメイクで髪は水で洗っただけ、毎晩飲んで、2日酔いで目も真っ赤、顔もむくんだ状態でした。“生”のままでやりたかったし、暴力シーンも全て、当てています」と本作に注いだ強い情熱をうかがわせた。学生から寄せられた質問で、綾野さんの“俳優として”の魅力を尋ねられた呉監督は「俳優としてではなく、男の人としての魅力を言いたい(笑)!」とあえて質問を変更し、「母性本能をくすぐりつつも年下の女性にも『付いて行きたい。守られたい』と思わせる!」と熱弁をふるった。また、就職活動中の学生からアドバイスを求められると、綾野さんは「影響されることを怖れず、変化することを怖れず、驕らず、大人に媚びず、謙虚に」とエールを送った。サプライズでモントリオール世界映画祭への出品を知らされると「こういうときの感情表現が下手なんです」と苦笑しつつも、「すごく嬉しいです。この作品は何かしらの形で評価されてほしいと思っていたので」と静かに喜びを口にしていた。『そこのみにて光輝く』は4月19日(土)より全国にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:そこのみにて光輝く 2014年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014 佐藤泰志 / 「そこのみにて光輝く」製作委員会
2014年04月10日(画像は「アリスの棘」公式サイトより)試写会で白衣姿をお披露目4月11日(金)放送スタートの連続ドラマ「アリスの棘」(TBS系)の第一話完成披露試写会が4日開催され、自身初となる医師役で出演する上野樹里が白衣姿で登場し、ドラマのPRをした。ダークヒロイン役を務める上野(水野明日美)は、父を死に追いやった医師たちに復讐するために、ターゲットを追いつめていくというダークヒロイン役を務める。上野は、自身のドラマ内での演技について、「ラストまで理性的に感情を押し殺して進んでいく。そんな孤独な女性の心情を丁寧にブレずに演じさせていただいている」(まんたんウェブより)とコメントした。「アリスの棘」の出演オファーを受けた際、上野は、温かい世界観の映画「陽だまりの彼女」の撮影中で、ちょうどまったく違うシャープなジャンルに挑戦したいと思っていたことから引き受けたという。他には、中村蒼、藤原紀香、岩城滉一、國村隼、栗山千明、オダギリジョーらが豪華キャストが出演する。今から「アリスの棘」が楽しみである。【参考リンク】▼「アリスの棘」
2014年04月08日映画会社・ギャガの「2014年ラインナップ発表会」が6日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、映画『渇き。』(7月公開予定)の登壇舞台あいさつが開催。役所広司、小松菜奈、中島哲也監督が出席した。湊かなえのデビュー作『告白』を映画化した中島哲也監督の最新作となる本作は、「第3回このミステリーがすごい!大賞」(2004年)を受賞した深町秋生のデビュー作となる小説『果てしなき渇き』を映画化。主人公の藤島には役所広司が扮し、破格のテンションで狂気を宿して暴走するダメ父親を熱演する。また、失踪する娘の加奈子に小松菜奈が抜てきされ、フレッシュな透明感と妖しさの同居する圧倒的きらめきを放っている。そのほか、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、中谷美紀といった豪華キャストが揃う。中島監督の作品は2008年公開の『パコと魔法の絵本』以来となる主演の役所は「中島監督の作品には今まで酷い人間がたくさん出てきましたが、今回はナンバー1の最悪人間らしいです(笑)。喋ること、やることは単純な男ですが、自分が壊した家族や娘に対しての愛情があるのか複雑で難しくもあり、非常に挑戦しがいのある役でした」と満足げ。娘役の小松については「小松さんは新人ならではの初々しさと透明感がありました」と絶賛すると、小松は「役所さんは本当に酷いお父さん役でしたが、緊張していた私に役所さんが声を掛けて下さって『優しい人だな~』と思いました。撮影中も行き詰まった時に優しく声を掛けて下さり、自分の気持ちが楽になって演技をすることができました」と役所の優しい気配りに感謝しきりだった。本作のメガフォンを執った中島哲也監督は小松が演じた加奈子役を「原作でも相当なミステリアスな役柄で、映画ではさらに謎の多い女の子になりますから、実際にピッタリの女優さんが見つかるのか心配してました」と明かしつつも、「小松さんとオーディションで出会い、この娘しかいないと思いましたね」ときっぱり。さらに「小松さんは出演者の半分以上の人とキスシーンがあります。新人にしてはものすごいハードルが高かったと思いますよ。國村隼さんともキスシーンがありましたから、本当に頑張ってました」と新人らしからぬ小松の奮闘ぶりを褒め称えていた。
2014年03月07日映画配給・ギャガの2014年度ラインナップ発表会が3月6日(木)、東京・イイノホールにて行われ、今年7月の公開が決定している『渇き。』で主演を務める役所広司、共演の小松菜々、メガホンを握った中島哲也監督が登壇した。「第3回このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」を基に映画化される本作。優等生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪し、元刑事の父親・藤島昭和が捜索に乗り出すが、娘の跡をたどるうち父親は驚愕の事態に巻き込まれていくというサスペンスフルな物語が展開する。先日、ロケの様子を「血まみれで撮影中です」と語っていた役所さん。この日、上映された約2分間のプロモーション映像でも、多くのシーンで血まみれの状態の役所さんが映し出された。そんな自身が演じた主人公・藤島を、中島監督が「ここ最近の日本映画でこれほどひどい男はいないと思います。史上最低です(笑)」と語ると、「役者冥利に尽きますね」と笑顔を浮かべた。一方、そんな極悪な藤島の娘を演じたのがモデル出身の新人・小松さん。劇中ではその美しい容姿をもって、天使なのか悪魔なのか…というミステリアスな女子高生を演じている。「オーディションのときもふらっと来て、堂々としてた」(中島監督談)というが、この日の舞台挨拶でも「緊張しています」と語るも、そんな素振りを見せず堂々と撮影当時をふり返っていた。そんな堂にいった佇まいに心奪われたという中島監督。普段の撮影では、『嫌われ松子の一生』で主演を務めた中谷美紀が撮影中に逃亡したという逸話が残るほどのスパルタぶりを発揮するそうだが、小松さんに対しては「相当優しかったと思います」と何故か照れ笑い。撮影中には新人の小松さんが逃げ出さないようにと、「バナナマン・日村(勇紀)さんのフィギアをあげたりして、“映画は楽しいんだよ”と媚びを売ってました」という丁重なおもてなしだったとか。しかし、それもそのはず。小松さんは劇中、「出演者の半分とキスシーンがある」(中島監督談)そうで、「新人女優にとっては大変な撮影だったと思います。國村隼さんとまで(キス)してますから」と相変わらずの壮絶な撮影現場を楽しげに語っていた。映画『渇き。』は7月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年03月06日俳優の白石隼也が14日、東京・新宿バルト9で行われた出演作『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の初日舞台あいさつに登壇。本作で“ウィザード卒業”を迎える白石は「さみしい気持ちもありますが、素敵な映画に仕上がったので楽しんでください」とアピール。客席からスタンディングオベーションが巻き起こると「皆さんの声援が僕らの大きなモチベーションになった。ぜひこれからも仮面ライダーを盛り上げていただければ」と感無量の面持ちだった。その他の写真仮面ライダー同士の豪華共演で人気の「MOVIE大戦」シリーズ最新作。映画の舞台は、仮面ライダーたちが“武神”と崇められ、武将たちの守護神となっている異世界の戦国時代。時空の亀裂から迷い込んだ鎧武の前に、ある巨大な力を求める“武神鎧武”が立ちふさがり、ウィザードを巻き込んだ激闘を繰り広げる。今年9月に放送された『仮面ライダーウィザード』最終回の直後という設定で、白石は「これで本当に終わりなんだという気持ちで、撮影に臨むことができた。これでウィザードは完結ですが、楽しみながら撮影できた」と達成感を示していた。舞台あいさつには白石をはじめ、10月から仮面ライダー鎧武役で出演中の佐野岳、劇場版にゲスト出演するタレントの敦士とJOY、主題歌を歌うhitomi、田崎竜太監督らスタッフ&キャストが勢ぞろいした。ウィザードからバトンを受け取る形で、鎧武として映画初登場を果たした佐野は「緊張もしたが、ウィザードとコラボできて嬉しかった。今後もテレビシリーズや春映画もあるので、気を引き締めたい。1年間応援お願いします!」とファンにメッセージ。田崎監督は「ウィザードにとってはいいゴールになったし、鎧武にとっては旅の始まり。素敵な映画になりました」と感慨しきりだった。『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』公開中取材・文・写真:内田 涼
2013年12月14日園子温監督の最新作『地獄でなぜ悪い』の初日舞台あいさつが28日、新宿バルト9で行われ、園監督をはじめ、主演の國村隼、堤真一、長谷川博己、二階堂ふみ、友近が登壇した。その他の写真舞台あいさつでは本作に出演し、現在は療養のため活動休止中の星野源から「皆様にお会いするにはもう少し時間が掛かりそうなので、自宅で初日の成功を祈るばかり」と記した手紙が届き、一同が感激する場面もあった。映画は國村演じるヤクザの組長が、娘のミツコ(二階堂)を主演にした映画製作を決意したことで巻き起こる騒動を描くアクション活劇。星野は映画製作に巻き込まれる、通りすがりの青年を演じるほか、本作のエンディングテーマ曲「地獄でなぜ悪い」を提供している。園監督は、星野をキャスティングした経緯を「下北沢のヴィレッジヴァンガードで、彼のポスターを貼っていた女の子の店員に『彼、イケているの?』って聞いたら、ハイって言うもんだから(笑)」と明かし、「ずいぶん安易な理由だったが、今では熱い友情で結ばれている」とコメント。手紙を寄せた星野に対しては「昨日もメールでやり取りし、非常に元気だったのでホッとしている。早く外に出てきて、また一緒に組んで(映画を)やってくれれば」とエールをおくっていた。本作はカナダで開催された第38回トロント国際映画祭にてミッドナイト・マッドネス部門の「観客賞」を受賞しており、この日は現地から届いた表彰状がお披露目された。園監督自身も「この賞はハリウッドに一番近い、エンタメ映画の最前線で競い合うものなので、内心、一番欲しかった賞。完全に勝負に勝った感じ。僕よりもこの映画自身が喜んでいると思います」と感激しきりだった。『地獄でなぜ悪い』公開中
2013年09月30日山口県・下関市立しものせき水族館・海響館(かいきょうかん)のペンギン村において、新しいイベント「ペンギン大編隊」が開始された。海響館にあるペンギン村は亜南極ゾーンと温帯ゾーンの2つにわかれている。「ペンギン大編隊」を見ることができるのは亜南極ゾーンのペンギンプール。その水槽の大きさは水量約700t、水深6mとなっており、水槽内が一望できるアクリルガラス部分や水中トンネルがある。水中トンネル内では360度の視野でペンギンの泳ぐ姿が確認できる。同館において開始された新しいイベント「ペンギン大編隊」は、1日2回(11:00~、15:30~)、亜南極ゾーンのペンギンプールにおいて行われる。大編隊を見せてくれるのはジェンツーペンギン。群れをなして水槽に飛び込み、ダイナミックに泳ぐ姿を確認することができる。ジェンツーペンギンの換羽の時期は、イベントが中止になる場合もある。同館亜南極ゾーンのペンギンプールで展示されているのは、「ペンギン大編隊」を見せてくれるジェンツーペンギンの他、キングペンギンやイワトビペンギン、マカロニペンギン。またホバリング飛行を見せてくれる、インカアジサシというカモメ科の鳥も展示されている。「ペンギン大編隊」では迫力のあるペンギンの泳ぐ姿と、インカアジサシのホバリングも同時に見ることができ、飛べない鳥であるペンギンと、飛べる鳥インカアジサシの生活や、体の秘密についての話も聞ける。同館営業時間は9:30~17:30(夏季は夜間営業あり)。定休日はなし。入館料は大人2,000円。小・中学生900円。幼児400円。3歳未満は無料。詳細は、同館公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月24日妹尾河童氏のベストセラー小説を映画化した『少年H』の完成報告会見が10日、都内で行われ、初の夫婦役で約28年ぶりに共演した水谷豊、伊藤蘭夫妻をはじめ、吉岡竜輝くん(子役)、花田優里音ちゃん(子役)、小栗旬、國村隼、岸部一徳、降旗康男監督が出席した。その他の画像昭和初期の神戸を舞台に、戦争に巻き込まれながらも信念と愛情でたくましく時代を生き抜いた家族の激動の20年間を描いた本作が、先月ロシア・モスクワで開催された第35回モスクワ国際映画祭GALA(ガーラ)部門で、特別作品賞を受賞。映画祭からの凱旋となった水谷と伊藤は、「上映中には笑ったり泣いたり、さまざまな反応があり、観終わった後に語りかけてくださる方もいた。モスクワの皆さんに思いが伝わったことがうれしい」(水谷)、「国境を超えて伝わるものがあるんだなと感激しました」(伊藤)。また、本作で実現した夫婦共演について、水谷は「観ている間、夫婦であることを忘れた。僕の理想ですけど、ご覧になる皆さんにも観ている間だけは、僕らが夫婦だと忘れてもらえれば」。伊藤は「楽しく撮影を進めることができた。逆境の中で、女性としても、母親としてもたくましく楽観的に生きる役柄に出会えたことに、水谷豊さんに感謝しております」と笑顔で話していた。一方、國村は「実は世間のことをあまり知らず、水谷さんと伊藤さんが夫婦だとしばらく知らなかった」と驚きの暴露。「周りからは大笑いされるし、おふたりには『失礼しました』と謝りました」と笑いを誘っていた。岸部は人気ドラマ「相棒」シリーズでも共演する水谷について「相棒とは違う水谷さんの立ち姿に驚き、素晴らしいと思いました」と語った。降旗監督は「まずは魅力的な家族の物語。そして今の若い人たちには、戦争が静かに忍び寄ってくるものだと知ってほしい。私が10歳の頃、ちょうど敗戦の1年前で『兵隊に志願しちゃいけない』と言ってくれた恩師へのささやかな恩返しでもある」と本作にこめた思いを熱弁。「モスクワでは子役たちの評判が良かった」とも語り、竜輝くんと優里音ちゃんは照れくさそうに喜んでいた。『少年H』8月10日(土)から全国ロードショー
2013年07月11日阪神・淡路大震災後の日本をテーマに、フランス人女性記者と2人の男性との不思議な出会いを描いたフランス映画『メモリーズ・コーナー』。西島秀俊と阿部寛がフランス語と英語のセリフで出演しており、早くも注目を集めている本作が来年2月、日本でも公開されることが明らかとなった。フランス人女性ジャーナリスト、アダ(デボラ・フランソワ)は、1995年に起きた阪神・淡路の震災を回顧する式典を取材するために神戸を訪れる。街は復興し、誰もがかつての悲劇と決別し、豊かな暮らしを楽しんでいるかのように見える。通訳の岡部(西島さん)を伴い、かつての被災者の家を訪ね歩くアダの前に、いまでも後遺症に悩まされている石田(阿部さん)が現れる。かたくなな態度をとる彼の心を開かせようとする彼女に、岡部は彼が現世の男ではないと忠告するのだが…。今作が初監督作となる、フランス気鋭新人監督オドレイ・フーシェが、日仏スタッフの共同製作によりさまざまな“愛”の形を描き出す本作。西島さんはフランス語の通訳者を演じ、阿部さんは神戸の震災以降に家族を亡くし、孤独死をしながらも愛を探し求めている謎のゴーストを演じている。2人の男性に想いを寄せるフランス人記者・アダには『ある子供』で鮮烈デビューを果たし、『譜めくりの女』などでセザール新人女優賞を2年連続受賞した、注目の新人女優デボラ・フランソワが扮する。さらに、國村隼、塩見三省、倍賞美津子ら日本を代表する演技派俳優陣が本作にさらなる深みを与えている。西島さんは「海外の俳優さんと並んで演技してみたいという気持ちはいつもありますが、デボラさんのようなヨーロッパの女優さんと同じフレームに入ったら、どう見えるんだろうか?というのは常にありました」とフランス映画での主演を楽しんだよう。一方の阿部さんは「初監督作品で、日本人キャストとスタッフ、日本を舞台にしようと思うフーシェ監督の強い想いが深く伝わってきました。すごくこだわりを持っている監督でした」と撮影をふり返る。そんなフーシェ監督は「被災者の方々は、家や故郷を失い、そして愛する人々がいない人生を歩むことになります。私はこの作品によって、被災者の絶望的な孤独感を知っていただき、少しでも社会のひずみを軽減する手助けになればと祈っております」と作品に込めた強い思いを明かす。豪華キャストで贈る日本を舞台にしたフランス映画『メモリーズ・コーナー』。フランス人女性監督が描く希望へのレクイエムは、私たち日本人の心にどのように響くのだろうか?『メモリーズ・コーナー』は2013年2月23日(土)よりシネマート六本木ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メモリーズ・コーナー 2013年2月23日(土)よりシネマート六本木ほか全国にて順次公開(C) NOODLES PRODUCTION, FILM ZINGARO 2 INC,FRANCE 3 CINEMA,2011
2012年12月21日瑛太×豊田利晃監督がタッグを組んだ映画『モンスターズクラブ』が来年3月2日(土)にDVD発売される。その他の情報本作は、規制に縛られた日本社会への警鐘として、企業に爆弾を送り続けるひとりの男(瑛太)が、雪山の中で遭遇するあるできごとによって運命を狂わせていく姿を描いた人間ドラマ。瑛太のほか、窪塚洋介、RIZEのベーシストKenKen、草刈麻有、アーティストのピュ~ぴる、松田美由紀、國村隼が出演している。このほど発売されるDVD初回生産特典には、瑛太、窪塚、豊田監督が製作の裏側を語るメイキング映像や、映画製作のきっかけとなった豊田監督×ピュ~ぴる出演の『ヌーヴェルヴァーグ プロモーション映像』などが収録されるほか、16ページに及ぶブックレット、松本大洋氏が描き下ろしたポストカードが封入される。全米を震撼させた爆弾魔ユナボマーにインスパイアされたという本作。豊田監督は、「ユナボマーの犯行声明文『産業社会とその未来』を読み、彼が危惧していた社会システムの末路は日本の現状そのもののように思えた。正しい行いとは何なのか? 正しい生き方とは? そのことを見つめたくてこの映画を作った」といい、「この映画が現代社会を生きるすべての人の心の憂いに届くことを祈っています」とコメントを寄せている。『モンスターズクラブ』2013年3月2日発売DVD4410円(税込)発売・販売元:ポニーキャニオン
2012年12月11日1993年度のアカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞に輝いたイーストウッドの名作西部劇『許されざる者』が、日本の時代劇へと設定を移し、『フラガール』や『悪人』などで知られる李相日監督の下、渡辺謙を主演に迎えて映画化した『許されざる者』の特報映像が解禁された。柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、國村隼、佐藤浩市、柄本明などこれまでに発表された豪華な面々の参加でも話題を集めていた本作。1880年、幕府崩壊後の未開拓の地・北海道を舞台に、二度と刀を持たないと決めたかつての江戸幕府の残党・釜田十兵衛(渡辺さん)が、貧困の末、再び賞金稼ぎとして戦うことを余儀なくされ、自らを正義と見なす偽善者たちと対峙していく姿を描いた、新たなる時代劇だ。11月末にクランクアップを迎えた本作の撮影では、根室、阿寒、知床など北海道でのオールロケが敢行され、魂を込めた映画づくりが行われていたようだが、今回お披露目となった待望映像にもその魂が宿っているかのような気迫が!今回届いた映像に登場するのは、渡辺さん、佐藤さん、柄本さんの渋みの効いた男たち3人衆。雄大な北海道の自然を背景に、その3人の男たちがグイっとカメラに上げた視線はまさに鬼気迫るものを感じさせる。静かに綴られるナレーションと共に作品の重厚な世界観、この緊迫感を存分に体感できるはず!まずはこちらの映像から、アカデミー賞に輝くあの名作の“再生”への予感をしかと確かめてほしい。『許されざる者』は2013年9月13日(金)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:許されざる者 (2013) 2013年9月13日より全国にて公開© 2013 Warner Entertainment Japan Inc.
2012年12月10日1992年に製作されたクリント・イーストウッド主演・監督作を、渡辺謙、柄本 明、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、國村 隼、佐藤浩市らをキャストに再生させる映画『許されざる者』の第一弾ポスターが公開された。オリジナル版ポスターのイーストウッド同様、背を向けてじっと耐える渡辺の背中に思わず惹きつけられるデザインだ。その他の画像本作は、舞台を19世紀の北海道に変更し、かつては江戸幕府の残党として京都中にその名を轟かせるも、二度と刀を持たないと誓った男・釜田十兵衛(渡辺)が辿る数奇な運命と、暴力の連鎖を描き出す作品。物語の骨格はそのままに、オリジナルでイーストウッドが演じた役を渡辺が、モーガン・フリーマンの役を柄本明が、ジーン・ハックマンの役を佐藤浩市が演じる。約2か月に渡って根室、阿寒、知床、上川郡上川町など北海道にてオールロケを敢行し、先月27日にすべての撮影を終えた本作。渡辺は「強いか弱いか、ヒーローかアンチヒーローかだけでは無くて、十兵衛の中にあるものを音符として奏でないという、感情としてあまり表現しない所を監督も僕も狙っていた気がします。こう思ったから、こう表現するだけでないもの、その奥に何があるのか?みたいな事をいつも考えていました」と振り返る。ちなみにポスターに写る渡辺の背中は深い影が落ちているだけだが、じっくり眺めることで、主人公の抱えている苦悩や過去が浮かび上がってきそうだ。渡辺はさらに「十兵衛という男は人を殺したという呪縛から解き放たれないし、ずっとそれを背負うんですけど、でも人はそれぞれが“許されないもの”を背負って生きていくような気がするんですよね。そういう部分が共鳴していただけるんじゃないかなって思っています」と語る。メガホンを執った李相日監督はすべての撮影を終え「沢山のスタッフとキャストが二か月を超える撮影に費やした労力は、間違いなく映画の力となってフィルムに焼き付いていると信じます」と語るも「感傷に浸るより、撮影でやり残したものを編集や仕上げ作業でどれだけ挽回できるかに気を向かわせねばならず、やり切ったと言うにはまだまだでしょう」とコメント。極寒の地で撮り上げたフィルムは今後、仕上げ作業を経て来年9月13日(金)から全国公開される。『許されざる者』2013年9月13日(金) 全国ロードショー『許されざる者〈1992年〉』ブルーレイ 2500円(税込)DVD 1500円(税込)ワーナー・ホーム・ビデオ
2012年12月05日山梨県小菅村で「星のヒカリと恋のヒカリ」と題して第2回目となる婚活イベントが開催される。開催日時は12月15日(土)13:00~21:00まで。イベントは山梨県小菅村の大自然や星空を楽しんでもらいながら出会いの場を提供するというもの。小菅村は山梨県だが、最寄駅は東京都のJR奥多摩駅。都心からは2時間弱でアクセス可能だ。多摩川の源流地域で水が澄んでおり、わさび、こんにゃく、じゃがいもなどが名産。標高約700メートルに位置しており、空気もきれいで星空が美しい村だ。当日のスケジュールは、13:00にJR奥多摩駅に集合、13:40に村の廃校を利用した「小菅村源流大学」に到着、14:00からリース作りの体験ができる。16:00~19:00までアウトドア料理、19:10~20:15まで星空観察を行う。その後、21:00にJR奥多摩駅で解散となる。イベント参加資格は20歳以上の独身男女。募集人数は男女とも各9名で合計18名となる。参加費用は男性5,000円、女性4,000円、募集締め切りは12月10日(月)。イベント、申し込み方法の詳細は小菅村観光協会ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日ルーツ・スポーツ・ジャパンは、2013年1月26日に千葉県袖ヶ浦市の東京ドイツ村にて「東京ドイツ村駅伝」を開催する。現在、エントリーを受け付けている。同イベントは、ドイツをモチーフにしたテーマパーク「東京ドイツ村」の敷地内にコースを設けた駅伝大会。コース上やイベント会場にはドイツの雰囲気をちりばめ、ランナーを迎えるという。1区間の距離は5km、1チーム4人の駅伝なので、仲間や同僚、家族と一緒にチームを作って走ることも可能。初心者でも気軽に参加できる。1周回2.5kmのコース上には、ドイツゆかりの楽器演奏や補給食を用意し、ランナーを応援する。走り終わった後は、バーベキュー交流会を開催(事前申し込みが必要)。本場ドイツのウインナーやビールを味わうことができる。入賞チームには、ドイツゆかりの豪華賞品をプレゼント。さらに、「ドイツ仮装賞」や「東京ドイツ村賞」など、特別賞も充実している。また、普段はあまりお目にかかれない「ドイツのお菓子屋さんブース」や「ドイツの雑貨屋さんブース」などのドイツブーツを設置。走るだけではなく、買い物も楽しめる。同駅伝のエントリーは、2013年1月7日まで。ランネット 東京ドイツ村駅伝で受け付ける。参加費は12,000円。1.5kmコースは小学生(1,000円)と親子ペア(1,500円)のみ設定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日郷土料理振興事業を手掛けるロケーションリサーチと、農業後継者を中心とした団体高山活性化協議会は、長野県高山村を舞台に「ムラ婚活@日本で最も美しい村(第3回)」を10月27日から10月28日の2日間にかけて開催する。同企画は、グリーン・ツーリズム(都市農村交流推進事業)の取り組みを通じて、農業後継者の育成と農業・地域の活性化を目指し、地域間・男女の交流促進を目的としている。「スローライフ」や「マルシェ」などのキーワードに注目を寄せる、自然生活に興味を持つ都市部の独身女性(20歳以上)を対象に、農山村生活者との出会いを演出するという。なお、前回の第2回は、8月25日から8月26日に開催された。男性案内役として村の若手農家5名、村の若手実業家3名、村役場より2名、他2名の計12名と女性12名が参加。プルーン収穫、りんごの葉摘みなどの就農体験や、「おやき」、「プルーンジャムづくり」といった郷土料理体験教室のほか、地産地消バーベキュー、観光や地元の人々との交流を実施。終了前のカップリングシート記入を通じて、2組のカップルが成立したという。カップルが成立した2組には、継続的な交流を目的とした特典(東京駅~長野駅間の往復新幹線チケット、遊園地ペアチケット、他)が、事務局から贈呈された。3回目は、より農業体験の色を強くし、農家の生活にフォーカスした形で交流イベントの開催を予定しているとのこと。男性案内役として、村の若手農家5名が参加。女性参加者の定員は8名で、食費や実費等を含む参加費は12,000円を予定している。申し込み方法や、過去の様子などの詳細は同企画公式ウェブサイトを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日『希望の国』で新たな原発爆発が起こった日本の日常を描き出し、日本映画で唯一の快挙であるトロント国際映画祭で最優秀アジア映画賞を受賞した園子温監督。このほど、堤真一を始め、國村隼、二階堂ふみら総勢6名を主演に迎えて贈る最新作『地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell?』の撮影に入っていることが明らかとなり、これに併せて、豪華キャスト陣からのコメントも到着した。「アクション映画を撮りたい!」という強い思いから、園監督自身の15年以上前のシナリオを見つけ出し、製作へと至った本作。ある理由から憎しみ合う、武藤と池上。武藤の娘で女優のミツコに、思わぬタイミングで恋をする池上。そして、ある事情から刑に服していた武藤の妻・しずえの出所祝いに、彼女の夢であったミツコの映画デビューをなんとか叶えたい武藤は、素人のくせに何を思ったかミツコ主演で映画を撮ることを思いつく。さらに、通りすがりの男や自主映画監督・平田を巻き込みながら、物語は予期せぬ方向へと転がっていく。武藤役の國村さんに、池上役の堤さん、さらに友近(妻・しずえ役)、長谷川博己(自主映画監督・平田役)、星野源(通りすがりの男役)と園監督作品には珍しい面々に加え、今年1月に公開された『ヒミズ』で主演を務めた二階堂ふみ(ミツコ役)を含めた総勢6名が主演という、流石は園子温と唸るしかない異例のキャスティング。さらに、アクションやバイオレン満載のコメディー作品になるようで、いよいよもって前代未聞。当の園監督は、本作について「このシナリオは15年ほど前に書いていたもので、それを“いまの僕”が共同脚本するような気持ちで加筆しました。『キル・ビル』っぽい、と言われることもあるけれど、先にシナリオは書いてたので、どこか似てたとしてもそれは偶然です(笑)。とにかく過激で、しかもいろんな要素がてんこ盛り。だからいろいろなジャンルの方にお声掛けさせていただきました」と語っている。そんな園監督と初タッグとなるキャスト陣は、「『ぜひ一緒にやってみたい!』と出演を決めました」という堤さんを始め、「即決でした!」と明かす國村さんに、「こんな映画のこんな役を演じてみたかった。まさに“待ち望んでいた役”。映画の神様ありがとう!」と感無量の長谷川さん、そして星野さんは「シナリオを読んでぶっ飛びました!毎日の撮影が本当に楽しくて、興奮しっぱなしです!」とそれぞれに喜びのコメントを寄せる。さらに、すでに撮影中とのことで再び園組への参加となった二階堂さんは「楽しくて、面白くて、激しい、竜巻の中にいるような現場です(笑)」と興奮気味に明かし、友近さんにいたっては「演者がもともと持っているものや持っていないものまでを最大限に引き出してくださる救世主みたいな方だとイメージしております。私も園監督によって化けさせていただけたらと思います」と、本作で“女優”友近としての更なる躍進を図っているよう。バイオレンス、アクション、ラブコメディと様々なエッセンスが交わり合ったジャンル分け不可能な本作。“奇才”園子温が見せる究極のエンタテインメントに、再び世界中から注目が集まりそうだ。『地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell?』はまもなくクランクアップを迎え、2013年の春に公開予定だという。■関連作品:地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell? 2013年3月、新宿バルト9ほか全国にて公開
2012年09月21日監督クリント・イーストウッドに初めてアカデミー賞作品賞・監督賞をもたらした傑作ウェスタン・ムービー『許されざる者』(’92)を、李相日監督&渡辺謙主演で明治初期の北海道を舞台に映画化する日本版『許されざる者』から続報!先日報じられた第1弾キャストに続いて、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、國村隼ら豪華キャストの出演が明らかとなった。1880年、幕府崩壊後の北海道を舞台に、二度と刀を持たないと決めたかつての江戸幕府の残党・釜田十兵衛が、貧困の末、再び賞金稼ぎとして戦うことを余儀なくされ、自らを正義と見なす偽善者たちと対峙していく姿を描いた、新たなる時代劇。主人公・十兵衛役に渡辺さん、そして柄本明、佐藤浩市の共演が先日の報道で明かされたが、これに続く重要ポストについたのが先述の4名である。すっかり大人びた雰囲気をまとう柳楽さん(『誰も知らない』)は主人公・十兵衛と共に賞金首を追う沢田五郎役に、彼と同じく賞金首を狙い、佐藤浩市扮する大石一蔵と対峙する勤皇の志士・北大路正春役(オリジナル版ではリチャード・ハリスの役にあたる)に名優・國村さんが扮する。柳楽さんはこれが初の時代劇挑戦となるが、「参加させていただけると聞いたときは、ものすごく興奮しました。それと同時に、オリジナル版で言えば“キッド”にあたる五郎というキャラクターを僕が演じることに少し怖さを感じていました。ただ、いまは自分の演じる役に対して誠意をもって向き合っていきたいと思ってます」と心境を語る。また、オリジナル版を劇場で観た経験のある國村さんは、「脚本が素晴らしく、オリジナルの設定を上手く同時代の日本に取り込んで、新たな魅力を見せています。これから北海道のロケ地に入って、李監督と共にどう創り上げていくか、楽しみです」と期待に胸膨らませる。女優陣の役どころも見逃せない。清楚で溌剌とした雰囲気を放つ忽那さんはその印象を封印し、顔を切り刻まれ、心に大きな傷を持つ女郎・なつめ役に、彼女のために事件の発端となった堀田兄弟の命に賞金を賭ける年長の女郎・お梶役を“姉御”が板につく小池さんが演じる。2人共に「映画のお話を聞いたときから、何が何でもこの役を演じたいと思っていましたので、決定のご連絡をいただいたときは、本当に嬉しかったです!早く北海道へ行きたい!待ち遠しい!」(忽那さん)、「お梶という役を大切に!!全力で演じたいと思います」(小池さん)と興奮を隠し切れない様子。このほかのメインキャストには、酒場の主人・喜八役に近藤芳正、なつめを斬りつける堀田佐之助役に小澤征悦、佐之助の弟である堀田卯之助は三浦貴大、北大路正春に付き従う姫路弥三郎役には滝藤賢一が決定。撮影は9月下旬より全編北海道ロケで行われる。オリジナル版の生みの親、イーストウッド監督の後押しも得て、今後海外からの注目も高まってきそうな本作。まもなく男たちの闘いの火蓋が切って落とされる!『許されざる者』は2013年秋、全国にて公開。■関連作品:許されざる者 (2013) 2013年秋、全国にて公開
2012年09月10日WOWOWの連続ドラマW「推定有罪」の制作発表会見が2月13日(月)、東京・日比谷の帝国ホテルで開催され、主演の仲村トオルを始め、黒木瞳、ミムラ、本仮屋ユイカ、寺島進、陣内孝則、國村隼ら豪華なキャスト陣が勢ぞろいした。近年、DNA鑑定技術などの進歩で、過去の事件の新事実が発覚することも増える中、冤罪事件の当事者を始め、遺族、警察、裁判所、弁護士、報道関係者など、冤罪により人生を狂わされた人々の人間模様を重厚なタッチで描き出す社会派ヒューマンドラマ。同枠で放送され好評を博した「空飛ぶタイヤ」、「下町ロケット」の脚本家・前川洋一と鈴木浩介監督が3度目のタッグを組んだ。仲村さんは自らの記事によって、無罪の男性を犯人に仕立て上げてしまった雑誌記者を演じており、会見冒頭では「今日はみなさん、WOWOW社員と家族、そして私たちを傷つけないような記事をお願いします(笑)」とアピール。今回の役柄を通して「書くことの怖さを知った」と言い、「特にいまはtwitterやブログなど誰でも情報や思いを書ける。昔から『ペンは剣よりも強し』と言うが、いまはなおさらそういう時代」と語った。ちなみに実生活での“推定有罪”体験を聞かれると、「僕はきれい好きなので、少しでも部屋が汚れると真っ先に片付ける。するといろいろなものが行方不明になってしまって(笑)。良かれと思って片付けたのに…残念です」と家庭内での素顔ものぞかせた。一方、黒木さんは冤罪を生んだマスコミや警察を徹底的に糾弾する弁護士役。“デキる女”の裏で、苦しい過去を抱えるという二面性を持つ女性で「ミステリアスな様子があって、役作りは楽しかった。みなさん(マスコミ)を糾弾するのは、あくまでドラマの中だけなので、宣伝、よろしくお願いします」と笑いを誘った。仲村さんを辛らつな言葉で追い詰めるシーンは「いかに傷つけるかを考えながら、とにかくイヤな言い方にこだわった」(黒木さん)。実際、仲村さんは「僕はまるでサンドバッグ状態だった」と黒木さんとのヘビーな共演シーンをふり返り、「黒木さんのダンナさんに思いを馳せました…」と意味深な発言だった。連続ドラマW「推定有罪」は、WOWOWプライムで3月25日(日)より毎週日曜22:00~放送(全5話/第1話は無料放送)。
2012年02月13日12月30日(金)に開幕する『第90回 全国高校サッカー選手権大会』の組み合わせ抽選会が11月21日、都内で行われ、開幕戦は國學院久我山(東京A)対東海大五(福岡)に決まった。全国高校サッカー選手権大会のチケット情報國學院久我山の右高主将は「ベスト8を越えられるように自分たちのサッカーを信じて戦いたい」と意欲を語った。この他、昨年度優勝校の滝川第二を退け、初めて兵庫県代表の座をつかんだ市立西宮が山梨学院大付(山梨)と2回戦で対戦。青森山田(青森)は、2回戦で土佐(高知)と激突する。また、開会式での選手宣誓は奈良育英(奈良)の山田主将に決定。山田は「高校サッカーでパワーを与えられるように頑張りたいです」と話した。なお、出場48校は27日(日)に決勝を控える静岡大会終了後に出そろう。チケットは11月22日(火)より一般発売開始。
2011年11月22日新国立劇場演劇部門の2011/2012シーズンの幕開けを飾るシリーズ企画、【美×劇】-滅びゆくものに託した美意識-」の3作品合同制作発表会が9月9日、同劇場にて行われた。登壇者は演劇芸術監督の宮田慶子ほか。この企画は、同劇場の演劇芸術監督就任2年目に入る宮田が、日本の演劇人たちが日本人ならではの美意識をどのように作品に取り入れていったかをテーマに企画したもので、9月から11月にかけ『朱雀家の滅亡』『イロアセル』『天守物語』の3作品が上演される。昨シーズンでは翻訳物を取り上げた宮田は「今年は日本の芝居をやりたかった」と語り、「演劇は社会や時代を反映し変化を遂げてきたが、その中でも一本貫いていたもの、深いところでの日本人のアイデンティティ、日本独自の“美しさ”を探りたいと思った。そう考えると、日本人は滅びていくものや儚いものに強く惹かれる傾向がある」と企画意図を明かした。また自身が演出を手掛ける三島由紀夫の『朱雀家の滅亡』に関しては「三島独自の美しい流麗なセリフと強いテーマ性に加え、登場人物が生身の言葉を吐露しているところに魅力を感じる」と話す。出演は國村隼、香寿たつき、近藤芳正ら。國村は「三島さんの本はリアルに心情を表現すれば“こんな華美な言葉いらんやろ”と思うのですが、稽古を重ねていくうちに、言霊といいますか、言葉がパワーを持ってくるのがわかる」とその魅力を語った。第2弾は、宮田の「美意識という言葉が死語に近くなっている今、このテーマを受け留めていただくとどうなるのか」という投げかけに対し、倉持裕が書き下ろした『イロアセル』。倉持は「そのテーマを受け、マスコミ・ジャーナリズムが誕生し隆盛し、滅びるという話を寓話的に書きました」、また演出の鵜山仁は「しゃべる言葉に色がつき伝播していくという話。正直、こんなの初めてだなという作品です」とそれぞれ話した。出演は藤井隆、島田歌穂、剣幸ら。3作目は泉鏡花の『天守物語』。演出を手がける白井晃は「30年くらい芝居をやっているが、和の世界は初めて。鏡花の世界を真正面から味わい、変なアレンジは加えずにやりたい。どういう日本を発見できるか楽しみ」とコメント。また出演の篠井英介は「日本独特のファンタジーを体現したい。またこの3作品を観て、“日本ってイイじゃない”と新たに発見する機会になったら」と語った。ほかに平岡祐太、奥村佳恵らが出演する。それぞれ大正、昭和、平成に書かれた作品だが、この連続上演から浮かび上がる日本人の普遍的な美意識を改めて感じ取る良い機会になりそうだ。公演は、『朱雀家の滅亡』が9月20日(火)から10月10日(月・祝)まで小劇場にて、『イロアセル』が10月18日(火)から11月5日(土)まで小劇場にて、『天守物語』が11月5日(土)から20日(日)まで中劇場にて。チケットはいずれも発売中。
2011年09月12日松本人志監督第3作『さや侍』の完成披露試写会が6月6日(月)、都内で開催され、上映前に松本監督と主演の野見隆明、熊田聖亜、板尾創路、柄本時生、りょう、ROLLY、腹筋善之介、國村隼が出席しての会見が行われた。この日の朝、松本監督のデビュー作『大日本人』のハリウッドリメイクが発表されたばかりとあって、松本監督の生のコメントを聞こうと多くの報道陣が詰めかけた。松本監督はこの日の発表や『さや侍』のロカルノ映画祭上映といった海外での評価に触れ「僕が面白いと思うことが、“世界”を絡めてやれる状況が整ってきたようで嬉しい」と満足そう。「日本(国内で)の評価がまだ低いかな…」と苦笑しつつ「“笑い”を届け続けるしかないかなと思う」と決意を語った。さらに「スポーツ紙の“松っちゃん監督”というのはもう勘弁してほしい」と“お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志”という枠の中での国内の評価にやんわりと不満を示し「映画を壊してやろうというところから始まって、海外では割とすんなりと受け入れられたと思う。(国内の)知ってる人には“ヘタウマ”が通じずに“ヘタヘタ”と思われてるのかな。今回の作品で見方を変えてもらえると思います」と自信も。『大日本人』のハリウッドリメイクに関しては「普通は向こうに丸投げとなるけど、今回は何らかの形で参加する」と明かし、希望のキャストを問われると『大日本人』ではなく「『さや侍』をジョニー・デップでやりたい」とハリウッドNo.1の人気スターを指名した。今回の『さや侍』で松本監督からオファーを受けたキャスト陣は、ROLLYさん、國村さんはじめみな「(話を聞いて)小躍りしました」と喜びを語る。舞台俳優として活躍してきた腹筋さんは、監督が自分のことを知ってたことに感激していたが、松本監督は「腹筋くんはDVDを12秒くらい見ただけ」と肩透かしを食らわせ、これには共演陣からも笑いがわき起こった。また、柄本さんは板尾さんから「お父さん(=柄本明)は何か言ってた?」とふられ「オヤジは松本さんを見たくて、衣裳合わせの日に(用事を作って)のぞきに来たんですよ。でも見れなかったそうでヘコんでました」と明かし、これには何も知らずにいた松本監督も「マジで?」と驚愕していた。聖亜ちゃんは「すごく素敵な役で、幸せ者だと思いました」と喜びを語るが、撮影が始まってからも映画の撮影、しかも主演と知らされていなかった野見さんは「何も分からないまま、一生懸命やるしかなかった…」と心の内を明かした。そんな野見さんについて監督は「最初に『人に追われているように走って』と指示したら『助けてくれー!殺さないでくれー』って叫んでカット。最初は大変でした。でも時折、ヘタな役者じゃ太刀打ちできない顔を見せるようになった」とその成長を称えた。共演陣も印象的なシーンとして口々に野見さんのシーンを挙げ、初の演技挑戦とは思えない姿に称賛を送っていた。『さや侍』は6月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:さや侍 2011年6月11日より全国にて公開© 2011「さや侍」製作委員会■関連記事:松本人志デビュー作『大日本人』ハリウッドリメイク決定!“切腹を申し付ける!”『さや侍』音声ストラップを5名様プレゼント松本人志、『さや侍』で「理想の娘」を描くも子役からは主演男優に鋭いダメ出しが…待望の松本人志監督第3弾!!『さや侍』試写会に10組20名様ご招待松本人志監督『さや侍』予告編が到着!りょうや板尾創路らの姿も
2011年06月07日沖縄で、夢に向かう若者たちを応援すべく設立された音楽スタジオ「あじさい音楽村」の実話を映画化した『天国からのエール』の主題歌を、実際にこのあじさい音楽村の出身のガールズバンド、「ステレオポニー」が歌うことが決定した。地元の高校生たちがバンドの練習ができる場所がないことを知り、地元で弁当屋を営む仲宗根陽(なかそねひかる)さんが借金をしてまで作り上げた無料のスタジオがあじさい音楽村。映画では、仲宗根さんをモデルにした主人公・大城陽に阿部寛が扮し、病に冒されながらも、彼が若者たちを熱く応援し、夢を追うことの大切さを伝え続ける姿が描かれる。2008年にメジャーデビューを果たし、2009年2月に発売したセカンドシングル「泪のムコウ」がオリコン週間シングルランキングで初登場第2位を記録するなど、ガールズバンドとして脚光を浴びるステレオポニー。メンバーのNOHANA(ベース)は中学生の頃に県外から沖縄の高校を受験し、仲宗根さんが身元引受人となり、彼の元で練習を積んだ。あじさい音楽村のライヴの常連だったヴォーカルのAIMIは仲宗根さんにスカウトされ、彼女のクラスメイトのSHIHO(ドラム)を加え、あじさい音楽村でステレオポニーは結成された。今回、『天国からのエール』の主題歌となる楽曲は、亡くなられた仲宗根さんへの言葉にならない感謝の思いを込めて書き下ろした「ありがとう」。嘘のないありのままの言葉、切なくも力強さにあふれるメロディが映画のエンディングに“真実の感動”を与える。ステレオポニーからは「私たちステレオポニーの人生を変えてくれ、『音楽』という夢を与えてくれたのがニイニイ(=仲宗根さん)です。この映画を観て、ニイニイに対する感謝の気持ちがまた涙となって溢れました。『天国からのエール』という作品が現実と向き合う機会をくれて、私たちが本当にニイニイに伝えたかったことをそのまま曲にしました。ちゃんと言葉にできたのか私たちにもまだ分からないけど、それでもこの曲をニイニイが空の上で聴いてくれて、きっと笑っているんじゃないかなって信じています」と楽曲に込めた気持ちを明かす。また熊澤誓人監督は「大切な人を想う気持ちが溢れている彼女たちのまっすぐな歌声が自然と胸に響き渡り、いとおしさや優しさで涙がこぼれてしまう。エンディング曲という範囲を飛び越えて、もはやひとつのシーンとなっている」と絶賛。夢の大切さを熱く語った仲宗根さんの思いは、彼が亡くなっても残り続ける。それがこの主題歌で改めて証明されるはずだ。『天国からのエール』は現在開催中の沖縄国際映画祭で上映され、10月に全国にて公開される。特集「よしもと芸人が贈る!沖縄国際映画祭2011」■関連作品:天国からのエール 2011年10月より全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:桜庭ななみのバンド仲間が明らかに!『天国からのエール』に矢野聖人ら期待の新鋭阿部寛の最新作『天国からのエール』が沖縄で撮影開始!ミムラ、桜庭ななみら出演
2011年03月25日映画『相棒−劇場版II−』のプレミアムイベントが12月14日(火)、東京・六本木ヒルズ内で行われ、主演コンビの水谷豊と及川光博らキャスト陣15人がファン約1,650人を沸かせた。六本木ヒルズアリーナでのレッドカーペット・イベントでは、約2時間かけてファン約1,000人に握手、サインなどのサービス。その後、ステージに上がった水谷さんは、ますます沸き起こる大歓声に「サンキュ!」と上機嫌。「これだけの人が喜んでいてくれるなんて、公開していないのに感無量です。僕たちにとって、嬉しい記念の一日になりそう」。及川さんも「40代になって、こんなにもドキドキワクワクするもんなんだなと、目頭が熱くなりました」とコンビ揃って感激しきり。及川さんが、水谷さん演じる警視庁特命係警部・杉下右京の2代目相棒の警部補・神戸尊として「相棒」シリーズに加入したのは、2009年3月放送のTVシリーズ「Season7」最終話からで、劇場版へは今回が初参加。「大きなチャンスを得ることは、大きな責任を背負うことになるんだと思いました」と大役の手応えを改めて口にした。ファンから「ミッチー!」の声援が飛び交ったが「ミッチーじゃないよ!」とこの日ばかりは神戸になりきっていた。その後はTOHOシネマズ 六本木ヒルズへ場を移し、試写会上映前に和泉聖治監督を加えた16人で、観客約650人に向けて舞台挨拶。今回のゲストで悪役を演じる小澤征悦は「『相棒』の世界観が大好きだった。スタイリッシュで大人のウィットに富んでいて」と出演の喜びを改めて吐露。また劇場版でヒロインを演じる小西真奈美は寒空の下、ノースリーブで一部シースルーのセクシーな黒のワンピースを身にまとって登場。シックな色気をふりまき、キャスト陣紅一点のお色気担当の役目を見事に果たして、カメラマンのフラッシュ放射を浴びていた。ほかに同じく劇場版ゲストの國村隼、シリーズレギュラーの岸部一徳、川原和久、山中崇史、六角精児らが出席した。『相棒−劇場版II−』は12月23日(木・祝)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)特集「初心者のための『相棒−劇場版II−』講座」■関連作品:相棒−劇場版−絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン 2008年5月1日より全国東映系にて公開© 2008「相棒−劇場版−」パートナーズ相棒−劇場版II− 2010年12月23日より全国にて公開© 2010「相棒-劇場版II-」パートナーズ■関連記事:10周年記念『相棒』プレミア試写会&レッドカーペットに女性限定2組4名様ご招待あの2人が難事件に挑む『相棒−劇場版II−』パズル型コースターを3名様プレゼント相棒劇場版ヒロイン小西真奈美に及川&小澤「いい匂いがする」10歳の誕生日を迎えた「相棒」シリーズ待望の劇場版続編の公開が決定!次のスピンオフは角田VS伊丹?おなじみのメンバーも駆けつけ『鑑識・米沢守』公開
2010年12月15日映画『オカンの嫁入り』が9月4日(土)に公開を迎え、主演の宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太、國村隼、呉美保監督が都内劇場で舞台挨拶を行った。大竹さんは劇中、白無垢の花嫁姿を披露しているが、感想を尋ねると「最初は恥ずかしくて恥ずかしくて、『着たくない!着たくない!』って言ってたんですが、実際に着てみたら、だんだん無口になって、喜びが満ちあふれてきました」とニッコリ。宮崎さんもそのシーンをふり返り「かわいらしくて幸せな気持ちになりました」と笑みを浮かべたその大竹さん演じる陽子の15歳年下の婚約者を演じた桐谷さん。同日公開の『BECK ベック』の舞台挨拶との“ハシゴ”となったが元気はつらつ!「健ちゃーん!」という歓声に「僕もそんなことを言っていただけるようになったんですねぇ」としみじみ。大竹さんとの共演については「僕はずっと好きでですからね、出会う前から。役だけでなく、プライベートでも仲良くやってるんですよ」と熱愛宣言?國村さん曰く「現場もこんな感じ。桐谷くんがひとりで振っては自爆して。ボケがボケにならなくて」と優しい口調で厳しいダメ出し。それでもめげずに桐谷さんは15歳の“年の差婚”について「イイ女は何歳になってもイイ女。語弊があるかもしれませんが、幼稚園児だろうがばあちゃんだろうがイイ女はイイ女!年齢なんて数字です」と堂々と持論を展開するも、会場はシーン。客席からの「頑張って!」という声援に苦笑いを浮かべていた。ちなみにそんな桐谷さんについて大竹さんはひと言、「慣れてますから」。宮崎さんも「私もしのぶさんと同じです」とあっさり。会場は笑いに包まれた。『オカンの嫁入り』は角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。映画『オカンの嫁入り』“迷い犬ハチを探せ”キャンペーン■関連作品:オカンの嫁入り 2010年9月4日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010『オカンの嫁入り』製作委員会■関連記事:『オカンの嫁入り』呉美保監督が明かす、大竹しのぶと宮崎あおいが母子になった瞬間宮崎あおい×大竹しのぶ初共演作『オカンの嫁入り』試写会に20組40名様ご招待桐谷健太の熱烈求愛に大竹しのぶ引き気味?宮崎あおいからは「たまに会うと良い人」宮崎あおいと大竹しのぶが母娘役で初共演!『オカンの嫁入り』撮影快調
2010年09月04日映画『相棒−劇場版II−』(仮題)の製作報告会見が8月9日(月)、東京・東映大泉撮影所で行われ、小西真奈美、小澤征悦らゲストキャストが初お披露目された。2000年6月に初放送された人気刑事ドラマシリーズの10周年を飾る劇場版第2弾で、警視庁幹部12人を人質にとられた警視庁籠城事件に、特命係係長の杉下右京(水谷豊)と相棒の刑事・神戸尊(及川光博)が挑む物語。レギュラーメンバーに加え、警視庁の元組織犯罪対策部の刑事という経歴を持つ犯人・八重樫哲也を小澤さん、八重樫の警察学校時代の同期で総務部装備課・朝比奈圭子を小西真奈美、ほかに宇津井健、國村隼らが出演する。6月25日(金)にクランクインし、国内での撮影を終え、明日10日(火)から13日(金)までのフィリピンロケをこなしてクランクアップ予定。TVシリーズと劇場版第1作に続き和泉聖治監督がメガホンを取っている。“相棒”コンビとの初共演の感想を司会者から求められた小西さんは「3人のシーンを控えてメイク室で一緒になったんですが、先に水谷さんが出ていくときに『ご縁があったらまた後ほど』っておっしゃった。何て返していいか…と思っていたら、及川さんが『そうですね、ご縁があったら』と返したので、ああ、この2人は本当に相棒なんだと思った」とエピソードを吐露。すかさず及川さんが「先輩(水谷さん)は、ちょいちょいユーモアを挟むんです」と突っ込むと、水谷さんは「だって人生、何があるか分かりませんから。メイク室を出た後に…」と冷静に切り返す“右京節”全開だった。今度は及川さんが小西さんとの共演の感想を求められると「楽しかったですよ、明るくて…いい匂いがしました」。同じ問いに小澤さんも「初めてだったんですけど、すごくいい匂いがしました」と揃って萌え気味。小西さんと会場の笑いを誘った。一方、自身にとっての相棒を尋ねる質問に、小澤さんは「家族」。食道がんとの闘病から生還し今月1日(日)に復帰会見した父で世界的指揮者・小澤征爾さんへの思いを垣間見せた。この最新劇場版に先駆け、10月からドラマシリーズ「相棒season9」が放映予定。『相棒−劇場版II−』(仮題)は12月23日(木・祝)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:相棒−劇場版II−(仮題) 2010年12月23日より全国にて公開
2010年08月09日宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太らが7月28日(水)、出演映画『オカンの嫁入り』の完成会見ならぬ“完成披露宴”に出席。桐谷さんの、役柄を超えた大竹さんへの“求愛”が、宮崎さんら登壇陣を含め会場を笑いに包んだ。作家・咲乃月音の「さくら色 オカンの嫁入り」(宝島社文庫刊)の映画化作品で、15歳も年下の男との再婚を突如宣言したオカン(大竹さん)とそんなオカンの行動に戸惑う一人娘・月子(宮崎さん)、そして彼女たちを温かく見守る周囲の人々の姿を描いたハートフルストーリー。披露宴ということで、一同は着物姿。黒地のシックな着物と短く揃えた前髪が印象的な宮崎さんは、大竹さんとの初共演について「人見知りなので、最初の本読みでは自己紹介と『よろしくお願いします』とだけしか言えなかったんですが、(撮影が行われた)京都に入ったら自然に空間を共有できました。ひとつひとつのことが勉強になり、そばにいられて幸せでした。とってもキュートな方です」と笑顔で語った。大竹さんも宮崎さんの言葉に頷き、「あおいちゃんはしっかりしてて素晴らしい女優さん。あえてコミュニケーションを取らずとも、無理せずにそこにいられました。寒い京都でみんなでコタツに入って喋ったり、おいしいものを食べに行ったり本当に楽しかった」とふり返った。また、作品について尋ねられると宮崎さんは「母親との関係に悩んでいる同世代の友達に勧めたい。母親と一緒にいるのは当たり前と思っているけど、人生の中で親と一緒にいられる時間は短い。その大切さ、尊さを感じてほしい」と真摯な表情で語ってくれた。同じく真摯な表情で語りつつ、なぜか発言ごとに登壇陣を含め、会場の笑いを誘っていたのがオカンの年下の婚約者を演じた桐谷さん。ワイドショーで流れる婚約会見ばりに「互いのどこに惹かれたのですか?」というムチャ振りの質問にも「好きになることに理由ってないんですよね。理由があるってことは終わりがあるってことでして。“吸盤”のようにひっつくような感じです。(大竹さんは)チャーミングで優しくて、気を遣ってくださる方で…大好きなんです!」と熱愛宣言。その勢いのまま「どうですか?」と大竹さんに返事を求めるも大竹さんは「“吸盤”という言葉が出た時点で『終わったな』という感じですね…。好きになるのに理由がないように嫌いになるのにも理由がない」と引き気味…。桐谷さんは別の質問の際にも「(大竹さんを)骨の髄まで抱きしめられるか…骨の髄まで!(役柄を超えて)桐谷健太を好きになってほしい」などと猛チャージをかけ会場を笑いに巻包んだ。大竹さんは「その気持ちにこれっぽっちも応えられず…」と申し訳なさそうに答えていたが、最後には熱意に打たれたのか「人生は自分のものであって子供のものではないので、こんなヤツだけど選んで生きていきたい」とあきらめたような(?)表情で語った。そんな“義父”桐谷さんについて尋ねられた宮崎さんは「たまに会うと良い人だし面白い。たまに会えたらと思います」と婉曲的に拒否姿勢?会場は再び笑いに包まれた。この日は呉美保(お みぽ)監督、共演の絵沢萠子、國村隼も出席。また、“披露宴”らしく本作に友情出演を果たしている友近、呉監督の実の“オカン”から届いた心温まる祝電なども紹介された。最後には、定番のケーキカットも行われたが、用意されたケーキのてっぺんにはオカンと月子の姿をかたどったお菓子の人形が。なぜか、披露宴のもう一人の主役であるはずの桐谷さん演じる研ニの姿はなく、桐谷さんは首をかしげていた。監督、大竹さん、宮崎さんの3人がケーキカットを行うと会場は拍手に包まれた。『オカンの嫁入り』は9月4日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。■関連作品:オカンの嫁入り 2010年9月4日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010『オカンの嫁入り』製作委員会■関連記事:宮崎あおいと大竹しのぶが母娘役で初共演!『オカンの嫁入り』撮影快調
2010年07月28日北野武監督最新作『アウトレイジ』が6月12日(土)に初日を迎え、東京・新宿ミラノで北野監督と加瀬亮、椎名桔平ら個性派キャスト10人が舞台挨拶に勢揃いした。ある暴力団組織内の抗争を描いた、北野監督9年ぶりのバイオレンスで、キャスト陣は揃って北野組初参加。北野監督は「どうも監督の山田洋次です」と笑わせつつ、「こういったキャリアのある役者さんを揃えると、ホントに楽なもので勝手にやってくれる。本当にありがたかった」と感想。対照的に、キャスト陣は撮影をふり返り、緊張や戸惑いを吐露。小日向文世が「本当にシャイな方で現場で目を合わせてくれなかった」と悲哀タップリに話したが、北野監督は「ホモじゃないんで。女優さんだったら現場でやたら付け回すんですけど」とおトボケ。キャスト陣と観客を笑わせた。さらに三浦友和は「監督からは…何があったんだろう?ほとんど指示をしてくださらなかった。見放されているというか…以上です」と苦笑い。國村隼も「私もそういえば現場では監督から特に…」と話し、三浦さんと見つめ合って「ね!僕ら見放されていたね」と傷のなめ合い。杉本哲太も「自分もほとんど何も」。塚本高史も「僕もないですね…」。MCが「ということは、あの演技はみなさんが自分で作り上げたということ?」と尋ねると、北野監督は「ええ、楽屋にマリファナを焚いておいてですね、そのまま出ていけばみんな勝手にやって帰ってくれる、っていうくらいでしたね」と得意の毒舌回答。唯一ベッドシーンのあった色男担当の椎名さんも、「6時間かけて刺青を描いて、さあベッドシーンだと思って現場に入ったら、監督が入られて助監督さんから監督からと前置きされて『普通にやって』って。困っちゃったんですよね、まあやりましたけど」と苦情。北野監督は「『血と骨』をやったときに、崔洋一って監督と殺陣師の二家本さんっていう太った男2人が、鈴木京香と私(たけしさん)って見本を見せたんですけど、デブの男2人が絡んでのたうち回っていて、地獄絵図のようだったので、見ててこの業界、辞めようと思った」とラブシーン演出を放棄した理由を説明。またしてもキャスト陣を笑わせた。一方、試写会などで怪演の前評判が高い加瀬さんは「監督はどうしたものかといたく苦労されたと思いますが、いろいろ付け加えてくださって、(自分のヤクザ役を)成立させてくれた」と感謝の弁。締めに北野監督は「この映画を2回観ると、がんが治ったり階段が上れるようになったり、家出した息子が帰ってきたり、いろいろいいことがありますから」と観客に珍メッセージを送っていた。『アウトレイジ』は丸の内ルーブルほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)北野武監督インタビュー■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会■関連記事:カンニング竹山主演作初日挨拶で北野監督新作タイトルを3連呼北野武監督インタビューキタノはいかにして加瀬亮を“ヤクザ”に仕立て上げたのか?モナもシビれた!北野監督作『アウトレイジ』女性座談会ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5社長になってほしい俳優といえば?【カンヌレポート 最終回】バルデム受賞にペネロペ涙!最高賞はタイ作品
2010年06月12日